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タッチパッドが付いた三つ折りキーボードは慣れれば使いものになりそうな魅力的なハードだった

注文していた三つ折りのBluetoothキーボードが到着しました。EWiNというメーカーのEW-RB023(第六世代)という製品で、世代まで書かないと細かいところが違っているような感じです。購入価格は6千円弱という、ちょっと高めの価格なのですが、安いものはプラスチック製なのに対し、これは金属製(アルミニウム)で、ヒンジの部分も金属でしっかりしている印象です。

観音開きをした後に、ストッパーを掛けると(左右2ヶ所)多少たわむものの膝の上に載せて使うことができるくらいフラットで固定できます。これだと、電車の中でテーブルを出して使うような場合に便利です。あと、モバイル利用の場合マウスを使えないような場合も多いので、フルキーボードとタッチパッドがセットになっているということでこの機種を選びました。左右のボタンはクリックすることができ、キーボードの横にタッチパッドがあるというイメージです。

あと、キーボードの充電をしたり、電源を入れて使っている時には写真のように内蔵充電池の残量が%表示で出てきます。これも、いざという時に使えるか使えないかわからないというのが今までのBluetoothキーボードあるあるだったことを考えると、使う前と使う後に表示を確認し、後から充電をするような使い方をすれば、使いたい時に電池切れで困ることはないだろうと思います。

実際、この文章は購入したEW-RB023で書いているのですが、右Shiftキーがなかったり、リターンキーが小さいなど、少々戸惑うところもあるのですが、そもそも現在使っているLenovo IdeaPad D330付属のキーボードは一番上の数字キーが小さくて、うまくタッチタイピングができないで苦労をしていましたので、少なくともこのキーボードであれば手元をいちいち確認せずにスラスラと入力できます。これはある意味当り前で、手持ちの非折りたたみキーボードと同じではあるのですが、このキーボードは折りたたむことでバッグの隙間に入り、さらにキーボードを保護するカバーは変形させてタブレットスタンドとしても利用できるので、そのためこれ一つでキーボードスタンドおよびマウスの持ち運びをしなくて済むことにもなります。

当然ながら金属製のキーボードでしっかりしたカバーもあるので、その分バッグの重量は重くなってしまいましたが、そうしたディメリットを上回る使い勝手の良さは感じています。一応、タブレットは手持ちのモバイルバッテリーの中でも30W出力のできるものであれば充電しながら使え、ACアダプターも汎用のUSB-C端子のあるものを使えるように、電源変換ケーブルをすでに用意しているので、他の余分なものは買い足さないでも十分使えます。いざという時には自宅にあるWindows11が入ったデスクトップパソコンを呼び出して、リモートデスクトップから使えるようになるので、かなり荷物を軽くした上でも小さなバッグ一つ持って行ってできることが変わらないというのもうれしいですね。

もちろん、複数の機器を登録して使うこともできるので、Androidタブレットやスマホ用のキーボードとしても使えます。ちょっとした文章を送る場合にはむしろメインスマホと接続させてSNSの投稿用に使うということも有りかも知れません。今後、旅先で使うのが楽しみです。

折りたたみキーボードを導入することで10インチタブレットを持ち運べる可能性が出てきた

前日に注文した折りたたみキーボードがまだ来ないので、今回はさらに持ち物を増やすことで今までと使えるハードを変えずに利用できるように色々と考えてみました。

今まで持ち運べるノートパソコンとしてバックパックに入れていたASUS T90chiは、本当にパソコンとして使えるとは思えないほど小さいものですが、分離式のキーボードとセットだとかなりバッグの中を占領してしまいます。さらに、音がうまく出ないので動画やインターネットテレビの視聴には向いていないので、せっかく持ち出せてもちょっと不満が残るハードではありました。

今回、折りたたみ式のBluetoothキーボードを注文したことで、キーボード自体は恐らくバッグの中に余裕で入ると思うのですが、T90chiのタブレット部だけ切り離して持ち出すなら、同じように本体とキーボード部分が離れて単体使いも可能なもう一つのLinux mint化した元Windowsタブレットがあることを思い出しました。それがLenovoのIdeaPad D330という2in1のパソコンです。

すでにペアリングしてある非折りたたみBluetoothキーボードと、タブレット本体にあるUSB-C端子に変換ブラグを付け、ワイヤレスマウスを接続してみたところ、問題なく使えることを確認できました。画面もそれなりに大きいですし、貧弱ではありますが本体正面下にステレオのスピーカーも付いているので、音楽や動画鑑賞用にも結構実用になるのではないかと思います。

