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これからの生活を守っていくためには「数字」を毛嫌いしないことが大事

国内で普通に生活をしていく中で、やはりお金の管理というのは大事です。たまたまテレビを見ていて、勉強が苦手な小さな子を自分で生きていけるように教育するためにはまず、「数字の概念」をきちんと理解させることが必要だということをその道の権威の先生がおっしゃっているのを見て、それはそうだなあと改めて思いました。

数字がわかるとお金の計算ができ、自分の意志で無駄遣いを減らすことができます。さらに時計が読めるようになるので、予定を立ててそれを記録(スケジューリング)することができるようになるので、仕事だけでなく旅行の計画を立てることも容易になります。

私がこのブログで格安SIMのMVNOを紹介しているのも、自分でどんなサービスが使えれば良いか? という中でそうしたサービスにいくらお金を出せるかというバランスの中で色々考えてできるだけ通信コストを下げることを数字とにらめっこしながら自分なりの答えを出した結果を報告しているということになります。ただ、それはあくまで私が良いと思ったパターンであって、実際には単に「安く使いたい」というよりも、どういったサービスをどのくらいの金額で使いたいのか、それに近づけるキャリア契約以外のサービスの中で、自分の中で許容できるプランには何があるか? というところを自分自身で考える必要が出てきます。

もちろん、ぐだぐだと細かい事を考えたくないという人もいることと思います。しかし、そうして数字と向き合うことをおろそかにしてしまうと、普段の買い物でも同じものがかなり安く買える状況があるにも関わらず、高いものを買ってしまうようになってしまいます。それでも、自分の意志で買えれば良いのですが、悪意を持った人に騙されて大切なお金を失なってしまうことも当然起こり得るのです。

こうしたことは、現金で支払いをしていても、キャッシュレス(クレジットカードや電子マネー)での決済であっても変わりません。スマホ内で決済の内容を見ることができてもそれを見ることをしないで使った分だけチャージするような使い方をしていれば、自分がどのくらいお金を使っているかを判断しにくくなり、月末になって自分の使えるお金が少なくなって苦労するような事は当然起こっています。

残念ながら今の日本の社会はあらゆる生活のためのコストが上がっていて、その内容を漠然とでも把握しておかないと、毎月の支出がいきなり増えてびっくりしてしまうというような事も実際に起こってきます。例えば電気代についても、我が家での電力消費量は先月は先々月よりも少ないのに、請求された電気代は先月分の方が高い(値上げor補助金の終了の影響が考えられる)ということが起こっているので、そうした現実を見ながら家計を考えていく必要性に迫られています。

ただ、家計のやりくりに関わる「数字」というのは単純であり、スマホの計算機でちょっと計算すれば「どこで」「何を」「どんな方法で」買うのがベストなのかということがわかってきます。ここ数日、マスクを付けたまま仕事をしているとかなり暑さを感じるようになってきたので、塩分補給のためのタブレットをネットで物色していたのですが、いわゆる業務用のかなり量のあるものを買おうと思ったところ、実際は近所のドラッグストアで通常のパッケージを買った方が安いだけでなく賞味期限切れの心配をすることなく買い足せるような価格が現時点では付いていることがわかりました。

今後、ネットでの定点観測を続ける中で、本格的なシーズンになって安くなった場合にはネットでの一括購入も有りだと思いますが、今はドラッグストア購入がベストになるとは思いませんでした。そういう事もあるので、様々なところから情報を得つつ、自分の足で確かめることもこれからの状況によっては必要になってくるのではないかなと思います。

送られてきた資格確認書が昔の保険証サイズだったのでそれに合うケースを物色

昨日は100円ショップで、先日送られてきた紙の、健康保険証に代わる資格確認書を入れられるクリアケースを探しに行きました。

この種のケースというのは過去にはハード系とソフト系の二種類のものがあり、ハード系のものはちょっとした衝撃でもパキパキ割れてしまうような経験がありました。そして、ソフト系のクリアケースは割れる心配はないものの、中に入れたものが折れ曲がるくらいに曲がってしまうので、持ち運ぶ場合のケースの入れ方を考えないと、かなりぐにゃぐにゃになってしまうだろうなあと思いながらショップ(今回はダイソー)に入りました。

昔の保険証が入るタイプのクリアケースは写真の「B7」サイズのものがぴったりとします。写真のものを購入したのですが、ハード系でありながらちょっとは曲がるようになっているので、以前出ていたタイプのハード系のクリアファイルと比べると破損する恐れは多少ではあるものの少なくなっているのではないかと思いました。このクリアファイルは3枚セットで110円とお買い得だったので、残りのものは親の後期高齢者の保険証(実はこれも紙製)を入れてもらうようにすることができました。

