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新型コロナ緊急事態宣言解除後の横浜~静岡間の夜行バスを利用してみて

先日、横浜から静岡に帰ってくるのに、あえて夜行バスを利用したのは現地でかなり滞在時間を引き伸ばせることだけでなく、ネットで乗車券を事前に購入することでキャッシュレス決済の割引および早割を重ねて利用することで、ほぼ在来線(JR)と同じくらいの交通費で済むということもあります(割引がなくても3千円ほど)。もちろん新幹線を使うのが一番良いとは思うのですが、正規に買える中では安い「ぷらっとこだまエコノミープラン」でも通常期と繁忙期で料金は違いますし、購入は前日までで、静岡駅構内のJR東海ツアーズに行けない場合は郵送になるなどインターネットで完結しないというのが個人的にはネックでした。

ただ、問題があるのは夜行便と言っても東京から浜松までの路線の中で横浜駅~静岡駅の区間を利用するので、横浜駅発が23時55分とかなり遅いのに、静岡駅到着は翌日4時30分とかなり早いということではあります。静岡というのは自転車交通が発達していて、駅近くに有料だけでなく無料で停められる駐輪場もあり、無料だけでなく有料でも24時間開いている駐輪場もあるので、行きも帰りも自転車が使えるので、何とか早朝の4時30分でも比較的楽に自宅まで帰ることができるので、総合的に判断して夜行バスを今回も利用したという感じでした。

今回は新型コロナ緊急事態宣言解除後ということもあってか、いつもと違っていた点がありました。全体的に利用者が少なかったということもあったのかも知れませんが、乗車しようと事前にプリントしたQRコードを運転手さんに提示した際に、ちょっと待ってくれと言われました。私自身は座席を指定する場合、夜行で窓からの景色が見えない(実際のところは最初から窓はカーテンでしっかりと閉じられていて、かなり強引にカーテンをずらさないと外の様子すらわからないような事になっていました)ということもあるのですが、後方にあるトイレに行く場合や、休憩で車外に出る場合にいちいち隣の人に気を遣うのがいやなので、通路側を抑えます。ただ、今回の場合は私が予約した席の隣には別の乗客がいて、他の席を見ると一緒に旅行している人以外の一人客は全て四列あるシートの二列を独占するような感じで席が空いていたため、運転手さんが予約のない別の列の方に移動してくれと頼まれたのです。

私自身もできれば隣の人との接触はこんな時期ですから避けたいですし、恐らくすでに乗っている隣になるはずの乗客側としても同じ気持ちだろうと思います。席の予約をしたのはかなり前の席だったのですが、今回は後方にある席を提示され、そこは問題を感じずに自分が移ってくつろぐことになりました。こうした自由さが混雑具合にもよりますがあるのがバスの良さであると思いますね。

当日は日中はそこそこ暖かかったですが、夜になると風も冷たくなっていました。ただ車内の状況はと言うと、外気を循環させている関係上冷房の効きが悪くなるのか、じっと座っているとそれなりの暑さを感じました。その際、便利だったのは実はマスク会食を避けるために持って行ったプラスチック製の扇子でした。USB電源の扇風機がこの夏のトレンドでしたが、深夜の夜行バスの中で扇風機を回すことで、その音に不快感を持つ方もいるかも知れません。その点扇子は大きな音を立てませんし、自分で風の方向と強さをコントロールできます。やはり、ちょっとした移動ではあってもこうした用意は必要であることを痛感しました。プラスチック製の扇子はこの夏100円ショップで見ることができたので、食事の際に扇子で口を隠しながら食べるためにもオールシーズン用として一本確保しておいた方が良いように思います。

あと、この路線の魅力としては運行中に一回ある東名高速道路の足柄サービスエリア(下り)での休憩があります。到着は深夜1時過ぎなのですが、コンビニだけでなくファーストフードでは吉野家が開店していて、フードコートにも一部営業を行なっている場所があります(緊急事態宣言解除後)。さらに、おいしい水として知られた「足柄の水」を無料で補給できる蛇口が設置されているので、味のあるペットボトルではなく水を入れられるボトルを用意すれば、車内での水分補給にも役立ちます。あと、このバスにはUSB用の端子が一席ごとに付いていて、車内で利用できるWi-Fiも完備しているので、私は動画をタブレットで見ながら車内時間を過ごしていました。

あと肝心なダイヤについては、このバスは足柄サービスエリアでの休憩の他に、何回か利用客を降車させないで停車する時間があり、時間調整を行なっています。事故などで全く動かなくなる可能性が高い場合は運休が考えられますが、多少の渋滞であればダイヤ通りに到着できそうな運行は可能なので、並走する鉄道の深夜運行がない現在、ほぼ鉄道なみに静岡駅に到着するこの路線はかなり貴重です。静岡駅到着の時間には始発も動きはじめるくらいなので、実は青春18切符のシーズンに東北・関東方面から西へ繋ぐ手段(カプセルホテル程度の費用でも夜間移動を続けられる)としても十分有効ではないかと思います。このバスを使うと、横浜に23時30分ぐらいにたどり着ければ、翌日は同じ横浜からではなく静岡発の始発に乗って旅を続けられるということになります。逆にこういうことを考えていくと、個人的には私が静岡発で長距離移動をしようと思う場合に、うまく終電後の時間をつなげそうな同じような短いルートの夜行バスについても調べてみたくなりました。

