通信サービス全般ニュース」カテゴリーアーカイブ

モバイル通信関連の新たなサービスや新製品が出てきたり、マスコミで話題になった時にはこちらで紹介します。

世界的な半導体供給不足の影響で楽天モバイルの基地局が増えないとは言うものの

楽天モバイルは、2021年夏までに人口カバー率を96%にすると発表していましたが、このほど夏までに達成できないとし、2021年内に96%という修正の発表をしました。エリアを増やし、人口カバー率を上げるためには、とにもかくにも基地局の増設が必要なのですが、世界的な半導体不足によって、基地局そのものを発注することができないという事です。

こう言われてしまうと、致し方ないという風に思ってしまいますが、政府の政策と違って消費者が満足しなければ黙って利用を止め、他社に移るだけになります。そうしたこともあって、楽天は月間のデータ利用量1GB未満のユーザーには課金しない(0円)という料金プランにしていると思うので、極端に回線数が減ることはないとは思うのですが、今回出てきた年内に人口カバー率96%という目標は確実に達成しないとさらに悪い状況が見えてくるかも知れません。

また、私の住む静岡県静岡市内のエリアでは、無料で体験していた時期にはなかなか楽天のエリアでの通信ができず、auのパートナー回線での利用が主で、auの最大1Mbps(高速データ消費後の最大スピード)を無料で使わせてもらえるという感じだったのが、一年間の無料期間が終わりになるくらいの状況は、何とか楽天エリアの端に自宅が入ったのか、最大3Mbpsくらいでつながるようになりました。これで私は長年使っていて、同じくらいのスピードが出ていたADSLを解約したのですが、ただ電波の状況は不安定で、気が付くとauのパートナー回線に切り替わってしまうことが頻繁に起きていました。

最近になり、自宅周りの基地局が増えたのかつながる時にはだいたい15~20Mbpsくらいでつながるようになりましたが、今月もいつの間にかパートナー回線を使っていて月末には5GBのデータを使い切っています。雨の日にはうまく楽天回線につながらないような感じで、使っているルーターが電波の強い信号を優先的に捉えてしまう事も原因の一つかなと感じています。年内に人口カバー率96%いくなら、当然パートナー回線もストップする事になると思うので、その時に(特に入力する電波が弱い時)楽天回線で安定したネットが使えるかというのが自宅でインターネットを使う際の問題になりそうです。

あと、昨日楽天から新しいモバイルルーターが発売になりましたが、これも以前のパンダルーターと同じくモバイル用の単体のルーターで、家での使用を考えたクレードルや、電池を外しての使用については考えられていないと思われます。今の古いNECのモバイルルーター+クレードルで使い勝手に不満はないのですが、人口カバー率が上がらず、日本全国を移動しながらの運用に弱さがあるのなら、固定回線の代わりに使うユーザーのためのハードを出してくれると、そちらの方からニーズは出てくるのではないかと思うのですが、この辺はあまり考えられていないのかなと思ってしまいます。

私の場合は元々自宅の固定回線代わりに導入しているので、年内くらいでもう少し家の回りの電波が強くなってくれれば、auのパートナー回線を休止しても何とか使えるようになってくれるのではと思うので、今年の終わりくらいに安定して楽天回線が使えるようになっているかというのが、これからも楽天モバイルを使い続けていくかどうかの一つの判断基準にはなっていくでしょう。

また、楽天モバイルには他の大手キャリア三社に割り当てられている「プラチナバンド」が割り当てられていないという問題もあります。プラチナバンドがあるかないかは外で使う場合には結構な違いが出てくることにもなるので、まずは年内に人口カバー率が本当に上がるのかということと、人口カバー率が上がったらプラチナバンドを取得できるかというのが楽天モバイルユーザーにとっては注視すべきではないかと思います。


ついに使い切れない高速データの翌月くりこしをすることに決めたワイモバイル

先日、LINEMOのライトプランが3GB・低速最大300kbpsで税込990円で出た時には、これは系列会社のワイモバイルの「シンプルS」プランを潰すかも知れないと思ったのですが、今回新たにワイモバイルの方が「シンプルS/M/Lプラン」の内容を変えることで、単体でさらに魅力のあるプランになることがわかりました。

すでにワイモバイルに加入している方についてはYahoo!関係の特典があるので、今回の改定でも毎月の支出を抑えたいという方はLINEMOに変えるのも有りだと思いますが、そうでない場合は今回の変更を考えるとワイモバイルにとどまることも十分ありのようになってきています。

それだけでなく、ワイモバイルと同じようなプランを持つUQモバイルのユーザーでさえ、ワイモバイルに乗り換えるという選択肢まで出てくるようなプランになっているので、ここでその概要についてお知らせします。

まず、今までワイモバイルがUQモバイルと比べるとウィークポイントではないかと思われていた「データの翌月くりこし」を2021年8月から提供することになりました。これで、主にMやLのプランを契約されている方で、月の高速データ容量Mの月15GB・Lの月25GBを使い切れなかった場合、翌月に使えるデータ容量がまるまる未使用分増えることになります。Sの場合については、月に3GBというのはさほど多くない容量なので、微妙ではあるのですが。

ニュースリリースを見ると、私が読んだ限りではUQのように低速をアプリで切り替えることはできないようですが、ワイモバイルの方式では確実に高速データ量を使い切りたい方におすすめになるでしょう。UQの場合はM・Lの場合は低速でも最大1Mbpsで無制限でなまじ快適に使えてしまうので、せっかく繰り越した高速データを翌月分までも使えないケースもあるかも知れません。そんな心配をするなら、月初から使った分だけ高速データを消費するワイモバイルのようなデータくりこしの方が合っているのだろうと思います。

このように、どこかの会社が画期的なプランを出してきても、同じ系列の会社であればすでにその画期的なプランとの差別化をはかるプラン変更を用意していたり、競合する会社であれば対抗プランを改めて出すことも十分に考えられます。

