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ガラケーやガラホに関する紹介です

「NichePhone-S」はスペックをよく見て購入するのが吉

私のページの中でもつい書くことが長くなってしまったシリーズの一つがドコモのガラホ「SH-01J」の解説ページということもあり、通話を主に使うための安く買えるガラケーが欲しいという方のニーズは一定数はあるということが理解できるわけですが、以前クラウドファンディングで資金を集め、出資者に安く手に入るように提供された通話専用のクレジットカード大という小型の電話機「NichePhone-S」がありました。その電話機何と11月10日から家電量販店でも税抜価格9,980円で売られるということで、改めてその内容について調べてみました。

大きさはほぼ90×50×6.5(mm)というクレジットカードサイズで重さは38グラムということで、以前PHSで出ていたフリスク大の通話専用のマシンよりはボタンも大きく電話がしやすそうです(^^)。SIMフリーの端末なので購入時に特定の通信業者との契約は必要ないというのが大きな特徴ですが、使えるSIMはドコモ系とソフトバンク系のSIM(nanoSIM)にしか対応していませんので、auのガラケーを使っている方は差し替えて使えませんのでご注意下さい。

というのも、このNichePhone-SはLTE(4G)対応ではなく、3G専用なので、3Gを捨てて4Gに移行しているauでは使えないということになります。さらに、この電話機で使えるバンドもBand1のみということで、プラチナバンドやFOMAプラスエリアでの利用はできません。通話専用の電話機として使いたい場合を考えると、ドコモやソフトバンクのガラケーを中古白ロムで購入した方が、より広範囲のエリアをカバーする通話専用機として使えるようになるので、日本全国どこでも使いたいというニーズには合わないことはしっかり把握しておいた方がいいでしょう。

あと、基本的な機能としては電話帳は名前と電話番号だけで約500件で、SIMに入っている電話帳はそのまま表示できるとのこと。常にSIMカードに入っている電話帳のみ使っている方なら、そのまま使ってSIM内部の電話帳を表示させるだけで足りますが、すでにそれ以上の電話帳をガラケーやスマホで使っている方には電話帳の移行が必要です。その場合の移行について何とかならないかと本体説明書の記述を見てみると、赤外線ポートはないようなので、残念ながら赤外線を使ってのデータのやり取りは諦めた方がいいでしょう。

ただ、電話帳を移行することができそうな方法として、BluetoothのOPPというプロファイルは搭載されているようなので(その他は音楽再生やヘッドセット用のプロファイルのみ)、ガラケーやスマホの機能や、アプリで電話帳のデータを送信することができるなら、ペアリングをしてデータ通信をすれば、電話帳を移行可能かも知れません。この文章は実際に本体を入手していない段階で書いているので、実際の端末で試すと違った結果が出るかも知れませんが、NichePhone-Sを本格的に通話に使うなら、少なくとも今までの電話帳が移動できるように、Bluetoothを使って電話帳データを送信することのできるハードが必要になるということを覚えておきましょう。

充電には本体につなぐDCプラグが付いているので本体の端子と接続した上でUSBケーブルでの充電になり、防水はありません。ACアダプタは付いていないようですが汎用のものを流用すれば大丈夫でしょう。できれば本体に付けるDCプラグについては、自宅用と持ち出すための外出用の2つがあった方がいいかも知れません。本体での通話以外にも活用できそうな利用法があるからです。

その機能的な特徴としてはAndroid4.2ベースのシステムが入っているということもあるのか、Wi-Fiによるインターネットのテザリング機能があります(本体でのネット接続はできません)。ただ、本体の小ささというのは搭載する電池も小さく、長くテザリングすると通話に影響が出る可能性がありますので、いざという時に外で充電できるようなDCプラグの予備が必要になってくる可能性があります。

その他の特徴として、本体では電話およびメールは電話番号を入れてメールするSMSのみが使えるようになっています。ミニマム構成ということで仕方のないところはありますが、あと使えるものとして本体に音声を録音できるICレコーダー機能と、5曲までならMP3ファイルを本体にコピーして聴くことができるようになっていますが、個人的にはいざという時の事を考えてICレコーダーとして使われる方がいいのではないかと思います(^^)。

http://futuremodel.co.jp/product_list/FmProduct_list/Niche_Phone.html

ちなみに、ここまでは上記リンクの公式ベージを見ながら書かせていただいたのですが、SIMフリーで新品の端末ということになると、小さく作ることが大変ということもあるますし、約1万円という価格もさもありなんという感じです。最初に書いたように通話可能エリアに不満があるような場合は多少大きくなっても二つ折りのガラケーやガラホにした方がいい方もいるでしょう。

逆に考えると複数の用途に使うといってもWi-Fiがどうしても使えない時の緊急避難用として、いざという時にはデータ専用のSIMと入れ替えて使うという方法も使えるかと思います。ただし、本体が3GのBand1しか使えないということで、この点がネックになってしまう方もいるかも知れません。クレジットカード大のガラケーということで、人に見せたいと思って買ってしまう方もいるかも知れませんが(^^)、その後どこまで使うのかをしっかり考えた上で使わないと後でしまったと思うかも知れませんので、その場の雰囲気に流されないで、本当に必要だと思ったら買うのがいいと思います。


シャープ ドコモSH-01J その16 セルスタンバイ問題について思うこと

ガラホにどのSIMを入れて使うかということは、MVNOのSIMが使えるようになったことでかなりのバリエーションがあります。中古白ロムでSH-01Jを購入されたような場合、もし本体のバージョンアップの済んだ状態のものを入手できたならば、今までモバイルルーターに入れていたSMSオプションの付かないデータ通信専用のSIMに入れ替えて使いたいと思う場合もあるかと思います。

その際に気になるのが、果たしてこのSH-01Jはセルスタンバイ問題が発生する端末なのかどうかということではないでしょうか。ドコモの出したガラホのうち、F-05G(富士通製)とSH-06G(シャープ製)の3G対応のガラホについては、Androidのバージョンは4.4.4ですが、どちらの端末でもセルスタンバイ問題が出る(アンテナ表示については問題なし)ことを確認しています。ただ、そのうち一台のSH-06Gにはデータ専用の0SIMを入れているのですが、本体を閉じて何もしていなければ、そこまでひどい電池消費があるわけではないので、普通に使っても一日は持ちますし、旅行などで使いまくる場合には元々ガラホということでスマホと比べると電池の容量が少ないので、小さなモバイルバッテリーと併用すればそれほど使用に支障は出ないというのがこれまで使ってわかった点です。

では、肝心のSH-01Jはどうなのかということで、改めて設定の画面から電池の項目を出してSH-06Gの同じ画面と比べてみたのが上記の写真になります(左側がSH-06Gで右側がSH-01J)。SH-01Jの方には「ディスプレイ」や「Androidシステム」の項目が出ていませんが、これはネット検索をして調べたところ、端末によってはこれらの項目が出てこない場合もあるということでこの点は気にする必要がなさそうですが、注目すべきは「セルスタンバイ」という項目も出現していないことです。

ちなみに、SH-01JのAndroidのバージョンは5.1.1ですが、たまたま使っているタブレットのバージョンとも同じなので、参考に見てみたところ、ガラホではインストールすることができない「Google Play開発者サービス」が表示されたのはいいとして、「セルスタンバイ」という項目自体がない代わりに「スタンバイ状態」と「アイドル状態」で電池の消費がわずかながら出ていました。

