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リニューアルされた「道の駅富士」に行ってきました

昨年末にリニューアルオープンした、国道1号線の富士川沿いにある「道の駅富士」に行ってきました。基本的に「食堂」「ショップ」「トイレ」「屋上展望台」という構成は変わらないものの、全体的に新しくなって特にトイレは気持ち良く使えるように変わりました。

上り側が主な施設なのでそちらの方に寄ったのですが、外観はこんな感じで今までなかったものとして、建物の中央にソフトクリームのお店ができています。建物の中は入って左側が食堂で、右側には削り節のお店と野菜が置かれたスペース、さらに土産物店が入っています。

さらに上に登ると展望所もリニューアルされていまして、そこそこきれいな富士山が見えるようになっています。ただ、出掛けた当日には笠雲がかかっていてすっきりというわけにはいかなかったのは残念でした。写真は撮ってきましたが、大して面白くないので割愛します(^^;)。

今回この道の駅を見たかったのは、全国でも珍しい赤ちゃんを連れての旅をサポートする施設内の装備「授乳室」および「赤ちゃん用品自販機」にあると思います。入口も室内も狭いので冷やかしで利用するのはあまりいい感じはしなかったのですが、今回は利用者がいないことを確認して中に入ります。

まず、奥に入ると鍵のかかる授乳室が用意されています。中に入って鍵をかけるとモニターによる案内がスタートするということですが、一回の利用時間の目安は20分くらいと公式ページではされていますので、マナーを守って利用しましょう。なお、この部屋は女性専用ではなく男性の利用も可能とのことです。

そして、このブログでもたびたび紹介してきました赤ちゃん用の「液体ミルク」を含む様々な赤ちゃん用品が自販機で売られています。こちらで確認したのが紙おむつ・キューブ型粉ミルク・缶入り液体ミルク・赤ちゃん用スープの素などが用意されていました。自販機なので24時間利用可能です。コンビニでも買えないことはないものではありますが、授乳室と同じスペースにこうしたものが用意されているというのは嬉しいですね。

同じフロアにはインフォメーションがあり、富士周辺の観光情報のパンフレットを入手することができます。最近は富士周辺の工場夜景スポットが有名になっているためか、夜景スポットマップも私が行った時には用意されていました。夜間利用でもこの道の駅を基地のように使って絶景の写真を撮りに行くというのも面白そうです。隣接する東名高速のサービスエリア内にある「富士川楽座」の方がさらに色々なものはあるのですが、下道を走って東西を走る場合にはやはり国道一号線沿いの「道の駅富士」はタイムロスなく休憩が取れるので便利ではあります。

以前の古い道の駅と比べると格段にきれいになっていまして、今回紹介できなかった下り側もお蕎麦屋さんが入った建物がリニューアルされているので、上下で建物の新しさについての差はありません。下り線を利用の場合でも地下通路を通れば徒歩で反対側に行けますので、下りを走っているからと諦めないで、付近を通ることがありましたらぜひ一度訪れてみてはいかがかと思います。


道の駅での車中泊は今後更にいい顔をされなくなる?

今年が東京オリンピックの年で、今年を目指して日本にやってくる多くの観光客を見込んで多くのホテルが作られたり、民泊の規制緩和が行なわれたりしてきたわけですが、さらに将来に渡って地方でのホテル建設計画があるということを知りました。

これは、共同通信が住宅メーカーの積水ハウス社長の仲井嘉浩氏に取材したインタビュー記事に端を発しています。積水ハウスでは、各地の「道の駅」周辺を中心にホテルを展開する計画があるのだそうで、どのくらいの規模かというと、全国23道府県で計約3千室を提供するのだそう。

まずは2020年秋以降に栃木、岐阜、三重、京都、奈良、和歌山の6府県で15施設、約1150室を開業し、その後さらに開業を加速していくのだそうです。ただ、ホテル運営は積水ハウスが行なうのではなく、アメリカのマリオット・インターナショナルとタッグを組んで施工を積水ハウスが行ない、運営をマリオット・インターナショナルが行なう予定だということです。

これはもしや、日本では全国チェーンになっている「旅籠屋」さんのようなアメリカのモーテルのような安宿かと思いきや、そうではないようです。訪日観光客を主に狙い、地域と密着した経営にするためホテルでは基本宿泊特化型にして、一室あたりの料金は1万円から1万5千円くらいのものを想定しているそうなので、いわゆる安宿では全くなく、ビジテスホテルでもない快適さを提供する空間を考えているのではないかと思います。地域密着のため、食事や観光を道の駅を中心とした地域とタッグを組んで行なっていくという話なのですが、確かに一定の需要はあると思います。

先日、中国からこの旧正月にやってくる観光客のホテル志向についてのテレビニュースのレポートが有り、彼らは必ずしも安い価格というものを追求しないのだという実情があることがわかりました。これは確かに思い当たるところがあって、過去に日本に来て炊飯器を買い漁るような状況があった時、「高級機をディスカウントして安く手に入れる」よりも、「日本円で10万円以上する高級機をそのまま買う」ことに意味を見出す人が少なからずいたというのと似ています(つまり自分の家では10万円を出して炊飯器を買える財力があるということ(^^;))。一泊5千円前後のビジネスホテルではステータスが満たされないという人が多くいる中国からの観光客を取り込むには、確かにマリオット・インターナショナルの運営する素泊まりに近い状態でもそれなりの宿泊料がかかるホテルの方が人気になるということは十分に考えられることです。

