カテゴリー別アーカイブ: 車中泊での心構え

車中泊をするということは、自分の知らない土地に車を停めて長時間過ごすということもあり、その土地土地の人との関係がうまくいかないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここでは、そうした事も想定しながら車中泊の旅に出掛けられる場合の心構えについて考えていきます。

中古車を購入する際には部品交換のしやすさも考えよう

私の乗っているホンダ フィットは燃費もいいしよく走るし、車中泊のベース車としても一人で利用するなら何とかシートアレンジを取ったり、助手席にコットを強引に設置したりして、かなり快適に使えるおすすめの車だと思うのですが、先日ちょっとしたトラブルに見舞われて大変でした。

ちなみに、その前にはスズキのワゴンRに乗っていたのですが、その時にはなかったトラブルなのです。何が大変だったかというと、先日夜に車を出そうとしてヘッドライトが右側だけ点灯しないことに気付きました。ただ、こうした場合、直前にダートや段差のある道を走ったことによる接触不良の可能性もあるので、ライトの向きを上向きにしたところ問題なく点灯したことで、これは完全に下向きの際のライトの電球が切れていることがわかりました。

前のワゴンRならボンネットを開けると簡単にライトの電球を取り出すことができましたので、自動車のパーツショップへ行って替えの電球を買ってくれば簡単に自分で電球の交換をすることができたのですが、ホンダ車はというか、このフィットに限ってのことかも知れませんが限られたスペースに何もかも入っているという感じになっているので、電球の後ろに手を入れて簡単に交換というわけにはいかないようです。

それでも何とかしようとしていろいろやってみたのですがどうにもならず、懇意にしている修理屋さんに電話したところ、フィットは前のバンパーを外さなければライトの部分を外すこともできないような構造になっていて、さらに車の真下にもバンパーを固定する部品が付いているので、車をリフトに乗せて下からバンパーを外す必要があると言われました。これでは素人は手を出さない方がいいだろうということで、そのまま入庫となり、専用のリフトで車の下からバンパーを止めていた部品を外し、無事に電球の交換が完了しました。ただここまで面倒くさいことになるとは思っていませんでした。

今回は自分で気が付いて翌日の昼間に交換までできたので良かったですが、この車で週末は友人のお通夜に行く予定だったので帰りにでも警察に見とがめられて止められてしまった場合に、全然知らない場所でバンパーを外しての電球交換まで頼むとなると電球代は定価を取られるでしょうし、工賃もけっこう取られるのではないかという気がしました。

以前からホンダ車はメンテナンスのための部品交換も大変だということを聞いたことがあったのですが、こうなると次に車を替える際には色々と考えなければならない事も起こりそうです。

具体的には、せめて電球くらいは前後自分で変えられるような構造の車であるか、新しい車で電球交換の必要のないLEDライトを採用している車にしてしまうかということになります。考えてみれば前のワゴンRに乗っていたころには、前後左右の電球の替えを車内に用意しておき、いざという時には車内にある工具で自分ですぐに交換できるようにしていたのですが、もし古い車を購入する場合は、フィットのようにバンパーを外さなければ電球交換できないような車は止めようかなと思います(^^;)。もし夜に電球の球が切れてしまった場合、ロードサービスの対応というのは、少々微妙です。片方の電球が切れた場合、それが下向きのライトだけだったら緊急避難的にライトを上向きにすれば両目のライトが付くので、夜でも早い時間だったら作業をしてくれるショップやガソリンスタンドまで自走は可能なので基本的に動けないわけではないのでJAFの出動要件に当たらない可能性があります。出動して来てもらっても、無料になるのは30分以内の作業になるので、フィットのように大がかりになる作業では現場で直してもらうよりも自走して作業してもらえる所まで行く方が簡単です。どうしてもJAFを呼びたいと電話したとして、現場での作業が完了しなければレッカーでの牽引で近くの工場まで運ぶだけになる可能性が高いです。

こうした球切れというのはいつ起こるかわかりませんし、替えの電球なら事前に用意はできるものの、その電球を自分で交換できるかできないかというのは、それだけで出先でのお金と時間を余分に食ってしまう可能性があるものです。これから車を買おうと思っている方は、単に車の乗り心地や性能だけでなく、メンテナンスの方法についても十分営業マンの方に話を聞いて、全てをお店で任せるのか、それとも自分でできる事は自分でやるのかということも考えておきましょう。


道路緊急ダイヤル「#9910」は電話帳に登録しておこう

朝のワイドショーの衝撃映像を見ていて、つくづく道路を走っていて何が起こるかわからないということを痛感しました。私が見たのは、名古屋高速で観光バスの左斜め後ろを走っていた車のドライブレコーダーの映像として、観光バスの荷物入れが急に開いて中にあった乗客のスーツケースやキャリーバッグなどが次々と落ちていくという衝撃映像でした。その後、何とかドライブレコーダー搭載の車は荷物との衝突を避けるようにして左側の路肩に停車したのですが、このような状況に遭遇した場合、私達はどうするのがベストなのでしょうか。

