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「やいづ黒潮温泉」の営業情報と温泉施設情報

以前このブログでお伝えした、静岡県焼津市に湧き出す「やいづ黒潮温泉」の原泉の一つが不具合を起こし、まだ回復していません。原泉の施設を直すのも難しいという話もあり、一つの方法として新たに温泉を掘るという案も出ているという、かなり深刻なトラブルであることが伺えるニュースが入っていました。つまり、現状でも復旧していないのですが、地元マスコミによる新たな施設営業情報が入ってきましたので、ここで紹介させていただきます。

今まで温泉の供給を中止してきた施設のうち、「なかむら館」で使っていて、今回被害を受けなかった小型の井戸による原泉から引き入れる形で温泉の営業をはじめているところがあります。具体的な施設は以下の通りです。

・湊のやど汀家 既に再開中

・エキチカ温泉くろしお(旧焼津駅前健康センター)既に再開中

・ホテルアンビア松風閣 7月9日から営業開始

・焼津グランドホテル 7月9日から営業開始

・やいづマリンパレス 7月11日から営業開始

なお、「かんぽの宿焼津」については、現在は焼津市の方で「やいづ黒潮温泉」と泉質の似た熱海温泉を運んできて使用しているそうですが、8月からは「やいづ黒潮温泉」に切り替える予定になっているそうです。なお、「サンライフ焼津」および「焼津駅南口足湯」は引き続き休止しています。

今後の状況については、新たに掘るのではなく不具合のある現施設を修理する方向で決まったという話で、原泉の管理をしている会社が修理のための部品調達に入っているとのことです。

なお、今後の状況については時間の経過とともに変わっていく可能性があります。また、小さな井戸から引き入れるということになると、以前とは各旅館での温泉の扱いが変わってくる可能性もあります。温泉自体の状況については焼津市のホームページへのリンクを貼っておきますが、実際に泊まりたい宿がある場合は、宿の方に現状を電話やメールでお聞きになった方が正確な情報を入手できると思います。ともあれ、夏休みを前にして全く温泉が利用できないという状況は避けられたようで、ほっとしています。

・焼津市のホームベージ

https://www.city.yaizu.lg.jp/index.html


新幹線でワインをいただく愉しみ

東京での用事を済ませた後、別にどこへと行くこともなく東京駅周辺に戻ってきてしまいました。地下鉄丸ノ内線の東京駅で降り、地下をJR東京駅方面に歩く中でたどり着いたのは東京駅の地下街ではなく、東京駅お隣の郵便局にある多目的ビル「KITTE」でした。

このビルは、かつての郵便局の外観を残しつつも中は様々なお店の入ったテナントビルになっています。レストランやカフェもありましたが、何しろ用事の中で先方が用意してくれた昼食が結構豪華で食べ過ぎてしまったので、この都会の中で涼みたいと思ってきました。

ビルの中のエアコンが良く効いた場所に設置してある椅子ありのスペースは、おしなべてサラリーマン風の男性に占拠されていました。そこで彼らが何をやっていたかと言うと、スマホでゲームをやっているというのですから、さすがに同じ空間にいたくないと思い、エスカレーターの案内板に惹かれ6階の「屋上庭園」というところに行ってみることにしました。

このスペースは旧郵便局の屋上に緑豊かなスペースを設け、さらに東京駅や丸の内のビルの様子や、東京駅を出ていく新幹線などの列車も見られる公共のスペースです。当時は夕方近くになっていたためか高いビルの影になっているからなのか直接日光は当たらず、ビルを通って来る風がかなり気持ち良かったので、かなりの長い時間をこのスペースでのんびりしていました。

行ったのが平日であったこともあるのか、観光客というよりも散歩に来たお子さんとお母さんというグループが目に付いたという感じで、ここが本当に東京の都心なのかと思ってしまったくらいのんびりさせていただきました。屋根がないので雨の時には無理ですが、晴れていればちょっとした休憩スペースになるこのKITTEの屋上庭園は、また機会があれば使わせていただきたいと思った場所です。

その後、東京駅を丸の内口の方から入り、丸の内方面の古い駅舎の様子を拝見しながら、連絡通路を通って八重洲口の方にやってきました。ぷらっとこだまエコノミープランでは改札から直接新幹線に乗ることができる改札が八重洲口の方にあるのでそこを利用するのですが、その前に購入したのが念願だった新幹線で売っているワインの購入でした。

