月別アーカイブ: 2015年9月

クレーマーと思われないクレームの入れ方を考える

 兵庫県の女性が、全国の食品を扱う商店に、主に中に髪の毛が入っているというクレームを入れ続け、逮捕されたというニュースが話題になっています。こういう人がいると、正当性のあるクレームであっても、言い方によっては店側にクレーマーとして認定されてしまう可能性が出てきてしまいます。近所のスーパーとかならある程度は知った間柄なので大事にはならないでしょうが、旅先のお店でそんなことがあったら、限られた時間の中でどうすればいいのかとも思えます。今回は、自分の受けた気持ちをしっかり主張する方法について考えてみます。

 実際に食品の中から異物が出てきたとして、まず必ずやっておきたいのが本当に中から出てきたのか確かめるということです。先のクレーマーの場合、クレーム原因のほとんどが髪の毛だったということですが、場合によっては自分の髪の毛が抜けて食品の上にのってしまうことも考えられます。食品の中から出てきたということなら、その時点でまずは写真を撮るなどして、しっかりとした証拠を残すということも大事です。

 そして、食品自体を間違いなくそのお店で購入したことを証明できるように、レシートは購入した食品を食べ切るまではきっちりと保管しておき、いつ購入したかの説明ができるようにしておした方がいいでしょう。

 そうして、実際にお店に行くなり電話をするということになるのでしょうが、最初から喧嘩腰で行くと相手も警戒しますし、店に脅しを掛けるのが目的ではないのですから、クレームの前に、こちらは何を要求するのかという事を明確にしてから行くのがいいでしょう。購入分のお金ほ返金してもらうのか、同じ品物と交換してもらえればいいのか、それとも異物入りの食品を食べたことで気持ちが悪くなったので実際にかかった医療機関の治療費まで含めてお話をするのか、しっかりとした要求を持った上で行った方がいいと思います。というのも、普通のお店では食中毒に備え、賠償責任の保険を掛けているところが多いと思いますので、きちんとした筋道を持って、購入の事実から異物が入った状況を含めて説明すれば、普通のところならわかってもらえるはずです。ただここで気を付けたいのが、交渉する相手に、きちんとその場で責任の取れる方を指定するということです。一番の責任者でなくても、保険の請求に携わる人の方がノウハウをわかっていると思いますし、話も早いでしょう。くれぐれもその場で怒ったり、お金自体を要求しているという風に相手に取られないように気を付けましょう。

 このように考えると、一口にクレームと言ってもきちんと行なうには結構大変なことだということがわかるでしょう。残念なことですが、実際には店側が悪くないのに難クセを付けるような形でクレームを入れてくる人も少なくないため、どんな人がクレームを言いに来ても、店側の方が身構えた様子で最初の対応をされることはある程度は仕方がないと思わなければ、単に怒りを増幅させて自分のことをクレーマーだと多くの人に思わせるようになってしまいます。店側の対応が元々悪く、そうした態度を含めて許せないというような場合は、大手なら本部やテナント元の方に連絡を入れるという手もありますが、個人経営のお店の場合は、そのようなお店はどうせ長続きしないだろうと思って、それ以上相手にしない方がいいのかも知れません。楽しい旅の際中にそうした問題に関わってしまうというのはあまり気分のいいものではありませんが、実際にクレームの声を挙げるかどうかというのはすぐに決断せず、しばらく経ってもどうしても怒りが収らない場合のみにするとか、クレームを入れたおかげで家族や同行者との雰囲気が悪くなる場合もあることも同時に考えておいた方がいいですね。

コンデジの300mmでスーパームーン

 昨日と一昨日の月の様子というのはテレビや新聞でも出ていましたが、実際に見られれば良し、また写真に収められればなお良しといったところでしょうか。
 自宅には一応望遠鏡もありますが、カメラと繋げられるものがないので、写真撮影には使えないのが残念です。しかし、私の持っているオリンパスのStylus1の300mm望遠でも何とかスーパームーンを撮影することができました。
Supermoon
 写真が縦長になっているのは、ガラケーの壁紙用にと思ったからで他意はありません。一応カメラには手ぶれ補正機能は付いているのですが、やはり遠くのものを捉えるため手ぶれが心配になり、三脚を使って止めました(^^;)。その際、測光は中心部のみにしないとうまく撮れませんので設定を変えられるカメラを使っている方は注意しましょう。
 星と違って月というのはこのように普通のコンデジでも何とかなるものです。ただ、写真撮影の場合よりも三日月のような細い月の方が美しく撮れるということもありますので、空を見上げで細い月が出ているのがわかったらそちらの方を狙ってもいいかも知れません。本格的な装備がなくてもこの程度なら十分いけるかと思いますので、機会があったらこうした撮影も試してみて下さい。

VWの不祥事でクリーンディーゼルはどうなる?

