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ドコモの「d Wi-Fi」にドコモ契約無しで接続する方法

先日、ようやくドコモが回線契約なしの他社ユーザーにも自社Wi-Fiを開放した「d Wi-Fi」をスマホとノートパソコンで使ってみました。ドコモ系のWi-Fiについては、すでにOCNモバイルONEの利用者が無料で使えるWi-FiサービスのうちNTT西日本に存在するDoSPOTは除けば、日本全国で使えるSecured Wi-Fiのエリアとかぶるのではないかと思っていたのですが、必ずしもそういうことはなく、「d Wi-Fi」を使えるようにしておくメリットは有ると思います。ここではあえてドコモ回線と関連付けない方法での接続についてレポートしたいと思います。

まず、「d Wi-Fi」を使うためにはドコモが推し進めているポイントサービスの「dアカウント」を取り「dポイントクラブ会員」になり、さらに「dポイントカード利用登録」をする必要があります。年会費および入会金は登録しても発生しませんので安心して登録してください。dポイントカード利用登録にはスマホにアプリをダウンロードして利用するほかに、dポイントが使えるお店に置いてある未登録のプラスチックカードにdポイントクラブのIDを登録して、お店でポイントカードを出すことでポイントを貯めることもできます。ただ、ここでは「d Wi-Fi」を使うために登録するので、ポイントを今後有効活用したい場合にはそういったことも考えてみてください。

「d Wi-Fi」を使うにはdポイントクラブのIDとパスワードを入力してログインした上で、「d Wi-Fi」の申し込みページに移動してさらに利用を申し込む必要があります。その際「d Wi-Fiパスワード」の設定をし、さらにアクセスポイントのパスワードをもらうことで、いよいよ「d Wi-Fi」が使えるようになります。

「d Wi-Fi」ではドコモ回線があれば認証はSIMの情報を使って簡略化されるのですが、ここではドコモの回線契約のない機器やドコモの回線を使っていないことを前提にするので、SIMでの認証ができないためウェブによる認証を利用します。SSID:0001docomoのアクセスポイントはSIM認証のできるタイプでの接続ができるアクセスポイントなので、このアクセスポイントには接続しないように注意してください。使うのはSSID:0000docomoのアクセスポイントの方です。

パソコンでもスマホでも、0000docomoのアクセスポイントに接続しようとすると、まずはパスワード(セキュリティキー)の入力が求められます。このパスワードは「d Wi-Fi」の申し込み時に表示される他、「d Wi-Fi設定サイト」でも確認ができますので、その後で使う「dアカウントID」「d Wi-Fiパスワード」とともにしっかり控えておきましょう。

ネットワークパスワードを入力するといちおうWi-Fiには接続されますが、そこからさらにウェブブラウザーを開くとドコモのWi-Fiサービスのウェブ認証画面になります。まだ従来のプランと併用してのサービスなので「d Wi-Fi」のサービスを選ぶと、その後に「dアカウントID」「d Wi-Fiパスワード」を入力する画面になります。そこで正しいIDとパスワードを入力することで0000docomoのアクセスポイントを利用できるようになります。

大型ショッピングモールでは、入居しているテナントによって使えるアクセスポイントが異なったりしますので、普段訪れる場所や旅行の際に立ち寄るお店のどこで使えるのかということを頭の中に入れておくと便利です。そうした用意がない場合でも、手元のスマホのWi-Fi設定のところからどんなWi-Fiが飛んでいるのかその一覧を見て、0000docomoのアクセスポイントを見つけたら改めてWi-Fi専用タブレットやパソコンを取り出してつなぐようにしてもいいでしょう。無料でも認証があるWi-Fiなので、簡単な認証で誰でも使えるようなアクセスポイントを使うよりも安心です。

世間では5Gのサービス開始により、携帯電話の通信のみでブロードバンドを楽しもうと思っている方も少なくないと思いますが、安全に使えるWi-FiサービスとWi-Fiスポットを把握していさえすれば、今回紹介した「d Wi-Fi」については0円で使えてしまいます。このサービスはもともと東京オリンピックを控えてのものだったようにも思えますが、新型コロナウイルスの流行で中止されることなくサービスがスタートしたのは幸いでした。今後もし外出自体を自粛しなければならなくなっても、買い物には行かなければなりません。そんな時に車の中でWi-Fiの電波を捉えることができれば、車内で子供を待たせることに役に立つこともあるのではないでしょうか。外出自粛で家で過ごす時間のある方は、まずはドコモのサイトからアクセスして、「d Wi-Fi」が使えるようになるためにご自身で登録までの一連の入力にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


13インチのノートパソコンにThinkPadキーボードを載せると

今使っている東芝のダイナブックを選ぶ際にこだわったのは、マウス不要でタッチパッドも使わないで入力できる「クリックパッド」が搭載されているかというところだったのですが、このパソコンで唯一気になるところが、キーボードの出来がそこまで良くなく、かなりちゃちな感じがするところでした。

そんな時にネットを見ていると、外付キーボードとしては高級品とも言えるPFUのHHKB(Happy Hacking Keyboard)を13~15インチのノートパソコンで使えるように、お世辞にも小さいとは言えないHHKBをノートパソコンのキーボードの上に載せて使うための「キーボードブリッジ」という部品でした。

この薄い板のような部品をノートパソコンのキーボードの上に置くと、少し隙間があるのでこのキーボードブリッジの上に別のキーボードを載せても下にあるキーボードが押されることがなくなるので、好きなキーボードをラップトップのような形になっても使えるというアイデア商品です。実は私自身もHHKBは持っていて、その打ちやすさには敬服するところがあって、できればそうして使いたいと思っているところもあるのですが、残念なのは私が持っているHHKBはワイヤレス対応ではない古いものなので、ケーブルをつなごうとするとぴったりとノートパソコンのキーボードにフィットしないというところです。改めてHHKBのワイヤレスタイプを購入するには、キーボードを購入するだけで3万円以上かかってしまうので、ちょっとそれだけのためにキーボードを買い足すのは今は我慢したいところです。

