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プリンターのWiFi接続が当り前になった今では外付スキャナーもかなり便利では?

先日ちょっとブログの中で書いて紹介したフラットヘッドスキャナが自宅に届きました。中古ですが市価の半値くらいで購入したのが、プリンターと同じキヤノンのスキャナー(LIDE 400)です。

内容についてはあえて説明することもないかと思いますので写真も載せませんが、本体のUSB端子はType-Cになっており、付属するケーブルは片方がType-Aになっているものなのですが、今使っているモバイルパソコンにはType-C端子が2つあるだけです。そこで、基本充電用に購入した両方がType-Cになっているケーブルを繋いだら、問題なく認識し使えるようになりました。

ちなみに、自宅ではリビングでパソコンを使うことが多く、プリンタの置き場からは離れていて、もしスキャナ機能の付いたプリンターにしていても、結構その場まで行かなければならないので面倒くさい感じでした。今まではスマホのカメラを使った「スマホコピー」の機能を使って書類のコピーを行なっていたのですが、今回フラットヘッドスキャナーを購入してかなり便利になりました。

というのも、スキャナを使う時にはスキャナ自体をパソコンのそばに持ってきて、ケーブルに接続します。パソコンを使ってのプリントについては、事前にプリンターの電源を入れなくても、パソコンから印刷をすると自動的に電源が入って印刷が可能で、逆に電源を切る場合にもパソコンのユーティリティソフトからクリックすることで、自動的に電源が切れるようになっています。

現状で、私がフラットヘッドスキャナに求めることは、コピー機の代わりとしての用途と、データスキャンの上OCRでテキスト化することなのですが、コピーだけであれば、手元に原稿を用意してスキャナーをつなぎ、そのまま本体のコピーボタンを押すだけでプリンターが自動起動し、コピー原稿がプリンタからすぐに出てくるような環境を作れただけでも良かったと思っています。

ちなみに、コピーはできませんがスキャンだけならChromebook(ChormeOS)でも問題なくできるので、スキャンしたファイルをクラウドにChromebookからアップロードして、改めてプリントアウトするようにすれば、Chromebookで使えるというのも購入して良かった点です。物はどれも例外なく壊れますが、プリンターとスキャナ一体化の製品は、プリント機能が壊れたらもはやゴミになってしまいます。

今回購入した製品はケーブル接続で電源も取れますので、とりあえずOSが対応しなくなるまでは便利に使えるのかな? と思っています。今考えると何故もっと早く手に入れなかったのかと思いますが、何事もタイミングということもありますので、ちょうどモバイルパソコンを購入した直後に買ったことで、自宅の中でも取り回しやすく活用することができそうです。


スマホによるBluetoothテザリングの状況とWiFiルーターと比べての使い勝手

電池交換が終わったOPPO Reno5 Aですが、とりあえず今までモバイルルーターに入れていたmineoの「マイピタ」のSIMを入れて運用してみました。通常のネット利用には問題なかったのですが、一つ問題がありました。

個人的にはmineoの回線(基本的には低速の最大1.5Mbpsで運用)を入れています。モバイルルーターで使っていた時には、SIM回線のネット利用で、外に出ていても自宅のテレビチューナーに接続してモバイル回線利用のテレビ視聴ができたのですが、スマホに入れた回線をそのまま使って同じようにテレビをリモート接続させようとしたら、何度やってもエラーになってしまうのです(Android版Rec-ON-Appを使用)。

そして、手持ちのノートパソコンChuwi Minibook X n100にはスマホをBluetoothペアリングして、Bluetoothテザリングをしてみました。この時の最高速は、最初800kbpsくらいでつながって、最終的に1.1Mbpsで落ち着くぐらいなので、それほど悪くはありません。しかし、Wifiでの接続(モバイルルーター)では最初3~4Mbpsくらい出た後で1.5Mbpsくらいに下がっていくので、快適度でいうと、やはりWifi接続の方がという感じです。Bluetooth経由で接続したまま、今度はWindows11の環境でテレビのリモート接続ができる「テレプレ」というアプリからリモート接続を試したのですが、こちらも何回やってもエラーになってしまうだけで、自宅のテレビに接続してのリモート視聴はできませんでした。

スマホにSIMを入れてテザリング中心に使うのも悪くはないのですが、旅先でちょっと今放送しているテレビ(自宅のチューナーは地上波だけでなくBS・CSも見られるのです)を見たいと思った時には役に立たないことがわかったので、スマホに「マイピタ」のSIMを入れて運用するのは今回は控えることにしました。

改めてモバイルルーターとスマホやパソコンに接続してテレビ視聴を試したところ、全く問題なくできます。こうなってくると、今後はモバイルルーター自体にBluetooth機能のあるものを購入して試してみたくもなりますが、今の状態でも(予備電池およびモバイルバッテリーからの給電可能)困ることはないと思うので、Reno5 Aにはpovo2.0の0円状態のSIMを入れて、ネットを本格的に使いたい時にはモバイルルーターと接続して使うようにしたいと思います。

このやり方は、私にとっては結構便利です。というのも、車で出掛ける場合スマホをカーナビ代わりとして使うことが多いのですが、スマホでテザリングをしながらカーナビアプリを使うと、かなりスマホへの負担が大きくなります。カーナビアプリは最大60kbpsくらいの0円キープしているpovo2.0のSIMでも問題なく使えますので、車で出掛ける時にはReno5 AはWifiを切ってカーナビ専用機として使うのもありかなと思います。

