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JR東海「冬の乗り放題きっぷ」を使った名古屋旅(4)ゴッホ展をはさんで名古屋めしのオンパレードに

今回宿泊したリブマックスホテルは、元々マンションだった建物をリノベーションしてホテルとして提供しているケースがあるので、少なくとも今回泊まった金山では食堂がなく朝食をお願いする場合はお弁当の提供に留まっていたので、朝ごはんは金山駅構内にある喫茶店「コンパル」でモーニングをいただきました。ドリンク類にプラス200円でハムエッグトーストが付きましたが、今回はあえてコーヒーではなくカフェオレ(コーヒーと同額の500円)のモーニングを注文しました。

開店の8時ぐらいに入ったのですが、年配の方を中心にさっと席が埋まっていき、ウィークデーということもあってか一人で訪れる方が多かったです。そのほとんどがコーヒーを注文していましたが、少しカフェオレを頼んで後悔しかけたものの、カップの大きさは小さかったので、歴史ある抽出されたコーヒーの味を求めてやってきているのかな? とも思えます。この辺は良く知らないまま注文してしまったので今もってどちらが良かったのだろうと思えます。この他にも後で調べたら多くの喫茶店があったので、自分に合ったモーニングメニューを出してくれるような喫茶店を探すのも良いかも知れませんね。

今回の旅の目的である愛知県美術館の「ゴッホ展」は午前10時からのオープンだったのでいったんホテルに戻り、ちょっとここまでの旅の記録をパソコンで書いた後、10時のチェックアウト少し前にホテルを出ました。そこから地下鉄に乗って昨日行った通りに栄駅で降り、まずはバスターミナルのある「オアシス21」を目指しました。昨日行ったばかりなのでスムーズに到着しました。前売り券はすでに購入していたので当日券売場をスルーして10階の入口までエレベーターで。チケットはネットで購入していて、スマホの画面か印刷した紙でQRコードを示せば券を出してくれます。私は念のためすぐ出せるように昨年買い替えたばかりのプリンターから出力したものも持って行きました。

結局、あたふたしてスマホを出すよりも、紙に印刷したQRコードを示した方が私の場合は楽だったのですんなり入ることができました。展示内容はアムステルダムのゴッホ美術館のコレクションが中心なので、そこまで有名な作品はなかったのですが、ゴッホが弟のテオに送った手紙に書いた絵など、普段見ることのできないものを多く見ることができました。ゴッホ生前はほとんど評価されていなかったのを、その子孫があらゆる手段でゴッホの評価を高めたというところも、この展覧会で細かく説明されていて、その点も興味深かったです。

そして出口の直前に、展示室の壁一面を使ってのプロジェクションマッピングがあり、こちらの方は撮影してネットに上げることも可能ということだったので、スマホで写真を撮ってきました。実際にはその場所に行かないとその臨場感はまるで違いますが、何せ大きな画面にゴッホの作品や実際の風景が投影されるのは圧巻でした。その後、ミュージアムショップに入っておみやげなどを物色し、今回の目的であったゴッホ展訪問は終了しました。

その後、まだ帰るには早いということで名古屋城を見に行きましたが、残念ながら天守閣は耐震基準に満たないとのことで現在は中に入ることはできませんでした。しかし、外から眺めるだけでもその大きさが伝わってきます。お掘りは一部をのぞき、内堀も外堀にも水は入っていませんでした。有料(大人500円)で本丸御殿に入場でき、新しくできたばかりの屋敷の内部をまるまる見学できます。彫刻や襖絵など、できたばかりでキラキラしていて、これはこれで十分楽しむことができました。他にも時間があれば行きたいところはあったのですが、今回は翌日仕事に行かなければならないということで、ここからはお昼およびおみやげ探しにお店を回って帰る手はずになりました。

まず訪れたのは地下鉄矢場町から直結の松坂屋のデパ地下で、「天むす 千寿」の天むすセットをいただくことに。ランチタイムは少しはずしていたものの、お店の席数が少ないので2~3組先客がいて少し待ってから入りました。メニューは基本的に天むすセットの一種類のみで、小さな天むす5個というちょっと足りないかな? という感じですが、実はそこは十分計画の上です。

松坂屋の地下には伊勢名物の赤福の喫茶コーナーがありましたが、ここではお土産の赤福を購入したのみでした。松坂屋のデパ地下は静岡にある松坂屋と比べると広すぎてお土産を探し回るのも疲れてしまうので、ここは早めに切り上げて名古屋駅を名指すことにしました。駅の売店でいわゆるお土産らしいお土産を買った後、東海道線のホームまで行き、そこで今回の旅の最後に食したのが、名古屋を通れば今まで絶対食べていた「名代きしめん」の立ち食いへ。

おあげの乗ったきつねきしめん(500円)をすすり、その出汁の美味しさに舌鼓を打ちながら名古屋を離れる寂しさを感じます。帰りは、豊橋までは新快速で、豊橋からは浜松行に乗り、そこから掛川で乗り換え、掛川~静岡間だけは新幹線を使います。この一区間の新幹線きっぷを買わないとJR冬の乗り放題きっぷは買えなかったのですが、旅の最後に新幹線を使え、体的にはいくらか楽になりました。

