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樹木希林さんの訃報に触れて

このブログの内容とは全く関係ありませんが、女優の樹木希林さんの訃報がニュースで流れてきまして、それなりのショックを受けています。テレビドラマやバラエティーで見たりするだけの事で、そこまで知っているということではないのですが、その生き方にシンパシーを感じていました。

具体的には、劇団を止めてからは芸能事務所には所属せず、女優でありながら個人事業主という立場で女優のお仕事を続けられていましたが、相手との交渉をお金の面も待遇の面でも自分一人でこなさなければならず、普通の女優さんにはとてもできない活動方法だったのだろうと思います。個人的には漠然と誰にも世話にならず、好きな事をやって暮らしていければいいなとは思っているものの、好きな事をやって生活をしていくということは相当に難しいものです。しかし、75才という普通の人ならとうにリタイヤをして悠々自適な生活に入る人もいる中で自分の意志で仕事をこなしている姿を拝見する中で、自分はまだまだですし、何とかしてそこに近づけるようになりたいと目標にさせていただいていた方の一人でもありました。

そして、もっともっと長生きをして活躍するのではないかというくらい、ここ数年の活躍はめざましく、まさかという気持ちで今もいるのですが、先月に知人宅の外階段で滑って転び、大腿骨を骨折するということがニュースになって、さすがの樹木希林さんでも体が動かなくなってはどうにもならなかったのかと思いました。

転んで骨折するということは、ある一定の年齢を超えるとなかなか大変で、若い時にはしっかりと療養したり手術をすれば元通り元気になると思いますが、骨折して寝たきりになってしまうという事はよく聞くことでもあります。樹木希林さんの場合は全身がんというような事も報道されていましたが、体の老化が進めばがんの進行も遅れると言われていることもあり、今回のようないきなりの訃報を聞くようになった直接の原因は骨折がきっかけだったのではないかと個人的には思っています。

車中泊を楽しんでいる方の中には、シニア年代の方も少なくないと思いますが、日々の生活だけではなく、旅行中にもちょっとした段差につまずいて転んで骨折ということも有り得ます。スリッパより踵を固定できる履物を用意したり、とにかく自分の能力を過信しないで自分を見つめることが大事になってくると思います。

故人のご冥福をお祈りいたします。


改めて2020年の「サマータイム」導入について考える

2018年の日本の夏に過去に例を見ないくらいの暑さになったこともあり、誰が最初に言いだしたのかは個人的にはわかりませんが、主にオリンピック関係者の口からサマータイム導入への可能性が言われているように思います。
先日のニュースでは、国際オリンピック委員会の方で、東京オリンピック組織委員会がサマータイムの導入を提案していることについて、支持するコメントを発したのだそうで、このままオリンピック委員会と日本の政府が両手を携えてサマータイムの導入に舵を切るのかどうかということについて個人的に注目しています。

元々日本のオリンピック委員会は、競泳の決勝レースなど多くの海外の人気競技において、巨大スポンサーが多くいるアメリカやヨーロッパの放送時間に合わせて時間をずらさざるを得ない状況があるので、スポンサーやアメリカともめずに安全に、特に陸上のマラソン競技を行なうのに競技の時間変更を日本側から言い出さなくても済むということからサマータイムを言い出したのではないか? と思ってしまうところもあります。

ただ実際サマータイムになるとどうなるのか? ということを考えてみると例えば2時間時計を巻き戻すとして、午前9時始業午後5時終業の会社の場合、サマータイムで2時間早めると、実際は午前7時から午後3時までの仕事時間になるわけです。

オリンピックの時期の日の出は東京はだいたい午前4時40分頃と言われていますので、マラソンのスタート時間も実質的には午前5時頃と日中の暑さが今年並みだと考えるとベストなスタート時間になります。しかし、この辺はまだ出場選手も決まっていない中で先にサマータイム導入を決めると、レース的には波乱が少なく、日本独特な気候を生かして何とかメダルを狙いたいと思っている日本選手としてもなかなかメダル圏内に割って入るのが難しいレースになりそうな気がします。悪天候を逆手に取って有力選手が次々と脱落する中で虎視眈々とメダルを狙っているような選手にしたら、サマータイム実施が決まった時点でチャンスが無くなると考える人もいるかも知れません。

さらに、サマータイムを決めるなら決めるでオーソドックスなレースに強い選手を選考レースで選ぶための選考会の環境を作らないといけませんし、できるだけ最終選考会は当日と同じような条件で行なって欲しいものだと思います。だとしたら早くオリンピック当日がサマータイムになっているのかそうではないのかを決める必要が出てきます。国もJOCも選手ファーストと言うのなら、できるだけ早くサマータイムについての結論を出してあげるべきでしょう。