JR静岡駅周辺の100円ショップ出店状況を再確認する「Watts」が新たにオープン

このブログを始めたころには、車中泊で使えるグッズというのはキャンプ用に作られたアウトドアグッズの流用についてかなり紹介していました。便利でかさばらないのは良いのですが、いかんせん通常の日用品と比べると単価が高いのが残念でしたが、それも個人での旅に限定するなら、今ではそのほとんどが国内の100円ショップチェーンを回ることでゲットできてしまいます。

100円ショップというのは日々多くの人に利用されるお店なので、旅行に出た際に何か忘れ物があったとしても現地調達が可能であるというメリットもあります。今回は、具体的な商品の紹介とともに、私の自宅からの最寄り駅であるJR静岡駅周辺の100円ショップ事情についてお知らせしたいと思います。

まず、昨日から新たにオープンした全国チェーンの100円ショップが「Watts」です。このお店は今までは静岡で見たことはなかったのですが、静岡駅の改札(在来・新幹線)を出てまっすぐ駅ナカの商品街(アスティ)を西に向かって歩いていくと、出口になっているのですがその出口の正面にある高架下にあります。元々は別の100円ショップだったのがWattsになったものです。

Wattsではキャンプ用品もそれなりに充実しており、品物としてはキャンドウのキャンプ用品とかぶっているものが多いのですが、後述する静岡駅近くのキャンドウにはそうした話題の製品はあまり入って来ないので、今後はまずWattsの方から覗いてみた方がいいかも知れません。オープン当初の店内にはかつて話題になったキャンドウの330円アルコールストーブをはじめ、330円のウィンドスクリーンや、ポケットストーブもどきやメスティン(これらはどこの100円ショップにも最近では置いてあります)もあります。

そんな中、ついに見付けたのは静岡のキャンドウではいくら待っても入荷しなかった、550円のステンレスシェラカップ320mlがふんだんに用意されていました。最大の特徴はメーカー品なら1,000円前後くらいのものと同じ日本製(燕三条のエコー金属)で、半合・一合および50~250mlを計ることのできるスケールが付いていて、これ一つあれば計量カップは必要ありません。

重いのが玉に瑕ですが、スノーピークのチタンシェラカップがぴったりと重なるので、旅先での計量カップおよび食器、さらにはコーヒ&スープカップとしても使用可能で、このまま半合の炊飯もシェラカップの蓋を用意すれば可能になるので、他の100円ショップにある取っ手付きのボウル(シェラカップもどき)を買うよりも、5倍の値段ですがこちらの方を先に購入した方が個人的には絶対におすすめです。今後もWattsのキャンプ用品には注目したいので、これからが楽しみですね。

静岡駅周辺にはこうした全国チェーンの100円ショップが揃っています。セリアは駅ビルのパルシェ内にありますし、北口を出て地下道経由で行ける静岡パルコにはダイソーが入っています。キャンドウは少し離れますが静岡モディ内にあります。ただ、置いてあるキャンプグッズはWattsとかなりかぶるので、そこまで足を伸ばさなくても良いかも知れません。

また、地下道を通って静岡パルコに向かう途中に地元資本の100円ショップ「レモン」があります。多少品揃えは違うかも知れませんが、飲み物が安かったり、いなば食品のタイカレー缶詰が安く売っている可能性もあるので、お店の存在に気付いたらチェックするのも悪くはないと思います。

今回、新たにWattsが出店したことで、静岡駅周辺はかなりの100円ショップの激戦区になったのではないかと思います。逆に言うと皆が普通に使うものを高く買いたくないと思って100円ショップを利用するようになっているのではないかと思います。今後静岡駅で途中下車をするような事があれば、食事だけでなく100円ショップのはしごというのも面白いと思いますので、ぜひお試し下さい(^^)。

久しぶりの電車でのお出掛けをしてみて実感したこと 立ってパソコンが使えるカウンターの便利さ

個人差はあるかと思いますが、全国的な新型コロナの感染者数が減ってきたことによって県をまたいで移動する事も大目で見られるようになってきました。

私の場合はレジャーではありませんが、昨日ようやく隣県に電車で出掛けて、久しぶりに会う人たちとつかの間の交流および今まで会わないとできなかったことを話してきました。会場は横浜だったのですが、合流する前に観光らしい事をしようということで、横浜中華街を少しですがうろついてきました。平日でしたがそれなりに人はいて、有名店の前には少しばかりの行列もできていて、それなりに観光地は活気を取り戻しているような感じはしたものの、客引きをしている飲食店の従業員らしき人に聞いてみたところ、個人のお客が多く、あまりお金を使わないで帰ってしまう人が多いということでした。

実際、中華街は観光バスのコースとして食事の会場として使われることも多く、そうした活気というのは、まだまだ見られないというのが正直なところです。過去にオープン直後宿泊したことを報告した、カプセルホテルベースのドーミーインが関帝廟の前にあるのですが、2021年10月末の時点では営業を休止していて、再開の予定は未定となっていました。本当は仕事の休みをやりくりしてゆっくり中華街で泊まろうかとも思っていたのですが、安宿がそんな理由で閉じているため、当日の夜行バスでの帰宅となりました。

今回は、事前に予約した横浜駅から出ているJR東海の深夜バスを利用したのですが、とにかく乗車までの時間だけはたっぷりあるものの、深酒をして遊び回るわけにもいきませんので、ちょっと駅周辺をぶらつきながらお土産を探した後は、バスターミナルの待合室で持ってきたIdeaPad D330を広げて作業をしながら時間をつぶしました。この文章もバスターミナルの待合室で書いたものです。

