モバイル活用ガイド」カテゴリーアーカイブ

管理人が導入したサービスの使い勝手を報告したり、新たにモバイル通信を利用して日常や旅の中で役立てたりする活用術について報告します。

楽天回線の固定回線化がようやく完成か? MR04LNでの設定方法

この情報はあくまで個人で一時的に使えるようになったので紹介するもので、もしかしたら何らかの外的要因で利用ができなくなる可能性もあるので、あくまで私個人の例ということで紹介させていただきます。自宅で楽天SIMを使ったインターネットは、自動接続にしておくと電波の状態が良いと思われるBand18のauのローミング回線を掴むことが多く、自分でなかなか楽天回線を選ぶことができずに歯がゆい想いをしていました。

先日、スマホについては電波受信の状態を常時監視するアプリによって、au回線につながっていた場合、スマホの設定でいったん「機内モード」にして改めて機内モードをオフにすることで、場所によっては楽天回線の方の電波をつかむことを発見し、スマホのテザリングでなら何とか楽天回線の無制限データ通信を使うことができるようになりました。ただこの場合、テザリングなのでいったん回線がauになってしまった場合、スマホの通信を切って入れると、その上でテザリング機能のスイッチも入れ直すことになり、結構めんどくさいという点がありました。

当初から自分がもくろんでいたのが、過去に使っていたNECのMR04LNというモバイルルーターをクレードルに載せてLANケーブルを今使っているWi-Fiルータにつなげると、楽天回線を使って自宅内のインターネットを統一できるということです。ローミング回線の場合は高速通信は月間5GBまでしか使えず、使い切った後は最大1Mbpsに制限されます。スマホで使う分には十分な速度であっても、大画面テレビで動画を楽しんだりするのには力不足で、できれば常時無制限で一日10GBまで使える楽天回線がつながればと思っていたのですが、今回MR04LNの設定で、通信回線を固定化できるのでは? と思える記述をネット上で発見し、試してみることにしました。私の得た情報は以下のものです。

(ここから引用)

クイック設定Webを利用
・楽天モバイルのAPN設定
・国際ローミングON
・接続先を手動検索で44011を選択(44053ならパートナー回線)

(引用ここまで)

すでにAPNは設定済みで、そのままでもモバイルルーターを介してインターネットに繋ぐことはできるのですが、パソコンのブラウザから「aterm.me」と入れてMR04LNの設定画面に入り、「基本設定」→「接続先設定(LTE/3G)」と進みます。

ちなみに、楽天モバイルのAPN設定は簡単で、APNの項目に「rakuten.jp」だけを入力すれば私の場合普通につながりました。ただこのままでは楽天独自のBand 3ではなく、au回線(パートナー回線)のBand 18も掴んでしまいます。そこで、APNを設定した楽天モバイルに「国際ローミング」接続の設定を追加します。国内通信だけになっている楽天モバイルの設定のところにある「国際ローミング」にチェックを入れると、モバイルルーターが国際ローミングができるように内部で設定を変更します。

その後、同じAPN設定画面の詳細の欄を開くと、国際ローミングの接続設定の画面が開きますので、そこを「自動」ではなく「手動検索」します。しばらく画面が切り替わるまで時間はかかりますが、そこで出てきた接続先の中に「44011」があればそれをセットすれば、接続時には楽天回線を掴む仕様になるわけです。

現状では窓際にモバイルルーターを置いてもアンテナの数が2つ以上伸びないという、必ずしも受信状況は良くなく、現状で出ているスピードは上下10Mbps弱といったところですが、安定して楽天回線につながるのは、本当にここまで来たと感慨ひとしおでした。クレードルにLANケーブルをつなぎ、その先に今まで使っているWi-Fiルーターを繋げば、通信設定を変えることなく今自宅にある数々の端末でインターネットを継続して利用することができるからです。写真はクレードルにセットしたモバイルルーターのものですが、本体の表示で、1日ごとのデータ量を出すことが可能です。この日は6GB弱使いましたが、23時59分までに10GBを超えると最大3Mbps以下に制限されるということなので、すぐに状況を目視できるのは有難いです。

個人的にはテレビで動画や番組配信をストレスなく見られるようになっただけで十分なのですが、これが工事なしでどこにも持ち出せ、しかも月2,980円(税別)で通話無制限も付いているというのは回線の品質が保たれるならば金額はこのままでもOKです。世の中ではRakuten UN-Limitとahamoを比較していて、当初は私も同列に考えていましたが、こうして家庭内で固定回線化して使うように楽天回線を使うことを考えると、そもそも月20GBという数値を意識しない分(最大限に使うと1日最大10GBまで使えるのでポテンシャル的には月300GBくらい高速利用できるイメージ)、様々なことで楽しめると思います。

同じNECの古いモバイルルーターでも同じことはできるかも知れませんが、さすがに私に他のモデルの動作を確認することまではできないので、不確定感ありありではありますが、それでもこのようにして楽天回線に固定する方法があったとは今まで知りませんでした。もうしばらくこの状態で使ってみて問題がないようだったら、自宅の固定回線を止めてしまうことも考えてしまうかも知れません。


多少は解決策が見えてきた楽天モバイルの固定回線化

相変わらず、自宅内での楽天SIMを入れたスマホは、楽天回線をつかんだと思ったら急にパートナー回線に切り替わる状況を繰り返しています。場所によってはほぼ常時楽天回線をつかむところ(友人宅)もあるだけに、早く自宅でも常時楽天回線に接続させ、無制限の高速通信を行ないたいと思っています。

楽天のホームページには、パートナー回線を優先されるようにつかんでしまう場合には、「機内モード」のONとOFFを切り替えていったん掴んだ電波を離し、改めて機内モードをOFFにしてから再起動するという方法が載っていました。スマホは移動通信を安定して行なうために、電波が弱くなりがちな基地局の電波を粘って掴み続けるよりも、より状況の良い電波につなぐ仕組みがあります(この仕組みがないと、移動中に通信がたびたび切れてしまう可能性が高いです)。

