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各社のスマートスピーカーの目的別選び方覚え書き

今回、それぞれのスマートスピーカーを出す陣営別に紹介しようかと思いましたが、まだ日本向けの製品をまだ出していない陣営もありますので、個人的にはすぐ買えるものということで「LINE」「Google」「Amazon」の3つの陣営に絞って、目的別に具体的な方向を目指して紹介してみることにします。

・とにかく安くスマートスピーカーを手に入れたい

これについては、個人的にはEcho Dot(Amazon Alexa)、Google Home Mini(Googleアシスタンス)、Eufy Genie(Anker Alexa)の三択になるのではと思っていますが、特にEcho DotとEufy Genieについてはセールでさらに定価より安くなる可能性があるので、さらに安くということになるとこれらAlexa搭載の2機種の比較になると思われます。金額自体は定価で5千円から6千円という感じですが、Echo Dotは先行販売でプライム会員向けに3,980円という価格を打ち出してきており、他社から出るスマートスピーカーの最安値を見る場合はこの金額が基準になってくることと思われます。AIの賢さという点ではAndroid OSを提供するGoogleアシスタントの方に分があるかと思いますが、これも時間の問題でどの陣営も横並びになっていくと思われます。

・内蔵電池など、モバイル運用の利用

この点では、このブログを書いている中で唯一単体でも使えるものとしてはclova WAVE(LINE clova)のみになります。本体の電池容量は5,000mAhとのこと。ただし、野外で使う場合はモバイルルーターなどWi-Fiでインターネットに接続できる機材が別に必要になります。また、家の中で使う場合でもコードレスでどこでも移動できるので掃除の時にコードを引っかけるような危険さとも無縁なので、将来的には他のスピーカーでも採用してほしい機能です。また、Amazon Alexaのシステムを採用したAnkerの「Eufy Genie」のシリーズの中にバッテリーが内蔵されたモデルも用意されているとのことです(2017年中には発売と発表されていますが価格は不明です)。

・LINEとの連携

clova WAVEにはLINEの投稿、読み上げ機能がありますので、LINEがなければ生活ができないという方のアシストになりますし、特に視覚障害の方がLINEを始めたいという場合にはいいサポートグッズになるでしょう。

・本体で赤外線リモコン

本体に赤外線リモコンが搭載されているのも日本発というclova WAVEのみで、テレビなどのリモコン情報を学習させればテレビを付けたり見たい番組に合わせてチャンネルを変えることや、エアコンや照明のコントロールもスピーカーに話すだけで他の機材を使わずに利用できそうです(対応する機種についてはメーカーへの問い合わせが必要になります)。ただ今後、IoT家電の普及が進んで行くにつれ、他のスマートスピーカーの機能でも新型のものを中心に家電や車など、幅広い家庭内にある物との連携が今でも可能になっています。ただ、現代の日本の状況では他のスマートスピーカーで多くの家電をコントロールするためには、新たに買い替えをする必要がないという点でやはり赤外線リモコンの機能が使えるのは有難いと思う方は多いでしょう。

・音楽サービスとの相性

clova WAVEは「LINE Music」、Google Homeは「Google Play music」、Echoは「Amazon music unlimited」のように相性のいいサービスがあります。すでにこれらのサービスを使っている方はそのサービスに対応したスピーカーを使うのがいいですが、全く何もない状態から音楽サービスを使いたいと思う場合、AmazonのEchoプランなら通常980円/月(プライム会員なら780円 いずれも税別価格 以下の表示も同様)かかるところを380円/月で利用できます。また、clova WAVEでは2018年1月いっぱいの期間限定の企画として、通常14,000円する本体が、12ヶ月間自社のLINE Musicの使用権のついた本体との同時購入で、12,800円で提供するキャンペーンを行なっています。ただ、12ヶ月の期間終了後には有料になりますので、その後もLINE MUSICを続けるのかということも考えた上で購入を考えるのがいいでしょう。

また、音楽サービスにお金を掛けたくない方は、無料でも使えるプランのあるSpotifyが使えるGoogle HomeやAmazon Alexaのシステムを搭載したものを候補としてみましょう。あと、音楽というよりインターネットラジオが聴ければいいというのなら、どの機種を選んでもラジオを聴く機能は用意されているので、この点は気にならないでしょう。

このように見ていくと、今の日本の家庭の状況を見て作られていると感じるのがclova WAVEで、スピーカーとの受け応えを考えるとAndroidスマートフォンでのノウハウがつまったGoogle Home、使えるアプリの数と安さでは、他社からも同じAI搭載のスマートスピーカーが出ているAmazonのEchoという感じになるでしょうか。

自分自身まだまだ不勉強なので、全ての機能を網羅して理解しているわけではありまんが、簡単にアラームをセットして、状況によってニュースや天気の読み上げを行ない、音楽やラジオを鳴らすくらいなら全てのスマートスピーカーからできると思われるので、ここで挙げさせていただいたような目的の中の何を重視するかによって購入対象も変わってくることになるでしょう。

あえて言うならば、自分の両親に多少は新しい機器を使いこなそうとする意欲があるという前提の元でならclova WAVEをプレゼントしてもいいですが、使おうとする意欲がなければ使われずに古くなっていくだけです。LINEを使ってのやり取りで、スマホを使えなくても、音声での送信および受信のやり方を覚えてくれるなら、こうしたハードを置いて使ってもらうのにも気軽にメッセージのやり取りができるというところでも意味があるのですが。

個人的にはまずどんなものか試したいという事の方が大きいので、できるだけ安いものを購入した後でスマートスピーカーの扱いに慣れたところで、本命のものを選ぶようにしようかと思っています。音楽については今使っているSpotifyは、Amazon Echoでも使えるようですので、今プライム会員として使っているAmazon Prime musicと合わせて使えそうということで、一番安く手に入りそうなAmazan Echo Dotでいいかなという感じが今のところはしています。このシリーズは無事にスマートスピーカーを購入できたら続ける予定です(^^)。


Amazon EchoのAlexa(アレクサ)で何ができるか

前回のエントリーで少しアマゾンが今度出すスマートスピーカー「Echo」について紹介しましたが、これは日本語を使ってスピーカーと受け応えができるものだということはわかったものの、具体的にこの製品を使って日々の生活が変わるのかという点においてはまだ未知数です。

