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Amazon echo dot その4 今後のスマートスピーカーの進化は?

ここまで、echo dot基本内容とその使い方について書いてきましたが、まだ私の環康では実現していない家電との連携や、まだ日本では利用ができないAmazon Fire TV Stickとの連携など、今後できることは増えていくでしょうし、新たなスキルが使えるようになればなるほど、できる事は多くなっていくと思われます。その点が他社のスマートスピーカーと違うところです。

今後の使い方としては、基本的には携末を触って動かすことがちょっとおっくうな場合に声で代替するようなところで使うシーンは多くなってくるでしょう。そのため、数々の機能を使うことになればなるほど、動かすためのキーワードの使い分けというものが必要になってくることが考えられます。

例えば、先日紹介した実際の波の音を録音して流してくれる「スキル(アレクサ用のアプリ)」があるのですが、この名称が「波の音」というもので、このスキルを動かすには「アレクサ、波の音をスタートして」と言わなければなりません。このスキルを使おうとして「アレクサ、波の音を聞かせて」というようなあいまいな言葉で話し掛けた場合は、スキルの方ではなく、音楽ライブラリーの中から「波の音」という題名のアルバムを探して来て掛けたりするので、その違いを十分に認識するとともに、頭の中を混乱させずに言葉を使い分けることで、より直感的に操作できるようになると思います。

そうは言っても音楽を聴くのに同じバンド名がライブラリの中に複数あるなどすると、言葉だけでは思い通りの操作がしにくいこともありますので、スマホアプリからのコントロールをすることも併用しながらその時の自分の意志が直接echoに伝わるような使い方を今後も模索していくことになると思います。

このスマートスピーカーは長く使えば使うほど自分の個性を学習して賢くなると言われていますが、それを実現しているのは、本体の中にある記憶容量ではなくインターネット上のクラウドにある人工知能だいうのが画期的だと思います。今はなかなか言葉の認識ができなかったり、語彙が少なかったりしても将来的にはまるで生きている人間を相手にしているかのように会話を行うことが、今持っているこのechoでもできる可能性はあると思いますので、その進化がどうなっていくか期待するところも大きいです。

ただ、スマートスピーカーが使う人工知能が進化していく過程において、知らないうちに人間がビックデータに翻弄されて誘導され、消費行動まで支配されてしまう危惧というものもないわけではないので、こういった便利な道具ではありますが、全てを信頼しないで、単なる便利な道具として使っていく意識だけはなくさないようにしていきたいと思っています。

SFショートショートの第一人者である星新一さんの作品に「神」(作品集「ちぐはぐな部品」に収録)というものがあります。それは、「神」そのものを作ってくれと依頼された科学者の男が、一台のコンピューターに世界中の「神」に関する情報を些細なものでも全て記憶させていくうちにそのコンピューターが暴走してしまうという物語です。作品が発表された当時には単なるブラックユーモアにしか思えませんでしたが、ここまで技術が進歩し人間が指示しなくても機械が自分で考えて動くようになっていくと、そうした未来への星新一さんの予言が本当になってしまうのでは? という不安も覚えます。

ですから、便利に使う中でもあくまで機械任せにせずに自分で選択をして行なう(例えばネットショッピングをする場合、echoの言うがままにおすすめを買わないなど(^^;))ように心掛けるなど、使っていくうちに注意しなければならないことも出てくるかも知れませんので、また何か気が付いたことがありましたら改めて書かせていただこうかと思っています。


Amazon echo dotその3モバイル運用でミュージックプレーヤーに?

このecho dotを最初に紹介させていただいた時は、出先から登録をした関係上「モバイルバッテリーで駆動」させ、「Wi-Fiはガラホからのテザリング(モバイルルーターと同じ)」という形で使えることを確認しました。echo dotには電源用のmicroUSB端子および、音出力用のミニジャックが装備されていますので、様々な利用方法が思い付きます。

一番面白そうなのは車の中に入れて音楽プレーヤーとして使うという方法です。車のシガーソケットから出力させるUSBアダプタと接続すれば、車が動いていれば電源は確保でき、さらにモバイルルーターも車からの電源供給で安定的に使えます。基本的には音楽を聞くぐらいなら安定した低速でも十分使えることはスマホで音楽ストリーミングのサービスを使っていてわかることなので、モバイルルーターの中に入れるSIMカードはそれほど毎月の利用料が高いものでなく、月額千円前後のものでも十分でしょう。カーオーディオに有線でミュージックプレーヤーと接続できるものが付いている場合は、そのまま車のスピーカーを利用することもできます。

現状ではアマゾンプライム会員の方が購入している場合が多いと思いますので、Amazon Prime Musicの数百万曲というサービスでも、例えばジャンルを指定して「アレクサ、クラシックをかけて」という風に具体的なアーティストや曲名を言わずに呼び掛ければノンストップでリストの中の曲を流し続けてくれます。また、スマホを使って自分の好きなアーティストの曲を聴きたいと思った場合、Prime musicにはなくても、さらに有料にはなりますが、music Unlimited の方に楽曲がある場合があります。

この場合、プライム会員がmusic Unlimited を利用するための月額は780円ですが、echoに直接呼び掛けてecho専用コースに加入することによって月額は380円というプランが用意されています。これは、考え方にもよるかも知れませんが、スマートフォンで曲名やアーティストを検索し、自分の好みの曲がmusic Unlimited に多かったらとりあえずechoのみで使ってみても面白いのではないでしょうか。もちろん、月額はアマゾンプライムの分だけ払って、Prime musicだけで楽しめるならその方がいいという方もいると思いますので、まずは自分の好きな曲がどのような配置になっているのか確認してみるのもいいのではないでしょうか。

そして、さらにもう一歩進めて、このecho dotを日常的に使うミュージックプレーヤーとしてヘッドフォンを繋いで使ってしまうという事も一応可能です。ただ注意点はありまして、まず残念ながらecho dotには電源として電池は入っていませんので、利用する場合はモバイルバッテリーと繋いで使うことが必要になります。その際、バッテリーの状態が確認できないバックパックの中に入れたままにしておくともしバッテリー不良で発火しそうになったらそのまま燃えてしまう恐れがありますので、歩きながら自分でバッテリーの確認ができるように携帯の仕方を工夫する必要があります。

