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ACアダプターやモバイルバッテリーこそ日頃の価格を把握した上で安く買える時期を待つのが大切か

昨日たまたまテレビを付けていて見たのが富山から静岡まで北アルプス~中央アルプス~南アルプスを8日間掛けて縦断する実に過酷なレース「トランスジャパンアルプスレース」のドキュメンタリーでした。

山岳レースでいかに早く目的地に到着するために、選手たちは様々な工夫をしていたのですが、過酷な行程を進むためには必ず持っていかなければならないものが運営側から提示され、項目のチェックもあります。その中で、昨年のレースで優勝した土井陵選手のえげつない持ち物の軽量化は、さすがにぶっちぎりで優勝するだけあり、すさまじいものがありました。

例えば、筆記用具のボールペンについては、中の芯だけを抜いて持って行ったり、携帯トイレについても、市販のものを使うのではなく、自分でできるだけ小さく軽くするために自作するなどして、他の選手と比べても明らかに軽い荷物にまとめることを徹底して行なっていました。一つ一つの重さの差は少しでも、塵も積もれば山となるを正しく地で行くような感じで、特にこうしたレースだけでなく自分の命を危険にさらす山行では、いかにして持っていく荷物を小さく軽くするかというのは、大切な問題でもあります。

私自身、つい旅行に出掛ける時にはあれもこれもということでカバンの中をパンパンにしてしまうような傾向があります。それでも自分で持って移動することができる範囲であれば良いのですが、大きく重くなるということになると、体力的にきつくなってしまうような事も起こってくるかも知れないので、特にモバイル関連の荷物について、いかに今後減らしていくかということが大きな課題であると思っています。

以前は、ネット通信を外出先で行なうためには携帯電話だけでは難しく、スマホもないのでノートパソコンを持って行っていました。当時はMac使いだったのでAppleのノートブックであるPowrBookを持ち出していたのですが、本体はもちろん大きく(小さくコンパクトな機種は確か50万くらいしたのでとても買えませんでした)、ACアダプターもレンガのようで、一式をバックパックに入れて持ち歩くだけで肩が痛くなっていたことを思い出します。その後、より小さなノートパソコンを物色する中でWindowsのノートに移行しましたが、ACアダプターと予備バッテリーの大きさや重さは相変わらずでした。

まだ届いていませんが、今回購入するChromebookがUSB TypeC端子から充電が可能ということで、ようやくかさばるACアダプターとはおさらばできます。汎用品が使えるということは、今までだとACアダプターの断線だけでノートパソコンが使えなくなってしまうような事が起こっていたのが、自分でストックしているものといつでも代替が可能で、今後さらに小さくて性能の良いものを買い足せば、現在よりもさらにコンパクトにまとめていけるということになります。

今回、本体に付属するACアダプター45Wと同じ出力を持つ汎用のACアダプターについて、たまたま安く買えた時に購入しておいたので、改めて小さなACアダプターを探さなくてもお出掛け用のセットを別に用意できています。

ただ今後の事を考えると、ノートパソコンの充電器として利用しながら、同時にスマホの充電もできる複数の出力端子を持つ、高出力のACアダプターを一台用意すれば、旅先で使うには複数のものを持っていかなくても良くなるので、今後はそうした製品についても価格に気を付けておこうと思います。

先日までアマゾンのセールで、そうした製品も最大3割OFFくらいで売っていましたが、実は最安で購入するにはまだ時期を見る必要があると思います。過去にあったセールの内容を確認しながら、やはりボーナスシーズンが一番安くなると思うので、来月以降か年末年始あたりのセールを狙うのが良いのではないかと思っています。

ちなみに、すでに購入してあったChromebookで使える汎用のACアダプターはANKERの100Wポータブル電源に付属していたもので、単体購入ではなかったことでかなりお得にゲットできました。今後はグレードアップを狙っていきますが、すでに必要なものはゲットしておいて、欲しいものは値が下がった時を狙って買うということができれば、汎用なものであれば様々な使い道があり、元からあるものについても別の場所で使うことができるようになりますので、それほど無駄にもなりません。特に電源関連のアダプターやバッテリーは安売り情報が色々と出てくるので、それほど必要性を感じなくても安いと思うくらいのセールがあれば買うくらいの感じで待つことで、負担を抑えて良いものが揃えられるのではないかと思います。


モバイルバッテリーを利用したUSB接続ライトを作るための具体的な方法

注文していた機材が届き、無事に新しい充電式のライトができましたので、ここで改めて紹介させていただこうかと思います。まずは、今回注文していたUSBコネクターにON・OFFのスイッチが入った「USBスイッチ付きコネクター」です。

