通信サービス全般ニュース」カテゴリーアーカイブ

モバイル通信関連の新たなサービスや新製品が出てきたり、マスコミで話題になった時にはこちらで紹介します。

ドコモの「d Wi-Fi」にドコモ契約無しで接続する方法

先日、ようやくドコモが回線契約なしの他社ユーザーにも自社Wi-Fiを開放した「d Wi-Fi」をスマホとノートパソコンで使ってみました。ドコモ系のWi-Fiについては、すでにOCNモバイルONEの利用者が無料で使えるWi-FiサービスのうちNTT西日本に存在するDoSPOTは除けば、日本全国で使えるSecured Wi-Fiのエリアとかぶるのではないかと思っていたのですが、必ずしもそういうことはなく、「d Wi-Fi」を使えるようにしておくメリットは有ると思います。ここではあえてドコモ回線と関連付けない方法での接続についてレポートしたいと思います。

まず、「d Wi-Fi」を使うためにはドコモが推し進めているポイントサービスの「dアカウント」を取り「dポイントクラブ会員」になり、さらに「dポイントカード利用登録」をする必要があります。年会費および入会金は登録しても発生しませんので安心して登録してください。dポイントカード利用登録にはスマホにアプリをダウンロードして利用するほかに、dポイントが使えるお店に置いてある未登録のプラスチックカードにdポイントクラブのIDを登録して、お店でポイントカードを出すことでポイントを貯めることもできます。ただ、ここでは「d Wi-Fi」を使うために登録するので、ポイントを今後有効活用したい場合にはそういったことも考えてみてください。

「d Wi-Fi」を使うにはdポイントクラブのIDとパスワードを入力してログインした上で、「d Wi-Fi」の申し込みページに移動してさらに利用を申し込む必要があります。その際「d Wi-Fiパスワード」の設定をし、さらにアクセスポイントのパスワードをもらうことで、いよいよ「d Wi-Fi」が使えるようになります。

「d Wi-Fi」ではドコモ回線があれば認証はSIMの情報を使って簡略化されるのですが、ここではドコモの回線契約のない機器やドコモの回線を使っていないことを前提にするので、SIMでの認証ができないためウェブによる認証を利用します。SSID:0001docomoのアクセスポイントはSIM認証のできるタイプでの接続ができるアクセスポイントなので、このアクセスポイントには接続しないように注意してください。使うのはSSID:0000docomoのアクセスポイントの方です。

パソコンでもスマホでも、0000docomoのアクセスポイントに接続しようとすると、まずはパスワード(セキュリティキー)の入力が求められます。このパスワードは「d Wi-Fi」の申し込み時に表示される他、「d Wi-Fi設定サイト」でも確認ができますので、その後で使う「dアカウントID」「d Wi-Fiパスワード」とともにしっかり控えておきましょう。

ネットワークパスワードを入力するといちおうWi-Fiには接続されますが、そこからさらにウェブブラウザーを開くとドコモのWi-Fiサービスのウェブ認証画面になります。まだ従来のプランと併用してのサービスなので「d Wi-Fi」のサービスを選ぶと、その後に「dアカウントID」「d Wi-Fiパスワード」を入力する画面になります。そこで正しいIDとパスワードを入力することで0000docomoのアクセスポイントを利用できるようになります。

大型ショッピングモールでは、入居しているテナントによって使えるアクセスポイントが異なったりしますので、普段訪れる場所や旅行の際に立ち寄るお店のどこで使えるのかということを頭の中に入れておくと便利です。そうした用意がない場合でも、手元のスマホのWi-Fi設定のところからどんなWi-Fiが飛んでいるのかその一覧を見て、0000docomoのアクセスポイントを見つけたら改めてWi-Fi専用タブレットやパソコンを取り出してつなぐようにしてもいいでしょう。無料でも認証があるWi-Fiなので、簡単な認証で誰でも使えるようなアクセスポイントを使うよりも安心です。

世間では5Gのサービス開始により、携帯電話の通信のみでブロードバンドを楽しもうと思っている方も少なくないと思いますが、安全に使えるWi-FiサービスとWi-Fiスポットを把握していさえすれば、今回紹介した「d Wi-Fi」については0円で使えてしまいます。このサービスはもともと東京オリンピックを控えてのものだったようにも思えますが、新型コロナウイルスの流行で中止されることなくサービスがスタートしたのは幸いでした。今後もし外出自体を自粛しなければならなくなっても、買い物には行かなければなりません。そんな時に車の中でWi-Fiの電波を捉えることができれば、車内で子供を待たせることに役に立つこともあるのではないでしょうか。外出自粛で家で過ごす時間のある方は、まずはドコモのサイトからアクセスして、「d Wi-Fi」が使えるようになるためにご自身で登録までの一連の入力にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


