カテゴリー別アーカイブ: モバイル活用ガイド

管理人が導入したサービスの使い勝手を報告したり、新たにモバイル通信を利用して日常や旅の中で役立てたりする活用術について報告します。

AbemaTVの「通信節約モード」は低速でも使えるか?

旅先でのエンターテインメントを楽しむための大きな味方は、最近は必ずしもテレビのワンセグだったり、ダウンロードしてきた動画ファイルでは必ずしもなくなってきました。ワンセグには山の中に入ると電波が届かなくなって全く見られなかったり移動に弱かったりする場合があり、ダウンロードした動画ファイルを見るような場合も事前準備が大変です。個人的にはもし山の中でも安定して利用できるモバイル・インターネット回線が使えるならば、旅先での情報収集を考えればその都度ネットにアクセスして利用する方がいいだろうと思います。

そんな中、AbemaTVのスマホ用アプリが新しくなり、新たな低画質モードが使えるようになりました。今までの最低画質は5時間見続けると1GBのデータを消費するくらいの計算になっていたのですが、今回新しくできた「通信節約モード」では、画質をできるだけ落とさずにデータは最低画質の半分である1GBのデータを10時間見続けることで消費する程度に抑えています。

モバイル回線を使ってAbemaTVのアプリを立ち上げると、最新のアプリの場合には「画質モードを通信節約モードにしますか?」と聞いてきますので、利用したい場合はそこで選んでもいいですし、設定の項目から再設定するようにしても大丈夫です。月間7GBあたりの高速クーポンが使えるような契約をしている方でも、何かにつかてAbemaTVを見ている人にとっては、データ消費量を減らすことができますからなかなかいい変更だと言えます。

さて、気になる「通信節約モード」の画質についてですが、5インチのスマホくらいでは全画面表示にしても文字が潰れないで読める感じ(AbemaTV側で画質を落とされる場合は別)になるので、スマホでの利用には問題ないと思います。ただ、手持ちの7インチタブレットでは全画面表示にすると若干画面が荒れるので、マルチチャンネルが選べる全画面表示でない状態で利用する方がきれいな画面を楽しめると思います。

ただ、MVNOを使っている方の中で気になるのは通信節約モードと言っても低速SIMで使えるのか? ということでしょう。そこで、私の持っている2種類の低速SIMでアプリを動かすことで、実用になるのかを確かめてみることにしました。

最近は試すSIMはいつも同じですが、以下のSIMになります。

・ロケットモバイルの「神プラン」
‥‥低速200kbps固定 ビデオは難しいがラジオ・音楽系サービス利用には十分

・OCNモバイルONEの「低速」
‥‥低速200kbps固定は同じですがYouTubeの最低画質やDAZNは止まらずに見えるギリギリ

今回、アプリをアップデートさせた後で両方のSIMの入ったスマホでAbemaTVを見てみましたが、ロケットモバイルは途中で止まってしまったり画面がブラック・アウトしたりする回数がかなり多く、普通の視聴には耐えられないというのが正直なところです。ロケットモバイルのSIMは、大人しくカーナビ専用か音楽関係のみに使うのが良さそうです。

では、次に試したOCNモバイルONEの「低速」ですが、これはロケットモバイルのSIMでも同じですが、低速回線のSIMの場合最初にアプリを立ち上げてもしばらくはまっ黒で何も映らないような状況になる場合がありました(チャンネルを変えた直後も状況によっては同じようにすぐには映らない場合もあります)。しかし、しばらく待っていると何とか再生が始まります。こちらもスムーズに放送が見られるとはおせじにも言えないところはあったのですが、いったん動画が止まっても頑張って復旧したり、ブラックアウトも一瞬で済むなど、明らかにロケットモバイルと比べると状況はいいです。先述の通りタブレットで全画面表示にすると画面にはブロックノイズも少なくなく、見にくいことは見にくいのですが、それでも何とかかろうじて内容がわかるくらいに放送を見ることができました。

ただ、放送の動画が止まるのはもしかしたら回線のせいではなく、視聴者が集中している可能性もあります。自宅の回線で見ていても多くの視聴者がいる番組の場合は急に動画がストップするところもインターネット放送のデフォルトだという風に考えることもできます。要は最初からこんなものだと思って使えば、それなりに使えないものではないという感じです。

もし、山の中で情報を入手しようと思ってラジオすらも聞こえないような場合は、radikoからじる★らじるのアプリでインターネット経由でラジオ放送を聴くのもいいですが、電波の状況が良く(電波の状況が悪いと都市部のような速度が出ない場合があります)何とかAbemaTVが見られるようなら、テレビと同じような感覚でインターネット放送が見られるというのは有難いものです。

特にOCNモバイルONEの「低速」で放送を見る場合、OCNモバイルONE公式アプリで低速の方に切り替えてからアプリを起動すれば、現状では低速ではデータ量の制限なく見続けることができますので、旅行へ行くような場合はAbemaTVのアプリを最新にして実際に見られるか確認するのがいいと思います。

またご自身の入っているMVNOによって高速と低速の切リ替えスイッチのあるアプリを提供しているところであれば、まずは低速の状況でAbemaTVが見られるかどうか確認の上、もし低速でも何とか見られた場合には、いざという時に利用することも考えておけば、日常生活とそれほど変わることなく日々のニュースを入手できますし、暇つぶしとして大容量の動画ファイルを用意して持って行かなくても、アニメやドラマをリアルタイムで楽しむことができるようになります。

今回試してみて、改めてOCNモバイルONEの「低速」の実力を感じることになりました。かなり悪い画質でもとにかく見られればといいやと思うか思わないかという限定が付きますが、データ専用のSIMでは月額千円以下でYouTubeやAbemaTVを見ることができ、radikoや各種音楽ストリーミングを十分楽しめるのですから、そういう事をわかって楽しむなら、あえて高いお金を出さずに低速中心に音楽や動画を楽しむというのも賢いMVNOの使い方であると言えるのではないでしょうか。

なお、このページで何回も紹介しているガラホについても裏技を使えばAbemaTVアプリを導入することが可能です。既に導入されている場合ですが、スマホのように自動的にアップデートを行なってくれないので、そのまま上書きする形で最新のAbemaTVアプリを手動で導入し、「通信節約モード」を利用されることをおすすめします。