サイズ的には用意したバッグの中にぎりぎり収まるサイズ感ではあるので、写真のタブレットと今回購入したタッチパッド付き折りたたみBluetoothキーボードを持ち出しグッズの中に加えるのも悪くないかなと思いました。

ちなみに、電源については付属のACアダプターは独自規格の45Wのものですが、汎用USB出力のACアダプターに繋げられる変換ケーブルを使って運用中で、ACアダプターも45W以上で小型のものを持っています。さらにアダプターを接続しながら使うのが基本ではありますが、USB-Cにつなぐことのできるミニドッグもあるので、そちらも合わせて持ち運ぶことで、本体の主要端子が付いた専用キーボードがなくても色々と使える余地は出てきました。

もちろん、バッグの中味が増えることで重量は増しますが、手持ちの他に肩掛けでも使えるバッグなので、そこまで体に負担がかかることはありません。あとは、やってくる折りたたみキーボードがどのくらい手になじむかということがありますが、専用のキーボードは本体の大きさに合わせて作っていあるため、かなりキーピッチが狭く、そのために打ち損じが多発していたので、写真にある外付けのBluetoothキーボードを購入したという経緯があるため、専用キーボードほど打ちにくくなければ、ちょっと外で作業をするためには十分使えるようになると思います。

改めて思いますが、ちょっとした環境の変化(今回はスーパーの水汲みを自転車でしようと思ったからというしょうもない理由ではありますが)が、自分のモバイル環境をも劇的に変えてくれる可能性があり、ちょっと自分で工夫を凝らすことで今まで難しいと思っていた事も実現できるということがわかりました。

今までは、色々と揃えるとLCCの手荷物の上限である7kgにモバイル機器を含む旅用具をまとめるのは難しいかもと思っていたのですが、日常で持ちだすバッグの中味を基本にして旅に出るならかなり余裕を持ってLCCを使えるのではないかと思えてきました。今後もこうした状況については改善を加えて、気軽に色々なところに出掛けられるように改善のヒントを探していきたいと思っています。

スーパーの水問題をきっかけにして持ち物の再構築を行なうことにしました

先日このブログで書きました、日常的な飲水、炊飯・料理用に依存していた純水を提供してくれていたスーパーが無くなるという話からまず書いていきたいと思います。てっきり撤退だと思っていたそのスーパーはこれから新装開店のための準備に入るという事だそうです。ただ、この不景気なので本当に営業を再開するかはそこまで確証はないものの、新装開店しても水のサービスが続けば、また同じように水を汲みに行ける可能性は残りました。

ただ、来月からそのお店には水を汲みに行けなくなるので、色々考えたのですが、浄水器の類は購入せず、代替で純水のサービスを行なっている別のスーパーで水タンクを買い、同じように買い物のついでに水を汲むようなことができるようにしました。新しいお店は、何と職場から自宅へ帰る途中に水のサービスをしてくれる店舗があるので、朝自転車で出る時に空の容器を持って行って、帰りに買い物および水を汲んで帰るようなこともできるようになりました。以前は仕事が休みの時や、仕事から帰ってきた後に出掛けていたので、それなりに時間短縮になるので、これはこれで良かったのではないかと思います。

ただ、水汲みと買い物ということになると、今までのようにデイパックにモバイル系のハードを積み込んで自転車に乗っていくことになると、帰りに相当物が増えるので、かなり大変になってしまいます。ということで、泣く泣く出掛ける時に持っていくバッグを小さなものに変更し、その中味も最低限なものだけに絞ることにしたのですが、それだとLinux mintを入れた9インチ細長タブレットのTransbookでも大きくて持ち出せなくなってしまいました。

今回見直して持ち出すつもりのモバイル機器は、バッテリー・ケーブル・ACアダプターの入れ場も考えなければならないので、8インチのアンドロイドタブレットがぎりぎりになります。ただそれだと、キーボードが付かないので別に用意する必要があるのですが、手元にあるBluetoothキーボードはノートパソコンぐらい横幅が広いので、バッグの中には到底入らないのです。さらに、パソコン的にタブレットを使う場合(手持ちのタブレットにはSIMカードが入っていて自宅デスクトップパソコンを呼び出してリモート使用が可能)には、別にマウスを持たないと満足に使えないという問題もありました。

そんなわけで検討したのが、Bluetoothキーボードの中でも折りたたんでバッグの中に入るサイズのものです。最近の折りたたみキーボードはふたつ折りのものもあるのですが、三つ折りになっていて、フルキーボードに加えてテンキーやタッチパッドが付いているものもあり、私の用途の場合にはタッチバッド付きの三つ折りBluetoothキーボードであれば、限られたバッグのスペースの中に入ってタブレットとセットで使えるようになるのでは? と思いました。