3月25日から受付開始「d Wi-Fi」はdポイントクラブ加入のみが必要

ドコモの契約者の中で、データプランに入っている人が毎月の利用料なしで当面使えていたWi-Fiサービスの「docomo Wi-Fi」は2021年にサービスを終了し、この3月25日から新たなWi-Fiサービスの「d Wi-Fi」の受付がはじまります。

このプランの最大のポイントは、ドコモの回線を持っていなくても「dポイントクラブ」に登録していればそれまでドコモがデータプランの契約者のみに(私の場合はドコモの契約はあるものの通話のみのプランだったため利用できないでいました)使えていたWi-FiがMVNOを含む他社ユーザーでも使えるということで、これで誰でもあえて怪しいフリーのWi-Fiに接続しなくても安全に外でWi-Fiを使ったインターネットが可能になるということです。ドコモがこのような動きになったのは、東京オリンピックのためもあるでしょうが、恐らく5Gの契約が増えればWi-Fiにあえて接続するような人が減り、将来的には規模の縮小もできるのではと思っているのかも知れません。

このサービスで使えるSSIDは「0001docomo」「0000docomo」で、同時接続台数は5台までということで、無料で使えるWi-Fiとしてはダントツのサービスであることに間違いはないでしょう。そうなると当然、今後は2~500円を追加してのWi-Fiサービスだけを有料で行なうサービスにも影響が出るでしょうし、大手キャリアがこうしたサービスに追随するようなことがあれば、5Gが普及する前に、多くの人が外でも使えるブロードバンドの魅力に気づくはずです。ドコモは「d Wi-Fi」について、今後はスマホでの利用が簡単にできるように専用アプリを夏頃までに発表するということなので今後の展開に期待したいですね。

そのような試みがさらにドコモが先行して進めていくと、例えばWi-Fiエリアのカフェやファミリーレストランとdポイントが連携すると、今後はネットを使いたいがために利用する人も増えるでしょうから、利用するチェーン店とdポイントカードがそれなりに選別される理由になることも十分考えられます。同じWi-Fiを整備するにも、ドコモのWi-Fiが集客に結びつくということになれば、それによって業界の勢力図も変わっていく可能性もあります。

個人的には全国どこにでもあり、駐車場が完備していて、席にコンセントもあるようなチェーン店で無料のWi-Fiを安全に使えるようになれば車中泊の旅の計画を立てる場合でも、休憩・食事を取りながらパソコンを店内に持ち込み、そのお店で飲食した後で一通りネットを回ってブログを更新し、メールやLINEのチェックまで行なえれば、緊急時を除いてパソコン上でできることが増える分、外に出ずっぱりの状態でも自宅と同じようにネットが使える状態が通信費を足さなくてもできるのは有難いです。

先日書いたように、今後5Gのエリアが国内で整備されていくと思いますが、そうではない地域に移動した際にはまだまだWi-Fiが使えると有難い部分はあります。現状では私のように4GのLTEで中速の契約を安くしておけば、今後はドコモの「d Wi-Fi」が全国のエリアで安全に使えるようになるわけですから、回線を選ぶ場合にもWi-Fiの事を考えずに済む分、さらに色々な選択肢が増えてくると思います。今後のドコモ以外の他社のWi-Fiサービスの動きにも期待しながら日々ネットでニュースを追っていきたいと思っています。


「永久不滅ギガ」の仕組みがある「y.u mobile」とは?

USEN-NEXT HOLDINGSとヤマダ電機が新たに「y.u mobile」のサービスを開始するというニュースを知りました。今後既存回線の乗り換えを模索している自分にとっては新しいサービスは魅力的なのかそうではないのか、ともあれ公式サイトの情報や、ニュースサイトからの情報を集めてみました。

契約プランは2つで、個人利用におすすめな「シングルプラン」(音声通話付きSIM月額1690円、データ通信容量3GB)と、複数の間でSIMカードを使って容量をシェアできる「シェアプラン」(音声通話付きSIM月額5990円から、データ通信容量20GB)があるのみです。ここでは基本となる「シングルプラン」の内容を紹介しながら「y.u mobile」の内容に迫って行きましょう。

まず、ここのSIMはドコモ回線を使っていて上記の音声通話付きプランの他にSMSオプション付きのSIMも選べるデータ通信専用プランもあります。その料金はSMSありで月額1,020円、SMSなしだと900円と、まずまず標準的な価格設定だと言えます。

