防災関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

防災に関する新たな話題や、画期的な新製品の紹介などをこちらで行ないます。

車の避難場所も事前確保の上で告知を

たまたまぼおっとテレビを見ていたら、地域のニュースの中で興味深い内容を報じていました。どこの市なのか失念したのですが、市が地元の金融機関の駐車場に災害時に仮設トイレを設置する事をお願いしていたのですが、それに加えて避難した車がその場に留まれるように(状況によっては車中泊をその場ですることも意識しながら)駐車場を開放する事についても話を付けたというのです。

通常、災害時には避難所を開放し、そこへの避難が前提になっていますが、最近はキャンピングカーやフラットになる車を持っていて車中泊による旅をする人も少なくありませんし、避難所に多くの人を詰め込むわけにも新型コロナ騒動の中では難しいと思いますので、こうした試みも十分にありだろうと思います。こうしたことは、私のいる静岡県だけに関わらず、多くの自治体で同じような試みは行なわれているようです。

もちろん、普通の車でシートを倒さない状態で家族全員が寝るような事は、エコノミークラス症候群からの血栓を発生させる危険がありますので、どんな車でもそこで車中泊して良いというわけにはいかないでしょうが、新型コロナウイルスの対策として用意した避難所が密にならないよう、自分の装備だけで避難できる車中泊環境が整った車を持っている人がいるなら、あえてその人たちを避難所に誘導するよりも、安心して避難しながら車中泊を行なえる場所を提供するのもありではないかと個人的には思います。

災害といっても水災や地震などによっても状況は変わりますし、もしテレビのデータ放送などで避難所とともに車で避難できそこにしばらく安全にとどまることができる場所を提示してくれるなら、早めの避難も可能になるでしょう。普通の人にはなかなかハザードマップの情報に基づいて正確に早く車で避難することは難しいと思いますので、安全に留まれそうな場所に建物がなくても、その場を避難場所として車中泊用にという事も考えていただけると有難いものだと思うのですが。

私の住んでいるところは本格的に南海トラフ地震の被害想定が立っている所なので、大雨の水害の想定だけでなく、津波による冠水地域からいかに逃げるか、余裕があれば車と一緒に避難したいところなので、事前に車中泊のできる避難用の駐車場所を行政の方で確保してくれていると、避難した先の生活がかなり変わってくるので、私の地元もこんな形で車中泊場所を提供し、さらにその場所が事前にわかっていれば(防災マップやインターネット、テレビのデータ放送での告知があれば事前に把握可能なので)、そういった整備を望みたいですが、もしそれが無理なようなら安全に避難できる場所を自分で探すしかないですね。広くて標高が高い場所が近所にないか、ということも考えて自分なりの避難場所を見つけることも大切ではないかなと感じます。


ドイツでは新型コロナウイルスの感染症対策反対運動が起こっているが

個人の自由について人々が意見を言う姿というのは、なかなか日本ではできないと欧米でのデモを映し出すテレビニュースにはある種の憧れを持っていたこともあるのですが、先だって飛びこんできたドイツ・ベルリン発のデモのニュースは新型コロナウイルスのドイツ政府が行なう感染対策に反対するというものでした。

一部のマスコミがこのニュースを報じる際に「反マスク運動」とし、「個人の自由だからマスクの着用の強要されない」とデモの参加者がインタビューに答えていたことは一部では確かではあるものの、デモに集まった人々の運動の目的はそれだけではないことはきちんと理解しておきたいものです。具体的には個人の行動について、家や地域からの移動を政府に規制される状況になっている点も、これだけ多くの人が抗議のために集まっている理由にはなるでしょう。

さらに、集まっている人の中にはそれだけではなく、元々新型コロナウイルスなど存在しないという「陰謀論」を唱え、政府批判のために集まっている人たちや、ワクチン接種不要論を唱え、あえてウィルスに感染して抗体を多くの人たちが持った方が流行がおさまっていくと考えている人もいたりなど、強制的な政府の対策について良いとは思っていないながら、集会に集まっている人の考え方は千差万別ではないかと思います。

それでなくてもドイツには強制的に人々が行動の自由を奪われたナチス・ドイツが政権を担った時の記憶があり、いかなる場合でも個人の行動の自由は保証されなければならないという考えというのは決して間違っているとは思いません。ただ、一部の政府の政策に反対している人たちが、今後その象徴として「マスク」を利用するようなことがあると、今度はマスクをして外出している人に非難が集まるという状況も起きてくるかも知れず、そうなったらそうなったで、マスクをする自由が侵される危険性が出てきます。

