月別アーカイブ: 2014年11月

社外デジカメバッテリー用USB充電器を購入してみました

 今回思うところがあって、オリンパスのBLS-5というPENやStylus1というデジカメに使われている電池用の社外充電器を購入してみました。最初にお断りしておきますが、今回紹介する充電器はメーカー純正のものではないので、その安全性を確認したわけではなく、何か事故が起こってもあくまで自己責任で使うことになると思います。

 それでも購入してしまったのは、この充電器は家庭用のコンセントからしか充電できない純正のものとは違って、スマートフォンや一部ガラケーと同じマイクロUSB端子が付いているだけです。USBケーブルを使って充電できるのが売りのこうした充電器は、やはりあるといろいろ便利です。

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 写真のものの型番は「DCB-BLS-5-C」となっていますので、ネット上で探す場合はこれをキーワードにして探されるといいと思います。電池より一回り大きい充電器とケーブルのセットでメール便での送料込みで800円そこそこと相当安く、注文する前から本当にこの充電器は大丈夫なのかと思わせるレベルのものですが、製品説明にはUSB給電の出力が800mA以上でないと充電が行なわれないと結構ちゃんとしたことが書いてありましたので、汎用のUSB出力のあるACアダプタや、シガーソケットアダプタの信頼性が良ければ異常な動作はしにくいだろうと判断しての注文となりました。

 早速、手持ちの電池を充電してみましたが、充電が始まると赤いランプが付き、充電器裏の一部分が暑くなりますが、充電器全体が異常に熱くなるようなことは今のところ起こっていません。USB出力が800mAあればいいので、モバイルバッテリーからの直接充電ができるようになるだけでも便利になります。車での旅では直接シガーソケットから充電してもいいですが、安定して長時間行なうためには、まずモバイルバッテリーに走行中に充電し、満充電になったところでこの充電器を使うパターンが安心かと思います。災害時においても、それ自体では不安定な太陽光パネルによる充電であっても、いったんモバイルバッテリーにためこんでから充電を行なうようにした方が電池そのものを傷める可能性も少なくなるでしょう。今使っているデジカメはもう一台ありますが、こちらは本体とUSBケーブルを接続して充電することができます。Stylus1のウィークポイントのひとつは、本体だけでUSBケーブルによる充電ができないことでしたが、この充電器のおかげでその問題は何とかなりそうです。

 ただ、最初に書いた通り、メーカーによるテストがなされていない組み合わせですので、充電している時間に目を離すことが多い場合は純正の充電器を使うのがセオリーです。こちらの充電器でも無茶な使い方をやめ、ACアダプタやモバイルバッテリーの動作を確認しながら気を付けていれば、何とか外出先での使用もできるとは思いますが、完全に大丈夫だとは保証できませんので、各々でご判断の上この種の充電器をご利用のほどを。

Niftyの新サービス「Nifmo」で提供されるスマホ「ZenFone5」とは?

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 台湾のメーカーASUSが出したスマートフォン「ZenFone5」は、そこそこの値段でクアッドコアCPUによる処理能力が早く、LTEが使えるSIMフリーの5インチスマートフォンとして注目度の高い端末です。個人的にはGoogleが出すスマートフォン最新機種Nexus6の価格が思いの外高かったため、3万円前後で購入できる(本体ストレージ16GBで3万円弱、32GBだと3万円強といったところ)このスマートフォンは、もしNexus5を購入していなければ買い足していたかも知れません。というのも、Android 4.4.2搭載でMicroSDカードが入るので、MicroSDカードが使えないNexus5と比べても、様々なデータをMicroSDカードに逃がして使う分には必要十分であると思います。テレビやおサイフケータイは使えませんが、メールはGmailで(ドコモのメールアドレスは使えません)、データ通信中心に使うなら十分満足できる端末です。

