車中泊での心構え」カテゴリーアーカイブ

車中泊をするということは、自分の知らない土地に車を停めて長時間過ごすということもあり、その土地土地の人との関係がうまくいかないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここでは、そうした事も想定しながら車中泊の旅に出掛けられる場合の心構えについて考えていきます。

民放AM局は基本的に2028年秋までにFM局への転換を目指す見込みだが

車での旅で、車内で聴くものといえば、昔からラジオが定番になります。長距離を私が過去に走った時には、その土地土地の情報も入れながら走るので、音楽が中心の当時のFM局よりも、情報ワイド系番組の多いAM局を中心に聴いていたのですが、AMの電波の特徴はFMよりも県をまたいでの移動には有利であったことは事実です。

AMの電波は一つの送信局で比較的広いエリアをカバーできるので、山の中などで多少電波は弱くなっても入感しますし、夜になるとAMの電波は電離層にぶつかってさらに遠くに飛ぶので、東京方面から大阪方面を目指す場合、出発時から大阪の放送局にダイアルを合わせておくと、大阪を過ぎてもしばらくはずっと同じ放送局を聴き続けることができ、放送局をいちいち合わせなくてもいいというメリットが有りました。ただし、トンネル内は地元の放送局の電波を流していたので、そこだけ途切れるという事もありましたが。

しかし時代は変わり、いよいよAM放送の送信所が老朽化により免許を更新して電波を発信し続ける事が難しくなってきたということで、現在のAM局の多くがFMの周波数で同時放送をしている中、FMのみの放送局にするための日程が出てきました。免許更新の時期に合わせ、早ければ2028年秋の再免許時でのAM停波実現を目指すそうで、以下の民放がFM放送局を目指すとのことです。

青森放送、IBC岩手放送、東北放送、山形放送、ラジオ福島、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、栃木放送、茨城放送、アール・エフ・ラジオ日本、新潟放送、信越放送、山梨放送、静岡放送、北日本放送、北陸放送、福井放送、CBCラジオ、東海ラジオ放送、岐阜放送、KBS京都、MBSラジオ、朝日放送ラジオ、ラジオ大阪、ラジオ関西、和歌山放送、山陰放送、RSK山陽放送、中国放送、山口放送、四国放送、西日本放送、南海放送、高知放送、RKB毎日放送、九州朝日放送、長崎放送、熊本放送、大分放送、宮崎放送、南日本放送、琉球放送、ラジオ沖縄(北海道地区、秋田地区を除く44局)

こうして見てみると、とにかく広くてFM波だけではカバーが難しい北海道や、日本で最大出力のNHK秋田第二局のある秋田県のみが当面AMを残すものの、他の地域ではAM局が無くなるということになります。

では、今後全国を車で移動する場合に、山間部でラジオは聴けるのか? ということですが、モバイル通信を使ったradikoやらじる☆らじるといったインターネットラジオを普通の人でも使うようになっていくようになっていくのではないかと思うのです。

現在、radikoは地域判定をしていて現在いる地域の民放ラジオをインターネット経由で聞けるようになっているのですが、その場合エリア内であれば携帯電話の電波が届くところであれば今までのAM放送がうまく入らない場所であってもクリアな音声で聞くことができます。また、らじる☆らじるなら全国の各エリアを選ぶことで全国を移動してもエリア切り替えをしなくて済みます。

また、radikoでも有料オプションに入れば北海道にいても沖縄の放送局を聞くことも可能ですし、また本当に全国の民放がAMからFMになりAMが停波すれば、特に北海道の高出力の放送局であれば地元のNHKよりもクリアに入感する可能性もあり、ローカル局とは違いますが、中部から東日本を北海道のラジオ局がエリアにすることも可能なような気もします。これはこれで、どのくらい離れてHBCやSTV(北海道の民放ラジオ)が夜でなく昼間から聴けるようになるのかというのは試してみたいくらいです。ですから、カーラジオ自体はAMラジオの設定も付けておいた方が、携帯電波が途切れて情報が入って来ず、さらに地元のFM局も入りずらい場所に行った時のために残しておく方が良いだろうと思います。

そういうわけで、私自身は通常時はカーラジオよりもインターネットラジオを使って移動中にラジオを楽しみたいと思っているのですが、最後に一つ気になるのが、現在の技術では携帯電話の基地局が日本国内すべてのエリアをカバーすることは無理だということです。車中泊のロケーションを探していく中、良い場所があったとしても携帯電話が全く使えない場合、やってくる連絡を強制的に切断できるということで良い事だと思われる場合も確かにあります。

