防災関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

防災に関する新たな話題や、画期的な新製品の紹介などをこちらで行ないます。

車中サバイバルキット装備の必要性を考える

2020年の冬は、ずっと暖かい日が続いたものの、急に大雪が降ってしまうという、当該地域についてはスキー場には恵みの雪になったものの、日常生活をしている人からすると集落が孤立したり停電が起きたり、車道で立ち往生するような事例が多発しています。

恐らく、雪国で生活をされている方はタイヤチェーンの装着やスノータイヤへの履き替えをはじめとして、車が埋まらないようなスコップの用意、毛布の用意などまでされているとは思うのですが、暖房については車をアイドリングさせてヒーターを付けるという事でしのいでいるだけの方が多いのではないでしょうか。

それでも、常にガソリンを満タンに入れておけば、何とか立ち往生が解消するまでガソリンが持つかも知れませんが、ガソリンを燃やして走らない電気自動車・ハイブリッド車の場合は、ヒーターを入れることで電池に貯めた電気をかなり消費してしまい、ガソリン車より車内での暖を取り続けるのが難しくなっていくと思います。ただ、ガソリン車であっても、立ち往生が解消した後にちゃんと走ることのできる燃料を確保するためには、車のエンジンを止めても車内で暖かく過ごせるような装備を用意しておくことも考えておいた方がいいでしょう。

具体的には冬用の寝袋の用意など、火を使わなくても暖かく車内で過ごせるようなものを車に載せておくことと、あとは湯わかしのできるバーナー類の用意です。水もペットボトルのものを用意しておけば、お湯を沸かして体の中から温まることができますし、自販機があれば水も買うこともできますので、必要な時にお湯を沸かしてそのお湯を温かいままキープする真空断熱ボトルがあるとその後の展開も色々なことができます。

お湯は飲むという用途の他にも、真空断熱でないボトルや小さな湯たんぽに入れることでそれ自体が暖を取る道具になります。湯たんぽのためのお湯なら、水質うんぬんについて考えなくてもいいので、降り積もった雪をケトルや鍋に入れてバーナーにかけることで暖を取るためのお湯を作ることができます。その際、もし赤ガスを使うことのできるキャンプ用のバーナーを持っていれば、車に入っているガソリンを抜き、それを湯沸かしの燃料として代用できます。

立ち往生というのは事前にわかるものではないため、他の燃料を常備するということは難しいかも知れませんが、小枝や紙などを燃やして調理のできる「ネイチャーストーブ」を用意するとか、車内に置いても発火する危険のない木炭や木質ペレット燃料が使えるウッドストーブを燃料とともに常備するということも一つの方法でしょう。ウッドストーブの場合、周辺に燃やして問題のない木や落ち葉を発見できれば、それ自体で暖を取ることができるというメリットもあります。

あとは、夜になっても明かりが確保できるようにLEDを使用したライトや、車を停めていても情報を入手できるように携帯ラジオをエネループとともに車の中に置いておけば、夜間から深夜になっても心細さはある程度回避できるかも知れません。スマホは使い続けられればいいですが、そのためにはいざという時に備えて容量大き目のモバイルバッテリーを常に満充電させて持っているようでないと、いざという時にスマホが使えなくなる可能性があります。もしサブバッテリーを持たずに出てきてしまったら、とりあえずはスマホの電源を切って、必要な時に電源を入れて使うようにした方が無難だと思います。

今後、さらに大きな寒波がやってきた場合、たまたま出掛けた先で立ち往生してしまう可能性は多くの人にあると思いますので、特に車のエンジンを切った状態でも自分の身を守ることのできる装備について考えてみてください。


感染症対策は自分のためだけではない

週明けから、自分なりに体調に気を遣うのはもちろんですが、具体的な行動を始めました。実のところ、自分の世代の感染症対策はインフルエンザだけではなく「風しん」の抗体がない可能性があるということで、今年に入って無料での抗体検査及び、抗体が無かった場合のワクチンの予防接種が無料で受けられるクーポン券をもらっていたのですが、その期限が来年の2月までと迫っており、今後新型コロナウィルスの流行が激しくなってしまったら検査にも行けないと思い、出掛けてきたのです。