これで、水濡れや破損等の心配なく資格確認書を持ち運べるようになったのですが、ここで新たな問題が出てきました。というのも、今まで会社の健保組合の会員証はクレジットカードサイズなので常に財布の中にクレジットカードなどと一緒に財布の中に入れて持ち運んでいたので、今後はふと思い立って病院を受診したり、診療が月をまたいだ時なども問題なく保険証を出すことができたのですが、今は別々に持たざるを得なくなったので(折りたたみ式の財布なのでハード系のクリアケースに入れると物理的に入らないのです)、その点で必要な時に持って行くのを忘れる可能性が出てきたのです。

ただ、今のままだと財布を落としたらお金・クレジットカード・キャッシュカード・運転免許証などと一緒に保険証と診察券類もまとめて失くしてしまうということになってしまうのです。

今は小さめのポーチに資格確認書を入れたクリアケースを入れてあるのですが、今後は財布自体を全てが入る大きさのものに変えるか、それとも医療関係のものを別の小さなポーチに分けておき、持ち出す場合にはそのポーチの中に財布を入れるようにすれば、例えば肩掛け型のポーチであれば少なくとも医療関係の物を失くす可能性は少なくなるので、そういったポーチを物色するか、今色々と考えています。

ただ、実際のところは頭の中で考えた理想よりも、たまたま出会ったものの中で決めるような感じになってしまうのではないかと思います。とりあえずは今年いっぱいは、資格確認書とともに健保組合の会員証も使えるので、じっくりと探していきたいと思っています。

ようやく健康保険の「資格確認書」が届きましたのでその内容についてレビュー

現在、運転免許証と機能を一体化できるということでニュースでも紹介される事が多くなったマイナンバーカードですが、私はいったん紐付けていた健康保険証との紐付けを解除し、新たに「資格確認書」を送ってもらうことにしていたのですが、ようやく進展がありましたので改めてレポートさせていただきたいと思います。

まず、マイナンバーカードと健康保険証の紐付けについては、昨年の11月までに済ませ、11月になるのを待って会社の健康保険組合に、マイナンバーカードの紐付けを解除したので資格確認書を発行して欲しいとお願いしたところ、郵送で申込書類が送られてきて、それでも2024年11月中には申込みが完了していました。

その後、約5年間使える資格確認書を作るための手続きが滞っているらしく、数ヶ月と期限を切った紙の資格確認書が送られてきたのですが、2025年いっぱいは従来の健康保険証が使えるのであえてそれは使わず、きちんとした資格確認書が来るのを待っていたのですが、それが2025年4月になってようやく届いたというわけです。

届いた資格確認書はやはり紙のものだったので、令和12年まで使える(つまり有効期限は5年ということ)ということになると、破損対策として保険証入れのようなものに入れて持ち歩くようにしないと、ボロボロになって使えなくなることが恐いですね。そうしたケース類は100円ショップで揃いますので、それは早めに準備しつつ、年末までは今までの保険証の方が使い勝手が良いのでとりあえずはそちらの方を年末まで使い続けようとは思っています。

ただこれで、旅行の際にはマイナンバーカードを持って行かないという選択ができることが自分にとっては一番のメリットだと感じます。もし旅先で資格証明書を失くしたとしても、マイナンバーカードを無くした場合よりは手続きは大変ではないので、その点では気が楽になります。なにせ、今年はじめにスマホを落として失くした時の事務作業の大変さは良くわかっているので。

運転免許証については次の更新でマイナンバーカードとの二枚持ちにしようと思っているので、運転免許証を失くしたからといって、すぐ免許不携帯でマイナンバーカードが再発行されるまで運転できなくなるような事はなく、失くした所から車以外の手段でマイナンバーカードを取りに行けば、そこからは運転免許センターにはマイナンバーカードを持って自車を運転して行くことができるようになるわけで、それは大変便利でありがたいことになります。もはや決まっていることなのだからしょうがないという話もありますが、変えられるならマイナンバーカードと保険証を紐付けしたままスマホの画面で利用可能にしたり、資格確認書と併用できるようにして欲しいですが。

ちなみに、私のものより早く申請した(2024年11月始めに)私の親の後期高齢者健康保険の資格確認書については全く音沙汰がありませんが、これは今の保険証の有効期限の切れる2025年7月末日までに郵送されてくるのでは? と楽観的に考えていますが、これについても状況に変化があれば、ここで改めて紹介させていただければと思っています。

