コラム」カテゴリーアーカイブ

日本サッカーが世界レベルに追いつける日は来るか

東京オリンピックでメダルを狙うとされた23才以下のサッカーチームは自力でアジア選手権の予選を突破できないという、連続してオリンピック・ワールドカップに出場するのが当り前という風に見ていた「にわか」ファンからすると、随分不甲斐ない戦いに思えたかも知れません。

しかしこれは、必ずしも強豪国ばかりでないアジアでの予選を戦う難しさという事もあるのです。南米やヨーロッパのような強いチームと戦う時にはなかなか攻め込むことができないのでガチガチに守備を固めてカウンター一発で得点を狙うような形での戦い方になるのに対し、アジアの中の日本は常に世界大会に出場する強豪という立場になるので、相手の方がほとんどゴール前を固める中でいかに点を取るかということも考えた試合についても考えなければならなくなります。今回のアジア予選で敗れたサウジアラビアとシリアは、過去にも好勝負を繰り広げてきましたが、今回は特に1対1の状況で競り負けるようなパターンが多く、あまりにもあっけなく負けたということもあり、今後の日本サッカーは大丈夫なのか? という風に思う人がいても不思議ではないでしょう。

それまでの日本は、海外の個人技に頼るサッカーではなく組織力でボールを奪いそこから速攻・セットプレイで決めるという「日本選手は海外選手と個の力を比べると弱い」という前提での戦術を取ることが多かったように思います。しかし、今からおよそ40年以上前から、個の力を重視しての人材育成を続けてきたチームが存在したのです。それが、先日の高校選手権で優勝した静岡学園でした。

静岡学園のホームページにある、サッカー部の活動目標と活動内容についての記載がありますので、その部分をあえて引用させていただきたいと思いますが、もちろんこれは先日の選手権優勝のはるか前に井田勝通総監督が静岡学園の監督に就任した40年以上前からの理念で、今も変わっていません。

(ここから引用)

静岡学園サッカー部は、南米のサッカースタイルをベースに世界で活躍できる選手育成を目指しています。特に、個人の部分にはこだわっており、技術とプレー中の判断力のレベルアップを意識して日々の練習に励んでいます。更に、チームとしても「観ている人を魅了させるようなサッカースタイルで日本一を目指す」という高い目標を持ちながら、部員全員で努力しています。

(引用ここまで)

この引用の中に、一応「日本一」という文字はあるものの、高校で日本一を獲るよりも、見ている人を魅了するサッカーを目指す中で、その後に世界で活躍できるための人材育成という感じの方が強いと思います。マスコミでは静岡県の事を「サッカー王国」というような呼び方をしますが、これはあくまでインターハイや選手権の優勝を第一の目標にして努力してきた藤枝・清水・浜松あたりのサッカーが他の県より先んじていたため一時期全国大会で常にベスト4以上という結果になっただけで、その当時から静岡学園のサッカーはそうした「王道」とは無縁のものだったように思います。

静岡県のサッカーは地域の競争意識が強く、それが全国大会での勝負強さというものにつながっていたのだろうと思いますが、当時から静岡学園は全国大会に出られなくても卒業後に一流のプレーヤーになるための練習をする中で、たまたま県代表になり、そのプレーがあまりにも今までのサッカースタイルと違うため初出場した冬の高校選手権で注目されることになったのでしょう。

時は流れサッカーのプロリーグであるJリーグが開幕すると、全国のプロチームが育成のためのユースチームを持つようになり、それまでのサッカー先進地域であった静岡県の優位性は失なわれてしまいます。昨年こそ高校生年代のプレミアリーグで今回静岡学園と決勝で対決した青森山田高校が優勝しましたが、全国にあまたあるJリーグが持っているクラブチームの方が優秀な人材が集まり、そこで勝ち抜いた選手がプロへの道へと進んでいっています。

今回惜しくも準優勝となった青森山田高校は、静岡学園と違う方向性でJリーグの育成とは違う形を提示し、世界を目指すチームを作っていましたが、その戦い方は「不敗」の考えで守備からの速攻・セットプレイを磨き、結果を出してきたように思います。今回の選手権ではもしかしたらトーナメントを勝ち抜くごとに連覇へのプレッシャーを感じていたのではないでしょうか。

現状の世界における日本チームの力を考えると、青森山田高校のような考え方で世界の強豪と向かい合った方が勝てる可能性は上がるかも知れません。サッカーの試合ではいくら攻勢をかけて何本シュートを打っても入らなければ意味がないわけですから。全国から集まってきた選手をしっかりと鍛え、プレミアリーグなど日本のサッカーの最高峰で常に試合のできる環境を作った青森山田高校の指導者の努力は本当にすごいもので、その活躍は今後も続くでしょう。しかし今回の選手権決勝ではその考えと真っ向からぶつかる「見て楽しいサッカーを追求し世界で戦える人材を作る」という、およそ「不敗」の考えとはそぐわない静岡学園が勝ってしまったというのは、セットプレイに頼らずに個の力でも他国を出し抜けるのではないかと思える、日本選手の個人技も相当なレベルにまで上がってきたという風に考えることもできるでしょう。

