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Amazonが出してくる7インチタブレットの新型はセールまで待つのが賢い買い方

先日、Amazonの7インチタブレットをスマホ用のカースタンドに取り付けて、声による操作が可能になり、ラジコや音楽配信サービス、様々な動画サービスを車内で利用できるようになって悦に入っていることをこのブログ内で書かせていただきましたが、先日のニュースでAmazonが7インチタブレットを廃番にせず、2022年6月に次世代機が販売になるというニュースが入ってきました。これを書いている5月中は予約受付中となっています。

電源ケーブルがType-Cに変更され、落下の衝撃にも強くなったというのは、外に持ち出すにはかなり面白い端末になったのではないかと思います。メモリは相変わらずRAMのメモリーは2GB(それでも前機種の倍)、内部ストレージ16GBと控えめな数字ですが、新たなCPUの搭載により約30%速度アップ、バッテリーの持続時間も最大10時間(前機種では7時間)というのは、現行機を使っていて多少の動作のもたつきを感じていた私にとってはかなり期待できる状況です。ただ、一連のニュースサイトを見てもわからないのが、本体のスピーカーがモノラルなのかステレオなのかということですが、イヤホンを使えば良いということもありますし、車内ではBluetoothスピーカーに接続して大きな音を出すので、もし次世代機のスピーカーがモノラルでもそこまでがっかりすることはないと思います。

価格は通常価格で6,980円ですが、今後の大きなAmazonのセールがあれば、私の希望的観測に過ぎないものの、二千円くらいは下がった価格で売られる期間も出てくるように思います。Wi-Fi専用のタブレットであるので、1万円台の前半くらいで買える安いLTE通信可能なタ8インチブレットと比較する場合、安いとは言え単体では使えないことがネックだと感じる方もいるかも知れませんが、このタブレットを「車載用」と考えた場合、そこまでのディメリットは感じません。

というのも、AmazonのタブレットはWi-Fiでインターネットにつながっていれば、スマートスピーカーとしての機能も使えるようになるので、声によるリモートコントロールが可能になり、様々な「スキル」を運転席からの声でコントロールすることが可能になります。手持ちのスマホでWi-Fiテザリングをしてしまえば、車内ですから電源は取れるので電池の消耗の心配をしなくても車の中で利用を使い続けられます。スマホもタブレットも内蔵電池があるので、車のエンジンを止めても使い続けられます。スマホではなく、モバイルルーターと連動させて使っても良いのですが、問題はテザリングをする回線の質にもよってくると思います。

一般的に、ニュース・天気予報の告知や音楽系のサービス(radikoや音楽配信サービス)を利用するだけなら、最大200~300kbpsくらいが出る回線(低速切り替えで使うことも含めて)で十分だと思いますが、動画まで見たいというなら、最低速度が1~1.5Mbpsくらいまでスピードが出る回線を使えば、ワンセグやフルセグの届かない山間部であっても回線が普通に使えれば、十分実用になるくらいの品質の動画を車内で見ることは可能でしょう。

そういう意味では、低速でも最大1~1.5Mbpsが使える回線プランが複数あって、さらに旅行の時だけ使いたいならpovo2.0のように24時間使い放題のトッピングを車で長距離移動する時だけ付けて使うというような用途も考えられます。もっとも、7インチタブレットというのは8インチと比べるとやはり小さくて取り回しがし易いので、毎日持ち出してスマホでは見ずらい動画視聴や電子書籍の閲覧などでスマホからテザリングさせて積極的に使いたいものです。

前の7インチタブレットでも私が便利に使っていたキッズ用の本体カバーは別売2,980円で出るそうですが、このカバーを付けるとスタンドの代わりになるだけでなく、かなり荒い使い方をしてもしっかりと本体を守ってくれますので、個人的にはAmazonの大きなセールの時にでも本体とカバーを別々に購入するようにした方がお財布には優しいのではないかと思います。最後に商品リンクを貼っておきますが、どうしても予約して購入したい人はともかく、しばらく待っての購入が正解ではないかと思いますし、私自身もそのようにして購入したいと思いますので、試用レポートは実際にセールで安売りが来てからということになるであろうことをこの時点ではお断りしておきます。


ノートパソコン画面上のポインタ暴走が発生したのでその対応策を考えて実行してみた

現在、私は複数のノートパソコンを使ってブログをはじめとした作業を行なっています。データ自体はクラウドに置いているので、もし作業中にパソコンが物理的に壊れたような場合でも、何とか他のノートパソコンを立ち上げれば作業の続きができるのですが、全て同じようなノートパソコンでは使い分けができないので、画面の大きさごとに15インチ・13.3インチ・10.2インチという風に分けて使っています。

外に持ち出す際には一番小さいものを持っていきます。これにはLTE通信のスロットが付いていますので、外で使うには大変便利なのですが、画面が小さく必然的に文字も小さくなるため、細かい作業をする際にはメガネのように使える拡大鏡を併用することになります。

さすがに、自宅で拡大鏡を使って作業をするのはきついので、自宅で使う場合には大きい方を使うのですが、実は自宅内でなら取り回しが良く使える13.3インチのノートパソコンに不具合が出てしまって、大きさを我慢してDVDドライブ付きの15インチのものを自宅用に使ってはいたものの、据付で作業を行なうような事を自宅ではしていないので、何とかできないかと常々思ってきました。

その不具合は何かというと、矢印のポインタが飛んでしまったり、何も操作していないのに画面の端に動いてしまうという、作業をしている中では致命的な症状なのですが、基本的には物理的な不具合ではないため、なかなか販売元に問い合わせるにも躊躇していました。それでも、先日のGWを使って他にも同じ症状に困っている人のホームページを探しながら、何とか自宅でまともに使えればと思い、色々と探しながら対策してみました。