さらに、安い金額で数千万曲の音楽を使えるミュージックプレーヤーではあるものの、動作は本体マイクに口頭で指示して動作の制御を行なうもののため、単体で使う場合はいちいちecho dotに向かって話し掛けなければなりません(^^;)。ただ本体が小さいのでecho dotをマイクのように口元に持って行き、囁くように喋っても反応しさえすれば、人は多くいても雑踏の中だったら気にもされないと思います。満員の電車の中とかではさすがに目立つと思いますので、必要に応じて本体の音量ボタンを最小にするなどしながら、喋りかけて操作できる場所まで移動するとかの対応が必要になる場合もあります。

しかし、使う場所にもよりますが電車に乗る前にランダムにノンストップの音楽を掛けるように呼び掛け、目的地に着く前に止めるようにすれば、リモコン不要で好きなヘッドホンが使えますし(Bluetooth接続も可能なのでワイヤレス化も可能)、トートバックのような中味がすぐ確認できるバッグに入れて使えば本体を取り出さずに操作も可能でしょう。ただ単体では使えずモバイルルーターとのセット運用になるところだけはめんどくさくもあるのですが、USB出力が2つある大き目のモバイルバッテリーにecho dotとモバイルルーターを繋いで運用すれば、それほど外で使う際に困ることもないのではと思います。

そして、どうしても外で喋りかけることに抵抗があったり、アーティストや曲名が音声認識ができても、同じバンド名や曲があって目的の曲やアルバムにたどり着けない場合は、スマホに入れた専用アプリの「ミュージック&本」から「Amazon My Music」を選ぶと、プライムミュージックで「マイミュージック」に登録したアルバムや曲を選んでリモコン再生することができます。そこまで行くと、スマホでも聞けるのに本末転倒になるかもしれませんが、スマホで音楽を聞いて電池を消耗させないためにはあえてこのような形にしたほうがいい場合もあるかもしれません。

今後の展望として、全てが一つになったSIMスロットとバッテリー付きのモバイルルーターとしても使えるものが出ると面白いと思いますが、それまでの過渡期の使い方として、今考えられる中では一番持ち出しての利用に耐えうるスマートスピーカーがecho dotであるということはあるでしょう。そういう意味では家の中で使わなくなったとしても車の中や外へ持ち出して使えるというつぶしがきくという製品でもあるので、安く購入できるなら、とりあえず一つ確保するのも悪くないのではないかと思います。


Amazon echo dot その2 自宅での使い方と有効化したスキル

スマートスピーカーを自宅でどう使うかということには人によって様々な使い道があると思いますが、私の場合はとりあえず家電との連携は連携できるものが安く手に入るまでは先伸ばしにして、単体のみで使うようにしました。ただ、echo dotはスピーカーとしての性能がそれほど良くないので、この組み合わせの前にスマホに接続するために使っていたポータブルスピーカーに有線でつないで使うのを基本にしようと思います。

とりあえず、寝室にポータブルスピーカーはセットしてあるので、そこにケーブルでecho dotを繋げ、当然ながらスピーカーの近くで就寝場所からでも声が通るような場所にセットしました。寝ている状態でも声を発すれば認識するくらいの距離に置いてあるのですが、さすがに寝たままの状態だとecho dotが自分の声を認識してくれているのかさえもわからなくなるので、さらに寝床から体を起こした状態で、自分でecho dotが見える範囲に置いくことにしました。

というのも、最初のキーワード「アレクサ」をecho dotが認識すると青く光ってその後の指示するような言葉を待ちますので、「アレクサ」と呼び掛けた段階で光らなければ、後で何を言っても反応はしないのでやはり寝床でecho dotを動作させるにも体を起こしてから呼び掛けた方がいいでしょう。やはり夜中に何度も呼び掛けるのは本人も疲れますし、事情を知らない人から見ると何をしているんだろうかと思うでしょう。

で、電気を消す前にあまり激しくない音楽を聴きながら、1時間で再生を中止させるように指示を出した上で寝ました。いわゆるスリープ機能ですが、その日は早めに寝に入ったのでいつ再生を終了したのかはわからない中で、早朝にいったん目が覚めたので、今回echo dotを購入した理由のひとつ、電気が消えた状態での「今何時?」という呼び掛けをやってみました。

その時はある程度ぼーっとしていた事はあったのですが、それでも最初のキーワードである「アレクサ」という言葉は覚えていました(^^;)。これを忘れてしまうと全く動作しないのですが、「アレクサ」という言葉が覚えにくい場合、スマホのアプリからecho dotの名前を変えることができます。それは、アプリの「設定」から「ウェイクワード」を選ぶと設定画面になり、「アレクサ」「アマゾン」「エコー」「コンピューター」の4つの中から選べるようになっていて、最初に設定されているウェイクワードが「アレクサ」であるということです。

事前に大きすぎず小さすぎない音量にセットしてあったので、問題なく真っ暗の中でも時間確認ができたことだけでも私にとってはecho dotを購入した意味があるというものです。その後布団から起き出す前に本日のニュースのヘッドラインを語ってもらい、そのうちに頭が冴えてきたのでそのまま起床しました。

echoシリーズの特徴として、スマホのアプリと同じようにechoに新しい機能を加えることのできるアマゾン社以外が作った「スキル」がたくさんある事があります。日本版のechoでは発売当初から250以上の機能拡張が利用できるようになっているのですが、米国では2万以上と言われており、これが他社のスマートスピーカーに比べて有利になる点だと考えています。

デフォルトで入っているのが「NHKラジオニュース」と「天気予報」ですが、これらのスキルを代替できるスキルも多数あります。とりあえずはこのまま使って、不満が出てくるようだったら他のニュースや天気予報に代えることも考えながら使っていきたいと思っています。

そんな中、最初に入れたのが、ラジオ放送をそのまま聞くことができる「radiko」でした。ラジオはいくつも持っているのですが、声だけで起動・終了ができるというのは便利です。できればNHKも聞ける「らじる★らじる」のスキルも出てくればいいのですが、とにかくスマートスピーカーでラジオが聞ける環境を整えたことができたので良しとしましょう。

