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車検で車が使えない時に自転車で遠出することで色々と発見したことと大変だったこと

今回の車検はヘッドライトユニットの交換というめんどくさい作業を伴ったため、一週間ほど車無しの生活を余儀なくされました。一応、車以外には自転車(非電動)があり、自転車は通勤に使っているのですが、職場との行き帰り以外にはほとんど使わない生活をしていたので、かなり大変でした。

というのも、車で買い物に行く場合は大きな買い物袋を二つくらい持って行き、その中にパンパンに中味が詰まるほど一気に買ってきていたのですが、自転車の場合、荷物が載るのは前籠と後ろの荷台しかないため、自ずと一回の買い物で買ってくることのできる量が決まってくるのです。さらに、買い物をするスーパーでろ過水をいただくのですが、一回の給水で5Lいただけるので、重さは5キロになりますので、そうなると一緒に買って来られる物はさらに少なくなります。状況によっては一旦水だけ汲みに行き、改めて買い物のために出直すようなこともあります。

現代の問題として「買い物難民」が多く発生しているということがありますが、買い物をするお店だけでなく、お店へ行く路線バスの便数が減少するような事も起こりつつあります。そう考えると、自分の場合は車を持っていていつでも買いに行きたい時に車で行けるという事に改めて感謝しなくてはいけないとしみじみ感じます。

ただ、この一週間日常の足が自転車だけだったので、通勤や買い物以外にも自転車を使って移動するような機会もありました。一応、自宅から自転車で30分くらいかかる場所を目的地にして、用足しに行ったのですが、普段そのように自転車を使っていないこともあり、新しい発見というのもありました。

というのも、車を使う場合、昔ならいざ知らず、今は目的地をカーナビにセットしてそのままカーナビの案内通りに車を進めるだけで目的地に着いてしまいます。点から点への移動といいますか、車窓から景色は見えるものの、途中に何があるかということについてはさっぱりわからない中移きをするような感覚に慣れてしまっていました。

今回は、自転車で目的地を目指したのですが、最近はスマホを見ながら自転車を運転しても交通違反のきっぷをきられてしまう可能性が出てきたので、今回はスマホを出さずにだいたい自分の中で覚えている勘に頼って進んだところ、見事に目的の場所がわからずに迷いました。さらに、経路についても自転車の場合は自動車が一方通行の道でも入っていけるため、狭い路地などにわざわざ入って進むこともできます。そうすると、近くに住んでいるのに今まで全く知らなかったお店やスポットがあることを発見できます。自転車の場合はそうしたものを見付けたらすぐ停まって確認することが可能なので、ずっと地域で生活していながら限られたお店やスポットしか利用していないという残念な自分の生活を知ってしまいました。

これは、逆に言うと今後に向けての楽しみでもあります。今まではネットで地元のお店を紹介しているサイトやテレビのローカル番組を通じて地域の情報を知ることが多かったのですが、今後は自分の足で稼ぎながら自分の好きなスポットやお店を開拓していく楽しみができてきたとも言えます。

車は便利で、特に雨が降っても濡れずに移動できる大きなメリットもありますが、暇をもてあましたような場合には、あまり考えずに往復1~2時間くらいかけて自転車で回ることのできる場所を旅に出るかのごとく見に行くというのもなかなか面白そうです。目的地のあるお出掛けでも、時間に余裕があれば行き帰りに最短経路を取らず、自分の感性でちょっとより道をするのもよさそうですし、そうすることで、このブログに書くネタが増えれば、それはそれで有難いものです。

今年の夏は暑すぎて、全く自転車で出る気はしませんでしたが、今後は徐々にそうした時間を増やして行ければと思っています。

外に出て活動することで次の活動を起こすきっかけになりやすいと思ったこと

コロナの時期には自分から買い物以外の外出をすることはなかったのですが、今年は宿泊を含めいろいろなところに出掛ける機会が増えました。以前は、出掛けた後に自分で出掛けた事をまとめてこのブログなどで書いていたりしたのですが、それは自分の思い出の中に収っていることがほとんどで、そこから新しい展開になるということはありませんでした。もっとも、以前は自分の興味あるところへどんどん行こうというアイデアが有り、それを車中泊旅を含めて実行することで、多くの場所に出掛けることはできましたが、すでに国内では全ての都道府県を回ってしまっていますし。以前と比べるとそこまでガツガツとは出掛ける感じにはなっていません。

ただ、今の世の中というのはほとんどのことでスマホやパソコンを使った予約システムが動いているので、たとえ目的とする場所の前にいたとしてもそこでスマホのアプリをダウンロードし、現金より安くサービスを受けることのできる電子チケットを購入するような事もできます。昔、ホテルや旅館を予約する場合には、飛び込みで交渉するのではなく、直接電話して交渉した方が泊まりやすいと言うこともありましたが、今では宿の公式ページからかんたんに予約できます。公式ページでは部屋があれば公開しているので、怪しい駆け引きも必要ありません。

