昨日2021年4月スタートのRakuten UN-LIMITのプランについて先日のエントリーで紹介しましたが、もしこれを読んでいる方が楽天モバイルの契約がない場合にはこの文章を書いている時点ではまだ加入者が300万人に到達していないので、1年間無料で使え、無料期間が終了してもデータ通信の消費量に沿った料金が適用されるので、使いまくっても月2,980円、使わなかった月には月額0円で、楽天LINKアプリを使った電話とSMSが使い放題(楽天LINKを使った場合のデータ量はカウントされないそうです)になります。
私の場合は、すでにこの4月初めで無料期間の一年間が終了する楽天回線を既に契約していて、自宅用の回線としてルーターに繋げて持ち出さないような運用をするつもりでいます。となると、常にデータ上限の月額2,980円の料金になるので、今のままでは新プランのメリット自体は受けられないことになります。
となると、外出用にもう一回線契約して楽天モバイルを二回線にし、一回線を使った分だけ安く利用することができないかとつい考えてしまうのですが、この点については2回線目については最低契約料金が980円(0GB~3GB)かかるということです(恐らく、複数回線全てを0円で保有されないためだと思われます)。さらに、4月からはパートナー回線(au)をつかんだ場合も、データのカウントがされるということになるようです。パートナー回線は月5GB使った後には最大速度が1Mbpsになりますので、20GB未満の使用で月額1,980円、20GB以上の使用で月額2,980円払っても、5GB以降はかなりスピードが落ちることを覚悟しなければなりません。無料期間の終了した回線や、二回線目以降を契約して使う場合には、自分のよく出没する範囲で、パートナー回線ではなく、無制限に使える楽天回線を安定してつかめるかがカギになりそうです。
ちなみに、私の場合は既に無料で一年間使っている回線が4月になったら自動的に新プランに移行し、こちらの回線の方は0円から使えるので、自宅でも外でもRakuten UN-LIMITを使いまくるためには、4月の段階で新プランの回線を追加した場合、SIMの入れ替えをする必要があります。
というのも、前にもここで書きましたが、モバイルルーターに入れて自宅のインターネット用に使っていると、一日だけでもひどい時には10GBを超えてしまいますので、4月に入ってからも今使っている回線を同じように使っていると、数日使っただけでも20GBを超えてしまい、料金の上限に達してしまう可能性があります。というわけで、元の回線はあえて4月に入ってからは使用を凍結して、新契約のSIMが来るまでは別の通信手段で乗り切るようにその点だけは我慢です。そうすれば、二回線目の最低料金が980円でもモバイルルーターに入れれば毎月上限の2,980円分は使うので、新契約で来たSIMカードをルーターの方に入れて、元の契約のSIMは新SIM到着後に別のスマホに入れて使えば、スマホに入れた楽天SIMの回線はやりようによっては0円で維持したまま通話・SMSを無制限で使えるようになるわけです。
現状では楽天回線のバックアッフ回線としてUQモバイルを考えているのですが、DSDV対応のスマホに楽天SIMとUQ SIMの二枚を入れ、あえてUQの通話オプションは契約せずに電話は楽天SIMの方で掛けるようにすれば、2,480円(税別)でデータ月15GB(繰り越し有)、低速でも最大1Mbpsで使え、通話関係もかけ放題とかなり美味しい内容の契約になります(UQモバイルでデータ通信同条件+電話かけ放題の場合税別で2,480円+1,700円=4,180円かかります)。ちなみに、UQへはドコモの回線からのMNPを考えているので、その場合(乗り換え)には楽天回線でも使える可能性の高い(DSDV対応)OPPO Reno3 Aが安く買えるので、DSDV対応のスマホがない場合で、au以外の回線から移ろうと考えている場合にはいい組み合わせだと思います。
さらに、楽天SIMを入れないスマホでの運用だと固定電話からの着信に反応しない(着信通知のみ入る)という問題がありますので、楽天とUQのSIM二枚同時使用での運用は、固定電話からの着信も普通に受けられるという点でも、安値でもデータ+通信を使おうと考えている方にとっては結構良いかも知れません。ただ、ハードの同時購入キャンペーンは状況によって現状の良いパターンが消える可能性もあります。できれば楽天モバイルのPocketWi-Fiが2021年4月以降でも0円で付いてくるキャンペーンが残っていてくれればと思うところです。今後のキャンペーンの状況もふまえつつ、私自身のモバイル関連の契約についてはその都度紹介していきたいと思っています。