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小型スマホにガラケー時代のBluetoothキーボードCPKB/BTをペアリングしてみた

私は今こそスマホ主体に利用していますが、少し前まではフィーチャーフォンにこだわって、通話はガラケーでデータ通信はスマホやタブレットで行なっていました。現在でもLTEが使えるガラケータイプの端末はあるので同じような事はできるのですが、回線を楽天モバイルに変更した中でeSIM専用の小型スマホであるRakuten Hand5Gを利用することになりました。

ガラケータイプの端末では、残念ながら楽天回線を使っての通話やSMSを無料にできる「Rakuten Link」を使うことができません。Rakuten Linkの仕組みは通話回線でなくデータ通信を使って通話やメールを実現しているので、仕方のないところでもあります。本来は、Rakuten Linkを入れられるガラケータイプのAndroid端末があれば良いのですが、かつて使っていたAndroid搭載のガラケーは、発売当初はLINEも本体にプリインストールされていて使えていたのですが、機種が古くなるにつれLINEの動作環境では無くなり、ソフトもバージョンアップできなくなりました。やはり、スマホの自由さというものがないと、長く同じサービスを使い続けるのは難しいということです。

そんなわけで、大きさだけはガラケーとさほど変わらないRakuten Hand5Gを主に通話用として使っているのですが、その本体の小ささゆえ、画面に出すキーが小さくて押しずらく、長文(といってもこのブログほど長くはないですが)の文章を書いて送ること自体にストレスがたまります。Rakuten Linkにはデスクトップ版もあるので、パソコンが使える状況であれば、スマホからではなくパソコンでメールを書いてパソコンから送るということもできるのですが、外でそれなりに込み入ったメールを出さなければならない時(普通の方ではないと思うのですが私の場合はあるのです)、何とかならないかと思っていました。そこで思い出したのが、かつてガラケーの使い勝手を良くするために購入したガラケー用のBluetoothキーボードでした。

ガラケー用 Bluetooth キーボード IODATA CPKB/BT

もはや普通に売っているものではないので商品リンクも貼りませんが、単四電池2本で動き、小さいだけでなくカバーの存在によりバッグの中に入れていても間違って電源が入ったりすることはありません。極端な話、スマホ一台にこのキーボードとモバイルバッテリーだけあれば、最悪このブログ更新もできてしまうということで、しばらく押し入れの中に放置していたものですが、改めて復活させることにしました。

通電も問題なく、非ペアリング時(約7秒間押し)には赤と青のライトが交互に点滅している中、スマホ上でペアリングを行なうと、ペアリング設定のための数字が出てきますので、それをキーボードで入力すれば問題なく接続でき、青のLEDが点滅して接続することができました。電源を入れるには約3秒長押しで起動します。入力は基本ローマ字入力ですが、問題なくできるのは心強いです。何より、Rakuten Linkを使ってSMSの送信をする機会がそれなりにあるので、ちょっとした内容ならスマホ本体のキーボードで入力するものの、業務上の連絡などこみいったものを送る場合(相手のメールアドレスを知らなくても送れるのがSMSの良さだと思っています)には役立ちます。

あまりにも使い勝手が良いので、今8インチタブレット用にバッグに入れて持ち運んでいるポケモンキーボードが単三2本使用ということもあり、同じようなキーボードで単四2本用のものがあれば買い替えようとも思っています。それがうまく行けば、電池は2つのキーボードで共通化できる分、日常的な利便性は上がると思います。

Rakuten Hand5GではLINEも使っているので、短文のやり取りでも本体ソフトキーボードではどうしても押し間違いも出てしまうので、キーボードを出せる余裕があるなら、このキーボードを使ってみるのも良いかな? と思っています。フルサイズのキーボードではありませんが、同じようなキーボードは今でもネットで入手できるでしょう。

外でササッと入力するにはこうしたキーボードの利用もありだということを改めて実感しています。引っ越しの際に処分しなくて良かったというのが今の心境です。


昔使っていたノートパソコンを使えるようにするにはOSだけでなく充電ケーブルのリニューアルを

先日、Lenovo IdeaPad D330用に作られたPD充電に対応するケーブルを購入したのですが、これはすこぶる便利ということを実感しています。それは、現在使っているWindows11搭載のモバイルノートがPD充電に対応していてそれを使っている時にも思ったのですが、もしアダプターに不具合が起きても汎用充電器の再購入(旅行先でも購入可能)で対応できるからです。

汎用のUSB充電器は、パソコンだけでなくそれ自身でスマホやタブレット(どちらもUSB-Cタイプの端子)も充電できるわけですから、外で使う場合には一つのACアダプタを持って行けば、それ一つでスマホ・タブレット・パソコンまで充電できてしまう便利さは使ってみると本当に便利だとわかります。当然ながら、USBから充電できる品は他にも多くありますので、いざという時にも役に立ちます。