さらに、今年色々なところに出掛けて思ったのが、例えば電子チケットを購入したところで何か興味深いイベントを行なうような場合には、登録したメールアドレスに連絡が入ってくるということです。こうした連絡を迷惑に思う人もいるかも知れませんが、私の場合には多くのメールの中から自分に興味のある情報が入ってくれば(そもそも興味があったので電子チケットの購入を行なっているわけなので)、それがどんなきっかけであったとしても幅広に情報を入れたい方なので、こうした連絡が入ってくることは私にはありがたかったりします。

今年は全国にチェーンを持つ宿泊施設も利用しましたが、これも無料会員に登録しておくと様々な情報をメールで配信してくれます。単に自社の宿泊施設だけでなく、宿の周辺で行なわれているイベントや、美味しい食事を提供してくれる地元の有名店の紹介などもしてくれるので、送ってくれた宿の方々には悪いのですが、そうした情報だけ入手してしまうということもあります。

来年はもう少し幅を広げて今年利用していない施設や場所で電子チケットやスマホ・パソコンからの宿や施設、交通機関の予約をすることによって、さらに自分にとって有益な情報が入ってくる可能性があります。今後はそんな事も考えつつ、できるだけ利用する施設がかぶることの無いような計画を立てて、自ら調べることに加えて、黙っていても向こうから新たな情報が入ってくるような旅のやり方について考えながら、便利に電子チケットなどの利用を推進していこうと思っています。

大きなショッピングモールの閉店はその地方の活力まで奪ってしまいかねない

先日訪れた長野県松本市では、松本城の近くに大きなイオンモールができていてびっくりしましたが、その半面地域の老舗百貨店である井上百貨店やイトーヨーカドー南松本店が2025年に閉店することになることを聞き、私の住む静岡市でも他人事ではないと思っていましたが、同じ2025年の3月末で近所の大型ショッピングモール・ユニー系列の「アピタ静岡」が閉店するというニュースが急に入り、周りはかなりざわついています。

お店は客入り自体が悪いわけではなく、火曜日の特売や週末には多くの人たちが買い物に訪れ、テナントもセリア・無印良品・GUなどが入って繁盛しているように思えましたが、この場所は元はJR東海の社宅があった場所で、土地建物の持主であるJR東海とアピタを運営するユニーとの間に何かトラブルでもあったのか、そもそも契約満了での予定の結果なのか、第一報の段階では何とも判断できません。

土地勘がない人のためにちょっと説明すると、ショッピングモールの建物はJR静岡駅南口をまっすぐに南下した左側にあり、直ぐ側には地元のマスコミである静岡新聞・静岡放送の建物がある市内に住んでいれば誰もが知っている場所です。市民としてはこれらのモールの建物と隣接する静岡市の駿河区役所の建物は渡り廊下でつながっており、まさに現在、選挙の不在者投票を買い物のついでに行なえるということでも市民の利便性に一役買っています。

今回閉店する建物は区役所から離れていて、区役所の隣りにある主にスポーツ用品とレストランが入る建物については営業を今のところは継続するそうなので、区役所に用事がある場合、狭い区役所の駐車場に停めなくても、ショッピングモールの方の駐車場に停めて市役所の用事を済ますことは今後もできそうです。ただ、閉店する建物には立体駐車場があるので、大雨や台風の時でも濡れずに買い物ができていたのが、今後その建物にテナントが入らないで取り壊しということになれば、かなり利便性は損なわれます。

また、こんな事は考えたくありませんが、水害が予想されたり津波が襲ってくるような事が予見された場合、今後静岡市は民間の立体駐車場を開放するような形でお願いをするという話もあっただけに、災害時にも有効に使えるインフラが使えなくなるリスクが出てくるわけで、地域にとっては大きな損失になるかも知れません。

恐らく、今挙げたような理由から、JR東海は次のテナントとの話し合いをしていて、今とは違っても違うお店が営業をするのかも知れませんが、これも希望的観測に過ぎないでしょう。地域に大型店が入るメリットは色々あるものの、いったんそれが撤退となったら一気に環境が変わって地域衰退という憂き目になる可能性も出てくるわけです。その後、続報として今回閉店するショッピングフロアについてはイオングループが入るという話も出てきているようです。ただ、その場合でも閉店から次のお店の開店まではどうしてもタイムラグは出てきてしまいます。お店が残ればホッとはしますが、まだ確定ではないので、この事についての言及は今のところ控えることにします。

あと、静岡市内の大型スーパーと言えば、毎年開催される「静岡ホビーショー」が開催されるツインメッセ静岡の隣りにあるイトーヨーカドーがあります。今回のアピタの閉店によって、それなりにお客を集めている店舗であってもいつ閉店してしまうかというのは本当にわからないという事がわかりました。何でもそうですが、一つのサービスが未来永劫に続くと思ってそのサービスだけしか使っていないと、そのサービスが終了してしまうと本当に路頭に迷うような事にもなります。今回はショピングセンター・大型スーパーの話でしたが、あらゆるものに依存せず、ショックを伴う変化が起こっても慌てずに対応できるような感じで生活していくことは大切だとしみじみ思います。