以前に紹介した通り、ぷらっとこだまエコノミープランに付いてくるドリンク券では日本酒と交換することはできないものの、ビール・酎ハイ・第三のビールのようなアルコール類でもそのまま引き換えることができます。その中で唯一特殊なのが、赤と白がそろったミニボトルのオーストラリア産ワイン「ストーンサークルクラシック」で(2018年現在、187mlのクォーターサイズ)、引き換え対象の売店でクーポン券に加えて170円を出すとこのワインがいただけます。ちなみに、お店やこだま以外の新幹線の車内販売での価格は490円なので、このドリンククーポンは最大320円だということがわかります。今回は白の方を購入しました。

さすがにワインだけというのはきついので、軽いつまみとして八重洲ブックセンター隣りにあるローソンでつまみとしてポテトチップを購入してきました。駅構内のお店で買っても良かったのですが、駅周辺のコンビニでは扱っている品物も多く税抜き100円の柿の種も売られていました。個人的には東京駅発着の深夜バスを使う時にこの八重洲口からすぐのところにあるコンビニは重宝したのですが、今回もついつい使ってしまいました。

帰りの新幹線に乗り込んで早速いただきましたが、甘みはそこまで強くなくすっきりとしていて、万人に愛される味のように思います。私もこの味が嫌いではないのでぐいぐい行けてしまい、東京を出発して小田原の手前でもう空けてしまいました(^^;)。なかなか列車に乗りながらワインをいただくということもありませんが、今回ぷらっとこだまエコノミープランとの組み合わせで、安くワインが楽しめるなら、今後も利用してみようかなとも思えます。

帰りはまだ自宅までのバスがある時刻に到着したので、車やバイク、自転車に乗ることもなく、安心してドリンククーポンとの引き換えでお酒を飲めましたが、車やバイク・自転車で出てきてしまった場合は、ボトルを買っても車内で飲まず、自宅に帰ってから楽しみましょう。

今回の東京までの「ぷらっとこだまエコノミープラン」での旅は、新幹線こだま自体に車内販売がなかったり各駅停車であることとともに、こだまやのぞみに抜かれるために5分程度ではありますが途中駅に停車する時間が長いなどディメリットもありますが、そんなディメリットを払拭するだけのお得さと、N700系の列車の窓側を指定できれば、行き帰りのパソコンによる作業も可能と、時間を大変有効に使うことができて満足しています。次はぜひ、東京ではなく京都や大阪への観光にも利用してみようかなとも思えた今回の旅でした。


公営のままがいいか民営化がいいのか

このブログで何回もお伝えしている静岡県の清水港から西伊豆の土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」の運行について、現在運行している会社が2019年3月で航路を廃止すると発表したことで、静岡県がフェリーの存続を見据えたプロジェクトチームを作り、今後どうするのか考えているということで、その状況を地方ニュースが入るたびにここでも紹介しています。

先日は、伊豆の観光関係者の方々が存続を県に陳情していることがニュースになっていましたが、何らかの対策をしない限り、航路自体は赤字体質を逃れることはできないので、静岡県の判断になりますが、そのまま廃止ということも十分考えられます。

普通に考えると、採算が取れないなら赤字を垂れ流すよりもすっぱりやめるのが筋だということになるかも知れませんが、その考えを貫き通すと過疎化が進む地方の村や町の中には自身で住民サービスをやりくりできないところもあります。私はそのような地域に住んではいませんが、観光という名目で訪れることもありますが、世の中が都会だけになったら田舎らしく作ったリゾートが残るだけになってしまいかねません。

今後、そうした土地で生活している人たちをどうするのか、政策次第で変わることになるでしょうが、あえて赤字路線でも交通手段を残すことの意味というものもあるということで、私の住む静岡市のケースを今回紹介させていただきたいと思います。

私は実際に乗る機会がなかったのですが、かつてJRが国鉄と呼ばれた時代に、全国で一番短い路線が静岡市にありました。鉄道に詳しい方はご存知でしょうが、1984年に廃止された清水駅と三保駅を結ぶ「清水港線」です。

この路線は距離が短いだけでなく、私が知った時には一日一往復しかしないダイヤになっていたので、よほど鉄道が好きでなければ乗りませんで、結局当時は何の感慨もなく廃線になったニュースにも無関心でした。元々は三保方面にある工場まで行く貨物支線として始まり、荷物の輸送が鉄道からトラックに変わる中でその役目を終えたと見られて廃止になったわけです。

