モバイル活用ガイド」カテゴリーアーカイブ

管理人が導入したサービスの使い勝手を報告したり、新たにモバイル通信を利用して日常や旅の中で役立てたりする活用術について報告します。

スーパーの水問題をきっかけにして持ち物の再構築を行なうことにしました

先日このブログで書きました、日常的な飲水、炊飯・料理用に依存していた純水を提供してくれていたスーパーが無くなるという話からまず書いていきたいと思います。てっきり撤退だと思っていたそのスーパーはこれから新装開店のための準備に入るという事だそうです。ただ、この不景気なので本当に営業を再開するかはそこまで確証はないものの、新装開店しても水のサービスが続けば、また同じように水を汲みに行ける可能性は残りました。

ただ、来月からそのお店には水を汲みに行けなくなるので、色々考えたのですが、浄水器の類は購入せず、代替で純水のサービスを行なっている別のスーパーで水タンクを買い、同じように買い物のついでに水を汲むようなことができるようにしました。新しいお店は、何と職場から自宅へ帰る途中に水のサービスをしてくれる店舗があるので、朝自転車で出る時に空の容器を持って行って、帰りに買い物および水を汲んで帰るようなこともできるようになりました。以前は仕事が休みの時や、仕事から帰ってきた後に出掛けていたので、それなりに時間短縮になるので、これはこれで良かったのではないかと思います。

ただ、水汲みと買い物ということになると、今までのようにデイパックにモバイル系のハードを積み込んで自転車に乗っていくことになると、帰りに相当物が増えるので、かなり大変になってしまいます。ということで、泣く泣く出掛ける時に持っていくバッグを小さなものに変更し、その中味も最低限なものだけに絞ることにしたのですが、それだとLinux mintを入れた9インチ細長タブレットのTransbookでも大きくて持ち出せなくなってしまいました。

今回見直して持ち出すつもりのモバイル機器は、バッテリー・ケーブル・ACアダプターの入れ場も考えなければならないので、8インチのアンドロイドタブレットがぎりぎりになります。ただそれだと、キーボードが付かないので別に用意する必要があるのですが、手元にあるBluetoothキーボードはノートパソコンぐらい横幅が広いので、バッグの中には到底入らないのです。さらに、パソコン的にタブレットを使う場合(手持ちのタブレットにはSIMカードが入っていて自宅デスクトップパソコンを呼び出してリモート使用が可能)には、別にマウスを持たないと満足に使えないという問題もありました。

そんなわけで検討したのが、Bluetoothキーボードの中でも折りたたんでバッグの中に入るサイズのものです。最近の折りたたみキーボードはふたつ折りのものもあるのですが、三つ折りになっていて、フルキーボードに加えてテンキーやタッチパッドが付いているものもあり、私の用途の場合にはタッチバッド付きの三つ折りBluetoothキーボードであれば、限られたバッグのスペースの中に入ってタブレットとセットで使えるようになるのでは? と思いました。

もちろん、本格的な旅に出る時にはLinux mintを入れたノートパソコンを持って行った方が単体でそれなりに使える分有利なので、当然ノートパソコンを持っていく予定ですが、普段のお出掛けの中でちょっと使いたい場合に、何とかタブレットとBluetoothキーボードを使って何とか最少構成でブログ更新ができるくらいの事をしようと、三つ折りのキーボードを注文しました。

通販の恐いところは具体的な物を見ないで買うことになるので、届いたらこんなはずではなかったと思えるものが届くかも知れないということですね。どちらにしても届きましたらレビューはしようと思っていますので、改めてその時には紹介します。

日本通信「ネットだけ!プラン」のSIMカード到着までと開通への道のりは

スマホに入れた日本通信のアプリから新規契約を申し込んでいたデータ専用の「ネットだけ!プラン」が使えるようになりました。当初はeSIMでしか契約できなかったのですが、2025年4月24日から物理SIMでの契約ができるようになりました。

私がその事を知ったのは24日の夜だったのですが、スターターパックからの契約を選んだため、スターターパックが自宅に届くまで申し込めなかったので、直接の申込みは翌日の25日(金)夕方にずれてしまいました。契約自体はスマホにマイナンバーカードをかざして内容を読み込ませることで簡単に本人確認ができ、その日のうちに申し込みと本人確認まで完了しました。

ただ、翌日と翌々日は日本通信の営業日ではない土・日にはさまってしまったので、週末には何の音沙汰もなかったのですが、月曜日の夜にSIMカードの発送連絡が来て(配達はヤマト運輸の宅急便)、その翌日の29日に何とか届きました。これが、事前にスターターパックを入手しておき、申込みの関係がうまくいけば、申し込んでから1~2日ぐらいで物理SIMが届くような感じになるのではないでしょうか。

