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改めてスマホ・タブレットと比べてのパソコンの優位な点について考える

先日、自宅に光回線は引いているもののテレビ・タブレット・スマホの接続にしか使っていないという人とお話をしたのですが、その方はあまりパソコンを持って使うことについてのメリットを感じていませんでした。私自身は自宅に戻ればスマホやタブレットよりもパソコンを開いて作業をする事が多いのですが、仕事などでOffice関連のソフトを使っていないなら、確かにパソコンをわざわざ買い足すことまではしないのかなという感じはします。

今回の文章を書くにあたり、主にノートパソコンとスマホやタブレットとの違いを書いたページを色々と読んでみたのですが、キーボードを使っての入力ということだと、外付のキーボードをスマホやタブレット用として追加すれば足りますし、お絵かきなどで使う場合はタッチパネルやペンが使えるタブレットの方が直観的に使うことができるので、マウスでお絵かきよりも簡単だと思えます。

そこで、改めて私があえてパソコンを使っているのはなぜかということを考えてみたのですが、それはまずハードとしての自由さがあるのではないかと思います。ぎちぎちに詰め込まれた小型のノートパソコンでは難しいかも知れませんが、例えばメモリやハードディスクに不満を感じるようになったらメモリを自分で用意して増設したり、ハードディスクをフラッシュメモリに交換して使うことも可能になります。

また、ソフト的にもスマホよりも前から使われているということで、自分のやりたいことを考えた場合の様々なソフトがそろっているということも挙げられます。私の場合、残念ながらAndroidやiOS上で動く日本語入力システムに自分が満足できるものがないので、スムーズな文字入力のためにはパソコンを使い続けることが最良の選択になっています。

あと、スマホやタブレットと比べて優位な点は、同じハードをOSを入れ替えたり、OSのバージョンを上げたりして使い続けることができるということも挙げられるでしょう。iOSの場合についてもメーカーに見捨てられなければ、かなり長くOSをバージョンアップして使い続けることもできるのですが、iOSの場合は独自の規格で外付けのメモリカードの内蔵ができないので、本体容量が少ないものの場合には自然と使わなくなってしまう可能性もあるのですが、パソコンの場合には自分で内部部品の交換をすることも可能なので、最初にそれなりの性能のものを買っていれば、ゴミにすることなく長く使えますし、もしメイン用途に使えるだけのパフォーマンスを発揮できなくなったとしても別の使い方ができるというメリットもあります。

例えば、本体メモリーに音楽ファイルを入れまくり、アンプやスピーカーを接続することによって、大画面で操作できるコンポとして使うことが可能です。古いノートパソコンでもCDドライブが付いていれば中のデータを吸い出していつでもパソコン経由で音を出せるので、大量のCDやレコード(レコードの場合はアナログ入力でパソコン内部で録音することでデータ化できます)をデータ化し音楽ソフトそのものを処分して自分だけで楽しむために利用することもできるでしょう。

ただ、こうしたことは本体内部にアクセスして自己責任でハードディスクやメモリの換装ができるだけのスキルが無いとなかなか難しいものです。そう考えるとパソコンを購入する場合はCPUや本体内メモリなどもかなり余裕を持ったスペックのものを買っておく方が良いということになります。

パソコンを使うメリットのもう一つは、スマホやタブレットと比べると費用対効果が高いということもあります。大きい本体に部品を組み込むものの方が限られたスペースにギチギチに部品を組み込むよりも作業が楽ですし、安くもできます。さらに、日本の企業では作業のためにパソコンを導入しているところがほとんどのため、中古市場を見るとそれなりに今でも使えるスペックのパソコンが安く購入することができます。

私の使っているパソコンのうち、中古で購入したものもありますが、中古で売るためにハードディスクを新品のSSDに最初から換装していたり、メモリも最初から最大まで増設したものを売っていたりします。私の持っているものは保証が手厚いので若干高めですが、動作確認のみで保証は1ヶ月程度のものだったらさらに安く購入することができ、すぐ壊れるかどうかは使ってみないとわからないので、運が良ければ中古のスマホ以下の価格で買ったものをスマホの母艦として便利に使いこなすことも可能でしょう。

この文章は別にパソコンの使い勝手を礼賛するものではありません。生活の中でわざわざパソコンを使って行なう事が無いとか、スマホで十分にショッピングも情報収集もできてしまうなら、一定期間でスマホを買い換えつつ、いざという時のために過去に使っていたスマホも保管して、スマホだけで用を済ます使い方というのも十分有りだと思っています。ただ、大きな画面による作業に慣れてしまうと、全ての作業をスマホやタブレットだけでやろうとは思えなくなるようなところもあるかも知れません。

一番安くて、お買い得な据え置き使用を想定している、メモリやハードディスクの換装が可能なノートパソコンはおおよそ15インチくらいの画面なので、ここでの作業は私にとって実に快適で、当然他に小さいサイズのハードは持ってはいるものの、家でリラックスしながら使うのはやはり一番大きいものになっています。大きなパソコンの場合、テンキーも本体キーボードの横に用意されたノートパソコンもありますので、家計簿ぐらいの入力や確定申告の書類を作る場合でもやはりあると便利です。使いこなすには、まずはキーボードをどれだけ使いこなせるか、そのスキルを上げる必要もあるので、その辺は万人向きにパソコンをおすすめできないというのが正直なところではあるのが悲しいところです。


外出時に情報難民にならないための装備のヒントは「複数台持ち」と「予備バッテリー」

2021年10月7日夜に埼玉県を震源とする関東地方を襲った最大震度5強の地震は、たまたまテレビでニュースを見ていたら、突然VTRが中断して大揺れになるスタジオが映し出されたことで認知しました。

私の住む静岡県内では地震の発生時には全く揺れませんでしたが、関東地方から少し遅れて揺れだし、それなりに大きな揺れが少し長い時間続きました。といってもこちらの震度は2にとどまりましたのでそれほど大きい揺れではなかったのですが、震源地周辺では一部の地域で色々大変だったことが後になってわかりました。