なお、動画や音楽、razikoの利用にはモバイルルーターと繋いだFireタブレットの利用がベストマッチします。スマートスピーカーの機能も持っているので、モバイルルーターとの関係を作ってしまえば、自宅にいる時のようにタブレットに向かって喋れば、ちゃんと答えたりアプリを起動・終了してくれますので、事故防止にも一役買います。

そんなわけで、8月いっぱいまでは3回線+1(povo2.0)で約三千円の負担でこんなことができてしまいます。9月からはどうするか改めて考えますが、平日昼間も使えるようにしても、四千円弱くらいで環境はキープできます。通話(Rakuten Link)・LINE(LINEMO)・データ(mineo「マイピタ」)という組み合わせは、使い過ぎを気にしないでも使える上でかなり安く利用できますが、今回私が報告したように、回線SIMを入れるのをスマホにするかモバイルルーターにするかで使い勝手が変わってきてしまうこともありますので、その点は重々ご承知おきの程を。


将来のスマホ買い替え計画を立てるにあたっての前提と色々と考えるところ

先日紹介した、OPPOの旧製品を対象にした電池交換キャンペーンから端末が返ってきました。私は現在タブレットを常時持ちはしないで、大きさの違う二つのスマホを使い分けています。

具体的には通話用には画面が小さくて軽いRakuten Hand5Gを使っています。eSIM専用機なのでもし何かあった時には大変ですが、通話用だと割り切ることができれば、反応の遅さもそこまで苦になりません。SIMは通話用として楽天モバイルのSIMを入れていますが、楽天の回線ではほとんどデータは使わずに、もう一つの回線であるLINEMOのeSIMでデータ通信全般を利用しています。プランはミニプランで、2回線合わせても2千円ですが、通話はRakuten Linkを使うことで通話料はかかりませんし、もしデータ通信でLINEMOミニプランの3GB/月を使い切ってしまっても、LINEを利用する場合は高速通信は維持されるので、LINEでビデオ通話もできますし、通話用(LINE電話を含めて)としては悪くない組み合わせだと思っています。

もう一台のスマホとしてOPPOのReno5 Aを使っているのですが、画面が6.4インチと大きいですし、防水もしっかりしています。CPU性能は現行機のReno9 Aともそこまで変わらないので、心配になるのは今後のAndroidのバージョンアップ状況だけということになるので、まだ2年くらいは使い続けられるのではないかと思っています。

通話用のスマホについては小さいもので良く、Rakuten LinkとLINEが使えれば、おサイフケータイやマイナンバーカードについてはReno5 Aにまかせても良いので、楽天モバイルに対応した安いスマホで十分なので、そこまで心配はしていません。ただ、現在のReno5 Aから買い替えるスマホというのは、OPPOの現行品であるReno9 Aの性能は、はっきり言ってReno5 Aから買い替えるほどではないと思っているので、今回電池交換したのは今後のスマホを買うタイミングをずらすことができたので、電池交換を申し込んで良かったと思っています。

Reno5 Aは今までpovo2.0にiijmioのデータ専用eSIMを入れて運用していたのですが、今後、リフレッシュしたReno5 Aはそのまま使っても良いですが、先日契約してモバイルルーターに入れている、一日中安定して動画視聴に使えるmineoの「マイピタ」のSIMをpovo2.0のSIMと入れ替えて使うことも考えています。povo2.0はほぼ0円運用をしていて、今後スマホを買い替える場合の回線乗り替え用としても使えるため、今後の事を考えながらキープして行く予定です。その場合、回線プランをどう変えていくかということも出てくるのですが、これから2年後にはスマホの性能も変わっているでしょうが、今よりも画期的な通信プランを出す通信業者が出てくる可能性もあるので、やみくもにスマホを替えるというのは、後で後悔するのではないかと思ったりします。

ちなみに、IIJmioでは他社からの乗り換えをするとOPPO Reno9 Aが1万円弱で買えるキャンペーンを3月末まで行なっているのですが、安く買えるのは良く、乗り換える回線もpovo2.0の回線があるので、ちょっと興味がわくのですが、ここは先に電池交換をしたReno5 Aにしばらく頑張ってもらって、来年か再来年に同じようなキャンペーンが行なわれ、良さそうなスマホが出てきた時には今のデータ専用SIMを止めてスマホキャンペーンに合った回線にできるように情報は今後もチェックします。

最後に、今回のキャンペーンについて感想を。今回のOPPOのキャンペーンでは、スマホを送る時には着払可能で、電池交換の料金は宅配業者にお金を払う代金引換の荷物を送るという形で簡単に、しかも安く利用ができました。ニュースには先着順にACアダプターとUSBコードをおまけとして配布するということでしたが、ぎりぎりに申し込んだ私のところにもそのおまけが入っていました。一年保証の切れたスマホにここまでやってくれると、次のスマホもOPPOにしたくなります。

