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私が手に入れたスマートフォンや話題の新製品について、その内容をレポートします。

将来のスマホ買い替え計画を立てるにあたっての前提と色々と考えるところ

先日紹介した、OPPOの旧製品を対象にした電池交換キャンペーンから端末が返ってきました。私は現在タブレットを常時持ちはしないで、大きさの違う二つのスマホを使い分けています。

具体的には通話用には画面が小さくて軽いRakuten Hand5Gを使っています。eSIM専用機なのでもし何かあった時には大変ですが、通話用だと割り切ることができれば、反応の遅さもそこまで苦になりません。SIMは通話用として楽天モバイルのSIMを入れていますが、楽天の回線ではほとんどデータは使わずに、もう一つの回線であるLINEMOのeSIMでデータ通信全般を利用しています。プランはミニプランで、2回線合わせても2千円ですが、通話はRakuten Linkを使うことで通話料はかかりませんし、もしデータ通信でLINEMOミニプランの3GB/月を使い切ってしまっても、LINEを利用する場合は高速通信は維持されるので、LINEでビデオ通話もできますし、通話用(LINE電話を含めて)としては悪くない組み合わせだと思っています。

もう一台のスマホとしてOPPOのReno5 Aを使っているのですが、画面が6.4インチと大きいですし、防水もしっかりしています。CPU性能は現行機のReno9 Aともそこまで変わらないので、心配になるのは今後のAndroidのバージョンアップ状況だけということになるので、まだ2年くらいは使い続けられるのではないかと思っています。

通話用のスマホについては小さいもので良く、Rakuten LinkとLINEが使えれば、おサイフケータイやマイナンバーカードについてはReno5 Aにまかせても良いので、楽天モバイルに対応した安いスマホで十分なので、そこまで心配はしていません。ただ、現在のReno5 Aから買い替えるスマホというのは、OPPOの現行品であるReno9 Aの性能は、はっきり言ってReno5 Aから買い替えるほどではないと思っているので、今回電池交換したのは今後のスマホを買うタイミングをずらすことができたので、電池交換を申し込んで良かったと思っています。

Reno5 Aは今までpovo2.0にiijmioのデータ専用eSIMを入れて運用していたのですが、今後、リフレッシュしたReno5 Aはそのまま使っても良いですが、先日契約してモバイルルーターに入れている、一日中安定して動画視聴に使えるmineoの「マイピタ」のSIMをpovo2.0のSIMと入れ替えて使うことも考えています。povo2.0はほぼ0円運用をしていて、今後スマホを買い替える場合の回線乗り替え用としても使えるため、今後の事を考えながらキープして行く予定です。その場合、回線プランをどう変えていくかということも出てくるのですが、これから2年後にはスマホの性能も変わっているでしょうが、今よりも画期的な通信プランを出す通信業者が出てくる可能性もあるので、やみくもにスマホを替えるというのは、後で後悔するのではないかと思ったりします。

ちなみに、IIJmioでは他社からの乗り換えをするとOPPO Reno9 Aが1万円弱で買えるキャンペーンを3月末まで行なっているのですが、安く買えるのは良く、乗り換える回線もpovo2.0の回線があるので、ちょっと興味がわくのですが、ここは先に電池交換をしたReno5 Aにしばらく頑張ってもらって、来年か再来年に同じようなキャンペーンが行なわれ、良さそうなスマホが出てきた時には今のデータ専用SIMを止めてスマホキャンペーンに合った回線にできるように情報は今後もチェックします。

最後に、今回のキャンペーンについて感想を。今回のOPPOのキャンペーンでは、スマホを送る時には着払可能で、電池交換の料金は宅配業者にお金を払う代金引換の荷物を送るという形で簡単に、しかも安く利用ができました。ニュースには先着順にACアダプターとUSBコードをおまけとして配布するということでしたが、ぎりぎりに申し込んだ私のところにもそのおまけが入っていました。一年保証の切れたスマホにここまでやってくれると、次のスマホもOPPOにしたくなります。

ちなみに、今回修理に出したスマホの代替として以前同じようにキャンペーンで安く電池交換ができたファーウェイのP30 Liteを利用しました。このスマホはずっと充電をし続けていたら、電池が膨らんで使用を中止していたのですが、将来使うかな? と思いつつ電池交換をしていて今回本当に良かったとしみじみ思います。今回のOPPOの電池交換も、今後新しいスマホを買い足したとしても、いざという時のバックアップ機として使えないわけでもないので、今後も大事に使っていきたいと思います。


スマホメーカーは新品のスマホをどのくらい長く使わせてくれるのか考えながらの製品選び

スマホを長く使い続けるためには、3つのポイントがあります。一つ目は落下や破損しないように気を付けて使うことです。そうは言ってもどうしても手が滑ったり外からぶつかってしまう事があるので、そのためにソフト・ハードケースや、ガラスシートのような本体を保護する道具があった方が良いでしょう。