ということで、今のところわかっていて、既に相当の台数が普及しているというアメリカでの使用方法や、日本でのサービス内容について調べてみようと思いました。ちなみに物自体については、人気になることが予想されますので入手できるかどうかわかりませんが、とりあえず、正規の方法で申し込むところまではやってみたいと思っています。

まず、このEchoの特徴としては、本体に触らなくてもキーワードである「アレクサ」と話し掛けることで、様々な命令を声(日本語)で受け付ける準備ができます。そこから目覚しの時間を設定したり、スケジュールの確認、当日の天気やニュースの確認などを音声読み上げで教えてくれます。

もちろんそれだけでなく、様々な仕事を割り当てることで、いろんな仕事をやってくれるようにスピーカーを「育成」させることができるようになります。Echoの頭脳となるAlexaはクラウドベースで動いているので、話せば話すほど学習をし賢くなるのだそうです。そうした機能を利用可能にするために、Echo本体はWi-Fiでインターネットに接続します。また、各種アプリを使ってiOSやAndroidのスマホやタブレットからAlexaアプリを使ってコントロールできます。

ただ、Amazonが売っているFireタブレットからは使えないとのことなのでご注意下さい。また、そもそもスピーカー単体で購入しても設定ができないので使えないという事もありますので、テレビで見て面白そうだとスピーカーだけ購入したものの、何に使えるのか全くわからないというような状況も出てくるかも知れませんので、この点にも注意しましょう。

問題はどのくらいのアプリが対応するかということもあるかも知れませんが、radikoと連携してインターネットラジオを聴いたり、文字ニュースを読み上げたり、クックパッドからレシピを調べて説明してもらったりと、音楽を聴く以外にもいろんな事ができるようです。

また、別に赤外線で家電を操作するEchoに対応したスマートリモコンの購入が必要になりますが、赤外線を使ったリモコン信号を学習させることで、音声でEchoから指示すればテレビやライト、エアコンなどの家電の音声操作が可能になるといいます。もっとも、今のところそれぞれのリモコンの方で操作しているなら、かえって覚えることが多くなりすぎて大変になることも予想されますので、こうした用途をメインに考えている場合には赤外線リモコンが本体に付いているclova WAVE(LINE)を検討した方がいいでしょう。ただ、すでにスマートリモコンを持っている方なら、すぐに未来の生活を体験できるので合わせて使うのもいいかも知れないですね。

さて、今回のアマゾンでは3種類のEchoが発売されることになっています。その大きさで価格も違うわけですが、ラインナップは以下の通りです。

・「Amazon Echo」
・「Echo Dot」(小型版)
・「Echo Plus」(上位機種)

まず、スピーカーの性能はEcho Dot<Amazon Echo<Echo Plusとなっています。単体で使う場合はEcho Dotでは心もとないかも知れませんが、既に大きなスピーカーを持っている人については、Echo Dotには有線のケーブルが繋がる端子が付いているので、簡単に既存のスピーカーと接続できます。ですからあえて本体の小型さを取りたいニーズだけでなく、外付けスピーカーとセットにして大きい音やいい音で使いたいと思っている方はEcho Dotでもいいということになるのではないでしょうか。

また、上位機種のEcho Plusには「スマートホーム・ハブ」という機能が内蔵されていて、対応する機器の操作(適応する照明など家電の音声操作など)が行なえます。ただ、そうした設備のないところでは宝の持ち腐れになってしまいます。最初から音声による連携を考えて自宅の設備を考えている方ならEcho Plusで決まりでしょうが、恐らく「Echo」という製品自体もこれからさらに進化していくことになると思いますので、何だかわからない方はそこまで気にしなくてもいい気がします。その場合は本体のみでそこそこのスピーカーシステムを持つAmazon Echoにされるのもいいでしょう。

個人的には一番小さなEcho Dotが安く入手できるようなら手に入れて使ってみたい気もするのですが、かなり人気が出てしまうとまともに買えるのかどうかすら不明なので、現状ではこの続きが紹介できるかどうかもわかりません。ここまで調べてきて個人的に使えそうだなと思うのは、夜中にぱっと目が覚めた時に、何時かわからないので今まではいったん電気を付けていたのですが、こんなスピーカーがあれば直接時間を聞いてまた寝たり(^^;)、寝付けないようだったら寝られそうな音楽やラジオを付けてもらったりできそうなので、これから布団から出るのが辛くなる季節に重宝するのではないかと思ったりするのですが、逆に人間をダメにする機械のようにも思えまして、なかなか難しいところです。

また、商品名としてアマゾンが製造・販売するスピーカーに「Echo」という名前が付きますが、他社が「Alexa(アレクサ)」のシステムを内蔵したスピーカーを用意しているという話もあります。具体的にはバッテリーや周辺機器の世界では名の通ったAnker社が「Eufy Genie」というスマートスピーカーを2017年のうちに定価ではEcho Dotより安い4,980円で売り出すというニュースもあります。この他にも大型で定価も高くなりますが、バッテリーが内蔵されたモデルもあるなど、様々な製品を投入予定だそうなので、すぐに買えなくても焦って購入せずに一通りの製品が出そろったところで選択するという手もあります。

また、ここまでは触れませんでしたが、この種のスマートスピーカーには大きく分けて、「LINE」「Google」「Amazon」「Apple」「Microsoft」の5つの陣営がそれぞれ製品を海外先行分も含めて出しています。日本では発売時期が違いますが、アメリカではAmazonの「Echo」が先行する形になっていて、今回日本で販売されるのはその第二世代と呼ばれるものだということです。

こうした新しい機能のある家電については、どうしても企業間の競争が生まれてくるわけで、結果的に争いに負けてしまう製品を選んでしまう可能性もあります。ここでは最終的にどの陣営が残るのかという予想もできませんが、一つ言えることは最初に購入するならできるだけ安く買えるものを購入し、その製品を使っていく中で各社の動向を見つつ次も同じシリーズにするか、違うものにするかということを決めていくのがいいだろうと思います。また、今やりたい事が特定の陣営の製品でしかできないということなら、とりあえずは使えるスピーカーを選んですぐに便利に使うということになるのではないでしょうか。

この点についてはもう少し詳しく、今後購入できそうな製品について調べてみる必要があるかも知れません。新しい技術を持つ製品を購入するのもなかなか大変なものです。


バッテリーのリスク管理にも「プラン B」を

私達が常に使っているスマホやタブレット、ノートパソコンやデジタルカメラには必ずと言っていいほどリチウムイオン電池が使われていますが、最近特にその発火の危険性についても注意が呼び掛けられています。

