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災害時に必要な熱源は日頃の生活の中で蓄えることでいざという時に役に立つか?

日本の関東や東北地方における停電の可能性というのは、まだ完全になくなったわけではありませんが、すでに自宅をオール電化にしている方は、何らかの対策が必要になるでしょう。

ただ、ガスの場合も給湯器は電源を必要とするので、全く問題はなくなるかというとそういうわけではなく、ガスコンロについても点火のための電池を必要とするなど、ガスが通っていればそれで問題ないということもないので、その点も注意は必要でしょう。

今回は電気のみが使えなくなるような状況ですが、大きな地震が来た場合は当然ガスも使えなくなります。暖房用や調理・湯沸かし用として災害用に何かを用意することは大切ではありますが、私の場合は主にアルコール燃料をストックしておき、炊飯やちょっとした調理はアルコールストーブを使って行なうつもりにしていますが、アルコール燃料を大量に貯蔵するというのも、考えてみればもしこぼした燃料用アルコールに火が付いたら爆発するように燃えると思うので、そこまで大量に用意はしていません。ある程度の量を工夫しながらやりくりし、単純な湯沸かしくらいなら別の燃料を使って行なおうと考えているのですが、いい機会だということであることを試してみました。

というのも、キャンプグッズとして少ない燃料でお湯を沸かせるグッズとして知る人ぞ知る「ケリーケトル」という筒状のヤカンがあるのですが、私は本家ケリーケトルは持っていないものの、お湯が湧いても直接素手で触ることができるように周辺にネオプレーンが巻かれていて、容量は本家より少なめの500mlという「mkettle」という商品を持っているのです。今までは固形燃料やアルコールストーブを熱源にして使っていたのですが、本来は小枝や松ぼっくりなど、キャンプ場で拾えるものを使って短時間でお湯を沸かすためのものなのです。

ただ、キャンプに行かずに自宅に置いているだけだと、なかなか小枝や松ぼっくりは落ちていませんが、都市での生活を続ける中で、燃料を自然と蓄えることができるのです。それが上の写真のものなのですが、これは牛乳パックを開いて乾かした後、写真の大きさに切ったもので、この量が1パック分になります。この牛乳パックには水をはじくように表面にロウが塗られているので、いったん火を付けると着火剤いらずで良く燃えます。薪を燃やす場合の焚付にするという手もあるのですが、ネットで牛乳パック1パック分をうまく燃やせば、500mlくらいの水ならお湯を沸かせるという記事を見て、ちょっとチャレンジしてみたくなりました。

自宅のベランダで実験を行なうにあたり、火事にならないようにケロリン桶に水を張ってもしもの場合に備えつつスタートします。牛乳パックは本体の下にある燃料スペースに少し入れておき、火を付けます。マッチの火を近づけて燃えきらなかったかと思ってもきちんと着火したので、かなり牛乳パックの紙は燃えやすい感じです。うまく火が付いたらその火を消さないように、mkettleの上の筒から紙パックを切った紙片を落としつつ、火の勢いをキープするようにします。

火の方は火元の窓から燃え方が見えるので、燃えカスが外に出ないように注意しながら進めます。だんだん水を入れたところから湯気が立ってきて良い感じだなと思ったところでこれ以上入れる紙が無くなったため終了しました。今回は沸騰まではしなかったものの、温度を計ったら90℃まで上がっていて、これなら一パックごとに輪ゴムでまとめておけば、いざという時に役に立ちそうです。

現在、私の使っているmkettleは入手が難しいようで、本家ケリーケトルは0.6Lタイプが定価1万円弱とそれなりに高額ではあるのですが、燃料を選ばずに本体だけでシンプルにお湯を沸かすという点では、災害対策用としては十分有りなのではないか? という感じがします。

まあ、こうしたグッズを持っていなくても、今の世の中では酪農家を職業として維持してもらうために牛乳を消費することの大切さが言われていますので、定期的に牛乳を買って飲み、いざという時の着火剤代わりに飲み終えた牛乳パックを切ってストックしておいても良いと思います。


電力ひっ迫警報が出て改めて家庭内の暖房や夏の過ごし方についても考えてみる

東日本大震災の後に起こった計画停電は、普通の生活をしている中では全くその足音も聞こえなかったものの、ロシアとウクライナとの間での戦争でエネルギー需要の状況が一気に変化した上に、東北で大きな地震が起きたことにより被災地近くでの火力発電所が運転を停止し、さらに天候が一気に変わり、太陽光発電からの電力供給が期待できず、その上で真冬並みの気温になったことで現実味を帯びてきました。

なかなかこれだけの悪い状況が重なるとは思えない中で、現実の事として電気は使えないものの家の中で温まるためには電気(エアコン)を使いたいと思う方は少なくないと思います。しかし、皆がそういう風に思って普段どおりの温度設定でエアコンを使い続けたとしたら、さらに最悪の状況をもたらしてしまうでしょう。思わぬ事がきっかけで広範囲での停電が起き、なかなか復旧できないような状況に陥ってしまう可能性も0ではありません。私の自宅は静岡県でも東京電力の管轄でなく、富士川より西にあるので中部電力の管轄ということで、今回の電力ひっ迫警報とは直接の関係はないものの、真剣に「暖房・冷房をどうするか?」ということについて考えることは大事だと思います。

