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私が手に入れたスマートフォンや話題の新製品について、その内容をレポートします。

まだeSIMは選ぶべきではない?

今年の末にはようやく今メインで色んな人に知らせている電話番号のガラホの2年縛りが終了します。そこで改めてモバイルの再編成を考えているのですが、時間の経過とともに状況が変わってきていて、先日新しいiPhoneSEを販売したばかりのUQモバイルで、新たに中古のiPhone8(64GB)をMNPの場合、事務手数料と消費税込みで2万円そこそこで売り始めたことを知りました。

中古といってもバッテリーの劣化は20%あるくらいで、そこまで本体の汚れも気にならないらしいのですが、個人的には中古を使うことについての抵抗はありません。当然新品の方がいいし、性能も高いiPhoneSEの方がいいに決まっているのですが、現状でiPad mini2をそれなりに便利に使っていて、それほど多くの事をしないのなら、親のスマホとして使うのもいいかなという気がしてきました。

UQモバイルでは満60才以上のユーザー限定で、通話定額の値引きを行なっていますが、そのメリットが使えるのは、いわゆるシニア向けシマホに限定されてしまいます。毎月の料金的には、シニア向けスマホで24時間無制限のかけ放題にするのと、iPhoneにして通話定額を10分限定にするのと同じくらいなのですが、シニア向けスマホがそれ以外つぶしの効かないハードであることを考えると、通話は10分までで我慢してiPhoneを使ってもらうのもいいかなと思っています。

乗り換えのタイミングは、自分の通話用の契約をUQモバイルに移すと、SIMだけの乗り換え(ドコモ・ソフトバンクからの切り替えの場合)は1万円のキャッシュバックがあり、私のスマホは楽天モバイルで購入したOPPO Reno Aにすれば、親の契約の切替時に購入サポート資金が1万円入ってくるので、iPhone8の中古が1万円そこそこで手に入る勘定になります(^^;)。もちろん、私が購入するタイミングでキャッシュバックが無くなっているかも知れませんし、中古であるだけにiPhone8が品切れで手に入らなくなってしまうかも知れませんが、うまく2回線をUQモバイルにできれば、一回線は常に500円引きになるので、さらに安く利用することができます。

iPhone8(iPhone7でも)とiPhoneSEとの違いというのを改めて考えてみると、メモリやCPUのパワーの他に、「eSIM」が使えるかどうかというのがあります。このeSIMはMVNOではIIJmioが、さらに私が今契約している楽天モバイルでもサービスを行なっています。iPhoneSEにすると、物理的なSIMスロットの他にeSIMが使えるので、楽天モバイルのサービスを使いながら他社のSIMを入れて使えるというメリットがあるのですが、このeSIMというのがなかなかの曲者なのですね。

楽天モバイルで特定のスマホでeSIMを使えるようにした後で、他の端末に入れ替えて使うような場合、物理的なSIMのように簡単に入れ替えて使うことはできません。楽天モバイル(IIJmioも基本的には同じ)に連絡を入れて、いったん入っていたスマホからeSIMをアンインストールして、新たなスマホに入れるための情報をもらわなければなりません。その際、困るのは入れ替えのための手数料が楽天の場合3,000円もかかる(IIJmioの場合は250円らしいですが)ということでしょう。

手数料無料で一日に何回も、ユーザー側でeSIMの入れ替えができるようならeSIM対応端末のiPhoneSEにするのもありかも知れませんが、状況に応じて今後メインのスマホをiPhoneにしたい場合もあるかも知れず、そういう時にはカードを入れ替えることで対応するスマホならすぐに使える物理SIMの優位性はまだまだ高いといえるでしょう。そういう意味では、SIMスロットが一つより2つあるスマホの方がさらに便利でしょう。Reno Aはメモリカードは使えなくなりますが、同時に2つのSIMカードを同時利用できるようになっています。私の持っているReno Aはメモリが128GBある楽天版なので、メモリカードが無くてもそこまで困りませんし、新機種が出て多少は古くなっているものの、まだ十分に様々な事に使えるスマホです。

人によってはeSIMとSIMカードをiPhoneで併用したいと思う方もいるとは思うのですが、まだそこまでメリットというものを感じられないため、そういう意味でもiPhoneSEにそこまで固執せず、iPhone8が安く手に入るのなら、手に入れて様々なSIMを入れ替えて試してみたいですね。

ただし、UQモバイルで販売するiPhone8のSIMロックはすぐに外すことができるのかという問題はあります。この点については現状すぐに回線を移動できないので、情報を入れながら本当に今の回線をUQにした方がいいのか、他にもっと魅力的なプランが出るのかを注目してみたいと思います。個人的にはスマホを扱い慣れない人ほど、iPhoneというスマホの持つ魅力はその人に訴えかけると思うので、何とか安く手に入るような形になれば嬉しいと思っています。


ついにサブブランドでもiPhoneSE(第2世代)が発売に

私自身はアップルマークのモバイルグッズは、スマホは使っていないのですが、なぜかというと単に価格が高いからということが原因だったりします。過去には防水でなかったり、おサイフケータイ機能がなかったりしたことが選ばなかった原因だったりもしましたが、今はそうした解消されていて、iPhoneには付いていないワンセグついても、NHKや民放テレビ局のネット経由での見逃し配信や同時配信の方向性が見えてきたことにより、最新のAndroidスマホにも付かないのが普通になりました。

そんな中で、アップルもそれまでの高額なスマホというところから一線を引き、新品でもそれほど高くない価格で一通りの事ができるモデルとして出てきたのがiPhoneSE(第2世代)です。登場から興味深く見守ってきたのですが、ようやく様々なMVNOから端末が販売されるようになってきました。

個人的には大手キャリアのサブブランドとして一定の評価があるソフトバンク系のワイモバイルと、au系のUQモバイルからiPhoneSEが出てきたら本格的に乗り換えを考えてもいいと思っていたのですが、ついにそれが現実のものとなりました。8月27日から販売になるそうです。

