月別アーカイブ: 2025年5月

お米の動向は日によって変わる可能性があるので継続して買いたい人は多くのチャンネルからの購入を

昨日も前日に引き続いてアイリスオーヤマの専用ページで政府からの随意契約で買った古古米の販売が行なわれました。私も連続で参戦しましたが、昨日と比べるとニュースで出たせいか(当日のスタート時間まで報道)、開始から30分あまり全く商品ページにすらたどり着くこともできないありさまでした。

こちらとしても必死なので、アイリスオーヤマのサイトにアタックをかけるくらいにブラウザのリロードを数十回から百回以上繰り返すことによってようやく商品ページにたどりつき、クレジットカード番号を入力するところまでたどり着いたものの、さあ決済するぞというところでエラーになるという、他の争奪戦でも何回も経験したことのあるような購入寸前のとこまで行ったのですが、結局購入に成功することはできませんでした。

販売終了直後には、次の販売は同様な方法で月曜日の13時からということだったのですが、その後急に状況は変わりました。恐らく社内でも、購入したいと思う人がサイトアタックのような事をしないと買えないような方法で売ることに批判はあったのではないでしょうか。本日土曜日から期間を設けて購入依頼があった中から抽選をして、当選者に案内するURLから購入が可能になる「抽選販売」に切り替えるという連絡がメールで入ったのです。

当初、お米を購入するためにはメールマガジン購読が条件だという事になった時は、お米の販売を単なるビジネスチャンスとしているだけなのかと思ったのですが、慣れないスマホを使って登録してサイトにアクセスしたものの全くつながらずに諦めていたような人にもチャンスが出てきたことになります。今回のネット通販は自宅までの送料が400円かかりますが、なかなか買い物に行けない人もいるわけで、こうしたやり方は悪くないと思います。

昨日はネットからの購入ができないとわかった時点でスーパー巡りを行なったところ、こちらの地方でもようやく普通に最初に政府から売られた備蓄米を使ったと思われるブレンドの国産米が複数のお店に出ているのを発見しました。その価格は5キロで大体3千円台後半くらいで、昼過ぎから夕方にお店に行っても結構残っていました。

恐らくそれは、現在出てきている古古米からの5キロ2,000円と言われる安いお米が買えるのでは? という期待感の表れではないかと思います。私はこういった状況だと、もし店頭で安いお米が入ってきたとしても整理券をもらうために行列するような混乱になるのではないかと思い、とっとと3千円後半の価格でとりあえずのお米を確保してきました。ということで、私はそのお米が無くなるまではアイリスオーヤマの抽選販売には参加しません。もし当たってしまったら、そのお米は精米した状態で長く保管しなければならないので、味についての不安が囁かれる中で、さらに味が落ちることは確実だからです。

また何より、お米は家庭内で備蓄するようなものではなく、食べて無くなってから買うということを繰り返すようにしないと、虫が出たり傷んだりしてしまい、せっかく買ったものを全て食べられなくなる恐れもあります。ですから、格安米の争奪戦からは一旦離脱しますが、もしこのまま備蓄米が近くのスーパーで買えるなら2~3千円台くらいで国産米が買い続けれるような状況が続けば良いなと思っています。

政府備蓄米のネット販売の購入合戦に参加したもののこれって手に入るの?

何事もスピード感ある政治ということが、これほど身を持って感じられる一連の出来事に参加しました。随意契約で政府備蓄米を手に入れた業者の中にはネットストアを運営されているところがあり、昨日の午後から「楽天市場」「アイリスプラザ」の二つのサイトで販売されたのでその購入を目指して争奪戦に参加してきました。

細かなところはわかりませんが、5月29日のお昼12時から楽天の方での販売がスタートしましたが、複数購入窓口がある中の一つ、即発送の分はスタートしてからおよそ1分もかからず売り切れになっていて、実際のところあれで買えた人がいたのか? という感じでした。楽天のもう一つはおよそ一ヶ月後の6月20日以降に発送というところではしばらくは売り切れにはならなかったのですが、購入手続きをする前に5つか6つのチェックをクリックする必要があるので、私のように手動でチェックをクリックしているような人は購入は難しく、オートパイロットで自動的にチェックを入れて次のページに進むような事をしないと、購入(こちらの場合は予約ですが)は難しいのではないかと思い、アイリスオーヤマのサイトに移動しました。

楽天もそうですが、アイリスオーヤマで購入するためにも「アイリスプラザ」の無料登録を行ない、メールマガジンの購読をすることが必要になります。一日だけでなく継続して販売するようですので、興味のある方はまず登録をしておきましょう。

アイリスプラザのトップページに、販売ページへのリンクがありますので、そちらをクリックして購入手続きをすることになるのですが、人が集まり過ぎて、まず商品ページを開くことすら難しく、ようやく商品ページを開いても次のページへ進む途中でエラーになることが頻発するという、多くの人が狂乱的にサイトに集まって争奪戦に入るいつものパターンとなりました。こちらの方も、支払い方法を入力して決定前までは行ったものの、そこから画面がフリーズして進まないといういつもの状況になり、大体販売開始から40分くらいで売り切れになってしまいました。