後、すぐに入れたのはずっと波の音を流してくれるその名の通りの「波の音」というスキルです。古い話になりますが、アナログのBS放送が始まって有料放送のwowowと一緒に開局した衛星ラジオ局に「セント・ギガ」という局がありました。短い期間ではありましたが様々な自然音やその時間に合うような音楽をノンストップで流してくれていて、かなり気に入って聞いていたのですが、毎月の有料放送として成立するにはまだ早すぎて、あっという間にそのサービスは終了してしまいました。この環境音のシリーズは、いくらかでも自分の中で錯覚を起こすことができるような環境音をスピーカーから出して聞いてみたいという中で見付けました。

今後はそうした環境音と音楽をミックスしたサービスが新たに展開してくれれば、音楽聞き放題に申し込むよりも個人的にはありがたいのですが、今は自分であるサービスを工夫しながら使っていきたいと思っています。

スキルの内容を見ていくと、企業が自社の宣伝や製品の注文(タクシー配車や口座の残高照会を含む)に利用できるものを提供していたり、自社製品をechoでコントロールするためのアプリの代用として提供しているものもあるので、今後多くのAlexa対応の製品が出てくる中で、それらのものを集中コントロールできるツールとしても魅力が出てくるでしょう。しかも、それほどお金を掛けずに持てるということで、未来にも期待が持てます。

これからは、echoがどういう言葉を認識して動作するかということを自分でも学びながら、ストレスなくechoをコントロールできるように年末年始にかけて、いろんな事を試してみたいと思っています。


Amazon echo dot その1 ファーストインプレッション

アマゾンが出したスマートスピーカー「echo dot」をようやく手に入れました。ただ、事前に購入のための招待メールを送ってもらうための登録をし、それもいつ来るかわからない中で待ち続けた中、ようやく招待メールが届いたので購入という運びになり、かなり時間がかかった印象です。現在は一人につき一つという形での供給になっているようで、まだ一般的には購入するのが難しいと思いますが、Amazonプライム会員には定価の2千円引きで買えるということで、恐らく製品を広く売り出す前のテスターとして扱われているであろうことは十分承知の上で購入へと舵を切りました。

いつもながらアマゾンの送り方というのは、このサイズのパッケージを送るにもA4大の大きさの箱に入れて送ってきましたが、予想以上に小さいパッケージになっています。大きさ比較用のステープラーを置いてみました。

また、箱の中味については本体および電源ケーブルとACアダプターのみになります。電源ケーブルはmicroUSBを採用していて、汎用のUSB出力のあるACアダプターはスマホやタブレット用としても自己責任にはなりますが流用も可能でしょう。

つまり、「Amazon echo dot」は他の製品とは違い、手持ちの小型モバイルバッテリーでモバイル運用が可能ではないかと思われる点があります(ただし、モバイルバッテリーからの利用というのは思わぬバッテリー切れや電力不足のため動作不良を起こす可能性があることをあらかじめお断りしておきます)。ちなみに、付属アダプターの出力は5.2V 1.8Aということで、この値に近づけたい場合は5V 2Aでの出力をサポートするモバイルバッテリーを利用するのがいいだろうと思います。

私自身は写真のAnker製のモバイルバッテリーを使って初期設定を行なってしまったのですが(^^;)、その前に手持ちのスマホやタブレットに専用アプリを入れて初期設定はスマホとechoをWi-Fiで接続し、スマホアプリから設定をする事になります。

実際に外でecho dotを使うためにはこれだけではだめで、echo dot自体をWi-Fiによってインターネットに接続する必要が出てきます。私の場合はドコモのガラホSH-01Jを利用したWi-Fiテザリングを使ってインターネットに接続して使ってみました。

定番の現時刻や天気について「アレクサ」という一語のキーワードを先に言ってから尋ねると、本体が青く光るので音声が認識されていることがわかります。だいたい本体から30センチくらいのところでは問題なく自分の言葉を認識してくれ、正確な時刻や天気を知らせてくれますし、音楽についても既にアマゾンのプライム会員なので「Amazon Prime Music」が使えるので、具体的なミュージシャンを指定せず「アレクサ、ジャズを演奏して」という風にお願いするとランダムに編集されたライブラリを選んでくれて問題なくかけてくれます。問題はあまりにテザリングのスピードが出ないSIMを使っていると音楽が途中で止まってしまうことです。

私のSH-01Jの中にはパナソニックのWonderLinkのSIMが入っていていわゆる「中速」くらいのクオリティなので、まず問題なく音楽を聴くことができました。もし、特定のミュージシャンのアルバムを聴きたい場合には、事前に「Amazon Prime Music」の中で存在しているかをスマホやパソコンなどで事前に確認した上でechoにお願いすれば、かなりストレートに目的の音楽に辿り着きます。やり方を覚えたら、スマホを使って音楽を掛けるよりはるかに簡単に使えるようになりました。

これは私が最初に持ったスマートスピーカーですが、自宅では有線で大きなスピーカーに接続することもできますし(Bluetooth経由での接続も可能)、将来的に車のドリンクホルダーにうまくはまるようなアダプターが安く入手できるようになったら、車の中の音楽やちょっとした情報収集を目的に車に常備するということも有りかなと思ったりします。

また、あえて小さなスピーカーで音質がそれほど良くないecho dotをそのまま使うというメリットとして枕元に置いて夜間電気を消した時に使うというパターンがあります。動作を止めるのも音声による指示が可能ですので、目的の動作をした後に「アレクサ、1時間後に止めて」と言ってスリープ機能のように使えますし、夜中に目が覚めたものの何時かわからない場合には「アレクサ、今何時?」でその時間を教えてくれるのはいちいち布団から出て時間を見なくてもいいわけで、単なるものぐさの人のために役立つだけでなく、視覚障害の方が使う場合にも一つの本体でできることが多いため、今後の家電との連携に期待が持てます。

先に手に入れた方のレビューを見ていると、なかなか自分の声を認識してくれないというものがそこそこ見受けられたものの、そうしたシステムのクセのようなものは、逆に人間の方から歩み寄って行くような形で付き合っていけば、そんなにストレスはたまらないように思うのですが。

