カテゴリー別アーカイブ: 旅日記

新幹線でワインをいただく愉しみ

東京での用事を済ませた後、別にどこへと行くこともなく東京駅周辺に戻ってきてしまいました。地下鉄丸ノ内線の東京駅で降り、地下をJR東京駅方面に歩く中でたどり着いたのは東京駅の地下街ではなく、東京駅お隣の郵便局にある多目的ビル「KITTE」でした。

このビルは、かつての郵便局の外観を残しつつも中は様々なお店の入ったテナントビルになっています。レストランやカフェもありましたが、何しろ用事の中で先方が用意してくれた昼食が結構豪華で食べ過ぎてしまったので、この都会の中で涼みたいと思ってきました。

ビルの中のエアコンが良く効いた場所に設置してある椅子ありのスペースは、おしなべてサラリーマン風の男性に占拠されていました。そこで彼らが何をやっていたかと言うと、スマホでゲームをやっているというのですから、さすがに同じ空間にいたくないと思い、エスカレーターの案内板に惹かれ6階の「屋上庭園」というところに行ってみることにしました。

このスペースは旧郵便局の屋上に緑豊かなスペースを設け、さらに東京駅や丸の内のビルの様子や、東京駅を出ていく新幹線などの列車も見られる公共のスペースです。当時は夕方近くになっていたためか高いビルの影になっているからなのか直接日光は当たらず、ビルを通って来る風がかなり気持ち良かったので、かなりの長い時間をこのスペースでのんびりしていました。

行ったのが平日であったこともあるのか、観光客というよりも散歩に来たお子さんとお母さんというグループが目に付いたという感じで、ここが本当に東京の都心なのかと思ってしまったくらいのんびりさせていただきました。屋根がないので雨の時には無理ですが、晴れていればちょっとした休憩スペースになるこのKITTEの屋上庭園は、また機会があれば使わせていただきたいと思った場所です。

その後、東京駅を丸の内口の方から入り、丸の内方面の古い駅舎の様子を拝見しながら、連絡通路を通って八重洲口の方にやってきました。ぷらっとこだまエコノミープランでは改札から直接新幹線に乗ることができる改札が八重洲口の方にあるのでそこを利用するのですが、その前に購入したのが念願だった新幹線で売っているワインの購入でした。

以前に紹介した通り、ぷらっとこだまエコノミープランに付いてくるドリンク券では日本酒と交換することはできないものの、ビール・酎ハイ・第三のビールのようなアルコール類でもそのまま引き換えることができます。その中で唯一特殊なのが、赤と白がそろったミニボトルのオーストラリア産ワイン「ストーンサークルクラシック」で(2018年現在、187mlのクォーターサイズ)、引き換え対象の売店でクーポン券に加えて170円を出すとこのワインがいただけます。ちなみに、お店やこだま以外の新幹線の車内販売での価格は490円なので、このドリンククーポンは最大320円だということがわかります。今回は白の方を購入しました。

さすがにワインだけというのはきついので、軽いつまみとして八重洲ブックセンター隣りにあるローソンでつまみとしてポテトチップを購入してきました。駅構内のお店で買っても良かったのですが、駅周辺のコンビニでは扱っている品物も多く税抜き100円の柿の種も売られていました。個人的には東京駅発着の深夜バスを使う時にこの八重洲口からすぐのところにあるコンビニは重宝したのですが、今回もついつい使ってしまいました。

帰りの新幹線に乗り込んで早速いただきましたが、甘みはそこまで強くなくすっきりとしていて、万人に愛される味のように思います。私もこの味が嫌いではないのでぐいぐい行けてしまい、東京を出発して小田原の手前でもう空けてしまいました(^^;)。なかなか列車に乗りながらワインをいただくということもありませんが、今回ぷらっとこだまエコノミープランとの組み合わせで、安くワインが楽しめるなら、今後も利用してみようかなとも思えます。

帰りはまだ自宅までのバスがある時刻に到着したので、車やバイク、自転車に乗ることもなく、安心してドリンククーポンとの引き換えでお酒を飲めましたが、車やバイク・自転車で出てきてしまった場合は、ボトルを買っても車内で飲まず、自宅に帰ってから楽しみましょう。

今回の東京までの「ぷらっとこだまエコノミープラン」での旅は、新幹線こだま自体に車内販売がなかったり各駅停車であることとともに、こだまやのぞみに抜かれるために5分程度ではありますが途中駅に停車する時間が長いなどディメリットもありますが、そんなディメリットを払拭するだけのお得さと、N700系の列車の窓側を指定できれば、行き帰りのパソコンによる作業も可能と、時間を大変有効に使うことができて満足しています。次はぜひ、東京ではなく京都や大阪への観光にも利用してみようかなとも思えた今回の旅でした。


