車中泊での心構え」カテゴリーアーカイブ

車中泊をするということは、自分の知らない土地に車を停めて長時間過ごすということもあり、その土地土地の人との関係がうまくいかないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。ここでは、そうした事も想定しながら車中泊の旅に出掛けられる場合の心構えについて考えていきます。

GoToキャンペーンの利用継続についての考え方

この文章を書いている中で、大都市だけでなく北海道の利尻島でもクラスターが発生したから言うのではなく、既に寒波に見舞われていたヨーロッパでの新型コロナウィルス感染者の増え方を見ると、日本でも同じように感染が広がることはある程度予想は付いていたということを前提にしてこれからの事を書こうと思います。

過去の日本ではスペイン風邪の流行はあったものの、その時代を知っている人がほぼいない中で、日本列島に新型コロナウィルスが入ってきて、学校が休校するような事になり、自宅に引きこもる人が増え、ストレスをためる人が増えてきました。さらに今まで当り前のように営業していた飲食業や宿泊業の存続自体が危ぶまれる状況が訪れたことから、旅行に行き、食事に行くことで関係者の生活を守ろうと意図する中で、GoToトラベル・GoToイートのキャンペーンが張られ、それが一定の効果を(業者だけでなくひきこもっていた人にも)挙げていたことも確かでしょう。

しかし、最初に書いたような北海道の離島でクラスターが発生してしまうような事が実際に起きてしまうと、GoToキャンペーンが、その恩恵に預かることなく穏やかに暮らしていた人の心に不安ということだけでなく、深刻な生活への影響を与えてしまうことになってしまっていることを理解しなければならないでしょう。

ちなみに、利尻島での感染のきっかけは島内の誰でも利用できる食堂だったそうですが、一定の場所にとどまっての会食の危険というものを感じるとともに、宿泊や食事についてその費用を助成する政策というのは、離島や山間部のような地域に生きる人たちの生活を脅かす可能性があり、地域を限定して業者への支援金を出すような方向に助成の形を変えることも必要なのではないでしょうか。

ただ、どうしてもその場所に行かなければならない人がいたとしたら、そうした助成を行なっている場所に入るために事前に検査を受けて行くようにするとか、食事も食堂ではなくお弁当などのテイクアウトで提供するようにするとか、外部から来る人間の排除ではなく安全に住み分けできるようなシステムを作っておくことも大事なような気がします。

私自身はどうしても出掛けなければならないような場合には(現状では検査は自費になると思うので検査しないで出掛けることが前提で)、車中泊利用で、食事も事前に用意するか、基本はテイクアウト利用をしますが、お店の方々の対応で可能ならば、車の中で待っていて電話ないしネット注文をして車の前までテイクアウトの食事を届けてもらうような形でできるだけ地元の人と接触しないような方法を考えると思います。

今後、何の対策もしないでGoToキャンペーンを続けた場合、単に感染者数の増加ということだけではなく、都市と農村・漁村・山村といった地方との個人的な軋轢が生まれ、コロナ後の旅行にも悪い影響が出てしまうのではないかということを心配するところもあります。それと同時に、どこかへ出掛ける以外に引きこもり状態のストレスを軽減する方法について、みんなで考えていくべきだろうと思います。


キャッシュレス時代でもまだ必要な「硬貨」の使い方について

今回のエントリーは、それこそ時代の流れとともに不必要になるかも知れませんが、2020年時点ではまだ必要な部分が残っていて、それは日常生活の中でも、さらに旅行先でもあれば便利度が変わってくると思うので、自分の経験とともに紹介してみたいと思います。

前回のエントリーでは自転車の部品交換のために時間を合わせて近くにある自転車屋さんに行ったのですが、部品交換のために1時間前後待たされることがわかっていたので、自転車屋さんに行く前に、そのお店からほど近いショッピングモールを訪れました。そのお店では水道水を濾過したお水のサービスを行なっていて、毎日の飲料水および料理用として汲みに行くのですが、ボトルだけを先にショッピングモールに持って行き、ボトルを店内にある買物客のために設置されたコインロッカーに収納しました。

多くのショッピングモールでは、コインロッカー(今回利用した店舗では普通のコインロッカーだけでなく冷蔵保存ができるロッカーも設置されていました)が設置されていると思いますが、その多くは100円とか500円とかの硬貨が必要になるものの、利用後にはコインが返却されるタイプの(当日利用限定ですが)ものが結構あります。