しかし、1984年で廃止されずに地方の足として赤字覚悟で残していたら、また変わった運命を清水港線はたどったかも知れません。その9年後にサッカーJリーグが発足し、初年度からご当地の「清水エスパルス」がJリーグ最初の10チームの中に入りました。現在の清水エスパルスのホームスタジアムは、清水港線の廃線跡から歩いてもそれほどかからない所にあります。今までもそしてこれからも、全国からエスパルスとの対戦チームのサポーターがやってくるのですが、現在のように渋滞が起こったら帰りの時間が読めないシャトルバスでの移動よりも、試合の時には臨時便を出したりしてスタジアムにいる人の多くを時間通りに運ぶことができる鉄道の方が好まれるに決まっています。

さらに、2013年には富士山が世界文化遺産登録された際に、富士山から遠く離れていながらも美術作品などで富士山とセットで紹介されることが多く、その眺望も素晴らしいということで三保の松原が世界文化遺産に選ばれることになりました。そのため、今までとは比べものにならないくらいの観光客が訪れることになったのですが、今までは松の群生するすぐそばまで観光バスで行けていたのが、あまりにも多くの人が来ることによって松の生育に影響を与えるということで、観光バスの駐車場から三保の松原までかなり歩くことになってしまいました。

もし清水港線がエスパルス人気のお陰で存続していたとしたら、今も公園として残る旧三保駅からなら観光バスの駐車場より少し遠いものの、十分歩いて駅から三保の松原に行けるので、エスパルスの試合がない日でも週末を中心に観光客が安定して訪れる場所になっていたかも知れません。基本的なことですが、常に鉄道の路線として駅から歩いて行ける名所があれば、その観光地が知られていればなおさら、「静岡まで来たからついでに行ってみよう」と思う人も増えることが考えられます。特に三保の松原は世界文化遺産登録前から知られていた名所でしたから、なぜ観光路線として残すことができなかったのかとも思えます。

同時に、儲かるのは観光業者だけで鉄道会社は赤字を埋めるだけということになるとそれはそれで問題です。ちなみに、同じ日に廃線となった路線を第三セクターという形で路線を維持したのが岩手三陸鉄道の南リアス線と北リアス線になり、これも長い間赤字路線として苦労して維持されていましたが、NHKの朝ドラ「あまちゃん」の効果で多くの人が訪れるようになったのは皆さんご存知の通りです。

個人的には「駿河湾フェリー」は「清水港線」と同じ道を辿るようだと、もし浜岡原発で深刻な事故が起こった場合、住民を逃がすルートの一つが失なわれるという点もあるので、個人的には静岡県や私たち周辺住民の力も加えながら存続への道を探って欲しいものですが、なかなか背に腹は代えられないというのも事実です。改めてどんな結果が出てくるのかを今後も注目していきたいと思っています。


ぷらっとこだまエコノミープランの「ドリンク券」について

新幹線を早く目的地まで到着する乗り物だと思っている方にとってはそれほど魅力的ではないかも知れませんが、多少時間はかかっても安全に旅気分を味わいながら列車での移動を楽しむことについて、東海道新幹線の各駅に停車する「こだま」専用の旅行クーポン「ぷらっとこだまエコノミープラン」は安く目的地に着くことができるという魅力があります。

さらに、各駅に停まる際に「ひかり」や「のぞみ」の通過待ちをするため出発を待たされるディメリットを補うために新幹線の乗車クーポンだけでなく、JR東海の駅構内にある一部を売店で交換することが可能な「ドリンク券」が付いているのもこのプランの特徴になります。

個人的にはまだこのプランを使ったことのない人にも便利に使ってもらい、一部を除いて特急列車が消えた東海道線の風景を楽しめる「こだま」での旅を楽しんでいただきたいということもあり、ここではぷらっとこだまエコノミープランの「ドリンク券」について詳しく紹介させていただこうと思います。

まず、ここは大事な話なのですが、新幹線自体にあまり乗らない方にとっては考えられないかも知れませんが、各駅停車の「こだま」には食堂車はおろか車内販売もないという事実です。ですから、車内で「ひかり」や「のぞみ」と比べて長い時間を到着まで過ごさねばならない場合、食べ物や飲み物は事前に購入しておくということが必須となるわけです。そんなわけで、この「ドリンク券」も駅構内にあってドリンク券との交換が可能なお店(そのお店の前にはステッカーが貼ってあります)を探して交換してもらう必要があるということです。少々手間は掛かりますが、乗車前に交換しておくことをおすすめします。もしぎりぎりになったりお店が閉まっている場合の対策については後で書きます。