ただ、こうした高級志向のホテルが道の駅の周辺にできるということになると、今まで以上に道の駅の駐車場で仮眠を取るような人は地域に落とすお金が少ないということになるので、地元の人たちからはあまりいい顔をされなくなるかも知れません。

日本国内を車で家族全員が旅をするような場合、できれば家族5人くらいまで一室の料金で使えるようなリーズナブルな宿があった方が少なくとも私はいいですが、私自身が積水ハウスの作るホテルを使うかどうかは、あくまで料金に見合った設備やサービスが行なわれるかどうかを把握してからということになるでしょう。まあ、そんな事を考えている間にも多くの訪日観光客がそのホテルを占拠するほど繁盛し、もし宿泊したとしてもその場所が日本なのか海外なのかわからなくなくなるのなら、改めて宿泊するかどうかを考えてしまうでしょう。ただ、日本好きな海外の人が増えていけば、今まではあまり海外からの観光客が行かなかったような場所に行きたくなるのは道理で、そこまで考えてのホテル建設計画だと捉えることもできます。

そうは言っても最近の京都をはじめとして、京都駅からの市バスにも満足に乗れなくなってしまい、京都駅から三十三間堂で降りたいのに大量に乗っている観光客に遮られて清水寺までバスを降りられないような状況が海外からの観光客によって起こっている中、もはや京都というのはわざわざ観光で訪れようとは思えなくなっている自分がいます。車中泊込みの旅で出掛けるというのはできるだけ日常生活とはかけ離れた体験をしたいと思っている所が私にはあるので、逆にこうした計画が明らかになったことで、自分の目的地がホテルができる近くの道の駅を避けるような形になっていくのかとも思います。道の駅の目的というのは作られた時から変わっていることは確かではありますが、これで逆に、鉄道駅近くの安いビジネスホテルの空きが出るようになれば安いコストで旅をしたいと思っている方にはいいニュースになるかも知れませんね。


静岡空港の無料駐車場はどこまで残るのか

恐らく、静岡県で生活している人以外にはあまりなじみがないと思いますが、静岡県牧之原市にある静岡空港は、国内線・国際線もある地方空港の一つです。東京にも名古屋にも近く、新幹線や高速バスで行きやすい地理条件の中で、静岡に空港が本当に必要なのか? ということで、地権者との話し合いはこじれ、最終的には土地の強制収容が行なわれた後に開港となりました。

私自身は空港を利用したのは一回のみで、かつてクレジットカードを利用することでマイルが貯められたカードを持っていた時に、航空会社のキャンペーンを有効に使って家族で沖縄まで往復の航空券をマイルと交換できたので、2泊3日でだいたい今くらいの時期に沖縄に行ってきました。

その時には自宅から車を使って空港まで行ったのですが、およそ二千台分ある駐車場は全て無料なので、行ってから帰って来るまでずっと置きっぱなしでも良く、だいたい自宅から1時間ちょっとで空港前まで横付けできるというイメージなので、確かにこれで国内線が充実したら東京や名古屋に行くよりも便利だなと思ったものです。

その後、静岡空港の利用者は中国便を中心に伸び、何より増えたのが無料駐車場があるということで空港の中のショップへ行ったり離発着する飛行機を見に行くなどの「見学者」の利用でした。最近になってようやく空港にも新しい見学用施設やカードラウンジができたり、飲食店やショップがリニューアルされたりして、それなりにグレードアップされています。

個人的には飛行機に乗らなくても、毎日全国各地との行き来があるのであれば、飛行先の名物を空港内の売店に常に用意してくれれば、それだけでも空港に行く動機になると思うのですが、今後の空港見学者の扱いについて、ちょっと微妙な事になってきました。

全ての駐車場が無料のため、繁忙期に飛行機を利用する人が近くに車を停められないような事もあるということで、昨年から一部の区画を予約制の有料にしたところ、かなりの利用者がいたということです。もとより、静岡空港は経費がかかる施設なので、安定した収入を確保するために今までの無料駐車場の一部を有料化し、一泊二日500円くらいで全体の半分くらいを整備できないかという話が出てきたのが昨年の話なのですが、先日のニュースではそうした有料化に反対する声も多いということで、今年の4月に予定されている一部区画の有料化をどこまでやるかということで運営会社は厳しい決断を迫られるという事なのだそうです。

静岡空港にはかつて新幹線の新駅を作るという構想もあったのですが、そうなると静岡~掛川間にもう一つ駅が増えてしまうため、ほとんどの新幹線利用者にとっては反対されると思います(^^;)。現状では鉄道との直結が難しければ、バス路線しかない陸の孤島というようになってしまうわけで、だからこその駐車場無料という事を大きくアピールして見学者および利用者を伸ばしてきたこともあるので、「駐車場有料」というイメージが先行して、空港を訪れる見学者の減少につながるという声も出ています。

しかし、空港は見学者のためのものではないのですから、少なくとも飛行機を予約した人が停められないような事を避けるための有料化は仕方ないような感じがします。どうせなら、航空券を予約する時に車利用なら駐車場の手配も同時にできてしまうようになってくれれば、安心して出掛けられます。