沖縄での食べ収めは肉のない「野菜そば」

今回の旅においてお世話になった波照間島へ同行いただいた友人とは、向こうのお休みの都合もあり那覇空港ですぐにお別れとなりました。帰りの飛行機はスカイマークの最終便を予約してあるのですが、それまで結構な時間があります。今回はその事がわかっていたので、おみやげはここまであえて買わず、帰宅前に改めて大手スーパーや土産物店を回って買いまくってきました。結果、ロスなく同じものでも安いものをまとめて買ってこられたので那覇滞在を長くしたのは結果オーライと言えたかも知れません。

さすがに大きな荷物を持ったままで買い物をするのは大変だったので空港のロッカーに預け、ゆいレールで行ける場所を行ったり来たりするためにまた一日券を購入しました。それでも結構乗り降りを繰り返したので、何とかその分の元は取れたと思います。

基本的には国際通りのお店を中心にちょこまかと移動し、安くてかさのあるお菓子については、おもろまち駅から歩いて少々のところにある食品スーパーサンエーの入ったショッピングモールと、小禄駅から直接入ることができるイオン那覇店をめぐりました。そうして一通り買い物を終え、さすがに今までの旅の疲れがどっと出てきたので、食事を取ろうと入ったのが安里駅からすぐのところに店を構える、沖縄そばの屋台風のお店「なかむら屋」さんに入りました。

このお店は24時間営業で、同じく安里駅の前にあるスーパー「りうぼう」(こちらも24時間営業)とセットで利用することを考えると、夜飲みに行っての締めにも使えそうですし、さらにホテルに戻ってちょっと冷たいものでも買っていきたいという時にはかなり使えるお店だと思うのですが、今回はこのお店での沖縄そばを旅の締めにすることにしました。

今回、それほど暴飲暴食はしませんでしたが、一応ランチにステーキを200gほどいただきました。その反動もあったのかも知れませんが、このお店ではソーキそばや三枚肉そばを選ばず、キャベツと玉ねぎなどを炒めたものをそばに乗せ、刻みネギをのせた「野菜そば」をいただくことにしました。肉がないことで物足りなさを感じる方もいるかも知れませんが、スープはしっかり味を出していますし、まず山盛りの野菜をいただいてからそばをいただくという食べる順番というのも体にはいいものかなと思います。

お店のおばさんも気さくに語り掛けてくれ、知り合いと別れた後でまた新たな知り合いに会ったような気にさせてくれるから不思議です。お店のおばさんに丁寧に礼をして、最後のゆいレールに乗り込み、那覇空港へと向かいました。
帰りのスカイマークの最終便は、最後ということもありほとんど遅延もなく中部国際空港に到着しました。もちろん電車など公共交通機関のない時間の到着ということで同乗の方々はおおむね駐車場へと歩いて行きましたが、私もいったん東横インの駐車場に入り、実は行きに用意しておいたコットに横になり、ここで車中泊というよりも、このまま運転するのは危険だと判断した上で仮眠を取らせていただきました。行きに駐車場に入った時点から6日目になっておりましたが、ホテル宿泊で240時間の間、追加料金が発生しないので安心して仮眠をすることができました。

さらに、駐車場の一階にはトイレもあるので、街中のコインパーキングで仮眠を取るようなトイレについての不安はなく、それもすぐに駐車場を出ずに一定の仮眠を取ってから駐車場を出ようと思った理由のひとつでした。今回はこの駐車場が使えるか使えないかというのがまずあって、あとは島へ計画通り行って帰ってこられるかということが2つの問題としてあったのですが、この2つともクリアできたというのは実に幸運でした。

こんなわけで、今回の沖縄旅の報告を終わりますが、改めて天候に依存する飛行機と船がからんだ旅を行なってみて、自分の都合で行くだけでなく日程を切り上げて中止もキャンセル料もいらずに可能な車での旅というものの良さを感じ取った旅でもありました。あとは、いつも荷物は車に積んでいると、なかなか自分で全ての荷物を持つ大変さというものを感じなくて済む分、今回のような多くの行程で荷物を持って移動しなければならない旅の大変さというものも実感した次第です。今回の旅では極力モバイル関係の荷物を減らして持っては行きましたが、今後はさらに荷物を少なくまとめられるような新たなモバイル機器についても研究していこうと思っています。


帰着時間の読みの甘さと保安検査を早く通る手順

今回の旅行で一番恐れていた石垣島~波照間島間の船の運行について、天候の影響で高波になり、連絡船が欠航するような悪天候は避けることができました。ちなみに翌週には台風が日本列島を横断しており、6月9日の土曜日はその影響からか全ての連絡船が欠航になってしまっています。翌日の私が乗った一週間後は私の乗った第一便と第二便が欠航になるなど、台風がやってくるととたんに欠航になる危ない航路だと言えます。ただ、私が乗った時でも島ではかなり強い雨も降った時もあったのに行きも帰りも奇跡的に船が出られるくらいの波であったのはただ単に運が良かっただけなのかも知れません。

