月別アーカイブ: 2015年11月

ホンダのリコールは相当広い範囲か

 先日、ホンダから手紙が届きまして、中を開けたら案の上というか私の乗っているGD1のフィットに搭載されているエアバッグの部品の交換についてのリコール通知でした。中の部品は古い車であればあるほど劣化している恐れがあるので、早速最寄りのディーラーに電話したのですが、なかなかすごいことになっているようです。

 ここのところ聞かれるニュースでは、ホンダはタカタ製のエアバッグを今後は使わない予定があるという動向だそうで、そうなるといろんなところに影響が出てきそうです。車のオーナーとして恐いのは、もしエアバッグが開くような事故があった場合、今までは開いたところに頭を突っ込むようにして安全をはかれば良かったのが、とりあえずリコールの作業を受けるまではエアバッグが開く際に金属片が体に突き刺さる可能性が0ではないということです。

 ちなみに、電話して聞いた話ですと予想はしていましたが交換部品の調達がすぐにはできないとのことで、2015年11月下旬現在では具体的な作業日を特定することは無理で、まずは作業の予約という形にして部品が入ったら連絡をもらえることになりました。

 部品はいつになったら来るかと聞いたところ、もしかすると年明けにずれ込む場合があるからと言われました。普通に行けは間違いなく来年にならないと作業ができない場合があるということがわかりましたので、この冬は遠出も乱暴な運転も控えつつ、作業ができるという連絡を待つしかなさそうです。

 これがまだ車種が限られていれば早く作業もできるでしょうに、エアバッグはどの車にも付いていますから、同時期の車は軒並みリコール対象になるのかなとも思えます。同じようにホンダからリコールの通知が来た方は、まずは最寄りのディーラーに連絡を取り、作業の予約を完了させることをおすすめします。ただ、この作業を済ませれば、しばらくはエアバッグの不具合を気にすることなく車に乗ることができるでしょう。


NOTTV迷走の戦犯は?

 2016年6月末をもってNTTdocomoは同社がアナログテレビ放送終了後の電波を使って端末用にのみ放送していたNOTTVのサービスを終了すると発表しました。慢性的な赤字から脱却できず、今年あたりから本格化した月額千円以下で使える動画配信サービスの登場の中、太刀打ちできなかったようです。

 というか、こういう結果はサービス開始以前から予想できたことで、ドコモユーザーとしてはこんな事業に手を出すよりも料金(特にデータ通信料金)を下げろという思いが強かったでしょう。しかも、限られた資源とも言うべき電波を使っているのですから、このサービスがなかったら他に電波の活用方法もあったはずです。

 そもそも、何でこんなサービスが認可されてドコモ社内でも実現にゴーサインが出たのか、これはきちんとした検証をして誰が悪かったのか明らかにする必要があるように思います。そうしないと、今後のドコモのサービス展開についてまた本業による利益を食いつぶすような事を平気でやる体質が残ってしまいます。

 現在でも、昔までのドコモの勢いは削がれ、他社に相当食い込まれている部分は出てきています。その上でこうしたいかにも昔の国営会社のような自社の損益を顧みないような事業を立ち上げることが続くのでは、ドコモを離れた顧客は戻ってくるかどうか怪しいものです。また、契約時に新しいサービスの加入を条件に端末の値引きを行なうような手法ももっと批判されてしかるべきです。ほとんど契約についての知識がない人がNOTTVに半ば強制的に加入させられ、今だに何も使っていないのに毎月の定額料を払い続けているケースは結構あるのではないかと思われます。最近のニュースでは通信料を下げるという言葉だけが独り歩きしていますが、今回のNOTTVのように、ユーザーだけでなく会社としても赤字になるような事業は最初からやらず、その分は通信インフラへの投資として活用するような方向性での料金引き下げをすることが望まれます。


イエデンワ後継機『ホムテル3G』は12月下旬発売予定

 プレスリリースから少々間の空いた報告になりますが、あくまで個人のページということでご了承下さい。PHS電話機の中でも画期的なモバイル電話機として多くの人から好かれ、私も持っていたのが電線のない『イエデンワ』というもので、まるで固定電話をどこでも持ち運べるコンセプトの端末です。
 
 以前のエントリーで、イエデンワの3G版が出るという話があったのですが、そのプロジェクトが本当に進んでいるようで名前を『ホムテル3G』として12月下旬にオープンプライスで発売予定とのこと。
 