私自身、静岡から沖縄に自腹を切って行くのは高いので(^^;)、スカイマークの飛行機で安く中部国際空港から沖縄に出掛けたことがあったのですが、その際使ったのが宿泊すれば10日間は駐車料金が掛からない仕組みのあるビジネスホテルの東横インを利用することでした。ただし、ホテルを予約しても確実にホテルの駐車場を利用できるかどうかは当日にやってきて駐車場の「空」のマークを確認するまでわかりませんでした。

スカイマークでは自社便利用者に向けて、中部国際空港の専用駐車場の料金を補助するキャンペーンをやっていましたが、私が出掛けたのは繁忙期ではなかったのでスムーズに東横インの駐車場に入れたので事無きを得ましたが、これが繁忙期の利用だった場合、確実に駐車場が確保できるかわからない場合は、車で出掛ける事自体を諦める必要も出てきます。

個人的な見解ではありますが、さすがに静岡空港にそこまで多くの飛行機利用者があるとは思えないので、半分くらい有料駐車場にしてもいいとは思うのですが、ちょっと空港の近くに来たから寄ってみようとは思わなくなるでしょう。しかし、やはり空港は飛行機に乗る人のための施設なので、その辺を履き違えないようにこの駐車場有料化問題は進んでいって欲しいと思っています。


東名富士川SA上りに「セブン自販機」出現

前回紹介した「さった峠」を通り富士宮浅間大社へ行くまでの間、昼食をとるために東名高速の富士川SA上りに外から入場してレストランで食事をしてきました。今回利用したのは「富士川楽座」の方ではなく、あくまで東名のサービスエリアスペースの方です(近くに大きな観覧車がある方の入口から入る「エクスパーサ富士川」)。

その土産物屋さんのスペースの端の方に、実に興味深いスペースを発見しました。当初は駅の構内にある食材を扱う自販機だと思ったのですが、よく見ると「セブン-イレブン」のマークが付いていました。

このように壁面の一部に置かれた自販機で販売を行ない、特に深夜・早朝の営業時に人を使わない事のメリットを出していそうです。ただ、この自販機はnanacoは使えるものの、他の電子マネーは使えず他の決済は現金のみのようです。

調べたところ、この自販機は写真に写った名前そのまんまの「セブン自販機」といい、セブン-イレブンがオフィス・工場・病院・学校など施設の利用者やその場所で働く人などを主なターゲットにして設置を仕掛ける自販機でいわゆる「無人コンビニ」とは違うもののようです。イメージ的には工場の中で働く人のためだけに食堂の代わりにコンビニで販売されている食品を販売するとか限定的なマーケットでも売り上げが期待できそうな場所用に開発された販売形態のものなのですね。こうしたものを多くの人が自由に使えるのはちょっと嬉しいような気もします。ちなみに、基本的にはこのセブン自販機ではセブンイレブンで売っている食品が入れられており、価格もいわゆる「自販機価格」で10円単位で端数が出ないように設定されているということで、実際の店舗と同じではないようです。

高速のサービスエリアは閉ざされた空間とは違うので、こんな自販機が大きくなっただけのものでもかなり使われるのではないかと思われますが、これで各種電子マネー(QR決済含む)が利用できれば、現金がなくてもとりあえず様々なものが食べられるという点でいいなと思います。しかし現状では富士川SA設置の自販機で使える電子マネーはnanaco一択なので、利用者側も一工夫が必要になるでしょう。おサイフケータイ機能のあるスマホにnanacoアプリを入れ、ある程度現金でチャージをしておくか、クレジットチャージ可能なクレジットカードを持っている場合にはいざという時にチャージできるように登録しておけば、この富士川SA下りのセブン自販機で買い物ができるようになります。

様々なニュースサイトで調べると、今後はこのセブン自販機で交通系ICカードでの利用も考えているということなので、nanacoポイントにそこまで固執しなければ(自販機利用でもポイントが貯まります)nanaco以外の電子マネーでの決済の方が便利かなと個人的には思います。なお、富士川SA上りにはセブン銀行のATMが設置されていますので、ポイント命の方は現地で現金で支払わないでいったんnanacoにセブン銀行のATMからチャージしてポイントを貯めるという方法もありですが、そうなると電子マネーの便利さというのとはちょっと離れてしまうかなと思いますが(^^;)。

先に紹介したように、今後この自販機で他の電子マネーが使えるようになればさらに便利になると思いますので、今後の展開に期待しながら東名高速の東京方面を使う場合には気に掛けておくといいような気がします。昨年末からお正月にかけて、コンビニを含む多くの大手フランチャイズチェーンが営業を休止しましたが、店員のいないセブン自販機がもっと普及すれば、どうしても深夜から早朝にコンビニを利用したいような場合に慌てずに済みます。個人的な希望としては、将来の無人コンビニの展開も考えつつ、いわゆるトイレと自販機しかないような小さなパーキングエリアでの設置を考えていただきたいと思いますね。


2020年のお正月らしいお出掛け

お正月休みの前半から中盤に掛けて全く外に出ない生活を続けてしまったので、せめて最後くらいはということで昨日車で出掛けてきました。これは、地元ならではの事なのですが、朝起きて雲ひとつない快晴だったということもあり、これはここで紹介する写真が撮れそうだと向かったのは、やはり何と言ってもお正月とセットでおめでたいと言われている「富士山」でした。