それこそ、今では100円ショップのダイソーへ行っても価格こそ300円(税抜価格 以下の表記も同様です)になりますが、小型のリチウムイオンバッテリー(スマホ用のモバイルバッテリー)が売られています。

少し前なら海外生産のセルが使われている製品を購入しないことでそれなりに安心して使っていたのですが、最近の様々な報道を見るにつけ、そうした判断だけではだめなのではないかとも思うようになりました。

最近の事故で印象的だったのは、特定のメーカーの特定のスマホで発火事故が頻発したりすることで、製造過程の不良を見逃したまま製品化されたものが売られている可能性が出てきたということです。本来、電池内の電極がショートすることがないように十分製造過程で気を付けているのだろうと思いますが、品質管理が甘い場所で作られた電池の場合、電極がショートしないように貼られたシートを破るような形でごく小さな金属片が混入しているとその金属片がシートを破ってそこからショートするような場合があるのだそうです。内部破壊が起こるのは金属片だけではなく細かいホコリが製造過程で電池内部に混入してしまう事もあるのだそうで、いわゆる品質管理が行き届いていない製品がそのまま出荷された場合、前述の新品のスマホが発火することもあり得るという事です。

また、ベッドサイドでスマホやモバイルバッテリーを充電する場合、布団の上に直置きすることによって電池の温度が上がることも発火の原因になりかねません。きちんとした品質管理がされた製品なら多少の温度上昇にも耐えうるだけの品質はあるでしょうが、そうでない製品を使っている場合には自らバッテリーの温度を上げてしまう状況の中で充電をすることは控えるべきでしょう。

これは、先日東京の電車内で起こったバックパックに入れておいたバッテリーから発火し、いわゆる「カチカチ山状態」になってしまい、電車の運行に支障をきたした小火騒ぎについても言えることです。密封された空間の中に自分が見えない状態のモバイルバッテリーを入れて充電しているような場合、手に持っていれば明らかに異常ではないかと思えるほどバッテリーの温度が上がったとしてもなかなか気付くことは難しいと思います。それこそ、背中から煙が出てきて初めて異常に気付くようなことにもなりかねません。

かく言う私も、すぐには使わないスマホを小さなバッテリーに繋いで放っておいたところ、急にものすごい熱さになって驚いて充電を中止したことがあります。その時にはたまたまスマホとバッテリーに直射日光が当たっているのに気付きませんでした。車の中でスマホやモバイルバッテリーを充電する場合も、運転中で常にバッテリーの状態に気を配ることができるなら安心なところはありますが、ケーブルを繋いだまま車を離れる時には念のためケーブルを抜くなり日光が直接当たらないように場所を移動させたり何かを被せるなどして、異常な温度上昇を防ぐ対策が必要ではないかと思います。

さらに、モバイル運用でバッテリーを使う場合に気を付けたいのは、ハンドストラップなどと併用することによって、バッテリー(スマホ本体などを含む)の落下に注意することでしょう。

さきほど製造過程の異物混入によって発火する危険について書きましたが、バッテリーを何回も落下させることによって、同じような細かいホコリや金属片が生じ、電池をショートさせる可能性があります。以前まで全く問題がなかったバッテリーでも、落下させてから急に充電中に熱くなったり多少膨らんできたと気付いた場合は、すぐにメーカーに連絡して必要であれば新品のバッテリーに交換するような対策をしないと、いつ発火してしまうかもわかりませんので、速やかに使用を中止する決断が必要になってくると思います。

このように、リチウムイオン電池というのはその管理に気を遣うことが多く、できるならばショートの危険の少ない新しい電池の登場が待たれますが、さすがにこれはEVと同じですぐにどうこうするのは無理です。最近のスマホでは流石にリチウムイオン電池なしでは成り立たないことは確かですので、落下させないように大事に使うしかないですが、モバイルバッテリーとしてリチウムイオン電池の代替になりそうなのが、単三型のeneloopが利用可能で2本ないし4本まとめてスマホを充電できるモバイルバッテリーの存在です。

eneloop自体はニッケル水素電池というもので、リチウムイオン電池のような発火・爆発は起きないと言われています。さらにしっかりと単品でパッケージングされて売られていることで製造メーカーだけでなく製造国の認識が個体ごとに可能で、品質管理についても比較的安心して使うことができます。私自身も長く使っていますが、今まで電池自体が変形したり液漏れしたり、もちろん爆発するような事は起きていません。

まあ容量や扱いやすさはリチウムイオン電池を利用したバッテリーにはかなわないわけですが、最近のスマホは高容量の電池を搭載していることが多いので、それでも残量が少なくなってしまった時のための予備として一つ持っていれば、満充電まではできませんが割と安全に充電でき、さらに満充電の状態で放置しても自然放電が極めて少なく、メーカーでは1年後90%、3年後80%、5年後でも70%の残量があると紹介しています。

普段使っているモバイルバッテリーを使い切った場合に備えてスマホに充電可能な機器と合わせてバッグの中に入れておけば、常用しているリチウムイオンバッテリーが異常で使えなくなった時にも十分に使いものになるでしょう。

具体的におすすめのeneloopをモバイルバッテリーに変える機器については、やはり純正のパナソニックから出ている充電器BQ-CC57が無難でしょう。というのもeneloopを充電に使ったりモバイルバッテリーにしたりして不具合が出た場合にはメーカーに問い合わせができるという点が大きいです。もし他社の同等品を使っていて不具合が出た場合は完全に自己責任ということで処理されてしまいますので、コンセントからしかeneloopの充電はできないものの、単三タイプのeneloopが4本あればこの充電器自体がいざという時のモバイルバッテリーになるという安心感は高いのではないでしょうか。

過去には単三電池2本用の外付バッテリーもメーカーの品揃えの中にはありましたが、最近のスマホの電池容量の大きさを考えると、やはり単三4本で充電するタイプの方がなくなりつつあるスマホの電池をそれなりに回復させてくれる期待が高まります。本体が少々大きいというのがモバイル用途としては残念ですが、今後はこういったニーズを満たすような製品も、安心できるモバイルバッテリーとしてパナソニックには出して欲しいと個人的には思うのですが、いざという時にはコンビニに飛び込むと、使用した際の動作については自己責任になってしまいますが、単三電池2本ないし4本でスマホに給電できる製品が売っていますので、いよいよという時にはこうしたものの利用も考えつつ、外出先でのバッテリー問題を考えておくことも大切だと思います。