まず、絶対にやってはいけないのが、車から降りて荷物を拾うことです。その場で長く停車しているだけでも後続車から突っ込まれる可能性があるため、後方に気を付けながらそのまま進み、できれば落下のあった場所を覚えておいて(高速道路の場合道路名・キロポストの数字・周辺の施設名などを控えておくと連絡する時にスムーズになります)、道路管理者に連絡を取ることが必要になります。しかし、警察や消防でも保険会社でもなく、ロードサービスでもない「道路管理者」への連絡とはどうすればいいのでしょうか。

http://www.mlit.go.jp/road/dia/

それが、上記リンクで紹介されている道路緊急ダイヤル「#9910」です。このページによると、連絡が必要な道路状況としては以下のような場合が挙げられています。

・道路に穴が開いている
・道が崩落するなどして危険な状態
・道路上に落下物が放置されている
・道路が油などで著しく汚れている
・ガードレールや標識が破損している
・動物の死骸が横たわっている
・動物が道路上に留まっている

基本的にはこのような事が見過ごせない場合には安全な場所に車を停めて、早めに道路緊急ダイヤルに電話をして場所と状況の説明をし、対応してもらうようにしたいものです。こうした原因が元で事故になれば警察に電話をすればいいのですが、車中泊のために全国のいろんな場所へ行く場合にそんな事に遭遇するケースも少なくないと思いますので、この「#9910」については、携帯電話の電話帳に登録しておくことをおすすめしておきます。

なおその際、「道路緊急ダイヤル」としてもいいのですが、「緊急番号」というくくりでまとめておいたり、検索がしやすいように語頭に「ああ」や「んん」のように50音順の最初や最後に持って行けるような形で登録しておくと、いざという時にいやでも目に付く所に置いておけます。

何もない時にはこんな事もあまり考えることではなく、書くのにも気を落ち着けて書いていますが、実際に何か起こっている現場に遭遇した時というのは、やはり何かいつもと違うくらい自分でも何をやっているかわからないような事にもなってしまうかも知れません。これは、防災対策にも言えることですが、いざという時にはできるだけ連絡系統はわかりやすく単純にするのがいいでしょう。この道路緊急ダイヤルの他にも、いざという時に使う可能性のある電話番号についてはまとめて項目を作っておくのもいいのではないでしょうか。

最後に、まとめ作業の参考にということで、主だった緊急用の電話番号について紹介しておきます。なお、「#」から始まる短縮番号はあくまでわかりやすく電話を掛けるための番号で通話料は有料で、地域限定の場合もあります。さらに、携帯電話の通話定額では対象外となる「0570」から始まる番号も含まれている可能性があるので、通話定額の契約をされている場合には長電話の通話料にご注意下さい。

(3ケタ番号)

・110 警察
・119 消防
・118 海上事故
・171 災害用伝言ダイヤル
・188 消費者ホットライン(携帯通話定額でも有料)
・189 児童相談所ダイヤル(携帯通話定額でも有料)

(#ダイヤル)

・#9910 道路緊急ダイヤル(24時間無料)
・#9110 警察への相談で緊急性のないもの(通話有料)
・#7119 救急電話相談で緊急性のないもの(地域別サービス 通話有料)
・#8000 小児救急電話相談(地域別サービス 通話有料)
・#8139 JAF(携帯通話定額でも有料)

なお、この内容は2018年1月現在の内容で、状況によって番号や細かい内容が変わることも考えられますので、実際に利用される場合には必ず最新の情報を確認の上でお掛け下さい。また、携帯電話の定額プランの対象外となる番号の場合も、直接その場所の相談窓口をネットで調べて掛けるというような方法で通話料を定額で利用できる場合がありますので、お住まいの地域の必要な番号とともに自分なりの緊急電話リストを作るのがいいかと思います。


旅先からの通報で正確な場所を伝えるには?

先日ラジオを聞いていて、山で主に単独行による遭難をしてしまった方に取材して、同じような事故を防ぎたいという目的のもとに著作を書いておられるフリーライターの羽根田治さんを呼んでいろいろなお話をしているのを聞かせていただきました。

様々な話を聴く中で改めて道に迷った時の基本である「おかしいなと思ったら引き返す」ということと、出掛ける時にどの山へ行くのかを伝えるとともに実際に登山口まで来たら、「登山届」を提出するということの重要性を感じることができました。

よくニュースで遭難したものの無事に生還したという話はあるものの、もしどこに出掛けたかがわからなければ、どんなに立派な捜索隊がスタンバイしていたとしても出掛けようがないわけで、少なくとも当日どこへ行くかくらいは家族や知り合いに告知してから行かないと、車で出掛けてもその車がどこに停まっているか(つまりどこの登山口から登ったか)もわからないので、もし遭難して長時間生存していても捜索してもらえなければそれまでです。

車中泊を登山とセットで行なっている方はもちろんこうした過去に起こった遭難事故から学ぶ事は多いだろうと思いますが、一人で車中泊の旅に出る場合でも、誰にも内緒で出掛けるべきではないということで、ここで一つ提案をしてみます。

一番簡単なのはLINEで家族や友人とのやり取りをしているなら、左下にある「+」をタップして「位置情報」をさらにタップすると、スマホのGPSを入れてあれば地図上の現在位置に「この位置を送信」という表示が出ますのでそこをタップするだけで、住所の文字情報として簡単に送ることができます。その日の宿泊場所として何かコメントがあれば、改めて発言をすればいいでしょう。

