カテゴリー別アーカイブ: 車中泊全般

中古車を購入する際には部品交換のしやすさも考えよう

私の乗っているホンダ フィットは燃費もいいしよく走るし、車中泊のベース車としても一人で利用するなら何とかシートアレンジを取ったり、助手席にコットを強引に設置したりして、かなり快適に使えるおすすめの車だと思うのですが、先日ちょっとしたトラブルに見舞われて大変でした。

ちなみに、その前にはスズキのワゴンRに乗っていたのですが、その時にはなかったトラブルなのです。何が大変だったかというと、先日夜に車を出そうとしてヘッドライトが右側だけ点灯しないことに気付きました。ただ、こうした場合、直前にダートや段差のある道を走ったことによる接触不良の可能性もあるので、ライトの向きを上向きにしたところ問題なく点灯したことで、これは完全に下向きの際のライトの電球が切れていることがわかりました。

前のワゴンRならボンネットを開けると簡単にライトの電球を取り出すことができましたので、自動車のパーツショップへ行って替えの電球を買ってくれば簡単に自分で電球の交換をすることができたのですが、ホンダ車はというか、このフィットに限ってのことかも知れませんが限られたスペースに何もかも入っているという感じになっているので、電球の後ろに手を入れて簡単に交換というわけにはいかないようです。

それでも何とかしようとしていろいろやってみたのですがどうにもならず、懇意にしている修理屋さんに電話したところ、フィットは前のバンパーを外さなければライトの部分を外すこともできないような構造になっていて、さらに車の真下にもバンパーを固定する部品が付いているので、車をリフトに乗せて下からバンパーを外す必要があると言われました。これでは素人は手を出さない方がいいだろうということで、そのまま入庫となり、専用のリフトで車の下からバンパーを止めていた部品を外し、無事に電球の交換が完了しました。ただここまで面倒くさいことになるとは思っていませんでした。

今回は自分で気が付いて翌日の昼間に交換までできたので良かったですが、この車で週末は友人のお通夜に行く予定だったので帰りにでも警察に見とがめられて止められてしまった場合に、全然知らない場所でバンパーを外しての電球交換まで頼むとなると電球代は定価を取られるでしょうし、工賃もけっこう取られるのではないかという気がしました。

以前からホンダ車はメンテナンスのための部品交換も大変だということを聞いたことがあったのですが、こうなると次に車を替える際には色々と考えなければならない事も起こりそうです。

具体的には、せめて電球くらいは前後自分で変えられるような構造の車であるか、新しい車で電球交換の必要のないLEDライトを採用している車にしてしまうかということになります。考えてみれば前のワゴンRに乗っていたころには、前後左右の電球の替えを車内に用意しておき、いざという時には車内にある工具で自分ですぐに交換できるようにしていたのですが、もし古い車を購入する場合は、フィットのようにバンパーを外さなければ電球交換できないような車は止めようかなと思います(^^;)。もし夜に電球の球が切れてしまった場合、ロードサービスの対応というのは、少々微妙です。片方の電球が切れた場合、それが下向きのライトだけだったら緊急避難的にライトを上向きにすれば両目のライトが付くので、夜でも早い時間だったら作業をしてくれるショップやガソリンスタンドまで自走は可能なので基本的に動けないわけではないのでJAFの出動要件に当たらない可能性があります。出動して来てもらっても、無料になるのは30分以内の作業になるので、フィットのように大がかりになる作業では現場で直してもらうよりも自走して作業してもらえる所まで行く方が簡単です。どうしてもJAFを呼びたいと電話したとして、現場での作業が完了しなければレッカーでの牽引で近くの工場まで運ぶだけになる可能性が高いです。

こうした球切れというのはいつ起こるかわかりませんし、替えの電球なら事前に用意はできるものの、その電球を自分で交換できるかできないかというのは、それだけで出先でのお金と時間を余分に食ってしまう可能性があるものです。これから車を買おうと思っている方は、単に車の乗り心地や性能だけでなく、メンテナンスの方法についても十分営業マンの方に話を聞いて、全てをお店で任せるのか、それとも自分でできる事は自分でやるのかということも考えておきましょう。


改めてEVを日本で普及させるために考えるべき「暖房」

大雪はその中心を東北地方に移しつつありますが、寒冷地で車中泊をする場合だけでなく、事故や通行止で雪の中立ち往生してしまった場合の対策について、それなりの用意をしながら乗るべきであるということは多くの方が考えていることだと思いますが、そんな話の中であまりこのブログで語ってこなかったのは「ハイブリッド車」「電気自動車」の立ち往生対策についてのことです。

ご存知の通り、電池を使って車を動かしている場合、夏の暑さ対策としてアイドリングをしなくても夜の長い時間エアコンを使って車内を冷やすことはかなり現実的な暑さ対策として使えます。今までは夏には車中泊は無理だとされていた常識が、十分にバッテリーの充電されたハイブリッド車や電気自動車を利用し、車中泊する場所に専用の充電ステーションがあるところならまず夏の暑さで寝られないということはないでしょう。これは、ハイブリッドがこれだけ普及し、電気自動車も普通に走っている今でなくてはできないようなことです。

ただ、そうした電気を利用したエアコンについては、車内の暖房をする場合に電気を多く使うので、一回の充電で航続距離を伸ばすためにはピンポイントの暖房で済ませるような形での解決策をしているメーカーもあります。エアコンを全開にして車内の空気まで暖めるということになると、化石燃料を燃やすだけで車全体が暖まる従来のガソリン車やディーゼル車のようには行かないというのが現状のようです。

