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横浜から夜行バスに乗る前に利用したい「反町浴場」

先日、最新の注意を払いながら電車に乗って横浜まで行ってきました。中華街はそれほど人も出ていなくて、やはり感染症に関する不要不急の外出は避けられているなという感じがしました。ただ、私自身はどうしても出かけなければならない用があったのでその点は誤解なきように(^^;)。

今回は帰りの交通手段として、高速バスを使いました。高速バスといっても、その距離は全国一短いのではないかと思われる東京発横浜停車の静岡・浜松という路線で横浜発23時55分で翌朝の4時30分に静岡駅に着いてしまいます。いかにも早すぎる到着なのですが、自宅に帰ってから身支度して朝食を食べても余裕で朝から動けるので気に入っています。

しかし、今回のお出かけでは特に体中によくわからない菌が着いてないかというところもあったので、高速バスに乗る前にお風呂に入って体をさっぱり洗い流そうとスパ施設を探しました。もちろん、横浜駅から近くにある温浴施設もあるのですが、今回は安い値段でお風呂に入れ、さらに横浜駅から近くて夜行バスとの併用におすすめな「反町浴場」を紹介しましょう。

最寄り駅は横浜駅から東急東横線で横浜の次の駅である「反町駅」を降りてすぐのところにあります。駅構内にはセブン-イレブンが入っていて、さらに駅構内のホームに上る前に広がっている待合スペースではWi-Fiが飛んでいて、私はアプリでギガぞうを使ったのですが、そこで掴んだアクセスポイントからスマホでテザリングしたスビードはBluetoothでも3Mbpsくらい出ていて、つい帰りにはパソコンを開いて一通りの作業を行ってしまったくらいです。

反町浴場は、本当に反町駅の真裏にあって徒歩3分というのは本当です。ビルになっていますが男女の浴場は階数で分けられており、私が利用したときには男湯は二階になっていて、これは日によって変わるようです。館内は盗撮防止という観点もあるのでしょうが、一切の携帯電話の操作が禁止されていましたので、中の様子は写真で紹介することはできませんでしたが、様々なお風呂があります。一応露天風呂もあり、個人的には内風呂の浴槽の温度が高めだったことから、露天風呂が長く入っていられて快適でした。

定休日や料金、営業時間などは写真の通りで、タオルや石鹸、シャンプーなどを用意すれば470円と格安でリラックスできます。また、逆に何も荷物がなくても貸しタオルなどの利用もできるので気軽に利用できると思います。

今回は横浜で食事をゆっくり頂いたあとでも十分バスの発車まで時間があったので、頭を洗って乾かすくらいの時間も持てましたし、なによりバス発車までの時間を有効に使うことができました。ネットの口コミでは、やはり私のように夜行バスに乗る前に利用する方も結構いるようです。

今回利用したバスは横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)からりようしましたが、このバスターミナルは羽田空港・成田空港からの直通便があり、さらに今回私が利用したような長距離バスや夜行バスもかなりの本数が出ていますので、飛行機利用の後に体をさっぱりさせて帰るというのもいいのではないでしょうか。その際の一つの注意点として、脱衣所のロッカーは大きめのものが少ないので、貴重品を含めた大きな荷物は最初にフロントに預けてから入浴するようにしましょう。


「sugokan」静岡産みかんのドライフルーツとは

先日、油も砂糖も使わないで単に水分を抜いただけのバナナのドライフルーツ「sugokan」を紹介しましたが、周辺にも結構評判が良かったので、今回はその第二弾として、静岡県産のみかんを輪切りにしてそのまま水分を抜いたものを買ってきました。実はこれは、昨日書いた関東へお出掛けする際に手みやげとしてばななと一緒に持って行こうと思っていて、今回は本当に手みやげとしてふさわしいのか? という自分なりの確認も兼ねて購入してきたのです。

商品はこのようにカラカラに乾いていますが、色は生のみかんを切った時のみずみずしいオレンジをキープしており、結構期待が持てます。ちなみに、生のみかんを食べる時にはよほどの事がない限り皮を剥くと思いますが、この商品は皮はそのまま残した状態でドライフルーツにしています。みかんの皮というものは乾かして粉にして七味の中にも入っていますし、ドライフルーツの食べ方としては皮付きの方がボリュームがあるので、それなりに食べごたえもありそうです。

そして、藤枝の会社が作っているだけあって、きちんと「原材料名」のところには「みかん(静岡県産)」の表示があります。恐らく藤枝の農家でもみかんを作っているところは多くあり、皮の厚い貯蔵みかん(貯蔵して水分を飛ばすことで甘くなる)を使っているだろうとは思うのですが、具体的な銘柄まではわかりませんでした。

このドライフルーツの特徴としては、低温で乾燥させるということで、色だけでなく香りや成分まで残ったどらいふるーつになっています。肝心の味ですが、これは良くも悪くもみかんの味そのものです。写真にあるパッケージは恐らく一個のみかんを乾かしたくらいの量(パッケージ表示では20gで値段は398円)ですが、とにかく生のみかんを切ったままを乾燥したものなので、場所によって甘かったり酸っぱかったりという感じです。どうせなら糖度の高い三ケ日みかんを厳選してドライフルーツにしてくれたらもっと味の評判が高まるのではないかという気もするのですが、こちらではもうそろそろみかんの時期が終わるので、その期間を埋めるという意味でも、もう少しばらつきのない味が出るような形で進化していって欲しいと思いますね。