ただ、そんな中この旅の中でたった一つの計算違いがありました。行きは高速船に乗って波照間島まで直行便だったので、約60分で到着したので、帰りの便でもそのくらいで帰ることができると思って石垣空港から那覇空港までの飛行機を友人とともに予約してしまったことです。というか、沖縄本島に住んでいることもあり、友人の取る飛行機と同じものを予約しておけば間違いないだろうと思ったのですが、その友人にも考えられなかったのは波照間発10時5分の石垣港行きの船は高速船ではなく大型船となるので石垣港への到着に時間がかかり、12時を余裕で超えることが濃厚になったため、港から空港まで路線バスで行こうと思ったのですがそれではとても間に合わなくなりそうだということがわかってきたのです。

そこで、港からタクシーを使うことにして、さらに他の乗客にタクシーに乗られても困らないように島にいる時から石垣港フェリーターミナルまで迎車をお願いしました。そして、もう一つ事前にできることがありました。それは、飛行機の保安検査を行なう際に手荷物の中から何を分けて出せばスムーズに検査してもらえるのかというのは今まで2回飛行機に乗っているのでだいたいの事はわかっていましたので、パソコンやスマホ、タブレット本体とリチウムイオン電池の入っているデジカメやモバイルバッテリー、予備のデジカメ用電池は全て一つにして袋に入れ、入場ゲートを通る際に袋から出して直前に仕分けなくてもいいようにしたのでした。

ちなみにタクシーはフェリーターミナルから空港までは3,000円くらいかかりましたが、3人で乗ったので一人当たり1,000円と路線バスの約500円と比べてそれほど多くない負担で済みました。その後の荷物預けと保安検査は今回の旅では一番スムーズに通過することができ、荷物を預けなかった友人とともに無事に那覇空港までのフライトに間に合わせることができました。

ただ、那覇から中部国際空港への便はかなり間が開いていたので、石垣空港発の飛行機をもう2~3本遅らせておいたら、今回は単に通り過ぎるだけだった石垣島でじっくりお土産を見るくらいはできたのではないかとちょっと後悔しています。それでも、その分那覇ではゆっくりできた部分もあったわけで、今回の旅ではそこまでの大きなトラブルとは無縁だったのは本当に良かったです。車での旅と違ってある程度のトラブルと日程変更はしょうがないかなと思っていたものの、もし那覇からセントレアまでの飛行機が遅れたとしても車は出発日から10日は料金が変わらない東横インの駐車場に停めていますし、さらに旅行保険を掛けているので、那覇で延泊になった場合でもその料金は後から出してもらえる内容で保険に入っていたのである意味安心でした。

実際は飛行機はまともに飛んだのですが、次回那覇市内での過ごし方と帰宅までの様子を紹介して終わりにしたいと思います。今後なかなかこんなに仕事を休んで出掛けられる機会はないと思うので、つい力を入れてレポートしていることをご了承下さいm(_ _)m。


改めてネットがあれば何とかなると思った瞬間

今回波照間島で宿泊した宿は、いわゆる民宿ではありません。「ゆんたく」と呼ばれる夕食後に宿泊者が集まってお酒を飲んだり歌を歌ったりして騒ぐような行事がない(あったとしても強制はなし)、個室のあるホテル「オーシャンズ」に宿泊しました。

料金は一泊朝食付でシングル7千円で、夕食を付けると千円増しになります。さらに、部屋にはそれぞれクーラーとテレビと冷蔵庫、すぐに沸かすことのできる電気ケトルが付いていて、もちろんユニットバスも完備されています(ウォシュレットは付いていません)。

さらに、部屋ごとにネット端子はないものの、フロントに設置されているWi-Fiルーターと接続することにより部屋の中でインターネットを使うことも可能です。もちろんWi-Fiが使えるならAIスピーカーのアマゾンEchoも利用可能で、さすがに波照間島まで来たということもあり、アマゾンプライムミュージックで聴けるありし日の沖縄民謡の名手のアルバムを聴きながら、残念ながら夜の星が見られない中で友人達と昼間購入してきた泡波を飲みながらとりとめのない話をしつつ、夜が更けていきました。

泡波が空いてしまったところで小規模な友人同士のゆんたくが終了し、改めてぼちぼち何かしようと思って手を伸ばすのがわざわざ持ってきたパソコンになってしまうのはある意味仕方のないところでしょう。