このような報道を見て、一部の自由であろうとする理念には感服するものの、私自身はあえて自分の身を危険にさらして集会に出るかというと、そこまでの覚悟はないですね。自分ももしかかったとして、軽症で済めば体内に抗体もできるかも知れず、その後の行動も変わってくるかと思いますが、かかっていきなり重症化してしまったらそれ以前の行動は後悔してもし切れないのではと思います。年令によって重症になるか否かはまだはっきりした根拠があるわけではなく、若いから大丈夫とも言い切れません。マスク云々は別にして、自分および家族がいかにして感染しないような生活をしていくかということが大事だと思っています。

今後、こうしたデモはヨーロッパ全体に広がっていくのではないかとする見方もありますが、たとえ手作りの布マスクでも、自分から飛沫を拡散させない効果はマスクを付けていない場合よりはあるという分析結果が出てきたりしているので、日本国内においてこれからは別に政府に言われなくても(というか一部の方は政府を信頼しきれていない方も多いので)、自らの意志でマスクを着け続ける日本と、マスク着用は個人の自由だとして一部ではマスクの着用を拒否する人が増えることも考えられる欧米との差は、これから秋になり冬になっていく中でどう変わっていくのか、継続しての検証が必要になるでしょう。

もちろん日本でもこのまま自粛だけしていては生活自体が成り立たなくなってしまうわけで、最低限の外出も必要にはなってくるでしょうが、個人的にはあまり風評に惑わされず、感染症についての確かな事がわかるまでは外出を控えマスク着用での生活は続けたいと思っています。秋になる前にしっかりと感染対策の行動を考え、自らの無意識な行動で感染症を引き込まないように注意しましょう。


最近のマスク事情とマスコミの影響

インターネットのメディアはそれなりに影響があるものの、ネットでの発信をテレビが増幅させることで人々の消費行動はおかしなことになってしまいます。大阪府知事の吉村洋文氏がうがい薬の「イソジン」に新型コロナウイルスへの効果を発表し、大阪読売テレビの「ミヤネ屋」がその内容を報道したことにより、全国の薬局でイソジンを求める人が殺到し通常の業務に支障をきたすようなところもあるようです。

私がこの騒動を知ったのは、とある薬局勤務の方が発信したツイッターを見たからですが、お客さんの中にはかなり高圧的に詰め寄る人もいるようで、現場の混乱はかなりあるようです。まさに、少し前のマスクの争奪戦を彷彿とさせるのですが、そんな中で引っ越しの中で半ば忘れていた購入抽せんに応募したマスクがあることを思い出しました。

それは、日本発のアウトドアブランドとしてかなりの影響力を持つ「モンベル」の作ったマスクで、前回初めて販売した時に申し込みをしたところ見事にハズレまして(^^;)、別のマスクを探すことになったのですが、今回は時期的なものもありますが、夏用に生地を薄くしたりしているということで、ダメ元で抽せんに参加してみようとホームページから申し込んでいたのでした。

実は一昨日に抽せん結果のメールが来ていて、何とどのくらいの倍率があったのかは知りませんが、見事に当せんし(?)、注文する権利を得ることができたのでした。価格は一枚980円(税抜)と普通のマスクと比べるとかなり高額ですが、実はこの価格の中には同社が行なっているアウトドア義援隊の支援活動費用として活用されることが表明されているので、今年も多くの災害がある中で、いくらかでも支援できるので、今回当せんしたことで直接モンベルの災害支援に寄与できるというところもあるということで、2枚分を購入できるはこびとなりました。

ただ、この話には続きがあります。それは注文を終えてその確認メールが来たことでわかったのですが、実際は抽せんに外れていたようで、モンベルでは外れた人にもマスクを届けるために二段階の販売を考えていたようです。当せんした人には国内で作られたマスクが夏中に届くのだそうですが、私のように外れた人にもその後の何と10月下旬に、ベトナム工場で作られ発送される分の購入ができるというものでした(^^;)。つまり、この夏は夏用であるにも関わらずモンベルのマスクは使えないということになりますね。この内容は後からメールで届いたので、一度注文した人でもキャンセルを受け付けるなどネットではちょっとした騒動になっていますが、せっかくモンベルが抽せんに漏れた自分にも作ってくれるということで、注文はキープすることにしました。

ただ、こうした一連の流れの中で良かったことは、頭の中が引っ越しモードからマスクに関することに切り替わったことです。そこで急に思い出したのが、発売開始時に最初に紹介したイソジン以上のパニックになったユニクロのエアリズムマスクはどうなったのかということでした。