必要な電話だけを取るためには生活の中でかかってくる可能性のある番号を登録するのも一つの方法

ここに来て、改めて犯罪と思われる詐欺電話の新しい手口が報道されています。今までは、明らかに普通の状態ではかかって来ない海外からの発信であることがわかる「+」から始まる国番号が表示された電話番号でかかってきていたのが、最近は発信元が国外からであっても(?)、電話番号を偽装して最後の番号が「0110」で終わる警察署を装った着信での詐欺電話があるようです。

そうなって来ると、後で自分のスマホに表示された番号を調べてもそれが本当にその番号のところからなのか、はたまた巧みに偽装された詐欺犯からの電話であるのかにわかには判別がつかなくなり、もはやそうした電話に出ていいのか悪いのか、全くわからなくなっているような方もいるかと思います。

たまたまそんな時、ハガキによるガス点検のお願いというお知らせが自宅にやってきました。恐らく、昨今の状況においていきなり電話でそうした案内をすると、全く連絡が付かないから電話でなくハガキで来るのか? それとも元々こうした案内は郵便で来るのかわかりませんが、とにかくそうしたハガキが来ました。

そのハガキには、ガス会社から電話連絡をして訪問日を決めるやり方とは別に、こちらがガス会社のホームページにアクセスし、Web上から訪問日の打ち合わせができるように選べるようにはなっていました。ただ、こちらから一方的に日時をWebから指定したとしても、何回かメールを通してのやり取りは出てきてしまうので、こちらとしては電話をもらう方が都合が良いのですが、果たして電話が来てもちゃんと取ることはできるのかという問題はあるわけです。

今回は、そうした対策としてハガキに書いてあるガス会社の電話番号(市外局番から始まるもの)をスマホの電話帳に登録することにしました。恐らく、電話は代表番号からかかってくることが予想されるので、スマホの画面を見て登録していたガス会社の名前が出たらそのまま出て、話の流れが無料のガス点検の話(これは本当にガス会社からのもの)であれば、こちらの都合を伝えつつ訪問日を決めることができると思います。

もし、話の流れがLINEのアドレスを聞いてきて、続きはLINEでなんてような話になったり、無料でなく料金がかかるなんていう話になったら、これは自分の中では詐欺確定になりますが、恐らく詐欺集団は正式な手続きで送られてきたガス会社からのハガキまでチェックした上で自分の電話を狙うような事はしないと思いますので、今回の対策はガス会社の電話番号を電話帳に登録して終了ということになります。

もし今後、知らない市外局番から電話がかかってきて、知らない番号でこちらから電話に出ることをせずに改めてその番号を調べたら役所とかライフラインに関する企業からだった場合はいったんこちらから掛ける時には不在着信になった時間を申し述べると、どんな用件でかかってきたのか先方で調べてくれると思いますので、そうして相手の素性がわかった場合には、その代表番号を電話帳に登録し、再度同じような内容の問い合わせが電話で来た場合にスムーズに電話を受けることができるようにすることはできるでしょう。

もし、自分のいる地域でない場所の警察署からいきなり電話がかかってきた場合、私なら電話を取らずにまずはその番号がどこからのものなのか調べ、それがどの警察署からかわかった場合には、電話ではなくホームページ上の問い合わせ窓口(私の住んでいる場所では各警察署ではなく県警の相談窓口)のメールフォームから連絡できるようになっているので、緊急性がなければそちらの方から連絡を入れた方が良いかなと思っています。

ネットからの有料配信が当り前になるなかNHKの受信料をしゃぶりつくすための「見逃し配信」を活用する

NHKの受信料についてはかなり前から大いなる批判があり、NHKをぶっ壊すというスローガンで国会議員になった人もいる今ではあるのですが、最近ではテレビを持っていない人からも受信料(実際はスマホやPCなどでNHKのサイトから同時配信を含む番組を見るための視聴料)を取るというニュースが出たことで、さらなる批判の声も上がっていることは皆さんご存知の通りでしょう。

ちなみに、その金額はどのくらいかというと、ネット配信のみの場合はBS放送(4Kおよび8K含む)の放送はほんの一部を除いて配信されないので、地上波の受信料と同額の、月額1,100円(6ヶ月前払の場合6,309円)になるのではないかと思います。これで、単にテレビをリアルタイムでしか見られないというならば、確かに他の有料動画配信と比べると、リアルタイム以外にも利用できる期間中であればいつでも好きな時に見られないので、別に録画機器を購入する必要もあり、多くの人がメリットを感じにくいということはあると思います。しかし、NHKがリアルタイム配信だけでなく一週間の「見逃し配信」をサポートする「NHK+」を提供することで状況は変わってきたのではないかと思います。

