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モバイル通信が全く使えない場合の用意も必要

昨日は休みだったので早くに出掛けたのですが、その途中でとんでもない事に気付いてしまいました。さすがに車で出掛けたので免許証は持って出たのですが、何か持って出るのを忘れたかもと思って気付いたら、普通ならまず最初に持って行くものとして用意するスマホやガラケーといった携帯電話関連の端末をまるごと置いて来てしまったことに気付きました。その代わり、小型のタブレット端末(Wi-Fi利用可)はあるので、どこか適当な所のWi-Fiが使える場所に行ってメールチェックはできるものの、直電が入ったらそれも確認できなくなります。

今回はたまたま家を出てから早い段階で忘れ物に気付いたので改めて戻って取りに帰ったので事無きを得ましたが、今後の事を考えると全くスマホやガラケーを使えないとか、失くしたり壊れたり、はたまた災害時に充電できずに使えなくなった場合の事を考えておくべきではないかと思いました。

というのも、今の生活の中で家にある電話を使う機会がほとんどなく、さらに家族も常に家にいるとは限らないので、家の電話より家族それぞれの携帯電話の番号に公衆電話から電話した方が連絡が付きやすいと思うのですが、私自身家族や親戚の携帯電話番号について頭の中にあるかというと全く覚えていないのです(^^;)。少なくとも携帯電話の着信やLINEのメッセージが入っているかどうかを何もない状況の中で何とかして確認するためには、電話番号を用意しておく必要があるわけです。

昔は手帳に電話帳をいちいち書いて持っていた方も多かったと思いますが、私自身も紙の手帳を止めてスマホに移行してしまっている中、あまり覚えていない番号についてはスマホがなければどうにもならなくなっています。せめて家族や親戚、勤務先や学校など緊急の用事で電話をする可能性があるところくらいは、紙に書いていざという時には公衆電話から連絡することも考えておくべきだと今回思いました。

さらに、今回はバッグは持って行ったもののスマホ類だけ忘れてしまったので(^^;)、小型のWindowsタブレットは持っていたので、Wi-Fiとタブレットの組み合わせでメールチェックだけではなくLINEへのアクセスもできるように準備しておくことも大切だと思います。メールについてはメールソフトでもウェブ上からでも確認はできると思いますが、パソコン(Windowsタブレットを含む)でLINEにアクセスするためには、専用のアプリをインストールするとともにメールアドレスとパスワードの登録が必要になります。具体的なやり方はネットで調べればすぐにそのやり方は見付かると思います。

そうしてアプリを導入すれば、スマホが手元になくても設定したメールアドレスとパスワードさえ覚えておけばスマホで使っているLINEの内容を同期できるものの、初回アクセス時のみ本人確認のためスマホでコード入力が必要になってくる(4ケタの数字をスマホ側で入力することで本人確認を行なう)ことを忘れないようにしましょう。特にモバイル利用で持ち出すパソコンについては、スマホが手元にない場合でもLINEが使えるように、LINEのアプリをパソコンにインストールするだけでなく、パソコンの方から一回メールアドレスとパスワードを入力する方法でアクセスして、きちんと持ち出すパソコンの登録を行ない、実際にパソコンでLINEを使う方法についても、その状況を確認しておくことをおすすめします。パソコンでメッセージを打つ場合、はじめの設定のままではEnterキーを押すと改行ではなくすぐに送信されてしまうので、その点には注意しましょう。ちなみに、メッセージに改行を付けたい場合はSHIFTキーを押しながらEnterキーを押すようにすると改行できます。それが面倒くさい場合には、送信方法の設定で送信するキー入力をAlt + Enterに設定すると、Enterキーを押すだけでは改行を行なえるようになりますが、お好みで選ぶようにしましょう。


ネット通販の初期不良対応はあてにならない?

昨日書いた狙っているモバイルパソコンの購入先であるリングローの中古パソコンについて何とか候補をしぼり込み、一気に一昨日のうちに注文し、何と翌日の昨日になって届きました。本来ならここでそのパソコンについて紹介するつもりだったのですが、いきなり電源を入れようとしても電源が入らないという最近めっきり遭遇していない初期不良にあたってしまいました(^^;)。

普通のお店で購入したパソコンなら現品をお店に持ち込み、お店の方の立ち合いのもとで不具合の確認ができたら、そのまま修理か交換かという話になるのですが、通販の場合はメールでのやり取りをして、運送業者から受け取るだけなので、初期不良の対応というのはお店によって違います。今回私が購入したお店では、お店の方に送って不具合を確認してもらうというのはだめで、新品の場合はメーカーと相談してメーカーのお墨付きを取ってから販売店が受け付けるというものでした。まあ、そうして専門的な人員をカットしているからこそ安価での購入ができているわけで、メーカー(今回の場合は中古パソコンを整備して販売するリングローになります)保証を使って故障の確認を取るというのは理にかなっています。ただ、今回購入した中古パソコンがリングローのものでなかったらと思うと、直接販売店と話をして自分の過失でないことを証明するのかとか、一気に気が重くなるところでした。

私の場合にはたまたま同じリングローが出荷している中古パソコンでの対応を経験しているので、今後時間がかかるにしてもきちんとした初期不良に対する対応をしてもらえることはわかっているので、とりあえず不具合の内容とこちらの連絡先を記載したメールを出しておきました。昨日は休業日なので連絡する手段はこれしかありませんし、週明けに電話をするにしても、通話先が0570から始まる有料番号なので、多少時間がかかってでもメールでのやり取りをしながら対応した方がいいと判断しました。

