モバイル活用ガイド」カテゴリーアーカイブ

管理人が導入したサービスの使い勝手を報告したり、新たにモバイル通信を利用して日常や旅の中で役立てたりする活用術について報告します。

海外旅行先がハワイ含むアメリカが中心ならぜひ普段使いに使いたいソフトバンクのプラン

物理的なSIMカードおよびeSIMを利用して一台で2回線が利用できるスマホをメインで現在使っているのですが、動画を見たりラジオや音楽を聞き流したりする用途には別のスマホ(できればSIMカードの使えるタブレットにした方がより使い分けのメリハリが付きます)で使い分けています。

そのようにして使うと、現在は自宅にこもっている時間が長いこともあり、8月19日現在のデータ使用量はまだ1GB未満の0.85GBしか使っておらず、毎月3GBまで使うことのできるソフトバンクのデータ専用回線「データ通信専用3GBプラン」で十分という感じになっています。料金は契約翌月から5年間は税抜900円(税込990円)で利用でき、5年1ヶ月超契約を続けた場合でも税抜1,280円(税込1,408円)で利用できる、大手三キャリアの中ではMVNOの料金並みに安いということだけでなく、ソフトバンク契約者の特典もそのまま使える(ヤフープレミアム会員の特典が無料で利用可能など)というメリットがあるので、そうした特典分で実質の通信料金を安くしようと現在も色々と考え中です。

そんな中、デジタルニュースサイトでデータ通信専用3GBプランのメリットを紹介している内容が目に停まりました。その内容とは、ソフトバンク契約者の海外利用におけるメリット「アメリカ放題」です。

このオプションは、回線を国際ローミング対応にすることが必要ですが、月額990円のデータ通信専用3GBプランでもアメリカ(記事中ではハワイ)で無制限に利用可能ということなんだそうです。詳しい内容についてはリンクを貼っておきますので、興味のある方はぜひご覧下さい。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/value/1432238.html

世界の色々なところに行かれる場合、現地でSIMカードを契約するか、別にWi-Fiルータを借りて旅行中に使うか、今加入している海外でも使えるプランのある契約(ahamoや楽天モバイルなど)を国内・海外問わず使うというパターンがあると思いますが、旅行先がアメリカ中心であれば、普段国内でそこまでデータ通信を使わないなら、私のように2回線使えるスマホに「通話専用」「データ専用」の回線を同時に入れて使っていても、アメリカ本土でのデータ通信についてはお金の心配をすることは無くなります。

上のリンク記事の中でも触れられていますが、データ通信専用3GBプランのSIMでは電話の発着信ができないので、音声通話はLINE電話を利用するか、着信についてはデータ通信だけで利用することができるIP電話を導入し、IP電話の番号に転送を掛けることで、海外に自分がいるのを知らない人から電話があっても電話に出ることができます。私の場合、楽天モバイルの契約があるので、Rakuten Linkアプリが海外ローミング中にも使えるので、メイン番号から楽天で取得した電話番号に転送を掛けることで、あまり意識することなくデータも通話もできるようになるのではないかと思いますが、国内での使い勝手も大切なので、やり方は人それぞれあると思いますが、現在全く海外に行くあてがない方であっても、ソフトバンクの「アメリカ放題」はデータ通信専用3GBプランでも使えるということをインプットしておけば、いざという時のためにはなるのではないかと思います。

まだまだ新型コロナの感染者も多く、先日書いた時よりさらに身近で感染者が増えてきたので、とても旅行どころではないのですが、こんな時期だからこそ、自分が今契約している通信費について色々見直して、自分のライフスタイルの中で安く快適に使える組合せを考えるのも面白いものです。


「ネット見逃し配信」が当り前になる中で見逃し配信のないテレビ番組の行く先は

その昔、まだテレビに大いなる力があったころ、車で出掛けた時にでもテレビを見るために車内環境を作っていた方がいたと思います。ちなみに、私の古い車ではフロントガラスのところに透明のテレビアンテナが張り付いており、アナログ放送用のチューナーが付いたオーディオが入っていたので、山の中で電波が届きずらいところでは無理でしたが、そうでなければ比較的安定してテレビを見ることができました。

現在でも、外付けのデジタルチューナーを付ければ地上波は見られるのですが、昔は走行しながらでも常にBSの電波を捉えられるような可動式のパラボラアンテナを装備し、どんな山の中でもBS放送を見られるような車を作っていた人もいたのではないかと思います。

ただ、BS放送の一番の弱点は、厚い雲に覆われた場合、電波を受信することができずに全く放送が見られなくなることがあるということです。台風の雲が連なった時だけではなく、いわゆるゲリラ豪雨のような場合でも、BSが見られなくなる可能性があります。そうしたことを総合的に考えると、移動しながらテレビが見たいという場合にはインターネットの配信サービスを使ってテレビやアンテナを設置するのではなく、中~高速でデータ容量の残量を気にしないで使え、しかも使えるエリアが広いキャリアのプランを準備して、大きめのタブレットやパソコンを使えば、設備にお金を掛けることなくネットを利用してのテレビ放送(NHKは全日(一部例外有)、民放は夜)の同時配信を楽しむことができます。

ただ、私自身こうしたネットを使ってのテレビの見方はかなり変わりました。というのも、リアルタイムでテレビを見る場合は、即時性のあるスポーツやニュース中心に見ることが多くなりました。今まで見ていたバラエティなどは、それこそNHKも民放も専用サイトで一週間ぐらいは見逃し配信で見られるので、新型コロナで外出できない時を中心にして時間のある時に見るようにしていて、番組録画もしなくなってしまいました。

