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クーラーボックスに保冷剤を入れて内部の温度管理をするためにBluetooth温度計を導入

前回、自宅でのサブ用途と災害対策のため、主に冷凍庫として使うための容量10Lのポータブル冷蔵庫を購入した話をしましたが、それだと中に入れたものが凍ってしまうので、いわゆる冷蔵室の代わりにポータブル冷蔵庫で凍らせた保冷剤を手持ちのクーラーボックスに入れて飲み物などを冷やすために使うことにしました。

この写真の上段にあるのが以前から持っているクーラーボックスで、底面のみ真空パネルを採用した(他の5面は発泡ウレタン)ダイワのタフクール(20L)というクーラーボックスです。取り回ししやすく、それなりに保冷力もあるので、気に入って使っているのですが、日常的にクーラーボックスを冷蔵庫代わりに使うためには、そこまで保冷力は必要ないかと思います。

というのも、常に保冷剤を凍らせることができる環境を作ってしまえば、保冷剤をローテーションしていく中で、家にある冷蔵庫の冷蔵室くらいの温度がクーラーボックスのためにキープされていれば、基本的には問題ないわけです。ただその際、正確にクーラーボックス内の温度を測定する必要があります。

そこで用意したのが、Bluetooth経由でスマホ上から温度の変化を見ることのできる温度計です。こうした製品は色々ありますが、今回は単四電池2本で動くINKBIRDのIBS-TH2という温度計専用の製品にしました。温度と湿度が計れたり、本体に液晶が付いていて本体のみで温度や湿度を表示できるものもありますが、基本的には必要なく、そもそもクーラーボックスの温度を一定に保つためには食材を入れたり保冷剤を入れ替える時以外は開けたくないので、中に入れたままスマホアプリから確認できるようなもので十分なのです。

クーラーボックスの底に置き、直接保冷剤が当たらないようにして温度のモニターを行なうことで、一定の温度より上がった頃を見計らって保冷剤を交換したり、多くの食材を入れて庫内の温度が上がってしまう恐れがある時には、保冷剤を追加するとか、色々と対応ができます。

難しいのは、今の季節は室内も寒いのでクーラーボックス内の温度も下がり気味ですが、これが真夏になれば、想定の温度(冷蔵庫の場合2℃から5℃くらいと言われています)から外れてしまうまでの時間も短くなるでしょう。ですから、何回かテストを繰り返したとしても、このクーラーボックスに一定の保冷剤を入れた場合、中の温度がどれくらいキープできるかというのは、その都度違ってくるでしょう。ですから、こうしてクーラーボックスを開けずに中の温度を計ることができるようになると、スマホの画面で確認するだけである程度温度が上がってきた時に保冷剤を交換すれば、連続してクーラーボックス内の温度をキープできるようになるわけです。

基本的にはポータブル冷蔵庫のみで完結させたいところはありますが、家の冷蔵庫でも保冷剤を凍らせておけば、さらに便利になります。Bluetooth温度計はその他にも色々便利に使えますし、この製品はエネループ対応ではないと思いますが、エネループ自体が氷点下でも動くこともあり、マイナス10℃以上でも正確に動作しました(ちなみにメーカーページでは-20℃でも使用可能という表示があります)。ただし、アプリで見られる温度計の電池残量はエネループ満充電の状態でも66%以上にはなっていませんでしたが、電池容量が少なくなればそれは再充電すればコストも掛かりませんので、これはこれで便利だと思います。

ちなみに私の場合、20Lのクーラーボックスに500gの保冷剤4個を利用していますが、クーラーボックスの大きさや保冷性能によって保冷剤の数は変えられると思います。ちなみに、ポータブル冷蔵庫の設定温度も冷凍庫と同じくらいのー18℃に設定して、保冷剤以外のものを入れる場合に備えています。とりあえず、まずは今持っているクーラーボックスで使いやすい組合せを考えるようにすれば、小さなポータブル冷蔵庫でもそれなりに使えるようになりますので、こうした小物も用意すると便利です。