風しんは自分がかかること自体も恐いのですが、もし自分がかかった後に人に伝染してしまった場合、その方が妊娠している女性だったら大変なことになります。過去には沖縄で妊娠している女性への集団感染があり、風しんにかかった女性から生まれた子供の耳が聴こえなくなりました。このことは、私は山本おさむさんの描いた「遥かなる甲子園」という漫画で知ったのですが、実際に生まれながらにして耳が聴こえなくなった人とその子たちをとりまく人に取材した同名のノンフィクション(戸部良也・著)の漫画化なのですが、内容は二部構成になっています。

最初は、そうして生まれた子が大きくなって専門のろう学校で野球をやり、甲子園を目指した物語で、その後作者の山本氏が漫画の取材という枠を越えて住んでいる街の福祉関連の役所を訪ね、自ら手話を学びつつそこからの体験も作品の中に登場させることで、単なる沖縄の子供たちの物語ではなく、ハンディキャップを持つ人々と社会との関係について考えさせる作品になっています。全くその存在を知らない方のために、作品関連のAmazonリンクを張っておきます。Kindleの提供もありますので、興味のある方はどうぞ。

そんなわけで、個人的には十分風しんにかからないための抗体の獲得は大切だと思っていたのですが、コロナ以前の生活の中では、わざわざ費用をかけて抗体の検査をし、抗体がなかった場合に予防接種をするという段階を踏むことはできませんでした。それが、今年になって過去に予防接種を受けていない可能性のある世代に向けて、無料で一連の検査から予防接種ができるクーポン券が自宅に送られてきたのですが、今年に入ってからの新型コロナウィルスの騒ぎでなかなか出掛けられていなかったのです。

今回はまず抗体があるかの検査で血液検査となりました。来週あたりには抗体の有無がわかるので、もし無かった場合は別のクーポン券を使ってしっかりと予防接種をしてきます。とりあえずこれで自分がかかることだけでなく、妊娠する可能性のある女性に伝染すことを回避できるでしょう。

この話は、中高年のためだけの話ではありません。もし若い世代の方でも自分の親や会社の上司、先生などに昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性がいた場合、特に女性の方には実際に過去に風しんになったり予防接種をしたことで、風しんの抗体があるのかどうかを聞いてみることをおすすめします。そしてもしそのような記憶がなかった場合、周りが早めに検査に連れていくことが大事だろうと思います。私自身も、いつかはしなくてはと思っていてもここまで遅れてしまい、その間に風しんにかからなかったのは本当に良かったと思っています。新型コロナウィルス関連で、それ以外の感染症についても考えてみることの重要性を改めて感じているところです。


今後は新型コロナに感染した恐れがあるシミュレーションも重要

相変わらず新型コロナウィルスについて、基本的な感染症対策を行政は訴えるのみですが、自分がかからないようにする予防は大切であるものの、状況は市中感染も疑われる状況になってきたので、自分ないし家族・職場の同僚・学校の友人や先生という日常的に「濃厚接触」の疑いがある人が感染した場合にどういった対応を取ることで、自分のところで感染の連鎖を止めるかということも考えておいた方が良くなってきたと個人的には思います。

これは、私がラジコのタイムフリーで時々聞いている番組内で起こったケースですが、その番組はメインパーソナリティが毎日出演し、パートナーのパーソナリティが曜日ごとに変わるというパターンだったのですが、そのパートナーの一人が出演する日の前日に高熱を出したということで番組を休みました。
その際、高熱を出したパーソナリティの方は念のためということで自費でPCR検査を受けたのですが、その結果が出ない時点ではまだメインパーソナリティの方は高熱が出たパーソナリティの代役の方と一緒に番組に出演していました。

しかし、PCR検査の結果、何と新型コロナの陽性反応がその方に出てしまったので、急遽メインパーソナリティの方もその翌日に番組を休むことになってしまったのです。逆に言うと、熱を出したパーソナリティの方が念のためと自費でPCR検査を受けなければ、新型コロナ陽性のまま番組に出演し、番組自体がクラスターの巣になってしまった可能性も考えられたところでした。

幸いメインパーソナリティの方が受けたと思われるPCR検査では陽性の結果は出なかったそうなので、その結果を受けて番組に復帰する方向で進んでいる様子ですが、陽性になった方はしばらくは番組に出演することはできなくなりました。そこは残念ですが、出演者やスタッフまで感染が広まらなかったことにほっとしたというのが正直なところです。

