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二段階認証が当り前になっている現在にはスマホリンク可能なスマートウォッチは便利

昨年末に、カラーの一部色が出なくなった我が家のプリンタだったのですが、インクは大容量なので十分あるのですが、やはりというかプリンタヘッドの不調だったようで、カラーのプリンタヘッド(黒・カラーのヘッドが二千円弱で売っている)を交換したらそれまでが嘘みたいに普通に印刷できるようになりました。

ヘッドがおかしくなるというのは、やはり日常的に使っていないということもあるかも知れません。ただ、家のプリンタはちょっとコストをケチるあまり、プリンタ機能が単体で付いているだけで、スキャナ類は付いていないのです。ですから、今年も出した確定申告の書類提出について、コンビニのコピー機にお金を出すのもしゃくだったので、スマホのカメラを使ったスマホコピーを利用して提出しました。

ただ、その機能を使った方であればわかると思うのですが、緊急的に使うのなら良いのですが、きちんと原稿をセットしてスキャンするわけではないので、かなり出力すると歪が見立ってしまいます。
そこで、色々と考えたのですがプリンタ自体はまだまだ元気でインクも残っているので、新しいものに買い替えるのももったいないわけで、外付けのスキャナを一つ入手すれば、自宅で気軽に書類などをコピーすることができると考えました。

そうしたところに、たまたまネットショップの安売り情報で、焦点固定のカメラとLEDライトが付いたデータを取りたい物を下に置くことでその画像をデジタル化できるハードが安く売りに出ていました。商品説明を読むと本も開いて取り込めるような事も書いてあったので、気に入って購入しようとしましたが、その前にちょっと気を落ちつけて別のサイトから商品の口コミを見てみたら、とんでもない口コミのオンパレードでした。

焦点固定ということは、ある意味スマホのカメラを使ってのコピーや画像スキャンより画質は良くなさそうで、スキャナーとしてこの商品を購入してしまうと後でかなり後悔するだろうと思い、格安で売られていたものを見付けたものの、その商品の購入はパスしました。

改めて考えると、やはりコピー機の代用として使うならば、少なくともフラットヘッドスキャナの方を購入すべきだと思いました。ハードとしてのスキャナはそこまで新品にこだわらずとも良いかなと思い、ネットフリマの方で買ってみることにしたのです。

最近、お金のやり取りをする場合には、かなり頻繁に確認が入ります。逆にそうしないとうまく取引きが進まないということがあるのかも知れませんが、サイトログインの際と購入決定の二回、SMSにコードが送信されたのにはある意味感心しました。しかし、今までそうした手間のかかることをしていなかった場合にはかなり面倒に感じるかも知れません。

私の場合は、スマホに直接メッセージが届くと、手に常に巻いているスマートバンドにその内容が出るようになっています。ですから、今回の場合もスマホをいちいち確認しなくても、画面表示から出た確認コードを読んで、その数字をそのまま入力すれば良いので、パソコンで操作しながらスムーズに手続きを進めることができました。

今後、様々な方法で各サイトのIDとパスワードをハッキングするようなケースは増えることはあっても減ることはないでしょう。そうした中で、やはり一番安全なのは、なかなか乗っ取ることのできない本人しが持たない電話番号に直接メッセージをもらって、本人しか知りえない情報をネットに自分で入力して、セキュリティを確保する事をスムーズに進ませるには、スマートウォッチやスマートバンドというのは良いアイテムですね。小さな画面が見にくいということはあるのですが、そうなると付けている自分以前にはわからないということでもあるので、外で受けたとしてもまずハッキングされることはないでしょう。

スマートバンドは現在二台目なのですが、今使っているものの寿命が来たり、落として失くしたりした場合の三台目を購入する場合は、今よりも画面が大きく、メッセージを確認しやすいものを選びたいと改めて思いました。まあ、今のスマートバンドでも内容は十分確認できるので、今後もうまく使っていきたいと思っています。今回紹介したように、何度も二段階認証をするためにスマホを開くのがいちいち面倒だと思われる方は、時計代わりにスマートウォッチやスマートバンドの利用が便利でしょう。


コンセントや電源タップにACアダプターを接続する時に起こる干渉の問題について

現在私が使っているモバイル機器は、ほぼUSB出力のあるACアダプターを使って給電および充電ができるようになりました。ちなみに、今使っているモバイルノートや、Chromebookに付いてきているUSB-CタイプのACアダプターの出力はどちらも45Wなので、汎用の小型アダプターについても、45W以上のものであれば普通に使えるようになっています。

