月別アーカイブ: 2015年8月

駄目元でも買いたくなってしまったChromebook

 最近は目立った買い物もしていなかったのですが、以前興味深いなと思っていたGoogleのChrome OSを搭載したChromebookをついにポチってしまいました(^^;)。というのも、ASUSのアウトレットで、Chromebook C200MAが送料を入れても15,340円で売りに出ていることがわかり、まあここらへんが新品で買える限界かなと思いつつ注文してしまったわけです。

 ノートパソコンの新品が1万5千円で買えてしまうとなると、スペックは良くないだろうと思う方も多いかと思いますが、そもそもこのChromebookはWindowsやMacのノートパソコンとは根本的に違い、ほぼオンラインでChormeブラウザ上で作業することを目的に作られたものです。ですから、インターネットに繋がっていない状態でバリバリ使いたいという用途には全く適していません。外であえて使う場合にはスマートフォンのWi-Fiテザリングやモバイルルーターと一緒に使うことで普通に使うことができます。私自身のモバイル環境ではメインがモバイルルーターで複数の端末を使っていますし、ノートパソコンなのに起動は早くセキュリティ対策についてもほぼメンテナンスフリーで安心ということで、今使っているパソコンとは使い方を分けて利用しようと目論んでいます。

 ただ、このように書いてもなかなかイメージがわかない方も多いと思いますし、何しろ私もアンドロイドはまだしもChromebookは使ったことがないため(^^;)、ここで自分のための備忘録がわりに設定の方法あたりから紹介していければと思います。今後、アウトレットとは言えChromebookがこれだけ安くなってしまうと、今後に展望はあるのかということも心配になってはきますが、Chromeブラウザ自体はなくならないわけですし、Windows10の状況によっては、主に企業がWindows XPの代わりに導入するバソコンのOSとして普及する可能性もなくはないでしょう。そんな事も考えながら、じっくりとChromebookはどんなものかという事を、使いながら判断していきたいと思っています。


JRデジタル時刻表を無料で使い続けると

 以前のブログで、紙の時刻表がそのまま電子化されないかと書いたことがありましたが、すでに御存知の方も多いと思いますが、主にJRのみどりの窓口に置かれている「JR時刻表」をそのまま電子化したタブレット端末専用のアプリ「JRデジタル時刻表」がリリースされました。

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 私は普段全く電車を使わないので情報の入手が遅れたため、7月末日までの割引キャンペーンが終了した後にこの話を聞いたので(;_;)、とりあえず14日間の無料試用期間に使い勝手を試してみましたが、本当に紙の時刻表をタブレットの中に収めた感じで、不満点といえば一月分約千円と、紙の時刻表とほとんど同じという価格設定でしょうか。

 とりあえず無料利用期間が終わり、最新の時刻表データをダウンロードしたものの、当然ながらそのデータは見られないようになっています。お金を払えばインターネットに繋がっていなくても時刻表データを見られるのですが、これはしかたありませんね。

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 では無料のままで何ができるかと言うと、インターネットに接続した状態での経路検索が可能です。これだけでは普通のアプリと変わりませんが、特徴的なのは時刻表に載っている路線図から駅をタップして選べる点です。この地図をタブレットに入れて持ち運べるだけでも個人的には嬉しいですね。なお、この経路検索は新幹線や有料特急を除外しての検索も可能なので、青春18きっぷの行程を検討するのに十分実用になります。

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 あと無料で使えるものとしては、時刻表巻頭にある特集ページの閲覧と、これも時刻表の巻末に載っているJRグループ指定旅館・ホテルおよび日本ホテル協会会員ホテルの一覧広告がそのまま見られることです。最近はネットで予約できる格安のホテルばかり使ってはいますが(^^;)、インターネットが通じない場所でその日の宿を探す場合には役立つので、常に最新のデータを月末ごとにダウンロードしておくのも無駄ではありません。

 こうしてみると、無料試用期間が切れたとしても、すぐアプリをアンインストールするのはもったいないかも知れないアプリであると私には思えます。スマートフォンでは使えないタブレット端末だけしか使えないアプリではありますが、どうしても手元で時刻表が使いたい場合だけ料金をチャージして使うというのもいいかも知れません。


運行前点検のポイントと実際にトラブルになったらどうする?

