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近所のスーパーの棚から安いお米が消えてしまう状況に立ち合ってみて思ったこと

一昨日、買い物を頼まれて仕事帰りにいつも行くスーパーに行ってきました。頼まれたのは無洗米でないお米(5kg)だったのですが、今まで体験してこなかったような体験をしてしまいました。

なぜそんな事になったのか今だにわからないのですが、スーパーの米がならんでいる筈の棚に米が殆どなかったのです。それでも無洗米は少し置いてありましたが、普通のお米は全くなく、スーパーのプライベートブランドのお米が少し残っていただけで、その価格は2千5百円(税込)くらいでした。はっきり言ってプライベートブランドとしては安くないという印象でした。

いつもは、1,800円くらいの安くて味もそこまで悪くないお米が置いてあるお店なので、今回の買い物もそのお店に行ったのですが、もはや安いお米どころか全てのお米が売り切れ状態なのには本当に驚きました。

その後、別の大きなスーパーに行ったところ、そちらには材庫が多くありました。ただ、安いというわけには行かず、それでも前のスーパーで見掛けたものよりも比較的安くておいしそうなお米を買ってきたものの、今後も同じような事が続くのかと本気で心配してしまうような体験でした。

以前、テレビのニュースで安いお米がないという情報を見た事があったのですが、一部では量を減らして価格を維持するために5kgではなく4kgのパックが新たに作られているという話も聞いていました。実際、チョコレートの原料価格が上がっていることから、製品の値上げor内容量の減少が起きていることは知っていたのですが、もしかして主食であるお米にもそんな状況が来るのかと心配になってしまったことは事実です。

糖質制限の食事をされている方はあえてお米は食べないという人もいるかも知れませんが、人が生きていくためには食事が必要で、その中でも一番コストが低く食事できるのがお米であるのではと私は思っています。専用の炊飯器が国内であれば多くの家庭にあり、もし災害が起きたような場合でも、カセットコンロに鍋をのせて炊いたりできます。私の場合はメスティンや軍式飯盒を持っているので、アルコールストーブで自動炊飯することもできます。我が家では日々消費するものですので、急に大きな災害が起きても知らない間に食料を備蓄しているという感じになります。

パンの場合はなかなか日本では水分の少ないパンを主食として食べる習慣が少なく、小麦自体を調理して食べるというのも大変ですので、今は多くのご家庭ではお米を買って家で炊いて食べている数が私の住む地域でも増えているのか? という感じがしますね。

普段、材庫豊富な食料品店を利用しているとなかなか気付きませんが、何か一つイレギュラーな事があると、今まで当り前のように棚に置いてあるものが急に手に入らなくなってしまうこともあるのだと改めて思いました。それは、断水が起こった直後にペットボトルに入った水が消えたのと同じような感じがしました。

今回の経験を受け、改めて日本の米に関するニュースを色々と読んでみましたが、米自体が無くなるのではなく、一部の銘柄のお米が不足していて、そのあおりで不足している印象があるような感じではあります。それでも、かつてのデマによるトイレットペーパーの買い占め騒動のように、ちょっとしたきっかけでお店からお米が消えてしまう可能性も今後出てくるのではとも思ってしまいます。

先にも書いたように、常温である程度の保存が効き、水と燃料さえあれば食べられる携帯食・非常食としてお米は私にとって無くては困るものなので、うまくローテーションしながら安い時にちゃんと買っておくことの大切さを再認識したという今回の経験でした。


ネット通販のボーナスセールで何でも買ってしまわないための個人的な覚書き

世間では夏のボーナスを当て込んだ数々のセールが行なわれています。来週はアマゾンのプライムセールが行なわれるので、ネット上ではこれだけお得に買える! というようなPRがかなり出てきています。

もちろん、通常時の価格よりもディスカウントされた目玉商品が出てくるので、買い物をする際に値上げが気になっている方は、この時期がチャンスになることには違いありません。ただ、サラ金やクレジットカードのキャッシングのコマーシャルで必ず出されるメッセージのように「ご利用は計画的に」という事も確かです。無駄遣いをしても生活に響かないような環境の方であれば問題ないとは思いますが、私を含め多くの人たちはなかなか好き勝手には使えないものです。

というわけで、今回は自戒を込めてセールを十分に活用しつつも、無駄遣いを公開しないためにはどうしたら良いかということを考えてみたいと思います。
以前にも書きましたが、お得な買い物をするためには、通常時に欲しいものがどのくらいで売っているのか? という価格調査をすることが大切だと思います。一般的には「価格com」のような多くのショッピングサイトの価格を製品ごとに比較できるサイトを常に見ておくことは大事です。

