月別アーカイブ: 2024年4月

スマホのカメラが繰り返し停止して写真が撮れなくなるトラブルになった話から

普通にスマホを使っていて、ちょっと考えられないトラブルに遭遇してしまうことがあります。先日、車で浜名湖花博2024に出掛けた話を書きましたが、その際、家族に持たせているスマホ(Androidスマホ)で、カメラのトラブルが起きました。

どういうトラブルかというと、標準のカメラアプリを起動して撮影を行なう際、シャッター音はしっかりするのですが、その音と同時にアプリ自体が終了してしまい、写真も撮れていないというトラブルです。何回やっても同じようにアプリが落ちてしまうので、結局その日はスマホのカメラで花博の会場をスマホのカメラで収めることができず、大変残念な結果になってしまいました。何回も落ちているので「カメラは繰り返し停止しています」というアラートが出ていたことで、その場では何ともできなかったということもあり、今回その対応をすることになりました。

後日、本体の再起動をしてから改めてアプリの挙動を確認したところ、同じようにシャッター音がしたのと同時にアプリ自体が落ちてしまう挙動が続きました。画像はSDカードに保存の設定でしたので、いったん電源を落としたあとで、SDカードをスマホから取り出して再度セットし、改めて起動したところ、何とか復帰しました。何らかの原因で、うまくSDカードとの連携ができなくなったのが原因ではないかと思われます。

今回の対処は、ネットで症状を検索してみて、そこで出てきたものを全て試すという感じで行なったものですが、物理的に壊れたわけでもなく、アプリのアップデートが原因でもなく、単にSDカードの入れ直しで復帰してほっとしました。

ただ、こうしたスマホ利用についてのトラブルは、ある程度ネットを使いこなすことができるだけのスキルがないと、スマホ本体の故障と思ってしまいがちです。もし、大手キャリアでスマホを購入していて、お店に相談に行ったらその話の中で、スマホの買い替えを勧められるというのは良くある話ではないかと思います。そのままスマホを買い替えたら、かなり家計に対しての負担は増えてしまいます。

ここのところの円安で、スマホの価格も今後上がってくることが予想されますので、店員の言うがままになってしまうと、色々と大変です。スマホの場合、物理的にガラスが割れたとかいくらボタンを押しても起動しないとか、素人目から見てもハード自体がだめになったのなら諦めも付きますが、今回の事例のように、単にSDカードを抜き差しして再起動すれば元通り使えるようになることもあるわけで、難しいところがあります。

もはやスマホは社会的なインフラで、今後は固定電話の代わりに使われることも考えられるわけで、安易にスマホの買い替えを勧められてはたまらないと思う方もいることでしょう。今のところ、どうしてもモバイル通信においては業者に関係なくそのトラブルで相談できるような場所は少ないので、その点どうするかという事は考えていく必要は出てくるような気がします。

そういう意味で、問題解決の救世主になってくれそうなのはAIの活用ですね。自分で文字入力をしてネット検索ができなくても、スマホのマイクに聞きたい事を吹き込めば、ネットに出ているような解決策の数々をスマホ自体が答えてくれるようなアプリをきちんとセットした上でスマホを活用できるのではないでしょうか。

モバイル通信で最大300kbpsあればできることをサブスマホに任せて快適に使う

現在、私のモバイル通信の回線は複数あるのですが、通話用のスマホを例えば車の運転時にカーナビやradiko・音楽配信の再生用にしてしまうと、もし急にどこかから電話がかかってきた場合に色々と大変になってしまいます。

気合いを入れて長距離ドライブをする場合には、データ通信用に用意したモバイルルーターとタブレットを接続させて音楽関係を任せながら、サブスマホもテザリングさせてカーナビにすることでかなり快適に使えます。モバイルルーターに入れているSIMは低速でも最大1.5Mbpsで通信できるmineoのプランなので、radikoや音楽だけでなく動画を見続けてもデータ量の心配をしなくても済むので、相当車内のネット環境は高いのではないかと思います。

ただ、ちょっとしたお出掛けや買い物の場合、事前にモバイルルーターやタブレットをセットするまでもない状態で、ちょっとカーナビやradikoを使いたいという場合には、サブのスマホに入れているIIJmioの回線がそれなりに役に立ちます。現在、あえて最安の月2GB(月額850円)にしていますが、月額990円で月5GB使えて翌月繰越も可能なので、使う頻度によってプランを変えるとさらに使用実態に即した運用ができます。

