カテゴリー別アーカイブ: 旅行・交通関連ニュース

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

天気予報を確認して大雪には無理せずに

福井県内で立ち往生していた車列も何とか動いたというニュースがありましたが、そんな中、福井県坂井市の国道364号で雪に埋まって身動きできなくなった車の中から倒れている男性が発見されました。この男性はJAFや警察に何度も連絡を入れていたそうですがなかなか救出されず、沿線の住民による避難誘導にもかからず、さらにようやく除雪に来た人が車の窓を叩いて呼んだものの、その時には中に人がいるかわからずにそのままにされていたという不運が続き、エンジンを掛けたままで排気ガスが車内に充満してしまったものと思われます。

被害に遭った男性は富山県の方だったそうで、雪の恐さというのは十分にわかっていて被害に遭ってしまうのですから、いかに短時間で多くの雪が降ったかということがわかります。さらに、エンジンを止めた車の中というのはそのままでは寒くていられない場所になってしまいますので、毛布やカイロのようなエンジンを切った車内で猛烈な寒さに対応できるものを持っていないと、車の中体調を崩す可能性もあり、エンジンを掛けて寒さをしのごうとするので最悪の場合に一酸化炭素中毒になってしまうのです。

最近の大雪に関する情報というのはかなりピンポイントに危ない地域を示してくれますので、普段車を使って通っているような場合でも、大雪が予想される場合は車でない交通機関を利用できるものなら利用するようにするのが一つの方法であると思います。ただ私自身が今のところ雪の心配はほとんどないような所で生活しているので、実際にこのような状況に陥るケースというのは、車で旅行をしていて途中で雪に降られてしまうような場合として考えることになるでしょう。

まず、普通に多くの人が考えることでしょうが雪の影響で幹線道路が立ち往生になっていることがわかれば、何とかして通ることのできる迂回路を探したいところです。今回の被害者がそうだったかはわかりませんし、目的地に向かうためにどうしても必要なルートだったのかもわかりませんが、国道8号と平行して山の方を走る3ケタの国道で立ち往生してしまっているというのは、もしかしたら多くの車が集まる国道8号を避けたのかとも思えます。これは一般的な話ですが、車が少ないということは多くの車はあえてその道を選んでいないということも言えます。さらに沿線に民家がないような道だと、助けを求めることも難しくなります。大渋滞を引き起こす幹線道路で立ち往生した場合は大変ではありますが、前後に同じように動けない車がいれば、一人で電話して救助を待つのではなく、前後のドライバーとともに対応策を考えていれば最悪の状況にはなっていない可能性もあります。

このブログでは過去に色々書いていて、寝袋やカイロ食料などを常備してなんてことも一部書いていますが、それを全ての人に要求するというのは無理なこともわかっています。もし幸いにして周辺住民から炊き出しを受けられたり、トイレを借りたり、さらには避難所として公民館を開放してもらうことができれば、早めにそういった方へ避難する方がいいに決まっています。ただ、そうした救いの手は多くの車がたまって困っているような所に先にやってくるわけですから、渋滞を避けようとしてあえて車が通らない道に入って身動きが取れなくなった時に困るわけです。もしそういうルートを取るならそれこそ万全の体勢を取って出発すべきでしょう。使い古しの毛布(本来は寒冷地仕様の寝袋があるといい)や使い捨てカイロ、そして濡れた足元をそのままにしないように就寝用の厚手の靴下を車の中に入れておき、さらに急に雪が降ってきた時のためにスコップはスタッドレスタイヤに履き替えるのと同じタイミングで積んでおくのがいいのかなと思ったりもします。

ただ、そうして万全の用意をしていても、1時間単位で降る雪の量が今回はとんでもなく多かったようなので、場合によっては雪の降り方を見て一時間以内毎に外に出て除雪するようにしないと、雪で車の外に出られなくなってしまう可能性もあり、そうなるとちょっと寝入ってしまっていざ車のドアを開けようとして全く雪の重みで開かなくなることも考えられます。そう考えると常に外を気にしながら自分が外に出られる程度に除雪をしながら待つことも孤立した中では必要になってきます。当然ぐっすりとは寝られなくなることは覚悟して、「仮眠」→「除雪」→「仮眠」というような感じでないと、一人で回りに誰もいないところでの救援待ちは厳しいということになるでしょう。

そして、旅行であちこち回っていて雪に閉ざされても大丈夫なように、例えば地域限定のスナック菓子のようなものなど、食べられるお土産を買っておいたり、水については全国にチェーンがあるスーパーがあれば、手持ちのカードで無料給水できるようなら出先でも水を汲んでおくなど、普段用意していなくても出掛けてからでも余分なお金を掛けずに用意することができますので、そんな事も心掛けておくといいでしょう。個人的におすすめな食材としては、登山をなさる方に人気の「行動食」として定評のある「柿の種パック」です。これは全国どこへ行っても売っていますし、ご当地でちょっと違った味が売っていたりするので、おみやげとしても喜ばれるかも知れませんし、小分けパックとして売られているものなら、一気に食べないで少しずつ食べることで避難が長期間に及んでも持ちこたえられるという点でもおすすめです。

しかし、大事なことは大雪になるという予報が出たら、できれば大雪が予想される場所は避けて必要ならばその場に留まることです。この連休でも北日本で大雪の予報が出ています。出掛ける方が大雪で進めなくなった場合についても、無理に連休明けに学校や会社に出るために大雪の恐れのある道を進むよりも、その場に留まるか大回りをして遅れてしまうことへの了承が電話連絡をして取れるなら安全に確実に進める方を選ぶことも考えるか、旅の計画を余裕を持って立てるなど、くれぐれも無理はせず楽しい旅行にして欲しいです。


