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モバイル通信関連の新たなサービスや新製品が出てきたり、マスコミで話題になった時にはこちらで紹介します。

ahamoよりも安く衛星通信を利用できる? LINEMOで9月からオプション無料提供へ

私が「Starlink direct」のサービスを使えるようになるには、まず楽天の衛星通信サービスが出てからだと思っていたのですが、わずか1日で予想外のニュースが入ってきました。

ソフトバンクのサブブランドでありながら、Y!モバイルと比べてかなりサービスの内容が乏しい印象があったLINEMOからの発表です。現在のプランに加入しているユーザーについて、通常では月額1650円かかる「ソフトバンクStarlink direct」の利用料を無料で利用できるように2026年9月1日からなると発表されたのです。

現在のLINEMOのプランということでは、基本月990円で月3GB未満、3GB~10GBまでの利用で月2,090円の維持が可能となる「LINEMOベストプラン」がおすすめです。もう一つ月30GB・5分以内無料通話付で月額2,970円の「LINEMOベストプランV」がありますが、これだとahamoの方が有利でしょう。

LINEMOのホームページを見ると、過去のプランでも適用になるように書いてありましたが、これは今までの有料利用が可能な点の説明で、9月からStarlink directを無料で使いたい場合には、旧プランの人は新プランへの変更が必要になるそうです。私は現在「ミニプラン」加入中なので、「LINEMOベストプラン」へ変更する予定です。なお、新プランにすると従来の「海外あんしん定額」の「定額国L」プランから7日分の料金が割引されるメリットもあるので、海外での利用にもメリットは大です。

旧から新プランにするディメリットは、つい3GB以上データを使ってしまうと料金が知らないうちに上がってしまう点がありますが、今回の報道を受けて、LINEMOはサブスマホに移し、カーナビぐらいにしか使わないつもりなので、月990円の支払いはキープできるのではと思っています。

あと、このサービスを使うためには衛星通信に対応するスマホを使わなければなりません。そんなわけで、ともかく安い端末が無くならないうちにソフトバンクで売られている対応機種のうち、データ通信も使える新古品のスマホを注文しました。

個人的にはLINEが複数のスマホで同じアカウントが利用可能になったことが大きいです。新しく注文したスマホは「サブ端末」とし、いざという時にはメイン端末と切り替えて使うようにすれば、山の中などで電波が圏外になっても、同じLINEアカウントをスマホを替えて使い続けられるようになります。料金的にも当分追加は出ないので、これでahamoを衛星通信のために使おうという考えは吹き飛びました。

ニュースリリースによると、9月からは一応オプションの申込みが必要で、発生したオプション料金を相殺する形で無料化を実現するものの、今年冬をめどに、申込みを行なわなくても無料で使えるようになっていくそうです。

現在、メインスマホの回線は「楽天モバイル(主に通話・SMS用)」とLINEMO(データ通信用)の二回線を入れていました。それが、LINEMOのeSIMをサブ端末に移行して、データ通信は主にカーナビアプリ用などに活用しようと思っています。

もし楽天モバイルが圏外の場合は、サブ端末のスマホをテザリングすれば楽天LINKからの発信ができるようになるのですが、移動中に急にはテザリングできません。その対策として、安い回線のeSIMを新たに契約するのも良いかとも思います。現状でスマホに入っていないドコモ回線をメインスマホのサブ回線にすれば、メインとサブスマホで合計4つの回線を使い分けられ、まさに最強の通信環境が作れるかも知れません。

私と同じことを考えている方で、未だソフトバンクのStarlink direct対応端末を持っていない方は、早めのリサーチがおすすめです。私はすでに注文しましたので、9月に入りましたらぜひどんなものか試してみるつもりです。

スマホと通信衛星の直接通信の今後は衛星より手軽な「気球型HAPS」の活用も面白いかも

Starlink directのドコモのコマーシャルが効を奏したのでしょうか。ドコモのStarlink directの加入者が3ヶ月で650万を超えたそうです。先日の熊本地震の際にも、地震が起きる前の週との比較で、接続者数が3倍に増えたとのニュース記事もありました。

