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テレビに久々に出た「車中泊の旅」

先週はラグビーワールドカップから台風の被害まで、様々な事が起こって何をこのブログで書くべきかということを考える中で、昨日ちょうどラグビーワールドカップをエコパスタジアムに見に行っていた時間にBS-TBSで放送されていた「走る別荘!車中泊の旅~秋の信州と能登半島スペシャル~」(2019年10月11日21時から放送)を録画で見させていただきました。

何の因果かとも思いますが、番組で紹介されていたスポットが千曲川流域であったため、紹介されたお店も営業がままならないような所もあるようで、改めて放送時とタイムラグを持って見てしまうと違った感想が見えてきます。大雨になった場合の車中泊場所についても、キャンプ場だからといっても避難勧告が出たら早目に移動する必要というのも感じました。それでもやはり、現状で車中泊をテーマに番組を放送するというのはありがたいことですし、番組の内容からその感想について書いてみたいと思います。

基本的にタレントの方々が運転して車中泊をするという流れには違いないのですが、出演者は魔娑斗さんとロバートの馬場さんという、車中泊への向き合い方が違う人選でした。魔裟斗さんは奥さんとお子さんを連れて、特にお子さんに車中泊の旅で何を見せたいかというところがコンセプトで(実際は下見というスタンスの一人旅)、富山から石川県羽咋市にある「千里浜なぎさドライブウェイ」で夕日を見たいという最終目的地を決める中で、お子さんにも楽しめるイルカウォッチングや栗拾い、かき小屋での生牡蠣を食したり、まあ普通の車中泊旅という感じでした。

対する馬場さんのコンセプトは、さすが料理大好き芸人で売っているだけあって、一通りの調理器具を用意して軽井沢から出発し、新潟の小谷村まで、現在台風の被害を受けている千曲川を通りながら地元産の食材を調理しながら進むというものです。番組での時間の掛け方は、やはりというか馬場さんの方に重きが置かれたというのは仕方のないところでしょう。直売所や道の駅、地元のスーパーで食材を入手し、泊まる場所だけでなく車のハッチを開けて車外調理ができる場所を探しながら進みます。

車はどちらもキャンピングカーをレンタルしたもので、魔裟斗さんは普通車のシートアレンジでフルフラットになるもの、馬場さんは軽四輪の同じくキャンピングカーを使いましたが、どちらも電源が取れたりシンクはあるものの、基本はシートアレンジでフルフラットを作り、馬場さんは空気を入れて使う車中泊用マットをシートの上に敷いて使っていました。どちらも、そこまで車中泊用のキャンピングカーには見えない車でした。

そして、肝心の車中泊場所ですが、番組では道の駅やサービスエリアで駐車場の利用についてマナー違反のような行為が一部の人によって行なわれている状況を説明し、基本的には「車中泊のできるキャンプ場」や車中泊のために整備され電源も使える「RVパーク」の利用を推奨していました。ただ、このRVパークについてもちろん空いていればその日の宿に使えるわけですが、事前予約が必要な場合があったり、基本的にはRVパークは電源が用意された車中泊施設ということだけなので、車の外での調理は禁止されています。もちろん、番組を作るなりゆきで管理者の許可があれば可能なところはあると思いますが、今回の番組を見て料理をしながら車中泊をしたいという場合は現状ではRVパークよりも「車中泊可能なキャンプ場」の利用をおすすめします。

ただ、そうは言っても普段あまり目にしない食材をおみやげにもって帰るだけでなく、現地で調理しながら車中泊の旅をするというのは面白いですね。馬場さんのキャンピングカーは車内ではなかなか本格的な調理が難しい軽四輪だったということもありますが、車内で完結する調理ならRVパークでも可能ですし、電源が取れれば電子レンジでの時短調理もできるでしょうし、今後の展開が楽しみにはなります。

こうした番組を見ていていつも思うのは、番組には台本があるので、車中泊場所を探してさまようことはないのですが、番組内で「好きな時に好きな所へ」という車中泊の魅力を言うなら、RVパークやキャンプ場を事前に予約して、さらに始めから行かなければならない目的地があるというのは十分にセットされた旅であり、勝手気ままではないわけです。個人的にはどうも、その辺がもどかしいという気がします。

ただ、今後の自動車の燃料がガソリンから電気へと変化していくなら、コンセント設備が完備した観光駐車場も出てくるのではないでしょうか。長時間車を駐車する場合には電気代プラスアルファの料金を取る代わりに、十分に走行できる分の充電ができる(車中での長期休憩や仮眠を行うことができる)駐場所一般的になれば、車で出掛ければ宿が全く取れないような時期でもそうした駐車場に車を停めながら車中泊をすることが普通になっていくのではないでしょうか。マナー云々の話はどんな時代にも出てくるとは思いますが、充電用の駐車場所は有料での利用が基本となると思いますので、そこまでひどい事をすることはないと思います。我が国の車社会の未来が、車中泊にも優しい状況になってくれることを期待したいですね。


夏の車中泊のために「ネットカフェ」も候補に入れるべきか

日本の夏の一番暑い時期というのは過ぎたとは思うのですが、まだ残暑は厳しくて車中泊には厳しい季節が続きます。冬の車中泊というのは厚着や寝袋の装備で何とかなる可能性はありますが、夏の暑さというのはたとえ裸になって寝たとしてもその暑さから逃れることはできません。日中に汗をかき、その汗を流せないまま暑い車内で寝ようと思っても、これはかなり不快な状況で車中泊をしなければならないでしょう。

それでも、あえて夏の車中泊をしなければならない場合、少なくとも寝る前のシャワーぐらいは浴びたいものです。最近は高速道路のサービスエリアにコインシャワーが付いている場所もあるので、そうした場所で車中泊をするようにし、シャワーを浴びて汗をスッキリと流すことで多少は夏の車中泊も快適になります。