現状では、ソフトバンク系列のサブブランドで変化があり、UQ(au系列)はそれを静観し、au系列ではもう一つ別のBIGLOBEがdonedoneという新ブランドで勝負しているという格好ですが、今回のワイモバイルの発表でもう一波乱あるのではないかと個人的には思っています。現状では私はUQモバイルの「くりこしプランS」を継続していますが、今回のワイモバイルの発表で、もうしばらく各社の動向を見極めた方が良い結果になるのではないかと思いは強まり、もうしばらくはこのままのプランをキープすることにします。

具体的には今回変更のあったワイモバイルのプランではなく、料金の安いLINEMOのライトプランとの比較になってきます。LINEMOの方はワイモバイルと違ってデータの翌月くりこしはありませんが、音声通話が使えて月額990円という安さで月3GBのデータが使える(制限時最大300kbps)のが大きな魅力です。ただ、UQの方は低速でもバースト転送でページの読み込みは速いので、3GBの高速データを翌月に残して必要に応じて毎月3GBまで使うパターンを掴むと、月初には最高で月6GB使える余地が出てくるので、これで料金が下がってくれれば先に乗り換えてしまった場合、後悔することになるかも知れません。何より、MNPをして回線を移行することは結構なエネルギーがかかりますので、今は家でおとなしくしながら状況の推移を見ることになるでしょう。


LINEMOで新しいサービスが始まる中で終わっていくワイモバイルのサービス

一般の方にとってちょっと良くわからなさそうな大手キャリアごとの棲み分けというのは今後どうなっていくのかちょっと興味があります。ドコモこそ、NTTdocomoが本体とすればサブのブランドとしてのahamoがあり、店舗でのサービスが基本的に付いていない事で比較的わかりやすい棲み分けがされています。

しかし、他のキャリアではほとんど同じ品質の回線を使っていながらも複数の会社やブランドがあって、にわかユーザーにとってはどのブランドのどのプランが自分に合うのかというのがわかりにくくなっているように思います。例えば、auの場合はahamo発表前からサブブランドのUQモバイルはテレビコマーシャルをかなり打っていて世間からの認知度はかなりありましたが、auのahamo対抗として出てきたのはUQモバイルとは別のpovoというサービスでした。auにはさらに子会社化したBIGLOBEも一部のプランでpovoくらいの料金で提供しているお得なプランが有ります。

同じように、ソフトバンクでもahamo以前からワイモバイルというサブブランドを広くアピールしてきましたが、ahamo対抗でLINEMOという新ブランドを出して今に至ります。それて、LINEMOが新しく電話番号付き・高速3GBまで・制限速度最大300kbpsで月額税込990円という「ミニプラン」を出してきたことで、他のブランドで出しているプランの中にはその存在意義が問われるようなものが出てきています。今回は、ワイモバイルで2021年8月17までで新規受付終了になるプランが発表されました。

・データベーシックプランS 月1GB 2,178円 低速128kbps
・データベーシックプランL 月7GB 4,065.6円 低速128kbps
・データSIMプラン 月1GB 1,078円 低速128kbps

以上の3つのデータ専用プランですが、こうしてみると電話番号があって音声発信できるLINEMOミニプランよりも全ての面で(データベーシックプランLは高速クーポンが違いますが、LINEMOの通常プランと比較すればその差は明らかです)LINEMOのプランの方がポテンシャルが高く、かつ安くなっているのであえて今駆け込みで加入するメリットというのはあまり考えることもないでしょう。現在上記のプランを契約している方については、そのまま継続してプランを続けられるのですが、ワイモバイルの特典を受けているならそのままでいいでしょうが、そうでない場合はLINEMOミニプランに移った方がたとえ通話を全く使わなかったとしても、価格を安く使え、もしタブレットやモバイルルーターに入れて使っている場合でもちょっとした用途の変化で電話を使いたい場合にそのまま使えるというのは一つのメリットでしょう。

このように、画期的なプランが出るとそれまで存在していた古いプランの中には全くメリットを見出せないような事になってくる場合が多いです。大切なのは、こうしたニュースを適切に把握して、古くなったプランをそのまま続けた方がいいのか、新しいプランに行った方がいいのかを常に考えることではないでしょうか。

私自身、長くドコモの3G専用ガラケープランを続けてきたのですが、そのプランは無料通話が繰り越せる月額千円くらいのプランなのですが、データ通信は安くないので、ほとんど通話専用プランとして使っていました。唯一良かったのは最大のくりこし額が3千円で、そのくりこし額を含めた無料通話料金はSMS送信用にも使えたことでした。

ただ、なかなかSMSをやり取りする相手がいないということと、楽天モバイルが提供するRakuten linkアプリ経由でSMSを無料で送ることができるようになりました。そこで、結局はその番号を使ってMNPをしてしまいましたが、今では月千円という安価でも電話番号を維持しながら様々な事が行なえるプランが増えてきました。3G停波まではまだ時間がありますし、3G停波まで回線を維持することのメリットより(PHS停波の場合には好条件でスマホプランに変えられたり端末を安く購入できる事もあったようですが)、今あるプランに変えて使った方がメリットは大だと思って乗り換えを行ないました。結果的には全体的な通話料も安くなっていますし、今回のLINEMOについてももうしばらく状況を見て変えた方が良いのかどうかを計ることができます。

逆に、楽天モバイルのプランの場合、もし別のもっと良いプランが出てきて乗り換えようと考えた場合、楽天モバイルの使用頻度を下げて月1GB未満に抑えることができれば毎月の料金を0円で運用することができるので、単に新たな契約を追加するか、楽天から別のキャリアに乗り換えて、その上で新たに楽天モバイルの契約を追加するような事もできます。今回のワイモバイルの発表でも、将来的に維続性がないプランなので新規受付を終了するわけなので、あえてデータ専用プランということに固執はすべきでなく、ソフトバンクと同じくらいのクオリティで利用できるLINEMOのライトプランを通話をしなくても検討してみる価値はあるように思います。

