車中泊での心構え」カテゴリーアーカイブ

車中泊をするということは、自分の知らない土地に車を停めて長時間過ごすということもあり、その土地土地の人との関係がうまくいかないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここでは、そうした事も想定しながら車中泊の旅に出掛けられる場合の心構えについて考えていきます。

自分の車を守るためドライブレコーダーに加えて付けたい補償

あおり運転の動画がテレビで放送されることに慣れつつある今、さらにびっくりしたのが、東名高速道路上り東郷PA付近において、車の後方を走行しながら「エアガン」とみられるものを窓から出し、前を走る車にめがけて打ってくる衝撃的な映像でした。

この映像は前方と後方にカメラのあるドライブレコーダーでないと撮れない映像だと思ったのですが、実際は同乗者が後ろ向きに撮影した動画がニュースでは流れているようです。ただ、一人で運転することが多いなら、現在ドライブレコーダーを付けている方でも後方も撮影できるものに買い換えを検討しなければならないと真剣に考えている方も少なくないでしょう。しかしそれだけでは不完全です。ここでは、実際に決定的な犯行の瞬間を撮影し、警察に届出をした後にあった方がいいことについて考えてみます。

最初にお伝えした「エアガン」を発射した車については、テレビではナンバープレートが隠れていたもののきちんと記録されているようだったので、少なくとも車の持ち主が特定され、その中でその時間に運転していた人物が特定されるでしょうが(ナンバープレートには付け替え疑惑がありますが、犯人は特定され逮捕状が出ているそうです)、問題なのはエアガンによって傷つけられた車の傷を修理する費用について、特定された犯人に支払能力があるか? というもう一つの問題が出てきてしまいます。

そもそも、事件となった後で何をするかわからないようなその相手と賠償について直接交渉するなんてことはできるだけ避けたいというのがほとんどの人が考えることでしょうし、そんな時の事を考えた自動車保険による補償というものを考えるのが、ドライブレコーダーを設置することとともに大事になってくることなのではないでしょうか。

基本的には車の保険には「車両保険」があり、その保証内容によって被害を受けた車両を修理するための支払いが受けられますが、たとえ自分に非がなくてもケースによっては翌年の保険料が上がってしまうディメリットがあります。今回のように動かぬ証拠として動画があり、その犯人を特定できる場合は、自動車保険のプランの中で翌年の保険料が上がらないまま相手との交渉を代行し、賠償金を払ってもらうのに利用できる特約があります。

最近では基本プランでセットされている場合も多いので、今お持ちの自動車保険の保険証券を見て欲しいのですが、その中に「弁護士費用特約」というものが入っているかどうかがポイントになります。紹介したエアガンで撃たれたような場合は交通事故ではないので、直接保険会社の担当社員が動けないというのが現在の考え方ですが、相手に対する交渉事を弁護士に依頼する費用について、保険会社が支払うというのが「弁護士費用特約」です。この特約は単体で利用しても翌年の保険料が上がることはないので気軽に保険会社に相談の上で知り合いの弁護士や保険会社が紹介してくれる弁護士に動いてもらえます。

個人対個人の交渉では全く話にならなくても、さらに一括での修理費支払いが無理だと言われても、弁護士が直接交渉することにより相手は話に応じざるを得ず、さらに弁護士に依頼してからは個人同士の直接交渉はできませんので、相手と話すこと自体がストレスになるような事もありません。うまく示談が進めば、一括払いは無理でも分割での賠償を得られる可能性もあります。

ただし、この「弁護士費用特約」というのはあくまで弁護士に支払う報酬にあてられる費用を出すだけなので、弁護士を通しても何ともならない相手だった場合、修理費を回収できない可能性もありますので(ただしその際にかかった弁護士費用は規定の金額分保険でまかなわれます)、その点だけはご了承の上、いざという時に備えるのがいいのではないかと思います。


暑熱順化が夏の車中泊のカギか?

東海から関東にかけて梅雨明けの声を聞くことになりました。晴れるようになると、日中は猛烈な暑さになり、さらに夕方には大気が不安定になり、雷を伴った大雨が降り、夜は蒸し暑くなるという天気にこちらではなっています。

蒸し暑い日本の夏に対してはクーラーのある部屋で休むことが熱中症にならない方法だということで外に出られないような状況になっている人もいるかも知れません。そうした生活というのはある意味ではいいと思うのですが、単に外出するだけでなく、外でレジャーをしたりキャンプや車中泊で夏の暑い盛りにクーラーを使えない状態で寝るような状況になった場合、暑さを体感しないでまともに暑さにやられてしまうと、それが体調を崩す原因にもなりかねません。

特に今年の状況は、それまで雨や曇りの日が多く、東京などは梅雨明けがかなり遅くなるなど、涼しい日々が続いていたのに急に暑くなったことで、体が暑さについていけなくなるような形で体調を崩してしまうケースがこれからは心配になってしまいます。