現在自宅では必要はないものの、旅行でなくても出先のカフェやファミレスなどで電池が減る不安なく比較的長くノートパソコンを使うためには、やはり席にあるコンセントを使わせていただくこともあります。その際、汎用の小型ACアダプターを持って行くことがあるのですが、特にコンセントの口数が複数あるところから電源をいただく場合には、ちょっと不具合が起こります。

というのも、小型とはいっても手持ちのACアダプターの形状がずんぐりしているので、普通にコンセントに差す場合に、隣のコンセントに干渉してしまうのです。他のお客さんがいなければそれでも良いのですが、一つ塞がっている状態でACアダプターを使おうとしても、そもそもコンセントにはまらないような事が起きます。

また、現在自宅でもパソコンを使う場所によっては、ポータブル電源をコンセントにつないで、常時コンセントからの電気でミニ冷蔵庫を動かしているのですが、こうするとポータブル電源の容量はそのままにパススルー給電(充電)ができ、もし停電になったら瞬時にポータブル電源からの供給に変わるような機能を使えます。そこで、あえてポータブル電源のUSB端子でなく、USB出力のできるACアダプター経由でモバイル機器を使った方が、ポータブル電源の内蔵電池を痛めることなく使えるようになっています。ただ、小型のポータブルバッテリーなので、コンセント間の距離が狭く、直接手持ちの汎用ACアダプターを差すことができないのです。

今はChromebookに付いてきたACアダプターを使っているのですが、今後の事を考えると、もう少し電源回りをすっきりさせておきたいと思っています。

以前はそうしたニーズに対応するために、10センチくらいしか長さのない延長コードが100円ショップで売っていたのですが、最近お店を除いてもなぜかそういった製品を目にすることはできなくなっているようです。PD出力に100Wまで対応するUSBケーブルは複数本入手しているので、今後出先でコンセントがACアダプターの直差しができない場合に備えて、やはり短い延長コードを手に入れるべきではないかと思いました。

ちなみに、手持ちの旅行用の用意として、3つのUSB出力と2つのコンセントがあるテーブルタップがあるのですが、これに手持ちの汎用ACアダプターを差すと上の写真のように、見事に2つあるうちの1つのコンセントが塞がれてしまいます。このテーブルタップ自体は便利で、これ一つでコンセントがあれば複数のスマホとノートパソコンの他、別の家電も使えるようになるので、旅先に持っていくには良いものなのですが、これとは別にやはり隣のコンセントに干渉しない延長コードが必要になるなとしみじみ思いました。

先述の通り、この種の製品は現在100円ショップにはなさそうなので、改めて電気店を探して良いものを見付けたいと思っています。ネットで買う方が安いかも知れませんが、実際に持っていく場合にはその質感や大きさについてはきちんとチェックしたいので、改めて手に入れたら紹介させていただこうかと思います。


Bluetooth温度計を買い足して冷蔵庫とクーラーボックス内の温度がいつでもわかるように

クーラーボックス内の温度がいつでもわかるように以前購入してレポートしたBluetooth温度計、INKBIRDのIBS-TH2という、温度計のみに使える機種を一つ買い足しました。ちょうどタイムセールで安くなっていたことも背中を押された一つの要因ではあるのですが、実際に二つ同時に使うと便利なので、改めてその使い勝手について紹介させていただこうかと思います。

このBluetooth温度計は、他の製品と比べると充電池がどこでも手に入る単四型2本で動くのがポイントで、本体には温度を表示するものはありませんが、スマホに専用アプリを入れることで、刻々と変わる温度をモニタリングし続けてくれるというものです。今まで、凍らせたハードタイプの保冷剤をクーラーボックスに入れて使っていて、その中にこの温度計を入れることで、クーラーボックス内部の温度を中を開けずにモニターすることができるので、一定の温度まで上がってきた頃を見計らってミニ冷蔵庫で凍らせた別の保冷剤を交換するようにしています。今までは一つだけで使っていたのですが、今回新しく購入した温度計を、保冷剤を凍らせるミニ冷蔵庫の方にも入れました。

スマホアプリで二つの温度計の数値をこのように見比べることができます。下の方がミニ冷蔵庫に入れたものですが、まだ入れてから時間がそれほど経っていないので、クーラーボックス内の温度よりも高くなってしまっています。

今回購入した目的は、保冷剤を交換して凍らせる場合、どのくらいの温度まで下がった状態で交換するのが良いかを見るためです。時間をかけまくって、文字通りカチコチにすれば当然ながらクーラーボックス内の温度をかなり下げられるだけでなく、状況によっては48時間以上5℃以下にしておくことも可能なのですが、カチコチに固まる前に出して交換してしまうと、当然保冷力は弱まってしまいます。

