月別アーカイブ: 2013年4月

Google Nexus 7 その8 あえてNexus 7に辞書アプリを入れる意味とは

 今や学生の必需品とまで言われる電子辞書ですが、私はまだ紙の辞書の時代に学生時代を過ごしたため、電子辞書の専用品を買う事はせず、CD-ROMの形で出た電子版の国語辞典をパソコン上だけでなくWindows CEを使っていたPDAに導入し広辞苑や大辞林を使っていた時期があったものの、最近では辞書を使う前にインターネットで調べてしまうといった方向に行きがちでした。

 しかし、最近になってアンドロイドやiOS用のアプリの形で様々な辞書が出ているという事がわかり、さらに驚いたのはそれまでの電子辞書にはほとんど搭載されなかった「新明解国語辞典」「三省堂国語辞典」の両方がアプリとして売られていることを知り、速攻で両方を購入しました。

 すでに何らかの電子辞書を持っている方にとっては、改めて同じような国語辞典をまとめてNexus 7にインストールするのはおかしいと思われる方もいるかも知れません。しかし、お持ちの電子辞書に入っている国語辞典を確認していただきたいのですが、今回私の購入した二つの国語辞典は紙の辞書としては認知されていても、それが電子辞書の中に導入されているのはあの新明解国語辞典でさえも数えるほどしかありません。また、三省堂国語辞典となると、このアプリを導入するか紙の辞書を持ち歩くかという選択を迫られます。Nexus 7に電子辞書をインストールしておけば、ネット接続に使わなくても、日本語の表現に詰まった場合や暇つぶしとしても十分に実用になります。

 新明解国語辞典の主観的な語句説明については、ベストセラーの「新解さんの謎」に詳しいので、知っている方は多いと思いますが、三省堂国語辞典についても、積極的に新語を掲載し、場合によっては新明解国語辞典の説明は主観的すぎて馴染めない場合には簡潔で頼りになります。私自身は辞書の中に感情を持った人格がある新明解国語辞典よりも、あくまで言葉を社会の鏡ととらえ、用例とともに解説している三省堂国語辞典の方が好みです。しかし、互いの編集主幹が喧嘩別れをして同じ会社から出ている国語辞典なのにも関わらずかなり性格の違った辞書ができたというのは面白く、どちらかの辞書で言葉を調べると、必ずもう一つの方でもどうなっているか調べてみたいものです。そうした用途には、アプリの形で提供されているものをNexus 7に導入する意味が出てくるのです。

 今、電子辞書を使っている中学生や高校生がどんな基準で機種を選んでいるのか、それとも学校側に強制的に決められているのかはわかりませんが、学習の目的によって必要とする辞書というのは違ってくるように思います。電子辞書に入っている国語辞典に物足りなさを感じた場合、とりあえず「新明解国語辞典」を試してみることをおすすめしておきます。Nexus 7で使う場合には言葉のアクセントがわかる音声データも収録し、文字の大きさもタブレット用の特大というサイズを選択でき、価格もほとんど変わらないというのは魅力ですね。それだけ新明解国語辞典の人気が高いという事の裏返しなのかも知れません。

 また、タブレット端末でアプリを使うことで、インデックスをなぞるようにしてページを開き、紙の辞書をめくるように中を読めるというのもNexus 7だからできる電子辞書アプリの使い方です。単なる電子辞書のためにお金が出せるかという事も鍵になるかも知れませんが、個人的にはNexus 7を学習用国語辞書として使えるようになるというのはこの上ない魅力に映ります。個人的にはぜひ多くの人に体験していただきたいものだと思っています。


高速道路のパーキングエリアで車中泊グッズ

 道の駅や高速道路のサービスエリア、パーキングエリアで車中泊することはそれ自身にさまざまな議論があるかと思いますが、日本国内にある高速道路上のパーキングエリアには確かに車中泊のための敷居が低そうな場所は存在します。

