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PD接続ケーブルはワット表示の付いたものを選ぶと様々なケースで便利に使えるようになる

現在主にポータブル電源を充電するために使っている折りたたみ式のソーラーパネルには、メインの出力ケーブルの他に、USB端子(AだけでなくPD対応のCタイプも)が付いているものがほとんどです。最近、ポータブル電源ほど大きくないモバイルバッテリーもソーラーパネルから充電する機会があったので、たまたま安くなってきたこともあって、消費電力のワット数を表示できるPD接続ケーブルを入手しました。

これを使うと、出力するワット数を確認することができるので、安定した出力が出ないソーラーパネルからバッテリーに充電する場合にどのくらいの出力が出ているのか見るだけでわかるようになりました。

写真のようにごく小さいものの、売られているものはどれも同じような感じのものだと思います。PD接続でも3Wしか出ていないのは、すでに直接日の光が当たらない時刻に撮影したためで、きちんとパネルに光が当たれば当然この数字も大きくなります。ただ、ソーラー発電の場合、雲に覆われるなどすると一気に出力が落ちますので、こうしたケーブルに直接スマホを接続しての充電はおすすめしません。安いモバイルバッテリーを使いたおすつもりで、長い時間ほったらかしにするような感じで充電するのが良いだろうと思います。話を戻して、このケーブルは普通のPDケーブルと比べても大きいということもないので、USBにつなげる専用のワットチェッカーを買うよりも、こうしたものを用意しておくことは有りだと思います。

普通、こうしたケーブルは100W対応になっているので、単にスマホやモバイルバッテリーの充電、PD対応のノートパソコンの給電など色々と使えるのですが、ポータブル電源の中にはPDからの充電に対応しているものがあります。その際、入力時のワット数を表示できるパネルがあるものであれば問題ないのですが、そうではないポータブル電源の場合、このケーブルで入力しているワット数を確認しながら充電することができるので、私の場合は単にモバイル機器やノートパソコン以外の使い道としてかなり便利になると思います。

USB TypeCは新しいiPhoneにも対応しましたし、今後は多くの人が使うことのできる万能な充電用ケーブルとして重宝するようになると思います。その際、単なるPD対応ケーブルではなく、追加機能としてのワットチェッカー付きのケーブルにしておくことをおすすめしたいと思います。今回は1mのものを2本購入し、色んな状況で使えるようにしましたので、今後の利用が楽しみです。


店から高級腕時計を強奪するような事件を無くしていくためにはスマートウォッチの便利さを啓発すべき?

裏バイトで募集を受けて白昼堂々街中にある貴金属店から宝石や高級腕時計を盗むというような事件がここのところ連続して起こっていますが、いちばん捕まる可能性が高い実行役というのは行動を防犯カメラでマークされるので、その場から逃走はできても身元を把握され、逆に捕まらない事で全国に指名手配されてしまうような事も起こっています。もし盗品が指示役(の一歩手前?)の手に渡ってしまったら、そこから足が付かないように海外に持ち出されて売られてしまうのかも知れません。ネットで募集をかけて集まってくる「兵隊」はいざという時には雇用主から助けてもらうことはできないという事例がこれだけ溜まっているのに、同じような犯罪が無くならないわけは、法外な「バイト代」を出せる盗品ビジネスの仕組みにあるのではないかと思います。

盗んできて、極端な話宝石なら石だけを売ったり、金だったら溶かしてインゴットにして売るようにすれば、前歴というものは残らないので、金や宝石に希少価値がある以上、国内ではなく海外に持ち出して売るならば、同じように狙われるのは仕方ないのかも知れませんが、今回のお題は「高級時計」の価値は今後も維持されるのか? ということについて考えてみたいと思います。

電池を使わず、ゼンマイで動く機械式時計というのは、愛好者も多く芸能人などもステータスシンボルとして腕にはめているのはよく見ます。同じように、高級ブランドの腕時計を持ちたいというニーズがある限りは、新品で買えなかったりすると中古の価格の方が上がってしまったりするのですが、こうした流れに一石を投じているのがアップルウォッチに代表されるスマートウォッチやスマートバンドではないかと思います。

アップルウォッチは個人的には数年しか使わないのに高いと思いますが、ステータスとして数百万円の腕時計を今まで複数買っていた人からすると、むしろバージョンアップの時に乗り換えを続けたとしても、コスト的には微々たるものでしょう。それでいて、スマートウォッチでできることは多く、ちょっとスマホを持たずに出掛けてしまっととしても、電話を掛けたり受けたりできるものもありますし、単体でIC乗車券や電子マネーの決済端末としても使えるだけの利便性を持っています。