現在の日本で車中泊ということが言われるのは、様々な宿泊場所があるものの、なかなか費用の面で高かったり、深夜などから利用するのは大変だということで、何も予約を入れなくてもできる車中泊に流れている人も少なくないとは思うのですが、費用は宿泊に比べてそれほど高くなく、さらに24時間事前予約不要で利用できる施設としては「ネットカフェ」があります。

ネットカフェというと、駐車場のない駅前にあって始発を待つまでの間に利用するというようなイメージは過去にはありましたが、私の住んでいる地方でもいわゆる「郊外店」を持つ全国チェーン店というのは結構あります。料金は時間単位で決まり、漫画・インターネット・フリードリンクなどのサービスがあり、さらにはシャワーのサービスも基本料金内で利用できるところもあります。車での利用の場合、どのくらい仮眠するかにもよりますが6時間くらい利用しても大手でも2千円くらいで利用できるので、いわゆるスーパー銭湯との比較になっていくのではないかと思うのですが、うまくネットカフェのサービスを利用できるなら、少なくとも暑い中で車中泊を続けるよりは快適でしょう。

ただ、スーパー銭湯と違うところは、最初に利用する場合には顔写真のある身分証明書を提示し、会員登録をする必要があります。その代わり、スーパー銭湯では使えない個室が使えたり、無料での朝食サービスがあったりします。いつ入って朝はいつ頃に出ていくかというところで、このようなサービスを使えるとしたら一夜の宿の料金としては安上がりに収まるということにもなるでしょう。

また、大手のネットカフェの場合、車がらみでなくても終電を逃したり18きっぷで行けるところまで移動しながら連日旅をしたいような場合は、事前にどの駅のそばにお店があるか調べてから出るようにすれば、スムーズな利用ができます。今まではそうした事は特別考えていなかったのですが、とりあえず全国にチェーン店があるお店の会員になって、地元でちょっとお茶をすると思って1時間くらい利用してみるのもいいのかも知れません。私の住む静岡駅では南口を出てすぐのところに「快活クラブ」が新たにオープンしたので、また何かの機会があれば利用してみようかなと今思っています。


ほんのちょっとの判断の遅れで後味の悪い事に

昨日は、鈴鹿サーキットで行なわれる恒例のレース「鈴鹿8耐」が行なわれました。昨年までは衛星放送のTwellVで生中継しているのを見ていたのですが、今年から放送するのがBS日テレに変わり、巨人戦をはさんでの中継にちょっとした違和感を感じながらゴールの瞬間を固唾を呑んで見ていたのですが、今年のレースではチェッカーフラッグが振られることは有りませんでした。

レースは「カワサキ」「ヤマハ」「ホンダ」という国内トップのワークスマシンがずっと競っていて、最後までどこが勝つかわからないような状況だったのですが、終了前に起きた数々のトラブルの対応を巡って、非常に後味の悪い結果になってしまいました。

レース終了一時間を切る中でトップのホンダをカワサキがかわし、トップに立ちました。カワサキのスピードはホンダやヤマハを凌駕するもので、このまま行けばカワサキの優勝は間違いないと思われたのですが、途中で3つの大きなトラブルが有りました。一つは、バイクの部品が路面に落下していて、走っている一台がその部品にまともに乗り上げてしまい火花を散らしながら転倒したのですが、たまたまその転倒したバイクのすぐ隣をトップのカワサキのマシンが走っていました。ぎりぎりで転倒したマシンをかわすことはできたものの、落下物を発見した時点で何かできることはなかったのかとまずは思いました。

その後、無事にレースは進んだもののコースの一部で雨が降り出し、何やら不気味な予感をテレビ観戦している側にも感じさせる状況になりました。そんな時、レース終了5分前に次のトラブルがやってきます。

上位を走っていたスズキのバイクが突然煙を吐き出し、コースにオイルを撒き散らすようにして走る様子がテレビに映し出されました。ライダーの気持ちとしては「あと5分なのに」という気持ちがあってエンジンが壊れるほどの大きなトラブルにも関わらず、すぐにコースアウトすることをせずに、結果として結構な距離のコースにオイルを撒き散らしていきました。テレビ解説者は、この時点で雨の心配もあるし暗くなってきたのですぐにレッドフラッグを出し、ペースカーを出してここまでの結果で順位を確定させるべきだと言っていたのですが、そうした対応を運営側は行ないませんでした。そしてレース終了の1分間に最後にして最大の悲劇が起こってしまったのです。

レース終了一分前にカワサキがトップでホームストレッチを通過して周回を終え、ほぼ優勝を確信したカワサキでしたが、たまたま前のトラブルでスズキがオイルを撒き散らした地点を通過した際に、恐らくそのオイルに乗ってしまったのだと思いますが、まさかの転倒になってしまいました。その前後(転倒する前だったのか後だったかはテレビ中継ではわかりませんでした)、運営側はレッドフラッグを出しペースカーを出しました。この時点でまだレースは終わっていません。

後から発表されたのですが、この時点から5分以内にカワサキがピットに戻ることができれば優勝だったのが、マシンのダメージが大きかったためか動かすことができず、結果は何とカワサキはリタイヤ扱いになって入賞すらできないという裁定になってしまったのでした。

もし、運営側がスズキの起こしたトラブルが発生した時点で、他のマシンの転倒の危険性をきちんと認識していれば、終了5分前にレースは中断し、その中断時の順位でレースが確定していたはずなのですが、終了のタイミングぎりぎりでレースの流れを切ることが忍びなかったのか、レッドフラッグを出すタイミングが遅れたことで、さらに状況は悪くなってしまいました。

