車中泊での心構え」カテゴリーアーカイブ

車中泊をするということは、自分の知らない土地に車を停めて長時間過ごすということもあり、その土地土地の人との関係がうまくいかないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここでは、そうした事も想定しながら車中泊の旅に出掛けられる場合の心構えについて考えていきます。

車内のスマホ使用時には充電されているかの確認を

この間出掛けた時、メインスマホをカーナビ代わりにして使っていました。カーナビとしてスマホを使う場合、カーナビアプリの用途的にスマホに何も触らないでいて画面がブラック・アウトしてしまうと困るので、常に高い照度で画面が保たれています。つまり、その際にはかなりスマホの電力消費量が高くなるわけで、ちょっと何か問題が起きると、かなりまずいことになります。

この間は一応行きに目的地までカーナビを使い、改めてスマホのバッテリー残量を見たところ、何と20%台まで下がっていました。充電用のアダプターはかましていたのですが、たまたまシガーソケットに差したアダプターの接触がうまくいっていかなったらしく、充電しないまま長時間画面を明るくしたままスマホを使い続けていたことが原因だったようです。

問題は、その後正しくケーブルを接続し、きちんとスマホ本体の表示で車のシガーソケットから充電していることを確認した上で帰りのカーナビアプリを使っていたのですが、カーナビアプリを使いながらだと現在の電池残量は一応保たれているものの、充電をするところまでの出力が今使っているアダプターにはなかったようです。

今まではある程度スマホの充電が済んでいる状態で使っていたので、高出力(2~2.4A)のアダプターは使っていなかったのですが、車のパンクと同じく何が起こるかわからないので、やはりスマホ充電については一つの方法ではなく複数の対策を考えながらでないと遠出をした先でのトラブルにつながるのではないかとしみじみ思いました。

悪い事に、普段なら持っていく高出力のモバイルバッテリーも車でちょっと出るだけだからと置いてきてしまったので、今回は全ての行程でカーナビアプリを使わず、必要に応じて使うようにして何とかスマホの充電はある程度できるようになりました。これが全く地理的に不案内な場所での場合ではやはりカーナビアプリは常に起動させておきたいところなので、普段から高出力のアダプターを使わなくても良い場合も、いざという時のために高出力アダプターやモバイルバッテリーを用意して使うことも考えておきたいですね。

ちなみに、何回も書いていますがそんな中でタイヤがパンクしてしまい(^^;)、保険会社やJAFからの連絡を待つために音声電話は生かしておかなくてはなりませんでした。私の場合、現状ではスマホではネットのみ、音声通話はガラケー(ガラホ)に分けていたので電話を待つ際にはバッテリーの残量を気にする必要はありませんでした。ただ、今後はガラホを止めて今使っているスマホにデータ通信と音声通話を一元化して二台持ちを止めるというプランも考えていたのです。しかし、今回のような急なトラブルに見舞われた場合、電話が主でネットが補助的に使われることもあると思うので、やはり「ガラケー+スマホ」という二台持ちは崩さずにいた方がいいかなと思いつつ、やはり端末が増えるとわずらわしい事が増えるのでどうしようかなと考えているところです。


やっぱり「スペアタイヤ」は必要だと思ったことについて

突然のパンクトラブルに遭遇し、まずは車を安全なショッピングモールの駐車場に停め、保険会社の事故受付ダイヤルに連絡しました。保険会独自のロードサービスはあるものの、正直どの業者が(保険会社が委託している地方の修理業者の可能性もある)いつやってくるのかわからないということもありますし、ずっとJAF会員だったこともあり保険会社の方からJAFに転送してもらい、内容の打ち合わせを行ないました。ちなみに状況などは先に保険会社の方に伝えてあるので、二重に説明することは無かったです。

ちなみに、保険会社でもJAFでもパンクに対する対応というのは基本的に「スペアタイヤ交換」になります。しかし、今軽自動車やコンパクトカーにはスペアタイヤが付いていない車が少なくないわけで、そうなるとロードサービスでできるのは車の中に入っているパンク修理剤で応急処置をしたり、外から塞ぐことができる程度の穴であれば、簡易的な修理(有料)を行なうか、それとも自宅あるいは修理工場までのレッカー移動を行なうかということになります。