もちろん、本格的な旅に出る時にはLinux mintを入れたノートパソコンを持って行った方が単体でそれなりに使える分有利なので、当然ノートパソコンを持っていく予定ですが、普段のお出掛けの中でちょっと使いたい場合に、何とかタブレットとBluetoothキーボードを使って何とか最少構成でブログ更新ができるくらいの事をしようと、三つ折りのキーボードを注文しました。

通販の恐いところは具体的な物を見ないで買うことになるので、届いたらこんなはずではなかったと思えるものが届くかも知れないということですね。どちらにしても届きましたらレビューはしようと思っていますので、改めてその時には紹介します。

新しいハードを買っても以前使っていたハードもすぐに処分しないことが大事

今では結構な人がアップルウォッチを使っておられると思います。健康管理に関するデータを収集できるだけでなく、eSIMを設定して単体で通話ができたり、電子マネーの決済もできるという便利さがあります。

私は昔から自動巻きの腕時計を複数買って使い分けるような趣味もあったのですが、アップルウォッチは少々家電的には高額だと思う反面、腕時計で自分のステータスを示すような人であったとしても、あえて数十万~数百万する腕時計を何本も持つよりも、新型が出たらすぐに買い換えるような使い方をしていても、アップルウォッチであればそれなりにどこへ付けて行っても恥ずかしくない腕時計としての認知度があるのが良いですね。

ただ、そうは言っても私はiPhoneやアップルウォッチを新型が出る度に買い替えるようなことはしないのですが、手持ちのスマートバンドは結構新しいものに交換して使っています。

スマートバンドというのは、電子マネー決済も通話もできない、スマートウォッチよりもさらに小さなデバイスになります。アップルウォッチと比べてもその価格は安く、1万円以下で買えるのがリーズナブルです。一応、運動や睡眠、健康管理の機能や、スマホと連携してメールやSNSの内容を表示したり、スマホに着信した時に知らせてくれたりと便利なので、もう私は腕時計代わりに使っているという感じです。

今使っているのが三代目になるのですが、実は買い替えの理由は落下による紛失だったりします。一番新しいスマートバンドはきちんとバンドと止め具で密着しているので落ちることはないのですが、以前のバージョンはシリコンで作られたバンドにはめ込むだけのものだったので、ちょっと腕をどこかにぶつけただけでも肝心なスマートバンドの機能を持つ部分だけ落下してしまい、紛失ということで2回買い替えました。

ただ、前の代に使っていたものは、落としたのがたまたま家の中だったため、新しいスマートバンドを購入したちょっと後に部屋の掃除をしていたら出てきたのです。ただ、新しいものを買って使っていたので、とりあえず売ったり処分したりせずに置いておいたのですが、これが私にとってはラッキーな結果となりました。

もう普通に使っていても落下の心配なく使えていた新型スマートバンドでしたが、実は昨日からスマホとの接続ができなくなってしまいました。何度も本体リセットや、スマホに入れたアプリの再インストールを繰り返していたのですが、なぜかBluetoothで接続すら常時できなくなってしまって、これだとスマホの情報を手元で見ることができません。

もしかしたらこちらのやり方が悪いのかも知れませんが、本体自体が壊れた可能性もあります。もし代えがない場合はすぐに代替機を買わなければならないところですが、前の代のものをとりあえず使いながら、新しいスマートバンドがセールで安くなるのを待つことにしました。実は前の代のスマートバンドは今のスマホとすでにペアリングをしていて、本体の充電も定期的に行なっていたので、今回の場合もバンド本体を付け替えるだけですぐに使えるようになりました。

今年は、何と言ってもメインで使っていたスマホを落として紛失してしまったというとんでもない経験をしてしまったことが大いなる後悔だけでなく、常に最悪の状況を考えて便利に使っているハードを遅滞なく使い続けられるようにすることを考えながら使っていくことにしたのが、今回のスマートバンドの動作トラブルについてもずいぶんと役立ったわけです。

ブログ公開には必要なパソコンについても、今は古いパソコンを含めてかなり多くのパソコンのOSを入れ替えて使っています。ここで大事なのは、一つのパソコンをずっと使い続けるのではなく、それぞれのパソコンを同じくらいの頻度で使っていくことだと思います。なぜなら、長くパソコンを使わないことで、アプリやシステムが古くなって最新のバージョンにするには結構時間がかかるようになってしまうからです。