私自身は普通の生活の中で電車通勤はしませんし、そもそも電車に乗ることもこの新型コロナの関係で全く無かったので、スマホに入れていたモバイルSuicaが凍結しており、電車で横浜を移動する時には事前に駅にある事務室で凍結を解除してもらって自動改札を使いました。電車の中では、平日ということもあり仕事で使っているような会社支給のノートパソコンを座席で広げている方に目が止まりました。女性でも13インチクラスのノートパソコンを開げていた人がいたのにはびっくりしましたが、その後で見た男性は15インチのノートパソコンを隣にも人がいる中で広げて仕事をしているようでした。ちなみに、私の持って行ったIdeaPad D330は10.1インチですが、もちろん移動中に広げることはしないでちゃんと落ち着いて操作できるところを選んで開きました。

ただ、昼間に普段よりもさらにウロウロと観光地を含む場所を歩いていたため、待合室の椅子に座り、膝の上にパソコンを置いて作業をしていると結構キツめの睡魔というものが襲ってきます。以前、別のノートパソコンを持って行った時には、つい膝の上から滑らせてノートパソコンを落としてしまったことを思い出し、別の場所に移動することにしました。

まず、バスターミナルと同じフロアにあるコンビニで頭に効きそうな「森永ラムネ」と無糖のペットボトルタイプのブラックコーヒーを買ってきました。そして改めてノートパソコンを広げた先は、正にパソコン作業をやるために考えられたと思われるコンセント付きのカウンターでした。

写真のようなレイアウトで電源を取り、パソコンだけでなくマウスも出して、隣にコーヒーを配置して眠気をシャットアウトして作業を行なったのですが、ずっと歩いていましたから足についてはきつかったものの、座って作業をした時のような眠気は嘘のように吹っ飛び、快適に作業をすることができました。

一部の企業では座って仕事をしないで、立って業務を行なうようなところもあるという話も聞きますが、確かに立った方が頑張れるという感じがします。そして何より、電源の心配もなく、この場所では大手キャリア系のWi-Fiやこの待合室独自の無料Wi-Fiが使えるので、私のようにモバイルインターネットをパソコン自体で利用できなくても、ネットを自由に使えます(ただしセキュリティの面もあるので、ドコモやauに登録してそちらのWi-Fiサービスを使った方が良いでしょう)。

恐らくこうしたスペースについては首都圏には多くあると思うので、今後はじっくりと座って作業するところよりも、立って作業をすることのできるカウンターのある作業スペースに注目して使おうかなと思いました。はっきり言って、パソコンでの作業というのは外で普通にこなせるなら、自宅に帰ってから改めてパソコンを開して行なわなくても済みます。実は、お昼にお会いした人たちとの話の中で、うろ覚えで言ったことについて改めて調べ直してメールで送ることを約束していたのですが、その作業の一部もバスを待ちながらできてしまったので、帰りのバスの中では音楽を聞いたり動画を見たりというかなり楽な気持ちで過ごすことができました。

今回のお出掛けではノートパソコンは持って行くつもりだったものの、マウスまで持って行くべきか少し悩んで持って行ったのですが、最初からこういうスペースが有ることがわかっていなくても、持って来たことでそれが活用でき、本当に良かったと思います。今後皆さんも電車などの公共交通機関を使って移動する場合、どうしても待ち時間というものが発生してくると思いますので、大きな待合室があればビジネスマン用に作られた場所がないかまずチェックされることをおすすめします。

いつの間にか来ていたWindows11をIdeaPad D330にインストールしてみました

今のところ、私の持っているパソコンの中でWindows11に問題なくアップデートできそうなのが、最近に買ったCeleronのマシンLenovoのIdeaPad D330しかなかったのですが、昨日パソコンを立ち上げたところ何ともうWindows11へのアップグレードが可能になっていました。

メインで使っているパソコン自体が簡単にはWindows11へのアップデートができそうにないのと、逆にすぐアップデートすることでの不安もありますので、主にモバイル運用に使っていて、多少は使えないソフトが出てきてもそんなに影響がないIdeaPad D330なら、長い目で見ながら使えるソフト使えないソフトを時間を掛けて見ていこうとも思えますし、速攻でのWindows11へのアップデートを決断しました。

ただ、過去の経験からアップデータをダウンロードし始めてから普通に使えるようになるまでは結構時間がかかるであろうことは当然わかっていたので、別の事をしながらどのくらいの時間がかかり、メインメモリーにどれくらいアップデータが入るのかということを見ていきました。

その結果、アップデータをダウンロードしてインストールが終わり再起動を求められるまでが一時間、そしてシステムの更新にさらに一時間かかり(CPUが非力なためだと思われます)、思い立ってから二時間かけてやっと新しいWindows11で今この文章を書いているところです。

基本的には、テキストエディタを使って文章を書くことができればまずブログの更新は外でもできます。ネットを見るためのChromeも普通に使えますのでGmailも普通に使えるようになり、細かいところに不具合が起きたとしても、そこまで私の場合にとっては問題にならないのではないかと思います。また、ちょっと心配だったLTE通信がそのまま引き継がれて無事に通信できるのかも試したところ、こちらの方も全く問題がなくWindows10の時と同じスピードで通信もできています。動作は若干重くなったような気はするものの、それをわかった上で使っている分については問題ないかなと今のところは思っています。

