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IIJmioのeSIMデータ専用ギガプランの速度変化を測定して今後の使い方を考えてみる

前回紹介し、契約したばかりのIIJmioのeSIMデータ専用ギガプランについて、今回は簡単にスピードテストをしてみることにしました。まず前提としてIIJmioはMVNO業者なので、大手キャリアから回線を借りている関係上、大手キャリアや大手のサブブランドと比べると同じ品質の通信については我慢しなければならない事は重々承知して契約しています。ただ、同じMVNOでもIIJmioとは別の考え方でユニークなプランを提供しているmineoとは違っていました。

ちなみに、MVNOの場合には多くのユーザーが集中する平日の昼間(午後0時~1時)にはスピードが落ちる傾向にあるのですが、mineoでは平日昼間のスピードを最大32kbpsと極端に遅くなる代わりに、他の時間は中速で使いやすい最大1.5Mbpsをキープできる月額990円の「マイそく」というプランが有りますが、やはり平日昼間にほぼ何もできないくらいのスピードに落とされるというのは、ちょっと自分的に我慢できなかったので加入したものの結局解約してしまいました。

さて、問題になるeSIMデータ専用ギガプランのスピードがどう変化するかという事で調べてみたのですが、他サイトで実際に契約してみてのデータ速度について書かれているものを見ました。IIJmioも昔は平日昼になると300kbps台にまで速度が低下していたそうですが、今では2~6Mbpsくらいまで出ているという事でした。

実際、月曜日のお昼に計ってみたところ、低速時にはそれ以外の時間には余裕で300kbps出ていたスピードも200kbps台に下がり、バーストの速度も上がって500kbpsくらいという感じに少々遅くなっているという感じでした。そして、高速クーポンをONにした場合には、それまで30Mbpsくらいで推移していた速度が、2~3Mbpsくらいまで落ちていました。ただ、平日昼にこれくらい出ていれば、外で動画を見ることも可能です。スポーツ中継など、時間を待ってくれない注目のライブ配信など、mineoでは全く見られない動画もIIJmioなら見ることができるようになるわけです。

基本、アプリで常に低速にしておいて、低速のままだと支障が出るようなシチュエーションに高速を使うようにすれば、月5GBでも何とかなるでしょうし、旅行などでずっとテレビ放送を車内で楽しみたいというような場合には、IIJmioでなくpovo2.0のトッピングを使うという選択もできます。
そもそも、通話はもう一つのスマホに入れている楽天モバイルの回線を使い、LINEはLINEMOから接続しているのでデータフリーで使えるようになっているので、そちらの方のデータ消費がないというのも、わざわざ2台体制にして用途によってハードを分けているメリットでしょう。IIJmioのデータ通信では、スマホ本体での利用とともに、タブレットやChromebookでテザリングして使う事も考えているので、その中で月5GBというデータ量が間に合うのかをこれから色々なところで使ってみて、足りない点があればまたその時に次のプランを考えるという形で行こうと思っています。とりあえず、日常生活の中では今の組み合わせでオールタイム不満は感じなさそうなのでほっとしました。


ついに格安プランでモバイル回線を回すことになりIIJmioのデータ専用ギガプラン契約

人によってモバイル回線のプラン設定には色々と考え方があると思います。大手キャリアから変えて使い勝手を変えずに使いたいということならば、回線の違いでつながりにくさはあるにせよ、ドコモ回線のahamo、楽天モバイルならばいくら使っても(ahamoは20GB以降は最大1Mbps)データは普通では使い切れないでしょうし(楽天モバイルなら無制限)、電話についてもahamoなら5分までの通話は定額で、楽天モバイルでもRakuten Linkアプリを使えば一部例外はあるものの電話も定額になります。

auやソフトバンクでも、サブキャリアでは同じようなプランでどれも月額3千円くらいで利用できます。自宅にインターネットを引いていない場合でも、こうしたプランを使えば、スマホ利用に関してであればまず不満を感じることはないのではないでしょうか。

私の場合はまず、自宅に光回線を引いていて、自宅でインターネットを使う時にはモバイル回線を使いません。外で使う場合には基本的にはメールやメッセージ、ウェブ閲覧や少しマルチメディア(動画や音楽など)にアクセスするくらいなのですが、毎月の高速データ通信の使用頻度が少ないのに、その分のお金を払い過ぎているという感じでした。

具体的に言うと、最大20GBまで高速のプランに入っていても、毎月使い切れずに高速クーポンを余らせてしまうような事になっていたので、それならば毎月の利用金額を下げながら、いざという時には追加して使えるようなプランに移行するということで、今回データ通信用に契約していたNUROモバイルのNEOプラン(20GBまで高速・超過後は最大1Mbps)を止めて、IIJmioのデータ専用ギガプランを契約しました。

最近は回線変更で安くスマホを買えるようなプランもありますが、今回は初期費用も掛けたくなかったのでAmazonで安くなっていたスターターパックを導入することで初期登録手数料を0円にして、SIMも発行手数料を安くでき、さらにはお特なプランのあるeSIMにしました。

