月別アーカイブ: 2013年10月

私がドコモの最新型携帯電話に変えられない理由

 ここのところスマートフォンの影に隠れるようになっていたフィーチャーフォン(ガラケー)ですが、まだなくなってしまうことはないようで、新機種もドコモから出てくるようです。スマートフォンに機種変更したものの、使い続けられない人にとっては有難いことだと思いますが、ずっとフィーチャーフォンを使い続けている人が新しい機種に機種変更する場合、注意が必要です。というのも、ドコモの新しいフィーチャーフォンは、2011年に発売されたものあたりから、通信カードがminiUIMカード(microSIM)専用になってしまっているからです。

 これは、いったんminiUIMカード専用のスマートフォンに機種変更したものの使い方についていけず、再度フィーチャーフォンに戻す場合にカードの入れ替えだけでSIMカード交換の手続きがいらないというメリットがある反面、miniUIMカードで以前使っていた従来の標準SIMカード対応のフィーチャーフォンを使おうとしてもアダプターが使えればいいですが、アダプタを使うと微妙にサイズが変わりますので、うまくいかなければ抜けなくなったりして無理に引き抜こうとすると端子を壊してしまったりして、そうした古いフィーチャーフォンが使えなくなってしまう可能性があります。多くのフィーチャーフォンではトレイに乗せてカードを中に押し込んだり、そのまま中へ入れるような作りになっていて、こうした構造のものをアダプタを付けて装着しようとした場合、最悪の場合出てこなくなってしまう恐れがあります。

 個人的にはスマートフォンはminiUIMカードでもいいと思いますが、スマートフォンからフィーチャーフォンに戻したいと思って店頭で機種変更を行なう場合は、機種変更と同時にカードの種類も元に戻せばいいと思うので、通話中心のフィーチャーフォンは標準SIMにしておいた方が様々な混乱は起こりにくいと思います。ただ、このような状況があるので、多くの標準SIMを扱う端末で問題なく使えるSIMアダプターが開発されればいいのですが、どうしても厚みが出てしまうため、アダプタを使う場合は十分な注意が必要です。

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 最近の新しいドコモのフィーチャーフォンはなかなか興味深い機種が多いですが、個人的に大変残念ではありますが3Gが廃止されるまでしばらくはドコモがminiUIMカードに変更する前の白ロムを利用しながら凌ぐようにすると思います。私が今使っているのは白ロムで3千円台で購入した防水防塵があり、Bluetoothが付いた上の写真の富士通のF-03Bです。もしminiUIMカード採用のフィーチャーフォンにしてしまったら、端末にトラブルがあった場合、このような安い白ロムで代替することはしばらくはできませんので(^^;)。

 それにしても、まだ十分使えるのに、それを提供した企業の都合で使えなくなってしまう場合があるというのは、どうにもやり切れません。さらに言うと、SIMカードの規格についてはもう一つ、nanoSIMというものも存在しますが、近い将来、フィーチャーフォンにもnanoSIMが採用されることになればまた同じ問題が生じることになります。今売り出されているminiUIMカード採用のフィーチャーフォンはどうなっているかわかりませんが、もしまたアダプタを介してもnanoSIMを使えなさそうな形になっているのなら、今のminiUIMカードのラインナップは私にとってはほとんど魅力のないものとしてしか評価できません。これからも携帯電話・スマートフォンがユーザーの側に立った形で売られず、あくまで高額な形で携帯電話会社主導の2年縛りを付けて売られるならば、家計の中で通信費が多くを占める状況は変わらず、景気の足を引っ張るのではないかと私には思えます。単に電話をするだけでいいのであれば白ロムの安いフィーチャーフォンを使えば十分なので、今のうちに程度の良さそうな新しいものを買っておき、標準SIMカードを入れ替えて使うのがいいのではないかと思います。

心強かった「OCN モバイル ONE ミニマムスタートプラン」

 以前ここで紹介した自宅のADSL回線の不調ですが、実は状況はかなり深刻で、モデムを交換しても状況は変わりませんでした。何とかしばらくはWimaxを使ってネット環境を構築していたものの、家庭内LANにはプリンタがつながっているので、印刷時にはワイヤレスネットワークを変更しなければならないなど、結構面倒でした。

 再度プロバイダに連絡したところ、NTT局内での工事をしてくれるということになったものの、スケジュールの都合でかなり長い間待たされることになったのですが、その際に無線ルータのに繋いだのが「OCN モバイル ONE 」で契約した月980円のSIMカードを使った固定通信システムだったのです。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-d134.html

 上のリンクにあるドコモのUSB接続データ端末「L-02C」と、このデータ端末に対応した無線ルータ「MZK-MR150」を使い代替のシステムを組みました。ここから家庭で使っている無線ルータにつなぐと、とりあえずは設定を変えることなくインターネットにつながりました。同じことはWimaxルータとクレードルを使ってもできるのですが、普段無線ルータが置いてある場所ではWimaxの入りが弱いためか、かなり頻繁に切れる状況があったので、かなり長い期間、月980円の回線で複数のパソコンを繋いで作業をしていました。

