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しばらくはすき間時間でレジャーを楽しむことに

昨日からいよいよ東京在住の人や、東京に行く人を対象にしたGo Toトラベルキャンペーンがスタートしたということで、本日からのレジャー動向が気にかかります。たまたま先日紹介した久能山東照宮や日本平という静岡市の観光スポットが行程に組み込まれた東京からの日帰りバスツアーもGo Toトラベルキャンペーンの対象になって、相当安く東京から行けることになるという話をテレビの情報番組で知り、あわててGo Toトラベルキャンペーンが発動する直前に出掛けてきました。

当方は静岡市在宅なので、日帰りというよりも数時間の空き時間があれば行って帰ってこられるので、今回は久能山東照宮博物館で特別展示されている「伝・島左近着用の兜」を見に行くことに絞って出掛けてきました。

ちなみに決行日は天気予報では全日天候が安定しないということでしたが、逆に天気が悪い方が人が来ないだろうと思って出掛けたものの、雨は上がってしまって相当暑い中行ってきました。久能山東照宮に行く方法は2通りあって、昔からの参拝の方法は海岸線の道路からいちご狩りで有名な久能山下に車を停め(有料)、そこから1000段以上ある石段を登って行く方法ですが、歩いて登る労力はともかく、途中で大雨になったら困るので、今回はもう一つの方法を使うことにしました。

山頂から雄大な富士山の姿が見られる景勝地・日本平山頂まで車で行き、そこから久能山東照宮までロープウェイが運行されていて、往復は大人1,100円なのですが、ロープウェイ往復券と久能山東照宮参拝券、さらに久能山東照宮博物館入館券がセットになった乗車券が1,750円で売っているので、今回はそのセット券を購入して久能山東照宮と久能山東照宮博物館に行ってきました。

雨は降っていなかったものの、ロープウェイは山と山の間の谷をまたぐように行くので、途中かなり風が強く吹いたときには相当ゴンドラが揺れてスリル満点ではありました(^^;)。本殿は国宝になったこともあり、それなりに認知度はあると思うのですが、平日の午前中に行ったこともあって一緒になったのは個人の観光客はパラパラという感じで密になることはロープウェイの中でもありませんでした。

色々写真は撮ってきましたが、肝心の久能山東照宮博物館は全てが写真撮影禁止で(^^;)、ここでその内容を紹介することはできませんが、一応行った証拠として本殿の写真だけアップします。博物館の中の展示は特別展示の「伝・島左近着用の兜」以外は全て歴代の徳川将軍に関わるもので、その中でも徳川家康が使っていたものは全て重要文化財でした。また、この博物館の目玉は徳川家康がスペイン国王から贈られた時計で、この型の時計は本国にも残っていない貴重な品ということです。

博物館の中も、そこまでして私のようにやってくる人はいないようで、ほぼ展示室を一人占めしてじっくりと島左近のものと伝えられる兜を見ることができました。関ケ原で島左近が討ち取られた際に壊れた前立ての部分(正面から見て左側)の生々しい様子や、逆の方も少し壊れていることで、実際に合戦て使われていたものだということはわかりましたし、島左近は石田光成を守って勇猛に闘ったということも伝えられる中、前立ては必要最低限で、あくまで機能性を考えて作られているということも実際に伝わったものを見てわかったことでした。

この展示以外に展示されている甲冑は全て歴代徳川将軍のもので、秀忠以外は合戦に付けて行く可能性すらなかったものです。そういう意味では一つだけ徳川家とは関係のない展示ということだけでなく、実用を考えて作られた唯一の兜の展示だということで、なかなか面白かったです。

ちなみに、島左近は関ケ原で討ち死にせず別の場所に落ち延びて生きていたという伝説もあります。先日のブログで紹介した隆慶一郎・著「影武者徳川家康」では徳川家康の影武者(この本では関ケ原で徳川家康は討ち死にし、その場で影武者と入れ替ったという設定)の軍師として徳川秀忠と戦い、影武者の死後には現在の浜松市天竜区で妻子を連れて移り住んだということになっているのですが、いかに荒唐無稽な設定であっても歴史には想像を入れる余地があります。そんな中で小説やドラマ・映画を見たり、逆に今回のように実際に今まで伝わっている物を見に行くということもできるので、国内の移動が解禁されたらまた国内を歴史散歩的に回ってみたいです。それまでは、今回のようにすき間時間を利用しながら近場に出向いて、安全に地元の名所などを再訪するのもいいかなと思っているところです。