具体的には棚から物が落ちたりして怪我をしたり物が壊れるような被害があるものの、夜遅くの地震の場合だとニュースとして拡散するには時間がかかります。同じように水道管が破裂して道路が水びたしになるような場所も複数あったようですが、やはり都会での地震ということになると、ライフラインの他に止まるものとして一番大きいのが鉄道であると言えます。

地震直後にその様子が報道されることはそこまではなかったのですが、大きな地震が起こった場合、新幹線を始めとする電車が脱線しないように鉄道の線路について問題あるところがないかどうかをきちんと調べた上でないと電車は基本的に走ることができません。地震は夜10時過ぎに発生しましたので、仕事を残ってした人が遅めの夕食を済ませたり外に飲みに行って帰るくらいの時間だったことで、勤務先の最寄り駅から自宅に帰る段階で足止めされたということになります。地震発生直後から東海道新幹線の東京~静岡間や山手線全線が止まっているというニュースがありましたが、後日の話を聞くとさらに広い範囲で帰宅難民および翌日の出勤・通学難民が生まれていたようです。

過去に、私自身も東京から自宅のある静岡に電車(東海道線)で戻っている最中に関東で震度4の地震に遭遇し、沼津で長い時間足止めを食いました。私の場合は東京に職場があるのではなく、とにかく静岡駅に戻る事の一択だったので、電車が動かなくなった沼津でホテルを探すよりもとにかく電車内に留まって情報収集をしながら運転再開を待ち、深夜のかなり遅い時間に静岡駅に着いたらすぐに駅前のネットカフェに向かい、シャワーを浴びて(恐らく自宅へ戻ってシャワーを浴びる時間はないと思ったので)、始バスの出る時間までネットカフェで時間を潰し、自宅に帰ってから改めて仕事に向かったのですが、やはり駅や電車の中で動けないような状況において、刻々と状況が変わる中で情報をどうして得るべきかというのがポイントになります。

多分、今回の場合も朝出掛けた時にスマホの充電をして出てきていても、多くの人が一日が終わる状況ではかなりバッテリーを消費していることが考えられます。その場合、バッテリー残量が気になってなかなかスマホを長時間見られないということになると、自分の行動をどうするかの判断がしにくくなると思いますので、やはり基本的なことですが、いつもは使わなくても満充電されたモバイルバッテリーを持って出掛けることが改めて大切だということがわかります。ただ、通常のモバイルバッテリーの場合、ケーブルはセットされていないので、同時にケーブルを持って出るか、それとも最初からモバイルバッテリーにケーブルがセットされているようなものを持って出ると安心でしょう。

ちなみに、私の現状ではバッテリーとケーブルは別々にして、基本的にはUSB Type-Cのケーブルで足りるのですが、mini-Bはバッテリー充電用にも使えるので一応持ち、昔使っていたガラケー用の変換器具は、それほどじゃまにならないのでこれも一応入れています。その他としてType-CをType-Aに変換してUSBメモリをスマホに接続できるアダプタと、有線のヘッドホンを持ち出しています。これらは今後の状況により中味が変わることもありますが、このセットがあれば外でも長時間動画を見るような使い方もできるかと思います。

私の場合、現在はさらに通話用と通信用のスマホの二台体制にしているのですが、こうしていると、最低限いざという時の家や会社・学校への電話連絡のためにバッテリーを気にする必要がないので、もしモバイルバッテリーを持っていなくても(バッテリーを使い切ってしまっても)、通話用のスマホは通話にしか使わないようにして、通信用のスマホから使うように心掛けています。これにモバイルバッテリーがあればかなり安心度は増しますが、最近はビジネスホテルだけでなくネットカフェもスマホから予約をしたり部屋の埋まり具合を確認できるようになっています。動かないで空きがわかると、たとえ周辺の宿泊施設・ネットカフェが埋まっていたとしても、無駄に動き回ることはないでしょう。その場に留まって時間を過ごす場合にも、とにかくスマホのバッテリーを切らさないようにすることが大事ではないかと思います。

少なくとも、スマホで確認した被害状況が東日本大震災級のものでなければ、翌日ぐらいには交通も復活して何とか家に帰ったり出社・登校したりできると思いますので、罹災したその日から翌日くらいまでスマホのバッテリーを何とかすることができれば、そこまで困ることはないと思います。もちろんスマホを使わない情報収集の手段(ラジオなど)はありますが、スマホの画面を消してradikoをヘッドホン経由で聴いても大丈夫なようにバッテリーを用意した方が、普段の生活の中では十分だと思います。

逆にラジオが必要になるのは、停電が数日間に渡って続き、スマホも満足に充電できないような状況になった時ではないかと思います。毎日持ち歩くものはできれば増やしたくないものです。そんな中で、急に大きな地震や大雨などでその日と翌日くらいにわたって動けないような状況を想定し、日々のスマホの使い方についても、どうせ帰って充電するからと一気に電池を消費しないように改めて考えた方がいいのではないかと思っています。


ネットのトラブルに巻き込まれそうになったら大らかな気持ちで待つべし?

星新一さんのショートショートの作品の一つに「味ラジオ」というものがあります。この「味ラジオ」とは何かと言うと、未来の人々の口の中に受信機が設置され、放送局はおしゃべりや音楽ではなく、人の味覚を錯覚させるような形で放送を送り、口の中に様々な味を再現するというものです。

このシステムのおかげで、味ラジオのある未来では食事時間以外には味のないガムを噛むことで、味ラジオから様々な食べ物の味を楽しみながら生活することができ、食事の際も通常では全く味の無い栄養とエネルギー補給だけのための食事をしても、実に美味しい食事をしたかのように感じられるという(味ラジオから流れてくる味をガムをかみながら味わっていれば過度なカロリー摂取をしないという設定なので、その未来には肥満の人はいないのです)空想の世界での出来事としても実に羨ましい社会の物語です。

ただ、星新一さんはそうしたばら色の未来だけを書いたのではなく、その「味ラジオ」の電波がトラブルで中断してしまったら? という状況をショートショートにしました。まさに、当り前だと思っていた事が突然できなくなったら人々はどうなるのか? というのが昨日iPhoneでSuicaやPASMOを使っている人に起こったアプリからチャージできなくなった(残高があれば支払いは可能だったよう)トラブルとシンクロしてしまいます。