このように、娯楽番組を主にネットの見逃し配信を使って見ていると、今まで見ようと思っていた番組を録画視聴していたのですが、そうしたことをしなくても良くなった感じがして、見逃し配信対応の番組しか見なくなってしまいました。それらの番組は普段見ている番組だけでなく、全国の地方局発のバラエティがあったりして、いろいろと楽しめます。

逆に、今まではちまちま録画して見ていた人気バラエティーの中には見逃し配信をあえてしていない(有料のサイトでなく、ここではTVerのような無料で見逃し配信を見られるような条件で考えています)番組についてはほとんど見なくなってしまいました。また、以前は違法なアップロードを探すような事もしなくなりました。

昨日ネットでちらっと見たニュースで、以前は業界視聴率トップとも言われたテレビ朝日系放送の「アメトーーク」が見られなくなっているという話題がありました。私自身もあえて録画までして見ることはない(「アメトーーク」はTVerの見逃し配信の対象外)のでほとんど最近は見ていないのですが、そうなると、あえてリアルタイムにバラエティを見ることはしないで、ちょっとしたスキマ時間を使ってネット配信の見逃し配信を見るような生活パターンにすることで、どこにいても生活パターンを変えることなく様々なコンテンツを楽しめるなら、それはそれでいいのではないかと思ったりします。

最近かなりお世話になっているAbemaTVのMLB中継ですが、昨日はサッカーのイングランドプレミアリーグを放送することになったようで、無料で試合を見る機会は今後増えていくと思われます。ネットを使えば場所はどこでも携帯電話がつながる場所でなら同じように見られる中、あえて事前に準備するような事をしなくてもいつでも安定して同じプログラムを好きな時に見ることができる、ネット見逃し配信を使いこなすように多くの人はなっていくのではないかと思います。

車中泊旅行でわざわざテレビを見たいと思わない方もいるかも知れませんが、移動しながら仕事もするような形で車中泊を行なう人にとっては、自宅でも車内でも同じような環境を作ることで、場所を変えての仕事(テレワーク)をスムーズに進めるためにも、車内で自宅感を出すような試行もありではないかと個人的には思います。車内でこうした配信を楽しむためには、ネットはスマホからのテザリングを使うとしても、Wi-Fiで見られるように、8~10インチくらいのタブレットを用意すれば十分でもあるので、いい時代になったものだと思いますね。


選挙特番をネット同時配信で見られるようになって時代の進歩を感じる2022年

選挙の結果はまだ入っていない中、このブログを書いているのですが、今回の選挙特番については完全に地上波およびBSの放送を見ないでインターネットのみで見るようになっています。というのも、民放テレビをまとめてネット配信するTVerでは、今年に入ってから午後6~7日からのゴールデンタイムに限って首都圏(東京)で放送しているキー局については、テレビとの同時配信をウェブ上でやるようになっているのです。残念ながら昨日紹介したFire TV Stickでは見逃し配信番組しか見られないのですが、パソコンなどをケーブルでテレビにつなぐことで、各局の番組をリアルタイムで見ることができるようになっているのです。

今回、そのリアルタイム配信を使って、静岡県中部では地上波放送されていないテレビ東京の選挙特番を見ていました。前回の選挙では残念ながらリアルタイムではテレビ東京を見ることができず、YouTubeで配信されていたのは本放送を見ながら解説するような動画配信だけだったので、諦めて地元で見られる特番を見ていたのですが、番組の内容には好みがあるので全ての人にどの局が良いと勧めるようなものではないものの、選択肢が増えるのは良いと思います。

今回は、全くテレビ放送を見ずにネット配信のみで済ましてしまったのですが、画質自体はわずかにテレビ放送に劣る感じはするものの、細かい文字が見えないなど、視聴していての不具合は無く、インターネット配信にありがちなアクセス集中による配信一時停止のようなこともなく、ほとんど地上波テレビを見ているような感じで番組を見ることに集中することができました。

ただし、書きました通り、現状で大画面のテレビでTVerによる地上波テレビとの同時配信を見るには、パソコンなどから画像・音声出力をケーブル経由で行なう必要があるので、その点が敷居が高いと感じる方もいるかも知れません。それでも今回の事で、今までと比べると、数多くのテレビ局の選択肢を増やした地方の人もいると思いますし、今後は徐々に「簡単に」ネット同時配信を見られるような方向に流れていって欲しいと思います。


スマホがネットにつながらない場合に試したい幾つかのこと及びトラブルに強いスマホへの転換

以前から、自分のスマホだけでなく知り合いのスマホで不具合が起きて通信ができなくなってしまったことがあって、そんな時のために何をどう確認したらいいのかということを自分の中でまとめていたのですが、先日のauの大きな障害発生で改めて自分で確認できることをやるということの大切さを実感しました。そんなわけで、今回は自分のスマホがネットにつながっていないのでは? と思った時にどうするかについてまずは考えたいと思います。

先日、私のメインスマホ(ドコモとソフトバンクのSIMが入っている)でデータ通信ができなくなってしまいました。通常、データ通信はソフトバンク、通話はドコモに設定してあるのですが、なぜつながらないのか? ということで画面の上にある電波の状態を見たところ、何とそこにはアンテナマークが消え、代わりに「飛行機マーク」が表示されていました。これは、飛行機に乗る時に自ら電波を出せないようにする「機内モード」になっている証で、この表示になるとWi-Fiとモバイルデータ通信の両方がオフになってしまいます。なぜそんなことになったのかはわからないのですが、何かの表紙に設定画面が表示された状態で画面上の「機内モードボタン」に触れてしまったとしか考えようがありません。この場合は機内モードを解除すれば元に戻るのですが、ネット不通のトラブルというのはそれだけではありません。