ちなみに、これからの静岡県での柑橘類の旬で何かと言えば、大きさで言えば2Lから3Lという大きめのサイズがおいしい「はるみ」がおすすめです。実はみずみずしくて甘く、贈答用としてはおすすめのものですが、デコポンなどと比べると価格が高いのがネックです。もしこの「はるみ」もドライフルーツ化してくれれば、価格こそ気になるものの、今後は自信を持って人に勧められる名物になるのではないかと思いますね。


本当に思い立って出発した「にんじん購入」の旅

どこへ行こう? という欲求は常にあるものの、行く場所が決まってしまうというのが最近の悩みで、いつも行こうとすると行きやすい場所という風になっていて、面白味がなかったというのが正直なところでした。季節が冬になって、さすがに全国で雪の便りが聞かれるようになると、慣れない雪道での運転はできるならしたくないので、さらに行動範囲が狭まってしまいます。

たまたまそんな時にテレビで目にしたのが、2月という冬の季節が旬で、他のものより独特の臭みもなく甘いという人参「へきなん美人」が愛知県碧南市で大人気だという話でした。最近野菜不足の食生活をしていることもあり、とにかく現地へ行ってこの人参が売っているところに行って見ようと思って即座に計画を立てました。

この人参が販売されているのは、碧南市の農業体験交流施設である「あおいパーク」という施設だということがわかったので、グーグルマップで経路計算したら静岡市からなら高速道路を使って2時間ちょっとで行けるということがわかり、施設のオープンが9時ということで、余裕を見て午前6時過ぎに出発すればオープンと同時に購入することも可能だろうということで、本当に出発してしまいました(^^;)。甘いとは言っても所詮人参なのですが、なかなか愛知県の方まで車で走を伸ばすことはなかったということもあり、本当に出発しました。

高速道路途中のサービスエリアや道の駅でインターバルを取りながら、何とか開店前の「あおいパーク」に到着することができました。この施設は食堂やお風呂もあり、今だといちご狩りや人参の収穫体験などもできます。しかし、直売所の入口にはすでに人がオープンするのを今か今かと待っていて、テレビで紹介されたせいなのか、それとも地元の人がこうしてやってくるのかはわからないものの、かなりの熱気の中で開店となりました。

人参は主に「へきなん美人」で、このように置かれているのですが、人々のお目当ては写真にあるスーパーでもよく見るサイズのパックでは有りませんでした。これは事前に知っていたのですが、この並びとは別に大きなビニール袋(なぜか鉄人28号の絵が印刷されていました)が置いてあり、その重量は10キロのものがどんどん買われていたのです。

床に置かれているのが10キロの袋です。価格はきちんと選別されたものは一袋800円で、小さいものだけで10キロになったものだと500円とか、不揃いな形のものがまじっていたり、少し割れているものが入っているものの中には10キロで400円というものもありました。とりあえず話の種に10キロ800円の袋をレジに持って行ったのですが、私の前に並んでいた女性は、かごでなくカートの上下に10キロの袋を4つ載せていまして(^^;)、どうやって消費するのかと思いましたが、地元の方は人参の甘さを堪能するためそのまま絞ってジュース用に買っていく場合が多いそうです。

ただ、この「へきなん美人」は甘さを出すために水を与えず人参にストレスを与える栽培方法を取っているということで、ジューサーが必要になり、ジューサーがない自宅では、他の果汁と混ぜてミキサーに掛けるくらいしかジュースを飲む方法がなかったのですが、確かに人参特有の匂いはあまり感じられませんでした。野菜スティックにして食べた時には、そこまで劇的に甘いかというと私の舌ではそこまでの甘さは感じられませんでしたが、このような人参の買い方をする地方があるということを知っただけでも面白かったです。

今回は早く来すぎたので、直売所の中から浴場(午前11時~21時 大人400円で利用できるようです)をはさんでつながっている食堂へ行き、愛知県名物のモーニングをいただいてきました。370円というコーヒー一杯分の値段で、トースト半分、ゆで卵、サラダ、フルーツ、飲み物が付いています。びっくりしたのは、飲み物はコーヒーやアイスコーヒーだけでなく、ソフトドリンクの注文もOKで、その種類が21種類もあったことです(^^;)。せっかくなので、私の出掛けた2020年2月現在の飲み物注文可能なドリンクを紹介しておきます(注文時はドリンクの種類のみ聞かれるので、モーニングの飲み物は○○という風に注文しましょう)。

・コーヒー
・アイスコーヒー
・アメリカンコーヒー
・カプチーノ
・カフェラテ
・アイスカプチーノ
・アイスカフェラテ
・エスプレッソ
・レモンティー
・ミルクティー
・ホットミルク
・アイスミルクティー
・アイスレモンティー
・アイスミルク
・ホット烏龍茶
・アイス烏龍茶
・ホットゆず茶
・アイスゆず茶
・カルピス
・オレンジジュース
・コカコーラ

ちなみに私はその場の雰囲気に流されてホットコーヒーをつい注文してしまいましたが(^^;)、再訪する機会がありましたら他のソフトドリンクを頼んで常連感を出し、さらに日帰り入浴も利用してみたいと思っています。


公衆トイレの手洗い場をチェックしてわかったこと

この週末に車を利用して新鮮な野菜を買いに遠出しました。どこへ何を買いに行ったかというのは改めて紹介するとして、いわゆる直売所にオープンと同時くらいに着きたかったので、帰りはともかく行きは早朝出発にして高速道路を使いました。

