月別アーカイブ: 2015年7月

一般から見た「車中泊」のイメージ

 昨日の朝のワイドショーを見ていたら、車中泊について特集されていたのに気が付き、途中からでしたが見ることができました。取り上げ方を見ていくと、わざわざ車中泊を取り上げるということはそれほど大きな事件がないのだなあとも思いますが(^^;)、昨日の特集のポイントは思い切りマイナスなイメージを前面に押し出すようなものでした。どういう内容かというと、

・川沿いにあるとある道の駅において、立入禁止にしているはずの川原でテントを張りキャンプ場のように使っている輩がいる。

・明らかに道の駅の中で出たものでないゴミが道の駅のゴミ箱にてんこもりになっている。

・夜間、道の駅にあるコンセントから電気を盗んでいる輩がいる。

 どれもマナー違反ですが、特に最後のものは警察に逮捕されても仕方のないレベルのものです。番組ではこのような事をしながら悪びれずにいる車中泊をしている人について苦言を呈して終わりました。全く知らない人から見ると、やはり車中泊をやるような人はろくなヤツではないのではないかと思われても仕方がないですね(^^;)。

 私自身もこうした現実について否定はしません。そして自分は決してこのようなことはやりたくないと思っているのですが、このテレビ番組を見ていて思ったのは、じゃあ、この問題をどうすればいいのかということです。

 テレビのワイドショーにおける報道をいろいろ見ているとしだいにわかってくるのは、時間を掛けて報道しているようでも、話題の人物の自宅に押しかけ、インターホンを押して不在なのをいいことに「一体どうなってしまうのでしょうか」とレポーターが感想を言って終わりというパターンが結構あるということです(^^)。今回の車中泊の特集についても、上に挙げさせていただいた数多くのマナー違反を「本当にひどいですね」と感想を言うだけなら誰でも言えます。せっかく時間を掛けて取材をしているテレビなのですから、それ以上の情報提供なり提言をやってほしかったというのが私の見ていての感想です。

 ただ、このように感想だけ書くだけでは私も同じだと思われると思いますので(^^;)、私なりに外から今回テレビに出ていた人と同じように思われない方策を考えてみます。まず、キャンプ場でない川原でキャンプを行なうことについてですが、どこでキャンプをするかによりますが、時間の経過とともに天候がいつどこで急変するかわからない中でよくテントの中で寝られるなと思います。これは山の中ではないですが、これを書いている梅雨明けの時期であっても全国各地でごく短時間であっても、道路が冠水してしまうほどのゲリラ豪雨が降ることが実際に起きています。お金を払って使っているキャンプ場でも人命が失われる事故は起こっているのに、なぜ人は立入禁止で管理者も常駐しない場所にテントが集まっているからと安心して自分もテントを張ってしまうのか不思議に思います。せっかくの楽しい旅行なのに、なぜ生命の危機になるかも知れないところでテントを張るのか、これはじっくり考えればあえてそんな場所でテントを張って寝る人はいないと思うのですけどね。

 次にゴミの問題について、車で来ているならまず第一に考えられることは、ごみはそのまま持ち帰るという選択です。生ゴミなど匂うようなものの場合、きちんとフタの閉まるRVボックスの中にゴミを入れてそのまま持ち帰れば、ゴミ処理はお住まいの自治体の住民サービスとして無料でやってもらえます。そうでなく、旅先でゴミの処理をしてもらいたい場合は有料のキャンプ場でゴミ処理をしてくれるところを利用するだけでなく、有人のガソリンスタンドにお願いするという手もあります。さすがにものによっては断られるものもあるかも知れませんが、普通の家庭ごみの類なら、給油と同時に願い出ればまず大丈夫でしょう。道の駅や高速道路のSAPAに大量のゴミを捨てて行く車の中に、事前にガソリンスタンドで給油している車があるとしたら、何もゴミを捨てられることで困っている道の駅にわざわざ捨てなくてもいいのにと思ってしまいます。

