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グローバルキャビン横浜中華街ルポ その6 まとめと車旅での利用について

ここまで、かなり長くグローバルキャビン横浜中華街について紹介してきましたが、今回朝食はサービスされたとは言え、共同宿舎タイプの宿とは言えある程度プライバシーが保たれた部屋でちょっとしたパソコンによる作業も行なえる部屋に泊まり、簡易的なシャワーではなくちゃんと手足を伸ばしてリラックスできるお風呂も2回利用して一泊3,600円は妥当な値段だと思います。

もちろん、外からだけでなく内鍵もかからず、テレビもイヤホンを使って見なければならないなど隣の利用者に気がねしたり、逆に隣がうるさくて寝られなくなる可能性はあるものの、男女別になっていることで女性にも安心でもありますし、半個室のような形でも大丈夫なら一度試してみても面白いのではないかと思います。

恐らくこの価格で提供されるビジネスホテルがあったとしても、設備が古かったりして、あまり気持ち良く泊まれないくらいのグレードになってしまうと思うので、他の宿泊もできる施設との比較を考える場合には、最初にも書きましたがビジネスホテルとの比較ではなく、ネットカフェの仮眠利用とどちらがいいのかという風になってくるだろうと思います。

ネットカフェは厳密に言うと宿泊施設ではないので、鍵のかかる個室が利用でき、すでに部屋にはテレビだけでなく自由にインターネットの利用が可能なパソコンも設置されています。ホテルの場合は公衆Wi-Fiは用意されているものの、個別スペースでのインターネットを行なうためには自分のスマホなりパソコンが必要になる点も違います。

さらに、ネットカフェは漫画喫茶から進化してきたものであるため、様々な設備が整っています。漫画の冊数も多いですし、所によってはカラオケができたりダーツやビリヤードの設備もあります。飲物の種類についても結構多くて、飲み物のバリエーションも多く料金内で利用できるようになっています。また、最近のネットカフェではソフトクリームが食べ放題だったり朝食もサービスされているなど、ドリンクサービスだけではないサービスを提供するところも多くなってきているようです。

ただし、先日私の仮眠したネットカフェの個室というのはベッドのように使えるスペースが有るのみなので、椅子に座ってパソコンを使いたい場合は、個室では椅子付きのスペースが用意されていない場合もあります。椅子のある場所を使った場合、今度は手足を伸ばして寝られません。椅子で寝られる方はいいとは思いますが、やはり体は休まらず、エコノミークラス症候群になる危険もあります。どちらにしても利用状況に応じてどのタイプの部屋を使うかということを考える必要は出てくるでしょう。

そして、キャビンにしろネットカフェにしろ、どのくらいの時間滞在するかによって選ぶということもあると思います。終電を逃して始発に乗るためだったらキャビンに泊まらずネットカフェの方が総じて安く済みます。今回の私の場合、前日に横浜中華街でお土産を買う時間がなかったのでチェックアウト(全員共通)の午前10時のギリギリにチェックアウトし、まだ中華街のレストランは開いていないものの、午前10時という時間は、華正樓の肉まんの売店や重慶飯店の番餅といったお土産の定番を購入するにはちょうどいい時間だったので、ホテルを出てからそれらの売店を回って必要な分だけお土産を購入してから中華街を後にすることができました。ネットカフェの場合、料金との関係でどうしても時間に急かされてしまうようなところがあるので(カプセルホテルと同じくらいまで滞在するとかえって料金高になる可能性もあり)、こういった点を許容できるかというのが、どちらを利用するかという事について考えるなら大切ではないかと思います。

また、車で泊まる場合は、このグローバルキャビン横浜中華街には、事前予約制の有料の駐車場(1,800円)が用意されています。繁華街ではなかなか駐車場を探すのも大変だと思いますが、車で行って中華街を楽しみたい場合は駐車場とセットで複数人での利用というのも面白いのではないでしょうか。

さすがに同じ条件で駐車場付きのネットカフェというのは聞いたことがありませんが、その場合は周辺の夜間利用が定額になっている駐車場を探してみれば、午前8時頃までは格安で定額な駐車場もあるので、翌朝早く出発できるなら、セパレートで利用するパターンも十分有りでしょう。

ただ、郊外の場合はネットカフェでもホテルでも十分に無料の駐車スペースは用意されていることが多いと思います。車で出掛けて車中泊をするつもりが、そもそも泊まるつもりもなく出てきた中、暑かったり寒かったりしてとても車の中では寝られないという場合、無理をして車中泊して体調を崩してしまうよりは、こうした施設を利用することも頭の片隅に入れておくことをおすすめします。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その5 夜食と朝食の内容

ここまで、グローバルキャビン横浜中華街の施設について紹介してきましたが、その他のサービスとして、ずっとキャビンやカプセルのスペースで過ごしたくないか、友人同士でいろんな話をしたいための、宿泊客なら誰でも使え、飲食も可能な食堂のスペースについて紹介します。

まず、フロントの脇には電子レンジが用意されていて、外から持ち込んだ食材を温めることができます。この宿泊施設自体が中華街のどまん中にあるので、わざわざコンビニで購入した食材を温める人は少ないと思いますが、お土産用に購入した中の中華まんをあたためて夜にいただくために使うこともあるかと思いますので、宿泊者にはありがたい設備です。