恐らく静岡学園総監督の井田勝通氏はそこまで考えて静岡学園のサッカーを作ってきたのだろうと思うのですが、監督業を引き継いだ川口修氏によって今回の優勝がもたらされたということで、今までの高校サッカー界とも、Jリーグ傘下のユースチームとも違う完成された育成システムがあるということが広く知られたことは嬉しい事です。今までは中学校まで各地のクラブチームで活躍した後で静岡学園に入るというパターンが多かっただろうと思いますが、個人技をさらに磨くなら中学生から静岡学園でというような選手も出てくるのではないかという気もします。

少し前にはアジアの中でも勝てなくなった日本の卓球が金メダルを東京オリンピックで狙えるようになったのは、小学生レベルからの徹底的な個人練習によって動体視力が鍛えられたおかげであると言われています。もちろん、一つの育成システムが全て良いということはありませんが、今後はもっと早く個人練習をした方が良かったというような人材が適材適所に収まることになって、他の高校やクラブチームと切磋琢磨することによって、さらに日本のサッカーのレベルが上がるのではないかという期待が出てきたことも確かです。静岡学園の川口監督の夢は、教え子がヨーロッパチャンピオンズリーグにスタメンで出場できるような選手が育つことだそうですが、そうなれば私達はもっと日本代表の試合を楽しんで見ることができるようになるに違いありません。


東京オリンピックで安全は守られるのか

何かここのところの世界情勢の変化に、一寸先は闇にもなりかねないと真剣に思ってしまいました。イランとアメリカとの間に直接攻撃をしたりされたりという報道の中、日本の首相も中東訪問を中止したりして、今後の世界情勢の先行きは一気に不透明になってきたように思います。全面戦争に突入することはさすがにどちらの陣営も望まないでしょうから、紛争が限定的になり、このまま騒ぎが沈静化することになるかも知れません。しかしいつまた同じような小競り合いが起こるかどうかの不安はあるので、今後のガソリン価格が上昇傾向になっていくことが予想されます。

こうなると毎日車を使わないと商売にならず、安易に価格転換ができない交通や運送業の方々は大変になってくるでしょうし、日々の多くの人の生活が大変になることは当り前に予想できます。多くの人は車を全く使わないわけにはいかないので、安いうちに給油しておいたとしても次に給油する時には高値になったガソリンを入れなければならないので、早急にガソリンを満タンにすることは一時しのぎにはなっても、根本的な解決にはなりません。問題の解決には、当事国同士が自制することはもちろんですが、周辺国においても、関係する当事国に働きかけて、あくまで中東における緊張状態の緩和を進めるしかありません。

今後の最悪の見込みというものがもしあるとしたら、次に緊張が走るタイミングも関係するところになるでしょう。どういう事かと言うと、報復の連鎖の中で最小の力で最大の効果を得るためには多くの人が注目するイベントを狙うというのがよくあるので注意しなければなりません。今年の一大イベントと言えば、やはり東京オリンピックになるので、開催期間前後に何か突発的な衝突が起こった場合、東京がテロの標的になることも十分考えられます。

まさに今、クリント・イーストウッド監督の映画『リチャード・ジュエル』が1月17日から日本でも公開されますが、この映画は1996年のアトランタオリンピックにおける爆破テロ事件(五輪100周年記念公園の屋外コンサート会場で爆発・2人死亡・100人以上が負傷)にからむものです。今まではアメリカやヨーロッパで大規模なテロが起きることが多く、日本国内ではあくまで対岸の火事のような感じで見ていた方が多かったように思いますが、今年は本当に注意した方がいいように思います。

何しろ、保釈中の重要人物をみすみす国外に逃がしてしまう警備の穴が日本にあるわけですから、有名人ではないどこの誰ともわからないテロリストの入国を水際で止めることも難しいでしょうし、スタジアムでなくても多く人の集まるところを狙われてしまったらいくら日本の警察が優秀でも全ての可能性について阻止できるものではないでしょう。

もし日本でテロが起こるとしたら、スタジアムで競技の中でという事はあまり考えられません。ラグビーのワールドカップを見に行った時もきちんとチェックが行なわれていましたし、ペットボトルの持ち込み禁止も徹底されていました。過去のテロ事件を顧みても、競技終了後に多くの人が集まるような場所での爆破テロや、自動車を使ったテロが心配になります。競技を楽しんで試合後の盛り上がりというのは、それこそラグビーワールドカップでも海外からのファン同士の交流ということで普通にありましたが、およそ半年後にやってくるオリンピックでは、テロの心配をせずに盛り上がれるような世界情勢であって欲しいと本気で思います。


実店鋪で見てネット通販で商品を購入する心理

世の中一寸先は闇と言いますか、何かあった際の用心は必要だということを改めて考えました。というのも、昨日になって急に長く使っていた電子レンジが壊れてしまいまして、早急に新しいものを購入する必要に迫られました。

残念ながら、私は常に白物家電の研究をしているわけではないので、今の電子レンジの売れすじと評価について詳しく知っているわけでもなく、そんな時にどうするかと言えば、ネットで信頼できる情報を入手するということになるわけです。

基本的には今まで使っていた電子レンジと同じくらいの機能を持ったものが安く売っていればいいのですが、安ければいいということでもありません。電子レンジで一番安い製品の多くは、タイマーのつまみを回して調理するタイプのものですが、今まで使っていた電子レンジはもう少し機能が付いたものです。デジタル表示で時間をセットしてタイマー調理できたり、お茶碗によそったごはんや、飲み物の入ったマグカップを入れてスイッチを入れると自動的にあたためる機能が付いたものです。