 先日紹介した展示会でのものとの違いは、単三電池だけでなく専用リチウムイオン電池でも動くことは変わらないものの、単三電池はイエデンワと同じ4本で使えるようになったようです。当初6本ということだったので電池の使い回しは大変かなと思っていたのですが、4本になったことで電池のローテーションは楽になり、災害時の利用を考えた場合は4本一度に充電できる太陽電池を使った充電セットを持っているので、日の光さえあれば相当の長期運用もできるのではないかと期待できます。
 
 あと、利用SIMの大きさは標準タイプで、通話しながらのテザリング対応でモバイルルーターとしても使えるというのは発表時と同じです。
 
 発売元のエイビットでは直売のshopがあるので、12月に入ったら興味ある方はエイビットのホームページを確認しておいた方がいいでしょう。
 
 今のところ、使い方のめやすとしては通話用としてかけ放題にしたドコモ契約のガラケーのSIMカードと入れ替えて使うケースや、単三電池で使えるモバイルルーターとしてMVNOのSIMを入れて使うというパターンも想定されます。もし5分間限定タイプのかけ放題をMVNOがデータ通信とともにやることになったら、この電話機に入れるSIMとしてはベストでしょう。また、自分のガラケーの契約をドコモにしておくことで、ガラケーの電池が切れてもこちらにSIMを入れ替えて使い続けられる可能性があります。
 
 問題はいくらで出るかというところだけですね。来月の今頃には手に入っているといいのですが。

アップデートで気を付けたいこと

 今使っているウィンドウズが入っているノートパソコンはそのOSが7か8.1で、Windows10へのアップデートは自粛していました。というのも、今使っている業務用システムでWindows10がまだサポートされていなかったのです。

 しかし、ようやくその縛りも解け、晴れてWindows10にアップグレードをしても大丈夫だという状況になりました。とは言っても本当に大丈夫かというのはわからないので、普段あまり使っていないノートパソコンをまずWindows10にアップグレードしようと思いつつ、普段使いのパソコンを開いてシステムにアクセスしたのですが、ここで私は痛恨のミスをしてしまったことに気付いてしまいました(^^;)。

 というのも、文書をその業務用システムを通して印刷するためには「Acrobat Reader」を使うのですが、たまたま何気無しに相当大きな変更がなされていて名前も変わった最新の「Adobe Acrobat Reader DC」にバージョンアップしてしまってあったので、それがネックになって全くデータ出力のための印刷できなくなってしまったのでした。現状ではWindows10へのバージョンアップが問題になると思っていたところの、とんだ大ボケをかましてしまったというわけです。

 あわてて「Adobe Acrobat Reader DC」をアンインストールして、バージョンを下げた「Acrobat Reader XI」を再インストールしたのですが、かなりの時間が掛かってしまったので、早急に印刷しなければならない時に気付いたら大変でした。人によっては何が原因かわからずに丸一日潰してしまう可能性もあるので、この手のソフトのバージョンアップに気を付けるに越したことはないでしょう。

 今後は状況を見つつ、普段使っている事全てができるかどうかを確認しながら全てのパソコンをWindows10にアップグレードする予定ですが、同時に「Adobe Acrobat Reader DC」の導入についても気を付けないといけませんね。今回陥ってしまった失敗の原因は、すでに入れていた「Acrobat Reader XI」のセキュリティ上の対策としての更新と、全く新しいソフトである「Adobe Acrobat Reader DC」への変更を求める案内の違いについてよく確認しないでソフトのダウンロードからインストールまで行なってしまったことです。私と同じように、どうしても使わなければならないシステムソフトを使われている方は、ソフト開発元から新ソフトの利用可能という連絡がない限りは新しいソフトへのバージョンアップを安易に行なわないようにしましょう。


浜松へ半日の旅 その2 浜松での直売所めぐりといえば

 龍潭寺にはだいたい30分くらい滞在し、午前9時30分過ぎに出発しました。というのも、このブログで以前紹介したバームクーヘンの切れ端を安く売ってくれる「ヤタローアウトレットストア」の開店が午前9時30分からだからです。