ちなみに、今回修理に出したスマホの代替として以前同じようにキャンペーンで安く電池交換ができたファーウェイのP30 Liteを利用しました。このスマホはずっと充電をし続けていたら、電池が膨らんで使用を中止していたのですが、将来使うかな? と思いつつ電池交換をしていて今回本当に良かったとしみじみ思います。今回のOPPOの電池交換も、今後新しいスマホを買い足したとしても、いざという時のバックアップ機として使えないわけでもないので、今後も大事に使っていきたいと思います。


二段階認証が当り前になっている現在にはスマホリンク可能なスマートウォッチは便利

昨年末に、カラーの一部色が出なくなった我が家のプリンタだったのですが、インクは大容量なので十分あるのですが、やはりというかプリンタヘッドの不調だったようで、カラーのプリンタヘッド(黒・カラーのヘッドが二千円弱で売っている)を交換したらそれまでが嘘みたいに普通に印刷できるようになりました。

ヘッドがおかしくなるというのは、やはり日常的に使っていないということもあるかも知れません。ただ、家のプリンタはちょっとコストをケチるあまり、プリンタ機能が単体で付いているだけで、スキャナ類は付いていないのです。ですから、今年も出した確定申告の書類提出について、コンビニのコピー機にお金を出すのもしゃくだったので、スマホのカメラを使ったスマホコピーを利用して提出しました。

ただ、その機能を使った方であればわかると思うのですが、緊急的に使うのなら良いのですが、きちんと原稿をセットしてスキャンするわけではないので、かなり出力すると歪が見立ってしまいます。
そこで、色々と考えたのですがプリンタ自体はまだまだ元気でインクも残っているので、新しいものに買い替えるのももったいないわけで、外付けのスキャナを一つ入手すれば、自宅で気軽に書類などをコピーすることができると考えました。

そうしたところに、たまたまネットショップの安売り情報で、焦点固定のカメラとLEDライトが付いたデータを取りたい物を下に置くことでその画像をデジタル化できるハードが安く売りに出ていました。商品説明を読むと本も開いて取り込めるような事も書いてあったので、気に入って購入しようとしましたが、その前にちょっと気を落ちつけて別のサイトから商品の口コミを見てみたら、とんでもない口コミのオンパレードでした。

焦点固定ということは、ある意味スマホのカメラを使ってのコピーや画像スキャンより画質は良くなさそうで、スキャナーとしてこの商品を購入してしまうと後でかなり後悔するだろうと思い、格安で売られていたものを見付けたものの、その商品の購入はパスしました。

改めて考えると、やはりコピー機の代用として使うならば、少なくともフラットヘッドスキャナの方を購入すべきだと思いました。ハードとしてのスキャナはそこまで新品にこだわらずとも良いかなと思い、ネットフリマの方で買ってみることにしたのです。

最近、お金のやり取りをする場合には、かなり頻繁に確認が入ります。逆にそうしないとうまく取引きが進まないということがあるのかも知れませんが、サイトログインの際と購入決定の二回、SMSにコードが送信されたのにはある意味感心しました。しかし、今までそうした手間のかかることをしていなかった場合にはかなり面倒に感じるかも知れません。

私の場合は、スマホに直接メッセージが届くと、手に常に巻いているスマートバンドにその内容が出るようになっています。ですから、今回の場合もスマホをいちいち確認しなくても、画面表示から出た確認コードを読んで、その数字をそのまま入力すれば良いので、パソコンで操作しながらスムーズに手続きを進めることができました。

今後、様々な方法で各サイトのIDとパスワードをハッキングするようなケースは増えることはあっても減ることはないでしょう。そうした中で、やはり一番安全なのは、なかなか乗っ取ることのできない本人しが持たない電話番号に直接メッセージをもらって、本人しか知りえない情報をネットに自分で入力して、セキュリティを確保する事をスムーズに進ませるには、スマートウォッチやスマートバンドというのは良いアイテムですね。小さな画面が見にくいということはあるのですが、そうなると付けている自分以前にはわからないということでもあるので、外で受けたとしてもまずハッキングされることはないでしょう。

スマートバンドは現在二台目なのですが、今使っているものの寿命が来たり、落として失くしたりした場合の三台目を購入する場合は、今よりも画面が大きく、メッセージを確認しやすいものを選びたいと改めて思いました。まあ、今のスマートバンドでも内容は十分確認できるので、今後もうまく使っていきたいと思っています。今回紹介したように、何度も二段階認証をするためにスマホを開くのがいちいち面倒だと思われる方は、時計代わりにスマートウォッチやスマートバンドの利用が便利でしょう。


スマホメーカーは新品のスマホをどのくらい長く使わせてくれるのか考えながらの製品選び

スマホを長く使い続けるためには、3つのポイントがあります。一つ目は落下や破損しないように気を付けて使うことです。そうは言ってもどうしても手が滑ったり外からぶつかってしまう事があるので、そのためにソフト・ハードケースや、ガラスシートのような本体を保護する道具があった方が良いでしょう。

2つ目は、システムソフトウェアのアップデートをいつまで提供してくれるかということです。本体に問題がなくても、使えるアプリがシステムソフトのバージョンによって使えなくなってしまうようになれば、それはスマホが正常に動いていたとしても、それがそのスマホの寿命になってしまいます。