 既にMVNOによるデータ通信を使っている人にとっては3万円前後出して本体のみを購入すれば簡単ですが、これからこのスマートフォンを買うだけでなく格安のデータ通信も一緒に契約したいと思う場合、複数のMVNO業者がこのZenFone5を取り扱っているので割安に購入できるだけでなく、分割で保証を付けながら使うことも可能です。既に楽天LTEでいち早くセット販売がされているのですが、問題がひとつありました。というのも、セット販売されているZenFone5のスペックが、SIMフリーで売り出されている本体ストレージよりさらに少ない8GBのものであるからなのです。IIJmioの通話パックとのセット品も出てはいますが、先日になってようやく発表のあったNiftyのNifMoでもキャンペーンによるセット販売が始まりましたので、その内容を検証してみます。

 キャンペーンの内容は、対象のセット契約をすると、契約の翌月24ヶ月基本料金から200円割引かれるというものです。つまり、2年間付き合えば端末代が4,800円割引かれますので、さらに格安にZenFone5を利用できます。ちなみに用意されている端末は本体ストレージ16GBのもので、端末自体の分割支払い額は1,297円(税抜)となっています。一括購入の場合31,112円(税抜)と白ロムの市場価格よりは高いですが、ここから24ヶ月は最安のデータ通信のみ2GBタイプが月額900円(税抜)なので、先に端末代を払った場合は月700円プラス税で維持出来ます。本体を分割購入する場合も同じ条件なら月額1,997円(税抜)で持てることになります。音声通話も使うという場合、月700円(税抜)の音声通話対応ブランの料金を追加することになります。ただこの場合の音声通話は30秒20円(税抜)の定量になりますので、通話もそこそこする場合は別にガラケーのみの契約を維持した方がいいと思います。ちなみに、高速通信が4GBのプランは月額2,500円(税抜)、7GBのプランで月額3,500円(税抜)となっていて、ごく一般的な料金といったところでしょう。

 また、ZenFone5を直接本体のみ購入する場合とのもう一つの違いとして、オプションサービスの中に「NifMo あんしん保証」(月額380円(税抜)の支払いで、機器交換時安く代替できる)や、「NifMo 訪問レクチャー」(24カ月間 480 円(税抜)で90分無料の訪問レクチャーが受けられる)のような携帯大手3社のようなサービスもあります。ただ、あれもこれもとオプションを付けてしまうとその分支払い金額が高くなりますし、本体が修理不可能になってしまったら新たなスマートフォンを買い足すという選択肢もありますので、自分で何が必要なのかを十分に考えて契約内容を決めるようにしましょう。

 あとは、開通の翌月から6ヶ月間は契約解除料8,000円(税抜)がかかるのが他のMVNOサービスとは違う点かも知れませんが、24ヶ月割引を受けて端末を購入する場合はそれだけ使い続けるわけですから問題ないでしょう。

 ここまではNiftyのセット契約の場合について見てきましたが、紹介した料金プランの内容に不満がある場合は別にMVNOの契約を締結して組み合わせたり、ドコモのSIMカードを流用する(利用しているスマートフォンが使えなくなった場合)こともできます。ただその場合はネット接続がSPモードの場合は「moperaU」を契約し直して使うことになるので注意しましょう。

 今後のMVNO業界は、いわゆる格安スマホだけでなく、サクサク動いて電池持ちも良い端末を導入してくることが予想されます。SIMフリーのiPhoneが10万近くする中、3万円を安いと見るならこうしたものを使い切るような形で買い替えていくのも有りかと思います。ただ、一括でなく分割がいい場合は積極的に今回紹介したようなMVNO業者のセットでのキャンペーンの情報を活用してスマホを乗り換えるのも賢い方法だと思いますので、興味がある方は調べてみてくださいね。

プリペイドSIMカードが雑誌付録に

 昨日、雑誌付録について書いたばかりですが、「いい付録の日」には間に合わなかったものの、12月12日発売の「デジモノステーション2015年 1月号増刊 『SIM PERFECT BOOK』」に、何とプリペイドタイプのSIMカードが付録で付くそうです。