OCN モバイル ONE


「購入する」から「借りる」ライフスタイル その1 iPhone X

たまたま昨日聴いていたラジオで、今までは製品として購入していたものを「借りる」ことでコストを掛けずに気軽に使えるものが増えてきたというような話をしていました。例として挙がっていたのが有名な画像編集ソフト「フォトショップ」を扱っているアドビの例で、私もフォトショップの高い価格設定を知っているだけに、私が知っている価格が10万以上するソフトそのものを購入するのではなく、月額千円程度の支払いで使えるシステムに移行しつつあるというのは、なかなか良く考えたのではないかと思います。これでしたらユーザーにもメリットが出てくるでしょう。

というのも、基本ソフトであるWindowsが新たなOSが出ることで過去のOSについてのサポートを打ち切る状況の中で、ソフト会社が製品を買ってくれたユーザーにソフトの買い替えを促すほどの大規模なバージョンアップがあった場合、せっかく10万以上を出して買ったソフトの価値というものを考えると、次もまた10万以上のお金を出して買い続けないといけないというのは、かなりきついものがあります。月額の安価な定額で常に最新のソフトを使い続けられるメリットというのは「フォトショップ」については大きいと思います。

ただ、同じようなコンセプトの「Office365」というのは、どの程度Microsoft Officeに依存しているかによって積極的に使われる方と全く使わない方がいると思いますが、私の場合は一定の月額を払ってこのサービスを利用するよりも安い互換ソフトをレンタルでなく購入して使ってもそう使い勝手は変わらないので、あえて毎月の利用額を支払うような利用の仕方はオフィスソフトの分野では考えていません。

このようにパソコンのアプリ一つ取っても購入した方がいいのか借りた方がいいのかということは個人の都合によってどちらの方法もありだと思います。ここではさらに、このブログで取り上げることの多い「スマホ」と「車」は購入してしまった方がいいか借りた方がいいかを考えてみることにします。

先に紹介したラジオの中では新しい「iPhoneX」を購入する仕組みの一つであるソフトバンクモバイルの「半額サポートfor iphoneX」についても紹介していました。今までは大手キャリアでガラケーやスマホを購入する場合に24ヶ月での割賦販売を利用するのが普通でしたが、一部の業者が36ヶ月の割賦販売を始めたと思ったら、今回紹介するiPhone購入のプログラムでは48回払い(4年間)にすることで毎月の端末代の支払いを安く上げるようになっているそうです。

ただ、普通に考えて今までの倍の期間を掛けて完済するうちに、iphoneの機能はさらに魅力的な進化を遂げていることでしょうから、4年間も同じ端末を使い続けられるのかと思うのですが、その点は十分ソフトバンクモバイルは考えていて、24ヶ月間端末代を支払った場合、25ヶ月目に残りの端末代を0円にしてくれる条件というのがあって、残債が0円になったタイミングで最新機種である新しいiPhoneに従来と同じ条件で契約することで、常に最新のiPhoneを少ない月々の負担で使い続けられるというのです。

新しいiPhoneを48回の月割で購入し、24ヶ月端末料金を支払い、25ヶ月目になったら新しいiPhoneに機種変更するようにすれば、新たなiPhoneの残債を払うだけで済むことになります。ただしその新しいiPhoneを購入する場合も契約期間は48ヶ月となります。

つまり、2年ごとに新しいiPhoneを使い続けたいという場合は他社にMNPせずに極端に言うとiPhoneを使いたくないと思うまでソフトバンクにせっせとお布施を続けなければならないということになります。ちょっと悪意があるのではないかと思われる方もいるかも知れませんが、iPhoneを使うならずっとソフトバンクモバイルに付いていくという決心さえ固まれば、iPhoneの端末代金については他のどんな方法よりも安く購入できることは確かです。

ただ、長期間の契約になるので、画面割れのようなトラブル対策のために安心オプションへの加入は必須となるでしょうし、他のキャリアやMVNOで激的に安いプランが出てきたとしても、契約を解消するためにはまとまった端末代の一括払いが必要になりますので、その分のお金がなければ、どんなに契約したいプランがあっても指をくわえて見ているだけになってしまいます。

私自身はできるだけ大手キャリアの縛りから離れて通信端末を使いたい派なのでこんな書き方になってしまいましたが、ソフトバンクのような大手キャリアに入っていれば、使い方がわからないというだけでも近くのソフトバンクショップに行って相談することもできます(事前に「かんたん来店予約」をした上で行った方が待ち時間が劇的に変わります)。

さらにSIMフリーのわけのわからない端末や中古などとても使えないということになると、こうしたサービスを契約する方が安心であり、ずっと最新のiPhoneを持っていたい方にとっては良いプランではないでしょうか。

ただし、機種変更の際には今まで使っていたiPhoneはソフトバンクモバイルに返さなければなりません。そうして回収されたiPhoneの一部は中古の業者に流されるものもあるかも知れませんので、安くiPhoneを型落ちでもいいので使いたいと考えておられる方にとってはこのプランができたことによって将来にわたって安定的にソフトバンクのSIMが使えるiPhoneが供給される可能性が出てきたことはありがたいことです。

MVNOでは日本通信をはじめとしたMVNOがiPhone専用のSIMカード用のプランを用意していますので、個人的にもこうした仕組みが出来て程度のいい中古のiPhoneの店頭在庫が豊富になり中古価格もこなれれば、MVNOの出してくるプランによっては複数契約しているプランの一つぐらいはソフトバンクのMVNOにしてもいいかなと思います。この場合は中古の端末を「購入」することになるのですが、さて皆さんは最新のiPhoneを「借りる」ようにして使い続けるのか、中古を「購入」して使い倒す方のどちらを選ばれるでしょうか。


LINE Payのチャージがセブン銀行ATMから出来るように

私の持っているMVNOの中でも、あえてクレジットカードでも銀行口座も使わずに決済をしているのがLINEモバイルだったりします。LINEモバイルにすることのメリットは色々ありますが、実はこの決済方法に関することでさらに便利になることがありましたので紹介したいと思います。

私が決済方法として使っているのがLINE Payカードに現金をチャージし、その残額から毎月の通信料を落としているのですが、念のためチャージを忘れてもいいように、残金が1,000円を割った場合に千円単位で登録した口座から引き落とす形でLINE Payカードの方にチャージされるようになっているのですが、できるだけその方法を使わないで直接現金チャージをすることにこだわっているのです。