私の場合、月2GBにしているので、実は自宅でWiFiに接続されていなかったなどという状況に備え、知らないうちにデータ通信を使ってしまわないようにデフォルトで「低速」にして運用しています。もし自宅でサブスマホを使っていて、動画が見られなかったりウェブページの読み込みが遅くなったと思ったら、Wi-Fiにつながっていないことがわかるので、この低速固定は便利なのですが、この「低速」で、どこまで何が使えるのかということについて調べてみました。

ちなみに、IIJmioの低速運用では「3日で366MB以上使うと低速利用時にさらなる速度規制を受ける」という特徴があります。IIJmioの低速では最大300kbpsでバースト機能もあるため、普通にカーナビアプリやradiko、音楽配信サービスを利用することができます。

改めて調べてみたところ、一般的なスマホアプリでradikoで放送を聞き続ける場合、2時間で約81MBのデータ利用になるということです。単純に計算すると、一日に3時間までスマホでradikoを聞き続けていても、IIJmioの低速規制を逃れられるということになります。

毎日仕事で車に乗っていて、その間中ずっとradikoや音楽配信を聞き続けているというような場合は厳しいと思いますが、乗るのは週末のお出掛けか、平日の買い物だけというような車の利用でなら、カーラジオの代わりにスマホでradikoや音楽配信を聞いていても何とかなるイメージです。

ちなみに、カーナビアプリについては、最初の読み込みさえできれば、かなりの低速でもナビ自体は利用可能です。これはpovo2.0の0円コース(実測で60~70kbps)でも普通に使えているので、もしサブスマホにpovo2.0のSIMが入れられれば、カーナビを使う時にIIJmioからデータ通信の切り替えを行なえば、低速利用時のデータ制限にかかることはありません。ちなみに、普通のカーナビアプリを使い続けた場合、1時間あたりのデータ消費量は計った人のいるサイトによると約15MBくらいだそうです。短い区間であれば、それもIIJmioの回線で行なっても問題なさそうです。

逆に言うと、radikoや音楽配信、そしてカーナビとしてスマホを活用したいと思っている場合、そこまで高いプランに加入しなくても、高速と低速が切り替えられて月2GBくらいで十分利用できるケースが多いのではないかと思います。カーナビだけの利用なら、さらに安く利用でき、povo2.0のデータプラン(eSIM)なら旅に出る直前に申し込んですぐ利用できるので、カーナビだけのために契約するというのも有りだと私は思います。

ふと出掛けたくなったことで起きた初動の遅れは高速道路利用でカバー

いよいよゴールデンウィークが始まりました。当初、全くどこにも行く気はなかったのですが、昨日はゆっくりと自宅で昼食をしながらテレビのニュースを見たら、現在浜松市の二会場で行なわれている「浜松花博2024」の会場のひとつ、浜松フラワーパークで藤の花が見頃になっていると知りました。

浜松フラワーパークの園長さんは、かつて難しいと言われた大きな藤の木の移転を成功させ、あしかがフラワーパークの名物となっている藤棚を作った方です。その方が監修した藤の花はどんなものだろうかと興味が湧き、行こうと思ったのは午後12時を回っていたのですが、下道だと浜松まで2時間以上かかるだけでなく、国道バイパスの渋滞も当然あるので、下手をしたら現地到着まで3時間かかる可能性があります。ただ、自宅近くのインターチェンジから会場最寄りの舘山寺ICまでの所要時間が1時間だったので、これは出掛けようと家族に声を掛け、出掛けてきました。

浜松フラワーパークの駐車場は一回200円ですが、残念ながら行った時には満車で停められませんでした。ただ、イベント開催とゴールデンウィークが重なって、会場から約800mのところに無料で駐車できる駐車場が用意されていたので、そちらに停めました。雨の中で歩くのは大変でしたが、会場には多くの人が詰めかけていたものの、連休初日ということでそこまでごった返しているまでは行かず、1時間くらいで藤棚を中心とした園内散策を楽しめました。

帰りもすぐ東名高速に乗れたので、夕食を弁当にして買い物だけして自宅に着いたのは午後6時前でした。普通、ちょっとしたお出掛けでも帰ってきたらぐったりしてしまうのが常なのですが、今回は往復で高速道路を利用したことで、時間だけでなく体力も明日以降に温存できました。今回は途中に寄り道をせず、藤の花に目的を絞ったことで、高速道路を使った効果が最大限に発揮された気がします。

来月の鹿児島旅行では、限られた時間をレンタカーで回る予定なのですが、特に未知の道で時間が読めないような場合には、お金を出してでも余裕ある行程で移動するというのが大切だということが今回痛いほどわかりました。それと、自宅からこうしたイベントに時間を掛けずに行ける環境に感謝です。