携帯料金は毎月のことですので、少しの差であっても年間通してみるとその差額はどんどん開いていきますので、定期的に新しいプランはどうなっていて、今と同じ使い方をしてさらに安いプランはないかという事を頭の中に留めておく方が幸せになれます。新しいキャリアやMVNOの出す新しいプランにはまずはどんなものか気に掛けて見ることをおすすめします。


LINEMOの「ミニプラン」はUQモバイルだけでなくY!mobileの格安プランも潰す可能性も

ドコモがahamoを出してきたのは、政府からの要望もあり、目安として月3,000円弱でそれなりにオールマイティに使えるプランとして最初にアドバルーンを上げ、他のキャリアもahamoに追随するようにpovoやLINEMOという別ブランドで対応してきたのですが、ここに来てahamoやpovoと比べるとちょっと勢いが弱い感じのあったソフトバンク系列のLINEMOが次の一手を出してきました。それがLINEMOの「ミニプラン」です。

LINEMOはどのプランでもLINEを使っている分にはデータ通信量が減ることなく使えるので、ミニプランでもLINEのトークや電話・ビデオ通話を使ってもデータ量に影響を受けません。その上で、毎月の高速クーポンを3GBまでとし、さらに高速クーポンを使い切った後の低速を最大300kbpsに制限したもので、これはまさにUQモバイルの「くりこしプランS」、ワイモバイルの「シンプルSプラン」と同じ(ワイモバイルの方は10分までの定額通話料込なので月額が変わります)ポテンシャルで、各種割引をしなくても月額税込990円で使えるというのです。

これは、3GB未満までなら980円という料金プランを持つ楽天モバイルに対抗すらためというよりも、全く同じようなデータ通信の内容で「くりこしプランS」を月額税込1,628円で提供しているUQモバイルにとっては脅威でしょう。UQモバイルでは「UQでんき」とのセット割で「くりこしプランS」がLINEMOのライトプランと同額の税込990円になるものの、家の電気会社をUQでんきに変えられない環境の方もいるわけですし、ソフトバンク回線であるということと、若干の仕様変更ににこだわらないようにしてLINEMOに移れば、かなりの月額を節約できるということになります。

また、現在ワイモバイルのシンプルSプランに入っている人でも、あえて通話定額が入っていて割高なプランを続けるよりも、通話の中で友人に掛けるのはLINE電話に移行することで、毎月の通話料がかからないならLINEMOのミニプランで十分だと思う人も結構いるような気がします。その点でもよくこんなプランをLINEMOが出してきたなと思います。

ただ、あえてLINEMOとUQモバイルの違いについて書くと、電波の違いの他に一番大きいのは、「データ翌月くりこし」と「専用アプリで高速と低速の切り替え可能」ということです。LINEMOもワイモバイルもデータは毎月の使い切りで、月の高速クーポンを使い切った時に最大300kbpsに制限されるのですが、UQの場合は高速クーポンを残したままあえて低速の最大300kbpsで使っていて、必要に応じて高速クーポンを使い分ける運用が可能です。

さらに、使い切れずに余った高速クーポンは翌月末まで利用可能なので、より無駄を抑えて使うことができます。現在私が使っているUQのくりこしプランSでは、ちょっとした動画やradiko・音楽ストリーミングを利用する際にはあえて低速に切り替えて使っていますが、バースト転送機能があることも大きく、日常的なスマホ利用でストレスを感じることなく、さらに高速クーポンを残したままで使えます。LINEMOの制限時300kbpsにはバースト転送機能がないという話なので、高速クーポンを使い切った後に一気に使いにくくなる可能性はあります。

自分でデータ通信速度をコントロールできるUQのような利便性を取るか、現在UQのヘビーユーザーなら悩みどころでしょう。ただそうした事は全く考えずにアプリから速度をいちいち切り替えずに使っていて、結果として月3GBもデータ通信を使わない(つまり、繰越分をまるまる使わないで無駄にしてしまう)ということなら、有無を言わずLINEMOのミニプラン(電波の状態に問題がなければ)という解釈でいいのではないかと思いますね。

今後、LINEMOの発表を受けて、特にUQは値下げをするのかどうかという点も注目ですが、UQでんきとのセットで税込990円と出してしまっているところからして、LINEMOのミニプランと同額ということはまずないでしょう。ただ、今回の発表によって自社のライトユーザーが回線から出ていってしまうということになると、何らかの対抗策を考えなければいけないのではないかと思います。例えばくりこしプランSよりさらにライト使いの人をターゲットにしたくりこしプランSSというような形で出してくるなら、個人的にはそちらの方に興味があったりします。

ワイモバイルについては同じ系列内での移動だから回線的には減ることはないので大丈夫なのでしょうか? ただワイモバイルからLINEMOに移る数が増えると、通話定額分がまるまる減収になるわけですし、今後寝た子を起こすようなプランがUQから出てくるとLINEMOも影響を受けるかも知れません。その点からもよく思い切ってLINEMOがこんなプランを出してきたと思いますね。ただLINEMOはテレビコマーシャルの露出もけっこう多いですし、UQが新しいプランを出す前に一気にライトユーザーを引き抜こうという腹づもりなのかも知れませんね。ともあれ、それなりに使えるライトプランというのはメイン使用でなくサブ回線的に使うにも結構いい場合があるので(特に回線トラブルの場合を考えソフトバンク回線のデータ通信SIMを持ちたいと思っている方には良いのでは?)、今回の展開には期待したいです。


公式ライブ配信の告知が先か怪しいライブ配信サイト存在の警戒が先か

一昨日、サッカーの天皇杯で静岡県内でサッカーが好きな人なら因縁の対決である「ホンダFC」対「ジュビロ磐田」の対戦が実現しました。この2チームはホンダとヤマハという、企業自体がお互いに競い合う(バイクレースでは世界を舞台に戦っています)ことをしていますが、サッカーでも互いに高いレベルでの競い合いを続けていました。