複数のパソコンで同じことができるようにしておくと、一つのパソコンが駄目になっても、そのダメージはほぼなくなります。データはクラウド上に保管することで、パソコンの中に残すことはあってもそのコピーを複数のパソコンで共有している状態になっているので、例えばこの文章の場合でも、途中まで作業したパソコンと、仕上げた段階のパソコンが違う場合も結構あります。旅先で書いた文章を使って作業する場合でも、旅に持って行ったパソコンを開かなくても家にあるパソコンで作業の続きができるなど、複数のハードで同じように使える環境を持つことは本当に大事だと思います。

パイオニアが光ディスク事業から撤退を発表したニュースから見えてくる? ディスク媒体の映像作品の今後

日本の電気メーカーの中でパソコン用のディスクドライブを製造・販売していたパイオニアが光ドライブからの撤退を発表しました。すでにパナソニックやソニーがブルーレイから手を引くという話がある中でのこうした流れは、個人的には不安な気がします。

最近、連休中にオンデマンドの映画でも見ようと色々探しているのですが、そんな中でアマゾンの仕組みとして、プライムビデオで会員無料で見られる作品というのがない場合、代わりに今まで販売されているディスクメディア(ブルーレイやDVD)の販売ページになっているのですが、私が見たものだけかも知れませんが、その価格が新品であってもかなり安い価格で売っているなと思っていました。

これは、もはや多くの人たちがレンタルディスクを使って映像作品を見たり、気に入った作品を購入するのではなく、毎月一定額が必要なオンデマンドサービスで映画などを見ている人が多いということなのでしょうか。

確かに、自宅の環境についてもテレビに直接ディスクレコーダー(プレイヤー機能あり)はつなげておらず、ハードディスクに録画したものを見るという形で使っています。

実のところ現状では専用のディスクプレーヤーを持っていないので、外付け・PC内蔵のドライブにディスクを入れてパソコンの画面で見るかパソコンをケーブルでテレビに接続して見るかという感じになっています。それでも、やはり複数の機器で同じように同じものが見られるディスクのメリットというものはあると思っているので、最近安くなった映像作品には魅力を感じます。

オンデマンドでネット上からいつでも見られるという映像作品視聴の方が便利だと思っておられる方は少なくないと思いますが、それが当り前になってしまうと、個人的にはちょっと気がかりなことがあります。

現在まで多くの映画などのソフトが作られてきているわけですが、そうしたものの中には現在の基準に照らし合わせて見ると、そのまま人に見せて大丈夫か? と思えるような作品も中にはあります。それは単に言葉の言い回しだけの事に終始するケースもあるものの、作品のコンセプト自体が今の時代に合わないということになると、テレビ放送は当然ですがネット配信についてもいつまで待ってもされない昔の作品が出てきてしまう恐れがあります。

ソフトをディスクにして販売するような場合は、実際に購入して物として受け取らないと見られない代わりに、現代の基準ではあまりよろしくない作品だったとしても、中古品を含め販売そのものを禁止しない限りは本当に見たいと思っている人のところで見られる可能性はあります。しかし、ビデオオンデマンドの会社が外からの批判を恐れ、賛否両論ある作品を意図的に配信(有料を含む)しないということは当然今後も可能性として出てくるでしょう。

そういう意味では、パソコンにしろテレビにつなげるにしろ、一応CD・DVD・ブルーレイの再生が可能な環境を持っておくことはこれからかなり大事になるのではないかと思います。特にパイオニアが撤退することで、パソコン用の国産のドライブが入手しずらくなるということもあるかも知れないので、気になった方は今のうちに何とかしておく方が良いかも知れませんね。

日本通信「ネットだけ!プラン」のSIMカード到着までと開通への道のりは

スマホに入れた日本通信のアプリから新規契約を申し込んでいたデータ専用の「ネットだけ!プラン」が使えるようになりました。当初はeSIMでしか契約できなかったのですが、2025年4月24日から物理SIMでの契約ができるようになりました。

私がその事を知ったのは24日の夜だったのですが、スターターパックからの契約を選んだため、スターターパックが自宅に届くまで申し込めなかったので、直接の申込みは翌日の25日(金)夕方にずれてしまいました。契約自体はスマホにマイナンバーカードをかざして内容を読み込ませることで簡単に本人確認ができ、その日のうちに申し込みと本人確認まで完了しました。

ただ、翌日と翌々日は日本通信の営業日ではない土・日にはさまってしまったので、週末には何の音沙汰もなかったのですが、月曜日の夜にSIMカードの発送連絡が来て(配達はヤマト運輸の宅急便)、その翌日の29日に何とか届きました。これが、事前にスターターパックを入手しておき、申込みの関係がうまくいけば、申し込んでから1~2日ぐらいで物理SIMが届くような感じになるのではないでしょうか。