しかし、大きな災害に遭遇した場合、FMの電波はうまく入らず携帯電話も圏外ということになるとどこから情報を入手していいのかわからなくなります。そのために日本国内のAMの大出力の送信所があるとも言えるのですが(先述の北海道やNHKの秋田・熊本など)、それもうまく入らない場合に備えて、個人的にはある技術に期待しています。それが楽天モバイルが「SpaceMobile」と呼ばれる低軌道人工衛星にLTEや5Gの基地局を載せ、飛躍的にエリア拡大を狙っていますが、この技術が2028年秋までに実現されれば、大規模災害で地上の基地局がやられてしまったとしても、衛星からの電波を受けて最低限の情報を私たちは得ることができるようになるでしょう。ラジオはもちろんのこと、メッセージ交換やウェブサイトを利用可能になれば、私たちは安心して日本全国を車で出掛けられるようになるのではないかと思います。

ここまで書いたように、かろうじてAMを使う民放も残るようですので、今出ている防災用のラジオはそのまま持ち続けても大丈夫ですし、現在でも全国の民放局をクリアな音声で聞くことのできる、「ラジコプレミアム」は全国を移動する車内での利用(実際はスマホで受けてBluetoothスピーカーから出すというのが一番スムーズでしょう)には便利なので、使ってみることをおすすめします。その際は、インターネットラジオを使っても高速クーポンの減らないオプションや、低速切り替え時に制限なくインターネットラジオが使える回線にするようなことも考えておきたいものです。


近ごろの車にはかなり付いている「衝突安全ブレーキ」はあてになるのか

昨日、静岡県沼津市で起こった交通事故は、はからずも全国ニュースとして日曜夕方のテレビニュースで流れていました。テレビの画面を見ていて気付いたのは、車種が日産のノートe-Powerニスモ(のように見えました)という走行性の高い車種であった(?)ことでした。

事故後の内容だけを見ると突っ込んだファミリーレストランの駐車場に入れようとしてそのままアクセルとブレーキを間違えて突っ込んだのだと思ったのですが、内容は違っていました。実は別のショッピングセンターの駐車場で人との接触事故を起こし、そこで気が動転してしまい、勢いよく近くにあったファミリーレストランの駐車場に入り、そのまま店に突っ込んだという、かなり運転者の行動に問題がある状況での事故だったようです。

私自身、ネットニュースの記事で読んだだけなので人とぶつかったりお店に突っ込んだ時にどのくらいのスピードが出ていたかはわからないものの、日産の売れ筋であるノートe-Powerという車の安全装置はどうなっていたのかと思わざるを得ません。

今回の運転者があえて運転システムでカスタム可能な所をいじっていたとは考えられませんし、普通の運転をしている分にはメーカーが主張するだけの安全装置があり、それが問題なく動いていたと考えるのが普通です。

今回事故を起こしたノートも車載カメラがあるでしょうし、前方の車両や歩行者はもちろん、道路上の白線などを検知することはできたと思います。さらに、2015年7月からノート全車種でエマージェーションブレーキが搭載されていると思うので、2016年から登場したe-Powerもそうした装備が付いていないということは考えられません。

となると、こうした最新の安全装置の限界が人間の想定を超えた行動のもとに起こり得るということも考えなければならないわけで、最新の装備があるから大きな事故は起こさないだろうという事も、素直に信じることができないのではないかと思えてきました。

自動運転の時代になれば、人間がパニックを起こして予想に反した運転行動を取らない分、安全装置がうまく機能しないで事故を起こすことはあっても大きな事故は生まれないのかも知れませんが、例えば踏切が閉じている中に強引に進入するようなことを運転者が行なった場合、そこまで強烈に安全装置は機能せず、今までと同じような大きな事故が起こることも出てくると思った方がいいのかも知れません。

と同時に思うことは、もし今回の事故を起こした運転者が、最初に歩行者と事故を起こした際に、車を止めてまずは怪我人の救助と警察への連絡という運転者の義務を果たしていれば、全国ニュースになるほどの事故にはならなかったろうということです。事故を起こして頭の中がまっ白になったとしても、安易に車を移動しようとしないでその場に留まることの大切さというものを改めて思います。

今回の事故でも一連の事故として一つとカウントされるのではなく、複数の人や物とぶつかったものはそれぞれ一事故としてカウントされるので、保険で賠償金が出るにしても、無事故等級が一気に下がってしまい、翌年以降の保険料負担が重くのしかかってきます。改めて「事故を起こした場合は逃げずにまず停まる」ということを意識することが大切だということを肝に銘じたいと思います。


キャンドゥで取扱いが開始された330円アルコールストーブが引き起こす問題とは

ソロキャンプのための装備が日々充実している100円ショップの中で、ついにアルコール燃料を使用するバーナー(アルコールストーブ)がキャンドゥの300円商品(税込330)として販売され、ネット上ではかなり盛り上がっています。