最終的にはヤマハの5連覇という偉業でレースの幕は降りましたが、オイルを撒き散らしたのがスズキで、ヤマハ・ホンダ・カワサキの優勝争いだっただけに、多くの人からすると納得がいかない結果になったのではないでしょうか。レース終了後は多くの車が帰途につくことになると思いますが、鈴鹿サーキットからの高速道は渋滞の名所であるため、帰る人たちの間でイライラしていることが原因で大きな事故が起こらないか、そんな事も心配されるような今回のレースでした。

モータースポーツの場合、最後までコケなかったチームが勝つことは間違いなく、実際レース終了間際で転んだのはカワサキだけだったという意味で、チームが反省する部分もあるでしょうが、今回の場合は運営の対応によって全く違う結果になった可能性が高いということで、改めて全ての人が納得する裁定をきっちりと早急に下す必要があったのではないかと思えます。

恐らくこのニュースは他の注目度の高いスポーツニュースに埋もれてしまうかも知れませんが、8時間という耐久レースで、チーム同士がぎりぎりのところで鍔迫り合いを繰り広げてきた素晴らしい途中までの経過があっただけに、最後の5分間で運営によって複数の結果が考えられるような裁定を出したということは重く考えるべきです。

これは、単なるスポーツの問題だけではなく、私達の生活の中でもまれではありますがあることなのですね。何か自分が失敗をやらかしてしまった場合、自分の責任だけで済む状況ならいいのですが、学校や仕事上で多くの人が関係するような中で起こった失敗の場合、その事をできるだけ早く報告することで、その粗相を同僚や上に立つ人との間で共有できるので、自分一人では解決できないような失敗でもその影響を少なくすることは可能です。しかしそうした申告を後回しにしたり、嘘の証言をしたりすることによって、正しい対応を個人や組織が行なうことができなかったとしたら、確実にその人たちは信頼性を失なってしまうことになります。

具体的な誰でも起こしそうなリスクとしては、車で事故を起こした場合、何もなかった事にしようと逃げたり、うその申告をしたりすると、大概はそうした不正は見抜かれるものですので(保険会社の査定の方々はそうした点ではプロなので、その場しのぎの嘘や隠蔽工作を行なった場合など)、そうなったらさらなるペナルティが待っているということにもなるでしょう。もし、ついその場で悪い事をしてしまっても、その後の対応が早ければ早いほどダメージは少なくなります。アクシデントは思ってもみなかった所で起こるものですが、もしこの夏自分に起こってしまっても慌てずに正しいと思える対応を心掛けるようにしたいものです。

(2019.7.30 追記)

2019年の鈴鹿8耐の最終結果ですが、上で書いている内容とは変わった内容で確定されたので、ここで紹介します。上のような結果で暫定の表彰式が現地で行なわれ、翌日の新聞でも「ヤマハが5連覇」と書かれていたのですが、カワサキ側から抗議が提出され、レースディレクションがこれを受理し、検討の結果、「レースリザルトについては、赤旗掲示前にラップリーダーならびにラップリーダーと同一周回のライダーがフルラップをこなした時点のものを採用する」という規則に則り、終了1分前の時点でラップリーダーだったカワサキが優勝という最終判定になりました。

このようなぐだぐだの結果でカワサキの鈴鹿8耐の26年振りという勝利の味が違ったものになってしまったのは本当に残念でしたが、この判定がレース直後に行なわれていればという点はあるものの、多くのファンがすっきりとした気持ちで満足できるものとなったことについては良かったと素直に思えます。


夜間のヘッドライトの常識を再確認

ネットニュースでご覧になった方も少なくないかと思いますが、夕方から夜間車を走らせている時に、ヘッドライトはどのように付けたり消したり、上向きにしたり下向きにしたりするべきなのかという事について今までの自分の常識とは違うことを感じるとともに、全面的に自分の行動を変えていく必要性というものも感じてしまいました。というわけで、ここでは自分の備忘録的な意味が強くなるかも知れませんが、具体的に書いて行こうと思います。

まずは、道路交通法の中にある「灯火」についての項目です。2019年3月現在の内容を以下に示します。

(引用ここから)
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(車両等の灯火)
第五十二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
2 車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。
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(引用ここまで)

まず、注意したいことは夜間というと完全に前が見にくくなった時間を想像しがちですが、法律では「日没時」からということをうたっています。日没後であっても周辺はまだ十分に明かるいということはあるのですが、ここで言われている事の裏を読むと、必ずしも目の前を明るくすることだけが目的ではないということもあります。

例えば、二輪車のヘッドライトは日中・夜間に関係なく付いていますし、自転車でも新しいものでは日中でもヘッドライトが点灯する仕様になっています。特に自動車と比べて小さくて認識がしずらい自転車や二輪車については、点灯することによって自分の存在を周りに示すという意味あいがあるからこそ、昼間にもライトを点灯させるわけなのです。

自動車においても、夕方に「早めのライト点灯」というような標識があるのは、決して自分が見えないからではなく、他人の目から見て自分の車をより強く認識させ、事故を防ぐためという意味あいもあるということです。それこそ法律に明文化されている通り、その日の日没時間を過ぎたら点灯することが大切です。今では何もかもドライブレコーダーで記録されうる時代ですから、夕方に事故を起こしてしまった場合、すでにライトを点灯させているか否かで過失の割合も変わってくる可能性があるかも知れません。さらに、運送業で軽トラやワンボックスを利用する一部の会社では昼間からの点灯を義務付けて運転しているところもあるようです。駐車時のライト消し忘れには要注意ですが、もらい事故を受ける可能性を減らすためには必要なことなのかも知れません。