ちなみに、今回の場合パンクしたのが夕方で、JAFの方に現地までの到着時間を伺ったところ、最初は大体2時間くらいと言われ、その時間ではタイヤ専門ショップは閉店してしまうので、最悪の場合はレッカーで自宅駐車場まで運んでもらうことになるのでしょうが、そこからの移動ができなくなってしまうので、翌日には出張での修理かタイヤ交換をお願いすることになってしまってけっこう大変になります。そうなると、高額の請求を覚悟して深夜営業ありのガソリンスタンドに移動してもらうということも考えました。

その後、作業を行なう方から直接連絡が入り、直前の要請がキャンセルになったため当初の予定より一時間早く来てくれることになりました。こちらはそれまでに車中泊用具でいっぱいの荷室をひっくり返し(^^;)、何とか今まで未使用だった応急用タイヤを出して待っていました。

JAF隊員の方はそのタイヤをしばらく調べていましたが、空気は抜けているもののヒビや穴はなく、バルブの状態も良好だということで、パンクしてしまった右前のタイヤを外し、さらに右後のタイヤを外しそのタイヤを右前に移動し、応急用タイヤを右後に付けるという少々手間のかかる作業を行なっていただきました(自車はFFのため、応急用タイヤは後輪に付けた方が安全に走れるのです)。JAFの方が持ってきたジャッキはかなり頑丈そうなものが2つで、過去に何回か自力でタイヤ交換をしたことがある私でも、プロに任せた方が安全で確実であることを改めて実感しました。ちなみに、今回の場合は結果的にスペアタイヤの交換だけで済んだので、料金はかかりませんでした。

今回、もしスペアタイヤがなく、パンクしたタイヤの応急処置だけだと、本格修理やタイヤそのものの交換を行なってくれるタイヤ専門店やガソリンスタンドまで走るのが精一杯だったでしょう。今回は応急用といえども正常に動作するスペアタイヤが装備されていたおかげで、何とか長い距離でも自走して帰宅し、さらに翌日にタイヤショップまでも自走して行くことができました。今考えてもスペアタイヤなしの状態でトラブルに遭遇していたらと思うとぞっとします。

一つの考え方として、スペアタイヤは一度も使われないまま廃棄される率が高いので、タイヤ対策はパンク修理剤で十分だということはあるでしょう。車を買い物くらいにしか使っていないならなおさらです。しかしトラブルは、時間・場所・天候を問わずいつ起こるかわかりません。今回の私よりも悪い状況でトラブルになる可能性も十分にあります。もし自分の車で車中泊旅行を考えているなら、オプションのスペアタイヤの設定があるなら、その追加購入を考えた方がトラブルには強くなると思います。私も最初は現場で途方に暮れかけ、頭の中でガソリンスタンドでタイヤ交換したらいくらになるんだろうとか(^^;)、悪いことばかり考えましたが、スペアタイヤ交換で何とか現状を乗り切れるとわかった時には心底ホッとしました。

あと思ったのは、走行不能になった時にどこに車を停めるかということです。今回はショッピングモールの駐車場だったので、区画の記号を言うことで場所の特定も容易になりましたが、お店の駐車場に停めさせていただく場合にはロードサービスがやってくるまでに時間がかかるので、地下など時間によって閉鎖される可能性のある場所は避けましょう。


キャンプ場で感染症は防げても

個人的には休みが続いても泊まりでのお出掛けは自粛していますが、どうしてもレジャーでお出掛けしたい人にとってキャンプが人気という話があります。確かにテントサイトを離して利用すれば、極力他人との接触が抑えられ、日常から離れた非日常を楽しむことができるでしょう。

ただ、そうしてやってきたキャンプ場にも危険はあります。昨日のニュースで、長野県上高地の河童橋の近くにある小梨平キャンプ場で、テント内に熊が侵入し、中で寝ていた女性を引っ掻いて10針も縫う怪我をしたということです。上高地は新型コロナウイルスで人は来なくなっているとはいえ、一年を通じてのハイシーズンである8月に熊が出るということは普通には考えにくく、それだけ熊の餌が無く、熊の方もリスクを考えた上で人間が密集するようなキャンプ場までやってきたということになるのでしょうか。