 雑誌の価格は1,500円ですが、付いてくるSIMカードはmicroSIMタイプのIIJmio プリペイドパック for BIC SIMで、高速データ通信が500MBまで使えるようになっています。全くMVNOのSIMカードを使ったことのない人が試してみるには格好の付録ではないかと思います。

 なお、このSIMは登録期限が2015年9月末日となっているので、複数冊を購入してもあまり意味はないと思います。そして、既にMVNOを利用している方については、今までIIJmioの使い勝手はどうだろうと気になっていた方にはいいと思いますが、私はすでにBIC SIMは使ったことがあるので、今後MVNOを導入してみようと思われている方に譲ろうと思います。

 既にアマゾンでは予約を開始しているようですが、大きい書店なら発売日に行けば購入できると思いますので、興味のある方はスケジュールに発売日をチェックしておきましょう。その際、気を付けたいことは、このSIMはドコモMVNOのデータSIMカードであるため、今使っているスマートフォンがSIMロック解除していなければ、auとSoftbankのものでは使えません。また、サイズがmicroSIMであるため(大きさの順は 標準SIM>microSIM>nanoSIM)、今使っている端末で使い回す場合は、iPhoneでは使えませんし、昔からの大きさの標準SIMを使っている場合は、SIMアダプターを使わないといけませんし、店頭で売られているSIMアダプターが全て問題なく使えるわけでもありませんので、その点にも注意しましょう。なお、本体には付録のSIMが使えるSIMフリーのスマートフォンについての紹介記事もあるようです。

 ただ、雑誌の付録としてSIMカードが付くということで、本体にセットしてからのセッティングについての解説はしっかりと本体の方に書かれていると思うので、お手軽なMVNO入門用として興味のある方に教えてあげるといいような気がします。

雑誌付録の変遷と今

 毎年の11月26日というのは「いい風呂の日」でもありますが「いい付録の日」でもあるというのをたまたま聞いたラジオで知りました。ここで言う付録とは、雑誌に付いている付録のことです。本に付いている付録というと、現在は本体よりも高価な様々なものが出ていますが、時代とともにその内容も変わっていてその変遷を見ていくとなかなか面白いものです。

 昔の雑誌の付録は別冊の本だったり紙で作る工作だったりして、その事に付いて書くだけでも様々なことがありますが、ここではパソコンや携帯端末に関する雑誌の付録についてその変遷を追ってみましょう。

 今も昔もパソコンや携帯端末はプログラム(アプリ)がないと動かないわけで、まだ簡単にネットに繋いでアプリをダウンロードするという考えがない時代、よりどころとなったのが雑誌であり雑誌の付録でした。パソコン黎明期のそれほど複雑ではないゲームのプログラムあたりは、プログラム自体が巻末付録のように雑誌の最後に印刷されていて、その文字列をそのまま入力することによってゲームや様々なプログラムを実行可能になりました。当時はハードディスクもフロッピーもない中でこのようにしてパソコンを使っていたわけですから、どのようにして雑誌で紹介するプログラムを読者のパソコンで実現させるかというのが課題ではなかったかと思います。

 古い話が続いて申し訳ありませんが(^^;)、コンピュータ本体に手入力で入力し続けるというのは大変なので、当時はプログラムを取り込むために、カセットテープレコーダーを直接コードで繋いで、データをセーブしたり、新しいパソコンに入れたりするのが主流な時代がありました。今でもファクシミリを送る場合は、画像のデータを音声に変換して電話回線を使って送受信をしますが、当時は音声データからプログラムへの変換をパソコンに直接テープレコーダーをつなげてやっていたわけです。