その次に、この「ドリンク券」がどんなドリンク券と交換できるのかということについて、チケットを販売するJR東海ツアーズのホームページから引用して箇条書きにします。

・660ml以下のソフトドリンク一本(医薬部外品をのぞく)
・350ml以下の缶ビール
・500ml以下の酎ハイ、発泡酒

いわゆる健康ドリンクは除外になるものの、以上のドリンクがチケットと引き換えで追加料金なしに交換できます。ソフトドリンクの価格は最近は「トクホ」と呼ばれる飲料が高価ですが、その他にも「660ml以下」という条件もありますので、何を選ぶかでかなりお得に普段飲めない飲料を車内で楽しめるでしょう。

ただ、お酒については一つ例外があります。日本酒はこのチケットでどんなものであっても交換することはできませんが、187mlのワイン(赤・白)であれば、このチケットに170円を追加して払うことで交換が可能です。ワイン党の方にとっては追加料金を払っても飲んでみたければ、行きか帰りのどちらかに試してみてもいいのではないでしょうか。

さらに、このドリンク券については未使用の場合でも返金処理はできないのですが、その代わりにもう一つの特徴があります。というのも、乗車チケットについては指定した列車のみ有効なのですが、ドリンク券については出発日から1ヶ月有効になっているので、よく駅構内を利用する方であれば、乗車日にやむを得ない事由でドリンク券を使えないようなことがあっても、改めてドリンク券の引き換え店舗で交換して後日にいただくことも可能になっています。ただ、交換してくれる店舗は限られていますので、事前にそのステッカーの貼ってある売店についてリサーチしておけば、時間ギリギリで新幹線に乗り、飲み物との交換ができなくても財布やバッグの中に入れておいて、一ヶ月以内に消費するという手もあります。仕事でどうしてもお酒を飲んで行けないような場合は、プライベートの休日に旅行する際にビールや発泡酒、ワインに代えるということもやろうと思えばできます。

このように、ドリンク券で買える範囲の飲み物の中で比較的高い商品を交換することで、さらに旅行にかかる費用が節約できますし、ご自身で駅のお店をチェックしながら、単にお水やお茶という選択肢だけでない冒険をしてみるのには面白いと思います。私も機会があれば駅で売っているワインがどんなものかというのを試してみたいとも思います。


LCCで頻繁に旅行ができる人たち

これから学生の方々の長期休暇が始まりますが、データ通信が誰でも使えるようになったことと、格安航空のLCCを使った旅行に行けるというのは、そんなものがなかった時期に学生生活を過ごしてきた私などからすると大変羨ましいと思います。

たまたま見たニュースの一コーナーで、LCCを使いまくって安く長距離移動をしている人たちに取材している特集を見ていましたが、格安の中でも一番安い運賃でもさらに一番安い運賃のチケットを購入できたとしても、仕事や日々の用事について日程をチケットの方に寄せて変更する必要に迫られます。

もちろん、LCCを使いながら自分の休みが取れる日程に寄せていき、運賃の方が多少上がっても仕方ないとする方法もあります。テレビでは具体的な運賃を紹介しながらも成田から長崎まで千円を切るバーゲン価格で乗ったことを紹介しつつも、場合によっては安いことは安いものの大手の特割程度の運賃をあえて使っている状況もあり得ることを示しています。

そういう意味からすると、日々悠々自適に年金生活をしている人か学生でないとなかなか最低料金を目指してLCCを利用するのは難しそうですが、それともう一つ格差があるものとしては、地元からLCCが利用しやすいような場所に住んでいるかどうかということもあります。

そういう意味では東京と名古屋の中間点にある静岡に住んでいる私としては、多少時間はかかるものの成田空港や中部国際空港とそれほど離れていない場所に住んでいるのはそこそこ選択肢はあると思いますが、せっかく静岡にも空港があるのにそこから出発する国内LCCが全くないというのは、本当に残念であり本当に静岡に空港が必要なのか? という疑問も出てきてしまいます。

かくいう私も先日の沖縄への旅では最初から富士山静岡空港を使おうとは思いませんでした。LCCを使うなら成田か中部国際空港まで行くという選択肢の中、安いチケットの取れそうな空港から出ることになるでしょう。当然成田から出発して中部国際空港に戻るというパターンも考えます。

ただ、そうしても空港への交通費や場合によっては前泊のホテル代がかかってしまうので、それほど安く行けないというのが正直なところです。そう考えると、将来LCCを目一杯使っていろんな所に旅行に行きたいと考えられている方は、大きな都市の傍で暮らすのがいいという事になるかも知れませんが、今回ニュースに出てきた一つのパターンからもう一つの可能性を感じてしまいました。