結局、静岡に着いたのは夕方5時過ぎで、普通に仕事をしている時より早く自宅に帰ってきました。実のところ、旅行のすぐ後に会社の健康診断が控えていたため、今回の旅では夜に飲みに行ったり残っている名古屋めしを食べまくることも一応はセーブしました。そういった楽しみは次の旅に持ち越しになりましたが、全体的にはコストをそれほどかけずに十分楽しめる旅になりました。次の夏にも同じようなきっぷをJR東海が出した場合、今回行けなかった地域を狙って出掛けるのも面白いと思います。飛騨高山や新宮、塩尻あたりまでこのきっぷで行けるので一泊どこに宿を取るかによって色々変わった旅ができるかも知れません。というわけで、今回の旅のリポートは以上になります。また次回にご期待下さい。

JR東海「冬の乗り放題きっぷ」を使った名古屋旅(3)矢場とん本店のお客の捌き方に感動

ホテルにチェックインした後ちょっとまったりして、改めて当日の夕食を食べにいくことになりました。目的地は、矢場とん矢場町本店にあえてしました。
今回名古屋観光の拠点として選んだ金山は、JRだけでなく名鉄や地下鉄も乗り入れています。この旅の移動について、JRだけで済むならJR東海の乗り放題切符がそのまま使えますが、さすがに細かく色々な場所へ移動するには地下鉄かバスを利用しないとけっこう大変です。色々考えたところ、一日乗り放題券ではなく使用開始から24時間有効という「地下鉄全線24時間券」(大人760円)です。

この切符か良いのは、前日から入り翌日の昼過ぎまで観光をしようと考えていたので、一日乗車券を2回購入するよりも、夕方から24時間券を購入すると翌日名古屋を出発するまで地下鉄をずっと利用できるからです。さらに、このきっぷを観光地や飲食店に見せると割引や各種サービスが受けられるようになっています。今回は、この切符を出すと入場券が100円引きになる名古屋城の観光をしたので、トータルでの出費を抑え、24時間券を660円で利用できたことになります。

とりあえず金山から大須観音駅に行き、そこでしばらくぶらぶらしつつ、目的の「矢場とん矢場町本店」を目指します。着いたのは午後6時半頃とちょっとディナータイムから早めでしたが、さすが人気店だけあって行列になっていました。ただ、常に多くの人をさばいていると思われるお店の方の案内の仕方が実に巧みでした。

お店はビルになっていて5階まであるものの、4・5階は宴会場だそうで普通に入る場合は1~3階を案内されることになります。寒空の中、結構待たされるんだろうなと思っていたところ、メニューを渡され、思いの外列が進んでいきました。そんな状況の中、こちらは定番の「わらじとんかつ定食」に決めたところ、店内へ案内されました。

食事で利用する場合、並んでいる人たちはそれぞれ別々の階へカードを渡されて誘導されます。私が誘導されたのは3階でしたが、その際2階までエレベーターで上がってそこからは階段を使ってくれと言われました。何故2階まで? と思ったところ、食事をする階で順番を待つ場所には2脚の椅子しかなく、その後の人たちは階段に並んで順番を待つ仕組みになっていました。これだと、外で待たず店内で待てるのでお店の方からすると諦めて帰る人を少なくできますし、列に並ぶ方としてもずっと同じところにいるわけではなく、冬は暖かく夏は涼しい店内で待てます。

以前名古屋で食べたのは駅前のお店でしたが、こちらの方も地下にある階段に並んで待っていましたが、一列でずっと待っているので普通のお店の長い行列と同じでちょっとくじけそうになります。矢場とんのホームページでは各お店の混雑状況をリアルタイムで更新していますので、待ち時間が少ない店舗へ行くのがセオリーですが、あえて本店を選んで行くメリットもあるなと今回は思いました。

そこで出てきた「わらじとんかつ定食」です。とんかつは大きなものを2列にして出していて、全て味噌ソースだけでなく、半分は普通のソースという「ハーフ」にすることもできます。ただ、名古屋名物といえば味噌カツなので、写真のように全部味噌でいただきました。最近のお米価格の高騰でおかわり自由ではなくなってしまったものの、十分にお腹を満たすことができました。
その後、テレビ塔がきれいに見える栄のバスターミナル「オアシス21」を訪問しました。実は今回の旅の一番の目的であるゴッホ展が開催される愛知県美術館の入口にあるので、翌日スムーズに行けるように下見的な意味あいもありました。

エレベーターで屋上に上がると、このようにキレイなテレビ塔の姿を一望できます。ここでその日の観光は終え、翌日の美術鑑賞に備えてホテルに戻ってゆっくりすることに。栄から金山までは乗り換え無しで行けるので、すぐに帰ってこられました。こうして、朝仕事をしていたことが信じられないくらいの一日目が終わりました。

JR東海「冬の乗り放題きっぷ」を使った名古屋旅(2)宿泊した「ホテルリブマックス名古屋金山」について

今回、名古屋の旅は当初「ゴッホ展」を見に行くのがメインだったため、「ぷらっとこだま」(新幹線こだま号を使っての旅)の日帰りコースか、往復高速バスを使って行こうかと思っていたのですが、前回紹介したJR東海の冬の乗り放題きっぷが使えたことと、名古屋で安くホテルを予約できたのでぎりぎりになって宿泊付きの旅ということになりました。で、予約したのが「ホテルリブマックス」というビジネスホテルチェーンでした。

