月別アーカイブ: 2024年12月

X投稿の不具合についておわびとその原因のご報告および今年最後のご挨拶

このブログの投稿について、投稿と同時にXの方にも記事のリンクを貼っていたのですがここ数日間その投稿が反映されていないことに気付きました。記事自体は普通に投稿されているので、今年もよくあったシステム上のミスで自動投稿されなかったということではありません(投稿自体はリアルタイムではなく、日付をまたいで自動的に投稿できるように事前にアップしています)。

なぜXの投稿だけ正しくアップされないのかと思ったら、それはXの手動アップに原因がありました。というのも、Xでは予約設定をする際に自動的に日付を先にしたものから手動で日付を変えていたのですが、これだけ年が押し詰まってくると年末ぎりぎりでは来年の1月に投稿予定になってしまうので、当然ながら年は2025年になってしまいます。そこから手動でアップする日付を変えていたのですが、結果から言うと「今年の」12月ではなく、来年の12月に予約投稿する設定にしてしまっていたので、正しくアップされないだけではなく、来年の今頃になって改めて去年の投稿をアップするような状況になっていたということです。

あわててXに投稿リンクを再アップするとともに、未だ予約投稿状態だったものを削除しました。来年は今年の同じ誤ちを繰り返さないために、ここに自戒を込めて情けない話ですがこれまでの顛末を紹介させていただきました。

改めて今年一年を振り返ってみると、現在改めてコロナやインフルエンザの流行が見られる中ではありますが、いわゆる自粛ムードは無くなったため、普通に旅行に出掛けられるようになりました。車中泊も鹿児島に行った際に中部空港の駐車場で車中泊して始発の飛行機に乗るという計画を立て、何とか時間を有効に活用するための車中泊という事を行なうことができました。その他、色々なところに出掛けられる目処も立ってきたので、来年はもう少し色々な旅行記を出していけるのではないかと思っています。

モバイル関連では、モバイル用途のパソコンとスマホを一新し、新たに小型タブレットやスピーカーなど、コンパクトに色々揃えることができましたので、身軽に出掛けられる環境が整ったと言っても良いと思います。特にパソコンについてはわざわざWindowsパソコンを持ち出さなくても、Linux Mintを代わりに入れて使うことに何の問題もないことがわかったので、今後さらにモバイルに適したものがあれば買うことはあるかも知れませんが、基本的には今あるもので十分に使えるようになったのではと思っています。あとは、そうした機材をどのように使いこなしていくかというところですが、これも旅を実際にすることによって紹介することができればと思っています。

今後、様々なところで生きていくためのコストが上がりつつありますが、その増加とともに収入も増えるかどうかというところは未知数ではないかと思っています。お金を掛ければ当然良い環境で旅もできるわけではあるのですが、そもそも普通の宿泊と違う車中泊をテーマに色々書いているこのブログでありますので、そこまで予算を取らなくても精神的にそれなりの(十分ではないという自覚はあります)満足を得られるような旅を工夫して楽しんでいきたいと思っていますので、そうした内容も引き続きこのブログで紹介できれば良いなと思っています。

今年はかなりの長い間、エアコンがなくては過ごせないほどの暑さに苦しんだ一年ではないかと思います。車中泊をされる方々にとってもつらい一年ではなかったでしょうか。しかし、年末になってみると日本海側で大雪になったり、気温もかなり下がったりといつもの年の暮れといった感じになっています。自粛は開けてはいますが、感染症の恐ろしさというのは今も変わらずにあります。個人的には外出時にはまだマスクを付けて行動していますが、そこまでしなくても自身で体に気を付けるなどして、お正月に寝込んでしまうような事がないよう、穏やかな年の瀬・お正月をお過ごし下さい。

ベルーナのおせちが届かない問題は物流業者とは関係ない注文システム上のミスではないか?

おせち料理の通販は、実はそれなりに利用しています。買い物をして正月料理を揃えようとしても、最近は物価上昇の影響もあり、ほんの少しの具材を揃えても結構な額になってしまう状況になっているので、1万円前後でそれなりに味がよく、全ての正月用の食べものがそろったおせち重はなかなか便利なのです。私のところで注文したおせちの到着は本日の予定ということで、注文時には昨日から本日(29か30日)ということだったのですが、少し前にはがきで到着日が決定したという連絡があり、さらに発送業者のヤマト運輸から、事前に連絡が届いたので、何とか無事に本日中に来ることを期待しています。