世界遺産となった三保の松原からの富士山もいいのですが、今回はあえて苦行の道を選び、国道一号線を清水方面に向かい、静岡市の由比地区から東海道の「さった峠」(機種依存文字のためひらがなでの表記をお許し下さい)を目指すことにしました。

元々東海道の興津宿~由比宿間は今の国道一号線や東名高速道路のように簡単に通行できたわけでなく、昔からの道はかなり険しい崖の上の街道でした。そこにあるのがさった峠で、その頂上からは天気が良ければ現代でも江戸時代の浮世絵とそれほど変わらない眺望を見ることができます。

基本的には歩いてやってくる人が多く、私は車で近くまで行ったのですが、峠までいたる道というのは相当細くてほとんどの道で車とのすれ違いができないようになっています。私自身、これほどの道だったのかと峠に車を進めて少し後悔したのですが、この部分だけは過去に走り抜いた四国八十八箇所巡礼の時に通った数々の「遍路ころがし」の車道に匹敵する状況になっていると言えばおわかりでしょうか。お正月休みの最終日とあってか車でやってくる人も少なくなく、細く狭い道で延々と後退しながらすれ違いができる場所まで戻らなければならない時もあり、あまり大型の車で出掛けることはおすすめできません。

峠の手前には7~8台が置ける駐車場があるのですが、何とか着いたと思っても駐車場の空きがなく、先に停めた車が観光を終わって出てくるまでしばらく待たねばなりませんでした。ただこれは正月休みだからこれだけ人が集まったと思うので、普段から車で混雑しているわけではないと思いますが、正月休みで、更に天候は最高というところで車で行こうという人が多かったのだろうと思います。

駐車場にはトイレもあり、そこから少し旧東海道を歩いてさった峠の頂上にあるお天気カメラが設置された展望台があるので、そこに登ります。そこで撮った写真が以下のものになります。

実に雄大な景色です。これは午前中に撮ったものですが、午後からは富士山の上に雲が出てきてしまったので、やはり午前中に行った方がいいと思います。様々な道路が通っていますが、一番山側が東海道本線の鉄道で、国道一号線バイパスと東名高速道路が並走しています。まだ新東名がなかった頃にはこの地点で何か大きな災害があれば、東西を交流する電車も車も止まってしまっていました。その理由がこの写真を見るだけでわかってしまうところにこの場所の特徴があるのですね(^^;)。

この日はその後、富士山の麓にある富士宮浅間大社まで足をのばし、初詣をしてきました。年の初めから注文したパソコンが初期不良を起こすという運のなさをどうにかして払拭できればと思うのですが、さてどうなるでしょうか(^^)。


企業努力によって支えられている私達の生活を思う

昨年末から年明けにかけて、地元の友人達と集まって過ごしていました。主に県外からやってくる友人の都合により、誰かの家に集まって飲むということが難しく、静岡駅で集合して行きあたりばったりで飲むことになったのですが、大晦日はとにかく多くのお店が閉店してしまっていたので大変でした。

これが年末年始でなくGWやお盆だったらここまでお店が休みということはないのですが、やはり日本のお正月というのは皆でそろって休みたいという大いなる意志が働いているような感じを受けました。

とにかく、いわゆる「街呑み」をするのに使っていたお店がことごとく休業しているというのはお店の選択を限られたものにし、どうしても開いているお店の中で選ぶということになってきます。そんな中で利用した一件のお店は、日本酒の飲み放題プランをやっているお店だったのですが、入店してメニューを詳しく見ると、飲み放題専用のお酒を絞って提供しているようで、本当においしい日本酒は飲み放題の銘柄の中にはありませんでした。さらに、単体で注文したおいしい日本酒についても、メニューに有る価格から考えると明らかに小さ目のグラスで用意されていて、ぼったくりとまでは言わないまでもお店がお酒の提供をケチっているような感じでした。

そうなると、日本酒よりはハイボールの方がいいかもと思ってハイボールを注文してみたのですが、このハイボールについても氷が多い上に全体的な量が少なく(^^;)、これはさすがに何杯もおかわりしようとは思いませんでした。こういうお店の場合、氷や水で水増しのできないビールを頼むのがセオリーであることにようやく気付いたものの、こういうことを勉強できたという点では有益ではあったものの、定番の場所が使えない場合には無理に冒険しない方がいいのではないかとも思えました。こうした防衛策は、旅をしていてほとんどお店がないような場合の対処法としても使えるような気もします(^^;)。

そうしてフラストレーションが溜まった中で、次のお店は全国にチェーン店を持つ「串カツ田中」に行ったのですが、このお店ではハイボールとレモンサワーなど酎ハイ各種を頼む場合、レギュラーサイズを普通に注文する以外に面白いプランがあります。丼鉢の中にサイコロを2つ投げ、ゾロ目なら一杯無料、偶数なら定額の半額になるものの、もし奇数を出してしまった場合には倍盛りの大ジョッキの提供(料金も倍)になるという「チンチロリンチャレンジ」です。