確か、かなり昔に1万数千円で購入したものでしたが、考えようによっては長く保ってくれたということもできます。その時から比べるとやはりそれなりにお金がかかるのは仕方ないと覚悟したのですが、ネット上ではシンプルながらタイマー加熱しかできないタイプでない、今まで使っていたものに近い機能を持ったものも安く売られていました。

具体的なメーカーで注目したのは国産のパナソニックと中国メーカーのハイアールでしたが、両メーカーの製品には価格に違いがほとんどなく、最安値はジャスト1万円くらいになっていました。ハイアールについては、まだ日本のメーカーな元気な時代、安かろう悪かろうと思われていた頃からメーカーの存在は知っていましたが、その当時から比べると、同社製の製品の中で特定のブランド名が付いた製品に三洋電機の技術が入っているということもあり、特定ブランドでない製品でも、普通に使える家電メーカーになっているのではないかと考えています。

パソコンに例えて言うなら、同じ中国のメーカーであるLenovoが出しているノートパソコンThinkPadのブランド力と品質は望めないものの、Lenovo社が出している他のIdeaPadやThinkBookのようなグレードによって価格と信頼性が違ってくることを考えた上で選ぶのと似ているかも知れません。

個人的には、昔のように日本のメーカーだから安心だとは、大体1万円くらいの電子レンジを購入するについて思うことはありません。ですから、新しい電子レンジを購入するにあたってハイアールのものでも全々有りだと思ったのですが、パナソニックの電子レンジは現行機が新しくなったことにより安くなっているようで、単純にスペックで比較した場合にはパナソニックの旧機種を購入候補とするのが一番無難ではないかと思えました。

そこで、改めて型番をメモして市内の大きな家電量販店に実物を見に行ったのです。もしネットでの価格とそこまでひどい価格差がないようなら購入しようと思って出掛けたのですが、残念ながら期待したような事にはなりませんでした。

というのも、ネットで1万円そこそこでまだ在庫のあるパナソニックの旧製品はどのお店にも置いてなく、代わりに新機種の方が2万円くらいの価格が付いて置いてあるだけでした。ハイアールの製品についても、パナソニックの新製品よりは少し安かったものの、ネットと比較するとかなり高値になっていて、これが現在の家電量販店の限界というものかと思わざるを得ませんでした。

さらに、ここではあえてどの量販店かは書きませんが、大きな売場のいたるところに店員さんが配置されていて、すぐ寄ってきそうなところについては、個人的には落ち着いて見られないということで、その店での購入を遠慮してしまうところがあります。人によってはネットでの価格をそれとなく匂わせながら価格交渉をすることでポイントを含めた実質の購入金額を安く済ますことができるのも大型家電量販店の醍醐味であることはわかっているのですが、私にはどうも難しく感じてしまうのですね(^^;)。

ただ、今回一通り量販店を回ってみて、新機種の方に実際に触れてその内容を見ることができたので、その事を参考にしてネットからパナソニックの方の電子レンジを注文してしまいました。今回はからずも家電量販店とネット通販の比較から、家電量販店についてあまりいい事を書いていないようになってしまったかも知れませんが、現在これだけ何でもネットで調べられるようになっている中では、もう少し実店鋪に頑張ってもらいたいという風にも思います。

逆にネット通販の問題というのは、注文してから手に入るまでのタイムラグにあります。今回の場合、自宅での調理について電子レンジがないという事では、少しの期間でも相当な我慢を強いられます。実店鋪なら不具合を発見してすぐ家電量販店で買って帰って来られれば、その日の食事にすぐに使えますので、そのための価格差であるとは思いますが、今回はあえて我慢します(^^;)。ただ、ネット通販の泥沼とも言える、「注文したもののいつ届くのかわからないままキャンセルになる」というあるあるも未だ存在すると思うので、今回の注文がそのパターンにはまらない事を祈るのみです。


2019年末のサイバーマンデーセールで購入したもの

年末年始のバーゲンセールの一部は、確実にネットショッピングに移行しつつあります。過去にはセールのために実店鋪に並んで整理券をもらって、当たれば購入できる権利を得たり、先着順に購入できるような場合は早朝に列に並んだりと涙ぐましい努力で何とかお目当てに品を買える時代があったことも確かです。しかしネットオークションやフリマサイトを利用した転売ヤーの出現および、国内での転売でなく海外への輸出をもくろむ外国人グループが出てくるようになって、通常の社会生活を送っている中ではそうした特価品の購入が難しくなっている現状に、なかなかお店回りをするのも大変だとなった時、出てきたのがネットでのバーゲンやタイムセールでした。

今年も11月から12月にかけて国内の大手ショッピングサイトでは大きなバーゲンが行なわれ、様々なものが安く売られていましたが、今年はそうしたバーゲンとは関係なく新しいスマホを安く手に入れ、使っているパソコンに不具合が出たものの、現在新しい機種に交換してもらうために待機中という状況の中、パソコン・スマホ関係のものを購入することはしませんでした。それでも、せっかくのバーゲンセールなので、私の場合は主にAmazonのタイムセール(サイバーマンデーセール)を利用させていただきました。

