モバイル活用ガイド」カテゴリーアーカイブ

管理人が導入したサービスの使い勝手を報告したり、新たにモバイル通信を利用して日常や旅の中で役立てたりする活用術について報告します。

Linux Mintにインストールしたアプリのメニューが豆腐文字で文字化けした場合の対処法について

現在、わずかな例外を除いて、日々のパソコンによる作業はほとんどLinux Mintをインストールした格安の中古Windowsノート(Windows11がインストールできないスペックのもの)を使っています。ネットを見るにはWindowsで使っているChromeブラウザがあるので使い勝手は全く変わりませんし、文字入力についても、WindowsのGoogle日本語入力で使っている学習辞書をLinuxでは標準のMozcに移行すれば、キーボード入力の使い勝手は全く変わりません。

起動も早いしOSも軽いし、もはやWindowsは必要ない部分は大きいのですが、今までちょっと不満だったのがWindowsで使っていた簡単な写真加工ができるアプリが標準でインストールされていないことでした。そこで、先日時間があった時に調べてこれはお手軽に使えそうだなと思ったのが、フリーの画像アプリの「Pinta」でした。

このアプリはそれほどメニューも多くなく、画面のリサイズや選択範囲にモザイクを掛けたいとか(プライバシー保護のため)、暗めに写った写真を自動でレベル補正できる機能あたりがあれば十分なのですが、そうした機能は一応全て入っているということだけでなく、私にとっては都合の良い機能がありました。

というのも、ブログに上げる写真というのは、画面のデータ以外にexif情報という、撮影データを残しているもので、これをきちんとクリアにしないと、いつどこで撮ったかというところまで、写真のファイルを調べるとわかってしまうことがあります。私はそうした事を避けるためにあえてexif情報を消した上でブログ上にアップしていましたが、このPintaというアプリでは、加工して保存した時点でexif情報が消えるようになっています。あくまでexif情報を残したいという方には都合の悪い機能ですが、ブログにアップするための加工に使うならこれ一本で全てできます。これでようやくブログ掲載のための写真加工もストレスなくできるようになるなと思いました。

「Pinta」はLinux Mintのメニューにある「ソフトウェアマネージャー」から探すことができます。検索窓に「Pinta」と入力するとアプリとして見付かりますので、そのままインストールして、さあ使おうと思った時に問題が発生したのです。

このように、メニュー全て四角い形に文字化けしていました。こういう状態のことを「豆腐文字化」と言うことは改めて調べて、以前こういった言い回しをしていた事を思い出しました。文字化けの一つではあるのですが、対策を考える場合には今の状況が世間でどのように表現されているかということを知ることがまずは大切なので、私と同じ状況(インストールしたアプリのメニューが豆腐文字になっている)ケースについてそれなりにあるということでまずはほっとしました。

おそらく、文字化けの原因はフォントが正しく当てられていないということなので、新しいフォントを入れれば良いのか? と考えましたが、何をどうインストールして良いのか全くわかりません。色々と調べたものの「Pinta」のメニューが豆腐文字になっている場合の対策について書かれているページを見付けることはできませんで、一時は仕方がないと諦め、別の画像アプリを探してみることにしました。

次に見付けたのは「GIMP」というアプリで、仕方がないと思いつつこのアプリもインストールしてみたのですが、何とこのアプリもメニューが豆腐文字化してしまっていました。なぜこんなことがと思いつつ、GIMPの豆腐文字解消法についてネット検索を掛けたところ、今回の問題を解決できそうな有力な情報を見付けることができました。

どうするかと言うと、メニューの下にあるコマンド入力画面を開き、そこに以下のように入力します(上の写真はそのコマンドを入力した結果の画面です)。

$ flatpak run –command=fc-cache ソフトウェアのid名 -f -v

この「ソフトウェアのID名」というのは、ソフトウェアマネージャーに表記されている太字で書いてある「名前」の部分です。ですから、pintaのID名は「com.github.PintaProject.Pinta」となります。入力時、文字が足りなかったり違っているとエラーメッセージが出てうまく行かないので、十分注意して入力して下さい。なお、事前にPintaをインストールしておかないとうまくいきませんので、アプリをインストールしてからこの作業を行ないましょう。

で、作業が済んだ後で改めてPintaを起動すると、ちゃんとメニューの文字が日本語化されているのがおわかりになると思います。同じ方法で、インストールしたもののメニューが全て豆腐文字になってしまった場合、同じ方法を使って作業すれば直る可能性はあるので、自分の備忘録としてだけでなく同じところで困っている方のために私が苦しんだ顛末を紹介させていただきました。

スマホアプリ上からキーボード操作でスマートスピーカーを操作することのメリットは大きい

スマートスピーカーは自らの声で話し掛けることによって、様々な機器を動かしたり、情報を入手することのできる便利な道具で、私はアマゾンのAlexaを使っています。エコーというスピーカーを設置しつつ、AmazonのタブレットをEcho Show化して使っています。どちらのハードに呼び掛けても自宅の照明やテレビ、エアコンなどの家電を動かすことができ、寝ながら自分の意志で家電を動かせるというのは本当に便利です。