陽性になってしまったパーソナリティの方のTwitterでは、「病院に行く前にまず専用ダイヤルに連絡を」という言葉があり、それは冷静で正しい対応の仕方であると思えました。自費でPCR検査を受けたということは、恐らく専用ダイヤルに掛けても、すぐに対応はしてもらえなかったぽいですが、それでも自分ではなく周りの人に感染させている可能性を考え、さらにラジオに出演しているという立場もあるので、自費で検査を受けるにはどこへ行けばいいのかを聞いて、教えてもらったのでしょう。もし単に休んで家にいるだけの状態だったら、今回のケースでのメインパーソナリティやスタッフの検査も遅れ、もしラジオ局内でクラスターが起きたら相当まずいことになるでしょう。

翻って、もし私の周辺で高熱を出した人と間接的にでも関係があったことがわかったとしたら、その人がPCR検査を受けているのか? 職場の同僚や家族に影響はないのか? ということはかなり気にかかります。もし自分自身が高熱を出してしまった場合、インフルエンザなのか単なる風邪なのか、それとも新型コロナウィルスに感染したのかを自ら明らかにしないと、家族だけでなく職場や食事をした場所にいた人にも間接的に迷惑を掛けることになります。さらにスマホに入れている対策アプリから陽性登録を行なうこともできないため、もし色んな場所に出入りをしていた場合、さらに見ず知らずの人に広げてしまうことにもなってしまいます。

個人的には38℃以上の高熱が出た場合、かかりつけ医に来院を相談する前に、専門の対応窓口から検査の案内(インフルエンザウイルスの検査を含む)をしてもらい、安全に検査できるようにしてもらいたいのですが、検査にも現状ではお金がかかるのが大変ですね。現状では自分で症状を疑っている段階では(濃厚接触者扱いではない状態)、自費でPCR検査を受けるしかありません。職場や学校から検査料金の補助が出ればまだいいですが、そうでない場合にはお金が理由で自分の周辺から多くの人を感染させてしまう可能性についても考えておかなければならないでしょう。

恐らく、もし自分にそれらしい症状が出た場合、仕事を長期間休まされることになるでしょうが、職場の方としても陽性か陰性かわからない状況では同僚まで仕事を休ませることはしないでしょう。そうなると、万が一自分が陽性だった時のことを考え、自費で検査を受けるしかないのかなという気がします。ちなみに、私の住む静岡市では医師が検査の必要性有と判断した場合で、その場合はPCR検査ではなく、抗原検査の費用を市が助成するとのことです。それだと自分の場合はあくまで自費で検査を受けないといけないかなと思うのですが、皆さんの住まれている街ではその辺がどうなっているのか、事前にネットで調べた上でいざという時に対応してもらえるように考えておいた方がいいと思います。

できれば行政には、そうした住民の不安を解消してくれるよう、さらに新たなクラスターを感染経路がわかっている場合には消せるような対応をお願いしたいところですね。


1日で完成し撤去も簡単な「インスタントハウス」とは?

たまたまテレビを付けていて、面白そうな居住空間を作っている方に取材した番組を見ました。名古屋工業大学の北川啓介教授が開発した「インスタントハウス」という、ちょっと名前を聞いただけだとキャンプにも使えるのか? と思ってしまいますが、そういうものではないものの一日で完成させることができ、きっちりと断熱されているので、災害時の仮設住宅用としてはベストな選択ではないかと思います。

直接のリンクはここでは貼りませんが、「インスタントハウス」という言葉で検索をかければその内容は見られると思います。施工の方法は、まずペグがさせる土のあるスペースか、ビスが打てる床のフロアの上に風船をふくらませるようにインスタントハウス本体を設置し、風船の中からウレタンの断熱材を吹き付けます。これが膨張して乾くと、中がクーラーボックスのような状態になり、外からの冷気(冬)や直射日光(夏)をシャットアウトし、一年中快適な居住空間がそれだけで完成します。

窓やドアはウレタンと外側のポリエステルを切って作ればいいので、本当に数時間で家が完成し、学校の体育館やテントなどで寒さや暑さにストレスを溜めることもなくなるということです。実際にこのインスタントハウスを設置したキャンプ場もあるようで、いわゆる「グランピング」をうたう施設になるようですが、少なくともそこでホテル並みの居住空間を提供できるならばなかなか将来に期待が持てるというものです。