次に、ロービームハイビームについてですが、私自身も今まではロービームが基本で、ハイビームにはめったにすることがありませんでした。それは過去の経験上、ハイビームのままで走っていると正面を走っている車からはまぶし過ぎて前が良く見えないことになり、パッシングやクラクションで注意されることが実際にあったので、ロービームを基本にしていたのです。

しかし、相手がまぶしいと思えるような状況を察知した時にのみロービームにするのが基本だということが、法律の(2)の中で書かれています。「他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作」とありますが、さすがに消すのは停止している時くらいしかできないと思うので、走りながらだとハイビームからロービームにすれ違う前に切り替えることで十分にはなります。

もとより、点灯する目的には相手に自分の車を認知してもらうということがあるわけですから、ハイビームにしておいた方が遠くからもよく見えますし、また運転している方でもハイビームにした方が歩行者の急な動きを遠方から察知することができるので、高速道路や自動車専用道路などの幅の広い道路や、山道など対向車がめったに来ない道ではほぼハイビームでもいいということにもなるでしょう。ただ、交通量の多い繁華街や国道などではいちいちハイとローを切り替えるのも大変ですし、そこは従来通りロービームで変えずに走るのは問題ないでしょう。

さらにもう一つ、自分もついついやってしまったのが、交差点の信号にかかって止まっている時に、前方の車に対する配慮から、つい停まっている時にライトを消灯させてしまったのですが、これも自分の車の存在を周辺に示すという意味においてはいけない行為になります。ライトを消していることで自分の車の存在に気付かない状況で強引に前に割り込もうとしてきた車がいたとしたら、ライトを消して待っている側としてはぶつけられ損だということにもなりかねません。

さすがに信号待ちをしている時にハイビームとロービームを上下に何回も切り替えていたら迷惑がかかるだけでなく、煽り運転や喧嘩の引きがねにもなりかねませんが、ロービームのヘッドライトを付けたままでも問題はほとんどないと思います。逆にライトを消した車の存在の方が対向する車から見ると、ライトを付け忘れてそのまま走ってくるのではないか? と思えて恐ろしいと思うところもありますので、「日没から点灯させたライトは車を停めるまで消さず、対向車が来ない道ならハイビーム」というのが今現在の安全基準に照らして問題ない行為であるということを今回実感した次第です。

今のところ点灯のタイミングが遅れたくらいで警察に停められたことはありませんが、それこそ夕方の事故の際に点灯していたか否かというのは大きな賠償請求のポイントに今後はなっていくであろうと思っているので、早めの点灯と車がいなければハイビームという行動で未然に飛び出しのための事故を防ぐことも事故削減についての一つの方法だということを覚えておきたいと個人的には思っています。


大型サービスエリアはどんな利用のされ方をしているか

NHK総合テレビで毎週放送されている「ドキュメント72時間」という番組があります。ある場所にカメラクルーが常駐し、取材開始から72時間の中で起こったドキュメントを放送するというもので、2018年11月30日の放送は名神高速の草津パーキングエリアでの取材でした。大阪~名古屋~東京へと続く西日本最大のパーキングエリアで、当然のごとく24時間営業です。一体どんな人たちに取材したのかと気になって先日録画したものを見てみました。

このパーキングエリアは観光バスや夜行バスの休憩スポットにもなっており、自家用車を運転してこなくても利用ができるので、単身赴任の地から家族の待つ家に帰るのに新幹線を使わずに夜行バスに振り替えることでその差額で家族にお土産を買って帰るんだという男性がいて、その方は関西全域のお土産を入手できる大きなパーキングエリアであるため、かなり時間を掛けてお土産を選んでいたのを取材されていました。

私も東京から夜行バスで静岡まで帰る時に、そういったサービスエリアの使い方というものをすることがあります。東京~静岡路線の場合は足柄サービスエリアで休憩になるので、おみやげの購入とともに、中日本高速道路株式会社の直営するうどんや「足柄麺宿」でぶっかけうどんを食べるのが定番になっています(^^;)。元々は同じ東名高速道路の中井パーキングエリアで営業する「中井麺宿」を立ち上げる際に社員を四国まで修行に行かせて、四国の腰のあるうどんを提供するお店の姉妹店としてできたお店だと把握していますが、うどん好きということもあって、車で通る時だけでなく高速バスの休憩の時間を利用して深夜のうどんをいただくのが定番になってしまいました。

番組で紹介された草津には京都まで車で観光に行く際には通るのですが、高速道路を降りる大津のインターがサービスエリアを併設しているので、どちらかというと草津は素通りすることの方が多いのですが、今回取材を受けていた方を見て思い出したことがありました。

というのも、大津在住の友人宅に電車利用で泊まりに行った時、朝ごはんの用意がなく、近くにはそれほどおすすめの場所がないということで友人の車で連れて行かれたのがどこあろう草津のパーキングエリアだったのです。このパーキングエリアには一般道から入場できる入口と駐車場があり、さらに早朝から走るドライバーのための朝食メニューが安くて量も多く、確かその時には豚汁の定食を食べたと思いましたが、ある意味朝食らしい朝食をいただくことができました。

その時の私と同じような利用方法をしている人が番組に出てきまして、その方は深夜3時過ぎにかなりのハイテンションで現われたところを取材されていました。その方は近くにあるスナックのママさんとその常連さんの一団でしたが、全員お酒を飲んでいたら当然車を運転できませんので、お店終わりを待っていつも集まるメンバーの中に代行運転のドライバーを入れて(時間からして恐らく代行運転の営業が終わった頃だろうと思われます)、その人に運転させることでお店終わりに軽食をいただきながらまったりしているという、取材クルーからしたらちょっと変わったサービスエリアの使い方をしていると思われたようでした。

