通信サービス全般ニュース」カテゴリーアーカイブ

モバイル通信関連の新たなサービスや新製品が出てきたり、マスコミで話題になった時にはこちらで紹介します。

現場や利用者の状況を把握せずに一人歩きする発言 povo批判について

今回の話は新型コロナウイルス対策のことではありません。あまりいいニュースがない中で、政府が強引に推し進めてきた「携帯電話料金の値下げ要求」は、多少ずれた所はあったものの大手三キャリアがそれなりに毎月の利用料が安いプランを出してきたことで、数少ない政府の良いポイントだと思っていたのですが、これについてもちょっと怪しくなってきました。

というのも、武田良太総務相が2021年1月15日の会見で、三大キャリアの中では最後に料金プランを発表したau「povo」の発表に触れ、「非常に紛らわしい発表だった」と不快感をあらわにしたのでした。この件についてのニュースを読むと、auが基本料金を他二社と比べて500円(他社は5分定額が付く分500円高い)安く出してきたことについて、武田氏は「国民に対してあたかも一番安いと思わせるやり方。非常に残念だ」と述べたということです。

これは、もしかして三社全く同じ料金でプランを発表しなければならなかったということなのでしょうか? 大手キャリアは全て民間企業で、三社は熾烈な競争をしているので何とかして他社との差別化をしようと考えての今回の結果だと思います。総務相は、ドコモとSoftbankのプランには付いている(逆に言うと外すことができない)、「5分通話定額」を外すことが、auが姑息に見てくれの料金を安くするようなあざとさだと思ったのかも知れませんが、ユーザーの多様性について全くわかっていないように思います。

私の場合は音声通話偏重のあまり、5分でも10分でもない無制限の通話定額を付けていますが、逆に月に5分も電話をしない人たちもかなりいます。その人たちや友人や知人とどうやって連絡を取っているかというとSNSによる文字によるコミュニケーションで、どうしても直接話したい場合にはSNSのIDがわかっていれば利用できるデータ通信を使った音声通話(はっきり言うとLINE電話)を利用していることが多いです。

企業の中には電話番号の他の問い合わせ先をあえてLINEのIDにして、いわゆる無料通話が付いていない人にも料金を気にしないで電話してもらおうとしている所まであるくらいです。データ通信を使った音声通話の品質は低くなりがちですが、大手三社のプランでは高速クーポンを使い切っても最大1Mbpsのスピードが出るので、定額の範囲内で実質的に無制限のLINE電話を利用することができます。電話番号を使った電話をしないでLINE電話が使えればいいという人にとってはauのpovoやUQモバイルのくりこしプランのように、無料通話はオプションであった方が良く、auは「他社と同じ内容なのにわざと安い価格を出してきた」とは決して思わないでしょう。

逆に、政府がそうしたユーザーの想いがわからないでトップが発言してしまう体質だからこそ、新型コロナウイルス関連の政策についても批判が絶えないのではないかと思えてしまいます。これでは、今後出てくると思われる日本通信とドコモの争いについても、総務相は弱い立場の方の味方をしてくれるのか、非常に不安になります。話は通信のことばかりではありません。これからの社会を生きていく中で、くれぐれも国民生活を壊すような形での行動はなしにお願いしたいですが。


auの月20GBプラン「povo」発表とその評価

auがドコモの「ahamo」に対抗したプラン「povo」を発表しました。2021年3月から専用サイトでのみ申込を受け付け、キャリアメールのサービスはありません。月20GBの高速通信があり、高速通信を使い切った後は最大1Mbpsに制限されるなど、ドコモやSoftbankで出たプランと基本的には同じです。

「povo」が他社のプランとその違いを出している点は、基本料が無料通話をセットしていないところです。基本料が2,480円(税別)で音声通話は使った分だけ30秒20円になっています。一回につき5分までのかけ放題はオプションになっていて月額500円になっており、その合計がドコモやSoftbankと同額の2,980円になるというわけです。