 すでに学校では新学期が始まっている方もいるとは思いますが、夏休み最後の週末ということで、お出掛けの予定を立てている方も多いかも知れません。さらに、9月に入ると暦通りの休みの方でも5連休という連休がありますので、車で出掛けるパターンも増えてくるのではないかと思います。

 今年の夏は連日相当の暑さが続いたということで、8月中はエアコン全開で動かした方も多いでしょう。これから秋の行楽シーズンに向けて、お出掛けをしたものの旅先でのトラブルにならないように、ご自身のお車の簡単な点検をおすすめします。

 異論のある方は当然いらっしゃるかも知れませんが、単純なキーの閉じ込みを除けば、旅先でのトラブルの原因は以下のような事になるのではないかと思います。

・パンクなどタイヤのトラブル
・バッテリー上がり
・エンジンのオーバーヒート

 バッテリーについてはついうっかりライトを灯もしたままその場を離れた場合や、エアコンや電装品の使いすぎというものから、エンジンの回転とともにバッテリーに充電する発電機の故障など、さまざまなパターンがあります。そんな中、やはり用意しておきたいのが他の車のバッテリーに接続してバッテリーを動かすブースターケーブルの用意があれば深刻でないトラブルには何とか対処できます。これは点検とは違いますが、これから長距離を走ろうと思っている方は一つ用意しておいた方がいいでしょう。

 タイヤのトラブルについては、まずは適正な空気圧かどうか、高速道路に乗るまえのスタンドで空気圧を見てもらうだけで相当改善します。実際にパンクしてしまうなんてことはまずないわけですが、道によっては端の方にゴミにまじって金属片や釘などが散らばっている場合もありますので、あまり端に寄らないような運転を心掛けるといいと思います。

 エンジンについては、やはり事前の点検があることでトラブルの芽を摘むことが可能かも知れません。エンジンオイルの量と汚れについては定期的なエンジンオイルの交換をしていればまず問題ないでしょう。車の冷却水が少ないまま運転しているとオーバーヒートを起こすこともあります。最近の車は水温計ではなく警告灯のみの対応なので、警告を見逃してしまうとエンジンから煙が上がってくるまで気が付かないこともあるかも知れませんので、適正な量が入っているか、水自体が車の下から漏っていないかということを事前に調べておくといいと思います。

 しかし、そうして事前の点検をしても、急に起こってしまうのがトラブルであるとも言えるわけですね(^^;)。もしトラブルに見舞れたら、とにかく走れるだけ走ろうと思わないで、まずは安全な場所に駐車して、自分で見られる人はいいですが、そうではない人はまずはロードサービスに連絡し、その指示通りに行動することが大事です。水温計に限らず、車の警告表示は簡略化される傾向にあり、何のトラブルが起こっているかにわかには判断できない場合もあるかも知れません。そんな時なくれぐれも過心はせず、まずは安全な所に車を移動させてから対応するように心掛けて下さいね。


チャイルドロックの確認について

 私たちは普通、直接知らない人に車に乗れと誘われても、簡単についていかないわけですが、旅先で優しくされたりインターネットが介在することによってその警戒心が薄れてしまう事は当然あります。私も以前には同宿で仲良くなった人だったり、ネット関係のオフ会で集まり、会うのが初めての人の車に同乗して観光をさせてもらったことは何度もあります。

 現在でも車に相乗りすることを目的とした募集サイトがあったり、同じツアー参加者が他の参加者の車に同乗して楽しむツアーを扱うサイトなど結構あります。多人数が参加し、複数の車に分乗するケースならそれほど神経質になることはないかも知れませんが、事前にネットでコミュニケーションを取っているとは言え、全くの初対面の相手の事を全て信じて相手の運転に身を任せてもいいのかということは改めて考えると私自身も思い当たる所はありますね。特に、運転者と自分達だけという形になれば、どんな良さそうに見える人でもいざという時の事は考えておいた方がいいと思います。

 これは何も車に乗る側だけの話ではなく、運転者が自分だった場合にも当てはまるでしょう。善意でヒッチハイカーを乗せたら強盗の被害に遭ったという話もあります。個人的にはもしヒッチハイカーを乗せる事があったら、人数にもよりますができるだけ助手席には乗せないようにし、背後に気を付けるぐらいしか対応策はないかも知れませんね。