 そして電気が必要なグッズを旅先でも使いたい場合、それなりの準備をすることでわざわざ道の駅のコンセントを使わなくてもいい場合はいくらでもあります。サブバッテリーシステムの事など知らなくても、車のシガーソケットからコンセントが使えるDC→ACインバーターを使えば走行中にスマートフォン・タブレット端末、パソコンやカメラ・ビデオの電池程度なら充電できます。私の場合は極力USB出力から充電できるようにモバイル機器一式をそろえ、同時に単三のエネループで使えるキャンプ用品も車載しています。このように、安易にコンセントから電気を拝借しないでも使えるものを集めることで、停電が長びく災害時にも使えますので、無駄な投資にはなりません。電気釜を道の駅のコンセントで使うような輩にはあまり意味のない情報かも知れませんが、単に車中泊をするだけだったら、そこまでコンセントから充電をする必要があるのか疑問に思いますね。

 どちらにしても、車中泊をする人について多くを知らない人たちにとっては、テレビに出てくるような人だと常に誤解を受ける可能性はあると思うので、反面教師として無意識に人に非難されるような行動を取らないように、気を付けたいものです。

旅行時には支払いリスクの分散を

 昨日は久々にやらかしてしまいました(^^;)。というのも、自転車で夏の旅行のための切符を買いに行ったまでは良かったものの、肝心のお財布一式を自宅に忘れてきてしまったのでした(^^;)。

 財布と一緒に免許証も同じバックに入れていたので、車やバイクでなく自転車で出掛けとことが不幸中の幸いでしたが、それでも、買うためだけに出掛けたことがフイになったことのショックは大きかったですね。一応、スマートフォンに入れてあるおサイフケータイアプリを使って何とかならないかと思ったのですが、切符自体をモバイルSuicaで買うことはできず、やはりお金がない場合はクレジットカードを用意しておくことが大事だとしみじみ思いました。

 旅の準備をする際、持ち物の用意をする中で、もしもの事を考えて予備のクレジットカードをお財布とは別のところに忍ばせておくことは、いざという時の事を考えると本当に大切だと思った次第です。クレジットカードをあまり使わない方の場合、普段は現金中心に使っていても、年会費無料のカードを一枚作って、財布とは別の場所に入れておくと、財布を無くしても何とかクレジットカードで切符を買って帰ってこられます。

 私も昨日のような事がなければ、そのまま全てのカードを財布の中に入れて持ち運ぼうと思っていましたが、この夏のお出掛けからは、少なくとも一枚カードは別にしていざという時に使えるように準備しておこうと思っています。

社会にある暗黙の了解の裏を読む

 このブログでたびたび紹介している、モバイルデータ通信における大手通信会社(今のところはdocomoとau)から回線を借りて安く提供しているMVNOですが、確かに大手三社と契約をするより安くて縛りのない契約を選べるというメリットはあります。しかし、その安い金額で、高い料金を払っている人と同じように使えるということは厳密に言えばあり得ないとわかって使う必要があるように思います。逆になぜ安く提供できるのか知ることにより、MVNOが提供する範囲で便利に使えるということになるわけです。これは社会の仕組み全般に言えることだと思いますが、なぜこうなっているのかということを考えるようにする方がいい場合があります。

 これから車でレジャーに出掛ける場合、水分の補給は大切です。車での移動ですから高速道路一般道を問わず、サービスエリア・パーキングエリアや道の駅、コンビニやスーパーなどを利用する場合もあるでしょう。そういった場所で最近トラブルの事例が結構あるという話があります。上に挙げたような施設において、好意で提供しているサービスを過剰に受けようとする人がいるという話です。観光施設や商店街では日本国内のしきたりを知らない海外から来た観光客がやり玉に挙がっている場合もありますが、生粋の日本人でも結構そういう人はいるのではないでしょうか。

 例えば、自動で使える給茶器から多くの人が持参の水筒に満たすまで注き、中に入っているお茶の葉がすぐに無くなってしまうとか、スーパーの氷を生鮮食料品を買わなかったり、そもそも何も買わないでごっそり持って行ったり、同じくスーパーに設置されている無料の休憩所で持ち込んだ食品を食べたり、長時間酒盛りをして居座るようなこともあるようですね(^^;)。私も以前は給茶器から水筒に移すことをやっていたこともあったのでえらそうには言えませんが、最近では給茶器自体に注意書きとして書いてあったりすることも多くなったので、多めの飲み物が欲しい場合は商品を買って移し替えるよう心掛けています。日本ではお茶は無料という意識のある人が多いわけですが、多くの人が押し寄せるドライブイン系の施設でのお茶にかかる経費はばかにならないものがあることは確かです。このように、サービスを提供する側がどういう意図で無料のサービスを提供しているかを考えながら利用していかないと、無料のサービス自体が無くなる方向に向かいかねません。