単三電池を単一電池として使えるアダプターは利用する単三電池3本タイプが色々使えておすすめ

昨今、色々なものをネット通販で購入していますが、その中でブラックフライデーセールとは関係ないところで買ったのが、単三電池を単一電池として使えるアダプターでした。

このアダプターは単三電池を一本入れて使うメーカー純正のものとは違い、一つのアダプターで最大3本の単三電池をセットできるようになっています。私は今までエネループと合わせるためメーカー純正のアダプターを使ってきたのですが、さすが純正だけあって作りはしっかりしているものの、一つのアダプターについて単三1本のタイプだと、当然単一アルカリ電池を使っている時と比べて利用機器の使用時間は短くなってしまいます。ただ、LEDランタンのような比較的長時間利用可能なものであれば、しっかりと予備の充電池を用意しておけば、単体での使用時間の短さはそれほど感じることはありませんでした。

ただ、多くの電力を使う機器を使う場合、自分で使おうとする時間内に電源が切れてしまったり、そもそも入れても使えないような事があります。高出力の機器というのは、例えばLEDランタンならより明るい光を出せるもので、それが夜の長い季節で数時間で切れてしまうと、災害時など停電の際には困ります。あえて出力(光量)を落とすという選択もありますが、電池式のランタン自体通常の照明より元々暗いわけなので、日常の明かるさに近づけるためにはあえて最高照度で点灯させたいと思うところもあります。

また、多くの家庭でガスコンロを使っている方は多いと思いますが、点火およびガスコンロの機能を使うための電源として用意された単一電池について、純正のアダプターだと力不足で利用ができませんでした。製品上の口コミで、ガスコンロにもこのアダプターを使えば利用できるという言葉を信じて今回購入したわけです。

写真で違いを見るとわかるかと思いますが、今回購入したアダプター(左側)はかなり単純な構造をしていますが、エネループがぴったりと入るので、使っていて電池が取れてしまうような事はありませんでした。自宅のガスコンロに2個のアダプターにそれぞれ電池を入れて使ってみたところ、無事に点火することを確認しました。また、これも口コミなのでその発言を裏付けるソースはありませんが、単一3本のランタンでこのアダプターに合計9個のエネループ(スタンダードタイプ)を入れて使った場合、アルカリ単一電池を使った時と比べておおよそ半分くらい持続力があるという事だそうです。実際、利用時間を状況によって変わりますが、一つの目安として覚えておけば、使用時に電池交換をするタイミングは計ることができるでしょう。

ちなみに、先日紹介した白色光で約1,000ルーメンで光るLEDランタン、EX-109Dの最大光量での連続使用時間は約11時間ということですから、単純にアルカリ電池の半分の容量と考えると約5.5時間となり、日が暮れてから寝るまで点灯してぎりぎりくらいになる計算ができます。そうなると、毎日使うためには常に予備の電池を充電しておくことが必要になるわけで、かなり大量の充電式の電池が必要になってしまいますが、これはまた電池やアダプターが安くなったタイミングで、徐々に揃えていけば良いかなと思っています。もっとも、充電した直後にランタンに入れた電池ホルダーで点灯時間を計りはじめたら、6時間経っても点灯が続いていますので、これは嬉しい方の誤算でした。

ちなみに、エネループの充電はポータブル電源から夜でもでき、それほどの電力消費量を必要としないので、災害時は状況を見ながら使い終わった電池の充電をすぐ行なうのか、ランタンの光量を下げることでそもそも使える時間を伸ばすのかということを考えていきたいと思います。翌日が晴れなら良いのですが、長雨が続くような場合には、光量を落とすのも一つの考え方でしょう。

エネループの場合、ランタン用途でなくても、他の単三・単四電池を使える家電製品にも使えるので、多く所有して使い回していけば、バランス良く長く使い続けられるということもあります。そのための手段として今回購入したアダプターを有効活用して、日常の中でも使えるケースを増やせていければと思っています。