 そのような考え方に基づくと、車に同乗する場合、助手席でなく後部座席に乗ることをすすめられるというのは普通にあることだと思います。その際、気を付けていただきたいのは、自分から普通にドアを開けて乗り込めても、その逆ができるかということです。どういうことかというと、今の車にはどの車にも、子供が走行中にドアを開けてしまい転落してしまうことを防ぐために「チャイルドロック」という仕組みがあります。

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 写真は私の車のものです。チャイルドロックは後部ドアのわかるところにスイッチが有り、矢印の方向にスライドさせると中からドアを開けることができなくなります。よくあることではないとは思いますが、車に乗せられて長時間監禁されるような場合、あらかじめチャイルドロックをした状態で相手を後部座席に誘導したとしたら、普通では車の外に逃げることはほぼ不可能です。人の動きを拘束する道具を使わなくても車の中に軟禁することができるというのが、考えてみると恐しいことです。

 もちろん、知らない人の車に乗らないというのが一番なのですが、旅先で親切にされた相手の好意を断われないという場合もあるでしょう。考え過ぎだと言われればそれまでですが、ちょっとでも人の車に乗る際に不安がある時には、念の為にチャイルドロックが機能している状態なのか確認してから車に乗るようにした方がいいでしょう。もしチャイルドロックがかかっていた場合は、やんわりと「お子さんを後ろに乗せるんですか」というような会話をしてみて、どう見ても子供を乗せるような人でないことがわかったら、きっぱりと同乗を拒否するということも大事だと思います。

 日本はおもてなしの国と言われ、先述の相乗り者を募るサイトというのも社会全般における公共マナーや安全性の高い社会であるからこそ存在しえるものだと思いますが、ごくまれにそうした状況を逆手に取るような人がいるのも事実です。最終的には自分を守ることができるのは自分だけということもありますので、細かい話ではありますが注意を怠らないようにして欲しいですね。


京都まで日帰りの旅 その4 移動中のブログ書き

 定例の集まりも終了し、頼まれたお土産も購入して、何とか当日帰りできる状況で京都を出発することができました。京都から静岡までは普通列車でおよそ5時間余りなので、6時半発くらいがぎりぎりで、7時発だと当日中は無理という感じの中、6時の新快速に乗ることができました。本当にぎりぎりになってしまうと、例えば冷房にやられて途中下車をした場合、下手をすると途中で進めなくなってしまいかねません。せめて一本前の列車には乗るようにした方が様々なトラブルに対応できると思いますので、何とか最終一本前の列車に間に合ってほっとしました。

 最近は時刻表自体を見る方も少ないと思いますが、出発する時間によって乗り換えの回数が変わる場合があります。私の乗ったパターンだと、まず米原で豊橋行きの新快速に乗り換えて、豊橋からはその時間は浜松行きではなく直接静岡まで運転する普通列車に接続していたので2回の乗り換えで済みます。荷物を持って走りながら駅の中を移動する回数が減るのでラッキーではありますが、夏休み中で青春18きっぷを使って長距離を乗っていそうな人はかなりいますので、乗り換えで座われなかったら長時間立ちっ放しになってしまうため、逆にしんどいという事はあります。ただ、今回は何とか空いた席に座りながら行くことはできたのですが、移動中はほとんど何もできないというのがつらいことでした。

 予定では静岡駅着が午後11時過ぎを予定していましたから、そのまま帰ってからブログを書いてアップするというのはかなり大変です。できるものなら車中にいる時間で何とかブログを書きたいと思ったのですが、さすがにタブレット端末とキーボードのセットを出して打つというのは人が多い時には難しく、しかも一番長い時間乗っている米原~豊橋間の列車で座れたのは四人掛けの席だったので、せめて二人掛けの席が空かないかなと思いながら時間が過ぎていきました。

 こうなれば仕方ないと取り出したのがメインで使っているスマートフォンで、この状態でブログを書くならスマートフォンでフリック入力をするしかないと思って書き出したのですが、普段キーボードで両手打ちをしている身にはなかなかフリック入力はスピードが上がらないのですね。それでも何とか調子が上がって来たと思った時に事件は発生しました。

