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プリンターのWiFi接続が当り前になった今では外付スキャナーもかなり便利では?

先日ちょっとブログの中で書いて紹介したフラットヘッドスキャナが自宅に届きました。中古ですが市価の半値くらいで購入したのが、プリンターと同じキヤノンのスキャナー(LIDE 400)です。

内容についてはあえて説明することもないかと思いますので写真も載せませんが、本体のUSB端子はType-Cになっており、付属するケーブルは片方がType-Aになっているものなのですが、今使っているモバイルパソコンにはType-C端子が2つあるだけです。そこで、基本充電用に購入した両方がType-Cになっているケーブルを繋いだら、問題なく認識し使えるようになりました。

ちなみに、自宅ではリビングでパソコンを使うことが多く、プリンタの置き場からは離れていて、もしスキャナ機能の付いたプリンターにしていても、結構その場まで行かなければならないので面倒くさい感じでした。今まではスマホのカメラを使った「スマホコピー」の機能を使って書類のコピーを行なっていたのですが、今回フラットヘッドスキャナーを購入してかなり便利になりました。

というのも、スキャナを使う時にはスキャナ自体をパソコンのそばに持ってきて、ケーブルに接続します。パソコンを使ってのプリントについては、事前にプリンターの電源を入れなくても、パソコンから印刷をすると自動的に電源が入って印刷が可能で、逆に電源を切る場合にもパソコンのユーティリティソフトからクリックすることで、自動的に電源が切れるようになっています。

現状で、私がフラットヘッドスキャナに求めることは、コピー機の代わりとしての用途と、データスキャンの上OCRでテキスト化することなのですが、コピーだけであれば、手元に原稿を用意してスキャナーをつなぎ、そのまま本体のコピーボタンを押すだけでプリンターが自動起動し、コピー原稿がプリンタからすぐに出てくるような環境を作れただけでも良かったと思っています。

ちなみに、コピーはできませんがスキャンだけならChromebook(ChormeOS)でも問題なくできるので、スキャンしたファイルをクラウドにChromebookからアップロードして、改めてプリントアウトするようにすれば、Chromebookで使えるというのも購入して良かった点です。物はどれも例外なく壊れますが、プリンターとスキャナ一体化の製品は、プリント機能が壊れたらもはやゴミになってしまいます。

今回購入した製品はケーブル接続で電源も取れますので、とりあえずOSが対応しなくなるまでは便利に使えるのかな? と思っています。今考えると何故もっと早く手に入れなかったのかと思いますが、何事もタイミングということもありますので、ちょうどモバイルパソコンを購入した直後に買ったことで、自宅の中でも取り回しやすく活用することができそうです。


楽天モバイルの特典の一つRakutenTVのプロ野球パ・リーグ試合中継はハードを買い足せば大画面テレビで見られる

以前私がソフトバンク回線を持った一つの理由に(現在は解約しています)、Yahoo!プレミアム会員の特典を回線契約だけで使える中でも、自前でプロ野球の球団を持っているからか、プロ野球のパ・リーグの試合中継をインターネットで見ることのできるサービスに心惹かれてというのがありました。残念ながら、2023年4月からのシーズンでは、ソフトバンクではこのサービスを終了してしまったのですが、まさにそのタイミングを狙ったかのように同じパ・リーグのネットによる生中継のサービスを始めたのが、同じパ・リーグのプロ野球球団を持っている楽天でした。

現在、楽天モバイルの回線に加入した人に、通常は有料の「RakutenTV」のサービスの中から、プロ野球パ・リーグの試合中継と、一部のNBAの試合が楽天IDとパスワード(楽天モバイルに紐付いたもの)を入れると、普通にパソコンやスマホ・タブレットから生中継を見ることができるようになっています。あくまで私の場合、セ・リーグよりもパ・リーグの試合を多く見るので、固定回線用に使っていた回線をいったん解約して一時期使えなくなったものの、現在は月3GB未満で月額千円くらいで通話無料とともにパ・リーグの試合が継続して見られるようになったことは単純に良かったと思っています。

今回、この件について書かせていただいたのはその事だけでなく、スマホ・タブレット・パソコン以外にも見られる状況を作ることができるという話です。RakutenTVがメインではないものの、二つのハードを揃えると、自宅内だけでなく車中泊の旅でも色々と使えるようになるのではないかと思います。

というのも、「RakutenTV」はウェブ経由だけでなく専用のアプリ(主にスマホ用)があるのですが、そのアプリは今度のセールでも安く出るかも知れないAmazon Fire Stick TV用のアプリもあるのです。つまり、テレビやモニターにつないだFire Stick TVにRakutenTVアプリを入れ、楽天モバイルと紐付いている楽天IDとパスワードを入力すると、大画面のテレビやモニターでもパ・リーグ中継を見ることができるようになるのです。

自宅のテレビにFire Stick TVを接続して使う場合には自宅のWi-Fiにすでに接続されている方も多いと思うので、単にアプリを選んで実行するだけですが、これを外に持ち出すためにモバイルバッテリーでも動くモバイルモニターを用意することで、さらにその可能性が広がってきます。