私の常に付けているスマートウォッチには通信機能や決済機能はありませんが、スマホと常時Bluetoothで破せしていれば、メッセージを見るだけでなく、着信があると震えて知らせてくれるので、常にサイレントモードにしてスマホを使っている私としては、付けていれば自分のところに掛かってくる電話を決して逃さないアイテムとして、無くてはならないものになっています。

実のところ、昔は友人が機械式時計好きだったのに感化されて、機械式時計を数本揃えて悦に入っていた時期もありました。そののち、正確な時間がわかるならGショックのタフソーラー付きの電波時計で十分だとデジタル感満載の時計を普段使いしていたこともありましたが、今ではそうした時計を全く使わなくなりました。時間は常にネットにつながっているスマホと連動しているので正確ですし、自分の健康状態もわかるような機能がスマートウォッチには付いていますので、付けると体の事を気にしながら生活できるようにもなりました。

と、私が書くまでもなく、最近はテレビに出ているような人の手を見ると、多くの人がスマートウォッチ・スマートバンドを使っている人が増えたように感じ、これは良い傾向ではないかと思います。機械式時計では有名なロレックスというのは、単に持って使ったとしても定期的なメンテナンスにお金がかかり、数年に一度は分解してオーバーホールすることで長年の使用に耐えうるところがあります。反対に、アップルウォッチは定期検診に出す前に新しいアプリが動かなくなってしまえば、まだ普通に動いていても新しいものに買い替えることになり、古いものには一般的には価値は出ません(試作機とかアップル社の歴史を示すようなものは高くなるにしても、そんなものが一般消費者の元に回ってくることはほぼないでしょう)。

最近では普通にスマートウォッチを付けていても違和感を感じることはないと思います。一時は携帯電話やスマホを人々が持つようになって腕時計自体を付けなくなったという事もありましたが、他ならぬアップルウォッチが、腕時計をする習慣を改めて人々に示したというような事になっています。単なる見栄のために高級時計を何本も買うよりも、アップルウォッチの最新型を出たタイミングで変えていく方がよっぽど便利でおしゃれだと思う人が増えれば、高級時計は趣味の範疇で集めている人のところに集まるようになり、莫迦みたいな高値で取り引きされることもなくなるのではと思うのですが。

そうして、お金は持っていても高級時計でなくスマートウォッチを使うような人が更に増えていけば、全体として価格も下がるでしょうし、庶民でも十分に使えて性能も良いモデルも出てくるのではないかと思います。個人的には、今のスマートバンド(1万円弱で購入可能)でも十分決済機能を搭載することはできると思うので、早くそうした機能が搭載されたものが出てもらえば、かなり世の中は代わると思います。今はそこそこモバイルSuicaなどが普及しているので、電車に乗る場合にはきっぷを券売機で買うための行列とかは減っていると思いますが、例えば駐車料金などの支払いで直に現金やクレジットカードを通すような精算機はなかなか使うのが難しい人がいるようで、ちょっと人がおしよせるとたちまち大行列になってしまいます。それが腕にはめたスマートウォッチをかざすだけで支払いできるような事になれば、行列にならないとは言いませんが、支払いのための混雑緩和には役に立つと思います。

来年あたりは、高級腕時計を盗んでも高くても買う人が限られるよう、もっと安いスマートバンドの方でも色々できる事が増え、さらに多くの人に腕時計の本命として普及して欲しいなと思う今日このごろです。


ポータブル電源を使い込むようになって改めて思うモバイルバッテリーにあると便利な機能について

以前このブログで、10000mAhくらいのモバイルバッテリーが千円ちょっとくらいで安売りされたら、とりあえず手に入れるべきだと書きましたが、またまたそうしたやり方に沿ってモバイルバッテリーを増やしてしまいました。アマゾンのクーポンで半額になるのが嬉しいAUKEYのPB-Y33というモバイルバッテリーが届きました。物については以下にリンクを貼っておきます。

今回、大きさはスマホぐらいでそれなりに薄く携帯しやすいバッテリーが増えたのですが、このバッテリーの特徴である容量をパーセント表示するというのが、結構はまっています。というのも、ここでも色々と書いていますが、ソーラー充電でポータブル電源を運用することを現在行なっているのですが、毎日充電することになるので、やはり電源の耐久性について心配するところもあるのですが、ポータブル電源に限らず、モバイルバッテリーやスマホの内蔵電池についても同じように言えることがあります。それが、「過充電・過放電を行なわない」というものです。