ゴミを極力出さない生活を考えた時小物家電の電源について考えることも必要

私のブログは当初、車中泊に便利なグッズを主に紹介するような形で進めてきました。そんな中で、まだ今のように高寿命のポータブル電源などない時代には、車内で家電を使う場合のキーワードとして「エネループは使えるか?」という感じで身の回りの小物家電を増やしていきました。

旅行の時などに持っていくものの中でも、髭剃りはACコンセントや充電池内蔵のものではなく、単三電池2本で動き、メーカー保証はないもののアルカリ乾電池の代わりにエネループでも動くフィリップスのシェーバー(PQ208という型番ですが現在は製造終了になった関係でアマゾンなどではすごい価格になっています)を今も使っています。多くの充電式シェーバーが内蔵充電池の消耗により買い換えになるのに対し、電池交換式でその電池は充電可能なので、壊れるとしたら物理的に落としてしまうか、モーターに異常が出るくらいしか可能性はありません。現在は替刃もきちんと用意しているので、切れ味に不満が出たらすぐ交換できるようになっていて、実は切れ味も現行品と同じ刃(多くは3箇所に刃があるものが普通ですが、乾電池仕様のものは2箇所という差があるだけ)を使っているので、自分がそれほど髭が濃くはないからということもありますが、購入してからもう10年くらい経っているのに、本当に長く安定して安いコストで使えています。

その時から思っているのは、もし単三や単四のエネループが使えるようであれば、同じ機能を持つ製品でもそちらの方を選ぶということを徹底してやってきました。最近はやっているLEDランタンについても、USB端子から充電が必要なものについては敬遠しています。モバイルバッテリーは買いますが、バッテリーは給電をする単機能しかないので、寿命が来たら買い替えるのは仕方ありません。ただ、いくら高機能なものであっても、使っているうちに内蔵充電池の消耗が原因で使えなくなるというのは、やはりもったいないと思いますね。

現在、多くのネット通販サイトではブラックフライデーセールが行なわれていますが、その中で私が狙っているものの一つが、Bluetoothでスマホと繋がる温度計です。具体的には冷蔵庫やクーラーボックスの中に入れて、その中の温度変化を測定してみようと思っているのですが、製品化されているBluetooth温度計は、スマホのアプリと連携していて、こちらていちいち記録を取らなくても時間による温度変化をグラフ化までしてくれるのです。

今回そうした製品もブラックフライデーセールで安くなっているのですが、その中で何を購入の決め手にしたかというと、それも温度計が使っている電池の種類であったのです。最初に見付けた小さくて取り扱いが良さそうな製品は、電源にリチウムコイン電池を使っていて、交換の手間およびコストが定期的にかかります。何とか普通の電池で動くものはないかと探したところ、単四電池2本で使えるものがあったので、その製品をポチりました。

私の使い方は、主にクーラーボックスに入れて、できるだけ扉の開閉数を少なくして、温度の変化を計るとともに、一定の温度以上になったら、中に入れている保冷剤を取り替えるための判断材料にしたいと思っているのです。例えば、冷蔵庫に入り切れない食材をクーラーボックスで保存する場合に、冷凍庫で保冷剤をローテーションしながら冷やしつつ、常にクーラーボックス内の気温を気にし、食材が傷まないように温度管理をするためのとても有用なグッズになるものと期待しています。

常に使うわけではないので、使う時だけ電池を入れて使うような形にしておけば、その直前にエネループで動くならば充電をかければ今ある電池を有効に使って、いざという時の食材温度管理を行なえるものとして期待しています。

このように、ちょっとした事に使うものでも、その電源がエネループで動くか動かないかというのはかなり大事ではないかと思います。車中泊でも明かりはLEDランタンで、情報はラジオから、また非常用のモバイルバッテリーとしてエネループからUSB出力のできる充電器もあるので、これまでのストックが多くあるなら、エネループだけでもいざという時の対策ができるのではないかと思います。


GENTOS エクスプローラー LEDランタン SOL-144S その2 持ち運びに便利なハードケース?