ただ、当初の目論見であった正月のうちにモバイルパソコンを使えるようにするという事はできなかった事は残念で、さらに言うと今回も中古での購入であるので、もし今回の初期不良が本体の問題で修理不能と判断された場合、同じ機種を手に入れられない可能性も出てくるかも知れません(^^;)。

というわけで残念ながらここですぐ、私がどのメーカーの何というパソコンを注文したのかということを書くことは差し控えようと思います。本来ならこの文章を書いている頃には環境設定を終えて新しいパソコンで書いているはずだったのですが、こうしたリスクも込みでネット通販を考えるべきですね。

特に、こうした初期不良や、新品購入時から一年以内に何らかの保証書で無料修理できる故障が起こった場合、どのように対応したらいいのかというのは念のため購入する前に調べておいた方がいいでしょうね。Amazonからの購入については特にそうかも知れませんが、保証書に購入店の記載がない状態で届き、納品書が入っていない場合は自分でウェブ上から納品書を印刷して購入日と購入店をメーカーに証明する必要が出てきます。リングローの場合は極端な話、専用のシールが貼られたパソコン本体があれば保証が受けられるので、今回は購入店よりも先にリングローの方に連絡を入れてしまったような感じもあります。

まさか、こんなトラブルに連続して、さらに新年早々遭遇するとは思っていませんでしたが、それだけ恐ろしいのが中古パソコンを新たに購入するリスクであり、他の中古パソコン販売店から同じ型のパソコンが安く売られていたとしても、あえて割高なリングローの提供する中古パソコンを選んだ私の考えは間違っていなかったことを実感したのでした。

というわけで、たぶん先方から連絡が入るのは正月休み明けになると思いますので、それ以降の状況の変化で、最終的に今回注文したものと同じものが使えるのかそうではないかも決まるでしょう。新しいモバイルパソコンについては、改めての報告になることをお許し下さい。


4Gまでの移動通信の進歩を辿る(3)クラウド利用と5Gへの期待

携帯電話が第三世代通信になったことで、インターネットを利用する際に単なるウェブ閲覧やメールのやり取りだけでなく、今までは一度にダウンロードして後から見るのが当り前だった動画のストリーミング再生や、音楽やラジオのインターネット放送をリアルタイムで流すようなこともスマホとSIMカードの組み合わせでできるようになりました。

特に、過去にラジオの遠距離受信を行なうために高価なラジオとアンテナにこだわったこともあっただけに、現在わずかな負担で全国のradiko参加の民放局をネット経由で聴けるようになったというのは写メールの時にも書いたように、高性能ラジオの市場を失くしてしまうほどのインパクトが有る出来事でした。ラジオについては全国どこにいても、地元や遠方の局がリアルタイムに聴けるようになったのは、移動通信の進歩とともに多くの関係者の方々がよりよいネットの利用方法について考えていただいた結果ではないかと思っています。

しかし、移動通信で様々な事ができることがわかってくると、全体的なスピードがまだ足りないのと、元々の携帯電話の機能である通話品質についての改善が求められるようになります。そんな中、通話については現在使われている第四世代通信のVoLTEでかなり明瞭に通話ができるようになった感があります。今までの歴史がうまく回っているということを現在実感できています。

現在まだ3Gはガラケーを中心に使われていますが、ガラケーそのものでインターネットを使う程度でしたら今でも十分に使えると思うのですが、スマホで様々なネット経由のものを使うためには、やはり4G以上の通信速度と品質が必要になってくると思うのですが、今後5Gが使えるようになってくると、現在よりさらに高速な通信が遅延を起こすことなく使えるようになることが予想できます。

これもまた前回紹介した「パケ死対策」のように社会から求められているからということが言えると思います。スマホを使ってのキャッシュレス決済で、うまくサーバーにつながらなくてなかなか支払えないような状況が多発すれば、キャッシュレスよりやはり現金がいいという人も出てくるかも知れませんので、とにかくスマホ初心者がスマホを使っていてもストレスが溜まらないような、通信していることを利用者側で意識することがないような、高品質の通信でないといけないというところがあります。

話題の自動運転のシステムについての事がまさにそういう事で、過去のように車の中に自動運転のプロクラムを組んだコンピューターを搭載するのではなく、莫大な情報量あるデータを利用してあらゆる危険を予測して運転するAIを動かすだけのハードを積み、車からは5Gの高品質通信を利用した自動運転が可能になることで、より安全な自動運転が実現できるように考えられているのです。

こうした「クラウド利用」という考え方は、5Gが主流になる社会では当り前になっていくでしょう。自動運転だけでなく、スマホを自動翻訳機として使う場合でも、スマホ自体に翻訳プログラムを入れずにクラウドにアクセスする時間が5Gのおかげでスムーズに繋がるようであれば、こちらからは何の操作も必要ない、本物の自動翻訳機としてスマホが使える時代も見えてきます。