ポータブル電源のメーカーが言う、一番電池に優しい使い方というのは、残り30%になったら充電し、充電は80%で止めるというものでした。ただこれだと、ポータブル電源の容量の半分しか使えないことになります。私の新たに購入したポータブル電源は、何と使っていて電源を切るところと、充電していてそれ以上充電しないようにするところをアプリで設定することができるので、今のところは10%から95%のところで設定して使っているのですが、モバイルバッテリーを長持ちさせたい場合には、スマホの充電が終われば一日に何回も充電しないような使い方であれば、30%~80%の間で充放電を繰り返すことが長くモバイルバッテリーを使い続ける鍵になります。

今回購入したモバイルバッテリーは、ボタンを押したり充電をしたり、スマホにつないだりすれば、常に残量がパーセント表示されます。今後は、モバイルバッテリーにも専用アプリを用意するようなものも出るかも知れませんが、とりあえずはこのバッテリーで容量をきちんとモニタリングすれば、充電していて80%になったら充電を手動で終わらせたり、スマホの充電が途中でも、残り30%になったら改めて充電するように、モバイルバッテリーの劣化を防ぐような形で管理することができます。

多くのモバイルバッテリーは複数のLEDライトで充電量を表すようにはなっていますが、細かく管理することは難しく、満充電しないで使っている方も、おおかたの目分量で充電しているという方が多いでしょう。果たして今回購入したモバイルバッテリーの残量表示が正確かという肝心なところはわかりませんが、それでも、バッテリーを大事に使うための基準にはなってくれると思います。

というわけで、今後はモバイルバッテリーにも専用アプリとの併用で、自動的に充電を終了してくれるような機能の付いたものが出て欲しいですが、今は容量のパーセント表示ができるモバイルバッテリーをアナログ管理することで、普通にモバイルバッテリーを使うよりもより電池に易しく使ってみようかなと思っています。


一つの部屋でスマートスピーカーを2台設置して使い分けるのにはそれないの意味があり使い方によっては便利

今年、本格的なソーラー充電生活に入ろうと思った一つの理由が、今までテレビが大型プラズマテレビ一台しかなく、あとはスマホでテレビを見るような状況だったので、できれば一人でいる時にはプラズマテレビを付けないで電気代の節約をしたいと思ったからでした。

そう思って今年の始めから揃えだしたモバイルモニターにテレビチューナーを連携させるやり方で昨年比でもかなり電気代を減らすことに成功したのですが、最近はもはやテレビを常に見るということもなくなってきています。

現在、アマゾンのスマートスピーカーを部屋に置いているのですが、スピーカー単体のモデルと、ちょっと離れたところにアマゾンタブレットを置き、どちらに呼び掛けてもテレビやエアコンにパソコン、照明や扇風機のON・OFFができるようにしていて(パソコンはONのみ)、わざわざスイッチを入れたりリモコンを手に持たなくても気が付いた時に呼び掛ければ家電のスイッチをOFFできることも、節電に寄与しているのではないかと思います。ただ、今まではちょっとした問題がありました。

2台あるスマートスピーカーに同じ名前で動作させていたため、呼び掛けても近くのものでなく遠くのものが反応してしまうようなことは、同じ部屋に置いてある以上どうしても起こってしまう不具合です。そこで、以前にも書いたかも知れませんが、二台のスマートスピーカーの名前を別に登録してキーワードを変えました。アマゾンタブレットの方は今まで通り「アレクサ」ですが、単体のスピーカーを、商品名と同じ「エコー」にしたことで、私の使い方ではかなり便利になりました。

というのも、今までも単体スピーカーの方に呼び掛けてインターネットラジオのradikoを利用したり、パソコン上の音楽配信サイトspotifyから、音の出口をスピーカーの方にして音楽を楽しんだりしていると、何かスマートスピーカーに呼び掛けて家電操作などをしたい場合に最悪ラジオや音楽を止めてしまうことがしばしばあったのです。それが、呼び名で使い分けるようになって、その時の状況によって家電操作のためのスマートスピーカーに呼び掛ければラジオや音楽を中断しないで利用できるようになりました。

逆にアマゾンタブレットの方で動画コンテンツを見ている時に他の家電の操作したい場合には単体スピーカーの方に呼び掛けるようにすれば良く、スマートスピーカーと連携させているものを動かすなら、全く動くことなく操作することができるようになりました。ある意味、二つのスマートスピーカーの使い分けができているわけですが、アマゾンタブレットの方だと音だけでなく画面に呼びかけた反答を出してくれることもあるので、もう一方のスピーカーから音による情報を入れつつ、ピンポイントで知りたい明日の天気を瞬時に把握でき、それが声による呼び掛けだけでできるというのは、改めて電気とインターネットの力を感じます。

