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スマホを買い替えて他社とMVNOを利用しはじめた方には確認して欲しい緊急警報メール受信の如何

2023年の台風2号の被害が心配された沖縄県(主に本島)では台風通過とともにその影響は小さくなっているのではないかと思いますが、台風は直撃しないものの台風の動きによって連続した雨が降りやすくなっている国内の地域についてはまだまだ雨や風の影響は出てくると思うので、十分に警戒して下さい。外に出られる場合には十分配慮の上、危険を感じたら中止するくらいの気持ちでいた方が良いのではないかと思います。

先月に新しいスマホをメインにしての運用および、今まで使っていたスマホにも新しいMVNOのSIMカードを入れ替えたので、一つの事が心配でした。それが「いざという時にスマホの緊急警報メールは鳴るのか?」という事でした。
昨日は、台風の影響で私の住む地域でも長時間に渡って大雨が降り、私の住んでいる地区は大丈夫だったのですが、同じ地域の中においてかなり高めの避難勧告が出たりしていたので、家中のスマホがけたたましく鳴り、緊急情報を自動受信し、地元のコミュニティFM局からの地域情報を流してくれる防災ラジオもかなり鳴りました。

母親のスマホを含め、3台のスマホで緊急通報メールを受信するのが初めてになったため、今後もアラートを鳴らしますか? という表示も出ました。先日このブログて書いた「Jアラート」とはどう違うのかわかりませんが、Jアラートの場合にはそんな形での告知はありませんでしたから、Jアラートが鳴ってももしかしたら緊急警報メールが鳴らないというような事も起こるかも知れません。今後の雨や地震などでもきちんと鳴ることがわかった上で、やはりうるさいと感じてもテレビを付けていない時なども普通にありますし、そのままアラートを鳴らす設定にしました。合わせて、今回の一連の経験でJアラートを含む緊急警報メールを全てのスマホで受け取ることができることを確認できたことは、まだ自宅周辺の状況は予断を許さないところはあるのですが、しばらくはスマホを枕元に置いて寝ることも仕方がないのかなと思っています。

ちなみに、ネットで色々見ていたら、ネットの口コミの掲示板において、楽天Hand 5Gにpovo2.0のeSIMを入れている人が緊急警報メールが鳴らないという話が出ていました。その掲示板ではpovoのチャットでその件について聞いた人がいて、一応povo2.0では楽天Hand 5Gの利用については確認しているということで、緊急警報メールが使えないことはないという回答が掲載されていましたが、こうした情報というのは実際に起こってみないとわからない部分はあります。

私の場合は楽天Hand 5Gには楽天回線とLINEMOのeSIMを入れていて、SMSは両方受信できるようにしていますが、問題なく緊急警報メールは受信できています。今回の台風の影響では国内でもかなり広い地域で緊急警報メールが入ると思いますので、直近で回線やスマホを変えた方については、きちんと緊急警報メールが入るかの確認をしてみましょう。外が滝のような雨なのに何もスマホが鳴らないような場合には、スマホの動作および回線との関係をきちんと調べてみることが大切ではないかと思います。こうした場合には情報の有無によって命にも影響が出る可能性がありますので、心配になった場合には契約している回線を提供している通信業者の方にお伺いを立ててみましょう。


1分単位の駐車場が登場した背景にはスマホのQR決済普及があったのでは

昨日、車で外出していたら、まだ整地もされていない土地が駐車場として営業しているところがあったのですが、その料金体系にびっくりしました。

というのも、普通の駐車場は一日定額の安いところが出てきましたが、まだ一時間、10分単位というような形での営業が多いと思います。私が見たところは、課金が1分単位というもので、私が見たところは「1分5円」だったのですが、ネットで調べたら「1分1円」というような駐車場を運営しているところもあるようです。

1分5円の場合、30分150円、一時間になると300円と、それほど安いという印象はありませんが、用途にとっては駐車時間を短くしてもその場所に停めたいというニーズは前からあったように思います。例えば、大きな問題になっている宅配業者の駐車場所の問題があると思うのですが、早く帰れば帰るほど、駐車にかかる費用は微々たるもので済むので、こうした駐車料金を多くの駐車場が採用してくれれば、運送業者のコスト(駐車違反の罰金支払い)は減ってくるのではないでしょうか。