シンプルなプランですが、音声通話付きのプランではかけ放題のオプションがあり、MVNOでは珍しい24時間掛け放題のオプションも少々高いですが月額2,700円プラスで用意されています。あと、10分以内なら月額850円になりますが、この料金が適応されるのは、専用アプリを使ってプレフィックス通話を行うことで通話料が半額の30秒10円となる「y.uでんわアプリ」の利用が必須となります。ただ、MVNOで24時間掛け放題のオプション提供は珍しいので、セールスポイントの一つになるのではないでしょうか。

そして、もう一つの特徴が、高速通信の容量を使い残した場合、翌月末までの繰越ではなく、最大100GBまで貯めることができるのです。月3GBでは足りない場合、1GBにつき300円の追加で高速通信の追加利用が可能なので、足りなくなったらどんどん追加しても、まだ使っていない分は期限なく残すことができますので、プランが一つしかなくても使った分だけのきめ細やかな利用が可能になり、人によってはトータルの月額料金を節約することもできるのではないかということになるでしょう。

また、音声通話付きのSIMの利用者には発売から5年以内(または購入から1年)以内ならいつでも加入でき、年間最大30,000円までの修理費用がカバーされる「修理費用保険」がサービスされます。中古の端末でも対応できるということで、これも他社にはないサービスです。

ひとつ気になるのは、公式ページにもその記載がなかった「高速と低速の切り替えは可能か?」ということですね。ちなみに公式ページの「マイページからできること」のページには「マイページではご契約情報やご請求情報、データ利用状況がご確認いただけるほか、データ容量追加などの各種お手続きが行えます。」との記載があるのみで、ヤマダ電機で販売しているヤマダニューモバイルでは切り替えができないことがわかっているので、あくまで説明を読んだ限りでは、低速で使い続けて高速クーポンを最大まで貯めるような使い方はできないものと思っておいた方がいいだろうと思います。

このような事を踏まえると、今の所個人的な本命であるUQモバイルのスマホプランSと比べると微妙かなと思いますが、今キャンペーンを行っていて1年間の継続利用でその分の料金が返ってくるというかなり思い切った契約者集めを行っていますので、お試しをしながらその使い勝手を判断するのもありなのかとは思います。

それにしても、楽天モバイルのプラン発表からシンプルなプランの発表がつづきます。利用形態の違いによる特徴を今後多くの業者が出してくれれば面白くなっていくのではないかと思います。


楽天Linkを使っての電話利用について抑えておきたいこと

先日申し込んだ新しい楽天モバイルですが、未だに楽天モバイルから手続きのための連絡は入ってきません。2020年4月8日スタートとまた間があるからと言うことからかも知れませんが、それだけ多くの人が申し込んでいるのだろうと思います。先日のブログで書いたように、もし使ってみて通話だけでもそこそこ使えるなら、今契約しているドコモの2年縛りの契約から変更してもいいかなとも思ったりするのですが、ようやくネットで調べられるようになってきた「楽天Link」を使った電話について、ちょっと気になる説明を見つけました。

まず、楽天エリア以外のau回線エリアでデータ通信を利用し、高速クーポンを使い切って低速制限された状態での通話品質やSMS送信について(SMS受信は通常の電話回線を使うので楽天Linkアプリとは関係なく国内では無料です)、「データ低速モード時でも通話・メッセージの送信が可能です。」と公式ページに説明があるので、少なくとも電話については楽天エリア外の地域では、au回線と同じくらいの電波状況の中で、低速制限されても普通に使えるようになることが予想されます。

問題は、楽天の独自網エリアで使うときです。今後徐々に利用できる場所は広がっていくとは思うのですが、他のキャリアと比べて電波が弱いところでは公衆Wi-Fiやテザリングを使っての発着信を行うことは楽天Linkアプリを使ってできるものの、現状では電話番号通知がうまく行かないということが公式ページに説明されていました。

どういうことが書いてあるかというと、「発信元がWi-Fiを利用している、かつ発信元が連絡先にない場合、着信者の着信表示/履歴には「非通知」と表示されます。」とあるので、基本的にはWi-Fiを利用した発信には相手のスマホに電話番号が表示されないというふうに読めてしまいます。また、楽天モバイルの「よくある質問」のところには、「[Rakuten Link]「不明」や「非通知表示」と表示される電話がかかってきます」という質問に対し「ご利用いただく通信環境により(これがWi-Fiに接続しての発信と思われます)、電話番号が表示されない場合がございます。」と書かれているので、将来的にどうなるかはわからないものの、楽天Linkの売りであるWi-Fiに接続した状態での発信において番号が表示されないというのは相手によっては電話に出てもらえない恐れがあるということで(企業への問い合わせでも非通知だと着信しない場合もあります)、明確なディメリットだと言えるでしょう。