そこで、勧められていたのが「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という暑さに体を慣らす行動です。元々人間の体というのはある程度は暑さに対応できるようになっており、汗をかいたり皮膚の血流を増やすことにより体温の上昇を抑え、さらに汗として出てしまう塩分についても、汗をかく人は体外に出てしまう塩分の割合が少なくなり、その分の塩分が血液中に再吸収されることから、汗をかかない人よりも脱水症状を起こしにくい(体の塩分が少ないと体に水分をつなぎとめておくことができないので脱水症状を起こしやすいのです)という情報もあります。

蒸し暑くなったからと言って、一日中クーラーがある部屋でずっと生活をしていると、部屋から出ない場合にはほとんど汗をかかずに済んでしまうということがある反面、外に出てあまりの暑さだった場合に体がだるくなったり、夏バテの症状も起こしやすくなってしまいます。

そこで、この時期に必要なことはある程度汗を流して自分の体を「暑熱順化」させることが大切になっていくのです。これからの時期、車で出掛けた際には好んで車中泊をやる人だけでなく、どうしても目的地にたどり着けずに車の中で仮眠を取らざるを得ないという場合も考えられますので、「車中泊をしない自分には関係ない」ということはなく、この夏に車で長距離の移動を計画している人にとっては、今のうちから自分の体を暑さに慣らしておくことを考えておくべきだと思います。

具体的には、「やや暑い環境」で、「ややキツいと感じる」運動を1日30分行なうことで汗をかくようにする事が推奨されています。ウォーキングや自転車での移動というのが誰にもできることですが、お風呂に入って汗をかくようにすることも良いと言われています。当然、そうした運動の際にはきちんとした水分補給が大事になりますので、運動をする場合や夜寝る前にはしっかりと水分補給を忘れないようにしましょう。

こうして、たっぷり汗をかいた後は、しっかり着替えるようにしないと汗が冷えて逆に体が冷えてしまいますし、何より不快になりますので、水分補給を含めたこまめな体をケアをこの時期にはしつつ、いざという時の車中泊にも体調をくずさない体を作ることを目指しましょう。


夏に向けた季節の車中泊の環境作り

夏の車中泊というのは冬と比べると、着込んだり暖房方法を工夫すれば電気を使わなくても(お湯をわかして湯たんぽを作るなど)何とか行なえるのではないかと思うのですが、夏の暑さの場合はクーラーを使わないとなかなか快適に車内を冷やすことは難しいように思えます。

実は先日、大阪朝日放送の深夜番組「ビーバップハイヒール」で、思わぬところで命を落とすケースというものを解説した放送をTVerで見たのですが、旅行中の若い女性が前日に普通に生活していたものの、翌朝起きて来ないと思ったらホテルの部屋で亡くなっていたという、かなりレアなケースだとは思いますが、その際の死因は何か? という風な形で番組は進行していきました。

恐らくテレビで紹介されるくらいなので実際にこのような形でお亡くなりになった方がいて、その状況を解説していたのだろうと思うのですが、この場合の死因が「エコノミークラス症候群」であるという事に、当初はちょっと納得が行きませんでした。

ただ、ホテルのベッドで普通に寝ていても何かの拍子で血栓ができる事は考えられますが、たまたま固い物の上に乗ったとかしないと普通のホテルのベッドのようなところで血栓ができるという事は考えにくいと思うのですが。ただ、番組ではホテルの部屋でかなりの汗をかいて水分が抜けたため体内の血がドロドロになってしまったということと、その女性がホテルの部屋であってもトイレに起きたくないと寝る前に水分を摂らなかったため、普段よりも血栓ができやすい状態になっていたという補足説明がありました。たとえ自宅であっても、寝相の関係で体を圧迫することで血栓ができやすくなった場合、十分な水分補給をしていないと命の危険もあるという事を改めてこの番組を見て認識することになったのですが、そう考えると改めて考えてしまうのがやはり真夏の車中泊の環境整備というところになります。

過去に言われてきた事に、単に車のシートを倒しただけの状態で寝に入った場合、ベッドで寝る場合と比べるとかなり不自然な格好で過ごすことになってしまうわけですので、まずは体の一部に力がかかり、血栓ができる事をできるだけ防ぐため、フラットな床にマットを敷き、体重を分散させるような寝床を作りたいですし、異様に汗をかいて体の水分が抜けてしまわないように風通しを良くするなどの工夫も必要になります。もちろん、水のペットボトルは常に枕元に置いて、喉が渇く前に定期的な水分補給を心掛けることも忘れてはいけません。

さらに、血栓予防に開発された「弾性ストッキング」を履いて寝るということも、エコノミークラス症候群を心配する場合にはやっておく必要もあるかも知れません。夏の車中泊については万全にしたつもりでもこのように危険があるものだと思っていた方が、いわゆる最悪の事態を避けられるというようになるのではないかと思います。

また、個人的にはここで紹介できるだけのノウハウはまだ持っていないのですが、水を入れて気化熱で冷たい風を起こす、USB経由で動く「冷風扇」は、水で濡らしたフィルターに風を当てることで多少の加湿効果もあると思うので、車内を乾燥させず、扇風機よりも涼しくなるのなら、気休めに過ぎないものかも知れませんが、夏の車中泊用に物色してもいいかなと思っています。ただ、どのくらい熱帯夜の中で使えるかということはわからないので(^^;)、今後の課題ということにしたいと思います。


