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千円台でスマホ充電用の10,000mAh以上の容量があるモバイルバッテリーが売っていたら買っておいた方が良いか?

今週に入り、いよいよ2023年の台風7号が日本に近づいてくることになりました。大雨になるとBS放送は見られなくなりますが、他の情報入手は何とかできるものの、怖いのが自宅周辺が停電になってしまうことではないでしょうか。

私の停電対策は、過去に購入したポータプル電源を用意しておき、明かりやスマホの充電でなく扇風機を動かしたり、携帯電話の電波が止まっていなければインターネットをパソコンから使うことも想定していますが、さすがに災害の恐れが出てきた時に高額なポータブル電源を購入するというのはて痛い出費になりますので、今すぐにということではおすすめしません。

改めて大切だと思うのは、日ごろ災害用品についてチェックを行ない、価格が安い時に買っておくことだろうと思います。私の場合はポータブル電源を価格が下がっている時に購入しましたが、ここでは今ではなく次に来るであろう大きな災害による停電に備えての話をさせていただきたいと思います。

大手通販のセールを定期的に見ていると、たまにではありますがモバイルバッテリーが安く売り出されることがあります。どこのメーカーかわからないものは購入すると危険な面もありますが、国内メーカーや国外でも多くの人に買われているメーカーのモバイルバッテリーで、容量が10,000mAhくらいのものが、1,500円以下になっている時があるので、特にアマゾンでそうした安売り品が出てきた時には、「サクラチェッカー」という、アマゾンの購入における判断の補助になるようなサイトにその商品のURLを打ち込み、公平なレビューでなく販売元から報酬をもらって悪い事を書かないようなレビューがほとんどと思われる出品物を排除した上で購入しています。以前にもこのサイトについては紹介しましたが、ここで改めてサイトへのリンクを貼らせていただきます。

https://sakura-checker.jp

モバイルバッテリーの場合、スマホを使っている人であればバッテリー自体をもACアダプター経由で簡単に充電できると思いますし、単体で数回スマホを充電できるくらいのバッテリーを複数持っていると、単にスマホの充電以外にも色々と使えます。それは、以前紹介した100円ショップのセリアに置いてあるUSB端子に直接差すだけで光るライトユニットだったり、同じくダイソーで売られているUSB端子につないで風を起こす扇風機だったりします。複数のバッテリーが用意されていれば、一つはスマホ充電用に使うにしても、他のものは明かり専用、扇風機として使用ということもできます。

すでに複数のモバイルバッテリーを持っている場合には、他の防災用品を使うために必要になる単三や単四充電池を充電するための充電器およびエネループなどのニッケル水素電池をセットで用意しておくと良いでしょう。私が現在使っているのは、パナソニックのエネループ純正の充電器であるBQ-CC87L(BQ−CC87急速充電器とUSB接続のライトとのセットでエネループ本体は別売りです)と、現在お使いの単三および単四電池使用の機器に必要な分のエネループをセットで用意しておくと、停電時でも役に立ちます。

というのも、この充電器はモバイルバッテリーに接続してもエネループを充電できるので、複数のモバイルバッテリーを充電して用意しておけば、日頃全く使っていないラジオや懐中電灯を充電して使うことが可能になるのです。現在の日本の電力事情は、災害復旧の面についてはそこまで遅くはないので、心配であればいざという時に使えるモバイルバッテリーを増やしていくことで、安心度は増します。ですから、通販の価格調査サイトなどで格安のモバイルバッテリーを見付けたら、上記サクラチェッカーのようなサイトを利用して、それなりの品質の製品を事前に買うようにすることで、それ自体が災害対策になるというわけです。

今回のように事前に来ることがわかっている台風のような災害を想定する場合には、事前に持っている全てのバッテリーを充電して待つことができますし、いきなりやってくる災害でも、普段使いするモバイルバッテリーを一つに固定せず、日によって持って行くバッテリーを変えていくことで、どのバッテリーもそれなりに充電された状態でいざという時に使うことができるようになると思います。

以前は、例えばマキタの充電式掃除機を使っている場合、マキタのバッテリーをモバイルバッテリー化するアダプタを用意しておけば、日々使うものだけにいざという時には掃除機のバッテリーをそのままスマホ充電など色々な事に使えるという事を紹介しましたが、マキタの充電池は純製だとバッテリーもアダプターも高いので、それなら充電器が共通で使え、2千円しない金額でそこそこの容量のモバイルバッテリーを複数用意できるなら、そちらの方がコストも安く、いざという時に頼りになります。

私自身、モバイルバッテリーの安売り情報が出たら条件反射のように購入していて、確かに懐への影響は少ないものの、モバイルバッテリーばかり増えて大丈夫なのか? と不安になったこともありましたが、台風で長期停電ということになれば、バッテリー容量が残ったモバイルバッテリーはどれだけあっても困りませんし、情報を仕入れたら今後も購入するつもりでいます。
今回の台風にはちょっと役に立たないかも知れない話ではありましたが、やはり買えるならセールで良いものを安く買うことも大切だと思います。これから本格的に台風が日本に近づくので、皆様も十分に気を付けてお過ごし下さい。


ポータブルテレビは車中泊に使うよりも自宅での停電対策に使う方が良いのでは?