ここで誤解して欲しくないと思うのですが、NHKが提供する番組について全く興味がなく、オリジナルのドラマなどを積極的に配信するネットフリックスや、各種スポーツを生配信してくれるDAZNの方に優位性を感じる方については、テレビをチューナー無しのスマートテレビに買い替え、NHKとの契約を解約して今まで払っていた受信料をネットの有料配信の方に振り向ければ良いと思います。

ニュースなどもラジオ(こちらは聴取料はかかりません)やネットからのリアルタイムで送られるニュースを見ることで十分今の世の中では情報に困ることはないと思いますし。ただ、私の場合はBS放送もそれなりに見ていますし(こちらは受信料月額1,950円、6ヶ月前払11,186円)、ネット配信の利用料はかなり頻繁に見直しがされ、BS受信を含む受信料と比べても高額になってきてしまったこともあり、改めて普段見ることのできないNHKの放送をネットの見逃し配信で見る機会が増えてきたので、今までの考え方を変えるべきかと思えるようになりました。

たまたま昨日、2025年3月7日に大阪局ローカルで放送された「阪神・淡路大震災30年特集・そらとみらいと『大友良英と佐渡裕からのメッセージ』」というローカル番組をNHK+の見逃し配信で見ることができました。以下のリンクは当時のものですが、この文章を書いた日からしばらくはNHK+で見られるので、興味のある方はネットを探してみて下さい。

https://x.com/nhk_osaka_JOBK/status/1897602457041309997

この番組は、兵庫県立芸術文化センターの芸術監督を務める佐渡裕さんが音楽家の大友良英さんにオーケストラ用の楽曲を依頼し、大友さんの方は交響楽の仕上げまでを一人で行なうスキルに不安があるということで、江藤直子 荻原和音 加藤みちあき各氏に編曲を依頼し、大友さんだけのものではなく、大友さんと合わせての四名で「そらとみらいと」を完成させました。番組はそのお披露目のコンサートを紹介しながら曲の成り立ちなど佐渡さんと大友さんのインタビューが入りながら紹介していく構成になっていて個人的には大変楽しめました。これはあくまで個人的な好みもありますが、今ではすっかりメジャーな音楽家として評価されている大友さんについては、バリバリのノイズ音楽を地下のライブハウスでご披露されていた頃からの贔屓なのです。現在、ここまで社会的に認められている事についてはびっくりするやら嬉しいやらで、つい大友さんの出てくる番組については見たくなるというところもあることをご理解いただきたいと思います。

住んでいる場所によってはリアルタイムで見ることができない番組も、見逃し配信であれば翌日には見られるというメリットを知ってから、NHK+はよくちぇっくするようになりました。というか、受信料を払っている手前、時間の制約で見たいけと見られない番組も多くある中、地域ローカルの番組やEテレの教養・ドキュメンタリー番組を良く見ます。というか、せっかくの休みにテレビを見ようとしても特にBS(民放)は通販番組と2時間ドラマのオンパレードで、それらをだらだら見るくらいなら放送時に見られなかった自分の興味ある番組を探しながら見ることのできるネットの見逃し配信は貴重なものだと思います。

民放にも同様のサイト「TVer」がありますが、ドラマやバラエティが多くその辺はNHK+との違いが大きいのですが、最近ではキー局だけでなく地方局制作番組も翌日には配信してくれるので、改めて番組がネット配信できるようになって、テレビ受信料のありようも変わってきたということを感じています。正直なところ、テレビ受信料は無駄な出費だと思われる方も少なからずいることは重々承知していますが、チューナ付きのテレビとセットにして、テレビ放送だけでなくネット配信の各見逃し番組を大型テレビでいつでも見られるようにしておくことによるメリットもあるので、改めて受信料について考えながら考えてみるのも良いのではないかと思いますね。

e-taxによるICカードリーダーを使った確定申告の便利な点と面倒くさかった点

昨日は仕事が休みだったので、今まで準備をしてきた昨年の自分に関するお金の動きを入力した家計簿ソフトを見ながら確定申告をe-taxを使って行ないました。昨年までは、国税疔のサイトで入力して申告書を作るまでは同じなのですが、先日紹介したようにe-tax対応のICカードリーダーを購入したので、Windows11を入れたパソコンにカードリーダーを接続し、マイナンバーカードをセットして申告を始めたのですが、今までやったことがないということで、少々アタフタするところもありました。

e-taxの場合書類を提出する代わりに添付書類を含めた電子申告になるので、年金・保険・医療費などについてはマイナポータルと連携したり、企業などのページから専用ファイルをダウンロードしたものをアップロードすると、書類の提出を省略できるだけでなく、税務署にも直接行く必要もなく、むろん申告書を印刷する必要すらありません。