過去において、私が出掛けた旅先では那覇にあるイオンモールで、荷物を抱えたままショッピングモールをウロウロすることなく、無料で荷物をコインロッカーに預けた状態で帰りの空港に行く直前のお土産を、ショッピングモールの食品売場で空港価格より安く購入することができました。その事を思い出して、まずは水用のポリタンクをロッカーに入れ、いったんショッピングモールから自転車屋さんに行きます。自転車を預けてから改めてショッピングモールに戻り、給水および買い物をして、水と買い物袋をまたロッカーに預けます。こうすると何回も自転車屋さんとショッピングモールを往復する手間はかかるものの、重い荷物を持ったまま移動しなくても済むというわけです。最終的には歩いて自転車屋さんへ行って部品交換が完了した自転車を受け取り、その足でショッピングモールに戻ってロッカーの中から荷物を出してそのまま自転車で帰りました。

ただこれも、使おうと思った時にロッカーが全部塞がっていたら駄目なので、その時の状況によって便利に使えるかどうかは変わってきます。どちらにしても、手元に細かいお金(この場合は100円玉)がなければスムーズに利用することができなくなります。

旅行先ということでは、日帰り入浴を行なっている温浴施設のロッカー(下駄箱を含む)で硬貨が返却されるタイプのロッカーが入っているので、現在キャッシュレス化という風になってはいるものの、財布の中には10円・50円・100円・500円の硬貨を揃えて入れておくと、いちいち両替する手間を省けるので、まだ何かと便利であることは間違いありません。

ただ、今後はこうしたロッカーの利用についてもスマホのQRコードやおサイフケータイ機能を使って利用できる方向に進んで行くのではないかと思っています。最近見掛けた飲み物の自販機では、自販機とスマホをBluetoothでつなげてLinePayで飲み物が買えるような仕組みのものがありましたが、逆にそうなると各種アプリがサクサクと動くスマホを持って行くか行かないかで旅先でもその便利度が変わってくるということも出てくるかも知れません。まあ個人的には出掛けた先でスマホを使ったさまざまな無人サービスが始まったら積極的に使ってみて、その使い勝手を試してみたいとは思います。

スマホを使った無料ロッカーのサービスがいつ始まるのかはわかりませんが、まだ実現していないものについてはすぐにどうなるものでもないということも確かでしょう。というわけで、財布を硬貨で膨らませたくない方でも、いざという時にすぐに使えるように最低限の硬貨は用意して旅の仕度をするのがまだ必要になるのではないでしょうか。


車中泊の場所選びは慎重にするべき理由

前回書いた、スマホ・パソコンからの車中泊場所のネット予約が普及して欲しいと思うことには、実は最近頻発している殺伐としたニュースも関係することがあるので、前回の続きにはなりますが、その事について書かせていただきたいと思います。

まず、どんな方でも車中泊の旅をするというのは日常生活の全てではないと思われます(日本一周などで常に移動しながら旅をしている方でも、一周してしまえば戻る自宅があることがほとんどでしょう)。特に今の時期というのは、積極的に外出することは自粛される傾向にあると思うので、外出すると言っても近所に買い物に行くぐらいの範囲に限定されている方も多いでしょう。そんな中、毎日同じ所を往復するようになると、普段の風景というものに馴染んでしまい、もしその中に何か違和感を持つような事が起きれば、不安になることも出てくるのではないでしょうか。

ここでは主に車の事について話題にしているので、普段停まっていない県外ナンバーの車が長時間駐車しているのを見た場合、県外から人が来ているのでは? という不安感だけでなく、この車の持ち主は何の目的でこの場所に長時間車を停めているのか? という風にも考えてしまいます。

それでも、街中や都市部では県外ナンバーの車が停まっていてもそこまで目立つわけではありませんが、私など新型コロナウィルスの騒動前には人が来ない山の中で車中泊を行なったこともありますが、たまたま地元の人が通るような場所で車中泊を今の時期にした場合、逆に自分の車が「何の目的でこんな所に?」という感じに思われてしまうかも知れません。