こうした事情を考えると、やはり今のままではメイン回線として電話に使う場合は、むしろauのローミングサービスしかない場所の方が安定するという事になるかも知れません。しかしそんな地方でも徐々に楽天独自のエリアが広がってくるわけで、その時の電波のつかみがどうなるかによって状況は変わってきます。将来的には今の大手3キャリア並の通信エリアを楽天が確保するようでないと、なかなかビジネス用途では使えない感じがしますし、エリアが開通したてでは初心者にも勧めにくいということになってしまいます。

改めて、データ通信を使いながら電話も使うという場合、別のメイン回線を確保しながら楽天はサブ回線として使うというのが今からしばらくの使い方になるのかなという気がしますね。もし将来通信衛星の利用でエリアカバー率100%を実現できればメイン回線にもなり得るかもしれませんが、4月からは楽天モバイルのエリア状況を見つつ、年末に予定しているメイン回線の引っ越しは別の会社にMNPすることも並行して考えていくことにしました。次回は現状で楽天以外の通話機能付きSIMカードの最強はどの会社かということについて考えてみたいと思います。


楽天UN-LIMITでの電話について

料金プランの発表の後、ネット上では賛否両論あるものの、メイン回線ですぐに使わないほうがいいというところは結構一致しているような感じもあるのですが、実のところ新しい楽天モバイルで一番気になるのが、現在はAndroidスマホだけで利用できるアプリ「楽天Link」です。

このアプリは単なる通話アプリではなくRCSという標準規格に含まれている機能で、携帯電話の番号を使ってIP電話を実現したり、メッセージを発信できたりします。電話もメッセージも電話番号に紐付けられているため、受けた側はこちらが普通に電話やSMSをしているように思えますが、キャリアに影響されない分、自由に電話もSMSもできるようになるので、そこが魅力的です。

ということは、「楽天Link」アプリを使うということはネット通信を使って通話なりSMSをすることになるので、当初の楽天エリア外で電話をする場合、auの高速通信の2GBをネットを使っている時と同じく消費されていくということになるわけです。

そうなると気がかりなのは、au回線の高速オプションを使い切ってしまい、データ通信速度が最大128kbpsに制限されても通常の着信と通話に変化が出るのかということが問題にはなるでしょう。しかし、楽天の方でもそういった通信回線品質のぎりぎりのところはつぶしてこの仕様にしているとは思うので(2020/3/9追記 楽天Linkの解説ページの記載には「データ低速モード時でも通話・メッセージの送信が可能です。」とあります。)、今後私の今使っている回線が更新月を迎えるまでにはネットで調べて、少なくともauのエリアでは問題なく電話とSMSが無制限に使えるならば、乗り換えを真剣に考えてもいいのではないかと思います。ちなみに、LINEの無料通話の場合100kbpsを切るようだと不安定になる場合もあるとのこと。

ちなみに、現在私がドコモのガラホでカケホーダイプランを利用している料金が月額2,200円(税抜価格)ですが、楽天UN-LIMITの一年間無料の対象にならなくても800円プラスでデータ通信が使えるということになるので、ドコモのガラケープランにかけ放題を付けた場合、2,900円(税抜価格)で高速クーポンは100MBしか就かないので、ガラケー・ガラホからスマホに変えたいと思っているなら、楽天モバイルの回線が全く使えなくても通話中心で使っても(低速制限の最大128kbpsでの挙動が鍵ですが)料金的なメリットが出てくると思います。というか、データ通信を通話だけに使えるなら、高速クーポンを使い切ることはないと思いますので、データ通信は楽天エリアのみということで使うというのも一つの手です。

さらにこの「楽天Link」の仕組みを使うと、楽天モバイルのエリア外はもちろん、auの電波が悪い場所でも通話することができます。公衆Wi-Fiなどを使うと、スマホが携帯の電波を切った状態でもWi-Fi通信を使って電話できることを利用し、あえてスマホのデータ通信を切り、ドコモ回線のモバイルルーターやSIMカードを入れたスマホからテザリングすれば、ドコモエリアで使える携帯電話になるのです(同様にソフトバンクエリアも利用できます)。車で移動中にシガーソケットから電源を取り、2つの端末を動かしてドコモ携帯と同じエリアを使うこともできるので、そこでは「楽天の電波は不安定で使えない」ということとも全く関係なくなります。