私の持っている15インチのモバイルモニターの場合、10,000mAの複数個のUSB端子のあるバッテリーにモニターとFire Stick TVをつなぎ、手持ちのスマホでテザリングをすれば普通にFire Stick TVの全機能が使えるようになります。私自身、かつて楽天モバイルの回線を使って自宅のインターネットを賄っていたので、車中泊先が楽天モバイルのエリアであれば、安定した映像でスポーツ中継や映画、テレビ番組などを楽しむことができるようになります。もっとも、楽天モバイルの回線は他の大手キャリアと比べてプラチナバンド対応でなく、エリアも今一歩というところもあるので(auのエリアが無制限で使えるので期待は持てますが)、楽天回線ではうまくつながらない場合に備え、例えば申し込んで24時間は無制限でネット利用ができるpovo2.0を併用したりすれば、かえってその方が良い場合もあります。

もちろん、スマホやタブレット、パソコンを使っても見ることはできるのですが、例えば作業しながら試合(動画など)を見たいと思っても、一度動画を利用すると他の作業には使いにくくなるハードがほとんどだと思います。その点、モバイルモニターはモニターとしての機能しかなく、さらにAmazon Fire Stick TVも基本的には動画を楽しむために作られたもので、さらにリモコンが付属するので、多少離れたところにモニターを置いていても、パソコンで作業しながらリモコンで操作することができ、車内で使っても自宅と同じような環境を作ることができるというのが大きいですね。モバイルモニターについては、もしパソコンの方で複数のモニターに出力できる機能があれば、画面で映すものを変えることができるので、さらに色々な使い方を考えることができるでしょう。

もしプロ野球パ・リーグをよく見る方であれば、楽天モバイルを契約しているならこの特典を使わないのはもったいないですし、これから夏のボーナスシーズンを狙ってセールが来ると思うので、使用するテレビやモニターによってHD対応と4K対応のものがありますが、どうせなら安い時に手に入れるのがおすすめです。ちなみに、基本的にこの製品はAmazonのプライムサービスの利用を応援するハードになるものの、今回紹介したアマゾンとは関係ないRakutenTV単体や、その他のサービス(YouTube・NHK+・AmebaTV・TVer・DAZNなど)だけでも使えます。他にも興味深いアプリがアプリストアでは用意されていますので、自宅内だけでなく外に持ち出す前提でも楽しんで欲しいと思います。


個人的にスマートフォンにもズームがあると嬉しいが旅行にはデジカメとの併用が良いか?

先日、車でお出掛けした際に感じたことがあります。外で写真を撮るためにスマホを構えていて、遠くのものを大きく写したい場合には、スマホのカメラの場合、対象に近づくしかないので、かなり歩く歩数が増えました。

個人的には疲れましたが、現状では大きくスマホで写したければ自分で動くしかありません。動く歩数が増えることに問題はないのですが、自分から近づくことができず、近づくことができない場合もあります。近くまで寄りたくても近くまで行けないような状況は世の中にいくらでもあります。野鳥やスポーツ、柵で仕切られた遠方にある被写体を撮影したいような場合です。とりあえず写真を遠くから撮って、対象の付近を切り抜くという方法(トリミング)もありますが、旅先で色々な写真を撮るためには、やはりズームのできるレンズが付いたカメラが欲しいところです。

まだこれほどスマホが普及する前には、片手の中に入るようなコンパクトデジカメ市場が活況で、国内の多くのメーカーから色々な製品が出ていました。残念ながらスマホの普及によって、コンパクトデジカメという市場は無くなってしまい、コンパクトな製品でもセンサーが大きくなって、それなりに高価で高性能なものだけが生き残っていったので、お金を出せば良いものが手に入るものの、スマホの性能に不満を感じる人にとってはなかなか新品を買うのも大変な時代になっているように思います。

ただ、私自身もそうしたお出掛けにすら昔買ったデジカメがあっても持っていかないほどスマホがあれば良いという気になってしまっているのですが、先日はやはりデジカメを持ってくるんだっと思えるような状況になったこともあり、改めて押し入れの奥にしまっていたデジカメを出して動作確認をしてみました。

手持ちのコンパクトデジカメの中で、今でもそれなりに使えるなと思うのは、ともにオリンパスの「XZ-10」と「TG-5」でしたが、先に購入したXZ-10の電池の持ちがあまり良くなく、これでは外に持ち出しても少し撮ったら電池切れになってそれ以上撮れなくなってしまうようになっていました。本体動作に問題はないのですが、これでは故障しているのと同じようなものです。「TG-5」は防水機能のあるダイバーにはお馴染みのカメラですが、こちらはそこそこ電池も残っていて使えるのですが、ちょっとゴツゴツしていて、日常のお散歩カメラであれば「XZ-10」も使いたいなあと思い、ネットで探したところ、安い互換電池がまだ売っているので購入することにしました。

写真のデジカメがオリンパスのXZ-10で、これは新品で店頭購入しました。横にある電池のうち上が純正で下が今回購入した互換電池です。このカメラの概要については、作家のたくきよしみつさんのサイトが詳しいので、ここではたくきさんのサイトの方にリンクを貼らせていただきます。中古でももし程度の良いものが入手できたら、今でも十分スマホ内蔵のカメラよりも良い写真を撮影することができると思います。

https://takuki.com/gabasaku/xz-10.htm

デジカメの世界というものも今は変わってしまい、レンズ交換式の一眼レフやミラーレスといったデジカメは新品で買うにはかなり高額になってしまいました。となると、やはり昔からそうですが新品ではない中古カメラを狙うということになってしまいます。といっても、まだスマホが昔のコンパクトデジカメの性能を超えられない部分があるように、古いカメラでも個人で楽しむ分においては十分な部分も多いと思います。これからデジカメを試したいと思っている方は、程度の良い中古カメラやレンズを選び、予備電池については互換電池あたりも物色しながら、お金がないならないなりに楽しめるものにしていきたいところです。フィルムカメラの時代と違い、現象やプリントにそこまでお金が掛からないというのは、写真を趣味にする場合には良い傾向の一つでしょう。