ここでもう一つ指摘しておきたいことがあります。オリンピックに直接参加したり、毎日楽しみにオリンピックを見たいとか、大会のボランティアに参加したいという人であればそれだけで話は済むのですが、サマータイムがもし日本で再び実施されれば、オリンピックに関係ある人もない人も、全ての人に生活習慣の変更を強いることになるという面もあるわけです。サマータイムでは始業が早まればその分早く寝て早く起きなければなりませんし、終業が午後5時でも今までの時間で言うと午後3時になるわけですから、まだ太陽が照っていて外での仕事にそれほど支障がない状況になるので、政府の労働関係の取り決めが守られない職場では過重労働が科される心配もあります。

何より、このサマータイムを実施している他の国が今後のサマータイムの実施についてどのように考えているかということも考えておくことも、今の日本では大切になるのではないかと思います。実はEUでは現在行なわれているサマータイムの廃止が検討されているというのですが、サマータイムには太陽の照っている時に効率的に活動することで節電効果があると賛成する意見がある一方で、サマータイムの実施日から一週間くらいは睡眠時間が短くなってしまうので、健康の事を考えるとサマータイムの導入をやめてはどうかという反対の声が多くなっているそうです。

この事とは直接関係はありませんが、オランダ・ライデン大学のレベッカ・トロンブル助教授のチームがツイッター言論の「健全性」を評価するプロジェクトというのを始めるそうで、具体的にはツイッターでは偏った意見ばかりが発信され増幅されているのか、それとも多様な意見が含まれたものが発信されているのかを調べて数値化するのだそうです。

そのために調査するテーマとして「移民」とともに選ばれたのが、「サマータイム」だったのだそうです。トロンブルさんは、「移民問題は大きく意見の分かれる問題であって、左派と右派で分極する。一方でサマータイムはそれほど激しく分かれない」(2018年9月12日 朝日新聞朝刊「ネット点描」の中から発信を引用しました)とテーマとして選んだ理由を説明したのだそうです。

サマータイムに賛成する人と反対する人というのは移民の問題と同じように双方いるわけですが、激論になってお互いがお互いを罵りあうような形で議論がなされるような問題ではなく、もし今後EUがサマータイムを廃止するようなことになったとしても流血を伴う暴動が起こるような事までは想像しにくいですが、移民問題では最悪の状況が起きればかなり悲惨な事件も起こるのではないかと考えることもできます。それだけに、日本政府も多少の反対があるにしても、場合によっては採決を強行することでサマータイムのための法案を通して実施することはできると思うのですが、最初にも書いた通りやるならやる、やらないならやらないでできるだけスケジュールを早くそれを決めていただかないと、日本で暮らしている全員が日々の行動を変えなくてはならないので、首相の鶴の一声でもいいので早く何とかこの問題を解決して欲しいです。

個人的には元号の切り替えも2019年には控えていますし、それだけでも大変なところ時間まで切り替えるのは個人よりも企業や大きな組織の担当の方には頭の痛い問題ではないかなと思います。とにかく、やらならやる、やらないならやらないという声明が政府から早急に出ることを期待しています。


日本のバターは安くなるのか

日本の農業を考える時、今までは大きな組織による既得権益によって多くの農家は守られてきました。そのため農業が生き残ってきたという側面はあったのかも知れませんが、今後は農業も例外なく海外との競争にさらされるようになることは容易に想像でき、またさらに日本の農業は厳しい状況に突入するのではないかと心配になります。

特に、日本産の価格と海外産の価格差が大きく、過去には品薄によってスーパーマーケットからもその姿が一時消えた「バター」について、貿易協定により安い海外産が普通に買えるようになったら、日本産のバター全体が淘汰される可能性すらあります。そうなるとバターの原料である生乳を作る酪農家はどうなってしまうのか? と農業とは関係ない仕事をしている中でも心配になるのです。そんな中、テレビ東京系で放送された「ガイアの夜明け」という番組の中で、国産でも安いバターを作ろうとする酪農家や事業者の奮闘ぶりを取材しているのを見て心強くなるとともに、本当に今後どうなってしまうのだろうとも思いました。ちなみに、私はテレビ東京の番組がリアルタイムで見られる地域に住んでいないので、週遅れで「ガイアの夜明け」が放送されるBSジャパンで見ることができました。