この他のオプションとしてはデータ容量の追加が1GBにつき500円で、一日だけデータ通信使い放題(混雑時および動画についての通信制限あり)にすると200円/1日かかるようになっています。auやUQモバイルからの移行には手数料がかからないので、現在auだけでなくUQモバイルに加入している場合でも前向きに移行を考えられますが、同時にUQモバイルのプランも料金が変更になっていますので、そちらの方も合わせて見ていくことにしましょう。

UQモバイルのスマホプランについては、2021年2月1日より「くりこしプラン」として以下のように毎月の通信料金が変わります。共通なのは「povo」と同じくオプションを付けないと音声通話かけ放題が付かないこと(通話オプションについては、月間60分まで500円(税別・以下同じ)・10分まで定額700円・かけ放題1,700円)ですが、全体的に料金が下がりました。

・くりこしプランS(3GB・低速300kbps)1,480円/月
・くりこしプランM(15GB・低速1Mbps)2,480円/月
・くりこしプランL(25GB・低速1Mbps)3,480円/月

「povo」や他社の同プランとの違いは、プラン名の通り使い残したデータ通信容量を翌月まで繰り越せることと、専用アプリからあえて低速で日常繋ぐことによって、いざという時のためにデータ容量を温存できます。個人的にはahamoやpovoよりの20GBよりも、繰り越しも温存もできる「くりこしプランM」の方が使えるのではないか? という気がします。また、最初から音声通話定額が付いていないので、利用状況に応じてオプションを付けたり外したり、さらに電話を掛けるような環境になったらその時に付け直すことができる(プランの見直しが必要ない)というメリットがあります。

今回の内容を見ていて、povoのメリットは「データ使い放題 24時間」が主で、それが必要なければUQモバイルのくりこしプランMでいいのではないか? という気がしますね。

個人的には音声通話を主に考えていて日本通信のプランの方に移行しましたが、もはやデータ通信専用で安く出してくれるところは、Fuji Wi-Fiあたりしか選択肢がなくなってきたような感じがして、最大1Mbpsで高速通信なしぐらいの安価なデータ通信専用SIMが出てくれれば、日本通信のかけ放題プランとの2台持ちも有りかなと思っています。ただしこれらのプランは当然ですがスマホ一台で通話もデータ通信もするためのプランなので、それなりにバランスは取れています。

そんなわけで、大手三キャリアの政府からの携帯料金引き下げ命令を受けての全プランが出揃いました。もし自分でネット上で契約できるスキルがあるのなら、こうしたプランを検討する余地もありますが、自分だけでは問題を解決できない方はこうしたプランに加入して何らかのトラブルになった場合、基本は自分で解決しなくてはならなくなる(ネットでの対応になる)ディメリットがあることも忘れないで下さい。


災害時には契約しているキャリアの災害対応にも注意

2020年の暮から2021年の初めにかけて、日本列島は広い寒波に覆われることで、主に日本海側でかなりの雪が降っているようです。台風ではないものの、国内では台風並の被害が出ているところもあるようで、自衛隊への災害派遣を要請するなど、かなり深刻な影響を与えている地方もあるようです。停電が起こっている所もあるようですし、大雪警報が出ている地域にお住まいの方は、現状の環境を過信しないで、注意をして雪に備えて下さい。

そんな中、停電だけではなくいざという時に無いと困るネットおよび音声通信を提供する携帯の電波が不安定になっている場合も出てきているようです。今回の場合は、主にSoftbankで大雪に伴う停電や伝送路支障の影響で東北地方の一部で電波が繋がりにくくなっているようです。

私個人としては、大手キャリア別の災害対策がどうなっているかまではわかりませんが、何らかの回線トラブルが起こるのは仕方ないにしても、いつまでもつながらない状況になるのは困ります。そうした回線保全を行なってくれるサービスを含めての回線利用が大切になるのではないかと思いますね。