今の感染症による不況の状況が関係あるのかはわかりませんが、全国で農産物や家畜の窃盗事件がニュースで報道されています。例年と比べてこの類の事件が増えているかどうかというのは、あくまでテレビ局のスタッフがそうしたニュースをチョイスしただけかも知れないので、テレビで報道したから増えたとも言い切れないのですが、全国のニュースでこのような事件が多く報道されると、まだ何も被害を受けていないような所でも今以上に「よそ者」の出没に気を配るようになっていくと思われます。

当然ながら車中泊をする事自体はそこまで非難されるような事はないと思うのですが、車中泊する場所を決める際は、できるだけ不審車両と誤解されるような場所は避け、人もめったに来ないような所まで範囲を広げて探すことも考えましょう。もし車中泊場所を決めようとしている中で地元の方に会った場合、むしろこちらから積極的に話し掛けて、地元の人に迷惑のかからない駐車場所について聞いてみるというのもいいかも知れません。そこでの反応で、あまり良い反応がなかった場合にはその場から離れることもその後のトラブルを避けるためには必要かと思いますし、後から気まずい想いをしたくない場合には、キャンプ場の利用も考えるべきでしょう。

コロナの恐怖が去った後も、ここまでの社会状況には変わる部分と変わらない部分が出てくると思います。その際、今までの車中泊についての常識も変わってくることも考えられます。とにかく、日本国内の場合安全に車中泊のできる場所というのは、どこも誰かの持ち物であることには変わりはないので、車中泊の場所決めについては今後、今までよりも慎重に行なうことに越したことはないでしょう。


災害に備えるためにも食事はお米中心に

新米の季節になり、おいしくお米を食べられる季節になってきました。最近では糖質の摂取を嫌うことで、炭水化物を摂らない食生活をなさっている方もいるかも知れませんが、個人的には主食としての「お米」があり、そこから様々なおかずのバリエーションを考えつつ、栄養面についても考えた食事を低コストで楽しくできればと思っています。

私自身、パン食も嫌いではないのですが、やはりお米は日本国内で生産され自給できる食べ物なので、農家の方々にこれからも作っていただけるように常にお米はストックしています。パンと比べると、そのままでは食べられないし炊くまで時間がかかることから、買ってきたらすぐに食べられ、コスト的にも安いと言われる食パン中心の食生活の方がいいという方もいるでしょう。今回は、お米を食べるために置いておくことでの危機管理的なメリットについて考えてみましょう。

このブログでは過去にも数年間保存の効く、災害対策用の缶詰に入った食品をまとめて紹介したことがありましたが、こうした非常用食料を災害が起こった直後に求めても、なかなか入手しにくいというのが正直なところでしょう。基本的には普段利用しているスーパーの営業が中止されている期間を何とか乗り切るだけの食料の調達について考えた時、少しの非常用食料だけだと、かなり多めを用意しなければならないとともに、ずっと災害が起きない状況で無駄にしてしまう可能性も併せ持ちます。

さらに、災害時には電気・ガス・水道などのライフラインが寸断される可能性もあるので、冷凍食品を大量に買っていても、長期間食べ続けるのは不可能です。お菓子やパン類についても同じで、これらは非常用というよりも普段の生活の中ですぐに消費できる量を確保しておき、停電ですぐに食べられる食事として数食分くらい用意する程度がせいぜいだろうと思います。

その後、何をもってお腹を満たすかということを考えた場合、お米のストックさえある程度の量があれば、おかずが何もなくても調味料だけでもお腹は満たせますし、おかずになる缶詰各種のストックがあれば、さらに状況は良くなります。問題は、生米をかじるのが嫌な場合(^^;)、どうやって炊くかということですが、やはり災害用としてはカセットコンロとカセットガスについてはある程度備蓄しておくことで、ご飯は炊けます。

鍋をガスにかけて(当然蓋は必要です)ご飯を炊く方法については、事前に調べてプリントアウトしておくことも立派な災害対策ですので、鍋でご飯を炊くのに不安な方は事前に用意しておきましょう。ちなみに、私が参考にしたのは以下のサイトになりますので、興味がある方はチェックしてみて下さい。