今までは全国のローソンで簡単にレジからチャージができるのでその方法を使っていたのですが、先日のニュースで今まで大手コンビニの中で唯一チャージができなかったセブンイレブンやイトーヨーカ堂の中にある「セブン銀行」のATMから、10月23日よりチャージ(および出金)ができるようになったとのことだったので早速やってきました。

私が今使っているのはローソンで売っていたカードに現金をチャージしただけのものですが、セブン銀行のATMにカードを入れたところ、問題なくLINE Payの画面が開きました。チャージする場合には「入金」を選びます。チャージの手数料は無料で千円単位の入金ができます。「出金」については1日1万円までで千円単位になり、出金一回ごとに216円の手数料がかかり、さらにカードに暗証番号を設定する必要があります。私の使い方では一度チャージしたポイントを現金化することについてはまだ考えていないですし、そもそも暗証番号を登録しなければポイントを現金化して出されることもないと思うので、とりあえず自分の場合はセブン銀行のATMではチャージ専用として使わせていただこうかなと思っています。

今までは直接現金チャージができるのはローソンで、しかもレジに並んでする必要がありましたが、今後はセブンイレブンしかないところでも機械操作だけでチャージができる事になり、かなり便利になったという感じがします。他の大手コンビニ、例えばファミリーマートの場合、店の端末を操作してチャージ用の料金支払いのための用紙を出すことで、その用紙にチャージするための現金をレジに添えて出すとチャージできるのですが、今後はセブン銀行のようにATMから直接チャージできるようになってくれると更に便利になるのでそうなると嬉しいのですが。

多分ATMが混んでいない時なら圧倒的にセブンイレブンでのチャージが楽になるので、また今後クレジットカードはないけどネットで買い物をしたいような場合でも、セブン銀行で直接引き出した現金をLINE Payカードに入金するような形で決済ことも試してみたいと思っています。

確かに私自身これでもかという感じでクレジットカードを持っていますし、カード決済で不便に思うことはないのですが、無駄遣いが心配な場合はあえて購入した金額と同じくらいの現金をチャージした上で買うか買わないかを考えることで、無駄遣いを抑制することも人によっては可能かも知れません。

また、性格的にクレジットカードを持つ事が嫌いな人がMVNOを利用する場合には、必然的にこのような決済手段が用意されているLINEモバイルになると思いますから、その上でネットショッピングを利用できる手段を持てることになります。

また、根本的にクレジットカードを持てない人が使える決済手段としてLINE Payというのは結構便利だと思うので、もしMVNOにLINEモバイルを選ぶなら、安易に支払いをクレジットカードにしないで、私のようにLINE Payにしてしまうというのも新しい発見があって面白いと思います。

LINEモバイル


自動車事故時の話し合いにスマホの自動翻訳を使う

Googleは2017年のクリスマス商戦の目玉として、新スマホの「ピクセル2」を発表し、さらにワイヤレスイヤホンの「ピクセルバズ」とのセットで利用する方法について紹介しています。ピクセル2とピクセルバズを連携させ、イヤホンの単独操作だけで多言語の中から相手の話す言葉を選び、マイクに話した日本語を特定の言語に翻訳した音声をスマホのスピーカーから出すことができます。相手はスマホに向かって話すことで、日本語に翻訳された相手の言葉をイヤホンから聞くことができるそうで、まさにスマホが自動翻訳機になっています。どのくらいスムーズに翻訳できるのかという事については、すでにスマホのアプリでも一部の翻訳機能は実現されていますので、新しい技術を使わなくても、お持ちのスマホでそれなりの翻訳機能を使うことができるようになっています。

ちょっと前のニュースで、普通のスマホでもアプリ「グーグル翻訳」の音声入力モードを使うことで日本語と他の言語の間でスマホを介して自分の喋った言葉(日本語)が英語など他の言語で音声出力されるようにできるようになったことを知り、自分でも試してみました。相手がどこの言葉を喋るかがわかればスマホのアプリを設定する必要がありますが、やり方さえ覚えればお互いスマホに語り掛けるような形でのやり取りをすることでコミュニケーションを取ることも可能なように思います。

その昔、キヤノンが例文を選ぶと本体に内蔵されたスピーカーから各々の言語で読み上げてくれる「流暢」という電子辞書がありましたが、文章を読み上げるという点ではその頃の仕組みと同じなのですが、飛躍的に進歩したのはスマホのマイクから人のしゃべる音声を拾い上げて、誤りのない言葉に変換してくれる能力です。こうした認識能力は100%正確にというわけにはいかないものの、ハードの進歩によってその精度および変換スピードは上がってきますから、現在の状態でもかなり実用的になっています。

Googleに限らず翻訳アプリを使う場合の注意は、だらだらと話し言葉で語り掛けないことだと言われています。語り掛け方次第では思わぬ変換ミスを起こして相手にこちらの意図が正しく伝わらないということもあるので、多少ぶっきらぼうでも必要なキーワード中心に意志をしっかり伝えることを心掛けたいものです。実際アプリを使って日本語をスマホに向かってしゃべると、自分のしゃべった言葉がまず日本語でスマホ画面に出てくるので明らかに自分の意図したフレーズと違った場合は翻訳を中止して吹き込み直す必要も出てくるかも知れません。そうなってくると極端な話、英語以外で全く習ったことのない言語であっても、グーグル翻訳のアプリを使って正しい日本語が画面に出るようになれば、アプリに登録されている言葉の範囲でコミュニケーションを取るための手段は現段階でも何とかなるという事になるのかも知れません。

このような機械翻訳が誰もが持っているスマホでできるようになると、生活の中で利用する機会があるのか気になりますが、日本で生活していて日本語が全くわからない海外からの旅行者と会話する機会などあるのかという疑問を持つ方も当然いると思います。しかし、先日このブログで紹介したように、2020年の東京オリンピック開催をひかえる中で海外旅行者が増え、レンタカーを使って日本国内を移動するようなケースが増えるに従って自分が運転している車と関わった事故が起きることも十分ありえます。そうなったら自分が嫌だと思っても話をするしかないわけで、そんな時のためにスマホの翻訳アプリを使うという選択も十分ありうるわけです。