日本におけるプロリーグ(Jリーグ)発足に際して、ヤマハは発足時からの参入を目指したものの、リーグでの実績はないものの地域性を考慮して選ばれた清水エスパルスとの比較にわずかに破れ、初年度からは選ばれなかったものの、すぐにJリーグに参入しその後はJリーグのチャンピオンを続けるなど黄金時代を築きました。ホンダの方はあえてプロリーグの参入を見送り、社会人チーム(アマチュア)としてずっとJ3の下部組織であるJFLに所属し、本格的にプロリーグ参入を目指すチームとのリーグ戦を戦う中で、その実力は多くの人が認めるところであります。プロとアマのチームがトーナメントで競う天皇杯では毎年シードされたJリーグチームに勝利することで、ホンダの社員として働きながらサッカーを続けるという道もあることを示し、先述のJリーグ入りを狙うJFLに参入しているチームや静岡県内のアマチュアチーム(特に大学勢)には越えられない壁として大いなる存在感を示しています。

そんな2チームが直接対決するのに、地上波テレビでは放送がなかったので、今回はYou Tubeで配信があるという話を聞き付け、試合開始前にYou Tubeのサイトに接続したところ複数のライブ配信チャンネルがあるのです。実はこうしたサイトの中には、リンクから誘導して個人情報やクレジットカード番号の入力を求められ、勝手にクレジットカードを使われる被害が心配される悪質なサイトがあることが後になってわかりました。確かに画面をクリックしても試合の様子が見られないチャンネルがあることはわかっていたのですが、私はホンダFCが提供し無料で試合の様子を見られるチャンネルから試合を楽しむことができました。

全員でのボールのつなぎはホンダFCの方がすごく、4対1(ジュビロ磐田の勝ち)というスコアの差ほどの実力差はなかったように思うのですが、実はジュビロ磐田はJ2リーグ戦のトップを独走しつつあるほどチームの調子が良く、めぐり合わせがホンダFCにとっては悪かったようです。それでも、なかなかJFLの試合までは追えない中、天皇杯でアマチュアの雄であるホンダFCの試合が見られるのは嬉しいですね。

今回考えたいことは、You Tubeの中にあるライブ配信を騙ったフィッシング詐欺が疑われるサイトなのですが、この辺についてはきちんとした公式のアナウンスが有り、問題なくネット上からライブ中継が見られるサイトへの誘導があれば、起こりにくい問題ではないかと思います。スポーツ中継と言えば、先日紹介したばかりのAbemaTVによるMLB生中継は、大谷翔平選手が32号ホームランを打ったレッドソックス戦は無料ではなく、Abemaプレミアムに加入している人だけが見られる設定になっていました。

このように、事前にちゃんと告知が有り、どうしても見たい人はお金を払ってAbemaプレミアムの会員になるという選択をして見ればいいのですが、全てのスポーツ中継をカバーできるわけでもないので(過去にはDAZNでMLBが中継されていましたが現在は中継は行なわれていません)、しっかりとした情報を受け手がチェックする必要があります。基本的に、一試合のためだけにクレジットカード情報を入手させるようなところから見ない方がいいでしょう。

こうしたフィッシング詐欺の手法は、今後行なわれれる方向で進んでいる東京オリンピックのネット中継でも起こることは十分に考えられます。少し前のニュースで、テレビ番組表を載せている雑誌が、オリンピックの中継がどうなるのかわからず、番組表が作れない状況があるということがニュースになっていました。

今のところ政府は、オリンピックを見るなら家でということを強く言っていますが、地上波しか見られない場合、BS放送でしか中継されない競技を見るためには生で見られる環境を求めて家を出なくてはなりません。そうしたことを防ぐためには、画質は犠牲になるものの、公式のオリンピック中継サイトで全競技の予選からの中継をコントロールし、地上波で見られなければインターネット経由で見ることを勧めることではないかと思うのですが、オリンピック開催中止はないと言いながらその辺の事が全く伝わらないというのは、逆に悪質なサイト経由でテレビで放送されない試合を見ようとして個人情報やクレジットカード情報を抜かれる人が多発するのではないかという懸念が今からあります。

ちなみに、公式の動画配信サイトへのリンクを張っておきますが、この文章を書いている現在、過去の名シーンへのリンクはあるものの配信予定の記載はありません。こうした段取りの悪さというのはオリンピックだけではありませんが、公式から見られないからと安易に怪しいサイトからライブ配信を見ようとは思わない方がいいでしょう。

https://www.gorin.jp/


ドコモの「U15はじめてスマホプラン」は本当にお得に利用可能なのか

大手キャリアに限らず通信業者は、いかにして最初のスマホを使う場合に自社を選んでもらおうと、様々なキャンペーンを行なっています。現在では小学生からスマホを使う時代なので、今回紹介する16才になる月までしかお得な内容で契約できない学校の中でも低年令を対象にしたプランというのは、成人が契約できるプランと比べればかなり安くなっているような感じはするのですが、今回新たに発表されたドコモの「U15はじめてスマホプラン」(2021年7月7日から)は、小学生~中学生が高校生になるまでのプランであると思うものの、個人的にはそこまでのお得感は感じられないのですね。

モバイル系のニュースサイトによると、見立しには「5分間までの通話無料」「3GBまでの高速通信(満16才になる当月まで・以降は1GBに削減)」が月額980円(税込1,078円)で利用可能とあります。しかし、この価格というのは2つの割引が利用された場合の金額で、さらにその割引の中には契約時から1年間のみ有効という、以前から大手キャリアがお客さんを呼び込む手法がそのまま使われているような感じで、長く使う場合には月額も変化するようになります。ここで、もう少し詳しくこのプランについて調べてみました。