日またぎ・24時間以上駐車する場合の駐車場選び

このブログでは過去に話題にしたことがありましたが、コインパーキングに長時間駐車した場合のトラブルがまたぞろ問題になっているのだとか。このブログでその話を書いた時には、複数日利用する場合には、まず駐車場の料金支払いについての説明が駐車時から「24時間」なのか、当日駐車した時間に関わらず「24時まで」なのか、しっかり確認することが大切です。

その日のうちに戻って来られるなら「24時まで」のところでも大丈夫ですが、日をまたいで遅くなってしまう場合や、長時間の駐車をにらんで利用するような場合には駐車時から24時間まで上限のあるコインパーキングにしておいた方が無難です。

さらに、どちらのパターンでのコインパーキングでも、日や時間をまたいでしまった場合、一般的には翌日も同じ料金大系が適用されるわけではなく、二日目以降には時間で料金が加算されていくコインパーキングがほとんどだということです。二日目から三日目あたりまでずっと止めていると、たとえ一日1,000円の駐車場だとしても、一時間300円くらいの駐車場でも二日目になると一日あたり7,200円が加算になりますので、8,200円から15,400円という高額請求になってしまいます。

この種の駐車場で高額請求を避けるためには、料金大系が変わる直前にいったん車を外に出して精算し、改めて駐車するしかありません。ただこの方法は一日の中で駐車場所に戻れるか、誰かに頼んで車を動かしてもらえるような事ができないと使えない方法です。

しかし、こうしたタイプの駐車場ではなく日をまたいで一日あたり○○円で利用できる駐車場のシステムを提供しているところもあるので、そのような所を選んで利用するのも一つの手です。

http://space24.co.jp/contacts/help

こちらの、「space24」というコインパーキングでは全ての駐車場ではありませんが、上記リンクの「2日以上利用したい」という項目に以下のように書かれています。

(ここから引用)
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連続のご利用も可能です。
精算額は、1日料金×日数分になりますが一部異なる駐車場もあります
現地の料金看板にてご確認をお願いいたします。
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(引用ここまで)

当然ながら利用する駐車場ごとの利用料金についての規定によりますし、こうしたコインパーキングの場合は地域でイベントが行なわれるなど繁忙期に料金大系が変わる可能性もありますのでその都度の確認が必要になる場合もありますが、こうして2日利用なら2日分の料金を前払いし、さらに止むを得ない事情で駐車期間を伸ばさなくてはならない場合には、本部に電話連絡をすることで後精算のできるシステムもあったりしますので、もし飛行機を使って長期旅行に出るような事があれば、利用を考えたい駐車場のひとつです。

このチェーン以外にも「1日料金×日数分」という形で利用ができる駐車場があるかも知れませんので、よく利用する駅の周辺などで多くのコインパーキングがあるかと思いますが、看板に書かれている料金についての表記について、改めて確認しながら何かの時に備えるのもいいのではないかと思います。


入浴施設内の監視カメラの功罪

テレビのワイドショーでかなりショッキングな(といってもグロテスクなものではありません)画像を見る機会がありました。和歌山県新宮市運営の温泉施設において、備え付けのシャンプーやボディーソープの容器8本をジェットバスの中に「投入」し、浴槽全体を泡まみれにさせた迷惑行為で19才の少年2人が和歌山県警に逮捕されたというニュースなのですが、これももしSNSにアップして「いいね」を取るためか、動画配信をしてお金を得ようとして起こしたなんてことなのかと思うと、暗い気持ちになってしまうのですが、この事件にはニュースでは報道されないもう一つの問題点が隠れています。

というのも、今回の犯人が逮捕に至ったのは、新聞報道によると「現場から立ち去った車のナンバーや防犯カメラの映像などから少年らが浮上」とあります。駐車場の様子を防犯カメラで撮影していたのはまあいいとしても、確実に少年らの犯行を決定付けるには防犯カメラは駐車場やロビーだけでなく脱衣場や浴場にもあったのではないかと思わせるような報道になっているのです。

もちろん今回のような防犯的な面から監視カメラの設置は必要なところもありますが、過去にあったかどうか、ソースの確認ができないので具体的な事件が起こったかどうかはわからない事を前提であえて言えば、全国各地にある温泉施設や温泉宿のスタッフが脱衣場や浴場に設置した防犯カメラの内容を個人的な趣味で見ている可能性というのも0とは言い切れないわけで、特に公共浴場をよく利用されている方は注意が必要だと思います。

そこまで細かく考えては露天風呂など利用できなくなるではないかという方もいるかも知れませんが、今の世の中は世知辛いというかあえて人間が近づかなくても撮影用ドローンを飛ばせば簡単に露天風呂の様子を覗き見られてしまうわけで、そうした旅のリスクというのも考えなければならないような時代になってきたということです。

残念な事ですが、公衆浴場では様々な盗難事件が頻発していて、施設ではその対応に困っているという側面もあります。車で来ている人なら貴重品は車の中に入れておくという方法もありますが、その車自体を狙う人もいるわけなので、貴重品用のロッカーに入れるなどの施設利用者の自衛も大事なことです。ただ、別のリスクとして常に無防備な姿を撮影されるという点についても、このニュースでは問題な点として捉えなければならないということは多くの方に考えて欲しいところであります。

