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無印良品「自分で詰める水のボトル」は長く使い続けられる仕様になっていた

先日、ほぼ毎日外に持ち出して主に水分補給に使っていた無印良品の「自分で詰める水のボトル」をつい手から滑らせて落としてしまいました。それがたまたまキャップの方から床に突き刺さるように落ちたことで、見事にキャップが損傷してしまい、中味をぶちまけてしまいました。

中味は水だけなので床はきちんと吹けば良かったのですが、写真のようにキャップはかなりの部分が欠けてしまい、使用不可能のゴミになってしまったのでした。普通考えると、本体が無事であってもキャップは専用であるために外に持ち出すためには単体で持って行くことは難しく、このまま本体も捨ててしまうという風になるかと思います。しかし、無印良品では、各店舗にこのボトルなどを使って水分補給のできるウォーターサーバーを常備するなどしてプラスチックごみを減らす試みを行なっている企業です。実は、以前にとある無印良品の店舗で、このボトルのキャップのみを売っていたことをかすかに覚えていたので、昨日そのお店に出掛けてきました。

ちなみに、このボトル自体は190円(税込)とそれほど高くなく、元の本体を廃棄して新しいもので代替にしてもいいのですが、もしキャップがあればそれを付けて長く使いたいということでお店を探したのですが、店頭にはボトルはたくさんあったものの、キャップ単体はお店にはなく、これは諦めるしかないかなと思いつつもたまたま近くにいた店員の方にボトルのキャップの単体販売はありませんでしたかと尋ねてみました。

すると、お店の方はあるかどうかを調べてくれたものの、当初はお店から注文を出して後日受取りならという感じで話をしてくれていました。それでも、送料がかからずにキャップだけ単体で手に入るならいいかと思ってしばらく待っていたところ、ないと思っていたキャップ単体がお店に在庫としてあったということを知らせてくれました。

そんなわけで手に入れたのが、「自分で詰める水のボトル専用キャップ」という単体の専用キャップでした(^^;)。価格は税込50円で、安く上がったということもあるのですが、それ以上に余ったボトル本体を無駄にすることなく使い続けられる企業の心意気というものを感じることができました。

購入して帰ってから、改めて無印良品のネットショップを見ると、「自分で詰める水のボトル専用キャップ」に限らず、商品が日本国内のどの店舗に存在するのか調べられるようになっていました。本当はこうしたサイトで調べてから在庫がある店舗に行って購入する方がスマートだったのですが、なかなか全ての方がそういう風にいくわけではないでしょう。それでも事前にどのお店に何の品が在庫としてあるかをネット上から確認できるというのは嬉しいです。

今回は、久し振りにやっちゃった感のある失敗をしてしまったのですが、私のようにキャップだけ失くしたり壊したりした人のために別売で品物を用意してくれる無印良品の姿勢には本当に感謝です。まだまだ水分補給が必要な日々は続きますが、継続してこの「自分で詰める水のボトル」を使っていこうという気持ちを新たにしました。おかげで、この夏はほとんどペットボトルゴミを出さずに済みそうです。


容量の少ない350mlのモンベルアルパインサーモボトルの保温力を上げる試み

現在は夏であまり温かい飲み物を利用する機会はないかも知れませんが、カップ麺をいただくような場合は、保温効果が長いステンレス真空断熱ボトルは便利なものです。基本的には容量が多いものの方が保温効果が高く、カタログ値では熱湯を6時間置いた状態での温度変化を図ってだいたいの目安としています。

このブログでも手持ちのボトルに熱湯を入れてその保温力の差を見たことがありました。たまたま安く購入したニトリの「超保温ボトル HEATEX」0.5Lの性能をテストしたことがあります。その際、他の手持ちのボトルとの比較を行なったのは以下のリンクにその詳細を書いています。

ニトリ「超保温ボトル HEATEX」の概要と性能テスト

その結果として、「超保温ボトル HEATEX」0.5Lは室温20℃ぐらいの状態で6時間後でも80.5℃をキープしたのですが、その際試した中の一台であるモンベルのアルパインサーモボトル0.35Lの結果は6時間経過後75℃というものでした。これでもその少ない容量を考えると十分優秀なのですが、たまたまアルパインサーモボトル0.35Lの大きさが500mlのナルゲンボトルと同じくらいの大きさだったため、先日購入した「ペットボトルキーパー」のステンレス真空断熱の容器内に入れたらどうなるかという事を今回試してみました。

まず、ペットボトルキーパーに付属するカバーは普通の布のカバーなので、そこからさらなる保温・保冷力を上げるために100円ショップのキャンドゥで仕入れてきた500mlペットボトル用のカバーをステンレス容器の外側にセットします。

このカバーには内側にに保温・保冷に効果があると思われるアルミ製のシート(スポンジ付)がセットされているのです。ただ、本体が厚い分、サイズがギリギリで、装着するのにかなり力が必要なのですが、一回付けたら駄目になるまで使い続けるつもりで使えば、見てくれもそんなに悪くなく使えます。ピッタリしすぎるかも知れませんが、こうしてピッタリとはまることで熱の逃げ場をなくし保温効果が期待できます。

