月別アーカイブ: 2011年5月

身近にあるLEDライトに注目

 北海道での鉄道事故は、トンネル内で列車が火災を起こしたにも関わらず、最後まで乗務員からその告知はなく、乗客は乗務員が列車内に留まるよう指示を出したのを振り払うようにして逃げたことにより死者が出なかったとのこと。現場での状況がニュースの拾い読みだけではわからないので、ニュースを読んだだけで鉄道会社を批判するつもりはありませんが、改めて自分がそんな状況に陥ったらどうするだろうと思います。

 今回の事故ではトンネルの中は真っ暗で、何も見えなかったということですが、車で旅をしていて遭遇するであろう車道では、避難誘導灯および非常口への距離表示があります。安全なところに車を停めて、徒歩で逃げるようになると思いますが、今回のように煙が充満した中で無事に非常口にたどり着けるのかどうか。

 そういう意味でもいざという時にすぐ使える強力なライトの用意というのは改めて必要だなと感じた次第です。このブログでも何回か照明器具については紹介していますが、ヘッドランプが出せればそれを装着して進むようになるかと思いますが、出しやすいところにしまっておいたにしても、パニック状況になってしまった場合、しまった場所から出す余裕もないことも考えられます。車を捨てて逃げるような極限状況の場合、キーは付けたままにしておくことは鉄則ですが、私の場合はキーホルダーにGENTOSのGTR-141Tが付いているので、いざという時にはキーホルダーから外して使うことができます。

 ただ、そうした用意がない場合にも使えるLEDライトがあるかも知れません。皆さんの持っている携帯電話やスマートフォンにカメラがあると思いますが、暗闇で写真を撮るためにフラッシュではなくその場を明るく照らすためのLEDライトが付いている機種が多く存在しています。懐中電灯と違って点灯させてもすぐに消えてしまうのですが、それでも、暗闇で文字が読める程度には照らすことができるようになっていると思います。

 私の使っているGalaxy Tabにもこのライトがあり、このライトを点灯させるためだけのアプリ「Flashlight」を入れていざという時(用意していたミニライトが電池切れで使えなくなってしまった時など)に備えています。多くの方はスマートフォンや携帯電話を身に付けていると思いますので、ご自分の端末にライトが付いている場合にはライトを点灯させるまでの手順の確認をしておけば、本当にいざという時に役に立つと思います。今後携帯電話の機種変更を考えられている方についても、ライトが付いているものにしておいた方が安心だと私は思います。いざという時への準備というのは、一つだけしか用意しておくだけだと、それが使えなくなった場合に大変困ります。あえてたくさんのものを用意する必要はないとは思いますが、今持っているもので代替が利くものがあるのなら、積極的に導入していざという時に備えておきましょう。


アフターサービスとトラブル時のシミュレーションの重要性

日々使うものについて、衝動買いしてしまうものもあればじっくりと吟味して買うものもあります。ここで紹介しているものは食品を除いてできるだけ長く使いたいものばかりですが、性質上ほとんど不具合が出ないだろうと思われる食器などと違い、パソコンやモバイル機器、家電製品などの精密機械などは購入したその日から故障や落下などで使えなくなる可能性が出てきます。そういうこともあり、常日ごろ持ち出しているものについては自身で注意するだけでなく、いざという時の備えは一応しています。

恐らく一番心配になるであろう携帯電話については、複数の白ロムを持っているソフトバンクとウィルコムをのぞいて、携帯電話会社が提供している端末補償サービスに加入しています。ただ、携帯電話全般に言えることですが、電話自体の機能を使うには本体の中にあるSIMカードさえあればいいので、すぐ使えるような端末を所持しておけばあえて補償サービスに入らなくてもいいかも知れません。

