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迷惑メールと情報送信の狭間で

昨日は、一日で東京の渋谷・新宿まで車で出掛け、その日のうちに静岡に帰ってくるという強行軍でしたが、帰りには定番ですが東名海老名サービスエリア下りのメロンパンを買って帰りました。

夕食も海老名で簡単に食べてしまったのですが、その後、富士川サービスエリア下り(富士川楽座でない方)にも寄ったのですが、ここのフードコートには高円寺に本店のある「麺処 田ぶし」さんの支店が入っていました。田ぶしさんは沼津や静岡にも支店があり、地元でも人気なお店なのですが、お昼時に行くといつも駐車場が埋まっているのでなかなか食べに行けないお店なので、もう少し夕食を待って食べれば良かったと本気で思いました。

ちなみに富士川サービスエリア下りにも一般道から行くことはできますが、ちょっと遠い上にわかりにくい場合にあります。基本的には高速道路をはさんで反対方向にあるので、一般道から富士川楽座に行って食べたいものがなかった場合には少々歩きますが下りのフードコートも考えてみてもいいのではないでしょうか。

さて、東京には友人を送りがてら色々話をしながら行ったのですが、なかなか話す時間が足りず、その分は調べてメールで送るという話をして別れたのですが、その友人がいつも送ってくれるメールがauのキャリアメールでした。それはそれでいいのですが、その友人のキャリアメールはどうやら全てのURLの入ったメールをフィルターによってはじいているようで、届かないまま戻ってきてしまいました。

確かに、今回送ったURLについても悪意ある人が用意したウェブページを自分がそれとは知らずにコピーして送ることにより、相手のスマホやパソコンに損害を与えてしまう可能性を否定することはできません。ちなみに、友人のスマホはiPhoneなのでGmailのアドレスも持っていないようなので、仕方なく昔もらった名刺を探し出して、そこに書いてある仕事用のパソコンのメールアドレスにメールを送ることができましたので目的は達したのですが、今後は同じメールを出すにもその内容によってアドレスを変えることも考えなければならないということが起こってきます。

私は基本的にパソコンのメールアドレスを相手に教えており、さらにそのアドレスの方で「メールをサーバーに残さない」という設定した上でGmailに転送したものをパソコンとスマートフォン両方で読んだり書いたりしています。これで完全にウィルスやスパムを排除できるわけではないですが、明らかにウィルスメールであると疑われるメールについてはGmailの方でブロックして、Gmailのシステムの方から「このようなメールが来たがブロックした」という連絡が来るようになっています。

私が使っている端末の中にはiPod mini2もあるのですが、GmailのアプリもあるのでiPhoneだからGmailが使えないということもありません。ビックデータをGoogleに収集されるという危惧もあるのかも知れませんが、キャリアメールであってもそのような危惧はあるわけですし、普段Gmailは使わなくても、いざという時にIDとパスワードさえあればWeb上でメールの送受信が可能な環境というものを作っていた方が、あらゆる連絡手段を考えた時には有利です。

ほとんどメールが来ることがなくても、いつでも手持ちのスマホでメールの有無をチェックできる分頼りになると思いますので、現在スマホでキャリアメールを中心に使っている方は、ぜひGmailのアカウントを取ることも検討してみてはいかがでしょうか。


連絡先を生かしておく責任はあるか

昨日の内容とちょっとかぶるところがありますが、人の存在というのはかなり頼りないもので、電話番号やメールでの連絡先を単純に切ることによる影響というのはかなりあるということが改めてわかることがあります。といっても昨日の友人のご不幸とは関係ない話なのですが、そんな話を別の友人にしていたら、その友人が自分の叔父さんの話として、ぎりぎり自分の存在が切られずに済んだという話をしてくれました。

その方は自宅はあるものの生活の拠点をいわゆる「内縁の妻」という立場の方の住居に移していました。たまには実家には帰っていたそうなのですが、ほとんど掛かって来ないからと携帯電話の電源を切ることが多かったのだそうですが、その行動によって契約している自動車保険の会社との連絡が付かず、最近になってたまたま電源を入れている時に先方から電話がかかってきて、大変だったそうです。

友人なら連絡が付かなかったら付かなかったで何とかいつか連絡が付けばいいかと考えるでしょうが、契約して毎年か毎月お金がかかっている保険契約を見直すチャンスを逃していたわけで、もしその状態のまま事故を起こしたら保険金が出ない場合があるとさんざん言われたそうです。

その方は現状の内容に全て変更してもらったそうなのですが、つくづく携帯電話の電源は入れておかないとダメだと言っていたそうなのですが、いくら友人から電話が掛かってこないからといって、保険だけではなく他の申し込みや携帯電話自体の内容について何かのお知らせが届かなくなることも考えられるので、やはり電話に出られなくても不在着信が残るような状況にしておくことは大切だと思います。

ただ幸いだったのは、友人のおじさんは携帯電話の番号を変えなかったということです。安くなるし面倒くさい手続きもいやだからと簡単に携帯電話の番号を変えてしまう人は今もいるかも知れませんが、やはりその番号を頼りに電話帳に入れている人からしたら、代わりの番号を知らせてくれなければその人への連絡が付かず、極端な話ですが社会的にはお付き合いできなくなってしまうことも考えられます。