今後、サービスを展開する大手3キャリアの攻勢が始まり、MVNOにとっては厳しい状況になっていくと思われます。個人的には、ユーザーとしては一つの通信会社だけと契約をするのではなく、複数の回線を組み合わせて使うのが良いと思います。将来的にはキャリアの提供するStarlink directも契約しつつ、楽天の提供する衛星通信を併用するのもありでしょう。さらに持ち運びのできるWiFi機能付きアンテナを持ち歩くのも面白そうです。衛星以外のサービスについては大手だけから選ぶのはどうかと思います。MVNOの中からも良いプランがあれば、そちらも組み合わせる感じで考えようと思っています。

時期的には、まず音声フルMVNOの開始を今年11月からと宣言した日本通信の動向、さらにはドコモでないauで同じ音声フルMVNOを開始するmineo、そしてずっと契約しながら待っている楽天モバイルの非Starlinkの衛星通信の内容および料金がどうなるのか。もう少し時間が経てば、今まで契約者に無料で提供している直接衛星通信の料金をどれくらいに設定してくるのかというところも気になります。

今回、主にドコモのStarlink directについて紹介しています。それはなぜかと言うと、他社と比べると安価に導入が可能なahamoでも使えるからです。そんなドコモでは、近いうちに衛星基地局だけでなく、表題の「気球型HAPS」という成層圏付近まで飛ばした気球に基地局機能およびビジネス利用に便利なカメラを付けた設備の実験を能登で行なうということもニュースになっています。

気球が実用化されれば、実用当初計画されていた飛行船タイプの基地局や、ドコモが最初アナウンスしていた小型飛行機の基地局よりも手軽なものになるでしょう。こうした基地局のネットワークが張り巡らされるのであれば、大手キャリアの横並び感も薄れてくるのではないでしょうか。

ただ、大手キャリアのStarlink directが、メーカーから直接購入できるSIMフリーのものではできないのはどうかと思いますね。各キャリアが自社の型番を付けて販売するスマホではできるのに。iPhoneやPixelは今後もさらに高額なスマホとして高嶺の花になるような状況にあります。せめて同じ製品であるなら販売会社は関係なく使えて欲しいもの。そうした方面への進化が進んでいって欲しいです。

来年の今ごろは引き続き使っているのか? 住信SBIネット銀行から変わった「ドコモSMTBネット銀行」

気付いたら、スマホに入っている「住信SBIネット銀行」のアプリのアイコンが「ドコモSMTBネット銀行」に変わっていました。特別なアップデートというわけではなく、アプリの使い方についても以前とは変わりませんが、心得ておかないと後でしまったと思ってしまう事はあります。

というのも、現在ドコモSMTBネット銀行はメインバンクから個人口座へ無料で送金することのできる「ことら送金」を使って月イチで送金しているのですが、このあて先が旧住信SBIネット銀行になっているのです。このままでも今年の10月までは旧名称でも送金は可能なようですが、支店名、口座番号は同じでも銀行名を変えておかないとそれ以降の送金ができなくなるという話を聞き、早速少額の送金を新しい銀行名で改めて行ない、送金口座のリストに新銀行名のものを作りました。

これで、今までと同じようにメインバンクから自分が使う分のお金を送金してお財布代わりに使うことは続けられるのですが、銀行がドコモの銀行になることで今までできていたことができなくなるのではないか? という話もすでに上がっているのは気になります。

現状では「セブン銀行ATM」「ローソン銀行ATM」で利用が可能な預け入れ、引き出しにキャッシュカードを必要とせず、スマホでQRコードを読みこむことでスマホのみで取り引きができる「スマホでATM」が回数無制限で手数料なしで利用できるのですが、これがドコモの銀行でも同じように使い続けられるのかというのが個人的には大きな問題になります。

今後、ドコモでは携帯電話・スマホを扱う代理店で銀行業務を行ないたいようなアナウンスがありましたが、そうなると年代的にはドコモに加入している高齢者の口座開設を狙っているとなると、「スマホでATM」なんてサービスは全く利益を生まないサービスですし(その分、キャッシュカードの発行・発送・管理が必要ないという事もあるので続いてきたのではないかと思いますが)、いつこのサービスが終了になってもおかしくないのではないかという見方もあるようです。