そんな事もあり、MVNOの格安回線であっても大手キャリアのどこを借りているかということにこだわり、複数回線を持つなら極力回線を揃えないように考えています。私の場合は音声通話中心の回線はドコモ回線なので、データ通信用の回線はauと楽天回線を現在契約しています。楽天回線は相変わらず、パートナー回線と楽天回線を行ったり来たりという状態ではあるのですが、あえて4つのキャリアということで考えると、何らかのトラブルが起こった場合の信頼性が薄いのが楽天回線ということになるでしょう。

逆に言うと、現状で楽天回線一本に絞るような事は、いくら安くモバイル通信を使えるからといっても避け、バックアップ用の回線として他のキャリアかそれらのキャリアを借りているMVNOを一本契約しておいた方が良いということになるでしょう。

ちなみに、楽天回線自体はそれなりに便利で、もしドコモ回線が不通になって音声通話の発着信ができなくなった場合、他のキャリアの電波だけでなく各種Wi-Fiを使って利用無制限の音声発信ができる「楽天Link」アプリを持つので、無料Wi-Fiの飛んでいる場所から電話の発信が可能になるので、それはそれで料金分の価値はあるのではないかと思います。

改めて思うのは、大手による独占が進んでしまうと、全ての携帯回線が不通になっても電話のできる楽天Linkアプリを出してきた楽天モバイルのような個性的な通信会社が出てくる余地が無くなってきてしまうということです。今後の通信業界の流れの中で、単に通信料金が安いからというのではなく、多くの業者が様々なニーズに応じたプランを出していける状況であって欲しいですね。


総務省が作る「スマホ乗り換え相談所」に意味はあるか

このブログで色々紹介しているスマホの会社別(MVNO含む)料金プランの紹介や解説というのは、私自身の主観で成り立っています。私と同じようにスマホを使う人にとっては参考になるところもあるかも知れませんが、使い方に違いがある人については私がここで紹介しないプランの方が良かったりして、全ての人を満足させることのできるプラン紹介というものは難しいものです。

そんな中、この夏に総務省が「保険の窓口」(民間企業です)のような形の来店者に最適なスマホ料金プランを出す会社を紹介する「スマホ乗り換え相談所」を開設する(試験事業を始める)ことを発表しています。そもそも保険比較の会社についても、純粋にユーザーの利益にのっとって保険会社を選んでいるか? と言われるとはなはだ疑問なところもあり、政府が民間会社の格付けを行なうような事をやってもいいのか? と私などは思ってしまいます。

相談所の方は、まずは民間業者に委託するという形態を取るようですが、委託費はどのくらいになるのかということもありますが、民間であれば自社の売上を伸ばすために、自社にキックバックされる報奨金を出さない所より出すところを、さらに報奨金が少ないところより多いところを選ぶことになりはしないかと思います。こうした報奨金というのは企業の体力によって左右されることになるので、結果的に個性的で面白いプランを作った弱少MVNOのプランを大手が真似て出すプランが勧められるようにならないかというのが気になりますし、もしその不安が現実のものになったら、個性的な企業を国がつぶすことに間接的に加担するような事にもなってくるかも知れません。

この事業の事が報じられた記事では、携帯各社の料金プランを比較できるシステムの構築費用や人件費など約1億4000万円を負担するのだそうで、何も今の時期にこんな事をしなくてもと思うのですね。

これはあくまでも個人的な見解ですが、現在大手3社の携帯やスマホを契約している人は、大手の携帯ショップに出向き、今回の政府の答申を受けて値下げしたプランに変更するだけでも毎月の支払いおよび、解約・乗り換えをする場合の解約料を下げることができます。問題だと思うのは、3年以上という長いスパンで高額なスマホを分割購入させ、移動の自由を奪う(プラン加入が条件で安い分割料になっている場合もある)ような事を止めさせるべきだと思います。

スマホは主に家電量販店でどのキャリアでも使えるSIMフリーのスマホを売れば、たとえ分割で購入してもキャリア利用との関係はなく、スマホはスマホ、通信料は通信料ということで払えばいいので、早くそうした販売方法への指導を行なうべきなのではないかと思います。