あと、価格comで言えば、現在の価格だけでなく過去にどのような価格変動になったかも知ることができます。新製品でなければ、一年くらい価格動向を遡ってみると、過去のセール時にどのくらい安く売られていたのかがわかります。もちろん、過去の安値というのは円高やインフレの影響などでその価格までもう下がらないこともあるかも知れませんが、過去一年間くらいでの最安値はどのくらいなのかという事をまず見ておくと、セールで安くなったように見えても、実はそんなに安くないというようなことになっているかも知れません。そういう点は冷静に確認しておくことが大事ですね。

あと、アマゾンで購入することを前提にすると、自分のアカウントで「欲しいものリスト」に登録しておくと、見たい時にリストに入れた商品がいくらでAmazonで売られているかがわかります。

これは、自分が経験したことですが、全くセールと関係のない時期に、価格comの最安値より桁違いの価格で値付けが行なわれることもAmazonにはあります。そうした桁違いの値付けになっている時間はそんなに長いわけではないので、それを見付けた場合、特にそれを欲しいものリストに入れているならば、躊躇なく購入してしまった方が後から買っておけば良かったという後悔はなくなります。欲しいものリストはパソコンからだけではなくスマホでも見られますので、ちょっと時間が空いた時に見て、明らかに異常な安値が自分の欲しいものに付いていないかを確認することで、良い買い物ができるのではないかと思います。

あと、購入資金の問題ですが、私の場合は二段階で購入資金については考えています。まず、毎月の買い物に使える予算を決め、比較的小額のものを購入する場合にはその限度を超えるようだったら翌月以降にするようにしています。また、毎月設定している金額を超えるような買い物については、購入のための貯金をするか、資金を生活に関わるものとは別にプールしておきます。そうして用意した金額以内で安く買えるタイミングがあれば一気に買いますが、生活費を削ってまで自分の立場では高い買い物はしないということは守った方が良いでしょう。

実は、こうした買い方を守りつつ、新たにセール前に購入したものがありますので、改めて後日紹介させていただきたいと思っています。


予報通りの暑さとなった気温39度台の実感と今後への対策について

一昨日(2024年7月3日)の気象通報で、私の住む静岡の最高気温はなぜか全国で一番高い38度となっていました。ここのところ30度ちょっとの気温というのはあったのですが、いきなり38度とは本当なのかと思って昨日を迎えました。

静岡県の中で気温の記録を持っているのは、浜松市中央区と天竜区でともに40度を超えています。なので私はてっきり、同じ静岡県でも西部の浜松の方で気温が上がるのかと思っていたところ、お昼過ぎのニュースで、何と39.3度と全国一番の高さになっていたのです。まだ7月に入ったばかりなので、日陰ではそこまで暑いという気はしませんでしたが、家から広い道に出たところで日が当たっているだけでなく、ムッとするような熱気が自分めがけて飛んで来るという感じになりました。

本当はそのまま自転車で出掛ける予定だったのですが風そのものがものすごく暑い(梅雨前線に向かって暖かい空気が吹き込んだのでは?)ので、自転車を諦め車で移動して用意を手早く済ませ、すぐに自宅に戻りました。昨日はたまたま仕事が休みだったので、エアコンを効かせた部屋でそのほとんどを過ごすことができたのは、本当にラッキーでした。

このような状態では、もはやエアコンをずっと掛けておかないと、一気に部屋の中の温度が上がり、室内で熱中症になる可能性もありますので、電気代の心配よりも自分の体が悲鳴を上げないようにエアコン運転を選択しました。果たしてどのくらい電気代がかかるかはわかりませんが、昨日は室温を計ったら27~28度くらいにコントロールできていて、エアコンと同時に扇風機を回していたので、体感ではかなり涼しいといったくらいに室内をコントロールできていたと思います。直接冷たい風に当たりたくない場合は、サーキュレーターを使わなくても、扇風機の向きを上向きにして首振りにしておけば、それなりに室内の冷気は撹拌されるように思います。サーキュレーターはあればあった方が良いとは思いますが、狭いスペースで涼んでいる分にはそこまで高性能のものがなくても何とかなる印象です。

