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ポータブル電源はソーラーパネル充電対応のものを選ぼう

先日注文したenkeeo ポータブル電源 S155が届きました。私が過去に車中泊にモバイルバッテリーを持っていったのは鉛電池やディープサイクルバッテリーの時代なので大きくて重くてといった印象しかないのですが、今回購入したバッテリーはリチウムポリマーバッテリーということで、42000mAh/155Whという容量があっても小さくて軽く、USB出力だけでなくACコンセントも2つ付いていてせいぜい100Wくらいまでの家電なら動かすことができるというのは技術の進歩というものを感じます。

大きさの比較に、7インチのタブレットと並べてみましたが、厚みこそあるもののLEDライトも付いていますし、これからの車中泊旅行に活躍してくれそうな感じがします。

実は今回、あまり細かいところを見ないまま価格だけにつられて購入したのですが、心から購入して良かったという事があります。というのも、今回購入したS155は充電方法が3つあり、家庭用コンセントを利用するACアダプターと車のシガーソケット経由で充電できるのはまず普通ですが、最初からソーラーパネル充電用の「MC4コネクタ」につながるコードが付属しています。

もちろん、直接充電用のプラグからモバイル用途を意図した持ち運びが簡単なソーラーパネルと接続して充電できるのですが、昔からあるソーラパネルから接続するMC4コネクタが使えるとなると、個人的にはあることを試してみたくなります。というのは自宅にはかつて自動車用バッテリーを充電する目的で購入した50Wのパネル2つを広げて利用する100Wのソーラーパネルがあるのです。その際には以前のブログにも書きましたので、その時に書いたものへのリンクを貼っておきます。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-c6ce.html

つまり、この100Wのソーラーパネルから今回購入したポータブル電源に太陽光を使って充電がすぐにできるようになるということになるのです。バッテリーをポチった時には車で出掛けた時に走行中にはシガーソケットから充電して、その日に使う分の電力を充電すればいいかと思っていたのですが、ポータブル電源に付属するコードを接続したら問題なく充電されることがわかりました(^^)。

このソーラーパネルは大きく重いながらも持ち運びが可能で(写真でポータブル電源との大きさ比較をしていただければわかると思います)、非常時にもキャンプ時にも役に立つということがわかってきたので、今後の災害対策および長期の車中泊旅行時の過ごし方すら変わってくる可能性が出てきました。

今後、このソーラーパネルを使ってポータブルバッテリーを充電する場合、何しろソーラー発電というのは雨の日にはできないということになるので、晴れ間を見付けたらどこか日の当たる所を探してソーラーパネルを設置して充電し、できれば無駄なく太陽のエネルギーを蓄電しておきたいところです。もしこのバッテリーの充電が終了した場合でも、複数のポータブル電源を用意しておけば、特に非常時には誰の力も借りずに電気を持ち運ぶことができるようになるということです。

キャンピングカーで気の向くままに全国各地に出掛けたような場合でも、昼間に公共の駐車場の駐車スペースからはみ出さない限りは、充電作業も可能かと思います。そうして複数のポータブル電源を充電し、さらにポータブル電源についても今回購入したものよりもっと大きなものと併用すれば、湯わかしや炊飯は300Wくらいの出力が可能な性能がある大きな電源で、スマホやノートパソコンはこちらの小さな電源でというように併用することもできますし、大小のセットを2セット作っておき、常にどちらかが満充電されているような状況を作ることができれば、夜の車中泊の車内での行動はかなり変わってきます。別に専用のキャンピングカーでなくても、夏は扇風機、冬は電気毛布を使うこともでき、テレビについては昔使っていたタブレットがフルセグ対応で、さらにクレイドルにアンテナ端子が付いているので電力をセーブしながらでも車内テレビが可能です。

今回購入したポータブル電源が手持ちのソーラーパネルで充電できることにより、災害時でも関連品が壊れなければ何とか今の状態でブログを書いて報告を上げ続けることが可能になり、正直嬉しいです(^^)。今後はまた今回の容量以上で、同じソーラーパネルから充電可能なポータブル電源の安売りがあったら狙いたいということと、ポータブル電源の容量の範囲でも普段と同じ事ができるような低電力の製品についてもアンテナを張ってみようかと思っています。


リゲッタのインソール(中敷き)の実力は?

先日の旅行記の最後に書きました通り、リゲッタの靴の特徴の一つ、土ふまずにピタッと張り付く感じのインソール部分だけを注文し、先日到着しました。価格は約1,600円くらい(一足分)で、新しい靴を購入する前に気軽に試せるのが嬉しいです。今回色は黒を注文しましたが、色違いもあります。

このように、踵からつま先までの長さはなく、実際の使い方としてかかとのところに寄せるようにして入れます。さらに、土踏まずが当たる部分が盛り上がっているので、靴の左右にそれぞれのインソールを入れるようになっています。

