水筒・マグボトル」カテゴリーアーカイブ

外でコーヒーを淹れるための「コーヒドリッパー」は440円出してキャンドウで

このブログでは最近アルコールストーブについて何回も書いているのですが、実際のところここまでアルコールストーブについて凝ることになったのは、外でコーヒーを飲むためのセットを作ろうとしたところから始まっています。

当初は、モンベルで現在も販売している、折りたたむと片手で隠れるくらい小さくなる形状記憶合金を使った布製のフィルター「O.D.コンパクトドリッパー」をセットの中に忍ばせていました。確かに小さくて紙フィルターが無くてもそのまま使えるアイデア商品ではあるのですが、安定してカップなどの上に載せるにはお箸など二本の棒状のものを付けた上でカップの上に這わせることが必要ですし、一般的な台形のペーパーフィルターを使った場合でも、コーヒーは布製の本体に染み込むので、外出先で何度も使う場合にはきちんと洗浄することも必要になります。

そこで、色々とキャンプなどに持って行けるコーヒードリッパーについて検討していたのですが、そんな中でもユニフレームが作っている針金を整形したような「コーヒーバネット」および、全国どこの100円ショップでも置いてあると思うそのコピーのようなコーヒーバネットは一応100円ショップのものを購入してみたものの、カップに乗せた時の安定性が不安だったり、あまり圧縮してバッグに押し込むと変形してしまうので、使わなくなってしまいました。

そんな中、100円ショップチェーンの中でもキャンドウの400円商品(税込440円)で発売を開始した、まるでスノーピークの焚き火台のような形状をしたコーヒードリッパーのコピーだと思われる「折りたたみ式コーヒードリッパー」が目にとまったのですが、当然ながら地方のキャンドウでは発売後はすぐ売り切れてしまうか、元々入荷がないような状態で、半は諦めていたのですが、先日たまたま地元のキャンドウに立ち寄った際に比較的大量にお店に並んでいるのを発見し、久し振りに興奮しながら購入してきました。

見れば見るほど、スノーピークの同じような商品とそっくりな感じですが、ものはステンレス製でしっかりしています。パッケージそのものが開封後もジップロックで蓋ができるので、このドリッパー用の「円錐形」のコーヒーフィルターとともに入れて、私のコーヒーセットのメインドリッパーとして使うことにしました。

さすがに、焚き火台の構造を模したものであるだけに、小さなカップの上に載せても安定性は問題ありません。使用後はティッシュなどで軽く水気を拭き取って収納すれば良く、布製のO.D.コンパクトドリッパーとのお手軽度の差は明らかです。もちろん、仕舞寸法の差はあるので、使う状況で使い分ける必要はあるでしょうが、私のコーヒーセットにはかなりいろいろなものが入っているので、折りたたみ式コーヒードリッパーの入る隙間はあるので、今までのように持ち運ぶことも全く問題ありません。むしろ、かなり使いやすくなった感じがします。

ここでは紹介しませんが、先日自宅内でコーヒー豆を挽くために電動のミルを購入しました。手回しのコンパクトミルをこのセットには入れているのですが、今までは自宅でコーヒーを淹れる時にもこの手回しミルを使っていたので、自宅用と外出用のセットを分けることができ、これでようやく外に持ち出せるコーヒーセットが完成したという感が強いですね。コーヒー道楽はお金を掛ければきりがありませんが、普段は豆を冷凍庫に入れておき、飲む時だけ出してきて飲む分だけ挽くようにすれば、それほど高い豆でなくても、私としては十分に満足できるものなので、これでさらに家でも外でもコーヒーがいただけるようになると、外でコーヒーを買う機会も減っていくかも知れません。

今回紹介したコーヒードリッパーは、私の地域でも入荷してきたので、興味のある方はお近くのキャンドウの店頭を確認してみると良いと思います。今まで台形型のコーヒーフィルターを使っていた方は円錐形のフィルターと一緒に購入することをおすすめします。


非常用の湯沸かし量を考える場合あえて500ml以上にしたい理由について

先日紹介したアルミ缶を切り出して作ったグルーブストーブ クレセントは何とか自分なりに満足する性能を出せるようになりました。今回作ったのは、一般的なビールや清涼飲料水が入っている直径66mmのものと、普通はコーヒーが入っている小さめの直径55mmのものを上に直乗せするクッカーの口径によって使い分けます。

今後は常に持ち出して、どこにいてもいざという時には使えるようにと目論んでいるエバニューのアルミクッカー550FDの底面の口径は95mmなので66mm缶で作ったものを使い、コーヒーセットの中に入れているモンベルチタンカップ600mmは底面の口径が75mmなので、55mm缶で作ったアルコールストーブを使うようにします。どちらで湯沸かししても、アルコール燃料を20ml入れて点火すれば室内(無風状態)でだいたい10分から11分くらいで沸騰させることができました。

他のサイトを見ると、アルコールストーブの性能を見るための沸騰実験で用意する水の量はもっと少なく300~400mlくらいだと思いますが、500mlという量に私がこだわるのは、非常時にお湯を沸かす際に最低限どのくらいの量が必要で、その量を把握できるのかということを考えた結果なのです。