・割引なしの場合は月額1,650円(税込1,815円)
・支払いにdカードを使うと月額170円引(税込187円引)で月額1,480円(税込1,628円)
・契約時から12ヶ月間は月額500円引(税込550円引)で最大割引となるdカード割引と合わせると月額980円(税込1,078円)

つまり、支払いにdカードを使わないと、当初は月額1,150円(税込1,265円)でも一年後には月額税込1,815円、dカードを使って支払っている間であれば月額税込1,628円となります。あと、データも通信もデフォルト以上に利用する場合には通話は5分を超えた場合には30秒ごとに20円(税込22円)を払うか、さらにオプション料金の月額税込1,100円を出して国内通話かけ放題にするかの選択になります。その場合は月額税込2,915円(割引なし)、2,728円(dカード支払割)、最初の12ヶ月間は2,178円となります。さらに、データ容量が足りない場合は1GBごとに税込1,100円で高速クーポンを利用できるとのことです。

こうしてみると、家族のスマホまで全てドコモ契約をしていて家族割などを上手に使っているのでなければ、別の会社との契約を考えてもいいのではないかと思います。具体的にはドコモに宣戦布告するような形で新たなプランを次々出している日本通信(HISモバイル)のプランと比べてみましょう。日本通信・HISモバイルはNTTから回線を借りている関係から、どちらも通話に関してはVoLTEでの高音質通話を専用アプリ無しで使うことができるので、MVNOとしてデータ通信の質が気になるものの、小学生から中学生が使う分についてはそこまでシビアに考えることもないと思ってしまいます。ということで、これからはここまで紹介してきた「U15はじめてスマホプラン」の内容と対抗し得る日本通信(HISモバイル)のプランについて比較してみることにします。

まず、国内通話時間無制限を「U15はじめてスマホプラン」でする場合、dカード決済では初年度こそ2,178円(税込)となり、日本通信の「合理的かけほプラン」(月額税込2,728円 通話定額・高速3GBまで・追加1GBごと275円)と比べると、一年間は安いので契約するのはいいと思いますが、もし思いの外高速クーポンの追加購入があるなら、一年間の割引が終わった段階で「合理的かけほプラン」に移行した方がトータルの支払は年齢に関係なく安くなります。

次に、オプションなしの5分定額で比べてみると、こちらはHISモバイルの「格安ステッププラン」が比較対象になります。3GBスタートで5分定額のオプションを付けると月額税込1,490円と、これも1年間は「U15はじめてスマホプラン」の方が安くなりますが、HISモバイルでは高速データ追加が日本通信と同じ追加1GBごと275円で、5分を超えた通話料はドコモの半額である30秒11円なので、5分以上の通話が多ければ初年度でもHISモバイルの方が安くなる可能性もあります。1年経過後は料金的にHISモバイルの方が安くなるので、当初「U15はじめてスマホプラン」に加入して月額1,078円で使えていたなら、別の選択肢を取る方が良い場合もあります。

というのも、HISモバイルでは3GB必須ではなく、最低1GBで税込590円から(3GBは税込790円)スマホを利用することが可能で、月額700円の5分定額はオプションなので外すことも可能ですし、通話料金はドコモの半額なので、発信が少なければドコモの割引額よりも安く済む可能性もあります。ですから、一年間は「U15はじめてスマホプラン」を使うにしてもそこで使われている内容を分析し、「5分定額が本当に必要か?」「毎月の高速データは3GB以上必要かもっと少なくてもいいか」というようなことを考えた上でさらに考えると、HISモバイルのデータ別プランで行くケースとは別に、月70分まで国内通話無料・月6GBまでの高速通信可能な日本通信の「合理的みんなのプラン」(月額税込1,380円)というのも視野に入ってくるのではないでしょうか。

逆に言うと、日本通信・HISモバイルはどちらもNTT本家から回線を借りてこの料金を年齢に関係なく提供しているので、単体プランで比較する場合いかにドコモのU15プランが加入から一年間のみしか有利にならないかということを示しています。もちろん、家族割で全てドコモ契約をしている場合は別回線の割引率との関係も出てきます。さらに高速通信の品質はMVNOよりドコモの方が良いのでしょうが、今はドコモもauも無料で会員登録すれば、自社のWi-Fiネットワークを無料で開放していますので、日本通信のLTE通信が不満ならWi-Fiでカバーするというのもありのような気がします。逆にそうして使うことを覚えれば、自分からお金を掛けずに上手にスマホを使うことをお子さんが覚えるのではないかという気もしますし、複数の通信会社をまたいで使っているご家庭であれば、あえてドコモの「U15はじめてスマホプラン」に固執することもないのではと思います。

ちなみに、紹介した日本通信・HISモバイルのプランには年齢制限もなければ、期間限定の割引もないので、他に使いたいプランが新たに出てきたら、とっとと移ることも簡単にできます。特に年齢の関係で学割の対象にならない方については、こういったプランがあるということをしっかりと認識して欲しいなと思います。


donedone「ベーシックUプラン」のスピード調査と最大3Mbpsの実力

BIGLOBEの運営する新たな「donedone」というMVNOについて、サービス開始当初で参考にならない部分もあるかも知れませんが、一応時間によってスピードは変わってくるかということについて雑にではありますが調べてみました。

今回のdonedoneのSIMカードを入れているのが、写真のauのガラケーの移行用として用意されているような京セラのGRATINA KYV48です。写真ではホーム画面が普通のスマホのようになっていますが、これは新たにランチャーアプリである「Novaランチャー」を入れて動かしているためで、デフォルトではいわゆる「らくらくスマートフォン」のような見た目にもできます。今回入れたSIMがSMSと音声通話ができないデータ通信専用SIMということもあり、今後はSIMの速度に合ったアプリを使っていこうと思っていますが、お試し期間中は3GBまでは最大3Mbpsで利用が可能ということで、「ベーシックUプラン」を検討されている方の参考になればと、週末と平日の速度について調べてみましたので、簡単な報告ということで書かせていただこうと思います。

