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ネット時代の異文化交流法

私がこのブログを始めるはるか前に開いていたホームページがあるのですが、そのページはこのブログのように全て日本語によるページで、日本語が使えない人に対しては全く不親切なページです。

すでにその内容も古くなっているので、ページごと止めてしまおうかとも思ったのですが、全て無料でホームページを置いておけるサービスがあるうちはとサイトの内容を全てコピーしたミラーサイトとともにまだインターネットの何処かに存在はしています。

先日、メインサイトではなくミラーサイトの方を見たと思われる人からメールが届きました。しかも内容は英語でして、これはスパムメールの類かと思ったところ、恐らく翻訳サイトを通して英文メールの内容を日本語にしたと思われるたどたどしい日本語が添えられていました。その内容によると、私が過去に購入して紹介したグッズについて興味があるらしく、「まだ持っているか」「持っていたら譲って欲しい」というような事が書いてあったのです。

過去のブログでも少し触れたことがありますが、現在自分の持ち物をどうしても必要だと思うもの以外については捨てるなり売るなりしているのですが、今回海外から申し出があったそのグッズについてはかろうじてまだ手元にありました。というのも、まだ使える場合はいくらくらいで売れるかなと思っていたものだったのですが、意外とオークションでは値が付かないものだとわかり、そのままオークションに出そうかリサイクルショップで処分しようかとまよっている最中の品だったのです。

改めてその家電の動作確認を行ない、何とか動いてくれたので「もし欲しいならお譲りする」というようなメールを書こうと思ったのですが、私には全く英作文の素養はありません。そういうのが得意な友人がいればいいのですが、なかなかそんな人もいないので、一昔前ならメールを無視して終了という感じになると思うのですが、今回は先に相手が日本語を機械翻訳してまでこちらとコンタクトを取ろうとしているということもあり、こちらの方もできるだけ簡潔な日本語の作文を作り、その文をネットの翻訳にかけて、出てきた英文と元の日本語文を添えて返信したところ、その意が相手に伝わったらしく、品物は航空便で送ってくれとか支払いはPayPalで行なえますか? とか、かなり盛り上がっている様子がうかがえました(^^;)。

実のところ、海外に家電製品を送る方法に何があるのかとか、そもそもPayPalって何の事だというくらい海外への発送や送金について疎かったのですが、メールで問い合わせがあったということからいろいろ調べ、早く確実に海外に物を送るには郵便局のEMSがいいだろうとか、海外からの送金を受け取るためにはPayPalのビジネスアカウントを取得した方がいいということがおぼろげながらわかってきたのでした。

今回指定があった品物は日本ではほとんど価値のないものであったので、送料とPayPalの手数料をまず示し、送った品物にクレームがあった場合でも経費としてこれだけは払ってくれという金額をまずは指定し、もし無事に動いて品物に満足できたらあなたの考える品物の価値を追加して送ってくれとメールに書いて、昨日発送を完了しました。

相手がだれだかわからないので、受け取ったとたんにバックレられて送っただけ損になる可能性もあるわけですが、状況によっては捨てるにもお金がかかる家電製品なので、今回は海外取引の勉強のつもりで先に送りました。しかし、改めて思ったのは、ほとんど英語が使えなくても、それなりにやり取りすることがインターネットの世界では可能になるということでした。

というのも、できるだけこちらの意志を相手に理解してもらえるような割とストレートな要求を含んだ日本語の作文能力があれば、英語だけでなく他の言語でもインターネットによる翻訳はできますので、メールのやり取りくらいだったら何とか話をつけることができます。私の場合、作文は無理でもさすがに学校で英語は習ったので、翻訳により出来上がった英文について、明らかな間違いに気付いて修正を加えることもそれなりにできます。

ただ、そのスキルは特別大きいわけではなく、中学生レベルの英語で落題点を取っていなければ、ほとんどの人は外国人とのコミュニケーションが可能になると思います。

ただ、そんな中にも大切なのが、できるだけ簡単な言い回して伝えたいことを漏らさず、ストレートに伝えられる日本語能力だと思います。今は小学生でも英語の学習を行なうようななっているそうですが、それこそネット翻訳の仕組みを使って全く日本語のわからない人に向けてメールを出し、自分の伝えたい事が全て伝わったかというような授業を繰り返すことによって、いざ道を歩いていて英語しかしゃべれない人と遭遇したような場合でも、スマホの翻訳アプリを使って急場しのぎくらいは十分にできるでしょう。

そういう意味で、今回は全く0からのスタートで、自分の持ち物を海外に発送するところまでできてしまったことにびっくりするとともに、メールをいただいた私の持ち物に興味を持ってくれた人に感謝しなければいけませんね。日本語のみ英語なしのページでも海外から意外とずうずうしい申し出が来ることもあると、他のホームページやブログ開設者も考えておいた方がいいなと思ったここ一連の出来事でした。


期間限定ポイントの上手な活用の仕方

たまたまヤフージャパンのサイトにログインして気づいたのですが、画面に表示されるポイントの中に「期間限定のポイントがあります」というふうに書かれているのを発見しました。

しかもポイントは500ポイントもあったので、1ポイント1円と考えるといきなりそんな金券をくれるのかと思って調べてみたところ「ショッピング」の文字が。ちなみに私にはヤフー経由でポイントの付いた日にネットショッピングをした記憶はありません。

さらに詳しくその内容を調べてみると、このポイントは私が買い物をしたから付いたポイントなのではなく、「Yahoo!ショッピングからのポイント進呈」として今月末までの限定で、さらにネットの中でしか使えないものであることがわかったのです。