このSIMカードは、Windows10からLinux MintにOSを載せ替えたレッツノート(LTEスロット付き)に入れました。色々試して、Linux Mintにしてもドコモ回線のnanoSIMカードならそのまま使えることを確認していたので、開通手続きを済ませた後で、届いたSIMカードと一緒に入っていた通信設定のための書類通りに設定して本体を再起動させたら、問題なくパソコンだけでインターネットが使えるようになりました。

ちなみに、届いたのは休日(昭和の日)の夕方4時頃でしたが、スピードテストを行なったところ16Mbpsくらいのスピードが出ていました。恐らく夜のゴールデンタイムや平日昼間にはスピードは落ちると思いますが、それは改めて調べることにしますがそもそもシビアに高速を求めるような使い方はしないので、個人的には問題ないかなと思います。

SIMカードの維持費を最安の月額119円にするためには、月のデータ消費量を1GB未満にする必要がありますが、そのためにChromeなどのブラウザで使える機能拡張のうち「Set Text」を導入しました。

この機能拡張は、手元で簡単に機能をON・OFFでき、ONにするとブラウザは白黒になり、さらに写真や広告は一切表示されなくなります。つまり、同じページを見るにしてもやりとりするデータ量が少なくて済むということで、月1GB未満でそれなりにパソコンのブラウザを使いたいと思った場合には役に立つのでは? と思っています。そうなると、増々このSIMで出るスピードは自分にとっては重要ではなくなるわけです。高速なドコモ本家でなくて、スピードが下がる日本通信でも良いと思ったのは、このような使い方を事前に想定していたからだったのです。

日本通信のアプリではデータ消費量についてもスマホから確認することができるので、状況によっては利用をセーブしながら、手持ちのSIMカードの中では同じドコモ回線のIIJmioと差し替えて使うのもありだと思っています。もちろん、外出先でドコモでしかまともにつながらないような状況になった場合は、月20GBまで1,200円で使えるので、いざという時の安心感も高いですね。

私の場合、使いたいハードが今のところドコモSIMでしか使えないという特殊な条件があったものの、SIMカードによるモバイル通信のできるパソコンで使うには悪くないのではと思います。今後は、外出先で日本通信によるモバイル接続を行なうとしたら、オフラインの状態でブログ原稿を書き、実際にブラウザを使って内容のアップロードを行なう時に使うようなイメージでいます。

と、このような使い方だとまずレッツノートを持ち出して単体で利用するような状況にならないとSIMカードを使ってのネット通信をすることはまずないので(自宅では光回線インターネットをもっぱら使っています)、いざという時や、テザリングをするのが面倒くさい時に使うような感じでこれからしばらくは使っていこうと思っています。

日本通信の「ネットだけ!プラン」で物理SIM選択可能になったので最安値?で契約へ

以前紹介した日本通信のデータ通信専用プラン「ネットだけ!プラン」ですが、発表当初はeSIMでしか契約ができない仕様になっていたのですが、ようやく物理SIMでも申し込むことができるようになりました。以前からこのプランはドコモSIMで提供されるということで、手持ちのLTEスロットのあるノートパソコン・中古のレッツノートでのドコモSIM利用可能を確認しているので、このタイミングを待って契約する方向へと進むことにしました。

まず、日本通信の場合契約事務手数料を無料化する方法はないものの、スターターパックを使えば多少(千円弱くらい)は安く契約できるので、ネット通販でスターターパックを購入するところから始めることにしました。日本通信の場合は購入後メールで登録用の番号を教えてくれるような形ではなく、物理的な発送によって届くので、ちょっとタイムラグはあるものの、この手間だけでもやるだけで手続きのためのコストは抑えられるので、よほど急いでいる時でなければ、「スターターパック導入」から本手続きという流れにする方が良いと思います。

日本通信では契約の場合、スマホに専用アプリを入れてそこからマイナンバーカードをスマホにかざして本人確認手続きをすることで契約を迅速に進めることができるようになっています。ですので、今までスマホに入れていなかった日本通信のアプリを入れました。一応、日本通信の契約は、母親用に「合理的シンプル290プラン」(5分定額を付けても税込683円で維持できる)を自分名義で契約しているので、回線を追加という形になります。

基本的に、契約したSIMはレッツノートのSIMスロットに差し、旅行など外出の際にちょっと使うくらいなので普段の利用については月1GB未満の料金である月119円で推移すると思います。私が加入している他社の契約をここで改めて見直すことで、この料金負担をほとんど無くせることも今回の加入を後押ししました。