また、大きな駅の駐車場に1分単位の駐車料金を設定してもらうと、送迎で駅まで車で送っていく場合、単に車で下ろすだけではなく、荷物を持って改札の前まで行ったとしても大した負担にはならないので、利用する人も増えるのではないかと思います。

こうした1円単位での駐車場サービスが出てきた背景には、駐車場内に料金箱を置かずに料金を支払える仕組みが一般的になってきたことが挙げられるでしょう。私が見た駐車場も決済は「スマホ専用」となっていました。つまり、QRコードで決済を自分のスマホから行なうことによって、カメラなどでどの車がどのくらい駐車しているのかを把握できるようにすれば、それだけで駐車場として使えるようになります。無人でもカメラで監視されているので、決済をされないで駐車してそのまま出ていくような事をしたら、しっかりとお灸を据えられる仕組みになっていると思いますが、そうした駐車場の仕組みを知らないで利用した人への対策をどうするのかという課題はあると思いますが、使う方としてはそこまで考えずに最短で停めてすぐに出ていくための駐車場として認識していれば便利に使えるでしょう。

となると、今後は日常生活の中で、今まで大雑把な分類で支払い金額を決めていたものについても、きちんと利用した分だけ払うようなことも、スマホを使った電子決済では可能になっていくであろうと思います。つくづく、現在ガラホを使っている方であっても、スマホ決済を使えるようにすることで便利なだけでなくお金の節約にもなるだろうと思えます。さしあたって、今後の1分単位課金駐車場が全国でどうなっていくかを注目して見ていきたいですね。


光通信がようやく開通し事前に用意しておいて良かったことと楽天モバイルの解約について

昨日、およそ一ヶ月待ってようやくNTTの工事の人が自宅に来てくれて、無事に光回線が開通しました。ADSLからいったん楽天モバイル回線を利用した固定回線の利用を続けていたのですが、やはり天候や電波状況によって自宅のインターネットが不安定になるのは避けたかったですし、外に出た際やいざ光回線が止まってしまった時に備えたモバイル回線の用意もできたということで、ついに光回線を申し込みました。

ちなみに、自宅は古い共同住宅のため、専用の光コンセントやLANソケットも設置されていない環境のため、電話用のモジュラージャックをモデムに繋ぐ方式を取ることで、最大でも100Mbps以下となってしまうため、それなら一番安いところで十分(フレッツ光対応)ということで、「おてがる光マンションコース」で申し込みました。このプロバイダは大きなキャッシュバックはないものの、月々の料金は割引が終了しても月額料金は3,608円にIPv6オプションの165円を合わせて3,773円で上がります。楽天モバイルの月額は税込み3,278円なので多少高くはなるものの、安定していてさらにスピードも今のところ上限には届かないものの80~90Mbpsくらいまでは出るので、今後の利用に期待というところです。特に外から自宅のテレビサーバーにアクセスして自宅で受信するテレビをネット経由で安定して見ることができれば、その分の投資としては安いくらいです。

今回、こちらがやることはモデムの設置だけだったので、単に室内の設置工事はこちらでできるので、局内工事だけで済むかと思っていたのですが、共同住宅の場合は光回線を引き込んでいる場所から部屋まできちんと回線が来ているかのテストも必要なようで、さらにはモデムを接続してからの通信テストまで終わって工事が完了になるということで、やはり自宅に訪問することは必要なようでした。その中で工事の方が言っていたことがあります。

自宅のモジュラージャックのあるところからコンセントまでの距離が遠いので、モジュラージャックのそばにモデムを置くのではなく、以前使っていた(ADSLモデムを使っていたので)、相当長いモジュラージャックを事前に這わせ、別の部屋までモジュラーコードを引いた状態でスタンバイしていたのですが、普通の場合、せいぜい5mくらいのモジュラーコードしか工事の人は持っていないそうで、私のようにすでにモデムの設置場所を決めて、きちんと配線まで事前にしているということはなかなかないそうで、そのためテストもスムーズに行き、あっという間に開通ということになりました。基本的にはモデムのセットにはLANケーブルも入っていなかったので、こちらの方でモジュラーケーブルとLANケーブル、さらにIPv6オプション(すでに基本料金に含まれているプロバイダもあります)を利用される方は対応の無線ルーターを用意するところまで事前にやっておくとすぐつながります。