まず、到着日が土曜日だったので夜になり比較的使われそうな19時頃にFast.comのサイトで計りましたら(以降の速度も同じFast.comのサイトで調べました)、だいたい2.8Mbpsと最大3Mbpsに近い値になり、その後も3Mbps以上は行かないものの最大3Mbpsということなら妥当なスピードになりました。ただ、UQのように接続してすぐスピードが上がるバースト転送ではありません。0から徐々に3Mbpsを目指して上がっていくというイメージです。

さらに、今回気になったのが平日の昼休みのスピードがどうなるかです。ただ、これについては地域によっては多くの人がアクセスしていなければそれなりにスピードは出ると思うので、ここで書くことはあまり意味をなさないかも知れません。ちなみに私の居住地は静岡市で、今回はJR静岡駅の近くで計測してみました。結構人が集まるところでもあるので速度の低下が心配されましたが、BIGLOBEがauの子会社ということになっているので、UQモバイルのようにauと同じ回線だとは言えないまでもお昼休みに計った結果は2.0~2.5Mbpsと多少下がったものの、動画を見たりアプリを開いたりするにはそこまで影響は出ないと思われるようなスピードになっていました。

とは言っても、最大3Mbpsで一体何ができるのかと思う方はいると思います。スマホでは動画は見られるかも知れないが大画面のテレビではどうなのか? と思う方もいるでしょう。これは本当に偶然ですが、昨日は仕事が休みだったため朝早くから無料のAbemaTVで生中継されていたMLBの「エンゼルスVSオリオールズ」をずっとネットに繋いだ大画面テレビで見ていたこともあり(おかげで大谷翔平選手のホームランを生で見られました。AbemaTVのMLB中継は今後を睨んだ場合、無料で見たいMLBの試合が見られる可能性のある良コンテンツです)、午後には固定回線代わりに使っている楽天モバイルの規制対象である一日10GBを超えてしまいました。

規制は当日の午後23時59分まで続き、スピードが最大3Mbpsに制限されるのですが、こちらのスピードも、ネット上で計測したところ2.5Mbps以上で決して3Mbpsを超えませんので、donedoneの回線を固定回線代わりに使う場合の目安にはなると思います。私の場合は4Kではない通常画質のサイズで見ていますが、それでも画面がカクカクになったり止まったりすることなく利用は可能でした。

donedoneの場合は月50GBは最大3Mbpsで使えるので、モバイル回線単体で見た場合、UQの「くりこしプランM」よりも多少は快適に、長時間の動画配信をテレビで見ることはできそうです。もちろん、画質を落とせば最大1Mbpsでも見ることは可能でしょうが、その場合はバースト転送が無いことで、立ち上がるまでに時間がかかることは覚悟した方がいいでしょう。外でもそれほど高速通信を使わないなら、いざという時に備えて3Mbpsで使える時間を確保する目的でdonedoneを使うのもいいでしょうし、非常時には常に最大1Mbpsで良ければ、バースト転送のあるUQの「くりこしプランM」をターボ機能を切り替えながら使ったりするのもいいでしょう。

しかし、もし今後0円プランのdonedoneがチャージ課金を払うことで一定のスピードで24時間の高速利用ができるようなら、不幸にも固定回線代わりに私と同じように楽天モバイルを使っていて、ネットワーク障害で楽天回線が利用不能になったような場合にのみdonedoneにお金を払って使うというのも有りかも知れません。この点については詳細の発表を待ちたいですが、外でもそれなりにネットを使いたいなら、まめにお昼のアクセスをセーブしながら「夜間フリー」および「24時間プラン」を獲得できるmineoという選択もあります。とにかく支出を抑えつつ非常時に備えたい場合には、お金を払ってその時だけ使えるdonedoneのエントリープランにするかという判断でバックアップ回線を決めるのもいいかも知れません。

現状ではまだdonedoneの高速回線が使えているので、報告はここまでにし、お試しの3GBを使い切ったらいよいよ最大128kbpsでの使い勝手について確認していこうと思っています。


BIGLOBEの新ブランドMVNO「donedone(ドネドネ)」の内容とその魅力

インターネットプロバイダーとしては以前から老舗のBIGLOBEは、現在KDDIの傘下となっていて、同じKDDI傘下のauサブブランド・UQモバイルのサービスに対抗するようなプランをいつ出すのか? と期待していましたが、新しいau回線のブランド「donedone(ドネドネ)」を2021年7月からスタートさせ、これまでBIGLOBEで提供してきた「エンタメフリーオプション」をなぞったプランを出してくるなど、かなりのインパクトあるサービスを出してきました。ここでは、その内容を紹介するとともに、乗り換え先としては有りなのかまで考えてみたいと思います。

基本的なプランは3つですが、当然ながらメインは税込2,728円(税抜2,480円)とドコモのahamoになど大手3キャリアの20GBプランを睨んだ2つの音声通話・SMS利用可プランになっています。固定回線の代わりとして考えるなら、使うサービスによっては有りとは言え、色々な制限があるので注意して欲しいと思います。

・ベーシックUプラン
毎月50GBまで最大3Mbpsで利用可能。50GBを超えた場合は最大1Mbpsに制限されます。

・カスタムUプラン
BIGLOBEが指定するアプリ利用の場合、50GB消費するまでスピードに制限はありません。選定したアプリ以外での利用や、50GB超過以降は最大1Mbpsに制限されます。

「カスタムUプラン」の対象アプリはSNS・動画・音楽・ゲーム4ジャンル10アプリと幅広く、その中から3つのアプリを選ぶようになっているようです。さらに対象外でも中速の1Mbps近辺まで出ることを考えると、対象サービス(アプリ)の使用頻度が多ければ「カスタムUプラン」、ここまで書いていることがわからない方や、他のサービスの方を使っている方は「ベーシックUプラン」を選ぶという風になっていくだろうと思います。