そんな中、今回問題になったベルーナのおせちは2024年12月29日に到着する予定の冷凍おせちで、冷蔵庫で12時間置いておくことで解凍されるということで、少なくとも31日の午後一番くらいに来ないと、お正月の朝に解凍された状態で食べられないということになります。そういったことから届いて解凍し忘れても何とかなりそうな29日に到着するような形で注文を取っていたのだと思うのですが、今回はベルーナがテレビで頻繁に宣伝をしていたものを含め、同社のおせちを注文した人のうち約1万5千個が期日までに届かないことが明らかになり、ニュースになっています。

ニュースについて一般ユーザーが付けているコメントを見ると、「だから日本の物流は」というような、宅配便の配送業者への批判のようなものもかなりあったのですが、今回の報道を見ていくと、必ずしも配送業者が悪いのではないのでは? と思うことがあったので、少しニュースの内容を良く読んでみました。今回は、その内容について見ていきたいと思います。

今回のニュースは販売元のベルーナによる謝罪文が公表されています。その中には、「商品出荷準備の手配にミスがあり、商品をお届けすることができなくなったことが判明いたしました。」とあります。ちなみに、ベルーナのおせちについては2024年12月に入っても小さい方の1万円のおせちについてはテレビコマーシャルをかなりの数流していて、ぎりぎりまで販売をしていました。そうなると、実際に用意した商品数が足りなかったということは考えにくく、恐らく注文されたおせちを宅配業者に渡すための手続きがされていなかったか遅れてしまっていたことが考えられます。

流通業界についてはベルーナだけでなく多くの業者のおせち料理の宅配を請け負っていると思います。そのために業者は宅配業者と打ち合わせをして、宅配業者が請け負うことのできるぐらいの個数の全国配送を依頼することになります。宅配業者の配達能力を超えてしまうような注文は当然受けられないでしょうし、今回のことは実際に注文を受けたデータの一部が処理できておらず、商品(おせち)を宅配業者に引き渡すことすらできていなかったことが考えられます。そうなると、もはや宅配業者の能力云々という話ではなく、ただただ注文を受けた自社の不手際ということで、ベルーナがお詫びの文章を出しているのだろうと思います。

おせちのような「早期割引」のある商品というのは、かなり前に注文していて配達までかなりの時間があることから、担当者のついうっかりしてのミスが、最悪の結果をもたらしてしまう可能性を秘めています。最初に紹介した私が注文した業者の場合は、最初から配達日が決まっていなかったからかも知れませんが、配達日が決まったという連絡を電子メールだけでなく郵送のハガキでも出すことによって、事務レベルでも届け漏れを生むことを防いでいると言えます。

さらに個人でできる対策として私は大手の業者(佐川・ヤマト・郵便局)の登録会員になって、荷物の配達が始まる前にLINEやメールで「荷物お届けのお知らせ」が届くようになっています。こうした手続きにより、業者から追跡番号の付いた発送の通知が来たのに物流の方で止まっているような状況があれば、全てネット上でわかるようになっています。今回は昨日の段階では自分の住んでいる地域の営業所まで来ているので、販売業者にも物流業者にも問題はないということがわかるわけです。

ベルーナではお詫びとして千円分のギフトカードを出すということですが、配達予定当日にまだ業者にも渡っていないかも知れない荷物を超特急でお願いしようとしても、恐らく年内には難しく、正月になってもいつ来るのかわからない状況になることも予想されます。企業の不祥事では一律500円という対応が多いですが、今回は期日指定でしかも日本人には大切なおせち料理の遅配ということで、それなりの誠意は見せていると思います。ただ、通販専門としてやってきた会社であるだけに、その信頼を回復するのは大変だろうと思います。

今回のニュースで、普通に注文して普通に届くことは当り前であるという事が、ちょっとしたミスで台無しになってしまう可能性はどんなところでもあることがわかりました。私も来年おせちやクリスマスケーキなどの注文をどうするかはわかりませんが、少なくとも今回のような最悪の状況になる前に気付けるような予防線を張っておき、異変があっても早目に気付いて対処できるようにすることは忘れないようにしたいと思っています。ネット通販は思いの他、こうした不達のトラブルに遭遇する可能性がありますので、余裕を持って注文することを心掛けようと思います。

年末年始の生活に必要な施設の営業情報をしっかりと把握しておく必要を感じた2024年

2024年から2025年にかけて、テレビを始め多くのメディアが「奇跡の9連休」というような感じで、この年末年始の休みについて紹介しています。基本的に土曜と日曜、そしてお正月の三が日しか休みのない人にとっては、今年の曜日の並びは長期休暇を取りやすいことから「奇跡の9連休」という言葉でレジャー情報などを流しているのですが、実はそうではありません。