私は、複数のウィンドウをパソコンで開いて、その状況を見ながら止まったりエラーになったウィンドウを閉じてまた改めて最初のページを開くリンクをクリックすることを繰り返しましたが、最初は全く商品ページすら出て来ず、しばらくしてページが出てきても、ページを進ませるうちに途中で止まってしまうというパターンで買えませんでした。

このように書くと、ネット購入を面白おかしくやっているという感じに思われるかも知れませんが、我が家でも安めのお米が買えなかったので色々試したあげく、アマゾンで4千円弱で売り出されていた備蓄米のブレンド5キロを注文してはあるのですが、到着予定日がおよそ1ヶ月先になっていて絶望的な状況です。

ですので、今回買えれば実際に近所のスーパーに安い備蓄米が入るまでのつなぎに何とかならないかと思って気合いを入れたのですが、それでもだめでした。

そうなると、スマホの扱いに慣れない年配の年金生活を送っている方は、まずネット通販で購入するのは難しいのではないかと思われます。今では普通に多くの方がネットで物を買うことが当り前になっているので、ロサンゼルス・ドジャースの観戦チケットほどは大変ではないとは思いますが、それでもかなり気合いを入れて準備した上、無駄なく冷静にハードを操作しないと、最後の最後でつまずいて他の人に買われてしまうような事も起こると思います。

今回の争奪戦に参加してみて、ネット通販では「抽選販売」にした方が良かったのではないかとしみじみ思いました。そうすれば、私も無駄にパソコンの前で準備を含めて2時間くらいの時間をパソコンに向かって血走った目を泳がさなくても良かったわけで、ネットスキルに関係なく誰でも購入できるチャンスがあったと思われます。

ただ、とにかく全くお米を買えなくては困るので、こうしたネットでの購入努力は継続するつもりですが、一つ言えるのは、その日に購入できなくても落ち込まないで、次のチャンスを待って粘り強くパソコンやスマホに向かうことが大事だと思います。アイリスオーヤマでは30日も販売する予定だということです。楽天の方も再販売の情報を得ながら、自分で申し込めるタイミングがあれば、何とか購入したいものですが、さすがにニュースを見て買ってみようと思った一般ユーザーには難しい気がしてなりません。

AndroidとiPhoneが混在してもデータのやり取りをスムーズにするために考えたいこと

今回は、友達同士で主に写真の共有を行なうために、どうしてもiPhoneのAirDrop(WiFiやBluetoothで高速データ容量消費なしのデータやり取りができる)が使いたいために、学生の中でもそれなりの子がiPhoneを欲しがるということについて、iPhone同士だけでなくAndroid陣営も何とかスムーズに合流できないものかと思ってしまったので、その方法について、見る人が見れば検討外れな点もあるかと思いますが、ちょっとここ数日のエントリーの続きとして書かせていただこうかと思います。

私は現在学生ではありませんが、友達同士で撮った写真のやり取りをする場合にはLINEを利用しています。なぜなら、スマホのカメラで撮った素のデーターのやり取りをすると、交換する人の中には写画の位置情報なども一緒に共有されてしまいます。もし、カメラアプリでGPS連動機能を付けたままだったら、写真を撮った場所も簡単にわかってしまうわけで、いくら友達と言えども、そこまでの情報を共有すべきではないだろうと思います。

その点、XやLINEにアップして共有する場合には、写真についてのEXIF情報は消えた状態の写真がアップされるようになっているので、写真を共有するには単にスマホのアルバムから撮った写真を選んで送るだけなので、アップしたり送られてきた写真を見る場合にはデータ通信量を消費するものの、特別なアプリも操作も必要ないことはわかると思います。LINEではLINEアルバムに保存することで画像が消えることはないですし、アルバムの写真もバックアップできるので、私はこの方法で写真のやり取りを行なっています。

まず、そこまでデータ消費量を気にするということについて、動画についてはある程度仕方ないものがあると思いますが、写真についてはその「サイズ」について考えるべきではないかと思うのです。

基本的に、スマホで撮った写真はどのように使われるのかと考えた場合、その多くはスマホやタブレット端末で見るのが主ではないかと思われます。昔はデジカメで撮った写真をカメラ屋さんに持って行って昔のアルバムに収めるようなサイズでのプリントアウトをしていました。その場合、プリントのサイズは「Lサイズ」がせいぜいで、大型ポスターにして引き伸ばすような事はされないと思います。今ならもう少し小さなサイズの「チェキプリンター」サイズで使うことはあるかも知れません。ちなみに、昔の写真であるLサイズでプリントする場合、パソコンで閲覧する場合でもその大きさは1600×1200くらいの画面サイズで十分(ファイルサイズはJPEGにすると500kbくらい?)で、その際の画素数は200万画素といったところです。