高速道路は途中で止まることもなくスムーズに進むことができ、さらに言うと早く着き過ぎるような状況になった場合、手前のサービスエリア・パーキングエリアで時間調整ができるので今回は多少早く出発して多くのサービスエリアに寄ったのですが、やはりそこで気になったのはトイレの衛生環境でした。

もちろん、高速道路会社の職員の方が定期的に清掃を行ない、明らかに汚した所があればその状況を放置せずに片付けてくれることによって、多くの感染症が防がれているということは十分想像することができます。今回は静岡を東名高速で西に向かったのですが、どのサービスエリアのトイレも十分綺麗でした。

ただ、今まではインフルエンザやノロウィルスに備えることが基本だったのですが、今年はそれに加えて今だ正体不明のウィルスについて対策しなければならず、見えない菌を意識するような事も必要になってくると思うのです。

今回、東名のサービスエリアのトイレを見て思ったのは、新しい施設の場合にはもし手にウィルスが付いてしまったとしてもきちんとトイレの手洗い場で手洗いをすれば何とか大丈夫だろうと思えたものの、古い施設の場合には手洗い用の洗浄液や乾燥について不安が残りました。プッシュしてもわずかしか出てこないような設備だと、なかなか手に付いたウィルスを完全に落とすことは難しいでしょう。さらに、エアータオルの設置の有無も重要だろうと思います。

というのも、全ての人がタオルやハンカチを持っていればいいのですが、そうでない人がトイレを使った場合には手そのものを洗わなかったり、洗っても濡れた手のままで出てくる可能性があります。そうすると、不完全に洗った手にもしウィルスが付いていたら、くしゃみによる飛沫のように水しぶきが飛ぶことにもなってきます。低い可能性の話であることはわかっていますが、もし洗浄液が不十分であれば、利用する人のためにハンドソープを置くという手もありますし(これは今回利用した道の駅でそうした場所があったので)、この時期だけペーパータオルを置くということもコストはかかりますができるでしょう。

勘違いして欲しくないのは、今回の話は利用者の側から無理な要求を通そうとしているのではなく、新型肺炎についてわからない事がクリアされるまでは、日本全国を移動している人の間で新型肺炎が伝染ってしまわないように、きちんと手洗いができる環境および、洗った手を乾かすための手段を用意することで、多少はウィルスの拡散を抑えることができるのではないかという考えのもとの提言です。

今回の利用では当然私はタオルを持って行きましたのでエアータオルがない場所ではタオルを使いましたし、洗浄液の出が少ないような場所では、改めて施設入口に置かれていたアルコールを手に付けて消毒をした上で中に入るように心掛けました。今回はサービスエリアを利用したのは早朝だったため、団体の観光客とも全く会いませんでしたので、高速道路を利用する場合の時間というものも大事になってくるのではないかと思いますが、今回のお出掛けで改めて自分で準備し、何が危険なのか意識して利用することの大切さというものもわかりました。

同じように車でのお出掛けを考えている方がいましたら、その必要性を感じられるなら、車で旅をする時には手洗い後に使うタオルとともに、必要に応じて石鹸やハンドソープを持って行くことも十分ありだと思います。もし利用する公衆トイレの設備では不十分だと思ったら、積極的に自分の持ってきたもので手洗いはしっかり行なう方がいいと思います。


海外クルーズ船で情報まで隔離されないためにラジオの活用を

コロナウイルスによる新型肺炎の広がりというのは、身近なところで具体的な感染者は出ていないので、ピンと来ない方も少なくないと思いますが、様々な報道を見るにつけ日本と他の国の対応に違いがあるということを知る中で、日本の方が他の国よりも優れている点とそうでもない点が際立ってきたような感じがしています。

例えば、オーストラリアは感染者をオーストラリア大陸から離れたクリスマス島に隔離するように留め置いて、一定の期間を経過して初めてオーストラリア大陸に入ることができるようなやり方で国内での感染を封じ込めていますが、日本政府の大変さ(島国できちんと千人以上の人間を隔離しておくための土地がない)は十分にわかるものの、勝浦のホテル三日月に武漢からのチャーター機で日本に帰ってきた人を誘導したのは良かったものの、家族でない人が一時期同部屋になるような部屋割りをされて、もしかしたら同部屋のどちらかがコロナウイルスに感染していた場合、部屋割りが原因で自分が感染するかもしれないという恐怖を与えられることになりました(現在ではそうした対応はされていないようです)。

これは完全に素人考えで、実現する可能性はないと言われることは承知の上で書きますが、今回横浜港で国内に上陸できないでいる「ダイヤモンド・プリンセス」という大型客船まさに移動する大型ホテルと言うべきものなので、もしこうした国内にある大型客船を日本政府がチャーターすることができれば、少なくとも客室の数だけの感染者と思しき人の隔離施設として利用することもできるのかも知れないと思ったりします。今回のダイヤモンド・プリンセスに残った乗船客についても、時間は相当かかっていますがきちんと検査をして陰性ならば船から降りられるわけですから、少なくとも船内の様子のみを心配すれば済みます。特に今年の東京オリンピックで海外からやってくる観光客の宿泊場所として大型客船を利用するという構想があることも聞いていますので、それなら船をチャーターするような選択肢というものを考えた危機管理体勢が取れれば良かったのにと素人の考えながら思います。

今回ダイヤモンド・プリンセスで乗客が足止めされる原因になったのは、すでに下船した乗客が新型肺炎の陽性反応を示したことで、船が横浜港から進めなくなってしまったのですが、問題なのは船内をしばらく新型肺炎にかかった人物がウロウロしていたということを、他の乗客が早い段階で知らされていなかったということでしょう。