具体的には相手が英語以外の言語を母国語としている場合に何の言語を使っているかということがわかれば、グーグル翻訳の機能を使って日本語とその国の言葉でコミュニケーションをスマホを経由して行なえるように、アプリの使い方について学習しておくということが大切になってくるでしょう。事故でお互いの感情が高ぶってしまっていることも考えられますが、とにかく相手がレンタカーを使っていた場合にその連絡先を聞くためだけにも対話のできるスマホによる自動翻訳は助けになることは十分に想像できます。

そうした状況を心配している方は、実際に自分の聞きたいことを日本語で喋った内容がスマホのアプリで正しい日本語として認識されているかを試してみるのがいいでしょう。例文としては以下のようなものがあります。

「警察に電話します」
「警察が来るまでここにいて下さい」
「救急車を呼んで下さい」
「怪我はありませんか?」
「保険会社に電話させてください」
「電話を代わりますので話して下さい」
「自動車事故の時の連絡先を聞いていますか?」
「あなたの車のレンタカー会社はどこですか?」
「レンタカー会社の電話番号を教えて下さい」

ここでは細かい事故内容についての話し合いをすることまでは難しいと思われるため、とにかく相手をその場から逃さずに保険対応してくれるレンタカー会社の連絡先を聞き、警察や救急車を呼ぶまでの対応ということで考えています。以上の内容を翻訳アプリを立ち上げてスマホに向かって喋り、正しく上記の内容が画面に出てくるか確認して下さい。もし正しく認識しない場合には正しく認識されるように話し方やスマホに対しての距離などを修正してみて下さい。正しく日本語が表示されるようなら、アプリで対応している言語に対応していざという時にこちらの意志を相手に伝える手段としてアプリを使うことができるようになります。

問題は繰り返しになりますが、相手が喋っている言葉が何かを把握することです。英語が母国語ではない国からの旅行者でも英語が普通に使える人は多いですが、話をしなければならない人に英語が通じるか通じないかということを最初に押さえておけば、もし英語が通じない場合に次の局面にスムーズに移行できます。基本ですが、

「Do you speak English?」(あなたは英語を話せますか?)

というフレーズはすぐ口から出るようにしておくと便利です。もしこの問い掛けに「No!」とか明らかにわからない素振りをした場合に次の事を考えましょう。多く日本にやってくる観光客が使う言葉としては、中国語・韓国語・フランス語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・ドイツ語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語・タガログ語・マレー語あたりまで押さえておけば何とか大丈夫なのではないでしょうか(グーグル翻訳のリストには以上の言語は入っています)。旅行者側でもコミュニケーションを取るためには多少の日本語はできるでしょうし、日本語が全くわからない場合も、国名を疑問形にして相手に聞いていけば、相手が話す言語が何なのかはわかってくるかも知れません。

今回想定するような事はめったに起こることではありませんが、今後は現実に起こってくる可能性もあるわけですから、もしもの時のためにスマホに入れるアプリについても色々考えておくことをおすすめしておきます。


OCN モバイル ONE の新しい通話オプションで「ほぼフルかけ放題」

2017年9月1日から「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMを契約している方へのオプションとして、新しいものが出てきました。今までの通話オプションというのはMVNOの出しているプランの中では一回の通話について1分・3分・5分・10分以内の通話に限ってオプション料金の範囲内で利用が可能なものでしたが、最大の10分以内の通話が定額なオプションでも不満に思う使い方をされている方は存在されると思います。

というのも、友人や恋人、家族との会話というのは、話しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまうものですし、こちらから掛けた場合はなかなか自分から切ることができないと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

ちなみに、大手3大キャリアでなくても時間無制限の「かけ放題」を提供しているMVNOは既にあって、楽天モバイルが提供しています。ただ、その月額は2,380円(税抜価格 以下の表記でも同様)と決して安くはありません。データ通信と通話を2台に分け、通話定額をケータイで行なっている場合、ケータイ専用の24時間かけ放題の金額は月額2,200円となるので、一台にまとめるよりも毎月の通信料だけで見ると二台に分けた方が安くなるという状況になっていました。

それが、今回OCN モバイル ONEが出してきた「トップ3かけ放題」(月額850円)を利用した場合、「OCNでんわ」経由で当月中に掛けた電話番号の中から通話料が高かった電話番号の「トップ3」の金額をまるまる割引くというものです。ちなみに、第4位以下の通話料については30秒10円で通話料が別途請求されます。

ですから、友人や恋人、親族に連絡する場合には一名につき一つの電話番号に統一しておかないと、同じ人に電話するのにトップ3のうち2つを使ってしまうことにもなりかねませんので注意して下さい。

そうして、毎月の通話料がオプションの850円を加えていくらになるかで、このままの契約でいいのか、さらなるオプションの付いたパターンにするかを決めるようにするといいでしょう。というのもOCN モバイル ONEでは「トップ3かけ放題」に第4位以下の電話番号への通話料について10分以内なら定額料しかかからないようにできる「かけ放題ダブル」が付けられます。この場合の料金は月額1,300円ですが、2017年11月末までは1,000円というキャンペーン価格で利用ができるようです。

ここでは、あえてキャンペーンのない通常価格で考えますが、「トップ3かけ放題」のみを付けていろいろ通話した場合、4位以下への番号の通話料だけで1,300円-850円の450円以上かかっているなら、「かけ放題ダブル」にする方が安上りになる可能性があります。

ただし、4位以下の番号にも10分以上の通話が当り前だという方にとっては今回紹介したプランに加入するより、24時間通話定額のプランを検討した方が相手も時間も気にせずに掛けることができる分、おすすめになるかと思います。

ただ、友人へはLINEの無料通話を使い、LINEアプリを使えない人にも掛けたいような場合であれば、トップ3の電話番号だけでも十分に長電話をする相手はカバーできる可能性があります。特にOCN モバイル ONEの低速は十分に安定しているので、LINE電話の音声のみであればほとんど問題なく時間を気にせずに話すこともできると思いますので、こうしたデータ通信も利用しつつ普通の電話しか持たない人ともじっくり話したいと思っている方には十分選択肢の一つにはなるでしょう。