 反対に車中泊しにくい場所から先に考えてみます。例えばガソリンスタンドやレストランなどが併設された大規模なサービスエリアで24時間車の出入りがあるようなところは車中泊にはそれほど向かない場所だと言えるかも知れません。そんな場所だと落ち着いて車内で寝ることも大変でしょうし、休憩のためやってきた車が車中泊のため長時間停車している車のためになかなか駐車場所を確保できないようなことにもなってしまうかも知れません。

 そういうこともあり、私が高速道路上で休憩するための場所選定をする場合には、できるだけ車の出入りが少なく、ある程度駐車スペースが空いている場所を選びたいと思っています。具体的にはトイレと自動販売機ぐらいしかないような休憩スペースの方が他の方に迷惑をかけないでいいと思うのですが、どのパーキングエリアへ行ってもそこそこ車が入っている東名高速あたりではどこで休もうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

 今回、東北自動車道から首都高速を乗り継ぎ、東名高速道路を乗り継いで帰宅したのですが、下りのパーキングエリアで注目すべき場所があります。それが「鮎沢PA下り」なのですね。

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 このパーキングエリアは施設の規模の割に、写真のようにかなり駐車スペースを広く取っています。さらにこのパーキングエリアは東名高速が左ルートと右ルートに別れている場所にあるため、全ての車が通るわけではありません。そのため、普通車がかなり入っていたとしても大型車が入る余裕がありますし、パーキングを利用する人たちがお互いにマナーを守って利用することで快適に利用できるというわけです。

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 こうした事情があり、すでに多くの車が車中泊のために使っているのかどうかわかりませんが、同パーキングエリア売店での販売品も直接「車中泊」をキーワードにしたものがあるのです。写真は車のシートの凸凹を吸収するエアマットですが、こういうものが高速道路のパーキングエリアで売っているというのはちょっとびっくりです。ちなみに、高速道路会社のホームページにもこのことが(車中泊マットがあると紹介されているのは上りの方ですが、今回訪問できなかったので明細は不明です)紹介されています。

 果たしてこのマットが売れているのかどうかはわかりませんが、高速道路を運営する会社側が車中泊を受け入れている状況が一部にあるということは、必要に応じて高速道路を降りずに仮眠のために車の中で休ませてもらうことについてのハードルが下がるような感じもします。興味のある方は、ぜひ実際に出向いてみて確かめてみてください。


掟破りのホテル当日予約を決行(^^;)

 2013年のゴールデンウィークは前半と後半がきっちり別れているので、後で何かの用事が入って結局どこへも行けなくなるというパターンはいやだったので(^^;)、初日から気合いを入れてスタートしました。

 しかし、今回は同行者ありで、しかも普通の軽自動車のため日帰りでない場合は車中泊を同行者に強要させるのは拷問に近いので、状況を見ながら当日帰りがきつそうだったら宿を取るというかなりアバウトな感じで今回の旅はスタートしました。

 詳しい旅の内容については改めて紹介しますが、今回はきれいな藤の花を見たくて、「あしかがフラワーパーク」を目指しました。天気もよく、人は多かったですが昼過ぎに着いても駐車場への入庫待ちはなし(臨時駐車場ですが)というそこそこいい状況でゆっくりと藤の花を鑑賞出来ました。

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 時間も時間なので、そのまま帰るかどこかで宿を取るかという判断を迫られたのですが、もう少しのんびりしたいという事でまず宿泊が決定し、どこに宿泊するかは同行者の判断で温泉よりB級グルメという事だったので、餃子が名物の宇都宮でホテルを探すことに決定しました。

 実は今回の旅ではさまざまなパターンを想定して、もし宿泊する事になったらどんなホテルがあってどんな料金設定なのか一通り調べていたのですが、そこで注目していたのが、当日予約用のプランを用意しているホテルでした。