高速道路が開通することによって利便性が失なわれる現実を感じた中部横断道無料区間

先日、中部横断道を使って山梨方面に秋のとうもろこしを買うために出掛けてきました。昔は国道52号線を上がり、身延から甲府方面へとカーブの多い下道を延々と走るか、富士から富士宮方面から河口湖の方へと抜ける感じの行き方が主だったのですが、今はかなり楽になっています。

東名高速に乗って清水ジャンクションで中部横断道に入ると、下道を通ることなく甲府方面に抜けられます。なお、山梨県内の中部横断道は、富沢ICから六郷ICまでは対面通行ではあるものの無料区間となっているので、一般道と同じように料金を払わないで通行することができます。最近はノンストップで走ることのできる中部横断道のルートをいつも使っているのですが、一つ不満点があります。

それは、東名から中部横断道を進む中で車で休む場所がかなり減ってしまったことです。まだ中部横断道が一部開通の時代には、新東名の新清水ICまではノンストップで行けたので、そこへ行くまでに新東名の清水PAで休憩を取ることができ、そこから富沢の道の駅やJAの農産物直売所などが点在していたので、目的地に着くまでにも色々立ち寄っていくことが多かったのですが、東名の清水ジャンクションから直接中部横断道に入ってしまうと、道の駅としては中部横断道沿線にある道の駅なんぶが唯一の休憩施設となります。先日立ち寄った時も、同じように休憩や食事をするために多くの人が訪れていて、特にレストランの混雑ぶりが半端なく、ゆっくり休憩をすることもなかなかできません。

ちなみに、道の駅なんぶのすぐそばにはコンビニのローソンが営業をしているので、深夜や早朝の休憩時でも何とか食料や飲み物は手に入れることはできます。しかし立ち寄るためにはいったん一般道に降りてから改めて中部横断道に乗り直すことになってしまうので、めんどくさがってそのまま通過してしまう場合には注意が必要です。下道に降りるにしても夜などはどこかコンビニを探すような事になり、道の駅やSAはもう少し走った道の駅富士川(増穂ICに併設)まで行かなければなりません。

先日は、行きはストレートに走りましたが、帰りはより道をしながら帰るようにし、あえて下道の国道52号線をしばらく走りました。途中にあるスーパーや、農産物直売所に寄るのが目的でしたが、しばらく使っていない道を走ると以前との変化が見えたりもしました。

今回残念だったのは、無料区間の始まる六郷と富沢の間にある中富で以前はよく立ち寄っていた中富の農産物直売所に寄った時のことです。実は立ち寄ったタイミングでお昼を食べようと思って寄ったのですが、以前は地元のJAの方が運営していた食堂が廃止になってしまっていて、その場所は「休憩所」という表記で以前のレストランとしての面影を残しながら単なる空きスペースになってしまっていたのでした。

これは当然ながら、中部横断道の開通とともに交通量も少なくなり、わざわざ食事のために立ち寄ってくれる観光客の数が減ったことの現れであることが考えられます。この地域は大豆の産地で、立ち寄った時にはその直売所の今の売りであるご当地大豆の枝豆は売切れになっていたので、直売所としてのニーズは地元の方々を中心にあるのだろうと思います。今後もそうしたものを狙って訪れることはできそうなので安心はしましたが、道路が開通することで無くなってしまうものもあるという当り前のことを感じる今回の訪問となりました。

単にネット検索をするだけではわからないネットでの情報収集のためにSNSの活用を考える

旅行雑誌の「じゃらん」が休刊するというニュースが入ってきました。紙媒体(アナログ情報)の有益性というのは十分に承知しているものの、今の世の中わざわざ毎月お金を出して旅行雑誌を買うよりも、ネットで調べればお金もかからず効率的な情報が収集できるので経営的にうまく行く見込みがないのではないかと思います。残念ですが、これも世の中の流れというべきでしょう。

ただ、検索ワードを入れて探したり、旅行サイトを中心におすすめを調べたりしても、表面的に自分に興味のあるものだけがピックアップされるだけで、自分自身が気付かない面白いものを見逃しがちになります。実はたまたまそうした事を体験したので、今回はその事について書かせていただきたいと思います。

私のブログではXのアカウントを持っていて、主に毎回の更新事項について毎日アップしているのですが、色々な方からフォローをいただいているだけでなく、こちらからもフォローしているアカウントもあります。基本的には旅行や通信関連のアカウントになるのですが、先日Xのアカウントから流れてくるポストを眺めていたら、以前何の気なしにフォローした観光施設のアカウントのポストが流れてきました。