今だからこそカップ麺用の自動販売機があったらいい

NHK総合・BSプレミアムで放送されていた朝の連続テレビ小説「まんぷく」が最終回を迎えました。ここ数年のNHKは、コマーシャルを放送せず、特定の企業の利益になるような事を普段の放送では決してしないのに、このドラマのように事実に基づきながらもフィクションをおりまぜれば、ドラマを見ていたほとんどの人が「チキンラーメン」「カップヌードル」を売り出している日清食品の物語ということはわかっているという、基本的にコマーシャルをやらないNHKの大きなる矛盾を感じてしまうわけですが、それだけ「カップヌードル」という製品は画期的な食品だとも言えます。

いつでもどこでも作ってすぐに食べられることはもちろんすごいですが、調理方法がお湯を注いで3分ないし5分(一部の製品の場合)待つだけというその作り方も「チキンラーメン」の時にできていたとは言え、器も一体になったことで野外や旅先での心強い備蓄食料としても意味が出てきます。

大機な災害に備えて役所などが市民に配る分のカップ麺を用意しているところもあるでしょう。問題は前回のテーマでも触れました、災害時にどうやってお湯を作るのかということになってきます。

今までは何とか自分で用意してきた水から火器を使ってお湯を作る方法について考えてみましたが、災害が起きなければ、旅先でカップ麺を食べるにはかえって事前にカップ麺を用意しない方がスムーズに食べられるという事があります。

というのも、今のスーパーやコンビニでは、電気ポットに定期的にお湯を用意していて、自店で購入した商品を店内で食べることができるようになっています。今後は消費税引き上げの影響で購入した商品を店内で食べられるイートインの存在意義も問題になってくることはあるでしょうが、あえて高い税金を払ってでも、購入と同時にお湯を入れて調理し、その場で食べることができる環境が整っている今の日本は大変便利だと改めて感じます。

そんな中で、朝ドラでカップヌードルを売るために考えられたものの一つに、その場でお湯を注いで食べられるようにする自動販売機の存在が知られるようになりました。私自身もそんな自動販売機があったことは記憶していて、それこそ高速道路のサービスエリアや一般道のドライブインに設置されていて、まだコンビニエンスストアのない地方では単に商品が出てきて、お湯を入れて食べるだけの単純な作りだったものの、深夜に何も食べる所がないような場合には重宝しました。うろ覚えの知識で済みませんが、最近でも静岡県内では静岡と愛知の県境にある「潮見坂」の道の駅でカップヌードルの自動販売機を見た気がします。

先に述べた通り、今後の消費税引き上げにともなう軽減税率の適用について、スーパーやコンビニ内に「イートインスペース」を付けて提供する場合、単にカップ麺を買って帰る場合には8%で済むものの、イートインスペースで食べることを申告しただけで10%になるので、もしかしたら今あるイートインスペースが無くなってしまうのではないかという恐れも出てきます。

では、カップ麺の自動販売機の場合はどうなのでしょうか。同じように考えると最初から10%上乗せされた形で販売されるのかも知れませんが、自動販売機の回りに飲食スペースが無い場合はどうなるのでしょうか。同じように判断に迷うケースとして、様々な飲み物を提供する自動販売機があります。ペットボトルや缶入り飲料の場合、その場で必ずしも飲まなくてもいいので8%で提供できるのではないかという可能性があります。

さらに言うと、カップが出てその中に注入するタイプの自販機はどうなのか? というところもありますが、逆に今回の消費税の軽減税率の判断で、単なる商品の販売ということになれば、自動販売機でカップ麺を購入したいと思う人のニーズが生まれます。

さらに一部のコンビニエンスストアが深夜の営業をしないということが当り前になってくると、今までは必要なかった人員を必要としない営業の方法として改めてカップ麺の自動販売機の設置へ舵が切られるような状況もあるのではないか? という気もします。

どのくらい自動販売機による売上げが上がるかということも考えなくてはいけませんが、定価で売れるというのも自動販売機の魅力であり、昔懐かしいお蕎麦などの自動販売機が揃った「オートスナック」が観光名所にもなる現在、新たなカップ麺の自動販売機の設置が全国で進んでくれれば、車中泊の旅で夜食が食べたくなった場合に、マップで登録された自動販売機の設置場所へ向かい、そこで夜食をいただいた上で車中泊というパターンも使えるようになるかも知れません。

ただ、そもそも今年10月に消費税が引き上げられるのかという問題もあるのでまだ不確定な要素は多いのですが、メーカーが新たに最新の自動販売機を全国に設置するということになったら、ぜひ食べに行ってみたいものですが(^^)。


インドネシアの津波の恐ろしさから車中泊の旅を考える

インドネシアで起こった大きな地震を伴わない津波の被害は、日を追うごとに大規模になっていくようで、まだまだ増えるのではないか? という感じもします。それは、いわゆる何らかの「予兆」が全くない中、さらに周りも良く見えない深夜に起こったという悪い条件が重なったことにより、まともに津波を受けてしまった人が相当いるだろうと思えるからです。