 もちろんその際には大きいファイルのダウンロードを行なえば、1日の高速通信が30MBまでと制限されていることからだましだまし使うことにはなりましたが、一台ずつ使うようにすれば、単にWEBを見たりブログを更新したりするくらいではほとんど問題は起こりませんでした。最初から遅くなることもあると思っていたからかも知れませんが、いざという時には意外と頼りになるといった印象です。

 通信量によって速度制限がかかる通信サービスではなかなかこのようには使えませんが、名目上だけでも、高速クーポンを使い切ったところで、200kbpsくらいのスピードが保てるならば、WEB閲覧やメールくらいならパソコン上からでも通信量を気にせず使えるという事で安心してしたことはありました。もっとも、多くの端末を同時に接続した場合、複数の端末で最高速度が安定して出るということはないでしょうが。

 ともあれ、これを普段使いの回線にしようとは思わないものの(^^;)、日々の情報を得たりブログを更新したりする程度だったら何とか格安のプランでもやっていけることがわかったことが、今回のトラブルの収穫と言えるかも知れません。今はもう、ADSL接続が復活したので大丈夫ですが、もし今後同じようなトラブルに見舞われ、どうしても大量のデータ通信が必要な場合はWimaxの1Dayを使うなど、状況によって使い分けるのがいいと思います。




高速料金の割引がなくなる日

 今、私たちが利用している高速道路の料金というのは、ETCを付けている車については様々な割引があり、それを当り前に思って利用している方がほとんどではないでしょうか。

 しかし、先日のニュースで改めて知った方も多いと思いますが、高速道路料金の割引というのは、あくまで暫定的に国の予算を付ける事で行なわれているもので、このままでは予算を使い切ってしまうため来年(2014年)3月いっぱいで今行なわれている割引は終了し、たとえETCを付けていても料金の割引は高速道路会社独自に行なっているもの以外はなくなってしまうという可能性が出てきていました。もっとも、今のところ消費税の税率アップの影響もあり、国からの補助金は継続される意向ではあるようですが、現状と全く同じ形で割引が残るかというのは微妙な状況のようです。

 そうなると、割引の内容にもよると思いますが、もし今までよりかなりの負担増になれば、今までのように気軽に高速道路を利用が難しくなる人たちもいることでしょう。土日祝日の高速道路半額の割引が廃止されたと仮定した場合、単純な計算で高速料金が倍になるわけですから、車で遠出する人たちにどの程度影響が出てくるのでしょう。高速道路を使わないで一般道を使う人たちが増えれば、まずは全国の道の駅は今まで以上に混雑し、繁忙期を中心にかなりの混乱が出てくるように思います。政府の景気対策がうまくいき、一般家庭の所得が上がるなら高道料金が上がっても問題ないでしょうが、所得水準が今のままから変わらず、高速道路を使った交通費を節約できないなら、当然別のところで予算を削らざるを得ません。ガソリン代及び食費は極端に変わりませんので、高速道路を使わないことで行程を短くするような形になることはまず間違いないでしょうし、私も高速料金を減らす方向で考えざるを得ないでしょう。

 個人的にはこれで車中泊は増えるとは思っていません。私などは車中泊するという行為自体を楽しむところがあるので、かなり過酷な状況が予想される場合でもそこからどうやってその状況に対応するが考えるのが面白いところもあるのですが、普通の方はそうもいかないでしょう。春と秋だけならそれほど対応策はいらないでしょうが、夏や冬に快適な車中泊環境を作るのにも結構コストが掛かりますので、旅行のためだけにそうした用意をするのも莫迦らしいと思う人もいるのは当然だと思います。以前の高速1,000円を謳歌していた時代は夢のまた夢となり、家族揃って車で出掛ける場合は、日帰り圏内の場所に落ち着くことが多くなるかも知れません。下手をすると景気の足を引っぱることになりはしないかと心配ではありますね。そういう意味もあり、今後高速道路の料金に関するニュースについても早いうちから確認し、旅行の計画を立てる際にもその情報を参考にする必要が出てくるでしょう。車を使っての旅を楽しんでおられる方には大変な時代になってくるかも知れませんが、まずは正確な情報を入手し、そこから冷静に判断していきたいですね。

ウィルコム副回線を有効活用する

 一時期には契約者減少が止まらないという感じでジリ貧の先行きしか見えなかったウィルコムですが、10分間の通話が月500回まで定額という「誰とでも定額」というオプションプランを沖縄のみの実施から全国展開したことによって回復してきています。ただ、この回線契約増加の原因としてウィルコムが打ち出してきた一つのキャンペーンによるところも大きいと言えましょう。それが、主回線に副回線2回線までを対象にした基本料金の無料の「もう一台無料キャンペーン」です。