現在、自宅回りでは楽天回線とパートナー回線の電波が混在し、パートナー回線の電波の方が強いということが予想されます。もう少し設備が増強され、安定して楽天回線につながるようになればこんな問題は起きないのですが、せっかく自宅が楽天回線のエリアになったのに、ほぼauの電波しか使えないのでは悲しすぎます。

そこで色々調べていたら、半ば強引に手動で楽天回線を掴みに行く試みが紹介されていました。まずは常時電波状況を調査するアプリ(私の場合は「LTE回線状況チェッカー」)を入れ、もしパートナー回線を掴んでいた場合には(楽天回線かパートナー回線かはアプリの挙動で確認できます)、いったんスマホを機内モードに手動で切り替え、改めて機内モードをオフにすることでスマホが電波を探しに行きます。うまく行けばそこで楽天回線を掴むので、その状況ができるだけ維持されるようにスマホのモニターを続けるというものです(^^;)。

今まではその都度my楽天アプリを開いて楽天orパートナー回線の状態を確認していたのですが、専用アプリの導入によって、画面の上部に「au」か「R」マークの表示を確認した上で利用するようにすることで、何とか楽天回線が自宅からでも利用できる可能性が出てきました。

今後は自宅のどこにスマホをセットすれば、楽天回線をつかみやすくなるのかの試行を続けながら、楽天モバイルの回線増強を待ちたいと思います。現在、自宅でも楽天回線につながれば下り20Mbps以上、上り15Mbps以上は出てくれるので、光回線にして大外れになることを考えると、これでも十分ましな結果ではないかと思います。

ただ、楽天回線には通信制限があり、1日10GBを超えると最大3Mbpsに当日の23時59分まで制限されます。その辺には気を付けつつ、あとその点については今契約しているmineoでは23時から翌朝7時まで通信制限を適用しない「夜間フリー」を毎日のお昼のデータ通信を使わないと宣言する「ゆずるね。」を月間10回達成すると翌月利用することができる仕組みがあります。楽天回線で制限された3Mbpsで我慢できない場合で、23時以降であれば、極力mineoの方を使うことにすると、結果的に楽天回線の通信制限も緩和される可能性もあるので、深夜にインターネットを使う事が多い方は楽天とmineoのセットというのも十分に面白い組合せなのではないかと思ったりしますね。

今後は、自宅のルータ環境の中に楽天回線を入れようと思っているのですが、手持ちのモバイルルーターではスマホのような芸当はできないので、しばらくはスマホをテザリングさせて色んなネット接続をしながら楽天回線の実力を計ってみたいと思っています。


ダブル「カケホーダイ」の意味

日本通信の「合理的かけほプラン」のSIMが昨日届き、早速回線を切り替えました。ドコモの契約はまだ3Gケータイ回線に残していて、今はなき無料通話付プランを月額980円(税別)で維持していますが、今後はどうするか悩みどころです。PHSのように4G回線に変更するとiPhoneSEが実質0円で手に入るような事が起こるのかというのは、まだもう少し3G停波まで時間がかかりますし、そこまで契約を寝かしていたら毎月の支払総額で新しいスマホが買えてしまうかも知れませんので(^^;)、案外あっさりと解約してしまうかも知れません。

一つの可能性が、ドコモが今回紹介する日本通信と同じくらいの料金で同じくらいのサービスを提供するプランを出してくれたら、今回契約した日本通信のプランをドコモに移し、さらに3回線以上なら割引になる「ギガホプレミア」をセットするための回線の一つとして使えればと思うのですが、なかなかこちらが思った通りにはいかないかも知れません。

さて、今回契約した日本通信の「合理的かけほプラン」のSIMですが、今まで通話専用(実質的にLTEでのデータ通信は使えないようにしてありました)に使っていたAndroid OSの載った、見てくれはガラケーと同じ「ガラホ」SH-01Jに入れました。高速通信の容量はプラン最安の月間3GBなのですが、ガラケーと同じ画面しかないガラホであれば、毎月その高速容量を余らせてしまうくらいでしょう。何せドコモの新しい「ケータイプラン」のデータ通信量は私の契約している30分の1の100MB/月しかないのですから。

SH-01Jはテザリングが可能で、Wi-FiテザリングだけでなくUSBテザリングやBluetoothテザリングまでできるので、もし他の回線にトラブルが出た場合や、運悪くガラホしか持たない状態でパソコンでインターネットしたい時とか、それなりに活用する時はあると思います。

「合理的かけほプラン」の売りは、安い料金でドコモ回線を使った(専用アプリ不用)音声通話が無制限で(0570から始まる番号など例外もあり)掛けられることで、もちろん119番や110番にもそのまま掛けられます。電話を掛けるのに色々な事を考えなくて済むというのはやはり有難く、今後の世の中では自宅にいて助けを求めるのに、頼れるのは通信だけであるので、直接相手と話すことのできる音声通話というのはやはり大切だと思います。

無制限の音声通話については、私の場合楽天モバイルの方契約をしているので「楽天Link」アプリを介して国内だけでなく海外から国内への通話が可能になっています。そんな状況の中でなぜ新たに日本通信のかけ放題プランを契約したかということは人によっては疑問かも知れません。

今回ドコモから日本通信に移した番号は自分の外に開かれた主要番号なので、ネットで連絡を付けられない人から電話がかかってくる場合があります。楽天モバイルは新規契約だったのでその番号とは違う電話番号をもらっているのですが、「違う番号だと長電話できるから」という風に説明しても、その時は良くても改めて掛けた場合、楽天回線番号を電話帳に登録してもらっていただいてないと、相手の携帯電話に表示される番号は不明番号になってしまうので、出てもらえない可能性もあります。人と会うのを控え、用事があっても電話でということが当り前になりそうな時代なので、やはりメイン番号でそれほどの負担にならないならという想いもありました。さらに、二種類の「かけ放題電話」を持っていると便利なこともあります。