車中泊について、ネットではさまざまなニュースと言うか、車中泊について書かれたネット上の記事やブログがリンクされて、私の目の届くところにも届いています。そうした記事の中で、主にキャンピングカーでテレビを後付けするよりも、ポータブルテレビを設置した方が取付工事も不要で簡単に車内でテレビを見られるということで、おすすめのポータブルテレビを紹介するものがありました。

こうした記事というのは、一部正しくもあるのですが、車中泊のためにキャンピングカーを利用するということになると、街の中で泊まることはまずないわけで、トイレやキッチンを完備したキャンピングカーであれば、人が行かないような場所に行ったり山の中の道を進むようなこともあるのですが、そんな時も車の中にポータブルテレビを入れて満足に見られるのでありましょうか。

地デジであれば、地域またぎをすればその場をサービスエリアにしている放送局に移動の都度変えなければなりませんし、移動中も安定して見るには車載アンテナでは不安定になる事は普通にあります。さらに、山の中に入っていくと、その場所で生活していて、きちんと自宅でアンテナを立てている人でもうまく見ることのできない難視聴地域というものはどうしても出てきてしまいます。キャンピングカーで移動した先では人も住んでいないところもあれば、ポータブルテレビの貧弱なアンテナでは、うまく映らない可能性もあります。

日本全国で安定してテレビを見るためには、全国で同じ設備があれば受信可能なBS/CSであれば鮮明な画像を移動中の車内からも見るようにはできます。観光バスなどではBSのアンテナに繋いだテレビを見せるような事をしているところもありますが、車載用のBSアンテナというのは、車が移動するに従って動き、常に南東の方向に向くような高度な技術を持ったもので、その価格や設置費用を考えると私としてはとてもおすすめできません。

かといってポータブルテレビでは、移動中や宿泊先で全く見られない可能性もあります。ポータブルテレビを車中泊でという選択は、私としてはそういう理由でちょっとどうかと思いますが、自宅の災害対策という意味では悪い選択ではないと思います。というのも、自宅が落雷や大雨、地震などの自然災害によって長く停電した場合、本体内蔵の電池やモバイルバッテリー、ポータブル電源などを接続すれば使えるポータブルテレビは、それ自体は貧弱なアンテナでも、自宅で送信所が見えるような場所で固定して使うことによりその真価を発揮できると思うからです。もし購入するなら、外部アンテナ端子のあるものを選ぶのが良いでしょう。

私の場合は、いざという時のためにまだスマホやタブレットにTVチューナーが内蔵されていた頃のタブレットを一台用意しています。そのタブレットにはロッドアンテナの他、充電台には外部アンテナ端子があるので、自宅のアンテナをそのまま利用していざという時にはモバイルバッテリーで給電をしながら地デジ放送を安定して見続けることができます。ただ、車でお出掛けする時にはこのセットを持っていくことなく移動中や山の中でもテレビを見たい時に見ることができるような用意はしています。

といっても必要なものは、1Mbps以上で通信が可能なモバイル回線とスマホ(大きな画面で見たい場合はタブレット)を用意するだけです。ハード的なテレビチューナーなどの用意が全く無くても、アプリ「NHK+」「Abema TV」「TVer」のようなテレビ放送を再配信および同時配信(TVerは夜のゴールデンタイムのみ)できるアプリを使えば、テレビの電波を受信せずともテレビ放送をインターネット経由で見ることができます。テレビ放送の場合はトンネル内は全く電波が届きませんが、携帯電波の場合はトンネル内も通じるようになっている場合も多く、インターネットを利用してテレビ放送を見る方がはるかに安定し、さらに長時間見ていても受信エリアを気にせずに見続けることができます。

地デジだけでなくBS/CSまで見たい場合には、自宅に設置したテレビチューナーとスマホを外から繋ぎ、ネット回線を使って自宅で見ているチャンネル(その場合は地デジは自宅と同じチャンネルになります)を全てモバイル回線経由で見ることも可能ですが、その場合には自宅に専用チューナーを置く必要があるものの、専用チューナーは単なるチューナーで消費電力も大型テレビと比べれば少ないので、ACコンセントのあるポータブル電源で動かし、モバイルバッテリーでも利用可能なモバイルモニターを接続すれば停電時でも十分に実用になります。そうなると私の場合は、停電が限定的であればポータブルテレビすら使う必要は無くなります。

元々外付けテレビチューナーとモバイルモニターのセットは、電気料金値上げ対策で、大型テレビよりも消費電力の少ないセットを構築する中で揃えたものですが(実際、わが家の消費電力はかなり変わり、電気代削減に貢献しています)、私にとっては自宅内だけでなく出先でも移動中でもそれなりに安定してテレビを見られるようにできるセットとなりました。

そんなわけで、私は車中泊用にポータブルテレビを設置することについては消極的です。というか、実際にワンセグがガラケーに付いていた頃に車内でテレビを見ようとしてストレスになったことが今の考えの基本としてあるので、何もキャンピングカーではなく、車中泊用の車の中でテレビを見たいと考えている方は、本当にポータブルテレビで宿泊場所でテレビが見られるのかをよく考えてからポータブルテレビの購入を決められると良いと思います。


実際にお店に出掛けて見付けたセリアの「蚊取り線香スタンド」はアルコールストーブになる?