2つ目は、システムソフトウェアのアップデートをいつまで提供してくれるかということです。本体に問題がなくても、使えるアプリがシステムソフトのバージョンによって使えなくなってしまうようになれば、それはスマホが正常に動いていたとしても、それがそのスマホの寿命になってしまいます。

そして最後のポイントは、普通にスマホを使い続けられるだけのバッテリーの容量が確保できるかという問題です。スマホ自体も消耗品ですが、それ以上に本体に内蔵されたバッテリーは使い始めた時から劣化していきます。その劣化がひどくなってしまえば、やはりメイン機種として使い続けるために、本体が壊れず、システムソフトのバージョンもまだ大丈夫であるとすれば、消耗してきたバッテリー交換にどのくらいの費用がかかるのか、そもそもバッテリー交換ができるのかということがスマホを長く使い続けるためのカギになるわけです。

今回、たまたまネットニュースを見ていて知ったのですが、現在はサブスマホとして使っているOPPOのReno5 Aなど過去の製品についてバッテリー交換のための費用を下げるキャンペーンを行なっているということを知りました(大手3社およびサブブランドで購入したモデルの場合はキャリアでの対応が優先されるため、メーカ直の今回のプランは対象になりませんのでご注意下下さい)。通常価格の6,500円というバッテリー交換代も高くないと思いますが、今回のキャンペーンでは上り下りの送料込み(送付の際の送料は着払いなのでかかりません)で4,000円ということでやっていただけるということで、早速必要事項を書類に書き、購入時の証明になる書類(これは最悪なくてもシリアルナンバーなどの申告で購入の事実を調べてくれるそうです)といっしょに、昨日送ってきました。

肝心な支払いの方は、バッテリー交換後の荷物が届いた時に配達員の方に払う形で現金の決済になるということです。その点は色々と不便な点ですが、もう一つこのサービスを使う場合にあるのが、事前にスマホを工場出荷状態にリセットする必要があるということでしょう。もちろん戻ってきた時のためにバックアップは取ってあるので、入っているアプリを含めて再現することは可能ですが、メインスマホとして現在Reno5 Aは使っていなかったので、今回スムーズにバッテリー交換に出せたということはあります。

こうして修理やバッテリー交換でスマホを一時期手放さなくてはならなくなった場合、問題になるのはやはり通話用に他人に知れせている電話番号の入ったeSIMを入れている時にどう対応するかということになります。ちなみに、今回出したReno5 Aにはデータ専用のIIJmioのeSIMプロファイルだけは残した状態でデータ消去したものを送りました。当然ながら代替機というのは自分で用意しなければならないので、安いものでもeSIMが使えるスマホを別に用意しておき、一時的にメインスマホの機能を移してから修理やバッテリー交換に出せるような環境は今後作っておきたいなと思います。そういう意味でもeSIMが使えるReno5 Aは使える状態でキープしておきたいので、今回安い価格でバッテリー交換ができてラッキーでした。

ちなみに、Reno5 Aは購入してちょうど2年くらいなのですが、次回新しくスマホを買うという時のヒントが今回のキャンペーンを知る中で見付けることができました。先述の通り、メーカー直の対応が可能なのは、楽天モバイルで販売されたものと、SIMフリーとして売られているスマホに限られるということなので、安く新品を購入する場合にはMVNOなどがOPPOのSIMフリースマホを安く売る情報が出た場合、回線乗り換えで安く契約込みで購入するのが硬いやり方だと思います。ちなみに、今回のReno5 Aは、かつてのOCNモバイルONEの回線と一緒に購入したもので、中古での購入ではないため、スムーズに手続きすることができました。今後は、後々に備えて購入時の領収証などはちゃんと取っておくなど、後からメーカーとのやり取りをする場合にスムーズに行くので、現物で揃えなくてもデータとして保存しておくなど、やっておいた方が良いことも色々とあることがわかったことも収穫の一つでした。


スマホの寿命のカギとなるOSのアップデートでAndroid13が降りてきたArrows We

昨日、たまたまスマホに関するニュースを見ていたら、ドコモが発売していたArrows We F-51Bについて、ソフトウェアのアップデートを開始したことがニュースになっていました。Arrows Weの販売は、経営に行きずまったFCNTが行なっていましたが、先日Lenovoが経営への支援を表明し、事業を継続することになったことがニュースになっていたのは少し前の話でした。