うまくゾロ目が出れば飲み物代が0円になりますし、奇数偶数のうちで果たしてどの目が出るのが運が良いのかわかりませんが、サイコロで奇数が出て提供される大ジョッキになみなみと注がれたハイボールは、前のお店ですぐに無くなってしまったハイボールの量を考えると、お代りを省略してじっくり飲めるだけの量があるので、お店に入って最初に頼む飲み物としては十分です。改めて全国チェーンのお店の有難さというものを実感した次第です(^^;)。

幸い、静岡市内の串カツ田中は9時過ぎまで営業してくれていたので、そこでとことん飲んでから散会となったのですが、この後でちょっと口直しにコーヒーを飲もうとしてもコンビニの店頭で持ち帰りのコーヒーを買うぐらいになってしまっていました。いつもは24時間営業の牛丼店やファミリーレストランも早いうちに営業を終えてしまっていたので、少し酔いを醒まして帰るということもできませんでした。年末年始にはそもそも外に飲みに行くこと自体が昨年から今年にかけてはおすすめできなかったということになるのですが、いつも使っているお店の利便性と経済性が使えなくなると、その代替に選ばざるを得ないお店で同じように食べたり飲んだりすると満足もできない上に割高になってしまうので、正直社会の流れには素直に従った方がいいという事が改めて出てきてしまいます。

ちなみに、静岡駅周辺では駅から歩いて行ける範囲で唯一営業していたのが全国チェーンのラーメン店として有名な「一蘭」でしたが、夜半から深夜にかけてずっと行列が出来ていて、とてもじゃありませんが気軽に夜食を食べるという風には行かずに、結局外で食べるのを諦めて帰ってきてしまいました(^^;)。

来年以降がどうなるかはわかりませんが、昨年から今年にかけての静岡駅周辺のように、普段なら開いているお店がのきなみ休業し、24時間営業の飲食店の数が限られてしまった場合、その店に多くの人が押し寄せるようになってしまうと、常に行列がある中で順番を待つのが当り前になってしまうようことが考えられます。そうした状況でお店を探してウロウロするよりも、早めにネットカフエにしけこんで、お店提供の食事をいただくか、コンビニで買ってきた食材を食べるというような形にした方が良かったかも知れません。


夜行列車の利用が飛行機より難しい現実

今頃になって、月末の忘年会の日程が決まったのですが、横浜で平日の夕方からという静岡在住の自分にとってはかなりしんどい日程になってしまいました(^^;)。翌日が休みなら先日紹介したようにどこかに宿を取るか個室のネットカフェで夜を明かし、翌日の始発で帰ってもいいのですが、今回は自分の希望は後回しにして日程を決めてもらったので、決まった事になかなか文句も言えません。

そんな中で、ある程度の時間を現地滞在して帰るためには、様々な交通機関の利用を考えたのですが、かつては青春18きっぷを2日分使えば往復で、多少はしんどいものの東京からなら大垣まで毎日利用できる夜行列車の通称「大垣夜行」が使えました。電車はバスとは違って一度に多くの人を運ぶことができ、学生のお休みの期間は通路やデッキにまで人があふれる大変な混みようになることもあったのですが、何とか時間までに駅に行き、すし詰め状態でも列車に乗ってしまいさえすれば、静岡には午前2時前後には着くので何とか翌日の朝から動くことができるようになっていたのでした。

そのうち、こうした大混雑が問題視されたのか、自由席基本でグリーン車が連結されただけの大垣夜行がなくなり、その代わり全席指定の「ムーンライトながら」に列車が変わりました。当初は毎日運行していたので、18きっぷのシーズンでなければ指定席の入手は難しくなかったのですが、毎日運行でない18きっぷシーズンのみの臨時列車になってから状況は変わりました。ネットオークションで指定券が定価より高額で売れることが現実の事になるにつけ、以前は予定していた列車利用が中止になった場合には緑の窓口に指定券を返していたのが、そのままぎりぎりまでネットで売買されるようなことになってしまい、現在までそうした状況は続いています。ネットで席が全部さばければそれはそれで必要とする人の所に渡るので全てが悪いことだとは思えませんが、もしネットでも売れずにみどりの窓口にも返さなかった場合には、多くの列車に乗りたい人がいるのに座席は空で空気を運ぶことになってしまいます。

こんな状態なので、当然忘年会当日のムーンライトながらの指定席は、JRの「サイバーステーション」という空席照会のサイトで調べたところ(指定券の購入はできません)、全て売り切れていました。もちろん、急な予定があった場合はムーンライトながらの利用というのは使えない方法だということはわかっていたので、早々に新しいプランを想定する必要がありました。

そんな時、普通の人が考えるのは新横浜からの最終の静岡行きの新幹線に乗って帰るというものでしょう。改めて時刻表を調べたら、こだまの最終が午後10時30分新横浜発になっていました。これはこれで忘年会の方でもゆっくりと話もできそうですし、静岡着も23時22分と在来線の終電よりも早く着くので何とか翌日に影響を残さない事もできるでしょう。

このスケジュールは検索アプリで調べたのですが、他にも数パターンの内容が出てきて、一つは「ムーンライトながら」を横浜から静岡まで利用するプランだったので論外でしたが、もう一つのプランがなかなか面白く、今回は新幹線を使わずにもう一つのプランで帰ることに決めました。