そうは言っても、古いデジカメでもやはりデジカメ本体にはスマホと一発接続できるWi-FiやBluetooth接続機能があり、ワイヤレスでスマホへの撮影データの取り込みおよびクラウドにアップすることによってのバックアップまでできるくらいの機能は欲しいところです。ちなみに、私の持っているコンパクトデジカメではXZ-10では駄目で(いったんケーブル接続する必要有)、TG-5であればワイヤレス接続は可能です。本当は、撮影機能やスマホ連携機能にバランスが取れた、もう少し本格的に撮影可能なデジカメが欲しいのですが、今ある機材とかぶらないように、次の候補についても現在考えながら、今あるものを大切に使い続けていこうと思っています。


楽天Hand5G購入後に揃えておきたいアクセサリは2,000円以下でも十分揃う

Rakuten Hand 5Gというスマホはその小ささに特徴があり、シャツの胸ポケットに入れてもそれほど負担にならないくらいです。逆に、今まで6インチクラスの普通の大きさだと思っていたスマホと比べると、6インチスマホが本当に大きく重く感じます。今後は身軽に色々なことをこなせそうなのですが、そうしたHand5Gにもその小ささゆえの弱点があります。今回はそうした弱点を克服するための私が購入したグッズについて見ていきたいと思います。

といっても、この写真のものが全てなのですが、今回はネットストアで在庫が復活していたレッドを購入したのですが、裸で持つにはちょっとその小ささが気になるのですね。そこで、ストラップホールの付いたソフトケースとガラスカバーのセット品をAmazonで注文しました。セットにはストラップも付いているのですが、ストラップだけは100円ショップのガラケーの時代からあるストラップを付けています。このセットは以下のリンクのものですが、購入当時は本当にHand5Gに合うのか? と思ったものの、Hand5Gの大きさは以前からあるHand(4G)と大きさは同じだそうなので、以下のリンクの製品(私が注文したもの)で大丈夫だと思います。Hand5Gは生体認証を画面に指紋を付けて行なうので、ガラスカバーを貼る前の裸の状態で行なった方が良いということなので、作業の順番にはお気を付け下さい。

カバーを付けてガラスカバーをセットすれば通常画面が割れるようなショックを受けても本体を守ってくれると思いますが、そもそもHand5Gは本体が小さいので、首からネックストラップで吊り下げて、さらにシャツの胸ポケットに入れていれば対策としては万全ではないかと思います。こうしたスタイルで問題ない方はぜひお試し下さい。

あと、使ってみてあれっと思ったのは、Hand5Gにはイヤホンジャックが無いのですね。同時に今まで使っていたOPPO Reno5Aも併用するので、そちらの方で有線イヤホンを使うケースはあるのですが、有線イヤホンをアンテナ代わりに使うFMラジオは基本的に使えないのが残念ですね。本体せっとには充電用のCタイプUSBをイヤホンジャックに変換する短いケーブルは付いているものの、これだとそのままでは充電しながらイヤホンを使うことができなくなります。

ということで、加えて購入したのがダイソーで売っている完全ワイヤレスイヤホン「TWS002」(税込1,100円)を購入しました。最初の写真でHand5Gの左にあった卵のような物がそれです。開くとこのようにイヤホンが入っていて、充電はケースにケーブルを繋いで行ないます。ケースと両方合わせても2千円以内で収まったのは、安い本体価格1円と比べても高いのですが、それでも十分に使える印象です。このワイヤレスイヤホンは充電用のケーブルを用意する必要がありますが、Hand5Gと同じTypeCの端子から充電するので持ち運びのケーブルを兼用することができます。

音質や案内音声は安っぽい感じがするものの、それでも安くて失くさない限りは使えますので、radikoなどを聞くには十分だろうと思います。ちなみに、完全ワイヤレスイヤホンは、定期的な安売りがありだいたい2千円くらいで買えるXiaomiのスタンダードタイプのものも持っているのですが、こちらはOPPO Reno5Aの方とペアリングしてあるので、機種別で使えば良いかなと思っています。失くしたり落としたりしてもそこまでショックのない価格で使えるなら、Hand5Gとのセットとしては、本体電池の容量が少ないこともあり、小さめなものでもモバイルバッテリーとTypeCのケーブルがあれば何とかなります。モバイルバッテリーは元々持っている方もいると思いますので、これ以上のアクセサリーは購入せずに安上りに済ませることにします。


ようやく固まってきた私のテレビ番組の残し方と外出先での楽しみ方

当初、今使っているテレビで録画した大量の番組が入っているものの、今のテレビが壊れたら全て再生不能になってしまう番組を救済する目的で始めたAV関連機器の購入ですが、中には必要ないものも混じっていたものの、色々と調べながら機材をそろえていくうちに、何とかその方向性が見えてきました。