そのアカウントは、毎年6月に朝採れのとうもろこしを買いに行く直売所も併設しているのですが、毎年一回そのイベントや、イベント周辺の時期にどんな品種が出ているか確認するのに役立っているのですが、何と今の時期、初夏に収穫した後に改めて種を蒔いた秋採りのとうもろこしが現在その直売所で販売されているという投稿を目にしたのでした。

個人的にはとうもろこしの時期は年一回だと勝手に思ってしまっていたのですが、年に二回旬のとうもろこしを買えるチャンスがあるのなら、今シーズンは行けるかどうかわからないものの、時間が取れたらぜひ行ってみようかなとも思えてきます。こうしたことは、ネット検索をしたり、旅行関連のサイトを見ていても出てくるような情報ではないので、ネットを使うにしても新たな切り口で見ていくことが大切だなと思います。

現状ではXよりもインスタグラムで発信をしているところも多いので、旅先で気に入ったお店や施設を複数のSNSでフォローすることによって、自分にとって有益な情報が入ってくることもあります。こうした情報の取り方というのは、まさに紙媒体での情報の入れ方に近いですが、ネットの情報というのはちょっとしたことで流れてしまって見逃すことも多いので、見る時には目的とする場所だけでなく画面の色々なところにも配慮しつつ、何にでも面白がって見ていくことも合わせて必要になってくるのではと思います。

そうは言っても私自身、実はもっと面白い情報をかなり見逃しているであろうことも確かであり、ネットで得た情報をメモに残したり、自分なりにこうしてブログに書くことによって自分で使える情報として活用できるよう、今後も失くなってしまうであろう紙媒体の情報をネットで何とか補完できるように工夫をしていきたいと思っています。

「大江戸温泉物語」は「伊東園グループ」と比べてどうなのか実際に泊まってみての感想

先日宿泊した熱海伊豆山温泉の「水葉亭」は大江戸温泉物語が現在運営を行なっています。その前に泊まったのが伊東園ホテルズが運営する松本浅間温泉の「浅間の湯」でした。二つのグループはどちらもかつての大型旅館を購入し回収した後で、朝と夕食は食堂でのバイキング形式の提供にすることで人件費を削減し、安い料金で利用できるようになっています。

今回はまだ一ヶ所ずつ泊まっただけではありますが、二つのグループの違いを上記ホテルに泊まった経験から比較してみようと思います。当然ながらサービスについても泊まる場所によって変わってくることはあると思いますので、今後経験値を増やすことによって、そうした細かなところのケアもできれば良いなと思っています。

まず、前回のポストでも書きましたが、部屋でのインターネット環境が二つのチェーン店では違います。伊東園は部屋で無料のWiFiスポットを用意しているのに対し、大江戸温泉物語の多くの旅整では基本的に部屋でのWiFi提供はなく、ロビーのみでの対応になっています(部屋でWiFiが使える場合もありますので要確認)。

次に、チェックインした後でキーをもらうのですが、どちらも古い旅館なので鍵は以前のものをそのまま使っています。伊東園では昔のホテルで良くあったキーホルダー(?)が付いた鍵を一つ渡されるだけでしたが、大江戸温泉物語の場合、鍵は写真のように2つあって、写真では一つのルームキーのようですが、実は磁石によってくっついているだけなので、簡単に一つずつ分けられるようになっています。これは個人的にはとても嬉しいことで、二人以上での利用の場合、どちらかが部屋の外に出ても、もう一人がその人の帰りを待つことなく鍵を掛けて部屋の外に出られます。どちらのチェーンも大浴場が男女とも整備されていますので、二人(二グループ)一緒にお風呂に行っても、お風呂の外で合流するとかしなくても、好きな時に出て部屋に戻ることができるようになります。

さらに、一方の鍵と一緒に小さなICチップが付いています。料金の支払いについては、伊東園ではチェックインと同時に支払うような形になっていましたが、大江戸温泉物語の場合は後払いで、しかも支払いは無人の精算機を使います。いつでも精算はできるのですが、精算機にICチップをタッチさせることで宿の利用料金が確認・支払いができるようになっています。館内には様々な有料のサービス(マッサージなど)がありますが、そうしたサービスを利用する場合にはその都度支払うのではなく、ICチップ付きのキーを使って部屋付けにして後から精算するようにできるようなので、お財布を持ち出すことによるトラブルは回避できるのではないでしょうか。

食事はどちらもバイキング形式ですが、多くの伊東園ホテルズの施設では、食べ放題だけでなく通常料金内にビールなどの飲み放題も付いています。よく飲まれる方にとっては伊東園の方がお得ですが、ほとんど飲まない方であれば、食事の内容は多少ではありますが、夕食にお寿司や釜飯が付いていたりと、大江戸温泉物語のレベルの方が高いのでは? と思えるところもあります。少しだけ飲みたいという場合には事前に自分の飲みたいお酒とおつまみを買って、夕食後にゆっくりとというのが良いと思いますが、翌日の朝食もバイキングなので、くれぐれも深夜に飲みすぎ、食べすぎは控えた方が良さそうです。