実のところ、このブログでもちょくちょく紹介していますが、一般道から高速道路のサービスエリア・パーキングエリアを利用するというのは結構ニーズがあって高速道路会社の売上に貢献しているところがあるということです。例えば、私の地元である東海道沿線には東名高速と新東名が並行して走っているのですが、特に新東名の沿線というのは山の中を走っていて、大きな国道も通っていないので、周辺で遅い夕食を食べたいと思った場合、地元にある食堂などが軒並み閉まっていると、かなり車を走らせて市の中心部に出なければならないというのが新東名ができるまでのことでした。一般道からのサービスエリアの利用というのは週末の日中にはかなり駐車場から車が入ってきますが、夜間から深夜にかけてならそこまでの利用者はいないと思います。加えて一部の飲食スポットやサービスエリア内のコンビニは24時間利用できますので、もし街の中で24時間営業しているお店に行くより高速道路のサービスエリアの方が近くにあるのだったら、無難に食事をしたいと思った場合にはサービスエリアに一般道から入る方が便利だということになります。

番組では、その他のサービスとして草津パーキングエリアで設置されているコインシャワーを利用するトラックの運転手の方にも取材していましたが、お風呂でなくコインシャワーであるということがパーキングエリアらしく、時間が限られた中で汗を流すのに利便性という点では十分です。地方を車で走りながら車中泊の旅を続ける場合、常に利用できるお風呂がない場合には事前にサービスエリアの施設内容を調べた上でコインシャワーのあるところを利用できれば、リフレッシュもできますし、そこそこ長い距離を連続して走ることができるようにもなるので、積極的な利用もありだと思います。

最後に、番組ではこのパーキングエリアからヒッチハイクを試みる若年層の方々にも取材していましたが、単なる交通費の節約でヒッチハイクをするのではなく、ネットに自分がヒッチハイクをしている姿を同時中継しながら登録ユーザーに見てもらうためにヒッチハイクをしているような感じのユーチューバーの人もいて、時代も変わったものだとしみじみ思いました。そのユーチューバーの方はまさかの同じユーチューバーの集団と知り合い、その車に乗せてもらえましたが、番組でハンドルネームとは言え身分とだいたいの経歴を晒してしまったというのは、今後ネットでの同時中継を中心に活動するというのは、どんな人が見ているかわかりませんし、放送後の活動を考えてもかなりリスクの伴う行為だと私は思います。そこまで頑張ってどのくらいの収入があるのだろうと思いつつ、せめてその体験が彼の後の人生に何らかの役に立つように願うしかありません。


しばし車のない生活をして考えたこと

先週の金曜日から車を車検に出し、代車も使わずに週末を過ごしていました。つまり、全く自分で運転する車のない生活になってしまったのですが、常に使っていた車がないというのは思いの外大変でした。

というのも、自分一人だけで移動するためには自転車も原付もあるので不自由はないのですが、人を乗せての外出が一切できないというのは、買い物や外食もすぐには行けないということで自然と外に出ずにテレビを見て過ごすだけになってしまいました。

電車やバス、地下鉄などの公共交通網が発達している地域ではそこまで自動車の必要性を感じない方もいるかも知れませんが、数日間だけではありますが車のない生活をしてみて改めて高いお金を掛けて車を維持することのメリットを感じるとともに、もしこのまま車を手放した場合、そこまで公共交通網が整備されていない場所でどのように活動していくのかということも考えてしまいました。

バスは途中に目的地があればいいのですが、そうではない場合はタクシーを呼ぶというのが普通でしたが、最近ではカーシェアサービスというものもあります。カーシェアのサービスを利用したいと思っても当日急に車が使いたいと思った場合に車があるのかというのが差し当たっての問題になります。また運良く使える車があったとしても車のあるところまで出向かなければならないとしたら、何とかして現地まで行ける交通手段を考えなければなりません。人を乗せて出掛けたいと思っている場合、一緒に車のあるところへ他の公共交通機関で移動するか、一人が取りに行って残りの人が待つかということになります。

事前に予定がわかれば届けてもらう方法も無いことはないと思いますが、どちらにしてもこうしたカーシェアリングサービスは、徒歩圏内で車が借りられるような場所になければスタートするまで時間が掛かることになり、距離によってはタクシーを呼んだ方がいい場合の方が多い地方がまだまだ日本にはたくさんあるのではないでしょうか。

もし今後カーシェアリングが普及するなら、全国どこへ行っても存在し、駐車スペースもある場所にサービスを広げていかないとなかなか使いものにならないような気がします。ガソリンスタンドでもコンビニでもいいですが、スマホやパソコンで近くの配車場所にあるかどうかの確認および、すぐに用意できない場合でも拠点まで運んでくるまでの大まかな時間がわからなければ気軽にはなかなか使えないでしょう。でもさすがに、すぐ使いたいのにすぐに使える車がなく、車を回送するための待ち時間が相当あるとなった場合は、サービスを使うこと自体に躊躇するかも知れません。そういう意味では多くの車が近い場所に用意しやすい、狭い地域に人が集まっている首都圏でこそ使えるサービスという感じもします。

車を持つコスト面で言うと、購入時の価格の他、毎年の自動車税、2年おきの車検代に損害保険料、そして毎月のガソリン代やもしもの時の整備費用ということを考えると、必要な場合にタクシーを使うようにしても十分なのですが、むしろ今後もなかなか地方でカーシェアリングの組織化が難しいことを考えると、もう一つの可能性というものを考えてみたくなります。それは「自動運転によるバス・レンタカー・カーシェアリング」という考え方です。