・しんのすけのドタバタキャンプ「ご飯の炊き方」
https://sinnosukedayon.naturum.ne.jp/e18025.html

お米の場合はガスの他に水も必要ですが、これもペットボトルに入った水のストックをしておくか、スーパーなどで集客用にサービスしているお水のストックを日頃からしておくことは必要になります。もちろん、避難所へ出向いてお弁当や菓子パンなどの支援を受けることもできるかも知れませんが、その場合は受け身の食事となり、配給が来るまで待たなければなりません。

私の場合は、キャンプ用品で食事を作るための食器や鍋類、さらにカセットコンロよりも小さくて持ち運びやすい小型コンロはバックパックに入れてまとめてあるので、いざという時には旅にも非常時にも持ち出しできます。旅の途中で地方の銘柄米を買って現地のキャンプ場で炊いて食べるなんてことも可能ですし、そこでのお米がおいしかったら自宅用に買って帰れば、何よりのお土産になります。備蓄も効き、どんなおかずとも合うという特徴を生かし、できるだけ自宅でのお米のストックは切らさないようにしつつ、いざという時に自然と備えられる生活を続けるよう心掛けています。


車内のスマホ使用時には充電されているかの確認を

この間出掛けた時、メインスマホをカーナビ代わりにして使っていました。カーナビとしてスマホを使う場合、カーナビアプリの用途的にスマホに何も触らないでいて画面がブラック・アウトしてしまうと困るので、常に高い照度で画面が保たれています。つまり、その際にはかなりスマホの電力消費量が高くなるわけで、ちょっと何か問題が起きると、かなりまずいことになります。

この間は一応行きに目的地までカーナビを使い、改めてスマホのバッテリー残量を見たところ、何と20%台まで下がっていました。充電用のアダプターはかましていたのですが、たまたまシガーソケットに差したアダプターの接触がうまくいっていかなったらしく、充電しないまま長時間画面を明るくしたままスマホを使い続けていたことが原因だったようです。

問題は、その後正しくケーブルを接続し、きちんとスマホ本体の表示で車のシガーソケットから充電していることを確認した上で帰りのカーナビアプリを使っていたのですが、カーナビアプリを使いながらだと現在の電池残量は一応保たれているものの、充電をするところまでの出力が今使っているアダプターにはなかったようです。

今まではある程度スマホの充電が済んでいる状態で使っていたので、高出力(2~2.4A)のアダプターは使っていなかったのですが、車のパンクと同じく何が起こるかわからないので、やはりスマホ充電については一つの方法ではなく複数の対策を考えながらでないと遠出をした先でのトラブルにつながるのではないかとしみじみ思いました。

悪い事に、普段なら持っていく高出力のモバイルバッテリーも車でちょっと出るだけだからと置いてきてしまったので、今回は全ての行程でカーナビアプリを使わず、必要に応じて使うようにして何とかスマホの充電はある程度できるようになりました。これが全く地理的に不案内な場所での場合ではやはりカーナビアプリは常に起動させておきたいところなので、普段から高出力のアダプターを使わなくても良い場合も、いざという時のために高出力アダプターやモバイルバッテリーを用意して使うことも考えておきたいですね。

ちなみに、何回も書いていますがそんな中でタイヤがパンクしてしまい(^^;)、保険会社やJAFからの連絡を待つために音声電話は生かしておかなくてはなりませんでした。私の場合、現状ではスマホではネットのみ、音声通話はガラケー(ガラホ)に分けていたので電話を待つ際にはバッテリーの残量を気にする必要はありませんでした。ただ、今後はガラホを止めて今使っているスマホにデータ通信と音声通話を一元化して二台持ちを止めるというプランも考えていたのです。しかし、今回のような急なトラブルに見舞われた場合、電話が主でネットが補助的に使われることもあると思うので、やはり「ガラケー+スマホ」という二台持ちは崩さずにいた方がいいかなと思いつつ、やはり端末が増えるとわずらわしい事が増えるのでどうしようかなと考えているところです。


やっぱり「スペアタイヤ」は必要だと思ったことについて

突然のパンクトラブルに遭遇し、まずは車を安全なショッピングモールの駐車場に停め、保険会社の事故受付ダイヤルに連絡しました。保険会独自のロードサービスはあるものの、正直どの業者が(保険会社が委託している地方の修理業者の可能性もある)いつやってくるのかわからないということもありますし、ずっとJAF会員だったこともあり保険会社の方からJAFに転送してもらい、内容の打ち合わせを行ないました。ちなみに状況などは先に保険会社の方に伝えてあるので、二重に説明することは無かったです。