ワイモバイルでは64GBのモデルが発売され、定価である5万7600円(税込、以下同)ですが、スマホプランMまたはRに加入することで最大1万8000円(新規かソフトバンクを除く他社からの乗り換えが条件)の割引が行なわれるので、本体価格が39,600円になります。さらにオンラインストアでは契約事務手数料が無料になるとのことです。

UQモバイルでは64GBの他に128GBの本体も販売されます。64GBで3万5640円、128GB版は4万7520円になります。購入時にはスマホプランSとRから選ぶことになるので、これもワイモバイルと同じで、価格差は契約事務手数料の事もあるので、ほとんど変わらないと言っていいでしょう。

ということは、お互いのサブキャリアの電波および癖(ワイモバイルは高速と低速の切り替えができないなど)を理解の上、128GBが安く欲しければUQ、64GBで良ければ自分の好みのキャリアの方から買えばいいということになります。

個人的には現在毎月0円で使っているRakuten UN-LIMITが有料化されても、その時までに自宅が楽天エリアに入っていれば固定回線の代わりとして使う構想があるので、その場合今使っている自宅用の回線は解約し、楽天SIMはモバイルルーターに入れて自宅に置いたままにする予定です。そうなると、モバイル回線用として何を使うかですが、現在使っている低速最大500kbpsのmineoのプランだと、使っているアプリによってはスムーズに動かない(アプリの方で高速なネット環境を要求するため?)ので、最低でも1Mbps出るワイモバイルかUQモバイルの契約を検討しています。問題はその際のスマホをどうするか? ということだったのですが、iPhoneSEで一本化できればそれはそれでいいかなという気もします。

ただ、今使っているドコモのガラホの更新月が年末になるので、それまでに楽天モバイルのエリアを含めて自分が安く高品質な通信をiPhoneSEで使えるようになる環境が整いつつあるのは嬉しいことです。個人的にはワイモバイルでもUQモバイルでもテレビコマーシャルをやっているいわゆる「らくらくスマホ」を通話料無料に惹かれて契約してしまうより、通話は10分定額にしてアイフォンを高齢者に使わせた方が良いのではないかと思っています。ワイモバイルでもUQでもしばらくはiPhone7の販売は続くようですが、長く使うならiPhoneSEが良いと思います。

これを書いている時点で、ドコモが中高年向けのスマホとしてiPhoneSEをすすめるテレビコマーシャルを多く流していますが、今回の事でドコモ回線以外のサブブランドでiPhoneSEを購入すれば、安くしかも快適に使えるというのは大いなる皮肉かも知れません。これから安く便利にiPhoneを使いたい方は、ドコモ以外のサブブランドの利用についても考えてみることをおすすめします。


OPPO Reno Aでドコモの3G通話SIMを試す

ここのところ、UQモバイルとワイモバイルもスマホプランの低速制限時に最大1Mbpsという速度が使えるプランを出してくる中で、年末にやってくるドコモのメイン回線をそのままにしてガラホ(ガラケー)運用にすべきか、回線を乗り換えて使おうか、最終的な結論は出ていません。

料金的な点でいうと、5月に「通話無制限」から「5分以内定額」のプランに変更したことで月々の料金は1,200円に下がったのですが、これはケータイプランだからで、ガラホに入っているSIMカードをスマホに入れてしまうと、デバイス外使用ということで月々1,700円に上がってしまうという問題があります。一応ガラホはずっと使っていて問題ないのですが、もし何かの拍子に壊してしまったら、同じドコモのガラホでないとまずいので、不安要素ありというところです。

ちなみに、個人的にはドコモにはもう一つの通話専用回線を持っていまして、こちらはFOMAという3GのSIMになっています。ずっと標準タイプのSIMにしていたのを、当時最新のガラケーに機種変更したことで、今はnanoSIMになっていて、こちらの方はスマホに入れても追加料金は取られず、さらに月々千円の支払いで無料通話が最大3,000円で、通話だけでなくSMSにも使えるという、寝かしにはもってこいの回線になっています。

今回は今年の年末から年始にかけての複数回線の使い分けを視野に入れつつ、このFOMA回線のSIMをSIMを2枚入れて同時に使えるOPPO Reno Aに入れて満足に使えるのか試してみました。

果たしてどうなるかと期待しながらトレイにFOMA回線のSIMを入れ、本体を再起動したところ、以下のような通知がSMSで入りました。本体の方で自動的に3G回線を選択したようで、問題なくSMSが受信できたのでした。

次に、設定の中にある「デュアルSIMとモバイルネットワーク」を開き、FOMA回線のSIMを「ダイヤル」に設定します。さらに、FOMA回線ではインターネット契約をしていないのでモバイルネットワークは設定する意味がないのですが、何らかのアクセスポイントを選ばないと何度もしつこく通知が来るので、適当にチェックだけを入れたら通知は入らないようになりました。

ちなみに、現状では楽天SIMは別のスマホに入れて、OPPO Reno AではOCNモバイルONEのデータ専用(SMSオプションもありません)SIMを入れているのですが、Rakuten UN-LIMITの提供する「Rakuten link」アプリから楽天からもらった電話番号を使って無制限に通話と携帯電話からの着信、そしてSMSができるようになっているます。さらに今回FOMA回線のSIMを入れたことによって、FOMA番号からの発信着信とSMSの送受信ができるようになりました。

「Rakuten link」アプリでは緊急通報やフリーダイヤルの利用ができないので、そうした発信が必要な際にはFOMA回線を使って一般の通話アプリから電話を掛けることで、一つのスマホで2つの番号を使い分けることができるようになりました。

しかも、現在入れているSIMはどちらもドコモ回線を使用しているので、エリアに関してはほぼ問題なく、もし楽天のシステムトラブルで「Rakuten link」アプリからの電話やSMSが使えなくなった場合でも、同じ端末から別番号にはなりますが、すぐに連絡することも可能になるので、とりあえずこの状態でOPPO Reno Aを使い続けてみようと思っています。