 このランタンについては、前回分で一通り説明して終わる予定でしたが、手持ちのものと組み合わせると持ち運んだりするのに便利なケース代わりのものを見付けたのでレポートします。以下のページで紹介したマグボトルで、350mlサイズの缶がそのまま入るという特徴のある「ドウシシャ クール缶ポット CPT350-BK」の方です。

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http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-10a5.html

 SOL-144Sの高さがだいたい350mlサイズの缶の高さであることとともに、このマグボトルには専用の保冷材が入るスペースが確保されていて、ランタン本体がすっぽりとこのボトルに入るだけでなく、フタの裏のところにあり取り外しができる保冷材を入れることのできるスペースに予備電池として単四電池の2本パックが複数入ることがわかったのです(^^;)。

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 だから何なんだと言われればそれまでですが、このボトルに予備電池ごと入れて運べば、もし間違って強い力を掛けてしまってもまず壊れることはありませんし、フタもきっちり閉まるので、もしもの時の災害用のセットとして用意しておけば、普段はケースとして使っていても、本来のボトルとして災害時の飲料水入れとして使いつつ夜の明かりとして活躍してくれるでしょう。

 ボトル類はつい良さそうなものだと思って買ってしまうことが多いのですが、全てのボトルを常に使うわけにもいきませんし、この「クール缶ポット」は普通に水や飲み物を入れて使うのにはちょっと使いずらいので、車で出掛ける時にはランタンとセットで持ち出すようにしたいと今は考えています。



GENTOS エクスプローラー LEDランタン SOL-144S その1 使い勝手の良いランタン

 先日、自分の枕元で使っていたLEDランタンが壊れてしまったため、改めてGENTOSのLEDランタンを物色していたところ、これはということで見付けたのが単四電池4本で使える最近の製品、SOL-144Sでした。

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 このランタンは従来の製品とは違い、すっぽりと白いケースをかぶせてあることで、影を作らないで全体を照らすことができるようになっています。防水機能だけでなくメーカーのページを見ると水に浮くようになっているので、何かの拍子に水の中に落とした時でも網で拾えます。また、こんなことは考えたくありませんが津波や高潮に流されたような場合でもしばらくは目印として使える可能性はあります。

 本体の操作は少々クセがありますが、点灯して2秒以内にスイッチを押せば光の強さを変えることができます。光の大きさとアルカリ電池での点灯時間はカタログ値で以下のようになっています。

・強(最初にスイッチを押した段階)連続8時間

・弱(2回スイッチを押した段階) 連続40時間

・キャンドル(3回スイッチを押した段階) 連続110時間

 本当にまっ暗な中でどの程度周辺を照らすことができるか試してみましたが、強ではかなり明るいですが、弱でも普通に使えるという感じです。キャンドルモードでも使えることは使えるのですが、あえてろうそくの炎に近づけるために炎のゆらぎをLEDの強弱で表現しています。そのため、有くなったり明るくなったりする中で周りが暗くなることで文字を読もうと思っても暗くなって一時見えなくなってしまったりすることはあります。ただ、災害時には電池持ちこそ大切だという事もありますし、何よりも利用できる時間が全く違いますので、いざという時にはキャンドルモードでも使えるように周りを明るくするだけで良しとして、さらにこうした光の強弱に目を慣らしておけば、あえてキャンドルモードで利用すると、電池はそのままでも1週間以上は使い続けられる可能性もあります。

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 また、このランタンには底の部分に吊り下げ用のカラビナが付いています。ジョイントの部分がスライドして中央でカチッと止まりますので、天井から吊り下げで部屋全体を照らすこともできます。私は自宅の部屋の照明器具のところに、100円ショップで購入したマグネット式のフックの付いた金具を常に付けているので、いざ停電になった時にはテーブルの上にランタンを置くパターンと、上から吊るすパターンの両方を試みることができます。