ちなみに、保険会社でもJAFでもパンクに対する対応というのは基本的に「スペアタイヤ交換」になります。しかし、今軽自動車やコンパクトカーにはスペアタイヤが付いていない車が少なくないわけで、そうなるとロードサービスでできるのは車の中に入っているパンク修理剤で応急処置をしたり、外から塞ぐことができる程度の穴であれば、簡易的な修理(有料)を行なうか、それとも自宅あるいは修理工場までのレッカー移動を行なうかということになります。

ちなみに、今回の場合パンクしたのが夕方で、JAFの方に現地までの到着時間を伺ったところ、最初は大体2時間くらいと言われ、その時間ではタイヤ専門ショップは閉店してしまうので、最悪の場合はレッカーで自宅駐車場まで運んでもらうことになるのでしょうが、そこからの移動ができなくなってしまうので、翌日には出張での修理かタイヤ交換をお願いすることになってしまってけっこう大変になります。そうなると、高額の請求を覚悟して深夜営業ありのガソリンスタンドに移動してもらうということも考えました。

その後、作業を行なう方から直接連絡が入り、直前の要請がキャンセルになったため当初の予定より一時間早く来てくれることになりました。こちらはそれまでに車中泊用具でいっぱいの荷室をひっくり返し(^^;)、何とか今まで未使用だった応急用タイヤを出して待っていました。

JAF隊員の方はそのタイヤをしばらく調べていましたが、空気は抜けているもののヒビや穴はなく、バルブの状態も良好だということで、パンクしてしまった右前のタイヤを外し、さらに右後のタイヤを外しそのタイヤを右前に移動し、応急用タイヤを右後に付けるという少々手間のかかる作業を行なっていただきました(自車はFFのため、応急用タイヤは後輪に付けた方が安全に走れるのです)。JAFの方が持ってきたジャッキはかなり頑丈そうなものが2つで、過去に何回か自力でタイヤ交換をしたことがある私でも、プロに任せた方が安全で確実であることを改めて実感しました。ちなみに、今回の場合は結果的にスペアタイヤの交換だけで済んだので、料金はかかりませんでした。

今回、もしスペアタイヤがなく、パンクしたタイヤの応急処置だけだと、本格修理やタイヤそのものの交換を行なってくれるタイヤ専門店やガソリンスタンドまで走るのが精一杯だったでしょう。今回は応急用といえども正常に動作するスペアタイヤが装備されていたおかげで、何とか長い距離でも自走して帰宅し、さらに翌日にタイヤショップまでも自走して行くことができました。今考えてもスペアタイヤなしの状態でトラブルに遭遇していたらと思うとぞっとします。

一つの考え方として、スペアタイヤは一度も使われないまま廃棄される率が高いので、タイヤ対策はパンク修理剤で十分だということはあるでしょう。車を買い物くらいにしか使っていないならなおさらです。しかしトラブルは、時間・場所・天候を問わずいつ起こるかわかりません。今回の私よりも悪い状況でトラブルになる可能性も十分にあります。もし自分の車で車中泊旅行を考えているなら、オプションのスペアタイヤの設定があるなら、その追加購入を考えた方がトラブルには強くなると思います。私も最初は現場で途方に暮れかけ、頭の中でガソリンスタンドでタイヤ交換したらいくらになるんだろうとか(^^;)、悪いことばかり考えましたが、スペアタイヤ交換で何とか現状を乗り切れるとわかった時には心底ホッとしました。

あと思ったのは、走行不能になった時にどこに車を停めるかということです。今回はショッピングモールの駐車場だったので、区画の記号を言うことで場所の特定も容易になりましたが、お店の駐車場に停めさせていただく場合にはロードサービスがやってくるまでに時間がかかるので、地下など時間によって閉鎖される可能性のある場所は避けましょう。


キャンプ場で感染症は防げても

個人的には休みが続いても泊まりでのお出掛けは自粛していますが、どうしてもレジャーでお出掛けしたい人にとってキャンプが人気という話があります。確かにテントサイトを離して利用すれば、極力他人との接触が抑えられ、日常から離れた非日常を楽しむことができるでしょう。