 ちょっと前の話ではありますが、フォルクスワーゲン社の不祥事のショックは今もなお広い範囲で影響が出ているように思います。エコカーを作る方法論として、日本ではハイブリッド車や電気自動車、最新では燃料電池車の方にシフトしていますが、ヨーロッパではクリーンディーゼルのエコカーが主流になっています。車を乗る身としては、果たしてどちらの方法論がいいのか、なかなか判断が下せない状態の中このような事が起きてしまったのでした。

 マツダのデミオにディーゼルエンジン搭載のタイプが出た時に、本気でクリーンディーゼルも考えたのですが、新車価格をガソリン車と比べると約20万円くらいの違いがありました。ガソリンと軽油の価格差を考えても、車両価格の差を埋められるほど距離を乗るかということもあり、本当にクリーンディーゼルの恩恵を受けられる人はそうそう多くないのではないかと、新車価格で比較する場合は思います。とりあえずはまだ中古車として国産のクリーンディーゼルは出回ってきていないので、このような比較をするしかないのですが、もし今後中古車として出回ることが多くなれば価格もこなれてくるのではという希望があったのですが、今回のフォルクスワーゲンの件があり、クリーンディーゼル車自体がどうなってしまうかという事も心配になってきました。

 確かに窒素化合物を出すということになると販売も自粛しなければならなくなるでしょうが、今の耐久性(アメリカの機銃に合格するだけの制御プログラムでは燃費も耐久性も悪くなるとの話)が保てないのならば、環境にいい車としてはクリーンディーゼルの優位性はなくなってしまいます。それでも、現在のインフラであるガソリンスタンドをそのまま使え、電池の劣化を考えなくていいというメリットもあるので、何とかエコカーとしてのクリーンディーゼルが残って行くように考えてもらいたいものですね。

「Amazonプライムビデオ」のプライム会員向け無料動画の傾向

 Amazonのプライム会員の無料登録のついでに、今後そのまま有料会員になることがほぼ決定してしまったとも思えるTV stickも購入してしまったのですが、これは何も考えずに購入したわけではなく、Amazonプライムビデオのラインナップを見ていて、これなら続けて見ようかなと思った理由があります。

 他の動画配信サービスも無料お試しから有料での会員利用までいろいろやってみましたが、私や私の回りの人が見たいと思う作品がそれほどないというのがネックでした。これは個人的な趣味なので仕方がないことですが、アメリカのドラマの新シリーズを見ることはほとんどないので、そういったものが充実しているところは入ってもあまり意味がないのですね。逆に、日本の古くて荒唐無稽な映画が充実しているAmazonプライムビデオは正直他との差別ができているなと感じました。

 ちなみに、サービスの中で私が最初に見たのが、先日亡くなった菅原文太さんの代表作で、川谷拓三さんの出世作ともなった深作欣二監督の「県警対組織暴力」でした(^^;)。この映画は菅原文太さん追悼という時でもテレビで放送しなかったヤクザの実録もので、通して見るとこれは地上波では絶対無理で、BSでも無料放送で流すとどこかから文句が出るのではないかという激しい映画なのでした。

 なぜかはわかりませんが、この種の1960年からの日本映画が多く、それよりも古い小津安二郎監督の作品も結構入っています。時代劇は少ない印象ですが、今後古い時代劇を配信してくれれば、その手の映画が好きな人達と一緒に見るのも面白そうです。あと、アニメも藤子不二雄作品を中心に結構古いものもありますので、その手のアニメが好きな方もそれなりに楽しめそうではあります。

 もちろん、そういった類の作品に興味のない人にとっては何と使えないサービスだと思われるでしょう。ただ、そういう人たちはとっととAmazonプライムビデオに見切りを付けてnetflixあたりに移ればいいと思うので、かえって差別化になっていいのではないかと思います。今後のラインナップがどうなるかはわからないものの、このままある程度のいわゆる名画座でかかるような国内外の作品を充実させてくれるようなら、引き続き長く会員でいるのもいいかなと思います。

IP-Phone SMART から遂にやってきた解除予告メール

 月額料金がかからずに050から始まる電話番号を持てるサービスIP-Phone SMARTですが、登録してしまえばずっと請求なしの番号維持ができると思っていた方も少なからずおられたと思います。ただ、この事はかなり前から指摘されていたことなのですが、サービス契約時に全員が確認した規約内に、請求なしの状態が12ヶ月連続した場合、IP-Phone SMARTの側から契約を解除できるという記載があるのです。