 私はこのキャンペーンが始まったばかりの頃、当時端末代金0円でばらまかれていたSIIのxplateというカメラもブラウザもない端末で副回線に加入し、基本料金のみの維持費0円という条件で回線を維持してきました。その後、端末代金が月980円のものを契約すれば、オプションの「誰とでも定額」を付けた場合に端末代が相殺されるプランとなりましたが(その場合は月980円を2年間支払うことで通話定額のプランにできるわけですが)そうして購入した方も割賦販売の期間が終了すれば誰とでも定額を外すことで基本料だけのプランになり、月0円で主回線を解約しない限り維持できるプランが出来上がります。

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 私の場合は今まで使っていた端末の性能が高くないためほとんど今まで活用してこなかったのですが(^^;)、先日、近所のリサイクルショップでWX01Kという折りたたみの端末が安く売っているのを見付けてしまったため、購入してすぐにウィルコムプラザで機種変更をしてきました。端末を持ち込んでの機種変更は、家電量販店にあるウィルコムのブースでは扱ってはくれないと思いますが、ウィルコム専門のプラザではこういったものも扱ってくれます。店頭では料金はかからず、後日に毎月の引き落とし金額から手数料の2,100円が余分に請求されます。手続自体は15分くらいで完了し、私のウィルコム副回線の環境は劇的に改善しました(^^)。

 私の主回線の電話機はストレートタイプのもので、次もストレートタイプにしようと思っているので、画面も小さくてメールを確認する場合にはスマートフォンの大きい画面に慣れてしまった身としてはかなり小さく感じます。さらに今のウィルコムのストレート端末のラインナップは総じてカメラの性能が31万画素と、せいぜいここで紹介しているブログに貼り付ける程度の画質で、プリントまで考えると貧弱だということも気になっています。カメラの性能はQRコードの読み取りにも影響し、残念ながらストレート端末ではQRコードの読み取りには対応していません。また、いざという時に電話機をパソコンとつないでモデムとして使いたい場合、ストレート端末での選択肢は色がカラフル過ぎて使う状況によっては周りから浮いてしまうかも知れない(^^;)HONEY BEE5しか選択肢がなくなってしまうというのも困った点です。しかし、今回手に入れたWX01Kは3インチとい乗大きめの画面にカメラも300万画素でオートフォーカス機能があり、普通のQRコードの読み取りに問題はありません(ポメラの長文テキスト分割コードは読み取れませんでしたが、簡単なメール程度の文章は問題なく読み取れました)。またパソコンとケーブル接続をしたダイヤルアップ接続で、モデムになる機能も付いていますので、いざという時には非常に頼りになります(プロバイダ料金は別途かかります)。とりあえずGmail宛てに届いたメールを転送するように設定しましたが、さしあたってはトランシーバーのようにウィルコム間の通話(これは24時間無料)と写メールを含むメール送受信専用として月額0円を維持しながらでもかなり使いでがあり、いざという時には主回線の端末でなくこちらの方にPHS回線を使ったインターネット接続の方を一本化させたいと思っています。

 今のところウィルコムではストレートタイプのものしか防水防塵対応の端末がなく、Bluetoothの子機になるものは出ていません。もしWX01Kのような折りたたみ端末でそうした機能が入ったものが出てきてくれれば言うことがないのですが、幸いにも私の場合は月額0円で維持できる端末を機種変更したことで、主回線でできないことの多くを行なうことができるので、主回線の割賦販売の期間が終了したらストレート端末に機種変を行なおうかと思っています。すでに副回線を契約したものの使っていない場合、主回線の機種変更をするタイミングで、今まで主回線で使っていた端末を副回線にのせかえてしまうという手もありますので、今使っている電話機の機能が気に入っている場合に副回線で使っている電話機をはき出すような形で同時に手続きするのがおすすめです。副回線の端末に不満を持っている方は持ち込み端末による機種変更という手を使ってウィルコム回線利用の可能性を広げてみるのも楽しいですよ(^^)。

Lenovo トラックポイントキーボード 0B47028 運搬用ケースを探す

 私はこのブログを主にパソコンで書いていますが、車中泊の旅の中ではなかなかパソコンの電池を満充電するわけにもいかないので、あえてノートパソコンを旅で使うよりも、USBケーブルで充電が可能なタブレット端末に外付キーボードというスタイルでも十分使えるような環境を作っています。そんな中、いろんなキーボードを試してきましたが、車内で使う場合はキーボードとマウス機能を持つトラックポイントが一体になったThinkPadのアイソレーションキーボード、0B47028が私にはベストのような気がします。

 ただ問題は、いくら車の旅で持って行くにしても、むき出しの形で持っていくとキーボード自体の破損が心配なことです。ノートパソコンの場合は二つ折りにしてキーボードの部分をカバーできますのであまりキー自体の破損を意識しなくても済みますが、それほど高いものではないとは言え、やはりむき出しで持ち運ぶのは心配です。ちなみに、キートップが壊れたような場合のメーカーでは部品一つだけという注文は受け付けていないという事で、全てのキートップを購入する必要があるのだとか。そうなると、キーボードを大事にするにこしたことはありません。というわけで、このタイプのキーボードにぴったりのケースを探してみることにしました。