また、今後安いプランは人件費の節減のため、ウェブサイトで完結する申込みになるのが主流になると思われます。そうなると誰かの手を借りて契約をしてもらっても、何らかのとらぶるになった場合にもウェブでの手続きが必要になるので、ウェブでの申込ができない人にとってはその部分がネックになります。いざという時に相談できる窓口を作ること自体が料金に入っていると考えれば、目先の安さに惑わされずに今のキャリアの方で携帯料金の相談に行く方が安心で、自分でネット完結できる人が安いプランを使うという、それこそ生命・損害保険のような形での市場形成ができていけばいいのではないかと思います。とにかく政府には、「スマホ乗り換え相談所」を作る金があるなら、新型コロナウイルス対策に転じて欲しいですね。


ネット配信の「プリペイドサービス」の可能性

ドコモの動画配信サービスである、dTVは正直数々ある動画配信サービスの中においてそこまで多くの人に使われているとも思えないのですが、利用するための手段が増えたということで、改めてその概要を紹介することにします。

というのも、最近のコンビニでは各種プリペイドカードを購入することができますが、その中に動画配信サービスのdTVのシリアルコードの販売が、セブン-イレブンで始まったそうなのです。このシリアルコードではdTVの利用を3ヶ月楽しめるもので価格は税込1,650円になっているそうです(サービスの月額は500円)。

こうした販売方法を取ると、この正月のように今までどこかへ出掛ける予定が無くなったような場合、継続することを前提にクレジットカードで毎月の利用料を払って途中解約するのではなく、とりあえず3ヶ月間見られるような権利を購入し、その後続けるかどうかは状況を見て決めるような事ができるということになります。

2021年はそれなりにブロードバンドが普通に使えるようになり、高速を使い切っても最大1Mbpsという、スマホでなら十分動画配信を途切れることなく見られるようなクオリティのプランが提供されるようになるので、普段はYou Tubeを無料で見ているような人が、著作権的に問題のない映画やテレビ番組の再配信を遠慮なく見るためには、有料の動画配信サービスが使えると便利です。

個人的にはこうした動きが広がり、利用期間がさらに短く、数百円単位でも購入できるようになれば、どうしても見たいコンテンツを見るために、コンビニに走ってプリペイドのシリアルコードの購入をすることも出てくるだろうと思います。

本当は、スポーツの一試合だけを見るためにネットで一番組・一作品単位で購入できるようになればさらにいいですが、今後例えば旅行中(移動中)に見たいとか、里帰り先で見せたい(Androidプロジェクターやスティックタイプの動画視聴用ハードなど持ち運びできる動画コンテンツ再生グッズを利用するなど)映画があるような場合には、休みの時だけでも動画を見られるだけでなく、思い立った時に旅行の途中でコンビニに立ち寄ればすぐに使えるというのは便利だと思うのですが。

すでに同様の動画配信サービスに於いては、huluチケット・U-NEXTカード・Netflixプリペイドカードもコンビニでの購入が可能になっているようです。dTVは毎月の利用額は既存のサービスよりも月額が安いので、見るものが合えばおすすめですが、独自コンテンツの充実しているhuluやNetflixで見たいものがある場合には、お休み期間を利用してプリペイドカードで見るというのも一つの方法かも知れません。私の場合はアマゾンのプライム会員なので、一応それなりの映画などは見られますが、話題作のみを見るために継続して新たな動画配信サービスに加入し続けるよりも、今後はプリペイドカードの購入をして、期間限定で利用することも考えていきたいと思っています。


Softbankの新プラン発表とauの今後の動向について

ドコモが20GBで2,980円のahamoを出したことにより、他社はどういうプランを出してくるのか? という中での一つの答えをSoftbankが出してきました。2021年1月にauが同じように対抗プランを出してくることを発表していますが、今回のSoftbankのような形での発表ならがっかりというのが正直なところです。まずは、今回Softbankが新しく立ち上げるという「SoftBank on LINE」というMVNOのLINE MOBILEの新規申込を終了して新しく動き出すキャリアについて見ていきたいと思います。