私自身はヤフーから商品を購入することはめったにないので、ヤフーのポイントは主に「Tカード」をお店に出してためたポイントだけなので本当に取るに足らないポイント数だったので、500ポイントというのはかなりのポイントだと思ってしまい、せっかくだから何かヤフーショッピングで購入しようかと思ったのですが、普通に考えればわかると思いますが、500ポイントだけでは欲しいものはなかなか買えないので、「通常のあらゆるネットショッピングから500円引き」という期間限定のクーポン券であるというふうに考えたほうが良さそうです。

そこで問題になるのが、何か欲しいものがあったとして、その価格は様々なネット通販の会社の中ではまちまちであり、今回の期間限定クーポンを使って出た金額よりも、他のネット通販経由で購入したほうが安いということも結構あるのです。この辺はせっかく頂いたポイントを有効活用しようという思いが先走ってしまうと、まさに期間限定ポイントを出した狙いに乗って、結果としては他の安いところから同じものを買ったほうが良かったという結果になってしまうこともあるでしょう。

ただ、こうしたクーポンはネットショッピングとはいえ、どんな商品にも使えるというところでのメリットはあります。今回の私には具体的に狙っている品物はなかったので残念ではありますがポイントは消滅させると思いますが、価格調整がされていて、どの店やネット通販で買っても値引きがほとんどない品物にこうしたポイントを使うというのが一番有効な使い方だと言えるでしょう。キャンプ用品などはスノーピークやモンベルなど、メーカーによっては本当に横並びの価格で、もう少しなんとかならないかなと思うのですが、一部期間限定ポイントを使って購入する場合はショップが値引きしたことにはならないため、結果的に価格の安定した商品をそのポイント分値引きしてもらったような形で手に入れることができます。

ですから、すぐには買わないもののいつかはほしいと思っている品物をピックアップしておいて、今回のようなポイントが出たタイミングでポイントを使って購入するというのは売上を伸ばしたいネットショップ側と、ネットショッピングを使う側の両方にメリットが有る使い方だと言えるでしょう。ただ、気をつけてポイントを確認していないと、使うタイミングをのがしてしまう可能性もあるので、大手のネットショップのポイントについてはある程度把握しておき、期間限定ポイントが出たらすぐにわかるようにしておくことも大事です。


ネットに偏らない知識を得るために図書館の利用を

最近になって「断捨離」という考えのもと生活することを考えています。後で処理に困るものはできるだけ自宅に置きたくないと思い、可能な限り用事はパソコン内で済まそうとし、余分なものは買ったりもらって来ないという考えで行動しているのですが、最近になってネットで全てがまかなえるわけではないということもわかってきました。

そんな中で、自宅に物を増やさないで既存のデータを参照する方法として、改めて本格的に利用しはじめたものに図書館があります。調べものでささっとネットで出てくるものはいいのですが、最近は出てきたとしてもあまり正確な情報でなかったり、個人的には既にわかっている内容で新たな知識の導入には参考にならないページも多く、やはり過去の遺産である本をひもといて発見する知識というものも大切だと思い、図書館へ行く回数が増えています。

最近になって、こうしたアナログ的な情報収集の良さというものもわかってきました。というのも、図書館で調べたい項目についての本を探す時、図書館に置いてある端末からキーワードによる検索をすることが多いのですが、その中で調べたいものでないものでも、検索の一覧を見ている中で興味のある本が出てくることがあります。これは、インターネットの検索ではなかなか出てこない情報なので、図書館にどのくらいの本があるかにもよりますが、入力するのは単純なキーワードだけということもあって、なかなか検索端末で調べた一覧というのは思わぬ発見をさせてくれるものがあります。

端末のところを離れると、そこから実際に本がある書庫に行って目的の本を見付け出すことがあるのですが、私が使っている図書館では返す時には自分で棚に戻すのが決まりなので、本当に目的の場所にあるかどうかは返した人次第というところがあります。ですから、端末のデータでは館内にあるはずの本が見付からない場合には、館内で読まれている可能性もありますが、もしかしたら正確な位置に戻っていないだけかも知れませんので周辺の本棚も見ながら見付けるようになります。

これは面倒くさいようですが、そこにも実にアナログ的な発見というものがあります。たまたま調べていた本を探そうと書庫をうろうろしていたところ、ちょっと前に気になって一回読みたいと思っていた作家さんの随筆集を偶然見付けました。調べ物とは関係ない本ではありましたが、せっかくの機会だと思ってその本も借りてきました。その本は買ってでも読もうかなと考えたこともあったので、正直ラッキーでした。

また、図書館によっては新着図書を分けて出してくれているところもあるので、それこそ新聞広告に出ていたような本を偶然借りられるようなこともあり、久し振りに本をじっくり読んでみようかなという気持ちになってきたのだから不思議です。こうなってみると、マニアック過ぎて図書館では読めないような本は別にして、普通の調べ物にプラスアルファして知識を広げられるという点で図書館にいる時間は無駄にならないように思います。

過去のブログで、旅先で地元の図書館に行くことで、観光にも役立つという話を書いたことがありますが、そうした事を含めて身の回りにある図書館を有効に活用することができれば、ネットに必ずしも載っていない情報を手に入れることも可能かも知れません。