ローカルニュースで知る地元の宝物

全国を旅行する目的には色々な理由があると思いますが、車中泊の旅では時間に関係なく道のあるところならどこへでも行けるので、歴史を訪ねる旅というのも面白いものです。

私の場合は歴史小説を読んで武将に興味を抱くところから始まるのですが、歴史の教科書に載っていてもその扱いが小さい人物に憧れるというのは、学生時代にあまり歴史の勉強をしていなかった事の反動なのかも知れません。

短くて簡単に読めるものが多くあることではまってしまったのが坂口安吾の歴史小説で、彼は織田信長(「信長」)・豊臣秀吉(「狂人遺書」)・黒田官兵衛(「二流の人」)などが戦国武将について書かれた長編ですが、短編の中にも面白いものがあり、当時私がその存在を知らないで読んだのが「直江山城守」でした(恐らく青空文庫でネットから読めると思います)。

この人物は大名ではなく上杉家の家老で、豊臣方に付いた主君と運命をともにした歴史上では敗者なのですが、その人物の大きさ(安吾が書くところの)に感銘を受け、米沢にある上杉神社まで彼の甲冑を見に行ってしまったほどです。漢字の「愛」の文字は現代の「愛」という意味ではなく「愛染明王」の意だそうですが、きれいにその文字が残っていて、それを現代に伝える米沢の人達の直江山城守に対する畏敬の念を感じたものでした。

その後、この人物は思わぬところから脚光を浴びます。漫画「北斗の拳」を描いた原哲夫氏がぜひ歴史漫画を描こうとして、当時病床にいた小説家の隆慶一郎氏に前田慶次郎の自由奔放な人生を書いた小説「一夢庵風流記」の漫画家を直訴し完成したのが「花の慶次―雲のかなたに―」です。

そこで、主人公である前田慶次郎の莫逆の友として出てくるのが直江山城守なのですね。この時から隆慶一郎氏の作品に坂口安吾と同じような匂いを感じ、その後始まった同じ隆慶一郎さんの小説の漫画化「影武者徳川家康」も楽しみに読みました。

この作品の前提は関ケ原で徳川家康が討ち死にし、とっさに指揮を執った影武者を主人公にして二代将軍の徳川秀忠との抗争を描いているという、「花の慶次」と同じく敗者の側から見た歴史観の中、影武者の軍師となるのが関ケ原で討ち死にしたはずの島左近であったのです。もちろんこれは隆慶一郎さんの想像の設定に過ぎません。歴史上では島左近は関ケ原で徳川の家臣に討ち取られ、島左近の兜とされるものが長く伝わってきたといいます。

ずいぶん前置きが長くなりましたが、この伝島左近着用(確実な証拠がないため「伝」となっています)「紺絲威兜(こんいとおどしかぶと)」の特別展示が2020年9月22日まで静岡市の久能山東照宮博物館で行なわれているのです。代々徳川家家臣の家で伝えられてきた兜を現在久能山東照宮が所有していることは今回のニュースで初めて知りました。改めて歴史の勝者だけが歴史を作ってきたわけではないことを気付かせてくれた隆慶一郎さんに感謝し、機会があればその兜を見に行きたいと思っています。

もし新型コロナウィルスの事がなければ、全国の興味のある方は見に来て下さいと声を大にして言いたいところですが、現在の状況ではなかなか兜だけのために静岡に来るというのは不要不急の外出になってしまうと思いますし、宝物自体がなくなることもありません。というわけで、今回はこの事実を紹介するとともに、コロナ騒動が収まった後には、改めて島左近の兜を展示していただきたいなと思います。


直売所の人気の正体とは

車を使っての旅行に行けないながら、わずかな楽しみは県内の農産物直売所に出向くことです。直売所には様々な特徴がありますが、今回選んだのは「JA富士宮 ファーマーズマーケット う宮~な」です。なぜかというと、夏に旬を迎える「生落花生」をこの直売所では大量に売り出し、市場価格よりかなり安く購入できるからです。