今回持っていったのは7インチと画面の小さいキングジムのポータブックでしたが、ホテルに置いてあるテレビとはケーブル一本で接続してパソコンの画面を出力できたので、細かい作業でもパソコンの画面を見ないでテレビに映した画面を見ながら操作を行なったり、仲間うちで飲んでいる時にもYouTubeをテレビに映して盛り上がってみたりして、ここは沖縄本島からも離れた離島だということを忘れそうになりました。

ちなみに、携帯電話の電波については島全体を覆っているというわけではなく、集落を中心とした場所に限定されるようですがその場所さえつかんでおけば、日本国内では他の地域にいる時と同じように通話もできますし、ネットのおかげでかなりこうした人里離れた場所へ行ったとしても秘境感は薄れていると言わざるを得ないでしょう。逆に言うとたとえ波照間島にいたとしても仕事を持っている人ならスマホを持っていれば常に呼び出される可能性があるということになります。

もっとも、今回波照間島で合流した友人と共通の友人がいて、彼らと話しをしているうちにこの旅の事を話したくなり電話したところ、奇妙な呼び出し音の後でその友人が電話に出てくれたのですが、その友人は当時アメリカ旅行中で、電話代がかかるからとあわてて切ってしまったということが後でありました。現在は日本国内で通用する番号を海外でも生かして海外で利用することができるようになっているため、こんな事も起こるのですが、本当に場所も時間も飛び超えて、どこにいようとネットでブログを発信することができるということを強く感じることができた今回の旅でありました。

そんな事をしながら、常に南十字星が見えるという波照間島からの空を見ていたのですが、ついに私が島にいる間には多少の星は見える時間はあったものの、天の川も南十字星も見ることができなかったのは返す返す残念でした。今回は日程ありきの旅だったのでなかなか夜に晴れるような天気は期待できませんでしたが、次回があればできれば天候が安定する時期に計画したいですね。


元祖島ぞうりを買って海へ

今回、わざわざ波照間島まで行くというのに持って行くのを忘れたものがあります。それが、ビーチを楽しむ際に必需品となる「ビーチサンダル」なのですね。ただ、そうした場合でも心配はいりません。さすがに島内に100円ショップはありませんが、島の売店では「島ぞうり」と言われるサンダルが安い値段で売っています。

この「元祖島ぞうり」という名前の付いたビーチサンダルは売店で税込480円でした。島内を回って泳がないまでも海に入ったりビーチで一息ついたりする場合にはスニーカーではどうしようもありません。ただ、全ての外出に島ぞうりをはいていくとひどい目に遭います。というのも、島の岩礁はサンゴが長い年月をかけて岩になったもので、素足ではもちろん、サンダル履きでは足を切ってしまう恐れがあります。ここはあくまで二種類の履物を持って行き、安全が確認できないような場所ではかかとのある運動靴を履き、ビーチまでやってきたところで島ぞうりに履き替えるのがいいでしょう。

波照間島の中で特に美しく、そして駐車場や無料シャワー、トイレなどの設備も充実しているのは「ニシ浜」でしょう。島に上陸してレンタカーを借り、島内を巡っていて一番観光地らしかったのがこのビーチで、遠浅の海なのでシュノーケリングをされている方々がちらほら見受けられました。サンゴ礁やそこに集まる熱帯魚をダイビングをしないで見ることができるこの浜は、間違いなくこの島一番のスポットだと言えます。ただし、シュノーケリングを楽しむにはそれなりの準備が必要で、干潮時にはかなり潮が引くので尖ったサンゴで体のあちこちを傷つけないように専用のマリンブーツや(島ぞうりでは危険)マリングローブ、ウェットスーツまで用意して行なえば潮の満ち引きに関係なく楽しむことができるでしょう。

ちなみに、私達はそこまでの用意はしてきませんでしたので波打ち際で絶景の海岸を楽しむ程度しかできなかったのですが、やはり島に行ったら海の雰囲気を楽しむためにもサンダルは必需品です。今回の私のように持って来るのを忘れても島の売店で購入することができますので、まずは島ぞうりを用意して散策に出掛けるようにすればさらに島を楽しむことができるようになるでしょう。


波照間島のお酒「泡波」は自分達で飲もう!

