月別アーカイブ: 2023年7月

車のドアをぶつけて他の車に傷を付けずらくするためのドアモールを両面テープ不用のものに交換

先日のお出掛けでスマホがあわやリセット寸前になるトラブルに遭遇したばかりなのですが、その後、さらなる問題が自分の車で起きる直前であるのに気付いてしまいました。というのも、自分の車にはドアを開けた時に隣の車などにぶつけてしまっても相手の車に傷を付けにくくするためのドアモールを4つあるドアの全てに設置していたのですが、車から降りた時に、両面テープでくっついているはずのドアモールがかなり広範囲にはがれてきてしまっているのを見付けてしまったのです。

これをそのまま放置してしまうと、走行中にもしモールが落ちてしまったら他の車の通行に迷惑になりますし、もし高速道路で落としてしまったら、道路管理を行なっている方々が命がけで片付けるような事になってしまいます。走っていてただ物を落としただけでも、高速道路の追い抜き車線にモールが落ちてしまったら、それを拾いに行くことがどれだけ危険なことかわかるのではないかと思います。高速道路のトラブルでは、たとえ路肩に車を停めていても、人間は高速道路の外で安全を保つようにしないと、命の保証ができないのが高速道路の恐さです。ということで、すぐに危険な古いドアモールを全て剥がし、新しく両面テープが必要ないはめ込み式のドアモールを設置することにしました。

蛇がとぐろを巻くような形ですが、これが今回購入したドアモールです。ゴムの中には金属の部品が入っているので、押し込むことでぴったりとはまるようになっています。自分の車の色は黒なので付けると目立たなくなります。比較的簡単に切ることはできますが、中に薄い金属が入っているので、切り口で手を切ったりしてしまわないように注意しましょう。また、普通のハサミだと金属部分まで切れないかも知れませんし、無理に切ると刃を痛めてしまう心配もあるので、できれば金属も切れるハサミで加工するのがおすすめです。

このように、カーブする後部のドアにも強くはめ込むだけで、切れ込みなどを入れなくてもそのまま装着することが可能で、写真のようにきれいに仕上がります。脱着も簡単なので、いったん外してまた付けてといったことも可能です。私の車では一応10メートルのものを買いましたが、それほど価格も高くなく、かなり余っているので、もし付けたモールが駄目になってしまった場合には改めて付け換えることも可能なので、いざという時のために残りは取っておくことにしました。詳しい耐久性については今後車を使っていて気付いたことがあったら、この内容に付け加えるような形で報告させていただきたいと思います。


真夏の車中を決して甘く見ないよう人だけでなくスマホの車内放置についても気を付けたい

毎年夏は暑いとは言いながら、2023年の夏は本当に暑いですね。ただ、先日その夏さを甘く見てしまい、とんでもない事になりかけてしまったので、自戒の意味も込めて紹介させていただきます。というのも、その日はちょっと市外へと車で出掛ける際、データ用に利用しているスマホを運転席側のエアコン吹き出し口にセットしてカーナビ用に使っていました。エアコン吹き出し口にクリップで付けるスマホホルダーを使うことで、エアコンの冷気をスマホに当てれば熱暴走を防ぐことができるのです。

その時も問題なく目的地に着き、ちょっとした用事を済ますために車から降りたのですが、ちょっとの時間だからとついスマホをそのままにして車から出てしまいました。ただその時にはフロントガラスのところに日よけのサンシェードをセットしてから外に出ました。しかし、そうした対策も虚しく車内温度は結果的に上がってしまっていました。

車に戻ってから改めてスマホを操作しようとしたら、いきなり本体に本体の温度が上がっている警告のようなものが出まして、とにかく本体を冷やそうとスマホホルダーにセットしてエアコンを付けたのですが、そこでいきなり本体が再起動したと思ったら、何やら実に恐しい表示になりました。というのも、スマホを購入してから最初に見たようなシステムの言語を選択するような画面になってしまったので、これはもしかしたら本体のメモリーが全て飛んでしまったのか? と正直思いました。

とりあえず、まず電源を切って本体を冷やし、十分本体の温度が下がったことを確認してから改めて電源を入れ直したのですが、そこで何とかいつも見慣れたホームの画面が出てきた時には心底ほっとしました。今回の事は本当にラッキーだったと思うとともに、これからは本当にちょっと車から離れる時でもスマホやタブレットを車内で使っている場合は持ち出すか、ダッシュボード近辺から離して収納することを徹底しないと、例えば車旅で便利に使っていれば突然全ての機能が使えなくなってしまうリスクになります。さらに、外から見える状態でスマホやタブレットを置いたまま外に出てしまうと盗難に遭うリスクも出てきますので、そうした防犯という点からも、車を離れる時にその処置を気を付けることをしなくてはと思いました。

車内を締め切って外に出て、中に小さな子供を置いたままにした悲劇についてはニュースにもなりますが、高温で駄目になるハードについてもその管理についてシビアに考えるべきだということを改めて思いました。みなさんも、ほんのちょっとと思っても特に今の時期はとんでもなく車内の温度が急激に上がることはありますので、車内にスマホタブレットを設置したまま放置しないように気を付けてもらいたいです。


非常用ラジオは一台に限定しないことでいざという時には便利に使えるようになるのでは?