というのも、官公庁・銀行・保険・郵便局など生活と密着しているところは、昔は12月31日まで仕事があったように記憶しているものの、現在は12月31日はそうした場所は休みになっているものの、その前日の12月30日は休みではないという事実があります。2024年から2025年にかけても、12月30日は月曜日になっているので、その日は各種窓口は開いているわけで、その日を意図的に休みにしない限り(有休を取るなど)、「奇跡の9連休」は実現しないわけです。

かく言う私も、9連休になるという話を無批判に受け入れてしまっていたので、年内は12月27日であとは来年の1月6日までは銀行の窓口に行けないと思い込んでいたのですが、昨日友人にその話をしたら「30日は開いているよ」と言われて改めてその事実に気付いたといった感じになります。

改めて思うのですが、テレビでもネットでも、一気にやってくる情報をきちんと咀嚼して自分のものにしないと、思わぬところで事実と違うことを信じてしまうことはこうして起きるんだなという感じですね。今回の営業か休みかという話はそれほど問題のある誤解ではないということはあるかも知れませんが、今回の場合は「12月28日から1月5日まで休み」という情報を信じたがために本来年内にできるはずの用事ができなくなる可能性はあるわけですから、情報を出す方もそうした誤解を過度に与えないような配慮くらいは欲しいですね。

今後の社会を見ていくと、今回の事以上に様々な情報が入り乱れて発信されることも多いので、少なくとも自分の行動に関係する情報については、テレビやネットからの情報についてはきちんとチェックし、出ている情報の全てが正しいのか、例外はないのかなど、しっかり検証する散要は出てくると思います。

ひどいケースだと、単なる噂話(真実という確証がない)を真実のように伝えることで、事実と異なる事を真実だと多くの人が信じてしまうような事もあるかも知れません。自分にとっての最悪な状況は、詐欺などで直接自分に被害が発生するようなこともあると思いますし、不確かな情報に踊らさせて自分で発言することで、自分に対する信頼を失なう可能性もあります。「自分は絶対に騙されない、ミスリードされない」と思っていても、いつの間にかミスリードされているという場合も十分に考えられますので、来年は本当に慎重に、様々な情報に触れながら自分で色々と考えていこうと思っています。

スズキの鈴木修・元会長の訃報を聞き一つの時代の終わりを感じることに

自動車メーカースズキの鈴木修・元会長が94才で亡くなりました。強烈なリーダーシップでスズキを大企業に成長させるとともに、政界への関わりもあり、静岡に住んでいる人は何らかの影響を受けていたのではないかと思います。

私の世代だと本田技研の本田宗一郎氏は伝説の存在ですが、鈴木修氏も小さな企業を大きくし、今にいたる軽自動車の発展を牽引したという点では同じくらいのパワーを持っていたと言えるのではないでしょうか。

スズキの車というのは、他車と比べて「安さ」を前面に打ち出した戦略で大きく伸びました。47万円で新車として発売された「アルト」や、その後出た「マイティボーイ」は新車の最低価格は45万円という、同車のコマーシャルの「金はないけど目立ちたいからマイティボーイ」というはっきりとしたコンセプトで売り上げを伸ばしました。

その代わり、中古車で購入する場合ほとんどの装備がない状態だったり、細かなところの耐久性に疑問が付いたりと、安かろう悪かろうという部分は当然ありました。それでも、安い車ということを追求したのは企業の個性であるという開き直りのようなところもあったように思います。

かつて私も「ワゴンR」のオーナーとして車中泊ではかなりお世話になりましたが、そのころでもエアコン・オーディオ・パワーウィンドといった一通りの装備が付いた特別車をディーラーのワンプライスで販売していて、他車と比べると十分安く新車でも100万かからずに買えたので、そうした車に世話になった方も多いのではないかと思います。

鈴木修氏の話としては、先日車検をお願いした修理工場の担当の方が元々スズキのディーラーで働いていた方で、お話を伺ったことがあります。スズキはディーラーで車を売るだけではなく、街の中古車屋さんに新車をおろして売ってもらうというような販売方法も多く活用していたそうです。新車販売の成績が良いお店は、その成績に応じて招待旅行があるのですが、その懇親会には必ず鈴木修氏は出席し、中古車店の店主さんと会い、握手をして写真を撮るという一連の流れを続けていたそう。そうすると、中古車店の方は、あの鈴木修氏が自分のために色々やってくれたと感激し、新車販売のモチベーションになっていたのだろうと思えます。

その反面社員にはかなり厳しかったようで、徹底したコストカットをして新車を安く売るための方法を考えさせるような厳しさを出していたのだそう。昔気質の経営で会社を大きくしていった伝説の人物として今後も語られるようになるのではないかと思います。