固定回線の代わりとして使うには、「ベーシックUプラン」の最大3MbpsというのはADSLの遅いくらいの回線なので何とか我慢できるとして、普通にWindowsのアップデートをしたり、動画を毎日数時間見ているだけで月間100GB以上使ってしまいますので(楽天モバイルでの先月の利用量は120GB超でした)、モバイルで何でも使いたい場合は、ahamoなどの20GB/月よりもdonedoneのベーシックUプランの方が色々と使えるのではないかと思います。

donedoneにはこれら二つのプランの他に、「お試し」「急な利用」のための「エントリープラン」もあります。このプランは音声通話・SMSは使えないデータ通信専用のプランになっていますので注意しましょう。

このプランの画期的な点は、スピードこそ大手3キャリアの低速制限のスピードである最大128kbpsにスピードが固定されているものの、基本利用料が0円であるということと、高速データを使いたい場合の専用チケット(有料)が今後用意されるということです。

ただ、そうは言っても今の世の中で最大128kbps固定で何ができるのか? という疑問を持たれる方もいるかと思います。現状で考えられることは、車を結構使う場合、au回線の使える安いスマホをゲットしてこの「エントリープラン」のSIMカードを入れ、カーナビ専用に使うということが考えられます。
私自身は、メインの2プランについては、mineoの「パケット放題Plus」の方が最大速度こそ1.5Mbpsと多少は遅いものの、まめにアプリを毎日操作することで「夜間フリー」や「一日無制限チケット」を追加料金なしに獲得できることもあり、価格も安いので、あえてmineoを解約して移ろうとは思っていません。

実は「エントリープラン」にはお試しの意味も込めて昨日のうちに申し込んでみました。14日間3GB限定で高速利用ができるクーポンがホームページ上にあり、そのクーポンコードを入力してから申し込んだので、mineoの利用をセーブするお昼の時間に最大3Mbps(ベーシックUプラン)からどのくらいのスピードが出るのかを試すぐらいはできそうです。

お試し期間が済めば、改めて最大128kbpsで何ができるかということで、色々試してみたいと思っています。こうした0円のプランはいつまで続くのか正直わからないところがあります。今後もずっと有料チケットを買わなくても維持可能なのか、それとも一定期間に何らかのチャージを行なうことが契約維持の条件になっていくのかわかりませんが、まずは使ってみないとわからないでしょう。これで、ようやく大手キャリアのサブブランドのプランが揃ったと言えるので、次の展開へと進むことが期待されます。今後も他の業者も含めて色々な面白いプランが出てくるといいですね。


ガラホで通話もそれほどしないならHIS Mobileの「格安ステッププラン」という手も

MM総研(東京都港区、関口和一所長)の発表によると、2021年3月末時点の格安スマートフォンサービスの回線契約数は、前年同月比15・9%減の1261万回線と、調査を開始した09年度以降、初のマイナスになったそうです。これは大手三キャリアが20GB3,000円前後のプランを発表したためだと思われますが、だからといって他のMVNOが全てダメになるというわけではないでしょう。

世の中の全ての人がスマホで大量にデータ通信をするわけでも、毎日何時間も電話で話すわけでもないわけで、いざという時に備えるための携帯電話回線であれば、できるだけ安く使える回線を選んでいけばいいわけで、今回紹介するHIS Mobileの「格安ステッププラン」は、スマホにしたもののほとんど電話も通信もしなかった人や、ガラホで主に待ち受け中心で、たまに電話するくらいの人であれば相当料金が安くなるプランです。

このHIS Mobileは、旅行会社のHISが運営している格安SIMの会社で、そのプランの基本は日本通信のものを使っています。日本通信は通話が安いプランを多く出していますが、今回のHIS Mobileの「格安ステッププラン」は、さらにその内容を細分化し、特徴を出したプランになっています。ではその料金大系を見ていくことにしましょう。

※ドコモ回線(30秒11円の音声通話とSMS付き)+データ通信料
・1GB 590円
・3GB 790円
・5GB 1,190円
・7GB 1,490円
・10GB 1,790円

と、毎月のデータ通信(高速)の量が少ない順に安くなっています。ちなみに、日本通信の「合理的みんなのプラン」はデータ通信6GB/月と70分/月の無料通話が付いて1,390円になっていますので、このプランで注目すべきは「1GB」と「3GB」のプランではないかと思われます。

「合理的みんなのプラン」はスマホでそれなりにデータ通信を行ない、電話をする分には十分でおすすめのプランですが、そこまで使わない場合には「格安ステッププラン」を検討する方が良い場合があります。さすがにスマホを使う方は月1GBのプランでは厳しいと思いますので、今使っている端末がドコモのガラホなら1GBプランを、同じくスマホの場合は3GBプランを選ぶと、あとは毎月どのくらい通話をするかによって日本通信のプランとどちらを選べばいいかがわかってきます。

どちらのプランも「合理的みんなのプラン」と比較することにすると、まずこのSIMをガラホに入れて使う場合、テザリングをしなければ毎月の通信量はまず1GBで十分です。通話料は30秒11円とドコモ本家の半額なので、無料通話はなくても最大で月間36分間通話をしたとしたら、その通話料は単純計算で792円となり基本料金の590円を加えても1,382円と合理的みんなのプランよりも安上りになります。毎月30分も電話をしないのであれば、70分無料通話があっても合理的みんなのプランの総支払額との差はどんどん広がり、たまに月30分以上の通話時間になったとしても、差は縮まらないでしょう。

ちなみに、「格安ステッププラン」にはオプション料金700円を払うと全ての通話が5分以内なら定額になります。1GBとセットにすると1,290円なので、掛ける回数が多いがそこまで込み入った話はしない場合は5分定額オプションも選択肢となりますが、通話料金そのものが安いので、あえてオプションを付ける必要はないのではないかと個人的には思います。