少し前のブログに書きましたが、もし大きな災害でインターネットからの情報収集が難しくなった場合、さらに大規模な停電も起こってしまった場合、明かりとともに必要だと思われるものに「ラジオ」があります。いわゆる「非常用持出袋」に入れっぱなしにしても大丈夫ということで過去のブログに書いておすすめしたのが東芝のTY-JKR5という手回し発電機能が付き、発電した電気をキャパシタ(コンデンサー)に蓄える仕組みのラジオでした。

東芝ではTY-JKR5の後継機としてTY-JKR6というラジオも出しています。こちらのラジオはアナログのダイヤル式チューニングではなく、液晶搭載で直接周波数表示ができ、良く聞く放送局のメモリーもできるようになっていたり、LEDライトもランタンモードを備えていたりしています。基本は全てボタン式になっていますので、昔のラジオだとチューニングが合っているのかわかりにくいような場合には良いかと思いますが、その分一分間手回しでラジオを聞くことのできる時間は少なくなっています。個人的にもこの新製品を買うかと言われれば微妙と答えることになるでしょう。ただ今回新たに調べていて新しいラジオの情報が入ってきましたのでそれをまずはお伝えします。

元々、スープーキャパシタを手回し発電ラジオに搭載して製品を作ってきたブランド名「KOBAN」の太地ホールディングスで、雑誌「通販生活」向けに紹介されている手回し発電ラジオがあります。それが「ECO-303」という型番のラジオなのですが、ここではTY-JKR5との比較という点で紹介していきます。

防水仕様でアナログチューニングというのはTY-JKR5と同じなのですが、この製品では従来よりスーパーキャパシタの容量が大きくなっているのではないか? というデータを調べていて見付けてしまいました。比較対象として一分間に150~180回ハンドルを回すことでどのくらいラジオがスピーカーから聞けるかというデータなのですが、TY-JKR5は約35分なのに対し、ECO-303では約40分となっています(AM放送をスピーカーで聞いた場合)。コンデンサの容量表示でも「3V 20F」という表示があります。TY-JKR5も「3V」という表示はありますが、わずかですが聞ける時間(カタログ値)は少ないですね。

ちなみに、後継機のTY-JKR6では「2.7V」と元々少ない上にAMスピーカー利用の場合は同じ条件で約15分ということなので、液晶画面やボタン操作に電力がかかっていることが想像されます。

ただ、このくらいならまだTY-JKR5の方が良いかなとも思うのですが、人によっては圧倒的にECO-303に興味がわくと思われるのは、手回し発電を行なわないでも利用できる乾電池が、TY-JKR5の単四2本ではなく、より容量が多い単三2本で使う仕様になっているということです。エネループをラジオ用の電池としてECO-303と一緒に、パッケージを開封しないで保管しておくと、現在販売されているスタンダードもでるでは、満充電から10年間保存していても約70%の容量をカタログ上で保証しているので、パッケージを開いてすぐに使える可能性が高いです。エネループスタンダードもでるの単三の容量はmin 2000mAhで、単四になると半分以下のmin 800mAhとなり、ECO-303で単三エネループを使うと、手回ししなくても聞けるだけの時間はかなり増えるでしょう。

ただし、こうした乾電池およびエネループを災害時にも充電してラジオの聴取に利用するのであれば、もう一つ違った選択肢もあります。どういうことかというと、手回し発電ラジオは乾電池を使わないようにして、それとは別に単三2本で動く自分が常用できるポケットラジオを別に用意するというパターンです。

というのも、TY-JKR5もECO-303も、ネットの口コミにも出ていますが、本体をコンパクトに作るためにFM放送用のロッドアンテナが短く、近くに放送局があれば良いですが、災害時に情報を発信するコミュニティFM局の電波をうまく捉えられないような場合があるのです。これは、本末転倒な感じもしますが、世の中は今までAM局が中心となって情報発信を行なってきましたが、今後はより細やかに地元の情報を知りたいなら、コミュニティFM局の方が優れている部分もありますし、夜になるとAM局が他国からの大きな出力による放送にかき消されてしまう地域の場合、ワイドFMで同時放送をしているAM局を聞くためにはFMの感度を高くする必要が出てきたものの、今の防災ラジオはあまりそうした事情が考慮されていないという事情もあります。

