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DAZNのためにドコモ契約をキープすべきか?

個人的にはテレビ視聴について、かなりの割合でネット経由のテレビにシフトしつつあります。最近ではテレビ放送とネット配信を同時に行なったり、見逃し配信を利用することが多いです。NHKはすでに地上波の一部の番組の同時配信を始めましたし、日本テレビも夜のゴールデンタイムを中心に同時配信を近々開始する予定になっています。

さらに、地上波およびBS・CSでも放送されないサッカーJリーグの全試合中継を行なっている有料配信サービスのDAZNや、ネット配信独自のコンテンツが話題になっているNetflixのような映画・ドラマの有料配信サービスも一般的になってきています。

また、無料で配信しているAbemaTVや、ニュース専門チャンネル、天気予報専門チャンネルもあり、大型テレビ(受信料を払いたくない場合はスピーカー付きの大型モニターでも可)をネットに接続し、ネット配信の放送だけを利用するようなことをしても日常生活に不自由はしなくなるような時代になりました。

そんな中、携帯電話のドコモユーザーにとっては、ネット配信のサービスを回線料金と一緒に払うと、普通に加入するより安く利用できるというサービスが有り、その中でも一番お得なのがスポーツチャンネルのDAZNが格安で見られる「DAZN for Docomo」です。一般的にはDAZNの料金は月額1,750円(税抜・以下同じ)ですが、ドコモの回線と紐付けすることによって月額980円で現在は利用できます。

ただ、ドコモがこのサービスについて2020年10月1日からは、ドコモの回線と紐付けしても月額1,750円に値上げをすることを発表しました。ただし、同年9月30日までに契約すれば解約もしくはドコモの回線を解約しない限り、月額980円をキープできるというキャンペーンを始めています。

実は現在、DAZNの契約は休止しているのですが、ここで改めて再契約するかどうかというのは、今後ドコモの契約をどうするかということにも関わってきてしまうので悩んでしまうのですね。日本の3大キャリアのうち、格安で安定したデータ通信が両立しているサブキャリアを持っているのはソフトバンク(ワイモバイル)とau(UQモバイル)のみで、こちらとしては2年縛りが終わったらすぐにでもこれらどちらかのサブブランドに回線を移すことを考えていたのですが、ドコモに残る選択の中で、特にJリーグファンだったらこの10月からのDAZNの値上げが影響してくることが考えられなくもありません。

ただ、ドコモ回線があるかないかで変わるDAZNの月額の差額は770円とそこまで大きなものではないので、ドコモからワイモバイルやUQモバイルに移った方が月額は770円以上下がる可能性が高いので、今回のドコモの決定はかえって安くスマホを(特にiPhoneSE)使いたい人にとっては、そこまで契約者を引きとめられないのではないかという気がしないでもありません。

あと、DAZN自体のコンテンツについても、いつの間にかMLBが見られなくなっているなど、サッカーが好きな人以外には見るべきコンテンツが少なくなっているような感じもします。個人的にはもっとモータースポーツや卓球・柔道・ウィンタースポーツなど幅広く配信してくれれば契約しようという気にもなるのですが、月額が安いうちにとりあえず登録するような方というのは、とにかく今後もドコモから浮気しないで使い続ける決意を持った人でないと難しいような気がします。

何かこのような事を書いていて、ドコモの行く末が不安になるのは私だけでしょうか。少なくともワイモバイルやUQモバイルに対抗できる料金プランを投入していかないと、日本の携帯電話の料金について知っている人はドコモのエリア自体に興味がある人は除き、流出となってしまうかも知れません。ちなみに、現在使える楽天モバイルの楽天リンクアプリをドコモ回線のMVNOが提供するSIMで使えば、ドコモ本体より安く通話もネットもできるようになるので、その点でもドコモ本体に依存する人の数も限られてきます。といいつつも、長くドコモで回線を使わせていただいている身としては、新しいプランをもう少し期待したい気持ちもあるのですが。


民放の地上波テレビ同時配信はまず日本テレビから

前日の内容と関連しますが、ここまで主に民放(NHKもかろうじて参加)の放送された番組を後日見逃し配信していたサイト「TVer」において、2020年10月から一部の番組について地上波と同時配信が試験的に行なわれるだろうということがわかりました。

すでにNHKでは専用アプリの「NHK+」でネット配信による同時放送が行なわれていますが、まだ民放では同時配信が行なわれていませんでした。最初は日本テレビが行ないますが、放送開始からずっとというわけではなく、時間帯は午後7~11時の「プライムタイム」を中心に行なうということで、どのくらい利用されるかによって今後の展開が変わってきそうです。