ゴールデンウィークが休みの人なら十分検討に値するpovo2.0の「データ使い放題(3日間)」

私はゴールデンウィークは仕事で、その後に連休を取っているので、今回の情報を活用することはできませんが、povo2.0では2024年5月7日の9時30分まで販売する期間限定のトッピング「データ使い放題(3日間)」を販売しています。本日から休みになって出掛ける方も多いと思いますので、このトッピングを使って旅先でのネット通信を快適に行なえるようにしてはと思います。

通年のpovo2.0のトッピングでは24時間使い放題のトッピングが330円で利用できますが、連続して使うなら、3日間使い放題では790円となるので、200円ほどお得になります。また、この日数については長時間駐車場に入れる場合の駐車料金のように、日や時間の独特な解釈がありますので、たとえ790円といっても、最大限利用できるようなトッピングのタイミングを忘れないで欲しいと思います。

そこで、改めてホームページの説明を見ましたが、24時間使い放題と同じように、以下の文章が書かれていました。

(ここから引用)
購入完了時刻から24時間の経過毎に1日として取り扱います。
なお、当面の間は、期間満了日の23時59分59秒までご利用いただけます。
(引用ここまで)

まず、日数のカウントの仕方ですが、トッピング開始から24時間経過で「1日」とカウントします。普通に考えると、トッピングを開始した時間からスタートして、72時間経過すれば終了となるはずですが、引用した文章の2行目に注目して下さい。

例えば、本日からトッピングを開始する場合、日付をまたいですぐトッピングする場合と、当日の23時台にトッピングを開始する場合と、使い放題を利用できる時間が違ってきてしまうのです。具体的には、

・4月28日午後11時~  終了は5月1日23時59分59秒(約73時間)
・4月29日午前1時~ 終了は5月2日23時59分59秒(約93時間)

と、およそ20時間分利用時間が変わってしまうのです。これは、午前1時に満了日を迎えても、当面の間は満了日の日付が変わるまで使えるようになっているのですが、当日ギリギリに満了日を迎えた場合、その日の23時59分59秒で終了となるので、トッピングを開始した時間としては2時間しか差がないのに、使える時間は20時間も差が付いてしまいました。

ですから、車で夜から出掛けるような場合、出発時にすぐトッピングするのではなく、深夜の日付が変わったくらいにトッピングを開始するようにすれば、その分長く使えるというわけです。深夜に移動する交通手段としては車の他に高速バスやフェリーもありますが、そうした深夜でもネットを使うような予定でいる場合には、日付の変わるのを待ってからこのトッピングを開始するようにすれば旅行が終わってもしばらくはモバイルで使い放題を利用可能ということになります。

また、この期間限定トッピングの販売時期が5月7日の午前9時30分までということなので、ゴールデンウィーク終了直後に休みが取れるような方は、7日から購入すると10日の23時59分59秒まで使えますので、すべり込み購入で使うのも十分に有りだと思います。

特に出先で速度無制限のインターネットが使えれば、車で渋滞時の動画や、インターネットテレビの見逃し配信なども見られるので、特に車での移動中にスマホからテザリングして大き目のタブレットやパソコンで見るようにすれば、運転のストレスも軽減できるでしょう。旅行でいつも見ているテレビが見られないと嘆くというのは、今のネット社会ではしっかりと解決できるようになりました。私なども、朝のドラマなど全く見られない状況なのですが、NHK+に登録しているおかげで、一週間分をまとめて見たりして、放送時間にこだわらず、テレビに振り回されない生活をしています。出発前には、他にTVerやPrimeビデオ(井上尚弥の世界戦が5月6日に生配信されます)など、旅先でも見られるようにして出掛けると良いかもです。

空港から観光のためのレンタカーを申し込むにあたって色々と考えたこと

旅の準備というのは必要か必要でないかという話はありますが、気ままに出発し、余裕ある日程で出掛けたりいつ帰るかわからないような旅で、さらには自分の運転で全ての行程を決められるような旅なら、人気の食事や宿泊をスムーズにするためには事前の予約も必要なところはありますが、基本的には当日に行きあたりばったりの形にしてもそれはそれで楽しいだろうと思います。

ただ、今回私が企画した旅は、現地滞在が13時間という弾丸ツアーなので、最低限の事前準備は無いよりはあった方が良いと考えます。鉄道は空港に乗り入れていないので、空港から観光地に行くためには、バス・タクシーかレンタカーになりますが、やはりレンタカーの方が気軽です。レンタカーでの移動なら、時間は限られていてもちょっとした予定の変更も可能になるということで、到着する鹿児島空港から借りることのできるレンタカー会社の中から予算に応じたプランを選ぶことにしました。ただ、レンタカー会社にも色々あって、なかなか決められないところも出てきます。そこで、今回は私なりに考えて決めたレンタカー会社とプランや補償について、思うところを書いていきたいと思います。