「腕時計型通信端末」の進化と可能性

先日のApple社の発表で、個人的にiPhoneより気になっていたのが腕時計型の情報端末「Apple Watch3」の内容でした。というのも、モバイルガジェットのうちスマホより小さく、どんな時でも常に持ち歩くことができる端末のうち最小と呼べるものはやはり腕時計型のものであるという事になるからです。

今回のAppleの発表によるとApple Watch3は単体での通信機能があり、現在大手キャリアに限定されるものの、iPhoneにかかってきた電話にApple Watchで出たり、iPhoneに届いたメッセージをApple Watchで見ることも可能になったということです。

過去に腕時計型で通話やメールができる端末としてはドコモのかつてのPHS端末「WRISTOMO」がありました。この端末はリストバンドを外すことにより、普通の電話機のように通話することが可能で、メールやWeb閲覧も可能なものでした。ただこの端末は当時の携帯電話の電波でなく、消費電力が少ないことが特徴であるPHSを使ったことで成り立ったようなところがあります。

今回、AppleではLTE通信ができる腕時計型通信端末を作るにあたって、物理的なSIMは搭載せず、SIMの情報はソフトウェア的にeSIMの形で収録されるようになるのだそうです。ですから、通信自体は単体でもできる反面、iPhoneに入れるSIMカードの内容をeSIMに登録する必要があるので、Apple Watch3単体での契約はできません。しかし、いったんiPhoneと電話番号を同じにしてeSIMに登録してしまえば、今までのように電波が届く範囲にiPhoneを置いておく必要はなく、自宅にiPhoneを忘れてしまっても、同じ電話番号やメールアドレスでの通信をApple Watch3で行なうことができるというのです。

これは、例えば飛行機に乗っていて大きなトラブルがあり、機内から脱出するためのシューターを使って降りるような場合、当然手荷物の類いを持って行くことはできません。バッグの中にiPhoneを残してその場を離れる場合であっても、Apple Watch3をしていれば、手から外していない限りはその後、何の荷物も持たない状態でもiPhoneにかかってきた電話やメールを受け取れるということになります。

他のケースを考えてみても旅行中でもホテルの部屋についiPhoneを置き忘れたまま外に出てしまったり、車での移動中にiPhoneを持たずにサービスエリアでトイレや休憩のために出た時に電話がかかってきたような場合でも大事な電話を逃さずに済むというわけです。過去にちょっとした外出時に大事な電話を逃した痛い経験をされている方や、急に災害に遭った時にとにかく身軽に逃げる場合でも最低の通信状況を確保したいという方には、新しいiPhoneとセットで導入する意味はあるだろうと思います。

ちなみに、個人的に気になるのは満充電の状態でどのくらい動くのかということですが、前モデルと同じ公称18時間という数字を叩き出しています。まあ、これならば一日使った後ですぐに充電すれば毎日持ち運ぶことのできる感じですから、実用的なラインもクリアしているのではないかと思いますが、やはり将来にわたって普及するかどうかというのはこの電源の問題ですね。

私自身、こうした腕時計型の端末というものには常に興味があるのですが、今自分の中ではメンテナンスフリーで正確な時刻を表示するだけのガジェットで十分ということで、昨年オーバーホールに出したCITIZENのエコ・ドライブを搭載した腕時計を付けています。充電池を交換し、部品をオーバーホールしたことで、日々付けているだけで電池についての心配をすることなく、時刻の修正をするだけで済んでいます。

これはあくまで個人的な希望であるのですが、今回のApple Watch3は機能的には全く利用するのに問題はないのですが、唯一の問題は充電方法および電池の持続時間であると言えます。できれば汎用の充電機・ケーブル・ワイヤレス充電器で充電できる事が望ましいですし、できれば小型で高性能の太陽電池バネルをリストバンドに付けて、そこからの充電だけでも最低限の動作なら長期間行なうことができるようになれば、普通の腕時計から乗り換えるだけの魅力が私にとっては出てきます。

結局のところ、この問題は電気自動車普及における課題と一緒で、本体に内蔵されている充電池の性能アップおよび、満充電でどのくらい使えるのか、さらに充電をいかに手軽にできるかということがクリアされてくれば、もしかしたらスマホを飛び込してこうした腕時計型情報端末とタブレット・ノートパソコンの組み合わせだけでも十分になっていくような感じになるのではないでしょうか。

恐らく電気自動車が実用的になるはるか前に、腕時計型通信端末の分野ではさらに便利になった端末が安い価格で出てくるだけの布石を現在のAppleは打ってくれているように感じますので、新たな技術を先取りして利用したいと思っている方は今回の新しいiPhoneとApple Watch3とのセットは買いであると私は思います。

ただ、通信費を安く使いたいと思っている方は、現在は大手キャリアがこのセットには対応するだけなので、MVNOで対応するところが出てくるのかどうかのを待つという手もあります(ただ、ドコモではSPモードの契約必須ということで、MVNOでは実現が難しいのではないかという見解も今の時点ではあります)。さらにその後にAndroid陣営でも既存の時計メーカーとタッグを組んで、時計としても通話端末としても使いやすい端末が出てくるかも知れませんので、そうした動きも今後は注目していきたいですね。


おうちのでんわ 通話料金の内容をウェブ上から確認すると

サービス開始直後からソフトバンクの「おうちのでんわ」を導入し、使い始めてからようやく普通に月初から使い出した前月分の利用明細が見られるようになり、その結果が楽しみでした。というのも前々月は開通確認のため時報の「117」に掛けた分だけが通話料として請求されてしまっていたので、できる限り通話料がかからないようにと前月は頑張ったつもりだったのです。

「おうちのでんわ」は、発信後に「プブプッ プププッ」と2回鳴ってから繋がるソフトバンク携帯へはいくら電話しても無料になります。ただこのようにするためには「ホワイトコール24」を申込時に付けることが必要で、申し込んで適用されていることがソフトバンクの専用ページで確認できます。ちなみに私の回線では「ホワイトコール24」に加入していることを確認済なのでいくらソフトバンク携帯に電話しても通話料が請求されませんが、その他大手2社の携帯電話および一般電話にはそれぞれ通話料がかかってしまうので、その事を十分に家族に伝えて基本料以外(つまり、こちらから掛けるのはフリーダイヤルか相手がソフトバンク携帯のみにする)かからないように気を付けていたのですが、Webでの明細を見ると、百数十円ですが通話料として8月分の請求が出ていました。