ただこれからはむしろ、技術的には十分可能なのに「大人の事情」でできない事が増えていくのではないかという懸念があることも確かです。例えば、これから行なわれる予定の地上波テレビ放送のネットによる同時配信ですが、5Gの技術があれば全く問題なく全国のテレビ局のネット経由での利用はできるものの、ラジオのようにスムースに全国の放送局の番組が現状では楽しめない可能性が大です。地上波テレビの地域による見ることのできるテレビ局に格差がある現状はまさしく大人の事情であります。例えば私の住む静岡県中部地方ではテレビ東京の番組をリアルタイムで視聴することができないのですが、東は伊豆に行けばテレビ東京が映り、西の愛知県との県境に行けばテレビ東京系列のテレビ愛知をブースターを使うことで受信できるようになっています。

同じ県内でもこうした格差がありますが、テレビの民放が少ない地域ではさらに見られる局が少なくなります。田舎から都会への人口の流出が話題になりますが、もしネットによる地上波の同時配信が実現すれば、高速インターネットが使える環境さえ用意すればテレビの情報における地域格差が無くなり、人の流れにも変化か出るのではないかと思うのですが。

2019年の更新はこれで終了になりますが、来年は東京オリンピックの開催とともに社会のインフラ整備が一気に進むことが考えられます。しかし、そうした技術を使いこなせるかどうかは利用するユーザー側の問題にもなります。ここでは予想できていなかったような技術の進歩が来年中にあったとしても、中には第三世代通信でできていたことぐらいしか実現できない人がまだ多いのかも知れません。個人的には5Gのサービスが始まり、新しい端末や5Gの新しいプランが出てきたら、今までできなかったことがどのくらい5Gでできるようになるか、このブログで紹介しながら試してみたいものですが、果たしてどうなりますか。

今年も一年間読んでいただいてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。


4Gまでの移動通信の進歩を辿る(2)写メールの登場とPHS

前回から引き続き、第二世代携帯電話の話から入りますが、スカイメールと同じJ-PHONEが2000年11月に発売した携帯電話「J-SH04」は、それまでの携帯電話とは違う特徴「本体内蔵カメラ」を持っていました。詳しくは型番で検索していただければと思うのですが、それまでの携帯電話には今では当り前に付いている「カメラ」がなかったのです。

このJ-SH04のカメラは約10万画素というまさにおもちゃレベルで、さらに今のように自撮り用のカメラがない代わりに、いかにもアナログ的なミラーが付いていて、鏡に自分の姿を写すようにして自撮りするようなものでした。ただ、当時は携帯電話にカメラが付くというのは実に画期的で、これによりJ-SH04で撮った写真をメールに添付して送るという「写メール」という言葉が一般化するきっかけになりました。

日本のガラケーからスマホへとつながる機能の中には、「防水・防塵」がありますが、これもガラケーにカメラが付いたことで、あらゆる状況で手軽に写真を撮って送ることができるということで、単なる移動通信端末というよりも、カメラ単体のハードの売上にまで影響を及ぼしているという点において、一般の人の生活にも影響を与え、スマホの時代になった今でもさらにカメラは進化していて、ある意味デジカメやビデオカメラを持たなくても何とかなる時代になっています。J-SH04という端末の出現というものは、ここまでのモバイル通信の歴史を考える中でもかなり大きな転換期を生みだしたと言えるでしょう。

というのもその後、ガラケーやスマホのカメラが高性能になっていけばいくほど、写真や動画の画質が良くなり、ファイルも大きくなっていきます。カメラが進化していく過程の中で問題になったのは、せっかく撮った写真を送ったとしても、通信方式の限界によってアップロードにもダウンロードにも時間がかかるだけでなく、当時はまだデータ定額制の契約プランがなかったので、いい気になって最高画質で写真を送った場合、送る方もそうですが、それとは知らずに画像をダウンロードすることによってデータ通信量が膨大なものとなり、翌月の携帯料金の請求が膨大なものになる「パケ死」という金銭的な破綻と隣り合わせだったということが、新たなデータ通信方式の登場を後押しした部分もあったのではないでしょうか。

このパケ死対策として、携帯電話のキャリアに先んじて画期的なプランを出したのは、携帯電話とは方式が違う後発の公衆通信システムであったPHSのウィルコム(現Y!mobile)でした。当時のスピードは最大32kbpsから64kbpsという今から考えると激遅のものでしたが(現在のスマホで大手キャリアから速度制限された時のスピードは最大128kbpsなので、今の実感では低速がさらに制限されるくらいの遅さですが)、当時はそれでも2年契約になりますが月4千円弱の支払いで時間と料金を気にせずにネットが使えたというのは大きな進歩でした。

さらに、カード型の端末を今でいうスマートフォンのようにPDA(電子手帳やパソコンとシンクロさせてアドレスや予定、メモなどを持ち歩ける小型端末)に差して、フリーのブラウザアプリやメールアプリを使ってパソコンのように使う事もできましたので、私自身はかなり早いうちから手の中にインターネットがあるような体験をしていたことになります。こんな体験ができたのも、PHSが当時の携帯電話のキャリアの物足りない部分を満足させるようなプランを出してくれたおかげだと思っています。