7月の初めからこれですので、今年2024年の夏は、10月くらいになってもまだ暑いのではないか? とすら思います。となると、政府の補助が7月から復活したとは言え、電気代の負担はそれなりに上がるのではないかと思えます。しかし、昨日のような日々が続く中では、やはり自宅にいる間にはエアコンを稼働し続けないと、私もですが同居の家族の体調も心配になります。もし電気代をけちって熱中症にかかってしまった場合、それなりのお金はどうしてもかかるのですよね。だったら予防のためにしっかりお金を掛けた方が、日々涼しくストレスなく過ごせます。

もちろん、中には節約のためにあえて外出し、図書館とかショッピングモールで過ごすような方法もあるわけですが、人がいる場所ではどちらにしてもゆっくりできないでしょう。どうしてもパソコンで作業をする必要があるような場合には、図書館を利用して涼しい冷房の効いた中で作業を行なうことに意味はあるとは思いますが、そうでない場合には、私は今年は電気代がかかるのを承知の上で自宅でまったりと過ごす事を選ぶのではないかと思います。

自宅で過ごすメリットは、必要な時に必要なだけ水分と塩分補給が格安でできるということでしょう。外出してエアコンのための電気代を抑えることはできるものの、つい自販機でジュースを買ったり、ショッピングモールでフードを頼むことが増えてしまうと、むしろそうした負担の方が大きくなってしまうでしょう。

現在、自宅にはお茶は冷・温用とも常備してあり、麦茶のパックはすぐ作れるようにしてあります。また気分を変えてコーヒーも豆を用意してあるので、お湯から抽出したアイスコーヒーを自分で淹れて飲むこともできる環境を作ってあります。そうなると、わざわざカフェへ行かなくても、自宅で動画など自分の好きなものを見ながら、ゆったりできるわけです。特に今年はオリンピックイヤーなので、生中継で見られなくてもネット配信の見逃しは豊富に用意されていますので、これからは自宅をカフェ化できるように飲み物だけでなくちょっとした小腹を満たせるようなフードや塩分補給のためのタブレットなども常備しながらこの夏に備えたいと思っています。


世の中ではまた新型コロナが流行しているという話ですが実際のところは?

最近はそこまで話題にも上がらなくなった新型コロナに関するニュースですが、沖縄で患者数が増えているというものがあって気にしていたら、昨日のニュースで日本テレビの夕方のニュースを担当するメインキャスターの二人が新型コロナ感染によって欠席になったということを知り、実はそれなりに日本全国に影響が出ているのではないかと思うことになりました。

先日、横浜に出掛けた時、私は一応マスクを付けて出掛けたのですが、ぱっと見ていてマスクをしている人は本当に少数派になっているという印象を受けました。もはや過去の騒動が嘘だったかのように社会は元に戻っているという感じを受けましたが、今回のニュースキャスターの感染のニュースを見ていくと、普通に関東地方でも、もちろん私が生活している静岡県でも、新型コロナはどこかに隠れていて、人によっては感染してしまう状況にあることがわかりました。

私の職場は、今でこそ体温測定などは無くなりましたが、強制ではないもののマスクをして業務にあたっている人も多く、意識が高いのか皆臆病なのかという感じもしないでもありませんが、ここ数日で職場内でも高熱で休んでいる人が出るなど(新型コロナなのかどうかはまだ不明)、不穏な状況は続いています。

私自身は毎日のルーティーンで、職場に入る前に一応しっかりと手洗いをして入ることにはしているのですが、そこまで意識が高くしているわけではないため、ここ数日のニュースを見ながら、改めて感染症の予防についての実践をしていこうと思っています。

一部のニュースによると、今新型コロナにかかっても、そこまで重篤化しないのでは? と言われてはいます。ただ、後遺症が出る場合があるそうで、それが普通の風邪・インフルエンザと違う点でしょう。私がマスクをするのは、自分のクセとしてどうしても無意識に手で顔を触ってしまうということがあるので、その場合でも直接手が鼻や口に触れないようにマスクをしているという面もあります。

昔は真冬の乾燥する時期にこそ感染症に気を付け、逆に夏で湿度が高い場合にはそこまで感染症を恐れることはないという風に考えていたのですが、その考え方では過去夏に新型コロナ患者が増えたことを説明できません。やはり、基本的な感染症対策は大事で、自ら新型コロナに感染しないように、しばらくは気を付けていきたいと思っています。


宅配便の受取りロッカーを選ぶ場合は設置場所の状況にも気を付けたい

鹿児島弾丸ツアーの報告は一通り終えましたが、一つ書き忘れていたことがありました。といっても、旅に関する報告ではないので、こうして別の項目を立てて書くことにしました。