もし、ドコモSMTBネット銀行で「スマホでATM」の手数料が他行なみにかかるようになってきた場合、あえて続けるメリットはなくなるので、代替サービスを検討しつつ、本当にいざという時に現金を出せるような用意はしておくという感じになるのでしょうか。

今のところ、レギュラークラスで月2回まで「スマホでATM」の手数料がかからないau系列の「じぶん銀行」が有力かという感じですが、そうなると「ドコモ」から「au」に転出ということになるわけで、ドコモはどうするのか気にかかります。せめて、「じぶん銀行」と同等くらいの使い勝手であって欲しいなと思うのですが、来年の今頃どうなっているかということもあるので、この文章はこのまま残していきたいと思っています。

クラウドサービスは便利なものの使えなくなるリスクも考えながら複数サービスの併用も

複数のパソコンを使い回すような形で私は使っていることもあり、パソコンのメモリーにデータを保存するのではなく、インターネットつなぎ放題が前提のクラウドサービスを積極的に利用しています。

そんな中、日常的にはあまり意識しないのですが、先日から特定のクラウドサービスにトラブルが発生してちょっと困っています。

それは、楽天が運営する「楽天ドライブ」で、一部のユーザーに不審な通知が届き、そこからIDとパスワードを盗もうとする動きがあったため、先月末からサービスは使用できずメンテナンス中ということになっています。スマホアプリからのデータのアップデートはできるものの、ドライブにアクセスできない状況が続いています。私自身はこのブログにアップする写真(あえて別アプリを使って解像度を小さくしたもの)限定で楽天ドライブにアップロードしてそれ系の写真を集約していたのですが、現在その使い方ができず、別のクラウドサービスの方にアップしています。

まあ、サービス運営元に文句を言いたくもなりますが、やはり安全が確保できないと安心して使えないことも確かなので、早く再度使えるようになって欲しいと思いつつも、常に別のサービスも使えるようにしておくことが大切だなとしみじみ思います。

現在、一番使っているのは無料で使えるOne driveですが、こちらももし何かあった時のために、有料で大容量が半永久的に使えるpCloudにOne driveのデータをまるごとバックアップしています。

実際に、今まで普通に使っていたネットサービスにトラブルが起こると、一つのサービスだけにデータを集約させることの恐さということを感じてしまいます。その点、常に複数のサービスを使ってデータを分散化させてはいるものの、バックアップを常に行なうことは難しいため、常にデータ消失の不安はあります。

ただ、メインにOne driveを使っているのは、複数あるうちのWindowsマシンを使うことで、パソコン内にデータもたまっていくので、現在メインのLinux MintだけでなくWindeowsマシンを立ち上げてOneDriveを使うことでデータをオフラインで使えるようにできるという点もあります。基本的には、例えば大きな災害が起きて、今使っているパソコンが全て使えなくなったとしても、何とか新しいハードを導入することで元の環境を守ることができるというメリットがクラウドサービスを使うメリットです。

今後、特に無料で利用しているサービスについて、急に使えなくなるような事も起こり得ますので、新たなサービスの利用も模索しながら今後もクラウドサービスと付き合っていきたいと思っています。

スマホと通信衛星との直接通信を安く使いたい場合にはもはやMVNOをメインに使わない方が良い?

令和8年熊本地震の影響で、熊本県の一部の地域においてネットがつながりにくい状況は続いているようです。私の場合は、一旦解約したStarlinkのアンテナキットを持っているので、そうした状況になった場合にはとにかくどこかモバイル通信回線かWiFiがつながるところまで車で移動してから改めてStarlinkの開通作業を行なった後、すぐスタンバイモードにしてアンテナ経由で最大500kbpsで空の開けた場所から発信できるようにすることを考えます。

ただ、普通のケースではそうした用意がないと思いますので、限られたスマホアプリ(マップ・LINE・X・Googleメッセージ・Yahoo! Japan・YAMAPなど)は地上基地局が使えなくてもスマホで利用可能なStarlink directが使いたいと思われる方もいるかと思います。