LINEをやっていない場合にはアプリで自分の位置を住所化するアプリもあります。これはAndroid用のアプリですが、「現在位置住所検索」というアプリでは、起動すると自動的にその場の住所を表示してくれ、ワンタッチでクリップボードにコピーしてメールに貼り付けて送ることもできます。また、人気のない所で救急車や警察を呼ぶような場合に、携帯電話の場合自動で自分の位置を検索してもらうのは難しいので、こうしたアプリを使って出てきた住所を直接告げる事で命にかかわるような大事になってしまったような場合(車ごと崖から転落してしまったような場合)には有効でしょう。ただ、一台でデータも通話も行なっている場合は、調べた住所を何かに書き写してから電話を掛けるようにする必要があるかも知れませんが、ガラケー(ガラホ)とスマホ(タブレット)との2台持ちにするのも一つの手でしょう。

車で移動する場合、かなり頻繁に場所を移動するのでいちいち電話して自分のいる場所を伝えるのが面倒になるかも知れませんが、LINEやメールを使ってその日の最終到着地だけでも家族に伝える習慣を付けておくだけでも、何か想定不能の事故や天災に巻き込まれた場合、自分を誰かが探してくれるための最後の頼みの綱ということになるのではないでしょうか。


迷ったら夏タイヤのまま出掛けないという選択を

毎年雪に悩まされている地方の方からすると信じられないかも知れませんが、私の住む静岡県の中部地方では、さすがに標高の高い山間部では雪が降りますが、海に近い平野部では雪は「舞う」程度に降るものであり、翌日にすら残らないのが「初雪」になってしまうか、そもそも雪が一年を通して降らないという地方に住んでいます。

そのため、日々の仕事やレジャーで使う車のタイヤについては、東は御殿場、西は関が原を通るような場所に出掛けるのでなければ一年中夏タイヤを履いたまま取り替えることはありません。さらに、近場移動だけならチェーンも使わないので多くの人は買ってもいないと思います。しばしば東京に雪が降った場合の自動車ユーザーのタイヤ交換やチェーン購入の姿が話題になることがありますが、恐らく静岡県中部の平野部が一面雪になったらそれとは比較にならないほどの大パニックと化すでしょう。

2017年もようやく冬将軍がやってきて、雪の心配をしながら車を使わなければならない季節がやってきたという感じですが、そんな雪道に慣れていない私のようなドライバーは、遠方へ車で行くなら、少なくともタイヤをスタッドレスに履き替えたり、自分で装着できることを前提にタイヤチェーンを用意した上でないと、とても車では出掛けられないと思っています。というのも、自分が事故を起こしたり動けなくなって困るという事だけではない大きなリスクを考えてしまうからです。

過去にこのブログでも触れたことのある約千台の車が8時間半にわたり立ち往生した今年2月の新東名御殿場ジャンクション付近におけるインター閉鎖というのは、そもそも雪を甘く見て夏タイヤのまま高速道路に入った車が相当いたことが原因ではないかと思われます。そんな状況になると、いくらきちんと雪対策を行なっていたとしても、身動きが取れない車の中にはまってしまったら全く動けなくなってしまいます。普通車や軽自動車の場合は、周辺にいる人たちがみんなで動けなくなった車を押して道路脇にでも移動させることができるかも知れませんが、トラックの身動きができなくなったらこれはもう無理です。その車が安全に動くまでは立ち往生を覚悟しなければならなくなります。

道路上で止まったままの場合でも危険は生じます。路肩が空いている場合、その路肩を通って抜けようとする不心得者がいたとして、そうして走ってきた車が滑ったりして立ち往生している自分の車にぶつかってくることもあるかも知れませんし、もしそんな事故が起きてしまったとしたら、いざという時には緊急車両の通行路となる隙間まで塞がれて、病人の搬送や救援物資も届かなくなる可能性もあります。

そう考えると、実際に急に雪に降られた場合に対処する術を持たないまま車で出掛けることは止めた方がいいという考えにつながるでしょう。もし電車に乗り換えて出発して同じような立ち往生の状況になったとしても、車内で休むこともできますし、線路は高速道路のように渋滞はしていませんので自力では動けなくても他に雪でも動ける電車や汽車があれば救援に来てもらえる可能性もあります。

私自身は過去には冬の温泉を楽しむために雪の関越道を利用して群馬県の温泉を車中泊で回ったりしたこともありましたが、当時はまだスパイクタイヤでの走行が許されていた時でも坂道でアイスバーンにはまってしまうと運転手の意志で車を制御するのは難しく、物理的な事故を避けることができないことを知ったり、これも冬季に岩手県の花巻温泉郷にある大沢温泉に出掛けた時(その時はさすがに車は使いませんでした)、花巻駅から乗ったタクシーの運転手の方が、最初から雪道で滑ることを計算して運転していることに感心したことと、同じ日に台湾からやってきてレンタカーを借りて運転していたグループが死亡事故を起こしたという事をそのタクシーのカーラジオから聞こえてきたニュースで知り、さすがにここまで雪道の運転に慣れることは難しいと、その時から冬季の車での外出には積極的になれないまま今に至ります。