これも私の場合ですが、複数持ちをしているスマホのうち、一番使用頻度の低いスマホでデータ通信を行なおうとして、ブラウザを開こうとしたら、「インターネットに接続されていません」という表示がブラウザから出る症状に陥りました。この時にはしっかりアンテナが立っている(外で使っている時の話です)のを確認していますので、設定の問題ではなさそうでした。一応、設定画面から「モバイルネットワーク」を開き、「モバイルデータ」がOFFになっていないかを確認しましたが、これも問題はなさそうでした。もしかしたら、何かの拍子でモバイルデータのスイッチがOFFになってしまってネットに繋がらない場合もあるので、機内モードでないことを確認した後は、このモバイルデータ周辺の設定をチェックしてみることは大事だと思います。

ただ、その時の場合はいくら設定をチェックしても、普段と変わりなかったのでスマホ内部でデータがうまく回っていない(?)のかと思い、単純ですがいったんスマホの電源を切り、再度電源を入れるという方法を試したところ、無事に通信ができるようになりました。パソコンでもずっと電源を入れて使い続けているとだんだんとスピードが遅くなるような気がするので、電源入れ直しやリセットというのは、今回のauの障害解消にも一つのやり方として勧められることもあるので、画面の電波表示に問題がなければ、電源の入れ直しを試してみましょう。

私の友人も、ある日、全くLINEの連絡が入らなくなったと言っていたので、電源入れ直しを勧めたところ、リセットしてからそれこそおびただしい数のLINEメッセージが入って往生したということがありました。仕事などでスマホを使われている方は、もし午前中に全く着信・メッセージが入らないような事があった場合、ここまでに書いた手順でアンテナマークが出ているかの確認と、電源の切入をお昼ぐらいにはやっておいた方が、もし連絡事項が溜まってしまった時の事を考えると、お昼であれば何とか取り繕って返信できるくらいの時間だと思いますので、確認を怠らないようにしたいものです。

こうした一連の確認をした上で、アンテナ表示が消えていたり、音声通話ができないというような事になった場合に、回線の障害を疑うべきでしょう。普通の方はスマホに一回線のSIMカードが入っているだけだと思いますので、最近は消えつつありますがWi-Fiの使えるところまで移動するか、ラジオ・テレビの定時のニュースを確認するなどして自分の回線(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)の不具合のニュースが伝えられていないかを確認しましょう。

私のように、2回線をスマホ内でコントロールしている場合には、データ通信にデフォルトで使っている回線から別の回線に変えてみて、つながるようでしたらニュースサイトや通信事業者サイトへ接続し、自分の地域で通信障害は起こっていないかを確認するということになります。

スマホで2回線を使い分ける場合、どの回線が良いのか? という問題も今後考えられるでしょう。とりあえず非ドコモの回線を一回線で使っていて、その回線が障害を起こしたら、その時点でWi-FiスポットからeSIMが使えて安いIIJmioのデータプラン(eSIM2GBプランは通常でも月440円)を契約するという考えでいれば、大きな災害でなければスムーズにeSIMを使えるようになるということもあるのですが(必要がないと思えばいつでも解約可)、タイムラグなく移行するには日常的に2回線運用ということも考えていいのかも知れません。

前回書いた「楽天モバイル」は、現状では楽天モバイルの電波が利用できないとパートナー回線としてauの回線に接続できますので、メイン回線をソフトバンクやドコモにしておけば、一台のスマホで3つのキャリアの電波が使えるようになるというメリットがあります。基本的にはエリア自体が広いのがドコモ回線で、ソフトバンクは狭い傾向にありますが、サービスエリアで自分の行動範囲が広くカバーされているところをメインにするのがおすすめです。もちろん、私自身が恩恵を受けているソフトバンクユーザーであればこそのメリットもあるので、そうした状況から選んでも構いません。

とりあえず、今後スマホを買う場合には「物理SIM2枚」あるいは「物理SIMとeSIM」の併用ができるタイプのものを調べて買っておくことがまずは大事です。そうすれば、通信障害が起きた時点でeSIMの契約をするという事も可能になりますし、災害に強くなります。もっと言うと、アップル社のスマホでは対応しませんが(iPhoneはeSIMと物理SIMの2回線運用には対応しています)、Androidスマホの中には、通信ができなくなっても、有線イヤホンをアンテナにしてFMラジオを聞くことのできるスマホ(業界では「ラジスマ」という名称を付けているので詳しい機種については「ラジスマ」で検索を)もあります。そこまでiPhoneに固執しないという方であれば、SIM2枚運用およびFMラジオ利用可能なスマホを使うことを、このブログではおすすめしておきます。


LINEMOミニプランの楽天モバイルからの乗り換えを誘うキャンペーンについて

私自身は月によっては200GB以上ものデータを使うこともあるので楽天モバイルの契約を止める気は今のところありませんが、今まで0円で「Rakuten linkアプリ」を利用した「通話・SMS」を中心に使い、ほとんどデータ通信を使っていなかった人たちが、これまでと同じ使い方をしていても(0GB~3GB未満のデータ使用)、税込1,078円がかかってきてしまいます。そこで、代替回線を考えている人に向けて、具体的なキャンペーンを始めているのが今回紹介するLINEMO(ソフトバンク回線)のミニプランです。

今まではミニプラン契約の場合には「一年間通話定額(5分間以内)オプション無料」および一定期間継続利用の場合、2~3千円のPayPayポイントバックがありましたが、新しく2022年5月20日からは、新規契約およびソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOなどソフトバンク系キャリア以外からの乗り換え(つまり楽天モバイルからの乗り換えも)をした人に、新しいPayPayポイントバックが行なわれます。これが半年にわたり、ミニプラン月額の990円分のポイントが継続されるので、毎月利用している買い物に使えば「実質通信料無料」ということになるのですが、その分をいつも使っていないものに使い込んでしまうと、実質無料ではなくなってしまいます。その点がこの「実質」という表現のあやふやなところではないかと思います。