 龍潭寺からヤタローアウトレットストアまではカーナビ計算でおよそ20分ということで開店前には全く間に合いませんが、ストア側が用意した品数以上にお客が押し寄せる場合がほとんどなので、多くの場合、1人3個までとかの購入制限をしています。その結果、だいたい午前11時頃までに行けば何とかバームクーヘンの切れ端を買えるとふんではいたのですが、早く行って早く帰って来られればそれに越したことはありません。

 およそカーナビの時間通りにヤタローアウトレットストアに着きましたが、ここでちょっと嬉しい誤算がありました。というのも普段ならバームクーヘンの購入制限が当り前なのが、たまたま行った時には工場で製品の増産中らしく、その日は購入量の制限を外しているとのことでした。

 とは言っても際限なく買うのもひんしゅくを買うので、だいたい2,000円分くらいバームクーヘンを買いました。大したことないと言うなかれ、このアウトレットショップでは1グラムあたり1円で売っているので2,000円出せばおよそ2キログラムのバームクーヘンを買えるのです。

 他にも買いたいものはあったのですが、何しろレジに並ぶ列がすごいことになっていましたので、とりあえずバームクーヘンだけをカゴに入れて、他のものはレジ待ちの列が動くのを見ながら近くにある品物を物色するという感じでした。購入してきたバームクーヘンは家だけでなく友人へも少しおすそ分けしましたがおおむね好評でした。

 ヤタローアウトレットストアは、浜松市内でも買い物をするのにいい場所にあります。車ですぐのところに巨大なショッピングモールのイオンモール浜松市野があるのですが、この後でちょっと寄ってみました。ここで買い物はしなかったのですが、10分で髪の毛をカットしてくれるQBハウスの支店があるので、ちょっと鬱陶しかった部分をカットしてもらってから次の買い物へと出掛けました。

 浜松の名物には「浜松餃子」がありますが、元々はお店で食べるというよりも家で食べるお土産餃子として発達してきたところがあります。そうした持ち帰りの名店はいろいろあるのですが、私のいる静岡市内でも存じ上げている味の餃子に浜松市に本店のある中華のファミリーレストラン「五味八珍」があります。この「五味八珍」の直売所がイオンモール浜松市野の近くにあるので、ついでに買って帰ろうと直売所にも立ち寄ってみました。
(写真は 五味八珍生餃子直売店 浜松市東区小池町2424-2  053-443-8175 AM10:00~19:00)

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 本社の隣にある直売所は新しげな建物で、大きさは小さめなものの通常時の価格で56個の冷凍餃子が1,290円で買えます。セールの時期には同じものが999円になる時もあるのですが、土日がからまないとなかなか浜松まで行けないのが残念ではあります。この直売所ではお店で出している唐揚げもお惣菜のような形で油で上げたものを販売しています。今考えるとその唐揚げも買って行ってその日の夕食のおかずにすれば良かったなと思ったのですが後の祭りでした。

 というわけで、2回に分けて半日でたどった行程を書いてみたのですが、とっとと出掛けて帰ってきた割には実に沢山のものを買いながら観光らしきこともしてきたという中味の濃いお出掛けになった気がします。近場で、しかも買うものが決まっているからこその場合ではあるのですが、適当に出掛けて大外れよりはマシだったという気もします。

 もちろん、時間を掛けてあてもなく出掛けることもいいですが、時間がないからどこへも行けないということもないという事を感じていただければ幸いです。インターネットで調べつくして短時間で集中的に回る旅も十分ありだと思った今回のお出掛けでした。


浜松へ半日の旅 その1 龍潭寺の庭園を楽しむ

 2015年11月の連休は、やることもあって長期の旅行ができる感じでは全くなかったのですが、家族が連休中日に早朝からバス旅行に行くということで、最寄りの集合場所に午前6時前に送りに行ってきました。

 さすがにこのまま自宅へ帰って寝直すのはもったいないので、折角だからと早起きを生かしてどこかに行こうと考えてみました。新そばでも食べに長野の方に行こうかとも思いましたが、連休中にもやることがあったため、まるまる一日を出てばかりではこれも時間がもったいないという気も起こってきたのでした。

 考えた結果、その当時ゆるきゃらグランプリで人がそちらに集中しているかも知れないということで浜松周辺を集中的に回り、午後の早い時間には帰って来ようという魂胆で半日の旅というのを考え、実行することになりました。