私が今持っているドコモ回線のデータSIMは、最大200kbps以上は低速固定でも安定して出ると言われているOCNモバイルONEの旧プランですが、低速制限時の最大128kbpsで普通に通話できるならこのくらいのものでも十分ではないでしょうか。そう考えると、今後楽天が行うという通信衛星の打ち上げを待つまでもなく、山間部での電話利用についてもだいたいMVNOのドコモ回線のSIM代である千円前後を追加することで少なくとも電話の面では不安がなくなります。この技は、山間部や高速移動中だけでなく楽天エリア内でも電波の状況が悪い室内にいる場合にも使うことができます。切り替えの手間はかかりますが、こうしたやり方を使いながら電話中心にしばらくは使うのも一つの方法ではないかと思いますね。

そういったわけで、あくまで通話用ということで考えると、今の自分のメインのガラケーをMNPしても大丈夫なのかという点が気になってきました。さらに、現在利用しているP30 Liteのビルド番号の上4ケタが「C635」と、楽天モバイルで販売していたものと同じであることを確認したので、今回の1年間無料の特典を使ってSIMカードのみの購入をしてみることにしました。普通の人とは違う興味の持ち方で済みませんが、まずはOCNモバイルONEで買ったP30 Liteで使えるか? というところから試してみたいと思っています。


楽天モバイルの料金プラン発表のインパクト

最近は新型コロナウイルスに関連する話題がどうしても多くなり、ワクワクするような期待感を感じられることが少なかったように思われます。そんな中で、昨日に発表されるとなった第4の通信キャリアである楽天モバイルの初めての料金プランが出てきたわけですが、その内容について冷静に評価してみたいと思います。

ちなみに、動画を外でも見まくれるような用途でなるべく安いものをということですと、4月までのキャンペーン価格ではありますがモバイルルーター専用にはなりますがFUJI Wifiの月間50GBが1980円、100GBが2480円あたりがこれを書いている現在では最安で(ソフトバンク回線でSIM単体利用の料金・いつでも解約可ですが、この料金で契約するには申込時にキャンペーンコードが必要になるので注意)、こことの比較になるかと思いながら待っていたのですが、とにかく出てきた料金プランの詳細は以下の通りになります。

・プランは単一
・料金は2980円で統一
・オンライン申込みで契約事務手数料相当の楽天ポイント付与
・最初の一年間は300万人限定で一年間無料
・国内通話および海外から国内への通話料無料(Rakuten Link使用時)
・SMS利用国内国外問わず無料(Rakuten Link使用時)
・データ通信無制限利用可(楽天回線のみ)海外は2GBまで無料
・国内エリア外のau回線は2GBまで無料(超過時は最大128kbps)

データ通信無制限・アプリ仕様で通話とSMSが無料・海外でも通話とデータ通信が使えるなど画期的な項目が続く中、問題は最後のローミングによるデータ通信の制限ということになるでしょう。すでにテストされている地域でもなかなか楽天の回線につながらないような報告を見ることがある中で、地方のユーザーにとっては楽天の回線エリアがソフトバンク回線並に使えるようにならなければ、いくら一年間無料ということがあっても基地整備のスピードにもよりますが、なかなか移動運用は厳しいでしょう。

ただ、これから固定電話をやめて、ゆくゆくは光インターネットをモバイル回線に移行したいと考えている方で、楽天モバイルのエリアが整備されそうな地域にお住まいの方なら一考の余地はあります。通話用アプリであるRakuten Linkを使った通話はWi-Fiでも電話番号を使った着信発信ができるので、今ある光インターネットからの自宅Wi-Fi通信を使って楽天モバイルのスマホを固定電話のように使い、その後楽天モバイルの回線で電話だけでなく安定したインターネットが使えるようになったら、自宅でのネット利用を楽天モバイルに一本化するということもできるかもしれません。

ただ、一部の地域を除いて一年間で日本全国で快適に楽天モバイルの回線がソフトバンク回線並に使えるようになるのかというのは全くわからないことなので、私の場合は少なくとも自宅でまともに楽天モバイルの回線が使えるようにならなければ、いくら一年間無料で使えたとしても新たに加入するメリットがないというのが私の印象です。

さすがに今回の楽天の発表を受けて、この内容に追随するところはないと思いますし、データ通信で選ぶならモバイルルータで利用するタイプのデータ通信会社と比較することもできるでしょう。個人的には今回の楽天モバイルの発表を受けて専用アプリによる通話完全定額サービスで追随するキャリアやMVNOがあれば、そちらの方も検討する余地が出てきます。もしドコモ回線を使ったMVNO業者の中で、楽天と同じような通話及びSMS定額サービスが出てくれば、そちらのほうが興味深いように感じます。

