防災グッズ」カテゴリーアーカイブ

自宅で動かさない事を前提に考えると停電時にランタンではなくポータブル電源で対応がベストか

我が家には100~200Whクラスのいわゆる小容量と呼ばれるポータブル電源が複数あります。普通に考えると「何故同じものを何台も買うの?」と言われることは覚悟しているのですが、複数の小容量ポータブル電源があると、それらを用途によって使い分けることができます。当然ながら電子レンジやエアコンなど、大きな電力を必要とする家電は動きませんが、停電になった場合に何が必要かということを考え、さらにはベランダに吊るしたソーラーパネルによる充電の事を考えると、大きなものを1つより、小容量のものを複数の方が使いやすい気がして、つい買ってしまっています。

今回一つ考えたのは、停電時に大切な「照明」の問題を解決する方法です。もちろん、私の自宅では乾電池対応のLEDランタンを用意していて、天井に吊り下げるフックも設置済みです。いざという時にはランタンを天井から吊るすことで、部屋全体を照らすことができるようになっていますが、問題もあります。

まず、災害・停電はいつ起こるかわからないので、充電式のニッケル水素電池を用意していても、いざ使おうと思った時に思ったほど充電されていなくてすぐに暗くなってしまうような事も起こりかねないということです。最悪の場合は、ランタンが点灯しない状況の中で、手持ちのモバイルバッテリーやポータブル電源を使ってニッケル水素電池の充電を行なう必要があり、当然ながら充電には時間がかかります。

それなら、ポータブル電源自体を明かりとして使ってしまおうかと今思っています。ポータブル電源の中にはLEDライトが付いていて、簡易照明として使えるものもありますが、それだとランタンのようには使えません。そこで考えたのが、普通の電気屋さんに売っている電球ソケットをコンセントに直接差せるようにするアダプターです。

一般的には「E26」というサイズのものが普通の電球のサイズで、これがはまるアダプターを手に入れれば、家にあるLED電球を必要な時にポータブル電源のコンセントに直差しして使うことができるようになります。昔の電球と違って消費電力もLED電球は少ないので、小容量のポータブル電源でも余裕を持って使えます。

コンセントのコードが長く、固定がしやすいものもありますが、上のリンク先のものの方がポータブル電源のコンセント部分に直接差して使えますし、もし離して使いたい場合には延長コードを使えば済むことなので、安価なアダプターだけでもいざという時のために備えておく意味はあると思います。

私がこの製品のことを知ったのは、ダイソーの取り扱い製品の中にこれがあり、110円で買えるということで近くのお店を探したのですが、残念ながら私の近くのお店では全く取り扱いがなく、ネットショップで送料込で買うなら近所の電気屋さんで買った方が安上りなので、また折を見て買いに行こうと思っています。実際に買ってきましたら、その使い勝手について追記という形で紹介させていただこうかと思っています。

(2025.10.28追記)

近くの電気屋さんにコンセント用の電球ソケットアダプタが無かったので、とっとと通販で本文リンク先の製品をゲットしました。使うポータブル電源は何でも良いのですが、取り回しがしやすくて、ほとんどテーブルランタンのように使えるということで、ELECAENTAのSG120という99Whの小型ポータブル電源がコンセント付きなので、これに付けると強力な室内用ランタンとして機能します。

電球は日常的に使っているものを取り外して付け直しているので、費用的にはアダプターの費用(300円ちょっと)だけで実用的な室内灯ができます。ポータブル電源を持っている方はぜひお試しを。

セリアに売っていた水で戻る固型タオルはそのボリューム感が素晴らしい

自宅用スクリーンを安く自作するために100円ショップめぐりをしていたのですが、そんな中ちょっと面白いものを見付けました。

これは、水に濡らすと一気に広がってタオルになるという防災およびキャンプグッズなのですが、以前100円ショップで見付けたのは、一個だけのパッケージだったのですが、こちらの方は同じ100円でもたくさん入っています。Lサイズ(35×23cm)こそ6個パックですが、タオルというよりもハンカチサイズのSサイズ(26×16cm)は20個も一つのパックに入っています。