IIJmioの場合、専用アプリから高速と低速の切り替えがどのプランからでも可能です。使い残した高速クーポンは翌月までの繰越が可能になりますが、月440円で維持できる月2GBのプランよりももう少し使える高速クーポンの多い、月660円の5GBプラン(ドコモ回線)にしました。外で使う場合は3日間366MBという低速回線の制限のあるIIJmioですが、低速でもバースト機能で出だしは1.5Mbps出ることもあり、その後はだいたい300kbpsくらいで安定します。そのくらいのスピードであれば、バックグラウンドでプッシュ通知などを受ける場合もそれほどストレスをためずに情報を入手させることができます。そうして節約していけば、月5GBプラス残った容量で合計10GB未満で運用ができることになり、これだけの容量があれば突発的に大容量の通信を行なわなければ十分でしょう。

eSIMはネット内で完結し、データ通信専用SIMは本人確認書類は必要なくクレジットカードの登録だけですぐに開通しました。ちなみに、登録したスマホはeSIMを一回線使えるタイプなのですが、もう一回線は物理SIMのpovo2.0を差しています。もし繰越分を含めた高速容量を使い切った場合には、povo2.0のトッピングを使うことになります。povo2.0は電話も使えるので、2回線入れたスマホの維持費は合計でも月700円かからないということになります。

これとは別に通話用の楽天モバイルの回線とソフトバンク回線のLINEMOミニプランが入ったRakuten Hand 5Gを持っていますが、こちらの方はデータ通信をほぼLINEMOで行なっていて、月の利用量は十分3GB内で収まるので、こちらの方の維持費は約2千円となり、今回のIIJmioとpovo2.0回線の入ったスマホと合わせても、約2,700円と三千円を超えません。

この金額は、当時携帯電話の基本料金が高かったために契約したPHS(DDIポケット)の基本料金とほぼ同じです。当時はデータ通信も通話料も別料金だったのですが、現在はこの組み合わせで通話無制限、データはこの金額で4回線分を合計すると(楽天モバイルは3GB未満で計算)、月11GBプラスIIJmioの繰越分が使えて、さらには国内の全てのキャリアを契約しているのでトラブルにも強い組み合わせになっています。

一つ注意する点があるとすれば、ドコモのSMS付きデータ通信専用プランと、私の加入したデータ専用eSIM(これもドコモ回線)では無料で利用可能な5Gオプションが使えないということですね。これは実際、契約してからわかったことなのですが、これは複数回線を使っていることもあり、どうしても5Gの超高速が使いたい場合は他の回線を使うという前提で利用していきたいと思っています。

今後、状況によっては月ごとにIIJmioのデータ容量を変更することも可能になるので、本当に使わない状況が続いたら、一時期月440円の2GBプランに変更すればさらに安くなりますね。ただ、気楽に外でも動画を見たいということになると、現状の月5GBの方が安心して使えると思います。ともあれ、これから使いながらこの組み合わせの良いところ悪いところを見極めていこうと考えています。皆様のご参考になれば幸いです。


新幹線車内で新幹線のフリーWiFiを使ってChromebookのリモートデスクトップを試みてみました

たまたま先日新幹線に乗る機会がありました。乗ったと言っても東京から静岡という短い区間で、さらに自由席で隣の人もいたため、パソコンを出してせいせい使えたのは小田原~静岡間とかなり限定されましたが、N700系の新幹線の窓側に座り、コンセント(コンセントは窓側にありパソコンやスマホなどの充電に使えるようになっているのです)から給電をした状態で車内のWiFi(Shinkansen free WiFi)に接続することができました。新幹線のWiFiは定期的に使っていないと再度登録(SMSによる2段階認証)が必要になりますが、何とかそこをクリアして、小田原から静岡へ到着するまでネット接続を試しましたので紹介します。

まず、気になる速度は、携帯電話の電波を使ったインターネットを車内の人数で利用し合う形式のため、使っている人がいればいるほど遅くなりますが、私が使った平日夕方では6~11Mbpsくらいで、しかも走行中ということもあり安定しない時もありました。Chromebook単体で、オンラインにしながら各種サービスを使う分についてはほとんど影響がなく、ここまでの文章も新幹線の車内からスムーズに書いています。私自身のタイピングスピードはそこまで早くはないものの、それなりの速度は出るため、ネットの状況によっては待たされるような事もあるのですが、単体利用では大丈夫でした。クラウド上のファイルをいじってもそれほど問題はありませんでした。ただし注意点がありますので、それは後で書かせていただきます。

そして、外から自宅にあるデスクトップパソコンを起動させた上でリモートデスクトップを使った時は、スピードの遅さというよりもネットの不安定さというのが原因だと思うのですが、なかなかウィンドウが開かず、ファイルエクスプローラーを使った操作ができなかったり、突然リモートデスクトップの接続が切れたりしてしまいました。ブラウザーによるGmailの操作はスムーズでしたが、安定して速度が出るような環境でないとリモートデスクトップを快適に使うのは難しいかなという感じはしたものの、最低限のことは新幹線の中で、さらには自分でモバイル接続を使わなくてもできるというのは確かに便利だと思います。

