ボトルに関する話」カテゴリーアーカイブ

具体的なボトルについての紹介ではなく、その時々に出てくるぼとるに関する話題について紹介します。

学校の規則で「水筒に氷を入れるのはダメ」という理由がはっきりしない件を考える

私の生活スタイルというのは周りに小さな子供がいないので、ネットニュースになって初めて色々な学校の規則が問題になっていることを知ったりするのですが、私が小学生の頃にも、色々理由がわからない規則がありました。

鉛筆でノートを取っていると、筆圧がそれなりに高いと、すぐに字が太くなったり心が折れたりして鉛筆を削る必要が出てくるのですが、筆箱の中に入れておいた小さな鉛筆削り器では木くずと芯のゴミが出るということもあって、中学生くらいになるとシャープペンシルを使うようになっていったのですが、当時の小学校ではそのシャープペンを禁止していました。理由については当時、カチカチと芯を出す音がうるさいとか、先の尖ったものは危ないということでしたが、鉛筆だって削りたては刺さると痛いですし、替芯を使えばゴミも出ないで書きものにはシャープペンシル一本で済みます。

鉛筆と比べて価格が高いものがあるというような批判もあったものの、当時も100円ちょっとで買えるシャープペンシルは存在し、なぜ小学校でシャープペンシルを使うのがダメなのかは、今だにわかりません。それに付随して、シャープペンシルおよび最低限の文房具を入れておく缶製の筆箱、「缶ペンケース」も禁止になっていました。

当時は落としたらうるさいという、何やら理由にもならないような理由で持ってきてはいけないものになっていましたが、当時の筆箱というのはかなり大きくて、様々な機能の付いた大そうなものがあった反面、必要十分な大きさでじゃまにならないペンケースということでは、特に教科書ノートを全て自宅に持ち帰らなければならない小学校の低学年の子にとっては、大きな筆箱というのは、さらにランドセルの収納にじゃまになる点もあり、さらに布やシリコン(私の時代には無かった)のペンケースの場合は、中味が潰れてしまって壊れてしまうくらいランドセルをパンパンにしてみんな登下校していたので、ペンケースの中味を守るという意味でも缶ペンケースは悪くない選択ではないかと思えたのですが。

そうした禁止条項と同じような感じなのかはわかりませんが、広島の一部の小学校では水分補給のために持っていく水筒の中に氷を入れてはいけないというルールがあるそうなのです。ネットニュースだけでなく記事へのコメントの識者の方々の意見も見ましたが、おおまかな理由として考えられるのは「氷を入れると水筒を振った時の音がうるさい」「直接氷を頬張ると窒息の危険性がある」「キンキンに冷やされた水(お茶)を飲むと胃腸に悪い」というような意見が見受けられました。

氷の入った水筒を振って音を出すというような行為については、缶ペンケースと一緒で、きちんと先生が注意すれば済む話ですし、窒息を恐れるなら蓋と呑み口の間に氷止めになる呑み口のある水筒を用意すればいいことです。私がこの夏にかけて使っているタイガー魔法瓶のMCY-A035という350mlの真空断熱ボトルにはストレーナーが付いているので、氷は直接飲み込むことはなく、逆に熱いものでもワンクッションあるので一気に口に入って火傷をする気遣いは無くなりました。

私自身は氷を入れてスーパーで貰った濾過したお水を入れていくのですが、氷を入れておくと中味を飲みきった場合でも、水道水を入れ直せば残った氷で水を冷やしてくれるので(氷は常温水を入れることで溶けてしまいます)、小さいボトルであってもおかわり分も冷たく飲めるのが気に入っています。

冷たい飲み物を飲むと胃に悪いというのは確かにそうですが、これも場合によります。炎天下でスポーツや仕事をする場合、私などは熱くなった体の部分に直接掛けるためにあえて氷を入れておくことで熱中症の対策をしていますし、別にカップを用意すれば本当に冷たいものを飲みたいならそのまま飲み、今冷たいものを飲んだら腹に悪そうと思ったら、カップに入れてからちょっと待って少しずつ飲むという知恵を使うことで解決できるのではないでしょうか。

この冷たい飲み物禁止のようにも感じられる「氷禁止」というのは、事前に別容器に水やお茶・麦茶を冷蔵庫で冷やし、キンキンに冷えた状態で真空断熱ボトルに入れて持っていくことまで禁止するの? と思ってしまいます。それこそ、登校時に児童全員の水筒の中味の温度を計るようなことまで小学校ではしないでしょう。となると、やはり後に残るのは「なぜ水筒に氷を入れてはいけないの?」という事になってしまいます。

こうした議論が進むと、体のために常温で飲むことのできるプラスチックボトルに統一するような考え方もあるかとは思いますが、学校の場合は昼休みを挟んで夕方まで同じ水筒で飲むため、夕方に近づくと中味が傷んで食中毒事故を引き起こす可能性もあります。氷についての問題は解決しても、別の問題が出てくるわけで、学校関係者の方の苦労はいかばかりかとも思えますが、そこまで行くと「水筒の持ち込み自体禁止」にして、先生が指示した時間にカップに飲み物を注いだり水道の蛇口を捻ってみんなで水分補給の時間を設けるような事になってしまいます。ステンレスカップだけをランドセルにぶら下げて登校なんていうのも個人的には好きですが、そうなると今度はそのカップについての規制も入るのかも知れませんね。