その後、ウィルコムでは二つ折りのガラケーで、当時のiモードなど携帯専用のネットのように特別な料金もかからないOperaというフルブラウザ(パソコンと同じようにネットを使うイメージ)によるインターネットが使え、写メールを送受信でき、パソコン用のメールアドレスの読み書きもでき、ケーブルを使えばパソコンに繋いでインターネットもできるという京セラ製のAH-K3001Vという画期的な端末(通称・京ぽん)が発売され、その後遂にというか日本で最初に発売されたスマートフォンであったシャープのW-ZERO3(OSはWindows Mobile)が発売されるにあたっては、一般的にはそこまで知られてはいなかったものの、外で自由にネットを使いたい人にとっては今のスマホに限りなく近いハードが出現したことに興奮し、通信機能の付いた電話のできるパソコンを持ち運ぶことによる楽しさや旅行時の快適さというものを人より先に満喫していました。

ただ、大手キャリアは実にしたたかで、PHS陣営がこうした画期的なネットと通話のできる端末を導入してきたことで、同じように使えるスマートフォンを発売することになり、それがW-ZERO3とは比較にならないくらいの大キャンペーンがはられて広く「スマートフォン」という概念が知られていくことになったのです。それが第3世代通信の仕組みを使った「iPhone 3G」でした。

ここから一気にAppleとGoogleが違うOSを使ったスマートフォンを出していき、PHSはその力を失なっていきます。その中で、何とかもう一度復活しようと起死回生の策として「一回10分月500回まで」という通話定額のプランを出したのですが、これも大手3キャリアが同じプランを出したことによって、通話音質は抜群でもエリアが携帯電話のそれと違って狭くてピンポイントでしかないPHSはほぼ息の根を止められてしまいました。

現在私は安いMVNOのデータ通信と、ガラケーによる通話定額を使い分けているのですが、これらのプランはPHSという業者がなかったら大手キャリアが提供をしたかどうかは疑わしいので、現在のモバイル環境を作ってくれたという意味で、日本でのPHSの失敗は残念ではありますが、iPhone以前にスマホの概念を知り、その便利さを広めてくれたことに今でも感謝しています。(つづく)


4Gまでの移動通信の進歩を辿る(1)画期的だったスカイメール

2020年は5Gのサービス開始により、世の中の様々な事が変わると言われています。実際、今までとどう変わるのかということは今後明らかになっていくと思いますが、ここでは改めて、これまでの世代の携帯電話はどのように進化してきたのかということを、私自身の体験に基づいて紹介していく中で、改めて現代の社会はどのように変わり、今後どういった方向に向かっていくのかということを考えていければと思います。

最初は、かなり古い話になりますが(^^;)、1970年の大阪で開催された万国博覧会で、当時の電電公社が展示して大きな話題になったのが今で言うコードレスフォンで、その当時は家の中だけでも線がつながっていない電話があるということが驚きだったように思います(当時は無料で全国に通話し放題だったことから大変な人気だったそうです)。しかしその技術が普通に利用できるには少々時間がかかったものの、電波を使って有線を省略できること自体が画期的であったことは確かです。その後、家庭用のコードレスフォンが普及する中でさらに広範囲を無線でカバーする自動車電話が登場します。

私たちが利用する携帯電話の第1号ということになると、日本で初めてショルダーフォンによる移動式の電話サービスが始まったのが1985年の事で、それまでの自動車電話を外に持ち出すことができるようになった事は、その後に登場した今から考えるとかなり大き目な「携帯電話」とともに主に日本国内を飛び回るビジネスマンには必携のツールとなっていきます。ただ、携帯電話を持つためには保証金も毎月の利用料金も高額だったので、その当時はまだ音声呼び出しだけのポケットベルを持たされてコールバックを公衆電話から行なうというのが通常の流れでした。

当時はまだ携帯電話を持たなくても、外にいて連絡を取るためには公衆電話はいたるところにあり、さらに小銭の用意やテレフォンカードの残高を気にしないで済むように、現在はありませんがクレジットカードを直接通して通話のできるNTT以外の電話会社が設置した電話があったりしました。また、緑やグレーのテレフォンカードが使える公衆電話限定ではありましたが、テレフォンカードの形状をしていて通話料金は自宅回線と同じタイミングで引き落とされるクレジット通話用のサービスに使える「カードC」(NTT)・「クレ・カード」(日本テレコム)という通話料後払いのサービスとポケットベル(NTT)を合わせて使うことで携帯電話の代わりとしてしばらく使っていました。

それまでの通話のみの携帯電話は第一世代(1G)でしたが、第二世代(2G)では通話の他にメールもできるようになりました。その当時は大手キャリアの中ではまだソフトバンクに買収される前のJ-PHONEのサービスだった「スカイメール」のサービスは、本格的にポケットベルのサービスを捨てさせるくらいのインパクトが有りました。

当時のポケットベルのサービスは、すでに音声による呼び出しだけでなく文字によるメッセージのやり取りもできるようになり、受信はポケットベル、送信は公衆電話というセットで通話しなくてもやり取りは可能で、その便利さで中高生に爆発的に普及しました。しかし私の中では、当時から全国を旅している中で、一つの不便さというものを感じていました。ポケットベルのエリアは広く、全国をカバーしていたのですが、関東・中部・関西のように地域をまたいで移動する場合には、メッセージを送信するエリアの変更を行なわないとポケットベルでメッセージを受信できない「圏外」表示になってしまうのです。自分の住むエリアだけで使っている分にはいいのですが、日本全国どこに行ってもポケベルでメッセージを受けるためには、移動してエリアをまたぐたびに設定変更(NTTのセンターに電話して行なう)が必要で、そのために公衆電話を見付けるのはめんどくさくなったわけです。