これはもしかして「ホワイトコール24」でソフトバンク携帯に掛けるのに例外があるのかと思ったのですが、よくよくソフトバンクのお客様用ページで明細を調べてみると、ホワイトコール24利用の通話料は問題なく料金が発生していないことが確認できました。その点ではほっとしたのですが、今回料金請求されているのはことごとく一般電話への通話でした。つまり、自分の家族の中に「おうちのでんわ」を使って市内および市外の固定電話に電話している人がいることがわかりました。

最初、基本料以外に通話料金が請求されているのを確認し、家族もそんなにこの電話を使っている感じもなかったので、何かの間違いかと思ったのですが、そんな感じでソフトバンクの方に問い合わせをしたら即クレーマー認定されてしまったかも知れません(^^;)。このように自分で事前にネットで調べてわかることはしっかり確認してからクレームをするかどうかの判断することをまずはおすすめします。

ただ、今までの固定電話と「おうちのでんわ」を使っての発信とでは市内通話の料金は変わりませんし、市外通話ではむしろ安く通話することができます。私の場合は家族も使えるスマホに5分以内定額の音声SIMを入れているので、「ホワイトコール24」が使えないケースではスマホから発信してもらうようにすれば毎月の通話料金を掛けずに固定電話についていた電話番号をキープできるので、時間を掛けてこうした使い分けの方法については不慣れな家族にもじっくりと説明をしていこうと思っています。もっとも、固定電話に掛けるなら、30分長電話をしても80円ということで、直接出掛けるよりかなり安いですし、携帯電話が普及するまでに掛けている固定電話の相手先が存在する場合には、多少の金額には目をつぶっていた方がスムーズに事が運ぶのかも知れませんが。

ただ、通信費を節約するためには細かいことをきちっと正して改善することも必要です。「おうちのでんわ」の個人ページで調べられる通話明細については、こちらから掛けた電話番号の下4ケタは表示されないもののだいたいの番号はわかるので、利用した中でどこに掛けた電話に料金の請求があったのかがわかるのは、後から検証する場合にはありがたいです。

ただ、9月になると8月分の明細はわかるものの、この文章を書いている時点の9月分、つまり当月分として1日から本日までどのくらい電話をしたのかという明細は見ることはできません。これが昔は普通だったのですが、今では何でもすぐ知りたくなるような方の場合は、すぐには利用状況が反映されない通話専用の回線というのは、ちょっと心配になるところもあるかも知れません。具体的には、翌月になったら知らないところあての多額の電話を誰かがしていたということも起こり得ますので、前月分の明細を見て、ちょっと気になる利用者が家族内にいる場合には、その辺はきちんと話をしながら、用途によって使う電話を分けるように話をすることも必要になるかも知れませんね。

私が現在「おうちのでんわ」用にユニットに接続するための電話として使っているのは、電話機本体から電源を供給しないタイプの電話ですが、ユニットから繋いだモジュラーコードを電話機に繋いで出てくる音量について、十分な音の大きさで聞こえてきます。単に留守番電話機能のない電話として使うならこれで十分です。

既に物心の付いた時から携帯電話があり、固定電話の存在意義を感じることのできない方もいるかも知れませんが、ソフトバンク携帯の契約があれば月額500円(税抜価格 以下の価格も同様です)で固定電話を模した電話を持てるというのは相当安いですし、月額1,000円(ソフトバンクの契約がない場合)でも個人的には十分安いと思います。

実際に固定電話を置くことのメリットとしては、

・ファクシミリの送受信が使える(別途電話機やファクシミリ機能の付いたプリンタなどが必要)
・携帯電話からだと使えないフリーダイヤルを利用可能
・携帯電話の番号を教えたくない人へ番号を教えるための電話として
・多機能電話の迷惑電話お断りサービスを使いたい(別途電話機および「番号表示サービス(月額400円)」の契約が必要)
・携帯電話を持たない人(お子さんや高齢者など)同士の共通の連絡用番号として使える

などがあります。事業者にとっては「信用が増す」というメリットを挙げている方もいますが、安く入れる方は500円で入れてしまうので、そうした以前からの概念を持っている方(固定電話を持っている人の方が信用できると思っている方のこと)とお付き合いする場合には、それだけでも入る価値があるような気もするのですが。

※なお、この「おうちのでんわ」について紹介の段階から書いた内容は以下のリンクとしてまとめさせていただいております。興味のある方は良ろしければご覧いただけるとうれしいです。

LTE通信でもファクシミリ利用可に?ソフトバンクの「おうちのでんわ」
「おうちのでんわ」契約までの顛末
「おうちのでんわ」を「ホワイトコール24」でホワイトプランと紐付け


タカラトミー「プリントス」は海外旅行には便利かも

フィルムカメラからデジカメに移行した私としては、写真というものはプリントしてこそ価値があるとしばらくは考えていたのですが、無制限に写真を保存できる「Google フォト」のような無料のクラウドサービスが使えるようになった今、写真データをクラウドに上げておけば、基本は写真表示用に用意したタブレットで見せれば済みますし、どうしてもその写真を必要とする人がいた時にはダウンロードした写真を欲しいと言う人に送ったり、もし相手にスマホやパソコンの環境がなかった場合にもコンビニがどこかにあればお店のマルチコピー機を使ってプリントすることも簡単にできるので、見たい時にはアルバムに入れておくよりもクラウド上にあるだけでいいと思うようになりました。

そんな中、過去にはデジタルとアナログの過渡期があったのですがその際にはチェキフィルムの入るデジカメを入手したり、デジカメやスマホとケーブルや赤外線で繋いでインスタントフィルムにプリントして出すことのできるプリンターを購入したりしましたが、この種のものは仕事で使うようなことでもない以上、なかなか使う機会がないというのが正直なところでした。そんな用途にしては結構価格も高いものが多かったので、今まではこの種のものをあえて使おうとは思っていなかったのですが、新しく興味深い商品が出てきました。