そんな事を考えていた時に思い付いたのが、つい先日このブログで紹介したLenovoが販売しているThinkPadワイヤレストラックポイントキーボードの存在でした。このキーボードは別のノートパソコンの一部のキートップが壊れてしまった時にかなり活躍してくれたのですが、その時も15インチのノートパソコンのキーボードの上にそのまま載せて使っていたのでした。

そこで改めてThinkPadキーボードをダイナブックのキーボードの上に載せてみたところ、一応ノートパソコンの方のタッチパッドを切った状態で、下にあるノートパソコンのキーボードが動作してしまうようなこともなく、ThinkPadキーボードが全く問題なく使えるようになりました。ポインタ移動は赤いタッチパッドで行なえますし、左右クリックもThinkPadキーボード上で問題なくできます。この文章もThinkPadキーボードで打っているのですが、打っていて動くこともなく、正確なタイピングがスムーズにできるという点でいえばかなり気に入ってしまいました。

さらに、HHKBと違ってこのThinkPadキーボードは薄くて軽いので、ノートパソコンを入れているケースに同梱できるというのもモバイル運用をすることを考えると便利な点だと思います。

そうしてみると、今後ノートパソコンを変えるような事があっても、だいたいのキーボード全体のサイズを把握した上で、このThinkPadキーボードが使えるものを使い続けるようにしていけば、どこのノートパソコンを選んでもそこまで私の場合では文字入力に関しての差は出ないというような感じになりました。

今後、今出ているThinkPadトラックポイントキーボードの後継機では、Bluetooth接続だけでなく2.4MHzの無線接続を選べるようになっているそうなので、2.4MHzの無線接続をノートパソコンの方で使えば、持ち運び中にキーボードのスイッチが何らかの要因で入ってしまい、それに連動するような形でノートパソコンが起動してしまうようなケースを回避できるでしょう。定価で買うことに躊躇はありますが、これから出る新型の方にも興味があります。現状のキーボードではBluetooth接続のみなので、スリープ時にノートの方のBluetooth接続を切ることや完全にシステムを終了することで対応しているのですが、次機種ならBluetoothではスマホやタブレットとペアリングして使い分けるようなこともできそうなので、さらに便利に使えるかもしれません。パソコンのバッテリーを使い切っても、スマホ用にキーボードを使い回すことでかなり利用範囲も広がりそうで嬉しいです。

今の世の中ではノートパソコン自体を使わないでスマホで全ての作業を済ませてしまう人もいるということもあり、ノートパソコンを持ってタッチタイピングをすることができればそれでいいというようなところで止まってしまっていて、自宅だけに関わらずモバイル環境でも使い慣れて入力しやすいキーボードを使い続けられるような事についてはあまり語られてこなかったような気がします。キーボードでの入力がスムーズにできるようになると、貧弱なキーボードで同じように入力しようとするとそれ自体がストレスになったりしますから、もう少し多くの人に自分の気に入ったキーボードをノートパソコンと一緒に持ち運んで使うことのメリットについても考えていただければと思うところです。


ソフトバンクの勝手に割引「メリハリプラン」は誰得なのか

個人的にはすでに大手キャリアとしてのソフトバンクから離れ、回線だけはLINEモバイルで持っているだけで、この会社のセールストークには乗らないようにしているのですが、現在テレビコマーシャルで盛んに流れている「勝手に割引」という「メリハリプラン」について気になったので調べたところ、正直びっくりしたのでここで報告することにします。

プランの内容というのはコマーシャルで流れているように、月間の利用データ量が2GB未満であった場合、毎月かかる料金から1,500円を自動的に割り引くものなのですが、実際データ量を2GBも使わない人がこの「メリハリプラン」を契約した人がいくら払わなければならないかと言うと、このプランは音声通話(料金は時間ごとにかかる)に月間50GBまで使える、いわばヘビーユーザー向けのプランで、料金も家族割や初月よりの割引を一切考慮しないと月間7,480円もかかるプランです。

このプランに入って月間2GB未満しか使わないなら、MVNOの通話付データ通信SIMにすればいいでしょう。わざわざ1,500円勝手に割引されてメリハリプランの利用料を5,980円にするよりも、例えばOCNモバイルONEで格安でスマホを買って新規契約かMNPによるのりかえにより、月間1GBのコースにすれば、勝手に割引かれなくても月額1,180円で固定です(^^;)。

ただ、このメリハリプランでは動画やSNSなど特定のアプリを使うことで50GBある高速クーポンが減らない(ノーカウント)という「動画SNS放題」というサービスが付いているので、うまくこの仕組みを使って高速クーポンの残りを48GB以上にできれば安くなるのでは? という風に普通は考えたくなります。しかし、「メリハリプラン」の説明ページにはしっかりと「動画SNS放題対象サービスを含めギガ利用料2GB/月の場合」でないと「勝手に割引」されないということが書いてあります(^^;)。これではそもそも割引の対象になるユーザーは、そもそもこの「メリハリプラン」に入ってもあまり意味がないということになりはしないでしょうか。

こうした内容は、残念ながらテレビコマーシャルを見ただけではほとんど理解することはできないでしょう。個人的には特定のアプリを自由に使いたいだけならBIGLOBEのエンタメフリーオプションに入ったり、前述のOCNモバイルONEのプランに入れば無料のWi-Fiが使えます。特にNTT西日本エリアにいる方は、「DoSPOT」というアクセスポイントが使えるので、利便性は高いです(私のいる静岡市内では図書館で使えたりします)。また、本日からドコモのWi-Fiがdポイントクラブの会員になれば無料で使えるようになっているので、動画が見たければアクセスポイントを探して使うという方法もあります。こうしたWi-Fiの場合は、スマホだけでなくパソコンでも使えるので、一度そのやり方を覚えてしまえば、自分の行動範囲にアクセスポイントがあるなら、50GBも高速クーポンを持たなくとも十分に外でのインターネットを楽しめるのではないかと個人的には思っています。