ノートパソコンについては、特に旅行の際に持って行くものについては1年間の保証のみではなく延長の保証を付けています。その際、問題になるのは保証の内容とその価格でしょう。私たちがパソコンを購入する際、つい基本性能や価格で選んでしまいがちですが、私が今使っているレノボの廉価版のパソコンは長期保証もそれなりに安いので、その点も考慮して購入を決めた経緯があります。そうしたアフターサービスの差というのは、何かの拍子に変わることがありますので予断は許せませんが、企業のアフターサービスについての情報というのも継続的に入手しておく必要があるように思います。

昨日のエントリーで廉価な腕時計について紹介しましたが、安い時計というのは電池が切れたらそのまま次のものに行っても仕方ない部分がありますが(できれば、安価な時計でも電池交換して長く使いたいとは思っていますが)、それなりのお金を出して購入した時計というのはちょっと動かなくなったくらいでは使い捨てにするのではあまりにも勿体無いでしょう。

しかしながら、販売価格はすぐにインターネットで調べられても、千差万別な症状の故障についての修理料金ややオーバーホールの料金というのはなかなか見つからなかったりします。逆に言うと、そういうところを明らかにしていたり、安価な修理料金を提供してくれるところから選ぶというのも購入に当たって大切なことではないかと思います。

前回のエントリーがきっかけで、10年以上前に購入したオリエントスターの機械式(自動巻き)の腕時計があったのを思い出し、しまい込んだ引き出しの中から見付けて再度動かしてみました。そうしたら、それほどグレードの高くないものであるにも関わらず、変わらずに時を刻んでいるではありませんか。自分でもまさかこんな展開になるとは思わなかったのですが(^^;)、今後もこの時計を使い続けるために、一部壊れている時計バンドの修理と、内部清掃に出そうかなと思ってネット検索をかけたところ、まさにこの時期、メーカーが通常時の修理点検料の3割引で行なうキャンペーンがある(ウォッチリフレッシュキャンペーン このキャンペーンは現在終了しています)という情報を入手することができました。早速、ネットを通じて修理見積もりをお願いしましたが、思っていたよりもかなり安くやってもらえそうなので、こうしたアフターサービスの違いを購入時に考慮するのは大切なことだと改めて感じた次第です。

最後に、車中泊の旅で一番大事な車自体の話ですが、新車で購入される場合はそれなりの保証はありますが、上記で紹介したパソコンや時計と違って、保証があっても期間が短い中古車で購入されている方も多いだろうと思います。その際には少なくとも旅出つ前のタイヤの空気圧点検、オイルやオイルフィルターの定期的な交換など、故障を旅先で起こさないような日々のメンテナンスが大事ですし、最悪の場合の事も考えて、自動車保険の車両保険やロードサービスの有無などをしっかり把握しておくことが大事です。旅先で事故や故障が起こった場合、旅行を中止して帰るにしても帰りの足はどうなるのかというのはやはり考えておいた方がいいでしょう。自動車保険のサービスの中には代替交通費やレンタカーを一定の条件のもと出してくれるものもあるようです。改めてご自身の自動車保険の内容について確認しておくことでいざという時に役に立ちます。ただでさえ車中泊の旅というのはさまざまなトラブルに巻き込まれる可能性が考えられますので、旅自体は行き当たりばったりだったりしても、旅先で何かあってもその対策をすぐ出せるような心構えでいたいものです。


CASIO 腕時計 LIN-171J-7AJF

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 まず最初にお断りしておきますが、今回紹介する時計ははっきり言って安物の範疇に入る時計です。クォーツではあるものの電波時計ではありません。一応日常生活防水はありますが、装飾や付加機能も全くなく、真っ暗な中では時間がわかりません。表面のガラスも普通のもので、こだわりの逸品というものでもありません。

 ただ、東北での大きな地震のあった後、改めてエコとは何だろうかということを考えた時、実はこういった安物の時計こそエコではないかと思うような心境の変化が出てきました。今までメインに使っていたのは同じカシオのタフソーラーと言われる太陽電池付き電波時計で、デジタルのカレンダーが付いていたものですが、これが太陽電池付きの電波時計が出た当初のもので、本体の厚みが見てわかるほど分厚いので、ロングドライブをする際などはついつい腕から外してしまう事が多く、特に車での旅では腕時計としての用途を全うすることができないことがしばしばありました。そこで、気軽に付けておける無難なデザインの腕時計を物色していたところに見付けたのがこの時計でした。