開通を確認した上で、Rakuten Mobileアプリのマイページから回線の解約を行ないました。いったん解約すると取り消しは効かず、月の途中であってもそこまでの利用量に応じた課金をされたまま、すぐに使えなくなってしまいますので、月半ばに解約するような場合などはそれまでどれくらい使っているのかの確認を合わせて行ない、月末まで使い続けるなどの判断も必要になるでしょう。私の場合は4月27日の解約で、データ量も余裕の100GB超えだったので、すんなり解約しました。今後、楽天モバイルでプラチナバンドが使えるようになったら今度は持ち出すスマホに入れて使う形で契約するのもありかなと思っていますが、ようやくきちんとした固定回線が引けて、固定電話代わりの050から始まるIP電話も設置できましたので、大きなトラブルさえなければ十分満足できる環境になるのではないかと思っています。


すでに世の中は人々が当然スマホを持っていて通信も可能であるという前提で動いている

今回紹介するような事例をすでにご存知の方には今さらという話かも知れませんが、昨日は地元を出で車でちょっと離れた町まで出掛けました。昼食をいただくことになり、大きなショッピングモールに入っているテナントの一つに入ったのですが、そこでのシステムはかなり利用客の環境に依存したものでした。

入店すると、カウンター上にQRコードの付いた紙が置かれ、お客はメニューを見ながら何を注文するか決めるまでは今までのやり方と同じなのですが、注文はモバイルオーダー制を取っているようです。ただ、個人的には席に備え付けのタブレット端末を使ってのモバイルオーダーがおなじみのような気がしていたのですが、このお店ではお客さんが持っているスマホを使ってもらって注文をするようになっているのです。

写真のように店員が最初に持ってきたQRコードをスマホのカメラで撮影することによって自分の席に紐づけされたウェブオーダーページにあくせすさせ、好きなものを注文するようになっているのです。これだと、QRコードを読み取るスキルの他、注文をスムーズに行なうためには128kbps~200kbpsくらいの低速中心でスマホを使っている人にもウェブブラウザーの表示が遅くなるので、ある程度のスピードでスマホを使い続けているような端末を用意する必要が出てくると思います。中速の1Mbps~3Mbpsでならまず大丈夫だろうと思うのですが、少なめの高速通信容量が月末になって使い切ってしまった場合には何らかの対応(追加の高速クーポンを購入するなど)が必要になってくるでしょう。

ちなみに、ガラケーのみでスマホを持っていないお客さんが入ってきたらどうするかと言うと、店員が恐らく自分の使っているスマホでQRコードを読み込んで注文代行をしてくれるような感じですが、スマホを持っている人については、お客さんのスマホで注文できるようにやり方を教えてくれるようです。そうなると、高速通信を使い切って注文がうまくいかないような事になると、人によってはかなり恥ずかしいと思ってしまうかも知れませんね。

自宅の近所のお店でも、恐らく同じような仕組みを使って自分のスマホを使ってオーダーするような仕組みになっていることは聞いていたのですが、今回はそんな状況にあるお店だとわからないまま入ってしまったので、一気に状況の変化を感じるようなことになってしまいました。ただこれも、圧倒的な人手不足や、料理を作って出すこと以外の多くの出費(モバイルオーダー用のタブレットの導入といっても大変ですので)を抑えることで利益を上げていこうというビジネスモデルであり、お店の方もうまく回っているようで、ちょっと感心してしまいました。

逆に言うと、単にスマホの扱いがどうこういう以上に今後、普通の生活を行なっていく上でもスマホを使うスキルだけでなく、スムーズに通信が行なえる通信環境の整備まで必要になってくる場合が増えてくるのではないかと思っています。


AIによる自動音声読み上げプログラムは定型文に関しては違和感なく耳に入ってきた

NHK BS1の定時ニュースの後半に、アナウンサーがニュースを読むのではなく、AIによる自動音声読み上げのプログラムを使って映像を流しながらニュースを伝えていたのをたまたま聞いたのですが、かなり人間の発声に近くなっているのでは? と感じました。

昔の音声読み上げソフトというのは、今でもYou Tubeで自分の声を出したくないがために、テキストの読み上げソフトを使ってキャラクターに喋らせているようなものも見ますが、明らかにイントネーションがおかしく、読み方についても明らかにソフトの限界なのか間違った読み方をそのまま流しているようなものを多く見ているので、こうしたソフトについても昔と変わっていないのかなと思っていたのですが、最新のソフトの実力なのか、それともリハーサルをして間違えた箇所を手動で訂正してからニュースで流しているのかはわかりませんが、もし今流れているくらいのレベルの読み方が自動でできるようになると、アナウンサーの仕事は一部無くなってしまうのではないかというような気もしてきました。