問題は、以前にも書きましたが、もし今のメイン番号をRakuten UN-LIMITにMNPした場合、現在の使い方で楽天SIMの入ったスマホと「Rakuten link」アプリの入ったスマホに分けて利用していると、固定電話から電話がかかってきた場合にOPPO Reno Aの電話は鳴らず、直後にアプリからの通知のみになるという仕様があるのですが、この問題については例えばOPPO Reno Aとの2台持ちをしてもそれほどかさばらず同時持ちできそうな「Rakuten Mini」を追加すれば、固定電話からからの着信のみをRakuten Miniで受けるという技は使えます。全く楽天およびauのエリア外であった場合も、ドコモエリアに入っていればどちらの番号からでも発信・SMS送信ができますし、フリーダイヤルしか載せていない宿に電話するような時にもFOMA回線が効いてきます。

現在、Rakuten Miniは1円で買えるのでかなりの人気で入荷待ちになっているのでMNPには全くおすすめできませんが、今年の年末あたりにその価格と材庫がどうなっているかというところで、私の選択も変わってくると思います。もちろん、それまでに他の業者がさらに面白いプランを出すかも知れませんが、もしRakuten Miniが購入できれば、おサイフケータイ対応のスマホを2台持ちすることになるので、様々な利用方法が考えられます。

もし今後新型コロナウィルス騒動が収まって、鉄道を使って関東方面に行く場合、JR東日本のホームベージを見ると「 1枚のSuicaで、Suicaグリーン券を2枚以上購入することはできません。」とあるので、Suicaを持っていない同行人がいた場合には、クレジットカードにモバイルSuicaアプリを紐付けることで、台数分の座席を車内で検札無しで利用することもできるでしょう。そんな事も考えつつ、現状のままにするのか、番号を乗り換えるのかについては様々なシミュレーションをしつつ、安くて使い勝手の良い組み合わせを選べるように準備したいと思っています。


キャンペーンを利用して新端末を入手しやすくするには

一昨日になって新しい楽天モバイルのプランと端末を同時購入した場合に期間限定(ポイント付与から6カ月)ながら14,500ポイントか9,500ポイントを貰えるキャンペーンをはじめました。ただし先日の新プランに申し込んだ人のために、端末ポイントについては新プランを発表してからにさかのぼって適用になるそうです。

しかし私の場合は端末とセットで申し込まなかったので、後から端末だけ追加で申し込んでもこのキャンペーンは適用にならないようです。ただ、このキャンペーンではあくまで後日に期間限定の楽天ポイントがもらえるだけなので、いわゆる「実質」のメリット享受であり、金銭の負担が減るわけではないことに注意しましょう。ポイントを貰っても有効に使う手立てがなく、期限ギリギリにどうでもいいものを買ってしまったら、まさに楽天にとってはいいお客さんになってしまいます。

私の場合は今回の楽天の新プランにSIMカードだけの契約にして、開通手続きとアプリの楽天Linkの利用によって合計6,300ポイントが付与されるだけですが、こうしたキャンペーンをスルーしたのは、ガラケーに入れているかけ放題のドコモの場合だけSIMをあと9カ月使い続けないと解約金の9,500円がかかってしまうからです。

この件については、同じ大手キャリアの場合、2019年10月以降に出てきた新プランに移行すれば、その時点で2年縛りが消えるようになっているのに、ドコモはかたくなに以前からの利用者に2年縛りを続けることを契約の時点の意思を尊重する形で続けているので、ドコモユーザーにとっての選択肢はありません。

一つの考え方として、解約金の9,500円を支払っても早く端末を購入したほうがいいということもあるでしょう。ドコモの番号をそのまま移行するには手数料が税別2,000円かかりますので、更新月以外にドコモから他のキャリアに移るためにはドコモに11,500円を支払う必要があります。

そもそも3月の時点ではドコモから楽天モバイルの新プランにMNPで移行すること自体ができませんし、まだ回線の状況がわからない中での移行は危険なので、ここでは前回紹介した電話のかけ放題プランが選べるUQモバイルに移行しつつUQモバイルでも使える楽天モバイルの端末を購入するというちょっと複雑な方法での購入ということで考えてみます。というのもこの時期にUQモバイルはSIMカードのみの購入でMNPしてスマホプランを契約した場合、ポイントではなく1万円のキャッシュバックキャンペーンをはじめました。キャッシュバックまでにタイムラグが有り、申込みをし忘れたりきちんとキャンペーンに適用する申込みを行う必要はあるものの(オンラインショップ以外での手続きや初期手数料がかからないエントリーパッケージを利用しての手続きは対象外になるため注意)、後日送られてきたメールの内容に従って手続きをすれば実質ではなくお金が戻ってくるので、こうしたキャンペーンを利用しないと損です。

エントリーパッケージをキャンペーンでは利用できないので、実質では約7,000円のキャッシュバックになりますが、もしドコモ契約のタイミングで解約月だったりガラケーのかけ放題をドコモ以外のキャリアで使っていたなら2枚SIMを指して使える楽天モバイルの端末に楽天モバイルとUQモバイルの2回線を入れて運用するという選択もあったのですが、できないことをああだこうだ言っても仕方ありません。

ちなみに楽天モバイルで販売している端末の中では、おサイフケータイと防水機能のあるOPPO Reno Aが楽天モバイル限定で128GBとメモリが2倍になっているモデルがおすすめです。この機種を選ぶと期間限定9,500ポイントが追加でもらえるので、契約に関するポイントとの合計は15,800ポイントになりますが、こちらはUQモバイルのキャシュバックとは違って使う場面が限られるので注意しましょう。