現在は常にコンセントからミニ冷蔵庫の電源をポータブルバッテリー経由で供給しているので差しせまった問題はないのですが、もし長期停電ということになった場合、手持ちのポータブル電源はミニ冷蔵庫だけでなく他の用途にも使うことになります。そのため、いったんポータブル電源との接続をしない状態で保冷剤を入れていて、改めてミニ冷蔵庫を使って保冷剤をカチコチに固めるまで冷やすにはどのくらいの時間がかかるのか、その際の温度で計ろうと思っているのです。

これで具体的な数字が出たら、クーラーボックスでは中を冷蔵庫の冷蔵室くらいであれば長時間固まった保冷剤を入れておくだけで保てますので、次に使う保冷剤をどのくらい前から冷やし始めれば良いのかということもわかってきます。当然、夏と冬ではその時間に違いは出てきますが、中の温度がどれくらいになったら保冷剤は凍っているということがわかれば、きわめて効率的にポータブル電源を使えるということになります。

考えてみると、やみくもにポータブル電源を増やさなくても、何とか中でやりくりしていざという時に備えられるという点では、ちゃちなグッズではありますが、それなりに使えていますので、スマホと連携が取れるならば良い買い物だったと思います。もちろん、外にも持ち出せるので、車中泊時に外気温や車内の気温測定をする際にも使えます。

今後しばらくはスマホの専用アプリの数値とにらめっこしながら、よりよい状態にハードタイプの保冷剤がカチコチに凍る温度について確かめていこうと思っています。


CIOのモバイルバッテリーSMARTCOBY Pro SLIM 35Wはオールマイティに使える

先日のブログで、スマホ・タブレットだけでなくPD出力でノートパソコンの充電もできる小型のモバイルバッテリーということでアンテナに引っかかってきたのがCIOのモバイルバッテリーSMARTCOBY Pro SLIM 35Wです。容量は10,000mAで、PD単体では最大35W出るということだと、載っている充電池の容量が心もとないMinibook Xの緊急避難用として使えます。今回、さらなる高寿命なモバイルバッテリーが出るまでのつなぎとして購入しました。

写真のようにスマホとの大きさを比較していただければおわかりの通り、小さくて心もとなくなるような大きさですが、色々と使えるようになっています。表面はツルツルではなく、落ち着いた加工になっているので手の指紋も付かず、それなりに高級感はあると思います。


また、私がこのバッテリーを選んだ理由として、バッテリーはパススルー充電に対応しているので、写真のようにノートパソコンを使いながらパソコンとバッテリーの両方を充電することができるようになっています。どこかでコンセントが使えることを見越せば、それなりにモバイルバッテリーを使ってしまっても一つのコンセントで両方充電できるというのは旅行用としては嬉しい機能です。

ポートはType-Cが2つとType-Aが一つの計3つあり、Aの方でイヤホンなどの充電も可能です。念のため、容量の少ない小さなモバイルバッテリー(5000mA)も同時にバッグの中に入れているのですが、二つ合わせてもそんなにかさばらないので、日帰りのお出掛けであればこれで十分なような気がします。改めてバッテリーの進歩を感じます。

本体はまっ黒ですが、電源に繋げると電池マークが出て、おおよその容量がわかりますが、逆にバッテリーを使用中には0~100%までの数字表示になります(写真は使用時)。これも以前ブログで書きましたが、モバイルバッテリーの長持ちさせるには80%くらいで充電を止めて30%ぐらいになったらまた充電してということをする方が良いと言われています。常にそうしたことをすることは難しいものの、何かの拍子でしばらく使うことがないような場合にも、満充電したものを保存するのではなくて、80%ぐらいで充電を止めるという技が使えるのも、バッテリーの%表示ができるからのことでしょう。

現在、バッテリー充電だけでなくノートパソコンの充電にも使える汎用の45W出力のACアダプターを持っているので、そこまでバッテリーにお金を出したくなかったというのが正直なところなのですが、容量10000mAのバッテリーが5千円弱という値段で買えたので、何とか許容範囲でモバイル用バッテリーの装備を増やせてほっとしました。今後の事を考えても、PD対応のソーラーパネルからの充電も可能になるので、車中泊の旅でも活躍してくれることを願います。

私がモバイルバッテリーとACアダプターが一緒になった製品に心惹かれないわけ

現在、新しいノートパソコンChuwi Minibook X N100を便利に使うために、ノートパソコンが充電できるモバイルバッテリーを新調することにしました。そうした検討の際、選択肢として最近はモバイルバッテリーの単機能ではなく、ACアダプターの機能を付けることで、それ1つだけを持っていけば良いという製品が出てきています。