 ちなみに、この時計の定価は7千円程度で、私が買ったのは5千円ジャストくらいでした。文字盤の色が黒のモデルはLIN-171J-8AJFで、どちらにしようか迷いましたが、今使っている腕時計の文字盤が黒ということもあり、今回はシルバーのLIN-171J-7AJFを購入しました。

 もっと安いものも同じカシオにはありましたが、あえてこれにしたのはちゃんとした理由があります。まず、電池交換式クォーツの中では長寿命の10年電池交換不要であるということです。改めて時計屋さんへ行くとわかりますが、手回きや機械式のものを除くと、ほとんどがソーラー発電のものになってしまっています。電池交換不要というのがソーラー発電の売りではありますが、中には充電式の電池が入っています。私が過去に購入したソーラー発電の腕時計は幸いにもまだ動いていますが、いつ充電池の寿命が来るのかというのは安いものでも高いものでも同じ可能性があると言えるでしょう。安いものならば諦めも付くと思いますが、最近では高級ブランドでもソーラー発電搭載のものが増えてきました。もし充電池に不具合が出た時に交換ということになれば、普通の電池交換とは1ケタ違うだけの修理費がかかってしまいます。そもそも、同じ電池が搭載されている時計をエコ商品として売っているメーカーの方にも疑問が出てきてしまうわけですが、どの程度安物の時計に耐久性があるかは別にして、5千円で買える時計が10年使えるというのなら私はそちらの方が十分にエコではないかと思います。

 そして、今回の地震で新たな不安要素が出た点として、電波時計を修正するための送信場所であった福島があの原子力発電所の近くにあり、しばらくは東日本全体へ電波を発信できない状況になったことです。現在は復旧しているようですが、落雷など自然災害が起これば送信が止まってしまう可能性も出てきています。私の住んでいる静岡あたりでは福島の電波が受信できなくても、九州の電波を受信できる場合もありますので普通に電波時計は使えているものの、移動がメインの車での旅の間ずっと電波が受信できない可能性すら出てきてしまったということになるわけです。

 普段自動的に時刻が修正されるのが電波時計の特徴ということで普段は全く気にしないものの、電波受信ができない場合、時刻を合わせるには改めて説明書を見ないとなかなかうまくいきません。それならば安いものでも手動で時刻合わせが簡単な時計をということになったわけです。お店でいろんな安い時計を見ましたが、私がこの時計に決めたのが、その材質にありました。

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 写真のようにベルトの部分と手が当たるケースのフタの部分がチタンになっています。金属アレルギーの方も安心して使えるチタン製の時計ですが、オールチタンではないものの実売5千円の時計でここまでものができてしまうとはちょっとびっくりです。カレンダーも日付けだけでなく曜日も表示されますし、奇抜なデザインでもないため旅用だけではなく、日常用としても十分に使えます。腕時計に凝っている方には何の変哲もない時計かも知れませんが、デザインのシンプルさと基本性能の高さからくるコストパフォーマンスはなかなか侮れないと思います。まあ、安物のクォーツだけにそのまま使っていると表示にズレが出てきますが、時刻合わせはその分簡単なのでそうした修正が苦にならなければ十分におすすめできる一品だと私は思います。