一つ残念なのは、現在の軽規格からさらに排気量を上げる新軽規格を鈴木修氏存命中には達成できなかったことではないでしょうか。スズキが進出したインドでは、実に魅力的な車を多く作っているのですが、800・1000・1200の車は日本国内の規格では普通車になってしまい、利用コスト的には不利です。もし今後軽自動車の規格が800ccまで良くなれば、スズキのインド工場で作っている車を即投入できるので、かなり面白いことになるのでは(800ccの軽ワンボックが実現すれば車中泊には最強?)と思っていたのですが、政治的な問題がからんで来るので、もし鈴木修氏の剛腕でこの状況が打破できていたらと思うこともあります。

もはや自動車はガソリンから電気へと移行はしているものの、そう単純なものではありません。今後スズキがどういった方向性で進んでいくのかはわかりませんが、軽自動車というキーワードで大きくなっていった企業であるだけに、他のメーカーとは違ったアプローチで魅力的な車の数々を出したり、軽自動車規格の変更に向けても政治への働き掛けは行なっていって欲しいですね。

Xiaomiサウンドポケットは二台セットで持ち運ぶことで様々な面白味が出てくる

年始のセールを待たずに新しいモバイル系アクセサリーを購入してしまいました。Xiaomiサウンドポケットという、出力5Wの重低音を鳴らすミニスピーカーです。本体内蔵の電池はUSB-TypeC端子から充電ができます。防水対応もあるので、野外での利用のため持ち出すのも十分にありです。

そもそもこのような外付の無線スピーカー自体がどうなのか? という考えをお持ちの方もいると思います。ただ、それなりに高額なスマホなりタブレット、パソコンであっても音の出口についてはそこまで考えられていない設計をしているものも少なくありません。私が持っていて、動画や音楽を聴くために用意した8インチタブレットもステレオスピーカーは付いているのですが、タブレットの長辺ではなく短辺の方にスピーカーが2つ付いているので、残念ですがステレオの臨場感は全く感じられなくなっています。

そこで、今後そういった事で悩まないよう、最初から良い音で音楽や動画を楽しみたい場合にはハード本体から音を出さないで、専用のスピーカーユニットをつなげるという方向で考えるために、今回購入したのがXiaomiサウンドポケットでした。

このように、8インチタブレットの両脇に置けばスピーカーの大きさはわかると思います。大人の手の中にすっぽり入るようなサイズで、単体で使ってもそこそこ良い音で鳴るのですが、今回は同じものをもう一つ購入して、計2個をそのまま持ち歩こうかと思っています。なぜ2台セットなのかというと、2つあると鳴らしているスピーカーともう一つのスピーカーをペアリングすることができ、2つのスピーカーはステレオスピーカーに変身してしまうのです。

こうしたコンセプトのスピーカーは、アマゾンのスマートスピーカーのECOにおいて、二つ購入して設定すると、ステレオスピーカーとして利用できるということを知り、ブラックフライデーセールで安くなっているのを見て欲しくなりましたが、外部電源が必要で持ち出せないというのが致命的な問題で、以前購入をパスしたのですが、Xiaomiのスピーカーはまさに私のニーズにマッチし、価格もかなり安いというのはとても私にとって嬉しいことでした。

もちろん、単体でも音は良いですし、スマホと連携して鳴らしている時に電話がかかってきた場合、スピーカーの方で音楽を中断してスピーカーに内蔵されたマイクを使ってのハンズフリー通話ができる機能も付いているので、スマホと一緒に一台持ち歩いても良いくらいのものだと思いました。

ただ、どこにもコードレスでセッティングできて、二台のスピーカーがステレオ出力できるというのはこの上ないポイントです。上の写真では8インチタブレットの両端に置いていますが、自分で聴きやすい場所に移動することもワイヤレスだから簡単ですし、当初は有線(USBから電力供給)のミニステレオスピーカーでも問題ないのでは? と思っていましたが、二台で約4千円でここまで使えるものであるとは思いませんでした。

一つ問題があるとすれば、起動や終了、ペアリングの時になる音がものすごく大きく、静かな場所で動かすにはかなり気をつかうということがあります。この辺は多くの方も言われていますが、ファームウェアのバージョンアップを行なって、設定時の音の大きさを変えられるようにしてくれれば満点を付けたいほど便利だと私は思います。

これで、今後スマホやタブレットの機種変更をしても、本体の音についてはそこまで気を配らなくても対応可能になったので、それ以外の機能を重視したハード選びができるということも有難いですね。