昨日のニュースでは問題の人物はレストランでの食事は当然していたそうですし、プールで泳いでいたという事実もあったようです。船内に感染者がいて、そうした行動をすれば当然コミュニケーションを取る人もいたでしょうし、これも船内で「この乗客の事を知っている人がいたら名乗り出てください」という形でも呼び掛けて、濃厚接触した人間を絞り込むことはできなかったのかなんて考えてしまうのですが、船内に新型肺炎にかかった人物がいたという事自体を日本国内にいる家族からの連絡で初めて知ったという人もいたということですから、対応の遅れが目立っているように感じます。それでも、船の中であったことが乗客および乗務員の一斉検査という行動を可能にし、新型肺炎にかかった人とそうでない人とをより分けることはできます。その点については良かったと心から思います。

今回のダイヤモンド・プリンセスの航路は横浜から台湾・香港方面にも寄港するというものでしたが、自分の命にも関わりかねない感染者の情報を船の発表の前に自ら手に入れる手段が全くなかったかというと、そうでもありません。実際私は漠然と海外クルーズに憧れていて、あのジャパネットたかたの提供するクルーズについて羨ましいと思いつつ見ていたのですが、その前に調べなければならないことがまだあるということを今回改めて実感した思いです。それは、海の上でいかに情報をを確保するかということについてです。

情報というとやはりスマホやパソコンを使ったインターネットを連想しますが、基本的に海の上というのは携帯電話の電波というのは陸上にいる時のように使えないかも知れず、特に日本の領海を離れてしまった場合、いい気になってスマホを使っていると国際ローミングに切り替わって高額な料金を後から請求されてしまう可能性も出てくるのでそれは避けたいところです。基本的にはスマホのモバイルネットワーク通信を切っておき、船内のWi-Fiを利用するか、寄港時にその港のある国(日本および海外)のアクセスポイントを使ってのネットや電話をするかというのがいいと思います。

今回の事で改めてダイヤモンド・プリンセス船内のインターネット環境について調べてみたところ、船内では無料のWi-Fiはあるものの、その範囲は船内での連絡に利用に限定されていて、船の外部との接続はできないものなのだそうです。私達が国内で利用するようなインターネットを利用するにはツアー代金の他に有料での利用となり、その利用限度によって一日14ドルから30ドルちょっとを払うか、船内にあるインターネットカフェを利用するかどちらかになるようです。今回のような誰がかかっているかわからない感染症の場合、多くの人が殺到するであろうインターネットカフェの利用はできれば避けたいところです。今回の場合は乗船客は感染者が乗船していたことを知らされていなかったのですが、普通の人はインターネットのない生活こそクルーズの醍醐味とばかり、わざわざ毎日お金を出してインターネットにつなぎまくらなくても、クルーズ期間中くらいはネットとは離れた生活をし、船内の娯楽施設で楽しめればいいと思った方も多くいたのではないでしょうか。

そうは言っても乗客にとっては、過去にさかのぼれば感染するかどうかの瀬戸際のような状況だったわけなので、早めの乗務員の対応(乗客は各客室にこもって食事はルームサービスとか)があった方が良かったと思いますが、今回のような乗客に対する情報伝達の遅れが海外クルーズでは普通だとしたら、今後船の旅を利用するような場合は、自分である程度の情報を仕入れるための対策を用意しておく必要についても考えてしまいます。有料のインターネットサービスに入って客室内で毎日情報収集するのも良いですが、そのインターネットは船の方で提供される分コントロールすることもできてしまうように思うので、船長の判断一つで、乗客のパニックを心配するあまり情報を遮断されてしまう可能性も0ではないでしょう。

最初に書きましたが、船の中というのは外界から隔離された社会というところが良くも悪くもあるので、そんな中で船とは関係なく緊急避難的にでも情報を入手するための方法は、個人レベルで対策しなければなりません。その際、高いお金を用意して衛星電波を使った通信を利用しなくても、短波放送が聞けるラジオ一台あれば事足ります。今回のクルーズ船のルートなら日本国内のAM局でも十分だったかも知れませんが、日本の領海を離れた時のためにNHKの海外向け日本語放送であるNHK World Japanやこれは国内向けではありますが全国カバーしているラジオNIKKEIを船内でも聞けるようにしておけば、定時のニュースで日本ではどんな事が起こっているかということについてはおおまかに知ることができるようになります。必要であればラジオニュースをスマホの録音機能を使って録音し、船の乗組員に聞かせて対応を迫ることもできるでしょう。そうした情報収集をしていたら今回の場合、特にレストランで感染者と濃厚接触された方のいる可能性があるため、騒ぎになる前から安全な部屋の中で過ごすことも可能だったと思われます。

クルーズでない現地を回る海外旅行の場合、ホテルや公共施設ののWi-Fiサービスおよび、現地で利用できるSIMカードとモバイルルータを利用すればラジオがなくても情報は入手できますが、地域によってはネットがつながりにくい場所もあるかも知れません。急にクーデターが起こってネット使用不可能になることもあるかも知れません。個人的には海外旅行に行く場合もラジオはあった方がいいと思いますが、特にネット自体を船内で管理されている海外クルーズに参加されることを考えている場合には、ある程度感度のいい、さらに短波放送が受信できるラジオの用意を考えておくことがゆくゆくは身を助けることもあるかも知れませんので、一つ用意しておきましょう。私はすでにそうしたラジオは中国のものですがPL-380という機種を使えるようにしてあります。さらに、事前にネットで海外向けのNHK World Japanの放送時間(時間は世界標準時なので必ずしも現地時間とは一致しないのでご注意を)、そして放送される周波数をプリントして用意しておくことでいざという時にスムーズに海外でもNHKからの日本語放送を聞くことができるようになります。

