今回のエントリーは微妙に前回書きましたiPhoneかAndroidかという話にも関わってきます。恐らく誰かがAndroidスマホの良さをいくら説明したとしても、実際のシェアは現実として存在するわけですし、友達同士で使っているアプリ(特にAirDropはWi-FiやBluetoothを使って近くにいるiOSの入った端末同士でデータ通信を利用せずにファイルの送り合いができる)がiPhoneでしか使えないのであれば、もはや選択肢はないとも言えます。
今回は、そうした動向も踏まえながらスマホではちょっと使いにくい機能を何とかする方法からまずは考えたいと思います。
私は最近、印刷物としての本の購入を極力減らすようにして、その代わりとして色んな電子書籍を購入して利用するようにしています。文字を中心とした活字本であればスマホでも何とか見られるのですが、コミックの場合は文字が小さいからとネームの部分を拡大したら全体が見られなくなってしまうので、スマホで見るのではなく別に電子ブックリーダーを使うような形で利用してきました。
現在、電子白黒のリーダーを持っているのですが、こちらの方も白黒だとカラーで作られた電子書籍は楽しめないということと、持っている電子ブックリーダーのサイズが6インチと、一般的なコミックのサイズと比べるとちょっと小さいので、ネーム部分の文字の小ささに読むのを諦めたくなる時があります。
自宅で見る場合には13インチクラス以上のパソコン上で見ると、見開きでちゃんと読めるのですが、外に持ち出すのはそれなりに大変ですし、本と違って片手で持つのはまず無理ということになります。色々考えた末、やはり便利なのが8インチクラスのタブレットなのですね。iOS搭載のものではiPad mini7がありますが、どうせならSIMカードを入れて単体で電子書籍のダウンロードまでできてしまうモバイル通信機能および、イヤホンマイクを付けると通話も可能なものがあれば、もしメインのスマホがトラブルで使えなくなってしまってもデータ通信だけでなく通話・SMSでの連絡も可能になります。
私が持っているのはAndroid14搭載のLTE通信対応の8インチタブレットで、新品を2万円くらいで購入しました。考えようによっては、こうしたハードは家庭内でもあえて個人持ちにしないで家族の間で使い回しするような感じで電子ブックリーダー化するという持ち方もあるのではないかと思います。
私は今のところ、3つくらいの電子書籍サービスを利用するためのアプリを切り替えて使っています。複数のサービスを使っている理由は、時期によって通常価格よりもかなり安い価格で電子書籍が販売されるセールをうまく使っているからです。この辺はiPhoneでもAndroidでもMac、Windows、Linuxのパソコンでも関係なく同じコンテンツを使い回すことができるので(パソコンではアプリは使わずブラウザー経由での利用)、あえて違うOSを採用したハードで使い分けると、両方の操作を比較しつつ使えますので、いざという時の役にも立ち良い選択だと私自身は思っています。
実のところ、私はスマホのiPhoneは使っていませんが、iPadやiPodは使っていたので、もし急にiPhoneを使うような状況になってもそこまで焦らずに使えるだろうとは思っています。ただ、前回のエントリーでも書きましたが、日本のiPhoneユーザーは高額でも必要性に迫られて新型のiPhoneを買ってしまう傾向にあるので、売る方のアップルも値上げしても大丈夫なところまでさらに値上がりしてしまうのでは? という危惧はあります。トランプ大統領はこうした日本のiPhoneの人気にご満悦なのでしょうが、日本の多くの人の日常生活に影響を与えるくらいの値上げは勘弁して欲しいと心から思っています。