インソールにはそれぞれどちらの靴に入れればいいかという「左」「右」の記載があります。写真のインソールは左の靴に入れるということになりますが:上のアルファベットの「L」は「Left(左)」ではなく、インソールの大きさが「L」サイズであることを示しているので、間違えなきよう。左右を逆に入れてしまうと、足の外側が盛り上がってしまうため、すぐに違うとわかるとは思いますが、基本はこのインソールを入れて密着させ、土ふまずの部分に当てたいので、違う入れ方をしたら何らかの足への違和感は感じるでしょう。

そして、靴を履く際がこうしたインソールを付ける場合には少し難しくもあります。決まった靴で使うつもりなら両面テープで固定する方がいいでしょうが、複数の靴で使い回しをしたい場合は、できるだけかかとの方にインソールを付けた状態で履くことができれば、普通に歩いても中のインソールがずれることはありません。最初は靴紐を結ぶタイプのものでは紐を解いてから足を入れるようにした方がいいでしょう。いったん収まってしまえば、そこまでの違和感は感じません。ただ、インソール無しで履いていた時と比べると多少靴を履く時にきつく感じてしまうかも知れません。

また、足がインソールにうまくフィットしていないと、リゲッタシューズを履いている時と比べてちょっとぶつかっている感じになり、長く履いていると足先に痛みが出てくる可能性もあります。私の場合は靴を締めないで、緩めに履くことで足先が固定されないようにして対応していますが、インソールを入れない状態でぴったりと自分の足に合った靴の場合はインソールを入れる事自体が厳しくなるかも知れません。

あとは肝心の長時間使ってみての感想ですが、やはりインソールを入れた靴と、リゲッタの靴とではその快適さはリゲッタの靴の方が高いということが改めてわかりました。ただ、足の裏のだるい感じというのは感じることがインソールを入れない場合より少なくなりました。もっとも、インソールを入れることで足の別のところが痛くなっては本末転倒なので、どのくらい緩めた状態で履くのがいいのか、その程度を調整する必要はありそうです。

今回は自前の靴の中でも紐靴で行ないましたが、そのまま入れるだけだと写真のようにちょっと浮いてしまいます。ある程度広げた状態でインソールを入れて位置を変えやすそうなスリップオンタイプの靴や、マジックテープで締めるタイプの靴ならより合わせやすい気がしますので、もう少し微調整をしていきたいと思います。この調整というのは、リゲッタの靴を履いている状態に近づけるような形で足にフィットさせていくことになるので、最初にこのインソールだけを購入してもあまり意味はないと思います。やはりまずはリゲッタの靴を購入して履いてみて、その履き心地に慣れてしまった場合に、いかに他の靴で同じようなフィット感を出すかという風に考えてインソールを購入するのがいいと思います。


中古パソコンのバッテリーを新品にするよりポータブル電源?

先日購入したばかりの中古ノートパソコンは快調に動いていて、このブログもそのパソコンで書いています。元々、自宅だけで使うつもりで購入したものですが(モニターが15.6インチあるモバイルパソコンとは言えないもののため)、画面も大きくて思いの他使いやすいので、車で旅行に出る時であれば夜の車内でブログを書いたりDVDを見たり、さらにインターネットを楽しんだりする場合には持って行くのもありではないかと思うようになりました。

逆にしばらくは12インチ~13インチクラスの中古モバイルパソコンを購入しようとする気は失せました。なぜかというと、中古で動作は安定していても、バッテリーの劣化があった場合には外で使い物にならないからです。せめてACアダプタがUSB Type-Cのパターンで、モバイルバッテリーから充電および給電できる最新のモバイルパソコンであればいいのですが、私が今使っているのはいわゆるWindowsタブレットに準じたmicro USB端子からモバイルバッテリーで給電できる小型パソコンの利便性を考えると、あえて12インチクラスの古いモバイルパソコンに専用のACアダプターを持ち歩き、さらに本体に付属するバッテリーが劣化して少ししか使えないということならば、車で出掛ける時だけ大き目のノートパソコンをアメリカ人ばりに持ち運んで使った方がいいのかなという風に思えてきたのです。

専用のACアダプターをコンセントに差して充電するノートパソコンの場合、最近のノートパソコンでは本体にバッテリーが内蔵されており、素人の交換は困難ですが、古いノートパソコンの場合はバッテリーを取り外しての交換が容易です。ですから、ある程度劣化したパソコン専用のバッテリーの新品を追加購入すれば、車に乗せて走行中はインバーター経由で充電をして、夜になって車中泊をする際に本体のバッテリーで長時間使うこともできるでしょう。ただ、バッテリーは専用品(同じメーカーでも型番違いはNGで、他のメーカーでも使える互換品はありません)になり、リチウムイオン電池ということで1万円前後となかなか高価です。オークションやフリマで安いものがあったとしても、その出品されたバッテリーが劣化している可能性もあるので、やはり中古パソコンを外で快適に使うためにはコストがかかるということを実感するのです。

しかし、車での移動中に使うという限定で考え方を変えると、もう一つの可能性が生まれてきます。たまたまメールをチェックしていたらアマゾンからリチウムイオン電池を内蔵したポータブルバッテリーのセールをやっていて、USB出力だけでなくコンセントからの出力もカバーし、直接車のシガーソケットからの充電も可能な品がクーポンを利用すると7千円くらいで出ていたのでついポチってしまいました(セールは常時行なわれていないので、表示される価格にはご注意下さい)。