しかし、新幹線のフリーWiFiは、30分使うと自動的に回線が切れるような仕組みになっているので、うまく使えないとか、オフラインの表示がネットサービスで出た場合には、改めて最初に設定した画面を出して改めて接続手続きを行なう必要が出てきます。この時間制限はなかなか使い方によってはつらいところがありますが(動画閲覧など)、長時間新幹線に乗ってずっとWiFiに接続していたいという方は、時間の経過を確認しながら30分毎に接続のし直しを行ないましょう。

私の使っているChromebookは、スマホとペアリングしておくと、Chromebookの方からの操作でスマホからのテザリングを行なってネット接続できるのですが、その場合はスマホの電池消耗および、スマホに入れた回線の高速通信を消費してしまうのが問題になります。ここまで見てきたように、新幹線のWiFiには色々な制限はありますが、窓側に座ればコンセントの利用ができ、ノートパソコンなら電池の減りを気にせずに使えますし、乗る時間が長ければかなり使えると思います。

N700系の新幹線は「こだま」でしたが、座席でパソコンを開いてインターネットが使えるということになると、個人的な感想ではありますが、多少時間がかかった方が良いこともあるので、こだまの全駅停車も気にならなくなります。JR東海では「こだま」限定でドリンクチケットが付いて運賃も安い「ぷらっとこだま」という商品(きっぷではなく旅行商品になります)があります。この商品なら指定席が利用できるので、コンセントの付いている窓側を事前に取ることもできますし、グリーン車の設定もあるので、のぞみやひかりと違って時間がかかることを逆手に取って、ゆったりと快適な時間を車内で過ごせるように、ネット環境を使えるようにすれば、さらに旅は楽しいものになると思います。

 


USB電源で回せるミニ扇風機は冬でも持っていると便利なこともある

2023年は11月に入ってもまだ日中暑い日が続いたので、エアコンを室内で使わないまでも扇風機は出したままにしていたのですが、さすがにここ数日は一気に冷えこんだため、本体に付いたホコリを取り払って今まで出ていた扇風機を片付けました。

ただ、今住んでいる部屋の気密性がそこそこあるせいか、熱いお風呂に入った後には扇風機で髪を乾かしたり、ちょっと火照った体をクールダウンさせたいと思う時もあります。そこで、以前このブログで紹介させていただいたUSBから電源に接続することで回るミニ扇風機を使ってみることにしました。製品の内容については以下のリンクをご覧下さい。

モバイルバッテリーに接続可能なUSB接続の手持ち扇風機は手元でON・OFFできるスイッチを別購入して使うと便利

室温自体は夏より下がっているので、小さなUSB扇風機を回すだけでもほてった体を冷ますのには有効で、わざわざ改めて扇風機を出してこなくても十分な仕事をしてくれました。本体とプロペラを外してまとめるとかなり小さくなって持ち運べ、私はメガネケースにじゃまにならないように放り込んでいるので、普段から意識することなく持ち運んでいたのですが、状況によってはオールシーズン使えるものでもあると思います。

旅行で温泉に行った時など、温泉に入りすぎてしまうと、体の内面からどんどん温まってしまうので、真冬でも扇風機が恋しくなってしまうことがあります。暑がりの方は特にこういったものを持っていると、いざという時には便利ではないでしょうか。

こうしたものはモバイルバッテリーに接続するだけでなく、汎用のUSB出力のあるACアダプターでも使えます。最近、最大65W(PD出力)の小さなACアダプターを買い、新たに毎日持ち出しているカバンに入れて持ち運んでいるのですが、こうした高出力のACアダプターは、今使っているChromebook(ノートパソコン)・スマホ・タブレットの他にこうしたものを使うために利用可能ということで、良い時代になっていると思います。

私が初期にモバイルコンピューティングを実践した時には、ノートパソコンはAppleのPowerBookという14インチのノートパソコン(表示は白黒)を使っていたのですが、付属するACアダプターは「煉瓦」と言われるほど大きく重く、バッテリーも保たないので、予備バッテリーも一緒に持ち運ぶととんでもない重さになるだけでなく、ノートパソコンしか充電できないという不便さを我慢しながら出先でのインターネットを使っていたころが夢のようですね。

そうした環境を実践するためには、まずは小さくても汎用性のある小型高出力のACアダプターを入手することと、高出力でも耐えうるケーブルを同時に用意すること。さらにUSB端子に差すことで使える色々なものの中で、自分が使えそうなものをリストアップし、日々持ち歩くものの中に加えることが大切になります。改めて今後出てくるUSBで動く便利アイテムの中で、トレードすることもあるかも知れませんが、それはあくまで毎日持ち運べるくらいの量にとどめて、また面白そうなものがあればこのブログで紹介させていただこうと思っています。


