タブレット端末」カテゴリーアーカイブ

各種タブレット端末について、自分で使っているものについて紹介します。

モバイル運用で心強いのは複数の作業方法を持つハードであることが重要・2in1のタッチパネルについて

大きな地震が自分の住む場所で起こり、避難を余儀なくされた場合、色々なものを持って逃げるとは思うのですが、小さくても色々な用途で使えるハードが一台あると、それなりに便利なところはあります。私は10,1インチのWindowsタブレット(2in1)を持っているので、その一式を持って出られるようにと考えているのですが、今回改めてWindowsタブレットを出してみて、改めてその作業手段の多様さが有難いということを実感しました。

というのも、普段はタブレットと言ってもUSB端子の付いたキーボードユニットと、無線で使えるマウスをマグネット方式で物理接続してノートパソコンのように使っているのですが、昨日久しぶりに電源を入れて使おうとしたら、見事にマウスの電池が切れてしまっていました。

キーボードユニットにはタッチパッドがあるので、パッドの操作で十分に使えるのですが、さらに画面を触って操作できるタッチパッドの有益性というものも改めて感じました。パッドにある矢印を操作しながら目で追うよりも、直感的にリンクを画面を直接触ってクリックした方が作業的には早いですし、状況的にキーボードを使えないような状況であっても、画面から直接文字入力をすることもタッチパネル搭載機であれば可能であるので、移動しながらの入力にも十分対応できます。

そう考えると、普通のノートパソコンでなく、キーボードと本体が分離し、タブレットとしてもノートパソコンとしても使えるタイプのハードにしておいて良かったのではないかと改めて思います。最近になってTypeCから複数のUSBや映像端子を使えるようにするハブを導入したので、あえてキーボードユニットを使わずに使い勝手の良い外付キーボードやその他周辺機器を使えるようにしています。その際マウスが使えなくても、タッチパネルで直接操作しながら作業を進めることもできそうで、自由度はノートパソコンより高いですね。

なお、こうしたハードの中には色々な種類があり、思い付くだけでもiPad、Androidタブレット、Chromebookというようなハードを使う方もいると思いますが、私の場合は日々Windowsパソコンを使っているので、その環境をそのまま持ち出すには、外で使うならWindowsタブレットの方を使うことになるでしょう。本体に通信ユニットを入れたい場合にはiPadやAndroidタブレットが良いでしょうが、幸いなことに私の使っているWindowsタブレットにはSIMカードスロットに通信カードを入れれば単体でも通信できるので、その点でも手離せないところです。ちなみに、後からモバイルルーターを追加購入したので、あえてそうした通信ユニットを本体に内蔵したものを買わなくても良いかも知れませんが。もちろん、iPadやAndroidタブレットを歩き用のマップのように使いたい場合には、豊富なアプリでグレードアップできるセルラーモデルがあれば、スマホより大きな画面が使えて便利なので、出先での使い方によって用意するハードの種類は変わってくると思います。

以前は使っていて新しく買い足したいと思っているのは、実はChromebookです。Chromebookはスイッチを入れるとすぐに起動し、基本的にはウェブブラウザーのChromeを使うだけなので、自宅でのちょっとしたウェブ閲覧やネットショッピング用に使う事については一番便利だと思います。また、自分のパソコンを触って欲しくない家族や友人に使ってもらうにはちょうどいいハードではないかと思います。ただ、使用するシチュエーションが違ってくるので、今後Chromebookを購入する場合には、多少画面が大き目のものの方が便利かも? と思います。

理想としては自宅で使うパソコンの画面を15インチにするとしたら、Chromebookを13インチクラスにして、モバイル用のWindowsタブレット(2in1)は10~11インチクラス(WindowsタブレットとChromebookの大きさは逆でも良いかも)というのが理想です。できればChromebookもタッチパネル搭載や通信ユニットが入っていて、Androidアプリが動くなら、それはそれで便利なので、私の理想に合ったものが安く手に入ると、さらに簡単に使えるようになって嬉しいですが、それは今すぐに必要なものではないので、色々と情報を収集しながら自分の理想に合ったものを安く買えるように準備していこうと思っています。


さしあたっての次のハードの狙い目は10インチ以上の大型タブレットあたりか

知り合いから古すぎるスマホを新しいものにしたいがという相談を受けたのですが、恐らくその人は、まだSIMカードの大きさが標準SIMかmicroSIMの時期に購入していると思うので、まずはショップに行って「実質0円」(月々の分割で支払い分が相殺される)ものがないか聞いてもらうことをおすすめしました。どうしても高いスマホしか勧められなかった場合は、とりあえずSIMのサイズを現在の標準サイズであるnanoSIMに変えてもらい、それと並行して機種変更で安く手に入れたものの、すぐ売ってしまったようなお買い得のSIMフリースマホでも買えば何とかなるので、購入できる端末を勧められなかった場合には改めて相談に乗ろうかと思っています。

私の方は現在、メインサブのスマホも問題なく使えていますし、先日このブログで紹介したファーウェイのP30Liteが電池交換から帰ってくるので、今使っているスマホに何かあった場合には一時的な避難先として使える目処が立ったことで、しばらくはハードの購入予定はなくなりました。

パソコンについても、Windows10のサポートが正面的に終わるまでは今使っているものは十分使えるので、ここまでのラインナップはそのままで行こうと思っています。ただ、一つ考えている事があります。というのも、これは今後も続くだろうと思われる電気代の高騰が影響しています。自宅で時間を過ごす場合、パソコンで作業している際には現在はスマートスピーカーからRadikoの音声を流しながらしているのですが、たまにパソコンで作業をしながらも動画配信などを見たくなる時があります。

現在は、自宅の大型テレビにAmazon Fire Stickを付けていて、リモコンの操作だけでアマゾンプライムだけでなくABEMAやTVer、NHK+あたりまでテレビ画面で見ることができるようになっているのですが、ついつい、その時間が長くなってしまうと気になってくるのが電気代なのですね。テレビは家族全員で見ている時には良い大きさなのですが、一人で見るには無駄に大きいし、ずっとテレビが付いていることになるので、今のご時世ではそれなりに電気代がかかってしまうのです。