ただ、自分の声で呼び掛けることを躊躇するケースはそれなりにあります。自分が部屋に一人だけであれば良いのですが、家族や外から誰か来ている時なと人でないスピーカーに呼び掛けるというのは知らない人にとってはかなり違和感を与えてしまうのではないかと思いその時はスピーカーに呼び掛けないで家電をコントロールする方法を取ります。

その方法とは、各種リモコンを動かすためのアプリがあるので、そのアプリを利用することが多いですが、アマゾンのアレクサアプリに「アレクサ、テレビを付けて」というようにキーボードから文章を打ち込むことで、スマートスピーカーに呼び掛けたのと同じ動作を行なうことができます。呼び掛けの声を文字化することで、聞き間違えもなく、確実に動作させることができるのは便利です。

先日、アマゾンで買い物をしないのに、スマートスピーカーが黄色に光っているのに気付きました。アマゾンの注文に関するお知らせがある場合に黄色く光ることは知っていたので、何だろうと思いつつ、呼び掛けて答えが返ってきても、人がいてテレビも付いているような騒々しい中では、どんな内容をスマートスピーカーが発しているかというのはわからない場合もあります。

というわけで、今回はスマホにインストールしていたAlexaアプリからキーボードで「通知を教えて」と入力してみたところ、スピーカーの出す声だと聞きとれない情報が視覚化されて返ってきました。今回の通知は、以前購入したことのある食品が、たまたま安値になっていることについての通知でした。きちんと金額まで文字で出てきたので、改めて購入すべきかどうかの判断がしやすく、もし狙っている商品だった場合にはなかなか自分で調べることもないので、スマートスピーカーが商品をたとえ売るためではあっても、安く購入できるなら有難いことです。

こういった情報をスマートスピーカーが喋ってくれることもあるということが今回わかりましたので、スマートスピーカーに何か通知があるような場合には、あえて直接自分の声で呼び掛けず、スマホ画面から文字入力して文字で回答をいただくようにした方が私の場合いいような気がします。

今までは、外出先から自宅のデスクトップパソコンを起動させるためにAlexaのスマホアプリ経由での文字入力はやっていました。さすがに外出先で人が多くいる中でスマホアプリに向かって「アレクサ」と呼び掛けることはなかなか大変なので、外からパソコンを一旦スマホアプリからキーワードを入力して(この場合「パソコンをつけて」と入力して「はい」という返答があれば、自宅のパソコンの電源を入れる作業が完了します)、改めてインターネットに接続したAndroidタブレットやChromebook、Linux Mintの入ったパソコンからリモートデスクトップを使って自宅のWindows11の入ったパソコンを操作していたのですが、今後はもう少しスマホに入れたAlexaアプリの活躍の場が広がるような気がしています。

月3GBまでのデータ通信で通話定額の最安値については「楽天」+格安データ回線をまずは考えてみる

ネット記事で、月千円前後でデータ量が3GBまでのスマホ用の通信プランの比較について様々なデータを比較している記事を読みました。

ahamoに代表されるような通話が5分定額で月30GBまでで大体3千円くらいのモバイル回線を主流なものにするために各社が同じようなプランを出している中、そこまでデータを使わなくても済む場合、キーワードとなるのが「月3GBまで」の高速データ通信を利用できるプランになるでしょう。

以前のブログでも紹介しましたが、データ専用でない電話番号によって通話可能なデータ通信ができるプランということでは、povo2.0から日本通信の合理的290プランなど、それこそ千円以内でも500円以下で利用可能なプランもあるわけですが、それだと日本通信の月290円のプランで月1GBまで、povo2.0の場合は何らかのトッピングをしないと使いたい時に高速データ通信を使えない場合があります。私が主に動画以外のネット利用で毎月使っていて、月2~3GBの高速通信があれば何とか不自由なく使えるという感じです。

最初に見たネット記事では、数多くのMVNO系の3GB未満のプランが紹介され、その基本料に通話定額(5分ないし無制限)を付けるとどのくらいになるかを比較していましたが、基本3GBくらいのデータ通信込の料金が安くても、通話定額にはそれなりのコストがかかるので、24時間通話定額だと月2千円前後かかってしまうとなっています。

しかし、私が読んだ記事では書かれた方がiPhone利用者なのかはわかりませんが、楽天モバイルのプランの事には全く触れていないのが気になりました。楽天モバイルの場合、通話にAndroidスマホを使えば、IP電話の仕組みを使ったRakuten Linkによる通話・SMSは基本料金の範囲内で制限なくできるようになっています。データ量も月3GB未満であれば月1,078円で使えるので、常に月のデータ使用量を3GB未満で抑えることができていれば、通話料とデータ通信の組み合わせで言えば最強でしょう。

もし、データ使用料が月3GBをオーバーしそうな場合、基本的には楽天モバイルを使いつつも、予備的に回線をもう一つ契約して、スマホも2回線を同時に使えるものにするというのが賢い選択ではないかと私は思います。