これらの項目もSH-01Jでは全く出ませんでしたので、セルスタンバイ問題はないと断定したくもなりますが、もしかしたら「ディスプレイ」や「Androidシステム」のように、この端末では最初から出ないのか? とも考えることもできるのでややこしいですね。

ただ一つ言えることは、データ専用のSIMをSH-01Jに入れたとしてもセルスタンバイに関する表示は出ませんし、一日そのまま画面を閉めたまま置いていても、異様な電池の減り方をすることはないことだけは確かです。私の場合、自宅に戻ると自宅のWi-Fiに自動的に接続できるような設定にしているので、その設定のために多少は電池の持ちが悪いかなという感じはするのですが、こうした問題を解決する場合は、元々Android 5・Lollipopにおける電池消耗の問題を解決するための方法を挙げているネット上の記載を参考にして設定内容を変更すれば、電池持ちはその分は良くなると思いますので、セルスタンバイ問題を考える前に、SH-01J自体の設定を見直すことも考えてみるのがいいと思います。

最初にも少し書きましたが、「セルスタンバイ」に82%も割り当てられている写真のSH-06Gでもデータ専用SIM(SMSオプション無し)を入れて普通に使えるレベルで、SH-01Jでもそんなに変わらない電池消費レベルであることを考えると、そこまで深刻にガラホではセルスタンバイ問題を考えなくてもいいのではという気もするのです。もしかしたら、スマホやタブレットで入っている「Google Play開発者サービス」が入れられないことが功を奏しているのかもしれないと思ったりもします。

ただし、スマホと比べると少ないのが電池容量であるということは疑いようのない事実で、さらに、イヤホン端子がmicro-USB端子と兼ねられているということもあるので、モバイルバッテリーを使いながら音楽を聞く場合、電池残量が心配なら有線のイヤホンを変換アダプタを使って使うよりも、Bluetoothのイヤホンやヘッドホンを使うなどの工夫は必要になるでしょう。また、ガラホの特徴として本体一体型の電池ではなく電池パックの利用になっているので、予備の電池パックと入れ替えて使うというのも状況によっては有効な手段になるかと思います。

さらに、モバイルルーターとしてパソコンやタブレットとネットを共有させたい場合、電池をより食うWi-Fiによるテザリングをしないで、パソコンの場合はUSBテザリングにすれば電池の問題は起こりませんし、タブレットを野外で使う場合はBluetoothテザリングを使ってみるのもいいでしょう。Bluetoothテザリングの場合にはいわゆる高速でのテザリングはできませんが、LTEを使ってのネットなら、あまりに高速だとダウンロードするデータ量も多くなる傾向になりますので、普通に使うのに不便がなければ、SH-01Jの電池持ちの方を気にした方がいいのではないかと思います。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを
その16 セルスタンバイ問題について思うこと


シャープ ドコモSH-01J その15 定期的なアプリのバージョンチェックを

SH-01Jに限らず、OSにAndroidを使っているガラホ全般について言えるのですが、動作の安定性を保ちガラケーと同じように利用することができるようにするためか、公式に利用できるアプリはLINEやおサイフケータイに入っているアプリなど限られたアプリしか使えないようになっています。

ただ、多くの方はできればスマホに入っている便利なアプリも使ってみたいと思い、直接アプリをインストールしていると思います。私自身も例外ではなくメーカー推奨外の使い方として様々なアプリをインストールしていますが、使い方に慣れてくるうちに、改めて考えたのが、そうして入れたアプリの管理をどうするかということがあります。

普通のスマホの場合、Google Playからインストールしているので、悪意を持ったウィルス入りのアプリの導入を避けることができたり、アプリの新しいバージョンがあれば通知してくれ、設定によっては自動的にアップデートさせるようにもできます。

それに対して、ガラホに入れた各々のアプリについては、LINEのような限られたアプリを除き、新しいバージョンがあっても通知や自動アップデートしてくれる機能はありません。これは不便なようでもありますが、特に自動的にアプリをバージョンアップする設定にしていた方の場合、今まで便利に使っていた機能がバージョンアップによって使えなくなってしまったり、使えるものの使いにくくなってしまったりすることがあるので、人によっては手動でアプリを入れ替える方が好都合だと思う方もいるでしょう。

また、アプリバージョンアップによってファイル自体の容量が増大してストレージを圧迫したり、Androidの特定のバージョン以上でないとうまく動かなくなったりする場合もあるので、基本的にアプリの入れ替えが手動ということのメリットディメリットを理解した上で使われるのがいいだろうと思います。

セキュリティ関連のバージョンアップの場合、どうしても以前のバージョンにこだわりがあるのでなければ、すぐにバージョンアップするのが望ましいと思います。ただ、機能についてのバージョンアップにそれほど魅力を感じない(ガラホだと使えない機能があったりするので)という事であれば、そのままのバージョンで使ってもいいでしょう。アプリの中には起動した時にバージョンが最新でないとアラート表示が出て、スマホを使っている場合はその画面から最新バージョンのインストールに進めるものもありますが、その機能もガラホでは使えませんので、そうした表示が気になる場合もアプリの更新を考えてもいいでしょう。

個人的におすすめなアプリ管理の方法は、ガラホに入っているアプリが全て入っているスマホをセットで持ち、「Esファイルエクスプローラー」というアプリを使ってアプリの転送およびインストールを管理することです。バージョンの違いをチェックし、バージョンアップしたいアプリをまとめて選択して送信するとアプリファイルが転送され、SH-01Jから手動でファイルをインストールすることができるようになります。そうすれば、ガラホで使っているアプリの最新版をいちいち探す手間がなく、常に最新のアプリが入っているスマホからアプリを選んでバージョンアップできます。

ただ、スマホとガラホに入っている同じアプリのバージョンについてはお互いに設定画面を開いて個別にバージョン確認をする必要が出てきます。少なくともガラホ側に入っているアプリについては、スマホでもパソコンでもいいのですが、テキストファイルなどでガラホに導入しているアプリの一覧をそのバージョンとともに記録したデータを作っておくと、現状でのスマホに入っているアプリの最新バージョンとガラホでのバージョンの違いをいつでも確認できます。

後は、Google Playのアプリページにある更新遍歴の内容を確認しつつ、セキュリティ関連で特定のアプリのバージョンアップがされることがないかどうかを確認するようにしましょう。

改めて、スマホと比べると不自由なガラホのアプリの管理について見ていきましたが、こまめにアプリのバージョンチェックなどをしておくと、入れたものの全く使う場面のないアプリについてもわかってくるのではないかと思います。多くのアプリを入れ込んで行くと全体の動作に影響する可能性も出てきますので、まめに管理しながら、改めてガラホに入れておく自分なりのアプリを発見するようにするのも大事ではないかと思います。使い慣れた方であればなおのこと、定期的なアプリのバージョンチェックをお忘れなく。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


「おうちのでんわ」開通報告と利用レポート

無線通信LTEの仕組みを使って、今までNTTで使っていた固定電話の番号をそのまま乗り換えて使うことができる「おうちのでんわ」がついに利用開始となりました。申込みと同時に新しい電話番号をもらう場合にはすぐ開通するのですが、今までNTTの固定電話を使っていて番号を移行するような場合にはおよそ一週間開通までかかると言われていたのが先日ようやく開通の運びとなりました。