普通なら同じ日本産の原料で安くバターを作ることができるなら多くの人に歓迎されそうなのですが、農業というのは実に複雑な既得権益がからんでいるようで、積極的に安いバターの実現を目指す人たちや、その人たちに生乳を売る酪農家に対して取材を行なってくるうちにこれは「いじめ」や「事業者つぶし」ではないか? と思えるような逆風にさらされているということが取材で明らかにされます。現在日本で購入できる国産バターの価格はほぼ横並びで、品質については海外の専門家も褒めるものの、その価格があまりにも高いことと、メーカー問わず味も均一になっているようだと指摘されていました。同じ乳製品でもチーズは補助金が入ることで作りやすくなっているようですが、バターに使う生乳の価格については相変わらず安いままで、今の仕組みで生乳の流通が続いていると仮定すると、日本で安いバターを作るのが現状では難しいままになってしまうと言わざるを得ません。

番組ではとある事業者が酪農家から生乳を従来の業者より高く買い取り、それをバター作りに回すという中、試験販売という形で、「北海道デイリーみんなのBUTTER」という製品を100g・150円という価格で売り出していました。同じ100gでも現在の国産バターの価格は250円くらいということなので、確かに安いですし、この新しい国産バターが全国で流通するようになれば、バターを使ったケーキが手頃な価格で買えるようになるかも知れませんし、今までマーガリンで我慢してきた人がバターを使うようになれば、その美味しさにさらなるお米離れが進むかも知れません。

番組では従来の生乳価格より高い価格で仕入れるのに、なぜ国内生産のバターの価格を下げられるのか? という疑問については製造工場に入れる機械をヨーロッパの最新式にすることでコストを抑えられるという説明をしていましたが、それ以上に日本のバターの価格というのが競争のない安定した高値ということも問題でしょう。もし番組で出ていた試作品のバターが今回出た同じくらいの価格で販売されたら、さすがに大手メーカーもバター価格を見直さざるを得なくなるでしょうし、海外のバターに対する競争力も付いてくるのではないかと考えることもできます。

恐らく、今もって新規参入が難しいのは、そうした流れになると困る人たちがいるということなのでしょうが、考えてみると日々の消費活動というのは限られた人たちの思惑によってコントロールされているという部分は確かにあります。スーパーで売っている品物もそうですし、車で旅に出た先でスーパーより安いとつい買ってしまう大きな直売所や道の駅に出店している農家の方々も実は地元との結び付きが強くないとなかなか出店することも難しいだろうと思います。私もそこまで深く考えることなく日常でも旅先でも食品を購入していますが、今後は購入する前に考えることも必要なのかなと思えてきました。

もちろん、一口に農家といっても大規模に生産だけでなく販売までこなす、農協に頼らないような地力のある人たちもいますし、組合に入っていなければ生計を立てていくことが難しい零細の人たちもいるわけで、既得権益や組合が全て不必要だとは思いません。ただ、今回テレビで紹介されたバターの件について言うと、もし何らかの理由で生乳の生産が落ち込んでしまった場合、いつまたバターの品薄が起きてしまうかも知れません。そうなれば国内で安いバターの生産が軌道に乗る前に、他国の日本に対する圧力に屈する形で、海外産の安いバターが日本でのスタンダードになってしまうような事が起これば、今の日本の状況で必死に生産を続けている酪農家の方々はどうなるのでしょうか。日本では酪農家はいらないと思うのか、現状で今より安くて高品質なバターを作ることで、それが海外産のバターと競争できるようにしていくことで日本の酪農家を守る方向に行くのか、今後の事を考えてみることが大切なのではないでしょうか。


当り前にスポーツ遠征に行ける今だからこそ

2018年は様々なスポーツで陰に陽に注目が集まる年になったような気がします。高校野球の甲子園大会で第一回以来秋田県勢として103年振りで決勝に進出した(今年が100回なのになぜ103年振りかというと、米騒動と太平洋戦争のために大会が中止になったことがあるため)金足農業のチームに注目が集まっていますが、その盛り上がりの陰で選手と応援団の現地滞在費用が足りなくなるという、綺麗事では済まない問題も起こっていたといいます。

金足農業は決勝まで進出したということで全国的な注目が集まり、目標とされていた寄付金が県内だけでなく全国から集まり事無きを得たようですが、こういう話を聞くと今も昔も自由にスポーツができ、国内・海外遠征ができる人というのはそれだけでも有難い事だということも今一度認識し直すことが必要なのではないかと思います。

歴史がらみの話として、過去に私が読んだ話の中で印象的に思ったものに、戦後すぐに世界選手権出場が決まったものの、自己負担金を協会に提出しないと代表権が得られないような競技団体が存在したことです。これは、卓球の荻村伊智朗選手が1954年のイギリス・ウェンブリーで行なわれた世界選手権の代表に選ばれたものの、当時のお金で80万円という当時個人では用意できないような途方もない金額を協会に出さないと代表権を剥奪されるという状況に追い込まれた時の話があります。ちなみに同年の公務員の大卒初任給は8,700円で、ラーメン一杯35円という時代の80万円というのは、今の一千万円以上になることも考えられ、普通の家庭ではとても出せない額です。