特に旅行先で図書館に入る場合は「郷土資料」のコーナーに行くと、地元でしか出ていない歴史の本が多数見付かると思うので、特に歴史と観光を結び付けて回ろうと思っている人には、現地に入ったらまず地元の図書館を訪れて、マニアックな歴史散歩を考えてみるのも面白いでしょう。


政治はスポーツに奉仕するものであって利用するものではないはず

オリンピックと「政治」ということで思い出すのが、1980年モスクワオリンピックについて、当時のソ連邦がアフガニスタンに侵攻したことの報復としてアメリカが不参加を決め、当時も今も米国の意向によって影響を受ける日本も不参加の方針に従わなければなりませんでした。私は当時の不参加が決まった時の柔道の山下選手やレスリングの高田選手の涙を今でも思い出します。

さらに個人的に大好きなマラソン競技で、瀬古利彦選手・宗茂選手・宗猛選手の日本チームは金メダルを狙うには最大の好期であったと今でも思っているのですが、そうした庶民の淡い期待など関係なく、日本はオリンピックに出られず、次のロサンゼルスオリンピックでは東側諸国が不参加となるものの、瀬古利彦選手はすでにランナーとしてのピークを過ぎ、メダルにも届きませんでした。

現在、日本政府は宝くじの基金などを使って多くの種目でサポートを行ない、その結果としてナショナルトレーニングセンターを使っているエリートアカデミー出身の選手が徐々に結果を出してきています。それは国を挙げて強化に乗り出しているからで、そういう意味での国のスポーツへの力の入れ方には好感を持っていますが、それでも行なって欲しくないのが、自国の政治的意図によって大会の参加をボイコットすることを外交交渉の「カード」として使うことです。

来月、冬季オリンピックの平昌五輪について問題になっているのが、すでに出場が決まっている韓国の女子アイスホッケーチームを北朝鮮との合同チームにするという話をスポーツ界ではなく韓国大統領の側から出してきたことです。過去に朝鮮半島合同チームで出場し、それまでも現在も世界の卓球に対しての大きな壁であった中国チームを破るという大きな成果を挙げたことのある女子卓球団体の世界選手権(千葉で開催)の想いが頭の中にあるとは思うのですが、卓球は基本個人競技であり、ダブルスを南北の選手で組んだとしてもある程度は何とかなる状況があります。

今行なわれている日本卓球選手権で、ほとんど組んだことのない平野美宇・張本智和の両選手がペアを組んで混合ダブルスに出場していましたが、せめてもう少し練習して連携を高めていればもう少し戦えたのではと思うくらい決まった時には素晴しい動きをしていました。お互いの選手間でだれを出すか出さないかという点でも、中国に勝つために一番強い選手を出すという事さえ間違わなければ良く、その時の合同チームというのは難攻不落の中国チームを破るということできちんと結果を出しました。

しかし、今回のケースは全く違います。アイスホッケーをプレーしたことのない私でも、それまで連携による攻撃と守備の切り換えを練習している中で選手に選ばれた方がいるわけですから、いかに優れた選手がお互いのチームにいたとしてもその連携を取れるかどうかは微妙で、もし政治的意図からどうしてもお互いのチームから選手を出して混ぜなければならないとすると、チームがばらばらになる危険があるだけでなく、監督コーチはどうすればいいのかと人の国ながら心配になってしまいます。

このように、現場の事がわからないお偉いさんが人事に口を出すということは最悪の結果を引き出すことが予想され、逆に相当無様な姿を国際的にさらけ出してしまい、今話題の「美女応援団」が涙する姿だけがクローズアップされて終わってしまいそうですね(^^;)。

これも南北に分断された国家の悲劇と言えなくもありませんが、いくら元の国は同じで話し合いにきっぱりと断われないと言っても、今回の韓国が取った行動が本当に南北の合同チームを実現させてしまうとしたら、スポーツ好きでオリンピックを見るのを楽しみにしている人にとっては興ざめするような事実でしかないということを声高に発信していくべきだろうと思います。

もっとも、もし韓国女子アイスホッケーチームが金メダルを狙えるだけの実力あるチームだとしたら、チーム力を下げるものでしかない今回のような措置は話すら出てこなかっただろうと思います。この報道を聞いた韓国女子ナショナルチームの監督やコーチ・スタッフの心情については察するに余りあります。開催する前からこんな話が出てくる今回の冬季オリンピックですが、これ以上大きな問題が起きないで欲しいと願わずにはいられません。


これからの銀行は大丈夫なのだろうか?

国内大手の銀行で、今のように通帳を発行する預金者については口座維持手数料を徴収するような話が出てきていますが、すでに行なわれていることに各種手数料の値上げがあります。具体的にはATMの利用手数料や振込手数料、さらに両替手数料も値上げの動きがあります。

こうした動きは銀行の収益が上がらない現状では仕方ない部分もありますが、今後銀行のあり方について考える中で、先日紹介した地方の過疎地の店舗が無くなるどころの話だけでなく、このまま多くの銀行が残っていくのだろうかという漠然とした不安にもつながっていきます。

振込手数料が高くなるということは、例えば通販で物を買う場合、現金で購入する場合に不利になるわけですが、今でもクレジットカードの一回払にすれば振込手数料を払うことはなくなります(お店が悪質で、製品でない「石」などを送りつける詐欺商法を行なっている場合には品物受取後の現金振込が安全ではありますが、ここでは普通に通販で購入する場合に限って考えています)。

また、今では大銀行でなく後発の通帳を最初から作らない銀行にしておけば、手数料自体がかからないような形で利用できるところもあるので、既存の銀行から乗り換えられてしまう可能性も考えておかないといけないでしょう。

