私は今こそスマホ主体に利用していますが、少し前まではフィーチャーフォンにこだわって、通話はガラケーでデータ通信はスマホやタブレットで行なっていました。現在でもLTEが使えるガラケータイプの端末はあるので同じような事はできるのですが、回線を楽天モバイルに変更した中でeSIM専用の小型スマホであるRakuten Hand5Gを利用することになりました。
ガラケータイプの端末では、残念ながら楽天回線を使っての通話やSMSを無料にできる「Rakuten Link」を使うことができません。Rakuten Linkの仕組みは通話回線でなくデータ通信を使って通話やメールを実現しているので、仕方のないところでもあります。本来は、Rakuten Linkを入れられるガラケータイプのAndroid端末があれば良いのですが、かつて使っていたAndroid搭載のガラケーは、発売当初はLINEも本体にプリインストールされていて使えていたのですが、機種が古くなるにつれLINEの動作環境では無くなり、ソフトもバージョンアップできなくなりました。やはり、スマホの自由さというものがないと、長く同じサービスを使い続けるのは難しいということです。
そんなわけで、大きさだけはガラケーとさほど変わらないRakuten Hand5Gを主に通話用として使っているのですが、その本体の小ささゆえ、画面に出すキーが小さくて押しずらく、長文(といってもこのブログほど長くはないですが)の文章を書いて送ること自体にストレスがたまります。Rakuten Linkにはデスクトップ版もあるので、パソコンが使える状況であれば、スマホからではなくパソコンでメールを書いてパソコンから送るということもできるのですが、外でそれなりに込み入ったメールを出さなければならない時(普通の方ではないと思うのですが私の場合はあるのです)、何とかならないかと思っていました。そこで思い出したのが、かつてガラケーの使い勝手を良くするために購入したガラケー用のBluetoothキーボードでした。
もはや普通に売っているものではないので商品リンクも貼りませんが、単四電池2本で動き、小さいだけでなくカバーの存在によりバッグの中に入れていても間違って電源が入ったりすることはありません。極端な話、スマホ一台にこのキーボードとモバイルバッテリーだけあれば、最悪このブログ更新もできてしまうということで、しばらく押し入れの中に放置していたものですが、改めて復活させることにしました。
通電も問題なく、非ペアリング時(約7秒間押し)には赤と青のライトが交互に点滅している中、スマホ上でペアリングを行なうと、ペアリング設定のための数字が出てきますので、それをキーボードで入力すれば問題なく接続でき、青のLEDが点滅して接続することができました。電源を入れるには約3秒長押しで起動します。入力は基本ローマ字入力ですが、問題なくできるのは心強いです。何より、Rakuten Linkを使ってSMSの送信をする機会がそれなりにあるので、ちょっとした内容ならスマホ本体のキーボードで入力するものの、業務上の連絡などこみいったものを送る場合(相手のメールアドレスを知らなくても送れるのがSMSの良さだと思っています)には役立ちます。
あまりにも使い勝手が良いので、今8インチタブレット用にバッグに入れて持ち運んでいるポケモンキーボードが単三2本使用ということもあり、同じようなキーボードで単四2本用のものがあれば買い替えようとも思っています。それがうまく行けば、電池は2つのキーボードで共通化できる分、日常的な利便性は上がると思います。
Rakuten Hand5GではLINEも使っているので、短文のやり取りでも本体ソフトキーボードではどうしても押し間違いも出てしまうので、キーボードを出せる余裕があるなら、このキーボードを使ってみるのも良いかな? と思っています。フルサイズのキーボードではありませんが、同じようなキーボードは今でもネットで入手できるでしょう。
外でササッと入力するにはこうしたキーボードの利用もありだということを改めて実感しています。引っ越しの際に処分しなくて良かったというのが今の心境です。