カテゴリー別アーカイブ: 車中泊での心構え

車中泊をするということは、自分の知らない土地に車を停めて長時間過ごすということもあり、その土地土地の人との関係がうまくいかないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここでは、そうした事も想定しながら車中泊の旅に出掛けられる場合の心構えについて考えていきます。

迷ったら夏タイヤのまま出掛けないという選択を

毎年雪に悩まされている地方の方からすると信じられないかも知れませんが、私の住む静岡県の中部地方では、さすがに標高の高い山間部では雪が降りますが、海に近い平野部では雪は「舞う」程度に降るものであり、翌日にすら残らないのが「初雪」になってしまうか、そもそも雪が一年を通して降らないという地方に住んでいます。

そのため、日々の仕事やレジャーで使う車のタイヤについては、東は御殿場、西は関が原を通るような場所に出掛けるのでなければ一年中夏タイヤを履いたまま取り替えることはありません。さらに、近場移動だけならチェーンも使わないので多くの人は買ってもいないと思います。しばしば東京に雪が降った場合の自動車ユーザーのタイヤ交換やチェーン購入の姿が話題になることがありますが、恐らく静岡県中部の平野部が一面雪になったらそれとは比較にならないほどの大パニックと化すでしょう。

2017年もようやく冬将軍がやってきて、雪の心配をしながら車を使わなければならない季節がやってきたという感じですが、そんな雪道に慣れていない私のようなドライバーは、遠方へ車で行くなら、少なくともタイヤをスタッドレスに履き替えたり、自分で装着できることを前提にタイヤチェーンを用意した上でないと、とても車では出掛けられないと思っています。というのも、自分が事故を起こしたり動けなくなって困るという事だけではない大きなリスクを考えてしまうからです。

過去にこのブログでも触れたことのある約千台の車が8時間半にわたり立ち往生した今年2月の新東名御殿場ジャンクション付近におけるインター閉鎖というのは、そもそも雪を甘く見て夏タイヤのまま高速道路に入った車が相当いたことが原因ではないかと思われます。そんな状況になると、いくらきちんと雪対策を行なっていたとしても、身動きが取れない車の中にはまってしまったら全く動けなくなってしまいます。普通車や軽自動車の場合は、周辺にいる人たちがみんなで動けなくなった車を押して道路脇にでも移動させることができるかも知れませんが、トラックの身動きができなくなったらこれはもう無理です。その車が安全に動くまでは立ち往生を覚悟しなければならなくなります。

道路上で止まったままの場合でも危険は生じます。路肩が空いている場合、その路肩を通って抜けようとする不心得者がいたとして、そうして走ってきた車が滑ったりして立ち往生している自分の車にぶつかってくることもあるかも知れませんし、もしそんな事故が起きてしまったとしたら、いざという時には緊急車両の通行路となる隙間まで塞がれて、病人の搬送や救援物資も届かなくなる可能性もあります。

そう考えると、実際に急に雪に降られた場合に対処する術を持たないまま車で出掛けることは止めた方がいいという考えにつながるでしょう。もし電車に乗り換えて出発して同じような立ち往生の状況になったとしても、車内で休むこともできますし、線路は高速道路のように渋滞はしていませんので自力では動けなくても他に雪でも動ける電車や汽車があれば救援に来てもらえる可能性もあります。

私自身は過去には冬の温泉を楽しむために雪の関越道を利用して群馬県の温泉を車中泊で回ったりしたこともありましたが、当時はまだスパイクタイヤでの走行が許されていた時でも坂道でアイスバーンにはまってしまうと運転手の意志で車を制御するのは難しく、物理的な事故を避けることができないことを知ったり、これも冬季に岩手県の花巻温泉郷にある大沢温泉に出掛けた時(その時はさすがに車は使いませんでした)、花巻駅から乗ったタクシーの運転手の方が、最初から雪道で滑ることを計算して運転していることに感心したことと、同じ日に台湾からやってきてレンタカーを借りて運転していたグループが死亡事故を起こしたという事をそのタクシーのカーラジオから聞こえてきたニュースで知り、さすがにここまで雪道の運転に慣れることは難しいと、その時から冬季の車での外出には積極的になれないまま今に至ります。

改めてこんな話題を書こうと思ったのは実は理由があります。車でよく出掛ける友人に昨日電話をしたら、何と岩手の陸前高田にいるという話で、しっかりスタッドレスタイヤを履いているだろうと思ったらまだタイヤ交換はしないまま来てしまったとのことでした。さすがにチェーンは持っているだろうとは思いますが、週末は東北や北海道で天候が悪くなり雪の予報もある中で、スタッドレスを履かずに出掛けるとは、やはり雪の降らない地域に長く住んでいることによる楽観主義が染み付いてしまっているのかとちょっと恐ろしくなりました。友人には無事に帰って来て欲しいですが、くれぐれも現地の方々に迷惑がかからないようにと願っています。