私の場合、まずはBluetoothマウスを使っていてポインタが飛ぶ現象が出たので、再起動してあえてマウスを接続せず、タッチパッドでの利用を試してみたのですが、残念ながら同じように何もしないのにポインタがどこかに勝手に飛んで行ってしまうので、マウス自体の問題ではなさそうな事がわかりました。
ウィンドウズのシステムの問題かと思い、しばらくは新しい更新プログラムが来たらそれを実行し、改めて使ってみるということを繰り返してみましたが、結果としては同じようなポインタが飛ぶ症状は改善されません。こうなると、まさに今後どうすればいいのか全くわからなくなってしまうような事にもなってしまうのですが、ここでもうひと踏ん張りし、「デバイスマネージャー」の中のドライバーをいじってみることにしました。

ウィンドウズマークのところを右クリックすると(ポインタが飛ぶ症状が多少少なくなる時があるので、その時に何とかカーソルをウィンドウズマークに合わせて実行しました)、メニューが出てくるので、その中の「デバイスマネージャー」を選ぶと、多くの項目の中から「ディスプレイアダプター」のところを左クリックすると、自分のノートパソコンにインストールされているアダプター(私のノートパソコンに入っているのはインテルのもの)が表示されます。プロパティを見ると「このデバイスは正常に動作しています」というノントラブルの表示になっているのですが、今回はいったんこのアダプターをアンインストールして再インストールすることで、何とかこの症状が直るのではないかととらいしました。

インテルのアダプターのところを右クリックすると、「ドライバーの更新」という項目があるので、まずはそれを実行します。もし今使っているドライバーが古いものの場合、最新のものに入れ替えることで正常動作する可能性があるので、「ドライバーを自動的に更新」を選んで更新を試みたのですが、残念ながら今使っているものは最新のドライバーのようだったので、次にいったんアンインストールを試します。インテルのアダプターを右クリックして今度は「ドライバのアンインストール」を選ぶと、以下のような画面が出てきます。

ここで注意したいのが、写真にあるように「このデバイスのドライバソフトウェアを削除します」のチェックは必ず外した状態で実行するようにして下さい。削除した後で本体を再起動すると、改めて同じドライバソフトウェアをインストールすることになりますので、いったん削除したドライバをもう一度新たにインストールすることができるのです。

そうして再起動を掛けたのですが、例の電源を切らないで下さいという更新の文字は出てきたものの、数十分の間全く進展がなく、もしかしたらこれは失敗で、今後このノートパソコンはもう動かなくなってしまうのではないかと心配になったのですが、テレビを見ながらずっと電源を切らないまま放置しておいたところ、何とか無事に再起動することができました。

問題なのは、これでポインタが飛ばないでタッチパッドやマウスが使えるのか? ということなのですが、再起動直後からこの長い文章を書いている間にはポインタは飛んでいません。ただ、過去にはいったんスリープさせて再び使おうとしたら大人しくなっていたポインタがまた飛んでしまったということもあったので、まだ万全の対策をしたというわけでないのですが、少なくとも自宅で使う場合には、もし同じ症状が出たら同じようにドライバのアンインストールからインストールを再度行なうことで何とかなる感じにはなりました。

今回の不具合はこのようにドライバの入れ替えで一時的には収まるので、中古でずっと保証してくれるパソコンではあるのですが(リングローで購入した中古パソコンは永久保証付きなのです)、それでもあまり何回も購入元に色々な手間を掛けたくなかったので、何とか使えるようになってほっとしています。
何回使っても安定して使えるようになったら、どちらかと言えばこのくらいの大きさのノートパソコンの方を持って出たいのですが、今後どうなるか様子を見ながらいってみようと思っています。


あおり運転の被害に遭遇した場合のドライブレコーダーの操作について考える

少し前にドライブレコーダーで撮影した動画がニュースで多く流れることにより、いわゆるあおり運転への処罰が厳罰化されているのですが、それでもこうした行為は無くなることもなく、先日も明らかに走行の邪魔をしていきまいている様子がテレビのワイドショーで何回も放送されました。

多くの方は、こうしたあおり運転を自分がされた場合、録画されているから大丈夫だと思いがちですが、実は状況によっては自分のドライブレコーダーが録画した映像を自ら上書き消去してしまうケースがあることについて、知らない方もいるのではないかと思います。一口にドライブレコーダーと言っても、車を納車する際にセットされているような場合や、簡易的に自分で取り付けるような場合もあると思います。それによって、全く意識しないでドライブレコーダーを使っていると、思わぬ失敗をすることもあるかも知れませんので、今回はその対処法について考えてみます。

まず、自分の車にドライブレコーダーが付いている場合、映像の記録については本体自体で録画されるのではなく、最新の機種を除けば本体にセットするmicroSDカードに記録することになりますが、この場合2つの問題があります。一つは、カードの容量の問題で、多くのドライブレコーダーはカードの空き容量に応じて録画できる時間が決まっており、その時間を超えると、以前に録画していた映像を上書きして直前の動画を保存するようになっています。

ですから、あおり運転を高速道路でされて、きちんと録画した後にしばらく内容を確認しないまま数時間運転してしまうと、カードの容量によってはせっかく証拠として録画した決定的なあおり運転の場面そのものが消えてしまう可能性があるということです。その場合の対処法は、できれば録画したものを保存したい状況が起こった時に、ドライブレコーダーの内部にあるSDカードを抜き、代わりのSDカードと入れ替えることや、もし電源コードを自分で抜き差しできるタイプのものであれば、とりあえず電源を抜いてそれ以降動作しないように強制的にして、後からSDカードを確認するような事も必要なのかも知れません。