現在のスマホは小さな小さなレンズにAIを使った画像処理を行なうことによって、光学的には劣っていてもそれなりに綺麗に仕上がるようになっています。ただ、画素数はどんなスマホでも1000万画素を超えていて、これはある意味オーバースペックではないかと思っています。カメラアプリには画像サイズを変える設定があるので、あえて最大の画素数にしないで、1600×1200くらいのサイズにすれば1,000枚スマホ内に入れていても500MB(写真の圧縮率によって多少大きさは変わります)くらいで、データ転送するにしても一枚あたりならそこまで通信量を気にすることはないですし、クラウドに保管するにしても、例えば無料で使えるGoogle Driveの無料で使える15GBがすぐになくなってしまうこともないでしょう。

後から写真プリントをするにしても必要十分なファイルサイズなので、基本的には1600×1200くらいの低画素を共有用の中心にして、高画質での撮影がどうしても必要な場合には、高画質に設定したカメラアプリと使い分けるなど、いちいち設定を変えないでできるように私はしています。

どうしてもモバイル通信のデータ量を消費させたくない場合には、例えばですがLINEを使った通話および写真・動画を含む投稿や閲覧にデータを消費しないプランを持ったLINEMOや、NUROモバイルに変えて使うなど、ちょっとした回線見直しをすればかなり使い勝手は変わります。ただ、写真のファイルサイズを少なくすれば、そうしたサービスに入っていなくても何とか毎月のデータ使用量は抑えられる可能性は高く、そこまでiPhoneにこだわる理由は私にはありません。もっとも、私の付き合いの中ではLINEで写真を含むやり取りを少ない人の中で行なうだけなので、実際に学校でクラス中の友達と写真交換をするのとは違うのかも知れませんが。

ただ、先述の通り多くの人がデータ交換に参加していると、自分を含む誰かが画像のEXIF情報を残したまま共有してしまう可能性はどうしても残ります。最近は個人情報保護の観点から、お互いの住所を知らせないような事もあるかと思うので、知らないうちに自分のスマホの設定ミスで、知られたくない人にも自宅の場所を特定される(自宅内で撮った写真を共有する場合)ような事は避けたいものです。便利なiPhoneのAirDropにも注意しながら使わなければならない点があるということを知り、必要十分なサイズに落としたスマホの写真をSNS経由で、スマホのOSに関係ない方法でやり取りする事についても考えることがあっても良いと思う次第です。

スマホで読むより読みやすい電子ブックリーダーとして格安の8インチタブレットを活用

今回のエントリーは微妙に前回書きましたiPhoneかAndroidかという話にも関わってきます。恐らく誰かがAndroidスマホの良さをいくら説明したとしても、実際のシェアは現実として存在するわけですし、友達同士で使っているアプリ(特にAirDropはWi-FiやBluetoothを使って近くにいるiOSの入った端末同士でデータ通信を利用せずにファイルの送り合いができる)がiPhoneでしか使えないのであれば、もはや選択肢はないとも言えます。

今回は、そうした動向も踏まえながらスマホではちょっと使いにくい機能を何とかする方法からまずは考えたいと思います。

私は最近、印刷物としての本の購入を極力減らすようにして、その代わりとして色んな電子書籍を購入して利用するようにしています。文字を中心とした活字本であればスマホでも何とか見られるのですが、コミックの場合は文字が小さいからとネームの部分を拡大したら全体が見られなくなってしまうので、スマホで見るのではなく別に電子ブックリーダーを使うような形で利用してきました。

現在、電子白黒のリーダーを持っているのですが、こちらの方も白黒だとカラーで作られた電子書籍は楽しめないということと、持っている電子ブックリーダーのサイズが6インチと、一般的なコミックのサイズと比べるとちょっと小さいので、ネーム部分の文字の小ささに読むのを諦めたくなる時があります。

自宅で見る場合には13インチクラス以上のパソコン上で見ると、見開きでちゃんと読めるのですが、外に持ち出すのはそれなりに大変ですし、本と違って片手で持つのはまず無理ということになります。色々考えた末、やはり便利なのが8インチクラスのタブレットなのですね。iOS搭載のものではiPad mini7がありますが、どうせならSIMカードを入れて単体で電子書籍のダウンロードまでできてしまうモバイル通信機能および、イヤホンマイクを付けると通話も可能なものがあれば、もしメインのスマホがトラブルで使えなくなってしまってもデータ通信だけでなく通話・SMSでの連絡も可能になります。

私が持っているのはAndroid14搭載のLTE通信対応の8インチタブレットで、新品を2万円くらいで購入しました。考えようによっては、こうしたハードは家庭内でもあえて個人持ちにしないで家族の間で使い回しするような感じで電子ブックリーダー化するという持ち方もあるのではないかと思います。

私は今のところ、3つくらいの電子書籍サービスを利用するためのアプリを切り替えて使っています。複数のサービスを使っている理由は、時期によって通常価格よりもかなり安い価格で電子書籍が販売されるセールをうまく使っているからです。この辺はiPhoneでもAndroidでもMac、Windows、Linuxのパソコンでも関係なく同じコンテンツを使い回すことができるので(パソコンではアプリは使わずブラウザー経由での利用)、あえて違うOSを採用したハードで使い分けると、両方の操作を比較しつつ使えますので、いざという時の役にも立ち良い選択だと私自身は思っています。