実際に飲食をする場というのはカウンターとテーブルがあり、奥には宿泊者なら誰でも利用できるコーヒー(ホット・アイス)、お茶(冷・熱)、水が出るマシンが揃っています。

その他直接入れて飲むものとして、オレンジとハーブの入ったデトックスウォーターが常備されていて、自由に飲むことができるようになっています。キャビンなど客室内ではたとえ隣同士にキャビンを取った友人でも会話はセーブするような雰囲気になっているので、話をする時にはフロントのある一階に降りてきて、大きなテレビを見つつ、お茶でも飲みながら語らうようになっています。また、このスペースは時間によってホテル側からの様々な食事のサービスがあります。

基本的にドーミーインのチェーンホテルでは、夜食用に夜鳴きそばが提供されるのが普通なのですが、このホテルは宿泊料も安く、専門にお蕎麦を用意するだけの設備もないと思われるので、その代わりとして夜の21時半から23時まで限定でフロア内にドーミーインのパッケージになったカップ麺「ご麺なさい」が用意されています。割り箸とお湯も同時に用意されているので、寝る前に小腹が空いた場合は一階まで降りてくれば宿泊料金の範囲内でこのカップ麺をいただくことができます。

実際のところ、よくある醤油味の安いカップ麺以上のものではないのですが、それでもばたばたしてチェックインを済ませ、時間や天候の関係で外に出て食べたり何か買ってくることも難しいような場合にも重宝するサービスではないかと思います。一つ注意点としては、飲み残したラーメンスープについては、それを捨てるところが専用で用意されているので、他のところに流さないようにする心配りが必要で、他のゴミについてもきちんと分別して捨て、後から来る人の事を考えるようにしたいものです。

そして、朝食は午前7時からとなっていて(最終入店8時半で終了時刻は8時45分)、メニューはほぼ決まっています。東横インのようにおにぎりではなく、中華街らしい中華粥(鶏野菜粥)に、朝食ということではちょっとめずらしいかも知れない、みんな大好きなトマトカレーが朝から用意されています(^^)。和食派の人味噌汁はありませんがコーンスープとコーンコールスローサラダ(サラダはポテトサラダとの日替り)があり、あとはパンが各種揃っていてヨーグルトもあります。

とりあえず、こんなものが出されるということでパン以外のものを全種類取ってみました(^^)。当日は早朝からお風呂に入ったりして動いていたので、十分目の覚めた状態で食事を取れたので、当日のお昼過ぎでも大丈夫なくらい朝食をいただいてしまいました。

また、朝食にはチェックインの時にはなかった雪人参スムージーとオレンジジュース・牛乳が用意されていました。アレンジになりますがホットコーヒーに牛乳を入れてカフェオレにもできますね。この朝食は基本的には有料(800円)ですが、私の場合は公式サイトから予約をする際、「朝食サービス」の宿泊プランで予約したので、追加料金はかかりませんでした。多くの宿を紹介するサイト経由では公式サイトより安い価格が出ている場合もあるかも知れませんが、朝食は別料金になっているケースもありますので、このくらいのボリュームの朝食に出せる金額はどのくらいかを考えながら、格安のさらに格安で利用するのか、それとも食事サービス付きのもので予約するのかを考える必要があると思います。

ちなみに、朝食をセットしているかしないかについては、食堂に入る前にフロントのスタッフに部屋番号を確認してもらう仕組みになっているので、もし事前に朝食を予約していない場合はそこで朝食を別料金でお願いするという流れになってくるのではないかと思います。さすがに一週間も連泊すると同じものの朝食に辟易するかも知れませんが、「中華粥」「カレー」「パン」という3種類の中から選択していただくようにすれば2~3日の連泊だったら十分おいしく飽きずにいただけるのではないかと思います。個人的には前の日に飲みすぎないようにして、おいしく朝食をいただけるようなスケジュールを組んで行くのがいいのではないかと思います。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その4 2つある個人用のお風呂

グローバルキャビン横浜中華街を運営するドーミーインチェーンというのは普通のホテル事業も行なっていて、そこで評判が高いのが自分の部屋のユニットバス以外にも大浴場が完備されているということがあります。

人によってはシャワーだけでも問題ないと思う方もいるかと思いますが、私の場合はできればゆっくり手足を伸ばして湯船に浸かりたいですし、そうした設備があることも宿を決める動機になり得ます。今回の宿泊場所を決めるにあたっても、大浴場ではないものの、宿泊客なら誰でも利用できる貸切風呂が2つ(ファミリーキャビン利用者にはさらにもう一つあります)用意されていることが大きかったと言えるでしょう。

当日はチェックイン開始時間の17時くらいにまずは大きな荷物を預けるために入館したものの、すぐに外出して仲間内で軽く打ち上げの夕食をとり、戻ってきたのが午後8時過ぎでした。そのくらいの時間だとお風呂は利用されているだろうと思って地下にあるお風呂に行ってみました。

貸切風呂を利用する場合、フロントでの受付などは必要ありません。リストバンドキーでエレベーターに乗って移動するためにはチェックインした宿泊客である必要がありますし、エレベーターを出たところにあるパネルで、現在お風呂が利用中なのか空いているかが簡単にわかるようになっています。