期間限定ポイントの使い道としては、スマホに関する周辺機器(ケースや充電ケーブル、モバイルバッテリー)を買ってもいいでしょうし、近所に楽天ポイントと提携していて普通の買い物で使えるお店があったら「端末の実質価格」が現実に限りなく近づきます。私の場合は利用しているガソリンスタンドが楽天ポイント払いに対応しているので、半年あれば使い切れると思います。逆に言うとポイントを貰ってもいつもの買い物で使い切る自信がないような場合は、安易にキャンペーンに乗らないほうがいいこともあるかもしれません。

とりあえず私は、4月からの楽天モバイルのSIMカードはすでに持っているP30 liteに入れて利用するつもりにしているので、新しい端末を必要とするのはドコモから乗り換える予定の2020年末以降になります。その時にはもう少し状況が変わっている可能性がありますが、SIM購入でもらえる楽天ポイントの利用期限ぎりぎりで楽天で回線対応のOPPO Reno Aが売っていれば一部ポイントを利用して端末を買えば、端末購入時のポイントとドコモ回線の違約金分が相殺されるので、焦って端末を購入することもないかなと思います。時間の経過とともに端末の代金も安くなるかも知れませんし、期間限定ポイントを端末購入に集中して使うことができる分、無駄遣いも減らせます。

そもそも、時間の経過とともにUQモバイル以上に使える通話放題を出してくるMVNOがあるかもしれません。ただスマホに関しては機能と価格のバランスを考えると2021年になってもなおOPPO Reno Aを購入すれば間違いないと思っていますので、今回の楽天モバイルのキャンペーンには感謝しています。

今回はあくまで私の複雑な契約の移行にともなった一つの例ということで紹介しましたが、新しいスマホが欲しい場合には様々なキャンペーンを利用しないと損です。さらに、キャシュバックの場合はいいのですが、ポイントバックの場合は今回の楽天のようにタイムラグが有るだけでなく一定の期間を過ぎると無効になってしまうケースもあるので、ポイントの多さに惑わされることなくあくまで自分に合った条件で利用するようにしましょう。


スマホカメラで画角を変える意味

先日、ちょっとしたお出掛けの中で沼津に新しくできたららぽーとに寄ってきたのですが、まさかオープンしたばかりなのに書店が営業していないというのには驚きました。なぜ新規オープンでお客が押し寄せる時期に撤退したのかと思ったら、書店を展開している会社が倒産したという情報を見付けました。恐らく三井不動産の側からしたら詐欺に遭ったような感じだと思うのですが、利用者側でも書店での買い物ができないというのは致命的で、早めに別のテナントが入って欲しいと思いますね。

そんな感じのららぽーと沼津回りだったのですが、そこでの目的の一つとしてオープンした目玉として設置してある大きな「ひつじのショーン」が入ったクリスマスツリーを見に行ったのですが予想外に大きく、ぱっと止まった所でスマホのカメラを向けたらこんな写真になりました。

普通はこのような画角になれば後ろに下がってもう少し全体が写るような構図を考えるでしょう。しかし今回は折角新しいスマホにある3眼レンズを活用しようと思い、広角専用のレンズで撮ってみようと思いました。前の写真では迫力はあるもののクリスマスツリーの全体像やどこに設置されているのかという状況を記録するのは難しい感じです。その分ツリー全体を大きく映すことができすが、この写真では少しはみ出すように写ってしまっています。

通常はこの状況でもう少し広い範囲を写真に収めたい場合は自分で今いる場所から下がればいいのです。特に普通のスマホのカメラは単焦点のカメラなので、大きく写したければ自分で近づく、広く移したければ自分の方から離れるということが基本なのですが、今回使用したP30 liteは広角側については自分で下がる必要はなくなります。

やり方としてはP30 liteのカメラアプリを画面は立ち上げると通常の画角で表示されますが、これは画面脇に「×1」という表示が現われている通り、標準画角の見え方です。そこで画面脇の数字の部分をタップすると表示の部分が「広角」になり、専用の広角レンズで捉えた映像になるのですが、それがこの写真になります。

撮影するためのレンズが変わるだけで同じ位置からスマホを構えても、これだけクリスマスツリーの周辺が写るようになるわけです。逆に遠くのものを近くにいるように写すためには画角が狭くなるような望遠レンズが別に必要になるわけですが、これを全てスマホでやることは大変です。私自身はどうしても被写体に近づけないような場合にはあっさり専用のデジタルカメラを使って撮ることにしているので、そこまでの高性能なスマホのカメラ機能は必要ないかなと思っているのですが、例えば展望台から広大な風景を撮影する場合には自分が下がるだけのスペースがないような場合もあり、この広角レンズの存在は結構ありがたいかも知れません。

実際にP30 liteというスマホはファーウェイでもスタンダードクラスのスマホということで、上位機種と比べると「思ったほど綺麗に撮れなかった」というような口コミも散見されますが、そこのところはある程度納得し、どうしてもきれいな写真を撮りたい場合には別にデジカメを持っていくということで問題は解決できます。ただ、今の時代、デジカメを持って今回撮った先のショッピングモールをウロウロしていると不審者だと思われるかも知れず(^^;)、今のスタンダードスマホでのカメラ性能のアップ傾向は正直有難いです。今後は色々な場面でスマホによる撮影を行ない、このカメラの実力を見ていきたいと思っています。


ファーウェイ P30 liteのカメラ機能について

今さらながら思いますが、今回紹介するファーウェイのP30 liteというスマホは、販売される直前にアメリカ政府がファーウェイの副社長を拘束するなどのトラブルの中で、アメリカがファーウェイを締め出す中でアメリカの同盟国である日本ではしばらくの間、発売を予定されていたものの一部のキャリアでは発売が中止されるようなこともありました。

その当時は今後、アメリカ企業であるGoogleがファーウェイの端末でGoogle Playを利用できないようにするのではないかという憶測が流れ、そんな中でこのまま日本ではファーウェイのスマホが売られなくなるのではないか? という話もあったほどです。