 今回宇都宮で利用したホテルは、前日までの予約ではインターネット割引+訳あり条件が付いても6,000円の部屋が、当日までもし満室にならなかったら4,500円まで下がることが事前のリサーチでわかっていました。でも前日までにどこからか予約が入ってしまい、満室になってしまえばそれまでです。特にゴールデンウィーク中の土曜日という事で確実に安く泊まれるとは言えませんでしたが、そのホテルがだめなら別のところを探せばいいわけで、あえて旅行中に頃合いを見はからって当日予約ブランがあるかどうか確認する事に。こういう場合、スマートフォンを使ったインターネット予約というのは気楽でいいですね。結果、スマートフォンから無事に当日の格安料金で部屋が取れました。ちなみにですが、もしかしたらと思い、当日予約を受けつけてくれるホテルがある場合はメールで教えてくれるというサービスを行なうサイトがあり、念のために登録していたのですがこれが、同一ホテルの高額なプランばかりこれでもかと送ってくるので迷惑メールのように処理に困りました。楽に探してもらおうとするよりも、自分で地道に安いプランをネットで探すのがいいとしみじみ思いました。

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 というわけで、本日の夕食は宇都宮餃子の「みんみん本店」で写真の焼き餃子と水餃子にライスという定番のパターンにしました。かなりボリュームがありますが、これで820円(,焼餃子二人前480円、水餃子一人前240円、ライス100円)です。ホテルは本格的な朝食バイキングが安い部屋でも付くので、1泊2食でもかなり安く済んでしまいました。

 というわけで今回のエントリーは、車中泊のブログにあるまじき行為かも知れませんが(^^;)、こうした旅のノウハウも押さえておけば何かの役に立つ時もあるでしょう。詳しい旅の顛末は改めて紹介させていただきたいと思います。


海外で携帯電話・スマートフォンを使う前に

 昨日のNHKの情報番組「あさイチ」で、海外でスマートフォンを使い、通話やメール(インターネット接続を含む)についての注意喚起のような情報を紹介していました。ただ、全てを伝えるためには日本国内で営業している携帯携帯電話会社を具体的に伝え、実際にどうすれば青天井の料金請求を避けられるかという事まで説明してくれないとわからない部分が多すぎます。日本のマスコミは最近になっていわゆる「振り込め詐欺撲滅運動」のような活動をしていますが、ちょっと通話したりネット接続をしただけで万単位の請求が来るような仕組みをそのままにしているのはスポンサーへの配慮だとしても解せない部分はあります。携帯電話会社ごとの具体的な回避の方法であったり、日本の携帯電話自体を使わないという選択についてもユーザー側は知っておく必要があると思います。

 まず海外へ行けば、わざわざ日本の携帯電話をそのまま使わなくても、現地で売っているプリペイド式の通信カードを使って通信を行なう方が、使い切るまでは初期投資だけで使えるため、実に合理的です。日本の携帯電話を使い回す場合のように、着信にも料金がかかる事もありません。しかし、こうした海外のSIMカードというのはそのままでは日本で使えるスマートフォンでは使えません。日本の携帯電話会社がユーザーを囲い込むために「SIMロック」と言われる制限がかかっているためです。

 海外で電話機付きの通信カード(日本で言うならばソフトバンクモバイルの「プリモバイル」のようなもの)が安くあればいいのですが、そうして購入した電話機は逆に日本で使えなかったりするので、まず方法の一つとして考えられるのはスマートフォンそのものと通信カードをセットでレンタルして旅行中にはそちらを使うという事でしょう。レンタル専門の会社では通話用だけでなく、Wi-Fiルータを通信カードともレンタルしてくれる場合もありますので、その場合にはご自身のスマートフォンをWi-Fi通信専用にして、050plusのようなネットを使った通話アプリを使えば国によっては格安での通話が可能になりますし、skypeなら通話そのものには料金はかかりません。海外渡航前にこうしたサービスを申しこめば、恐らくそちらの方が安くなるのではないかと思います。本来は最初に紹介したスポンサーと関係ないNHKが具体的な業者名を挙げなくてもこのようなサービスがあるので、旅行代理店を通じてでも問い合わせしてみてはぐらい報じても良かったような気がするのですが(^^;)。