波照間島の名物と言えば、一部の酒飲みの方としては今回紹介する泡盛「泡波」を外すことはできないでしょう。知らない方もこの「泡波」というキーワードでネットショップを検索していただければおわかりになると思いますが、古酒でもない普通に波照間島で作られた泡盛がいわゆるプレミアム価格で取り引きされているのがわかります。

これは、ごく少ない島民のためにわずかな量のお酒しか作らない島内にある酒造場による手作りのお酒であるということと、やはりネットの発達とともに多くが島内で消費されるこのお酒の過大評価がされる中で値段だけが上がって行ったということが考えられます。

波照間島の港にある売店でも「泡波はありません」という表示がまず目に入りますし、島内に数々ある島民のための売店でも泡波のミニボトル(100ml)は置いてあるものの、それ以外のものについては一切置いてありません。ただ、宿泊する宿や居酒屋さんにはちゃんと置いてあり、食事をしながら気軽にいただける値段です(私のいただいたお店では2合瓶が2,000円でした)。

ただ、普通に晩酌をしたいという島民の方もいるわけで、島外からやってくる観光客にハゲタカのように買い占められてしまわないように、現在は対策を講じているようです。私達が島内を回る中で、どの売店にもミニボトル以外の泡波は置いてありませんでしたが、そのうちの一つの売店には、泡波が欲しい方は直接酒造場に行っても買えないということと、唯一の島の酒屋さんとして酒造場が経営しているところがあるという旨が掲示してあるところがありました。そこで、その地図を頼りにそのお店に行ってきたのでした。

このお店は日曜がお休みで、月曜から土曜の午前午後の限られた時間にしか営業されていません。私達はたまたま午後のお店が開いたタイミングで入ることができました。お店では泡波自体だけではなく、ロゴの入ったTシャツやポロシャツ、トートバッグや巾着袋、ストラップなど「泡波」のロゴの付いたマスコット、さらにお店の先代が演奏する波照間島の民謡の入ったCDも置いてありました。

お酒については泡波の他、オリオンビールも多く置いてあり、棚には島の売店より安い価格で売っている旨が書かれています。もし幸運にも開いていたら泡波だけでなくビールを買い込んで宿舎でいただく用に買って宴会に使うというのも十分に有りでしょう。泡波のサイズは「ミニ」「二合瓶」「三合瓶」「一升瓶」「二升五合」の大きさがあります。ただ、私が行った時には一番泡盛としてはポピュラーな三合瓶は買えず、二合便なら一人2本限定で購入することができました。

水割りで飲むくらいがちょうどいいので(アルコール度数は30度あるので)、二合瓶一本あれば今回ご一緒した3人くらいでいただくにはいい量です。結局、一本は島内で消費し、翌日に消費した分の1本を買い足したので二合瓶2本を持ち帰ってきましたが、そこまでありがたがるものではないものの、やはり島内で飲んだ時の味というのは絶品で持ち帰りたくなる気もわかります(そのため、最初は買って帰る気はなかったものの2本持って帰ってきたわけです)。

帰宅してから改めてネットを見てみると、島で400円ちょっとで買えた2合瓶はネットショップで3,000円くらいしましたが、オークションではほとんど値が上がっていなくてその半分くらいの価格で落札されているケースが多かったように私が見た限りでは確認できました。つまり、持って帰ってくる手間を考えても買う本数が限定されている泡波をネットオークションに出したとしても、利益は一本あたり千円くらいにしかならず、泡波を買ってくることを旅の目的にしたら完全に赤字になるという感じです。

それならあくまで自分で楽しんだり後日大切な人と飲む機会があったら島での思い出などを話しながら一緒にいただくというのがいいのではないでしょうか。今回ご一緒した方はこの島に来たのが20数年振りなのだそうで、その時には民宿に泊まって酒店でない普通の売店でも普通に泡波が置かれていたので、本数限定なく買ってしこたま飲んだ記憶があるそうです。それにしても改めてプレミアム感が世間で共有されるということは直接島に行ったとしても自由には買って飲めなくなるものだという認識を新たにせざるを得ませんでした。

ただ、お土産としては島内の売店でミニボトルは買えますので、それを持ち帰りつつ、島内の居酒屋さんでじっくりとその味を楽しむことは今でもできます。それは、直接波照間島までやってきた人の特権でしょう。ただこの状況もこれからやってくる観光客の状況によっては変化が訪れるのかも知れません。そんなことも考えながら、島内唯一の泡盛の味を楽しみたいものです。


離島への長い道とそこからの時間の流れ

予告なく沖縄旅行の報告を中断してしまいましたが、実はまだ終わっていません。那覇で一泊してからホテルの朝食も取らずに向かったのはまたもや那覇空港で、今回の旅で2回目の飛行機になります。路線は那覇から石垣空港というもので、今回はさらに船に乗り替えて、何と日本の有人島では最南端の波照間島まで向かいます。つまり、今回の目的地は波照間島だったわけです。

私自身初めての離島だったのでどうなることか全くわからないままの出発だったのですが、今回の旅で一番恐れていたのが無事に波照間島までたどり着くか、海上の様子によっては体力を奪われるほどの船酔いをしないかということでした。一応事前に乗り物酔い対策で24時間効くとうタイプの薬を朝に飲んでからホテルを出ました。