 急にスマートフォンの画面が暗くなったと思ったら、いきなり製造メーカーのロゴが出現しました。まさか強制的に再起動したのかと思ったら案の上そうでした(;_;)。たまたまその時、そこまで書いた内容を保存していなかったのでショックは大きく、もう一度同じようにフリック入力でブログを書こうとは思えなくなりました(^^;)。

 その後、多少席が空き、二人掛けの席が空いたのでそちらに移動してから速功でキーボード付きのタブレットを取り出し、できるだけ隣の人のじゃまにならないように気を付けながら、とにかく本日の分だけと割り切って一気に書いたのがこのシリーズの1回目の文になります(^^;)。やはり日々使い慣れたキーボードからの入力の方が楽で早いというのが実感で、自宅に帰ってから改めてブログを書くという最悪のケースだけは防ぐことができました。

 その後、豊橋で乗り換えた電車はクロスシートでしたが、むしろクロスシートの方が大き目のタブレットやパソコンで作業するには向いているという感じがしました。隣に人がいないような空き席のある状況なら何とか私ならパソコンを使っての作業もできるように思えます。単にちょっとした空き時間にメモ的に旅行の様子を打ち込むだけなら乾電池で動くポメラDM100を持って行った方がいいことはわかっていたのですが、ブログにアップする場合、ポメラで入力してもその内容をパソコンで使えるように取り込むのが手間で持って行くのはやめました。何とかポメラ単体でクラウドにファイルをアップロードしたり、バソコンで作っておいたファイルを取り込んですぐ作業できるような機能があればと思うのですが、そうなると乾電池で動くようにはならないかも知れないし、難しいですね。

 ともあれ、大きなトラブルも無く、駅から歩いて駐車場まで行き、無事に自宅まで当日中にたどり着きました。朝の5時過ぎから夜の12時までほぼ1日を費してしまいましたが、その3分の2は移動していたというかなり無理のある旅となってしまいました。それでも、今回は余った青春18きっぷを使ったのでほとんどお金はかかりませんでしたし、こんな旅もたまにはいいかなという感じです。ただこのような旅をする場合、事前に移動中や現地で何をするか十分に考えておかないと、後で後悔するかも知れません。


京都まで日帰りの旅 その3 京都移動の交通機関は臨機応変に

 今回、私が京都まで日帰りて出掛けた目的は毎年この時期にある定例の集まりのためで、日程もお盆の時期を外してもらっているので、何とか行けるなら行き続けたいと思っています。縁ある方のお墓参りをして、その後で一席を設けて散会とワンパターンではありますが、それはそれでいいものです。

 集まりは妙心寺の近くで行なうのですが、京都駅から妙心寺方面というのが行くまでにはなかなか大変です。交通手段としては電車・バス・地下鉄・タクシーとありますが、時間があって他の観光地や買い物に行く時間があるなら市バスの1日乗車券を使うのがいいと思います。料金は500円なので、一日に3回以上乗れば元は取れてしまい、バスだけでも様々な場所へ移動できます。さらに駅前の案内場で1日乗車券を購入すると路線が書かれたマップがもらえますので(自販機やバス車内での購入も可)、京都駅からスタートするなら、中央口から右側にあるバスの案内所などで購入するのがおすすめです。

 ただ、何らかのイベントが有ったり雨が降っているような場合は、バスよりも地下鉄を使ってある程度まで移動した方が時間が読めるだけでなく早いので、あまりバスに固執する必要はないでしょう。さらに500円足すと、バスと地下鉄の一日乗車券が買えますので、両方使うか地下鉄だけにするか、迷うところです。

 今回は京都駅からバスで妙心寺方面に向かいましたが、今になって考えてみるとJR線乗り放題の青春18きっぷを持っていたわけですから(^^;)、山陰本線に乗って妙心寺最寄りの花園駅まで直行するというパターンもあったことを思い出しました。バスは渋滞だけでなく、利用している乗客の人が土地に不案内な人の集団だったりすると、停留所に停まってからお金を取り出して両替しようとしたりして(^^;)、結構時間がかかったりします。そういう事を微笑ましいと思える余裕のある日程ならいいのですが、そういかない場合もあります。今回、集まりの会食を済ませ、帰ろうと思った時からけっこう時間に追われていて、何も京都らしい所にも行けず(^^;)、お土産は京都駅地下で買うのが精一杯だったのですが、交通機関の選び方だけでも京都で過ごすことのできる時間は増やすことができると思います。ちなみに、妙心寺にたどり着くまでにバスを待つこと10分、バスの乗車時間が45分と、ほとんど1時間余り使ってしまいました。定例の集まりは来年以降もあるので、来年はもう少し時間をうまく使い、状況に合った交通機関を選ぶことも考えた方がいいなと思います。今の世の中はインターネットを駆使すればだいたいの時刻表は入手することができますので、短い時間でも観光したいと思う方は鉄道・地下鉄・バスの時刻くらいは比較して臨んだ方がいいかなと思います。