そして、「両替」の手数料について考えてみます。みずほ銀行の場合、今月からは銀行口座がある人のみのサービスになり、30枚以上の両替は一回324円かかるようになるそうです。三菱東京UFJ銀行の場合は4月からになりますが、口座がある人には10枚まで無料なものの、口座のない人や11枚以上の両替の場合は一回540円の手数料がかかるそうです。

そもそも現金による取引きを行なうからお釣り用として両替の手続きが必要になるわけで、お店の方で現金での取引きを止めて電子マネーだけの取引にするところが増えたら、銀行としては両替の手数料すら期待できなくなるわけです。2020年を控えて海外からの観光客を受け入れる中、電子マネーの決済についても相当普及することが考えられますので、大手都市銀行がゴミ以下と軽蔑することもあるかも知れないわずかなお金を預けている個人利用者がこぞって大手銀行と決別して、その流れが国民に広く知れわたった時、今の銀行はどうなるのでしょうか。

唯一の現金を使うことのメリットである、「お金をいつどこで使ったかを特定されにくい」というものも、政府が主導するマイナンバーの普及によってたどられてしまうとなれば、むしろ使い道を明らかにした上で現金を持たない使わないという人たちに取って替わられるのではないかという気もします。

さらに、お金を借りたいという銀行にとっては最大の収益の柱の事業に対しても海外から新しい風が入っていています。バングラデシュ発祥のグラミン銀行が日本での営業開始を目指して活動しているということがニュースになりました。「貧しい人に」「無担保で」「少額を貸し出す」(その代わり、人数をまとめた「組」を作り、一人支払いができない場合は組全体で返済の義務を負うという仕組みだそうです)という事はどれも日本の銀行がやってこなかった事であり、今の銀行にしがらみのある人は仕方ないにしても、全く銀行と付き合いのない人がSNSなどのネットで「組」をつくり、その組の中で相互補償をするという前提のもとで新たな事業を起こすということがこれからは一般化されるように思います。

そんな時代の中、単に手数料を上げることだけで今の銀行が生き残っていけるほどこの世の中は甘くないのではないかと思います。こうなると、「顧客の理解が得られていない」からといつまでも通帳の発行をするよりも、口座維持手数料を取ることを本気で考えたり、口座の中味はネットによる確認とユーザーの印刷で済ます代わりに口座維持手数料のない普通預金をメインにして新たな方向に行くようなところでなければ、なかなか続けるのは難しいのではないか? と思います。恐らく、このブログを読んでいる方の中にも、通帳を作っているだけで毎月手数料を取られる銀行なんてとんでもないと思う方もいるかも知れませんが、少なくとも「ゼロ金利」政策がこのまま続くなら、その分のとばっちりを受けるようになるのも仕方ないところです。庶民は自分の生活は自分で守らなければならない厳しい時代に入っているということも理解しながら、通帳のない預金に今年からでも慣れていくためにどこかの銀行に口座を開くというのも生活を守るためには大切なことだと思います。


2018年賀状を出すべきか問題について

毎年11月1日の年賀状発売日に合わせて例年送る年賀状をまとめて購入していたのですが、昨年はそうした購入の仕方を止めました。というのも、今年の年賀状というのは、1月7日までに投函しないと、普通に売っている年賀状であっても1月8日以降に投函する分については10円の切手を追加して貼って出さないと料金不足になるからです。

これは、実は郵便局の英断であって、通常のはがきが62円のところ、年賀状を2018年1月7日までに出すことができる場合には一枚につき10円安い52円で出すことができるようにしてくれていて、この事自体文句を言うべきことではないと思います。

ただ、毎年どのくらい出すかわからないまま多めに購入するというような買い方は、余らせた分が別の用途に使うには10円分の切手を買い足すか、手数料を払って別の切手に替えるかの判断を迫られることになります。

実際のところ、知り合いとの連絡はメールやLINEで取ることが多いため、なかなか手紙やはがきで出すことが少なくなりました。また、こちらがあえて手書きにこだわっていたとしても、相手が同じように手紙をいちいち書くことを嬉しいと思うかという問題もあるわけです。ちなみに、長文の手紙を書くということになるとかなり大変ですが、パソコンのキーボードならこのブログくらいの長さの文章は普通に苦もなく書き続けることができるようにタッチタイピングの修行は積んでいるつもりなので、相手がメールやSNSを使って連絡が取れるなら、あえて年賀状もいらないだろうと思って、今年は年内に年賀状を書かないだけでなく年賀状も買いませんでした(^^;)。

ただ、そうは言っても手紙でしか連絡が取れない人もいて、自宅にはそれなりの年賀状がやってくるので、今年は事前に年賀状のデザインだけを元旦に作業して作り、届いた年賀状の返事を書くという形で年賀状を出すことにしました。

これだと、送ってきてもらった人にだけ出せばいいので、年賀状を余らせることはなく良い方法だと思ったのですが、年賀状の配達が一日休みの後で昨日来た年賀状についても買いに行こうとしたところ、郵便局の本局はものすごい混んでいて、さらに窓口で扱っている年賀状は無地のインクジェットのものが売っていなくて、このままでは年賀状が買えない状態になってしまいました。

郵便局の人に他に売っているところはないかと聞いたら、無地の年賀状はコンビニで多くおろしているので、コンビニを丹念にあたってもらうしかないと言われました。そうして、何とかインクジェットはがきの年賀状を手に入れたのは、店内にポストを設置してあるローソンででした。ただ:単位が10枚単位でしか購入できず、品揃えによっては30枚の束しかないものもあったので、急に必要になって購入するというのも大変になってきます。