ちなみに、気になる価格は直径430cm・高さ410cmのワンフロア、15平米のサイズ(ドア1枚・窓5枚・換気口2口)のインスタントハウスが、税別1,480,000円で建てられるそうです。ただ、基本的に車が入れないような場所はNGで、場所によって出張費用が上乗せされる場合がありそうです。しかし、さすがにこうした家を個人で建てる人は少ないだろうと思います。それこそグランピング事業を展開する業者がテントでは快適な居住空間を確保できないような時期のために設置するとか、あとは災害時にすぐ安全に過ごせる家が必要な人のために行政が用意するような場合が主でしょう。

ちなみに、その形状と軽さから、風への耐性は風速17m程度だということで、例えば倉庫代わりに利用されることが多い大型のテントの中に複数設置するような事をすれば、個別の家から外に出ても雨に濡れる心配はありませんし、断熱効果も上がるのではないかと思います。この方法はすぐ建てられるという事だけでなく、現場を復旧したい場合にすぐに原状回復ができそうなのが良いですね。

個人的には、そこまで大きなものでなくても良いので、それこそ組み立て式のクーラーボックスのように発泡ウレタンの板を組み合わせて持って行けるようなインスタントハウスを、軽トラの荷台に固定するような形で組み立てるキットがあれば、家を出る時から組み立てて行ってもいいでしょうし、必要に応じて仕舞うなどできるものがあると、キャンピングカーの概念が変わってしまいそうな気がして、そのために車を乗用車から軽トラに変えてしまおうと思ってしまうかも知れません(^^;)。


空気の乾燥する時期に注意したいこと

一昨日、近所のレストランの調理場から出火し、テレビニュースでも報道される火事になりました。お店は静岡県内のチェーン店ですが全国的にも有名な炭焼きハンバーグで有名な「さわやか」だと聞いて改めてびっくりしたのですが、調理場の油にでも引火したのかどうなのか、今後の原因調査が待たれます。

ただどちらにしても、きちんと調理マニュアルを守っていれば火事にまで大事になることはないと思うのですが、ちょっとした油断というのは空気が乾燥するこれからの時期にはもしかしたら取り返しのつかない事になるかも知れませんのでご注意を。

この、ちょっとした油断という点で言うと、先だって知り合いの方で家庭用の火災報知器を鳴らしてしまったという人がいたので、その事例についてもここで紹介させていただきます。

その方は、お昼の食事に冷凍餃子を焼こうとして、餃子をフライパンに乗せ、普通に焼き始めたのですが、ちょっと目を離した隙にフライパンの中の餃子はもうもうと煙を発生させていて、換気扇は回していたものの一気に部屋の中は煙が充満し、たまたま家庭用の火災報知器が「煙検知式」のものだったため、けたたましい音で「火事です」というアナウンスにその方は我に帰り、急いでコンロの火と火災報知器を止めたそうです(^^;)。

実際、火事ではなく餃子を焦がしただけだったそうですが、「熱検知式」の火災報知器だったら鳴ることはなかったものの、さらに長い時間餃子を焦がす中で発火してしまうことも考えられなくはないので、その時には「煙検知式」の火災報知器を選んでおいて良かったのではないかと思えた一件でした。

ただ、これだと七輪でサンマを焼くような調理はできないことになってしまいますが、大量の煙はたとえ火事とは何も関係ないとしても隣人に火事の不安を与えますし、さらにその後の話を聞くと、取り替えたばかりの換気扇フィルターが一気に油まみれになってしまって、やはりフィルターを付けておくことの大切さがわかったと言っていました。換気扇フィルターもメーカーの純正品は高いですが、サイズによっては100円ショップでも購入することができますので、今回の事に限らず、自宅でも何かしてしまった場合に備えて換気扇やガスコンロ回りの汚れ対策はやっておいた方がいいと、火事の危険以外にも聞いて色々ためになった事例ではありました。

IH調理機を使っているから大丈夫だという方もいるかも知れませんが、揚げ物をするような場合、天ぷら油から発火したり、温度が高くなった大量の天かすから出火するような事もある(これはおもに家庭では関係ないかも知れませんが)ようなケースはあります。今回の事例の場合は火ではなく大量の煙が出たということなので、同じことはIH調理機でも起こる可能性はあるでしょう。集合住宅で報知機を鳴らしてしまったら、やはり隣人との関係がギクシャクするでしょうし、実際に火事になったら単に金銭的な補償では済まないような状況になってしまうかも知れません。これからの時期は、火の取扱いには十分に気を付けましょう。