結果的に、ブログを書きながらラジオからの新しい情報によって内容を新たに書き直すこともありますし、ネットとスマートスピーカーの連携は今後も色々とやっていく中で、新たな魅力的なハードの出現にも期待したいですね。


マキタの10.8Vタイプの掃除機を使っているならあると便利かも知れないUSBアダプター

家庭用の掃除機を何にするか? というのは色々とご意見はあると思いますが、自宅はフローリングと畳の部屋しかなく、カーペットやソファーなど、吸引力をそこまで必要としないということと、トラブルがあっても部品だけを替えれば良く、さらに言うと本体を動かす電池も全国どこでも手に入れることができるという仕様が個人的には差さったため、マキタの掃除機を最初はサブでということで購入したものの、今やメインの掃除機として活躍しています。

マキタの掃除機はダイソンと比べると吸引力はかなり落ちるという話もありますが、とにかくマキタの掃除機は種類が多く、今後は40Vのバッテリーが主流になってくれば、他のコードレス掃除機と遜色ない基本性能を得ることも可能です。現在の主流は18Vや10.8Vのものになりますが、私はそれまでマキタの工作機械は持っていなかったので、実際に持っている人の意見も聞きながら、畳とフローリングなら吸引力が低くても気にならないということで、10.8Vのバッテリーを使うタイプの掃除機にしました。

電池については通常一個しか付かず、充電時間は22分とは言うものの、マキタの掃除機を使うなら電池の予備を追加購入し、一つの電池で使い過ぎて止まってしまっても、予備の電池を使いながら空になった電池を充電することでACコード付きのような連続運転もできるような体制にする方が良さそうだったので、現在は電池2個で回しています。

今回は、一応小さな10.8Vバッテリー対応の掃除機を買ったため、一般的に使える他の機器が多い18V用のものは使えないのですが、その分かなり10.8Vのバッテリーは小さいので、USB出力でスマホの充電などUSB機器が使えるようになるマキタ純製のUSBアダプター「ADP08」を購入しました。

大きさの比較用に用意したのは、アマゾンでベストセラーということで過去に購入した小さいモバイルバッテリー、Anker PowerCore 10000です。10,000mAhの容量を持ち5V 2.4Aで出力可能なものですが、USBアダプター部分は出っぱるものの、これならぎりぎりモバイルバッテリーの代わりとして携行可能ではないでしょうか(18V以上のものはこれより大きいので)。スマホ充電はもとより、写真のようにUSBの扇風機やライトをつなぐのも良さそうです。

本体の出力はゴムカバーをめくった中にあるUSB-Aタイプ一つのみですが、通電のためのスイッチが付いているのが個人的にはこの製品の気に入った点です。前の写真の扇風機はUSB端子に差せば回り、引きぬくと止まるというものですが、このスイッチのおかげで手元で止めたり付けたりすることができるようになりました。直接USBに差すライトでも同じで、明かりのON・OFFをスイッチでコントロールすることができます。以前紹介したセリアのLEDライト(USB端子に小さなライトが付いているだけのもの)を付ければ、懐中電灯の代わりとして使うことができます。さらに、本体にはストラップホールも付いているので、外で使うにはさらに便利です。

私自身はモバイルバッテリーも複数持っているので、このセットを持ち出すような事はしませんが、このバッテリーは掃除機用として必ず一つは満充電されてスタンバイしています。ふだん持ちしているモバイルバッテリーでもそこまでの頻度で充電はしないので、基本的には家のお掃除のために使うバッテリーが、いざという時にはスマホの充電や明かり、扇風機を回すなどできるようになるということだけでも、じゃまになるものでは有りません。

現在は2つあるマキタのバッテリーは一つは掃除機に装着しておき、もう一つはこのUSBアダプターをバッテリーカバーのように接点を塞ぐように装着して置いておくようにしています。実際の災害の時に役立つのかどうかはわかりませんが、今後同じような10,8Vで動く道具の中で他に日常生活の中で使えるような道具があればもしかしたらこの手のものが増えるようになるかも知れません。


古い車であっても車内オーディオを使ってのFireタブレットの利用にはFMトランスミッター導入が便利

前々回紹介したパソコンバッグを扱っているエレコムネットショップでの買い物は、基本送料が550円なのですが、パソコン用のバッグの価格は600円弱だったため、このままだと送料を入れると微妙に安く買うことができません。そこで、消費税込みの価格が2,200円以上になるために同時購入したものの一つが、今回紹介するシガーソケットに差すタイプのFMトランスミッター「LAT-FMBTB04」というものでした(エレコムダイレクトショップで1,000円で購入)。