改めてこんな話題を書こうと思ったのは実は理由があります。車でよく出掛ける友人に昨日電話をしたら、何と岩手の陸前高田にいるという話で、しっかりスタッドレスタイヤを履いているだろうと思ったらまだタイヤ交換はしないまま来てしまったとのことでした。さすがにチェーンは持っているだろうとは思いますが、週末は東北や北海道で天候が悪くなり雪の予報もある中で、スタッドレスを履かずに出掛けるとは、やはり雪の降らない地域に長く住んでいることによる楽観主義が染み付いてしまっているのかとちょっと恐ろしくなりました。友人には無事に帰って来て欲しいですが、くれぐれも現地の方々に迷惑がかからないようにと願っています。


旅先での「ローカルルール」に困ったら

最近特に目につくテレビの番組に、芸能人や俳優が歩いて都会ではない田舎を回り、土地の人々とのふれあいを演出するようなプログラムがあります。そうした番組を真に受けて、同じように土地を回る旅をした場合、どうなるのでしょうか。先日のニュースで、現代の村八分のような扱いを受けた大分出身の男性のケースがニュースになっていたのですが、そのくらい付き合いに厳しい場所に行くと、地元の人との触れ合いどころではないような感じがします。というのも、今回のニュースは、土地に関係ない人間がその土地を荒らされたと土地の人に判断された場合、かなりのトラブルになってしまうのではないかと思えるものでした。

大分のケースについて詳しいトラブルの内容は割愛しますが、今回村八分のような扱いを受けた男性というのは、決してその土地と関係ない人ではなく、生まれ育った家に戻って病弱となった母親の面倒を見るために大阪から移り住んだという、いわば同じ集落の人間という認識は残っている中で付き合いをしてくれなくなったという点が、それまでの全くその土地に縁のない人との付き合いを避けるケースとは違っています。

いくら見知っている人であっても、その集落に長い間根付いている「ローカルルール」について意見や文句を言うことがあったことで、一切の関わりを断つような場所が今この日本には普通にあるということを明らかになったというのは画期的な事だと思います。個人的には今後、やみくもにそこで生活している人の生活圏に土足で入らないような注意ができるようになると肯定的に捉えています。

道の駅や高速道路のサービスエリア以外で車中泊をするような場合、やはり気になるのが野営地と定めた土地で、自分の事はどう見られるのかということと、それに対する対策はどうすればいいかということでしょう。緊急避難的に夜になって仮眠を取るような場合は、人が起きて活動するより前に起き、状況を見ながら邪魔にならないように早めに立ちのくというのがベストでしょう。そうでなく、ある程度時間のある夕方くらいに現地に着き、適当なキャンプ場が見付からなかったような場合、どうするかということになると、これは集会所のような人の集まるところで、地元の顔役を紹介してもらうのも良し、道の駅があればそこの責任者の人に車中泊可能な場所はないか聞くも良し、土地の人に空いている土地に一晩だけ車を置かせてもらうことについての筋を通すということが大切になるのではないかと思います。

私自身は過去にあてもなく旅をする時には、どんな人に会い親切にしてもらったり世話になったりすることがあるかわからなかったので、物自体はそれほど高くない煎茶のパックを複数持って行き、お世話になった方に渡すようにしていました。私自身がお茶の生産では日本一の静岡県から来たことを告げることで、ある程度は相手の緊張も溶けてくる場合もあり、そうした「小道具」もお互いにいやな気分にならないためのものとして役に立ったことを覚えています。お茶の場合は余れば自宅用として使ってしまってもいいので、我ながらいい小道具を使ったのではないかなと思いました。

ただ、もしそうしたこちらからの誠意を見せても全く反応がなかったり拒否反応を示された場合は三十六計逃げるに如かずということで、違う車中泊場所を探すようにした方がいいでしょう。他人者を受け入れないというのがローカルルールの地域も当然あると思いますし、そこに自宅を購入したわけでもなければ、あえてトラブルの種としてその土地に留まったとしてもいいことはありません。

こういう「ローカルルール」というのは、車中泊時だけに限らず、地域の人達しか行かないような居酒屋や食堂でもあることがあります。注文一つにしてもルールに則っていないと止められるかも知れませんが、全くどうしていいかわからない場合は腰を低くしてお店の人に聞くのが一番だと思います。もっとも、都会でも繁盛店の中には店主がお客の私語も許さないような雰囲気のお店も存在したりしていますので、暖簾をくぐってお店に入り、ちょっとこの雰囲気は自分には合わないと思ったらそのまま出て行く勇気も必要になってくるかと思います(^^;)。そうした場合のために全国規模のチェーン店があると思えばいいのではないでしょうか。


土井善晴さんの「洗い米」はキャンプにも使える技

先日、テレビでNHKの「きょうの料理」放送開始60年の記念特番を見る機会があり、一部のマニアの間で「神回」と呼ばれている15分間の番組で「塩むすび」と「焼きみそおむすび」しか作らなかった時の塩むすびの握り方を生放送で再現してくれました。

このような人に教わらなくてもできそうなおむすびをわざわざテレビの料理番組で扱うのかと思われる方もいるかも知れませんが、単純な事だからこそかなりの料理についての考え方を示してくれているので、大変参考になるというのが正直に思うことです。

特に、車で出掛けて旅先でお米をおいしく炊きたいと思う場合、手軽さを考えると無洗米を使ってしまいがちになりますが、土井さんが塩むすびを作るためのお米の炊き方について解説する中で出てきた「洗い米」というのはなかなか旅に出る時にも使えそうな技だと感じました。