普通の方はテレビにハードディスクを繋げて録画したり、ハードディスク内蔵のブルーレイレコーダーをテレビと同時購入することを考えるかも知れませんが、これからの番組録画を残したり外から見たり、人に見せるためにディスクに焼いたりすることをスムーズに行ないながら、テレビを買い換えても同じように番組を見られる環境を作るためには、最初から考えて録画することが大切だとしみじみわかりました。現在の自宅のテレビにはハードディスクが内蔵され、単体でも録画ができるのですが、安易にテレビに録画したことで、そのウィークポイントがわかってきました。今のままではテレビが写らなくなったらテレビ画面を使ったデータ移動もできなくなるので、中に録画してある番組を簡単に救済することができなくなります。

というわけで、大型テレビはあくまで視聴用にして、録画用にはチューナー単体で色々なことができるIOデータのEX-BCTX2(同時に2番組の録画が可。3番組録画可のEX-BCTX3もあり)を中心に据えることにしました。

このチューナーでテレビ番組を録画する場合には、外付けのハードディスクを使います。NASを直接接続して録画すると、録画番組をコピーできなくなるそうなので、USB接続でハードディスクやSSDに10回コピーできる状態にして録画しておくのがまずは基本です。ハードディスクがいっぱいになった場合でも、USBハブを介して複数のハードディスクをつなぐことができ、本体の設定から変更すれば、簡単にチューナーと接続するハードディスクを切り替えることができるので、それなりに大きなハードディスクを買い足していけば、ほぼ制限なく利用できるのではないかと思います。

そうして10回コピー可能な状態で録画した(ダビング10の場合)、番組は、その都度DVDやブルーレイに焼くと相当な手間とディスク代がかかりますので、ネットワークにNASを繋いで、そちらの方に録画した番組をコピーすることにします。これは、今後録画して残しておき、必要に応じて参照するためのコピーをまとめたものとして使うことにします。不幸なことに、ハードディスクが突然死しても個人のコレクションなので、最悪どちらかが残れば良いと割り切ることも必要でしょう。

もし、どうしても残しておきたいライブラリがあったり、友人に番組をコピーして渡すために使うのが番組をコピーして書き込みできるブルーレイドライブを付けたパソコンの存在です。パソコンは専用のブルーレイレコーダーと違って色々なことができますし、先日「PC TV Plus」というソフトを導入したことによって、家庭内のAV機器とのネットワークを利用できます。チューナーで録画してコピー可能なファィルからコピーした番組をパソコンのハードディスクにコピーし、そこからPC TV Plusを使うとブルーレイディスクに書き込みができます(コピーした番組はディスクに焼くとハードディスクから消えるようになります)。

テレビ番組の中には、見逃し配信もなく、ディスクの販売もされないものもあります。中には(NHKなど)アーカイブ施設に行けば見ることができる番組もありますが、図書館のように借りてきて自宅で好きな時に見るようなことはできません。権利関係が複雑で、昔のテレビ番組の中には許諾を取れないため公開されないものも少なくありません。テレビ番組は今日も流れてはその場限りで見られなくなるものも多く、その中で自分にとって後まで残して見たいと思われるものは、チューナー直結のハードディスク(ダビング10対応)、大容量NAS(コピーしたアーカイブを集めたもの)、ブルーレイディスク(ハードディスク以外のアーカイブ)の三本柱で保存していけば、場所を取らずにいつでも見ることのできる自分だけの強力な映像アーカイブが完成します。

このシステムの良い点は、チューナー単体であれば壊れにくいこと、スマートフォンやタブレットだけでなく、パソコンの画面でも外から放送中のテレビ番組および、直接録画したアーカイブを見ることができること、ブルーレイドライブの不具合があっても録画した番組に影響が出ず、ドライブの買い換えだけで済むことなどです。用意するパソコンも単にムーブした番組をブルーレイに書き込むだけでそこまで処理能力も必要なく、テレビの買い換えも全く問題ありません。一人暮らしの場合は、チューナーレステレビや、スピーカー付きのPC用モニターでも十分使え、さらにはパソコン・スマホ・タブレットでテレビが見られるので、あえてテレビを買わなくてもかえってこちらの方が便利なのではないかと思ったりします。

今後の事を考えると、ディスクに焼いた番組を見るためだけのブルーレイプレイヤーがあれば良いと思いますが、今のところパソコン上でも見られるので、今後への課題としたいと思います。さらに4K放送(主にNHK)の録画について、BSプレミアムが停波した後に独自番組が流れると思うので、録画したい場合に備えて、単体の4KチューナーにUSB経由でハードディスクが接続可能なので、これも家のネットワークから番組のコピーをNASに、残したい番組はパソコン経由でディスクに焼くことは可能です。外から録画予約や番組視聴・アーカイブ再生ができないのが残念ですが、それは今後手頃な価格で4Kチューナー付きの製品が出てくるまでは、今の構成でやっていこうと思います。これからテレビの購入に左右されない番組アーカイブの一つの方法として参考になれば幸いです。


ハードディスクレコーダー導入とPC+外付ブルーレイドライブとの差を埋めるために

昨日、注文していた外付けのブルーレイドライブが届きました。ソニーのソフト「PC TV Plus」を入れたノートパソコンにテレビ録画した番組をコピーした後で、保存用にブルーレイに焼くためのものです。

ブルーレイドライブはポータブルタイプのものが安かったので購入したのですが、とにかく書き込み時のトラブルを回避するために、ポータブルドライブの電源を確保するためのACアダプターも合わせて購入しました。これで、PCにムーブした(ダビング10対応)テレビ番組を試しに書き換えの効くBD-REドライブにコピーしてみたところ、1時間番組が何とか無事にコピーすることができました。