これは根本的なことですが、いくら安く物が買えたとしても、その分財布からお金が無くなっていくわけです。セールをうまく利用して可処分所得を増やすには、基本的には日々の生活の中で必ずかかる必要な支出を抑えるためにセールを利用するという方法があり、今回のセールではどの局面かで必ず安い「米」が出てくるとタイムセールをマークしていたのでした。

そうして、サイトをマークしていたところに出てきたのがアウトレットながら5kgの白米(コシヒカリ)が1,380円という安売りのお店でも考えられない価格で出ていたのを見て、2袋分を購入しました(^^)。少なくともこれで、正月明けくらいまではお米を買わなくて済むようになっただけでなく送料も無料なので、お店でいつも購入しているお米2袋分のお金を節約できたということになります。

その後も食料で保存できそうな「定番」のものが安くなっていないかとサイトを探し回り、結局購入したのはAmazonブランドのレトルトカレー「Happy Belly ビーフカレー」で、通常でも一袋100円+税で売られているものですが、サイバーマンデーセールでは一袋当たり76円という、100円ショップや安売スーパー以上の安値で、15袋1,135円で購入し、さらにこれもあると大変に役立つシーチキンLの10缶セットを976円で購入し、私の今年のサイバーマンデーセールは終了しました(^^)。

今回、レトルトカレーだけは実際に食べてみないとその評価はできないものの、年末から年始にかけての買い物のうち、自宅内に常温で備蓄できるものだけを購入したことで、セールで毎月の食費のいくらかの減額に役立ったということは言えると思います。

前回は、必要に迫られてKindle端末を購入しましたが、安かったのでつい同じAmazonブランドの7インチタブレットをつい購入してしまい、お得感はあったものの、実際にそこまで必要な出費だったのか? というところがあったことも事実です。でも、無駄遣いを楽しんでこそ生活も豊かになるというところもあるので、今回の私のやり方を誇るつもりも押し付けるつもりもありませんが、こうしたことを積み重ねることで少なくともアマゾンプライム会費の元は取れるようになると思いますので、無駄な出費を抑えたいと思っている方については、日々の買い物の中で毎月の支出を分析し、この価格ならネットで買った方が安いと思うものがあれば、ネットのセールを積極的に使ってみた方が家計にとってはいいこともあると思います。昨日のニュースとしては、ついにというか「COSTCO」でもネットショッピングができるようになるようですし、まずは日々の買い物の中で価格のチェックをすることから始めてはいかがでしょうか。


テレビ観戦でも消耗したJリーグ最終節

こ数年、サッカーJリーグのJ2リーグへの降格争いは半端なものではなく、地元の清水エスパルスは直接の降格はないものの、J2のプレーオフを勝ち抜いた代表チームとの入れ替え戦に回ることになります。昨日の試合は佐賀県鳥栖市にあるサガン鳥栖との試合でしたが、鳥栖の方にもプレーオフに回る可能性があり、試合前は相当ピリピリした感じがテレビを通してでも伝わってきました。

ちなみに、サガン鳥栖というチームは、元々浜松市を本拠地に置いた「PJMフューチャーズ」が、すでに静岡県には清水市(当時)の清水エスパルス、磐田市のジュビロ磐田があり、Jリーグ加盟が難しいこともあり鳥栖市に移転し「鳥栖フューチャーズ」というチームが元になっています。PJMフューチャーズは社会人の静岡県西部3部リーグから這い上がってきたチームということもあり、個人的にはどちらのチームもプレーオフに回って欲しくないという気持ちで試合を見ていました。

プレーオフに回るチームの可能性としては、同時刻に松本山雅FCとの試合がある湘南ベルマーレにもあり、ネットで試合経過を見ながらどんな結果になるのかと気が気ではありませんでした(^^;)。

時間的に試合が動いたのはエスパルスの方で、清水が先制し1対0となり、このまま行けば清水は残留、同時に行なわれている松本対湘南は0対0だったので、このまま終われば鳥栖も残留となったのですが、その後すぐに湘南が先制点を上げ、このまま行くと清水と湘南が残留、鳥栖がプレーオフに回るという形になりました。

ただ、清水も追加点が取れず、ロスタイムも多かったので、もし鳥栖が点を取り引き分けになると湘南と鳥栖が残留し、清水がプレーオフに回るという最悪の状況も考えると安心して試合を見ることができず、やっている選手達もすごいプレッシャーの中で試合をしていたのだろうと思います。

しかし、運命というのは本当に残酷なもので、すでにJ2への降格が決まっていてモチベーション的には湘南・鳥栖・清水よりも下なのではないかと思われた松本が後半のロスタイムに得点を入れ、試合はそのまま1対1の引き分けで終了しました。この時点で清水はもちろん負けている鳥栖も残留が確定しました。試合はロスタイムにゴールキーパーの治療の時間がありかなり長いロスタイムが取られたのですが、この結果を選手が知らされていたのか最後の最後になってそこまでエキサイトするわけでもなくなり、試合をした両チームがともに残留ということでJ1のリーグ戦が終わりました。