電気自動車が走行中については運転者や同乗者が凍えるほど困るというわけではないのですが、もし今ある自動車が全て電気自動車に代わるなんてことが法律で決まってしまっている中国のようにこの日本もなるとしたら、インフラの整備はもちろん大切ですが、少なくとも雪で立ち往生したような場合でも何とか脱出できるだけの動力を残しながら車の中を電気で暖める方法について考えなければなりません。

車中泊前提であればエアコンを切って寝袋に入るなどすれば車内暖房を付けなくてもいいわけですが、ガソリン車のようにちょっとエンジンを掛けてヒーターを付ける感じでは暖かくなりません。その場合は例えばオプションで用意されているシートヒーターを作動させ、ひざ掛けや毛布一枚で体全体を暖めるという方法も取れますが、エアコンで車内の空気まで暖めようとすると電池の減りにも気を遣わなければなりません。

私もまだガソリン車に乗り続けているので真冬でのハイブリッド車や電気自動車の暖房がそこまで大変なのかという意識はそこまでないのですが、特に今はハイブリッド車から電気自動車への移行が言われている時でもあるだけに、この冬場の立ち往生した場合の防寒対策が電気自動車でどこまでできるのかという問題が解決しないと、全てのガソリン車との置き換えとしてはまだ不足する部分があると言わざるを得ません。

ただし、車中泊のためのグッズを車内に入れている場合はその限りではありません。車の中で電子レンジが使えれば、寝る前にゲル状の電子レンジで温める湯たんぽをレンジでチンしてから寝袋の中に入れて寝れば、一日中エアコンを付けなくても済みますし、電子レンジは持ち込めなくても電気ケトルでお湯を作って湯たんぽを作ることも簡単にできます。

お湯が火事の心配なく車内で量産できる環境というのはコンセントがあってそこから電気が使える電気自動車ならではのメリットです。さらに体の中から温めることのできる飲み物をトイレに起きない程度にいただいて、顔が寒い場合には目出し帽を付け厚手の靴下をしたまま冬用に潜り込むという感じである意味十分です。

個人的には車自体は今のままでもいいのではとすら思うものの、メーカーの方では室内エアコンのように車内を暖められるものを付けたり、外と比べて安定している快適な室内空間を実現するボディ内の工夫とか、そんな居住空間としての車の性能についても考えていき、冬の寒さにも対応できる電気自動車へと進化していって欲しいですね。


郵便会社の良くなった点

このブログでは、「インターネット万能説」というのがあるのかはわかりませんが、外でも自宅と同じようなネット環境を整備することによって旅先での生活も便利になるという考えのもとで書いているとこるが多くあります。しかしその中でいかんともしがたいのが、物そのものを送ったり送られたりするためには昔からあるアナログ的な仕組みです。

メールやSNSで送ってもその中味を見てくれない方もいますし、せっかくスマホを持っていてもスマホの画面から電話に出たり通話を終了する方法がわからないということで、かかってきた電話に出ない人もいたりするのです(^^;)。そんな人はむしろガラケーからスマホに機種変更をしない方がいいのにと思うのですが、どうしても連絡が取れない場合はやはり手紙やハガキに頼るしかないというのも正直なところなのです。

このブログでは民営化された郵便会社について、今までは「ゆうゆう窓口」の24時間営業の中止や、地方局の統合などどちらかと言えば悪いことの方を取り上げてきた気がしますが、先日郵便局に行ってある意味民営化しなければできないようなサービスが行なわれていることを知りました。そういう風に気付くことは前からあったのですが、あえてここで紹介するようなことはなかったのでそのままにしていたのですが、今回はそれらをまとめて紹介しようと思います。

まず、郵便会社のサービスというのは全国一律のサービスであるので、昔から局にあるATMを使う場合は利用手数料が時間によって無料だったり、送金する料金が安かったりしました。またちょっとした物を送る場合に、とにかく閉まるように入れれば送れる「レターパック(旧エクスパック)」のシリーズは今でも旅先から何かを送る際には便利です(種類によっては厚さが決まっているものもあります)。というのも、競合する宅配業者の場合は営業所を探してそこから荷物を出さなければなりませんが、郵便の場合は無人でも出せるポストの存在が大きいです。あらかじめ「プラス」と「ライト」という複数の種類の「レターパック」を用意しておいて、プラスなら4キロまで厚さ制限なし、ライトなら重さは4キロまでで厚さに3センチまでという制限があるという区分があるだけです。

お土産を送ってもいいし、長期の旅行で着なくなった衣類を詰め込んで送るのにも全国一律料金でポストから送れるというのはかなり利用者側にメリットがあると思います。

過去には福山通運が「パーセルパック」専用封筒に入れて送れるサービスを郵便局より安く行なっていたので利用していたのですが、いつの間にか一般利用者の取扱いはNGとなってしまったので、今後どのようになっていくかはわかりませんが、車中泊旅のお伴として車の中に二種類のレターパックを忍ばせておくのもいいのではないかとすら思います。

今回郵便局に行って封筒に貼るための切手を10枚単位で購入しようと窓口にお願いしたところ、普通の切手とともに「シール切手」を紹介されました。考えてみると、出す郵便物によってはこうした初めからシールになっている切手というのは便利です。今回の用途も、すでに手紙には封をしてあり、あとは切手を貼るだけにしておいたものに使おうと思ったからで、全て同一金額ということもあり間違えて違う額面の切手を貼る可能性もなかったので素直にシール切手を購入して局内でシールを貼っていたらあっという間に終了しました。