これまで紹介した「氷禁止」の理由というのは、確かにうなずくことができるところもあるものの、あくまで家庭に対しての「お願い」くらいに留めるべき問題ではないかと思います。先生たちが家庭との話し合いの中で親の方が今まで考え無しに氷を入れていたのか、自分の子にはどうするのが良いのかということについて改めて考えるための情報を学校が提供し、家庭の中でどうするのが良いのかという事を考えるきっかけにこのニュースがなってくれると良いのですが。


サーモスからも保冷専用炭酸対応ボトルが発売され小容量ならお手軽に使えそう

タイガー魔法瓶が満を持して発売した「炭酸対応」の真空断熱ボトルですが、その発売を受けて他社はどう対応するのかと気になっていたのですが、日本の大手ボトルメーカーのうちサーモスから保冷用の炭酸対応ボトルFJKシリーズ(FJK-500 FJK-750)が店頭で売られているのを発見しました。まだそれほど店頭で見る機会はありませんが、その内容を紹介します。商品写真がないので、Amazonのリンクを以下に貼ります。

サーモスが出したのは500mlと750mlの二種類で、価格はAmazon価格になりますがどちらも3千円台をキープしていて、500mlのものでもAmazonでの実売価格が5千円を超えるタイガー魔法瓶のものよりもリーズナブルになっています。

構造は蓋にさらにキャップが付いているタイガー魔法瓶のものとは違って蓋一つという構造になっていて、まず軽く蓋を回して圧力を逃し、その後蓋を回して外し、直飲みというスタイルです。この場合、蓋は本体より離れてしまいますから、蓋を外したまま忘れてしまうと全く使いものにならなくなってしまうので、その点は注意が必要です。さらに、製品ラインナップがまだ少ないので、ビールの量り売りに使う(ホームパーティー用のびあだる替わり)に使うような大容量のものということだとタイガー魔法瓶一択になります。

炭酸飲料対応ということになっても、やはりボトル自体が揺れたりして圧力がたまり、一気に開けようとすると爆発する可能性はあるので、使用方法を守って、まずは軽く開けてから全開にするように使えば、きちんとした日本のメーカーであるサーモスが出してきたボトルなので、それなりに安心はできると思います。このラインナップだと外に持ち出して使うことが前提になると思いますが、旅行の際には同じ種類の炭酸飲料なら旅先の自販機で購入したらすぐに移し替えることで、自販機横のペットボトル用ゴミ入れに入れられるので、ペットボトルの処理を考えなくても済むことになります。

今年は、このように自宅から炭酸飲料を入れて持って行くことが普通になっていくのかも知れませんが、まだ製品を出していない象印がどんな製品を投入してくるのかということも、今後を考えると見物だと思います。そこまで急がない場合は、今回紹介したサーモスのボトル及び、象印のボトルが発売になった場合、自分の使い方に合うのはどれか? ということを考えても遅くはないと思います。


お湯を沸かしたら大き目の真空断熱ボトルで保管するメリットは飲むためだけではない

家庭内でお湯を確保するためにどうするか? というのは様々な考え方があるのではないかと思いますが、我が家ではかなり前から私自身の趣味で大き目の真空断熱ボトル2本に夕方に沸かしたお湯を入れています。

沸かしたお湯を保温するには真空断熱の仕組みがあるポットも売られているのですが、そのあまりの保温性能の低さ(高温が長時間持続しない)ことで、比較的保温性能の高いカップ付きの1L前後の真空断熱ボトルに入れているのですが、夕食で一本目の一部を使っても翌朝であれば残りのお湯は十分お茶を淹れても飲めるくらい温かいです。満タンで残しておいた方は翌日の昼食から午後に使っても何とか飲めますので、我が家では一日一回、2Lちょっとの湯沸かしをすればそれで事足りるような状況です。これも、保温性能が高い真空断熱ボトルを使っているためだと思います。

皆さんの中には日常的に電気ポットを使ったり、飲む分をその都度沸かす(ガスや電気ケトル)方もいると思います。我が家の使い方だと飲む時には足りなくなることもありますが、逆に余らせてしまうとぬるいお湯が残ってしまいますが、実はそうした「ぬるいお湯」をキープしておくと良いこともあるという事が今回のテーマです。

大きな災害が自宅にいる時に起こり、すぐに避難の必要がないような場合でも、停電が続くと困るのがトイレの問題です。基本的には自宅のトイレはそのまま水を流すような形では使わず、ポータブルトイレがあればそれを使うか、なければ自宅の便器にビニールシートをひき、携帯用トイレを使って処理することも必要になってきますが、普段と違う処理の方法にストレスがたまるとは思いますが、現代人にとってさらなるストレスとなりうるのが「温水洗浄便座」が使えなくなるということです。

それでなくても大きな災害の発生時にはお風呂に長い期間入れなくなることもありますが、毎日起こる生理現象でどうしても付きまとうおしりの洗浄が普段どおりにできなくなると、考えただけでも恐ろしいと思う方もいるのではないでしょうか。