 私自体は当分海外に行く予定はありませんので関係ないのですが、滞在先のホテルでインターネットが使える環境にあるのならNexus 7あたりと繋げて通話アプリを使ってホテルの部屋からだけでも連絡が取れる環境を作ればそれでいいかも知れません。また、SIMフリー端末の日本通信が出して今でも販売されているideosを手に入れて、それに現地で売っているプリペイドSIMを差して通話およびデータ通信に使うようにすれば、上記のレンタルサービスよりさらに安く海外でスマートフォンが使えます。購入時と設定時にハードルはあるものの、こうした情報は多くの先人がネットでそのノウハウを惜しみなく提供してくれているので、以下のようなサイトを参考にしながら自分で現時の通信カードを購入し、旅先での連絡手段を自分で何とかするというのもいいのではないでしょうか。

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1204/26/news015.html

 こうした方法があるという事を知ってしまうと、いかに日本の携帯電話会社が「海外対応」という名目で消費者からより多くの料金を取っているのかがわかるでしょう。今回のゴールデンウィークに限らず、海外へ行く予定があって現地でも通信をしたいと思われている方はぜひこうした方法について検討してみて下さい。


ミニマム ハピカ 水だけでもOK ハードケース入

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 旅行用の歯ブラシという事で、私は無印良品のコップがセットになった折りたたみ式のものや、単四電池一本で動くPanasonicのポケットドルツを持っていますが、自宅用に毎日使っているのが単三1本で使え、価格も安い電動歯ブラシ・ハピカです。私が購入してこのブログで紹介した際にはまだ携帯用のセットがなかったのですが、私が見逃していたのかも知れませんが最近になって携帯ケース付きのものが店頭に並んでいたのて、今回改めて購入する事になりました。

 持ち運んで使う事を意識したのか、最初から付属しているブラシ部分は水だけでも汚れを落としやすい、イオンの力で汚れを落とす構造になっています(ブラシ部分は共通なので、別の替ブラシと付け替える事ができます)。私は同種の替えブラシを使っていますが、食事直後の歯が汚れていると感じる時でも水だけで磨いていると、徐々に歯がツルツルになっていくのが実感できます。電動ですのでそれほど力を入れずに移動させるだけでいいので、歯茎を不必要にブラッシングして痛めることもなくなるでしょう。

 同じ電動歯ブラシのポケットドルツは本体をコンパクトにするためかブラシの大きさが小さいので、それと比べるとブラシ自体の大きさがあるので、普通の歯ブラシを使うのと同じように使えるのが気に入っています。ポケットドルツは細かい部分を綺麗にするにはいいですが、これは個人個人の口や歯の大きさにもよると思いますので(^^;)、どちらがいいかというのは一概に言えないとは思いますが、私にとってはハピカが持ち歩けるならばこの方がいいかなと思います。

 この他にも電動歯ブラシは様々なものが出ていますが、少なくとも旅行用とするなら、ハピカは壊したりなくしたりしても惜しくありませんし、気軽に使えるのは有難いです。私の場合は常にこのハピカを使っていて、何の問題もなく奥歯まで磨けていますので普段使いにもいいかと思うのですが、どちらにしても大きめのドラッグストアで購入すれば千円札一枚でお釣りが来るぐらいなので、旅先で見付けたら購入するというのも有りでしょう。本当はケースがうがい用のコップを兼ねるようになっていればこれ一つで済んだのですが、もしそのようなハピカにぴったりのケースがあれば、あえてケース付きを買わずにさらに安いスタンダードのものを買ってもいいでしょう。このエントリーを書き終えるまでに100円ショップを丹念に探してみましたが、もう少しお店の範囲を広げて探せば目的に近いものが見付かるかも知れませんので、また暇を見て探してみようと思っています。


車中泊の環境作りと車体構造の関係

 先日、たまたま軽のワンボックスタイプの車に乗る方に車を見せてもらう機会がありました。ダイハツハイゼットの乗用タイプで、車中泊用にするにはぴったりの車だと思います。