アルパインサーモボトルのサイズもペットボトルキーパーの中に入れるとぴったりで、入れた状態できちんと巾着を締めて持ち出せます。写真のようにセットして上を閉じたままクーラーのきいた部屋で6時間放置し、改めて温度を計ってみたところ、何と以前の実験では75℃まで下がった同じアルパインサーモボトルで、80℃をキープというペットボトルキーパー+ペットボトルカバー(内側にアルミ素材付)の組み合わせの効果が得られたのです。もちろん実験の状況による差はあるので、常にこれだけの数値が出るかどうかはわかりませんが、6時間経過後でもアルパインサーモボトルは熱湯を入れた時のように全体がほんのり温かく(どうしてもカップのところから熱が逃げてしまうため)、その温かさをペットボトルキーパーに入れたことで熱を逃さずに温度の低下を食い止めたのではないかと思っています。

今回試したペットボトルキーパー+ペットボトルカバーは、普通のペットボトルの大きさぐらいに収まっているというのがポイントです。各種バッグではペットボトルを収納できるポケットがあるものも多く、さらにバッグに入れて持ち運ぶことでさらなる温度キープ効果が期待でき、便利に使えそうです。

バックパックの場合、そうしたポケットが左右に一つずつありますので、冬には片方に裸のナルゲン0.5Lボトルを入れていけば、冷たい水と熱さをキープしたお湯を同時に利用できます。逆に夏にはナルゲンボトルに冷たい飲み物を入れ、それをペットボトルキーパーに入れておけばさらなる保冷効果が期待でき、アルパインサーモボトルの方には温・冷どちらでもお好みでといったことも可能でしょう。

ソロ用途でお茶を飲んだりカップ麺を食べるくらいなら、0.35Lという容量は十分であるとも言えるので、少量のお湯でも長い時間温かさをキープさせたい時には、必要に応じて保温効果を上げるためにこうした品を使ってみるのも面白いと思います。


2021年夏のボトル関連の買い物は「ペットボトルキーパー」で決まり?

このブログでは様々なグッズについて紹介していますが、ボトル関連には結構こだわっていると自分でも思っています。昨年はボトルといえばボトルなのですが、主にペットボトルを入れることでペットボトルに入っている飲料を冷やし続けてくれる2wayボトルを購入して使っていました。

セブン-イレブンで買える「マルチステンレスボトル」その1 基本的な使い方

詳しくは上のリンクから読んでいただきたいのですが、セブンイレブン限定で売っていた「マルチステンレスボトル」は、それ自体が真空断熱ボトルとして利用可能なものの、蓋を付け替えることで、ペットボトルを中に入れて持ち運べるというものでした。こうしたコンセプトの製品は様々なメーカーから出ているのですが、どうしてもペットボトルを収納するために大きく重くなりがちなところがありました。

今年新しく購入したものはそうした製品の一つである「ペットボトルキーパー」で、正式名は「ステンレス製真空ペットボトルキーパー」と言います。パッケージの写真が上のものですが、これだけだとよくわからないと思いますので、箱の中味に何が入っているかを紹介しましょう。

本体はステンレス製の蓋のない筒で、中は真空になっていて、保温・保冷効果があります。蓋の代わりに巾着袋のようなカバーを付けて紐で引っ張ることで蓋の代わりにします。このカバーに肩掛け用の紐が付いているか片手で持てるハンドルが付いているだけのものかで値段が決まるのですが、私はより安いハンドルタイプのカバー付きモデルを購入しました。その他には中に入れるボトルが動かないためのシリコン製の製品専用の滑り止めパッドという構成になっています。

対応するペットボトルのサイズについては、直径73mm・高さ170mm~230mmということで、だいたいの500mlクラスのペットボトルが使えると思います。手近なところにあった炭酸飲料のペットボトルをセットすると、巾着型のカバーからうまくボトルキャップが出てくるので、このまま保冷できて蓋は必要ないというわけです。

個人的に興味があるのが、最近持ち出している500mlのナルゲンボトルが入るかということだったのですが、無事にちゃんと入ることがわかりました。セブンイレブン限定のマルチステンレスボトルと比べると一回り小さく、更に軽く、蓋もないことから、片手で持ちやすくなりました。持った感じはとても良いです。

ちなみに、ペットボトルのような形状のSIGGボトルについても問題なく入れて保冷用として使えることがわかりました。このセットはかなり使いやすいので、以降の飲み物持ち出しとペットボトルを外で買う時に使う事を決定したいと思います。

そして、この製品にはもう一つの大きなポイントがあります。長く使い続けると当然駄目になる部分もあるのですが、この製品の場合は巾着型のカバーがへたってくると思われます。ステンレス部分はまず駄目にならないと思うのですが、もしカバーがだめになっても全国どこの100円ショップでも買える500mlペットボトルカバーがそのまま使えるのです。写真は、ダイソーで購入した110円のペットボトルカバーを本体に付けてみたところですが、巾着型のものを選べば、洗い替えのカバーを増やしたり、カバーが破損した場合の代わりをいつでも入手できるということになります。100円ショップのカバーには、肩掛け紐の付いたものもあるので、あえてカバーの違いで高いものを買わなくても十分であると私は思います。

私の場合、これでナルゲンボトルに冷やした飲み物を入れて持ち運び、真空断熱ボトル並みに保冷用として使うことでペットボトルのゴミを少なくすることに貢献ができればと思います。ナルゲンボトルは熱さにも強く匂いもきちんと洗えば残らないので、軽量で扱いやすいペットボトルホルダーとの組み合わせは最強です。ぜひ多くの皆さんに「保冷できるナルゲンボトル」を手軽に持ち運べるこの製品の魅力を知ってほしいですね。