このプログラムについては、調べてみたらNHKの方で独自に開発をしているということがわかりました。以下のリンクにその記事があり、リンク先にはさらにリンクがあって、デモ映像からサンプルも確認できるようになっています。

https://www.nhk.or.jp/strl/publica/giken_dayori/188/1.html

以前、ラジオの株式市況や気象通報の自動放送化を目指すというような記事を読んだ記憶はありました。英語の場合は単語の発音は同じ単語なら変わることはありませんが、日本語の場合には数多くの同音異義語があり、それをAIがコントロールすることができるのかということになりますが、上記のリンクを見る限り、大量のデータを効率的に学習させ、瞬時に判断して正しい読みをするようなシステムを作っているようです。

私の見たNHKのページは2020年11月現在の情報でしたが、その当時このシステムを使ってニュースを伝えているのは、BS1「週刊ワールドニュース」という風に紹介されていましたが、現在はすでに定時のニュースで使われており、今後ラジオであればアナウンサーは原稿を読むだけの仕事は無くなってしまうのではないかと思うほど完成されつつあるように思います。

こうした技術については、ぜひとも一般にも広げて多くの人が使えるようにして欲しいと思います。というのも、ネットニュースの原稿をこのシステムを使って読ませることができれば、スマホにイヤホンを接続してどんなニュースもまるで放送のように画面を見ずに聞くことができますし、購入した電子書籍をアプリで朗読させると、活字を追わなくても内容を把握できるので、さらに電子書籍の活用範囲が広がります。

今までも電子書籍の読み上げサービスはありましたが、やはり発音の問題や、正しい読み方で読めていない箇所が多くてそこでストレスがたまるようになってしまっていたのですが、NHKの技術を使うことができれば(当然、ニュースだけでなく小説やノンフィクションなど多くのパターン認識が必要になるでしょうが)、音声サービスの幅も広がり、例えば音楽の配信サイトでも小説の朗読をほとんどコストを掛けずにポッドキャストで配信できるようになるかも知れませんし、利用する方もさらに使える範囲が広がるので、作業をやりながら様々な情報を聞くような楽しみ方に脚光が当たるかも知れません。

ともあれ、興味のある方は、リンク先の内容を確認したり、実際にNHKのニュースでAIによる自動音声読み上げをしている実際の音声を聞いて欲しいですね。私自身もなかなかこうした放送が行なわれていることに気付かなかったくらいなので、もしかしたら自動音声読み上げの声をアナウンサーの声と間違えている方もいるかも知れません。


メーカー整備の1年保証が付いたアウトレット品は実は大手通販サイトにも販路を伸ばしていた

昨日の今日の話になりますが、ネットワークHDDのNASについて色々と調べていたのですが、私のような単なるテレビ番組の録画の保管先(ハードディスクが壊れた時に泣かないように、コピーをブルーレイディスクに焼く前提で)として使うだけなら、キットではなく最初からHDDが入った初心者向けの廉価版を国内メーカーが出しているので、それを使っていれば最初からDLNA(家庭内のAVネットワーク)、DTCP-IP(地デジ録画番組などを他のテレビから視聴できる仕組み)も搭載されているので、私のような使い方には十分です。

調べた結果、容量は3TBと、まだ移動が完了していないiVポケットに入ったテレビ番組を全て移しても十分空きのある製品が安いバッファローの製品をピックアップしました。2023年4月現在の価格では、「CPU搭載無」「USB2.0」のLS210D0301Gが14,000円くらい、「デュアルコアCPU搭載」「USB3.0」のLS510D0301Gが17,000円くらいになっていました。

最安値は大手家電量販店のネットショップや、大手通販のAmazonでも同じくらいだったのですが、今回はあえてAmazonでの価格表示をじっくり見ていたところ、あることが気になったのでそちらの方から新品の価格が17,000円のLS510D0301Gの方を、アウトレットですが1年保証のある品を送料と消費税を加えて11,400円で購入することができました。

Amazonの場合、「Amazonアウトレット」というカテゴリーが有り、状況によっては普通に売っている金額より安くAmazonから直接購入できることがありますが、今回はAmazonアウトレットでの購入ではありません。ただ、大きく表示されている価格とは別に「Amazonアウトレット」での取扱い価格が出ていたら、この表示に注目し、もしアウトレット品でも問題がないようであれば、同じものをネットの価格比較にも載っていない安値で購入できるチャンスであることには変わりありません。