私自身、現在使っている番号はそれこそDDIポケット時代のPHSで取得した番号をそのまま携帯電話でも変えずに使っています。今の世の中は当時とは変わって、北海道の宗谷岬から沖縄県の波照間島まで、携帯電話の電波がつながる所なら全国一律の料金で変わらないので、掛ける方はどこにいても料金的な違いは出ず、今後固定電話がIP電話化されれば昔の固定電話のように距離によって通話料金が高くなるようなこともなくなります。

今後、私が導入しているソフトバンクの「おうちのでんわ」のように、実際はLTE回線を使っていながら固定電話の番号に掛けてもらってもつながり、今までの電話機がそのまま使えるようなサービスが固定電話にとって代わるようになるかも知れませんが、そうなれば昔からの友人が急に連絡を取りたいと思った時にも連絡が付く手段としての確保もできるので、そうした関係をすぱっと切りたいのなら止めはしませんが、いざという時のためにこうした新しい技術を入れても今までの番号を残す努力や、昔から使っているメールアドレスを月々の支払いはあったとしても残していくことは(思ってもいない昔の知り合いが、当時メインで使っていたアドレスに連絡をくれないとも限らないので)、今回のような事例を見ていくなかでやっぱり大切なんだなと感じます。

そして、これから新たにメールアドレスを取得する場合、何かかんや言ってもGmailのアドレスが役に立つような感じもしますので、適当にアドレスを決めないてオーソドックスなものをメインとして保持し、サブのメールは初対面の人に教えるだけにし、いざという時にはいつでも変えられるようにするなどトラブルに備えましょう。実際に対面のお付き合いがある人などのために、公にはメインのメールアドレスを使い、親密な友人にはメインメールアドレスとLINEのID、さらに直接話したいと思う人には直電番号という風に分け、できればメインのメールアドレスや携帯番号を変えないで続けるという風にしておけば、一時期親密だったものの途中で没交渉になった友人がいても、その関係を完全に切らすことはなくなるでしょう。


やっぱりSMSでの連絡手段は確保しておくべき

格安SIMの価格を語る場合、例外なく最安値というのはドコモ・ソフトバンクのMVNOの場合にはSMSオプションが付かない場合の金額になっています。auだけは例外で、あえてSMSを付けていなくても自動的に付いてくるというイメージで、au回線のMVNOを契約する場合は通話なしのデータ通信専用のものであってもSMSが使えます。

実は昨日、友人のご不幸がありただちにその情報を回す必要に迫られたのですが、全ての人のメールアドレスを知らず、当然LINEの登録もしていない人については固定電話か携帯電話に直接電話するしかありません。しかし、普段全く電話していない人に電話する場合、頻繁に電話番号を変えているならばなおさら、相手側が私が電話をしたことがわからず、不審な電話ととらえて電話を取ってくれないようなケースもあったりするのです。

その際、もう一つ考えなければならないことは、それまで聞いている電話番号に変更があった場合に全く知らない人に連絡事項が聞かれてしまう可能性があるということです。ですから今回の場合も留守電にその内容を入れることに躊躇することがあり、考えた結果、携帯電話の番号にSMSを打つことにしました。そのSMSに自己紹介を入れ、コールバックを促せば、番号変わりによる間違い電話を掛けてしまう恐れはなくなります。

そうしたらほどなくその友人から電話がかかってきて、案の定自分の番号が誰のものかわからないので出なかったということでした。そこで少し話をして、葬儀の場所と時間についてもSMSで送信することで、内容を間違いなく伝えることができました。こういう連絡は迅速さとともに正確さが求められるので電話しながら口頭で内容を伝えると正しく伝わらない場合がありますので、何とかうまく伝えられてほっとしました。

こういう事はめったにあるものではありませんが、私の持っている格安SIMはことごとくSMSオプションを付けていないデータ専用SIMで、中にはSMSオプションの設定のない、WonderlinkのようなMVNOもあるのでMVNO一本でデータ通信だけ使うという方は注意が必要です。

ちなみに、通話のできるSIMの場合はどの回線であってもSMSが使えるようになっていますので、その点では安心です。かく言う私も通話専用で使っているガラケーからSMSを送信したのですが、その場合の料金は一通ごとの料金(送信一通税抜価格3円)になります。私の場合は定額無制限の契約なのでその金額に送信分がプラスされますが、ドコモの3Gプランのうち無料通話分がある場合にはSMS送信料も無料通話分の中から差し引かれるので、無料通話の範囲でなら料金の足は出ません。

もし、普段は全く通話を必要とせず、SMSを必要に応じて使うという事があるなら、SMSの送信料が月5通まで無料で使えるのがOCN モバイル ONEのSMSオプション付きのデータ通信カードです。1日110MBコース(税抜1,020円/月)なら低速になっても低画質で良ければAbemaTVやDAZN、YOUTUBEも途切れることなく見られ、音楽系サービスも安定しているのでドコモ回線では一番のおすすめです。