 車の中を見せてもらいながら後部座席を折りたたんでその空間を確認していて気になったのが、この車には工具やジャッキ、スペアタイヤはどこにあるのかという事でした。人の車を勝手にそこまで調べるわけにもいかないので(^^;)、助手席コンソールボックスにある説明書を見ようとボックスを開けさせていただきましたが、工具の方は説明書と一緒にポックスの中にありました。普通車の場合は後ろの荷台の下に全部入っていてわかりやすいのですが、ワンボックスタイプの車の場合、何しろエンジンの位置すら違うので、はっきり言ってこの種の車を使っていない私にとってはお手上げです。説明書をじっくり読んでいったら、何とかそのありかを見付ける事ができました。

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 私が見たハイゼットの場合、ジャッキは後部座席の下のスペースにあり、荷物満載の状態でなくても取り出すのは結構大変な感じのところにありました。スペアタイヤの方は車内にはなく、車の底の部分に付けられています。こうした装着の仕方なら車の中の荷物を出さずにスペアタイヤを取り出す事ができるので良さそうですが、タイヤ交換の場合はジャッキで上げるにしても車の下にもぐってタイヤを取り外さなければならず、事前にシミュレーションしておかないといきなり交換というのは難しいように感じました。

 あとこれは基本のトラブルですが、バッテリー上がりの際に、わざわざ荷物をどけないとバッテリーのある部分にアクセスできないように車中泊用のセッティングをしていると、いざという時にあたふたするだろうなと正直思いました。その点、ボンネットを開けるとすぐに点検ができる普通の軽自動車の方が楽でいいですね。

 もちろん、昔のように未舗装道路を進まなければならないような状況というのは現在の旅行ではよほど辺鄙な場所まで行かないとありませんし、いざという時にはロードサービスを頼めば時間はかかるもののやってきてくれます。これも昔のようにロードサービスに連絡するため歩いて公衆電話を探さなくても大丈夫になりましたし、そういうところでは本当にいい時代になったと思います(^^)。

 しかし、自分で何とかなるトラブルならば自分でやった方が旅行の際のタイムロスは最少限にできますし、車載工具を使ってのトラブル脱出方法くらいは自分でできるよう車載スペースのレイアウトを考えるべきではないでしょうか。ちなみに、私の今乗っている車の工具およびスペアタイヤが収納されているスペースは、後部荷台の下になるので、いざという時には後ろに置いてある荷物をうまく積み上げてすぐにタイヤと工具を取り出せるように心掛けています。

 こういうところまで考えていくと、単純に軽のワンボックスが最高であるとも言い切れなくなるところがあって、改めて自分の生活の中で車との付き合い方を見直しながら総合的に判断することも大切だと思いますね。


GW旅行前には体のチェックも

 昨日、GW前というには少々遅い感じもするのですが、昨年11月に一通り治療を終了した歯の定期検診に行ってきました。昨年の通院は結構長くかかってしまったので、できる限り症状を放っておくことで悪化することを防ぐためという事もあります。

 一通り診てもらって、悪いところはなかったものの、若干の歯石の除去と全体の洗浄をしてもらい、差しあたっての通院は不要だとのお墨付きをいただきました、安い電動歯ブラシの「ハピカ」を使って日々の歯磨きを行なっているのですが、奥歯を含めよくみがけているという思い掛けないお言葉もいただき、改めて高いものを買わなくてもまめにケアをしていれば何とかなるのだなと多少は自信も付いたりして(^^;)。

 本当は、歯の治療が必要になった時の事を考え、GWの一月前くらいに検診を受けておき、治療が少なくともGW前に終わるように早めにしておくべきだったのですが、4月上旬は体の中の方の健康診断をしっかりと受けておりまして、そちらの方も大きな問題はないという事で晴れてGW前に心おきなく出掛けられるようになったわけです。

 旅行に向けて日頃から体調管理しておくというのはもちろんですが、自覚症状ではわからないところに問題があって、旅行中にその症状が出るというのは避けたいものです。体の中の病気というのは定期的に健康診断を受けていれは見つけられると思いますが、やはり歯のケアについてはしっかりとやっておくべきだと思います。