申し込んだ時に固定電話の番号以外に今使っている携帯電話の番号を聞かれたのですが、その番号あてのSMSに開通状況が逐一連絡で入ってきます。それによって開通日と決まった7月13日に今まで電源を入れていた「でんわユニット」のパイロットランプを見ると、前の日までには一番右のランプが赤色だったのが、全て緑色に変わっていたのでここで改めて用意の電話機を繋ぎました。

電話機はそれこそ何でもいいのですが、たまたま家にあって「おうちのでんわ」のパンフレットにもそれらしい電話機が紹介されている、パイオニアの電源がなくても利用可能のTF-12-Wを利用することにしました。回線の設定はダイヤル回線ではなくプッシュ回線の「トーン」を選べばこちらから電話を掛けることができるようになりました。その昔、プッシュホンがNTTから出た時にはトーン音を出すためにだけ月額利用料を取られていましたが、基本料が安くなっただけでなく、テレホンサービスでトーン音を出す場合に何もしなくてもそのままボタンを押せばいいので、その点は便利になりました。

音質的にも、日頃携帯電話の通話の音質に慣れてしまっているせいかも知れませんが、別段不足はなく、もし受話機から出る音量が小さいと思われる場合は電源を使わないタイプの電話機でなく、電源を利用するタイプの電話機を選び、受話機の音量を大きくしたり、ナンバーディスプレィのサービスを追加で受けることもできるようになります。

ただ、TF-12-Wは意外と便利で留守電対応やナンバーディスプレイはありませんが、スピーカーホンの機能や、3つ限定ながらよく使う番号を登録してワンタッチダイヤルで発信できたり、保留機能やオプションのキャッチホンによる切り替えボタンまで付いています。「おうちのでんわ」のオプションサービスの中にはノーマル電話では使えない機能も混ざっているということなので、その点は注意して事前に用意する電話機については十分考えた上で購入するようにしましょう。

とりあえず電話は家族が集まる部屋に設置しましたが、これからはあえて「でんわユニット」と電話機をセットで移動すればどの部屋にも持って行けます。さらに、作業をしながら電話を待ちたいような場合はコンセントさえ家の周辺まで引っぱってこられれば、子機を使わなくても対応可能になります。ただし自宅以外の場所に持ち出して使うことはできませんので、その点は十分注意し、近所でも引越した時にはソフトバンクに一報して住所変更の登録をしましょう。

ただ、このように書いても今一つ「おうちのでんわ」がなぜいいのか? ということがわからない方もいるかと思います。実際私自身も、今まで自宅の固定電話を使ってこなかったらこの電話を入れたかどうかはわかりませんが、昔から自宅の電話に親戚や友人からかかってくる機会が年に一度でもあるような場合は、毎月の利用負担を減らした上で同じ番号が使えるという金額的なメリットは大きいです。

さらに、これは私の家族親戚に限ったケースなのですが、全て携帯電話をドコモから回線を借りているMVNOにしてしまった関係で、今まで持っていたソフトバンクのホワイトプランを止めてしまったことで、電話料金が無料にならなくなってクレームが入ったことも、背中を押された理由の一つでした。

また、「ホワイトコール24」に申し込めば携帯電話あての通話料がソフトバンクの携帯電話ならかからない(つながる前に「プププ、プププ」となる場合は相手がソフトバンク携帯電話になります)ですし、家族がソフトバンク携帯を持っていれば、番号を登録することができれば携帯電話からおうちのでんわへの通話が無制限無料で使えるわけなので、通話料金を支払わないままでも相手との通話時間は増えることになるでしょう。私個人ではドコモのカケホーダイを使えば電話代を気にする必要はないのですが、逆では向こうに料金が発生するので、特にLINE通話などを使えない人との話には一つは無料通話のできる手段を確保しておいた方がいいということで決めた経緯があります。

今後、auやNTTがこの「おうちのでんわ」に準じる料金で新たな固定電話のサービスを行なうのかどうかは定かではありませんが、対ソフトバンクとの通話という点では「おうちのでんわ」が一番安く無料通話の仕組みを作ることができるものであることに違いはないと思います。

実際に私のケースと同じように、親や祖父祖母がソフトバンクがホワイトプランのみ契約の維持費が安い携帯電話を持っている場合は、自宅の電話を「おうちのでんわ」にするという選択肢を持てばさらに月額料が安くなりますし、同じように「おうちのでんわ」を設置している家同士なら何の登録もせずに通話は無料になります。

「でんわユニット」の割賦期間が36ヶ月ですが、その間にさらに魅力的な固定電話番号の使えるサービスが出るのかどうかということも含めて、この「おうちのでんわ」をしっかりと使っていこうと思っているところです。

※「おうちのでんわ」については、以下のリンク先でも記事を書いていますので、興味のある方はリンク先の記事もどうぞごらん下さい。

LTE通信でもファクシミリ利用可に?ソフトバンクの「おうちのでんわ」
「おうちのでんわ」契約までの顛末
「おうちのでんわ」を「ホワイトコール24」でホワイトプランと紐付け


「おうちのでんわ」を「ホワイトコール24」でホワイトプランと紐付け

前回、Y!mobileショップに行って自宅のNTT回線の固定電話をソフトバンクの「おうちのでんわ」に変更しに行ったものの、今まで使っている電話番号で発信も受信もできるようにするためには私の場合およそ一週間のタイムラグがあります。その間にぜひやっておきたいと思うのが、「ホワイトコール24」の申し込みです。

ソフトバンクのホームページのみを見ると、「おうちのでんわ」から全てのソフトバンク携帯への通話が24時間無料になるように誤解される方もいるかも知れませんが、店頭で確認したところそうではないことがわかりました。24時間無料になるのはソフトバンクのやっている「ホワイトコール24」というサービスに申し込んだ場合ということで、「ホワイトコール24」への申込みが必要になります(申込料・月額とも無料)。ただし、ソフトバンク携帯からおうちのでんわに掛ける通話料を無料にしたいときには、家族の携帯電話10台までに限定されています。

この「家族」の範囲についてソフトバンクのホームベージで調べたところ、「家族確認書類にて「ご家族(血縁・婚姻)、または同姓もしくは同住所(生計を同じくしている)」を証明できれば問題ないという事でした。離れて暮らしている父母や祖母祖父、兄や姉、弟や妹がソフトバンクの携帯電話を使っていれば(その逆でも可)、いざという時には時間関係なく長電話可能な無料電話が完成するということにできれば最高です。前回、申し込みに訪れるならY!mobileでなくソフトバンクの方に行けば良かったと書いたのは、この「ホワイトコール24」の申し込みはY!mobileで受けることができず、改めてソフトバンクに行き直す必要があると知らされたからです。

それでは、改めて「ホワイトコール24」について紹介していくことにしましょう。このサービスでは、「おうちのでんわ」と家族のソフトバンク携帯(ホワイトプラン・標準プラン・通話定額基本料・通話定額基本料(ケータイ)・通話定額ライト基本料・通話定額ライト基本料(ケータイ)の各プランで登録することができます。お子さん用のプランやプリペイドの場合はおうちのでんわから無料電話はできますが、逆を無料にしようと思って登録するのは不可のようです)を10回線まで登録でき、ソフトバンク携帯からおうちのでんわなどのIP電話への通話が24時間無料で利用できるというものです。その際、当事者同士でソフトバンクのショップに一緒に行って契約するのがベストですが、なかなかそうもいかないこともあるでしょう。

