月別アーカイブ: 2023年11月

停電対策の第一はいかにして安定に部屋全体を照らせる「明かり」をすぐ使えるようにすることだが……

ここにきて、改めて自宅が停電した場合に、まず何が一番はじめに必要なのか? ということを考えてみました。幸いなことに、現在に至るまで一瞬の停電はあっても、長時間停電が続くような事には自宅ではなっていません。「自宅では」というところは、例えば家の前の道一本隔てた場所から数時間停電が続いていたとか、自宅は大丈夫だったものの職場が深夜からその日の昼ぐらいまで停電が続いていたということはあります。しかし、それはあくまで運が良かっただけであって、大きな地震でなくても落雷などで停電になってしまい、水やガスは使えているのに電気だけ使えないということは普通に起こり得るのではないかと思います。そんなわけで、特に夜の停電の場合に困る「明かり」についてその対策というものを考えていきたいと思います。

実は現在住んでいる場所のリビングの天井には、前の住人が付けたと思われる木ネジによるフックが付いています。そこでまず、明かりを吊るせるようなS字フックを付けました。これだけ大きなフックだと、スマホのライトでも見えるような形で何かの明かりを吊り下げることができるようになります。基本的にはここに、それなりに明るく部屋全体を照らす「明かり」を吊り下げて使うことを想定しています。節約生活をしている人の中には、日常生活でもこうした明かりをメインで使うという方もいますが、現在リビングに設置してある明かりはLED照明なので、あくまで非常用と私は考えています。

つまり、用意はしているものの、めったに使うことのない明かりを用意し、普段は別の用途で使うことを考えているのですが、その場合、数あるLEDライト(ランタン)の中で何を選ぶべきなのかということをまずは考えてみました。

今の売れ筋はゴールゼロのミニランタンや、その派生製品である充電式の小さなランタンだと思います。常時持っていていざという時に使えるように充電をしているなら、そういった選択も有りでしょう。中には、本体から直接だったり、ケースに入っていてそのケースがモバイルバッテリーとして使えるような充電式ランタンもあるので、モバイルバッテリーとランタンを二つ持たなくても良いというメリットもあるのですが、私はこの種のものは持っていません。というのも、かなり長く使うためには極力内蔵充電池のものでなく、乾電池(エネループ代用可能)のものにした方が、少なくとも本体自体が壊れない限り、ずっと使い続けられるからです。

写真は、天井のS字フックに、もはやいつ購入したのかさえ忘れてしまったジェントスのEX-777XPという単一アルカリ電池3本仕様の製品に電池アダプターに入れた単三エネループを3本入れて運用しているところです。古いものなので暖色のみしか使えず、明るさは最大280ルーメンということで最新のものよりも部屋を明るくすることはできませんが、それでもエネループ3本くらいでも何とか数日くらいは使えます。

現行品は白色・昼白色・暖色やキャンドルモードなど、様々なモードを選べるので、エネループでの運用時でも最大限に明るくせずに持続させるような使い方もできますし、同じ単三エネループでも一つに3本入るタイプのアダプターを使えば、1000ルーメン以上の最大照度でも夜が明けるまで照らし続けることも可能になってきます。

ただし、こうしたエネループ流用可能なLEDランタンを使う場合は、それなりに充電式のニッケル水素電池のストックおよび、専用充電器を用意する必要があります。私の場合はすでにそうした装備を持っているので、新たに何も買う必要がないのですが、そうでない場合は、充電式のミニランタンを使いながら非常時にも使えるようにする方がコスト的には安くなりますね。

ただ、最近はAmazonブランドの比較的安い充電池もありますし、充電器はパナソニックのBQ-CC87Lが個人的にはおすすめです。USB接続なのでモバイルバッテリーやポータブル電源から直接充電でき、電池を入れた状態でモバイルバッテリーとして使ったり、付属のライトユニットを付けると簡易ライトとしても使えるという、停電時にエネループを充電したりそれを使う事について考えられた製品になっています。ここでは、その充電器と、単一3本タイプの大型ランタンをリンクで紹介させていただきます。単三エネループで使いたい場合には、100円ショップへ行けば、単三を単一電池として使えるアダプターが売っていますので、それを同時に購入して使うのが現状ではセオリーではないかと思います。

もしもの時の停電に備えて潤沢に在庫のある100円ショップの保冷剤ハードタイプは今が買い時

先日、近くの公園で防災訓練を行なっていました。興味深かったのは、近所の公園なのですが、そこには複数の下水につながったマンホールがあり、大きな災害が起こった場合、公園近くに避難した人たちの公衆トイレとして、マンホールの上に個室になるテントを付けて使えるようになっていたことでした。