この前提には一般道でも安全に自動運転できる車が市販されることが必要になりますが、自動運転車が普通に利用できればコミュニティバスの運行経費の削減になり、地域を担う交通手段として将来にも残る可能性が大きいでしょう。コミュニティバスの路線として成り立たないようなところでも、シェアでの利用が可能な自動運転車がスマホのアプリで呼出されれば、自走で呼出場所まで来てくれて、タクシー代わりに使っても良く、借りた車でそのまま旅行にも行くことができれば、現在のレンタカーやカーシェアリングにおける大きな問題が解決されることで、現状よりも更に利用しやすくなるでしょう。

というのは、もし借りた車で事故を起こした場合、決められた料金に加えて車の修理代だけでなく、車を修理に出している間に営業に使えない分の休業補償相当額まで追加で請求されるか、その分の自動車保険の加入が必要になるのですが、自動運転車がその自動車の欠陥のせいで事故を起こしたとしたら、それはメーカーの補償案件となるので車に乗っている借り主やコミュニティバスを運営する団体側には金銭の負担はなくなるはずです。その分料金も安く使えることになるかも知れませんし、将来的にはタクシーや路線バスが担っている地方での移動手段にとって変わることも考えられているようですから、そんな未来も想像してみたくなるというものです。


尾畠春夫さんに学ぶお金を掛けない車中泊旅のスタイル

2018年9月23日にTBS系で放送された「情熱大陸」で、過去このブログで書かせていただいたことのあるボランティア活動家の尾畠春夫氏に密着取材した様子が放送されました。ご覧になった方も多いかと思いますが、このブログでは主に尾畠さんの車中泊生活はどうなっていたのかという点について、番組を見てわかったことを書いてみようと思います。

まず、取材当時にボランティア活動をしていた広島県呉市天応地区には軽のワンボックス車を使って入り、特別扱いではなく毎日ボランティアの活動票のような紙に記入して主に民家の中に入った土を取り除く活動をやっていました。そうした正式な手続きに乗っ取って活動をしているところから、避難所となっている天応地区の小学校の校庭に車を駐車することを許されているようでした。

また、学校の水道を使って一日働きづめで汗だくになった衣類の選択を折りたたみバケツを使ってやり、洗濯物は車が停めてある横にあるアスレチック系の遊具のロープの網のところに掛けて乾かしていました。その様子だけ見ると、過去に何度もネットで叩かれた道の駅に住んでいる長期滞在者の様子と変わらない行動であるのですが、一つ大きく違うのは、地元の人のために活動をしにきてくれ、さらに正式な手続きに沿って活動をしているということから、校庭での車中泊生活を地元の人が認めてくれているということです。

いくら尾畠さんと言えども、最初は地域の人からするとよそ者なわけですから、それなりに地元の人からすると警戒感を持って見ていることはあったと思います。しかし現地での働きぶりや、山口県周防大島での行方不明のお子さんをすぐに見つけた能力の高さを知るにつけ、一目置くような形で接するようになったであろうことが番組を見ている中でも出てきていました。現地ではできるだけ地元の人と会話をするように心掛け、有名な赤のつなぎにも背中に自分の名前を書くことで、誰だかわからなくて地元の人が不安になるような事は極力避けているようです。そうした尾畠さんの人柄が逆に人を引き付けることもあるようです。

お昼休みの休憩中に尾畠さんを訪ねてきた男性がいて、その方のお母さんが尾畠さんに食べてもらいたいとお好み焼きを渡したら、尾畠さんは相当恐縮しているようで何度も何度も頭を下げ、感極まったような表情をしていたのですが、自分から困っている人のところに行って活動するのには慣れていても、他人から施しや好意を受けたりすることには慣れていないという印象でした。単にテレビを見ていただけの私でも尾畠さんの事が好きになってしまったので、地元でその人となりに触れている地域の方々はなおさらでしょう。改めて私達が旅行であっても地元でない土地を訪れる時には基本その地域のローカルルールには従い、単に地元の方の好意に甘えるだけでなく、何か現地でお返しができるような事はないかという風に考えることが、一般の方から見られる車中泊の旅行に悪いイメージを持っている人の考えを変えるきっかけになるのではないかと思ったりまします。

番組では車の中までは取材していなかったので、個人的には見たかった車中泊のための工夫など車内の様子は見ることはできませんでした。しかし、その後大分県の自宅の中で取材を受けているのを見たところ、けっこう男の一人世帯で部屋は散らかっていて、何となく車の中もそんな感じでした。車内は日常的に使うものが無造作に散らかっている風だったので、全く同じとはいかないまでも、日々の自宅で暮らしている環境と同じような状態で車中泊をしているということが考えられます。ただ気になるのは後部はフラットなスペースだとは言っても、ゴザを敷いたくらいの感じだったので、今後エコノミークラス症候群に決してならないとは言えません。せめてキャンプ用のマットを敷いた上に寝るようにして欲しいものですが。

食事はボランティア先ではおにぎり2個だけとか、家に帰ったらパックごはんとインスタントラーメンを鍋で煮て、そこに味付けに焼肉のたれを掛けるといういかにも男の味気ない料理(^^;)でお腹を満たしているのを見ましたが、あれなら車中泊でもコンロがあれば簡単に作れるので、お金も掛からないだろうと思いました。

また、活動先でお風呂は呼ばれないものの温泉はお好きなようで、何せ地元が温泉の宝庫である大分県で、原付バイクで少し走ったところに無料で入ることのできる露天風呂の温泉があるので、そこの熱い湯に浸かり、体が熱くなったら外に出て休むということを繰り返して3時間くらいは温泉を楽しむそうです。いつもお風呂に入りに来る人とのコミュニケーションが豊富なので、その場に帰って入る温泉が尾畠さんにとってのお風呂なのだという気もします。