日本で温水洗浄便座なしでは生活できないような人が海外旅行に行く際の必需品として、手動および電動で小さなタンク(一部ではペットボトルを利用するものもあり)からおしりに水を発射することができる携帯用の洗浄機というものが売っています。携帯用トイレは水をかけることによって固まるので、こうした携帯用の洗浄機で水をかけることで処理しやすくもなりますし、持っていない方には100円ショップで売っているものでも非常用としてキープしておくことをおすすめしたいです。ただ、こうした携帯用の洗浄機を使う上で一つの問題があります。

それは、真夏などでは問題ないのですが秋から冬にかけて利用する場合には、室内に置いておいた水を使う場合でも、相当冷たい水がかかることを覚悟しなければなりません。そうした不快さを回避するためにあった方が良いのが、お湯をいったん保温しておくことができる真空断熱ボトルであるのです。真空断熱ボトルに熱湯を入れても、時間の経過とともに中の温度は低くなっていきますが、飲むためではなく直接体の一部に当てるなら十分な温かさで、まだ直接噴射するには熱いくらいの温度でも、さらなる水を入れての温度調節が必要になるくらいだと思います。

また、冬の時期に温かいお茶が入っていたキャップがオレンジのペットボトルは通常のペットボトルと比べて熱いものを入れても大丈夫なように作られていて、耐熱温度が85℃とも言われています。真空断熱ボトルには性能を計る目安というものがありまして、熱湯を入れて6時間後の温度が表示されていることが多いですが、6時間経過後に80℃をキープできれば高性能なものと言えます。ですからある程度の時間手持ちの真空断熱ボトルに保管したお湯であれば、オレンジキャップのペットボトルに直接入れてもそこそこ安全に使える可能性があるので、非常時にはペットボトルを湯たんぽとして使うこともできるでしょう。さらに先述のおしり洗浄器のうちペットボトルを接続して使えるものであれば、直接ボトルのお湯を入れて後から水で薄めてもボトルが変形するようなことは起こりにくく、安心して使える災害用品に使用後のペットボトルを使えるようになるでしょう。

このように、災害時を考えると水という形でキープするのではなく、お湯を入れていつでも使えるようにストックしておくことで、様々な災害時に役立つ使い方ができることがおわかりいただけたのではないかと思っています。今後やってくる電気代・ガス代の値上げにもそれなりに対応できますので、日常的にお湯をストックしておくための大き目の真空断熱ボトルについて、その必要性を多くの人に認識していただければと思います。


外で緑茶を飲むための選択肢が意外と少ないという問題について

新型コロナの感染者数が増えてくるに従って、お店で食事をするという以前なら当り前のようなこともちょっと考えてしまうような状況になってきています。私的には週末を中心に外食ではなく、お弁当を用意しているお店に行ってテイクアウトしてきたお弁当を自宅に持って行って食べることで家族との外食の代わりにしているのですが、家族以外の友人と食事ということになると、弁当を外で食べることに納得してくれるような友人とでないと、なかなか会食というのは難しいと思います。

もし、そんな奇特な友人がいたとしても、弁当を外に持ち出すことで、食堂内でなら当り前にある飲み物が無くなるということもあります。まだ新型コロナ感染者が少なかった時に電車内で飲み物が欲しくなった時には、お湯を入れればすぐに飲めるスティックタイプのインスタントカフェオレおよび紙コップを人数分用意して、お湯を別に持って行ったのですが、緑茶(日本茶)の場合少々勝手が違ってきます。

スーパーに行くとインスタントの緑茶はありますが、自宅で茶葉を急須に入れて飲んでいる身からすると、やはり少々物足りなさを感じてしまいます。安くて手軽なのはペットボトルに入った緑茶であるのですが、家ではペットボトルを温めるのは難しいので、温めて販売しているコンビニでの購入が想定されるものの、購入してからすぐに飲まないと、ペットボトル自体に保温機能はないので、事前に用意するのは難しくなってしまいます。

私の持っているボトルの中には、急須の機能になる茶葉を直接入れても注ぎ口から漏れてこないものもあるので、家で飲んでいる茶葉をそのまま淹れて飲んでもいいのですが、その場合にはもしお代わりが欲しいと言われた場合に困ります。茶葉を専用で売っているティーバッグに入れて抽出したり、茶葉を専用のミルで挽き、粉末茶にして飲んでしまうという方法もあるのですが、単に外でお弁当を食べるためにそこまでするのか? という風に考ている中、最初からティーバッグに分けられて売っている製品を使えばいいのではないかと思い、色々探したらよくビジネスホテルに置いてある、あまり美味しそうに思えないものから、ちゃんとした茶葉を使っていると思しきものまで、単にティーバッグといっても色々なものがあることがわかりました。

外でそうしたティーバッグのお茶を飲む場合には、できれば一人一包で、飲み終ったら紙コップと一緒に捨てられるものの方が、スティックタイプのコーヒーとも一緒に飲め、用意するものは人数分が飲めるだけの容量を持つ真空断熱ボトルを一本用意するだけでいいので、気軽に行けます。ただ、普通にお茶屋さんで売っているもので比較すると、ティーバッグ入りのものはお手軽ではあるもののかなり割高であることは覚悟しなければならないでしょう。