今は現金を出して切符を買うよりもSuicaを使った方が安く早く電車に乗ることができます。それが当り前になってしまうと、それこそ現金を使って自分の目的地まで切符を買うことの大変さを感じたり、いちいち現金を出してチャージすることについても、やり慣れないとやはりどこでできるのかということを含め、パニックになってしまう人もいるかも知れません。

星新一さんの作品の中でも、トラブル時になるとそれが大したことがないものでも深刻に考えて大きな騒動になってしまう可能性について、作品では書かれています。当然ながら不具合は起きたとしてもじきに復旧し、人々は何事も無かったかのように普段の生活に戻っていくわけですが、やはり大切なのはトラブルに大騒ぎせず、今回の場合は現金でのチャージができる場所を探すという方向で動くようにするしかなかったでしょう。

ちなみに、JR東日本のホームページの情報では、モバイルSuica対応のチャージ機や券売機に長蛇の列ができていた場合、駅のコンビニ「NEWDAYS」や「サークルK・サンクス」「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ミニストップ」「ローソン」「イオン」等の一部店舗でレジで現金を出せばチャージできる場合があるそうです。またセブン銀行のATMには現金でのチャージ機能があったと思います。そうした選択肢の中で人が少ないところでチャージができれば、そこまでパニックにはならないと思います。

こんな事が書けるのは、先日書いたばかりですが私の母親のスマホにモバイルSuicaアプリを入れたものの、本人がクレジットカード嫌いでカードの登録ができないので、現金チャージでモバイルSuicaを使う方法についてあらかじめ調べていたということもあります。もし今後、現金が使われる状況が極度に減ってしまったとしたら、モバイルSuicaからのクレジットカードチャージができないという事自体が会社の遅刻の理由になってくるのではないでしょうか。それは、電子決済が主流になる世の中ではある意味仕方がないことです。あわててしなくてもいいトラブルに首を突っ込むよりも、待てるなら情報が出てくるのを待ってから対応するような広い心を持ってこうしたトラブルには対処するしかないような気がします。

今回のトラブルではモバイルSuicaでの定期券やグリーン券も購入しずらくなっていたようですが、この件についてはJR東日本のホームページで対処法(券売機や車内で現金で購入した場合の返金・ポイントの付与についてなど)が紹介されているので、今すぐではなく騒動が落ち付いた後からでも問い合わせフォームを使ってその日の状況を報告できるように記録しておけば、そこまで慌てずにも済むのではないかと思います。

今回のトラブルについてはapple社の方でのトラブルである可能性が高く、駅員さんに怒鳴っても恐らく何も解決しないでしょう。ちなみに今回紹介した「味ラジオ」は作品集「妄想銀行」に収録されていますが、刊行は1967年でした。改めて人間というものは本質的なところでなかなか進歩できないということを思いますし、こうした過去の作品から現代を観ていくことも大切なことだと思っています。


「迷惑電話シャットアウト」と「迷惑SMSに騙されない」は両立するか

個人的にはかなり前からある詐欺の手法があたかも現在問題になっているようなテレビ・新聞の報道の姿勢に疑問を感じるのですが、NTTドコモユーザーを中心に起きている、電話番号に直接やってくるSMS(ショートメール・プラスメッセージアプリへ届くメール)のフィッシング詐欺の被害報道について、もういい加減ユーザーサイドで認知されるようになって欲しいと思います。
報道での手口は主に二種類あり、まずはドコモ以外のユーザーも引っかかる可能性のある文面としては以下のようなものがあります。

「お客様宛に荷物のお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました。下記よりご連絡さい(以下リンク先のURLが記載)」

そのリンクをクリックするとおおよそ二種類のパターンの被害を受けることになります。一つは詐欺を行なう人物が仕組んだ悪意を持つアプリが自動的にインストールされ、自分のスマホの内容が抜かれたり、自分のスマホを踏み台にして大量の詐欺メールを自分が送ることになってしまうこと(SMS送信料の請求が来るだけでなく、騙された人の手元には自分の電話番号が残り、場合によってはメールを送ったことについて多くの人から問い詰められる可能性もあります)。

さらにもう一つの可能性は、リンク先が上記メールだと宅配会社のページのような所につながったり、「ドコモの料金が不払いです」というようなメールの最後にURLが記載されており、今回問題になったドコモのdポイントサイトへの入口を騙ったものであった場合、IDとパスワードを自ら知らせてしまうことによるdポイントを使って買い物をされるなどの被害です。ここでのポイントは、dポイントはドコモ利用者以外でもIDを作れば誰でも利用できることから、文面もさらに巧妙になりドコモ以外のキャリアやMVNO利用者にまでその範囲を広げられる可能性があることです。

まず、確認しておきたい事は、Gmailやキャリアメールなどの「電子メール」と、今回問題になっている「SMS(ショートメール)」を混同してはならないということです。通知を受けて見るまではどちらの形態のメールなのかわからないかも知れませんが、返信を行なう前に「どのアプリでメールを見ているのか?」ということを確認しましょう。日々の連絡にSMSを使っている方以外はなかなか馴染みのないSMSですが、「メッセージ」「メッセンジャー」「ハングアウト」「プラスメッセージ」などのアプリに、自分の電話番号宛に直接送られてくるのがSMSです。相手は何で自分の電話番号を知っているのかと不安になるかも知れませんが、これは送る方が一連の範囲の番号全てにショートメールを送るようにしているからで、相手に届かないものも大量にあると考えられます。

メールアドレスは知らないものの、携帯電話番号のみ知っている人への連絡にはSMSは便利ですが、最初に書いた宅配業者はたとえ配達先が携帯電話番号になっていたとしても、電子メールやLINEで連絡してくることが基本です(場合によっては直接ドライバーから電話してくることもありますが、現状ではどの会社もSMSで連絡することは今後もないと思います)。