そこで、これらの災害用ラジオよりロッドアンテナが長く、単三2本で動くポケットラジオは国内・国外メーカーから数多く発売されているので、乾電池(できればエネループを推奨)用の自宅で聞くラジオとして2台体制にして持つ方が、手回し発電ラジオで一本化するよりも良い結果が出る場合もあるのではないでしょうか。

国内メーカーのパナソニックやソニーでも単三2本タイプでアナログチューニングタイプであれば2~3千円台で買えますし、デジタルで放送局をプリセットできるタイプでも5千円もあれば十分購入できます。ラジオの性能という点では日本よりも中国のメーカーの方が良いという話もあるので、中国メーカーのラジオを持つのもありでしょう。ただし、中国メーカーの小型タイプのラジオは単三2本ではなく3本のものが多いですし、本体の操作方法にも慣れが必要なので注意は必要ですが、多機能でさらにはFM・AMだけでなく短波放送も入感することで、地元の放送が聞けなくても全国エリアの短波放送や、海外から聞こえてくる日本語放送が聞け、さらに情報の入る幅を広げるラジオを導入する手もあります。どちらにしてもポケットラジオではうまく入らないようなコミュニティFM局をきちんと聞けるラジオを、防災ラジオとは別に持つということは大事だと思いますので、もし興味があるようでしたら家電量販店のラジオコーナーにも注目してみるのも良いと思います。


ネットオークションやフリマを活用してお店で買うとそれなりにするものを安く手に入れるためには

昔はかなり積極的にネットオークションに出品し、不用なものを売ることでお小遣いを得ていたのですが、最近は売るものがそれほどないということもあるかも知れませんが、フリマを含め購入専門になってしまいました。ただ、ネットオークションで安く買えるかな? と色気を出したものが競ってしまい、買うことは買えたもののそれなりに割高になってしまった苦い経験を今年になってからしているので、ここ数ヶ月はフリマのサイトを見て、安く買えそうなものがある場合に購入することにしています。

直近では、ネットに接続する機器を増やしたことで、Wi-Fiルーターの出力だけでは有線で繋げる機器が限られてしまったため、接続できる機器を増やすためのスイッチングハブをフリマで購入しました。ただ、フリマでも最新の製品になるときちんと価格調査がされていてそれほどお安くはないので、古いものなどでも良いと、かなり割り切ることがフリマを便利に利用して実用品を購入することのポイントになるだろうと思います。

私がスイッチングハブに求める条件は、電源がACアダプター方式でないこと(テーブルタップに複数コンセントを差せなくなるので)に絞りました。速度的には自宅の光回線はモジュラージャックから取る古い設備を使っていることから、最大100Mbpsまでしか出ないので、多少古いものでも全く問題ありません。スペックが低く、さらには本体のみ出品でそこまで強気な値付けができなさそうなものから物色したら、送料込みで600円の中古のスイッチングハブを見付け、入手しました。大きな傷はなく、動作も問題なく、自宅にいながらにして程度の良い中古を購入することができて、個人的には満足しています。

そういう意味では特にフリマというのは出品者が必要ないと思うものを出品し、自分の価値基準で値を付けるので、売れなければ値を下げるようなこともあるということで、自分の役に立つものを安く探す楽しみがあります。私のブログではあまり多くの人が注目しないものに焦点を当て、その魅力を紹介するような事もあるのですが、商品に関する情報のあるなしでかなり価格に差が出てくることがあります。そうしたものを多く見付ければ見付けるほど、普通にお店で買う場合には定価になってしまうものが、かなりの安値で買えるようになるのです。

リサイクルショップのようなお店での購入については、もはやほとんどのお店がネットオークションやフリマに同時出品をして、販路を広げているようなところもあります。そうしたネット販売をしているということは、ネット上の相場をきちんと調べて売値を付けているということになるので、店頭での買い物を含めてなかなか「掘り出し物」に当たらないというような流れになってきています。リサイクルショップは自ら利益を上げてなんぼの商売ですから、かつてのようにネットに流せばそれだけで利益が出るようなものというのはかなり少なくなっているのではないかと思います。ですから、運が悪ければ買ったもものの全く使えないというリスクを考えつつ個人出品者から購入する場合、それほど高いものは買わずに買い物を楽しむくらいが良いのではないかと思います。

私自身はせいぜい2~3,000円くらいのものを上限にして、ジャンク品であれば外れても恨みっこなしという感じで、リスクの少ないゲームといった趣でチャレンジするのが良いのではないかと思います。もちろん事実と異なる説明を付けて売るような悪質な出品者に当たったら返金請求もするかも知れませんが、ネットで具体的な商品の性能や相場価格を調べながら、出品者が気付いていないようなポイントを見付け、結果的に自分にとっては有益な品を見付けて安く購入できればと思っています。今後もネットオークションやフリマをうまく使い、買い物の面白さというものをこれからも感じていきたいですね。


もはやモバイル環境であっても生配信動画を安定して見られる環境が必要になっているのではないか?