具体的に考えられるのは、できるだけ1,078円から追加料金を掛けたくない場合は「楽天モバイル」と「povo2.0」との組み合わせで、楽天モバイルの専用アプリ「my 楽天モバイル」でデータ利用量をこまめに確認しながら、使用データ量が3GBを超えないうちに、スマホ本体の設定でデータ通信用に使うSIMを楽天モバイルからpovo2.0に変えて月末まで使うようにすれば、速度は低速になりますが、いざという時にはトッピングで高速通信を使うこともできるようになります。

ただ、楽天モバイルはパートナー回線としてpovo2.0と同じau回線を使っているので、楽天でもauでもない回線を使いながら安く回線を維持したい場合には、月290円で1GBまで使える日本通信の合理的290プランを使うか、月2GBまで使えて翌月までの繰越可能なIIJmioのデータ専用eSIMプランの月2GBが月額440円なので、合計でも1,500円くらいで3GBプラスアルファの利用が可能です。回線のトラブル対策という点でも、個人的には多少費用はかかっても、ドコモ回線のSIMを追加するのが安さで選べば悪くない選択になるのではないかと私は思います。

前のネット記事ではあくまで一つの契約で月3GB未満のデータしか使わないことを前提に書かれながら、楽天モバイルへの言及がないのが残念でした。そして、多少の専用的な知識およびスマホの設定を変える必要がありながらも、二回線合計で利便性を上げ、さらに安く上げるという知恵についても考慮の中に入れるべきではないかと思うのですが。

今までノートパソコンで使っていたACアダプタを使わなくなったことで変わったこと

ここ数ヶ月、今までの自分のパソコンの環境を新しいハードを購入しないまま変えることに成功しました。それまでのメインパソコンは、モバイル用途の10インチのノートパソコンだったのですが、試しにWindows11にアップグレードできなかったり、Windows11にアップグレードしてもまともに使えなくなったしまったノートパソコンにLinux Mintという無料で利用できるOSを入れたところ、現在のところ3台のノートパソコンが生き返りました。

3台のうち1台はWindowsタブレットのようなクセのある端末で(Lenovo IdeaPad D330)、普通のノートパソコンでない分、ストレスがかかるものの、いったん立ち上げてしまえば普通に使え、さらには電源も汎用USBアダプターが使えるUSB-Cタイプの端子があるケーブルを買い足したので、家にいる時には単にケーブルを汎用アダプターのUSB端子に差すだけで使えるようになり、その利便性は大いに上がりました。

あまりに使い勝手が良いので、ブログでも紹介しましたが、その前にLinux Mintを入れた東芝ダイナブック用の汎用ケーブルを買ったのですが、このケーブルは東芝だけでなく富士通やNECのパソコンにも対応すると銘打たれていたものでした。仕様については、19V~20Vまでのアダプタの代用になり、プラグ径が外径5.5mm/内径2.5mmなものならメーカーをまたいで使えるということで購入し、主にダイナブックで使っていました。

さらにもう一台、NECのVersaPro VK25L/X-Nという15インチでDVDドライブの付いたノートパソコンもLinux Mint化したのですが、このACアダプタもよく見たら電圧が19Vで、プラグ径もダイナブックと同じということがわかりました。早速、ダイナブックとセットで使っていたケーブルをNECのパソコンにも接続してみたのですが、全く問題なく本体に充電できていました。これで、現在使っているノートパソコンは全て汎用のUSB-C端子があるACアダプタがあれば、それで全て動かせるようになってしまったということになります。

今までは、自宅でパソコンを使う場合、PD充電のできるパソコンは良かったのですが、それ以外のパソコンを使う場合にはそれぞれ違ったACアダプターを一緒に持ち出してコンセントにつなげる必要があり、その片付けを忘れてしまうと大きくて足を引っ掛けそうなACアダプタが部屋にゴロゴロ転がっているというような、あまりよろしくない状況になっていました。

しかし、こうしてChromebookを含めて全てのパソコンが汎用ACアダプターのUSBスロット経由で利用できるようになると、本体とケーブルをケースにしまっても、ケーブルだけでは全く邪魔にならないので、ノートパソコンの保管も楽だし、作業しているコンセント回りが大変にすっきりしました。今使っている汎用アダプタは複数のType-C端子があるので、一つはノートパソコンでもう一つでスマホやタブレットを充電するような事もできます。普通に考えてLinux Mintを入れたパソコン2台を同時に使うことはないのでパソコン毎にもう一本汎用ケーブルを購入はせず、一本のケーブルで2台のパソコンを使い分けるような形にしていくだろうと思います。

こうなってくると、今後新たに中古PCを購入する場合、何よりもまず今使っている汎用ケーブルが使えるか? というところをリサーチした上で購入すれば、基本Linux Mintを入れる前提にはなりますが、今のケーブルをそのまま使って付属のACアダプターを使わないようにすることでさらにノートパソコンのとり回しは楽になります。また、ジャンクパソコンでACアダプターが付属しないようなものでも本体が動けば、私の場合それで十分(今持っているノートパソコン付属のACアダプターで使えるなら汎用ケーブルでも使えるというわけ)なので、掘り出し物をゲットしやすくなるのではとも思っています。