既にLINE MOBILE自体はSoftbankの100%小会社として動いているので、その動向を全て握っているのはSoftbankであり、今回のようなあからさまにドコモのahamoを意識しただけのようなプランしかやらない第三の通信会社を興すということになったようです。その内容をドコモのahamoと比較してみましょう。ちなみに使えるエリアはSoftbankのエリアです。

・データ容量は20GB(同じ)
・LINEアプリのデータ通信量はカウントフリー(独自)
・データ容量超過後の通信速度は最大1Mbps(同じ)
・データ容量の追加 500円/1GB(同じ)
・テザリングは30GBまで(独自だがディメリット?)
・ソフトバンクの4Gと5Gが利用可(エリアではドコモ有利か?)
・eSIMに対応(先行)
・1回あたり5分以内の国内通話が利用可(同じ)
・5分を超える通話を定額化する「通話オプション(月額1000円)」(同じ)
・手続きはWebサイトのほか、LINEを活用する(LINE手続きのみ独自)
・海外ローミングは「アメリカ放題」が利用可(独自?)
・キャリアメールは提供しない(同じ)

こうしてみると、Softbankのエリアで不自由しない人が、LINEによるビデオ通話をよくやり、eSIM対応機をすぐに使いたい人にとっては魅力的かも知れませんが、そうでない人ならそこまでのメリットは感じません。料金でなくサービスで差別化といった格好ですが、そのサービスは(特にLINEについて)低速制限時の最大1Mbpsでも十分使えるので、個人的にはそこまで魅力的には写りません。

また、本家Softbankではデータ容量無制限の5G料金プラン「メリハリ無制限」を2021年3月に提供開始(月額料金6580円)し、Ymobileでは各プランから通話定額を切り離し、UQモバイルと同じようなプランに変えてきました。このままahamo対抗としてはYmobileでは行なわず、新しく立ち上げる「SoftBank on LINE」に一本化するということなのでしょう。ただそうなると、auもahamo対抗プランを完全子会社化しているBIGLOBEの方で行なうのかという風にも考えられます。

もし今回紹介した「SoftBank on LINE」の20GB2,980円プランと同じようなものが、来年BIGLOBEから出てUQが動かずということになったら、むしろ今後は3大キャリアに対抗するMVNOの方が面白いプランを出してくるのではないかという気すらします。このままだと通信品質については疑問ではあるものの、日本通信のahamo対抗プランが一番マシだったというオチになる気がするのですが(^^;)。


Suicaにチャージできる楽天ポイントは

私が使っているモバイルSuicaは、ビックカメラSuicaカードと紐付けしているのですが、先日このブログでも書きましたが、楽天カードだけでなく楽天ポイントからもチャージできるようになりました。

ポイントということでは、ビックカメラSuicaカードでたまるViewポイント(現在はJREポイント)について、請求書をウェブ確認することでボーナスポイントが毎月50ポイント付いていたのが2021年にボーナスポイント付保が終了するため、メインカードでないビックカメラSuicaカードでJREポイントを貯めてSuicaにチャージするのも大変になる中、日々の利用で貯めた楽天ポイントを使えるなら、ポイントによるチャージの方法として楽天ポイントを使ってみようと期待していたのです。

具体的には「楽天ペイ」アプリから「ポイントチャージ」を選んでチャージするポイントを1ポイント単位で1円のSuicaチャージに使えるのですが、残念ながらポイントチャージ対象になるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは対象にはなりませんでした。具体的に言うと、これから楽天モバイルで端末を購入したり、楽天モバイルのサービスを利用することでもらえるポイントは基本的には期間限定ポイントなのでSuicaチャージには使えないということになります。