これで、現在のハードではBD-REディスクからハードディスクへのムーブバックはできないものの、いざという時に備えて、書き換えの可能なBD-REに昔のテレビ番組をコピーするような青写真ができました。ただ、これだと常にPCを介して作業を行なうため、録りためた番組を見るためにPCを立ち上げなくてはならず、これなら最初からBD録再対応のハードディスク付きブルーレイプレーヤーを購入した方が良かったのか? とも思えます。

しかし、こうしたレコーダーは一台万能であるという事の反対に、作業を分けているがために、例えばディスクドライブが壊れてしまったとしても、新たに買い換えれば良く、またPCを買い換えることによって内蔵のディスク容量が意図せずに更新できたりと、私には複数の機材を合わせるような使い方の方が合っているような気がします。

ただ、単体のレコーダーに現状で劣るのは、外からの録画した番組を見るような用途にはパソコンは使えないということがあります。現在用意しているTVチューナーはパソコンやスマホ、タブレットを使えば旅行の際にもLTE通信を利用して外からアクセス可能なのですが、そうした事もできるようにするために、さらなる投資が必要になります。それがネットワークに接続されたハードディスクであるNASです。

現在、過去の番組を保存しているiVポケットのディスクの総容量は、1TB強といったところで、全てをハードディスクに書き出すにはかなりの時間がかかります。また、PCのハードディスクを段々と圧迫してきますので、テレビ録画したデータを保存したりムーブできる外付ハードディスクは近い将来どうしても必要になるでしょう。その際、チューナーやテレビにUSB接続するだけのハードディスクでなく、自宅のLANに接続して自宅だけでなく外からもアクセスできるようになるNASに保存し、さらに音楽や写真、データ類にも外からアクセスできるようにすれば、常にNASにアクセスできるモバイルの通信環境はすでにあるので、貧弱なモバイルパソコン一台でも自宅にいるのと同じような作業ができるようになります。

当初は昔録画したテレビ番組をテレビを買い換えても見られる状態にしたいと始めたことですが、今後は10インチクラスの安いノートパソコン一台でも、自宅にネットで接続して様々なことをこなすような環境を、ハードディスクレコーダーを購入する費用くらいでできるのではないかと目論んでいます。まだすぐには買いませんが、さしあたってはiVポケットに入れた番組を全て移してもまだ余るように、3~5TBくらいのNASを導入して、それがいっぱいになるくらいには、その倍くらいの容量のあるNASを購入するような感じでコピー(一部の番組はムーブ)を繰り返していけば、ハードディスクが壊れた場合のバックアップをディスクに残しつつ、常に自宅のテレビや、外でのスマホ・タブレット・PCでいつでも見ることのできる映像ライブラリを日本国中どこにいても楽しめるのではないかと期待しています。

ただ、およそ1TB強ある昔のテレビ番組をムーブさせるのが大仕事で、できれば今回購入したブルーレイドライブを使って10回コピーできる番組については、ハードディスクだけでなくBD-REにもコピーし、焼いておきたいところです。地道な作業は続きますが、今まで録画番組はテレビが壊れたらそれまでだと諦めていた部分もあったので、ある意味楽しい作業でもあります。過去の自分はどんな番組を録画してきたのかも確認しつつ、改めてとっておきたいものをこれからしっかりと見極めていこうと思っているところです。


データをクラウド任せにしないで自衛する試みはテレビ録画のための機材から

私は、あることに疑ると、とりあえず自分で一通りできるようにしてしまうようなところがあります。以前はコーヒーを豆から淹れるためのグッズについて、ああでもないことでもないと試行錯誤し、現在は自宅で淹れるコーヒーセットを外に持ち出すものと兼用にするために、コンパクトにまとめることを目指し、現在はその目的は達したので、コーヒーについては毎月飲む豆以外は道具にお金を使うことはなくなりました。短期集中でいろんな情報を仕入れながら、そこそこの投資で良いものを買いたいというところは、別の興味が出た時も同じで、現在は違うことに労力を注ぎ込んでいます。

他の方も将来に向けての漠然とした不安があるかも知れませんが、自宅のテレビはまだ十分に利用できるのですが、かなり長く使っており、いつ突然死してしまうかというのは正直なところわかりません。古いハイビジョンテレビなので、最近になってNHKの4K放送が独自放送になることを見越してはいるものの、今使っているテレビが見られなくなったらそれまであまり考えずに増やしてきてしまったテレビのハードディスクおよび、外付けのハードディスクに保存している番組を見ることができなくなってしまうのです。

今まではテレビとは別にハードディスクレコーダーを使わずに、あくまでテレビ自体の機能としての録画をしていたのですが、今さらですが残したいものについてはDVDやブルーレイに焼いて残さないと、パソコンを含む他のメディアで見られなくなってしまうという事に気付いたので、改めて色々と機材を揃えました。

まず、現在使っているノートパソコンに「PC TV Plus」という有料のソフトをインストールしました。このソフトを入れたパソコンは、現在の私の場合だとIOデータのTVチューナーにつないだポータブルハードディスクの内容を読み取ることができ、LAN経由でパソコンのハードディスクに番組データをムーブすることも可能です。一旦パソコンに取り込んでしまえばしめたもの。そのデータをディスクに焼けば、今後テレビやパソコンを買い替えたとしても読み込めるようになるのです。ちなみに、「PC TV Plus」は、パソコン一台にインストールできる最新版の価格が4,400円(税込)で、このソフトはIOデータのテレビチューナーにアクセスし、パソコンの画面をテレビのようにも使えるようになります。