 ちなみにキーボードのサイズはおよそ横305mmたて165mmで厚さはそれほど考慮しなくてもいいでしょう。こうしたケースとして私が好んで使っているのがエレコムの低反発ウェーブ・フォームが入った「ZEROSHOCK」のシリーズなので、とりあえずこのサイズにぴったりと合うケースの型番はないか探してみることにしました。

 すると、11.6型ワイドというMacBook Air用のケースが良さそうだという事がわかりました。型番はZSB-IB028というシリーズで、メーカーのデータでは「参考収容寸法」として、300×25×197という事で、横がちょっと足りないかもわかりませんでしたが:その分ノートパソコンのような厚みがほとんどないのて、十分このケースに収まると判断し注文してみました。

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 写真の通り横幅はぴったりで問題なくファスナーも閉まります。たての部分が若干空いていますが、ここはキーボードに付属するUSBケーブルを置くのにちょうどいいスペースになります。実際に入れてみるまでは不安であったのですが、これで出掛ける時にはこのケースに入れて持ち運べばまず破損の心配はないでしょう。ただこれではパソコンを持ち運ぶのと変わらないのではという声もあるかとは思いますが、車内やスペースが取れない中でキーボードによる入力をする時には、この適度に硬いケースそのものがキーボードをしっかりホールドする台のかわりになるのが有難いということもあります。ケース自体はそれほど高いものではありませんが、MacBook Air用に作られたものということで、一般的なケースよりも店頭から消えるスピードは早くなると思いますので、気になる方は早めの入手がおすすめです。

災害時の自転車対策に「虫ゴム」「バルブセット」の用意を

 東日本大震災の後、全く距離的に離れていて直接の影響がないと思われた私の住んでいる静岡県内(富士川をはさんで西側)において、具体的に日常生活に支障をきたす出来事が2つありました。一つはこちらのお茶農家に影響が出た放射性物質の飛来で、もう一つがガソリンの供給が一時滞ったということでした。私が普段通りの感じで、仕事終わりに給油に行ったところ、何と夕方からスタンドが営業休止になっていたのを確認し、なぜこんなことになっているのか最初はわかりませんでした。

 もっともこうした事は長く続くことがなかったので具体的に困るような場面には出食わしませんでしたが、ほとんど被害が出ていない場所でこうなのですから、深刻な被害が出た地域での交通手段においては、かなり切迫した状況だったように聞き及んでいます。そうなると俄然活躍しそうなのが人力のみで走らせることができる自転車です。

 ただしかし、普段から自転車を毎日使っている場合はいいのですが、長く乗っていない自転車をいきなり乗ろうと思った場合、そのままでは無理という場合が出てきます。一番の原因はタイヤの空気が抜けているパターンです。

 こうした時にはちゃんと自転車用の空気入れを用意しておいて、タイヤに空気を充満させて乗れるようになればいいわけで、家に自転車がある方は100円ショップで売っているようなものでなく、ちゃんとした空気入れを用意しておくべきだと思います。しかし、空気が抜けているトラブルの中には、単に空気を入れただけでは再び乗ることができないトラブルも起こり得ます。

 空気を入れてもタイヤがパンパンにならないというのは、タイヤがパンクしているという事の他に、「虫ゴム」と言われるバルブの部分のゴムが劣化して空気が漏れている場合が多くあります。その場合にはゴムを交換すればいいのですが、非常の時にそれほど都合よく専用のゴムがあるかといえば、なかなか難しいでしょう。

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 そこで、これは日常の備えというだけではなく、災害時にも役に立つものということで、自転車のバルブや虫ゴムを用意しておくことが意外と重要ではないかと思います。この種のものは100円ショップでも手に入りますから、写真のようなバルブセットか、元から付いているバルプに装着して使える虫ゴムを用意して、できれば空気入れと一緒にして備えておいてもいいのではないでしょうか。

 タイヤ自体が経年劣化でヒビが入っていたり、パンクしてしまっている場合はやりなれない人にとっては自分で修理するのは難しいかも知れませんが、バルブ交換だけなら単に部品を替えるだけですので、それほど難しく考えなくても簡単に交換できてしまうと思います。自転車を持っていない場合でも、この部品があるだけで困っている人を助ける事ができるかも知れません。私の使っている空気入れには少々の部品を入れることができるスペースがあるので、何かあった時のために入れておこうと思います。とりあえず今は乗っていなくても自宅に自転車がある方は、恐らくタイヤの空気は抜けていると思いますので(^^;)、空気を入れてすぐにタイヤの空気が抜けてしまうようなら、パンクの有無を確認するとともに、虫ゴムや専用バルブを替えてみましょう。いざという時に空気を入れれば乗れるかという事が結構重要だったりしますので。

AQUOS PHONE WX04SH1台か3回線を別々に持つか 番外 イーモバイルという選択

 前回までのエントリーは、できるだけウィルコムのWX04SHの使い勝手に近づける形で3回線のプランを考えてみましたが、実は通話定額オプション付きのデータ通信プランが使えるスマートフォンを安く使う方法がもう一つあります。それがイーモバイルが出しているスマートフォンを契約する方法です。