今年はスマホでも申告ができるようになったと大いに宣伝されているものの、やはり腰を押し付けて申告作業を行なうためには、私の場合はパソコンから行なう方がやりやすかったのでパソコンとICカードリーダーの組み合わせで行ないましたが、それが結果的には良かったと今は思います。

というのも、生命保険や損害保険(火災保険の地震保険分)の控除証明書を電子化する場合、画面の指示通り準備を進めていくと、何回もマイナポータルにログインする作業を行なわなければならなくなります。私の場合はICカードリーダーにマイナンバーカードが差さっているのでログイン画面が出た時にはパスワードを入力すればスムーズに進めたものの、いったん保険会社のページに行くと改めてログインが必要になるというのはちょっとめんどくさく、さらにいちいち保険会社のウェブサイトの方からマイナポータルとの連携をするために登録をした場合、即時に反映されない(私の入っている保険会社の場合)ことがあったので、登録申請はしたもののそれは使わずに別の方法で控除証明書を登録しました。

それは、加入保険会社のマイページにログインし、そこから控除証明書のXMLファイルを一旦ダウンロードし、確定申告用のサイトに手動でアップロードするという方法です。これだと時間はかからない代わりに、きちんと保険会社のマイページにログインできるように情報をしっかり把握しておく必要が出てきます。

ただ、この方法に沿って画面を進め、一部は画面上の空欄に手入力を行ないながら申告作業を進め、何とか電子申請でネット経由で書類および控除証明書を送り、この雨の中で外に出ないで全ての申告が終了しました。ちょっとまごついた点はありましたが、すべてパソコン上の手続きでできたので、やってよかったという感じです。

あとこれは、確定申告とは関係ないのですが、最近は銀行の口座の入出金状況や、電子マネーの取引一覧などは、私の古い家計簿ソフトでも取り込むことのできるCSVファイルでの出力が可能になっているので、まめに毎月更新をしていなくても、一気に一年分のファイルをダウンロードし、それを家計簿ソフトに読み込ませることですぐに反映するのは便利ですね。特に電子マネーの場合、いわゆる「ポイ活」でためたポイントについても一括でダウンロードできるので、現金を使う場合はいちいち記帳しないとだめなのですが、一気に読み込んでうまくいかなかったところだけ修正するだけで済むので、色々と悩むこともなくなりました。

まめにスマホの画面から使ったお金を記録するのが好きという方なら良いのですが、そうでなくずっと何もしないでいざという時にまとまったものが欲しいという方は、やはりキャッシュレス取引を多く利用する方が楽で良いですね。今後は、今使っている家計簿ソフトはWindows用なので、Linuxでも使えるオープンソースのものに置き換えることも模索しながら、色々と自分が使ったお金の視覚化を行ないつつ、必要なものにお金を使っていくような事をやっていきたいと思っています。

はたして今年のお米の入手はちゃんとできるのか不安になってしまう今日このごろ

昨日はスーパーで安く売っていたうどんを買ってきて鍋焼きうどんにして食べました。昨年から朝食をパンにすることも増えましたし、明らかに昨年の令和の米騒動から今年に入ってからも続く米の価格が高値安定になっている状況の中で、お米の食べ方も変わってきたように思います。

以前のブログで、地元のJAが出している直売所が、地元産の新米をスーパーよりも安い価格で出していることを紹介しましたが、時間の経過とともに、その状況も変わってきてしまいました。地元産の新米は5キロでも三千円を切るくらいの価格だったのですが、今年に入ってからなぜか地元産のお米が店頭から消え、割高な他県から持ってきたと思われるお米の銘柄しか扱ってくれなくなってしまいました。価格も3,500~4,000円くらいになり、これだとまたスーパーに置いてあるお米の方が安くなるような感じになってしまいました。

といっても、明らかなブレンド米と思われるお米(5キロ)でも消費税込みで一番安いものでも3,500円を割ることはなくなってしました。昨年の今ごろでは、ブレンド米ではないお米が2,000円を切る価格で売っていたことを考えると、ものすごい値上りになっています。

値が上がったことで生産者が潤うという方もおりますが、それなら一気に上げないで徐々に上げてくれないと、消費者は参ってしまいます。果たして今の米価が多くの人にとって適正な価格なのかというのは議論があるところでしょうが、私としてもお米を全く食べないというわけにはいかないので、今ではスーパーのポイント還元の日などを利用しながらできるだけ安く買える日に買うようにはしているものの、どうしても昨年よりお米を食べる頻度は減ってしまっているように感じます。

今後、政府は備蓄米を放出することを名言していますが、最初は事業者への提供となるため、果たして小売店でのお米の価格がいつ安くなるのか、そもそも安くなること自体があるのかも私は疑わしいと思っています。海外からの輸入米が売られるようになるかどうかもわからないのですが、輸入米が今の国産米よりも安く手に入るなら試してみたいという気もするものの、それはあくまで仮定の話であり、今後はもう少し悪いシナリオが起こってしまう可能性もあると考えています。