 多くの方の場合、病院が休みの土・日や祝日に出掛けざるを得ない事が多いと思いますし、車での旅ですと国道のバイパスや高速道路上にいた時に歯が痛くなったら、とりあえず鎮痛剤の用意があればそれを飲む事で一時の痛みは和らぎますが、たとえ応急処置であってもきちんとできないと、旅の一番の目的という人も多い食事自体ができなくなってしまいかねません。

 現在虫歯はない方でも親知らずが当たって痛いのを放っておくような方もいるかも知れません。今、この文章を書いている四月下旬では間に合わないかも知れませんが、国外・国内旅行を満喫しようと思われている場合は、歯についての不安を取り除いておくというのがせっかくの旅を楽しむために必要な事ではないかと思います。

 また、旅行中に気を付けたいのは、どうしても旅行中は普段食べないものを土地の名物だからといただく機会が多いので、固いものを噛もうとして歯が欠けたり、キャラメルのようなものを思い切りかみしめて詰め物が取れてしまったり(^^;)、する可能性も若干高くなるような気がします。旅行に出てしまうとついつい開放的になって自分の歯の問題をすっかり忘れてしまうという事になるかも知れませんが、ちょっとしたトラブルが旅の印象そのものを悪くしてしまう事もありますので、特に歯のケアには十分気を付けて出掛けるよう心がけましょう。


ELECOM iPhone用ドックスピーカー ASP-IPD100

 私はスマートフォンとしてiPhoneは持っていないのですが、iPhone5以前に売られていたiPod touchを代わりに使っています。本体を購入してからずっと100円ショップで購入した充電ケーブルを使って充電していたので、本体を立てて使えるドックを何とか手に入れたいと常々思っていました。たまたま近所のパソコンショップのワゴンセールの中にこのスピーカーも一緒になったドックを見付け、その価格が何と380円でした。iPhone5になって端子の形状が変わってしまったため、現行機ではこの製品は使えないということでのディスカウントなのですが、それにしても安すぎますね(^^;)。

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 パッケージにはiPod touchについては書いてありませんでしたが、もちろん問題なくドッグに立てて使えます。付属のACアダプタをつなぐと充電が開始され、ACアダプタを付けた状態でmini-BタイプのUSBケーブルをパソコンに接続するとデータの同期ができるようになります。スピーカーから音を出すためには背面にあるスライドのスイッチをONにする必要があり、前面にある音量調整ボタンを押すことでかなり大きい音(1W×1W)が出ます。もちろん、きちんとしたオーディオと比べるとちゃちな音ではありますが、枕元に置いてちょっと音楽を楽しむには十分な音質だと思います。

 普段の生活の中では充電台として使うことがほとんどだと思いますが、本体が小さいということと、裏面から単四電池4本を入れられるようになっていまして、スピーカーから音楽を楽しむことは電池でできるようになっています。

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 旅行先において、私の場合は車中泊の車の中で音楽を聴きたいという場合は外付けのスピーカーがあり、iPod touchだけでなく他の機種でも使えて便利なのですが、私が持っている外付スピーカーはステレオケーブルを繋げて聴くタイプのものなので、この製品のように直接ドックに差して使えるというのはとり回しが楽でこれはこれで便利なのですね。写真のような感じでどこにでも置いて音楽が楽しめるというのはそれなりに魅力があります。私はお気に入りの音楽をあえてインターネットストレージに保存しているので、パソコンだけでなく各種スマートフォンやiPod touchでもインターネットに高速で接続できる環境さえあれば目的の音楽ファイルをその場で聴取することは可能になっています。単四4本というのはちょっと電池の数が多いように思うかも知れませんが、私が持っている太陽電池パネルを使った乾電池充電システムの中で一番使いものになると思われる、Guide 10 Plus Adventure Kit付属のニッケル水素電池充電器は単三および単四電池を4本単位でしか充電できないため、とりあえず単四4本というのは私の中では許容範囲です。旅行中、どの程度使うかにもよりますが、車での移動中にはiPod touchを使うことはほとんど考えられないため、走行中に電池を充電し、夜落ち着いた時から就寝時まで使うくらいならちょうどいいのではないかとも思えます。