たまたま昨日は祝日に出勤した代休のため自宅にいたのですが、家では昼間外から太陽光が入る部屋で過ごすことで照明にかかる電気は使わずに済むものの、問題は雨の影響もあり芯から冷えてくる冷気をどうやり過ごすかということでしょう。

これは、住んでいる地域によっても差は出てくると思います。私の住む静岡ではそれでも室内の温度は暖房を入れなくても窓を閉め切ることでだいたい20℃くらいをキープしていますので、厚着をすれば過ごせなくはないのですが、全身を厚着にはできないので、普段から使っている電気こたつの電気を入れずに一工夫しました。

といっても話はそれほど難しいものではありません。最近はあまり使っていなかった湯たんぽを引っぱり出してきて、それをこたつの中に入れて足を突っ込むと、時間が経っても湯たんぽは肌触りが良く、長く暖かさを保ち、上着を重ね着するだけで何とか過ごすことができました。ただこれは、氷点下の気温が続くような所では無理だと思うので、そうした地域にお住みの方は、電気を使わない灯油ストーブや、薪ストーブなどの燃料を燃やす系のストーブを使って電気を使わないようにすることで対処するしかありません。

また、体の中から温めるために湯たんぽに入れるお湯を作る時には、ふだんより多目のお湯を沸かし、それを真空断熱ボトルにストックしておくと、お茶やコーヒーを作って飲めますし、湯たんぽのお湯をつぎ足したりすることで、保温力の落ちた湯たんぽを復活させることも電力やガスの追加使用なしにできます。手がかじかむくらい冷たいような場合には手ぶくろにカイロを併用し、一昔前の冬の過ごし方を実践するというのも、十分にあるのではないかと考えます。さすがに普通の手袋だとキーボードが打てませんので、指が出るタイプの手袋を用意するなど、家の中で何をするかによって用意するものが増える場合もありますが、こうしたものをまとめておけば、計画停電の時だけでなく冬に大きな災害が起きた時にも使えますので、今回の状況になったことを機に、電気に依存しない暖房器具を入手してみるのも手でしょう。ちなみに、今回こたつの中に入れている湯たんぽは以下のリンクの商品になります。

これは、ウェットスーツの生地を使ったもので、タオルなどを巻かなくてもそのまま使えるようになっています。使わない時には小さくなるので、車中泊用にもかなり便利で、今回のようないざという時に活躍してくれます。他にも様々な種類がありますので、今後の購入も正直検討しているところです。

そして、今現在にはちょっとイメージしにくい夏の暑さを省エネで乗り切るというのは、エアコンを使った涼しさに慣れ切ってしまった私たちにはちょっと自信がありません。エアコンを使うことを前提にしつつも、暑さのピーク時のみに使うとか、設定温度を上げてサーキュレーター(DCモーター)と併用することで涼しい空気を循環させて使うぐらいで、エアコンを使わないことを前提にすると、水風呂に入って団扇で扇ぐといった、とたんに前時代的な貧乏くさいやり方になってしまうでしょう。

ただ、アイテムとしてDCモーターを使った扇風機やサーキュレーターはぜひ入手しておいて、日常的にエアコンの補助という感じで使っておくことをおすすめします。もし全面停電になっても、ACコンセントの付いたポータブルバッテリーを充電しておけば、しばらくは風を起こすことができますし、ポータブルバッテリーを太陽光パネルで充電することができれば、比較的長い時間停電になっても使うことができますので、家の中に風の通り道を使ってその中で使えば、外からの涼しい風を呼び込むことも可能かも知れません。どちらにしても、普通に電気が使えるという当り前の事ができない場合、相当大変なことにはなる事を考えながら生活をしていかないと、今後暖かくというより暑くなる気候の中で、絶望的にしかなりません。前述のウェットスーツ素材の湯たんぽは、冷水を入れると水枕としても使えたりしますので、スポーツ用に体を冷やす氷嚢なども用意しながら、電気のない場合での涼み方についても知恵を出していければと思っています。


飽くなき理想のキーライトを求めてGENTOS GK-002Bを購入してみる

昔からボトルとともにライトが好きで、様々なライトを持っています。車中泊用としては、手ぶらでも前を照らせるヘッドライト、車の中全体を明るくできる電池式LEDランタン、車のトラブルが夜中に置きた時に、強めの光で暗闇を照らせる懐中電灯型のライトなどを揃えているのですが、毎日携行するキーライトについては、なかなか満足するものに当たっていません。

このブログでも何度も購入時に報告していたのですが、100円ショップにあるストラップが付くライトの中で、単三電池が入るミニライトは使っているうちに接触不良が起きて点灯しなくなり、この辺の小さなライトについては安いものを中心に、そうした接触不良のトラブルが頻発する傾向にあります。

そんな中で接触不良のトラブルとは皆無で、2015年に購入して今も現役なのが、マグライトというブランドでおなじみのソリテール LEDライト(単四電池一本仕様)です。点灯消灯は本体先の部分を回し、さらに光の分散と集中も本体先を回すことによって調整できるというのは小さくてもマグライト共通の仕様になっています。これ以外のキーライトは、ほぼ接触不良で全滅状態だったのですが、今回久しぶりのリベンジということで、GENTOSのGK-002B(黒)というモデルを購入してみました。