そもそも、インターネットによる同時配信というのは多くのアクセスに耐えられるだけの回線の整備が必要ではあるのですが、果たしてどのくらいアクセスがされるのかは、社会的な状況とも関連するところがあるので、今後の状況をしばらくは見ていくことになりそうです。

さらに、この種の同時配信を危惧する動きの中には、日本全国にある「地方局」の苦悩があります。今回の日本テレビにおいても、全国ネットの番組がほとんどではあるものの、中には関東や一部の地域としかネットしていない独自番組が存在するわけですが(夕方のニュースや深夜番組など)、今回の発表はそうした独自番組が配信されないような時間帯を同時配信する時間帯としたわけで、日本テレビは系列局に最大限に配慮していることがうかがえます。

ただ、多くの人がスマホやパソコン、はたまた大画面のテレビで直接「TVer」アプリを起動してネットからの同時配信を楽しむようになってくると、そうしたテレビ局同士の配慮を超えた部分で事態は動いてきます。一番の大きな変化になると見られるのは、民放各局が横並びでプライムタイムの同時配信を行なう中での「テレビ東京」の動きでしょう。

ちなみに、一部の地域が関東や愛知県の地上波エリアに入っている静岡県では、県庁所在地である静岡市を中心とした静岡県中部地域ではテレビ東京系列が同時ネットされておらず、テレビ東京の番組は地方局に売られ、休日の午後などにテレビ東京の人気番組が県内の民放各局で放送されるような状況になっています。

もしテレビ東京が他の東京キー局と横並びでプライムタイムの地上波同時配信を開始した場合、週遅れや月遅れでしかテレビ東京の看板番組を見ることができなかった地方の視聴者がリアルタイムで番組を見ることで、地元局が番組を購入して放送しても、一回見たものだからと視聴されなくなる可能性は高まってきます。ただ、テレビ東京においても先行した日本テレビに対抗し、テレビを見なくなったと言われる人たちを自分達の作ったコンテンツに引き止めるためには、同時配信の検討をせざるを得ないでしょう。そうなると、地方のテレビ局の制作に対する姿勢は変わってこざるを得ないでしょう。

車中泊とテレビというのは、インターネットが普及する前から見たい人は膨大なコストを掛けて車内にテレビを設置し、地上波の視聴が難しい場所においても、衛星放送のアンテナまで設置している人もいましたが、今後はスマホ一台で地上波ならリアルタイムでどこでも見られてしまう状況になり、渋滞が続く車の中で見たり、人がほとんどいないような場所で車中泊をしてもスマホでネットが利用可能ならテレビからの情報を入手できるなど地上波同時配信のメリットは大きいです。ただ、ローカルニュースや天気予報は関東中心になってしまいますので、現地の情報についてはGPSを使用するなどしてネットからの情報集収で補うことも必要になります。


衛星放送受信の不安定さとネット配信への期待

一昨日の静岡市の雨はえげつないもので、私の住んでいる静岡県中部には土砂災害警戒情報とともにレベル4の避難勧告が出ました。実際には、自宅は川の近くにも山の近くにも位置していないのであえて猛烈な雨の中で外に出て避難所への移動をするよりも、自宅内で情報を仕入れつつ待機という形を取りましたが、家は大丈夫でもこんな天気の時には衛星放送が全く映らなくなってしまいます。

たまたま一番雨がひどくなった時に、衛星放送の2時間ドラマを見ていて、犯人がわからないまま衛星放送が電波を受信しなくなってしまい(^^;)、結局ドラマの結末がわからないまま離脱ということになってしまいました。別にそこまで真剣に見ていたわけではないのですが、しみじみ今年開かれる予定の東京オリンピックがそのまま開催されていたら、感動的な瞬間を見逃す可能性もあったのではないかと思ってしまいます。

何せ多くの競技が行なわれ、その全てを地上波で見ることは不可能なくらいあるわけなので、いわゆる人気競技以外にどうしても見たいものがあった場合、現状ではどうしても衛星放送BSの生中継に頼ってくるところも出てきてしまいます。

さすがに同じような状況で台風の時には諦めますが、今回のような梅雨の長雨による厚い雲がアンテナと放送衛星を遮り、放送をLIVEで見られなくなるような状況がたとえ来年にオリンピックが開催されることになったとしても起こってくるのではないかと思うのですね。

すでに今回のオリンピックでも計画されていたということですが、オリンピック中継を電波ではなくネット配信で提供するようになり、さらにテレビの画面上で見られるようになってくれれば、アクセス集中時の対策は必要になるものの、少なくとも天候の影響は受けなくなります。まだオリンピックを開催できるかすらわからないのですが、NHKや民放は同時配信にするのか後からの見逃し配信にするかわからないものの、オリンピック動画配信用のコンテンツを作ることは間違いありません。