そして最後のポイントは、普通にスマホを使い続けられるだけのバッテリーの容量が確保できるかという問題です。スマホ自体も消耗品ですが、それ以上に本体に内蔵されたバッテリーは使い始めた時から劣化していきます。その劣化がひどくなってしまえば、やはりメイン機種として使い続けるために、本体が壊れず、システムソフトのバージョンもまだ大丈夫であるとすれば、消耗してきたバッテリー交換にどのくらいの費用がかかるのか、そもそもバッテリー交換ができるのかということがスマホを長く使い続けるためのカギになるわけです。

今回、たまたまネットニュースを見ていて知ったのですが、現在はサブスマホとして使っているOPPOのReno5 Aなど過去の製品についてバッテリー交換のための費用を下げるキャンペーンを行なっているということを知りました(大手3社およびサブブランドで購入したモデルの場合はキャリアでの対応が優先されるため、メーカ直の今回のプランは対象になりませんのでご注意下下さい)。通常価格の6,500円というバッテリー交換代も高くないと思いますが、今回のキャンペーンでは上り下りの送料込み(送付の際の送料は着払いなのでかかりません)で4,000円ということでやっていただけるということで、早速必要事項を書類に書き、購入時の証明になる書類(これは最悪なくてもシリアルナンバーなどの申告で購入の事実を調べてくれるそうです)といっしょに、昨日送ってきました。

肝心な支払いの方は、バッテリー交換後の荷物が届いた時に配達員の方に払う形で現金の決済になるということです。その点は色々と不便な点ですが、もう一つこのサービスを使う場合にあるのが、事前にスマホを工場出荷状態にリセットする必要があるということでしょう。もちろん戻ってきた時のためにバックアップは取ってあるので、入っているアプリを含めて再現することは可能ですが、メインスマホとして現在Reno5 Aは使っていなかったので、今回スムーズにバッテリー交換に出せたということはあります。

こうして修理やバッテリー交換でスマホを一時期手放さなくてはならなくなった場合、問題になるのはやはり通話用に他人に知れせている電話番号の入ったeSIMを入れている時にどう対応するかということになります。ちなみに、今回出したReno5 Aにはデータ専用のIIJmioのeSIMプロファイルだけは残した状態でデータ消去したものを送りました。当然ながら代替機というのは自分で用意しなければならないので、安いものでもeSIMが使えるスマホを別に用意しておき、一時的にメインスマホの機能を移してから修理やバッテリー交換に出せるような環境は今後作っておきたいなと思います。そういう意味でもeSIMが使えるReno5 Aは使える状態でキープしておきたいので、今回安い価格でバッテリー交換ができてラッキーでした。

ちなみに、Reno5 Aは購入してちょうど2年くらいなのですが、次回新しくスマホを買うという時のヒントが今回のキャンペーンを知る中で見付けることができました。先述の通り、メーカー直の対応が可能なのは、楽天モバイルで販売されたものと、SIMフリーとして売られているスマホに限られるということなので、安く新品を購入する場合にはMVNOなどがOPPOのSIMフリースマホを安く売る情報が出た場合、回線乗り換えで安く契約込みで購入するのが硬いやり方だと思います。ちなみに、今回のReno5 Aは、かつてのOCNモバイルONEの回線と一緒に購入したもので、中古での購入ではないため、スムーズに手続きすることができました。今後は、後々に備えて購入時の領収証などはちゃんと取っておくなど、後からメーカーとのやり取りをする場合にスムーズに行くので、現物で揃えなくてもデータとして保存しておくなど、やっておいた方が良いことも色々とあることがわかったことも収穫の一つでした。


mineoの「マイピタ」+「パケット放題Plus」で平日昼間はどこまで速度が出るか?

ようやくSIMが届きましたので、mineoの回線を使ってのレポートをお送りします。私が契約したのはau回線で、キャンペーンを利用して「マイピタ」の月20GBプランを月990円で6ヶ月間利用できるキャンペーンを利用させていただきました。なお、オプションとして余ったパケットを制限なく預け、自分用にいつでも引き出せるようになる「パスケット」(通常月110円)もキャンペーンで6ヶ月間無料で使えるので、それも付けています。

基本的には、10GB以上のプランには無料で付けられる「パケット放題Plus」(1GB・5GBの場合は月額385円)も付けていますので、高速データをアプリで切っていても安定して最大1.5Mbpsでのデータ通信が利用できます。ここで問題になるのが、平日の昼間はどのくらいスピードが落ちるのか? ということでしょう。この問題の中で、高速クーポンを使って速度を計るというのは、「格安SIM管理人の比較」というMVNOの契約を考えている方には大いに役立つサイトの方で、毎日あらゆる回線の速度計測を行なっているので、そちらの方を参照して下さい。au回線の「マイピタ」の場合は、高速クーポンを使っての速度計測の結果がサイトに掲載されています。興味のある方は、以下のページから速度の推移を確認していただければと思います。

https://kakuyasu-sim.jp/speed/mineo-a

確かに上記サイトを見ると、他のMVNOと比べてスピードは遅いですが、昼の12時台であっても、3~8Mbpsくらいで推移しています。1.5Mbpsでそれなりに満足している私としては、それだけ出せれば十分という気がします。ですから、高速通信で利用する場合には、あまりスピードについて気にする必要はないのではと個人的には思います。