部屋に入るといきなり布団が敷いてあるのが伊東園で、布団の用意をした状態で脇にたたんで寄せてあるのが大江戸温泉物語でした。遅くチェックインする場合には伊東園が有難いかも知れませんが、早めのチェックインで部屋で過ごしつつ食事までお風呂に入りながら時間をつぶすような事をすると、どうしても布団が邪魔になるので大江戸温泉物語のように畳んで隅に寄せる必要が出てきます。これも宿の使い方や、部屋の大きさにもよるのでしょうが、部屋の中には布団を敷くと居住スペースが極端に狭くなってしまう事もありますので、宿を選ぶ際の一つのポイントとしてこの違いを覚えておいても良いかも知れません。

料金について、特別料理を追加すると料金がその分上がるのはどちらも変わりませんが、安さという点から言うと伊東園の方が全般的に安いです。さらに、部屋の大きさや、室内に露天風呂が付いた部屋であっても特別室とかでなければ、通常の料金と一緒の料金で売っているのも伊東園の方です。もちろん立地条件や元の旅館の格というのも宿を選ぶ際の要因となり得るので、安い方が良いというのも全てではありません。今回は、伊東園と比べると高値とは言いながらキャンペーンによって伊東園の基本料金よりもちょっと安く水葉亭を利用できるようになったのですが、閑散期や直前の時期とかで料金が変わってくることもあります。無料の会員登録の上で宿泊することで、宿泊代を引くクーポンを発行してくれるサービスも大江戸温泉物語にはありますので、色々と情報を入れながらその都度条件のいいところを選びながら両方のグループの旅館を利用するというのが賢い使い方ではないかと思います。

ちなみに、今回の水葉亭で用意してくれたお部屋は、ぎりぎり直前に予約したとは思えないほどの眺望の良さを誇り、なおかつ角部屋でした。予約する際、「眺望なし」と書かれた部屋だと道路側で海が見えない可能性大でしたが、同額でこれだけの眺望のある部屋を使えたというのも、料金以上の価値がありました。そういう意味では昔からあこがれた水葉亭での宿泊を十分に安く楽しめたことで大満足の旅となりました。今後も宿選びには成功も失敗も出てくるかと思いますが、失敗するにしてもできるだけコストを掛けずに利用できるような形でかつての名旅館を利用していきたいと思っています。

その昔泊まりたいと思った「憧れの旅館」に泊まるチャンスを得て実現した今回の旅行先は?

前回書きました、予約をした旅館について今回は細かく書いてみたいと思います。元々は、先月の二度の三連休が出勤だったためか、先月末から代休をもらったので、家でゴロゴロしているよりもどこか行ける所があれば出掛けようと考えていました。当初は例年より遅れ気味の彼岸花を見に行こうかと考えていたのですが、メールチェックをしている中で、とあるリゾート系の宿泊キャンペーンのメールに目が止まり、どうせなら一泊二日で近場に出掛けるのも良いのではないか? と思いました。

メールの主は「大江戸温泉物語」で、全国に格安で泊まれる宿を多く持ってきます。基本的には経営に行き詰まった過去の有名な旅館を買収し、朝・夕食バイキング、部屋の布団はセルフサービスなど極力人件費を抑えて低価格を実現した、先日泊まった伊東園ホテルズのライバルというような関係です。

キャンペーンが無ければ基本料金的には高めの価格設定の大江戸温泉物語ですが、今回のキャンペーンは2024年9月・10月の平日限定でそれぞれ税込8,400円・8,900円(入湯税別)という価格から利用が可能で、私がメールを見た時は9月は30日しか適用日がなかったのですが、たまたま代休になったのが30日からだったので、伊東園ぐらいの価格で大江戸温泉物語の旅館が利用できるということと、これで伊東園と大江戸温泉物語のサービスの比較ができるということでキャンペーンにのっかることを決めました。

今回のキャンペーンは、元々の宿泊料金の安い「スタンダード」タイプの宿に限られていましたが、古いところでも過去の事を知っている人から見るとなかなか興味深い旅館を選ぶことができるので、今回は同じ県内の伊豆にある宿の中から決めました。

それがこの写真を見たらわかる人はわかると思うのですが、熱海伊豆山温泉の「水葉亭」というかつての有名な旅館でした。私自身のこの宿への思い入れをここで書きますが、まだお金がなくユースホステルの旅が普通だった学生の頃(当時はまだ車も持っていなかったので鉄道での旅行でした)、遠くへ行くためには今はない「周遊券」を活用して全国を飛び回っていました。鉄道が中心の移動となり、当時はもちろんスマホもなく乗換案内系のアプリもありません。となると、頼りになるのは紙の時刻表になります。時刻表は今も本屋さんで売られていますが、私が持って行くのはコンパクトなものではなく、大版のものが多かったです。