私の生活の中でブログを書くということは、単に文章を書いているというよりも、毎日を以前とは違うことをして楽しもうとする中で、アイデアを具現化する場所でもあります。もし私がブログを書いていなかったら、色々なものを買ったとしてもノーマルな使い方だけで満足していたでしょうし、そこからの発展も現在のようにはなっていなかったと思います。

今回は、先日紹介した「折りたためるミニ五徳」をセリアで購入した時、ちょっと興味を持ったもののいまいち確信が持てずにいたものについての事です。折りたたんで小さな口径のカップなどを使って固型燃料とセットで使えるミニ五徳は便利なものでしたが、私自身は常に固型燃料を使っているわけではなく、主にアルコールストーブを使って楽しんでいるので、折りたたみミニ五徳とアルコールストーブをセットで使いたいと漠然と思っていました。もちろん、今まで紹介したセラミックフェルトが入ったミニアルコールストーブや、アルミ缶を加工して作ったグルーブストーブをセットに入れても良いのですが、五徳の並んでいる場所に置かれていたある物にふと興味が湧いてしまったのです。

それは、「蚊取り線香スタンド」という商品名のもので、細長い蚊取り線香や渦巻き型の蚊取り線香を折ってその中に入れることで、短い時間燃焼し、その時だけ蚊を寄せ付けない空間を作る便利グッズです。装飾の入ったものもあるのですが、何も装飾がないものにはアルコール燃料が少々入りそうだったので、この中にアルコール燃料を入れて火を付けたらどうなるか? と思ってしまったのでした。

その結果が上の写真なのですが、アルミ製の内部に入れたアルコール燃料が良い具合に燃えています。5mlくらいが安全に入れられる量なのですが、チタンカップに200mlの定温の水を入れて火にかけるとだいたい10分くらいは燃え続け、沸騰には至りませんでしたが、70℃くらいまでは温められ、ミネラルウォーターなら安心してお茶が飲めるくらいの実力を持っていることがわかりました。

実際に使えることがわかったので、もう一つ同じものを買い、さらに燃焼終了したらすぐに取り替えて使えるように小さめのトングを調達してきました。グルーブストーブでは効率を上げると大体20ml弱くらいで500mlの水を沸騰させることができましたので、きちんとした風防を付けたり室内で安全に使えるところで使用すれば、スノーピークの450mlカップと組み合わせ、カップ麺用のお湯を最少限のアルコール燃料で沸騰させることもできるのではないかと思います。アルコール燃料なら自宅に常備しているので、小さめの30mlのボトルに入れていっても、このシステムで6回ぐらいは使えることになります。

コストを考えると固型燃料よりもアルコール燃料は安く(500mlで330円で買えるので、5mlでは約3.3円?)、気軽に一人分のお湯を作るセットが作れそうです。

まさか五徳を買いに行ってアルコールストーブに流用可能なグッズがセリアで併売されているとは思いもしませんでしたし、これで炊飯なし湯沸かしだけならコンパクトメスティンよりさらにサイズを小さくできそうです。

こういうことがあるので、ネットショッピングだけではなく、実際にお店に出掛けることは大切だと思います。ただし、「蚊取り線香スタンド」のアルコールストーブ化は本来の使用方法ではない使い方になりますので、少しでも異常を感じたりした場合は改めてこのブログで紹介させていただくつもりです。


セリア「折りたためるミニ五徳」購入を機に作ってみた常にバッグの中に入れておける調理・保温セット

そろそろキャンプブームもひところの勢いは失なわれがちで、高額なギアを買ってキャンプへ行っていた方がが出品したと思われるキャンプグッズがリサイクルショップやネット上のフリマサイト、オークション上に表れるような状況になってきたのではないか? と思っています。

しかし、100円ショップのキャンプグッズのコーナーは2023年も新商品を出してきていて、定番化した商品と合わせて使えば、これは十分に利用価値があると思えるようなものもあります。ただし、100円ショップはキャンプ用品店とは違い、一度売れないとレッテルを貼られた品物についての再販はまずないと思われますし、さらにキャンプブームがしぼんでしまった場合、新たなジャンルの製品に一気に置き換わる可能性もありますので、自分で見て面白そうだと思ったら、一通り確保しておくことが大事ではないかと思います。今回はそんな100円ショップの中でもセリアがこの春に出してきた「折りたためるミニ五徳」を中心にして、毎日持ち歩いても苦にならず、もし大きな地震などが出勤してから起き、いわゆる帰宅難民になってしまっても自力で何とかできそうな究極のソロセットを作ろうと思い立ち実行しました。

これが今回発売になった「折りたためるミニ五徳」のパッケージです、平らになったところを∨字に開くことで、上にカップ類やクッカーが乗るようになっていて、本体はかなりしっかりしています。今までは小さな五徳というと、100円ショップではエスビットのポケットストーブもどきが定番で、普通の大きさだけではなく小型のメスティンに入るサイズも売っていたりして、これはこれで便利なのですが、メスティンの中にポケットストーブを入れてしまうとそれだけでいっぱいになってしまうのですが、これなら何とか他のものもメスティンの中に入れられそうです。

今回のミニ五徳を使うイメージについては、同じくセリアで売っている固形燃料用のホルダーとともに使います。このホルダーは旅館などで出てくる青い固型燃料を入れるようなサイズなのですが、私は袋状になっているピンクの固型燃料の方がどんな形にもなり青色のものより長期間の保存ができるので、こちらの方を愛用しています。今回のセットでは2つはセットの中に隙間を探して入れることができるようです。