さて、ここからが本題ですが、モバイルルーター経由で使えば、最大1.5Mbpsでも動画だけでなくパソコンにインストールした外付テレビチューナーを外出先から見ることが可能なソフトを使えば、最大1.5Mbpsのスピードでも自宅のテレビチューナーからテレビ放送を見ることが可能(画質はワンセグ並みに落ちますが)なので、速度制限でも平日昼間最大1.5Mbps出ていれば、6ヶ月後にも最安の状態で「マイピタ」を継続する意味が出てきます。

それでは、実際に2024年3月7日に行なった速度計測についてのデータを出していきたいと思います。なお、計測に使ったサイトはFast.com(https://fast.com/ja/)を使いました。

12:00 1.6Mbps
12;15 1.5Mbps
12:30 1.5Mbps
12:45 1.5Mbps

と、見事に終日最大1.5Mbpsを私の環境ではキープしていることがわかりました。ただ、スピードの変化を見ると、測定開始からすぐには、平日昼の時間ではない場合は一気に3~5Mbpsくらいまで上がってから徐々に1.5Mbpsに近づくというような感じなのですが、平日昼は少し違いました。

最初、500~800kbpsくらいの遅さからスタートし、そこからスピードが上がっていって、最終的に1.5Mbpsに落ち着くという感じで、多少は影響は出ているのかな? という気はします。それでも、これだけ平日昼間も1.5Mbpsをキープできるのなら、この回線だけ使いたいと思っている方なら、キャンペーン終了後、プラン変更で「マイそく」(平日昼は最大32kbpsの爆遅)で月990円にするよりも、データ通信量を下げて価格を調整して「マイピタ」を続けた方が良いのでは? と思ってしまいます。

ちなみに、この1.5Mbpsでの通信は、3日で10GBの利用を超えると、低速制限が入ります。でも、高速ではないので、制限を気にする必要はないかと思いますが、手持ちのモバイルルーターには予め設定した利用パケットを超えると画面に表示したり、自動的に電源を切る機能が付いているので、3日で9GBに達したら警告を出してくれる設定にはしてあります。こういうところも通信に特化したモバイルルーターでの利用のメリットではないかと思います。

現在は電話番号のあるデュアル契約なので、このままでの最安はデータ通信量1GBにし、その基本料金の1,298円に「パケット放題Plus」の385円、それにパスケットの110円を追加して合計1,793円/月になります。キャンペーン期間中には高速クーポンを順次パスケットの方に移せばいざという時に使えるデータ容量は120GBまで貯められ、「ゆずるね。」の宣言を何とか月10回成功させられれば、23時から翌朝7時まで高速クーポンが減らない「夜間フリー」がもらえます。20回宣言を達成すると、契約ギガ数と同じ分の高速クーポンが付与される「パケ増し」というものもありますが、今回は平日の昼に利用する場合の話なので、そこまで節約すると本末転倒になるかも知れません。

それでも、この「マイピタ」最安プランでは月1GBプラスアルファではありますが、いざという時に一気に使えるパケットをためながらも、日常生活や旅先での利用であれば、私の場合はまず高速クーポンを使う場面というのはないと思うので、光回線が止まってしまって、どうしても高速通信を継続して使いたい非常時のために貯めておけるというのは悪くないですね。「マイそく」との価格差は約800円ですが、今回のテストで昼間でもそれなりに外で動画などを見られる事がわかりましたので、これから半年普段の生活の中でどのくらいデータ通信を利用するかということを実践しながら、キャンペーン終了後の契約をどうするかを決めていきたいと思います。


mineoの「マイピタ」と「マイそく」はどちらを選べば幸せになれそうなのか

先日申し込んだmineoのSIMカードはまだ届いていません。恐らく今週中に来るとは思うのですが、今回はキャンペーンを使って月20GBの「マイピタ」を月990円で今月を入れて6ヶ月分試して、その後「マイそく」(平日昼間のみ32kbpsで他はall最大1.5Mbpsで月990円)に変更しながら回線追加分を一回線で990円のみで増やそうと目論んではいるのですが、気になるのが「マイピタ」がどのくらい使えるのか? ということです。

元々MVNOは大手キャリアから回線を借りているため、特に平日の昼間に速度ががくっと落ちることは知られていて、mineoでは特にその状況が顕著だったように思います。そうした平日昼間の使い勝手を損なわないためには、大手キャリアやサブブランドと直接契約することで、時間を問わずサクサク繋がるのですが、その分毎分の負担は大きくなります。

ただ、最近では「マイピタ」で平日昼間使った時のスピードがそれなりに改善されてきているという話もあるので、今回新たにキャンペーンに乗って「マイピタ」を契約したのは、それが本当で、例えば平日昼にも動画が普通に見られるくらいの速度をキープできているのか?(高速だけでなく低速時の最大1.5Mbpsでも)を確かめるということがまず頭の中にありました。

mineoでは平日昼に事前に宣言をして平日昼にデータ通信を使わないという宣言を実行できれば、宣言が成功した日数に応じて特典が付く「ゆずるね。」という仕組みが「マイピタ」にはあります。月10回宣言通りに平日昼にデータを使わなかった場合、翌月の23時から翌朝7時まで、高速通信を使っても高速クーポンが減らない「夜間フリー」の権利が発生します。30日のうち10日ですから、どうしても使いたい時には高速通信もできるということなら、投資金額と比較すればかなりお得な面も出てきます。ただそれは、平日のお昼に動画くらいは見られるほどのスピードが出るのかに関わってきますね。