というのも、災害が起きた後、一人一人に配られる支援物資としての「水」はどのくらいの量かということを考えると、当然2Lのペットボトルはありますが、多くは一人分の飲料として配られる500mlのペットボトルではないでしょうか。もし水が大きなサイズのものしか配られなくても、別に配られたお茶のペットボトルなどが空になったものがあれば、そのボトルが計量カップの代わりになります。クッカーの方に目盛りが付いていれば500mlのボトルから分けて入れることはできるものの、私は湯わかしセットに容量500mlの真空断熱ボトルをセットにして持ち運ぼうと思っているので、一回でボトルを満タンにできる500mlの量が使いやすいと思います。

さらに、お湯の量としての500mlというものを考えますと、これも災害避難時に支給されやすいと思われるカップ麺の場合、自分で想定して用意できるわけではないので、大盛りタイプのものの場合は500ml弱のお湯が必要になるものがあるので、常に湯沸かしして真空断熱ボトルに入れた高温をキープしたお湯が500mlあると便利です。とりあえず用意してあるお湯を使って空腹を満たした後、残ったお湯で一人分くらいの温かい飲み物が飲めるなら(日清カップヌードルタイプのものでは150mlちょっと残ります)、急いで追加の湯沸かしはしなくてもいいでしょう。

そして、私が持っている真空断熱ボトルの中で、熱いお湯を長く持たすという点において性能とお湯の量のバランスが最も取れているのが500mlなのです。これも以前このブログで紹介しましたが、値段が安く性能の良い山用ボトルの定番とも言える、ニトリのN-HEATEX 500mL(ニトリでの価格は税込2,490円)の場合、85℃以上が6時間持続というのがカタログ値ですが、大体6時間後でも80℃をキープし、24時間放置しても温かい飲み物用としては十分飲めるくらいの高性能なのです。これを予算5千円で2本用意しておき、時間がある時に2本分の熱湯を入れておけば、車中泊時の夜食や朝ごはん用として2人ぐらいであれば必要十分のお湯をいつでも飲めるように確保しておけます。ボトルに入れたお湯は極力使い切るようにして、その都度補充しておけば旅行にも災害時にも大変重宝するとともに、バックパックに入れておいてもそこまでかさばらずに持ち運べます。

話は最初に戻りますが、私の場合は最小の湯沸かしセットを作るために、熱源についてはガスでなくアルコール燃料を選択したことで、劇的に持ち物の量と重量を減らし、利用後のゴミも出さないようにしました。グルーブストーブは直乗せが可能なので、通常のキャンプ用ストーブでは必要になるゴトクすら必要としません。今回は湯沸かし試験で手いっぱいだったのでここまでにしますが、これで自作のグルーブストーブ クレセントの性能に手ごたえを感じたので湯沸かしセットでの自動炊飯にチャレンジして、さらに利用範囲を広げていきたいと思っています。


モンベルアルパインサーモボトル0.35Lはリッド交換によって3Wayに使える

前回紹介した持ち運びできるステンレスストローを使っての水分補給を考えた時、真空断熱ボトルで利用する場合には、片手で簡単に開けられ、呑み口の穴にストローが入るものが一番いいのではないかと思って、手持ちのボトルの中でワンタッチオープン機能のあるボトルで試してみたのですが、一気に中味が飛び出ないためでしょうか、微妙に太いストローが入らない構造になっていました。

そうなると、また新しくボトルを買い足さないとダメなのかと思ったところに、一つ閃いた製品がありました。保温性能が高く山用のサーモボトルとして評価の高いモンベルの「アルパインサーモボトル」に、カップと断熱材入りの中せんの代わりに片手で開けてそのまま中味を飲める「アクティブリッド」を付け替えただけの「アルパインサーモボトル アクティブ」という商品名で販売されているのです。ただモンベルでは従来のカップ付き(主に保温用)とアクティブリッド(直飲み保冷専用)を一本のボトルで使い分けるため、「交換用コップセット」と「交換用アクティブリッド」を単体で販売しています。価格は660円と安いので、どちらかのボトルを買い、リッド交換をすれば2通りの用を成すボトルとしてアルパインサーモボトルを使えるようになるのです。ちなみに現在、アルパインサーモボトルの0.35Lを保有しています。

昨日、早速近くのモンベルストアへ行き、そのアクティブリッドを開けるとストローは入るのか? という事を確かめてみたのですが、これが問題なくストローが入ることを確認した上で、交換用アクティブリッドを買って帰ってきました。ダイソーのケース付き伸び縮みするストローを入れた写真がこちらになります。

ちなみに、この交換用アクティブリッドはアルパインサーモボトルの0.35Lと0.5Lの穴の大きさに対応するのですが、ストローを差して使うには、写真を見ていただければおわかりの通り、0.35Lのものの方が安定すると思います。この0.35Lというのは、カップヌードル一人前分として利用できますし、珈琲を飲むならぎりぎり2杯分と、ソロで使うにはかなりバランスの良いサイズだと思います。ペットボトル飲料(炭酸以外)を入れる場合には少し余るわけですが、購入時に余った分だけ飲み、残った分をボトルに入れて飲むようにすれば、規則的な水分補給には良いのではないでしょうか。

