通信サービス全般ニュース」カテゴリーアーカイブ

モバイル通信関連の新たなサービスや新製品が出てきたり、マスコミで話題になった時にはこちらで紹介します。

WBCがどうしても見たいなら「LYPプレミアム with Netflix」を試すのが良いかも

私の加入しているスマホやタブレットのモバイル回線は、楽天モバイルこそ普通に加入することで加入者特典を得られていますが、他の三キャリアについてはMVNOが主で、ソフトバンクのサブブランドとなっているLINEMOにも入っているのですが、ワイモバイルと違ってあらゆる契約者特典が無いという状況に耐えながら利用させていただいています。

もちろん、ドコモやau本家とも付き合いはなく、povo2.0には加入しているものの、それについてau契約者が受けられる特典とは無縁です。もっとも、使わないサービスを使わせるような目的で特典があるということもあるかも知れませんので、私個人は毎月の通信費が安い方を取っていると思い、様々な特典にはスルーを決め込んできました。

今回はソフトバンクの旧Yahoo!プレミアム会員からLINEについての特典を付けた形で展開している「LYPプレミアム」について、新しいニュースが入ってきたのでまずはお知らせしておきます。Yahoo!ショッピングやPayPayでの支払いと紐付いた特典が付き、Yahoo!ウォレット決済で月額508円かかるLYPプレミアムは、ソフトバンク本家やワイモバイル契約者には無料で利用できるようになっているのですが、今回表題にも書きました「LYPプレミアム with Netflix」というプランが2月から開始されるようで、Netflixの料金だけでLYPプレミアムも利用できてしまうという、MVNO利用者にとってはちょっとそそられるプランです。

LINEを多く使う方の場合、多くのスタンプを利用可能な「LINEスタンプ プレミアム」(ベーシックコース)を単独で契約すると月額240円かかります。「LYPプレミアム with Netflix」では一番安い広告付きスタンダードの月額890円だけでLINEスタンプも使えるようになります。その他の特典もうまく活用できるのであれば、どうしてもNetflixを見たいというのであれば直接契約しないで、「LYPプレミアム with Netflix」の方を契約した方がお得ということだけは確かでしょう。

今後、一般のNetflix未契約者にとっての問題(特に野球好き)は、WBC(ワールドベースボールクラシック)がテレビでの放送がなく、Netflixの独占配信ということだということです。普段こうしたサブスクには一切興味を示さない人でも、WBC開催時期だけはNetflixに加入すると言っていますし、かなり熱い状況になりつつあります。

すでにワイモバイルやソフトバンクでスマホを使っている人にとってはあまり意味はないプランですが、大手キャリアとは関係なく過ごしている方は、すでにNetflixを契約している方でも、それまでの契約を解約し、改めて「LYPプレミアム with Netflix」に入り直した方が良いのではないかと思います。

で、私自身としては、現在アマゾンプライムとU-NEXTに加入していて、ラジコプレミアムは休止させています。月々890円とは言いますが、年間にすると1万円以上の負担になりますし、加入するとしたら家族の圧力に負けてWBC期間のみの限定でという感じになるかも知れませんが、加入するなら「LYPプレミアム with Netflix」の方に入って、その期間だけでもLINEスタンプを付けまくろうかと今は考えています。

povo2.0の月額制「サブスクトッピング」はどんな用途に合っているのだろうか

povo2.0は、契約の方法が他の回線と違って、トッピングという形での料金を前払いし、払った分使えるという形になっています。

最安で維持するためにはきちんと自分の契約を管理して、定期的にトッピングを繰り返さないと「自動解約」という憂き目が待っています。現在はトッピングの効力が切れてから180日で解約という形になっているので、安く電話の待ち受けで使っている方は注意が必要になります。

各種トッピングについては「月毎」ではなく「30日」単位でのものになっているのも特徴的で、180日有効のトッピングと言っても、6ヶ月まるまる使えるという感じでいると、その前にトッピングが切れたりする可能性もありますので、きちんと自己管理をする必要が今まではありました。

そんな契約管理のやり方に不満を持っている人のためなのか、今回新たにデータ通信についても「月毎自動更新」のサブスクトッピングが開始されました。このトッピングには2種類あります。

・月間5GB(月額1380円)
・月間30GB(月額2780円)