ダイソーの千円商品ながらコスパの高いオールインワン OUTDOOR COFFEE MAKER CUP SET

2021年4月からの100円ショップにおけるキャンプ用品の新製品はかなり凄いことになっていまして、様々な100円ショップを渡り歩きながら一通り揃えて、どうしても足りないものをアウトドアショップで買うようにすれば十分なのではないかというくらいのクオリティとコストパフォーマンスを両立した品物が揃ってきています。もちろん、いわゆる安物にしか見えないものもありますが、きちんと選ぶことでお金を掛けずにお出掛けの準備ができます。

今回紹介するアウトドアでコーヒーを楽しめるように設計されたOUTDOOR COFFEE MAKER CUP SETも、ダイソーでは高額である税込1,100円という価格ですが、この価格でも十分に安いのではないかと思うくらいの内容になっています。

パッケージの写真を見ると、アウトドアで使うことを前提とされているようなデザインの箱に入っていて、カップを二つ重ねたような形になっていますが、このセットは同じサイズのプラカップが両側からかぶさるようになっています。

そしてその他にセットされているのは、コーヒーミルの部分とステンレスの網になっているフィルター部分があります。これで、豆を挽いてフィルター部分に挽かれた豆を落とした後で上からお湯を入れ、付属のカップで受けることにより、このセットだけで美味しいコーヒーが入れられるというわけです。

コーヒーミルの部分は、ハンドルが折りたたみ式になっており、実際に使う時には回しやすい上、収納時には小さく折り畳めるので、きちんとセットの中に収納できるようになっています。こうしたギミックは100円ショップで売るようなものではなく、本格的なアウトドア用品ぐらいのクオリティを感じるところです。

豆を挽くのは、金属ではなくポーレックスのコーヒーミルと同じようなセラミックの刃になっています。豆の挽き方も調整が可能で、好みの挽き方を選べます。あまり細かくしてしまうとステンレスのフィルターを通り抜けてしまうものも出てくるので、その辺は気を付けて調整する方がいいでしょう。

このフィルターは豆を挽いたものをそのまま受けられるようになっているのは当然ですが、さらにこのフィルターにはカップの外側に掛けられるような可動式の部品が付いているので、付属のカップだけでなく、同じくらいの口径のカップなら、沈み込むことなくお湯をカップの上の方まで入れてもフィルターが触れにくい構造になっているのもよく考えられています。実際にこのフィルターで粉コーヒーを淹れてみましたが、普通に美味しくいただくことができました。

このセットで二人分くらいのコーヒーを一度に作ることができそうですが、注意点もあります。というのも、このセットには一人分のコーヒーを計るスプーンが付いていないので、別に用意する必要があるということと、フィルターが金属なので使用後の後始末が少々面倒だということですね。

使用後は袋などに使用後の粉コーヒーを出して、フィルター内部に残ったコーヒーの粉をきれいにしておいた方がいいと思うので、処理が終ったら袋を縛ってゴミに出せるくらいの大きさのビニール袋と、簡易的にフィルターを掃除するティッシュや濡れティッシュを屋外で使用する場合には持って行き、そこで出たゴミは家に持ち帰ったり、旅の途中でごみ処理を行なってくれるガソリンスタンドなどで処理してもらう必要があります。

昨日たまたまテレビのワイドショーで見たのですが、河川敷でキャンプを行なっている人の中にはゴミを放置したまま帰ってしまう人だけでなく、現地では禁止されている直火による焚き火を行なって平気な人も多いのだとか。私の場合は、とにかく後処理が大変なので今のところはゴミもススも出ないアルコールバーナーでの湯沸かしや調理にこだわっていますが、そこで出たゴミについては持ち帰ることが当然です。

このセットを使って外でコーヒーを飲む場合、湯沸かしセット(家から熱湯を高性能な真空断熱ボトルに入れてくるのも有り)とコーヒー豆(粉コーヒでも可)を入れる容器と計量スプーンがあれば、外でおいしいコーヒーを楽しめます。私個人はブラックコーヒーでも十分派なのですが、ミルクや砂糖を持っていく場合は手間もかかりますしゴミも増えますので、甘みが欲しい場合は別にお菓子でも持っていくという手もあります。

このブログでも自分なりに揃えた屋外コーヒーセットは別に持っていますが、全てを新たに購入するとなると1万円以上の費用がかかってしまいますし、とりあえずこのセットで楽しみつつ、不満の出てきた分についてグッズを追加購入を考えてみてもいいような気がします。それだけ良くできたセットになっているというのが、一通り使ってみての個人的な感想です。アウトドア用としてではなく、自宅のベランダなどでアウトドア気分を楽しむならこのセットで十分で、飲んだ後の片付けも簡単なので、非アウトドア系の方もぜひ店頭で見付けたら詳しく見ていただきたいと思っています。


ニトリ「超保温ボトル HEATEX」の概要と性能テスト

先日、近所のニトリにネットショップで注文していた「超保温ボトル HEATEX」の入庫連絡が来たので受け取ってきました。ちなみに、その店舗ではHEATEXはまだ置いていないようだったので、近所の人より早く使えるということになるかも知れません。

容量は500mlですが、比較のために写真左にあるモンベルのアルパインサーモボトル350mlのボトルとの大きさ比較を行ないました。ほんのわずかニトリのボトルの直径が太いものの、持った感じではほとんど差はなく、メーカーが違っても同じシリーズだと言われたら信じてしまうような感じではあります。当然容量の差でニトリのボトルの方が高さがありますが、500mlのボトルとしてはそこまで大きくなく、手にしっかりフィットするので持ち出ししやすい感じです。