エリア変更の手続きが必要なく、さらに文字によるメッセージのやり取りができるものとして次に注目したのが私の場合「スカイメール」だったのでした。基本的には今も使われている「ショートメール」のサービスなのですが、Eメールのアドレスとしても使えるキャリアメールである「ロングメール」に送られたメッセージの表題および本文を半角128文字または全角64文字までなら無料でショートメールによる受信が可能であったのです(自動受信可能)。

無料分の限られた文字数のメールの続きを見たい場合にはキャリアメールであるロングメールの受信操作が必要で、それには追加料金がかかったのですが、「誰から」「いつ」「どんな感じの」メールが来たのかはリアルタイムでわかったので、当時パソコンで使っていたメールに届いたメールをJ-PHONEのキャリアメールに転送することで、全国のエリアでパソコン用の電子メールの着信通知用のような利用もできるようになりました。

これはかなり大きなモバイル通信上の変化で、まだ公衆無線LANもないような時代に全国をまたいで旅をしても、携帯電話を持っていてアンテナが立っている所なら、通話をほとんどしなくてもキャリアメールおよびパソコンメールの到着がわかるメール専用機のように活用することが可能になったのです。メールで連絡をもらってどうしてもすぐに連絡をしたい場合には電話をしてもいいですが、相手も携帯電話を持っていれば送信料の安いショートメールで返信するということもできたので、これでポケベルの出番は減っていくことになりました。世の中の流れとしても、時代とともに携帯電話の毎月の利用料金も安くなり、高額な保証金もなく、端末自体も0円での販売が当たり前になったことで一気に第二世代の携帯電話が普及していきました。そして、この第二世代の携帯電話ではもう一つ革命的な変化が起こったのです。(長くなったので次回に続きます(^^;))


Suica・PASMOのロック対策について考える

常日頃から公共交通機関をSuica・モバイルSuica・PASMOで利用されている方は問題ないのですが、日頃全くモバイルSuicaを使わないながらも電車移動の際に券売機の使用を避けるために交通系ICカードを持っている私が今回、まさかのトラブルに見舞われてしまいました。

先日、関東近郊へ出掛け、移動のほとんどは青春18きっぷを使って有人改札を出入りしていたのですが、一区間だけJR線でない地下鉄を利用した際に悲劇は起こりました。スマホにセットしていて残高もきちんとキープしていたモバイルSuicaを自動改札にかざして通ろうとしたところ、まさかの赤い×印が表われ、改札を通ることができなくなりました。

幸い、人が多くいる時間ではなかったので、人の流れを止めてしまうことはなかったのですが、運が悪ければ後方から早く改札を抜けたい人から睨まれてしまうことは普通にありそうな事で、今回、そちらの方のトラブルにならなくてほっとしました。

一緒に地下鉄に乗ろうとした人にこの症状を訴えると、とにかく駅員さんのところへ行って不具合を解消してもらった方がいいと言われ、すぐそばにあった有人改札に行ったところ、「このモバイルSuicaは長期間利用されていないのでロックされています」と言われ、その場でロック解除をしてもらったところ、今まで全く通れなかったのが普通に通れるようになりました。私のように日常的にはモバイルSuicaを使わず、たまの休みや用事で電車に乗る時に使おうとしている人がよく陥るトラブルのようです。

改めてネットを調べたところ、どうやら半年間モバイルSuicaを使っていない場合にロックがかかるようなのです。ちなみに、前回私がモバイルSuicaを利用したのは端末の履歴を見るとちょうど6ヶ月と10日が経過していまして、あと10日早く使っていれば通れないことは起きなかったということがわかりました。過去にはこんなに長い未使用期間がなかったので気付かなかったのですが、これは自分にとって盲点でした。

私と同じように普段は全く使わないながら、ゴールデンウィークやお盆、年末年始にちょこっと移動する用にSuicaやPASMO、モバイルSuicaを持っている方については特にこれからの年末年始の時期については気を付けた方がいいと思います。スマホに入っているモバイルSuicaの場合、端末を操作すれば過去の履歴が出てきますので、そこで前回の利用日時を確認し、もし6ヶ月が過ぎていた場合には先に有人改札に行ってロック解除の手続きをしてもらってから自動改札に向かうようにしましょう。

もし、カードのSuicaやPASMOで履歴がわからない場合は、同じように有人改札で自分のカードがロックされていないか確認してもらう方がいいと思います。また、ロック解除の代わりに残高にチャージを行なうことでもロックが解除になるという情報がネットでは紹介されていますので、有人改札が人であふれていて、恐らくSuicaの残高もないような場合はいったんチャージをしてから自動改札に向かうようにするのが賢いやり方だと思います。

逆に言うと、残高をほとんど使い切るような形でその時のSuicaの利用を終了した場合は、すぐにチャージするのではなく、次回新たに利用することがわかった段階でチャージをした方が6ヶ月のロックにかかりにくいということも言えると思います。混雑する改札口で人の流れを自分のせいで止めてしまうということは、いかに自分が知らない事とは言え避けたいことだと思いますので、これからの季節、普段使っていない交通系ICカードを使う機会がありそうな方は、「前回自分が使ったのはいつだったのか?」ということを考えながら必要に応じて対処するようにしておきましょう。