今回、Android OSのバージョン13が利用できるようになったので、私の母親が使っているF-51Bのアップデートを行ないました。これで、私自身が使っているスマホよりも新しいバージョンのOSを使えることになるので、状況にもよりますが、私の今使っているスマホより製品寿命が長くなる可能性があります。今のところ、2台使っているうちバージョンは11と12なのですが、基本的にはよく使うアプリの方で古いOSのサービスを終了したら、そのタイミングで代えるようにしようとは思うのですが、恐らく今後も、たまたま安く入手できるチャンスがあるような携末を選ぶようになると思います。

実は、母親のArrows Weについても、そろそろ新しいスマホに代えるための情報収集を行なおうかな? と考えていたところだったので、まだ当分そうした事は考えなくても済むことになり、正直ほっとしています。電話自体が使えなくなることはありませんが、通話の補助的な役割として使ってもらっているLINEが使えなくなるようだと、日々の連絡や、例えば写真を送ったり送られたりといった親族とのコミュニケーション自体がおかしくなってしまいます。LINEについては、新たなポリシーの同意をしたことで、一時期使えなくなったものの今では普通に使えているので、その点では問題ないのですが、今回のアップデートで多少使い勝手が変わる場合にはその内容を確認した上で改めて説明する必要がありますね。

その点はニュースの中でも新たな機能というものが紹介されていました。ちなみに、母親はスマホをほとんど使いこなせないので、画面を「シンプルモード」にしているのですが、バージョンアップ後には自動的に「かんたん電話」という文字が大きくわかりやすいアプリが画面下に表示されるようになります。電話を掛けたり受けたりすることについては、これで何とかできそうなので、画面の表示をしっかり見て操作してくれればと思っています。さらに、シンプルモードの場合には大きく表示をするために限られたアプリしか画面上に並べられないのですが、画面下から上にスワイプすると、入っているアプリの全部表示が可能になり、それは本人がというよりも、私の方が必要なアプリを探して操作をしてあげる時に役立ちます。

私が母親のスマホをarrows Weにしたのは、マイナンバーカードの情報をICチップに入れて、通常はマイナポータルサイトにマイナンバーカードをかざしてログインしなければならないところを、本体のそうさだけでログインできるようにできる対応機種だからで、その結果こうしたOSのアップデートも続くような事があるとしたら、今後廉価版のスタンダードスマホを選ぶ場合は、単におサイフケータイや防水対応を見るのではなく、マイナンバー関連の情報もきちんと把握しておけば、今後のマイナンバーを使った行政がどうなるかはわからないものの、やはり長く使える端末になりやすいのではないかと個人的には思います。特に今後マイナンバーカードを取る気がない人でも、世の中の流れという点で見ていくと、いざという時に使える使えないという形で差が出てくる可能性はあると思います。というわけで、私自身も次にスマホを買い換える場合にはおサイフケータイ・防水とともにマイナンバーカードに対応しているかどうかを購入への条件にしようと思っています。


楽天の1円端末「Hand5G」が到着して手にした感じと今後への期待

現在、回線の大幅な更新を行なっているのですが、まずはOCNモバイルONEに紐づけていたメイン番号の回線を楽天モバイルに変更する方が先になり、週末に申し込んでおいたRakuten Hand 5Gが昨日になって早くも届きました。eSIMにするのは初めてなのですが、開通手続きを済ませてからプロファイルをダウンロードできるまで少々時間がかかってちょっとじれましたが、何とか無事にeSIMが使えるようになり、現在は膨大なアプリの設定をやり直しているところです。

そんな中、元のメイン端末の方から「緊急地震速報」が急に鳴り出しました。ただ、元メイン端末はHand5Gの回線開通とともにSIMカードは入っているものの、LTE通信は使えなくなっているので、Hand5Gの方は緊急地震速報が鳴らず、元の端末だけなぜ警報音が鳴るのかちょっと不思議だったのですが、これは元端末の方に「Yahoo!防災速報」アプリが入っていて、アプリの設定で震度3の揺れが予想される地震が自分の居場所で起こることが感知された場合、アラームが鳴るように設定されていたのです。

おかげで、テレビを付けていない状態で緊張感を持って揺れに備えることはできましたが、もしこれが外で普通にアラーム音を鳴らすようなことはマナー違反になるような場所にいたらと思うと、今後のアプリ設定にも気を付けなければならないなと改めて思います。

Hand5Gは、今まで使っていたスマホと比べるとかなり小さく、文字を見るのには少々厳しいと思う人もいるかも知れませんが、私にとっては十分ではありませんが、見えないという感じではありません。小さな端末で持ち運びについても苦にならず、通話中心の端末としてはこれ以上ない端末だと自分でも思います。ただ、楽天モバイル回線は今回5G対応のものにしたため、自宅でも5Gの電波で使えるようになり、自宅の光通信では90Mbpsがせいぜいなのですが、楽天5Gではさっき計って130Mbpsと光回線より早い(自宅の光はモジュラージャックからなので最大100Mbpsが限界なのです)ので、ちょっともったいないですね。