それ自身を枕にして使えるということもありますが、あらゆる鉄道の時刻や、路線バスや飛行機の時刻表、さらには宿泊施設の広告もあるので、電車が停まって知らない土地で降ろされた場合にはその広告を見て電話するというような使い方もできました。その点では、JTBの時刻表の方が宿泊施設に関する広告は多いように感じたので、私はJTB派でした。

なんでいきなりこんな話をするかと言いますと、昔の水葉亭は、そのJTBの時刻表の裏表紙や、そうでなくても普通の旅館は組合が主導する一行リスト形式の広告が多い中、一ページまるまるの広告を多く出していることで強烈な印象がありました。関東一の広さを誇る「王朝大浴殿」というキャッチフレーズや、相模湾を一望できる離れの露天風呂など、ぜひ入りたいと思っていたのですが、当時は日帰り入浴は行なっていませんで、結構宿泊料金が高かったのでおいそれとは利用することができず、私の中では憧れの温泉宿となっていたのです。

その後、水葉亭は経営に行き詰まり休館となりましたが、大江戸温泉物語に買収される形でリーズナブルな料金で利用できる旅館に変わりました。かつての王朝大浴殿は真ん中で分けられてかなり中途半端なものになってしまったのは残念ではありますが、それでも十分に温泉は楽しめそうなので、一番安い一人8,400円で提供されている和室10畳の部屋を宿泊日の3日前にゲットできました。全てインターネットで完結したので、本当にお手軽でした。

そんなわけで、改めてここで実際に大江戸温泉物語の宿に泊まってみての、伊東園との違いなどを書いてみたいと思っています。

虚しい心の隙間を埋めるにはSNS経由で満たそうとするよりもあてのない旅に出てしまう方が遥かにマシか?

SNS経由で若い女性に騙され数百万から数千万円のお金を取られてしまう、これから老年に向かっていく独身の男性がテレビのインタビューを受けている特集を見る機会がありました。人間、独身でも結婚をしていても違う境遇の人を羨ましいと思うことはあり、独身だからだめというわけではないと私自身は思うのですが、お金を取られてしまった人はSNSで出会った女性とパートナーになるためにせっせとお金を貢ぐことになってしまうケースがあるということです。

今回見たニュース特集では、そのようにいい年の男性を騙してお金を取る過程を、若い女性を中心としたコミュニティが別のSNSで公開しながら男性らのSNS上のやりとりを公開して笑いものにしているような場もあったということでした。個人的には、知り合いが困っていたら親身になって助けたいと純粋に思う気持ちはわかるものの、そうした人の情けにつけ込んで笑い者にするような人たちがいるという事はやはりショックです。私自身はSNS上で名前も素性もわからない人に援助するような事は今までもないですが、実社会においてもちょっとした心の隙をつかれてお金を出すくらいなら、自分で自分の心を豊かにするようなお金の使い方をした方が良いとしみじみ思いました。

私の場合はこのブログを書くという行為自体が単に読んでいる人に情報を提供するだけでなく、自分のためにもなると思ってせっせと書いているのですが、どちらにしても自宅に籠ってあれこれと明らかに良くない方向に妄想を繰り広げる事も危ないと思います。私の場合は、こんなブログを書いていることもあって、自宅から旅立つことで昇華している部分が大きいですね。今回は、私自身もまだやったことがないのですが、究極の旅として今後仕事をリタイヤした後にでも実行してみたいプランについて紹介してみようと思います。予算はそれなりにかかりますが、素性も知らない他人にお金を取られてしまうよりはよっぽどましではないか? と思えます。

でまた、話は変なところに飛んでしまいますが、例えば自分が人に追われていて国内をずっと逃げなければならないと仮定した時、皆さんはどういうルートを使って逃げるでしょうか。追ってくる人が自分の事をわかっている場合、いわゆる「土地勘」がある場所を中心に探すことと思いますので、自分はそうは思っていなくても以前住んでいた場所や旅行で気に入った場所に逃げてしまうと、簡単に発見されてしまうという結果になるかも知れません。そうした行動を防ぐには、自分が行程を決めるのではなく、他人が決めた行程をなぞりながら移動することで、行き詰まらずに長期間逃げられます。そうした他人の考えた行程の中でも秀逸なのが、今回紹介したい「最長片道きっぷの旅」です。