パソコンのメイン環境を簡略化する試みの先にあるもの

先日から何回も状況を紹介してきた、中古パソコン販売のリングローから代替機がやってきました。中古PC用の汎用らしい紙でできたケースを緩衝材を入れて大きなダンボールでさらに梱包するというかなり念入りな発送の仕方に好感が持てました。業者によってはパソコンの外箱自体に伝票を貼り、そのまま送ってくることも普通です。ノートパソコンの場合、液晶の部分が弱く変な積み込み方をされると(例えば縦でなく横に置いた上にみかん箱を置かれて運ばれたら最悪の場合液晶が壊れてしまう可能性もあるので)届いてすぐクレーム発生ということにもなりかねません。

中古のパソコンを商品として扱うということを十分考えた上で、普通に箱を立てて置くことができるような形で送ってくれることにまずは感謝し、中を開けたら元々購入したノートパソコンと全く同じサイズの製品が送られてきました。ただし製造年は1年新しいという話で、載っているCPUは世代が一つ新しいもののパフォーマンスはほとんど変わらないという話で、やはり損をしないように同じようなマシンをよく探してくるものだと思いました。

とりあえず行なったのは現行機の内容を確認した上で環境を揃え、その上で現行機の内容を初期化して返送するということになります。過去にはパソコンの環境を乗り換えるというのは、わかっていても様々なデータが色んなところに散らばっていたので、大切なファイルを移動しないまま消してしまうような失敗も多くあったのですが、最近は極力そのような事にならないように普段使いのデータをクラウドに逃しています。

どちらにしても、自宅内で使うパソコンと外出先で使うモバイルパソコンで同じファイルを扱えないと日常のモバイル運用がスムースに行きませんので、パソコンの中にインストールするソフトは極力少なくすることを心掛けています。具体的には、ワープロ・表計算か使える統合ソフトや画像を閲覧および簡易編集できるソフト、ウェブサイトのブックマークをパソコンだけでなくスマホとも共有するためのchromeブラウザと文字書きのために必須なテキストエディタ、そして私独自の日本語入力をサポートしてくれるGoogle日本語入力とその設定ファイルをインストールすれば、ほとんど前のパソコンと変わらない環境を再構築することができました。

実際、大変だったのはリングローに返すパソコンの初期化の作業の方でした。ブログを書くだけだったら日本語環境とテキストエディタだけをインストールすればいいですし、あとは自動的に写真がアップロードされているGoogleフォトを使えるようにしたり、各種クラウドの同期ソフトをインストールして、日々使っているデータに新しいパソコンからもアクセスできるようにしつつ、後日ファイルを開けないものがあったら、改めてそのファイルを開くためのソフトをネットから探してインストールすればいいわけで、新しいパソコンを使えるようにするためには数時間もあれば十分でした。

これは私のパソコンの使い方が大したことに使っていないからとも言えるのですが、このように特別な事をしなくても環境が復帰できるようにしていることで、心の余裕が生まれます。急に重い話になりますが、今この瞬間に大きな地震が起こり、津波から逃げるためにすぐ家を出なくてはいけなくなったとします。もしあらゆるデータをパソコンのハードディスクやフラッシュメモリに収めていて代わるバックアップがない場合、何よりもそのデータを保護するために大きくて重いパソコンを持ち出して逃げようと思うこともあるのではないでしょうか。

私の場合は今回の移行で改めて思ったのですが、もし全く何も持てないで逃げたとしても新しいWindows10が入っているパソコンとインターネットがあれば、今回新しくしたパソコンと同じ環境を短時間で再構築することができる自信が付きました。そうした心の余裕が何も持たずに逃げた場合の後悔をなくし、それが命を守ることにつながるのではないかと思うので、今後もこうした形でパソコンを家でも外でも使っていきたいと思っています。


「廃棄」と「再利用」との間で中古パソコンを使い続ける選択

このブログで少し前に書きました、中古パソコン販売のリングローから連絡をいただき、何とか今のキートップの取れたノートパソコンの代替機を送ってもらえることになりました。基本的には保証書の類は無しでもパソコン本体にリングローが出荷したことを示すシールが貼ってあればサービスを受けられるのですが、その中で先方から言われたのは同社が多くの販売するパソコンにプリインストールして販売している「WPS Office」のライセンスについての問題です。

知らない方は全く知らないでしょうが、あえてMicrosoft Office(ワープロ・表計算・プレゼンなどの統合ソフト)を導入する予定はないものの、送られてきたOfficeファイルを開いたり編集したいと思っている人のために作られた安価でMicrosoft Officeで作ったファイルを違和感なく利用できることから、それなりに人気のある中国産のソフトが「WPS Office」です。

リングローからのメールでは、現在使っているノートパソコンにWPS Officeがプリインストールされている場合、「ライセンスカード」を本体とACアダプタと一緒に送って欲しいとありました。これはある意味当然の事で、出荷するパソコンにプリインストールして出すため、今まで同じようにして使っていたライセンスを返すことで「等価交換」ということになります。ただ、私の使っているパソコンは価格が安かったのを選んで購入したためか、WPS Officeがプリインストールされていなかったので(^^;)、ハードの内容はほとんど同じながら、追加購入しなくてもWPS Officeを使えるように配慮していただけるようです。