というのも、企業への電話などデータを記録されるような電話の場合、メイン番号ではなくサブの番号でも時間無制限のかけ放題があれば、どちらから掛けるかというのを使い分けることができるようになります。二つの電話で友人・知人と企業からの問い合わせ(特にネットで見積をする場合、メイン番号を書いておくとうざいぐらいにかかってきて、必要に迫られてこちらから掛けなくてはならない場合もあります)に分けられ、しかもどちらの電話も通話料金の心配はしなくて済むというのは、本当にいい時代になったものです。

さらに、先日のブログでも書きましたが、楽天Linkアプリを利用した音声通話は、現状では必ずしも楽天回線でなくてもインターネットさえ繋がっていれば掛けられるので、全ての携帯の電波が不通になっても、コンビニなどでWi-Fiによるネット接続が可能であれば、そこから楽天Linkアプリを使って電話することも可能かも知れないので、あらゆる災害を想定した場合に、心配するのはスマホやガラホの電池さえあれば何とかなるという安心感も出てきたりします。

さらに、楽天Linkの場合、無料でSMSを送信することも可能です。メールアドレスはわからないものの携帯電話の番号だけならわかっている人とコミュニケーションを取る際、いくら電話しても電話が通じない場合は用件をSMSで送信することも十分有りです。さらに災害時には通話を続けると携末の電池はどんどん減っていくので、楽天の番号が自分の番号であることを伝え、そこからSMSのやり取りをすれば、効果的なコミュニケーションが取れることが期待できます。日本通信の「合理的かけほプラン」ではSMS送信は一通ごと有料なので(早くMVNOでも「+メッセージ」を開放して欲しい)、微額とはいっても固定された料金でネットも通話もSMSもできるメリットは大きいと思います。

あと、「合理的かけほプラン」を契約したのは、恐らく通話品質としては楽天Linkよりかなり高い、VoLTEで通話可能というところも大きいですね。ただ、楽天Linkの音声通話の品質も悪くはないと思いますが、人によっては従来の携帯電話の音質でさえ聞き取りにくく、Line通話の場合、品質面で耐えられないというケースもあります。「人と会えない」社会の中でしばらく生きていかなければならない中、少しでも安く、高品質な通話と利便性を持ちたいと思った中で、かけ放題二回線というのは今後どう活用できるか楽しみです。

ちなみに、親のスマホに入れていたOCN1GBの回線も日本通信の「Wスマートプラン」に変更する予定です。スマホでの電話に苦戦する親からしても、一回ごとの通話時間を10分間に制限されるよりも、月合計で70分という方が、電話する機会自体が少ないため、安心して電話を掛けてくれるようになることを期待しています。大手のサブブランドが60才以上通話料無料と広告しているプランは、専用のスマホを入手する必要があり、機種変更は同じシニア用スマホでないといけないというような制限があるため、通話時間が月間70分以内で済む(ほとんど掛けることがない)場合には、日本通信のプランの方がお得で、通話品質に違いはないはずなので、個人的には「初めてのスマホプラン」として、こちらの方がおすすめではないかと思っているのですが。

ちなみに、Wスマートプランに付いている健康診断プログラムについては、使用回線のスマホに紐付けする必要は必ずしもないということなので、私自身が便利に使わせてもらうつもりでいます(^^;)。ちなみに、そのサービスは普通に入ると月額480円ということなので、体調管理に十分活用ができるのなら、その点でもお得度が増すわけで、その点でも楽しみです。


デジタルデータの連続性について考える

最近、もっぱら音楽はCDを買わずに聞き流すように楽しむ「ストリーミング再生」で楽しんでいます。ただ、私自身は音声単体でのストリーミングサービスにはお金を出してはいなくて、アマゾンのプライム会員なら利用できる「Prime Music」を主に利用しているのですが、このPrime Musicの仕様が、一定の期間を過ぎると今まで聞けていた楽曲やアルバムが聞けなくなったりするので(プライムビデオでも同じような事があります)微妙に音楽を楽しむには苦しいこともあるので、せめてお気に入りの曲だけでも所有していつでも聞けるようにしておこうと思うこともあります。

ただ、私自身は物心ついた時から音楽はストリーミング配信で楽しむという世代ではなく(^^;)、お金を節約して多くのジャンルの曲を聞くためには「レンタルレコード(のちにCD)」や図書館で音源を借りて聞いたり、その中でどうしても所有しておかねばならないと思ったものについては高いお金を出してCDを買っていた世代になります。

当然、iPodのようなデジタルオーディオが出る前から音楽を外に持ち出しており、その形態は「カセットテープ」「MD」「CD-R」というように変遷してきました。このうち、一枚の単価が安く、そのまま古いカーオーディオにかけられるCD-Rについてはかなり使いました。さらに、オーディオに付いているCDプレーヤーによっては単なるCDのコピーではなく、通常のCDの収録時間の10倍くらいの音楽を入れられるように元データを圧縮し、MP3形式にしてCDに焼くなんてこともしていました。今でもこの方式なら、ジャンル別でもバラバラでもランダムにいろんな曲をCD一枚にまとめることができ、さらに特別な機器も必要ないので、自分の持っている音源をMP3形式に圧縮してパソコンのハードディスクやデジタルオーディオ・スマホやタブレットなどに保存していました。車中泊の旅で長時間の運転をする時には、一回入れると700分以上聞いていられるMP3形式のファイルを焼いたCD-Rは本当に重宝しました。

そうして昔作業した音源の多くが、昔買って今も使っているiPad miniの中に大量に入っていることがわかりました。パソコンの方は色々あって廃棄を繰り返してきたので、今使っているパソコンの中には昔の音源は入っていなかったのですが、かつては圧縮した音をiPad miniにまとめていたんだなあと思うとともに、これをどうにかして今使っているパソコンのメモリーに移し、自由にまた聞けるようにしようと思って色々調べてみました。

元々これらの音源はアップルから購入したものではなく、所有していたCDから抽出し、圧縮したものなので個人で楽しむ分には著作権の問題はクリアしているものばかりです(当時はネットから不法に楽曲をダウンロードしているような人もいたようですが、そうした音源の二次利用は危険ですのでご注意下さい)。というわけで、iPadとパソコンを繋いだのですがそのままでは本体のカメラで撮った写真にしかアクセスすることしかできませんでした(^^;)。