このSIMカードは、Windows10からLinux MintにOSを載せ替えたレッツノート(LTEスロット付き)に入れました。色々試して、Linux Mintにしてもドコモ回線のnanoSIMカードならそのまま使えることを確認していたので、開通手続きを済ませた後で、届いたSIMカードと一緒に入っていた通信設定のための書類通りに設定して本体を再起動させたら、問題なくパソコンだけでインターネットが使えるようになりました。

ちなみに、届いたのは休日(昭和の日)の夕方4時頃でしたが、スピードテストを行なったところ16Mbpsくらいのスピードが出ていました。恐らく夜のゴールデンタイムや平日昼間にはスピードは落ちると思いますが、それは改めて調べることにしますがそもそもシビアに高速を求めるような使い方はしないので、個人的には問題ないかなと思います。

SIMカードの維持費を最安の月額119円にするためには、月のデータ消費量を1GB未満にする必要がありますが、そのためにChromeなどのブラウザで使える機能拡張のうち「Set Text」を導入しました。

この機能拡張は、手元で簡単に機能をON・OFFでき、ONにするとブラウザは白黒になり、さらに写真や広告は一切表示されなくなります。つまり、同じページを見るにしてもやりとりするデータ量が少なくて済むということで、月1GB未満でそれなりにパソコンのブラウザを使いたいと思った場合には役に立つのでは? と思っています。そうなると、増々このSIMで出るスピードは自分にとっては重要ではなくなるわけです。高速なドコモ本家でなくて、スピードが下がる日本通信でも良いと思ったのは、このような使い方を事前に想定していたからだったのです。

日本通信のアプリではデータ消費量についてもスマホから確認することができるので、状況によっては利用をセーブしながら、手持ちのSIMカードの中では同じドコモ回線のIIJmioと差し替えて使うのもありだと思っています。もちろん、外出先でドコモでしかまともにつながらないような状況になった場合は、月20GBまで1,200円で使えるので、いざという時の安心感も高いですね。

私の場合、使いたいハードが今のところドコモSIMでしか使えないという特殊な条件があったものの、SIMカードによるモバイル通信のできるパソコンで使うには悪くないのではと思います。今後は、外出先で日本通信によるモバイル接続を行なうとしたら、オフラインの状態でブログ原稿を書き、実際にブラウザを使って内容のアップロードを行なう時に使うようなイメージでいます。

と、このような使い方だとまずレッツノートを持ち出して単体で利用するような状況にならないとSIMカードを使ってのネット通信をすることはまずないので(自宅では光回線インターネットをもっぱら使っています)、いざという時や、テザリングをするのが面倒くさい時に使うような感じでこれからしばらくは使っていこうと思っています。

ネット検索で調べたいと思ったことが検索結果で出てこなかった場合は「複数語検索」で

世の中のネット利用というのはもはや動画がメインで、短文に動画を合わせたSNSが中心になり、私が書いているような「ブログ」というジャンルはもはやオワコンになっていると思っている人もいるかも知れません。

ただ、私のこのブログはどうかわかりませんが、自分で色々工夫して物事にあたるということは難しく、どこか誰かがやっていることにヒントを得るために「調べる」ということは大事な行動になります。以前は図書館へ行って関連図書を読み込むような事も必要ではありましたが、私の場合今では本よりもネット検索で解決できるケースもそれなりに多いです。

具体的には、今年10月でWindows10が入っているパソコンのサポートが終了するということで、最初は安く購入できてそれなりに使えるWindows11を入れてもストレスなく使えるようなハード情報を得るところから始めたのですが、新しいハードを購入しなくてもOSの入れ替えを行なうことで、Windowsではなくても普通に今までのパソコンを使えるようにした方が良いと思い、Windows11が入っているパソコンは本当に安いものだけにして、メインで使うものはLinuxにするという方針で色々動き始めました。

それから、主にLinux mintを色々な古いパソコンにインストールしていったのですが、まずLinux Mintの入手先からインストールして後の環境設定まで、ネット検索がなかったらここまでスムーズにはできなかったでしょう。一部はYouTubeから情報を得た事もありましたが、動画を見ながら情報を得ていくというのはちょっと大変で、自分でウェブに書かれた文章を読み込んで行く方が楽でした。コマンドを打つ場合も、動画ではいったん動画を止めてメモをする必要が出てきますが、ブログなどの文章で書かれたウェブサイトからの情報であれば、ポイントになるところをコピーペーストして新しいファイルにまとめ、さらに必要なら印刷をして作業中はパソコンの脇に置きながら手順確認をしながら作業をすることもできます。

さらに、普通でない仕様のノートパソコンにLunux Mintをインストールする方法については、専門の書籍などあまりにもニッチなニーズであるので、ネット上からの情報が大変役立ちました。ただ、そうしたページの存在というのはネットの海に埋もれてしまいがちになってしまっています。