というのも、スペア用のスマホにIIJmioの同じドコモ回線のSIMカードを入れているのですが、今までは月5GB(月950円)で契約していたのですが、実際のところそこまで使っていないながら、IIJmioは翌月までのデータ繰越が可能なため、いざという時には最大10GBの高速通信を使えるようにしていたのですが、これをプラン最安の月2GBプランに変えると、月額は100円安い850円になります。これで日本通信の回線を増やしても、IIJmioの方で基本低速で使いつつ、いざという時に最大4GB(月2GBの倍)の高速クーポンで間に合うなら、月19円の負担で同時に使える端末(回線)を増やすことができます。

将来的に、もしかしたらIIJmioを解約してドコモSIMを日本通信一本にするという可能性もありますが、IIJmio(850円)と日本通信(119円)の二回線で969円/3GB(高速通信をまるまる繰り越すような使い方では5GBまでは同額で利用可能)というのは意外に悪くない感じもします。旅先でレッツノートで作ったブログの内容をアップロードするくらいだったら、ほとんどデータ通信は使いませんし、他にある回線を使ってレッツノートをテザリングで使う選択肢もあるので、私の場合は今回の日本通信のデータ通信SIMは最低料金での運用がベストかなと今は思っています。

ちなみに、アマゾンで日本通信SIMスターターパックを前日の深夜に購入したら、翌日夕方にはもう自宅のポストに届いていたので、早速申込の手続きをしました。マイナンバーカードを読み取らせる前に、アプリの方で二種類の暗証番号を事前に入力しおき、その後でマイナンバーカードをかざすことで内容を照合するような形になっています。マイナンバーカードで本人確認をすると、マイナンバーに登録された内容がそのまま日本通信に伝わるので、以前運転免許証をカメラで撮影して本人確認していた時より早く確実になりました。

免許証の内容と申込内容を確認するには結構時間がかかりますし、住所の枝番表示が「−(ハイフォン)」でなくひらがなの「の」に変わっているだけでも本人確認不可になってしまった経験があるので(その時は免許証の表示に合わせて申込時に同じように入力する必要があった)、マイナンバーカードでの手続きは迅速で間違いがないという点で優れていると思います。

私の場合はすでに別回線でクレジットカード支払いを行なっていたのでその必要はなかったのですが、新たに契約したり回線によって支払い方法を分けたい場合には改めてのクレジットカード情報の入力が必要になります。ともあれこれで、旅行へ行く場合には旅行用のパソコンとしてLTE通信が可能なレッツノートを持っていく体制が整いました。実際に届きましたら、時間帯によるスピードの変化や、ウェブの画像カット&モノクロ画面表示でデータ通信量を節約してブログ更新した場合のデータ使用量などがどのくらいになるのか改めてれぽーとさせていただこうかと思っています。

PC版Googleメッセージをスマホとペアリングして使うメリットについて

現在、私のメインスマホにはRakutenモバイルのSIMと、LINEMOのSIMの二枚同時使いにしています。こちらからSMSを送信する場合には通話だけでなくSMS送信をデータ通信で行なえるため送信料を無料で送ることのできるRakuten Link(楽天モバイル回線のみ)を使っていますが、受信については二つの電話番号に送られるSMSは、最初からスマホに入っている「Googleメッセージ」アプリの方で見ています。

ちなみに、SMSを受信したタイミングで私がいつも腕に付けているスマートバンドにその内容が通知されるので、スマホを見なくてもそのSMSの内容を手元で確認できるのですが、ちょっと文字が小さくて見にくいので、よくあるサイトログインに使用する二段階認証コードが送られてきて、それがパソコンのウェブサイトへアクセスするために使用するような場合は、何度も問違った文字列を送ってしまったりとスムーズに行かず、結局改めてスマホを開いてGoogleメッセージに着いた内容を確認するというような事もありました。

そんな中、このGoogleメッセージアプリはパソコンのウェブブラウザで見られるようにできるということを知り、その方法を試してみました。

https://support.google.com/messages/answer/7611075?hl=ja

上のリンクにあるようにスマホでGoogleメッセージアプリを開きながら、パソコンとのペアリングを行なえば、「PC版Googleメッセージ」を使いスマホで表示されていたメッセージの内容がパソコンでも見られるようになります。ブラウザからでもSMSの送信は行なえますが、その際の料金はRakuten Linkのように無料ではなく、契約通信会社の規定する一通あたりの送信料がかかりますので、その点は注意しましょう。

手持ちのLinux Mintを入れたモバイルパソコンにはWineというWindows用アプリが使えるアプリを入れていますので、すでに「デスクトップ版Rakuten Link」を入れているので、パソコン上からでも通信の条件さえ揃えばパソコンからでも無料でSMSを送信できますが、パソコンでは特にネットサービスで来る二段階認証用のSMSの受信はできませんでした。

しかし、Linux Mintのブラウザからでも(私のブラウザはChromeです)Googleメッセージの内容を一覧表示できるようになったので、パソコンで各種サイトにログインする中で二段階認証を利用する場合、このPC版Googleメッセージが威力を発揮する事になります。