唯一の例外は、宅配は宅配でも自社のネットワークで自社の決めたルールで配達をしているような場合です。家具大手のニトリで大型家具を購入した際に、自宅までの配達を頼んだことがあったのですが、最初から配達日および時間を予約する場合、なかなか希望する日がすぐには決まらないので、先に日だけ決めておき、実際の配達時間は配達日の前日にSMSで連絡することになっていました。この場合は配達日の前日にSMSが来ることが購入時にわかっていることなので、その事を忘れない限りはSMSが来ても詐欺メールだと思うことはないでしょう。ただ、これはあくまでも例外です。

基本的に、多くの方はどこかのサイトにログインしようした時に、二段階の本人認証をするために一旦SMSで一時的なパスワードを送り、そのパスワードを入力することで認証が完了するような形でSMSが送られてくることがほとんどだと思います。この場合は、すぐにSMSが来ると身構えて到着を待つような感じになると思うので、いわゆる詐欺SMSのように突然SMSがやってくることは、かなり珍しい事であるという認識をまずは持ちましょう。

そうして送られてきたSMSに宅配荷物の事が書かれていて、たまたまその会社からの荷物を待っている状態だった場合、とにかくそのメールを一旦閉じてから別の方法で荷物の配達状況を見るようにすればいいのです。簡単に行なうにはアプリから確認したり、サービスとLINEを連携させているならLINEから問い合わせてもいいでしょう。

その他、料金支払い不能などの連絡についても、メールから直接しないで、メールに書かれているサービスをもし利用していたら、そのサービスに特化したアプリから問い合わせることが大切です。フリーダイヤルでの問い合わせ先があるところであれば、先に電話して「このようなショートメールが届いた」とその事実を伝えて対応してもらえば、まず詐欺の被害に遭うことはありません。

ガラケーやガラホの方が、アプリのインストールができない分詐欺メールの被害に遭う可能性は低いかも知れませんが、直接掛かってくる詐欺電話には自分で対処しなくてはなりません。そうした点も考えながら、じっくりとSMS詐欺メールへの対応を考えていくことが大切だろうと思います。最後に、今回のドコモSMSに対するフィッシングメールの影響によって、ドコモ回線を使っているMVNOへの「+メッセージ」開放が遅れているのだとしたら、大変残念です。SMS自体は便利なものなので、こうした新しいSMSの利用方法を広めていくことによってSMSというものへの認知度が向上し、被害も減っていくのではないかと思うのですが、その辺も考えて早めにMVNOでも利用できるようにして欲しいと思っています。


povo 2.0物理SIMでの開通手続きと通話トッピング・基本プラン利用での使い勝手

当初は日本通信のMNP予約番号取得まで4日間かかるという話だったので、サービス開始してすぐのpovo 2.0開通は諦めていたのですが、まさかの当日中に予約番号をゲットできたことから、29日のサービス開始時からMNPで申し込みすることができ、昨日に物理SIMが届きました。

SIMはヤマト運輸の「宅急便コンパクト」を使って届き、クロネコメンバーズに登録していれば基本は指定時間なしなのが、時間変更や受け取り場所の変更も可能です。早く受け取りたい場合には営業所留めやコンビニ受け取りに変更するのがおすすめですが、感染症絡みで家から出られない場合は、何も変更しない方が早く届けてくれるのではないかと思います。

中に入っているのはSIMカードとAPNなどの通信設定が書かれた書面の他、写真のSIMカード交換用のピンが入っていて、この辺はきめ細やかな心配りという感じです。当然SIMカードだけ入れ換えても開通はせず、インターネットにつながったスマホからpovo 2.0アプリを開いてログインし、開通手続きをする必要があります。

午後9時(21時)から翌朝9時までは開通手続きは中断するので、夜に開通手続きをしても翌日の開通になります。開通は登録しているメールアドレスに通知がありますが、アプリの方で開通するタイミングが遅く、メールが届いてもアプリからすぐに開通手続ができない場合もありますが、そこはしばらく待てば開通手続きが済み、SIMカードの設定を済ませば電話とデータ通信が使えるようになります。

開通手続きが済んで初めてトッピングの画面やギガ活の登録画面が開けるようになります。ギガ活についてはauIDの登録が必要ですが、必ずしも使っている電話番号に紐付ける必要はないようで、私はすでにUQモバイルを契約する際に取得したauIDの方でauPayを紐付けました。そうすると、くりこしプランMにしたことで低速でも1Mbpsが全日使える別のスマホの方でauPayを使えば、ストレスなくauPayが使え、さらにギガ活の高速クーポンがもらえるようになるはずです。

なぜこんな事をしたかと言うと、高速クーポンが無い状態でのデータ通信のスピードが思いの外遅かったからです。私はすでに今回のpovo 2.0の契約前に同じau系のdonedoneエントリープランを契約していまして、こちらもデータ通信の速度は最大128kbpsとなっています。ここでは、わかりやすいように、同じタイミングでスピードテストを両SIM入りのハードで行なった結果を報告します。

左のスマホの方にpovo 2.0、画面の大きい右のタブレットの方にdonedoneのSIMを入れているのですが、見事に同じような数値(50kbps前後)が出ていることがおわかりでしょう。使った感じで言うと、バッファ時間を3分にしたradikoで何とか起動はできますが、回線の状況によっては止まることもありました。常用できるかというと少々厳しいのではと思えるくらいの回線状況ではないかと思います。

もっとも、私自身はpovo 2.0を入れたスマホを完全に通話専用で使おうと目論んでいるので、最低限のネット接続ができればそれでもいいと思いますし、どうしても使いたければ、番号維持のためにも一日24時間使い放題の330円分のトッピングをして使うと思いますので、低速であることはあまり気にしません。気になったのは日ごとのトッピングになっている高速データ容量および、オプションサービスとは違う「通話オプション」についてです。

このトッピングは、他のトッピングとは違い「月ごとの適用」「自動失効せず(止める場合は手動で切替が必要)」「トッピング開始後すぐ利用可」という事になっています。例えば、月の後半からトッピングを開始した場合、すぐ使える代わりに月額がそのままかかります(当面は日割りの料金が請求されるという説明があったので、加入前にアプリの説明を確認することをおすすめします)。