安いこともあり、つい大きさの違う2つをセットで購入したのですが、まず私がやったのは、財布の中の小銭が入るスペースにSサイズの固型タオルを入れました。とにかく小さいので、小銭で財布がパンパンにならなければ常時持ち歩き可能です。

財布ではなく、セカンドバッグなど毎日持ち歩くものの方にはSとLの二種類のものを入れました。これで、少なくとも水さえあれば緊急的にタオル、ハンカチの無い状況を回避できます。残ったものは、災害用に作ったリュック(主に寝るための装備を入れています)に突っ込みましたが、今後必要なものか出たら、そこから何個が抜いていけば良いし、すぐに使わなくてもキープしておくことにも意味があると思います。

災害が起こると、当然衛生状態も悪くなります。そんな中で、手を洗った後でそれを拭くものがないとかなり衛生的には良くないと思うので、多くのタオルが必要になります。大昔になりますが、阪神・淡路大震災直後に支援物資を運ぶお手伝いをすることになったのですが、運んだ荷物は未使用のタオル(お年賀などでもらったものが多かったように記憶しています)でした。現地では使用してそれをなかなか洗うことができないので、当時タオルはあるだけ送って欲しいという被災地の方の要請を受けて持っていったことを思い出します。

今回紹介した固型タオルも、いざという場合に気軽に使い切って次のものを使うような使い方でこそ効果を発揮するものではないかと考えます。大量に買うものではないとは思いますが、買って1パックを防災用リュックの中に入れておく事で、もし何かあった場合に役立つことがあるかも知れません。写真の通りかさばるものでもありませんし、使わなければそれに越したこともないので、気になる人は手に入れておくのも良いのではないでしょうか。

武芸川精工さんの「”BLOW”カラビナ一体型防災ホイッスル」はいざという時に助けを呼べる防災グッズ

先日のエントリーで購入の顛末だけ紹介していたのですが、たまたま見ていた東海4県の地域ニュースで商品が紹介されていたことですぐに発注した岐阜県関市の金属加工の会社・武芸川精工さんが販売しているアルミ削り出しで作られた「”BLOW”カラビナ一体型防災ホイッスル」が昨日届きました。

送料はかかりますが、メール便(?)で250円の負担だけなので、大手通販サイトは使わずにメーカのホームページから直接注文しました。種類はQvalとTraiangle(楕円と三角)のシルバーにしました。家族で購入したので、外出時には笛を持っていることを匂わせずにいざという時、大声を上げて助けを呼ぶ代わりに、このカラビナホイッスルを吹いて、自分がいる場所を知らせることができるようになりました。

今までも、100円ショップで購入したアルミ製のホイッスルを持っていたのですが、キーホルダーに付けるとジャラジャラして邪魔になる時がありました。また、自動車で出る時と自転車で出る時に持っていくキーホルダーが違うため、どんな時でも外に出る時には持って行けるようなものが何かないかとは常々思っていました。

カラビナの一部が写真のようになっており、口に加えて息を吹き込むと笛が鳴るようになっています。私は今年に入ってスマホを落としてしまったので、ズボンに直接スマホを吊るしてサイドポケットにスマホを入れるようにしているのですが、スプリング式のキーホルダーを伸ばすためのカラビナの一つをこのカラビナに代えることで、見た目では全く普通に吊り下げているだけなのに、いざという時にはホイッスルとして使えるカラビナを紛れ込ませるような形で使うようセットすることができました。

私の場合ですが、外出する際には必ずスマホは持って出るので、その時には必ずホイッスルは付けて出られるということになっています。自宅にいる時にはある程度、どのような準備をすればいいか想像できますが、外ではあまりも様々なパターンがあるので、バッグの中に入れたりして持っていっても、手から離してしまえば全く役に立たなくなってしまうケースもあるのではないでしょうか。