ここのところ、夏の大きなスポーツイベントが重なるように開催されています。多くの人が生で見たいと思われるコンテンツは少なくないと思うのですが、残念ながら昔のように地上波テレビで中継されるのが当り前という事ではなくなってしまいました。

これを書いているタイミングだけて書いてみると、高校野球の地方大会については他の競技への配慮からネット中継に切り替わり、以前であれば地上波のゴールデンタイムで放送されていただろうと思われる、日本国内で開催されたWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、スティーブン・フルトン対井上尚弥の一戦は、Lemino(NTTdocomoの動画配信サービス)が独占中継し、無料登録すればネット経由で見られるものの、テレビの大画面で見るには、それなりの知識が必要になります。

同じく国内で行なわれている世界水泳は、決勝種目こそ地上波中継ですが、午前中の予選はBS放送での中継になり、バレーボールのネーションズリーグも結局は地上波での中継でなく全てBS波のみでの中継でした。さらに、女子のサッカー・ワールドカップについては、日本チームが出場しているのに予選リーグの1戦2戦はBSのみでの放送で、3戦目にようやくNHKの地上波で放送されるような予定になっています。

このような状況になってしまった背景には、テレビ離れということもあるのですが、多額の放映権料をテレビ局が負担することができなくなった懐事情にも関わってきます。さらに言うと男子のサッカーワールドカップや大谷翔平選手が出場するアメリカ大リーグの試合中継について、NHKBSではなく、AbemaTVからの生配信で見たという方もいると思います。ちなみに、女子のサッカー・ワールドカップを見たいけどBSがない人については、「FIFA+」という動画配信サービスでライブ配信を無料で行なっているので、どうしても見たい場合にはネット経由で見ることになります。

そうなると、もはや現代のテレビというのは、単にアンテナを立てて地上波・BS・CS放送を見るだけではなく、自宅のネット回線に接続させて様々なネット配信サービスを表示させて楽しむことができるかどうかによって、かなり自宅でスボーツを見たいと思った場合の見られるスポーツの数は変わってくるということになります。

私の場合は、テレビにAmazon FireStick TVを接続することで、あらゆる動画配信を見られるようにしていますが、それは機材だけでなく安定して高速通信できるネット環境があるかということが次に問題になってきます。私は以前、楽天モバイルの回線を使って自宅のインターネットをまかなっていましたが、ハイビジョン画質でも時々詰まって待たされるような事が起きたため、光回線に入り直しました。それで今はほとんどストレスなく自宅のテレビで動画を見られるようになっているのですが、小さなスマホやタブレットの画面くらいで見るくらいなら、楽天モバイルの回線でも何とかなるのではないかと思います。

思うのは、まだ周辺で新型コロナにかかった人がいるという現状はありつつも、世の中はずっと自宅に籠もって過ごすようなライフスタイルからすでに変わりつつあるということです。スポーツに限らず大きなイベントでは声を出すことも普通になりましたし、全国の観光地は人が戻りつつあります。そんな中、自宅で常に生配信は見られるのではなく、外でも家と同じように見たいと思う方は多くなってくるのではないでしょうか。

私自身は色々と考えつつ外でも何とか生配信の動画を見続けられるようにスマホのプランについては考えて契約しているのですが、普通の人が外でも大きなスポーツイベントの試合をスマホから見たいと思った場合、今までのようなローコストの月3GBで千円前後のプランでは、一気に高速クーポンを消費してしまい、見たい時に見られなかったり、途中で高速クーポンを使い切って見られないような状況も出てくるのではないでしょうか。

今後の事を考えても、こうした動画配信の動きが無くなることはないと思いますので、個人的には安いプランであってもスマホの画面で見られるくらいの画質であれば、高速クーポンの残りを気にすることなく外でも家と同じように動画を見ることができるような環境というものを作れるかというのが実は大事ではないかと思うのです。