今回、その中でも名古屋駅周辺でなく金山駅近くのホテルにしたのは、名古屋と比べて少し安く泊まれたということと、金山駅はJR・地下鉄・名鉄が乗り入れていて便利に移動できるということが決め手となって金山のホテルリブマックスを予約しました。

改めて調べると、このリブマックスホテルというのは、不動産業を生業にしてきた会社だそうで、全国にあるホテルについては一から建てるのではなくすでに建っているマンションをホテルとしてリフォームすることによって開業コストを下げているということだそうです。

今回泊まった部屋はダブルベットがセッティングされていましたが、部屋は少々独特で写真のように正面に大きなテレビがあります(BSまで視聴可能)。この手前右側にユニットバスが組み込まれている壁があります。L字型の居住スペースですがそれでも、テレビは液晶テレビを壁に掛けていますのでベッドをソファー代わりにすればリラックスしてテレビやビデオを楽しむことができます。部屋にあるのは、エアコンは当然ですが空気清浄機、ポットや小型冷蔵庫、ドライヤーの他、写真の奥にある電子レンジが常備されています。近くにコンビニ(ファミリーマート)があるので、冷凍食品を買ってきて部屋の中で食事をすることも簡単にできます。ビジネスユースとしては十分な環境です。

そして、私が個人的に気になったのはネット関連の設備についてでした。これについては、ドライヤーの下にカゴがあり、大きめの鏡と一緒に写真のものが収められていました。延長コード類の他に有線LANケーブルがあり、部屋にもLAN用のソケットが付いています。もちろん室内には無線LANの電波が飛んでいますので、パスワードを入力すればスマホでもパソコンでも使えるのですが、セキュリティの点で不安に思う方もいるかも知れません。今回持ち出したパソコンには一応LAN端子も付いているので、それを使ってネットに接続し、スマホについてはパソコン経由のWiFiで接続するようにすれば、いくらかは安心できるのではないかとも思います。ちなみに、その際のスピードは15Mbpsくらいと、普通に使うには問題ないくらいの速度は出ていました。

チェックインは午後3時からでしたが4時くらいに入り、食事は部屋で取るのも味気なかったので外に食べに出ました。朝食についてもホテルでお弁当を用意してくれるプランもあるようでしたが、金山駅まで出ればモーニングを食べられるお店が営業しているので、チェックアウトの午前10時までに出発できるように、外に行って食べました。部屋自体は普通に過ごすのであれば十分で、ビジネスで使っていると思われる他の宿泊者が早めに多くチェックアウトした関係で、朝食を終えて戻ってきた時には他の部屋の清掃にすでに入っていて、ぎりぎりまでチェックアウトしなかったのが後ろめたくもありました。

今回、一泊4,600円くらいで泊まれたので、そう悪くは感じませんでしたが、一万円近くかかるならもっと他の選択肢もあると思います。今後の国際情勢の変化で海外からの利用客が増えると今回レポートした状況も変わってしまう可能性もありますが、個人的には一泊5,000円以下であれば悪くないのではと思います。

JR東海「冬の乗り放題きっぷ」を使った名古屋旅(1)突然の旅程変更もOK

この冬にJR東海内の普通列車が2日乗り放題が大人3,900円(EX新幹線での切符購入が条件)で利用できるJR東海 冬の乗り放題きっぷを利用して名古屋に一泊二日で出掛けてきました。元々は青春18切符が使えなくなったので、静岡~名古屋間が安い高速バスでの往復を考えていたのですが、ちょうど休みの時期が利用期間と重なったのでまずは切符を購入し、その後名古屋近くで安いビジネスホテルを探し(シングル一部屋4千円台で確保)、新幹線は帰りの掛川~静岡間の自由席と最少限に抑えたため、トータルの交通費+宿泊費は1万円強で収まりました。

今出ている青春18切符と同じように、冬の乗り放題きっぷの裏は黒いので、自動改札が使えるというのもポイントが高いです。仕事終わりで出るつもりだったのですが、その日の仕事が忙しくなかったので半休をいただけたので、予定より早く静岡を出発できました。元々は、フルタイム出勤の後にホテル到着の予定だったのですが早く出られたので、せっかくならと名古屋に着く前に寄り道観光をと思い立ちました。

実のところ、正月はずっと仕事で帰ってもだらだらテレビを見て過ごしてしまっていたので、初詣もしないままでした。だったら名古屋の途中、豊橋で乗り替え、そこから豊川稲荷へ初詣をすることを急に決めました。こんな時でも乗り放題きっぷなので切符の買い足しは必要ありません。豊橋はしばらく行っていないうちに、駅構内に食事のできるスペースがあり、かなりバラエティに豊んだ中から選べるようになっていました。以前は立ちぐい蕎麦くらいしかなかったのですが、この点は乗り換え時間にちょっとした食事を済ませることができてありがたかったです。

豊川稲荷に行くにはJRからだと飯田線に乗り替え、豊橋から5駅先の豊川で降りて徒歩5分ほどです。まずはその本堂の威厳に圧倒されます。初詣を終えた後、奥にある霊狐塚に行ったのですが、寄進された石の狐がものすごい数でそれは見ごたえがありました。参道も連休の最終日だった(1月12日)ので賑やかでしたが、ここでの食べ歩きは本格的な名古屋めしを夕食にいただく予定にしていたのでパスしたものの、久し振りに初詣らしい気分を満喫できました。