すでに大手三キャリアや大手のサブブランドに加入されている方は、自分の使っているスマホがauが発表している対応機種でない場合、スマホを対応機種に変更することで衛星通信が使えるようになりますが、そうでなくMVNOをメインに使っている方は、事情が異なります。MVNOをメインに使っている中で今のところ最安なのが、auのStarlink directです。

auの回線を契約しない人が申し込むと、月々1,650円を支出することでauが新しい衛星通信対応のSIMを発行してくれます。通常時は高速クーポンは月1GBまでですが、衛星通信時にはSMSは無料、スマホ機種によって上に挙げたようなアプリをスマホで直接利用することができるようになります。今使っている機種が対象外の場合は、中古ショップなどで自分の目的に合った端末を買い足すなどして、MVNOとauのSIMの二枚持ちで利用することで、現在の利用料金+1,650円(その他に端末の買い換え費用がかかる場合があります)で利用可能になります。

ただ、トータルでの出費を抑えたい場合には、最近サービスを開始したドコモのStarlink directの中でも2年縛り、端末の購入義務のない「ahamo」にメイン回線をMNPした方が良いケースが出てきます。そして、来月からのahamo基本機能のアップデートがあるので、ドコモ回線が使いものにならない地域に生活基盤があるような人でなければ、よりahamoへの変更で安く快適に使えるような感じになってきました。

「データ増量おためしキャンペーン」というものが2026年8月1日から当分の間行なわれることになり、ahamoの普通プランは月30GBの高速通信が可能なのですが、それが月40GBに増えるということです。今までどういったプランを使っているかによって変わっては来ますが、ahamoに加入すればStarlink directは当面利用料無料で使えるので、かかる費用は月額2,970円のみです。
メイン回線+auのStarlink direct(1,650円)との比較をしてみればかなり安いことがわかります。さらにahamoは通話についても基本プランの中に5分定額が付いていたり、データ通信は海外でも利用可能というメリットもあります。

auとドコモでは自社の製品を中心に対応機種が違うので、MVNOを使っている場合にはスマホの買い換えが必須になる可能性もありますが、よほどの使い方でない限り通信費は月2,970円を超えないのではないでしょうか。ただ、ドコモの回線がトラブルで使えなくなったらアウトなので、必要に応じてpovo2.0のSIMでも同じスマホに入れておいたりすれば十分ではないかという気もします。
実際に大きな災害が自分の周辺で起こった場合、着のみ着のまま逃げるということになれば、現状ではスマホと衛星への直接通信を国内でサポートしているStarlink directしか選択肢はないので、今回のドコモのキャンペーンに乗ってしまうというのも一つの手ではないかと思えますね。

5G対応のガラホはあえて非Androidにすることでスマホとの役割分担がはっきりする

日本で販売するかどうかはわかりませんが、「Lighi Phone」を展開するLight社が、初の折りたたみフィーチャーフォンである「Light Flip」を299ドルで予約販売することを発表しました。発売は2027年4月からということですが、海外仕様でOSも独自の「Light OS」でスマホで私たちが使っているアプリの導入も不可、日本語入力もできない端末であるようです。ただ、こうしたコンセプトの電話機は個人的には興味をそそられます。

というのも、4G対応のガラケーを以前使っていて、ガラケーながらLINEのようなアプリが使えたので当初は便利に使っていたのですが、ほどなくしてLINEアプリの対応が終了してしまいました。Android OSでフィーチャーフォン対応のアプリというのはニーズ的にはそれほどあるわけではなく、継続してのサポートは難しいということだったのでしょうが、それなら最初から主だったアプリはスマホで使い、フィーチャーフォンは通話・ショートメールとプラスアルファ的な使い方で十分ではないかという感じを私は持っています。

「Light Flip」については、スマホではおなじみのアプリは使えないものの、ナビゲーション・音楽、ポッドキャストの再生・カレンダー・アラーム・タイマー・電卓・天気などのアプリが標準搭載されているそうです。接続端子はUSB-Cで、5Gモデム機能、物理およびeSIMへの対応、バッテリーは昔のガラケーと同じ交換可能なバッテリーパック(1800mAh)ということで、スマホとの2台持ちを前提にすればかなり面白い端末ではないでしょうか。