残念ながら、現在「PC TV Plus」をインストールしているパソコンのディスクドライブはCD・DVDの再生専用なので、番組をディスクに買き込む場合には新たに書き込みに対応したディスクドライブの購入が必要です。

ただ、ソフトとディスクドライブは2万円くらい出せば入手することができ、以前購入したLAN接続が可能なTVチューナーは1万5千円~2万円くらいで、現在のテレビに録りためたデータを取り込むための準備ができました。
まだ、外付けのディスクドライブは注文したものの到着していないのですが、今後は内蔵ドライブと外付ドライブとの間でコピーも手軽になるのではないかと思った時に、改めて思い出したのは、まだクラウドに保存するような手段のなかったころから撮ったデジタル写真やビデオ、各種書類などの情報について、大量のCD-Rに保存していたことでした。

テレビの録画をしたものの場合、一回しか記録できないDVD-RやBD-Rに保存してしまうと、ディスクからの移動ができなくなり、ディスクが破損したら終わりになります。著作権保護の機能がなく、いくつものコピーを取っておけるデータであれば、一回記録のメディアに順次移していけば、膨大なCD-RがあってもDVDやBDの容量は多いので、持ち出す場合の枚数は少なくできます。さらに、同時にクラウドにも保管しておけるので、安いメディアを使って暇な時にでもコピーを取っておくことで、かなりデータをすっきりさせることができるでしょう。

テレビ録画したものをディスクに移す場合、今のところ考えているのが大体1,000回ぐらいは書き換えが可能なDVD-RWやBD-REに保存しておいた方が、テレビを買い換えた時にもそのまま使うことのできるDTCP-IPという著作権保護規格に対応したNAS(ネットワークHDD)を繋いだ時に、必要に応じてハードディスクに戻したりもできるので、自宅での利用の幅が広がるのではないかと思っています。

今回は、そんな風にまずは自宅のテレビ内にある昔の録画番組を救出するところから始めたものの、現在までのPCデータをバックアップしながら、コピーできるものはDVDとBDの両方にコピーしておくことも今は考えています。つまり、CD→DVD→BDと3つの同じデータで持っていれば、容量が小さくなったBDを持っていくものの、残したCDやDVDが置いていったことで壊れなかったという場合も出てくるでしょう。

さらに言うと、写真や動画を撮るハードがデジカメからスマホに変わっていく中で、かなりのデータがGoogleドライブなどのクラウド内だけに存在している状況もあるので、これも早めにパソコンにダウンロードしてからディスクに焼いて、クラウド依存からの脱却をはからなければと思います。

今回はあえてNASを買わなくても、インターネットに接続したパソコンがNASの代わりとなっているのですが、パソコンの場合には電源を入れている時しか使えないので、光回線が入った後で、そのシステムの中にNASを導入することで、放送中の番組だけでなく録画した番組も複数の端末で見られるようにすることも考えたいと思います。ただこれをつきつめるといくらお金を掛けてもさらに購入するようなことも起こるかも知れませんので、自分の中でそこまで熱中しないように気を付けて徐々に装備は揃えていきたいと思っています。


自宅の2Kテレビに4Kシングルチューナーを追加してなんちゃて4K放送を受信してみた

色々と自宅のテレビについての機器追加を行なってきましたが、ここでようやく一段落と思える機器を追加しました。以前のブログでちょっと書きましたが、今後NHKの衛星放送(2K)において、衛星受信料を値下げするための一つの理由として今まで2波(BS1とBSプレミアム)あったのが、2024年3月いっぱいでBSプレミアムを停波すると発表しました。

その後のNHKBSの衛星チャンネルはBS1が「新BS2K」となり今までBSプレミアムで放送していた番組を含めて幅広い番組構成に変わり、さらに4Kの「新BS4K」チャンネルを再編成するということを発表しています。

現在の4Kチャンネルというのは、画面の繊細さというところに優位性はあっても、番組の内容という点では、特に無料で見られる民放の4K放送などはBSチャンネルと全く同じ内容を流すだけというような状況で、現状ではあえて4Kチャンネルを見られるようにする意味はないかも知れませんが、やはり一波が停波されることになると、その代替的な意味が4Kには出てくると思っているので、とにかく今の環境に少しの投資をするだけで4K放送の映像の素晴らしさはともかく、ハイビジョン画質に変換してでも内容を見られるようにするために、外付けのチューナーを中古でゲットしました。2018年発売のシャープ「4S-C00AS1」というシングルチューナーです。

早速、テレビ台の下に設置してみましたが、8インチタブレットより少し小さいくらいの大きさです。新品でも5千円弱で買えますが、中古だと3千円台くらいから出ていて、たまたま近くのお店に売っていたので、説明書なしリモコンなど付属品ありの品を買ってきて設置しました。

ちなみに、このチューナーにはBCASカードはなく、代わりにACASチップというもので管理されています。NHK4Kチャンネルにしたら、早速BSと同じように消えないメッセージが出てきたので、設定から出すと画面に出てくるACASチップ番号をメモし、BSの時と同じようにNHKのホームページからメッセージ消去の手続きをすると、すぐにメッセージを消すことができました。