カップを開けて中栓の部分を見ると、その形状が若干違っています。左のモンベルの中栓は正六角形になっていて、中栓がどの位置にあっても回しやすいということがあるのかも知れませんが、ニトリのHEATEXはかなり潰れたような形に(楕円形ぽい)なっていて、回す時に力が入りやすいようになっている印象です。これだと同じ力で締めても、ニトリの方がしっかり閉まるような気がします。

そこで、改めて手持ちの保温性能の良いと思われるボトルの性能比較テストを行なうことにしました。ただ、この内容は自分の部屋の環境で行なったもので、野外での同性能を保証するものではありませんことを最初にお断りしておきます。今回エントリーしたボトルは、以下の5つです。(内の温度はカタログ値としての95℃のお湯を入れて6時間後のボトル内温度)

(写真左から)
・象印 TUFF/SJ-JS10 1,030ml(82℃以上)
・ニトリ 超保温ボトル HEATEX 500ml(84℃以上)
・モンベル アルパインサーモボトル 350ml(74℃以上)
・タイガー魔法瓶 サハラスリム MSC-B035-XF 350ml(70℃以上)
・象印 TUFF/SS-PC25 250ml(74℃以上)

一般的に熱湯をボトルに入れてその温度を保つ場合、少量のお湯を入れて内部を温めておくことでカタログ値に近い値が出ることが予想されますが、今回は比較のためと普通に使う場合はそこまで丹念に準備する人はいないだろうということで、室温の中に置いておいたボトルに直接熱湯を注いでいます。

また、自室の室温はだいたい15℃から20℃くらいで、熱湯を注いでから日陰で約6時間ほど放置した後で、中のお湯の温度を計りました。結果としては、どのボトルもカタログ値に近い数字が出たのではないかと思います。

・TUFF/SJ-JS10 81℃
・超保温ボトル HEATEX 500ml 80.5℃
・アルパインサーモボトル 350ml 75℃
・MSC-B035-XF 72℃
・TUFF/SS-PC25 76℃

ここで、各々の製品の評価をする前に書いておきたいことがあります。日本のステンレスボトルを作っているメーカーの中でも安心できる3社ということでは、今回は登場しないTHERMOSとともに、象印とタイガー魔法瓶の製品の信頼性というのが個人的には際立っています。そうした前提とともに改めてこの数字の内容を見ていくと、象印とタイガー魔法瓶の製品は、ほぼカタログ値通りの結果を事前に内部を温めていない中でのテストでもその性能を発揮しました。モンベルのボトルについてもカタログ値と同じ結果が出ましたが、ニトリの製品についてはカタログ値とかなりの開きがありました。

しかし、500mlの容量の真空断熱ボトルで、倍の1リットルの容量を持つTUFF/SJ-JS10の性能とほとんど変わらないというのは立派なものです。事前にボトル内部を温めてからテストを行なえばカタログ通りの結果が出たかも知れませんが、そうなると他のメーカーはカタログ値より高い性能を発揮することになってしまいます。こうしたテストは素人でも簡単にできるため、カタログ上の表記を「80℃以上」(500mlの場合)くらいに抑えて表示した方が消費者はより製品に信頼することができるように思います。

保温性能を見る場合の一つの目安となるのは、各ボトルの中栓の形状及び口の口径、内部の温度をどれだけ外に漏らさないかということが関係してくると思います。今回テストした全てのボトルは、本体の胴体部分については全く熱さを感じることはありませんでしたが、カップの部分からじんわりと熱さが伝わってくるものがありました。

それが象印 TUFF/SJ-JS10とタイガー魔法瓶 MSC-B035-XFのワンプッシュ式中栓を使い、特段の放熱対策をしていないであろう通常商品のボトルです。ただ、それら2つの製品と同じ構造をしている象印 TUFF/SS-PC25の方は全くカップ部分から熱が伝わってきませんでした。これは恐らく本体がかなりスリムに作られていて、口径も約3センチと小さいので、他のボトルのように放熱しにくかったのではないかと思われます。

この点については超保温ボトル HEATEXについても言えることだろうと思います。口径は約4.2センチで、同じように断熱材入りの中栓を使っているモンベルアルパインサーモボトル350mlの口径、約4.7センチと比べると確実に熱の伝わりを抑えているように思います。この辺は液体だけでなく氷の入れやすさなど、オールシーズンで使う場合の得手不得手の差となるので、夏に冷たい水を冷たいままキープして持ち運ぶ場合はモンベルのボトルに軍配が上がるのに対し、沸騰したお湯をできるだけ温かいまま持ち運びたい場合にはニトリのボトルの方が個人的には良いと思えます。

それにしても、びっくりしたのが一番容量の小さい象印 TUFF/SS-PC25の保温性能の高さです。このシリーズにはさらに容量の少ない200mlのTUFF/SS-PC20がありますが、こちらの方の保温能力も、95℃のお湯を6時間入れた場合71℃以上というカタログ値になっていて、恐らくテストをしてもこのくらいの値を出すだろうと思われます。