個人利用客用のお風呂は「りらく」と「ゆらぎ」で、中に入り内鍵を掛けると「利用中」の電気が点灯するようになっています。上の写真では両方の浴槽が利用中になっていますが、私が行った時には2つの中ではより広い浴槽になっている「ゆらぎ」が空いていましたので、そのまま入ってみました。

中に入ると脱衣所があり、写真のようにドライヤーも付いた洗面所も完備しています。またこの反対側にはサーキュレーターと体重計があります。マナーとしてはこのフロアを濡らさないように洗い場できちんと体を拭くことが大切です。タオルについては、キャビンの中にバスタオル1枚と小タオル2枚が用意されていますので、そのまま持って行き、汚れた分についてはそのままこの場所に置く場所も分けられています。もし余分なタオルが必要なら、その時にはフロントで出してもらうことになります。

この「ゆらぎ」ですが、個人的に驚いたのが洗い場が畳敷きだということでした。そういった設備のあるホテルは知っていますが、畳の感触が直に足に伝わり、とても気持ちが良く、これだけでもこの宿に泊まった価値があるのではないかと思います。洗い場は2つあり、3名くらいまではどちらのお風呂も同時に利用が可能です。私の場合は一人での利用だったのですが、ホテルの方からは一回の入浴に付き30分程度でお願いしますという掲示がありました。

「ゆらぎ」の浴槽ですが、大きくて立派です。一人で利用するので仕方がないとは言え、この浴槽を一人で占領してしまって申しわけないという感じがしました。そこで、急いで体と頭を洗い、早目に出たのですが、その時にはもはやお風呂に入る人が集まってきていて、すぐに入れ替えという形になりました。

ちなみに、そうしてお風呂が空くまでの時間を潰すため、漫画本が同じフロアに用意されています。ちなみに、キャビンへの漫画本の持ち込みも5冊までは可能になっているので、時間つぶしのつもりがつい続きが気になってしまった場合、そのまま持っていくこともできます。

そして翌日、早朝5時から貸切風呂を利用できるということで、5時になったのを確認してからエレベーターで地階に降りたところ、すでに昨日利用した「ゆらぎ」は利用中になってしまっていました。ただ、どうせ入るなら違うタイプのお風呂に入りたかったので「りらく」の方に待ち時間がなく入ることができてラッキーでした。

「りらく」の方は「ゆらぎ」と比べると洗い場も浴槽も小さいですが、2人くらいまでなら十分利用可能な大きさになっています。湯温はきちんと41℃前後に管理されていて、熱くなく温くもなく、朝のぼんやりとした気分を覚ますには十分でした。

ちなみに、この温度管理の仕組みの一つとしてお湯はどんな時に出てくるのか? という事を気にしている方がいるかも知れませんが、入浴時は常にお湯がいっぱい入っています。当然、浴槽に入るとお湯が溢れるのですが、改めて浴槽から上がった時に自分の体積分のお湯が何らかのセンサーで感知するのかその分のお湯が出てくるようになっています。上の写真は浴槽から上がった直後に撮ったものですが、お湯の減少が出た場合にすぐに補充されるようになっています。温泉とは違うものの、人が入った都度にお湯が足されるということは、表面に汚れが浮いたらすぐに流れていくということで、それなりに安心して利用できるのではないでしょうか。大浴場ではないものの、多少の待ち時間があっても他の人と一緒にならない安心感を求めるなら、このような仕組みのお風呂もいいものでしょう。

ただ、多くの人がお風呂に殺到してしまった場合には入浴を諦めてシャワーだけになってしまう可能性もあるので、その点については事前に理解しておきましょう。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その3 フロア内の共同設備について

グローバルキャビン横浜中華街の私が泊まったフロアは、リストバンドがないとキャビンのある部屋には入れませんが、その他のスペースはリストバンドをかざさなくても利用ができます。

まず、キャビンを出たエレベーター前にあるのが部屋に冷たい飲み物やアイスを持ち込むような場合に便利な設備です。小型冷蔵庫には保冷剤が入っています。この保冷剤は持ち出し自由です。

ただ保冷剤だけでは冷たさを保つことはできませんので、よく買い物の際に使われる保冷バッグもセットで用意されていますので、外に出て買ってきたものや、館内の自動販売機で購入したものを入れて部屋に持ち込んで飲むことができます。また、カップに自動的に氷を出る製氷機も食堂以外にもフロアに用意されていますので、氷を入れたカップに飲み物を入れて飲みたい場合には利用できます。

さらに冷蔵庫の右隣に置いてあるのが、キャビンで寝る際に人によっては役に立つものです。というのも、キャビンは上下に隣接しているので、人によってはちょっとした上下にいる顔がわからない宿泊客の出す音が気になったり、夜中にいびきがひどくて寝られないなんて状況も置こるかも知れません。そのために使い切りの耳栓があります。とりあえず先に一つ取っておき、使わなければ返してもいいでしょう。もう一つ置いてあったのが、逆に自分のいびきで人に迷惑を掛けるかも知れないという人用の鼻孔を広げるノーズプレス(テープ)でした。これも必要に応じて使うようにすればいいでしょう。