モバイルデータ通信においては、私の場合それこそソフトバンク回線でも圏外になるような場所に車で行くことが考えられるので、60GB(60GBはキャンペーン容量)の高速容量を使い切っても1Mbpsのスピードが出るとされるドコモのギガホの方が料金は高くても固定の代替にもなりそうで、かつ日本全国どこへ行っても繋がりやすいという点から、6980円(定期契約ありの場合)でも現状ではベターな選択になりえます。

私自身は今回の楽天の発表を聞いて、自社エリアが整備されればとんでもなく魅力的なプランだと思います。私自身はADSLが使えるうちは公衆Wi-Fiを利用しながら状況のさらなる変化を待とうと思いますが、新しく契約する場合には一年間無料といっても楽天モバイルの回線に対応した端末の購入が必要になりますし、加入を考えられる方は少なくとも自宅及び毎日の行動範囲でのエリアを確認した上でどうするか決めることをお勧めします。


地上波同時配信アプリ「NHKプラス」モバイル回線での挙動

NHK総合とEテレの地上波とネットで同時配信するサービスが昨日から始まりました。パソコンのブラウザ上でも使えますが、今の日本国内ではどの家にもテレビがあるので、やはりスマホでどのくらい使えるか気になります。そこで早速スマホやタブレットで使えるアプリが出てきましたので、とにかく現状のモバイル環境でどのくらいきちんと見られるのかどうかを確かめてみました。

モバイル回線では、高速で見るにしても画質を上げてしまうと同じ番組を見ていても多くのデータを使用してしまいます。スマホ用アプリの「NHKプラス」では通信品質その他についての設定項目があり、使い方によってはちゃんと設定した方が幸せになれるでしょう。

画質については「モバイル回線」および「Wi-Fi回線」に分かれて設定することができるようになっています。モバイル回線でもWi-Fiでも設定項目は同じです。具体的な内容は以下のように分かれています。

・高(1時間視聴あたり約0.7GB)
・中(1時間視聴あたり約0.4GB)
・低(1時間視聴あたり約0.2GB)
・最低(1時間視聴あたり約0.1GB)

ちなみに、低速にすると常時200kbps以上出ると言われている旧OCNモバイルONEのSIMで試したところ、最低の設定でもちょくちょく配信が止まり、頻度はそこまで多くはないものの、画面がブラックアウトする場合がありました。ただエラーにはならず番組は続けて見ることはできます。そんなことから、「最低」か「低」あたりの画質で利用する場合でも、全く止まらずに見るためには、できれば300kpbs~500kbpsくらいのスピードが出るMVNOを利用するか、今後このアプリ利用で高速クーポンを消費しないオプションがあるところで利用するのがいいと思います。

私の場合は、多少止まったとしても常時流し続けていれば、途中で止まることはあるものの番組の内容はなんとかわかるくらいの感じでは旧OCNモバイルONEのSIMでも何とかなるように感じたので、緊急避難的に使うのはありかなと思います。

設定の部分でもう一つ気を付けたいのは、デフォルトのままアプリを使っていると設定内容の中の「再生中画面ロック有効」をONにしておかないと、スマホを省エネ設定で使っていると再生している途中で頻繁に画面が落ちてアプリの挙動もストップしてしまうので、モバイルバッテリーにつなぎながら連続して見られるように、設定しておくことをおすすめします。

あと、今回はまだログインしていない状態で試したので、「見逃し配信」を除いてライブ配信はそのまま使うことは使えますが、画面右下にBSで出てくるような登録及びログインを促す画面が出てきます。どうしても見逃し番組の利用をしたい場合にはログインをした方がいいですが、およそ4分の1画面が潰れても現在放送している内容のだいたいの内容がわかればいいというなら、そのままログインしなくても使えますし、現状ではアプリを使ったことによる料金の支払いも発生しません。

個人的には早く民放のキー局にNHKと同様の同時配信サービスを行なって欲しいですし、そうなった時に改めてモバイル回線の切り替えが必要かどうか、さらに検討したいと思っています。最近ではソフトバンク回線のモバイルルーターを使った大容量でも月額料金が安い通信サービスもありますが、単にスマホでこうした動画や配信を見るだけならそこまでの容量を必要としません。逆に大画面のテレビで動画を見まくると足りなくなるくらいの容量なので、固定回線のADSL終了まではそうしたものは利用しない方がいいのかな? と思っています。当面はこの同時配信は主にスマホやタブレットで見るという風にして、今後の同時配信の進行状況および、そのサービスへのMVNOの対応状況を見ながら特に「ワンセグが映らない地域での情報収集」にこうした同時配信を利用させていただければと思っています。