個人的にはもし今後旅行へ行く場合には、基本的にニトリの超保温ボトル HEATEX 500mlは持って行き、サブボトルとしてはモンベルアルパインサーモボトルよりも象印 TUFF/SS-PC25の方を持って行くかなと思います。写真で見ても小さいボトルの方にも相当の保温能力があるということは普通に見てはわからないでしょう。容量もちょうど半分になっているので、まずSS-PC25の方から飲み、空になった後でHEATEX 500mlを開ける際にいったん中味の半分をSS-PC25に移してHEATEX 500mlを空にしても、しばらくは熱々のお湯を残すことができます。もしどこかでお湯をもらえたり、安全に湯沸かしできる場所が見付かれば500mlの水を沸かしてHEATEX 500mlに入れれば、そこからまたしばらくは熱々のお湯をいつでもいただける環境をキープできます。

ただ、山登りなどハードな移動の場合には、SS-PC25よりもモンベルアルパインサーモボトルの方が山用に落下に強い構造になっているので、安心して持ち運べるでしょう。ただそれにしても、ニトリの保温ボトルというのはその価格と比較しても性能は高く、今回シリーズの中で最少容量の500mlの内容をテストしてみましたが、耐久性の点は未知数ながらボトルの性能という点においては注目に値する製品ではないかと思います。

それと、今回の内容とは直接関係ありませんが、最近THERMOSも製品を出してきた150ml前後の小型マグボトルも良いですが、あくまで保温ということを重点に置いて考えると、200mlで象印のTUFF/SS-PC20や250mlのTUFF/SS-PC25をバッグに入れて持ち歩く方が、時間が経っても熱々の飲み物をいただけるメリットが有るということも覚えておきたいことです。


ニトリの新しい「超保温ボトル HEATEX」はキャンプ仕様?

先日、スチームアイロンが壊れてしまったので(^^;)、ニトリの安いスチームアイロンを買いに行ってきました。基本性能はちゃんとしていて千円そこそこで購入できたのですが、その際に近くの店舗では置いていなかったのですが、今ニトリの真空断熱ボトルがすごいことになっています。

過去のブログ記事で、750mlの2Wayボトルの保温性能が95℃以上のお湯を入れて6時間後に82℃をキープするカタログ値があることを紹介しましたが、その製品がラインナップから落ち、今後ニトリは同じようなタイプのボトルを出さないのかと思っていたところ、ネットニュースでは店舗では12月7日から新しい真空断熱ボトルを出すのだそうです。それが表題の「超保温ボトル HEATEX(ヒーテックス)」のシリーズです。

このボトルは、「冬のレジャーでも山の山頂でも」と商品の説明にあり、製品の写真を見ると本体底とカップの底に落下時の衝撃を和らげるゴムが付いているので、今までの日常用とは違ってサーモスの山専ボトルやモンベルのアルパインサーモボトルという一連の商品を意識して作られたものであると思われ、その性能は本当に大丈夫か? と思えるほどのカタログ値を叩き出しています。サイズは500mlから900mlまでの3タイプで、それぞれの保温・保冷性能は以下の通りです(保温は95℃±1℃から、保冷は4℃±1℃から)

・500ml 保温性能 84℃以上が6時間継続 保冷性能 6℃以下が6時間継続
・750ml 保温性能 85℃以上が6時間継続 保冷性能 5℃以下が6時間継続
・900ml 保温性能 88℃以上が6時間継続 保冷性能 5℃以下が6時間継続

ニトリのニュースリリースによると、中栓内部に断熱材(硬質ウレタン)を入れ、従来品と比べて中栓の部分から熱が逃げにくくなったとのことで、この仕組みはモンベルのアルパインサーモボトルと同じです。また、内びんに銅メッキ+銅ホイルをしていることでの保温効果もあるとのことです。また本体は他社のものより少し大きく重くなっています。500mlのものでカタログ値を比べてみると以下のようになります。

・ニトリ  直径7.8cm・長さ22.8cm・重さ約320g
・モンベル 直径7.0cm・長さ24.0cm・重さ約265g
・サーモス 直径7.0cm・長さ23.5cm・重さ約280g

ニトリの750ml・900mlの直径は8.4cmとさらに太くなるので、持っていくことを考えると躊躇するかも知れません。他社と比べるとかさばることはありますし、今の私の湯沸かしセットでは750mlの水を一気に沸かすのは厳しいので、購入するとしたら500mlのものになると思います。ちなみに店頭での税込価格(500ml)は2,990円で、750mlが3,490円、900mlでも3,990円と格安です。

ニトリの場合は、終売時にさらに値引きされることもあると思うので、個人的には先日購入してニトリではサイズ展開のないモンベルのアルパインサーモボトル350mlとセットで500mlを使い、今後の商品展開を見つつ(後継品が出ない可能性もあるので)、他のサイズについては、値が下がった場合には狙っていこうかなと思っています。それにしても、これも2020年に流行語大賞にノミネートされた「ソロキャンプ」ブームのおかげなのかと思ってしまいます(^^)。この製品については近くの店舗受け取りでネット購入(クレジットカード決済)すれば送料はかからないので、早速注文してみました。現品が届きましたら、改めてレポートさせて頂く予定です。

注文していた製品が届いたので、保温性能のテストを行なってみました。興味のある方は以下のリンクをご参照下さい。

https://syachu.net/2020122401


モンベル アルパインサーモボトル 0.35L

前回の内容を受けて、昨日近くのモンベルショップに行ってきました。そこで様々な種類のある、山に持っていく真空断熱ボトルとして認知度があるアルパインサーモボトルのシリーズをじっくりと見てみました。以前から注目はしていたものの、先に購入した象印の1Lで保温性能の高いボトルを先買いしていたこともあり、あえて大容量のものには興味がなかったのですが、お店に行ってみて、サイズ展開の多さにまずは驚きました。