OCN モバイル ONE

また、先に説明したようにau回線の契約ではSMSオプションを付けなくてもSMSができるので、他社のSIMではオプション料金として120円から150円くらいかかることを考えると、ドコモ・ソフトバンクと比べると月約40通送信してSMSオプション分送ったということになるので、今まで多くのSMSを送って利用している方は、大手ではmineo、UQモバイル、IIJmioやBIGLOBEでau回線が選べるプランを出していますので、こちらの方からデータ専用SIMを考えてみてもいいかも知れません。

mineo
【UQモバイル】
IIJmio
BIGLOBEモバイル

ただ、各MVNOは昔のようにデータ通信専用のSIMよりもスマホとセットでSMSもオプションを付ける必要のない通話SIMを前提に提供しているという状況とは変わっているのかも知れません。しかしながら単に「安いから」という理由でSMSオプションを外したり、最初からないところで契約すると、今回の私の場合のように不便に感じることもあるかも知れないということだけは頭に入れておき、今のご自身のデータ通信専用の契約が昔契約したSMSオプションのないものであるなら、今後の使い方によっては見直した方がいい場合もあるということを覚えておきましょう。


地上波テレビの地域格差とオリンピック

昨日、連休の最終日はゆっくりとして自宅でオリンピックをテレビ観戦していたのですが、テレビ番組表を見ていておかしいなと思った事があります。悲願のオリンピックでの初勝利を目指し、国内でも注目されている女子アイスホッケーの日本対スイス戦が、地上波のNHKだけでなくテレビ朝日系列でも放送されていたのです。

地上波のNHKと違う種目を民放がやっていて、その民放でやっている映像をNHK BS1で中継しているのはわかるのですが、なぜ同じ試合を同じ地上波で放送しているのかちょっと理解に苦しみます。考えられるのは、地方のテレビ局の民放局が極端に少なく、テレビ朝日系列のネット局がない地域の場合、女子アイスホッケーの試合を見たいとその地域で思っても民放だけが中継している場合は見られないので、そうした状況を回避するためと考えられないこともありません。

しかし、そうした地域は限られているわけで、ダブった中継をしているならその分どちらかのチャンネルで同じ時間に生で競技が行なわれているものがあれば、日本選手が出ているかに関係なく中継した方がオリンピックの面白さに多くの人が触れられるわけで、あえてダブって中継することもないと思います。また、通常番組を楽しみにされている視聴者の方がいるということもあります。

さらに今回のオリンピックではNHKが一部テレビと同時にネットで生中継の実験を行なっていて、問題の女子アイスホッケーもNHKの平昌オリンピックのサイトで同じように見ることができています。さらにテレビでの中継がない競技についても積極的にネット配信しています。となると、地域によって民放の生中継が見られない場合にはこのNHKのサイトにアクセスさえできればいいわけで、ますます民放の地上波で同じ試合を中継する意味がなくなる気がします。

この状況というものに民放連はどのように考えているのかはわかりませんが、この問題をそのままにしておくと、2年後の東京オリンピックでも、地上波しか見られない世帯において、地域によっては楽しみにしていたマニアックな競技が見られない地域が出たり、同じ競技を地上波でダブって見させられるような状況が発生することは普通に起こる可能性があります。

今回のオリンピックについては、NHKのサイトのお陰でネット配信中心に車で旅行していて出先で中継を見たいという場合にも頼りになります(ただし同時中継される競技は限られます)。そもそも外へ出てまでテレビを見るのかという議論は置いておかせていただき(^^;)、こうした便利さに慣れてしまうと、オリンピック期間以外にも地上波およびBSの番組をネット配信で同時視聴したいと思う方はそれなりにいるのではないかと思います。

既に現在のメタル回線の固定電話についても、利用者側に影響がない形で途中の回線をIP電話化してサービスを行なうことがアナウンスされていますが、特にBS放送では、全国で同じ番組が見られるとうたい、地上波だけの契約の人より受信料も多く払っていながら、自分の住んでいる場所上空の雲が厚かったり大雨の時には見られないという根本的な問題があり、今だにその問題は解決されていません。

現在、車中泊用の車を作る中で車の中でBS放送を見るために多額の投資をしている方もいるかも知れませんが、今後ネットでの同時配信がBS波だけでも行なえるようになれば、大きなスポーツイベントも地上波と同時配信する環境が整えば、東京オリンピックを十分に楽しめるようになるかも知れません。こちらはただ書くだけなので厚かましいお願いだとは思いつつも、今回のような地上波での同時放送なんて状況にならないように関係各位の調整をお願いしたいところです。


乾電池でも怖いショート

昨年は古くなったり落としたりしていて断線の可能性のあるリチウムイオン電池が発火する事故が日本で数多くニュースで報道されて、充電する際には本体および電池が熱くなり過ぎていないか調べるようになりました。

しかし、リチウムイオン電池だけが問題ではないということを昨日実感することになったのでした。というのも、人から頼まれて使い古したLED式のライトの電池交換をしてあげていたのですが、このライトはどうやら100円ショップで購入したものであるらしかったのですが、知り合うの人に急にライトが付かなくなったので新しい電池に交換して欲しいと言われ、これも同じく100円ショップで買ってきたものだと思われる単四アルカリ電池3本を電池ボックスに入れて、その電池ボックスをライト内部に挿入しようとしたところで、それは起きました。