この話に、さすがの荻村さんも代表権の返上を考えたそうですが、卓球仲間が街頭に立ち募金活動をして何とか集めた80万円を卓球協会に上納することで何とか大会に参加できることになり、その大会での優勝で一気に荻村さんに脚光が当たることになるのです。当時は荻村さんと同時に代表に選ばれながらもお金を集めることができずに大会に参加できなかった選手もいたということですから、当時の社会状況があるとは言え、生まれる時代によってこれだけ待遇に差があるのかと思ってしまいます。

こうした先人の苦労を考えた時、アジア大会の最中に買春して競技が行なわれている中で日本に帰国となった男子バスケットボールの選手達は、それまでどれくらいの人からの支えが有り、さらにアジア大会への渡航費用・宿泊費はどこから出ていたのか? という点にはあまりにも無知であることだけでもバッシングを受けて当然であるとも言えます。

それこそ、現代でもお金がない中で家族の協力で競技活動をしている人達の中には、日本一のレベルであってもお父さんやお母さんがワゴン車を運転し、宿泊費を浮かすために車中泊をしながら遠征するような人は少なからずいます。

車中泊というとエコノミークラス症候群を心配される方もいるかも知れませんが、車中泊であってもしっかり足を伸ばして寝られるスペースを作り、車の中で泊まる前提なら腰を傷めないようなスポーツ選手向けに作られているマットを併用すれば、限られた予算の中でも体にそれほど影響なく全国を転戦できると思うのですが、特にメジャースポーツで活躍している選手はそうした苦労の末に掴んだ代表の方もいることを重く考え、そこまでの苦労もしないでも遠征や活動をこなせる有り難さというものを感じて、せめて試合のある期間中にはスポーツに集中すべきでしょう。

全てが終わった後の打上げで羽目を外すならそれは、それまで支援してくれた人への感謝という意味でもとことん付き合うことも大事だとは思いますが、特にメジャースポーツで有名になっている方も、自分達は誰からサポートを受け、誰から応援されているかということを考えて行動しないと、今の世の中では今回のようなバッシングにいきなりさらさせるような行動を取ってしまうようになるかも知れませんので、その辺は十分注意して競技人生を全うできるような活動を行なって欲しいと願っています。


プログラミング思考によるネット対策も教えてあげて欲しい

2020年度から全面実施となる小学校の新学習指導要領では、プログラミング教育が必修化されるとのことで、改めてその事がニュースになっています。ちょっと聞くと、小学生の頃からパソコンを使って何かのプログラムを作って動かすような授業をやるのかなと思えますが、調べたところそこまではさすがにしないようです。

この「プログラミング」という言葉は、パソコンやスマホを日常的に使っていても、自らは詳しく知らないという方が多いかと思いますが、新学習指導要領では「プログラミング思考」を育てることを重要視し、この学習について考えているようです。ではこの「プログラミング思考」とは何かというと、自分がしたい活動を実現するために、どのような動きが必要で、どのように組み合わせたらしたい活動に近付くのかを論理的に考えていく力という風に説明されています。

ですから、小学生からプログラミング言語を実践的に勉強するということではなく、あくまでそうした問題解決のための考え方を学ぶということになるようです。人生の中においても自分で判断して実行することが必要となる時代に、その助けとなる思考法を小さいうちから教えていくという風にして、特定の教科にせずに今あるカリキュラムの中で教えていくということらしいです。さらに言うと、特定の教科ではないということからプログラミング思考のテストのようなものも基本的にはないようです。

恐らく直感的に自分の考えをどのようにしたら実行できるのか、タブレットのような端末を使って行なう事もあったり、簡単な命令で動くAIロボットを使って、自分で考えた通りの行動をロボットがしてくれるかなどの授業が行なわれることが考えられますが、全くパソコンを使わないで紙に書きながら考えるような授業として自然に「プログラミング思考」を身に付けていくような形の授業というのも十分有りえます。そうした動きがあることを前提にして、実際に「プログラミング思考」を扱う場合、その題材として高学年になったら学習の中で取り上げて欲しいのが「ネットリスクとネットマナー」についての実践です。

もはや生まれた時からスマホやパソコンが家庭にあり、自分でも端末を扱うことが普通である現代では、いかにしてネットによるコミュニケーションを失敗なく問題を起こさずに利用するかということが、特に年齢が若い時にこそ考えてあげなければならないのではないかと思うところもあります。