弾丸ツアーなだけに、前日の夜に出発して翌日の早朝の飛行機便で鹿児島を往復し、中部国際空港に停めていた車で静岡にある自宅へ帰ってきたのは翌々日の未明ということで、足かけ1泊(車中泊)3日という旅ではあったのですが、実はちょうど旅行日にネットショッピングで購入した荷物が届くか届かないか微妙な状況にありました。

ただ、自宅を配達員の方に訪れてもらって不在では申し訳ないので、専用の宅配ロッカーを指定して後から取りに行くパターンにしていました。で、販売元からのメールで鹿児島観光をしている時にロッカーに配達があったことを知りました。つまり、自宅に帰る前にうまく行けば車でロッカーに立ち寄れば、そのまま荷物を受け取って自宅に戻ることもできるという事になります。

ただ、この目論見はうまく行きませんでした。その時に指定したロッカーは、二階に店舗があるスーパーの建物の中にあり、そのスーパーは以前は24時間営業だったのですが、営業時間の変更により、午後11時で閉店ということになってしまっていたのです。

念の為、ロッカーのある店舗まで行ってみたのですが、残念ながら店舗入口はきっちりと施錠されており、無理やり入ったら防犯システムが働くことは間違いないという感じでした。

今回指定したロッカーとは別に、自宅からほとんど同じような距離にも荷物受け取り用のロッカーがあるのですが、そちらの方のロッカーは店舗の外の駐車場のところにあるので、今回のような場合には深夜や早朝にそのまま受け取ることも可能だったのにと思い、改めて何が起こるかわからないと思うならば、お店の開店中にしか利用できないロッカーよりも、24時間利用可能なところの方が便利だということを改めて痛感した次第です。

駅でも、お店の中にある場合、そこへの通路が時間によって通れなくなってしまうようだと、列車が遅れて深夜着になってしまった場合、本来なら持って帰ることができる荷物を改めて取りに行かなければならなくなります。

また、旅の途中でロッカーで荷物を受け取りたい場合、ウェブページからの説明だけでは24時間利用可能かわからない場合があります。実は夜間使用不可だったロッカーについても、ウェブページの説明では24時間利用可能となっていたりしますし。そうした事になりたくない場合には、行ったことのない場所であっても、例えばGoogleマップで場所の様子を見て、お店の外にロッカーが確認できればそこで受け取るようにするという技もネット接続があれば使えるかも知れません。ただ、駐車場自体も閉まっている場合、中に入るとまずい場合もあるので、過信は禁物かも知れませんが。

今後は、今まで受け取っている場所とは別の、コンビニに併設されている敷地に置かれている受取ロッカーを主に指定しようかと思っています。


企業への正当なクレームは文章の形で送るようにするのが良いのでは?

勤め先では全員首からぶら下げる名札を付けるのですが、最近になってその名札の表記が変わりました。私と同じように変わった人も全国でいると思いますが、ご存じない方のために、変わった形およびなぜ変わったかということについて少々説明させていただきたいと思います。

今までは、名札には漢字表記のフルネームが書かれていて、さらに数年ごとに更新する顔写真が名札には付いています。職員でなければ入れない場所に入るということで、自分の身分を証明するためにはこうしたものも必要なのではないかと思っていたのですが、そうしたメリットを手放すような形での変更がありました。

まず、顔写真は廃止し、名前の表記も名字だけで、しかも「ひらがな」で大きく書かれるだけになりました。何か保育園の名札のような感じがしますが、このように変わったのには大きな理由があるということがだんだんわかってきました。

私自身は内勤なので外に出ることもなく、外から来たお客さんと接することもほとんどないのですが、社内には外から来た人と接触して直接話す人もいるので、名札の変更はこうした人を守るために変えられたものだと思われます。

というのも、外回りや窓口で顧客と接触する中で、言われなきクレームを受けることが社会の中でも増えてくる中で、例えばクレームを言う相手が動画を撮りながらその理不尽さ(?)を訴える中で、本人の顔だけでなく名札に書いてある氏名を映したり、Xなどでその名前そのものを出して発言したものが拡散されてしまった場合、単なる企業へのバッシングだけでなく、個人へのハラスメントへと発展しかねない恐ろしさが出てきます。それで、顔写真も氏名の掲載も止めて、ひらがなで名字のみを表記するという形になったようです。