私の車は古いだけでなくオーディオも純正そのままで使っているので、スマホやタブレットとカーオーディオをBluetoothで接続して出力するような事はできません。それをやるにはBluetooth対応のオーディオに買い替える必要がありますが、さすがにそこまではしたくないので、今までは車のドリンクホルダーに置けるタイプのBluetoothスピーカーと一緒に使っていました。ただこれだとスマホやタブレットから音を出そうとした場合、まずスピーカーのスイッチを入れて通信端末と接続する必要があるのでめんどうなだけではなく車内での飲み物の置き場に困ったり、電源を使う器材が増えケーブルが増えて困るなどのディメリットを我慢して今まで使っていました。たまたま送料対策用にと購入したものですが、これ一台でかなり車の中をスッキリさせてくれることがわかりました。

本体にはUSB出力が2つあるので、メインで使おうとしている8インチのFireタブレットと、テザリング&カーナビ用途に使うスマホへ同時給電が可能です。使い方は、音を出力したい端末と本体をBluetoothでペアリングして接続します。音はトランスミッターで本体からFM電波を出すことで、車にFMラジオのあるものならどんな車でも、出力する周波数に車のラジオをセットすれば、車内オーディオでタブレットから出てくる音を聞けるようになるわけです。その際、できれば出力側のタブレットやスマホの音量は最大にしておくことで、カーラジオで通常の局を聞いている音量に近い大きさの音になります。ですから、その後でBluetoothイヤホンを使う場合には事前に音量を下げてから使うように気を付けましょう。

最新の車では標準のオーディオにスマートスピーカー機能を搭載し、全てを一体化することで、過去に作られた「ナイトライダー」のドラマのように、呼び掛けるだけでオーディオや、それ以外の事をコントロールすることが可能になるのですが、このセットだけでもほとんど同じことができます。特にFireタブレットをメインに使うことで、ニュースや天気予報をピンポイントに教えてくれたり、radikoのプレミアムサービスと併用することにより、Alexaサービスのスキルで全国のラジオを聞き分けることができるので、声で「TBSラジオを聴かせて」と喋り掛ければ、長距離移動していてラジオ局のサービスエリアから外れたり、トンネルや山間部などラジオの電波が届きにくい場所を走行していても携帯電波が通ればそのまま聞き続けることができるようになります。

当然動画の音声もカーオーディオから出すことが出きます。私の場合は自宅に置いたテレビサーバーを外から接続して見るようなことも(地上波だけでなくBS・CSも)できます。今までは車のオーディオに比べると単体のスピーカーの音が聞こえずらいというのが難点でしたが、今回のトランスミッター導入で、現地で使われていない周波数を使えば問題なく車内で動画・音楽・ラジオ・その他情報をスムーズに入手でき、ストレスなく聞けるようになりました。ケーブルが多い状況もこれでなくなるので、これから暑いさなかでも、手元で飲み物をキープしながら運転できるようになりました。

今後問題があるとしたら、近所で使っている際には問題にならなくても、長距離を移動して使っていると、セットしてい周波数と同じか近いところで地元局が放送を行なっていると混信しますので、その場合は本体から出力するための周波数を変える必要が出てきます。この製品では、88.1・88.3・88.5・88.7MHzから選択可能ですので、あらかじめこれらの周波数をFMラジオの方でプリセットしておいて、混信がひどい場合には切り替える手間は仕方がないと思って使いましょう。

これなら一式(といっても本体と充電ケーブルのみ)持って行けば、現地で借りたレンタカーでも使えるので、ちょっとした事でこれだけ便利になるなら、なぜもっと早く買わなかったのかと思ってしまいますね。ただ軽バンのグレードの低いものだとそもそもAMのみのラジオしか付いていないこともあるので注意しましょう。


学習用Chromebookをメインで使うためのバッグをアウトレットで購入してみたら

私がモバイル用に使っているChromebookは、新品で売っていた時には学校などで使うために作られた規格のものであろうと思われます。画面サイズは11.6インチ、メモリ4GB、SSD32GBというのはLinuxを入れてしまうとほとんど何もできず、インストールするAndroidアプリを選ばざるを得ないスペックになってしまっています。だから安く購入できたわけですが、このスペックは余分な空き容量をあえて入れない学習用として作られたためであると思えるので、今回はその「学習用」というポイントを押さえてのグレードアップについて実際に周辺機器を購入してみました。