まず、正しくセットしてあれば何の問題もない電池ボックスに入っている電池が急に暖かくなっているように感じました。これは3本のうちどこかプラスマイナスを間違えたかと思ってそのまま手に持って見ていたら、次の瞬間にはもう電池ボックスは熱くてとてもこれ以上持っていられなくなっていました。

あわててその電池ボックスを床に叩きつけるように離し、何とか電池が外れたことでそれ以上の発火は起こりませんでしたが、電池を入れる時には常に電池ボックスの表示を見ながらショートしないように電池の向きに気を付けて入れていたとは思うので、恐らくLEDライトをその人が落としたか長く使い込んでいたかわかりませんが、うまく接触しない危険な状態だったのではないかと思います。もちろん自分自身が電池の向きを間違えた可能性も0%ということはないので、うまくいかなかった事を知り合いの人に謝罪しましたが、もとは100円ショップで買ったものだからとそれ以上の非難は受けずにすみました。

ここまでのところで、実際何が原因かまではつかめなかったのですが、電池が接触するところにはちょっと曲がっている薄めの鉄板の部品もあったので、ほんのわずかな部品のズレが今回のような事を引き起こしてしまったのかとも思います。単四の電池といってあなどってしまっても、それだけ大きな威力を出すので、改めて電気の誤った使用は恐いという認識を新たにした自分自身の体験でした。

私がパソコンやスマホ、ガラケーなどをモバイルバッテリーから充電する際には幸いにしてそのような危険な目には遭っていないのですが、端末本体やバッテリーを落としてショックを与えた後に使う場合は、ケーブル・バッテリー・端末が急に熱を帯びていることはないかいちいち確認して、さらに安全に使えている状態でもバッグの中に入れたまま使うなどの熱がこもる原因になるような使い方をしない方がいいということを改めてお願いしたいと思います。

最近はかなり高容量のモバイルバッテリーもあり、それでノートパソコンを充電できるようにUSB C-typeの端子が付いているものも普通になってきていますので、私自身もそうしたバッテリーを購入する場合は信頼できるメーカーが出しているものを安全に使うことを徹底しようと思っています。


銀行窓口がないと困ることは早めにやっておこう

このブログで何回も書かせていただいている銀行の今後の状況を見据えた個人の対応について、私自身も重い腰を上げて通帳自体を無くす作業に取り掛かりつつあります。というのも、全国の銀行や信用金庫であってもキャッシュカードさえあれば入出金に規定時間内なら手数料がかからずに利用できるところが多くなってきました。私の持っている地銀の口座でも昨日窓口で聞いたところそのままの口座番号でweb専用口座に切り替えが可能だという事を聞いたので、今後の状況は全てネット上から管理し、どうしても明細が必要ならプリンタから出力するような形でこれ以上通帳がたまらないようにしようと考えています。

ただ、そうして銀行を訪れた時に、窓口を使えないと(Web口座の場合はATMからの手続きとインターネット上での手続きのみ)一つ困ることを発見したのです。というのも、私の隣に座った人は大きなお菓子の缶を持ってきていまして、中にはぎっしりと小銭が入っていました。

硬貨での決済はあまりに多すぎるとお店の方から利用を断わられる可能性があるため、現状ではたまった硬貨がある場合にはとりあえず銀行に持って行き、小銭の総額を数えつつ口座に入れてもらえば、通帳に記帳してもらうことでそのお金を有効に活用することができるようになります。しかし、全てを通帳のない銀行口座に変えてしまった場合には、そもそも銀行やコンビニのATMが硬貨の入金を制限されているので、こつこつ硬貨を貯めている場合に困るのですね(^^;)。現状では消費税が8%であることから、どうしても1円5円の端数が出てくるので、こまめに使っていないとどんどん使えない硬貨が貯まってくることになります。

近いうちに消費税が10%になればまた状況は変わるかも知れませんが、次に15%とか18%になったとしたらまた同じ問題が生まれてくるでしょう。これからは可能ならば電子マネーやクレジットカードの利用の方にシフトすればと思っているのですが、実は自宅には過去にためてある1円5円を中心にした貯金箱があるので、早いうちにある口座の方に入金して、自宅にある小銭をできるだけなくそうと思っています。


世の中が騒いだらブームは終わっている?

過去には知る人ぞ知る存在だったものが世間の人に広く知られていくことはよくあることですが、こうしたブームには一体の法則があります。何でも最初にやったものがある場合、まずはそれを他の人に知らせる必要があります。本当にそれが周辺の人に評価を得るようになった場合、最初は口コミだったりしましたが今ではSNSなどで盛り上がることもあるでしょう。

その次にあるのは、仲間うちでなくインターネットメディアが出てくることです。様々なネットニュースメディアに取り上げられる中でも、一つのポイントとなるのがYahoo! Japanのトップニュースで取り上げられることだと言えるでしょう。

個人的にはこのYahoo! Japanがどういう意図でニュースをコントロールしているのかがわからないのが不安ではあるのですが、特にテレビでネットニュースを取り上げる頃になると、SNSで盛り上がっていた人については少なくとも以前までの熱狂が冷めるくらいの時間が経っていることがあります。