 まず、行こうと思ったのが2017年といいますからこの文章を書いているタイミングから次の次の大河ドラマである「おんな城主 直虎」の主人公・井伊直虎の墓所がある龍潭寺(りょうたんじ)の庭園です。小堀遠州作の庭はまだ紅葉には早い感じでしたが、何より手入れされた庭が素晴しいということで、開園直後の一番乗りを狙います。

 ちなみに、私の住む静岡市内から龍潭寺まではだいたい車で高速に乗らなくても2時間余りで到着するくらいの距離です。拝観時間は午前9時からなので、途中の『すき家』で朝食をゆっくりいただき、さらに国道一号線バイパス沿いにある『道の駅掛川』で農産物の中から目ぼしいものがあるうちに買い付けるなど、それなりに時間を取って寄り道したにも関わらず午前9時前に着いてしまいました。しばらくは入口周辺の散策やいい場所を見付けての写真撮影を楽しみながら開門を待ちます。

 ちなみに拝観料は大人1名500円で、拝観時間は午前9時から午後4時30分(閉門は午後5時)となっています。たまたま、この連休中には配管終了後の夜にも庭園がライトアップされる夜間特別公開が午後5時半から午後8時30分まで行なわれていました。翌年以降の詳しい日程については大河ドラマの放送時期には変更があるかも知れませんので、公式ページにてご確認下さい。

龍潭寺ホームページ http://www.ryotanji.com/

拝観開始時間の9時にはそこそこの人たちがやってきましたが、とりあえず写真撮影のため急ぎ足で有名な庭を先に訪れ、撮ってきたのが以下の写真です。紅葉の美しさという点では物足らないところはありましたが、朝の鳥のさえずりが聞こえる中で気持ちも落ち着かせていい気分で撮影ができました。

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 ちなみに、今回拝観した龍潭寺と同じ入場料500円の『ゆるキャラグランプリ』では一投票ごとに再入場が必要で、その分また500円を払わなければならないような仕組みだったそうです(^^;)。そうした入場者の投票のおかげで地元キャラがグランプリを獲得したことがニュースになっていましたが、井伊家を扱った大河ドラマが放送されることになれば、この龍潭寺だけでなく井伊家の主であるそのキャラクターも目いっぱいしゃしゃり出てくるんたろうなと予想できてしまいます(^^;)。そうした喧騒に煩わせられたくない方は、2016年の早いうちにこの美しい庭を見に行くことをおすすめしておきます。


ラジカセもCDコンポも今は昔か

 音楽と人とをつなぐものというのは色々ありますが、技術の向上ということだけでなくインターネットを使ったサービスの出現とともにその様相はかなり変わってきたように思います。

 先日、近所の大型家電量販店が改装のため在庫品を放出するというので行ってきたのですが、その中にはここ何年かの状況の変化によって急速に見切り品になり下がってしまった品々を見付けることができました。

 小さなラジカセや、USBメモリーを差してメモリーの中の音楽を再生できるラジオ付きスピーカーなんてものは、もはや今の時代には求められないものに成り下がってしまいました。スマートフォンやミュージックプレーヤーを直接接続できるスピーカーについても、一世代前のiPhoneやiPod端子専用のものならばこれも製品としての寿命が長くなく、既に現在iOSの新しいのでないと動かないアプリも出てきたため、製品としてのメリットが消されてしまっています。

 そんな中、私がつい買ってしまったのがそうした専用端子の付いていないスピーカーの専用品で、接続はBluetoothとオーディオコードによるアナログ接続のみというものです。こうした製品なら、とにかくBluetoothやイヤホン出力がある端末ならほとんど使い回すことができますし、古いというだけで安くなってもそれなりに使い勝手があります。

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 ちなみに購入したのはSonyのSRS-BTV25というもので、4年以上前のものなので今さら性能について評価はできないにしても、4千円プラス消費税で購入してきました。先日から始めたアマゾンのPrime musicを使いiPad mini2から飛ばした音楽を聞いてみました。スピーカーの性能自体はそれほどいいというものではないものの、枕元で楽しむくらいだったら古いものでも十分実用になります。

 してみると、今後自分で持っているCDを聴くための方法としてCDプレーヤーは残しておくべきかとも思いますが、これもCD-ROMドライブのあるパソコンに取り込んでデータ化してしまえば同じようにスマートフォンやタブレット端末からBluetooth経由で音楽を楽しめるわけです。ここまで紹介したハードの中で、かろうじてオーディオ製品と言えるのはBluetoothスピーカーだけで、今の世の中はオーディオ機器を買わなくても済んでしまう世の中になっているということなのですね。