落花生は塩水で茹でて、茹でたてをいただきます。個人的にはビールのおつまみには最適だと思っているのですが、人気の農産物なので、スタートから距離があるこちらには落花生購入には高いハードルがあります。

それでもこの「う宮ーな」を目的地にした理由というのは、この直売所の仕組みにあります。近くの同じような生落花生を売る直売所は、朝の9時頃に到着しても初回入荷分が売り切れたらすぐに営業終了なんてところもある中、野菜だけでなく肉や魚、さらに土地の名物である「富士宮焼きそば」をはじめとした惣菜コーナーも充実しており、お目当ての落花生がなくても多くの人が訪れます。ただ、それでは落花生を目当てにやってきたこちらとしては残念でしかないのですが、私が着いたお昼の12時以降でも新たな野菜の入荷があるということが、この直売所の特徴でもあります。

まず購入したのが、今年の全体的な野菜の高騰の中、春キャベツの取れたてを搬入してきた農家さんがいて、その方の説明を聞きながら必要な分を購入することができました。そして、他の物を購入しながら店内の様子に気を配っていたところ、その瞬間はついに訪れたのです。

というのも、会計をしようとしていたら、近くを通ったおじさんの買い物カゴの中に落花生を発見したので、ぱっとそれまで空だった落花生売り場を見たら、生産者の方がわずかではあるもののネットに入った落花生を持ってきているではありませんか(^^)。そうなるととにかく早くゲットするしかないので、内容も見ないで商品を手にし、改めて会計をして何とか目的であった生落花生を入手することに成功したのでした。

この直売所では以前も同じようにお昼前後に農家の方が落花生を持ってきてくれることがあるという事を経験上知っていたので、入店時に落花生が売り切れていても諦めないでお店にいるうちに落花生が出てくれることを祈っていたのですが、それが見事にはまったという感じです。

生産者の方としても、持っていけばすぐに売れて現金に替わるわけですから、どんどん持ってくるわけです。こうした事もあってお客さんはひっきりなしにやってくる人気の直売所としてにんちされているわけですが、逆にオープンの時には商品は揃っているものの定期的な補充がないため、お昼過ぎなど買い物に乗り遅れてしまって出掛けたところ何もないような直売所もあります。あまりガツガツと仕事をしないというところもあるのでしょうが、新鮮な食品を買いたくて来ている側としては、午後でもそれなりに買うものがそろっているようなお店の方が再び訪れたいと思うでしょう。

生落花生は今しか食べられないので、本当は県外からも多くの人に食べてもらいたいと思うところもありますが、実際は地元民だけで一気に買われてしまうというのが実情です。今後新型コロナウイルスの脅威が去った時には、ぜひ立ち寄って欲しい直売所の一つです。もし今の時期に落花生が売り切れていても、どうか諦めないで生産者の出入りをチェックしてみてください。


静岡県は県内移動も厳しそう

8月に入って例年なら夏休みにどこへ行こうかと計画を立てている頃なのですが、今年は全くそんな感じではありません。というのも恐れていた、新型コロナウイルスのクラスターがここ静岡県でも出てしまったようです。ここ数日の静岡県内の感染者は増えているのですが、その多くが浜松市と熱海市の特定のお店からの感染になってしまっているようです(その後、富士市でも飲食店内のものだと思われるクラスターが発生しました)。

浜松市の方はなぜこれだけ感染者が増えたのかというと、接待を伴う飲食店を利用した人が多く、さらにもう一店はクローズアップマジックを行なう全国展開のマジックバーから感染者が出てしまったことがあります。今回はたまたま浜松市で出ましたが、すでに他の地域でも表に出ない感染者がいるかも知れず、当然静岡県に限らずどこでも出現する危険性はあると考えるべきでしょう。ちなみに、浜松市の飲食店を利用した人が静岡市在住の友人と会ったことで、その友人の方も感染したという報告がされています。