今回、スマホを落とさないように固定するところにカラビナホイッスルを付けたことで、外出時の安心感が増しました。家族の方では、家の鍵にカラビナを付けているので、こちらも外出時には必ず持っていくことになるわけで、いざという時自体が無いことが望ましいですが、このホイッスルを購入し持ち運んだことで命が救われるような事になるかも知れません。今後はあまり日常的に意識はしませんが、いざという時に使えなくなるのは困るので、一応鳴らし方は家族にもレクチャーしながら、いざという時に備えたいと思っています。詳しくは以下のサイトからご覧下さい。

https://a-nbsp.myshopify.com/

かなり前に注文していたスマホ用FMラジオアンテナが到着したのでごく簡単にレビュー

前日も紹介したラジオですが、たまたま防災ラジオが届いた翌日に、かなり前に注文していたスマホのイヤホンジャックに付けることのできるFM用アンテナが到着しました。恐らく中国からの船便で、送料もかかっていませんので、一個200円以下で買ったこともあり、これで売主が儲かるのか? という点はありますが、そこは気にしないで実際にスマホに装着して使えるのかどうかを試してみました。

まず、どんなものかというのがイメージしにくいかも知れませんので、写真で紹介します。ロッドアンテナにイヤホンジャックが付いているだけのもので、くるくる回りもしません。なぜこんなものを買ったかと言うと、基本的には有線イヤホンを付けて使えるようになるFMラジオアプリ搭載のアンドロイドスマホにこのアンテナを接続することで、スマホのスピーカーからラジオの音声を出せ、ちょっとしたデジタル方式のラジオのような見ばえになるものというところでしょうか。

スマホのFMラジオアプリには、音の出し方を変えられる設定があり、通常は有線のイヤホンで聞くために使うと思われがちですが、長いイヤホンを単にアンテナとして使い、スピーカーから音声を出すことも可能になります。ただ、それだと見ばえが良くないという気がしで、スマートにラジオらしく使えそうなこの製品を購入したのでした。

実際にスマホに装着すると、アプリを起動させた状態ではちょっとしたラジオといった雰囲気にスマホがなります。気を付けたいのは、スマホ用のカバーを使っている方は、カバーの上からだときちんとイヤホンジャックに入らないので、イヤホンジャックの部分はカバーから外して付けることが必要です。そして、私の購入した個体はちょっと個別端末によっては接触がうまく行かない場合もありましたが、何とか普通にFMラジオが聞けます。

もしこれだけでは感度が不足する場合は、これを使うよりも、有線イヤホンをアンテナのようにしてカーテンレールにかけたり、必要に応じてイヤホンの長さを伸ばせる延長コードを利用した方が感度は良くなるとは思いますが、この形のロッドアンテナに付けることができるアンテナというものも売っていますので、それを使うことでも感度は上げられます。

また、このアンテナを接続してしまうと、基本的にはイヤホン出力にスマホがなってしまうので、たとえワイヤレスイヤホンを接続したとしても、FMラジオの音声をワイヤレスイヤホンから聞くことはできませんので、その点にも注意ですね。ですから、FMラジオをスマホで聞きたい場合には簡単な方法として有線イヤホンを用意するのがまずは基本なのですが、それなりにラジオらしくスマホを使うグッズとして、安いものですし持っていると良いかも? という感じですね(笑)。まあ、前回のレポートに比べるとあまり参考になる点はないかも知れませんが、もの自体はバッグの中でぐちゃぐちゃになるイヤホンと比べるとスマートに収納できますので、普段全く使わないにしても非常用にスマホをラジオにして皆で聞くための選択肢の一つとして考えてみるのも悪くないとは思います。

ダイソーの110円で買える「サバイバルホイッスル」は常時持ち歩き決定?