ここまで書けばおわかりかと思いますが、パソコンで何でも良いのですが二段階承認の必要なサイトにログインする場合、事前にPC版Googleメッセージのサイトを開いておき、別のタブでサービスにログインする中、二段階認証用の文字が送られてきたらメッセージをブラウザで確認してそのまま入力ということができるわけです。

パソコンでSMSを見る場合、時と場合によっては外から覗き見られる可能性もあるので使い方にはくれぐれも注意する必要はありますが、スマホとのペアリングは解除できるので、複数の人が使う可能性のあるパソコンの場合は使った後にはペアリングを解除するなどの手間は必要なものの、主にパソコンを使って様々なサイトへログインしたいというような場合にはこうした機能は便利ですね。

今後、Googleメッセージの利用者が増えてくれば、それこそRakuten Linkや+メッセージよりも使い勝手は広がる可能性も出てきます。ただ現状で、メッセージの閲覧がパソコンでできるようになるだけでもかなり便利だと思うので、こうした事を知っておくだけでも役に立つのではないかと思いますね。

常にラジオを持ち歩くよりも引退したスマホとイヤホンのセットをバッグに忍ばせる方が役立つのでは?

仕事など出掛ける時に持って行くバックパックの中に、外で罹災した場合に備えて色々なものを入れているのですが、その中には手回しハンドルの付いた防災ラジオもあります。もしライフラインが切れてしまい、その状況の中から何とかして情報を取ろうと思った場合には、アナログな技術であるポータブルラジオは必須です。常にラジオを使っていない場合、電池を入れていてもいざという時に使えない可能性が大きいので、そうした場合に備えて今まではキャパシタに電気をためる方式の防災ラジオを入れていたのですが、重さはともかくけっこうバックパックの中でかさばるのが悩みの種でした。

現在私は、スマホ・タブレット・ノートパソコンのように使えるタブレット(Linux化)を停電が続いても使い続けられるような形で複数のモバイルバッテリーと、いざという時には広げてソーラー充電できるソーラーパネルを持ち出し品の中に加えています。となると、ラジオの手回し発電をしなくても、常備しているモバイルバッテリーでラジオを聞けるようになれば良いという考えも成り立ちます。そんな中で出てきたのが、「スペアのスマホをラジオ化する」という方法です。

Android搭載でイヤホンジャックを有しているスマホの多くには、「FMラジオ」アプリがプリインストールされていて、有線イヤホンを接続するとそのイヤホンがアンテナ代わりになって、オートスキャンで近くの放送がインターネットとは関係なしに聞ける機能があります。ご自身のスマホにそうした機能があるかは、まずスマホのアプリの中に「FMラジオ」アプリがあるかを確かめ、その上で有線イヤホンをどこかから調達して来て実際に使ってみると良いと思います。FMラジオはAMラジオと違ってスマホ本体にアンテナを埋め込む必要がないので、多くのスマホにFMラジオが聞ける機能が入っていると思います。

私の場合、先日スマホを落として失くしてしまったこともあり、日頃持ち運ぶものの中にスペアのスマホを入れています。SIMカードは入れても入れなくても良く、もしメインスマホが壊れてしまったら中に入っているSIMカードを入れ替えることで、とりあえずの連絡ができるようになります。それがスペアのスマホを持つ理由の一番のものですが、今回はあえてメインスマホとは別に、スペアのスマホをラジオとして使うことについて考えます。

実際に災害が起きた場合、身近な範囲での防災に関する情報は、NHKでも県内全てがサービスエリアの地方局でもなく、限られた地域に向けて放送している「コミュニティFM」をいかにして聞くかということが大切になってきます。具体的には給水車がどこにいつ来るのかとか、開店しているスーパーはどこかなど、災害時の生活環境を何とか続けていくためには大切な情報がピンポイントで流れてくると思います。そのため、私の住む場所からだとそのコミュニティFM局がちゃんと聞けるくらいの電波が届いているかということが大事になります。

スマホをラジオとして使う場合、イヤホンケーブルの長さがアンテナの大きさとして感度の良し悪しに関係すると思いますので、コードの長さが長いものだったり、必要であればイヤホンケーブルの延長コードを接続する方が良い場合もあるかも知れません。私のところでは、普通にイヤホンを接続すると何とか地域のコミュニティFM局が入るので、そこまでの用意はしませんが、先日購入した片耳ステレオイヤホンだと長さの差もあるのか少々感度は良くありません。そうした事を事前に調べておき、スマホの他に何があればスマホをFMラジオとして利用できるのかということをしっかりやっていれば、あえて防災用手回しラジオを常時携行しなくても大丈夫そうな気がしてきました。