もしうまく2021年に東京オリンピックが開催できる運びになったとしても、来年も同じような梅雨時の長雨と集中豪雨は高い確率で起こると考えなければならないでしょう。恐らく、ネットによる中継は行なわれると思いますので、感動の瞬間を見逃さないためにも、パソコンだけでなくテレビ上でもネット配信を見られるようにするなどの準備および、少なくとも地上波並みの画質でネット配信を見られるくらいの回線を用意しておくことも必要になるのではないかと思います。

また、今までは地上波や無料BS以外のスポーツコンテンツをテレビで見るためには有料のBSCS放送への加入という方法が主流だったのに対し、まずスポーツの専門チャンネルDAZNがネット配信でサッカーJリーグの全試合および、ヨーロッパのサッカーリーグ、野球も国内プロ野球からアメリカのメジャーリーグ、さらに多くのメジャースポーツの配信を実現しています。もしスマホ・ガラケーでドコモの回線を契約していれば、ドコモの契約とDAZNを紐付けすると月々の料金が安く利用できますし、同様にソフトバンクおよびY!mobileにスマホ契約で加入することで日本のプロ野球のパ・リーグの試合が見られるYahoo!プレミアムに無料で加入できるようになっています。スポーツ好きな方は、今後のオリンピック開催でどうなるかを見ながら、そうした付加価値を評価しつつ利用する回線を選ぶというのも一つの方法です。


誰が買う? キヤノン「iNSPiC REC(インスピック レック)」

先日、キヤノンが新しく単焦点でモニターもない究極のシンプルなデジカメ「iNSPiC REC(インスピック レック)」を出すという話を聞き、専用サイトへ行って見てきました。こうした製品は流行り廃りがありますし、そのまま順調に売れれば製品も新たな展開に舵を切るようになるのでしょうが、ちょっと見た限り、かつてソニーが出していた単四2本で動く単焦点機サイバーショットDSC-U10からのシリーズを今さら持つような気がしてしまいました。

製品のコンセプトは主に小さなお子様向けというところがあり、あえて液晶画面を搭載しないことで、シャッターを押した瞬間何が写っているか、スマホやパソコンなどとリンクして確認するまでわからないワクワク感があるという話が紹介サイトには載っていましたが、今どきの子供でも撮ったそばから確認できた方がいいに決まっています。

ガラケーやスマホで写真を撮ることが当たり前になった現代、このようなコンセプトの製品が馬鹿売れするという風に私は思いませんが、スペックを見るとやはり最新のスマホにも劣るような感じがします。

ちなみに、親戚の小学生の男の子は普段は使わないながらも、お出掛けの際に両親からキッズケータイを持たされています。そのキッズケータイでさえ単焦点のカメラが内蔵されており、画面は小さいですが撮った写真を確認しながら自分で気に入った写真を撮ることができるようになっています。迷子になった時に電話したり、ショートメールで連絡を取ったりとインターネット未満の小さなお子さんでもそれなりに使いこなせるようになっており、カメラとしての単体の機能だけのものよりも親御さんとしてはキッズケータイの方を持たせた方が安心だしできることも多いので、iNSPiC RECを購入ということにはならないのではないでしょうか。ちなみに、私のおすすめとしては、キッズケータイよりも防水機能のある古いスマホに格安SIMのデータ専用プランで入り、利用制限はアプリから掛け、音声通話はLINE電話に統合するようにできれば、安いことはもちろんですが、電話を使わずカメラしか使わなくなった場合の解約がいつでもできる子供用スマホが作れます。

と、少々脱線しましたがiNSPiC RECが唯一ガラケーやスマホと比べて有利な点があるとしたら、ここまでディメリットのように書いた液晶画面を持たない事だと思います。これにより電池持ちや耐久性は少し上がると思いますし、あとシーン的には暗い中でも周りを明るくしないので(スマホやデジカメ全般は液晶画面が発光するので光を漏らしてしまう)、光の刺激に弱い生物を撮りたい場合にはいいかも知れませんが、1/3型CMOSで1300万画素というスタンダードスマホレベルのカメラなので、どこまで暗所が写るのかはわかりません。

スマホを持つのが当たり前になり、スマホのカメラ自体が高性能化しつつある中、新しいコンデジとしてキヤノンは「Multi functionale Telephoto Camera」(仮称)という100mmおよび400mmの望遠撮影ができ、手の中に収まるほど小さいデジカメもコンセプトモデルとして出しているのですが、個人的にはこちらの方はスマホで撮れないシーンに活躍させるために買ってもいいかなと思います。