これが急な旅程変更だったのですが、こうしたことを通年できなくなったことで、特に学生の旅というのは急な変更をしずらくなったというディメリットが今の青春18きっぷの旅にはありますね。ただ、各JRの乗り放題きっぷには今回紹介したJR東海を含めてお得に使えるものもあるので、研究する価値はあるのではないかと思います。

お参りを終えてホテルにチェックインしましたが、割引で4千円台であれば十分だと思われた今回の宿でした。泊まったのは金山駅徒歩5分にある「リブマックス名古屋金山」でしたが、行く前に駅構内にある観光案内所に行き、どの出口から徒歩5分なのか聞いて、南口からホテルに向かいました。駅構内はGPSがうまく作動しないことが多いので、せめて出口がわかればあとは歩行ナビで向かうことができます。初めて来た町でホテルなどすぐ着きたい場所に行くには、素直に道を誰かに聞くべきでしょう。観光案内所はその点気楽に入って聞けるので、今後も活用していきたいと思っています。

三連休の最終日に紅葉を見に梅ケ島地区を目指して日帰りドライブに行ってきました

今年最後の三連休でしたが、昨日の最終日に何とか予定が取れたので、お墓参りに行った後で、自宅から車で約1時間くらい走ったところにある、梅ケ島まで出掛けてきました。

現在、静岡市では市内中心部の駿府城公園でも紅葉が見られるようになっていますが、山の方ではたまたま前日に見た地元テレビの取材で、ちょうど見頃だと言われていた梅ケ島方面へと出掛けることにしたのです。

ちなみに、梅ケ島地区には温泉施設もあり、一番奥に梅ヶ島温泉や安倍の大滝などの絶景があるのですが、昨日はそれより少し手前のコンヤ温泉の紅葉が良いということだったので、駐車場がある「コンヤの里テニスコート」をカーナビに入力して向かいました。

途中、イチョウの木が黄色に染まっている光景を見ながら進んだのですが、コンヤ地区は言っていた通り、黄色だけでなく赤色に染まったカエデが美しく、車を降りてしばし紅葉を楽しみました。

これは一部を切り取ったスナップですが、結構広範囲に木々が色付いていて、十分に紅葉を堪能しました。お昼前に出てきて昼食も取らずに来たので、せっかくだからと来た道を少し戻って、日本のワサビ発祥の地とも言われる有東木(うとうぎ)地区にある、食事もできる「うつろぎ」という施設にも行ってきました。

そこで頼んだのは、あったかいごはんに削り節を乗せ、さらにその上に新鮮なすりおろしワサビを乗せ、そこにお醤油をかけて食べる「さびめし」をいただきました。結構なワサビの量ですが、最初こそ連続でツーンと来るような辛さでしたが、ちゃんと撹拌しながら食べ続けていくと、辛さは収まってきて、ワサビ本来の風味を楽しみながら美味しくいただけました。

私の住む静岡市は南アルプスまで静岡市なので、市内で1時間も車で走れば日常とちょっと離れた感覚でゆったりできます。今回は紅葉メインだったので温泉には行きませんでしたが、道路の凍結の心配がないうちにまた改めて山の方にも出掛けてみたいと改めて思った今回のプチお出掛けでした。

伊東温泉にある「伊東園ホテルズ」の3店舗は温泉巡りが可能になっているので入ってきた

今回宿泊場所として選んだのは、全国にある伊東園ホテルズの中でも一番料金の安い静岡県伊東温泉にある「伊東園ホテル別館」でした。ただ、さすがに安いことの裏返しとして、夕食・朝食のバイキングの品揃えという点では過去に宿泊した同チェーンの宿よりもその差というものを感じてしまいました。それでもお腹いっぱい食べて飲んで(伊東園ホテルズは均一料金でアルコール類も飲み放題)、温泉に入ってゆっくりしたいというニーズには応えられます。

ただ今回は、他のチェーン店と比べて基本料金が安いということで、ちょっと部屋のグレードを上げるためにあえて安い宿にしたという点があります。伊東園ホテルズは均一料金ではありますが、特別料理を頼んだり、部屋のグレードアップをする場合には多少高くなります。ただ今回は、LINEからのクーポンを使うことで更に安くなり、たまたま休みの日に特別室が空いていたのでちょっとその分は奮発して露天風呂付き個室というのを取りました。

ただ、写真で見ればわかるように、中庭にバスタブを置き、カランとシャワー施設があるだけのものなのですが、部屋から出ずにお風呂に入ることができて、さらには足湯だけでも冬には楽しめるような形になっています。この旅館の特別室は2室あり、部屋も2つあってトイレも2つ、別に内風呂(非温泉?)とキッチンまであり、利用する場合は二世帯くらいまでなら余裕という感じですが、いつもは10畳一間であっても広いくらいの私たちにとっては部屋の広さをもてあましてしまうほどでした。

当然、二部屋には別々のエアコンがあり、広い部屋には空気清浄機まで備わっていて、実に快適でした。宿の温泉は夜と朝に男女が入れ替わり、それぞれに一応露天風呂もあるので、部屋のお風呂と合わせて5つの湯が楽しめます。しかし、この伊東温泉にある一連の伊東園ホテルズの宿では、歩いてもすぐに行ける「伊東園ホテル本館」および「伊東園ホテル松川館」にも外来湯のような事ができるようになっています。手形のようなものは必要なく、私の場合は「伊東園ホテル別館から来ました」と言えばそのままお風呂に入ることができます。