 その当時の様々なプログラムの販売方法は、作ったソフトをカセットテープにセーブし、そのカセットテープを売るという形を取っていました。カセットテープを購入した人は、テープをパソコンにセットして使っていました。しかし、雑誌の付録の場合、当時のカセットテープは、レコードと同じ曲が入っているものはレコードと同じくらいの金額で売られているという側面があったためか、雑誌の付録としてカセットテープを付けるというのは高額な付録と認定される恐れがあるため禁止されていました(後にカセットブックという本とカセットテープを一体化したものが出ましたが、もちろん当時はそんなものもありませんでした)。そこで、どのようにして音声データを付録として付けたかというと、今ではとても考えられない方法がとられたのです。

 パソコン関連の雑誌以外にも、音楽や音声を雑誌の付録として付けるために行なわれたのが、レコードより薄くてペラペラしているものの、レコードプレーヤーにかければちゃんと音が出るソノシートと呼ばれる円盤形のディスクでした。溝に刻まれた音声や音楽は手回しの簡単な仕組みでも再生できたので、タレントの声や怪獣からのメッセージなどが入ったソノシートと、針金をソノシートに付けて円盤を回すことで再生できるペーパークラフトの簡易蓄音機が付録で付いていた学習雑誌を懐かしむ方もいるでしょうが、当然パソコンのプログラムは手回しの不規則な再生ではデータ復元ができません。ちゃんとしたレコードプレーヤーにかけ、それを自分で用意したカセットレコーダーにダビングしてからそのテープをパソコンに繋いで、パソコン上でプログラムを実行するというまだるっこしい一連の作業をする必要がありました。

 しかし、感のいい方はおわかりと思いますが、ソノシートを再生する際に表面にホコリやキズがあってノイズが入ってしまった場合、うまくデータをパソコンに入れることができなくなるので、ダビングを行なうにあたっては細心の注意とコツが必要になることがしばしばでした。いくらやってもうまくいかない場合は諦めざるを得ない事もしばしばで、その後に出てくるフロッピーディスクが付録になることでようやく問題なくプログラムの読み込みができるようになり、その後に出てきたCD-ROMでさらに多くのプログラムを使うことができるようななりました。ちなみに、CD-ROMが雑誌の付録として付くようになった時代でも、まだインターネットに繋ぎっぱなしにするようなことはほとんどの人ができず、できても56kbps程度の速さしかなかったので、10MBくらいのアプリをネットに繋いだ状態で読み込むにも相当時間がかかりました。時間とともに料金のかかる通信サービスを使っていると、1つのアプリをネットから落とすだけでも電話代とプロバイダに支払うネット料金が別々にかかり、私は違いましたがネット関連の支払いだけでも月に10万円以上という人も普通にいました。そんな状況の中、ネットに接続しなくても数多くのソフトウェアを自分のパソコンに導入できる雑誌付録のCD-ROMというのは大変役立ちました。

 改めて考えるに、単にアプリをネットから落とすだけでもそれなりの出費を考えなければならない時代から使っていたため、お金を出しても雑誌を買うのが普通という価値観の中でしばらくはパソコンと付き合ってきたわけです。ですからいわゆる低速のモバイル通信にもこんなものかと耐えることができているのだと思いますね。また、目の前の便利さがあっても、簡単にネットから音楽を直接購入しないで、ついCDとして持っていたいというような行動をしてしまうのだなと思います。特に以前はCDのクオリティよりも劣る音楽配信が多かったため、まずはCDを買って、必要に応じて音楽プレーヤーでも使えるようにデータを吸い出すことが普通でした。ただ今ではCD以上の音質のハイレゾ音源のファイルをダウンロード出来るようになったことで、音楽入手をCDとは別にすべきかとも思いますが、音楽CDにはパソコンを通さずとも、安物のCDラジカセでも簡単に再生ができますし、安いパソコンでもCD-ROMドライブが付いていれば、データの取り込みが可能な扱いやすさはまだまだ捨てがたいものがあるように思います。