今はどのくらいの年齢から自分のスマホを持つようになるかはわかりませんが、自分が写真を撮ってコメントと共に誰でも見られるようにしてアップすると最悪どのような事になるかということを考えてからスマホを持ち、コミュニケーションのためにアプリを使うようにした方がいいと思うのです。多少なりともそうした状況を知って、知るだけでなくもし軽率に自分のプライベートな情報をネットに流すことでどのような結果が生まれるかということを「プログラミング思考」で考えられるようになれば、確実にこれからそうした教育を受ける小学生からは、後悔してもし切れないネット上での行動についても抑制できるのではないかと思うのです。

これは当然小学生までで終わらせる話ではなく、ネットに慣れてくればくるほど、巧妙に犯罪に引き込まれたりするとか、お金を騙し取られるとか、普通の社会と同じようなリスクを受ける可能性があるので、こうした内容についてはぜひ具体的に学習指導要領に明記する形で実行して欲しいとは思います。小学生から始め、中・高校生くらいまで最新の情報を導入したネットリテラシー教育を受けるのと受けないのとでは、その後の人生も変わってくるのではないかと個人的には思います。さらにネット自体がいじめの温床になることもあるので、対策は早く行ない継続して学習するように、ぜひ大人が子供のために考えてあげることが重要ではないでしょうか。


「千円カット」は料金よりその展開が重要と思う理由

身だしなみをそれほど気にせず、安く髪を切りたいというニーズから生まれたと思われる「千円カット」の理髪店は、現在はその社会情勢を繁栄しているのか、お子さんの髪を切りに来る方や、女性の方でもそれほど体裁を気にせずに利用されているように思います。

この千円カットの全国チェーン店「QBハウス」が人材不足を補い現場の労働条件を改善させるため、カット料金をこれまでの1,080円(税込価格)から1,200円に2019年2月1日から引き上げる事を発表しました。また、今まで消費税分をサービスしていて、1,000円で行なわれていた65才以上のシニア料金も1,100円に値上がりするそうです。

私がこの「QBハウス」の存在を知ったのは、観光バスでのツアー中に当時の東名海老名サービスエリア内に店舗があるのを見付けたのが最初でした。当時はそこまで認知度がなかったのか、お客さんの数も少なくてサービスエリアでの休憩時間にカットが可能だったので、ツアーの途中に髪の毛を切ってさっぱりさせて残りの行程を楽しんだという体験が初めてでした。

その後、興味を持ってQBハウスの事を調べたら、大きな駅だったりショッピングモール内に店舗を展開していて「何かのついで」にカットできるというのが、ちょっとさっぱりしたいと思った時にすぐ利用できるというのが便利だと思いました。ただ、当時からカットだけのサービスだったので不足に思うところもあったものの、当時すら普通の個人営業の理髪店の料金は一回4千円くらいだったので、そこまでヘアスタイルに疑るのでなければ、まめにカットしに行った方が清潔感を保つことができるので、個人的には車で旅行に出た先にQBハウスを見付けると、旅先でのカットをお願いする機会も今まで多くあります。

そういうスタンスの利用であるからかも知れませんが、最近は一般の利用者も多くいつ近所のショッピングモールに入っている店舗を訪れても週末にはかなりの行列ができている中、お客さんをさばく理容師がいなくなったり少なくなれば当然全国に展開されている店舗の存続にも関わってくるでしょう。そうしたことを考えれば、120円の値上げについては利用者の側からは許容するしかないのかなと個人的には思います。

というのも、私が最初にQBハウスの店舗を見付けたのが、高速サービスエリアの中だったというのは先ほど書いた通りですが、ちょっとした空き時間にカットできるという便利さがないと魅力を感じないからかも知れません。当時は高速道路のサービスエリアは一般道から利用できるという認識がなく(海老名サービスエリアは一般道からの利用可能です)、あくまで高速道路の利用者のみが利用できる中に存在しているという明確なコンセプトというのも感じ、ついでに髪を切るということができるからです。さらに、全国チェーンなのでどのようにカットするかという事についてもだいたい同じように言えば同じような髪型にしてくれるので(当然髪型にこだわる方にとっては許せないかも知れませんが(^^;))、全国どこに旅行していても看板を見付けて入店すれば、安心して任せられるということもあります。

様々なものの値段が安いというのは、購入する方にとっては確かにいいことではありますが、あまりにも価格にこだわるあまり労働条件がきつくなり、その結果としてもし従業員が多数退職してしまうと大変です。一人の人間がお客さんを一日にさばける人数には限りがありますから、当然全体的なカットまでの待ち時間が増えることになります。恐らく今の状況でも観光バスの休憩時間ぐらいでは待ち時間の方が多く、カットすることができない可能性が高いでしょう。

今後の事を考えると、今年くらい暑い夏になった場合、限定で「冷しシャンプー」を行なってくれるような店舗を作ってくれるとか、従業員の確保とともにそのサービスも一部で広げてくれると個人的には旅先で利用することも増えるのではないかと思います。QBハウスを始めとする業界の方には、ぜひ単なる値上げだけでない発表も期待したいところです。


いきなりの「サマータイム」構想は実現するのか?