私の場合は自宅で同居する家族だけでなく独立して違う場所で住んでいる家族もいますので、それらの人たちに全員時間を作ってもらってショップへ同行し、数時間も待たせるようなことはできません。その代わり、ソフトバンクでは申し込みを代行するための委任状を用意しています。委任状は以下のリンク先から入手できますので、事前にこの委任状を「おうちのでんわ」とソフトバンク携帯で無料通話をしたい人の数だけ印刷し、記名捺印をしてから「おうちのでんわ」を契約に行けば、全ての事が一回で済みます。

https://broadband.mb.softbank.jp/mb/campaign/procedure/shared/pdf/proxy.pdf

実際にはこの書類に加えて本人確認のための資料が必要になるのですが、ここで一つ問題が生じました。その後ソフトバンクショップで直に聞いてみたところ、本人確認書類はコピーでは駄目で原本でないと契約できないと言われました。そうなると、同居の親族の場合はパスポートや保険証など常に持っていなくても構わない物を借りて委任状ともに出せばいいのでしょうが、私の場合ターゲットにしているのは離れて暮らしている血縁の親族なので、この方法では契約が難しいことがわかりました。ちなみに本人確認書類については以下のページに解説があります。もしこうした書類を一時的に借りることができれば、おうちのでんわ回線を契約している人間の方で何とかすることは可能なのではないかと思います。

https://www.softbank.jp/shop/buy/id/

さらに、今回の私の場合おうちのでんわが設置してある住所と、通話をしたい親族のソフトバンク携帯を契約している住所が違っていますので、家族であることを証明する書類というものも必要です。このケース以外にも、結婚をして改姓をされた場合などにも続柄のわかる書類が必要です。同居で同姓同士での加入なら、そこまでの書類は必要としないと申し込んだ先のY!mobile店頭では言っていました。ただ、住所が違えばやはりちゃんとした書類は必要になるとソフトバンクショップでは言われたので書類は用意すべきでしょう。

一般的に家族確認の書類として必要になるのはホームページの説明では「住民票記載事項証明書」、「登録原票記載事項証明書」、「同性とのパートナーシップを証明する書類」など役所で出してくれる書類の3ヶ月以内に発行されたものになります。私のケースのように住所が違う場合、ショップでは戸籍謄本で血縁関係と現住所がわかればいいということで、戸籍謄本の取り付けが無難かなと私の場合は思います。

ここまで説明していることは私の場合だけでなく、多くの方にとっても同じことで迷う可能性があると思いますので、更に書かせていただきます。なかなか親族でも会う機会のない場合、運転免許証を借りるのは不可能に近いですし、パスポートがあればいいですが重要な書類をしばらく預かるのも責任が生じるということで、逆にこちらの方で委任状を書き、時間がある時に親族の方で最寄りのショップに行ってもらってホワイトコール24に申し込んでもらうのがいいのかなと言う気がしてきました。そこでショップの担当の方に上のリンクのものとは違う委任状を出してもらって、こちらで記入し捺印したものを用意し、戸籍謄本と一緒に渡して時間のある時にでも、ソフトバンクショップへ出向いてもらって、ホワイトコール24の申込みをしてもらうことにしました。その際に使用し、おうちのでんわの回線を持っている人が記入するための委任状は以下のリンクから表示・印刷できますので参考になさってください。

https://broadband.mb.softbank.jp/mb/price_plan/shared/pdf/bbphone_proxy.pdf

ここまで書いていても実に面倒くさくて嫌になる手続きだと尻込みをする方も少なくないとは思いますが、そうした煩雑さがあってもソフトバンク携帯と時間とお金を気にせずに、さらに携帯やスマホのように電池切れも気にせずにおしゃべりのできるようになるのですからやる価値はあると思います。実はここまて書いていても、本当に独立して生計を立てている家族が無料通話の対象として契約するのに大丈夫なのかと思っているので、実際に申し込んだ結果が「家族」と認定されず不可だった場合も考え、このような文章を書いています。実際に問い合わせたり申し込んだ結果についても、引き続き改めて詳しく紹介させていただこうと思っています。

なお、今回の内容を書くにあたってソフトバンクの問い合わせ先で色々聞いた中で、前回書こうと思って書けなかった事が一つありますので最後に紹介させていただきます。「おうちのでんわ」はLTEを使ったモバイル通信によるIP電話ですが、固定電話の番号がそのまま使えるため、通販などが提供するフリーダイヤルのうち、携帯電話からの着信ができないタイプのものには電話はかかるのか聞いてみたところ、非常通話以外には全て従来の番号で相手に通知されるので、固定電話としてフリーダイヤルに繋がるという回答を得ました。この点については機会があれば実際に試してみたいと思いますが、個人的にはとりあえずこの点だけでも従来の固定電話と同じだということがわかってほっとしています(^^)。

※「おうちのでんわ」に関する内容は以下のリンク先でも紹介しておりますので、興味のある方はぜひごらん下さい。

LTE通信でもファクシミリ利用可に?ソフトバンクの「おうちのでんわ」
「おうちのでんわ」契約までの顛末
「おうちのでんわ」開通報告と利用レポート


「おうちのでんわ」契約までの顛末

先日紹介したソフトバンクがサービスを開始する「おうちのでんわ」について、受付開始日に加入してきましたので報告します。加入はソフトバンクショップでもY!mobileのお店でもできるのですが、なるべく人がいなそうな時間を狙って比較的空いていたY!mobileへ行って最初は話を聞くだけのつもりが加入までこぎつけてしまいました。

一通り手続きを済ませて帰るまでにはそれでも一時間弱かかりましたので、本気で加入を考えている方は時間に余裕を持って訪れるのがいいと思います。なお、事前にわかっていればY!mobileよりもソフトバンクショップへ行った方が手続きが一回で済んだりもしますので、加入を迷っていらっしゃる方は、まずこれから書く内容を読まれることをおすすめします。

まず、ホームページの記載内容以上の事を知りたい場合には、店頭に置いてあるチラシをもらってくることをおすすめします。すると、チラシの裏に加入できないケースの数々が書かれていますので、自宅の固定電話が以上のサービスやハードを使っていないかをまず確認する必要があります。

・ガスの検知システム(消し忘れの際の緊急連絡、外出先から消し忘れ確認を行なうもの)
・緊急通報システム(警備会社などにボタン一つで通報できる装置の利用)
・ホームエレベーター(一般家庭用)
・ホームセキュリティ(住宅に侵入したら通報するシステム)
・ホームテレホン(親子電話を二世代住宅などで利用)
・ドアホン(電話と連動してインターホンと繋ぐ電話機利用)