 もちろん、このランタンは小さくて影も出ないので、車の中で車中泊のために持ち出すにも最適なランタンです。電池が単一や単三と比べて容量が小さいというディメリットも、
エネループのような充電池で使えば、充電するまでの時間を短くできるというメリットもありますし、車中泊で使おうと思っている方は車のシガーソケットからエネループの充電ができる充電器も用意しておくと長期の旅行でも安心して出られます。

 最近、私はあえて単三だけでなく単四で使えるグッズも揃えています。そうすることによって、単三・単四のどちらかの電池が入手できるかわからない場合にどちらの電池も災害時に使うことができるようになります。もし趣味でいろんなランタンやラジオを集めているような方がいましたら、使う電池の種類にもこだわって同じものでも違う種類の電池で使えるものをペアで揃えておくというのもいい災害用の備えになるのではないかと思います。

 今は、単四のエネループを8本用意し、4本ずつローテーションして使おうと思っています。他に単四電池で使うものがあった場合は、常に満充電されている単四のエネループ4本の中から使っていけるということで、これまで以上に単四電池で使えるグッズが増えていくかも知れません。


マグライト ソリテールLEDライト 単四1本用

私自身ブログでいろんな商品を紹介していますが、いわゆるマニア的に追いかけるような得意ジャンルは限られるので、ある程度満足したジャンルの製品については、それ以降調べないで放置してしまうこともままあります。

先日、テレビを見ていたら懐中電灯についてのマニアの人がおすすめのライトとして出してきたものの中に、今回紹介するマグライトの単四1本で使えるLEDライトを紹介していて一気に物欲が沸きました。

小型で防水性があり、明るさもあるライトとしてマグライトというのは古くから愛用していました。今のLEDではなく電球を交換するタイプですが、電池を入れるフタの部分に予備の電球を収納していたりして所有する喜びを与えてくれるグッズだと言えます。ただ、LEDライトが主流になってしまっているのに、元のマグライトをLED化するキットは売っていたものの、それなら改めて別のLEDを使ったライトを購入すればいいわけで、しばらくはマグライトの製品には興味が沸きませんでした。

しかし、ついに小型でキーライトとしても使える単四1本で使えるソリテールがLEDライトを搭載して出てきたかとしみじみ思いましたね。単四1本で使え、かさばらないで常に携帯できるキーライトというのは意外と選択肢はなく、私が使ったものとしてはジェントスの「パトリオ4」や「GTR-141T」がありますが、やはりこのコンパクトで出っ張りのないデザインは持っていたいと思わせる何かがあるのではないでしょうか。

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ライトは先端部を回転させて点灯と消灯を行なうタイプですが、同じ方式で扱えるジェントスのパトリオ4は接触不良で使えなくなっていて、このサイズのキーライトはどうしようかと思っていた時にこの製品が出ていることを知ったので、焦って別のメーカーの中途半端な製品を買わなくて良かったと思いました。

今持ち運んでいるバッグの中にはヘッドライトも入っているので、いざという時の明かりという点ではそれがあれば大丈夫なのですが、すぐに取り出せるところに入れておくと別のものが取り出しにくくなるため、せっかく用意してあるのにいざという時に役に立たないという状態になっていました。ソリテールは小さくてちょっとした隙間に入れることもできるので、これからはちょっとした際には周辺を明るく照らすことができるようになるでしょう。ただ、以前使っていたジェントスのパトリオのように、接触不良で使えなくなるようなことは起こって欲しくないですが、しばらくは使ってみることにします。


CREATIVE Bluetoothスピーカー SP-D100

 iPad mini2を購入して以来、動画や音楽を利用することが増えたせいもあり、様々な場面で使える外付けのスピーカーを物色していたのですが、先日中古で購入した有線接続のSONY SNS-M50やプリングルズの景品スピーカーに追加するような形で新たにBluetooth接続のスピーカーを買ってしまいました。こちらの方は新品です(^^)。

