外でお茶する環境を作る その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?

お湯をボトルで用意した上でコーヒーをその都度ドリップしていただくのに、コーヒーを粉の状態で持ち歩くのか、豆で持ち歩いて飲む都度コーヒーミルで挽いてからドリップするのかによって準備する器具も違ってくることになります。

出発前に用意したお湯の分だけコーヒーを持って行くだけだったり、現地で使う分だけ購入するつもりで出発するなら豆を挽いた粉の形で持ち歩き、ドリッパーとフィルターの他にはコーヒーを入れるための容器だけでいいのですが、心配なのは味がどのくらいで劣化するのかということでしょう。

細かく言えば、コーヒー豆を焙煎した状態からすでに劣化が始まるのだそうですが、コーヒー豆を焙煎して新鮮な状態は1週間、粉に挽くと3日間で新鮮さは失われるという話をネット上で仕入れたのですが(当然ながら賞味期限とは別の話です)、本当においしくコーヒーをいただこうとすると、できるだけ早く飲み切りたいと思えます。

となると、2泊から3泊ぐらいの旅行で挽いた粉を全て飲み切るくらいなら粉にした状態のものも持って行くのもありだと思いますが、私が一般的に一度に購入することが多い200g単位で購入した粉は、一杯10グラムの場合は20杯もあるわけで、さすがに旅行中の消費は難しいと思えます。粉と比べると豆のまま保管した方が風味が保たれるなら、必要に応じて少量の豆のまま持ち歩くことを考えた方がいいのではないかと個人的には思います。出先で直接購入する場合の豆の量は一人か二人で飲むなら100gぐらいで十分ではないでしょうか。

私の場合は日常の食事の後では緑茶を飲むことが多いので、コーヒーのストックが多すぎるとかなり余らせてしまう可能性があるので、豆は主に冷凍庫で保存し、必要に応じて持ち出すか旅行に出た先でコーヒー豆を少量購入し、余った豆もできるだけ早めに消費するような感じで考えるのが無難だろうと思います。逆にそう考えると必ずしも高額な高級品を購入するよりも、お店のおすすめの安いブレンドで十分なような気もします。

そうなるとお茶セットの中にコーヒーミルを加える必要が出てくるのですが、どこへでも持ち出せるコーヒーミルとしてお勧めなのは、私よりはるか前から多くの人が山でコーヒーを楽しむのに使っているポーレックスの「コーヒーミル ミニ」がバックに収まるサイズとしては適当でした。その大きさが特徴なのですが、やはり便利なのはハンドルを取り外して収納に邪魔にならないところです。この大きさで、一回に20グラムの豆を処理できます。もちろん、挽き方も自由に調整できます。

ハンドルは取り外したら写真のように側面にセットし、邪魔にならずにまとめることができます。これに100円ショップで売っているシリコン製の鍋敷きを巻くことで、他の物と当たって傷つくことを防ごうと思って一緒にしています。

さらにこのコーヒーミルの中は金属製の刃ではなくセラミックのもので、豆に金属臭を付けず、簡単に分解ができます。複数の種類の豆や、カフェインレスのコーヒー豆を挽き分ける場合には、神経質かも知れませんが、分解してミルの中に残ったコーヒーの粉や、コーヒーの色の付いた部品のところを歯ブラシなどを使って丁寧にこすれば、刃がセラミックであることもあってかなり清潔に使えます。

写真の中に写っていますが、過去に災害用にと用意したケース付きの歯ブラシの一本を清掃用に下ろしましたが、いい感じでバッグに詰められ、出先でも役に立ちます。以前から使っているコーヒーミルではそう頻繁に手入れをすることはなかったのですが、このコーヒーミルは小さい分まめに掃除ができ、毎回より美味しいコーヒーをいただく上で、なかなか良くできているという感じがします。

何よりコーヒーが好きな人は、粉で買ったコーヒーをすぐにドリップするよりも、いったん豆を粉にする行為自体が好きな人もいるでしょう。豆を挽く時には一気にコーヒーの香りが広がりますし、これからコーヒーを飲もうという感情がだんだん盛り上がっていくようです。今回改めてこのコーヒーミルを使ってみて、国産の丁寧に作られている物の良さを改めて感じることができました。

荷物を少なくするためにはコーヒーは粉にしたものを持ち歩けば、バックの空き容量は増えてその分入れられるものも増えるわけですが、単に荷物が減ったから良かったとならない不思議な魅力がこのコーヒーミルにはありました。今後も末永くお茶セットを使い続けるためには、実に欠かせないグッズになりそうです。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ
その10 バッグに入り切らないものは入れ替える
その11 市販のティーポットの「フタ」を活用する


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