自動更新といっても余ったデータ容量は翌月に繰越されないので、自分の毎月の利用状況を把握して契約することをおすすめします。また、他のMVNOにあるアプリやWebなどから高速と低速を切り替えるような機能もありません。
ただ、povo2.0はauが提供するサブブランドなので、速度については基本的にはau回線に準じるだけの安定性があります。auの電波状況は評価も悪くないので、他の回線で同じくらいのデータ容量のプランを使っている方でau回線に乗り換えたいという方にはなかなか面白いプランではないでしょうか。

常に外で使い、さらにトッピングの上限近くまで使うくらいの人であれば、平日昼も夜のゴールデンタイムも問題ない速度で使えますので、信頼性は高いです。他のサブブランドについては、かなりプランが複雑に最近ではなっていますので、単純明快なトッピングだけのpovo2.0の優位性が出てきます。

逆に回線を使わなくなった場合でも、全てのトッピングを最低限にすることによって、速度は実質64kpbps前後にはなりますが、ほぼ気にするほどではない負担で回線を維持することもできます。

あと、これは言うまでもない事ですが「使う分だけトッピング」という使い方は、生活パターンの変化などでそれほど外でデータ通信を使わなくなった場合などの対応が簡単ということもあります。

ともあれ、自動解約の心配なくデータ通信を利用できるトッピングができたというのはユーザーにとっては有難い事です。今後も期間限定のトッピングをpovoでは提供していくと思いますが、多くのユーザーが便利に使えるようなトッピングがさらに増えると面白いですね。私自身の持っている回線も思わぬところで化けるようになるかも知れません。

昨日から開始されたmineoの「パケット放題 1Mbps」で主に動画配信サイトを試してみた

以前、ニュースリリースがあった際に紹介させていただいた格安SIMの中でも独自のプランを提供してくれているmineoが、かなり外で使えそうなプラン変更をかけてきたので、実際のところ手持ちの8インチタブレットでどこまで動画配信が見られるか試してみました。

まず、私が契約しているのは「マイピタ」というプランの「月3GBプラン」(旧1GBプランから増量で税込1,298円/月は変わらず)です。他の月3GBのプランと比べるとちょっと割高に感じる方もいるかも知れません。ちなみに、現在私が使っている楽天モバイルは3GB未満の利用で月額1,078円でRakutenLinkアプリを使えばSMSと通話は定額(対象外の番号あり)です。また、LINEMOも3GB未満の利用であれば月額990円で使え、LINEを使う分についてはカウントフリーで利用可能になっています。IIJmioでは月額950円で5GBまで使えるなど、明らかにmineoの料金は高かったのですが、実はそれでもmineoにとどまる理由が私にはあるのです。

「マイピタ」のオプションで、低速時に通常の最大200kbpsではなく中速で利用が可能という、2025年12月10日から新たな無料中速オプションの「パケット放題 1Mbps」が新たにできました。今までは、10GB/月プラン未満の契約者は月額のオプション料金385円を払うことで低速時でも最大1.5Mbpsで通信でき(現在は最大3Mbpsにスピードアップ)ていたのです。ただ、中速通信を楽しむためには、1,298+385の合計で1,683円/月かかっていたのですが、今回の改定で高速利用できる容量は月1GB→3GBに増え、マイページから申し込みは必要ですが「パケット放題 1Mbps」のオプションを無料で付ければ低速時でも最大1Mbpsでネット利用が可能になるのです。

ただ、実際にサービスが開始されないと実際どのくらい使えるかはわからないので、今回その内容について紹介したいと思います。ちなみに、8インチタブレットを使い、時間は夕方4~5時くらいに試しました。平日の昼はアクセス集中によって遅くなる可能性はありますが、「マイピタ」には平日昼に宣言をして平日昼間の利用を控える日数が月に10日あると、23~翌7時まで高速データ通信を減らすことなくネット接続ができる「夜間フリー」の権利を獲得できる「ゆずるね。」という仕組みがあります。「パケット放題 1Mbps」と「夜間フリー」を組み合わせれば、昼でも夜でも深夜でも、それなりに使える回線を、月3GBの基本契約額1,298円だけで利用できてしまうということになると、これはかなり熱い仕様になります。