ただ、湘南においてもプレーオフで引き分け以上の結果でJ1に残留できるので、そこまで下を向く必要はないかと思いますが、そのプレーオフは来週に行なわれるので、まだまだ安堵はできません。また、J2の代表チームを決めるプレーオフは今日行なわれますが、J2のチームにとっても次のプレーオフが翌年の自分達の待遇を決める大きな試合になり、もちろん多くのサッカーファンからの注目も集まります。以前も書きましたが、このように複数のチームを巻き込んで、真剣勝負を連続して行なうリーグの仕組みを作っているサッカーというのは、今年こそラグビーの人気に負けるところはあったものの、優勝争いとは別に降格争いというものもあるので、多くのチームが消化試合なく最後の最後まで懸命にプレーをするようになり、今回のような劇的な展開につながっていくことが多くなるような気がします。

反対にジュビロ磐田は残念でしたが、来年のJ2は前回降格した時よりさらに厳しい戦いになると思います。でもそこから這い上がってこないと未来はないわけですし、来年はJ2を一位で突破した柏レイソルが相当やりそうな雰囲気なので、再度の復活を願わずにはいられません。選手の方々ならびに全国を車中泊をしながら応援に回ったサポーターの方々もお疲れさまでした。まだプレーオフは残っていますが、ファンとしてはその試合も楽しみにして、サッカー観戦の面白さを最後まで感じさせていただきたいと思います。


中村哲医師の「日本的なる援助」の評価とこれから

アフガニスタンに生きる人々への援助活動を地道に行なってきたペシャワール会の代表である中村哲氏が援助先において移動中、車に銃弾を浴び、帰らぬ人となりました。このニュースでは第一報として軽傷という話が出ていたので、本当にまさかということで訃報を聞くこととなってしまいました。

私自身とはもちろん接点はありませんが、中村医師の書かれた本は読ませていただいていて、現在に至るまでの援助の苦労ということはおぼろげながら知っていたこともあり、本当にこれからだった中村医師の無念さというのはとても大きいということはわかります。

世界各地では多くの生活が普通に行なえない地域があります。その理由は人種差別だったり内戦だったり、異常気象だったりさまざまですが、日本だけでなく世界ではそうした人に対する支援を様々な団体が行なっています。ただ、世界の各地では様々な宗教的・政治的な問題があるところがあり、こちらは援助をしたいのにできない所も多くあります。

例えば中国国内にある新疆ウイグル自治区では一部の報道で人権侵害が行なわれているという話がありますが、この地域は中国の国土であるため実際に援助に入ろうとしても内政干渉ということで中国政府から入国そのものを拒否されてしまうでしょう。さらに、この辺は実にデリケートな問題ですが、今回中村医師が犠牲になったアフガニスタンはイスラム教を信じる人々が暮らす地域です。そこへ、西欧諸国の援助団が入っていった場合、現地の人は「実は単なる援助ではないのではないか?」という疑念を持つ可能性があります。

というのも、ヨーロッパやアメリカの援助というのはキリスト教と結び付いた援助であることが多いので、はるか昔の十字軍の遠征の歴史もありますので、そもそも異教徒との接触を嫌がるケースや、この地でキリスト教の布教をするのでは? という疑念も出てきて敵対的な態度に出る人もいることでしょう。ただ、こうした事は日本でもあったことは日本史を学んでいれば出てきたことだと思うので、何事も性急に行なうことは良くないかも知れません。

日本にキリスト教を伝えたのはフランシスコ・ザビエルですが、カトリックのイエズス会の司教がザビエルに続いて多く来日し、日本での布教を行なう中で日本国内の筋目は変わっていきます。遠藤周作さんの小説で映画にもなった「沈黙」では、キリスト教の次には武力で日本を植民地にしに来るのではと危惧した豊臣秀吉から江戸幕府へと続く日本の指導者たちは、徹底的にキリスト教を禁じる政策を行ないます。今の時代ではキリスト教を布教してから攻めてくることはないでしょうが、キリスト教的な考え方が蔓延することで、今まで作ってきたイスラム教的な社会が崩れてしまうと危機感を覚える人というのは多くおり、その辺が援助する国によっては限界になってしまうことはあったといいます。

中村医師はとにかくそうした宗教的な影を出さないように気を付けながら、当初は医療援助という形でアフガニスタンに入っていきましたが、医療援助だけではこの国の根本的な貧困を解決することができないことに気付きます。そこで次の展開として行なったのが井戸を掘り水路を通し、砂漠だった土地を緑に変え、地域の人々の生活の安定を目指した途方も無い社会インフラ整備のための援助にと舵を切ります。ゆくゆくは自分達は手を引いて現地の人たちだけでやれるようにするための環境づくりをしている中で凶弾に斃れてしまったわけで、まだ道半ばでその後のアフガニスタンの姿を見ることができないとは、本当に無念だと思います。

果たして誰が中村医師を襲ったのかということはまだこの時点ではわかってはいませんが、あれだけ宗教色を無くした援助をしていたペシャワール会の活動を考えると、その援助の姿をよく理解しないまま、自分のエゴで襲った勢力にやられてしまったのかなとも思えます。今回の事件が起きた際、すぐさまタリバンが「自分達のやったことではない」というメッセージを出したことが象徴的に感じます。もしかしたら本部の制御が効かない下部組織の一部の人がやってしまったという可能性はあるものの、タリバン本部でも恐らく中村医師のやった事は評価されていたのだろうと思えるからです。