一応、自宅では水と一緒に使うと排泄物を凝固させることのできる携帯トイレを用意しているのですが、緊急時には一回につき一つのゴミとして、固めて出せるようにはなっています。しかし、近くに処理をしなくても良いトイレとして使える施設があるというのは、色々と心強いと感じます。自分では自宅内で何とか停電が起きるような場合でも生活していこうと色々考えているのですが、全ての事ができるわけではないので、近所の施設についての知識を得ることは必要だと思います。恐らく支援物資の支給も避難所で行なわれると思いますので、改めて自宅近くの避難所情報も頭に入れておくべきでしょう。

ただ、災害の起こる時期にもよりますが、生きていくために必要な食料について、いくら食料を入手したとしても、外に出しっ放しにしておけば食材の痛む速さはどうしても早くなります。自宅の冷蔵庫も停電になると止まってしまいますが、中に入っている食材を全て食べられるわけではないので、冷蔵庫内の温度が上がる前に何とかしなければならないのですが、その際あると便利なのが「保冷剤」の存在です。

キャンプ用に安く売っているクーラーボックスでも、冷凍庫の中に複数の保冷剤を入れておけば、いざという時にはクーラーボックスに保冷剤と一緒にすぐ食べない食材を移動させた方が、冷蔵庫の中に入れっ放しにするよりも食材の鮮度は保たれるのではないかと思います。ただ、そのためにはクーラーボックスの中に入れるための保冷剤は、それなりの数をキープしておきたいものです。

ちなみに、クーラーボックスの機能通りに温度を保つためには、容量の20%くらいの保冷剤が必要になるという話です。ただそれだと、私の持っている20Lのクーラーボックスの場合、4L(4kg)もの保冷剤を用意しなければなりません。よくお店で見るハードタイプの保冷剤のサイズが500gくらいだと考えると、一度に8個も入れなければなりません。ただ、保冷できる時間内で食材を食べ切ることができるならば、多少は保冷剤の数を減らしても何とかなりそうな気もします。また、小さいものでもポータブル電源で保冷剤を冷やせるような小型冷蔵庫を入手できれば、少なめの保冷剤でクーラーボックス内を冷やしているうちに、別の保冷剤を固まらせるくらいの事ができれば、うまくローテーションを行なうことができるでしょう。ただ、保冷剤のローテーションを行なうためには、大量の保冷剤が必要になります。

実は夏に約6時間で固まる、500gの保冷剤では最安だと思われるダイソーなど100円ショップで売っている保冷剤(一個110円)を探したのですが、全く見付けることができなくなっていました。しかし、今の時期は外でクーラーボックスを使う人がいないのでしょうか。少し大き目のお店ならかなりの数の在庫があります。私の場合の必要な保冷剤の数は、実際にクーラーボックスに保冷剤を入れて、どのくらいの時間温度を保ってくれるか実験をすることが必要になりますが、20Lの10%である2kgの量なら、440円出せば揃えられます。

ローテーションをするには倍の8個必要ですが、その場合ポータブル電源で冷やしているうちにクーラーボックス内部の温度が冷蔵庫くらいにキープできているなら何とかなるでしょう。長期停電を見越して、手持ちのポータブル電源でも連続6時間以上動かせる低消費電力の小型冷凍庫の購入や、性能の良いクーラーボックスの入手も視野に入れた上で、徐々に使える保冷剤を増やしていこうと思っています。そうした事がやりやすい時期であることは間違いないと思いますので、直近で使う予定がなくても、安い保冷剤は見付けたら買いではないかと個人的には思っています。

IIJmioのeSIMデータ専用ギガプランの速度変化を測定して今後の使い方を考えてみる

前回紹介し、契約したばかりのIIJmioのeSIMデータ専用ギガプランについて、今回は簡単にスピードテストをしてみることにしました。まず前提としてIIJmioはMVNO業者なので、大手キャリアから回線を借りている関係上、大手キャリアや大手のサブブランドと比べると同じ品質の通信については我慢しなければならない事は重々承知して契約しています。ただ、同じMVNOでもIIJmioとは別の考え方でユニークなプランを提供しているmineoとは違っていました。

ちなみに、MVNOの場合には多くのユーザーが集中する平日の昼間(午後0時~1時)にはスピードが落ちる傾向にあるのですが、mineoでは平日昼間のスピードを最大32kbpsと極端に遅くなる代わりに、他の時間は中速で使いやすい最大1.5Mbpsをキープできる月額990円の「マイそく」というプランが有りますが、やはり平日昼間にほぼ何もできないくらいのスピードに落とされるというのは、ちょっと自分的に我慢できなかったので加入したものの結局解約してしまいました。

さて、問題になるeSIMデータ専用ギガプランのスピードがどう変化するかという事で調べてみたのですが、他サイトで実際に契約してみてのデータ速度について書かれているものを見ました。IIJmioも昔は平日昼になると300kbps台にまで速度が低下していたそうですが、今では2~6Mbpsくらいまで出ているという事でした。