ソフトバンクがこれだけコマーシャルをやり、さらに人気のあるお笑い芸人をコマーシャルに抜擢した背景には何があるのか、少し考えればわかることではないかと思います。もちろん、動画SNS放題のサービスを使いつつ、別の利用でも月間50GB使うかなりのヘビーユーザーが、怪我や病気をした時に多少は携帯代の支払いを抑えるためには良いプランかも知れませんが、それでも毎月の負担は多くなるので、他に考える余地はあると思います。安く有利にスマホによるデータ通信を楽しむためには、多少は各社が出しているプランを勉強して、自分の行動パターンに合うものを自分で見付け出す必要があります。少なくとも、自分の用途と全く合わないプランに入らされるような事にはならないように気を付けて下さい。


改めて問いたい「無制限のデータ通信」

ADSLの代替になる回線について色々調べている中で、ネット上ではちょっとした騒ぎが起きています。私自身は最近になってテレビコマーシャルを見るまでその内容を知らなかった「どんなときもWiFi」というモバイルルーターを使ったネット接続サービスの業者が、データ通信無制限をうたって利用者を集めていたものの、2020年2月と3月に大規模な速度低下を起こし、その障害対応の中で運営会社が利用者に十分な帯域を確保していないで契約者を募集していたことがわかって炎上しているのです。

これは、よく考えれば当たり前の話で、帯域を借りることでデータ通信を提供する場合、やみくもにユーザーの募集をかけてユーザー数を増やすことで、何か突発的な事が起これば、たちまち今回のような通信障害に陥る可能性はあるのです。今「どんなときもWiFi」を契約している人が、沈みゆく泥舟から逃げ出した後、どのサービスに乗り換えるかということが話題にはなっているものの、無制限で使えるというようなサービスについては、もしかしたら「どんなときもWiFi」のように通信障害が起きたり、強引にそれまでなかった通信制限を課してきたりする可能性についても考えておかなければなりません。

そうした回線の不安定さは、今回の新型コロナウイルスの影響によって学校が休校になったことによって動画の配信の利用が増えたということも考えられますし、自宅だけでなくインターネット環境のない場所に避難した際に動画を見るために使いたいと契約を結んですぐにこの騒動に巻き込まれた人もいるでしょう。改めて考えていただきたいのですが、もともと大手キャリアから回線の帯域を借りている業者が、有線である光通信に置いても容量制限をしようとしている今、無制限で使えることはありえないのだということをまずは頭に入れておきましょう。

では、外でも好きなだけ動画を見たいとか、ADSLや光通信など工事の必要な有線でなく無線インターネットで自宅のインターネットをまかないたいと思った場合、どうすればいいのかということになります。

まず、高速で利用するデータは自分にとってどのくらい必要かということを確認することが必要です。毎日の利用で私などは大型テレビの画面でHD画質の動画をよく見ますが、フルHD画質の動画を見るのに必要なのは3Mbpsといわれています。そしてデータ消費量についてはサービスによって多少の差があり、1時間あたり1~2GBくらいと言われています。毎日1時間動画を見るだけでも月30GBは必要で、映画を一日一本見るような使い方をしていると、恐らくその倍の月60GBでも足りなくなる可能性があります。

テレビが面白くないような時にネット配信のソフトを見るようなことをしていれば、少なくとも月100GBまで使えるようなプランに入らないと、月の後半はほとんど使えないようになってしまうでしょう。そう考えると、一応自前の回線を持っているなかでデータ無制限をうたっている楽天モバイルや、同じく自前の回線で低速制限時に最大3Mbpsまでは使えるかもしれないドコモの5Gギガホあたりがどのくらい使えるかどうかが今後の期待になるでしょう。

さらに、そちらとは違ったアプローチで、タブレットやスマホで画質を落として利用することだけを考えると、そろそろ申し込みが終了する旧楽天モバイルの「スーパーホーダイ」の低速最大1Mbps(混雑時には300kbpsくらいに制限されることもあります)のプランを今のうちに契約するか、mineoの低速500kbpsで利用可能なオプションに加入の上、昨日から始まった「ゆずるね。」の仕組みを使い、平日12時~13時の利用をしないことを当日の朝に宣言し、その宣言が10日を達成した場合に使える夜間高速無制限と併用するというプランもあります。

どちらにしても全く何も考えずに月100GB以上使おうと思ったら、まだ有線は残しつつ今後出てくるであろう無線のプランを待つしかないでしょう。別の意味で現実的なのは比較的安く使えるポケットルータの月50GBのプランを使いすぎに注意しながら使うという方法もあります。今後新たな無制限で全く制限がないプランが出てきたとしても、それが大手の回線を借りているものだったら遅かれ早かれ、ユーザーの集中が起こった時点で何らかの制限がかかることを考えた上で使うしかないでしょう。


ADSLの後は5Gで大丈夫かドコモの「ギガホ」の内容から探る

新型コロナウイルス感染症の状況で東京オリンピックの開催はどうなるかわからないものの、携帯電話の5Gは予定通り利用できるようで、以前のソフトバンクに続いてドコモがその概要を発表しました。

ソフトバンクは4Gより1,000円高い価格設定でしたが、ドコモはその様子を見て決めたのかはわかりませんが、4Gより500円高いだけで2年縛りなしのギガホプランが使えるようになるようです。通話定額はないデータ通信が月間100GBまで使える(しばらくはキャンペーンで無制限に使えるそう)ギガホの料金は税抜で7,650円になるということです。音声オプションのかけ放題が1,700円で、5分以内通話のみ定額では700円と、この点は変わりません。

ちなみに、5G開始などのキャンペーン割引については上記の内容では加味していません。ドコモのサイトや他のサイトで見ると安い金額が出ているというのは、そうしたキャンペーン割引を加えているからで、基本的には上記の金額で比較検討すべきだと思いますので、あえてこの金額で何ができるのかという事について考えてみたいと思います。

スマホから大型テレビにテザリングしてインターネットを利用した動画・テレビ放送などを見ることを中心とした生活をしていても、なかなか月100GBまでは使うことはないと思いますが、それでも今回のような引きこもり生活をする中でずっとネットで動画を見まくるような事をしていると、高速クーポンが足りなくなるような可能性もあります。そこで大切になるのは、将来的には起こるであろう高速データ通信を使い切った時にどのくらいの制限が入るかというところにあるでしょう。