どういうことかというと、現在、中学生くらいになるとスマホを普通に使えるようになるのですが、昔であれば地上波テレビを付ければ、自分の憧れるスポーツ選手のプレイを見ることができたものの、今ではテレビを見てもスポーツイベントは放送されず、スマホで生配信を見るような形に変わってきています。もし高速クーポンが少ないプランでしかスマホを使えない場合、自宅のWi-Fiが使えないのであれば、スマホプランの高速通信を使い過ぎてしまうと他の事ができなくなってしまうので、無料Wi-Fiの使える場所を探すか見るのを諦めるしかなくなります。

今後のスポーツに新たなスターを生むためには、多くの人が憧れるスーパースターを多くの人が簡単に見られるようにすることも必要だと思います。個人的には学生専用に、単に月額を安くするだけでなく、スマホで動画見OKなチューンがされたプランがあっても良いと思いますし(例えば常に最大3Mbpsキープとか)、学生が無理なく公衆Wi-Fiを安全に利用できるような設備を作るとか、あっても良いのではないでしょうか。公衆Wi-Fiの整備というのは、大規模なモバイル回線のトラブル対策にもなるわけですし、これだけ多くの人が話題にするスポーツイベントが地上波テレビで見られなくなった今、通信キャリアの方々にはこの国の将来を考えて真剣に学生に対する動画コンテンツ優遇について考えていただきたいと、これだけ大イベントのテレビ中継が無くなってしまった今、真剣に思います。


ダイソーにひっそり置かれている「折りたたみうちわ」はいざという時に役立つ最少サイズ収納を実現

現在は歩きながら手持ちの扇風機で涼を取るのがごく当り前になってきました。確かに団扇や扇子のように手を動かすことなく風をコントロールできるのは便利ですし、充電すればワンシーズン問題なく使えるので、安いものでも持っていれば外で使う場合、特に冷房の効いた電車の中などでは涼しい風を自分だけのものにできます。

さらに、最近ではモバイルバッテリーを電源としてUSB接続で動くものもあるので、バッテリーをスマホと兼用できるというメリットもあるのですが、私にとって一番の問題は「それなりに大きくてかさばること」なのです。

バッグに入るくらいのサイズのものもありますが、同じ大きさのバッグなら他にも入れて持ち歩きたいものは私にとってはたくさんあるので、現在は折りたたんで携行できる扇子すら入れないくらいです。小型のUSB端子の先にファンのくっついたグッズや、パソコンのCPU冷却のためのファンを活用してモバイルバッテリーとセットにして使おうかなとも思ったのですが、手持ちの専用品と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。何とか現状のバッグの中に忍ばせられるものはないかと思って見付けたのが、ダイソーの「折りたたみうちわ」という商品でした。

これのどこが「うちわ」なのかと疑問を感じる方もいるかも知れませんが、キャンプをやっている方ならおなじみの「ワンタッチテント」と同じ仕組みになっていまして、8の字にねじり込むことで、このサイズまで小さくなり、付属の袋に入れて持ち運び、使う時には一気に開かせて使うというわけです。

これが、広いたところですが、「ワンタッチテント」と同じように、勢いが付くとどこへ飛んで行くのかわかりませんので、両手で慎重に広げないと周りに多く人がいる所で使おうとすると迷惑を掛けるかも知れませんので、そこはご注意下さい。いったん開いてしまえばあとは普通に使えるので、扇子すら持ち運びたくない自分にはぴったりだと思って購入しました。

たたむと片手の中に収まるくらい小さくなり、厚みもほとんど感じられないので、常にバッグの中に入れておいて、いざという時に使うようにすれば、何かの時に役立つものになるのではないでしょうか。火吹き棒の代わりに使うと、火の粉が飛んで付いたら一気に使えなくなりそうなので怖いですが、純粋に夏の涼を取るために使うなら、結構長く使えるのではないかと思います。

実際問題、この商品はそれほどコストもかからず、100円ショップで売られるべくして売られた商品だと思いますが、本当にアイデアの勝利ですね。恐らく、あらゆる風を送る道具の中でも一番小さく折りたたんで携行できると思うので、すでにUSB扇風機を持っている方でも、電池切れ対策に持っていても良いでしょうし、災害対策グッズとしても十分有りではないかと思います。常に持ち歩くものと一緒にしておけば、夏の暑い最中、急に停電になっても役に立

つこともあるのではないでしょうか。こうした出会いがあるので100円ショップめぐりはやめられません。


古い車であっても車内オーディオを使ってのFireタブレットの利用にはFMトランスミッター導入が便利

前々回紹介したパソコンバッグを扱っているエレコムネットショップでの買い物は、基本送料が550円なのですが、パソコン用のバッグの価格は600円弱だったため、このままだと送料を入れると微妙に安く買うことができません。そこで、消費税込みの価格が2,200円以上になるために同時購入したものの一つが、今回紹介するシガーソケットに差すタイプのFMトランスミッター「LAT-FMBTB04」というものでした(エレコムダイレクトショップで1,000円で購入)。