基本的に、大手のレンタカーは新車を使っています。そうした傾向に反して、あえて中古車(当然中古車でもそれなりの基準はあります)を提供することで安い価格を出しているのが「ニコニコレンタカー」です。ニコニコレンタカーは鹿児島空港にも支店があって、基本料金はかなり安く設定されています。

今回の旅は合計2名での利用なので、軽自動車やコンパクトカー(0.99L)でも十分だと思っていて、数多くの車種の中でも一番安いクラスで調べてみたのですが、こちらの予定した日では(GW後の平日)無料で会員登録をすると軽自動車でもコンパクトカーでも12時間までは2,860円(非会員価格は3,300円)で借りられます。ただし、この基本料金だけだと、もし運転中に何かあったら追加の料金を払わなければなりません。ニコニコレンタカーの場合は、基本料金だけで借りて事故を起こした場合、最大15万円の支払いが生じる恐れがあります。

こうした支払いを抑えたり、全て保険で済ませるためには追加の補償に入る必要があります。事故と一口に言っても色々な種類があり、相手のある事故か自損事故か、さらにはタイヤのパンクや飛び石による窓ガラス破損のような事なのかによって自己負担の金額が変わってきます。ここからは私の考えになりますが、車を運転する以上何が起こるかわからないので、悪い事は言いませんので、補償だけはどんな事故でも自己負担金が発生しない、最大の補償に入ることをおすすめします。

ニコニコレンタカーの場合はそれが「パーフェクト補償」というもので、24時間以内なら2,200円を追加すれば、あらゆる事故に対しての自己負担が0円になるので、安心してハンドルを握れます。その場合の合計額は会員価格だと5,060円(非会員価格は5,500円)となります。車は一応カーナビ付きで禁煙車を選べてこの価格です。ただし具体的な車種は全く選べません。

と、ここまで書いてきましたが、実際はニコニコレンタカーは予約しませんでした。改めて鹿児島空港のホームページを見たら、空港内の総合案内所で予約したレンタカー会社との取次を行なってくれるレンタカー会社は限られているようで、ニコニコレンタカーはその中に入っていませんでした。自ら電話をすれば良いのですが、空港カウンターでそこまで頼めるなら、まずはその中から優先して調べてみようかと思ってしまいました。そこで、上記金額に近くて良さげなレンタカー会社があったので、バックモニター付きの軽自動車をニコニコレンタカーと同じくらいの金額で予約できました。今回はニコニコレンタカーは使いませんでしたが、比較対象になったレンタカー会社と比較して価格の開きがあった場合には恐らくニコニコレンタカーを選んでいたと思います。

レンタカーについても当日になってからお願いすればと思っていると、用意できる台数は限られているため、希望の車種がないなどの状況も考えられますし、事前に予算を組んで出掛ける場合にはきちんと予約をしてから出掛けるのがおすすめです。今回の旅行は、元々変更不可のセールで購入した航空券を利用するので、予約変更を行なう選択肢がないため、早めに他の予約もできたという事ではありますが、改めて考えてみると、バスを使ってちょこまか動いていると、レンタカー代にガソリン代を足しても、バスの方が費用がかかってしまうような感じになったので、今回の事は結果オーライかなと思っています。

デジカメに入れていたSDカードの破損で新しいカードを購入するにあたって動画撮影用のスペックを確認する

普段、このブログに掲載している写真の全てをスマホで撮っているため、すっかり出番を失くしてしまった「デジタルカメラ」ですが、私が持っているのはいわゆる「コンデジ」という小さなカメラです。

旅行の写真を常にスマホで撮っていると、本体の電池を消耗してしまいます。今回の旅行は日帰りの弾丸ツアーということもあり、なかなか充電する場所も限られていると思いますし、旅には久し振りにコンデジを持って行こうと、まずは取り替え方式の電池の充電をするところから始めたのですが、ここで思わぬトラブルが起こってしまいました。

写真のようにSDカードの外装が破損してしまい、本体を叩いて何とか切れた方の欠片を摘出しました。古いものなので、本体が劣化したのかカメラの方が悪いのかはわかりませんが、とにかくこれで、改めてのSDカードが必要になりました。