テレビでの報道がないということは、ある程度は人々の熱気は冷めているということなので、ユニクロのオンラインストアで調べてみたところ3枚一組980円(税抜)とこちらはモンベルと比べても安いエアリズムマスクは何と在庫があり、一人最大2パック(つまり6枚)まで購入が可能になっていました。どうせモンベルのマスクは夏には間に合わないし、それなら夏用でなくてもユニクロのマスクを先行して使ってもいいかなと思ったわけです。

もしかしたら実店舗に行っても買えるのかも知れませんが、幸いにも紙マスクは潤沢にあり、来週中には届くようで、オンラインストアで注文して近くの店舗受取にすれば送料はかからないし、密でない時に受け取りに行けばいいので、とりあえず1セット購入してみました。ユニクロの方は夏用ではないので、今後はモンベルのマスクに不織布などのフィルターを付けて使うのをメインにしつつ、洗い替え用途でユニクロのマスクを使い、やみくもに新たなマスクを追い掛けないようにしながら今後の新型コロナウイルスの流行に備えようと思います。

あと、イソジンでのうがいが無理なら、個人的にはお茶でうがいをするというのも(普通に飲むだけでも)ケアの方法としては間違いではないと思います。さすがにお茶は人々がいくら殺到しても十分な在庫がありますし、ジュース類と違って糖分の摂りすぎということもありません。改めてテレビの影響力を目の当たりにした今、テレビの情報というのは本当に正しいのかということも考え、人々が殺到している現場には近寄らないことをおすすめします。


緊急地震速報はテレビ・ラジオと連動で

昨日の朝9時過ぎにテレビを見ていたら、突然の異音がテレビだけでなくスマホからも流れてきました。いわゆる「緊急地震速報」の警告です。さらに、スマホの警報が鳴ったことから明らかだったのは、大きな地震が私がいまいる場所にも起こる可能性があるということで、テレビの画面でも、震源は千葉県ではあったものの、静岡県でも大きな地震が来るということで身構えていましたが、いっこうに揺れを感じることはありませんでした。

たまたま番組はテレビ朝日系列の「モーニングショー」でしたが、番組MCの羽鳥慎一アナウンサーは一向に地震の情報が流れてこないことおよび、緊急地震速報が出てから10分以上の時間が経っても、気象庁の方から緊急地震速報の取り消しの情報はないため、一応大きな地震が来る可能性に言及しながら、今回の緊急地震速報は全くの空振りだった可能性にも話を持っていっていました。

結果的には気象庁が実際には注意を促した地域には全く揺れがなかったことについてコメントを出し、本当に空振りだったことがわかりました。何も起こらないことについては、個人的には気象庁は非難されるようなところではなく、やはり危ういと思ったら空振りに終わっても警報は出して欲しいと思います。
今回はテレビを見ている中で緊急地震速報が来たので、一連の流れを受けて冷静に状況の推移を確認することができました。しかし、そうでない状況でスマホの警報が鳴り、その後に別の問題が起こった場合、自分自身冷静でいられるのか? ということも考えてみました。というのも今回の緊急地震速報が呼び水となって別なトラブルが東京都内で起こっていたのです。

都営大江戸線では緊急地震速報を受けて一時的に運転を休止しましたが、その後システムのトラブルで復旧まで一時間半もかかったそうです。実際にその時に大江戸線の地下鉄に乗っていた方は、さすがに緊急地震速報の誤報を恨んだでしょうが、問題なのは緊急地震情報と地下鉄が長い間止まっていることを関連付けてパニックになってしまわないかということです。

私自身、電車に乗っている時に緊急地震速報を受けてスマホが鳴り、電車がストップした時に乗り合わせた経験があり、その様子はこのブログでも紹介したのですが、その時には地震情報をスマホのニュースで確認した上、車内アナウンスで列車の運行状況を確認しながら終始冷静に対応できましたが、今回のような「何も起こらない」状況の中では情報自体が入ってこないので、自分でもどうなったかはわかりません。

ただ、今回はテレビを見ている中で、どうやら「緊急地震速報が空振りくさい」ということを確認することができるので、ネットから思うような情報を得ることができなかった場合には、別の方法が必要ではないかと思えました。
具体的には、現状で唯一地上波の放送をリアルタイムで流している「NHK+」アプリでNHK総合の同時配信を見て刻一刻変わっていく状況を確認したり、radikoで地元ラジオ局の放送を聴いて、情報集収に務めるということも併用して、刻一刻変わる状況を適切に把握するようなやり方も考えておいた方がいいかなという感じがします。そのため、イヤホンをスマホにつないで(ワイヤレスでもいいですが)画面と音声を一緒に見て正しい情報を早く入手し、自分の行動をどうするべきかを考えるようにするのが今のところいいのではないかと思えます。ただ、そんな経験はあまりしたくないものですが。