たまたま、楽天市場のポイントがほぼ倍になるキャンペーンをやっていまして、エレコムの楽天店から購入したのが、思いっ切り小学生が使う事を考えて作られたタブレットおよびパソコン用のバッグ(型番はBM-IBHBBV11というもので600円弱で購入)でした。色はお店での取り扱いで黒とピンクが有り、黒は安売りしていなかったのですが、最近は黒が男とかピンクが女とかいうことは基本的にはないので、製品の企画段階から失敗したのでは?(男女関係なく使える色にした方が良かったのでは)と思ったのですが、そのおかげで売れ残ったピンクのバッグを安く購入できたわけです。大きさはまさにぴったりという感じで、これ単体でも持ち歩けるような感じになっているのは良いですね。
このバッグを買う前に、過去に購入したパソコン用のケースは持っていたのですが、それはインナーケースのようなものなので、パソコンのみを持ち歩くためには別のバッグに入れる必要があったのですが、それだけでも私にとっては便利です。

パソコン本体以外の収納は、前面にポケットが2つあり、ケーブル類や薄型のACアダプターが上の小さなポケットに入り、下の方には私の場合、パソコンとは別に8インチのFireタブレットがぴったり入ったので、このバッグでパソコンとタブレットを同時に持ち運ぶことができるようになりました。

そして、裏にもポケットがあるのですが、こちらの方にはA4のクリアファイルがそのまま入るので、本来はノートなどを入れるためのものらしいのですが、書類を折り曲げずに持ち運ぶ時に入れたり、とりあえずクリアファイルには災害時の覚えのような書類を入れて、さらにパソコンをテレビで接続できるようにHDMIケーブルのセットを入れることにしました。

このサイズはランドセルの中にも入るサイズということで、普段はバックパックの中に入れて持ち出すような感じで使うようになると思います。旅行にもそうして持って行くことで、モバイル関連の荷物と非モバイル系の荷物をきれいに分けられますので、今後のお出掛け(特に電車での)が楽しみになってきました。エレコムのアウトレットでまだあるかどうかはわかりませんが、今後のChromebookの買い換えも同じサイズがあれば11.6インチサイズのものにしたいと思っているので、このバッグは割と長く使えるのではないかと思っています。


SMSの通知と確認ができるスマートバンドの便利さを久しぶりのフリマ購入で感じる

このブログでは、過去にSMSを同じアプリを使っている人に対して無料で送ったり、LINEのようにグループを作って携帯電話番号でやり取りできる「+メッセージ」アプリの利用について書いたことがありました。最近乗り換えた楽天モバイルではアプリが使えないことと、技術的にはできそうなLINEのような電話(テレビ電話)機能がないため、やはり友人と連絡を取り合うにはLINEの方が優先してしまっています。+メッセージアプリがいまいち普及しない点については、もっと便利に使える機能を付けるべきではないかと思うのですが、それはそれとして、最近ではSMS(ショートメール)は自分から出すものでなく、受け取るものという意識が高まっています。

というのも、先日来新しいパソコン(ミニPC)をセッティングしている関係上、新しいハードで様々なサービスを使うのに、ブラウザで各種サービスを使うためには2段階認証の手続きが多く、なかなか大変でした。多くの場合、登録した電話番号に直接SMSを送信することで、そこに書かれている認証番号をウェブサイトに入力してサービスを使えるようになっている場合が多くなっています。

今までは、スマホのメッセージアプリ(+メッセージを含む)で2回線入れている電話番号に届いたSMSの確認をしていたのですが、今メインで使っているRakuten Hand5Gの指紋認証は画面に指を付ける方式のため、なかなか認識しないこともあり、すぐに認証番号をWeb上から入力することができず、不都合を感じることがありました。

そこで、今までは使っていなかったスマホと連携しているスマートバンドでSMSが届いたら通知してもらうように設定することを今さらながら思い付きました。今までは電話が入った時に振動で通知されるようにはしていたのですが、友人から来ることはないSMSを通知しても仕方がないと思っていたのですが、実はウェブ上の手続きをスムーズに行なうにはとても便利なことがわかったのです。

実は昨日、過去に使ったことはあるものの、しばらく全く使わなかったネットフリマサービスを使って物品を購入しようと思ったのですが、時間が経過しすぎたためか、ログインするために2段階認証が必要になっていて、時間限定の認証番号がSMSで送られてきたのですが、その内容は振動で気付いてスマートバンドを見ると、その画面にちゃんとメールの内容が出ているのです。