中村医師は、宗教的なものもそうですが、ボディガードは付けるものの武力を盾にして活動をしたことは全くないということも多くの人に理解していただきたいところです。当然、日本政府からの援助もなく、ペシャワール会の活動に賛同した有志の方の寄付で活動をされていました。今回の事件を受けて犯人を許さないという気持ちにどうしてもなってしまいがちですが、過去に会の活動で現地に出掛けていた青年が撃たれた時も、自分は一人現地に残ってその後も援助活動を続けて中村医師の活動を考えると、これでアフガニスタンから撤退してしまうという選択はされないと思います。ただ、今後のアフガニスタンの状況を見ていくと、継続する援助の難しさというものも感じてしまうのです。
以前は全く何もなかった場所に水が通り砂漠が農地になっていく中、その土地の値段が上がることでさらなる欲を人間は持ちます。日本でも同じような事で醜い争いが起きるわけですから、豊かさを独占したい人と未だ持たざる者との間をどのように埋めていくのか、それはアフガニスタンだけではなく現代の日本社会の課題でもあるわけですので、単純な正解というものはあり得ないでしょう。

今回の事件というのは、援助によって豊かになりつつある地域に起こる地域や個人のエゴがぶつかる小競り合いの中、その象徴的な存在であったペシャワール会が狙われた事件だと思っています。事件の背景を今後分析する中、中村医師がその中にいないのは残念ですが、今後はどのような援助を継続していくのがベターなのか、多くの人を巻き込んで考えていくことが大事ではないかと思う今日このごろです。


改めてサッカーとラグビーの環境の違いを考える

全国を車中泊をしながら回る方の中には、サッカーのJリーグなどスポーツの応援でかけ回る方々もいるのではないでしょうか。プロリーグであるJリーグ発足前は実業団リーグが中心で、さらに野球の甲子園のように高校生の代では年末年始の冬の全国選手権(参加は高校の部活に限定)が注目されるものの、先んじてプロリーグのあった韓国になかなか勝つことができず、いわゆる「ドーハの悲劇」を経験してさらにリーグの組織が整備されたような感じがします。現在はJリーグは三部まであり、全国にプロチームがあります。チーム自体はトップリーグに昇格できなくても、リーグで活躍した選手がトップリーグのチームに引き抜かれることもあり、その点でも確実にすそ野は広がっていると言えます。

さらに先日、プロだけでなくアマチュアのチームも参加してサッカー日本一を競う天皇杯準々決勝が行なわれたのですが、現在アジアチャンピオンズリーグで決勝を控えるJ1の浦和レッズを破って唯一プロでないチームでベスト8に残ったのが、プロリーグ発足からかたくなにプロ化の流れに乗ってこなかった「HONDA FC」でした。

HONDA FCはカテゴリー的にはJリーグの一部J1、二部J2、三部J3のさらに下にあるJFLに参加しているクラブです。全く無名のチームがJリーグを目指す場合、アマチュアの地域リーグで好成績を収めたあとでJFLで上位に入らないとJ3に加入することはできません。つまり、Jリーグに参入しようとしているチームは、かたくなにJリーグに背を向けるHONDA FCと優勝争いをして勝ち抜くだけの実力がないといけません。そのため、HONDA FCはJリーグへの道を遮る「門番」と呼ばれていたりもします。

今回、HONDA FCが天皇杯でベスト8に入り、鹿島アントラーズと実力伯仲の好勝負を展開したことでわかる通り、たとえJ3のチームと言ってもJFLの門番をくぐり抜けたチームであるだけにそこまで実力に変わりがあるわけではありません。つまり、反対に考えると今J1リーグで残留競いをしているチームであっても、J2はおろか一気にJ3まで降格する可能性は十分に有り得るということです。まさにその事を実践したのが、今年はJ1に復帰して現在は降格の圏外で結果を出している「大分トリニータ」の例でしょう。今シーズンの大分のスタートダッシュは見事で、翌年もJ1での活躍が期待されます。

そうした事により、ここ数年のJ1リーグでは降格圏争いが激しくなり、それこそアジアのチャンピオンにあと一歩のところまで迫っている浦和レッズでさえこのJ2への降格圏争いにからんでしまっているのです。こうした傾向はあまりいいものではないとは思いつつも、それだけ真剣勝負が増えることになり、結果的にぎりぎりの戦いに強くなる選手が増え、サッカー代表の層が厚くなっていることの裏返しでもあります。

ここで改めて日本のサッカー代表とワールドカップで盛り上がったラグビー代表の違いを考えてみると、成績の面ではラグビーの方がいい結果を出しています。今回のワールドカップでラグビーの日本代表チームはサッカーのワールドカップでは日本チームが成し遂げていないベスト8を達成し、日本中が盛り上がるものすごい活躍をしました。しかし、ラグビーはサッカー以上にコンタクトを伴うスポーツであるため、特定の選手に頼ることなく誰が出ても同じくらい強いと言われるだけの代表選手の層はそこまで厚くはない感じがします。今後のトップリーグは今回のワールドカップで活躍した選手や監督が招聘されるなど、しばらくは盛り上がりは続いていくとは思うのですが、代表チームの強さを維持したり、ぎりぎりの状況の中で勝ち抜くだけのタフさという事を考えると、やはりサッカーのように全国にトップリーグ参入を目指すチームが増え、いわゆる消火試合を失くし、多くの試合についてサポーターがその試合を見に全国を飛び回るような状況を作っていくことが大切になってくるような気がします。