改めて県をまたいだ移動について考える

一昨日からの大雨は、特に熊本県や鹿児島県の洪水被害、さらに静岡県でも伊豆地方の土砂災害が大きく、大きな災害となってしまいました。例年梅雨の終盤の時期になると前線が停滞し、局地的な豪雨が続くということはここ数年の状況を見れば、日本のどこかで起こり得るということは十分に予想できました。

熊本県人吉市ではかなりの地域が水没してしまっているようで、住宅が冠水したところでは、しばらく避難所での生活を余儀なくされる人が多く出ることが考えられます。この避難所の生活というのは通常時なら多少の辛抱をしつつ過ごすということになるのですが、今年の状況はちょっと変わってきています。

東京では新型コロナウィルス陽性患者がいきなり増加しましたが、その前から県をまたいでの行き来をすることに関しての表向きの規制(というか来るなというプレッシャー)は少なくなり、国内の大型レジャーランドも次々と再開するようになってきました。

ちなみに、私が一昨年にインフルエンザにかかったのは、東京ディズニーランドでインフルエンザをもらってきた職場の人から伝染してかかったのですが(^^;)、人が多く集まるところで知らないうちに感染し、今回大きな水災の被害を受けた地域に里帰りした人がいたら、どこかの避難所に入ったことで避難所全体の人が新型コロナウィルス感染の危険に陥るようなことがもし起こったらと思うと、心配でなりません。

できれば避難所に入る際に地元民なのか旅行で来たのか里帰りなのかの確認はするとは思いますが、全ての避難所でそんな事ができるのかはわかりません。避難所で検査なんてことも難しいでしょう。避難所は水災を避けるためのものなのですが、見えない脅威に対応する前に、今目前にある脅威を何とかしないとという部分が多分にあるので、完全に新型コロナウィルス感染対策がされない状況も十分に考えられます。

避難所に入らないで自分の車で車中泊をしながら避難生活をする場合にはそれなりの用意(手足を伸ばして寝られるような車内環境の整備など)が必要になりますし、今回の大雨の被害対応はその点でも大変に難しいということは言えると思います。また車の中での避難というのは、建物の中に比べると危険な部分もあり、車中泊よりも避難所に入った方が危険を回避できるケースもありますので、その点も十分に考慮していただきたいです。

今月のお盆に里帰りを計画されている方もいるかと思いますが、個人的には、検査で陰性がわかっているとか、抗体があることがわかっているとか確実なものを持っている人を除いては、少なくとも長雨による水害や土砂災害の危険があると思える梅雨明けまでは、特にここ数年大きな被害が出ている地域にご実家がある方については、里帰りは伸ばして災害と感染のダブルパンチになることを避けるようにすべきでしょう。

今回の水害が起こってから書くのもずるいと思われるかも知れませんが、感染症対策は経済との関係でなかなか今までのように自粛を共用することは難しいと思いつつ、大雨が降るということがわかっている中、なぜ行政(国だけでなく地方も)は「来るなら梅雨明け後に」というようなアナウンスができなかったのかという風にも考えてしまいます。今後については、実際に大きな災害が起こってしまっただけに、せめてこれから開く避難所についてはきちんと感染症対策を行なって欲しいですし、外からの援助も必要になってくると思います。


接触確認アプリ「COCOA」の追加報道と行政の姿勢

前回、厚生労働省が配布した接触確認アプリ「COCOA」について、入れないより入れた方が良いと思い、このブログで紹介しました。しかしその後、このアプリの挙動について、多くの人が不審を拭えない状況があることが後追い報道でわかってきました。ここでは、その内容を紹介するとともに、改めて私たちはどうすればいいのかという事について考えてみたいと思います。

このアプリの仕組みは、Bluetoothを使って自分のスマホと、アプリをインストールしてBluetooth通信をONにした誰かのスマホが15分以上、1mの範囲内にあり続けていた時にその内容が通知され、その相手がもし新型コロナウィルスに感染してしまった場合、スマホにデータが登録されてから14日以内であれば「濃厚接触の疑いあり」ということで通知が届く仕組みになっています。

前回書いた時には、自分の中で濃厚接触の疑いがあるという通知を受ければ、すぐにPCR検査が受けられるだろうと思っていたのですが、後追いでの報道によると、必ずしも検査が受けられるわけではないことがわかったのです。

報道の内容によると、濃厚接触の疑いがあると通知を受けた場合、改めてアプリからの質問に答えるようになるそうです。そこで「具体的な症状がある」と答えれば検査を案内されるのですが、「具体的な症状がない」と答え、さらに「身近に感染者・感染を疑われる人がいない」と答えると、基本的には検査を促されず「14日間は体調の変化に気を付けて下さい」というメッセージが返ってくるだけなのだそうです。