そのプランとは、夜行バスを利用するプランで、関東から静岡までの夜行バスはそのほとんどが東京駅八重洲口かバスタ新宿発のものであり、神奈川県から乗るには東名江田バス停まで自力で行かなければならない東名ハイウェイバスが多いですが、唯一の例外が、横浜駅東口のYCATからバスに乗れる、今回予約を取った「ドリーム静岡浜松1号」でした。

忘年会の日の「ドリーム静岡浜松1号」については、「高速バスネット」というサイトで空席照会だけでなくクレジットカードを利用しての乗車券購入まで一気にできます。私がサイトを見た時にはたまたま残り座席2で、しかも東京発で多くの人が乗っている中で乗り込むには迷惑を掛けることが少ない通路側の席は1席だけだったので、これは買うしかないと速攻でネット購入してしまいました。ちなみに、静岡駅着は午前4時半ととんでもないですが(^^;)、何とか翌日の朝には帰宅できるので、その後の事はあまり考えないことにします。

このように、全ての手配が自宅にあるパソコンやスマホ上から完了する乗り物というのは急に予定が入っても交通手段をどこへも行かないで確保することができますので本当に有り難いです。最初に紹介した「ムーンライトながら」は新幹線のようにネットから予約ができませんし、その点だけでも鉄道より高速バスを選ぶ理由になってしまいます。

最近は、スマホアプリでもLCCを含めた最安の飛行機のチケットをネットから購入することが可能になるので、指定席の入手に手間取る夜行列車よりも、飛行機か高速バスを選んだ方が実際のところ楽になっている現実があります。電車の自由席なら予約不要なので手軽ではありますが、現代の夜行列車の敷居の高さというものをしみじみと感じているところです。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その6 まとめと車旅での利用について

ここまで、かなり長くグローバルキャビン横浜中華街について紹介してきましたが、今回朝食はサービスされたとは言え、共同宿舎タイプの宿とは言えある程度プライバシーが保たれた部屋でちょっとしたパソコンによる作業も行なえる部屋に泊まり、簡易的なシャワーではなくちゃんと手足を伸ばしてリラックスできるお風呂も2回利用して一泊3,600円は妥当な値段だと思います。

もちろん、外からだけでなく内鍵もかからず、テレビもイヤホンを使って見なければならないなど隣の利用者に気がねしたり、逆に隣がうるさくて寝られなくなる可能性はあるものの、男女別になっていることで女性にも安心でもありますし、半個室のような形でも大丈夫なら一度試してみても面白いのではないかと思います。

恐らくこの価格で提供されるビジネスホテルがあったとしても、設備が古かったりして、あまり気持ち良く泊まれないくらいのグレードになってしまうと思うので、他の宿泊もできる施設との比較を考える場合には、最初にも書きましたがビジネスホテルとの比較ではなく、ネットカフェの仮眠利用とどちらがいいのかという風になってくるだろうと思います。

ネットカフェは厳密に言うと宿泊施設ではないので、鍵のかかる個室が利用でき、すでに部屋にはテレビだけでなく自由にインターネットの利用が可能なパソコンも設置されています。ホテルの場合は公衆Wi-Fiは用意されているものの、個別スペースでのインターネットを行なうためには自分のスマホなりパソコンが必要になる点も違います。

さらに、ネットカフェは漫画喫茶から進化してきたものであるため、様々な設備が整っています。漫画の冊数も多いですし、所によってはカラオケができたりダーツやビリヤードの設備もあります。飲物の種類についても結構多くて、飲み物のバリエーションも多く料金内で利用できるようになっています。また、最近のネットカフェではソフトクリームが食べ放題だったり朝食もサービスされているなど、ドリンクサービスだけではないサービスを提供するところも多くなってきているようです。

ただし、先日私の仮眠したネットカフェの個室というのはベッドのように使えるスペースが有るのみなので、椅子に座ってパソコンを使いたい場合は、個室では椅子付きのスペースが用意されていない場合もあります。椅子のある場所を使った場合、今度は手足を伸ばして寝られません。椅子で寝られる方はいいとは思いますが、やはり体は休まらず、エコノミークラス症候群になる危険もあります。どちらにしても利用状況に応じてどのタイプの部屋を使うかということを考える必要は出てくるでしょう。

そして、キャビンにしろネットカフェにしろ、どのくらいの時間滞在するかによって選ぶということもあると思います。終電を逃して始発に乗るためだったらキャビンに泊まらずネットカフェの方が総じて安く済みます。今回の私の場合、前日に横浜中華街でお土産を買う時間がなかったのでチェックアウト(全員共通)の午前10時のギリギリにチェックアウトし、まだ中華街のレストランは開いていないものの、午前10時という時間は、華正樓の肉まんの売店や重慶飯店の番餅といったお土産の定番を購入するにはちょうどいい時間だったので、ホテルを出てからそれらの売店を回って必要な分だけお土産を購入してから中華街を後にすることができました。ネットカフェの場合、料金との関係でどうしても時間に急かされてしまうようなところがあるので(カプセルホテルと同じくらいまで滞在するとかえって料金高になる可能性もあり)、こういった点を許容できるかというのが、どちらを利用するかという事について考えるなら大切ではないかと思います。