しかしながら、ファーウェイの勢いが止まる中で、同じ中国のメーカーであるOPPOのスマホが入ってきて、特に「OPPO Reno A」などは防水機能付きのおサイフケータイ入りスマホでここで紹介するP30 liteに防水・おサイフケータイを付けたようなものでも3万円代で出してきたりして、普通にその機能だけを比べると同価格帯の日本のメーカーのスマホとのコスパにはかなり差があるような状況です。その中で数年に一回買い替えをし、さらに毎月の通信料を払うということになると、ハイスペックのものを長く使うよりもスタンダードクラスでもそこそこ性能のいいスマホを使いつくすような感じがいいのではないかと思います。今回P30 liteをセッティングして使ってみて、ROMが多いので今までのように必要最少限のアプリしか使えないということもなく、前の機種では開くまでに時間のかかったようなアプリでもスムーズに使えるようになりました。それだけでもP30 liteを手に入れた意味がある気がします。

さて今回、P30 liteを購入するにあたって一つだけ別買いしたものがあります。P30 liteには工場出荷時にはすでに保護フィルムが貼ってあり、さらに付属品は充電用のACアダプターと充電ケーブル、イヤホンジャックに差して使うワイヤードイヤホンの他にソフトタイプのクリアケースが箱に入っているので、とりあえずはSIMカードとmicroSDカードだけを用意すればすぐに使えるようになるのが売りなのですが、一つだけ自分的には不満な点がありました。

それがP30 lite本体にはストラップホールがないということなのです。最近はケースの裏にシールで貼れるリングストラップを付けて持ち歩くという方法もあるのですが、やはり落下させて画面を割りたくないので、首から下げるタイプのストラップが何とかP30 liteに付けられないかという事があったので、ネットショッピングからソフトタイプのクリアケースにストラップ用の穴が開いていて、ネックストラップと通常の短めのストラップがセットで付いているクリアケースを事前購入しました。上の写真のような感じになり、首から下げても取れることもなく、これで安心して使えるようになりました。

P30 liteの大きな特徴は、エントリー仕様ではあるものの、カメラのレンズが背面に3個付いていることです。ハイレンジのファーウェイのスマホではレンズをあのライカが監修し、その画質もすばらしいということですが、P30 liteのカメラはそれと比べると相当性能としては落ちることはまずはその価格相応ということで理解しましょう。メインカメラ(2400万画素)の画素数はそこまで必要ないとは思いますが、もう一つは800万素の広角をカバーするカメラで、カメラアプリ内でワンタッチで切り替えが可能です。スマホのカメラでは遠くから望遠レンズで狙うことは難しく、広大な風景を捉えるには広角が写る方が便利に使えると思います。どうしても望遠が欲しければ現状では別にコンデジを携帯した方がいいと思うので、こうした割り切りも十分ありだと思います。そして最後のレンズについては、このレンズだけで写真を撮るためのものではなく、人物写真などで背景をぼかすためだけの200万画素のカメラだということです。つまりスマホ内でメインのレンズとこのレンズで撮った写真を合成して一枚の写真にするということで、あくまでも擬似的な背景ぼかしに使えるということなのでしょう。

また、カメラアプリにはAIがシーンを決定するモードが入っていまして、自動的にその映像にふさわしいシーンを選んで撮影ができるようになっています。試しに被写体にできる限り近づいて腕時計を撮ってみましたが、多少ピントは甘いものの、このようにブログやネットにアップするような写真としては十分でしょう。ちなみに、その前の2枚はスマホカメラでなく、オリンパスのTG-5で撮った写真です(^^;)。今後は、被写体を大きく写したい時にはこのように被写体にできるだけ近づき、広大な風景が撮りたい時には広角レンズを使って、旅の風景をより美しく撮影できるようにこのカメラを使っていきたいと思っています。


デジカメが売れない時代のスマホのカメラの進化は?

デジタルカメラの売上が毎年落ち込んでいることがニュースになっていました。まあ今さらではと言った話題ではあるのですが、そのニュースによるとデジカメの売上のピークは2010年だったそうで、現在のデジカメ市場はもはやかつての勢いなく、私の近辺でもデジカメを買ったという話は聞きません。

当然ながらそうした事になってしまった背景には、スマホに付いているカメラの進化とともに、それだけスマホが多くの人に普及した事があると言えるわけですが、果たしてそれでいいのかという風にはつい考えてしまいます。というのも、一昨日皇位継承の行事として「祝賀御列の儀」(パレード)がテレビ中継されていましたが、そこにはスマホを構えてパレードの様子や新しい天皇皇后両陛下のお姿をとらえようとする人であふれていました。もちろん、スマホを通してでもしっかりとお二人のお姿を写真に収められた方もいたとは思いますが、パレードを見た場所によっては満足が行くような結果にはならなかったのではないかと思います。となると、果たしてどれだけの人がスマホのカメラで満足しているのかという風に考えてしまうのです。

基本的にスマホのカメラの場合(複数レンズのない単焦点のものが多いのでそうしたスマホを念頭に置いて説明します)、風景を中心に撮ったり、食事の際のメニューを撮るにはいいと思いますが、遠くにあるものを写す場合、対象を大きくするためには単焦点のレンズでは小さくしか写らない場合は、その対象にできるだけ近づかなければなりません。周りに誰もいなければ極限まで近づいて撮影することができますが、パレードやスポーツ観戦のように、自分の立ち位置が決まっていてそこから動けない場合はもはやお手上げになってしまいます。そうした場合に威力を発揮するのが画角の違うレンズや広範囲で使えるズームレンズを使うことです。