先日、先日から改めて使い出したバックパックのジッパーについていたジッパータブ(ジッパーを開きやすくするための延長したひものようなもの?)が経年劣化で取れてしまったので、ダイソーで5個セットのジッパータブを買ってきたのですが、同じキャンプ用品を扱っているコーナーに、個人的にはとんでもないと思えるものを発見してしまって追加購入してきました。それが「サバイバルホイッスル」です。

写真のようなプラスチック製のホイッスルなのですが、方位磁石が付いています。普段の生活では使わないかも知れませんが、夜の星空を見る時には北がわかると便利です。また、大きな災害があった場所においては、目印にしていた建物が倒壊してしまう場合もあるので、自分がどちらに向かっているかスマホを使わないでわかるだけでも、ちょっとうれしくなってしまいます。

さらに、このホイッスルをひっくり返すとアナログな温度計になっています。温度はそこそこ正しい感じなので、いざという時にも役に立ちそうです。こうした方位磁針と温度計がセットになったものというのは、キャンプ用品店へ行けばあるものの、こちらは何しろ110円で買えてしまうというのがすごいですね。さらに、上の写真で見ればおわかりの通り、中には小さなルーペが引き出せるようになっています。小さな文字を読む時だけでなく、指にトゲが差さってしまったような場合にも、これがあるかどうかでメリットはあります。パッケージには「サバイバルごっこをして遊ぼう!!」というような記載があり、対象年齢6才以上ということから、小学生の遊び道具ではないかという気もしますが、実にきちんと作られた防災グッズではないかと私には思えました。

最近は、キャンプブームも終わったのではないかと思えるような状況ではあるのですが、今回紹介したダイソーや、セリアでもきちんとキャンプ用品は売り続けられているので、その点は安く便利な道具を使いたいと思っている人にとっては有難いのではないかと思います。ただ、こうしたものは売られているうちに買っておかないと、いきなり販売終了ということもありえますので、興味のある方はぜひ実際の品感など(実はちょっとちゃちなところがあるのでその点は仕方ないと思いましょう)を実感してみてはいかがでしょうか。

外で何かあっても持ちこたえるための常備食は水なしで開けてすぐ食べられるものを用意することに

現在、外に出掛ける時に持ち出しているかばんの中に、小型ソーラーパネルを入れたことで、もし家にしばらく帰れず、停電でスマホの充電ができなくても何とかなるという自信が付きました。すでに携帯トイレやアルミシートなど、災害用のグッズは入れているのですが、唯一無いのが「非常食」の部門でした。そこで、最低限でもやはり用意しておこうとスーパーに出掛けてきました。

過去にこのブログで様々な非常食について購入し、その内容を紹介してきましたが、当然ながらカップ麺の類を常時携行はできません。そもそも、お湯はおろか水を入手することも難しい可能性がある中で、やはり常温のまま水なしで食べられるものが常時携行の非常食としてはふさわしいのではないかと思います。

そういうわけで、残念ながらカロリーメイトは候補から外しました。携帯食としては優秀なのはわかっているのですが、水がないときついということと、あとはかばんの中に入れているうちにボロボロになってしまう可能性があることも、カロリーメイトを諦めた要因です。

あと、私が考える携帯用非常食に求める条件は一つ一つが個包装であるという点です。災害でなくても新幹線の中に缶詰になって全く食料が無く長い時間過ごさなくてはならなくなる事もあるかも知れません。その際、一回開けると湿気ってしまう大袋に入ったものは、開けてすぐに食べ切らなくてはならなくなるので、いざという時の食料としてはポイントが低めなのではないかと思います。ということで、色々考えた結果、以下のものをバッグの中に入れておくことにしました。

どちらも普通にスーパーで買うことができる、特段非常食として売っていない「はちみつ100%のキャンディ」と「一口ようかん」です。一口ようかんは一個50円くらいで、賞味期限は製造から約1年といったところです。以前、同じサイズの一口ようかんが5個入った井村家の「えいようかん」を持っていましたが、水なしで食べられてそれなりに満足感もあるので、もう一度「えいようかん」を買い足そうかと思ったのですが、常に持っているなら、ローリングストック方式で出先でちょっと小腹が空いたら食べてその都度新しいものを購入していけば、金銭的な負担なく常備の非常食として活用できます。