今回、さらに手持ちのモバイルノートを外に持ち出して気楽に使うため、古い13.3インチのダイナブック(Linux Mint導入済)に合うケーブルを買い足しました。端子の反対がUSB-Cになっていて、プラグのサイズが外径55mm、内径25mmという、複数メーカーのノートパソコンでも使われている、汎用のUSB充電器で使えるようにしたサンワサプライの汎用品で買い値は1,200円くらいのものです。

ものは単なるケーブルなのですが、これがあればACアダプタは外に専用品を持ち出す必要がなく、どこかにコンセントがあれば汎用のアダプタで充電しながら使うことも可能になるわけです。私自身、こうした事をするためには、新たにPD充電端子の付いたノートパソコンを買わなくては実現できないと思っていたのですが、Windows7時代のノートパソコンでも同じことができるというのは、本当に地球に優しい製品だなと感慨深いものがあります。

ケーブル購入時には、使っているACアダプターの定格とプラグの形状を調べて同じものを購入する必要がありますが、今はネットで十分調べられます。今回ケーブルを新たに購入するにあたり、実測も行ないましたが、同時に手持ちのACアダプターの型番を調べ、そのスペックを確認した上で、汎用のPDケーブルでも使えるということがわかり、改めてネットで注文してしまいました。ケーブル自体はほとんどかさばることがないのでノートパソコンと一緒のケースに入れてそのまま持ち出すことで、常に持って出ているバッグに入っているACアダプターを併用できます。

ですから、昔持っていたWindowsの入っていたノートパソコンにLinux Mintを入れて復活させたいと思っている方は、ぜひACアダプターの詳細を調べた上、汎用ACアダプターが使えるケーブルも同時に購入することを検討してみることをおすすめしたいですね。専用のPD充電のできるノートパソコンを持っていなくても、ケーブルを一本買うだけで、一つ汎用のUSB出力でPD充電できるアダプターがあれば、旅行の時など全てのハードの充電を一本化できることになります。

もはや再活用などできないと思っていた古いパソコンが復活したことで、たとえ壊れてしまったとしてもそこまで大きなダメージにはならないというメリットが、古いパソコンのOSを入れ替えて使うことについてはあります。さらに言うと、古いパソコン(特に中古)を使っていてのトラブルで意外と多い、ACアダプタの不調から使わなくなってしまうようなことも起きにくくなります。今回購入したケーブルはダイナブックだけではなく他社のノートパソコンでも使える汎用性を持っているので、今後中古パソコンを購入してそれにLinux Mintを入れようと思う場合には、このケーブルが使えるタイプのノートパソコンにすれば、ケーブルも使い回しができるわけで、コストをより掛けずに新たな展開も考えることができて楽しいです。


8インチタブレットを買うならジャイロセンサーが付いた「Alphawolf APad1」で決まりか?

先日購入したばかりのFPad5(私が購入したのはフラッシュメモリが倍のProですが)にバージョンアップ版のAlphawolf APad1が発表され、アマゾンで販売中です。定価は税込29,999円ですが、1万円のクーポンが付いているので、19,999円で今なら購入できます。

フラッシュメモリの容量は128GBで、新たに六軸ジャイロセンサーが付いたので、対応するゲームを楽しんだり、本格的にカーナビとして使う方には良いでしょう。何より今のところ全部入りという感じで、結果的にはやってしまった(もう少し登場を待っておけば)という感じではあるのですが、こういうことはよくあることなので、私が書いた過去のFPad5のレビューを見た方は、APad1の購入を考えるのが良いだろうと思います。

それにしても、これだけ早くライバルメーカーとの対抗措置を繰り出して来られると、本当に新しい製品の買い時がわからなくなってしまいます。つらつら考えてみるに、もし私が今まで買い控えをしていたとしたら、もしかしたらタブレット自体を買わずに過ごしている可能性もあるので、まあ買い時を誤ったことにはくよくよせずに、今のFpad5 Proを使いたおそうと思います。

新たなFPad1でも、モバイル通信は4Gのみで5Gには対応していません。今後の事を考えると、LTEで使いたおしながら今後は5Gに対応する全部入りのタブレットが安く買えるまで待つというのが良いと思います。その頃には今よりも5Gが一般的になっており、通信会社のプラン頼みというところもありますが、さらに早く安定した状況でタブレットを使えるというだけでなく、テザリングを利用することで他のモバイル機器と合わせて使えることが考えられるからです。

さらに、もう一つ次のタブレット(スマホ含む)購入にあたって考えたいことは、次に出てくるAndroid15で実装されると言われている、携帯端末自体で直接通信衛星とのやり取りができるようになる機能がどうなるか? ということですね。FPad5もAPad1もAndroid14で、恐らくアップデートは無いと思うので、こうした機能を使うためにはどちらにしても端末の買い替えが必要になることには変わりありません。