 今まではこの規約を厳密に適用して来なかったということなのでしょうが、番号が足りなくなったのか、LINE通話に押されるような形でこの事業を縮少するつもりなのかはわかりませんが、先ほど一通のメールが来まして、これから10日間有料通話をしないと今までの番号は没収になり契約も解除されるというものでした。個人的にはそうなっても困ることはないのですが、日頃IP電話同士で無料通話だけで使っている場合は1年ごとに数円だけでも請求を受けるだけ通話をしながら番号を維持することになり、自分で1年ごとに覚えておくか、今回のようにやってくるメールを見逃さないように気を付けるかしなければなりません。

 もっとも、私がIP-Phone SMARTを契約した頃にはLINE通話だけでなく、通常の番号で24時間無料で掛けられる通話放題のプランもありませんでした。同業他社のIP電話もMVNO業者の中には自分のサービスを利用する人に無料や割引料金で使えるIP電話サービスもあります。そうしたサービスの台頭とともに、IP-Phone SMARTも岐路に立っているというのが正直なところなのでしょう。

 この件についてちょっと気になるのが、以前このブログで紹介したパナソニックの多機能電話機VE-GDW54Dを使っている方への対応です。この機種の売りの一つに、自宅にかかってきた電話を転送し、スマートフォンで受けられるというものがあります。電話機には一つの回線しかありませんが、どうやって転送する分のもう一回線を確保するのかというと、この機種のページから飛べるIP-Phone SMARTの申込みページにアクセスし、自宅のWi-Fiにつながった電話機からIP電話で、これもIP-Phone SMART専用のアプリを入れたスマートフォンとの間に無料で転送ができるようになるのです。つまりここで使われるIP-Phone SMARTはIP電話を使った無料通話のみで外からかかってきた電話を転送する仕組みになっているわけで、この仕組みが有料通話が12ヶ月ないことで急に番号が使えなくなってしまったらそれまで便利にこのサービスを使っていた人からすろと、とてもめんどくさい電話機になってしまいかねません。IP-Phone SMARTの方で、この電話機を使っている人へは当分解除予告はしないのならいいのですが、そうでなく全てのケースに対応するということになると、IP-Phone SMARTでしか転送電話をセットできないVE-GDW54Dの利用価値は多少減ってしまう可能性もあります。個人的にはこういう事も考えて、IP電話業者を選べるようなシステムを作っておけばいいだろうと思うのですが、そうできないのが日本の大手企業が昔と比べて必ずしも強いないところではないかと思ってしまいました。

 というわけで、IP-Phone SMARTのサービスを今後も使う予定のある方は、自宅の固定回線にでも繋ぐなとして、最低限の課金を生じさせるようにしましょう。

しれっと始まった「Amazonプライムビデオ」と「Fire TV Stick」予約販売

 昨日はラグビーの試合をテレビで見た後ですぐに寝てしまったので、そう言えばAmazonがプライム会員用に動画のサービスを始めることをすっかり忘れていました。9月24日になってしれっと始まっていたのですが、それ以上に興味深かったのは、ビデオサービスをTVの大画面で見るための「Amazon Fire TV」とスティック型の「Fire TV Stick」が発売されることがアナウンスされていたことです。

 個人的にはchromecastと同じような「Fire TV Stick」の方にテレビのようなリモコンが付いているので、更にテレビで見るのが便利になりそうですし、プライム会員用に割引があるということだったので10月末の発売開始の予約扱いではありますが、プライム会員の無料体験かたがた注文してしまいました(^^;)、このままプライム会員は続けたいと思っています。下のリンクはスタンダードリモコン付きの安いものですが、9月26日中とリアルタイムでこのブログを読んでいる方以外には役に立たない情報ですが、購入前後にプライム会員にお試し登録し、そのままプライム会員に移行した際4,000円分のアマゾンギフト券が返ってくるキャンペーンがあります。既にプライム会員の方はキャンペーンページにまずアクセスし、クーポンコードを入力すると購入金額から3,000円割引かれるそうです。

 私自身の動画配信サービスの使い方としては、タブレットやパソコンで見るよりもテレビの画面で見たいということがあるので、こうしたハードはとりあえず購入しておいて、日常的に持ち歩く中で、例えば旅行先でもテレビがあれば接続してWi-Fiサービスかモバイルルーターとセットで使うことを目論んでいます。Chromecastでアマゾンのビデオが見られればいいのですが、とりあえず手持ちのiPadmini2に入れたアマゾン動画視聴用のアプリからはChromecastは使えそうではないのでFire TV Stickとの2本持ちになりそうです(^^;)。興味のある方のために、プライム会員体験のリンクを貼っておきます。