切り替え手続きを行なった後、アプリで低速時の速度が最大1M bpsであることを確認してスピードデストを行なってみましたが、4GB(au回線)では接続直後に2.8Mbpsくらい出た後に徐々に下がって950kbpsくらいで測定が終了しました。いわゆるブースト接続ができているようで、動画を見る場合には有利だと思います。次に私が使っている動画配信について一通り試してみましたので、その内容も合わせて紹介します。

・Amazonプライム 標準画質で普通に見られました
・YouTube 自動にすると240~360Pぐらいの間で動画を問題なく再生できました
・NHK+ 画質を「中」にして普通に見られました
・TVer 画質を「低」にしても止まる時がありましたが、動画自体は何とか再生しました
・AbemaTV 画質を「自動」にして普通に再生可能です
・DAZN モバイル通信の画質を「データセーブ」にして再生可能です
・U-NEXT 画質を「自動」にして再生できました

もちろん、時間や電波状況、さらには場所(多くの人がモバイル通信にアクセスするところ)によって上記の結果が出ない場合もあると思います。TVerが一番厳しい感じではありましたが、心に余裕を持って待っていれば再生を再開しますので、今のところスマホやタブレット単体で使うなら「マイピタ」無料オプションの「パケット放題 1Mbps」でも何とか使えると思います。

ただ、パソコンにテザリングをして使うとなると、ちょっと最大1Mbpsではストレスがたまるのではないでしょうか。特にスマホやタブレットの電池消耗を抑えるため、Bluetoothによるテザリングを行なう場合、新たな「パケット放題Plus」では3Mbpsの半分である1.5Mbpsくらいでパソコンなどを利用できるので、これは結構実用的だと思います(以前3Mbpsで利用できるキャンペーンの際に実際に計測しました)。マイピタの月15GB以上のプランでは最大3Mbpsのプランを無料で利用可能なので、ご自身が外で「いつ」高速を使うかによってプランを決めるのも良いと思います。

私の場合は、とにかく安く一通り使えれば良かったので、ともあれ、あえて最大1Mbpsでもそれなりに単体で使えるというのがわかり、安堵しております。今後もこのプランを使いながら、新たなものについても発掘していけると良いのですが。

ついに具体的なスケジュールが明らかになってきた民放AM局停波に向けて考えること

私の地元にあるAMラジオ局静岡放送が、将来のAM放送停波(FM放送に完全移行)をにらみ、静岡県の中でも東部地区でAM放送停波の実証実験を行なうと発表しました。2025年12月8日(月)から2026年9月30日(水)までAM放送が停波されるとのことです。

この流れはもはや撤回されることはなく、さらにNHKのラジオについてもAM放送の第二放送が無くなる(内容はAMとFMに再編)ことが発表されています。将来的にはAM放送の中で出される放送局の電波は、NHK一波ということになるわけです。

ところで、これを読んでいる方々は、日頃ラジオを日常的に聴く機会はあるでしょうか? 私自身ラジオについてのブログ記事を書き、数多くのラジオを所有しているのですが、自宅でラジオを聴くのは、朝起きてから出勤間際くらいに聴くぐらいで、日中聴くことはまずありません。

実質的に私が一番長い時間ラジオを聴く機会があるのは、車に乗っている際のカーラジオからの聴取になるのですが、今後民放AM局がのきなみワイドFMに移行してしまうと、私の車は古いうえにカーラジオはカーナビと一体化しているので、おいそれと車内環境を変えるわけにはいかないという現実があります。

もちろん、ポータブルラジオを車に持ち込んだり、スマホ経由でRadikoを使って聴くかすれば良いのですが、車に乗ってエンジンを掛ければすぐに聴ける環境は、ワイドFM対応になっていないラジオしか付いていない古い車に乗っている人にとっては「車でラジオ」の選択肢がかなり狭まってしまうことは間違いありません。

また、ワイドFMの付いたカーラジオが搭載されている車であっても、近所を走るだけなら問題ありませんが、車中泊などで長距離走行をしたり、山の中に入っていくようなドライブをする場合、まず地域の限られたFM局を移動中に安定して入感させるのは難しいと思います。