キーライト用に作られたモデルで、明るさは15ルーメン、実用点灯時間は約12時間、エネループ対応ということになっています。こちらのライトはソリテールと同じく本体先の部分を回して締めることによって点灯し、緩めると消灯します。ソリテールと違って緩めすぎると中に入っている電池が落ちてしまいますが(ソリテールの方は本体底の部分を回して電池の入れ替えができるようになっています)、一部口コミであまりジャラジャラさせた状態で持ち運ぶとライトと電池が入っているところが離れて落ちてしまうという事もあるようですが、ポケットに入れておくようにすれば問題はないと思います。

大きさも、二つのライトではほとんど差はありませんしキーライトとしては必要十分の性能は持っていると思いますが、ソリテールの方は明るさ37ルーメンと明るいこともあり、カタログ上の連続点灯は約1.75時間と、こまめな電池交換が必要になるところがあります。多少暗くても長時間の連続使用ができるGK-002Bは、今後スイッチ部分の接触不良が起こるかどうかが問題です。逆に考えると、普通に車のキーライトとして使っていて全くトラブルが起きていない、ソリテールの安定感はすごいと思うのですが、単に私が当たりを引いただけという可能性もあるので、本質的な評価は難しいですが、やはりONOFFだけでなく光のコントロールまでできる機能性も優れているので、その辺はしっかりと評価しておきたいと思います。今回GK-002Bを購入したのは、アマゾンのセールで価格が3分の1以下で、自転車のカギのところに付けておき、車を使わない時にキーライトとして使いたいという思惑があるのですが、果たして耐久性はどうなのかということについて自分でテストしながら使っていきたいと思います。


市販の災害用食品でないところで考えたい備蓄可能な食料品にはどんなものがあるか

過去のブログにはまだ専用の品が主にカンパンやRitzぐらいしかなかった時に、新たに出始めた缶入りのお菓子や食料品を紹介したことがありましたが、こうしたものをずっと管理してキープすることは大変なものです。

そんな中で、新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るう中、一日中外に出なくても三食いただけるように、家庭内での備蓄食料を用意しておくことの大切さというものについて改めて考えています。感染症対策の備蓄食料ということで言うと冷凍食品の方がお手軽で味もしっかりしていますのでおすすめです。

最近は冷凍食品専用で冷凍庫を利用している方もいて、さらにカセットガスでも冷やせるクーラーボックスを持っている方なら、停電があっても備蓄してある冷凍食品を冷たいままキープし、食べ切るまで保管しておくことも可能だと思いますが、私の環境では冷蔵庫の冷凍室に入れた保冷剤を使ってクーラーボックスで一時しのぎをするしかないので、停電直後に食べる分くらいは買って置いておくものの、それ以上の備蓄は難しくなります。

ということで、改めて常温で保存できて日々の生活の中で食べられる個人的におすすめな備蓄食料について考えてみたいと思います。まず、基本的な「お米」「乾麺」「インスタント食品」「缶詰」などが挙がると思いますが、お米を炊く場合は、お米に水を吸わせる時間がかかるので、他の食品と比べても時間がかかってしまいます。お子さんのいるご家庭では、空腹を我慢できない場合もあり、それで缶入りのお菓子系の防災食品が喜ばれる傾向にあるのだと思いますが、例えばグリコのビスコなど、あえて缶入りの高価なものを購入しなくても、おやつ用に用意して古いものから食べるようにしておけばいいでしょうし、あえてお菓子にしないで、簡単に電気(主に電子レンジ)がなくても短時間で調理できるものを用意しておくのも良いと思います。

今の時期は、お正月用に真空パックに入ったお餅がスーパーで目立つ場所に置かれると思いますが、お餅は通年購入するようにし、おやつやそれほど量を食べたくない場合の食事用としてキープしておくと、砂糖(きなこ餅)や醤油(磯辺巻き)などで食べられ、さらにネットで検索すると様々なアレンジレシピが紹介されています。また、手軽なキャンプ飯の材料としてもお餅は優秀なので、色々工夫すれば飽きることなく日常的に食べられ、いざという時にも役立つ存在になるのではないでしょうか。

あと、最近になって感じるのは、比較的長い期間保存可能な乾麺(パスタ・うどん・そうめんなど)を調理する場合の「味付け」をどうするかということです。パスタの場合にはレトルトのソースもありますが、うどんやそばの場合は液体のつゆが多く、一度開封してしまうと早めに使い切る必要があり、備蓄という点からすると弱いということがあります。ありあわせの調味料で味付をして食べるというのもありではあるのですが、せっかくなら日常生活でも食べられるように、専用の味付けのできるものを用意しておきたいものです。

最近はそばよりうどんを多く食べるので、一人用に小分けされた粉末スープの「うどんスープ」をストックしています。これだと、人数分で足しながら使うことができ、一箱分のものを使い切れなくても、液体と比べて保存が効きます。パスタでも粉末状のあえるタイプのソースが売られていますし、こうしたものを用意しておけば、例えば災害時にはうどんにパスタソースをからめていただいてもいいですし、そうした組み合わせの中で普通の食事にも合うようなものができるかも知れないと思って、今試行錯誤しています。