さらに、今使っている番号をそのまま新しいサービスで使おうと思っている場合、NTTの加入電話の場合は加入名義人の名前を伝えることが必要になるとのことです。ちなみに私の場合は番号を引き継ぎたい回線は親の名義だったのですが、その名義人さえわかれば、新たな契約については自分の名義にしても問題ないとのことだったのですんなり話が進みました。また、ADSLを契約している場合はこの「おうちのでんわ」を契約して使用可能になった時点でADSLが使えなくなりますのでご注意下さい。さらに、今までの電話番号を引き継ぐ場合は、元契約がNTT東日本/西日本のメタル回線かISDNである必要があるとの記載がパンフレットにありましたので、他社で固定電話を契約した番号を移したい場合は、いったんNTTに戻す必要が出てくる可能性があります。その場合は直接お店へ行く前にソフトバンクに電話をして契約の可否を確認した方がいいと思います。

また、他社IP電話(ひかり電話を想定?)の場合も、IP電話事業者の名前と契約者名が必要になるとの事ですが、「おうちのでんわ」の契約者名とIP電話契約者名が違う場合には少々開通手続きに時間がかかるとのことです。

基本的には契約後にすぐ開通も可能なのですが、電話番号をNTT回線からの引っ越しで手続きが必要になる私の場合は、開通までは1週間くらい時間がかかると言われました。ですからここで「おうちのでんわ」の音質など実際に使ってのレポートはできません。ただ電話と繋ぐ「でんわユニット」だけはもらって帰ってきました。このユニットは電話機とは接続せずに本体の電源を入れてしばらく放置することで、利用開始の手続きが進められないとのことなので、購入当日から本体をコンセントにつなぐ必要があるということです。その後、開通日の正式な連絡が来るので、「でんわユニット」のランプがすべて緑に点灯していることを確認して使うことができるようになるそうです。

さらに、色々契約を進める中でわかったことがありますので、そちらの事も報告しておきます。まず、このユニットに繋いで使えるというファクシミリですが、受信はそのままでも、発信してファクシミリを送る場合に、電話番号の最初に「0009」という番号を付けないといけないようです。すでにFAX電話機によく送る番号を登録されている方は、登録番号の前に全て「0009」を付けるかプレフィックス設定があるものならその登録をする必要がありますのでご注意下さい。

また、この電話はLTEを利用したモバイル通信を使った電話機であるので、東京なら「03」から続く番号を使えていても、緊急通報時(110・119・118)に電話した場合にのみ、元々の番号であると思われる090・080・070から始まる携帯電話の番号が通知されます。その番号については申込時に教えてもらえ、端末の方に番号の書かれたシールが付いていますので、緊急通報時に発信した電話番号の確認が必要だと言われた場合、その番号があることおよび、番号をすぐに答えられるように用意しておく必要があるでしょう。私の場合は「でんわユニット」は単体で使うので、本体の上にあるカバーを外した上面にシールを貼ることで対応しました。この辺の事がよくわからない人に対しては、一応携帯電話を自宅番号でも使えるようにしているので、厳密には固定電話でなく携帯電話であるという風に説明しておくのがいいかと思います。

他の3ケタ番号では、「113」(故障の場合)「116」(営業窓口)はソフトバンクの担当につながります。災害用伝言ダイヤルの「171」も使えます。番号通知の「184」(非通知に)「186」(番号を通知させる)も利用できます。時報や天気予報も聞けます。「104」の番号通知は高いので利用しない方が賢明ですが、「115」の電報にもNTTには直接つながらないものの、NTTのサービスを案内してもらうことは可能だとのことです。

また、一つ気になったことは「でんわユニット」本体にACアダプタとともに明らかにUSB端子に繋がるコードが付いていて、本体には5V1.0Aとあるのでもしかしたらモバイルバッテリーで停電時に使えるのか? という期待がありますが、このコードはソフトバンクが行なっているSoftbank Airのモデムを繋げて使うために、このコードでSoftbank Airのモデムに接続し、ACアダプタを共用にするためのコードになっているようなので、モバイルバッテリーや付属以外のUSB出力のあるアダプタを使うことは自己責任と言えそうです。

この「おうちのでんわ」は本体に張られたシールのように自宅以外の場所に持ち出して使うことはできないので、災害で停電した場合に緊急避難的に使うという可能性はあるかも知れませんが、基本的にはいきなり使えなくなる可能性のあるバッテリーからは使わないのが無難でしょう。

あと、NTT回線から引っ越してくる場合、NTTで加入権を持っている電話番号を移行して使う場合に加入権を休止させる必要があるようです。その手続きはソフトパンクで代行するものの、休止にかかる費用はNTTの方から2,000円が後からこちらへ請求されるとのことです。ソフトバンクから請求されるのが契約事務手数料(800円)、番号利用登録料(1,000円)、番号継続登録料(使っている固定電話の番号をそのまま使う時のみ2,000円 全て税抜価格)となりますが、これ以外にもかかる費用として覚えておいて下さい。これは、実際は携帯電話て使われている番号を持つ電話に固定電話の番号を通知させたり電話を固定電話の番号で受けられるようにするには必要なことなのでしょうが、緊急通報時の番号表示といい、純粋に固定電話を無線化したのではなく、あくまで携帯電話で代替している回線であると考えるべきなのでしょう。そうなると、ソフトバンクの携帯がつながらない場合にこちらの方にも不具合が出ることが予想されます。通話品質についても携帯電話並みになる可能性もありますので、その点についても利用開始時には実際のところを紹介させていただく予定です。

ただここで、ちょっと気になったのが、固定電話利用を休止したら元の回線の加入権はどうなってしまうのかということです。NTTのホームページを見ると、全く連絡しないと10年後に加入権が消えてしまうものの、5年ごとに休止期間延長の連絡をすればずっとそのままにしておくことは可能だということです。その場合、自分から連絡をするのか、それともソフトバンクの方で番号を使っている関係上ソフトバンクがNTTへの連絡を代行してくれるのかという事が未確認です。ただ手数料を取られる分そうした連絡はしっかりソフトバンクがやってくれるとは思うのですが、気になる方は店頭や電話で確認されてみることをおすすめします。

いろいろ長くなってしまいましたが、実は未だに解決していない事があります。「おうちのでんわ」の特徴として「ソフトバンク携帯電話へこちらから掛ける通話が24時間無料」というのがあるのですが、これは主に家族間の通話を対象にした「ホワイトコール24」を申し込まないといけません。ただし携帯電話からおうちのでんわに掛けた電話も無制限に無料なのではなく、ソフトバンク携帯電話の番号を家族限定でで最大10回線という制限もあり、申し込みの手間も掛かるみたいですが、今回加入したのはこの機能を使って親戚間の電話をお互いに無料にしようという魂胆だったので、次にこの「ホワイトコール24」の申し込みに向けて動こうと思っています。さすがにここまでで長くなり過ぎましたので、実際に手続きができた段階で改めて紹介するようにさせていただきます。

※「おうちのでんわ」に関する記事は以下のリンクにも有りますので興味のある方はごらん下さい。

LTE通信でもファクシミリ利用可に?ソフトバンクの「おうちのでんわ」
「おうちのでんわ」を「ホワイトコール24」でホワイトプランと紐付け
「おうちのでんわ」開通報告と利用レポート