新型コロナウィルスに関する情報として、表面上は感染しているように見えなくても、実は感染しているケースもあったと聞きます。これだと、検査を受けるためには、正直に質問に答えないで、自分もしくは周辺の人が感染を疑う症状があるという風に申告しなければならなくなります。ただ、その場合、自分の詳しい症状や、周辺の人とは具体的に誰なのかを細かく説明しなければならないでしょう。これはもしかすると、お金を掛けずに感染を疑われる人を自粛させてしまおうという魂胆が最初からあったのかと逆に行政を疑ってしまいたくもなります。

自宅に籠もるにしても、学校はともかく仕事をしている場合には、アプリから通知が来た時点ではあくまで感染の疑いがあるだけで、陽性とも陰性とも言えません。なまじアプリが個人情報を取るものではないために、もしこのアプリの通知をもとにして仕事を休むためには、単にスマホの画面を見せただけではどうにもならないでしょう。それこそ職場の方で事前にアプリを入れたスマホの型番を記録し、毎日アプリからの通知の有無を確認するようなことをしなければ、本人が持っているスマホであるということすらも確認できないでしょう。さらにその際には自宅に籠もると家族に感染させてしまう恐れがあるなら、自費でホテルの手配をしなければならないのか、地元の行政からホテルを提供してもらえるのかもわかりません。結果、色々めんどくさいからと症状がない場合にそのままの日常生活を送ってしまう人がかなりの割合で出てくるのではないかとすら思えます。

また、その人のアプリ上でも「陽性」の記録がされないわけですから、もしそのスマホの近くに15分以上居続けたアプリを入れたスマホを持っている人のところに通知は届かないわけです。普通にアプリを運用すれば防げるものを、逃してしまうケースが今後増えることが予想されることにもなるでしょう。

だからといって、アプリの機能的には自分一人ではわからない危険を知らせてくれる機能は付いています。入れるか入れないかということで言えば、入れた方がいいと個人的には思いますが、たとえ政府が言うように人口の6割の人がアプリを導入したとしても、かなりの割合で危険を通知してくれないアプリであるという評価には変わりはなく、気休め的に入れておき、アプリを起動させた時に出てくる「アマビエ」のイラストを見て和もうくらいのものだと思った方がいいのかも知れませんね。

そういう意味において、現在は県境をまたいだ移動について解禁されてはいますが、移動中にどんな人に出くわすかはわかりませんし、アプリの検出度に信頼が持てないということになると、自ら他人との接触を断つという選択しか現状では考えられません。ワクチンの予防接種ができるのは今年中では無理でしょうし、症状がない状態ではなかなか抗体検査もできない状況では、できるなら不要不急の外出をしないようにするしかないでしょうね。

満員電車で通勤・通学をされている方は本当に大変だと思いますが、まずはこの「COCOA」アプリの運用について、疑わしきは検査という方向転換をするか(一部の自治体では検査すると表明しているところもあるそうです)、それともアプリの提供自体を止めるかしないと、アプリで通知を受けた人からの問い合わせで、現場は混乱するばかりではないでしょうか。


接触確認アプリ「COCOA」は入れた方が良いか

日本の厚生労働省が提供を開始した新型コロナウイルス拡散の対策になるスマホアプリ「COCOA」を手持地のスマホOPPO Reno Aにインストールしてみました。ちなみに、動作するスマホはiPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上ということで、古いスマホでは利用できないというのが、今後の状況に向けて気になるところですが改めてこのアプリで何かでき、なぜ入れておいた方がいいのかという点について考えてみたいと思います。

多くの方はこの種のアプリを使うと、自分の行動全てが政府によって監視され、何かあった場合にその時点にさかのぼって自分の行動を正されたりするのではないか? というところにあるのだろうと思います。実際、単なるゲームやユーティリティアプリを装い、個人情報や利用者の行動をカメラをハッキングして監視するようなことも可能なんてことも言われています。

海外ではこうした接触確認アプリにGPSを使うようなものもありましたが、日本の「COCOA」はGPSを使わず、さらにアプリを利用するにあたって実際に自分が感染しなければ個人情報を登録する必要もないという点で、個人情報の流出にナーバスな人の共感も呼べるように考えられています。

では、実際どうやって感染の危険性を通知するかというと、今回の新型コロナウィルスの特性を使い、半径1メートル以内に人と人(双方の人がスマホを手元に置いている場合)が近づいた状態が15分以上続いた場合、スマホのBluetooth機能を使って通信していたそれぞれのスマホが、「同じスマホ(当然そのスマホを使っている人)と半径1メートル以内に近づいた状態でしばらく同席していた」ことを記録します。その際に、個人情報が入ったものが行くわけではありません、届いた接触情報も、単に自分のスマホの1メートル以内に15分以上置かれた誰かのスマホがあるということを記録するだけです。