ちなみに、アルパインサーモボトルの価格(0.35L)の価格は3,300円とそれほど高くありません。0.5L以上のものについては、ストローの利用に不安があるということと、保温性能およびその価格で比較すると、ニトリの出している山用ボトルの方が若干大き目にはなるものの、性能は高くなおかつ安いので、個人的には0.35L一択だと思っていますが、すでに0.5Lのアルパインサーモボトルを持っている場合は、単に交換用の部品を買うのではなく、最初からアクティブリッドの付いた0.35Lのモデルを買い、必要に応じて相互のリッドを付け換えて利用するというのもいいかも知れません。

個人的には今回のアップグレードで、水分補給のための常時持ち歩きボトルをアルパインサーモボトルアクティブタイプにして、直飲みとストロー利用の二刀流として使いながら、お湯を持って行きたい場合にはコップタイプにして使うような三刀流の使い方をしようと思っています。


公共交通機関を使ったお出掛けで思った今後の旅行に必要なあるグッズ

昨日は一日電車を使ってお出掛けをしておりました。ほぼ一日仕事で必要な打ち合わせをしてきたのですが、行きは電車を使ったものの、帰りは夜行バスを利用するため、バスターミナルの待合室に乗車時間のかなり前に入りました。
実はその深夜バスは何回も同じ行程で利用したこともあり、過去に待合所も使ったことがあるのですが、そこでは通信環境はともかく、普通にバスを待っている人と距離を置いてパソコンで作業することのできる、コンセント完備された作業スペースがあるのです。このブロクの文章も、その作業スペースで書いているのですが、他の人に気をつかうことなく作業に没頭することができるので気に入っていたのです。

時間的にはぎりぎりの電車(新幹線も選択肢にあり)で帰ってくることもできたのですが、昨日は朝から夜までずっとパソコンにもスマホにもほとんど触ることができなかったので、ブログを上げる場合、あわてて電車に乗ると電車の中でブログを書くことになってしまいますが、車内は隣にどんな人が座るかわかりませんし、一部在来線を使うとブログを書くどころか移動中も立ちっぱなしということにもなりかねません。

仕事は翌日に休みを取ったので、発車の遅い夜行バスを利用する道を選んだのですが、その場合問題があるとすれば、早めにバスターミナルに着いてしまうと、発車までの間どうやって時間を潰すかということになると思うのですが、色んな事を考えながらパソコンのディスプレイに向かって文章を書いていると、それほど時間を持て余したりはしません。ネット環境もコンセントもあるところであれば、かえって自宅に帰ってからブログを書くよりもはかどったりするものですし、今回はバスに乗車する前にアップするブロクを書くことを目標にしました。

今回の日程は、新型コロナがまさかこれだけ増えてくるとは思わずに決めてしまったので、出先ではかなり神経質になりました。会合の時もマスクをしたままでしたし、会食の時も食べる時はマスクを外したりするものの、食べ終わったらマスクを付けて話すようにするとか、久しぶりに会う人であったこともあり、こちらもあちらもお互いに感染の原因にならないようにと気を付けました。

今回、関東近郊の天候は曇り時々雨ということで、熱中症を引き起こすような暑さではありませんでしたが、いつも持っていく直飲みの真空断熱ボトルと、ペットボトルの冷たさをキープできる真空断熱のペットボトルホルダーを持って行ったのですが、電車の中で水分補給をしたくなった場合、車内が混み合っている場合、マスクを外してボトルから水や飲み物を飲むのは若干躊躇することもありました。手でマスクを上げて、その隙間にボトルを入れて飲んでいましたが、もう少しスマートに水分補給するには、やはり使い捨てでない金属製のストローはあった方が良いのではないかと思います。

ボトルの種類によってはストローが入らないものもありますが、ストローの入らないボトルは持って行かないことにすれば、今後はボトルの中の飲み物でも、缶飲料もペットボトル飲料も回りを気にせずに飲むことができるようになります。私のいるところでは、電車に乗って移動するということがそもそもないので、こうした準備をすることの必要性というのは考え付かなかったというのが正直なところです。

戻ったら、早速ダイソーの商品の中にケース入りの金属製ストローのセットがあったと思うのでげっとした上でバッグの中に入れ、電車の中だけではなく人の多く集まる所での水分補給に備えたいと思っています。それがわかっただけでも今回出掛けた甲斐があったと言えるのではないかと思います。ケース付きのストローは直感的に面白いと思いつつも、今までその有用性を見出せなかったので買ってこなかったのですが、外に出掛けてみないとわからないこともあるのですね。またしばらくお出掛けするには厳しい状態になるかも知れませんが、何かあった時のための準備としても悪くないと思いますので、また現物を購入しましたらその内容および、もっと便利な商品が見付かったら、そうしたものについてもレポートしたいと思っています。


大型の専門店が入ったテナントを回ってみてわかった価格と性能とのバランス

昨日はあまりに暑いので、しばらく専門店が多数入った建物の中をうろうろしていました。日が照っていて日中で一番暑い時間帯をそちらで過ごすことで、単に涼しくなったというだけではなく、中に売っているものを冷静に比較して見られただけでなく、たまたま見付けたものを買って帰ってくることができました。というわけで、今回は私の見たお店による違いという事から書いていきたいと思います。