そこから改めて、そこまでインターネットからの情報収集をしていない人やインターネットをしない人へ情報が発信されるわけです。私自身の経験としては、もはや覚えている人もいないかも知れませんがかつてUSRobotics社が出した電子手帳からPDAのはしりのハードと言えた「Palm Pilot」の日本語化の中で、日本で唯一アメリカから本体を輸入していた秋葉原のショップまで出向き本体と当時、あくまで個人でシステムの日本語化をしたパッケージを入手して利用を始めました。

当時の情報は全てネットからのもので、開発者本人が細かいバグ取りをしながら日本語で使えるようになっていったのですがその熱狂が国内外の企業を動かし、きちんとした日本語化したIBMの「Work Pad」や、「Palm Pilot」となり、さらに米のHandspring社が出した「Visor」、Sonyも参入して「CLIE」を世に出しました。もし当時にスマホがあったとしたら、必ずこのハードに電話が載っていたはずだと思いますが、残念ながら当時の携帯電話会社はiモードに代表されるガラパゴスケータイの開発にしのぎを削っていまして、もしどこかのキャリアがPalm OSの入ったスマートフォンを世に出してくれていたらと今でも思っています。

どちらにしてもPalm OSがスマホにならず、iPhoneやAndroidがスマホの主流となったことで、かつてあれだけモバイル機器の中では主流を占めていた一大勢力が没落していく様は寂しくもありましたがそれだけ「長いものに巻かれる」大人の事情というものを感じた事例となりました。それとともに、きちんとした後ろだてのない物というのは、一時はブームで上がっても、後から振り返ってみればその痕跡まで残さないくらい世間から抹消されてしまうということも理解するようになりました。

さて、最近になってテレビメディアで騒がれて、今後一般ユーザーを巻き込んでブームになっていこうとしているものに「ビットコイン」があります。テレビでは相場の上層だけで2億円儲けたというような会社員らしき男性に取材したりして、投機への興味を煽っているようにも見えます。そのニュースでは広大な倉庫に高性能のパソコンを数多く運び込み、ビットコインに必要な演算をすることでビットコインをもらうことができるという「発掘」をしている現場にも取材していましたが、もはや金の力によって大規模な設備投資を展開しないと、何もないところからビットコインを得て利益を挙げることは難しいという事実の裏返しだとも言えます。

日本円をビットコインに替えてさらなる価値の上昇を待つというのがこれから多くのテレビを見て感化された人が行なう行為になるでしょう。その辺はさすがに取組を行なうところはタレントを使ったテレビコマーシャルを打っているようで、一般人からするとテレビで出ているから安心だと思ってしまいがちです。

しかし、今私がこんなことを書いている中でもビットコインのような仮想通貨の価値の下落がニュースになるほどで、高値で買わされて一気に下落して売るに売れない人が少なからず出る可能性があります。ビットコインはそのままで決済できる店舗もあるので、あえて日本円にしなくてもビットコインのまま決済できるのですが、もし10万円で買ったビットコインが50%下落したら、お店へ行ってもその量のビットコインでは5万円分の買い物しかできないということになるわけです。

もしこんなことが日本円で起こったとしたら、社会は大混乱に陥るでしょう。そうなっていないのは日本円は日本という国が為替市場に介入したりしてある程度安定させるような施策を取っているからです。それに反してビットコインはあくまで市場の流れのままで価値が決まるということになりますから、今のままでは電子マネーの代わりとして使うことに躊躇せざるを得ませんし、個人的には取引価格が安定しなければとても買う気になれません。

こうした投機に手を出すのは個人の自由ですし、まだまだビットコインは上がるかも知れないという見方もあるものの、言い方は悪いですが先行者が遅れてきた素人に高値で売リ抜けて、その後下落したら自分も儲けようと下心を出した人が軒並み損をするというバブル崩壊やNTT株、ライブドア株に群がった時のような未来が見えて仕方ないのです。

元々、投機性の高い金融商品については、ある程度生活資金を確保した上で、全てなくなっても諦められる金額を投資するような方法を取るのが賢明だと思うのですが、なけなしのお金を増やそうとビットコインにこれから投資しようとしている方がいたら、まずは止めておいて、本当に大丈夫なのか冷静に考えてからの方がいいと言いたいです。もはやブームは終わっていたとしたら、日本以外の国では取引きをしない方針のところも出てきている中、何の実体もない、言うならば新聞紙を切ってその切れ端を売り買いしているような取り引きは、最初から盛大なババ抜きゲームのようなものになってしまうかも知れません。もっと言うと、最初からのゲーム参加なら損失なくゲームから抜けることも可能でしょうが、今はもう多くのカードが場に出されて残りの枚数が少なくなった中で参加するようなものだと思います。プロのギャンブラーならババを持つことなく上がれるかも知れませんが、何の対策もしないでゲームに参加した人がどうなるか、今から心配になります。


福袋争奪戦から「組織的転売」を追い出すには?