で、今回は夜に他の2館を回ったのですが、三つある伊東温泉のホテルの中では、源泉かけ流しで、浴槽がヒノキの木風呂である松川館のお風呂が一番良かったですね。本館の方は別館とよく似た作りでしたので余計そう感じたのかも知れませんが、やはり三館の中では松川館が一番の人気であるという話も後から調べたら出てきまして、それも十分に頷けるものがありました。

温泉に入る前に、宿から駅方面へとブラブラもしてきました。アーケードのある商店街があり、駅まで15分かからないのでちょっとした散策にももってこいです。昼から夕方に出掛けたので、飲み屋街は閉まっていましたが、おみやげとして伊東では有名なお菓子「ホール・イン」を買い、さらに地元ではなかなか売っていない、今の時期部屋着として使うには便利な綿入りの半纏を購入したりと、それなりに伊東の散策を満喫しました。

翌日はチェックアウトが11時だということもあり、朝ごはんを終えたら今は宿としては営業していないものの昔の旅館の姿を今に伝える「東海館」の見学に行きました(入場料200円)。朝9時の開館を待って入ったので、ほぼ自分たちだけで古き良き伊東の温泉旅館の風情を満喫することができ、今回実のところ伊東温泉自体にはそこまで期待はしていなかったものの、かなり満足して帰ってきました。

こうした「夕食・朝食オールバイキング」の安い宿というのは、今の海外旅行客には合わないのか、今回も宿泊客で海外から来たと思しき人たちとは会いませんでした。たまたま、海外から日本に来た人たちの志向について報道していたニュース特集を見ましたが、多くの海外から来た人は、あえて宿での夕食は希望せず、外に出て自分の好きなものを食べに行くスタイルを好むのだそうです。確かに、日本に食を求めて来た人からすると、今回の宿のバイキングの食事は満足できないだろうと思いました。

そう考えると、常に食べたいものがあれば日常生活の中でも美味しいものを食べに行ける環境に私たちは生活していますので、宿での滞在時間を長くし、食事は自分の好きなものだけ取って食べるというパターンでも一向に差しつかえないと思います。もっとも、宿泊日の昼は伊豆川奈の有名店「海女の小屋 海上亭」で出汁の出た味噌汁とともに海産物を十分にいただきましたし、その辺のメリハリを付けることでトータルでリーズナブルに旅ができるということになるでしょうか。

今回、露天風呂付きの個室の魅力を堪能しましたので、また部屋が空いていれば今度は別のパターンのお風呂が設置されている宿を使うのもありかなと思っています。

新東名清水PAに入っている「ミチドンキ」は旅の前の食料調達にベストな選択になり得る

スマホ紛失関連ですっかり遅れてしまいましたが、こんな状況の中でも事前に予約していた伊東温泉への旅に行ってきました。早めにスペアスマホに移行してしまったので、外でLINEや写真を撮ることにも問題はなく、精神的に落ち込むこともなく楽しんで来ました。今回はまず、目的地に着くまでの立ち寄り場所についてちょっと書いてみたいと思います。

私の住む静岡市から伊豆までのルートは、高速道路を使うと従来の東名高速で沼津ICから伊豆縦貫自動車道に入るのがセオリーかも知れませんが、カーナビで料金を比べたところ、途中で新東名に入って長泉沼津ICから伊豆縦貫自動車道に入った方がわずかですが安く行けるということと、最近山梨・長野に行く場合には中部横断自動車道に入ってしまうので、新東名を通行していないということもあり、今回はあえて新東名から伊豆に入りました。

実は昨年新東名にある清水SAがリニューアルされているということでちょっと興味があったのですが、今回色々なテナントが入っている中でこのテナントが入っているだけで清水SAに入る意味があると思ったのが、およそコンビニくらいのスペースで色んなものを売っている「ミチドンキ」(ドン・キホーテの小型店舗)の存在でした。

このような感じで、そこまでドンキっぽくはない感じなので、同行していた普段はドンキに拒否反応を示す家続も抵抗なくお店には入っていました。ミチドンキも、通常のドン・キホーテと同じように様々な目玉商品があるのですが、「賞味期限ぎりぎり」とか、「大量仕入のため」というような理由で、一部の商品が本当に破格になっています。今回はホタテの珍味とマカデミアナッツが入ったクッキーを買いましたが、それがどちらも100円で山積みでした。

その他、駄菓子が賞味期限間近で10円の投げ売りを行なっていましたが、そちらは買いませんでした。さらに、飲み物もコンビニより通常でも安く売られているので、ドライブ中にちょっと食べたり飲んだりしながら目的地へ行く場合には本当に安くて味も悪くないものを大量に仕入れることができます。それこそ、旅館やホテルで食事の後で宴会を行なおうと思っている場合でも(今回はそんなことはしませんでしたが)、お菓子関連の在庫は豊富で安いので、途中でサービスエリアにドン・キホーテがあるメリットは大きいと思います。