逆に言うと、AM局は今後NHKだけになるので、遠方のNHK局(東京・大阪など)の周波数に合わせて走ることで、長距離でも安定した受信ができるようにはなるかも知れません。ただ、電波は国内だけでなく国外からもやってきます。特に夜になると飛んで来る中国大陸や朝鮮半島からの放送局の電波はかなりのパワーがあるので、現在でも昼間では大丈夫な国内局が夜間には聴こえずらくなる状況もあります。

個人的には、今回のAM停波を受け、夜間でも混信を避けられる可能性のある新たな周波数での送信や、NHKの主要な送信設備を増強し、現在より強い出力で放送を出すなど、AM放送を災害に強い、一部の送信施設から全国でも何とか聴けるようなインフラを再構築する必要があるのではないかと思うのですが。

今まではNHKの電波を強くすると、国内民放局に混信する可能性がありましたが今後はNHKしかAM放送は基本なくなるので、人々の理解は得やすくなるのではないかと思います。災害時のラジオというのは注目されているものの、ピンポイントで地元のFM送信設備が使えなくなってしまう事もあるかも知れませんし、それこそ山の中ではFM局が人口カバー率100%になるのかどうか。

今は通信衛星とスマホをつないでラジオ放送を含む情報を得るという方法が主流になっていくかも知れませんが、そうなっても少しの電池で長時間聴き続けられるラジオを使って、遠方から強力な電波を発射するAM局からの情報が助けになる場合もあるかも知れません。この場合、いわゆるワイドFMの聴けるラジオでなくても(ということは古いカーラジオからでも)、情報を取ることが可能になるわけです。

先日、紅葉を見に山の方にドライブに行きましたが、山の中に入った道では入感しなくなったラジオが、川沿いを走れば普通にAMラジオが入感しました。民放AM局の停波で、古い車に乗っている方々はラジオを聞く機会が減るかも知れませんが、いざという時の情報収集手段として、ワイドFM非対応のカーラジオも今後使えるようにしておきましょう。

mineoの「中速」プランがさらに進化して月1,298円で低速1Mbpsでの利用が可能に?

日本で多くのMVNOがある中で、1~3Mbpsくらいの「中速」について一番力を入れているのではと思われるのがmineoだと思うのですが、その中速プランの中の「マイピタ」について今月から来月にかけてかなりの変化がありますので、その内容について今回は紹介しようと思います。

まず、11月26日から「マイピタ」基本プランのデータ量増量が行なわれます。料金は今までと変わらないのが嬉しいですが、その内容は以下の通りです。

・月1GB→3GBプランへ(デュアル月1,298円 シングル月880円)
・月5GB→7GBプランへ(デュアル月1,518円 シングル月1,265円)
・月10GB→15GBプランへ(デュアル月1,958円 シングル月1,705円)
・月20GB→30GBプランへ(デュアル月2,178円 シングル月1,925円)
・月50GBプランは変更なし(デュアル月2,948円 シングル月2,695円)

これだけなら、単なる毎月のクーポン増量で良くある変更ですが、この先が違います。「マイピタ」には低速切替時にも「中速」である最大1.5Mbpsを利用可能な「パケット放題Plus」というオプションがあるのですが、現在でも月10GBプラン以上の契約をされているはオプション料金無料で利用可能です。

1GB・5GBプランの回線で「パケット放題Plus」を利用したい場合、月額385円のオプション料金がかかっていたのですが、12月10日から低速時の中速の速度を最大1Mbpsに制限した「パケット放題 1Mbps」を両プラン契約者に無料で提供されます(1GBシングルタイプのみ無料オプションが付きません)。

また、10GBプラン以上に無料で付いている「パケット放題Plus」は「パケット放題 3Mbps」と名前を変え、2026年3月から正式に最大3Mbpsで利用できるとのこと。ちなみに、それまではトライアルという格好で「パケット放題Plus」を最大3Mbpsで提供するとのことです。

mineoには3日間/10GBという制限があり、これを超える通信量があると低速制限がかかるので、あえて「パケット放題 1Mbps」を無料で使える新3GB・7GBプランに乗り換えるという考え方もありそうです。私の場合は、スマホやタブレットで動画を止まることなく見られればまず問題はないと思います。以前、他社の中速最大1GBを使っていて、それでも動画は使えたので、mineoでも同じくらいのクオリティが出れば、今加入している月額385円のパケット放題(1.5→3Mbps)を止めて、最大1Mbpsのスピードで運用するのも有りだと思っています。