先日、ラグビー日本代表がパレードを行ないましたが、そこで人々が構えているのがほとんどスマホでした。これでは遠方にいる席からでは全く選手の表情を伺うことができませんが、こうした望遠専用のミニカメラがあれば、いざという時のシャッターチャンスには確実に強くなり、さらにカメラを目的として高額なスマホを購入しなくても済みます(^^;)。ともあれ、スマホのお供になるような望遠専用のデジカメの発売を早めにお願いしたいと思いますね。


音楽のワイヤレス化とともに有線の必要性も考える

先日、関東まで電車で遠征して往復した時、行きはタブレットから音楽を楽しんで行ったのですが、それはあくまでバッグからタブレットを出して有線のヘッドフォンをつないで操作できる余裕がある状況であってこそです。

今回は両手を自由にするために背負うバッグを持って行ったのですが、常にヘッドフォンを付けたままバッグを降ろしたり前に持ったり後ろに背負ったりすると、バッグとヘッドフォンのコードが絡まって収集が付かなくなったりします(^^;)。

帰りはもはや電車に乗る前からすごい人が集まっている中でほぼ満員の車両に入ったので音楽を聞くどころかスマホやタブレットを取り出すことすらできませんでした。本当は駅に入る前から音楽を聞いていれば良かったのでしょうが、満員の電車内ではさすがにリュックを背負っているのを前の方に持ちかえることの方が大切で、そんな中でコードが絡まったら最悪ですから、最初から音楽を聞くどころではなかったというのが正直なところです。

そんな中で、周りの人がどうしているかという事を観察してみると、やはりというかワイヤレスのヘッドフォンを使って音楽を楽しんでいる人が見受けられました。混雑する中でイヤホンを落としたらと思うとなかなか使えないのではないか? とも思いますが、こうした製品が多く出てくる中で価格もこなれてきているので、今回たまたまアマゾンのタイムセールで安くなったワイヤレスヘッドフォンを入手しました(以下のリンク)。

値段が値段だけに音質の良さまでは期待できないものの、ケース単体で持ち出す際にもイヤホン部の充電ができるようにバッテリーが内蔵されており、さらにそのバッテリーもケースにそのまま付いているUSBケーブルで充電できるようになっています。とりあえずケースごと旅に持って行けば、必要な時に音楽を聴くことができ、使わない時にはバッテリーがなくてもケース内に内蔵されているバッテリーから充電できますので、今後の旅のいい相棒になってくれそうです。

ただ、今後全てのヘッドフォンがワイヤレス化するようになるか? というと、なかなかそういうわけにも行かないでしょう。ワイヤレス接続を行なうためにはペアリングが必要ですし、周りの状況によっては電波が干渉してぶつ切りになってしまうこともあるため、特に旅行で音楽を楽しみたいと思ってワイヤレスのヘッドホンセットを用意していたとしても、念のために安いものでもいいので有線のヘッドホンを保険的に持って行くことは無駄にはならないような気もします。

また、一般的なイヤホンジャックに入るのが有線のヘッドフォンには多いので、例えば飛行機の中で音楽を聞きたい場合、使い慣れた自分のヘッドフォンが使えますし、停電であらゆる電気製品が使えなくなった場合、夜中に情報収集したい場合に、電池式のトランジスタラジオの多くにはイヤホンジャックが付いているものが多いので、安いイヤホンならそんなにかさばるものでもないので、使う状況に応じて今後はワイヤレスと有線を使い分けようと思っています。


スポーツ中継はネット配信に移行させるべきなのか

先週末は天候も良くなく、関西や九州では大雨の被害が出るなど雨に泣かされた週末になってしまいました。そのため、楽しみにしていたのが世界選手権から東京オリンピックにつながる陸上の日本選手権だったのですが、今年の開催のテレビ中継は最悪と言えるものでした。

毎年陸上の日本選手権を中継しているのはNHKで、前半はBSの方で中継し、後半の注目種目は日本全国で見られるNHK総合に移動して放送されます。民放と違ってコマーシャルも入らないので、特に長距離種目のレースを見るのには有難いと思っています。世間では男子100mと200mに出場してどちらも優勝したサニブラウン・アブデル・ハキーム選手に注目された方が多かったと思いますが、私にはもう一つの楽しみがありました。同郷の静岡市出身で、彼女が静岡・籠上中学の頃からそのものすごい走りに注目してきた木村友香選手が、一時期は低迷したものの復調の兆しを見せ、来年の東京オリンピックにもつながる世界選手権の代表選考も兼ねた、女子5000m走に出場したのです。

しかしながら、肝心の女子5000mのレースをNHKは中継しませんでした。なぜかというと、前日の日本で行なわれたG20での米・トランプ大統領の記者会見の模様を陸上の中継をつぶして延々と流し、事前にG20があることは当然わかっていたのでNHKではできそうなサブチャンネルを使った陸上の中継もなく、ネット上では陸上ファンを中心に大きなブーイングが起きました。