また、もう一つの問題としてあるのが、カード自体の劣化の問題です。車の中で使用するSDカードはかなり過酷な条件で使われていることから、ずっと入れっぱなしにしているとうまく録画できていない状況がカード自体の劣化によって起こっている可能性も0ではありません。メーカーでは1年から2年と言われているのですが、対策としては安く今使っているものと同じ容量のものを見付けたら購入しておき、スペアとしてバッグなどに入れて用意しておくことも必要ではないかと思います。

ただ、そのようにスペアを常に用意していても、決定的な場面に遭遇した際に、実はカードの問題だけでなくドライブレコーダー本体そのもののトラブルで正常に録画されていないという可能性もあります。そんな場合にどのように考えるかというと、ドライブレコーダーとは別に動画を撮影できる環境を整えておくという事も必要になるかと思います。

私の場合、車内で音楽を聴いたりカーナビを使う場合には、車にスマホをセットできるようなアダプタを付けているのですが、そこにスマホがセットされていれば、録画が必要になる状況になった際に、スマホ自体で動画を撮影してドライブレコーダーのバックアップ的な動画としておくということも可能です。もし、同乗者がいる場合は、その方のスマホで動画撮影を行なってもらえば、違う角度からの情報が得られますし、もし相手が逃げてしまった場合の対策が強化されるのではないでしょうか。

最新のドライブレコーダーは、動画をWi-Fi経由でスマホやパソコンで確認したりダウンロードできるようになっているものもあるので、カードの抜き差しをしなくてもスマートに内容をすぐに確認することができるようで、これは個人的には興味があります。ただ、今あるドライブレコーダーを買い替えるのもどうかと考える方で、もしモバイル系でもパソコンを持って車旅に出ているなら、パソコンでドライブレコーダーから取り出したSDカードを読み取り、必要な部分だけ切り取って保管するだけでなく、いわゆる決定的な瞬間が録画された場面については、自分で管理しているクラウドに旅先からでもアップロードすることによって、その後事故などでスマホやパソコンが使えなくなってしまっても、安全にデータを保護できます。

そう考えると、今後新しいドライブレコーダーが普及する中では、やはりある程度は車内でのネット環境を作っておくことによって、単に車内で音楽や動画を楽しむためだけでなく、いざという時にはドライブレコーダーから飛ばした動画をスマホで見たりクラウドにアップロードして保管できるようになるなら、たとえ高速でなくとも安定して動画が見られるくらいの通信環境を作っておく方が良いのではないかと思います。ドライブレコーダの会社自体が有料でのクラウド保管サービスを行なっているところもあるようですが、それなりに費用がかかりますので、スマホのテザリングやモバイルWi-Fiとスマホ・パソコンとドライブレコーダーを繋いで、車内で色々できれば今後も安く済むようにはできそうです。


車内用の音楽・映像利用端末に利用休止中のAmazon Fire7を復活させようと思ったわけ

色々なモバイル端末を買って利用していく中で、当然日々の中で使わなくなってホコリをかぶっているハードが少なからずあります。そのような品の一つが、現在ギリギリ最新OSが搭載されたAmazon Fire7(2019年・第9世代の7インチの製品で現在は販売していません)なのです。

このタブレットは、現在目覚まし時計と常に動くAlexaとして使っている同じAmazonの8インチタブレットを使うようになって内容がかぶることと、メモリが16GBと少ないことと、充電用の端子が現在ほぼ標準と言われているType-Cではなく、それ以前に主流だったmicro-Bタイプのものになってしまっています。

さらに、本体内蔵のスピーカーは一つしかないので、音楽を聞くような場合、ステレオ出力ができないのは、ステレオスピーカーを持つ8インチ以上のFireタブレットと比べてもウィークポイントで、旅行の時には8インチタブレットをそのまま持って行こうということで、7インチのタブレットは全く使わなくなってしまったのでした。

ただ、改めて考えてみると、今車の中で使っているスマホおよびタブレット用のホルダは8インチだとギリギリで、ちょっとした悪路を走る場合にはかなり不安定になってしまう可能性があります。7インチでもスマホよりは大きいので、不安定になってしまう可能性はありますが、小さい分安定するでしょうし、さらに今まで使ってないこともあるので、ある程度ラフに扱っても大丈夫ではないかという感じです。

さらに、車で使う場合にはタブレット本体から音を出さなくてもBluetoothで飛ばして別のスピーカーから音を出せばいいので、単体で使うディメリットはなくなります。また、一人旅で電車の中で使うような場合は、本体にスピーカーがあっても実際はイヤホン(有線・無線ともども)で使うことがほとんどなので、荷物を少なく軽くするのだったら、画面の大きさが許せるなら小さい方が良いということもあります。

こんな事を考えたのは、現在私が契約している複数のSIMカードを3台のスマホに入れて運用するようになって、スマホで動画を見てみたのですが、特に車のダッシュボードに固定して使うと、スポーツなどは小さすぎてよく見えないという問題が出てきてしまったのです。そうなると車に固定して見るのにちょうどいいのが7インチクラスのものかなと思っていたところ、さらなる追い風がFireタブレットには起きていました。