この「洗い米」というのは普通のお米を洗ってからザルに上げて作るもので、夏場なら30分間、冬場なら50分間で炊ける状態になるそうです。すぐに炊かない場合は口の閉じるポリ袋に入れたものを冷蔵庫に入れておけば1日~2日ぐらいまでは保存がきくそうなので、中を冷やしたクーラーボックスに入れて持ち運ぶことで、旅先での炊飯にも使えそうです。

さらに、水の量については土井さんはあくまで米と同じ量であることを推奨しています。普通米と無洗米、さらに新米と古米では水の量が違うという認識があるとどうすればいいのか迷ってしまうかも知れませんが、水が米と同じというのはわかりやすくで良いです。

興味のある方は、NHKエデュケーショナルの「みんなの きょうの料理」というサイトで、「焼きみそおむすび」というレシピ名で検索をすれば詳しい内容が出てきますので参考になさってください。

車で長期間旅行する場合、旅のコストを抑えるには少なくとも主食のお米だけは用意しておいて例えばキャンプ場に泊まることができた場合、その日の夕食を作るためのお米を用意する時に、翌日以降の朝ごはんか昼ごはんか夕ごはんかはわかりませんが、いつでもすぐに炊ける状態にザル上げしたお米をポリ袋に入れて冷蔵したまま持ち運ぶことで、それほど時間を掛けることなく次の食事で炊きたてのごはんが食べられるので、格安の料金で使えるキャンプ場を回るようなコースで回ることができる場合にはこんな形での下準備のしかたを覚えておくといいのではないかと思うわけです。

それこそ、お米の場合何もおかずがなくても炊きたての状態で塩むすびにして食べてもいいわけですし、無くなっても全国どこでも売っているので、量的には同じクーラーボックスに入るくらいのペットボトルを複数用意して、その中で生米自体も保管しておくのが合理的ではないかと思われます。常に車で移動していることを考えれば、それほど多くのお米をストックしておかなくても大丈夫でしょうし、地方の農産物直売所やお米屋さんで計り売りをしてくれるところがあればお願いしてもよさそうです。

どちらにしても外食することを考えれば、お米を炊いて食べるという生活というのはお金の節約になりますから、トータルのコストを押さえて車で長期間旅行したいと思っている方は、旅の主食はお米にすることも考えてみてはいかがでしょうか。


旅先でポイントを貯めようとする心理

先日、楽天のポイントを不正に入手して転売用の商品を大量購入していた輩が逮捕されたことがニュースになりました。憎むべきは人々の貯めているポイントをIDとパスワードをハッキングすることによって盗み出す人達の存在ですが、こうした犯罪は今後もなくならないと思うので、日頃の消費活動においても発想の転換が必要になってくるのかも知れません。

今回のようなポイント詐取が大きなニュースになった背景には、「楽天ポイント」「Tポイント」「Ponta」「dポイント」のような一つのお店だけではなく多くの加盟店舗で貯めることができたり、使える汎用ポイントが広まってきたこととも関係があるのではないかと思います。

そのため、ポイントを貯めるユーザーとしても日々のお買い物で貯めるポイントをそうしたポイントシステムに一括化し、年に一回貯まったポイントで贅沢な買い物をしようとするような方もいるでしょうし、買い物以外にも得ることができたポイントを大手ポイントに移行させることで貯めるなど、飛行機のマイルのようにポイントを貯めることも普通に行なわれてきているわけです。
また、私の持っているカードの中には、クレジットカードのポイントを電子マネーのSuicaに移行することもできるものもあるので、そうなるとかなりの汎用性を買い物での利用ポイントが持つことにもなっているわけで、単にポイントは貯めずに現金値引をと言い切れないような状況になっていることも確かです。

ただ、こうしたポイント至上主義を旅先でも効率的に行おうとする場合、得てして旅先での宿泊や食事、買い物においても汎用ポイントの付く全国的なチェーン店で行なおうと思ってしまう場合が多くなるのではないでしょうか。私自身ポイントを貯めているところもあるので、全ての場合のポイント取得を批判するものではありませんが、そもそもポイントというものはどういうものなのかということを理解して使うことが大事になってくるでしょう。

電子マネーを除く汎用ポイントについては、多くが「1ポイント=1円」で決済されていますが、ポイントが付く還元率はまちまちです。さらに、「期間限定ポイント」として、使用期限が決められている場合もあります。そうなると、買いたいという強い欲求がないのにも関わらず期間限定のポイントを消費するため、そのポイントよりも多額のお金を出していらないものを買ってしまう可能性もあるということです。もっと言うと、規約の変更により、発行元企業の思惑によって価値が変化してしまう可能性があるというのもポイントを貯める場合には常に考えておいた方がいいでしょう。

よく、「現金で10%の値引きとポイントを支払額の10%付与とどちらがお得か?」というような話を聞くことがありますが、お金をポイントにした時点でポイント発行側の得になります。世の中にはポイントを有効に使い切る方もいますが、少なくない人たちがポイントが無効になるまで使わなかったり、ポイントカードを失くしたまま再発行しないことでポイントが消滅するなどして、実際問題、本来値引かなければならない企業側の負担を軽減するような形になってしまっています。プリペイドカードというのも同じようなもので、こうしたカードは表示されている金額より多い価格のものを購入する際に使用しないと、数十円を残したまま使わなかった場合、ユーザーがもし同額でカードを購入した場合には、結果的に現金を使って買い物をする場合よりも損をすることになってしまいます。