山でキャンプをする時の基本は、テントの中の食べ物の扱いには注意し、匂いで熊を含む他の動物がやってこないようにすることだと思うのですが、さすがに今まで熊が出たことがないキャンプ場でのことなので、つい気が緩んでしまったのかも知れません。しかし、家を出て自然の中で生活するということになると、いつどんな災難に遭うかはわかりません。小梨平キャンプ場はテントを襲った熊が捕獲されるまでは閉鎖されるということですが、改めて自然の恐ろしさというものを感じるとともに、食べ物は夕食時に食べ切り、テント内に食べこぼしが残らないよう片付け、更にテントの中に匂いを残さない工夫も必要でしょう。さらにキャンプ場の管理棟があれば、熊に狙われそうな食料の保管をお願いして直接テントが襲われないように対策を立てることも必要になってくるでしょう。

その点、車を使っての車中泊の場合は、車をロックして寝れば直接襲われることはないとは思うのですが、生ごみや食べ残しを車中泊する車の回りに散乱させているような事をやっていると、生命の危険はなくても、野生動物がやってきて車に傷を付けられたりする可能性も無いことはありません。大きな動物に体当たりされれば、自動車事故のような状況になることも考えられますので、車中泊旅であっても食料の管理や生ごみ・食べ残しの処理についてきちんと考えた上で行なわないと思わぬトラブルになるかも知れません。

また、今回の事件が起こる前、2020年7月から熊の出没情報があり、キャンプ場の方でも注意を呼び掛けていたといいます。こうした状況は、事前にネットでも調べることができる場合もあると思うので、出掛ける前にはそんなクマ出没情報の有無をチェックして、危険だと思った場合にはお出掛けそのものを中止するとか、勇気を持った撤退も有りではないかと思います。


新たな携行必須品は「エコバック」と「マスクケース」?

昨日、ちょっと近くのドラッグストアに買い物に行こうと家を出てしばらくして、手に財布だけ持ったままでマスクをしていないことに気付きました。あわてて家に戻り、マスクを付けて買い物に行ったのですが、そのまま行っていたらお店に入れなくなるところでした。

というのも、まだそこまで新型コロナウイルス感染者の数が増えていない静岡県でも、厳しく入店管理をしているところがあり、そのドラッグストアでは入店時にアルコール消毒が必要で、さらにマスクを付けないで入店してきた場合は、サービスカウンターで有料のマスクを購入してから買い物をするようなシステムになっていました。ここまでやらなければ、いつお店からクラスターが出るかわからないということもあるのでしょう。それにしても、個人的には少々甘く考えていたところがあり、今後自分の行動を考える際には色々と見直すところも増えてきそうです。

一応、自分の車の中には紙マスクを常備していて、うっかりマスクを忘れてしまった場合には車にあるマスクを付けて外に出るようにしているのですが、今回のように徒歩や自転車で外出してマスクを付けるのを忘れてしまった場合、外でマスクを買うしかありません。一応自宅にはそこまで潤沢ではないですが、布用のマスクが全て汚れてしまった時に備えて紙のマスクも少々置いてあります。今後は、無意識にマスクをしないで外出してしまった場合、たとえそれが徒歩でも自転車でもマスクが必要な場合にはすぐに出して使えるようにするという、意識の変革が必要なのではないかと改めて思いました。

そこで、以前面白そうだからと100円ショップで買っておいた、最大3枚収納できるマスクケースと、折りたたんで小さくなるエコバックを財布を入れている巾着袋に一緒に入れておくことにしました。これなら、巾着袋さえ外出の時に持って行けば、マスクもエコバッグも自前で用意できるので無駄な出費を抑えることができます。まだ新型コロナウイルスの方は収束しないでしょうし、再び自然に還る素材でレジ袋が無料配布される保証はありません。

めんどくさいようですが、この2つのグッズを一度用意してしまえば、何らかの事情でマスクやエコバッグを使ってしまった時だけ、使った分の補充なり使い終ったエコバックを畳んで元のようにコンパクトに仕舞うことだけに気を配れば、外出先であわてることも少なくなるでしょう。

まさに、今年の初めには考えられなかったエチケットとしてこうしたグッズの準備が当り前にならざるを得ないのではないかと考えます。ずっと家にいてたまに出掛けた先でマスクを忘れて他の人とトラブルになってしまうようなことがあると、せっかくの外出が最悪の状況になってしまいます。些細な事ですが、自分で準備することによってトラブルの芽を摘み、トラブルなく安全に外で楽しめるように気を配りたいものですね。