まずは、次にスマホを購入する場合には衛星通信可能なモデルを持っておきたいですし、その機能が使えるということになったら、電話のできるタブレットでも使えるようにしておきたいと思っています。その時には今と同じような状況で色んなモデルが出てくるのか、それとも8インチタブレット自体の人気度が変わってしまって新製品が出て来なくなるのかはわかりませんが、新しいものを買うまでは今の製品で十分使えることだけは確かです。ジャイロセンサーについてはあった方が嬉しいとは思うのですが、さすがに車載して8インチタブレットをカーナビだけに使うというのは勿体なく、お出掛けの際のカーナビはジャイロセンサー付きのスマホで行なっているので、その利用に問題はありません。

逆に言うと、次に購入するスマホ・タブレットについての明確な購入基準がはっきりしたということはあります。衛星対応というのは新しい技術なのでまだどんな製品が出るのかわかりませんが、国内だけでも通常の電波が入りにくいエリアはあるわけですし、その問題を解決できる可能性を秘めた製品が出るまで今の機材でつないでいこうと思っています。ただ、これからタブレットを買いたい方にとっては新製品は魅力的で、価格も安いので、個人的には強烈にオススメしたいですね。


Lenovo IdeaPad D330で何とかLinux Mintの導入に成功したのでその覚え書き

本当は、最初にWindowsOSからLinux Mintを入れようと思ったのが元々Windowsが入った2in1タイプの10インチ画面を持つ、Lenovo IdeaPad D330というモバイルノートパソコンでした。他社のノートパソコンの場合、BIOS画面からBootの順番をUSBメモリーからに変更することで簡単にUSBメモリーから起動することができ、そのままLinux Mintをインストールできました。

これはLenovoのパソコン共通のことなのか、私が使っているIdeaPad D330に限った事なのかわかりませんが、BIOS画面は起動時に「F2(実際は「Fn」キーと「2」の同時押し)」キーを押すことで入れるのですが、どうしても起動ドライブの変更画面にたどり着くことができず、やむなく他のノートパソコンから導入をしていたのです。ただここのところ台風の関係で家にこもっているので、色々調べながら再チャレンジしてみました。

すると、同じようなところでLinuxの導入を試みていた方がネットで質問をしているページを見付け、その解答の一つが私にとってはビンゴでした。「F2」ではなく、「F12(「Fn」キーと「~」キーの同時押し)」をすると、起動ドライブを選べるので、WindowsでなくUSBメモリのボタンをクリックすると、無事にUSBメモリーから起動し、Linux Mintのインストール画面にたどり着きました。

しかし、一難去ってまた一難と言いますか、WindowsからLinux Mintの画面になったところで、画面が横長方向ではなく縦長方向に表示されるようになってしまったのです。縦長画面の場合、タッチパッドを使ってポインターの移動がうまくできなくなるだけでなく、普通のノートパソコンとして使おうとしても、首を曲げて見なければならなくなり、ノートパソコンとしての使い勝手としてはまさしく致命的です。そう思いながら、Linux Mintをインストールしてしまえば後で何とかなるだろうと思ってそのままインストールを進め、無意に導入が完了しても画面の向きは縦方向のままになってしまいました。

この問題については、「設定マネージャー」の中にある「ディスプレイ」から「回転」を「右」にすれば、パスワードを入れて起動してしまえば横画面に戻ります。しかし、最初のパスワード入力画面は相変わらず縦方向のままです。まあ、この画面ではパスワードしか入れないのでそこまで問題はありません。というわけで起動時だけ変な感じになってしまってはいますが、何とかこれで使えるようになりました。

IdeaPad D330はWindows11にアップデートしたらとんでもなく遅くなっただけでなく、記憶容量が64GBしかないので、ついに空き容量が無くなってしまったのですが、Linux MintではOSやアプリなどの使用は多くても30GBくらいなので、かなり余裕を持って使え、動作もかなりきびきびとしているので、これはこれで良いモバイルマシンになったのではないかと思います。

そして、今回IdeaPad D330にあえてLinux Mintを入れようと思ったのは、電源回りのアクセサリーとして専用のACアダプターではなく、汎用のUSBアダプターを利用可能なケーブルが売られているのを見付けたので、これならスマホやタブレットとACアダプターを共通化できると思ったからです。このケーブルは、D330専用でプラク型の金具の反対側はUSB-Cタイプの端子になっています。これにPD出力のあるアダプターを接続すれば、汎用ACアダプターが使えるというわけです。PDによる充電のできるノートパソコンは現在Windowsを入れて使っているChiwiのノートパソコンもそうですが、こちらはLinuxなのでかなり気楽に持って行けます。

これで、WindowsとChromebookだけでなく、ACアダプターを共通化させてLinuxも使えるようになり、しかも導入のコストはケーブル代だけで済んだので、かなり得をしたという感じになっています。この文章もD330にプリインストールされたテキストエディタで書いているのですが、全く問題なく使えているので、状況に応じて持ち出すノートパソコンを使い分けることもできそうで、今後が楽しみになってきました。

外でのインターネットもAndroidタブレットからのBluetoothテザリングが使えますので、わざわざWindwosノートを持ち出したくない場合には結構便利に使えそうです。Linux Mintにプリインストールされているソフトの中にはテレビの見られるHypnoticというものがあります。多少遅延することもありますが、国内のテレビを登録なしでネットから直接見ることができるので、気楽に外に持ち出せるモバイルノートに導入する意味はそれなりにあるのではないかと思います。