旅先での「ローカルルール」に困ったら

最近特に目につくテレビの番組に、芸能人や俳優が歩いて都会ではない田舎を回り、土地の人々とのふれあいを演出するようなプログラムがあります。そうした番組を真に受けて、同じように土地を回る旅をした場合、どうなるのでしょうか。先日のニュースで、現代の村八分のような扱いを受けた大分出身の男性のケースがニュースになっていたのですが、そのくらい付き合いに厳しい場所に行くと、地元の人との触れ合いどころではないような感じがします。というのも、今回のニュースは、土地に関係ない人間がその土地を荒らされたと土地の人に判断された場合、かなりのトラブルになってしまうのではないかと思えるものでした。

大分のケースについて詳しいトラブルの内容は割愛しますが、今回村八分のような扱いを受けた男性というのは、決してその土地と関係ない人ではなく、生まれ育った家に戻って病弱となった母親の面倒を見るために大阪から移り住んだという、いわば同じ集落の人間という認識は残っている中で付き合いをしてくれなくなったという点が、それまでの全くその土地に縁のない人との付き合いを避けるケースとは違っています。

いくら見知っている人であっても、その集落に長い間根付いている「ローカルルール」について意見や文句を言うことがあったことで、一切の関わりを断つような場所が今この日本には普通にあるということを明らかになったというのは画期的な事だと思います。個人的には今後、やみくもにそこで生活している人の生活圏に土足で入らないような注意ができるようになると肯定的に捉えています。

道の駅や高速道路のサービスエリア以外で車中泊をするような場合、やはり気になるのが野営地と定めた土地で、自分の事はどう見られるのかということと、それに対する対策はどうすればいいかということでしょう。緊急避難的に夜になって仮眠を取るような場合は、人が起きて活動するより前に起き、状況を見ながら邪魔にならないように早めに立ちのくというのがベストでしょう。そうでなく、ある程度時間のある夕方くらいに現地に着き、適当なキャンプ場が見付からなかったような場合、どうするかということになると、これは集会所のような人の集まるところで、地元の顔役を紹介してもらうのも良し、道の駅があればそこの責任者の人に車中泊可能な場所はないか聞くも良し、土地の人に空いている土地に一晩だけ車を置かせてもらうことについての筋を通すということが大切になるのではないかと思います。

私自身は過去にあてもなく旅をする時には、どんな人に会い親切にしてもらったり世話になったりすることがあるかわからなかったので、物自体はそれほど高くない煎茶のパックを複数持って行き、お世話になった方に渡すようにしていました。私自身がお茶の生産では日本一の静岡県から来たことを告げることで、ある程度は相手の緊張も溶けてくる場合もあり、そうした「小道具」もお互いにいやな気分にならないためのものとして役に立ったことを覚えています。お茶の場合は余れば自宅用として使ってしまってもいいので、我ながらいい小道具を使ったのではないかなと思いました。

ただ、もしそうしたこちらからの誠意を見せても全く反応がなかったり拒否反応を示された場合は三十六計逃げるに如かずということで、違う車中泊場所を探すようにした方がいいでしょう。他人者を受け入れないというのがローカルルールの地域も当然あると思いますし、そこに自宅を購入したわけでもなければ、あえてトラブルの種としてその土地に留まったとしてもいいことはありません。

こういう「ローカルルール」というのは、車中泊時だけに限らず、地域の人達しか行かないような居酒屋や食堂でもあることがあります。注文一つにしてもルールに則っていないと止められるかも知れませんが、全くどうしていいかわからない場合は腰を低くしてお店の人に聞くのが一番だと思います。もっとも、都会でも繁盛店の中には店主がお客の私語も許さないような雰囲気のお店も存在したりしていますので、暖簾をくぐってお店に入り、ちょっとこの雰囲気は自分には合わないと思ったらそのまま出て行く勇気も必要になってくるかと思います(^^;)。そうした場合のために全国規模のチェーン店があると思えばいいのではないでしょうか。


土井善晴さんの「洗い米」はキャンプにも使える技

先日、テレビでNHKの「きょうの料理」放送開始60年の記念特番を見る機会があり、一部のマニアの間で「神回」と呼ばれている15分間の番組で「塩むすび」と「焼きみそおむすび」しか作らなかった時の塩むすびの握り方を生放送で再現してくれました。

このような人に教わらなくてもできそうなおむすびをわざわざテレビの料理番組で扱うのかと思われる方もいるかも知れませんが、単純な事だからこそかなりの料理についての考え方を示してくれているので、大変参考になるというのが正直に思うことです。

特に、車で出掛けて旅先でお米をおいしく炊きたいと思う場合、手軽さを考えると無洗米を使ってしまいがちになりますが、土井さんが塩むすびを作るためのお米の炊き方について解説する中で出てきた「洗い米」というのはなかなか旅に出る時にも使えそうな技だと感じました。

この「洗い米」というのは普通のお米を洗ってからザルに上げて作るもので、夏場なら30分間、冬場なら50分間で炊ける状態になるそうです。すぐに炊かない場合は口の閉じるポリ袋に入れたものを冷蔵庫に入れておけば1日~2日ぐらいまでは保存がきくそうなので、中を冷やしたクーラーボックスに入れて持ち運ぶことで、旅先での炊飯にも使えそうです。

さらに、水の量については土井さんはあくまで米と同じ量であることを推奨しています。普通米と無洗米、さらに新米と古米では水の量が違うという認識があるとどうすればいいのか迷ってしまうかも知れませんが、水が米と同じというのはわかりやすくで良いです。