現在スマートバンドはXiaomiのSmartBand7を使っているのですが、前機種から画面が大きくなり文字も大きくなったので、しっかりと2段階認証で入力することが必要な暗証番号をスマホを開かずに手元で確認することができたのでした。一応どんなものかということで、その表示を撮影しましたのでごらん下さい。ちなみにこの認証番号はすでに有効期限を過ぎていますので、表示しても問題ないものです。

なお、私の利用したサービスでは購入ボタンを押した後にも再度登録電話番号の方にもう一度SMSが入り、再び認証番号の入力をしないと取引完了にならないのですが、それも簡単にクリアして購入手続きがスムーズに終了しました。これはかなり便利で、スマートウォッチを使っていればなおさら、スマートウォッチへのSMS通知を行なった方がちょっとめんどくささを感じる登録電話番号への2段階認証の認証番号はスマホレスで確認、入力まで簡単にできてしまいます。

今回は、中古でも全く問題のないPC関連グッズを買いましたが、一応ネットオークションの方も確認したのですが、フリマでの購入の方が安くワンクリックで購入でき、まだ品物到着前ですが満足しています。今後も、様々なウェブサービスを使わないこともないので、色々と2段階認証を求めるSMSが自分のところに来ると思うのですが、これで多少はわずらわしさが無くなった感じがします。すでにスマートバンドやスマートウォッチを持っている方で、こうした活用をしてこなかった方は、それなりに便利なので個人的にはぜひお試しいただきたいと思っています。


進化するモバイルバッテリーを眺めつつ最新型の高出力を活かすモバイル環境を先に考えると

先日のニュースで、モバイルバッテリーもここまで来たかと思ったのがAnkerの新しいPowerBank(10000mAh,30W)という製品は小さくて大容量だけでなく出力が最大30Wもあるということです。実売は6千円弱ということですが、今後こうした高出力でもコンパクトなモバイルバッテリーが出てくるようになると、モバイルの装備は今よりさらに小さく軽くなるような気がします。ちなみに、製品へのリンクは未購入品のため(個人的な製品への評価ができないため行なっておりません)興味のある方は書きました製品名で検索するなどして細かな製品内容をご確認下さい。

今回私が気になったのは、大きさの小ささや、様々な情報を表示できるディスプレイのもありますが、一番の注目点は30Wという出力にあります。最近、ミニPCの情報を集めているのですが、省電力のCPUを搭載している機種ではあくまで自己責任にはなりますが、汎用のPD出力(USB Type-C)の小さなACアダプタの中でも45Wや30WのものでもミニPCが起動して使えてしまう(もちろん、CPUの負担の具合によっては少ない出力のACアダプターでは力不足になってしまう可能性はあるので注意して使うなら使うようにしましょう)というのは、もしかしたらこのモバイルバッテリーでも少しの時間ならミニPCが使えてしまうのではないか? というワクワク感がありますね。

ミニPCの場合には電源が切れるということはシステムが即時にシャットダウンしてしまいますが、ノートパソコンにこうした高出力のモバイルバッテリーが利用できるということになると、複数のモバイルバッテリーを持ち歩くことで、スマホ・タブレットだけでなくノートPCの利用をしながらコンセントに頼ることなく、バッテリーからの充電でしのぐなんてこともできてしまうようになる可能性は高いでしょう。現在私は旅行用にACコンセントのある比較的ポータブル電源としては小さいものを用意しているのですが、他に家電を使うのでなければ、小さなモバイルバッテリーだけでもパソコン(私の場合はChromebook)を旅先で思いっ切り使い続けられるというのは、なかなか面白いですね。

ただ、そうした環境を揃えるためには、今後色々なハードを購入する際、当然ノートPCの標準のACアダプターの形状にUSB Type-Cが装備されているものを選ぶ必要があります(電源端子とは別にPD対応のType-Cが付いているものでも可)。そうすることで、スマホ・タブレット・ノートPC全てが一つのバッテリーで給電できるようになりますが、旅行用に持って行く他の機器についてもUSB経由で充電ができ、できれば同じケーブルが使えるようUSBの形状もType-Cで揃えることで、複数用意するモバイルバッテリーがさらに生きるということになるでしょう。

比較的大きな荷物を背負って出掛けるような場合には、小さめのモバイルバッテリーを複数運用した方がソーラーパネルで出先でもバッテリーを充電するようなことも考えられるでしょう。これは災害対策という点で考えても、かなり実用的な対応になるのではないでしょうか。