実際、月曜日のお昼に計ってみたところ、低速時にはそれ以外の時間には余裕で300kbps出ていたスピードも200kbps台に下がり、バーストの速度も上がって500kbpsくらいという感じに少々遅くなっているという感じでした。そして、高速クーポンをONにした場合には、それまで30Mbpsくらいで推移していた速度が、2~3Mbpsくらいまで落ちていました。ただ、平日昼にこれくらい出ていれば、外で動画を見ることも可能です。スポーツ中継など、時間を待ってくれない注目のライブ配信など、mineoでは全く見られない動画もIIJmioなら見ることができるようになるわけです。

基本、アプリで常に低速にしておいて、低速のままだと支障が出るようなシチュエーションに高速を使うようにすれば、月5GBでも何とかなるでしょうし、旅行などでずっとテレビ放送を車内で楽しみたいというような場合には、IIJmioでなくpovo2.0のトッピングを使うという選択もできます。
そもそも、通話はもう一つのスマホに入れている楽天モバイルの回線を使い、LINEはLINEMOから接続しているのでデータフリーで使えるようになっているので、そちらの方のデータ消費がないというのも、わざわざ2台体制にして用途によってハードを分けているメリットでしょう。IIJmioのデータ通信では、スマホ本体での利用とともに、タブレットやChromebookでテザリングして使う事も考えているので、その中で月5GBというデータ量が間に合うのかをこれから色々なところで使ってみて、足りない点があればまたその時に次のプランを考えるという形で行こうと思っています。とりあえず、日常生活の中では今の組み合わせでオールタイム不満は感じなさそうなのでほっとしました。

ついに格安プランでモバイル回線を回すことになりIIJmioのデータ専用ギガプラン契約

人によってモバイル回線のプラン設定には色々と考え方があると思います。大手キャリアから変えて使い勝手を変えずに使いたいということならば、回線の違いでつながりにくさはあるにせよ、ドコモ回線のahamo、楽天モバイルならばいくら使っても(ahamoは20GB以降は最大1Mbps)データは普通では使い切れないでしょうし(楽天モバイルなら無制限)、電話についてもahamoなら5分までの通話は定額で、楽天モバイルでもRakuten Linkアプリを使えば一部例外はあるものの電話も定額になります。

auやソフトバンクでも、サブキャリアでは同じようなプランでどれも月額3千円くらいで利用できます。自宅にインターネットを引いていない場合でも、こうしたプランを使えば、スマホ利用に関してであればまず不満を感じることはないのではないでしょうか。

私の場合はまず、自宅に光回線を引いていて、自宅でインターネットを使う時にはモバイル回線を使いません。外で使う場合には基本的にはメールやメッセージ、ウェブ閲覧や少しマルチメディア(動画や音楽など)にアクセスするくらいなのですが、毎月の高速データ通信の使用頻度が少ないのに、その分のお金を払い過ぎているという感じでした。

具体的に言うと、最大20GBまで高速のプランに入っていても、毎月使い切れずに高速クーポンを余らせてしまうような事になっていたので、それならば毎月の利用金額を下げながら、いざという時には追加して使えるようなプランに移行するということで、今回データ通信用に契約していたNUROモバイルのNEOプラン(20GBまで高速・超過後は最大1Mbps)を止めて、IIJmioのデータ専用ギガプランを契約しました。

最近は回線変更で安くスマホを買えるようなプランもありますが、今回は初期費用も掛けたくなかったのでAmazonで安くなっていたスターターパックを導入することで初期登録手数料を0円にして、SIMも発行手数料を安くでき、さらにはお特なプランのあるeSIMにしました。

IIJmioの場合、専用アプリから高速と低速の切り替えがどのプランからでも可能です。使い残した高速クーポンは翌月までの繰越が可能になりますが、月440円で維持できる月2GBのプランよりももう少し使える高速クーポンの多い、月660円の5GBプラン(ドコモ回線)にしました。外で使う場合は3日間366MBという低速回線の制限のあるIIJmioですが、低速でもバースト機能で出だしは1.5Mbps出ることもあり、その後はだいたい300kbpsくらいで安定します。そのくらいのスピードであれば、バックグラウンドでプッシュ通知などを受ける場合もそれほどストレスをためずに情報を入手させることができます。そうして節約していけば、月5GBプラス残った容量で合計10GB未満で運用ができることになり、これだけの容量があれば突発的に大容量の通信を行なわなければ十分でしょう。

eSIMはネット内で完結し、データ通信専用SIMは本人確認書類は必要なくクレジットカードの登録だけですぐに開通しました。ちなみに、登録したスマホはeSIMを一回線使えるタイプなのですが、もう一回線は物理SIMのpovo2.0を差しています。もし繰越分を含めた高速容量を使い切った場合には、povo2.0のトッピングを使うことになります。povo2.0は電話も使えるので、2回線入れたスマホの維持費は合計でも月700円かからないということになります。

これとは別に通話用の楽天モバイルの回線とソフトバンク回線のLINEMOミニプランが入ったRakuten Hand 5Gを持っていますが、こちらの方はデータ通信をほぼLINEMOで行なっていて、月の利用量は十分3GB内で収まるので、こちらの方の維持費は約2千円となり、今回のIIJmioとpovo2.0回線の入ったスマホと合わせても、約2,700円と三千円を超えません。