この製品のユーザーレポートでは主にUSB出力でスマホやタブレットを充電し、コンセントはだいたい出力が100ワットくらいて湯沸かしや調理は無理なので、車中泊の際に電気毛布を使うレポートがよく見られ、この製品で電気毛布を「弱」にしておけば一晩中の利用が可能になるという話も出ています。ただしすっからかんになったバッテリーをACアダプターで満充電するためにかかる時間は7時間もかかるということなので(実物が来ていないので伝聞の知識であることをお断りします)、車中泊の旅では一日で空になるまで使うと大変なので、スマホやパソコンの充電および給電に主に使い、非常の場合にフルに使うくらい(冬の電気毛布や夏の扇風機など)に使うつもりで用意しておくのがいいのではないでしょうか。

私の場合は夜の明かりは電池式のランタンがあり、情報はラジオからでも取れるので、このポータブルバッテリーは主に走行中に充電した分をモバイル機器とノートパソコンの利用に使うくらいで十分だと思っていますが、こういったものはずっと使わずに電池が劣化するのはもったいないので、購入した中古パソコンが自分の責任で壊れても保証してもらえるということもありますので、日常的に車を使ってのモバイル運用というものも考えてみようかと思っています。

今回はたまたまノートパソコンの専用バッテリーを買うよりもお得に、ノートパソコン以外にも利用範囲が広がるということもあるので、使いながら新たな利用パターンを考えていくというのもありかなと今は思っています。バッテリーが到着しましたら改めて紹介する予定ですが、この文章をアップ直後にご覧になった方は私と同じ金額での購入が可能かも知れませんので、興味がある方は上のリンクの方もご確認下さい。


名古屋~下呂~高山B級グルメの旅 番外 改めてのRe:geA(リゲッタ)の評価

今回の日帰り列車旅のもう一つの目的としてあったのが、先日ブログでも紹介した国産の日本人の足を考えて作られた靴であるRe:geA(リゲッタ・Regetta Canoe)は長歩きや旅行についてはどうなのかを検証することでした。電車の旅ということになると電車以外の移動手段は歩きになるため、どうしても足の疲れというものは避けられないので、これをいくらか改善できればという気持ちで試してみました。

上の写真は静岡駅に戻る前の岐阜駅で撮った今回の旅で歩いた歩数です。静岡駅から自宅まで帰ってきて、1万2千~3千歩といったところでした。普段これくらい歩いている方ならどうということもない歩数ではないかと思いますが、普段歩いていない身としてはそうではなく、家に帰ったら相当足にダメージが来るのがいつもの事でした。

まだ履きなれない靴であるということもあり、左右の足の小指が少々当たって痛くなったことはありましたが、これはもう少し履いてみてからその対策を考える必要はあるかも知れませんが、問題は主に足裏が痛くなったりだるくなったりするかどうかということでした。

結果的に、立って長く歩くことによってふくらはぎがパンパンになったりすることは、靴のせいではなくあったのですが、常に土踏まずの部分をインソールでカバーして隙間が空かないようにしていたのが良かったのか、足裏の疲れというのは全く起きませんでした。私の場合は、リゲッタのインソールが足に合ったようでした。

特に帰りの高山からの汽車内では、同じように歩きながら観光していると思われた私よりかなり年の若い旅行者が疲れの為からか靴を脱いだまま列車内でくつろいでいたのに対し、私自身は靴を脱いでも履いたままでも足が疲れていないためどちらでもいいという感じでした。確かに今まではローカル線に乗っていて乗客がいない時などは、とにかく靴を脱いでリラックスすることをついしてしまいましたが、他の乗客からするとあまりいい事とは言えません。さらに、足が蒸れていると臭いが気になったりもするので、できるならやみくもに靴を脱がないでいたいものです。今回リゲッタを履いて旅に出てみて、靴を履いたままずっといても足のだるさがなかったのは、本当に旅用の靴としては画期的な事だと感じました。

確かに初めて履き始めた時には土踏まずに違和感を感じていたものの、だんだん青竹踏みのような気持ちいい刺激だと思えるようになって、旅の後半に歩いていてもスイスイ歩くことができましたし、歩かないで座っているような時には全く違和感は感じなくなっていました。

このような感想を持つ人がどのくらいいるのかはわかりませんが、私には特にこの土踏まずの部分が上がったインソールが良かったので、改めてリゲッタの販売サイトで売っている男性用のインソール部分のみをネットで注文してしまいました。一応その製品は自分の持っている非リゲッタの靴の中に入れることで、リゲッタと同じような履き心地を実現するものだということですが、実際にリゲッタの靴と比べてどうなのかというところが気にかかりますし、ちょっとしたインソールのずれで痛みが発生するようだといけないので、その点についても改めて試してみたくなりました。