もちろん、シールだと間違えて貼った時に「ハガロン」をつけて剥がすという手段は使えなさそうですし、様々な郵便物を送るのでなければシール切手は大変便利です。今回たまたま発売されたばかりの「天体シリーズ第一集」の切手も購入し、恐らく出した人にも気に入ってもらえたのではないかと思います。
こうした気軽に手紙を出すために使うと便利なシール切手がここまで簡単に買えるようになったのにはやはり民営化になって風通しが良くなったことと関係あるでしょうし、また民営化してすぐ窓口でレターセットを販売するようになったのは官営の歴史が続く中ではできなかったことだろうと思いました。

と、こんな事を書くのも、まだ郵政民営化前の郵便局を訪れた時に遭遇したあるハプニングを見たことが根底にあります。というのも、今でいうシニア世代のクレーマーらしき男の人が窓口の若い男性職員と押し問答をしている中に私が局内に入ったのですが、その男の客の要求というのは当時の郵便局ではできない対応だったのです。

つまり、ここは郵便局なのだから切手を貼る封筒があってしかるべきだと主張していたのですが、当時はまだ郵便局で売っていいものと悪いものがあった時代だったので、職員の男性は、郵便局では封筒は売っていませんので、文房具店かスーパー・コンビニでお買い求め下さいと何回も諭すように対応している中で、クレーマー男性は職員の方を殴り、捨て台詞を残して帰って行ってしまったのです。その時には別に警察を呼ぶこともなく、それ以上は局側も事を荒立てるような感じではなかったのですが、なぜ当時の郵便局ではレターセットを売ってはいけないのか? というような疑問は現場では当然出ていただろうと思います。

最近の郵便局では業者が入って実演販売をしているところもあり、自分で写真を切手にしてもらうなど様々なサービスが行なわれ、局内に自動販売機が設置されたりして冷水機のみしかなかった昔とはかなり変わってきたなと思うことがありますが、近くの郵便局の敷居というのは銀行や運送会社と比べればかなり低いままだという印象があるのが郵便局の強みだと思います。

今後電子マネーの普及とともにその営業状況にも変化はやってくるとは思いますが、直接やってきてくれる人との対応において、現場からの要望というのはきちんと吸い上げてさらなる進化を望みたいと個人的には思っています。ちなみに、シール切手とレターセットの同一パックがあれば便利だなと思って調べたらすでに「My旅切手レターセット」というものがあり、その土地から手紙を書いてすぐ出せるようになっていました。これが観光地の出張所にでも置いてあれば、旅先で撮った写真をコンビニでプリントして、コンビニ内にあるポストに投函して送るなんてこともできます。電子メールだけでなく手書きの手紙というものにも魅力を感じている人を取り込めるいいアイデアだと思います。民営化になったことで今後も宅配業者との競争が続いて大変なところはあるでしょうが、旅人のオアシス的な所は残して、全国どこでも利用できるというところは変わらないでいて欲しいと思っています。


LCC時代の万が一に備える旅行グッズ

先日、成田空港から上海へ行く航空便が、上海の天気が雪で着陸ができないため欠航になったところ、すでに出国審査を済ませていた中国国籍を持っている人達とLCCスタッフの間で騒動になったというニュースが有りました。

中国語のできるスタッフが案内したのではないということが原因かとも思えますが、これだけの騒ぎになったのは欠航が決まった時点で飛行機には乗れないわけなので、LCCスタッフがまだ出入国審査の窓口が開いている間にいったん日本への入国審査を受けないと、空港内にある待合所や深夜まで営業しているお店を利用できなくなるので、とにかく戻って日本への入国審査を受けてくれとお願いしたことがうまく伝わらず、お店も何もないロビーの中で飛行機にも乗れず、かといってお店のあるエリアにも進めなくなってしまったことから集団でのストレスが爆発し、ついには警察が出動するくらいの騒ぎになってしまいました。

当初この事件は中国の側から日本で受けたひどい仕打ちだとして公開されたものが出回ったということなのですが、よくよく内容を聞くとLCCの自社都合での欠航ではなくあくまでも到着先の上海での雪という会社ではどうしようもない天候不順が原因なので、そこまでLCC側の対応が非難されるのはおかしいと、中国のメディアの方でも意見が挙がっているようです。

こうしたトラブルは、もし中国語が話せないスタッフしかいなかったとしても、その国の言葉で書いたチラシを配って現状を伝えるなど、LCC側にとっての対応の余地が残ったので今後の改善を望みます。ただ日本人であっても飛行機が欠航した場合の対処についてあまりに無知だと、大手航空会社と違って安い代わりにサービスを削っているLCCのビジネスライクな対応にカチンと来てしまって今回のケースと同じように大声で騒ぎ出すような人が出てくる可能性もあります。人間生きている以上、公の場所でも頭に来ることがあるでしょうが、今回のような場合は事前に欠航する可能性は天気予報を確認すればわかっていたこともあり、さらに自社に責任のない欠航の時にどのような対応をLCCがするかということをわかっていれば、そもそも怒りの感情以前に、多くの飛行機に乗れない人のための対応を行なわなければならないということで、できるだけ自分の分は早くに交渉を済ませようと私なら思います。