冷蔵庫のすぐそばには選択ができるランドリーがあります。洗濯機と乾燥機で、コインランドリーの形式になっています。連泊の場合だけでなく、汗をかいてしまった下着などをちょっとした時間で洗って乾かすことができますので、これも必要に応じて利用するのもいいでしょう。

その隣りにあったのは、電話をするための部屋です。これも宿泊場所が個室ではなく音がつつぬけのキャビンであるために用意されたスペースだと思います。ちなみに喫煙室は同じフロアにはなく、キャビンも禁煙です。タバコが吸いたい場合には地下に喫煙室がありますのでそちらを利用しましょう。

あと、トイレは洋式タイプの個室が複数用意されていますが写真は撮りませんでした(^^;)。トイレの手前が洗面施設及びシャワー室になっています。シャワー室は狭いですが必要十分な設備でしょう。洗面施設の方にドライヤーやブラシ、シェービングフォームなどが揃い、歯ブラシもここに用意されています。紙コップがあるので口をゆすぐこともできます。後で紹介する個室のお風呂が満員で利用できない時にはシャワーの利用をする場合もあるかと思いますが、私は幸い行った時にお風呂が空いていたので2つある浴槽を夜と朝に2ヶ所利用することができました。その様子についてはまた改めて紹介します。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その2 キャビン内部の設備と注意点

今回利用した「キャビン」とは、カプセルホテルほど密集はしていないものの、例えば寝台列車の個室のように上下で分かれたベッドのある個室的なスペースというような感じでした。

入口から撮った写真がこのようになっています。私は念のためというか寝相が悪くてベッドのスペースから落ちても怪我をしないように下段の部屋を取りましたので、左下の部分がベッドになっていて向こう側に枕が置いてあります。正面右の部分が机と椅子でパソコンを置いて作業するスペースには十分です。右の壁にはよくある上着のみではなくスウェットの上下のような館内に出歩きOKな館内着があり、ハンガーもあるのでその格好で出歩くのに支障がなければ(同フロアのトイレやシャワールームの使用なら同性同士しかいませんので比較的大丈夫かも)同時に用意されたスリッパを履いて部屋から出ても大丈夫です。

ベッドの中を改めて紹介すると足先の方には掛け布団とテレビがあります。また、テレビの上に見える取っ手はベッドの中が外から見られないようにするためのスクリーンになっています。ただテレビについては、ビジネスホテルと違ってキャビンの中に入らないと見ることができないというのがつらいところです。そして、前回紹介したようにこのスペースはあくまで共同宿泊所としての設備であるためにテレビのスピーカーからは音が出ないようになっています。

ではどうやってテレビを楽しむかと言いますと、枕元左側にある照明をコントロールし時間およびアラームを鳴らすボタン類の中にイヤホンジャックがあり、そこに事前にホテルの方から提供されて用意されている安いイヤホンを付けて横になりながらテレビを見るようになっています。音の大きさはテレビとセットになっているリモコンで変えられます。

パソコンを机で使いつつテレビを見るというのは難しいのですが、枕元左側にはコンセント及びUSB出力の電力供給端子が用意されていて、スマホが置けるようにもなっています。普通の方ならここで集中的にネットをしながらテレビを見るということが可能になるので落ち着いたらそのままキャビンの中で動かなくても良くなるのですが、私の場合は隣の机でパソコンを使ってブログ更新などもやりたかったので、できれば音だけでも(部屋でパソコンを使うとテレビに背を向ける格好になるので)楽しみたいと思ったのですが、用意されたイヤホンはキャビンで丁度いいような長さしかなかったのでその点は残念でした。ちなみに、机の方にはコンセントが2つあるので、パソコンや他の家電の利用も可能です。

そのような事があり、今後もキャビンでの宿泊やカプセルホテルの利用をするという場合には、通常のイヤホンジャックからの出力をBluetoothでイヤホンに飛ばすような仕組みが欲しくなります。今回はワイヤレスイヤホンを持ってきていたのですが、そうしたトランスミッターは家に置いてきてしまったので、その点は残念でした。

キャビンは個室的なスペースでも誰でも出入りは可能なので、部屋から出た時に同じフロアに出入りする他の宿泊客が入ってきて自分の荷物を盗んで行く可能性はあります。当然、キャビン外のスペースには防犯カメラなどが設置されているとは思うのですが、お金やモバイル機器などの貴重品を部屋の中に入れたまま部屋を出ることは気になります。そんな時に貴重品を入れるためのセーフティボックスが机の一部に作られています。写真はボックスを開けたところで、この中に入るくらいの貴重品であれば4ケタの数字を自分で設定してロックすれば、その4ケタがわからなければ開けることはできません。

ただ、全てのものをセーフティーボックスに入れることはできませんので、どうしても気になる場合には他の荷物を一つにまとめてフロントに預けて外出するべきでしょうが、共同使用のできるスペースに荷物を持って移動するのがおっくうなら、そのまま置いて部屋から出るくらいに割り切るか、そもそも鍵のかかる個室のあるビジネスホテルに泊まるかということになるでしょう。今回の宿泊でちょっとトイレに行くような状況では何も起こりませんでしたが、そのようなリスクが有るという事もあります。鍵のかかるスーツケースをワイヤーで繋いで持ち去られることを防ぐぐらいのことで安心できるなら、こうした部屋の特徴を理解して誰かが入ってきても自分の荷物を盗まれないようにはできると思います。