プロのカメラマンやテレビカメラにはレンズを交換できるので、相当離れていてもレンズ次第で対象のアップショットがとらえられるわけですが、スマホの場合はそうはいきません。本来、そうした状況を補うものとしてデジカメが使われるわけですが、パレードでスマホを構えている多くの人は、実際に遠くにあるものにスマホを向けた時にスマホカメラの限界を感じるわけです。まだデジカメが売れていた頃には、実売2万から3万円くらいで広角から望遠までをカバーするタイプのコンパクトデジカメも売られていて、スマホとの使い分けをするような考えで購入する人もあったと思うのですが、現在ではもうこうしたタイプのデジカメはありません。それなりのデジカメを購入するとなるとやはり新品で10万円以上にもなってしまうので、それならあまり使う機会もないしスマホのカメラでいいかということになってしまうでしょう。

どちらにしても今後マニアやプロのサブカメラという形で作られた高額なデジカメが大ヒットすることは考えにくく、最初に紹介したデジカメの売上がどんどん下がっていくというのも当り前の話であると言えるわけです。

これは昔からカメラを使って写真を撮っていた方にとっては寂しい話だと思います。しかし、企業としても売れないものを作ってもしょうがないわけですし、今後に向けての可能性という点で言えば、カメラメーカーが積極的にスマホのカメラへの技術を提供し、かつてのコンパクトデジカメのような性能があるスマホが普通になっていくことではないかと思います。その場合、デジカメと違って長く一つの機種を使うというよりも数年で買い換えということを前提にしていくと思うので、いかに抑えた価格でカメラの性能を上げる気がスマホメーカーにあるのかというところが問題になってきます。

現在も背面にレンズを3つ付けて光学ズームの機能も備えたスマホがありますが、そうした機能が付いたものは高級機に分類されるので、今後のニーズの変化によって複数レンズが搭載されたスマホが一般的になっていけば、極端に望遠撮影を必要としない限りはスマホで十分になるような気もします。どうしてもスマホ以上の写真を撮りたければレンズ交換式のデジカメに行くというような住み分けがはっきりするので、こういう形で進化していってくれればユーザー的には嬉しいですね。

ただ、もう一つの観点からスマホのカメラを見ていくと、単純にスマホのカメラの性能が上がるということは、日常的に私達が見ているテレビのニュースで「視聴者提供」という形でのスクープ映像が流されるかと思いますが、この種の映像が高画質化されるようになるわけで、社会の中でスマホの画質向上というものは今後も求められるものだと思います。通信方式が5Gになり、画像の大きさや動画のサイズを気にしなくても気軽にアップできるようになれば、ネットで見ることのできるデジタルアーカイブスの質も上がります。今後ネットにアップされる写真や動画の画質を上げていく試みの一つとして、スマホの画質向上についていろんなところから要望が上がっていくといいなと思います。


MVNOの「スマホセール」はユーザーにとって良いのか

このまま行くと今年の10月には消費税率が10%に上がるということで、実は掛け込みのセールを狙って様々なものについて購入計画を立てているのですが、意外と安く買えないものの筆頭がスマートフォンだったりします。もちろん、今入っている自分の回線を違うキャリア系の回線に変えることで安く買えることもあるのですが、かなり前からMVNOの行なうスマホセールやキャンペーンでは、スマホを割引価格で購入するには(月額負担を安くして分割で購入する場合も含めます)必ず「音声SIM」の契約が必要で、さらに電話かけ放題のオプションなどを付けるとさらに安くなるという、まさに過去に大手キャリアが行なってきたような条件付きのものが全てになっているのです。これでは、使い慣れたSIMを持っていて、SIMの差し替えで使いたいような人は全く恩恵を受けられません。

私がまだ使っている端末の中には、とあるMVNOでデータ専用の月額千円以下の契約でも古くなった端末を処分価格で購入することができた時代に買ったものがありますが、さすがにこれ以上音声端末を増やすつもりはなく、音声通話のかけ放題はすでにドコモのガラケーで実現できているので、ニーズ的には全く合わなくなります。当然、安くスマホを購入する場合には様々な条件があり、契約即解約というようなやり方では様々な手数料を加味すると必ずしも安くならないような感じになってしまいます。

すでに大手キャリアでは実質0円ではスマホを購入できないような形になりつつありますが、こうした事はMVNOにも及んでくることが予想されるので、これから行なわれるキャンペーンやセールでは、乗り換え先のMVNOでしばらく利用することが前提なら悪くない条件だとは思うのですが、セールが終われば通常価格に戻ることになります。そうなるとほぼメーカーの出す定価に沿った金額を分割で購入することで毎月の通信費用の負担増を抑えるようなビジネスモデルが一般化することになると、回線の解約料金はなくなったとしても、端末を購入する事を契約時にセットで行なってしまうと、結局24回払いや36回払いを完了しないうちはなかなか回線を移ることが難しくなってしまう可能性もあります。

個人的には回線との紐づけで端末を買わせるのではなく、MVNOでは当然でキャリアでも普通にSIMだけの契約が普通になり、端末はメーカーが家電店に売りに出したSIMフリーのものを買うようになるべきだと思います。当然最新の「話題のスマホ」は下手をしたら一台10万円以上という高額なものになってしまうかも知れませんが、機能を思いっ切りしぼった廉価版スマホが出てきたり、さらにモデルチェンジして一般販売を終了した機種がアウトレット品として安く買えたり、さらに中古市場が活性化し、使い方によっては十分使える古いスマホが手軽に買えるようになることで選択肢が生まれると思うのです。

現在のSIMフリースマホの価格を見てみると、普通の機能を持つもので5万前後、ASUSやHuaweiの安くてもそこそこ機能があるスマホでも2万から3万円というくらいの価格設定になっています。当然、機能の充実ぶりを見れば3万円や2万円でも安いと私自身も思えますが、家族3人分とか5人分のスマホ代金を出さなければならないような場合の事を考えると2万円でもなかなか出せないという方もいるのではないでしょうか。