シャープ ドコモSH-01Jその14 単体使用およびテザリングの使い勝手

このカテゴリの前回のブログで紹介しましたが、それまでNECのモバイルルーターMR04LNに入れていたPanasonicのWonderlinkのデータ専用SIMをドコモのガラホSH-01Jに入れ替えて使っています。それまでもデータ専用SIMをSH-01Jに入れて使えば単体でのインターネットだけでなくスマホ経由でGoogle IDでのログインが必要ないアプリを中心に動かすことができたりして便利だったのですが、ドコモの提供する本体のアップデートによってUSB・Wi-Fi・Bluetoothによるテザリングの親機になることができるようになりました。さらにドコモ契約のSIMでないMVNOのSIMを入れてもテザリングができるようになっているので(2017年5月現在)、SH-01Jにそれまで入れていたほぼ通話専用のSIMは別のガラホに入れて使っています。

ドコモのプランで通話もデータ通信もやるのに比べると、Wonderlinkの高速クーポン1GB使用後最大700kbps使い放題プランの月額は消費税を入れても1,700円くらいなので、通話+データでも4千円強しかかからないので、全ての事をドコモ契約でやるよりも安く使うことができます。ただし、一日のデータ使用量が1GBを超えるとスピードが制限される可能性があるので、動画を見続けるような用途には合わないでしょう。必要に応じて中速をそこそこ利用するようなニーズでないと合わないかも知れません。

ここではあくまで私の使い方ではありますが、SH-01Jにデータ専用SIMを入れてテザリング中心に使う場合の使い勝手について、ある程度時間が経ったということで改めて紹介してみようと思います。どなたかの参考になれば幸いです。

まず、私自身が実際に使っているのは、写真のように外でノートパソコンを使う場合のネット接続用としてテザリングを利用するということです。幸いにして日々使う場所ではノートパソコンの電源は使える環境にありますので、USBケーブルによるテザリングを使えば電源はノートパソコンの方から供給されますので、ガラホの方は電池の心配をしないでネットを使えます。

ただ、写真のような普通のノートパソコンなら大丈夫なのですが、モバイル用途に使っているキングジムのポータブックは主電源をUSB給電できることが仇となっているようで、同じようにSH-01JをUSB経由で使いながら給電しようとすると、ガラホへの充電についてはうまくいきません。したがってポータブックを使ってネット接続を行なう場合には、充電は諦めてBluetoothによるテザリングを使うようにしています。この辺は同じUSBから使えるノートパソコンでも高出力のアダプターが使えるものが出るまで待つしかないでしょう。

ちなみに、USB経由でのテザリングを行なった場合でのパソコン上でのウェブ利用の際のスピードを専用のサイトで計ってみたところ最大で700kbps弱、平均で400~500kbpsといったところですが一つ注意点があります。というのも、ずっと電源を切らずにおいたままガラホをテザリングに使っているとスピードが極端に落ちるような場合があったので、それ以来、パソコンに繋げてテザリングを使う前には、いったんガラホを再起動してから使うようにしています。

また、ノートパソコンでネットを使う場合、バックグラウンドでデータのやり取りをする場合がそこそこあります。実はこのブログについて、毎日更新するデータを念のためということで一日ごとクラウドのDropboxにバックアップを取っています。で、その差分のデータを同期するのに私のDropboxを入れているパソコンはクラウドの方から毎日データをダウンロードしているのですが、その時のダウンロードのスピードはそれほど早くありません。40kbpsから50kbpsという表示がDropboxアプリの詳細を確認すると出てきます。さすがにこれはないよなあというスピードながら、一つの救いは時間を掛ければ確実に最後まで同期してくれます。ただこの状況というのはこの辺はSH-01Jの仕様というよりもWonderlinkの仕様なのかという気もします。

あと、バックグラウンドでWindowsのアップデータをダウンロードするような場合も決して早くはないのですが、これも時間を掛ければかなり大量のファイルであると思うのですが普通にアップデートすることもできています。その時にはあまりネット通信を作業中には行なわないようにしているのですが、とりあえず全くダウンロードできないような事はないので、緊急時に自宅のWi-Fiが使えないような場合でも、最悪これだけになっても何とかなるかなとは思っています。ただし、大規模なアップデートがあった場合は一定時間はパソコンを使わないようにしないといけないかも知れませんが。

次に、SH-01J自体のネット利用について紹介しておきますと、前回にも紹介したように、アプリではgmailなどGoogle IDでログインするものは使えないものの、標準のブラウザのメニューの中にある「Google検索」で出てくる画面上からログインすると、ウェブで使用できるサービスの中で「Gmail」や「YouTube」「Googleフォト」「Googleドライフ」などのサービスが使えるようになります(ただしGooglePlayはこの方法でも使えません)。ですから、アプリの導入ができない場合でもウェブ経由で動画くらいは見ることはできるわけです。

WonderlinkのスピードでもYouTubeやログインのいらないAbemaTVなら、ガラホの小さい画面でも構わなければ、中速くらいのスピードでもSH-01Jなら十分見て楽しむことができます。さらに、SH-01Jには一応、スマホと比べるとかなかな現在位置を掴まないながらGPSも付いているので、地域判定が必要なradikoも位置情報がつかむことができれば利用可能です。NHKのらじる★らじるの方は位置情報は必要ありませんので、どちらかのラジオアプリを入れておくことをおすすめします。というのも、SH-01Jには物理的なボリュームキーがないため、2つのラジオアプリを起動して画面上からボリュームを調整して他のアプリの音量も設定する方が好みの音量にしやすいためです。

本体のスピーカー自体は貧弱なため、できればBluetoothでつながるボリューム付きのヘッドフォンやスピーカーを用意しておけば、さらに利用する範囲は広がると思います。現在、小型で持ち運びしやすいスピーカーを物色中ですが、車内で使う場合オーディオがBluetooth対応になっていたり、別にスピーカーを車内に持ち込めば問題ありません。音を出すだけなら本体充電と兼用のmicroUSB端子をイヤホンジャックに変換するケーブルは100円ショップでも購入できますが、それだと充電しながら聴くことはできなくなるので、長時間スピーカーから音楽や動画を利用したい場合はBluetooth接続で使えるものを考えた方がいいと思います。
ガラホ2台とは別にスマホの中に入れているLINEモバイルのデータ専用SIMを持っているため、それほどSH-01Jでメールを見たりなど単体で使うことはないのですが、LINEモバイルのプランは一番安い月/1GBの高速クーポンがLINEで使う以外のネット接続で減っていくタイプのものなので、ラジオを長時間聞いただけでも一気にクーポンがなくなってしまうため、そうした用途で使う場合は敢えてガラホ単体でのネットを利用することもあります。

モバイルルーターを使っていた時にはスマホとデザリングしてつなぐという面倒くさい事をしていた事を考えると、状況に応じて使い分けられるようになり、かなり利便性が上がったと感じられるようになりました。今後はもう少しガラホ単体でネットを利用する方法について突き詰めていこうとは思っていますが、現在ワンセグ機能のないSIMフリースマホを使っている私としては、いざという時にワンセグ視聴用としても使えるSH-01Jを購入したことに間違いはなかったなと思っています。今後のアップデートでMVNOのSIMカードからのテザリングを塞がれる事もあるかも知れませんが、逆にこれはMVNOのSIMを本体に入れて運用している以上は自動的にアップデートされないという点も私にとってはいいように回転している感じです。これからはそうした情報にも気を付けながら、単体でもモバイルルーターとしても便利に使っていきたいと思っています。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01Jその13 アップデート試用結果も上々