ただ、私の場合には期間限定ポイントの使い方としては、近くの出光スタンドでポイントで(1ポイント1円)給油ができるので、結構便利に期間限定ポイントを使えています。期間限定ポイントを給油で使うと、必然的に通常ポイントが温存されるので、今回はガソリンで使う分と他の公共交通機関で使う分を分けて通常ポイントの端数をチャージしてみました。

当り前ですが、楽天ペイアプリでポイントチャージした金額について、改めておサイフケータイアプリを開いてSuicaの残高を調べてみると、楽天ポイントでチャージしたポイント分が加算されていました。通常ポイントしかチャージできないというのは確かに残念ですが、そもそも期間限定ポイントをいったんポイントチャージしてしまったらずっとSuica残高として残るようになってしまったら、期間限定ポイント利用の裏技として一気に荒らされてしまうことも考えられます。期間限定ポイントは何とか期限までに給油中心に使い切れそうなので、今後は常に通常ポイントをある程度残しておき、実はたまにしか使わない公共交通機関を使う際に必要に応じた分のチャージをするというパターンは十分にあるのではないかと思いますね。

今のところ、なかなか車以外の交通機関で出掛けることは感染症対策という面からすると難しいと思っているので、今のうちにポイントを貯めて、実際に必要な時にチャージ可能なポイントを増やしておきたいです。


ドコモの「はじめてスマホプラン」と日本通信のプランを比較

NTTドコモが新たな格安プランを出してきたことで、今後の新たな料金プランがどうなっていくのか期待している方も多いと思います。先日発表された「ahamo」は従来のプランとは違うので、現在ドコモのプランに加入されている方にとってはドコモショップで契約変更できるプランがどうなるかが気になっていたところもあると思いますが、「5G」向けの大容量の料金プランを、2021年4月から1,000円値下げし、税抜き月額6,650円にすると発表しました。

さらにこのプランでは今後どうなるかはわかりませんが、データ通信量も無制限で利用できるということで、固定回線の代わりとして考えている人は、単純に安くなるのは嬉しいでしょうが、そこまでデータ通信を使わない方、特に毎月数GBのデータがあれば十分という人にとっては、オーバースペックのプランになります。

それと同時にドコモが出してきたのは、万人向きのプランではないのですが、現在3GのFOMAを使っている人が4G・5GにSIM変更をする人向けに作られた「はじめてスマホプラン」です。これはプラン名の通り、主にガラケーを使っている人をスマホに移行させるためのプランで、ある程度の割安感を出してきていると思うのですが、冷静に見ていくと、そこまでドコモは思い切った価格設定にはしてきていないのではないかと思うところがあります。ということで、ドコモから回線を借りて原価ぎりぎりで通話を主にしたプランを提供しているという触れ込みの日本通信のプランとこの「はじめてスマホプラン」を比較してみたいと思います。

まずドコモプランについての詳細について紹介します。「最安980円/月」ということなのですが、この料金というのは契約から一年間割引く「はじめてスマホ割」と、料金をdカードで払う「dカードお支払割」を付けた一年間の利用額です。一年経って「はじめてスマホ割」が終了すると月額1,480円となります。「dカードお支払割」は月170円引きということで他の契約と同じで、実際に他社の割引無しプランと比較すると月額1,650円となります。

これで何がどうなるかというと、高速クーポンが1GB付き(使い切った場合は最大128kbpsに制限)、通話については5分定額が付いています。通話を無制限にしたい場合には+1,000円となるので、月額は2,650円になります。dカードを作ってそこから支払うことに抵抗がなければ、「dカードお支払割」を付けた「はじめてスマホ割」終了後の価格は2,480円となるわけです。

そこで、改めて日本通信のプランの内容と価格を思い出していただきたいのです。日本通信で出している通話無制限の「合理的かけほプラン」は、同じく通話無制限で、高速クーポンを3GB付けた内容で(低速制限時の速度は最大200kbpsとドコモより早い?)ドコモの「dカードお支払割」を加味した価格と同額になります。さらにこの内容で足りない場合の高速クーポンの1GBあたりの加算額はドコモの場合は1,000円ですが、日本通信の方は250円と4分の1になります。