これ自体で日本語入力(特にポケベル入力)ができないので、これ自体を使うかどうかはわからないものの、電話・ショートメールはこのガラケーで利用し、さらにモデム機能を使ってタブレットやパソコンでの通信用に使うことで、スマホとの使い分けができます。今後もし日本のキャリアからこうした5G対応フィーチャーフォンが出たとして、その機種がStarlink directに対応するということになれば、個人的にはSMSが使えるだけでもいざという時には役立つのでは? と思います。その際、契約パターンはahamoであれば通話定額も十分な高速通信も付いていますので、今使っている番号を入れ替えて使っても良いのではないか考えるのですが、こうした声が国内のキャリアやメーカーに届けば良いのですが。

実のところ、私は現在スマートウォッチを使っていますが、もし以上の希望がかなう5G対応フィーチャーホンがあれば、常にそれをシャツの胸ポケットに入れて持ち運ぶことですぐに電話を受けることができるので、スマートウォッチ・スマートバンドを選ぶ事についても今後変わってくることが予想されます。

普段から電話をしないので、あえてフィーチャーフォンは必要ないと考える人がほとんどだと思いますが、個人的には「スマホとの2台持ち」は便利だと思っています。つい先日も歯医者さんの予約を入れる時に、休みの情報はスマホのアプリに入っていたので、いったん予約の電話を切って折返し電話を掛けたスマホでアプリを開いて休みを確認してから電話をし直しましたが、2台あれば電話をしながらスマホを画面を開いてすぐに対応できます。特に外で電話を受けたような場合、2台持ちは便利だと思っていましたので、今後アプリに対応していなくても、5Gを有効活用できるようなフィーチャーホンが日本で出るようになったら、その導入も考えてみたいです。

LINEアカウント乗っ取り被害の対策はLINE以外の連絡先を持つことではないか

ついにここまで来たかと思った話題をテレビニュースで見ました。今、表題のLINEアカウントの乗っ取り被害が出ているという話で、それは大変恐ろしい話であります。

どういうことかと言うと、まず知人のLINEアカウントから連絡が入り、そこにリンクが貼られているメッセージが来たそうです(紹介の事例では「子供の絵画コンクール」投票のリンク)。もし本人でない悪意を持っている人からどこかわからないリンクを踏まされるというのは、それだけでも恐い話ですが、この話には続きがあります。

リンク先からパスワードなどを読み取った悪意ある乗っ取り犯は、続けて「自分のアカウントが乗っ取られている! 今すぐLINEアプリをアンインストールして再インストールして」とメッセージを入れるのだそう。実はこのアンインストールをさせることで、そのタイミングで悪意ある乗っ取り犯が新たに入手した自分のパスワードでログインしてしまうので、いざ再インストールして設定しようと思ってももう後の祭という事。この時点でアカウントは自分では一切ログインできなくなってしまうという事になるそうです。

そもそも、LINEによるコミュニケーションの場合、相手の個人情報を持たずにメッセージができる気楽さもあり、LINEしか知らない前提で友人と連絡先を交換しているケースも少なからずあるのではないかと思います。その場合、こうした手口を見破れなければ、自分のところに来たメッセージがいつまで友人のもので、いつから友人のIDを乗っ取った悪意ある人からなのかの確認が取れません。

もし私のところにこうしたメッセージ(特にいったんLINEアプリを削除して! には従ってはいけません)が来たら、その通りにアプリを削除する前に、別の連絡手段を使ってその友人に連絡を入れます。それがメールアドレスでも良いし、電話番号がわかっていれば直接電話しなくてもSMS(ショートメッセージ)でも良いでしょう。相手の友人がそうしたLINEに全く心当たりがないという場合、まずは自分のLINEアプリが使えているのか全くログインできないのかを聞き、そのケースごとの対応策を以下のリンクから教えてあげましょう。(このリンクはLINEのヘルプセンターのURLなので心配しないで下さい)

https://help.line.me/line/smartphone/sp?contentId=20000437&lang=ja

やはり大切なのは連絡方法をできる限り一つだけに頼らない事だと思うのですが、電話番号は無理でも友人にはメールアドレスくらいは聞いていざという時の緊急連絡を行なえるようにしておきたいものです。

久しぶりに自分の電話番号に届いた「詐欺」と思しきショートメッセージについて

電話番号を使ってショートメッセージを送る「SMS」は、最近「RCS」というデータ通信を使って、テキストだけでなく画象や動画なども送ることのできるサービスに置き換えられつつあります。しかし、このRCSは相手も使ってくれていないと、一回送るごとに料金が発生するSMS扱いになってしまいます。