例えば、私が過去に書いた特定の品番のある製品について調べようとして、その品番だけを検索窓に入れて検索を実行しても、そこに出てくるのは製品販売用のページか、レビューがあっても大手サイトによって占められており、普通の個人ブログだと検索上位に表示されないどころか、検索結果の中にも入ってきません。

個人ページで、販売サイト以外で有益な情報が書いてあるサイトを見付ける場合、単純な検索ワードでの検索はしないで、複数の検索ワードを列挙して、「何の何についてどうしたいのか」というように最低3つのキーワードを入れて検索することで、PRの文字の付いたサイトなどの後に、ようやく自分にとって有益な情報を提供してくれるサイトが引っかかってくる可能性はあります。逆に言うと、今のネット検索は単純に一つの言葉だけを検索ワードにしても思ったような結果にならなくなっているという感じでもありますね。

単純な言葉検索でそうした情報を引き出したい場合は、XのようなSNSに単純なキーワードを入れることで、その事について言及したつぶやきが出てくる中、ネット記事やブログにリンクを貼っているつぶやきを見付ければ、それをとっかかりにして調べることはできるようになっています。昔と比べると複雑にはなってきていますが、それでもまだ個人など小規模で書かれているブログは私にとっての良い情報源として活用できています。
そうして得た情報があるので、逆に自分でもわかった事をブログに書いておこうという気になる部分もあります。時代の流れて長文は嫌われる傾向にあることはわかっていますが、やはり長文で書かないと伝えられないと思う事もありますので、私自身はこのスタイルは変えないでやっていこうと思っています。

日本通信の「ネットだけ!プラン」で物理SIM選択可能になったので最安値?で契約へ

以前紹介した日本通信のデータ通信専用プラン「ネットだけ!プラン」ですが、発表当初はeSIMでしか契約ができない仕様になっていたのですが、ようやく物理SIMでも申し込むことができるようになりました。以前からこのプランはドコモSIMで提供されるということで、手持ちのLTEスロットのあるノートパソコン・中古のレッツノートでのドコモSIM利用可能を確認しているので、このタイミングを待って契約する方向へと進むことにしました。

まず、日本通信の場合契約事務手数料を無料化する方法はないものの、スターターパックを使えば多少(千円弱くらい)は安く契約できるので、ネット通販でスターターパックを購入するところから始めることにしました。日本通信の場合は購入後メールで登録用の番号を教えてくれるような形ではなく、物理的な発送によって届くので、ちょっとタイムラグはあるものの、この手間だけでもやるだけで手続きのためのコストは抑えられるので、よほど急いでいる時でなければ、「スターターパック導入」から本手続きという流れにする方が良いと思います。

日本通信では契約の場合、スマホに専用アプリを入れてそこからマイナンバーカードをスマホにかざして本人確認手続きをすることで契約を迅速に進めることができるようになっています。ですので、今までスマホに入れていなかった日本通信のアプリを入れました。一応、日本通信の契約は、母親用に「合理的シンプル290プラン」(5分定額を付けても税込683円で維持できる)を自分名義で契約しているので、回線を追加という形になります。

基本的に、契約したSIMはレッツノートのSIMスロットに差し、旅行など外出の際にちょっと使うくらいなので普段の利用については月1GB未満の料金である月119円で推移すると思います。私が加入している他社の契約をここで改めて見直すことで、この料金負担をほとんど無くせることも今回の加入を後押ししました。

というのも、スペア用のスマホにIIJmioの同じドコモ回線のSIMカードを入れているのですが、今までは月5GB(月950円)で契約していたのですが、実際のところそこまで使っていないながら、IIJmioは翌月までのデータ繰越が可能なため、いざという時には最大10GBの高速通信を使えるようにしていたのですが、これをプラン最安の月2GBプランに変えると、月額は100円安い850円になります。これで日本通信の回線を増やしても、IIJmioの方で基本低速で使いつつ、いざという時に最大4GB(月2GBの倍)の高速クーポンで間に合うなら、月19円の負担で同時に使える端末(回線)を増やすことができます。

将来的に、もしかしたらIIJmioを解約してドコモSIMを日本通信一本にするという可能性もありますが、IIJmio(850円)と日本通信(119円)の二回線で969円/3GB(高速通信をまるまる繰り越すような使い方では5GBまでは同額で利用可能)というのは意外に悪くない感じもします。旅先でレッツノートで作ったブログの内容をアップロードするくらいだったら、ほとんどデータ通信は使いませんし、他にある回線を使ってレッツノートをテザリングで使う選択肢もあるので、私の場合は今回の日本通信のデータ通信SIMは最低料金での運用がベストかなと今は思っています。