私自身はJALの航空券が付いた旅行会社のパッケージツアーで欠航ではないですが札幌からの便が振り替えになり、代替機を使ったために羽田に着いた時刻がかなり遅れたことがありました。その際の航空会社の対応は、まず新千歳では代替機を待つ間の迷惑料的な売店で使える金券の支給があったので、羽田に着いた後に利用しようと思っていた夜行の電車の切符を示しながら、とりあえず先に自分の状況を話しておきました。

他の乗客がこの対応に気付いて金券を貰おうと列を作っている時には軽食とお茶くらいをいただいていました。その後、そのまま代替機に乗り無事に羽田に着いたのですが、その時にはすでに時刻は深夜になっていましたので当然ながらその先の交通機関は使えません。東京近郊に住んでいる方には、さすがLCCではなく大手のJALということで、タクシーを使った料金を後で精算するということで、その書類をもらうためにまた多くの人が列を作っていたのですが、私は元より自宅まで帰ることは不可能なので、たまたま羽田空港に隣接するホテルを取ってもらい、翌朝そのまま自宅まで帰りました。

ただこれはきちんと正規の料金を払った上での対応なので、LCCの場合はここまでの対応は難しい場合もあるでしょう。いろんな航空会社の口コミを見ると、別便に振り返ることができて飛ぶのは翌日以降になる可能性がある場合、ホテルが確保できないほど多くの利用客に影響が出るようなら、空港のロビーを開放したり24時間利用できる空港ならあえて空港内で夜を明かすような状況も考えておいた方がいいということは言えます。

お金を出してビジネスやファーストクラスを使っている方なら全て航空会社持ちで何とかしてもらえると思いますが、LCCのバーゲンセールでかなり安くチケットを取った身ではそこまでのサービスを求めて騒いだら今回の中国上海行きの乗客と同じようなことになってしまいかねません。

そんなわけで、今後私がLCCを利用する場合には車中泊にも役に立つ「どこでもそこそこ快適に寝られるセット」を荷物の中に入れて持って行くというのが本当のいざという時に役立ちそうです。まずは空港の床にそのまま寝て体を壊さないための「マット」が必需品になります。マットと言っても、キャンプ用の大きくかさばる銀まっとや、よくバックパッカーがザックにくくりつけているパタパタ折りたたむことができるZ-Liteのようなマットでもかなり目立ちます。荷物の隅に忍ばしておけるという点では、空気を入れて膨らますタイプのマットでも、空気を自分で入れることなく自然に膨らむインフレータブルマットと呼ばれるものでコンパクトに持ち運びできるものがおすすめです。ただ、寝る前にはマットに穴が開かないように小さなピンなどマットに穴を開ける恐れのあるものがないかを十分に調べた上で設置しましょう。キャンプの時に地面に直接敷く場合よりも空港のフロアはパンクの心配は少ないと思います。私が持っているのはイスカの「コンフィライトマットレス165」の前のモデルですが、もしサイズが気にならないのならもう少し長い180の方が頭を含む全体を乗せられるので、個人的には長い方が良かったかなと思っています。

枕についてはバッグで代用できるとして、夏ならそのまま寝てもいいのですが、汗がマットに付いてしまって不衛生になるので、私はトラベルシーツを常備しています。元々はかつてのユースホステルにあった袋状になっていて人間は中に入って寝るように作られていて、特に海外旅行先でとてもホテルのベッドに直接寝たくない場合に重宝するのですが、空港内がそれほど寒くないくらいの季節なら、これ一つでダウンを着込めば何とかなるような気がします。

個人的にはこの2つに空気を入れてふくらませる枕があれば十分かなという気がします。このトラベルシーツには枕を入れるためのポケットが付いているので、枕も汚すことなく旅行から帰ったらシーツだけを洗濯すればいいわけです。もし毛布が借りられるならこの上に掛ければいいので、そのくらいのわがままは航空会社に言ってみるのもいいのではないでしょうか。それでも寒い時のために、ポンチョのような小さくまとまる雨具を用意しておき、それを着た上でシーツの中に入り込めば、少なくとも航空会社が用意する簡易寝袋やマットより快適に夜を過ごせるかも知れません。

飛行機を使っての旅の場合、常に飛行機が飛ばなくなるトラブルはありますし、電車で移動中にも雪で立ち往生して車内泊をせざるを得ないこともあります。そんな時のための用心として、さらに大きな災害が起こって帰宅困難になった場合に備えて、このようないざという時にどこでも寝られるセットというのはあると本当に安心することができますのでLCCを使って全国を飛び回ろうと思っている方は、大手と比べてサービスが少ない場合に備えておくというのも一つの考え方ではないかと思うのですが。


星の観望・撮影はYouTubeと活用とマット・寝袋の用意を

昨日、全く内容とは関係ない「おまけ」として皆既月食の写真をアップしましたが、撮影に使ったのはズームのあるコンパクトカメラでした。ただ、最初は手持ちで月を撮ろうとしたのですが予想通りブレまくりで画面の中央に月を入れることすらできませんでした。何とか写真らしい形になったのは、デジカメを大き目の三脚に固定して、シャッターについてもワイヤードリモコンでシャッターを切り、できるだけカメラが動かないように気を付けました。

今回は皆既月食の暗い月であっても何とかファインダーの中に入ったので、普通にオートフォーカスで自動的に月の模様にピントを合わせましたが、星座の並びを撮影する場合はもっとシビアな撮影が必要になります。