ともかく定価でも5,980円、今回私の購入した金額では3,980円で音声認識のできるツールが手に入るわけですから、まだ使って1日の段階で使っているうちにストレスの種が出てしまうかも知れませんが、今はここまでしかできなくても、将来はクラウドに貯まった様々なケースの事例を学習して賢くなる楽しみがあるということもあり、まずは寝床に置いて使ってみたいと思っています。また、「スキル」と呼ばれるechoの中に入れられる様々なアプリについても改めて導入してみたいと思っています。


Amazon Echo Dot を注文してみました

ネット通販のAmazonは、楽天と比べると実際にアマゾンからではないお店から出品されているようなものでも、とにかく物品のところにその情報が集約されるということもあり、このブログで品物を紹介させていただく場合は、直接リンク先に飛んでスペックの情報などを見てもらえるためにアマゾンへのリンクを貼っていますが、そのアマゾンからついにAIスピーカーの「Amazon Echo Dot」の購入についてのメールが届きました。

そのメールの有効期限は4日間とされていて、この間に購入まで行かないと購入の権利を放棄したと見てこのメールからのリンクからでは購入できなくなるようでした。私の場合は、一番小さくて安いAmazon Echo Dotを選ぶことにしましたが、定額が5,980円ですがプライム会員で事前にメールを出していた人については2,000円が値引きされて税込みで3,980円て購入することができます。

実際のところ、購入のボタンを押してしまったのですが、なぜこの機種を選んだかというと、他のスピーカーは普通のACアダプターですが、このEcho DotだけはUBSによる電源供給になっているので、外に持ち出してモバイルバッテリーにつないで使ったり、車の中でそのまま使うこともできるということと、音声出力端子ももっていて、大きなスピーカーに繋げて使えるということもありました。つまり、大きくて高いものを買うよりも使い勝手が良くモバイル環境になじみやすいのです。

というわけで、久し振りに全く新しいハードが実生活の中でどのように使えるのかということを試すチャンスがやってきました。これは各社から出ているスマートスピーカーにとっても言えることですが、スマホと比べて何が便利で何が代替できるか、さらにできることをやるためにどのくらいの手間がかかるのかという点は、自分で一通り使ってみてこの種のものを増やして行くのか、これだけで止めにするのかということについて考えてみたいと思います。


ガジェット好きには「Apple Watch」と「wena wrist pro」に注目

先日詳細の発表があったソニーのスマートウォッチ「wena wrist pro」のコンセプトは、いわゆる時計好きの心をくすぐるようなものになっている気がします。というのも、時計本体にあえてスマートウォッチ機能を組み込まず、バンドの中に組み込み、リストバンドに有機EL液晶を組み込んでスマホからの情報を見ることができ、電子マネー機能や歩数計など使って便利な機能を盛り込んでいます。

さらに、時計本体は別売りとなっているのでSONYが用意したソーラーバッテリーの時計や機械式の時計をセットで購入してもいいのですが、現在使っている時計のベルトを外して「wena wrist pro」に付け替えるような使い方もできるようになっています。これは、スマートウォッチを使うことで今まで気に入って使っていた腕時計を流用できるということで、うまく自分の時計に合うような「wena wrist pro」と合わせられれば、他のスマートウォッチのようにそれほど目立つことなしに便利な機能を使うことができるようになります。

さらに、本体の充電はずっとスマートフォンと接続をしている状態で約1週間というのも実用的です。旅行の時などなかなかこの手のものを充電する機会がないまま使えなくなってしまう心配をせずに旅行に出られます。特に海外旅行やホテルを使わない長期キャンプに出掛けた時などは、万全の用意をしていてもスマホ優先に充電をしていれば、どうしてもスマートウォッチの方の充電は後になってしまい、気が付いたら電池が切れてしまったということになるかも知れません。この「wena wrist pro」はそのような心配がない分、今までこまめに充電しないとという強迫観念がある方でも使ってみたくなる製品であるとも言えるでしょう。

ただ、あくまで「wena wrist pro」はスマートフォンとセットにすることで実用になるので、出掛けた際にスマホを置いてきてしまった場合は使えなくなります。さらに文字表示についてもリストバンドの液晶表示部というのは小さいので、限られた情報しか表示できないということを十分理解した上での購入をしないといけないでしょう。

そうしたディメリットの項目を重視する場合、すでに先行してスマートウォッチとして一定の評価を得ていると思われるApple WatchもSeries3のコンセプトは魅力的に映るかも知れません。その点は「wena wrist pro」とは違います。
Apple Watchは最初こそiPhoneとの連携で使うことを想定されたものですが、現行機では本体の中に電子化された「eSIM」を導入することで大手3キャリアのSIMを使えばiPhone搭載SIMと同じ電話番号が使え、単体でネット接続ができるので(国内)、まさに腕時計大のスマートフォンというものが実現しているのです。GPSや電子マネーの機能も搭載されています。ただ当然ながら一日中使い続けようとするとカタログ値では18時間と1日ギリギリという感じになっています。何回も使って液晶のバックライトを付けるだけでも電力を消費するので、ヘビーユーザーほどこまめな充電をすることが必要になります。あまりにApple Watchに依存せずに適度に使うことが望ましいのではないでしょうか。

ただし、先述の通り「wena wrist pro」の場合はスマホと常に連携が取れていないとダメなので、ちょっと外に出る時にスマホを忘れてきてしまったような場合でも電話や歩きナビなどが使える(大手3社での購入および申込みが必要)Apple Watchの方が役立つ点もあります。もっとも、現在はeSIMにより通信機能を使えるようにしている関係上、いわゆる格安SIMの会社のカードをiPhoneに入れてもApple Watchとの電話番号の共有はできない仕様になっています。今後を考えるとApple Watchの使えるMVNOが出てくる可能性はありますが、あくまで格安SIMでということになれば「wena wrist pro」を導入しながらスマートウォッチの使い方に慣れておくという考えも十分ありかなとも思ったりするのです。

また、両方の機能をまんべんなく使いたいと思われる方については、Apple Watch Series3のバンドを「wena wrist pro」に付け替えて、2つの製品を同時に使う、ある意味究極の機能を持つスマートウォッチとして使えば、単なるメールやSNSの確認についてはApple Watchを使う必要がなくなり、結果的にApple Watchの電池持ちも良くなるという好循環が期待できるということもあります。ただし常に「wena wrist pro」とリンクする必要があるので、iPhoneも常に傍らに用意しておく必要はありますが、これこそ未来の何でもできる道具ではないかとしみじみ思ったりします。