ちなみに、今まで使っていた元端末は動画など大量のデータ通信をカバーするための回線のSIMを入れて利用予定にしています。Hand5Gの方のデータは月3GB未満に抑えて、主に通話と電子決済などに使っていこうと思っています。
それにあたっておサイフケータイの引っ越しと、先日導入したばかりのマイナンバーカードの電子証明書の移動も行ないました。当初は何度やっても進まないのでイライラしていましたが、実はマイナポータルアプリだけでなく「おサイフケータイ」アプリも更新しておかないとうまく進まないことを理解してからは、あっという間に電子証明書を読み込むことができました。小さな端末の方が持ち運びしやすいですし、データ使用と通話・電子決済で使う端末を分けることで、今よりも使い方にメリハリが付くような気がします。

ちなみに、ケースと保護カバーは同時に注文せず、別の安いところのものを購入したのですが、到着は一週間後ということになってしまいました。それまでは落下や破損に十分気を付けて、元端末と同じように使えるように設定を続けていければと思っています。


Rakuten Hand 5Gが一台1円で売られているが個人的にスルーすることにした理由

すでに楽天モバイルを先月解約してしまった自分としては、まさにその直後のタイミングで人気のスマホであるRakuten Hand 5Gが一台1円で売られるようになり、俄然注目をされる存在になったような気がします。

当初は複数台の購入が可能だったものの、その後に一人2台までになり、現在は一人1台限定になったということからすると、多くの人たちが申し込んでいると見ることができるでしょう。

楽天モバイルの契約と解約については、日割りは使えず全て月割りとなるため、解約するなら月終わり、契約をするなら月初めにした方が、かかる月額は変わらないので購入する時期の目安にはなると思います。ただ、私の場合は解約してからあまりにも時間が経っていないということと、今後の楽天モバイルがどう変わっていくかによって第四のキャリアである楽天モバイルの使い方が定まらないため、今回の「お祭り」は見送ると思います。

そして、今回のRakuten Hand 5Gは物理SIMではないeSIM専用機なので、いざという時に今まで使っていたホームルーターにSIMを入れ替えて使えないというのが私にとっては大きなウィークポイントでもあります。そして、これは当然ではありますが、楽天の回線とひも付きになっているというのが今の自分にとっては不自由だということもあるのです。

ちなみに、Rakuten Hand 5GはSIMロックはかかっていないようですが、対応バンドは幅広く、auだけでなく(楽天モバイルはパートナー回線でau回線が利用できるので)、ドコモ、ソフトバンクのプラチナバンドも掴む仕様です。ただし、ドコモ網のMVNOである日本通信(HIS含む)では利用不可という情報があるので注意しましょう。デュアルeSIMで使う場合、公式なアナウンスからすると、au回線(MVNO、サブブランド含む)とのデュアル運用、特に基本料金のかからないpovo2.0との運用がまずはおすすめでしょう。

さらに、ネットを見ていたらあえてRakuten Hand 5GにeSIMをセットしないで、音楽プレーヤーとして使っているという方のページを見たのですが、Android11と少々古いものの、アプリのバージョンアップにも十分使えるので、メインスマホにおサイフケータイ機能が付いていない場合の決済用途と、必要に応じて使うマルチメディア機として使うのもありだと思います。そうなると現状では楽天モバイルの回線に月千円(月3GBまで)の費用を掛けて持つかという話になります。中古の本体を安く購入できれば、楽天モバイルで運用せずに、povo2.0でスマホ決済用とメディア利用端末として使うのならありでしょうが、その場合は1円とは言わないまでもかなり安く本体が買えるかどうかがポイントだと思います。

今後については、まずは楽天モバイルがプラチナバンドを取得して、単体での運用でも他のキャリア並みに使えるようになるかということが問題です。さらに、Rakuten Hand 5Gはマイナンバーカードの電子証明書を取り込んで使える機種のリストに入っているので、端末単体で購入して専用に使うのも面白いかも知れません。ただ、対応する回線が使えない可能性もあるので、メイン端末として使おうとする場合には、回線付きの1円という価格に惑わされることなく、今後さらに市場に出てくるであろう、中古での購入の方が良い場合もあります。長く使うなら、できればSIMフリーで他の3事業者の物理SIMを含むSIM(当然eSIMも)が併用でき、今後長く色々な状況で使い続けられる端末が1円とは言わなくても安くなった時に購入および回線加入の可能性について考える方が、個人的には良いと思うのですが。(コメント欄からのご指摘により、マイナンバーカードの電子証明書が利用可能という情報をいただきましたので、その事実を基に内容を変更いたしました)


iPhoneでは絶対無理?NokiaのG22はパーツを取り寄せ自分での交換が可能なスマホ

パソコンの世界には「自作パソコン」という自分でパーツを組んで自分好みのパソコンを作るというものが一部趣味的な世界ではあるものの、普通に行なわれています。デスクトップパソコンの場合、ケースなどはあえてずっと使い続けていても、状況の変化によってパーツを交換していけば、同じケースのパソコンを長く使い続けることができ、環境にも優しいのではないかと思います。