これは、役所でも先にそうした表記にしてカスタマーハラスメント対策にしているところは多いようで、具体的に何かあったというよりも私の勤務先でもそうした流れに合わせて変えたのだと思います。私自身は今のところ基本的には顧客と会って話すような事はないので良いのですが、不意に撮影され、その姿をSNSに晒されても、名字だけならまだ個人特定されにくいことはあると思いますし、逆に晒した方の方が炎上する可能性もあります。どちらにしてもネットへ晒すことで自分の意志を示したいという事を避けるとともに、もし自分が企業にクレームを入れる場合でも、カスタマーハラスメントと取られないような抗議の仕方について考えることも必要だと思います。

以前からこのブログでも書かせていただいていますが、企業のお客様対応の電話番号が0570から始まる携帯の無料通話の対象外になる「ナビダイヤル」について何とかならないかと書いてきました。ただ、これからの流れを見ると、企業が心配する以上に悪質なカスタマーハラスメントを行なう人の数は増えているのではないかと思います。そうした対応を少しでも少なくするためには、実は直接会って文句を言ったり、電話でまくしたてることを避ける方向に持っていくというを考えるべきでは? と思うのです。

言葉で伝えようとしても、感情的なやり取りに終始してしまうと、こちらがハラスメントをする側と捉えられてしまう可能性があります。そこで、利用したいのが多くの企業が用意していると思われる「メールフォーム」の利用です。もし企業にクレームを出したい案件があった場合、まずは冷静にその概要について書き出してみましょう。もしかしたら自分の考えが甘い部分があるかも知れないので、それを防ぐため、書いてすぐに送信するのではなく、一晩は送信を待って、改めて自分の書いたものを読み直してみて、それでも書いた当初の想いが変わらなかった場合、改めて書き直して送信されるのが良いと思います。

文書でのやり取りの場合、いわゆる「言った言わない」のトラブルは発生しませんし、相手の意見を聞く余裕も出てきます。私自身、企業を困らせるために文句を言おうとは思っていませんので、困るのがこちらが最初からクレーマーと認識されて対応されるところでもあるので、特に自分が当事者になってしまうことは避けたいと思います。

どんな職種でも接客のお仕事をされている方は、今の時代は本当に大変だと思います。面と向かって反論もできない状況というのもあるかとは思いますが、最初に紹介したように企業の方でも理不尽なカスタマーハラスメントについては今後断固とした対応をしていく傾向にはあると思いますので、できるだけ冷静に対応することを心掛けましょう。


円安の影響で物の値段はどう変わり購入における対策はないのかを考える

円相場が乱高下しています。1ドル160円に到達したと思ったら、一気に150円近くまで下がったり、日本銀行の為替介入しているのだろうなと思いながら見ていますが、少なくともネットで買い物をする場合には、円安というのは厳しい状況になっていくだろうと思っています。

物の値段が上がったり下がったり、セールの時期に下がることを狙って待ってみたりと各自色々と工夫していることはあるかと思いますが、日銀が市場に介入したとしても上がってしまうような状況になれば、ネットで物を買う場合にあまりよろしくない影響が出てくるのではないかと心配してしまいます。

というのも、日本は農業でも工業でも原材料を自分で全て賄うのは難しいので、単に海外から輸入する品だけでなく、海外から原材料を輸入して作っている物も上がっていってしまうのです。今後うまく賃金が上がれば良いと言う人もいますが、賃金ではない収入をあてにして生活している人(例えば年金)などは、物価にスライドして収入が必ずしも上がっていくわけではないので、今後も生活が大変になるのではないかと思います。

個人的には、先日から旅行用のバックパックをリストアップしていて、買おうかどうしようか迷っていた製品があったのですが、それが海外メーカーの品でして、昨日ふとその商品ベージ(Amazon)を見たら、その価格が一気に7千円も上がってしまっていました。恐らく円安になる前に仕入れて用意していたものを売り切って定価販売になったのだろうと思いますが、今後はそもそも日本向けの定価自体が上がってしまう可能性があるので、割引率が戻ったとしても元の価格が高ければ、市場価格も上がってしまうかも知れません。

例えば、身近なところだとiPhoneなど海外メーカーのスマホの価格は以前と比べてかなり上がってしまっています。同じようにパソコンについても海外メーカーのものについては、過去と比べるとかなり高くなってしまっています。もし、急激な円安の影響で、同じ製品でも価格が上がってしまうことになると、高いのを我慢して買うか、性能を下げて安い価格のもので妥協するかという事にもなってしまいます。