個人的には安く今ある靴の履き心地が高まるなら、これ以上の事はないわけですが、そううまく事が運ぶかどうかをまた改めて報告することになりそうです。ちなみに、インソールは男性用・女性用があり、大きさもサイズによって違うということですが、私は男性用のLサイズを選択して注文しましたので、実際に商品が届きましたら改めてそのレポートをさせていただきたいと思っています。

・リゲッタカヌー公式サイト
http://regettacanoe.com/


ふらっと立ち寄った温泉・銭湯にサンプルの活用を

今ちょっと日帰りでどこかに弾丸ツアーに出掛けようと目論んでいます(^^;)。今シーズンのJR普通列車乗り放題の切符「青春18きっぷ」を購入してしまったので、どうしても出掛ける時以外に何かに使おうと思っている中で、時刻表とにらめっこしながらできるだけ遠くに行きながら土地の名物を食しリフレッシュして来ようと思っています。

その際は日帰りと言っても始発で出発して終電で帰るという形を考えているのですが、週末でも平日でも翌日も休むことができればそれなりに弾丸ツアーを行なっても体力の回復は計れると踏んでいます。

その際、やはり旅の疲れを取るため行程の中に温泉を入れたいというのがあるのですが、その際に問題になるのが、入設備は浴先にシャンプー・リンスは揃っているかという問題があります。当然、それなりの料金を取るような日帰り温泉では整っていますが、銭湯や温泉を格安で楽しめる施設では入浴する人が石鹸とシャンプー・リンスを用意することが当り前になっています。先日入浴した伊東の日帰り温泉施設でも桶はあっても石鹸の類は自分で用意するか、番台で購入するようになっていました。

車で温泉を回る場合は、それでも自宅で使うようなお風呂セットを常に持ち歩き、目立った温泉や銭湯があればそのセットともに入浴してもいいのですが、電車の旅でお風呂セットを持ち歩くというのはなかなか難しいでしょう。液体系のものはもちろん、固定石鹸も濡れてしまっては匂いますしバッグの中で漏れたら大変なことになります。トラベルセットとして販売されている小さなシャンプー・リンス、ボディーソープのセットもありますが、逆に常に旅行をしているわけでもないので、数回だけ使ってあとは使わずに捨てるということにもなりかねず、少々もったいない気もします。

そんな事を考えながら近所のドラッグストアに行ったところ、ボディーソープとシャンプー・リンスのコーナーに、大きなボトルを高いお金を出して購入する前に試すためのサンプル(試供品)が売っているのを発見したのです。確かに、テレビコマーシャルではどのシャンプーもすばらしい製品のように思えてしまいますが、実際は自分の頭皮に合うか合わないかということもあるため、こうしたサンプルを購入する方というのがいるのでしょう。

こちらとしては、まさに日帰りや一泊二泊で出掛けた際に、一回分だけ分けられたものを持って行けるというのは相当気楽でいざという時に役立ちそうな気がします。今回購入したものはシャンプー・ボディーソープどちらも2回分で100円程度で販売されており、シャンプーのためにわざわざ高いお金を払って入場料金が高い施設に行かなくても済みますし、使い終わればパッケージはゴミ箱に直行でも文句を言われることもありません。さらに一回ずつの量は少量ですので、袋に入れておけばもし袋が破れて中味が出たとしても最少限の影響しかバッグの中では出ないでしょう。気になる場合には別のケースの中に入れておけばかなりの衝撃があっても中味は大丈夫でしょう。

昔は「紙せっけん」なんてものもありましたが(現在でも「無印良品」での取扱いがありました)、基本的には手洗い用なので一枚では体が洗えないばかりか、あれも長くバッグに入れておくと匂いが付いてしまいます。そんなわけで、今回購入したようなサンプルを集めて車の中に入れておいたりすれば、何かのおりに利用することになったら大変便利です。もし長く使うことがなさそうだったら、自宅で使えばいいのでその点でも気が楽に使えます。

ひと昔前なら、小さなビジネスホテルのアメニティで小さな石けんやパックに入ったシャンプー・リンスが部屋に置いてあったものですが、最近では大型のボトルを部屋に据え付けるように設置してあるタイプが多くなりました。そんな状況の中で安くサンプルを手に入れるには、ネットオークションやフリマアプリを使って無料の試供品を手に入れたり、メーカーのキャンペーンで無料でもらったり、商品のおまけとして付いてくるものを活用するような方法もあります。今回はいきなり出掛けることを思い付いたような形なので直接サンプルを購入しましたが、今後は何かでサンプルをもらえたり、安く手に入れられるようなことがあったら、積極的に集めてみようかなと思っています。


Re:getA(リゲッタ)のシューズの履き心地

昨日たまたま出掛けた先で、以前から気になっていたRe:getA(リゲッタ)のシューズがお買い得な値段で売っていたので、お店でお話を聞きつつその履き心地を試し、つい購入してしまいました。恐らく古いモデルの在庫一掃セールかと思いますが、とにかく私にとっては初めてのリゲッタの靴だったため、とりあえずどんなもんかなという興味が強く、安くて気軽に使えそうなスリッポンタイプのものを購入しました。