ある程度ゴツくなっても良いので、個人的にはそこまで薄くなくても電池の交換やディスプレイ面のガラスの交換などだけでも自分でできるようになれば、部品代だけの負担で同じスマホを使い続けることができるのにと思うのですが、昨日ラジオを聞いていて、日本ではあまり出ていないNokiaのG22という新しい機種が、電池や画面割れ、ポート交換などいろいろな故障について、部品を取り寄せて自分で交換することができるスマホとしてリリースされる予定なのだそうです。価格は平均で約26,000円とそれほど高額ではありませんが、性能は並といった感じです。修理について、具体的な内容については以下のリンクに説明がありますので、興味のある方はどうぞ。

https://www.nokia.com/phones/en_int/self-repair

こうしたハード的なサポートの他、このG22という端末は月次セキュリティアップデートが3年間行われるほか、2年間のOSアップグレードが保証されているということです。購入から2年後に最新のOSになっていれば、製品の寿命としては3年以上といって良いかも知れません。もし日本の状況に合うような形で3万円以内で売られるようなら、一つ持っていても良いかなと思えるようなスマホですね。

こういう端末が一般化すれば、中古市場に出て、かなり状態の悪いものであっても今までのように購入を考えなくても、自力で部品交換できるスキルのある人に、程度の悪いものでも売れていくことが考えられます。また、部品取り用に水没などで動かなくなったスマホでもそれなりに利用価値が出てくるわけで、そうなればさらなる中古市場の盛り上がりも期待できます。日本でも「SDGs」という言葉がこれだけ広がっている中で、なぜ違うキャリアのSIMカードを入れると満足に使えないような製品を世に出すようなビジネスを行なっているのか、改めて考えていただきたいものです。


電池交換から戻ってきたP30Liteを生かすためにSIMカードの入れ替えを行なう

昨日、電池交換からファーウェイのかつて使っていたSIMフリーのスマホP30Liteが帰ってきました。一時期、母用のスマホとして使ってもらっていたのですが、母親がスマホをなかなか持ち出さないためずっと充電状態にしておいたところ、電池が膨らんできてしまったので危険だと判断し、現在は長く充電コードにつないでいても電池に影響のない機種に変えているので良いものの、P30Liteは今でもそれなりに使える端末で、ファーウェイがアメリカと問題を起こす前に販売になった端末なので、Google Playも普通に使えるので、何とか直そうと思っていたところにメーカーの割引電池交換サービスが行なわれていることを知り、それで交換をしてもらいました。

今回、修理に出すにあたってそれまで入っていたデータなどは全て工場出荷時の状態にリセットされたので、改めてGoogleIDを入れてログインし、必要なアプリを入れた上でこの端末に合ったアプリを残して使えるように仕上げているところです。

基本的に私が使っているメイン端末は主に電話とちょっとしたデータ通信だけを行ない、動画閲覧などかなりハードなデータ通信を行なうようにもう一台サブのスマホを用意し、その中にUQモバイルのSIMを入れてあります。今回、さらにいつでも使える予備スマホを増やしたわけですが、今回その中に入れたSIMカードは、今までウィンドウズパソコンに入れていた(LTE通信が可能なパソコンなのです)povo2.0のSIMを入れることにしました。代わりに、パソコンにはほとんど使っていなかったdonedoneのSIMを突っ込み、これで一応、全ての回線をそれなりに使える体制になったということになります。

povo2.0とdonedoneはどちらも0円で低速維持が可能な回線ですが、donedoneはデータ通信のみの利用が可能で、スピードは出ても32kbpsあたりまでで、ほぼ使いものにならないと言えるのではないかと思います。それでも、ウェブブラウザの仕様を白黒・画像非表示にすることで、ぎりぎりウェブ閲覧・メール・ブログ更新に使えることは確認しているので、donedoneもパソコンのスロットに入れておくだけで役に立つのではと思っています。

さて、話をP30Liteに戻しますが、povo2.0のSIMはdonedoneと違って通話もできるSIMなので、やはり通話のできないパソコンに入れるよりもスマホに入れた方がいざという時にできることが広がるということもあります。ちなみにトッピングなしのスピードをdonedoneと比較すると、出る時には60kbpsくらいは出ます。このスピードならそれなりにスマホでなら使える場合もあるという感じですね。もちろん、トッピングをすれば普通に使えるようになるので、状況に応じてトッピングをして使うというのが正しい使い方だろうと思います。