個人的には、こうした製品というのは長く使いたいと考える場合には、かえってマイナスになってしまうのではないかと思います。ここまで書いておわかりの方もいるでしょうが、バッテリーはその中味を交換できるように基本的には設計されていないので、バッテリーの耐用回数を超えて充電した場合、購入当初の容量で使えなくなるだけでなく、状況によっては充電しても全くバッテリーがたまらなくなってしまうことがあります。最近のリチウムイオンバッテリーはメーカーのカタログ上の充電回数が500回くらいのものが多いのですが、使う頻度にもよりますが、一日一回充電するような方については、2年弱くらいは性能を維持できるものの、それ以降の品質は「?」ということになります。

私が昨年あたりから出てきたポータブル電源を積極的に購入するようになったのは、中の電池がリチウムイオンではなく、カタログ上の充電回数が2~3000回と飛躍的に伸び、毎日充電したとしても10年もの長い間カタログ性能上は使えるリン酸鉄リチウムバッテリーを採用するようになったからです。

もし、最新のモバイルバッテリーにも充電回数が2000回ぐらいまで普通にできるようなものが出てくれば、これはACアダプターと電池が一緒になったものであっても買って使ってみようかと思うのですが、今のところ小型のモバイルバッテリーにはそういった製品はないようです。そして、オールインワンの製品というのは価格が高いので、その点でも購入を躊躇してしまうというわけです。

ちなみに、リン酸鉄リチウムバッテリーを使っていて一番小さく、価格も他の大容量モバイルバッテリーと比べても遜色がないものは実はあります。Jackery ポータブル電源 100 Plusがそれで、片手には載せられるものの、気楽に持っていくにはちょっと考えるくらいの大きさになってしまいます。旅行カバンには問題なく入り、飛行機内にも持ち込みできるモバイルバッテリーなので、旅行用としてはおすすめかと思います。リンク先の概要を見て、このくらいの大きさのものでも何とか持ち運べるということなら、変なモバイルバッテリーを購入するより1万5千円くらいで購入できる、こちらのバッテリーを持ち運びながらノートパソコンやタブレット、スマホの充電用に使えば、少なくとも2000サイクルの充放電を使っても80%の容量は使えるので、カタログ値だけですが10年くらい使い続けられる可能性はあります。その頃には当然もっと小さくて性能の良いものが出てきているでしょうが、家用のバッテリーとしては使いどころは将来的にもあるだろうと思うので、むしろ購入を考える場合にはこうした製品についても購入候補として考えても良いだろうと思います。

私の場合は、充放電回数が500回と短かくても、今後画期的なモバイルバッテリーが出るまでのつなぎとして考えるなら、小型の汎用PD充電器とモバイルバッテリーの組み合わせで持ち歩き使いながら新技術搭載のモバイルバッテリーを待とうと思っています。

その際、モバイルバッテリーの性能としてこだわるのは、単体出力で今使っているノートパソコンの出力である35W以上の出力があることと、パススルー充電ができることです。このパススルー充電というのは、バッテリーを充電しながら他の機器の充電にも対応しているもので、この機能があればなにもACアダプターとモバイルバッテリーを一緒にしなくても同じ時間でバッテリーの充電をしながら電源の心配なくパソコンやスマホを使えます。

さらに言うと、個人的であまり一般的ではないかも知れませんが、今後モバイルバッテリーを充電するのに、PD出力のあるソーラーパネルを接続して充電コストを抑えようとも考えているので、そうなるとコンセントから自宅で充電すること自体そうそうなくなるので、今後バッテリーが進化したとしてもACアダプターとモバイルバッテリーとは別に入手した方が便利になると思います。

現状では60Wくらいの比較的ポータブル電源を充電するには小さいかな? と思えるソーラーパネルの中には、PDでも60Wで出力できるものもあります。現在私が使っているのはPD出力45Wのものですが、それでもモバイルバッテリー充電用としては十分です。この高出力のPD出力を持っているソーラーパネルであれば、ポータブル電源の充電だけでなく、一般的に見てソーラー充電に対応していないと思われるモバイルバッテリーでも比較的短い時間で充電できるようになります。その辺の大きさのソーラーパネルなら、車中泊の旅でも持ち運びしやすいので、将来的にはモバイルバッテリー充電専用にできそうなソーラーパネルを手に入れるつもりでいます。そうなると、自宅だけでなく車中泊の旅にも持ち出せば、旅先でも充電にコンセントをあてにしないでスマホ・タブレット・ノートパソコンの充電ができるようにもなってくるわけで、ソーラーパネルに各種バッテリーという道具さえ揃えてしまえば、そもそもコンセントからの充電がいらないシステムを組むことも不可能ではないと思います。そうなればそのシステム自体が災害に強い自家発電システムになっていくわけです。