正式な製品名は「メンズストレートモカシンシューズ JPR005」というもので、外側は合成皮革ですが起毛素材で、水には弱そうです(^^;)。紐のない靴なので履くのは簡単そうですが、このシリーズの他の靴にはない特徴としては、細かいサイズ設定がなく、服のように「L」「M」「S」というサイズ表示になっているということがあります。ちなみに、私の購入したメンズでは「L 27.0-27.5cm」「M 26.0-26.5cm」「S 25.0-25.5cm」という風にかなり幅があります。また、つま先も写真の通り幅が広く、厚い靴下を履いた状態でもかなりゆったりしている印象でした。私は普通26.0cmなのでMを購入しましたが、通販だと自分で合うと思ったサイズと微妙にサイズが違うケースも出てくると思いますので、実際にお店で試し履きをすることは必要でしょう。

また、靴の裏を見てみるとかなりつま先が上がっている形状をしていて、この靴の名前であるリゲッタの思想の元になった「下駄」のようにスムーズに歩けるような形を追求したとのこと。安い靴でソールも独特のため修理はできないと思いますが、お店の人はかなり長持ちをすると言っていました。

そして、もう一つの特徴が少し写真では見にくいかも知れませんが、土踏まずの部分にもしっかりフィットして足全体を使って歩けるように設計された「ルーペインソール」です。足の内側にある土踏まずの部分に隙間を作らないような、両足の内側が斜めにせり上がっているソールになっているので、履き慣れないと最初のうちは土踏まずの部分にかなりの違和感を感じます。逆に言うと他の靴と比べて自分の足全体を使って歩くことができるので、先日少しこの靴で歩いたもののもう少し長い距離を歩いて試してみたいですね。なお、メーカーのサイトによると、日本人の足に合うように設計されてはいるものの、中にはこのソール自体が合わない人というのもいる可能性はあるとのことなので、これについては実際に試して自分の中で結論を出すしかなさそうです。

さらに、公式サイトを見ると、今回購入した靴は、人気のドライビングローファーのデザイン違いという風に紹介されていました。簡単に履けて歩きやすいということが本当なら、まさに車でのお出掛けだけでなく車中泊のお供にして夜中のトイレに行く時でもすぐ履けすぐ脱げるという点でも重宝しそうです。なお、製品によってはかなりの厚底のものもあるようですので、その場合はブレーキやアクセルの加減をうまく調整できなくなるかも知れませんので、これも違和感を感じたら運転する時は使わないで歩く時に履き替えるのがいいでしょう。

まだ、本格的に使っていないので本当の評価というのはもう少し後になるかも知れませんが、セールを利用すれば、1万円以下(アウトレットでは5千円以下でも)で試すことができるかもしれません。興味のある方のために、通販でない公式サイトへのリンクを貼っておきます。可能なら実際に手に触れ試してみることで、春のお出掛けにぴったりな靴が見付かるかも知れません。

http://regettacanoe.com/


夜間のヘッドライトの常識を再確認

ネットニュースでご覧になった方も少なくないかと思いますが、夕方から夜間車を走らせている時に、ヘッドライトはどのように付けたり消したり、上向きにしたり下向きにしたりするべきなのかという事について今までの自分の常識とは違うことを感じるとともに、全面的に自分の行動を変えていく必要性というものも感じてしまいました。というわけで、ここでは自分の備忘録的な意味が強くなるかも知れませんが、具体的に書いて行こうと思います。

まずは、道路交通法の中にある「灯火」についての項目です。2019年3月現在の内容を以下に示します。

(引用ここから)
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(車両等の灯火)
第五十二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
2 車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。
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(引用ここまで)

まず、注意したいことは夜間というと完全に前が見にくくなった時間を想像しがちですが、法律では「日没時」からということをうたっています。日没後であっても周辺はまだ十分に明かるいということはあるのですが、ここで言われている事の裏を読むと、必ずしも目の前を明るくすることだけが目的ではないということもあります。

例えば、二輪車のヘッドライトは日中・夜間に関係なく付いていますし、自転車でも新しいものでは日中でもヘッドライトが点灯する仕様になっています。特に自動車と比べて小さくて認識がしずらい自転車や二輪車については、点灯することによって自分の存在を周りに示すという意味あいがあるからこそ、昼間にもライトを点灯させるわけなのです。

自動車においても、夕方に「早めのライト点灯」というような標識があるのは、決して自分が見えないからではなく、他人の目から見て自分の車をより強く認識させ、事故を防ぐためという意味あいもあるということです。それこそ法律に明文化されている通り、その日の日没時間を過ぎたら点灯することが大切です。今では何もかもドライブレコーダーで記録されうる時代ですから、夕方に事故を起こしてしまった場合、すでにライトを点灯させているか否かで過失の割合も変わってくる可能性があるかも知れません。さらに、運送業で軽トラやワンボックスを利用する一部の会社では昼間からの点灯を義務付けて運転しているところもあるようです。駐車時のライト消し忘れには要注意ですが、もらい事故を受ける可能性を減らすためには必要なことなのかも知れません。