今回はつぶあんと練り餡のようかんを一つずつ買いましたが、これで100円なら悪くないでしょう。裸のまま持つとバッグの中で破裂したら怖いので、USBケーブルを購入した際に入っていた袋(ジッパー付きできちんと閉まるもの)の中に入れました。あまり多く持ち歩いても消費する時に大変ですし、買い物ついでに面白そうな一口ようかんを見付けたらストックしておいてバッグに入っているものから食べて入れ替えるような感じで考えています。

そして、「はちみつ100%のキャンディ」は、この商品のおかげで、どこでも安く買えるようになりました。その時からのファンで、別の旅行用バッグにもこの飴をしのばせています。賞味期限のある製品ですが、風味は落ちるにしても多少賞味期限を越えてしまっても、非常食としては十分でしょう。はちみつの飴は喉に良いという感じがあるので、冬に喉が乾燥した時に食べるようにして、これもローリングストックをしながらいざという時に常にある状態にしておくことが大事かなと思います。

チョコレートやマヨネーズなど、山で遭難した人が用意していて命をとりとめたというような食品はありますが、お出掛けの際に準備して出られるのであれば良いのですが、日常で出勤した時に大きな災害に遭遇したような場合に備えるような目的では、今回のようなものがかさばらず常備には良いかなと思います。

まだネットで買えるようなので過去に購入した浄水器を便利グッズとともに紹介

ここ数日、主にネット上での防災用品の推移についてウォッチングをしてきました。やはり災害時の断水を見越してペットボトルの水はかなり売れているのでは? と素人的な考えではありますが思います。ただ、私の場合はすでに登山用の浄水器を手に入れていますので、あえて水を買おうとは思いませんでした。

ペットボトルは大量の箱を持って逃げるわけには行きませんが、浄水器の場合は水は現地調達したものをろ過するだけなので、浄水器本体と水容器だけを持って逃げれば何とか水を確保することができそうで、こうした選択をすることになりました。

浄水器にも色々ありますが、私がおすすめしたいのは、一般的なペットボトルの口に装着することができるものです。サイズがペットボトルと同じであれば、容器そのものも用意する必要はなく、どこかで手に入れたペットボトルを再利用したり、ペットボトルと同じサイズの製品を使うことができます。

私が持っているのは、SAWYER(ソーヤー)マイクロスクィーズフィルター SP2129という製品です。同じメーカーのソーヤーミニSP128の方が知名度がある分、Amazonでは売切になっていますが、SP2129の方はまだ入手可能なようなので、改めてその内容を紹介するとともに、災害用としてだけでなく旅行のお供にも使えるポテンシャルについて説明させていただこうかと思います。

商品自体は小さなもので、写真にはありませんが、水を入れるためのパウチと接続させることで飲めない水をろ過できます。そのパウチ自体はそれほど強度のあるものではなく、フィルム状になっているパウチは乾きにくいので、扱いやすくなおかつ折りたたんで持ち運べる代替品として目を付けたのが、ダイソーの330円商品「折りたためるコンパクトボトル」です。

呑み口のキャップを外すとそのサイズはペットボトルと同じなので、そのままフィルターをねじ込んで付けることができます。容量は500mlあり、本体を押して水を出すことができるシリコンボトルは、浄水器と接続することでその効果を発揮できると思います。

SP2129がソーヤーミニと違う点は、付属の青いクリーニングカップリングを出水口の方にセットして逆にして(本体の向きに注目)ペットボトルやシリコンボトルにセットし、汚染されていないきれいな水を入れて水を通すと、汚れたフィルターの清掃ができます。一回使った後すぐにこの清掃を行なえば、一般的な用途であればほぼ半永久的に使えるポテンシャルを持っています。

ソーヤーミニの場合は、このような使い方はできません。ソーヤーミニにも付属する針なし注射器にきれいな水を入れてフィルターを逆向きに通すことでフィルターの掃除をします。SP2129は注射器も使えますが、クリーニングカップリングとセットで注射器がなくてもフィルターの洗浄を行なえる分だけ便利だと私は思います。