そのストーブはトランギアと同じように芯はなく、中にアルコール燃料を入れて揮発してくるアルコールに点火して燃焼させるタイプのもので、用法を守って使えば格安のソロキャンプ用の装備の一つになりますが、早速購入して使った人の中には「キャンドゥのアルコールストーブが爆発した」という話が出てきています。

普通の100円ショップで売られているものだからと言っても、直接火を扱う商品であるだけに燃料用アルコールの性質および、アルコールを燃料に使って火を扱うことのできるアルコールストーブを安全に使いこなすにはある程度のノウハウが必要であり、説明書きを読まないで火傷をしたり火が他のものに燃え移って火事になってしまったとして、製造・販売側に文句を言うのは違う気がします。そうは言っても、クレームが100円ショップの方に行ってしまうことは今後起こり得ることで、それが商品の販売自体に影響を及ぼさないかどうか心配ではあります。

私は、ネット作家の方が作った市販されていないアルコールストーブを使っていますが、その仕組みは中に入っているセラミックフェルトにアルコール燃料を吸わせて燃焼する仕組みなのですが、液体アルコールが爆発で飛び散って手に付き火傷したりする恐れはないものの、液体であるアルコール燃料をストーブの中に入れ、そこに火を付ける場合、入れる燃料が少ないと空気とストーブ内部で気化したアルコール分が結び付き、爆発的に燃える事は十分に考えられます。キャンドゥのアルコールストーブの場合は液体がそのまま入っているのでたとえ小さな爆発でも熱くなったアルコール燃料が外に飛び散るような事は普通に起きる可能性はあります。飛び散った燃料が手に付いたら火傷するかも知れず、周りに燃えやすいものがあればそこに引火するかも知れず、さらに言うとアルコール燃料をこぼしてしまった場合にストーブが爆発すると、一気に周辺に火が燃え上がる可能性もあります。

キャンドゥのアルコールストーブの場合、容量が80mlで、安全に使うには燃料をその3分の2(約55mlくらい)は入れないと、容器内に存在する空気と反応して爆発を起こしやすくなり、さらにアルコール燃料が空気との反応するのはアルコールを入れてすぐにより爆発しやすくなるそうなので、しばらく待ってから点火することも大事です。

さらに、点火するために火花を飛ばすタイプの器具を使う場合は、アルコールストーブの外側にも火花が飛ぶので、外部に火花といっしょに引火する可能性も出てきますので、点火するにはチャッカマンのような点火部分と手が離れているライターを使う方がいいでしょう。どうしても火花を出す器具を使う場合は屋外およびアルコールストーブの周りに燃えそうなものを置かず、万が一アルコール燃料をこぼした場合には場所を移動するなどの配慮も必要になるでしょう。

かつてのニュースで、着火剤の代わりにアルコール燃料を焚き火に掛けて爆発事故を起こしたケースがあったように記憶していますが、同じような理由でアルコールストーブの燃焼が収まってすぐに燃料を注入したりする事でも大きな音を立てて爆発を起こす危険があります。当り前ですが、直に火を扱う事は危険な事であり、便利に使うためには細心の注意を必要とします。特にアルコール燃料は燃えやすいので、その取扱いには十分に注意しなければなりません。今後の100円ショップがキャンドゥに続いて各社がアルコールストーブを出すかはわかりませんが、正しい利用方法を守って使用することを徹底することはぜひお守り下さい。


全国フランチャイズチェーンのテイクアウト事情 「ゆで太郎」の場合

外食をめっきりしなくなった今日このごろですが、週末のお昼を中心にテイクアウトは結構しています。お弁当屋さんだけではなく、スーパーの弁当のレベルも上がっている中、全国フランチャイズのチェーン店で今までテイクアウトをそこまで行なってこなかったようなお店でもお店に「テイクアウト」の張り紙を出しているところも増えてきました。

昨年から色々なお店でテイクアウトをしているものの、便利で使ってしまうのは結構固まってしまうものです。ただ今回は、自分だけの希望ではなく、市内にいる親戚が行くところがないからと遊びに来た際、外食の定番であろうこってりしたものは今回は食べたくないと言われてしまいました。

詳しく話を聞くと、その日のお昼は人気のない河原でバーベキューをやり、相当肉は食べてもうこってりしたものはいただきたくないとのことで、リクエストとして「そば」と言われたのですが、そばのテイクアウトということで思い付いたのは、近くにお店がある「ゆで太郎」だけだったのです。

確かお店の前を通った時に「テイクアウト」の表示を見た気がしたので、改めてお店のホームページを調べてみると、テイクアウトメニューの表示はないものの、近所のお店がテイクアウトに対応していることだけは分かりました。さらに、ゆで太郎についてテイクアウトで購入した方の解説ページが見付かり、大体わかったような感じがしたので、直接お店に行ってテイクアウトしてきました。