それでも、夏に冷茶を飲むのでなければ、一杯あたりで考えるとティーバッグはペットボトルよりも安いわけなので、少量のティーバッグを用意して持って行き、いい景色が見え、できるだけ人がいない場所へ行き野外での緑茶を楽しむのも悪くありません。車中泊旅行中でもお湯さえ沸かすことができれば、それを保温のできる真空断熱ボトルで運び、お茶を飲みたいシチュエーションを探せば、こんな時期でもかなり贅沢な気分になれるのでなないでしょうか。

ただ、お弁当と一緒に飲むお茶ということだと、少し前には汽車や電車での旅行用にプラスチック製の「揉み出し茶」なる容器とお茶のセットが売っていて、売店でお湯を入れてもらって車内でおいしいお茶が楽しめたのですが、お茶どころの静岡でさえも最近あまり見ず、駅の売店で売っているところがあるのかも知れませんが、ネットで買えないか調べたところ、昔のプラスチックの容器は200個まとめてでないと注文することができないようでした。

たまたま昨日見た地元のニュース番組では、静岡駅構内のお店でサブスクで月額1,080円で一日一回500mlまでのマイボトルに淹れたての紅茶を入れてくれるサービスがあるそうなのですが、残念ながら緑茶ではありませんでした。せめて有料の給茶機でも駅や観光地に設置してくれたら、保温のできるボトルで持ち運んで美味しい緑茶を楽しめるのにと思うのですが、なかなかうまく行かないものです。今のところは紙コップに一杯ずつティーバッグで抽出するか、大きめのボトルに複数のティーバッグ(あるいは大きめの紙パックにお気に入りの茶葉を入れたもの)を入れて「緑茶サーバー」にして複数人で楽しむのがいいのかなという感じがしています。ただ、どちらにしても色々と準備が必要なので、かつての揉み出し茶のように、お湯さえあればおいしいお茶がどこでも飲めるようなオールインワンの製品があればいいなと思うのですが。


2022年四月から使い捨てプラスチック削減の方向へ(但しペットボトルは除く)

政府はプラスチックごみを減らし資源循環を促す新法を4月1日に施行することなどを定めた政令を閣議決定しました。レジ袋の有料化からスタートし、今後は今のところ以下のようにお店で提供されてきたものが具体的な削減目標を決める形で、今後提供される場合には有料での提供に切り換わるのではないかと思われます。

(飲食関係)
・フォーク
・スプーン
・ナイフ
・マドラー
・ストロー
(ホテル・入浴施設関系)
・ヘアブラシ
・くし
・かみそり
・シャワー用キャップ
・歯ブラシ
(クリーニング店関係)
・ハンガー
・衣類用カバー

こうなってくると、日常の生活の中で家に持って帰って食べたりする場合には自宅にあるものを使うようになると思いますし、もし旅行の際にいちいちお金を出して購入したくなければ、百円ショップでもいいので、簡単なカトラリーセットおよび洗えるストロー、さらにホテルや入浴をする場合には歯ブラシおよびひげ剃り(男性のみ)、そしてヘアケア関係のポーチぐらいは自分で作って持って行くような心掛けは必要になるでしょうね。

これはこれでゴミとして路上や海岸に散乱するプラスチックごみを削減するために必要な措置なのかも知れませんが、感染症が日本で流行するようになってテイクアウトでの営業が増えるに従って、多くなったプラスチック製の弁当容器についてこれらの中に含まれていないというのは、かさがいちばん大きいプラスチックごみの散乱については2022年4月以降も変わらないのではないかと思えますし、さらに言うと国内のポイ捨てされるプラスチックごみの中で一番多いのは飲料用のペットボトルということを考えると、果たしてこの政策がまともに機能するのかどうかという問題があります。

もし、本気でこうした政策を行なうのなら、弁当容器については土に還る材質(木や土など)を使ったものを業者が購入する場合には補助を出したりして、土に還る材質に徐々に置き換える形で、プラスチックごみを減らす方向に考える方がいいように思います。さらに、もはや簡単に失くそうとは言えないペットボトルについては、先日紹介したばかりの炭酸飲料が入れられる真空断熱ボトルを大手のコンビニやスーパーとタイアップして低価格化したり、炭酸でない飲料(牛乳など)を入れて何度も使えるボトルについての低価格での提供ができるかというのが鍵になるような気がします。

さらに、衛生面からできれば飲料を量り売りする場所で同時に専用ボトルを洗浄できる仕組みを作るところまで踏み込まなければ、世の中で一番多いペットボトルのポイ捨てをへらすことにはなかなか行かないのではないでしょうか。当然、そういう仕組みを作る方が現状と比べてはるかにコストがかかるわけですが、その部分をクリアできないと本気でプラスチックごみを無くすように考えているのかということ自体が疑問に感じてしまいます。

ペットボトルは落としても割れず軽く、さらに自販機でも使いやすいので、全てを失くすことは難しいと思うのですが、うわべだけの対策だけではなく、ゴミ削減を本気で考える意識の高い人の間だけでもプラスチックごみの軽減からの「脱・ペットボトル」の生活ができるような環境整備を今年は行なっていって欲しいと思うのですが。