京都まで日帰りの旅 その2 車内での時間のつぶし方

 全ての行程を普通列車で行くというのは、距離が長くなればなるほど時間もかかります。それでも、自動車で高速道路を使ってぶっ飛ばしたとしても、JRの普通列車を使った方が早く着くと思います。日本のダイヤは正確なので乗り換えもスムーズにいきますが、特に18きっぷの時期には多くの利用者が押し掛けますので、うまく乗り換えないと全行程立ちっぱなしという風になりかねませんから注意が必要です。

 ちなみに、静岡~京都間の所要時間は約5時間ですが、これはスムーズに乗り継いだ場合です。事前に時刻表を調べ、できるだけ乗り換えの回数を少なくし、豊橋と米原の2回のみで京都まで行けます。ただ列車にいる時間がどうしても長くなるので、車内でどう時間をつぶすかというのがこうした旅を続けられるかどうかのポイントになるでしょう。

 今回の全行程で回りの人が何で時間をつぶしているか見ていたところ、ほぼ例外なくスマートフォンを見ながら音楽を聴いているか、ゲームをやるかといったところでした。今回は以前よく見掛けていた専用ゲーム機や大型のタブレット端末やブックリーダーの類を持っている人はほとんど見掛けられず、スマートフォンでもかなりの割合でiPhoneを使っていた人が多かったですね。その中でただ一人、ASUSのZenfoneを持っていた女の人がいたのが目立ったくらいでしたね(^^;)。

 個人的に思ったのは、狭い座席に並んで座っている中で、隣の人に迷惑が掛からないようにしつつ、何をやっているかのぞかれないところまで気を付けるには、私が持って行ったiPadmini2でも大きいという感じがするのですね。そんな中で私が時間つぶしのために何をしていたかというと、以前録音したもののなかなか内容を聞くことができなかったラジオの番組をまとめて聞いていました。

 これはあくまで私の場合ですが、自分の好きな音楽を端末に入れるのも大変ですし、鳴り物入りで登場してきた音楽の聴き放題サービスにいたっては、かなりジャンルにばらつきがあるので、これが聴きたいと思っても聴けないケースが結構ありました。そうなると流しっぱなしにできるネットラジオの方がましな部分もあるのですが、常に自分の好むプログラムを流してくれているわけではありません。たまたまここのところ、録音したものの聞けない番組がたまっていたので今回はそうした番組を聴きながら移動することができ、暇を持て余す時間を有効利用できました。

 本当はこのようなブログの内容をタイピングしながら行きたいところだったのですが、電車内が空いていて、隣に人がいない時でないとさすがに小さいものでもキーボードの付いた端末を出すことはできませんでした。ただこれがそれほど混んでいないローカル線に乗り続ける旅なら、かなりリラックスして旅の内容からブログネタまで車窓を見ながら書き続けることはできたかも知れません。

 そうして朝6時過ぎに静岡を出、京都にはお昼前には到着することができました。お昼は全く変わりばえしませんが、駅から徒歩10分かからないで行けるラーメンの「新福菜館」か「第一旭」のどちらかにしようと決めていましたが、最近はお昼前後だけでなくいつ行っても「第一旭」の方に行列が出来ているので「新福菜館」になってしまいます。今回もまさにそうで、時間の関係でどうしても早く食事をしなければならなかったので、泣く泣く今回も第一旭のラーメンと餃子は諦めることに。でも新福菜館の中華そばがおいしくないわけではなく、十分京都まで来たことに満足できる味でありました。