まず、出向いたのは全国に店舗を展開しているLOFTでした。なかなか近所のお店で見ない雑貨が置かれているので、久しぶりにどんな品揃えになっているのかと思いながら店内を回っていたのですが、そこで気になったのが「バターマスター」とロフトがコラボしたという以下のリンクの商品です(商品の取り扱いが終了しましたらリンクを切る予定です)。

https://loft.omni7.jp/detail/4973307596988

プラスチックカップが4個重ねて収納できる容器は、1L入るピッチャーとしても利用でき、さらにそのピッチャーには200mlごとに目盛りが付いています。これ一つあると、家族や親しい友人とのお出掛けであれば(少人数)、紙コップを用意しなくても使ったものから下の方に収納していけば、お茶やお水を分けていただくことができ便利です。ただ、この商品についてはキャラクターのイラストが付かず、さらにピッチャーの蓋の部分の色の違いを除けば、以下の写真のものと全く同じものだと思われます。

写真の商品はLOFTで購入したものでなく、同じ建物内にあるダイソーの200円商品(220円)「JUG & CUP SET」でした。ロフトでの商品の価格は1,400円とかなりの開きがありますが、よほどバターマスターのファンでなければ、ダイソーのものを購入した方が全く同じ使い勝手を堪能できるでしょう。今回はまさか同じ建物の中でこんなに価格差があるものが売られているとは思わなかったのですが、改めて情報収集の必要性を感じる出来事でした。

さらに別の場所には無印良品が入っていたのですが、そこで気になったのは写真の左にある200ml用の「ステンレス保温保冷ボトル」でした。右は同じ200mlのタイガー魔法瓶の「夢重力ボトル」のつや消しシルバーのボトルですが、細かく比較してしまうと呑み口の口当たりや内部のコーティング、表面の仕上げ方などタイガー魔法瓶の製品の方が優れているのですが、無印良品のボトルもタイガーのものと比較するとその安っぽさや内部の仕上げに差が目立つものの、現在私はこの手の200mlボトルをお茶や珈琲を淹れる際の一杯分のお湯の量を計るボトルとして活用しようと思っているので、普段持ち歩いて飲むのはタイガーの方が良くても、何しろ価格が990円とタイガーの製品の半分以上にもなるということで、今回このボトルを購入して持ち出し用の珈琲セットの中に加えることにしました。

この容量200mlのボトルは、一般的な温かい飲み物の一人前(180ml)を計るのにぴったりなので、粉の珈琲を抽出する場合、二人前ならこのボトル二杯分というように分けて入れたり、スティックコーヒーの場合、このボトルの中にスティックコーヒーの中味を入れて蓋をしてシャカシャカ振ることで、マドラーを使わずに珈琲を一人前ずつ作ることができます。アイスコーヒーの場合も氷を入れて振ればいいと思いますが、氷を入れて振る場合は使用が推奨されないような事もあると思いますので、その点は自己責任でお試し下さい。このように、用途が「保温・保冷して保存する」のではなく、単に定量のお湯やお水を計るためだったり、一人前の中味を混ぜるためだけに持つのであれば、あえてタイガーの水筒ではなく無印良品のもので十分なわけです。

今回は様々なテナントの入るビルを回ることで、今の自分にとってどんな商品を購入して使うのが必要十分なのかということがわかったような気がします。逆に言うと、他のお店を探す前に必要以上に価格が高い商品を先に購入してしまうと、その後の気分もどんよりしてしまうかも知れませんので、買い物をする場合には一通り見てから購入するのが良いと思います。


「タイガー」「サーモス」と発売になった炭酸用真空断熱ボトルの次は「ニトリ」だった

昨日、私の住む東海地方でも梅雨が明けましたが、外から体を冷やすだけでなく、冷たい飲み物をいただきながら体の中から冷やすことも必要になってくるのではないでしょうか。そうした需要を見越して、2022年の真空断熱ボトルは「炭酸飲料を持ち運べる」というキーワードのもと、ずっと炭酸飲料を入れていても爆発しないような工夫されたボトルがまずタイガー魔法瓶から出て、次にサーモスからも登場しました。

となると、過去にも書いたことですが次にいつ象印から炭酸飲料用真空断熱ボトルが出るのかということで色々調べていたのですが、何と象印を差し置いて保温ボトルとしては国内最強の真空断熱ボトルを出している「ニトリ」から、炭酸用(保冷のみ)真空断熱ボトルの発表がありました。