粉末状のものというと、お湯を注ぐだけで食べられるスープやフリーズドライのお味噌汁もありますが、やはり災害時を考えるとコーヒーの類でも甘いカフェオレタイプのものや、他にも粉末タイプの飲み物も結構あるので、湯沸かしさえできればすぐにいただけるスティックタイプの飲料も日常的に飲みながら、いざという時にもとりあえず冷えた体を温めたり、甘いものを飲むことで体の疲れを取ったりする効果も期待できたりします。

ただ、複数の飲料を今試している時なので、現在行なわれているブラックフライデーセールで売られているスティックタイプ飲料の安売りだと一本ずつの単価は安いものの、最後まで飲もうと頑張っても残してしまうという事が多いので、スーパーで安い時に色々な種類のものを飲み比べします。夏にはスポーツ飲料の粉末タイプを用意しておくと、飲む時だけ消費することができるので、500mlにぴったりのサイズがあればいいなと思っているのですが、これは来夏に期待したいですね。


テレビの情報はしばしばスポンサーの意向で流れることもあるのであくまで自分なりの解釈を

一昨日、TBSテレビ系で全国放送された「マツコの知らない世界」では、このブログでも紹介している防災用品について紹介するセクションがありました。プレゼンターとして出てきた方はきちんとした防災グッズの紹介をしていて、ためになる部分も多かったのですが、そこはスポンサーあってのテレビ放送なので限界もあると思います。

その方が言っていたのは、防災に何を備えるかというところで大切になるのが「妄想力」で、実際に大きな災害があった時に何があると有難いのかということを考えながらグッズを集めるといいと説き、ラジオおよび災害用トイレを事前に用意することの重要性や、備蓄食料の賞味期限切れを防ぐために、普段食べるものをローテーションさせることの大事さを訴えていました。この点についてはまさにおっしゃる通りだと思いながら番組を見ていました。

さらに、防災グッズ集めの一歩として、お近くの100円ショップに行き、ヘッドランプやランタン、レインコートや空気で膨らむ旅行用まくら、マスクや衛生用品などを買い、だいたい一人3千円くらい(最近の100円ショップではリュックも売っているので、ちょっとした防災セットを入れて持ち運ぶためのバッグ込みでもほとんどまかなえます)と市販の数万円のセットを買うより安上りになると言っていたのはまさにその通りで、もしご自宅にダイレクトメールで防災セットの案内が来たら、その中に入っているものを参考に100円ショップで購入できるもので揃えてしまうことを個人的にはおすすめします。

と、ここまでは良かったのですが、スマホ充電用に単体で6万円もする足こぎ式発電器の「ケーターパワーボックス」を一般家庭に勧めてきたり、恐らくこれは出演者のマツコ・デラックスさんと過去のコマーシャル出演などで関係があるトヨタのプラグインハイブリッドのRAV4(番組でのテロップでは495万円)を防災用品として紹介してきたのには、ちょっとやり過ぎではないかと思ってしまいました。

もちろん、トヨタ以外でも車内コンセントから家電製品を災害時に使うというコンセプトの電気自動車やプラグインハイブリッドの車はあり、災害時の事を考えて導入されている方もいるでしょうし、実際に電子レンジも使えるようになるいざという時にはガソリンで電気を作ることのできる発電所(車)を手元に置いておける安心感は十分にあります。ただ、最初の方ではあくまでリーズナブルに防災用品を揃えようという話だったのが、全て見終えると「やはり防災対策にはお金がかかるなあ……」と思われてしまうような構成になっていたのは、逆に視聴者の方々に防災用品から興味を引かれてしまうのではないかとも思えてしまったのでした。

この番組には、過去にブログで書いたかも知れませんが、私が以前から知っている方がプレゼンテーターとして出演していたことがありました。その方は全国の桜を移動しながら追っていくことに命を掛けているような方で、最初の方は全国の桜の名所について解説していたのですが、なぜか後半は「花見のお供」ということなのか、大手コンビニチェーンが当時出していた花見時期のスイーツ紹介へと内容が変容し、その方ももしかしたら一部不本意な気持ちはあったのかも知れません。

スポンサーあってのテレビであることは確かなのですが、逆にそのスポンサーの思惑に全て乗っかって消費活動へと走らさせるような事も良いとは個人的には思えませんし、やはりこうしたテレビ番組は、役に立つこともあるものの、役に立つ部分だけを利用して全てを受け入れるような事については十分考えてからにした方が良いと思います。

ちなみに、私の考え的には、自宅や避難所にいながらスマホなどに使う電気を蓄える場合、まずは電気を貯めることができるポータブルバッテリーや自動車のバッテリーにインバーターを付けてAC出力やUSB出力をすることを考えます。テレビで紹介された「ケーターパワーボックス」は自動車用バッテリーへの充電も可能なようですが、町内会などでいざという時に交代しながらみんなで発電するにはいいものの、家庭で動かす人が一人だけというのでは大変ですし、何より非災害時になかなか使う気になれません。

私の自宅の場合、幸いにして朝から太陽が窓から入ってくるので、ベランダの物干し竿にそれほど重くないソーラーパネルをかけることで、それなりにバッテリーの充電ができるので、バッテリーを複数用意し、一つのバッテリーを使っているうちに別のバッテリーをソーラーパワーで充電することを繰り返すことによって、何とかスマホの電源くらいは確保できるのではないかと思っています。価格については、セール時に通常価格より安くなった時を狙ってバッテリーもソーラーパネルも購入しているので、その都度の支払いになるのでそこまで家計に負担はなく何とか自力で発電したものを使える目処は立っています。