先日、家電量販店に行った時に小型テレビの数々も見てきたのですが、小さいものでも24インチくらいの大きさがあり、いつも作業に使っているパソコンの横には置きずらいのです。そうなると10インチタブレットを買い足すくらいがちょうどいいように思えますが、今回、Amazonから出ている「Echo Show 15」という15.6インチの画面付きスマートスピーカーが本体のアップグレードによって、リモコンを使ってFire TV Stickと同じ画面を本体に表示が可能になったということで、ぐっと興味がわいてきたのです。

Echo Showは本体に電池が内蔵されていないので、コンセントに接続するか、ACコンセントのあるポータブルバッテリーとの併用になるものの、消費電力はだいたい15Wくらいということで、大画面テレビを付けるよりもかなり少なくなりながら、一人で使うには15インチという画面の大きさも十分だろうと思いました。

ただ、問題なのはFire TV対応といっても、現状ではアプリを追加できないようなので、例えばTVerやNHK+、ABEMAといった良く使うコンテンツを使うことができないのだそうです(ウェブブラウザ上から見ることは可能との情報はあるものの、リモコンで一発ということができないのはめんどくさいですね(^^;))。Amazonではたびたびセールがあり、定価約3万円というこのハードもそれなりに安く買えるチャンスはあるのですが、15インチ以上のアンドロイドタブレットはもっと価格が高いので、その点は残念です。

今のところは、10インチWi-Fiタイプのアンドロイドタブレットで最新OSとスペックが良いものが安くなればいいなと思いながら日々ネットであまたあるタブレットの価格情報を比べているところです。逆にここまで電気代が上がらなければ、購入を考えることはここまでなかったと思うので、それだけ時代が変わってしまったということをしみじみ感じます。


モバイル利用のためにAmazon HD8タブレットの旧機種を一台増やしてしまった理由

2022年10月末のAmazonのセールを見ていて、モバイル用途に使うタブレットについて色々と考えていました。ネットを見ていると、少し前に明らかに企業用のお下りと思われる格安でもそれなりに状態の良いLTE対応タブレットが1万円以下で出てきた時にはつい買ってしまいそうになりましたが我慢して、今回タブレットを買ってしまいました。何を買ったかというと現在使っているAmazonの8インチタブレットの現行品ではない旧機種の追加です。

AmazonのタブレットはAndroidタブレットの一種ではあるのですが、Amazonのアプリストアしか使えないので(ネットで出ている「Google Play」を使えるようにする裏技は今後使えなくなる可能性がありますので、Android化を前提にAmazonタブレットを購入することはリスクがあります)、使えるアプリに制限があります。

さらにLTE対応ではなくWi-Fiでの接続だけしかできないので、安く買えたとしても要らないという方もいるのではないかと思います。普通に考えると、LTE対応でGPSも搭載されている安いAndroidタブレットの方が色々な面で利用する状況は多いと思いますし、万人にはネットニュースでそうした企業物のお下がりを買う方が少ない費用でもそれなりに満足することができると思います。

ただ、私の場合はそれなりに満足してAmazonの8インチタブレットを使っていることもありますが、同じものが2台あった方が都合が良いことが多かったので、旧機種が残っていて、さらに3割引の7千円弱で買えるうちにということで思い切って増やしてしまいました。もちろん、今後現行の8インチタブレットの価格が下がってくれば同じ事が言えると思いますので、私が2台目を追加した理由についてここで紹介させていただきたいと思います。

現在、8インチタブレットはほぼ自宅に設置して使っているのですが、Amazonのタブレットは最少の7インチの製品を除いて、スマートスピーカーのAlexaとして使える事の他に(7インチタブレットでもスマートスピーカーのように使うことはできます)、「Showモード」という機能が付いていて、これもスマートスピーカーの製品としてある「EchoShow」と同じように使うことができます。基本的には全画面表示になり、日付・時間・登録地点の天気が表示され、スマートスピーカーでは色が変わった照明の点灯でしかないAmazonからの通知が来たような場合もメッセージがリアルタイムに表示されます。時おりニュースが表示されるので、詳しく見るために声を掛けると内容を読み上げたり動画を流したりしてくれるので、よりスマートスピーカーを使いやすくなります。

こうなってくると、当初は持ち出して色々と使いたいと思っていたタブレットを持ち出すよりも、備え付けの時計およびパーソナルアシスタント(現在は声によって各種赤外線リモコンが動くようになっているので、電灯やテレビ・エアコンなどの制御も可能になっています)として使っていると、いちいち持ち出すのがおっくうになってしまうのです。

ただ、このタブレットは外に持ち出すことによってさらに使えると実感することのできるタブレットでもあります。現在持っているタブレットの通信設定は、自宅ではWi-Fiに接続していますが、外に持ち出した場合には手持ちのスマホをホットスポット化させると自動的に接続するようになっているので、その切り替えだけを済ませておけば、常にタブレットをネット接続させることができ、さらにスマートスピーカーとして利用することができるのです。

この一番のポイントは車内のタブレットスタンドに固定して利用する時です。通常、Amazonのスマートスピーカーはそれ自体に電池は入っていないので、電源供給がなければ車内どころか外では使えないのですが、タブレットには電池が内蔵されているので、電源のないところでも普通に使えますし、もし電池が減っていても、100円ショップでも買えるUSB TypeCのケーブルがあれば、モバイルバッテリーで簡単に給電できます。車内でならシガーソケットから電源を取り、さらにテザリング用のスマホにも給電させれば、走行中にセットして、声だけでの操作も可能です。プレミアムの有料利用をしているradikoと連携すれば、ラジオの電波の状態の悪い山の中であっても、安定して全国のラジオ放送を楽しめます。また、テザリングするモバイル通信の状況によっては、動画やインターネット放送(AbemaTVやNHK+
はアプリストアからダウンロードできます)を見ながらの移動も可能です。

さらに言うと、現在のタブレットを購入した際、とある木工作家の方にお願いして旧機種のサイズに合うような木製のタブレットスタンド兼スピーカーユニットを作ってもらいました。恐らく新しい世代のものでも合うとは思うのですが、写真の製品はこちらから旧機種のスピーカーの位置をお知らせした上で作ってもらったので、これがあるだけで別に電源を必要としなくてもそれなりのステレオ感のある音を出すことができるようになっています(8インチタブレットは左右2つのステレオスピーカー付)。これに乗せるだけで音楽配信サービスや動画の音を十分なものにしてくれるので、私にとっては多機能なテレビの付いたラジカセという感じの存在になっています。