商品区分としては「おもちゃ」の範疇に入るのかも知れませんが、タカラトミーが発売予定(2017年10月下旬発売予定で現在予約受付中)という「プリントス」という手動で動くチェキフィルムのプリンターが価格も3,700円(税抜価格 以下の記載方法も同じ)という低価格になっていたので、どんなものだろうかと興味がわきました。

http://www.takaratomy.co.jp/products/printoss/pdf/pdf01.pdf

全体の形状および使い方については上記リンクのPDFファイルに全てが書かれていますので、私の拙い説明ではよくわからない方については、リンク先の内容をお読みいただければいいと思います。このプリンタは実にアナログ的な方法でスマホに写し出された画面をチェキフィルムにに印画して出力することができてしまうという商品です。

このプリンタを使うためには、一定以上の大きさのあるスマホで表示することのできる写真を画面に写すことができれば、できれば室内で画面の明るさをほぼ最大にして展開した「プリントス」に固定してセットし、プリントス本体にあるシャッターを押すと、スマホ画面に表示された写真の一部を切り取ってチェキプリントに転写されるようになるので、手動でフィルムを出してしばらく待てばスマホで表示した写真がチェキの写真として出てくるのです。

仕組みとしては極めてアナログで、ちょっとでもずれたり動いたりするときちんとプリントされない恐れはありますし、セットした途端に省電力設定が効いて画面がまっ暗になっては困るので、画面の明るさを最大にした上で省電力設定を切る必要がいちいち出てくるのではないかと思います。それでも、工夫した使い方によっては複数の写真を合成するような事もできるようですし、頻繁にチェキを使ってその写真を贈ったり貰ったりしている人にとっては撮りためたスマホ内の写真をそのままプリントできる分、こちらの方が良さそうな感じがします。

ただ、普段写真をプリントしない人が購入したとしても、一度使ってしまったままになる可能性は高いですが、この製品の面白いのは手動式なのでそんなに壊れることもないだろうと思え、さらに安いので気軽に買って必要な時にチェキフィルムを買えばすぐに使えるようになるという点です。

基本的に私自身が友人とチェキのプリントを交換する事のないので、個人的には旅行で使う場面を想定します。国内旅行ではたまたま旅先で撮影した写真を現地の人にあげるようなシチュエーションの場合、近くにコンビニさえあれば一枚30円くらいでプリントした写真のような出来映えの写真を渡すことができますので、こうした小道具を使って写真をプリントするというのは、その場で渡すことにこだわるような場合になってくるでしょう。

さらに、使い勝手のわかっているコンビニがない所へ行くような場合は、こういうプリンターがあればかえって便利なのかも知れません。そう考えると、国内旅行で使うより海外旅行へ行って言葉もわからない中で現地の方々とコミュニケーションを取りたいような場合、写真がプリントされるまでを見せる過程も含めて皆で楽しむというのもいいのではないでしょうか。この製品というのは折りたためば小さくなりますし、電池もいらないということで、それなりのフィルムのストックを持って出掛ければ、現地でのコミュニケーションツールとして役立つような感じもします。

旅の中で一つ持っていても使う場面は出てくるかも知れませんが、いつ使うのかというのは、あくまでその方の旅の方法にも関わってくるものだと思います。どちらにしても、今までとは方向性の違った面白い商品であることには違いはありませんので、興味がある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


ポメラDM200 Linux化でATOKの呪縛を解放

しばらくは鳴りをひそめていた「テキスト入力マシン」への物欲が、先日のネットニュースによって再び出てきてしまいました(^^;)。このブログで製品発表の際に「残念な仕様」と書いてそのままになっていたキングジムのポメラDM200に強引にLinuxを導入し、オリジナルのシステムとともに使うことができるようにしたという個人の方のブログがネットニュースに取り上げられていたのです。

・参考リンク
https://www.ekesete.net/log/?p=8940
http://hitoriblog.com/?p=51448

元々ポメラDM200はLinuxをインストールして使う仕様にはなっていませんので、そうした作業を行なうことはメーカーからの保証を放棄する行為になりますので、オリジナルの機能に満足されている方はLinux化を安易に行なうべきではないと思いますが、ガジェット好きな方を中心にこのLinux化によるポメラDM200の新たな可能性について語られているというのは、昔のインターネットやパソコン通信での盛り上がりを髣髴とさせるものであり、個人的には今後の状況を楽しみにしています。

Linux化の何が素晴らしいかというと、今までキングジムが提唱するポメラDM200の機能について不満があった方が、メーカーに要望を出して次機種での改善を求めるような実現できるかどうかもわからない内容でも一気に実現させるだけのアプリが使えるようになっているからです。

すでに表計算アプリを導入して使っていらっしゃる方もいますが、このポメラDM200を単純な文章入力マシンとして考えた場合でも、個人的には大きな不満がありました。それは、ポメラに装備されている日本語入力システムのATOKでは自由にキーカスタマイズやローマ字入力のカスタマイズができなかったからです。

そもそも、キーボードからの入力というのはキー一つ一つに刻印された文字通りに出さなければいけないというものではなく、あくまで使う人がカスタマイズして打ち易ければそれがその人に合った入力方式だと言えます。

もともと、キーボードの配列というのはタイプライターの配列をそのまま使っていて、最初にこの配列になったのには当時のタイプライターを使っている人にとって使いやすい配列であったことは確かでしょう。しかし私たち日本語をキーボードで入力するについては、当時の欧米でタイプライターを使っていた人の使い勝手を忖度してそのまま使い続けているわけでもないので、自分で打ちやすい方法を使いたいという層もそこそこの人数はいると思われます。

というか、キングジムではそうしたマイナーな入力方法の一つである「親指シフト入力」のデフォルトでの利用をサポートしているのですから、さらにキーボードからの入力に特化した入力方法についても「ネットの声」に対応した形である一つの決断をしてくれれば、すでに私はポメラDM200を購入してばりばり使っていたのではないかと思います。

今回のLinux化によって導入が可能になったものの一つに、ATOKでない日本語入力システムとしての「Mozc(モズク)」というGoogle 日本語入力のオープンソース版です。Windows版のGoogle日本語入力で実現可能となっていた「ローマ字カスタマイズ機能」がそのまま実現できるので、ローマ字入力・JISカナ入力という入力方法に縛られない新たな入力規則を「ローマ字カスタマイズ機能」を使って設定すれば、ポメラDM200でも私がWindowsパソコンで使っている特殊な日本語入力方法も簡単に実現できる事になったのです。