この金額は、当時携帯電話の基本料金が高かったために契約したPHS(DDIポケット)の基本料金とほぼ同じです。当時はデータ通信も通話料も別料金だったのですが、現在はこの組み合わせで通話無制限、データはこの金額で4回線分を合計すると(楽天モバイルは3GB未満で計算)、月11GBプラスIIJmioの繰越分が使えて、さらには国内の全てのキャリアを契約しているのでトラブルにも強い組み合わせになっています。

一つ注意する点があるとすれば、ドコモのSMS付きデータ通信専用プランと、私の加入したデータ専用eSIM(これもドコモ回線)では無料で利用可能な5Gオプションが使えないということですね。これは実際、契約してからわかったことなのですが、これは複数回線を使っていることもあり、どうしても5Gの超高速が使いたい場合は他の回線を使うという前提で利用していきたいと思っています。

今後、状況によっては月ごとにIIJmioのデータ容量を変更することも可能になるので、本当に使わない状況が続いたら、一時期月440円の2GBプランに変更すればさらに安くなりますね。ただ、気楽に外でも動画を見たいということになると、現状の月5GBの方が安心して使えると思います。ともあれ、これから使いながらこの組み合わせの良いところ悪いところを見極めていこうと考えています。皆様のご参考になれば幸いです。

OXOオートドリップコーヒーメーカーは自宅でも野外でも安定した味を出せるので気に入ったら利用価値有り

私の住んでいるところは緑茶の生産が最近鹿児島県に抜かれたものの、日常的に葉から急須で煎れる緑茶を飲むのが普通な静岡なのですが、コーヒーについても色々こだわって楽しんでいます。ただ、日常的に飲む緑茶は急須に入れてしばらく蒸らして注ぐだけなので簡単ですが、コーヒーについてはドリップする手間がかかり、その時の状況によって同じ味にならなかったり、時間がかかるので、朝のコーヒーをいただくというのは少々難しいという感じでした。

現在行なわれている「ブラックフライデーセール」で、様々なコーヒー製品も安くなっているのですが、その中で狙ったのは「簡単に安定した味を出せる」コーヒー器具でした。日常的に飲んでいるコーヒーはスーパーで売っている業務用の豆なので、そこまで本格的に楽しむことはないのですが、それでも自分で飲んで美味しいと感じるコーヒーが簡単にできたらということで、狙いを付けたのが今回紹介するOXOのオートドリップコーヒーメーカーです。

商品名に「コーヒーメーカー」とありますが、電源を使わず単にお湯を豆の量に応じたところまで注いで待つだけで、ドリップするところに開いた穴から注がれる湯量がコントロールされ、コーヒーが抽出されるという仕組みになっています。基本はペーパードリッパーで、フィルターは2~4人用の台形フィルターになり、全国の100円しょっぷでは90枚110円で売っていて、円錐形のフィルターと比べるとリーズナブルなのも気に入りました。ペーパーフィルターのため後片付けも簡単で、飲み終わったらフィルターに残ったコーヒーはごみ箱へ入れたら、後はドリッパーを軽く水洗いすれば朝の忙しい時間での片付けとしては十分でしょう。

ドリッパーにはカップも乗るように設計がされており、一人前をカップに直接出すことも可能です。その際はさらに洗い物を減らすことができるようになります。コーヒー10gでお湯の量180ccの割合で、2分くらいでお湯が落ち切るようになっていますので、お湯を入れたらその間に朝の別の支度をしているうちにコーヒーがたまります。寒くなるこれからの季節には、真空断熱構造のマグカップで受けるようにすれば、コーヒーが落ち切っても熱いコーヒーが保温されるようになるので、さらに便利になるでしょう。

ただ、この方法だとコーヒーを「蒸らす」ことができないので、手動できちんと手順を守って淹れる場合と比べると、かなりすっきりしていますが、コーヒーの味はしっかり出ています。過去には電動のコーヒーメーカーも考えたのですが、電力がそれなりにかかることと、内部を全て分解して掃除できないので不衛生と感じるところもあることなど、シンプルで電気も使わないコーヒーメーカーは悪くない選択ではないかと思います。

ちなみに、材質は全てプラスチックのため割れる心配はなく、アウトドアで気楽にコーヒーを楽しみたいという方にも向くと思います。本格的にコーヒーを淹れたい場合には、ドリッパーに直接自分で注げはオートで淹れる場合との味の違いも楽しめると思いますので、気軽にコーヒーを楽しむものとしては十分に有りではないかという気がしますね。今回のブラックフライデーセールでは千円くらい通常より安くなっていますので、今回は良い買い物ができました。色々な淹れ方を楽しみながら、今後もコーヒー用の器具については気になったものを揃えていきたいと思っています。