 イーモバイルのスマートフォンのうち、STREAM X(GL07S)での料金プランは、LTE通信およびSoftBankの3Gエリア(プラチナバンドエリアは対象外)でデータ通信と電話が使え、「LTE電話プラン(にねん)」に「データ定額5」という5GBまで高速通信ができる(容量オーバーで128kbpsに制限されます)という、基本料金が月額3,880円のセット料金が適用されます。さらに、このプランにはWX04SHと同じようにソフトバンクWi-Fiの使用ができ、通話については月額1,400円をプラスすると、10分以内の国内通話が月300回まで0円になる(ウィルコムは月500回まで)通話定額オプションが付けられます。これに月525円の「あんしん基本パック」を付けると月々の支払い金額は5,805円となり、WX04SHと同じように一台でデータ通信も通話もでき、発信がほぼ定額になるような形でスマートフォンを維持できるようになります。

 毎月の支払い額は通話定額オプションを付けたことで高くはなりますが、それでもウィルコムのデータ通信料の割引がない場合とほぼ同じです。プラチナバンドには対応しないとは言え、月5GBまで本体およびテザリングでも可能な高速通信が使えた上で通話も定額になるわけですから(GL07Sはおサイフケータイにも対応)、利用のパターンによってはイーモバイルの方が使いやすいと思われる方もいるのではないでしょうか。しかも、WX04SHは3年間の継続契約が基本ですが、GL07Sは2年ごとの更新となります。

 このような端末とサービスが出てきた背景にあるのは、イーモバイルがソフトバンク傘下に入っているからであるのですが、今後ソフトバンクがイーモバイルとウィルコムのサービスをどうするのかという事を想像すると、今後3社のサービスをまとめたものが出てくるのではないかという空想もしてみたくなります。となると、私個人としてはできるだけいつそんな端末が出てもいいように、できるだけ身軽な状態でいたいというのが本音です。果たしてどの選択が正解なのかは私にもわかりませんが、さまざまな可能性を探ってあれこれ悩むのも楽しいものですね(^^)。

AQUOS PHONE WX04SH1台か3回線を別々に持つか その3 毎月および3年間支払料金の比較

 ここまで、PHS電話機以外の3G電話機およびスマートフォンについて述べて来ました。私は端末は白ロムで時間を掛けて揃えて来ましたが、いちいちそのようにして揃える手間というものをいやがる方もいると思います。その点ではかなりマニアックな方法だとは思うのですが、果たしてどれくらいの費用がかかるのかというのは気になる方もいるかも知れません。ここまで紹介してきた組み合わせで、支払いはどのくらいになって、WX04SHと比べるとどうなのかということを具体的に数字を出して比べてみたいと思います。

 まずは、WX04SHの場合ですが、支払金額は私がこれを書いている現在、パケット料金のキャンペーンをやっていて、これにうまく乗れるかどうかで支払金額が違ってきます。そこで、キャンペーン別にウィルコムで契約する場合を、月々と3年間(契約プランの関係)のだいたいの支払額を出してみます(ウィルコムの端末の料金については、ウィルコムネットショップの2013年10月現在の金額で算出し、ウィルコムの契約事務手数料とユニバーサルサービス料、そして消費税は計算に入れていません)。細かいところでの間違いがあるかも知れませんが、その点はどうぞご了承下さい。

(ウィルコムプランLite 24ヶ月1000引きのキャンペーン加入の場合)
・基本料 980円
・WEB接続料 315円
・パケット定額料 24ヶ月 1,980円 25~36ヶ月 2,980円
・誰とでも定額 980円
・あんしん保証サービス 498円
・端末代金0円(W-VALUE割引込み 24ヶ月継続しての契約が必要)

 この場合の支払いイメージは月4,753円(24ヶ月)、5,753円(25~36ヶ月以降)となり、単純計算なので実質の支払額と違ってくるかも知れませんが、3年間の支払い総額は183,108円となります。

(ウィルコムプランLite 6ヶ月1000引きのキャンペーン加入の場合)

 こちらの場合はパケット料金の割引期間のみ違い、月4,753円が6ヶ月、残りの36ヶ月までが5,753円となり、3年間の支払い総額は201,108円となります。

(ウィルコムプランLite キャンペーンなしの場合)

 これが本来の料金になりますが、上記2つのキャンペーン価格と比べるとやはり高めに感じます。この場合は月々5,753円が36ヶ月で、3年間の支払い総額は207,108円になります。