将来ドコモが月間の高速通信の制限をした際に制限する速度は、最大3Mbpsとなるそうです。これは、現在の4Gでのギガホでの制限時の最大1Mbpsから比べると3倍の速さになることが期待され、もし2~3Mbpsが普通に出るのなら、かなり局から離れて遅いADSLくらいは出るということになるのかも知れません。さらに、5Gのギガホでも4GエリアではLTEでの通信が可能ということなので、追加の500円と5G対応機器に変更することで、もはや移動しながらでも自宅のインターネットのように利用できる環境が整うということになるのかも知れません。

これは、本格的にキャンピングカーを作り、その中に電源とパソコンを入れて「動く書斎」のようにしたいと思っている人にとってはかなり魅力があるプランになったのではないかと思います。私自身はそれこそ最大3Mbpsが5Gになったことで出るなら、ドコモのギガホほど最高速出なくてもいいので、最大3Mbps固定のプランをどこかドコモMVNOの業者がやってくれればその方が嬉しいのですが、まだ5Gのエリアは僅かなので、普通の人はそこまで5Gにすべきだとは思いません。

しかし、自宅の他に別荘でも同じ環境でインターネットを使いたいとか、移動中も移動する書斎の中でインターネットを快適に使いたいという人であれば、ドコモの出してきた金額というのはそこまで高くないのではないかという気がするのです。私の場合はまだ500kbps程度の中速で外では我慢しようと思っているので格安で利用するためには速度の遅さは我慢しますが、速度を我慢したくないという人や、速度云々の事など全く理解しないお子さんやシニア世代の人とネット接続を共有するような場合には、大手キャリアでも選ぶ意味は出てくると思います。

また、月7,650円のギガホに、月1,700円の通話放題をプラスして、9,350円で通話と通信し放題のスマホを作れば、もはや日本国内ならどこにいようと関係なく一つの番号で連絡が付き、さらに場所に縛られずどこでもブロードバンドが使えるようになります。もちろん、MVNOによってこれより安く通信・通話放題のSIMは出てくるかも知れませんが、現在のキャリアでも5G利用に月1万円かからないというのは、なかなか魅力的ではあります。

このブログはあくまで車中泊のブログなのでさらに車中泊にからめますが、今後5G利用ができる中で地上波などのテレビ放送が順次同時配信でネット視聴できるようになってくることを考えると、一台のノートパソコンを持って行くだけで、あとは必要に応じてBluetoothスピーカーを揃えるだけで、テレビやオーディオ類をセットしなくでも全てパソコンと5Gで解決できるので、大幅に車内装備を減らすことができるようになるでしょう。1年後、2年後が楽しみなる今回のドコモの5Gについての発表でした。


大型書店の存在意義とFireタブレットを使った電子書籍の可能性

大都市以外の地方都市では、なかなか大手の小売店でも売上が上がらずに撤退ということがしばしば起こります。普通の小売店の場合はそこまで驚かないのですが、私の地元である静岡駅から歩いてすぐのところにある、市内でも最大規模を誇る書店がこの5月半ばにも閉店になるというニュースを聞き、改めて活字本を売るということは難しいということを感じざるを得ません。

ちなみにそのお店の規模は雑誌から専門書まで約60万冊を揃えているところで、急に本が欲しい場合にその場で購入できる他、どうしても見付からない本も書店経由で注文することで送料がかからずに取り寄せてもらえるのですが、そうしたお店がなくなると大変だなと思う半面、私自身も紙の本を買うよりも電子書籍にという風に流れになってしまっているので、時代の流れ的に仕方ないのかなという感じもします。

活字を読む文化自体は、こうしたブログやTwitterで単文を追ったりしている人も多くて、活字そのものがすたれるものではないと思います。今回の新型コロナウィルスの騒動の中で考えると、電子書籍の利用に本格的に移行している人であれば、サンプルをネットで見て、買いたいものを電子書籍という形で購入するのには実際の店舗に行く必要もないですし、さらにネット通販のように注文から配達までのタイムラグもなく購入したらすぐにダウンロードして読むことができるので、家から出ずに楽しめるという点で優れています。私が電子書籍を利用する場合、Amazonが提供しているKindle形式なのですが、一度Kindle本として購入すれば、同じIDとパスワードでアクセスすれば、手持ちのスマホに入れたKindleアプリだけでなく、専用のKindle本リーダーでも読めますし、Amazonが販売しているFireタブレットには購入時にKindleリーダーアプリが入っていますので、こちらでも問題なく読めます。

なかなかそういった事をご存じない方も多いのか「Fireタブレットはセールでかなり安くなっているが、一体何に使えるの?」というような質問を受けることがあります。個人的にはFireタブレットはカラーでKindle本を読むために使うだけでも十分元が取れるのにと思っているのですが、なかなか私の周りでは理解されないのが残念です。

私自身は7インチのAlexa搭載モデルを、キッズ用の耐衝撃カバーといっしょに利用しているのですが、AmazonのスマートスピーカーであるAlexaには私が知っている限りでは電池内蔵のケーブル無しでも動作するモデルがなく、Amazonのスマートスピーカーをどこにでも持ち運びたい場合にも役に立つのです。本稿とは関係ありませんが、無線Wi-Fi環境のあるホテルの部屋で使えば簡単にモーニングコールのセットができるので手放せません。

KindleとAlexaの機能を組み合わせた便利な使い方としては、本によって利用できないものもありますがAlexaの中の女性の声でKindle本の中味を読んで聞かせてもらうことも可能です(FireタブレットではKindleアプリから目的の本を呼びだした上で手動での合成音声による読み上げも可能です)。もちろん、正しい読み方をしなかったり微妙にイントネーションがおかしくなるところはありますが、単にスマホや専用リーダーで紙の本の代わりに読むだけのものだと思っている人からすると、音声読み上げ機能というのは便利で、紙の本にはない魅力の一つになるでしょう。

