単三・単四型のニッケル水素電池は、先日乾電池式のラジオを購入したことによって、改めてエネループを含む各社のニッケル水素電池について調べていたところ、ちょっと変なことに気付きました。
価格が安い割に評価の高い「アマゾンベーシック」のスタンダードタイプ(単三2000mA・単四800mA)について、同じものなのに売っている本数の違いでくり返し充電回数が1,000回のものと500回のものが混じっているのです。基本的にスペックが同じものなら同じようにくり返しの充電回数に違いはないはずです。以前に購入したエネループのスタンダードタイプについてはくり返し充電回数は2,100回という数値が頭にこびりついていたので、なぜこんな事になっているのか? とエネループのホームページを見たら、何と最新のスタンダードエネループのくり返し充電回数は600回となっていたのです。
なぜこんな事が? と最初はかなり頭が混乱してしまったのですが、色々調べてみるとこの辺は自動車の燃費と同じような理由でした。つまり、くり返し充電数を測定する基準が新しくなったようなのです。
私の知っているエネループの2,100回くり返し充電が可能な条件は、旧JIS規格での測定で、現在の600回というのは新JIS規格での測定ということでした。そのやり方は以下の通りです。
・旧JIS規格 電池の定格容量(公称容量)の約60パーセントに低下するまでに、充電と放電のくり返し可能な回数。
・新JIS規格 電池の定格容量(公称容量)の約100パーセント放電し、充電と放電のくり返し可能な回数。
この測定方法を比較してみると、私たちがエネループを利用する場合により近い電池の使い方は、電池が放電して使えなくなったら充電するという方がほとんどだと思うので、現在市販されているニッケル水素電池の中でも高性能なエネループでも600回が限度(購入時の容量を保つには)ということになってきます。もちろん、容量が少なくなったとしても充電して使うことはできると思いますが、基本的にはより少ないくり返し充電回数の方を信じて購入することが大切でしょう。
最初に紹介した「アマゾンベーシック」のスタンダードタイプの充電池についても、同じ種類の電池で500回と1000回と紹介する文に違いがあっても、500回の方が信じられる内容ということになるでしょう。
ただ、充電式電池というのは単にくり返し充電回数だけで評価するものではないのですね。最近はそこそこ単三・単四の充電池を使う機会があるのですが、それ以前はあまり使っていなくて、長らくほったらかしにしていました。ただ、そんな感じで放置していても、昔購入したエネループは充電すれば問題なく使えるのですが、当時エネループと併売されていたパナソニックのエボルタ充電池の方は充電してもメモリー効果の関係なのかすぐに使えなくなってしまっています。
過去にはかなりエネループを購入してストックもあるので、多くの電池をローテーションすることで充電回数をそれほどしないでも多くの電池を使い続けられるような状況にはあります。もし足りなくなった場合には、安いアマゾンベーシックの電池を買い足して使いながら、その耐久性(充電回数ではなく長期間での使用は可能かという事)についても見ていこうかと思っています。