ちなみに、インストールしたWindows11のデータは13GBちょっとありました。私のIdeaPad D330はメインメモリが64GBしかないので、アップデータを入れた時点で残りが10GBそこそこになってしまいました。ただ、Windows10に戻れないようにデータを削除すれば、空き容量はもう少し増えます。今後大きなアップデートが行なわれた時には空き容量をそれなりに確保しなければなりませんが、最初にも書いた通り私には別のパソコンでメインの作業を行なっているので、このパソコンについては空き容量優先で運用していくために元々入れているアプリの見直しや、アップデータをある程度の時期が来たら思い切って削除することを続けつつ、何とか今の状態で使えるマシンにしていこうと思っています。

桔梗信玄餅の詰め放題はいつの間にか新しいルールによって詰め放題が行なわれていた

スーパーなどのお店で、袋の中に詰められるだけ詰め込んでの料金均一という売り方がありますが、先日テレビで放送された桔梗信玄餅の詰め放題をピン芸人の「スギちゃん」のお嫁さんがこれまでの最高記録である38個詰め込んでいるのを見ていて気になったことがあります。

ちなみに、テレビでは詰め放題を提供する桔梗屋さんの作ったルールに則って、食べるための爪楊枝は袋に一緒に入れないで全て外した状態で詰めていました。もちろん、入れる前に袋を切れる寸前までに伸ばし、さらにその伸ばした中に円形ぎりぎりに先に入れ、次に中に入れて行き球体のような感じで潰しながら入れていくという、かなり対策をした上で詰め込んでいました。

この詰め放題は本社工場の隣りにある売店で行なわれるのですが、テレビのようにふらっと出掛けてすぐにできるものではありません。繁忙期などは特に、早朝から整理券をもらうための行列ができ、詰め放題の始まる午前9時前には整理券の配布が終わってしまう可能性があるので、どうしても詰め放題にチャレンジしたい場合には、それこそ車中泊をする覚悟で出てくる必要があります。

ただ、私が過去に別の用事の帰りに立ち寄った時にはたまたま予約していた人が来なかったのか、キャンセル分の空きができていて、参加者を募っていたので全く待たずに詰め放題をすることができたのですが、それもかなり前の事で、テレビ放送の場合と違うやり方(爪楊枝を外して良いことも)で詰め放題が行なわれていたので気になって、桔梗屋さんのホームページを訪問して調べてみました。

そうしたところ、テレビでは詰め放題を行なう机に全く信玄餅が置いていなくて、入れる個数をその都度申告の上でもらっていたのですが、新ルールでは袋が破れたら代わりの新しい袋をもらえるものの、どうしても袋に入らなかった信玄餅は参加費用とは別に一個100円で買い取りという事になっていたのでした。これは、とにかく袋に詰め込むためだけに詰め放題に参加する人への牽制なのかと思います。ただ、理由はそれだけではなく机一面に信玄餅を山積みにすると誰かが消毒しない手で触れる可能性もあるので、感染症防止の観点ということもあるかも知れません。

個人的には、この詰め放題が成立するというのは、詰め放題用の信玄餅はいわゆる「売れ残りで賞味期限間近(ホームページ表記では当日が賞味期限)」のものであるからだという事を忘れない方が良いと思います。テレビではそこまで深く追求はしていませんでしたが、スギちゃん夫妻が山梨へ行った際には、スギちゃんはご飯をまともに食べさせてもらえず(^^;)、食事の代わりとして詰め放題で入手した信玄餅と、格安で利用したぶどう狩りで狩ったぶどうのみということだったので、とんでもなく潰された信玄餅でも美味しく家族やテレビ局のスタッフ間でいただいたと思いますが、潰れた信玄餅はお土産にはなりませんし、あくまで家族や友人の間で食べ切れる分を詰めるのが基本でしょう。

ようやく旅行ができる環境が出来、今回紹介した桔梗屋さんの方も多くのお客さんに来て欲しいと思って取材を受けたと思いますが、詰め放題と言ってもやはり限度はあり、美味しくいただける分だけ詰め込んで帰るようなことが良いのではないかと思います。工場の隣にはアウトレットで安く購入できる様々な商品も売っていますし、過去の私のように朝一番に行かなくてもキャンセルが出てくる可能性もあるので、自然な感じで出掛けて楽しまれるのも良いのではないかと思うのですが。

期間限定ながらJR西日本エリアが乗り放題の「JR西日本どこでもきっぷ」で現実的な旅のスケジュールを考える

何かと全国の方々から評判が悪い、JR東海との関係が最悪とも言える静岡県ですが(^^;)、大井川の水の問題は、やはり流域の人たちの生活を根本から変えてしまう可能性があるだけに、安易にリニアモーターカーを南アルプスの中を通していいものかと個人的には思います。あと、もし水の問題が無いとして同じような問題が挙がってきたことを仮定してみると、私の住む東海道線・東海道新幹線の通る静岡県というのは、他の地域と比べるとあまりJR東海からあまりいい扱いを受けていないのでは? と感じるところもあり、それでJR東海の希望だけを通せというのは、ちょっと感情的になってしまう可能性があります。

というのも、特に普通列車乗り放題の青春18切符を使って日本国内の長距離移動をされる方については、しみじみと実感されることだと思いますが、新幹線は静岡県内の駅に「のぞみ」が一切停まりませんし(ただし「ひかり」利用では東京駅まで約1時間ですが)、東海道線については列車編成の醜いことといったら、静岡県を通して乗った方には十分おわかりと思います。