ということで改めてSDカードについて調べたところ、古いSDカードをそのまま使って動画を撮ろうとした場合、特に4K画質の動画の場合、手持ちのカメラでは最大5分撮れるものの(動画のデータの関係で動画撮影が強制終了になる仕様)、古いSDカードを使っている人が5秒しか4K動画が撮れないという口コミを見付け、あまり安いものを買ってしまうと、動画を撮りたい時に撮れない事になるかも知れないと思いました。

SDかーどには色々なものがあり、どうせ新しいものを買うなら、最低限カメラのカタログスペック分の動画が撮れるようなSDカードを入手したいところです。調べた結果、「UHS-I U3」(UHSスピードクラス3)のSDカードであれば、フルHDや4Kビデオまで撮影できるくらいのスペックです。コンデジで撮る動画はそれより画質の低いスタンダードレベルで撮ることが多くなるとは思いますが、ある程度余裕があった方が良いということで、UHSスピードクラス3のSDカードを発注しました。

ただどちらにしてもメモリカードというのは消耗品の一種だと思うので、一定のスペックを満たすものであれば、今後は容量の少ないものを買い足していくことも視野に入れています。ちなみに、今回発注したSDカードの容量は64GBのものを選びましたが、長い動画を撮った場合にはパソコンを経由してクラウドやディスクに保存することで、パソコン本体内のメモリ容量を圧迫させない方向で旅の記録を残していければと思っています。

今回はまさかのSDカード破損ということで急にSDカードを買い足すことになりましたが、もし旅先で破損に気付いていたらと思うとゾッとします。早いうちから必要な物ち物については調べて、きちんと動作確認をしてから持っていくという手順を行なうことは大切だと思いました。これからゴールデンウィークに旅行を控えている方も、当日になって慌てないように持って行こうと思っているものに不具合がないか確認しましょう。

地方の交通機関が思わぬ理由で使えなくなっている現状とその対策について

先日、中部国際空港発の航空券を入手した話を書きましたが、今回の目的地は鹿児島空港になります。地方空港の場合、そこから動くための交通手段が必要になるのですが、当初鹿児島ではなく福岡空港へ行きたかった理由というのは、福岡空港は街中にあるので、すぐに公共交通機関が使え、どこへ行くにも便利だということだったのです。

現在、改めて鹿児島周辺の観光地についてリストアップしているのですが、空港から公共交通機関へのアクセスはバスかタクシーになります。当初はバスを使っての観光ができないかなと思っていたのですが、一旦鹿児島中央駅までリムジンバスで行き、市内のバス・市電・フェリー(桜島フェリー)が乗り放題の切符があるので、その場所だけなら問題なく移動して楽しめるのですが、ちょっと郊外の観光スポットや温泉に足を伸ばそうとするととたんに困ることになります。

観光定期路線のようなものがないかと思って探したら出てきたバスは、現在その多くが運休してしまっています。もう新型コロナの影響は無くなったのにどうして運休なのかと思ったら、バス会社のホームページを見ると、これは仕方がないと自分でも思える理由が書かれていました。

それは、人手不足でバスはあっても運転手がいないのでバスを運行できないというものです。まさか、そんな事が観光で多くの人を呼び寄せたいはずの場所で起こっているとは思いませんでした。
そうなってくると、自然と現地での移動について考え直さなければならなくなります。私の場合は、今回は家族と行くので、複数人でトータルでかかるバスの料金と、バスを待つことの時間的ロスを考えると、単純に空港からレンタカーを借りてしまうのが一番楽です。ただこれは、自分もしくは同行者が日頃から車の運転をしており、現地でも安全に運転ができるということが大前提になります。

そういうわけで、私の旅行の場合にはレンタカーをすぐに使うことで、かなり行動の範囲を広げることができ、弾丸日帰りツアーでもそれなりに色々な所には行けるのではと思っています。バスだけでは不可能だと思っていた指宿・開聞岳・枕崎方面への観光も何とか現地滞在13時間ならできそうですし、レンタカーの最低利用の時間も12時間にしているところが多いため、本当に最安の価格で目一杯使えることから、当日にふと思い付いたような場所にも行ける可能性があります。

鹿児島への旅は、以前に指宿の砂蒸し風呂に入ったりするのに、静岡県から高速道路を乗り継ぎながら車中泊をして向かったことがあるのですが、一応土地感もあるので、そちらとは違う方面へと向かっても良いですし、色々と楽しみが増えました。これから様々なレンタカー会社をリストアップしながら、安くて快適にドライブができるプランを選ぼうかと思っています。

しかし、免許を持っていなかったり、持っていてもほとんど運転していない人の場合は大変だろうと思います。最近は車を所有せず運転免許も必要ないからと取得しない人もいるので、たとえ安く地方空港へと行けたとしても、そこからの移動手段および観光するための交通手段に困るような事がこれから起こってしまうだろうと思うと、今後も観光客を呼び寄せたいと思っている地域の方は、この問題を何とかしないと大変だと思います。