また、すでに「5分定額」「かけ放題」のトッピングを付けている場合にその内容を変えたい場合には、現状で入っているトッピングを月末までに解約する手続きをし、翌月になったら新たに別のトッピングを手続きすることになり、少々面倒です。ただ、こうした仕様だと、通常は全く通話関連のトッピングを付けないでおき、大切な電話を受け損ねてしまい、そこからかなりの期間長電話をすることが予想される場合には(何か突発的なトラブルが起き多くの人にこちらから連絡をしなければならないようなケースなど)、その時点で「かけ放題」のトッピングに入って月末までに解約することを繰り返す方がいいのではないかと思います。

もちろん、ずっと「かけ放題」のトッピングを付けておくことで、ずっと自動解約の心配なく0570番号以外の国内通話をすることもできます。ただ、恐らくトッピングをするためのpovo 2.0アプリがガラホには入らないと思うので、別のスマホにアプリを入れて契約を管理することになると思います。遠く離れた親のための回線をpovo 2.0で作る場合は、全てお膳立てした上でガラホを渡し、どうしても高速データ通信が必要だという時には電話で連絡をもらって(実際、ガラホの小さな画面ではトッピング無しでも大丈夫だと思いますが)、遠隔操作するような感じで先方の希望に沿った手続きをしてあげるような方法が考えられます。

ちなみに、私の場合は当初の予定通り、SIM回線の会社とは関係なく契約でき契約番号から発信できる「楽天でんわ」を新たに契約しまして、楽天でんわアプリからの発信についてはpovo 2.0通話料の半額(30秒11円)で利用できるようになりました。番号通知についても問題なく、しばらくは通話料は話した分だけということでどのくらい発信する可能性があるのかを見つつ、時期的に電話での打ち合わせが多く入るような状況になったら、楽天LINKアプリの別番号からの発信にするか、povo 2.0のトッピングで月毎の支払いにするかという感じで考えたいと思います。ちなみに、楽天でんわアプリからの通話料で考えると、70分通話した場合の請求額が1,400円と私が今まで加入していた日本通信の「合理的みんなのプラン」の通話関連費用(日本通信のプランは別に6GBの高速クーポンが使えますのでトータルでは日本通信の方がバランスはいいですが)とほぼ同じになります。月でそれ以上通話をすることになったら、かけ放題のトッピングを付けた方が良いかなというところでしょう。

個人的には、トッピング無しの状態であれば通話トッピングは付けたらすぐ月末まで使えるというのはかなりインパクトが大きく、無駄な料金を払わずに済む仕組みということで、かなり気に入りました。今後は「通話中心・必要に応じてDAZNの利用」という感じで強制解約を予防しながら使っていこうと思います。


povo 2.0の申し込みはスマホのアプリからのみで本人確認の方法も独特だった

何とか自分の時間をやりくりして、9月29日午前9時からのauが新たにスタートするpovo 2.0の申し込みにのぞみました。とりあえずは前バージョンのpovoのページを再読み込みさせていました(povo 1.0はそのページから申し込みができていたので)。

午前9時を境に前バージョンへの契約ができなくなり、ページがリニューアルされたのですが、説明書きがあるもののウェブページからの申し込みボタンがありません。事前に、申し込みがスマホのアプリからのみという話も聞いていたのですが、9時ジャストの段階ではまだ新しいアプリがアップされていなかったので、本当にアプリからのみの申し込みなのかと思いつつスマホからアプリを何回も検索しながら待っていたのですが、そのうちに新しいアプリが新たにアップされたのを確認したのですぐにインストールしました。アプリ自体のインストールについては待たされることなく普通にできましたが、その後が大変でした。

アプリを起動してまずはpovoからのメールを受け取るメールアドレスをログインのため指定するとー二段階の承認のための番号がメールで送られてきます。その番号(6ケタ)をアプリ内で入力してから申し込み手続きに進むのですが、新規なのか乗り換えなのか、SIMは物理SIMなのかeSIMなのかを選び、さらに各種重要事項説明書をスマホの画面で読んでチェックを入れると、料金の支払い方法に進みます。その前に明らにエラーメッセージと思われる英語の赤いメッセージがスマホ上部に出て次に進めない状況が起こりましたが、これは多くの人が同時に申し込みをしているためのサーバーに関するエラーではないかと思われたので、しつこく次へ進むのボタンをクリックし続けていくと、何とか次に進めました。

次の画面では、クレジットカードの番号および有効期限、そしてセキュリティーコードまで入力させるようになっているのですが、正しく入力していても、ここでも頻繁にエラーメッセージが出てクレジットカードの入力画面や、さらにその前の重要事項説明書のところまで戻されることが頻繁に続きました。もしこれがフィッシングアプリによる詐欺だったら大変ですが、一応その辺はチェックしながら行なっていたので、これもしつこく続けていくと何とかクリアしたようで、違うウィンドウが開き、本人確認書類のアップロードに進みました。

その内容は、運転免許証など本人の顔写真がある証明書をスマホで撮影してアップロードするのですが、私がはじめてだったのが、精巧なカラーコピーからの申し込みを防止するためか、表裏の撮影の他に、手で免許証を立てて持ち、カード状の厚みであることを示しつつ、本人の顔写真も一緒に写るように撮影する都合3回の撮影が必要になるということでした。

さらに、免許証の写真と申し込みをしている本人が同じかどうかのチェックのためか、申し込み時の自分の姿を証明書用の写真のように自撮りをするだけでなく、静止画をアップした後に、改めて別の画面が開き、自分の首を振って、アプリが指定する方向への何回かの動きが必要になります。これも、写真をコピーしたようなお面で巧みに他人になりきる事を防ぐための措置であると思います。これも何とかクリアし、次の画面に進みました。

本人確認書類を撮影した内容は向こうのシステムで読み取って、最後に本人情報を入れる時の氏名や住所の入力は省略できるようになっています。そこでもし誤った情報になっていた場合には手動で訂正するようになっているのですが、私の場合は住所にちょっとした違いがありましたので、その部分には訂正を加え、ようやく手続きは終了しました。そこまで終わったところで、ウェブやアプリの方からログインしても、現状では一応申し込みが完了という事になっていました。