東はJR東日本の入る沼津からなら直接栃木県宇都宮、群馬県高崎まで走る普通車グリーン車連結の列車が走っていますし、熱海から東京方面には快速も出ています。また、西では愛知県に入り豊橋からなら快速や新快速が出ていますが、静岡県内はほぼ快速運転がなく、乗り換えもそこそこにあるようになってしまい、在来線での長めの移動では他の路線がないとは言え、あからさまに静岡県民だけにサービスを減らしているのでは? と思えるくらいなのです。

まあ、今さら静岡県内の在来線のダイヤを見直して、また急行・東海(静岡から東京までの急行は急がないお出掛けには結構便利だったのです)を復活したところで、もはやリニア関連の話は進まないと思います(^^;)。また、静岡県とJR東海との間には、富士山静岡空港開港の際に新幹線駅を作るか作らないかで揉めたこともあり、この時にもJR東海は一切静岡県からの意見に耳を貸さず、静岡空港駅は作りませんでした。今考えると静岡空港に新幹線を停めないで良かったとは思いますが、今回のリニア問題というのは今までの静岡県とJR東海との関係抜きには語れない事も少なからずあるというのが個人的な見解になります。

改めて現実的に考えると、もはやJR東海は私の希望するような便利な列車や乗車券を作ってくれないのだから、お隣のJR東日本やJR西日本の駅まで何とかたどり着いて、そこから便利な列車や切符を使おうということになります。

ここで、今回の本題ですが、JR西日本が2021年10月8日~2021年12月18日までの発売で、同年10月15日~2021年12月26日まで2日ないし3日、指定されたJR西日本管内のフリー区間が乗り放題になる「JR西日本どこでもきっぷ」(JR西日本全駅3日間用・22,000円、ただし旅行会社のみで販売する2日間用だと18,000円)「JR西日本関西どこでもきっぷ」(関西ワイドゾーン2日間用・10,000円)を発売中です(価格は大人1人用の料金、小人用は半額ですが大人用と合わせての購入が必要になります)。新型コロナの自粛明けということで旅行に行きたい人がうずうずしているところだと思いますが、ガソリンの高値はどこまで続くかわからない中、東海道新幹線は使えませんが、山陽新幹線は自由席を利用でき、指定席は全行程で6回まで予約できて特急にも乗り放題というフリーきっぷは実に魅力的です。

詳しいエリアについてはJR西日本のページを見てもらうとして、静岡宅住の私としても、事前にこの切符をネットで予約し、JR西日本管内のみどりの窓口のある駅まで行って切符を受け取ることによって利用は可能です。JR東海の中では唯一お特な切符として存在するJR東海ツアーズが企画する旅行商品である「ぷらっとこだまエコノミープラン」とセットした場合、各駅停車の「こだま」利用にはなりますが、静岡~京都間は普通車指定席で通常期なら片道7,900円(1ドリンク付)になります。もちろん、期間的に青春18切符が使える時に使えばさらに安くJR西日本管内までたどり着けますし、帰りだったら大阪・京都から夜行バスも静岡には出ているので、宿をどこで取るかにもよりますが、かなり自由に西日本の色んなところを回る旅ができそうです。

こうした切符があると、フリーエリアまでの行程を含めていろいろな可能性を求めて架空の旅の日程を作ることができ、うまく休みが合えばその日程をそのまま実行することができるので、日程を考えるだけでも楽しいですね。漠然とした中でどうすればフリーきっぷをお得に使えるのかというのはダイヤとの戦いになりますので、紙の時刻表やネット上の検索サイトをフル活用することが必要になります。事前に細かく計画を立てた方が乗り継ぎもスムーズにできますので、自宅に籠もってイライラするのではなく、架空ではあってもこうした旅の予定を立てるというのも面白いと思います。

関西以外の方でも、関東や東北・北海道から大阪まではLCCの飛行機を使って移動することで、かえって私のいる静岡から新幹線を使うよりも安く関西に入ることが可能になる場合もあるでしょう。逆に言うと、こうしたお得な切符の存在しない東海エリアというのは、関東から近いとは言っても遠方からの観光客を呼び込むという点においては西日本に後れを取ってしまっているということにもなるでしょう。個人的にはJR東海にはあまり期待せず(^^;)、隣のエリアへの旅を中心に考え、もし使えるなら今回紹介した切符についても使って出掛けられたらと思っています。

地上波テレビの同時配信の流れの中で進む「見逃し配信」の多様化に期待

毎週土曜夜8時からテレビ東京で放送されている「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」は、普通の旅番組とは違って土地で出会う人によって旅の行程が変わったり、その土地の人がおすすめする本当の名物であるかのようなお店が出てくる、きっちりと計算された旅番組ではありませんが、だからこそリアルな地域の様子をそれなりに(というのはテレビ自体がレンズで切り取られた現実の一部分を映すものなので)出していて、旅に行った気分にさせてくれます。

ただ、テレビ東京系放送局のない地方にいると、放送自体はあるもののリアルタイムで見ることはできず、地方局がテレビ東京から番組を購入してひどい時には編集されたものを数ヶ月遅れで見ざるを得なくなってしまいます。また、放送時間についてもゴールデンタイムでの放送ではもちろんなく、静岡の放送局は土曜日のお昼からという変則的な時間なので休みで出掛ける時にはなかなかテレビの前にいない事もあるという残念な状況に今まではありました。