実は、先日書いたのですが、Amazon fire TV Stickの新しいものでは、NHKの番組をリアルタイム配信でき、見逃し配信も利用できるアプリ「NHK+」がAmazonストアからダウンロードできるようになっていたのです。これで、通常の状態でもNHKの地上波テレビがリアルタイムで見られるハードになったわけですが、それに加えて、音楽についてもタブレットでの利用の場合、アルバム再生が無料会員でも強制的にランダム再生にならない(スマホで無料利用の場合は強制的にランダム再生になってしまいます)Spotifyアプリも結構便利に使えます。

実際の使い方としては、スマホからのWi-Fiテザリングをして使うことになります。実はこの使い方も、私にとっては都合の良いものでした。というのも、現在私の持っている回線は、動画を見る用に契約したmineo(平日お昼以外最大1.5Mbps利用可のマイそく)と、音楽やネットラジオ垂れ流しでも最大300kbpsで無制限に使えるUQモバイルのくりこしプランSの2回線があります。つまり、このタブレットでネットラジオか音声を聞き流す場合はUQモバイルのSIMの入ったスマホでテザリングし、動画が見たくなったらmineoの方でテザリングをすれば、事前登録しておけばFireタブレットは自動的に接続し、Alexa(スマートスピーカー)の機能も使えるようになるので、車に乗りながら声だけで動作を制御でき、運転しながらでも操作できるようになるわけです。通常のAndroidタブレットと比べるとGoogle Playが使えないなど、できない事も多いFireタブレットではありますが、スマートスピーカーの機能があるのは良いですね。

今後、Fireタブレット7インチのタイプに後継機が出るのかはわかりませんが、日常的に持ち歩くには8インチはちょっと大きいという感じなので、7インチの後継機はぜひ出して欲しいですね。そうすれば、今のものを車載専用にできるのですが。


「ポケトーク」のスマホアプリ化は海外旅行など期間限定利用に特化して便利か

「ポケトーク」というのはいわゆる翻訳機で、現在は単に旅行用というだけではなく、企業の窓口で日本語が喋れないお客さんが来た時に使えるように常備しているところも少なくありません。

個人的には、翻訳専用のハードを持つのは悪いことではないとは思いつつも、それほど頻繁に海外に行ったり日常的に日本語以外の言語を話す方と喋る機会がなければ、わざわざ購入して使うというのは、個人的に躊躇するところもありました。価格の面もありますが、この「ポケトーク」はネット通信を使ってクラウドからの情報を引き出すようになっていて、当初購入した本体料金の他に通信料も入っているので(購入後2年間有効だがその後は新たに通信料が必要)、別のハードで購入するよりも、スマホで使えるならという風に思っていたら、今回スマホ用のアプリとして販売されるということがニュースになっていました。

このアプリはiOSおよびAndroid OSのスマホで使え、2022年4月26日から提供が開始されるそうです。といっても無料で使えたり、アプリ自体を使うためにお金を払うやり方ではなく、アプリを利用する使う期間によって料金が変わってきます。今回発表された料金プランは、週額120円、月額360円、年額3600円(いずれも税込み)で、初回3日間は無料で利用できるとのことです。

こうしたものは、やはり全て無料で使うことにはこちらの方も逆に抵抗感がありますし、時刻表アプリと同じような感じの課金体系になっているのではないかと思います。一週間以内の海外旅行で使うだけなら120円+現地で利用できる回線(海外で利用できる通信が可能なプランであれば今使っているスマホを海外でもそのまま利用できます)を用意すれば、自分のスマホでそのまま使えますし、日本にいて常に使うようであれば、回線についてはそのままで、アプリについてのみ月毎か年間の支払いを考えれば良いのではないかと思います。
ちなみに、アプリの販売元はソフトバンクになるようなので、ソフトバンクおよびY!mobileユーザーには6ヶ月無料で利用できるようなキャンペーンを行なうようです。ちなみに私が契約しているLINEMOの方は対象外になっているとのこと。それは残念ですが、現在出ている様々な翻訳用のアプリに不満がある場合には、3日試して結果が良いようだったら使う時だけお金を払って利用するというのも悪くないような気がします。

ちなみに、製品版のポケトークは、翻訳機能のみのエントリーモデルが9,900円で(機能付きの上位グレード品もありますが、アプリ版が出た以上はエントリーモデルとの比較をします)、2年間、世界各地での利用が可能なSIMカードが最初から入っています。それ以降も同じ製品を使い続ける場合は、2年間で11,000円、1年間なら5,500円、2週間だと3,300円という費用を掛けてのSIMカードによる通信機能の延長手続きが必要になります。この辺は、自分の出掛ける国のSIM事情および海外でも使えるSIMフリースマホの情報をしっかりと把握していれば、2年続けてアプリ課金をしても専用品より安くなりますし、そのうちに使っているスマホのグレードも上がっていきますので、個人的にはアプリで使った方が良いと思われます。

そう考えると、日本国内で使うスマホについても単純に大手キャリアのスマホをそのまま使うのではなく、常に海外での利用を見据えて、国内の他キャリア及び海外での利用も可能なSIMフリーなものを入手し、それを増やしていく(予備器として)ということも大切です。その上で海外に行った時に、SIMカードは現地調達にするか、ahamoのように世界各地で海外に入って15日まで高速通信を上限20GBまで行なえる(15日までに高速通信を使い切ってしまった場合も、国内と同様に最大1Mbpsでデータ通信できますが、それを超えて滞在した場合には帰国するまで最大128kbpsに制限されますので注意)ようなSIMを入れたスマホで海外でも使うかというような選択も可能です。ちなみに、製品版のポケトークでは、一回の翻訳について大体100kbps出ていれば動作するという見解が出ていますが、ahamoでの規制がかかった後はちょっと微妙ではあります。2週間以内の海外旅行ならahamoを普段遣いしながら海外でも使うというパターンは良いと思いますが、もしahamoでの現地での15日を超えた長期利用を考えておられる方は、電波の状況によっては当然100kbps出ない場所もあると思うので、実際に利用する場所できちんと100kbpsのスピードが出ているか確かめつつ使うのが良いでしょう。