ちなみに、スペアとして用意したスマホは電源を切った状態で持ち出しているのですが、時には電源を入れてアプリのアップデートやら電源状態のチェックを行ない、もしメインのスマホに何かあったらすぐにスペアとして使えるようにしていますので、FMラジオとして必要な時にはすぐに使えるようになります。

また、もしインターネット回線が失なわれていなかった場合、放送を同時配信するスマホアプリの「ラジコ」や「らじる★らじる」をはじめとしたアプリを使うことで、アンテナを使わなくても良い音質でラジオをインターネット経由で聞くことができます。ただ、全国放送中心だとコミュニティFM局は聞けませんので、ネットで聞くために用意する場合には、コミュティFM公認のアプリ「ListenRadio」を使うか、その中にお住まいの地域のコミュニティFM局がない場合には、インターネットブラウザで以下のサイトをブックマークしておくことをおすすめします。

https://www.jcbasimul.com/
(JCBAインターネットサイマルラジオ配信のページ)

サッカーJリーグの試合をDAZNに加入しないで見られるケースが2025年シーズンでは増えてきた

まだ寒い日の多い2月ですが、プロ野球に先んじでサッカーのJリーグが開幕しました。サッカーはJリーグの試合の殆どだけでなく、日本代表の国外での試合についても有料のネット配信のDAZNの独占配信ということが増えていて、このような状況がどこまで続いていくのか不安でもありました。

2025年になって、まずDAZNが日本代表戦やJリーグの一部の試合を無料で見られるような形で提供してくれるようになりました。現在中国で行なわれているU20のアジアカップについては、日本戦は無料で見られるようになっています。

これだけでも有難いのですが、Jリーグのネット配信については新たな動きがありました。

ドコモが提供する動画配信の「Lemino」では、J1やJ2ではありませんが、Jリーグ3部のJ3の試合と、J3からJ2へ昇格するためのプレーオフについて、全試合無料で配信することを発表しました。J3に興味のない方もいるかも知れませんが、逆に今までDAZNでしか見られなかった試合をテレビだけでなくスマホの画面でもリアルタイムで見られるようになった意義というのはかなり大きいのではないかと思います。J3については、地元静岡県だと中山雅史監督が率いる沼津のアスルクラロ沼津の試合には注目しているので、J1の清水エスパルス、J2のジュビロ磐田、藤枝MYFCとどのカテゴリーにも注目したいチームがあるので、J2については重要な試合はDAZNに限定加入して見るしかありませんが、それでもかなり無料で見られる試合が増えて嬉しいです。

また、今回J1に昇格した清水エスパルスの試合は、初戦はアウェーということで地元地上波での中継はありませんでしたが、今までJリーグのテレビ中継と言えば、NHK(地上波およびBS)と地元地上波しかありませんでしたが、今回はたまたま東京ベルディとの国立競技場での試合をBS松竹東急が中継してくれたので、リアルタイムで無料放送を見ることができました。このように、多くの試合を見られる機会が増えてくることで、今後はテレビだけでなくネット配信をどのように自宅あるいは外出先で快適に見られるようにするかという事も考えたいですね。

私の場合は、手軽にということで言えばmineoのSIMを入れた8インチタブレットを使うのが一番簡単ですが、車中泊の車の中で見ることを考えると、モバイルモニターにAmazon Fire TV stickを合わせて比較的大きな画面で見られるように特にDAZNやLemioなどネット配信のサービスを見られるようにするのがまずは第一歩だと思います。先日紹介したように、モバイルモニターとFireTV Stickとワイヤレススピーカーを接続して臨場感ある音をステレオで外でも出すことはできるので、今後のお出掛けに備えてきちんとアプリの更新とすぐに配信を見られるような設定をして今後のネット観戦に備えたいものです。

Bluetoothテザリングのパソコン使用はmineoの最大1.5Mbpsの利用がベストか?

T90ChiのLinux Mintによる利用にもようやく慣れてきました。T90Chiは外部出力はUSBのMicro-B端子が一つあるだけなので、基本的にはパソコンとしては十分に使えるものの、音や画像を出すには少々力不足なところがあります(途中で止まってしまうのです)。まあ、その代わりにAndoridタブレットの方で音楽や動画を楽しめるので、基本的にはネットを見たり文章の入力をしたりという感じの使い方になります。

動画を見ないということになると、T90Chiではそこまで高速なネットが使えなくても大丈夫ということになります。電源関係は、基本Windowsタプレットで最大10Wしか使わない仕様になっているので、昔のスマホ用の小さなモバイルバッテリーを接続すればその電力供給で使えてしまうので、本体自体が小さいだけでなく、かなりミニマムな感じで使うことができます。私の持っているノートパソコンの中には本体にSIMスロットを持ち、単体でネットに接続できるものもありますが、外でT90Chiを使う場合には、手持ちのハードからのテザリングを使うということになります。