それでも、例年かなりの枚数が使われないまま残ってしまっていたことを考えると、今年はかなり無駄を省いてお金を節約できました。ただ、個人的にはどうでもいいことではありますが、コンビニで売れ残った年賀状はどうなるのかということについては心配になることはあります。郵便局員の方には販売ノルマが付いて回るとか、コンビニでもクリスマスケーキからおせち、そしてこの年賀状、さらに来月には恵方巻きというように、毎月何かしらの販売ノルマをアルバイト店員にも押しつけるケースが有るということが一部の店舗で問題になっています。給料やアルバイト代がこのような商品に変わってしまって抱え込み、今年の年賀状の場合は特に1月7日を挟んでそのまま出せなくなるというのは、もしかしたらこれからノルマを課せられて苦しんでいる人の声が挙がってくるのかも知れません。

個人的には、今回私の行なった作業である「ワープロ形式(Word互換)」で原稿を作り、リスト化した住所録を読み込ませれば一通からでも印刷したお年玉付き年賀状をぎりぎりまで郵便局の方から出すことのできるサービスがあれば、プリンタがなくてもパソコン上だけで完結してしまうので無駄なく出せて便利なのではないかと思うのですが(ちなみに、このサービス自体はあるのですが、印刷をした年賀状を自宅に届ける仕様のため1月3日17時で受付終了になっています)。

私の場合必要なのは年が明けて出していない人がいて、数枚だけ年賀状を購入できないような場合にあて名書きから裏面の印刷、そして発送まで含めて利用したいと思ったので、現状のサービスでは役に立たないのは残念です。ただ、自分の希望に合うようなサービスも探せばありそうな気もするので、来年に向けては事前の情報収集をきっちり行なって今今年のように行き当たりばったりにならないようにしたいですね(^^;)。


大手企業でもなかなか対応が揃えられない難しさがある

先日、仕事がら付き合いのある方と喋っていて、宅配便業者の個別対応の話になりました。その方の自宅は一階が作業場になっていて、二階部分で生活をしている関係があって特に作業場の方に一切人がいない場合、外から人がやってきたとしてもなかなかわかりづらいという問題を抱えています(さらに悪いことにインターホンはありません)。今は携帯電話もありますので、私がその方と会う場合には事前か家の前でも電話をして在宅を確認した後で一階に降りてきてもらうようにしているのですが、その方はつい先日起きた事について話をして下さいました。

仕事を始めようと入口を開け、ポストを確認したところ前日付けの宅配便業者の不在票が入っていたのですが、実際にその業者が配達しに来た時間を確認したところ、すでに一階での作業を終了して家族みんなが二階に上がってきてしまった時だったということです。入り口の脇には車もあり、いつも夜に配達してくれる宅配業者のほとんどは荷物に書かれている電話番号に電話してくれるので、その電話を受けて二階から一階に降りて来て荷物を受け取るという流れが普通だったものの、問題の業者については家の前まで来たもののそのまま不在票を置いて帰られてしまったということなのです。

その方の話では、今回電話をくれなかった業者さんの配達員でも、普通に家の前から電話をしてくれる人もいて、その場合は家にいるなら荷物を持ち帰られることなくその日のうちに荷物を受け取れることが多いということですが、しばしば電話をくれない配達員もその会社にはいるらしく、荷物の種類によっては急いで受け取るにしても翌日になってしまうということで、難儀する場合もあるとのことでした。

この話をその方はたいへんご立腹しながらしてくれていたのですが、それを聞いてちょっと考えてしまったことがあります。というのも、今の宅配業者さん全般で言えることですが、業務を一通りこなせる配達員の確保というのは大変で、一つのエリアを全て一人の人に任せることになると、重労働になりやすいというもう一方からの事情もこのブログで書いている中で色々と知ってしまっているので、100%宅配業者さんを責めるのは切なく感じるところもあったのです。

常に同じ地域を回っている人であれば、その方の他の人とちょっと違った配送時のルールを把握していて、事前ないし到着の時点で荷物に書いてある電話番号に電話して家から出てきてくれるのを待つという完璧な対応をしてくれたと思います。しかし、労働条件の関係でその人が休みだったり、他の地域に変更になった場合は、代わりの人が配送に回るわけで、引き継ぎをするにもこのような細やかな配送の仕方まで引き継ぎすることも難しいかも知れません。今回の場合は荷物を届けに来た人は、大声で叫んだりドアをノックしたのかも知れませんが、呼び掛けやノックに反応がない時点で不在だと思い込んで帰ってしまったのだろうと思いますが、こうした事にいちいちクレームを入れても大丈夫なのかと、業者側の立場で考えると、人員確保の面からもちょっと心配になります。

一応その方との話の中では、新しい人が配達にやってきた場合でも、家の前から電話してくれれば出る時が多いですからと、電話なしで持ち帰られた時にはその都度言っていくしかないだろうとまでしか言えませんでしたが、配達の場合はこちらから業者を変えてもらうということは無理なので、在宅時に不在扱いにされない場合には、何回もトラブルが出た場合はその内容と解決方法について(この場合はその場で電話を掛けてもらうということ)、何回も言うしかないと思います。