私の契約は今月からなので、2024年8月までは高速クーポン20GBを毎月使えますが、さらに10GB以上のプラン契約者には低速の条件を最大200kbpsから1.5Mbpsに上げる「パケット放題Plus」に無料で加入でき、さらに月110円かかるオプションで、繰り越しても普通は消えてしまうパケットを別の自分用タンクに入れ放題という「パスケット」の利用も6ヶ月無料で使えるので、キャンペーン期間にあまり高速を使わなければ、半年後には繰り越した分に加えて普通なら失効してしまうパケットを貯められるので、かなり魅力的です。ただし、これらの機能は「マイピタ」のプランに加入し続けないと利用できません。もう一つのプラン「マイそく」は、高速クーポンなどはまるでなく、平日昼間だけは超低速の最大32kbpsで、その他の時間は最大1.5Mbpsというシンプルなプランですが、「ゆずるね。」「夜間フリー」「パスケット」は使えないので、キャンペーン終了とともに「マイそく」にプラン変更をした場合には今まで貯めていたパケットや夜間フリーなどが全てリセットされ、回線費用は990円でキープされます。

「マイソク」をキャンペーン後も続ける場合は、お試し期間でほとんど最大1.5Mbpsで問題ないと思った場合には、月間パケットを1GBにするのがおすすめです。その場合、それまでの使い勝手をキープするには基本料金の1,298円に「パケット放題Plus」の385円、それにパスケットの110円が追加され、合計1,793円(ユニバーサル使用料などは別)と、803円/月高くなります。

金額的に言えば「マイそく」に変えて追加の支払いを抑えた方が良いと思いますが、この回線一本で回していきたいと思った場合、やはり平日昼間にどうしても使いたいと思った時に考えてしまいます。mineoではそんな時のオプションとして24時間データ使い放題を一回198円で用意してくれていますが、何回も使っていると料金がかさみます。そこで考えるのが、最大1.5Mbpsに制限された「マイピタ」で平日昼に利用する場合、どのくらいスマホやモバイル機器が使えるくらいのスピードが出るのかということになります。

もし、動画が止まってしまうようなスピードしか出ないのなら、半年後には「マイそく」にして、同時に平日昼間に強い別の回線と合わせて使うのが良いと思います。現在使っているIIJmioのデータ専用2GBプラン(月額440円と格安)では、平日昼に計ったところ3Mbps台くらいのスピードは出るので、お昼の時間だけ使う分にはそれでも十分だと思います。

私の場合は他のキャリアを含む回線を分散させているので、恐らく平日昼間のスピート低下については、他の回線を使うことで何とかできるとは思うのですが、時間でいちいち使うハードを切り替えるというのも面倒なところはあります。今回改めてmineo回線を使って、改めて平日昼間のスピードがどのくらい出てくるのか、それによっては状況は変わってくるとは思いますが、実のところ毎日「ゆずるね。」を宣言して、だんだんたまっていくパケットをどうしようかと考えること自体、人によってはめんどくさいものです。「マイそく」はそうした縛り事がない分、きっぱりと平日昼の通信を諦められるので、その人の性格によっても選ぶべきプランは変わっていくと思います。ただ、キャンペーン中には「マイソク20GB」の基本プランと「パケット放題Plus」「パスケット」という・オプションを付けておいた方が後に気持ちが変わった時にはすぐに対応できますので、興味のある方はそのような最初の申込みの方法を間違えないように注意しましょう。


スマホを買ったら素のまま使わずに保護ケースとガラスフィルムを購入することが大事

過去には、自分が使っている携帯電話・スマホが壊れたり失くしてしまった時の補償制度はそこまで揃っていませんでした。これはかなり昔の話になりますが、数々あるクレジットカードの保証の中で、JAFカードの中でアメリカン・エキスプレスを選んだ場合、携帯電話にも使える物保険が付いていたため、JAFの会員証代わりにもなるカードを作る際に、年会費有料にも関わらずこのカードを選んだことがあります。

実際にその保証を使ったことはあって、その時には首からぶら下げていたスマホを誤って車から降りる際にドアに思い切りぶつけてしまって、画面のガラスが粉々になってしまったため、保証を請求しました。ただ、こうした保証に入っていたとしても新品で買い替えられる金額がそのまま出るわけではありませんでした。当時は昔と違ってそれなりに使ったスマホの時価を判定するのは難しかったのですが、ネット上の中古ショップで売られている価格を参考にし、何とか同じ型の中古が買えるだけの金額を出してもらうことができましたが、そこまでに行くには時間もかかり、その後にはJAFのカードは止めて、年会費を払うならその分で中古を買い替えた方が安いと考え、今までスマホ関連の保証には加入していません。

そうした判断に至る理由の一つに、スマホを素のまま使わないで、衝撃を受けても壊れることを防止するような対策ができているということが挙げられます。基本的には本体をカバーするケースと、一番衝撃に弱いと思われる画面を保護するガラスフィルムを貼るということが、地味ではありますが、何やかんや言っても一番安くて安心できる方法ではないかと思うのです。