このように、ちょっとした癖のある宿泊施設ではありますが、事前にきちんと準備して様々な不便や不満を消していくことによって、かえって割り切って考えられるようになるのではないかと思います。さらに、キャビンでの宿泊を快適にするためには、他の宿泊客も利用する共同部分についても知っておくことが大切です。その話は次回にさせていただきたいと思います。


グローバルキャビン横浜中華街ルポ その1 宿泊の仕組みとネットカフェとの違い

横浜中華街の中、関帝廟の正面にある「グローバルキャビン横浜中華街」はそこまでホテルであることを主張していないような外見で、同じ中華街にオフィスのある知り合いに聞いたところ、関帝廟の前にそんな宿泊施設があるということも知らないと言われるくらい、大人しい外観です。

 

写真を見てもらうと、飲食店回りをしている人にはレストランの類でないことはわかるものの、一体何なのか、もしくは宿泊施設とはわかってもビジネスホテルなのか普通のホテルなのか、立ち止まって見ないとなかなかわからないような感じの建物になっています。

チェックインは普通のホテルより遅め(?)の17時からで、私は17時過ぎにいったんチェックインしてまた出掛けたのですが、その際予約した画面を見せながら名前を名乗ると問題なく手続きが完了し、ICチップの付いている部屋番号の刻印されたリストバンドを受け取ります。このリストバンドがこの宿泊施設を利用する場合のカギで、このリストバンドを身に付けて行動しないと困ることになります。

まず、フロント正面にあるエレベーターを使って自分のキャビンのある階に上がるのですが、エレベーターに乗って階数ボタンを点灯させるにはリストバンドのICチップをタッチして入力スタンバイ状態にする必要があるのです。こうした仕組みは普通の会社でも自分の働くオフィスに入る時に社員証に入っているICチップが必要なのと同じ理屈で、チェックインカウンターを通っていない人が進入してくることを防ぐための仕組みです。ですから、外に出る時にもこのリストバンドを付けたまま出るようにした方がいいと思います。何と言ってもこのリストバンドには部屋番号の数字が書いてあるので、いちいち自分に割り当てられた部屋の場所を覚えなくても済みます。

エレベーターを降りると共同部分(トイレ・シャワー・ランドリーなど)とキャビンへの入り口があるのですが、ここでもリストバンドをタッチしないと自動ドアが開かないようになっています。逆に言うとキャビンの中にリストバンドを忘れたまま共同部分に出てしまうと、そこからどこへも行けなくなる(エレベーターにも乗れないので)という事になりますので、常にリストバンドは付けたまま動くのが基本です。

そして、キャビンの集まる部屋はこのような感じになっています。隣り合う部屋はベッドが上下にあり薄い壁で仕切られているのみです。そして、入口がアコーディオンカーテンで閉じられているだけで、他の宿泊者が入ろうと思えば入れてしまう構造になっています(内鍵もありません)。この点については、カプセルホテルと同じ理屈で「ホテル」と言われてはいるものの旅館業法で言う宿泊する場所を多数人で共用する「簡易宿泊所」扱いの宿泊施設だというところがあります。

ホテルや旅館の場合、一部屋ごとに個室である必要がある分、同じ大きさの建物でも収容人数に制限が出てきますが、このキャビンの場合は同じ大きさでも多くの人が泊まれるような作りになっており、この利便性を維持するためにはあくまで「共同で宿泊する」形の宿である必要があり、カギを付けるわけにはいかないということなのだそうです。

同じくらいの料金で利用できる施設として、先日利用した鍵のかかる個室があるネットカフェがありますが、利用していて思ったのは、個室内はカプセルホテルと同じような設備だと思うのに、こちらの方は部屋はオートロックになっているので、部屋自体をロッカーのように使うことも可能で、利便性は高いと言えます。なぜネットカフェでは鍵付きの部屋が提供できるのかということは、ちょっと気になるところなので、改めて調べてみました。

そうして調べたところ、ネットカフェの方が旅館業法上の宿にあたらないような営業形態で運営されているというところに違いがあるということのようです。旅館業法が適用されるかどうかの判断基準としては、「宿泊料金を徴収しているか」というのがあり、私が事前予約の際に一泊の宿泊料金を払ったのは宿泊施設に該当するからで、ネットカフェの場合は料金はあくまで利用時間に応じて決まるようになっています。

つまり、元々ネットカフェは漫画喫茶から漫画だけでなくネットも利用できるようになり、そこにシャワーや朝食のサービスなどが追加されたようなところがあるので、利用する単位は「一泊いくら」ではなく「時間いくら」という風になっているので、夜間パックや12時間以上利用したとしても「ネットカフェで宿泊する」という想定はされていないということになるのです。

その辺はグレーゾーンで、まさに道の駅やサービスエリアで問題とされる車中泊における「仮眠」なのか「宿泊」なのかという問題と似ているとも言えます。改めて思い返してみると、先日利用したネットカフェでは足を伸ばして寝られそうな部屋の中にあるのはクッションと簡単な毛布だけで、ちゃんとした布団と枕が用意されていたキャビンとは微妙に違っていました。また、ネットカフェの方には滞在時間に応じて今出るといくらかかるかという料金がリアルタイムに表示されていたので、チェックアウトの時間が早いならその分安く利用できるということにもなります。