そこで、改めてiPad本体の内容をバックアップし、そのバックアップしたデータから中味のファイルを書き出すソフトがあることがわかり、「iBackupBot」を使って何とか音楽ファイルをパソコン上に書き出すことができたのですが、そこからが大変でした。

というのも、ファイルのプロパティにはきちんと「アルバム名」「曲名」「アーティスト」「トラック番号」のデータが残っていたのですが(CDを取り込む時、CDに記録されたデータも読み込むことができるのです)、iPadからコビーしたファイルは全くランダムなファイル名になってしまっていたのです。

ということで、現在はその中で早く聞き直したいアルバムについては手動でファイル名を変更して元通りにして、デジタルオーディオやスマホでも簡単に再生するための作業を行なっているところです。改めてその音源を聞いてみたのですが、圧縮してもジャンルによっては普通に聞くには問題なく、もちろんデジタルデータなので音質の劣化は全くありません。このデータを改めて購入する場合、MP3形式であってもけっこう費用がかかることを考えると、過去の自分がまめに自分の好みの楽曲をMP3形式にしておいて良かったと感じます。今後は圧縮したMP3形式のデータをクラウドにアップして、手持ちのどの端末でもストリーミング配信形式でいつでも聞けるようにしようかなと目論んでいます。そのためにはそれなりにレスポンスの良い回線を持つことが必要になるので、そういったことも合わせて今後のモバイル回線の展開も考えたいですね。


楽天モバイルのエリア計画と今後のプラン組み合わせ

楽天モバイルのホームページに有るエリアについての表示が変わりました。すでにエリアになっている「現在」の他に、「2020年10月末」「2020年12月末」「2021年春以降」のエリア表示を切り替えて見られるようになりました。
注目の私の自宅付近は一番最後で具体的な記載のない「2021年春以降」のエリアになっていてがっくり来ましたが(^^;)、現状でも月額2,980円を使ってパートナーエリアで制限時最大1Mbps出るなら十分外出先で使え、自宅ネットが使えなくなった場合のバックアップ回線になると思うので、とにかく楽天のオリジナルエリアが固定回線の代わりになるのかを確かめるまでは楽天モバイルの契約は続けるつもりです。

取らぬ狸の皮算用的に今まで考えていたのは、楽天モバイル回線を自宅のADSL回線の代わりに常用し、メインのモバイル回線をUQかワイモバイルの通話かけ放題付きのデータ定額プランにして、自宅および外出時のインターネットを全て無線化するというものでした。しかしこのペースでは2021年3月末日までには自宅がエリアに入らない可能性もあります。幸いまだADSLのサービス自体は終了まで時間があるので、今年4月から一年で楽天モバイルの無料試用期間が終わっても、楽天モバイルのパートナーエリアのau回線をモバイル利用で使い、通話に使っている回線をどうするかが問題になってきました。

何しろ今のドコモ本家で契約している通話用プランは旧プランの2年縛りがあるものなので、ひとまず更新料のかからないプランに入り直しておかないと、途中解約扱いで解約料金が発生するようになってしまいます。ドコモの方で、せめて古いプランでも解約料金については現行プランに合わせて欲しいですが、そうならないのなら残念ながら今の契約を見直すしかないわけですね。

もちろん、ドコモからストレートにUQモバイルやワイモバイルのプランに変えるというパターンは有りだと思います。楽天モバイルのパートナーエリアとかぶらないように、低速制限時に最大1Mbpsでなく最大300kbpsにする代わりに基本料金が安いプランで凌ぐ(今まではUQモバイルだけの特徴でしたが、最近になってワイモバイルも同じ300kbpsに10月14日から改正しUQモバイルに合わせることを発表しました)ぎ、楽天エリアが実用になったら家のネットは楽天のSIMで利用し、外出用に低速でも最大1Mbps出るUQやワイモバイルのプラン変更というパターンは有りでしょう。

そう考えると、ドコモ回線の現状でのメリットはエリアの広さということはあるものの、改めて他の2キャリアとの差が際立ってきている感じがします。ちなみに、通話関連の費用については、楽天モバイルの国内通話料無料を主に使うなら、あえてUQもワイモバイルもかけ放題無制限にする必要はありません。楽天のバックアップ用途と考えれば、通話定額自体が必要ないので(どうしても通話したい時は30秒20円の通話料を払った方がトータル的に安くなるので)、単に料金面から言うとUQモバイルの方が私には合っているかも知れません。

また、逆に今利用している楽天モバイルの回線を来年3月に解約するつもりで、メイン通話用の番号の契約については新たに楽天モバイルの回線にMNPし、来年4月以降にサブ回線のデータ専用プランを別に契約するというパターンもありでしょう。この場合は楽天モバイルのもう一つの特徴である、国内通話およびSMSが無制限という状況を生かしまくることができます。二台のスマホを使って、楽天モバイルとドコモ系のMVNOのSIMを使い分ければ、楽天モバイルのエリア外になった場合でも、ドコモ系のSIMを入れたスマホにRakuten Linkアプリを入れておけば、ドコモのSIMでも楽天回線でMNPした番号で発信も可能になります。固定電話から楽天SIMにかかってきた着信については楽天SIMが差さった方のスマホに着信しますので、2台持ちで対応可能です。もし楽天のエリア外で固定電話から電話がかかってきた場合は、着信通知のみですがRakuten Linkの入った非楽天回線のSIMが入ったスマホの方で着信通知のリアルタイム受信が可能なので、「電波の状況が悪くて……」とこちらからコールバックすれば問題ないでしょう。

どちらにしても、今後の楽天モバイルのエリア展開によって状況は変わってきますね。あまりにも楽天モバイルの4G展開が遅れ、自宅から使えるのはパートナーエリアという状況が長く続くようなら、ADSLの代わりに別のモバイルルーターを使ったデータ専用プランを検討することも考えます。もう一つ考えるべきなのは、果たしてドコモがUQやワイモバイルのようにサブブランド事業に参入するかどうか、さらにはその中であくまで他社と横並びのプランを出すだけなのか、ユーザーを総取りするための戦略的なプランを出してくるかということです。