スマホの寿命のカギとなるOSのアップデートでAndroid13が降りてきたArrows We

昨日、たまたまスマホに関するニュースを見ていたら、ドコモが発売していたArrows We F-51Bについて、ソフトウェアのアップデートを開始したことがニュースになっていました。Arrows Weの販売は、経営に行きずまったFCNTが行なっていましたが、先日Lenovoが経営への支援を表明し、事業を継続することになったことがニュースになっていたのは少し前の話でした。

今回、Android OSのバージョン13が利用できるようになったので、私の母親が使っているF-51Bのアップデートを行ないました。これで、私自身が使っているスマホよりも新しいバージョンのOSを使えることになるので、状況にもよりますが、私の今使っているスマホより製品寿命が長くなる可能性があります。今のところ、2台使っているうちバージョンは11と12なのですが、基本的にはよく使うアプリの方で古いOSのサービスを終了したら、そのタイミングで代えるようにしようとは思うのですが、恐らく今後も、たまたま安く入手できるチャンスがあるような携末を選ぶようになると思います。

実は、母親のArrows Weについても、そろそろ新しいスマホに代えるための情報収集を行なおうかな? と考えていたところだったので、まだ当分そうした事は考えなくても済むことになり、正直ほっとしています。電話自体が使えなくなることはありませんが、通話の補助的な役割として使ってもらっているLINEが使えなくなるようだと、日々の連絡や、例えば写真を送ったり送られたりといった親族とのコミュニケーション自体がおかしくなってしまいます。LINEについては、新たなポリシーの同意をしたことで、一時期使えなくなったものの今では普通に使えているので、その点では問題ないのですが、今回のアップデートで多少使い勝手が変わる場合にはその内容を確認した上で改めて説明する必要がありますね。

その点はニュースの中でも新たな機能というものが紹介されていました。ちなみに、母親はスマホをほとんど使いこなせないので、画面を「シンプルモード」にしているのですが、バージョンアップ後には自動的に「かんたん電話」という文字が大きくわかりやすいアプリが画面下に表示されるようになります。電話を掛けたり受けたりすることについては、これで何とかできそうなので、画面の表示をしっかり見て操作してくれればと思っています。さらに、シンプルモードの場合には大きく表示をするために限られたアプリしか画面上に並べられないのですが、画面下から上にスワイプすると、入っているアプリの全部表示が可能になり、それは本人がというよりも、私の方が必要なアプリを探して操作をしてあげる時に役立ちます。

私が母親のスマホをarrows Weにしたのは、マイナンバーカードの情報をICチップに入れて、通常はマイナポータルサイトにマイナンバーカードをかざしてログインしなければならないところを、本体のそうさだけでログインできるようにできる対応機種だからで、その結果こうしたOSのアップデートも続くような事があるとしたら、今後廉価版のスタンダードスマホを選ぶ場合は、単におサイフケータイや防水対応を見るのではなく、マイナンバー関連の情報もきちんと把握しておけば、今後のマイナンバーを使った行政がどうなるかはわからないものの、やはり長く使える端末になりやすいのではないかと個人的には思います。特に今後マイナンバーカードを取る気がない人でも、世の中の流れという点で見ていくと、いざという時に使える使えないという形で差が出てくる可能性はあると思います。というわけで、私自身も次にスマホを買い換える場合にはおサイフケータイ・防水とともにマイナンバーカードに対応しているかどうかを購入への条件にしようと思っています。


毎月の料金は安くてもそこそこ使えるモバイル通信を利用するためにはデュアルSIMの端末が必要

過去にも書かせていただきましたが今月末を境に、現在のスマホのプランを変更する予定です。外出先でも安定して動画などデータ通信を十分に使えるように、高速通信を使い切っても最大1Mbpsで利用可能なプランにしているものの、外でデータ通信を使うことはあまりなく、高速クーポンが毎月20GBあって、しかも翌月に繰越可能というのに、毎月2~3GBしか使っておらず、相当な量の高速クーポンを流してしまっているので、今までの使い勝手を犠牲にしないで改めて通信費用を見直そうと思っています。色々と考える中、自宅に安定した固定回線を持っているのなら、モバイル通信は最低限でキープしながら、どうしても必要な場合には今ある回線に追加できるプランを選んだり、さらに基本的なことですが、平日昼間に一気にスピードが落ちるようなMVNO回線については、いつ使うことになるのかわからないため、過去に契約していたmineoのような平日昼に遅い代わりに安いというような回線は今回はパスすることにしました。

安い回線でそれなりに使えるようにするには、最近のスマホにはその機能が多く付いている「デュアルSIM」が使えるスマホを選択することがまずは大切です。今回は通信費を安く上げるため、2回線のうち1回線は物理SIMではなくeSIMが使えるものがベストです。もちろんeSIM専用で2回線が使えるスマホでも良いのですが、スマホが使えなくなり、緊急避難的に別のスマホでもその回線を使うような場合、まだeSIMだと使えないスマホで回線を使うようなケースもあると思います。私のところにも物理SIMにしか対応していない、現在使っていないスマホを使うケースも想定しているのです。