もちろん、オールインワンタイプの製品は、たとえ内蔵バッテリーが使えなくなってもACアダプターとして使い続けられますが、それならバッテリーを搭載しない分より小さくなるものと、バッテリーも小さいものの2本立てにした方が個人的には便利です。現在、小型の45W出力のACアダプターは持っています。モバイルバッテリーについてはそのあてがあるので、改めて購入しましたらその紹介をさせていただきたいと思っています。

PD接続ケーブルはワット表示の付いたものを選ぶと様々なケースで便利に使えるようになる

現在主にポータブル電源を充電するために使っている折りたたみ式のソーラーパネルには、メインの出力ケーブルの他に、USB端子(AだけでなくPD対応のCタイプも)が付いているものがほとんどです。最近、ポータブル電源ほど大きくないモバイルバッテリーもソーラーパネルから充電する機会があったので、たまたま安くなってきたこともあって、消費電力のワット数を表示できるPD接続ケーブルを入手しました。

これを使うと、出力するワット数を確認することができるので、安定した出力が出ないソーラーパネルからバッテリーに充電する場合にどのくらいの出力が出ているのか見るだけでわかるようになりました。

写真のようにごく小さいものの、売られているものはどれも同じような感じのものだと思います。PD接続でも3Wしか出ていないのは、すでに直接日の光が当たらない時刻に撮影したためで、きちんとパネルに光が当たれば当然この数字も大きくなります。ただ、ソーラー発電の場合、雲に覆われるなどすると一気に出力が落ちますので、こうしたケーブルに直接スマホを接続しての充電はおすすめしません。安いモバイルバッテリーを使いたおすつもりで、長い時間ほったらかしにするような感じで充電するのが良いだろうと思います。話を戻して、このケーブルは普通のPDケーブルと比べても大きいということもないので、USBにつなげる専用のワットチェッカーを買うよりも、こうしたものを用意しておくことは有りだと思います。

普通、こうしたケーブルは100W対応になっているので、単にスマホやモバイルバッテリーの充電、PD対応のノートパソコンの給電など色々と使えるのですが、ポータブル電源の中にはPDからの充電に対応しているものがあります。その際、入力時のワット数を表示できるパネルがあるものであれば問題ないのですが、そうではないポータブル電源の場合、このケーブルで入力しているワット数を確認しながら充電することができるので、私の場合は単にモバイル機器やノートパソコン以外の使い道としてかなり便利になると思います。

USB TypeCは新しいiPhoneにも対応しましたし、今後は多くの人が使うことのできる万能な充電用ケーブルとして重宝するようになると思います。その際、単なるPD対応ケーブルではなく、追加機能としてのワットチェッカー付きのケーブルにしておくことをおすすめしたいと思います。今回は1mのものを2本購入し、色んな状況で使えるようにしましたので、今後の利用が楽しみです。


店から高級腕時計を強奪するような事件を無くしていくためにはスマートウォッチの便利さを啓発すべき?

裏バイトで募集を受けて白昼堂々街中にある貴金属店から宝石や高級腕時計を盗むというような事件がここのところ連続して起こっていますが、いちばん捕まる可能性が高い実行役というのは行動を防犯カメラでマークされるので、その場から逃走はできても身元を把握され、逆に捕まらない事で全国に指名手配されてしまうような事も起こっています。もし盗品が指示役(の一歩手前?)の手に渡ってしまったら、そこから足が付かないように海外に持ち出されて売られてしまうのかも知れません。ネットで募集をかけて集まってくる「兵隊」はいざという時には雇用主から助けてもらうことはできないという事例がこれだけ溜まっているのに、同じような犯罪が無くならないわけは、法外な「バイト代」を出せる盗品ビジネスの仕組みにあるのではないかと思います。

盗んできて、極端な話宝石なら石だけを売ったり、金だったら溶かしてインゴットにして売るようにすれば、前歴というものは残らないので、金や宝石に希少価値がある以上、国内ではなく海外に持ち出して売るならば、同じように狙われるのは仕方ないのかも知れませんが、今回のお題は「高級時計」の価値は今後も維持されるのか? ということについて考えてみたいと思います。

電池を使わず、ゼンマイで動く機械式時計というのは、愛好者も多く芸能人などもステータスシンボルとして腕にはめているのはよく見ます。同じように、高級ブランドの腕時計を持ちたいというニーズがある限りは、新品で買えなかったりすると中古の価格の方が上がってしまったりするのですが、こうした流れに一石を投じているのがアップルウォッチに代表されるスマートウォッチやスマートバンドではないかと思います。