ついに国内メーカーが真空断熱炭酸ボトルを発売することで私達の生活は変わるか

昨日のテレビニュースで、ついに日本の3大ボトルメーカーのうちタイガー魔法瓶から炭酸飲料が入れられる真空断熱ボトルが来週発売されることがニュースになっていました。

まさに昨日書いていた、保温用の真空断熱ボトルを選ぶ際に、夏にも使えるようにキャップ交換が可能で直飲み対応にもなる「ステンレスサーモボトル」の購入も考えたのですが、そっちに行かなくて良かったとしみじみ思います。

今回のタイガーの製品の肝はそのキャップにありということだそうです。キャップを開ける際に飛び散るのを防ぐための「炭酸ガス抜き機構」、さらに万が一、ボトル内の圧力が異常に高まった際、炭酸ガスが自動で抜ける「安全弁」を搭載しており、メーカーの方で炭酸を入れて持ち運ぶために製品化できたのは素晴らしいです。型番は「MTA-T」が最初に付き、以下のラインナップになっています。

・MTA-T050 0.5L
・MTA-T080 0.8L
・MTA-T120 1.2L
・MTA-T150 1.5L

このラインナップを見て思うのは、コンビニや自販機で購入したペットボトルからそのまま移して仕事時などに利用可能なMTA-T050、1L・1.5Lのペットを少し飲んでから残りを入れ、複数に分けて移動中に飲むならMTA-T080やMTA-T120、そしてホームパーティやキャンプの夕食時にクーラーボックス要らずで冷たい炭酸飲料(ビール含む)を楽しみたい時にはMTA-T150という感じになるでしょうか。最近では自分でお好みの炭酸飲料をソーダストリームで作る方もいるので、その場合は自分に合った容量のボトルを選べばいいでしょう。

こうした状況が広がってくるにつけ、個人的に期待したいことがあります。最近ではシャトレーゼで専用のボトルを購入すると樽入りワインを中味だけ詰めてくれるサービスがありますが、もし全国の酒屋さんなどでビールの量り売りが一般的に行なわれるようになれば、こうした炭酸飲料を持ち運べるボトルに入れて、ゴミを出さずに自宅だけでなく旅先でも気軽に炭酸飲料を楽しめるようになるのではないでしょうか。

個人的には、コンビニやドリンクバーのあるファミリーレストランなとでビールやソフトドリンクの計り売りが行なわれるようになれば、本格的にペットボトルの量を減らせるような試みになるのではないでしょうか。

ただ、出先で購入したペットボトルを保冷したいだけなら、私も現在使っている真空断熱構造のペットボトルカバー(各社から出ています)の利用でも十分です。今回のタイガー魔法瓶の動きを受けて、他の2大メーカーである象印やサーモスがどう出てくるかというところや、今年は本気で社会がペットボトルを減らすための「飲料の計り売り」という形で舵を切ってくるかということも気になります。まあ、そういう事とは別に今後はそれなりにリーズナブルな価格で性能の高い日本メーカー炭酸用真空断熱ボトルが出てくるわけで、その出来ばえには期待しかありません。


ダイソーの「ステンレス茶碗」大小は家の中だけでなく屋外用の食器として注目

インターネットの口コミ情報というのは自分も活用しています。日々のお出掛けだけでは網羅できないような新製品の情報については、やはり紹介してくれる人がいてこそ購入することもできるので、私自身もそうして得た情報を利用し、さらに紹介させていただくことで、本当に欲しいと思う方のところに届けば良いと思っています。

キャンプや車中泊用品としてあると便利なのが、屋外で使える食器類ではないかと思います。今まではキャンプ用の食器を車中泊用に流行したりしていたのですが、良くあるのがアルミ製のスタッキングできる食器や、同じ大きさでスタッキングでき、アウトドア感が漂うシェラカップの利用などがあると思います。

ただ、アルミやステンレス、チタンの食器であってもお湯やスープ、ご飯などを入れると熱くて手では直接持てなくなるので、取っ手があるタイプでないと取り回しが良くないのですが、取っ手がある分収納的には出っぱってしまうため、うまい収納を考えなくてはなりませんでした。また、日常生活の中で使うにはちょっと無理があるという方もいるでしょう。

そういう意味では、今回紹介するダイソーの「ステンレス茶碗」は、少し前に出ていてすぐに店頭から無くなるほど人気だった「ステンレス丼」と同じように、二重構造になっていて、お湯を入れても手で持てます。さらに、普通の食器といっしょに使っても、材質がステンレスの器であることが気にならなければそんなに違和感なく使えるようになると思います。当然金属ですので、落としても割れることは少なくともないでしょう。

写真の小さい方の茶碗にはだいたい180mlの量のお湯を入れることができるので、大きい方の茶碗をご飯用にして、小さい方にはフリーズドライタイプのお味噌汁を作って食べ、食後は小さい方のお茶碗にお茶を入れて湯呑代わりに使えば、アウトドア感はシェラカップ使用時より劣ると思いますが、実用という点においてはこちらの方が便利です。