価格的にも安く、発送もポスト投函で早めに届きましたので、すぐに試すことができました。普通に使われる方は、例えばスマホ充電をモバイルバッテリーからしていて、100%になった際に過充電を避けたり、データ通信を切ったりなどすると思うのですが、今回はライトのスイッチとして使います。次に、USBに接続するためのライトですが、これは実はエネループのUSB充電器BQ-CC87Lに付いていたもので、小型ライトの先にUSB(Aタイプ)端子が付いている「LEDライトアタッチメント」です。

これをUSBスイッチ付きコネクターに付けると少し長くはなりますが、それでもコンパクトです。ちなみに、BQ-CC87Lはエネループやアルカリ乾電池を入れるとモバイルバッテリーとしても使用できますので、乾電池でもLEDライトを使いたい場合には同時購入しても良いかも知れません。もちろん、USBに繋がる小さなライトユニットはたくさんありますので、すでに使用する電源を確保されている方は安い価格で売られているライトユニットのみの購入がおすすめです。

最後に、手持ちのAnkerの小型モバイルバッテリーとつなげてみました。ライトユニットだけだとUSBに接続したら点灯し、取り外したら消えるという形になるので、暗闇で使うにはライトを落としてしまうこともあるかも知れず、実に使いにくいのですが、このスイッチ付きのアダプターをかますことで、使い勝手はかなり向上します。

このように、手にすっぽりはまりますが、専用のバッテリーを新品で買うというよりも、使い古した容量少なめのモバイルバッテリーの第二の人生として使っていくのが良いかと思います。さらに、そうして用意したモバイルバッテリーが電池切れを起こしても、他の古いバッテリーを充電していれば、そのモバイルバッテリーに簡単に付け替えてセットを懐中電灯や、白い袋を上からかぶせてランタン的に光を拡散させて部屋を広く照らすような事もできます。

本当に非常時だけに使うつもりだと、ライト関連のハードはかさばりますし、いざ使おうと思った時に充電されていないような場合に使えないなど色々と問題になります。しかし、このセットの場合は今使っているモバイルバッテリーをすぐにライトとして使えるので非常灯として用意するには適当ではないかと思います。コスト的にもモバイルバッテリーがあればそうかかるものではありませんので、興味のある方は自分のお好きな組み合わせを考えながら揃えるのも良いかも知れません。


GXP1620というIP電話で050plusを使う設定は先人のデータを利用させてもらうことで可能に

先日のブログに書きました通り、050番号を使うIP電話の「050plus」を専用のIP電話に紐づけて自宅の固定電話のようにして使うことにしました。機種は色々ありましたが、日本語の取扱い説明書がネットで入手でき、050plusの設定の仕方がネットで参照しやすかったGXP1620というIP電話をAmazonで購入しました。

早速届きましたが、この箱には1620/1625とあり、GXP1625というモデルもあります。二つの機種の違いは、ACアダプターを使わなくても対応するルータとLAN接続するだけで電源を供給される統合PoE内蔵かそうではないかという点で、自宅のルータはPoEには対応していなかったので、ACアダプターで電源を取る1620を選びました。

同じ会社からGPX1610という多少安いモデルもありますが、ディフプレイに照明が無いので、やはり普通の電話のように見やすい照明付きの液晶の方が使いやすいだろうということでこの機種に決めました。PRIME会員のお急ぎ便だと1日で届くのはありがたかったです。

箱を開けると電話機本体に取り付け用のスタンド(ジャック類が本体裏にあるので平置きが難しいため)、そして当然モジュラージャックは受話機とつながる部分のみで、基本はLANケーブルだけで通信を行なうようになっています。
設定については、私があれこれ説明するよりも、以下のリンクを見ていただければ一目瞭然ですので、そのリンクを紹介するにとどめます。リンク通り設定を行なえば普通につながるようになります。

https://denwa.dev/GrandstreamGXP1625NTT050plus.pug

ただsip情報の取り方については各サイトで解説があるものの、上記サイトではすぐにデータを取れないので、以下のサイトなどを参照して、自分のIDやパスワードのデータを取得して下さい。

https://cps.saloon.jp/037

その他に私がやった設定は、「設定」→「設定」→「LCDディスプレイ」から、バックライトの明るさ: 待ち受けを「0」にすると、待ち受け時にはバックライトの照明が消えるようになります。また、「連絡先」→「ローカル電話帳」から本体に電話帳を読み込ませることができるので、必要な場合は連絡先と電話番号を追加しておくといいでしょう。