今回のケースは、少し離れたところにある火山の噴火によって土砂崩れが起き、その土砂の勢いで津波が起こったという、地震とは関係なく突然やってくる津波ということなのですが、テレビでは何故か日本で同じような地震による被害の可能性について、多少の報道はあったものの(九州の阿蘇山の噴火で地すべりが起き、別のところで津波が起こった事例があるとの話はテレビで見ました)、自分の住む南海トラフに接する地域ではどうなのか? ということについては説明はなかなかされません。

そんな中、これは2017年10月のニュースなのですが、正に今回のインドネシアで起きた津波と同じようなメカニズムでの被害が過去に出ていたのではないかとする研究が発表されたというものがありました。

それは、日本の歴史では戦国時代初期の1498年に起きた、南海トラフ巨大地震と考えられながら全体像が不明確な「明応地震」について、駿河湾内で海底地滑りが原因の局所的な津波が発生した可能性が高いと指摘する研究があるというのです。

駿河湾は数々の深海魚が生息する深い海溝があることでも有名ですが、そんな高低差のある海底内では海底に震源域がある地震や、海底火山の噴火活動によって崩れてしまった場合、場所と規模にもよると思いますが、通常の津波よりも早く陸地に到達する津波となって沿岸部を襲う可能性も拭いきれないという話もあります。

このニュースは、津波工学が専門の阿部郁男常葉大教授が執筆した論文、「駿河湾内の津波痕跡に着目した1498年の明応東海地震の津波波源の検討」、土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.73,2017.が発表される前に地元の新聞社が報じたものですが、今のところ大きな地震に伴う津波警報・津波注意報は出てくるものの、海底での地すべりが地震とは関係ない原因で起こった場合、すぐに警報を出して告知することは難しいでしょう。

今回のインドネシアでの津波は、暗くて海の様子が見えない深夜に起こったことで、全く津波が来ることを考えていない中で被害に遭ったという点で、やはり車で出掛けて海の近くで車中泊スポットを探す場合でも、高台で車中泊をできる場所を探した方がまさしく予想もできない災難から逃れるためには、そこまでの配慮も必要になってくるのかと思うところもあります。

海に限らず自然は様々な恵みを私たちにもたらしてくれるものの、ほんの気まぐれで容赦なく破壊を起こす恐い存在でもあります。車中泊場所を決める場合、多くの車が集まる道の駅や高速道路のサービスエリアを嫌い、人や車の来ない場所を見付けるような方もあると思いますが、今の世の中ではスマホのアプリに防災用の危険箇所を表示してくれるアプリもあります。私が入れているのはAndroid用になりますが「地理院地図++」というアプリで、防災関連のハザードマップの他、道路の冠水危険箇所や事前通行規制区間など、いざという時に役立ちそうな様々な情報が記載されたマップを利用できるので、車中泊場所のチェックや、通行時の安全を確保するために必要になれば使いたいと用意しています。ただし、最初に紹介した通り津波というのは現在の学問をもってしても正確な被害範囲を予測することは難しいと思いますので、各種データはあくまで参考とした上で、安全に車中泊できる環境について考えていきたいものです。


ヒッチハイクを甘く見ない方が良い

先日このブログでも紹介しましたが、NHK総合テレビの「ドキュメント72時間」で名神高速道路の草津パーキングエリアに密着した際、本線への入り口のところで車に乗せてもらおうとするヒッチハイカーにも取材していました。

びっくりしたのは、単に交通費節約のために乗せてもらうのではなく、自らの行動を生配信することが目的でヒッチハイクをしている人がいたことです。その方は男性でしたが、髪を長く伸ばしていて、遠目から見ると女性に見えることで、男性のドライバーを騙すと言っては何ですが、あわよくば自分の姿を見てドライバーがどんな変化を見せるかということをあわよくば配信して自分のチャンネルを見てくれている人を楽しませようとしているフシがありました。

こうした事はユーチューバーの鏡というべき演出方法なのかも知れませんが、お金の無い若者の移動を援助しようと思った人の心をないがしろにさせてしまう可能性もあるので、事前事後に十分な説明があって運転手がその演出意図に理解を示した場合なら許されることもあるかも知れませんが、生配信ではすでに世界中に向けて先に流れてしまうので、後からいくらフォローしても許されないという可能性も出てきます。

私自身はそういう事に巻き込まれるのはあまり好まないので、番組を見た後には今までケースによっては乗せてあげてもいいかなと思っていたところもあったのですが、今後は慎重に相手を観察した上で誰でも乗せてあげるようなことは慎もうと思えてしまいました。他の方はわかりませんが、いきなり自分の車の中で生実況を始められたら、相当の違和感を感じるというのが普通ではないかと思うのです。

そんなヒッチハイカーについて、前々から言われている「車に乗せる方のリスク」がそのまま事件になってしまったニュースが有りました。40代の女性が自宅付近まで送って欲しいと通り過がりの車に乗り込み、降りる際に助手席にあった運転者のカバンを掴み、半ば強奪するような形で降りた強盗の疑いで逮捕されたという事です。運転者に気付かれないように置き引きをするのではなく、相手に抵抗されることを見越しての行為は、下手をすると運転者が怪我をしたり最悪の場合は命を落とす可能性もあります。こんな事が普通に行なわれる社会にこれからの日本がなっていくのだとしたら、正直怖いですね。