民間企業の経営方針にとやかく言う気はないものの

2020年2月から3月の状況が、後日どのように捉えられるかはわからないものの、政府発表やマスコミ報道、それにともなう社会の動き方を見る中では戦争ではないもののいわゆる国難に近いような状況になりつつあります。

まずは小中高の学校が1ヶ月の長期休みという方向で動く中、多くの人が自宅療養や自宅待機になる可能性があり、現在の個人的な関心は大企業で働く人はまだしも、派遣社員やアルバイトの方々の生活費はどうなってしまうのかということや、従業員に給料を出すのも大変な中小企業や個人事業主が事業を続けられずに破産してしまうことが起こるのではないかということです。

この文章を書いている2020年2月29日現在、国からの生活保証の話はまだ出ていませんが、地方公共団体の中では山梨県が一日4,000円という金額ですが、生活のために仕事が新型コロナウイルスの影響でできなくなった人のために支給することを発表しています。そのくらい、今後の日本の購買力は落ち、体力の弱い企業は存続し得なくなるのではないかという心配があるということが今回の話の前提にあることをまずはご理解ください。

今回の主題は、3月18日といよいよ目前に迫った楽天市場の3,980円以上の注文をした際に送料を無料にする方針についての動きについてです。

2020年2月28日に公正取引委員会が、送料無料化施策について緊急停止命令を東京地方裁判所に申し立てたことがニュースになっていたのですが、この急な動きは公正取引委員会が、楽天市場に出店している中小の事業者の負担にこの送料無料がなるだけでなく、新型コロナウイルスの影響で営業自体ができなくなるなどして売上が落ち、中小の業者の倒産が増えるのではないかという見通しを持って申し立てたものであろうことは私にもわかります。これを受けて、さすがに楽天側も自分のモールに出店してくれている中小業者の立場に立って一時的にしろ送料無料開始のタイミングを遅らせるのではないかと思っていたのですが、こうした緊急停止命令にも「法令違反でないから」と送料無料を強行しようとする動きが楽天にあることを知り、すんなりと公正取引委員会の命令に従わない可能性もまだあるのかとちょっとびっくりしているところです。

表題通り民間企業は企業トップの論理で動いており、部下や世間が「黒」だと思っているような事でも、トップが「白」だと言えば「白」なのだということはわかります。しかしそうしたやり方が今まで楽天市場を利用していたユーザーの反発を招きかねないリスクも併せ持っていることも確かなのです。

人間の記憶とは不思議なもので、本当に困っている時に他人に足蹴にされるような事をされると、その後復活した際にいくらいい事を言われてもその人の事が許せなくなる事があります。例えば今回と同じようなことかはわかりませんが、災害時に手に入りにくくなったものを法外な値段を付けたり、普通では使わないものとの抱き合わせ販売をして儲けようと姑息な商売をしているお店からは災害後からであっても物を買おうとは思わなくなるでしょう。今回の楽天の方針はそこまでひどくはなく、消費者という立場からすると送料が無料になるのだから有難いという面もあるのですが、それでももしそのお店でしか買えないような品を出店しているお店が、送料無料を無理して実現しようとして倒産してしまうような事が起こった場合にはその原因を作ったと思われる楽天を利用する場合に考えることは出てくるでしょう。

さらに、楽天は楽天市場だけでなく銀行や保険、プロ野球のチームからサッカーJリーグまで多くの事業にその名前を冠してからんでいるので、楽天のブランドイメージがこの騒動によって悪くなってしまうことがもしあれば、その経済的損失は計り知れません。「それでも自分は正しい」ということで楽天市場の送料無料が実施されるなら、それはそれでこのまま楽天市場の勢いが伸びていくのかどうか、その経営手腕を見てみたいという気持ちはありますが、業者の倒産が出てきてしまうと日本全体の社会が心配にもなりますし、あまり周辺の人に迷惑を掛けないでやって欲しいというのが正直な今の気持ちです。


0 SIMがついに終了へ

So-netが雑誌の付録で大々的にスタートさせ、良くも悪くも特別な存在だった「0 SIM」が、2020年8月31日でサービスを終了することになったそうです。実は私も雑誌の付録として手に入れて、今まで使ってきたもので、それなりに感慨はあります。

このSIMの最大の特徴は、月間500MB未満までの利用なら文字通り0円での維持が可能であったというところでした。私はこのSIMを当然メインでは利用せず、余ったガラホの中に入れ、ガラケー型端末の小さな画面で利用料金が発生しないように使っていました。

So-netの思惑としては、つい500MB以上使ってしまい、料金の請求ができるユーザーがなんやかんや言っても多くなるのではと考えていたのかも識れません。しかし、私のように意地でも料金を発生しないように頑張るユーザーがほとんどだったということで、So-netもついにプランそのものを廃止ということになったのでしょう。