さらに、今回のニュースのように、いつかまとめて使いたいと思っていたらいつの間にかパスワードがハッキングされポイントがなくなってしまうというリスクもあります。そうしたユーザーにとって数々の不利な状況を工夫と細かい情報収集で克服し、メリットを生み出せればいいのですが、そこまでする自信のない方は、たとえ少額でも小銭を払わないために端数だけ日頃からポイントを使うような形で考え方を切り替える方が余計な心配をしなくて済むということもあるのではないでしょうか。

旅先においても、あえてポイントの付く全国的なフランチャイズチェーンで何もかも購入しないで、あえて地元のみで利用されているようなお店を探して利用するようにすれば、同じお土産を購入するにも新しい発見があるかも知れません。もしかしたら、ポイント獲得に意欲を持つあまり、現地で出会えたはずの魅力的な品物を逃してしまうこともあるわけなので、特に大きなお店のないところに旅行する場合には、そこだけでもコンビニや大手スーパーのフランチャイズ店、ファミリーレストランを避けてみるのもいいのではないでしょうか。


野外活動における危険性を十分認識しよう

8月に入り、お子さんを連れてキャンプに行く機会なども増えるのではないかと思いますが、恥ずかしながら私が車中泊にハマった理由というのは、キャンプよりお手軽にキャンプのような雰囲気を味わえ、急な雨でもそれほどあわてなくても車内に避難すればいいという、野外活動に弱腰な点も少なからずあります。

ですから、キャンプ場であってもテントを張らず、あえて車中泊をするという方向で考えてしまいがちになりますが、テントと比べても外からの侵入物をシャットアウトしやすいというのも車の中で寝る場合のメリットではないかと思います。

何故こんな事を改めて書くのかというと、私を含めて多くの人たちがそれほど野外生活のための知識が少ないままキャンプだったり野外での遊びをしてしまっているのではないかと思ったからです。

先日、泊まりがけの野外宿泊研修だったと思いますが保育園の児童の集団が朝の散歩の時にスズメバチに刺されたことがニュースになりました。スズメバチの場合は全ての巣を駆除することは難しく、たまたま巣の近くを散歩していた子供たちは災難だったと言うしかありませんが、自然のある野外では当然いろんな虫に刺されることはあるので、長袖を着るようにするとか、何らかの対策をしていたのかどうかが少し気になります。

さらに、この文章を書いた時からするとつい先日に、兵庫県伊丹市で起きた小学生が毒蛇である「ヤマカガシ」に噛まれて意識不明の重体になったというニュースがありました。この件については、被害者側ちょっとした知識があれば防ぐことができた事故ではなかったかと思います。というのも、今回被害に遭った小学生がやっていたかどうかは不明ながら、付近の小学生の間に「ヘビ狩り」という遊びがはやっていて、ヘビを捕まえて友だちに見せびらかすようなことがあったと言うのです。

残念なのが、そうした遊びが発生したのは夏休みに入ってからのことだと思うので、学校でそうした遊びがあることを把握し、注意することができなかったのではないかということと、小学生たちの間の共通認識として、まさか身の回りにうろつくヘビに毒を持つものはいないだろうと思ったからこそ、素手や棒でヘビを捕まえて、他の人より勇敢だということを誇りたいがための遊びになったのだと思われることです。

今回小学生を噛んだと言われる「ヤマカガシ」は本来大人しい性質で、踏んだり手や棒で触るなどの攻撃を仕掛けない限りは噛んでこないとも言われています(ただし産卵期には子を守るために攻撃的になっている場合もあります)。基本的にはヘビに出くわしたら逃げるのがセオリーですが、そうした知識がないお子さんの場合、友達同士で度胸試しのような感じで攻撃を仕掛けるような事をする場合もあるかも知れませんが、毒のないヘビに噛まれても痛い上に傷口から菌が入って大事になる可能性もありますし、くれぐれも舐めてかからないことを日頃から教えておく必要があるのではないかと今回のニュースを聞いて思いました。

もしヘビを捕まえる目的で出掛けるなら、服装は肌を露出せず、もちろんサンダル履きというのも駄目で、手袋も必要になるでしょう。今回はハブやマムシという知られた毒ヘビではなく、名前すら子供たちは知らないかも知れない「ヤマカガシ」が相手だったことが事態を深刻にしてしまいましたが、日頃から野外生物に対する正しい知識を持つことが大事だということですね。

ですから、これからの季節、新しくテントを購入してキャンプ場で泊まってバーベキューをやるような予定をされている方については、改めてネットからでも大丈夫だろうと思うので野外活動についての情報を仕入れ、それを十分に理解してから出掛ける方がいいだろうと思います。

注意点は季節によっても変わってくるとは思いますが、ここでは夏休みの野外活動についてという限定をする中で、危険生物やその他の注意点を挙げていきましょう。

・服装

帽子の着用、長袖長ズボン、サンダルは山中などでは危険な場合も、雨具の常備(急に雨が降ってくると体温が下がって危険)