ただ、すでに24時間かけ放題のプランを出している楽天モバイルをはじめとして独自のプレフィックス電話を使って通話定額のサービスをしているMVNOが今後どう出てくるのかということは気になります。時間制限の通話定額というのは時間無制限が出てきたことで先が見えてきましたが、今回紹介した単純な時間による定額ではない通話オプションというものがこれからもっと出てくるかも知れない中で、将来にわたって何が主流になっていくのか、それは大手キャリアも含めた競争になっていく可能性があります。OCNが通話においてはかなり頑張って業界の流れを引っ張って来ている中、老舗のIIJmioは新たなサービスを打ち出してくるのか、はたまたmineoはどうなのかという興味もあります。

私個人としては毎月10分以上話す相手が4つ以上はどうしてもあるので、ドコモの24時間カケホーダイに入っていますが、2年後の更新月が来た時には、心からMVNOに移った方が良いと思える通話プランが出ているかどうかというのは割と大きな関心事なので、通話を主にスマホを使いたいと思っている方へのMVNOの動きについても注意深く見ていきたいと思っています。

OCN モバイル ONE


「OCNでんわキャリアフリー」その4 通話定額の弱いMVNOの補完として使う

「OCNでんわキャリアフリー」は、他のMVNOのサービスを便利で使っているものの、通話定額のオプションがなかったり、無料通話の時間が5分では少ないと感じたりすることもあるでしょう。MVNOのサービスの中で10分定額が実現してくれればわざわざ「OCNでんわキャリアフリー」を付ける必要がないという方は、とりあえずお使いのMVNOが10分以上の通話定額に対応してくれるまでは使うというのもいいのではないでしょうか。

多くのMVNOがある中で、この通話定額の部分が弱いということで言うと、なかなか組み合わせると面白そうなのがBIGLOBEの「音声通話3GBプラン(月額1,600円 税抜価格 以下の表示内容も同じ)」です。なぜかというと、BIGLOBEでは3GBプラン以上のデータプランを利用している方へのオプションとして「エンタメフリープラン」があります。YouTubeやAbemaTV、各種音楽ストリーミングサービスやradikoなどが高速クーポンを利用することなくスマホで見られるくらいのスピードで制限なく楽しめるのですが、この種のオプションは大手キャリアでもなく、さらにデータ通信SIMでこのオプションに入るより、音声通話SIMで入った方が金額的にも500円安い月額480円で利用できます。

「音声通話3GBプラン」と「エンタメフリーオプション」の月額の合計は2,080円となりますが、さらに通話定額プランを付けたい場合、BIGLOBEでは定額時間については月額650円と安いものの、最大3分までしか通話定額になりません。もちろん、全ての通話が3分以内に収まるようならこれらBIGLOBEが用意したオプションのみでもいいと思いますが、3分より10分の定額通話プランがあればいいと思われた場合、およそ3,000円の通信料で、通話もスマホでのインターネットも動画も十二分に楽しめる環境が整うわけです。

今後BIGLOBEで10分までの通話定額のサービスが「OCNでんわキャリアフリー」より安い値段で発表されたとしたら改めて切り替えればいいわけですし、一台で通話もネットも動画もという場合にはかなり条件的にはバランスの取れた組み合わせ内容になるのではないかと思います。

この他にも、通話についてのオプションで安い価格で定額を付けるものはfreetelで1分以内定額が299円/月と安いですが、10分定額は1,499円と高いので、既にfreetelのSIMを使っている方が、今の通話定額に不満があり、長く定額で話したいならあえて「OCNでんわキャリアフリー」を選ぶ手もあります。これも、freetelがもっと安い10分以上定額のプランを出してくればいいのですが、そうした好き間に入り込んで行くような魅力があるので、今後新たなサービスが出てきた中で通話定額プランに物足りないものがあったらこのプランを検討してみるのも十分に有りだと思います。

今までは各社それぞれに独自のサービスをまちまちの料金で展開してきた感のあるプレフィックス通話タイプの通話定額があるかないかで、なかったり定額で話せる分数が少なかった場合に通話を諦めるか、データ通信よりも通話定額を重視して選ぶこともあったかと思います。

今後は通話定額が10分まででいいならば、気軽に月ごとに入って試すことのできるオプションの一つとして「OCNでんわキャリアフリー」を考えてみてもいいのではないでしょうか。今回紹介できなかったケースでも、その組み合わせでもっと便利に使える方法もあるかも知れないケースも出てくるでしょう。紹介自体はここで終わりますが、今後も最新の情報を入手したら、この続きを書きたいと思っています。

・OCNでんわキャリアフリー
http://www.ntt.com/personal/services/phone/mobile/003544.html

BIGLOBE SIM

freetel

※「OCNでんわキャリアフリー」についての一連の記事について、以下にまとめておりますので、興味がある方がおられましたら、以下のリンクからもご覧下さい。

・その0 画期的な10分以内定額電話サービス
・その1 プリペイド携帯との合わせ技でキャリアメール
・その2 同キャリア通話無料ブランとの組み合わせ
・その3 MVNO最安の通話プランと合わせる
・その4 通話定額の弱いMVNOの補完として使う


「OCNでんわキャリアフリー」その3 MVNO最安の通話プランと合わせる

キャリアメールを捨てられ、さらに通話時間が10分以内で間に合うなら、一気に大手キャリアからMVNOへMNPして毎月の利用料金を安く上げるため、MVNOの中でも毎月の料金が極めて安いプランと組み合わせることも可能になります。

さらにMVNOの音声通話プランというのは、基本的に契約から12ヶ月の解約金発生期間がありますが、そこを過ぎれば2年ごとの更新月もなく、いつでも好きな時に好きな事業者と契約ができるのもメリットです。そして通話だけでなく、これから紹介するように一応データ通信も利用できて基本料金が安いというのもポイントです。

そういった激安プランに、5分ないし10分までの定額通話オプションがあれば問題ないのですが、無料通話が付いた電話サービスを持たなかったり、5分に限定されているMVNOもありますので、ここでは安い基本料金で、さらに定額通話プランに10分までのものがないところを主に紹介します。

まず、思い立ってすぐに契約ばできませんが、MVNOの音声通話付きSIMカードとして一番安いと思われるnuroモバイルの「0SIM」について改めて紹介します。このSIMは、毎月のデータ通信が5GBまでの利用パケットによって料金が決まってきます。当初はデータ通信専用のSIMが雑誌の付録として配られたことで、月500MBまでのデータ通信に抑えられれば、名前の通り毎月の料金が「0円」で使えることで大きな反響を呼んだのですが、スマホに入れて使っていると、以下のようにデータ通信料が発生します。