私の車は古いだけでなくオーディオも純正そのままで使っているので、スマホやタブレットとカーオーディオをBluetoothで接続して出力するような事はできません。それをやるにはBluetooth対応のオーディオに買い替える必要がありますが、さすがにそこまではしたくないので、今までは車のドリンクホルダーに置けるタイプのBluetoothスピーカーと一緒に使っていました。ただこれだとスマホやタブレットから音を出そうとした場合、まずスピーカーのスイッチを入れて通信端末と接続する必要があるのでめんどうなだけではなく車内での飲み物の置き場に困ったり、電源を使う器材が増えケーブルが増えて困るなどのディメリットを我慢して今まで使っていました。たまたま送料対策用にと購入したものですが、これ一台でかなり車の中をスッキリさせてくれることがわかりました。

本体にはUSB出力が2つあるので、メインで使おうとしている8インチのFireタブレットと、テザリング&カーナビ用途に使うスマホへ同時給電が可能です。使い方は、音を出力したい端末と本体をBluetoothでペアリングして接続します。音はトランスミッターで本体からFM電波を出すことで、車にFMラジオのあるものならどんな車でも、出力する周波数に車のラジオをセットすれば、車内オーディオでタブレットから出てくる音を聞けるようになるわけです。その際、できれば出力側のタブレットやスマホの音量は最大にしておくことで、カーラジオで通常の局を聞いている音量に近い大きさの音になります。ですから、その後でBluetoothイヤホンを使う場合には事前に音量を下げてから使うように気を付けましょう。

最新の車では標準のオーディオにスマートスピーカー機能を搭載し、全てを一体化することで、過去に作られた「ナイトライダー」のドラマのように、呼び掛けるだけでオーディオや、それ以外の事をコントロールすることが可能になるのですが、このセットだけでもほとんど同じことができます。特にFireタブレットをメインに使うことで、ニュースや天気予報をピンポイントに教えてくれたり、radikoのプレミアムサービスと併用することにより、Alexaサービスのスキルで全国のラジオを聞き分けることができるので、声で「TBSラジオを聴かせて」と喋り掛ければ、長距離移動していてラジオ局のサービスエリアから外れたり、トンネルや山間部などラジオの電波が届きにくい場所を走行していても携帯電波が通ればそのまま聞き続けることができるようになります。

当然動画の音声もカーオーディオから出すことが出きます。私の場合は自宅に置いたテレビサーバーを外から接続して見るようなことも(地上波だけでなくBS・CSも)できます。今までは車のオーディオに比べると単体のスピーカーの音が聞こえずらいというのが難点でしたが、今回のトランスミッター導入で、現地で使われていない周波数を使えば問題なく車内で動画・音楽・ラジオ・その他情報をスムーズに入手でき、ストレスなく聞けるようになりました。ケーブルが多い状況もこれでなくなるので、これから暑いさなかでも、手元で飲み物をキープしながら運転できるようになりました。

今後問題があるとしたら、近所で使っている際には問題にならなくても、長距離を移動して使っていると、セットしてい周波数と同じか近いところで地元局が放送を行なっていると混信しますので、その場合は本体から出力するための周波数を変える必要が出てきます。この製品では、88.1・88.3・88.5・88.7MHzから選択可能ですので、あらかじめこれらの周波数をFMラジオの方でプリセットしておいて、混信がひどい場合には切り替える手間は仕方がないと思って使いましょう。

これなら一式(といっても本体と充電ケーブルのみ)持って行けば、現地で借りたレンタカーでも使えるので、ちょっとした事でこれだけ便利になるなら、なぜもっと早く買わなかったのかと思ってしまいますね。ただ軽バンのグレードの低いものだとそもそもAMのみのラジオしか付いていないこともあるので注意しましょう。


健康診断の数値をデータ化してくれる会社の仕組みを今さらながら実践することで便利さを実感

ここのところ、マイナンバーカードを健康保険証として使うことに様々な意見が出ています。先日テレビニュースでこの話題が取り上げられていた際、あるお医者さんが指摘していたことに、個人がどんな病院に通い、どんな薬を処方されているかがわかってしまうため、例えば歯の治療に来た人がそこで保険証代わりのマイナンバーカードを提示したところ、もし過去に精神科の通院歴や入院歴が見られてしまうのではないかと思うことで、それこそ精神的な負担になり、ゆっくり時間を掛けて行なってきた精神科での治療がまたやり直しになるか、あるいはもっとひどい症状になってしまう人も出てくるのではないかというような話が出ていました。