今回、私が想定している組み合わせの中で、あえて音声通話もデータ通信もそこそこ使えるプランについて紹介してみます。まず、音声通話は通話定額(5分)で最安なpovo2.0のトッピングをおすすめします。というのも、何もトッピングをしなければ0円でも維持をすることができますが、180日間トッピングをしないままだと強制的に解約になってしまうのです。もちろん、きちんとスマホのスケジュールできちんと管理をしていけば、180日毎にエンタメトッピングの中で最安のsmash.使い放題24時間(一回220円)を利用することで、毎月約37円で回線維持ができます。au回線なので通信は平日昼でも遅くなることなく、待ち受け用として問題ありません。発信する場合に通話料がかかりますが、私の場合でも連絡はメールやメッセージアプリを使うことが多いので、「LINE」や「+メッセージ」アプリを利用すれば、単に回線を維持するだけでなくそれなりに使えるようになるでしょう。通話定額を付けるというのは、うっかりトッピングを忘れて知らないうちに解約にならないためと、ちょっとした用件で電話を使っても、毎月の利用料金が変わらないので通信料がわかりやすいということになります。

ただし、通話トッピングだけだとpovo2.0はデータ通信がまるで二段階規制を食らったくらいの遅さ(60kbpsくらい?)になってしまうので、アプリやブラウザ、動画などを外出先で見るには適していません。そこで、スマホにもう一つの回線を入れて、基本的には通話を「povo2.0」にし、データ通信をもう一つのプランに分けるのです。その候補として最適だと思うのが、IIJmioのギガプランのうち、データ専用でeSIMのプランになります。

このプランは毎月2GBだと月額440円で、5GBだと660円になります。専用アプリで高速と低速の切り替えが可能で、低速でも最大300kbps出るので、LINE通話にも対応可能です。平日昼間の速度低下については、mineoまでは遅くならず、私が見たブログでの報告ではお昼の時間でも何とか動画閲覧にも使える1Mbpsくらいは出ているようです。ただし低速通信には3日間で366MB使うと、povo2.0くらいの制限が付く規制がかかるので注意です。

ですから、こうした細かい事がわからず、気にしないで使いたいという場合には5GBの660円のプランで契約し、povo2.0の5分定通話定額のトッピングを付けた回線と同時使用で、月1,210円で回すのが良いと思います。IIJmioのデータプランは翌月繰越ができるので、前月に余った分と5GBを毎月使えるので、そこまで頻繁にデータ通信をしなければ、十分この金額で収まるはずです。

月額1,200円前後ということでは、日本通信の「合理的みんなのプラン」が月額1,390円で、月70分無料通話付・データは月10GBというのが競合します。毎月10GBくらい使う方や、たびたび通話時間が5分より長くなってしまう場合には日本通信のプラン一本(日本通信はドコモ回線)でというのは十分にありますが、今回説明した2回線はauとドコモの回線を同時に使うので、もしどちらかの回線が使えないような場合でも、最低メッセージやメールでの連絡は可能です(ドコモ回線のIIJmioはデータ通信専用なので)。さらに、5GBで契約しても、使っているうちにそこまでデータ通信量がいらないということであれば、2GBのプランに変更して月990円で回せます。この金額は通話定額なしで月3GBくらい使えるプランの標準的な金額なので、それなりに使えて安く使える2つのプランを併用するのは、悪くない選択だと思うのですが。

通話定額を付けず、できるだけ安く使いたい場合は、povo2.0の利用管理をしっかりやる前提であれば、もう一回線をIIJmioの2GB契約にすれば、基本料金は毎月約477円で済みます。データプランの中で毎月他の容量のプランに変えることもできるので、意図的に2GBと5GBを交互に変更すれば、使える容量の割には価格は安く、月平均587円で使えるようになります。私の場合は基本2GBにして、必要に応じて翌月に5GBにするか、旅行の際などにはpovo2.0の24時間データ使い放題のトッピング(一回330円)を使うことで何とかなってしまうのではと思っています。

ちなみに、過去に私はpovo2.0の低速のSIMを入れたモバイルパソコンでブログの更新を行ないましたが、私のブログはテキストデータが主なので、多少時間はかかったものの、低速のみでも何とか更新は可能でした。もちろん、リモートデスクトップをしたり、動画を長時間見るような時には一気に高速クーポンを消費しますが、その時にはその都度povo2.0の24時間データ使い放題のトッピングを付ければ問題ないでしょう。常に出張で作業を行なうような状況になったら改めてその使い方に合った回線に変えれば良いので、大事なのは常に自分の契約している回線に縛りを付けないようにしておき、状況が変わったらすぐに新しい契約に乗り換えられるような体制を取ることではないかと思います。