興味のある方は、NHKエデュケーショナルの「みんなの きょうの料理」というサイトで、「焼きみそおむすび」というレシピ名で検索をすれば詳しい内容が出てきますので参考になさってください。

車で長期間旅行する場合、旅のコストを抑えるには少なくとも主食のお米だけは用意しておいて例えばキャンプ場に泊まることができた場合、その日の夕食を作るためのお米を用意する時に、翌日以降の朝ごはんか昼ごはんか夕ごはんかはわかりませんが、いつでもすぐに炊ける状態にザル上げしたお米をポリ袋に入れて冷蔵したまま持ち運ぶことで、それほど時間を掛けることなく次の食事で炊きたてのごはんが食べられるので、格安の料金で使えるキャンプ場を回るようなコースで回ることができる場合にはこんな形での下準備のしかたを覚えておくといいのではないかと思うわけです。

それこそ、お米の場合何もおかずがなくても炊きたての状態で塩むすびにして食べてもいいわけですし、無くなっても全国どこでも売っているので、量的には同じクーラーボックスに入るくらいのペットボトルを複数用意して、その中で生米自体も保管しておくのが合理的ではないかと思われます。常に車で移動していることを考えれば、それほど多くのお米をストックしておかなくても大丈夫でしょうし、地方の農産物直売所やお米屋さんで計り売りをしてくれるところがあればお願いしてもよさそうです。

どちらにしても外食することを考えれば、お米を炊いて食べるという生活というのはお金の節約になりますから、トータルのコストを押さえて車で長期間旅行したいと思っている方は、旅の主食はお米にすることも考えてみてはいかがでしょうか。


旅先でポイントを貯めようとする心理

先日、楽天のポイントを不正に入手して転売用の商品を大量購入していた輩が逮捕されたことがニュースになりました。憎むべきは人々の貯めているポイントをIDとパスワードをハッキングすることによって盗み出す人達の存在ですが、こうした犯罪は今後もなくならないと思うので、日頃の消費活動においても発想の転換が必要になってくるのかも知れません。

今回のようなポイント詐取が大きなニュースになった背景には、「楽天ポイント」「Tポイント」「Ponta」「dポイント」のような一つのお店だけではなく多くの加盟店舗で貯めることができたり、使える汎用ポイントが広まってきたこととも関係があるのではないかと思います。

そのため、ポイントを貯めるユーザーとしても日々のお買い物で貯めるポイントをそうしたポイントシステムに一括化し、年に一回貯まったポイントで贅沢な買い物をしようとするような方もいるでしょうし、買い物以外にも得ることができたポイントを大手ポイントに移行させることで貯めるなど、飛行機のマイルのようにポイントを貯めることも普通に行なわれてきているわけです。
また、私の持っているカードの中には、クレジットカードのポイントを電子マネーのSuicaに移行することもできるものもあるので、そうなるとかなりの汎用性を買い物での利用ポイントが持つことにもなっているわけで、単にポイントは貯めずに現金値引をと言い切れないような状況になっていることも確かです。

ただ、こうしたポイント至上主義を旅先でも効率的に行おうとする場合、得てして旅先での宿泊や食事、買い物においても汎用ポイントの付く全国的なチェーン店で行なおうと思ってしまう場合が多くなるのではないでしょうか。私自身ポイントを貯めているところもあるので、全ての場合のポイント取得を批判するものではありませんが、そもそもポイントというものはどういうものなのかということを理解して使うことが大事になってくるでしょう。

電子マネーを除く汎用ポイントについては、多くが「1ポイント=1円」で決済されていますが、ポイントが付く還元率はまちまちです。さらに、「期間限定ポイント」として、使用期限が決められている場合もあります。そうなると、買いたいという強い欲求がないのにも関わらず期間限定のポイントを消費するため、そのポイントよりも多額のお金を出していらないものを買ってしまう可能性もあるということです。もっと言うと、規約の変更により、発行元企業の思惑によって価値が変化してしまう可能性があるというのもポイントを貯める場合には常に考えておいた方がいいでしょう。

よく、「現金で10%の値引きとポイントを支払額の10%付与とどちらがお得か?」というような話を聞くことがありますが、お金をポイントにした時点でポイント発行側の得になります。世の中にはポイントを有効に使い切る方もいますが、少なくない人たちがポイントが無効になるまで使わなかったり、ポイントカードを失くしたまま再発行しないことでポイントが消滅するなどして、実際問題、本来値引かなければならない企業側の負担を軽減するような形になってしまっています。プリペイドカードというのも同じようなもので、こうしたカードは表示されている金額より多い価格のものを購入する際に使用しないと、数十円を残したまま使わなかった場合、ユーザーがもし同額でカードを購入した場合には、結果的に現金を使って買い物をする場合よりも損をすることになってしまいます。

さらに、今回のニュースのように、いつかまとめて使いたいと思っていたらいつの間にかパスワードがハッキングされポイントがなくなってしまうというリスクもあります。そうしたユーザーにとって数々の不利な状況を工夫と細かい情報収集で克服し、メリットを生み出せればいいのですが、そこまでする自信のない方は、たとえ少額でも小銭を払わないために端数だけ日頃からポイントを使うような形で考え方を切り替える方が余計な心配をしなくて済むということもあるのではないでしょうか。