ちなみに、那覇空港から石垣空港までの飛行機はJALグループの日本トランスオーシャン航空を使ったのですが荷物の検査はスカイマークより厳し目で、荷物の中に忍ばせていた単三型のエネループを専用ケースに入れて4本入れていたシルエットが怪しいと言われ、単三タイプのエネループが4本入ったケースを出して確認するところまでやらされました。規約では一応リチウムイオン電池でなければ大丈夫なのですが(実際にスカイマークのフライトでは全く問題なく荷物検査を通っています)、やはりJALグループは厳しいのかなと思いつつ何とか検査を終えて飛行機に乗り込みます。

で、あっと言う間に石垣空港に到着したのですが、せっかく石垣島に着いたのに、先の船の時間が気になるということでしばらくしたらやってきた路線バスで45分から50分もかかる距離にあります。ですから、空港の中の様子などもまともに見られない中、バスに乗り込んでしまいました。

この路線バスは途中有名なリゾートホテルを回っていくので、次回はぜひ石垣島でもゆっくりしたいなと思ったのですが、空港のバス乗り場には、島内のバス1,000円の1日券と何と2,000円の5日券(一日券については、先日紹介したゆいレールの一日券のように、購入時から24時間有効になっているようです)の案内および、私のように離島に渡る人のための少し運賃が安くなる往復券の案内のある看板がありましたので、後日の事を考えて写真に収めてきました。車内で石垣島の雰囲気を多少は味わいながら、ようやくフェリーターミナルに到着しました。

このフェリー乗り場には石垣島が生んだ英雄で現在もタレントとしてテレビで大活躍の具志堅用高さんの銅像が設置されています。フェリーターミナルの中に入っているお店の中にも具志堅用高さんの親戚の方がやっているお魚を出している料理屋さんが入っているそうですが、今回は船が相当揺れると周りにかなり脅されていたので事前に購入したのが旅行関係の代理店さんのところで売っていた一本100円のお茶のペットボトルを購入しただけで、食事関係のものは極力口に入れないようにして船を待ち、波照間島まで約60分という高速船に乗り込むことになったのです。

さすがにこの時に沖縄は梅雨に入っていましたし、こんな小さな船でどれだけ揺れるのか不安に思いました。しかし航路自体は欠航ではない以上、乗らなくては島にたどり着けないわけですから乗らないわけにはいきません。ひどく揺れた場合、デッキにいるとまともに波をかぶってしまう可能性があるので船内に入ったらまたまたこちらの不安を増大させるような事になっていました。

普通は全ての座席のどこにでも座れるのですが、今回は時化のため前にいると揺れが激しいということで、写真のように前の方の席には入れないようになっていたのでした。そこから約60分、今回の旅のクライマックスでもあったのですが、相当船が跳ね上がるように揺れたということはあったものの薬が効いたのか途中ここまでの移動疲れで半分寝ていたのが良かったのか船酔いの症状というのは出ず、無事に波照間島に到着することができました。島の方は雲は多いものの晴れていて、合流予定の沖縄本島から来る友人は次の船になるというので、ターミナルの待合所でボーッとしながら待つことにしましたが、ついに有人の島では日本最南端の島までやってきたということにまずはホッとしたことは事実です。ここから、ようやく波照間島での事を報告できるわけですが、今回はここまでにします。


スプーンぐらいは持って行った方がいいと思った「ジーマミー豆腐」

今回の沖縄行きでは当初那覇で合流する予定だった友人とその日に合うことはできなかったので、那覇市内のホテルに宿泊して翌日の再会を待つことにしました。ゆいレールに乗って沿線のお店をチェックして、帰る際に買うお土産の算段をしつつ味の確認もしなくてはと思ってホテルに買って帰ってきたものの一つが「ジーマミー豆腐」でした。

これは、「豆腐」という名前が付いているものの大豆の加工品ではなく、落花生(ピーナッツ)にイモデンプンをまぜて作られた、ごま豆腐のようなものだと言ったらおわかりになるでしょうか。お土産用には常温で保存可能なものが売っていますが結構高い値段が付いています。ただ、冷蔵が必要ながら出来たてを食べた方がおいしくいただけます。そうなるとお土産屋さんで買うよりも、市内のスーパーで売っているものを自分用に購入する方が良くなります。

たまたま、おもろまち駅そばにあるスーパーサンエーの食品売り場で、比較的大きなジーマミー豆腐がセールで安く売っていたので購入することにしました。県内の人らしき方もこのセールには注目して5~6個まとめて買っているのを見て、私も食べてみたいと思ったのが正直なところなのですが(^^;)。

早速、ホテルに戻ってフタを開けると、中にはお醤油のようなタレが付いていました。このタレにはいろんなものがあるようですが、ジーマミー豆腐自体がもちもちしていてほんのり甘いような味がするので、お醤油味のタレを付けるとみたらし団子のような味になります。ただ、ここで気付いたのが、実のところ割り箸やスプーン・フォークなど、旅先で何か買った場合に食べるためのカトラリーを全く持っていなかったことでした。