次に、固型燃料ホルダーを反対にしてその上に、ミニタイプのキャンドルを乗せると、長時間の明かりを確保できるだけでなく、五徳の上に温かい飲み物を置けば、長時間その温かさをキープさせることができます。これは停電時の屋外でも役に立つ仕様で、いざという時のためにこのタイプのキャンドル(ダイソーではこのサイズのキャンドル15個のセットが税込110円で売っています)も同時に持っておくと、いざという時には役に立つかも知れません。

基本的に調理は固型燃料で、保温はキャンドルでということになると、五徳の上に乗せるクッカーが必要になりますが、これについては一式のケースも兼ね、さらにバッグの隅に放り込んでもじゃまにならない四角サイズのメスティンの中でも、容量が500mlと少ないダイソーで主に販売されている小型のメスティン(550円商品)を利用することにしました。ダイソーには小型・中型(普通)・大型の三種類ありますが、今回はメスティンの中にそのまま収容できる専用設計の木製まな板と中にセットし、小量の水を入れて使うと蒸し料理のできる網も同時にセットの中に入れました。折りたためるミニ五徳も、まさにあつらえたように小型メスティンの中に折りたたんだ状態で収納できます。

そうして固型燃料ホルダーにキャンドルを2つ入れ、端のところに袋に入ったカトラリー類(連結できる金属製箸とバターナイフが入っています)、そうして空いたスペースにピンクの固型燃料を押し込んで、その上から小型メスティン用の網をかぶせても、余裕を持って蓋は閉まります。

バッグに押し込むことからメスティンをこれも100円ショップで売っている小型の袋に入れ、調理をするためには欠かせない火起こしのためのライターを一緒に入れればセット完成です。トータルでも千円前後くらいで、いざという時のための非常用ソロセットの完成となりました。

この中にはありませんが、私自身は毎日水分補給のために200ml~350mlの真空断熱ボトルを持ち歩いているのですが、今回新たにそのボトルよりちょっと口径の持ち手を折りたたむことのできる大きなステンレスカップを購入し、今後はそのカップに真空断熱ボトルを差し込むような形でいっしよに持って行くことにしました。こうした用意をすると、メスティンで沸かしたお湯を真空断熱ボトルで保温しつつ、これも毎日持っていきお昼にお湯だけをもらって作るスティックコーヒーを複数個常備することで、水さえゲットできれば冬でも温かいコーヒーを作り、さらにステンレスカップに入れたコーヒーを保温しながらキャンドルで僅かながらの暖を取るようなこともできるかなと思っています。自宅までの長い道を歩いて寒さに震えながら帰るような状況に陥っても、ペットボトルの500mlのお水をゲットできれば2回分の温かいコーヒーを確保できるわけで、もしもの時に役に立つセットとしてバッグの端で出番を待つことになりそうです。


災害時に一番重要な準備とは実は「トイレ」でありそのために揃えておきたい道具は

昨日はずっと東日本大震災についての報道を見ながら過ごしていましたが、その中でもほとんど語られないことにちょっと不信感を持ってしまっています。というのも、避難生活の中で「震災関連死」というキーワードまでは出てくるものの、長くなる避難生活の中で一体何がストレスになるのか、その根元のところが語られていない気がするからです。

私たちは、新型コロナに感染しないため、多くの場合自宅から出ないで過ごすような経験をしていますが、外に出られないことで運動不足になるようなことはあっても、基本的な生活自体に困ることはありませんでした。というのも、感染症に備えるような場合は、自宅や職場などでライフラインが不通になることはないので、自宅に帰ってできることはほぼできるという事はあったのです。

ライフラインが寸断されると色々な場面で不具合が出てくるものの、体調を崩すほどストレスになってしまう一番の問題は、自分が行きたい時にトイレに行けなくなるということではないでしょうか。水や食料の入手はできても、人間は食べれば時間を置いて出すことをしないといけませんので、地震の影響でしばらく自宅のトイレが使えず、避難所の仮設トイレは溢れて使うことすらできないような状況を聞くにつけ、まずは災害時のトイレ対策をしないと、体自体に変調が出てしまう事を考えて、用意をしておくべきだろうと思います。

もし自宅に住み続けられる場合、トイレの水は流せないものの、いつも利用している便器にビニール袋を掛けて用を足し、終わったらそこに携帯トイレの凝固剤を振りかけ、そこに水を掛ければ、汚物は固まって多くの自治体では可燃ごみとして出すことが可能になります。

しかし、このように携帯トイレだけでなく、終わった後に水を掛けるのに大事な水を無駄に使ってしまう事は避けたいものです。トイレ用の水は飲用ではないので、どこか水を汲むことができる場所へ行ってトイレ用の水は別に確保しておいても良いですが、それでも避難生活中には水は大事です。そこで、このブログでは再三紹介しているペットボトルに装着する便利グッズを持っておくことをおすすめしたいと思うのです。

装着するペットボトルは500mlのもので、炭酸飲料の入っていたロケット型のものがおすすめです。最近の薄いものだと水を出すために握ったらかなりボトルにダメージがかかりますが、炭酸飲料用のペットぼとるはそれなりに強いので、避難生活用に数本、飲み終えた空のペットボトルを用意しておくのが良いと思います。