ゴミを極力出さない生活を考えた時小物家電の電源について考えることも必要

私のブログは当初、車中泊に便利なグッズを主に紹介するような形で進めてきました。そんな中で、まだ今のように高寿命のポータブル電源などない時代には、車内で家電を使う場合のキーワードとして「エネループは使えるか?」という感じで身の回りの小物家電を増やしていきました。

旅行の時などに持っていくものの中でも、髭剃りはACコンセントや充電池内蔵のものではなく、単三電池2本で動き、メーカー保証はないもののアルカリ乾電池の代わりにエネループでも動くフィリップスのシェーバー(PQ208という型番ですが現在は製造終了になった関係でアマゾンなどではすごい価格になっています)を今も使っています。多くの充電式シェーバーが内蔵充電池の消耗により買い換えになるのに対し、電池交換式でその電池は充電可能なので、壊れるとしたら物理的に落としてしまうか、モーターに異常が出るくらいしか可能性はありません。現在は替刃もきちんと用意しているので、切れ味に不満が出たらすぐ交換できるようになっていて、実は切れ味も現行品と同じ刃(多くは3箇所に刃があるものが普通ですが、乾電池仕様のものは2箇所という差があるだけ)を使っているので、自分がそれほど髭が濃くはないからということもありますが、購入してからもう10年くらい経っているのに、本当に長く安定して安いコストで使えています。

その時から思っているのは、もし単三や単四のエネループが使えるようであれば、同じ機能を持つ製品でもそちらの方を選ぶということを徹底してやってきました。最近はやっているLEDランタンについても、USB端子から充電が必要なものについては敬遠しています。モバイルバッテリーは買いますが、バッテリーは給電をする単機能しかないので、寿命が来たら買い替えるのは仕方ありません。ただ、いくら高機能なものであっても、使っているうちに内蔵充電池の消耗が原因で使えなくなるというのは、やはりもったいないと思いますね。

現在、多くのネット通販サイトではブラックフライデーセールが行なわれていますが、その中で私が狙っているものの一つが、Bluetoothでスマホと繋がる温度計です。具体的には冷蔵庫やクーラーボックスの中に入れて、その中の温度変化を測定してみようと思っているのですが、製品化されているBluetooth温度計は、スマホのアプリと連携していて、こちらていちいち記録を取らなくても時間による温度変化をグラフ化までしてくれるのです。

今回そうした製品もブラックフライデーセールで安くなっているのですが、その中で何を購入の決め手にしたかというと、それも温度計が使っている電池の種類であったのです。最初に見付けた小さくて取り扱いが良さそうな製品は、電源にリチウムコイン電池を使っていて、交換の手間およびコストが定期的にかかります。何とか普通の電池で動くものはないかと探したところ、単四電池2本で使えるものがあったので、その製品をポチりました。

私の使い方は、主にクーラーボックスに入れて、できるだけ扉の開閉数を少なくして、温度の変化を計るとともに、一定の温度以上になったら、中に入れている保冷剤を取り替えるための判断材料にしたいと思っているのです。例えば、冷蔵庫に入り切れない食材をクーラーボックスで保存する場合に、冷凍庫で保冷剤をローテーションしながら冷やしつつ、常にクーラーボックス内の気温を気にし、食材が傷まないように温度管理をするためのとても有用なグッズになるものと期待しています。

常に使うわけではないので、使う時だけ電池を入れて使うような形にしておけば、その直前にエネループで動くならば充電をかければ今ある電池を有効に使って、いざという時の食材温度管理を行なえるものとして期待しています。

このように、ちょっとした事に使うものでも、その電源がエネループで動くか動かないかというのはかなり大事ではないかと思います。車中泊でも明かりはLEDランタンで、情報はラジオから、また非常用のモバイルバッテリーとしてエネループからUSB出力のできる充電器もあるので、これまでのストックが多くあるなら、エネループだけでもいざという時の対策ができるのではないかと思います。

どうしても入れ替えたい状況がない場合にはeSIMを選ぶ方が費用面での心配が少ないのでは?

楽天モバイルのニュースで、今まで全て無料だった物理SIMカードの交換・再発行手数料を2023年12月13日から改定すると発表しました。今後は、3300円の手数料を取ることになるようです。ちなみに、eSIMの場合には従来と変わらず費用は当面取らないということなのですが、いきなり3300円というのはかなりの痛手であるという感じがするので、今後は回線契約をする場合のSIMの選び方にも影響が出てくるだろうと思います。

というか、私自身の直近の課題であるモバイル回線の乗り換えを今月中に控えているので、今使っている回線を解約し、新しい回線を契約するにあたっての手順をさらってみることで、物理SIMとeSIMとの違いについて見ていくことにしたいと思います。

まず、今月中で解約すると思うのは、物理SIMで契約している回線になります。たまたまなのですが、この回線はドコモから回線を借りているMVNOなので、単に解約して終わりということではなく、SIMの返却が必要になります。他のキャリアであればあえて物理SIMのカードを返す必要はないのですが、ドコモ回線を使っていたことで、返却しなければならないわけです。これがeSIMであれば、当然ながらSIMカードを返却する事自体がなくなり、すぐに解約できるということになります。