具体的には、今年のお米が収穫されるまでは昨年に収穫したお米が流通するわけで、そのお米も高値安定でお店で普通に買えるうちは良いと思うのですが、もしまたパニック的な一部の人たちの買い占めで店頭から消えてしまった場合、もはやその状況を打開できるだけの方策は今の社会には無いのではないか? とすら思ってしまうのです。ちなみに、お米を常温で長期間保管すると急速に劣化するので、精米されたお米の買い占めは、かえって高く付くことになる可能性があります。同様に、ネットオークションやフリマ関連で安く入手できても、それがとても食べられないようなものである可能性もあるので、注意が必要です。

昨年は5キロのお米であれば1,500円くらいでセールには売られていたネット上でも、同じサイトで紹介されているお米の価格はどれも3,500~4,000円くらいになってしまっています。ということは、非セール時にはネット上でももっと高額で販売されているということになるので、今後は一食あたりのコスト計算をしながらお米以外の主食に転換する事についても考えていった方が良いのかなとも思います。

実際、私が危惧しているような事は起こらないかも知れません。ただ、今の状況であまりに楽観的すぎる現状把握というのはいざという時に一気に心が折れることにもつながるのではないかと思います。楽観的なのは将来への展望だけにして、現状に合った食生活をしながら食事そのものを楽しむというのが、いざという時にも慌てずに次の手を打つための方法なのではないでしょうか。

スポーツの判定にVTRを活用するだけでなく「ロボット審判」を導入する時代にスポーツ観戦は面白くなるか

私が外でのモバイル環境を整えている理由の一つが、例えばどうしても見たいイベントやスポーツが行なわれる時間に外にいるとか、車で走っているとか、たまたまその時に旅行の計画を実行していたような場合でも、自宅にいる時と同じようにイベントやスポーツを見ることができる環境を作りたいと考えてのことでした。

その昔、地上波テレビは山間部に入ってしまうと受信自体は難しかったものの、衛星放送(BS)ならテレビモニターにチューナー付きBSアンテナユニットを接続すると、走行中は無理でも停車すればどんな山の中にいても全国で見られるBSは全て見ることができたので、機材を揃えていました。ただ、走行中に常に南東の方向(放送衛星がある方向)を向くようなシステムはとんでもなくお金がかかり、観光バスではそういった機材が設置されているものもあり、私はたまたまアメリカ大リーグのニューヨーク・ヤンキースに松井秀樹選手がいて、彼がMVPを取った時のワールドシリーズの試合は高速道路を走るバスの中で他の乗客とともに興奮しながら見た記憶があります。

現在は、8インチくらすのタブレットの画面に映す動画を見るくらいなら、mineoの最大1.5Mbpsくらいの速度でも問題なく見られるので、ネット配信や自宅のテレビサーバーにアクセスしたりすることで、携帯電話の電波が来ている場所でさえあれば何とかどこでもリアルタイム視聴が実現できています。特にスポーツは作られたドラマではないので、自宅で帰って改めて録画で見るよりも、小さなスマホの画面であってもリアルタイムで見る事にこだわってきました。

ただ、時代とともに変わるのは通信環境だけではありません。スポーツ自体の内容も時代とともに変わっていきます。例えば、サッカーではワールドカップイングランド大会での「疑惑のゴール」や、メキシコ大会のディエゴ・マラドーナの「神の手」など、得点と認められた判定は正しかったのか? という論争が起き、一部の人にとっては喜びであっても、こうした判定を機にスポーツそのものへの興味がなくなってしまうような影響もあるのではないかと思います。サッカーではこうした問題に決着を付けるため「VAR(ビデオアシスタントレフリー)」を一部採用し、得点及び選手の退場に関わる大きな判定についてはビデオを審判が確認することで改めてジャッジをするということが行なわれるようになりました。

たまたま昨日中国深センで行なわれたAFC U20アジアカップで、試合開始早々日本チームは対戦相手のイランに得点を決められたのですが、VARで検証すればオフサイドでノーゴールだったのでは? という報道がされました。勝ったらU20のワールドカップに出場が決まる大事な試合なのにも関わらず、実はこの試合ではVARは採用されませんでした。このまま日本チームが負けてしまったら、単に残念では済まされない話になるだけに、現代のテクノロジーを駆使しての、両方のチームが納得する判定を行なうことが、試合を見る観客の興奮をそぐことはなく、かえって清々しく試合を見られるようになるのではないかと私は思います。