2020年現在、アルパインサーモボトルには0.9L・0.75L・0.5L・0.35Lの四つのサイズがあります。そして、今回購入した0.35Lの製品の直径は0.5Lのボトルと同じなので(0.9Lと0.75Lもカタログ値では同じ)、カップおよびシリコンカバーが共通で使えることを確認しました。0.35Lを持っていれば今後旅行で持っていく水やお湯を増やしたい場合、0.5Lのボトルを追加購入するというパターンも十分にあるのではないかと思いました。

まず、本体の大きさですが、0.5Lのボトルと直径が同じ(約7センチ)ということもあり、そこまで小さくもスリムでもありません。だいたいの大きさは写真の醤油ボトルとの比較でご確認下さい。スリムなボトルが欲しい場合はこの製品ではなく、素直に象印・タイガー・サーモスの中から製品を選ぶのが良いでしょう。ただ、沸騰した直後のお湯を入れても外側およびフタ(カップ)の部分も全く熱くならず、保温性能を上げるためのサイズ感だという気がします。

付属のフタがカップの代わりになりますが、すり切りで130mlくらい? という感じの容量で、写真のように8~9分目くらいまで入れて100mlくらい入ります。0.35Lの製品の中では多い方だろうと思いますし、写真より少なめに入れた状態でも満タンの状態なら4杯分以上の水分補給ができるという風に覚えておくといいでしょう。

このサーモボトルは、サーモスの山専ボトルと比較されることが多いと思いますが、今回購入した0.35Lのタイプはありません。どちらも同じような保温性能を持っていますが、サーモスの方は中フタを二重にすることによって熱が逃げにくくする構造になっているのに対し、モンベルの方は中栓の内部に断熱材が入っているのだそうで、分解して洗う場合のパーツが少なくてシンプルになっています。カップの上と底に付いているシリコンゴムは落下の場合に本体が凹むことを考えて付けられていて、山に行かなくても不注意でボトルを落とし、派手な凹みができてしまった経験を持つ私としては有難いですね。

中味の注ぎ方については、最近のマイボトルのように片手でワンタッチでというわけにはいかない中栓を回して注ぐ方式です。中栓の切り込みが入ったところから出てくるという、昔の魔法瓶タイプです。この方式というのは、余分なパーツがないということもありますが、加減によって出す中味の量を調整できるのが有難いです。今後使用する中では、コーヒーを抽出するために使うことも考えているのですが、写真のように細い水流で出すことも可能なので、今後出先でインスタントでないコーヒーを飲む時にも活躍してくれそうです。

ちなみに、本体の容量(360ml)だと、手持ちのポケットストーブに小型アルコールストーブで加熱すると(外だと風防が必須)だいたい10分くらいあれば沸騰し、それに必要なアルコールの量は20ml用意しなくても15ml強ぐらいあれば何とか沸騰までたどり着きました。今回、手作り品を売るサイトで先日紹介した作家の方から、丸型にしたことでさらに小型でとり回ししやすいアルコールストーブを購入してこのボトルに入れるための水を沸騰させてみたのですが、ポケットストーブとの相性は抜群でした。手作りで一度に作れる数も少ないので、この書き込みから時間が経過すると入手は厳しいかも知れませんが、興味のある方は「アルコールストーブ 【TYPE: G】」で検索してみて下さい。

今回、ボトルを購入したことで改めてまた、ミニマム湯沸かし・炊飯セットをこうしたものと合わせて完成させたいと思っていますので、自分で納得の行く組み合わせが決まりましたら、改めてここで紹介させていただきたいと思っています。今回紹介したアルパインサーモボトルは、その際に一緒に持っていくミニマムなボトルとして活躍してくれるだろうと思います。


ふらっと一人旅に一本のボトル、その容量は?

車で出掛ける場合にはそこまで考えることもないのですが、バックパックに荷物一式を詰め込んで身軽に旅に出るような場合、何を持っていくのが一番効率が良いのか、色々考えています。その中で、これからの季節には温かい飲み物が欲しくなりますので、ボトルの一本も持っていくのに、実用性が高いだけでなく取り回しもしやすいサイズのボトルは何か? と思うことがあります。

保温性能という点では1リットルに近い大きなサイズのものを持って行けばいいという考え方もあります。しかし、一般的に真空断熱ボトルのカタログ値は、中にお湯を満たした場合の性能なので、中味が少なくなると比較的中のお湯の温度が下がる傾向もあります。さらに、持って行く量が多過ぎると、せっかく持って行ったお湯を飲みきれずに残してしまうこともあり、何より大きく重いというのがネックです。

多分、多くの方がそれなりに容量があり、飲みきってもペットボトルから水分の補給が容易な500mlのものを一本用意すれば良いという事になるかと思います。自宅から熱湯を朝入れていき、二人までならコーヒーを一杯ずついただくこともできますし、一人でもカップラーメンを食べてコーヒーを淹れるところまでボトル一本でできますし、日帰りであるならそれで十分でしょう。