テザリングというと、基本的にはWiFiを利用してのテザリングを想像する方が多いと思いますが、先述のようにT90Chiでは動画を見まくるというような使い方はしないため、手持ちのハードからはBluetoothテザリングを使ってのネット接続を試しました。

Bluetoothテザリングは電力をWiFiより使わないことで、外でのバッテリー(送受信とも)を節約できるというメリットがありますが、いくら元の回線が高速であっても、テザリング先のハードで出る速度はせいぜい1Mbpsくらいというディメリットがあります。こうした遅さは他のパソコンで使う場合にディメリットになりますが、T90Chiではそれだけ出ていれば動画は見ないので、それなりに快適に外でも使用することができます。

ちなみに、手持ちのスマホ・タブレットでBluetoothテザリングをしてつないだところ、IIJmioの低速(最大300kbps)ではT90Chiの方では100kbpsくらいしか出ませんでした。高速にしても最大で1Mbpsくらいしか出ないので(当初はもっと遅くてどうなるかと思ったのですが、何回か繰り返しテストしているうちに何とか高速であれば1Mbpsくらいまで出ていることがわかりました)、ここで気になるのが、タブレットに入れているmineoのマイそくの低速(パケット放題Plus加入済)の最大1.5Mbpsだとどのくらいロスするかということでした。

最初は300kbpsとかちょっと遅かったものの、日や時間を変えてテストしたところ600~700kbpsくらい出るようになり、昨日試したところ、何とか1Mbpsの数値が出ました。やはり、日や時間によって速度にはバラツキが出るのですが、最大1.5MbpsでもBluetoothテザリングであっても、何とか1Mbpsをマークするだけのポテンシャルはあるようなのは本当に良かったです。

これで、mineoのSIMを入れたハード(私の場合は8インチタブレット)とT90Chiとの使い分け方についての目処が立ちました。もちろん、他のスマホに入れたSIMでもテザリングができるようにペアリングは済ましていますので、回線の状況に応じで使い分けながら、日本全国で最小構成のセットで使っていける目処も立ったわけです。

複数のハードを使い分けることを前提にしたことで、T90Chiで作業をしながら、タブレットをサブディスプレイのような感じで動画や音楽を流すような使い方もしてみたいですね。mineoのマイそくは最安でもパケット放題Plusへの加入が必要で、2千円弱になってしまいますが、平日お昼の接続をしないと割り切れば平日お昼は32kbpsでその他の時間は最大1.5Mbpsで接続できて月額990円のマイピタスタンダードも、平日昼間を補完できる別の回線を用意して使えば、それなりに実用的に使えるのではないかと思います。

ただ、私の場合はT90Chiだけでなく他のパソコンを持ち出す機会もあると思うので、あえて高速でWiFiテザリングをして使うケースも出てくると思うのでこのまま行きますが、BluetoohtテザリングはLinux Mintでも簡単に接続できますので、外ではBluetoothテザリングの1Mbpsくらいで十分だと思えば、元回線をmineoにするという選択肢は十分にあるのではと思っています。

povo2.0のデータ専用契約が使えなくなったので通話のできるSIM契約をやり直すことに

今回のスマホ紛失騒ぎの中で、実はちょっとした失敗をしていました。スペアとして現在使っているOPPO Reno9 Aには一応カーナビとしても使えるように、eSIMのpovo2.0のデータ専用回線を入れていました。失くした日に落としたスマホに入っていたeSIMのLINEMO回線を移したのですが、その際、入っていたpovo2.0のeSIMのプロファイルを消してしまったのです。

通話もできるpovo2.0のeSIMは、申込をすればプロファイルをダウンロードして使うことができたのですが、実はデータ専用SIMについては制限があって、eSIMの再発行は不可能になっているということで、Reno9 A以外の端末で使うこと自体が不可能だったのですが、プロファイルを残しておけば、入れ替えた2回線を別のスマホに入れ替えて、Reno9 AでPovo2.0を使い続ける道もあったのですが、それもプロファイルを消してしまったことで不可能になりました。となると、このまま契約し続けるより新たに物理SIMで通話もSMSもできる通常回線を持とうということで昨日ようやく手続きしました。

いったん解約してからの再契約だったので、支払いのためのクレジットカード情報は入れ直す必要があったものの、住所のデータはそのまま残っていたので入力が楽になりました。本人確認はしっかりあって、免許証の写真は表・裏・斜め(免許証の厚さがわかるように)を提出するとともに、自分の顔についても正面と左右を向いての写真を撮って、何とか申込は完了しました。そこから本人確認が済めば、SIMカードは自宅まで郵送されることになっています。