私自身は見知らぬ人との間でヒッチハイクをしたこともされたことも経験はないのですが、まだ車を持っていなかった学生の頃、男女別相部屋というとほ宿とかユースホステルを利用していた時には、たまたま知り合った車で来ていた社会人のお兄さんに私ともう一人いた旅行者の人が車に乗せてもらい、電車やバスでは行けない観光地へ連れていってもらったことに感謝し、逆に自分が車で旅をするようになって同宿になった人と団体行動をする際に複数の車に分乗してプチ団体旅行のように楽しんだことはいい思い出です。ただ、その場合は事前に宿で食事をしたり談話室でお話しをする中でこの人は、翌日に車に同乗させても大丈夫なのか判断することは可能でしたし、もし何か問題があった場合は宿に宿泊者のデータを聞けばその人の素性は明らかになったので、お互いに納得の上で車に同乗させたりさせられたりという付き合いをしていましたが、今ではちょっとそんなことはできないかも知れません。

そんなことを考えながら書いていて、小説家の坂口安吾のエッセイ「エゴイズム小論」の事を思い出しました。童話の赤ずきんちゃんが親切心から森のお婆さんをお見舞いに行ったものの、その先でおばあさんに化けていた狼に食べられてしまう(最後には狩人によってお話では助け出されますが)という、話を引き合いに出して「親切」という行為について書いています。その中で心に残っているところを今回ご紹介します。

(ここから「坂口安吾/エゴイズム小論」からの引用)

親切にしてやったのに裏切られたからもう親切はやらぬといふ。そんな親切は始めからやらぬことだ。親切には裏切りも報酬もない。(中略)親切のおかげで殺されても仕方がないといふ自覚の上に成立ってゐる絶対の世界なのである。

(引用ここまで)

確かに、自分の今までの行動というものを顧みるに、ほいほいと知らない人の車に乗るのもこちらから知らない人を車に乗せるのも、ある程度は性善説に基づいて行動をしていますが、最悪の場合にとんでもない事件に巻き込まれる危険はあっただろうと思うものの、基本的には恩に着ることはあっても着せたことはありませんでした。まさに「情けは人の為ならず」の精神だったように思います。

今後、車にどうしても乗せてほしいと頼まれた場合、もし最初からの同行者がいた場合は自分の判断で何らかのトラブルに巻き込んでしまう危険性がないとも言えないので、同行者の方から乗せてあげてほしいと強く頼まれない限りはヒッチハイカーは乗せないと思います。一人で運転中にそんな場面に出食わした場合は、紹介したニュースのように貴重品を見えるところに置かないで、簡単に車内の荷物を盗まれないように、事前に車内の座席に物を置かないようにするなど(こうした心掛けは車上荒らしの被害防止にも役立ちます)の対策は今後必要になると思います。くれぐれも軽い気持ちでヒッチハイカーを乗せることは避け、自分なりの結論というものを見付け出してみることをおすすめします。


「無人販売所」が将来なくならないために

日本では季節によって様々な作物が収穫でき、春夏秋冬どこかでおいしくいただける名物があるものです。そんな中、シーズンを迎えた温州みかんの地域ブランドで、抜群の糖度があり人気も最高の「三ヶ日みかん」の農家さんの受難に関することが地域のニュースとなって配信されてきました。

全国どこの地域でもある「無人販売所」は、売る方にも買う方にもメリットの多い手法です。自分の田んぼや畑の近くに販売所を設置し、お金を入れる箱を設置すれば道の駅のように許可をとったりしなくても、すぐに自分の所で収穫した農作物を販売することができます。人気の無人販売所では近所からだけでなくわざわざ遠方から来てくれる人もいるかも知れませんし、人件費がかからずに販売ができるというのは、現金収入のない農家さんにとっては大変ありがたいものでしょう。

また、購入する側にとっても、まさか無人販売所でその土地とは全く関係ない作物を売るということはないでしょうから、生産者の顔を想像しながら安心して購入することができますし、金銭の授受を簡略化しているがゆえのメリットもあります。それは、お店だとどうしても細かい価格になっていて支払いがめんどくさいところ、無人販売では利便性の面から細かい端数の出ない売値にしている状態で量も多くなっていたりして、あくまで原価に近い状態で安く購入できるということです。

そんな貴重な場所である無人販売所の状況が色々と変わりつつあるというのが全国的な傾向なのだそうで、今回ニュースで見た三ヶ日みかんの産地でも起こっています。ここまで書けば多くの方はおわかりでしょうが、無人店に出ている作物を持って行っているのにお金を入れなかったり記載されている価格を無視して、少ししかお金を入れないで持って帰る万引き行為が後をたたないのだそうです。