京都まで日帰りの旅 その1 駐車場で車中泊をしていた人たち

 8月の頭に姫路城まで青春18切符で行ったのですが、まだ1回分だけ余ってしまっていたので、今回京都に行く定例の用事があるということで、無謀にも18切符で静岡から京都までの往復という無謀な計画を立ててしまいました。
 
 一応、用事はお昼過ぎから夕方までなので、何とか日帰りできる日程ではあります。しかし、何か事故があって東海道線が止まってしまったら帰りつけなくなるという危険な旅でもあります。
 
 当日は朝5時に起き、車で出発します。前回の姫路城への旅の時に紹介しましたが、1日の駐車料金が500円という駐車場が静岡駅から徒歩で約15分という所にありまして、今回もその駐車場にお世話になることにしました。朝食は家で食べ、6時前に出発したものの、重大な忘れ物に気が付きました。
 
 この文章はWindowsタブレットで書いているのですが、元のファイルはクラウドの上にあるので、タブレットをインターネットに安定して接続させる必要が出てきます。そのためのモバイルルーターを持って出るのを忘れたのですね(^^;)。慌てて車をUターンさせ、モバイルルーターを持って再出発をしましたが、そのまま出てきたら行き帰りの電車の中でのインターネット接続は低速回線しかなくかなりストレスがたまったことでしょう。
 
 駐車場にはすぐに着きましたが、何と今回利用した駐車場の中で車中泊をしている強者がいました。結構暑いと思うのですが、その車は窓を全開にしてだらだら起きていたようで、いきなり人の気配がしたのでちょっとびっくりしました(^^;)。これが冬なら気配を感じさせないで寝ることも可能かも知れませんが、もしかしたら駐車場内で寝ようと思ったもののずっと寝られなかったのかも知れませんね(^^)。やはり、夏の暑い時期は宿代を浮かそうと思う余り車中泊にこだわりすぎるのはある意味危険です。家の近くへ車で行って飲んで、お酒が抜けるまで車の中で酔いを覚ますような感じで車中泊をするならいいかも知れませんが、暑くて全く寝られずに次の日も長距離を走るような感じで車中泊をするというのは自分だけでなく巻き込まれるかも知れない他の車のためにも自重するべきだと思います。今回遭遇した人たちはどういう感じで車中泊をしていたのか、今となっては確かめようがありませんが、今回は旅の初めから少々面食らった中で出発ということになりました。


危険な年代というものはあるか

 大阪・寝屋川の中学生2人が被害にあった事件がありまして、犯人は当初10代の若者の集団ではないかとテレビのコメンテーターが語っていたのですが、この文章を書いている現在、実際に逮捕されたのは40代の男性とかなり見立てとは違ってしまいました。

 ここで、テレビコメンテーターを責める意思というのは私にはありません。ただ、一般的に「危険な年代」というと、どうしても10代から20代のやんちゃな若者を思い浮べてしまいがちですが、そうした考え自体を改めるべきではないのかと今さらですが思うのです。

 小説家でショート・ショートの大家であった星新一さんの作品の中に、その名の通り「危険な年代」という作品がありました。その作品でも当初はそれらしい犯罪容疑を掛けられた若者にスポットを当てるものの、本当にその若者の犯行なのかと感じた語り手である主人公さえも、あえて真実には目をつぶり、容疑をかけられた若者を助けることを放棄します。それは、その事件に関わった大人の中で、もしかしたら自分の子供が真犯人ではという疑問を浮かべてしまったからで、子を思うあまり真実から目を背ける親の世代こそ危険な世代ではないかというオチなのですが、現代はさらにいろんな層にわたってさまざまな危険な人たちが存在するように思います。

 30代以上の人の中で、社会への大きな憎悪として持ち続け、大きな事件を起こす人もいますが、単に日常生活のストレスがたまって暴力事件へと発展するケースは大人であればこそ起こることで、そこに年代によるくくりはないものと考えていいでしょう。つまり、危険な年代があると言うよりも、いつ爆発するかわからないさまざまな世代の人が今の世の中にはうようよしているのではないかと思うのです。

 世の中には幸せで今の生活に満足している人だけが暮らしているわけではありません。一見幸せそうな生活を送っていると思われる人でも、決してその人の人となりについて触れてはならない場所というのはあるでしょうし、それが例えばお酒に酔っていてつい口にしてしまってトラブルになる場合もあるでしょう。そういう場に遭遇してしまったら、大人ならすぐに謝ったり、すぐにその場から立ち去ったりすることでいくらでもトラブルを回避することはできます。しかし、相手の事を思いやることなくずけずけと物を言い、さらに追い討ちを掛けるような事をついやってしまうかも知れないのが、人生経験の浅い若年層になるのですね。