あえて専用機的に使うなら、中古ショップなどでアプリの動作が保証されたスペックとともに、海外でも使えるSIMフリーのスマホを安く購入して(あるいは以前使っていたスマホを流用して)、メインで利用するスマホとは別に「ポケトーク専用スマホ」を作るというのも一つの考え方ではあります。


スマホに通知できるスマートバンドデバイスはこれからの季節に頼りになる

先日、冷蔵庫の修理を出張でお願いしたのですが、一応修理後の状況を出張修理後しばらくしてから電話で問い合わせをするという事を言われていまして、こちらの方としては大体このくらいの時間だったら電話に出られるということを打合せしたのですが、昨日いきなりその電話がかかってきました。

その時には手元にはスマホは置いていなくて、しかも着信しても鳴らないようなサイレントモードにしていたのですが、電話にはなぜか無事に出ることができました。なぜかというと、今のメイン電話番号を入れているスマホとスマートバンドをペアリングしておりまして、何でもかんでもは設定していないのですが、電話の着信があった時とLINEの通知があった時にはスマートバンドが震えて知らせるようにしておいたのです(LINEについてはメッセージの内容についても一部見られます)。

これだと、以前はマナーモード・サイレントモードにしておくとたとえ身に付けていたとしてもなかなか着信に気付かずに電話を取れないような事が頻発したのに(そういう場合はこちらから掛け直すので無駄に通話料がかかっていた)、手首に巻いたスマートバンドの振動にまず気付き、そしてスマートバンドに「電話着信」と文字で表示されるので、それを見てスマホに着信が入っているのに気付き、無事に電話を受けることができたというわけです。

これからだんだん暑くなってくると、身に付けるものも少なくなり、上着の内ポケットに入れていたスマホの所在はあえて自分と一緒に持ち歩くなら首からストラップを使って掛けるような感じになります。ただ、常にスマホを自分は外でいじるわけではないので、スマホ自体はバッグの中にあってもスマートバンドで着信がわかり、重要なメッセージが入ったことが手元でわかるなら、あえてスマホは音を出す設定にせず、スマートバンドの動作にある程度頼ってしまった方が、私はスマホを常に気にしながらいるよりもかなり良い結果になりました。

このスマートバンドは日常の歩数であったり心拍数、睡眠時の様子や呼吸時の酸素濃度など多くの体に関するデータを取っているので、お風呂に入っている時以外には外さず、朝起きる時にもスマートバンドが振動を手首に加えて起きるような事をやっています。これはまた、電車などで寝過ごして自分の降りる駅を教えてくれるという効果がありますし、音を出さないで自分でもわかるという意味では、マナーモードでスマホを主に使っている人には向いたデバイスではないかと思います。

今後、このスマートバンドだけでSuicaのようなタッチ決済のできる電子マネーでの決済ができれば、いちいちスマホを出さなくても済むのでいいのですが、今後は高価なアップルウォッチではなく、安いスマートバンドでも色々な事ができるようにしてくれることで、旅や日常生活はかなり便利になると思います。ちなみに私が使っているのはXiaomiの「My Smart Band6」ですが、他のメーカーのものでもできることはそう変わらないので、とりあえず安く買えるなら買ってみて、その使い勝手を体験してみることもありではないかと個人としては思っています。


TVerの「リアルタイム配信」を家庭のテレビで見るために用意すべきものは

2022年4月11日から、今までは地上波の「見逃し配信」を主に行なってきた「TVer」ですが、ようやく夜7時前後からのプライムタイムのネット同時配信を開始しました。その事については以前のブログで紹介しましたが、外出先でスマホやタブレット、パソコンで見る場合には問題ありません。ただ自宅で「リアルタイム配信」を見ようとした場合には、一つの問題があります。

「TVer」の家庭用のテレビに直接接続して使う「Fire TV Stick」や「Google TV」のアプリを通して使う場合や、更に「Chromecast」のようにテレビ向けのものでは、家にある大型テレビに出力することはできません。スマホではアプリ経由で利用できるので、アプリの仕様がもともとリアルタイム配信に対応していないようになっているようです。こうした仕様は変えればいいと思うのですが、これにはもしかしたら大人の事情がからんでいるのかどうかはわかりませんが、新しいNHK+アプリのように、現状で大型テレビでNHK地上波のリアルタイム配信や見逃し配信を見られるのとは違って、そうはうまく行かないような状況なのです。

ただ、スマホやタブレット、パソコンで全画面表示にしたものをHDMIケーブルで接続して使うことで、パソコンやスマホで出力した動画をそのまま大型テレビでミラーリングして見ることはできます(画象は両方から出ますが音はテレビからだけ出ます)。首都圏で地上波を見ている人には必要ない「自宅のテレビでネットのリアルタイム配信を見るニーズ」ではあるものの、東京の民放をネットしていない地方にとっては、時間帯によっては地上波TVよりもTVerのリアルタイム配信を今後見るという人も増えてくると思われます。その場合、アプリの方で解決ができないなら、HDMIケーブルと必要に応じて変換機器を購入し、ミラーリングで見ることをおすすめします。そしてそれは、旅行中にも結構役に立つ場合があるのです。