その後、本人確認が終了したというメールが届き、無事に手続きができたことがそこで明らかになりました。今後は改めてSIMカードの発送を待つだけになったのですが、自分自身eSIM対応の端末を持っていないこともありますが、ハードが壊れてもその足で中古のスマホを入手すればSIMカードの入れ替えですぐに使い回せるというメリットが物理SIMにはまだあると思っています。申し込み自体はしばらくすればアクセスする際の混雑はなくなり、今回紹介した手順でスムーズに進めると思いますが、本人確認のためには単に免許証やマイナンバーカードの用意の他に、後ろが無地の壁などで写真撮影が必要になりますから、その点を理解した上で申し込みを行なって下さい。


モバイル回線のスペックは解約の方法やMNP時の手数料の有無にも注目しよう

auのpovo2.0のスタートが2021年9月29日午前9時からに決定したという報道がありました。とりあえず、大きなアドバルーンを上げてサービス開始が10月以降にずれるという状況は無くなったので、回線移動についての手続きを昨日から始めています。

まず、今回利用する回線は新規ではなくすでに利用している日本通信の回線からのMNPにするので、日本通信のMNP予約番号の発行について改めて調べてみました。すると、2021年の4月から今まで必ずかかっていたMNP予約番号発行手数料が0円になっていました。

これは地味ですが大変有難いことです。キャリアやMVNOの中には初期事務手数料が0円ということを打ち出しているところも少なくないですが(ちなみに日本通信は契約時は3,300円の手数料がしっかりかかります)、その変わりMNP予約番号発行手数料をそれなりに取るようなところもあり、その負担が気になる人もいることでしょう。

さらに、実際にMNP予約番号発行を依頼する(実質的な解約手続き)をする場合、ウェブで完結するのか、実際にコールセンターへの電話による手続きが必要で、なぜ移転するのかをしつこく聞かれてストレスになることもあるのですが、日本通信はそうした事はなく、ウェブ上の手続きだけですぐ手続きは終わりました。あまりに簡単すぎて、間違えて手続きをしてしまった場合には大変だと思うのですが、気軽に回線を変えたい人には嬉しい仕様です。

ただ、電話での手続きの場合、その日のうちに予約番号が発行されるケースが多いですが、日本通信の場合は申し込んで4日間ぐらい予約番号発行までタイムラグがあるということです(昨日手続きをした結果、数時間後に予約番号がもらえたので、この点は改善されているのかも知れません)。さらに、現在のプランの料金については月ごとの費用がそのまま発生し、日割解約はできないので、解約日を月ごとの契約に合わせた方が良いです(日本通信は加入日からの計算なので)。私の場合は昨日手続きをしても、うまい具合に契約期間を使い切れるように計算はしていたので、スムーズに移ることができそうです。

ちなみに、povo2.0は基本料金が0円で初期事務手数料も0円ということらしい(?)ので、今回の切り替えについては手数料等が一切かからないということになります。日本通信のSIMカードはドコモの回線のSIMなので、日本通信に現物を送り返す必要はあるのですが(この文章を書いている時点では新型コロナウイルス関連の諸々の状況を鑑みて返却不要の措置が取られています)、これはドコモ自体の仕様なのでその辺は仕方なく受け入れるという手間もあるものの、ほぼスマホやパソコン上からの手続きで完了して費用もかからないというのは、かなり世の中が変わった感がありますね。

ただ、肝心なpovo2.0を別の回線に切り替える際の手数料の有無についてはまだ確認できていないのですが、もし手数料がかかるとしても何せ毎月の基本料金が0円ですので、それほどの負担にはならないのではないかと思います。今回、日本通信から転出はするのですが、それは通話専用で使えそうなシンプルスマホかガラホが手元にないことも一つの原因であるので、povo2.0の内容によってはまたプランを戻すことも有り得ます。日本通信自体も新たなプランを投入してくるかも知れませんし、ユーザーとしては常に新たな自分に合ったプランを探したいところもあるので、各社の競争によって一律に便利というよりは様々な利用パターンにハマるような多くのプランが出てくることを期待したいですね。


スマホを使って変わりつつあるクレジットカードの発送連絡をうまく使う方法

先日、深夜テレビを見ていて、歌ネタを中心に活躍する芸人AMEMIYAさんの新曲というのを聞いたのですが、最近のネタの内容はご自身だけでなく作家さんとの共同作業なのだそうですが、なかなか多くの人に賛同される「あるあるネタ」が散りばめられていました。ネタバレになりますがその内容はというと、荷物の受け取りに関するもので、歌の中の人は荷物の受け取りを「午前中」指定にしたために、ちょっと食事を買いにコンビニに行くこともできず(ちょっとした外出中に入れ違いになることは多くの人が体験していると思うので)、朝ごはんを食べられずふりかけの袋を2個空けたとか、ピンポンが鳴ってようやく来たかとドアを開けたら宗教の勧誘だったとか、笑いどころ満載で、オチは午前中指定なのに12時半に来たというものでした。

確かに、午後の配達には2時間ごとぐらいの指定ができるのに、午前中はあくまで午前中で9時過ぎに来るのか12時近くまで来ないのかは、配達をされる方のスケジュールやその日の荷物の多さによっても変わってくるので、何とか配達側も受け取る側もストレスを溜めないような方法はないものかと常々考えるようになっています。

実は昨日も、荷物ではないのですが、新しいクレジットカードの受け取りに失敗しました。ちょっと買い物を終えて自宅に帰ったところ不在票が入っていたという例のパターンなのですが、自分が注文してその際に大体の到着予定かわかる荷物と違って、今回は何の予告もなく送られてきたので、実際事前に送られてくることすらわかりません。持ち帰られてしまったのは仕方がないので、ここは気分を気り替えて、翌日に郵便局に置いたままにしてもらって直接こちらから取りに行くように、ネットから指定しました。