モバイルバッテリーでも使用できるラジオ TECSUN PL-380

上のリンクは私が過去にこのラジオを紹介した時の内容ですが、今の日本ではこのラジオ以上にコストパフォーマンスのいい短波ラジオはなかなかありません。それこそ日本の家電メーカーは高性能なラジオを作ってその評価を上げたというところもあったのですが、現在のラジオというのは非常時の手回し発電ラジオのようなものが出ているものの、短波の聞ける手回しラジオというものもソニーや松下は作っていなくて、本当の意味での日本の方が海外での情報を得る最後の砦というのは中国のメーカーに任されているような感じになってしまっています。

それが時代の流れといえばそれまでですが、これはメーカーだけが悪いということではないことも確かです。日々の生活の中でテレビすらも必要ないと思っているネット依存の社会があるからこそ、ラジオというメディアは顧みられなくなってしまっているのでしょう。しかし、5Gという次世代インターネットがもてはやされる現代にあっても、ラジオしか情報源がなくなる可能性というものを今回の事で再認識したということは、私にとってはきっちりと備えるためのいい教訓だったように思います。早くこの新型肺炎の騒動は鎮静して欲しいと思いますが、デマに惑わされることなく正しい情報収集をするためにも、ネットの情報をラジオニュースで確認するなど、細心の注意をしないと行動を誤る事もあることを考えながら、万全の用意をお願いできればと思う次第です。


想定外では済まして欲しくない空港運営

状況の変化によって今までは有難かったものが正反対の効果を生み出してしまうということがあります。その場合、今までうまく行っていた事でもそれだけに頼らないで、きちんとうまく行かなくなった時にどうすべきか考えておくことがリスクマネジメントの考えだと思うのですが、代替案もなく目前の利益だけを目指していると足元をすくわれるのではないかと、ここのところの新型肺炎の騒動を見るについて考えるところです。

というのも、私の住んでいる静岡県もそうですが、国内の需要だけでは地域経済はこれ以上伸びないと思い、海外に活路を見出すパターンがこれまで政府および地方公共団体のレベルで行なわれています。政府関係者や県知事自体が海外におもむき、セールスマンとして観光客を誘致してきました。実際にやってきてくれた観光客に対しては最大限のおもてなしをする中で、国内旅行をする人はないがしろにされている感じを受けた方もいるかも知れません。しかし行政側の方では、国内の観光業や小売業の業績が上向くことこそが国内の経済にとっては良いわけで、その点についての一定の効果は上がってきたことは確かです。

他の県でも同じような事はあるかと思いますが、静岡県の場合についてちょっと説明します。静岡県では地元住民の反対もそこそこある中で強制収容までして富士山静岡空港を作ったのですが県民を中心とした利用客は思いの外伸びませんでした。開港時から駐車場無料という特徴はあったものの、便数および価格面で考えると静岡県の西部在住なら中部国際空港、中部および東部なら羽田か成田を利用した方が安いしもしトラブルがあった時にもとにかく現地から早く帰ってこられる可能性は高まります。地元のバス会社も静岡かや羽田・成田行きのバスを出していたり、前日に現地近くに出向き安いビジネスホテルに泊まれば早朝発の便を使えるので現地での仕事・観光時間を確保することができます。

もし静岡県が県民の事を考えて富士山静岡空港の利用者を増やすことを考えるなら、具体的に中部国際空港や羽田・成田空港を使うより富士山静岡空港の方が県民が利用しやすいようにLCCを誘致して安く出掛けられる環境を作ってくれないと、なかなか地元空港を利用できないと思うのですが、県の方針は違いました。海外からの観光客に依存するかのように、主に韓国や中国の航空会社との折衝を重ね、そうした国に半ば依存するような形で、日本への玄関口として多くの利用客を呼び込み、空港の経営を成り立たせようとしているというのが現状です。

こうした取り組みは一時は韓国・中国からの利用者を増やし、空港の収支の向上に貢献したと思いますが、昨年には韓国と日本との関係が悪化する中で就航を開始したばかりの韓国からの路線が無くなったりして利用客が落ち込み、中国からの観光客を頼りにするしかなくなってしまいました。それでも中国の観光客の購買力は高いので、富士山静岡空港を利用した乗客をいかに県内に誘導するかというような事で考えていた人は多いかと思いますが、それも今回の新型肺炎の問題でその利用も見込めなくなりました。

昨日のテレビニュースでは、香港の専門家の見解として、感染の拡大はこれからも続き、拡大のピークは今年の4月から5月になることが考えられるということが一つの可能性として示されていました。それを信じると2020年は半年間は中国からの観光客が見込めないという最悪のシナリオもあるのです。そうなったらいくら営業を頑張ったとしても、根本的な中国・韓国頼りの運営について考えを一部改めない限り赤字からの回復は見込めないのではないでしょうか。空港の赤字は県民税にも関わってくると思うので、何とかしてくれないと直接こちらの生活にも関わってくるかも知れません。