旅先においても、あえてポイントの付く全国的なフランチャイズチェーンで何もかも購入しないで、あえて地元のみで利用されているようなお店を探して利用するようにすれば、同じお土産を購入するにも新しい発見があるかも知れません。もしかしたら、ポイント獲得に意欲を持つあまり、現地で出会えたはずの魅力的な品物を逃してしまうこともあるわけなので、特に大きなお店のないところに旅行する場合には、そこだけでもコンビニや大手スーパーのフランチャイズ店、ファミリーレストランを避けてみるのもいいのではないでしょうか。


野外活動における危険性を十分認識しよう

8月に入り、お子さんを連れてキャンプに行く機会なども増えるのではないかと思いますが、恥ずかしながら私が車中泊にハマった理由というのは、キャンプよりお手軽にキャンプのような雰囲気を味わえ、急な雨でもそれほどあわてなくても車内に避難すればいいという、野外活動に弱腰な点も少なからずあります。

ですから、キャンプ場であってもテントを張らず、あえて車中泊をするという方向で考えてしまいがちになりますが、テントと比べても外からの侵入物をシャットアウトしやすいというのも車の中で寝る場合のメリットではないかと思います。

何故こんな事を改めて書くのかというと、私を含めて多くの人たちがそれほど野外生活のための知識が少ないままキャンプだったり野外での遊びをしてしまっているのではないかと思ったからです。

先日、泊まりがけの野外宿泊研修だったと思いますが保育園の児童の集団が朝の散歩の時にスズメバチに刺されたことがニュースになりました。スズメバチの場合は全ての巣を駆除することは難しく、たまたま巣の近くを散歩していた子供たちは災難だったと言うしかありませんが、自然のある野外では当然いろんな虫に刺されることはあるので、長袖を着るようにするとか、何らかの対策をしていたのかどうかが少し気になります。

さらに、この文章を書いた時からするとつい先日に、兵庫県伊丹市で起きた小学生が毒蛇である「ヤマカガシ」に噛まれて意識不明の重体になったというニュースがありました。この件については、被害者側ちょっとした知識があれば防ぐことができた事故ではなかったかと思います。というのも、今回被害に遭った小学生がやっていたかどうかは不明ながら、付近の小学生の間に「ヘビ狩り」という遊びがはやっていて、ヘビを捕まえて友だちに見せびらかすようなことがあったと言うのです。

残念なのが、そうした遊びが発生したのは夏休みに入ってからのことだと思うので、学校でそうした遊びがあることを把握し、注意することができなかったのではないかということと、小学生たちの間の共通認識として、まさか身の回りにうろつくヘビに毒を持つものはいないだろうと思ったからこそ、素手や棒でヘビを捕まえて、他の人より勇敢だということを誇りたいがための遊びになったのだと思われることです。

今回小学生を噛んだと言われる「ヤマカガシ」は本来大人しい性質で、踏んだり手や棒で触るなどの攻撃を仕掛けない限りは噛んでこないとも言われています(ただし産卵期には子を守るために攻撃的になっている場合もあります)。基本的にはヘビに出くわしたら逃げるのがセオリーですが、そうした知識がないお子さんの場合、友達同士で度胸試しのような感じで攻撃を仕掛けるような事をする場合もあるかも知れませんが、毒のないヘビに噛まれても痛い上に傷口から菌が入って大事になる可能性もありますし、くれぐれも舐めてかからないことを日頃から教えておく必要があるのではないかと今回のニュースを聞いて思いました。

もしヘビを捕まえる目的で出掛けるなら、服装は肌を露出せず、もちろんサンダル履きというのも駄目で、手袋も必要になるでしょう。今回はハブやマムシという知られた毒ヘビではなく、名前すら子供たちは知らないかも知れない「ヤマカガシ」が相手だったことが事態を深刻にしてしまいましたが、日頃から野外生物に対する正しい知識を持つことが大事だということですね。

ですから、これからの季節、新しくテントを購入してキャンプ場で泊まってバーベキューをやるような予定をされている方については、改めてネットからでも大丈夫だろうと思うので野外活動についての情報を仕入れ、それを十分に理解してから出掛ける方がいいだろうと思います。

注意点は季節によっても変わってくるとは思いますが、ここでは夏休みの野外活動についてという限定をする中で、危険生物やその他の注意点を挙げていきましょう。

・服装

帽子の着用、長袖長ズボン、サンダルは山中などでは危険な場合も、雨具の常備(急に雨が降ってくると体温が下がって危険)

・体調管理

日焼け止めの使用、十分な水分補給の必要

・山の危険生物

スズメバチ、山ヒル、毒ヘビ(マムシやヤマカガシ)、イノシシ、ダニ、ツツガムシなど

・海の危険生物

ゴンズイ、オニダルマオコゼ、カツオノエボシ、アカエイ、ヒョウモンダコ、オニヒトデ、アンボイナガイ、フジツボ(鋭利な殻で足を切る危険性)など

・植物

ウルシ、ハゼノキ(かぶれ)、ハリギリ、イバラ、サンショウ、メギ、ススキ(トゲなどにより皮膚に傷が付く可能性あり)など

・キノコ

基本的に素人判断で食べない、触らない

また、車中泊するつもりで出てきたものの、あまりに車の中で寝るのは暑いので、そのまま外に出て寝るような場合も、野外で生息する生き物についての対策は大丈夫なのかということを考えてした方がいいように思います。今回はヘビの毒が問題になっていますが、外にゴミを出しているような場合、イノシシや熊がその匂いにつられて出てくる可能性というのは日本国内では全くないということはありません。ゴミについては外に匂いが漏れないような容器に入れ、外に寝るなら車の中にゴミを置くようにするとか、危険な生き物を呼び寄せないための行動というものが大切になると思います。