突然こんな事を書くのは、実は先日、画面を外側に向けた状態でポケットに入れていたところ、たまたまスマホのところとスチールのロッカーに多少勢い良くぶつけてしまい、後でスマホの画面を見たら、そこにうっすらと一直線の筋が入っていることを見付けてしまったからです。最初これは、画面が逝ってしまったと思ったのですが、少し考えてスマホに張っていたフィルムはガラスフィルムだったことを思い出しました。改めて損傷箇所を見てみたら、傷が入っているのは本体の画面ではなく、画面に張り付いているガラスフィルムの方であることを確認し、ほっと一息付くと同時に、すぐに同じ機種用のガラスフィルム(千円以下で2枚組み)を発注しました。

今使っているスマホは首から下げているものの、以前壊したように家からブラブラさせているわけではなく、使わない時には常にポケットに入るようにしています。それでも、自宅にいる時には落としたりはしますが、そのくらいの衝撃では、保護ケースとガラスフィルムで本体への損傷はあらかたカバーできるようになっていると思います。実際、保証を付けている場合でも、本体修理となれば中のデータが飛ぶ可能性もありますし、本体交換なら最初からスマホの環境設定を一からやり直すことになります。今のスマホではアプリ関係だけでなく各種電子マネーや、人によってはマイナンバーカードの情報を入れていることもあるので、急にこうしたことをしなければならなくなった場合にはかなりのストレスになります。

私の場合はスマホの買い替えではなく、今回はガラスフィルムの貼り替えだけで対応することができそうなので、今回は結果オーライでした。

少なくとも、よくスマホをいろんなところにぶつけるような方は、スマホ自体の損傷を守る外付ケースをきちんと付け、さらには画面保護用のガラスフィルムまでは、購入時にきちんと装着して使うことが、いざという時に慌てないで済むという点だけでもおすすめできます。今回購入したガラスフィルムは2枚あるので、もしまた同じような状況になっても追加費用なしに貼り替えられるので、とりあえずは自分で使っていて寿命を感じられるまで今のスマホは現役として使い続けようと思っています。


MVNOの契約を解除しても「会員登録」はそのままにしておくことがおすすめ

昨日ちょっと書いた、手持ちのノートパソコンを快適にモバイル環境で使うために、今回キャンペーンで約半年間のお試し利用が可能なmineoの契約を再開することにしました。今回のキャンペーンの内容は、2024年2月から同6月3日まで、音声通話がセットされた「マイピタ」の契約について、どのデータプランを選んでも、最大6ヶ月間月額990円で利用できるというものです。

注意点として、割引期間の途中にマイピタ内の基本データ容量変更などのコース変更や、シングルタイプへタイプ変更した場合、特典は継続されないということなので、とりあえずは最大の月20GB(通常時2,178円)を契約しました。

また、「マイピタ」では10GB以上のタイプを契約している場合、アプリでデータ速度を低速にしてもその速度が最大1.5Mbpsにキープされる「パケット放題Plus」がオプション料金無料で利用できるので同時に申し込みました。3日間で10GBを低速で利用すると、速度制限がかかる場合もありますが、私自身は特典終了後には平日昼間を除く終日最大1.5Mbpsが月990円で利用可能な「マイそく」に契約内容を変える可能性が高いので、最大1.5Mbpsでの通信状況も知っておくことは今後のためにも必要と思い、こんな構成にしてあります。

キャンペーンでは月額110円かかる、無期限で高速クーポンを繰越できる「パスケット」も期間内は無料で利用できるので、20GBで契約しておき6ヶ月で多くの高速クーポンを貯め、キャンペーン終了後にはいったん月額の安い月額1,298円の1GBプランにしても、それまでに貯めたパケット量が多ければ、しばらくは安い月額で利用を継続することができます。ただ、先述の通りもし私がmineoを使い続ける場合にはパケット量の関係ないプランへの移行を考えているので、この分のキャンペーンは申し込みませんでした。以上が今回のmineoのキャンペーンの内容です。

私自身は何度もmineoの契約をしては解約してという事を続けているのですが、契約した際に登録していたIDはあえてそのままにしておいたのですが、今回の再申込ではその情報が役に立ちました。というのも、IDは利用メールアドレスや住所も登録しているので、申し込む際の細かい個人情報を手打ちで入力する必要がないのです。また、事前に契約していたIDを使っていたせいなのか、個人情報確認のための書類アップロードを終えて申込が完了してから翌日には審査も無事に完了させることができました。

今回はeSIMではなく(モバイルルーターで使う予定なので)、物理SIMで契約したので実物の発送にもう少し時間はかかりますが、mineo専用アプリにはもうアクセスできています。ちなみに、大手キャリア回線の中では今回はAプラン(au回線)を選択しました。モバイルルーターがソフトバンクに対応しないので、必然的にドコモかauかということで選んだのですが、今のところモバイルルーターの他に、以前楽天SIMを入れて固定回線として利用するために購入したauのホームルーターがあり、mineoのapnはすでに登録済みだったので、確実に動いていた(過去に契約していた時に同じAプランで確認済)回線であり、au回線の場合はまた解約してもSIMカードの返却義務がないというのも大きなポイントでした。