モバイル回線の長期契約のメリットを作ったIIJmioの「mio長特」について

今までそこまで使ってはきていなかったものの、モバイルパソコンとして購入したレッツノートにあったSIMスロットに入れたところノートパソコン単体でネット利用ができてしまったため、来年から本格的に使おうと思っているIIJmioからメールが来ました。私の契約は契約してから1年未満の若い回線なのですが、メールでは2025年1月23日からスタートするというIIJmioの長期利用特典「mio長特」についての案内でした。

この特典は、三つの契約期間で内容の充実度が変わっています。最初に特典を取得できるのは契約から13ヶ月を過ぎたところからで、最大の特典を受けられるのは契約から3年少しの37ヶ月以上になっています。具体的には、以下のようになります。

・契約13~24ヶ月 (1)
・契約25~36ヶ月 (2)
・契約37ヶ月~ (3)

特典の一つ目は、一年ごとに一年間いつでも1GB単位で行なえる高速クーポンをプレゼントしてくれるということです。(1)の期間だと年間3GB、(2)では4GB、(3)だと年間5GBが通常の高速クーポンとは別にチャージして使えるようになるわけです。恐らく動画などを見れば最大の5GBでもすぐに使えると思うので、たまたま月々の高速クーポンを使い切ってしまった場合の保険としては使えるのではないでしょうか。特に私のように月2GBとか5GBくらいの少ないプランを使っている人にとっては有難いのではないでしょうか。

次に、私はこれが一番のメリットだと思うのですが、先日私が楽天モバイルのeSIMを物理SIMに戻したのですが、その際手数料をしっかり取られ、それが3,300円と安くない金額でした。特典の二つ目は、SIM交換(eSIMへの交換・キャリア変更・SIM機能変更)やSIMの再発行にかかる手数料が年一回0円になるということです。私のようにSIM交換はしなくても、SIMの具合が悪くなり通信不可になったため交換が必要になることもあるかも知れず、また新しいサービスを使うためにSIMの交換が必要になる場合も出てくるかと思うので、年一回のこうした手数料がかからないというのは、いざという時にかける保険のようなもので、個人的には高印象な特典です。

最後に、回線を追加する場合の契約事務手数料が(1)だと通常価格3,300円から1,100円引、(2)では半額、(3)だと無料になるとのことです。これは、家族割などでお得に使いたい時にはありがたいですが、これは回線の契約状況によってお得感に違いが出てきそうです。

ただ、この特典はただ期間が過ぎれば使えるというものではなく、一つ利用者側での手続きが必要になります。それが、IIJmioから来る案内メールを受け取れるようにすることで、契約者ページから「ご案内メールの設定と解除」で「ON(受け取る)」を選ぶだけです。これを忘れてしまうと、この特典の事を知っていて使うつもりでいても、特典が付与されないということになってしまいます。

まあ、この手続きはそう難しいものではないので、特典に興味がある方は気付いた時にでもメールを受信する設定にしておくことをおすすめします。

各通信業者は決して契約を解約させないような足かせをするのではなく、長期契約をすることでのメリットを出していくということも必要ではないかと今回のIIJmioからの情報を見ていて思いました。そこまでの特典ではなくても、ちょっとした事に気が効くようなメリットを、長期契約者に向けて他の通信業者も提供してもらえれば、それはそれで面白くなるのではないかと思います。

今までは、スマホを安く購入するために回線乗り替えを繰り返すような事もありましたが、今後中古スマホや未使用品を気軽に買えるような状況が出てくれば、あえて回線をそのままにしてスマホ本体だけ購入するというような流れも起きてくるのではないかと思います。今回は特典として出てはいませんでしたが、IIJmioは新規や乗り換え利用の人にかなり安くスマホを売っていますが、その全てではなくても、長期契約者に対してもスマホのお得な購入をサポートする特典というのも考えていただけると最高だと思うのですが。

先日LTEでネットにつながったはずのレッツノートがSIMカードを認識しなくなった理由は?

パソコンを使っていてしばしば起こるのが、いつもは問題なくできていたことが突然できなくなってしまうことです。今回、先日このブログで紹介したLTE通信のできるnanoSIMスロットが付いたレッツノートCF-SV7で再度SIMスロットに入れたIIJmioの回線を使おうとしたところ、いきなり本体の方でSIMを認識しなくなっていたのです。

以前は、きちんとドコモのSIMと認識していたのになぜだろうと思い、再起動をかけまくったり、SIMカードを抜いて表面を拭いた後で改めて挿入し、電源を入れ直しても結果は同じで、このままLTEが使えなくなってしまったらどうしようと思って目の前が真っ暗になりかけました。