改めて車中泊を意識した工夫と車選びの必要性を考える

6月から7月にかけて、日本国内ではどこかが梅雨の長雨による洪水被害に遭遇しています。私の住む静岡でも伊豆半島や山間部が大きな被害を受けていますし、歴史的には一度も崩れたことがないというようないわゆる「地盤がしっかりしている」と思われている場所でも、ちょっとした事で崩れる可能性は0ではありません。大雨の最中に大きめの地震が起きる可能性だってあります。そうした事も考えた上で、危機管理について考えておかなければいけないということを最近はしみじみ感じています。

2020年の水災に対して、避難所へ行かずに車中泊をしながら避難している人も多いようです。過去の災害でもペットを避難所に入れられないとか、隣で避難している人との距離が近く、プライバシーが管理できないという理由で車中泊をしていた方は多いと思いますが、今年の場合はそれに加えて避難所に集まった人から感染する感染症の恐怖というものもあります。

こうした脅威が意識されていないと、かつて起こった阪神淡路大震災(1月17日)の、地震とは直接の関係はないものの、多くの被災者がインフルエンザ中心の感染症で亡くなったという報告をたまたまテレビで見ていて、自分や家族が感染しないようにするには、必要以上に他人と密にならないように車の中で過ごす時間を増やし、泊まりも車の中で車中泊ということになってくるわけです。

ただ、ご自宅の車が軽自動車・小型車の場合は、4人ないし5人乗りの車であっても車中泊ができるのは大人と子供の割合にもよりますが、夫婦二人と小さなお子さんの3人がせいぜいで、お子さんが大きくなれば全員が車中泊することは難しいと言わざるを得ません。

さらに、車がフルフラットにならず、単にシートを一番後ろにスライドさせてリクライニングさせても、手足を十分伸ばすことができず、エコノミークラス症候群で最悪命の危険も出てくることを忘れてはいけません。シートを後ろにずらすと前方に空きスペースができますが、その部分に荷物やクッション、バランスボールなどを詰め込んで、最低限両足を伸ばせるような事ができるか、さらに体を伸ばした状態でできるだけシートと体との間に隙間ができないように、マットレスや座布団などを家から持ち出し、少し寝ただけで体の節々が痛くなるような事がないように寝床を作れるのかということも試し、一日車中泊して無理だとわかったら、やはり避難所に行く方がいいと思います。

逆に考えると、今乗っている車だとどうしても車内がフラットにできない(クッションなどで段差を埋めても)なら、大きめのマットレスを中に入れれば何とか家族が川の字になって寝られるようなアレンジができる車への乗り換えを考えるというのも一つの方法だと思います。

ちなみに、私が現在乗っているホンダフィットでは、一人での車中泊を想定しているので以下のリンクのようにコット(キャンプ用のベッド)を使って快適な就寝環境を得ることはできますが、二人以上で同時に車中泊をするにはなかなか大変です。

フィットで車中泊するためのセッティング その2 B24 cot(OEM:Voyager)を使うためのポイント

一応、レジャー用途で一人用のテントを車に載せてはいるものの、大雨の中でのテント泊というのは不安になりますし、家族が車の中に避難して夜を明かすには不十分です。そうなると、災害対策としてももう少しフラットの空間が広がる車に買い換えるか、フィットの運転席側の空間でも快適に車中泊できるような方法を考えるべきであるかも知れません。

今後、実際に自分の車で家族との車中泊を考えている方は、持ち出せる寝具や座布団・クッションを総動員して何とか手足を伸ばして二名が寝られる場所を確保するとともに、フロントガラスには日よけのサンシェードを設置し、サイドの窓にはタオルをガムテープで止めるなどして一時的なカーテンを作って、外から見られる事を防ぐなど、車内のプライバシーについても対策することをおすすめします。外から車中泊をしている車は、中でランタンなど照明を付けているとかなり中の様子が見えてしまうものです。車内自体は個室になっているので、つい周辺に気が行かなくなってしまいがちになるので、昼だけでなく夜も、いったん外から自分の車を見て、中の様子がわからないような処置を施すことも忘れないで下さい。


自分の車を守るためドライブレコーダーに加えて付けたい補償

あおり運転の動画がテレビで放送されることに慣れつつある今、さらにびっくりしたのが、東名高速道路上り東郷PA付近において、車の後方を走行しながら「エアガン」とみられるものを窓から出し、前を走る車にめがけて打ってくる衝撃的な映像でした。