ちなみに、アマゾンで日本通信SIMスターターパックを前日の深夜に購入したら、翌日夕方にはもう自宅のポストに届いていたので、早速申込の手続きをしました。マイナンバーカードを読み取らせる前に、アプリの方で二種類の暗証番号を事前に入力しおき、その後でマイナンバーカードをかざすことで内容を照合するような形になっています。マイナンバーカードで本人確認をすると、マイナンバーに登録された内容がそのまま日本通信に伝わるので、以前運転免許証をカメラで撮影して本人確認していた時より早く確実になりました。

免許証の内容と申込内容を確認するには結構時間がかかりますし、住所の枝番表示が「−(ハイフォン)」でなくひらがなの「の」に変わっているだけでも本人確認不可になってしまった経験があるので(その時は免許証の表示に合わせて申込時に同じように入力する必要があった)、マイナンバーカードでの手続きは迅速で間違いがないという点で優れていると思います。

私の場合はすでに別回線でクレジットカード支払いを行なっていたのでその必要はなかったのですが、新たに契約したり回線によって支払い方法を分けたい場合には改めてのクレジットカード情報の入力が必要になります。ともあれこれで、旅行へ行く場合には旅行用のパソコンとしてLTE通信が可能なレッツノートを持っていく体制が整いました。実際に届きましたら、時間帯によるスピードの変化や、ウェブの画像カット&モノクロ画面表示でデータ通信量を節約してブログ更新した場合のデータ使用量などがどのくらいになるのか改めてれぽーとさせていただこうかと思っています。

日本のスマホも中古の売買およびメンテナンス利用が当り前になっていってくれれば

現状では今使っているスマホを買い替える予定はないのですが、いきなり落としたり失くした場合の対応は仕方ないにしても、今使っているスマホがOSやサービスを提供するアプリが使えなくなって買い換えを余儀なくされた場合にどうするかという事は、しっかりと考えていかないといけないと思います。

ちなみに、私のスマホはずっとAndroidです。iPhoneを使っている方は、次もiPhoneという形での選択を続けていけば良いので簡単だろうと思うのですが、Androidのスマホは実に様々な種類・メーカーがあるので、迷いが出てきてしまいます。

もし、AndroidでもiPhoneのようにOSの長期サポートがあることを求める場合には、Androidを開発しているGoogleが出しているスマホ「Pixelシリーズ」があります。最新のPixel9aはAndroid22まで対応(現在はAndroid15)することを発表しており、128GB79,900円は、高いことは高いですが、壊さずに使い続けられるなら、現在のAndorid14からアップデートできるかどうかわからないAndroidスマホを何台も買い続けるよりも利用コストは安いのではないか? という気もします。

同様に以前の機種でもPixel8aがAndroid21まで、7aだとAndorid18まで、さらに古い6aでもAndroid17までアップデート予定が出ています。スマホをおすすめするサイトでは、中古で状態の良いPixel7aあたりを4万弱くらいで買って長く使うのが無難ではというような指摘をしているところもあります。

現在のスマホ中古市場は、地方によってはあまり魅力的な端末が安くないような場合もあり、通販に頼ってしまうというような所があります。私もそうした通販サイトを利用して何回か中古スマホ(未使用品もあり)を購入していますが、実際に届いてみないとわからない部分もあります。この辺がもう少し何とかなり、中古でスマホを購入したり今使っているスマホを下取りに出していくらか安く新しいスマホの購入資金として使えるような事が普通になってくると、状況も変わってくるのではないかと思います。あと、内蔵電池の交換やちょっとした部品の交換なども住んでいる場所にあるショップで普通にできるようになると良いのですが。

あと、私が考えていてこのブログでもたびたび紹介するスマホの買い替え時期についてのポイントが「スマホと直接通信できる通信衛星を利用可能な端末であるか?」ということです。これについても新しいiPhoneであれば衛星通信モードが付いていたりするので、その情報を見れば自分がどのiPhoneを買えば良いのかわかりますが、Androidの場合は先述のPixelシリーズか、Galaxy S25(13万弱とそれなりにお高い)くらいが今私が認識している機種であるのですが、実際にサービスが開始されると具体的な対応機種が発表されると思うので、その中で安く買えるものという感じで考えるのも一つの考え方であるとは思うのですが。

昔は安くスマホを購入するのに、キャリアをまたいで回線の乗り換えを行なうことができていたのですが、最近はキャリアと電子マネー(ポイントサービス)が連携しているので、常に複数の回線を持っているような人でないと、安くスマホを買えても今までお得に貯められていたポイントが貯まらなくなる可能性も高くなってしまいます。