当然、あらゆる可能性を考えた上での事だとは思いますが、個人が感じる不安についてはどれだけきっちり事務が行なわれても無くならないということはありますので、個人的にはマイナンバーカードの保険証化というのは今まで通りの保険証でも利用可能にするような形で、慎重に行なって欲しいところです。もちろん、今はスマホに電子証明書を入れることでスマホ単体で色々な情報を自分で管理できるのは私にとっていい部分もあります。この点について、病気の予防という点については過去に行なった健康診断の数値をデータ化して常にパソコンやスマホで見られるようになってくれると嬉しいなと思っていたら、実は私の勤務先ではそうしたデータ提供を行なっていたようなので、詳細は省きますが自分のIDを登録してその内容を見てみました。

会社からもらった案内の書類にあった専用サイトにログインすると、過去に会社で受けた健康診断の結果をパソコンの画面で見ることができ、その結果から自分の健康に対して何が問題なのか、どんな病気になるかも知れないのかということを見ることができます。基礎的な体重などのデータも一年ごとの変化がわかるので、以前から気になっている数値についてもここ数年で良くなったのか悪くなったのかがわかるようになっていました。

さらに、実際に体質を改善する場合に何をしたら良いのか? ということもサイト内で紹介しているので、これは会社独自に作られたものではなく、会社向けのサービスを提供するところが作っているようなものらしいので、パソコンの前でその内容を読み込むだけでもそれなりに得るものがあり、今後の健康診断の数値がどのように反映されるかというようなところまで見ていくことができます。

私自身、スマートバンドを日常的に付けて生活するようになったことで、睡眠時間の把握や毎日の行動における歩数、さらに心拍数の変化などをたまにではなく毎日意識して生活できるようにはなっていると思います。ただ、今までは毎年健康診断を受けてその結果を紙でもらっても、いつの間にかその紙をどこかにやってしまって、毎年の比較ができないことが不満だったので、このような仕組みが自分の周りにあったことに感謝したいですし、こういった健康診断の結果比較や重大な病気を予防するためのアドバイスなどを、意識しなくても誰もが見られるようになると良いのですが。ちなみに、現在は各保険者が登録作業をしないと見られないようで、現状では私も、私の家族も受けたはずの特定検診の結果はマイナポータルから確認することはできませんでした。

ただ、見られたとしても現在使えるようになった会社のサイトと比べるとその情報量は少ないですし、結果の数値を活用して健境に役立てるようなことまでできてこそのものだろうと思います。健康に関する情報は実にデリケートで、すぐに国民みんなが使えるようにならないかも知れませんが、データを見比べて自分で常に気を付けられるようになる社会を目指して欲しいものです。


学習用Chromebookをメインで使うためのバッグをアウトレットで購入してみたら

私がモバイル用に使っているChromebookは、新品で売っていた時には学校などで使うために作られた規格のものであろうと思われます。画面サイズは11.6インチ、メモリ4GB、SSD32GBというのはLinuxを入れてしまうとほとんど何もできず、インストールするAndroidアプリを選ばざるを得ないスペックになってしまっています。だから安く購入できたわけですが、このスペックは余分な空き容量をあえて入れない学習用として作られたためであると思えるので、今回はその「学習用」というポイントを押さえてのグレードアップについて実際に周辺機器を購入してみました。

たまたま、楽天市場のポイントがほぼ倍になるキャンペーンをやっていまして、エレコムの楽天店から購入したのが、思いっ切り小学生が使う事を考えて作られたタブレットおよびパソコン用のバッグ(型番はBM-IBHBBV11というもので600円弱で購入)でした。色はお店での取り扱いで黒とピンクが有り、黒は安売りしていなかったのですが、最近は黒が男とかピンクが女とかいうことは基本的にはないので、製品の企画段階から失敗したのでは?(男女関係なく使える色にした方が良かったのでは)と思ったのですが、そのおかげで売れ残ったピンクのバッグを安く購入できたわけです。大きさはまさにぴったりという感じで、これ単体でも持ち歩けるような感じになっているのは良いですね。
このバッグを買う前に、過去に購入したパソコン用のケースは持っていたのですが、それはインナーケースのようなものなので、パソコンのみを持ち歩くためには別のバッグに入れる必要があったのですが、それだけでも私にとっては便利です。

パソコン本体以外の収納は、前面にポケットが2つあり、ケーブル類や薄型のACアダプターが上の小さなポケットに入り、下の方には私の場合、パソコンとは別に8インチのFireタブレットがぴったり入ったので、このバッグでパソコンとタブレットを同時に持ち運ぶことができるようになりました。