例えば、ある程度まとまったお金を持っている人がいたとして、いくら現状で儲かる投資があったとしても、全額をその投資につぎ込むような人はいないでしょう。現金で持つ分もあり、不動産や金投資など、一つの要因で一気に資産を減らすことがないように、リスクを回避しつつトータルでの増益を目指すというのが普通だと思うのですが、まさか国民や県民の税金をつぎ込めるからある程度の赤字垂れ流しは仕方ないと思っているのだとしたら、ちょっと県民を舐めているのではと思ってしまいます。特にこの富士山静岡空港の場合、最後まで徹底的に反対した地権者はどんな風に思うのでしょう。

私自身は当時はそこまで物事を深く考えずに、そこまで反対しなくてもというような傍観者の体だったのですが、ここまでの状況になってしまうと、中国・韓国に寄りかかった空港運営について今回の状況を機に静岡県内の住民が利用しやすいような方向に転換していってくれることを真剣に期待したいです。そうなれば今回の新型肺炎騒動とオリンピックが終わった後には積極的に空港を利用しようと思うのですが。


リニューアルされた「道の駅富士」に行ってきました

昨年末にリニューアルオープンした、国道1号線の富士川沿いにある「道の駅富士」に行ってきました。基本的に「食堂」「ショップ」「トイレ」「屋上展望台」という構成は変わらないものの、全体的に新しくなって特にトイレは気持ち良く使えるように変わりました。

上り側が主な施設なのでそちらの方に寄ったのですが、外観はこんな感じで今までなかったものとして、建物の中央にソフトクリームのお店ができています。建物の中は入って左側が食堂で、右側には削り節のお店と野菜が置かれたスペース、さらに土産物店が入っています。

さらに上に登ると展望所もリニューアルされていまして、そこそこきれいな富士山が見えるようになっています。ただ、出掛けた当日には笠雲がかかっていてすっきりというわけにはいかなかったのは残念でした。写真は撮ってきましたが、大して面白くないので割愛します(^^;)。

今回この道の駅を見たかったのは、全国でも珍しい赤ちゃんを連れての旅をサポートする施設内の装備「授乳室」および「赤ちゃん用品自販機」にあると思います。入口も室内も狭いので冷やかしで利用するのはあまりいい感じはしなかったのですが、今回は利用者がいないことを確認して中に入ります。

まず、奥に入ると鍵のかかる授乳室が用意されています。中に入って鍵をかけるとモニターによる案内がスタートするということですが、一回の利用時間の目安は20分くらいと公式ページではされていますので、マナーを守って利用しましょう。なお、この部屋は女性専用ではなく男性の利用も可能とのことです。

そして、このブログでもたびたび紹介してきました赤ちゃん用の「液体ミルク」を含む様々な赤ちゃん用品が自販機で売られています。こちらで確認したのが紙おむつ・キューブ型粉ミルク・缶入り液体ミルク・赤ちゃん用スープの素などが用意されていました。自販機なので24時間利用可能です。コンビニでも買えないことはないものではありますが、授乳室と同じスペースにこうしたものが用意されているというのは嬉しいですね。

同じフロアにはインフォメーションがあり、富士周辺の観光情報のパンフレットを入手することができます。最近は富士周辺の工場夜景スポットが有名になっているためか、夜景スポットマップも私が行った時には用意されていました。夜間利用でもこの道の駅を基地のように使って絶景の写真を撮りに行くというのも面白そうです。隣接する東名高速のサービスエリア内にある「富士川楽座」の方がさらに色々なものはあるのですが、下道を走って東西を走る場合にはやはり国道一号線沿いの「道の駅富士」はタイムロスなく休憩が取れるので便利ではあります。

以前の古い道の駅と比べると格段にきれいになっていまして、今回紹介できなかった下り側もお蕎麦屋さんが入った建物がリニューアルされているので、上下で建物の新しさについての差はありません。下り線を利用の場合でも地下通路を通れば徒歩で反対側に行けますので、下りを走っているからと諦めないで、付近を通ることがありましたらぜひ一度訪れてみてはいかがかと思います。


道の駅での車中泊は今後更にいい顔をされなくなる?

今年が東京オリンピックの年で、今年を目指して日本にやってくる多くの観光客を見込んで多くのホテルが作られたり、民泊の規制緩和が行なわれたりしてきたわけですが、さらに将来に渡って地方でのホテル建設計画があるということを知りました。

これは、共同通信が住宅メーカーの積水ハウス社長の仲井嘉浩氏に取材したインタビュー記事に端を発しています。積水ハウスでは、各地の「道の駅」周辺を中心にホテルを展開する計画があるのだそうで、どのくらいの規模かというと、全国23道府県で計約3千室を提供するのだそう。

まずは2020年秋以降に栃木、岐阜、三重、京都、奈良、和歌山の6府県で15施設、約1150室を開業し、その後さらに開業を加速していくのだそうです。ただ、ホテル運営は積水ハウスが行なうのではなく、アメリカのマリオット・インターナショナルとタッグを組んで施工を積水ハウスが行ない、運営をマリオット・インターナショナルが行なう予定だということです。

これはもしや、日本では全国チェーンになっている「旅籠屋」さんのようなアメリカのモーテルのような安宿かと思いきや、そうではないようです。訪日観光客を主に狙い、地域と密着した経営にするためホテルでは基本宿泊特化型にして、一室あたりの料金は1万円から1万5千円くらいのものを想定しているそうなので、いわゆる安宿では全くなく、ビジテスホテルでもない快適さを提供する空間を考えているのではないかと思います。地域密着のため、食事や観光を道の駅を中心とした地域とタッグを組んで行なっていくという話なのですが、確かに一定の需要はあると思います。