今回、自宅に置いて主にスマートスピーカーとして活用する一台と、常にスピーカーユニットとともに持ち出して外出先でのネット閲覧やエンタメ系サイトを見たり聞いたりするために持ち出すという、二通りの使い方ができるようになりました。旧機種であることに加え、Androidタブレットで使えている一部のアプリが使えないということはありますし、GPSが付かないのでカーナビとして使えないということはあるのですが、それについてはスマホと兼用しながら使えば、ある意味最強のモバイルエンターテイメント端末として活躍できるのではないかと思っています。

この文章はあえてアマゾンのセールが終わった後に書いています。もし私のように家でも外でもアマゾンのタブレットを利用したいと思う方がいたら、旧機種ではなく現行機種が年末にかけてのセールで安くなった時を狙うのが良いのではないかと思います。現在の円安の状態で以前と同じような金額まで安くなるかはわかりませんが、年末はボーナスシーズンなので、もし2台セットで安く売られるようになった場合なども、使い方によっては十分に有りではないかと思いますので、私の使い方が参考になればと思います。


Amazonの新世代「Fire HD 8」タブレットが2022年10月に発売されるが実際買いか?

先日、新型のFireタブレットの7インチタイプが発売になったばかりなのですが、わりとすぐに8インチタイプの新世代タブレットが2022年10月に発売になり、予約が開始されています。個人的には焦って購入するようなものではないと思っていますが、ここで一通り私が今使っている前世代の8インチタブレットとの差や、新型の7インチとの差について見ていきながら、その魅力を見ていきたいと思います。

基本的にはノーマルタイプ(32GB)無線充電なしのもので比較しますが、価格は前世代機が9,980円だったのが、11,800円と2千円高くなっています。もっとも価格は購入時の状況によって変化します。Amazonの大きなセールに出てきた場合、半額くらい安くなったりする場合も過去にあります。円高の影響で高くなっていると見ることもできるので、そう購入を急がない場合には過去最安値で購入できる時期を狙うことが大事です。

本体の大きさと重さは前世代機が202 x 137 x 9.7mm・355グラムですが、新型は全く同じではなく、201.9 x 137.3 x 9.6 mm・337グラムとほんの僅か違うので、これは恐らく専用カバーの使い回しがうまく行くのか? という感じはするもののほとんど同じです。解像度は同じでCPUの性能は4コアから6コアと若干アップ(3割増し)、最大使用時間が12時間から13時間と一時間伸び、新型のIPSディスプレイは強化アルミノシリケートガラスを採用して耐久性能もアップしたようです。

機能面においては、スクリーンミラリング機能で、Fireタブレットの映像をミラキャスト対応デバイス(テレビなど)に表示させることもできるようになり、タブレット内の写真を見たり、ウェブブラウザを大きなテレビで見ながら作業したり、当然ながら動画コンテンツの再生もできるようになると思いますが、テレビの方にどういうハードを付けるのかにより(恐らくFire TV Stickだと思いますが)、この機能を使うための追加投資は必要になるかも知れません。
個人的には、先に出た7インチのタブレットか今度出た8インチのものにするかということになってくるでしょう。定価では5千円違いますがその5千円分の価格を8インチタブレットに見いだせるかどうかが鍵になってくると思います。

7インチと8インチの機能の差は、画面の大きさは当然として、本体内蔵のスピーカーがモノラル(7インチ)とステレオ(8インチ)の差は、単体でスピーカーから音を出す場合には変わります。また、スマートスピーカーのAlexaとしてどちらも使えるのですが、常時置きにした際に画面に時計表示や様々なニュースなどを表示することができる「Showモード対応」なのは8インチの方なので、手元に置いて常時セットするような場合は8インチの方が使いやすいと思います。というか、このモードは車に設置して使う場合にもけっこう便利なのです。

車内にWi-Fiを使える環境を作り、タブレット用のスタンドをダッシュボードに設置してこの8インチタブレットを置くと、何も使っていない時には時刻表示やニュースを定期的に表示してくれ、必要な場合には本体の操作なしにスマートスピーカーと同じように語り掛けると、それで多くの機能を使えるようになります。本体にGPSはないので、カーナビとしては別のスマホで代用する必要はあるものの、現在走行中の場所の天気を知りたいとか、ランダムに音楽を流したいとか、特定のアプリを起動させたい場合も、Showモードのない7インチタブレットと比べると見やすいのでより扱いやすくなっていると思います。

まだ8インチのタブレットを持っていない人にとっては、7インチより8インチのものの方がおすすめだと思いますが、すでに前世代の8インチを持っている場合には多少微妙かも知れません。というのも、CPUの早さや画面の耐久性は新しいものの方が良いものの、そこまで機能的には変わらないので、「自宅用」「外出用」と2台欲しい場合、外出時に主にイヤホンで動画や音楽を聴くなら、モノラルスピーカーの7インチの方がかさばらずに最低限の事ができるので、7インチの方を選ぶというのもありだと思います。

旅行に持って行くタブレットについては、最近は中華タブレットで安いものもあり、さらにSIMカードを差して単体で通信ができるLTE機能付きのものもあるので、無駄に増やすのではなくピンポイントで使えるものをと思うのですが、格安の中華タブレットの場合、ドコモ・auのプラチナバンドおよび楽天モバイルが対応していない機種もあるので、だったらWi-Fi接続の安いタブレットということでAmazonのタブレットを選ぶのもありかなと思うところもあります。

どうしてもLTE機能がというのでなければ、今回の8インチタブレットは最初の一台としてはバランスも取れ、手持ちのスマホからテザリングさせれば十分に使えますので、スマホでは動画の迫力が出ないと思っている方が持つにはおすすめであることには変わりありません。個人的には、年末のセールの価格次第というところもあるので(^^;)、そこまで色々と悩むことにします。


Amazonが出してくる7インチタブレットの新型はセールまで待つのが賢い買い方

先日、Amazonの7インチタブレットをスマホ用のカースタンドに取り付けて、声による操作が可能になり、ラジコや音楽配信サービス、様々な動画サービスを車内で利用できるようになって悦に入っていることをこのブログ内で書かせていただきましたが、先日のニュースでAmazonが7インチタブレットを廃番にせず、2022年6月に次世代機が販売になるというニュースが入ってきました。これを書いている5月中は予約受付中となっています。