そして、裏にもポケットがあるのですが、こちらの方にはA4のクリアファイルがそのまま入るので、本来はノートなどを入れるためのものらしいのですが、書類を折り曲げずに持ち運ぶ時に入れたり、とりあえずクリアファイルには災害時の覚えのような書類を入れて、さらにパソコンをテレビで接続できるようにHDMIケーブルのセットを入れることにしました。

このサイズはランドセルの中にも入るサイズということで、普段はバックパックの中に入れて持ち出すような感じで使うようになると思います。旅行にもそうして持って行くことで、モバイル関連の荷物と非モバイル系の荷物をきれいに分けられますので、今後のお出掛け(特に電車での)が楽しみになってきました。エレコムのアウトレットでまだあるかどうかはわかりませんが、今後のChromebookの買い換えも同じサイズがあれば11.6インチサイズのものにしたいと思っているので、このバッグは割と長く使えるのではないかと思っています。


思わぬところで聞くこととなった明治時代から口伝えで現代まで歌い継がれてきた校歌とは?

昨日、ちょっと昼間に時間があったので、ネットの中継で夏の高校野球の地区予選の試合を見ていました。その時私が見ていたのは、地元の試合ではなく、現在プロ野球のロッテマリーンズのエースとして大活躍している佐々木朗希投手の弟さんがエースとして登板していた、今回岩手県大会ではシード校として登場した大船渡高校の試合でした。

ところが、試合は佐々木投手が相手チームに打たれて降板し、その時に入れられた3点を取りかえすことができず、大船渡高校は無念の敗退となったのですが、その相手というのが岩手県では一番の長い歴史を持つ盛岡第一高等学校で、試合終了後には当然選手が整列して校歌の斉唱になるのですが、そこで歌われた校歌が何とも不思議な校歌で、まず伴奏が無くゆっくりした旋律は、私もちょっと聞いたことがある歴史ある盛岡一高ならではのバンカラ応援団の歌を録音したものらしかったのですが、その旋律はどこかで聞いたことのあるものでした。

知っている方にとっては当り前すぎる話かも知れませんが、盛岡一高の校歌は現在では「軍艦マーチ」として知られる旋律を当時の生徒が作詞した歌詞に付け、代々口頭で伝えてきたものらしく、よく聞かないと同じものだとはわからない人もいるくらいのものだったということが後でわかりました。ユーチューブにアップされている校歌も応援団の指導の元で歌われているバージョンなので果して正確な楽譜があるのかもわかりません。

校歌としては、明治41年(1908年)にはあったということです。ここで改めて軍艦マーチ(軍艦行進曲)について調べてみると、元々は小学唱歌として別の旋律が付いていたのですが、当時の海軍の軍楽師だった瀬戸口藤吉氏が新たに曲を付けたのが明治30年(1897年)頃で、一般に広く知られるようになったのが楽譜として販売された明治43年(1910年)あたりからということなので、私たちはこの曲を軍国主義のテーマ曲のように聞く人もいるかも知れませんが、校歌になった当時は知る人ぞ知るというような曲だったことが想像でき、当時の世相からすると海軍の歌から旋律をもらうというのはそこまでおかしなことではないような気がします。だからなのか、盛岡一高ではずっとこの旋律を校歌として伝え、今でも歌われているということなのですね。

軍艦マーチはそうした海軍の軍歌の一つに過ぎませんでした。そのまま世に埋もれてしまえば、この旋律は軍艦マーチとしてよりも盛岡一高の校歌としての方が知られていたのかも知れません。ただ、そこからが面白い事になってしまうのです。戦時中には戦意高揚のためにラジオから繰り返し流されるようになって知名度が上がり、戦後には軍国主義とは全く関係のないパチンコ屋さんでのテーマ曲として長い間に渡って流されたことで、今でも広く国民にその歌が知られることになります。戦前の軍歌と言えば、童謡の「汽車ポッポ」のように、戦前と前後では歌詞を変えることで今まで歌い継がれているものもありますが、「軍艦マーチ」も盛岡一高の校歌も、その内容を変えることなく、令和の今までずっと同じように歌い継がれてきているというのは、すごいことだと思いますね。

このように私がたまたまネットで見たことから始まって、自宅周辺から動かずにネットの世界で色々と興味深いものを見て回るだけでも、歴史も場所も超えていけるというのは改めてすごいものです。ちなみに、現代でも地上波のテレビでこの旋律が流れているのですが、それがテレビ東京の「水バラ バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」のシリーズで女優の村井美樹さん(鉄道チームのリーダー)のテーマ曲として使われています。何とこの番組は2023年7月26日に最新回の放送があるということなので、そちらの方も注目して今回は軍艦マーチにも注目しながら見たいと思っています(非テレビ東京ネットの地域ではTVerによるリアルタイム配信と見逃し配信もあると思います)。