また、車の旅をしている中で火を使うのは主にキャンプ場を中心にされる方がほとんどだと思いますが、焚き火や火器使用が禁止されているところで調理などをして山火事を起こしてしまうような事にならないように、出掛けた先のローカルルールを含めてその取り決めを守ることが、旅先でのトラブルを未然に防ぐ事につながることを覚えておきましょう。


車の避難場所も事前確保の上で告知を

たまたまぼおっとテレビを見ていたら、地域のニュースの中で興味深い内容を報じていました。どこの市なのか失念したのですが、市が地元の金融機関の駐車場に災害時に仮設トイレを設置する事をお願いしていたのですが、それに加えて避難した車がその場に留まれるように(状況によっては車中泊をその場ですることも意識しながら)駐車場を開放する事についても話を付けたというのです。

通常、災害時には避難所を開放し、そこへの避難が前提になっていますが、最近はキャンピングカーやフラットになる車を持っていて車中泊による旅をする人も少なくありませんし、避難所に多くの人を詰め込むわけにも新型コロナ騒動の中では難しいと思いますので、こうした試みも十分にありだろうと思います。こうしたことは、私のいる静岡県だけに関わらず、多くの自治体で同じような試みは行なわれているようです。

もちろん、普通の車でシートを倒さない状態で家族全員が寝るような事は、エコノミークラス症候群からの血栓を発生させる危険がありますので、どんな車でもそこで車中泊して良いというわけにはいかないでしょうが、新型コロナウイルスの対策として用意した避難所が密にならないよう、自分の装備だけで避難できる車中泊環境が整った車を持っている人がいるなら、あえてその人たちを避難所に誘導するよりも、安心して避難しながら車中泊を行なえる場所を提供するのもありではないかと個人的には思います。

災害といっても水災や地震などによっても状況は変わりますし、もしテレビのデータ放送などで避難所とともに車で避難できそこにしばらく安全にとどまることができる場所を提示してくれるなら、早めの避難も可能になるでしょう。普通の人にはなかなかハザードマップの情報に基づいて正確に早く車で避難することは難しいと思いますので、安全に留まれそうな場所に建物がなくても、その場を避難場所として車中泊用にという事も考えていただけると有難いものだと思うのですが。

私の住んでいるところは本格的に南海トラフ地震の被害想定が立っている所なので、大雨の水害の想定だけでなく、津波による冠水地域からいかに逃げるか、余裕があれば車と一緒に避難したいところなので、事前に車中泊のできる避難用の駐車場所を行政の方で確保してくれていると、避難した先の生活がかなり変わってくるので、私の地元もこんな形で車中泊場所を提供し、さらにその場所が事前にわかっていれば(防災マップやインターネット、テレビのデータ放送での告知があれば事前に把握可能なので)、そういった整備を望みたいですが、もしそれが無理なようなら安全に避難できる場所を自分で探すしかないですね。広くて標高が高い場所が近所にないか、ということも考えて自分なりの避難場所を見つけることも大切ではないかなと感じます。


ドイツでは新型コロナウイルスの感染症対策反対運動が起こっているが

個人の自由について人々が意見を言う姿というのは、なかなか日本ではできないと欧米でのデモを映し出すテレビニュースにはある種の憧れを持っていたこともあるのですが、先だって飛びこんできたドイツ・ベルリン発のデモのニュースは新型コロナウイルスのドイツ政府が行なう感染対策に反対するというものでした。

一部のマスコミがこのニュースを報じる際に「反マスク運動」とし、「個人の自由だからマスクの着用の強要されない」とデモの参加者がインタビューに答えていたことは一部では確かではあるものの、デモに集まった人々の運動の目的はそれだけではないことはきちんと理解しておきたいものです。具体的には個人の行動について、家や地域からの移動を政府に規制される状況になっている点も、これだけ多くの人が抗議のために集まっている理由にはなるでしょう。

さらに、集まっている人の中にはそれだけではなく、元々新型コロナウイルスなど存在しないという「陰謀論」を唱え、政府批判のために集まっている人たちや、ワクチン接種不要論を唱え、あえてウィルスに感染して抗体を多くの人たちが持った方が流行がおさまっていくと考えている人もいたりなど、強制的な政府の対策について良いとは思っていないながら、集会に集まっている人の考え方は千差万別ではないかと思います。