地元紙の取材に応じた老夫婦は不本意ながらも販売所の中にお金を出して監視カメラおよびカメラ稼働用のバッテリーを数万円のコストを掛けて設置したところ、ひどい時には商品の半分が万引きの被害に遭っていたこともあった以前と比べて、カメラに写った姿から窃盗犯の特定ができたこともあって被害額が目に見えて減っていったとのことです。しかし、そうした設備投資をしないと、タダではないとわかっていても持って行ってしまう人が無くならないのでは、ダミーの監視カメラが見破られたり、何の対策もしていない善意の無人販売所が万引きの被害に遭ったまま泣き寝入りしてしまうことを意味します。今後の無人販売所のあり方についても、販売所そのものを閉鎖する事を含めて生産者は考え直すことも予想されます。

農産物の窃盗については、収穫直前ですぐに売れる人気の農産物に狙いを付けて、一気に収穫しながら盗んで行く事件は全国で起こり、問題になっています。そうした事件と比べると無人販売所での万引きは規模こそ小さいですがやっていることは同じで、罪も大きいということを忘れてはいけないでしょう。

今後、従来の形の無人販売が継続できなくなるくらいの万引き行為が深刻な被害を農家の方々に与えるくらいになってしまったら、ごくごく零細にやっているところを除いては、卵やイチゴの無人販売で良く見るような自動販売機形式での無人販売を考えるところも出てくるかも知れませんし、生産者自体が手広く商売をしているところの中には、クレジットカードや電子マネーをかざすことで目的の品物が入っているケースを開けて商品を取るような機材を導入して、料金もしっかりと消費税込みのものを取るようなことにもなってくるのかも知れません。ただそうした機械を販売目的で使えるところというのはある程度限られてしまい、そういうところにも大規模にやっている農家と、あくまで小規模にやっている所との格差がさらに広がってしまい、買う方としても今までのような素朴な無人販売所での買い物を楽しめなくなってしまうような気もします。

日本が欧米と違うのが、行き届いた公衆道徳を多くの人が守ることだと言われていた時代もありました。それこそ誰でも開けることのできるクッキーの缶にお金を入れるような形式の無人販売でも、夕方に生産者が行けばきちんと売上げと金額が一致しているようなことが普通だったのです。現代の日本は国内でも一部のマナーの悪い旅行客が場を荒らす事例もあるなど、そうした過去の状況とは違うことは当然わかってはいますが、せめて昔から無人販売があったことを知っている人の間では、やはり購入した分のお金はきちんと箱に入れて、小規模で消費税も取らないで販売してくれる農家さんに感謝する気持ちを持って無人販売所を利用するというのが大事になっていくのだろうと思います。


車中泊旅行でのごみ問題

日本人とゴミというと、サッカー観戦の後にゴミ拾いをして帰る日本サポーター存在がクローズアップされたり、例えばパリの街中でのごみ問題はポイ捨てをする人が多いのだそうで、かなりパリの街中が汚れているのは確かなようです。その流れの中で、パリの街のゴミ問題について、東京の繁華街の綺麗さに学ぶべきだというような内容のニュースが、テレビを付けたら放送されていました。ニュースに限らず最近のテレビバラエティでは、日本人の素晴しさをことさらに強調するような内容が多い中、「本当に私を含めた日本人は街をきれいにしているのか?」と思うこともあります。

というのも、車で移動中に感じることが多いのですが、高速道や国道のバイパスに入ったり出たりする道で特に目立つのが明らかに車からポイ捨てされたペットボトルやゴミで左右の側道が目立っていることです。

私の通った所では「ポイ捨て禁止」の看板も整備されていましたが、結局のところ人が見ているところでは捨てないような人でも、車で、しかも夜など人が見ていなくてさらに罪悪感が少ないような場所では他の国々と同じく公衆の場所にゴミを捨てることは普通にあり、決して日本人はきれい好きだとまでは言えないのではないかと思ってしまうわけです。

また、高速道路のごみ箱が明らかに溢れているのにその中に更に押し込んだり、ごみ箱でないところにゴミを置き去りにしたりするケースもあり、「旅の恥はかきすて」という言葉そのもののような所があるのではないかと思っています。

私自身は車で出掛ける場合はある程度のゴミはビニール袋にためて、有人のガソリンスタンドでゴミの処理を行なってくれるところではゴミ袋ごと渡して処理をお願いするということはあります。今までの経験上、逆にガソリンを入れている時にお店の方から「ゴミはありませんか?」と聞かれることが多いので、もしスタンドの従業員の方にゴミ処理を断わられるようなことがあったら、ゴミは車内保管して別のスタンドで改めて聞くか、もち帰りを考えます。
また、高速道路のゴミ箱を使う場合は、大きなゴミ袋をまとめて入れるというよりも、片手でつかめるくらいのゴミを入れたり、その場で飲んだ缶やペットボトルを入れるくらいにとどめるようにしています。

そうは言ってもなかなか旅先でゴミを捨てる場所が見つからず、さらに弁当のカラなどで匂いが気になる生ゴミが出る時もあるかも知れません。その場合には真剣に蓋の閉まるゴミ箱を車内に置くことも考えた方がいいでしょう。私の場合は専用のゴミ箱ではありませんが、ゴミ袋をそのまま車内に放置したくないような場合には、アイリスオーヤマの出している「RV BOX」シリーズの蓋付きバケツを使ってゴミを持ち運びます。