具体的には、P30Liteをカーナビ専用にするような形での使い方を今のところは考えています。メインスマホは通話用で、データ用は動画を見たりテザリングをしたりするので、できれば車に乗る場合にはもう一台別の端末があればと思っていたのですが、今後は3台目のスマホとしてP30Liteを車内で使うためのものとして運用してみようかなと思っています。それにしても、半年に一回のトッピングは必要になるものの、かなりコストが安く色々と利用できるのは有難いです。0円維持というと楽天モバイルの事を思い出しますが、povo2.0の0円運用が今後もできる方向であって欲しいものです。


安易にハードを使いすてるのではなく格安で修理できるプログラムをメーカーが提案することの大切さ

今の日本の社会がおかしいと思うのは、消費をどんどん上げるより今あるものを大切に使うことによって、製品を作ることによって放出される二酸化炭素の量を減らす事が世界的にすすめられているにも関わらず、大事に乗ってきていて、燃費もそこまで悪くない(高速安定走行では20km/Lを超えることもある)コンパクトカーの税金を単に初年度登録から時間が経過しているという理由だけで割増の税金を取るような制度を今も続けているところではないかと思います。

もし車が動かなくなるほどのトラブルが出れば新しい車に買い替えますし、車を使っていてもガソリン値上げということもあるので、他の交通機関を上手に使いながら必要以上に無駄遣いしない今の使い方は、本当に税金を余分に取られるほどなのか? という感じがしてなりません。

そんな考えがあるので、改めて自分の身の回りを見ながら、まだ直せば使えるようなものについては新たに買い替えないで修理をしようという風に思ったのですが、そこで真っ先に思い浮かんだのは充電のし過ぎでバッテリーが膨れてしまって以来使っていなかったファーウェイのスマホ「P30Lite」です。このスマホは現在でも使えるだけのスペックがあり、サブ的に使ったりもしメインで使っているスマホにトラブルがあった場合の代替機としても役立つので、いつかは電池交換をしようと思っていたのでした。

現在のスマホは小さく薄くするためなのか、スマホが登場してきた時には電池パックの交換で簡単に電池交換できるようなことはなく、修理対応での作業が必要になります。最近は市内にもガラス交換や電池交換を90分以内でしてくれる修理専門ショップができているので、果たしていくらくらい交換にかかるのか見てみたところ、一応P30Liteも対応表にあったものの、9千円超えの価格となっていたので、そのまま帰ってきて他のところはどうなっているのか調べてみることにしました。

ネット検索で調べたら、何と今月末(2023年1月)まで、ファーウェイの公式サイトからバッテリー交換クーポンの4割引のお知らせがありました。割引なしでも8,800円と見に行ったお店より安いですが、今月末までに修理依頼すれば5,280円でバッテリー交換ができる(実際はクーポンを購入しておけば、購入後30日間までに修理依頼をすればよい)ことがわかりましたが、解決しておかなければならない問題もあります。

というのも、私の住む場所では直接持ち込み修理を依頼する店舗がなく、一番近いのが東京のサービスセンターになります。メーカーでは宅配を利用した修理サービスも行なっているのですが、ここで問題になるのがこちらから送ったり、送り返してもらう場合の送料がいくらかかるのかということです。安く修理できたとしても送料が高くなると、直接お店に持ち込んだ方が安くなってしまう可能性もあります。ファーウェイの場合はどうかというと、これが上り下りの送料は全てメーカーが負担してくれる仕様でした。

ちなみに、P30Liteに内蔵される電池だけネットで注文して、You Tubeやブログなどで情報を提供してくれている自分の手で電池交換する手順を行なうという方法もあり、その場合は2千円そこそこ(電池そのものの値段です)で交換できてしまうかも知れないのですが、細かい作業のためハード自体が二度と使えないくらいのダメージを受けてしまう可能性もあるわけなので、電池代プラスアルファで負担が少なく今回は交換できそうなので、メーカーに直接お願いすることにしました。

ファーウェイはアメリカ政府から直接規制を掛けられたりして、新製品のスマホは日本国内で使いにくくなってはいるものの、昔のものはまだそうした騒動が起こる前のものだったので、普通に今でも使えます。それが単に電池が膨らんだだけでゴミにしてしまうということは大変もったいないものです。私の場合はたまたまでしたが、純粋に割引前の価格で比較しても、手近なところにある修理店経由で電池交換を行なうよりも少ないコストでリフレッシュできるとは意外でした。