実際のところ、設定をいじった覚えもないし、なぜ急に使えなくなったのか全くわからなかったのですが、じーっと画面の下のパネルに表示されるアイコンを見ていてようやく気付きました。

実は、レッツノートの左側面にはワイヤレス関連の物理スイッチ(スライド式)があり、これはWiFiとは関係ないのですが、Bluetoothを使う時にONにしておかないと、Bluetoothが使えないようになっているのです。以前は、常にBluetoothが使えるように、常にONにしていたはずなのですが、パネルを見たらそこにBluetoothのアイコンが無いことに気付き、物理スイッチをチェックしたところ「OFF」になっているのを発見したのです。

ケースに入れてガタガタさせていると自然にスイッチの位置が変わってしまうことは良くあることなのですが、ワイヤレスの物理スイッチはWiFiに影響を及ぼさないので、この点については全くのノーマークでした。で、もしやとLTE通信についても物理スイッチで切替えるのかと思って接続の操作をやってみたところ、今までの事が嘘だったかのように普通にモバイルブロードバンド(IIJmioのドコモ回線)でつながるようになったのでした。

来月から、月5GB(翌月繰越付)のプランに変える予定でいたので、ここで全くレッツノートから直接インターネットにつなげるかつなげないかというのは私にとっては大きな違いになります。他の方はさすがに私のような間違いは犯していないかとは思うのですが、もし急にLTEやBluetoothにレッツノートで接続できなくなった場合には、物理スイッチがONになっているかどうか、そこをまず確認してみることは大事ではないかと思います。

今回のことに限らず、後から考えると何でもないことで人はつまずくものです。このブログは自分の備忘録も兼ねているので、自分自身が同じ問題でつまずいた場合、「確かいつか同じことでつまずいた記憶があったかな?」と思って改めて自分のブログから検索して問題を解決することができるようなパターンが結構あります。本来自分のためだけの話ではあるのですが、先日Linux Mintに関する事で自分が困っていたことが他の人にも響いて解決に結び付いたこともあったので、もし画面の向こうの誰かが今回紹介した問題で困っていた場合の解答になれば幸いです。

来年こそ小型のモバイルバッテリーの中味がリチウムイオンからリン酸鉄などの燃えないバッテリーになるか?

先日、政府は新しいエネルギー基本計画の素案を発表したのですが、そこでは原子力発電についても最大限に活用するとしています。太陽光や風力のような再生可能エネルギーだけでは電力需要に応えられないというのが正直なところだろうと思いますし、水力は一気に増やすことは無理でしょう。今まではその穴を埋めてきた火力については、世界的規模の環境問題の深刻化により、自国の電力が賄えれば良いというような理屈で、火力発電への依存度を増やすことはできないというのがこれもまた正直なところで、八方塞がりという感じがある中での発表のように思います。

さらに、ロシアとウクライナの紛争や、中東での正常の不安定な状況の中で、原油や天然ガスの輸入が難しくなったり、燃料の単価が上がったりして、過去のようにはいかないこととも関係があるでしょう。

もし日本の電力供給のバランスが崩れたら、計画停電がまた行なわれるようになるだけでなく、今のように落雷など突発的な状況でない時に急に停電が起きたりするような事も起きるのかも知れませんが、そうした状況の中でも私たちは生活を続けていかなくてはいけません。そうした生活の不安を消すためには原子力発電を容認しなければならないのでしょうか。

私としては、今の技術の中でも急な停電が起こったとしても家庭で使う電気くらいだったら、お金はかかるものの何とかなるのではないかと思っています。というのも、ここ数日このブログで紹介しているリチウムイオン電池と違って耐久性が高く発火の恐れの少ないリン酸鉄バッテリーを内蔵したポータブル電源を家庭用のサブバッテリーとして活用することができれば、停電の長さがどのくらいなのかという問題はありますが、停電中の電気をそれぞれの家庭内に設置したサブバッテリーで供給することで、利用している側は頻繁に停電があってもそれを意識しないで生活はできるのではないかと思います。

今でも、かなり高額になることを覚悟すれば、普段は家のコンセントから供給される電気を使っていても、停電になった時に瞬時にバッテリーからの電力供給に切り替わるシステムが家庭に備われば、停電が終わったらバッテリーに再び充電しながら家庭の電気を使えるようにできます。