どういった日々の活動をするかというのは個人の裁量に任されている現状であるので、どうしても感染したくない場合には友人と会うことだけでなく、不特定多数の人たちとすれ違う可能性のある外出についてもこうなっては気を付けるに越したことがないでしょう。

また、静岡県はどうしても観光をなりわいにしている人が多く、特に伊豆半島には先日の四連休には多くの観光客が来ていたようなので、今回熱海で報道されている店舗においても、県外から観光に来ている人と地元の人が接触した可能性もあります。ここまで感染者が増えていなかった状況では、伊豆半島の温泉でも行ければと思っていましたが、今後もかなりお隣の神奈川や東京から伊豆にやってくる人が多そうなので、同じ県内ではあるものの行政の方で何らかの移動制限が行なわれない限りは、まだうかつに動けないなというのが正直なところですね。

そうは言っても自宅と学校・職場の往復だけであとはずっと自宅という生活がいつまで続くかわからないというのは、それ自体がストレスの種になります。基本的には車で出掛けてできるだけ人と会わない近場に行き、食事はお弁当でも持ってリフレッシュをはかりつつ、今回の感染症の波が引くのを待つしかないかなと考えています。


楽天回線が静岡市でもスタートした模様

昨日の記事に69さんがコメントを下さり、何と静岡県の中でも私の住む静岡市で楽天回線のエリアがサービスをスタートしたことがわかりました。なぜか楽天モバイルのホームページには記載がなく、以下のエリアマップは情報を聞いた上で自分でエリアを絞り込んで見付けた2020年7月22日からのエリアマップに記載がありました。濃い赤色のところがパートナーエリアでない楽天モバイルのエリアになります。

静岡市の中でも中心部ではなく、安倍川の河口から西にある広野地区・下川原地区・用宗(もちむね)地区の一部あたりのみのサービス開始ということで、残念ながら私の居住エリアではなかったのですが、行こうと思えばすぐに行けるエリアではあるので、近いうちに実際にエリア内でのスピードと安定性を見てみたいと思います。ブログに頂いたコメントによるとだいたい20Mbpsくらいは出ているということなので、地方都市でまだまだ楽天モバイルを使っている人が少ないことを考えると、ADSLの代替には十分なりそうな感じなので、大いに期待が高まります。

ちなみに、今契約しているADSLは12Mプランなのでたぶん楽天回線より出ていないのですが、それでも日常的に使うには十分だと思っています。ただ一つだけADSLを使っていて気になるのがファイルのアップロード速度が下りより遅いので、例えば自宅のテレビをサーバー化してモバイル環境を作って日本全国で静岡県内のローカル地上波を見られるようにするには、もう少し上りの速度があればと思っていたのですが、今後静岡市中心部や静岡県内の各地域でサービスが開始されれば、固定回線の代替として使う人も出てくるのではないでしょうか。少なくとも私は固定回線と併用してみて、問題がなければ自宅では楽天回線メインで使うだろうと思います。

逆に、楽天回線を全国を移動して使おうと思っている人については、今回の静岡市のエリアを見ると決して観光地に配置されているわけではなく、恐らく送信用の設備を置かせてもらえる場所が今回のエリア内にあっただけだと思うので、地方都市においては車で移動している方以外での有効活用は難しいと思います。

そういった全国どこでも便利に使えるモバイル回線を求めるなら、昨日の繰り返しになりますが安くてバランスのいいところではUQモバイルのスマホプランRかFUJI WiFiあたりがまだ無難です。全てのインターネットを無線で完結することができれば、日本全国を旅行するようなケースだけでなく、転勤で引っ越しを何回もするような人についても、インターネット利用のための工事が必要ありませんし、引っ越しの条件として楽天モバイルのエリアを指定することで、常に安定した自宅でのネット利用を楽天回線で行なえることにもつながります。

そんなわけで、日々の楽天モバイルのエリアチェックは私にとって欠かせないものになりそうです。今年中に駅周辺で使えるようになると嬉しいのですが。


中部横断自動車道の全線開通は2021年になる模様

新型コロナウィルスの感染者が全国で出ることによって、県をまたいでの移動が自粛される中、着々と工事が進んでいた静岡県静岡市清水から山梨長野を経由して新潟まで抜ける高速道路「中部横断自動車道」ですが、ここにきて最後に残った区間の2020年中の開通が翌年に延期される旨の発表がありました。