ニトリのラインアップは2種類で、容量は370ml(2,490円)と530ml(2,990円)という、ペットボトルの炭酸飲料の移し替えを主目的に考えている方にとっての製品であることに注意しましょう。量り売りのビールを入れてキャンプに持っていくような大容量の製品はありませんので、そうしたニーズのある方はタイガー魔法瓶から出ているものを検討されるのが良いと思いますが、何しろニトリの製品は安いですし、個人的には容量の少ない370mlは他の会社が出していないサイズであるということと、500~600mlの炭酸飲料を外で購入し、先にこのボトルに入れて残ったものをその場で飲んでペットボトルを処分し、残りを時間を掛けて冷たいまま飲むような人には合っていますね。もう一方の530mlは500mlペットボトルの中味がそのまま入りますので、活用の仕方はそれなりにあるでしょう。参考までにニトリの公式ページへのリンクをはっておきますので、キーワード「ステンレス炭酸用ボトル」で検索してその内容をご確認下さい。

https://www.nitori-net.jp/

ちなみに、ニトリのボトルについては、ボトル内部が振動などにより加圧された場合に圧力を抜く場合、30分に一回程度、ボトル上部にある減圧レバーを手動で動かして内圧を調整する必要があるようです。

この手の製品を購入するか迷う場合は、特にこのニトリの製品がペットボトルの中味を移すことに最適化された容量ではないかということを考えると、あえて高額で使った後の手入れの煩雑さということを考えると、ダイソーでも税込770円で売っているペットボトルを入れることで熱が逃げにくくなり、ペットボトル内部の温度上昇を緩やかにする「ペットボトルホルダー」を使った方が良い場合もあります。比較的早めに500mlのペットボトルを飲み終えるような方はホルダー利用の方が個人的には良いと思いますし、多少飲んだらしばらくは飲まないものの、再度飲む時にはしっかり炭酸感が残って欲しいという方にとってはこうした専用ボトルへの移し替えの方が便利だと思います。今回は、ニトリが出したことにより、サイズ展開も増えて自分の好みの量に応じたボトルを買いやすくなったように思います。最後に、容量と価格の一覧(価格はニトリは店頭価格、他はアマゾンの執筆当時の価格)をまとめてみることにしました。購入を考えている方は参考にしてみて下さい。

(容量少)
・ニトリ ステンレス炭酸用ボトル 370ml(2,490円)
・サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 500ml(3,080円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 500ml(5,250円)
・ニトリ ステンレス炭酸用ボトル 530ml(2,990円)
・サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 750ml(3,599円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 800ml(5,909円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 1,200ml(6,364円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 1,500ml(6,818円)
(容量大)

こうしてみると、大容量ならタイガー一択、中容量ではサーモスもあり、小容量ではニトリが唯一という感じでバランスが取れてきたのではないかと思えます。中容量の炭酸飲料はペットボトル持ち運びでペットボトルクーラーを利用するなら、両極端なニトリとタイガーの製品を用途によって使い分けるのは十分ありです。車で家族分の炭酸の飲み物を持ち運ぶ場合は、タイガーの1,500mlに大容量ペットボトルの中味を移し替えて持っていったり空になったら追加したりして、カップで飲むようにした方が経済的かつクーラーボックスを必要としないので、限られた車のスペースを有効活用できます。今回のニトリの製品の販売を機会にして、こうしたボトルは必要か? というところから考えてみることをおすすめします。


学校の規則で「水筒に氷を入れるのはダメ」という理由がはっきりしない件を考える

私の生活スタイルというのは周りに小さな子供がいないので、ネットニュースになって初めて色々な学校の規則が問題になっていることを知ったりするのですが、私が小学生の頃にも、色々理由がわからない規則がありました。

鉛筆でノートを取っていると、筆圧がそれなりに高いと、すぐに字が太くなったり心が折れたりして鉛筆を削る必要が出てくるのですが、筆箱の中に入れておいた小さな鉛筆削り器では木くずと芯のゴミが出るということもあって、中学生くらいになるとシャープペンシルを使うようになっていったのですが、当時の小学校ではそのシャープペンを禁止していました。理由については当時、カチカチと芯を出す音がうるさいとか、先の尖ったものは危ないということでしたが、鉛筆だって削りたては刺さると痛いですし、替芯を使えばゴミも出ないで書きものにはシャープペンシル一本で済みます。

鉛筆と比べて価格が高いものがあるというような批判もあったものの、当時も100円ちょっとで買えるシャープペンシルは存在し、なぜ小学校でシャープペンシルを使うのがダメなのかは、今だにわかりません。それに付随して、シャープペンシルおよび最低限の文房具を入れておく缶製の筆箱、「缶ペンケース」も禁止になっていました。

当時は落としたらうるさいという、何やら理由にもならないような理由で持ってきてはいけないものになっていましたが、当時の筆箱というのはかなり大きくて、様々な機能の付いた大そうなものがあった反面、必要十分な大きさでじゃまにならないペンケースということでは、特に教科書ノートを全て自宅に持ち帰らなければならない小学校の低学年の子にとっては、大きな筆箱というのは、さらにランドセルの収納にじゃまになる点もあり、さらに布やシリコン(私の時代には無かった)のペンケースの場合は、中味が潰れてしまって壊れてしまうくらいランドセルをパンパンにしてみんな登下校していたので、ペンケースの中味を守るという意味でも缶ペンケースは悪くない選択ではないかと思えたのですが。