まさか翌日の最終日にはそんな事はないだろうと思っていたら、まさかのニュースによる陸上中継割り込みが発生しました。一旦陸上中継は復活し、いよいよ女子5000mのスタートというところになったのですが、何とそこで再びのニュース割り込みが発生しました。世間的には重大なニュースだからこその割り込みには違いないでしょうが、これも前日からある程度予想も可能だと思われた北朝鮮とアメリカ両首脳による合同記者会見だっただけに、なぜ最初からメインチャンネルでニュースがある場合にはテレビをデジタル化したからこそ実現できる、サブチャンネルで陸上の中継をなぜ押さえられなかったのか、今からでも聞いてみたいくらいです。

結局、NHKが中継をしなくなったことで、本来ならNHKで中継されている間には中断するはずの日本陸連が用意しているYouTubeでの生中継チャンネルが復活したので、テレビにYouTubeの画面を映してレースの模様を見ようと思ったところ、それもうまくいきませんでした。陸連としてはテレビとは違い、他の競技で表彰式が行なわれればその様子もきちんと流すというスタンスでライブのネット配信を行なっていたようでして、結局YouTubeで女子5000mのレースが見られたのは最後の400mだけで、4600mまでの世界選手権の選考を考えたレースの駆け引きを全く見ることはできませんでした。

お目当ての木村選手は最後にオープン参加の外国人選手2人に抜かれたものの意地の走りで日本人トップを確保し、見事にドーハの世界陸上への参加が内定になりました。他の日本選手も相当な力を持っているだけに、木村選手の頑張りには拍手を送りたいですが、結果だけを聞かされてレースの様子を見られなかったのは、やはりどうにかならなかったのかと思います。

最近になって、車や列車を使って旅行する機会ではスポーツ中継であっても、モバイル機器のテレビアンテナは貧弱なためテレビのワンセグは使わずに専門チャンネルのネット配信で見る事が増えました。私自身は主にサッカーのJリーグの注目カードを見るために「DAZN」に加入しています。docomoの契約があると毎月の利用料が安くなることもあって、通年視聴料金を支払っているのですが、先日のサッカーの日本代表が出場したコパ・アメリカ大会の全試合生中継や、日本のプロ野球・アメリカのMLB大リーグも並行して配信してくれるので、複数の端末を使って同時に見ることも可能で、これはテレビにはできない芸当だと思います。

2020年にいよいよ東京オリンピックが始まりますが、各競技は同時刻に行なわれている場合も多く、地上波とBSのNHKと民放を網羅しても全ての競技を生中継することはテレビでは難しいと思います。今回NHKがサブチャンネルでの中継を行なわなかったことで、もし大きな政治的なニュースや事件が起こった場合には予定されていた競技の中継も飛んでしまう可能性が出てきたと思えます。それなら、オリンピックの開催期間には誰でも見られるように生中継とハイライトをネットで全競技見られるようにするのが自然な流れだと思うのですが。

過去のオリンピックでもネット配信が行なわれていましたが、今回は特に時差のない国内で行なわれるだけに、その内容に期待が高まります。最近はテレビ番組の見逃し配信をTVerで自宅のテレビに映して見ることも多いので、自分のスケジュールでネット配信を中心に東京オリンピックを楽しむようにする人も増えるのではないでしょうか。東京オリンピックをいい機会にして、ネット配信でスポーツを見る事が一般化し、今回のような中断のない競技中継をできる状態にしてほしいというのが正直なところです。


Googleフォトは本当に「使い物にならない」のか

先日、友人と家計における通信費の話になる中、なぜかスマホの料金の話には行かず、個人で使えるストレージの話になりました。その友人はそれなりの金額をストレージに投資しているという話だったので「仕事の資料なの?」と聞いたら、「家庭内で撮りためた写真や動画です」という返答だったので、ちょっとびっくりしました。

もし友人が写真や動画のバックアップのためだけに有料のストレージを利用しているのだとしたら、どこまで高級な機材を使って写真や動画を撮っているのかという風にも思ったのですが、話を聞いているとスマホ(恐らくiPhone)のカメラで撮るくらいのような感じなので、つい「それなら無料のGoogleフォトと有料でもプライム会員なら使えるAmazonフォトの組み合わせで十分では?」と言ってしまったのですが、その言葉に対して明確に反論を受けてしまいました(^^;)。