それでなくてもドイツには強制的に人々が行動の自由を奪われたナチス・ドイツが政権を担った時の記憶があり、いかなる場合でも個人の行動の自由は保証されなければならないという考えというのは決して間違っているとは思いません。ただ、一部の政府の政策に反対している人たちが、今後その象徴として「マスク」を利用するようなことがあると、今度はマスクをして外出している人に非難が集まるという状況も起きてくるかも知れず、そうなったらそうなったで、マスクをする自由が侵される危険性が出てきます。

このような報道を見て、一部の自由であろうとする理念には感服するものの、私自身はあえて自分の身を危険にさらして集会に出るかというと、そこまでの覚悟はないですね。自分ももしかかったとして、軽症で済めば体内に抗体もできるかも知れず、その後の行動も変わってくるかと思いますが、かかっていきなり重症化してしまったらそれ以前の行動は後悔してもし切れないのではと思います。年令によって重症になるか否かはまだはっきりした根拠があるわけではなく、若いから大丈夫とも言い切れません。マスク云々は別にして、自分および家族がいかにして感染しないような生活をしていくかということが大事だと思っています。

今後、こうしたデモはヨーロッパ全体に広がっていくのではないかとする見方もありますが、たとえ手作りの布マスクでも、自分から飛沫を拡散させない効果はマスクを付けていない場合よりはあるという分析結果が出てきたりしているので、日本国内においてこれからは別に政府に言われなくても(というか一部の方は政府を信頼しきれていない方も多いので)、自らの意志でマスクを着け続ける日本と、マスク着用は個人の自由だとして一部ではマスクの着用を拒否する人が増えることも考えられる欧米との差は、これから秋になり冬になっていく中でどう変わっていくのか、継続しての検証が必要になるでしょう。

もちろん日本でもこのまま自粛だけしていては生活自体が成り立たなくなってしまうわけで、最低限の外出も必要にはなってくるでしょうが、個人的にはあまり風評に惑わされず、感染症についての確かな事がわかるまでは外出を控えマスク着用での生活は続けたいと思っています。秋になる前にしっかりと感染対策の行動を考え、自らの無意識な行動で感染症を引き込まないように注意しましょう。


最近のマスク事情とマスコミの影響

インターネットのメディアはそれなりに影響があるものの、ネットでの発信をテレビが増幅させることで人々の消費行動はおかしなことになってしまいます。大阪府知事の吉村洋文氏がうがい薬の「イソジン」に新型コロナウイルスへの効果を発表し、大阪読売テレビの「ミヤネ屋」がその内容を報道したことにより、全国の薬局でイソジンを求める人が殺到し通常の業務に支障をきたすようなところもあるようです。

私がこの騒動を知ったのは、とある薬局勤務の方が発信したツイッターを見たからですが、お客さんの中にはかなり高圧的に詰め寄る人もいるようで、現場の混乱はかなりあるようです。まさに、少し前のマスクの争奪戦を彷彿とさせるのですが、そんな中で引っ越しの中で半ば忘れていた購入抽せんに応募したマスクがあることを思い出しました。

それは、日本発のアウトドアブランドとしてかなりの影響力を持つ「モンベル」の作ったマスクで、前回初めて販売した時に申し込みをしたところ見事にハズレまして(^^;)、別のマスクを探すことになったのですが、今回は時期的なものもありますが、夏用に生地を薄くしたりしているということで、ダメ元で抽せんに参加してみようとホームページから申し込んでいたのでした。

実は一昨日に抽せん結果のメールが来ていて、何とどのくらいの倍率があったのかは知りませんが、見事に当せんし(?)、注文する権利を得ることができたのでした。価格は一枚980円(税抜)と普通のマスクと比べるとかなり高額ですが、実はこの価格の中には同社が行なっているアウトドア義援隊の支援活動費用として活用されることが表明されているので、今年も多くの災害がある中で、いくらかでも支援できるので、今回当せんしたことで直接モンベルの災害支援に寄与できるというところもあるということで、2枚分を購入できるはこびとなりました。