現代はあらゆる場所に防犯の目的で監視カメラが設置されていますが、個人的にはその取り扱いについても合わせてしっかりと規制なり運用を徹底してもらいたいと思います。どういう事かというと、録画した映像は上書き消去されるのか保管されるのか、見る場合には後で誰が見たかわかるような形で記録がされるのか、録画をしている場所以外のところに持ち出される場合があるのか、要求があればコピーを提出することがあるのかなど、個人のプライベートを覗き見られる事について、あまりに不確実な要素が多いように感じるのです。

こんな風に突き詰めていくと、自分の知らない闇で温泉施設の監視カメラの映像が出回るような事が起きたらどうするのかとか思う方もいるかも知れません。それが原因で現地でいざこざになるのもいい事ではないので、できれば施設の入り口にわかるように「防犯上の理由で監視カメラ云々」という注意書きを出しておいてくれればいいと思う方もいるでしょう。そうした表示のない中で不安になった場合は、あえてフロントの係の人に聞いてみるのも一つの方法です。

世知辛い世の中になったと嘆く方の気持ちは十分わかりますが、今後起こるかも知れない旅先でのトラブルやリスクの一つとしてこの問題を考えるべきだと思います。


鉄道と道路での立ち往生に備えて用意したいもの

先日の北陸や中国・九州での大雪の被害によって鉄道(新潟県三条市の信越線)が止まり、約15時間の間動かなかったそうなのですが、車両は4両編成でした。その中に乗客は430も乗っていて(帰宅時間と重なったこともあります)、次の駅まで300メートルということろで止まったまま、立ちっぱなしという方もいたようです。

また、北陸自動車道の石川・富山県境付近で(森本IC~小矢部IC間)で大型トラックが立ち往生したところで動かなくなってしまい車が最大で400台、この文章を書いている時でも一時100台も立ち往生したままになってしまったということでした。

どちらの立ち往生現場でも水や食料が配布され、列車内には暖房とトイレが有り、北陸自動車動では簡易トイレも配られたそうです。その後の対策ということで考えるとJRの方がテレビニュースで批判を浴びているようですが、夜中に雪の中を歩かせるというのは相当危ないですし、バスやタクシーを現場によこすのも大変、そしてそもそもこんなに雪が降るとは思っていなかったという事情もあるかと思います。立ち客が多かったという点についても、できるだけ少ない車両で多くの人を運ぶということが、鉄道をビジネスと考えた場合にはセオリーになってきているので、ある意味混んでいる時には立つ人もいるというのは仕方ない部分もあります。JRではダンボールを配って寝られる人はフロアで横になったということですが、なかなか人がいるところで横になれない人もいるでしょう。

そうした点を考えると、車自体が個室であり、いざという時の準備をきちんと行なっていれば、車のエンジンを掛けなくても毛布やライト、ラジオなどで車を停めたまま復旧を待つこともできたと思うのですが、その反面、何の支度もなくさらにガソリンも少ない中で立ち往生に巻き込まれた場合には困る方もいるでしょう。車の中が個室になることはメリットになりますが、場合によっては同じ状況で困っている人と話しながら待つことのできる列車の方が、いろんな事を考えて悲観的にならずに済む分いいのではないかと思う方もいるかも知れません。

まず思うのは、トイレ設備を付けないで運行する車両で今回のような長時間の立ち往生した場合はかなりきついことになると思えます。雪が原因だけで立ち往生する事もないと思うので、今後はトイレ無し車両のみで編成している鉄道会社は十分何かあった時の対応を考えて欲しいですね。

また、限られた車両内で長時間待つ場合にはできれば横になれる場所が欲しくなるわけですが、さすがに車内でハンモックを釣っても立ち客の出る状況では全ての乗客を休ませることはできないと思いますので、補助椅子のようなものを用意して横になれなくても一応座れるという状況を提供することが必要になってくるのではないかと思います。そんなこともあって、旅行で出掛ける場合にはデッキで使うことを前提に折りたたみの椅子や、折りたたみの座布団を持っていくということが、こんな長時間のトラブルに巻き込まれた場合に自分だけでなく他の人のためにも役に立つということで、今後は持ち出すことを考えるべきだろうと思います。

今回のニュースを見ていると、信越線の車内では時間の経過とともにスマホの電池が切れて状況を全く把握することができなくなったというような話もあります。車での場合はエンジンさえかかればカーラジオもありますし、スマホの充電も可能な分、発信したり情報を集める場合には車の方がいいと言えそうです。ただ今回の場合は15時間という時間経過の中で動いたり状況に変化があったようですので、大きめのモバイルバッテリーがあれば何とか大丈夫なレベルかも知れません。

また、情報をスマホに集中させるのでなく、通勤に電車を使っているなら安易にラジオもスマホでという風にはせず、ポケットラジオを使うようにしたり、小型の災害対策用の手回し発電ラジオを持っていると、かなり現場での対応が変わってくるように思います。スピーカーからラジオをかけることによって気が紛れることもあるでしょうし(ただし、ラジオを好む人ばかりではないと思うので使う前に確認を取ったり、イヤホンの用意もあるといいでしょう)、定時のニュースの時だけ付けて状況確認に使うということもできるでしょう。