具体的には、無人運転のバスのような公共交通機関を地方でこそ動かすことで、いわゆる標準の観光コースを巡りたいと思っている人にとっては助けになるでしょう。タクシーとの競合についても、コースを工夫することで共存はできるのではないかと思います。バスが無いままライドシェアを導入しても、多くの観光客を運ぶことはできないと思いますので、観光地を循環する無人バスの整備について今から考えていくことは大切なことだと思った次第です。

時間の経過とともに「全部入り」から「基本+外付け機器」への志向へ

昔は、いわゆる「全部入り」という多機能を売りにした家電製品を好んで購入していました。基本性能うんぬんよりも、とにかくできることが沢山なものの方が購買意欲をくすぐられたのです。

今の世の中ではレトロな商品として認知されている「ラジカセ」ですが、まだスピーカーが2つあるステレオタイプのラジカセが出てくる前には、単にラジオとカセットテープレコーダーとの合体だけではなくて、様々な機能が後付けされた製品が出ていて、個人的には個々の機能の性能よりも、どのくらいの機能があるかというところを購入基準にしていました。

ちょうど私が最初にラジカセを購入する前後に流行っていたのが松下電器(現パナソニック)の「RQ-448 MAC ff」という製品でした。この製品の最大の特徴は、サイド面がパカッと開いて、中からロッドアンテナの付いたFMワイヤレスマイクが付いていたことです。マイクの声をFMラジオで聴けるので、拡声器のようにも使えますし、無人の部屋に置いて別のラジオを電波の届く別の部屋に置いておくと盗聴器まがいのこともできるので、当時まだ幼かった自分としては、まるでスパイ映画のような事ができるということで大いに憧れました。また、当時は歌のないインストロメンタルの歌謡曲を放送するラジオ番組もあったので、それを録音してカラオケのような事をできたとか、そんなものに憧れた時期がありました。

その後、ラジカセの多機能化は進み、私は買えませんでしたが、「ラテカセ」という、今では通用しない名称の製品も出てきました。これは「ラジオ」「カセット」に加えて「テレビ(ただし当時は白黒)」の付いたものなども出ていました。修学旅行でこの製品を密かに持ってきた友人がいて、旅館の部屋で夜にさあ見ようと集まったところに先生が入ってきて、旅行中は没収になったという思い出のある製品ですが、当時でもかなり大きく重いので、良く旅館まで持ってきたなと今では思いますが、冷静に考えてみると、もはや出発時から旅行の荷物としては明らかに違和感のある荷物に先生たちが注目していたのかも知れません。

こうした多機能化した製品ですが、使っていると思わぬところでディメリットが発覚することになります。便利だと思っていた機能が使えなくなった時に、普通のラジカセと比べるとどうしても大きく重くなってしまうので、それなら基本性能がしっかりしていて壊れにくいラジカセを一つ用意して、ワイヤレスマイクやポータブルテレビは別買いで良いのではないか? と気付くのにあまり時間はかかりませんでした。当時はラジカセにテレビが付いていても番組の録画はできず、音声を録音するだけでしたし、松下の製品のマイクはロッドアンテナで簡単に折れたりするので、そうなると、テレビは別買い、マイクとトランスミッターを別買いの方が今となっては良いものを長く使い続けられるのではと思ったりします。

急に話は現代に飛びますが、ノートパソコンにおいても、昔はディスクドライブ付きのノートパソコンを使うのが当り前だったのですが、購入する際に良く性能を確認しておかないと後悔することになります。さすがにCDのみしか使えないものはありませんが、中古の安いものだとDVDでも読み取りしかできず、DVD-Rなどのディスクに書き込みができないものがあります。

さらに、最近では写真や動画をシェアするのにDVDではなくブルーレイドライブが使われることが多いので、少なくともブルーレイドライブの読みに対応していないと、せっかくディスクをもらっても見ることができません。逆にこちらからメディアを送ることを考えると、ブルーレイドライブの書き込みまでできるものがあると良いのですが、自分の持っているパソコンにドライブが付いていてもそうした書き込みに対応していなければどうにもなりません。