また、店内の撮影はどうかと思ったので詳しくは写真は撮りませんでしたが、車のシガーソケットから給電して使える(ということは、ポータブル電源経由でも使える可能性がある)小型冷蔵庫も小さな店内には置いてあり、旅行中に買ってもらえることを見越しての店揃えではないかと思いました。

私は今まで、山梨・長野の方へ行く場合には東名から清水ジャンクションを通ってそのまま中部横断道に入っていましたが、今後はいったん新東名で清水SAに寄り、その直後の新清水ICで出て国道52号線を走って、富沢ICから中部横断道に乗れば、六郷ICまでは無料区間となっているので、今までとそこまで変わることなく旅の食料を補給できます。今までは清水SAを通れず、山梨に入っても「道の駅なんぶ」しか寄っていく場所がなかったので、そのバリエーションが増えるだけでも便利です。私と同じ出発地でなくても、西からやってきて山梨・長野・新潟方面へのドライブや旅行を考えておられる方は、清水ICのミチドンキはぜひともスルーしないで立ち寄っていくのが良いのではないかと思います。

その昔泊まりたいと思った「憧れの旅館」に泊まるチャンスを得て実現した今回の旅行先は?

前回書きました、予約をした旅館について今回は細かく書いてみたいと思います。元々は、先月の二度の三連休が出勤だったためか、先月末から代休をもらったので、家でゴロゴロしているよりもどこか行ける所があれば出掛けようと考えていました。当初は例年より遅れ気味の彼岸花を見に行こうかと考えていたのですが、メールチェックをしている中で、とあるリゾート系の宿泊キャンペーンのメールに目が止まり、どうせなら一泊二日で近場に出掛けるのも良いのではないか? と思いました。

メールの主は「大江戸温泉物語」で、全国に格安で泊まれる宿を多く持ってきます。基本的には経営に行き詰まった過去の有名な旅館を買収し、朝・夕食バイキング、部屋の布団はセルフサービスなど極力人件費を抑えて低価格を実現した、先日泊まった伊東園ホテルズのライバルというような関係です。

キャンペーンが無ければ基本料金的には高めの価格設定の大江戸温泉物語ですが、今回のキャンペーンは2024年9月・10月の平日限定でそれぞれ税込8,400円・8,900円(入湯税別)という価格から利用が可能で、私がメールを見た時は9月は30日しか適用日がなかったのですが、たまたま代休になったのが30日からだったので、伊東園ぐらいの価格で大江戸温泉物語の旅館が利用できるということと、これで伊東園と大江戸温泉物語のサービスの比較ができるということでキャンペーンにのっかることを決めました。

今回のキャンペーンは、元々の宿泊料金の安い「スタンダード」タイプの宿に限られていましたが、古いところでも過去の事を知っている人から見るとなかなか興味深い旅館を選ぶことができるので、今回は同じ県内の伊豆にある宿の中から決めました。

それがこの写真を見たらわかる人はわかると思うのですが、熱海伊豆山温泉の「水葉亭」というかつての有名な旅館でした。私自身のこの宿への思い入れをここで書きますが、まだお金がなくユースホステルの旅が普通だった学生の頃(当時はまだ車も持っていなかったので鉄道での旅行でした)、遠くへ行くためには今はない「周遊券」を活用して全国を飛び回っていました。鉄道が中心の移動となり、当時はもちろんスマホもなく乗換案内系のアプリもありません。となると、頼りになるのは紙の時刻表になります。時刻表は今も本屋さんで売られていますが、私が持って行くのはコンパクトなものではなく、大版のものが多かったです。

それ自身を枕にして使えるということもありますが、あらゆる鉄道の時刻や、路線バスや飛行機の時刻表、さらには宿泊施設の広告もあるので、電車が停まって知らない土地で降ろされた場合にはその広告を見て電話するというような使い方もできました。その点では、JTBの時刻表の方が宿泊施設に関する広告は多いように感じたので、私はJTB派でした。

なんでいきなりこんな話をするかと言いますと、昔の水葉亭は、そのJTBの時刻表の裏表紙や、そうでなくても普通の旅館は組合が主導する一行リスト形式の広告が多い中、一ページまるまるの広告を多く出していることで強烈な印象がありました。関東一の広さを誇る「王朝大浴殿」というキャッチフレーズや、相模湾を一望できる離れの露天風呂など、ぜひ入りたいと思っていたのですが、当時は日帰り入浴は行なっていませんで、結構宿泊料金が高かったのでおいそれとは利用することができず、私の中では憧れの温泉宿となっていたのです。

その後、水葉亭は経営に行き詰まり休館となりましたが、大江戸温泉物語に買収される形でリーズナブルな料金で利用できる旅館に変わりました。かつての王朝大浴殿は真ん中で分けられてかなり中途半端なものになってしまったのは残念ではありますが、それでも十分に温泉は楽しめそうなので、一番安い一人8,400円で提供されている和室10畳の部屋を宿泊日の3日前にゲットできました。全てインターネットで完結したので、本当にお手軽でした。

そんなわけで、改めてここで実際に大江戸温泉物語の宿に泊まってみての、伊東園との違いなどを書いてみたいと思っています。

格安リゾートホテル利用の松本・浅間温泉への旅(7)帰宅までと今回の反省点

夕方から夜に掛けて、部屋の中はちょっと風が欲しいくらいの状況で、このまま寝られるのかと思ったものの、現地は標高が高かったためか夜から朝に掛けて気温が下がり、朝は比較的快適に過ごすことができました。