過去からさんざん話題には上がっていた「サマータイム」について、東京オリンピックとのからみで日本政府の中で実施が検討されているというニュースがオリンピック2年前の今になって報道されています。昼が長い夏の時期に時間をずらすことによって、明るいうちに活動することができればエネルギー消費量が落ちるのではないかと言われているサマータイムですが、今回はオリンピックとからめて実施することが目的のようなところもあるようです。

直接的にはもし本当に日本でオリンピックの年にサマータイムが実施されたら、午前7時スタートとされているマラソンのスタートが実際には午前5時からということになります。ただ、日本の陸連からするとそもそも今までサマータイム導入を前提で練習をしてきたわけでもないでしょうし、川内優輝選手のように、東京オリンピックのマラソンが酷暑の中の脱落者が多数出るサバイバルレースになることを見越して虎視眈々と狙っているような選手の志を無にしてしまい、結果的に日本選手の活躍を期待できなくなる面もあります。ただ、各選手が安全に力を発揮できる環境を整えることは開催国としてはフェアな行為として評価されるところはあるでしょう。

だとしたら、単にマラソンを午前5時スタートということに先日決めれば良かったと思うのですが、急にこのような奇策を打ち出すところに、国内外のスポンサーの意向に逆らってまで意見を出したり運営上の時間を動かすことができない日本の立場の弱さというものもうかがえたりするのです。

しかし、そうした思惑とは別に、日本国内で生活する身からするとたった2週間のオリンピックのために膨大な費用と人々の協力をしてサマータイムを実現させても、オリンピック後にはまたサマータイムなしの夏になるというのなら、あえてサマータイムを実施する意義があるのかということは色んなところからの意見として出てくるのではないかと思います。

労働問題において、テレビでは一般的な朝9時から5時までの仕事の人をモデルケースにしていますが、そのテレビの朝番組をやっている人などは例えば今までも午前2時起きで早朝からテレビカメラの前に立っているような人はサマータイムには下手をしたら前日の深夜から起き出して仕事に出るということになってしまいます。

個人的には日の出前後のまだ涼しい時間に、早起きして仕事や学校の前に何かを行なおうとしている人にとっては、通常の時間が前倒しになることによっていわゆる「朝活」の時間が減ってしまうという状況になりそうで、それが残念です。それと、サマータイムが始まる時と終わる時にどのように朝起きる時や夜寝る時の時間を調整していくかが、全くそういった経験がないので不安もあります。

ニュースによると政府筋ではそこまでサマータイム導入に積極的でないような感じで官房長官がスピーチしたそうなので、また構想だけで実施されない可能性も高いとは思います。しかしとにかく今年の暑さというのは大変だったので仕事を涼しいうちに片付けてしまおうという意図でサマータイムを実施するなら、同時に長めの昼休みを取り昼寝タイムにするぐらいでないときついですね。果たして今の日本で、昼休み2時間を許容してくれるだけの雰囲気がこれから出てくるのか、もしそんな社会に夏の間だけでもなるなら、それはそれで面白い気もします。


改めてバイクの面白さとリスクを知る

毎年、今の時期に行なわれるバイクの耐久レース「鈴鹿8耐」はテレビ中継を利用して見ています。一日で終わるといってもかなりの長丁場なので、全てを見続けるところまではいきませんが、逆にちょっと見ていないと一気に状況が変わってしまうこともあるので、ついつい見続けてしまいます。

今年の決勝レースは前日に伊勢市に台風が上陸したということもあって、雨の中でのスタートになりましたが明らかに大雨のような感じなのにレインタイヤを履かずに走っているバイクもいて驚きました。ただこれは、最近のネットの時間帯による降雨予報を利用し、スタートからしばらくしたら雨が上がると読み、通常は約30周くらいで入るピットに各車が入る前に路面が乾いたらタイヤの差で前に出ようという戦略だということでした。

こうしたことは、もちろんライダーの類まれなる運転技術があってこそのものだと思うのですが、その後、一時的にまた雨が降り出した中でペースカーが導入される中でスピードは落ちていたもののノーマルタイヤで走っていて、見事にコケてしまったバイクもあったりして、やはり雨の時にバイクで走るのは一瞬の油断が大敵であるということも感じたりしました。