ただ、これはあくまで個人的な事情ですが、外でお湯くらいをわかせるミニマムな調理セットを作っているのですが、そこでの湯わかしを考える場合、残念ながら500mlのお湯を作るためのクッカーとして考えているダイソーで500円のメスティンは容量が500mlなので、さすがにボトルを満たすだけのお湯を沸かすには2回に分けなければなりません。

冷たい水を自販機で購入するペットボトルから給水するならそれでいいのですが、お湯を自分で作って補給しながら移動したい場合には、もう少し容量の少ないものを用意した方が良いのではないかと考えたりもします。

ちなみに、カップラーメンを作るのに必要な湯量は約300mlで、スティックタイプのコーヒー一杯分のお湯は、だいたい180mlくらいが適量と言われます。となると、350mlから400mlくらいが目安になるのですが、軽くてかさばらず、多くの種類が出ているボトルということになると、そこから導き出される結論としては、350mlのものが良いのではないかと思えますね。

さらに、外に持ち出すボトルの私自身が考える条件として、できればカップ付きのもので、コーヒーならボトルのカップで飲んだ方が良いのではないかと思います。カップ付きの350mlタイプのものでも、大手メーカーの製品ならばほぼ沸騰したお湯を入れて6時間後でも70度以上の温度をキープできるくらいの性能があるので、早朝出発してお昼に熱いコーヒーを飲みたい場合でも十分使えます。湯沸かしセットで出先でもお湯が沸かせる環境で旅に出る場合は、ボトルの中味を飲みきった状況で空のボトルを満たすお湯を一回で沸かすことができるなら、水が手に入りさえすれば、常に350mlのボトルに満たしたまま携行することもできるでしょう。

保温性能の高いカップ付きの350mlのボトルは既に持っていますが、バックパックのサイドポケットにすっぽり入りますし、日常的に使うにもこの容量はそれなりに一人用としては飲みでがあります。夏なら500mlあった方が良いかなと思いますが、ミニマム的な考え方としては通年でも350mlのものも持ち出し、もう少し容量が欲しい時はボトルの本数を増やし(同じ容量のものか少し多いもの)、その代わりかさばらないスリムタイプのもので揃えるという事も十分にありという気がします。

実は今考えているのは、外で使うことを考えると大手メーカーのものでも、落としてもそれなりの耐性がある山岳用に作られたボトルの購入です。有名なのはサーモスのボトルですが、350mlのサイズが有るのがモンベルの「アルパインサーモボトル」で、シリコンのカバーが本体とカップをガードしてくれるので、落としたりそれなりにラフに扱っても安心な点と、サーモスの山用ボトルと比べても安く購入できるのが良さそうなので、改めてモンベルストアに見に行ってみようと思っています。


ケロリン桶にレモンサワーを入れると二重の意味で危険

今の時期、外で飲むということ自体を自粛する人が多い中、国内の一部ではいわゆる「インスタ映え」を優先したお店の演出の一環として、よく全国の銭湯や公衆浴場に置かれていて、新品のものも東急ハンズやロフトで買うことができる「ケロリン桶」にレモンサワーをなみなみ入れてお客に出している飲食店がある事が明らかになりました。

私自身は、ボトル関連の事は色々調べていて、例えば普通のステンレス水筒にスポーツドリンクを入れると、中の成分が溶けだして人体に悪影響を与える(最近ではコーティングによってスポーツドリンクを入れても大丈夫なステンレスボトルもあります)というようなボトルとその中に入れる物との相性についても考えているのですが、今回のケロリン桶にレモンサワーというのは、もはや論外の危険性があると思います。

まずは、ケロリン桶は当然ですが中に入れるのは浴槽のお湯で、それを直接飲むということは製作時に考えられていないということで、長く使っても文字がくっきり読めるほどの塗装作業の工程があるだろうと普通は考えることができると思います。体を洗うには問題ないものの、その中味(たとえ水であっても)を大量に飲むことで、塗装に使われた塗料が少なからず溶け出している可能性も、元々ケロリン桶が食品用に作られていないことから心配されるところです。

さらに、プラスチックとその中に入れるアルコールについての関係もあります。私はキャンプのできるような車でのお出掛けには、燃料用のアルコールを持って行くことが多いですが、濃度の高いアルコールの場合、普通のペットボトルに入れると時間の経過とともにアルコールの成分によって穴が開く可能性が指摘されています。ですから、最近ある消毒用のアルコールでもそうですが、アルコールを入れても大丈夫とされる容器に入れていかないと、もし車の中でアルコールが漏れてしまったら容易に発火する可能性もありますので大変神経を使います。今使っているのはキャンプグッズ用品を売っているメーカーが出している専用のボトルを使っているので、安心ではありますが、それでも蓋が緩んでいればそこから漏れ出しますので、出掛ける前のボトルのチェックはしっかり行なわなければいけません。

レモンサワーの場合、アルコール濃度は低いでしょうし、現在のペットボトルでも焼酎やワイン、ウィスキーなどのペットボトルが売られていることから、すぐに穴が開くということはないとは思いますが、これについても食品用というカテゴリーにケロリン桶は入らないので、どうしてもケロリンレモンサワーを行ないたい場合には、黄色のガラス器に自分で「ケロリン」と描いてその中にレモンサワーを入れるとか(^^;)、安易に風呂桶を自分の体の中に入るものの容れ物として使用しないという注意が必要になるでしょう。