この映像は前方と後方にカメラのあるドライブレコーダーでないと撮れない映像だと思ったのですが、実際は同乗者が後ろ向きに撮影した動画がニュースでは流れているようです。ただ、一人で運転することが多いなら、現在ドライブレコーダーを付けている方でも後方も撮影できるものに買い換えを検討しなければならないと真剣に考えている方も少なくないでしょう。しかしそれだけでは不完全です。ここでは、実際に決定的な犯行の瞬間を撮影し、警察に届出をした後にあった方がいいことについて考えてみます。

最初にお伝えした「エアガン」を発射した車については、テレビではナンバープレートが隠れていたもののきちんと記録されているようだったので、少なくとも車の持ち主が特定され、その中でその時間に運転していた人物が特定されるでしょうが(ナンバープレートには付け替え疑惑がありますが、犯人は特定され逮捕状が出ているそうです)、問題なのはエアガンによって傷つけられた車の傷を修理する費用について、特定された犯人に支払能力があるか? というもう一つの問題が出てきてしまいます。

そもそも、事件となった後で何をするかわからないようなその相手と賠償について直接交渉するなんてことはできるだけ避けたいというのがほとんどの人が考えることでしょうし、そんな時の事を考えた自動車保険による補償というものを考えるのが、ドライブレコーダーを設置することとともに大事になってくることなのではないでしょうか。

基本的には車の保険には「車両保険」があり、その保証内容によって被害を受けた車両を修理するための支払いが受けられますが、たとえ自分に非がなくてもケースによっては翌年の保険料が上がってしまうディメリットがあります。今回のように動かぬ証拠として動画があり、その犯人を特定できる場合は、自動車保険のプランの中で翌年の保険料が上がらないまま相手との交渉を代行し、賠償金を払ってもらうのに利用できる特約があります。

最近では基本プランでセットされている場合も多いので、今お持ちの自動車保険の保険証券を見て欲しいのですが、その中に「弁護士費用特約」というものが入っているかどうかがポイントになります。紹介したエアガンで撃たれたような場合は交通事故ではないので、直接保険会社の担当社員が動けないというのが現在の考え方ですが、相手に対する交渉事を弁護士に依頼する費用について、保険会社が支払うというのが「弁護士費用特約」です。この特約は単体で利用しても翌年の保険料が上がることはないので気軽に保険会社に相談の上で知り合いの弁護士や保険会社が紹介してくれる弁護士に動いてもらえます。

個人対個人の交渉では全く話にならなくても、さらに一括での修理費支払いが無理だと言われても、弁護士が直接交渉することにより相手は話に応じざるを得ず、さらに弁護士に依頼してからは個人同士の直接交渉はできませんので、相手と話すこと自体がストレスになるような事もありません。うまく示談が進めば、一括払いは無理でも分割での賠償を得られる可能性もあります。

ただし、この「弁護士費用特約」というのはあくまで弁護士に支払う報酬にあてられる費用を出すだけなので、弁護士を通しても何ともならない相手だった場合、修理費を回収できない可能性もありますので(ただしその際にかかった弁護士費用は規定の金額分保険でまかなわれます)、その点だけはご了承の上、いざという時に備えるのがいいのではないかと思います。


暑熱順化が夏の車中泊のカギか?

東海から関東にかけて梅雨明けの声を聞くことになりました。晴れるようになると、日中は猛烈な暑さになり、さらに夕方には大気が不安定になり、雷を伴った大雨が降り、夜は蒸し暑くなるという天気にこちらではなっています。

蒸し暑い日本の夏に対してはクーラーのある部屋で休むことが熱中症にならない方法だということで外に出られないような状況になっている人もいるかも知れません。そうした生活というのはある意味ではいいと思うのですが、単に外出するだけでなく、外でレジャーをしたりキャンプや車中泊で夏の暑い盛りにクーラーを使えない状態で寝るような状況になった場合、暑さを体感しないでまともに暑さにやられてしまうと、それが体調を崩す原因にもなりかねません。

特に今年の状況は、それまで雨や曇りの日が多く、東京などは梅雨明けがかなり遅くなるなど、涼しい日々が続いていたのに急に暑くなったことで、体が暑さについていけなくなるような形で体調を崩してしまうケースがこれからは心配になってしまいます。

そこで、勧められていたのが「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という暑さに体を慣らす行動です。元々人間の体というのはある程度は暑さに対応できるようになっており、汗をかいたり皮膚の血流を増やすことにより体温の上昇を抑え、さらに汗として出てしまう塩分についても、汗をかく人は体外に出てしまう塩分の割合が少なくなり、その分の塩分が血液中に再吸収されることから、汗をかかない人よりも脱水症状を起こしにくい(体の塩分が少ないと体に水分をつなぎとめておくことができないので脱水症状を起こしやすいのです)という情報もあります。