 ここらへんは電話やネット接続で常に使うiPhoneではなく、ほとんど音楽専用にできるiPod touchで使うからこそだと思いますが、ある程度容量の大きなiPod touchであれば旅行の音楽は本体に入れてしまってこのセットに集約させてしまうというのもいいかなと思います。今回紹介した製品に限らず、iPhone4S以前の端子対応のさまざまなスピーカー付きドックはどれもかなり安くなっていますが、大きいものは旅に持っていくにはかさばりますし、乾電池で動くものの方が長く使い続けられると思いますので、私のようにまだ古い端末を使っている方は在庫があるうちに手に入れておいてもいいかなと思います。


GWのホテルはあきらめたら負け?

 車中泊を中心に国内旅行をされる方が多く口にするのは、車中泊の良さは事前に予約をしなくても出掛けられるフットワークの軽さにあるということがあると思います。かく言う私も車中泊目的の旅では宿を探したり事前に予約をすることはないのですが、車の中でとても寝られない人数で出掛ける場合には宿の心配をします。もうじき日本中が大移動をするゴールデンウィークに入りますが、さすがに有名な観光地周辺ではビジネスホテルでさえ埋まっているか、いわゆるゴールデンウィーク料金でとても手が出せない価格になってしまっていて、旅に出る事すら躊躇してしまいそうです。

 私自身の予定としては後半に何もなければ一人で車中泊の旅に出ようかなと思っているのですが、今年(2013年)のカレンダーの並びは前半と後半とそれなりに休みがかたまっているので、前半は同行者を募って車中泊でない旅をしようかなと思っているのですが、それにしても有名観光地の安いホテルは軒並み埋まっているという感じで、ネットで空室検索をしてもほとんど手応えのない状況が続いています。

 所詮ゴールデンウィークのぎりぎりになって安いホテルに泊まろうとすること自体が無理なのだと思う方もいるかも知れませんが、確かにゴールデンウィークのホテル争奪戦の第一ラウンドには乗り遅れてしまい不戦敗といった感じです。しかし、まだゴールデンウィークの宿泊については第二ラウンドがあり、ぎりぎりまで諦めない人には微笑んでくれるかも知れません。

 昨日のテレビニュースで、とある旅行代理店の方が東京都内の有名ホテルに営業に行っている様子が出てきました。ホテルが持っている客室をより多く獲得し、自社の顧客を引き込みたいためです。代理店に任された客室は、ホテルの都合でも勝手に売るわけにはいきませんから、ネットでホテルが直接運営する予約サイトで全く空室がなかったとしても、様々な旅行代理店のサイト経由なら客室が残っている可能性も0ではありません。数々の旅行代理店のサイトや、ネットの予約サイトを何回もチェックして、本当に目を付けたホテルの空室が0なのか、まずはしっかりと確認をしてみましょう。

 そうして全て調べ尽くしても空室が0だった場合、今後こそあきらめるかというと、実はまだ手があります。予約画面の下の方を見ると、実際に予約が成立した場合、もしその後にやむを得ない場合にキャンセルしなくてはならなくなった場合のキャンセル料金が書かれた部分があるはずです。インターネットをフルに使っている人の中には、同じ場所の複数のホテルをインターネット予約で抑えつつ、更にいい条件のプランがあったら乗り換えようとしている人もいるかも知れません。インターネットからの予約の場合、さすがに前日になってキャンセルしたらキャンセル料がかかると思いますが、前々日にキャンセルした場合はキャンセル料がかからない場合が多いと思います。つまり、前日や当日に改めて空室検索を行なうと、無いはずの部屋が出てくる事もあるかも知れないのですね。