 今回購入したSP-D100の特徴は、AC接続だけでなく単三電池4本で25時間(アルカリ電池の場合でカタログ値です)も連続稼働できることです。音の方はすごくいいというわけでもなく、いわゆるラジカセの音質であると思いますが、接続コードがいらないということで、特に車の中で使うことを想定しています。

 私の乗っている車、ホンダフィットは平成18年登録のもので、購入時に付いていたのが当時のカーナビと連動したオーディオになっています。当時は使えたアナログテレビも使えませんし、オーディオにも外部接続端子はありません。この状態でスマートフォンやミュージックプレーヤーの音楽を車で楽しむために、FM電波で飛ばすトランスミッターを導入しているのですが、全国の道を走っていると意外なトラブルに遭います。FM局はカバーする範囲が狭いので、セットしている周波数の近くに地元の放送局があった場合混信を起こします。これは走っていてエリアを外れたら問題は解決するのでいいのですが、困るのが高速道路で渋滞を起こしているような際に近くの車もFMトランスミッターを使っていて音楽を飛ばしている周波数がだぶった場合です。こちらには相手の音が聞こえ、相手には自分の出している音が聞こえてしまうのですからあまり気分のいいものではありません。そんな時はラジオ放送に切り替えてしまうのがセオリーではあるのですが、山間部などではラジオの電波自体が入りにくい場合もあったりして、FMトランスミッターとは別の選択肢で車内で聞けるオーディオはということでBluetoothによる転送システムもあってもいいかなと思ったわけで。

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 日々持ち歩くにはラジカセサイズはちょっと大変ですが、車の中で使う分には逆に小さいくらいです。コードの呪縛から解放されているので置き場所も自由です。私の車の場合、助手席側のボックスを開いてその中にぴったりとはまることを発見したので、一人で車中泊の場合は、このスピーカーの定位置は写真のところになりそうです(^^)。

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 このスピーカーは車内に常備することにしたのですが、同時に電池の方も長期保管に強い単三4本セットを2つ用意しました。これで、前もって充電しておかなくてもいいですし、いざという時にはこの電池を別の用途にも使えます。保管用の袋には以前ここでも紹介したユニクロのキルティングバッグを利用したのですが、横幅がぴったりである程度クッション性もあり、さらに電池収納用の小ポケットがファスナー付きであります。使わない時にはこの袋の中に入れてしまっておけば、このスピーカーは走行中だけでなく、車中泊の夜の車内でもいい働きをしてくれると期待しています。

 なお、本体には有線で接続できる端子が付いていますが、有線接続の場合は本体前面のボリュームが無効になるようです。やはりこのスピーカーは無線接続で使うのがいいようですね。


プリングルズ パーティスピーカー 到着レポート

 先日このブログで紹介させていただいたポテトチップの「ブリングルズ」を食べて応募すると必ずもらえるというパーティースピーカーが到着しましたので報告かたがたレポートします。

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 同封の使用説明書によると、その仕様はこうなっています(中に入っていた説明書の通りに記載してます)。

・スピーカータイプ 52mmマルチメディアスピーカー
・スピーカーインビーダンス 3ohm
・オーディオ line in 3.5mmステレオミニプラグ
・出力 3W(定格出力)
・周波数応答 150-20kHz
・電源ライト LED
・電池 単四乾電池3本

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 この仕様を突っ込まれても私にはわかりませんが(^^;)、このプレゼントの話を聞く前に購入しようと思っていた、モノラルタイプのアクティブスピーカー、オーディオテクニカのAT-SPG51シリーズが同じような形状と電池の使用なので調べてみたら出力が2Wということなので、音的にはこちらの方がより大きな音まで出せるだろうことは予想できます。ちなみに、音量はスピーカー側では調整できず、スマートフォンのボリュームで上下させるため、スマートフォンや音楽プレーヤーの音量には気を付けて、音を絞った状態で電源を入れましょう。電源が入るとスピーカーの周りが赤く光り、電源が入っているかどうかわかるようになっています。