今回のような立ち往生のニュースがあると、何が必要だったのかということがだんだんわかってきます。私などは電車通勤ではないので、電車に乗る場合はそのほとんどが旅行による移動になるので、以下のようなものを荷物にプラスして持っていくように今は考えています。

・普段使いの小さなバッテリーとは別の大き目のモバイルバッテリー
・防寒具の代わりやトイレ用の目かくし代わりにもなる色の付いたポンチョ
・床に敷いて休むための折りたたみ座布団
・ネット以外の情報収集のための災害用手回しラジオ(ライト付き)
・意外と暇つぶしには有効かもしれないトランプ

まだまだ探せば必要なものは出てくるかと思いますが、この程度ならそんなにいつも持って行く荷物にちょっと足すだけで、車内での立ち往生でなくても駅から出られない状況になったとしても時間をつぶしたり休んだりできるものであろうと思います。

それと、このブログは車中泊のブログなので特にこの冬には何回も書きますが、車の中の空きスペースには立ち往生になっても自分で何とかできるようにするためのお泊まりセットくらいは一通り入れておく方がいいと思います。というのも、今回の雪で富山県射水市で犠牲者が出てしまったのですが、エンジンを付けヒーターをかけたまま寝てしまい、降り積もった雪がマフラーを塞いだことで排ガス中毒になってしまったことが想像されます。つまり、車の中でヒーターを付けたままうっかり寝入ってしまった後に大雪が降り積もってしまったら即、命の危険があるということになるのです。

ですから、毛布や寝袋、さらにそれでも寒い場合には衣服の上からも着られる雨具なども用意しておけば、もし翌朝車が埋まるほどの大雪が降ったとしても携帯電話で救援を呼ぶなどすれば何とかなります。雪の降らない土地というのはなかなかありませんし、ちょっと車で出た後で大雪ということもあるかも知れませんので、この他に使いすてカイロや毛糸の帽子などヒーターを付けなくても凍えずに一晩明かせるものを常に車の中に入れておくことが大切になってくるでしょう。また、先日紹介した軽くてかさばらない登山用のスコップは自分のためだけでなく、立ち往生の原因となっている車の救出にも役に立つかも知れません。まだ大雪の峠は越えていない地方もあると思いますので、ちょっとした事で出掛ける際も万が一の用意は忘れずにしてから出掛けましょう。


一部地域で銀行が平日にも休みになるか?

政府・金融庁が銀行店舗の平日休業を可能にする規制緩和について検討しているというニュースが報じられました。現在は、利息が付かず小切手のやり取りが企業間の決済に利用される「当座預金」を扱っている場合は土・日祝日および年末年始以外に休めないようになっているそうなのですが、この内容について緩和させることで、平日にも銀行を休みにできるように考えているようです。

これは、少子化も原因の一つとしてあるのでしょうが、人口が都市に偏ることで、地方で人口が減っている地域に支店を持つ金融機関については支店そのものが不採算化している状況に対応したものになるそうです。逆に言うとこうした検討がなされる背景には、この国はもはや少子化に対しての対策を講じきれていないというところもあるのだと思います。この点については見通しの甘さを責めなければなりませんが、現実問題として今や地方の郵便局においても存続することが難しい状況の中、銀行の不採算部門を何の対策もしないでそのままにはできないということになるのだろうと思います。

実際、銀行が平日休みになるというのはどんな風になるのかと考えてみると、例えば地方に多くの支店を持つ銀行は、全ての支店を2つのグルーブに分けてAグループが月・水・金営業に決まったとすると、Bグループが火・木営業という風に分けることで人員をAとBのグループの近くの支店で行き来させることもできるようになります。利用者側としても違うグループの支店が車で行けるぐらいの場所にあれば、いざという時には時間を掛けても開いている支店の方に行くということができます。こうした事ができるようになれば、最近とみに多い地方の銀行や信用金庫で見られる店舗の統廃合の動きを止めて支店そのものは維持することも可能になるかも知れません。

その他にもインターネットによる決済を利用していれば、直接店舗まで出掛けなくても済むわけですし、今まで窓口でしかできなかったことでもネット上で完結させることができたりできるようなら、近くの取り引きのある銀口の窓口が開いていなくても大丈夫な人はそれなりにいるのではないかと思います。

インターネットが使えないような方ももちろんいると思うので、さらに銀行は自店舗がなくても預け入れ払い戻しができるコンビニのATMが使えるようにするだけでなく、その手数料についても無料化を考えるとかすれば、個人のニーズについては十分なところもあるように思います。たまたま見た同じ金融系のニュースによると、郵便局のATMは基本手数料が無料になっていますが、ゆうちょ銀行はコンビニのファミリーマートに置かれているイーネットのATMで郵便局のキャッシュカードを使う場合、来年の1月15日から平日の午前8時45分から午後6時までと、土曜日の午前9時から午後2時までは入出金の手数料を無料にするそうです。

同じように、地方の銀行や信用金庫でもコンビニATMからの入出金が無料の時間帯を作ったり、振込が自行のATMからと同じくらいの手数料で収まるようになれば、あえて支店に人を置いて営業をしなくても済むような状態が生まれてくるのではないかと思います。

個人的にはあえて現金を出さなくても銀行口座やクレジットカードからチャージした電子マネーを全国どこでも簡単に通用させる仕組みを作っていただいた方が、銀行が閉まってしまうことを気にしなくても、夜間休日関係なく手数料を払うこともないのでいいのですが、もし過疎地の商店でも電子マネーが通用するようになったら売上げも即時にお店の持っている口座に移動させることができるようになるわけなので、かなりの人員削減を期待できます。