といっても、現在でも東名・新東名の清水ジャンクションからそのまま中部横断自動車道に入り、県境をまたいで山梨県の南部IC(近くに道の駅なんぶがある)まで通っていて、工事中の区間である南部ICから下部温泉早川ICまでの未開通部分は2021年夏ごろ(ということはもしオリンピック中止にならなかったらその頃?)まで開通延期ということだそうです。

その理由としては、地盤が想定より悪く、工事の見直しが必要になったとのこと。今回の長雨でもかなりの降水量があったところでは土砂崩れの被害が頻発しているので、やはり通行の安全ということを優先しての判断となったようです。

ただ、私自身もこのニュースを聞いて、すぐに開通しても利用して県またぎの旅行をするかというと、まだうかつに動けないなあという感じがあるので、工事に関係されている方も感染症に十分気を付けて工事を進めてもらい、ある程度感染症の危険が和らいだ時くらいに開通してくれた方がいいのではないかと思います。

山の中の高速道路といえば、岐阜県の高山や下呂温泉、白川郷、郡上八幡を通る東海北陸自動車道では、今回の大雨の被害で国道が通れなくなっている箇所があるため、郡上八幡IC―飛騨清見IC―美濃加茂IC間を無料開放しており、もしもの災害時に交通網を守る役目を果たすこともあります。中部横断自動車道もかなりの山の中を通るため、もしもの時に強い道路として完成して欲しいというところは、特に地元の方からすると思うところなのではないでしょうか。

現状でもある程度状況が落ち着いてきたら、自宅から高速を乗り継いで南部ICで降り、下部温泉とは反対の方面に向かった集落の先にある「奈良田温泉」あたりでいつかゆっくりできればと思っているので、開通を急かさずに待ち、あまり急ぎ過ぎないようにしたいと思っています。

ところで、静岡県内の工事といえば、リニアモーターカーの南アルプス大井川水系のトンネル工事の問題がありますが、東京と名古屋、大阪を結ぶ大動脈の整備が大事なのか、静岡と言えばお茶というほどの大きな産業を続けるために必要な「水」の方が大事なのか、白黒付けなければならないでしょうが、もしリニアモーターカーの路線で大規模な土砂崩れが発生して立ち往生したらどうなるのかという想定はされているのか、ということも今回のニュースを聞いて気になったところです。

気になったのでJR東海のホームページを見たところ、「ブレーキの性能について」「停電時の対策」「地震への対策」「火災への対策」「避難誘導」「避難訓練」についての項目はあったものの、もし南アルプスの中のトンネルや地上部分で土砂崩れが起きたらどうするのかなど、水害対策についての対策および、人が入ることも難しい場所に停まってしまって身動きが取れなくなった場合、どうやって乗客と乗務員を助けるのか? という視点での対策は見当たりませんでした。今後、工事をやっていく中で道路は整備されるとは思うのですが、その道路が土砂崩れで通れなくなる可能性もあります。これだけ毎年同じような水災が起こってしまうと、地震ではなく長雨による土砂災害対策はあるのか? という方が個人的には心配になってしまいます。どの工事も安全に気を付け、災害に強いものを作っていただきたいですね。


思いがけないトラブルの連鎖に事前準備の必要性を感じる

何事もめぐり合わせの悪い日というものはあるもので、私にとっては昨日がそんな日でした。朝イチで自転車で出掛ける近場での用事があり、万全にしようと後輪のタイヤの空気を入れようとしたらちょっとした悲劇が。タイヤのバルブの虫ゴムがもはや限界に来ていたようで、いくら空気を入れてもすぐに逆流し、もはや後輪に空気が入らない状態になってしまったのでした。

さすがに虫ゴムの用意が瞬時にできているということはないので、仕方なく家族の自転車を借りて用事を済ませたのですが、今回のトラブルはパンクではないため、新たに虫ゴムを買ってきて付ければいいのですが、交換をするにも手間がかかるため、私が虫ゴムの代わりに使っているのが、100円ショップのダイソーで売っている「自転車用スーパーバルブセット」なのですが、長く使ったためか今回とうとう寿命が来てしまったようです。