ネットでの声を見ると楽天モバイルはドコモのサブブランド事業参入で相当苦しくなるという分析をしている人もいますが、楽天の通話・SMS定額というプランにまでドコモが手を付けるとなると、かつて大手キャリアがPHSのウィルコムを潰したような状況が再現されることもあるでしょう。ただそれでユーザーが将来的に幸せになれるかどうかという問題もあります。個人的には今のところ、大手に挑戦する楽天を軸に使っていきたいとは考えています。まずは楽天モバイル関係者の方には、宣言したエリア開通の時期を守ってサービスを展開していただきたいです。その計画が崩れると、冗談ではなく他の大手キャリアのどこかにエリアが吸収されてしまう楽天モバイルにとっては最悪のシナリオが現実のものになってしまうかも知れません。今後のモバイル通信の多様化維持のためにも楽天モバイルには頑張って欲しいものですが。


普通のスマホのテザリングだけでネットを賄おうとした結果

実は先月は、月初にADSLの調子が悪くなり、しばらくはRakuten UN-LIMITのSIMを入れたスマホや、低速500kbps固定のmineoのSIMを入れたスマホからテザリングをして乗り越えていたのですが、こうしたことは、今後本格的にRakuten UN-LIMITを自宅インターネットの代替として使う場合、一体どのくらい自分だけでデータ量を使うのかということが気になったので、先月はほぼ自宅のインターネットを使わない生活をしてみました。

基本的にはRakuten UN-LIMITをテレビにつなぎ、動画やテレビの見逃し配信などに利用し、パソコンのネットについてはあえて低速500kbps固定のmineoで乗り切りました。といっても今まで利用していたADSLのようにできるわけではありません。まず、複数台あるパソコンのアップデートが出来ないので、使うパソコンを一台に絞り、低速でもシステム更新ができるようにしばらく放置しておくような方法で何とか最新のシステムはキープしたものの、こちらも複数台あるスマホの更新は難しく、自宅内ではなく公衆無線LANを使ってアプリ更新をしたりしました。何せ自宅はRakuten UN-LIMITのエリア外なので、基本的にはパートナー回線であるauの最大1Mbpsでつなぐしかありませんでした。

で、基本的には毎日2時間から3時間ほど動画を大画面のテレビでかなりの画質劣化に我慢しながら見て、月末まで使った結果が以下の通りです。主に動画だけで40GB弱ということになるため、私の場合は月50GB使えても自宅および外出先全てのネットを普通に使うことすらできません。本日からは改めてADSLに戻しますが、Rakuten UN-LIMITでは毎日1GB以上連日使っても、低速専用のスイッチを入れて使っている時には明確に速度が遅くなるなどの規制を受けることはありませんで、それだけが救いでした。

今後、Rakuten UN-LIMITを固定回線の代替として使う場合、楽天エリアでの「無制限」がどこまで使えるのかということが気になりますが、現在私が調べた限りでは無制限で使えるのは一日10GBくらいまでで、10GBを一日で超えてしまった場合、翌日までは最大3Mbpsくらいに制限されるということでした。
この数字は利用者が増えることによって変わってくるかも知れませんが、通常でも3Mbpsくらい出ていれば、私の利用くらいではそれでもいいくらいで、一番データ容量を使う動画でも一日使って3GBくらいなので、他のスマホのアップデートやパソコンのシステム更新をしても制限されないくらいしか使わないので何とか大丈夫かなとも思えますが、色々と気にしながら使うのは大変でした。

現状では、自宅に楽天エリアが来た場合、今回とは違い、ADSLモデムから接続していたものを楽天SIMを入れたモバイルルータに接続し、あらゆる自宅内でのネット関連の仕事を行なってみて、普通に使えるかどうかを数ヶ月試してみて問題がないようだったら変えようとは思っています。少なくともこの一ヶ月ストレスがたまっていた時とは比べられないくらい快適に使えるようになるとは思うのですが、果たしてエリアにいつ入れるかということも大事で、これは楽天の方の営業努力を待つしかないのですが、今月地道に一ヶ月頑張ってみて、うまくいけば電話回線自体の解約に早くつなげられるかも知れません。

考えてみるとADSLが光インターネットに変わっていく中で、いつ光回線にするかを考えつつ、気が付いたら無線だけで済みそうな技術が出てきたこと、さらにパソコンやスマホだけでなくテレビにネットをつないで普通に利用するような事が、今後も続くであろう巣ごもり生活を続けるには必要なところがあり、どのネットを使うかということでコストも変わってきます。今月はADSLを便利に使わせてもらいながら、Rakuten UN-LIMITのエリア拡大をウォッチングして、劇的にネット環境を変えたいと思っています。


民放の地上波テレビ同時配信はまず日本テレビから

前日の内容と関連しますが、ここまで主に民放(NHKもかろうじて参加)の放送された番組を後日見逃し配信していたサイト「TVer」において、2020年10月から一部の番組について地上波と同時配信が試験的に行なわれるだろうということがわかりました。

すでにNHKでは専用アプリの「NHK+」でネット配信による同時放送が行なわれていますが、まだ民放では同時配信が行なわれていませんでした。最初は日本テレビが行ないますが、放送開始からずっとというわけではなく、時間帯は午後7~11時の「プライムタイム」を中心に行なうということで、どのくらい利用されるかによって今後の展開が変わってきそうです。

そもそも、インターネットによる同時配信というのは多くのアクセスに耐えられるだけの回線の整備が必要ではあるのですが、果たしてどのくらいアクセスがされるのかは、社会的な状況とも関連するところがあるので、今後の状況をしばらくは見ていくことになりそうです。

さらに、この種の同時配信を危惧する動きの中には、日本全国にある「地方局」の苦悩があります。今回の日本テレビにおいても、全国ネットの番組がほとんどではあるものの、中には関東や一部の地域としかネットしていない独自番組が存在するわけですが(夕方のニュースや深夜番組など)、今回の発表はそうした独自番組が配信されないような時間帯を同時配信する時間帯としたわけで、日本テレビは系列局に最大限に配慮していることがうかがえます。