バイクレースと自分などが公道で走る事をつなげて考えるというのはどうかと思われる方もいるかも知れませんが、私自身モータースポーツは思い出した時に見るくらいのにわかファンではあるのですが、その私でも名前を知っていたトップレーサーで愛称ノリックとしても知られた阿部典史さんがプライベートでスクーターで移動中に事故死してしまったということがありました。事故の原因は前を走るトラックがUターン禁止の道路で急にUターンしてきたので避けきれなかったということで、改めて公道をバイクで走る事についての考えを新たにしました。

私が乗っているのは時速30キロか法定速度の50ccの原付ですが、それでも雨の道で滑ってコケてきたところに車が通ったら命の危険が出てきます。交通事故の危険は自動車でも同じですが、今回見た鈴鹿8耐に限らずバイクや車のレースではコースを逆走したり、急にUターンしてくる車はなく、事故や火災、オイル漏れになったら必ずペースカーが入り、コースの安全が確認されるまでは通常レースにならないというように安全面の配慮がなされています。

そういう意味では極端な話、免許を持たなくてもお酒を飲んでいても走ってしまうケースも有る公道での走行というのは、あらゆる危険を頭の中に入れつつ、予測運転をすることが大切になってくるのではないかという事を改めて思いました。

レースの結果については、メーカー別ではヤマハ、ホンダのワークス対決をヤマハが制し、第三位カワサキの順で、スズキが第四位に入るという日本メーカーとしてはそれぞれの会社が胸を晴れる結果になったのではと思います。カワサキとスズキはワークスではありませんが、特に第四位のスズキのマシンは私の地元静岡の「エスパルスドリームレーシングIAI」で、鈴鹿8耐参戦にあたってクラウドファンディングで資金を集めたプライベートチームで、あれよあれよと順位が上がっていくのには見ていてかなり興奮しました。改めて速く走りながらも堅実にレースを継続することの大切さというものも感じているところです。


東京オリンピックの面白報道に巻き込まれないために

先日、2020年に開催される東京オリンピックがあと2年に迫ったことで、良くも悪くも様々な話題がマスコミを通して出てきています。今年のような酷暑の元で開催されると選手だけでなくボランティアや観客もバタバタと倒れるのではないかと言われていますが、2年後の天候を予告することはさすがにできないので、そうした議論を今年にあてはめてするのはナンセンスです。ただ、可能性の一つとして酷暑のオリンピックはあり、例えば現在あまりの熱波に山火事が起きてしまったギリシアのような事が関東地方で起こった場合、確実に今年より大会期間中の平均気温が上がることも考えておかなくてはいけないだろうと思います。

他の想定としては、昨年はこちらでは大雨にかなり泣かされました。東京オリンピックでは酷暑対策と同じくらいゲリラ豪雨への対策も必要となってくるかも知れませんし、もしかしたら大会期間中に台風が東京周辺を直撃する恐れだってあります。ただこうしたことを心配するなら、いかなる天候でもスムーズに大会を運営できるようにお願いするしかないでしょう。本番が始まってしまったらそこでは「想定外の出来事」という言い訳は通用しないわけですから、個人的には一番恐れる福島の原子力発電所が再度放射能を出すことがないか? ということも含めて運営をされる方にはとにかく無事に大会運営をお願いしたいと思います。

さらにオリンピック関連で報道されている事で言うと、何を今さらとは思いますが、開催時期を10月にずらせないかとか、有力競技の決勝がアメリカのゴールデンタイムに集中し、日本国内の事情は考慮されないという問題が蒸し返されているのも不思議です。その場の雰囲気で承知に賛成したものの実際に開催されることになったらこうなるであろう事を知っていてあえて騒いでいるように思えるマスコミ関連の方々の悪意をちょっと感じてしまいます(^^;)。

特に競泳では伝統的にアメリカが強いこともあって、多くのアメリカ本土にいる人が学校や会社帰りにテレビで見られるように、決勝の時間が日本時間の午前中に設定されることになりました。オリンピックで特別休暇がある方や夏休み中の学生以外の方はなかなか生中継で見ることが難しくなりそうですが、同じように決勝を午前中にずらして行なったお隣韓国・平昌のフィギュアスケートではオリンピックのためにせっかくやってきたのにメダルの有力候補とされた北米の選手は軒並み調子をうまく決勝の時間に合わせられず、地元での練習時間が多く十分な対策をしていたと思われる日本男子選手が好成績を残しました。