Amazonの価格表示というのは色々ありまして、その辺の事情を知らないで購入すると思わぬトラブルのもととなります。通常はAmazonの倉庫に保管してあるAmazon本社の直売価格が出てくるわけですが、一気に売り切れてしまったような場合は、同じ商品を出品しているAmazonとは違う業者の出す価格がメインの価格としてネットでは見えます。ネット検索で出ていた価格だと思って購入手続きをしたら、思わぬ高値で買わされてしまうような場合は、こうした別業者の「マーケティングプレイス」による購入になっていることがほとんどです。PRIMEマークが付くものでも、別業者が品物をアマゾン倉庫に納めて保管することで、PRIME会員の場合には翌日配達が可能になりますが、Amazon本体から購入する場合のアフターサービスが違ってきますので、その点にも注意したいものです。

さらに、今回私が購入した「中古」のカテゴリーについても注意です。昔の製品でもはや市場に新品が流通していなくても、Amazonでは中古製品を購入することができます。当然ながら新品の価格とは別になってはいますが、価格表示の下に中古価格が表示されている場合、それがどこから出た製品なのかによって、「中古」といっても状況は変わってきます。

私がサイトを見た時、中古で一番安い価格は新品価格より7千円近く安い10,800円(送料は別で600円)という価格になっていて中古の状況は上から二番目の「良い」になっていました。さすがにハードディスクは中古では耐久性が心配になるのですが、その「中古」を売っていたのが販売元であるバッファローのショップである「バッファローダイレクト」になっていました。

商品説明には「メーカーによる調整された中古商品となり、保証はお買い上げ日 から1年間の中古品です」とありましたが、たまたま私がAmazon経由でないバッファローダイレクトのアウトレットで、ブルーレイドライブを購入したばかりで、説明書は付いていませんでしたがほとんど新品同様で、しかも新品と同じ1年の保証が付いていて十分満足していましたので、あえて「中古」と書かれていても購入を躊躇する理由にはなりませんでした。

ただし、こうして売っているものは展示品だったり不良で返品されたものをメーカーで再調整して売るものなので、人が触ったものを使いたくないという方は新品の購入をおすすめしますが、そうでない場合は、こうしたアウトレットがAmazonの中古品の中にも隠れているわけなので、新品のボタンを押す前に確認してみるのが良いのではないかと思います。

ちなみに、今回Amazonで売っている整備品はバッファローダイレクトのサイトとの併売なのかと思ったので、改めてバッファローダイレクトでアウトレットの在庫をチェックしてみましたが、すでに同じ製品を含め、廉価なLS210D0301Gも取扱いはあったものの、すでに全て売り切れてしまっていました。バッファローダイレクトの場合は本家サイトとの併売ではなく、Amazon専売ということで出しているようです。本家のサイトは比較的チェックが早く、すぐ売り切れてしまうのだろうと思いますが、今回はまさにAmazonで売っていたことで、多くの人に注目されていなかったことが私にとっては幸いだったということでしょうか。

今回購入した製品は、使い方によっては思った通りの使い方ができないことがあるというような口コミもあるのですが、少なくともテレビ番組や音楽を保存して外でも利用できるようにするという点では問題なく使えるものだと思います。それを、同じ容量のポータブルHDD以下の価格で入手できたのは本当にラッキーでした。もし使っていて大きな問題があっても、改めて本格的なNASを購入するまでのつなぎと考えれば、つぶしは効くのではないかと思います。

というわけで、ちょっとした事ですがAmazonで買い物をする場合、商品の説明だけを見るのではなく、その販売先や中古販売の表記についても注目すると、思わぬ安値でアウトレット品が購入できる可能性があるという実例を今回挙げさせていただきました。


ChatGPTを利用して自分に合ったスマホ利用のためのプランを見付けることはできるか

ネットニュースサイトのITmedia Mobileで、ChatGPTの「GPT-3.5」と「GPT-4」を使い「一番お得なスマートフォンの料金プランを教えてください」と質問したらどうなるかを調査した記事が実に興味深く読むことができました。ニュースサイトなのである程度の時期を過ぎるとリンク切れになってしまう可能性はありますが、一応下の方に記事のリンクを貼らせていただきました。

https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2304/10/news123.html

結論から言うと、バージョンによって知識にばらつきがあるだけでなく、今現在起こっていることを学習しているわけではないため、特に新しいプランが出ると今までの回答が通用しなくなるモバイル通信料金の世界では、具体的に自分にとって「お得な」プランを教えてもらうのは難しいのではないかと思いました。