昨年はネットオークションだけでなくスマホで簡単に出品できるフリマアプリが一般化する中、常に安売りで新品が売り出される場合のネットによる転売対策について考えなくてはいけない時代になっています。

テレビのワイドショーでヨドバシカメラの年明け初売りの福袋購入をする人に取材していたのですが、お店の方としては過去に組織的な「横入り」が横行したということで、早めに並んでいる人に対し「一人一枚」という事を徹底して整理券を配っている中で、それでも複数枚整理券を取ったと周辺から非難が上がった番号を取った人が整理券の効力を無効にされるというようなかなりピリピリした状況が見て取れましたが、実際に福袋の販売が行なわれてみると、それでも多くの組織化された人達が並んでおり、多くの福袋が業者に流れてしまったようです。

テレビ番組の取材班が福袋購入をするごとにアルバイト代を払うという募集を見付け、バイトを大勢募ることで組織的に福袋を手に入れようと考えている人たちが、ハイエースのような大型バン4台にヨドバシカメラの福箱を詰め込んでいるところに遭遇して取材していましたが、アルバイトにお金を出させて購入させ、中味を確認してから改めてその福箱の中味に沿っただけの報酬を出すという方式のようです。これだとあくまで一人一人の個人が何回も列に並んで購入しているだけなので、なかなかお店の方でも本人確認を徹底するくらいしか対策はありませんし、同じ人間でも複数のお店を回るようにすれば止めることはできないのではないかと思います。

というか、このくらいのことなら普通に個人のささやかな楽しみとして、福袋の中味でダブっていたり使わないものがあればオークションやフリマアプリで使いたい人に譲るという事はあるので、福袋の中味を一律に再販禁止にするのも世知辛い話だと思います。

ではどうするかということになるのですが、ネットで調べて元締めを一網打尽しようとしても毎年名前も何もかも変えて行なうと思うので、その実体までたどり着くことは難しいでしょう。何とかならないものかと毎年この時期になると考えてしまいますね。

最悪の場合福袋中止という状況もよぎるのですが、例えば一つの方法として、欲しい商品によって金額を変えて行なう空くじなしの抽せん会というのはいかがでしょう。これも例えばの話ですが、「1,000円」「3,000円」「5,000円」「10,000円」「50,000円」くらいまでのコースに分け、お客さんはそれぞれコースの金額を払って抽選器のガラガラを回すのです。ハズレはそのお店でのみ使える(系列店での利用も可)商品券にして、当たればくじ参加のお金より多い商品券や、お目当ての製品がもらえるというものです。ですから同じ10,000円のコースを選ぶ場合でもタブレットかテレビか掃除機かなど、引く前に欲しいジャンルを申告してもらうようにすれば、開店前から整理券を配る人数も減るでしょうし、当日の午後に行っても買える可能性が残ります。

この方法はお店にとってもやってきた人からお金を徴収できますし、福袋を買う気がなくてやってきた人にも運だめしとして気軽にやってもらえ、それがそのまま売上げに直結するというメリットがあるのではないかと思います。何より組織的に来た転売屋さんからも売上げを稼ぐことができる点もあるのですが、私自身景品表示法について十分理解しているというわけではないので、こうしたくじが大がかりになると問題になることが出てくるのかも知れませんが、お店ごとにきちんと確保した商品を当たりが出たら売り、全ての当りが出た時点でくじを終了するようにすれば、大きな問題は起きないようにも思えるのですが。

もちろん、デパートの洋服やアクセサリーの福袋などは現品を大量に用意して日本国内からの人だけでなく、海外からこのためにやってくる人までいるくらいですから多少の転売は覚悟の上で売られているものもあるので、全ての福袋をということではないのですが、人気のタブレットやデジカメ、ゲーム機などが根こそぎ転売人の手に渡ってしまっているであろう今の状況は何とか変わって欲しいですし、もしもっといいアイデアがあれば、ぜひ行なってきちんと商品を欲しい人が手に入るような仕組みを来年はお願いしたいところです。


2017年のMVNOを取りまく状況 その2 MVNOはこの先生き残れるのか

前回、テレビコマーシャルで大手キャリア並に知名度を得た準キャリアと言えるかも知れないY!mobileとUQmobileについて紹介しました。通信会社としては今はもう限られたユーザーの取り合いになっていく中、今までのようにただ毎月安い値段で利用できるというだけではユーザーをMVNOが獲得できないような状況になってきていると思います。

今後、MVNOは淘汰されていくということも十分考えられる中、どこに活路を求めて行けばいいのか、またユーザーとしては何を基準にMVNOを選べばいいのでしょうか。そのキーワードとしてまず浮かぶのは「フルMVNO」のサービスです。

この「フルMVNO」について説明する前に現状のMVNOというのについて見てみますと、単に回線の一部を借りているだけなので、かなりの制約を持った中でサービスを提供しなければなりません。SIMはドコモの場合、ドコモのSIMカードの提供を受けて貸し出されたものなので、解約の際には返却が必要になります(auのMVNOの場合はSIMの返却は必要ないケースが多いです)。

「フルMVNO」というのは、MVNOで独自にSIMカードを発行したり、独自のSIM規格を搭載した製品を開発することができるようになります。具体的にはSIMカードがなくても通信会社の情報を登録することでSIMを入れているものとして自在に通話・通話のできるeSIMというサービスを提供することができます。