同様に3GBの場合は同じ計算でいくと月間27分通話をした場合、通話料594円に基本料790円で1,384円となります。このくらいの通話時間で何とかなる方は結構多いと思いますし、毎月の料金はウェブで確認することができますから、まめに毎月の通信料金をチェックして無駄な通話を抑える(友人との通話をLINE電話にするなど)事ができるなら検討する余地があります。

また、まだ楽天モバイルをメインの回線にできない方は、SIMが2枚入るスマホにHIS Mobileの「格安ステッププラン」3GBのSIMと楽天モバイルのSIMの2枚差しにすると、メイン番号(HIS)で受けて、発信はRakuten linkからにすれば(この場合は通知される電話番号は楽天モバイルの番号になるので相手への通知が必要です)、月790円でそれなりに通話も通信もスマホでできるのではないかと思います。

こう考えると、複数回線を組み合わせる中で、通話中心のSIMをHISの「格安ステッププラン」にすることで、かなり無駄を削ぎ落とした通話中心の利用になり得るということがわかります。私自身、現在メイン番号に使っている「合理的みんなのプラン」でも安いですが、他の回線も持っているので、データ通信は6GBも必要ないのではと思う部分もあります。もちろん、データおよび無料通話の時間に余裕があればそれだけ電話をするという効果があるわけで、どちらが良いかというのはケースバイケースではあります。ただ、毎月の通話が少なく、さらに毎月きちんと料金を確認できる方なら、相当安く毎月の携帯通信料を下げることができる可能性の大きいプランであることに違いはありません。


Windowsの次期バージョン「Windows11」でAndroidアプリが動くとどんな影響があるか

現在使っているパソコンではWindows10が動いていますが、次期バージョンということでWindows11というものが2021年後半に出ることがネットニュースになりました。現在使っているWindows10で日々の生活に何の不満もないのですが、果たして今使っているパソコンで快適に動くのか、さらに何か今までより違ったメリットが有るのかなど、期待というよりも心配の方が多い発表になってしまったような気がします。一部のサイトではOSのアップグレードについて、現在のWindows10からのアップデートは無料では? という話も書かれていますが、一応Windows10搭載のパソコンは複数持ちなので、使う頻度の少ないものから変えてみて、今までと同様に使用しているアプリが使えるのかなど、毎日の生活に影響しそうな部分は見ていくしかありません。

一つ安堵しているのは、もしWindows11へアップグレードすることによってマシンのパワーが足りなくなった場合、今使っているずっと保証付きのリングローで購入した中古パソコンについては、買い替えでなく今まで使っていたパソコンと引き替えに新しい中古パソコンとの交換(差額の支払いは必要)ができるようになっているので、費用がかかるにしてもそこまで大きな負担にはならないということもあり、今回の発表を機に、一台をすでにWindows11がインストールされている別のパソコンに買い替えるというのも有りかな? という風には思っています。

あと、一連のニュースサイトを見ると「Windows11ではAndroid用のアプリが動く」というものが見受けられました。Windows自体でもアプリ(ソフト)はありますが、パソコン上でAndroid用のアプリが動いて何かメリットがあるのか? という気はします。ソーシャルネットワークアプリを使っている場合、アプリを起動することでスマホでやっていたことをパソコン上でできるようになると、便利なところもあります。ただすでに私の場合はLINEについてはGoogleのウェブブラウザーであるChromeの機能拡張でパソコンからの発信を可能にしていて、短文ではなくしっかりした文章を考えて送る場合に重宝しています。アプリをパソコンに実装して、スマホとパソコンで使い分けるようなことはこれからもあると思いますが、一つ問題な点もあります。

というのも、今考えられている中ではAndroidアプリのインストールはGoogleのGoogle Playからではなく、Amazonの「アプリストア」から行なうということなので、LINEもそうですがAmazonのアプリストアにない主要アプリも結構あるということです。これは、Amazonが出している各種タブレットと同じ仕様(Amazonアプリストアからのみアプリをインストール可能)なのですが、スマホの代わりにAmazonタブレットがならないのは、スマホで入れている主要アプリの中でインストールできないものがあるからというところもあります。

ただ、こうした流れによって、今までAmazonアプリストアでは入手不能だったアプリがWindows11で使えるようになってくれると、パソコン上で使うというよりも、私が持っているAmazonタブレットのFire 8HDタブレットが本格的な旅行のお供になってくれるかも知れず、個人的にはそちらの方がうれしいですね。

現在、mineoのSIMを古い7インチタブレットに入れて動画や音楽系のアプリで利用しているのですが、現状の小型タブレットには個人的に魅力的だと思う商品はなく、もし今のAndroidタブレットに入れている主要アプリが全て動くなら、Amazonのタブレットをメインにしてしまっても良いとすら思っています。現在持っている8インチは外に持ち出す用にして、10インチのものは主に家で使うこともできます。これら2つのタブレットをプライムバーゲン時に購入できれば相当安くハードを揃えられますし、現在のバージョンの次世代機が出るくらいにアプリの問題が解消していれば、8インチに加えて10インチのものも買ってしまおうかなと思うくらいです。

逆に言うと、パソコン上でAndroidアプリを使うよりも、10インチタブレットで使った方が家では使いやすいと思うので、家に帰ったらキーボードを付けたAmazonの10インチタブレットを使うようにした方がアプリ中心に使うなら(そしてもちろんAmazonアプリストアの品揃えが充実したら)、今後の家の中での使用ハードが変わってくるかも知れません。ただし、パソコンでしか行なえない作業もあるので、全くパソコンを使わなくなるということはありません。

そんなわけで今のところ、今年から来年にかけて、Windows11関連でAmazonアプリストアの充実度がどのくらいになるのかというのが個人的には注目したいところです。アプリの互換性のこともあるので、様々な情報を入手しながら、パソコンをどうするかは来年になってから考える方がいいかなと実は思っています。