 今回の寝屋川の事件における動機はわかりませんが、もし今回の実行犯(これを書いている時点で逮捕されたのが実行犯でない可能性もあるので、一部は想像で書いている部分がありますのでその点はご了承下さい)に対して、普通の大人だったら触れない、その人にとっては決定的な一言を言い放ってしまったことが今回の結果の原因だとしたら、本当に不幸であったとしか言えません。これからは一般論になりますが、口は災いの元と言いますが、今の世の中では本当にたった一言を言ってしまったことで悲劇につながることが普通にあるわけですから、小学生や中学生レベルでも、見てくれだけで人を判断せず、思った通りの事を口に出さないように大人が教えてあげた方がいいと思うのです。今回の事件の詳細はこちらで考えたこととは違うかも知れませんが、休み期間中は児童・生徒が単身で繁華街に出て、いい大人とトラブルになる可能性は決して低くはないと思うので、今回のような事件に巻き込まれないためにも、子供が知らない大人に対応する場合はかなりナーバスになるべきではないかと個人的には思います。

 車中泊スポットでもトラブルになるのは、何かあった際に事を荒立てるようにできないまま、お互いの口の利き方が悪かったりする場合が結構あります。こちらは悪くないのに、かなりひどい事を相手から言われたとしても、あえて冷静に対処することが大きなトラブルを未然に防ぐようになると思います。人の集まるところには必ずトラブルが有り、トラブルメーカーは見てくれや年代とは関係なく誰もがなる可能性があります。せっかくの旅行を苦い思い出にしないためにも、相手の様子を見て避けるところは避ける判断をしていくことが大事だと私は思います。


ネットラジオ時間差配信の有難さ

 私が最近ラジオ放送を録音する場合、そのほとんどをインターネットラジオをスマートフォンのアプリraziko と raziko拡張(こちらだけ有料)を利用しています。録音したファイルはそれほどファイルが大きくないので、まとめてCDに焼くという他にもクラウド上に置いておき、必要に応じてダウンロードして楽しめるようにしているのですが、最近助かったことがありました。

 普段の録音はアプリのradiko拡張のおかげで番組表をダウンロードしてそこからテレビのように録音できるのですが、テレビと違ってラジオの番組というのは事前に何を放送するかあまり気にかけることもないので、車の中でラジオを聞いていてこれは録音したいと思うこともまれではありますがあります。昨日たまたま、めったにメディアに出て来ないような人のインタビューが放送されたので、これは録音したいと思ったのですが、すでに番組自体は始まってしまっています。

 今までの常識でいけば諦めるしか無いのですが、何とか途中からでもと思ってスマートフォンのアプリを起動し、今聞いていた放送局に合わせたところ何とまだ番組放送前でした。すぐに録音の手続きをし、冒頭ちょっと欠けたものの何とかインタビューの内容は録音することができました。

 これは、インターネット放送の特徴として同時放送と言ってもかなりのタイムラグがあるためで、このタイムラグのおかげで何とか録音が間に合ったということになります。車の中でラジオを聞いていてこれはという番組があったら、その時点ですぐにスマートフォンで録音する作業をすれば間に合うことが今回わかり、自分の中ではかなり便利に使えるようになりそうです。ただし、このような録音を使うには、ラジオ放送を流し続けるだけでもデータ通信容量を消費しますので、あくまで緊急用として対応する必要はあるかも知れませんが。

 以前ラジオの付いたICレコーダーが登場し、外でも自由にラジオ録音ができそうなので購入しようと思ったことがあったのですが、ビルの中や移動中など受信自体が難しい場合もあるので、スマートフォンでインターネット配信を録音できるならそちらの方がよっぽど安定して使えます。今回私が使ったSIMはmineoのau LTE低速でしたが、低速でもラジオ程度なら十分使えるのが有難いです。車のラジオで私と同じように録音したいラジオ番組の放送があったら、まずは安全な場所に車を停め、スマートフォンからの録音を試してみてください。