LINEMOのミニプランは月額990円で月3GBの高速クーポンが利用できるのですが、楽天と比べると3GBを超えてしまった場合も料金は変わりません。高速クーポンを使い切った場合には月末までは最大300kbpsの低速となります。ソフトバンク自体の契約だと低速は最大128kbpsで、他のMVNOでも最大200kbpsということなので、それに比べると多少はスピードが出ます。具体的にはradikoや音楽ストリーミングは問題なく使え、You Tubeの動画は低解像度にすれば何とか見られるレベルですが、他の動画サービスを利用するのはちょっときつく、電子マネーの支払いは問題ないものの、企業の提供するアプリの中には低速ではもたついたり起動しないような事もあるので、とりあえず一年間は楽天モバイルの0円運用と同じように、5分定額が無料で使えるうちは利用可能になります。

私自身、LINEMOのミニプランを一時期使っていましたが、楽天モバイルと比べるとエリアは広く、スピードもほとんどソフトバンクと同じくらいのスピードが出るので、利用に関しての不満は出ないのではないかと思います。ただ、当然ながら1年を超えると通話定額を続けるためには5分定額オプションの月額550円が追加でかかります。

もっとも、LINEMOの特徴としてはLINE経由のやり取り(LINE電話含む)についてはカウントフリーなので、楽天モバイルでもRakuten linkを使っての電話をしていないということなら、1年後に通話オプションを解約して電話はLINE電話を中心に使い続けても良いし、他に自分に合うプランがあったらドコモやau系の回線であればまた有利な条件を利用して移ることも可能になります。

これはあくまで個人的な考えですが、LINEMOのミニプランで半年なのか1年なのかキャンペーンの恩恵を受けた後は、頃合いを見計らって自分の欲しいSIMフリースマホが格安で買えるキャンペーンがある時期を狙ってOCNモバイルONE(こちらはドコモ回線)に移行しながら自分が長く使えそうな回線についてリサーチを続けるというのが良い気がします。

ただ、自分のスマホに入れる回線についてはLINEMOにするとしても、楽天の回線を残して代わりに自宅に引いている光回線を解約して自宅用のネット環境として楽天回線を使うというパターンもあります。この場合はLINEMOの特典だけでなく、楽天のポイント還元のメリットも続けて受けられるので、解約の前に自宅での楽天回線の状況を確認してから動いても遅くはありません。なお、楽天モバイルを自宅用に使う場合には別にLTE通信が使えるルーターの購入が必要になりますので、LINEMOでもらえるPayPayポイントを貯めておき、ルーターの購入資金の一部として使うというのも良いかも知れません。


mineoの「マイそく」のウィークポイントは外で昼休みに動画配信が見られないこと

現在、私はmineoの最大1.5Mbpsで一日の中の23時間利用することができる「マイそく」を契約しているのですが、唯一のウィークポイントが一般的なお昼休みの時間(平日のPM0時~1時まで)が何と最大32kbpsまでスピードを絞られてしまうということです。逆に言うと平日お昼にネット利用をしなければいいのですが、昨日などはお昼に動画配信を見たいと思う場面があり、全てを我慢するのはあまり良くないような気がします。

というのも、無料インターネットテレビ放送の「AbemaTV」が連日大谷翔平選手が出場するMLBのエンゼルス戦の無料生中継を行なっているのです。AbemaTVはスマホにアプリを入れればすぐに放送が楽しめるので、昨日はそのおかげで大谷翔平選手が打った2本のホームランの決定的瞬間を見ることができた人も少なくないはずです。

しかし、mineoの「マイそく」一回線だけで何とかしようと思っている方は、平日お昼のほとんどのデータ通信料の発生するコンテンツ自体を見られないということになります。MLBのシーズンは秋まで続き、大谷選手が昨年並みに怪我をせずにシーズンを通してホームランを打ちまくり、投げては三振を量産するような活躍を見せるなら、やはりこの「マイそく」における「通信できない時間」を埋めるための方法について考えてみても良いのではないかと思います。

まず考えたのは、お昼休みに外に出て食事をする場合、公衆Wi-Fiを利用できる場所を選んで、モバイルデータ通信の代用にWi-Fiを使うという方法です。docomoやauが運営するWi-Fiは非契約者にも利用することができるようになっているので、そうしたアクセスポイントを狙うか、お店独自でWi-Fiのサービスを行なっているところにお昼に居るようにするかということをしっかり考えれば、「マイそく」にとっては魔の時間を回避することは可能でしょう。屋外でも安定してWi-Fiに接続できるスポットを知っていて、そこで過ごせるなら、それで十分かも知れません。

ちなみに、スマホでAbemaTVの配信動画を見る場合、画面下にある「マイページ」を選び、そこにあるアプリの設定から「通信節約モード」(モバイル回線時のデータ通信量を1GBあたり約10時間使える)にすると、1時間では約100MBのデータ量消費となるでしょう。毎日見たい試合が行なわれているわけではないと思うので、月あたり最大10回から15回くらいは見ると考えても、月1GBから1.5GBの高速クーポンがある回線を別に持っていれば、「マイそく」の平日昼間をカバーすることも可能でしょう。具体的には月3GBの容量がある回線を別に契約しても良いですし、au回線を使え昼間にも速度低下の心配が少ないと思われるpovo2.0のように必要な時に高速クーポンをトッピングするような使い方をして、お手持ちのスマホを2回線同時使用できるようにすることで(必要に応じて買い換えが必要になりますが)、「マイそく」の弱点をカバーすることはできるのではないでしょうか。

povo2.0以外で安く平日昼間に使える、IIJmioのeSIMによるデータ専用プランは基本2GBで月440円(現在3GBに増量中)とか、月290円の日本通信の「合理的290プラン」(eSIMでも通常のSIMでも契約可)で、こちらはデータ専用ではなく電話の利用も可能です。プランに付いてくる基本の1GBを使い切ったら追加1GBを220円で行なうことで1GB290円、2GB510円で使うパターンもあります。