というのも、関東近郊でLCCを使いまくっている月収約20万円という女性が、趣味の旅行に出掛けつつも、札幌市郊外で暮らす高齢の自分の母親に会いにいくのに、今までは年に一回出掛けるのが精一杯だったのが、今ではLCCを上手に使って月に一回は会いに行けるようになったという事例が紹介されていました。これは裏を返せば、札幌や那覇に生活の基盤を移すことで、LCCを使って日本国内の多くの都市に行けるということになります。しかも、人口は首都圏と比べると札幌も那覇も少ないので、チケットが取れる可能性も上がるかも知れません。

もちろん、今まで何の縁もない人が札幌や那覇に移住することの是非というものはあるかも知れませんが、安定して自宅からLCCを使える空港の近くに住むということでは茨城や千葉に生活の拠点を置くというのも一つの方法でしょう。

私自身は今後どうなるかはわかりませんが、飛行機で移動した先でレンタカーという形で回った方が効率的な上、LCCで安くチケットを手に入れれば他の公共交通機関で旅をするよりも安価に遠くまで行けることになります。今でも第二の人生を田舎暮らしでなんて風に考えている方も少なくないと思いますが、家族全員で移住する場合、格安で頻繁に首都圏と行き来できるLCCが使える空港がある田舎に移住するという風にすれば、家族の承諾も得やすくなるかも知れませんね。


国道52号線の沿線が変わる

過去に何回か山梨県にある「道の駅とよとみ」で行なわれている「スイートコーン感謝祭」に合わせて出掛けることを続けていましたが、今年ははっと思った時にはすでに感謝祭は終わってしまっていました。ただ、大量にとうもろこしを買わず、自宅用にと割り切るならイベントの時にわざわざ行かなくてもいいというわけで、先日早朝から自宅を出て山梨県までとうもろこしを買いに行ってきました。

今回使った道路は国道一号線から東京方面に向かい、興津まで出てそこから国道52号線に入るのですが、このルートは未だ開通していない高速道路の「中部横断自動車道」のルートに重なります。現在は静岡県側は新東名の新清水インターまでしか高速で行けないので、そこから降りて山梨県を目指すのですが、なかなか夜から深夜に休憩するような場所が少ないというのもこのルートの特徴でした(道の駅以外の施設は夜間閉鎖されるため)。

アプリのカーナビの中で今回利用したのは「Yahoo!カーナビ」だったのですが、自宅から山梨県中央市にある「道の駅とよとみ」に行こうとするとなぜか国道52号線を外れてJR東海の身延線のそばの道(富士川を挟んで平行に走る道路)の方を案内しようとします。実はカーナビに従って進むと、国道52号沿いにある車での休憩スポットを使えなくなってしまいますので注意が必要です。

今回国道52号線を通ってみて、途中の南部町で新たな道の駅が南部町の元パチンコ屋さんがあった敷地に建設されていて「道の駅なんぶ」として7月21日にオープンという表示を見ました。建物はすでに完成しているようだったので、あとは内部の業者さんや営業のための準備だけといった感じです。改めて情報を見てみると、直売所にレストラン、町の歴史・観光に関わる展示などで構成されているようです。これで、52号線では「道の駅富沢」に加えて24時間トイレと休憩のできるスポットができるわけで、今後新東名の新清水インターを降りて山梨方面に向かう場合には国道52号線をそのまま通った方がいろんな施設を利用できるのでおすすめのルートになるでしょう。

ちなみに今回は、夜間は利用できない施設のうち、途中のJAふじかわ中富直売所に立ち寄り、道の駅とよとみではほとんど売っていない種類のスイートコーン「甘々娘」を購入し、改めて「道の駅とよとみ」に向かいました。

ちなみに、到着したのは午前9時半くらいでしたがすでに駐車場は満車で、とうもろこし(品種はゴールドラッシュ)など新鮮な野菜はは入っていくそばからどんどん売れていきました。基本的には2Lサイズのゴールドラッシュ一本が税込150円で、材庫があるうちは箱入りのものを購入したり全国配送も可能なようです。今回は先に「甘々娘」も買ってしまっているので必要最少限の量にとどめ、購入したら自宅で処理するためすぐ帰りました(^^;)。

とうもろこしの食べての評価は、甘さという点では「甘々娘」の方が甘いものの私が購入したものはちょっと粒が小さかったのが残念でしたが、「ゴールドラッシュ」は粒は大きく食べやすいものの甘さという点では「甘々娘」に軍配が上がるといった感じでしょうか。

今回はとうもろこしを買ってくるという目的のもと出掛けたわけですが、山梨県には新たに富士川町となった中部横断自動車道の増穂インターのところに「道の駅富士川」もあり、当日は観光バスが止まりまくっていて女性用のトイレは行列になっているほどの盛況でした。今度はぜひ「道の駅なんぶ」にも行って、その様子などを見て来たいなと思っています。