そして改めて加入する回線はeSIMを予定しています。過去に回線をeSIMにした際には申込みをしたタイミングですぐに使えるようになりました。物理SIMの場合は荷物として発送し、受け取ってからでないと使えないため、かなりタイムラグがあります。宅配便で送られれば申し込みのタイミングによっては翌日には届くと思いますが、受け取るにはその場にいなければならないので、状況によってはしばらく待たないとスムーズに開通できない事にもなりかねません。

今のところ、新しい回線もeSIMを予定しているので、解約が完了したタイミングですぐに開通させることも可能です。買い換えや故障などで、スマホにセットしたeSIMを別のスマホなどに移動させたりする場合にはアクティベーションコードの再発行が必要で、これには業者によって価格は違いますが有料になってしまう点はあるにしても、楽天モバイルのように手数料がかからない業者もあるので、今後回線をeSIMにして乗り換えようと考えている方にとっては、こうした手数料についても考えた上で契約するのが良いと思います。

今回の楽天モバイルが出してきたように、物理SIMとeSIMとで明らかな費用の違いが出てくることになり、費用もかからないのなら、たとえeSIMであっても必要に応じてスマホから別のハードへと移したりもできます。さらに物理SIMの場合、本体からカードを引き抜いたり差し込んだりすることによってカードだけでなくスマホが壊れるような事もなくなります。私自身大昔ですが、SIMカードの入れる方向を間違えてスマホがカードを認識しなくなった最悪の思い出があります。そうしたリスクを考えると、再セッティングにお金が掛かっても、頻繁に回線を別のハードと入れ換えて使うのでなければ、今後はeSIMでも良いかなと思い始めています。

最後に、このテーマとちょっと離れますが、現在私は楽天モバイルはeSIMで使っているのですが、今後もしeSIM対応のホームルーターやモバイルルーターが出てきたら、緊急時には入れ換えて使うことも考えます。現在の電話は、楽天モバイル回線に紐付けているのですが、その際は新しく使えるようになったデスクトップ版のRakuten Linkが出ているので、SIMをルーターに移していてもパソコンにイヤホンマイクを付ければ電話を掛けたり受けたりできるようになるので、eSIMをモバイルルーターに移しても、音声通話ができない事で、電話として致命的に使えなくなることは無くなりました。現状では何回セッティングをやり直しても費用はかからないので、できればeSIM設定可能な汎用のホームルーターが安く手に入ればとも思っています。

USB-C端子に高出力のPD出力の付いたソーラーパネルを最初に手に入れるとかなり応用が効く

正直言って何も考えずにソーラーパネルやポータブル電源を増やしてきてしまいましたが、ポータブル電源を購入するタイミングでほぼ同時に購入したELECAENTAの120Wソーラーパネルが色々自分にとって使えることを感じているので、今回は私が最近気に入っている機能について紹介していきます。皆さんのソーラーパネル選びの参考になれば幸いです。

私の持っている比較的少容量のポータブル電源を短時間で充電するのに、やはり100Wクラスのソーラーパネルを手に入れようと、安いものを買ったのですが、そのスペックの中に、他のソーラーパネルと違う特徴がありました。本体にはUSB-AとCの端子があるのですが、C端子はPD対応で最大45Wあります。それより以前に購入した同じような折りたたみのソーラーパネルは同じくAとCのUSB端子があるものの、PD対応はなく出力は最大18W程度とかなり違います。
実は現在、ポータブル電源以外にソーラーパネルから充電を色々と行なっています。バッテリーが高出力の充電に対応していると、この最大45Wで使えるということになると、モバイルバッテリーをより短時間で充電することができます。

以前購入した100Whの容量がありACコンセントも使えるAnkerの小型ポータブル電源(写真左側)はPD対応で45Wの汎用アダプターが付いてきたのですが、ちゃんと日がパネルに当たれば、120Wのパネルで45W出力をするのはそれほど難しいことではないでしょう。実際、このソーラーパネルでAnkerのポータブル電源をPD充電したところ、他のソーラーパネルで試した時とは明らかに早く充電が進みました。カタログスペックでは45WのACアダプターで3時間で満充電できるそうですが、ほぼ空の状態で晴天が続いている状況だと、3時間かからずに満充電にすることができました。

こうなってくると、モバイルバッテリーでもPD対応でそれなりの高出力で充電できるものがあれば、直接ソーラーパネルで充電でき、かなり早く充電できるということになります。私の場合は古いモバイルバッテリーも複数あってそれぞれ使い続けているので、とりあえずAnkerのポータブル電源をPD経由でソーラーパネルから充電し、他のモバイルバッテリーをAnkerのものに繋いで充電し、そうした満充電になったモバイルバッテリーでスマホやタブレットを充電すれば、今あるポータブル電源は比較的高出力な家電専用に使って、こまごましたものは小さなバッテリーを使うといったような棲み分けができます。