電源ケーブルがType-Cに変更され、落下の衝撃にも強くなったというのは、外に持ち出すにはかなり面白い端末になったのではないかと思います。メモリは相変わらずRAMのメモリーは2GB(それでも前機種の倍)、内部ストレージ16GBと控えめな数字ですが、新たなCPUの搭載により約30%速度アップ、バッテリーの持続時間も最大10時間(前機種では7時間)というのは、現行機を使っていて多少の動作のもたつきを感じていた私にとってはかなり期待できる状況です。ただ、一連のニュースサイトを見てもわからないのが、本体のスピーカーがモノラルなのかステレオなのかということですが、イヤホンを使えば良いということもありますし、車内ではBluetoothスピーカーに接続して大きな音を出すので、もし次世代機のスピーカーがモノラルでもそこまでがっかりすることはないと思います。

価格は通常価格で6,980円ですが、今後の大きなAmazonのセールがあれば、私の希望的観測に過ぎないものの、二千円くらいは下がった価格で売られる期間も出てくるように思います。Wi-Fi専用のタブレットであるので、1万円台の前半くらいで買える安いLTE通信可能なタ8インチブレットと比較する場合、安いとは言え単体では使えないことがネックだと感じる方もいるかも知れませんが、このタブレットを「車載用」と考えた場合、そこまでのディメリットは感じません。

というのも、AmazonのタブレットはWi-Fiでインターネットにつながっていれば、スマートスピーカーとしての機能も使えるようになるので、声によるリモートコントロールが可能になり、様々な「スキル」を運転席からの声でコントロールすることが可能になります。手持ちのスマホでWi-Fiテザリングをしてしまえば、車内ですから電源は取れるので電池の消耗の心配をしなくても車の中で利用を使い続けられます。スマホもタブレットも内蔵電池があるので、車のエンジンを止めても使い続けられます。スマホではなく、モバイルルーターと連動させて使っても良いのですが、問題はテザリングをする回線の質にもよってくると思います。

一般的に、ニュース・天気予報の告知や音楽系のサービス(radikoや音楽配信サービス)を利用するだけなら、最大200~300kbpsくらいが出る回線(低速切り替えで使うことも含めて)で十分だと思いますが、動画まで見たいというなら、最低速度が1~1.5Mbpsくらいまでスピードが出る回線を使えば、ワンセグやフルセグの届かない山間部であっても回線が普通に使えれば、十分実用になるくらいの品質の動画を車内で見ることは可能でしょう。

そういう意味では、低速でも最大1~1.5Mbpsが使える回線プランが複数あって、さらに旅行の時だけ使いたいならpovo2.0のように24時間使い放題のトッピングを車で長距離移動する時だけ付けて使うというような用途も考えられます。もっとも、7インチタブレットというのは8インチと比べるとやはり小さくて取り回しがし易いので、毎日持ち出してスマホでは見ずらい動画視聴や電子書籍の閲覧などでスマホからテザリングさせて積極的に使いたいものです。

前の7インチタブレットでも私が便利に使っていたキッズ用の本体カバーは別売2,980円で出るそうですが、このカバーを付けるとスタンドの代わりになるだけでなく、かなり荒い使い方をしてもしっかりと本体を守ってくれますので、個人的にはAmazonの大きなセールの時にでも本体とカバーを別々に購入するようにした方がお財布には優しいのではないかと思います。最後に商品リンクを貼っておきますが、どうしても予約して購入したい人はともかく、しばらく待っての購入が正解ではないかと思いますし、私自身もそのようにして購入したいと思いますので、試用レポートは実際にセールで安売りが来てからということになるであろうことをこの時点ではお断りしておきます。


車内用の音楽・映像利用端末に利用休止中のAmazon Fire7を復活させようと思ったわけ

色々なモバイル端末を買って利用していく中で、当然日々の中で使わなくなってホコリをかぶっているハードが少なからずあります。そのような品の一つが、現在ギリギリ最新OSが搭載されたAmazon Fire7(2019年・第9世代の7インチの製品で現在は販売していません)なのです。

このタブレットは、現在目覚まし時計と常に動くAlexaとして使っている同じAmazonの8インチタブレットを使うようになって内容がかぶることと、メモリが16GBと少ないことと、充電用の端子が現在ほぼ標準と言われているType-Cではなく、それ以前に主流だったmicro-Bタイプのものになってしまっています。

さらに、本体内蔵のスピーカーは一つしかないので、音楽を聞くような場合、ステレオ出力ができないのは、ステレオスピーカーを持つ8インチ以上のFireタブレットと比べてもウィークポイントで、旅行の時には8インチタブレットをそのまま持って行こうということで、7インチのタブレットは全く使わなくなってしまったのでした。

ただ、改めて考えてみると、今車の中で使っているスマホおよびタブレット用のホルダは8インチだとギリギリで、ちょっとした悪路を走る場合にはかなり不安定になってしまう可能性があります。7インチでもスマホよりは大きいので、不安定になってしまう可能性はありますが、小さい分安定するでしょうし、さらに今まで使ってないこともあるので、ある程度ラフに扱っても大丈夫ではないかという感じです。

さらに、車で使う場合にはタブレット本体から音を出さなくてもBluetoothで飛ばして別のスピーカーから音を出せばいいので、単体で使うディメリットはなくなります。また、一人旅で電車の中で使うような場合は、本体にスピーカーがあっても実際はイヤホン(有線・無線ともども)で使うことがほとんどなので、荷物を少なく軽くするのだったら、画面の大きさが許せるなら小さい方が良いということもあります。

こんな事を考えたのは、現在私が契約している複数のSIMカードを3台のスマホに入れて運用するようになって、スマホで動画を見てみたのですが、特に車のダッシュボードに固定して使うと、スポーツなどは小さすぎてよく見えないという問題が出てきてしまったのです。そうなると車に固定して見るのにちょうどいいのが7インチクラスのものかなと思っていたところ、さらなる追い風がFireタブレットには起きていました。

実は、先日書いたのですが、Amazon fire TV Stickの新しいものでは、NHKの番組をリアルタイム配信でき、見逃し配信も利用できるアプリ「NHK+」がAmazonストアからダウンロードできるようになっていたのです。これで、通常の状態でもNHKの地上波テレビがリアルタイムで見られるハードになったわけですが、それに加えて、音楽についてもタブレットでの利用の場合、アルバム再生が無料会員でも強制的にランダム再生にならない(スマホで無料利用の場合は強制的にランダム再生になってしまいます)Spotifyアプリも結構便利に使えます。