そうした禁止条項と同じような感じなのかはわかりませんが、広島の一部の小学校では水分補給のために持っていく水筒の中に氷を入れてはいけないというルールがあるそうなのです。ネットニュースだけでなく記事へのコメントの識者の方々の意見も見ましたが、おおまかな理由として考えられるのは「氷を入れると水筒を振った時の音がうるさい」「直接氷を頬張ると窒息の危険性がある」「キンキンに冷やされた水(お茶)を飲むと胃腸に悪い」というような意見が見受けられました。

氷の入った水筒を振って音を出すというような行為については、缶ペンケースと一緒で、きちんと先生が注意すれば済む話ですし、窒息を恐れるなら蓋と呑み口の間に氷止めになる呑み口のある水筒を用意すればいいことです。私がこの夏にかけて使っているタイガー魔法瓶のMCY-A035という350mlの真空断熱ボトルにはストレーナーが付いているので、氷は直接飲み込むことはなく、逆に熱いものでもワンクッションあるので一気に口に入って火傷をする気遣いは無くなりました。

私自身は氷を入れてスーパーで貰った濾過したお水を入れていくのですが、氷を入れておくと中味を飲みきった場合でも、水道水を入れ直せば残った氷で水を冷やしてくれるので(氷は常温水を入れることで溶けてしまいます)、小さいボトルであってもおかわり分も冷たく飲めるのが気に入っています。

冷たい飲み物を飲むと胃に悪いというのは確かにそうですが、これも場合によります。炎天下でスポーツや仕事をする場合、私などは熱くなった体の部分に直接掛けるためにあえて氷を入れておくことで熱中症の対策をしていますし、別にカップを用意すれば本当に冷たいものを飲みたいならそのまま飲み、今冷たいものを飲んだら腹に悪そうと思ったら、カップに入れてからちょっと待って少しずつ飲むという知恵を使うことで解決できるのではないでしょうか。

この冷たい飲み物禁止のようにも感じられる「氷禁止」というのは、事前に別容器に水やお茶・麦茶を冷蔵庫で冷やし、キンキンに冷えた状態で真空断熱ボトルに入れて持っていくことまで禁止するの? と思ってしまいます。それこそ、登校時に児童全員の水筒の中味の温度を計るようなことまで小学校ではしないでしょう。となると、やはり後に残るのは「なぜ水筒に氷を入れてはいけないの?」という事になってしまいます。

こうした議論が進むと、体のために常温で飲むことのできるプラスチックボトルに統一するような考え方もあるかとは思いますが、学校の場合は昼休みを挟んで夕方まで同じ水筒で飲むため、夕方に近づくと中味が傷んで食中毒事故を引き起こす可能性もあります。氷についての問題は解決しても、別の問題が出てくるわけで、学校関係者の方の苦労はいかばかりかとも思えますが、そこまで行くと「水筒の持ち込み自体禁止」にして、先生が指示した時間にカップに飲み物を注いだり水道の蛇口を捻ってみんなで水分補給の時間を設けるような事になってしまいます。ステンレスカップだけをランドセルにぶら下げて登校なんていうのも個人的には好きですが、そうなると今度はそのカップについての規制も入るのかも知れませんね。

これまで紹介した「氷禁止」の理由というのは、確かにうなずくことができるところもあるものの、あくまで家庭に対しての「お願い」くらいに留めるべき問題ではないかと思います。先生たちが家庭との話し合いの中で親の方が今まで考え無しに氷を入れていたのか、自分の子にはどうするのが良いのかということについて改めて考えるための情報を学校が提供し、家庭の中でどうするのが良いのかという事を考えるきっかけにこのニュースがなってくれると良いのですが。


炭酸対応真空断熱ボトルはどのサイズを用意するのが効率的なのか考える

昨日は、こちら静岡でも日中かなり暑く、冷たい飲み物が欲しくなるような一日でした。冷たい飲み物を外で飲む場合にはペットボトルを持っていくか、出先で買って飲むことが一般的でしょう。私の場合、500~600ml対応のペットボトルカバー(真空断熱)を持っているので、出先でペットボトルを買い足した場合は、購入時に全て飲み干さなくてもしばらくの間は冷たさをキープできるのでそれなりに便利なのですが、この夏のトレンドとなりそうなのは、炭酸用のペットボトルを移し替えて持ち運びができ、なおかつ冷たさをキープできる炭酸利用可能な真空断熱ボトルでしょう。

現在はタイガー魔法瓶から1500ml・1200ml・800ml・500mlのサイズが、サーモスからは750ml・500mlのサイズが出ていますが、果たしてどのサイズを選ぶのが良いのでしょうか。今回はその点について色々とシミュレーションをしてみることにします。

まず、どちらのメーカーも出している最少の500mlというサイズですが、このサイズのボトルには二つの意味があるように思います。家から飲み物を持っていく場合、炭酸水を作る装置を持っている方もいるとは思いますが、多くはスーパーなどで購入したペットボトルの移し替えだろうと思います。ペットボトルの価格は自販機では500mlのものが160円くらいですが、安売りのスーパーでは同じ容量のものが種類にもよりますが、100円以下、もっというと50円前後くらいまで安くなっているものもあります。安いものを求めて箱買いする方もいると思いますが、さらに安く炭酸飲料を入手する方法があります。それが大容量のペットボトルを購入する方法です。