 もちろん、高音質を追求する場合には元の音をできるだけ原音に忠実に保存することが必要ですし、音を出す場合でも信号の増幅から出口のスピーカーだけでなく機器をつなぐケーブル類にも神経を使わなければなりません。そういうことで言えば決してオーディオ趣味が無くなってしまうということはないのですが、今年に入って多くの業者が音楽のストリーム配信を始めたことにより、この程度の音質で納得できさえすれば、もはや音楽ソフトを買ったり自分で編集する必要もなく好きな音楽を楽しめてしまいます。インターネット接続は音楽だけのために契約していることはないでしょうから、それに追加してわずかな支出をするだけで、いいのですから、いい時代になったものです。

 ちなみに、なかなかレコードもCDも買えず、それでも音楽を聴きたいと思っていた人たちはラジカセで音楽番組を録音し、さらに曲と曲の間のおしゃべりをカットしたりして一本のソフトとして仕上げるのには時間も手間もかかったものです。今はそうしたことを考えずとも、好きなミュージシャンの情報をスマートフォンで確認しながら聴いたり、ラジオもインターネットを使えばスマホでも聞ける時代ですから、そこまで音楽を追求しないものの音楽のない生活は考えられないという方は、使い古しのスマホやタプレっとか、型落ち・中古で安くなったものを手に入れ、それとBluetoothスピーカーと合わせて部屋での音楽セットを作ってしまった方が便利です。とりあえず今後は寝る前に落ち着いた音楽を聞きながらまったりと秋の夕長を過ごしたいと思っています。


ロジクール Bluetoothマウス M336

 今使っているモバイル用途にと考えていたキーボード付きWindowsタブレットASUS T90chiをノートパソコンらしく使うためにはやはりポインタを自在に動かすマウスが必須であるとしみじみ思います。

 以前このブログで手の中にすっぽりと入ってしまうほど小さい単四電池2本で動くBluetoothマウスを持っていたのですが、外でかばんから落としてしまい、本体は無事だったもののゆるくていつ外れてしまうか不安だった蓋が外れ、中に入っていた電池ともども行方不明になってしまいました(;_;)。ということで、ちょっと落としたくらいでは蓋が外れないBluetoothマウスを物色していたのです。

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 たまたまタイムセールで2千円弱と安かったのが今回紹介するロジクールのマウスM336です。その大きさは比較用のiPod mini2との大きさで判断していただきたいのですが、ごく普通の大きさのマウスといった感じです。荷物にはなると思いますがこれで細かい作業も問題なくできるようになるので、個人的にはこれでいいかなと思います。

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 電池は充電池式のものではない単三1本で動くものにしました。省電力でアルカリ乾電池1本で10ヶ月という長寿命なのが嬉しいです。電池の蓋の部分はスライドするようになっていて、簡単に外れてしまうものではないということも気に入りました。色は青のツートンしかなかったので少々目立つかも知れませんが、その分外出先で見付けやすくもあるでしょう。

 Bluetoothの場合、電波が混信して正しく動かなくなることも起こるかも知れませんので敬遠される方もいるかも知れませんが、やはり、タブレットでUSB端子がない中で周辺機器を同時に使うためにはBluetoothの使えるものがないとどうしようもない場合も出てきます。使うキーボードによってはトラックパッドやトラックポイントが付いているものもありますが、指先が痛くなってしまうことも多いので、安定して長く作業を外でも続けるために、このような周辺機器は揃えておけばいざという時に便利です。特にこの製品では単三1本で動くということもあり、充電が難しい災害時の備えという点でもあると何かと便利です。常に持ち歩いている荷物の中で、単三電池一本で使えるヘッドライトがあるのですが、もしその中に入れておいた電池が急に切れてしまった時の予備にも使えるのではないかというところもあります。


荷物をコンビニで受け取る

 先日のエントリーで紹介していたAmazonからの注文品が近くのコンビニまで配達されたというメールが着きました。そのメールを受けた上でどのようにして受け取ればいいのか、何せ初めてのことなので一通りレポートしてみます。