現在はMVNOの多様さというものも過去と比べると少なくなってきて、結局のところ楽天を含む4キャリアかキャリアのサブキャリア(UQ・povo・ahamo・Y!mobile・LINEMOなど)で囲い込まれているような感じになってきてしまっています。

そうなると、既契約者に対する機種変更を安くキャリアがやってくれるようでないと、ユーザーはなかなか安くスマホを買えなくなります。となれば、やはりスマホの中古市場がさらに活発化するしかないと思います。

私の場合、とりあえずは今メインで使っている楽天モバイルが打ち出している2026年からのスマホと直接通信できる通信衛星が使えるスマホをサービス開始時に使いたいということがあるので、安く買えるキャンペーンなども探しつつ、地道にスマホ用の貯金をしながら自分で今後長く使えそうなPixelを中心にして、衛星通信が使えそうなスマホをリストアップしていこうと思っています。

povo2.0を約一年間寝かせられる「1GB(180日間)」トッピングのコストについて

昨日、povo2.0の方からメールが来ました。約3ヶ月前に契約した契約回線を休眠させていたので、どうぞトッピングをお願いしますという内容のメールです。

メールの中味は契約開始時から60日間新たなトッピングがない人にメールを送るのだそうです。当初から契約開始から180日間経過すると契約解除になるのがpovo2.0を休眠回線にされている場合の注意点でしたが、「順次利用停止」ということがメールに書かれていました。今後、povo2.0の運用がどうなるかはわかりませんが、こうしたストレートな内容のメールを順次出してくるということになると、契約して休眠している側もきちんとした対応が必要になることはわかってきます。

メールでは、同じ1GBのトッピングでも有効期間の長さによって、契約解除になるまでの期間を長く取ることができるという提案が書かれていました。メールが来た2025年4月現在、同じ1GBのトッピングの有効期間の違いで料金は以下のようになっています。

・7日間有効1GB 一回390円
・180日間有効1GB 一回1,260円

細かくこれらの数字を見ながら計算すると、7日間有効の方は、高速通信は7日間で使い切らないと無駄になってしまいますが、低速のままで回線を維持できる日数は180日+7日で187日になります。このパターンで一年間回線を維持するためには、もう一度ぎりぎりのタイミングでトッピングをすると、372日で780円で、多少トッピングの時期を早めても一年間780円で維持できることになるので、これを月割にすると65円/月となります。

もし全く使わない期間が多くあって、povo2.0をもしもの時のお助け回線として使いたいなら、180日間有効のプランが良いかも知れません。ただ、180日を過ぎると低速でしか利用できなくなるので、そのディメリットを無くすためには180日毎のトッピングをすることも考えられます。今回はその二つの場合についてのコストを出してみます。まず高速クーポンが切れてもそのまま低速で残りの180日を持たす場合、利用日数は360日と一年にちょっと足りなくなりますが、月割にすると126円/月となります。また、高速クーポンが消えたタイミングで再トッピングをする場合は単純にその倍の252円/月となります。

こうなると、ちょっとコスト比較をしてみたくなります。最後に紹介した常に1GBのトッピングを繰り返すような場合、この金額だと日本通信の「合理的290プラン」の存在が頭をよぎります。こちらは月額290円とpovo2.0より高いですが、更新の必要はなくデータ通信量は毎月1GBあって、追加したい場合は1GBあたり220円と、それなりに実用的です。通話料についてもプレフィックス番号を入れずに30秒11円とpovo2.0の半額です。少ない金額でもそれなりに使うなら、ドコモ回線で問題がなければ、日本通信の方が使いやすいのではないかと思います。

180日有効なトッピングを一年毎に更新するケースでは、同じ日本通信のデータ専用回線とほぼ同じくらいですが、日本通信のデータ通信は1GBを超えると119円から一気に1,200円になり、通話・SMSもできないので、もしもの場合の回線としては月65~126円で手間はかかってもこまめにトッピングをした方が良いのではないかという感じはあります。

そもそも、povo2.0を休眠回線にしようと思っている方は、その回線しか使っていないのではなく、他にちゃんと使える回線を確保した上で契約していると思いますので、きちんと契約日・トッピングをした日を管理した上できちんと更新していくことができるなら、年に1回ないし2回のトッピングのスケジュールをきちんと実行するだけで現在は利用できるので、その恩恵を受けるのが良いと思います。ただ、こうしたサービスもいつまで続くかはわからないので、トッピング料金の値上げなどがされた場合も慌てずにどうするかを想定しておくことも大事だと思います。