今後も、途中で導入を諦めたノートパソコンに何とかLinux Mintを導入できないか色々試しながら、古いパソコンの再利用について考えていきたいと思っています。


HEADWOLF Fpad5 proでテザリングを利用して外出時のモバイルステーションに

先日少し書きましたが、8インチの電話・SMSができるタブレットを購入することを視野に色々と調べていく中で、私の使い方に合ったものということで、HEADWOLF Fpad5 proを購入しました。

写真のように、iPadminiも十分入る8インチタイプのタブレットがすっぽり入るケースも同時購入し、外に持ち出す気が満々です。proは本体のフラッシュメモリが通常タイプのものより倍の256GBの容量があるので、アプリというより動画や電子書籍のデータを色々と詰め込んでも使えますし、今後長く使い続けていく中でメモリに関する心配がないということで、多少高くてもこちらの方にしました。

本体動作はかなりスムーズに動き、ゲームをやらない自分からすると不満点はありません。通話機能とともにGPSも付いているため、車に設置すれば本格的なカーナビとして使えるだけでなく、車内で音楽や動画を単体で見られる環境が作れることが嬉しいですね。

本体には特にショップ系のアプリを入れ、スマホと共用できるものはできるだけタブレットの方で表示して使おうかと思っています。アプリを一台にしかインストールできないものや、おサイフケータイのサービスを使うものについては入れても意味がありませんが、それ以外のバーコードやQRコードを表示させるタイプのものなら普通に入れても大丈夫でした。

あと、このタブレットは指紋認証は付きませんが顔認証を使って起動させることができます。カメラに見えるように顔をかざせばロックが解除させるのは何気に便利なので、私も登録して使っています。再起動した場合にはPINの入力が必要にはなるものの、ちょっと目を離したスキに画面が消えてしまった場合、何もせずにロック解除ができるのは便利でした。

画面保護用のシートは最初から貼ってあるので、私はそれで十分だったのでそのまま使っています。ケースはどうするかわかりませんが、タブレットスタンドをケースに入れてケーブルと一緒に持ち歩いていますので、これはこれで良いのかなと思います。

あと、これは私の使い方に関することですが、今まではモバイルルーターに入れていたので、使い方というのは使う時に電源を入れるだけでパソコンを含む他の端末で使っていたのですが、SIMカードをタブレットの方に入れ替えたので、外でタブレットだけでなくパソコンも使いたいという場合にはどうするかということを考えた時、私の場合は昼と夜とでテザリングのやり方を変えようと思っています。

現在、mineoの深夜フリーというサービスを毎月使えるように平日昼の利用をそこそこ抑えているのですが、夜11時から朝7時までは速度に制限なく利用が可能になっています。その場合のテザリングは当然ながらWiFiによるテザリングを使います。ただ、電源を取れない電車での移動中など、タブレットの電源消費を抑えたいという事もあります。そこで利用しようと思ったのが、このタブレットではできるようになっている「Bluetoothテザリング」でした。

今のところ、朝7時から夜11時まではパケット放題Plusを使っても最大1.5Mbpsくらいの中速しか利用できないのですが、Bluetoothテザリングを利用した場合、利用する際の省エネ化には貢献するものの、スピードが数Mbpsで頭打ちになるというのが、高速通信でテザリングをする場合には悩んでしまうところです。

しかし、最大1.5Mbpsからのテザリングであれば、それほど影響は出ないと思います。基本的に使うのはタブレットとノートパソコンを接続して使うことが多いと思います。持ち歩くためのノートパソコンはWindows11だけでなく最近導入したLinux Mintが入ったノートパソコンもあります。Windowsの入ったパソコンでは問題なくBluetoothテザリングができることはわかっていたのですが、Linux MintでもタブレットとベアリングをしてBluetoothテザリングをONにした後、ノートパソコンの方の操作からBluetoothによるネット接続は問題なくできました。

これで、今だけではなく今後Linux Mintを使い続けてやろうという気になりました。ただ、スピードテストの数値は1.5Mbpsまでは上がらずやっと1Mbpsくらいで、ちょっともたもたするような感じになることはなると思われます。

念のため、現在利用できている「深夜フリー」でタブレットだと大体30Mbpsくらい出ている状況でもBluetoothテザリングをやってみたのですが、速度は安定してそこそこ出るものの、その最高スピードは1.5Mbpsくらいで頭打ちでした。ただ、昼間の計測は結構不安定で500kbpsくらいに落ちるようなこともありました。だとしたら、タブレットで高速を使っているとどんどんギガを消費してしまう状況でもパソコンにテザリングすれば中速でデータ通信量もセーブしながら使えるというわけで、無制限でない月ごとに決まったギガ容量で利用している場合にも使い方次第で便利なこともあるかなという感じです。高速が必要な場合はWiFiテザリングを使えば良いだけですし、タブレットの電池を節約しつつパソコンを使いたい場合はやり方を覚えておくと便利だと思います。