 次に、ここまで紹介してきた3台持ちの費用です。ここでは3G携帯電話の維持費を980円にし料金プランの変更に料金はかからないことを前提に計算しています(MNPの場合はキャッシュバックなどがあると思われるので、登録手数料分はカウントしません)、データ通信カードの月額はBIC SIMの月945円に登録手数料の3,150円をカウントし、これにPHS電話機の支払い額を加えていきます。なお、ウィルコム以外の端末入手を白ロムですることを想定し、スマートフォンと3G用ガラケーの購入費用として25,000円を加えることにします。白ロムで購入した端末については修理保証は付きませんが、新たな白ロムを購入してカード入れ替えで使うことができます。この点について何かあったら不安だと考える方はある程度安くなることがわかっていても、こちらのプランを選択しない方がいいかと思います。また私のようにある程度カードを入れ替えて使えるガラケーやスマートフォンをすでに持っているという方の場合は、純粋に通信料のみで使えるので結果的に安く上がるということもあるかも知れません。では、ここからはウィルコムで選択する電話機の機種別に紹介していくことにします。

(ENERUS WX03S)…ブラウザなし メールのみPHS通信可能 防水なし
・新ウィルコム定額プランS 1,450円
・誰とでも定額 980円
・あんしん保証サービス 498円
・端末代金 W-VALUE割引で実質0円
・3Gk携帯維持費 980円
・BIC SIM 945円 登録手料料3,150円

 この場合の毎月の支払い額は3年間変わらず月4,853円で、3年間の支払総額は月額合計の174,708円に白ロム代の25,000円を加えて202,858円となります。

(HONEY BEE5 WX07K)…ブラウザおよびモデム機能あり 防水防塵
(PANTONE WX03SH)…ブラウザありモデムなし 防水防塵 スマホ連携機能あり
・基本料金などはWX03Sと同じ
・端末代金W-VALUE割引で実質390円

 こちらの場合はPHSの端末代があるので、月々の支払額は25ヶ月までは5,243円で、それ以降は4,853円に下がります。3年間の支払総額は上と同様に白ロム代とBIC SIMの登録手料料を加えると212,218円となります。

 ここまで比較してきましたが、パケット料金割引のキャンペーンが使えればWX04SHは3台持ちより多少安くなりますが、例えば2年の端末の分割払の期間終了とともに解約した場合は規定の解約金がかかりますので、3台持ちとの支払総額は逆転する可能性があります(3台持ちの場合、ウィルコム契約以外は解約金はかかりません)。

 ここまで紹介してきて、3台持ちをしてもそれほど毎月の維持費がかかっていないことだけはおわかりいただけたと思います(^^;)。このエントリーにどれだけの需要があるかはわかりませんが、参考になれば幸いです。

AQUOS PHONE WX04SH1台か3回線を別々に持つか その2 データ通信とスマートフォン

 WX04SHの私が考える最大の特徴は、ソフトバンク網の高速データ通信(データ量による制限あり)とは別に、特別な追加料金なしに無制限にPHSデータ通信を使え、他の端末でもPHSのテザリングでネットを使うことができるということでしょう。ドコモの通信網を使った低額のデータ通信とは速さも同じくらいだしあまり変わらないと思われる方もいるかも知れませんが、少々内容は違います。大規模な基地局に通話もデータ通信も集中する携帯電話は、基地局が直接被害を受けなくても、前の東日本大震災下の東京の時のように多くの人が通話やデータ通信を試みようとしてつながりにくくなりました。PHSの基地局は小規模なものが多数配置されているので、一つの基地局にユーザーが集中することが少ないので、携帯電話に比べると多くの通信が発生する状況でも通話もデータ通信も携帯電話と比べればつながりやすいのではないかということが言われています。

 ただ、ウィルコム自体がソフトバンクモバイルの傘下に入った今、今後ウィルコムの通信網が日本全国で広がっていくのかどうかはかなり不透明であることは多くの人が心配するところです。つながりやすくなっても、自分のいる場所によっては圏外になってしまうのではしょうがありません。特にデータ通信については公衆無線LANのアクセスポイントが使えるならば、そちらの方がよりつながりやすく高速で制限なしに使えるわけですし。そういった事も考えながら、まずはWX04SHのデータ通信について見ていきましょう。

 ここでは安価に利用できる「ウィルコムプランLite」の内容を見ていきます。基本はソフトバンクの3G方式で、1GBまでは高速通信が可能です(1GB超過後は128kbpsに速度低下します)。紹介したようにPHS通信(最大400kbps)では本体での通信だけでなく外部機器でも使えるテザリングが追加料金なしで使えますが、ソフトバンク3Gの通信ではテザリングはできないようになっています。またそれ以外の通信方法として、ソフトバンクが提供する公衆無線LAN「ソフトバンクWi-Fiスポット」も利用できるようになっています。これが月2,980円(加入時のキャンペーンの動向により1,980円で6ヶ月や、条件によって24ヶ月利用も可)というのは、使える回線の種類の多さという点でも普通にスマートフォンを持つことを楽えると大変魅力的です。その他、スマートフォンの機能としてワンセグやおサイフケータイのサービスも使えるので、その点でも他社のスマートフォンから移行しやすいようになっています。