「RV BOX」シリーズの蓋付きバケツには2つの大きさのものがありますが、より活用できそうなのは大きい容量20リットルのRV-25Bです。実はこのバケツ、最初からゴミ箱の用途として購入したのではなく、蓋の上に乗った場合の耐荷重が約180kgもあるので、踏み台として使ったり、蓋の上にクッションを敷いて椅子代わりに使ったり、災害で断水した場合の水入れ(その場合には大き目のビニール袋をかぶせることで、ゴミ箱にも水入れにも使うことができるようになります)に使うことも可能です。さらにこれ自体に座れることから、携帯トイレをこのバケツの上に置いて使い(もちろん蓋の上にビニール袋をかぶせるなどして漏れないようにして)、使い終えたものはバケツの中に入れてトイレセットとしても使えないことはありません。

臭う生ゴミや使用済の携帯トイレを中に入れる場合は、さすがにその匂いまでは遮断できないので、消臭スプレーも同時に用意しておけば車内での匂い対策もできます。日帰り程度の車旅ではゴミは基本持ち帰りで十分だと思いますが、数週間から数ヶ月かけて車で色んなところを回るような場合は基本的にゴミ処理は自分ではできないと思いますので、できるだけゴミを溜めない旅を目指しつつ、どうしても出てしまったゴミについてはこうしたゴミを収納するスペースに一時的に保管し、ガソリンスタンドで処理してもらえるような一連のサイクルを作ることをおすすめします。くれぐれも、もう行くことはないからと言って車の窓からポイ捨てなんてことはやめましょう。


車旅の途中にちょっと山登りという考えは危険

車で旅をする中で、車を麓に置いていわゆる低山に登っている人をうらやましく思う時があります。自分の体力に必ずしも絶対の信頼を置いているわけではないので無理をする気はないのですが、旅の途中に山に登るのが面白そうで、さらに家族連れで小さい子も登っている簡単そうな山があれば登ってみたいと思うこともあったのですが、最近になって実際に起こった山の事故を検証した新聞記事を読む機会があり、そうした低山を甘く見る事がいかに危険な事かという事を実感した次第です。

低山と言えども登山をするためには、まず足元についてしっかり準備をしないと思わぬ怪我をする恐れがあります。段差や岩を踏んで行く場合に足首をしっかり固定するような登山のためのシューズを履くのが基本です。極端な例として、ビーチサンダルを履いたまま岩の多い山道に入っていってしまうと、足をぐらすだけでなく岩の先端や木の枝で体を傷つけてしまう恐れがあります。これは山登りではありませんが、先日の波照間島でサンゴでできた岩がゴツゴツしている場所でつい島サンダルを履いたまま入ってしまい怪我をしたということも痛い教訓として残っています。その場の思い付きだけで山に入って行かないということが、車を運転した旅の中では大切だということですが、最初から山へ行こうと思っている方でも万全の準備が必要であることが改めてわかったのでその内容について紹介します。

まず、山の天気は変わりやすいということで、肌着やズボンはウールや化繊のちゃんとした山用の速乾性のものを着て行き、雨具も上下一体型のポンチョではなく上下別の山用のレインウェアを荷物になっても持っていくことが大切です。過去に低体温症になって亡くなった方はことごとくそうした準備がなく、大量にかいた汗や雨を全身に受けて体が冷えてしまって生命の危機に直面してしまっています。

また、お弁当以外にも非常用の食料を持っていくこともありますし、いざという時に連絡する手段を確保するためにも工夫があった方がいいでしょう。2018年5月のゴールデンウィークに親子で遭難したケースでは、残念ながら二人とも低体温症でお亡くなりになってしまったのですが、当初は親族に電話にて野宿するとの連絡があったものの、恐らくスマホで連絡をしていたので電池が次第になくなり、肝心な捜索活動を行なっている時に電話が繋がらなくなってしまったそうです。

スマホでは地図アプリを起動するとGPSにより自分の現在位置を把握できるなど便利な機能が満載ですが、普段の生活のようにスマホを使っているとあっという間に電池が切れてしまいます。外付けのモバイルバッテリーを持っていたとしても避難生活が長引けば同じ事でしょう。確かにGPSを使えば自分の位置を確認できますが、専用のアプリがなければ場所を特定できないので「緯度経度」をスマホで調べてその内容をメモ用紙に書いておき、探しに来てくれる人と連絡が取れたらそのデータを電話で伝えるようにすれば電池も減らずに必要な情報を知らせることができます。

私自身は通話用にガラホを持ち、スマホやタブレットは通話以外の用途に使っています。識者によると連絡は家族より110番に掛け、なるべく電池を消費しないように捜索が開始されるまでは電源を切っておくなどの電池を消費しないような工夫が大事だということです。ただ、ガラケーに災害用の手回し発電機能が付いたラジオと接続ケーブルのセットがあれば、捜索が終了する夕方から翌朝にかけてはガラケーの電源を切り、ラジオのハンドルを回しながら充電作業をするようにできれば、何とかいざという時の通話も可能になるかも知れませんのでどこにも持って行く荷物の中に非常用ラジオとケーブルを加える余地はあるのではないかと思います。