相手の電話番号さえわかっていれば無料で使える便利なメッセージ送信の方法であるのですが、その点はすぐに解決が付くわけではないので、何とか国内であれば誰でもRCSが使えるようになって欲しいのですが、今回はもしそうなったらそうなったで別の問題が起こるのではないかという事について書いていこうと思います。

実は昨日、普段は各種サービスの二段階認証でしか来ないSMSに、変なショートメールが来たのです。ほとんどの人に電話番号を知らせていない母親の番号には、なぜかセクシーな女性を騙った迷惑メールが多く来るのですが(笑)、私のところにはそうしたメールは一向に来なかったのですが、ついに来てしまいました。

内容は「Spotifi登録失敗。詳しくは以下へ」というような内容でショートリンクが添えられていました。全く心当りがない(Spotifiは無料会員で利用)ため、発信元の番号について検索をしてみたら、見事にこの番号から詐欺と思われるメールが送られているという結果が出ました。メール内にあるリンクをクリックしてしまった場合、詐欺サイトの入口にアクセスすることになってしまうわけで、やっぱりなと思うとともに、騙されてクリックしてしまう人も少なからずいるのではないかと思われます。

ネット検索の内容では、荷物の発送を装った詐欺メールの例が報告されていました(同じく荷物追跡を連想させるリンクを踏ませる内容になっている)。今回のSpotifiの内容は新しいもので、この内容ならいくらでも応用が効くでしょう。もしSMSからRCSが主流になった場合、そうしたメールによって情報を抜かれてしまう人が増える可能性があるので、何らかの対策をしないといけないのではないかと思われますね。

なお、私がショートメール用に使っているGoogleメッセージの場合、メールで来た番号について「ブロックしてスパムとして報告」することができるので、同じ番号からはもうメールが来ないように設定はできます。ただ、もう一歩進んでAIを駆使して詐欺と思わしきメールを逃がすような形でメッセージアプリが進化するような感じで進んでいって欲しいなと思います。

災害時のインターネット環境の一つとして期待できるのはどこに行けばつながるか? ということ

衛星インターネットの普及は今後の通信における状況を変える力を持っているのではないかと思います。自分で衛星に向けるアンテナを持ち運んだり、スマホと衛星を直接接続するためのスマホを導入したりすれば、今でも空が開けているところであればインターネット通信が可能になるのですが、なかなかそうは言っても揃えるハードが高かったり、衛星通信対応のスマホに機種変更するのにコストがかかるとか思っている方もいるかと思います。また、そうしたハードを揃えたとしても、いざという時のために行なう通信にどれだけ毎月のコストを掛けられる人がいるのかという問題もあります。

そんな中、自分で衛星通信のできるハードを持たなくても利用できそうなビションが発表されたので、今回はその内容について紹介しながら今後の展望について考えていきたいと思います。

過去、新たに通信事業への参入をするためには膨大な投資が必要でした。日本全国にくまなく基地局を作ったり日本中のエリアをつなぐことも限られた企業にしかできず、基地局の設置については同様他社との競争になったりして、楽天モバイルなどは今でも苦戦しているのはご存知の通りです。

そんな中で、今ある施設を使っていわゆる「ミニ基地局」を災害用に作っていこうとするビジョンを打ち上げたのが、消火栓標識社という私たちが街中で良く目にする広告付きの「消火栓」の場所を示す看板を立てている企業です。

この消火栓を示す「消火栓標識柱」は、主に道路沿いの住宅がある場所に立てられています。消火栓という設備そのものが、火事という災害が起こった際に消防自動車によって利用されるものであるので、室内に置いても意味がないものではあるのですが、その消火栓標識柱の一番上に衛星用アンテナを置くことで、その場所を災害時のWiFiステーションにしてしまおうとするのが、その計画なのです。

現状ではStarlinkのアンテナを立てることを検討しているようですが、今後世界的に衛星通信事業が複数の企業によって行なわれるようになれば、より費用の安いものが採用されるようになるでしょう。すでに日本への進出を行なうというAmazonの衛星通信もありますし、楽天の事業に政府が補助を出すことに決まった国産の衛星通信でも、それこそいざという時に使えるものなら設置される可能性がありますし、このミニ基地局の利用料がどのくらいになるかはわかりませんが、一つの基地局を多くの人たちで利用することになるので、料金的にもそこまで高額にはならないのではないかと思います。