レジャーとしてのキャンプというのは、普段私たちが生活していない自然が十分にある場所で生活をすることになるので、当日の天候の問題だけでなくいかに周辺を生息域にしている生き物と共存できるかということも大切な事です。整備されたキャンプ場ではスタッフの指示に従えばいいと思いますが、適当な場所で野営をするような場合は、大雨や台風などの自然災害や水の事故に対する備えだけではなく、危険生物を含むあらゆるリスクについて理解した上での過ごし方になると思いますので、無理だと思ったら車中泊に切り替えたり場所を移動するなどの判断が求められることもありますので、くれぐれもご注意下さい。


夏の夜間移動は入浴とセットで

まだ梅雨明けでない状況ではあるのですが、日中の暑さは生命にも影響するのではと思うくらいであり、さらに夜になっても気温が下がらないという、日本国内の気候自体も変わってきたのではないかと思える暑さになっています。

そんな中で車中泊の旅をしようと思っている方も少なくないと思いますが、ガッツリ車中泊というよりも夜間に移動する中で仮眠を取って遠くまで行くことを目指しているケースもあると思います。睡眠時間が少なくなればなるほど、快適に寝られることが求められると思いますが、その時に暑くて寝られないというのでは困ります。

実際のところ、大きな電池を搭載した車で夜間に動かすクーラーが使えるならいいのですが、電池で動く扇風機を使ったとしてもなかなか寝苦しい夜を克服することは難しいだろうと思います。できれば安く泊まることができて直前の予約でもスマホからできる全国チェーンのビジネスホテルを使った方がいいのかも知れませんが、時間的な制約でそこまで休むことはできないという方もいるかも知れません。

その際、最低限やって欲しいことは、寝る前に体中汗まみれになった状態でそのまま寝ないことです。同じ暑さの中で寝る場合ですが、体の汗をお風呂やシャワーで洗い流し、新しい下着に換えて寝るだけでも相当違うことは、多くの方は実感を伴ってわかるのではないでしょうか。

では、移動中にどうして汗を流すのかということですが、まず利用したいのは深夜まで営業しているスーパー銭湯の利用です。これは、スマホ用の地図アプリなどでも検索できますし、Googleなどの検索で「スーパー銭湯」というようなキーワードで出たサイトの中から探してもいいでしょう。近くの施設の営業時間内に行けるなら、寝る前にさっぱりしてからすぐに仮眠の取れる場所に移動しぐっすりと寝られる一連の行動を考えてのルートを考えるべきでしょう。もしスーパー銭湯自体が終夜営業であって、施設の中で仮眠できるスペースがあれば、その施設を利用するのもいいかも知れません。

高速道路をずっと走行している中で仮眠を取りたい場合には、お風呂を併設しているサービスエリアというのは限られていますが、中日本高速道路会社では24時間使える簡易シャワーを用意している「ドライバーズ・スポット」のあるサービスエリアが存在します。もし、東名・新東名を使い静岡県を深夜に横断することを考えておられる場合、従来の東名か新東名かで迷った時には新東名にするのが賢明です。というのも、シャワーが使えたりリフレッシュルームがあったりする「ドライバーズ・スポット」があるサービスエリアがあるのは、現状では新東名の沼津・静岡・掛川・浜松、そして愛知県内では岡崎のサービスエリアのみ(どこも上下とも)だからです。

ちなみに、東名高速のコインシャワーは、中井パーキング下り(営業時間は午前10時から24時まで)、鮎沢パーキング上り(午前9時から23時まで)、牧ノ原サービスエリア上下(24時間営業)にあります。

ドライバーズ・スポットのシャワーはコインシャワーなので湯船には浸かれませんが、ベトベトになった汗は十分流せます。さらにここで紹介したPA、SAではコインランドリーも併設されていますので、シャワーの後は汗だくになったものをまとめて洗濯から乾燥まで済ませることもできます。

また、サービスエリアに浴槽があるお風呂を提供しているのは足柄・多賀・諏訪湖で、特に諏訪湖は温泉になっています。各々の場所では利用時間の制限や深夜料金がある場合がありますので、利用される場合には事前にネットで最新情報を入手することをおすすめします。さらに言うと、中日本以外の地域についても、同様のサービスが行なわれているSA PAについても出掛ける前にきちんと調べるか、高速道路内で手に入るマップにサービスエリアの施設についても記載があると思いますので、早いうちに入手しておくことをおすすめします。