ただ、MVNOの場合やはり平日昼間の速度低下が心配になる方もいるかも知れませんが、AbemaTVの「通信節約モード」はUQモバイルの「くりこしプランS」(低速時は最大300kbps)で試してみたところ、途切れずに放送中の動画の利用が可能でした。ですから、平日昼間のスピードが300kbpsくらい出ているならば、そこまで心配することもないような気もするのですが、実際に試したわけではないため、他サイトで実際に平日昼間のスピードについて言及しているサイトの情報を参考にすることもおすすめします。

基本的には、毎日見るわけではないが、見られるなら見たいという方であれば基本月0円運用のpovo2.0併用がおすすめになるでしょうし、これから本格的なシーズンに入るMLBを、大谷選手だけでなく他の選手が出ている試合も見たいというなら、最初から月2~3GBの高速データが利用できるところを選んで2回線運用するというのが対策と言えるのではないでしょうか。楽天モバイルの回線は1GB未満なら0円ですが、1GB超だと一気に月額が上がってしまいますので、その点は十分考えた上で回線契約を考えるようにしましょう。


将来のキャッシュレス時代を見据えた電子マネーのチャージ方法について考える

SoftBank回線を導入したことで、電子マネーのPayPayが使いやすくなりました。現状ではau系のauPayおよび、docomo系のd払い、さらに楽天ポイントとスマホの中には様々な電子マネーアプリが入っているのですが、とりあえず新たにPayPayを試そうと思って、クレジットカード(後払い方式を含む)を使わない即時決済による複数のチャージ方法を試してみました。

他の電子マネーでもやり方としてはある、コンビニなどのATMを使い現金を使ってのチャージは事前に何の登録もいらずに便利ですが、この方法はよくあるスーパーマーケット独自の電子マネーと同じように、千円単位でのチャージになってしまうので、常にその電子マネーを使っていないと、端数だけが残ってしまい、機会を逃すと使い様がないような事にもなってしまいかねません。ただ、今後の事を考えて一度、端数以外の金額をローソンやセブンイレブンのATMからチャージするのは簡単で、特にコンビニATMからメインバンクの払い出しが出来るなら、同じ機械を使って引き出しとチャージを二回に分けて行なうこともできます。

ただ、これだと現金を引き出して買い物をするのと手間はほとんど同じなので、新たに自分のメインバンクの口座を登録し、チャージの方法の一つである銀行口座からのチャージを試しました。

今回は、たまたま出掛けたスーパーで、私の半ば趣味と化している真空断熱ボトルがこれまで見たことがないような安値で売られていたので、売場の表示を確認の上、スマホ上からその金額分ちょうどになるようにチャージをしたのですが、その際、アプリやウェブサイトのくじで溜まっていたポイントが数円単位で残っていたので、チャージ金額はその端数を差し引いた金額にできればと思いました。

銀行口座からPayPayへのチャージの場合、一円単位でのチャージが可能なので、チャージ直後にレジで決済をして、無事に残高0円という形での支払いを行なうことができました。そのスーパーには私のメインバンクで使えるATMが置かれていたので、支払直後に通帳に記入をしていましたが、見事に「PayPay」という項目で、1円単位でチャージした金額が口座から引き出されていたのを確認できました。

銀行口座の内容についてもネットバンキングをスマホで使っていれば、チャージをする前にいくら口座に残っているかを確認できますので、使い過ぎの心配もなく、いちいち足りない現金を口座から引き落として現金で購入するという手間もかかりません。さらに、PayPayの場合は0.5%のポイントが付くので、わずかではありますが買い物で使うお金を節約することができます。クレジットカード決済のようにポイントの二重取りはできませんが、クレジットカードを持つことを回避したい人にとってはそれでも十分かと思います。

こうした一連の行為は、クレジットカードによる後払いでなく、銀行→PayPayへの現金を移動させることによって、自宅にいながらにしても購入→支払までができてしまいますので、クレジットカードの使い過ぎを心配するような場合でも、口座の中にあるお金の範囲で取引が可能です。現在はPayPayが利用できるお店限定ではありますが、今後どの決済手段がメインのものになるかはわからないものの、直接電子マネーから相手に送金できるような国内共通のお財布のように使える電子マネーが普及した場合、飲み会の割り勘の決済からお店での買い物、ネットショッピングまで銀行口座の残高の範囲内て即時決済できるようになれば、かなり便利になります。また、税金や公共料金も請求書のバーコードをスマホのカメラで読み取れば即時決済が今でも可能です。あえて口座振替を選択しなくても、わざわざ外出せずに支払う事はできるわけで、徐々にではありますが、電子マネーを選ぶことで決済についての状況は変わりつつあります。

一昔前は、旅行中にお金を使い果たした場合、家族に頼んで郵便局の自分宛の口座に振り込んでもらい、山の中でも比較的あった郵便局でお金を出して旅を続けたという経験をした方も少なくないと思いますが、今後は家族で同じ電子マネーを使っていれば、いざという時自分のスマホではチャージができなくなっても、直接送金を電子マネーで行なってもらえば(当然、支払いに使えるお店が全国津々浦々あることが前提になりますが)、あえて電子マネーの仕組みの中で借金しなくても、何とか帰ってこられる分くらいの電子マネーは確保できるのではないでしょうか。