ただ、そうしてやってきたキャンプ場にも危険はあります。昨日のニュースで、長野県上高地の河童橋の近くにある小梨平キャンプ場で、テント内に熊が侵入し、中で寝ていた女性を引っ掻いて10針も縫う怪我をしたということです。上高地は新型コロナウイルスで人は来なくなっているとはいえ、一年を通じてのハイシーズンである8月に熊が出るということは普通には考えにくく、それだけ熊の餌が無く、熊の方もリスクを考えた上で人間が密集するようなキャンプ場までやってきたということになるのでしょうか。

山でキャンプをする時の基本は、テントの中の食べ物の扱いには注意し、匂いで熊を含む他の動物がやってこないようにすることだと思うのですが、さすがに今まで熊が出たことがないキャンプ場でのことなので、つい気が緩んでしまったのかも知れません。しかし、家を出て自然の中で生活するということになると、いつどんな災難に遭うかはわかりません。小梨平キャンプ場はテントを襲った熊が捕獲されるまでは閉鎖されるということですが、改めて自然の恐ろしさというものを感じるとともに、食べ物は夕食時に食べ切り、テント内に食べこぼしが残らないよう片付け、更にテントの中に匂いを残さない工夫も必要でしょう。さらにキャンプ場の管理棟があれば、熊に狙われそうな食料の保管をお願いして直接テントが襲われないように対策を立てることも必要になってくるでしょう。

その点、車を使っての車中泊の場合は、車をロックして寝れば直接襲われることはないとは思うのですが、生ごみや食べ残しを車中泊する車の回りに散乱させているような事をやっていると、生命の危険はなくても、野生動物がやってきて車に傷を付けられたりする可能性も無いことはありません。大きな動物に体当たりされれば、自動車事故のような状況になることも考えられますので、車中泊旅であっても食料の管理や生ごみ・食べ残しの処理についてきちんと考えた上で行なわないと思わぬトラブルになるかも知れません。

また、今回の事件が起こる前、2020年7月から熊の出没情報があり、キャンプ場の方でも注意を呼び掛けていたといいます。こうした状況は、事前にネットでも調べることができる場合もあると思うので、出掛ける前にはそんなクマ出没情報の有無をチェックして、危険だと思った場合にはお出掛けそのものを中止するとか、勇気を持った撤退も有りではないかと思います。


新たな携行必須品は「エコバック」と「マスクケース」?

昨日、ちょっと近くのドラッグストアに買い物に行こうと家を出てしばらくして、手に財布だけ持ったままでマスクをしていないことに気付きました。あわてて家に戻り、マスクを付けて買い物に行ったのですが、そのまま行っていたらお店に入れなくなるところでした。

というのも、まだそこまで新型コロナウイルス感染者の数が増えていない静岡県でも、厳しく入店管理をしているところがあり、そのドラッグストアでは入店時にアルコール消毒が必要で、さらにマスクを付けないで入店してきた場合は、サービスカウンターで有料のマスクを購入してから買い物をするようなシステムになっていました。ここまでやらなければ、いつお店からクラスターが出るかわからないということもあるのでしょう。それにしても、個人的には少々甘く考えていたところがあり、今後自分の行動を考える際には色々と見直すところも増えてきそうです。

一応、自分の車の中には紙マスクを常備していて、うっかりマスクを忘れてしまった場合には車にあるマスクを付けて外に出るようにしているのですが、今回のように徒歩や自転車で外出してマスクを付けるのを忘れてしまった場合、外でマスクを買うしかありません。一応自宅にはそこまで潤沢ではないですが、布用のマスクが全て汚れてしまった時に備えて紙のマスクも少々置いてあります。今後は、無意識にマスクをしないで外出してしまった場合、たとえそれが徒歩でも自転車でもマスクが必要な場合にはすぐに出して使えるようにするという、意識の変革が必要なのではないかと改めて思いました。

そこで、以前面白そうだからと100円ショップで買っておいた、最大3枚収納できるマスクケースと、折りたたんで小さくなるエコバックを財布を入れている巾着袋に一緒に入れておくことにしました。これなら、巾着袋さえ外出の時に持って行けば、マスクもエコバッグも自前で用意できるので無駄な出費を抑えることができます。まだ新型コロナウイルスの方は収束しないでしょうし、再び自然に還る素材でレジ袋が無料配布される保証はありません。