今回のお買い物で大(どんぶり)中(お茶わん)小(お茶わん兼湯呑み?)が揃ったので、重ねてみました。このようにスタッキングという点ではそこまでうまく行かないものの、大き目の巾着袋に入れて行けば、車でのお出掛けなら全く問題なく運べますので、お茶・コーヒーから味噌汁、ラーメン、ご飯など3サイズの食器でほぼ屋外飯では対応できるように思います。

ちなみに、価格は大が330円、中が220円、小が110円と全て違いますが、とりあえずは日々の食卓で必要が出れば使いながら、車でのお出掛けには大中小のセットを持ち出して、旅先の自炊のお供にしようと目論んでいます。今後、ダイソーではきっちりスタッキングできるようなシリーズが出てくるとさらに嬉しいですが、そんな事も考えながら100円ショップめぐりは今後も続けていきたいと思っています。


旅行中に補給したコンビニコーヒーを保管し衛生的に利用するためのボトルについて

これからの季節は、水分補給にも冷たいものよりも温かいものが重宝されるような時期になってきました。買ったその場ですぐに飲むだけならいいのですが、電車で移動中に電車の中で飲むとか、車でいい景色の見えたところで車を停めてそこでお茶やコーヒーを飲むような場合にどうすべきかという事を、ボトルにお茶やコーヒーを入れて持ち運ぶことから考えていきたいと思います。

お茶の場合、ペットボトルのお茶を移し替えるという方法もありますが、缶やペットボトルをそのまま入れて持ち運べるペットボトルカバーを持って出掛けるという方法の方が今はスマートでしょう。ただこの方法は一人ならいいのですが複数人の飲み物を確保するにはちょっと心もとない気がします。温かいペットボトルは280~350mlと、コンビニや自販機で手に入るのは容量が少ないのが気になります。

二~三人で飲む場合には、保温性の高いステンレスボトルにお湯を入れて持って行き、ティーパックやインスタントコーヒー、ドリップコーヒーを作るという手もあるのですが、ボトルの保温力の問題で、日帰り旅でもお湯を入れた後12時間を経過してしまうと、さすがに温度は下がってきてしまいます。旅行の行きに使うのはいいのですが、帰りには温度がキープできにくいところがあります。

それならば、旅先の現地で湯沸かしをすることができればそれでいいと思う方もいると思いますが、さすがに駅の待合室や道の駅、公園などでもコンロを使ってお湯を沸かすというのはマナー違反だと見咎められてお互いに嫌な気持ちになることが十分に考えられます。

そこで考えたのは、旅先で得ることが難しいお湯の調達は諦め、温かい飲み物を持ち運ぶためには、全国の都市から田舎までいたるところにあるコンビニエンスストアで提供されているコーヒーに絞って、その場で飲むのではなくいったんボトルにコーヒーを移してもらって、そのまま飲むかカップに移して飲むというのがスマートで良いような気がします。これは実は手持ちの200mlボトルを使って一人の時には行なっています。もうその小さなボトルではコーヒーやお茶しか飲まない事にして、匂いが付いてしまったらパッキンや中フタを交換するような気で使っているのですが、今回は同行者がいる旅でそうしたことをしようと思っているので、できれは500ml前後でコーヒーを入れて持ち運び、飲む際にはカップに移して飲むようにしようと考えています。

そんなわけで、手元にある500mlのステンレスボトルについてコーヒーを入れて使うことを考えてみたのですが、やはり問題はコーヒーのような匂いの強い飲み物を入れてしまうと汚れや匂いがこびりついてしまうということです。200mlのボトルと同じようにほぼコーヒー専用のボトルを新たに作るというのも一つの手ではあるのですが、一人の時とは違い、複数の人間でコーヒーを飲むようなケースはそこまで機会がないので、数回の使用で匂いがボトルについてしまうというのはちょっとどうかなと思ってしまうのです。ただよくよく考えたら匂いが付かずにパッキンも使わずに漏れないボトルを持っていることに気が付いてしまいました。

それが、ちょうど500mlサイズのボトルがラインナップにあるナルゲンボトルなのです。プラスチック製のボトルには保温機能はありませんが、これも過去に購入したペットボトル保冷保温用としても使え、ナルゲンボトルがすっぽり入る蓋付きのボトルに入れて持ち運ぶことで、それなりの保温はできると思うので、コーヒーがおいしいうちに飲むようにすればOKです。さらなる保温のために100円ショップで売っているペットボトルホルダーの流用とか、薄めのタオルなどで巻いた状態で保温性のあるステンレスボトルの中に入れるようにします。こうすることでコーヒーの温かさを保ちながら持ち運び、飲み終えた後もパッキンが劣化することもなく、きちんと洗えば中味に匂いが残らないようにして継続しての使用が可能になるでしょう。

これは、車中泊の旅でも十分に使えますね。お湯を作ることができなくても、美味しいコーヒーを持ち運んで景色の良いところで楽しみ、飲み終えた後は水などですすいだ後にキャップの部分は少し念入りにウエットティッシュなどで拭いてしまえば、普通のステンレスボトルを使うよりもコーヒーを入れて持ち運ぶには適していると思います。ちなみに、セブンイレブンのSサイズのホットコーヒーは約150mlなのでだいたい3杯分、Lサイズは約235mlなので2杯分を500mlのナルゲンボトルで持ち運ぶことができます。ただその際には自分で中味をボトルに移し替える必要があります。