アップルウォッチは個人的には数年しか使わないのに高いと思いますが、ステータスとして数百万円の腕時計を今まで複数買っていた人からすると、むしろバージョンアップの時に乗り換えを続けたとしても、コスト的には微々たるものでしょう。それでいて、スマートウォッチでできることは多く、ちょっとスマホを持たずに出掛けてしまっととしても、電話を掛けたり受けたりできるものもありますし、単体でIC乗車券や電子マネーの決済端末としても使えるだけの利便性を持っています。

私の常に付けているスマートウォッチには通信機能や決済機能はありませんが、スマホと常時Bluetoothで破せしていれば、メッセージを見るだけでなく、着信があると震えて知らせてくれるので、常にサイレントモードにしてスマホを使っている私としては、付けていれば自分のところに掛かってくる電話を決して逃さないアイテムとして、無くてはならないものになっています。

実のところ、昔は友人が機械式時計好きだったのに感化されて、機械式時計を数本揃えて悦に入っていた時期もありました。そののち、正確な時間がわかるならGショックのタフソーラー付きの電波時計で十分だとデジタル感満載の時計を普段使いしていたこともありましたが、今ではそうした時計を全く使わなくなりました。時間は常にネットにつながっているスマホと連動しているので正確ですし、自分の健康状態もわかるような機能がスマートウォッチには付いていますので、付けると体の事を気にしながら生活できるようにもなりました。

と、私が書くまでもなく、最近はテレビに出ているような人の手を見ると、多くの人がスマートウォッチ・スマートバンドを使っている人が増えたように感じ、これは良い傾向ではないかと思います。機械式時計では有名なロレックスというのは、単に持って使ったとしても定期的なメンテナンスにお金がかかり、数年に一度は分解してオーバーホールすることで長年の使用に耐えうるところがあります。反対に、アップルウォッチは定期検診に出す前に新しいアプリが動かなくなってしまえば、まだ普通に動いていても新しいものに買い替えることになり、古いものには一般的には価値は出ません(試作機とかアップル社の歴史を示すようなものは高くなるにしても、そんなものが一般消費者の元に回ってくることはほぼないでしょう)。

最近では普通にスマートウォッチを付けていても違和感を感じることはないと思います。一時は携帯電話やスマホを人々が持つようになって腕時計自体を付けなくなったという事もありましたが、他ならぬアップルウォッチが、腕時計をする習慣を改めて人々に示したというような事になっています。単なる見栄のために高級時計を何本も買うよりも、アップルウォッチの最新型を出たタイミングで変えていく方がよっぽど便利でおしゃれだと思う人が増えれば、高級時計は趣味の範疇で集めている人のところに集まるようになり、莫迦みたいな高値で取り引きされることもなくなるのではと思うのですが。

そうして、お金は持っていても高級時計でなくスマートウォッチを使うような人が更に増えていけば、全体として価格も下がるでしょうし、庶民でも十分に使えて性能も良いモデルも出てくるのではないかと思います。個人的には、今のスマートバンド(1万円弱で購入可能)でも十分決済機能を搭載することはできると思うので、早くそうした機能が搭載されたものが出てもらえば、かなり世の中は代わると思います。今はそこそこモバイルSuicaなどが普及しているので、電車に乗る場合にはきっぷを券売機で買うための行列とかは減っていると思いますが、例えば駐車料金などの支払いで直に現金やクレジットカードを通すような精算機はなかなか使うのが難しい人がいるようで、ちょっと人がおしよせるとたちまち大行列になってしまいます。それが腕にはめたスマートウォッチをかざすだけで支払いできるような事になれば、行列にならないとは言いませんが、支払いのための混雑緩和には役に立つと思います。

来年あたりは、高級腕時計を盗んでも高くても買う人が限られるよう、もっと安いスマートバンドの方でも色々できる事が増え、さらに多くの人に腕時計の本命として普及して欲しいなと思う今日このごろです。


ポータブル電源を使い込むようになって改めて思うモバイルバッテリーにあると便利な機能について

以前このブログで、10000mAhくらいのモバイルバッテリーが千円ちょっとくらいで安売りされたら、とりあえず手に入れるべきだと書きましたが、またまたそうしたやり方に沿ってモバイルバッテリーを増やしてしまいました。アマゾンのクーポンで半額になるのが嬉しいAUKEYのPB-Y33というモバイルバッテリーが届きました。物については以下にリンクを貼っておきます。