あと、実際に寝る際の事についてですが、サービスエリアやパーキングエリアにはコンビニが入っていることもありますので、そこで凍ったペットボトル飲料を買い、それをタオルで巻いてそのまま枕に使うという技や、冷却シートを額に貼るような事も併用してもいいでしょう。そうした上で電池式の扇風機を使うなどすれば、よほど寝苦しい夜でなければ、何とか体を休めるくらいの仮眠は取れるのではないでしょうか。そんなことも暑苦しい真夏の車中泊対策として考えながら、寝苦しい夜でもできるだけ快適に休めるような方法をご自身でも考えてみてください。


ゴミを出さない旅行中の行動を考える

これからの時期、梅雨に入っては行きますが、車を使って出掛けるにはいい時期になり、車中泊が入らなくても車でお出掛けすることを計画されている方も多いのではないでしょうか。

車に乗って多くの時間を車内で過ごすということになると、どうしても途中で購入した食品のパッケージや、汚れてしまった車内を拭いたウェットティッシュ類など、ゴミとして増えていくものは多くなってしまいます。そうして出たゴミをどうすればいいのか、今回はそんなことから考えてみたいと思います。
ドライブ中の人がゴミ処理について考えることはどうしても同じ方向に行きがちです。道の駅や高速道路のサービスエリア・パーキングエリアに設置されているごみ箱は時期によっては溢れかえっていることが多く、設置者の方としては、できるだけ外からのゴミを持ち込んで欲しくないというのが正直なところではないでしょうか。

この「外からのゴミの持ち込み」という点について気になったので地元の自治体の中でゴミ処理をする所のホームページを見てみたのですが、自分の住む町だけではなく、全国の地方自治体では直接処理場へゴミを持って行って処理をお願いする場合は、その人の住所を確認し、その自治体に住んでいない人が持ってきたゴミについては、たとえその自治体のゴミ袋に入れていたとしても、受け付けてはくれないようでした。

つまり、旅行中に出たゴミでも持ち帰って自分の近所にあるゴミ集積場に出して欲しいというのが地元の人から見ると旅行者にお願いしたい事なのだろうと思います。そうなると旅先で全くゴミを出すことができないのかということにもなってしまうのですが、その点については工夫する余地があるでしょう。

基本的にコンビニや道の駅・高速道路のサービスエリア・パーキングエリアに設置されているゴミ箱はその場で出たゴミを処理するものだろうと思うので、何か購入したらすぐにパッケージの処分をお願いするということがまずは考えられます。湿気を持たせたくないポテトチップのようなお菓子でも、別にきちんと密封できるタッパー容器を持って行ってすぐにその中に移してしまうという方法も考えられるでしょう。

どうしても車内に容器ごと持ちこまなければならない飲み物の容器については、飲み終わったら細かく切り刻んでまとめておくことで容積を小さくでき、持ち帰りやすくなります。炭酸飲料を飲まないなら、小さくしやすい紙パック飲料を専門に車内に持ち込むような方法も考えられます。牛乳パック型の紙容器なら、洗って資源として出すこともできますし、紙パック飲料自体をキャンプ場でバーベキューをする際の焚き付けとして利用することもできます。さすがにペットボトルを燃やすことは国内ではだめだと思うので、そういう方法もあることをわかっているだけでも旅先で購入するものが違ってくると思います。

ゴミを少なくするために大事なのは、購入時にこれを食べたり飲んだりした後に何が残るのかということを考えながら購入することです。生ゴミの出る野菜や果物を旅先で買ってしまった場合、現地で処理することはなかなか難しいと思いますので、ゴミ自体を入れておき外に匂いを出さないようなゴミ箱を車内に置いておくという対応を考えることもできるでしょう。

単に食品のパッケージや空のペットボトルというものなら、有人のガソリンスタンドの従業員の方にお願いすれば、無料で処理を行なってくれる場合もありますので(スタンドによっては向こうの方から車内にゴミがないか聞いてくれるところもあります)、そうしたご好意に甘えたり、キャンプ場でゴミ処理を有料で行なってくれるようなところがあれば、そうした所にお願いするという方法もあるにはあります。

しかし、逆に考えると、普段の自分達の生活を考えてみるに、いかに大量のゴミを毎日生産しているのかと考えられる機会が車での旅行の時であるとも言えるのです。車内清掃にはウェットティッシュでなくタオルや雑巾を使うとか、自分の考え方一つで日常生活につながるような形でのゴミ減量を実現することもできるでしょう。基本的にゴミを出さない生活というものを意識し、出しても少しに抑えたり、ゴミ自体を細かくすることでカサを抑えるということも考えてみましょう。

蓋が閉まるゴミ箱として使えるグッズとしては色々ありますが、複数の用途があるものとしてのおすすめはアイリスオーヤマのRVバケツです。これはバケツとは言いつつもフタも閉まりますし椅子代わりにもなります。15Lの小さなものなら、中に最初から大き目のレジ袋をゴミ袋代わりとして入れておくことで、本体の内部を汚しません。


軽トラベースの車中泊車で変わるライフスタイル

NHKのバラエティ「所さん!大変ですよ」で、先日軽トラをベース車にして、荷台に居住スペースを自作して生活したり、書斎代わりにしたりして使っている方にインタビュー・居住スペースの紹介を行なった回をたまたま見ることができました。最近なかなか車中泊という話自体にスポットが当たらない中、様々な方法のある車中泊の一つである自作でお金を掛けずに軽トラキャンビングを行なう方法に光が当たっていると感じました。