実は、昨日に先日結婚式に出た時の写真をもらったのですが、写真だけで18GBもあり、当然ディスクはブルーレイでした。私は昨年、テレビ番組の移動用ということで、AC電源に繋いで動くポータブルブルーレイドライブを購入していたので、外付ドライブで見ることができました。普段の生活の中ではあまり使うことはないのですが、人からもらった動画や写真を見るため、そしてこちらから提供するためにも、オールインワンのノートパソコンを一台よりも、用途に応じて基本性能のしっかりしたものに外付ドライブを合わせる方が、ドライブが故障したらドライブだけを買い替えか修理に出せば良いので、他のパソコンの機能を犠牲にすることはありません。同じような事は他のハードにも当てはまることが少なくないと思います。

現在、この文章は10インチのミニノートで綴っていますが、文字入力を快適に利用するため外付けのキーボードを付けて書いています。この方法だと他のパソコンに乗り換えたとしても、キーボードの操作性を損なうことなく、文章入力についてはかなりのクオリティを保つことができます。もしキーボードの打ち心地にこだわった高級なノートパソコンを物色したら、とても自分の経済状況では持つことはできないでしょう。

今後、できるだけ捨てるものを減らしたいと思っている方は、技術の進歩で買い替えが必要になるものは仕方にないにしても、そうではないものについてはずっと使い回せるようなものを意識して手に入れるということも有りではないかと思います。

静岡県に住んでいても富士山静岡空港を使わずに周辺の空港利用になってしまうわけ

今年は新型コロナで全く出掛けられなかった反動で、どこかへ行こうと色々計画を立てていたのですが、旅行に連れていきたい家族と休みが合わず、年明けからもう4ヶ月経ってしまっています。そんな中、注目したのは極端な話、1日の休みが合えば行って帰ってこられる飛行機を使った「弾丸ツアー」の存在です。

LCCではそうした「日帰り料金」でセールをやっているところもあるのですが、地理的条件が悪くてなかなか思い切れなかった中、ふと頭に浮かんだのは、地方の富士山静岡空港発の福岡空港日帰りツアーの存在でした。

残念ながらジェットスターやピーチといった格安で飛行機に乗ることのできるLCCは静岡には乗り入れていません。国内便については、FDA(富士ドリームエアライン)が定期便を飛ばしているのですが、平日限定でその日のうちに帰ってくる行程を取ることを条件に、往復2万円強で福岡で最大滞在時間が10時間を確保できるということで、何とかゴールデンウィーク明けの1日を調整して何とか旅に出掛けられるようにしたので、弾丸ツアーの予約にチャレンジしてみました。富士山静岡空港は、空港利用の駐車代がかからないメリットがあるので、こうした機会に利用してみたいとも思ったのでした。

この弾丸ツアーは航空会社ではなく航空会社関連の旅行代理店が出している旅行商品のようで、旅行代理店のホームページからオンラインで申し込めるようになっています。ただ、利用するための座席が限られているので、明らかに空席がない場合にはいったん申し込んだ内容(行き帰りの航空便)を送り、その後メールにて席が取れるのかの確認が取れた段階で通知してもらうという形の予約になります。

私がホームページで利用便を見た時には、すでに静岡発一番便での福岡行きの航空便については「問合せ」となっていました。帰りの便については問題なく予約できそうだったのですが、もし一番便が取れない場合、二番便に振り替えになったとすると、現地滞在時間は6時間くらいに短くなってしまい、同じお金を払うのでもお得感はかなり落ちてしまいます。

仮申込をした回答は、やはり一番便の確保は当日も前後の日でも埋まってしまっているということで残念ですが本申込はしませんでした。そのまま、旅行自体が流れるかと思っていたのですが、別の航空会社(LCCではなくMCCのスカイマーク)のセールで面白い条件を見付け、航空会社の公式ページから往復の航空券を取ることで、「弾丸ツアー」を自分で作ることができてしまいました。ただ、スカイマークは静岡空港に乗り入れてはいないので、乗る場所を中部国際空港(セントレア)に変更しました。

私は静岡住まいですが、LCCが多く乗り入れている成田は少々遠く、羽田にはLCCは乗り入れていません。スカイマークは羽田にも乗り入れているので、北へ向かう旅の場合には、羽田空港を使うという技も使えますが、その場合はチケット争奪戦は厳しいものになるかも知れません。空席確認を見て中部国際空港は、関東に比べると使える路線が少ないというところもあるのですが、同じ日程で九州往復でも、富士山静岡空港から弾丸ツアーを使うよりもさらに半額になるセールを問題なく利用可能だったので、まずは航空券をゲットして無事に最初に決めた日程で同じ九州に行けることになりました。