それが、先週あたりからテレビ東京もネットでの同時配信に舵を切る途中で方針を変更したのか、放送日翌日から一週間の見逃し配信をこの番組でも行なってくれるようになったのです。これはあくまで私の場合でありますが、ちょっとした空き時間にほぼリアルタイムで見られることだけでも十分という感じがあります。というのは、夜のゴールデンタイムは視聴率競争の影響もあり、他にもリアルタイムで見たい番組というものもあるので、かえって他の日でちょっと時間が空いた時に見られるなら、個人的にはこうした見逃し配信でも十分だと思っています。

これは、テレビ東京の他の番組でも同じ事が言えます。自分の好み的に地上波のテレビ放送に全く見ようと思うものがなかった場合でも、その時間を使って見逃し配信を見ることも可能ですし、それによって地方局がテレビ東京から番組を購入しているとは言っても本放送通りに放送してくれるとは限らない中で、本放送と同じものを期間を空けずに見ることができれば、気分としては録画して見ているような感覚になります。

いよいよ緊急事態宣言が解除された中で旅行に出掛ける人も増えてくるだろうと思いますが、電動バイクの旅はかなり密度が濃く地域をめぐり、普通に考えれば観光ではしないような事をするところも自分の旅の参考になります。ちなみに、出川さんが私の住む静岡市内に宿泊した際の宿というのは、普通の有名なビジネスホテルではなく、現在リフォームのため休館している昔ながらのビジネスホテル(お隣りにある展示会場でイベントがある場合に関係者が泊まるような宿)にわざわざ泊まっているのを見て唖然とした記憶があります。今後はリアルタイムで旅の様子を見て、自分の旅の参考にさせていただければと思っています。

最安で4キャリアの回線を維持するためには何をどうすればいいのか(2021年10月版)

先日のドコモの大規模な通信トラブルは、もはや日本の通信インフラについてはどのキャリアが災害とは関係なく止まってもおかしくないのではないかと思わせるには十分でした。そこで、改めて現状において、楽天モバイルを含めた4つのキャリア全てを契約して最低金額いくらぐらいかかるのかという事について考えてみることにしました。

4回線を持つということになると、スマホ一台に全てというわけにはいきません。この点についてはスマホに対しては「二台持ち」をし通話とデータ通信(および電子マネー対応)をうまく使い分けながら行なうことを考えます。さらに、できればタブレット端末やLTE機能の付いたノートパソコンで一台利用することも考えます。ただこれだけだと3回線しか使えませんが、2台のうち1台のスマホでSIMカード(eSIMを含む)の2枚差しが使えるものを選ぶか、他にモバイルWi-Fiルーターを導入することで一回線を使えるようにすることでハードを持ち歩く個数を減らすことも可能です。回線ごとにハードを揃えると、常時持ち歩くのが3つか4つになってしまう煩雑性はありますが、常に使わずに電源を通常は切っておけるようなハードを持ち歩くことで、充電がしにくいような場合でも使えるというメリットが生まれてきます。さらにどの回線がストップしても代替利用で何とかネットの継続使用ができるという強みもあります。

次に、何をもって最安とするかという問題があります。一般的に安いプランでは利用できるデータ量が少なかったり、通話定額が別というところもあります。これから紹介するプランはあくまでまっさらな状態で私が最安であると思った上で選ぶということをお断わりしながら、そのプランを紹介していきたいと思います。

全てのスマホが使えるプランの中で月額0円をうたうのは、楽天モバイルで月の利用データが1GB未満の場合と、au回線のpovo 2.0で全くトッピングを付けない場合です。どちらの契約も半年の間に何らかの利用が必要になりますので、その点で言うと月0円ということではありませんが、4回線のうちの2回線は楽天とauを補助回線として使うというのがセオリーでしょう。どちらも電話番号がもらえ、さらに楽天の場合はRakuten Linkアプリからの電話は国内0円で利用できますので、一つのスマホに楽天SIMの他にデータ通信利用を主に行なうSIMと一緒に使うことで、楽天の回線を使わずに通話だけは楽天の仕組みを使って通話料をチャラにできます。あくまで安くという事にこだわる場合には、メインの電話番号を楽天モバイルにするのが良いでしょうが、その場合は楽天モバイルに加入する場合、Rakuten Linkが使える楽天のスマートフォンの中でも、他の三社のSIMカードでの通信も利用できるハードを購入するというのが良いでしょう。

なお、Rakuten Linkで主に電話を使う場合、かかってきた電話やSMSにかけ直したり返送メッセージを送る場合にややこしい事になるので、楽天SIMを入れるハードについてはiPhoneは避け、iPhone自体は別のSIMを入れて二台目のスマホとして使うことを考えた方が良いと思います。

楽天モバイルとセットで使う、日常的なデータ利用の回線として私が候補に上げたいのは、ソフトバンク回線のLINEMOのライトプラン(税込990円)です。月990円だと月3GBまでしか高速通信が使えませんが、LINEの利用については基本的に無制限での利用が可能なので、テレビ電話も問題なく安定して使えるでしょう。高速クーポンを使い切った後でも最大300kbsで利用可能なので、電子マネー決済についてはほとんど問題なくできるのではないかと思います。音楽をストリーミング再生したり、radikoを聞き流すのにも十分使え、Rakuten Linkでの電話やSMSも不安定にならずに使える最低限なスピードです。この最大300kbpsのプランはau回線のUQモバイルでもありますが、同時に電力会社などの契約をしないと少し月額が高くなるので、ここではあえておすすめしません。現状では基本的なデータ通信をソフトバンク回線で行なうことで、楽天モバイルのデータ通信を使わずに、料金を毎月0円で維持することも可能でしょう。

auのpovo 2.0についてはとりあえずはトッピングをしないでスマホに入れるかモバイルルーターに入れるようにします。スマホに入れる場合は、メインの電話番号を登録してもいいでしょう。その場合は、基本料0円でも待ち受け専用回線として利用できます。そうでなく、他の回線が使えなくなった時に備えてau回線をキープする目的なら、モバイルルーターに入れて、トラブルが起こった時だけ「24時間使い放題」のトッピング(330円)を付けて使うという手もあります。