Amazonについては会社としてそのやり方が気に入らないので利用していないということなのですが、無料のGoogleフォトについてもGoogleの会社としてのあり方にまで批判するのかと思ったら違いました。それは「Googleフォトは1,600万画素以上の写真については強制的に1,600万画素にサイズ変更するし、動画も4K品質では保存できない(フルHD品質に圧縮されて保存されます)。さらにそれ以下の画素数のファイルでも圧縮をかけて保存するので画質が劣化する」と言われたのでした。

その点についてはGoogleがアナウンスしていることなのでその事に嘘はありません。ただ、4K動画はともかく、写真については一眼レフカメラでも莫迦みたいな画素数競争というのは一段落し、センサーサイズの大きさに見合った画素数を採用する方向にメーカーも向いているため、私の持っているTG-5や最新モデルのTG-6という防水コンパクトデジカメも1200万画素で抑えているという状況があります。

そして、Googleの圧縮技術はかなり優秀というネットユーザーの報告もあります。いわゆる写真を見極めるような方のブログでも300%に拡大しても、肉眼で見る程度ならそこまでひどい破綻は見られないという評価をされている方もいます。もちろん、ファイルのサイズが著しく小さくなっているのでどこかの部分を捨てていることには違いはありませんが、それはポスターのような形で大きな紙に印刷したり、写真そのものでお金をもらっているプロのクオリティを求めた場合の話です。友人には昔撮った写真を改めて大きな紙にプリントアウトするのかということは聞き忘れてしまいましたが、私の場合は大きくてもテレビ画面に映し出してみんなで見るくらいの事が多いです。動画についても4Kでも撮れるとは言いつつもそこまで高画質を求めず、扱う場合のサイズも大きくなって大変になるばかりですから二次利用でもGoogleフォトにアップロードしたものを使うくらいでも十分だと思っています。

唯一心配になるのがクラウド本体に何かがあった場合ですが、個人的にはそうなったらそうなった時の事と割り切っています。人によってはハードディスクにバックアップし、そこでオリジナルファイルの画像や動画を保管し、常用的にはGoogleフォトから見る方がお金も掛からないし、位置情報がなくてもだいたいの撮映場所を反映しながら見せてくれるので、数年前の旅の思い出というのはGoogleフォトを使って見た方が色んな事を思い出す事は多いです。

この事はあくまで個人としての見解の相違という話なので自分の考えをゴリ押ししようとは思いませんが、無理に理由はあるとは言え、お金を掛けずにいざという時の画像のバックアップを取ってくれると思えば、Googleフォトは良いサービスだと思います。特に動画のサイズが小さく圧縮されていることにより、モバイル環境でも待ち時間を少なく見せることができるので、データの保存という以外にも自分の撮った動画を見せたいというためだけでもこのサービスを使うメリットはあるのではないかと思うのですが。


AIによる字幕放送は実用になるのか?

一昨日、夜からインターネット放送のAbemaTVで、お笑い芸人の南海キャンディーズ、山里亮太さんと女優の蒼井優さんがツーショットで結婚会見を行なったものをノーカットで全て放送したものを見ました。なぜか会見は生中継されなかったものの、事前にAbemaTVが生中継をするつもりで用意していたと思われる会見での発言を全てAIが即時的に文字に起こす試みというものをやっていたので(サービス自体は2018年12月10日からニュース番組のリアルタイム字幕「AIポン」として開始)、今回は結婚会見とは全く関係なく(^^;)、そのAIによる字幕システムについて感想を書いてみたいと思います。

今回の会見について、会見が終了して主役のお二人が会見場から姿を消すまでは映像の中継はおろか、その内容を漏らすことすらも禁止するというお達しが告げられたのだそうで、AbemaTVでは「会見の生中継」を行なうことを基本路線にしていて、さらにもし映像が使えないのだったらその会見を見ているスタッフがその内容をアナウンサーに伝えて即時的な中継を行なうはずだったのがどちらもできなくなり、本当に残念なことだと思わざるを得ません。AIによる字幕というのは、生中継が行なわれる可能性が残っているうちは、少ないコストで多面的な放送を目指したものだということで、通常のNewsチャンネルで使われていることから、その後中継録画をノーカットで流した時にもそのまま放送されたのだろうと思います。

基本的には会見場から流れてくる音声を「音声認識ソフト」を使って文字起こしをし、間違って認識した部分について人間が直すというのが字幕の正確さを求めるためには一般的なのですが、どんな言葉がどのタイミングで出てくるかわからない会見の文字起こしというのは、人間を入れるにしてもその人に相当のスキルがないと難しいのではないかと思います。少なくともお二人の今までの芸能活動の事を知らないと正しく文字起こしできないような部分もありますし、わからないところで悩んでいたら、話はどんどん先に進んでいってしまいます。