実際の使い方としては、スマホからのWi-Fiテザリングをして使うことになります。実はこの使い方も、私にとっては都合の良いものでした。というのも、現在私の持っている回線は、動画を見る用に契約したmineo(平日お昼以外最大1.5Mbps利用可のマイそく)と、音楽やネットラジオ垂れ流しでも最大300kbpsで無制限に使えるUQモバイルのくりこしプランSの2回線があります。つまり、このタブレットでネットラジオか音声を聞き流す場合はUQモバイルのSIMの入ったスマホでテザリングし、動画が見たくなったらmineoの方でテザリングをすれば、事前登録しておけばFireタブレットは自動的に接続し、Alexa(スマートスピーカー)の機能も使えるようになるので、車に乗りながら声だけで動作を制御でき、運転しながらでも操作できるようになるわけです。通常のAndroidタブレットと比べるとGoogle Playが使えないなど、できない事も多いFireタブレットではありますが、スマートスピーカーの機能があるのは良いですね。

今後、Fireタブレット7インチのタイプに後継機が出るのかはわかりませんが、日常的に持ち歩くには8インチはちょっと大きいという感じなので、7インチの後継機はぜひ出して欲しいですね。そうすれば、今のものを車載専用にできるのですが。


音声対応のAmazon Alexaを車の中や外出先で使うには安定したネット環境が必要

BIGLOBEのネット利用に関する有名なオプションである「エンタメフリーオプション」が、ついにデータ容量が少ないプランS(1GB)にも付けられるようになったということです。音声通話付きとして初年度税込770円、それ以降1,078円のプランですが、この内容に月額税込308円のエンタメフリーオプション(初回最大6ヵ月無料)を付けて運用できるので、無料期間が終っても当初1,008円/月、それ以降でも1,386円で使えるというのは、スマホでこのエンタメフリーオプションに含まれるサービスを多く見るならかなり安く利用できますね。ちなみに、エンタメフリーオプションで利用できるサービスは以下の通りです。

・動画視聴
YouTube AbemaTV U-NEXT YouTube Kids

・音楽、ラジオ等
YouTube Music Apple Music Spotify AWA Amazon Music LINE MUSIC radiko らじる★らじる dヒッツ 楽天ミュージック

・電子書籍
dマガジン dブック 楽天マガジン 楽天Kobo

・その他
Facebook Messenger au PAY マーケット

確かにこのオプションは便利ではあるのですが、個人的にはもう少しするとTVerの中で在京のテレビ局5局(日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ)が時間限定ながら同時配信を行なうので、動画視聴サービスの中にTVerやNHKプラス(NHKの同時配信アプリ)がないというのは今後不満に思う人が増えていくのではないかと思います。またNetflixやAmazonプライムビデオ、Huluのようなコンテンツが使えないというのも痛いのではないかと思います。

私自身は、ここまで紹介しておいて何ですが、別の方法で様々なエンタメのアプリを使える環境がようやく整ってきました。それまではスマホ(データ用)、ガラホ(通話用)の二台持ちで使っていたのですが、今回通話回線を基本料0円のpovo 2.0に切り替えたことで、それまでガラホに入れていた日本通信の「合理的みんなのプラン」(月額1,390円)がまるまる使わなくなったので、今まではデータ用のスマホに入れていたUQモバイルのプランは「くりこしプランS」(月額1,628円)だったのをグレードアップさせ「くりこしプランM」(月額2,728円)に戻しました。差額が1,100円になりますが、何せ通話用の基本料が0円になったものですから、毎月の通話料がいくらになるかにもよるものの、今までとほとんど変わらない負担で、相当外でのデータ通信の環境がグレードアップしました。

そこで考えたのが、車にAmazon専売のタブレットであるFire HD 8 タブレットを持ち込んで活用しようと考えました。といっても写真のようにすでに設置してあるスマホ・タブレット共用のホルダに固定し、UQモバイルのくりこしプランMのSIMの入ったデータ用のスマホからテザリングをして利用するだけです。写真のように車内に設置しましたが、このタブレットはAmazonのスマートスピーカーAlexaと同じように使えるだけでなく、通常は音声だけでの回答になるところ、画面に様々な情報を表示することも可能になります。ニュースなどが文字で表示されたりするので、何の操作もしないで載せておくだけでもそこから情報を得ることができます。

動作についてはすでにスマホのテザリングでのネット接続をFire HD 8 タブレットの方でしてあるので、スマホ側でテザリングを開始すると自動的にタブレットのネット接続およびスマートスピーカーとしての利用が可能になります。これは結構便利で、声で命令するだけでタブレットに触らずに色々なことができますし、さらに通常のスマートスピーカーと違ってバッテリーも内蔵されているので車のエンジンを止めても続けて利用することもできます。

さらに、スマートスピーカーとしてでなく普通のタブレットとしての利用もでき、以前にこのブログで紹介したFireタブレットにGoogle Playをインストールして動画関連の多くのアプリをインストールしてあったので、これで車内でのエンタメ系は全てもうらできるのでは? というくらい色々な事ができるようになりました。ちなみに、ネット接続のスピードは、UQのくりこしプランMの低速時のスピードの最大1Mbpsで十分なクオリティを保っています。

遂に禁断のGoogle Play導入に着手 Amazon FireタブレットでTVerを見る

タブレット本体の音の出口は少々心もとないので、このセットに車載のBluetoothスピーカーをセットすればカーステレオを新調しなくても十分車内でも使えるという印象です。くりこしプランSとMの差は1,100円ですが、最大300kbpsのプランSとMは相当ポテンシャルが違います。改めてpovo 2,0の登場というのは私にとって渡りに船でした。高速クーポンの話は置いておいても、ほぼ無制限に時間に関係なく最大1Mbpsで外でネットが使えるというのはこれから行動の制限が外れ、長距離ドライブも可能になってくると、もし大きな渋滞に遭遇してもまず退屈することはないでしょう。家にいるかのようにとまでは言いませんが、テレビのネット同時配信が行なわれていくなら、見たいテレビを見るために行動に制限を付けたり、録画して後で見なくても車内で同じものが見られるということで、かなり車内での過ごし方が変わるのではないかと思います。