基本的に、テイクアウトの場合も、店内で食べる時と同じように券売機でメニューを購入します。その際、券売機のボタンにテイクアウトできるものは「TakeOut」と手書きで書き加えられたボタンになっているところから選ぶということと、店内飲食では冷・温を注文し分けることができますが、テイクアウトの場合は「冷たいおそば」しか選べないようになっています。

今回はネット上で仕入れたテイクアウトメニューのポスターから好き勝手にこちらが注文を受け、その内容をお店に持って行ったのですが、テイクアウトは券売機でできるはずが、券売機の中にはないメニューが有りました。それが「ミニ丼各種」と「トッピング」のメニューでした。セットメニューでミニ丼が付いたものはあったのですが、単体のミニ丼やトッピングメニューが券売機にはなかったのです。

たまたまお店が立て込んでいたのですぐに聞くわけにもいかず、一瞬オロオロしてしまったのですが、券売機にない「ミニ丼」と「トッピングメニュー」についてはカウンターで直接店員さんに現金を出して精算するようになっているとのことで(これは店内で食事をする場合も同じです)、それは店内の表示で気付きましたが、知らないとさらにオロオロしてしまうことにもなります。自分で食べるだけなら券売機で買えるものを買ってそのままカウンターに出すだけで済んだのですが、今回は注文ありきでその分を買って帰らなくてはならなかったので、かえってゆで太郎の独特なテイクアウトの仕組みを知ることができて良かったようにも思います。

お蕎麦のテイクアウトはスーパーやコンビニにもありますが、あちらの方はそばを打ってからかなり時間が経っていますが、ゆで太郎の場合は持ち帰って早めに食べることができれば、テイクアウトとしてはかなりレベルの高いお蕎麦が(冷たいものに限定されますが)楽しめます。私自身は本日のセット(620円)でもりそばとミニかつ丼のセットをいただきましたが結構蕎麦も量が多く、十分満足して食べることができました。テイクアウトメニューについては公式ページではなく非公式のファンページから見ることになるかも知れませんが、ランチではなく夕食用にテイクアウトするには時間的にはそう混んでいないと思われるので、外食はしたくないけど自宅でお蕎麦を食べたいと思ったら、ゆで太郎のテイクアウトはそう悪くないと思います。


多発する山火事と火器使用時のマナーについて考える 日帰りレジャーや車中泊でのお湯・調理の方法について

2021年2月に栃木県足利市で起こった山火事の原因についての報道がありましたが、最初に火の手が上がった場所は山中にあるハイカーの休憩場所だったのではないかという指摘がありました。そこには休憩用のベンチが置いてあったということですが、もしそこで誰かがライターなどを使用したり、まさかとは思いますが調理や湯沸かしのために火器を使ったり、焚き火をしていたとしたら、乾燥している空気が強い風とあいまって火が燃え広がってしまったということも十分に考えられます。

また、同時期に起こった東京都の青梅市の山火事の場合は、原因が焚き火であったことははっきりしていて、火元の部分では消火できたものの、その場所から飛び火が起こって離れたお寺の周辺でも火事になってしまったということです。改めて乾燥注意報が出ている中で、さらに風が強い中では火器を使う場合には細心の注意が必要です。飛び火は風の状況でどこに行くかわかりませんので、いったん火事になってしまったら消火するには大変な労力がかかります。その点については一連のニュース報道を見ていると改めて心に留めて置かなければと思うところです。

私の場合は、もしこうした山火事の原因を自分が作ってしまったなんてことを考えただけでも恐ろしくなるので、冬で風の強い時期においては火器系の利用そのものにナーバスになります。しかし世は空前のキャンプブームで、さらに揺らめく炎を眺めるために焚き火をする人もいます。もちろん、直火でなく焚き火台に薪をセットし、安全に行なう方がほとんどだと思いますが、強い風が吹いて焚き火台ごと吹っ飛んでしまった場合、それがどこかに燃え広がる可能性も0ではありません。

同じようにガスやホワイトガソリン、アルコールを燃料として使うキャンプ用のストーブについても、本体ごと風で飛んだとしても周辺に延焼するような物がない場所で行なわないと、やはり恐いことに変わりはありません。

特に車中泊では火器の使用をしていて車内が火事になってしまったら閉め切った車内で一酸化炭素中毒を起こしたり、狭い車内で使用中の火器を倒して炎上してしまった場合、火が大きくなって車内の燃料に引火して爆発ということも考えられますので、比較的倒れにくいカセットコンロなどを車内で使うようにし、車内でもそれなりに広いスペースを作り(作れる車でないと厳しい)、人がぶつかる気がねがなく、さらに換気にも十分に気を付けるに越したことはないでしょう。私の車は普通車なので、直接車内で火器は使いたくないということで、最近はソーラーパネルでポータブル電源を充電して使うような事も想定しています。乾燥して風の強い時には火器の使用を中止し、ポータブル電源でも使える家電製品を使って調理をすることも考えておいた方がいいかなと思うこともあります。