次に、ロービームハイビームについてですが、私自身も今まではロービームが基本で、ハイビームにはめったにすることがありませんでした。それは過去の経験上、ハイビームのままで走っていると正面を走っている車からはまぶし過ぎて前が良く見えないことになり、パッシングやクラクションで注意されることが実際にあったので、ロービームを基本にしていたのです。

しかし、相手がまぶしいと思えるような状況を察知した時にのみロービームにするのが基本だということが、法律の(2)の中で書かれています。「他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作」とありますが、さすがに消すのは停止している時くらいしかできないと思うので、走りながらだとハイビームからロービームにすれ違う前に切り替えることで十分にはなります。

もとより、点灯する目的には相手に自分の車を認知してもらうということがあるわけですから、ハイビームにしておいた方が遠くからもよく見えますし、また運転している方でもハイビームにした方が歩行者の急な動きを遠方から察知することができるので、高速道路や自動車専用道路などの幅の広い道路や、山道など対向車がめったに来ない道ではほぼハイビームでもいいということにもなるでしょう。ただ、交通量の多い繁華街や国道などではいちいちハイとローを切り替えるのも大変ですし、そこは従来通りロービームで変えずに走るのは問題ないでしょう。

さらにもう一つ、自分もついついやってしまったのが、交差点の信号にかかって止まっている時に、前方の車に対する配慮から、つい停まっている時にライトを消灯させてしまったのですが、これも自分の車の存在を周辺に示すという意味においてはいけない行為になります。ライトを消していることで自分の車の存在に気付かない状況で強引に前に割り込もうとしてきた車がいたとしたら、ライトを消して待っている側としてはぶつけられ損だということにもなりかねません。

さすがに信号待ちをしている時にハイビームとロービームを上下に何回も切り替えていたら迷惑がかかるだけでなく、煽り運転や喧嘩の引きがねにもなりかねませんが、ロービームのヘッドライトを付けたままでも問題はほとんどないと思います。逆にライトを消した車の存在の方が対向する車から見ると、ライトを付け忘れてそのまま走ってくるのではないか? と思えて恐ろしいと思うところもありますので、「日没から点灯させたライトは車を停めるまで消さず、対向車が来ない道ならハイビーム」というのが今現在の安全基準に照らして問題ない行為であるということを今回実感した次第です。

今のところ点灯のタイミングが遅れたくらいで警察に停められたことはありませんが、それこそ夕方の事故の際に点灯していたか否かというのは大きな賠償請求のポイントに今後はなっていくであろうと思っているので、早めの点灯と車がいなければハイビームという行動で未然に飛び出しのための事故を防ぐことも事故削減についての一つの方法だということを覚えておきたいと個人的には思っています。


車中泊の環境は転用可能なものを選ぼう

年末には毎年一部では盛り上がるNHK総合テレビで放送されている「ドキュメント72時間」の2018年の年間ランキング発表の番組を見ていたのですが、第二位にランクされた競馬の日本ダービーの席取り(席は開場から15分で今年は埋まってしまったそうです)のための行列に密着した回は実に面白かったです。

最も早くから並んでいる人はダービーの5日前くらいから並んでいるそうで、仕事の休みを取っていい席でレースを見るために並ぶ人達のバイタリティには感動すら覚えてしまいました。

行列には様々なルールが有り、そのルールを知らないで並んでいるとJRAの職員が列の整理と称して容赦なくその場にいない人の席取りのシートを剥がしたり、行列を少し進ませたりして、そこまでずっと並んだ苦労が大無しになってしまうこともあり、単に並んでいるだけでは駄目であることをこちらも見ていて理解しました。

行列は比較的環境の良い西門への行列と、屋根がなくヒルも出るという過酷な正門への行列に分かれているものの、どちらも固いコンクリートの上に座ったり寝たりしながら行列に加わる必要があります。テレビではヨガマットを敷いて凸凹を解消する人が羨ましがられていたり、自立式のハンモックを持ってきている人もいましたが、意外と多くの人が寝る対策をしないで来ていることが意外に思えました。

もちろん、紹介したようにJRAの列整理に対応するために、一人で来ている人はお隣りで並んでいる人と仲良くなり、情報を仕入れたりトイレや買い物に行った時に列を守ってもらうことも大事なので、自分ばかり快適な環境を見せ付けることで、かえって周りに反感を買ってしまう恐れもあるのかも知れませんし、さらに入場時にいの一番に走って席を取ろうとしている人にとっては装備が大きく重くなればなるほど機動力が落ちるわけですが(^^;)、やはり2日も3日もコンクリートの地面にブルーシートを敷いただけのところで寝るというのはその後の体調にも心配なところがあるので、せめて銀マットだけでも敷いた方がいいのではと思う方もいました。

私自身はそこまでして行列に並ぶような機会が今後あるかどうかはわかりませんが、どうしても行列に並ぶようなことがあれば、今まで車中泊用に用意した様々なグッズが効果的に使えると思います。夏の暑い季節ならコットにキャンプ用のマットを組み合わせて、寝るのにも日中に座るのにも使いながら、正直快適とまでは言えないまでも、体を痛めたりすることなしに一応の楽な姿勢は取ることはできる環境を作る自信はあります。あとは、それほど目立たずに快適な環境を維持するための工夫をすることになるでしょうが、一概に行列の場に仰々しいテントを立てて過ごすというよりも、その場に馴染み前後の列の人との交信を遮断しない環境なんてことを考えると、あえてキャンピングカーではない普通の車で車中泊をするか試行錯誤することとオーバーラップしたりします。