同じように、対人の面談を中心として自分に合った保険を斡旋するような業種についても、ChatGPTがすぐにその座を脅かすようなことはないと今のところは断言できるのではないかと思います。

こうした問題を考えるのに難しいと思うのは、例えば「一番安く維持できるプラン」のような絶対的な答えをネット検索で見付けられるような単純なものではなく、使いたい人によって必要な回線の性能を十分に備えるものの中で最安ということは、極めて細かいニーズ分析が必要だということと、さらに現在加入しているプランで端末を分割払い購入などしている場合は、すぐに最安回線に移行しにくいなど、様々な「その人にとっての最安」を判定するための前提が多すぎるということがあります。

そういうことになると、一つだけの質問ではなく、質問者本人の回線の状況や希望を段階的に入力することによって、そうした条件に近い最新の回線のベストと思われるものは出せるかと思いますが、実はそれだけでは自分にとっての最良の回線を選ぶことにはならないかも知れません。

というのも、この方法だとあくまで現在の回線の利用状況と希望する条件を入力することによってその回答に合った回線をピックアップするに過ぎないので、例えば本人の想像を超えるような内容をすでに実現している回線が自分が決めている予算の範囲内で利用できるとしても、回答の中にそうしたプランは入らないだろうと思うからです。

例えば、大手キャリアにずっと入っていたため、データ通信のスピードを高速で使い始め、月の中でその容量に達してしまったら、一気に最大128kbpsにスピードダウンしてしまうストレスを感じたくないために、あくまで自分が毎月使うデータ量分の高速回線の容量のあるものを望んだとします。その望みを叶えるためには月30GB・50GB・100GBの契約という方向で考えるため、例えば月の高速通信は15GBしかないものの、高速と低速が自分の意志で切り替えられ、低速でも動画は十分に見られる最大1Mbpsが使えるUQモバイルのくりこしMプランが、もしかしたら月100GBの高速通信付プランを選ぶよりも、それで十分だと内容を聞いたら答えそうな人の場合でも、回答の中の提示プランに挙がらない可能性もあるわけです。

この辺の事は、その人のスマホの使い方から考え方なども含めて、話を聞いていくことでわかることも後で出てくるかも知れません。自分ではほとんど通話はしないものの、親からは電話がかかってくるのでその時だけは電話をするような場合は、自分の回線だけでなく親が契約している回線や使い方についても変えた方が使い勝手を変えずに通信料金だけ安くできるような組み合わせは色々あり、そうした本人の背後にある状況までを考慮しないと「一番お得なスマートフォンの料金プランを教えてください」という質問の答えに近づかないのではないかと思います。

今後、さらにChatGPTが進化していく中で、同じような質問をして自分にとって最良のスマホプランは何かを聞こうとする方は出てくると思います。ただ、うまく使いこなすためにはネット検索のやり方と同じで、質問するためのスキルというものも必要になってくるのは今後とも変わらないのではないかと個人的には思っています。例えば「ChatGPTに自分にとってお得なスマホプランを聞きたいのですが、どう質問したら良いでしょうか?」と聞いたら果たしてどんな答えを出してくれるのか、まずは最新のモバイル回線情報を取り込むことができるようになったら試してみたいですね。


光回線の契約は何とか大丈夫そうだったものの開通までにはまだ長い道のりが

前回書きました光回線の申込みについて、昨日その結果が電話で来ました。すでに自宅の建物がマンションタイプの光回線に対応することはわかっていたのですが、改めて光回線を引くことに問題はなさそうだということがわかりまずは一安心でした。ただ、当初思っていたような直接の工事はなくモデムには既にあるモジュラージャックを利用しての「VDSL方式」で、改めて自宅に入っての工事はないものだとばかり思っていたのですが、話によると実際にNTTの方が自宅にやってきて立ち合いのもと工事をするようになるという事になりました。