あとは私がやっている方法として、自宅に荷物を多く届けてくれる業者については、スマホからメンバー登録をして、LINEの公式アカウントや専用アプリを使って、荷物が自宅に運ばれる前にスマホ上に通知を送ってもらうようにします。その連絡が来た時点でこちらの都合がいいように、スマホを使って配達時間を変更するかこちらから営業所まで取りに行くかなどを決めてその内容を送信すると、その希望通りに荷物を受け取ることができるという方法を使うということです。

既に不在票を受け取ってしまった時には電話をするしかないですが、できるだけ荷物の配達ロスを起こさないようにスマホを使いこなすことができる方なら、この方法は荷物の受け取りに自分から連絡をスマホ経由ですることで、受取りついての主導権を握ることができますのでおすすめです。

ともかく、今のような時代はいくら大きな企業といっても全ての人間にまできめ細やかなサービスが徹底できないくらい現場での労働力が今後足りなくなることが予想されます。直接そのような人に当たっていやな気分になるくらいなら、自分でできることはできるだけ自分ですることで、人によっては良いストレスをためない荷物受け取りの方法になってくるのではないかと思います。過去に荷物の直接自宅での取け取りでいやな思いをしたような方は、ぜひそんなことも考えてみてはいかがでしょうか。


もしも車中泊中にテレビカメラに直撃されたら?

ここ数日、テレビを見ていてVTRを見てその内容について番組コメンテーターがあれやこれや意見を言う番組において、何か恐いなあと思う事がありました。このブログのテーマで言うと「車の運転マナー」だとか、「車中泊を行なっている」という点についてもしテレビで取り上げられた場合、前者の場合は単なるとんでもないマナーをした人についての感想を伺うインタビューに終始しているならいいのですが、たまにテレビを見ていると多くのドライバーが通るところにカメラを構えて交通違反になっていたりマナー上の問題があった場合に注意してきてその反応を顔にモザイクを入れた状態でそのまま放送するという事があります。

さらに、今のところあまり見ませんが、道の駅や高速道路のサービスエリアで決められた場所に停めないとか、キャンプ行為を行なっているような車中泊者に同じように注意をしながらインタビューをするというケースもあります。

こういう時にどのような対応をすればいいかということを考えた場合、たとえ濡れ衣を着せられたような指摘を受けたとしても、カメラを向けられた事に逆ギレしてしまう事だけは避けた方がいいのではないかと強く思うことがありました。というのも、この文章を書いている少し前に元・横綱日馬富士関の引退会見で同席した伊勢ヶ濱親方とやり取りがあったのですが、生中継で自分の言動や表情がそのまま電波に乗って広まってしまうのにも関わらず、会見の後半では親方が逆切れして、見ている人の中にはこの親方の元で指導を受けていたら、不祥事が起きたのも必然だったのではと思われた方もいたのではなかったでしょうか。

ところが、やはり大相撲の世界というのはすごいもので、生中継で流れた逆ギレの場面をテレビは後追いで報道せず、コメンテーターからもそこまで強い非難の声はなかなか聞かれませんでした。その後、パネルやコメントの形で言及した局もありましたが、テレビを見ている人に訴えかける決定的な場面のVTRは放映されることはありませんでした。

こういった状況を見てしまうと、改めて日本のテレビというものは恐ろしいものだなと思います。あくまで私自身の想像ではありますが、テレビ局に都合の悪いことは報道しないでくれとお願いできそうな人がバックにいる人についてはそこまで細かくVTRで問題の場面を繰り返し流されて追求されることはなのかな? と思えてしまうのです。

逆にそうした後ろ盾のない人については過去に大変な事になった例はたくさんあります。号泣会見をVTRが擦り切れるまで流された兵庫県会議員や、決定的な差別的な音声を流され続けた国会議員、さらに同じような会見上で自分の息子さんに囁いた言葉が全てマイクを通して明らかになってしまった老舗料亭の親子会見など、バックが付いていないと思われる場合の扱いは明らかにひどいものでした。これこそ「報道における格差だ」と思ったのですが、さらに思ったのは何の後ろ盾もない一般人がテレビカメラに向かって逆ギレしたらどうなるかということです。

つまり、もし私たちが普通にドライブし、車中泊している中でそうしたテレビカメラを向けられ、その時には考えもしなかった間違いを指摘されたような場合、カメラに向かっての逆ギレというのはその後に影響が出るかも知れません。一回限り放送されるものであってもYouTubeにアップされると見る人が増え、その中の情報(車の種類など)を分析されることによって、下手をすると自分の個人情報がネット情報から特定され、ブログやSNSで発信されている場合には特定されて炎上する可能性すらあります。

元々、一般人のマナー全般を流すようなテレビの内容というのは、他に大きなニュースがないので行なわれる取材のような感じがするのですが、現場で自分の正当性を訴えて逆ギレしてもテレビ番組内で出るというのは、最初にテレビ局側が考えた「マナーの悪い人たち」をクローズアップするという目的に合致する場合だけなので、大きく取り上げられれば取り上げられるほど自分の立場が悪くなるだけでしょう。ですから、多少は自分の意見を飲み込んでも、その場では素直に謝罪することがベストの対応であると断言することができます。

こうなると、もはやマナー云々の話ではなく、画面に映った自分がどのように世間から見られるかということについて考えなければならない人はそれを実行に移すべきであるということです。もちろん、自分は決して悪くないと思っているなら徹底的に放送後のネットで反論のような事までやるのも無駄ではないとは思いますが、自分の意見が世間に認められるまでは、非常に長い時間がかかかるであろう事を覚悟しなければならないでしょう。その点をじっくり考えておく事も、ほとんど起こらない事だとは思いますが無駄にはならないと思います。