日本ダービーの行列は一年に一回で、恐らく多くの人は毎年一回行く人もいるでしょうが、つい思い付いて並ぼうという風に考えた人にとってはそのためにキャンプ用具を一から揃えるというのは無駄だと思っているのかも知れません。ただ、車中泊を楽しみ、いざという時の野営対策をしている中では、こうした行列に参加したいと思った時には使える道具を揃えてあると、車で出掛けてそのままスムーズに行列に移行できるでしょう。

コットが電車での移動の際に持ち運びが大変ならば、空気でふくらませるマットや、きれいに折り畳めるマット、さらに冬の極寒時にも耐えうるコンパクトに畳める寝袋と雨が降っても大丈夫なシュラフカバーあたりを日頃から車に揃えておいて、何かあった時に持って行けば災害時にも車中泊にも、ついでに行列に並ぶ場合でも役に立ちます。車中泊の環境を整えるために揃えるグッズは、あくまで車中泊だけのためではなく、様々な場合でも使えるようなものということで考えて購入することが改めて大切ではないかと思うところです。


インドネシアの津波の恐ろしさから車中泊の旅を考える

インドネシアで起こった大きな地震を伴わない津波の被害は、日を追うごとに大規模になっていくようで、まだまだ増えるのではないか? という感じもします。それは、いわゆる何らかの「予兆」が全くない中、さらに周りも良く見えない深夜に起こったという悪い条件が重なったことにより、まともに津波を受けてしまった人が相当いるだろうと思えるからです。

今回のケースは、少し離れたところにある火山の噴火によって土砂崩れが起き、その土砂の勢いで津波が起こったという、地震とは関係なく突然やってくる津波ということなのですが、テレビでは何故か日本で同じような地震による被害の可能性について、多少の報道はあったものの(九州の阿蘇山の噴火で地すべりが起き、別のところで津波が起こった事例があるとの話はテレビで見ました)、自分の住む南海トラフに接する地域ではどうなのか? ということについては説明はなかなかされません。

そんな中、これは2017年10月のニュースなのですが、正に今回のインドネシアで起きた津波と同じようなメカニズムでの被害が過去に出ていたのではないかとする研究が発表されたというものがありました。

それは、日本の歴史では戦国時代初期の1498年に起きた、南海トラフ巨大地震と考えられながら全体像が不明確な「明応地震」について、駿河湾内で海底地滑りが原因の局所的な津波が発生した可能性が高いと指摘する研究があるというのです。

駿河湾は数々の深海魚が生息する深い海溝があることでも有名ですが、そんな高低差のある海底内では海底に震源域がある地震や、海底火山の噴火活動によって崩れてしまった場合、場所と規模にもよると思いますが、通常の津波よりも早く陸地に到達する津波となって沿岸部を襲う可能性も拭いきれないという話もあります。

このニュースは、津波工学が専門の阿部郁男常葉大教授が執筆した論文、「駿河湾内の津波痕跡に着目した1498年の明応東海地震の津波波源の検討」、土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.73,2017.が発表される前に地元の新聞社が報じたものですが、今のところ大きな地震に伴う津波警報・津波注意報は出てくるものの、海底での地すべりが地震とは関係ない原因で起こった場合、すぐに警報を出して告知することは難しいでしょう。

今回のインドネシアでの津波は、暗くて海の様子が見えない深夜に起こったことで、全く津波が来ることを考えていない中で被害に遭ったという点で、やはり車で出掛けて海の近くで車中泊スポットを探す場合でも、高台で車中泊をできる場所を探した方がまさしく予想もできない災難から逃れるためには、そこまでの配慮も必要になってくるのかと思うところもあります。

海に限らず自然は様々な恵みを私たちにもたらしてくれるものの、ほんの気まぐれで容赦なく破壊を起こす恐い存在でもあります。車中泊場所を決める場合、多くの車が集まる道の駅や高速道路のサービスエリアを嫌い、人や車の来ない場所を見付けるような方もあると思いますが、今の世の中ではスマホのアプリに防災用の危険箇所を表示してくれるアプリもあります。私が入れているのはAndroid用になりますが「地理院地図++」というアプリで、防災関連のハザードマップの他、道路の冠水危険箇所や事前通行規制区間など、いざという時に役立ちそうな様々な情報が記載されたマップを利用できるので、車中泊場所のチェックや、通行時の安全を確保するために必要になれば使いたいと用意しています。ただし、最初に紹介した通り津波というのは現在の学問をもってしても正確な被害範囲を予測することは難しいと思いますので、各種データはあくまで参考とした上で、安全に車中泊できる環境について考えていきたいものです。