こうしてみると、月に1GB使うくらいなら、ドコモの高速回線の安定性云々というのはあまり問題にならないのではないかと思いますし、ドコモの回線を借りてサービスを提供している日本通信の方が安くて使い勝手が良い(ドコモの場合は4G契約からの変更は不可)という結果になってしまいました。電話のかけ放題まではいらないという場合には、同じ日本通信には5分定額の設定こそありませんが、月70分までの通話無料が付いて高速クーポンが同じく3GBまで使える「Wスマートプラン」が月1,580円で利用できますし、ahamo対抗プランでは月70分までの通話定額に16GBまで(ahamo開始時から月20GBに変更)使える「合理的20GBプラン」が1,980円で使えるので、ガラケーからスマホへの移行を考えている方は、とりあえず日本通信のSIMを契約してその使い勝手を見てからその後どうするか考えてもいいでしょう。

もちろん、スマホにしなくてもガラケーのような二つ折りタイプのガラホに日本通信のSIMを入れて使うのも有りです。ただ「合理的20GBプラン」を使う場合は、テザリングのできるガラホにすれば、Wi-Fi専用のタブレットと一緒に使うことで、通話もネットも十分に楽しめます。

ここまで書いてみると、それこそ3Gのガラケーユーザーを「はじめてスマホプラン」に移行させようと思うなら、何の制限もなく5分定額を付けてずっと月額980円くらいの設定にしないとインパクトがないような気もします。5分定額に魅力を感じるならあえて1年間はドコモのプランを使うのも悪くはないですが、割引が切れるタイミングで他社に移るのが良いでしょう。無制限に通話をしたい場合は、最初から「合理的かけほプラン」でもいいような気がします。

今後、2021年になるとauがドコモへの対抗プランを出してくるということもあります。私の使っている4Gガラホは2021年1月が更新月なので、auの新プランをすぐに契約することは難しいかも知れませんが、もし4Gから「はじめてスマホプラン」に変更可能だったとしても、今後出てくるプランが魅力的なものになるかというとやはり疑問です。多少高くても安定して早い通信ができる上位プラン契約でメリットを見出す場合以外は、他社の動向も見ながら移行も考えてみるのがいいようです。


Gmailでさえもダウンすることを想定したデータ保存を

先日に2回にわたって起こったGoogleの各種サービスのダウンによって、影響を受けた人はそれなりに多いのではないかと思われます。You Tubeも見られなくなりましたし、そんな時はまずは自宅や自分のネット接続状況を疑うものですが、その時にGoogle自体が問題を起こしているということまでは考えなかった人もいるのではないでしょうか。

私の場合は、そもそも使っているスマホがAndroidなので、ID的に使っているのがGmailのアドレスになります。ネットを使って長いので、全てをGoogleに依存するようなことはしてはいないものの、メールの確認については別のアドレスに届いたメールをGmailに転送させた上でパソコンのブラウザ上やスマホアプリの上から読むことが多いです。こうすると、昨今問題になっている巧みにフィッシングサイトに誘導しようとする詐欺メールを自動的にごみ箱に送ってくれるので、割と安心して受信ボックスに届いたメールを開くことができるのです。

ただ、そうした事がしばらくできなくなってみて、いくら便利であっても一つのサービスに依存しまくることというのは、やはり気を付けなくてはならないということをしみじみ感じています。

今回の事で来年以降にあるかも知れないと思ったことがあります。Googleは世界中でスマホの基本OSとしてそれなりの覇権を握っていますが、こうしたアメリカ企業による独占を良く思わない国もあるでしょう。そういう国の中で、軍事的にはアメリカに対抗するだけの軍備を持たないながらもインターネット上からアメリカ及びアメリカに依存する日本のような国々を攻撃するためにはGAFAと呼ばれる企業を攻撃してそのシステムを一時的にもストップさせることができれば、多大な被害を与えることができるだけでなく、国同士の話し合いを有利に進められるのではないかという風に考えるところも実際にあるでしょう。そうなった時には一般ユーザーであっても便利なサービスが利用できなくなると思われるので、その時にどうするのかということも、今後は考えておかないといけないのかなとも思ってしまいます。