現在は、この浄水器のセットにダイソーのシリコンボトル、さらに飲料水の運搬用にエバニューのウォーターキャリーボトル「アウトドア ウォーターキャリー 900ml」をセットにして非常用持出袋の中に入れていますが、一式は小さなポーチにまとめているので、旅行の時にはそれだけ出して旅行用のカバンに入れて持っていくような体制になっています。浄水器は災害時にしか使わないというのではなく、準備してきた飲料水が無くなった場合でも飲み水や料理用の水を確保できるという点では、車中泊グッズとしても有用なものだと思います。

山の沢の水というのは、そのままで飲むと最悪命に関わる事もありますので、きちんと水質検査がされたところでないとそのまま飲むのは危険です。そういう意味でも、レジャーで野外キャンプ・車中泊を行なう頻度が高い方はこうした浄水器を持っていて損をすることはないと思いますので、まだ普通に購入が可能なようなら災害対策とは関係なく入手するのも悪くないと個人的には思うのですが。

地震がいつ発生するかわからない中で調理をするには電気を使うのが最善ではあるものの

災害が起きて避難所に行く場合は、支援物資が配布されることが予想されるので、自分で何とかする必要はないものの、自宅で避難している場合には、基本そうした食事などの支給は行なわれないというのが普通です。ただ、自宅周辺で生活ができるなら、人が密になることもなく、さらにはペットがいる家庭の場合には、あえて避難所には行かないという判断をされる場合もあるかと思います。

普通の避難生活の場合でも、支援物資が届くまでにタイムラグはあるので、自宅で用意した食べものを温めたりして食べるような機会もあるかも知れません。ただ、地震による被害の場合、今回の日向灘沖での地震についても、今後大きな余震が起こる可能性があるという事が言われているので、調理しているうちに大きな揺れが来たら、それが原因で火事を起こしてしまうかも知れず、キャンプなどで使う調理用品をそのまま使う場合には注意する必要が出てくるのではないでしょうか。カセットコンロでも、もし点火したままテーブルから落ちてしまうようだと、やはり危ない点はあります。

そういう意味で言うと、家庭用に非常用としてポータブル電源を十分用意しているなら、家電製品をそのまま使うのが、少なくとも大きな揺れが起こっても火が出るような可能性は少ないのでなないかと思います。炊飯器があればお米は炊けますし、炊飯器を使った煮込み料理もできます。IH調理器については使用電力が高いので、小さなポータブル電源ではそもそも出力が小さくて使えない可能性がありますし、使えても容量が少なければ連続使用は難しそうです。お湯を沸かすにも、同じ理由で電気ケトルを使う場合にもそうした問題が付きまといます。

そういう理由から、私は電気を使った調理の他に、別の燃料を使っての調理もできるような用意をしています。ただ、火を扱うものだけに、調理中に大きな地震が起こっても安全に使える調理器具というと、その数は限られてくるでしょう。私が実践的に使うことを考えているのは、アルコール燃料を使った「アルポット」です。

細長い筒状の鍋で、風の影響を受けず、点火した状態でも取っ手を手で持って移動できるという利点があるのですが、取っ手を手で抑えることによって、大きな揺れが調理中にあったとしても他のキャンプ用のストーブと比べ安全に使うことができます。そもそも、カセットコンロであれば揺れたら火を消せば良いのでそれはそれで安全だという事もあるのですが、カセットガスを備蓄するのも部屋にそれなりのスペースが必要になります。また、多くの方が災害用の備蓄として購入を考えると思うので、今後はなかなかまとめて手に入れるのも難しくなるのでは? と思っています。

今回、いざという時の調理をアルポットでと思い、備蓄用としてもあると安心するアルコール燃料を近くの薬局に買いに行ったのですが、さすがにアルコール燃料を災害対策として考えている方は少ないとみえて、店頭には材庫が普通に置いてあったので、すでにいくらかは持っていたものの、さらなる長期避難に備えて買い足しました。今後、アルコール燃料の入手し易さが変わってくるかも知れませんが、多くの人はそこまでして災害用にアルコールストーブを使わないと思うので、十分な管理の元、いざという時にはアルポットとセットで使えるように準備しておきたいと思っています。

6面真空クーラーボックスとミニ冷蔵庫の組み合わせで夏の暑さを乗り切れるか?