ちなみに、このセットはダイソーで100円+税で購入できるのですが、Amazonのマーケットプレイスではプレミア価格が付いて売られているくらい、100円ショップの品としては便利でダイソーで販売されている虫ゴムと比べても10倍長持ちという事で、この製品の存在を知った時からは今乗っている自転車のバルブをこれに代えており、近くのダイソーでこのスーパーバルブセットを買ってくれば、翌日から問題なく自転車が使えるようになると思って近所のダイソーに行ったのですが、やはりその日は何をやってもだめなのか、近所のダイソーでは棚陳列はあったものの、ちょうどスーパーバルブセットだけが品切になってしまっていました(T_T)。

仕方がないので、近いところから同じダイソーを回ったのですが、二軒目ではお店に取扱い自体がなかったので(お店によって取り扱っていないところもあるようです)、すぐさま次のお店へ出掛け、何とかスーパーバルブセットをげっとすることができました。

このバルブセットは2本で100円なので、またもし同じようなトラブルが起こった場合にはすぐに交換できるように、自転車の籠の下の方に忍ばせることにしました。まさかこのスーパーバルブをねらってそれだけ盗られるとは思えませんし、何より今回のようなトラブルが起こった場合、空気入れをどこかから調達できたとしても(大きなショッピングモールの駐輪場には誰でも使える空気入れがあったりします)、それだけではどうにもならないので、部品を交換するだけで面倒な作業が必要ないこのスーパーバルブを用意しておくことはいざという時に泣かずに済むような気がします。

今回紹介したスーパーバルブセットはママチャリなどの普通に利用される自転車が使っている英式のばるぶになります。定期的に虫ゴムの劣化をチェックするより、スーパーバルブでも空気が入らなくなったら、もはや寿命だと考え、すぐに交換できるようにストックを用意しておくのがいいと思いますね。それから、日々乗りっ放しになっていると、自然と空気が抜けていてもそのまま乗ってしまうような事もあるでしょう。しかしその行為はタイヤ自体を痛めますので、運行前の空気チェックだけはしっかりとやっておきましょう。もっとも、私の場合はそれが仇となったわけですが(^^;)、それでもトラブルがいつ発生してもおかしくない状況だったのは確かです。特に毎日の通勤や通学に自転車を使っていて、もし自転車が使えない場合の代替手段を考えていない場合には、一通りの定期的な点検は必要です。私のようにならないように、十分気を付けて下さい。


今年の大道芸ワールドカップは中止に

世間ではプロ野球やサッカーのJリーグが開催されるようになり、多くのお店も開き、県境をまたいでの移動についても許容されるという風に動いているのですが、私が心配なのは、自粛期間と現在とにどんな違いがあって自粛が解除されるのかということなのですね。

はっきり言って自分自身、新型コロナウィルスにかかっていたのか(つまり、自分の中に抗体があるのか)、まだかかっていないかということすらわからない中で、騒動が起こる前と同じような生活に戻れと言われても、そう簡単には戻れないと思うのですが、今後大都市在住の人々がどう動くのかというのは地方に住む人間にとっては結構な関心事だったりします。

とりあえずは観光地がどうなるかということと、毎年イベントで多くの人々が集まるようなことがどうなるのかという事は気になっていたのですが、私の住む静岡市内で言うと、やはり一年の中で一番県外から人が来るのは11月の連休前後に開催される「大道芸ワールドカップ」ですが、今年のワールドカップの開催は中止になると今回正式な発表がありました。

私の住む静岡というのは東海道沿いにあって昔から多くの人や物が流通してきたところなのですが、いわゆる「有名なお祭り」というものがありません。これはなぜかと考えてみると、江戸時代の昔から多くの人が行き交っているので、常に江戸や京都から新しい流行が入ってくるとそれが流行る代わりにそれまであったものが廃れてしまうということが繰り返されてきたためだろうと思っています。