電子化されたシステムはどうしてもハッキングされてしまう危険性も持っているということで、今の中国のようなQRコードとスマートフォンを連動させての決済というのは難しいのかも知れませんが、人を雇うコストを考えれば、かなり思い切った方法も取れるのではないかと思います。比較的都市部よりも山間部や海辺の町など人口が減っているところを訪れる機会が多い車での旅行者にとっては、財布の中味を気にしなくても安心して旅に出掛けられる状況というものができれば、今よりもっと手軽に旅に出て、土地のものを購入もして、それを電子マネーで払うことができれば、実体がないだけに思わず土地の人情にほだされて余計に買う人も増えてくるかも知れませんし、より地方の良さを認識した人たちが都会から移り住むきっかけになるかも知れません。人口減少で銀行の営業が縮小というとあまり明るい話には思えないかもしれませんが、何事も物は考えようです。


法律の取扱次第でも「あおり運転」を撲滅できるか

車の中にキャンプ用品や車中泊のための道具を満載して、さらに家族で出掛けるような状況の中では山道などで急坂を登る際にはどうしてもキビキビと走ることができなくなる場合が多くなるだろうと思います。そうなると、普段のように普段のスピードで走ってくる車にとっては、車中泊をするために目的地へ出掛けている車というのはイライラの種になるのかも知れず、「あおり運転」をされる側になる可能性が普通の車より多くなるのかも知れません。

今年東名でのあおり運転を行なう車によってあおられた車の中にいた大人が亡くなってしまう事件が起き、その事件が起きる前にも容疑者の男は地元の一般道であおり運転を数回行なっていることがわかりました。こうした発表を受けて、今後法律を変えることもあるのかも知れませんが、今ある法律の適用を変えることでもエスカレートするあおり運転を抑制することができるのではないかという話が出ています。

これは、今の道路交通法の中に書かれていることでもあります。車を使って交通に危険を生じさせる罪を犯した運転者のほか、覚醒剤や麻薬の使用者らについて、車を運転することで著しく交通の危険を生じさせる恐れがある「危険性帯有者」として、免許停止の行政処分を科すことができると規定されているのです。

ここで言う「危険を生じさせる罪を犯した運転者」というのは、点数の累積によるものになるので、今まではあおり運転程度では一発で免停までの処分はしていなかったのですが、これからは覚醒剤や麻薬以外にも明らかに危険な運転を誘発させる「危険性帯有者」として、一発で免停にできるという法律の運用をあおり運転を繰り返す人にも適用するという話が出ています。

私の読んだ日本経済新聞の記事では、警察庁の見解によるとあおり運転自体ではそこまでの処分は適用されないものの、あおり運転がきっかけとなって「暴行や傷害、脅迫、器物損壊などに至った場合は点数制度によらず、危険性帯有者として処分する」というガイドラインを出しているようです。

ただ、このように厳しい道路交通法の適用を警察が行ない、悪質な運転者を処分したとしても、悪質な運転者はまさかと思うような事をする場合があるので、これで問題が解決するわけではないということもまた確かなのです。というのも、免停期間中に車を運転して重大事故を起こすようなケースはしばしばニュースで見聞きしますし、車ではねて人を死亡させたとしても、裁判で決められた罪によっては他の犯罪と比べて軽めの量刑になる可能性もあります。

運転時に問われる罪で大きいものは「危険運転致死傷罪」で、その罰則は「人を負傷させた者は十五年以下の懲役に処し、人を死亡させた者は一年以上の有期懲役(最大二十年)」という内容になっています。

この「危険運転致死傷罪」にどのような場合が該当するかというのが問題になるのですが、

・アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態
・進行を制御することが困難な高速度で自動車を走行
・進行を制御する技能を有しないで自動車を走行
・人又は車の通行を妨害する目的で高速に自動車を運転
・信号を殊更に無視し高速で自動車を運転
・通行禁止道路を高速で運転

こうした行為について、ドライブレコーダーや監視カメラで明らかな信号無視や交通妨害の証拠を示せればいいのですが、あいまいなお互いの供述だけでは危険運転致死傷罪までにはならない可能性もあります。いろんな事を想定すると、なかなか悪質なドライバーを0にすることは難しいですが、実際に起こった悲惨な事故による教訓を多くの人が共有し、ちょっと冷静になってもらうだけでも、相当変わってくる可能性はあります。私自身はドライブレコーダーを付けていますので、もしそんな自動車事故の現場に当時者とは別の立場で立ち合うことがあった場合には、できるだけ事故の実況見分に役立つように、もし事故の瞬間が動画として残っていたら、その映像を提供することもありかなと思っています。


東名の逆走事故とスマートインターの問題

このブログでは何回も紹介させていただいている焼津市にある東京高速の日本坂PA付近の下り線上で午後に乗用車とトラックが正面衝突する逆走に起因する事故が起こってしまいました。この事故の影響でかなり長い時間静岡ICから焼津ICとの間が通行止めになりましたが、逆走事故というのはお互いにスピードが出ている中で正面衝突となるため、ボクシングのカウンターのような衝撃になり、特に逆走していたと言われる乗用車の損傷がひどく、車の部品が散乱したものを安全に走行できるように片付けるのにかなり時間がかかったと思われます。