今回この機種にこだわったのは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天のどの回線でもきちんとプラチナバンドをつかむだけの仕様があったためです。今回の購入を機に、時代の流れには逆行するかもしれませんが、スマホ・タブレット・モバイルルーター・ホームルーターで使い回せるような物理SIMを使って複数のハードで入れ替えていく運用についても考えていきたいと思います。


SIMを入れて通話もできる8インチAndroidタブレットを選びで中華タブ2機種をピックアップ

2024年9月からデータ通信用に今までモバイルルーターに入れて使っていたmineoのSIM(au回線)の利用をするにあたり、日常的に外出先でのネット接続を移行したり、いざという場合のネット利用を手軽に行なうためにタブレットの利用を画策しました。タブレットと言っても色々なものがあり、サイズから何を買えば良いのかわからなくなってしまいがちですが、今回は明確な理由で8インチタブレットを選ぶことにしました。

なぜ8インチにこだわるのかというと、このサイズは片手で持てる小ささと、スマホとは明らかに違った画面サイズの大きさがあるので、持ち運んで使うのにはバランスが良く、さらに言うと、このサイズのタブレットには通話機能が付いている機種があるので、もしもの時にはスピーカーホンやイヤホンマイクを接続して持ち運べる固定電話として使えるという事が私にとっては魅力的でした。

そうなると、私が8インチタブレットに求める条件は、まずSIMフリーのモデルであることと、スマホと共通のアクセサリーを使えるものであること、GPS搭載でカーナビとしても使えるものであること、国内全てのキャリアで使えるものであることなどがあります。基本的には大きめのスマートフォンとして普通に使えるものであれば良いということになりますが、果たして予算的にはどのくらいかかるのか、不安な点もあります。

まず、予算の事を考えるにあたり、8インチタブレットの代表的な機種としてiPadminiがあります。現在の6代目は、SIMフリーのセルラーモデルで、64GBが11万くらい、248GBが14万弱という価格となっています。正直とてもこんな値段では買おうと思えないくらいの高級品ですが、Androidの中華タブレットであれば庶民価格で売られているので私にも手が届きます。今回購入を真剣に考えるにあたって、以下の二つのタブレットが候補に上がりました。どちらも8.4インチのもでるで上に挙げた要望はクリアしています。

・HARDWOLF FPad5 Pro (256GB)
・ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro(128GB)

どちらも、2万円台(クーポンや値引きなどを考慮すると2万5千円以下)で購入できる8.4インチタブレットです。細かい話をすると、本体の内容は同じで記憶容量に違いもあるモデルもあるのですが、数千円くらいの価格差ということで、この2機種を最終候補としました。どちらもSIMフリーでのLTE通信に対応し、CPUはHelioのG99という、そこそこ使えるという評価されるものです。OSはどちらもAndroid14というのも心強くあります。最新情報として、Redmi Pad SE 8.7 4Gという8.4インチより大きな安いタブレットが発売されるというニュースが入ってきましたが、メモリが64GBということと、CPUがG99と比べると若干性能が落ちるのではと思われるG85採用ということで、新機種は購入候補にあえて入れませんでした。

また、どちらもGPS搭載なので車に固定してカーナビとしての利用も可能です。ただ、車で使うというより地画系のアプリを入れて街歩きに使う方が便利かなという感じはします。あとは細かな仕様を見て、自分の使い方であればどちらの方が良いかを決めるだけなのですが、改めて最初に紹介したiPadminiと比べると10万円くらい安いわけで、私はきちんと動くならAppleでなくても良いと思っているので、このどちらかで決めると思います。

二つのタブレットにはほぼ違いがないのですが、FPad5は2つのスピーカーが短辺に二つまとまっているので、画面を横にして見る場合にはステレオ感が感じられない(iPlay 60 miniの方は両方の短辺にスピーカーがあるので、単体でもステレオ感が味わえる)ということと、iPlay 60 miniの方だけにジャイロセンサーが付いているので、特定のゲームを行なったりカーナビとして本格的に使いたいような場合のめりっとになるでしょう。

こう書くとiPlay 60 mini Proの方が良さげではあるのですが、実際のところ私はFPad5 Proの方を選ぶことになると思います。それは、細かなスペックに書かれている対応バンドの違いがあります。iPlay 60 mini Proの対応バンド(LTE)は(サイトによって違うバンドも載っているケースもありますが、今回は国内で売られている販売サイトからの情報です)FDD:B1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66 TDD:B38/39/40/41となっています。これに対してFPad5 Proの方はFDD:B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28AB TDD:B41です。ぱっと見ではわからないかと思いますが、この差というのは、現在だけでなく今後どの通信業者のSIMを使うかによって一部の地域ではつながりにくなる可能性を見ておくことが、全国を色々と回る車中泊の旅では重要になると思います。