 これに対してあえて3台持ちにする場合、データ通信を扱うメインになるのはSIMフリーやドコモ白ロムのスマートフォンです。この条件を満たすスマートフォンなら、月に千円を切る価格でデータ通信ができるMVNO業者のSIMカードが使えます。データ通信のサービスについては多くの業者がしのぎを削っていますが、安い上にできるだけWX04SHで使っている通信の条件に近いものということになると、IIJmioのサービスにBICカメラの特典が付いたドコモLTE接続の「BIC SIM」のミニマムスタートプラン(月額945円)がいいのてはないかと思います。通信のスピードは200kbpsが基本ですが、実測でもアクセスが集中する状況にならなければ場合によっては200kbps前後のスピードが出ると言われていて、私が使った感じでもそれほどスピードの低下は見られません。さらに毎月500MBの高速クーポンがあり、アンドロイド用のアプリからその都度使用するかどうか切り替えができます。ずっと高速通信を使わないと、最大2ヶ月分の1GB分まで繰越可能になっています。WX04SHでもPHSでの通信を中心に使う方もいるようですが、こちらの方でもスマートフォン内だけで通信し、動画やネットラジオを使わないのなら高速クーポンを使わなくても何とかなる場合が多いので、WX04SHのソフトバンク3Gの通信環境より劣る部分はありますが、低速の最低速度はBIC SIMと同じような感じになるのではないでしょうか。また、BIC SIMのもう一つの特徴は、wi2 300 という月額380円の公衆無線LANサービスが追加料金なしで使えるということです。IDとパスワードが契約時に発行されるので、BIC SIMを使っているスマートフォンだけでなくWi-Fi接続しかないタブレット端末や、ノートパソコン、ゲーム機でも使えるというのがボイントです(ただし、複数の端末での同時利用はできません)。

 通信カードの選定に加えて、当然ながらスマートフォンの選択も重要になります。おサイフケータイが使いたい場合は機能が付いたスマートフォンにしなければなりませんし、本体のみでテザリングができるものも限られますが皆無というわけではありません。私の使っているPanasonicがドコモから出していた「ELUGA power P-07D」はワンセグや赤外線通信こそありませんが、防水機能が付いたおサイフケータイ付きスマートフォンで、特別に設定を何とかしなくても、本体のみでテザリングができてしまうスマートフォンです。これで、PHSとMVNOのデータ通信カードとの違いはありますが、山間部でも圏内であることが多いドコモ網のデータ通信と、公衆無線LANが両方使えるというのは、使う人によっては魅力あるプランにうつるかも知れません。ただ、問題はPHSのデータ通信を単体のPHS電話機で使う場合、最大月額2,800円の追加料金がかかり、さらにPHS電話機に入っているブラウザでの通信だけでなく、HONEY BEE5をパソコンのモデムとして使う場合は更にプロバイダ料金がかかるということでしょう。結局のところ、PHS通信を主に使いたい場合はWX04SH一択でしょうが、携帯電話の3GやLTE、公衆無線LANが使えず、PHSしか使えない時にだけPHS通信を使ったネット接続を使うことを考えている程度なら3台持ちのプランも面白いと思えるのではないでしょうか。

 なお、私はいったんGmailに届いたメールをウィルコムのメールアドレスに転送しています。こうすることで、スマートフォンに通知される前にウィルコムの端末の方にメールの内容が入ってきますし、もし携帯電話の通信そのものが通信集中により使えない場合でも、Gmailのシステムさえ止まっていなければ、PHS網を使ってメールが届くので、最低限の情報をPHSの基本料金のみで入手できます。ブログや掲示板の投稿でも、メールの送信だけでネットにアップできる方法もあるので、最悪メールだけでも使えれば何とかなるという考え方もあります。本人認証などでどうしてもサイトへのアクセスが必要な場合もありますが、その場合はPHS電話機に内蔵されたブラウザでも何とか表示および操作ができますし、パケット代は使った分だけの定量制で2,800円に達するまでは0.105円/パケットで推移しますので、、その辺で我慢出来るかが3台持ちにする上での条件になるでしょう。

AQUOS PHONE WX04SH1台か3回線を別々に持つか その1 3G電話について

 今私が使っているウィルコムの端末は2年前の10月初旬に機種変更して分割購入したものですが、通話相手から苦情が来るほどの通話品質の悪さとつながりにくさを感じつつも機種変更をしないで2年間使い通しました(^^;)。本当にこの状況の中分割払いの終わるのを待つのはしんどいですね。本音を言うとウィルコムの端末も白ロムを購入して店に持ち込んで登録したいのですが、まだまだウィルコムはマイナーで、地方の白ロムを扱っているお店でも掘り出し物はなかなか出てきません。携帯電話3社については新しいiPhoneの発売で、かなり白ロム市場の動きがあるようなので掘り出し物が見付かりやすいのですが、ウィルコムは基本的にiPhoneとは関係ないので、新しめの端末は普通に買わなければいけないのかなと思います。