 先に挙げた海外から来た観光客のマナーの問題というのは、もちろん自分のお国での慣習をそのまま旅先でも行なってしまうことはあるでしょうが、その中には日本人が行なっている行為を真似ている場合もあるかも知れません。そうでなくとも今後の東京オリンピックに向けて、日本は海外からの観光客を多く呼び込む傾向にあるでしょうから、多くの人が悪いと思いながらやっている事を海外からの観光客に真似されることのないように、旅行先での行動には気を付けたいと個人的には思っています。

日本野鳥の会 バードウォッチング長靴

 自分がいいと思うものでも実際に自分で見て触って確かめてみないと買いずらいということはあるものです。今回紹介する日本野鳥の会がプロデュースした、折りたたんでの携行可能な長靴(レインブーツ)は長く興味ある一品だったのですが、なかなか思い切ってネット経由で買うことを躊躇していたのですが、たまたま先日車で出掛けた帰りに、東名高速の富士川サービスエリアの「ネオパーサ富士川」(富士川楽座とは別の建物です)にサイズも色も揃って置いてあることを思い出し、もしサイズがあったら買って来ようと出掛けてきました。

 こちらの製品はあくまでネット情報によると女性の方の購入数が多いとのことですが、サービスエリア内のお店には男性用の大きなサイズが3Lまで置かれています。私の足のサイズは26センチですが、Lが26センチ、LLが27センチとのことで、厚手の靴下を履いて、ズボンの上から履くことも想定して、LLサイズのものを購入してみました。

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 本体には収納袋がセットされており、本体のゴムが薄いのでかなり小さくまとめることができるのがこの長靴の最大の特徴です。全体的には重いですが、スポーツサンダルを持ち出すのと大差ないほどの収納で、車の中なら余裕で収まります。

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 実際に厚手のジーンズの上から履いてみましたが、一つ大き目のものを買ったことが幸いしたのか、問題なく履けました。裾を絞れるようになっているので、外を歩いていて水が入りにくくなるようにもできます。私の持っているポンチョはどうしても足の部分を覆うことができないので、この長靴とセットで使えば雨の日には問題なく移動できるでしょうし、足元の悪い場所へ行く場合、ある程度道が冠水している所へ行っても足元を濡らしません。

 金額も今回私が購入した模様のないネイビーで5千円を切る価格になっているので、さすがにホームセンターにある長靴には負けますが(^^;)、お洒落なレインブーツを買うことを思えば柄のあるものを買っても安上がりです。ただ、本体が薄いというのは破れやすいということもあるので、使い方や保管の仕方によっては履く前に壊れてしまう可能性もありますので、その点には注意した方がいいでしょう。

 すでに梅雨明けした所も多いですが、普通の靴やサンダルでは動きずらかったり危険な場合もこうした用意があれば安心できる場合もあるでしょう。以前も書きましたが、興味のある方でもし車で東京方面へ行く場合には、東名富士川サービスエリアでぜひ実物を確認してみることをおすすめします。

 

 

東名日本坂PA上り 焼津さかな工房 夏のおすすめ定食

 うだるような暑さの中、この夏はまだ車で近場しか行きませんが、いつも一般道からおじゃまする東名日本坂PA上り 焼津さかな工房の食堂に夏のおすすめ定食として「マグロホホ肉フライ盛合せ定食」が入っていたので、がっつりと食してきました。