というわけで、もし今ノートパソコンを使っている方は、お使いのACアダプターの規格およびプラグの内容を見てみることをおすすめします。もし私のように、同じ仕様のACアダプタを複数のパソコンで使っているような場合は、汎用USBケーブルを買い足すことを考えてみるのもいいと思います。日々のパソコン利用にACアダプターが必要ないという生活は家でも外でもかなり快適です。

OS入替で長く使うためノートパソコンは少なくとも無線でないキーボードの付いたものを選ぶべきかも

昨日は仕事が休みだったので、昨日書いたLinux Mintをインストールするためにしまってあった古いパソコンを出してきて、まずは起動させることから行ないました。個人的には小さいので新たにLinuxを入れて復活すればかなり使えるかもと思っていたASUSのWindowsタブレットにBluetoothキーボードが付いたモデルは、充電をしても全く動かなくなってしまっているので、現在充電を継続中です。

ただ、電源が入るようになっても起動時にBIOSを出すためにはどうすれば良いのか見当も付きません。さらに、小さく安くというコンセプトのためか、出力はMicro-BのUAB端子が一つしか付いていないので、専用のハブが必要になったりと起動させるための準備をすること自体が大変になってしまっています。

というわけで、今回は過去に購入したものの、Windows10すらなかなか起動しないほどマシンパワーが弱い、NECのVersaPro VK25L/X-N(CPU:CORE i3 4100M 2.50GHz メモリー:4GB ストレージ:SSD500GB)にLinux Mintをインストールしました。こちらの方はいわゆる古くて大きなノートパソコンで、DVDドライブも付いたものなので、Linux Mintがインストールできれば、動画やDVDを見る(動画再生ソフトとしてVLCメディアプレーヤーをインストール済)という事でも使えるので、自宅でのデスクトップ代わりとして使えれば嬉しいと思っていたのですが、こちらの方はACアダプターをつなげばすぐに電源が入り、BIOSも電源を入れてから「F2」連打で問題なくBIOSが立ち上がりました。そのまま以前使ったUSBメモリーからOSをインストール完了しました。各種ポート類だけは豊富に使えるのは古いノートパソコンの良いところですが、このモデルには若干心配がありました。

というのも、このPCは元は業務用のもので、社内で使うことを考えた上で導入されているので、WiFiユニットが本体に内蔵されていないのです。ただ中古として購入時にはUSB端子に差すタイプのWiFiユニットが付いているのですが、このアクセサリーがLinux Mintでも使えるのかどうかが気になりましたが、インストール中からWiFi接続のメニューが出て、問題なくLinux MintでもWiFi接続はできたので、問題なくOSをインストールできました。ただし、Bluetoothでない無線のマウスはOSを入れ替えて立ち上げた後でも全く認識しませんでした。今までWindowsで使っていたものが全て使えるわけではないということが問題ではあるわけです。

ただ、古いノートパソコンなりの良いところは一応存在します。写真のようにパンタグラフ式のキーボードは入力がしやすく、外付キーボードを使わなくてもストレスなく日本語入力ができます。今ではさすがにこの手のキーボードをノートパソコンで付けている製品というものはないですし、家でじっくり入力をするにはかえってこのパソコンの方が良いくらいです。

やはり、古くなって一見使い道はないようなパソコンでも、OSの入れ替えをすることで復活するパソコンというのは、奇をてらったものではなく基本に忠実な設計で作られているものの方が安心ということはあります。モバイルパソコンで、物理的にモニター部分とキーボードが接続されているものの方がこいった時は良いかも知れませんね。最初に紹介したASUSのWindowsタブレットは、それ自体をタブレットとして利用したことはなく、タブレットとして使うならAndroidの入ったものを使った方がスマホのアプリも使えるので便利だろうと思います。一部前回の続きのような話になってしまいましたが、今後ノートパソコンを新品としてだけでなく中古でOSの入れ替え用に購入するような場合は、PDでの電源供給・タッチパネルに加えて、シェルタイプでキーボードが離れていないものを選ぶようにしようと思います。

あと、どうせ大きなノートパソコンで(15.6インチあるので)疑似デスクトップパソコンとして使うのならということで、入力補助に今さらですが有線のマウスをつなぎました。持ち歩いて使うには不便ですが、家で場所を替えながら使う分には全く問題がありません。

先日Linux Mintを入れたダイナブックと比べてCPUパワーの差なのか、OSが立ち上がるまでの時間がかかったり、アプリもスイスイ開くわけではありませんが、一度開けば問題なく使えるので、これで自宅では今まで粗大ごみ候補だったパソコンを普通に2台とも使用できるようにして、しばらくはLinux中心に使いながら今後の展開を考えることにしたいと思います。

mineoの平日昼間の利用がしやすくなるという「プラン変更」についての考え方

先日、来月(2024年9月)からのキャンペーンから契約中だったmineoのプラン変更が完了しました。今まではキャンペーンで「マイビタ」のどのコースを利用しても月額990円というキャンペーンを利用していたので、あえて最大の月20GBのプランに加入していました。

mineoではマイピタで月10GB以上のプランに入ると、低速でも最大1.5Mbpsで通信できる「パケット放題Plus」が月額無料(ただし申込は必要)になるので、ほぼ低速で運用していました。そうすると、高速通信のパケットがまるまる余ることになるのですが、今回のキャンペーンでは余ったパケットを一時的に預けることで、時間の制限なくいつでも利用可能な「パスケット」(月額110円)のサービスもキャンペーンで無料で使えるので、その特典も利用しました。

「マイピタ」の料金を適用している場合、平日昼間に事前に宣言してデータ通信を使わないと、その回数に応じて特典が受けられる「ゆずるね。」というサービスが付いています。月10回宣言を達成すると翌月の夜11時から翌日の紙朝7時まで、高速通信を使っても高速クーポンが減らない「深夜フリー」が利用できます。また、月の平日のほとんどを昼間利用せず「ゆずるね。」を20回達成すると、翌月に契約している高速クーポンと同じ量のクーポンを進呈する「パケ増し」の特典が受けられます。月20GBプランの場合、うまく「ゆずるね。」を20回達成すると、月に40GBずつ「パスケット」の中にためておくことができるわけです。

私がキャンペーンでmineoに加入してから、一ヶ月だけ「パケ増し」に一回足らずに逃してしまったことはあったのですが、半年続ける中で何とか200GB分の高速通信をパスケットでいつでも使えるような形でキープすることができました。このまま20GBプランを継続していけばさらにどんどんたまっていくことになるのですが、マメに「ゆずるね。」の宣言を実行し続けることは、利用について自分で制限を加えてしまうことになります。平日の昼に少しでも使うことを躊躇してしまうのです。

来月からは、「パケット放題Plus」の利用料が別に掛かるようになりますが、パケット量については月1GBのプランにするので、最大限高速通信を使わないようにして、「ゆずるね。」を20回実行したとしても月にためられるパケットは2GBとなります。月10回宣言を実行して得られる「深夜フリー」には大いなるめりっとがあるのでそこまでは頑張っても、それ以上の頑張りはあまり意味がないので、逆にプランを20GBから1GBにダウングレードさせたことで、月の半分は平日昼間にも気にしないで使っていけることになります。

以前は平日昼間のmineoのスピード低下は酷いと言われたこともありますが、今はそこまで酷いことはなく、最大1.5Mbpsで運用するつもりなら、そこまで違和感を持たないくらいのクオリティはあります。となると、今はあえてモバイルルーターに入れて使うことで「ゆずるね。」宣言をすれば絶対使わないというパターンで使っていましたが、今後はタブレットにSIMカードを入れ替えて積極的に使っていくような事も気楽にできるようになりそうです。

もちろん、こういう事をmineo契約ユーザーの多くが考えれば、速度はだんだん遅くなってしまうだろうと思いますが、平日昼に使わないという人が利用しているという部分もあると思うので、来月からはちょっと使い方を変えることも考えながら有益にmineoを使っていければと思っています。

日常的に持ち歩いているといざという時に役立つ? Linux Mintのシステムが入ったUSBメモリー

先日導入が完了したLinux Mintを導入したパソコンをもはやメインマシンのように現在使っています。今まで使っていたミニノートパソコン(Chiwiの10インチ)は、一応しっかりしたキーボードは付いているものの、ちょっと一部でキーの大きさが小さく、それをうまく使いこなすため、外付キーボードと一緒に使うなどの工夫をしていました。

今回Linux Mintを入れたノートパソコンは13.3インチの東芝ダイナブックで、キーピッチは問題なく使え、外付マウスも使わずに軽快に動かせるので、どうしても部屋でちょっとした事をやるには都合が良いのですね。今まではそうした用途ではChromebookを使っていました。実際のところ、Chromeブラウザだけで使うOSなのですが、オンライン前提ならクラウドドライブに直接アクセスできて、オフィスソフト無しでもオンライン上で様々な事ができることに魅力を感じています。ただ、Linux Mintを入れたパソコンは、Linux用のChromeブラウザをインストールすることができるので、Chromeを使っている時には全くChromebookと同じ使い勝手になります。

それでいて、オフラインでも普通のパソコンと同じように作業ができますし、Officeソフトも無料のものが最初から用意されています。日本語入力もカスタマイズができないChromebookと比べて、Linux Mintの方がWindowsで使っている「Google日本語入力」と同じように使える「Mozc」が使えるので、文章入力マシンとしてだけでも、わざわざWindowsを使わなくても十分というわけです。

もし、どうしてもWindowsが使いたい場合、Chromeブラウザから別のWindowsパソコンをリモートコントロールすれば、手元のLinux Mintの入ったパソコン上でWindowsをリモートで使うことができます。これは、自宅でなく外にいる場合でもモバイル通信を使ってリモートすることも可能なので、どうしてもWindowsを持って出ることがない場合には、このOSで私は十分という感じで本当に便利に使っています。こうした事を前提にして、もしも自宅が大きな被害を受けてパソコンが使えなくなったための対策にこのLinux Mintを使おうと考えてみました。

といっても、パソコンを常に身に付けて持ち出すわけではありません。どんなに小さなパソコンでも、本体と電源回りのコードなど、結構かさばります。着の身着のままで逃げるということも考えなければいけませんので、今使っているパソコンを使うためのデータだけでも持ち出すことができれば、どこかで使わなくなった古いパソコンをゲットすることができれば、新たにLinux Mintを本体ディスクにインストールすることで、今使っているパソコンと同じような環境が出来あがるのです。ですから、先日Linux Mintをインストールするために使ったUSBメモリーを常に持っていれば、パソコンを入手する手間と、インターネット環境が必要になりますが、比較的簡単に自分が使えるパソコンを新たに作ることができます。

現在は、そのUSBメモリーをお財布の中に入れて常時携帯しているのですが、スマホとモバイルバッテリーも常に持っているので、最低限のネット環境を維持しながら、自宅からパソコンを持ち出せず罹災してしまっても、どこからかパソコンを入手できさえすれば、快適にブログを書き続けられる環境を作るというのは心の余裕につながります。個人的には、もちろん災害対策用に用意された様々なグッズというものも大切ですが、皆に必要なものは何とか罹災後に入手できる可能性はありますが、自分しか扱っていないパソコンの設定というのは、もはや同じものを入手するのは不可能になってしまうので、こうした用意がないと、パソコンを取りに行こうとして命の危険に晒されるようになってしまわないとも限りません。

というわけで、今Windows10しか使えないパソコンがある場合、ぜひLinux Mintを導入してみてその使い勝手を確かめ、もし気に入ったようなら、インストールするために使ったUSBメモリーを日常的に持ち歩くバッグの中に忍ばせておくことをおすすめします。

無料で使える「Linux Mint」を全く使っていなかったノートパソコンにインストールしてみました

先日、古くなったパソコンを生かすための一つの考え方として、もはやセキュリティの関係でアップデートのできないWindows10の入ったパソコンに、Linux Mintという無料のOSをインストールしようという話を書きました。で、先日のブログで複数挙げた今は使っていないもののクセがあって愛せる小型ノートパソコンへのインストールを試したのですが、ことごとくうまく行かず暗礁に乗り上げてしまったという感じになってしまいました。もはやこれまでかと思ったのですが、まだ他にWindows10までしかインストールできないノートパソコンが押入れの中に眠っている事を思い出し、ありあわせのUSBメモリーにディスクイメージをインストールしたものを入れ、パソコンをUSBメモリーからブートすることであまりにもあっけなく導入することができましたので、今回はその顛末について紹介させていただこうかと思います。

ちなみに、主に3つある「Linux Mint」の「シナモン」「Xfce」「MATE」の各エディションのうち、導入したのは一番軽いのでは? と思われる「Xfce」にしました。導入したパソコンは、以前企業のリース落ちのノートパソコンに手を出したものの、Windows11にアップグレードできないことを知ってどうしようかと思っていた13インチの一応モバイルパソコンの東芝dynabook R634/L (Core i5-4300U メモリ4GB ストレージ128GB)に入れてみようと思いました。これだけのスペックがあれば、「シナモン」エディションでも十分使えるのでしょうが、使っていて不満が出たら改めてインストールし直しても良いと思って、他の古くてメモリも少ないパソコン用にと用意したXfceエディションをそのまま導入してしまいました。

USBメモリーから直接起動できるように、ソフトの「Rufus」を使ってLinux Mint本家のサイトからダウンロードしたディスクイメージを書き写して起動用メモリーを作りました。ダイナブックの場合は「F2」を起動時に押すことでBIOSメニューが出るので、ここでUSBから起動できるように変更をしてそのままインストールを行ないました。この辺の一連の作業はネット上のブログだけでなくYouTubeにも多くの動画が存在しているので、あえてここでは紹介いたしません。

今回はパーティーションを区切ってWindowsとLinux Mintの併用とかそういう事は考えず、入っていたWindows10と丸々入れ替えるインストール方法です。現在は大切なデータは個々のパソコンには入れておらず、今後は全く使わなくなるということで、躊躇なくインストールを行ないました。

現在、私のパソコンの使い方というのは、ブラウザはChromeを使ってブックマーク管理だけでなく、機能拡張も使いながら便利に使っています。Linux Mintはインストール済みなウェブブラウザはFire Foxなので、いったんFire Foxを開いてからブラウザ上でChromeのダウンロードページに行き、無事にLinux用のChromeをインストールできました。これで、Gmailの読み書きや、機能拡張機能を使ったLineの書き込みも無事にできるようになりました。

また、インストール当初は日本語入力ができるようにはなっていないので、「入力方式フレームワーク」から日本語入力システムの「Mozc」を追加インストールします。私の場合、Mozcのローマ字テーブルをいじって特別な入力方法(漢字直接入力という特殊な入力方法)を実現しているので、それも設定しました。MozcはWindowsの「Google日本語入力」と基本同じものなので、自分的にはこれだけでも最強な文字入力マシンができたと思っています。Chromebookの場合にはChromeOSそのもので同じ事ができず、それを実現するためには追加でLinuxの導入が必要になってくるので、「Linux Mint」を入れた古いダイナブックは、むしろChromebookよりも使い勝手が良いパソコンへと生まれ変わりました。

