何とか自分の時間をやりくりして、9月29日午前9時からのauが新たにスタートするpovo 2.0の申し込みにのぞみました。とりあえずは前バージョンのpovoのページを再読み込みさせていました(povo 1.0はそのページから申し込みができていたので)。
午前9時を境に前バージョンへの契約ができなくなり、ページがリニューアルされたのですが、説明書きがあるもののウェブページからの申し込みボタンがありません。事前に、申し込みがスマホのアプリからのみという話も聞いていたのですが、9時ジャストの段階ではまだ新しいアプリがアップされていなかったので、本当にアプリからのみの申し込みなのかと思いつつスマホからアプリを何回も検索しながら待っていたのですが、そのうちに新しいアプリが新たにアップされたのを確認したのですぐにインストールしました。アプリ自体のインストールについては待たされることなく普通にできましたが、その後が大変でした。
アプリを起動してまずはpovoからのメールを受け取るメールアドレスをログインのため指定するとー二段階の承認のための番号がメールで送られてきます。その番号(6ケタ)をアプリ内で入力してから申し込み手続きに進むのですが、新規なのか乗り換えなのか、SIMは物理SIMなのかeSIMなのかを選び、さらに各種重要事項説明書をスマホの画面で読んでチェックを入れると、料金の支払い方法に進みます。その前に明らにエラーメッセージと思われる英語の赤いメッセージがスマホ上部に出て次に進めない状況が起こりましたが、これは多くの人が同時に申し込みをしているためのサーバーに関するエラーではないかと思われたので、しつこく次へ進むのボタンをクリックし続けていくと、何とか次に進めました。
次の画面では、クレジットカードの番号および有効期限、そしてセキュリティーコードまで入力させるようになっているのですが、正しく入力していても、ここでも頻繁にエラーメッセージが出てクレジットカードの入力画面や、さらにその前の重要事項説明書のところまで戻されることが頻繁に続きました。もしこれがフィッシングアプリによる詐欺だったら大変ですが、一応その辺はチェックしながら行なっていたので、これもしつこく続けていくと何とかクリアしたようで、違うウィンドウが開き、本人確認書類のアップロードに進みました。
その内容は、運転免許証など本人の顔写真がある証明書をスマホで撮影してアップロードするのですが、私がはじめてだったのが、精巧なカラーコピーからの申し込みを防止するためか、表裏の撮影の他に、手で免許証を立てて持ち、カード状の厚みであることを示しつつ、本人の顔写真も一緒に写るように撮影する都合3回の撮影が必要になるということでした。
さらに、免許証の写真と申し込みをしている本人が同じかどうかのチェックのためか、申し込み時の自分の姿を証明書用の写真のように自撮りをするだけでなく、静止画をアップした後に、改めて別の画面が開き、自分の首を振って、アプリが指定する方向への何回かの動きが必要になります。これも、写真をコピーしたようなお面で巧みに他人になりきる事を防ぐための措置であると思います。これも何とかクリアし、次の画面に進みました。
本人確認書類を撮影した内容は向こうのシステムで読み取って、最後に本人情報を入れる時の氏名や住所の入力は省略できるようになっています。そこでもし誤った情報になっていた場合には手動で訂正するようになっているのですが、私の場合は住所にちょっとした違いがありましたので、その部分には訂正を加え、ようやく手続きは終了しました。そこまで終わったところで、ウェブやアプリの方からログインしても、現状では一応申し込みが完了という事になっていました。
その後、本人確認が終了したというメールが届き、無事に手続きができたことがそこで明らかになりました。今後は改めてSIMカードの発送を待つだけになったのですが、自分自身eSIM対応の端末を持っていないこともありますが、ハードが壊れてもその足で中古のスマホを入手すればSIMカードの入れ替えですぐに使い回せるというメリットが物理SIMにはまだあると思っています。申し込み自体はしばらくすればアクセスする際の混雑はなくなり、今回紹介した手順でスムーズに進めると思いますが、本人確認のためには単に免許証やマイナンバーカードの用意の他に、後ろが無地の壁などで写真撮影が必要になりますから、その点を理解した上で申し込みを行なって下さい。