日本国内でSIMカードの入ったSIMフリー機器を使う場合、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4社が主に出しているバンドをしっかり捉えられるかということを考えることが大切です。以下に今後の備忘録として、LTEにおけるプラチナバンドを含む各社の主な利用バンドを紹介します。

・ドコモ バンド1・3・19
・au  バンド1・3・18/26
・ソフトバンク バンド1・3・8
・楽天モバイル バンド3・18/26(この部分はauから提供されるパートナー回線)

そういうわけで、現状では全てのバンドではありませんが、基本的には「バンド1・3・8・18・19・26」に対応していれば、国内の通信業者のどのSIMに入れ替えても恐らく問題なく使えるということになるのですが、iPlay 60 mini Proはソフトバンク回線で使うなら問題ありませんが、ドコモやau、楽天でも使えるものの一部の主要バンドを受信できないということになります。それが、FPad5の方に私が傾いた理由なのですが、理由は実はもう一つあります。

実はiPlay 60シリーズになる前の50シリーズには付いていたイヤホンジャックが、短辺両側にスピーカーが付いたためなのかなくなってしまったのです。元々、格安タブレットのスピーカーの音質には期待していないのですが、有線の外付スピーカーを付けられるということと、FPad5の方にはプリインストールとして「FMラジオ」が付いているので、有線のイヤホンや外付スピーカーをセットすればネットのない状況でもラジオとして使える利点があります。そんなわけで、FPad5 Proの方を今回注文しました。

こうしてみると、SIMフリースマホやタブレットを選ぶ場合には本体を見てすぐわかる長所だけでなく、カタログを細かく見ないとわからないようなポイントがあることがおわかりかと思います。今回話題にしたタブレットは、どちらも聞いたことがないメーカーだと思う方も少なくないと思いますが、ネットで調べていくとたとえ一般的に知られていないメーカーであっても、十分使えるものが世の中には出てきていることをわかった上で、しっかりと調べることの大切さというものを感じていただければ幸いです。


実は色々と埋もれてしまっているWindows10搭載のパソコンを再活用するには?

現在、私が主に使っているパソコンはデスクトップ型のMiniPCと、モバイル用に持ち出すことの多いノートPCに、もう一台基本ネットに接続されていることが前提のChromebookを使っています。自宅で使うのにはこれで十分で、MiniPCとノートPCはWindows11が入っているので、当分はこれで大丈夫という感じではあります。

ただ、過去に購入したモバイルパソコンのOSは圧倒的にWindows10搭載のものが多く、このままWindows10のサポートが終了すると、そのまま使い続けるリスクが出てきてしまうことになります。

とりあえず現在使っているパソコンで普通に使えているので、そのまま使わないという選択もできるのですが、昔に購入したノートブックにはそれぞれ個性があり、使えるならまた使いたいと思うこともあります。具体的にどんなものかというと、

・ASUS TransBook Chi T90CHI-64GS
シェルタイプのタブレットとBluetoothキーボードがセットになった製品。細長く持ち運びしやすい。電源はMicro-Bから取れるのでACアダプターを持ち歩かずに利用可能。

・キングジム ポータブック
本体は小さいものの広げてフルサイズ的なキーピッチになる「バタフライキーボード」を備える文字入力にも重宝するミニノート。電源はこちらもMicro-Bから充電可能なので利用しやすい。

・Lenovo IdeaPad D330
こちらは通常のACアダプターを使用する10インチの2in1ですが、LTE対応のSIMスロットを備えているので、現在モバイルルーターに入れているmineoのSIMカードを生かすことも可能か? Windows11にアップデートしているものの激遅&メモリ圧迫でなかなか使いにくい。

こんな感じで、OSの問題さえ何とかなれば、魅力あるハードばかりなのです。今後、内蔵バッテリーが充電しなくなったとしても、小型のモバイルバッテリーの給電出力は上がっているので、モバイルバッテリーとセットで使うことも十分に有りではないかと思えます。

どちらにしても、上記3台はWindows11で利用することはできないので、再利用の可能性としては、古いパソコンでもクリアできるくらいの軽いOSを導入するというのが良さそうですね。
現状でそれなりに使えるOSということを考えると、ChromeOSとして提供されているChromeOS Flexを導入しようかなと当初は考えていたのですが、それだとChromebookと同じように、常にオンラインで使うことが前提になります。

最近になって、軽いLinux Mintあたりを上書きでインストールしてしまうのはどうか? という風にも思うようになりました。以前、ChromebookにLinuxを入れていたのですが本体のメモリを圧迫するようになり、現在はLinuxをアンインストールしています。LinuxをChromebookに入れることによって、オフラインでも使えるだけでなく、Windowsで使える日本語入力「Google日本語入力」と同じ設定ファイルを使って日本語入力環境をセットできる「Mozc」が使えるので、私にとっては最良の文字入力マシンとして活用できる目処が立ちます。