めんどくさいようですが、この2つのグッズを一度用意してしまえば、何らかの事情でマスクやエコバッグを使ってしまった時だけ、使った分の補充なり使い終ったエコバックを畳んで元のようにコンパクトに仕舞うことだけに気を配れば、外出先であわてることも少なくなるでしょう。

まさに、今年の初めには考えられなかったエチケットとしてこうしたグッズの準備が当り前にならざるを得ないのではないかと考えます。ずっと家にいてたまに出掛けた先でマスクを忘れて他の人とトラブルになってしまうようなことがあると、せっかくの外出が最悪の状況になってしまいます。些細な事ですが、自分で準備することによってトラブルの芽を摘み、トラブルなく安全に外で楽しめるように気を配りたいものですね。


改めて車中泊を意識した工夫と車選びの必要性を考える

6月から7月にかけて、日本国内ではどこかが梅雨の長雨による洪水被害に遭遇しています。私の住む静岡でも伊豆半島や山間部が大きな被害を受けていますし、歴史的には一度も崩れたことがないというようないわゆる「地盤がしっかりしている」と思われている場所でも、ちょっとした事で崩れる可能性は0ではありません。大雨の最中に大きめの地震が起きる可能性だってあります。そうした事も考えた上で、危機管理について考えておかなければいけないということを最近はしみじみ感じています。

2020年の水災に対して、避難所へ行かずに車中泊をしながら避難している人も多いようです。過去の災害でもペットを避難所に入れられないとか、隣で避難している人との距離が近く、プライバシーが管理できないという理由で車中泊をしていた方は多いと思いますが、今年の場合はそれに加えて避難所に集まった人から感染する感染症の恐怖というものもあります。

こうした脅威が意識されていないと、かつて起こった阪神淡路大震災(1月17日)の、地震とは直接の関係はないものの、多くの被災者がインフルエンザ中心の感染症で亡くなったという報告をたまたまテレビで見ていて、自分や家族が感染しないようにするには、必要以上に他人と密にならないように車の中で過ごす時間を増やし、泊まりも車の中で車中泊ということになってくるわけです。

ただ、ご自宅の車が軽自動車・小型車の場合は、4人ないし5人乗りの車であっても車中泊ができるのは大人と子供の割合にもよりますが、夫婦二人と小さなお子さんの3人がせいぜいで、お子さんが大きくなれば全員が車中泊することは難しいと言わざるを得ません。

さらに、車がフルフラットにならず、単にシートを一番後ろにスライドさせてリクライニングさせても、手足を十分伸ばすことができず、エコノミークラス症候群で最悪命の危険も出てくることを忘れてはいけません。シートを後ろにずらすと前方に空きスペースができますが、その部分に荷物やクッション、バランスボールなどを詰め込んで、最低限両足を伸ばせるような事ができるか、さらに体を伸ばした状態でできるだけシートと体との間に隙間ができないように、マットレスや座布団などを家から持ち出し、少し寝ただけで体の節々が痛くなるような事がないように寝床を作れるのかということも試し、一日車中泊して無理だとわかったら、やはり避難所に行く方がいいと思います。

逆に考えると、今乗っている車だとどうしても車内がフラットにできない(クッションなどで段差を埋めても)なら、大きめのマットレスを中に入れれば何とか家族が川の字になって寝られるようなアレンジができる車への乗り換えを考えるというのも一つの方法だと思います。

ちなみに、私が現在乗っているホンダフィットでは、一人での車中泊を想定しているので以下のリンクのようにコット(キャンプ用のベッド)を使って快適な就寝環境を得ることはできますが、二人以上で同時に車中泊をするにはなかなか大変です。

フィットで車中泊するためのセッティング その2 B24 cot(OEM:Voyager)を使うためのポイント

一応、レジャー用途で一人用のテントを車に載せてはいるものの、大雨の中でのテント泊というのは不安になりますし、家族が車の中に避難して夜を明かすには不十分です。そうなると、災害対策としてももう少しフラットの空間が広がる車に買い換えるか、フィットの運転席側の空間でも快適に車中泊できるような方法を考えるべきであるかも知れません。