ただ、この話には続きがあります。それは注文を終えてその確認メールが来たことでわかったのですが、実際は抽せんに外れていたようで、モンベルでは外れた人にもマスクを届けるために二段階の販売を考えていたようです。当せんした人には国内で作られたマスクが夏中に届くのだそうですが、私のように外れた人にもその後の何と10月下旬に、ベトナム工場で作られ発送される分の購入ができるというものでした(^^;)。つまり、この夏は夏用であるにも関わらずモンベルのマスクは使えないということになりますね。この内容は後からメールで届いたので、一度注文した人でもキャンセルを受け付けるなどネットではちょっとした騒動になっていますが、せっかくモンベルが抽せんに漏れた自分にも作ってくれるということで、注文はキープすることにしました。

ただ、こうした一連の流れの中で良かったことは、頭の中が引っ越しモードからマスクに関することに切り替わったことです。そこで急に思い出したのが、発売開始時に最初に紹介したイソジン以上のパニックになったユニクロのエアリズムマスクはどうなったのかということでした。

テレビでの報道がないということは、ある程度は人々の熱気は冷めているということなので、ユニクロのオンラインストアで調べてみたところ3枚一組980円(税抜)とこちらはモンベルと比べても安いエアリズムマスクは何と在庫があり、一人最大2パック(つまり6枚)まで購入が可能になっていました。どうせモンベルのマスクは夏には間に合わないし、それなら夏用でなくてもユニクロのマスクを先行して使ってもいいかなと思ったわけです。

もしかしたら実店舗に行っても買えるのかも知れませんが、幸いにも紙マスクは潤沢にあり、来週中には届くようで、オンラインストアで注文して近くの店舗受取にすれば送料はかからないし、密でない時に受け取りに行けばいいので、とりあえず1セット購入してみました。ユニクロの方は夏用ではないので、今後はモンベルのマスクに不織布などのフィルターを付けて使うのをメインにしつつ、洗い替え用途でユニクロのマスクを使い、やみくもに新たなマスクを追い掛けないようにしながら今後の新型コロナウイルスの流行に備えようと思います。

あと、イソジンでのうがいが無理なら、個人的にはお茶でうがいをするというのも(普通に飲むだけでも)ケアの方法としては間違いではないと思います。さすがにお茶は人々がいくら殺到しても十分な在庫がありますし、ジュース類と違って糖分の摂りすぎということもありません。改めてテレビの影響力を目の当たりにした今、テレビの情報というのは本当に正しいのかということも考え、人々が殺到している現場には近寄らないことをおすすめします。


緊急地震速報はテレビ・ラジオと連動で

昨日の朝9時過ぎにテレビを見ていたら、突然の異音がテレビだけでなくスマホからも流れてきました。いわゆる「緊急地震速報」の警告です。さらに、スマホの警報が鳴ったことから明らかだったのは、大きな地震が私がいまいる場所にも起こる可能性があるということで、テレビの画面でも、震源は千葉県ではあったものの、静岡県でも大きな地震が来るということで身構えていましたが、いっこうに揺れを感じることはありませんでした。

たまたま番組はテレビ朝日系列の「モーニングショー」でしたが、番組MCの羽鳥慎一アナウンサーは一向に地震の情報が流れてこないことおよび、緊急地震速報が出てから10分以上の時間が経っても、気象庁の方から緊急地震速報の取り消しの情報はないため、一応大きな地震が来る可能性に言及しながら、今回の緊急地震速報は全くの空振りだった可能性にも話を持っていっていました。

結果的には気象庁が実際には注意を促した地域には全く揺れがなかったことについてコメントを出し、本当に空振りだったことがわかりました。何も起こらないことについては、個人的には気象庁は非難されるようなところではなく、やはり危ういと思ったら空振りに終わっても警報は出して欲しいと思います。
今回はテレビを見ている中で緊急地震速報が来たので、一連の流れを受けて冷静に状況の推移を確認することができました。しかし、そうでない状況でスマホの警報が鳴り、その後に別の問題が起こった場合、自分自身冷静でいられるのか? ということも考えてみました。というのも今回の緊急地震速報が呼び水となって別なトラブルが東京都内で起こっていたのです。

都営大江戸線では緊急地震速報を受けて一時的に運転を休止しましたが、その後システムのトラブルで復旧まで一時間半もかかったそうです。実際にその時に大江戸線の地下鉄に乗っていた方は、さすがに緊急地震速報の誤報を恨んだでしょうが、問題なのは緊急地震情報と地下鉄が長い間止まっていることを関連付けてパニックになってしまわないかということです。