それとは別に、手回し式の災害ラジオは、いざ電池がなくても自力で回せは一定時間ラジオを聞くことはできますので、蓄電先が充電池ではなくコンデンサーになっているものを用意しておくのは十分有りだと思います(充電池に蓄電するタイプの製品は、充電池の劣化が起こる可能性が高いため)。小型ラジオなら旅先で聞きたい場合にも使えますし、私の持っているものはLEDライトも付いているので、懐中電灯としての役目も果たしてくれるので、そういったものを用意しておくのはおすすめです。何しろ、世の中には様々な情報が溢れていますが、私のおすすめ品がピンと来ない方もいると思いますし、やはり大切なのは情報を入手してから後に、自分で考えてどうするかということだと思います。

災害時の過ごし方は一律ではなく、これを読んでいる皆様の中でも状況も違いますし必要とするものも違ってくると思いますので、このブログが様々な判断をする際の一助になればと思っています。


キャンプ用具の価格破壊「ダイソーフッ素加工メスティン」のコストパフォーマンス

2019年あたりからソロキャンプブームが起こり、最近ではCDショップのようなところでも特定のキャラクターのロゴが入ったキャンプ用品が売られるような、従来では考えられないような事が起きています。

さらに、ソロキャンプと100円ショップの相性が良かったのか、様々な価格破壊されたソロキャンプグッズが100円ショップに置かれるようになって現在に至っています。元々は100円ショップチェーンの中ではセリアが先行したように思いましたが、ダイソーがそれを追うようにして多くの製品を出し、キャンドゥなどは本格的にソロキャンプで使えそうな人気商品を出し、その製品が他の100円ショップで一部売られるような事も起こり、今やキャンプ用品を揃えるなら、まずは100円ショップ巡りをした方がコスト的には有利であるような状況になっています。

個人的にはもはやキャンプグッズは揃え尽くしたか、魅力的な商品が発売されてもなかなか材庫を見付けることが難しいので、普通に買えるまではと物欲を封印していたのですが、昨日家庭雑貨を買いに近くのダイソーに行ったら、話題のフッ素加工をほどこしたメスティンが置いてあったので、さらにキャンプ用品ではないのですがステンレス二層構造の丼と一緒に買って来ました。

ステンレス二層構造の丼は300円商品(税込330円)で、熱々のスープや氷を入れたそうめんを入れても外側は熱くも冷たくもならず、金属製なので落としても割れないということで日々の食卓で使おうと目論んでいるのですが、今回メインで紹介するのはその隣りにある1,000円商品(税込1,100円)の1.5合まで炊飯できる標準サイズの黒メスティンです。

フッ素加工していない銀色のメスティンも併売されていますが、そちらの方は800円商品(税込880円)と、220円しか違いがないので、店頭で二種類のメスティンを見付けたら、黒メスティンの方を購入する方が幸せになれるのではないでしょうか。中にはダイソーの銀色メスティンと同じように、0.5合・1合・1.5合の米と水のところに目盛りが付いていて、計量カップ要らずになっているのが、持って行く荷物を減らすのに役立ちそうで、ダイソーのメスティン特有の良い点ではないかと思います。

標準メスティンと言いながら、若干サイズは違っているようで、標準サイズのメスティン用に折ったクッキングシートのメスティン折りの容器をダイソー黒メスティンの中に入れてみたところ、少々黒メスティンの方が大きいようです。ただ、このメスティン折りの容器は、フッ素加工を守るという役目もあるので、今後保管する場合には先にメスティン折りの容器を中に入れてからカトラリーなどの小物を入れていくのが良いと思います。

まずは、使う前に中性洗剤で洗ったのですが、どうやらこの「フッ素加工」は、メスティン内部だけではなく、蓋や外にも全て施されているようです。ですから、蓋をフライパン代わりにしての焼肉もやれそうですし、利用範囲はさらに広がるのではないかと思っています。

その反面、持ち運ぶ時にはそのまま運ぶと擦れてフッ素加工が剥げてしまう可能性があるので布の袋やタオルでくるんでからしまうようにした方がいいでしょう。全体コーティングをすることについてのメリットは、炊飯するとどうしても吹きこぼれが出てくると思うので、その後片付けの際もさっと全体を拭けば汚れが落ちるようになっているお手入れの簡単さがあると思います。

これは、実は災害用としてもおすすめで、水が不足していてちゃんとメスティンを洗えないような場合でも、少しの水を染み込ませたティッシュで拭くだけでも汚れを落とすことができるというのはかなり便利です。ウェットティッシュも使えると思いますので、フッ素加工が剥げないようにたまに使うだけにするというのも一つのやり方ではないかと思います。

今までのフッ素加工されたメスティンというのは、一部のアウトドアショップが既製品にフッ素加工を専門業者に依頼して作ったオリジナル製品として購入し使われている方も少なくないと思います。もちろん、キャンプの何たるかを知っているショップが専門の業者に依頼するので、このダイソーのフッ素加工の製品と比べてもかなりの耐久性を誇るものもあると思いますが、全国どこでも安価に買えるフッ素加工のメスティンが出てくるとは本当に思いませんでした。