実のところ、私はスマホのiPhoneは使っていませんが、iPadやiPodは使っていたので、もし急にiPhoneを使うような状況になってもそこまで焦らずに使えるだろうとは思っています。ただ、前回のエントリーでも書きましたが、日本のiPhoneユーザーは高額でも必要性に迫られて新型のiPhoneを買ってしまう傾向にあるので、売る方のアップルも値上げしても大丈夫なところまでさらに値上がりしてしまうのでは? という危惧はあります。トランプ大統領はこうした日本のiPhoneの人気にご満悦なのでしょうが、日本の多くの人の日常生活に影響を与えるくらいの値上げは勘弁して欲しいと心から思っています。

スマホはiPhoneでなければダメなのか?Androidをメインに使っている側からの理由付け

すでに、中学や高校に入学したお子さんの中には、初めて自分のスマートフォンを買ってもらったという方もいることと思います。しかし、スマホを買う親の金銭的負担はなかなか大変だろうなと思います。

というのも、例外的な子を除けば、AndroidとiOSで比べると、学生の人たちの支持するスマホは圧倒的にiOS搭載のiPhoneで、しかもできるだけ多くの機能を持った上位モデルをお子さんの方で希望するパターンが多いだろうと思うからです。

いわゆるAndroidの格安スマホと言われるものでも、3~4万円くらいして、それでも親の負担は大変だろうと思います。入学にかかる費用は、教科書や参考書、制報などの負担に加えて学習用に使うタブレット・パソコンの費用もばかになりません。さらには修学旅行のための積立、さらには大学を目指すためには学校の他に塾の費用も掛かるなど、授業料が無料になったとしてもその負担は考えただけで頭が痛くなりそうです。

それでも、多機能なiPhoneをお子さんに使わせてあげられる環境にあるご家庭は良いのですが、学校入学のために出す費用にプラスしてスマホの購入を考える際、どうしても高性能のiPhoneを購入することは難しいケースもあります。しかし、最近はスマホが原因でお友達になれなかったり、ひどい場合には苛めにあってしまうケースもあるという話も聞きます。世の中の親であれば、それだけ学生生活でストレスを溜め込むなら、多少無理をしてでもお友達がみんな使っているグレードのiPhoneにと考えてしまう現実があります。

ここでは、そういった考えを否定するものではありませんが、もし自分がそうしたiPhoneを親から買ってもらえたとしても、具体的な機種目は出しませんが、低グレードのiPhoneや中古のiPhone、さらに安いAndroidスマホを使っているクラスメートがいても、それによって付き合い方に差を付けて欲しくないと思っています。

繰り返しますが、私はiPhoneを使うこと自体に否定的なわけではありません。むしろ、一度持てば比較的長い間OSのアップデートを行なうことができるので、一台のスマホを長く使うことができますし、設定や使い方はiPhoneを使っている以上同じなので、家族でみんなiPhoneを使っていれば、もしトラブルが起こった場合にもみんなで解決できます。

さらに、世の中ではスマホを持つ人のほとんどがiPhoneという形で動いているので、ケースや保護シートなど、100円ショップで格安で購入することが可能なので、おこずかいの少ない学生にとっては自分でその外見を安くアップグレードできるというメリットもあります。シニアにとっても、使っている人が多いので相談してもわかってもらいやすいメリットがあります。ですから、比較的高めの初期投資が可能ならば、初めてのスマホとしてはiPhoneをオススメすることに躊躇はしません。

しかし、心配なのは今後のアメリカ政府の日本政府に対する経済政策の中で、iPhone購入に対してのハードルの上げてくるのでは? という気もするのですね。そもそも、今まではiPhoneは中国の工場でも作られていて、それが本体のコストを下げるために有効であったというところもあるので、状況にもよりますが、新シリーズのiPhoneの価格が今の日本のお米並みに上がってしまう可能性も無くなはないと思っています。そうなると、新品で高性能なモデルが普通に買えない(現在iPhoneを使っている方々でも新機種への機種変が困難になってくる?)人たちも出てくるわけで、それはその人の人格とは全く関係ないところで色々と妥協の結果として安いスマホを使わざるを得ない人たちもいるということを、ちゃんと理解した上でお子さんたちがiPhoneを使って欲しいなと思ったりするのです。

ちなみに私は、昔からずっとiPhoneではなく、最初に購入したスマホがかつてPHSのウィルコムがあった時に出たシャープのW-ZERO3(OSはマイクロソフト製)でした。それから、格安SIMのはしりとして日本通信がデータ専用SIMとセットで売ったIDEOSというかわいいスマホを使っていました。そのOSは最初からAndroidで、当時はiPhoneが無かった状況でそのまま何となくAndroidスマホを使い続けています。