そう考えると、今までクレジットカードアレルギーを持っている人にとっても、こうした電子マネーの使い方をしっかりやっていれば、そこまで毛嫌いするものではないということが改めてわかってもらえるかなと思いますね。ここまでできるようになると、銀行の役割というのは限定的になり、今銀行が統合や業務提携を急いでいるというのもうなづけます。ただそのための条件は、現金の代わりとして使える電子マネーが日本全国で普及することが第一条件になります。

恐らくまだ、電子マネーの主導権を取るために熾烈な競争が続くでしょう。そんな中でもポイント還元のような大規模なキャンペーンが今後も繰り広げられるだろうと思います。私の場合、キャンペーンがあっても、あくまで自分の使える範囲のお金の中でちまちまとポイントを稼ぐような事しかできませんが、それでも自分の生活を守るために、現金から電子マネーに移行するというのは、時代の流れの中で起こってくることではないかと思います。今後もそんな状況を見ながら、どういう流れになっても対応できるようにある程度は現金から電子マネー利用の比率を上げていこうと思っています。


ソフトバンクモバイルの「データ通信専用3GBプラン」の詳細とSIMの組み合わせ(2)

ソフトバンクオンラインショップから「データ通信専用3GBプラン」を申し込んで、何とか無事に審査をパスしました。今後、メインのスマホであるSIMフリーのReno5 Aで使えることを確認してからLINEMOの解約を行なうつもりです。今回は、LINEMOになくてソフトバンクのデータ通信専用3GBプランにあるものについて詳しく紹介しようと思います。

まず、格安で自由に解約できるMVNOのようなプランであっても、ソフトバンク本体との直接契約ということで、申し込み時に確認したのが、今では他のキャリアでは独自のサービスではなくなっているWi-Fiサービスの「ソフトバンクWi-Fiスポット」が追加料金なしで使えるというのは地味ではあるものの、いざという時には頼りになる点ではないでしょうか。

今の時代は、無料Wi-Fiにおけるデータ漏えいの問題などもあり、そこまで自宅外でのWi-Fiに頼ることは良くないとは思いますが、ショッピングセンターや食事の際など、ソフトバンクユーザー限定のスポットを使えるというのは、無料で使えるようになったドコモやauのWi-Fiと比べると、利用人数は少なくなるでしょうし、私か出掛ける先には意外とスポットが多い印象があるので、あえてWi-Fiを利用することで、モバイル通信の3GBを節約するために使ったり、大規模災害に外出中に遭遇した場合、全くの無料Wi-Fiではないスポットが使えるとなると、それだけネットが繋がる可能性も高まるのではないかと期待しています。

次に、ソフトバンク契約者における他社(およびLINEMOを含めたMVNO)との差別化を計っている点は、PayPayにおける優遇措置です。具体的には、

・スーパーPayPayクーポンが利用可能
・PayPayモールで毎週日曜日10%還元

というようなところですが、これは大手キャリアと楽天の中で「PayPay」「d払い」「auPay」「楽天ポイント」というところが競い合っている中で、今後どの支払い方法が生き残っていくのかわからない中、できるだけポイントが貯まるところをという事を追いかけるなら、うまくポイ活ができれば、毎月の通信料がチャラになるくらいのポイントが貯まる可能性も出てきます。この点については、実際に使いながらその効果について試してみたいと思っています。

さらに、個人的には「Yahooプレミアム(税込508円/月)が無料で使えるというのも大きなポイントと言えます。私は最近ヤフーオークションはやりませんが、もし何かの拍子で自宅にあるものを複数出品するような状況になれば、すでにプレミアム会員であれば、制限なしにオークションを利用することができます。ソフトバンクが行なっている様々なサービスで優遇が受けられたり、ポイントが通常より高率で付くなどもありますが、私が期待しているのが、様々なコンテンツサービスだったりします。

2022年4月現在では雑誌やマンガが読み放題になるサービスや、国内のプロバスケットリーグの同時配信中継を見られる他、プロ野球パ・リーグの試合も同時配信で見られるようになるというのが、個人的にはかなり心を動かされました。今年のプロ野球の話題は、開幕前の北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督の動向や、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希役手の活躍など、パ・リーグの話題で満ちています。あと、地域性ということで、私の住む静岡県出身で活躍している選手がパ・リーグに多いということもあるので、パ・リーグの試合を見るためにDAZNのトッピングをする必要がなくなるというのは、地味ではあるのですが個人的に嬉しい点です。予定ではクライマックスシリーズまで配信予定だということなので、私の場合は秋まではサッカー以外のスポーツについてはDAZNは必要ないのではないかと思っています。

あとは、プレミアム会員の特典があるから利用するのではなく、普段の生活の中でお金を出すような場面で使えるクーポンや割引などがどのくらいあるのかによって、この特典の持つ意味は変わってきそうな感じがします。基本的には今までの生活パターンを変えずに、今までよりお得にポイントを貯められるのなら、基本料の割引期間が終了するまで5年という時間がありますので、しばらくは「OCNモバイルONE」(音楽通話用)「データ通信専用3GBプラン」(データ通信専用)のSIMを組み合わせて、通話や動画以外のデータ通信に使っていきたいと思っています。


ソフトバンクモバイルの「データ通信専用3GBプラン」の詳細とSIMの組み合わせ(1)