その移動はJRになりますが、全国に張り巡らされたJR線の同じ場所を通らずに一番長い乗車券を発行してもらい、そのきっぷの有効期間まで、現状での最長距離の行程をひたすら移動するのです。詳しい行程については、JRの廃線や新線開業などによって状況はその都度変わりますが、インターネットで常にその行程表が更新されています。これを書いている2024年現在、竹松駅(JR九州大村線)→長万部駅(JR北海道函館本線)のルートか稚内駅(JR北海道宗谷本線)→新大村駅(JR九州西九州新幹線)が最長ということですが、乗車券とその他の料金(特急や新幹線に乗らないとダメな部分もあるので)、交通費だけでだいたい20万円くらいかかります。さらに連日の宿泊費や食費がかかりますが、実際に最長片道きっぷの旅をした人の旅日記などを見ていると、有効期間はあるものの、だいたい一ヶ月くらいの行程で、宿泊は極力ネットカフェのような格安な宿に泊まることで、食費を入れて最低30万くらいはかかると考えられます。最近はビジネスホテルも高いので、そうした場所に泊まるつもりならもう少しかかるでしょうが、これを安いと見るか高いと見るか。

個人的には、安全に国内を移動し続け、なおかつ行程を終了することを目標にすることで、その間は心の隙間とかそんな事を考えている暇はないような旅になると思うので、かなり精神的に鍛えられるのではないかと思えます。

今回紹介した旅はそこまで豪華な旅ではありませんが、結構な費用も時間もかかります。多くの人は学生の時には時間は作り出せるもののお金はなく、その後就職するなどしてお金を稼げる時期に、2ヶ月以上も仕事をしないで日本縦断するだけの時間を作り出すのは難しいと思います。それでもこうした旅があり、しばらく家に帰らず、他人が探そうとしても見付けるのは極めて難しい方法で移動ができるという事を知っていれば、心が追い詰められるようないざという時でも悲劇的な方向へ向かうことなく、最高の贅沢な時間を過ごして心を豊かにするような事にもなるかも知れません。私も仕事のリタイヤに後の良いタイミングでこういった旅に出掛けられるように、そのための貯金をしたり、最新の情報(交通関係だけでなく安くて快適な宿の情報なども)を仕入れて、来たる日に備えたいと本気で思っています。

お出掛けの前にする下調べはネット検索がうまくできれば出先での失敗も防げるか?

先日、毎年の我が家の恒例である富士宮にある農産物直売所へのお買い物に行ってきました。夏のこの時期には、全国的にはあまり馴染みがないかも知れませんが、取れたての生落花生が直売所で売られているので、それを買ってきて塩ゆでにしていただくのです。塩味で水に十分浸した落花生は好みはあるかも知れませんがファンも多く、下手をしたら多客期には午後には売切れてしまって買えない場合もあるほどです。

ということで、平日に休みが取れそうな日を狙って行こうと思ったのですが、最初に行こうとしたのは火曜日でした。ただ実はその日は直売所の定休日で、下調べをしないで行ってしまったらせっかく時間を掛けて出掛けてもお店が閉まっているという最悪の状況になるところでした。これは直売所の公式ページでなくても、その直売所を紹介しているページをネットで見付けられれば、定休日の情報は得ることはできるので下調べの中でもそこまで難しくはありません。

ただ、落花生の旬の時期はいつなのかとか、特売の情報などは公式ページや「X」のアカウントなどで出ている場合があります。事によると、もはや出荷時期が終了してしまって店頭に並んでいないということもあったりするので、対象とする場所やイベントに公式ページやX、インスタグラムのアカウントがある場合にはきちんとその辺も抑えておくことが大事だと思います。

実は今月は、落花生とは別に出掛けようと思ったイベントが2つありました。一つは先日あった中秋の名月に合わせて近隣の天文台で月および土星などの観望会が行なわれるということを聞き、ネットでその天文台のページからイベントの概要をゲットしました。

参加費は無料ですが、開始1時間前に整理券を配り、定員があるということで、整理券を配る時間に合わせて出掛ける必要があることがわかりました。ただ、イベントの説明には気になる事が書かれていました。天文現象は当日の天気に左右されるので、雨が降ったり曇天の場合にはイベントそのものが中止になる恐れがあるというのです。開催か否かは整理券配布のさらに一時間前に公式ベージでアップされるということも書かれていたので、一応出掛ける準備はしつつ、その時間に合わせて天文台の公式ページを開いたところ、残念ながら天候不良のためイベントは中止という事を知りました。もしこの一手間をしないで先走って出掛けてしまっていたら、全くの無駄足になるところでした。

で、これを書いている翌日にも実はお出掛けの予定があり、それは例年だと満開になっている彼岸花の名所で行なわれるイベントに行こうと思っていたのでした。このイベントについては、たまたま地元発のテレビニュースで、本当はもう少し早い段階でイベントをやるのを、今年はとんでもない暑さが長く続いたため彼岸花が咲いていないということで、22日にイベント開催になるという情報を得ていたのです。

というわけで、本日開催のイベントについてはテレビが情報源だったため、そのまま行っても大丈夫だろうと思っていたのですが、先日天候不良で中止になったイベントに行こうとしていたこともあり、前日に念の為ネット上を検索してみました。彼岸花の咲いているところには公民館のような建物があるので、その建物に関する情報発信をしているページを探し出して確認したところ、何とそのイベントも中止になるという事を知ることになったのです。