ただ、今売られているリングローの中古パソコンにはほとんどWPS Officeが入っているようですので、使わないからと即アンインストールした場合でもWPS Officeのライセンスカードだけはいつでも取り出せるところに保管しておき、いざという時には本体と一緒に返すこともあるということを覚えておいた方がいいと思います。

今のところ元のノートパソコンでも快調に使えているのですが、さすがに現在入っているWindows10のサポートが終了した後までのOSの保証は受けられなくなるようです。ただ、リングローでは中古PCを購入後2年後から「買いカエルサービス」というものがあるのだそうで、この場合は有料になりますが追い金を出すことで最新OSやスペックが年代に沿ったハードに変えられるというサービスを受けることができるようになるようです。

スマホの場合はその進化がどんどん進み、先日購入したファーウェイのP30 liteが素晴らしいと思っていたら、さらに多くのカメラレンズの付いたシャオミン(中国企業です)のスマホが日本販売になるなど5年以上前のスマホを現在も使うということは考えられませんが、パソコンについては最新のゲームや動画編集をやるのでもなければ、OSだけが最新であり、パフォーマンスもそこそこであれば我慢できます。

先日のサイバーマンデーセールの中で、新品でそこそこの性能を持つLenovoのThinkPad595がポイントバックの結果などを考えると、それこそ中古並みの価格で売られているのを目の当たりにして、こういうのもいいかなと一瞬思いましたが(^^;)、もし今回のような不具合が保証期間後に起こってしまったら、また新しいハードを買い替える羽目になります。別にパソコンを人に見せびらかすものでもなく、本当に必要な作業という意味ではストレスなく文章や書類を作ることができ、ネットや動画を見たりできれば十分な私にとっては、今回の代替機がハード的に寿命を迎えるような事になっても、追い金での交換をすることでパソコン本体をゴミにせず、無駄にパソコンを家に増やすことにもならないこのシステムに乗ってみようかなと思っています。


古いSIMフリースマホの問題点を改めて知る

昨日の12月1日は地域での大規模な防災訓練があり、自宅にある緊急警報対応のラジオが訓練の地震と大津波警報を知らせてくれました。それと同時にドコモ契約のガラケーから緊急速報がけたたましい音とともに配信されたのですが、先日購入したばかりのP30 liteからも同様の緊急速報が配信されたのを確認しました。

ちなみに、私が所持しているスマホの中には古いバージョンのAndroidの入っているSIMフリースマホ(タブレット)が多く、緊急速報を外で知るのにはドコモのガラケーだけが頼りだったのですが、今回改めてSIMフリーでの受信を確認したことで、今後ガラケーとスマホの2台持ちからスマホへの一本化が利用できるような状況になった時に背中を押してくれるようなことにもなったかと思います。

というわけで今まであまり気にしていなかったのですが、緊急速報を受信できるものとできないものの差とは何なのかということが気になり調べてみました。すると、Android搭載のSIMフリースマホでは大手キャリア3社がAndroid 8.1向け(公式資料では Android™ 8.1.0_r9 以上が対象)に共通受信仕様を策定したということがわかったのです。

P30 liteはAndroid9ベースのEMUI 9.0が入っていて、最近の報道ではAndroid10へのアップグレードの時期は2020年3月とされています。一時期はアメリカ政府からのファーウェイへの制裁のおかげで日本での販売すら危ぶまれていた機種がこのような事になるわけですからわからないものです。

今まで持っていたSIMフリーの端末はAndroid5とか6くらいのバージョンのものを中古を含めて使っていたのですが、日常的な使い勝手はそこまで変わらないとは言いつつも、やはりAndroidのバージョンによって大事な機能が使えないというのは問題です。緊急速報を鳴らせないSIMフリースマホのバージョンを使っている方は、大手キャリア以外のところから提供されている緊急速報を伝えるアプリを入れておけば同じように利用できるものの、かなり防災に関する危機管理能力が高い人でないと、そこまでの準備はできない方が多いのではないでしょうか。

普通の生活の中で常に人のいる所で生活している人はあまり考えなくてもいいのかも知れませんが、旅先でラジオの代わりに配信されてきた音楽をずっと聞きながらドライブしているような状況では、もし走行中の地域で何らかの緊急警報が発せられたとしても、道路掲示板のようなものでしか異変を知ることができなくなってしまいます。

今回はたまたま訓練ということで、緊急警報が鳴るときに新しく購入したP30 liteの動作確認ができたことが一番の防災対策だったのではないかと思います。改めて皆さんがお持ちのSIMフリースマホのOSバージョンを確認してみることをおすすめさせていただきます。


改めて2台持ち維持か1台まとめか結論を出すことに

昨日、注文していたファーウェイのP30 liteがSIMとともに届きました。このスマホはSIMカードを2枚同時に差して「通話用」「データ用」として使うことができるので、今までガラホ(一般的なフィーチャーフォン)を通話用に、スマホをデータ専用として2台持ちしていたのですが、やろうと思えば2台分のSIMを一つのスマホに入れて一台持ちにすることも可能になります。

ただし、今回購入したP30 liteのSIMカードは、一枚がmicroSDカードスロットとの共用になっているのです。一応、外部カードが使えないことも考えてRAM4GB ROM64GBというメモリが大きいタイプのものにしたのですが、あえて一台にまとめるには少なからず問題があります。