それよりも大事なのは、今回紹介したような2つの回線が同時に使え、なおかつeSIMに対応可能なスマホを持っておくことだろうと思います。最近はスタンダードモデルでもデュアルSIMやeSIMに対応するものは出ているので、スマホを買い換える場合はそうした事も意識しておくことが大切でしょう。いざという時の選択肢を増やすという意味でも、まずは対応するスマホを入手する算段を考えましょう。


自宅光回線の速度を定期的にチェックし導入時のスピードの維持について意識してみよう

自宅の回線を光回線に変えて、全く速度には不満なく使っていたのですが、先日久し振りにスピードテストをしたら(実際、スピードテストをする必要も感じていなかったのです)、何と導入当初よりも3分の1の速度になっていたのには驚きました。ちなみに、自宅での最速値(理論値)は100Mbpsで、当初は90Mbps台の数字がばんばん出ていました。

しかし、光回線を使い始めてまるまる半年くらいずっとそのままにしておいて、たまたま昨日計ったところ、何回計測しても30Mbps程度しか出ていなかったのにはびっくりしました。もちろんそのくらいのスピードでも十分ネットは使えますし、大画面のテレビで動画を流して見るような使い方でも速度低下を感じることはありませんでしたので、まさかこれほど速度が下がっている現実を見てしまうと、やはり焦ります。

そうした場合、一般的に言われているのは光回線用のモデムおよび、WiFiルーターの再起動なのですが、ネットでちょっと調べたところによると、再起動のため電源を落とすのは先にWiFiルーターにして、その後にモデムにし、次に電源を入れ始めるのはモデムの方を先にして、電源ランプの点灯を確認したところでWiFiルーターの電源を入れるような順番が良いそうです。

その通りに行なってしばらく回線が安定するのを待ち、再び全ての機器がインターネットにつながっていることを確認した上でスピードテストを行なったら、無事にネット速度は光回線を導入した時の速度に戻っていました。やはり、ネット利用を安定してできていても、定期的なスピードのチェックは必要だと感じた次第です。

光回線の前は、楽天モバイルの携帯電話回線を固定回線の代わりとして使っていたのですが、回線が遅くなるというよりもテレビ画面での配信動画が時々止まるような不具合があったので、定期的にモデムを再起動することは半ば当り前という感じでしたが、実害がないとモデムの再起動をしようとも思わなくなります。実害が出るくらいに遅くなってしまうと、今度はネットの物理的な不具合を疑ってしまう事にもなりかねません。

やはり、何でもそうですがうまく使えている時にも、きちんと定期的にネット速度の計測をして、確実にスピードが下がってしまっている場合に、今回のようにまた戻すような事を忘れないようにしたいと今回の事で思いました。自宅の場合は自分で使うネット接続だけなのでまだ良いのですが、家族が多くでさらに多くの端末を同時にネット接続させるような場合は、もしかしたら速度低下が端末のパフォーマンスに影響するような事も起こるかも知れません。

また、私の場合はChromebookを外に持ち出しながら、自宅にあるMiniPCをリモートデスクトップで使うような事もしています。その際、速度低下によってリモートデスクトップの操作に不具合が出たら困ります。というのも、外からMiniPCの電源を入れることはできるのですが、モデムやルーターの電源を入れたり切ったりすることは当然できません。具体的なネットトラブルを、自宅に届ない時に起こさないためにも、日頃の行ないというものは大事なんだなと改めて思います。


PD接続ケーブルはワット表示の付いたものを選ぶと様々なケースで便利に使えるようになる

現在主にポータブル電源を充電するために使っている折りたたみ式のソーラーパネルには、メインの出力ケーブルの他に、USB端子(AだけでなくPD対応のCタイプも)が付いているものがほとんどです。最近、ポータブル電源ほど大きくないモバイルバッテリーもソーラーパネルから充電する機会があったので、たまたま安くなってきたこともあって、消費電力のワット数を表示できるPD接続ケーブルを入手しました。

これを使うと、出力するワット数を確認することができるので、安定した出力が出ないソーラーパネルからバッテリーに充電する場合にどのくらいの出力が出ているのか見るだけでわかるようになりました。

写真のようにごく小さいものの、売られているものはどれも同じような感じのものだと思います。PD接続でも3Wしか出ていないのは、すでに直接日の光が当たらない時刻に撮影したためで、きちんとパネルに光が当たれば当然この数字も大きくなります。ただ、ソーラー発電の場合、雲に覆われるなどすると一気に出力が落ちますので、こうしたケーブルに直接スマホを接続しての充電はおすすめしません。安いモバイルバッテリーを使いたおすつもりで、長い時間ほったらかしにするような感じで充電するのが良いだろうと思います。話を戻して、このケーブルは普通のPDケーブルと比べても大きいということもないので、USBにつなげる専用のワットチェッカーを買うよりも、こうしたものを用意しておくことは有りだと思います。