今回修理に出したP30LiteはSIMフリーのものを買っているので、楽天を含む大手キャリアのSIMどれを入れてもそれなりに使えます(SIMフリー版)。5Gはまだ普及していないこともあるので、モバイルルーター代わりに使うのもいいかなと思っていますが、それも安い値段でリフレッシュできてこそだと思います。

今後、新品のスマホを購入する際には日本国内で便利に使えることを考え、交通系ICカードの利用やマイナンバーカードの読み込みおよび利用が便利に行なうことができるものにしたいと思っているので、あえて中古での購入はおすすめしませんが、終わりかけていたスマホの寿命を伸ばすこうしたキャンペーンをたびたび行なってくれるメーカーは本当にありがたいです。ファーウェイではこうしたキャンペーンを定期的に行なっているようなので、以前SIMフリーのスマホを買った方で私のように電池の事で使うのを止めていた方は定期的にメーカーからのお知らせをチェックすると良いでしょう。


早く国内メーカーの出す格安スマホについては「SIMフリー」に統一すべきではないか

年明けに色々なサイトや、You Tubeを見ていると定価でも2万円そこそこ。また、そうして契約した人がすぐに端末を売り出したことで、ほとんど使っていないような端末が1万円ちょっとくらいの価格で入手できる国内スマホについて、果たしてどこまで使えるのか? というような発信を多く見ました。

スマホを安く買う方法として中古での購入というものがありますが、契約後にすぐ売りに出された端末を購入するのであれば、使用感のあるようなものではなく、ほぼほぼ新品のような使い勝手を安価な出費で手にすることができます。代表されるのは「arrows We」や「AQUOS wish2」という機種(2023年1月現在)のような通常でも2万円台で購入できるスタンダードスマホなのですが、中古市場に出る新古品は大手三社の販売品が流れたもので、販売サイトでは「docomo」「AU」「Softbank」という文字が付いたもの(つまりキャリアの動向に沿った製品)が売っているという状態です。

ちなみに、私が使っているスマホについては楽天を含めどのキャリアでも使えるSIMフリーのスマホを使っているので、ちょっと今使っている回線に不満が出たり、他に興味深いプランが出てきた場合には結構簡単に変更が可能で、さらに言うと、SIMカードの2枚差し(または物理SIMとeSIMの使い分け)も、同じ系統のキャリアでなくても使えるので、docomoとau、docomoとSoftBankというような使い分けも可能で、回線障害が起きたり、エリアの問題で一方の回線が使えない場合にはスマホ内部で利用するSIMを切り替えて使うこともできるので便利です。

ただ、安値で売っている「arrows We」や「AQUOS wish」は基本的にはキャリアが固定されているだけでなく、受信できるバンドが微妙に変わっていて、SIMロックを外して他キャリアのSIMを入れて使おうとした場合、他キャリアが利用しているバンドを受信できないような事も起こってしまうので、基本的にはメインの回線を決めてから端末を購入し、一部のエリアで使えなくなることを覚悟の上で他社のSIMを入れて使うか、他社のSIMを使うことを諦めるかということになってくるかと思います。

上記機種は場合によっては新古品が6千円から9千円で買えることもあるため、利用するキャリア版をを買い足すのも良いとは思うものの、複数端末を管理するのも大変なので、さすがに何とかならないのか? という風に思ってしまいます。

確かに現在は大手キャリアを含め、他社に乗り換える場合には以前には乗り換えを躊躇するほどの違約金がかかっていたものの、ほとんどの場合かからなくなっています。しかし、使っている端末が変更したいキャリアに一部対応しないということになると、結局のところ端末の買い替え費用を負担しなければなりません。端末を乗り換えるにしても、使わなくなった今まで使っていたスマホは使われなくなるので、無駄になってゴミになってしまうケースも少なくないのではないかと思います。

都合のいいときだけSDGsというキーワードを出すところもありますが、古い車を長く乗ることと同じように、使い慣れたスマホを壊れるまで使い込めるなら使わせてあげられるような社会の仕組みにすることがあるべき社会の姿ではないかと思うのですが。

個人的には、中古市場で安く売られているキャリア版スマホを手に入れることも良いと思うのですが、キャリアの方でも早く販売するスマホをSIMフリー化して出すことによって、いったんは離れても、また戻ってきてもらいやすいということもあります(キャリア系端末の場合は一旦変更すると元に戻りずらくなるという点もあります)。

また、海外にスマホを持って行って利用するような場合も、キャリアによって利用できるBandが違ってくると地域によって使える使えないという問題も出てくるかも知れません。中古市場もSIMフリースマホが当り前になれば相当活性化するでしょう。

今後は、更にスマホに依存するような社会に変わっていくと思います。またスマホ自体も安い買い物ではありませんので、できれば長く使いたいと思っている方も多いと思います。今年はぜひキャリア移動の自由に加え、スマホを変えないで対応が可能になるような形へと進んでいって欲しいと思うわけですが。