とりあえず、このSIMについては新たなスペアスマホに入れ、少なくともカーナビアプリを使えるようにしつつ、必要に応じてトッピングを利用できるようにしておこうと思っています。何やかんや言っても、どうしてもDAZNでしか配信されないスポーツ(特にサッカー)を見たい場合には、何よりもpovo2.0の回線がないと7日間という限定された契約ができないわけですし。

また、改悪があったもののトッピングから24時間無制限で利用可能なトッピングも、状況によっては便利に使えるでしょう。また、今回のスマホ紛失でしみじみ思った、「今まではメインスマホに入っていた楽天モバイルで通話無料が実現できていたのに、他の回線では有料になってしまう」というところで、通話用のトッピングが一番安いpovo2.0の通話回線を持っていることで、一時的に通話用トッピングを付けてスペアスマホで、通話用トッピングを使うという事も考えないわけでもありません。

スマホを失くしてしまった状況で変わってくることはありますが、フリーダイヤルへの電話で済む場合だけではなく、普通に通話料がかかる番号への電話が必要になる場合もあるでしょう。そうした場合、どの回線から通話オプションを付けた方が良いかという事になるかと思いますが、安さの点でいうと、ほぼ裸のSIMだけでは最大128kbpsという使えない回線であっても、安心して通話できる環康が1,650円(24時間通話定額の場合)で整うというのは地味に便利なところだと思います。データ専用の契約ではSMSも使えなかったので、本人確認のための二段階認証をSMSで提供しているところに移る場合には、やはり通話とSMSの利用ができるというのは大きなメリットだと思います。

現在、私のモバイル回線はメインスマホに2回線、タブレットに1回線、レッツノートに1回線という内訳で、どんなに安い回線でもスペアのスマホに入れられるか入れられないかでもしもの時に役に立つか立たないかということも変わってきます。基本的に180日毎にトッピングをすれば低負担での回線維持が可能なので、今回はしっかりと使っていけるようにカーナビだけでない使い方ということにもチャレンジしていきたいと思っています。

Linux Mintにインストールしたアプリのメニューが豆腐文字で文字化けした場合の対処法について

現在、わずかな例外を除いて、日々のパソコンによる作業はほとんどLinux Mintをインストールした格安の中古Windowsノート(Windows11がインストールできないスペックのもの)を使っています。ネットを見るにはWindowsで使っているChromeブラウザがあるので使い勝手は全く変わりませんし、文字入力についても、WindowsのGoogle日本語入力で使っている学習辞書をLinuxでは標準のMozcに移行すれば、キーボード入力の使い勝手は全く変わりません。

起動も早いしOSも軽いし、もはやWindowsは必要ない部分は大きいのですが、今までちょっと不満だったのがWindowsで使っていた簡単な写真加工ができるアプリが標準でインストールされていないことでした。そこで、先日時間があった時に調べてこれはお手軽に使えそうだなと思ったのが、フリーの画像アプリの「Pinta」でした。

このアプリはそれほどメニューも多くなく、画面のリサイズや選択範囲にモザイクを掛けたいとか(プライバシー保護のため)、暗めに写った写真を自動でレベル補正できる機能あたりがあれば十分なのですが、そうした機能は一応全て入っているということだけでなく、私にとっては都合の良い機能がありました。

というのも、ブログに上げる写真というのは、画面のデータ以外にexif情報という、撮影データを残しているもので、これをきちんとクリアにしないと、いつどこで撮ったかというところまで、写真のファイルを調べるとわかってしまうことがあります。私はそうした事を避けるためにあえてexif情報を消した上でブログ上にアップしていましたが、このPintaというアプリでは、加工して保存した時点でexif情報が消えるようになっています。あくまでexif情報を残したいという方には都合の悪い機能ですが、ブログにアップするための加工に使うならこれ一本で全てできます。これでようやくブログ掲載のための写真加工もストレスなくできるようになるなと思いました。

「Pinta」はLinux Mintのメニューにある「ソフトウェアマネージャー」から探すことができます。検索窓に「Pinta」と入力するとアプリとして見付かりますので、そのままインストールして、さあ使おうと思った時に問題が発生したのです。

このように、メニュー全て四角い形に文字化けしていました。こういう状態のことを「豆腐文字化」と言うことは改めて調べて、以前こういった言い回しをしていた事を思い出しました。文字化けの一つではあるのですが、対策を考える場合には今の状況が世間でどのように表現されているかということを知ることがまずは大切なので、私と同じ状況(インストールしたアプリのメニューが豆腐文字になっている)ケースについてそれなりにあるということでまずはほっとしました。

おそらく、文字化けの原因はフォントが正しく当てられていないということなので、新しいフォントを入れれば良いのか? と考えましたが、何をどうインストールして良いのか全くわかりません。色々と調べたものの「Pinta」のメニューが豆腐文字になっている場合の対策について書かれているページを見付けることはできませんで、一時は仕方がないと諦め、別の画像アプリを探してみることにしました。