その記録は端末に14日間残るようになっていて、もし自分が新型コロナウィルスに感染したことがわかった場合、アプリから感染者に発行される処理番号を入れて登録すると、自分が過去14日間に濃厚接触した相手のスマホに通知を送り、アプリからも接触者の中で陽性反応を示した人がいたかを確認することができます。

国民の6割がこのアプリを起動させた状態で常に持ち歩いていれば、早めの検査が可能になり(当然政府の作ったシステムですので、アプリの内容を保健所で確認してもらえば、すぐに検査は受けられるでしょう)、自分が感染を広めるのを未然に防ぐことができるようになります。

ただ、まだ古いスマホを使い続けている人はそれなりにいると思いますし、良くわからないアプリを自分のスマホに入れることに抵抗がある方もいるでしょう。そもそも、こんなアプリがあるということを知らない人もいると思うので、単に政府が周知するだけではだめで、学校や企業、役所の職員などが率先して入れ、その家族にまで広げることが今年の秋くらいまでにできるかどうかというのが一つのポイントになっていくでしょう。

一つの問題として、情報の内部流出を防ぐため、特定の職場ではカメラ付きのスマホを職場に持ちこまないルールが徹底している所があります。もし新型コロナウィルスの拡散を防ぐことを第一に考えるなら、アプリ対応のスマホを持っている人については、アプリインストールの上、仕事中にはスマホを常に手元に置くことを徹底した方がいい職場もあるのではないかと思います。仕事中、会う人が決まっている工場などでは必要ないと思いますが、外から不特定多数の人がやってくる仕事の環境にある職場では、「利用はせずとも置いておく」という形で、アプリの有効活用を図るべきではないかと思うのです。

もし、このブログを読んでくれている人の中で、今までこうしたアプリがあることを知らなかった方がいらっしゃったら、まずはApp Store(iPhone利用の方)、Google Play(Android利用の方)から「Cocoa」で検索すれば、自分の持っているスマホでアプリがインストールできる場合にはちゃんと検索されて出てきます。そこでの説明を読んで納得された上でインストールするなり無視するなり、ご自身の考えで決めていただければと思います。

先日から県をまたいでの移動についての制限がなくなりました。これによって、引きこもっている人がちょっと買い物や食事に出ただけでも、感染している人と例えばレストランで近くに座ってしばらく同じ場所で過ごすことで、飛沫感染をしてしまう危険性というものも出てきたように思います。まだ大がかりな抗体検査や感染の有無を調べるPCR検査、さらにはワクチン接種のどれもできない状態であるので、マスクを付けての外出に加えてこうしたアプリの活用について考えてみることが大事ではないかと思います。

もちろん、旅行を計画している方にとってもアプリの導入は必要なものと考えます。自分が感染源になっていることを少なくともアプリをインストールしている人に知らせることができますし、移動が多い中でもしかしてアプリを使っている人が後から陽性であることがわかり、アプリから登録することがあったら、状況によっては感染しても発症していない状態で検査や治療が受けられるようになり、家族も同時に調べてもらえます。スマホの通知を見せることで、一見健康そうに見えても検査してもらえるという安心感があるというだけでも、私はアプリ導入のメリットは有ると思えるのですが。


渋滞まで引き起こす? エアリズムマスクの浸透度

昨日は、朝からずっと雨だったこともあって、車での移動をしていたのですが、週末の金曜日とは言え、お昼前の道が週末並みに渋滞になっている箇所があり、なぜウィークデーから車が混むのか、昨日から県境またぎが許されるようになったので県外から多く車でやってきているのかなと思ったのですが、実はそうではなく、一つの理由があることがわかりました。

というのも、渋滞していたあの道この道の共通点を考えてみると、大型ショッピングモールでもユニクロが入っているお店であり、ユニクロの単発店に至る道はもはや近くの道から渋滞が起きていました。無謀にも反対車線から強引に入って行こうとして右折できず、反対車線もその車のおかげで大渋滞になっていたりと、かなりすごいことになっていました。

これはもしかしたら、あれらの車はみんな(とはいかないかも知れませんが)、エアリズムマスクを買うために押し寄せているのか? と思って、スマホのユニクロ公式アプリからマスク販売のところに行こうとしたら、まずログイン自体ができず、ようやくつながったと思ってもマスク売場にはまったくたどり着くことができませんでした。