そんな中、MLB(アメリカ大リーグ)では、まだオープン戦に限っての話らしいですが「ロボット審判」を導入し、ストライク・ボールの判定で不満があった場合に一試合二回まで「チャレンジ」ができ、その時にはロボット審判の判定を仰ぐというものです。野球の試合の中ではこの一球がストライクかボールかによって大きく試合の流れが変わることがあります。最もありそうなのが、同点で迎えた9回裏(ないしは延長戦の裏の攻撃)満塁で3ボールから投げられたボールがきわどい場合、その球がボールであれば押し出しで得点になるのでそこで試合が終わります。また逆に、2ストライクの後にどう見てもストライクではないかと思われた球の判定がボールになり、その直後にバッターがヒット(ホームラン)を打つというようなケースもあります。実際にそうした「疑惑の投球」として今だに語られている試合もあり、もし「ロボット審判」が存在していて、きちんと異議申し立てが行なわれていればというケースは今までもあったように思います。

そんなわけで、MLBのロボット審判の進み方には大変興味を持っています。日本でもアメリカでも、世界選手権でもストライクゾーンは「審判のクセ」で決まるということが今まではあり、あの審判は多少の低めでもストライクとコールするというようなことは普通でした。しかし、ロボット審判が導入された場合、そうした低めをストライクにする審判に当たった場合、明らかに低い球をストライクと判定された場合にすぐさまチャレンジを行ない、ロボット審判の判定を仰ぎ判定が覆った場合、試合の審判が判定における判断をロボット審判に近づけることになるので、今までのように審判に応じたストライクゾーンの対策をわざわざ立てなくても、どのチームも同じようにストライクゾーンの中で勝負ができるわけです。

こういう話をすると人間の曖昧さが楽しいというような人もいますが、現在のVARでも審判の恣意性が完全に排除されたわけではありませんし、今回のロボット審判でも全てのボールを判定するわけではありません。大事なのは、大きな場面でお互いに力の限りを尽くしてプレーしている選手たちに大きなわだかまりが起こるような習慣を何とかしてもらうことで、見ている側もストレスが溜まりにくくなるのではないかと思います。
まだ日本ではロボット審判の登場は後になるとは思いますが、日本の野球界もアメリカに先にやられる前に、しっかりと判定するための仕組みを先んじて採用するくらいの事をやった方が人々は注目して日本の野球も盛り上がるのでは? と思うのですが。

スマホのみで完結する飲食店のサービスはさらに進化していて乗り遅れることがストレスになる?

先日、全国チェーンの食事処に行ってきました。今月末で使えなくなってしまうクーポン券があったので、それを消費するために出掛けてきたのですが、いつもはお弁当を事前注文してクーポン券と一緒に注文した弁当をもらいに行くだけの感じで利用させていただいていました。その際、もらった割引券があったのですが、久しぶりに行ったらレジは対面ではなくセルフレジになってしまっていました。

店内で食事をする場合には、自分のスマホではなくテーブルやカウンターに置いてある専用タブレットから注文します。おすすめのメニューは目立つところから注文できるようになっていますが、店員の方と直接話さなくても良いので、安いメニューでも気がねなく注文できるのが個人的には見栄をはらなくて済むのが個人的には良いですね。

注文から料理到着までは全く店員さんとの接触はなく、お茶やお水もセルフサービスなので、ここまで全く店員さんと言葉を交わすこともありませんでした。食事をしていると、目の前にあるタブレットの画面が変わり、その画面でしつこく勧められることがありました。頻繁にこうしたお店を利用される方にとっては当り前になっていることかも知れませんが、そう頻繁に利用していないとちょっと戸惑うことにもなってしまいます。

それは何かというと、お店の注文用タブレットの画面に表示されるQRコードを自分のスマホで読み取り、お店の専用アプリを電子マネーやクレジットカードと連携すると、食事を食べているその場で決済ができ、食事を食べ終わってもレジに向かわずにそのまま席を立って帰っても大丈夫ということになっているようです。さらに、お店のアプリは各種大手ポイントサービスとの連携も可能なのですが、席からキャッシュレス決済をすると、お店のポイントと大手ポイントサイトのポイントをダブルで獲得できてお得ということなのです。

そうした一連の説明を見ながらふと隣の席(その時はカウンターで一人食でした)の前にある店用の備え付け専用タブレットを見ると、「この席のお客様の会計は完了済」みたいな表示になっていました。もしこの表示が出ていないのにそのままお店を出てしまったらまずいことになるでしょうが、こうしたシステム上の表示で、一連の手続を十分知っている、お店をよく使う人にとっては便利に早くお店を出ることができるようになります。