今のところ、LTE通信が可能なLenovo IdeaPad D330にLinux Mintを入れてみようかなという風に考えているのですが、OSのサポートが無いことと、Microsoft Officeが使えないという事が具体的なディメリットではあります。また、プリンターやスキャナーなどの周辺機器が使えなくなる可能性もあります。ですから、メインで使っているWindows10が導入されているパソコンが有る場合には、導入した後の問題が発生しても何の保証も受けられなくなるので、安易な導入は危険かも知れませんが、すでにメイン機を別のパソコンに変えているような方は、無料で使えるだけでなくサポートも長期行なわれることが期待できるLinuxにして古いパソコンを活用することができることは覚えておいて良いと思います。今後、時間がある時にでも、実際にLinuxへの乗り換えはやってみたいと思っています。


電源の延長コードは断線が心配になるので小型のコードリールを手に入れた

先日旅日記として紹介した内容と重複しますが、松本の浅間温泉で古い旅館に泊まってきました。残念だったのが、その部屋が古い設計でパソコンを使って作業することを考えられて作られていないため、縁側には使えるコンセントがありませんでした。縁側から離れた、寝床の部分に空いているコンセントがあるだけだったことにより、かなり大変な思いをしました。

その時は、比較的縁側に近いテレビが繋がれているコンセントに複数のコンセントのあるモバイルテーブルタップを繋いでしのぎました。ただ、それだと帰りにコンセントを元に戻すのを忘れてテーブルタップごと忘れて帰ってきてしまう恐れもあります。今回の空きコンセントから縁側までは結構距離があったので、少なくともコンセントの延長コードを旅行に持っていくことが必要かなと思ったのですが、普通のテーブルタップでコードの長いものを用意する場合、一つの問題があります。荷物の中に入れていると、別の荷物と重なってコード自体が圧迫され、もし断線が起きると電気を通すものだけに最悪の場合発火する可能性もあります。まあ、そこまで気にする必要はあるのかという問題もありますが、コードが絡まってしまって収集が付かなくなることも、巻き取りタイプの場合には起こりにくいので、コードの長さが2mのものを購入しました。

ハタヤ コードリール MQ-2-GE

実際にその大きさを見て、ちょっと大きいなというのが第一印象でしたが、逆にこのくらいの大きさでないと、ちゃちな感じになってしまいそうです。なお、この製品は屋内用なので、外で過酷な状況で使われることは想定されていないようです。

また、差す方のコンセントはL字になっており、さまざまなコンセントに差す際に付けやすいようになっています。また、出力コンセントは2つあります。出力については、リールが巻き取られた状態とコードをいっぱいに伸ばした状況では利用量が違います。リールを巻き取った状態では6A(600W)まで、リールをいっぱいに伸ばすと12A(1200W)までとなっており、旅先で利用するには十分でしょう。

今回は、古い旅館でコンセントまでが遠いということで購入してみましたが、ビジネスホテルやその他の個別スペースにおいて、使いたい場所でコードの長さが短いことによって使えないことを避けるためにも、こういったグッズはバッグの中に忍ばせる形で持っていけば、それなりに役に立つこともあるのではないかと思っています。例えば、人の数もまばらなフェリーの船室あたりでも、単にスマホの充電をするには困らないと思いますが、自分の位置に合わせてパソコンや家電を使いたい場合には、一つあると便利な旅行グッズだろうと思います。次の旅からはバッグの奥にしまっておいて、いざという時に使えるようにしておきたいと思っています。


ワイヤレスイヤホンの不具合の話および有線イヤホンの有効性についての話

私はワイヤレスイヤホンを2つ持っていて、二台あるスマホのために分けて使っています。ただ、最近はそこまで使っていなくて、いつも持ち運ぶバッグの奥底に入ってしまっていました。

で、そのうちの一つのイヤホンを使い終わった後で、充電をしようとしたら、本体ケース兼バッテリーにあるUSB-C端子にUSB-Cケーブルが差さらなくなっていました。最初は、もしかしたらこのワイヤレスイヤホンの充電はMicro-Bの方だったか? とも思ったのですが、確かにType-Cで接続できたのにと思っていたのですが、端子の口をじっくり見ていると何となく接続できない原因がわかってきました。

恐らく、バッグの中で色んなものの下に置いたままになってしまっていたことから、多少充電用の端子の位置がずれてしまい、本来なら上下関係なく差すために真ん中にあるはずの出っ張りの部分がずれてしまってまん中に揃っていなかったのです。

ただ、端子自体が壊れたわけではなさそうだったので、何とか力を入れながらケースの穴をずらし、何とか充電ケーブルが差さるようにできたので、充電ができて今後も使い続けられそうです。
ただ、買ったものはAmazonで安く買ったものなので、本体自体がやわな感じが改めて見るとするのですね。まさか自分がこんな体験をするとは思わなかったのですが、ケースの頑丈さから言えば、とりあえずという感じで別に購入したダイソーの1,100円のワイヤレスイヤホンの方がケースの質感はしっかりしていて、同じようにバッグの奥底に突っ込んでいても、同じようなトラブルにはなりにくそうな感じはしました。