それから自宅に戻って改めてパソコンのブラウザから公式ストアにログインしてマスク売場に行こうと頑張ったものの全くつながる気配はなく、しばらくは売切になったのかまだ材庫があるのかもわからない状態だったので、私と同じことをやる人がさらに増えたことによってさらに繋がりにくくなっているのかわからないまま、しばらくはチャレンジしてみましたが結局だめでした。その後、公式サイトからは当日の13時半にはオンラインストア分が完売とのお知らせがすでに入ってきます。しかし、発売当日のネット上での騒動はある程度想定内でしたし(まさか実店鋪におし寄せる人があれほどいるとは思いませんでしたが)、それなりに今後は安定供給もされると思いますので、多少他の夏マスクの報道があれば入手しやすくなる可能性も出てくるのではないかと思います。

ちなみに、昨日からはこれも最初の販売の際には人気が集中してサーバーが飛んでしまったスポーツウェア総合メーカーのMIZUNOの「マウスカバー」について「専用サイトに入ることのできる権利(^^;)」の抽選が行なわれていたので(6月29日午前10時まで)、一応申込みをしておきました。面白いのは過去に紹介したモンベルのように、最初から何枚購入という形で希望を出すのではなく、当選した人がサイトに入り、種類やサイズを決めて一人最大6枚まで購入できるとあり、状況によっては当選しても買えない可能性もあるかわり、ダメ元で申し込んでもそこまで申込者の負担にならないので、ちょっと興味があるくらいの方でも気軽に申し込めるのがいいですね。

ちなみに、この「マウスカバー」は、サイトの説明には「水着や陸上ウエアで採用している伸縮性に優れた肌触りの良いソフトな素材を使用し、フェイスラインを優しく包み込む設計で耳周りの締め付け等のストレスが少なく、飛沫拡散を抑制します」とあり、ユニクロのエアリズムマスクと違ってフィルター効果については書かれていませんが、夏用の飛沫拡散を防止するためには使えるのではないかと思っています。

その他にもネットを見ていくと夏用のマスク販売は色々あり、興味深いものも多いですが、基本的にはここでは多くの人が安心して使え、もし不良品にあたったとしてもアフターサービスが期待できる国内メーカーのものを中心に紹介していこうと思っています。


ユニクロの「エアリズムマスク」の概要と販売方法

先日のヨネックスのマスク購入に門前払いを受けたばかりですが、少しでも夏の暑さから逃れるためのマスクはあった方がいいので、新たなマスクの購入計画を立てています。現在は選ばなければマスク自体の入手は難しくはないですが、安易にネットに出ているマスクを購入しても、思ったような性能でなかったり耐久性がなかったりするかも知れず、今後はこうしたマスクでも淘汰が進んでいくものと思われます。しばらくは、様々なマスクのニュースが出てくると思いますが、あくまで価格と性能のバランスの取れた使いやすいマスクが普通に手に入れられるようになればいいと思います。

そんな状況の中、今週末に実店鋪およびオンラインショップで販売を開始するユニクロの「エアリズムマスク」に期待がかかります。ただ、ホームベージの商品説明とテレビの報道とでは若干ずれがあるような気がし、さらに今後どうやれば手に入れられるのか、多くの需要があると思われるマスク市場の中で、ユニクロのマスクを手に入れるのも大変になってくるだろうと思うので、ここでは現在わかっている範囲での情報をここで紹介させていただきたいと思います。

まず、マスクについての情報ですが、三層構造の布マスクで、洗濯してくり返し再利用が可能なものの、洗濯の回数によってフィルター機能の性能に影響はあるようです。下着と同じように、破れていないからずっと使うというものではないようです。外側は紫外線フィルターの役目をするメッシュ素材、中には花粉などの粒子をカットするフィルターが入っていて、一番中(実際に口や鼻と接する部分)にさらさら感のあるエアリズム素材が使われているそうです。

しっかりとしたフィルターの付いた三層構造のため厳密には「夏用マスク」では必ずしもないということをまずは理解した上で購入するかどうか決める方がいいように思います。夏用の性能を発揮するマスクを欲しい場合は、手に入れるのは難しいかも知れませんがヨネックスなどスポーツ用品メーカーの出す製品を狙った方がいいとは思いますが、肝心の粒子を通さない性能については疑問があるので、その点の考慮は重要になります。

汗をかく状況の中での付け心地はこのユニクロのマスクもいいと思いますが、性能の高いフィルターがあれば多少息苦しくなるかも知れないので、すぐに購入できなかった場合は実際に入手して使った人のレビューを参考にして購入を決めるというのも手です。