各社のスマートスピーカーの目的別選び方覚え書き

今回、それぞれのスマートスピーカーを出す陣営別に紹介しようかと思いましたが、まだ日本向けの製品をまだ出していない陣営もありますので、個人的にはすぐ買えるものということで「LINE」「Google」「Amazon」の3つの陣営に絞って、目的別に具体的な方向を目指して紹介してみることにします。

・とにかく安くスマートスピーカーを手に入れたい

これについては、個人的にはEcho Dot(Amazon Alexa)、Google Home Mini(Googleアシスタンス)、Eufy Genie(Anker Alexa)の三択になるのではと思っていますが、特にEcho DotとEufy Genieについてはセールでさらに定価より安くなる可能性があるので、さらに安くということになるとこれらAlexa搭載の2機種の比較になると思われます。金額自体は定価で5千円から6千円という感じですが、Echo Dotは先行販売でプライム会員向けに3,980円という価格を打ち出してきており、他社から出るスマートスピーカーの最安値を見る場合はこの金額が基準になってくることと思われます。AIの賢さという点ではAndroid OSを提供するGoogleアシスタントの方に分があるかと思いますが、これも時間の問題でどの陣営も横並びになっていくと思われます。

・内蔵電池など、モバイル運用の利用

この点では、このブログを書いている中で唯一単体でも使えるものとしてはclova WAVE(LINE clova)のみになります。本体の電池容量は5,000mAhとのこと。ただし、野外で使う場合はモバイルルーターなどWi-Fiでインターネットに接続できる機材が別に必要になります。また、家の中で使う場合でもコードレスでどこでも移動できるので掃除の時にコードを引っかけるような危険さとも無縁なので、将来的には他のスピーカーでも採用してほしい機能です。また、Amazon Alexaのシステムを採用したAnkerの「Eufy Genie」のシリーズの中にバッテリーが内蔵されたモデルも用意されているとのことです(2017年中には発売と発表されていますが価格は不明です)。

・LINEとの連携

clova WAVEにはLINEの投稿、読み上げ機能がありますので、LINEがなければ生活ができないという方のアシストになりますし、特に視覚障害の方がLINEを始めたいという場合にはいいサポートグッズになるでしょう。

・本体で赤外線リモコン

本体に赤外線リモコンが搭載されているのも日本発というclova WAVEのみで、テレビなどのリモコン情報を学習させればテレビを付けたり見たい番組に合わせてチャンネルを変えることや、エアコンや照明のコントロールもスピーカーに話すだけで他の機材を使わずに利用できそうです(対応する機種についてはメーカーへの問い合わせが必要になります)。ただ今後、IoT家電の普及が進んで行くにつれ、他のスマートスピーカーの機能でも新型のものを中心に家電や車など、幅広い家庭内にある物との連携が今でも可能になっています。ただ、現代の日本の状況では他のスマートスピーカーで多くの家電をコントロールするためには、新たに買い替えをする必要がないという点でやはり赤外線リモコンの機能が使えるのは有難いと思う方は多いでしょう。

・音楽サービスとの相性

clova WAVEは「LINE Music」、Google Homeは「Google Play music」、Echoは「Amazon music unlimited」のように相性のいいサービスがあります。すでにこれらのサービスを使っている方はそのサービスに対応したスピーカーを使うのがいいですが、全く何もない状態から音楽サービスを使いたいと思う場合、AmazonのEchoプランなら通常980円/月(プライム会員なら780円 いずれも税別価格 以下の表示も同様)かかるところを380円/月で利用できます。また、clova WAVEでは2018年1月いっぱいの期間限定の企画として、通常14,000円する本体が、12ヶ月間自社のLINE Musicの使用権のついた本体との同時購入で、12,800円で提供するキャンペーンを行なっています。ただ、12ヶ月の期間終了後には有料になりますので、その後もLINE MUSICを続けるのかということも考えた上で購入を考えるのがいいでしょう。

また、音楽サービスにお金を掛けたくない方は、無料でも使えるプランのあるSpotifyが使えるGoogle HomeやAmazon Alexaのシステムを搭載したものを候補としてみましょう。あと、音楽というよりインターネットラジオが聴ければいいというのなら、どの機種を選んでもラジオを聴く機能は用意されているので、この点は気にならないでしょう。

このように見ていくと、今の日本の家庭の状況を見て作られていると感じるのがclova WAVEで、スピーカーとの受け応えを考えるとAndroidスマートフォンでのノウハウがつまったGoogle Home、使えるアプリの数と安さでは、他社からも同じAI搭載のスマートスピーカーが出ているAmazonのEchoという感じになるでしょうか。

自分自身まだまだ不勉強なので、全ての機能を網羅して理解しているわけではありまんが、簡単にアラームをセットして、状況によってニュースや天気の読み上げを行ない、音楽やラジオを鳴らすくらいなら全てのスマートスピーカーからできると思われるので、ここで挙げさせていただいたような目的の中の何を重視するかによって購入対象も変わってくることになるでしょう。

あえて言うならば、自分の両親に多少は新しい機器を使いこなそうとする意欲があるという前提の元でならclova WAVEをプレゼントしてもいいですが、使おうとする意欲がなければ使われずに古くなっていくだけです。LINEを使ってのやり取りで、スマホを使えなくても、音声での送信および受信のやり方を覚えてくれるなら、こうしたハードを置いて使ってもらうのにも気軽にメッセージのやり取りができるというところでも意味があるのですが。

個人的にはまずどんなものか試したいという事の方が大きいので、できるだけ安いものを購入した後でスマートスピーカーの扱いに慣れたところで、本命のものを選ぶようにしようかと思っています。音楽については今使っているSpotifyは、Amazon Echoでも使えるようですので、今プライム会員として使っているAmazon Prime musicと合わせて使えそうということで、一番安く手に入りそうなAmazan Echo Dotでいいかなという感じが今のところはしています。このシリーズは無事にスマートスピーカーを購入できたら続ける予定です(^^)。