この設定だけでかかってきた電話番号をディスプレイに表示することができ、電話帳に氏名を登録しておけば、漢字での表記もできるようになります。日本の電話と比べるとディスプレイや文字の大きさは小さいものの、きちんと出る前にどこから掛かってきたか、追加料金無しで利用できるので、光回線を申し込む時に「ひかり電話」を申し込まなくても十分だと思えました。

これで、普通の電話のようにIP電話機からダイヤルして電話をすることも、登録していた電話帳を呼び出して電話をすることもできるようになります。050plusの料金は、対固定電話(含NTT契約の0570番号)、携帯電話への通話料とも携帯電話から掛けるよりも安く通話できるようになりますので、自宅からどこかへ電話する時には極力こちらから掛けてもらい、スマホからは外に出掛けている時か、LINE電話が使えるような場合に限定すれば、恐らく相当の電話料金の圧縮ができるのではないかと思います。

こちらの場合、各種「かけ放題」「定額料金」のオプション料金を払うよりも、実際に通話を行なう機会が減っていることもあるので、特に固定電話に3分8.8円(全国統一料金)というのはかなり掛ける場合に余裕ができるだろうと思います。対携帯電話への料金も1分17.6円なので、さすがに30秒以内だとスマホから掛けた方が安くなる場合はあるものの、自宅内からだったらIP電話を使ってもらった方がすっきりしますね。

さらに良いと思ったことは、自宅に固定された電話というメリットです。人によっては携帯電話に掛けることは、運転中だったりすると悪いと思ってなかなか掛けずらかったりしますが、携帯電話番号とともに、このIP電話番号を自宅の電話番号として知り合いだとか企業からのコールバック用に使えば、家にいる時だけ出ることができるので、掛ける方も気を使わずに済むのではないかと思います。

電話機本体に留守番電話機能が無いのは残念ですが、こちらに掛けて出なければ携帯電話番号に掛けてもらっても良いでしょうし、例えば出前の注文とか病院に薬を取りに行くような場合の連絡に使うだけなので、必要十分な機能ではないかと思います。もし留守番電電話を使いたい場合には、スマホにインストールした050plusアプリの方から留守番電話を設定すると、無料で利用することができます。050から始まるコールセンターに電話を掛けてメッセージを無料で再生することもできますし、録音されたメッセージを添付ファイルにして指定したメールアドレスに送ることもできます。自宅で電話が取れない場合はこちらが何もしなくても録音したメッセージをスマホで確認できるわけで、電話機本体に留守番電話機能が入っているものより、かえって便利だったりします。

さらに、この電話機には最大500件の連絡先が登録できるので、お仕事に使い得意先の電話を登録しておいてその名前を見て(非通知や知らない番号でないか)取りたいような場合には、こうしたIP電話を選ぶ方が良いでしょう。付き合いが少なくなった私の親でも電話帳に登録する人の数はそれなりに多いので、少なくとも友人から来た電話とそうでないものだけは分けて表示できるこの電話の機能に満足しています。

ちなみに、現状の自宅のネット環境は無線の楽天モバイル回線なのですが、それでも十分な使い勝手があります。ただ、さらに安定して使う場合には光通信など有線を利用した方が良いかも知れませんが、極端な話、有線LANアダプターを付けられるモバイルルーターと一緒に持ち出せば、車で遠征した先でも自宅の電話を持って移動することができるようになります。これは、携帯電話通信を使って家の電話を利用するサービスの場合、自宅から持ち出しての利用はできないようになっていますので、その点も良いですね。キャンピングカーに設置すれば、全国どこへ行っても同じ番号を使ってあたかも家の固定電話のように利用できます。

というわけで、以前紹介した通称「マンゴールーター」とスマホ・モバイルルーターとを組み合わせても良さそうだと思い、スマホとマンゴールーターをつなぎ、USBテザリングをしてマンゴールーターからGPX1620をLAN接続して通話できるかどうか試してみました。

マンゴールーターはWi-Fiでの接続も可能なので、写真のセットだけでも設定は可能になります。また、スマホの通信速度は電話に使うだけなら200~300kbpsでも十分通話はできますので、高速通信できるSIMをこの電話のために使う必要はありません。さすがにこのセットを持って出ることはないと思いますが、停電してかろうじてモバイル通信が止まっていない場合、通常の電話でないIP電話はそこまで混雑することもないと思いますし、実は優秀な災害時の通信手段になるのではないか? とすら思いました。利用にはACアダプターを差すコンセントが有るポータブル電源は必要になりますが、長期間自宅から離れても、自宅電話と告知した番号を移動先でそのまま使えるなど、色々と応用の効きそうな電話であることは間違いないと思います。