今回購入した「4S-C00AS1」は、そのまま2KのハイビジョンテレビにHDMIケーブルで繋いでも多少青白いような感じになるものの、私の環境ではブースターなど付けなくてもきれいにNHKと民放の無料4K放送を見ることができます。スカパーなど一部の有料チャンネルを見るためには、古いBSアンテナを4K対応のアンテナに変えないと放送そのものが見られませんが、私の場合はそうしたチャンネルは当分加入する気はないので、まずはNHKBS4Kチャンネルが見られるようなっただけで十分満足です。

現行品ではありますが古いハードなので、一応本体のファームウェアをチェックした上で、最新のものにアップデートする事が大事でしょう。本体には有線LANをつなぐ端子や、録画用ハードディスクを繋ぐUSB端子があるので、そこにダウンロードしたファームウェアのファイルを入れたUSBメモリを繋いでバージョンアップをすることはやっておいた方が良いでしょう。念のため、今後のバージョンアップに備える形で、4Kチューナーにはルーターから伸ばしたLANケーブルを繋げておき、自動的にファームウェアを最新にできるようにしてあります。ちなみに現在の私の本体のバージョンは「BS1909122」(2020年4月更新?)です。

私の場合、4Kに対応するゲームや映像ソフトを持っていませんし、あくまで今後NHKBSプレミアムが停波した影響を埋めるために4Kを見られるようにしておきたかったということだったので、テレビの買い換えではなく、追加の外付チューナーで対応しました。同じようなチューナーは他社からも出ていますが、シングルチューナーのハード提供元がこの「4S-C00AS1」と思え、私の環境では無事に2Kテレビ上で4K放送を見られているので、私のように単に番組を今のテレビで見たいという方には最良の選択になるのではないでしょうか。今後の番組改変で、特に民放の4Kチャンネルに変化が出てくることを期待したいですね。


今年度から来年度にかけてのNHKBSプレミアム停波対策として新しいテレビを買うべきなのか?

自宅で先月からBSアンテナを設置し、今月から晴れてNHKの衛星放送契約を始めることになりました。だいたい一ヶ月、引っ越しをする前にはBS契約をしていたのですが、前の家から持ってきたBSアンテナでは正しい方向にアンテナを向けても放送を受信することができなかったので、泣く泣く地上波とネット配信だけで我慢していたのですが、やはりBSアンテナに問題があったようで、新品のBSアンテナを付けたら全く問題なくBS放送を見られるようになりました。

テレビ離れが言われる中で、なぜテレビチャンネルを増やすのか? という疑問を持つ方もおありでしょうが、Jリーグを中継しているDAZNの値上げがあったり、今まではネット配信でパ・リーグ一軍の試合を全試合ライブ中継していた「ベースボールLIVE」が、ヤフープレミアム会員に限って無料で見られていた特典を終了させるなど、あらゆるコンテンツにお金がかかるような状況になりました。それなら、2023年10月から衛星放送の月額が1,950円と地上波契約の月1,100円と月850円しか変わらなくなったので、そこそこJリーグもプロ野球も見られ(プロ野球のクライマックスシリーズやJリーグの入れ替え戦も見られる可能性あり)、さらにはそろそろシーズンが終わるスキーのワールドカップや、放映権がNHKから無料で見られるBSJapanextに移行したゴルフのアメリカPGAツアーを見られるBS放送は、色んなコンテンツ契約をするよりはまだましな感じがしています。まだまだ通販番組が民放では多いので、見る番組がないというところもあるものの、地上波で全く見たい番組がない中で見る場合にはそこまでだめではないという感じは私にはしています。

ただ、NHKが受信料を下げることになった理由の一つとして、現在BSで2つ持っているチャンネルのうち、今年度いっぱいで様々なオリジナル番組を放送している「BSプレミアム」を停波するということで、その後のBS1の編成がどうなるのか気になりつつ、ここ最近の動向も見てみることにしました。

先月のニュースでは、現在4K放送をしているNHKBS4Kが、BSプレミアムとの同時放送を行なうような編成を行なっているということなので、相変わらず民放の4Kはそこまで見るものは通常のBS放送とかぶるような状況ではあるものの、2023年から2024年にかけて、NHKBS4Kを見られる状況にしておいた方がBSプレミアム停波後には良いのかなと思います。

一般的に、4K放送を見るためには、4K対応テレビが必要だという刷り込みがあるのですが、実はそれは正確ではありません。4Kの実力そのものの解像度できれいな映像を見るためには、当然出力されるモニターも4K対応がされていて、さらに4Kを選局できるチューナーがなければ、外付けのチューナーも必要です。ネットで調べると4Kの外付チューナーは普通に売られていて高くはないのですが、そうしたチューナーの中にははBS・CS4K専用で、地上波を利用することはできないものがあるので、購入時にはきちんと確認するようにしましょう。