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 食堂の仕組みは、事前に券売機から食券を買うのですが、この定食の番号は53番ということで、あまり内容を見ないで注文しました(^^;)。というのも、マグロのホホ肉というのは魚ではあるものの食感はお肉に近く、まさにトンカツのようでいて魚であるというなかなか面白い部位であるのです。盛り合わせということで、静岡でしかお目にかかれないものの、最近では静岡おでんの具として一部の方には知られている鯖やイワシのすり身を固めて作った黒はんぺんのフライおよび玉ねぎフライが付くとのこと。これはあくまでも個人的な見解ではありますが、黒はんぺんの食べ方として、頻度的にはおでんよりもフライにして食べることが多く、1枚だけでも十分満足できるボリュームを誇ります。

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 で、千円を払い出てきたのがこの有様です(^^;)。何とマグロホホ肉フライと大判黒はんぺんフライが2枚ずつあり、これだけでお腹いっぱいという感じです。玉ねぎだけが1つでほっとしましたが、刺し身も食べたいと思う心に有難いのがマグロの切り身が入った山かけが付くということです。ここで一つ注意ですが、食堂のテーブルには、メニューのほとんどが海鮮系のお刺身やお寿司のみということで、醤油は常備されていてもソースは置かれていません。フライ物は他にも大きなアジフライが2枚付くアジフライ定食もありますが、ソースが無い時にはお店の人に注文するとすぐに出してくれますので、ぜひ黒はんぺんのフライにソースを掛けて食べてみて欲しいですね。

 マグロのホホ肉の味は、豚のヒレのような感じが私にはしましたが、食べているうちにこれが魚であることを忘れてしまう感じです。量は相当多いので、複数の人で利用する場合は他のメニューも頼んで、シェアをしてフライもお刺身もという感じで食べるのがおすすめかも知れません。さすがに夏おすすめだけあってかなりボリュームのあるメニューとして仕上がっていますので、名古屋から東京方面へこの夏に出掛ける方はぜひとも挑戦していただければと思います。

最近のデジカメの傾向は

 テレビを見ていてよく見るコマーシャルに、iPhone6で撮影したビデオクリップをただ流すだけのものがあります。確かに昔の携帯電話で撮影した動画と比べるととんでもなく高画質で、ショートムービーくらいならiPhone6でも十分ではないかと思えます。

 そのせいか、いわゆる安価なコンパクトデジカメの存在価値がなくなり、以前はかなりの種類があったものが、今ではやはりコンパクトデジカメは高画質・高倍率というような特徴がないと売れなくなってきたのだなとしみじみ思います。

 ここ最近までデジカメに関する物欲というのはほとんどなかったのですが、このようなデジカメ業界の変化に伴って、いつかは買おうと思っていたデジカメが近い将来には買えなくなるのではないかと思って色々調べているところです。具体的には、単三電池のエネループが使えるデジカメ全般について、そろそろなくなってしまうのかなという感じですね。

 元々、デジカメがヒットするきっかけを作ったと思われるカシオのQV-10は単三アルカリ電池4本で動くものでしたが、エネループ以前のニッカド電池を入れて電池代を節約して使っていたことを思い出します。その後、ハイエンド機からエントリー機まで単三電池が使えるものは結構多くあったように記憶していますが、デジカメ自体が小さく薄くなっていくに従って、専用のリチウムイオン電池を使ったものが主流になり、さらにわずかにエントリー機に残っていた単三使用機も、最初に書いたスマートフォンのカメラ利用者増加により一気になくなってしまいました。

 そんな中、レンズ交換式の一眼レフデジカメの中で唯一残っていたのがペンタックスブランドのK-30 K-50と続くシリーズでした。まだK-50の方はかろうじて新品で購入可能ですが、これらの機種の後継機として出てきたのが、リチウムイオン電池専用のK-S1 K-S2ということになると、単三電池が使えるものとしてはとりあえずK-50が最後かなと思われます。

 新品で買うならそろそろタイムリミットかなと思うのですが、本当にいざという時のためにというものなら、中古でもいいかなという感じもするので困るのですよね(^^;)。新たに買うレンズ交換式カメラということになると、その後にさらにお金がかかるという問題もありますし。ただ、予備電池の心配をせず、安く買い足せるという点ではこのまますたれてはもったいないと個人的には思います。