そんな中、タイミングが良いといいますか、別のクレジットカード会社からカードの送付についてのメールが届きました。カード送付前にメールが来ること自体、個人的にはかなり画期的です。荷物と違ってカードのような書留には基本的に時間指定がないと思うので、受け取る方でだいたいいつ頃来るのかわかっていないと、常に家に人がいるような所はいいのですが、そうでないと配達員の方に無駄足を踏ませてしまう可能性が大です。このメールは、少なくとも何日ぐらいに来るかということだけは調べられるので、多少は直接受け取るための対策も可能なように思います。

メールの内容はというと、単に「本日発送しました」という文言と、どこのサービス(クレジットカードということなのかこちらも日本郵便からでした)から発送したかという点に加えて、問い合わせ番号も併記されていました。ただ、そのメールはポスト投函(?)したことを知らせるものなので、追跡システムに反映されるのは、メールが届いた翌日からという説明もありました。実際、メールが届いた翌日にアクセスしてみると、送付先に近い郵便局で引き受けたことがわかりました。ただ、クレジットカードの場合は、事前にメールの通知によって、その後の状況を追跡することは可能ですが、不在通知票が入った後でないと、郵便局など違う場所で受け取ることはできないようです(この辺は確証がないので、もしご存知の方がいたら教えて下さい)。

クレジットカードのような大切なものを発送する場合(今回の場合もそう)、その送付先住所に本人が住んでいるかどうかの確認が必要なので「転送不要郵便」として届きます。もし、自宅を引っ越してまだクレジットカードの住所を変更していない場合、郵便の場合は引っ越しの際に届けを郵便局に出しておけば、それから一年間は前住所への郵便を新住所へ転送してもらうことは可能ですが、他人がなりすまして受け取るなどの犯罪行為を防止する観点から、クレジットカードの入った郵便物を転送先で受け取ることはできませんので注意しましょう(その場合は元の住所にいないことがわかると返送されることになると思います)。もし引っ越しをされている方がクレジットカードを受け取る場合は、改めて今使っているクレジットカードの住所変更が行なわれているかをネットアクセスして確認し、元の住所のままなら今のうちに変更しておかないと、新しいクレジットカードが受け取れなくなる可能性もあります。

昔と違って電子メールはパソコンで読むというよりもスマホで見る方が多いと思いますので、家にいなくてもその場で荷物の状況を把握できるというのはかなり便利です。全てのクレジットカード会社が行なっていることではないと思いますが、メールを出す手間というのは恐らくAIを使えば人手を使うことなく定型文と追跡番号を付けたメールを自動送信するだけなので、それほど難しくはないと思います。こうした事が当り前になれば、到着予定日の普通郵便が届く時間に配達されるので、大体の待ち受けは可能です(それでも当然うまく受け取れない場合もあるわけですが、それは仕方ないでしょう)。

また、外から追跡システムを使ったら、すでに配達に来て持ち戻りになった場合には、不在票が手元になくてもその場で再配達の依頼や、郵便局での受け取り指定も可能になると思います(改めて不在票を自宅に帰って回収する必要はあります)。それはそれで便利なので、今回残念ながら受け取れなかった業者さんにも、次回の更新分からでも同じようなシステムでやっていただきたいなと思います。

 


2021年10月からスタートする日本テレビの地上波テレビ同時配信の方法は?

先日購入したWindows10搭載の2in1マシンは色々な事ができて便利なのですが、Android OSで動くスマホやタブレットで使えるアプリと同じものが搭載されていないサービスも少なからずあります。今残念なのは、手持ちの自宅のテレビに映る番組をネット経由で飛ばすことのできるサーバーから動画を受信するための専用のアプリです。エミュレータを入れるという手段はあるものの、ノーマルのままではアプリを使うことはできないので、そこは素直に以前から持っているタブレットを使えばいいのですが、せっかくの10.1インチの大きな画面が使えない事へのジレンマを感じてしまうのですが、今後Windowsが11になるとAndroidのアプリも使えるようになるそうなので、今は我慢だと思っています。何しろ古いパソコンなのでメモリが少ないのが悩みで、際限なく色々なアプリをぶっ込むと、本体メモリもその分少なくなってしまいます。できるなら一つのアプリで色々できるようにアプリの使い方を工夫しなければならないなと今思っているところです。

こんな事を書くのは、今後の地上波テレビ局のネット配信のスケジュールが徐々に明らかになってきたからです。先日、フジテレビが来年4月くらいを目安に放送する内容をそのまま配信すると発表しましたが、つい先ごろ日本テレビがそれより早く2021年10月から全ての番組ではありませんが、午後7時から11時のプライムタイムについて同時配信を実行するというニュースが入ってきました。

一体どういう形での配信になるのかと思ったら、以前に実験した時と同じく、地上波を含め一部のBS放送を含めた民放テレビ放送の見逃し配信サービスの「TVer」の中の「日テレ系ライブ配信」の中て行なうということです。ある程度は予想していたとは言え、自社が提供するアプリやサービスでなく、民放各社共通のサービスの中で行なってくれるというのは、とりあえず日テレの同時配信が見たければTVerを見ればいいということになり、多くの人の視聴が見込めます。

現在、NHKは専用サービス(アプリもあります)「NHKプラス」で同時配信を行なっていますが、このように、放送局別に別のアプリが必要になったり、別のサイトに移動することが普通になってしまうと、私のようなマニアックなテレビ好きのような人以外は、全てのチャンネル分のアプリを入れたり、わざわざそれ用にブックマークするような人はいないのではないかと思います。

私の場合、TVerアプリはスマホやタブレットの他、大型テレビにつないで見るためのFire TV Stickの中にも入れています。日本テレビが同時配信を行なった場合、ぜひそちらからも見てみたいですし、どこにいてもスマホにTVerアプリを入れていれば簡単に見られるのはいいですね。テレビ番組の見方というのは、やはりライブで見る方がいいと思うので、旅行中で見られない場合には事前に番組を録画予約してから旅立つようなパターンが変わり、録画しないでリアルタイムの同時配信でネット経由で見るか、時間を空けて(翌朝あたり?)に見逃し配信の方でササッと見ることも可能になります。私の場合、旅行中は早寝早起きの生活パターンになることが多いので、夜から夜中の番組を見ていて寝落ちするなら、早めに寝て翌朝早くに見るパターンの方がいいと思っています。今後、見逃し配信の方もどうなるのかはわからないものの、TVerで同時配信された番組なら同じように見逃し配信で見られるのではないかという期待があります。