この辺の差をどう考えるのかというのもキャビンタイプの共同宿泊施設に(つまりカプセルホテル)泊まる前に考えておいた方がいいというところになります。個別スペースは確保されているものの仕切りは薄かったりするスペースというのは、相手も自分も発する音が筒抜けになるということです。その細かいところなどは次回以降で紹介しますが、決して人が入ってくる心配なくプライベートな空間を持ちたいなら個室ネットカフェの方が向いているということはあるのです。その点を理解した上で改めて次回はキャビンの設備について紹介していこうと思います。


秋にもある「お茶の詰め放題」

今年の5月、ゴールデンウィークの時期にこのブログで藤枝にあるJA大井川茶業センター藤枝工場で新茶のお茶缶への詰め放題イベントが有り、その様子について紹介させていただきました。(詳しい内容については以下のリンクで御覧ください。

新茶の「詰め放題」は果たしてお得なのか?

お茶というのは5月の時期に新芽が出たものを摘む「一番茶」から「二番茶」「三番茶」と収穫していくのですが、その後の夏の暑い季節を過ぎ、肌寒くと言っても気候的には春の気候に近くなった秋にも芽が出てくるので、その芽を摘み取る「秋摘み茶」がその年最後の摘み取りになります。

実はたまたま地元の新聞で秋の感謝祭として200gのお茶缶に緑茶の詰め放題を昨日まで行なうという記事を見たので行ってきたのですが、今回は春の経験を生かして出掛けました。

秋の感謝祭では目玉がお茶の詰め放題なので(500円でみかんの詰め放題もあったらしいですが)朝から出掛けても地元の人や同じように新聞記事を見て出掛けてくる人によってごったがえすことが予想できたため、朝早くからは出掛けませんでした。自宅でお昼ごはんを食べてだいたい午後2時くらいまでに着くような感じで出掛けたのですが、案の定それほど人は集まってはいなかったものの、詰め放題のお茶の材庫は豊富なようで、かなり遅れていっても十分詰め放題には間に合いました。

今回は同じグレードのお茶でも新茶ではないということで、新茶だと一缶ごとに1,000円だったのが、秋は3缶でもまとめて行なうと2,000円とさらに安く詰め放題ができるので、今回は3回分詰め放題を楽しむことができました。

そして、事前に調べていったわけではなかったのですが、午後2時から200名限定で豚汁のサービスがあり、そこまで人がいたわけではなかったのでほとんど待つことなく、多少肌寒くなってきた中で思い掛けないもてなしに感謝しました。

実は今週は3年に一度静岡市の東静岡駅からすぐのグランシップで行なわれている「世界お茶まつり」も行ってきたのですが、静岡で生活をしているといわゆる高級なお茶を有難がって買ってくるよりも、日常的に飲むお茶を安く買えた方が幸せになるので、その辺は様々なイベントを楽しむというのが今の時期にはいいことなのでしょう。

今回の会場は車で行くと国道一号線の谷稲葉インターを出てすぐのところなので行きやすいですが、車以外の交通機関では行きずらいというのがあるものの、春と秋に行なわれる詰め放題のイベントにもしタイミングが合えば、気軽にお茶を楽しめる機会として利用していただければ幸いです。


新しいタイプの安宿とは

実はこの連休はずっと仕事でどこへも行けなかったのですが、その代わりとして今月中に3連休をいただけることになりました(^^;)。本来ならこのブログの題名のように車中泊の旅へと向かいたいところですが、その3連休の初日に関東近郊に夕方から出掛ける用事があり、その用事が済めば飲み会になだれ込むことはわかっているので、不本意ではありますが首都圏のどこかで一泊して旅行気分を味わおうと思い直しました(一応東京方面なので新幹線なら何とか帰ることはできます)。

実際にどこに行くかは行った後に明らかにしたいと思いますのでここでは明かしませんが、かなり大きな街で全く予約をしないで行っても何とかなるとは思うのですが、どうせ泊まるなら「安くてそれなりに良さそうなところ」を事前に調べて、必要なら予約を取って行こうと思いネットで飲む予定場所周辺にそんな一人旅に便利な宿はないかと思って探してみました。

最近の安宿の傾向というのは、昔の男女別合部屋、二段ベッド設置という「ユースホステル」タイプの宿ではないかと思いますが、酒を飲んで他人の寝ている部屋に忍び込むように入って行くというのは、今回の泊まりのスタイルには向いていません。全くの一人旅で宿で知り合いを作ろうという場合にはそうした宿に積極的に行った方が面白いこともあるでしょうが、パソコンを持って行って寝る前にサイトのチェックをしたりとかが普通になっているので、「Wi-Fi利用可」「個室」というハードルができてしまいます。

そんな中で、あえて格安な宿ということを考えてみると、それこそ「格安ビジネスホテル」「カプセルホテル」となりますが、あまり安さを追求すると環境も悪くなりがちなので、むしろ宿泊施設ではなく鍵のかかる個室のあるネットカフェの方が飲み物はフリードリンクだし、朝食も無料サービスを提供しているところもあるし、シャワーもあるのでそれで十分ではないかなと思ったりもしてしまうのです。