 あと考えていることは、決してこれはスマートフォンのカメラでは撮影できない、星の姿を風景とともに映す写真が撮れるカメラを手に入れたいなということです。ちなみに、紹介したK-50を含むペンタックスの一眼レフで使える「アストロレーサー」というアクセサリがあれば星の日周運動を追尾してくれるので、三脚にカメラを固定して長時間の露出をすれば、星を線でなく点で写すことができます。ただ、せっかくのデジタルなので、内部の処理技術によってもう少し簡単に星やホタルが撮れるデジカメというのにも興味が引かれます。個人的には今持っているオリンパスE-PL3と電池やレンズ・各種アクセサリーの使い回しができる後継機のE-PL7には星を撮るためのライブコンポジット撮影機能が付いているそうですが、まだ前機種のE-PL6が底値で売られているため、ちょっと高いのが残念です。K-50のレンズキットとアストロレーサーを先に買うか、E-PL7のボディが安くなるのを待つか、悩むところです(^^;)。

2020年の夏のレジャーはどうなるか

 昨日、7月24日が5年後の東京オリンピック開会式になるのだそうです。そこから8月9日まで競技が続き、パラリンピックは8月25日から9月6日までと、お盆(旧盆)の期間は外しての開催となるようですが、果たして5年後の東京の平均気温がどこまで上がってしまうか気がかりなのは私だけではないでしょう。いろいろ言われている新国立競技場にしても、他の競技施設にしても、やはり暑さや急にすさまじい勢いで降ってくるゲリラ豪雨を回避できる仕組みを作らないと観客が大量に熱中症になってしまったり、ずぶ濡れになる事にもなりかねません。さらに、日取りを見ると学生が夏休みに入っている中で行なわれるので、どのくらい首都圏が混みあうようになるのか、これも気がかりではあります。

 少なくともわかることは、旧盆の前に休みを取って国内旅行をしようと思っても、オリンピックの大騒ぎの中で首都圏を横断するような旅というのは難しいということでしょう。東京周辺を通らないような高速道路は徐々に完成しつつありますが、新しく開通するルートが本当に2020年までにできるのかわかりませんし、開通したとしても東京都心を通らない迂回路として利用される中で渋滞が発生するようだと出るのもいやになってしまうでしょうね。改めて、外環道および中部横断自動車道の全線開通がいつになるかということはしっかり見ていった方がいいでしょう。

 道路インフラ以外に不確定要素があるとしたら、東京という都市自体がロンドンやマドリードやニューヨーク、ボストンのようにテロ行為を受ける心配がないかということがあります。オリンピックとテロということで言うと、ミュンヘンオリンピックで選手を標的にしたテロがありましたが、今のテロ行為というのは無関係な人を巻き込む爆弾テロが多く、東京という都市がオリンピックの準備期間を含む時期に爆弾テロの標的にならないかというのは半分真面目に心配しています。ただ、日本のテロ警備というのはかなり徹底していて、実際に大きな事件となる可能性はそれほど多くないとは思っていますが、自動車を使った爆弾テロが世界各地で起こっているため、レジャーで車を使っている人にもとばっちりは来るのではないかと思います。私などアルミパイプで組むコット(キャンプ用ベッド)を車中泊用に車に常備しているので、検問のある所を通ったらその都度中味を出して説明する破目になるかも知れません。それだけでなく、怪しいキャンプ用品をことごとく没収されたらどうしようかと(^^;)、心配し出したらきりがありません。しかし、実際にオリンピック会場の建設が始まったら、怪しい車は徹底的に調べられる可能性がありますので、ガスボンベや液体燃料を持ち歩いている方はその都度降ろすなど、誤解を受けないように気を付けることも必要になってくるかも知れませんね。

音声検索は万能ではない?