これは何も車の中だけではなく、Fire HD 8 タブレットを持ち出してデータ用のスマホでテザリングするだけでどこでもタブレットがネットに繋がるので、あえてスマホで動画を見るのではなくタブレットで見るようにもできます。その際スマホの電池の消費が心配なので、モバイルバッテリーがあれば電車内とかでも十分実用になりそうです。早く色々な所に出掛けられるようになったら、色々な場面で使ってみたいですね。


古くても2in1でLTE接続で格安データSIMが使えるLenovo IdeaPad D330は面白い選択

世の中は新しいiPadminiやiPhone13についての話題で持ち切りだと思いますが、一番安いiPhone13miniが8万6千円からというのは、ちょっと私には縁がなさそうだなと思ってしまうのですが、いつものようにネットをウロウロしていたら、万人向けではないものの、個人的には面白そうなノートパソコンのアウトレット販売の情報が出ていたので、そちらの方に興味が向きました。。

それは、レノボのIdeaPad D330という、ThinkPadではない廉価版のタブレットとノートパソコンの両方に使えるよう本体とキーボード部が脱着できる2in1で、型番(81H3002PJP)からすると2018年発売という古いものです(テレビリモコンは大きさ比較用)。CPUもCeleron N4000という、今のパソコンとしては能力からしたら最低の部類になるであろうものですが、発売時は7万円台のモデルが、何と税込26,400円送料無料でレノボのアウトレットショップで「キャンセル品」として500台もの出品があったようです。

これは、企業のリモートワーク用というよりも、小・中学生あたりに支給するためのパソコンが直前キャンセルになったのではないかと思われます。普通に考えるとウィンドウズマシンで10.1インチのタッチパネル液晶でタブレットとしても使えるというのは便利そうなのですが、ほとんどパソコン初心者である小中学生にCeleron N4000という低スペックのCPU搭載マシンを使わせるというのは、必ず「パソコンが動かなくなった(実際は処理能力が低いので動作が遅いだけかも)」というクレームが生徒から入るのではといったんは発注した方々は考えてキャンセルをしたのでしょうか。

この辺は単に私の想像だけなので、今回キャンセルしたところが学校かどうかもわかりませんが、もし学生に使わせるなら同じCPUのマシンでも、OSをWindows10 ProではなくChrome OSにしたクロームブックの方がサクサク動いて動作に関するトラブルの数もかなり少なくなることが予想されます。ですから、このノートパソコンが安いからと言って何でもやろうとして購入しようとするのは、そのあまりにも処理能力が追い付かないことにイライラすることにもなると思うので、安くても購入は控えた方が無難だと思います。ただ、私はこのノートパソコンをついポチってしまって、こうして紹介しているのですが、それにはそれなりのわけがあります。

というのも、このハードはデッドストックのキャンセル品とは言え一応新品で(一年間の無料修理保証は付いています)、さらにキーボードがBluetoothでない物理的な接続で使えます。(Surfaceは良いと思うもののBluetooth接続のキーボードが不安だったので)。写真のように分離・合体ができ、強力な磁石でくっつくようになっています。表裏反対にして、画面部分だけを立たせて動画などの視聴も可能です。さらに購入にまでいたった大きな点は、この端末のスペックで搭載されていた機能として端末自体にnanoSIMカードを入れてLTE接続のインターネットを利用することができるということです。

私の今後のハードウェアのアップグレード計画としては、年末にかけてAmazonの大きなセールがあったら、15,800円が9,800円ぐらいに下がるであろうAmazon Fine HD 10タブレットを音楽・映象鑑賞用に買おうかと思っていたところだったのです。今回の製品はOSはWindows10になりますが、外でのネット接続を気にする必要のないLTE通信をサポートしたタブレットとしても使える端末なので、それが無名中華タブレットぐらいの値段だと、これ自体がKindleを始めとしたブックリーダーの代わりとして使えますし、キーボードが付いてちょっとした作業がこれ一台でできてしまうので、Fine HD 10にキーボード付きケースを購入してなんてことを考えなくても良く(そういう周辺機器の追加出費があると結局はこのノートパソコンとコスト的に変わらなくなってしまう可能性もあります)、単体でできることが多い分、使い出があると思いました。

今後ちょっとした旅に出る時には、スマホの他にこれを一台旅行に持って行けば、パソコンそのものでテザリングすることなくデータ通信ができるので、とりあえず、今あるmineoのデータ専用のSIMを入れました。これで平日のお昼以外なら最大1.5Mbps、夜11時から翌朝7時までなら夜間フリーの権利があるので高速無制限で使えてしまうので、外出時や旅先では相当便利になるのではないかと思ったりします。Windowsのツールバー右下をクリックするとちゃんと入れたSIMの会社名(私の使っているmineoの回線はDOCOMOです)が出て、スマホと同じようにapnを設定すれば問題なくインターネットに単体で接続できます。

スマホとパソコンでは利用できるサービスの中でも結構差があって、過去に紹介しましたが音楽配信サービスのSpotifyの無料プランでも、途中CMは入るものの、曲をかけるとランダム再生強制でなく、ちゃんとアルバムを曲順に流しつつ飛ばすことができますし、鉄道の経路検索の「乗換案内」では、スマホでは有料の「青春18きっぷ専用検索」(JRの普通列車のみの接続を表示してくれる機能)が無料で使えたりと結構メリットがあります。

しかもタブレットとしての使い方ではなく、マグネット式でキーボードとつないで普通にキーボードから文字入力もできます。私の場合、Windowsの「Google日本語入力」の仕組みを使って独特な文字入力方式を実現しているので、AndroidタブレットやiPad、さらにChromebookであってもストレスのない文字入力ができないという特殊事情があるので、アマゾンのタブレットを買ったとしても、旅先での文書作成のために別にWindowsノートを持って行かざるを得ないところもあったのですが、これで外出時はこれ一台とスマホのみで済むので、今回の情報というのは実に渡りに船といった状況でした。

といって、さすがに本体のみでは心細いので、ケースはすでにあるものを使うとして、画面保護フィルムは発注しました。さらに本体側には電源端子とUSB-C端子しかないので、よくある複数の出力をカバーするUSB-Cハブを買ってホテルなどで使う場合にテレビに映像出力をするような場合に使うのもいいかなと思っています。ちなみに、キーボードと接続されている時にはキーボード側にあるUSB端子が使えるので、画像の出力をしなければ、差し当たって買う必要はないと思うので、これもセールで安いものが出てきた時に狙おうかと思っています。