Fireタブレットにはその他に8インチと10インチのものがありますが、セール時期には10インチタブレットが1万円そこそこの価格で買えるので、絵本や漫画用に使ってもいいと今後の利用の状況によっては買い足そうかとも思っているくらいです。

ただ現状でもなかなかこうした使い方が普及しないのは残念ですが、現在のFireタブレットもカバーを付けたことで衝撃には強くなったものの、水にはやはり弱く、大人の考えられないような使い方をする小さな子に使わせても安心なモデルの販売を待ちたいところではありますが、現状でも十分Fireタブレットは電子書籍リーダーとして使えるので、このような使い方を多くの人が知ってしまうと既存の書店は本当に大変になってくるだろうと思います。

ちなみに、著作権の切れた文学作品を電子書籍化して提供している「青空文庫」から気に入った作家の小説やエッセイをFireタブレットにダウンロードしてくれば、ダウンロードにかかる通信費のみの負担で、国内外の有名な作品を無料で楽しむことができます。なかなか外に出掛けられなくてイライラするような時、そうした本を自宅にいながらにしてダウンロード入手し、読むのが大変ならFireタブレットに文章を表示しつつ活字を目で追いながら読み上げの音声を聞くという形でなら今まで読めなかった名作を読むこともできるでしょう。小売業の方々には大変な状況が続きますが、なかなか家から出られない中でもすぐに利用できる電子書籍から奥深い本の世界を覗き、改めて直接本屋さんを訪れて本の魅力を再確認するようなこともあると思いますので、今後も何とか電子書籍と紙の本の共存ができることも合わせて望みたいですね。


データ5GB使っても1年間1,500円/月(税別)というビジネスモデル

何気なくインターネットブラウザを開いてみたら、表題のような広告があり、どこの業者かと思ったらまさかの楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」のものでした。Rakuten UN-LIMITの売りというのは楽天のエリアにおいては「通話掛け放題」「データ通信無制限」で、1年間は無料で使えることが売りだったはずなのに、なぜこのようなネット広告が出てきたのか考えてみました。

恐らく300万人は一年間無料とぶち上げたキャンペーンではありますが、SIMカードだけを購入してほとんど経費を使わずに利用できる人というのは全体のわずかで、楽天モバイル対応の端末の購入が必要な人が多く、それほど申し込みは伸びていないのではないかと思えてしまうのです。

そこで考えたのが、無料で、しかも楽天モバイルのエリアに住んでいない人が申し込むにあたって、さすがにauローミングのデータ通信が基本料金だけだと2GB/月までしか使えないというのはインパクトが弱いと考えた人がいて、当初から楽天が説明していたauローミングの高速クーポンをあと3GB有料で購入しても広告の1,500円で収まるという毎月の利用料金で比べてもらうように強調したかったのかも知れないと思うのです。

ただ、これはご存じの方はよくご存知でしょうが、楽天モバイルがau回線の高速クーポンを追加で利用したい場合に設定している額が、1GBあたり500円(税別)であり、基本プランで用意される2GB+3GBの合計が5GBだけで、5GBそのもののデータ通信料が1,500円(その場合は1GBあたり300円と多少お安い印象になりますが)ではないことに注意していただきたいと思います。

もしどうしても月5GBは使いたいというなら、月3GBまで高速通信が使えるUQモバイルのデータ専用の「データ高速プラン」のSIMカードを追加すれば、「2回線使っても月980円で5GB使える」という風になるでしょうし、私の今契約しているmineoのデータ専用500MB/月のプランに「パケット放題」のオプションを付けると、低速専門でも最大500kbpsのスピードが出るので、「月1,080円でも楽天エリア外でも動画視聴可」という風になります。回線を増やしてもデータ通信のSIMカードなので使わなくなったらいつでも解約可なのでわざわざ毎月3GB分も追加のクーポンを購入することはないと思うのですが。

こうした広告を楽天モバイルが出してきたのは、端末の同時申し込みの問題もあって当初の予想からするとかなり申込が少なかったのでテコ入れのために言い方を変えることその効果を狙ったところもあるでしょうし、日本には一定の人数がいる「ただより高いものはない」と思って警戒している人に申し込みを促そうとしているところもあるのかとも思ってしまいます。

すでに楽天は先日紹介したように、対応端末を回線と同時に申し込んだ人に対して、後日に期間限定の楽天ポイントで還元することを表明したように、楽天モバイル契約へのハードルを下げようと必死という感じさえします。それにしても、表題の広告というのは別の見方をすると、「最初は無料と言っていたのにいきなり値上げ?」という風に誤解する人も出てくるのではないかという気もします。もちろん、広告の小さな字ではここで説明した月額1,500円になるのはどんな場合なのかをきちんと説明してあるのでその広告自体が悪いということは一切ありません。しかし、まだサービスも始まっていないうちに売り方もこれだけ変わるのかということを考えると、前途多難な船出になってしまうのかと心配になります。

個人としてはこの一年間のうちに自前のエリアを全国の限られた地域だけでも整備することができれば、公衆Wi-Fiよりも使える場所は多くなると思うので、「どこでもつながる」よりも「ある場所ならフルスピードでつながる」ことに意味を見出す人はいると思うので、自分の住んでいる地域で楽天の電波を拾えるという口コミが広がればその事実がセールスマン的な役割を果たすようになり、一部の地域では大手3キャリアを脅かす存在になる可能性もあると思うのですが。楽天モバイルには、出してきたプランに自信を持って、利用ユーザーを増やしていただきたいと改めて思います。


キャンペーンを利用して新端末を入手しやすくするには

一昨日になって新しい楽天モバイルのプランと端末を同時購入した場合に期間限定(ポイント付与から6カ月)ながら14,500ポイントか9,500ポイントを貰えるキャンペーンをはじめました。ただし先日の新プランに申し込んだ人のために、端末ポイントについては新プランを発表してからにさかのぼって適用になるそうです。