また、ローソンの場合は自分でマシンを使うのではないので、ボトルを預けて直接中味を入れてもらうようにすると、直接ボトルに入れてもらえる店舗があり、その場合には一杯につき10円の割引があります。コーヒーの量はSで約160ml、Mが約250ml、Lが約300mlなので、合計が500mlを超えないように入れてもらうようにすれば良いでしょう(マイボトルに入れてもらえるかはお店で確認して下さい)。世界は今の時代、ゴミを出さないように動いていますので、同時に再利用可能なマグカップやシェラカップを用意すればペットボトルや缶を購入する場合よりかなりゴミの量を抑えられます。というわけで、旅先にローソンがあれば優先して使うのがマイボトルコーヒーを楽しみたい場合にはおすすめになるかと思います。

なお、念の為ということで、自宅で淹れたコーヒーをナルゲンボトルに入れ、さらに保温のためにひと回り大きくナルゲンボトルがすっぽり入るペットボトルホルダーにもなるボトルに入れて実質的にこの組み合わせが使えるかをチェックしてみました。ちなみに、写真のようにナルゲンボトルにコーヒードリッパーはぎりぎりセットできるものの、あまりにギリギリすぎるので、もう一回り小さいものでないと直接セットしては使いずらいと思います。

今回は自分で飲むだけなので、セブンイレブンのコーヒーSの2杯分のだいたい300mlで、これを写真のようにニットのペットボトルカバーに入れて蓋をし(こうすると隙間なくぴったりボトルに入るので)、さらに真空断熱構造の蓋のできるペットボトルクーラーに入れます。1時間半くらい16℃くらいの室内に放置したあとにいただいてみましたが、普通に飲むには十分な温かさを保っていました。想定では3名分450mlのコーヒーをコンビニやコーヒーショップでナルゲンボトルに入れてもらい、1時間から2時間くらいの間に移動したり電車の中で落ち着いたら飲むことを想定しています(あまり長く置くと酸化で味か変わってしまうので)。味については細かいことを言ったらきりがありませんが、お湯を持って行ってインスタントコーヒーを飲むよりもやはり美味しいと思いますし、旅先でお湯を沸かすことは電車旅ではほぼ不可能なので、この組み合わせで温かい飲み物をキープすることができそうで、今後の旅での活用が楽しみになってきました。


無印良品「自分で詰める水のボトル」は長く使い続けられる仕様になっていた

先日、ほぼ毎日外に持ち出して主に水分補給に使っていた無印良品の「自分で詰める水のボトル」をつい手から滑らせて落としてしまいました。それがたまたまキャップの方から床に突き刺さるように落ちたことで、見事にキャップが損傷してしまい、中味をぶちまけてしまいました。

中味は水だけなので床はきちんと吹けば良かったのですが、写真のようにキャップはかなりの部分が欠けてしまい、使用不可能のゴミになってしまったのでした。普通考えると、本体が無事であってもキャップは専用であるために外に持ち出すためには単体で持って行くことは難しく、このまま本体も捨ててしまうという風になるかと思います。しかし、無印良品では、各店舗にこのボトルなどを使って水分補給のできるウォーターサーバーを常備するなどしてプラスチックごみを減らす試みを行なっている企業です。実は、以前にとある無印良品の店舗で、このボトルのキャップのみを売っていたことをかすかに覚えていたので、昨日そのお店に出掛けてきました。

ちなみに、このボトル自体は190円(税込)とそれほど高くなく、元の本体を廃棄して新しいもので代替にしてもいいのですが、もしキャップがあればそれを付けて長く使いたいということでお店を探したのですが、店頭にはボトルはたくさんあったものの、キャップ単体はお店にはなく、これは諦めるしかないかなと思いつつもたまたま近くにいた店員の方にボトルのキャップの単体販売はありませんでしたかと尋ねてみました。

すると、お店の方はあるかどうかを調べてくれたものの、当初はお店から注文を出して後日受取りならという感じで話をしてくれていました。それでも、送料がかからずにキャップだけ単体で手に入るならいいかと思ってしばらく待っていたところ、ないと思っていたキャップ単体がお店に在庫としてあったということを知らせてくれました。

そんなわけで手に入れたのが、「自分で詰める水のボトル専用キャップ」という単体の専用キャップでした(^^;)。価格は税込50円で、安く上がったということもあるのですが、それ以上に余ったボトル本体を無駄にすることなく使い続けられる企業の心意気というものを感じることができました。

購入して帰ってから、改めて無印良品のネットショップを見ると、「自分で詰める水のボトル専用キャップ」に限らず、商品が日本国内のどの店舗に存在するのか調べられるようになっていました。本当はこうしたサイトで調べてから在庫がある店舗に行って購入する方がスマートだったのですが、なかなか全ての方がそういう風にいくわけではないでしょう。それでも事前にどのお店に何の品が在庫としてあるかをネット上から確認できるというのは嬉しいです。