私の場合はスマホではなくウィンドウズが入ったノートパソコンにHDMIケーブルを繋いで見ているのですが、このようにパソコンとテレビをケーブルで接続して画や音をテレビから出すことができるようになると、例えば旅行の際にホテルでパソコンを使う場合、特にそれが画面の小さなモバイルパソコンであればなおさら、テレビの画面をモニター代わりに使うことができるようになります。さらに、様々なネット上のコンテンツをテレビで楽しむこともできるようになるので、有料で映画を購入して見なくとも、すでに加入しているものがあれば、Netflix・Hulu・Amazon primeなどのコンテンツを旅先のホテルでも追加負担なく楽しむことも可能です。

私の場合には10.1インチの2in1ノートを旅に持っていくことになると思うので、やはりそこでの小さい文字の読みにくさは正直あるので、小さいといっても32インチクラスのモニターが使えれば、かなり嬉しいです。今回はそうした旅行用にと考えていたケーブルのセットが自宅のテレビでのリアルタイム番組配信を見るのにも問題なく使えることがわかり、多少手間はかかるものの、やはりこうしたケーブルは持っていて常用した方が幸せになれるのではないかと思います。

ただ、汎用のUSBタイプCとHDMIケーブルを接続するアダプタケーブルについては、iOSやWindowsには使えても、Androidスマホには使えないものもあるので注意です。何を隠そう今使っている変換ケーブルは最初、Androidスマホをテレビにつなげようと思って購入して試したものの、私の持っているAndroidスマホでは使えないことがわかり、それを流用して使っているという状態です。私の場合は購入したこと自体が無駄にならなかったので良かったですが、こうした変換アダプタ系は事前にしっかり今使っているハードで使えるかどうかを調べてから揃えるようにしましょう。


Amazon Fire TV Stickがいよいよ買い替えの時期か?あえて導入を見送るパターンもありか

現在、自宅のテレビにはAmazon Fire TV Stickの第二世代機がつながっています。今までは新しいものにしてパフォーマンスが上がったり消費電力が下がったとしても、そう影響はないのではないかと思ってそのままにしておいたのですが、2022年4月になって、第三世代機以上にしないと使えないアプリというものが出てきました。

現在、Amazonはセールを行なっていないので、すぐに買い替えということは考えていません。恐らく、セールになると半額近くまで安くなると思いますし、今のものでもこれから説明するアプリを使わなければ問題はないわけで、しばらくはAmazonでの価格を見ながら考えてみようと思っています。

というのも、今使えないアプリというのが、NHKが地上波の2つのチャンネルの同時放送および、見のがし配信を提供する「NHK+」というアプリなのです。このアプリはスマホやタブレットですでに使っていますし、NHKを見るには普通に地上波の放送を見れば良いのですが、一つあるのが、見逃した番組を大きなテレビで見たい場合のニーズです。

最近では、先日終了した朝ドラを見逃し配信で見ていたのですが、これがTVerと同じようにリビングのテレビで見られれば便利は便利です。ただ、今回の措置は本格的にNHKがテレビ用にアプリを提供するための前段階ということらしく、その先にあるのは、いわゆるチューナーを持たないモニターやスマホ・タブレットだけを持っていても受信料を徴収するための布石とも思えます。

現在はテスト期間で、アプリを使っても受信者の番号入力が必要なく見逃し配信など全ての機能が使えるようですが、アプリの本格的な導入と合わせて、スマホ用アプリと同じように世帯ごとの受信料番号の入力がないと使えない機能も出てくることになりますし、そもそも直接集金に来ている人にアプリの存在が見付かると受信料を拒否する理由の一つが失なわれます(もっとも、地上波テレビを見ていても受信料を払わない人もいますが)。

ただ、ずっと受信料を払っているのなら受信料分色々とサービスの提供を受けるのが当然だと思うので、Amazon Fire TV StickでTVerとNHK+を併用しながら、地上波テレビとネットを上手く使ってテレビのコンテンツを楽しむ方向へ向かうのも良いと思います。その辺をはっきりさせるまでは、私はAmazon Fire TV Stickを買い替えるかということについては即決せず、今後のNHKの公共放送としてのあり方という事についても考えながら、決めていこうと思っています。

将来的には、もしNHK+アプリが地上波だけでなく4K8Kを含めたBS放送の同時放送・見逃し配信まで対応してくれるなら(今の衛星放送契約は対応テレビを持っていないと4K8K放送は見られないのに料金は同じ)、特別にアンテナを付けなくても良くなりますし、衛星放送の弱点である厚い雲が出ている時や台風の時に見られないというディメリットが払拭されるので、さっさと新たな利用料金を提示してくれれば良いのにと思います。NHKの番組についての考えは人それぞれあるかと思いますが、視聴率を気にする地上波の総合テレビが一番保守的だとすると、BSでも4K8Kあたりになるとそうした保守的な縛りをくぐり抜けた民放にもないような良質な番組も出てくるのではないか? と思うこともあります。

恐らく、そうした衛星放送の内容も同時配信する際には受信料は上がると思うのですが、常に見るわけでもないので、もしNHKが現在povo2.0でスポーツ中継のDAZNで実現しているような衛星放送利用「7日間トッピング」のような新たな受信料パターンを作ってくれれば、基本料として地上波のみの料金を払うこともやぶさかではないのですが。逆にテレビを見ない層のユーザーにお金を払ってでも見たいと思わせる特別なプログラムを作り、お金を出しても見たいと思わせるような番組を作っていって欲しいと思いますね。