先日、モバイルノートパソコンを購入しましたが、その時も購入金額は少し前と比べて高い価格で購入せざるを得ませんでした。ただ、一つ救いというものがあって、メーカーの公式ショップが楽天市場にあり、楽天のセールの期間中だけ、購入価格は変わらないものの、通常とはかなり還元率の高いポイント還元がセットになっていたのです。

その時の定価は5万円強でしたが、1万数千ポイントの還元があったので、ポイントを無駄遣いせず必要な支出に使うことで、5万以上するモバイルパソコンを、実質的には4万弱くらいで入手することができたことになります。

今後、円相場がどう変わっていくかはわかりませんが、見通しとしては円安がさらに進んでいくことについては当然起こることだと思わないといけないのではないかと思います。その上で、できるだけ有利な条件でということになると、価格が下がることはもちろんですが、ポイントと合わせた条件はどうかというところまで考える方が良いと思います。

私の場合は、楽天ポイントを中心にポイ活をしていますが、毎月の支出の中で、楽天モバイルの通信料と、ガソリンを入れる場合、1ポイントを1円で決済できるので、ほとんど現金と同じように使うことができるということで、楽天ポイントが付くならその分を実質的な値下げと考えて利用するようにしています。

今後に向けてはもちろん、購入価格自体が下がる方が良いのですが、このまま海外メーカーの製品の日本での定価が上がってしまうようだと、その分をポイントで取り返すようにタイミングをはかるのも仕方ないような気もします。状況の変化で当初予定していたバックパックは購入しないかも知れませんが、今後も価格ウォッチを続けながら次のタイミングを図ろうと思っています。


アクシデントで最悪な状況も予想できるところでも前向きな考え方をと思った出来事

昨日、MLBのロサンゼルス・ドジャースの試合の状況が気になり、スマホで中継を見ようとしたところ、とんでもない理由で試合が始まらないという異常な状況になっていました。それは、試合開始直前に近くを移動していた蜂の群れが球場のバックネットの部分に集まってしまって、それを何とかするまで試合ができない状態になってしまっていたのでした。

同じ球場の中でもほとんど球が飛んで来ないところであれば、周辺を立入禁止にするなどの対策で試合はすぐに開始できたのかも知れませんが、バックネット裏のネットの部分に集まっていたので、もしファウルボールがネットにぶつかったら驚いて周りにいる人を攻撃してくる可能性もあり、駆除業者を呼んで何とかするまで試合は始まりませんでした。

ちなみに、試合開始予定は現地時間で夜の6時40分だったのですが、試合が始まったのは夜8時35分と、何と2時間も試合が始まらないというとんでもない状況だったわけです。実際、この試合は延長戦までもつれ込んで、球場まで見に行った人も大変だったと思います。

実は試合開始までの様子を中継で見ていたのですが、蜂の様子をカメラに映しながら、蜂の英語表記「Bee」に掛けてビートルズの「Let It Be」が場内に流れたりして、本来なら単に試合が始まらなくてイライラするところ、それで場内が盛り上がったりしていました。こうしたアクシデントすら盛り上げの手段とするエンターテイメント的思考には学ぶべきものがあると思いながらその成り行きを見ていました。

その後、ようやく蜂の駆除業者が球場に到着し、業者の方がクレーン車に乗って上がっていく時には、日本ではテレビドラマ「スクールウォーズ」の主題歌として知っている人は知っている、ボニー・タイラーの「ホールディング・アウト・フォー・ア・ヒーロー」が流れ、観客のボルテージはまだいつ試合が始まるかわからないのに上がりまくっていました。

それだけでも、MLBの試合運営はすごいなと思ったのですが、試合開始前にもう一つの驚きがありました。恐らく、普通に試合が始まると多くの人が思っていたと思うのですが、なぜか試合開始前に、特別な事がないと行なわれない始球式(アメリカの始球式はバッターは立たず、キャッチャーに向けて投げるだけ)が行なわれました。セレモニーとしてボールを持って現れたのは、何と蜂を駆除した業者の方で、まさにその人がいなかったら試合が始まっていないということもあるのか、急遽お願いされてのセレモニーとなったようなのですが、この一連の流れを見てしまうと、それまで開始が遅れたことについてのストレスも発散されてしまったのでは? と思えました。