次に見付けたのは「GIMP」というアプリで、仕方がないと思いつつこのアプリもインストールしてみたのですが、何とこのアプリもメニューが豆腐文字化してしまっていました。なぜこんなことがと思いつつ、GIMPの豆腐文字解消法についてネット検索を掛けたところ、今回の問題を解決できそうな有力な情報を見付けることができました。

どうするかと言うと、メニューの下にあるコマンド入力画面を開き、そこに以下のように入力します(上の写真はそのコマンドを入力した結果の画面です)。

$ flatpak run –command=fc-cache ソフトウェアのid名 -f -v

この「ソフトウェアのID名」というのは、ソフトウェアマネージャーに表記されている太字で書いてある「名前」の部分です。ですから、pintaのID名は「com.github.PintaProject.Pinta」となります。入力時、文字が足りなかったり違っているとエラーメッセージが出てうまく行かないので、十分注意して入力して下さい。なお、事前にPintaをインストールしておかないとうまくいきませんので、アプリをインストールしてからこの作業を行ないましょう。

で、作業が済んだ後で改めてPintaを起動すると、ちゃんとメニューの文字が日本語化されているのがおわかりになると思います。同じ方法で、インストールしたもののメニューが全て豆腐文字になってしまった場合、同じ方法を使って作業すれば直る可能性はあるので、自分の備忘録としてだけでなく同じところで困っている方のために私が苦しんだ顛末を紹介させていただきました。

スマホアプリ上からキーボード操作でスマートスピーカーを操作することのメリットは大きい

スマートスピーカーは自らの声で話し掛けることによって、様々な機器を動かしたり、情報を入手することのできる便利な道具で、私はアマゾンのAlexaを使っています。エコーというスピーカーを設置しつつ、AmazonのタブレットをEcho Show化して使っています。どちらのハードに呼び掛けても自宅の照明やテレビ、エアコンなどの家電を動かすことができ、寝ながら自分の意志で家電を動かせるというのは本当に便利です。

ただ、自分の声で呼び掛けることを躊躇するケースはそれなりにあります。自分が部屋に一人だけであれば良いのですが、家族や外から誰か来ている時なと人でないスピーカーに呼び掛けるというのは知らない人にとってはかなり違和感を与えてしまうのではないかと思いその時はスピーカーに呼び掛けないで家電をコントロールする方法を取ります。

その方法とは、各種リモコンを動かすためのアプリがあるので、そのアプリを利用することが多いですが、アマゾンのアレクサアプリに「アレクサ、テレビを付けて」というようにキーボードから文章を打ち込むことで、スマートスピーカーに呼び掛けたのと同じ動作を行なうことができます。呼び掛けの声を文字化することで、聞き間違えもなく、確実に動作させることができるのは便利です。

先日、アマゾンで買い物をしないのに、スマートスピーカーが黄色に光っているのに気付きました。アマゾンの注文に関するお知らせがある場合に黄色く光ることは知っていたので、何だろうと思いつつ、呼び掛けて答えが返ってきても、人がいてテレビも付いているような騒々しい中では、どんな内容をスマートスピーカーが発しているかというのはわからない場合もあります。

というわけで、今回はスマホにインストールしていたAlexaアプリからキーボードで「通知を教えて」と入力してみたところ、スピーカーの出す声だと聞きとれない情報が視覚化されて返ってきました。今回の通知は、以前購入したことのある食品が、たまたま安値になっていることについての通知でした。きちんと金額まで文字で出てきたので、改めて購入すべきかどうかの判断がしやすく、もし狙っている商品だった場合にはなかなか自分で調べることもないので、スマートスピーカーが商品をたとえ売るためではあっても、安く購入できるなら有難いことです。

こういった情報をスマートスピーカーが喋ってくれることもあるということが今回わかりましたので、スマートスピーカーに何か通知があるような場合には、あえて直接自分の声で呼び掛けず、スマホ画面から文字入力して文字で回答をいただくようにした方が私の場合いいような気がします。

今までは、外出先から自宅のデスクトップパソコンを起動させるためにAlexaのスマホアプリ経由での文字入力はやっていました。さすがに外出先で人が多くいる中でスマホアプリに向かって「アレクサ」と呼び掛けることはなかなか大変なので、外からパソコンを一旦スマホアプリからキーワードを入力して(この場合「パソコンをつけて」と入力して「はい」という返答があれば、自宅のパソコンの電源を入れる作業が完了します)、改めてインターネットに接続したAndroidタブレットやChromebook、Linux Mintの入ったパソコンからリモートデスクトップを使って自宅のWindows11の入ったパソコンを操作していたのですが、今後はもう少しスマホに入れたAlexaアプリの活躍の場が広がるような気がしています。