沖縄での食べ収めは肉のない「野菜そば」

今回の旅においてお世話になった波照間島へ同行いただいた友人とは、向こうのお休みの都合もあり那覇空港ですぐにお別れとなりました。帰りの飛行機はスカイマークの最終便を予約してあるのですが、それまで結構な時間があります。今回はその事がわかっていたので、おみやげはここまであえて買わず、帰宅前に改めて大手スーパーや土産物店を回って買いまくってきました。結果、ロスなく同じものでも安いものをまとめて買ってこられたので那覇滞在を長くしたのは結果オーライと言えたかも知れません。

さすがに大きな荷物を持ったままで買い物をするのは大変だったので空港のロッカーに預け、ゆいレールで行ける場所を行ったり来たりするためにまた一日券を購入しました。それでも結構乗り降りを繰り返したので、何とかその分の元は取れたと思います。

基本的には国際通りのお店を中心にちょこまかと移動し、安くてかさのあるお菓子については、おもろまち駅から歩いて少々のところにある食品スーパーサンエーの入ったショッピングモールと、小禄駅から直接入ることができるイオン那覇店をめぐりました。そうして一通り買い物を終え、さすがに今までの旅の疲れがどっと出てきたので、食事を取ろうと入ったのが安里駅からすぐのところに店を構える、沖縄そばの屋台風のお店「なかむら屋」さんに入りました。

このお店は24時間営業で、同じく安里駅の前にあるスーパー「りうぼう」(こちらも24時間営業)とセットで利用することを考えると、夜飲みに行っての締めにも使えそうですし、さらにホテルに戻ってちょっと冷たいものでも買っていきたいという時にはかなり使えるお店だと思うのですが、今回はこのお店での沖縄そばを旅の締めにすることにしました。

今回、それほど暴飲暴食はしませんでしたが、一応ランチにステーキを200gほどいただきました。その反動もあったのかも知れませんが、このお店ではソーキそばや三枚肉そばを選ばず、キャベツと玉ねぎなどを炒めたものをそばに乗せ、刻みネギをのせた「野菜そば」をいただくことにしました。肉がないことで物足りなさを感じる方もいるかも知れませんが、スープはしっかり味を出していますし、まず山盛りの野菜をいただいてからそばをいただくという食べる順番というのも体にはいいものかなと思います。

お店のおばさんも気さくに語り掛けてくれ、知り合いと別れた後でまた新たな知り合いに会ったような気にさせてくれるから不思議です。お店のおばさんに丁寧に礼をして、最後のゆいレールに乗り込み、那覇空港へと向かいました。
帰りのスカイマークの最終便は、最後ということもありほとんど遅延もなく中部国際空港に到着しました。もちろん電車など公共交通機関のない時間の到着ということで同乗の方々はおおむね駐車場へと歩いて行きましたが、私もいったん東横インの駐車場に入り、実は行きに用意しておいたコットに横になり、ここで車中泊というよりも、このまま運転するのは危険だと判断した上で仮眠を取らせていただきました。行きに駐車場に入った時点から6日目になっておりましたが、ホテル宿泊で240時間の間、追加料金が発生しないので安心して仮眠をすることができました。

さらに、駐車場の一階にはトイレもあるので、街中のコインパーキングで仮眠を取るようなトイレについての不安はなく、それもすぐに駐車場を出ずに一定の仮眠を取ってから駐車場を出ようと思った理由のひとつでした。今回はこの駐車場が使えるか使えないかというのがまずあって、あとは島へ計画通り行って帰ってこられるかということが2つの問題としてあったのですが、この2つともクリアできたというのは実に幸運でした。

こんなわけで、今回の沖縄旅の報告を終わりますが、改めて天候に依存する飛行機と船がからんだ旅を行なってみて、自分の都合で行くだけでなく日程を切り上げて中止もキャンセル料もいらずに可能な車での旅というものの良さを感じ取った旅でもありました。あとは、いつも荷物は車に積んでいると、なかなか自分で全ての荷物を持つ大変さというものを感じなくて済む分、今回のような多くの行程で荷物を持って移動しなければならない旅の大変さというものも実感した次第です。今回の旅では極力モバイル関係の荷物を減らして持っては行きましたが、今後はさらに荷物を少なくまとめられるような新たなモバイル機器についても研究していこうと思っています。