ヒッチハイクを甘く見ない方が良い

先日このブログでも紹介しましたが、NHK総合テレビの「ドキュメント72時間」で名神高速道路の草津パーキングエリアに密着した際、本線への入り口のところで車に乗せてもらおうとするヒッチハイカーにも取材していました。

びっくりしたのは、単に交通費節約のために乗せてもらうのではなく、自らの行動を生配信することが目的でヒッチハイクをしている人がいたことです。その方は男性でしたが、髪を長く伸ばしていて、遠目から見ると女性に見えることで、男性のドライバーを騙すと言っては何ですが、あわよくば自分の姿を見てドライバーがどんな変化を見せるかということをあわよくば配信して自分のチャンネルを見てくれている人を楽しませようとしているフシがありました。

こうした事はユーチューバーの鏡というべき演出方法なのかも知れませんが、お金の無い若者の移動を援助しようと思った人の心をないがしろにさせてしまう可能性もあるので、事前事後に十分な説明があって運転手がその演出意図に理解を示した場合なら許されることもあるかも知れませんが、生配信ではすでに世界中に向けて先に流れてしまうので、後からいくらフォローしても許されないという可能性も出てきます。

私自身はそういう事に巻き込まれるのはあまり好まないので、番組を見た後には今までケースによっては乗せてあげてもいいかなと思っていたところもあったのですが、今後は慎重に相手を観察した上で誰でも乗せてあげるようなことは慎もうと思えてしまいました。他の方はわかりませんが、いきなり自分の車の中で生実況を始められたら、相当の違和感を感じるというのが普通ではないかと思うのです。

そんなヒッチハイカーについて、前々から言われている「車に乗せる方のリスク」がそのまま事件になってしまったニュースが有りました。40代の女性が自宅付近まで送って欲しいと通り過がりの車に乗り込み、降りる際に助手席にあった運転者のカバンを掴み、半ば強奪するような形で降りた強盗の疑いで逮捕されたという事です。運転者に気付かれないように置き引きをするのではなく、相手に抵抗されることを見越しての行為は、下手をすると運転者が怪我をしたり最悪の場合は命を落とす可能性もあります。こんな事が普通に行なわれる社会にこれからの日本がなっていくのだとしたら、正直怖いですね。

私自身は見知らぬ人との間でヒッチハイクをしたこともされたことも経験はないのですが、まだ車を持っていなかった学生の頃、男女別相部屋というとほ宿とかユースホステルを利用していた時には、たまたま知り合った車で来ていた社会人のお兄さんに私ともう一人いた旅行者の人が車に乗せてもらい、電車やバスでは行けない観光地へ連れていってもらったことに感謝し、逆に自分が車で旅をするようになって同宿になった人と団体行動をする際に複数の車に分乗してプチ団体旅行のように楽しんだことはいい思い出です。ただ、その場合は事前に宿で食事をしたり談話室でお話しをする中でこの人は、翌日に車に同乗させても大丈夫なのか判断することは可能でしたし、もし何か問題があった場合は宿に宿泊者のデータを聞けばその人の素性は明らかになったので、お互いに納得の上で車に同乗させたりさせられたりという付き合いをしていましたが、今ではちょっとそんなことはできないかも知れません。

そんなことを考えながら書いていて、小説家の坂口安吾のエッセイ「エゴイズム小論」の事を思い出しました。童話の赤ずきんちゃんが親切心から森のお婆さんをお見舞いに行ったものの、その先でおばあさんに化けていた狼に食べられてしまう(最後には狩人によってお話では助け出されますが)という、話を引き合いに出して「親切」という行為について書いています。その中で心に残っているところを今回ご紹介します。

(ここから「坂口安吾/エゴイズム小論」からの引用)

親切にしてやったのに裏切られたからもう親切はやらぬといふ。そんな親切は始めからやらぬことだ。親切には裏切りも報酬もない。(中略)親切のおかげで殺されても仕方がないといふ自覚の上に成立ってゐる絶対の世界なのである。

(引用ここまで)

確かに、自分の今までの行動というものを顧みるに、ほいほいと知らない人の車に乗るのもこちらから知らない人を車に乗せるのも、ある程度は性善説に基づいて行動をしていますが、最悪の場合にとんでもない事件に巻き込まれる危険はあっただろうと思うものの、基本的には恩に着ることはあっても着せたことはありませんでした。まさに「情けは人の為ならず」の精神だったように思います。

今後、車にどうしても乗せてほしいと頼まれた場合、もし最初からの同行者がいた場合は自分の判断で何らかのトラブルに巻き込んでしまう危険性がないとも言えないので、同行者の方から乗せてあげてほしいと強く頼まれない限りはヒッチハイカーは乗せないと思います。一人で運転中にそんな場面に出食わした場合は、紹介したニュースのように貴重品を見えるところに置かないで、簡単に車内の荷物を盗まれないように、事前に車内の座席に物を置かないようにするなど(こうした心掛けは車上荒らしの被害防止にも役立ちます)の対策は今後必要になると思います。くれぐれも軽い気持ちでヒッチハイカーを乗せることは避け、自分なりの結論というものを見付け出してみることをおすすめします。