ただ、これは堂々巡りになりそうなテーマでもあります。実際に様々なキャンプ用のストーブや火器を試してみると、火器の方が扱いやすいと思える場面もあるのです。大きなポータブル電源を持ち出せば電子レンジの使用も視野に入るものの、かなりの設備投資費がかかります。お金を掛けて一式揃えたとしても、ポータブル電源の容量が無くなった場合、カートリッジを替えるようにすぐに電源を満充電にすることはできません。この辺は電気自動車が抱える問題と同じで、燃料を充填すればしばらくは燃料補給の心配なく長距離を走ることのできるガソリン・ディーゼル車と比べて(ガソリンで回す発電機を装備する電気自動車もこちらのグループに入ると思います)、コンセントからの充電だけに頼る電気自動車というのは、急に長距離移動の必要があっても充電し完了を待つまでの時間がどうしてもかかってしまいます。その辺を考えると、やはり火器を使いたい誘惑に駆られます。前述のように、きちんと設置するスペースが車内にあり、いざという時には消火もできるような設備を整え、メーカーが推奨する使い方を守って使用する分には何も問題はありませんが、なかなかそこまでするのも難しいので、私のような普通車での車中泊旅を考えるにあたっては考えることが多くなってしまうのです。

そんなわけで、私自身は今後に備えてある程度、ソーラーパネルからポータブル電源に充電して、そのポータブル電源で動く調理家電を用意することで、走行充電でもある程度のバッテリーが充電できるなら、いざという時の備えとして持っておくのもいいとは思っています。先日大きめのソーラーパネルを購入したこともあるので、その辺についても改めてグッズを安く揃えつつ、自分なりのやり方をここで紹介することができればと思っています。

さて、話を最初の足利市の山火事に戻しますが、基本ハイキング程度の山歩きなら、わざわざ湯沸かしのための火器を持って行くよりも、出掛ける日の朝、事前に内部を温めた高性能の真空断熱ボトルに熱湯を入れ、念の為タオルで巻いて熱が逃げないようにして持って行けば、昼食用のお茶・コーヒー用だけでなく、カップ麺を作るくらいなら十分な熱さの湯温をキープすることができます。ボトル自体もこのブログで紹介したニトリのHEATEXシリーズが安価な山行ボトルとしてはかなりの性能があるので、出掛けるならこうした用意をした上でレジャーを楽しまれるのが良いと思います。

昨日にはさらに群馬県桐生市で山火事が発生するなど、乾燥する日々が続きますので、週末に野外でのレジャーを計画されている方は、くれぐれも火の元にはお気を付け下さい。


GoToキャンペーンの利用継続についての考え方

この文章を書いている中で、大都市だけでなく北海道の利尻島でもクラスターが発生したから言うのではなく、既に寒波に見舞われていたヨーロッパでの新型コロナウィルス感染者の増え方を見ると、日本でも同じように感染が広がることはある程度予想は付いていたということを前提にしてこれからの事を書こうと思います。

過去の日本ではスペイン風邪の流行はあったものの、その時代を知っている人がほぼいない中で、日本列島に新型コロナウィルスが入ってきて、学校が休校するような事になり、自宅に引きこもる人が増え、ストレスをためる人が増えてきました。さらに今まで当り前のように営業していた飲食業や宿泊業の存続自体が危ぶまれる状況が訪れたことから、旅行に行き、食事に行くことで関係者の生活を守ろうと意図する中で、GoToトラベル・GoToイートのキャンペーンが張られ、それが一定の効果を(業者だけでなくひきこもっていた人にも)挙げていたことも確かでしょう。

しかし、最初に書いたような北海道の離島でクラスターが発生してしまうような事が実際に起きてしまうと、GoToキャンペーンが、その恩恵に預かることなく穏やかに暮らしていた人の心に不安ということだけでなく、深刻な生活への影響を与えてしまうことになってしまっていることを理解しなければならないでしょう。

ちなみに、利尻島での感染のきっかけは島内の誰でも利用できる食堂だったそうですが、一定の場所にとどまっての会食の危険というものを感じるとともに、宿泊や食事についてその費用を助成する政策というのは、離島や山間部のような地域に生きる人たちの生活を脅かす可能性があり、地域を限定して業者への支援金を出すような方向に助成の形を変えることも必要なのではないでしょうか。

ただ、どうしてもその場所に行かなければならない人がいたとしたら、そうした助成を行なっている場所に入るために事前に検査を受けて行くようにするとか、食事も食堂ではなくお弁当などのテイクアウトで提供するようにするとか、外部から来る人間の排除ではなく安全に住み分けできるようなシステムを作っておくことも大事なような気がします。