ちなみに、今月からmineoの回線と紐付けをしたU-NEXTに加入しているのですが(1GBデュアルプラン)、最大1Mbpsで配信動画が問題なく見られれば、オプションの385円/月と回線紐付け分の110円/月と合わせて495円の値引きとなります。高速クーポンも3GBに増えるので、月3,377円でU-NEXTとそれを見る最低限の回線が付くということになります。こういう話は好きではないのですが、U-NEXTではサービス内で1ポイント1円で使えるポイントが毎月1,200ポイント付くので、このポイントを有効活用できれば、かなりお得に二つのサービスを利用できるようになるかも知れません。

ともあれ、実際に来月の「パケット放題 1Mbps」がどのくらい使えるかによって、外出先での動画配信の利用の選択肢としては十分に有りといえるプランになるかも知れません。現在私の方でマイピタ1GBプラン契約中なので、おいおい実際の利用感などについてレポートさせていただければと思います。

BS4K・8Kの民放撤退について考えてみると4K放送におけるプログラムの独自性問題が

新たなテレビ放送規格である4Kについて、民放各局が撤退をするのではないか? という報道が先日出ました。テレビを見る側からすると、民放の4K放送というのは、4Kの画質については違いはあることはわかっていても、放送されるプログラムがBS放送とほぼ同じということで、あえて4Kを見られるようなハードを用意しなくても良いと思う方も少なくないでしょう。

私はと言えば、以前メルカリで外付けの4Kチューナーを安く入手したので、主にNHKBS4Kの番組を見る機会があります。昨日行なわれたMLBのワールドシリーズについても、地上波と4Kで同時放送されたのですが、4Kの方はニュースによる中断がないので地上波より見易いということはありました。また、毎日夕方にはBSの方で放送していない海外のミステリードラマを放送してくれているので、結構見ています。また、大河ドラマをお昼から本放送してくれるので、夕方や夜に見られそうもないような場合には、あえて4Kの方で見るような事を普通に行なっています。

そういう意味においては、NHKの衛星受信料を払っているなら4Kが見られる装備を追加することの意味はありますが、今後民放各局が4Kから撤退して、NHKだけのチャンネルになった場合、どうなってしまうのかという感じはあります。

ただ、そもそも民放はBS局においても24時間通販番組を流す「ショップチャンネル」や「QVC」の内容をそのまま流す番組を放送していたり、コンテンツの整備が追い付かない状況です。こんな状況の中では4Kにお金を使うくらいなら、BSの番組についてもう少しお金を回してくれた方が良いのではないかと思えます。

また、BS放送のネットとの同時配信が実現されれば、そうした新たな番組もネット環境を持っていさえすれば見られるということになります。果たしてNHKの地上波のみの契約をしている人に民放のBS番組を見せて良いのかという話は出てくるかと思いますが、民放TVの見逃し配信を行なっているTVerではBSの主な番組についても見逃し配信を行なっていますので、そうしてBSアンテナのないところにもBS番組を同時配信できれば、また状況は変わってくるような気もします。

ネット配信については、私が今使っているAmazon TV Stickに4K対応の製品を使っていますが、テレビが4K対応なのでその実力を発揮できないでいます。話を外付けの4Kチューナーに戻しますが、このチューナーにもハードディスクを接続すると番組の録画ができるのですが、地上波やBSと比べるとかなり容量を食うということがあり、あまり4Kの番組を録画して残そうという感じには現在なっていません。この辺も、「多少画質は悪くても多く残せる」というニーズはあります。録画媒体としてのブルーレイもなくなっていく中で、DVDだと長時間録画が厳しい4Kは、そういう意味でも利用していくのは厳しくなっていっています。

ネット配信についても、画質を落とすことであえて高速にこだわらず「中速」でもそれなりに制限なく見ることができるなら、あえて4Kにこだわることはないと個人的には思っています。BS4Kの免許は5年更新ということですが、このままだと多くの人が知ることなく終わっていくのかなという感じもしますね。もし残したいのだとしたら、やはり魅力的なコンテンツの提供、それに尽きるのではないでしょうか。