裏を返すと、こうした製品はブームに感化されたにわかキャンパーが大量に買うことを見越して大量生産されていると思うので、今後ソロキャンプのブームが去ってしまったら、こうした製品は比較的早く廃盤になってしまって、今回紹介した1,100円で買うこと自体が難しくなってしまうだろうと思います。

今回紹介した黒メスティンは、ダイソーの究極のソロキャンプグッズであると思いますので、先に書いた災害用にストックしておくために買ってもいいのではないかと思います。発売からだいたい一ヶ月くらい経過しているぐらいで私の近所のダイソーにも普通に置かれるようになったので、興味ある方はぜひお近くのお店を覗いてみて下さい。


災害用食品を揃えるべきか 今ある食品を調理できるグッズを揃えるか

先日、テレビのニュースのコーナーで進化している防災用に作られた食品の特集をしていました。ワンパックでカレーが作れ、袋を容器として使えるタイプの食品は案の定アルファ米を使っていたので多少は割高ですが、お湯や水があればすぐに食べることができます。

私が知らなかったものとしては、お湯をかけて三分で「にゅうめん」が食べられる揖保乃糸の防災食が有りましたが、パックの中身だけで食事ができるようにしているので、8食で五千円と(オンラインショップ)と結構な値段がして、五年保存可能ということを差し引いても、企業や自治体がまとめて用意するにはいいとしても、一般のご家庭ではコスト的に合わないような気がします。
ちなみに、同じようにお湯があればすぐに「にゅうめん」が食べられるインスタント食品といえば、アマノフーズのフリーズドライのにゅうめんがあります。ただ、アマノフーズのフリーズドライのシリーズは各種お味噌汁や雑炊を含めて、容器は自分で用意しなければなりません。

ただ、キャンプや車中泊で野外飯を食べた経験がある方なら、落としても割れない金属製の食器は持っているでしょうし、個人的には100円ショップに売っているステンレスの食器でもいいと思うのですが、定番のシェラカップを揃えておくと食器としてもカップとしても使え、全体にラップを掛けてから使えば、容器を洗わなくても済み、貴重な水を無駄にすることもなくなります。

防災食でも開けてそのまま食べられるお菓子やパン、羊羹などは備蓄しておこうと思うのですが、お湯をかけるような手間をかけるなら、それこそ日常的に食べているお米や各種インスタント食品を防災食として活用し、お湯を沸かしたり簡単な調理ができる道具の方にお金をかけたほうがいいのではないかと車中泊をする目線では考えてしまいますね。

現在、外出時に持ち出すバッグの中には小物入れ代わりに携帯飯盒のメスティンを代用品として使い、ポケットストーブと、その中に入る小型アルコールストーブをセットにして入れています。

これで、メスティンを食器として使ったり湯沸かし炊飯にも使えるので、災害時に温かいものが食べたいときには主にアルコールストーブを使って行えます。自宅で避難生活を行う場合は、手持ちのキャンプ用の調理キットがほとんど使えますから、お米や乾麺・パスタなどがあればしばらくお店で買物ができなくても食つなぐことはできるのではないかと思っています。

最近100円ショップにおけるキャンプ用品の充実ぶりは凄まじく、ダイソーではついにメスティンの「レギュラー1.5合」「ラージ3合」のサイズの販売が始まったということですが、レギュラー880円・ラージ1,100円と、かなりお手軽になり特にラージは単なる飯盒としてだけではなくいろいろな調理に使えそうです。このように、最近では高いお金を出してキャンプ用品を買わなくても安く済ますことも可能なので、例えばラージメスティンのなかにアマノフーズの各種インスタント食品を入れておくだけでも、立派な防災食の備蓄になります。興味のある方はスーパーに売っている食品を防災食として流用できないか探してみるのも面白いのではと思っています。


微妙に地震が気になる今日このごろ 夜に罹災した場合の明かりは何が良いか?

つい新型コロナの感染症について多くを書いてしまう傾向にありますが、最近は地味に地震が起こっていて、東北・沖縄だけでなく静岡県内でも伊豆あたりで群発地震らしき揺れが報道されていて、ちょっと気になります。

現在、ステイホームが推奨される雰囲気になっていて、私自身も家で過ごす時間が増えているのですが、一日24時間ずっと家にいるわけにもいきません。もし自宅にいる際に被災した場合、地震の影響で自宅に住み続けることができないような状況になれば避難所生活になりますが、何とか継続して自宅に住み続けられれば、電気・ガス・水道が使えなくても何とかするための準備は一応しています。過去にこのブログでも紹介した太陽電池パネルもそうした準備の一環で、いざという時には電気は太陽光発電をしたものを使い、ガスはキャンプグッズで何とかするようにし、水についても何とか汲んで来たり、トイレについても携帯トイレで凌ぐことは可能かと思います。

問題なのは、外出時に罹災して自宅に帰れなくなったような場合の対応です。それでも昼なら状況がわかりますが、夜に災害に遭うと、翌日の朝にならないと状況すらわからないような事も起きてしまいます。今回、持ち出すバッグの中味を入れ替える気になったのは、この牧之原での竜巻によるものと考えられる突風についての災害報道を目にしたからです。