このように、粗食で携帯電話も持たず(情熱大陸のスタッフも連絡が取れないので活動先に出向いて直接コンタクトを取ったそう)、かかるのは移動のためのガソリン代くらいということで、決して費用を掛けなくても車中泊中心なら割と長期間の旅でも行けるのではないかと思うわけです。

個人的に今回の尾畠さんの活動を見るにつけ、さらにコストを掛けずに車中泊する方法について考えてみました。パックごはんは手軽ですが、さらにお金を節約するなら、お米をそのまま持って行き、灯油や車用のガソリンでも使えるバーナーを持って行ったり、拾った流木や小枝の使えるネイチャーストーブを使って火事の心配のない河原のような場所を使って調理するようにすれば、後は車を停める場所さえ確保できればそれほど毎日お金を使うこともありません。

それにしても、年金の受給が始まる65才から今のような車を使ってのボランティア活動をし出したというのは、実に興味深いところです。現在お仕事をしていてなかなか長い休みが取れないという方にとっては同じくらいの年齢になったら、車中泊をしながら日本一周の旅をしたいと思っている方もいると思いますが、尾畠さんの行動に学ぶところは少なくないのではないかと思います。粗食でも不満に思わず車中泊の長丁場にも耐えられる健康な肉体をキープすることが大切であるとしみじみ思いました。


ドライブレコーダーはいつまで「外付け」なのか?

昨日は日中を自宅で過ごすのも大変だと思い、車で出掛けたのですが連日の酷暑の影響かも知れませんが、なかなか車のえあこんが効かないようなことになってしまいました。いつもはスマホやタブレットをカーナビ代わりにしているのですが、昨日は直接日光に当てているわけではないのに、車内がエアコンで冷えないためかすぐにスマホ自体が熱を持つような感じになってしまいました。

今年の夏は特別だとは言いますが、スマホを車内に入れて音楽再生やカーナビとして使う場合、今後はエアコンの吹き出し口にスマホをセットできるようなスタンドも用意しておくべきだと思いました。

ただ、カーナビならそれでもいいのですが、なかなか車内の熱の影響から逃れられない場所にしか設置できないものがあります。それが、いざという時の記録として役立つドライブレコーダーなのです。

この夏の暑さで、外付けタイプの電子機器はのきなみそのあまりの車内の暑さに動作を止めてしまう可能性があるのですが、例えば車を停めている時に車内に入ってくる日光を遮るためのサンシェードを使っても、ドライブレコーダーを熱から守ることは難しいでしょう。というのも、ドライブレコーダーの中には停車中も動作をしていて、車にいたずらを仕掛ける輩や、当て逃げをした車の決定的瞬間を動画に収めることができるものもあるわけで、そのカメラの目を覆ってしまうことはなかなか難しいでしょう。さらに過去にあった車に外付けしたモニターを熱から守るためのカバーのようなものを付けるという方法もあるのかもしれませんが、逆にそのカバーのおかげで熱がこもってしまわないかが心配になります。

そもそも、車に乗っていて主には前方の様子を録画するドライブレコーダーの有効性が言われていますが、前方だけを録画していても、最近問題になっている「あおり運転」を後ろや左右の車線から行なわれた場合、なかなかその行為の決定的瞬間を捉えることができません。今の自動車はセンサーを付けて急な人の飛び出しを回避したり、ギアを間違えて本来行っては行けない方向に急発進してしまうことを避ける自動ブレーキのような装備が標準で付くことが多いですが、なぜか前だけでもドライブレコーダーを標準で付けた車というのは出てこないのが残念です。

というのも、後付けの純正でないドライブレコーダーの場合はどうしても車内に設置すると最初に書いたように車内の暑さから急に動作しなくなったり故障することが考えられるのですが、設計段階から車の前後左右にカメラを置き、それをコンソールで集中管理できるような純正ドライブレコーダーがあれば、本体が車内で露出されるようなことがなくなり、暑さにも強いドライブレコーダーが作れるのではないかと思います。

どの装備を優先するかというのは議論のあるところであると思いますが、事故の際の言った言わないの争いや、盗難やいたずらなどの犯人の特定のためには、車を停めている時でも少ない電力で前後左右で録画を続けることのできるドライブレコーダーを標準搭載した車というのはかなりドライバーから求められている車ではないかと思うのです。

車中泊をする場合でも、外から不審者が近づいてきたのを車載カメラで捉えたら、設定でアラームを鳴らしたり、スマホに警戒情報を送るようなことができれば、車中泊をする際の安全対策にもなります。もしそうした機能を実現する場合にネット接続が必要になる場合は、メーカーに指定された通信サービスの加入が必須ではなくMVNOの格安SIMでも利用できるようにして欲しいですが、まずはそうしたドライブレコーダーがメーカーで最初から用意された車が一般化することが望まれるのではないでしょうか。


免許証やIDカードをかざして乗る車の可能性

運転免許を取得できる年齢でない人たちが、家族の車を運転して起こす大きな事故は定期的に起こりますが、先日もそのような自損事故が起こり、誰が運転していたのかの情報はないものの、シートベルトをしていなかった人がいて車外に放り出されてしまった方もいたそうです。今回のケースでは早朝の自損事故ということで、他の車や歩行者、自転車が巻き込まれたというようなことは起きませんでしたが、このような事故が起こるたびに、日本の自動車メーカーはなぜこんな悲惨な事故が起こる環境をそのままにしているのかと思います。

同じ想いというのは飲酒運転撲滅のために車内にアルコール検知器を付けた車があればいいと思うのですが、今回はもともと免許を持っていない人や、免許不携帯の状況で運転させないための仕組みが車に付かないかという話です。