特殊といっても、一般の人に全く関係ないかというとそうではありません。ポメラDM200の弱点の一つとして、立ったままでは高速の入力は難しいですが、私がキーボード入力のための学習でお世話になっている増田忠士さんの考案した「片手チョイ入力」を各々の利き手に応じで「左手チョイ入力」「右手チョイ入力」としてキーボートの左半分か右半分に割り合てることができれば、片手で本体を支えながら利き手でスラスラと日本語を入力することが可能になります。

同じように、規則性のある両手打ちというものも独自にポメラで実現できれば、通常のローマ字入力のようにアルファベットキーの全てを使わずに「ア行」から「ワ行」を右側、母音を左側に配置してスムーズに日本語入力のできる「両手チョイ入力」も使えるようになります。私の場合はその両手チョイに、さらに漢字を直接キーボードから入力する「漢字直接入力」を併用しているのですがこれが便利で、とても入力方法を普通の「ローマ字入力」に戻そうとは思いません。

本来は、ポメラDM200に搭載されているATOKでもGoogle日本語入力と同様のローマ字カスタマイズ機能があればいいのですが、なぜかATOKではそのような機能を搭載する予定はないようなので、私たちにとってはポメラDM200が頑なにATOKにこだわればこだわるほど「使えないマシン」として位置付けられてしまっていたのです。

そういう意味ではLinux化で今使っている日本語入力がポメラDM200でもできるということになると、新たに買い足そうかとも思えるのですが、既に同じキングジムが出したWindows10が走るパソコン「ポータブック」を既に持ってしまっている私としては現状では微妙な所です。もしポメラをすぐに買い足しても使うケースというのは文字入力に集中したいような時だけに限られてしまうので、常に持ち歩くものとしてではなく、旅行の際などに持っていってネット端末としてではなく移動中に使うようなテキスト入力専用マシンとしての用途でしか使えないのではないかと思うと少し今の価格は高いかなという気もします。

さらに、新品で購入してもすぐLinux化してしまうともし何かしらの不良が出た時に一切の保証が利かなくなってしまうので、その点からも購入に躊躇するところもあったりします。希望としては、後継機がもしあるとしたら、日本語入力システムをATOKではなく「ローマ字カスタマイズ機能」のあるGoogle日本語入力も選べる形で搭載してくれさえすればそちらの方が買いやすいと思います。そしてそれは、このポメラDM200が登場した時にこのブログに書いたことなのです。

今後は保証云々について考える必要のない中古品で安く購入することも考えながら、タイミングが合えば購入してLinux化して使ってみたいという感じではいます。それにしてもすごいのは製品を作ったメーカーだけでなくそれを使うユーザーの側で不満の解決策が実際に出てくるというネットの力です。普段の生活の中ではネットが炎上した時ぐらいしか感じないネットの力ですが、このような事があるのでやっぱりネットでの調べものは止められません。


ドライブエージェントパーソナル まさかの不具合とは?

先日紹介した東京海上日動の自動車保険に入るとレンタルで使うことができるドライブレコーター「ドライブエージェントパーソナル」ですが、実はまだ満期日が来ていないので基本の撮影はできているようなのですが、他の機能(いざという時の通信機能など)は全く使えない状態が続いています。

ただそんな中で気になっていたのが、ある程度連続で運転していても、一向に内蔵電池の容量が満充電にならないことでした。このドライブレコーダーには通話機能があるので、もし大きな事故が起こった際に、エンジンが止まったとしてもそれまで本体電池に充電できていれば割と長い時間通話をしても大丈夫なのですが、これで本当に大丈夫なのかと思っていたところ、まさかの本体のバグがあるということが明らかになりました。

最初にいただいた説明書には、走行中に満充電すればスリープモードで約7日間は本体電池だけで起動可能になるとあったのですが、現状でスリープモード約1日で本体の電池がなくなるケースがあるとのことで、大がかりなアップデートとなったようです。

アップデートの方法とは、microSDカード2枚と説明書類の入った荷物が送られてきて、それを本体に入れることで新しいシステムを入れ直すような感じのもので、添付された書類を見ながらやればそんなに大変ではないかも知れませんが、全くこうしたアップデートをやったことがない方がいたとしたら大変だろうと思います。

というのも、アップデート手順が書かれた説明書が2枚あるアップデート用のmicroSDカードを使ったやり方が書いてあるものの、わからない人は一枚目のアップデートが完了した時点で終わったと勘違いするようなこともあるかも知れません。最低限、アップデートする前のバージョンと、今回のバージョンアップを終えた後のバージョンはどうなっているのかという点についても書いていて欲しかったというのが正直なところです。ちなみに、私が完了した時点でのバージョンは「01.10.13」となっています。

ちなみに、このドライブレコーダーのOSはアンドロイドだということが、2枚目のmicroSDカードを使ってのアップデートをしている時にわかりました(^^;)。本体設定のところをいろいろ見ると、Wi-Fi設定やBluetooth設定ができるところもあるので、スマホに動画を飛ばすことができるようならうれしいですが。とりあえずまだサービスは開始できていないのですが、先日長く運転した後には本体の充電はほぼ満タンになっていたので、無事にアップデートは終了したと思います。これから新たに導入される方にはこうした自分でアップデートする必要はないそうですが、すでに導入されている方の中で、電池の減りかたが気になる場合や、自分でアップデートの作業ができない方は、専用の問い合わせ番号に連絡することをおすすめします。


東京海上日動 ドライブエージェントパーソナル ファーストインプレッション

先日紹介した、ドコモが出した通信型のドライブレコーダー「TMX-DM02A」を流用したと思われる自動車保険の東京海上日動が一般ユーザーにレンタルによるサービスを開始した「ドライブエージェントパーソナル」が早速自宅に届きました。まずはその中味から紹介していきましょう。

製品が入っている箱ですが、当然と言うべきか「TMX-DM02」の記載があり、前回の記述に誤りはなさそうです。中に何が入っているのか、中味を全部出してみました。

といっても本体およびシガーソケットに取り付けるコードおよび、最初から入っている32GBのmicroSDをパソコンに読み込ませるためのSDカードアダプター、そして取り付け前に車のガラス面を綺麗にしておくクリーナーなど必要最低限のものだけです。すでに他のシガーソケットに繋ぐ電装品を利用している場合には、二股や三股のソケットが別途必要になるでしょう。