平日のお昼など、入店はスムーズにできても、出る時にレジが混んでいた場合にはこの手続きができるのは有難いですね。今回はセルフレジを使ったのでやりませんでしたが、これだと入店時に声は掛けられるものの、その後は注文を取け取りする以前には店内でお店の方と話をすることもなく、お店の人とのコミュニケーションを取らないで利用が可能になになります。

これを良いと見るか悪いと見るかですが、今回私は前回もらった割引券のセルフレジでの扱いについて不明な点を店員の方に聞きましたが、レジ自体はセルフで終了してしまったので、もう次回の分の割引券をいただくことができず、その点については残念でした。当然アプリクーポンとかはあるのですが、今までそのお店を利用するメリットは、次回使える割引券を出してくれることにありましたので。

今後、どのチェーン店も同じように注文から決済までほとんどお店にある機械(タブレット)や自分のスマホだけで済んでしまうので、事前にアプリを開きながらお店を選択するような形になるので、魅力的なメニューやクーポン(割引)がなければ、ある所へシフトしてしまうように思うので、お店同士の競争は大変になってくるのではないかと思います。
ただ、一連のシステムがうまく回っていけば、人件費を少なくしても以前通りのサービスや味をキープできるかと思うので、利用する私たちにとっても美味しい食事を安くいただけるようになると思うので、こうした流れに乗っていければと改めて思っています。

実店舗で買いたくても結果としてネット通販に追い込まれてしまう事も起こってしまう

お気に入りで常に使っている電動歯ブラシ(ミニマムという会社が製造・販売している「ハピカ」という商品です)が、モーターはいたって元気なものの替えブラシとの接続がどうにもままならなくなってしまったので、かなり使ってきたのですが本体を買い替えることにしました。

しかし、このシリーズを置いてあった近所のコジマ電気が撤退してしまったので、改めてドラッグストアを回ったのですがことごとく在庫がなく、あってもキャラクターの子供用のものが一個しかなく、しかも安くないという店頭で購入するメリットを感じないお店ばかりでした。

恐らく、エディオンやコジマ電気、ヤマダ電機のような家電量販店の方にそれなりに置いてあるとは思ったのですが、昨日はそこまで出向く気力が無かったので、諦めてネットの方で注文してしまいました。

たまたま直前にビックカメラのネットショップから「残ったポイントの有効期限が迫っています」というメールが来たばかりだったので、そちらからポイント分を割引させて購入したのですが、ヨドバシカメラやビックカメラは安い価格(ビックカメラでのハピカ本体の価格は660円)でも送料が無料なので、時間はかかるものの普通に購入できるのはラッキーでした。

このハピカは、電動歯ブラシとしてはかなり前からあり、他のメーカーのものと比べると本体だけでなく替えブラシも安く購入できるということで、過去に替えブラシをまとめ買いして使っていたのですが、今回の本体入れ替えを機に替えブラシも見に行ったのですが、ドラッグストアの中では唯一置いてあったお店は本体は売っていず、今は会社のホームページの製品リストにも載っていない古いタイプの替えブラシしか置いていない状況で、どれだけお店で売る気がないのかと思ってしまいます。

確かに、お店の売上としては安いものなのでメリットがないのでしょうが、製品としてそこまで他の電動歯ブラシと比べて劣っているということも無いと思いますし、お財布に優しいものは置かずにそれなりにお金のかかるものを(本体だけでなく替えブラシの購入コストが高いもの)優先して置いているのかという皮肉も言いたくなりますが、そこでは先に替えブラシだけ先に購入して新しい本体を待つことになりました。

実は、ハピカを作っているミニマムという会社も直接通信販売を行なっていまして、今だに郵便振替での振り込みや、代金分の切手を送ることで支払いに換えるということをやっているような会社でした。色々調べてみたらコストコにセットが安く置かれているらしいとか、別に会社自体は普通に色々な製品を売っていて今後使っていても今のこの社会の中であれば今回注文したビックカメラやヨドバシ、さらにアマゾンのように小額のものでも送料を安くしてもらえた上で購入できることがわかり、今後は替えブラシについても店頭購入にこだわらず、ネット通販で買うのも良いかもと思えてきました。

今回の場合は、単に実店舗よりかなり安いからというわけではなく、単に過去には置いてあったはずのドラッグストアに置かれていないか、置いてあってもかなりぞんざいな扱いをされている感満載だったので、結果的にネット通販を優先させることになりました。最近は小さな商店は商売が大変であることは十分承知していますが、自分が気に入って使っているものが実店舗で購入できないという状況にも遭遇します。確かに利益を上げたいという事だと安いものよりも高いものを置きたいという心情は理解できるものの、ある程度かゆいところに手が届く品揃えがあると嬉しいのですが。