データ通信のみを利用するようなモバイル回線は、普通は大手キャリアで契約すると言うよりも、MVNOで契約する方が一般的になっています。最近ではデータ通信だけの契約でも、電話番号を持ち音声通話もできる回線の基本料金の方が安くなっている逆転現象が起こっているところもありますし、それならあえてデータ通信専用の回線を使わなくても良いのではないかと思うところもありますが、今回紹介する大手キャリアの一つ、ソフトバンクモバイルが取り扱っているデータ通信専用の回線は、使いようによっては面白いプランではないかと思い、今回自分で申し込んでしまいました。そんなわけで、契約に至った敬意及び、その魅力について2回に分けて紹介してみようと思います。

現状で私はスマホを複数台持ちをしているのですが、基本的に電話を受けたり電子マネーの支払いをしたり、SNSでの連絡を取ったりするメインスマホには現在2枚のSIMカードを入れています。というのも、音声通話に使うSIMとデータ通信用に使うSIMを分けることで、2回線のメリットとディメリットをうまく融合することができるからです。

私の場合は通話用のSIMとしてOCNモバイルONEの500MBプラン(税込550円)を入れているのですが、この回線は通話専用に使うには、そこそこメリットが有るプランなのです。月額が安いのに、自動的につながる「OCNでんわ(30秒11円)」の通話料が毎月220円分までは基本料金のみで使えたり、国内へのSMS送信が月5回まで無料で使えるのです。しかし、データ用としても主回線として使うのは多少無理があります。

動画や音楽、ラジオなどを流し続けるような使い方はしないものの、アプリを動かしたりSNSを見たり、ウェブから情報を得たりするには、やはり月500MBでは足りないというのが正直なところです。そこで、現在使っているのは月3GBまで高速で使えるLINEMOのミニプランなのですが、このプランは高速と低速の切り替えはできず、3GB使い切ったら低速制限されます。ちなみに、2022年4月については一昨日の21日までで(月の約3分の2)、使用量が1.17GBでまだ1.83GB私の使い方では残っているので、3GBあれば余裕を持って使えるということになるでしょうか。

LINEMOの場合は、LINEに使う分のデータはカウントされず、低速制限される際のスピードは大手キャリアの最大128kbpsや、他のMVNOの最大200kbpsより少し早い最大300kbpsで、低画質のYou Tubeなら何とか見られるくらいのスピードなのですが、このように高速データを使い切らないぐらい、ある程度余裕を持って高速通信を利用できるような使い方をしているので、私の使い方ではそこまでLINEMOにこだわらなくても良いということがわかってきました。そこに登場してきたのが大手キャリアの一つであるソフトバンクモバイルが提供する「データ通信専用3GBプラン」だったのです。

このプランはLINEMOと比べるとその名の通り音声通話はできないデータ専用月3GBまで高速通信が利用できるプランになります(SMS送受信は可能)。SIMカードのみの契約は可能で、初期登録手数料は0円、通常は月額税込1,408円なのですが、現在キャンペーン中で、契約翌月から5年間は月額税込990円とLINEMOのミニプランと同額で使え、さらに契約翌月から3ヶ月は基本料金が無料で利用できるようになっています。

ただし、ソフトバンクの方では「タブレット(iPadおよびAndroid)」「パソコン」に限って使えるとしており、iPhone用の接続のためのプロファイルの提供はされていません。ネットを見るとiPhone用のプロファイルを入手する方法というようなページもありますが、iPhoneの利用については保証外利用になってしまうので注意が必要です。私の場合は申込時にAndroidタブレット用のSIMということで申し込んだのですが、できれば今メインで使っているAndroidスマートフォンで使おうと思っているのですが、Androidの場合は手動でAPNを入力することで接続できるので(スマホもタブレットも同じ手順を使います)、何とか大丈夫ではないかなと楽観しています。ただもし今のメインスマホで使えない場合でも、早期解約をしても解約料がかからないというのもMVNOやサブブランドと同じようになっているので、「SIMカードのみ」「タブレット使用」ということで申し込みました。

基本的には今までと変わることはあるものの、元々LINEMOのSIMでは音声通話は全く使っていませんでしたし、データ使用量も3GB未満で済むような使い方をしているので、費用的には全く変わらない事になります。ただ、それならLINEMOのままでも良かったのでは? 高速通信を使い切った場合の低速が300kbpsの方がソフトバンク回線の最大128kbpsと比べても応用範囲が広いのでは? と思われる方もいるかも知れませんが、実は「データ通信専用3GBプラン」にはそれだけではないメリットが有るのです。ただそれを説明するとかなり長くなってしまうと思うので、その内容については次回紹介します。


mineoの「マイそく」を中心に改めて1Mbps前後の「中速」の実力を計算しながら探ってみる

モバイルインターネットの回線を安い価格で提供するmineoの「マイそく(スタンダード)」は税込990円/月という価格で平日お昼を除いては最大1.5Mbpsというスピードが出るわけですが、今回はそのポテンシャルについて具体的に考えていきたいと思います。このスピードでは何がどのくらいダウンロード・アップロードできるのかということについてまずは見ていくことにします。

1.5Mbpsというのは、1秒あたり1.5Mbitのデータをダウンロードできますが、ここで言う「1bit」というのは、アプリなどの容量を表す単位として使われているものではあるものの、私たちがよく使っているデータ容量についての単位は、「1byte(1B)」を基本にしています。したがって、ここから単位への変換が必要になります。bitとbiteとの関係は「1byte=8bit」ということになるので、1.5Mbitは8で割って0.18MB(正確には0.1875byte)となります。これは1秒あたりにやり取りできるデータ量なので、1分間(60秒間)かけてこのスピードを保ってダウンロードした場合には、大体ですが、10.8MBのデータをダウンロードできるということになります。