私自身はどうしても出掛けなければならないような場合には(現状では検査は自費になると思うので検査しないで出掛けることが前提で)、車中泊利用で、食事も事前に用意するか、基本はテイクアウト利用をしますが、お店の方々の対応で可能ならば、車の中で待っていて電話ないしネット注文をして車の前までテイクアウトの食事を届けてもらうような形でできるだけ地元の人と接触しないような方法を考えると思います。

今後、何の対策もしないでGoToキャンペーンを続けた場合、単に感染者数の増加ということだけではなく、都市と農村・漁村・山村といった地方との個人的な軋轢が生まれ、コロナ後の旅行にも悪い影響が出てしまうのではないかということを心配するところもあります。それと同時に、どこかへ出掛ける以外に引きこもり状態のストレスを軽減する方法について、みんなで考えていくべきだろうと思います。


キャッシュレス時代でもまだ必要な「硬貨」の使い方について

今回のエントリーは、それこそ時代の流れとともに不必要になるかも知れませんが、2020年時点ではまだ必要な部分が残っていて、それは日常生活の中でも、さらに旅行先でもあれば便利度が変わってくると思うので、自分の経験とともに紹介してみたいと思います。

前回のエントリーでは自転車の部品交換のために時間を合わせて近くにある自転車屋さんに行ったのですが、部品交換のために1時間前後待たされることがわかっていたので、自転車屋さんに行く前に、そのお店からほど近いショッピングモールを訪れました。そのお店では水道水を濾過したお水のサービスを行なっていて、毎日の飲料水および料理用として汲みに行くのですが、ボトルだけを先にショッピングモールに持って行き、ボトルを店内にある買物客のために設置されたコインロッカーに収納しました。

多くのショッピングモールでは、コインロッカー(今回利用した店舗では普通のコインロッカーだけでなく冷蔵保存ができるロッカーも設置されていました)が設置されていると思いますが、その多くは100円とか500円とかの硬貨が必要になるものの、利用後にはコインが返却されるタイプの(当日利用限定ですが)ものが結構あります。

過去において、私が出掛けた旅先では那覇にあるイオンモールで、荷物を抱えたままショッピングモールをウロウロすることなく、無料で荷物をコインロッカーに預けた状態で帰りの空港に行く直前のお土産を、ショッピングモールの食品売場で空港価格より安く購入することができました。その事を思い出して、まずは水用のポリタンクをロッカーに入れ、いったんショッピングモールから自転車屋さんに行きます。自転車を預けてから改めてショッピングモールに戻り、給水および買い物をして、水と買い物袋をまたロッカーに預けます。こうすると何回も自転車屋さんとショッピングモールを往復する手間はかかるものの、重い荷物を持ったまま移動しなくても済むというわけです。最終的には歩いて自転車屋さんへ行って部品交換が完了した自転車を受け取り、その足でショッピングモールに戻ってロッカーの中から荷物を出してそのまま自転車で帰りました。

ただこれも、使おうと思った時にロッカーが全部塞がっていたら駄目なので、その時の状況によって便利に使えるかどうかは変わってきます。どちらにしても、手元に細かいお金(この場合は100円玉)がなければスムーズに利用することができなくなります。

旅行先ということでは、日帰り入浴を行なっている温浴施設のロッカー(下駄箱を含む)で硬貨が返却されるタイプのロッカーが入っているので、現在キャッシュレス化という風になってはいるものの、財布の中には10円・50円・100円・500円の硬貨を揃えて入れておくと、いちいち両替する手間を省けるので、まだ何かと便利であることは間違いありません。

ただ、今後はこうしたロッカーの利用についてもスマホのQRコードやおサイフケータイ機能を使って利用できる方向に進んで行くのではないかと思っています。最近見掛けた飲み物の自販機では、自販機とスマホをBluetoothでつなげてLinePayで飲み物が買えるような仕組みのものがありましたが、逆にそうなると各種アプリがサクサクと動くスマホを持って行くか行かないかで旅先でもその便利度が変わってくるということも出てくるかも知れません。まあ個人的には出掛けた先でスマホを使ったさまざまな無人サービスが始まったら積極的に使ってみて、その使い勝手を試してみたいとは思います。

スマホを使った無料ロッカーのサービスがいつ始まるのかはわかりませんが、まだ実現していないものについてはすぐにどうなるものでもないということも確かでしょう。というわけで、財布を硬貨で膨らませたくない方でも、いざという時にすぐに使えるように最低限の硬貨は用意して旅の仕度をするのがまだ必要になるのではないでしょうか。