・500MB未満 無料
・500MB超2GBまで 100MBごとに100円の課金(表示金額は税抜き価格 以下も同じ)
・2GBから5GBまで 1,600円
・5GB超 低速制限or別売クーボン購入可

スマホではバックグラウンドで通信している場合もありますので、データ通信専用SIMならモバイルルーターに入れて使うことで毎月500MB未満をキープすることも可能ですが、スマホでは安く維持するつもりでもつい毎月のデータ量が500MBを越えてしまう可能性があるので、これから紹介する「データ+音声プラン」を使う場合には注意が必要です。

ちなみに、「0SIM」の「データ+音声プラン」で毎月のデータ通信が500MB未満で収まるなら月額はまさかの700円です。実は5分までの通話定額でよければ、「nuroモバイルでんわ5分かけ放題」というサービスが月額800円であります。それで十分ならば月額1,500円で通話もできる回線が維持できますが、「OCNでんわキャリアフリー」の10分定額を付けても1,700円なので通話の状況に応じてどちらに入るのがいいのか判断しましょう。

また、なるべく安く毎月の通信料を抑えるためにこの組み合わせを選ぶ場合は、いかにデータ通信をしない端末を使うかが大切になります。スマホでは色んなアプリを入れる中でバックグラウンド通信でそれなりにデータ通信を使ってしまう恐れがありますので十分注意しましょう。仕様がスマホとは違って自由にアプリをインストールできないAndroid OSの入った折りたたみ式のガラケーの形をしたガラホの中にSIMカードを入れて使うようにすれば、まず普通に使っていてもデータ量が500MBをこえることはないでしょう。

念のため、0SIMのホームページから毎日のデータ量を確認することも忘れないようにしましょう。ガラホを新品で購入する場合にはSIMフリーではシャープのガラホSH-N01がありますし、最初から一切データ通信を使うつもりがないなら、ドコモのガラケーを中古で入手したものに「0SIM」のSIMカードを入れて使うという方法もあります。

しかし、せっかくデータ通信もできるMVNOなら、低速であってもデータ容量を気にしないで使いたいと思っている方もいるでしょう。そういうSIMからドコモのSIMが入るスマホを中古で入手しても、SIMフリーのスマホを購入してもそのまま何も心配もなく使えるようになります。

となると、とりあえずの候補は、データ通信は一般的には低速と言われる、最大200kbpsで高速は使えないものの、データ通信自体は無制限で使える「神プラン」を持つ「ロケットモバイル」の「通話プラン」月額948円はいかがでしょうか。考えようによっては、ソフトバンクのホワイトプランに入るより、12ヶ月後には自由に動けますし、データ通信も遅いながらできます。月額2千円、さらに「0SIM」と比べても約250円高いだけなので、メールやLINEなどのSNSくらいなら、写真や動画を見るには厳しいかも知れませんが、コミュニケーションに関することならまず不自由はしないと思います。キャリアメールこそMVNOでは使えませんが、通話もデータもそこそこできて、月約二千円というプランを作ることができるのも、新たに10分定額の電話サービスに入れるようになったおかげです。

・OCNでんわキャリアフリー
http://www.ntt.com/personal/services/phone/mobile/003544.html

nuro mobile

ロケットモバイル

※「OCNでんわキャリアフリー」についての一連の記事について、以下にまとめておりますので、興味がある方がおられましたら、以下のリンクからもご覧下さい。

・その0 画期的な10分以内定額電話サービス
・その1 プリペイド携帯との合わせ技でキャリアメール
・その2 同キャリア通話無料ブランとの組み合わせ
・その3 MVNO最安の通話プランと合わせる
・その4 通話定額の弱いMVNOの補完として使う


「OCNでんわキャリアフリー」その2 同キャリア通話無料プランとの組合せ

基本料が安いものの、意外と使い出すと通話料がかさんでしまうような電話を持っている場合も、「OCNでんわキャリアフリー」と合わせることでかなり面白いプランが組めます。ここでは大手キャリアでガラケーを安い基本料金で契約している人向きに、具体的な組み合わせにおすすめしたいプランを紹介していくことにしましょう。

まずは、大手キャリアに電話番号を残しておきたい大きな理由のひとつ、「キャリアメールを残して定額で使いたい」というニーズに応えるプランを紹介しましょう。このプランは0円からパケット定額が利用できる無料通話のないプランで、キャリアメールを使うためには、「基本料金+インターネット利用料(300円 税抜価格 以下の表示も同様に税抜価格です)」という風にキャリアでは加入し、そこにさらに「OCNでんわキャリアフリー」の月額1,000円を利用する場合に月ごとに付ける形になります。

・NTT docomo(FOMA専用)

タイプシンプルバリュー 月額743円
imode SPモード 月額300円
パケホーダイシンプルとメール使い放題の申込み必要
計1,043円

・au(3Gケータイのみ)

プランEシンプル 月額743円
EZ WINコース 月額300円
計 1,043円

ちなみに、ソフトバンクでは前回紹介したプリペイド携帯にメール定額のプランがありますが月の維持費で比べると少し割高になります。ただし上記の2つのプランは3Gケータイ用のプランです。店頭で3Gケータイが購入できない場合、3Gに対応した中古の白ロムを持ち込んでの契約はできるかも知れませんが、そのような事はできないという場合にはソフトバンクのプリペイドサービスを使ったキャリアメール無制限が3キャリアのうちの唯一の選択になる可能性があります。ということで、上記2社のメールアドレスを使って好きなだけメールの送受信をしたい場合には契約までのハードルは高いかも知れませんが、現状で3Gケータイを使っている方だったらプラン変更で対応は可能です。新規でも契約できれば月額千円とちょっとでメールの送受信フリーの環境が整います。

さらに「OCNでんわキャリアフリー」を付けて月額約2,000円ちょっとの負担でメールも通話も定額無制限(通話だけは10分以内という制限はありますが)使えるというのはメリットを感じる方はいるのではないでしょうか。

今までは通話もメールもそこそこ楽しみたいと思っている方は、無料通話付きのプランにメール利用のパケット通信プランを付けることで対応してきたと思います。ただそれだと通話は無料通話を越えないようにできるとして、メールは使った分だけパケット料金がかかるようになるので、そのままにした方がいいのか、「メール無制限プラン」と「OCNでんわキャリアフリー10分定額」とのセットにするかは、無料通話付プランとメール利用で月額2,000円を頻繁に超えるかどうかがプラン変更の目安になるでしょう。