取り付けの位置は、中央付近でフロントガラスの上から20%以内でワイパーの拭き取り部分の範囲内という風に決まっています。私の車には元々ルームミラーの見える範囲を拡張する大型のミラーを付けていたのですが、付けたままにしておくと取り付ける場所がなくなってしまうため、泣く泣くカバー型の大型ミラーは取り外しました。固定はシールで行ないますがその前に電源を入れて上下と水平を取る必要があるので、まずは電源ケーブルを繋いだ状態でエンジンを掛け、画面の指示に従って設定を行なっていきます。

その際、地面からの高さとフロントガラス中央からの長さを入力するところがあるので、巻き尺などである程度正確な位置を計っておく必要もあります。正しく事故を記録するための手間ですので、この辺は仕方ないでしょう。

そうしてようやく取り付け位置が決まったら粘着テープを剥がして固定します。電源コードのことも考えて取り付けたいですが、ちなみにこのドライブレコーダーの電源用ケーブルはスマホと同じmicroUSBではなく、一つ前の規格であるmini-Bのコードになります。個人的にはこちらの端子の方がしっかりしているので、より安定的に使うためにはいいですし、いざという時には変換アダプタを付ければスマホなどの充電にも使えるということで、なかなかいい感じです。

さらに、microSDについては一回押し込むと簡単に取り出せるようになっています。このドライブレコーダーの特性として、大きな事故を加速度センサーが感じた場合は自動的に動画を送信する機能が付いているのですが、小さな事故でドライブレコーダーが反応しなかった時のために、メモリカードの中にPC用の動画送信ソフトが入っています。対応するパソコンはWindows10以上のものということで、Macには対応していないようなのが残念ですが、中に入っている動画自体はファイル化されているので、その部分だけ取り出して見たり送ったりすることは可能でしょうが、パソコン素人にはちょっと難しいかも知れません。もっとも、Windows10を持っている人であってもある程度のパソコンのスキルがないとソフトをインストールすることもできないでしょうし、こういう点はまだまだ全くパソコンの事がわからない一般ユーザーにとっては敷居が高いと思わざるを得ません。

次に、車内の配線についてですが、私のホンダフィットについては、前面のフロントの上にコードを押しこむようにして助手席側の方に持っていき、ドアのところにあるゴムを外してから中にケーブルを通して助手席のシートの下までケーブルを持ってくればあとは簡単で、シートの下にケーブルを隠してフロントに持って来れば全くケーブルを出さないできれいにセットできます。

一応こうした取り付け方法については保険会社は取り付けビデオを用意しているので、わからない方はそれを見ながらやれば何とかできるレベルです。ただこれも全く車をいじったことがない人はおいそれとはできないと思いますので、どうにもしょうがない時には最初から業者に任せた方が(有料にはなりますが)失敗して付けられなくて泣くこともなくなりますので(^^;)、十分考えて取り付けを自分でするかどうかは決めるようにした方がいいと思います。

(2017.10.25追加分)

本日、保険会社からドライブエージェントパーソナルについて、新機能のお知らせと新しい取扱説明書が届きました。2017年11月1日から(既契約者にはアップデートで対応)、「前方車両接近警告機能」ということで、時速30km/h以上で走行中、このまま走り続けるとぶつかる可能性があると端末が判断した場合画面と音で警告をしてくれるそうです。

自動ブレーキとは違いますが、こんな機能があるということを知っていれば、常に安全な車間距離を取るのも機械に一部判断を任せられることになり、少しは便利かもしれませんが、試してみることができないということがちょっと残念です。


ドコモ回線を使ったドライブレコーダー「TMX-DM02A」とは?

先日のニュースでNTTドコモが法人向けに出したパイオニア製ドライブレコーダー「TMX-DM02A」の仕様を見て、自分の車でも使ってみたいという風に思われた方もおられるのではないかと思います。

このドライブレコーダーの特徴はドコモエリアにおける通信機能を内蔵し、車の衝突前後の動画をクラウドに送信する機能が付いていたり、車の運行状況を記録し安全運転診断の資料にしたり、前方との車の車間距離をドライバーに示すことで安全な運行を補助することもできるとあります。個人的にはどのようにドライブレコーダーにデータ通信を融合させるのか興味のあるところだったのですが、まさにそんな時、加入している自動車保険の満期の案内とともにこのようなチラシをいただいたのでした。

恐らくこの端末は「TMX-DM02A」と全く同じものかはわかりませんが、この仕組みを保険会社(私が加入している東京海上日動)が利用していることは間違いなさそうです。保険会社での端末の名前は「ドライブエージェント・パーソナル」と言い、5ナンバーや3ナンバーの「自家用乗用車」なら個人でも申し込み可能なようです。個人で使っていても4ナンバーの貨物車には付けられないそうなので、特に軽の4ナンバーに乗られている方はご注意下さい。

パンフレットの中味を見ると、さらに面白いのはこの端末から手動で保険会社の事故受付ダイヤルにつながり、端末を通じて通話もできるようになっているらしいです。この端末の定価は35,000円ということですが、自動車保険とセットで使う場合は買い取りではなくレンタル扱いになり、月額払の場合は650円のプラス負担で利用できるようになるようです。

まあ、この金額が高いか安いかというのは様々な意見があると思いますが、大きな事故を起こした場合、自分から番号を調べて電話する前に端末を使って通話できる安心感と、さらに明らかに相手が信号を無視しているのに、運転者がそうではないと嘘を付かれるような事があっても、事実はしっかりドライブレコーダーが記録し、その記録は運転者本人が確認する前にクラウド(恐らくこの場合は保険会社の事故係が管理するクラウド)に保管されるわけですから、かなり証拠能力の高い動画になることが想像されます。もちろん自分に分が悪いところも含めて全て映ってしまうわけですが(^^;)、やっていないのにやったことにされる理不尽さからは解放されると思い、このドライブレコーダーのレンタル込みで保険を更新しました。

私の自動車保険更新日は5月の頭で、ドライブレコーダーは満期日から使えるようになるということなので、今後の展開が楽しみです。どの保険会社もやっているサービスではないかも知れませんが、今後の状況によっては自動車保険とドライブレコーダーをセットで申し込むことが当たり前になる時代も来るかも知れませんので、興味のある方は調べてみられてはいかがでしょうか。

具体的な使い勝手などについては、改めてこのブログの中で紹介させていただこうかと思っていますので、どうぞご期待下さい(^^)。