申し込む前には一応、建物までは光回線が入っていることはわかっているのですが、恐らく元々自分の部屋のところまで回線が来ていないので改めてモジュラージャックでモデムに繋がるような線を引くだけなのか、モデムをつなぐ別の光コンセントやLAN端子がつながるような装備を取り付ける工事になるのかは電話だけではわかりませんでした。局内工事だけで済むのであれば開通も早くできただろうと思うのですが、そんなわけでNTTの工事の順番を待たなければならないので、2023年3月下旬に申し込んで、結果工事日は4月末から5月ということになり、開通予定はまさかの申し込んでから一ヶ月ということになってしまいそうです。

ただ、個人的に気にしていたのは、楽天モバイルの場合、解約すると即使えなくなってしまうので、月初めに開通ということになると、それほど使っていなくても月980円からの料金が発生してしまうので、来月は最後の楽天モバイルによるインターネット接続を堪能した上で、来月末に楽天モバイルは解約する予定にしようかと思っています。

実際のところ、今住んでいる部屋の以前の状況というものがわかっていないので(過去の住人が光回線を引いていたのかどうか?)、今回の工事がどのようなものになるのかはわかりませんが、一回きちんと工事をしておけば、別の業者に契約を切り替える場合にはすぐに移転開通できると思いますし、たまたま申し込んだ時期が転入転出が多い時期だったのがこんな結果になってしまった原因だったということですね。地域や場所によって違うとは思いますが、実際に工事が来ましたらその様子などは改めて報告させていただきたいと思います。


ついに楽天モバイルの固定回線利用を諦めることにした理由と新たに選んだ自宅インターネット回線

昨日になって、楽天モバイルの契約ユーザーに対する特典として、2023年4月1日から「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」と「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」を始めることを発表しました。

「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」は試合が行われる日に1日1試合、「NBA Rakuten」が厳選した試合を配信で見ることができ、「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」は2023年のパ・リーグ主催のプロ野球公式戦(一軍戦)を見ることができるようになるそうです。特にパ・リーグの試合が無料で見られるようになるというのは、今までSoftBankがヤフープレミアム会員対象に行なっていたサービスが無料から有料になったため、昨年と同じように配信でパ・リーグの試合を見たいという方で、楽天モバイルを使っている方にとっては朗報です。私自身も現在はそうした恩恵に預かることができる環境にあるのですが、今年に入ってBS設備を使えるようにしたため、無料で見られるNPBの試合が増えたこともあり、こうした特典をそこまで有難がることはなくなりました。

実は、楽天のホームルーターが出た時からずっと考えていたのですが、ここに来てついに思い切って楽天モバイル回線の固定化を止め、自宅用の回線を改めて契約する決心を付けたのです。そうは言っても光回線やらWiMAXやら、実に色々な回線があり、その中でも微妙に料金が違ったり割引が付いたりということでさんざん考えたのですが、最近自宅のテレビサーバーにモバイル回線を使って外からアクセスする機会が増え、その不安定なつながり方は外からのアクセス先である自宅で使っている、外で使っているのと同じモバイル回線である楽天モバイル自宅回線として固定化することに原因があるのではないかと思っていたので、少なくとももう少し安定して使える回線をということで、同じようなWiMAXには行かず、有線の光回線を選ぶことにしました。

現在、私はいわゆる集合住宅(それなりに古い)住まいで、調べたところ自宅に引く光回線と比べて割安なマンションタイプの契約を選ぶことができ、実際にNTT西日本のホームページから自宅の住所を入力して調べたところ、一応今住んでいるところの建物までは光回線が来ているということで、工事があるとしても内部工事で済むものの、データの取り込み口は昔のモジュラージャックしかないのでVDSL方式となり、この場合最大でもスピードは100Mbpsが限度なのですが、現在の楽天モバイルのスピードが50Mbps以下なので、回線自体が安定し、安ければとりあえず試してみてもいいかなというのが、光回線をあえて選ぶ理由です。

ちなみに、光回線はキャッシュバックの額がすごいところも多いですが、私自身はそうしたキャッシュバックに踊らされず、あくまで月々の利用料が安くていつでも解約できる(違約金がかからない)ところを中心に調べていましたが、そうなると出てくる答えは「おてがる光」マンションタイプしかないのですね。