今後は、mineo独自の「ゆずるね。」(平日昼間の利用をしないことを宣言することで「夜間フリー」などの特典がある)は利用しないで、特に平日昼間の速度について確認し、あとは終日最大1.5Mbpsで利用できる「マイそく」でも3日間10GB以上使った時の速度制限はあるので、そのシミュレーションをしながら主にmineoの高速通信を利用したいと思っています。非旅行時には、車にアマゾンのFireタブレットを載せてテレビ利用や動画などを楽しめる環境を作ろうかと思っています。特典終了後には平日昼間は別の回線で高速通信を利用することに徹すれば何とかなるかなと思います。このように、モバイル通信利用状況に変化によっては、解約した回線業者にいつまた戻るかということは解約時にはわかりませんので、再契約を楽にするためにも会員登録したものについて維持可能なものであれば、それはキープしておくた方が色々と楽だということを今回は実感しました。


持ち運ぶ道具を絞って身軽に旅に出るためのモバイル機器の構成を考える

ここのところ、自分の旅の様子を動画にしてアップしているYou Tubeの動画を数々見続けています。私のような写真と文章で紹介するものとは違って、何か自分が旅行体験をしているような感じもして、今後の旅の目的を考えるにはとても有難いものが多いです。ただ、旅行中にカメラを回し続けるというのは自分には大変で、逆に動画では表現できないような事を発信していければと思いながら今後の事について色々と考えています。

まず、考えなくてはいけないのは、旅に持っていく荷物をできるだけ少なく軽くするということです。これは松尾芭蕉の昔から、「旅の具多きは道の障りなり」の言葉通り、車での旅以外で自分で自分の荷物を運ばなければならないような旅の場合、昔も今も同じように荷物はできる限り小さくまとめたいものです。

特に先日も書きましたが、旅行の行程にLCCの飛行機での移動を加える場合、2つまでにまとめた手荷物を合計7kgに抑える必要があります。これは、荷物の中味だけでなくバッグ本体の重さまでを含みます。ということで、布製で比較的軽いバックパックを中心として、着替え、洗面道具、タオル、雨具、室内履きなどに加えて、一番重くなると思われるモバイル機器をどうするかという事がポイントになってきます。

私の場合は、スマホの他に先日購入したモバイルパソコンを合わせ、そこに充電用のバッテリーや充電コード、ACアダプターは必須となりますが、過去にはこれらのハードの隙間を埋めるためにタブレットも持って行っていました。ただこれだと、その分の重量は増えてしまいます。

今回新しくしたモバイルパソコンは画面をひっくり返すと自立してスタンド要らずのWindowsタブレットとしても使えるので、気軽にウェブ閲覧や動画視聴をしたい時にはそうして使うことができます。キーボードで作業しながら別の画面で動画を見たいような場合にはスマホの小さな画面で我慢できるかがカギになります。

以前には、SIMカードの入る8インチクラスのタブレットを導入して使っていたので、これから適当なタブレットを探そうかなとも思いましたが、タブレットというのは本当に色々あるものの、安物買いの銭失いになってしまうのではないか? という不安もあります。現在は、通話用とデータ通信用に分けてスマホを2台体制で使っているので、あえてこれにタブレットを買い足さなくても良いかな? と、荷物を減らし全体の重さを減らすという観点から考えてもそう思ってきています。

ただ、タブレットにはSIMを内蔵でき、それ自身で通信ができるのに対し、私の持っているモバイルパソコンには通信スロットがないので、WiFiを使うかスマホなどからのテザリングが必要になってきます。そこで考えられるのがモバイルルーターの活用でしょう。少し前にIIJmioで購入したドコモ・au回線で使えるモバイルルーターを予備電池1個付きで持っているので、これを活用してパソコンの外でのネット利用に使ってしまえば、タブレットを一つ買い増すよりも安くて全体の荷物も軽くできます。ネットの接続については、Bluetoothテザリングはできない仕様ですが、ケーブルを接続すればUSBテザリングはできるので、ノートパソコンを無線インターネットに接続するには便利です。

購入当時はそれほど使うかな? と思っていたのですが、物理SIMを入れ替えて旅行の時に持ち出すようにすれば、例えばpovo2.0の24時間使い放題のトッピングを付けた状態で持ち出して使うことも可能になります。また、状況の変化で外で動画(私の場合には自宅のTVチューナーとリンク可能なので外で地元局のテレビ放送を見ることも可能です)を見る機会が増えてくれば、追加で安い回線を増やすという選択も出てきます。具体的にはmineoの「マイピタ」が6ヶ月間月額990円というキャンペーンをやっています。最近のmineoの広告で、平日昼のスピードが改善した? というものがあるので、その内容を調べつつ、キャンペーン期間終了後には、平日昼間は超低速(32kbps)ながら、他の時間帯には最大1.5Mbpsを月額990円で使える「マイそく」に切り替えるという手も打てます。

こうしてみると、現在契約しているIIJmioのeSIMデータ専用月2GBの440円/月は、「マイそく」のデータ用補完回線としてぴったりという感じもします。今後、色々なことを考えながら様々なスポーツ中継も始まる春に向けて、モバイルルーターとモバイルパソコンを合わせた日常的にも旅にも使えるような事を考えつつ、最低限の荷物はどこまでかということについても考えていきたいと思っています。