具体的には、ネットでは良くある「2段階認証」のためのワンタイムパスワードの送付先について、Gmailのアドレスにしていた場合、GmailおよびGoogleのシステムがダウンしてしまったらお目当てのサービスにログインできない状態が続くということにもなります。2段階認証自体はなりすましを防ぐための良い方法だと思いますが、多く使っているサービスをからめて便利に使っているともし何かが起こった場合には影響を受けますので、改めて自分が今使っているサービスの内容を点検し、過度なGoogleへの依存(サービス云々ではなくIDの利用など)については再考すべきではないのかと思ったりします。

それにしても今年は、GoogleについてはGoogleフォトの改定をはじめとして、様々なところでケチが付き始めた年だったように思います。かつてのマイクロソフトがそうであったように、今後Googleが今までと同じようにインターネット上の情報を牛耳ることができるかどうかもわからないので、そういった観点からも自分のデータ保護については改めてその方法について考えていきたいと思っています。


Googleフォトの使用を中止した場合の落とし穴

Googleフォトが今まで無制限で使えていたものが、2021年5月いっぱいでGoogle DriveとGmailと合わせて無料では15GBの制限が付くようになるということは先日発表になったばかりですが、さらなるGoogleが提供するドライブの制限についてのさらなる発表がありました。

今回の発表では、2年間使っていないアカウントや、保存容量を超過しているまま使い続けているアカウントの保存データを削除するということですが、捨てアカウントのように取得したものの全く使っていないような場合(主にGoogle Driveの容量を無料で多く使うため?)の対策としてはしょうがない部分もありますが、普通に使っているアカウントでも使っていないサービスがあれば削除が実行される可能性があるということらしいです。

例えば、今回のGoogleフォトの改変を受けて、GmailやGoogle Driveは普通に使うものの、Googleフォトについては代替サービスの方に切り替え、スマホで撮映した写真を別のサービスにアップロードする設定に変更して、Googleフォトの方に新たな写真をアップしないようにした場合、もしかしたらその状態で2年経過したらそれまでアップしていた写真データが消されてしまうという風に読めてしまいますね。

ニュースではGoogleの方から消えてしまう恐れのあるファイルのダウンロードの方法についてのお知らせが入るということですので、普段使っているアカウントであれば、いきなり写真データが消えてしまうということはないとは思うのですが、それでもきちんと対応をしておかないと、今までコツコツとアップしていた写真をまるごと失ってしまう心配が出てきたということは知っておいた方がいいでしょう。

基本的には全て無料で使えるサービスが未来永劫続くということはないと思うので、今便利に使っている無料サービスがもし無くなったらということを考えながらデータの管理を行なった方が良いということを、改めて心に刻みつける必要がありそうです。

そう考えると、特に写真の場合、デジタルデータで残すことで、決して色あせない写真を再びプリントすることはできるものの、ハードディスクやフラッシュメモリにデータを避難させてもハードが破損した場合、全てが失われる危険がありますし、そういう意味では昔のフィルムやプリントされた写真というのは、大きな災害に遭ってもデジタル的に復元が可能ということもあるので、ちょっと時代に逆行するかもしれませんが、旅の記録としてチェキなどのインスタントカメラを持って行くとか、旅の記録をフォトブックにして出力しておくとか、そんなことも大切なのかも知れないなと思ったりもします。

先月プリンターは購入したので、いちいち厳選した写真をプリントアウトしてアルバムを作ることもできますが、基本は写真は出力せずスマホの画面やパソコンのモニター上で過去の写真を確かめるくらいのことしかしていませんでしたが、今回の発表で改めて、しっかりデータ移行の事も考えながら複数のデータ保存場所を常に確保するとか、色々と考えていきたいですね。