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 コードは本体にくっついており、プラグが収納できるようになっていますのでコードを本体に巻きつけるようにするとうまくまとまります。電池収納部はねじ込み式になっていますが、コインでねじは回すことができます。仕様には電池寿命の記載はありませんでしたが、モノラルスピーカーで3Wの出力を持つオーディオテクニカのAT-SPB200シリーズが、充電式のニッケル水素電池で連続20時間となっていますので、おそらくこれ以下であることは間違いないでしょう(AT-SPB200はニッケル水素電池での使用も想定されていますが、このスピーカーはそうでないため)。

 スピーカーの音の大きさは使うスマートフォンで、イヤホンを繋いだ時にどのくらいまで大きい音が出るか、その差によっても違ってくるでしょうが、とりあえず利用したiPod touch第四世代では、本体のボリュームを最大にするとかなりうるさいくらいまで鳴ります。元々私がこうしたスピーカーを欲しいと思ったのは、スマホ本体だけでは聞こえないようなことがないためで、その用途では十分実用になると思いました。

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 さらにこのスピーカーはポテトチップの販促品であるということもあって、単体でも使えますが、プリングルズの紙製のポテトチップのフタの部分に乗せて使うことが推奨されています。サイズはまさにびったりで、一度はめ込むとなかなか取れないくらいです。音の広がりという部分では共鳴する箇所が多い方が響くわけですので、車のドリンクホルダーにプリングルズのポテトチップスを空箱でもいいので差しておき、使う時には乗せて使えば車全体に響く感じで使えるようになると思いますが、残念ながらプリングルズのポテトチップの容器は、私の車のドリンクホルダーより若干大きいので、別に置き場所を考えなければなりません。私の車の場合は、サイドブレーキの後ろのスペースにねじ込むことで置くことができましたが、不安な方は実際にポテトチップの容器を手に入れて試してみてください。

 単体スピーカーなのでステレオでなくモノラルになる分、臨場感を感じたいものを聞くにはおすすめしませんが、ポテトチップ容器に入れて使うと、単体で使うより聞きやすい音質になる感じがしました。一通り使ってみて、かなり物としての質感もよくそれほど大きくないので、私は持ち運びながら必要に応じて使っていこうかなと思っています。


SONY アクティブスピーカー SRS-M50

ポータブルスピーカーの選択について、ひとまずBluetoothスピーカーでなくてもいいことがわかったので、改めて有線のスピーカーで何かよさそうなものを物色することにしました。既に、ポテトチップのプリングルズを食べて送ると全員にもらえる、筒状容器に差し込んで使うタイプのモノラルスピーカーを入手予定なのですが、その電源が単四電池3本であるということで、同じ電池で動くものを中心に調べてみました。

 色々調べた結果、既に販売を終了している製品の中で、ステレオで5Wの出力があるソニーのアクティブスピーカーSRS-M50が単四電池3本で動くとのことで、早速入手の算段をし、新品では高いので中古のものを入手することに成功しました。

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 持ち運ぶ場合を考えて、2つのスピーカーは一つにまとめるような形で接続することができます。その場合、コードを巻き付けることでまとまるようになるので、ケーブルの取り回しはうっとうしい反面、このようにまとめることができるので、最初からコードが付いているということなのでしょう。基本的にはCDよりも圧縮されることの多いデジタルオーディオをそこそこの音質および音量で聞くならこのくらいのものでも十分でしょう。

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 2つのスピーカーをコードがつながっている範囲内で別々に置くことができるので、写真のように使う端末の大きさに応じてセッティングすることができます。音の確認のためにジャズを聞いてみましたが、この大きさにしてはいい音です。最近の小型で高音質のBluetoothスピーカーは充電池が内蔵されていて、単体での再生の他にUSBケーブルを使ったモバイルバッテリーからの給電でも動くものがありますが、この点でもこのスピーカーはあくまで自己責任ではありますが使える余地があります。というのも、単四電池3本ということは、アルカリ電池の場合1.5V×3で4.5Vとなり、USBからの出力である5Vに近くなります。付属のACアダプターの定格は5,2V 1.25Aですので、あくまで自己責任ではありますが車内でUSBアダプターから接続したコードを電源代わりにして使ったり、モバイルバッテリーから動かすこともできなくはないでしょう。ちなみに、私の環境ではどちらの方法でもスピーカーから音を出すことができました(写真の状況では小型のモバイルバッテリーを繋いで音を出しています)。