リュウド au専用折りたたみキーボード Rboard for Keitai RBK-110CII

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 世の中の流れはスマートフォン中心になっていて、外付けキーボードにもBluetoothで接続できる折りたたみ式のものが普通に売られています。キーボードの小さい小型パソコンやスマートフォン用としてなら、折りたたみ式ではありませんが、実はゲームとして販売されている「バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS」に付いているワイヤレスキーボードがベストバイだと思いますが(実際に今使っているスマートフォンで使えるかどうか、機種による確認が必要にりますのでご注意を)、DSi用としては付属のタイピングゲームでしか使えないそうなのが残念です。電源も一般的な単三電池2本で動きますし、将来的にDsi自体のインターネット接続で使えるようになれば、ウェブブラウザを開いた状態でGmailの自アドレスにメールを送信する方法でテキストデータの保管ができるようになるので、無線モバイルルーターとの組み合わせでいつでもどこでも使えるモバイル端末のセットとして大化けする可能性があります。現状では購入までに至っていませんが、今後もこのキーボードに関する情報については継続的に注目していきたいと思っています。

 さて、今回紹介するのは、携帯電話に直接繋げるキーボードRboard for Keitaiのシリーズです。ケーブル接続で処理能力は携帯電話によるところが大きいので、普段使っているパソコンのキーボードと違ってかなり反応が遅くストレスが溜まりますが、それでもキーボードで携帯のメールが打てるということは素晴らしいことです。災害時に使う事を考えた場合、携帯電話のメールからブログの更新をするような状況を考えた時、こういったキーボードがあると、片手打ちになかなかなれない私のような者でも長文のブログや日常の記録としての長文を作ることができます。

 もちろん、携帯電話のキーボードでも文章を打つことはできます。必要に迫られればそれでも携帯電話が使えるだけいいということなのかも知れませんが、普段のパソコンに向かう状態のまま携帯のメールが打てるメリットはそれなりにあります。それだけ私が携帯電話のキーボードに慣れていないということなのですが、私自身の感じとして、両手で入力するキーボードと、どんなに早く片手で打てる人と比べても、その早さや長い時間キーボードと格闘することによる疲労度というのは段違いです。私が毎回長めの文章をブログにのせられるのも両手でキーボードの手元を見ないで打っているおかげですし、長文を書くことによる体の疲れもほとんどありません。携帯電話でしかブログの更新をしない方から見ると、全く必要ないものに映るかも知れませんが、私にとっては両手の5本の指を使って打てるキーボードがなければ、まとまった文章を書こうとすら思えないのです。

 ただ、このキーボードの問題はauの携帯電話にしか使えないということと、本体の電源がボタン電池2つといざという時に手に入りにくいだろうということです。さらに、これは折りたたみキーボード全般に言えることですが、膝の上に乗せるような形で安定した入力ができないというのが不満な点です。そういう意味でも、将来的には上で紹介した任天堂の出したワイヤレスキーボードに期待するところが大ですが、モバイル機器を設計しておられる方は、その入力デバイスにも気を遣ってくださって、パソコンがなくても文字の入力がスムーズにできるようなハードの出現も今後には期待したいですね。


一応用意はしているものの……

 九州南部が梅雨に入り、夏の足音がそろそろ聞こえてくる季節になりました。夏の車中泊はできればやらないに越したことはありませんが、長距離移動のため仕方なくせざるを得ない方もいるのではないかと思います。

 夏の車中泊のためのアイテムとして扇風機のような風を送るものや、寝床周辺を冷やす冷却パッドや氷枕・アイスノンの類など直接的に暑さを何とかするグッズについては言うまでもないと思いますが、どちらにしても周辺の車の状況にも気を配りながら車中泊を快適に過ごすためにはさらなるグッズの用意が必要な場合も出てくるかも知れません。

 車内に扇風機があっても締め切った中で使うと熱い空気を回すだけになってしまうので、虫が入ってこない程度に窓を開けて外気を車の中に入れたいところですが、周辺に多く車が止まっている場合にはなかなかそういう風にはいきません。私自身はやるつもりはありませんが、車の中で涼しく過ごすために車のエンジンをかけっ放しにしてクーラーを付けたまま就寝する車やトラックは今や普通にどこの駐車場にも出没します。マナー違反であるということはありますが、それがすぐに犯罪行為にはつながらないということもあり、条例でアイドリングを禁止しているところでないところではどうにもならないというのが正直なところではないでしょうか。近くにアイドリングをしている車が後から入ってきた場合、全くもって逃げ場がなくなってしまいます。車の窓を完全に閉じていれば気になる音も多少はシャットアウトできるものの、少しでも窓を開けているとかなり気になる音が耳に入ってきてしまいます。