そこでAbemaTVが採用したのが、他のニュースでも使っていて一部ではそのダメっぷりが話題になっているAIによって漢字変換を行なう字幕システムだったのですが、はっきり言ってしまうと人間でも難しい会見の文字起こしをプログラムに行なわせることは自動運転以上に難しいということが見ていてわかりました。なぜ難しいかというと、用意された原稿を読むというよりは質疑応答が主で、主役のお二人が話している時に取材陣から急にその言葉を遮るように合いの手が入ったりするので、人間なら合いの手を無視したり、しばらく間が空いたような場合はじっくり待って入力を行なうと思うのですが、AbemaTVの用意した字幕用AIは、のべつまくなしに入ってくる言葉を全て出力し漢字・カナへの変換を試みようとしていたようで、音声を消して字幕だけを見ていたとしたら何を言っているのか全くわからないような変な言葉が出まくるという、別の意味で面白会見になってしまったのではないかと思われます。

ただ、会見が終わった後の別番組で見たアナウンサーがニュース原稿を読む時にこのリアルタイム字幕画面が出ていたのを目で追ってみたところ、細かい違いはあるものの、それなりに読める字幕になっていたように思います。決まったニュース原稿の文章について使えば、長く使っていけばいくほどAIは専門用語を学習し、精度も上がりAbemaTVの魅力の一つに化ける可能性はあると思いますね。

ただし、何が起きるかわからないフリートークの場面では、さすがいくにこのレベルでは、インターネット放送のAbemaTVでは良くても、地上波・BSというテレビ放送で使うのはみっともないので止めた方がいいのではないかと思います。地上波のテレビでは会見の内容について要約したものをまとめたり、正確にお二人の発言を文字起こししたものを伝えていましたが、そのためにはやはりきちんと発言内容を確認する必要があります。そうした作業を全てプログラムが一瞬で行なえるようになれば、これはもうキーボードでの入力は必要なくなる時代が来ると思いますが、当分は人間がキーボードで入力をする方が早いでしょうし(現在の文字放送は特殊なキーボードを熟練のタイピストが入力して行なっています)、そこまでの費用を掛けられない場合には、要約筆記の形にするか、音声入力した結果をすばやく手動で直すことでさらに早く正確な文字出力を目指すのがいいところでしょう。どちらにしても耳から入ってきたものを頭の中で整理して、必要なところだけを出力する人間の知識と経験はAIにはなかなか置き換わらないことだけは確かなようです。


オリンパスの防水・防塵デジカメは「TG-6」で販売継続

先日、オリンパスから修理不能になったコンパクトデジカメの代替品として、防水・防塵デジカメのTG-5の新品を送ってもらって使っていますが、この時すでにメーカーでは販売を終了していました。噂として次代機の「TG-6」が出るのではないかと言われていましたが、実際に販売のアナウンスがないうちは、TG-5でこのシリーズが終了してしまう可能性もあっただけに、今回海外ではありますが後継機の「TG-6」が発表されたというのは大変ありがたいことです。

ちなみに、TG-6の価格はTG-5とほとんど変わらず、TG-5自体の価格も新製品が出たからと言ってそう下落することはないので(最安値は4万円弱くらいで推移)、この夏のレジャーにオリンパスの防水デジカメを買おうと思っていた方はTG-6の方を選ぶ方がいいと思います。今回の発表の内容を見て、TG-5からの進化について見ていきたいと思います。

・モニター画面の画質向上(46万→104万ドット)
・センサー前のガラスに反射防止ARコーティング(フレア・ゴースト対策)
・顕微鏡モードの改善(最短撮影距離1cmで被写体を44倍以上に拡大可能)
・ダイヤル「P」「A」でも顕微鏡モードに入ることができるようになった。
・深度合成の枚数を3枚から10枚まで(TG-5は8枚)から選べるようになった。
・デジタルフィルターが14種から16種へ。
・水中顕微鏡モードが追加。
・水中撮影時のホワイトバランス調整3種追加。
・常時2倍テレコン利用可能。
・タイムスタンプ機能(写真に日付と時間を刻印する)。

ハード的な改善点としては「モニター画面の画質向上」と「センサー前ガラスコーティング」が主な違いですが、サイズや基本性能、電池の型式などはTG-5とほとんど変わりません。その多くの改善点がソフト的な変更ということになっているので、そこまで旧型ユーザーもがっかりすることはないだろうと思いますが、基本性能が変わっていないマイナーチェンジ版だからこそ、TG-6の吐き出す画というのは今までのカメラと同じだと思って購入して問題ないわけなので、このカメラはもはや完成型といえるのかも知れませんね。