車中泊の場所選びは慎重にするべき理由

前回書いた、スマホ・パソコンからの車中泊場所のネット予約が普及して欲しいと思うことには、実は最近頻発している殺伐としたニュースも関係することがあるので、前回の続きにはなりますが、その事について書かせていただきたいと思います。

まず、どんな方でも車中泊の旅をするというのは日常生活の全てではないと思われます(日本一周などで常に移動しながら旅をしている方でも、一周してしまえば戻る自宅があることがほとんどでしょう)。特に今の時期というのは、積極的に外出することは自粛される傾向にあると思うので、外出すると言っても近所に買い物に行くぐらいの範囲に限定されている方も多いでしょう。そんな中、毎日同じ所を往復するようになると、普段の風景というものに馴染んでしまい、もしその中に何か違和感を持つような事が起きれば、不安になることも出てくるのではないでしょうか。

ここでは主に車の事について話題にしているので、普段停まっていない県外ナンバーの車が長時間駐車しているのを見た場合、県外から人が来ているのでは? という不安感だけでなく、この車の持ち主は何の目的でこの場所に長時間車を停めているのか? という風にも考えてしまいます。

それでも、街中や都市部では県外ナンバーの車が停まっていてもそこまで目立つわけではありませんが、私など新型コロナウィルスの騒動前には人が来ない山の中で車中泊を行なったこともありますが、たまたま地元の人が通るような場所で車中泊を今の時期にした場合、逆に自分の車が「何の目的でこんな所に?」という感じに思われてしまうかも知れません。

今の感染症による不況の状況が関係あるのかはわかりませんが、全国で農産物や家畜の窃盗事件がニュースで報道されています。例年と比べてこの類の事件が増えているかどうかというのは、あくまでテレビ局のスタッフがそうしたニュースをチョイスしただけかも知れないので、テレビで報道したから増えたとも言い切れないのですが、全国のニュースでこのような事件が多く報道されると、まだ何も被害を受けていないような所でも今以上に「よそ者」の出没に気を配るようになっていくと思われます。

当然ながら車中泊をする事自体はそこまで非難されるような事はないと思うのですが、車中泊する場所を決める際は、できるだけ不審車両と誤解されるような場所は避け、人もめったに来ないような所まで範囲を広げて探すことも考えましょう。もし車中泊場所を決めようとしている中で地元の方に会った場合、むしろこちらから積極的に話し掛けて、地元の人に迷惑のかからない駐車場所について聞いてみるというのもいいかも知れません。そこでの反応で、あまり良い反応がなかった場合にはその場から離れることもその後のトラブルを避けるためには必要かと思いますし、後から気まずい想いをしたくない場合には、キャンプ場の利用も考えるべきでしょう。

コロナの恐怖が去った後も、ここまでの社会状況には変わる部分と変わらない部分が出てくると思います。その際、今までの車中泊についての常識も変わってくることも考えられます。とにかく、日本国内の場合安全に車中泊のできる場所というのは、どこも誰かの持ち物であることには変わりはないので、車中泊の場所決めについては今後、今までよりも慎重に行なうことに越したことはないでしょう。


災害に備えるためにも食事はお米中心に

新米の季節になり、おいしくお米を食べられる季節になってきました。最近では糖質の摂取を嫌うことで、炭水化物を摂らない食生活をなさっている方もいるかも知れませんが、個人的には主食としての「お米」があり、そこから様々なおかずのバリエーションを考えつつ、栄養面についても考えた食事を低コストで楽しくできればと思っています。

私自身、パン食も嫌いではないのですが、やはりお米は日本国内で生産され自給できる食べ物なので、農家の方々にこれからも作っていただけるように常にお米はストックしています。パンと比べると、そのままでは食べられないし炊くまで時間がかかることから、買ってきたらすぐに食べられ、コスト的にも安いと言われる食パン中心の食生活の方がいいという方もいるでしょう。今回は、お米を食べるために置いておくことでの危機管理的なメリットについて考えてみましょう。

このブログでは過去にも数年間保存の効く、災害対策用の缶詰に入った食品をまとめて紹介したことがありましたが、こうした非常用食料を災害が起こった直後に求めても、なかなか入手しにくいというのが正直なところでしょう。基本的には普段利用しているスーパーの営業が中止されている期間を何とか乗り切るだけの食料の調達について考えた時、少しの非常用食料だけだと、かなり多めを用意しなければならないとともに、ずっと災害が起きない状況で無駄にしてしまう可能性も併せ持ちます。

さらに、災害時には電気・ガス・水道などのライフラインが寸断される可能性もあるので、冷凍食品を大量に買っていても、長期間食べ続けるのは不可能です。お菓子やパン類についても同じで、これらは非常用というよりも普段の生活の中ですぐに消費できる量を確保しておき、停電ですぐに食べられる食事として数食分くらい用意する程度がせいぜいだろうと思います。