ただこれはラグビーだけでなくサッカーについても言えるのですが、ホームでの観戦はともかく、アウェイの試合に出掛ける場合、多くの試合を見に行くスケジュールをたてればたてるほど、自分で車を運転して現地に向かい、宿は取らずに車中泊をするサポーターのニーズは大きいと思われます。だとしたら、リーグの方もチケットを持っている人に対して事前に予約できる競技場周辺の駐車場を一定数確保するなど、車中泊しながら現地に向かうサポーターの観戦ツアーをサポートしてくれると、観客の数も増えてリーグもさらに盛り上がるようになっていくのではないでしょうか。


世界大会で活躍するには神経の図太さが必要か?

東京オリンピック前年ということもあるのか、2019年10月というのはラグビーワールドカップだけでなくバレーボールのワールドカップが並行して行なわれる中、さらに深夜から早朝にかけて中東のカタール・ドーハで行なわれている世界陸上と、世界のトップレベルのスポーツ大会が目白押しで、だからこそ活躍している人とそうでない人との差がはっきりしているように思います。

まず、活躍という点で言えば自国開催に向けてあらゆる強化を行なってきたラグビーの日本チームのパフォーマンスは素晴しく、国内だけでなく海外での強いチームとのテストマッチを重ねる中で、本大会の海外チームのプレッシャーを跳ね除けて、特にアイルランドとの試合で勝利するまでにはどんな練習をしていたのかということまで気になってしまいます。

今回は、逆に期待されたものの全く活躍できなかった選手にスポットをあててみます。一昨日に行なわれた女子5000mの予選で、田中希実(豊田自動織機TC)選手が日本歴代3位という高記録を出し予選を突破したことが大きく報じられましたが、本人に取材したニュース記事を読んだだけでも、単に恐い物知らずの若手というには実にしたたかに世界大会のレースについて分析していたというように思いました。トラックのレースは団子状になって進むため、選手同士の接触はあたりまえで、田中選手も足を踏まれたり膝から血が出たりする中で冷静にレース展開を読み、予選通過のラインに必死に付いていった中で(5着までが無条件で予選通過、残りはタイム上位5人まで)、6位になったもののタイムで拾われて(全体では12番目)の予選突破という快挙につなげたのです。

それに反するように、代表のもう一人で私の住む静岡市出身のランナーとして中学生時代から地元の市町村駅伝で抜群の強さを見せ、個人的には大いに期待をしていた木村友香(資生堂ランニングクラブ)選手の方は全く世界の力に歯が立たず、惨敗で予選突破はなりませんでした。

レース後の木村選手のインタビューでは、スローペースで始まったレースの中、なかなか自分のペースで走れなかったということと、他の選手とぶつかった時に露骨に文句を言われるなどしたため、精神的にナーバスになって後方を走らざるを得なかったということを話していました。

ここではどうしても予選突破した田中選手との比較になってしまいますが、無心で団子状態の中に飛び込み、接触があっても全く気にしないで自分の走りができた田中選手と比べると、国内大会では強くても翌年のオリンピックに向けては相当頑張らないと結果には結びつかないのではないかと思えました。

予選突破した田中選手の決勝でのレースには期待したいところですが、マラソン以上にトラックの長距離走というのは世界との差が大きいため、入賞すら難しいということは十分承知していますが、やはりラグビーのように日本選手が海外勢に引けを取らないレースをし、最後まで興奮して応援することのできるようなレースを行なってくれたらとも思うのです。

木村選手のレース後の話は、私がここでこんな事を書くまでもなく後悔だけが木村選手の心の中に残ってしまったレースであったことを示しています。そこから木村選手がどれだけ奮起して世界に対して戦えるだけの力を付けていくかが、個人的には楽しみだったりします。

ラグビーワールドカップでジャイアントキリングを起こした日本チームの主将リーチ・マイケル選手は、たまたま前日にバレーボールのワールドカップを見ていて、日本女子チームがこちらもジャイアントキリングを起こし、世界一位のセルビアに逆転勝ちしたことに勇気をもらったと試合後のインタビューで答えていたこともあります。このような事というのはスポーツジャンルの垣根を越えて、様々なアスリートの力となっていくだろうと思いますので、木村選手をはじめとした世界を相手に実力を発揮できなかった選手におかれましても、今回世界を相手に確かな結果を出しつつあるラグビー日本チームのように、東京オリンピックではぜひリベンジできるよう、精進を重ねていただきたいと思います。以上観ている側の勝手な感想でした(^^;)。


消費税が上がる前にまとめ買いをすべきか?