現在のメタル回線の電話もIP電話化されるとは言え、基本料金の方は現状と変わらないようです。通話料金は全国一律料金になるようですが、ちょっとした設定さえできれば、基本料は10分の1(OCNモバイルONEとセット契約の場合)で、留守番電話も無料で利用できるなど、多少苦労してでもやる価値はあるのではないかと思います。固定電話を解約したものの何かと不便さを感じておられる方の参考になればいいのですが。


IP電話を固定電話化させるためには専用電話機を用意するか専用アダプターに既存の電話を使うか

まだ光回線を利用するには時間がかかりますが、利用するルーターは同じものなので、改めて色々な自宅の環境改善をはかる中、前回紹介した主でスマホで利用するためのIP電話「050plus」を家の固定電話として使えるような形での試行錯誤をしています。

実は、こうした考えになったのは、過去に無料で使えるIP電話を固定電話化して使うために、普通の電話に接続して使うためのIP電話アダプターを持っていたのです。050plusのアカウントが取れたことで、改めて自宅に置く唯一の固定電話として、さらにナビダイヤルを安く利用できるという、主にスマホを使いこなせない親対策ということで、できればリビングに中味はIP電話の家電話を置こうと計画しました。

とりあえず、手持ちの古い電話機とアダプタを繋ぎ、パソコンから色々設定をいじってみたのですが、すでにアダプタの方がメーカーからは生産が中止されているためか、うまく設定を通らず、外の電話から電話すると「お掛けになった電話はシステムに接続されていないためかかりません」という無情なメッセージを食らうことになってしまいました。

そこで改めて、現行品のIP電話アダプターをネットで検索して見ていたら、単体で使える専用IP電話がほとんど同じような価格で購入できることを知りました。そもそも電話機というものは進化の止まったハードということもあり、かなり古くても現行品で安くなっているものもありました。現在所有している古いアダプタは昔の製品なので、もはやファームのアップデートも止まっているようなので、もし設定に成功しても今後長く使うためには不安要素が付きまといます。

さらに、IP電話アダプターを接続した電話機は、設定によってナンバーディスプレイも利用できるようになり、ほとんど固定電話と変わらない使い勝手で利用できる半面、ナンバーディスプレイを利用するためには電源の確保が必要になり、現状ではコンセントをアダプターとともに2つ使うことになります。それが、IP電話機の場合は電話機自体でIP電話が使えるようになっているので、コンセントは一つで済み、配線もLANケーブルをルーターにつなぐだけなので、モジュラージャックも使わずにすっきりと使えます。

また、現在の固定電話機というのは子機に機能が集中している感じで、親機だけだと電話帳が10件しか登録できないようなものがほとんどでした。本体だけでも数百件電話帳登録が可能なIP電話の方が、親機単体で使うなら便利そうです。

ただ、そもそも050plusをスマホアプリ以外の方法で使うことは提供する側も想定外の使い方になるので、回線の仕様変更などでいきなり使えなくなってしまっても文句を言うことはできないというところはあります。もしどうしようもなかったら、安いWi-Fiタブレットにアプリを入れて、受話機型のイヤホンマイクをつなげて疑似固定電話として使うこともできなくもないので、まあ使えるうちは固定電話として使いたいと思っているのですが。改めてIP電話機を入手したところで、改めて登録をして、その状況をレポートさせていただければと思います。


複数の機器を同時に充電できるモバイルバッテリーには「パススルー充電」ができるとより便利になる

下のリンク先にある10,000mAhのモバイルバッテリーが、これを書いている2023年3月13日現在、50%OFFのクーポンが出ていて、私はそれを適用して1,290円でゲットしました。同じ10,000mAhのモバイルバッテリーはダイソーへ行けば1,100円(税込み)で買えるとは言うものの、リンク先に表記はないものの、一応ちゃんとしたメーカーの「AUKEY」の製品(型番はPB-N73S)が届きます。注文前にレビューの内容を確認したところ、私の用途には合いそうだったので、そのまま購入しました。

製品のスペックは、最大出力18Wでの充電ができ、最大3つ(USB-A×2・USB Type-C)の出力(USB Type-Cは入力と兼用)の機器を同時充電できるようになっています。また、入力専用にUSB micro-Bの端子もあるので、必要に応じて使い分けることができます。実際に送られてきたものは、写真の通り間違いなくAUKEYのモバイルバッテリーでしたので、いい買い物でした。

ちなみに、このモバイルバッテリーにはUSB AとCのコードしか付属していません。実際にこのバッテリーを充電するためにはACアダプターが必要ですが、常に持ち歩くものとして以前購入していたコンセントを収納できる最大20Wの出力が可能なものを持っていたので、それを流用することにしました。