特価情報が出た後でも売れゆきはそれほどないというのは、多くの人が安い理由がわかっていて魅力を感じないからだと思うのですが、こうしたキワモノは、初心者というよりも色々な端末を使ってその違いについてわかっている人の方が使いやすいと思います。といっても、使っている中でしばしばその遅さに愛想を尽かしてしまいそうになることもあるかも知れないので、その事を十分にわかっている方なら、このアウトレットパソコンをモバイル環境で便利に使うことができるかも知れません。

今のところ、外での利用についてもWi-Fi環境を探す必要がないので、旅先でブログを書いたり、撮った写真を閲覧したり、ちょっとした加工をするくらいなら問題なく使え、さらに1Wのステレオスピーカーがそれなりに鳴るので、「ノートパソコン」「マルチメディア端末」というような使い方も可能です。ちなみに、今後Windows11ではAndroidアプリも動くようになるということなので、LTE付きの10,1インチAndroidタブレットと同じように使えたら(その前にWindows11がうまく動くのかという話もありますが)、キーボードと分離してタブレット端末として使う頻度も上がるのではないかという気もします。Lenovoアウトレットではまだまだ材庫がさばけていないようですが、私的にはかなりコスパよく今後やろうと思っていることができそうないい買い物だったと思います。


遂に禁断のGoogle Play導入に着手 Amazon FireタブレットでTVerを見る

最近、複数のスマートスピーカーやタブレットをアマゾンで購入したものの、いまいち使い切れないまま時が経ってしまったような感じがしています。現在、目覚まし用などにメインで使っているのはLINEのClova Friendsで、なぜかと言うと本体の上に載せてクレイドルの役目も果たしてくれる学習リモコンで照明やテレビ、エアコンの入切などが便利にできるので、つい優先的に使ってしまっています。

私自身アマゾンのプライムセールの時期を狙って安くなったアマゾンが作っているスマートスピーカーやタブレットを購入しているのですが、少し前まで全く使っていなかったEcho dot(小さなスマートスピーカー専用機)は、パソコンと連携してSpotify(音楽ストリーミングサービス)の音の出力スピーカーとして活用できるということから、パソコンを使いながら音楽やradikoを聞く際に出動することが多いです。

逆に、今まで最も使えるのではないかと思っていたAmazon Fireタブレット8インチは、単なる夜間でも見える時計化してしまっています。当初はスマートスピーカーのAlexaとしても使える機能や、マンガをカラーで聞めるKindleの機能を使っていたものの、ここのところの旅行自粛でそうしたお出掛けがないのも原因かと思われます。

ただ、10インチタブレットと違って、8インチのタブレットというのは、自宅で使っても外出先で使っても絶妙な大きさなので、やはりきちんと活用したいと思い、今回思い切って使えるアプリの選択肢を増やすためにGoogle Playを導入することにしました。ちなみにこの行為というのはアマゾンの方では全く保証がなく、最悪の場合には今まで便利に使ってきたタブレットが全く使えなくなる可能性もある自己責任の行為となりますので、私のように日常的に使っていなくて、最悪の状況になっても諦められるという方のみにおすすめする行為であるということを最初にお断りしておきます。

今回、Google Playを導入するために私が参考にしたのは、以下のサイト「タブクル」で説明されているように、別のスマホからアプリを抽出するのではなく、グーグル関連のアプリをGoogle Play経由でもなく、本体をroot化するわけでもなく、ネット上から直接ダウンロードするというものです。ただ、そうしたサイトからのダウンロードは基本的に全く推奨されていませんし、ウィルス混入の危険もあります。以下のサイトはこの内容を書いている2年以上前に最終更新が行なわれている古いものですが、何か大きな問題があればページの内容が消されてしまったり変更されていると思いましたので、ディメリットを承知でこのやり方でGoogle Playを導入いたしました。

Fire HD 10タブレットにGoogle Playを簡単にインストールする方法、Androidアプリ導入手順(2019年4月版)

私の場合、このタブレットで何もかもやろうとは思っていません。具体的にはキーボードを追加してパソコン代わりに使うなら、Windowsノートを持ち出した方がすぐに全ての機能が使えますし、スマホで用が済むようなところも必要がありません。では何をどうするかというと、旅先や車の中でも気楽に映像を楽しめるように、アマゾンのタブレットではインストールできないアプリをインストールして使うことを目指しました。

リンク先からGoogle Playアプリを導入した後で入れたのが「TVer」と「NHK+」アプリで、写真でアマゾンタブレットのホーム画面を撮ったので確認していただきたいと思います。ちなみに、写真に同時に写っていますが、「Abema」や「Gyao」そしてもちろんYou Tubeはノーマルのタブレットからでもアプリを導入できています。

新しく導入したこれらのアプリは、2021年9月3日現在、最新のOSで問題なく動作しているので、モバイルルーターやスマホなどでテザリングをすることができれば、アマゾンタブレットを持ち出して私が使っているアプリを全て使えるようになりました。ちなみに、TVerを立ち上げた際に「Google Play開発者サービスを最新のものに」というアラートが出たのですが、それについては改めてGoogle Playから最新版にアップデートすることができたので、根本的な問題が起こらない限りは、しばらくはこれらのアプリを使うことができそうです。

また、アマゾンのアプリストアにある「radiko」は本体がWi-Fi専用ということもあるのか、ログインしてエリアフリーで使うことはできませんでしたが(タブレットをAlexaモードにしてタブレットを音声操作すれば他地域のラジオ局を聞くことは今までも可能でした)、改めてGoogle Playからダウンロードしたradikoはスマホのものと同じようにログインできるようになっています。私のアマゾン8インチタブレットはステレオスピーカー付きなので、外でもラジカセのように全国のラジオや様々な音楽を本体がネットにつながっていれば聞くことができ、さらにNHKのリアルタイム視聴および民放の見逃し配信を見ることができるようになり、かなりこれは車を使っての旅では使えるデバイスになったような気がします。