今後、ケロリン桶を作るメーカーが今回問題がある出し方をしていた飲食店で使えるようなグッズを作ってアルコール飲料メーカーとタイアップで事業を行なってくれれば、その流れに乗ってみたいですが、今回のニュースによって安心にケロリングッズを使って飲めるようになるまで待つというのが、いいと思います。

あとは、気分だけを出したいのだったら、通常のケロリン桶の中にすっぽりと入る透明なガラスのボウルを入れ、その中にレモンサワーを入れて複数人数での飲み会の演出に使うという手もありますが、くれぐれも直接入れたものは飲まないようにお気を付け下さい。


無印良品の一部店舗にある給水器とその効果的な使い方

先日水用のボトルを購入したことで、興味を持ったものの今まで行けなかった、自宅から一番近い給水器がある無印良品の「静岡パルコ」内にある店舗に行ってきました。

最初、広い店内のどこに給水器があるかがわからずあせりましたが、単純に食品とボトル類が並んでいる場所に給水器はありました。写真のように給水器自体は小さめで、さらに給水器の下にはすでに購入している「自分で詰める水のボトル」(税込190円)や、そのボトルに入れて飲めるように一回分ずつ分かれた粉状のお茶のパックが売られていました。ボトルにそのまま入れて振ればおいしいお茶が飲めるようになっていますので、水だけではちょっとと思っている人はこうしたものと併用して楽しまれるといいでしょう。

また、給水器の左右にあるのはゴミ箱ではなく、左にあるのが使わなくなった水ボトルをリサイクル回収するためのものなので、ボトルが汚れたり割れたりした場合はここに入れて回収してもらいましょう。また、右の方は残った水を入れるようになっていました。

給水器の使い方は、上の写真の通りですが、この給水器は無印良品で売っているボトルでなくても使用可能になっているのが嬉しいですね。給水器の操作は「常温水か冷水かを選ぶ」→「出てくる水の量を選ぶ」→「給水ボタンを押して給水する」という流れになります。なお、出てくる水の量は「300ml」「180ml」「120ml」となっていまして、プラボトルの容量は330mlなので300mlで大丈夫ですが、無印良品で併売されている保温保冷のできるコンパクトな真空断熱ボトル「ステンレス保温保冷マグ200ml」は重さが約160gで価格が税込990円で200mlのコンパクトタイプなので、常に冷えた水を持ち運んでこの給水器で給水したい場合には180mlを選べばいいですし、さらにコンパクトな最近はやっている少容量のマイボトルに入れたい場合には120mlを選ぶというようになっています。

また、給水ボタンを押して水が出ている時にもう一度給水ボタンを押すと水が停まるようになっているようなので、透明な100円ショップで購入したマイボトルに給水するような場合には、一部手動にはなりますが、ちゃんと給水できるようになっています。こうしたシステムが守られるために、無茶な給水は控えましょう。

というわけで、購入した専用のボトルを給水器にセットして給水してみましたが、スーパーの給水器のように専用ボトルのみ使えるわけではなく、どんなマイボトルにも高ささえ合えば給水できるようになっているので、きちんと水が落ちてくるところをボトルの口に合わせないと専用ボトルでもうまく給水ができないので注意して下さい(^^;)。

実際に店舗へ行くまでは専用ボトルのみの給水器だと思っていたのですが、機械にはまるものであれば良さそうなので、例えばナルゲン広口380mlのボトルが常温水ならかなり良さそうです。冷水をその冷たさをキープしたまま持ち運びたい場合は、無印良品のものでも良いですが、個人的には過去に購入したものの主たる目的が定まらないままデッドストックになっていた一本のボトルの活用を思い付きました。

それが写真のタイガー魔法瓶のミニサハラマグ(執筆時点での最新の型番はMMP-J031)です。容量が300mlでありながら重さは140g(写真のボトルで実際に測定した値です)と無印良品の200mlの保温保冷マグより軽く、保温・保冷についての基本性能も高く、人気のシリーズの一本です。今まではその取り扱いの良さから同じミニサハラマグシリーズでも200mlサイズのものを使っていたのですが、今回の無印良品の給水器が本格稼働したことで、旅行の時には荷物の隙間にこのボトルを一本詰めて出掛ければ、専用アプリを使って見付けた無印良品の店舗で冷水をきちんと300ml給水して持って行けます。

今回、無印良品に寄った後、近くにある伊勢丹に寄ったのですが、ここでもお客さんに向けた給水器がありましたが、これは一般的な使いすての紙コップを別に出して飲んだらカップを捨てるというものでした。このパターンは普通に多くの場所で行なわれていますが、どうしても紙コップの消費が起こってしまうので、マイボトルに給水できる仕組みがさらに広がってくれるといいなと思います。

高速道路のサービスエリアや、道の駅の給水器についてはかつて中国からの観光客が(中国の方々は以前からマイボトルを持ち歩く文化があるのです)手持ちのマイボトルにしこたま給水(給茶も)をしてフードコート利用者が一部給水器を使いづらい状況になっていることがあったのか、マイボトルへの給水・給茶を禁止しているところが多いですが、今回紹介した無印良品の取り組みが呼び水になって、気軽に給水できるような場所がもっと増えてくれればと思いますね。

少なくとも私はどうしても炭酸飲料が飲みたいとかいう場合は仕方ないにしても、やみくもにペットボトル飲料を買ってゴミを出さないような、無印良品の取り組みには賛同し、サービスが終わらないように買い物に行った際はできるだけ給水器を利用し、ペットボトル削減の取り組みに協力していこうと思っています。