今回はちょっと悲しい話になってしまいましたが、改めて考えてみると、テレビで車中泊でない他のマナーに関するVTRが流れているのを見た自分を含めた多くの人たちは、もしあれが自分だったらと思わずに色々勝手な事を言っているなという感じもします。

今後、テレビで「マナーの悪い車中泊」のようなテーマでワイドショーの題材としてVTRが出てきたら、VTRで流れた裏は果たしてどうなっているのかという観点からも考えてみることで、世間が車中泊に対して考えている事だったり、今後どのように車中泊していけばいいかということも考えることができるかも知れません。


テレビがJリーグと距離を置いて良かったこと

サッカーのプロ1部リーグ、J1は一部の試合を残してあと一節を残すのみとなりました。本日は、今年から契約したインターネット中継のサービス「DAZN」の「Jリーグ ゾーン」というチャンネルで見ていたのですが、地元の清水エスパルスの結果はドラマチックに最悪の状況になってしまいました(^^;)。

この「Jリーグ ゾーン」というチャンネルは、同時刻に始まる試合のうち3試合を「大」「小」「小」という3つの画面に分け、同時刻に進んでいる試合で何か変化があったら(得点が入ったとかチャンスの場面など)に応じて臨機応変に3つのモニターで流す試合を変えながら解説と実況を放り込んでいくという、最終盤の順位・昇格・降格競いがもつれている時には大変有り難い中継方法です。

昨日の試合では、エスパルスは勝ったからといってJ1残留にはならず、対象チームの状況との兼ね合いになるので、状況に変化があればその都度その様子を見せてくれるこのチャンネルは特に贔屓のチームがないような方でも楽しめると思います。

エスパルスは既にJ2に降格が決まった新潟とのホームゲームで、前半に2点を入れて、このまま勝ってくれれば何とかその日のうちに残留が決まると思ったのですが、まさかそこから後半逆転されて負けるとは思いませんでした(^^;)。結果的には本当に、昨日勝っていれば残留が決まったのですが、この結果を受けて最終節では富士山をはさんでお隣の甲府との降格争いとなりました。

勝ち点では甲府と2点しか差がなく、得失点差では甲府の方が分がいいので、甲府が負けや引き分けであれば残留できますが、甲府が勝ち清水が引き分けだと清水が降格になります。ここのところ清水は得点すら取れていなくて、今回ようやく点を入れてやれやれと思っていたら一気に逆転負けということで、恐らく選手達もかなり落ち込んでいるのではないかと思っています。

次節は降格争いでものすごい状況になると思いますが、この辺が他のプロスポーツにはないサッカーだからこその盛り上がりだと言えるでしょう。過去に個人的に感じた同じような状況として、2008年のリーグ戦終了後、同じ静岡県に本拠地を置くジュビロ磐田が当時はまだJ2にいたベガルタ仙台との直接対決で勝てば残留負ければ降格のすさまじい試合をしたことを思い出します(当時はチーム数の関係でホームアンドアウェイ方式での直接の入れ替え戦があったのです)。

この時は本当にぎりぎりで磐田は残留を決めて感激したのですが、逆にあそこで残ったためにその後J2に降格してしまったともいえるので、今となっては何が良かったのかというのは正直なところわかりません。仙台はその後J1昇格を果たし、見事にJ1に定着していますし、少なくともぎりぎりの試合を戦い抜いた経験というのはチームを強くすると信じたいですね。ちなみに、清水はアウェイで神戸と、甲府はホームでその仙台と当たります。

同じプロスポーツである野球のように、連続最下位のシーズンが続いても、そのチームをリーグから追い出せ! というような事は言われないのに対し、サッカーの場合は結果がすべてで、特にプレーオフなどがからむと、一年間の汗と努力がたった一試合の出来不出来で全て決まってしまうということにもなりかねず、厳しさを感じると同時にたとえ降格してもそこから這い上がれるだけの力がなければダメだという当り前の事が応援するサポーターにとってもわかってくるわけです。

とは言っても勝負は時の運というところもあるので、次節は何とか清水がJ1に残れるように応援したいですが、不幸にもJ2に落ちてしまったとしても、それはそれで受け入れるしかないですね。というか、ここしばらくの試合を見ていると、J2でやっていてもプレーオフ圏内に入れるかどうかもわからないような試合をしていますので、あえてJ2で再度もまれる中でJ1に定着できるような本物の力を付けて欲しいと思う気持ちもあります。

そんな時に思うのが、一昨日に世界クラブ選手権への出場を決めた浦和レッズの事です。Jリーグができた時には熱いサポーターの気合いが空回りするように成績が上がらず、J2リーグができて初の降格クラブになってしまいました。

しかし、そこからJ1に一年で復帰してからのJ1やアジアでの活躍については皆さんご存知の通りです。ここまでの変貌を遂げるには単にクラブだけの努力だけではなく、サポーターを含む地域からのサポートがなければ浦和はここまでのビッククラブにはなっていないのではないでしょうか。

ここまで全くサッカーの話ししかしていないので(^^;)、題名に即した事を書かせていただきます。私の入っているDAZNではJ2の昇格プレーオフを含め、J3までの全試合をネット配信してくれますし、さらにモバイルの低速で安定している回線でも見られるのですが、タブレットで見ようとする場合には大きく拡大するとブロックノイズまみれになりますが車や電車で移動中でもそれなりに安定して試合の内容を中継で見ることができます。また日中に見られなくても、贔屓のチームの勝ち負けが気になった場合にはハイライトでも試合の様子をいつでも確認できますので、サッカー好きには見る場所を選ばないで応援できます。