Amazon EchoのAlexa(アレクサ)で何ができるか

前回のエントリーで少しアマゾンが今度出すスマートスピーカー「Echo」について紹介しましたが、これは日本語を使ってスピーカーと受け応えができるものだということはわかったものの、具体的にこの製品を使って日々の生活が変わるのかという点においてはまだ未知数です。

ということで、今のところわかっていて、既に相当の台数が普及しているというアメリカでの使用方法や、日本でのサービス内容について調べてみようと思いました。ちなみに物自体については、人気になることが予想されますので入手できるかどうかわかりませんが、とりあえず、正規の方法で申し込むところまではやってみたいと思っています。

まず、このEchoの特徴としては、本体に触らなくてもキーワードである「アレクサ」と話し掛けることで、様々な命令を声(日本語)で受け付ける準備ができます。そこから目覚しの時間を設定したり、スケジュールの確認、当日の天気やニュースの確認などを音声読み上げで教えてくれます。

もちろんそれだけでなく、様々な仕事を割り当てることで、いろんな仕事をやってくれるようにスピーカーを「育成」させることができるようになります。Echoの頭脳となるAlexaはクラウドベースで動いているので、話せば話すほど学習をし賢くなるのだそうです。そうした機能を利用可能にするために、Echo本体はWi-Fiでインターネットに接続します。また、各種アプリを使ってiOSやAndroidのスマホやタブレットからAlexaアプリを使ってコントロールできます。

ただ、Amazonが売っているFireタブレットからは使えないとのことなのでご注意下さい。また、そもそもスピーカー単体で購入しても設定ができないので使えないという事もありますので、テレビで見て面白そうだとスピーカーだけ購入したものの、何に使えるのか全くわからないというような状況も出てくるかも知れませんので、この点にも注意しましょう。

問題はどのくらいのアプリが対応するかということもあるかも知れませんが、radikoと連携してインターネットラジオを聴いたり、文字ニュースを読み上げたり、クックパッドからレシピを調べて説明してもらったりと、音楽を聴く以外にもいろんな事ができるようです。

また、別に赤外線で家電を操作するEchoに対応したスマートリモコンの購入が必要になりますが、赤外線を使ったリモコン信号を学習させることで、音声でEchoから指示すればテレビやライト、エアコンなどの家電の音声操作が可能になるといいます。もっとも、今のところそれぞれのリモコンの方で操作しているなら、かえって覚えることが多くなりすぎて大変になることも予想されますので、こうした用途をメインに考えている場合には赤外線リモコンが本体に付いているclova WAVE(LINE)を検討した方がいいでしょう。ただ、すでにスマートリモコンを持っている方なら、すぐに未来の生活を体験できるので合わせて使うのもいいかも知れないですね。

さて、今回のアマゾンでは3種類のEchoが発売されることになっています。その大きさで価格も違うわけですが、ラインナップは以下の通りです。

・「Amazon Echo」
・「Echo Dot」(小型版)
・「Echo Plus」(上位機種)

まず、スピーカーの性能はEcho Dot<Amazon Echo<Echo Plusとなっています。単体で使う場合はEcho Dotでは心もとないかも知れませんが、既に大きなスピーカーを持っている人については、Echo Dotには有線のケーブルが繋がる端子が付いているので、簡単に既存のスピーカーと接続できます。ですからあえて本体の小型さを取りたいニーズだけでなく、外付けスピーカーとセットにして大きい音やいい音で使いたいと思っている方はEcho Dotでもいいということになるのではないでしょうか。

また、上位機種のEcho Plusには「スマートホーム・ハブ」という機能が内蔵されていて、対応する機器の操作(適応する照明など家電の音声操作など)が行なえます。ただ、そうした設備のないところでは宝の持ち腐れになってしまいます。最初から音声による連携を考えて自宅の設備を考えている方ならEcho Plusで決まりでしょうが、恐らく「Echo」という製品自体もこれからさらに進化していくことになると思いますので、何だかわからない方はそこまで気にしなくてもいい気がします。その場合は本体のみでそこそこのスピーカーシステムを持つAmazon Echoにされるのもいいでしょう。

個人的には一番小さなEcho Dotが安く入手できるようなら手に入れて使ってみたい気もするのですが、かなり人気が出てしまうとまともに買えるのかどうかすら不明なので、現状ではこの続きが紹介できるかどうかもわかりません。ここまで調べてきて個人的に使えそうだなと思うのは、夜中にぱっと目が覚めた時に、何時かわからないので今まではいったん電気を付けていたのですが、こんなスピーカーがあれば直接時間を聞いてまた寝たり(^^;)、寝付けないようだったら寝られそうな音楽やラジオを付けてもらったりできそうなので、これから布団から出るのが辛くなる季節に重宝するのではないかと思ったりするのですが、逆に人間をダメにする機械のようにも思えまして、なかなか難しいところです。

また、商品名としてアマゾンが製造・販売するスピーカーに「Echo」という名前が付きますが、他社が「Alexa(アレクサ)」のシステムを内蔵したスピーカーを用意しているという話もあります。具体的にはバッテリーや周辺機器の世界では名の通ったAnker社が「Eufy Genie」というスマートスピーカーを2017年のうちに定価ではEcho Dotより安い4,980円で売り出すというニュースもあります。この他にも大型で定価も高くなりますが、バッテリーが内蔵されたモデルもあるなど、様々な製品を投入予定だそうなので、すぐに買えなくても焦って購入せずに一通りの製品が出そろったところで選択するという手もあります。

また、ここまでは触れませんでしたが、この種のスマートスピーカーには大きく分けて、「LINE」「Google」「Amazon」「Apple」「Microsoft」の5つの陣営がそれぞれ製品を海外先行分も含めて出しています。日本では発売時期が違いますが、アメリカではAmazonの「Echo」が先行する形になっていて、今回日本で販売されるのはその第二世代と呼ばれるものだということです。