Ankerのモバイルバッテリー・周辺機器のリコール騒動でアフターサービスの重要性を思う

最近になって、普段はネットニュースでしか見ないニュースが、テレビなどでも報道されるケースがあります。今回、Ankerのリチウムイオン電池が不具合を起こしてしまう可能性があるということで大規模なリコールが発表されたことが報道されています。

実は、この情報はこちらから情報を取りに行くまでもなく、メールでリコール情報がこちらに届きました。というのも、私はAnker製品をアマゾンで購入していたのですが、その中で今回リコール対象になった製品(Sound Core3というBluetoothスピーカー)があったということで、すぐにアマゾンからメールが届いていたのです。

私が購入した日時がリコール対象期間だということで連絡が来たのですが、そのメール内リンクであるAnkerの特設サイトへ訪問すると、シリアルナンバーの入力を求められ、本体にあるシリアルナンバーを入力したところ、私の製品は対象外(つまり不具合を起こす心配は今のところない)ことがわかりました。

こうした対応がされることで、逆に安心して使うことができます。Bluetoothスピーカーは旅行にも持って行く可能性が高いものであり、もし問題ある製品を交換対応しないでそのまま使い続けていた場合、それこそ自分が事故を引き起こす原因になってしまう可能性すらあります。

こうした購入遍歴からの連絡というのは大変にありがたいものです。アマゾンからのメールにあったのは、本人が自分用に使う場合はもちろんですが、中には使っていて良いものだと思ったり、周辺からの評価が高いと判断した上で、ギフトとして親族や友人にプレゼントしている場合です。

多くの人が現代はスマホを使ってはいるものの、もらったものがいつ作られ、それがリコール対象かも知れないということまではわからないので、本当にリコール対象なのかの確認をしない中で、発火などの事故を起こしてしまう危険性は出てきます。そうした恐れを、送った人の方に連絡することで、未然に事故を防ぐために役に立ちますので、自分で使うものについてはちゃんと製品登録するとか、人にあげるものについては信頼できるところで購入し、もし同じようなリコール報告のメールが来たら、それを逃さないようにしてしっかりと送った相手に伝えるように心掛けることも大事だと思います。

MVNOの契約とセットで安くなるU-NEXTプランにIIJmioも参入したがどれが良い?

ここのところ、楽天モバイルとのセットや、本家のMVNOサービスでかなりサービスをプッシュしている感のあるU-NEXTが、今度はIIJmioと組んだセットプランを出すようです。

2025年10月16日からサービスが開始される「U-NEXT for スマートシネマ」は、IIJmioのギガプランと合わせてU-NEXT(月額税込2,189円)をセット契約すると、毎月の利用料から月額220円割引となるそうです(ということは、IIJmioのギガプランを普通に使っている状態に足すなら1,969円でU-NEXTを使えるようになります。

さらに、楽天モバイルとのセットプランのように、通常契約の場合毎月もらえるはずの1,200ポイントがもらえないということはありません。このポイントは映画鑑賞やオプション(見放題以外のレンタル料や電子本・提携映画館での映画鑑賞券などに変わる)にも使える、1ポイント1円相当の利用が可能なので、このポイントを定期的に使い切るような利用ができれば、実質的には月769円で映画などの見放題だけではなく、来週のNPBドラフト会議の様子をリアルタイムで見たりと、それなりにお得感が出てきます。

さらに私の場合、アマゾンプライムとU-NEXTを両方契約しているのですが、最近は通常のプライム会員だと映画の途中でCMが入ったりするので、両方で同じように配信がある場合にはU-NEXTの方で見る機会が増えています。格安の端末を購入するためにIIJmioに加入し、しばらく契約を維持しながら利用している方にとっては安くU-NEXTに加入できる選択肢が増えた格好になっています。

ただ、私の場合は同じMVNOとのセットプランでIIJmioではなくmineoの方のセットプランに入っています。mineoの場合はセットで加入すると110円割引と、IIJmioよりは高いのですが、この辺は組み合わせるMVNOがどのくらい使えるのかというところもポイントになってくるのではないかと思います。

まず、毎月の1,200ポイントの付与がない楽天モバイルの場合は、料金は無制限で固定されているので、動画配信などで使わなければ損というような感じになっています。この回線だけで家でも外でも動画やライブなどを(見放題の作品が中心)見まくるには最適ですが、個人的には一人暮らしで光回線も引かない(引けない?)方にとっては良いと思います。ただ、すでに自宅に光回線を引いていて、外ではちょっと使ったり、旅行の際など限られた時に使うということなら、今回紹介したIIJmioやmineoとのセットもありかと。