星はもっと高性能のカメラでないと点に写らないので、安いカメラの場合はできるだけ広角側の明るいF値にして、数秒間という風にシャッタースピードを長くし、多少星が流れているように撮るのが一般的ですが、それにもきちんとカメラを固定する必要があります。

私が今使っている大型のカメラ用三脚はかなり前に購入したものですが、今回もカメラを使った後には双眼鏡を三脚に据え付け、直接自分の目で細かい月の模様を真近に見ることもできました。昨日はちょうど皆既月食が終わった時間くらいに雲が出てきたということもあり、観測自体も雲で見えないと諦められたということで、天気的にはラッキーだったと思います。

今回は車で出掛けないで家のベランダで見たのですが、そうした状況を確認したりしてかなり役に立ったのがウェザーニュース社のYouTubeチャンネルにおけるライブ配信でした。当初はもしかしたら自宅からは見えないだろうと思っていたため、せめて中継だけでもと思っていたのですが、YouTube中継はハワイと北海道、そして東京スカイツリーからあり、私はYouTubeを映したテレビの画面で月が欠ける「食」の度合いを確かめてから外に出ていました。

テレビでも赤い月の姿が見えましたが、テレビと実物との差を見られたのも良かったですし、さらに状況の変化は逐一専門家が語ってくれますので、まさに自宅に居ながらにして天文台に見に行ったかのような感じになりました。ただ、テレビを使っての天体現象を見る場合、一年のうちでも定期的に行なわれる「流星群観望」の方がネットと実際の星空とのコラボレーションが強力になります。

というのも、流星群とは言っても一時間に60個も出れば多いくらいで、それでも全天の中で一分間に一個ペースになりますので、一人で一つの方向だけを見ていても、反対方向や自分の視野からは見えない所で流星が飛んでしまった場合にそれをカウントすることもできません。ただ、ほぼリアルタイムで流星が流れたことを教えてくれるウェザーニュースの番組を見ながら観測すると、全く出なければそんなもんだと諦めが付きますし、テレビやパソコン、タブレットの画面でも夜空の中でどちらの方向に多く飛んでいるということがわかりますし、テレビで流星が出現し続けて盛り上がっているのを確認した上で外に見に行くというような事もできます。

また、YouTubeは最低画質にしてブラウザから見れば、いわゆるMVNOの低速でも何とか見られる可能性があるので、観測場所にスマホでもブラウザでも帯同させて番組の音を聴きながら自分は夜空を見続けることで、番組と実際の星空がコラボしているような感じにできます。

なお、流星を見るには車中泊のために用意しているグッズがそのまま役に立ちます。立って天空を見ながら粘ると首を痛めますので、できれば視野が広いところで回りの光害の影響がないところを見付けたら、キャンプ用のマットや組み立て式のコットを地面の上に設置し、さらに寝袋の中に入って寝ながら観測するというのが正しい流星の見方になります。

また、観測が長時間にわたる時には事前に用意するなりした熱湯で温かい飲み物やカップ麺などで腹ごしらえをするのもいいと思います。

しかし、空の澄み切った冬というのは星はきれいですが深夜から早朝にかけて気温がマイナス十数度くらいにまで下がる可能性がありますので、寝袋は冬用にしていても途中で寝てしまわないように気を付けましょう(^^;)。また、カメラを使ったりすることが多いなら、寝袋は中に入った状態でも動くことができるモンベルの「スーパースパイラルストレッチシステム」のものがおすすめです。車に入れて運ぶだけなら高価なダウンでなく化繊のバロウバッグで十分です。極寒の中で使うなら「#0」か「#1」が一つあると、自宅でも寝袋の中に入った状態で上に羽毛布団を掛けて使うことができたり、それこそ自宅のベランダで天体観測をする時の強い味方になりますので、特に寒い地方にお住まいの方は一つ用意しておくと何かと便利です。


キャンピングカーで生活するのは無謀か

昨日、テレビを見ていたらとあるキャンピングカーを展示したフェアを紹介している地元の情報番組がありました。このサイトは車中泊は車中泊でも、普通の車を工夫して何とか寝られるようにするというコンセプトにしているのですが、専用のキャンピングカーを購入して使う生活というのは、1つの理想の生活だと憧れるものがあります。

しかし、普通の生活の中ではキャンピングカーを使って出掛ける日数というのは限られてきます。となると、誰しも考えるのが「キャンピングカー自体に住んだらどうだ?」ということになるかと思います。

テレビで見た最新のキャンピングカーは1,500万円と安い住宅くらいの価格がするものもありますが、さすがに設備はすごくて、例えば電気や水道のあるガレージにキャンピングカーを置いてその中で普段は生活し、ふと旅に出たくなったら家ごと旅に出るようなことも可能になるかと思うのですが、コストだけを考えてしまうともしレンタルのキャンピングカーがあるのなら、その時だけ車を借りた方が安くは上がるでしょう。

安いキャンピングカーも当然ありますが、フラットな寝床が作れるキャンピングカーであってもやはり普通の部屋で寝るのと比べると疲れは取れにくいだろうと思いますし、何しろキャンピングカーの中に洗濯機は置けないと思うので(^^;)、普段の生活とのメリハリを付けるためにも、ワンルームでもいいので生活の基盤を確保した上で別宅的にキャンピングカーを使うようなパターンがいいのではないかと思えたりします。