しかし私の場合は端末とセットで申し込まなかったので、後から端末だけ追加で申し込んでもこのキャンペーンは適用にならないようです。ただ、このキャンペーンではあくまで後日に期間限定の楽天ポイントがもらえるだけなので、いわゆる「実質」のメリット享受であり、金銭の負担が減るわけではないことに注意しましょう。ポイントを貰っても有効に使う手立てがなく、期限ギリギリにどうでもいいものを買ってしまったら、まさに楽天にとってはいいお客さんになってしまいます。

私の場合は今回の楽天の新プランにSIMカードだけの契約にして、開通手続きとアプリの楽天Linkの利用によって合計6,300ポイントが付与されるだけですが、こうしたキャンペーンをスルーしたのは、ガラケーに入れているかけ放題のドコモの場合だけSIMをあと9カ月使い続けないと解約金の9,500円がかかってしまうからです。

この件については、同じ大手キャリアの場合、2019年10月以降に出てきた新プランに移行すれば、その時点で2年縛りが消えるようになっているのに、ドコモはかたくなに以前からの利用者に2年縛りを続けることを契約の時点の意思を尊重する形で続けているので、ドコモユーザーにとっての選択肢はありません。

一つの考え方として、解約金の9,500円を支払っても早く端末を購入したほうがいいということもあるでしょう。ドコモの番号をそのまま移行するには手数料が税別2,000円かかりますので、更新月以外にドコモから他のキャリアに移るためにはドコモに11,500円を支払う必要があります。

そもそも3月の時点ではドコモから楽天モバイルの新プランにMNPで移行すること自体ができませんし、まだ回線の状況がわからない中での移行は危険なので、ここでは前回紹介した電話のかけ放題プランが選べるUQモバイルに移行しつつUQモバイルでも使える楽天モバイルの端末を購入するというちょっと複雑な方法での購入ということで考えてみます。というのもこの時期にUQモバイルはSIMカードのみの購入でMNPしてスマホプランを契約した場合、ポイントではなく1万円のキャッシュバックキャンペーンをはじめました。キャッシュバックまでにタイムラグが有り、申込みをし忘れたりきちんとキャンペーンに適用する申込みを行う必要はあるものの(オンラインショップ以外での手続きや初期手数料がかからないエントリーパッケージを利用しての手続きは対象外になるため注意)、後日送られてきたメールの内容に従って手続きをすれば実質ではなくお金が戻ってくるので、こうしたキャンペーンを利用しないと損です。

エントリーパッケージをキャンペーンでは利用できないので、実質では約7,000円のキャッシュバックになりますが、もしドコモ契約のタイミングで解約月だったりガラケーのかけ放題をドコモ以外のキャリアで使っていたなら2枚SIMを指して使える楽天モバイルの端末に楽天モバイルとUQモバイルの2回線を入れて運用するという選択もあったのですが、できないことをああだこうだ言っても仕方ありません。

ちなみに楽天モバイルで販売している端末の中では、おサイフケータイと防水機能のあるOPPO Reno Aが楽天モバイル限定で128GBとメモリが2倍になっているモデルがおすすめです。この機種を選ぶと期間限定9,500ポイントが追加でもらえるので、契約に関するポイントとの合計は15,800ポイントになりますが、こちらはUQモバイルのキャシュバックとは違って使う場面が限られるので注意しましょう。

期間限定ポイントの使い道としては、スマホに関する周辺機器(ケースや充電ケーブル、モバイルバッテリー)を買ってもいいでしょうし、近所に楽天ポイントと提携していて普通の買い物で使えるお店があったら「端末の実質価格」が現実に限りなく近づきます。私の場合は利用しているガソリンスタンドが楽天ポイント払いに対応しているので、半年あれば使い切れると思います。逆に言うとポイントを貰ってもいつもの買い物で使い切る自信がないような場合は、安易にキャンペーンに乗らないほうがいいこともあるかもしれません。

とりあえず私は、4月からの楽天モバイルのSIMカードはすでに持っているP30 liteに入れて利用するつもりにしているので、新しい端末を必要とするのはドコモから乗り換える予定の2020年末以降になります。その時にはもう少し状況が変わっている可能性がありますが、SIM購入でもらえる楽天ポイントの利用期限ぎりぎりで楽天で回線対応のOPPO Reno Aが売っていれば一部ポイントを利用して端末を買えば、端末購入時のポイントとドコモ回線の違約金分が相殺されるので、焦って端末を購入することもないかなと思います。時間の経過とともに端末の代金も安くなるかも知れませんし、期間限定ポイントを端末購入に集中して使うことができる分、無駄遣いも減らせます。

そもそも、時間の経過とともにUQモバイル以上に使える通話放題を出してくるMVNOがあるかもしれません。ただスマホに関しては機能と価格のバランスを考えると2021年になってもなおOPPO Reno Aを購入すれば間違いないと思っていますので、今回の楽天モバイルのキャンペーンには感謝しています。

今回はあくまで私の複雑な契約の移行にともなった一つの例ということで紹介しましたが、新しいスマホが欲しい場合には様々なキャンペーンを利用しないと損です。さらに、キャシュバックの場合はいいのですが、ポイントバックの場合は今回の楽天のようにタイムラグが有るだけでなく一定の期間を過ぎると無効になってしまうケースもあるので、ポイントの多さに惑わされることなくあくまで自分に合った条件で利用するようにしましょう。


UQ「スマホプラン」と楽天モバイルの合せ技も

文字を使ってのコミュニケーションが当たり前になる中で、あえて通話を無制限に使うことに意味があるのか? と思う人もいるかも知れませんが、現在の新型コロナウイルスによって生み出された状況の中、病院に自分や家族の病状について相談するような状況になったらどうなるかということを考えてみてください。

病院の先生と直接話をするために長い時間保留にされているうちに10分過ぎてしまっても、話をするまではこちらから電話を切ることは難しいのではないかと思います。普段はほとんど電話を使わない人であっても、5分10分という限定されたかけ放題ではなく、料金の多少の違いだったら無制限に使えるかけ放題をできるだけ安く利用する方法を考えたいというのが今回の目的としたいところです。