ここまでは、ソフトバンク・au・楽天の3回線で、うまく使えば月千円の費用だけで済むことになります。これだけでも十分ではないかと思いますが、ドコモエリアでなければ日常的な利用に困る場合もありますので、考え方としては2つの方向性を紹介します。ちなみにドコモ本家やOCNモバイルONEなどの「エコノミーMVNO」は利用しない方向です。

候補の第一としては、それなりに安定した通話と広いエリアでのデータ通信を両立させたい場合は、日本通信の「合理的みんなのプラン」(税込1,390円)が良いでしょう。70分間の無料通話に、月6GBの高速データが付き、4Gおよび3G(FOMA)のエリアでも利用することができます。同じドコモ回線でも、私が現在使っているmineoのDプラン(ドコモ回線)プランは、個人向けFOMAエリアでの利用はできなくなってしまうので、最安のデータ専用1GB(税込880円)に低速時でも最大1.5Mbpsで使える「パケット放題Plus」(税込385円)を付けても、4Gの電波が届かないFOMAエリアでは使えなくなるということを理解した上で利用するようにしましょう。

なお、「パケット放題Plus」を付けないmineoのデータ専用1GB(税込880円)のDプランでも(この場合は高速通信を使い切ったりアプリで低速に切り替えると最大200kbpsとなります)、平日の午後12時から1時までの昼休みの時間に事前に宣言をしてその宣言通りデータ通信を月に10日使わなければ、午後11時から翌朝7時までアプリで高速通信にすれば高速通信を維持しながら使うことのできる「夜間フリー」の権利を獲得できるので(ただし、mineoはドコモから回線を借りているためそこまで高速ではないので注意)、夜型の生活をしていて、ドコモ4Gエリアに行動範囲がある方は、月880円の追加でそれなりに使えるドコモ回線を持つことができます。すでにLINEMOを使っていると仮定して、昼にはLINEMOの入ったスマホでデータ通信をするようにすれば、毎月「夜間フリー」の権利を簡単に得ることができるでしょう。

以上、長々と説明してきましたが、au回線をpovo 2.0でトッピングをしないようにし、楽天モバイルではRakuten linkアプリを使って通話を行なってもデータ通信を他社のデータ通信で賄うことを徹底すれば、大体月2千円と少しくらいの通信費を用意すれば、現在の日本のデータ通信の全てを網羅するだけでなく、それなりに使えるようになります。

問題なのは、自分で契約し、2台持ちも意識したスマホやタブレット、モバイルルーターの用意は自分でしなければならないことですが、逆に言うとそうしたスキルが有れば、日本中のキャリアの電波が一度に止まらない限りは何らかの方法でデータ通信や通話を行なうことが相当安いコストで利用できるということになります(もっとも、楽天orau回線のみしか生きていない場合は、その時の追加費用の発生は出てきます)。私を含め、多くの人はまだ端末の支払いが残っていたりして、自由に自分の好きなサービスに移行することができないとは思いますが、まずは今加入しているプランについて、いつでも自由に変更できるプランへの変更を実行に移すことだと思います。この内容については新たなプランの出現によって変わってくると思いますので、そうなった場合には改めて改訂版を出すつもりです。

季節とともに必要性が出てくる「ミニライト」手元を照らすライトを携行する場合の考え方

日本は東西に長いので多少の違いはあるかも知れませんが、私のいる静岡では夕方5時を過ぎるとかなりもう暗くなってしまいます。そうなると、ちょっとした日常でも暗闇を照らす明かりを用意したくなってきます。

このブログでは元々、電源については小容量で充電可能な単三・単四型のニッケル水素電池(商品名で言えば「エネループ」の利用を推奨し、今も多くの単三・単四で動く家電を多く利用しています。昔から今でも使っているものというと、小型ラジオ、ひげ剃り、ヘッドライト、LEDランタン、目覚まし時計など色々あるのですが、現在は自宅内で使うのみに留まっています。

というのも、外でエネループを充電するためには結構非効率で、災害時の場合は自宅に多くの充電済のエネループのストックがありますので、そこまで今はエネループの充電管理をしていません。基本的にエネループは使わないで置いていても中味がすぐに放電してしまうことはないので、旅行用のバッグにはミニライトと電池を別々に保管していて、いざという時には使えるようにしてはいるものの、その電池を使い切ってしまったらその後にどうするかということも考えなければなりません。

それでも、毎日使うものなら、電池をローテーションしながら常に使える電池を持って出るようにすることもできるのですが、最初に書いた通り秋から冬にかけて使用頻度は増えるものの、夏は日が長いこともあってミニライトの使用場面はそれほどなくなったりします。