また、手持ちのCIOのモバイルバッテリーも本体はしっかりしていて、手で強く押してもびくともしません。それが当り前と言えば当り前なのですが、ちょっと押しただけでぎしぎし言うようなものがあれば、その扱いについては繊細な注意のもと持って行くことをおすすめします。

特に通販の場合は物の質感まではわからないので、こうした事は起こるかも知れませんが、もし店頭で実際に品物を手に取ることができるようなら、しっかりした作りのものを購入する方が良いのではないかと思います。安いものでも、私の場合のように購入額としては相当安いダイソーの方がしっかりしていたということもありますので、機能や価格以外にも本体の質感についてもきちんと確認してみて、購入するのも良いかと。

また、ちょっと話は変わりますが、私のように2台のスマホを持っていなくても、複数のワイヤレスイヤホンを用意しておくと、ちょっとしたトラブルが旅先で起こった場合、不具合が出た方のワイヤレスイヤホンの代わりに予備のものを使える便利さはあります。

予備という点では、日常生活の中ではほとんど使わない場合でも、一応有線のステレオイヤホンを持っておくといざという時に役立ちます。スマホの中にはハード的にFMラジオが聞けるようになっているものがあります。ご自身のスマホにFMラジオが聞ける機能がある場合は、ワイヤレスイヤホンを使ってFMラジオを聞くことはできません。

FMラジオの場合、普通のラジオではロッドアンテナを伸ばして聞くのですが、そのアンテナの代わりを有線イヤホンがしてくれるのですね。昔も手のひらに収まる小型ラジオでFM放送を聞く場合、本体にロッドアンテナを付けていないラジオでは、イヤホンをアンテナ代わりにして使っていました。

元からFMラジオ機能が付いていないスマホ使いの方はそこまでメリットはないですが、有線イヤホンのジャックの形状はポータブルラジオにも合いますし、それ自身を鳴らすために電気は必要ないので、安いものだったりスマホを購入した時に付いてきたものがあれば、それをバッグの隅に押し込んでおくだけでもいざという時の役に立ちます。最近はイヤホンジャック自体を省略したスマホのモデルもありますが、個人的には災害の多い日本でいざという時の事を考えると、イヤホンジャック及びFMラジオ機能のあるスマホとともに持っておくのをおすすめしたいですね。


oppo Reno7 AとReno9 Aとの決定的な差がOS14へのアップデートで明らかに

IIJmioで現在もキャンペーンをやっているスマートフォン端末を安く売る中で、個人的に興味があったのはそれまで使っていたoppo Reno5 Aの後継機であるReno7とReno9が安く出ていたことです。
これら2機種のスペックはほぼ変わりませんが、本体の材質やメモリなどわずかな違いがあるだけの中で、どちらに機種変更するかというのが結構悩みどころでした。申込みをした当時は、Reno7 Aが確か7,980円で、Reno9 Aが9,980円とそれほど価格は変わりませんでした。ただReno9 Aの方はサイトを見た時には品切中で入荷未定になっていました。

そこですぐReno7 Aの方に行く気にはなりませんでした。というのも、Reno5 Aを持っている身としては、OSアップデートの期待があるReno9 Aが安く買えるなら乗り換えても良いかなと考えていたので、しばらくサイトの方を見ていたらReno9 Aの在庫が復活したので、それを待って購入した経緯があります。

一部ニュースではすでに報道されていますが、Reno9 AをAndroid14へアップデートするバージョンアップが私のReno9 Aに来ていました。IIJmioで購入したものはSIMフリーモデルだと思うので、当時購入した人にも同じようにアップデートが来ていると思います。

今回のアップデートで私が注目したい点は、バッテリー回りの設定に変更があったことです。スマホを長く使い続けるために必要な点というのは、いかにバッテリーの消耗を抑えて運用するかという事なのですが、今回のアップデートには「80%で充電を停止」という項目が新たに追加されています。これをONにしておくと、まずは過充電で内蔵電池が膨らむような事を心配しなくても良くなります。過去に充電ケーブルを繋いだままずっと外さないで置いていたスマホの電池が膨らみ、そのままでは使えなくなるような事を経験していますので、このような心配をしなくて済むということだけでも良いと思います。

そして、あえて満充電にしないで80%の容量をキープすることによって電池の劣化を防ぐということは、手持ちのポータブル電源でも実践しているほど、充電用の機器を長く使い続けるためにはできれば行ないたいところです。ただ、目視で80%になったところで充電を止め、そこで電源を切るように毎回行なうのはかなり厳しいものがあります。こうして、OSの設定でこのような機能が増えたことで、Reno7 Aとの差はかなり開いたのではないかと思うことになりました。

今までは果たしてReno9 AでOSアップデートされるのかわからない状況でしたが、今回無事にアップデートが降りてきまして、これでしばらくは安心してReno9 Aを使い続けることができそうです。今後順次アップデートが降りて来るとは思いますが、中古でこれから購入したいと思っている方は、SIMフリーモデルの方から探してみるのが良いと思います。