普通、こうしたケーブルは100W対応になっているので、単にスマホやモバイルバッテリーの充電、PD対応のノートパソコンの給電など色々と使えるのですが、ポータブル電源の中にはPDからの充電に対応しているものがあります。その際、入力時のワット数を表示できるパネルがあるものであれば問題ないのですが、そうではないポータブル電源の場合、このケーブルで入力しているワット数を確認しながら充電することができるので、私の場合は単にモバイル機器やノートパソコン以外の使い道としてかなり便利になると思います。

USB TypeCは新しいiPhoneにも対応しましたし、今後は多くの人が使うことのできる万能な充電用ケーブルとして重宝するようになると思います。その際、単なるPD対応ケーブルではなく、追加機能としてのワットチェッカー付きのケーブルにしておくことをおすすめしたいと思います。今回は1mのものを2本購入し、色んな状況で使えるようにしましたので、今後の利用が楽しみです。


災害時の事を考えて多めのデータ通信を日頃から契約しておいた方が良いのか

昨日のブログで、普段使わないデータ通信容量のある契約をスリム化し、必要な時にはpovo2.0のようなトッピングができる回線を備えておけば良いのではというような事を書きました。旅行などあらかじめ日にちが決まっていたり、必要な容量が決まっている場合にはそれで十分だと思います。今回は、そうして「スリム化」した回線を使っている中で、もし大きな災害に見舞われてしまって停電によって自宅のインターネットが長期間使えなくなった場合にどうすれば良いのかということを、過去の事例を見ながら考えていきたいと思います。

ちなみに、今契約している中でモバイル通信を基地局がだめにならない限り使えるような回線は、楽天モバイル(無制限ですが料金は段階的)とNUROモバイルNEOプラン(月20GB利用可で使用後も最大1Mbpsで利用可能)の二回線を持っていますが、このうちNUROモバイルのNEOプランが日頃ほとんど使っていないので、いざという時のためにだけpovo2.0やIIJmioを使ってやり過ごそうかと考えているのです。

過去、熊本地震があった時、IIJmioは全てのプランの契約者に向けて追加で2GBの無料高速クーポンを出したという内容をネット内で見ました。ネットラジオなら十分使えますし、動画サイトでもそれなりに使えるように思います。停電が続き自宅の光回線が使えない状況がどれくらい続くかという点が気がかりではありますが、過去にこのような追加クーポンの利用が可能だということがわかると、ちょっとほっとします。

そして、povo2.0では、過去に福島県沖で地震があった時、地震の発生から45分後に、普段はトッピング料金330円がかかる24時間使い放題のトッピングを無料で使えるコードをX(旧ツイッター)で発表しました。限定の容量とは違い、高速無制限で使えるトッピングが用意されるなら、例えばモバイルモニターとアマゾンのFire Stick TVを接続すれば、電源はその二つでもスマホやタブレットを充電するモバイルバッテリーでも使えるようになります。

この写真は以前購入した手前にある小さな10000mAの容量のモバイルバッテリーで15インチのモバイルモニターとFire Stick TVを繋いで動かし、さらに動画を見ているところです。アベマTVやNHK+のアプリを使えば、チューナーがなくてもテレビとの同時配信の放送を見ることができますので、その際はスマホからのテザリングということになるでしょう。ということは、スマホ用とモニター用にこのくらいのモバイルバッテリーを用意し、このセットをローテーションさせるようにソーラーパネルで充電するような事をすれば、少なくとも情報関連のことでポータブル電源を使わなくても良いことになります。

ちなみに、モバイルモニター関連の電力消費は5Wくらいのものなので、定時のニュースを確認するくらいに使用頻度を抑えて使うならば、以前書いたようにこのくらいのモバイルバッテリーが安売りされるごとに増やしていけば、かなり余裕を持って使えるようになるでしょう。そうなってくると問題になるのが、やはりモバイル通信容量の残りを気にしながらネットにつながなければならないのかということに戻ります。

個人的には災害時にはまず今持っている高速クーポンを使いながら、各業者から災害時緊急の追加クーポンやトッピングの案内が出たら、それを利用させてもらって停電明けまで何とかしのげるのではと思います。もちろん、自宅に住むことができず、避難書での生活を強いられた場合には、避難所でインターネットが使えるのかとか、その他無料ワイファイが使えるような所で利用する方が良い場合もありますが、そうした色々な対応策を過去の実績で行なっているところであれば、基地局自体が大きな損害を受けなければ、スマホを使ったネット接続は、低額プランだけ日頃契約していたとしても、何とかなるのではというのが自分なりに調べた結論になりました。もちろん、そうした目論見が崩れてしまう最悪の状況も無いとは言えませんが、考えの参考にしていただければ幸いです。


最初から多くのデータ通信を契約するか使う分をその都度契約するか

モバイル通信の契約は今のところ固定されて、しばらくは安定していると思っているのですが、最近になって今の使い方ならもう少し毎月の通信費を節約できるのではないかと思えるようになってきました。