さらに、大手キャリアの中には同じキャリア同士の通話定額を実現しているプランもあります。これはソフトバンクが始めた「ホワイトプラン」が今でもケータイなら単体でも申込み可能になっています。他社にも3Gケータイ用の同じプランがありますが、すでに3Gケータイがないと契約できないことから、その内容については割愛します。中古の白ロムを持ち込んで3Gケータイの契約をするか、既に3Gを契約している方が、他キャリアのホワイトプラン相当プランにプラン変更するというのはメール放題のプランの場合と同じです。新規で通話のみの基本料が安いプランを全面に出しているものとしては、ソフトバンクモバイル系列のY!mobileでも通話のみの「シンプルケータイ」があります。このプランはホワイトプランと同じ条件で使えますので、新規に契約する場合ということで以下に紹介します。

・ソフトバンク(ケータイのみホワイトプランのみの契約可能)

ホワイトプラン 月額934円

・Y!mobile

シンプルケータイ 月額934円

これらどちらの契約でも同じソフトバンクユーザーとY!mobileの携帯・スマホユーザーに対してのみ、午前1時から午後9時まではいくらかけても上記金額で定額利用ができます。しかし、掛ける番号はソフトバンク系列以外にもあるかも知れませんし、固定電話に掛けたい場合もあるでしょう。その場合に「OCNでんわキャリアフリー」が役に立つというわけです。

こちらの方もOCNでんわキャリアフリーとの組合せで、約2000円くらいでソフトバンクユーザーとその他の番号とで発信を使い分けることができるようになり、かなり使い出がよくなります。キャリアメールを利用するにはさらに、インターネット利用料が300円と、メール自体のパケットがかかります。

ここではあえて、何もないところから新たに「OCNでんわキャリアフリー」と合わせる回線を契約する前提で考えてみましたが、スマホで既に大手キャリアで加入し、同じキャリアユーザー同士の時間制通話無料のプランで入っている方なら、毎月の通話料が1,000円を超えるかということと、追加で課金される通話時間がおおむね10分以内におさまっているかというのが、「OCNでんわキャリアフリー」を付けるかどうかの目安になるでしょう。

・OCNでんわキャリアフリー
http://www.ntt.com/personal/services/phone/mobile/003544.html

※「OCNでんわキャリアフリー」についての一連の記事について、以下にまとめておりますので、興味がある方がおられましたら、以下のリンクからもご覧下さい。

・その0 画期的な10分以内定額電話サービス
・その1 プリペイド携帯との合わせ技でキャリアメール
・その2 同キャリア通話無料ブランとの組み合わせ
・その3 MVNO最安の通話プランと合わせる
・その4 通話定額の弱いMVNOの補完として使う


「OCNでんわキャリアフリー」その1 プリベイド携帯との合わせ技でキャリアメール

通話料が高く、待ち受け専用の携帯電話ということで思い付くのが、基本料金はないものの使いたい時にプリペイドカードやクレジットカードからチャージして使うことができる「プリペイド携帯電話」の存在ではないでしょうか。

現在、大手キャリアではauとソフトバンクがサービスを行なっていますが、新品で端末が購入できるのはソフトバンクだけなので、ここではソフトバンクモバイルのプリペイド携帯サービスの「シンプルスタイル」という名称で販売しているサービスで、利用金額のチャージをプリペイドカードで行なう場合で考えてみることにします。

このサービスはソフトバンクのプリペイドカードに書かれた番号を電話機に入力し、利用額をチャージできます。最低3,000円チャージすることで(カードには3,000円と5,000円のカードがあります)60日間通話やインターネットができるようになります。カードをどんどんチャージして有効期間を増やすことも可能なので、3,000円のカードを6枚チャージすれば、残高を残したまま利用期間を最大の360日に伸ばせます。このようにして、必要に応じて更新のし忘れを防ぐことができます。

さらに、ソフトバンクのプリペイドが面白いのは、チャージした金額の範囲内で月額286円を決済することで、その月に使うメール(キャリアメールとSMS)が使えるようになるのです。SMSを送信する場合はチャージした金額から1通につき5.14円が消費されますが、キャリアメールは送信も受信も定額料金だけで使い放題になるのです。

毎月連続して使うと仮定すると、一ヶ月約1,500円でキャリアメール使い放題になるのですが、これだと待ち受け用の電話としては使えても、こちらから発信したい場合に困ってしまうのですね。そこで、この「OCNでんわキャリアフリー」を月額1,000円で付ければ、通話する月だけ2,500円くらいにはなりますが、メールだけ主に使うつもりならその月は「OCNでんわキャリアフリー」の契約を中断すればいいので、使わない時にはお金がかからないということになります。

また全く別のやり方として、メールも使わず電話番号だけを残し、普段は待ち受けのみで、イベントや家族と連絡をする状況になるなどいざという月だけ10分以内の定額電話を使いたいなら、さらに安く使うことができます。ソフトバンクのプリペイド携帯は、利用開始のため3,000円のプリペイドカードを登録し、60日の利用有効期間が終了した翌日から360日間は発信やメールは全くできないものの、かかってきた電話は受けられる電話番号有効期間に突入します。その際、110番と119番への発信とSMSの受信はできますので、この状態で待ち受け専用にしておけば、約1年間は全く基本料も掛からずに維持できるのです。

この電話で通話したいと思った場合には改めて月初めに3,000円のカードでチャージして発信可能な状態にしたところで「OCNでんわキャリアフリー」を2ヶ月間登録すれば(2ヶ月経過前に契約を止めないと発信できないのに月1,000円かかってしまうので注意)、登録している間のみ2ヶ月約5,000円で発信も10分間だけなら定額で使える携帯電話が完成します。一つ注意したいことは、プリペイドの残高を使ってプレフィックス番号を使わなくてもある程度の時間は通話ができますが、残高を全て使い切った時点で「OCNでんわキャリアフリー」からの発信ができなくなる可能性がありますので、プリペイドの残高は勿体無いと思っても、使い切るなら月末に有効期間が切れる前にし、月の途中で使い切らないように残高の把握をお忘れなく。