これは逆の立場で考えると、今でも車でしか行けないような田舎町で、国の無形文化財として伝わる行事が残っているということも関係しています。人の往来が少なく、京や江戸に行ってそこの風俗を見てきた人が当時の「流行」であるお芝居などを伝え、それが当時の風俗を今まで伝えているような事もあるわけです。当然東海道上の主要都市であった静岡市中心部では昔のお祭りやお芝居は流行った頃はあっても今には伝わってこないわけで、その上で現代の都市にいかに興味を持って来てくれるか? という事を考えた中で出てきた一つの答えが「大道芸ワールドカップ」だったわけです。

まだ大道芸が市内で浸透していなかった頃は、大道芸人の方の主な収入源である「投げ銭」をしないでタダ見していく人も少なくなかったのですが、今では様々なアーティストの芸を見るために、ちゃんと両替してから現地へ行くのが当り前になりました。そういう意味ではフェスティバル不毛の地によくぞこうした催しを定着させてくれたと嬉しくもありますが、例年170万人も訪れる事業であるだけに、新型コロナウィルスのワクチンもなく、抗体検査もされない現状では人が集中するような状況をしばらくは作らずに感染症を防ぎ、来年には開催できるように状況が変わってくれることを祈るのみです。


シェアサイクルサービスが地元でスタート

昨日、買い物のため車で出掛けたところ、多少派手にのぼりを立てた集団が目につきました。自転車のイラストがのぼりにあったので改めて新聞を見てみたところ、市役所や駅、公園や観光地に電動自転車を置き、最低15分70円、12時間1,000円で利用することのできるシェアサイクルサービスが7日の日曜日から静岡市で始まっていることがわかりました。「PULCLE」というのが静岡でのサービスの名称になります。

このサービスはスマホアプリの「HELLO CYCLING」をダウンロードし、利用者登録と利用料金の決済方法を登録することで利用可能になります。アプリの地図から、現在利用できるサイクルステーションと台数がわかります。自転車が置いてあるステーションは市内に40ヶ所あり、静岡駅・清水駅などを中心に観光地もカバーし、静岡・清水地区中心に点在しているような状況です。

静岡市の街自体はそれほど急な坂はないため、自転車に優しい街であるのですが、何しろそんな街なので家庭での自転車普及率はかなり高いので、あえて自転車を借りて使うということがなかったのではないかと思います。

ただ、今回配備される自転車はほとんどが電動アシスト付き自転車のようですし、今回のサービスが始まってそれなりに使えるようになることがわかれば、自分も電動アシスト付き自転車を買ってみようかなという気になるかも知れません。

このサービスは静岡市だけのものではなく、最初に書いた通り「HELLO CYCLING」のプロジェクトなので、今回の地元サービスの開始に合わせて会員登録しても、今後出掛けた先で利用できる可能性も生まれてきます。

車で色々の場所に出掛けた後で困るのは、お目当ての場所が駐車場所のない中心街にある食堂だったりした場合、車が近くに停められないと歩くかバスを使うかということになるのですが、そこで事前にこのサービスでサイクルステーションがあり、さらに隣接する駐車場があるような場所を見付けられたら、サイクルステーションを拠点にして自転車で観光した方が時間を無駄にせず、その土地のディープな場所を探しに行くことができるでしょう。

新型コロナウィルスの影響で日本の観光はどうなるかわからない状態ですが、訪れる人が少なくなる中で、目的地まで不特定多数の人と会わないようにするためには自動車での移動がセオリーになるものの、そこからの移動手段としては、密にならないという点もあり自転車の利用というのは悪くないチョイスだと思います。

まだサービスが開始されたばかりで、サイクルステーションにある自転車が全て利用中になっていると使えないという場所が多くなっているのですが、今のままだと県外からの観光客の方々がやってくるようになった場合、借りようと思ってもなかなか借りられなくなるのではないかと心配にはなるものの、逆にそのくらい利用されることで全体の台数も増えていくことでしょう。

個人的にはお酒抜きの状態で自宅までのバスに乗り遅れ、次のバスまでかなり時間があるような場合は、自宅もよりのサイクルステーションまで15分以内でたどり着ければ、バスより安く移動可能になるので、とりあえず「HELLO CYCLING」アプリをダウンロード・会員登録しておきました。自転車での移動がしやすい地域だからこそ、全国を人々が移動することに心配がなくなったら、レンタサイクルサービスを利用するのはおすすめの観光手段になります。その時になりましたら、ぜひご利用いただきたいと事業者になりかわってお願いしておきます(^^;)。