例えば、50MBのアプリをダウンロードしようと思った場合、「マイそく」で1.5Mbpsが出ていれば、5分弱でダウンロード完了になるという風に計算ができるわけです。これは、外出で早くダウンロードしたいと思う場合にはイライラして待たされると思う人もいるかも知れませんが、ダウンロードサイトではそのアプリの容量についてはちゃんと記載されているので、ダウンロードする前に完了するまでのだいたいの時間はわかります。買い物をしていて、そのお店のアプリをその場でダウンロードしたいような場合には、お会計の間際ではなく、買い物の途中に作業を行なってしまえば、それほどストレスが溜まることはないとも言えます。ただし、かなり容量が大きいアプリの場合にはその容量に比例してダウンロードする時間も増えますので、注意が必要になります。

今回、こうした計算をしてみたのは、mineoの「マイそく」には、3日間で10GBを使うと最大32kbpsの低速制限が起こるということなので、計算上だけでも一日どのくらいまでならダウンロードしまくりという状況に近い、ネットでの動画視聴ができるのかということを具体化したかったという個人的な欲求からスタートしました。規制を受けない1日のデータ使用量の目安として、10GBの3分の1は3.3GB(少数点以下四捨五入)で、MBに直すと3333MBとなります。このデータ量を1.5Mbpsのスピードでやり取りするとどのくらいで指定容量に到達するのかということがここでの問題になります。

先ほどと同じように計算すると、1分で約10.8MBであるので、1時間(60分)だと648MBとなります。3333MBを使い切るには、3333MB÷648MB/時=5.14時間(少数点以下四捨五入)となります。もっとも、時間や混雑具合によって、最大スピードの1.5Mbpsまで出ない場合もよくあると思うので、実際にはこれ以上見られる可能性はあります。

ちなみにこの数字は、1.5Mbpsのポテンシャルでダウンロードを続けた場合のものなので、動画の質を落としたりすることによって、さらに動画視聴時間を伸ばすことも可能ですが、電波の状況に合わせて何の設定もしないで自動で動画を見ても、一日毎にしたら「マイそく」の回線だけでもだいたい5時間は余裕で動画が見られるということになるわけです。

車を使っての旅行などにおいては、車の中で動画を付けっぱなしにしてゴールデンウィークの渋滞対策とする場合も考えられます。事前に渋滞の中を走ることが想定できる場合には、旅行前日にデータを利用することをあえて止め、行きと帰りの車中だけ動画を見まくり、旅行翌日にはまたセーブするように使用前後一日を空白にすることができれば、一日5GBくらいまではデータ使用量を伸ばすことも可能ですので、その場合は5000MB÷648MB/時=7.71時間くらいまでは利用時間を確保できます。

個人的には渋滞対策としては動画の他に、「radiko」や「らじる☆らじる」というアプリを使った全国のラジオ放送を聞きながら移動することや、お気に入りの音楽をストリーミングサービスで利用するようなこともできると思いますので、車内や出先での動画視聴が一日4時間を超えそうだったら音声のみサービスを利用して車内での時間を過ごすようにすれば、1ヶ月税込990円でも旅行用の暇つぶしとしての動画視聴は十分できるのではないか? という気がします。

ただし、今回紹介したmineoの「マイそく」は、平日の昼間もそうですが、3日で10GBに到達した場合の低速制限が最大32kbpsと、ほとんどの作業において使いものにならないと思われるので、mineo一回線だけではなく、できれば速度制限を受けた場合の予備回線を持っておくのが良いと思います。利用している端末がソフトバンク回線に対応しているSIMフリーの端末なら、LINEMOのミニプランは月3GBまで(LINE電話などの利用は残量0でも常に高速で利用可)は昼夜問わずソフトバンク回線に準ずるスピードが得られますし、もし容量を使い切っても最大300kbpsで月末まで制限なく利用できますので、個人的にはその組み合わせがおすすめですね。恐らく、「マイそく」の低速制限対策に使うなら、月3GBも使わないと思いますので、2回線でだいたい2,000円くらい(通話料は除きます)の通信費で、どちらかの回線がトラブルで使えなくなってもストレスなく利用は可能ではないかと思います。その際は2つのSIM(eSIMを含む)を同時に利用できるスマホの利用がスマートです。

もし端末を複数持ち運ぶことに抵抗がなければ、スマホにはLINEMO、そしてmineoの「マイそく」のSIMカードは8インチクラスのタブレットに入れると、動画視聴用としては申し分のない結果が出るのではないかと思います。私も同じような使い方をしていますが、メイン使いのスマホ上で動画を見ずにその他の利用をするくらいなら普通に使っていれば月3GB以内に収まると思いますし、いざという時にはタブレットからスマホにテザリングして、アプリのダウンロードや低速ではもたつくサイトやアプリの利用をすることができますので、双方の回線で低速制限を受けた場合の対策もばっちりです。

さらなる応用として、二台持ち可能で通話定額も付けたい場合には、そのままLINEMOの通話定額を使うのも良いですが、タブレットは「マイそく」のままで、スマホの方にau回線を使っているpovo2.0をLINEMOと同時に使い、povo2.0の通話トッピングを付けるようにすれば、povo2.0の自動解約の恐れもなく大手3キャリアの回線を維持しながら安くても安心なモバイル通信を確保できるわけです。

このように回線の整理をして、その時々のベストな組み合わせを利用できるように、携帯電話の契約に縛りを付けるような事についても見直すことが、安くても十分な外でのインターネット利用を行なうためのコツと言えるかも知れません。生活に関わるあらゆる価格が上がっていく中で、通信費だけは工夫をすればまだ下がる余地があります。まずは今の通信費がいくらかかっているかを考えた上で、戦略的に通信会社の乗り換えを考えていきたいものです。