昨日は私のところは大雨で肌寒かったのですが、まだ初夏では決してないような時期でも結構暑い日々が続いています。今年の初め、入手しやすくなったところを狙って購入したアイリスオーヤマの6面真空パネル構造のクーラーボックスと、クーラーボックスに入れる保冷剤を冷やすために現在活躍しているミニ冷蔵庫(DC利用やポータブル電源で利用も可能)のコンビが、かなり使えると思えるようになってきたので、その状況について今回は書かせていただこうと思います。

アイリスオーヤマのクーラーボックスは20Lと40Lの二種類あり、私が購入したのは大きい40Lの方です。基本的には外に持ち出さずに主に自分用の冷たい飲み物を冷やすために使っているのですが、特にこれからの時期には冷たい飲み物のストックはできた方が良いので、かなり重宝しています。

皆さんのところにも家庭用の冷蔵庫はあるかと思いますが、家庭用冷蔵庫は飲み物だけでなく多くの食材や調味料も入るので、自分一人で冷蔵庫を使っている方は良いと思うのですが、家族で使っていると自分で買ってきたものを入れるのに、かなり気を使います。ビール類もそうでしょうが、私の場合、1.5Lや2Lのペットボトル飲料を冷蔵庫に複数入れるのは家族との関わりの中で今まではかなり遠慮していました。最近は一本でも冷蔵庫に入れるとかなりのスペースを取るので、開栓したら早めに飲み干さないとというプレッシャーにもなっていました。

今シーズンからは、今のクーラーボックス(40L)は大型のペットボトルが縦に入れた状態で閉めることができるので、こまめに保冷剤の交換を続けていると、クーラーボックス内の温度は、一日一回の保冷剤交換でも6℃を上回ることはありません。交換を忘れてしまって一日半とか二日そのままにしてしまうと温度は上がりますが、それでも何とか10℃以下をキープするので、大型ペットボトルを開けてしまった時にはクーラーボックス内の温度に気を配り、家族と一緒に早めに飲み切ることを考えながら利用しています。

また、冷蔵庫内に入り切らないほど買い物をしてきてしまった場合も、食材を減らしていく中での緊急避難的に食材が入れられるように、日常からあまり入れ過ぎてはいません。基本的には飲み物専用にして、よく使う牛乳は家庭用の冷蔵庫の方に入れ、家族と共用のものは未開封のものは入れて開封の際には冷蔵庫に移すという感じで運用しています。

ミニ冷蔵庫では、500gのハードタイプ(青色)保冷剤をローテーションしていますが、全てを完全に凍らせるためには、半日くらい冷やして一部の保冷剤が固まったら、固まっていない保冷剤と位置を変えて改めて半日冷やすことで、何とか一日一回固まった保冷剤をクーラーボックスに入れられるようになりました。

正直、もし災害の影響で停電が長く続いた場合、今使っているミニ冷蔵庫の電力消費は40Wくらいなので、24時間だとだいたい1000Whクラスのものでないといけないだけでなく、ポータブル電源を2つ用意して、それを一日で満充電できるクラスのソーラーパネルを設置できる環境にないと、長期間の保冷については難しそうです。ただ、そうすると冷蔵庫以外の家電は使えなくなってしまうので、基本的には大きな災害の場合は、災害に遭遇した時点で冷蔵庫に残っている食材を保存できるくらいの時間利用できれば良いかと今は考えることにしました。

明かりやスマホの充電、扇風機などの使用には今持っている小型のポータブル電源をローテーションしていけば何とかなりますし、いざという時に全く電気が使えなくなることは避け、晴天が続くなら一日で手持ちのポータブル電源を満充電できるくらいのソーラーパネルなら今は揃えているので、ちょっと前と比べると、そこまでストイックにポータブル電源を充電しようとは思わなくなりました。ただ、全く使わないというのも製品が劣化する原因となるので、お出掛けの際に使ったりして、今後も停電が来ても慌てない生活をする中で、クーラーボックスも活用していけたらと思っています。