ただ、今後povo2.0のトッピング(7日間と30日間U-NEXTが使えるトッピングが過去にあったのです)が出てきたら、そちらの方が魅力的かも知れません。povoは色々な期間限定トッピングを出していますが、エンタメ系のトッピングは通年で利用できるようにして欲しいものですが。

私の場合、mineoでは低速でも最大1.5Mbpsでデータ通信が可能な(高速クーポンを減らさずに利用可能)「パケット放題plus」を付けたプランで契約しているので、自宅にいる時には光回線で利用し、外にいる時には何とか低速でも動画配信をスマホやタブレットで制限なく見ることができることから、こちらの方を選択しました。なお、IIJmioと違ってmineoのパケット放題plusのようなサービスは他のMVNOからは出て来ないので、できるだけ安く外でもいつでも使えるモバイル回線ということで今後しばらくはmineoから乗り換える予定もありません。IIJmioの場合はU-NEXTとセットで使えそうな魅力的なプランが出てくるのか、それがポイントになりそうです。

auのStarlink Direct対応機種から見た衛星との直接通信ができそうなお手軽スマホ

私は今のところ楽天のサービスが出てくるまで待ちの姿勢で、いざという時にはStarlink miniのアンテナを使って圏外の場所からの通信を行なうつもりでいますが、今の時点でいざという時の通信衛星とスマホの直接通信をサポートする「au Starlink Direct」の対応スマホに以下の機種が対応することが発表されました。

・10月15日対応(すでに利用可能)
Samsung Galaxy S25
Samsung Galaxy S25 Ultra

・10月下旬以降順次対応予定のもの
Samsung Galaxy S24
Samsung Galaxy S24 Ultra
Samsung Galaxy S24 FE
Samsung Galaxy S23
Samsung Galaxy S23 Ultra
Samsung Galaxy S23 FE
Samsung Galaxy S22
Samsung Galaxy S22 Ultra
Samsung Galaxy Z Flip6
Samsung Galaxy Z Fold6
Samsung Galaxy Z Flip5
Samsung Galaxy Z Fold5
Samsung Galaxy Z Flip4
Samsung Galaxy Z Fold4
Samsung Galaxy A55 5G
Samsung Galaxy A54 5G
Samsung Galaxy A53 5G
Samsung Galaxy A25 5G
Google Pixel 9
Google Pixel 9 Pro
Google Pixel 9 Pro XL
Google Pixel 9 Pro Fold
Xperia 1 VII
Xperia 1 VI
Xperia 10 VII
Xperia 10 VI
AQUOS sense9
AQUOS sense8
AQUOS wish4
Xiaomi 14T
Redmi Note 13 Pro 5G
arrows We2
motorola razr 60 ultra

これらの機種を使っているなら、特に現在auの契約がある場合には順次直接衛星との接続サービスが利用できるので、いざという時のために操作のやり方などを覚えておくと良いでしょう。私のようにノートパソコンくらいのアンテナを持ち歩けるなら、別にどんなスマホでも良いのですが、スマホ単体で衛星通信ができると、持ち出すものが最少限で済みます。

auとの契約をしていない場合でも、月々1,650円でサブ回線としてStarlink衛星との直接通信ができます。ただその際、対応機種を持っていないと話になりません。今回発表された対応機種の中で、国内メーカーのスマホの中では「AQUOS wish4」「arrows We2」あたりが、中古で程度の良いものを安くゲットできそうで、セキュリティアップデートについても2028年くらいまで行なわれるのではないかという話もあるので、今使いながら将来本格的に直接衛星通信をする前のつなぎに使いたいというニーズには合うのではないかと思えますね。

これがまた、来年になると楽天モバイルの衛星直接通信のサービスが本当に始まることになると、当面利用料は無料になるのか、別のプランができるのかわかりませんが、それ以上に望まれるのが早めの対応端末についての情報でしょう。私はそこまで待って今のスマホを買い替える予定ですが、それと同時にOSアップデートやセキュリティアップデートがいつまで提供されるかというところも大事です。