さらに細かいですが、通常3,000円するソフトバンクのプリペイドカードを安く購入することで、更に通信費を抑えることもできます。ソフトバンクショップでなく金券ショップで在庫があるようなら数%の値引きではありますが安く購入できるので、複数のカードを一括登録するような場合は便利ですし、ネットオークションやフリマでカードに記載されているまだ使われていない番号を売り買いすることで、さらに安くプリペイドカードの使用権を購入することができるかも知れませんが、個人取引の場合は教えてもらった番号を入力してもチャージされないなどのトラブルもあるかも知れませんので、その点には注意して取引きを行なって下さい。

プリペイド携帯と「OCNでんわキャリアフリー」の組み合わせは、ここまで説明したように常に使うならそんなに安くはないですが、キャリアメールと通話定額10分を両方使い倒したい場合にはこれから新たに使いたい場合の唯一のプランではないかと思います。また発信する時期が一年のうちで決まっているなら、その時期だけ使えば一年トータルの通信料はかなり安くなると思います。もしかしたら使うかどうかわからないながらも、現在使っている電話番号以外の電話番号をキープしておきたいと思っていて、状況に応じて電話を掛ける頻度が上がるかも知れないという場合にはまさに最適ですね(^^;)。

・OCNでんわキャリアフリー
http://www.ntt.com/personal/services/phone/mobile/003544.html

・ソフトバンク シンプルスタイル
https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/prepaid/

※「OCNでんわキャリアフリー」についての一連の記事について、以下にまとめておりますので、興味がある方がおられましたら、以下のリンクからもご覧下さい。

・その0 画期的な10分以内定額電話サービス
・その1 プリペイド携帯との合わせ技でキャリアメール
・その2 同キャリア通話無料ブランとの組み合わせ
・その3 MVNO最安の通話プランと合わせる
・その4 通話定額の弱いMVNOの補完として使う


「OCNでんわキャリアフリー」その0 画期的な10分以内定額電話サービス

大手キャリアだけでなくMVNOの音声通話プランのオプションとして5分ないし10分以内の通話定額が提供されるのは珍しくありませんが、今使っているサービスにそうしたオプションがなかったり、あっても5分では短いという不満が出る場合もあるでしょう。

今まではプレフィックス番号を目的の番号の前に付けることで30秒10円など安い通話料で利用できるサービスはあったものの、定額プランだけを申し込むことはできませんでした。しかし、今回紹介するNTTコミュニケーションズが提供する「OCNでんわキャリアフリー」では、OCN モバイル ONEの音声通話SIMに付けるオプションの場合は850円(税抜価格 以下の表示も同様)ですが、単体で申し込む場合は月額1,000円で今ある090・080・070から始まる携帯電話の番号を持っていれば、専用のアプリや、実際に相手の番号の前に「0035-44」を付けて掛けることで利用できます。この電話サービスの特徴は、相手には自分の携帯電話の番号が通知され、さらに一回10分間までの通話料は無料になり、10分を越えた場合でも30秒10円の通話料で利用できます。このサービスは2017年9月1日から開始される予定です。

ただし、利用する携帯電話の中では一つだけ例外(10分定額が使えない)のケースが1つだけあります。それは現在、Y!mobileの提供している回線のうち旧イーモバイル時代に音声通話付きのSIMで契約した電話番号を継続してY!mobileで利用されている方が使えないということなので、イーモバイル時代に加入してからずっと会社を変えずに同じ番号で使っている方や、いったんドコモやau、ソフトバンクに移ってからまたY!mobileに戻ってきた場合もだめなようです。ただ、Y!mobileから他のキャリア(MVNO含む)に番号が同じままで移った場合は大丈夫なようですので、その点はご注意下さい。

また、加入前に気を付けたい事として10分定額にならなかったり、元々掛けられないサービスについても知っておくことが必要でしょう。公式ページを見ると、

・110番、119番、117番、177番などの3ケタの番号

・NTTコミュニケーションズのフリーダイヤル・ナビダイヤル・テレドーム・NTT東日本・NTT西日本の災害募金サービス等0XX0系の番号(0570など)

・マイライン等の00XXから始まる電話番号

・060、020、もしくは、#で始まる電話番号

・NTTドコモ社の「他の電話機からの遠隔操作」の発信番号  090-310-14xx (*a) 090-310-1655 (*b)

・ソフトバンク社の「転送・留守電・着信お知らせ機能サービス」に関する発信番号

このようなケースが使えないということなので、プレフィックス番号を付けないで(もしくは、スマホで専用アプリを使わないで)発信しなければつながらない番号があるということも知っておけばいざという時に慌てなくて済みます。

また、スマホでこのサービスを利用するにはアプリの「OCNでんわ」から発信しないとこのサービスを使ったことになりません。ガラケーやガラホの場合には、手入力で電話番号の前に「0035-44」を付けるか、ガラケーやガラホに「プレフィックス設定」というメニューがある場合には6ケタの番号を登録しましょう。そうすると電話帳から発信する時だけでなく、普通に発信する前に「発信オプション」から登録した「プレフィックス番号」を選べば自動的に6ケタの数字を電話番号の前に付けて発信することができます。

料金の支払いはクレジットカードが必要で、さらに認証のためにSMSの使える電話番号が必要になります。これらは、通話定額を使おうと思っている電話番号があれば問題なく認証できますし、他のインターネットの請求に使っているクレジットカードが有ればいいので、そう問題にならないかも知れません。

また、NTTコミュニケーションズでは2017年11月末まで月額料金を150円引き、月額850円で利用できるキャンペーンを行なっています。10分定額の料金は日割りはできないものの、月ごとに外したり付けたりすることができますので、普段は全く自分から電話しないものの、短期間だけこちらから掛ける用途に使いたいという場合にも便利です。ここからは、具体的にどういった通話プランに付けるとお得なのかを検証していこうと思います。

・OCNでんわキャリアフリー

http://www.ntt.com/personal/services/phone/mobile/003544.html

※「OCNでんわキャリアフリー」についての一連の記事について、以下にまとめておりますので、興味がある方がおられましたら、以下のリンクからもご覧下さい。

・その0 画期的な10分以内定額電話サービス
・その1 プリペイド携帯との合わせ技でキャリアメール
・その2 同キャリア通話無料ブランとの組み合わせ
・その3 MVNO最安の通話プランと合わせる
・その4 通話定額の弱いMVNOの補完として使う