良いと思ったのは3枚一組で990円(税別)という高性能っぽい布マスクとしては安く、サイズもL(大人用・ふつう)M(大人用・小さめ)S(子ども(小学生)用)という風に分かれていることです。当面の間は一人各サイズ1点(3枚一組)限りでの限定販売になるようですが、これはしばらくの間は仕方がないでしょう。店舗での販売方法については先着順になるのかどうかはわかりませんが、現在ネットストアでの予約は不可ということで、ネットでは「日中から」の販売で先着順ということになりそうです。

それだとヨネックスのマスクと同じく売り出されたものの瞬殺で手に入らないのではないかと思えますが、今のところユニクロではどんどん再入荷されるとアナウンスしています。ネットニュースで見た、メンズ・ノンノによる取材では、毎週50万パック(150万枚)を継続的に生産する計画で、海外の店舗でも販売する予定だそうです。ユニクロのサイト上にはこの点について気になる記載があります。

『※「再入荷通知」をご登録いただくと、再入荷した際にメールでお知らせします。』

オンラインストアでこの「再入荷通知」を利用すれば、少なくとも再入荷のタイミングを計ることができるようになると思うので、スマホを使って入手のために決まった日時にチェックをしつつ、こまめにサイトをチェックすることで、入手のためのチャレンジはしやすくなるのではと思っています。

もちろん、オンラインショップの再入荷通知を参考にしながら、たまたま店舗を訪れたらたまたま再入荷のマスクが入手できる可能性もあるので、日常生活の中でユニクロの実店鋪を通るようなら、ダメ元で入ってマスクのチェックだけはするような習慣をしばらくはしてみても、かえって購入できる可能性は高くなるのではないかと思います。

当り前ですがもし単期間に複数のエアリズムマスクを入手できるチャンスがあったとしても、他に多くの洗えるマスクを所望する人が存在することを忘れないでいただきたいと思います。時間の経過とともにかなり人々の間にエアリズムマスクが行き渡れば、来年の花粉症対策のマスクとして、普通にお店で購入して使えそうですし、今後エアリズムシリーズの中でも安定して売れるような製品になってくれれば、さらに入手しやすくなるのではないかと期待しています。もちろんユニクロのエアリズムマスクよりも夏用としてふさわしいマスクがあれば、そちらの方についても紹介できるように情報収集は続けたいと思っています。


YONEXのマスク購入に参加したものの

前回、これではほとんどの夏用マスクを欲しいと思っている人が手に入れることは叶わないだろうと予告したYONEXのマスク販売ですが、一応お昼12時にパソコンを開いて待ち、購入にトライをするだけしてみました。

もちろん事前に公式ショップの会員登録を済ませ、事前にホームベージにアクセスしたのですが、まず会員ログインがエラーになって進みません。エラーになったページを再度読み込もうとすると、「混雑していますので時間を置いてアクセスし直して下さい」という混雑時に用意されたであろうメッセージが出てしまうので、ブラウザの「戻る」でいったんログイン画面に戻し、何回かログイン作業を繰り返し、ダメなら戻るを繰り返し、ようやくマスク販売のページに辿り着いたものの、その時にはもう時すでに遅し、SOLD OUT表示に予想していた結果だとは言え、こんな何もできないうちに終わってしまう状況というのは何か納得が行きませんね。

ちなみに、マスクを購入する方法にはもう一つあり、ハガキかWEB上から抽選申し込みをし、当選した人は東京にあるYONEXのヨネックス東京ショールーム、またはヨネックスフィッティングスタジオ秋葉原まで取りに行かねばなりません。地方在住では交通費がかかるということ以前に、県境をまたいでの移動を控えるよう通達が出ているのに、まさかの首都圏在住者に有利な購入方法を提示するというのは、あえて前回はこの購入方法については触れませんでしたが、これだけネット上からの購入が難しい中、実際はマスクなんて売る気がないのかな? さらに東京まで出向くことのできない消費者はどうでもいいのかな? という風に企業が考えているのかもと、私などは思ってしまいます。

昨日は、ようやく自宅にもアベノマスクが届きましたが、今年は本当に「マスク」について翻弄された一年になりました。細かいことと言われればそれまでですが、様々なマスクに恨みが残るような事が多過ぎます。私の場合、たまたまマスクが店頭から消える直前に50枚くらいの不織布マスクをコロナウイルス騒動以前の定価で入手でき、そのますくを消費しながらもご厚意で布マスクをいただいたり、職場で定期的にマスクを支給してもらったりしたので、マスクに法外なお金を払って購入することはなかったのですが、これからの季節は大変です。恐らくこれから数年間は日本国内でほとんどの人が付けて外出する、「生活必需品」となるであろうマスクについて、夏用のマスクとして手に入りやすい価格で、さらに多くの人が納得するような方法で販売を行なってくれる企業から私はマスクを購入するようにして、ここでもその情報をできる限り共有していこうと思っています。