2019年10月を間近に控え、一部の人たちは消費税が8%のうちに買っておこうと様々なものを「爆買い」したり、大きな買い物をするなど、それなりの経済活動が行なわれているようです。

私の場合は、だからと言って買いだめは行なおうとは思いません。というのも、大量の日用品などを購入しても保管する場所がないということもありますが、実際にまとめ買いをしても節約になるかどうかが不明瞭だからです。

小さな日用品から大きな家電についても同じような事が言えると思うのですが、実際セールがあって通常の流通価格と比べてかなり安く買えるものを大量買いできるならいいのですが、ただ単に消費税分の2%の差ということだけで、決して安くないものも含めて買ってしまうということになると、消費税が上がった後にセールで安くなったものを買った方が、トータルの価格が安かったというような事は可能性としてあるのではないかと思います。あえて駆け込みで購入することで得になるケースというのは、市場価格が安定していてほとんどセールにならないもので、自分が必ず買おうと思っているものならいいと思います。

さらに、買いだめをする場合、確実に買った分をすべて使い切れればいいですが、一部を残してしまったり、食べ物の場合食べ切れなかったりするなどして使い切れなかった場合、その分の購入金額がまるまるマイナスになってしまいます。最初から安くなった時だけピンポイントに購入することを続けた方が、トータルの支出は抑えられるのではないかと個人的には思う所以です。

さらに、10月からはクレジットカードおよび電子マネーを利用することでポイント還元が行なわれます。安く買ってその分からさらにポイントを貰うように考える方が、今買いだめのために頭を使うよりも、賢い消費の仕方だと思うのは私だけでしょうか。

また、中古でいいような物の場合、お店で買わずにオークションやフリマアプリを利用した個人売買で物を手に入れるようにすれば消費税は関係なくなり、いいものをじっくり選んで購入することも可能でしょう。ただし、フリマやオークションでは法人であるお店が販売の一つの方法として出している場合もありますので、消費税を出したくないという場合には、出品者が個人であるか、価格総額に消費税が入っているかどうかを確認してから入札を行なうようにしましょう。

あくまで冷静に考えると、今回上がる消費税というのはこれで終わりではないだろうということもあります。ですから、今から目先の数%の上下に目くじらを立てるというよりも、使うところには使っても、後からゴミになったり使ったことを悔やむような消費というものを事前に考えて使わずに財布の紐を締める知恵ということになるような気がします。となると、改めて自分が毎月使っているお金について「何を」「いつ」「どこで」使っているかということを分析してみることで、後から考えてこれは使わなくても良かったのではという支出を見付けることにもなるでしょう。

そういった支出の中で一番思い当たるのは、旅行の際の支出についてです(^^;)。自宅から出るとどうしても外食中心になりますし、普段の生活の中では決して買わないものでも、つい気が大きくなって買ってしまうこともあるでしょう。それが旅の醍醐味だと言われると、それは正にその通りなのですが、今回のように間際になって日用品を数十万円も買うだけのことをするなら、日々の生活の中での支出と旅行の際の支出を比べてみるだけで、まとめ買い以上の家計に対する成果となってくるのではないかと思います。


今年と来年の休日について整理してみる

2019年10月から消費増税が行なわれることについて、様々なメディアから報道がありますが、私自身も知らなかった政府からの発表がありました。それは、新しい天皇陛下が即位されたことと、2020年に東京オリンピックが開催されることと関係があります。お金には関係ありませんが、日々の暮らしには大いに関係あり、生活の中では役所や銀行が開かない国民の休日について、ここで改めてまとめてみたいと思います。

まず、新天皇即位の日である2019年5月1日に続き、即位礼正殿の儀が行われる日も休日になります。この即位礼正殿の儀は2019年10月22日(火)に行なわれるので10月21日は通常で翌日が休日ということになってきます。

もし、22日を通常の平日だと認識してしまっていたら、間際になって慌てることもあるかと思います。一番大きいのは銀行の利用でしょうね。休日だと普通の銀行ではATMを使う場合には手数料がかかります。普段の平日のつもりでコンビニでお金を降ろしたら、その後で手数料が付いていてびっくりすることもあるかも知れません。この休日はラグビーワールドカップの最中にあるので、どこまできちんと報じられるのかわかりませんが、知らないと思われる人には早めに知らせてあげた方がいいと思います。

そして、改めて東京オリンピックに関わる休日の移動についてまとめてみます。2020年にのみ変わる点もあります。まず、ご存知の方も多いとは思いますが、東京オリンピックおよびパラリンピックについて、その日程を確認してみましょう。

・東京オリンピック
開会式 2019年7月24日(金)
閉会式 2019年8月9日(日)

・東京パラリンピック
開会式 2019年8月25日(火)
閉会式 2019年9月6日(日)

こうした日程に合わせるような形で、2020年7月24日をこの年だけ特例で「スポーツの日(旧 体育の日)」にし、その前日の7月23日を「海の日」にすることで、7月23日から26日まで、土日祝日休みの方なら四連休になるようにセッティングされています。

さらに、「山の日」を閉会式翌日の8月10日に移し、オリンピック前後の運営機能の円滑化および、国民がオリンピックを堪能しやすいような休日のスケジュールが作られているようです。

ちなみに、パラリンピックに対する祝日の移動や、休日を作るような事は特にないようです。さらに、上で少し書きましたが「体育の日」という呼び方は2019年が最後で、2020年からは「スポーツの日」に変わります。ただ、再来年からは7月24日に固定したり、7月の月曜日にするのではなく、あくまで体育の日と同じ「10月の第2月曜日」になるそうです。

オリンピックとは全く関係なく車で遊びに出掛けたいと思っている方は、全くオリンピックとは関係ない地域に行くなら、お盆の期間の混雑ほどない連休が7月後半に生まれることになるわけなので、今からどこへ行けばのんびり過ごすことができるか計画を立てるのもいいかも知れませんね。