モバイルバッテリー単体では最大3つの機器を充電可能ということは、スマホ2台にモバイルルーターを同時に充電できることになるので、複数のバッテリーを使わなくても済み、個人的には嬉しいことですし、さらにもう一つの機能「パススルー充電」ができるということがポイントでした。

具体的にはACアダプターに接続してモバイルバッテリーを充電しながら、バッテリーの出力端子にスマホなどを接続すれば機器の方を優先して充電してくれるという機能です。Type-Cからの充電だと同時に充電できる機器が2台に制限されるものの、ホテルなどで寝る前にセットしておけば、朝起きたらスマホだけでなくモバイルバッテリーも満充電されていることが期待でき、さらに個別にも使えることからかなり取り回しが良い使い方ができるのではないかと思っているのです。

最近は、ACアダプターの付いたモバイルバッテリーもありますが、全て一つのハードで済んでしまう魅力はあるものの、内蔵のバッテリーがヘタってきたらどちらにせよ買い換えになってしまうので、ACアダプターをケーブルで繋いで、モバイルバッテリー及び複数の機器を充電するというスタイルの方が私には合っているのではないかと思っています。

今後バッテリーを買い替える場合のキーワードとして「パススルー充電」のできるものという事で考えていけば、次のものを買う時には高出力で充電できるバッテリーおよび、同じように高出力で充電を行なうことができるだけでなく、持ち運びが苦にならないACアダプターという組み合わせで揃えようと思います。

現状では古いノートパソコンを使っているため、今使っているノートパソコンはUSB経由での充電は無理なのですが、次に購入するノートパソコンはPDでの充電(Type-Cケーブル)ができるものを手に入れ、汎用でノートパソコンとACアダプターを共用できるものがあれば、日々持ち歩くものでも今よりも高出力高容量のものが出てくれば有難いと思います。とりあえず、今の安い製品の組み合わせでも、スマホ2台とモバイルルーターの同時充電は可能なので、日常使いとともに、旅先でも手軽にスマホ充電のできる環境を持ち運び、便利に使えればなと思っています。


中古で白ロム機器を購入するのに「実店鋪」「通販」「オークション」「フリマサイト」と色々あるが……

楽天モバイルのSIMカードを使って楽天回線に固定することができるホームルーターの購入をずっと検討してきたのですが、今回中古の白ロムという形で購入することにしました。回線と同時に購入するタイプのもので、新品では買うことが難しいタイプの製品を狙っていたので、契約関係の残債がどうなっているか、個人売買では確認ができない(利用当初は使えていても、端末料金の支払いが終わっていないので急に使えなくなる可能性がある)不安があったので、まずはネット通販の店舗で探してみることにしました。

その製品は何かと言うと、色々ある中で、ドコモやソフトバンクの回線は使わず、ほぼ楽天の回線専用にする(できるならau回線のpovo2.0でも使えればありがたい)ことと、もし自宅で十分5Gが使えるならすでに楽天回線は5G対応になっているので、現在のLTEよりも快適になりグレードアップできる可能性があるということで、UQWiMAXで販売している「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」というホームルーターです。

ネットからの情報によると後発のL12というホームルーターの方が中古価格は安いのですが、様々な不具合を挙げているページが多く、安くて最新の機能のある楽天回線を固定できるルーターとしてはベストバイであることは確かなようです。肝心の価格の方は、新品ではあるもののいったん契約して使わずにそのまま業者に流れたような「未使用品」が15,000円くらいで、使用された中古品が大体1万円前後といったところです。

普通なら多少高くても未使用品の方が良さそうだと思うのですが、特に個人売買で全く使っていないものを購入するのは、先述の通りまだ製品の残債があるのにそのまま売られていて、そのために急に使えなくなるリスクは上がります。ですから、もし未使用品を購入する場合はネットオークションやフリマでの価格が安くても、もしもの事を考えると中古専門店での購入が無難だと思います。

当初私は中古店のネットショップで送料込で9千円弱という相場から考えると多少安い品を見付けたので、購入しようと思って手続きをしようと思ったのですが、ちょっと目を離したスキに、他の誰かが購入手続きをしてしまったらしくあっという間に売切れになってしまい、かなり凹みました。同じお店での一般的な価格はやはり中古だと1万円弱くらいなので、逃がした魚は大きいという想いが残りました。

その後色々探してみても、店舗での販売はそれより高額な値付けのものばかりだったので改めて購入について路線を変更し、オークションサイトやフリマサイトでの個人出品の説明を良く読みながら検討することにしました。