車中泊用の車でも、そうしたシステムを仕込むことは可能です。最近では車に付けたソーラーパネルだけではなく、車の走行中の発電器から充電を効率良く行なうことによって、大容量のバッテリーを走行充電することもできるようになっているので、「太陽光発電」「走行充電」をうまく使いながら移動して車中泊をしつつ、エアコンを使って車内の快適環境を保ったり、電子レンジや各種調理器で火を使わない調理をしつつ、テレビやパソコン、スマホの安定した利用を可能にできます。それは、充電のための技術が向上したこともありますが、それよりもっと大きいのが、大容量でも安全で耐久性のある家庭用のバッテリーが手ごろに入手できるようになったからとも言えるのではないでしょうか。

今後、もしどこかの電力会社が、停電時にも家で電気が使えるように、各家庭に停電時に利用可能なバッテリーを付けることを前提としたプランを作れば、今後もし電気の供給が不安定になっても、電気が供給された時にバッテリーにためこむことで、かえって災害に強い電力プランになる可能性があります。今後そうしたリン酸鉄バッテリーの需要の高まりとともに多くの電池が生産され、値段も下がっていけば、モバイルの環境も当然変わることが考えられます。

今現在、モバイルバッテリーはまだリチウムイオン電池が主流ではありますが、モバイルバッテリーでもリン酸鉄バッテリーや準固体電池を採用しているものも出てきています。しかしまだ数が少ないため高額であることがネックではあるのですが、家庭用の大きなものだけでなくモバイルバッテリーまでリン酸鉄バッテリーになる未来というのも全くない話ではないと私は思います。

どちらから普及していくかはわかりませんが、来年あたりノートパソコンの充電にも使えるようなリン酸鉄バッテリーが安く供給されたり、市販されているポータブル電源が大容量化されても価格が安くなったりとか、そういうことがあれば、個人の家庭内から社会を変えていけるのではないでしょうか。

今の家庭でもエアコンが動かせないと困るという方は多いとは思いますが、停電時にはエアコンを諦める代わりに、冷蔵庫は動き続け、明かりはもちろんですが、テレビやネットは使え、電子レンジくらいは長時間でなくともピンポイントで使えるくらいの電気を家庭用充電池で動かせるのであれば、私はそういうプランのある電力会社を利用したいと思います。

天候の都合で多く発電できる時と、全く発電できない時がある太陽光や風力発電を実用化するには、新たな蓄電池の開発がキモであることは今さら語るまでもないかと思いますが、もはや集合住宅で暮らす家庭内くらいであれば何とかなるのではないかという気もします。来年は自分自身でも停電に強い家を作るための努力をしていこうと思っていますが、難しい事を考えなくても普通に暮らしているだけで充電池を停電時に使えるような生活のシステムが実用化されることを祈っています。

長く使えるだけでなく今後の生活に役立つものを手に入れるための努力は惜しむべからず

今年も終わりになってきて、改めてここ数年の買い物について考えてみることにしました。一般的に買い物といっても、後に残るものか食べたり遊んだりしたりして残らないものかで変わってきますが、今回は買った後も残るものについて、その使い方について考えてみたいと思います。

まず、買ってしばらくすると古くなって使い物にならなくなる代表だと思われていたパソコン(主にノートパソコン)を捨てずに済むように再生できたということがかなり大きい私の状況の変化でした。スマートフォンについてはさすがに古いものになるとたとえきちんと起動しても文鎮にしかならない状況になってしまいますが、パソコンの場合は必ずしもそういうことにはなりません。

Windows10を入れて使っていたノートパソコンの中で、正式にWindows11に対応しない古いノートパソコンは軒並み粗大ごみになることは覚悟していたのですが、現在はLinuxを入れて見事に全てのノートパソコンを再生できたので、今後も古いパソコンを使い続けることは可能だと思います。今後、手持ちのパソコンでどうしても次世代WindowsOSが動かなくなったら、新しいものを買うと思いますが、どちらにしてもWindowsをメインにしないやり方の方が、別の方面にお金をかけられるようになると思いますので、まだMiniPCのブームが終わらなければ、ノートパソコンよりもそちらのパソコンの方をメインにWindowsは使っていきたいと思っています。

それに関連しますが、バッテリー付きのノートパソコンに比べるとMiniPCだけでなくデスクトップパソコンは急な停電に弱く、作業中に落ちてしまう状況は極力避けたいところです。現在、ノートパソコンのバッテリーを外しても安定して使い続けるために、UPS機能の付いたポータブル電源に接続して使っているのですが、今回はもう少しポータブル電源の利用範囲を広げることも考えてみました

具体的には、今使っているWindows11の入ったMini PCだけでなく、自宅のインターネット環境である光回線を落とさないために、モデムとWiFiルーター類をUPS機能の付いたポータブル電源に接続し、落雷などで数秒停電しても作業が中断しない(光回線自体が止まったらアウトですが)環境を作りました。その際の電力をモニターできるのですが、モデムとルーターをつないだだけではほとんど電力は消費してなく、MiniPCを起動した時だけ写真のように20W台の消費電力になります。