ちなみに、個室ネットカフェの宿代りの利用については、少なくとも9時間から12時間くらいの滞在になるかと思うので、だいたい2千円台から3千円台くらいの料金になり、普通にビジネスホテルを利用するより安く、カプセルホテルと比べると微妙な感じです。というわけで、更にカプセルホテルまで範囲を広げて調べていたら、たまたま今回行く場所のすぐそばに昨年できたばかりとカプセルと個室キャビンを併設する宿泊施設があることがわかりました。

こうした宿を予約したり情報を得る場合には、前にもちょっと書いたかも知れませんが、いわゆる予約サイトは利用しません。あくまで公式に宿自体がやっている予約ページがあれば多少高くても直接予約することで、余分な手数料を宿が予約サイトに払わなくても良くなることで、別のサービスが得られたり安く泊まれたりする場合があります。

今回白羽の矢を立てた宿泊施設は、カプセルだと一泊3000円くらいですが、新しいといっても普通のカプセルなのでシャッターを閉めれば個室空間にはなるものの、基本的には寝るだけという感じになるでしょう。今回興味を引いたのは「個室キャビン」という形態のスペースで、法律上の規定で鍵はかからないものの貴重品用のセーフティボックスがあり、どうしても放置しておけない荷物についてはフロントに預けるという不便さはあるものの、同一スペースに上下二部屋という形でカプセルと比べるとそれなりの広さと安心感があり、宿代もだいたい600円くらいしか違いません。

さらに、公式ページからの予約特典としてそれなりに食べられそうな朝食(パンとフライドポテトだけでない)を宿泊料金だけでサービスしてくれるプランがまだ数部屋空いていたこともあり、とりあえずその部屋を押さえました。もし急な都合があってお出掛けそのものが中止になっても、一定の期間でのキャンセルならキャンセル料はかかりませんし(予約サイトの中にはキャンセル不可の代わりに格安なところもありますが)、これからもう少し調べて今回予約したところと比べてさらに条件のいいところがあったら簡単に乗り換えることもできるので、まずは宿を確保しました。とにかく今回は宿代が安く済んだので通常なら新幹線で帰るところを、途中下車を楽しみながら普通列車で帰れば、ほとんどコスト的には変わらないということにもなります。

さすがに地方ではこうした条件のいい個室もどきのキャビンを備えた宿泊施設を見付けることは難しいかも知れませんが、逆にそれなら安宿で考えればホステルタイプの宿かネットカフェで探せばいいと思います。一昔前と比べると単に寝るだけという風に割り切るなら、3千円前後でそこそこ設備が整った宿泊施設にどうして泊まるかという風に探せばどこかの施設が引っかかってくる可能性があります。ちなみに、今回予約した宿では別料金にはなるものの、駐車場の利用も可能とのことで、車旅でも利用は可能なようです。ただ、実際に利用しないとその宿が本当に良いのかということはわかりかねますので、実際に泊まった後にここで紹介できればいいなと思っています。


「桔梗信玄餅」の桔梗屋でまさかの「つめ放題」ができた理由

リニア見学センターでの体験終了後、時間は15時を過ぎていましたが、そこから中央自動車道に乗って行けば、甲府市の手前にある「桔梗信玄餅」で有名な桔梗屋さんの工場に30分くらいで着くことがわかりました。営業時間はネットで調べたら16時半までということだったので、すぐに車に乗り込み、中央道から桔梗屋工場を目指すことにしました。

過去にもこのブログで紹介させていただいたことがありましたが、テレビなどで紹介される際に必ず出てくるのが、ほとんど賞味期限のない「桔梗信玄餅」をビニール袋に詰め放題で220円(消費税込)という破格の企画です。以前訪れた際にはゴールデンウィークだったためか、早朝6時から整理券が配られ、当日の予定分が無くなれば一部のバスツアーなど団体客以外はできない(つまり、飛び込みでつめ放題を行なうことは不可能に近い?)という頭がありましたが、それはそれとして工場隣接のアウトレットショップで買い物ができればという軽い気持ちで何とか16時前に工場に到着しました。

お店に入る前に「工場見学入口」という扉を見たら、見学のための入場は16時までいいということだったので、とにかく中に入って桔梗信玄餅や信玄棒というお菓子を作っているところを見学しました。中央道がスムーズに進んだために何とか間に合って本当に良かったです。

一通り回って時間はもはや16時を過ぎていて、営業終了の16時半が迫っていましたが、構内の駐車場には大型バスが2台ほど停まっており、つめ放題のお客さんもかなりいました。その時は恐らくバスツアー参加者限定の詰め放題が行なわれていると思ったのですが、よく見るとお店の方が「今日はまだ詰め放題できますよ」と言ってお客さんを呼び込んでいる声が聞こえて我が耳を疑いました。すると、入口のところにこんな掲示がされていたのです。