有名メーカーの主力商品でも、1.5Lなら一本200円ちょっとで購入できますし、スーパーのプライベートブランドであれば、一本100円ちょっとで1.5Lのペットボトルが購入できる場合もあります。500mlあたり40円くらいで中味が買えるなら、スーパーやネットショッピングでまとめてお気に入りの1.5Lサイズの炭酸ドリンクをキープしておき、500mlのサイズなら3回分持ち出せるということになります。

2回目はまだしも3回目は気が抜けてしまうと心配なら、750mlや800mlのサイズにして2回に分けて持ち出すという手もありますが、一回開けてボトルに移す時しかキャップを開けないのなら、それなりに炭酸が残った状態で冷たさがキープされた炭酸飲料をリーズナブルに外で利用できるということで、やはり普通は500mlのもの、それでは足りないという場合には750mlや800mlのサイズのものから始めると思う方が少なくないのではないかと思います。

では、タイガー魔法瓶の1200mlや1500mlのサイズはどんな時に良いかと言うと、それこそ1.5Lのペットボトル(清涼飲料だけでなくビールを入れるニーズもあるのでバーベキューのお供に)を出先でまるまる移してみんなで飲むために使うために作られているように思われます。

多くの炭酸飲料の場合、その中に入っている糖分が高いことが問題になっているので、個人で1.5Lのペットボトルを大き目の真空断熱ボトルに移して旅行中に飲み切るというような事は、個人的にはちょっとおすすめしません。今後、酒屋さんでビールの量り売りができるようになったら、缶や瓶を出さずに晩酌を楽しむ道具として使うような事も考えられます。すでに計り売りを近所で行なっているところがあれば、大容量のものの方がかえって都合が良いでしょう。

さて、私の場合ですが、すでに500mlペットボトルにセットできる真空断熱ペットボトルカバーは持っているので、あえて500mlのペットボトルを移し替えて使う必要性を感じていません。また、野外に持ち出すなら、500mlでは少し足りないかなという感じがするので、今のところは750mlか800mlという夏の喉の乾きを潤すサイズに注目しています。さすがに旅先で1.5Lのペットボトルを移して残り半分になったペットボトルを持ち歩くのはきついですが、最近は1Lサイズのペットボトルもあり、スーパーのプライベートブランドのものなら80円ぐらいでも買えるので、移した後の200~250mlのものは購入したその場で飲み干してペットボトルは処分し、残りの750~800mlをゆっくり飲むこともできますし、日常生活の中では1,5Lのペットボトルを2回(2日?)に分けて外に持ち出すことで飲み物に掛けるのコストを下げることもできそうです。

また、無糖の炭酸水を入れて持って行き、加えてウィスキーを合わせれば旅先の電車などでの移動中に2人くらいまでであればハイボールを十分に楽しめます。アルコールだけではなく希釈して飲むためのお酢と合わせて炭酸入りの飲むお酢にするとか、色々と出先での楽しみは広がるので、やはり750mlか800mlあたりのものが色々と潰しが効いてどれか一つという時には最初のボトルとして今の私には便利なのかも知れません。

個人的には第三のメーカーである象印が早く製品を出してくれないかなと思っているのですが、少なくとも容量については他の2つのメーカーの路線から大きく外れるサイズは出してこないと思うので、今後の価格推移などを見ながら、考えてみることにします。


サーモスからも保冷専用炭酸対応ボトルが発売され小容量ならお手軽に使えそう

タイガー魔法瓶が満を持して発売した「炭酸対応」の真空断熱ボトルですが、その発売を受けて他社はどう対応するのかと気になっていたのですが、日本の大手ボトルメーカーのうちサーモスから保冷用の炭酸対応ボトルFJKシリーズ(FJK-500 FJK-750)が店頭で売られているのを発見しました。まだそれほど店頭で見る機会はありませんが、その内容を紹介します。商品写真がないので、Amazonのリンクを以下に貼ります。

サーモスが出したのは500mlと750mlの二種類で、価格はAmazon価格になりますがどちらも3千円台をキープしていて、500mlのものでもAmazonでの実売価格が5千円を超えるタイガー魔法瓶のものよりもリーズナブルになっています。

構造は蓋にさらにキャップが付いているタイガー魔法瓶のものとは違って蓋一つという構造になっていて、まず軽く蓋を回して圧力を逃し、その後蓋を回して外し、直飲みというスタイルです。この場合、蓋は本体より離れてしまいますから、蓋を外したまま忘れてしまうと全く使いものにならなくなってしまうので、その点は注意が必要です。さらに、製品ラインナップがまだ少ないので、ビールの量り売りに使う(ホームパーティー用のびあだる替わり)に使うような大容量のものということだとタイガー魔法瓶一択になります。

炭酸飲料対応ということになっても、やはりボトル自体が揺れたりして圧力がたまり、一気に開けようとすると爆発する可能性はあるので、使用方法を守って、まずは軽く開けてから全開にするように使えば、きちんとした日本のメーカーであるサーモスが出してきたボトルなので、それなりに安心はできると思います。このラインナップだと外に持ち出して使うことが前提になると思いますが、旅行の際には同じ種類の炭酸飲料なら旅先の自販機で購入したらすぐに移し替えることで、自販機横のペットボトル用ゴミ入れに入れられるので、ペットボトルの処理を考えなくても済むことになります。