今回の日本テレビの方針というのは、個人的には良いのではないかと思っています。TVerでは公開せずに独自のサービス・アプリからしか見られないようにするところもあるのではないかと思いますが、そうなった場合、同時配信および見逃し配信を見る人の数はどのように変化するのかということも気にしながら、さらにテレビのネット同時配信の動きを追っていこうと思っています。


5Gが普及した場合多くの人の通信料金が上がる可能性について考える

先日まで紹介したauが新たに始めるpovo2.0について、そのメリットを中心に考えてきました。しかし、物事には必ずウラがあるものです。昔から「タダほど高いものはない」という事が言われることがあります。少なくとも、あまり深いことを考えずにpovo2.0に移った人の中には、今後の通信費を高く払うようになってしまう可能性があるように思います。

というのも、現在のモバイル通信の多くのエリアをカバーする4Gのスピードと比較して次世代通信で、すでに一部の地域でサービスが始まっている5Gのスピードの差は10倍だと言われています。ダウンロードするスピードは10分の1になることは確かでしょうが、その分データ量を使い過ぎてしまう可能性があります。

通信量というのは目には見えないので、イメージが湧きやすいように、家庭の水道に置き換えて考えてみましょう。4Gから5Gになると、今より10倍の勢いで蛇口をひねれば水が出るということになるでしょう。風呂桶をいっぱいにするために、かかる時間は勢いよく水が出る方が早いですが、ちょっと油断してしまうと、水は風呂桶からあふれ、そのまま垂れ流されるだけになってしまいます。

水道の場合、全開だと勢いよく流れますが、多くのインターネットの場合、蛇口を絞って適度な勢いで流すことで水の消費量を減らすような事ができない契約内容になっていることが多かったりします。povo2.0のトッピングによるデータ量についても、高速と低速の切り替えができません。povo2.0以外にも、多くのキャリアおよび一部のMVNOの場合、全開で出しているといつの間にか高速クーポンが終了し、予定量終了の時点ですぐにチョロチョロ出し(最大128kbps~200kbps)になります。今まで勢いよく出ていた水がチョロチョロにしか出なくなるような状況です。

データ通信が遅くても全く使えないということはなくても、水道の例えでおわかりの通り、全ての生活の中で蛇口を開いてもチョロチョロとしか出ない水の勢いでは生活に支障が生じるでしょう。auがpovo2.0を出してきたのには、多くの人は基本料0円で使えるとは言っても、トッピングがない最大128kbpsのスピードのデータ通信では著しいストレスを感じて、際限なくトッピングのデータ量を欲しがり、その売上げで十分商売になると考えたのではないかと個人的には思います。

ネットでの口コミを見ると、現在水道の蛇口を絞るように高速と低速を切り替えられるUQモバイルの300kbpsや1Mbpsといういわゆる「中速」でのインターネットについて、まるで使い物にならないというような人もいるにはいます。もちろん、高画質な動画や音楽、オンラインゲームの利用といった場合には中速インターネットでもスムーズに接続することができない事は確かです。しかし、あえて画質や音質を落としたりして中速のまま利用できる事は中速で行ない、どうしても全開でのスピードが欲しい場合のみ高速に切り替えて利用するようなメリハリを持てれば、中速中心で必要に応じて限られた高速クーポンを使うような高速利用の方法でも何とかストレスなく利用することもできると思います。何よりも低速通信でずっと使うよりは遥かに快適であることだけは確かです。

今後、5Gのエリアが拡大されていくにつれ、さらに高速のモバイルインターネットの速度は上がると思います。しかし、多くのスマホの料金というのは5Gの時代になっても月ごとの高速クーポンの容量(通信に使用したデータ量)によって決まっていくので、月末まで持たない人は今よりも増加するのではないかと思います。その場合、我慢して高速を追加して使わないというのは難しく、足りなくなった分を追加購入するか、トッピングで増やすような形になっていくと、当然料金はかさみます。欲望の赴くままに高速データ量を増やしてしまう事が当り前になってしまうと、青天井にはなりませんが、毎月の通信料金は確実に上がってしまうことにもつながっていきます。

そうならないためにも、毎月の通信料を節約したいと思っている方は、水道の蛇口を使い方によって絞るように、通信スピードを利用者側でコントロールできるようなプランを用意しておくべきだろうと思います。通話とメール(LINEのメッセージ)だけで済ませたいなら、通話専用のシンプルスマホにpovo2.0の通話トッピングを付けデータ量はトッピングせずそのままで維持することも可能です。データ通信をするには、トッピングするのではなく、別に高機能スマホを持ってそこに高速と低速(できれば1Mbps出る中速のものが好ましい)の切り替えができるSIMを入れて2回線で運用し、通話と通信用のハードを分けるのが個人的には一番良いように思います。

実際のところ、こうしたことを考えずに一回線だけを選ぶとした場合、スペックだけを見ると楽天モバイルが一番使えるような気がしますが、楽天にはエリアの穴の問題がありますので、現状では無制限でデータ通信もテザリングもできるドコモの5Gギガホ プレミアで契約して思い切り使い放題的に利用した方が自宅に固定回線がなく際限なく使いたい場合には現状でのベストではないかと思います。ただ、私のように安いがエリアの穴のある楽天モバイルを自宅専用にするという方法もありますし、改めて自分のスマホの利用パターンをきちんと分析することができれば、5Gギガホ プレミアの料金よりも、複数回線を利用しても安く済ますこともできると思うので、色々考えること自体は無駄ではありません。くれぐれも目前の安さに飛び付いて、トッピングやデータ追加を何回もやって結局高く付くような事にならないよう、しっかりと考えた上で今後の通信利用を考えていきましょう。