これは、全国的にニュースになり、上空からの映像を見ると竜巻らしきものが通った状況が良くわかり、改めて突風の怖さがわかるかと思います。ただ、強い風が牧之原で吹いたのは午後7時前で日が沈んでおり、ニュースでは報じられたもののどこでどんな被害が起きたのかという点については地元の放送局でも詳しく伝えることはできませんでした。現地にいた人でも、全体の様子を把握するためには翌日に取材された映像を見るまではわからなかったことでしょう。

というわけで、改めて日々毎日持ち運ぶものの中で、夜に孤立しても何とかなるようなものをバッグの中には入れておこうと思い、明かりについて考えてみました。今までは、夜に頼りになる明かりは、スマホのライトと手回し発電のできるラジオに付いたLEDライトだけだったのですが、スマホを明かりのために継続して使うのは電池がもったいないですし、手回し発電ラジオではいくらLEDとは言っても夜通し使っていて(特にラジオを聞きながら)は、急に電気が消えたりすることも考えられます。そんなわけで、ライト単体で使え、さらに移動中には両手をフリーにしたままでも常に目の前を照らせるように単三電池一本タイプのヘッドランプ(モンベル製)を加え、最近は携行していなかった同じくモンベルのクラッシャブルランタンシェードをメスティンの中に押し込みました。

モンベル クラッシャブル ランタンシェード

 

「クラッシャブルランタンシェード」については上のリンクの内容で確認していただきたいのですが、単なるカバーではありますが中にライトを入れると光を拡散して周りを照らしてくれるので、ヘッドランプをランタン化することができます。最近の100円ショップでは便利で安いランタンは出ているものの、何と言っても単三電池一本で長時間光らせることのでき、ヘッドライト・懐中電灯・ランタンとしてマルチに活用可能なヘッドランプはやはり常時携行しておいた方が安心だと思い、装備に加えました。

色々便利なものを持っていても、夜の闇の中ではまずは明かりを何とかしないとどうにもなりません。念のため予備のエネループも加え、スマホともラジオとも、さらにはモバイルバッテリーともかぶらずに明かりのためだけに使えるライトの存在は、やはり必要ではないかと改めて思います。

先日、ちょっとテレビのニュース特集の中で見たのですが、休みの日に近くの低山に出掛けて遭難してしまうケースが少なくないという話を取材していました。普通、登山と言えば早朝に出発して夕方前には下山するのがセオリーですが、近場の低山だとそこまでしなくても大丈夫だろうと、午後あたりから登り始めるような人がライトの用意がないまま山の中で日が暮れてしまい、山の中で迷ってしまうということもあるようです。そういう意味でも、ヘッドランプを常時持ち歩くということは、自分の身を守ることにもつながるのではないかとも思えますので、私自身はいつでも使えるように準備しておきたいと思っています。


季節の変化とともに100円ショップで売り出した「扇子」の中でもプラスチック製は今手に入れておきたい

昨日、割と大き目のセリア(100円ショップ)に行ったら、開閉可能で手動で風を送ることのできる扇子のバリエーションが増えていました。時代は扇子よりもミニ扇風機だと思っている人も少なくないかも知れませんが、100円ショップで売っているミニ扇風機には手動のものもあるものの、タフで壊れにくく、いつでも風を起こせるという意味では個人的には扇子の方が好みなので、ここに来てのラインナップが増えると選ぶ楽しみが増えます。

ただ、過去にもこのブログで書いたのですが、扇子の使い方は単に風を送るためだけではなく、巷で言われている「マスク会食」に代わる飛沫飛散防止用に使えるグッズとしても使えるのです。お箸を持つ手ではない方で扇子を持ち、口の部分を隠しながら(相手に飛沫が飛ばないように持って)食事をすることで、アクリル板がないような場所でも全てではありませんが、食べている際中でも飛沫を抑えることが期待されます。

今回購入したのは、主に夏にならないと出ないと思われていた、紙製でも布製でもない「プラスチック製」の扇子です。前に使っていたものはダイソーで購入したものですが、今回はセリアで購入しました。基本的には海辺やプールなど、濡れて壊れないようにプラスチック製にしていると思うのですが、飛沫飛散防止用に使う場合、最大のメリットがあります。紙製や布製の扇子を飛散防止のために使用する場合、もし自分なり他人の飛沫が扇子についてしまった場合、除菌するためにはいわゆる「ファブリーズ的なもの」を吹きかけるくらいしかできませんが、プラスチック製の場合は除菌シートや液体の除菌液を吹きかけてそれを拭き取ることで一応の除菌ができるのです。

ちなみに、色は複数あったもののそれでも目立たなそうなネイビーにしたのですが、柄がいわゆるニコちゃんマークなので、使う場所を選ぶかも知れませんが、会食時というのは恐らくきちんと対応することが必要なので、こんなものであっても飛沫拡散を防ぐためには有効だと思うので、あえて柄のある方を内側に向けて使ってもいいのではと思います。

おそらく、ワクチンを自分が打ったとして、現在のような引きこもりの生活ではなく、ある程度は外に出て会食に出る可能性が出てくるようになった時点でも、こうした用意はまだ必要ではないかと思います。直接100円ショップではプラスチック製の扇子を飛沫防止の目的で売り出してはいないと思いますが、さすがにマスクを掛けながら食事を口に運んだり飲み物を飲む時だけマスクを外すような事は大変なので、利き手でない方で口を覆うだけで済む扇子利用の食事は、今後もっと注目されてもいいのではないかと思います。