ちなみに、今回事故に関わった双方のドライバーはともに亡くなってしまったので詳しい事故に至るまでの状況を直接聞くことはできませんが、ドライバーはともに静岡県内出身で、年齢は乗用車のドライバーが25才、トラックのドライバーが50才とのことで、どちらも高齢の認知症が関わるような入り口を間違えての進入ではないと思われるのですが、乗用車の方が逆走していたという110番通報が複数あったということで、どこから逆走したのかというのがまずは一つ明らかにしておかなければならないところでしょう。

事故現場から一番近い高速道路への入り口は焼津インターになりますが、逆走している車があると110番通報がきちんと事前にされていたのですが、この通報は事故現場からすぐ前であったと思われます。翌日の報道によると、以下のインターの設置状況の中で、逆走がスタートしたのがどこか明らかになったとのことです。

名古屋方面→「相良牧之原IC」→(11km)→「吉田IC」→(12km「大井川焼津藤枝SIC」が途中にあり)→「焼津IC」→「日本坂PA下り」→事故現場→静岡IC→東京方面

ちなみに、事故を起こした乗用車のドライバーは牧之原市出身でレンタカーを使っていたという情報があったので、事故現場から自宅付近までのインターを書き出してみたのですが、報道によると、乗用車は東京方面から下り車線を普通に走っていたものの、「日本坂PA下り」に入って休憩した後で本線に出る時に、反対方向に向かって出てしまい、約1.5キロ走行したところでトラックと正面衝突したということです。

この報道が出る前は、これらの中で唯一無人の出入口としてあるのが「大井川焼津藤枝SIC」あたりから入ったのかなと思っていたのですが、さすがに事故を起こした場所から考えると、そんなに長くは走れないなと思わざるを得ません。それにしても、自分がPAに入ってきて、しかも一定期間の休憩を入れた上で(新聞報道によると約1時間車が停車していたとのこと)再スタートという状況を考えると、普通の人ならそんな出かたはしないだろうと私には思えます。

このPAは一般道からですが私自身が何回も利用させていただいていて、その構造は全く複雑ではなく単にそれまで走って来た同じ方向に向かって出るだけですので、何か病気だったのか、変なものを飲んで意識が濁っていたのか、そんな事も考えられてしまうようなびっくりの逆走でした。さらに気になることに、現場ではブレーキ痕が確認できなかったということですので、車が再スタートした時から正常な状態でなかったことが考えられます。さらに考えたくないことですが、PAで気持ちを落ち着けてからあえて反対方向に向かってスタートし、さらに故意に大きな車を目掛けてノーブレーキで突っ込む自殺行為の可能性も疑わざるを得ません。

ですから、この事故については今まで言われているような高速道路入口の複雑な構造による逆走ということではなさそうなのですが、もし自殺のための逆走だとしたら対策も何もないわけなので、少なくとも自分自身が間違って逆走しないための対策についても書かせていただきたいと思います。上記のインターの並びの中で逆走が起こりそうということで、やはり普通のインターチェンジよりもETCしか使えないスマートインターチェンジの利用に気を付けることの大切さも感じましたので、その観点からも紹介させていただきます。

今回の事故が起きた沿線の中でのスマートインターチェンジである「大井川焼津藤枝SIC」は平成28年3月に開通したETC専用のインターチェンジで、藤枝市のスマートインターについての解説ページを見ると「誤進入、ETCカード挿し忘れの場合は、Uターン路により、元の道に戻ることが可能です。」という記載があります。

今回事故を起こしてしまった車はそのまま本線に乗ってしまいましたが、逆走で入ってしまったことにすぐに気が付けば、何とかUターン路を通っていったん外に出ることも可能でしたが、一つの可能性として静岡・東京方面に行こうとして下りの入口の方からスマートインターに入ってしまった可能性はあるのではないでしょうか。

全国の高速道路で設置されているスマートインターの問題点として、逆走だけでなく普通のインターだと思ってETCを付けていない車による誤進入やETCカードを差し忘れたまま本線に入ってしまうというケースも出てきます。これらの場合は直接事故を引き起こす原因にはならないかも知れませんが、ETCが付いていないのに本線に入ってしまったような場合は精神的にパニックになってしまって本来では考えられない行動を取ることも考えられます。

今回の事故ではありえないケースだと思いますが、たとえ普通の状態で進んでいてもETC装置がないまま本線に入ってしまったことでパニックになり、次のインターまで進むことを選択しないで本線に入ってからUターンして入ったスマートインターから出ようとして逆走するという事も考えられない事ではありません。

とにかく間違って高速道路に乗ってしまったり、ETCカードの入れ忘れに気付いたとしても、とにかく次の出口まで車を走らせ、有人の場合は直接、無人の場合はインターホンを使ってきちんとどこから入ったかを申告すれば問題は起こりません。高速道路によってはほとんど車が走っていないような場所や時間があると思いますが、ともかく逆走やバックをしてしまうことでもし事故を起こしたとしたら大変な事になるという認識は今回のような悲惨な事故の報道によっても多くの方が共有できるものの、事故によって尊い人命が失なわれているのですから、そんな事故がなくても多くのドライバーに徹底させることができないものでしょうか。

誤進入の場合はUターン路が利用可能な地点までなら戻るべきですが、そこからUターンできない道に入ってしまったら、とにかく次のインターまで行って降りてから改めて反対方向に向かいましょう。それと同時に、ETC車載器のない車がスマートインターやETC専用レーンに入ってしまった場合の告知というのは必要かも知れませんが、その告知が激しすぎるとドライバーによってはパニックになってしまい、それが本線からの逆走を生む可能性もあることを考え、「ここまでならUターンできます」とか、「間違えて入った車は慌てずにこのまま進んで次のインターで降りて下さい」というような逆走を引き起こさないような電光表示なども考えた方がいいのかも知れません。