直接衛星と通信をして、ユーザーにはWiFiの形で提供するということになると、基本的にはどんなハードでもインターネットを利用することが可能になるわけなので、自分の居場所からどのくらいの距離でWiFiスポットが設置されているのかが重要になりますが、消火栓標識であれば、私の場合であれば自転車での通勤中にいくつも見かけることができるほど身近なので、事前にどこの標識まで行けばWiFi利用ができるかがわかれば、いざという時だけでなく旅行中にも(サービスが災害時のみなのか日常的に利用できるWiFiサービスになるのか不確かなのでそこは何とも言えませんが)、モバイルインターネットの新たな形として利用するような事になるのかどうか。

こうしたサービスを利用するのは、自前で衛星アンテナを用意するのとは違ってある意味他力本願的にはなりますが、それぞれの消火栓標識が独立した「ミニ衛星通信基地局」として機能するのであれば、個人的にはかなり興味深い取り組みだと思います。WiFiがコンビニから消える中、こうした取組みが続くというのは嬉しいですし、いざという時に活用できるような形に仕上がっていけばいいなと思っています。

国内の通信を海外企業に任せてしまうと災害以外でも深刻なトラブルが起こるのでは?

パソコンやスマホでのネットサービスについて考える場合、色々な想定をしながらできるだけ多くのサービスを契約することで、一つのサービスが止まってしまっても何とかなると思って色々契約しています。

具体的には、国内に4社ある携帯電話のキャリアについては、本キャリアを全てではなくMVNOやサブブランドを混ぜるなどして、4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)の回線は所有しています。また、もし国内の通信が全て使えなくなってしまった場合に備え、以前には衛星インターネットのStarlink(専用アンテナを使う方)を契約したのですが、ほぼ衛星通信をStarlinkが独占する中で値上げしてきたので、現在は契約を解約しています。ただ、モバイルインターネットは止まっても有線(光回線)が使えるなら、改めてStarlinkを契約することもできるので、ハード自体は手離さないで持っています。

Starlinkについては、iPhoneや一部のAndroidスマホで直接衛星と接続して空の見える場所で使える「Starlink direct」のサービスが開始されていますが、当初はauだけがStarlinkと提携し、ドコモとソフトバンクは他の方法(飛行船や飛行機から電波を出す)を使ってauに対抗するという話だったのが、いつの間にか楽天以外の3キャリアは全てStarlinkを使ってのサービスになってしまいました。

この状況というのは、キャリアの意志を超えて、本家Starlinkが日本のモバイル通信において大きな影響力を持つということになります。専用アンテナを使う方のStarlinkは、自分で納得できない点があれば、自分の意志で解約することができますが、Starlink directが一気に値上りをしたらどうなるのか。そんな事を考えたり、そもそも私の使っているスマホはStarlink directの対応端末でないということもあって、現在は残念ながらスマホと衛星を直接繋いでの通信はできていません。

個人的には、唯一Starlink陣営でないところ(「AST SpaceMobile」と提携予定)からスマホ直接通信のできるサービスを目指す楽天モバイルを応援したいのですが、日本政府はこうした事業を応援して欲しいですね。私はそこまでの国粋主義者ではありませんが、StarlinkはStarlinkで、国内企業が行なっている衛星通信サービスも平行してサービスを展開することで、ユーザーは競争の中でサービスが拡充されるとか、料金が下がったりするとかの流れにも繋がります。

GPSについては日本版GPSとも呼ばれる「みちびき」がありますが、今後はスマホが日常生活に必須とも言えるくらい使われるようになる中、国産の衛星通信サービスも選べるようになって欲しいものです。

今のところ、Starlink directについては本家キャリア回線を持っている人は追加料金無しで使えていますが、これが通常のオプションとして別料金になった時、他に同等の国産サービスが全くないような事にはなって欲しくないです。そのためには、Starlinkのバックアップとしても楽天モバイルの衛星通信のサービス開始が待たれます。