となると、現在2Kのテレビが現役という方にとっては4Kテレビへの買い換えが必要なのか? ということになってきます。現在自宅にあるメインテレビも2Kのテレビなので、数々の選択肢の中で今使っているテレビの買い換えも考えていたのですが、2Kテレビで4Kテレビが全く見られないのかというと、一概にそうでもなさそうなのです。先述の4K専用チューナーの商品説明を色々と見ていたら、目立った機種には「ダウンコンバート出力機能搭載」という製品がありまして、現在あるBSアンテナの場合、CSなど一部の放送を見るにはアンテナが対応する必要はあるのですが、NHKおよび民放の4K放送ならアンテナは基本的に従来のBSアンテナそのままで受信可能で、さらにこの「ダウンコンバート出力機能搭載」の4Kチューナーを接続すると、4K放送をフルハイビジョン映像にHDMIケーブルを接続することで変換して、画質は4Kではないものの、放送自体は見られる状態で出力できるのだそうです。

はるか昔になりますが、まだデジタルテレビになっていない時に、ハイビジョンの試験放送が行なわれていまして、BSでも放送していない独自のコンテンツを放送していました。放送を見るにはハイビジョンテレビが必要だったのですが、アナログテレビでNHKのハイビジョン放送を見るために外付けのMUSEデコーダーを付けると、画面は小さくなり画質も悪いものの、何とかそれまでのアナログテレビで見ることができたのです。私はたまたま、MUSEデコーダーのジャンク品をハードオフで相当安く買ってきて、当時のBShiチャンネルを見ていました。それと同じような事ができるということなので、興味のある方は今年のうちぐらいに新たに外付けの4Kチューナーを買って準備しておくのも良いかな思っています。

機材を揃えるのはある意味勢いとその時の状況にもよるので、できる時にまとめて用意してしまった方が良いかも知れません。NHKBSプレミアムが停波になった後でこうした情報を入手した場合、なかなか外付けの4Kチューナーを買うことは難しくなっているかも知れません。

ちなみに、外付チューナーの方にハードディスクを接続することで、4K放送の録画もできるようになるようです。今のところ、わざわざ録画するような番組は少ないと思いますが、果たして2023年から翌年に掛けてのNHKBS4Kや、民放の4K放送がどうなっているかによって必要性も変わってくるでしょう。一通り通販サイトで確認したところ、現状では安い外付チューナーは4K放送専用ということもあり、だいたい新品が5千円くらいで買えます。NHKの受信料はBSプレミアム停波も値下げの要件の一つだと思いますが、従来の衛星放送契約から220円の値下げになるということで、値下げのタイミングで外付チューナーを購入して、4Kのオリジナル番組が見られるようになればそれはそれで良いかもと思います。

どちらにしても、私の持っている現在のテレビは買ってからかなりの年月が経っていますが、まだ壊れる兆しはないため、外付チューナーとの接続で今後しばらくの4K放送の視聴については凌ごうと思っています。


PCモニターをテレビ&動画配信も楽しめるマルチモニターにするにはFireTVにもう一工夫

私がスピーカー付きのモバイルモニターを購入したのは、Amazon Fire Stick TVを繋いで動画配信やアプリをインストールして楽しむためだったのですが、人間欲というものが出てくるもので、できればこのAmazon Fire Stick TVを接続した状態のままで普通のテレビ放送(地デジ・BS・CS)を見られるようにできないかと色々考えていて、一つの解決方法を見出しました。

というのも、Fire Stick TV用にアプリが出ているもので、私が先日紹介したネットにつながるリモート機能付きテレビチューナーを経由してパソコン・タブレット・スマホでテレビを見るように、Amazon Fire Stick TVに繋いだモニターからワイヤレスでテレビ放送を見たり、録画した番組を見られるようになればと思ってしまったのでした。

現在使っているピクセラのネット対応チューナーはスマホとタブレットでしか使えないのですが、多くの機器に対応するテレビ視聴用アプリの「Dixim Play」であればFire Stick TV用のアプリがあります。持っている自分の端末が対応いていさえすれば、Fire Stick TVをつないだモバイルモニターで自宅のどこでもモバイルモニターを移動して(モニターとFire Stick TVはモバイルバッテリーで駆動可能なので)見ることができるようになります。まさに動くテレビというだけでなく総合エンターテイメント端末に変わるということになります。

Dixim PlayのFire OS版は有料のアプリですが、無料で動作するかどうか試すことができます。チューナーと同じWi-Fiルーターを使って接続し、アプリの起動をすると、今使っているチューナーが画面に出てくれば、そのリンクを開くことでテレビ放送を見ることができます。私のものでもそれが可能になり、無事にモニターにFire Stick TVを繋いだだけでテレビを見られることが確認できました。料金については月ごとの課金か、買い取りでずっと使えるかを選ぶことができるのですが、きちんとテレビ放送が見られることを確認した上で、Amazonからの課金より少し安い、Dixim Playのホームベージから1,650円で今回は購入しました。

私のように、Fire Stick TVをモバイルテレビを作るために使おうと思っている方はそれほどいないかも知れませんが、タッチパネル付きモニターでなくても、Fire Stick TV付属のリモコンを使ってテレビが見られる(番組表などは出せないのでスマホなどで確認は必要ですが)のは便利で、コスト的にもほとんど普通のテレビを買うくらいで済み、さらに外出時にLTE経由でもテレビが見られる利便性も得られます。

先日紹介したように、ダブルチューナー付属でポータブルハードディスクを繋げば予約録画も外からできる製品も2万円くらいで使えるようになりますし、単に小型テレビを増やすのと比べるとできることはかなり増えます。何事も色々な可能性を考えながら調べてみるものだなあと改めて思います。これで、一人で見るなら十分なテレビを消費電力を抑えて利用できるので、うまく今後の節電生活に使えればと思っています。