また、一般的な遭難時の対応としては、遭難したと思ったら来た道を戻るようし、それもわからなくなったらむやみにその場から動かないようにし、絶対に下りない(崖で進めなくなるだけでなく滑落する危険がある)。草木が生い茂っていると空から見付けることが困難になるので、登山道でない林道や獣道にむやみに入らないということも大事なことです。

あとこれは、あまり余裕のない旅の計画を適当に実行している私としては耳の痛い話なのですが、登山の計画は十分に余裕を持って立て、下山については遅くても午後3時までには開始するということも大切なのだそうです。そのくらい早く動けば、多少迷ったとしても周辺が明るいうちに下山できる可能性が高く、暗くなった山道というのは昼とは全く違って迷いやすくなるというのは事実です。そもそも、日帰りのハイキングというつもりで出掛けた時に、ヘッドライトのような夜間歩行のための装備を持って行く人はまれでしょうし、そうした装備がなければなかなか夜間に行動することは難しいと思います。そんな事まで考えて山登りをするのでなければやはり危ないと考え、もし車旅の途中で山に登りたいと思うのなら、出掛ける時には車の中に必要な道具を入れておき、万全の体制で山に入ることができるようにしておくべきだと私は思います。


対面通行の高速道路で気を付けたいこと

長野県佐久市の中部横断自動車道で昨日早朝に大きな事故があったとのニュースがありました。中部横断自動車道はよく使う道路なので、どんな事故状況だったのか気になったのでニュースをよく読んでみると、正面衝突をしてしまったとのこと。

高速道路で正面衝突とは「逆走」なのか? という風に思う方もいるかも知れませんが、この道路は一部区間で中央分離帯に柔らかいポールが立っているだけの対面通行になっている場所が多く、事故現場の映像を見るとどうやらその対面通行の部分ではないかと思われました。

しかも、今回中央分離帯を越えてきてしまったと思われる車が軽自動車で、衝突した相手が普通車で、中に乗っていた人へのダメージは明らかに軽自動車の方が大きかったようです。普通事故の時には、自分からぶつかってしまうような意識があれば、多少は身構えることができそうなものですが、早朝だったことで意識すらない状態だったのかもわからないものの、軽自動車と普通車との衝突ではどうしても軽自動車の方に大きなダメージが出てしまうということを考えると、次の車は軽自動車にしようかという決意がちょっと揺らいでしまったりします。

しかし、こうした対面通行の高速道路を走行中の場合、こちらが意識を無くすほどの眠気に襲われることがあればそれは自分の責任で事故を起こしてしまう可能性はありますが、普通はそうした眠気は仮眠や眠気を払う対策があるものの、逆にセンターラインを越えてくる車がいた場合はどうすればいいのか、そんな事も考えておきたくなります。

高速道路で正面衝突ということになると、車が障害物や壁にぶつかるだけの衝撃ではなく、相手側もそれなりのスピードで走っているので正面衝突した際のエネルギーは少なくとも単独での衝撃の倍以上になる可能性があります。ボクシングで言うとクロスカウンターのようにまともに入ってしまう事に今回の事故でもなってしまったと思われますので、常に対面通行では前方の車にも気を配り、おかしな動き(居眠りや酒酔い運転の場合はフラフラすることが多い)をする車を前方で見付けたら、もしもの時の事を考えスピードを落として左側に寄るなどし、もし相手車がセンターラインを越えてきたとしても正面からまともにぶつからないような準備をする必要も出てくるでしょう。

しかし、過去に起こった事故の内容によっては、そうした予兆は一切なく、ある意味自分からセンターラインを越えて故意に事故を起こそうと決めて高速道路に乗ってくる車もあるかも知れません。これは非常に稀な事ではありますが、可能性の一つとしては考えておかなければならない事だと思います。

そのように考えると、特に対面通行のエリアにおいては、たとえ後ろから煽られたとしても制限速度を守って走った方が当然正面衝突した場合のダメージは小さくなるわけですから、そのように安全を守って走る事でいくらかでも自分にかかってくるダメージを減らすことができると思います。特に乗用者タイプでない軽トラやワンボックス車の場合、自分のすぐ前に相手車が突っ込んできてしまうということを考えると、必要以上にスピードを出して自分の身まで危険にさらすことはないのではないかと思います。

また、今回のような事故の状況を見る中で思うところは、眠気を我慢して深夜から早朝に距離をかせごうと無理をして走る場合、自分自身は運転に問題がなくても無理をして走っていて事故を起こしてしまう相手車に巻き込まれるような形で事故の当事者となってしまうケースも十分起こり得るということもわかります。

私自身は過去の車中泊をする旅行というのは結構無理な予定を組んで走ることもあったのですが、朝はそこまで早朝から走らずに皆が寝ている時には寝るような予定を組む大切さというものも改めて感じるところです。深夜に走って朝やお昼に寝るような事をしようとしても回りがうるさかったりして十分な睡眠を確保できないケースもあるかも知れません。車中泊用に環境を整えた車であるならば、他の車がサービスエリアで仮眠を取っている時には同じように寝て、十分な睡眠を取って出発することで、渋滞にはまることはあっても相手の車に巻き込まれるような事故にお付き合いしない方を選ぶというのも一つの考え方ではないでしょうか。