その後、何をもってお腹を満たすかということを考えた場合、お米のストックさえある程度の量があれば、おかずが何もなくても調味料だけでもお腹は満たせますし、おかずになる缶詰各種のストックがあれば、さらに状況は良くなります。問題は、生米をかじるのが嫌な場合(^^;)、どうやって炊くかということですが、やはり災害用としてはカセットコンロとカセットガスについてはある程度備蓄しておくことで、ご飯は炊けます。

鍋をガスにかけて(当然蓋は必要です)ご飯を炊く方法については、事前に調べてプリントアウトしておくことも立派な災害対策ですので、鍋でご飯を炊くのに不安な方は事前に用意しておきましょう。ちなみに、私が参考にしたのは以下のサイトになりますので、興味がある方はチェックしてみて下さい。

・しんのすけのドタバタキャンプ「ご飯の炊き方」
https://sinnosukedayon.naturum.ne.jp/e18025.html

お米の場合はガスの他に水も必要ですが、これもペットボトルに入った水のストックをしておくか、スーパーなどで集客用にサービスしているお水のストックを日頃からしておくことは必要になります。もちろん、避難所へ出向いてお弁当や菓子パンなどの支援を受けることもできるかも知れませんが、その場合は受け身の食事となり、配給が来るまで待たなければなりません。

私の場合は、キャンプ用品で食事を作るための食器や鍋類、さらにカセットコンロよりも小さくて持ち運びやすい小型コンロはバックパックに入れてまとめてあるので、いざという時には旅にも非常時にも持ち出しできます。旅の途中で地方の銘柄米を買って現地のキャンプ場で炊いて食べるなんてことも可能ですし、そこでのお米がおいしかったら自宅用に買って帰れば、何よりのお土産になります。備蓄も効き、どんなおかずとも合うという特徴を生かし、できるだけ自宅でのお米のストックは切らさないようにしつつ、いざという時に自然と備えられる生活を続けるよう心掛けています。


車内のスマホ使用時には充電されているかの確認を

この間出掛けた時、メインスマホをカーナビ代わりにして使っていました。カーナビとしてスマホを使う場合、カーナビアプリの用途的にスマホに何も触らないでいて画面がブラック・アウトしてしまうと困るので、常に高い照度で画面が保たれています。つまり、その際にはかなりスマホの電力消費量が高くなるわけで、ちょっと何か問題が起きると、かなりまずいことになります。

この間は一応行きに目的地までカーナビを使い、改めてスマホのバッテリー残量を見たところ、何と20%台まで下がっていました。充電用のアダプターはかましていたのですが、たまたまシガーソケットに差したアダプターの接触がうまくいっていかなったらしく、充電しないまま長時間画面を明るくしたままスマホを使い続けていたことが原因だったようです。

問題は、その後正しくケーブルを接続し、きちんとスマホ本体の表示で車のシガーソケットから充電していることを確認した上で帰りのカーナビアプリを使っていたのですが、カーナビアプリを使いながらだと現在の電池残量は一応保たれているものの、充電をするところまでの出力が今使っているアダプターにはなかったようです。

今まではある程度スマホの充電が済んでいる状態で使っていたので、高出力(2~2.4A)のアダプターは使っていなかったのですが、車のパンクと同じく何が起こるかわからないので、やはりスマホ充電については一つの方法ではなく複数の対策を考えながらでないと遠出をした先でのトラブルにつながるのではないかとしみじみ思いました。

悪い事に、普段なら持っていく高出力のモバイルバッテリーも車でちょっと出るだけだからと置いてきてしまったので、今回は全ての行程でカーナビアプリを使わず、必要に応じて使うようにして何とかスマホの充電はある程度できるようになりました。これが全く地理的に不案内な場所での場合ではやはりカーナビアプリは常に起動させておきたいところなので、普段から高出力のアダプターを使わなくても良い場合も、いざという時のために高出力アダプターやモバイルバッテリーを用意して使うことも考えておきたいですね。

ちなみに、何回も書いていますがそんな中でタイヤがパンクしてしまい(^^;)、保険会社やJAFからの連絡を待つために音声電話は生かしておかなくてはなりませんでした。私の場合、現状ではスマホではネットのみ、音声通話はガラケー(ガラホ)に分けていたので電話を待つ際にはバッテリーの残量を気にする必要はありませんでした。ただ、今後はガラホを止めて今使っているスマホにデータ通信と音声通話を一元化して二台持ちを止めるというプランも考えていたのです。しかし、今回のような急なトラブルに見舞われた場合、電話が主でネットが補助的に使われることもあると思うので、やはり「ガラケー+スマホ」という二台持ちは崩さずにいた方がいいかなと思いつつ、やはり端末が増えるとわずらわしい事が増えるのでどうしようかなと考えているところです。