こうした新しい機能のある家電については、どうしても企業間の競争が生まれてくるわけで、結果的に争いに負けてしまう製品を選んでしまう可能性もあります。ここでは最終的にどの陣営が残るのかという予想もできませんが、一つ言えることは最初に購入するならできるだけ安く買えるものを購入し、その製品を使っていく中で各社の動向を見つつ次も同じシリーズにするか、違うものにするかということを決めていくのがいいだろうと思います。また、今やりたい事が特定の陣営の製品でしかできないということなら、とりあえずは使えるスピーカーを選んですぐに便利に使うということになるのではないでしょうか。

この点についてはもう少し詳しく、今後購入できそうな製品について調べてみる必要があるかも知れません。新しい技術を持つ製品を購入するのもなかなか大変なものです。


バッテリーのリスク管理にも「プラン B」を

私達が常に使っているスマホやタブレット、ノートパソコンやデジタルカメラには必ずと言っていいほどリチウムイオン電池が使われていますが、最近特にその発火の危険性についても注意が呼び掛けられています。

それこそ、今では100円ショップのダイソーへ行っても価格こそ300円(税抜価格 以下の表記も同様です)になりますが、小型のリチウムイオンバッテリー(スマホ用のモバイルバッテリー)が売られています。

少し前なら海外生産のセルが使われている製品を購入しないことでそれなりに安心して使っていたのですが、最近の様々な報道を見るにつけ、そうした判断だけではだめなのではないかとも思うようになりました。

最近の事故で印象的だったのは、特定のメーカーの特定のスマホで発火事故が頻発したりすることで、製造過程の不良を見逃したまま製品化されたものが売られている可能性が出てきたということです。本来、電池内の電極がショートすることがないように十分製造過程で気を付けているのだろうと思いますが、品質管理が甘い場所で作られた電池の場合、電極がショートしないように貼られたシートを破るような形でごく小さな金属片が混入しているとその金属片がシートを破ってそこからショートするような場合があるのだそうです。内部破壊が起こるのは金属片だけではなく細かいホコリが製造過程で電池内部に混入してしまう事もあるのだそうで、いわゆる品質管理が行き届いていない製品がそのまま出荷された場合、前述の新品のスマホが発火することもあり得るという事です。

また、ベッドサイドでスマホやモバイルバッテリーを充電する場合、布団の上に直置きすることによって電池の温度が上がることも発火の原因になりかねません。きちんとした品質管理がされた製品なら多少の温度上昇にも耐えうるだけの品質はあるでしょうが、そうでない製品を使っている場合には自らバッテリーの温度を上げてしまう状況の中で充電をすることは控えるべきでしょう。

これは、先日東京の電車内で起こったバックパックに入れておいたバッテリーから発火し、いわゆる「カチカチ山状態」になってしまい、電車の運行に支障をきたした小火騒ぎについても言えることです。密封された空間の中に自分が見えない状態のモバイルバッテリーを入れて充電しているような場合、手に持っていれば明らかに異常ではないかと思えるほどバッテリーの温度が上がったとしてもなかなか気付くことは難しいと思います。それこそ、背中から煙が出てきて初めて異常に気付くようなことにもなりかねません。

かく言う私も、すぐには使わないスマホを小さなバッテリーに繋いで放っておいたところ、急にものすごい熱さになって驚いて充電を中止したことがあります。その時にはたまたまスマホとバッテリーに直射日光が当たっているのに気付きませんでした。車の中でスマホやモバイルバッテリーを充電する場合も、運転中で常にバッテリーの状態に気を配ることができるなら安心なところはありますが、ケーブルを繋いだまま車を離れる時には念のためケーブルを抜くなり日光が直接当たらないように場所を移動させたり何かを被せるなどして、異常な温度上昇を防ぐ対策が必要ではないかと思います。

さらに、モバイル運用でバッテリーを使う場合に気を付けたいのは、ハンドストラップなどと併用することによって、バッテリー(スマホ本体などを含む)の落下に注意することでしょう。

さきほど製造過程の異物混入によって発火する危険について書きましたが、バッテリーを何回も落下させることによって、同じような細かいホコリや金属片が生じ、電池をショートさせる可能性があります。以前まで全く問題がなかったバッテリーでも、落下させてから急に充電中に熱くなったり多少膨らんできたと気付いた場合は、すぐにメーカーに連絡して必要であれば新品のバッテリーに交換するような対策をしないと、いつ発火してしまうかもわかりませんので、速やかに使用を中止する決断が必要になってくると思います。

このように、リチウムイオン電池というのはその管理に気を遣うことが多く、できるならばショートの危険の少ない新しい電池の登場が待たれますが、さすがにこれはEVと同じですぐにどうこうするのは無理です。最近のスマホでは流石にリチウムイオン電池なしでは成り立たないことは確かですので、落下させないように大事に使うしかないですが、モバイルバッテリーとしてリチウムイオン電池の代替になりそうなのが、単三型のeneloopが利用可能で2本ないし4本まとめてスマホを充電できるモバイルバッテリーの存在です。

eneloop自体はニッケル水素電池というもので、リチウムイオン電池のような発火・爆発は起きないと言われています。さらにしっかりと単品でパッケージングされて売られていることで製造メーカーだけでなく製造国の認識が個体ごとに可能で、品質管理についても比較的安心して使うことができます。私自身も長く使っていますが、今まで電池自体が変形したり液漏れしたり、もちろん爆発するような事は起きていません。

まあ容量や扱いやすさはリチウムイオン電池を利用したバッテリーにはかなわないわけですが、最近のスマホは高容量の電池を搭載していることが多いので、それでも残量が少なくなってしまった時のための予備として一つ持っていれば、満充電まではできませんが割と安全に充電でき、さらに満充電の状態で放置しても自然放電が極めて少なく、メーカーでは1年後90%、3年後80%、5年後でも70%の残量があると紹介しています。

普段使っているモバイルバッテリーを使い切った場合に備えてスマホに充電可能な機器と合わせてバッグの中に入れておけば、常用しているリチウムイオンバッテリーが異常で使えなくなった時にも十分に使いものになるでしょう。

具体的におすすめのeneloopをモバイルバッテリーに変える機器については、やはり純正のパナソニックから出ている充電器BQ-CC57が無難でしょう。というのもeneloopを充電に使ったりモバイルバッテリーにしたりして不具合が出た場合にはメーカーに問い合わせができるという点が大きいです。もし他社の同等品を使っていて不具合が出た場合は完全に自己責任ということで処理されてしまいますので、コンセントからしかeneloopの充電はできないものの、単三タイプのeneloopが4本あればこの充電器自体がいざという時のモバイルバッテリーになるという安心感は高いのではないでしょうか。