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 旅館やホテルを使わずに車の中で寝る以上、こうした外からの音から完全に逃げるのは不可能ですから、多少の音など気にしないようにするか、対策グッズを使うかということになります。写真の耳栓はウレタン素材のもので、潰しながら耳に入れるとかなりぴったりと耳にフィットし、音が気になって眠れない場合にいくらか耳に入ってくる音を軽減してくれます。耳栓といってもいろんな種類がありますが、私は主に100円ショップの安いものを使い、効果が薄れてきたなと感じたら新しいものに交換するようにしています。とはいっても、小さな音を気にするようなこともないので、アイドリングする車にぴったりと隣に付けられるなど、それほどひどくなければ耳栓を使うことはありませんが。

 あと、これは言うまでもないことですが、耳栓自体で外からの音を完全にシャットアウトすることはできませんので、最初からあまり高いものを試さずに安いものから試していくことをおすすめします。


アイスブレーカーズ サワーシトラスミックス

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 昨日は車を運転中に相当の眠気に襲われました。休憩のためコンビニに立ち寄ったものの、ただ周辺を歩き回ることで眠気を振り払うのには限界を感じたので何か眠気を覚ますものがないかと店内を物色していて、先日全国発売されたばかりのアイスブレーカーズを見付けました。

 ご存知の方も多いかも知れませんが、元々はアメリカの清涼菓子で、アメリカではもう少し粒も大きく、今回日本で販売された種類よりたくさんの味が出ています。日本での発売元であるロッテは、この種の清涼菓子の二大勢力FRISKとMINTIAに割って入るためにこのような形状での発売ということになったのではないかと思います。

 とりあえず、フルーツの清涼感というよりも、強めの刺激で眠気を覚ましたかったので(^^;)、一番効きそうなサワーシトラスミックスを買って試してみましたが、思わず舌がヒリヒリしてしまうような酸っぱさで、体の方も何とか覚醒させることができました。MINTIAにもこのようなレモン果汁の味がありますが、アイスブレーカーズの方がきつめな印象です。

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 私がこの種の清涼菓子が好きなのは、お腹にたまらずカロリーも1ケース分で20kcal前後と少ないということで、食事への影響をほとんど考えなくてもいいということがあります。アイスブレーカーズの特徴としてもう一つ挙げられるのは、写真のようにケースから本体を出す際の口の広さが他のタブレット菓子のケースより広いということもあります。小さいタブレットを一粒ずつ食べるのはまだるっこしくて我慢できないという方はこちらの方が良さそうですが、ちょっと振ってもなかなか出てこない上、いきなり多くの粒が出てきたりするので車の中で無理に出そうとするとぶちまけてしまいそうでちょっと心配になります(^^;)。

 以前ここでMINTIAのドライハードを紹介させていただきましたが、かなりこれも強烈な刺激を舌に与えてくれますが、そればかり食べているとその刺激にも徐々に慣れていってしまいます。今後、タブレットタイプの清涼菓子も三つ巴の争いになり、さらに種類も増えていくと思いますので、自分に合った味を探しつつ、ドライブのお伴にするのもいいような感じがします。ともあれ、アイスブレーカーズは現在3種類しか出ていないので、今後の展開に期待したいと思っています。


買い物袋を常時携行しよう

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 今回の沖縄でもそうだったのですが、今日本のスーパーでは無条件に袋を出してくれるところはなくなってしまったと言ってもいいでしょう。沖縄ではバックパックを使っていたのでその中に品物を入れてもらいましたが、用意がなければ無駄に袋が増えてしまってその処理に困ったことでしょう。