また、車で泊まる場合は、このグローバルキャビン横浜中華街には、事前予約制の有料の駐車場(1,800円)が用意されています。繁華街ではなかなか駐車場を探すのも大変だと思いますが、車で行って中華街を楽しみたい場合は駐車場とセットで複数人での利用というのも面白いのではないでしょうか。

さすがに同じ条件で駐車場付きのネットカフェというのは聞いたことがありませんが、その場合は周辺の夜間利用が定額になっている駐車場を探してみれば、午前8時頃までは格安で定額な駐車場もあるので、翌朝早く出発できるなら、セパレートで利用するパターンも十分有りでしょう。

ただ、郊外の場合はネットカフェでもホテルでも十分に無料の駐車スペースは用意されていることが多いと思います。車で出掛けて車中泊をするつもりが、そもそも泊まるつもりもなく出てきた中、暑かったり寒かったりしてとても車の中では寝られないという場合、無理をして車中泊して体調を崩してしまうよりは、こうした施設を利用することも頭の片隅に入れておくことをおすすめします。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その5 夜食と朝食の内容

ここまで、グローバルキャビン横浜中華街の施設について紹介してきましたが、その他のサービスとして、ずっとキャビンやカプセルのスペースで過ごしたくないか、友人同士でいろんな話をしたいための、宿泊客なら誰でも使え、飲食も可能な食堂のスペースについて紹介します。

まず、フロントの脇には電子レンジが用意されていて、外から持ち込んだ食材を温めることができます。この宿泊施設自体が中華街のどまん中にあるので、わざわざコンビニで購入した食材を温める人は少ないと思いますが、お土産用に購入した中の中華まんをあたためて夜にいただくために使うこともあるかと思いますので、宿泊者にはありがたい設備です。

実際に飲食をする場というのはカウンターとテーブルがあり、奥には宿泊者なら誰でも利用できるコーヒー(ホット・アイス)、お茶(冷・熱)、水が出るマシンが揃っています。

その他直接入れて飲むものとして、オレンジとハーブの入ったデトックスウォーターが常備されていて、自由に飲むことができるようになっています。キャビンなど客室内ではたとえ隣同士にキャビンを取った友人でも会話はセーブするような雰囲気になっているので、話をする時にはフロントのある一階に降りてきて、大きなテレビを見つつ、お茶でも飲みながら語らうようになっています。また、このスペースは時間によってホテル側からの様々な食事のサービスがあります。

基本的にドーミーインのチェーンホテルでは、夜食用に夜鳴きそばが提供されるのが普通なのですが、このホテルは宿泊料も安く、専門にお蕎麦を用意するだけの設備もないと思われるので、その代わりとして夜の21時半から23時まで限定でフロア内にドーミーインのパッケージになったカップ麺「ご麺なさい」が用意されています。割り箸とお湯も同時に用意されているので、寝る前に小腹が空いた場合は一階まで降りてくれば宿泊料金の範囲内でこのカップ麺をいただくことができます。

実際のところ、よくある醤油味の安いカップ麺以上のものではないのですが、それでもばたばたしてチェックインを済ませ、時間や天候の関係で外に出て食べたり何か買ってくることも難しいような場合にも重宝するサービスではないかと思います。一つ注意点としては、飲み残したラーメンスープについては、それを捨てるところが専用で用意されているので、他のところに流さないようにする心配りが必要で、他のゴミについてもきちんと分別して捨て、後から来る人の事を考えるようにしたいものです。

そして、朝食は午前7時からとなっていて(最終入店8時半で終了時刻は8時45分)、メニューはほぼ決まっています。東横インのようにおにぎりではなく、中華街らしい中華粥(鶏野菜粥)に、朝食ということではちょっとめずらしいかも知れない、みんな大好きなトマトカレーが朝から用意されています(^^)。和食派の人味噌汁はありませんがコーンスープとコーンコールスローサラダ(サラダはポテトサラダとの日替り)があり、あとはパンが各種揃っていてヨーグルトもあります。

とりあえず、こんなものが出されるということでパン以外のものを全種類取ってみました(^^)。当日は早朝からお風呂に入ったりして動いていたので、十分目の覚めた状態で食事を取れたので、当日のお昼過ぎでも大丈夫なくらい朝食をいただいてしまいました。

また、朝食にはチェックインの時にはなかった雪人参スムージーとオレンジジュース・牛乳が用意されていました。アレンジになりますがホットコーヒーに牛乳を入れてカフェオレにもできますね。この朝食は基本的には有料(800円)ですが、私の場合は公式サイトから予約をする際、「朝食サービス」の宿泊プランで予約したので、追加料金はかかりませんでした。多くの宿を紹介するサイト経由では公式サイトより安い価格が出ている場合もあるかも知れませんが、朝食は別料金になっているケースもありますので、このくらいのボリュームの朝食に出せる金額はどのくらいかを考えながら、格安のさらに格安で利用するのか、それとも食事サービス付きのもので予約するのかを考える必要があると思います。