過去には単三電池2本用の外付バッテリーもメーカーの品揃えの中にはありましたが、最近のスマホの電池容量の大きさを考えると、やはり単三4本で充電するタイプの方がなくなりつつあるスマホの電池をそれなりに回復させてくれる期待が高まります。本体が少々大きいというのがモバイル用途としては残念ですが、今後はこういったニーズを満たすような製品も、安心できるモバイルバッテリーとしてパナソニックには出して欲しいと個人的には思うのですが、いざという時にはコンビニに飛び込むと、使用した際の動作については自己責任になってしまいますが、単三電池2本ないし4本でスマホに給電できる製品が売っていますので、いよいよという時にはこうしたものの利用も考えつつ、外出先でのバッテリー問題を考えておくことも大切だと思います。


「腕時計型通信端末」の進化と可能性

先日のApple社の発表で、個人的にiPhoneより気になっていたのが腕時計型の情報端末「Apple Watch3」の内容でした。というのも、モバイルガジェットのうちスマホより小さく、どんな時でも常に持ち歩くことができる端末のうち最小と呼べるものはやはり腕時計型のものであるという事になるからです。

今回のAppleの発表によるとApple Watch3は単体での通信機能があり、現在大手キャリアに限定されるものの、iPhoneにかかってきた電話にApple Watchで出たり、iPhoneに届いたメッセージをApple Watchで見ることも可能になったということです。

過去に腕時計型で通話やメールができる端末としてはドコモのかつてのPHS端末「WRISTOMO」がありました。この端末はリストバンドを外すことにより、普通の電話機のように通話することが可能で、メールやWeb閲覧も可能なものでした。ただこの端末は当時の携帯電話の電波でなく、消費電力が少ないことが特徴であるPHSを使ったことで成り立ったようなところがあります。

今回、AppleではLTE通信ができる腕時計型通信端末を作るにあたって、物理的なSIMは搭載せず、SIMの情報はソフトウェア的にeSIMの形で収録されるようになるのだそうです。ですから、通信自体は単体でもできる反面、iPhoneに入れるSIMカードの内容をeSIMに登録する必要があるので、Apple Watch3単体での契約はできません。しかし、いったんiPhoneと電話番号を同じにしてeSIMに登録してしまえば、今までのように電波が届く範囲にiPhoneを置いておく必要はなく、自宅にiPhoneを忘れてしまっても、同じ電話番号やメールアドレスでの通信をApple Watch3で行なうことができるというのです。

これは、例えば飛行機に乗っていて大きなトラブルがあり、機内から脱出するためのシューターを使って降りるような場合、当然手荷物の類いを持って行くことはできません。バッグの中にiPhoneを残してその場を離れる場合であっても、Apple Watch3をしていれば、手から外していない限りはその後、何の荷物も持たない状態でもiPhoneにかかってきた電話やメールを受け取れるということになります。

他のケースを考えてみても旅行中でもホテルの部屋についiPhoneを置き忘れたまま外に出てしまったり、車での移動中にiPhoneを持たずにサービスエリアでトイレや休憩のために出た時に電話がかかってきたような場合でも大事な電話を逃さずに済むというわけです。過去にちょっとした外出時に大事な電話を逃した痛い経験をされている方や、急に災害に遭った時にとにかく身軽に逃げる場合でも最低の通信状況を確保したいという方には、新しいiPhoneとセットで導入する意味はあるだろうと思います。

ちなみに、個人的に気になるのは満充電の状態でどのくらい動くのかということですが、前モデルと同じ公称18時間という数字を叩き出しています。まあ、これならば一日使った後ですぐに充電すれば毎日持ち運ぶことのできる感じですから、実用的なラインもクリアしているのではないかと思いますが、やはり将来にわたって普及するかどうかというのはこの電源の問題ですね。

私自身、こうした腕時計型の端末というものには常に興味があるのですが、今自分の中ではメンテナンスフリーで正確な時刻を表示するだけのガジェットで十分ということで、昨年オーバーホールに出したCITIZENのエコ・ドライブを搭載した腕時計を付けています。充電池を交換し、部品をオーバーホールしたことで、日々付けているだけで電池についての心配をすることなく、時刻の修正をするだけで済んでいます。

これはあくまで個人的な希望であるのですが、今回のApple Watch3は機能的には全く利用するのに問題はないのですが、唯一の問題は充電方法および電池の持続時間であると言えます。できれば汎用の充電機・ケーブル・ワイヤレス充電器で充電できる事が望ましいですし、できれば小型で高性能の太陽電池バネルをリストバンドに付けて、そこからの充電だけでも最低限の動作なら長期間行なうことができるようになれば、普通の腕時計から乗り換えるだけの魅力が私にとっては出てきます。

結局のところ、この問題は電気自動車普及における課題と一緒で、本体に内蔵されている充電池の性能アップおよび、満充電でどのくらい使えるのか、さらに充電をいかに手軽にできるかということがクリアされてくれば、もしかしたらスマホを飛び込してこうした腕時計型情報端末とタブレット・ノートパソコンの組み合わせだけでも十分になっていくような感じになるのではないでしょうか。

恐らく電気自動車が実用的になるはるか前に、腕時計型通信端末の分野ではさらに便利になった端末が安い価格で出てくるだけの布石を現在のAppleは打ってくれているように感じますので、新たな技術を先取りして利用したいと思っている方は今回の新しいiPhoneとApple Watch3とのセットは買いであると私は思います。

ただ、通信費を安く使いたいと思っている方は、現在は大手キャリアがこのセットには対応するだけなので、MVNOで対応するところが出てくるのかどうかのを待つという手もあります(ただ、ドコモではSPモードの契約必須ということで、MVNOでは実現が難しいのではないかという見解も今の時点ではあります)。さらにその後にAndroid陣営でも既存の時計メーカーとタッグを組んで、時計としても通話端末としても使いやすい端末が出てくるかも知れませんので、そうした動きも今後は注目していきたいですね。