車の中にはいざという時に使えるスプーン・フォークは入っているのですが、飛行機を使っての旅だといわゆる「十徳ナイフ」は持ち込めない可能性があったので持ち物から除外して持って行ったので、その点についてはぬかっていました。

結局、食べるには食べたのですが、容器から直接食べても微妙な味はわからずにタレはこぼれるし(^^;)、やはりキャンプ用に小さくなるスプーン・フォークは常に持って行けるように準備するのが、旅先で思わぬ美味しそうなものを見付けた時には必要になってくることだとしみじみ思いました。

そんな風に食べてから思い出したのが、荷物の奥の方に組み立てて使う金属製の箸を持ってきていたことだったのですが、もちもちしたジーマミー豆腐をお箸でいただくのはなかなか大変で、どちらにしてもきちんと準備しておきすぐに出せる所に用意しておくということが大事だということを実感できました。今回は慣れない飛行機の旅だったこともあったのですが、やはり必要になったものがないというのは悲しいもので、その分きちんと準備しておかないといけません。100円ショップで買っても良かったのですが、さすがにウロウロと市内のスーパーを巡って疲れた体ではもう一度買い物のためにホテルから出る気にはなりませんでした。

スプーン・フォークの他にもストローとか、旅先であるとそれなりに便利なものはあります。あと、今回の旅のシーンを考えた中でやっておくべきだと思ったのが、飛行機の機内サービスでコーヒーを頂いた時、ミルクをもらったので一緒にマドラーとして小さな細いプラスチック製のスプーンをいただいたのですが、ミルクを入れてかき回してそのままゴミとして渡してしまったのはうかつでした。スプーンをもらって使わないでおき、その後に使う場面に備えるという方法もあったのですが、そうなると旅の中のちょっとした事でも、「これは何かに使えるだろうか?」という風に考えることも大切になってくることが今回の旅では強く思ったことです。というのも、その後もこの日に何か買い物をしておけば良かったということに遭遇したからです。その事についてはまた後日に。


ゆいレールの一日乗車券が他の一日乗車券と違うこと

今回の旅は時間を掛けてホテルでゆっくりできている割にはお土産を買っている暇がないような日程を組んでしましました。帰りの那覇空港から中部国際空港への時間は十分とってあるのですが、天候や航空会社の都合によっても時間が変わったりする可能性があります。というわけでもしもの事を考えて、先に浮世の義理のお土産品を購入するために那覇に入った一日目から結構動きました。

少し前にも書きましたが、今回浮世の義理を果たす方というのは個人的に良く知っている方であったので、品質が良ければ過剰包装が目に付く空港や土産物店でお菓子を買うなら、大規模中規模小規模な地元の人が使うスーパーの中にあるものの中から選んでも喜んでくれるだろうといわゆるスーパーの県内産お菓子コーナーを複数回りながら安くておいしそうなものをしぼり込んでいきました。

その活動の元になったものこそ那覇空港から首里までを結んでいる「ゆいレール」の存在があります。ゆいレールでは観光客用に1日券2日券を出しているのですが、前回そのシステムに触れて大絶賛したことを今回は全く忘れており(^^;)、この内容を書くのは二度目かも知れませんが、本当に沖縄のフリーきっぷのシステムには助けられました。

というのも、多くの一日乗車切符というのは日付の押してある日で効力はなくなってしまうのが普通なのですが、ゆいレールの一日券は切符を購入した時間から24時間という、一日か二日という時間をまるまる利用することができるのです。この仕組みのおかげで、私はホテルをチェックアウトした朝に改めて空港までの切符を買い足すことがなく、前日に購入しておいた800円の一日フリーきっぷで利用することができたのでした。

私の場合は早朝からすぐ那覇空港に行って飛行機を乗り換えなくてはならない理由があったのですが、そうではない場合には始発は6時頃から動いていますので、市内の気温が上がりムシムシしてこないうちに散歩しがてらでも観光に行ってからホテルに戻って朝食ということもできるでしょう。着いたのが夕方であっても、これなら翌日の観光に1日券を購入してモノレールを使いたくなります。

また、小禄駅は午前0時まで営業しているイオン那覇店がありますし、安里駅からすぐのところには24時間営業のスーパー「りうぼう栄町店」や同じく24時間やっている屋台風の沖縄そば屋さんもあります。お酒が苦手でも外食の後にホテルの部屋で食べるためのものやおみやげのお菓子を探しに行ったりすることもできるので、夜に入ってからでもゆいレールを使いつつも、翌日に帰る時も使えるのは便利です。いつから購入して使っているかにもよりますが、もし当日になってちょっと観光で見残しをしてしまったり、買いたかった品物をもう一度同じ店で買いたいという時にも役に立ちます。