現在最少のSIMの大きさはnanoSIMですが、それでもカードを収納する部分などを作らなければならないので、将来のモバイル機器やノートパソコン、AIスピーカーがeSIMによる通信を行なうような形に統一されてくると、現状のSIMカードしか持たないMVNOはジリ貧になってしまうでしょう。今後、もしUSBタイプのBluetoothアダプタくらいの大きさのLTEモデムがeSIMの導入で本体の大きさを小さくして市販されるようであれば、今あるノートパソコンをLTE通信機能付きにできそうなので、通信業者の乗り換えを考えるかも知れません。

ただ、電気自動車と同じてすぐに今のnanoSIMが淘汰されるということまでは考えなくていいでしょう。どちらにしてもそこまで影響が出てくるのはまだ先のことだろうと思います。今のところ「フルMVNO」を実行に移そうと具体的に声を挙げているのはIIJmioのみで、2018年3月から始めることをアナウンスしています。ただ、IIJmioのデータ通信の仕組みが低速通信に切り替えても3日間で360MBのデータ通信量を超えると更なる規制を行なうようになっていますので、個人的には低速無制限のMVNOが「フルMVNO」に参入するような事があれば、大手キャリアとフルMVNOでないと使えないようなハードをチェックしながら、新たなモバイル通信の形としての動向に目を光らせることになると思います。

さらに、現在の4Gから5Gに向けて大手キャリアは実験を重ねている中、5G対応のSIMカードとともに、新たな動きが出てくる可能性があります(実現までには恐らく2020年くらいまでは無理ではないかと思います)。現在、LTE通信において最低速度で約200kbpsというスピードが安定して出ている中、それが5Gになったら最低速度が上がってくるのかどうか、まずはお隣の韓国が国家の威信をかけ2018年に行なわれる平昌オリンピックにおいて5Gが使われるという話もありますので、そこでの5Gの能力についての情報が出てくれば、今後の対応もいろいろ考えられるでしょう。

現状のMVNOの料金大系について、横並びになっているところについては新しくどこか有力なMVNOや大手キャリアおよびサブキャリアが攻勢をかけてくれば一気になくなってしまう危険性をはらんでいるような感じもあります。まず、時間や場所によって著しくスピードや反応が遅くなってしまうところはかつてのフリーテルSIMがそうであったように、淘汰されてしまう恐れがあります。単に安いところであっても、それによって回線の品質が下がるとしたらなかなか支持されなくなる恐れもあります。

となると、かつてのぷららLTEのように高速無制限という文句が先走るような売り方は成立しなくなるでしょうし、現在「スーパーホーダイ」で低速時でも1Mbps出るとされている楽天モバイルが自社回線を持った場合、さらに安定して1Mbpsくらいのスピードが出せるようになるのなら、かつてMVNOの高速無制限プランに押し寄せた人たちがごっそり移ってくる可能性もあります。回線を大手から借りているMVNOとしては借りていない通信業者と回線品質について争っても勝てるわけがありませんし、そうなると回線の安さで勝負するか、他社が行なっていない独自のプランを行なっているところはそのプランを提供している人の支持が得られればそのまま残るでしょうが、やはり他社とそんなに変わりないようなところは危ないと言わざるを得ません。

後は、具体的に名前を出してしまって恐縮ですが、来年以降LINEモバイルがどのように推移していくかということに個人的に興味があります。というのも、その前に多くの人に利用されていたmixiはLINEにシェアを奪われる中、最近では「チケットキャンプ」の買収をしたものの現在サービス終了にまで追い込まれてしまっています。このように、ネットサービスの栄枯盛衰というのはどんなサービスにもあるわけで、LINEモバイルがLINEというサービスあってのものであることから、肝心のLINEというサービスが他のサービスに取って代わられてしまえば一気にその人気もしぼむ可能性をはらんでいるからです。個人的にはクレジットカードがなくても銀行口座からLINE Payをチャージするという方法で利用料を払えるというのは他のMVNOにはないサービスなので、何とか残って欲しいと思っているのですが。

新しい技術も見える中、混沌とした状況に陥ってしまうかも知れない未来も考えられる中、個人的に希望することは、できるだけ通信会社に縛られないでユーザー主導で契約も解約もでき、安く使えるMVNOは最低限残っていって欲しいということです。個人的にはそこまで高速なモバイル通信は必要としないので、来年も以上のような事を気に掛けながらウォッチングを続けていこうと思っています。

本年もこのブログをお読みいただいてありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

IIJmio
LINEモバイル


2017年のMVNOを取りまく状況 その1 安売準キャリアと楽天モバイル

いよいよ2017年も終わり、来年に向けての動きも慌ただしくなってきました。そんな中、このブログでは格安SIMを上手く使って通信費を節約したり、野外でのモバイル通信の楽しみ方について紹介をしてきました。ここで改めて翌年に向けての大手キャリアやその他の通信会社の動向について考えてみたいと思います。

大手キャリア3社は新しいサービスを出してきても3社ともほぼ横並びになるなど、ユーザーが通信会社を選ぶ場合、同じ会社同士や付随サービスの割引や同社間通話無料などのサービス面で周りのユーザーがどこの会社と契約しているかによって選ばざるを得ない状況で安定しているような感じでした。そうしたしがらみのないユーザーが料金を安くするためにMVNOへ今までは行っていたのではないかと思いますが、そこに割って入ってきたのが「Y!mobile」と「UQmobile」という準キャリアの進出だったと思われます。