Androidはどちらかというと自分で何もかも解決できる人であれば機種選びの段階から自分好みのスマホを選ぶことができるというメリットがあり、ある程度妥協すればiPhoneと比べてかなり安く買えるので、頻繁に機種変更できるということもあります。また、もしiPhoneが壊れてしまってすぐに代替機を確保できない場合、最低限の事を行なうために暫定的にAndroidスマホを使わざるを得ない状況になる可能性も0ではないでしょう。

ただ、最近はAndroidでも長期のOSやセキュリティのサポートを保証するハードも増えてきました。その点ではiPhone並みに一部のAndroidスマホがなったとも言えます。昔みたいに0円で機種変などということはできなくなりましたが、マイナンバーカード関連ではまだAndroidでしかできない事もあります。Androidを採用しているスマホでも高額で高性能なモデルもありますし、安いAndroidスマホでもそこまでダメなスマホではないと私は思っています。社会システムの方でも安いスマホでも一通りの事ができるようにして欲しいですし、何より人々が使うスマホに対しての偏見のない社会であって欲しいと個人的には希望したいですね。

(追記)

私が通話用のメインスマホとしてAndroidスマホを使っている最大の理由は、楽天モバイルの回線を通話に使用していて、「Rakuten Link」アプリを使った無料通話・SMSがiPhoneだとスムーズに利用できなくなっているからです。iPhoneの場合は制限があって、非Rakuten Linkからの着信は標準の電話アプリで受けることになるので、かかってきた電話に折り返す場合、標準の電話アプリから掛けると無料ではなくなります。さらに、SMSの送受信もRakuten Linkではできないので、特にSMSの送信が無料にできなくなっているので、仕様上iPhoneをメイン通話用のスマホにできない原因になっています。楽天モバイルを契約して通話料やSMS送信料を無料にしようと思っている方の参考になれば幸いです。

「泣き虫愛ちゃん」登場から約30年かかってようやく卓球の勢力図にも変化の兆しが

2025年の世界卓球選手権(ドーハ)は団体戦のない個人種目のみで争われました。同じ国からの出場制限が厳しいオリンピックと比べて、同じ国から多くの選手が出場できるので、卓球を国技としている中国の無双がいつもの事でしたが、今回は状況が変わりつつあります。

そもそも卓球というスポーツはイギリス発祥で、台から離れて打ち合うヨーロッパスタイルが主流だったのを、日本が台の前に付いて速攻を仕掛けるスタイルで一気に世界の頂点に達し、世界選手権で絶対的な強さを誇っていました。そんな中、新たに台頭してきたのが中国だったのですがなぜ中国が卓球に力を入れたかと言うと、当時大陸の「中華人民共和国」はまだ世界から国として承認されておらず、中国と言えば台湾という時代でした。

そんな中、オリンピックには大陸から出場することは難しかったので、アジア人の体形でも世界と肩を並べて活躍できる種目ということを考えたとき、まだオリンピック種目でないものの世界中でプレーされている「卓球」という種目に注目されたと言われています。中国は国を挙げて卓球の強化に努め、その中で日本からもコーチを招聘します。元国際卓球連盟会長の荻村伊智朗さんも積極的に中国に渡り、卓球競技の普及に尽力しました。

そうして、1961年に北京で世界卓球選手権が開催されます。男子シングルスではこの大会から3大会連続で中国の荘則棟選手と李富栄選手が決勝まで進み、荘選手がシングルスを三連覇しますが、3連続で準優勝となった李選手の存在は大きく、もはや他国を寄せ付けない強さの片鱗を見せつけることになります。

その後、中国で文化大革命が起きたことにより、一時世界卓球選手権にも出場できなくなり、荘則棟選手も政治的に失脚するような事も起きます。中国が不参加の時代に日本チームは多くの世界チャンピオンを生み出しましたが、実はその時代にも男子ダブルスの金メダルは取れず、今回の世界卓球2025で金メダルを取った戸上隼輔・篠塚大登ペアの前は、その北京での世界選手権で金メダルを取った木村興治・星野展弥ペアまで遡らなければなりません。それくらい時間がかかった今回の偉業であったわけです。

ただ、中国が文化大革命後に国際社会に復帰してからは、男女とも世界で無双を続ける絶対的な存在となります。それにともなって日本における卓球の人気も落ち、「暗い」というようなネガティブな言葉とともに語られるようなスポーツになってしまいます。卓球協会も色々と知恵を絞って人気回復策を出すものの、状況は変わらない低迷期が続きます。ただ、そこに一縷の希望として出現したのが、あの「泣き虫愛ちゃん」として有名になった福原愛選手だったのです。

彼女がテレビの、しかもバラエティ番組に出て明石家さんまさんに泣かされたのは1993年で、はっきり言ってそこから日本の卓球は変わっていったように思います。選手として福原愛さんは力を付け、オリンピックのメダリストになる過程をテレビを通じて見ていた視聴者たちの中には、自分の子も愛ちゃんのようにと3~4才ぐらいから英才教育をする人もおり、そこから現在日本のトップとして活躍している多くの選手が出てきました。