 昨日、車で目的地に向かう途中で時間があったので、スマートフォンのカーナビを使って新東名にある藤枝のサービスエリアへ行こうと思い、音声検索を使ってみました。音声入力の画面で「藤枝サービスエリア」としゃべり、うまくそのまま言った事を認識してくれたのを確認してカーナビの指示通りに進んだところ、だんだん違う方向にナビゲートされているのに気付きました。

 スマートフォンの画面をスクロールしてどこに向かっているか調べたところ、サービスエリアはサービスエリアでも、新東名ではなく東名高速の日本坂サービスエリアへと案内されていたのでした。なぜか理由もわからないながろも、新東名という言葉を入れなかったからだろうと思い直して、今度は「新東名 藤枝サービスエリア」と認識させ、今度はそれらしい方向へとナビゲートされたのでほっとしたのもつかの間、また変なところまで案内されてしまったのです。

 ここまで読んで、私がなぜ正しくナビゲートされなかったのかわかった方は相当注意深く物事を見ている方だと思います。ナビゲートがうまくいかなかった理由は、そもそも東名にも新東名にも「藤枝サービスエリア」なる場所が存在しないからということに尽きます。正しくは「藤枝パーキングエリア」であってサービスエリアではなかったのでした(^^;)。

 同じことをスマートフォンに向かってではなく人に聞いたら、サービスエリアでもパーキングエリアでも関係なく、すぐさま正しい場所を教えてくれたことでしょう。残念ながらスマートフォンのカーナビは人工知能を使っているわけではないので、正確な場所に行くためには正確な情報の入力が不可決だということを今回は学びました。あらかじめ目的地の電話番号や住所を調べた上で入力するのが間違いないでしょう。ただ、間違った情報を何とか処理しようとして頑張っているカーナビの動きも人間臭いと言えなくもありません(^^;)。それはそれで面白いのですが、時間に追われている時に誤作動したら相当精神的に堪えるので、くれぐれも私のような失敗はしないよう気を付けて下さい。

ソフトバンク かんたん携帯108SH メールを使わずに写真をどうやって送る?

 いわゆるシニア用と言われる携帯電話であれスマートフォンであれ、ある程度は基本的な事ができるスペックのものを買っておいた方が後々の事を考えるといい場合もあります。ソフトバンクのシニア向け携帯電話であるシャープ製の108SHは主に外から連絡を受けたりするために、ほとんど機械ものを使ったことのない家族に貸しているのですが、毎月の支払いを安くするためにソフトバンクのホワイトプランしか入っていません(^^;)。

 で、実際何ができるかというと、基本的には通話の他、電話番号を使ったショートメール(SMS)しかできません。ただ、全く携帯電話の設定を使ったことのない人にとってはキャリアメールとSMSとの区別が付くわけもありません。全く新規にメールを作る場合、キャリアメールの「S!メール」が起動してしまうと、どうあがいてもメールが送れず、その都度教えても記憶には残らないと思うので、本当は同じソフトバンク同士なら無料でショートメールが打てるのに、ソフトバンク同士の通話のみに使っているという状態です。

 ただ、端末を新しくしたこともあり、携帯電話で写真を撮影することにも興味を持ったようで、一応本体を使って写真の撮影はできるようになったのですが、ここで一つ問題が出てきます。メールサービスに入っていればキャリアメールから添付する形でメールを送ることはできるのですが、パケット代を払うのが莫迦らしいのでメールでは写真は送れないと説明しても、撮影した人のスマートフォンに写真を送るのに何とかならないかと言われます(^^;)。そうしてみると、この108SHはパケットに加入していなくてもデータのやり取りができる赤外線通信とBluetoothに対応している強みがあります。

 相手が赤外線の付いているガラケーなら受光部同士をくっつけてデータを送れば、知り合いの携帯に108SHで撮影した写真を送ることも簡単です。しかし、相手がスマートフォン持ちの場合、赤外線通信自体が付いていない事が考えられます。そこで頼りになるのがBluetoothです。

 108SHでBluetoothを使って写真をスマートフォンに送る場合、送る写真を選択したら拡大させないまま選択してメニューボタンを押し「送信」を選ぶとBluetoothの項目が出てきます。そこからお互いにペアリングをすれば送信することができるのですが、私の持っているアンドロイド4.2のSHL23の場合、Bluetooth設定の画面を見ても、108SHを見付けることはできませんでした。これは、Bluetooth設定の所で「ペア設定したデバイスのみ表示」になっているので、この文字の所をタップして「周辺すべてのBluetoothデバイスに表示」にすると、一定時間は他の機器を見付けることができるようになるので改めて検索ボタンを押し、スマートフォン側から108SHを見付けられればしめたものです。そこからペアリングに進むと108SHの方にも表示が出ますので、確認の上で承認すれば一気にデータ受信に進みます。スマートフォン側で画面表示が出ない場合は、一番上の通知画面を確認すると受信の確認画面があると思いますので、そこをタップすると開きますので、受信するボタンを押せば108SHから写真がBluetooth経由で送られてきます。