このように、東京でのオリンピックは基本的に蒸し暑く、今年のような酷暑になるか急にゲリラ豪雨が降る中で湿度が上がって不快指数が増すようになれば、日本のゴールデンタイムに決勝を持ってくることによって、海外選手は調子をなかなかピークに持っていくことができず、海外有力選手がメダルを逃す可能性すら考えられます。ですから、日本の気候に完全に対応し、さらに普通の大会の決勝ではあり得ない午前中にピークを持ってくるために相当の調整能力がないと、海外選手はその能力を発揮できない恐れがあるのが東京オリンピックではないかと思えます。

また、違う競技では今年のボストンマラソンで川内優輝選手が優勝したように、オリンピックのマラソン男女レースも世界ランク上位の選手が予想もできない東京の天候によって総崩れを起こす可能性だって出てきます。オリンピックのマラソンスタートの時間を決める際、当初の予定から30分早めた午前7時にスタートと決めたのはこの辺も日本陸連が考えてのことなのかと思ってしまいますが、本当に選手の健康を考え、世界ランクの結果通りの実力を発揮させるためには午前5時のまだ日の上がっていない時間にスタートさせるのが公平な大会運営だと思うのですが、オリンピックと言えども国家の威信やスポンサーや放映権料を払っているテレビ局の思惑が微妙にからまるイベントなので、逆にこうした攻防を面白がって見るというのが正しいオリンピックまでの楽しみ方ではないかと思います。

個人的には、東京以外で開催される競技のうち、自転車競技が静岡県で開催されるので、まだ注目されないうちに会場の下見がてら車で出掛けたいと思っているのですが、それが実現しましたらここで改めて紹介させていただきたいと思っています。


スマホの時代だからこそデータをコツコツ取る必要性も

日本は南北に長い国なので学生の長期休暇の中味もまちまちではありますが、一番長期になりがちなのが夏休みで、私の地元ではだいたい昨日から夏休みに入ったのではないかと思われます。長期の休みにはあれもやりたいこれもやりたいと思う事が多いでしょうが、今になって自分の学生時代を思い返してみると、夏休みの宿題のやり方について大いに反省するところがあります(^^;)。

どのような宿題が出るのかにもよりますが、夏休みの最初にまとまって出てきた宿題をこなすのにはおおよそ3つのタイプがあると言えるでしょう。

・その1 時期に関係なくできるものは極力先にやって早く宿題を終わらせる
・その2 きちんと計画を立てて毎日の勉強の時間を作って少しずつ最後まで続ける
・その3 計画は立てても宿題は片付けず、最後の最後になって泣きながらやる

私自身のタイプは完全に「その3」のタイプで(^^;)、日記すらまとめて書くこともあったというかなり計画性に問題があるタイプでした。ですから、今になってブログが毎日続いているというのは信じられないところもあるのですが、できればこうしたパターンはやめた方がいいと思います。

というのも、現在スマホやパソコンの表計算ソフトのシートを使って現在の現金や銀行口座、電子マネーやクレジットカードの利用状況を月ごとにまとめているのですが、今使っている会計ソフトがコンマ区切りのテキストデータを読み込ませることができるので、スマホでお金が動くたびにデータを更新しようと思うのですが、なかなかその都度というわけには自分の性格上行かないのですね(^^;)。全てネットで完結してしまうものは後からそのデータを追えばいいのですが、それにしても昔から使っている会計ソフトで読み込めるようにデータ加工を行なうのはたとえネットからデータをダウンロードしても、最終的には自動的に完全に読み込むためには細部を確認しつつ直しながらの手作業になるので、その作業がどんどん溜まってしまうというのはあまり精神的にいいものではありません。

昨日、こちらは多少暑さが和らいだのでその辺の作業をまとめて行なったのですが、まとめた方が作業が楽になるところはあるものの、できれば一ヶ月のお金の動きが確定した時期に月一回は作業日を作るべきで、今回の場合は4ヶ月ほどのデータを溜めたままにしてしまったので、すぐには思い出せないものもあったりして大変でした。こうした作業がいったん溜まるとどんどんその量が増えてしまうというのは、間違いなく学生時代の夏休みの宿題のやり方と関係があると思います。

私の場合は泣きながら夏休みの最後に宿題をやっても、終わってしまったら苦労したことなどころっと忘れ、また同じことを繰り返してしまったので大人になってもまだそんな状況を引きずってしまっています。

やはり、こうした行動というのは大人になってからは直せないと思うので(^^;)、子を持つ親御さんは自分のお子さんの長期休暇の宿題のやり方のパターンが私と同じ場合は、何とかして毎日とは言わないまでも一週間単位で決めた目標をこなすように習慣づけることで、大人になって同じような苦労をしなくても済むのではないでしょうか。