・体調管理

日焼け止めの使用、十分な水分補給の必要

・山の危険生物

スズメバチ、山ヒル、毒ヘビ(マムシやヤマカガシ)、イノシシ、ダニ、ツツガムシなど

・海の危険生物

ゴンズイ、オニダルマオコゼ、カツオノエボシ、アカエイ、ヒョウモンダコ、オニヒトデ、アンボイナガイ、フジツボ(鋭利な殻で足を切る危険性)など

・植物

ウルシ、ハゼノキ(かぶれ)、ハリギリ、イバラ、サンショウ、メギ、ススキ(トゲなどにより皮膚に傷が付く可能性あり)など

・キノコ

基本的に素人判断で食べない、触らない

また、車中泊するつもりで出てきたものの、あまりに車の中で寝るのは暑いので、そのまま外に出て寝るような場合も、野外で生息する生き物についての対策は大丈夫なのかということを考えてした方がいいように思います。今回はヘビの毒が問題になっていますが、外にゴミを出しているような場合、イノシシや熊がその匂いにつられて出てくる可能性というのは日本国内では全くないということはありません。ゴミについては外に匂いが漏れないような容器に入れ、外に寝るなら車の中にゴミを置くようにするとか、危険な生き物を呼び寄せないための行動というものが大切になると思います。

レジャーとしてのキャンプというのは、普段私たちが生活していない自然が十分にある場所で生活をすることになるので、当日の天候の問題だけでなくいかに周辺を生息域にしている生き物と共存できるかということも大切な事です。整備されたキャンプ場ではスタッフの指示に従えばいいと思いますが、適当な場所で野営をするような場合は、大雨や台風などの自然災害や水の事故に対する備えだけではなく、危険生物を含むあらゆるリスクについて理解した上での過ごし方になると思いますので、無理だと思ったら車中泊に切り替えたり場所を移動するなどの判断が求められることもありますので、くれぐれもご注意下さい。


夏の夜間移動は入浴とセットで

まだ梅雨明けでない状況ではあるのですが、日中の暑さは生命にも影響するのではと思うくらいであり、さらに夜になっても気温が下がらないという、日本国内の気候自体も変わってきたのではないかと思える暑さになっています。

そんな中で車中泊の旅をしようと思っている方も少なくないと思いますが、ガッツリ車中泊というよりも夜間に移動する中で仮眠を取って遠くまで行くことを目指しているケースもあると思います。睡眠時間が少なくなればなるほど、快適に寝られることが求められると思いますが、その時に暑くて寝られないというのでは困ります。

実際のところ、大きな電池を搭載した車で夜間に動かすクーラーが使えるならいいのですが、電池で動く扇風機を使ったとしてもなかなか寝苦しい夜を克服することは難しいだろうと思います。できれば安く泊まることができて直前の予約でもスマホからできる全国チェーンのビジネスホテルを使った方がいいのかも知れませんが、時間的な制約でそこまで休むことはできないという方もいるかも知れません。

その際、最低限やって欲しいことは、寝る前に体中汗まみれになった状態でそのまま寝ないことです。同じ暑さの中で寝る場合ですが、体の汗をお風呂やシャワーで洗い流し、新しい下着に換えて寝るだけでも相当違うことは、多くの方は実感を伴ってわかるのではないでしょうか。

では、移動中にどうして汗を流すのかということですが、まず利用したいのは深夜まで営業しているスーパー銭湯の利用です。これは、スマホ用の地図アプリなどでも検索できますし、Googleなどの検索で「スーパー銭湯」というようなキーワードで出たサイトの中から探してもいいでしょう。近くの施設の営業時間内に行けるなら、寝る前にさっぱりしてからすぐに仮眠の取れる場所に移動しぐっすりと寝られる一連の行動を考えてのルートを考えるべきでしょう。もしスーパー銭湯自体が終夜営業であって、施設の中で仮眠できるスペースがあれば、その施設を利用するのもいいかも知れません。

高速道路をずっと走行している中で仮眠を取りたい場合には、お風呂を併設しているサービスエリアというのは限られていますが、中日本高速道路会社では24時間使える簡易シャワーを用意している「ドライバーズ・スポット」のあるサービスエリアが存在します。もし、東名・新東名を使い静岡県を深夜に横断することを考えておられる場合、従来の東名か新東名かで迷った時には新東名にするのが賢明です。というのも、シャワーが使えたりリフレッシュルームがあったりする「ドライバーズ・スポット」があるサービスエリアがあるのは、現状では新東名の沼津・静岡・掛川・浜松、そして愛知県内では岡崎のサービスエリアのみ(どこも上下とも)だからです。

ちなみに、東名高速のコインシャワーは、中井パーキング下り(営業時間は午前10時から24時まで)、鮎沢パーキング上り(午前9時から23時まで)、牧ノ原サービスエリア上下(24時間営業)にあります。

ドライバーズ・スポットのシャワーはコインシャワーなので湯船には浸かれませんが、ベトベトになった汗は十分流せます。さらにここで紹介したPA、SAではコインランドリーも併設されていますので、シャワーの後は汗だくになったものをまとめて洗濯から乾燥まで済ませることもできます。