今回、大きさはスマホぐらいでそれなりに薄く携帯しやすいバッテリーが増えたのですが、このバッテリーの特徴である容量をパーセント表示するというのが、結構はまっています。というのも、ここでも色々と書いていますが、ソーラー充電でポータブル電源を運用することを現在行なっているのですが、毎日充電することになるので、やはり電源の耐久性について心配するところもあるのですが、ポータブル電源に限らず、モバイルバッテリーやスマホの内蔵電池についても同じように言えることがあります。それが、「過充電・過放電を行なわない」というものです。

ポータブル電源のメーカーが言う、一番電池に優しい使い方というのは、残り30%になったら充電し、充電は80%で止めるというものでした。ただこれだと、ポータブル電源の容量の半分しか使えないことになります。私の新たに購入したポータブル電源は、何と使っていて電源を切るところと、充電していてそれ以上充電しないようにするところをアプリで設定することができるので、今のところは10%から95%のところで設定して使っているのですが、モバイルバッテリーを長持ちさせたい場合には、スマホの充電が終われば一日に何回も充電しないような使い方であれば、30%~80%の間で充放電を繰り返すことが長くモバイルバッテリーを使い続ける鍵になります。

今回購入したモバイルバッテリーは、ボタンを押したり充電をしたり、スマホにつないだりすれば、常に残量がパーセント表示されます。今後は、モバイルバッテリーにも専用アプリを用意するようなものも出るかも知れませんが、とりあえずはこのバッテリーで容量をきちんとモニタリングすれば、充電していて80%になったら充電を手動で終わらせたり、スマホの充電が途中でも、残り30%になったら改めて充電するように、モバイルバッテリーの劣化を防ぐような形で管理することができます。

多くのモバイルバッテリーは複数のLEDライトで充電量を表すようにはなっていますが、細かく管理することは難しく、満充電しないで使っている方も、おおかたの目分量で充電しているという方が多いでしょう。果たして今回購入したモバイルバッテリーの残量表示が正確かという肝心なところはわかりませんが、それでも、バッテリーを大事に使うための基準にはなってくれると思います。

というわけで、今後はモバイルバッテリーにも専用アプリとの併用で、自動的に充電を終了してくれるような機能の付いたものが出て欲しいですが、今は容量のパーセント表示ができるモバイルバッテリーをアナログ管理することで、普通にモバイルバッテリーを使うよりもより電池に易しく使ってみようかなと思っています。


一つの部屋でスマートスピーカーを2台設置して使い分けるのにはそれないの意味があり使い方によっては便利

今年、本格的なソーラー充電生活に入ろうと思った一つの理由が、今までテレビが大型プラズマテレビ一台しかなく、あとはスマホでテレビを見るような状況だったので、できれば一人でいる時にはプラズマテレビを付けないで電気代の節約をしたいと思ったからでした。

そう思って今年の始めから揃えだしたモバイルモニターにテレビチューナーを連携させるやり方で昨年比でもかなり電気代を減らすことに成功したのですが、最近はもはやテレビを常に見るということもなくなってきています。

現在、アマゾンのスマートスピーカーを部屋に置いているのですが、スピーカー単体のモデルと、ちょっと離れたところにアマゾンタブレットを置き、どちらに呼び掛けてもテレビやエアコンにパソコン、照明や扇風機のON・OFFができるようにしていて(パソコンはONのみ)、わざわざスイッチを入れたりリモコンを手に持たなくても気が付いた時に呼び掛ければ家電のスイッチをOFFできることも、節電に寄与しているのではないかと思います。ただ、今まではちょっとした問題がありました。

2台あるスマートスピーカーに同じ名前で動作させていたため、呼び掛けても近くのものでなく遠くのものが反応してしまうようなことは、同じ部屋に置いてある以上どうしても起こってしまう不具合です。そこで、以前にも書いたかも知れませんが、二台のスマートスピーカーの名前を別に登録してキーワードを変えました。アマゾンタブレットの方は今まで通り「アレクサ」ですが、単体のスピーカーを、商品名と同じ「エコー」にしたことで、私の使い方ではかなり便利になりました。

というのも、今までも単体スピーカーの方に呼び掛けてインターネットラジオのradikoを利用したり、パソコン上の音楽配信サイトspotifyから、音の出口をスピーカーの方にして音楽を楽しんだりしていると、何かスマートスピーカーに呼び掛けて家電操作などをしたい場合に最悪ラジオや音楽を止めてしまうことがしばしばあったのです。それが、呼び名で使い分けるようになって、その時の状況によって家電操作のためのスマートスピーカーに呼び掛ければラジオや音楽を中断しないで利用できるようになりました。