今回の流れをトラブルの発生時から改めて見ていくと、ネガティブな対応に終始した場合、観客が怒り出してブーイングだけでなく一部のファンが過激に騒ぎ出すような可能性もあったと思います。本来、野球場はゲームとしての野球を見せるところなのですが、今回のような場合だけでなく、試合開始まで時間がかかる場合はいくらでもあります。

日本の野球の試合は簡単に雨天中止にしますが、MLBは過密日程のため、どんなに遅れても回復できる見込みがあるなら時間を掛けて試合を行なうことが基本になっています。そんな中で、見に来ている観客を飽きさせないように時間をつなげるためにはネガティブな対応ではなく、前向きな考え方で乗り越えようとする考え方というのは、個人的にはとても興味深いものです。実施が近づいてきた旅行ですが、予定通りに行くとは限らず、場合によっては日程通り帰ってこられないというようなトラブルに遭遇する可能性も0ではありません。

ただ、こうしたトラブルにも前向きに色々な事を即興的に考えて実行しているという実例を見ることができたことで、改めてもし旅行中にトラブルが起こってもそのトラブルを何とか生かして楽しもうと思えるようになってきました。
これからゴールデンウィークも後半に入りますが、最悪な状況を最悪なまま引きずってしまうか、最高とまでは行かないまでも良い思い出に変えられるメンタルを持っていければと今では思っています。


紙の通帳の繰越とともに磁気不良で機械に通らない通帳の修復までできるATM

現在、新しく銀行口座を作る場合には紙の通帳を出さない形での口座開設が進められています。それで十分だと思う人もいると思いますが、紙の通帳がないと困るという人もいて、まだもう少し両者が混在する状況は続いていくでしょう。

かくいう私の使っている銀行口座も紙の通帳を繰り越していく形で運用しているのですが、スマホがあれば入出金明細や残高も見ることができるので、その場では問題なく使えています。ただ、紙の通帳があるので、定期的に記帳に行かないと溜まってしまうという事はあります。昨日は、私自身が良くやる失敗なのですが、通帳を磁気にさらしてしまったのか、ATMに入れたら読み取らない状況になってしまいました。

ATMは近くのショッピングセンターにあったいわゆる無人店舗にあり、銀行の支店のようにすぐに窓口に行って通帳を機械で読み取れるようにお願いすることもできません。これは仕方ないので近くの支店まで行こうかと思ったところ、何と最新(?)のATMにはユーザーが操作するだけで読み取りができない通帳の読み取りを復活させる機能が付いていて、これにはちょっとびっくりしました。

通帳を読まない場合は、今までは「お手数ですが備え付けの電話でお話し下さい、ないしはお近くの行員にお尋ね下さい」というような機械での修復を最初から諦めるようなメッセージが今まで出ていたのですが、今回の場合は違いました。画面に「磁気修復を行ないますか?」というメッセージが出てきたので、とりあえずそれを行なおうと操作したところ、通帳が排出された後、口座で利用しているキャッシュカードをATMに挿入することを求められました。

当然、口座の暗証番号を入力してシステムに入るわけですが、そこで、店番と口座番号の入力を促され、そこから具体的な操作に入ります。まずは、通帳のページに印字してある最後の記帳分が何番目の桁かを入力し、次に通帳に記載してある残高を入力させられます。恐らく、銀行のコンピューターに記録された情報と実際の数字を合わせて、現在印字されているところまでのデータを改めて通帳の磁気内に入力し直すような事になっているのでしょう。そうして、「正常に通帳が使えるようになりました」という表示とともに、通帳が排出されるのですが、その時点では最終の取引状況は印字されないので改めて通帳の記帳を行なう必要がありますので注意しましょう。私は通帳の修復が終わったので残りの記帳もできたと思い込み、ATMから離れてしまったのですが、改めてATM待つの行列に並び直す羽目になりました。

少々手間取るものの、基本的にはスマホを使えるくらいのスキルが有れば、無人のATMでも通帳の修復ができるというのは良いですね。こうした事は、完全に現金を使わない生活になればする必要はないのですが、直接銀行の支店に行かなくても出来ることが増えてくるのは有難いです。


お金の価値を崩壊させる一攫千金の夢は程々にしないと身が破滅する事も

私のブログで最近、一回線百円代から二百円ちょっとで非常用のデータ(電話やショートメッセージも必要に応じて)通信用の回線を持つべきか? という話をしていたのですが、そんな中入ってきたニュースが、スポーツ系の賭博で6億を肩代わりしてもらっていたロサンゼルス・ドジャースの通訳の話でした。