現在は、通話用のスマホに楽天モバイルのeSIMを入れているもののこの回線は基本的に使わず音声通話の着信に使うのみで、データ通信はLINEMOのeSIMを入れて月3GBでちょっとした利用に使うくらいは十分にまかなえています。いざという時には楽天モバイルの3GBまでは同額で使えるので、それだけでも月6GB使えるわけで、決して少ない容量てはないと自分でも思います。

ただ、これだと外で動画を見まくるような使い方はそこまでできないので、もう一つのスマホにNUROモバイルのNEOプランのSIMを入れています。これは月20GB利用できるプランで、もし20GBを使ってしまっても、最大1Mbpsでの利用が可能なので、データ残量を気にしなくても動画視聴に便利に使うことができるようになっています。もし回線自体が使えなくなると困るので、もう一枚au回線のpovo2.0を入れて、必要に応じていつでもトッピングで利用できるように備えています。

ただ、最近は自宅でインターネットに接続して利用する時間が多く、外でずっと動画を見るような使い方をするのは毎日ではなく、旅行やお出掛けの日などかなり回数が限られます。NUROモバイルの料金は固定で2千円以上し、全く使わなくても固定費がかかってしまいます。改めて考えてみると、使わない回線に毎月お金を使ってしまっているということにもなっているのです。

これは、今後の使い方にもよるのですが、例えば楽天モバイルの回線を一回線増やした場合、月額は今の半額以下の千円くらいで3GBまで使えるので、通話用のスマホに入れている2回線のデータ量合計で9GB(楽天2回線・LINEMOミニプラン)となるので、ほとんどの場合これで十分では? という気もします。もし3GBを超えた場合でも月約2千円で楽天回線は20GBまで使えますので、それでも現在の支払いと同じくらいになります。

もちろん、今ある楽天モバイル回線をデータ用に最大無制限まで使っても良いのですが、現在はeSIMでの契約なので、スマホ以外で使えないのがネックだと思っています。自宅に光回線を引くまではSIMカードをホームルーターに入れて自宅回線として使っていたので、自宅ネットが不通になった場合、光回線のモデムと入れ替えればそれだけで自宅のあらゆるネット回線が同じように使えるようになるという魅力(しかも無制限で)はそれなりにあるわけです。

また、今のままで楽天モバイル回線をあえて増やさなくても、今持っている回線の中でもpovo2.0のトッピングだけでも対応は可能ではないかと思います。現在はNUROモバイルで月2千円超えなので、例えば24時間データ使い放題が330円でトッピングできるので、月に3回トッピングすると楽天回線を増やした場合と同じ、月に6回行なってようやく現在の支払い額に近付くことになります。

これを書いている現在、期間限定のトッピングとしてデータ使い放題3日間で790円というトッピングがあるので、使い方によってはこうしたトッピングを使った方が良い場合もあります。povo2.0の真価はこういう場合にこそ発揮されるという事もあります。常に外でパソコンとスマホをテザリングして自宅と同じように使うような場合には、3GB30日間990円など、容量と日数が上手くマッチングしやすいトッピングもあるので、私の場合月2千円を超えないくらいにトッピングを抑えれば、今よりも安く使い勝手を損なわずに使える気もします。

また、最低限の出費をし、固定料金で安くということならIIJmioのデータ専用eSIM(ドコモ回線)が月2GBまで使えるので、povo2.0のトッピングなしでも3回線合計で8GBまで使える計算になります。これに必要に応じてpovo2.0の24時間使い放題のトッピングを合わせた方が私の今の使い方には合っている気もします。今後、楽天モバイルがプラチナバンドを使えるようになれば、楽天回線を増やして使った分だけの料金を払う(3段階での料金設定なので安定した通信回線を気楽に使える?)方が良いかも知れませんが、楽天のプラチナバンドが利用できるまでのつなぎとしても良いかな? という気もします。

IIJmioのデータ通信回線の場合、アプリで高速と低速の切り替えが可能で、低速の場合3日間で366MB以上使うとさらなる制限がかかりますが、低速でも最大300kpbs出て、速度も安定していると言われています。ネットラジオや音楽のストリーミングサービスを使う場合には300kbpsでも十分なので、速度の切り替えができる分、LINEMOよりも使いやすい部分はあります(LINEMOの場合は速度の切り替えはできず3GBを使い切ると最大300kbpsに制限されます)。

現在は月初めなので、とりあえずはもう少し今の回線を使う予定ですが、今後のモバイル回線を考えた時、最初から十分な速度と容量を用意するのではなく、現在利用する容量に合わせてのプランを考えながら、必要に応じてイレギュラー部分の料金をその都度支払うような形にし、月の固定費を抑える方が良いような気がしてきました。皆さんもモバイル回線を契約していて、実際のところいつも使うデータ量以上のプランを契約しているのでは? と思っている方は、こうした安くても使える固定プランにpovo2.0や楽天モバイル回線を加えるようなやり方についても考えてみてください。