ただ、多くの人がスマホやパソコン、はたまた大画面のテレビで直接「TVer」アプリを起動してネットからの同時配信を楽しむようになってくると、そうしたテレビ局同士の配慮を超えた部分で事態は動いてきます。一番の大きな変化になると見られるのは、民放各局が横並びでプライムタイムの同時配信を行なう中での「テレビ東京」の動きでしょう。

ちなみに、一部の地域が関東や愛知県の地上波エリアに入っている静岡県では、県庁所在地である静岡市を中心とした静岡県中部地域ではテレビ東京系列が同時ネットされておらず、テレビ東京の番組は地方局に売られ、休日の午後などにテレビ東京の人気番組が県内の民放各局で放送されるような状況になっています。

もしテレビ東京が他の東京キー局と横並びでプライムタイムの地上波同時配信を開始した場合、週遅れや月遅れでしかテレビ東京の看板番組を見ることができなかった地方の視聴者がリアルタイムで番組を見ることで、地元局が番組を購入して放送しても、一回見たものだからと視聴されなくなる可能性は高まってきます。ただ、テレビ東京においても先行した日本テレビに対抗し、テレビを見なくなったと言われる人たちを自分達の作ったコンテンツに引き止めるためには、同時配信の検討をせざるを得ないでしょう。そうなると、地方のテレビ局の制作に対する姿勢は変わってこざるを得ないでしょう。

車中泊とテレビというのは、インターネットが普及する前から見たい人は膨大なコストを掛けて車内にテレビを設置し、地上波の視聴が難しい場所においても、衛星放送のアンテナまで設置している人もいましたが、今後はスマホ一台で地上波ならリアルタイムでどこでも見られてしまう状況になり、渋滞が続く車の中で見たり、人がほとんどいないような場所で車中泊をしてもスマホでネットが利用可能ならテレビからの情報を入手できるなど地上波同時配信のメリットは大きいです。ただ、ローカルニュースや天気予報は関東中心になってしまいますので、現地の情報についてはGPSを使用するなどしてネットからの情報集収で補うことも必要になります。


スマホのシニア用プランを研究すると新たな可能性が

先日、60才をオーバーした方と話している中でちょっと興味深い話になりました。その方は、安く電話を利用するのが目的で、私がOCNモバイルONEの新プランの方の1GB/月の通信・通話プランをおすすめした方なのです。その方は相変わらずほとんどネットは利用していないながらも月額料を抑えて(1GB/月コース 1,180円+OCNでんわ10分かけ放題 税込850円で2,030円+税)スマホでの通話とLINEくらいは楽しんでいるようですが、今回は「通話」という点において問題が発生したようです。

というのも、普段の生活の中ではほとんど通話時間は10分以内で終了しますし、家族同士や友人との間ではLINEの電話機能を使えば、多少品質は下がるものの時間を気にせずに話し続けることができるので、あえて通常の電話で長電話するようなことはなかったのですが、今回の新型コロナウィルス関連で、役所に連絡を取ったり県外にいる親戚の固定電話に掛けて込み入った話をしようとする場合、10分間という無料の時間を気にしてしゃべろうとしても、かなりストレスがたまってしまうということでした。

確かに、現在私のメイン番号で利用しているガラホは5分定額(ドコモの限定のかけ放題はいまだに5分間のため)で契約しなおしたのですが、その方と同じような感じで問い合わせの電話を掛ける時には、通話料無料の楽天LINKを使ったインターネット電話(楽天モバイルとの契約が必要)の方で掛けるようになってしまいました。さすがに、癖が強すぎるRakuten UN-LIMITをその方にすすめるわけにはいかないので、今回は改めてシニアに優しい通話無制限プランについて考えてみました。

今までは大手キャリア及びサブブランド以外には、専用アプリ無しで無制限に通話可能なプランはありませんでした。ところが、本日よりMVNOの日本通信が「合理的かけほプラン」という通話無制限プランを出してきたのですが、日本通信の場合はデータ通信の品質に疑問が残るため、ここではあえて選択肢には含みません。「合理的かけほプラン」については、改めてその内容およびどんなケースで便利なのかということを紹介しようと思っています。逆にデータ通信では抜群の安定感を持つ、ドコモ・au・ソフトバンクという大手キャリアは、データ通信プランと合わせて通話無制限プランを申し込むと、一気に毎月の利用料金がかさんでしまうので、大手キャリアのシニア割引もいまいちおすすめしにくいものがあります。そんな中、品質と価格のバランスが良く、どうしても通話無制限を安く使いたいと思われる場合には、大手のサブブランドであるUQモバイル(au系)・Y!mobile(ソフトバンク系)で比べてみるのがいいのではないかと思います。今回は普通の年代では入れない、シニア向けの通話無制限プランについて比べてみたいと思います。

(1)UQモバイル

UQモバイルでは60才以上が利用者の場合、通常の契約に「シニア割」が利用できます。このシニア割とは、24時間かけ放題のオプション料金が月額1,700円のところ、最初の6ヶ月は無料、それ以降は1,000円引きの月額700円で利用でき、さらにUQモバイルのキャリアメールが使えるメールサービス(月額200円)が契約中は無料(サービスの申込は必要)になります。

具体的には、この割引の対象になるUQモバイルのスマホ用プランが基本プランになりますので、ネットはあまり使わないなら「スマホプランS(月3GB・低速時の最大300kbps・高速クーポンは翌月くりこし可)」が1,980円で契約できますので、OCNモバイルONEよりも若干月々の支払いは高くなりますが、通話定額無料期間が終了しても2,680+税のだいたい月3,000円くらいで通話定額が続けられます。

ただし、この割引を受けるにはシニア専用のUQモバイルが指定するスマホを購入するなどして利用しなければなりません。物理的な通話・通話終了・メールボタンが有り簡単表示モードでガラケーのように使える「BASIO4(Android10ですがワンセグなし)」に違和感がなければ、まずまずのプランではないでしょうか。