軽自動車を利用した8ナンバーのキャンピングカーはすでに専門の業者さんが売り出していますが、200万円前後とかなりの高額になります。番組で紹介された軽トラをキャンピングカーにするというのは4ナンバーのままで、あくまで居住部分は荷物で積み下ろし可能なものとして自作していました。このような方法での車中泊は、ネットでも最近一部の人たちを中心にして盛り上がっているジャンルです。

木材を含む居住スペースを作る材料はほとんどホームセンターで買ってきて、設計図に基づいて組み上げれば市販車のキャンピングカーと比べても破格の材料費のみで作ることも可能です。ただし、自分で小屋を建てるのと同じで、建築の知識と専用の工具がないとなかなか大変だと思います。自分ではどうしても作れないなら、例えば近所の工務店さんや建築士さんに相談して作ってもらうような方法も取れるでしょうし、一から勉強して自ら作ることも一興でしょう。

私自身はこうしたキャンピングカー作りに憧れはあるものの、一つの問題を抱えています。一人で2台以上車を所有するというのは、住んでいる場所にもよりますが結構大変です。駐車場代も2台分かかりますし、税金は軽の4ナンバーということで安いものの車検代や任意保険料も2倍かかります。車を一台にまとめ、その一台を軽トラキャンピングカーにするのも一つの手ですが、人は助手席に1人までしか乗せられませんし、乗り心地も今の普通車と比べたらおせじにも良くありません。

元々私は専用のキャンピングカーを用意したりする代わりに、ノーマルな普通車を使って車中泊の旅に行けるような用具を準備してきたこともあり、あくまで車中泊の旅に使うなら現状のホンダフィットでの車中泊の旅の方が何より目立ちませんし(^^;)、車内で調理などもしないので私としてはあえて今、軽トラ車をベースにしたキャンピングカーを作るということは考えていません。

もし、これが自分のライフスタイルとして、自分の持っている「物」を徹底的に処分して最小のスペースに暮らすというような事を考えたら、軽トラに居住部分を積載して動くという手段も考えられないことはありません。ただ、テレビ番組でもそのようなライフスタイルで好きな所へ移動する生活を続けている人に取材していましたが、住居の代わりとするにはゴミの問題やトイレの問題、そして根本的な車中泊場所の問題をどうするのかという事が常に付いて回ることになります。

番組のテロップでは、車を停めて車中泊する場所については「車中泊が禁止されていない場所」というような形で紹介しており、そもそも道の駅で車中泊をしていいのか? という疑問をシャットアウトしていましたが、旅行でなく生活の場としてキャンピングカーを使う場合、あくまで他人の土地を使って一夜を明かすということになるので、他のサイトを見てもいろんな意見があることも確かです。

基本的には宿泊にキャンプ場を利用するようにすれば、有料でゴミ処理やポータブルトイレの処理についても問題なくできるのですが、場所によっては安アパートを借りて暮らすよりコストが高くなってしまう可能性もあります。新たなライフスタイルについて考える中で、車中泊をしながら生活をするというのはどうなのかという事について、自分の中でまだ結論は出ていませんが、そんな事も今後考えながら、改めて自由な生活とは何だろうということについても考えてみたいなと思った今回のテレビ視聴でした。


古いDVDナビも盗まれる危険は0ではない

先日、いつも車の整備を頼んでいる車の修理工場の方からちょっと恐い話を聞きました。車の売買を業者間でするにはオークションによる売買が一般的で、その方は先日中古車を出品したのだそうですが、オークションの規約を忘れてしまい、うっかり車の中に入っている説明書や古いカーナビのDVDを入れたまま出品してしまったのだそうです。

なぜこうしたものを載せたままオークションに出してはいけないかというと、車の中に残っているものを目当てに、現車の下見という感じで内部を見ている体を装いながら、狡猾に中の部品その他の盗んで行く輩(同業者である可能性が高い)が出没するからだそうです。その方は入れてあったDVDナビのディスクだけを盗まれたということですが、ナビは10年以上経っている古いもので、素人考えでなぜそんなものを盗っていくのか、理解に苦しみます。

修理工場の方が言うには、中古で購入してきた車の中に今回被害に遭った車と同じナビが付いていて、ディスクが欠品の場合、ハード的には問題がなくてもナビが使えないということで、中古車として売るためにはマイナス評価になるので、古いものでもディスクを入れてナビが動く状態にして売ろうと思って同じナビの付いている車を物色していたのではないかということです。そうだとしたら、かなり悪質な業者であると言えるでしょう。

ただ、中味を入れたままオークションに出したこと自体は出品した側の責任を問われるところでもあるので、単に盗られ損ということになってしまいます。かわいそうに思ったので、残っていた説明書とコンソールボックスの中に取り付けられていたカーナビ本体の型番からDVDディスクが入手可かどうか調べてみることにしました。

古い車なので無料のアップデートサービスもメーカーでは終了しており、最終のバージョンのDVDは2万円くらいするのですが、それまで入っていたディスクと同じくらいの古いものならネットオークションに出品されていないかさらに調べてみたところ、それらしいディスクが送料込みで3千円くらいで出品されていたのですぐに落札して改めて復活なるのか試すことにしました。修理工場の方も全て込みで3千円くらいならだめでも諦めが付くからと私が代理で入札をしてみたのですが、今回のような事例を聞いてみると、自分の車でも対策をしておいた方がいいように思いました。