スマホを利用した料金プランの中では「24時間掛け放題」と「データ通信の利用」の双方とも使い勝手がいいのは、前回の最後に紹介したUQモバイルの「スマホプランS(月3GB)」に「24時間掛け放題オプション」をセットするのが現状ではベストの選択になるのではないかと思っています。その場合の料金は(これ以降の料金についても税抜・ユニバーサル利用料別での表示になります)2,980+1,700円で3,680円で利用できます。大手キャリアのプランと違うのは、データ通信の使い方がMVNOに寄っているのが大きなポイントです。

大手キャリアでは何故かできないアプリによる高速と低速の切り替えができ、普段使いでは低速でも最大300kbpsのスピードが出ます。大手キャリアでは最大128kbpsに制限されますのでその2倍以上出ますし、各種格安SIMの業者の場合の最大200kbpsよりも早いです。常に200kbpsくらいのスピードが出るOCNモバイルONEのSIMでも音楽ストリーミングや各種動画の再生についても、アプリの設定で最低画質で我慢できるなら十分に使えることはわかっているので、それより早ければ同等以上に利用できるということになるでしょう。もし低速通信では待たされる場合があれば、その時だけアプリ操作で高速に切り替え、使い終わったら元の低速に戻せば一番安い月3GBのSプランでほとんどの方は大丈夫だと私は思います。

自宅のWi-Fiや公衆Wi-Fiでの通信を利用すれば、さらにいざというときのために高速クーポンをためておけます。翌月末まで貯めた容量は利用でき、さらにUQモバイルの高速通信は大手キャリア並みに早くて安定して使え、さらにテザリングも無料でできるので、パソコンを持ち出しての作業にも使えます。あらゆる動画を外で見まくるようなことをしたり、パソコンのテザリングを延々と使うような目的でなければ、消費税を入れても月額4千円くらいで通話もデータも過不足なく利用することが可能なこのプランの加入を現状では考えています。

ただ、この金額だと私が今使っているガラケーのかけ放題(ドコモのカケホーダイプラン税抜2,200円)とmineoの最大500kbpsのパケット放題(月500MBとのセットで税抜1,050円)との合計3,250円や、データ通信のみのUQモバイルのデータ高速プラン(月間3Gで税抜980円)との組合せによる合計3,180円と比べると少し高くなります。しかし、UQのスマホプランはいつでも解約可能な契約なので、2年間の継続契約前提のドコモのカケホーダイプランの料金とは違います。私の使っているプランを2年定期契約なしにした場合は2,200円が3,700円になり(旧プランなので高く、新プランに変えても二年縛りはドコモに限っては継続します)、現在の最新のケータイプランでもかけ放題をつけると高速クーポンは100MB付くものの3,070円かかるので(二年縛りなしの場合)、UQモバイルのスマホプランSにかけ放題オプションを付けた方が安くなります。今後の通信プランの5Gによる再編が予想される中、極力長期契約は避けたいところです。その点でも長期契約に紐付けされずに安いUQモバイルの優位性が今のところは出てきています。UQモバイルで使えるauのエリアでの使用に問題がないようなら、考える価値はあると思います。

さらに今回は通話品質がわからないのでまだどうなるかわからないものの、楽天モバイルの新回線と組み合わせて安く通話無制限を実現するという方法もあります。楽天モバイルの通話については、Wi-Fiに接続して発信した場合、自分の番号が通知されないという問題があるのですが、これは逆に考えると先に「いったん電話を切って別の電話から掛けるので、番号が表示されなくても受けて下さい」と言うことで、「非通知」でも「通知不可能」の番号からでも通話してもらえる可能性があります。そこで、電話を受けたりちょっとした電話を受けるための回線をUQモバイルの「スマホプラン」で契約し、その通話オプションに「24時間つなぎ放題(月額1,700円)」ではなく、10分間までのかけ放題(月額700円)か、月間60分まで追加料金なしで利用できる通話パック(月額500円)をセットにして運用するということでトータルの出費を安くすることも少々せこいかも知れませんが可能です。

付けるオプションの選び方は、たまにしか電話しないようなら通話パックの方にして、長くなりそうな時には楽天Linkアプリから掛け直すようにすればいいでしょうし、トータルで60分以上掛けるようなら、10分間かけ放題にして一回の電話が10分をオーバーしそうな時にはこちらも楽天Linkアプリを使ってじっくりとお話するということもできるでしょう。その際、正直に「この電話では(10分間しか)かけ放題ができないので、番号は変わりますが(非通知になるかも知れませんが)別の電話から掛け直させていただきます。そちらの方では時間制限がありませんので、よろしくお願いします」と言えば文句も言われないでしょう。

しかも、楽天LinkはWi-Fiに接続していれば番号通知はともかく使えるので、楽天の電波が入らないような場所では公衆Wi-Fiの利用の他、低速制限でも最大300kbpsのスピードが出るUQモバイルの「スマホプラン」からの低速テザリングでも問題なく電話できるでしょう(楽天のエリア内ではつながらないからといってau回線には切り替わらないという話があります)。楽天Linkはキャリアとは関係なく電話できる仕組みなので、どうしてもドコモエリアで使いたいという場合には、ドコモの格安SIMとの併用もありでしょう。

楽天回線で電話している時にUQモバイルの方に電話が入っても、先方には電話が入っていることを直接伝えることができます。これで楽天モバイルの無料期間が終了しても2回線で6千円弱に収まり(UQモバイルのオプションをかけ放題プラン以外にした場合)、将来的に楽天のエリアが広まれば通話に加えて高速データ通信をほぼ無制限で利用できることになるので、使い方の幅は更に広がるのではないでしょうか。

IP電話の楽天Linkの通話品質がどうなるのかということと、Wi-Fiに接続しての楽天Linkアプリ使用時の通知の問題が解決すればいいですが、携帯電話回線の品質を考えると、やはりUQモバイルのかけ放題のほうが安心かなとは思いますが、今後もっと良いプランが他社から出てきたらいつでも解約して乗り換え可能な状態で使えるメリットは大きいです。