ある程度使い込んで、スマホでの動画視聴を頻繁に行なうような場合は月額2,980円の「スマホプランR(月10GB・低速時でも最大1Mbpsと十分なクオリティ)に切り替えたり、元の安いプランに戻ることも可能です。au回線で問題がなければ、月額3,000円~4,000円という範囲で毎月の負担を考えられるなら、十分魅力的です。なお、高速クーポンは専用アプリで高速と低速の切り替えができるので、日常的に低速にしておいていざという時に高速を大量に使いたい場合はUQモバイルを選びましょう。

(2)Yモバイル

料金大系は、ホームページで紹介されている料金を見るとUQモバイルより安い期間もありますが、新規の割引期間が終了すると、通話無制限割引を付けたUQモバイルと全く同じなので、UQモバイルと違う部分について紹介します。最安の「スマホベーシックプランS」は月3GBの高速クーポンがありますが、Yモバイルの料金は、セットプランの料金には10分間の定額料金までセットされています。ただ、通話無制限にした場合にはUQモバイルと金額が揃うわけです。ここでは通話無制限が必須という条件で考えているので、この点については気にしません。

ただ、Yモバイルには高速と低速の切り替えをする手段がないので、データ通信の運用が少ない場合は、常に高速のインターネットを体感でき、余計な手間は必要ありません。しかし、スマホベーシックプランSでは高速クーポンを使い切ると、UQモバイルの300kbpsの半分以下となる、最大128kbpsまで規制されてしまいます。低速になることが恐いと思う場合は、月額スマホベーシックプランM(月10GB・低速制限でも最大1Mbps)にしておいた方が無難です。これだと、よほどヘビーに使わない限りスマホだけで月10GBは使わないでしょうし、もし使ってしまっても普通の操作ではストレスを感じないくらいのスピードで利用可能です。

なお、こちらの場合もシニア割を使うためにはUQの「BASIO4」の前機種っぽい「かんたんスマホ」(Android8ですがワンセグ付)の購入が必要になります。ただし「BASIO4」ではワンセグがなくなったりしていますので、ネットが繋がらない状況でのワンセグが助けになる場合もあります。この点も、自分の利用状況により変わってくるでしょう。

このように、OCNモバイルONEの10分定額では不安な場合には、利用切替時にスマホの交換が必要になり、今まで使っていたスマホやiPhoneが使えないということを了解すれば、それほど追加負担の額が多くない状況でのスマホ運用が可能になりますので、参考にしてみて下さい。家族で同居の場合、家族の中で60才以上の人がいたら、その人がスマホを持つかどうか関係なくその人名義でこのシニア割引を使い、「かんたんスマホ」「BASIO4」を家に置きっぱなしにして固定電話の代替として使うという方法もあります(小さいお子さんからお年寄まで使いやすい電話機としての機能が生きてきます)。

その場合、意を決して固定電話だけでなく自宅のインターネットまで解約する気になれば、あえて制限時最大1Mbpsの「スマホベーシックプランM(Yモバイル)」「スマホプランR(UQモバイル)」にし、自宅インターネットも賄ってしまうというかなりの荒技もできないことはありません(^^)。この場合、「通話定額」「番号通知」「メール(UQモバイルの場合)」「ネット利用」までまるまる一台のスマホに機能が集中されますし、スマホからテザリングするとそれほど大きくないテレビなら最大1Mbpsの速さであれば、だいたいの動画サービスをテレビで楽しむこともできるようになります。単におじいちゃん・おばあちゃん用のプランと侮らずに、このような活用法もぜひお試し下さい。


モバイル回線運用でのTVer視聴はフジテレビの番組に注意しよう

過去の書いたものの中に、最大500kbpsという決して早くはないものの、You Tubeの標準画質だったらとりあえず止まらずに見られるmineoのオプション「パケット放題」を利用しても民放各社が放送された直後の番組をしばらくの間無料で見逃し配信する、TVerの番組を見られてしまうことを紹介しました。
この事は色々な番組を見ているうちに一つの例外があることを知り、その例外が「フジテレビの見逃し配信」であることがわかりました。なぜこんな事が起こるかというと、フジテレビだけはTVerの仕組みを使っての見逃し配信を行なってなく、フジテレビが独自に提供するアプリ「FOD」へのlinkを貼る形であたかもTVerアプリから動画を見ているかのように見せていることに原因があります。

TVerアプリの動画は回線のスピードに応じて自動的に画質が変わり、500kbpsでも何とか止まらずに見られるのですが、フジテレビの番組の場合はTVerの設定ではなく、「FOD」の設定を変えなくてはいけないということになります。

これは「FOD」アプリの動画視聴設定画面ですが、ここで「自動選択で再生」ではなく、「軽量版で再生」を選ぶと、番組再生のデータ量が1時間で最大150MBに抑えられます(自動にしておくと最大400MBに繋ごうとした時に頻繁に画面が止まってしまい、ほぼ実用には耐えません)。ただ、この方法だとテレビ放送時にコマーシャルに切り替えられるタイミングで入る、フジテレビの番組や商品のお知らせが流れる際、最大速度で通信しようとして低速から中速で見ようとすると、頻繁に画面が止まり500kbpsではかなりのストレスになりますが、それを我慢してテレビ番組に戻れば止まることなく見ることはできます。

これは、Rakuten UN-LIMITの低速である最大1Mbpsにしていても同じで、最大500kbpsよりはましですが(少し待ては割と早く動画が動き出します)、番組のお知らせ時にはスムーズな動画視聴をするのは難しいということは理解しておいた方がいいでしょう。

個人的には、こういう仕様でTVerに参加しているフジテレビについては、せめて「FOD」の動画視聴環境をTVerに合わせてくれないと、ほとんどの番組がTVerに参加しているものの見られないNHKとともに、モバイル運用時の自分の視聴番組から外す流れになるかも知れません。今回のRakuten UN-LIMITの新プランの影響で、UQモバイルやYモバイルでも制限時の最大速度が1Mbpsのプランが追随する中、逆に最大1Mbpsでそれなりに利用できるサービスの方に自分は流れていくと思うので、どうしてもモバイル環境でフジテレビの見逃し配信を見たい場合には、TVerを使っていたとしても「FOD」の動画視聴設定を事前にいじっておきましょう。