およそ10日間、待っていたドコモのガラホSH-01Jのアップデートがついに利用できるようになっていました。通話専用の私のSIMでも問題なくアップデータをダウンロードすることができ、ビルド番号が最新の「01.01.01」になっていることを確認できました。

先日紹介したように、今回のアップデートを実行することで、それまでできなかった本体を親機としてテザリングを使うことができるようになります。USB・Wi-Fi・Bluetoothの全てで利用でき、ドコモ契約のSIMでないMVNOのSIMでもドコモ回線を使っているところのものなら問題なくテザリングができるようになります。

私はパソコンをコンセントに繋げて利用している時は、モバイルルーターをケーブルで接続して使っていたのですが、同じことをSH-01Jでやってみたところ全く問題なくパソコン上でネットが使えるようになりました。これで荷物を減らせるだけでなくモバイルルーター単体ではできなかったネット接続やメールなどをこなせるようになったので、かなりデータ専用SIMの用途が広がったように感じています。

ちなみに、私が今までモバイルルーターに入れて使っていたSIMはパナソニックがサービスを展開しているWonderlinkの中の注目プラン「F-使い放題700」のSIMです。このSIMは3G専用端末では使えませんが、SH-01Jでは問題なく使えます。SMSオプションがないので多少電池の減りに影響が出るかも知れませんが、これもモバイルバッテリーの併用で何とかなると思います。

テザリング以外の点で気にかかっていたのが、今まで外からアプリを引っぱってきてインストールができていたので、この点を潰されているのではないかと心配になった部分もありましたが、以前と変わらずにアプリの導入は問題なくできています。

基本的にSH-01JではGoogle IDと関連付けて使うアプリ(例えばYouTubeアプリなど)は使えないのですが、標準のブラウザの「Google検索」から開いたブラウザに自分の使っているGoogleのメールアドレスとパスワードを入れるとブラウザ上からYouTubeやGmail、Googleフォトもブラウザ上から使えるようになります。WonderlinkのSIMも私の使っている場所が都市部でないからなのかも知れませんが、それほど混んでいない時間帯を狙って使えば、YouTubeでもちゃんと見られます。ただしテザリングをやりながらでは難しいので、単体で使う場合に限られるかと思います。

動画がそこそこ動くということがわかったので、新たにAbemaTVとFRESH!も導入してみました。これらのアプリはログインしなくてもネット放送が見られるので重宝しますが、多少止まったりすることはありますが、まるでガラケーでワンセグを見るように使うことがLTE回線でもSIMを選べば十分にできると思います。ただ、使い過ぎると規制が待っているかも知れませんので、使い過ぎには気を付けながら必要に応じて使おうと思います。

動画が大丈夫なので、radikoもらじる★らじるも、音楽ストリーミングサービス全般もWonderlinkのSIMで問題なく使えています。ただし一つだけ注意点があります。

というのも、SH-01Jにはイヤホン端子がなく、さらに物理的なボリュームキーもありませんので、radikoなど画面を操作してから別のアプリを改めて起動するようにするなどめんどくさい部分もありますが、何とか対応可能です。さらに、イヤホンジャックのない端末でイヤホンを使うための変換アダプターは今のところ100円ショップでも売っていますので、今使う気がなくてもとりあえず買っておき、小型のヘッドホンと一緒に持ち歩いていると役に立つ時は必ずあると思います。

今回のバージョンアップは、特にMVNOのSIMを安く使っている人にとっては、私のように動画閲覧でも使えそうな無制限系のSIMか、20GB以上のデータ通信SIMを今までモバイルルーターで使ってきた方にとってはほとんどモバイルルーターと同じくらいの本体の大きさのガラホで代用できるという点で、さらに格安SIMのデータ通信プランを使いこなすことができるアイテムになり得るので、今後の活躍が楽しみです。

ちなみに今までSH-01Jの中に入れていた通話専用SIMは、アプリを全て消して軽くした3GガラホのF-05Gに入れ替えて使うことにしました。今後もモバイルルーター兼小型のキーボード付き端末となったSH-01Jの活用法については模索していく予定にしておりますので、何か面白い事がありましたらおいおい紹介していきたいと思っています。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01Jその12 ソフトウェア更新でテザリング可?

4月1日更新の内容にこうした情報関係のものはふさわしくないかも知れません。大手企業ですら4月1日だけは事実と違う事をネタとして書く「エイプリルフール」のお遊びを行なうことが少なくないからです。ただこの情報は先月中に入ってきていたもので、間違いはありません。ただしこの情報には続報がありますのでそれについても紹介します。

日付的には3月30日にあった機能バージョンアップのお知らせというのがそれで、今回のアップデートによって以下の機能が新たに使えるようになるとのことです。

・代理応答(迷惑電話対策)に対応
・テザリングに対応

さらに、バーコードリーダー使用時、電話帳の登録が正常に動作しない場合があった事が今回のバージョンアップで解消されるとのことです。もちろん、細かな修正は加えられているとのことですが、大規模な変化というのは以上の通りです。

この中で、やはり多くの方に興味が持たれるのは「テザリング」でしょう。ニュースサイトではWi-Fiのテザリングとだけ書かれていますが、USBテザリングやBluetoothテザリングはどうかによっても使い勝手は違ってくるでしょう。というのも、私が今パソコンをネットに接続するために使っているのが、モバイルルーターをUSBやBluetoothで接続しているからです。

もし、テザリングがMVNOのSIMでもできるようになれば、今までモバイルルーターでやってきたことをSH-01Jでできるようになり、さらにモバイルルーターと違って単体でもネット接続できるので、荷物が減るだけでなく利便性も増えます。ネット口コミで先行のアップデータでバージョンアップできた方が、Wi-FiだけでなくUSBやBluetoothでのテザリングのチェックもあるという情報を書き込んでいるので、大いに個人的に期待しているのですが。

ただ、3月30日に始まったアップデートは、うまくアップデートできない不具合がかなり出たのだそうで、現在公開を中止されているのだそうです。いつから再開されるのかはわからないのですが、不具合が修正されればすぐに私も試すことができるので、ここで改めて紹介させていただこうかと思っています。

今後時間が経過して、SH-01Jが中古白ロムで市場に流れるようになった場合、もし格安SIMを使ってのテザリングが可能ということになれば、このテザリング機能に魅力を感じて白ロムでも購入したいと思われる方も出てくるかも知れませんが、その場合注意したいのがビルド番号の確認になります。本体の操作で「メニュー」→「設定」→「その他」→「端末情報」とボタンを押していくと見ることができる「ビルド番号」で、これが「01.00.02」より前の番号になっているとテザリングの機能追加はされていないバージョンになります。

テザリング機能が追加されたのは「01.01.01」以上のバージョンになりますので、店頭で購入する場合は確認が可能かと思いますが、通販で購入したいと思ってこのビルド番号の記載がなかった場合は、安く売られていても他人から通話のできるNTTdocomo契約の通話ができるnanoSIMカード(SH-01JはVoLTE対応なのでLTE回線のカードが必要かも知れません)を借りて自分でバージョンアップできなければ、おいそれと手を出すのは危険かも知れません。