この流れは今も続いており、どんどん有望な選手が出てきているのは、早いうちからピッチの速い打ち合いに慣らすなどして卓球選手としての能力を高め、そうして強くなった選手をナショナルトレーニングセンターに集めて集中的に強化するようになったからと言えるでしょう。

ただ、ここまで来るのに30年かかり、まだ中国に完全に肩をならべたわけではありません。そして、今大会は昔から中国とも競ってきたフランス・スウェーデンを中心としたヨーロッパ勢だけでななく、今大会男子シングルスで大ブレークした、ブラジルのカルデラノ選手のような中南米の選手、さらには絶対的なフィジカル能力を持つアフリカ勢も強くなってきました。そうした世界の流れがあるので、日本だけが強くなったわけではないのですが、その分追われる中国としてはマークする存在が増えてきたので、今後の卓球界は混沌とする中で、日本を含むどの国にもチャンスがあるような、見ていて面白い状況になっていくのではないかと思っています。

ちなみに、次回のオリンピックでは男女のダブルスも種目として採用されることになったので、見ている方としてはかなり期待してしまいますね。ただ、冷静に見るとまだ中国の力は他の国と比べると抜けているので、もっと新しい選手が今大回で活躍した選手を脅かすような状況になってくれることも期待します。

展覧会のアンケートですら紙から個人持ちのスマートフォンに置き換わりつつある

昨日、とあるイベント内で入場無料の展覧会が行なわれていたので入ってみました。それを目的に出掛けたのではないですが、なかなか内容も面白く、体験で木版摺りを行なうことができて、それが過去に年賀状を「プリントゴッコ」で作ったことを思い出しました。

今回は、その話ではなく展示会場の出口で行なわれていた来場者アンケートの手法について今風に変わっていたことをレポートします。普通、映画でも演劇でも、美術の展覧会でも、来場者アンケートというと、入場時にはアンケート用紙がすでに渡されており、出口に鉛筆かクリップペンシルが置いてあり、そこで紙にアンケートを記入して提出するという感じを想像することが今までは普通でした。

しかし、その展覧会では出口にQRコードがあって、そのQRコードを読み取って(インターネット接続が必要)アンケートのウェブサイトにアクセスし、そこでアンケートに答えます。その展覧会の場合は、アンケートを完了すると終わりの画面を係員の人に見せることによってちょっとしたノベリティ(展示物のクリアファイル)をプレゼントするということで、いただいてきました。

確かに、アンケートの回答だけでなく、アンケートに至るまでの段取りまで来場者の方にやってもらえれば、出口で待機している人は来場所にQRコードの告知と、終了画面を確認した上でノベリティを渡せば終わるので、恐らく一人ででき、さらには文具や用紙などの用意も必要ないので事前準備の手間からも軽減されます。

来場アンケートというのは、紙で全ての来場者にアンケート用紙を渡しても、回収率はわずかという感じになることが多いと思います。たとえノベリティがあっても難しいと思いますので、個人のスマホを持っている人に限るとは言え、人を雇わなくても済むだけでなくアンケートの集計についてもウェブ上で管理できるので、事後の手間も無いということで、良く考えられていると思いました。

今回、私はたまたま入ったところでこうした展覧会に遭遇しましたが、かなり熱い思いを持って訪れるようなイベントでは、こうしたやり方でも多くの貴重な意見が取れるのではないかと思います。逆に、ますますスマホがないと様々なことを楽しめないような時代にもなってきています。そうはいっても、スマホを持つことのメリットはそれなりにあるわけですから、その流れの中でそのメリットを利用者の方でも享受することが大切かと思います。

楽天が備蓄米販売のための随意契約に参加して販売となるとどうなるか?

農林水産大臣が変わり、一気に色々なニュースが入ってきた日本のお米の問題ですが、備蓄米の入札を止め、随意契約にすると大臣が発表し、さらなるニュースが入ってきました。

通販大手の楽天が備蓄米販売の随意契約に参加すると発表したのですが、そうなると楽天のサイトではどのくらいの価格で売るのか? というのが興味深いところですが、第一報によるとお米5キロで2,000円台を名指し、自社のサイトで精米機とセットでの販売などを検討しているという事でした。

ちなみに、現在の楽天の送料無料ラインは3,980円以上と言われています。つまり、目標の2,000円台で売られても当然送料がかかることになります。そして、「精米機とのセット販売」ということになると精米されたお米ではなく、5キロのお米でも精米すると量が減りますので、スーパーで売っている5キロのパッケージと比べると実質的な量が減るので、どの状態のお米の5キロで2,000円台を目指すのかということをまずはしっかりと見ていきたいですね。

そして、もし精米していないお米を購入する場合、楽天がお米とのセット販売が検討されているという精米機の導入が家庭でも必要になります。ただ、さすがにこうした状況は一過性のものだと思いますので、今からしばらくは精米機を購入して使っても、来年の今頃にはもはや使わなくなって粗大ごみ化してしまう恐れもあります。

もし5キロ2,000円台のお米が楽天で売られたとして、できるだけ安く買うためには少なくても5キロの袋を2つ以上買う必要が出てきます。その場合、ご家庭でかなりのお米を消費しているなら良いのですが、精米した5キロのお米を食べきるにはそれなりに時間がかかり、余分に5キロの精米したものを家に置いておくだけで、虫がわくなど傷んでしまう可能性もあるわけです。

実際、我が家でも一回10キロ買うというと大変なので、楽天の販売についてはスーパーの価格と比較しながら本体価格と送料のトータルの出費を考えてネットを利用するようにはしたいと思っています。

ちなみに、先日たまたま購入することができた、アマゾンの備蓄米(ギリギリ3,000円台で購入できました)はかなり前に注文したもののまだ全く発送の連絡が来ない状態で、現状では3,000円台で買うことも難しい状態です。今ニュースでは今後お米がいくらになるか? といった感じの報道が多いですが、これから一気に安くなっても、また価格が上がってしまったら元も子もないので、通年で普通米であれば安く買えるような長期的な方策を合わせて行なって欲しいということも、合わせて関係者の方々にはお願いしたいですね。

車中泊を回避して体を休めたい場合に便利(?)なネットカフェの仕組みを理解しよう

海外からの旅行客の影響か、ビジネスホテルの料金も上がる中で車中泊を選択する方もいるかと思います。ご夫婦や家族で車中泊をする場合には、それなりに大きな車を選び、家族全員が手足を伸ばして寝られるようにすれば、その日の宿を考えずに体を休めることができますが、一人で車旅をする場合には他の選択肢もあるかと思います。

さらに、シートをリクライニングさせるぐらいで体を伸ばして休むことができない車を乗っている方は、一日だけならまだ我慢もできるでしょうが、連日狭い車の中で車中泊をするような「修行」はエコノミークラス症候群で最悪の場合命にも関わることがあります。どんな場所でも良いので、体を休ませることのできる施設を利用する方が良いと思います。

テントを持って行ってキャンプ場というパターンも十分ありですが、今回は地方にも多く駐車場も完備している、恐らく郊外型のカラオケ店の居抜きが多いと思われる「ネットカフェ」の中、今回は私の地元にも店舗の多い全国チェーン「快活クラブ」の利用について調べてみました。他のネットカフェでも同じような利用はできると思います。

このネットカフェは、24時間営業していてパソコンをはじめとする様々な時間を過ごす設備があり、パソコンでなくても漫画も常備されており、昔は終電を逃した際の始発までの時間を持たせるために利用させていただいていました。となると主に大都市の駅近でお店を探すことが多かったのですが、今回紹介する快活クラブは地方にも駐車場付き(無料)の店舗があるので、そうしたお店を旅先で見付けて体を休めるために立ち寄ることもありという気がします。無料で使えるシャワーもありますし、Web予約が可能な鍵付きの個室が休憩に利用する場合にはベストです。

ただ、気を付けなければならないのは、ネットカフェは宿泊業ではないので、普通にビジネスホテルやカプセルホテルに泊まるのとは違ったルールが存在します。その一つが「ネットカフェ側が提供する食材は個室で食べることができない」ということです。

ネットカフェでは基本料金だけでフリードリンクや、ソフトクリームなどを飲食可能な場所で食べることができ、さらにお金を出して食事を出してもらうことができます。本来なら人に見られない個室で食べたり飲んだりしたいところですが、その辺は宿泊施設でないため、制限があるのです。

しかしながら、多くのネットカフェでは一旦受付をすると出入り自由で、コンビニやファーストフードなどで買った飲食物をネットカフェ内に持ち込むことができます。個室に持ち込むことはネットカフェ提供の食料ではできませんが、ネットカフェとは関係のない所で利用者が購入したものであれば、個室内の飲食は可能というルールもあります。まさに娯楽・休憩施設と宿泊施設とのグレーゾーンで営業しているという感じですね。

実際に旅行中の宿代わりとして使う場合には、事前に食事をしてから入館するか、食事は外でテイクアウトして個室で食べつつ、ネットカフェが提供する飲み物などを飲む時だけは部屋を出て所定の場所でいただくようにするという利用の仕方が良いでしょう。

もっとも、ネットカフェの料金の仕組みは日毎の料金ではなく、時間に対して上がっていくようになっています。限られた時間の中で体を休めるということを考えると、「ナイトパック料金」が設定されている場合にはその時間内に出られるようにネットカフェでの時間の過ごし方を考え、シャワーで汗を流して仮眠を取ることに重きを置いて過ごし、フリードリンクだから、ネット使い放題だからといって体を休めることを第一に考えて利用することが大事だと思います。

ただ、今後の海外からの観光客の動向によって、ネットカフェのサービス形態も変わってくる可能性は十分にあります。料金も高くなるかも知れませんし、他の宿泊方法と比べてメリットが少なくなってくる可能性もありますので、その点は最新の情報を旅行前にきちんと確認してからお出掛けになることをおすすめします。

パソコンでないとできないことの一つにきめ細やかな日本語入力のカスタマイズがある

インターネットでの発信は私が発信しているブログから動画配信が主流になり、SNSでは長文での投稿が嫌われる傾向にあり、スマホの画面キーボードで短文を打つことができれば十分という認識の方も多いと思います。

さらには、音声によるテキスト変換の技術も向上しているので、外での使用は難しいシチュエーションもあるかも知れませんが、今では私のように物理的なキーボードを使って長文の入力をすることに興味のない方もいるかも知れません。

ただ、学習でのレポートを作るなど、限られた状況下ではキーボードを打って長文を入力することを必要とする方もいます。そのためにノートパソコンを持ち出す人がいたり、スマホやタブレットと合わせる目的でワイヤレスキーボードを持ち出す人もいるのですが、AndroidOSの入ったスマホやタブレットと外付キーボードを合わせる場合、使える入力方法に一定の制限が出てきてしまいます。

普通の方は、両手で入力するキーボードから「ローマ字入力」を行なっていると思いますが、そのままでも設定を入れ替えることで「かな入力」を行なうことも可能です。かな入力の場合は英字が印字された三列のキーボードだけでは全てのかなが入力できないので、一番上の数字キーにもかなが割り振られていたり、記号のところにも割り当てられているので、ノートパソコンなど特殊なキーボードの場合配列がめちゃくちゃになっていて、外付けキーボードもちゃんと選ばないとせっかく覚えた入力方法が満足に使えなくなる恐れもあるのですが、とにかくスマホ・タブレットと外付キーボードで日本語入力はできます。

あと、これは余談ですが日本語ワープロが誕生した時期、各メーカーから製品が出てきましたが富士通のワープロでは「ローマ字入力」「かな入力」だけでなく、独自配列の「親指シフト入力」というものがありました。この入力方法は現在製品としては出ていないものの、この入力方式を使い続けるユーザーらによって細々と多くのハードで「親指シフト入力」が使えるようなアプリが出続けてきました。Windows・Macのパソコンはもちろんですが、Linuxにもエミュレータがあり、Androidが出てくる前のMicrosoft Windows CEでも使えるエミュレータが提供されてきて、現在Androidで使えるものもあります。その点については、現状でどうしても外でも親指シフトを使いたいという方のニーズは今のスマホでも捉えていると言えます。

ただ、基本的にはパソコン・スマホ・タブレットのどの端末でも、ここまで説明してきた日本語入力方法以外の入力方法も実現できるはずなのですが、親指シフトほど熱心なユーザーが存在しないマイナーな入力方法を行なっている人にとっては、どうしても制限ができてしまうのです。

ちなみに、私の現在使っている入力方法は、基本ローマ字入力の仕組みを使っているものの、ローマ字入力とは全然違った法則性を持った「ローマ字定義ファイル」を特定の日本語入力ソフトに読み込ませることによって実現しています。ローマ字をキーで叩いて日本語を画面に出すために、日本語入力アプリの設定を見ると以下のような定義がされていると思います。

a→「あ」
sa→「さ」
ki→「き」
yu→「ゆ」
me→「め」
mi→「み」
si→「し」

これらの日本語は、いわゆる「変換」をしなくても日本語入力モードになっていれば、私たちが学校で覚えたローマ字をキーボードから入力すると英字を入力しながらもかなとして表示することができるのですが、全く別の法則で日本語のかなを登録することで、自分なりに便利な日本語入力ができるのですが、この「ローマ字定義ファイルの全書き換え」という機能は、残念ながらAndroidなどのスマホ・タブレットでは設定できないようになっています。

大昔にはパソコン用の日本語入力ソフトでも「松茸」や「WXG」など、過渡期にはそうした設定が簡単にできる日本語入力ソフトがあったのですが、こうしたソフトを駆逐した「ATOK」には残念ながらこうした機能は付いていません。

今のところ、そうした機能が付いた日本語入力ソフトは、Googleのパソコン用「Google日本語入力」とLinuxで使える「Mozc」のみになってしまっています。Android用の「Google日本語入力」というアプリもありますが、こちらの方にはローマ字カスタマイズ機能は搭載されていません。そんなわけで、持ち出すハードの中には何としてでもMozcの使えるLinux Mintの入った端末を入れたいと思ったのです。

「片手チョイ入力」の仕組みについて

実際のところ、ここまで書いてもどこが便利なのかのイメージがわかない方もいると思うので、以前書きましたテンキーとパソコンをつなげて日本語を片手だけで入力できる方法について紹介したエントリーのリンクを載せます。この他にも、両手で打つためのキーボードの右半分・左半分のキーを使った片手入力をセットすることもできるので、利き手で別の事をしながら入力は反対の手で入力するような場合に活用しています。こうした自由さは、私が最初にパソコンを購入したはるか前からあったものですが、そうした事が知られていないというのは大変に残念であるとともに、今でもこうした入力方式を使い続けることができる状況に感謝しながら自由な日本語入力カスタマイズを楽しんでいきたいと思っています。