その方の収入は、年間数千万円あったそうなのですが、それだけの収入がある人でも、一度大負けをしてしまったらその穴埋めをするためにさらに巨額の資金を投入していく中で、負債が膨らんでしまった事は今回のニュースとは関係なくても普通に聞くギャンブルで身を崩すパターンです。

ちなみに、これをギャンブルと呼んでいいのかはわかりませんが、宝くじを一枚買うだけでも、高額当選金のあるもの(年末ジャンボなど)は三百円しますので、それだけで一月分の回線維持費が賄えてしまいます。宝くじが大当りした話というのは、自分の身の回りでも聞いたことがあるものの、一生買い続けたとしても大当りしないまま終わってしまうパターンがほとんどの中で、宝くじを買う費用を別に有効に使った方が良いのではないか? と思って最近は生活をしています。

そんな私も過去には今回のニュースのように社会生活を終わらせるような失敗はしていないものの、後悔してもしきれない失敗を繰り返してきました。私の場合は宝くじもありますが主にはパチンコで、かなりの額をパチンコ屋さんに貯金したまま引き出せない状況になっています。

何でもそうですが、技術の進歩によって一回で使うお金が増えていくようになりました。フィーバー台やスロット台が普通になって、数百円を元手にして儲けるようなモデルはなくなり、一回について少なくとも数万円くらいの軍資金がないと、勝負すらできない状況になっています。さすがに一日で数万すってしまうと、さすがに普通の給料で生活をしていてもかなりのショックを受けます。こうした精神状態では金銭感覚が崩れてきて、やけ食いをしてしまったり、これ以上パチンコにつぎ込むならと別に買い物をしまくってさらにお金がなくなるような人生終わりのパターンまっしぐらになるところでした。
私がそうしたパターンから抜け出せたのは、一旦冷静になって、しばらくパチンコに通わなくなる中で、今までパチンコで失なってきたお金を有効に利用するようにすれば、それなりに普通に生活できることを実感したからでした。

当時の私にとって幸いだったのは、パチンコの場合はお店は夜になれば営業終了になるので、その日のうちに終わらせることはできました。まだネットでなく電話で投票していた公営ギャンブルも同じような感じだったのではないかと思いますが(私は公営ギャンブルには手を出しませんでした)、現在はネットがあればいつでも簡単にギャンブルを行なうことができ、さらにはネットカジノなど、もはや足を踏み入れたら本当に人生が終わってしまうような道にも簡単に行くことができるようになっています。それこそスポーツは時差に関係なく24時間行なわれているので、負けだすと頭を冷静に保つ余裕がないまま、手持ちのお金を注ぎ込み、それがなくなればさらに借金をして投入した資金の穴埋めを考えてしまうことも起こってきます。

ここで重要なのは、例えば競馬で「ガチガチの銀行レース」というようなレースがあっても、必ず一番人気の馬が一着(複勝の場合は三着まで)になる保証は無いということです。やはり人生の楽しみとして行なうギャンブルというのは、あくまで自分の小遣いの中で行なうべきもので、生活費に手を付けた時点で人生の終点に向かって真っ逆さまに落ちていくことにもなりかねませんので、十分に気を付けていただきたいです。ある程度自分で自由に使えるお金が増えた時につい羽目を外してしまいがちになるかも知れません。しかし、今まで羨望の眼差しでしか見えない人物が一気にはしごを外されるごとく、真っ逆さまに落ちていく状況を今後テレビや新聞・週刊誌などで目にすることを思うと、一気に人生逆転を狙うような事は控えた方が無難ではないかと改めて思います。

今後は日銀のマイナス金利が終了することにより、借金を返すための利息も上がりますので、お金を借りてでもという考え方自体が危ういでしょう。また、このブログは旅についてのブログなので最後に書きますが、旅先でギャンブルを楽しみ、うまく行けば旅行代をギャンブルでチャラにしてなどと考えながら安易に旅先でギャンブルを行なうことは止めた方が良いです。私は18切符で東北旅行した際、秋田でほとんど手持ちのお金がなくなって帰りはほとんど飲まず食わずの最悪の旅をした思い出があります。交通手段だけは18きっぷで確保していたから良かったものの、そんな旅をしたこともギャンブルから足を洗うきっかけの一つにはなったのですが、やはりそうそうラッキーは続けて起きないということを個人的には学びました。あれこれ考える前にまず止まって考えることが大事です。スマホをネットでできる現代では難しいかも知れませんが、これを読んでいる方でその気がある方は十分注意して下さい。