なお、今回新しくTG-6用として出たアクセサリーでTG-5でも使えるという、レンズ保護目的の「LB-T01レンズバリア」が出るそうです。回転させることでレンズ窓が開き、使わない時のレンズ前のガラスを保護してくれる純正のアクセサリーになるということで、この発表の方が個人的には嬉しかったりします。

今回発表になったTG-6は、現在のコンパクトデジカメのセンサーサイズとしてはかなり小さい1/2.33型のカメラとしては出力する画像は良好で、価格の高さがネックにはなるものの防水スマホのように天候を気にせずに使いたい場合には購入の候補となるでしょう。雨になると水が入る恐れがあって使えないのが普通のデジカメなので、その後レンズ交換式のデジカメや高級コンパクトデジカメを買い足しても、サブカメラとしてずっと長く使えるカメラにはなると思います。センサーサイズを大きくして実売価格が大幅に上がってしまっては、なかなか買おうにも買えないカメラになってしまいかねないので、今回のマイナーチェンジは良かったのではないかと思っています。日本で発売開始になったら、まずはアクセサリーのレンズバリアだけは確保したいですね。


枯れた技術だからこそのメリットも有る

デジカメの修理不可代替交換で手に入れたオリンパスの「TG-5」ですが、まだ本格的な旅には出ていないので撮った画像の紹介はまだ控えますが、防水防塵・耐ショックという特徴からスマホよりも雨を気にせずに出しておけますし、ネックストラップを付けましたので旅行中はよりシャッターチャンスに強いカメラとして活躍してくれるのではないかと期待しています。

現在、私の持っているデジカメは同じオリンパスのコンパクト機「XZ-10」ですが、「TG-5」とは似ている所が多いものの、微妙に違っているのがUSBケーブルの形状と電池です。どちらも本体にUSBケーブルを接続して本体充電できる仕様なのですが、これはある意味専用の充電器を付属させないというコストダウンの一つと言われていて、人によっては評判は良くないのですが、旅行の際の荷物を減らす場合にはケーブル一本あればUSB端子からACアダプターでもモバイルバッテリーからでも充電できるので便利は便利です。ただ、「XZ-10」はオリンパス独自のUSB端子の形状をしているので、もしそのケーブルを忘れてしまったらアウトなのですが、「TG-5」になって汎用のmicoUSBケーブルが接続できるようになりました。データ転送用のケーブルならカメラ内のデータをパソコンに移動することもできるようになるので、旅行用に「充電・データ転送兼用」のケーブルを一本持って行くようにすれば旅先でパソコンに画像を転送してブログにアップすることも比較的簡単にできるようになります。

ただ、旅行に2台のデジカメを持って行く場合には、専用品のUSBケーブルが必要になりますし、「TG-5」の場合はフタのロックを外してケーブルを繋がないとならないので、外でむやみに開けたくないというところはあります。

そこで、改めて入手したのが社外品の充電器です。この充電器はACではなく、microUSB端子が付いているので汎用ケーブルを利用してカメラを使いながらスペア電池を充電することができます。この充電器にはもうひとつ特徴があります。実は「XZ-10」と「TG-5」の電池は厚みこそ違いますが縦横の大きさはほとんど同じなので、「XZ-10」用の「Li-50B」と「TG-5」用の「Li-92B」の両方の充電池を充電できるようになっているのです。

スペアの「Li-92B」はロワジャパンの社外品(海外セル)を2個で1,000円以下で発注済みなのですが、この充電器も耐久性は気になるものの品物としては1個1,000円くらいのものなので、コスト的には単三エネループを使った電池を使い回すよりも純正品にこだわらなければ、かなりの低コストで運用できるようになっています。

この辺は、コンパクトデジカメの進化が止まっているということもあり、新しい製品が出ないということで今ある充電池を使うように新しく出す製品を設計しているということもあるのかも知れません。そして、スマホと違って電池が劣化してきても社外品の供給は問題なく行なわれるのも、同じ電池を現行機種でも使っていることから、社外メーカーでも改めて電池を作ることがない分、安く購入できるということもあるでしょう。まだ進化の余地があり、電池も内蔵が基本のスマホの電池交換と違って、安く簡単にできるデジカメの電源回りの扱いやすさというのを改めて感じることになりました。

「TG-5」はすでに生産終了とも言われていますが、もし今後後継機が出たとしても電池の型番が同じなら今後の充電池の購入にも全く支障は出ないと思いますし、スマホと違って電源を入れてすぐに撮影できる専用機としての良さもあるので、旅先での写真はほとんど「TG-5」で撮ったものになるかも知れません。もちろん、何も持たなくても撮影可能なスマホカメラの実用性というのは今さら述べるまでもありませんが、昨日から本日あたりの大雨の状況を見ると、悪天候に強い専用のデジカメの存在はやはり消してはいけないのではないかと思います。