ちなみに、私の通話用SIMは24時間かけ放題のサービスに加入し、データ通信の類は一切加入していません。で、毎月の料金は税抜価格で月額2,200円となっていますが、ドコモの場合はこの内容では現在契約できなくなっています。auやSoftbank、Y!mobileでは同額やそれ以下で利用できるプランもあるかも知れませんが、現在のドコモの契約はちょっと変わっています。

というのも、従来のガラケー・ガラホというフィーチャーフォン専用のプランというのはドコモの販売している二つ折りなどのガラケータイプの本体に差して使うことで月額が2,200円で使えるもので、今ガラホで私が使っているSIMを新しく購入したスマホに差して電源を入れた段階で、「指定外デバイス使用料」の500円が追加され、ドコモの方ではその月の料金からスマホで使った場合の料金と同じ2,700円が請求されてしまうのです。つまり、私がガラホとスマホを一台に統一しようとSIMを入れ替えるとその時点から同じように電話を使っていても請求額が上がってしまうのです。

ガラホでもスマホでもそういった心配なしに利用したい場合は、現在ドコモがガラケー用として出している新プラン「ケータイプラン」への変更が必要になります。その基本料は月額1,200円ですが、これだけでは通話定額は使えません。通話定額を使いたい場合はオプション利用料を5分以内の定額でいい場合は「5分通話無料オプション(700円)」を追加するか、「かけ放題オプション(1,700円)」を追加することになります。現在、私がかけ放題をするために払っているのは月額2,200円なので、新プランにした場合そこから700円高くなってしまい、プランをそのままにしてスマホに差し替えた場合(指定外デバイス使用料込みの価格)よりも200円高くなってしまうということになるのです。

この200円は何なのか? と思う方もいると思いますが、そもそもドコモのケータイプランでは、以前のようにデータ通信を全くしない人に向けて、通話だけで通信をしない人にも選択肢があったのですが、ガラホでもメールやちょっとしたウェブ操作、おサイフケータイ利用のための通信などを行ないたい人に合わせて、高速通信が100MB/月(GBの誤植ではありません(^^;))だけSPモードの契約なしにネット利用可能な機能が全てのガラケーの契約に自動的に付いてしまったのです(高速通信が容量を超えると最大128kbpsに制限されます)。一台のスマホに「通話用」「通信用」のSIMを差して利用する場合、通信用にそこそこ利用できるくらいの高速クーポンがあれば、通話用には一切の通信部分はない方が安上がりになると思うのですが、この新プランでは全く通話しかしないという人達への救済措置はないので、スマホへの差し替えをする場合にはせっかくの高速クーポンが使えないということにもなります。

ただ、今のところドコモの契約でデータ通信を利用していると(ケータイプランの契約者も含む)永年無料でドコモが提供する公衆無線LANサービスを利用できる特典に申し込むことができます。このWi-Fiは結構使えるので、その分の費用だと思って新プランに変えて、積極的にWi-Fiを使うようにするという方法も十分ありだとは思うのですが、私の場合はOCNモバイルONEが無料で提供する公衆無線LANサービスでも十分だと思っているので、そのためにプラン変更をすることはないかと思います。

あと一つの考え方として、ガラホとスマホの二台持ちは維持しながら、待ち受けだけを一元化するという方法もあることはあります。というのも、携帯電話でかけ放題を契約した場合、かけ放題を付けたSIMをガラケーに入れていた場合、その番号にかかってきた電話を「転送でんわサービス」で、別に契約した回線の格安SIMの番号で受けるという方法があります(転送される部分の電話料金はかけ放題の範囲内となるため料金はかかりません)。私自身、今眠っているFOMA(3G)の回線で無料通話が付いたSIM(月額千円前後)を保持しているのですが、こちらのプランではスマホに入れても追加料金は取られないので、ガラケーでは発信だけを行ない、自分にかかってくる電話は全てスマホの方で受けるということも可能なのです。

FOMAのプランは安いのに無料通話があり、その無料通話分でSMSの送信にも使えるというメリットがあるので、それなりに役に立つとは思うのですが、多少4Gで使えるVoLTEの音質に慣れてしまうと、転送をセットしていてもまた戻してしまうかも知れず、この点大いにどうしようか悩みました。今後、LINEを電話としても使うことになると、電話とまとめた方がいいのか、それとも電話とLINE電話は切り離して使った方が使い分けられるかとか、様々考えたものの、現状ではやはりmicroSDカードが使えないという点が大きく、とりあえずはガラホとスマホで2台持ち+α(おサイフケータイとタブレットもあるので(^^;))という体制でやっていこうとつい日和ってしまいました。

今後、状況が変わりFOMA契約を切ってしまうとその分で新たに現かけ放題を変えたりすることもあるでしょうし、キャリアやMVNOの方で新しい音声セットプラン(大手キャリア)や通話無制限プラン(MVNO)が出てくれば、また状況は変わってくるでしょう。今回の内容の中で紹介したように、現在の通信業者の出す通話プランをじっくり見れば見るほど、スマホ一台よりもスマホとフィーチャーフォンの2台持ちの方がより安く便利に通話と通信が使えるような現状であることを改めて考えてしまいました。今後の政府の後押しで、この状況に多少なりとも変化が出てくれば、それこそ一枚のSIMで通話も通話もストレスなくできるようになるのですが、そうした事も早いうちに期待したいものです。