 車での旅においても、何も考えることなくレジ袋をもらい続けていると、旅が長引くにつれ狭い車の中が収拾がつかなくなってしまいます。

 そんなわけで、私は写真のような買い物袋を複数車の中に用意しています。

 普段の生活の中でも何ヶ所もお店を回ると、用意してきた買い物袋の中身をいちいち出してからお店に行かなければならないことも起こり得るので、常に車の中に用意しておけば安心できます。

 ただ注意しておきたいことは、普段の生活で使用した場合、すみやかに元のところへしまっておくということです。旅に出て使おうと思った時、自宅に置いたままだったというのでは何のために用意したのかわからなくなってしまいますし。買い物袋自体は100円ショップで売っているもので十分です。不幸にも忘れてしまった場合は、早めに100円ショップを見つけ、大きめのものと、ついでに保冷効果のある袋を買っておきましょう。


旅の事後処理について

 旅の際中にはあまり身体的にきついということはなかったのですが、昨日になって夕食後に猛烈な眠気に襲われました(^^;)。かなり今回の旅で疲労が蓄積していたのだなあと思ったのですが、旅の後始末ということで、沖縄でお世話になった方や同行させていただいた方などにお礼状をしたためました。

 こういった旅の後の行動については、後に延ばしているとだらだらと何もやらないまま何もできないというパターンに私の場合どうしても陥りがちになってしまいます。そういった反省点を含めて、できるだけ早くやることをやるようにしています。

 パソコンを使って管理をしている方については、デジタルデータの保存などの問題も出てきます。毎日写真を使ってブログを更新しておられる方については、旅から帰ったらデジカメ内の写真をすぐにパソコンに移動させておかないと旅と日常の写真がごっちゃになってしまって分けるのに苦労します。私の場合はとりあえずパソコンのハードディスクに入れておき、容量がそれなりになったところで外部ディスクや外付けハードディスクにバックアップしますが、ビデオ撮影をされる方は編集作業も必要かも知れませんし、なかなか頭の痛い問題ではあります。

 私の場合はビデオではありませんが、旅先の音をICレコーダーで録音することが結構あります。街の生活音などを気軽に録音するのですが、これもきちんとフォルダに名前を付けて分けたり、必要ない部分をカットするなどの編集作業がつきものです。私は旅先にもパソコンを持っていきますので、簡単に編集する作業やフォルダへの収納などは旅先でやってしまうことが多いです。後は自宅にあるパソコンにそうしたファイルを移動させれば、自然とパックアップも取れてしまうことにもなり、帰ってからの作業がとても楽になります。

 車中泊の旅の場合も多少慣れてくると宿泊地に到着したとたん泥のように眠るような無茶な行程を立てることもなくなるでしょう。パソコンの充電を昼間に終わらせておけば、寝る前のちょっとした時間にその日の分の旅の写真を整理したり、ブログや日記用の文章を書いたりと後々自分が楽になるような作業もできます。モバイル環境がないとブログのアップまでは難しいですが、データの整理をするだけでもだいぶ違うと思います。

 なお、今回の旅の詳細については、ほとんど車中泊というテーマからかけ離れた旅でしたので、このブログでない私のページの方で改めてアップするため現在準備中です。キーワード検索をされてここに来られている方にはあまり興味のないものかも知れませんが、書きましたらここでも紹介させていただく予定です。


あえて車で出掛けるのは何故?

 今回の旅でブログ更新が途絶えることも覚悟していたのですが、何とか旅先からのアップもでき、こうして無事に帰ってくることができました。那覇と静岡を結ぶ航空路線は一日一往復のみですが、昼過ぎの出発で時間的には夕方に帰ってくることができます。

 ちなみに今回は預けた荷物を受け取って空港を出たのが午後五時過ぎで、そこからすぐのところに無料で停めた車に荷物を入れてすぐに出発、吉田インターから高速で静岡まで移動しましたが午後六時にはすでに自宅でテレビを見るだけの余裕がありました(^^)。