私自身、つい外で泊まった時には相当早く目が覚めてしまうので、何と朝4時過ぎに外出し、近くのお不動さんへ歩き、地域の人たちで作った滝を見てきました。滝に打たれて修行ができそうで、真夏にはかえって水に入るのも良いのでは? とも思いましたが、そんな事をしたら地元の方からはとんでもない観光客と思われることはほぼ確実なので、そうした事はせず、朝5時からオープンしている旅館の内湯に入ってきました。

前日のお風呂はあまり眺望が良くありませんでしたが、男女別で分けられた内湯は、朝に入った時の方が見晴らしも良く、窓も大きなものが2つあり、朝の松本市街が良く見えてとても開放的な気分になれました。実は、昨日お風呂に入ってきた学生風の集団が、「明日は絶対一番風呂をゲットする」というような事を喋りながら入っていたので、入る時に多少うるさいかな? と思っていたのですが、なかなか朝5時前に起床することはできなかったようで、朝の静かな雰囲気を感じながら(先客は2~3名いた)、自宅ではめったにしない朝風呂を楽しめました。

しばらくテレビを見て時間を潰した後、朝食に行ったのですが、夕食の時には開始時間からちょっと経って行ったところ先に来ていた人によってかなり食材が無くなっていたので、今回は7時少し前に会場に行ったところ、まさかの行列になっていて、改めて人の考えることは同じだと感じることになりました。朝食は夕食と比べると品数も少ないですが、ソフトドリンクバーは普通に使え、牛乳も美味しくいただきました。ただ、夕食にはあった蕎麦のかわりにうどんになっていました。ちなみに、朝食のお皿はこんな感じです。

私自身は当日の月曜にも休みを取っていて、行こうと思えば周辺観光地を回ることもできたのですが、同行者が午後から出勤しなければいけなかったので、8時過ぎにはもう旅館を後にすることになりました。それでも食事から温泉まで十分堪能できたので、今回の反省を受けて次回利用することがあれば、古い旅館では用意のない自分にとって必要な物を持ち込みことでもっと快適な空間を作ろうと思います。

松本から高速道路に乗り静岡までは休憩を挟んでも約3時間くらいですが、できれば昼食くらいは現地で買ったものを食べようと思ったので、まず車を松本駅に向かわせます。月曜日でまだ少し早かったためかそこまでの渋滞には巻き込まれずに松本駅のロータリーにある駐車場に車を停めることができました。この駐車場は、バーなどはなくそのまま出られる構造にはなっていますが、パーキングメーターで管理されているので出庫時に精算が必要になります。ただ30分までは無料で使えるので、30分以内なら駅での用事を済ませて、出庫時に精算すれば無料で利用できます。

目的は松本駅で売っているであろう駅弁だったのですが、駅構内のコンビニでは残念ながら駅弁を見付けることはできませんでした。後から調べてみると、松本駅の駅弁売り場は改札内だったとのことで、それを知っていれば入場券を買うか、最初から目的地を変えていたと思うと、少しの事でもきちんとネットで調べてから動くことの大事さを感じてしまいます。というわけでそのまま松本駅を出て、駅弁のあるもう一つの駅、お隣の塩尻駅に行ったところ、こちらには改札外のお店に駅弁があったので購入しました。塩尻駅の駐車場は駐車券発行でバーが上がる形のところで、こちらも30分無料です。ワインの街らしく、バーのところに大きなワイン用の樽がありました。

その後、諏訪のサービスエリアで休憩した時、諏訪に大きなドライブインを持つ峠の釜飯で有名な「おぎのや」の売店があることを知っていたので、釜飯を追加購入してあとは一気に帰ってきました。ちなみに、諏訪のサービスエリアには山梨のものなども含めて近隣のお土産品はほとんどここで揃ってしまうので、お土産を買い忘れてしまった時にも便利です。

そして何とか無事にその日のお昼に自宅まで帰ってきました。今回は日帰りでなく泊まったことで、かなり余裕を持って観光できました。夜は多少寝苦しかったものの睡眠時間はしっかり確保できたので、帰りの運転もそこまで大変ではなく安全に走ってこられました。

今回はまず松本城へ行くことを最初に決めてからあれこれ考えたので、かなり日程に余裕ができました。松本には過去に来ていたものの、イオンモールが中心街にあるという事は良く知らなかったので、その前提で行ったらまた変わった行程が取れたかも知れません。

慌ただしい旅ではあったのですが、そもそも日帰り前提で考えていたので、格安な宿が取れたことはラッキーだったと思います。こうした反省点は最小にしつつ、次のお出掛けに備えて、汎用性の有りそうな宿泊時に部屋に持ち込みたいものを改めて揃えていきたいと思っています。夏休みはこれからが本番で、予定を立てている方も多いと思いますが、宿の予約が取れないからと諦めず、さらには現地でも動く前に色々と調べてから動くようにすることで、無駄な動きを抑えることができますので、ぜひ楽しい旅を計画してみて下さい。

(おわり)

格安リゾートホテル利用の松本・浅間温泉への旅(6)古い客室で快適に過ごすには

今回の宿泊予約をするについて、恐らくキャンセルされた部屋が一部屋だけあった状態で申し込んだため、部屋のタイプを選ぶことはできませんでした。今回泊まった部屋は角部屋で、「7.5畳・和室」でしたが問題がないわけではありませんでした。今回はそんなところからかつての団体客御用達の旅館を今利用する事についての素直な感想を踏まえて紹介します。