この商品は基本的には海外などおしり洗浄便座がない場所で使うものですが、当然ながら水をシャワー状にして掛けられるので、直接ペットボトルから水を掛けるよりも水を節約することができます。トイレでしたら本来の使い方をするだけで汚物にも水がかかっていますので、その後使う水も少なくて済みます。そして何よりも停電時でも水でおしり洗浄ができるという事は、日常の生活に近いトイレを使うことができる事にもなり、ストレスの軽減も期待できます。

また、この道具を複数用意して、汚れた手を洗ったりする場合にも使うことができますし、飲水以外に水を無駄遣いしないための決定的な道具であると私は思うのですが。トイレ対策として携帯トイレを揃えるのと同時にこの手動おしり洗浄用具を持っておくことで、かなりのストレスは抑えられるのではないでしょうか。

なお、屋外やトイレでない室内で利用可能なダンボールで作るトイレについて、あえて市販品を買わなくても、災害対策用の2リットルペットボトル6本入りダンボール2つあれば利用可能であるとの情報を三重県の桑名女性消防団のブログで見付けましたので、リンクを貼らせていただきました。災害対策として2箱分の水をキープしておき、賞味期限が来るぐらいでもう2箱注文するような形でも良いですし、「飲料水2箱」「賞味期限切れでもトイレ用として使える水2箱」という形で計4箱を使いながら回していくようにすれば、あとは携帯トイレの使用期限に気を付けながら管理すれば、非常時のトイレ対策としては万全ではないでしょうか。

https://kuwanafw.exblog.jp/29166072/


冬の停電に備え「石油ストーブ」と「灯油ランタン」のセットを用意する選択

2022年のクリスマス寒波は、日本海側を中心にかなりの降雪量を記録し、倒木による断線の影響もあるのかかなりの地域で停電になってしまっているようです。普段電気に頼り切って生活している私たちは、停電が続くととたんに不便な生活を強いられることになります。

今回の寒波での、私の住む地域での被害はないものの、2022年には台風とともに降った大雨の影響で、地域の電力を担う送電線が地すべりで一気に流れてしまったことにより(この原因も山奥で起こったことにより、なぜ停電したのかしばらくはわかりませんでした)、一部地域で深夜から当日夕方くらいまで停電が続くこととなりました。

私の自宅では停電はしませんでしたが、災害を伝える非常用ラジオのアナウンスで、ラジオ局のある地域と職場が同じだったため、もしかしたら職場も停電しているかも? と思って最低限の明かりの用意をして出掛けたのですが、まさに職場全体が停電していていつも使っているエレベーターが動かず、さらにはパソコンが動かないので、全く仕事にならないだけでなく、一部の場所でかなり大規模な雨もりが起こり、その対応に動くことになりました。その際、移動するにも「明かり」は必要不可欠で、その時自分は頭に付けるヘッドランプを付けて作業をし、友人にキーライトを貸して場所を移動するのに使ってもらいました。

どちらの明かりも電池を使う明かりなのですが、その日のうちにこちらの停電は解消しましたので、電池で全く問題なかったと言えると思います。しかしこのクリスマス寒波の停電はかなり長い期間にわたって停電しているようなので、電池を使う明かりだけだといつまで持つのかという不安が出てきます。天候に影響される太陽電池からの充電も、この冬の天候ではうまくいかないでしょうし、手回し充電で長時間の明かりを確保するのも大変だと思います。

テレビで停電しているご家庭にテレビカメラが入っているのを見ると、停電対策の石油ストーブとローソクの組み合わせを使っているところが結構多かったのですが、もし灯油の備蓄をそれなりにして冬の寒さに備えているのなら、非常用の明かりとしては、石油ストーブと同じ灯油を燃料とする「灯油ランタン」を用意しておくというのも一つの方法ではないかと思います。

基本的には灯油をランプに入れて、芯を灯油に浸してしばらく待って点火すれば、ほのかな暖かさとともに安定して風にも強い明かりを得ることができます。まさに現在はキャンプブームということで、ホームセンターにも置いてあります。

芯は消耗品になりますが、最近では100円ショップでも替芯が売られていたりしますので、それほど費用を掛けることなく、非常時の明かりを確保できます。石油ストーブは自宅にあるもので十分なので、冬の暖房に灯油を使っているご家庭は、非常用の明かりとして灯油ランタンを買っておくのも良いかと思います。具体的な製品として国内メーカーで価格も2千円台と比較的買いやすいものということで、以下の二種類のものを紹介しておきます。


自宅でも外出先でも美味しいコーヒーを淹れるためのセットがようやく完成?

先日先行して紹介しました、キメの細かい「ハイテック茶こし」で淹れるコーヒーを日常的に使うための道具ですが、先日ようやく形になりまして、今回改めて紹介することができるようになりました。ちなみに、その際には「ハイテック茶こし」および、コーヒーを落とすための「ドリップケトル」を紹介していたのですが、今回紹介するものを加えると、家の中でも外でも同じようなコーヒーを飲むことができるようになるのではないかと思っています。ちなみに、その際のブログは以下のリンクにありますので、参考までにリンクを貼っておきます。

一人用のコーヒーを淹れるためのグッズは約2千円でそれなりに揃う?