今の世の中ではますますスマホのアプリ使えることが前提になったサービスが増えていて、全くスマホがない生活というものが考えにくくなっているような所もあります。個人的には政府はなぜ「通信料」を下げろという事ばかり大手キャリアに勧告し、スマホ代金を安くするような指導をしないのか不思議に思います。競争が大切だというなら、極端な話全てのスマホをSIMフリーにして回線サービスだけで勝負させ、端末はあらゆる販売チャネルで競わせて型落ちを安く提供させたり中古市場を広げることで、車のようにお金がある人もない人も、その人が使えるスマホを自分の懐の範囲で十分買えるような環境になる方がいいように思います。今後には回線の契約とは関係なく学生のお小遣いで十分買えるようなSIMフリー端末の出現を期待します。


ファーウェイはなぜ新しく「NM Card」なる規格を作ったのか

前週からアメリカのトランプ大統領が国賓として日本を訪問することになり、かなりの警備が行なわれたようですね。私は大統領来日前の木曜日に東京周辺に出掛けていたのですが、広場には警察官が立ち、駅のコインロッカーも利用できなくなっているところはあったものの駅のゴミ箱は使えたので、飲み終わったペットボトルの処理に困ることはありませんでしたが、東京に旅行した方や東京を生活の基盤にされている方は今週末から週明けにかけて、不便になったところもあったのではないかと思います。

今回の日本国政府のおもてなしの姿を見るにつけ、トランプ大統領を本気で怒らせたら、いかに国を代表する企業といえども、一気に潰されてしまうのではないかという恐怖を感じたのは私だけではないでしょう。それほど大統領が来日前に発表された中国のHuawei社への規制強化はものすごいプレッシャーであり、今後Huaweiがそのまま潰されてしまうのか、それともアメリカに対抗する何らかの策を持っているのか、今後の状況から全く目が離せなくなってきました。

実のところ、先日のブログでHuaweiのスマホが今まで利用していた基本ソフトのAndroid OSの提供を米グーグル社が停止するということがニュースになったことを書きましたが、その後、基本ソフトだけでなくiPhoneをのぞく他のスマホの標準になっているSDカードなどの規格を策定する規格団体のSDアソシエーションがHuaweiをメンバー企業から除籍するということが発表され、さらにスマホの通信には必須とも言えるWi-Fi規格を策定する規格団体のWi-Fi Allianceが、アメリカの大統領令を受けて「一時的に制限した」ことを表明したということがニュースになりました。

団体から離脱したからと言って両方のサービスが自社スマホで使えなくなるというわけではないのですが、自社製品のサポート面が一部できなくなり、さらに自社に有利なような規格に誘導するということは不可能になるため、Huaweiの他社と比較しての競争力は、このままでは落ちていくことは目に見えています。ここまでHuaweiを狙い撃ちにするというのは、現在テレビ東京系で流されているドラマ「スパイラル」で描かれる狙われた企業のような感じもするのですが(もちろん、企業の規模はとんでもなく違いますが(^^;))、それだけ米国は中国の動きを警戒し、絶対通信機器・ネットでの覇権を渡すまいとしてなりふり構わない行動をしてきているなと感じます。

ただ、こうしたニュースを読んで腑に落ちたのが、新しいHuaweiのスマホにmicroSDカードに変わって採用された「NM Card」がどんな経緯で登場してきたのかということでした。国の体制の違いにより、グローバル企業ではなくあくまでも中国共産党の意を汲んでの活動を余儀なくされるかも知れないHuaweiは、近い将来に自国と米国とが貿易に関する問題で揉めた場合、OSを含めたあらゆる米国産の技術を使えなくなるという場合を想定していたのではないかということです。

先日紹介した非米国産の「Kirin OS」についてももはやすぐにでも搭載スマホを出してきそうな勢いですし、本体以外に様々なデータを収納できるメモリカードをSDカードを採用しないスマホを出し、かと言って全てクラウドおよび本体メモリに保存するような仕様のiPhoneとも違うということになると、自社で独自の仕様を持ったカードを作るしかないと決断したのでしょう。

アマゾンのNM Cardの価格を見るとまだかなり高いですが、中国国内での利用を考えると今後多くのメーカーが社外品のNM Cardを出してくるようになれば、当然価格は安くできます。さらに、SDカード端子に接続を可能にするアダプタを出すだけで、完全にサポートされることはできないものの、何とか今までのカードリーダーも使えるようになるので、新たなメモリカードの勢力競争が行なわれていくことが予想されます。

恐らく日本の方はあえてNM Cardの方に乗る方は現在ではいないと思いますが、もし動画撮影でももたつかないような高速対応が安いカードでもそれなりにできるような変化が起こった場合、一部の人はSDカードから乗り換えるような事も考えられます。過去に起きたこうした記録メディアの覇権を争う企業間競争は、あくまで民間の企業の中での争いでしたが、今回の争いは米国と中国の国家の威信を賭けた争いになるため、負けた方の記録メディアが駆逐されるかというとそうではなく、中国を含む同盟国でのシェアは今後NM Card一色になることは間違いありません。そうなると、SDカード陣営は中国とその同盟国内でのシェアを無くしただけではなく、常にNM Cardよりも高性能な規格をSDカード側が作っていかないと、米国を含む同盟国のユーザーからNM Cardに乗り換えられる常なる危険を自ら生んでしまったということになり、このメモリカードに限っては米国は先走ってしまったのではないかと現時点では思わざるを得ません。

今後の覇権争いの中では当然、日本でもNM Cardを使うと中のデータが壊れたり、知らない間に中国にデータが渡ってしまうというまことしやかな話が流れることになるでしょう。しかし、メモリカード自体はネットに接続されていませんから、ネット環境がないところでデータのやり取りに使うだけなら耐久性の心配はあるものの、カードの中味を盗み見られる危険というものはネット接続を避けるようにすればSDカードと同じように保護できるのではないかという気がします。