私の場合はたまたまソーラーパネルを介して小さなモバイルバッテリーを充電しやすいバッテリーを持っていたということもありますが、今売っていたり今後売られてくるモバイルバッテリーは、小さくても容量が多く、充電も高出力でPD対応というものが増えると思いますので、そこまでポータブル電源を買わなくても、安いモバイルバッテリーをソーラー充電することで日常的に使えるだけでなく、災害時のスマホ関連の充電もスムーズに行くのではないかと思います。

ポータブル電源については、もし災害が起こったことを考えた場合、調理家電やストーブ、扇風機や冷蔵庫などの生活そのものに関連した家電に投入したいと思っています。そのうち冷蔵庫については、消費電力の少ないものを新たに増やすことも考えていますが、どちらにしてもこうした家電はモバイルバッテリーでは動かないので、やはりポータブル電源を使いたくなります。その際に、ポータブル電源を同時にスマホの充電にも使ってしまうと、家電の使える時間が少なくなってしまいます。それを今持っているモバイルバッテリーで代用できるのならば、その方が良いと思います。

そんなわけで、今後ポータブル電源用にソーラーパネルを購入しようと思っている場合には、ちゃんとスペックを見て、PD出力がきちんと出るものを買うことをおすすめします。そうすれば、PD対応のモバイルバッテリーを直接充電できるだけでなく、一日に複数のモバイルバッテリーを効率良く満タンにできるようになります。その際、PD対応のケーブルも必要になると思いますが、100W対応のものもしっかり準備することをおすすめします。

新幹線車内で新幹線のフリーWiFiを使ってChromebookのリモートデスクトップを試みてみました

たまたま先日新幹線に乗る機会がありました。乗ったと言っても東京から静岡という短い区間で、さらに自由席で隣の人もいたため、パソコンを出してせいせい使えたのは小田原~静岡間とかなり限定されましたが、N700系の新幹線の窓側に座り、コンセント(コンセントは窓側にありパソコンやスマホなどの充電に使えるようになっているのです)から給電をした状態で車内のWiFi(Shinkansen free WiFi)に接続することができました。新幹線のWiFiは定期的に使っていないと再度登録(SMSによる2段階認証)が必要になりますが、何とかそこをクリアして、小田原から静岡へ到着するまでネット接続を試しましたので紹介します。

まず、気になる速度は、携帯電話の電波を使ったインターネットを車内の人数で利用し合う形式のため、使っている人がいればいるほど遅くなりますが、私が使った平日夕方では6~11Mbpsくらいで、しかも走行中ということもあり安定しない時もありました。Chromebook単体で、オンラインにしながら各種サービスを使う分についてはほとんど影響がなく、ここまでの文章も新幹線の車内からスムーズに書いています。私自身のタイピングスピードはそこまで早くはないものの、それなりの速度は出るため、ネットの状況によっては待たされるような事もあるのですが、単体利用では大丈夫でした。クラウド上のファイルをいじってもそれほど問題はありませんでした。ただし注意点がありますので、それは後で書かせていただきます。

そして、外から自宅にあるデスクトップパソコンを起動させた上でリモートデスクトップを使った時は、スピードの遅さというよりもネットの不安定さというのが原因だと思うのですが、なかなかウィンドウが開かず、ファイルエクスプローラーを使った操作ができなかったり、突然リモートデスクトップの接続が切れたりしてしまいました。ブラウザーによるGmailの操作はスムーズでしたが、安定して速度が出るような環境でないとリモートデスクトップを快適に使うのは難しいかなという感じはしたものの、最低限のことは新幹線の中で、さらには自分でモバイル接続を使わなくてもできるというのは確かに便利だと思います。

しかし、新幹線のフリーWiFiは、30分使うと自動的に回線が切れるような仕組みになっているので、うまく使えないとか、オフラインの表示がネットサービスで出た場合には、改めて最初に設定した画面を出して改めて接続手続きを行なう必要が出てきます。この時間制限はなかなか使い方によってはつらいところがありますが(動画閲覧など)、長時間新幹線に乗ってずっとWiFiに接続していたいという方は、時間の経過を確認しながら30分毎に接続のし直しを行ないましょう。

私の使っているChromebookは、スマホとペアリングしておくと、Chromebookの方からの操作でスマホからのテザリングを行なってネット接続できるのですが、その場合はスマホの電池消耗および、スマホに入れた回線の高速通信を消費してしまうのが問題になります。ここまで見てきたように、新幹線のWiFiには色々な制限はありますが、窓側に座ればコンセントの利用ができ、ノートパソコンなら電池の減りを気にせずに使えますし、乗る時間が長ければかなり使えると思います。