同じように、日常携行することが多く、常に満充電の状態にしてキープしているものということでは、各種のリチウムイオン・リチウムポリマー使用のモバイルバッテリーが挙げられるでしょう。これらのバッテリーの中には、最初からLEDライトが付いているものもあり、それ自体がミニライトの機能を兼ねているものもありますが、私が毎日携行しているモバイルバッテリーにはLEDは付いていないものなので、こんな解決策を考えてみました。

写真のLEDはパナソニックのUSB経由で充電でき、単三4本を入れるとモバイルバッテリーとしても使えるBQ-CC87に付いていたUSB端子の付いたLEDライトなのですが、私の使い方ではほとんど使うところがなかったので今までは使わずにいたのですが、このライトだけなら小さいので、写真のように古い小さなモバイルバッテリーとセットで使うと、ライトとしてなら十分な機能を発揮することができます。当然、今現役で使っているモバイルバッテリーもあるので、このライト部分だけ持ち歩けば、本当にいざという時の明かりとして使える可能性は出てきます。

もちろん、現在はわざわざミニライトを持ち歩かなくてもスマホ自体にライトが付いていたり、まっ白な画面を表示することでライトの代わりに使えるので、ちょっとした案件ならスマホ一台で十分だという事はあります。しかし、災害時にはスマホの電池をできるだけ長持ちさせるためには、スマホ自体を明かりの代用として使い続けるのはちょっともったいないですし、停電で長い時間明かりを確保したいような場面においては、スマホとは違った電源を持つ明かりを用意していた方がいざという時の事を考えると安心ということはあると思います。

また、安い乾電池式のライトは接点がはんだ付けをされているだけのものが少なくありません。これだと使っているうちに接触不良を起こし、肝心な時に点灯しなくなるトラブルに見舞われる可能性もあります。古いモバイルバッテリーとUSB接続のLEDライトの組み合わせは、そうした接触不良は起こしにくいものの、消灯するにはライト自体を端子から抜くような事になるので、メリットとしては一長一短あるかと思いますが、常にモバイルバッテリーを携行していたり、今のスマホを充電するには出力不足で使わなくなってしまったモバイルバッテリーを捨てるには忍びないと思っている方であれば、私のように外付のライトとの組み合わせでミニライトの代わりをさせるというのは悪くないと思います。なお、外付ライトについては今回紹介したものと形状は違うものの100円ショップで購入することもできますので、興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。

トラブルも時間と場所によって運・不運があることを改めて実感

車でのトラブルはブログのネタとしても、同じ失敗を二度と繰り返さないための備忘録としても、書いて昇華させるような感じで起こるたびに紹介しています。しかしながら、遠方への長距離ドライブを全くしていないのに、同じような車関係のトラブルが頻発するというのは、自分の運というものはどんなものなのか、ちょっと疑問に思ってしまいます。

今回起こったトラブルは、前回に引き続いてパンクのトラブルでした。仕事が早く終わったので普段はほとんど車を運転しない平日夕方に車を出して買い物に出掛けようとしたのですが、自分では全く気付かずに後輪の方がガクガク言い出した時には、まだパンクだとは思わず、すぐそばにあったコンビニの駐車場に車を停めて確認したところ、大きな音の正体は、車か自転車の反射板が後輪に張り付いていまして、どうやらビスで止めるような部品がタイヤにしっかりとハマっており、これを無理に引き抜こうとするとそこから一気に空気が抜けて走行不能に陥る可能性が大でした。

ただ、大きな音のする部品ごと踏んづけたため、大きな違和感を走行中に感じることができ、トラブルをかなり早い状態で発見することができました。買い物は当然中止し、その足で車で走って5分ほどのタイヤショップに向かいます。その時、時刻は夕方の5時を回っていまして、ショップの閉店時間が気になります。

お店は幸いなことに営業していて、時間が時間だけに他のお客さんもいなかったので、すぐにタイヤを見ていただくことができました。結果としてはやはりパンクで、もし穴が広がっていたり側面が傷ついているなど修復不能な場合にはタイヤごと交換と言われました。ただ、異物をひいてすぐに持ってきたためか、何とかパンク修理で空気も漏れず、料金は税込3,300円のみで済んだのはまさしく不幸中の幸いでした。

すぐにパンクしたことに気付かずそのまま走って自宅に戻った場合、恐らく一晩以上の時間が経てば、タイヤの空気は全て抜けてしまい、タイヤショップへ行くにしてもそのまま走ってしまうとタイヤへのダメージが心配されますので、自分で行なうかJAFを呼ぶかをしてスペアタイヤへの交換をしてから車を動かすようだと、かなり発見してからも時間がかかってしまったでしょう。

逆に何でこんな近所でばかりパンクしてしまうのかという根本的な疑問もあったりするのですが、同じパンクするなら人気のない山道よりもすぐにタイヤショップにアクセスできる場所で起きた方が、その後にかかる時間や費用は変わるので、今回のようにそこまで心理的なダメージは薄くなります。

個人的には、そこまでパンクが多いのは何かの原因があるのかと思ったのですが、お世話になったタイヤショップの方の話だと、基本的な事ではありますが、常にタイヤの空気圧をチェックしておき、適正な空気圧をキープすることによって同じように異物を踏んでも刺さりにくくなる傾向にはなっているということです。今後は、ガソリンスタンドは自分で空気圧測定及び空気の充填がセルフでできるスタンドを利用するようにし、月に一度は空気圧のチェックを行なうように心掛けたいと思っています。いよいよ行楽の季節になりますので、少なくともお出掛けの前にはタイヤ空気圧のチェックを忘れずに行なうようにしたいものです。