スマホだけでできることが増えてきて今回は家電修理の申し込みをスマホのみで

マイナンバーカードが出てきて、今まではスマホ単体よりもパソコンにカードリーダーを付けたりして作業するのが普通だったのが、今ではスマホ単体でもカードの内容を読めるようになったり、今まではパソコンを使って手続きしていたものも、スマホだけで完結するサービスも増えたような気がしています。今回はまたそうした機会があってその便利さを実感しているところなので、その辺の話から今回は始めたいと思います。

実は、家電関係のトラブルは続くと言いますか、先日プリンターを修理に出して直ってきたばかりなのですが、昨日になって一昨年に購入した冷蔵庫の調子がおかしくなってきてしまったのです。

購入してから一年を超えてから家電がおかしくなってしまうと、基本的にはメーカーの無料保証は受けられないのですが、私は白物家電やテレビなどについては、別の保証に入っていて、冷蔵庫もメーカー保証と同等のサービスが長期受けられるヤマダ電機の「安心会員」に加入していたのです。

このサービスは何と、ヤマダ電機で購入した製品でなくても無料で修理をしてくれるというものなのですが、過去に色々とこの保証サービスを利用させていただきた経緯があるので、今使っている冷蔵庫はヤマダ電機で購入しました。それは以前にヤマダ電機から購入していないものも無料で修理をしていただいた事からなのですが、今回はまた違う形での修理依頼となりました。

というのも、今回購入した冷蔵庫には、メーカーの1年保証が終了しても合計4年の延長保証が付いているのがわかったのです。なぜそんな事がわかったかと言うと、現在ヤマダ電機では保証書の電子化ということに着手していて、ヤマダ電機の専用アプリにこれまでに自分の購入した家電についての概要がデータ化され、アプリ内に「電子保証書」を検索できる機能があります。

そこで、私の購入した冷蔵庫の保証内容をチェックしたところ、そこで初めて延長保証が付いていることがわかり、直接出張して修理に来てくれる修理を私の場合無料でお願いできることがわかったのでした。ただし、ヤマダの長期保証は、購入から3年目までが全て無料(かかる費用はヤマダ電機が負担)なのですが、4年目以降には出張料および部品代は修理をお願いする購入者負担になってしまうそうです。ちなみに現状では購入から2年目というところなので、何とか負担は少なく済みそうです。

もし、長期保証が切れていたり、一部負担のかかる購入から4年目に入ってしまっていた場合には、先に紹介した有料の安心会員の受付から修理依頼をすれば直接の負担は減らせます。ちなみに、冷蔵庫の場合には製造年から9年間は同様の保証を受けられます。ただ、修理をすると翌年の会費が多少上がってしまうので、現状では製品購入時に付いている長期保証を使うのが正解だと言えます。

今回、修理を依頼するのに直接の電話などは必要ありませんでした(安心会員の方を経由して修理依頼を出す場合には専用フリーダイヤルへの電話が必要)。というのも、ヤマダ電機専用アプリの電子保証書の画面から直接修理依頼書をネット経由で送ることができ、ヤマダ電機の方で仮受付から本受付になったことは登録していたメールアドレスにその内容が届き、さらにヤマダ電機からメーカーのサポート担当の方に連絡を入れてもらえ、当初登録していた電話番号の方に、ヤマダ電機からではなく、直接メーカーの担当者から出張の日程を打ち合わせする電話が掛かってきます。後は修理日当日に自宅にやってくる人から確認の電話が入り、修理をしてもらえるという流れになります。この間、こちらから電話を掛ける必要がないというのは素晴らしいですね。

スマホがない場合には、0570から始まるかけ放題にしていても電話代がかかるナビダイヤルを経由して修理依頼をしなければならないのですが、専用アプリを入れた上で自分の情報を登録しておけば、自分が今まで購入した家電製品がいつでも検索でき、さらに保証期間の有無まで管理してくれるというわけです。

これは、実に簡単に修理依頼ができてしまうということで画期的だと思いますが、普通はメーカー保証書の有無を聞かれたり、保証書に購入日の記述がない場合にはレシートや納品書の提示が必要になるところですが、このシステムでは保証書自体が電子化されているので、すべてスマホの中だけで済んでしまうというのは実にありがたい事でした。

当然、そうした様々な情報がスマホには詰まっているので、落としたりしたらエライことになるわけですが、自分ですらすっかり忘れている事でもスマホ内に保管されていていざという時にはまさにアシスタント的な役目をスマホが果たしてくれるようになるわけで、改めてスマホを使いこなすことの大事さというものを再認識した今回の一件でした。


ドン・キホーテで発売しているというバッテリー内蔵13.3インチ小型テレビは停電対策ならおすすめ

ドン・キホーテでは当然家電やパソコンも売っているのですが、他のお店では売っていない面白い製品も出ているようです。先日、「13.3V型バッテリー内蔵 私の右腕テレビ」なる持ち運べるテレビが1万円くらいで出ていることを知り、レビュー動画(販売元ではない一般の方のレビュー)を見てみましたが、一昔前ならこれで車中泊の旅も楽しめるという感じで煽ることで多くの人の関心を呼ぶのかなと思うのですが、TVチューナーを持ち運ぶということは、その分しっかりしたアンテナを用意しなければならないという事を考えると、私は車中泊旅にはこうしたバッテリー内蔵テレビをおすすめすることはしません。