帰着時間の読みの甘さと保安検査を早く通る手順

今回の旅行で一番恐れていた石垣島~波照間島間の船の運行について、天候の影響で高波になり、連絡船が欠航するような悪天候は避けることができました。ちなみに翌週には台風が日本列島を横断しており、6月9日の土曜日はその影響からか全ての連絡船が欠航になってしまっています。翌日の私が乗った一週間後は私の乗った第一便と第二便が欠航になるなど、台風がやってくるととたんに欠航になる危ない航路だと言えます。ただ、私が乗った時でも島ではかなり強い雨も降った時もあったのに行きも帰りも奇跡的に船が出られるくらいの波であったのはただ単に運が良かっただけなのかも知れません。

ただ、そんな中この旅の中でたった一つの計算違いがありました。行きは高速船に乗って波照間島まで直行便だったので、約60分で到着したので、帰りの便でもそのくらいで帰ることができると思って石垣空港から那覇空港までの飛行機を友人とともに予約してしまったことです。というか、沖縄本島に住んでいることもあり、友人の取る飛行機と同じものを予約しておけば間違いないだろうと思ったのですが、その友人にも考えられなかったのは波照間発10時5分の石垣港行きの船は高速船ではなく大型船となるので石垣港への到着に時間がかかり、12時を余裕で超えることが濃厚になったため、港から空港まで路線バスで行こうと思ったのですがそれではとても間に合わなくなりそうだということがわかってきたのです。

そこで、港からタクシーを使うことにして、さらに他の乗客にタクシーに乗られても困らないように島にいる時から石垣港フェリーターミナルまで迎車をお願いしました。そして、もう一つ事前にできることがありました。それは、飛行機の保安検査を行なう際に手荷物の中から何を分けて出せばスムーズに検査してもらえるのかというのは今まで2回飛行機に乗っているのでだいたいの事はわかっていましたので、パソコンやスマホ、タブレット本体とリチウムイオン電池の入っているデジカメやモバイルバッテリー、予備のデジカメ用電池は全て一つにして袋に入れ、入場ゲートを通る際に袋から出して直前に仕分けなくてもいいようにしたのでした。

ちなみにタクシーはフェリーターミナルから空港までは3,000円くらいかかりましたが、3人で乗ったので一人当たり1,000円と路線バスの約500円と比べてそれほど多くない負担で済みました。その後の荷物預けと保安検査は今回の旅では一番スムーズに通過することができ、荷物を預けなかった友人とともに無事に那覇空港までのフライトに間に合わせることができました。

ただ、那覇から中部国際空港への便はかなり間が開いていたので、石垣空港発の飛行機をもう2~3本遅らせておいたら、今回は単に通り過ぎるだけだった石垣島でじっくりお土産を見るくらいはできたのではないかとちょっと後悔しています。それでも、その分那覇ではゆっくりできた部分もあったわけで、今回の旅ではそこまでの大きなトラブルとは無縁だったのは本当に良かったです。車での旅と違ってある程度のトラブルと日程変更はしょうがないかなと思っていたものの、もし那覇からセントレアまでの飛行機が遅れたとしても車は出発日から10日は料金が変わらない東横インの駐車場に停めていますし、さらに旅行保険を掛けているので、那覇で延泊になった場合でもその料金は後から出してもらえる内容で保険に入っていたのである意味安心でした。

実際は飛行機はまともに飛んだのですが、次回那覇市内での過ごし方と帰宅までの様子を紹介して終わりにしたいと思います。今後なかなかこんなに仕事を休んで出掛けられる機会はないと思うので、つい力を入れてレポートしていることをご了承下さいm(_ _)m。


改めてネットがあれば何とかなると思った瞬間

今回波照間島で宿泊した宿は、いわゆる民宿ではありません。「ゆんたく」と呼ばれる夕食後に宿泊者が集まってお酒を飲んだり歌を歌ったりして騒ぐような行事がない(あったとしても強制はなし)、個室のあるホテル「オーシャンズ」に宿泊しました。

料金は一泊朝食付でシングル7千円で、夕食を付けると千円増しになります。さらに、部屋にはそれぞれクーラーとテレビと冷蔵庫、すぐに沸かすことのできる電気ケトルが付いていて、もちろんユニットバスも完備されています(ウォシュレットは付いていません)。

さらに、部屋ごとにネット端子はないものの、フロントに設置されているWi-Fiルーターと接続することにより部屋の中でインターネットを使うことも可能です。もちろんWi-Fiが使えるならAIスピーカーのアマゾンEchoも利用可能で、さすがに波照間島まで来たということもあり、アマゾンプライムミュージックで聴けるありし日の沖縄民謡の名手のアルバムを聴きながら、残念ながら夜の星が見られない中で友人達と昼間購入してきた泡波を飲みながらとりとめのない話をしつつ、夜が更けていきました。