実際、家族でアパートに住んでいるような場合、お子さんがいるとなかなか自分のプライベートスペースが取れず、トイレの中くらいしか一人でいられないというパターンもあるでしょう。そこで、軽自動車のキャンピングカーや、軽ワンボックスにフロアとカーテンを付けて寝転がれるようにして、人をダメにするというヨギボーのクッションでも入れれば、車の中にもう一つのリラックスできる空間を作ることができるのではないでしょうか。

日が当たる天気のいい日なら冬でもそこそこ車の中は暖かくなると思うので、昼寝も十分にできそうですが、もう少し大きなスペースを取れるハイエースあたりの車なら、さらに凝った「別宅作り」ができるでしょう。

日本の道路事情を考えると、ハイエースでも大きくてなかなか車中泊できる場所が見付からない場合もあります。本来は日常生活に使うための車と、キャンピングカーを別に持てるだけの金銭的余裕があればいいのですが、多くの人はそこまでのことは難しいのではないかと思います。それなら、一般的に車中泊しやすい車といわれる車の中に車中泊ができる環境を整えた上で、普通の生活に使うしかありません。

といっても、キャンピングカーに自分の生活するための道具を全て収めることができれば、ある意味究極の「断捨離」になる可能性もあります。最初からキャンピングカーの中に収納できる物だけで生活するという根性があれば、それはそれで全国どこへ行っても生きていけるわけでそういう生活にも個人的には魅力を感じたりします。

なんでこんなことを書くかというと、現在の私の生活環境があまりにも使わないもので溢れていて今のままではとても今の住居から出られないという現状だからです。とりあえずはいらないものは捨て、使わないものは処分するなどして身の回りにあるモノを減らし、いざという時には必要最少限のものを車から余らせないようにして積んでいけるくらいに減らしたいなと思っているところです。


道路緊急ダイヤル「#9910」は電話帳に登録しておこう

朝のワイドショーの衝撃映像を見ていて、つくづく道路を走っていて何が起こるかわからないということを痛感しました。私が見たのは、名古屋高速で観光バスの左斜め後ろを走っていた車のドライブレコーダーの映像として、観光バスの荷物入れが急に開いて中にあった乗客のスーツケースやキャリーバッグなどが次々と落ちていくという衝撃映像でした。その後、何とかドライブレコーダー搭載の車は荷物との衝突を避けるようにして左側の路肩に停車したのですが、このような状況に遭遇した場合、私達はどうするのがベストなのでしょうか。

まず、絶対にやってはいけないのが、車から降りて荷物を拾うことです。その場で長く停車しているだけでも後続車から突っ込まれる可能性があるため、後方に気を付けながらそのまま進み、できれば落下のあった場所を覚えておいて(高速道路の場合道路名・キロポストの数字・周辺の施設名などを控えておくと連絡する時にスムーズになります)、道路管理者に連絡を取ることが必要になります。しかし、警察や消防でも保険会社でもなく、ロードサービスでもない「道路管理者」への連絡とはどうすればいいのでしょうか。

http://www.mlit.go.jp/road/dia/

それが、上記リンクで紹介されている道路緊急ダイヤル「#9910」です。このページによると、連絡が必要な道路状況としては以下のような場合が挙げられています。

・道路に穴が開いている
・道が崩落するなどして危険な状態
・道路上に落下物が放置されている
・道路が油などで著しく汚れている
・ガードレールや標識が破損している
・動物の死骸が横たわっている
・動物が道路上に留まっている

基本的にはこのような事が見過ごせない場合には安全な場所に車を停めて、早めに道路緊急ダイヤルに電話をして場所と状況の説明をし、対応してもらうようにしたいものです。こうした原因が元で事故になれば警察に電話をすればいいのですが、車中泊のために全国のいろんな場所へ行く場合にそんな事に遭遇するケースも少なくないと思いますので、この「#9910」については、携帯電話の電話帳に登録しておくことをおすすめしておきます。

なおその際、「道路緊急ダイヤル」としてもいいのですが、「緊急番号」というくくりでまとめておいたり、検索がしやすいように語頭に「ああ」や「んん」のように50音順の最初や最後に持って行けるような形で登録しておくと、いざという時にいやでも目に付く所に置いておけます。

何もない時にはこんな事もあまり考えることではなく、書くのにも気を落ち着けて書いていますが、実際に何か起こっている現場に遭遇した時というのは、やはり何かいつもと違うくらい自分でも何をやっているかわからないような事にもなってしまうかも知れません。これは、防災対策にも言えることですが、いざという時にはできるだけ連絡系統はわかりやすく単純にするのがいいでしょう。この道路緊急ダイヤルの他にも、いざという時に使う可能性のある電話番号についてはまとめて項目を作っておくのもいいのではないでしょうか。

最後に、まとめ作業の参考にということで、主だった緊急用の電話番号について紹介しておきます。なお、「#」から始まる短縮番号はあくまでわかりやすく電話を掛けるための番号で通話料は有料で、地域限定の場合もあります。さらに、携帯電話の通話定額では対象外となる「0570」から始まる番号も含まれている可能性があるので、通話定額の契約をされている場合には長電話の通話料にご注意下さい。

(3ケタ番号)

・110 警察
・119 消防
・118 海上事故
・171 災害用伝言ダイヤル
・188 消費者ホットライン(携帯通話定額でも有料)
・189 児童相談所ダイヤル(携帯通話定額でも有料)

(#ダイヤル)