この判断は遅すぎるという感じもしないではありませんが、0 SIMのユーザーにはSMS利用や音声通話利用で料金を払っていた人もいます。音声通話付きの月額は700円ということで、とにかく待受だけで安くスマホやガラケーを維持したいという人にとっては、行き場を失うということにもなります。そのためかどうかはわかりませんが、So-netでは2018年10月1日よりnuroモバイルに新しく「お試しプラン」を新設し、月額300円で高速データ通信200MBまで利用可能な0 SIMの受け皿になるようなプランを作りました。音声通話付きプランだと月額1,000円になります。今後0 SIMのユーザーについては、契約移行期間にnuroモバイル(ドコモ回線)に申し込むことにより、今使っているSIMカードを今までと同じ番号で契約事務手数料なしで移行することができます。

ただその場合、移行するnuroモバイルのプランが「お試しプラン」だと、設定された月間200MBを使い切ったら32kbpsの劇遅速度(大手キャリアでも制限時最大128kbps)で月末まで我慢しなければならなくなります。これなら、同じドコモでも月額1,180円で月1GB使え(専用アプリにより速度切替も可能)、さらに無料で申し込みを行えば音楽のストリーミング再生ができるサイトの多くが速度制限なしで楽しめるMUSICカウントフリーが使え、さらにさらにスマホだけでなく他の端末でもセットすれば使え、特にNTT西日本のサービスエリアにお住まいなら更に使える範囲が広がるWi-Fiサービスもセットで使えるOCNモバイルONEに乗り換えるほうがよほどできることが増えます。OCNモバイルONEでは格安でスマホが買えるキャンペーンがたびたび行われますので、今回の0 SIMサービス終了を機会に新しいスマホとともに乗り換えを考えたほうが幸せになれるような気がします。

私の場合はそのまま自動解約コースかなと思いますが、月額200円台からある格安データ通信専用SIMにわざわざ変えることもないのではと考えている方も多いのではないでしょうか。恐らく今後はこんな無料で使えるプランは出てこないでしょうが、将来は「こんなプランがあったよ」と懐かしく語るようなこともあるのかもしれません。


mineoのシステム障害は3キャリアともだった

先日、新しいプランを出したmineoについて紹介し、その中速へのシフトに期待しているのですが、2月11日の夜からしばらくデータ通信および音声通話が使えない(mineo発表では翌日深夜に復旧)というトラブルが起こっていたことがニュースになっていました。

過去には大手キャリア単体のトラブルが大きなニュースになりましたが、今回実際にトラブルに見舞われた人は、mineoのトラブルではなく大手三キャリア自体が使えなくなっているのかと思ってしまうでしょう。これは、MVNOが大手キャリアから回線を借りており、MVNO自体のシステムの不具合ということは今までの経験からあまり例がなかったからという事だったのですが、今回のトラブルはmineoの提供するドコモ・au・ソフトバンクの全ての回線で起こったということなので、これは完全にmineoのシステム上のトラブルである可能性が高まりました。

現在は、キャンペーン期間ということで無料で低速制限の際の最大速度が500kbpsに上がっていて(キャンペーン終了後はオプションプランとして有料化)mineoを利用中のユーザーで、高速通信を使い切った人や、高速クーポンを節約するためにあえて低速での利用をしている人が多く中速で利用しているので、一つの可能性として利用者のデータ通信量が多すぎてパンクしたのでは? という風に考えられなくもありません。

mineoには今回の障害の原因についてきちんと調べた後に、ホームページなどでしっかりとその結果を発表し、同じようなトラブルが起こらないようにしていただきたいと思います。個人的には過去にmineoには加入していたものの現在は未加入なのですが、今後の低速の最大スピードを200kbpsから500kbpsに上げる有料オプションが、特に問題なく使えるようになるかどうかが重大な関心事になります。

もし最大値の500kbpsというスピードが多くの人の利用するお昼休みの時間や、夜の早いうちという時間でも維持されることは無理としても、平均的に出るなら加入して低速中心に使うのもいいなと思うのでこの取り組みが成功して欲しいと思うのですが、今回のようなネットにつながらない事が頻繁に起こるようでは利用候補てして除外せざるを得ません。

先日のJRのクレジットカードでのきっぷ購入ができなくなったトラブルのように、単にシステム上のトラブルのみならいいのですが、やっぱりライフラインに近いサービスはトラブル自体が問題になるので極力起きないで欲しいです。この一件については今後の再発の可能性についても考えつつ、その成りゆきを注目させていただきたいと思っています。