テレビ番組にもいろいろありますが、バラエティ番組に出てくるタレントさんはテレビの前とそうでないところでは違うだろうと思われている方が多いだろうと思います。テレビ制作の現場でのヤラセが問題になることはしばしばありますが、その辺もそんなものだと思いながら楽しんで見た方が見ている側がストレスを溜め込まずに済みます。
今回は具体的に番組名まで書いてしまいますが、テレビ朝日系列の「いきなり!黄金伝説」の年末スペシャルは途中ちょっと抜かしながらではありましたがついつい見てしまいました。伊豆諸島の島に二泊三日でサバイバル生活(といっても食材以外の用意はある)を2人1組のチームごとにし、どのチームが一番よかったかを決めるというものでしたが、基本的には野宿生活の中、かなりのストレスを溜め込んだタレントさんたちのさまざまな表情が見所になっています。
そんな中、圧倒的な支持を集めてチーム優勝し、個人でもダントツの評価だったのがタレントのローラさんで、テレビに映っている姿がすべてその人の本質ではないと思いますが、番組内での態度は素晴らしいものだったと私も思います。
見ていない方のために簡単に説明すると、島での生活をする前にアウトドアショップでスノーピークのやロゴスというキャンプをする方ならお馴染みのメーカーの品々を大量に仕入れて島に乗り込んだローラさんでしたが、番組の作り方かも知れませんが、明らかにサバイバルな生活を舐めているのではないかとテレビを見ている人に感じさせるには十分でした(^^;)。パートナーのSHELLYさんも心配するほどサバイバル生活とは縁遠いのではないかと思っていたようですが、むしろローラさんの方が少なくともカメラに映り放送された部分においては弱音を吐かず、むしろ過酷な状況を楽しんでいるかのような感じでもありました。タレントさんは基本的にテレビに映ることが仕事ですからいくらいやなことがあってもカメラを前にしては笑うのかも知れませんが、以前の同じ番組で挑戦を途中で棄権してしまった女性アイドルもいただけに、ポジティブシンキングでサバイバル生活を乗り切ろうとする姿にはほほえましさを覚えました(^^)。
ひるがえって自分の旅になぞらえて考えてみますと、自分の思い通りに行っている旅なら全く問題はなくても、そうそううまくいくことばかりではないので、何らかのトラブルに巻き込まれてしまうような場合も結構あります。その時、イライラしてその後の旅の思い出が思い出したくもないものになってしまうのか、そうしたトラブルもポジティブに捉えることで、それも旅の思い出として楽しく思い出せるようになるのかというのは、自分の気の持ち方ひとつで変わってくるのではないかと思うのですね。
ローラさんそのままのリアクションをしても回りから奇異の目で見られるだけですから(^^;)自分なりにトラブルが起こったらむしろ待ってました的な感じでとらえることで、まず気持ちが落ち着きます。私の場合はむしろ毎日書くブログの内容をどうしようか考えることだけでイライラすることもありますので、負け惜しみではなく旅先で大トラブルに見舞われたとしても、これで当分ブログに書くことには困らないのではないかと先に考えそうで怖いです(^^;)。
そういった心掛えのもと、年明けから出掛けてくる予定ですが、いろんなところに既に行っている身からすると、電車の時間を調べ、名物などもどこで何を食べるかだいたいのことを調べているので、旅立つ前から旅のレポートを書けてしまうという状況に陥りがちになります。今のところ旅先の天候も良さそうでハプニングはなかったら事前の予想原稿でブログの記事が書けてしまうのではとも思うのですが、そうそうすんなり行かないのも旅の面白さと言えるわけで。特に年末年始に車を使った旅の予定を入れられている方は、まず渋滞に巻き込まれて予定通りに行かないことと思いますが、そこでイライラするのではなく、ポジティブシンキングで楽しむ方向に持って行けないかを考えてみましょう。