今回購入したのは数々あるのですが、まずは二人分のコーヒーをまとめて淹れられるようなサーバーを安く購入しました。通常のサーバーはガラス製なので、家の中で落としたりしないように細心の注意が必要ですし、外へ持ち出すような事はほとんど考えられないのですが、今回購入したものはプラスチック樹脂(トライタン)のもので、落としても割れませんし、直接電子レンジにもかけられます。

このようにちょっと見るとプラスチック樹脂のものとは思われないかも知れませんが、この製品は実に良くできていまして、本体の中にドリッパーが収納できるようになっています。その場合に使えるのは円錐型のペーパーフィルター(1~2人用)となっています。

このようにペーパーフィルターをセットすると、茶こしで淹れるのとはちょっと違ってすっきりした味になるような気がします。これは好みだろうと思いますし、外で何杯も淹れる場合は、ペーパーフィルターで処理した方がいい場合もありますので、こうした製品を日常使いとして用意しました。

また、「ハイテック茶こし(大)」が写真のようにすっぽりとサーバーにセットできるので、二杯分はこのままお湯を注いでも大丈夫です。家で淹れるにはこの状態で挽いた豆を入れるのが一番楽ですね。大人数でコーヒーを楽しむには向きませんが、二人から三人くらいで楽しむなら悪い選択ではないと思います。

そして、これは主に外でコーヒーを飲む場合について考え、真空断熱機能があり、ちょうどコーヒー一杯分が入るカップということで、サーモスの取手のない容量280mlカップ(写真はペアですが一個ずつでも買えます)を揃えました。これから寒くなりますが、このカップなら多少時間を掛けて飲んでも冷めにくくなっており、湯呑のような形をしているので他の飲み物を外で飲む場合にも汎用性があるのではないでしょうか。

あと、このセットの他に、外でお湯を調達することを考え、できるだけ小さな湯沸かしセットをコーヒーセットの中に入れることにしました。それが以前このブログでも紹介したDAISOで購入したステンレスカップを使って約400mlのお湯をわかすためのセットです。

安く揃うから愛おしい100円ショップで揃えた格安で最少の湯沸かし調理セット

これがあれば、アルコール燃料でも固型燃料でも水からお湯を作ることができるようになります。その容量がちょうどコーヒー二杯分の約400mlなのですが、ここでさらに、たまたま終売在庫限りでかなり安く購入できたことから追加購入したタイガー魔法瓶のスリムボトル400ml(MSE-A040-Nが型番ですが、現在は品切れのためリンクは割愛します)と相性が良く、そのボトルもコーヒーセットの中に加えることにしました。

かなりスリムなのに必要な容量があるこのボトルがあれば、計量カップなしでも400mlを計ることができ、湯沸かしした後もこのボトルでかなり長い間でも熱々のお湯を保存することができます。事前にお湯を沸かしておいてこのボトルから出すことで、いつでも美味しいコーヒーをいただけるということで、家でお湯を用意して持っていくようなパターンも今後は増えるのではないかと思います。

ここでは紹介していませんが、セットの中にはコーヒー豆を入れる容器や、手動で回すタイプのコーヒーミルも同梱できますので、これからの季節、人の家に出張してコーヒーを提供するようなこともできそうで、その際は改めて自分が淹れたコーヒーの味の評価をしてもらおうかとも思っています。


ハンドルを回して点火するので電池いらずの石油ストーブトヨトミRS-G24MW

年末のお歳暮の時期と重なり、宅配事業者にとってはかなり大変な季節になりますが、そんな中でネット注文した石油ストーブが届きました。店頭購入より時間はかかりましたが、価格は同じお店が扱うネットショップの方がポイントも付いて安いのですから、どうしてもネット注文で宅配業者の方の負担を増やしてしまい申し訳ない次第です。

で、購入したのがトヨトミの「RS-G24M(W)」という型番の石油ストーブです。タンク容量が3.6Lと少な目で、本体も一般的な反射形の石油ストーブより一回り小さいというものです。これくらいの大きさだと、木造家屋の場合、古いお宅だとすきま風が入ったりするので、部屋全体を暖めるというよりも目の前だけを暖かくするような事にもなりかねませんが、現在の住まいは外からの冷気が入ってきにくい感じなので、このくらい小さいものでもサブ的に使う用途においては十分に使えるといった印象です。

何しろ久し振りに購入した石油ストーブなので、何もかも新しくなっていてびっくりするのですが、今回購入した製品の一番のポイントは、その点火方法です。写真のように、点火は非常用のラジオに採用されているものと同じだと思われるダイナモにつながったハンドルを回して行ないます。ラジオの場合ある程度回せばLEDライトの点灯やラジオをかなり長い時間聞くだけの電気をためることができるのですが、この場合はとにかく灯油がしみた芯に点火するだけで良いので、軽く1~2回線するだけで点火されます。

多くの石油ストーブでは電池を利用して点火させるのですが、この場合はシーズン開けなど電池が消耗しているとうまく点火されずに、マッチやチャッカマンで直接火を付けるようになるかと思います。また、製品によっては電池の種類が違うため、ストックしている電池が使えずに買いに行くような手間も出てきます。

その点この製品は、そうした電池管理が必要ないというのは素晴しいですね。さらにライターを出す必要もないので、火事のリスクを軽減する効果もあるのではないでしょうか。災害時にも電池を探す必要がないということもこの製品のアピールポイントであるようですが、何よりもこの製品はその個体のみで点火までできてしまうということで、あと必要な事としては使い込んで芯が短くなった場合に交換する手間だけということになります。