Amazonプライム

テレビとスポーツの関係について考える

 一昨日にテレビ放映されたボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介VSアンセルモ・モレノの一戦は、最後までどちらに転がるかわからない試合内容のスリリングさもさることながら、テレビ中継の方法論としてすばらしいものでした。当然生中継なのですが、よくあるボクシング中継のように延々と過去のVTRや控え室の様子をたれ流すのではなく、試合時間と中継開始時間の間がきわめて短く、試合終了後もすぱっと中継が終了し、次の番組へとスムーズに繋がる編成になっていました。こういう風に中継できるなら、もっとボクシング人気も上がるのではないかと思うのですが、中継の中にスポーツ以外のことまでねじ込むようになると、私はがっかりすろことが多いです。

 ただ、こうした中継方法というのはあくまでも例外で、なかなか見たいものをじらして見せてくれないのがテレビでもありますし、もっと残念なのは、それなりに世間の注目を集めそうな大会なのに、テレビの中継自体が行なわれないこともしばあることです。基本的にはマイナーなスポーツの悲哀ということにも繋がるのですが、先日行なわれた女子のバスケットボール、オリンピック代表決定戦を日本のテレビがどこも中継してくれなかったのは悲しかったですね。しかも試合は完全アウェイの中で中国チームとの対戦で、普段バスケットボールを見ることのない人であっても注目すべきカードであったと思います。結果は見事日本チームは中国チームに圧勝し、オリンピック出場権を獲得しました。試合の中で3点シュートを面白いように決める活躍をしたのが、私の地元で日本リーグを戦う実業団・シャンソン化粧品所属の本川紗奈生選手で、私はリアルタイムで見ていたので本当に感動しました。

 テレビ中継がないのになぜリアルタイムで見ることができたのかというと、インターネット経由で中国のテレビ局の放送がそのまま日本国内で見ることができたからです。ただこれも知らなければそれまでなので、できれば日本語での実況を聞きながらオリンピック決定を喜びたかったなという無念さは残りました。

 現在急に盛り上がっているラグビーのワールドカップのように最初からテレビ放送が決まっている場合は、チームの注目度や成積に関らず、試合を見ることができるのでいいのですが、もし歴史に残る大金星の南アフリカ戦が日本で見られなかったらということを考えてみてください。普段からテレビ中継が難しい競技ではなく、それなりにテレビ中継の実積があるものなら、世界選手権の試合や、オリンピックがらみの大一番という試合についてはできるだけ多くの人が見られるような形でテレビが動かないなら、将来の東京オリンピックに向けての競技全体としての盛り上がりに欠けるような事になっていくのではないでしょうか。国立競技場やエンブレムの事だけではない、東京オリンピックに向けての行く末を不安視するには、こうした現状もあるということはもっと多くの人に考えて欲しいことだと思います。

日本人のホテル難民をどうするか

 ヨーロッパではシリアから逃げてきた難民をいかにして受け入れるかというのが大きな問題になっていますが、たまたまテレビで見たのですが、地方都市におけるホテルの取れなさ具合が更にひどいことになっているようです。静岡県内にあるホテルはこのシルバーウィーク期間はのきなみ空きがなく、レジャーで来た人が24時間営業の入浴施設に入り、仮眠のできる部屋がいっぱいになるくらいの人が押し寄せているのだそうです。

 これは、主にアジア方面から日本に買い物ツアーに来る人達が呼び水になり、事前に旅行を考えていた人たちも3ヶ月以上前からホテルを押さえたため、直前になってホテルを取ろうとしても全く無理だったというケースが暦の上だけで5連休になった今年の特徴なのだそうです。

 個人的には、人がひしめき、恐らく小さいお子さん連れでやってくる人たちと一緒で仮眠すら取れない状態で休まなければならないくらいなら、お風呂だけは入るにしても、寝るのは車の中の方がゆっくりと休めるのではないかと思います。すでに車中泊でいろんな所に行っている人達は車の中に快適な就寝環境を作っているかと思いますので、安心して車中泊できる場所さえあれば、全体的に車で連休に出掛ける方も増えるのではないでしょうか。