また、衛星関連であれば、Starlink miniと比べてもかなり小さな衛星とやり取りのできるアンテナ(「コンパクト」プランの場合は最大100Mbpsだそう)を使えるプランがあるAmazonの「プロジェクト・カイパー」も来年日本でサービスが開始される可能性もあります。そちらの方を選べば、別にアンテナを持ち歩くことになりますが、料金と実用性のバランスを考えて、新しいスマホを買わずにアンテナを買ってスマホだけでなく手持ちのタブレットやパソコンを直接接続する運用に徹する考え方もあります。

本来は急がずじっくりと構えるのが良いかと思いますが、今回の発表でそれほど費用を掛けなくても今すぐ(発表によると今月中)からスマホとの直接衛星通信が使いたいという方は、今回の発表や今後の続報をしっかりチェックしましょう。

災害時の携帯電話基地局の停電対策として小回りの効くLPガスをソフトバンクは配備

大きな地震が起き、電気がすぐに復旧できない場合、携帯電話の基地局は送信用の電気があるうちはモバイルインターネットに必要な電波を送信することができますが、恐らくそこで使われているであろう蓄電池が空になってしまったらそれまでです。2024年の能登半島の基地局もそんな感じでしばらくはモバイルインターネットの利用ができませんでした。

そのため、Starlinkを始めとする衛星通信の設備を避難所に送ったり、車そのものに基地局を積んだ車や船を現地に行かせるような事で被災地でのネット通信を何とか使えるようにする動きがありました。

今後は、auや楽天については通信衛星とスマホを直接ネットにつなぐような形でのサービス展開を考えているものの、そもそも衛星や飛行機・飛行船などを使わなくても、地上にある基地局自体を何とかするような取り組みについてソフトバンクの発表がありましたので、今回はその話について書こうと思います。

ソフトバンクは、基地局を長期停電時に動かすための発電機を動かすための燃料を燃費効率が良く長期保存性に優れた「LPガス」にしているそうです。そして、災害対策用に基地局に常設の発電機だけでなく、LPガスで稼働する非常用可搬型発電機(移動が可能)なものを全国に配備してきたそうです。そうした発電機をいざという時により使えるようにするため、全国に9ヶ所ある燃料備蓄拠点から全国にあるソフトバンクの携帯電話基地局へLPガス容器を迅速に配送し、設置から回収まで一貫して対応というシステムが2025月10月から開始されたということです。

実際のところ、2024年の能登半島地震の場合は、車で被災地まで行くルートが寸断されてしまったので今回の対策でどこまでできるのかという疑問点はあるものの、阪神大震災や東日本大震災のように、何とかトラックが被災地まで行けるようであれば、備蓄しているLPガスを積んだトラックが一気に被災地に向かい、基地局を動かすための電気が止まらないような対応をしてくれる可能性はあるわけです。

こうした状況をユーザーが知っておくと、地上基地局が圏外になりにくいということにもつながるかも知れませんので、安易に通信衛星を使わなくても、普通にスマホを使うことができる状況も場所によってはあるかも知れません。

そういう意味では、大手キャリアにはそれぞれ災害対策をがんばって欲しいですし、たまたま自分が罹災したところで、キャリアによってつながるところ、つながらないところが出てくる可能性はやはりあると思います。どのキャリアも全くだめな場合にはStarlinkのような直接衛星通信が威力を発揮するわけですが、できれば地上の基地局が使えればそれに越したことはないので、日々のネット通信においてもうまく複数のキャリアを組み合わせて使うことで、色々なトラブルを回避することもできる可能性が高くなっていると思います。

私の場合は4つのキャリアは抑え、さらにStarlinkも使えるようにしておりますので、自分の体自体に問題が起こらず、利用するハードが生き残っていればどこからでも発信することは可能になると思います。自分の安否を伝えるにもネットがつながっている必要があるので、何かあったらすぐに使えるように、基本料金の安いキャリア回線を利用しているプラン(MVNO含む)を契約しておくことの大切さを感じます。

災害はいつ起こるかわかりませんので、思い立ったら契約してみるのも良いのではないでしょうか。今のスマホには複数回線を入れられるので、メインで使っている回線以外にも、とにかく一つ別契約の安いプランを入れておくことも災害対策になります。