というのも、本体のバージョンアップを行なうのに、ドコモの方で入っているSIMを判定しているのかMVNOの格安SIMではバージョンアップが行なえない仕様になっているのです。白ロムをドコモショップに持ち込んでも、契約がなければ断わられるかも知れませんし、何もそうした用意がないまま通話と本体通信しか使えないものを買うというのはあまりおすすめしません。

とにかく、アップデートファイルが再公開された時点で、MVNOのSIMでもテザリングができるのか、もし使えたとしたらその使い勝手がどんなものなのか改めてここで紹介する予定にしております。うまく使えそうなら今使っているモバイルルーターをバックアップ用に回し、SH-01Jをモバイルルーターの代わりとしてメインに使おうかと思っていますが、まずはバージョンアップ後に手持ちの格安SIMを入れてレポートをお伝えできるように、改良版バージョンアップが来るのを期待します。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


シャープ ドコモSH-01J その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方

現在、私の手元には3G回線用のガラホF-05GとSH-06GとともにこのVoLTEでの通話が可能なガラホSH-01Jと3台のガラホがあります。これらの端末はどれもnanoSIMが入るのでドコモ契約のSIMならどの端末でも入れ替えて使え、3G回線をサポートしているMVNOのデータSIMカードならどのガラホでも使えます。ただしLTEしかサポートしないMVNOのデータSIMはF-05GとSH-06Gの3G専用端末では使えないのでその点には注意が必要ですが、今自分が持っているSIMをガラホのどれに入れればいいのかというのは色々悩んだ結果、今はSH-01Jには、VoLTEも使えるLTE回線で通話できるデータ契約なしのSIMを入れる事で一応落ち着いています。

というわけで、SH-01Jに入れているのは当初契約した通話専用のLTEプランのカケホーダイプラン(24時間)の付いたSIMにしているのですが、当初機能も多いガラホに通話だけにしか使えないSIMを入れてもしょうがないだろうと考えていたのですが、今になってみるとこれはこれで入れるメリットが見えてきたので今回はそうした事について紹介しようと思います。

まず、この3台のドコモ発売のガラホは当然ながらデータ専用SIMを入れて使うことは考えられていないと思いますが、データ通信SIMを入れて使う場合、SMSオプションのないプランのSIMを入れるとセルスタンバイ問題が3Gの2機種では発生します。アプリを入れて一日使う分くらいなら十分に使えるだけ電池は持つのですが、何も使っていなくても徐々に電池が減っていくことにはなります。これは、他の3GガラホにSMSオプションの付いていない「0SIM」を入れて比べてみると、メニューの電池のところで「セルスタンバイ」が96%を占めていることからも明らかです。

逆に、通話専用のSIMを入れたSH-01Jは使わなければほとんど電池を消費しません。この辺はデータ通信自体ができないSIMを入れていることにより、AndroidOSが入っているガラホでもバックグラウンド通信ができないことが影響しているようです。

SH-01JはBluetoothやWi-Fiでもテザリングの子機としてインターネットに接続できる機能が付いているのですが、別にスマホを持っていれば、私のように強引にインストール出来ないはずのアプリを入れて使おうとでも思わなければ、通話以外の機能はほとんど使うことはないでしょう。しかし、何らかの理由によって気付いたらスマホの電池が0%になってしまうようなトラブルも、長くモバイルで利用する中には全くないわけでもないのです。

電池がすっからかんになるとセカンドバッテリーを持っていたとしても使えるようになるまでにはある程度は充電をしなければなりませんので、そうした緊急時にSIMを入れ替えたり、外部の機器と接続したり公衆Wi-Fiを利用してテザリングしてガラホを使ったりすることで何とか緊急連絡をしたり情報を入手することができるようになることは覚えておいて損はないでしょう。

そんな事を考えながら、通話専用のSIMをガラホに入れて使うための具体的な方法を考えます。まずは、通話よりもデータ通信がしたいという状況に備え、いつでも併用しているスマホに入っているSIMを入れ替えて使えるように、スマホで使っているMVNOのSIMを入れ替えた時にガラホ自体で接続するための設定はやっておき、新たなAPN設定をガラホにも作っておきます。さらに、いつもスマホで使っているアプリも事前にガラホに入れておき、使えるようにしてあります。

アプリを試しに使うことについては、Wi-Fiの使えるSH-01Jにおいて自宅にWi-Fi環境があればデータ通信が必要なアプリであってもWi-Fiに接続すればすぐにネット接続は利用できますので動作確認は容易です。さらに、外出先であっても様々な無料で使えるWi-Fiサービスが存在するので、ガラホ単体で外に飛んでいる無料Wi-Fiを使ってネット利用がしやすいような設定も合わせて行ないます。

元々は日本を訪れる外国人用のアプリとして開発されたものですが、日本在住の人にも使えるアプリがあります。日本国内にある様々な無料Wi-Fiに自動的に接続することをサポートしてくれる「Japan Wi-Fi」というアプリがそれです。このアプリは頻繁にアップデートを繰り返しているので、お出掛け前にアプリを起動し、アップデートの存在を確認し、さらに自分の使いやすいログイン方法でログインしておくことで使えるようになります。なお、ログインの効果はずっと保たれるわけでなく、90日間アプリからログインしてWi-Fiを利用しなかった場合ログイン情報はクリアされるので、改めてログインし直す必要があります。しかしまめに外でもこのアプリを使っていれば、いざという時にも慌てずにスマホからテザリングするよりもスムーズに高速なインターネットができるようになります(なお、この話はWi-Fiを搭載しているSH-01Jでの場合で、SH-06Gの場合はWi-Fiが使えないので、外でのネット環境はスマホやモバイルルーターからのBluetoothテザリングに頼ることになります。)。

また、公衆Wi-Fiのような外でのデータ通信が使えなくても単体で動作するアプリを入れておくこともいざという時には役立ちます。無料で使えるカーナビアプリの中で、トヨタが提供する「TCスマホナビ」は一度表示した地図は2ヶ月間キャッシュとしてストレージ内に保存し、オフラインでも車・徒歩でのナビを利用できるので、事前に利用したい場所へ行った際にアプリをネットに接続した状態で起動し周辺の地図を表示しておけば、ネット通信を切った状態でもナビが使えるようにすることもできます。

いざという時に利用することを想定するならば、駅前からよく行くお店や場所については、駅に着いた時点でSH-01JやSH-06Gをネット接続して地図をダウンロードし、目的地についてはネットが接続しているうちに検索し、目的地を直接アプリに登録しておくとネットが使えない時にも簡単に目的地設定をしてナビが機能するのでおすすめです。同時に自宅も事前登録しておけば、いざという時に徒歩で自宅まで帰らなければならなくなっても、それまでに多くの地点で地図をダウンロードしておけば最新の地図はガラホの中に一時ファイルの中に蓄積されるので、徒歩でのナビとして十分機能させることもできるでしょう。

このように、ネットを使わずに利用できるアプリや、GPSのみで使えるアプリをガラホに入れておき、日頃から使い慣れておくということは、災害時にネットが使えない時に応用が効くと思いますので、通話のみしか使えないSIMをガラホに入れた状態で、どのアプリが使えるのかと考えてアプリ選びをするのも面白いと思います。そう考えるとガラホの中でもBluetoothしか使えないSH-06Gよりも、Wi-Fiによるネット接続も使えるSH-01Jの可能性というのは、今後さらに大きくなると言えるのではないでしょうか。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを