タブレット端末」カテゴリーアーカイブ

各種タブレット端末について、自分で使っているものについて紹介します。

HeadWolfのタブレットで接続ができていてもテザリングでインターネットにつながらない問題の解決法

今回、宿泊施設としての「伊東園ホテルズ」と「大江戸温泉物語」のサービスの比較を行なう予定だったのですが、その前に宿泊先で起きたトラブルからその解決についての方法について、先に書かせていただきたいと思います。

二つのホテルグループのサービスについて、今回問題になった「部屋の中でのインターネット」についてサービスに差があるのをご存知でしょうか。ほとんどの伊東園ホテルズの旅館の部屋には無料で利用できるWiFiが飛んでおり、チェックインする時にもらえる紙に書いてあるパスワードを入れると10~20Mbps(私が泊まった部屋での速度)くらいで安定してネット接続ができます。スタンダードタイプの部屋の価格で比べると伊東園の方が安いので、高速でモバイル通信のギガ消費を抑えたいと思っている方や、どうしても宿泊した部屋でネットを自宅と同じように使いたいという場合は、どちらのグループを選ぶか迷った時には、伊東園の方を選ぶのが無難であると思えます。

今回宿泊した水葉亭をはじめ、ほとんどの大江戸温泉物語では、部屋では無料のWiFiを用意していないことが明記されています。ロビーでは無料WiFiが用意されているので、モバイル回線に不安がある場合には、ネットを使いたい時にわざわざロビーまで行かなければなりません。ただ、通信上限のない無制限や、ある程度容量に余裕があるモバイル通信のプランに入っている場合には、モバイルルーターを使ったり、スマホやタブレットのテザリングを使ってパソコンをネットにつなげればそう大きな問題は発生しないので、ちゃんと準備がある場合はどちらのグループを選んでも大丈夫です。

無料Wifiの場合は、どうしてもセキュリティの問題が出てくるので、あえて自前の回線で使うという選択をするならば、大江戸温泉物語でも何の問題もないわけです。私もそんな感じで部屋でのインターネットは先日購入したHearWolfのタブレットでテザリングをすれば大丈夫だろうと思っていたのですが、実際にパソコンとタブレットを接続して一連の操作を行なったのですが、確かにパソコンとタブレットはつながっているのに、なぜかパソコンがインターネットに接続されませんでした。

こんなことなら、事前にシミュレーションを行なっておけば良いと思っていたのですが、他のアンドロイドスマホではWiFiでもBluetoothでもテザリングが普通にできていたので、同じOSを使っているタブレットだけテザリングができない理由がないとたかをくくっていたのでした。

結局、現地ではテザリングできない原因がわからず、タブレットからの電波をとらえ、パソコンの画面でもタブレットと接続しているアイコンが出ているのにインターネットだけつながらない状況が続いたので、タブレットの中のSIMカードを抜き、別に持って来ていたモバイルルーターと差し替えて部屋内でのネット接続は行なえました。ただ、今後タブレットでテザリングができないということになると、使う時だけSIMカードを差し替えるという大いなる手間が発生します。設定画面にもそれらしきものはなく、もしかしたらハード的にHearWolfのタブレットはテザリングが行なえないのでは? ということはこの買い物は失敗だったのか? という思いが湧き出てきて、旅行帰りにかなり精神的にまいってしまいました。

ただ、これはあくまで私の設定の問題で、ハード的な問題ではなかったことが色々調べていて発見しましたので、同じようにHearWolfのタブレットでどうしてもテザリングができないという悩みを持っている方と共有したいと思います。

設定画面の「ネットワークとインターネット」の中にあるものでは、普通に考えると「アクセスポイントとテザリング」のところで何とかならないかと考えるかと思いますが、その先には接続の切り替えの画面が出るだけで、細かい設定はできません。実は、最初のAPNの設定のところであることをしないと、テザリングができないような事になっているのです。

「ネットワークとインターネット」から「モバイルネットワーク」を選び、現在使っている通信のところを選び、一番下の「詳細設定」をクリックすると出てくる「APN」のところを選ぶと、現在使っているSIMについての設定にたどり着きます。ここでその「アクセスポイントの編集」にある「MVNOの種類」のところが「なし」になっているとテザリングができません。この設定を「SPN」に変えて保存し、再度テザリングをするとパソコンからもタブレットのモバイル通信をテザリングを使って共有することができるようになります。

とりあえずこれで、日常のちょっとしたお出掛けでもモバイル通信が使える場所であればパソコンを使えるようになったわけです。個人的には、今回のトラブルがタブレットのハード的な問題でなかったことでほっとしました。私と同じような問題で困っている方がいましたら、まずはAPN設定をいじって、必要な時にテザリングができない状況を回避させた状態で使うようにしましょう。


8インチタブレットを買うならジャイロセンサーが付いた「Alphawolf APad1」で決まりか?

先日購入したばかりのFPad5(私が購入したのはフラッシュメモリが倍のProですが)にバージョンアップ版のAlphawolf APad1が発表され、アマゾンで販売中です。定価は税込29,999円ですが、1万円のクーポンが付いているので、19,999円で今なら購入できます。

フラッシュメモリの容量は128GBで、新たに六軸ジャイロセンサーが付いたので、対応するゲームを楽しんだり、本格的にカーナビとして使う方には良いでしょう。何より今のところ全部入りという感じで、結果的にはやってしまった(もう少し登場を待っておけば)という感じではあるのですが、こういうことはよくあることなので、私が書いた過去のFPad5のレビューを見た方は、APad1の購入を考えるのが良いだろうと思います。

それにしても、これだけ早くライバルメーカーとの対抗措置を繰り出して来られると、本当に新しい製品の買い時がわからなくなってしまいます。つらつら考えてみるに、もし私が今まで買い控えをしていたとしたら、もしかしたらタブレット自体を買わずに過ごしている可能性もあるので、まあ買い時を誤ったことにはくよくよせずに、今のFpad5 Proを使いたおそうと思います。

新たなFPad1でも、モバイル通信は4Gのみで5Gには対応していません。今後の事を考えると、LTEで使いたおしながら今後は5Gに対応する全部入りのタブレットが安く買えるまで待つというのが良いと思います。その頃には今よりも5Gが一般的になっており、通信会社のプラン頼みというところもありますが、さらに早く安定した状況でタブレットを使えるというだけでなく、テザリングを利用することで他のモバイル機器と合わせて使えることが考えられるからです。

さらに、もう一つ次のタブレット(スマホ含む)購入にあたって考えたいことは、次に出てくるAndroid15で実装されると言われている、携帯端末自体で直接通信衛星とのやり取りができるようになる機能がどうなるか? ということですね。FPad5もAPad1もAndroid14で、恐らくアップデートは無いと思うので、こうした機能を使うためにはどちらにしても端末の買い替えが必要になることには変わりありません。

まずは、次にスマホを購入する場合には衛星通信可能なモデルを持っておきたいですし、その機能が使えるということになったら、電話のできるタブレットでも使えるようにしておきたいと思っています。その時には今と同じような状況で色んなモデルが出てくるのか、それとも8インチタブレット自体の人気度が変わってしまって新製品が出て来なくなるのかはわかりませんが、新しいものを買うまでは今の製品で十分使えることだけは確かです。ジャイロセンサーについてはあった方が嬉しいとは思うのですが、さすがに車載して8インチタブレットをカーナビだけに使うというのは勿体なく、お出掛けの際のカーナビはジャイロセンサー付きのスマホで行なっているので、その利用に問題はありません。

逆に言うと、次に購入するスマホ・タブレットについての明確な購入基準がはっきりしたということはあります。衛星対応というのは新しい技術なのでまだどんな製品が出るのかわかりませんが、国内だけでも通常の電波が入りにくいエリアはあるわけですし、その問題を解決できる可能性を秘めた製品が出るまで今の機材でつないでいこうと思っています。ただ、これからタブレットを買いたい方にとっては新製品は魅力的で、価格も安いので、個人的には強烈にオススメしたいですね。


HEADWOLF Fpad5 proでテザリングを利用して外出時のモバイルステーションに

先日少し書きましたが、8インチの電話・SMSができるタブレットを購入することを視野に色々と調べていく中で、私の使い方に合ったものということで、HEADWOLF Fpad5 proを購入しました。

写真のように、iPadminiも十分入る8インチタイプのタブレットがすっぽり入るケースも同時購入し、外に持ち出す気が満々です。proは本体のフラッシュメモリが通常タイプのものより倍の256GBの容量があるので、アプリというより動画や電子書籍のデータを色々と詰め込んでも使えますし、今後長く使い続けていく中でメモリに関する心配がないということで、多少高くてもこちらの方にしました。

本体動作はかなりスムーズに動き、ゲームをやらない自分からすると不満点はありません。通話機能とともにGPSも付いているため、車に設置すれば本格的なカーナビとして使えるだけでなく、車内で音楽や動画を単体で見られる環境が作れることが嬉しいですね。

本体には特にショップ系のアプリを入れ、スマホと共用できるものはできるだけタブレットの方で表示して使おうかと思っています。アプリを一台にしかインストールできないものや、おサイフケータイのサービスを使うものについては入れても意味がありませんが、それ以外のバーコードやQRコードを表示させるタイプのものなら普通に入れても大丈夫でした。

あと、このタブレットは指紋認証は付きませんが顔認証を使って起動させることができます。カメラに見えるように顔をかざせばロックが解除させるのは何気に便利なので、私も登録して使っています。再起動した場合にはPINの入力が必要にはなるものの、ちょっと目を離したスキに画面が消えてしまった場合、何もせずにロック解除ができるのは便利でした。

画面保護用のシートは最初から貼ってあるので、私はそれで十分だったのでそのまま使っています。ケースはどうするかわかりませんが、タブレットスタンドをケースに入れてケーブルと一緒に持ち歩いていますので、これはこれで良いのかなと思います。

あと、これは私の使い方に関することですが、今まではモバイルルーターに入れていたので、使い方というのは使う時に電源を入れるだけでパソコンを含む他の端末で使っていたのですが、SIMカードをタブレットの方に入れ替えたので、外でタブレットだけでなくパソコンも使いたいという場合にはどうするかということを考えた時、私の場合は昼と夜とでテザリングのやり方を変えようと思っています。

現在、mineoの深夜フリーというサービスを毎月使えるように平日昼の利用をそこそこ抑えているのですが、夜11時から朝7時までは速度に制限なく利用が可能になっています。その場合のテザリングは当然ながらWiFiによるテザリングを使います。ただ、電源を取れない電車での移動中など、タブレットの電源消費を抑えたいという事もあります。そこで利用しようと思ったのが、このタブレットではできるようになっている「Bluetoothテザリング」でした。

今のところ、朝7時から夜11時まではパケット放題Plusを使っても最大1.5Mbpsくらいの中速しか利用できないのですが、Bluetoothテザリングを利用した場合、利用する際の省エネ化には貢献するものの、スピードが数Mbpsで頭打ちになるというのが、高速通信でテザリングをする場合には悩んでしまうところです。

しかし、最大1.5Mbpsからのテザリングであれば、それほど影響は出ないと思います。基本的に使うのはタブレットとノートパソコンを接続して使うことが多いと思います。持ち歩くためのノートパソコンはWindows11だけでなく最近導入したLinux Mintが入ったノートパソコンもあります。Windowsの入ったパソコンでは問題なくBluetoothテザリングができることはわかっていたのですが、Linux MintでもタブレットとベアリングをしてBluetoothテザリングをONにした後、ノートパソコンの方の操作からBluetoothによるネット接続は問題なくできました。

これで、今だけではなく今後Linux Mintを使い続けてやろうという気になりました。ただ、スピードテストの数値は1.5Mbpsまでは上がらずやっと1Mbpsくらいで、ちょっともたもたするような感じになることはなると思われます。

念のため、現在利用できている「深夜フリー」でタブレットだと大体30Mbpsくらい出ている状況でもBluetoothテザリングをやってみたのですが、速度は安定してそこそこ出るものの、その最高スピードは1.5Mbpsくらいで頭打ちでした。ただ、昼間の計測は結構不安定で500kbpsくらいに落ちるようなこともありました。だとしたら、タブレットで高速を使っているとどんどんギガを消費してしまう状況でもパソコンにテザリングすれば中速でデータ通信量もセーブしながら使えるというわけで、無制限でない月ごとに決まったギガ容量で利用している場合にも使い方次第で便利なこともあるかなという感じです。高速が必要な場合はWiFiテザリングを使えば良いだけですし、タブレットの電池を節約しつつパソコンを使いたい場合はやり方を覚えておくと便利だと思います。

今回この機種にこだわったのは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天のどの回線でもきちんとプラチナバンドをつかむだけの仕様があったためです。今回の購入を機に、時代の流れには逆行するかもしれませんが、スマホ・タブレット・モバイルルーター・ホームルーターで使い回せるような物理SIMを使って複数のハードで入れ替えていく運用についても考えていきたいと思います。


SIMを入れて通話もできる8インチAndroidタブレットを選びで中華タブ2機種をピックアップ

2024年9月からデータ通信用に今までモバイルルーターに入れて使っていたmineoのSIM(au回線)の利用をするにあたり、日常的に外出先でのネット接続を移行したり、いざという場合のネット利用を手軽に行なうためにタブレットの利用を画策しました。タブレットと言っても色々なものがあり、サイズから何を買えば良いのかわからなくなってしまいがちですが、今回は明確な理由で8インチタブレットを選ぶことにしました。

なぜ8インチにこだわるのかというと、このサイズは片手で持てる小ささと、スマホとは明らかに違った画面サイズの大きさがあるので、持ち運んで使うのにはバランスが良く、さらに言うと、このサイズのタブレットには通話機能が付いている機種があるので、もしもの時にはスピーカーホンやイヤホンマイクを接続して持ち運べる固定電話として使えるという事が私にとっては魅力的でした。

そうなると、私が8インチタブレットに求める条件は、まずSIMフリーのモデルであることと、スマホと共通のアクセサリーを使えるものであること、GPS搭載でカーナビとしても使えるものであること、国内全てのキャリアで使えるものであることなどがあります。基本的には大きめのスマートフォンとして普通に使えるものであれば良いということになりますが、果たして予算的にはどのくらいかかるのか、不安な点もあります。

まず、予算の事を考えるにあたり、8インチタブレットの代表的な機種としてiPadminiがあります。現在の6代目は、SIMフリーのセルラーモデルで、64GBが11万くらい、248GBが14万弱という価格となっています。正直とてもこんな値段では買おうと思えないくらいの高級品ですが、Androidの中華タブレットであれば庶民価格で売られているので私にも手が届きます。今回購入を真剣に考えるにあたって、以下の二つのタブレットが候補に上がりました。どちらも8.4インチのもでるで上に挙げた要望はクリアしています。

・HARDWOLF FPad5 Pro (256GB)
・ALLDOCUBE iPlay 60 mini Pro(128GB)

どちらも、2万円台(クーポンや値引きなどを考慮すると2万5千円以下)で購入できる8.4インチタブレットです。細かい話をすると、本体の内容は同じで記憶容量に違いもあるモデルもあるのですが、数千円くらいの価格差ということで、この2機種を最終候補としました。どちらもSIMフリーでのLTE通信に対応し、CPUはHelioのG99という、そこそこ使えるという評価されるものです。OSはどちらもAndroid14というのも心強くあります。最新情報として、Redmi Pad SE 8.7 4Gという8.4インチより大きな安いタブレットが発売されるというニュースが入ってきましたが、メモリが64GBということと、CPUがG99と比べると若干性能が落ちるのではと思われるG85採用ということで、新機種は購入候補にあえて入れませんでした。

また、どちらもGPS搭載なので車に固定してカーナビとしての利用も可能です。ただ、車で使うというより地画系のアプリを入れて街歩きに使う方が便利かなという感じはします。あとは細かな仕様を見て、自分の使い方であればどちらの方が良いかを決めるだけなのですが、改めて最初に紹介したiPadminiと比べると10万円くらい安いわけで、私はきちんと動くならAppleでなくても良いと思っているので、このどちらかで決めると思います。

二つのタブレットにはほぼ違いがないのですが、FPad5は2つのスピーカーが短辺に二つまとまっているので、画面を横にして見る場合にはステレオ感が感じられない(iPlay 60 miniの方は両方の短辺にスピーカーがあるので、単体でもステレオ感が味わえる)ということと、iPlay 60 miniの方だけにジャイロセンサーが付いているので、特定のゲームを行なったりカーナビとして本格的に使いたいような場合のめりっとになるでしょう。

こう書くとiPlay 60 mini Proの方が良さげではあるのですが、実際のところ私はFPad5 Proの方を選ぶことになると思います。それは、細かなスペックに書かれている対応バンドの違いがあります。iPlay 60 mini Proの対応バンド(LTE)は(サイトによって違うバンドも載っているケースもありますが、今回は国内で売られている販売サイトからの情報です)FDD:B1/2/3/4/5/7/8/20/28AB/66 TDD:B38/39/40/41となっています。これに対してFPad5 Proの方はFDD:B1/3/5/7/8/18/19/20/26/28AB TDD:B41です。ぱっと見ではわからないかと思いますが、この差というのは、現在だけでなく今後どの通信業者のSIMを使うかによって一部の地域ではつながりにくなる可能性を見ておくことが、全国を色々と回る車中泊の旅では重要になると思います。

日本国内でSIMカードの入ったSIMフリー機器を使う場合、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4社が主に出しているバンドをしっかり捉えられるかということを考えることが大切です。以下に今後の備忘録として、LTEにおけるプラチナバンドを含む各社の主な利用バンドを紹介します。

・ドコモ バンド1・3・19
・au  バンド1・3・18/26
・ソフトバンク バンド1・3・8
・楽天モバイル バンド3・18/26(この部分はauから提供されるパートナー回線)

そういうわけで、現状では全てのバンドではありませんが、基本的には「バンド1・3・8・18・19・26」に対応していれば、国内の通信業者のどのSIMに入れ替えても恐らく問題なく使えるということになるのですが、iPlay 60 mini Proはソフトバンク回線で使うなら問題ありませんが、ドコモやau、楽天でも使えるものの一部の主要バンドを受信できないということになります。それが、FPad5の方に私が傾いた理由なのですが、理由は実はもう一つあります。

実はiPlay 60シリーズになる前の50シリーズには付いていたイヤホンジャックが、短辺両側にスピーカーが付いたためなのかなくなってしまったのです。元々、格安タブレットのスピーカーの音質には期待していないのですが、有線の外付スピーカーを付けられるということと、FPad5の方にはプリインストールとして「FMラジオ」が付いているので、有線のイヤホンや外付スピーカーをセットすればネットのない状況でもラジオとして使える利点があります。そんなわけで、FPad5 Proの方を今回注文しました。

こうしてみると、SIMフリースマホやタブレットを選ぶ場合には本体を見てすぐわかる長所だけでなく、カタログを細かく見ないとわからないようなポイントがあることがおわかりかと思います。今回話題にしたタブレットは、どちらも聞いたことがないメーカーだと思う方も少なくないと思いますが、ネットで調べていくとたとえ一般的に知られていないメーカーであっても、十分使えるものが世の中には出てきていることをわかった上で、しっかりと調べることの大切さというものを感じていただければ幸いです。


モバイル運用で心強いのは複数の作業方法を持つハードであることが重要・2in1のタッチパネルについて

大きな地震が自分の住む場所で起こり、避難を余儀なくされた場合、色々なものを持って逃げるとは思うのですが、小さくても色々な用途で使えるハードが一台あると、それなりに便利なところはあります。私は10,1インチのWindowsタブレット(2in1)を持っているので、その一式を持って出られるようにと考えているのですが、今回改めてWindowsタブレットを出してみて、改めてその作業手段の多様さが有難いということを実感しました。

というのも、普段はタブレットと言ってもUSB端子の付いたキーボードユニットと、無線で使えるマウスをマグネット方式で物理接続してノートパソコンのように使っているのですが、昨日久しぶりに電源を入れて使おうとしたら、見事にマウスの電池が切れてしまっていました。

キーボードユニットにはタッチパッドがあるので、パッドの操作で十分に使えるのですが、さらに画面を触って操作できるタッチパッドの有益性というものも改めて感じました。パッドにある矢印を操作しながら目で追うよりも、直感的にリンクを画面を直接触ってクリックした方が作業的には早いですし、状況的にキーボードを使えないような状況であっても、画面から直接文字入力をすることもタッチパネル搭載機であれば可能であるので、移動しながらの入力にも十分対応できます。

そう考えると、普通のノートパソコンでなく、キーボードと本体が分離し、タブレットとしてもノートパソコンとしても使えるタイプのハードにしておいて良かったのではないかと改めて思います。最近になってTypeCから複数のUSBや映像端子を使えるようにするハブを導入したので、あえてキーボードユニットを使わずに使い勝手の良い外付キーボードやその他周辺機器を使えるようにしています。その際マウスが使えなくても、タッチパネルで直接操作しながら作業を進めることもできそうで、自由度はノートパソコンより高いですね。

なお、こうしたハードの中には色々な種類があり、思い付くだけでもiPad、Androidタブレット、Chromebookというようなハードを使う方もいると思いますが、私の場合は日々Windowsパソコンを使っているので、その環境をそのまま持ち出すには、外で使うならWindowsタブレットの方を使うことになるでしょう。本体に通信ユニットを入れたい場合にはiPadやAndroidタブレットが良いでしょうが、幸いなことに私の使っているWindowsタブレットにはSIMカードスロットに通信カードを入れれば単体でも通信できるので、その点でも手離せないところです。ちなみに、後からモバイルルーターを追加購入したので、あえてそうした通信ユニットを本体に内蔵したものを買わなくても良いかも知れませんが。もちろん、iPadやAndroidタブレットを歩き用のマップのように使いたい場合には、豊富なアプリでグレードアップできるセルラーモデルがあれば、スマホより大きな画面が使えて便利なので、出先での使い方によって用意するハードの種類は変わってくると思います。

以前は使っていて新しく買い足したいと思っているのは、実はChromebookです。Chromebookはスイッチを入れるとすぐに起動し、基本的にはウェブブラウザーのChromeを使うだけなので、自宅でのちょっとしたウェブ閲覧やネットショッピング用に使う事については一番便利だと思います。また、自分のパソコンを触って欲しくない家族や友人に使ってもらうにはちょうどいいハードではないかと思います。ただ、使用するシチュエーションが違ってくるので、今後Chromebookを購入する場合には、多少画面が大き目のものの方が便利かも? と思います。

理想としては自宅で使うパソコンの画面を15インチにするとしたら、Chromebookを13インチクラスにして、モバイル用のWindowsタブレット(2in1)は10~11インチクラス(WindowsタブレットとChromebookの大きさは逆でも良いかも)というのが理想です。できればChromebookもタッチパネル搭載や通信ユニットが入っていて、Androidアプリが動くなら、それはそれで便利なので、私の理想に合ったものが安く手に入ると、さらに簡単に使えるようになって嬉しいですが、それは今すぐに必要なものではないので、色々と情報を収集しながら自分の理想に合ったものを安く買えるように準備していこうと思っています。


さしあたっての次のハードの狙い目は10インチ以上の大型タブレットあたりか

知り合いから古すぎるスマホを新しいものにしたいがという相談を受けたのですが、恐らくその人は、まだSIMカードの大きさが標準SIMかmicroSIMの時期に購入していると思うので、まずはショップに行って「実質0円」(月々の分割で支払い分が相殺される)ものがないか聞いてもらうことをおすすめしました。どうしても高いスマホしか勧められなかった場合は、とりあえずSIMのサイズを現在の標準サイズであるnanoSIMに変えてもらい、それと並行して機種変更で安く手に入れたものの、すぐ売ってしまったようなお買い得のSIMフリースマホでも買えば何とかなるので、購入できる端末を勧められなかった場合には改めて相談に乗ろうかと思っています。

私の方は現在、メインサブのスマホも問題なく使えていますし、先日このブログで紹介したファーウェイのP30Liteが電池交換から帰ってくるので、今使っているスマホに何かあった場合には一時的な避難先として使える目処が立ったことで、しばらくはハードの購入予定はなくなりました。

パソコンについても、Windows10のサポートが正面的に終わるまでは今使っているものは十分使えるので、ここまでのラインナップはそのままで行こうと思っています。ただ、一つ考えている事があります。というのも、これは今後も続くだろうと思われる電気代の高騰が影響しています。自宅で時間を過ごす場合、パソコンで作業している際には現在はスマートスピーカーからRadikoの音声を流しながらしているのですが、たまにパソコンで作業をしながらも動画配信などを見たくなる時があります。

現在は、自宅の大型テレビにAmazon Fire Stickを付けていて、リモコンの操作だけでアマゾンプライムだけでなくABEMAやTVer、NHK+あたりまでテレビ画面で見ることができるようになっているのですが、ついつい、その時間が長くなってしまうと気になってくるのが電気代なのですね。テレビは家族全員で見ている時には良い大きさなのですが、一人で見るには無駄に大きいし、ずっとテレビが付いていることになるので、今のご時世ではそれなりに電気代がかかってしまうのです。

先日、家電量販店に行った時に小型テレビの数々も見てきたのですが、小さいものでも24インチくらいの大きさがあり、いつも作業に使っているパソコンの横には置きずらいのです。そうなると10インチタブレットを買い足すくらいがちょうどいいように思えますが、今回、Amazonから出ている「Echo Show 15」という15.6インチの画面付きスマートスピーカーが本体のアップグレードによって、リモコンを使ってFire TV Stickと同じ画面を本体に表示が可能になったということで、ぐっと興味がわいてきたのです。

Echo Showは本体に電池が内蔵されていないので、コンセントに接続するか、ACコンセントのあるポータブルバッテリーとの併用になるものの、消費電力はだいたい15Wくらいということで、大画面テレビを付けるよりもかなり少なくなりながら、一人で使うには15インチという画面の大きさも十分だろうと思いました。

ただ、問題なのはFire TV対応といっても、現状ではアプリを追加できないようなので、例えばTVerやNHK+、ABEMAといった良く使うコンテンツを使うことができないのだそうです(ウェブブラウザ上から見ることは可能との情報はあるものの、リモコンで一発ということができないのはめんどくさいですね(^^;))。Amazonではたびたびセールがあり、定価約3万円というこのハードもそれなりに安く買えるチャンスはあるのですが、15インチ以上のアンドロイドタブレットはもっと価格が高いので、その点は残念です。

今のところは、10インチWi-Fiタイプのアンドロイドタブレットで最新OSとスペックが良いものが安くなればいいなと思いながら日々ネットであまたあるタブレットの価格情報を比べているところです。逆にここまで電気代が上がらなければ、購入を考えることはここまでなかったと思うので、それだけ時代が変わってしまったということをしみじみ感じます。


モバイル利用のためにAmazon HD8タブレットの旧機種を一台増やしてしまった理由

2022年10月末のAmazonのセールを見ていて、モバイル用途に使うタブレットについて色々と考えていました。ネットを見ていると、少し前に明らかに企業用のお下りと思われる格安でもそれなりに状態の良いLTE対応タブレットが1万円以下で出てきた時にはつい買ってしまいそうになりましたが我慢して、今回タブレットを買ってしまいました。何を買ったかというと現在使っているAmazonの8インチタブレットの現行品ではない旧機種の追加です。

AmazonのタブレットはAndroidタブレットの一種ではあるのですが、Amazonのアプリストアしか使えないので(ネットで出ている「Google Play」を使えるようにする裏技は今後使えなくなる可能性がありますので、Android化を前提にAmazonタブレットを購入することはリスクがあります)、使えるアプリに制限があります。

さらにLTE対応ではなくWi-Fiでの接続だけしかできないので、安く買えたとしても要らないという方もいるのではないかと思います。普通に考えると、LTE対応でGPSも搭載されている安いAndroidタブレットの方が色々な面で利用する状況は多いと思いますし、万人にはネットニュースでそうした企業物のお下がりを買う方が少ない費用でもそれなりに満足することができると思います。

ただ、私の場合はそれなりに満足してAmazonの8インチタブレットを使っていることもありますが、同じものが2台あった方が都合が良いことが多かったので、旧機種が残っていて、さらに3割引の7千円弱で買えるうちにということで思い切って増やしてしまいました。もちろん、今後現行の8インチタブレットの価格が下がってくれば同じ事が言えると思いますので、私が2台目を追加した理由についてここで紹介させていただきたいと思います。

現在、8インチタブレットはほぼ自宅に設置して使っているのですが、Amazonのタブレットは最少の7インチの製品を除いて、スマートスピーカーのAlexaとして使える事の他に(7インチタブレットでもスマートスピーカーのように使うことはできます)、「Showモード」という機能が付いていて、これもスマートスピーカーの製品としてある「EchoShow」と同じように使うことができます。基本的には全画面表示になり、日付・時間・登録地点の天気が表示され、スマートスピーカーでは色が変わった照明の点灯でしかないAmazonからの通知が来たような場合もメッセージがリアルタイムに表示されます。時おりニュースが表示されるので、詳しく見るために声を掛けると内容を読み上げたり動画を流したりしてくれるので、よりスマートスピーカーを使いやすくなります。

こうなってくると、当初は持ち出して色々と使いたいと思っていたタブレットを持ち出すよりも、備え付けの時計およびパーソナルアシスタント(現在は声によって各種赤外線リモコンが動くようになっているので、電灯やテレビ・エアコンなどの制御も可能になっています)として使っていると、いちいち持ち出すのがおっくうになってしまうのです。

ただ、このタブレットは外に持ち出すことによってさらに使えると実感することのできるタブレットでもあります。現在持っているタブレットの通信設定は、自宅ではWi-Fiに接続していますが、外に持ち出した場合には手持ちのスマホをホットスポット化させると自動的に接続するようになっているので、その切り替えだけを済ませておけば、常にタブレットをネット接続させることができ、さらにスマートスピーカーとして利用することができるのです。

この一番のポイントは車内のタブレットスタンドに固定して利用する時です。通常、Amazonのスマートスピーカーはそれ自体に電池は入っていないので、電源供給がなければ車内どころか外では使えないのですが、タブレットには電池が内蔵されているので、電源のないところでも普通に使えますし、もし電池が減っていても、100円ショップでも買えるUSB TypeCのケーブルがあれば、モバイルバッテリーで簡単に給電できます。車内でならシガーソケットから電源を取り、さらにテザリング用のスマホにも給電させれば、走行中にセットして、声だけでの操作も可能です。プレミアムの有料利用をしているradikoと連携すれば、ラジオの電波の状態の悪い山の中であっても、安定して全国のラジオ放送を楽しめます。また、テザリングするモバイル通信の状況によっては、動画やインターネット放送(AbemaTVやNHK+
はアプリストアからダウンロードできます)を見ながらの移動も可能です。

さらに言うと、現在のタブレットを購入した際、とある木工作家の方にお願いして旧機種のサイズに合うような木製のタブレットスタンド兼スピーカーユニットを作ってもらいました。恐らく新しい世代のものでも合うとは思うのですが、写真の製品はこちらから旧機種のスピーカーの位置をお知らせした上で作ってもらったので、これがあるだけで別に電源を必要としなくてもそれなりのステレオ感のある音を出すことができるようになっています(8インチタブレットは左右2つのステレオスピーカー付)。これに乗せるだけで音楽配信サービスや動画の音を十分なものにしてくれるので、私にとっては多機能なテレビの付いたラジカセという感じの存在になっています。

今回、自宅に置いて主にスマートスピーカーとして活用する一台と、常にスピーカーユニットとともに持ち出して外出先でのネット閲覧やエンタメ系サイトを見たり聞いたりするために持ち出すという、二通りの使い方ができるようになりました。旧機種であることに加え、Androidタブレットで使えている一部のアプリが使えないということはありますし、GPSが付かないのでカーナビとして使えないということはあるのですが、それについてはスマホと兼用しながら使えば、ある意味最強のモバイルエンターテイメント端末として活躍できるのではないかと思っています。

この文章はあえてアマゾンのセールが終わった後に書いています。もし私のように家でも外でもアマゾンのタブレットを利用したいと思う方がいたら、旧機種ではなく現行機種が年末にかけてのセールで安くなった時を狙うのが良いのではないかと思います。現在の円安の状態で以前と同じような金額まで安くなるかはわかりませんが、年末はボーナスシーズンなので、もし2台セットで安く売られるようになった場合なども、使い方によっては十分に有りではないかと思いますので、私の使い方が参考になればと思います。


Amazonの新世代「Fire HD 8」タブレットが2022年10月に発売されるが実際買いか?

先日、新型のFireタブレットの7インチタイプが発売になったばかりなのですが、わりとすぐに8インチタイプの新世代タブレットが2022年10月に発売になり、予約が開始されています。個人的には焦って購入するようなものではないと思っていますが、ここで一通り私が今使っている前世代の8インチタブレットとの差や、新型の7インチとの差について見ていきながら、その魅力を見ていきたいと思います。

基本的にはノーマルタイプ(32GB)無線充電なしのもので比較しますが、価格は前世代機が9,980円だったのが、11,800円と2千円高くなっています。もっとも価格は購入時の状況によって変化します。Amazonの大きなセールに出てきた場合、半額くらい安くなったりする場合も過去にあります。円高の影響で高くなっていると見ることもできるので、そう購入を急がない場合には過去最安値で購入できる時期を狙うことが大事です。

本体の大きさと重さは前世代機が202 x 137 x 9.7mm・355グラムですが、新型は全く同じではなく、201.9 x 137.3 x 9.6 mm・337グラムとほんの僅か違うので、これは恐らく専用カバーの使い回しがうまく行くのか? という感じはするもののほとんど同じです。解像度は同じでCPUの性能は4コアから6コアと若干アップ(3割増し)、最大使用時間が12時間から13時間と一時間伸び、新型のIPSディスプレイは強化アルミノシリケートガラスを採用して耐久性能もアップしたようです。