とにかくどんな結果になっても、一般論として言うならば、自分を含めたユーザーとしては安全な上で安くて使いやすいものでさえあればどの規格になっても文句を言うすじあいのものではなく、今まで使ってきた規格も簡単に変えてしまうことも厭いません。ただ、正しい選択をユーザーにさせるために、どちらの陣営も間違った情報でユーザーを撹乱させるような手法で覇権を奪いに行くべきではないでしょう。もちろん今までの経緯を見ると、そうした可能性も否定できないため、センセーショナルなニュースが出ることになっても決して慌てず、騒動が落ち着いてからハード及びソフトの買い替えを検討する慎重さというものが必要になってくるのではないでしょうか。


スマホの中古市場とカメラ機能

先日、久しぶりに会った友人がスマホのカメラが調子が悪いというので別にコンパクトデジカメを持参してお散歩などする中での風景を撮っているという話になりましたが、これからコンパクトデジカメを購入しようと思った場合、どんな選択肢があるのだろうかとふと思ってしまいました。

旅行中にはデジカメを首からぶら下げた人を見掛けることはありますが、日常的にデジカメを持ち歩くということは自分の場合はほとんどなくなってしまいました。なぜなら、今あるスマホのカメラの方が常に持っていますし、防水機能が付いているものならちょっとした雨が降っている中でも安心して使えるからです。

というか、このブログで紹介している写真はほとんどスマホのカメラによる単焦点カメラで撮ったものです。遠くからズームを使って大きくしたい場合は最大の解像度で撮影した写真の一部を切り取ることで対応するしかないですが、このブログでアップしている写真のサイズはほぼ例外なく「640×480」というサイズに縮小して表示しているので、トリミングで細かいところまでピントが合っていれば、Web上で紹介するくらいなら問題ないとは思いますが、やはりもう少し簡単にズーミングして対象をはっきりさせた写真をということになると今のスマホのカメラでは物足りないという部分もあります。

しかしながら、スマホカメラによる撮影と直接ネットにアップできる利便性はスマホの方があるので、昔はお手頃な価格でそれなりの画質を楽しめたコンパクトデジカメがそれなりにあったのですが、今では新品では4万から5万くらい出さないとなかなか新品では購入できません。現在のコンパクトデジカメは高級化路線が進んでいまして、5万円どころか10万~20万円以上という価格帯のものが売れ筋になっていて、もはや一般ユーザーと言うよりも本格的なレンズ交換式カメラを持っているマニアのサブカメラとしての用途でのみ生き残っているという感じになってしまっています。

ちなみに、個人的な現状でのコンパクトデジカメのおすすめとしては、何と2012年に発表されたモデルが今でも現行機として売られている大型センサー搭載で画質がいいSONYのDSC-RX100(初代機)と、センサーの大きさこそ小さいですが、これも形を変えて同じ形のまま同じコンセプトのまま売られ続けている防水・防塵機能搭載で画質も良いOLYMPUSのTough TG-5がどちらも2019年現在4万円くらいで購入できるのですが、廉価版コンパクトデジカメの進化はDSC-RX100発売からこの7年間止まっているかのようで、恐らく今後についてもそこまで進歩するとも思えません。

さらなる高性能を同じくらいのコストで求めるなら、コンパクトさにこだわらなければ、評価の定まったレンズ交換式カメラとレンズの中古を手に入れれば、同じ4万~5万円の予算があれば十分に素晴らしい写真を撮れる環境になるのですが、そうなるとさらに気軽に旅に持って行けなくなるということで、スマホでの撮影の頻度が上がるということにもなりかねません。

現在の日本の状況ではコンパクトデジカメがバカ売れするような事は今後も考えにくく、スマホでの写真撮影に限界を感じ、それなりの予算を組んで支出する人でなければカメラ専用機もなかなか買いずらくなっていることをどう捉えるかが問題です。最近のスマホでは3つのレンズが付いていて、その画角の違いを生かすような形で広角から望遠までをカバーするようなスマホも生まれていますが、電池が本体に内蔵されていて数年で新しいスマホに買い換えることが普通になっているスマホのカメラに高性能を求めてその分高額になるというのも何だかなあと感じるところもあります。

ちょっとしたアイデアとして、スマホのレンズに付けるテレコン・ワイコン・マクロレンズを使ってみるということも考えたのですが、小さい部品であるためなくしたり壊れたり、そもそも強引にレンズを付けることで画質の方が(特に高倍率用のレンズではケラレが発生しそう)不安になるため、そんなものを買うならコンパクトデジカメを買った方がいいのではという事にもなりかねず、また話が元に戻ってしまうという(^^;)。

今後への希望としては、先だって紹介したドコモの新プランが端末料金と通信料金の分離を目指して作られたということから、今後のスマホについては電池をユーザーの方で簡単に交換できたり、今以上に同じスマホをバージョンアップ保証して最新のOSを使えるようにして購入してから長く使えたりと、中古として利用できる期間が長くなるような環境を整備する中でカメラの高性能化を行なってくれれば、高性能カメラの付いたスマホ一台がコンパクトデジカメの代替として使えるようになるのではないかと思うのですが。現状の端末代を通信費で回収するようなビジネスモデルから、スマホ本体の価値を高めてリユース市場でも売れるような付加価値を付けるような製品が出てくる方向になっていくのならライトユーザーも助かります。

自動車の場合は新車だけでなく大きな中古市場が存在しています。車の場合は基本的には部品の交換をしていけば耐用年数も長く、ハイブリッド車や電気自動車でもメーカーの品質保証のある中古車が売られています。スマホはさすがに車ほどの耐用年数はないかも知れませんが、紹介したように7年前くらいのレベルのコンパクトデジタルカメラの機能が付いたスマホが安く入手でき、電池の心配がなくそこそこ使える端末が中古で提供されるなら、多少古くて性能が落ちてもSNSに投稿する写真が綺麗に撮れる方を優先して使いたいと思う人はいるはずです。賃金が必ずしも上がっていかない社会の中で、2年から3年ごとにある意味消耗品扱いとも言えるスマホを10万円以上も出して買える人がどれだけいるのか、そんな事も考えながら今後のスマホ市場が変わってくれることを期待したいですね。