ちなみに料金は、税込月額3,608円で、Ipv6オプションが別途税込165円かかるので、トータルで3,773円になるのですが、価格com経由で申し込むと、一年間毎月500円引きになり、初期登録手数料や工事費も実質無料で契約できるので、私の場合1年間は3,273円とほとんど楽天モバイル(月額3,278円)とほぼ同じくらいの価格で利用可能です。もし時間帯によって極端に遅くなるような回線であれば、改めて楽天モバイル回線に戻しても良いと考えるとかなり気が楽で、この月3,773円という価格は、かつてADSLを契約していた時の固定電話とADSL契約を合わせた金額くらいなので、WiMAXなどにするよりはやはり光回線の方がいいでしょうという流れで仮の申し込みをしてしまいました。

先日楽天モバイルを固定して使うため、WiMAXでも使えるauのホームルーターを購入してしまいましたが、これはこれで、今後光回線のバックアップ用として楽天モバイルのSIMだけでなく、mineo契約のdocomo回線や、povo2.0のSIMカードを入れて緊急避難的に使うこともできます。特にmineoのSIMはいざという時に備えて夜間は高速無制限、それ以外の場合でも高速データ容量をほぼ無制限に貯めておけるオプションを契約済なので、いざという時にはmineoSIMで代替できるのではと思っています。そうなると、モバイルWi-Fiよりもホームルーターに入れて使うので、一時期使わなくても無駄になるということもないでしょう。まだ最終的に光回線をすぐに引けるのかは回答待ちですが、今年4月からは自宅を光回線にして、改めて外でモバイル回線を使っての自宅テレビサーバーに安定して接続できるか試してみたいと思いますね。


やはり着信がわかっていてもそのまま出られない企業からの連絡電話についての対策

わからない事は全てインターネット上で解決できれば良いのですが、そうそううまくいかないところもあります。たまたま一昨日、とある企業の問い合わせ窓口に問い合わせをネット上からしました。その回答はメールで来るのかと思いきや、ネットで同じような事例について調べていたところ、どうやら本人確認をかねて、対応は入力必須とされていた電話番号への連絡になるということがわかり、昨日は念のため自分の携帯電話の方にそうした電話が入るのか気にしていました。

そんな中、昨日は午前中から通常はめったにかかってこない携帯電話に着信がありました。番号は03から始まる固定電話だったので、これは早速問い合わせの回答かと思って出ようとしたのですが、最近は電話に出ることによって回線がつながっていることを確認した上で詐欺行為に利用するような事がありそうなので、一応出ないでおいて、改めてその番号についてネット検索を掛けてみたのですが、その番号はなぜか保険の勧誘を行なう代理店? の電話番号になっていたので、こちらから掛け直すことはしませんでした。その後は同じ番号から掛かってくることはなかったのですが、午後になって新たな番号(今回は0120から始まるフリーダイヤル)から掛かってきたのでした。

さすがにこの状況では、もしかしたら問い合わせをした企業からかもと思っていても素直には電話に出ることはできません。午前の電話よりもかなり電話を鳴らしていましたがそこは我慢し、改めて番号でネット検索を掛けたところ、この番号こそが、問い合わせをした企業のサポートの電話番号でした。

ちなみに、すぐにその番号にコールバックしましたが、一般的な企業の窓口ということで、最初は録音された音声が流れ、番号を押して何回かしないと窓口のオペレーターにつながらないような仕組みなっていて、さらにはこちらの氏名と電話番号を名乗り、メールで問い合わせた事実を確認の上で、改めて担当者から掛け直すということになり、しばらく待たされました。企業としては順番に業務をこなすために当然のやり方ですが、早く回答を受けたいと思って、わからない番号からの電話にすぐ出るというのは、こうした事があってもやはり止めておいた方が良いのではないかと思います。

0120から始まるフリーダイヤルでも、安心できる内容の電話が常に掛かってくるわけではありませんし、電話を掛けたり掛かってきたりという手間があっても、やはり自分が知らない番号からの電話には出ないで、まずはその番号がどこからのものかネットで調べてから掛け直すということが、日常生活のトラブルを防ぐことになるので、その辺は今後も徹底したいと思っています。

それにしても、自分の電話に企業からの問い合わせ回答がかかってくる直前のタイミングで、まさに迷惑電話である可能性の高い番号から電話が掛かってくるとは思いませんでした。こうした偶然から迷惑電話に応対してしまう可能性もあるので、やはり掛けてきた番号のわからない固定電話よりも携帯電話を使い、すぐにその番号の素性を調べられるような形にしておきたいものです。皆さんもそうした迷惑電話に応対しないようにお気を付け下さい。