現在、UPS機能が使えるポータブル電源は2台あるのですが、もう一台も別の部屋の方でバッテリーを外したノートパソコンと一緒に使っています。今後は、部屋から持ち出したり災害時に独立して使えるように、将来的にはもう一台手ごろな価格のものを買おうかなと思います。というのも、新しいポータブル電源の出現によってリン酸鉄バッテリーを内蔵していて理論的に10年使っていられる大容量の旧機種が安くなって来ているので、そういうのがタイミング良く買えると良いのですが。ただ、新しくメーカーから出ているポータブル電源も、基本的な容量は少ないのですが、ワイヤレスで接続可能な追加のバッテリーパックを替えることで大容量化できるようになっているので、魅力的ではあるのですが。

どちらにしても、今後もポータブル電源の進化および、今後出てくるであろう薄型で安価になるというペロブスカイト太陽電池については、魅力ある製品は多く出てくるだろうと思います。自宅だけでなく日常的にポータブル電源とソーラーパネルを持ち歩いて自家発電することも十分可能になると思いますし、私の自宅の狭いベランダでもそれなりの発電力を有するシステムを作ることはできるようになるのではないかと思っています。
さらに手持ちのポータブル電源を増やすことで、災害時だけでなく通常時でも太陽電池から充電し、電気代の節約にも役立てて行ければと思っていますが、ポータブル電源だけで全ての生活をまかなおうとは到底思っていません。安定して供給される電力についても十分活用しつつ、色々と考えながら長く使える物を増やしていければと思っています。

年末年始の旅行はもはや諦めて正月気分がどこかへ行ってしまった時に旅行を計画することに

昨日、ようやく年末年始の仕事の計画ができてきまして、今年の年末年始は基本的に出社ということになってしまいました。こちらの仕事は年中無休のところで交代制になっているのでその部分については仕方がないと諦めています。もっとも、年が明ければ仕事自体はそこまで忙しくはならないので、残業がない分余裕を持って過ごせるのでそれなりに正月気分には浸れると思うのですが、今年から来年にかけて9連休と言われて盛り上がっているところとは全く違う状況であることは確かなのです。

その反面、お正月以降にまとまって休みをいただける事になったため、皆さんの多くが休み明けの中で頭の切り替えに苦労しているであろう時に遅めの休みの中で泊まりの旅行に行こうと早速計画を立てました。

その際、ポイントになるのは完全に正月明けのしかも平日に行けるということです。このような状況になるであろうことをある程度は予測していたので、そうした時期に安く出掛けられるようなホテル・旅館の宿泊プランについてリサーチをしていたのですが、先日お友だち登録した大手ホテルチェーンのLINEで流れてきた割引プランというのが、LINEからしか利用できない専用クーポンで、専用のネット予約窓口から予約した上でチェックイン時にLINEから取得した宿泊クーポンを使うと通常の価格よりもさらに割引くというキャンペーンを行なっていたので、それを利用することにしました。

昨年から、経営が立ちいかなくなった温泉旅館をリニューアルして格安でしかも休日・平日の区別なく利用可能なホテルチェーンの利用にはまりつつあります。具体的には伊東園ホテルズと大江戸温泉物語のチェーンになりますが、この両者は多少の違いはありますが、朝・夕食バイキング付き温泉ありの宿泊が一泊1万円前後で利用できるというのは、基本的には朝食だけが付くだけのビジネスホテルの料金が以前と比べて上がっている状況がある中でかなり貴重な存在になっています。

今回は利用時期をずらして、しかも平日を選ぶことで安さを追求するのではなく、土日休日ではなかなか取ることのできない部屋のグレードアップをしようと思いました。料金もLINEクーポンで安く利用できるので、その点も有難いものでした。先日、大江戸温泉物語の伊豆山温泉・水葉亭に宿泊した際、たまたま相模湾に面した景観が最高の角部屋に泊まることができたのですが、たとえ安くても反対の道路側の部屋だったら、やはり泊まった際の感激は半減してしまったと思いますし、安く泊まるにしても景観や設備にこだわってゆったりとした時間を過ごしたいと思ったことで、今回の選択となりました。

詳しくは、この文章の事も読まれている方が忘れるくらいの時期にまた紹介させていただこうかと思っています。ただ、最初にも書いた通りそれまでは世間の皆さんが思いっきり休んでいる時に仕事をしなければなりませんが、それも後の楽しみがあると思って過ごしていこうと思っています。