 今後、東京オリンピックをにらみつつ、海外からの観光収入を見込んでいる方たちにとっては、様々な観光地で海外からの観光客と日本人観光客がはち合わせしてどちらかが退かなければならなくなる今の状況は決していいものではないでしょう。そこで、個人的には主に車旅をする日本人観光客のための、夜に使えるゆったりした駐車スペースおよび、シャワーや流しなどを有料で使える長距離ドライバーのための設備の充実をはかってもらいたいと強く要望します。少し前までは車中泊をする人というのはホテルや旅館の天敵のような感じがありましたが、今や外国人観光客の増加によって、日本人よりもいろんなものを買ってくれる類の人たちを優先的に宿泊させた方が利益にもつながるということもありますし、必ずしも車中旅の旅行者を排除する方向に行かなくても、場所や施設を有料で使ってもらうことにより部屋がいっぱいでもさらに人を呼び込めるという宿側のメリットも出てくるように思います。何にしても急に部屋数を増やすことも難しいでしょうから、地方でちょっとでも空いた平らな土地があれば、そこが新たな車中泊場として提供していただくことをまずはお願いしたいですね。

折角のお彼岸に

 9月の彼岸入りに合わせ、彼岸花を見に行こうと、ネットで調べて用事で出掛けた先にあった彼岸花の群生地に行ってきたのですが、そこでちょっと残念なことがありました。

 その場所は今回紹介する内容もあって、あえて詳しい場所などは書きませんが、昨年の彼岸花の様子はインターネットで見ていたものの、今年の状況についてどうなっているのかわからなかったので不安な点はありました。一応カーナビに所在地を入力して現場に着いたのですが、時期的に彼岸花が咲いているはずの川の土手がとんでもないことになっていたのです。

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 写真は現場を離れてから撮影したので遠景になってしまいましたが、おそらく数多くの彼岸花が咲いていたはずの土手の草を彼岸花ごと刈り取ってしまってありまして、土手沿いに咲く彼岸花の姿というのを一切見ることはできませんでした。

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 かろうじて土手でないところにはそこそこ彼岸花が咲いているところがあったので写真は撮ってきましたが、せめてお彼岸の休みまでは土手の草を刈らずに残しておいていただくようにはできなかったのかと、彼岸花を見に来た立場としては思ってしまいました。もちろん、観光客の立場が全てに優先するわけではなく、土手の草を刈らないとならないという地元の方の考えもわからないわけではないのですが。

 それでも、春の桜ほどではありませんが、秋の彼岸花を見に行くためにお出掛けをするという人も少なくないと思うので、こうした場所に遭遇すると本当に残念に思います。まあ、彼岸花は名所というところではなくとも、いたるところに群生地を見付けることができますので、あてもなく走って自分でいい景色のところを見付けた方が良かったのかなとも思いますね(^^;)。

Google Play のシルバーウィークキャンペーン

 昨日車で買い物に出掛けた帰りに富士川楽座(東名高速上り富士川SA)に立ち寄ったところ、下の写真のCDケースを配っていました。

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 実はこの中にはCDそのものは入っていなくて、ダミーの紙で作られたCD大の物体が入っています。そこにはキャンペーン用のURLが印刷されていて、先日サービスが始まった音楽配信サービスのGoogle Play Musicの案内が書かれています。私は今持っているGoogleアカウントで30日無料のGoogle Play Musicは登録済みなのですが、写真の中にあるURLから登録すると、特別に無料期間が60日になるとのことです。配っているお兄さんに今使っているGoogleアカウントの無料期間延長はできないのかと聞いたらさすがにそれは無理とのことでした(^^;)。それでも、新たにGoogle アカウントを作り、9月23日までに登録すれば11月下旬までは無料で使えるわけです。こんなキャンペーンがあることを知っていたら、メインのGoogleアカウントで登録しなければ良かったなと思うわけですが、さすがにGoogleがネット上からではなく、直接手渡しでキャンペーンをするとは思わなかったので、このURLはまだGoogle Play Musicのサービスが始まったことを知らない人にでも教えてあげようかなと思っています。

 ちなみに、ここまで私がGoogle Play Musicを使ってみての感想ですが、曲数はけっこう多くてそこそこ楽しめるものの、何より私の音楽の趣味がメジャーのもの以外のところにあったりするので、むしろ無料で使えるYouTubeに有志が勝手にアップしていたり、マイナーなミュージシャン自身がアップしているものの方を良く聞くため、無料体験の後でずっと月額780円になると言っても、私の場合に限ってはそこまでの魅力は感じないというのが正直なところです。ただ、試聴期間中に自分の好みに合うアーティストがそろっているかどうか十分確認する時間はありますから、試聴というよりもどれくらい自分の好きなアーティストのうちどのくらいの人が入っているか、まずは確かめることが大事だと思います。