 一応Androidのスマートフォンでは実際にデータの受信ができましたが、同じことをiPadて試したらうまくいかなかったので、いろいろ調べたら現状ではiOSではBluetoothのファイル転送プロトコルを実装していないので無理ということがわかりました(^^;)。折角のBluetoothでなぜできないのかと残念に思えますが、それでも別のスマートフォンやパソコンに転送はできますので、もし相手がiPhoneだったら108SHからパソコンにデータをまず転送して、そこからいつでも捨てられるフリーメールアドレスを使って相手のキャリアメールに送る方がいろいろその場でやってもらわなくても一気にデータを送れる分楽かなと思ってしまいました(^^;)。ちなみに、一定時間しか使えないフリーメールのサービス(例えば、クイックメール(QuickMail)など)もあるようなので、人から頼まれて写真を送るような用途にはこうしたサービスを最初から利用するのも有りでしょう。パソコンに写真を取り込むだけならmicroSDカード経由で移動してもいいのですが、いちいちフタを開けてカードを取り出してなんてことはめんどくさいので、やはりBluetoothが使えるものの方がいいと思います。

連泊の可能な駐車場

 以前のエントリーで、一般的な時間貸し駐車場の料金体系について書かせていただいたことがあったと思います。看板に「1日1回○○円」と書いてある駐車場の場合、1日を超えて駐車し続けると規定の1日(駐車場によって駐車開始から24時間で1日の場合と、日付が変わった時点で1日と数える場合があるので注意)を過ぎた分については、通常の時間ごと(場合によっては規定の分数ごと)に青天井に駐車料金がかかるところが一般的だったように思います。この種の駐車場で日をまたいで安い値段で駐車する場合は、1日ごとに車を駐車場から出し入れすることだという結論に落ち着いたと思いますが、そうした料金体系ではない駐車場も最近(あくまでも私の近所の場合ではありますが)出てきているのを見付けました。

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 私が見付けたのは「スペース24」という会社の「スペースECO」という名称で展開するですが、こちらの写真を見ていただけばおわかりの通り、連泊する場合でも1日料金の倍数のみを駐車料金として前払いするシステムになっています。これなら、車と公共交通機関を乗り継ぎながら、日をまたいで出掛けるような状況であっても、余裕を持って対応可能なのが嬉しいですね。写真では小さくて見えませんが、5日以上の連泊についてはコールセンターに電話して確認を取ればいいとのこと。ちょっとこうした駐車場がどの程度全国で広がっているかわからないのですが、これなら海外旅行のために車を停めるようなニーズにも良さそうです。

 だだし、この会社のホームページをいろいろ見ていくと、料金を支払うための駐車券売機がお釣りが出ないので、事前に小銭を用意する必要があったり、こうした低料金を実現するために、短期の駐車場契約も積極的に取っているようなので、いい場所で使い勝手が良い所が急に契約解除になってしまう可能性もあるというところはあります。現在はメンテナンス中ということで、インターネットによる駐車場検索ができないのが残念ですが、簡単にネットから検索できるようになれば、それこそ車中泊場所としていよいよの時にも使えそうな気もしますし、これからの旅て利用してみようかなと思いますね。

 あと、当然ですが駐車料金が前払いのため、2日使うつもりで1日で帰ってきてしまったとしても料金は返ってきません(^^;)。その場合は後払いの従来の時間貸し駐車場の方がいい場合もあるわけで、こう考えてみると旅先での駐車場選びというのはなかなか奥が深いものだということですね。ちなみに紹介した「スペースECO」は無料で会員登録する駐車料金として使えるポイント500円分がもらえ、以降駐車料金の10%を還元する仕組みになっています。登録時に個人情報だけでなく車の登録ナンバーも記入する必要があるので、ここではあえてリンク先は紹介しませんが、興味のある方は探してみてください。