 どちらにしても今度機種変更する端末の候補としては、Bluetoothで携帯電話の発着信をまとめることができ、アンテナの感度がいい京セラのHONEY BEE5(WX07K)かシャープのPANTONEシリーズのうちWX03SHのどちらかにすると思います。いざという時に電話機をモデムにしてパソコンでのインターネットも使いたいと思うならHONEY BEE5、防水以外に防塵もあった方がよく、電話だけでなくスマートフォンに届くメールなどの情報も端末で確認したいのなら(Android4.1以上のスマートフォンにアプリのインストールが必要)WX03SHということになるのですが、今のところどちらの端末にしても割賦販売のよる端末料金の額は同じです。そこで今回は、AQUOS PHONE WX04SHでまとめられる3つの回線を別々に契約したらどのくらいのコストになって、どの程度のことまでできるようになるのかということを紹介したいと思います。AQUOS PHONE WX04SHに機種変更をしようと思っている携帯電話持ちの方で、今の携帯電話(スマートフォン契約を含む)からウィルコムに全て引っ越すか迷っている方もいるかも知れません。現状では新機種でインパクトのあるWX04SHの方へ流れつつあるかも知れませんが、あえてここでは携帯電話の通話機能のみを残し、データ用のスマートフォンとPHS電話機の3台持ち(^^;)にするとどうなるかということを主に紹介していきたいと思います。

 いろいろとAQUOS PHONE WX04SHについて調べていて、携帯電話の回線をAQUOS PHONE WX04SHに移してしまう事について、少々気になる点がありました。電話番号の移行はそのままでき、掛けてきた相手からはソフトバンクの回線として認識されますが、くりこしのできる無料通話分やソフトバンクのホワイトプラン、auのプランZシンプルのような時間別の無料通話ができる特典もないという事だけでなく、3Gにかかってきた電話の転送や留守番電話の機能がないというのが問題だと思う方もいるでしょう。これは、PHSもソフトバンク(プラチナバンドエリア)もつながらない所にいる時に電話がかかってきたら、全く連絡が付かなくなってしまうという事になります。本来、ソフトバンクのプラチナバンドのエリアとPHSのエリアとを比較するとプラチナバンドの方が広いわけですから、PHSが圏外の場合3Gの方に転送をかけたいと思われる方も多いと思いますが、3Gも繋がらなかったり電源を切っている場合にスムーズに行かないという事になるかも知れません。

 そこで、3台持ちのプランを考える時、1回線についてはもし今契約している携帯電話の回線があったら、その会社の料金プランを通話専用の最安プランにするようにします。具体的には、

・ドコモ タイプSSバリュー(通話及びSMS無料通信分月1,050円 最大2ヶ月分くりこし)

・au プランssシンプル(通話及びSMS無料通信分月1,050円 上限5,250円で無期限くりこし)

・au プランZシンプル(au同士なら1時~21時までの通話無料)

・softbank ホワイトプラン(softbank同士なら1時~21時までの通話無料)

 これらのプランならどのサービスでも月額980円+ユニバーサルサービス料で収まります。周辺に同じキャリアの人が多い場合は10分という時間制限なしに話をしたい場合もあるでしょうし、PHSのだれとでも定額を主に使う場合でも、PHS圏外の場合の保険としてある程度の3G携帯の無料通話分を押さえておきたいとか、電話よりもSMSで連絡を取り合う事が多いような場合などて選ぶプランが変わってくるでしょう。今加入している会社以外のプランに魅力を感じた場合はMNPで移り、当初の割賦販売で購入した電話機の代金支払い期間中はもう少し月額は高くなりますが、できるだけ多くのキャッシュバックを貰えるような時期に乗り換え、将来的に余分なプランを解約するというパターンでもいいでしょう。もちろんこれらのプランでも転送や留守番電話は使えます。メールアドレスこそ紹介したプランでは持てませんが、元々ウィルコムを持つことが前提の話なので、ウィルコムのメールアドレスとGmailの二本で今回は考えています。ウィルコムのメールアドレスは基本料金のみで送受信無料になりますし、後で詳しく紹介する予定ですが、ドコモMVNOのデータ通信用のスマートフォンでGmailを登録して通常使いのメールアドレスはGmailに一本化し、そこからウィルコムのメールアドレスに転送するという事で問題なければ、通話のみでメールもウェブも契約しなくてもいいのではないでしょうか。

 最後に、3台持ちを前提に通話専用の3G端末を選ぶ場合ですが、発着信をウィルコムの端末にまとめて処理するためには、Bluetooth搭載のものであることが使い勝手を格段に上げます。また、せっかくの複数台持ちなので、全ての機能をスマートフォンにまとめないため(スマートフォンは電池を食うという問題があるので)、ワンセグぐらいは付いたガラケーであれば、ネット以外の情報収集はこちらの方に一本化できます。更に防水機能が付いていれば言うことはありませんが、そういった考えのもと私が先日購入し、このブログでも紹介した端末がソフトバンクの202SHというわけです。その際にも紹介しましたが、この端末は今挙げた全ての条件をクリアした上で、WX04SHと同じくソフトバンクのプラチナバンドをカバーするので、こと通話の条件については端末を分けた方がいいと思います。もちろん、無料通話やエリアによっては他のキャリアの方がいい場合がありますので、現在発売中のものだけでなく、今使っているキャリアの白ロムも物色してみるのもいいかも知れません。