現状でRakuten UN-LIMITは固定回線の代替になるか

今後のネット状況を考える中、私が現在使っているADSLはまさに終焉に向かっている技術であり、早いうちに代替の通信手段を考えなければいけないと考えるようになっています。そんなおり、たまたま一年間無料で使えるRakuten UN-LIMITが登場し、楽天のエリアが地域にやってくるまではauのバンド18のエリアを使え、高速の5GBを使い切っても最大1Mbpsでネットが使えるようになったということで、地方での契約開始時から申し込んで使っているのですが、果たしてこの回線と、他の回線を使い分けることで固定回線をやめてしまって大丈夫なのかということも考えるようになりました。

というのも、自宅の固定電話の回線はほとんど使っておらず、宅配便の連絡先も携帯電話にしておいた方が留守の時に電話をもらってもすぐにその後どうするか話すことができるので、最近のネット通販の注文時には固定電話の番号を書かなくなりました。

今のところ、楽天のエリアに自宅が入った場合、その利用について本気で考えてみようと、現在のところ楽天エリアではない自宅でauの最大最大1Mbpsだけでどのくらいのネット環境が整うのかを今回試してみました。

まずは、パソコンでの使い勝手ですが、バックグラウンドでシステムの更新が行われるようなケースでなくても、ADSLよりWEBの閲覧はワンテンポ遅くなるような感じにはなります。ただ、パソコン画面上では動画も見られますし、クラウドの利用についても問題ありません。基本的には速度制限のある最大1Mbpsで利用しつつ、大きなファイルのアップロードやシステム更新を早く行ないたい時に備えて高速通信を使うようにすれば、一人でのネット利用であれば何とか使えるかなという感じはします。ちなみに、接続については楽天SIMを入れたスマホをUSBケーブルで接続し、USBテザリングを使用しましたが、スピードテストの値はほぼ1Mbps上下というスピードで自宅は安定しています。

スマホやモバイルルーターでのテザリングを使うというのは、他にネットをやる人がいない場合にはそれなりに使い分けられて便利です。というのも、パソコンを使っている場合にはUSBテザリングでパソコンでネットを使いながらパソコン自体でもアクセスポイントにして他の機器をネットに繋げることが可能になります。パソコンを使っていない時にはスマホ・モバイルルーター単体でWi-FiやBluetoothテザリングすればいいので、必要に応じて使い分けることができます。

また、最大1Mbpsというスピードでできるのか? と思ったのが、Amazon Fire Stickを使ってテレビ画面で各種ネットでの動画を快適に見られるのか? ということです。様々なネット動画の中でもそれなりの速度が求められそうなTVerでの番組視聴について試してみたのですが、やはり画面が大きくなることによってADSL以下の画質にはなったものの、ぶちぶち止まるようなこともなく、多少ブロックノイズが入るような状況もあるものの、普通にテレビ画面で動画を見ることに関しては個人的には問題を感じませんでした。

ただこれはあくまで私が感じたところなので、あまりの画質の劣化が我慢できないという人も当然いるとは思います。気になる方はぜひ速度制限をした状態でテレビでの動画視聴を試してみていただきたいと思います。さらに、この結果はネットをテレビ視聴のみに集中させた場合であり、多くの端末を使って同時に多くの事をしながら見れば違った結果になるかも知れませんので、その点についても考慮しましょう。例えばテレビサーバーとして外から自宅で見られるテレビ放送をモニターすることはこれだけでは難しいと思います。

ただ今後、auのパートナーエリアではなく楽天のエリアでの通信ができるようになれば、楽天SIMをモバイルルーターに入れてさらに家庭内用のルーターを接続すれば、楽天の電波が自宅内でどのくらい安定するかという問題はありますが、楽天SIMを完全に自宅内回線にするようなことも普通になるかも知れません。

今回色々試してみて、少なくとも車中泊での旅に出ても、楽天のバンド18を受信する場所であれば、Rakuten UN-LIMITだけでもまず問題なくネットを安定して使えるだろうと思えます。ただ、外で安定して使うことを考えると、あえて楽天SIMは自宅用に使い(移動中に楽天エリアだけだとまだ当分安定して使えないのではと思うので)、今回試したのと同じauでも、バンド18以外も利用でき、さらにUQモバイルの「スマホプランR」を外で使うようにすれば、月額料金と通信制限時の最大速度が1Mbpsであるのは同じで、月の高速クーポンが翌月繰り越し有りの10GB(つまり高速クーポンを日頃使わなければ、常に毎月20GBの高速クーポンを用意できる)使える回線を持つことができるようになります。

今、自宅でも外でも使える回線が欲しいと思う場合は、UQモバイルの「スマホプランR」に、必要に応じて通話オプションを付けるのがベストでしょう。私の場合は固定電話とともにADSLを止めてしまうなら、一年経過後もRakuten UN-LIMITの契約を月額2,980円で続けてもいいと思っているのですが、そうするとUQモバイルのSIMを入れたスマホにRakuten Linkアプリを入れることで、電話を受けるのはUQモバイルの番号、掛けるのはRakuten UN-LIMITの番号という風にすれば、UQの通話オプションを付けるにしても最低限の60分間定額の月額500円を付けておけば十分なような気がします。

さらにauのエリア圏外に出た場合の事を考え、今使っているドコモ回線のOCNモバイルONEのデータ専用最安の回線を残したとしても、3回線合計で月額8千円弱でそれなりに使える自宅とモバイルのネット環境が整います。

今後もし楽天が厳しい競争を勝ち抜き、通信衛星を使った全国のカバー率を100%にしてしまったら、もはやUQもドコモ回線も必要とせず、Rakuten UN-LIMITだけでもネットを使えるようになります。家族で複数持ちの場合も、自分が持っている回線を使って自宅でネットを使えばいいので、状況によっては固定回線という概念が無くなってしまう可能性すらあったりします。個人的にはそこまで行って欲しいですが、現状でもそこそこは使えるようになっていることの報告でした。