 そうは言っても、昔からあるものを頑なに使い続けることもさらなる進歩を阻害する元でもあるかも知れないので、こちらも変わって行かざるを得ないでしょう。そうした流れの中、今のパソコン関連雑誌の付録というのが、メディア系から周辺機動系や便利グッズ系に移行してきているというのも面白いものです。今後の雑誌の付録ですが、たとえ豪華なものではなくても、さすが専門誌に付いてきた付録だと思わせるようなものがどんどん出てきてほしいものです。

オリンパス stylus1 のスマートフォン連携機能について

 先日、紅葉を撮影するのに使ったのが購入したばかりのオリンパスstylus1というコンパクトカメラなのですが、その画質は一眼レフやレンズ交換式カメラのそれとは明らかに劣るものの、小型で明るいレンズに広角から35mm換算で300mmという望遠撮影ができるということでかなり余裕を持った撮影ができるようになりました。本来、被写体にはできるだけ近づいて撮影するのがセオリーですが、望遠レンズを使うことで、自分が動かなくても自分の求める画角は簡単に得られてしまいます。あまりこのカメラばかり使っていると、どんどん他のコンパクトカメラが使えなくなってしまう予感がしてちょっと怖いですね。

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 今回は、カメラの基本性能以外の、スマートフォン連携機能について詳しく紹介しようと思います。AndroidとiPhone用にオリンパスから提供されている専用アプリ「OLYMPUS Image Share」をインストールしておくと、Wi-Fi通信を使って様々な操作が可能になります。カメラとスマートフォン間の画像データのやり取りをしたり、スマートフォン上で写真の加工ができたりするだけでなく、stylus1には搭載されていないGPSからの情報を付与してこの写真がどこで撮影されたものであるかを記録できるようにもできます。ただし、そうして位置情報を付与した写真をそのままネット上にアップしてしまうと、その際の行動が知らない人にも筒抜けになってしまうので注意が必要にはなります。

 私がスマートフォン連携で一番便利だと思ったのが、スマートフォンからstylus1をリモートコントロールすることができる機能でした。単にシャッターを押せるだけでなく、レンズが写している画をそのままスマートフォンの画面で確認しながらズームしたりシャッターも押せます。当初、私はワイヤードリモコンを持っていたので、あえて設定に時間をかけてスマートフォンをリモコンとして使わなくてもいいのではないかと思ったのですが、カメラを固定して月や星のような被写体を撮影する場合、目的の天体をフレームに収めるためには天頂付近を探しながらかなり無理な態勢を強いられることになります。しかし、この機能を使うと、カメラを三脚にセットしたらスマートフォンの画面を見ながらカメラを動かして目的の被写体を入れればいいので、かなり撮影環境が変わります。スマートフォンではなくタブレット端末をリモコンとして使えば、本体モニターよりもかなり大きく拡大した画像を見ながら作業できます。画面の確認だけスマートフォンで行ないながら、レスポンスの早いワイヤードリモコンを併用するというのも風景写真を撮影する場合には便利だと思います。電池の消耗を早めてしまうデメリットはあるものの、これは予備の電池を持つことで解決できるでしょう。小さいものでもいいので三脚を併用してリモコン機能を使いこなせば、相当面白い写真が撮れるかも知れませんね。


THERMOS ステンレス電池給湯ポット TAL-2200

 連休は行楽には最適ではありますが、それに負けず劣らず量販店やスーパーでは魅力的な品物の売り出しをやったりします。今回は大型スーパーで投売りされているものが、アマゾンの価格より安かったので半ば衝動的に購入してしまいました。