今も昔も、テレビを見るためには送信所に向けるアンテナが必要で、アンテナが弱いと家のテレビのように鮮明な画像が出ず、それは走行中であるとなお条件は悪くなります。過去に、観光バスで常にBSの衛星を捉えるために動き続けるアンテナを備えていて、そこでたまたまアメリカ大リーグのワールドシリーズで、松井秀喜選手がまだ現在の頃、普段はポーカーフェイスをくずさない松井選手が歓喜のホームへのスライディングをしたシーンはまさに観光バスの中のNHK衛星放送の中継で見たのですが、それまでの走行中のテレビと比べても画像の安定性は素晴らしく、こんな画像を自分の車でも見られたらと思ったことを覚えています。

ただし、この時代になって自分の車(たとえそれがキャンピングカーであっても)に、こうしたアンテナを付けることはまずコスト的に釣り合いません。ネットで調べると、当時観光バスに付いていたBSアンテナは今でも14万から20万円くらいするようですし、それだけお金を掛けるなら、今のインターネット万能社会においては、別の方法でBS・CSを含めたテレビ放送をテレビ放送の難視聴地域であっても見られる方法はあります。

今売っている製品を使った一番簡単な方法は、自宅に専用の機械を設置し(バッファローのnasuneが有名)、自宅のインターネット回線に機械を接続することで、自宅で見られるチャンネル(地方であれば東京キー局でない地上波の地元局)をそのまま、インターネット経由でスマホやタブレットに専用アプリを入れることで、自宅からインターネット中継をすることが可能になっています。

nasuneには録画用のハードディスクが2TB分積んであるので、外から録画予約したものを、旅先で見ることも可能ですし、リアルタイムで放送している地上波・BS・CS放送を外出先で見ることも可能です。ただしその場合はモバイル回線で画質の悪いSD画質の放送を見るにも、1Mbpsくらいはスピードがないとスムーズには見られませんが、今ではahamo・UQモバイル・ワイモバイルなどでは月3千円くらいの負担で、高速クーポンを使い切っても安定して1Mbpsくらいのスピードが出るため、ネットを介してということになりますが、少なくともドコモ・au・ソフトバンクがつながるエリアであれば、ネットを介して特別なアンテナを使わなくてもテレビ放送を鮮明に見ることは可能です。ただし、接続スピードが1Mbpsを下回ってしまうような場合はコマ落ちや切断も起こりえますのでその点はご注意を。

nasuneなどのテレビサーバーを持っていなくても、現在はNHKがほとんどの時間でテレビとの同時放送や、見逃し配信を行なっていますので(NHK+)、サイトや専用アプリを使えばほぼテレビ放送が見られますし、民放でも徐々にTVer経由で見逃し配信やリアルタイム放送ができるようになっていますので、ここ数年でもっと旅先・車中泊先でのテレビ視聴についての環境は良くなるのではないかと思います。

また、そもそもテレビの地上波放送が曲がり角に来ており、先日のサッカーワールドカップアジア地区最終予選の日本対オーストラリア戦が地上波テレビでは放送されずにDAZNというネット配信の会社による配信放送になっていましたし、来週のボクシングのビッグマッチ、村田諒太対ゲンナジー・ゴロフキンの一戦は、アマゾンプライムビデオに加入している人に配信する形になっているので、もはやテレビでなくインターネットに繋がっていれば山奥でも見られる(もちろん、有料の会員登録が必要ですが)ようになっています。

そんな時代に、持ち運べる小型テレビを買うならパソコンに繋げるバッテリー内蔵のモニターか、クロームブック、Android搭載の安い10インチクラスのタブレットを買った方が良いのではないかと私は思います。当然、元々iPadを使っているというなら、それを活用すればお金はかかりません。

ただ、「13.3V型バッテリー内蔵 私の右腕テレビ」にも良いところはあります。というのも、13.3インチもあれば、自宅のサブテレビとしては十分使えるのではないかと思います。アンテナ線に繋げなければならないという点はありますが、複数の部屋にテレビアンテナソケットが付いている家であれば、リビングを離れて自分の見たい番組を小さい画面ではありますが見ることができます。

ちなみに、このテレビのバッテリー容量は2500mAだそうで、満充電では2時間の連続視聴が可能(カタログスペック)だそうです。1万円程度で手に入るなら、モバイルテレビらしく、フルセグとワンセグにも対応するようなので、停電時に使うために手元に置いておくのもかなり有りではないかという気がします。

自宅の場合、大きな建物の損傷がない限りはテレビアンテナも生きていると思いますので、アンテナソケットに直接テレビを繋げば、停電の時でもテレビを見られるだけでなく、少し容量大き目のモバイルバッテリーで充電も可能ですから(もしかしたらモバイルバッテリーで充電しながら見ることも可能かも知れません)、停電時のテレビ視聴のためにACコンセント付きの高額なポータブル電源を用意しなくても良くなります。モバイルバッテリーくらいだったらネット通販で5千円前後で買える比較的小さめの太陽光パネルでもそこそこ充電できると思います。もし停電が長く続いたとしても、複数のモバイルバッテリーを充電し、スマホとともにテレビの充電をすれば、情報入手については闇雲にスマホで調べるよりも的確にテレビから情報を得られるのではないでしょうか。

もちろん、停電時にはポータブルラジオから情報収集をしても良いのですが、テレビを見る事に慣れていると、停電でもテレビを見ることができるということに安心するところもあるように思います。ただ繰り返しますが、車中泊で山の中でテレビを見るためにこうした製品を買ってしまうと、持って行った先で使えないことにがっかりするだけになってしまいます。もし旅先の山の中でテレビ放送を見たいなら、真剣にnasuneの購入を検討した方が無難ではないかと私は思います。結局は「どこで」「どのように」使いたいかによって必要とすべきハードは違ってきますので、自分の必要とするものを選ぶようにしたいものです。