蒸し暑くなったからと言って、一日中クーラーがある部屋でずっと生活をしていると、部屋から出ない場合にはほとんど汗をかかずに済んでしまうということがある反面、外に出てあまりの暑さだった場合に体がだるくなったり、夏バテの症状も起こしやすくなってしまいます。

そこで、この時期に必要なことはある程度汗を流して自分の体を「暑熱順化」させることが大切になっていくのです。これからの時期、車で出掛けた際には好んで車中泊をやる人だけでなく、どうしても目的地にたどり着けずに車の中で仮眠を取らざるを得ないという場合も考えられますので、「車中泊をしない自分には関係ない」ということはなく、この夏に車で長距離の移動を計画している人にとっては、今のうちから自分の体を暑さに慣らしておくことを考えておくべきだと思います。

具体的には、「やや暑い環境」で、「ややキツいと感じる」運動を1日30分行なうことで汗をかくようにする事が推奨されています。ウォーキングや自転車での移動というのが誰にもできることですが、お風呂に入って汗をかくようにすることも良いと言われています。当然、そうした運動の際にはきちんとした水分補給が大事になりますので、運動をする場合や夜寝る前にはしっかりと水分補給を忘れないようにしましょう。

こうして、たっぷり汗をかいた後は、しっかり着替えるようにしないと汗が冷えて逆に体が冷えてしまいますし、何より不快になりますので、水分補給を含めたこまめな体をケアをこの時期にはしつつ、いざという時の車中泊にも体調をくずさない体を作ることを目指しましょう。


夏に向けた季節の車中泊の環境作り

夏の車中泊というのは冬と比べると、着込んだり暖房方法を工夫すれば電気を使わなくても(お湯をわかして湯たんぽを作るなど)何とか行なえるのではないかと思うのですが、夏の暑さの場合はクーラーを使わないとなかなか快適に車内を冷やすことは難しいように思えます。

実は先日、大阪朝日放送の深夜番組「ビーバップハイヒール」で、思わぬところで命を落とすケースというものを解説した放送をTVerで見たのですが、旅行中の若い女性が前日に普通に生活していたものの、翌朝起きて来ないと思ったらホテルの部屋で亡くなっていたという、かなりレアなケースだとは思いますが、その際の死因は何か? という風な形で番組は進行していきました。

恐らくテレビで紹介されるくらいなので実際にこのような形でお亡くなりになった方がいて、その状況を解説していたのだろうと思うのですが、この場合の死因が「エコノミークラス症候群」であるという事に、当初はちょっと納得が行きませんでした。

ただ、ホテルのベッドで普通に寝ていても何かの拍子で血栓ができる事は考えられますが、たまたま固い物の上に乗ったとかしないと普通のホテルのベッドのようなところで血栓ができるという事は考えにくいと思うのですが。ただ、番組ではホテルの部屋でかなりの汗をかいて水分が抜けたため体内の血がドロドロになってしまったということと、その女性がホテルの部屋であってもトイレに起きたくないと寝る前に水分を摂らなかったため、普段よりも血栓ができやすい状態になっていたという補足説明がありました。たとえ自宅であっても、寝相の関係で体を圧迫することで血栓ができやすくなった場合、十分な水分補給をしていないと命の危険もあるという事を改めてこの番組を見て認識することになったのですが、そう考えると改めて考えてしまうのがやはり真夏の車中泊の環境整備というところになります。

過去に言われてきた事に、単に車のシートを倒しただけの状態で寝に入った場合、ベッドで寝る場合と比べるとかなり不自然な格好で過ごすことになってしまうわけですので、まずは体の一部に力がかかり、血栓ができる事をできるだけ防ぐため、フラットな床にマットを敷き、体重を分散させるような寝床を作りたいですし、異様に汗をかいて体の水分が抜けてしまわないように風通しを良くするなどの工夫も必要になります。もちろん、水のペットボトルは常に枕元に置いて、喉が渇く前に定期的な水分補給を心掛けることも忘れてはいけません。

さらに、血栓予防に開発された「弾性ストッキング」を履いて寝るということも、エコノミークラス症候群を心配する場合にはやっておく必要もあるかも知れません。夏の車中泊については万全にしたつもりでもこのように危険があるものだと思っていた方が、いわゆる最悪の事態を避けられるというようになるのではないかと思います。