今までは、高出力が欲しい場合(ノートパソコンを充電しながら使うような)には小さめのポータブル電源でないと使い物にならなかったということはありましたが、今後は高出力で小さいモバイルバッテリーを複数個(3個ぐらいあればローテーションできそうなので万全?)用意すれば、もはやそれでモバイル用途のバッテリーはそれ以上必要なくなってしまうのではとすら思いますね。

今回、私自身は新製品には飛びつかず、たまたまネットを見ていて見付けた、国内メーカー製の15,000mAで出力が18Wのモバイルバッテリーを格安で購入しました。これだとモバイルPCを使いながらの充電は無理ですが、電源を切った状態での充電はできると思うので、今持っている別のモバイルバッテリーと併用しながら30W以上出力の小型モバイルバッテリーの価格がこなれてくるまで、何とかだましだまし使いたいと思っています。私の場合はすでに複数個の同じような容量と出力性能のあるバッテリーを持っているということもあるので、スマホやタブレットだけでなく、Type-C充電に対応するノートパソコンをモバイル運用されている方は、新製品の導入を考えるのも悪くないとは思います。


お出掛け時に慌てないための充電環境の整備にはオールインワンなUSB端子付きテーブルタップが便利

現在、パソコンを外に持ち出す際には10インチのWindows2in1ノートか、Chromebookのどちらかを持ち出すことになると思いますが、どちらのパソコンも、利用できるUSBポートの数には普通のノートパソコンと比べると限りがあります。特にWindows2in1ノートの本体側にはUSB Type-Cの出力一つしかないので、何らかの対策が必要になります。もっとも、Chormebookの方も、Type-C端子は2つあるものの、そのうちの一つは電源をかねているため、実質一つの端子(別にType-A端子はありますが)やはり拡張用にハブは必要です。そこで、安いもののそこそこ使えそうな、Type-CをUSB Type-A四つに拡張するハブがダイソーで550円で売っているという話を聞き、早速購入してきたのですが、今回はそれ以上の収穫がありました。

写真に今回購入した2つのガジェットを並べてみましたが、ハブの方はパソコンだけでなくスマートフォンにUSBメモリやキーボードなどを接続する場合にも使えるので、いざという時のために持っていて損はありませんが、その隣りにある商品名「Extension Cord」は、アマゾンなどで売られていて降しいなと思いつつ、そこまで安いものではないので躊躇していたのですが、今回、ダイソーに並列する比較的高額な商品が並ぶコーナーの方に、1,000円商品として置いてあったので、そのままゲットしてしまいました。これ一つあればちょっとした旅行での充電には困らず、コンパクトに持ち運べる特徴ある製品です。

大きさは、Rakuten Hand5Gと比べても厚みがかなりあるのが印象的ではありますが、これ一つでパソコンとスマホ・タブレットが同時に充電でき、しかもコンセントの部分は使わないときには本体に収納しておけます。複数のコンセントがあるところでも、この形状であれば、もう一つのコンセントに干渉せずに利用ができます。私の場合、スマホ2台とタブレット1台ありますが、その他にも例えば無線イヤホンやスマートウォッチの充電など、今は普通の方でも一日旅行で回ってホテルに帰ってきた場合には、複数の端末を同時に充電できるタップがあると便利だと思います。中身はどうかはわかりませんが、同じ形の製品が3COINSでは1,650円で売られていて大人気だと聞いていたのですが、まさか地元のダイソーでこれにこの値段で出会えるとは思ってもみませんでした。

このタップは、旅行の時だけではもったいないので、今後はちょっとしたお出掛けの時、店内でコンセントを使える状況になれば、パソコンを使いながらしれっとスマホの方も充電するために使おうかともくろんでいます。スマホだけでなく、モバイルバッテリーを充電し忘れた場合にも使える仕様になっていますので、これからは積極的にパソコンを外に持ち出して使うのも良いかなと思っています。ようやくコロナウイルスの影響なく出掛けられるようになったので、今後暑くてとても自宅に居られないような状況の中、例えば図書館やカフェで涼みながら日が高いうちに思い付いたことをさっとChromebookに書き止めておくというのも十分に有りかな? という気もします。

それから、これは当り前のことですが、公共の場所やお店などのコンセントを使って充電を行なう場合は、「どうぞお使い下さい」というような表示があれば別ですが、そうでなく何も表示のない場所では、事前に充電可能なのかお店や場所の責任者の人に確認を取ってから充電をするようにしないと、思わぬトラブルになってしまう可能性のある行為になってしまいますので、その点には十分にお気を付け下さい。