・HELLO CYCLINGのサイト
https://www.hellocycling.jp/


公共交通機関もオンデマンド対応をお願いしたい

現在の日本では、本が売れなくなっている中で、電子本やオンデマンド出版で在庫を抱えずに本を売る方法が出てきています。この「オンデマンド」という言葉は説明されないとわからない人もいるかも知れませんので、もう少し詳しく説明します。

「オンデマンド(On-Demand)」とは、要求に応じるという意味で、オンデマンド出版の場合は注文があってからすでに用意されていた電子ファイルを専用のプリンターで印刷して、通常の本のように製本までして出荷する販売方法です。この方法だと余分な在庫を抱え込むこと無く、読みたいと思った人が版元から入手する際に絶版になることはないわけです。

私自身はスマホの中に入れて読める電子書籍で問題ないのですが、紙の本には電源いらずで読みたいと思ったらすぐにアクセス可能で、いざという時にはページを破って暖を取ったりお湯を沸かすための焚付にもなる(^^;)というメリットもあるので、どうしても紙で欲しいというニーズは一定数あると思います。オンデマンド出版は紙の本と電子書籍の中間にあたるような感じでもありますが、今の新型コロナウィルスに影響された社会の中で、大手出版社が活用していくようになれば一気に普及していくのではないでしょうか。

恐らく今後も日本国内の移動・旅行はしばらく我慢しなければならない状況は続くと思うのですが、そうなると大変心配になることがあります。新幹線でもほとんど乗客がいなくなり、航空会社も赤字を出して倒産するところも出てくる中、ローカルな交通機関はどう考えても今のまま存在することは難しいと言わざるを得ません。

逆に、市民が日頃の足として使っている「コミュニティバス」のようなものは残せると思うのですが、いわゆるローカル路線バスはどの路線も廃線の危機にあるといえるでしょう。もしかしたら山間部を走るバスについては、定期運行自体が難しくなってしまうことも十分に考えられます。しかし、車を自分で運転して移動できる人はいいですが、今では自分の車を持つ人や、運転免許も取らない人が増える状況の中、このままでは公共交通機関が消えるに伴って山間部での生活が成立しなくなる可能性も出てきます。

さすがに、電車のない場所に行くために常にタクシーを使うわけにも行かず、さらに新型コロナウィルスもいかに変異し、お出掛け自粛が数単位で長びくということになると、今のまま流れに任せていては路線バスの地方路線はボロボロになってしまう危険性があるので、新たな全国規模の地方交通利用システムを今のうちに考えていただきたいと思ってしまいます。

例えば、スマホからオンデマンドバスの乗車状況を確認したり、乗車予約ができたり、定期的に走っていない時間帯でも路線バス<オンデマンドバス<タクシーくらいの価格設定で走らせてくれる(当然事前予約が必要で現地から予約ができるかどうかは運用側の判断によるとは思います)システムが全国に広がっていけば、車がなくても何とか日本全国津々浦々に行くことは可能になるでしょうが、今後の事を考えるとこうしたシステムができないのなら、日本のローカル路線バスの旅は成立しなくなる可能性が高いです。

今後は、例えば無人運転によるコミュニティバスを運行する計画を立てている自治体があるなら、今から準備をして本格的に日本国内での移動ができるようになる将来を見据えた方がいいと思います。無人バスでその運行がAIを使ったシステムで管理できるのなら、日本全国どこにいてもスマホで乗車予約ができるようになるので、地元民の足としてのバスを無駄に動かすこともなくなり(まるで空気を運ぶように乗客のいないバスを運行し続ける中で赤字が増えていく状況もあるので)、時刻表に沿って運行する方法よりも経費も抑えられると思うのですが。当然、新車導入やシステム導入にお金は掛かりますが、首都圏の全ての仕事をテレワークにするよりは現実的に地方の生活を救う対策になり得ると思うのですが。