今回の事例は特殊な場合で、あえてキーを付けて車の状態を下見できる状態の中でディスクだけが盗られましたが、きちんと施錠してある場合、乱暴な窃盗犯の場合は自分の車のナビに入れるディスクを取り出すためだけにナビ全体を持って行ったり壊したり、さらには進入のために窓を壊したりすることもあるかも知れません。

これは新しいナビだから危ないというものでなく、より多くの人が乗っている中古車であっても、窃盗犯の乗っている車と同じような型式で中の装備も同じようだと思われたらそれだけで車上あらしのターゲットになり得る可能性があるということでもあります。

多くの人が通る場所に車を停めている場合は、カーシェードなどで中を良く見えないようにする工夫をしつつ、改めての事ですが、車の中にバッグや貴重品と思われかねないような物自体を残していかない事が大事です。何もない車の中を窓ガラスを叩き割ってまで物色されるというのは怨恨の線が強いでしょうからそれはそれで犯人逮捕に繋げられるかも知れませんが、何も入っていないものの何かありそうなバッグを車内に残しておいたために窓ガラスを割られたのでは、泣くに泣けません。

私自身は今回の話を聞いて、念のためナビに入っているDVDディスクの写真を撮り、いざという時には型番からネットオークションで確実に使えるものがすぐに探せるように一応の対策を取っておくことにしました。現状でナビはスマホのナビの方を使っているので無ければ無いでいいのですが、古い地図とはいえ常に現在地を示してくれるナビが使えなくなったらそれはそれで困るので、そういった事も考えながら対策することも必要なのかなと考えるようになりました。皆さんも車上荒らしに遭わないためだけでなく、もし中の物が取られた場合にどうするかということも考えておきましょう。


自分の車の残りの走行可能距離を把握する

一般ドライバーはどのくらいの頻度で車の燃料を給油するのかわかりませんが、以前ブログの中で、半分くらい燃料が減ったところで満タンにする習慣を付けておくと、いざという時でも燃量切れで困らないと書いたことがありました。もし、明日に身近な場所で大きな災害が起きたとしたら、車は単に走るだけでなく、シガーソケットからスマホを充電できるなどの発電機としての機能も持つため、まさにどのくらい燃料が残っているかでその後の避難生活にかなりの違いが出てくることが考えられます。

そんな感じで長らく今乗っている車でぎりぎりまで給油しないということはなかったのですが、いつも入れているスタンドのスピードパス(カードを出さなくても専用のリーダーにかざすだけで登録したクレジットカードからガソリン給油のための利用ができる)が使えなくなった影響から、珍しくガソリンスタンドへ行く機会を逸してしまい、先日本当に久し振りに給油ランプが付くまで乗ってしまいました。

もちろん、すぐにスタンドで給油しましたが、セルフスタンドで自動的に給油が止まるまで満タンにレギュラーガソリンを入れた量は33.55リットルでした。私のホンダフィットのガソリンタンクは42リットルなので、およそ残り10リットルになったらランプが付くということを改めて確認することができました。

こうした実測の内容を覚えておくと、旅先で燃料がなくなってきた場合に慌てなくても済みます。私の車には簡易的な燃費計も搭載されているので、ランプが付いた場合に残りどのくらいの距離を走れるかということについては、それまで走ってきたデータを基にした燃費計の数値に8か9を掛ければ大体安心して走れる距離がわかってきます。

そこでもし回りに全く何もないような場所にいた場合は、スマホのマップを使って現在地から一番近くちゃんと営業しているガソリンスタンドまでの距離を調べて何とか残りの燃料でたどり着けるとわかればそのまま走ればいいでしょうし、そうでない場合には有料のロードサービスや自動車保険に付帯しているロードサービスの「ガソリン給油サービス」を利用することも考えておいた方がいいかも知れません。ちなみに、JAFの場合は一回につき10リットルを実費で購入する形になります。保険会社のサービスでは年間の回数制限有りですが、無料で利用できる場合もあります。

しかし、ロードサービスを頼んだらやって来るまでに時間がかかりますし、当初お願いした場所を移動することもできないのでやはり旅先では大変です。ガス欠は故障ではないですが旅先で起こるトラブルとしてはかなり多いと言われています。それだけこの種のトラブルは起こるものであり、逆に常に燃料に気に掛けていれば避けられるトラブルでもあります。そうは言ってもつい給油を忘れてしまうことも良くあると思いますので、せめて自分の車で給油ランプが付いた場合の残りの燃料については一度自分で確かめてみることをおすすめしておきます。

さらに、もしかしたらガソリンスタンドが見付けにくい地域に出掛ける場合には、ガソリン携行缶に燃料を入れて持って行くくらいの下準備をしてから出発するという対策もありではないかと思います。特に冬に誰もいない場所でガス欠でストップし、その場で車中泊となると車中泊の用意をしていないとかなりきつい事になってしまいますので、最悪のケースまで想定した上、燃料の残りについては常に気に掛けることを旅先では心掛けることを改めておすすめします。