オークションやフリマサイトでは、多くのユーザーが検索を掛けているので、出品者に対して様々な質問が上がっています。その中の発言を参考にしながら、価格と内容のバランスが取れていそうなものを探しました。オークションとフリマは、買う方としてはどちらが買いやすいかと言うと、手続きをすれば出品者がこの価格で売りたいと思って値付けをした金額ですぐに買える反面、オークションの場合は終了までの時間はかかるものの、競合する購入予定者がいなければ相場よりかなり安く買える場合もあります。ただ今回のホームルーターについては、オークションでもそれなりの価格が最初から付いて出品されているケースが私が見た中では多く、さらに常にオークションの行方を見ていられるわけでもないので、ワンクリックですぐに買えるフリマサイトに挙がっている中で検討することにしました。

で、今回購入したのは個人出品ながら質問の答えの中で残債は無しで一定期間使っていての不具合もなさそうな中古の品を8千円弱の価格で購入することにしました。現在は注文しただけなので、実際に届いてみてきちんと使えるかどうかはわからないながらも、注文したホームルーターが問題なく動けば、現在のルーターに関する不満がなくなります。

本来は、楽天モバイルがきちんと使えるホームルーターを出してくれれば良いと思うのですが、噂として楽天から2022年末あたりに出るのではないかと言われていたのですが、デスクトップ版のRakuten link(パソコンから電話番号を使っての発信ができるアプリ)と同じように出る出ると言いながら出てきません。さらに、私の場合はすでに楽天の回線を契約しているので、新たなハードが出ても定価に近い形で追加購入するような形になってくるのではないかと思います。

それなら中古にはなりますが5Gをつかみ内容も新しいタイプのホームルーターを安く購入できて使い回せるなら、そちらの方が良いという風に判断しました。もし新しいルーターを購入した場合でも、Speed Wi-Fi HOME 5G L11は他のSIMの入るホームルーターと違って、移動して使うことについての制限がないので、車での旅でならホテルなどで使うような事も可能です。

この後、実際にルーターが来ましたら改めてレポートや速度の違いなどについても詳しく紹介させていただこうかと思いますので、興味のある方はしばらくお待ちいただければと思います。


Xiaomi Smart Band 7がAmazonの初売りタイムセール中購入価格の目安は6千円弱?

昨年末にXiaomiのスマートバンドXiaomi Smart Band 6を落として失くしてしまい、急いで代わりのスマートバンドとして新型のXiaomi Smart Band 7を発注したのですが、昨年末から年明けに使い込んでみた感想を今回は書いてみたいと思います。

まず、6から7への移行については、スマホに入っているアプリ「Zepp Life」を開き、「プロフィール」タグから「デバイスを追加」を選び、新しいスマートバンドを指定すると、今までのスマートバンドに代わって新しいスマートバンドと通信を行ない、その機能をスマホと連携し直すことができます。多少同期に時間はかかるものの、同じ会社のスマートバンドということで全く違和感なく使い始めることができるようになりました。

基本的には6でできていた事ができていれば問題ないと思って購入したのですが、かなり7の方が進化していることがわかります。レビューなどでは画面を常時点灯させることができるようになったことが強調されていたものも見掛けたのですが、内蔵の電池はそう変わらないので、今まで通り腕を上げたり画面にタッチした時だけ表示するようにした方が電池持ちの点では安心なので、その機能は使っていません。

何といっても変わったのは画面の大きさによって文字を一回り大きく表示することになることで、かなり細かい文字が見やすくなりました。1.56インチから1.62インチとこの数字だけ見るとそう変わっていないように思えますが、実際付けて使ってみるともはやこれだけで6には戻れなくなります。また、5や6対応のサードパーティのバンドでも何とか装着して使うことができますし、6で使っていた充電コードもそのまま使えますので、今まで使っていたものを無駄にしないで使い続けることができて大いに満足しています。

また、スマホとの連携という面で言うと、Googleカレンダーとの同期が可能になったので、スマホでスケジュールを打ち込んでおけば、スマートウォッチ単体でその内容を確認できます。

ちなみに、これを書いている現在、Amazonでは初売りのタイムセールで7が6千円弱で購入できるようになっています。個人的にはいくら5や6が安くなっても、最初から7を持った方が絶対良いと思いますので、興味のある方はぜひチェックされると良いでしょう。また、7が現行機の間はセールで安く買う場合の目安として5千円台まで下がったら買いということを頭の片隅にでも入れておきましょう。