最後になりますが、首都圏ではよく人身事故が起こって電車が止まることがありますが、もし今回の逆走事故の原因が自殺目的でトラックに突っ込んだという事だとしたら、今回の事故ではトラックの運転手の方も亡くなられていますし、単に事故を起こして高速道路を止めただけでない大きな責任を後に残る人に負わせることにもなります。物事をきちんと判断することのできる方であれば絶対起こすべきでない方法であるとともに、もしこの推測が当たっていたとしたら、今回の事は単なる逆走事故でなく「自爆テロ」と同様な犯罪行為であると報道すべきではないかと思います。


ETCの「不正通行」は住んでいる地域により意識の差がある

普段高速道路を使わなくても、帰省の時期に高速道路を久し振りに使うという方もいるかも知れませんが、本来の通行時の事故やあおり運転をされた場合の対応とか、実際に走るところで気を付けなくてはならない事は多くありますが、ある程度事前に考えておいた方がいいと思うのが、ETC車載器およびカードの確認と言えるでしょう。

昨年2016年において、高速道路からETCレーンを使って出る際に、お金を払わないでそのまま出てしまう「不正通行」の件数が31万件もあったのだそうです。なぜそんな事が起きるのか、地方在住の私にはちょっとわかりかねたのですが、この件を取り上げたネットニュースでは、不正通行の大半がカードの入れ忘れやカードを入れていても有効期限を過ぎていたという「うっかりミス」に端を発したものであるそうなのですが、実際のところ私にはピンとは来ませんでした。

記事によると無意識にレーンの強行突破をしてしまってもしっかりナンバープレートが記録されているので、車の所有者のところには高速道路会社から通知が入るのですが、その通知を見て初めて不正通行に気付く人もいるのだとか。
ただ、そんなニュースを読んでもどうやって無意識のうちに出口を強行突破できるのかがわかりません。私自身の事で言うと一度地元の高速道路で出場の際にバーが上がらなくて往生したことがありました。その時はカードは大丈夫だったのですが、車載器の調子が悪く、ゲート通過の際にうまく作動しなかったのですが、閉まったゲートを強行突破できそうな感じではなく、すぐにインターホンで有人のゲートと連絡を取り改めてクレジットカードで通行料を払ったのですが、その時に私の後ろに付いていた車の運転者の方には随分迷惑を掛けてしまいました。

そうした経験からしても、ゲートがあるのに強行突破するのはもうその時点で「確信犯」であって、後から知らぬ存ぜぬでは通用しないのではないかと思ったのですが、どうやらこの話はいつも使っている高速道路の出入口の違いによって何も解説しなくてもわかる人と、全くこれだけではわからない人がいるのだというのがわかりました。私はこの元ネタをネットニュースで見たのですが、恐らく首都圏にお住みの方ならこれまで私が書いていることの方がおかしなことであると思うかも知れませんし、地方の高速道路しか利用していない方にはここまでのように、なぜ強行突破できるのかちょっとわからないだろうと思います。どういうことかと言うと、首都高のような都市部の高速の出入口にはETCレーンはあってもゲートが付いていないのが普通だからです。

首都高速道路から出入りする場合は、確かにゲートがないので料金を確かに払ったかどうか確認しずらいということはあります。しかしその場合もETCの車載器によっては音声によってドライバーに料金を教えてくれたり、液晶で料金表示が出たりします。安い車載器の場合はそうした表示も確認できないので、やはりゲートのないETCをよく使う場合には購入費用をけちらずに車載器購入の際に料金を示してくれるものにするのがいいと思います。車載器をそういうものにしてしまえば、その場で通行料の表示や音声通知がされなければ何らかの機械の故障か、カードに問題があるということはわかると思います。

もしゲートを抜けた後で料金が表示されず、カード未挿入や有効期限切れのカードであることがわかった場合は、お早めに下記リンク(首都高のページです)にあるような伝達事項をメモした上で、通過した高速道路会社専用のコールセンターに電話して料金の確認をすることをおすすめします。音声による案内をしない古いETCをなかなか替えられなかったり、レンタカーに古いETCが付いていたような場合は、うまく動作しなかったと思われる場合は、しばらくはネット上でETCカードから決済するクレジットカードの利用状況についてチェックして通行料の分が計上されているかを確認することで自分が不払いになっていないかを見てみましょう。

http://www.shutoko.jp/fee/fee-info/noncharge/

高速道路の料金が未払いになってしまうと、後から連絡したり、さらに支払いの手続きまで考えるとかなり大変なことになってしまうことがわかるでしょう。もし私のケースのように何とか入場はしたものの車載器の調子が何かおかしいと思われた場合は出口ではできるだけ有人のレーンを選び、そこで改めてETCカードを係の人に渡して決済してもらってから出た方が、ETCレーンを通ろうとして出られなくなって後ろの車に迷惑を掛けることにはなりませんので、有人レーンから出ましょう。そして、そもそもの原因を絶つためには高速道路を使う前には必ずカードの有効期限については確認しておき、出掛ける際には必ずカードが車載器に挿入されているかどうか確認し、もちろん車載器にも問題がないか確認しておくこともしっかりとやっておきましょう。