スマホだけでできることが増えてきて今回は家電修理の申し込みをスマホのみで

マイナンバーカードが出てきて、今まではスマホ単体よりもパソコンにカードリーダーを付けたりして作業するのが普通だったのが、今ではスマホ単体でもカードの内容を読めるようになったり、今まではパソコンを使って手続きしていたものも、スマホだけで完結するサービスも増えたような気がしています。今回はまたそうした機会があってその便利さを実感しているところなので、その辺の話から今回は始めたいと思います。

実は、家電関係のトラブルは続くと言いますか、先日プリンターを修理に出して直ってきたばかりなのですが、昨日になって一昨年に購入した冷蔵庫の調子がおかしくなってきてしまったのです。

購入してから一年を超えてから家電がおかしくなってしまうと、基本的にはメーカーの無料保証は受けられないのですが、私は白物家電やテレビなどについては、別の保証に入っていて、冷蔵庫もメーカー保証と同等のサービスが長期受けられるヤマダ電機の「安心会員」に加入していたのです。

このサービスは何と、ヤマダ電機で購入した製品でなくても無料で修理をしてくれるというものなのですが、過去に色々とこの保証サービスを利用させていただきた経緯があるので、今使っている冷蔵庫はヤマダ電機で購入しました。それは以前にヤマダ電機から購入していないものも無料で修理をしていただいた事からなのですが、今回はまた違う形での修理依頼となりました。

というのも、今回購入した冷蔵庫には、メーカーの1年保証が終了しても合計4年の延長保証が付いているのがわかったのです。なぜそんな事がわかったかと言うと、現在ヤマダ電機では保証書の電子化ということに着手していて、ヤマダ電機の専用アプリにこれまでに自分の購入した家電についての概要がデータ化され、アプリ内に「電子保証書」を検索できる機能があります。

そこで、私の購入した冷蔵庫の保証内容をチェックしたところ、そこで初めて延長保証が付いていることがわかり、直接出張して修理に来てくれる修理を私の場合無料でお願いできることがわかったのでした。ただし、ヤマダの長期保証は、購入から3年目までが全て無料(かかる費用はヤマダ電機が負担)なのですが、4年目以降には出張料および部品代は修理をお願いする購入者負担になってしまうそうです。ちなみに現状では購入から2年目というところなので、何とか負担は少なく済みそうです。

もし、長期保証が切れていたり、一部負担のかかる購入から4年目に入ってしまっていた場合には、先に紹介した有料の安心会員の受付から修理依頼をすれば直接の負担は減らせます。ちなみに、冷蔵庫の場合には製造年から9年間は同様の保証を受けられます。ただ、修理をすると翌年の会費が多少上がってしまうので、現状では製品購入時に付いている長期保証を使うのが正解だと言えます。

今回、修理を依頼するのに直接の電話などは必要ありませんでした(安心会員の方を経由して修理依頼を出す場合には専用フリーダイヤルへの電話が必要)。というのも、ヤマダ電機専用アプリの電子保証書の画面から直接修理依頼書をネット経由で送ることができ、ヤマダ電機の方で仮受付から本受付になったことは登録していたメールアドレスにその内容が届き、さらにヤマダ電機からメーカーのサポート担当の方に連絡を入れてもらえ、当初登録していた電話番号の方に、ヤマダ電機からではなく、直接メーカーの担当者から出張の日程を打ち合わせする電話が掛かってきます。後は修理日当日に自宅にやってくる人から確認の電話が入り、修理をしてもらえるという流れになります。この間、こちらから電話を掛ける必要がないというのは素晴らしいですね。

スマホがない場合には、0570から始まるかけ放題にしていても電話代がかかるナビダイヤルを経由して修理依頼をしなければならないのですが、専用アプリを入れた上で自分の情報を登録しておけば、自分が今まで購入した家電製品がいつでも検索でき、さらに保証期間の有無まで管理してくれるというわけです。

これは、実に簡単に修理依頼ができてしまうということで画期的だと思いますが、普通はメーカー保証書の有無を聞かれたり、保証書に購入日の記述がない場合にはレシートや納品書の提示が必要になるところですが、このシステムでは保証書自体が電子化されているので、すべてスマホの中だけで済んでしまうというのは実にありがたい事でした。

当然、そうした様々な情報がスマホには詰まっているので、落としたりしたらエライことになるわけですが、自分ですらすっかり忘れている事でもスマホ内に保管されていていざという時にはまさにアシスタント的な役目をスマホが果たしてくれるようになるわけで、改めてスマホを使いこなすことの大事さというものを再認識した今回の一件でした。