 あとこれは私の経験ですが、その昔旅行を計画し、友人達と連れだってホテルを予約したものの、前日に友人の一人の子供が熱を出し、結局全員が集まれないならとホテルの予約をキャンセルした事がありました。みんなが行きたがっていたのですが、子供の調子が悪ければ旅行自体を楽しめませんので、その時はホテルにキャンセル料金を振り込みました。ゴールデンウィークの旅行というのはかなり前に予定を立てて予約も早めにしている人が多いだろうと思いますが、出発直前のトラブルというものも少なからずあるものです。そこまで直前になると、旅行代理店経由で空室を検索するよりもホテルの方で作っているサイトから直接確認した方が最新の情報が反映されやすいように思います。車中泊にホテルは無関係だと思われている方でも体調を崩されるなどの理由で、どうしても旅先でホテルを探したいと思われる場合もないことはありません。その際は決して諦めずに探して見ることを本当におすすめします。


Google Nexus 7 その7 NFC機能を使った電子マネー活用術

 NFCと聞いてもピンと来ない人も多いかも知れませんが、おサイフケータイに使われているFeliCaの上位互換となる近距離無線通信の仕組みで、今後の展開がとても楽しみな機能と言えるでしょう。

 Nexus 7にはこのNFCが搭載されています。普通に使っているとまず使うことはない機能かも知れませんが、アプリの導入によって意外と便利に使うことができますので今回はそのアプリとともに紹介します。なお、NFC機能を有効にするためには、「Nexus7の設定」から「無線とネットワーク その他」にすすみ、「NFC タブレットが他のデバイスと接触したときのデータ交換を許可する」のチェックをします。

 この種のアプリはいろいろありますが、私が導入したアプリは「EMoneyReader」というアプリです。電子マネーのカードか、おサイフケータイをNexus 7の裏面に密着させると自動的に起動し(設定する必要あり)、現在の残高および、使用状況をまとめて表示してくれます。

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 私の携帯電話にはSuica、楽天Edy、nanacoという複数の電子マネーを登録しているのですが、このアプリのおかげでNexus 7の画面でそれぞれの状況を簡単に見ることができます。これを携帯電話自体で確認しようとすると、それぞれのアプリを起動し、インターネットへの接続が必要になります。しかし、このアプリはカード内にある情報を読み取るだけなので、Nexus 7がインターネットに繋がっている必要もありません。この他にカードで持っているWAONも問題なく認識しました。

 特に交通系のカードを使っている場合、カード自体で現在の残高や利用履歴を確認することができないので、チャージすべきかどうかわからなくなった場合には重宝することでしょう。また、普段電子マネーを使わない人が使う必要に迫られ、残高を確認したくなった場合にも便利です。

 個人的にはNexus 7がインターネットに繋がった状態で電子マネーのチャージができるようになればもっと嬉しいですが、ひとつ残念なこともあります。私の地元のバス・鉄道会社がプリペイド方式の乗車カードをやめ、ICチップ方式でチャージするタイプ(静岡鉄道のLuLuCa)に変更したのですが、このアプリではカードをかざしてもデータを読み込むことはできませんでした。

 まだ地元ではカード運用が始まったばかりなのでアプリの対応ができていないということなのかも知れませんが、バスは地元の足として多くの人が使っているので、Nexus 7でのカードデータ読み取りに、メジャーなカードだけでなく地方のカードまで対応してくれれば周辺の人から残高照会の引き合いが出てくるかも知れません(^^;)。

 このように、大都市圏だけではなく地方都市に至るまで交通運賃のキャッシュレス化の波が押し寄せる中、Nexus 7とアプリを使った便利な利用の方法が今後もできてくることが予想されます。今のところ各種電子マネーの他、面白いところでは運転免許証がNFCに対応しているので「Drivers Reader NFC」や「運転免許証リーダー」というアプリを導入し、免許更新の際に登録した2つの暗証番号を入力すると、免許証に入っている電子データや顔写真を表示できたりします。さらなるアプリの導入でもっといろいろなことができるのを期待したいですね。