昔は、こうした交換については電気屋さんにお願いして費用もかさんでいましたが、今ではネット通販で部品だけ取り寄せることができ、交換方法も難しくなく、You Tubeには実際に交換をした方の動画がアップされているので、落としたりしない限りはまず長期的に使えるものになると思います。この冬はどれくらい活躍するかはわかりませんが、現在灯油価格は自転車で行けるガソリンスタンドで106円/Lくらいなので、一般的な18Lのポリタンクで約5回利用できます。18Lの価格は1,908円とぎりぎり2千円を切るくらいです。今季は複数の暖房器具をうまく使いながら非常時にも備えられるということで、個人的には良い買い物だったのでは? と思っています。製品リンクはアマゾンの方に一応貼っておきますが、アマゾンが最安とは限りませんので興味のある方は価格比較サイトなども参考になさってみて下さい。

最後に、応用編として天板にそのまま物の載せて調理をするとすぐに天板が傷んでしまうのでその対策ということで自宅にあるもので工夫をしてみました。

レインボーストーブのような丸い天板の場合、キャンプ用品として売っている七輪用のゴトクがピッタリ合うという情報がありますが、このストーブでもそうしたものを載せようかと思っていたところ、キャプテンスタッグのキャンピングセカンドグリルという網になった足の立てられるグリルを畳んでそのまま載せると、このストーブにぴったりということがわかりました。少々横のところがタンクのフタに被ってしまうものの、元々キャンプ場では足を出してこうしたヤカンを載せるようなものでもあるので、結構便利に使えそうです。

また、こちらの写真はプリムスの「フォールディングトースター2型」のバッタモンのような製品で、スポーツショップアルペンの独自ブランド「SOUTH FIELD」の刻印が付いた スターを買ったものの使っていなかったので、このストーブ用にお餅やパンを焼くために使おうと思い立ちました。下がメッシュで上が網になっているので、同じようなキャンプ用の製品としてはユニフレームの「ミニロースター」のようなものでも良いと思います。とりあえず冬の間は、灯油を有効に使いながら単なる暖房だけには使わずに、状況によってはこのストーブを外に持ち出すことも考えながら色々と使い道を探っていこうかと思っています。


「超とろ火」のグルーブストーブを作ることで使えるクッカーが増え調理の幅が広がる

この週末に、また色々と飲み終わったアルミ缶を使って遊んでいました。単にアルミ缶をハサミで切って組み合わせるだけで高性能なアルコールストーブとして使える「グルーブストーブ」を現在私は使っているのですが、市販の大小の缶を使って作るものには注意しなければならないことがあります。こうした注意点については、グルーブストーブを作られたりるびわ~くすさんがYou Tubeにアップされています。とりあえず、以下の動画をまずはごらん下さい。

基本的に直径が10センチ以上のクッカー(鍋・ヤカンなど)をグルーブストーブで使おうとすると、上記動画のような「熱暴走」が起きて大変なことになるのです。そのため、今まではマグカップをそのまま載せたり、直径が10センチを超えないようなものと組み合わせて使っていたのですが、大小のアルミ缶を組み合わせるという、一つの工夫をすることでグルーブストーブがとろ火仕様になり、熱暴走を起こすほど炎が広がらないような事ができることを知りました。この内容についても同じりるびわ~くすさんの動画でご確認下さい。

私も上記動画のようなキャンプ用のヤカンを持っていて、さらにこのヤカンにぴったりな、ステンレス板を組み合わせて使う、Clikstandという風防がセットできるゴトク(トランギアのストームクッカー風)を持っているのですが、グルーブストーブでこのゴトクを使おうとすると、とにかくこのヤカン自体を使うことが危険ということと、かなりクッカーと風防がくっつくことから、熱がこもってしまって危険なため今まで使えずにいたのです。しかし、アルミ缶からほとんど広がらない「とろ火」が安定して出るなら試してみる価値はあると思って材料のアルミ缶を調達しに行きました。

実は、通常のアルミ缶の場合、底の部分が湾曲しているので、2つ重ねて置こうとすると安定が取れなくなってしまうのです。ただ、上の写真のような主にコーヒーが入っている缶の場合には底が平らになっているのです。

このような形になっているので、そのまま小さいグルーブストーブが置けます。ただ、このままだと重ねて置く時に滑ってしまって安定しないので、ビニールテープを底の部分の一部に貼り付けることで、簡単にずれることはなくなりましたので大小二つのアルミ缶をClikstandにセットして試してみることにしました。

直径10センチ以内のクッカーとグルーブストーブクレセントを使って500mlの水からお湯を沸かす場合、だいたい10分ぐらいで沸騰するのですが、この組み合わせの状況は写瞬のようなとろ火なので、500mlの水を沸騰させるまでに16~18分ぐらいかかりました(細かい調整をすれば多少良くなるかも知れませんが火が大きくなるのは避けたいのでとりあえずこのまま私は使います)。ただ燃料の消費については、20ml入れて3ml回収したので約17mlで沸騰させることができ、それなりに低燃費です。そして、とろ火なだけに同じ量のアルコールでも長い時間同じ火力を維持させることができます。

これは、うまく使えばヤカンと同じくらいの大きさの鍋(個人的にはヤカンと同じような吊り下げ式になっているロータスアルミポットあたりの利用がベスト?)を使うと、とろ火での煮込み料理が可能になってくるでしょう。