・#9910 道路緊急ダイヤル(24時間無料)
・#9110 警察への相談で緊急性のないもの(通話有料)
・#7119 救急電話相談で緊急性のないもの(地域別サービス 通話有料)
・#8000 小児救急電話相談(地域別サービス 通話有料)
・#8139 JAF(携帯通話定額でも有料)

なお、この内容は2018年1月現在の内容で、状況によって番号や細かい内容が変わることも考えられますので、実際に利用される場合には必ず最新の情報を確認の上でお掛け下さい。また、携帯電話の定額プランの対象外となる番号の場合も、直接その場所の相談窓口をネットで調べて掛けるというような方法で通話料を定額で利用できる場合がありますので、お住まいの地域の必要な番号とともに自分なりの緊急電話リストを作るのがいいかと思います。


冬の車中泊行には荷物の中に加えたい山岳用ショベル

昨日、録画しておいたテレビ番組を見ている中で、なかなか面白そうなものがあったのでメモ的に紹介させていただこうかと思います。私が持っているというわけではないので、その点は割り引いてお読みいただければ幸いです。

今年の4月から、「グレートトラバース(NHK BSプレミアム)」という番組で日本百名山と日本二百名山を歩きとカヌーで(島に渡ったり海峡を渡る場合にカヌーを使って人力のみで移動する)一筆書きの全登頂を2回に分けて達成したアドベンチャーレーサーの田中陽希氏が今度は今年から2年間をかけて、これまで登ってきた200の山に、さらに三百名山として選定されている山を加えて日本全国300の山の一筆書き登頂を名指すというテレビ連動の企画を実行に移すのだそうで、先日はその演習を兼ねて冬山の訓練ということで北海道の大雪山系の縦走を行なう様子を追い掛けていたドキュメンタリーを見たのですが、そこで面白いと思ったものが、冬山でテント泊をする際に雪をブロック状に切り出して雪の壁を作ったり、穴を掘ってビバークするための軽くて丈夫な山岳用のショベルでした。

柄の部分が短くなるとかさばらなくなり、アルミならそれほど重くならず、よくあるスチールを使ったショベルのように重くなく、雪かきに利用していることの多いプラスチック式のショベルのように何かの拍子に折れたり壊れたりする危険性が減ります。番組では具体的な製品名までは出ませんでしたが、田中陽希氏が冬山用に用意したショベルは以下のリンクのものだと思われます。

山岳用ショベルについて紹介されていたサイトも読んでみたのですが、いざという時のために車に乗せておくなら、このようなものでも十分だとの解説がありました。

2つのショベルの違いは、「肩」にあり、最初に紹介したものは足を入れて掘りやすくなっているのですが、雪をブロック状に掘り出して積み上げやすいということがあるようです。ただ、車が雪につっこんで周りの雪をどけるという用途ならそこにこだわらなくてもいいと思いますし、ザックの外側にくくりつける場合に形状がカーブしているので収まりやすいデザインになっています。もちろん、他のメーカーでも山岳用のショベルの製品を出しているので、実際に登山用品のお店へ行ってその重さや使い勝手を試してみることが大切だと思います。

私自身としては山岳用というよりもいざという時の利用について考えてしまうので、軽くて丈夫で車の中に入れっ放しにしておけるものであれば、もし今後冬に車で出掛けるような事になれば一本は用意して車の中に入れておきたいと思いますが、今のところすぐに買うべきものではないので、もう少しいろんな種類を見て将来的には一本車載用に手に入れたいとは思っています。
これからの季節、雪のある場所へ車中泊で出掛ける場合はやはりどんなものでも一本あった方がいいと思いますし、なかなか雪のない地方で暮らしていると思い付かない必要な道具というものはまだまだあるんだなと今回の事で思いました。


クロッツ やわらか湯たんぽ 持ち出し・備蓄用途に

年内に申し込むか年明けにずれるかでお得度が変わってしまう「ふるさと納税」ですが、欲しい製品があった場合は直接購入せずに自治体への寄付を行ない、この自治体が提供している返礼品という形でゲットするという手もあります。

今回、そういったやり方で手に入れたのが、大分県国東市の返礼品であり、地元企業の出しているユニークな製品「やわらか湯たんぽ」でした。この湯たんぽの素材はウェットスーツの生地で作られており、空気を抜けば丸めるようにして小さく折りたたむことができ、さらにお湯を入れた状態でもそのまま手で持つことができます。さすがに汚れが気になる場合にはタオルなどを巻いて使った方がいいとは思いますが、普段使いだけでなく車に常備しておいていざという時に使ったり、旅行用のバッグにしのばせて持って行く事も簡単なので、なかなか面白いものだと思います。

写真は1万円の寄付をした人に送ってもらえる「特大」サイズのもので、2.5リットルの容量があります。だいたい大き目のヤカンを使えば一回で満タンになります。付属のじょうごはキャップを回して外れないように固定できるので、お湯を入れるのも簡単です。

この湯たんぽの特徴として自在に形が変わるので、椅子に置いて腰の部分を温めるのにも使えますし、こたつの中に入れて使えばこたつに電気を入れなくてもそれなりの温かさを維持できます。

ちなみに、メーカーのネットショップではこの特大サイズは税込で6千円+送料くらいで売られていまして、1万円寄付しても地方税を払っていればその分、自分の住んでいる自治体からの税金がかからないように申請することも可能なので、あまり負担感がなく気軽に興味深いグッズを試しながら使うことができるという点で、「ふるさと納税」の制度を賢く使うことはおすすめではないかと思います。