これはあくまで2020年3月現在の話で、私が乗り換えをする予定にしている年末あたりにはもっと違う選択肢も出てくるかも知れません。とりあえず楽天の新規契約は一年間無料で使えるので、このプランを一年間使いながら新たな動きを待つというのもいいでしょう。そもそも、楽天の回線においても、まだ使っていないものなので予想より良い事や悪い事など、たくさん出てくると思いますので、4月に入りましたら改めての評価をさせていただきたいと今は考えています。


かけ放題のプランの違いを理解しよう

改めて携帯電話の「かけ放題」とは何だ? ということについてまず書いてみたいと思います。なぜそんな風に思ったかと言うと、現在の大手キャリアとMVNOの比較サイトを見ると、通話の「かけ放題」についての説明がおざなりで、キャリアのかけ放題とMVNOのかけ放題、さらにIP電話やIP電話の一種であるLINE電話や楽天モバイルが提供する楽天Linkアプリを使ってのかけ放題について、その仕組みの違いと品質の違いについてあまり語られているのを見たことがないからです。

対外的な問い合わせはメールで済ますことが増える中、友人との連絡だけなら電話番号を利用しての発信自体を行わず、LINE電話でのかけ放題を主に使っている人もいるかも知れませんが、LINE電話を使ってキャリアのVoLTEを使った通話品質と比較すると、言うまでもなく相当な違いがありますので、安易に「LINE電話のかけ放題で十分」ということも言えないでしょう。シニア世代の方であればあるほど、通話品質にこだわった電話を使ったほうがまず相手の声が聞きやすくなり、さらに自分の意志をしっかりと伝えやすくなります。時間を掛けてでも自分の意志を伝えるためには料金に納得できるなら「かけ放題」を選択して欲しいと思うのですが。

それでも、家族や友人との会話がほとんどの場合で、LINE通話の品質に耐えられる人とだけ通話するなら、本当の格安で通話無制限が実現するデータ通信専用SIMを使って安く上げるのもいいと思います。何と言っても低速限定のデータSIMだけなら、月額500円以下でも利用できるわけですから。しかし、通話にある程度の品質を求める場合には音声通話付きのSIMを契約し、提供される電話サービスの内容把握や、通話時間の選択にもこだわっていただきたいと思います。それでは具体的な内容について説明していきましょう。

いわゆる「かけ放題」プランで大手キャリアの売れすじの通話オプションでも、MVNOのかけ放題の場合でも、一般的なのは回数は無制限ではあるものの一回の通話については5分ないし10分までの限定かけ放題であることが多いです。このプランは毎月の料金が安く利用できるということと、統計上普通に電話を使っていれば、一回の通話がそれほど長くならないというデータのもとで多くの人が契約して使っていると思います。

この限定的なかけ放題が広がっている廃鶏には、大手キャリアでないMVNOでは24時間かけ放題というサービスは一部の例外を除いてはないということも関係しているのではないかと思います。MVNOでは10分のかけ放題というのが一般的で、格安SIMでかけ放題を実現するためには時間限定のかけ放題を選択するしかないのか実情です。ちなみに大手3社以外のMVNOでは殆どの場合、IP電話や専用アプリから発信することでかけ放題を実現していることも忘れてはいけません。

専用アプリから利用できるのが、いわゆる「プレフィックス発信」という仕組みです。多くのMVNOでは専用アプリを使っての通話料金を普通の発信時より安い30秒10円で設定しているので、10分を超えても大手キャリアで時間制限付きのかけ放題(大手キャリアでは5分までというパターンなのでその点も注意)よりは費用の面だけで言えば有利ではあります。

しかし、専用アプリから発信する事を忘れて、汎用のダイヤルアプリから発信してしまったら、大手キャリアの回線をそのまま使うことになるので、10分間まで定額にならないどころか、最初の30秒から20円ずつ課金されるという、青天井な通話料金が発生するということになります。当然SIMを専用アプリが使えないガラケーや、専用アプリを入れていないスマホを使って電話する際には、通話定額を利用するためにはサービスを申し込んだ上で、いちいち電話する前に共通の番号をダイヤルする必要があります。プレフィックス電話には通話料が安くなるというメリットもありますが、電話回線を使いつつも、別の経路で電話を使うため多少通常の回線より通話品質は落ちる可能性があり(通話品質は「VoLTE」>「プレフィックス電話」>「IP電話」という感じです)、通常電話に影響がなくても、プレフィックス発信用の専用回線のトラブルがあった場合にはかけ放題が使えなくなる可能性もあります。そういう意味からも、様々な電話の仕組みの中でどちらかを選べと言われれば、プレフィックスの仕組みを使わないで汎用のダイヤルアプリから通話定額やかけ放題、通話無料の仕組みを使えるなら使えるほうがいいわけです。

しかし、その仕組みを用意している大手キャリアの契約というのは一度契約すると安く利用するためには2年などの長期契約が紐付けされてしまっています。大手キャリアはデータプランもMVNOに比べると高めですし、低速制限のスピードもMVNOより遅くなっています。今後の5Gの展開を考えると、新しく魅力的なプランが出てきても契約解除料を気にして解約できないというのはやはり不便です。今私が使っているドコモのガラホ契約が年末に更新月を迎えるのですが、以上のことを考えると2年縛りを嫌だと思ってもキャリアの契約を続けなければいけないのか、悩みどころなのですね。そんな中で楽天モバイルの提供する「楽天Link」アプリを使ってのIP電話の品質はどんなものだろうと思って4月からのテスト契約を思いついたわけです。

そんな中、私が知らないうちに現状での私の希望に沿ったプランを出している業者がありました。大手キャリアとMVNOの間の業者として双方のいいとこ取りをしていると思うのが、auのサブブランドとして展開しているUQモバイルが2019年末から始めた「スマホプラン」のつなぎ放題オプションです。詳細は改めて紹介しますが、SIMカードのみの契約可・契約はいつでも解約可能・通話には専用アプリ必要なし・データ通信についてはアプリで速度を切り替えれば高速クーポンを利用しない(残った容量は翌月繰越可)運用可・低速回線でも最大300kbpsでの利用可能とキャリアとMVNOのいいところを取ったプランなので、通話もデータもこなしたい場合には候補の一つとして考えておこうと思っています。次回はこのプランについて詳しく解説します。