泡波が空いてしまったところで小規模な友人同士のゆんたくが終了し、改めてぼちぼち何かしようと思って手を伸ばすのがわざわざ持ってきたパソコンになってしまうのはある意味仕方のないところでしょう。

今回持っていったのは7インチと画面の小さいキングジムのポータブックでしたが、ホテルに置いてあるテレビとはケーブル一本で接続してパソコンの画面を出力できたので、細かい作業でもパソコンの画面を見ないでテレビに映した画面を見ながら操作を行なったり、仲間うちで飲んでいる時にもYouTubeをテレビに映して盛り上がってみたりして、ここは沖縄本島からも離れた離島だということを忘れそうになりました。

ちなみに、携帯電話の電波については島全体を覆っているというわけではなく、集落を中心とした場所に限定されるようですがその場所さえつかんでおけば、日本国内では他の地域にいる時と同じように通話もできますし、ネットのおかげでかなりこうした人里離れた場所へ行ったとしても秘境感は薄れていると言わざるを得ないでしょう。逆に言うとたとえ波照間島にいたとしても仕事を持っている人ならスマホを持っていれば常に呼び出される可能性があるということになります。

もっとも、今回波照間島で合流した友人と共通の友人がいて、彼らと話しをしているうちにこの旅の事を話したくなり電話したところ、奇妙な呼び出し音の後でその友人が電話に出てくれたのですが、その友人は当時アメリカ旅行中で、電話代がかかるからとあわてて切ってしまったということが後でありました。現在は日本国内で通用する番号を海外でも生かして海外で利用することができるようになっているため、こんな事も起こるのですが、本当に場所も時間も飛び超えて、どこにいようとネットでブログを発信することができるということを強く感じることができた今回の旅でありました。

そんな事をしながら、常に南十字星が見えるという波照間島からの空を見ていたのですが、ついに私が島にいる間には多少の星は見える時間はあったものの、天の川も南十字星も見ることができなかったのは返す返す残念でした。今回は日程ありきの旅だったのでなかなか夜に晴れるような天気は期待できませんでしたが、次回があればできれば天候が安定する時期に計画したいですね。


元祖島ぞうりを買って海へ

今回、わざわざ波照間島まで行くというのに持って行くのを忘れたものがあります。それが、ビーチを楽しむ際に必需品となる「ビーチサンダル」なのですね。ただ、そうした場合でも心配はいりません。さすがに島内に100円ショップはありませんが、島の売店では「島ぞうり」と言われるサンダルが安い値段で売っています。

この「元祖島ぞうり」という名前の付いたビーチサンダルは売店で税込480円でした。島内を回って泳がないまでも海に入ったりビーチで一息ついたりする場合にはスニーカーではどうしようもありません。ただ、全ての外出に島ぞうりをはいていくとひどい目に遭います。というのも、島の岩礁はサンゴが長い年月をかけて岩になったもので、素足ではもちろん、サンダル履きでは足を切ってしまう恐れがあります。ここはあくまで二種類の履物を持って行き、安全が確認できないような場所ではかかとのある運動靴を履き、ビーチまでやってきたところで島ぞうりに履き替えるのがいいでしょう。

波照間島の中で特に美しく、そして駐車場や無料シャワー、トイレなどの設備も充実しているのは「ニシ浜」でしょう。島に上陸してレンタカーを借り、島内を巡っていて一番観光地らしかったのがこのビーチで、遠浅の海なのでシュノーケリングをされている方々がちらほら見受けられました。サンゴ礁やそこに集まる熱帯魚をダイビングをしないで見ることができるこの浜は、間違いなくこの島一番のスポットだと言えます。ただし、シュノーケリングを楽しむにはそれなりの準備が必要で、干潮時にはかなり潮が引くので尖ったサンゴで体のあちこちを傷つけないように専用のマリンブーツや(島ぞうりでは危険)マリングローブ、ウェットスーツまで用意して行なえば潮の満ち引きに関係なく楽しむことができるでしょう。

ちなみに、私達はそこまでの用意はしてきませんでしたので波打ち際で絶景の海岸を楽しむ程度しかできなかったのですが、やはり島に行ったら海の雰囲気を楽しむためにもサンダルは必需品です。今回の私のように持って来るのを忘れても島の売店で購入することができますので、まずは島ぞうりを用意して散策に出掛けるようにすればさらに島を楽しむことができるようになるでしょう。