あと、最初から無料のOfficeアプリ「LibreOffice」が入っているので、ちょっとしたワープロや表計算の作業くらいならこのパソコンでできてしまいます。また、印刷についてはすでに私の持っているCanonのG5030というプリンターのドライバが入っていました。何の設定もなしにWiFi経由で印刷できるのはWindowsと同じで、かなり使い勝手が良いです。さらに書くと、Canonでは先日購入したフラットヘッドスキャナ(LiDE400)のドライバーも提供されていまして、何とか無事にスキャナーまで利用することができました。

ちなみに、今回の内容は全てLinux Mintを入れたダイナブックで書き、そのままネットに接続したブラウザーからアップロードしています。ちなみにですが、Chromeブラウザが使えることにより、Chromeからリモートデスクトップを呼び出して自宅のMini PC(こちらは安定してWindows11が動きます)を遠隔操作することもできるので、ちょっとしたお出掛けであれば、10インチのモバイルPCよりも13.3インチのLinux Mintを入れたダイナブックの方を持ち出す方が良い場合も出てきそうです。将来的には画面の大きいChromebookを買おうかなとも思っていたのですが、今回Linux Mintを古いパソコンに入れたことで、Chromebookでできること以上に使えるパソコンに変わってしまったので、使いやすいエディターを探しつつ、今後も便利に使い込んで行きたいと思っています。このダイナブックは、キーピッチも大きいし、「G」キーと「H」キーの間にThinkPadのようなポインターも備わっているので、マウスレスで使える分、新たな可能性が広がってきました。皆様も過去は便利に使っていたものの、今はWindowsのアップグレードの関係で使っていないパソコンがあれば、粗大ごみにする前にこうしたOSの入れ替えを検討するのも有りだと思います。

海外でも最低限のネットが利用可能(ただし対応バンドに注意)な楽天モバイル

「格安SIM管理人の比較」という私もよく訪問させてもらい、情報を得ているサイトが有るのですが、久しぶりに更新があってその中で紹介されていたのが「楽天モバイルを海外で使う場合のメリットについて」ということでした。

なかなか海外に行く機会に恵まれず、そんな中で円安な状況になっているので、こうしたメリットについてはあまり考えていなかったのですが、ドコモが提供するahamoと同じく、今の契約だけで今使っているスマホを海外で使うことができるということは、それは十分なメリットではないかと思います。話としては二番煎じにはなりますが、ここで私の感じた楽天モバイルを海外で使うメリットについて考えてみたいと思います。

具体的には、「my楽天モバイル」から「海外ローミング」のスイッチをONに切り替えれば対象国で使えるようになりますが、自分の使っているスマホが海外のバンドに対応しているかどうかが決め手になります。Androidスマホの場合、対応していない場合もあるのが問題ではありますが、iOSだとアプリの楽天Linkとの相性が必ずしも良くないので、海外に頻繁に行かれるなら、行先の電波に合うスマホにSIMカードを入れ替えて利用するというのも有りな感じもします。

楽天モバイルのデータ通信は月2GBまで高速通信できますが、それを旅行中に超過した場合には最大128kbpsに制限されるそうです。でも全く使えないということもありません。遅いスピードでもRakutenLinkを使った日本国内への通話やSMSは国内と同じように無料で使えるので、現地でデータ通信用SIMを買って使うという選択もありますが、楽天の高速を使いたい場合には1GB/500円でチャージできるので、そこは使い分ければ良いですし、ahamoと併用しているなら、そちらのデータも使えるので、なお便利に使えるような気がします。

個人的に良いと思うのは、国内への通話とSMSが無料でできることです。ただし、iPhoneの場合は少々状況が異なります。iPhone自体は全世界で仕様が同じのため、世界のどこで使っても対応バンドを考えずに使えるというメリットはあるのですが、通話やSMS全てのRakutenlinkで行なえないので、Androidスマホのように通話・SMS全て無料というわけにはいきません。

個人的な考えではありますが、海外での盗難対策と合わせて、Phoneの.方は物理SIMを安いAndroidスマホに入れ替えて海外に持っていくのが良いのではないか? と思います。ただ、注意点としてはこちらが海外にいることを知らない人が自分の電話番号宛に電話やSMSをしてきた場合、かけてきた方に国際通話・国際SMSの料金がかかってしまう恐れがあるので、相手もRakutenLinkを使っているなら問題はありませんが、そうでない場合には別の通信手段に誘導しながら連絡を取った方が良いでしょう。

ちなみにRakutenLinkアプリの電話帳には、楽天回線を使っている人のところにはマークが付きますので、それを目安にやり取りをしたり、家族の中に頻繁に海外に行ったり留学したりしている人がいる場合は、どちらもRakutenlinkを使える楽天回線にしておくことで、高速データを海外で使い切っても問題なく、低速制限されても国際SMSで連絡を無料で行なうことができます。もちろん、他の方法で連絡を取る方法もありますが、他の連絡手段が使えないようなケースもあると思いますので、自分が海外に行かなくても、楽天モバイルを選ぶメリットというのは十分あると私は思います。