今回は、久し振りにやっちゃった感のある失敗をしてしまったのですが、私のようにキャップだけ失くしたり壊したりした人のために別売で品物を用意してくれる無印良品の姿勢には本当に感謝です。まだまだ水分補給が必要な日々は続きますが、継続してこの「自分で詰める水のボトル」を使っていこうという気持ちを新たにしました。おかげで、この夏はほとんどペットボトルゴミを出さずに済みそうです。


ダイソーの千円商品ながらコスパの高いオールインワン OUTDOOR COFFEE MAKER CUP SET

2021年4月からの100円ショップにおけるキャンプ用品の新製品はかなり凄いことになっていまして、様々な100円ショップを渡り歩きながら一通り揃えて、どうしても足りないものをアウトドアショップで買うようにすれば十分なのではないかというくらいのクオリティとコストパフォーマンスを両立した品物が揃ってきています。もちろん、いわゆる安物にしか見えないものもありますが、きちんと選ぶことでお金を掛けずにお出掛けの準備ができます。

今回紹介するアウトドアでコーヒーを楽しめるように設計されたOUTDOOR COFFEE MAKER CUP SETも、ダイソーでは高額である税込1,100円という価格ですが、この価格でも十分に安いのではないかと思うくらいの内容になっています。

パッケージの写真を見ると、アウトドアで使うことを前提とされているようなデザインの箱に入っていて、カップを二つ重ねたような形になっていますが、このセットは同じサイズのプラカップが両側からかぶさるようになっています。

そしてその他にセットされているのは、コーヒーミルの部分とステンレスの網になっているフィルター部分があります。これで、豆を挽いてフィルター部分に挽かれた豆を落とした後で上からお湯を入れ、付属のカップで受けることにより、このセットだけで美味しいコーヒーが入れられるというわけです。

コーヒーミルの部分は、ハンドルが折りたたみ式になっており、実際に使う時には回しやすい上、収納時には小さく折り畳めるので、きちんとセットの中に収納できるようになっています。こうしたギミックは100円ショップで売るようなものではなく、本格的なアウトドア用品ぐらいのクオリティを感じるところです。

豆を挽くのは、金属ではなくポーレックスのコーヒーミルと同じようなセラミックの刃になっています。豆の挽き方も調整が可能で、好みの挽き方を選べます。あまり細かくしてしまうとステンレスのフィルターを通り抜けてしまうものも出てくるので、その辺は気を付けて調整する方がいいでしょう。

このフィルターは豆を挽いたものをそのまま受けられるようになっているのは当然ですが、さらにこのフィルターにはカップの外側に掛けられるような可動式の部品が付いているので、付属のカップだけでなく、同じくらいの口径のカップなら、沈み込むことなくお湯をカップの上の方まで入れてもフィルターが触れにくい構造になっているのもよく考えられています。実際にこのフィルターで粉コーヒーを淹れてみましたが、普通に美味しくいただくことができました。

このセットで二人分くらいのコーヒーを一度に作ることができそうですが、注意点もあります。というのも、このセットには一人分のコーヒーを計るスプーンが付いていないので、別に用意する必要があるということと、フィルターが金属なので使用後の後始末が少々面倒だということですね。

使用後は袋などに使用後の粉コーヒーを出して、フィルター内部に残ったコーヒーの粉をきれいにしておいた方がいいと思うので、処理が終ったら袋を縛ってゴミに出せるくらいの大きさのビニール袋と、簡易的にフィルターを掃除するティッシュや濡れティッシュを屋外で使用する場合には持って行き、そこで出たゴミは家に持ち帰ったり、旅の途中でごみ処理を行なってくれるガソリンスタンドなどで処理してもらう必要があります。

昨日たまたまテレビのワイドショーで見たのですが、河川敷でキャンプを行なっている人の中にはゴミを放置したまま帰ってしまう人だけでなく、現地では禁止されている直火による焚き火を行なって平気な人も多いのだとか。私の場合は、とにかく後処理が大変なので今のところはゴミもススも出ないアルコールバーナーでの湯沸かしや調理にこだわっていますが、そこで出たゴミについては持ち帰ることが当然です。

このセットを使って外でコーヒーを飲む場合、湯沸かしセット(家から熱湯を高性能な真空断熱ボトルに入れてくるのも有り)とコーヒー豆(粉コーヒでも可)を入れる容器と計量スプーンがあれば、外でおいしいコーヒーを楽しめます。私個人はブラックコーヒーでも十分派なのですが、ミルクや砂糖を持っていく場合は手間もかかりますしゴミも増えますので、甘みが欲しい場合は別にお菓子でも持っていくという手もあります。

このブログでも自分なりに揃えた屋外コーヒーセットは別に持っていますが、全てを新たに購入するとなると1万円以上の費用がかかってしまいますし、とりあえずこのセットで楽しみつつ、不満の出てきた分についてグッズを追加購入を考えてみてもいいような気がします。それだけ良くできたセットになっているというのが、一通り使ってみての個人的な感想です。アウトドア用としてではなく、自宅のベランダなどでアウトドア気分を楽しむならこのセットで十分で、飲んだ後の片付けも簡単なので、非アウトドア系の方もぜひ店頭で見付けたら詳しく見ていただきたいと思っています。