逆にアマゾンタブレットの方で動画コンテンツを見ている時に他の家電の操作したい場合には単体スピーカーの方に呼び掛けるようにすれば良く、スマートスピーカーと連携させているものを動かすなら、全く動くことなく操作することができるようになりました。ある意味、二つのスマートスピーカーの使い分けができているわけですが、アマゾンタブレットの方だと音だけでなく画面に呼びかけた反答を出してくれることもあるので、もう一方のスピーカーから音による情報を入れつつ、ピンポイントで知りたい明日の天気を瞬時に把握でき、それが声による呼び掛けだけでできるというのは、改めて電気とインターネットの力を感じます。

結果的に、ブログを書きながらラジオからの新しい情報によって内容を新たに書き直すこともありますし、ネットとスマートスピーカーの連携は今後も色々とやっていく中で、新たな魅力的なハードの出現にも期待したいですね。


マキタの10.8Vタイプの掃除機を使っているならあると便利かも知れないUSBアダプター

家庭用の掃除機を何にするか? というのは色々とご意見はあると思いますが、自宅はフローリングと畳の部屋しかなく、カーペットやソファーなど、吸引力をそこまで必要としないということと、トラブルがあっても部品だけを替えれば良く、さらに言うと本体を動かす電池も全国どこでも手に入れることができるという仕様が個人的には差さったため、マキタの掃除機を最初はサブでということで購入したものの、今やメインの掃除機として活躍しています。

マキタの掃除機はダイソンと比べると吸引力はかなり落ちるという話もありますが、とにかくマキタの掃除機は種類が多く、今後は40Vのバッテリーが主流になってくれば、他のコードレス掃除機と遜色ない基本性能を得ることも可能です。現在の主流は18Vや10.8Vのものになりますが、私はそれまでマキタの工作機械は持っていなかったので、実際に持っている人の意見も聞きながら、畳とフローリングなら吸引力が低くても気にならないということで、10.8Vのバッテリーを使うタイプの掃除機にしました。

電池については通常一個しか付かず、充電時間は22分とは言うものの、マキタの掃除機を使うなら電池の予備を追加購入し、一つの電池で使い過ぎて止まってしまっても、予備の電池を使いながら空になった電池を充電することでACコード付きのような連続運転もできるような体制にする方が良さそうだったので、現在は電池2個で回しています。

今回は、一応小さな10.8Vバッテリー対応の掃除機を買ったため、一般的に使える他の機器が多い18V用のものは使えないのですが、その分かなり10.8Vのバッテリーは小さいので、USB出力でスマホの充電などUSB機器が使えるようになるマキタ純製のUSBアダプター「ADP08」を購入しました。

大きさの比較用に用意したのは、アマゾンでベストセラーということで過去に購入した小さいモバイルバッテリー、Anker PowerCore 10000です。10,000mAhの容量を持ち5V 2.4Aで出力可能なものですが、USBアダプター部分は出っぱるものの、これならぎりぎりモバイルバッテリーの代わりとして携行可能ではないでしょうか(18V以上のものはこれより大きいので)。スマホ充電はもとより、写真のようにUSBの扇風機やライトをつなぐのも良さそうです。

本体の出力はゴムカバーをめくった中にあるUSB-Aタイプ一つのみですが、通電のためのスイッチが付いているのが個人的にはこの製品の気に入った点です。前の写真の扇風機はUSB端子に差せば回り、引きぬくと止まるというものですが、このスイッチのおかげで手元で止めたり付けたりすることができるようになりました。直接USBに差すライトでも同じで、明かりのON・OFFをスイッチでコントロールすることができます。以前紹介したセリアのLEDライト(USB端子に小さなライトが付いているだけのもの)を付ければ、懐中電灯の代わりとして使うことができます。さらに、本体にはストラップホールも付いているので、外で使うにはさらに便利です。

私自身はモバイルバッテリーも複数持っているので、このセットを持ち出すような事はしませんが、このバッテリーは掃除機用として必ず一つは満充電されてスタンバイしています。ふだん持ちしているモバイルバッテリーでもそこまでの頻度で充電はしないので、基本的には家のお掃除のために使うバッテリーが、いざという時にはスマホの充電や明かり、扇風機を回すなどできるようになるということだけでも、じゃまになるものでは有りません。

現在は2つあるマキタのバッテリーは一つは掃除機に装着しておき、もう一つはこのUSBアダプターをバッテリーカバーのように接点を塞ぐように装着して置いておくようにしています。実際の災害の時に役立つのかどうかはわかりませんが、今後同じような10,8Vで動く道具の中で他に日常生活の中で使えるような道具があればもしかしたらこの手のものが増えるようになるかも知れません。