機能面においては、スクリーンミラリング機能で、Fireタブレットの映像をミラキャスト対応デバイス(テレビなど)に表示させることもできるようになり、タブレット内の写真を見たり、ウェブブラウザを大きなテレビで見ながら作業したり、当然ながら動画コンテンツの再生もできるようになると思いますが、テレビの方にどういうハードを付けるのかにより(恐らくFire TV Stickだと思いますが)、この機能を使うための追加投資は必要になるかも知れません。
個人的には、先に出た7インチのタブレットか今度出た8インチのものにするかということになってくるでしょう。定価では5千円違いますがその5千円分の価格を8インチタブレットに見いだせるかどうかが鍵になってくると思います。

7インチと8インチの機能の差は、画面の大きさは当然として、本体内蔵のスピーカーがモノラル(7インチ)とステレオ(8インチ)の差は、単体でスピーカーから音を出す場合には変わります。また、スマートスピーカーのAlexaとしてどちらも使えるのですが、常時置きにした際に画面に時計表示や様々なニュースなどを表示することができる「Showモード対応」なのは8インチの方なので、手元に置いて常時セットするような場合は8インチの方が使いやすいと思います。というか、このモードは車に設置して使う場合にもけっこう便利なのです。

車内にWi-Fiを使える環境を作り、タブレット用のスタンドをダッシュボードに設置してこの8インチタブレットを置くと、何も使っていない時には時刻表示やニュースを定期的に表示してくれ、必要な場合には本体の操作なしにスマートスピーカーと同じように語り掛けると、それで多くの機能を使えるようになります。本体にGPSはないので、カーナビとしては別のスマホで代用する必要はあるものの、現在走行中の場所の天気を知りたいとか、ランダムに音楽を流したいとか、特定のアプリを起動させたい場合も、Showモードのない7インチタブレットと比べると見やすいのでより扱いやすくなっていると思います。

まだ8インチのタブレットを持っていない人にとっては、7インチより8インチのものの方がおすすめだと思いますが、すでに前世代の8インチを持っている場合には多少微妙かも知れません。というのも、CPUの早さや画面の耐久性は新しいものの方が良いものの、そこまで機能的には変わらないので、「自宅用」「外出用」と2台欲しい場合、外出時に主にイヤホンで動画や音楽を聴くなら、モノラルスピーカーの7インチの方がかさばらずに最低限の事ができるので、7インチの方を選ぶというのもありだと思います。

旅行に持って行くタブレットについては、最近は中華タブレットで安いものもあり、さらにSIMカードを差して単体で通信ができるLTE機能付きのものもあるので、無駄に増やすのではなくピンポイントで使えるものをと思うのですが、格安の中華タブレットの場合、ドコモ・auのプラチナバンドおよび楽天モバイルが対応していない機種もあるので、だったらWi-Fi接続の安いタブレットということでAmazonのタブレットを選ぶのもありかなと思うところもあります。

どうしてもLTE機能がというのでなければ、今回の8インチタブレットは最初の一台としてはバランスも取れ、手持ちのスマホからテザリングさせれば十分に使えますので、スマホでは動画の迫力が出ないと思っている方が持つにはおすすめであることには変わりありません。個人的には、年末のセールの価格次第というところもあるので(^^;)、そこまで色々と悩むことにします。


Amazonが出してくる7インチタブレットの新型はセールまで待つのが賢い買い方

先日、Amazonの7インチタブレットをスマホ用のカースタンドに取り付けて、声による操作が可能になり、ラジコや音楽配信サービス、様々な動画サービスを車内で利用できるようになって悦に入っていることをこのブログ内で書かせていただきましたが、先日のニュースでAmazonが7インチタブレットを廃番にせず、2022年6月に次世代機が販売になるというニュースが入ってきました。これを書いている5月中は予約受付中となっています。

電源ケーブルがType-Cに変更され、落下の衝撃にも強くなったというのは、外に持ち出すにはかなり面白い端末になったのではないかと思います。メモリは相変わらずRAMのメモリーは2GB(それでも前機種の倍)、内部ストレージ16GBと控えめな数字ですが、新たなCPUの搭載により約30%速度アップ、バッテリーの持続時間も最大10時間(前機種では7時間)というのは、現行機を使っていて多少の動作のもたつきを感じていた私にとってはかなり期待できる状況です。ただ、一連のニュースサイトを見てもわからないのが、本体のスピーカーがモノラルなのかステレオなのかということですが、イヤホンを使えば良いということもありますし、車内ではBluetoothスピーカーに接続して大きな音を出すので、もし次世代機のスピーカーがモノラルでもそこまでがっかりすることはないと思います。

価格は通常価格で6,980円ですが、今後の大きなAmazonのセールがあれば、私の希望的観測に過ぎないものの、二千円くらいは下がった価格で売られる期間も出てくるように思います。Wi-Fi専用のタブレットであるので、1万円台の前半くらいで買える安いLTE通信可能なタ8インチブレットと比較する場合、安いとは言え単体では使えないことがネックだと感じる方もいるかも知れませんが、このタブレットを「車載用」と考えた場合、そこまでのディメリットは感じません。

というのも、AmazonのタブレットはWi-Fiでインターネットにつながっていれば、スマートスピーカーとしての機能も使えるようになるので、声によるリモートコントロールが可能になり、様々な「スキル」を運転席からの声でコントロールすることが可能になります。手持ちのスマホでWi-Fiテザリングをしてしまえば、車内ですから電源は取れるので電池の消耗の心配をしなくても車の中で利用を使い続けられます。スマホもタブレットも内蔵電池があるので、車のエンジンを止めても使い続けられます。スマホではなく、モバイルルーターと連動させて使っても良いのですが、問題はテザリングをする回線の質にもよってくると思います。