今回の件では、タブレット自体もかなり安く買えているからこその決断だったとも言えます。今まで、全くこうしたアマゾン専売のタブレットを敬遠されていた方も、セールでかなり安く購入できる場合がありますので、私のように本体自体が使えなるリスクを考えつつGoogle Playが使える端末にするという選択肢があることを頭に入れておくと面白いのではないかと思います。


Amazon Fire HD 8 タブレット(第10世代 2020年)の魅力とは

アマゾンプライム会員専用のセールで安くなったところ(32GB 9,980円→5,980円に値下げ)を購入したFire HD 8 タブレットは、アマゾンプライム会員には便利な機能が詰まっているだけでなく、高性能なスマホと組み合わせて持ち出すと、普通のタブレット以上に色々な事ができるコストパフォーマンスの高いタブレットです。

大きさは、手持ちのiPad mini(右)とほとんど同じですが、プラスチックの外装もあって多少軽めで、ぎりぎり手に持って使えるくらいのモバイル用途としても使えるようになっています。私の持っているiPad miniはGPSのないWi-Fi専用のものなので、製品のパターンとしてはGPS非搭載という点でも同じでそれほどiPad miniと変わらないのですが、当然安いタブレットだけにできない事も多いです。

とにかく、amazon独自のタブレットということで、インストールできるアプリの種類が限られています。amazonが運営するアプリストアにないアプリは使えないので、スマホで便利に使っているアプリが使えない場合にはその使い方は我慢する必要があるということがあるのですが、基本的にamazonのサービスを使いつつ、アプリストアから使えそうなアプリを拾っていくことで、逆にスマホとこのタブレットとの使い分けができるようになります。

ちなみに、非amazon会員の場合でも動画ならYou TubeやGyaO、フジテレビの見逃し配信のあるFODといったアプリが使え、音楽ならSpotifyのアプリが使えます。Spotifyはフリープランでランダムにはなるもののお好みのミュージシャンの楽曲が途中CMが入りつつ聞けるので、プライム会員でなくても全く使えないということはありません。また、radikoアプリは使えるもののバージョンアップが止まっているので有料会員でもエリアフリーで全国のラジオを聞くことはできませんが、このタブレットだからこその回避策は存在します(後述)。

なお、ハード的にはこのタブレットをスタンドに乗せて横にすると、上部の左右にスピーカー(ステレオ)が付いているので、音楽も動画も少人数で楽しむことができます。共鳴する箱の中に入れて音を出すと素のままより音は良く響きますので、部屋に置く場合は設置場所にも気を配るのもいいかも知れません。

Amazonのアプリとしては「プライムビデオ」「プライムミュージック」「Kindle」はプライム会員になるとそこそこの数が年会費だけで利用できます。ただ主にKindle図書を購入たり、無料で読めるものを中心に(青空文庫や一部の無料本など)して読みたいと思っているなら、このタブレットは持ち出ししやすく、漫画も読みやすいくらいの大きさなので、大容量のmicroSDカードにダウンロードして電子書籍リーダーとして使うのも十分に有りだろうと思います。さらに、このタブレットでは、Kindleアプリを起動した状態で音声ファイルをダウンロードすれば、購入したKindle本で対応していれば音声による読み上げもできるようになっています。全ての内容を正しい「読み」で読み上げられるわけではありませんが、作業しながら本の内容を知るという点においても、パソコンを使いながら本の読み上げを聞けるので、こうしたリーダーを一つ持っておくと便利です。

ちなみに、今回購入したものはワイヤレス充電に対応した「Plus」ではないノーマルのRAM2GB ROM32GBのものなので、便利に使うためには100円ショップで購入できるもので十分なのでタブレットでも使えるスタンドを一つ用意しておきましょう。写真のものはセリアで税抜100円で購入したスマホ・タブレット用のスタンドですが、このくらいのもので十分です。個人的にはワイヤレス充電はそこまで必要とは思わず、むしろ充電・データ通信用端子がUSB-Cになっているので、今使っているスマホとケーブルを共通にして充電に使えるという点の方が個人的には評価できる点です。

自宅で使う場合、普通のタブレットの場合は充電している間はほとんど使うことはないのですが、このタブレットは単なるスマートスピーカーではなく、同じAmazon用の端末で言うとディスプレイと連動したスマートスピーカー「Echo Show」シリーズのように使えるモードも付いています。このモードにすると、常に画面が時間表示になり(インターネットに常時接続していれば時刻も正確です)、さらに天気と気温がお天気マークとともに表示されたり、ランダムにニュースが文字で表示されたりします。そこで画面に出ているようにタブレットに話し掛けると、さらに詳しいニュースを出してくれます。また、話し掛ける言葉により音楽や動画も直接タブレットに触らないで流すこともできるようになります。

ちなみに、スマートスピーカーモードからも「スキル」を付加してradikoを呼び出すことができるのですが、アプリでは全国エリアの放送を聞くことはできないのに、スマートスピーカーのスキル上のradikoではエリアフリーの対応ができます。他のスマートスピーカーではエリアフリーでの再生は今のところできないので、声で呼び出して自分の好きな局を聞けるのはポイントが高いですね。

基本的にAmazonのディスプレイ付きのものを含むスマートスピーカーは、本体そのものにバッテリーを内蔵せず単体で持ち出した場合には別のアクセサリーを必要とするわけですが、このタブレットにはもともとバッテリーが内蔵されているので、モバイル環境で使う場合には一台で済む方が良いに決まっています。旅行に持っていくモバイル機器は色々ありますが、ホテル泊を予定するような場合、このタブレットとスタンドをセットで持って行くと、ホテルの部屋で時計にも目覚まし時計にも、ブックリーダーにもラジオにも動画を見るプレーヤーにもなるので、枕元にでも置いておけば(当然Wi-Fiの接続は必要ですが)自宅の環境を出先にも持って行けるようになり、使いようによってはWi-Fi接続のiPadよりも旅先では便利になるような気がします。

基本的には現在のステイホーム期間において、自宅での使用がほとんどになると思うので、ケースはあえて購入せず、念のため100円ショップで先に紹介したスタンドと汎用の保護シートを購入して使うことにしました。タブレットに表示される時間表示は、夜間など明かりがない状態でも時間の確認には問題ないので、深夜トイレに起きて時間を確認したい場合には地味に使えるなと思っています。今後は限られた用途の中でもできることを増やしつつ、さらに同時購入した単純にスピーカーだけのEcho Dotとの使い分けについても考えていきたいと思っています。