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 こうした利用方法をあえてしなくても、写真のように単四電池を3本入れれば日常的にどこへでも持ち運びができます。これも自己責任の範疇かも知れませんが、充電できるニッケル水素電池からでもちゃんと音が出て、普通に使えました。

 最近では小さくコンパクトなのにそこそこ音もいいということで、リチウムイオン電池を内蔵した小型スピーカーにスマートフォン用の外付スピーカーは移行しているようで、今回紹介した乾電池で動くスピーカーは時代遅れの感は否めません。車の中で使う場合にはコードだらけになり、スピーカーの固定も難しそうなので、やはり車内用にはbluetoothスピーカーを別に用意する方がよさそうです。それでもあえて無線でなく有線接続のものを選んだ私には時代遅れ感がありますが(^^;)、断線がなければ安定して利用できるだけでなく、電池を抜いて保管すれば、将来必要な時にすぐ使えるので、災害時に小さなラジオの音を多く人に聞かせたいような場合に役に立つこともあるかも知れません。どちらにしてもこのモデルは今後新品で入手することも難しいと思うので、Bluetooth接続で使えるスピーカーとは別に、このスピーカーは必要に応じて大切に使っていきたいと思っています。


安売りのエネループは買いか?

 年末年始の安売りで、意外なものが安くなっていて驚くことがあります。今はもう売り切れてしまったのですが、よく行く家電量販店へ年末の連休前に出かけてみたら、松下と一緒になる前に三洋電機から出ていた単三形のエネループがちょっとありえない価格になっても売れ残っていたので8本パックを2つ購入してきました。

 普通に考えると、新しい製品のほうが古いものよりも高性能なので、それほど購買意欲をそそるものではないのではないかと思う方もいるかも知れません。そして、安く売られているものにはそれなりの訳があるのだと考える人もいるでしょう。そのため、ある程度の時間が経っても売れ残っていたのでしょうが、結果的に私にとっては実に美味しい話でした。

 私が購入したのは容量は変わらないものの、繰り返し充電の回数が1800回(新しいものは2100回)と300回だけ耐久性に劣るものですが、8本の価格が780円という破格のものでした。かなり前から店頭在庫になっていると思われましたが、念のため充電器にかけたところ、すぐに充電は終了しました。おそらく70から80%くらいは容量があったのではないかと思われます。私は三洋電機がエネループを発売した時から愛用していますが、発売当初からノーマルのエネループでは容量の変更はありません。容量を少なくした分安価Liteや、容量が多いものの繰り返し充電できる回数が少ないproという姉妹品もありますが、トータルバランスはノーマルなものが優れていると私は思うので、多少耐久性が劣ってもその分安ければ安い方を選ぶでしょう。また私は多くの電池をローテーションして使っているためか、このように買い足したものをローテーションするようになれば充電の回数は結果的に減っていき、むしろ旧エネループの寿命を伸ばすことにもなります。

 もちろん、長期保存により多少内部の劣化はあるものの、専用電池ではない単三形のメリットはあります。電力を使う機器では使えなくてもラジオやリモコン用として使える場合も多いですし、エネループの特徴の一つに満充電しておけば数年間はある程度の容量を維持しているということがあります。これは災害用の備蓄品としてもあると助かると思いますので、年末年始に古いノーマルのエネループが安売りされていたのを発見したら、とりあえず確保しておいたほうがいいのではないかと思います。そうして購入した電池を何に使うのかという点については、私のブログのカテゴリの中で種類と本数別に紹介していますので、参考にできる点があればなさってみてください。