そういうわけで、今後会食時の画期的な飛沫防止グッズが開発されない限りは、今のうちに除菌シートなどで簡単に除菌できて何回でも使い回せる、プラスチック扇子の利用について継続していく予定です。恐らく夏のシーズンに向けてプラスチック製の扇子は複数の100円ショップで売られると思いますので、興味のある方は是非ゲットして、暑くなる季節での感染症予防に備えましょう。


引きこもりのストレスとは無縁のおうちご飯 簡単なようで難しいアウトドア自動炊飯へのチャレンジ

私の住む静岡市内では、桜の見頃は今週いっぱいくらいではないかと思われます。当然花見の宴はNGですが、移動しながらその美しい姿を見ることで多少気分も和めています。

現在も仕事や必要性のある買い物以外は自宅に籠もる生活ではあるものの、ここのところ食事の際にお米を自前のキャンプ用具で炊くことにこだわっていて、なかなかうまく行かないところが逆に面白くもあります。

自宅にいて、キャンプ用の鍋で炊飯をする場合の事を考えて、今後はこれまで紹介してきたメスティンのような小型のクッカーではなく、ご飯を炊くことに特化した専用のクッカーを利用することにしました。ユニフレームの「ごはんクッカープラス」というクッカーセットは、アルミ製の大鍋・小鍋・フライパンのセットなのですが、大鍋で最大3合、小鍋で1合のご飯を炊くための目盛りが鍋の内側に付いています。特に大鍋を使う場合に、付属の蓋が鍋の内側にはまるようになっているので(小鍋の場合は径に対して蓋の直径が大きいので普通に吹きこぼれます)、メスティンでは大きく吹きこぼれてしまうような場合でも鍋の外まで吹きこぼれにくいという、家で使うにも便利なライスクッカーになっているのです。

ガスで炊く場合には、十分に水を吸わせた状態で最初は強火にかけ、鍋の蓋がカタカタ鳴るのを合図に(メスティンなどでは吹きこぼれる状態)弱火にし、しばらく置いてカタカタ鳴らなくなったところで少し強火にし、若干焦げ臭い匂いがするかしないかで火を止め、しばらく蒸らすと美味しくて失敗しないご飯が炊けるようになっています。飯盒とも違い、ご飯を炊きやすいように設計してあるので、ソロでもっと小さいクッカーを使っていても、家に一セットあると便利です。

手元にはカセットガスを利用可能なバーナーがあるので、そのようにしてご飯を炊いてもいいのですが、最近になって液体のアルコール燃料を利用したアルコールストーブを使い、定量のアルコール燃料を入れて火を付けて「自動炊飯」することを目指して試行錯誤しているところなのです。

アルコール燃料を使ったバーナーは構造がシンプルで、軽くて持ち運びしやすいというメリットがあります。さらに、バーナーの燃え方は、火を付けてしばらくすると火が安定し、燃料がなくなってくると自然と火が小さくなり、そのまま自動的に消えるようになります。私の使っているアルコールバーナーは20mlの燃料で一合のご飯が炊けるという燃費の良さがあるのですが、この条件は使用するゴトクによるバーナーと鍋との距離や気温によっても変わってくるので、自分で火の大きさを調整できるガスとは違って炊飯をスタートするまでのセッティングに試行錯誤することになるのです。

直近での炊飯の結果は、炊飯の前に1時間ほど水に浸け、アルコールバーナーを付けました。蓋がカタカタ鳴るところまできましたが、若干早めに火が消えた感じで、火が消えた後30分くらい蒸らしましたがまだ完全に水分が飛んでおらず、ちょっと水っぽい炊きあがりになってしまいました。

単純にアルコール燃料を増やして燃焼時間を増やし、それで水分を飛ばすのも有りですが、もう少し効率的に火力を鍋に当てることができれば、燃料の量を変えずにもう少し何とかなるのではないか? と現在は思っています。

ちなみに、こちらの方でアルコール燃料を購入する場合、500mlで大体300円くらいです。一合のご飯なら25回炊ける勘定になり、二合の場合はだいたい30mlあれば良いと言われているので、この場合は16回ぐらいということになり、災害時ではだいたい一ヵ月の間の炊飯を賄うことができます。カセットガスも一缶あたり100円くらいで購入できますが、コスト面とともに、燃焼してしまうと後にゴミも出ない(アルコール燃料のボトルはゴミとして出ますが、安全に処理可能)というメリットが有るため、今のうちに自宅のベランダでアルコールバーナーを使った自動炊飯の自分なりの答えを出したいと試行錯誤しています。

最初に紹介したように、きちんとご飯をたくためにはその準備からして結構な時間がかかるので、それだけでもやる事はありますし、こうした試行錯誤によってお出掛けのデイキャンプでもお惣菜だけを買ってご飯は自分で炊くような楽しみ方もできるので、もう少し何とか最良の組み合わせを探して行きたいと思っています。ちなみに、私が過去に購入した「ごはんクッカープラス」は現在も売られているようです。キャンプ用としてだけでなく、防災用品としてもお米と水加減を目盛り通りに注入すれば済むという、普段使っている炊飯器と同じように使えるというメリットもありますので、あと一歩という現状をなんとか進めて電気炊飯器と同じくらいうまくご飯が自動炊飯できるように精進したいと思っています。