また、サービスエリアに浴槽があるお風呂を提供しているのは足柄・多賀・諏訪湖で、特に諏訪湖は温泉になっています。各々の場所では利用時間の制限や深夜料金がある場合がありますので、利用される場合には事前にネットで最新情報を入手することをおすすめします。さらに言うと、中日本以外の地域についても、同様のサービスが行なわれているSA PAについても出掛ける前にきちんと調べるか、高速道路内で手に入るマップにサービスエリアの施設についても記載があると思いますので、早いうちに入手しておくことをおすすめします。

あと、実際に寝る際の事についてですが、サービスエリアやパーキングエリアにはコンビニが入っていることもありますので、そこで凍ったペットボトル飲料を買い、それをタオルで巻いてそのまま枕に使うという技や、冷却シートを額に貼るような事も併用してもいいでしょう。そうした上で電池式の扇風機を使うなどすれば、よほど寝苦しい夜でなければ、何とか体を休めるくらいの仮眠は取れるのではないでしょうか。そんなことも暑苦しい真夏の車中泊対策として考えながら、寝苦しい夜でもできるだけ快適に休めるような方法をご自身でも考えてみてください。


ゴミを出さない旅行中の行動を考える

これからの時期、梅雨に入っては行きますが、車を使って出掛けるにはいい時期になり、車中泊が入らなくても車でお出掛けすることを計画されている方も多いのではないでしょうか。

車に乗って多くの時間を車内で過ごすということになると、どうしても途中で購入した食品のパッケージや、汚れてしまった車内を拭いたウェットティッシュ類など、ゴミとして増えていくものは多くなってしまいます。そうして出たゴミをどうすればいいのか、今回はそんなことから考えてみたいと思います。
ドライブ中の人がゴミ処理について考えることはどうしても同じ方向に行きがちです。道の駅や高速道路のサービスエリア・パーキングエリアに設置されているごみ箱は時期によっては溢れかえっていることが多く、設置者の方としては、できるだけ外からのゴミを持ち込んで欲しくないというのが正直なところではないでしょうか。

この「外からのゴミの持ち込み」という点について気になったので地元の自治体の中でゴミ処理をする所のホームページを見てみたのですが、自分の住む町だけではなく、全国の地方自治体では直接処理場へゴミを持って行って処理をお願いする場合は、その人の住所を確認し、その自治体に住んでいない人が持ってきたゴミについては、たとえその自治体のゴミ袋に入れていたとしても、受け付けてはくれないようでした。

つまり、旅行中に出たゴミでも持ち帰って自分の近所にあるゴミ集積場に出して欲しいというのが地元の人から見ると旅行者にお願いしたい事なのだろうと思います。そうなると旅先で全くゴミを出すことができないのかということにもなってしまうのですが、その点については工夫する余地があるでしょう。

基本的にコンビニや道の駅・高速道路のサービスエリア・パーキングエリアに設置されているゴミ箱はその場で出たゴミを処理するものだろうと思うので、何か購入したらすぐにパッケージの処分をお願いするということがまずは考えられます。湿気を持たせたくないポテトチップのようなお菓子でも、別にきちんと密封できるタッパー容器を持って行ってすぐにその中に移してしまうという方法も考えられるでしょう。

どうしても車内に容器ごと持ちこまなければならない飲み物の容器については、飲み終わったら細かく切り刻んでまとめておくことで容積を小さくでき、持ち帰りやすくなります。炭酸飲料を飲まないなら、小さくしやすい紙パック飲料を専門に車内に持ち込むような方法も考えられます。牛乳パック型の紙容器なら、洗って資源として出すこともできますし、紙パック飲料自体をキャンプ場でバーベキューをする際の焚き付けとして利用することもできます。さすがにペットボトルを燃やすことは国内ではだめだと思うので、そういう方法もあることをわかっているだけでも旅先で購入するものが違ってくると思います。

ゴミを少なくするために大事なのは、購入時にこれを食べたり飲んだりした後に何が残るのかということを考えながら購入することです。生ゴミの出る野菜や果物を旅先で買ってしまった場合、現地で処理することはなかなか難しいと思いますので、ゴミ自体を入れておき外に匂いを出さないようなゴミ箱を車内に置いておくという対応を考えることもできるでしょう。

単に食品のパッケージや空のペットボトルというものなら、有人のガソリンスタンドの従業員の方にお願いすれば、無料で処理を行なってくれる場合もありますので(スタンドによっては向こうの方から車内にゴミがないか聞いてくれるところもあります)、そうしたご好意に甘えたり、キャンプ場でゴミ処理を有料で行なってくれるようなところがあれば、そうした所にお願いするという方法もあるにはあります。

しかし、逆に考えると、普段の自分達の生活を考えてみるに、いかに大量のゴミを毎日生産しているのかと考えられる機会が車での旅行の時であるとも言えるのです。車内清掃にはウェットティッシュでなくタオルや雑巾を使うとか、自分の考え方一つで日常生活につながるような形でのゴミ減量を実現することもできるでしょう。基本的にゴミを出さない生活というものを意識し、出しても少しに抑えたり、ゴミ自体を細かくすることでカサを抑えるということも考えてみましょう。

蓋が閉まるゴミ箱として使えるグッズとしては色々ありますが、複数の用途があるものとしてのおすすめはアイリスオーヤマのRVバケツです。これはバケツとは言いつつもフタも閉まりますし椅子代わりにもなります。15Lの小さなものなら、中に最初から大き目のレジ袋をゴミ袋代わりとして入れておくことで、本体の内部を汚しません。