私自身、電車に乗っている時に緊急地震速報を受けてスマホが鳴り、電車がストップした時に乗り合わせた経験があり、その様子はこのブログでも紹介したのですが、その時には地震情報をスマホのニュースで確認した上、車内アナウンスで列車の運行状況を確認しながら終始冷静に対応できましたが、今回のような「何も起こらない」状況の中では情報自体が入ってこないので、自分でもどうなったかはわかりません。

ただ、今回はテレビを見ている中で、どうやら「緊急地震速報が空振りくさい」ということを確認することができるので、ネットから思うような情報を得ることができなかった場合には、別の方法が必要ではないかと思えました。
具体的には、現状で唯一地上波の放送をリアルタイムで流している「NHK+」アプリでNHK総合の同時配信を見て刻一刻変わっていく状況を確認したり、radikoで地元ラジオ局の放送を聴いて、情報集収に務めるということも併用して、刻一刻変わる状況を適切に把握するようなやり方も考えておいた方がいいかなという感じがします。そのため、イヤホンをスマホにつないで(ワイヤレスでもいいですが)画面と音声を一緒に見て正しい情報を早く入手し、自分の行動をどうするべきかを考えるようにするのが今のところいいのではないかと思えます。ただ、そんな経験はあまりしたくないものですが。


改めて県をまたいだ移動について考える

一昨日からの大雨は、特に熊本県や鹿児島県の洪水被害、さらに静岡県でも伊豆地方の土砂災害が大きく、大きな災害となってしまいました。例年梅雨の終盤の時期になると前線が停滞し、局地的な豪雨が続くということはここ数年の状況を見れば、日本のどこかで起こり得るということは十分に予想できました。

熊本県人吉市ではかなりの地域が水没してしまっているようで、住宅が冠水したところでは、しばらく避難所での生活を余儀なくされる人が多く出ることが考えられます。この避難所の生活というのは通常時なら多少の辛抱をしつつ過ごすということになるのですが、今年の状況はちょっと変わってきています。

東京では新型コロナウィルス陽性患者がいきなり増加しましたが、その前から県をまたいでの行き来をすることに関しての表向きの規制(というか来るなというプレッシャー)は少なくなり、国内の大型レジャーランドも次々と再開するようになってきました。

ちなみに、私が一昨年にインフルエンザにかかったのは、東京ディズニーランドでインフルエンザをもらってきた職場の人から伝染してかかったのですが(^^;)、人が多く集まるところで知らないうちに感染し、今回大きな水災の被害を受けた地域に里帰りした人がいたら、どこかの避難所に入ったことで避難所全体の人が新型コロナウィルス感染の危険に陥るようなことがもし起こったらと思うと、心配でなりません。

できれば避難所に入る際に地元民なのか旅行で来たのか里帰りなのかの確認はするとは思いますが、全ての避難所でそんな事ができるのかはわかりません。避難所で検査なんてことも難しいでしょう。避難所は水災を避けるためのものなのですが、見えない脅威に対応する前に、今目前にある脅威を何とかしないとという部分が多分にあるので、完全に新型コロナウィルス感染対策がされない状況も十分に考えられます。

避難所に入らないで自分の車で車中泊をしながら避難生活をする場合にはそれなりの用意(手足を伸ばして寝られるような車内環境の整備など)が必要になりますし、今回の大雨の被害対応はその点でも大変に難しいということは言えると思います。また車の中での避難というのは、建物の中に比べると危険な部分もあり、車中泊よりも避難所に入った方が危険を回避できるケースもありますので、その点も十分に考慮していただきたいです。

今月のお盆に里帰りを計画されている方もいるかと思いますが、個人的には、検査で陰性がわかっているとか、抗体があることがわかっているとか確実なものを持っている人を除いては、少なくとも長雨による水害や土砂災害の危険があると思える梅雨明けまでは、特にここ数年大きな被害が出ている地域にご実家がある方については、里帰りは伸ばして災害と感染のダブルパンチになることを避けるようにすべきでしょう。

今回の水害が起こってから書くのもずるいと思われるかも知れませんが、感染症対策は経済との関係でなかなか今までのように自粛を共用することは難しいと思いつつ、大雨が降るということがわかっている中、なぜ行政(国だけでなく地方も)は「来るなら梅雨明け後に」というようなアナウンスができなかったのかという風にも考えてしまいます。今後については、実際に大きな災害が起こってしまっただけに、せめてこれから開く避難所についてはきちんと感染症対策を行なって欲しいですし、外からの援助も必要になってくると思います。