入り口は下駄箱のある玄関(踏込)になっていて、右側にトイレ付きのユニットバスがあり、洗面台には安いものでしょうが一応ドライヤーも備わっていました。また、冷蔵庫も玄関に設置されており、古い旅館やビジネスホテルで良くある小さな1ドアのものではなく、一人用の二ドアの空の冷蔵庫があり、冷蔵庫の上には電気ポットとフロントで無料で出してくれる氷を入れる容器が置いてあります。

前にも書きましたが、冷蔵庫が冷凍庫のある二ドアだったのは大きなポイントでした。行きに飲み物を冷やすのに使った保冷剤を入れることで帰りもキンキンに冷えた飲み物を自宅までのドライブ中にいただけました。以前、ネットで調べた時には部屋の冷蔵庫は一ドアのものだったというような記述を見たのでその辺は覚悟していましたが、不安な方は予約の時にでもメールや電話で室内装備について質問してみることをおすすめします。そうすれば、到着前にコンビニやスーパーでアイスや冷凍食品を買い、一階ロビーに置いてある電子レンジを使って簡単なおつまみを作ることも可能だからです。

ふすまを開けて室内に入ると、伊東園ホテルズではおなじみの光景である、すでに布団が人数分敷いてある状況(仲居さん不要システム)に遭遇します。今回は2人で7.5畳なので、部屋でくつろぐには多少一人分の布団がじゃまになったのですが、これは仕方ないですね。ただ、旅館の和室なので畳の部屋だけでなく縁側(広縁)があり、テーブルと椅子2脚が付けられています。奥にはタンスがあり、浴衣の帯やバスタオル、簡単な筆記用具およびハンガーなどが入っています。浴衣に着替える時に部屋に衣服を散乱させずに済みます。テレビは床の間に置かれていて、このスペースも部屋にプラスアルファして作られているので、テーブルを置いても何とか二人でくつろげる感じではありました。

ただ、この部屋には重大な問題がありました。冬は大丈夫かと思うのですが、夏に泊まる場合、冷気を出してくれるクーラーは昔の古い年代物のクーラーがそのまま部屋の奥の縁側の隅に設置されているだけで、冷気は上に登っていくものの、部屋全体が冷えないような性能しかありません。昔は恐らく当り前のように扇風機が置かれていただろうと思いますが、残念ながら部屋には扇風機は置かれていなかったので、特に風呂上がりなど部屋が冷えていないのでなかなか大変でした。

仕方ないので、クーラーの吹出口にうちわを重し代わりにしたバッテリーと一緒にセットし、強制的に風の向きを水平に変えて縁側の一ヶ所だけ冷風を当てられるようにして体を冷やしていました。扇風機一台あれば、出てきた冷風を部屋の中に伝える事もでき、室内環境も違うと思うのですが、そうしたコストを掛けないのがこうした激安ホテルなのですね。キャンプ用の扇風機やサーキュレーターを車に積んで行き、必要な場合は車から持ってきて設置するというのも、こうした旅館を使う場合には必要な事かも知れないと思ったりしました。

また、古い旅館ではありますがインターネットは公衆Wifiが利用できるようになっていました。スピードは、最初は極端に遅くて焦りましたが、何回もスピードテストを繰り返すうちに大体10Mbps前後くらいは安定して出るようになりました。

ただ、古い作りのため(先にアップした部屋内の写真を参照のこと)、部屋にコンセントが足りず、二つ空いている部屋のコンセントは入り口近くにあるので、縁側のテーブルでパソコンを使いたいという場合には、延長コードが必要になるつくりでした。これも、旅行用の延長コードを自分で用意するような事を考えるのが良いかもです。コードについてはビジネスホテルでも必要な場合が出てくる時があると思いますので、近々旅行に便利な延長コードを購入予定です。

テレビについては、これも部屋の作りが古いためか、テレビアンテナ端子が地上波のみで、BS放送やソフト・オン・デマンドなどは利用できません。ネット環境が整っているので、動画配信を利用するような形になるかと思いますが、泊まった部屋のテレビにはHDMI端子は付いていたものの、なぜかパソコンの画面をうまく映すことができず、結局オーディオ出力の弱いパソコンのスピーカーを利用して小さな画面でしか動画を見られませんでした。単に自分のやり方が悪かったのか、古いテレビなのでその辺の機能が弱かったのかはわかりませんが、どうせならスピーカー付きのモバイルモニターぐらいなら荷物にならないので、車に積んで持って来れば良かったとも思いました。

こんな感じで、やはり古い旅館の設備をそのまま使っている事により、自宅と比べると不便を感じることがあるのですが、私自身は元々車中泊をするために色々なものを揃えてきたので、そうしたものをうまく活用しながら使えば、不満を感じていたことについてもうまく解消できるのではないかと思います。ただ、実際に泊まってみないとわからない事も多かったので、今回の宿泊は私にとって有益なものとなったような気がします。

もちろん、泊まる季節によっても必要なものは変わってきますので、できるだけ持ち込むものが少なくて済むような良い季節に旅行を計画することも大事ではないかと思います。

(6)おわり