以前も書きましたが、友人との連絡手段としてメールやLINEも使いますが、そうした情報がない(現在のメインのメールアドレスがわからなかったりLINEのIDも知らない)人との連絡については、唯一変わっていないと思われる電話番号を頼りにしてSMSをまず送ることが増えました。送信料についてはRakutenlinkからなので、無料で送れるだけでなく、同じWiFiにつながっていたり、スマホからテザリングしたパソコン上のRakutenlinkアプリから直接送ることができるので、スマホからは細かい状況を説明しずらくても、パソコンの画面からじっくりと状況を説明できるのは良いと思います。

今後、たまたま電話してしまった人が海外にいるような状況があった場合、後からSMSを送るのでと電話を切り、Rakutenlinkから国際SMSを送るというのも有りではないかと思います。というか、最初の連絡からSMS送信にしておけば、相手が返信する場合にも少ない文字数にして連絡するための料金を抑えさせることもできます。海外ローミングでの利用料金を知ることで、国内にいても色々と活用できる知識ではないかと思いますので、現在楽天モバイルを使っている方にとっても知っておかれると良いと思いますよ。

モバイル通信で最大300kbpsあればできることをサブスマホに任せて快適に使う

現在、私のモバイル通信の回線は複数あるのですが、通話用のスマホを例えば車の運転時にカーナビやradiko・音楽配信の再生用にしてしまうと、もし急にどこかから電話がかかってきた場合に色々と大変になってしまいます。

気合いを入れて長距離ドライブをする場合には、データ通信用に用意したモバイルルーターとタブレットを接続させて音楽関係を任せながら、サブスマホもテザリングさせてカーナビにすることでかなり快適に使えます。モバイルルーターに入れているSIMは低速でも最大1.5Mbpsで通信できるmineoのプランなので、radikoや音楽だけでなく動画を見続けてもデータ量の心配をしなくても済むので、相当車内のネット環境は高いのではないかと思います。

ただ、ちょっとしたお出掛けや買い物の場合、事前にモバイルルーターやタブレットをセットするまでもない状態で、ちょっとカーナビやradikoを使いたいという場合には、サブのスマホに入れているIIJmioの回線がそれなりに役に立ちます。現在、あえて最安の月2GB(月額850円)にしていますが、月額990円で月5GB使えて翌月繰越も可能なので、使う頻度によってプランを変えるとさらに使用実態に即した運用ができます。

私の場合、月2GBにしているので、実は自宅でWiFiに接続されていなかったなどという状況に備え、知らないうちにデータ通信を使ってしまわないようにデフォルトで「低速」にして運用しています。もし自宅でサブスマホを使っていて、動画が見られなかったりウェブページの読み込みが遅くなったと思ったら、Wi-Fiにつながっていないことがわかるので、この低速固定は便利なのですが、この「低速」で、どこまで何が使えるのかということについて調べてみました。

ちなみに、IIJmioの低速運用では「3日で366MB以上使うと低速利用時にさらなる速度規制を受ける」という特徴があります。IIJmioの低速では最大300kbpsでバースト機能もあるため、普通にカーナビアプリやradiko、音楽配信サービスを利用することができます。

改めて調べてみたところ、一般的なスマホアプリでradikoで放送を聞き続ける場合、2時間で約81MBのデータ利用になるということです。単純に計算すると、一日に3時間までスマホでradikoを聞き続けていても、IIJmioの低速規制を逃れられるということになります。

毎日仕事で車に乗っていて、その間中ずっとradikoや音楽配信を聞き続けているというような場合は厳しいと思いますが、乗るのは週末のお出掛けか、平日の買い物だけというような車の利用でなら、カーラジオの代わりにスマホでradikoや音楽配信を聞いていても何とかなるイメージです。

ちなみに、カーナビアプリについては、最初の読み込みさえできれば、かなりの低速でもナビ自体は利用可能です。これはpovo2.0の0円コース(実測で60~70kbps)でも普通に使えているので、もしサブスマホにpovo2.0のSIMが入れられれば、カーナビを使う時にIIJmioからデータ通信の切り替えを行なえば、低速利用時のデータ制限にかかることはありません。ちなみに、普通のカーナビアプリを使い続けた場合、1時間あたりのデータ消費量は計った人のいるサイトによると約15MBくらいだそうです。短い区間であれば、それもIIJmioの回線で行なっても問題なさそうです。

逆に言うと、radikoや音楽配信、そしてカーナビとしてスマホを活用したいと思っている場合、そこまで高いプランに加入しなくても、高速と低速が切り替えられて月2GBくらいで十分利用できるケースが多いのではないかと思います。カーナビだけの利用なら、さらに安く利用でき、povo2.0のデータプラン(eSIM)なら旅に出る直前に申し込んですぐ利用できるので、カーナビだけのために契約するというのも有りだと私は思います。