また、個人的にはここで紹介できるだけのノウハウはまだ持っていないのですが、水を入れて気化熱で冷たい風を起こす、USB経由で動く「冷風扇」は、水で濡らしたフィルターに風を当てることで多少の加湿効果もあると思うので、車内を乾燥させず、扇風機よりも涼しくなるのなら、気休めに過ぎないものかも知れませんが、夏の車中泊用に物色してもいいかなと思っています。ただ、どのくらい熱帯夜の中で使えるかということはわからないので(^^;)、今後の課題ということにしたいと思います。


今だからこそカップ麺用の自動販売機があったらいい

NHK総合・BSプレミアムで放送されていた朝の連続テレビ小説「まんぷく」が最終回を迎えました。ここ数年のNHKは、コマーシャルを放送せず、特定の企業の利益になるような事を普段の放送では決してしないのに、このドラマのように事実に基づきながらもフィクションをおりまぜれば、ドラマを見ていたほとんどの人が「チキンラーメン」「カップヌードル」を売り出している日清食品の物語ということはわかっているという、基本的にコマーシャルをやらないNHKの大きなる矛盾を感じてしまうわけですが、それだけ「カップヌードル」という製品は画期的な食品だとも言えます。

いつでもどこでも作ってすぐに食べられることはもちろんすごいですが、調理方法がお湯を注いで3分ないし5分(一部の製品の場合)待つだけというその作り方も「チキンラーメン」の時にできていたとは言え、器も一体になったことで野外や旅先での心強い備蓄食料としても意味が出てきます。

大機な災害に備えて役所などが市民に配る分のカップ麺を用意しているところもあるでしょう。問題は前回のテーマでも触れました、災害時にどうやってお湯を作るのかということになってきます。

今までは何とか自分で用意してきた水から火器を使ってお湯を作る方法について考えてみましたが、災害が起きなければ、旅先でカップ麺を食べるにはかえって事前にカップ麺を用意しない方がスムーズに食べられるという事があります。

というのも、今のスーパーやコンビニでは、電気ポットに定期的にお湯を用意していて、自店で購入した商品を店内で食べることができるようになっています。今後は消費税引き上げの影響で購入した商品を店内で食べられるイートインの存在意義も問題になってくることはあるでしょうが、あえて高い税金を払ってでも、購入と同時にお湯を入れて調理し、その場で食べることができる環境が整っている今の日本は大変便利だと改めて感じます。

そんな中で、朝ドラでカップヌードルを売るために考えられたものの一つに、その場でお湯を注いで食べられるようにする自動販売機の存在が知られるようになりました。私自身もそんな自動販売機があったことは記憶していて、それこそ高速道路のサービスエリアや一般道のドライブインに設置されていて、まだコンビニエンスストアのない地方では単に商品が出てきて、お湯を入れて食べるだけの単純な作りだったものの、深夜に何も食べる所がないような場合には重宝しました。うろ覚えの知識で済みませんが、最近でも静岡県内では静岡と愛知の県境にある「潮見坂」の道の駅でカップヌードルの自動販売機を見た気がします。

先に述べた通り、今後の消費税引き上げにともなう軽減税率の適用について、スーパーやコンビニ内に「イートインスペース」を付けて提供する場合、単にカップ麺を買って帰る場合には8%で済むものの、イートインスペースで食べることを申告しただけで10%になるので、もしかしたら今あるイートインスペースが無くなってしまうのではないかという恐れも出てきます。

では、カップ麺の自動販売機の場合はどうなのでしょうか。同じように考えると最初から10%上乗せされた形で販売されるのかも知れませんが、自動販売機の回りに飲食スペースが無い場合はどうなるのでしょうか。同じように判断に迷うケースとして、様々な飲み物を提供する自動販売機があります。ペットボトルや缶入り飲料の場合、その場で必ずしも飲まなくてもいいので8%で提供できるのではないかという可能性があります。

さらに言うと、カップが出てその中に注入するタイプの自販機はどうなのか? というところもありますが、逆に今回の消費税の軽減税率の判断で、単なる商品の販売ということになれば、自動販売機でカップ麺を購入したいと思う人のニーズが生まれます。

さらに一部のコンビニエンスストアが深夜の営業をしないということが当り前になってくると、今までは必要なかった人員を必要としない営業の方法として改めてカップ麺の自動販売機の設置へ舵が切られるような状況もあるのではないか? という気もします。