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 見てくれは普通のポットですが、サーモスの製品ということで容量いっぱいにしておけばそこそこの保温力を誇ります。容量は2.2リットルで、今使っているやかんとちょうど同じくらいです。この種のポットは強くボタンを押し込むことでお湯を出す手動のエアーポットが普通ですが、この製品が画期的なのが、単三電池4本でモーターを回し、力を入れずに給湯できることです。全く力を使わず水やお湯をどこでも注ぐことができるのはやはり便利です。普通のものはコンセントから供給されますが、この製品はコードレスでモーターを動かすため市販の電池が使えるというのは実に嬉しいですが、調べたところ、すでにメーカーで製造中止になったことで安く売られていたという製品でした(;_;)。

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 フタの後ろが電池ボックスになっていまして、ここに単三電池4本を入れるようになっています。プラスマイナスを間違えないように入れると、普通に使えるようになりますが、電池を取り出す時に下段の部分が若干大変だなというのが個人的な印象です。指が細い人なら、取り出すためのスペースに指が入り、比較的楽に取り出せると思います。

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 本体にはアルカリ電池4本が付いていますが、個人的な興味もあり、当然のごとくエネループ(充電式のニッケル水素電池)で動くかどうか試してみました。これはメーカーが推奨する使い方でもなく、説明書に充電地での動作については書かれていませんでしたのであくまで自己責任も伴う使い方にはなりますが、いざという時には充電池でも動くということで、災害時で新品のマンガン電池の入手が難しい場合でもソーラーパネルで充電したエネループを使えるのは心強いものです。

 本体自体はシンプルな作りになっていて、容量の確認はフタを開けないとできないということはありますが、電気の力で給湯できるポットとしてはかなり利用範囲が広いと思います。自宅での使用の他、外に持ち出したりキャンピングカーの中で使ったりするのにもいいでしょう。車中泊関連で言うと、お湯が作れるところでこのポットの中を満たしておけば、小型の湯たんぽなら家族の人数分くらいのお湯を供給できると思います。車内に持ち運ぶ場合は転倒しないような工夫が必要なので、その点には十分注意の上使うようにしましょう。製品自体もすでにサーモスのサイトに載っていないもののため、店頭の在庫が最後になりそうです。私はイトーヨーカ堂で税込み2,480円で購入できましたが、興味のある方は店頭でもネット上でも早めに確保することをおすすめしておきます。

紅葉を求めて行き着いた先は

 暦通りの休みのある方は三連休になっていると思いますが、私も紅葉を写真に収めるためにお出掛けをしてきました。とりあえず、紅葉が見頃になっている場所はどこなのか調べるというのが大切だと思い、近所の紅葉の名所を探したのですが、あまり近くだと面白味がないし、かといって遠すぎても大変だということで、富士山周辺の紅葉スポットにしぼってネット検索したところ、富士市の丸火自然公園が見ごろだとウェザーニュースのサイトに出ていたので行ってみたところ、何とすでにほとんどが落ちてしまっている状態でした(^^;)。ここまでやってきた時間と労力を返してほしいと一瞬思いましたが、せっかく出てきたので、次に向かったのは御殿場市の秩父宮記念公園でした。

 さすがに人の手が入った庭だけあって、入口にあるもみじは素晴らしかったですが、残念ながらこちらの方はまだ紅葉しきっていない感じでした。三連休は夜のライトアップもあるそうですが、これだとちょっと物足りないのではないかと思いますね。

 御殿場のインター周辺はプレミアムアウトレットがあるため、どの道も車が混んでいて、運転していてもかなりストレスが溜まります。昼食をどこかで取ろうかと考えたのですが、御殿場周辺はなかなかいいところがなかったため、手っ取り早く東名高速の足柄サービスエリアのレストランでいただこうと思って向かったのですが、規模の大きい下りのサービスエリアで実に思い掛けない光景にぶちあたりました。

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 足柄サービスエリア下りの一般道から入ることができるスペースは、2つあるドッグランのさらに奥にまとまった駐車場があるのですが、まずはそこから山の方を見る景色がなかなかのものでした。秩父宮記念公園は駐車料金も入園料もかかったのに、こちらにはじめに来ていたら、あえて車が混んでいる方に行かなくても済んだのにと本気で思いました(^^;)。