改めて中部国際空港の事を調べてみると、今回は早朝便になるので公共交通機関を使ったら前日入りが必要になってしまうので、車で行くことにすると、問題になるのが駐車場が確実に取れるかどうかです。過去に中部国際空港を利用した際は、同じように車で行ったのですが、前の日に空港まで行き、空港からすぐの東横INNに宿泊しました。ここに泊まった場合、ホテルの駐車場に停めることができれば、240時間駐車料金無料のメリットが2024年7月まであります。ただ、今回の日程ではホテル自体が満室になっています。駐車場も先着順となっているので、もし駐車場が空いていなかった場合に困ります。

ただ、中部国際空港は構内の駐車場がネット予約できるようになっています。予約の場合は駐車料金に加えて千円余分にかかってしまいますが、何しろ空港構内のため、大雨でも外に出ることなく到着してからすぐに出発することができます。

今回の日程では問題なく駐車場も予約できたので、今回は静岡からではなく名古屋(正確には常滑)からの出発になったという次第です。少々酷かも知れませんが、いくら近くて駐車場が安かったとしても、肝心の発着便が選べないというのでは話になりません。今後に向けては、弾丸ツアーでなく、同じようにセールにうまくハマれば、かなり安い価格で旅行ができるようになりますので、今後も飛行機を自宅から使う場合には関東から出発ではなく中部からの出発をまずは確認することになってくるのではないかと思っています。

スカイマークはLCCが国内で飛ぶ前から利用していますが、座席の広さや荷物関連の条件のゆるさや無料で荷物預け可能だったり、そこまでの違和感を家族に感じさせずに使ってもらえる利点があるように思います。今回はたまたまLCC並の料金で予約できたので、今後も安く利用するならすぐにLCCということではなくて、まずはスカイマークでのセールの有無を確認してみるのも有りかなという気がします。

キャンプでなく車中泊での快適な寝床を求めるならフライシートなしのインナーテントを

Amazonのお気に入りに色々と気になる商品を入れて、その価格変動を観察しています。で、今の時期そうして観察していた中の一つの商品、テンマクデザインの「モノポールインナーテント(スタンダードタイプ)」が今までより千円以上安く販売されていたので、今すぐに使うかどうかわからないながらも注文してしまいました。元々、税込でも5,060円とそれほど高くないのですが、今回は値下げをしたのかセールなのかは不明ですが、Amazon以外の他の販売店やサイトでも3,960円という、かなりお手ごろな価格になっています。Amazonの販売ページへのリンクはこちらです。

この製品は、普通のテントにはあるフライシートを省略することで安い価格で出しているのですが、屋外で使う場合にはタープや大きなテントの中に入れて使うことを想定している一人用のテントです。

組み上げれば自立するので、ちょっとした屋外での休憩時に使うということも十分できます。私は、このテントは今のところ屋外で使う事については考えていないのですが、それでも購入したのは、当然安いということもあるのですが、車中泊派においても実に便利に使える可能性があると思ったからです。

例えば、車中泊用に使うシチュエーションとしては、軽バンなどの車内にフラットスペースを作ることのできる車で運転席から後ろの座席を畳んでフラットな空間を作った場合、普通は外から覗かれないように窓にカーテンを付けたりする必要がありますが、これならフラットな空間に設置するだけでテント内の様子まで外からはわからないので、旅先でレンタカーの軽バンを借りてそこで車中泊をするようなこともできてしまいます。

また、夏には窓を全開にして風を通したい場合でも、今までは車の窓に網戸を付けるような手間がかかりましたが、テントの中は蚊帳のようなスペースになっているので、暑さを凌ぎ虫も避けられます。

逆に冬は、車の中でもそうですが、自宅においてもあえてテントを設営し、テントの上から毛布を掛けることで、テントの中と部屋(車中泊の場合は車の中のスペース)との温度は多少変わってくることが期待できます。室内用のテントというものも売っていますが、これだけ安いものもないので、この価格のうちにぜひともキープしておきたかったというところです。

また、一人用の小さなテントなので、室内でも車内でも、先にコットを設営してその上に乗せて使うことによって、直に床にマットを敷いて寝るよりも快適度が増すことも期待できます。商品レビューではテントの底の部分が薄くて破れそうということなので、今後はグランドシート類の用意が必要かも知れませんが、極端な話厚めのブルーシートを折りたたんでも良いと思います。まあ、そうしたものについても、ウォッチングしながら安くなった時にでも買えば良いので、継続して欲しい商品をリストアップすることで、一番安い価格で買える状況を作れるのは良いですね。

同じテンマクデザインのモノポールインナーテントにはさらに薄いメッシュタイプもありますが、それだと風は通るかも知れませんが、暑いときは暑いですし、やはり外から見えにくいということも大切なポイントだと思うので、今回紹介したスタンダードタイプが安い今が買い時ではないかと思います。