その理由は、22日の天気が未明から午前中いっぱいに大雨になるという予報があるので、準備などの手順が難しいということらしく、これは仕方がないと思えました。また、そのページには昨日時点での彼岸花の開花状況についての記載もありました。それによると、昨日で約3分咲きということで、満開の彼岸花を見たい場合にはもう少し待った方が良いという話もご丁寧に書いてありました。

というわけで、ここでは下調べをして結局行かなかった事を中心に書いてしまいましたが、こうした情報は全国どこにいてもネット経由で得ることができます。日帰りでそのために出掛けてやっていなかったというのはちょっとショックですし、日程の詰まった旅の中で予定していた行程を諦めることになるというのはショックなことでしょう。私の場合は、画面の大きなパソコンで前日にじっくりと調べますが、旅行中などはスマホやタブレットなどで調べるケースも多くなるかと思います。個人的にはスマホよりタブレットを携行する方が調べものはしやすいので、私はタブレットを出先では多用することになると思いますが、スマホでも十分コツさえつかめば目的の情報に到達できると思います。

大切なのは、きちんと調べてから動くということを徹底することだと思います。もし不幸にも目的地が休みだったりした場合はその場ですぐ代案を考えることもでき、無駄に動き回るということもなくなります。時間と燃料の節約という意味でも、下調べの大切さということを考えながら動くことをおすすめしたいですね。

静岡市内にある水場を散策して汲んできた「竹千代の水」はマナーを守って利用しよう

9月に入っても太陽が出ている間は本当に肌に突き刺さるような暑さだったのですが、この暑さの中ちょっと思い立って私の住む静岡市内で一般でも利用可能な井戸水を汲みに行きました。

以前(引っ越し前)には、夜のウォーキングがてら、当時の自宅からそれほど遠くない静岡市駿河区西脇にある萩錦酒造の井戸の水を分けてもらっていたのですが、ここの井戸での水汲みのマナーが守られなかったようで、気が付いた時には一般の人は水を汲むことができなくなってしまい、それまで続けていたウォーキングの習慣が途切れてしまいました。私の場合はその日か次の日にお茶を入れるような感じで1Lか2Lくらいを行った時に汲んでいただけだったのですが、大きなポリタンクを多く持ってきて水汲み場を占領したり、深夜や早朝にやってきてゴソゴソされると、やはり井戸の持ち主としては気持ちが悪くなるのかなと思ったりしました。静岡市は安倍川水系の水があり、水道の水も美味しいと言われていますが、きちんと水質管理された井戸の水の美味しさは格別で、日々私が利用しているスーパーの水とは違います。もちろん、スーパーのお水もありがたく使わせていただいていますが、水道水をフィルターを通して純水にするものが主流なので、井戸の水とは違うのですね。

そんな井戸水を自由に汲むことのできる場所はまだ静岡市内にはあります。駅からちょっと離れますが、自転車で大体15分か20分くらい離れた住宅地の中に「竹千代の水」という井戸水が湧いています。詳しい場所については「竹千代の水」と検索すれば出てきます。

なぜ竹千代の水なのかと言いますと、徳川家康の幼名が竹千代で、家康はこの竹千代時代に、この井戸水の湧く場所の近くにあった臨済寺という名刹で今川の人質としての生活をしていました。当時は水道設備はないわけですから、昔からずっと湧いているこの水源に近い水を幼い家康も飲んでいたと思うと、なかなか興味深いものがあります。

このようにずっと水が出続けていて、近所の人だけでなく一般の人も自由に汲んで利用できるのですが、当然ながら注意事項はあります。深夜や早朝の利用については基本的に禁止で、私が行った時に掲示されていたのは朝6時から夜の9時までということになります。

また、井戸をとりまく環境は普通の住宅地であるので、車を停めて汲むことも禁止されています。ちょっとだけだからということを許してしまうと、結局そうした取り決めが無くなってしまい、無法地帯になる可能性は常にあります。私は自転車を井戸の前に停めて汲ませていただきましたが、これくらいであれば許容されるようです。観光で静岡を訪れて興味がある方は、レンタサイクルやシェアサイクルを使って現地まで行くか、近くのコインパーキングに停めて歩いて訪れることが推奨されると思います。

当日は日差しも強く暑い日でしたが、井戸水はキンキンには冷えてはいないものの、十分に体を冷やすくらいの冷たさはありました。持ってきた真空断熱ボトルに竹千代の水を入れ、帰りはそれを飲みながら帰ってきましたが、近所にこうした井戸水を利用できる場所に住んでいる人が改めて羨ましくなりました。今回はそのままごくごく水そのものを飲んでしまったのですが、もう少し涼しくなってきたら、今度は沸かしてお茶やコーヒーをいただくために再訪しようかと思っています。当然マナーを守って利用しようと思いますが、全国にあまたある名水についても、同じようなローカルルールがある場合にはそれを守って利用したいものですね。