作り過ぎたため在庫があるうちは整理券がなくても詰め放題を実施する日もあるのだということを今回初めて知りました。もしかしたら作ったものの台風の被害によって営業できない卸先が出てきたのかなとも思いますが、写真のような掲示物が用意されているところからみると、工場の稼働状況によっては詰め放題に突然行っても可能という日もあるようだということがわかり、そのまま素通りして帰らなくて良かったとしみじみ思いました(^^)。

今回私自身は詰め放題には参加せず、同行者が私の分まで詰めてくれましたが(一人平均10個くらいということで、私もやってしまうと当日まで限定の賞味期限という桔梗信玄餅を食べ切れなくなるため(^^;))、時間がかかった割には平均と同じくらいまでしか詰めることができなかったようです。もうすぐ閉店というような時間でしたが、写真のように最後まで大勢のお客さんがつめ放題に挑戦していました。

ちなみに、利用する場合にはお金は後払いで、詰め終わり結んだ後にレジで袋が破れていないか判定され、破れていた場合はもう一度やり直しになるそうです。どちらにしても220円で小学生でも詰め込めるという10個入れることができれば、それでも一個22円で食べられることになり大変お得です(ちなみに、箱入10個入りの価格は1,711円です)。今回の私が遭遇したように、たまたま行ったその日が工場で桔梗信玄餅を作り過ぎた日かも知れませんので、近くを観光で通った方も、念のため立ち寄ってみるということもいいかと思います。ちなみに私の翌朝の朝食は桔梗信玄餅となってしまいましたが(^^;)、車中泊の旅の中ではあればあったでけっこう食べてしまい、一食分の食費が浮くということもあるので、やはり詰め放題はできるならやっても面白いのではないかと思います。


山梨県都留市の「リニア見学センター」は走行実験の確認が大切

前々回紹介した中部横断自動車道を一部利用して出掛けたのが、今何かと話題のリニアモーターカーの実用化についての研究をし、その原理や将来への展望を見せる山梨県都留市にある「リニア見学センター」でした。

静岡を出発するのが午前10時過ぎとそれほど早くなかったのですが、行きは中部横断自動車道ではなく新東名の新富士インターから朝霧高原を抜け、中央自動車道の河口湖インターから都留インターまでと高速を降りて入ってという行程でも2時間くらいで見学センターに着きました。

館内はリニア実験線に面しており、一階から三階まであるどのフロアからでも実験中のリニアモーターカーの走行の様子を見ることができます。通過する際は事前に館内放送でその旨の報告があるので、見のがすことはありません。ただ、二階のテラスに出た方が晴れた日はガラスの反射もなく撮影するにはいいでしょう。雨の日などは逆に三階まで上がって上から見降ろすような形で見るのがいいかと思います。

いつ実験運転をするかというのは公式のホームページ上において前の週くらいまでには発表があるので、できれば実験運転のある日に出掛けた方がより楽しめます。館内にもまるでリニアモーターカーに乗車しているように揺れや音を体感できるシアターがありますが、新幹線と同じようにリニアモーターカーが通過する際の振動はやはり実際に体感した方がその早さというものを直に感じることができます。

館内にはその他に超電導の仕組みを解説員の方が説明し、冷やした磁石を実際にレールに見立てたコースで動かすデモンストレーションがあったり、実際のリニアモーターカーを展示し、その中に入ることのできるコーナー、さらにとてもゆっくりしたスピードながらちゃんと浮上して走るミニリニア乗車体験コーナーなど小さなお子さんも楽しめる設備がそろっています。

でもやはり、どんな展示を見ていても館内放送でリニアモーターカーが通過するということが発表されると、すぐに人々は実験線の見える位置まで移動して直に見ようとしたり、カメラを構えたりと動くリニアの動向に注目することになります。

撮影のコツは、やはりスマホやデジカメの「連写機能」を使うことでしょう。当然シャッタースピードを決めることができるデジカメの方が良い写真を撮ることができるでしょうが、私の持っているスマホでも大きな振動を感じた瞬間に(この時点でまだリニアは来ていない)連写ボタンを押しで待っていれば、何とか通過する先頭車両をとらえることができます。

実験は一回だけではなくかなり頻繁に行なわれるので、今回は連写、次は動画で、さらに階数を変えてシャッターチャンスを狙うということも可能です。現在のリニアモーターカーは私の住んでいる静岡県とJR東海との話し合いがこじれていて予定通りの開通ができるかは微妙な状況ですが、そうした争いとは別にリニアモーターカーの技術を見て楽しむこともあっていいと思います。

ただ、ここで一つ改めて書いておきますが、実験を見ることは運転日にはできるものの、実際にリニアモーターカーに乗車する体験については、別にJRの方が出す日程に合わせて申し込み、かなり高い倍率での抽選に当選する必要があります。ふっと出掛けてすぐに乗るということはできませんので(^^;)、あれに乗りたいとお子さんに泣かれる前に、しっかりとそういう場所であるという説明をしておくことが必要になるでしょう。

今回実際に出掛けてみて、そこまでリニアモーターカーについての興味はなかったのですが、もしまた体験乗車の応募があったらダメ元で応募したくなりました。何せ普段の生活の中では体験することができない地上での(厳密に言うと地上ではないかも知れませんが)500km/hを体感できることはなかなかないことですし、機会があれば次回は体験乗車会で訪れてみたいですね(^^)。