一般的に、ニュース・天気予報の告知や音楽系のサービス(radikoや音楽配信サービス)を利用するだけなら、最大200~300kbpsくらいが出る回線(低速切り替えで使うことも含めて)で十分だと思いますが、動画まで見たいというなら、最低速度が1~1.5Mbpsくらいまでスピードが出る回線を使えば、ワンセグやフルセグの届かない山間部であっても回線が普通に使えれば、十分実用になるくらいの品質の動画を車内で見ることは可能でしょう。

そういう意味では、低速でも最大1~1.5Mbpsが使える回線プランが複数あって、さらに旅行の時だけ使いたいならpovo2.0のように24時間使い放題のトッピングを車で長距離移動する時だけ付けて使うというような用途も考えられます。もっとも、7インチタブレットというのは8インチと比べるとやはり小さくて取り回しがし易いので、毎日持ち出してスマホでは見ずらい動画視聴や電子書籍の閲覧などでスマホからテザリングさせて積極的に使いたいものです。

前の7インチタブレットでも私が便利に使っていたキッズ用の本体カバーは別売2,980円で出るそうですが、このカバーを付けるとスタンドの代わりになるだけでなく、かなり荒い使い方をしてもしっかりと本体を守ってくれますので、個人的にはAmazonの大きなセールの時にでも本体とカバーを別々に購入するようにした方がお財布には優しいのではないかと思います。最後に商品リンクを貼っておきますが、どうしても予約して購入したい人はともかく、しばらく待っての購入が正解ではないかと思いますし、私自身もそのようにして購入したいと思いますので、試用レポートは実際にセールで安売りが来てからということになるであろうことをこの時点ではお断りしておきます。


車内用の音楽・映像利用端末に利用休止中のAmazon Fire7を復活させようと思ったわけ

色々なモバイル端末を買って利用していく中で、当然日々の中で使わなくなってホコリをかぶっているハードが少なからずあります。そのような品の一つが、現在ギリギリ最新OSが搭載されたAmazon Fire7(2019年・第9世代の7インチの製品で現在は販売していません)なのです。

このタブレットは、現在目覚まし時計と常に動くAlexaとして使っている同じAmazonの8インチタブレットを使うようになって内容がかぶることと、メモリが16GBと少ないことと、充電用の端子が現在ほぼ標準と言われているType-Cではなく、それ以前に主流だったmicro-Bタイプのものになってしまっています。

さらに、本体内蔵のスピーカーは一つしかないので、音楽を聞くような場合、ステレオ出力ができないのは、ステレオスピーカーを持つ8インチ以上のFireタブレットと比べてもウィークポイントで、旅行の時には8インチタブレットをそのまま持って行こうということで、7インチのタブレットは全く使わなくなってしまったのでした。

ただ、改めて考えてみると、今車の中で使っているスマホおよびタブレット用のホルダは8インチだとギリギリで、ちょっとした悪路を走る場合にはかなり不安定になってしまう可能性があります。7インチでもスマホよりは大きいので、不安定になってしまう可能性はありますが、小さい分安定するでしょうし、さらに今まで使ってないこともあるので、ある程度ラフに扱っても大丈夫ではないかという感じです。

さらに、車で使う場合にはタブレット本体から音を出さなくてもBluetoothで飛ばして別のスピーカーから音を出せばいいので、単体で使うディメリットはなくなります。また、一人旅で電車の中で使うような場合は、本体にスピーカーがあっても実際はイヤホン(有線・無線ともども)で使うことがほとんどなので、荷物を少なく軽くするのだったら、画面の大きさが許せるなら小さい方が良いということもあります。

こんな事を考えたのは、現在私が契約している複数のSIMカードを3台のスマホに入れて運用するようになって、スマホで動画を見てみたのですが、特に車のダッシュボードに固定して使うと、スポーツなどは小さすぎてよく見えないという問題が出てきてしまったのです。そうなると車に固定して見るのにちょうどいいのが7インチクラスのものかなと思っていたところ、さらなる追い風がFireタブレットには起きていました。

実は、先日書いたのですが、Amazon fire TV Stickの新しいものでは、NHKの番組をリアルタイム配信でき、見逃し配信も利用できるアプリ「NHK+」がAmazonストアからダウンロードできるようになっていたのです。これで、通常の状態でもNHKの地上波テレビがリアルタイムで見られるハードになったわけですが、それに加えて、音楽についてもタブレットでの利用の場合、アルバム再生が無料会員でも強制的にランダム再生にならない(スマホで無料利用の場合は強制的にランダム再生になってしまいます)Spotifyアプリも結構便利に使えます。

実際の使い方としては、スマホからのWi-Fiテザリングをして使うことになります。実はこの使い方も、私にとっては都合の良いものでした。というのも、現在私の持っている回線は、動画を見る用に契約したmineo(平日お昼以外最大1.5Mbps利用可のマイそく)と、音楽やネットラジオ垂れ流しでも最大300kbpsで無制限に使えるUQモバイルのくりこしプランSの2回線があります。つまり、このタブレットでネットラジオか音声を聞き流す場合はUQモバイルのSIMの入ったスマホでテザリングし、動画が見たくなったらmineoの方でテザリングをすれば、事前登録しておけばFireタブレットは自動的に接続し、Alexa(スマートスピーカー)の機能も使えるようになるので、車に乗りながら声だけで動作を制御でき、運転しながらでも操作できるようになるわけです。通常のAndroidタブレットと比べるとGoogle Playが使えないなど、できない事も多いFireタブレットではありますが、スマートスピーカーの機能があるのは良いですね。

今後、Fireタブレット7インチのタイプに後継機が出るのかはわかりませんが、日常的に持ち歩くには8インチはちょっと大きいという感じなので、7インチの後継機はぜひ出して欲しいですね。そうすれば、今のものを車載専用にできるのですが。