先日、中国からこの旧正月にやってくる観光客のホテル志向についてのテレビニュースのレポートが有り、彼らは必ずしも安い価格というものを追求しないのだという実情があることがわかりました。これは確かに思い当たるところがあって、過去に日本に来て炊飯器を買い漁るような状況があった時、「高級機をディスカウントして安く手に入れる」よりも、「日本円で10万円以上する高級機をそのまま買う」ことに意味を見出す人が少なからずいたというのと似ています(つまり自分の家では10万円を出して炊飯器を買える財力があるということ(^^;))。一泊5千円前後のビジネスホテルではステータスが満たされないという人が多くいる中国からの観光客を取り込むには、確かにマリオット・インターナショナルの運営する素泊まりに近い状態でもそれなりの宿泊料がかかるホテルの方が人気になるということは十分に考えられることです。

ただ、こうした高級志向のホテルが道の駅の周辺にできるということになると、今まで以上に道の駅の駐車場で仮眠を取るような人は地域に落とすお金が少ないということになるので、地元の人たちからはあまりいい顔をされなくなるかも知れません。

日本国内を車で家族全員が旅をするような場合、できれば家族5人くらいまで一室の料金で使えるようなリーズナブルな宿があった方が少なくとも私はいいですが、私自身が積水ハウスの作るホテルを使うかどうかは、あくまで料金に見合った設備やサービスが行なわれるかどうかを把握してからということになるでしょう。まあ、そんな事を考えている間にも多くの訪日観光客がそのホテルを占拠するほど繁盛し、もし宿泊したとしてもその場所が日本なのか海外なのかわからなくなくなるのなら、改めて宿泊するかどうかを考えてしまうでしょう。ただ、日本好きな海外の人が増えていけば、今まではあまり海外からの観光客が行かなかったような場所に行きたくなるのは道理で、そこまで考えてのホテル建設計画だと捉えることもできます。

そうは言っても最近の京都をはじめとして、京都駅からの市バスにも満足に乗れなくなってしまい、京都駅から三十三間堂で降りたいのに大量に乗っている観光客に遮られて清水寺までバスを降りられないような状況が海外からの観光客によって起こっている中、もはや京都というのはわざわざ観光で訪れようとは思えなくなっている自分がいます。車中泊込みの旅で出掛けるというのはできるだけ日常生活とはかけ離れた体験をしたいと思っている所が私にはあるので、逆にこうした計画が明らかになったことで、自分の目的地がホテルができる近くの道の駅を避けるような形になっていくのかとも思います。道の駅の目的というのは作られた時から変わっていることは確かではありますが、これで逆に、鉄道駅近くの安いビジネスホテルの空きが出るようになれば安いコストで旅をしたいと思っている方にはいいニュースになるかも知れませんね。


静岡空港の無料駐車場はどこまで残るのか

恐らく、静岡県で生活している人以外にはあまりなじみがないと思いますが、静岡県牧之原市にある静岡空港は、国内線・国際線もある地方空港の一つです。東京にも名古屋にも近く、新幹線や高速バスで行きやすい地理条件の中で、静岡に空港が本当に必要なのか? ということで、地権者との話し合いはこじれ、最終的には土地の強制収容が行なわれた後に開港となりました。

私自身は空港を利用したのは一回のみで、かつてクレジットカードを利用することでマイルが貯められたカードを持っていた時に、航空会社のキャンペーンを有効に使って家族で沖縄まで往復の航空券をマイルと交換できたので、2泊3日でだいたい今くらいの時期に沖縄に行ってきました。

その時には自宅から車を使って空港まで行ったのですが、およそ二千台分ある駐車場は全て無料なので、行ってから帰って来るまでずっと置きっぱなしでも良く、だいたい自宅から1時間ちょっとで空港前まで横付けできるというイメージなので、確かにこれで国内線が充実したら東京や名古屋に行くよりも便利だなと思ったものです。

その後、静岡空港の利用者は中国便を中心に伸び、何より増えたのが無料駐車場があるということで空港の中のショップへ行ったり離発着する飛行機を見に行くなどの「見学者」の利用でした。最近になってようやく空港にも新しい見学用施設やカードラウンジができたり、飲食店やショップがリニューアルされたりして、それなりにグレードアップされています。

個人的には飛行機に乗らなくても、毎日全国各地との行き来があるのであれば、飛行先の名物を空港内の売店に常に用意してくれれば、それだけでも空港に行く動機になると思うのですが、今後の空港見学者の扱いについて、ちょっと微妙な事になってきました。

全ての駐車場が無料のため、繁忙期に飛行機を利用する人が近くに車を停められないような事もあるということで、昨年から一部の区画を予約制の有料にしたところ、かなりの利用者がいたということです。もとより、静岡空港は経費がかかる施設なので、安定した収入を確保するために今までの無料駐車場の一部を有料化し、一泊二日500円くらいで全体の半分くらいを整備できないかという話が出てきたのが昨年の話なのですが、先日のニュースではそうした有料化に反対する声も多いということで、今年の4月に予定されている一部区画の有料化をどこまでやるかということで運営会社は厳しい決断を迫られるという事なのだそうです。

静岡空港にはかつて新幹線の新駅を作るという構想もあったのですが、そうなると静岡~掛川間にもう一つ駅が増えてしまうため、ほとんどの新幹線利用者にとっては反対されると思います(^^;)。現状では鉄道との直結が難しければ、バス路線しかない陸の孤島というようになってしまうわけで、だからこその駐車場無料という事を大きくアピールして見学者および利用者を伸ばしてきたこともあるので、「駐車場有料」というイメージが先行して、空港を訪れる見学者の減少につながるという声も出ています。