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 さらに、駐車場から施設のある方に上っていくと、施設側にある小型犬用のドッグランの脇がかなり紅葉していて、写真を撮影した場所にはベンチも多く設置されているので、お弁当をサービスエリアの施設で買ってきて食事をしながら見ている方も結構いました。さすがにネット上ではサービスエリア自体が紅葉の名所とは紹介されていないのでノーマークでしたが、この連休で東名高速を使われる方は、単に足柄下りのサービスエリアを質用するだけでなく、ちょっとドッグランの方向に降りてみるのがこの季節はおすすめです。

スマートフォンに会員証・ポイントカードを取り込む

 買い物を私たちがする場合、お店の数だけポイントカードがある状態があると、サイフの中が膨らんでしまって困っている方は多いでしょう。かくいう私もいろいろなポイントカードを持っていますが、もう少しまとまってくれないかなと思っています。

 最近になってツタヤのTポイント、ローソンのPONTA、楽天のRポイントカードという大手が中小のお店でも使えるようななってきたのは利用者側からしても嬉しいことです。その中で、楽天Rポイントについて、今インターネット上の楽天市場で獲得したポイントをそのままお店で使えるようになったスマートフォンアプリ「Rポイントカード」がいい感じです。

 このアプリは、楽天のIDとパスワードを登録するとバーコードが出てくるので、それを店頭で提示することでポイントをためたりできます。カードの発行手続きもいらず、かんたんにスマートフォン内でポイントカードを持てるのはかなりいいですね。おサイフケータイ機能のないNexus5に並行してインストールしても問題なく表示可能でした。

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 こうしたアプリによるサイフの中味減らしについては、車での旅には便利なJAFの会員証でもアプリ化が行なわれています(アプリ名が「JAF会員証」です)。こちらの方は、基本的に本人しか使えないものなので、スマートフォン一台にしかインストールできないようですが、会員証の表示を画面を見せることで行なえ、修理依頼については電話だけではなくメールでも行なうことができるようになっています。私がアプリをインストールしているmineoのSIMを入れたデータ通信専用のスマートフォンでも、迅速に修理依頼をJAFに伝えることができます。

 このアプリから別のアプリを呼び出し、会員割引のある施設を検索することもできるので、そこでスマートフォンから会員証の画面を出せば、いちいち財布の中から会員証を探すこともありません。JAFについては、わざわざ有料で会員になるメリットを感じない方もいらっしゃるので、万人向けということではありませんが、今後スマートフォンのアプリという形で会員情報やポイント数を更新できるものが増えていけば便利になりますね。ただ、スマートフォンを落としたりしたら一気にそれらの情報が無くなってしまうので、より一層スマートフォンの管理が重要になってくるでしょうが。その点にさえ気を付ければ、ポイントカードのアプリ化というのは、歓迎すべき傾向なのかなと思います。

私の車はエコカーだった!?

 車検で修理工場に入っていた私の車が無事に帰ってきました。タイヤが新しくなったので、足回りを気にしなくても良くなったことが嬉しいです。整備についても、私の前に乗っていた人がまめに整備をしていたのか、オイルにオイルエレメントと、ブレーキ回りだけの整備で済みました。それよりも驚いたのは、重量税が見込みよりも安かったということでした。

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 修理工場の方に重量税の表を見せてもらったのですが、2年車検で私の車の総重量はちょうど1トンなので、当然エコカー減免は適用されませんが、写真の表の中では二段目が1トンまでの価格なので、二行目に載っている16,400円のつもりでいました。しかし私の車は平成18年の単なる1.3リットルのガソリン車で、スペアタイヤも付いている車なのですが、エコカー扱いになるということで、重量税は10,000円で済んでしまったのです。ここだけ比べれば軽自動車とそれほど変わらないわけで、多少出したお金が返ってきたのは(多少多めに先払い済)ラッキーでした。