「音」だけに頼った行動は物事の本質を見誤る可能性が大きい

今回のAmazonのセールでは、Xiaomiのワイヤレスイヤホン(Redmi Buds 3 Lite)を購入しました。連続使用5時間というのは、四六時中イヤホンを付ける生活というのには合いませんが、私の場合はそこまでワイヤレスイヤホンを使うことはなく、旅行の際にも電車で座れれば有線のイヤホンを使うので、18時間分の充電ができる電池の入った本体を入れるケース込みでかなり小さく(以前買った同じ中国のわけのわからないメーカーのワイヤレスイヤホンは電源付ケースが大きいのです)、今後はスマホでradikoを聞くために使っていこうと思っています。

今回は、そうした「音」についての話題です。日々の生活の中では、私たちはかなりの数の音に囲まれて生活しています。一昨日などは普段でも多い救急自動車の通る音の数が増えているような気がし、それが新型コロナやインフルエンザの流行と関係あるのかとか、色々な事を耳からの情報で入れているところもあります。

昨日は、自宅でカフェオーレを飲むべく、お湯を沸かしてコーヒー豆を挽き、コーヒーのドリップをしている間に少量の牛乳を電子レンジにかけて、コーヒーが入ったタイミングで温めたミルクと混ぜることで、安い豆でも市販品くらいのクオリティが出るので、時間がある時にはよくやっているのです。

カフェオーレを飲みつつまったりしていたところ、突然「ピー」というかん高い警告音がしてきました。その音はどこから出てきたのかはわからなかったのですが、その時は電子レンジを使っていたので、電子レンジの蓋が閉っていなかったり、何か中に残っている時に出てくる警告音だと思い込み、度々中を確認しに行ったのですがレンジの中は空で、なぜ警告音が出ているのかにわかにはわかりませんでした。

そんな中でも何とかしようと、レンジの中をきれいにしたり、扉の部分がきっちりと閉まっているのか確認をしたのですが、定期的に同じ警告音が鳴るのは止まず、これは電子レンジの不具合で、買い替えが必要なのかと思ったところで、改めて周辺を見回してみて、警告音の正体を突き止めることができました。

今回、電子レンジを使う前にガスで湯沸かしをしていたのですが、自宅にあるガス台は高機能なもので、沸騰すると自動的に火を止められたり、専用のお鍋を使うと自動炊飯ができたり、油の温度を一定に保ったりすることのできる機能が付いているのですが、ガス台が出すスイッチの切り忘れの警告音が電子レンジの出す警告音と同じ音がするため、問題はガス台の方にあったという莫迦みたいなオチになってしまいました(^^;)。

常に両者の警告音は聞いているはずなのですが、音がほとんど同じだったこともあり、今回は電子レンジの不具合だと思ってしまったところに警告音が流れ続けてきたので、思考がガス台の方には向かいませんでした。音というものは不思議なもので、一度頭の中で決め込んでしまうと、同じ音で警告されていると思考がなかなか外のところに向かないところがあるのですね。

日常生活を通じて、つい耳からの情報を信じて動いてしまう失敗を今回はしてしまったわけですが、特にイヤホンを付けて外に出ていると、こうした失敗はもっと起こってしまう可能性もあるような気がします。最新のイヤホンは、外の音も聞き取れるように作られてはいると思いますが、大事な行動を取る時にはイヤホンを耳から外して音だけでない外の情報も確認しながら安全に行動することも大事ではないかと思います。歩きながらイヤホンを使っている方は十分お気を付け下さい。


LINEがスマートスピーカーから撤退しCLOVAデバイスの音声操作機能も終了へ

毎日当り前のように使っているデバイスが、とある時を境に一切使えなくなるということが、私の環境で起こることをネットニュースによって知りました。

未来の生活を考える中で、音声で様々な情報を仕入れたり、連携する機器の操作をすることができる「スマートスピーカー」は、まだまだ発展の余地があり、今後の新製品にも期待ができると思っています。アップル・Google・Amazonという大手に対抗する形で出ていたLINEのスマートスピーカー「CLOVA」のシリーズは、直接話し掛けてLINE電話ができたり、本体に標準的に充電池を内蔵していることで、車内用のスマートスピーカーとして大いにメリットがあり、さらに最初から赤外線リモコンが使える家電製品を使えるモデルがあったりと、かなり使えると思っていたのですが、今月末で販売を終了、音声操作機能も2023年3月末でサービス終了ということになったようです。

ユーザーとしては、今挙げた特徴を持つような製品がないという場合には、確実に不便になってしまいますが、現在はAmazonのECHOスピーカーも併用しているので(Fireタブレットもスマートスピーカーとして利用可能)、全面的に機能を移行するしかないというのがつらいです。

LINEの方からのお知らせによると、音声操作機能が使えなくなっても、Bluetoothスピーカーとして使用するのは可能だそうですが、まだ音声操作が使えるうちにペアリングをしないと、全く使えなくなってしまうというとんでもない仕様になっているようです。元々、音声操作のみで使える仕組みなので、基本的なサービス自体が終了することを考えずに製品を出したのかという感じではありますね。