今年は、このように自宅から炭酸飲料を入れて持って行くことが普通になっていくのかも知れませんが、まだ製品を出していない象印がどんな製品を投入してくるのかということも、今後を考えると見物だと思います。そこまで急がない場合は、今回紹介したサーモスのボトル及び、象印のボトルが発売になった場合、自分の使い方に合うのはどれか? ということを考えても遅くはないと思います。


お湯を沸かしたら大き目の真空断熱ボトルで保管するメリットは飲むためだけではない

家庭内でお湯を確保するためにどうするか? というのは様々な考え方があるのではないかと思いますが、我が家ではかなり前から私自身の趣味で大き目の真空断熱ボトル2本に夕方に沸かしたお湯を入れています。

沸かしたお湯を保温するには真空断熱の仕組みがあるポットも売られているのですが、そのあまりの保温性能の低さ(高温が長時間持続しない)ことで、比較的保温性能の高いカップ付きの1L前後の真空断熱ボトルに入れているのですが、夕食で一本目の一部を使っても翌朝であれば残りのお湯は十分お茶を淹れても飲めるくらい温かいです。満タンで残しておいた方は翌日の昼食から午後に使っても何とか飲めますので、我が家では一日一回、2Lちょっとの湯沸かしをすればそれで事足りるような状況です。これも、保温性能が高い真空断熱ボトルを使っているためだと思います。

皆さんの中には日常的に電気ポットを使ったり、飲む分をその都度沸かす(ガスや電気ケトル)方もいると思います。我が家の使い方だと飲む時には足りなくなることもありますが、逆に余らせてしまうとぬるいお湯が残ってしまいますが、実はそうした「ぬるいお湯」をキープしておくと良いこともあるという事が今回のテーマです。

大きな災害が自宅にいる時に起こり、すぐに避難の必要がないような場合でも、停電が続くと困るのがトイレの問題です。基本的には自宅のトイレはそのまま水を流すような形では使わず、ポータブルトイレがあればそれを使うか、なければ自宅の便器にビニールシートをひき、携帯用トイレを使って処理することも必要になってきますが、普段と違う処理の方法にストレスがたまるとは思いますが、現代人にとってさらなるストレスとなりうるのが「温水洗浄便座」が使えなくなるということです。

それでなくても大きな災害の発生時にはお風呂に長い期間入れなくなることもありますが、毎日起こる生理現象でどうしても付きまとうおしりの洗浄が普段どおりにできなくなると、考えただけでも恐ろしいと思う方もいるのではないでしょうか。

日本で温水洗浄便座なしでは生活できないような人が海外旅行に行く際の必需品として、手動および電動で小さなタンク(一部ではペットボトルを利用するものもあり)からおしりに水を発射することができる携帯用の洗浄機というものが売っています。携帯用トイレは水をかけることによって固まるので、こうした携帯用の洗浄機で水をかけることで処理しやすくもなりますし、持っていない方には100円ショップで売っているものでも非常用としてキープしておくことをおすすめしたいです。ただ、こうした携帯用の洗浄機を使う上で一つの問題があります。

それは、真夏などでは問題ないのですが秋から冬にかけて利用する場合には、室内に置いておいた水を使う場合でも、相当冷たい水がかかることを覚悟しなければなりません。そうした不快さを回避するためにあった方が良いのが、お湯をいったん保温しておくことができる真空断熱ボトルであるのです。真空断熱ボトルに熱湯を入れても、時間の経過とともに中の温度は低くなっていきますが、飲むためではなく直接体の一部に当てるなら十分な温かさで、まだ直接噴射するには熱いくらいの温度でも、さらなる水を入れての温度調節が必要になるくらいだと思います。

また、冬の時期に温かいお茶が入っていたキャップがオレンジのペットボトルは通常のペットボトルと比べて熱いものを入れても大丈夫なように作られていて、耐熱温度が85℃とも言われています。真空断熱ボトルには性能を計る目安というものがありまして、熱湯を入れて6時間後の温度が表示されていることが多いですが、6時間経過後に80℃をキープできれば高性能なものと言えます。ですからある程度の時間手持ちの真空断熱ボトルに保管したお湯であれば、オレンジキャップのペットボトルに直接入れてもそこそこ安全に使える可能性があるので、非常時にはペットボトルを湯たんぽとして使うこともできるでしょう。さらに先述のおしり洗浄器のうちペットボトルを接続して使えるものであれば、直接ボトルのお湯を入れて後から水で薄めてもボトルが変形するようなことは起こりにくく、安心して使える災害用品に使用後のペットボトルを使えるようになるでしょう。

このように、災害時を考えると水という形でキープするのではなく、お湯を入れていつでも使えるようにストックしておくことで、様々な災害時に役立つ使い方ができることがおわかりいただけたのではないかと思っています。今後やってくる電気代・ガス代の値上げにもそれなりに対応できますので、日常的にお湯をストックしておくための大き目の真空断熱ボトルについて、その必要性を多くの人に認識していただければと思います。