 改めて思うのは、アイドリングストップや車重を極力軽くするような工夫がまだされていない時代の車でも、十分今の車に匹敵する燃費の性能を出す車に私が乗っているということです。同じGD1のフィットを乗っている方で、10万~20万キロ走っている車でも、燃費の低下は見られないような口コミもネットでは見ることができますので、更なるエコ運転を心掛けることにします。政府の方針で、古い車に乗り続けていると重量税と自動車税は割り増しされる傾向にありますが、私の車が割り増しされるようになったら、最新の車種は一体どの程度の燃費の数値が出るのかというのも気になりますね。その頃には燃料電池車が一般化しているのでしょうか。

災害時の備えとしての無水鍋

 世の中、お金を出せばどんなものでもすぐに買えるかというと、なかなかそうもいかない事もあります。ある品物が人気になって購入希望が集中するようなことになると、製造が注文に追い付かず、納期が相当長くなる場合も出てきます。以前なら話題になったとしてもそこまで待たされることもなかったように思いますが、テレビやネットでは納品までの待ち時間が長いほど素晴らしいもののように宣伝する傾向もあり、ある意味、本当に欲しくない人までこぞって買い求めに行った結果更に納期が遅れるなんて悪循環も起きかねません。

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 以前は一年以上待たされることで有名だった鋳物ホーローの無水鍋「バーミキュラ」が自宅に届きました。以前は納品まで相当待たされることでも知られていましたが、今年の9月半ばに注目した時には年末くらいまでかかると言われていたものの、一ヶ月早まって約2ヶ月で届いたわけです。昨日のブログで、新しいデジカメを買ったとたんに車検費用の他に新品のタイヤ代がかかってという話をさせていただきましたが、この鍋も安くはないのでさらに予定外の出費に見舞われたわけですが(^^;)、こちらはきちんと手入れをしつつリペアすれば一生物として使えるので、がんばって使いこなしたいと思います。

 この鍋についての評価は改めて「バーミキュラ」でネット検索していただければいいと思いますが、今回私がこの鍋を購入したのは、日々の食事をおいしくというだけでなく、災害時にも使えるアイテムであると考えてのことです。ちなみに、自宅の調理器具はプロパンガスなので、電気が止まっても配管が無事ならばガスだけは使える可能性があります。もしダメでもカセットコンロが使えれば何とかなりそうですし、ダッチオーブンが乗るスタンドも持っているので、キャンプ用の小型バーナーでも何とかこの鍋を使えると思います。

 この鍋に限らないのですが、無水鍋の特徴として、水を入れなくても野菜から出る水を使った調理ができるというものがあります。災害で家屋に直接被害がなくても電気ガス水道といったライフラインが止まってしまった場合、困ってしまうことになります。特に電気が止まることにより冷蔵庫はその機能を停止するので、中味をできるだけ早く使わないとせっかくの食料も台無しになってしまいます。冷蔵庫の中の野菜を使い、備蓄している水をできるだけ使わないためにも、水なしの調理ができるキッチングッズとして、無水鍋は用意しておいて無駄にはならないでしょう。むしろ災害用品としてはとても片手では持てない鋳物の無水鍋は使いづらいと思うので、アルミ製のものを用意しておくという手もあります。こちらの製品の方は注文すればすぐに届くと思いますし(^^;)。

 今回紹介したバーミキュラに限らず、こういった調理するだけでわくわくするものを買うと、例えば日常の中でなかなか行なうことがない鍋による炊飯なども行なうようになるかも知れません。そうして一回でも経験をしておけば、災害時に鍋で炊飯なんていうことも、いざという時にはスムーズにできてしまうのではないかと思います。このような高価な鍋を災害用に使う際には、できればライフラインが回復するまでの間に使えるカセットガスおよびカセットコンロとともに用意しておくと、普段と変わらない調理ができるようになるでしょう。