今後、実際に自分の車で家族との車中泊を考えている方は、持ち出せる寝具や座布団・クッションを総動員して何とか手足を伸ばして二名が寝られる場所を確保するとともに、フロントガラスには日よけのサンシェードを設置し、サイドの窓にはタオルをガムテープで止めるなどして一時的なカーテンを作って、外から見られる事を防ぐなど、車内のプライバシーについても対策することをおすすめします。外から車中泊をしている車は、中でランタンなど照明を付けているとかなり中の様子が見えてしまうものです。車内自体は個室になっているので、つい周辺に気が行かなくなってしまいがちになるので、昼だけでなく夜も、いったん外から自分の車を見て、中の様子がわからないような処置を施すことも忘れないで下さい。


自分の車を守るためドライブレコーダーに加えて付けたい補償

あおり運転の動画がテレビで放送されることに慣れつつある今、さらにびっくりしたのが、東名高速道路上り東郷PA付近において、車の後方を走行しながら「エアガン」とみられるものを窓から出し、前を走る車にめがけて打ってくる衝撃的な映像でした。

この映像は前方と後方にカメラのあるドライブレコーダーでないと撮れない映像だと思ったのですが、実際は同乗者が後ろ向きに撮影した動画がニュースでは流れているようです。ただ、一人で運転することが多いなら、現在ドライブレコーダーを付けている方でも後方も撮影できるものに買い換えを検討しなければならないと真剣に考えている方も少なくないでしょう。しかしそれだけでは不完全です。ここでは、実際に決定的な犯行の瞬間を撮影し、警察に届出をした後にあった方がいいことについて考えてみます。

最初にお伝えした「エアガン」を発射した車については、テレビではナンバープレートが隠れていたもののきちんと記録されているようだったので、少なくとも車の持ち主が特定され、その中でその時間に運転していた人物が特定されるでしょうが(ナンバープレートには付け替え疑惑がありますが、犯人は特定され逮捕状が出ているそうです)、問題なのはエアガンによって傷つけられた車の傷を修理する費用について、特定された犯人に支払能力があるか? というもう一つの問題が出てきてしまいます。

そもそも、事件となった後で何をするかわからないようなその相手と賠償について直接交渉するなんてことはできるだけ避けたいというのがほとんどの人が考えることでしょうし、そんな時の事を考えた自動車保険による補償というものを考えるのが、ドライブレコーダーを設置することとともに大事になってくることなのではないでしょうか。

基本的には車の保険には「車両保険」があり、その保証内容によって被害を受けた車両を修理するための支払いが受けられますが、たとえ自分に非がなくてもケースによっては翌年の保険料が上がってしまうディメリットがあります。今回のように動かぬ証拠として動画があり、その犯人を特定できる場合は、自動車保険のプランの中で翌年の保険料が上がらないまま相手との交渉を代行し、賠償金を払ってもらうのに利用できる特約があります。

最近では基本プランでセットされている場合も多いので、今お持ちの自動車保険の保険証券を見て欲しいのですが、その中に「弁護士費用特約」というものが入っているかどうかがポイントになります。紹介したエアガンで撃たれたような場合は交通事故ではないので、直接保険会社の担当社員が動けないというのが現在の考え方ですが、相手に対する交渉事を弁護士に依頼する費用について、保険会社が支払うというのが「弁護士費用特約」です。この特約は単体で利用しても翌年の保険料が上がることはないので気軽に保険会社に相談の上で知り合いの弁護士や保険会社が紹介してくれる弁護士に動いてもらえます。

個人対個人の交渉では全く話にならなくても、さらに一括での修理費支払いが無理だと言われても、弁護士が直接交渉することにより相手は話に応じざるを得ず、さらに弁護士に依頼してからは個人同士の直接交渉はできませんので、相手と話すこと自体がストレスになるような事もありません。うまく示談が進めば、一括払いは無理でも分割での賠償を得られる可能性もあります。

ただし、この「弁護士費用特約」というのはあくまで弁護士に支払う報酬にあてられる費用を出すだけなので、弁護士を通しても何ともならない相手だった場合、修理費を回収できない可能性もありますので(ただしその際にかかった弁護士費用は規定の金額分保険でまかなわれます)、その点だけはご了承の上、いざという時に備えるのがいいのではないかと思います。