ちなみに、朝食をセットしているかしないかについては、食堂に入る前にフロントのスタッフに部屋番号を確認してもらう仕組みになっているので、もし事前に朝食を予約していない場合はそこで朝食を別料金でお願いするという流れになってくるのではないかと思います。さすがに一週間も連泊すると同じものの朝食に辟易するかも知れませんが、「中華粥」「カレー」「パン」という3種類の中から選択していただくようにすれば2~3日の連泊だったら十分おいしく飽きずにいただけるのではないかと思います。個人的には前の日に飲みすぎないようにして、おいしく朝食をいただけるようなスケジュールを組んで行くのがいいのではないかと思います。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その4 2つある個人用のお風呂

グローバルキャビン横浜中華街を運営するドーミーインチェーンというのは普通のホテル事業も行なっていて、そこで評判が高いのが自分の部屋のユニットバス以外にも大浴場が完備されているということがあります。

人によってはシャワーだけでも問題ないと思う方もいるかと思いますが、私の場合はできればゆっくり手足を伸ばして湯船に浸かりたいですし、そうした設備があることも宿を決める動機になり得ます。今回の宿泊場所を決めるにあたっても、大浴場ではないものの、宿泊客なら誰でも利用できる貸切風呂が2つ(ファミリーキャビン利用者にはさらにもう一つあります)用意されていることが大きかったと言えるでしょう。

当日はチェックイン開始時間の17時くらいにまずは大きな荷物を預けるために入館したものの、すぐに外出して仲間内で軽く打ち上げの夕食をとり、戻ってきたのが午後8時過ぎでした。そのくらいの時間だとお風呂は利用されているだろうと思って地下にあるお風呂に行ってみました。

貸切風呂を利用する場合、フロントでの受付などは必要ありません。リストバンドキーでエレベーターに乗って移動するためにはチェックインした宿泊客である必要がありますし、エレベーターを出たところにあるパネルで、現在お風呂が利用中なのか空いているかが簡単にわかるようになっています。

個人利用客用のお風呂は「りらく」と「ゆらぎ」で、中に入り内鍵を掛けると「利用中」の電気が点灯するようになっています。上の写真では両方の浴槽が利用中になっていますが、私が行った時には2つの中ではより広い浴槽になっている「ゆらぎ」が空いていましたので、そのまま入ってみました。

中に入ると脱衣所があり、写真のようにドライヤーも付いた洗面所も完備しています。またこの反対側にはサーキュレーターと体重計があります。マナーとしてはこのフロアを濡らさないように洗い場できちんと体を拭くことが大切です。タオルについては、キャビンの中にバスタオル1枚と小タオル2枚が用意されていますので、そのまま持って行き、汚れた分についてはそのままこの場所に置く場所も分けられています。もし余分なタオルが必要なら、その時にはフロントで出してもらうことになります。

この「ゆらぎ」ですが、個人的に驚いたのが洗い場が畳敷きだということでした。そういった設備のあるホテルは知っていますが、畳の感触が直に足に伝わり、とても気持ちが良く、これだけでもこの宿に泊まった価値があるのではないかと思います。洗い場は2つあり、3名くらいまではどちらのお風呂も同時に利用が可能です。私の場合は一人での利用だったのですが、ホテルの方からは一回の入浴に付き30分程度でお願いしますという掲示がありました。

「ゆらぎ」の浴槽ですが、大きくて立派です。一人で利用するので仕方がないとは言え、この浴槽を一人で占領してしまって申しわけないという感じがしました。そこで、急いで体と頭を洗い、早目に出たのですが、その時にはもはやお風呂に入る人が集まってきていて、すぐに入れ替えという形になりました。

ちなみに、そうしてお風呂が空くまでの時間を潰すため、漫画本が同じフロアに用意されています。ちなみに、キャビンへの漫画本の持ち込みも5冊までは可能になっているので、時間つぶしのつもりがつい続きが気になってしまった場合、そのまま持っていくこともできます。

そして翌日、早朝5時から貸切風呂を利用できるということで、5時になったのを確認してからエレベーターで地階に降りたところ、すでに昨日利用した「ゆらぎ」は利用中になってしまっていました。ただ、どうせ入るなら違うタイプのお風呂に入りたかったので「りらく」の方に待ち時間がなく入ることができてラッキーでした。

「りらく」の方は「ゆらぎ」と比べると洗い場も浴槽も小さいですが、2人くらいまでなら十分利用可能な大きさになっています。湯温はきちんと41℃前後に管理されていて、熱くなく温くもなく、朝のぼんやりとした気分を覚ますには十分でした。

ちなみに、この温度管理の仕組みの一つとしてお湯はどんな時に出てくるのか? という事を気にしている方がいるかも知れませんが、入浴時は常にお湯がいっぱい入っています。当然、浴槽に入るとお湯が溢れるのですが、改めて浴槽から上がった時に自分の体積分のお湯が何らかのセンサーで感知するのかその分のお湯が出てくるようになっています。上の写真は浴槽から上がった直後に撮ったものですが、お湯の減少が出た場合にすぐに補充されるようになっています。温泉とは違うものの、人が入った都度にお湯が足されるということは、表面に汚れが浮いたらすぐに流れていくということで、それなりに安心して利用できるのではないでしょうか。大浴場ではないものの、多少の待ち時間があっても他の人と一緒にならない安心感を求めるなら、このような仕組みのお風呂もいいものでしょう。

ただ、多くの人がお風呂に殺到してしまった場合には入浴を諦めてシャワーだけになってしまう可能性もあるので、その点については事前に理解しておきましょう。