N700系の新幹線は「こだま」でしたが、座席でパソコンを開いてインターネットが使えるということになると、個人的な感想ではありますが、多少時間がかかった方が良いこともあるので、こだまの全駅停車も気にならなくなります。JR東海では「こだま」限定でドリンクチケットが付いて運賃も安い「ぷらっとこだま」という商品(きっぷではなく旅行商品になります)があります。この商品なら指定席が利用できるので、コンセントの付いている窓側を事前に取ることもできますし、グリーン車の設定もあるので、のぞみやひかりと違って時間がかかることを逆手に取って、ゆったりと快適な時間を車内で過ごせるように、ネット環境を使えるようにすれば、さらに旅は楽しいものになると思います。

 

もはや日本と海外の国との力関係は過去のものだと自覚しながら生活することが大事ではないか

年末年始の旅行先に変化が出ているというニュースがありました。海外旅行の割合がかなり減って、その代わりに国内旅行に振り替えるような傾向にあるようです。それは単に感染症の問題ではなく、ここのところの急激な円安によって旅行費用や現地での滞在費が上がっており、同じように食事をするだけでも費用の差はかなりのものです。そういう風に計算すると、海外から国内旅行に向かうのも仕方のない事だとも思えます。

ただ、今後日本国内での旅行のための移動が増えてきてしまうと、逆に滞在費が安く済むということから、海外からの観光客は増える傾向になります。そうなると、海外と国内の旅行客が増えるということになり、有名な国内の観光地の混雑ぶりはさらに酷くなるのではないかと思えます。ただ、現地での宿泊については海外の観光客との取り合いになることが予想されます。海外客が増える影響で、ホテルの利用価格も上がる傾向になるので、ブームとは関係なく車中泊で国内旅行をする人がこれから増えていくのではないか? という気もしますが、それを素直に喜んでいいのかどうか。

もはや、日本は海外諸国と比べても決して豊かではないという事は多くの方が感じていると思いますが、ここ数日の事ですが以前では考えられなかったような状況も起こってきています。サッカーのワールドカップの出場国を決めるためのアジア二次予選は、AFCにテレビの放映権があるということなのですが、日本で開催される試合はまだしも、直近で行なわれるシリア戦(試合は中立国であるサウジアラビアでの開催)の放映権をかなり高額な形でふっかけられていて、残念ながらこの文章を書いている時点で、その法外とも思われる放映権料を地上波のテレビ局で支払うことができず、生で中継を見られない可能性があるという話が現実的な話になっています。

まだ二次予選で、日本チームと力の差もあるということもあり、あえて生中継で見なくても良いのでは? という話も出てくる一方で、昔であればある程度は法外だと思っていてもポンと出すテレビのスポンサーはあったのではないかと思います。それが無くなったというのは、もはや何もしなくても大きなイベントを見ることはできなくなっているという変化が日本で起こっているということです。

ちなみに、この文章を書いている時点でネット配信系のメディアであるAbemaTV・DAZN・AmazonPrimeでも配信するという情報は上がってきていません。今後、試合の結果によりワールドカップの出場が決まるアジア最終予選について、アウェイで行なわれる試合が地上波で放送されるのか? という疑問も湧いてきます。サッカー好きとしては寂しい限りですが、今年はバスケットやバレーの国際試合で盛り上がりましたし、野球も先日まで行なわれていたアジア限定の代表戦を地上波で生中継するなど、今まで代表戦人気が高かったサッカーとは言え、そもそも試合が生で見られないのではどうなるかわかりません。

個人的にはワールドカップやオリンピックのようなスポーツの大イベントに置いて放映権料を上げて儲けようとする人の姿が垣間見えるような事になってくるようになって、そこまでしてスポーツ中継を見る意欲も減退してしまっているというのが正直なところです。現在の日本では地上波のテレビであってもNHKの受信料が放送を見るためについて回るので、私も衛星放送までは見られるように受信料を払っているのですが、サッカーにしろゴルフにしろ、スポーツ専門チャンネルに加入するにも見たい競技を網羅するためには一つだけではなく複数のチャンネルに毎月視聴料を払わなければならなくなるなら、受信料以上の支払いをしなければならないのなら、そこまでしてスポーツを見たくないと思うようになった自分もいます。

以前書いたようにDAZNはpovo2.0のトッピングで7日間の利用が可能なので、どうしても見たいという場合にはトッピングを利用しますが、あとは自分の加入しているサービスで見られるものは見る(例えば楽天モバイル加入で見られるNBAのようなもの)という感じになってくると思います。そうなると、今回の日本対シリア戦についても最悪地上波の生中継で見られなくても良いですし、今後の放映権料の高騰を防ぐためにも、関係者には断固たる決意で交渉に当たって欲しいなと切に思います。今後、さらに日本が貧しくなった場合、ワールドカップ本大会やオリンピックすら自由に見られない社会がやってくることも考えられます。過去を知っている人からすると、信じられないとも思うでしょうが、これが日本の客観的に見た状況なのだということを考えながら、今後の日本社会を見ていく必要があるのではないかと思います。