これが、昨年までのCSによる中継が主であったら、テレビだけでなくモバイル環境でも中継を見る場合にはまず自宅のテレビ番組をサーバー経由でアップロードするための機器の調達から考えなければなりません。日本のプロサッカーの置かれた状況はとても厳しく、一昨日行なわれたアジアクラブ選手権の決勝に地元開催で浦和レッズが出ているのに地上波での生中継が行なわれないほどなので、今後もテレビによるJリーグ中継が今よりも手厚く行なわれる事は今後もないであろうと思われます。となると、なおさらネット中継でどの試合もリアルタイムで見られる状況にあるというのは、そんなに悪くないと思います。願わくば、自分の応援しているチームが有終の美を飾ってくれればいいのですが、それは選手の頑張りに期待して待つしかないですね。


サッカーJリーグサポーターの悲哀

プロ12球団が常に安泰な野球と違って、プロのサッカーリーグであるJリーグのチームの昇格降格争いというのは考えようによっては大変恐しいものであり、しかし多くのプロチームにとっては全て平等にJ1への道が用意されているわけで、それだけサッカーというスポーツのすそ野がかなり広がってきたことの証でもあるでしょう。

こんなことを書こうと思ったのは、週末のJ2リーグで2位までに与えられるJ1への自動昇格チームの中に、長崎県を本拠とする「V・ファーレン長崎」が滑り込み、来季のJ1参入を決めたのですが、シーズン始めの下馬評としては決して高くはなく、それどころか財政的に不安があるとして、プレー以外のところで話題になったりして、せいぜいJ1昇格プレーオフ圏内の6位以内を目指すような感じになるのではと思ってリーグを見ていました。

それが長崎県内にある、とある優良企業の支援を受けたことでプレーに集中できる環境を手に入れたためか後半戦に好調を維持し、最終節の一つ前の試合で上位チームを逆転し、日程終了まで一節を残す段階で2位を確保することになってしまいました。長崎のサッカーと言えば、高校サッカーの島原商業や国見高校が思い出されますが、このV・ファーレン長崎は過去に島原商業と国見高校の監督として、自分で運転したマイクロバスで全国を回ることで全国制覇まで至る力を付けた小嶺忠敏氏の尽力によってチームの基礎が作られたことでも知られています。今回のJ1昇格によって、全国のチームに散らばっていた小嶺忠敏氏の教え子が集まってくるかも知れないので、普通に考えるとJ1昇格一年後からの活躍は難しいのではと考える方も少なくないと思いますが、意外にJ1に新しい風を吹かせるのではないかと期待することもできるかと思います。

ただ、長崎が自動昇格を決めたことにより、福岡・名古屋・松本あたりのJ1昇格を狙う有力チームのうち数チームがJ1に戻ってこられないということにもなってしまったことになります。特に名古屋は昨年衝撃のJ2降格から、今シーズンはスタッフも整えて余裕の1位でJ1復帰を考えていたと思いますが、プレーオフでは何が起こるかわかりません。また、私の地元チーム清水エスパルスがJ2からの自動昇格を果たした際、ぎりぎりまで自動昇格圏内の2位をキープしていた松本は、勝てば自動昇格が見えてくる試合で格下の町田に痛恨の敗戦をしたことでエスパルスに勝地点で並ばれるも得失点差による逆転を許し3位で日程を終了、そのままプレーオフで破れてJ2に残ってしまい、今季もまだ厳しい戦いを強いられています。

今季の清水エスパルスも状況によってはJ2への降格圏に入ってしまう可能性があるので他のチームのことをとやかく言えないのですが(^^;)、ここまで紹介してきたようにほんのちょっとしたきっかけで常に下部リーグに落ちてしまうという落とし穴は、今季では広島がその状況に陥っているように感じます。広島などつい最近J1で優勝したと思ったのに、実に厳しい世界だということですが、そうした厳しい世界をくぐり抜けて這い上がってきたチームが上位争いをすることもやはり長くサッカーを見ていくと楽しいところでもあります。

私自身は主にDAZNに加入して贔屓チームの試合を見るくらいのファンに過ぎませんが、ホームだけでなくアウェイでの試合も実際に見に行くほどの地元チームサポーターの方々にとっては、J2やJ3への降格争いは別の意味で大変な状況の変化をともないます。J1からJ3までのチームは全国に点在しますが、チームが上のカテゴリーに上がったりカテゴリーの中で良い成績をキープすることにより、たとえ遠方まで毎週末出掛けるようなことになってもむしろ楽しいものです。隔週で出掛けるにしても年間にしてはかなりの出費になりますが、そうした出費を抑えるために車中泊で観戦している方も多いでしょう。

そうしたサポーターの方々にとっては、チームの動向によって来年のスケジュールだけでなく回る場所も変わってしまう可能性も出てきます。昇格で回る所が変わるのはうきうきしますが、逆の立場になったら大変だと考える方もいるでしょう。でも、車での移動を単に試合を見に行くための手段だけととらえないで、行くまでの工程や着いてからの観光やグルメを調べた上で出掛けるように心掛けることで、贔屓チームをスタジアムで直接応援するためのテンションを落とさないようにすることも大切でしょう。どちらにしてももう少しで、来年の状況がどうなるかが全て決定します。それがどんな結果になったとしても、応援する熱意は冷まさずにいて欲しいですね。