免許証は中にICチップが入っていて、一部のスマホで専用のアプリを使うことで、そのICチップに何が記録されているかを見ることができますが(免許を作った時に指定した暗証番号が必要な場合があります)この仕組みを使ってICチップの内容を正常に読み取れたらドアが開きエンジンがかかるようになるような車というのは、今の日本の技術をもってすれば十分に作ることは可能でしょう。というか、大きな会社ではIDカードを使って無関係な人を仕事場に入れないようなシステムは普通に行なわれています。

今回事故を起こすような人が、他人の運転免許証を使って車を動かすような事も考えられはしますが、さすがに運転免許は車の鍵のように家族の誰もが手に取れるような場所に放置しておくことは考えられませんし、自分の子供や孫が不穏な行動をするのでは? と思われた場合は隠すこともできます。

また、ドライブレコーダーが標準装備になることが普通になり、事故や不法侵入を検知したら録画した内容をクラウド保存できるような仕組みもメーカーさえやる気になれば近いうちに実現は可能かと思います。そうなれば車内を中から撮影することで車上荒らしの瞬間をとらえることも可能になるでしょう。そういった車を所有する人のリスクを軽減するような装備が新しい車にも付いていれば、もし車を壊されたり車内に置いておいたものを盗まれたとしても(多くはドアをこじ開けられるようなことが多い)、犯行の様子がしっかりと記録されていれば、泣き寝入りのケースが減り、自動車保険の保険料の軽減にも繋がるかも知れません。

現在の新型車の新装備といえば自動安全ブレーキということになり、そちらが優先される傾向があるのかも知れませんが、自動ブレーキは車検の際の点検項目になるそうですので、車の保有コストは今後ますます上がることも考えられます。そんな中で、車にかかる経費を少しでも抑えるための装備についても自動車メーカーの方々には将来の標準装備になるよう期待したいと個人的には思います。


ゴールデンウィーク中のラジオから情報を得たい!

このゴールデンウィーク中は近場へ行って買い物のついでに観光らしいことをしたぐらいでしたが、やはり大型連休というのは道は混んでいるわ有名な観光名所には人が集まってくるわで、必ずしもその場所へ行こうと思っていれば別ですが、何か面白いところはないかぐらいに考えている人にとっては場所の選定に苦しみます。ただ今回は、お金もかからずに時間がつぶせる隣町の公園で初夏のバラが咲いている中、富士山をバックに写真を撮ってきたくらいです。

今回のような連休中、長い渋滞で車の中でどう過ごすかということを考えた場合、気軽にできることはラジオを聞くということでしょう。高速道路に乗りっぱなしの場合ある意味逃げ場がないということもあり、現在のラジオは渋滞の予想される時期には一つのテーマに沿った長時間の番組を用意していて、その内容が自分の好みに合えば、かえって車の中でラジオを聞いている時間が長くなるほど番組を聞き続けられるわけで、それはそれで嬉しいと思う方もいるでしょう。代表的な番組はNHKラジオの「今日は一日◯◯三昧」(◯◯の中にテーマが入ります)で、今年のゴールデンウィーク後半は以下の内容で放送されました。

・2018年5月3日(木・祝) 今日は一日“秋元康ソング”三昧2018
・2018年5月4日(金・祝) 今日は一日”アナログ・レコード”三昧
・2018年5月5日(土・祝) 今日は一日“家族三世代NHKキッズソング”三昧 2018

もちろんゴールデンウィーク前半や、お盆や年末年始に主にこの番組が放送されるので、すでに長距離移動のお供に利用している方も少なくないでしょう。ただ、これはあくまで車の中でラジオを聞き続けるしかない人に向けての対策と一つとしてNHKが出してきた一つの答ではあるものの、他の方法で連休のドライブに役立つプログラムはあるはずです。ここではそんな事を考えてみます。

まず、今回日帰りで出掛けた静岡県内のエリアをカバーする静岡放送のケースについて紹介します。私の出掛けた4日と5日は、一部番組とタイアップしたイベントとのコラボ企画が通常の番組内で現地からのレポートとして放送されていたのですが、静岡県は東西に長い県なので、その時に静岡県内のどこにいるかで、すぐに放送されているイベントのところまで行けるならラジオを聞いていて良かったということになるのかも知れませんが、全く違う場所で聞いていた場合、県外から観光目的で来た人にとってはあまり役に立たない内容になってしまうというのが残念でした。

過去に私が県外へ出掛けていた時に、やはりその時の現在地と近いところのイベントの様子を伝えてくれていると現地での行動の参考になります。人が集まっているのか、目玉企画には間に合うのか、現地の駐車場事情はどうかとか、細かく伝えてくれればくれるほど役に立ちます。もちろん、ラジオリスナーは様々でいろんな要望が放送局には来るとは思うのですが、ネットではなかなか調べられないような情報をラジオからリアルタイムで聞いた上で動けるようなイベントや観光名所の紹介も連休中のラジオでやっていただければ嬉しいです。

それで思い出したのが、前に善光寺の御開帳の時に長野県に出掛けたら、何と周辺駐車場の状況まで交通情報とともに伝えてくれたのには驚きました。御開帳は七年に一度の大きな行事なので、こうしたことも当然あるのでしょう。個人的には週末ごとには無理でも、ゴールデンウィークやお盆の時期に自社が必ずしも協賛しないイベントであっても各地区に中継設備のある機材を持ったレポーターが複数の地方イベントをレポートしてくれれば、近くにいて今から訪れても大丈夫なものでしたら、予定を変更して行ってみたくなるかも知れませんし、少なくとも当日の面白いイベント情報が民放ラジオを聞くだけでわかれば、高速を降りたら民放ラジオに選局し直して聞きながらお出掛け先を選ぶような放送の活用もできるのですが。