しかし、空港は見学者のためのものではないのですから、少なくとも飛行機を予約した人が停められないような事を避けるための有料化は仕方ないような感じがします。どうせなら、航空券を予約する時に車利用なら駐車場の手配も同時にできてしまうようになってくれれば、安心して出掛けられます。

私自身、静岡から沖縄に自腹を切って行くのは高いので(^^;)、スカイマークの飛行機で安く中部国際空港から沖縄に出掛けたことがあったのですが、その際使ったのが宿泊すれば10日間は駐車料金が掛からない仕組みのあるビジネスホテルの東横インを利用することでした。ただし、ホテルを予約しても確実にホテルの駐車場を利用できるかどうかは当日にやってきて駐車場の「空」のマークを確認するまでわかりませんでした。

スカイマークでは自社便利用者に向けて、中部国際空港の専用駐車場の料金を補助するキャンペーンをやっていましたが、私が出掛けたのは繁忙期ではなかったのでスムーズに東横インの駐車場に入れたので事無きを得ましたが、これが繁忙期の利用だった場合、確実に駐車場が確保できるかわからない場合は、車で出掛ける事自体を諦める必要も出てきます。

個人的な見解ではありますが、さすがに静岡空港にそこまで多くの飛行機利用者があるとは思えないので、半分くらい有料駐車場にしてもいいとは思うのですが、ちょっと空港の近くに来たから寄ってみようとは思わなくなるでしょう。しかし、やはり空港は飛行機に乗る人のための施設なので、その辺を履き違えないようにこの駐車場有料化問題は進んでいって欲しいと思っています。


東名富士川SA上りに「セブン自販機」出現

前回紹介した「さった峠」を通り富士宮浅間大社へ行くまでの間、昼食をとるために東名高速の富士川SA上りに外から入場してレストランで食事をしてきました。今回利用したのは「富士川楽座」の方ではなく、あくまで東名のサービスエリアスペースの方です(近くに大きな観覧車がある方の入口から入る「エクスパーサ富士川」)。

その土産物屋さんのスペースの端の方に、実に興味深いスペースを発見しました。当初は駅の構内にある食材を扱う自販機だと思ったのですが、よく見ると「セブン-イレブン」のマークが付いていました。

このように壁面の一部に置かれた自販機で販売を行ない、特に深夜・早朝の営業時に人を使わない事のメリットを出していそうです。ただ、この自販機はnanacoは使えるものの、他の電子マネーは使えず他の決済は現金のみのようです。

調べたところ、この自販機は写真に写った名前そのまんまの「セブン自販機」といい、セブン-イレブンがオフィス・工場・病院・学校など施設の利用者やその場所で働く人などを主なターゲットにして設置を仕掛ける自販機でいわゆる「無人コンビニ」とは違うもののようです。イメージ的には工場の中で働く人のためだけに食堂の代わりにコンビニで販売されている食品を販売するとか限定的なマーケットでも売り上げが期待できそうな場所用に開発された販売形態のものなのですね。こうしたものを多くの人が自由に使えるのはちょっと嬉しいような気もします。ちなみに、基本的にはこのセブン自販機ではセブンイレブンで売っている食品が入れられており、価格もいわゆる「自販機価格」で10円単位で端数が出ないように設定されているということで、実際の店舗と同じではないようです。

高速のサービスエリアは閉ざされた空間とは違うので、こんな自販機が大きくなっただけのものでもかなり使われるのではないかと思われますが、これで各種電子マネー(QR決済含む)が利用できれば、現金がなくてもとりあえず様々なものが食べられるという点でいいなと思います。しかし現状では富士川SA設置の自販機で使える電子マネーはnanaco一択なので、利用者側も一工夫が必要になるでしょう。おサイフケータイ機能のあるスマホにnanacoアプリを入れ、ある程度現金でチャージをしておくか、クレジットチャージ可能なクレジットカードを持っている場合にはいざという時にチャージできるように登録しておけば、この富士川SA下りのセブン自販機で買い物ができるようになります。

様々なニュースサイトで調べると、今後はこのセブン自販機で交通系ICカードでの利用も考えているということなので、nanacoポイントにそこまで固執しなければ(自販機利用でもポイントが貯まります)nanaco以外の電子マネーでの決済の方が便利かなと個人的には思います。なお、富士川SA上りにはセブン銀行のATMが設置されていますので、ポイント命の方は現地で現金で支払わないでいったんnanacoにセブン銀行のATMからチャージしてポイントを貯めるという方法もありですが、そうなると電子マネーの便利さというのとはちょっと離れてしまうかなと思いますが(^^;)。

先に紹介したように、今後この自販機で他の電子マネーが使えるようになればさらに便利になると思いますので、今後の展開に期待しながら東名高速の東京方面を使う場合には気に掛けておくといいような気がします。昨年末からお正月にかけて、コンビニを含む多くの大手フランチャイズチェーンが営業を休止しましたが、店員のいないセブン自販機がもっと普及すれば、どうしても深夜から早朝にコンビニを利用したいような場合に慌てずに済みます。個人的な希望としては、将来の無人コンビニの展開も考えつつ、いわゆるトイレと自販機しかないような小さなパーキングエリアでの設置を考えていただきたいと思いますね。