今さらどうこう言っても仕方ないので(購入して保証が残っている場合には購入金額の払い戻しをするらしいので対象の方は手続きが必要です)、普段使う機器にペアリングをして、その機器が壊れたらもはや製品としての寿命が終了したと考えるしかないということになります。

こんな事にならないように、スマートスピーカーをBluetoothとして使うよりも専用のBluetoothスピーカーを使うようにする方が良いでしょうし、Amazonの場合は単体のスピーカーよりもタブレットをスマートスピーカー化して使った方が色々とつぶしが効き、粗大ごみも出さずに製品寿命を全うさせることができるような気がします。改めて思いますが、こういう、ユーザーの意志と関係ないところで急に製品寿命が終わってしまうというのは切ないですね。今後のスマートスピーカーの動向も気になりますが、現在CLOVAデバイスをお持ちの方は、急に呼びかけに反応しなくなることを考えながら残りの期間使うようにしたいものです。


スマートウォッチより手軽なスマートバンドの方で電子マネーが国内で使えないものか

Googleのスマートウォッチ「Pixel Watch」にはLTE版もあるそうで、大手キャリアでは専用の通信サービスを用意するようなことになり、価格的にはPixel Watchの方が手頃なので、今後のApple Watchとの勢力争いが気になるものの、個人的にはそこまでの高機能さを腕時計型の端末には求めていないというのが正直なところです。買い替えを考えるとスマホと合わせると結構な負担になってしまいますし、そこまでお金を掛けようとは思いません。

現在、私が使っているのは中国メーカーのXiaomiが出しているスマートバンド(Band6)ですが、Xiaomi社の新型のBand7は常時時刻表示が可能になっていたり、旧モデルと比較すると進化している点は多いですし、何よりその価格が最新のBand7で税込6,990円と、腕時計で言うとそこまで考えなくても気軽に買えてしまい、スマホと連動させることでApple Watchと同じような使い方ができるので気に入っています。

たださすがに、Apple WatchやPixel Watchとスマートバンドが違うのは、専用のアプリをインストールしてカスタマイズできないということもありますし、LTE内蔵モデルがなく、さらに個人的に無くて悔しいと思うのは、電子マネーのSuicaが使えないところです。

Xiaomiのお膝元である中国では、NFC搭載モデルを購入すると、中国国内では電子マネーの利用がインストールされているアプリが対応しているものについては単体でできるのですが、残念なことにそのモデルを購入して日本で使おうとしても、日本の電子マネーには対応していないので現在は使えなくなっています。

スマホで電子マネーを使えば良いと思っている方もいるかと思いますが、常にスマホを持ったり首から掛けたりして生活できない場合もあります。国内ではSuicaがあれば、多くの電車やバスに乗ることができますので、腕にはめたスマートバンドを直接当てると決済が完了するデバイスを気軽に買えるようになれば、いちいちスマホを出さずに腕を改札に触れれば乗り降りできるのが当り前になれば、それは便利だと思います。

現在、スマートバンド市場はほぼ中国のメーカーに席巻されている感じがしますが、日本のメーカーが1万円未満で電子マネーの使えるスマートバンドを販売してくれても良いと思うのですが、政府はデジタル庁を持っているのに、スマートバンドを使った電子マネー普及についての意欲は見えてきません。

今の時期に入ってきたニュースで、2024年までに健康保険証をマイナンバーカードに一本化するというものがありましたが、マイナンバーカード自体に電子マネー機能が付いているわけでもないので、その普及率が上がったとしても、必ずしも電子決済の動きが広がるというところにはつながらないような気がします。

個人的にはタニタとかオムロンとか、お年寄りにも認知度が高い健康器具メーカーと協議して今のXiaomi・華為に対抗するだけの機能を持ち、なおかつSuicaの利用が国内で可能な国産のスマートバンドを安く提供するような事ができれば、国内でもかなりスマートバンドを使った電子決済を行なう人が増えるのではないかと思うのですが。最新のXiaomiのスマートバンドでは常時血中酸素濃度を測定し、その値が下がった時にアラームで伝えることも可能になっているそうです。そうなると新型コロナに感染した場合の危険さの目安にはなるので、電子マネーが使えなくても自分の健康が気になる方は安いスマートバンドでも十分に使えるとは思うのですが、中国でできることが日本でできないというのは、ただただ行政の問題だということになってくると思うので、もっと本気で個人のデジタルデバイス導入のメリットについて気付いていただきたいと切に思います。