そうした事で考えると、沖縄のゆいレール沿線にホテルがあってそれなりにゆいレールを使いこなす自信があるというなら、沖縄に入った時刻と沖縄から帰るための飛行機の時刻を揃えた状態で一日券にするか二日券にするかを考えるというのもおすすめです。帰りの飛行機にチェックインや手荷物の検査をする関係上出発時刻より早めに空港に入る必要がありますが、だいたいの空港に入る時間を基準にして行きの到着時刻から便を決めれば、たとえ一泊二日の強行軍であっても一日券を最大限に活用できます。それこそ最終便でホテルに帰り、翌日は早朝から動くという24時間有効という内容を最大限に活用する方法を考えてみるのもいいでしょう。日程が取れてあちこち回る場合でも帰りの飛行機に乗る1日前をゆいレール沿線の観光やお土産物色にあてるようにするといいかもしれません。


沖縄のとんでもない暑さを冷やすには氷がいい

テレビの天気予報では最高気温の比較から沖縄より暑いような感じで報道する場合が私が見た限りではあるのですが、改めてこの季節に沖縄に来てみると、地元の静岡とは比べものにならないくらいの日差しの強さを感じます。当然、これから本州でも暑くはなるのですが、これから梅雨の時期を挟んで体が慣れていくようになると思うものの、旅行で一気に移動すると体にはかなりこたえます。

個人的には暑い日には脱水症状にならないように、水分補給を心掛けているものの、今回の沖縄行きでは体がほてってくるのが自分でもわかってきたので、到着初日からいわゆる「氷菓」のお世話になりました。いつもはコンビニやスーパーのアイスで気分転換するのですが沖縄をはじめとする九州各地には袋入りのかき氷というものがあり、ガリガリ君より安く購入できたので、物は試しと購入してみました。

私自身はこのような袋入りのかき氷を食べるのは初めてだったのですが、それこそガリガリ君のように氷が固くなるのではなく、かなりふわっとしています。ネットの口コミを見ると、自宅に持って帰って牛乳を入れて食べると更においしいという事ですが、袋をそのままかじって体を冷やすだけでも十分にそのおいしさを感じることができました。このタイプのかき氷は沖縄の方だけでなく九州地方で売られていて(このパッケージも製造元は佐賀県でした)、純粋に夏にどこでもこのかき氷が売っている環境がうらやましくあります。

また、早めの夕食の後で那覇の国際通りを歩いていて、また体の中から熱くなってきてしまったので、ド派手な入口に誘われるように入ったアイスと氷を扱っているお店に入りました。ここは国際通りから外れた昔の映画館があったという「沖映通り」沿いでした。私が沖映通りに向かったのは、実はこの通りにあるという、少し前にテレビで見たタレントの石田純一さんが出した盛岡冷麺のお店があり、専門の経営コンサルタントからかなり辛辣なダメ出しをされていたので、そのアドバイスを受けてどう変わったのか興味があったのです。その辺は野次馬根性を出して見に行ったのですが、店の外観はテレビで見た時のままで、お店の前に来ても何を売っているお店なのかがわからない外の様子はそのままでした。

これはあくまで個人的な意見ですが、盛岡冷麺を出すお店と小さな字で入口のところに書いてあるものの、少なくとも何をメインにしたお店なのか誰が見てもわからないと、私のような事前の知識がない人はとても入れないのではないかと思います。テレビではかなり素直にコンサルタントの意見を聞いていたような感じだったのですが、やはりタレントさんには自分の能力でお店を盛り上げたいというプライドがあるのかも知れませんね。

さて、この誰が見ても氷を売っていることがわかるお店に入って頼んだのが写真のマンゴーのかき氷です。マンゴージュースをそのまま固めたものをふわふわにした台湾モードの商品は高かったのですが、これはあくまで普通の氷をかき氷にしてその上からマンゴーシロップをかけたものです。びっくりしたのがかなりボリュームがあるのに250円というリーズナブルな価格で、時間をかけて氷を削り、頭がキーンとすることないきめ細やかな氷だったのも好感が持てました。

沖縄では「ぜんざい」というと温かいものではなく氷に豆の入ったあずきを掛けたものを指すということもあり、日常的に氷をいただく文化というものが根づいているようで、探せばもっと興味深くリーズナブルな「氷菓」があるのではないかと思います。私自身も氷でも食べなければやっていられないという必要性を感じて氷をいただきましたが、今後沖縄へ旅行を計画されている方についても、ある意味沖縄の方が暑い中で涼を取るための氷について、ご自身のお気に入りを探してみるのもいいのではないでしょうか。