「Y!mobile」は、元々PHSサービスで生き残ったウィルコムと、ウィルコムから分かれたイーモバイルをSoftBankが買収することでできたキャリアで、今ではSoftBankの回線を使い、独自の端末とセットで長期契約を結ばせるSoftBankの下請けのような会社ですが、テレビを見ると格安SIMを求めている層を先に刈り取って端末の分割販売も合わせ、長期にわたって維持される自動更新の途中更新に解約料がかかる契約を取ろうとかなりのCM攻勢を掛けています。

ただ、MVNOを含め格安の通信料金を提供する大手3キャリア以外の会社では、現在の楽天モバイルを除いて通話無制限であるオプション「スーパー誰とでも定額」の設定があり、長期契約のディメリットを理解した上で加入するなら選択肢てしては今のところここしかありません。実際問題、これは大手キャリアの影響下にあるからこそできることで、大手3社から回線を借りているだけのMVNOにはできない芸当です。

MVNOにはできないと言えば、今年新しく出たApple Watchに組み込まれている「eSIM」に契約データの内容を書き込んで、同時に契約したiPhoneがなくてもApple Watchのみで通話やデータ通信ができるという仕組みでしょう(現状では新たにeSIMが使える「フルMVNO」のサービスが開始されても、MVNOごとにAppleとの契約がないとApple Watchの利用は難しいという見解もあります)。将来的にiphoneが物理的なSIMカードでなく「eSIM」のみで提供されるようになった場合、今のままの単に回線の一部を借りているだけのMVNOではジリ貧になってしまう可能性があります。本来、公正な競争を促すために政府の方針で規制緩和を行なって欲しいところですが、これは来年の動向を見ての判断になるでしょう。

また、「Y!mobile」と同じように大手キャリアのサブキャリアとしてテレビコマーシャルを流しまくることで知名度を上げたのが「UQmobile」です。個人的には元々、モバイルでの高速通信「Wimax(現在はWimax2)」を提供していた親キャリアとしての認識で、そのUQmobileがauから回線を借りてサービスを開始した格安SIMの部門というのは、どちらかというとドコモに対するOCN モバイル ONEのようなものだと思っていました。

今でも回線の品質からすると、「データ無制限プラン」(データのみ1,980円税別)は最大500kbpsとなっていますがかなり安定していると評判ですし、そこもauとの密接な関係あればこそでしょう。ただ、コマーシャルでおすすめされているのは通話プランとデータ通信がセットになった2年契約で自動更新のある音声通話とデータ通信のセットプランです。Y!mobieとの比較で注意したいことは、通話一部定額の設定はあるものの通話無制限の設定はUQmobileにはありません。

もちろん、大手3キャリアがそうであるように、端末とのセット販売による契約の長期化(端末の分割販売や2年更新のプランを併用することで割引を提供する)があれば、契約したものの即解約というようなユーザーの気まぐれを防ぐことができますので、このような形で営業を掛けるのは当り前だと思うのですが、これではMVNOのメリットの一つ、いつでも好きな時に解約が可能なメリットが薄れてしまいます。

大手3キャリアが今まで批判を受けていたことの一つに、端末はあくまでキャリア専用で、セット購入でなかなか他の通信会社と契約できないように縛るというものがありました。もし通信会社が通信プランのみを売るだけで、端末はそれぞれのメーカーが家電製品のように売るような事ができれば、もちろん最新型のスマホは高額になりますが、売れ残った型落ち品を安く購入することができ、さらにメーカーが3社どのSIMでも使えるようなSIMロックフリーの端末を作っていれば、同じスマホを別のキャリアに行っても使い続けることができます。

しかし、こうした端末との抱き合わせ販売はMVNOでも普通に行なわれていることでもあり、この状況はこれからも変わってはいかないでしょう。もちろん、最初から大手3キャリアのような縛りのある契約であることは理解しつつも、大手より通信料も端末料金も安く便利に使えるというメリットとしてはあるので、使い方によっては選ぶ意味がないわけではありません。あくまで私の使い方ではそのコンセプトに合わないというだけですので、お互いのメリット・ディメリットを十分理解した上で準キャリアを利用するのは悪くはないと思います。

そして、まだその全容が明らかにはなっていないものの、本格的な第4のキャリアとして通信業界に参入を表明した「楽天」がどのようなサービスを行なっていくかが注目を集めていくことになるでしょう。ただしここまで紹介してきた「複数年契約(自動更新あり)プラン」・「専用プラントのセットによる端末の安売り」「通話とデータ用プランの優遇」という3つの流れは変わらないと思いますので、大手3キャリアというよりも2つのサブキャリアとの比較で、どのくらいお買い得感を出せるかというのがまずはポイントで、そもそも他の3社と比べたエリアの問題や、通信品質はどうなるかということも合わせての評価になっていくのではないかと思います。とにかく新たに通信事業に参入するということになると初期投資の額が半端ないものになると思いますので、本当に参入できるのかということから楽天の動向については注目していきたいと思っています。

Y!mobile【UQmobile】楽天モバイル