 単純に車の旅と飛行機を比べることはできないものの、旅の資金に余裕があるなら遠方への旅に車を使ってちんたら行くのはばかばかしいと思う方がおられるかも知れません。昨年の私はゴールデンウィークに九州の先まで車中泊を最大限利用して行ってきましたが、飛行機を使えばもっとたくさんの観光ができたでしょう。

 しかしながら、旅というのはそこまで行く過程というのも私には大切に思えます。仕事や用事で行かなければならない場合は現地へ行くまでの過程などとても楽しんでいられないと思いますので効率を追いかけるのも仕方がないかも知れませんが、たっぷりと時間があるなら、一度車やフェリーでじっくりと時間をかけて沖縄とはこれだけ距離が離れているということを実感しながら旅をしたいとすら思います。

 さすがにそれだけの自由になる時間がないため、おいそれと遠方への旅へ繰り出せないのが悲しいですが、ある程度そうした過程を楽しむ旅を実現させてくれるのが車中泊を使いながら移動する旅にあるのではないかと思います。旅から帰ってきたばかりなので多少自粛しないといけませんが(^^;)、また新たな旅の計画をいろいろ考えていきたいと思っています。


日常があるから旅は面白い

 沖縄ではなかなか観光する機会がなく(^^;)、夜な夜な飲みに行く状況が続く中、滞在最終日を迎えてしまいました。しかしながらお決まりの観光コースを巡る気もさらさらないので、自分なりにその土地の面白いものを見付けながらウロウロしています。

 今回の旅は車中泊なしの旅ですが、昨日は友人の車に便乗し糸満の道の駅に連れて行ってもらいました。ひととおり沖縄の物産が揃った商品の品揃えがあり、私が物産館に着いた時には民族衣装を着た方が島唄(沖縄の民謡)を観光客の方々に聴かせていました。土曜日の午後という時間にしては観光客は少なめで、駐車場にも空きが多くありました。ただ回りには何もないので、付帯施設をあてにして車中泊のために訪れる場合は注意が必要ではないでしょうか。

 沖縄に限らず、旅のお土産をゲットするため、いわゆるみやげ物店はあまり利用せず、地元スーパーを使うことにしています。ただ、沖縄についていえば私と同じように考える方が増えたせいか、沖縄みやげコーナーが充実してしまって、それほど価格差もお得感も薄れてきたような気もしますが。ただ、地域ギャップというか、地元の人たちには普通でも自分の目から見たらちょっと変わっているということもしばしば見受けられるのでスーパーめぐりはやめられません。

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 つい写真を撮ってしまったのですが、これはシーチキンの缶詰が箱売りされている光景です(^^)。シーチキン販売元のはごろもフーズは私の地元静岡の企業で、かなり自分でも思い入れのある食材ですが、静岡でもこのように売られているのは見たことはありません。現地で案内してくれた方に聞いてみたところ、こうした売り方は沖縄独特とのこと。各種チャンプルーには必ずシーチキンを入れて作ることから箱買いされている方が多いことの裏返しなのだそう。さすがにこれを買おうとは思いませんでしたが、地元の方の生活に密着している場所をめぐることで、単なる観光旅行とは違った印象をその土地に持つことができるという点があります。

 車での旅の場合、スーパーの利用は駐車スペースの確保も容易で、じっくりとその中を覗くことができます。スーパーに限らず、現地で買い物をすることでお金の流れもよくなりますし、無駄遣いをするのでなければきっちり準備せず、途中でいろいろなものを物色しながら進むのも面白いでしょう。特にこれからは目的地まで行かれる場合、高速道路をあえて使わずに行く方も増えてくると思いますので、地域に密着したお店を見付けたらすぐに飛び込めるようになります。そうした場合に大切なのは、日頃の生活の中で自分の地域はどうかという現状把握とともに、そうした日常のものと違うものを見付け出す観察眼です。自分の地域では当たり前に使っているものが、実は全国的には全く認知度がないものかも知れません(^^;)。そういう意味では、旅を楽しむためには、旅に出ていない時の過ごし方も問われているような気がしますね。