今回の返礼品にはありませんでしたが、メーカーのホームページを見ていると、さらに興味深い商品が紹介されていました。今回紹介した湯たんぽは円筒形でペットボトルのような注ぎ口にじょうごをセットしてお湯を入れるのですが、ウェットスーツの素材というのは熱いお湯だけではなく冷たい水でもいいので、夏用の製品も出ています。

こちらの製品は水の入り口が大きく、中に入れるための氷を作るための道具もセットされています。使っている生地は同じなので、中味をお湯にして湯たんぽとしても使えるというメーカーの説明もありますので、夏はコンビニで氷を買って氷枕として使い、冬は沸かしたお湯を入れて湯たんぼとして使うこともできるということで、車中泊の旅のお伴にするならば、こちらの方が個人的には欲しかったのですが返礼品のリストにはありませんでしたので(^^;)、うまい商売だと思います。

ただ、商品についてのレビューを見るとまれに縫製が甘い品が混じっている可能性もあるので、購入後全く使わないということはしないで、とにかく購入してからすぐ使ってみて水漏れがしないかだけは確認しておくことをおすすめします。購入後すぐなら不良品ということで交換対応もできると思いますが、そのまま1年以上保管していて急に使った時に水漏れが起きた場合、メーカーの方ではこの製品が不良品なのかユーザーの保管方法が悪かったのかの判断が付かなくなりますので、最悪一回使ってそれ以降使えない状態になってしまうことも有りえます。レビューで水もれについての悪評が書かれている内容も読ませていただきましたが、どちらにしてもこうした中に水やお湯を入れて使う製品については、きちんと性能を発揮するかどうかはユーザーの方で使ってみて判断する必要がありますので、その点は十分に考えて災害時のもしものために使おうと考えておられる方も、この冬や夏に継続して使ってみて、普通に使っているのに水もれが出た場合に文句を言うべきだろうと思います。

普通に売られている湯たんぽをそのまま使ったり、アウトドア用の非保温ボトルを湯たんぽ代わりに使うという事も一つの方法ではありますが、その場合、普通の湯たんぽと同じようにボトル自体が固いので、腰に当ててそのまま寝入ってしまったらかえって腰に悪かったりもします。しかしこの湯たんぽの場合はクッションのように体に合わせて密着するので、状況によって使い分けることでかなり車中泊の際の車内を快適にしてくれるのではないかと思います。


旅先からの通報で正確な場所を伝えるには?

先日ラジオを聞いていて、山で主に単独行による遭難をしてしまった方に取材して、同じような事故を防ぎたいという目的のもとに著作を書いておられるフリーライターの羽根田治さんを呼んでいろいろなお話をしているのを聞かせていただきました。

様々な話を聴く中で改めて道に迷った時の基本である「おかしいなと思ったら引き返す」ということと、出掛ける時にどの山へ行くのかを伝えるとともに実際に登山口まで来たら、「登山届」を提出するということの重要性を感じることができました。

よくニュースで遭難したものの無事に生還したという話はあるものの、もしどこに出掛けたかがわからなければ、どんなに立派な捜索隊がスタンバイしていたとしても出掛けようがないわけで、少なくとも当日どこへ行くかくらいは家族や知り合いに告知してから行かないと、車で出掛けてもその車がどこに停まっているか(つまりどこの登山口から登ったか)もわからないので、もし遭難して長時間生存していても捜索してもらえなければそれまでです。

車中泊を登山とセットで行なっている方はもちろんこうした過去に起こった遭難事故から学ぶ事は多いだろうと思いますが、一人で車中泊の旅に出る場合でも、誰にも内緒で出掛けるべきではないということで、ここで一つ提案をしてみます。

一番簡単なのはLINEで家族や友人とのやり取りをしているなら、左下にある「+」をタップして「位置情報」をさらにタップすると、スマホのGPSを入れてあれば地図上の現在位置に「この位置を送信」という表示が出ますのでそこをタップするだけで、住所の文字情報として簡単に送ることができます。その日の宿泊場所として何かコメントがあれば、改めて発言をすればいいでしょう。

LINEをやっていない場合にはアプリで自分の位置を住所化するアプリもあります。これはAndroid用のアプリですが、「現在位置住所検索」というアプリでは、起動すると自動的にその場の住所を表示してくれ、ワンタッチでクリップボードにコピーしてメールに貼り付けて送ることもできます。また、人気のない所で救急車や警察を呼ぶような場合に、携帯電話の場合自動で自分の位置を検索してもらうのは難しいので、こうしたアプリを使って出てきた住所を直接告げる事で命にかかわるような大事になってしまったような場合(車ごと崖から転落してしまったような場合)には有効でしょう。ただ、一台でデータも通話も行なっている場合は、調べた住所を何かに書き写してから電話を掛けるようにする必要があるかも知れませんが、ガラケー(ガラホ)とスマホ(タブレット)との2台持ちにするのも一つの手でしょう。

車で移動する場合、かなり頻繁に場所を移動するのでいちいち電話して自分のいる場所を伝えるのが面倒になるかも知れませんが、LINEやメールを使ってその日の最終到着地だけでも家族に伝える習慣を付けておくだけでも、何か想定不能の事故や天災に巻き込まれた場合、自分を誰かが探してくれるための最後の頼みの綱ということになるのではないでしょうか。