どのくらい自動販売機による売上げが上がるかということも考えなくてはいけませんが、定価で売れるというのも自動販売機の魅力であり、昔懐かしいお蕎麦などの自動販売機が揃った「オートスナック」が観光名所にもなる現在、新たなカップ麺の自動販売機の設置が全国で進んでくれれば、車中泊の旅で夜食が食べたくなった場合に、マップで登録された自動販売機の設置場所へ向かい、そこで夜食をいただいた上で車中泊というパターンも使えるようになるかも知れません。

ただ、そもそも今年10月に消費税が引き上げられるのかという問題もあるのでまだ不確定な要素は多いのですが、メーカーが新たに最新の自動販売機を全国に設置するということになったら、ぜひ食べに行ってみたいものですが(^^)。


インドネシアの津波の恐ろしさから車中泊の旅を考える

インドネシアで起こった大きな地震を伴わない津波の被害は、日を追うごとに大規模になっていくようで、まだまだ増えるのではないか? という感じもします。それは、いわゆる何らかの「予兆」が全くない中、さらに周りも良く見えない深夜に起こったという悪い条件が重なったことにより、まともに津波を受けてしまった人が相当いるだろうと思えるからです。

今回のケースは、少し離れたところにある火山の噴火によって土砂崩れが起き、その土砂の勢いで津波が起こったという、地震とは関係なく突然やってくる津波ということなのですが、テレビでは何故か日本で同じような地震による被害の可能性について、多少の報道はあったものの(九州の阿蘇山の噴火で地すべりが起き、別のところで津波が起こった事例があるとの話はテレビで見ました)、自分の住む南海トラフに接する地域ではどうなのか? ということについては説明はなかなかされません。

そんな中、これは2017年10月のニュースなのですが、正に今回のインドネシアで起きた津波と同じようなメカニズムでの被害が過去に出ていたのではないかとする研究が発表されたというものがありました。

それは、日本の歴史では戦国時代初期の1498年に起きた、南海トラフ巨大地震と考えられながら全体像が不明確な「明応地震」について、駿河湾内で海底地滑りが原因の局所的な津波が発生した可能性が高いと指摘する研究があるというのです。

駿河湾は数々の深海魚が生息する深い海溝があることでも有名ですが、そんな高低差のある海底内では海底に震源域がある地震や、海底火山の噴火活動によって崩れてしまった場合、場所と規模にもよると思いますが、通常の津波よりも早く陸地に到達する津波となって沿岸部を襲う可能性も拭いきれないという話もあります。

このニュースは、津波工学が専門の阿部郁男常葉大教授が執筆した論文、「駿河湾内の津波痕跡に着目した1498年の明応東海地震の津波波源の検討」、土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.73,2017.が発表される前に地元の新聞社が報じたものですが、今のところ大きな地震に伴う津波警報・津波注意報は出てくるものの、海底での地すべりが地震とは関係ない原因で起こった場合、すぐに警報を出して告知することは難しいでしょう。

今回のインドネシアでの津波は、暗くて海の様子が見えない深夜に起こったことで、全く津波が来ることを考えていない中で被害に遭ったという点で、やはり車で出掛けて海の近くで車中泊スポットを探す場合でも、高台で車中泊をできる場所を探した方がまさしく予想もできない災難から逃れるためには、そこまでの配慮も必要になってくるのかと思うところもあります。

海に限らず自然は様々な恵みを私たちにもたらしてくれるものの、ほんの気まぐれで容赦なく破壊を起こす恐い存在でもあります。車中泊場所を決める場合、多くの車が集まる道の駅や高速道路のサービスエリアを嫌い、人や車の来ない場所を見付けるような方もあると思いますが、今の世の中ではスマホのアプリに防災用の危険箇所を表示してくれるアプリもあります。私が入れているのはAndroid用になりますが「地理院地図++」というアプリで、防災関連のハザードマップの他、道路の冠水危険箇所や事前通行規制区間など、いざという時に役立ちそうな様々な情報が記載されたマップを利用できるので、車中泊場所のチェックや、通行時の安全を確保するために必要になれば使いたいと用意しています。ただし、最初に紹介した通り津波というのは現在の学問をもってしても正確な被害範囲を予測することは難しいと思いますので、各種データはあくまで参考とした上で、安全に車中泊できる環境について考えていきたいものです。