災害時の水の用意と並行して行ないたい「水を節約するグッズ」について

災害に備えて備蓄するものの一番は「水」であることは疑いの余地がない事実ではないでしょうか。先日、ペットボトルの水(2Lペットボトル)をまとめ買いしましたが、それを部屋の邪魔にならないようRVBOXに入れてあります。

ただ、そうしていくら水を準備したとしても、実際の災害の影響はいつまで続くかはわかりません。能登半島の地震でも地震直後については仕方がないものの、時間が経てばライフラインが複旧すると思っていた人も多かったのではないでしょうか。しかし、地震で大きな被害が出た場所によっては一ヶ月半経った今でも水道が出ないような場所もあります。救援物資が滞るような事も考えつつ、できる備蓄についてはするとともに、避難生活の中で貴重な水を節約することについても考えていかなければいけないと思います。

そんな事もあり、罹災した後に雨水の活用(雨水をためて飲用以外の生活用水として使ったり、その水を浄水器を通すことで飲用としても使えるようにする)について具体的に考えているのですが、それだけでないもう一歩進んだ準備ということについて今回は考えてみたいと思います。

まず、今回の能登半島においても感染症がまん延するようになっている中、清潔さを保つことは大変重要です。水を使って手を洗うよりも、濡れティッシュ・おしりふきなどを活用して水を使わずに手や体を清潔に保つようにすることができればと思います。私の場合にはそれに加えて、特に海外旅行用にペットボトルに付けることで、ウォシュレットの代わりになる携帯用のお尻洗浄グッズがあるのですが、これは水をシャワー状にして出してくれるので、ちょっとした手洗いには便利だと思います。また、用意した濡れティッシュやおしりふきがあれば良いですが、使い切った状態でもまだお風呂に入れないような状況が続いた時にも、普通のティッシュやトイレットペーパーにこれでシャワー状の水を付けて、少ない水で体全体を拭けるようにもできると思います。

また、頭を長く洗えない対策として「ドライシャンプー」があれば良いですが、それが切れた時のために赤ちゃん用のベビーパウダーを頭全体にまぶした上で髪をとかすことで、頭の汚れが取れる代替品として利用することも可能なようです。他にも、災害用として用意しなくてもすでに家にあるものの中で、災害時に使えるものについてはリストアップして揃えながら、なおかついざという時に備えたいものです。

そのような、日常的に使うものであるにも関わらず、災害時の水の節約に役立つものとして、家庭用の「ラップ」があります。普段は食品に掛けたり電子レンジを使う時にお皿の上に掛けたりなどして使いますが、水が貴重な状況の中では食器を覆うように包んで食事をした後、食器を洗わずにラップだけ捨てるというような使い方もできます。また、ラップで包んだつもりが少し汚れが付いてしまった場合にも、そのラップを捨てる前に、丸めて汚れを拭き取るような感じで使うことができるので、日常生活の中でも常に予備のものを用意しておくことが大事なグッズではないかと思います。

昨日は、備蓄用に大小のラップを購入し、水を入れてあるRVBOXの中に入れました。これで、もし非災害時でもラップが切れた場合にすぐ出して使えます。その際、出して日常用にした場合には改めて新品を同じようにストックしておくことがいざという時の事を考えると必要になるでしょう。この他に、レジャー用として紙コップや紙皿などもストックしてあります。またポータブル電源と合わせて使うと色々な調理に使える「ちょこっと家電」にシンデレラフィットするダイソーに置いてあるアルミ皿など、単体でも洗わずに使える食器類をラップで包んで使うような事も十分にありだと思います。今後も一方向だけでなく色々なやり方で、いざという場合にライフラインが利用できなくなった状況が長びいた場合の事について考えていきたいと思います。