 コンビニで受け取る場合、私が受け取ったファミリーマートで受取りの場合は、基本的には自分への荷物であることを証明するために登録してあったメールアドレスに書かれてある「お問い合わせ番号」と「認証番号」が必要になります。紙に控えたものを持ち出してもいいですが、モバイル環境でメールを読めるならスマートフォンの画面に出した番号を出しておけばいいので、頻繁に荷物を取け取る場合は連絡先のメールアドレスを変更しておいた方がいい場合があります。

 次に事前に預りを頼んだコンビニ店まで出向き、そこにある多機能端末で入力作業を行ないます。レジへ行くのはその後です。端末のメニュー画面にある荷物受取りを選び、「お問い合わせ番号」、「認証番号」の順に入力するとレシート出口のところからバーコードの付いた書類が印刷され出てきます。この出力を行なってから30分以内にレジに出せば、預けてあった荷物と交換になるのです。

 ここまで、全く本人確認の手続きはありませんが、荷物に付いている伝票にサインをするところがあり、その点は自宅で荷物を受け取る場合と同じです。支払いは事前に済ませてあったので、店頭では全く料金が発生することなく荷物を無事に受け取ることができました。

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 ちなみに注文したものはBluetoothマウスで(写真の緑の箱)、相変わらずというか片手に十分収まる本体の大きさにこれでもかと言わんばかりの大きな箱が付いてくるというのはいつも通りのアマゾンの発送方法でした(^^;)。このマウスについては、また改めて紹介させていただきたいと思います。


Cloudbookは主流のノートパソコンになるか

 11月20日にacerから発売になったという新たな廉価版のノートパソコン『Aspire One Cloudbook AO1-131-F12N/KF』が面白そうです。まだ出たばかりなので何とも言えないところもありますが、マイクロソフトのWindows10を搭載したノートパソコンにOfficeも付くということで、Windowsタブレットに不満がある人や、はじめてノートパソコンを持ちたいと思っている人には選択肢の一つになるのではないでしょうか。

 スペック的なポイントを箇条書きで挙げてみます。

・画面サイズは11.6インチ(1366×768ドット)
・CPU Celeron N3050(1.60GHz)
・RAM 2GB
・ストレージ 32GB
・搭載OS Windows 10
・付属ソフト Microsoft Office Personal Premium
・期間特典 その1 Office 365 1年間無料
・期間特典 その2 OneDrive 1TB分
・駆動時間 カタログスペックで約8時間

 まだ出たてということで、スペック的には不足気味であることは間違いないところですが、このスペックで実売44,800円という第一報があったので、正規版のOfficeをどうしても使いたいという方には購入候補になるかも知れません。ただ、ストレージが32GBと少ないですし、ソフトをインストールして使いこなしたい場合には足りなくなる可能性があります。SDカードスロットがあるのでデータはカードに逃がす方法もありますが、この点は不安なところです。

 使い方としては名前にも付いているように、OneDriveを使ってのクラウドでの作業を中心に行なうことを前提にしていて、この点ではChromebookのコンセプトとかぶるものがあります。1TBあれば十分ですが、この容量はずっと使えるのかというのがポイントになるでしょう。それでなくてもOneDriveは現在無料で使える容量が15GBから5GBに減らされるという話もありますので、購入時に確認しておいた方がいいでしょう。

 Cloudbookというのはウィンドウズが走るノートパソコンという形は変わりませんので、あえてChromebookと比べるのもどうかと思いますが、そのコンセプトは常にネット接続をしながらCloudへのアクセスを頻繁にするということから比較対象になるようです。ただ、外見にそれほど違いはなく、名前も似ているため今後も比較されるところはあるでしょう。しかし、両者の用途はそれほどかぶらず、メインマシンにもなる可能性があるのがCloudbookで、これだけOfficeを使わなければいけない日本社会の中では決してメインマシンとしては使えないながらも、追加購入するものもなくセキュリティ上も安心して使えるのがChromebookという感じでしょうか。

 個人的には約4万5千円という価格だと別の格安ノートパソコンを買う選択肢も出てきますので、今後他のメーカーが同じようなコンセプトのマシンを出すものか見た上で決めたいということと、今後電源関係の流れとして大出力の出せるUSB充電規格が製品に付くという話もあります。旅の荷物を減らすためにもUSBコードで普通に充電できるノートパソコンが当り前になってくれると嬉しいのですが。