先日購入したRVBOX 800に、今回紹介するRVチェア4個がぴったり収まるということから、ボックス内の間仕切りとして使えるということで追加注文しました。これは名前の通り単なる物入れではなく、反対側に置くと耐重量100kgの椅子として使えるという便利グッズです。普段は物入れとして使っていても、踏み台の代わりに使ったり、ちょっと外で座りたいような時に使うことができます。
この椅子を見ながらいろいろ考えていくうち、面白い活用方法を思い付きました。写真のようにちょっと大きめのデイパックにぎりぎり収まるサイズなので、このRVチェアを押し込んでできたスペースに荷物を押し込むようにすれば、デイパックはかなり不恰好になるものの、常にどこでも座れる椅子を携帯して運べるということになります。
椅子を携帯する場合、誰でも考えるのが折りたたみのレジャーチェアだと思います。しかしいくら折りたたみといっても結構かさばる上に、メタボ体系の人にはほぼ使えないものです(^^;)。ある程度の体重がある人でも座れる椅子を内蔵するデイパックにispac(イスパック)がありますが、結構な値段がしますし、椅子部分が壊れてしまったら品物としての魅力はほとんどなくなってしまうというディメリットも併せ持ちます。
その点RVチェアをデイパックに押し込むという方法は、RVチェア自体の値段が4個セットで千円未満で手に入り、大きめのデイパックがすでにある場合は追加投資もいらないため、極めてリーズナブルに揃えられます。災害対策に使う場合だけでなく、これからの季節、電車移動で座れずにデッキで立っていなければならなかったり、行列に並んで長時間待つような場合もその場ですぐ座れる環境を作ることができるというのは大変便利です。必要に応じて折りたたみ式の座布団を上に置けば、さらに快適になるでしょう。ただ、このままだと椅子を使う場合はデイパックに入れた荷物を全て出さなくてはならないので、二つ重ねるようにセットしておけばすぐ椅子として使えるようになりますし、荷物を出し入れする手間をいとわなければ2人で使えるというのも結構便利です。
もし家族が多くて複数の非常用持ち出し袋を用意している場合、このチェアを重ねたものを紛れ込ませておくというのもいざという時のためになると思います。車の中で使う場合は単なる収納だけでなくレジ袋をかぶせれば車内用ゴミ箱としてもちょうどいい大きさになりますし、工夫次第によってはまだいろんな活用法が出てきそうな気もしますので、また色々試してみたいですね。