そうでなくても、インスタントラーメンを外で作るような場合でも、あらかじめ沸騰までが早い別のアルコールストーブでお湯を作っておき、そのお湯を鍋に入れてこのシステムで使うようにすれば、麺類を茹でて作ってもアルコールのトータルの消費を抑えることができるようになるでしょう。

これは発想の転換で、一つのアルコールストーブで火力を変えるのではなく、複数のアルコールストーブを使い分けることで、単なる湯沸かしではない新たなグルーブストーブの可能性を感じることになりました。Clikstandは風にも強いですし、今後は屋外でのんびり湯沸かしをする時にでも実戦投入してみようかと思っています。


石油(灯油)ストーブの中味を色々調べてみると細かいところが違っていました

年中雪が降らず、天気が良い日は真冬でも窓から太陽の光が入る時間であれば暖房いらずの静岡県でも、そろそろ冬の暖房の事を考えなければいけなくなった気がします。昨年は普通にエアコンと電気こたつの併用で乗り切ったのですが、これだけ電気代が上がってしまい、9月の台風の時に自宅では大丈夫だったものの職場での長時間の停電を味わってしまったので、基本電気に頼らない石油ストーブ(石油ファンヒーターは良いものの、災害時の対応も考えて電気のいらないストーブに一本化しました)を買おうかと現在は考慮中です。

雪の降る地方のように一日中付けっぱなしにするようなこともなく、部屋自体が熱が逃げにくくなおかつ狭いので(^^;)、小型のもので部屋をまたいでの持ち運びが可能な安いものでいいかと最初は簡単に考えていたのですが、昨日お店を見に行き、展示されている複数の製品を見て、その売価と機能の関係がわかってくるにつけ、いろいろと迷いだしてしまいました。今回は同じように迷っている方の参考になればと思います。

当初は小さくてとにかく安ければ良いと思って、ネットでもその安さが圧倒的なメリットだという紹介があった、コロナのRX-2222Yという型番の小型の反射形ストーブが1万円以下の製品の中でも一番安く、これくらいでも十分だと個人的には思います。さらに小さく、それこそ屋外キャンプにも持っていけそうな小さいサイズで、持ち歩きしやすいハンドルが付いた同じく反射形の製品、トヨトミのRS-H29Mなどは逆に高く(店頭実売価格で2万円弱)、これもキャンプブームの盛り上がりが一役買っているのか? と思ったりしましたが、個人的には車の中で立てられればRX-2222Yでも十分な気はしました。

今挙げた製品は点火こそ電池を使うものの、電池がなければライターでも点火できるので、停電時に暖を取りたい場合にも問題なく使えます。そんな中で面白いコンセプトの製品として、点火するのにライターも電池も使わないストーブというものもありました。

これが、トヨトミの「電池レス石油ストーブ」というシリーズで、反射形のRS-G30M・RSG24M(大きさによる違い)と丸い形の対流形RB-G25Mの三種類があります。電池レスの仕組みは、手回しラジオと同じようなハンドルが付いていて、点火時にはこのハンドルを1~2回まわせば通常は電池で起こすぐらいの電気を作って点火できるということです。急な電池切れが停電時に起こる場合もありますし、ライターでの点火をほとんどやったことのない人の場合、それが原因で火事になってしまう危険性もあります。この製品は、東日本大震災の被災者の方の中で、ストーブ単体で電池もライターも見付からなくても点火できるストーブが欲しいという声に応えての製品化だったとのことです。

さらに、対流形のRB-G25Mはいわゆるレインボーストーブと呼ばれる製品で、停電で真っ暗になっても約40Wの白熱灯くらいの明るさを出すことのできる窓の大きさがあります。ある意味究極の災害対応ストーブと言えるかも知れませんが、対流形の特徴として正面にいても暖かくならず、時間を掛けて暖かい空気が上にのぼり、ぐるっと部屋を暖める方式なのには注意です。屋外で使う場合には、直接正面に立てば暖かい反射形の方が良いと思いますし、頻繁に置く場所を変えて使う場合にはすぐ正面が暖かい反射形の方が良いと思うので、自宅での使い方置き方によって選ぶのが良いと思います。

あと、カタログを見ていると芯を交換する費用を抑えるための機能が付いているものもありましたが、実際はドライバーが有れば自分でも芯交換はできるようです。ちなみに、交換芯の価格は2千円前後なので、火が付きにくくなった場合にはネット注文して自分で付けられるだけのスキルがあれば、普通のものでも十分ではないかと思います。

現在迷っているのは、火力を絞って灯油を節約できる機能のあるものはどうなのか? というところです。トヨトミのストーブの場合、対流形の製品であれば火力調節幅が50%あり、部屋が十分暖まったところでツマミを絞ればその後の灯油の消費をかなり抑えられます。反射型の場合は大きさにより15~20%の間で、高いものだと40%絞って60%での運転ができる製品もあります。石油ストーブの場合、暖まった後にも運転を続けると過剰な暖房になってしまい、灯油の無駄遣いになってしまうこともありますので、今後の灯油の価格変動も考える必要があるのか? と悩みは尽きません(^^;)。こまめに消せば良い話ではあるのですが、そうできない場合もありますので。

また、基本的なことですが対流形の場合、灯油を直接本体内タンクに入れる必要があります。反射型であればタンクを取り外して外に給油にも行けますので、そんな事も考えつつ家族と色々話し合ってみようと思いますが、たかが石油ストーブと言っても色々種類があって大変だとしみじみ思います。