カードの期限切れ対策については、新しいカードが来たらすぐに今まで使っていたカードは廃棄し、期限ぎりぎりまで古いカードを使うようにしないのがいいということと、ETCカードの場合、クレジットカードと同じタイミングで来るのではなく少し遅れて届くので、ETCカードの発行を依頼したのを忘れていて、クレジットカードの後に来た封筒を受け取っても中味を開けずにそのままにしてしまうと、つい古いカードを使っている間に有効期限切れになってしまう可能性が出てきます。そんなわけで、加入済みのクレジットカード会社から封書が届いたら、中味に心当たりがなくともすぐに中を開けて確認するということも大事だと思います。


出入りの激しい駐車場は路上なみに危ない

東北道の安達太良サービスエリアで悲惨な事故が起こってしまいました。東北へ出掛けた時にはこのサービスエリアを使ったことがありましたが、ごく普通のサービスエリアのように感じていたのですが、とにかくテレビのニュースでは観光バスが人を轢いてしまったという事故について、私の見たニュースでは主にバスの運転手がどのような勤務体系だったかとか、入社してどのくらいかという情報を流して終わりでした。

これだけ見ると、やはり車と人との事故ということでバス運転手の方に大きな過失があるという基本的な事実を改めて確認したということになりまして、バスだけでなく乗用車に乗っている場合でも駐車場周辺を歩いている歩行者に十分に注意して車を動かすことは忘れないようにしないといけないということになります。

こうした事を前提にして、さらにサービスエリアを利用する側として考えなければならない事も同じように考えてみます。高速道路のサービスエリアというのは休憩施設であるため、車を安全に駐車したら車から降り歩くことになります。車と歩行者との関係というのはどちらにも当てはまるわけで、特に車から降りた時にどうしたら安全に移動できるかということも考えておいた方がいいのではないかと思うのです。

というのも、今回の事故を報道したニュースを検索していたら、どんな状況で事故が起こっかたと言うと、被害者の方も別の観光バスに乗っていた人だったらしく、恐らく事故を起こした観光バスが駐車していた場所と近いところにその方が乗ってきた観光バスも停められていたことが想像されます。そして、もう一つ重要な情報を入手することができました。

というのも、今回被害に遭われた方はたまたま靴の紐がほどけているのを外に出てから発見し、その場でしゃがんで靴紐を結ぼうとしたところ、死角になったのかはわかりませんが、不幸にもバスの前でしゃがんでしまったことでバスを避けられずに轢かれてしまったということなのだそうです。観光バスが動き出してすぐに事故が起こったということを考えると、問題の観光バスの並びに被害者の乗ったバスが停まり、大挙してバスから降りていく中で人の流れの中ではなく、他のツアー参加者とは離れて移動する途中にたまたまバスの前でしゃがんで靴紐を直そうとしたことが予想されます。

ただ、それでも観光バスの運転手の方に安全確認義務があることは間違いありません。バスだけでなく車を運転するということはそれだけ責任が重いと言えるわけですが、いつも運転手が万全な安全確認をしてから発車してくれるという事でもないので、自分が歩行者になった場合の心掛けも必要だと改めて思うところです。

普通の駐車場の場合、大型の観光バスは入ってはこないので、乗用車の前でちょっとしゃがんでもお子さんでもなければ乗用者から見えにくいということはないと思いますが、やはり大型トラックや観光バスが出入りをすることが多い道の駅や観光施設に加え、高速道路のサービスエリアの駐車スペースに近いところでは駐車場内で立ち止まったりしゃがんだりしないで、とにかく段差のある歩行者用のスペースに移動し、そこで靴紐を直すなり同行者とおしゃべりするなりする方を選ぶ方がいいというわけです。

さらに、この事故の話を聞いて思ったことには、よくサービスエリアの駐車場が混んでいて、普通車の駐車スペースが見付からない場合、他の車が出るのを待たないで大型車の駐車スペースに停めてしまう際の危険さです。今回の事故が起きたシチュエーションがそのまま起こる可能性があることは十分におわかりかと思います。単に空いているから停めるということは、特にお子さん連れで旅行をしている場合、頻繁に大型トラックや観光バスが出入する所から歩いて移動することはやはり危ないので、やはりサービスエリアでは入口から指示される駐車場所に従って、小型車のスペースに空きを見付けて、どうしても空いていない場合は他の車が出るまで待ってから駐車するようにするのが基本だと思います。

ちなみに、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などサービスエリアの駐車場が混雑する場合には専門の誘導員が立ってくれることもあるので、現場ではそういう方の指示に従って駐車すれば、たとえ駐車場所が普段の駐車スペースと違っても安全性には考慮されていると思います。くれぐれも、普通車と大型車が混在するサービスエリアなどの駐車場は、その時の行動によっては危険な場所にもなり得ることを理解した上で十分に安全を確保することを心掛けましょう。


ネット社会だからこそ後日発覚する恐れのある「不正乗車」

今の世の中では、駅の入場や電車への乗車は自動改札であったり、電子マネーのICチップを使って入退場するので、入口と出口だけの分の切符や入場券を買って途中経路分の運賃や特急券分のお金をごまかす「キセル乗車」のようなごまかしが効かなくなっていると思います。

機械をごまかそうとする人間の知恵も、自動改札やICチップではそのデータが残ってしまうため、その場は逃れられたとしても後で確認されたらアウトです。鉄道会社側も、瞬時に不正を指摘するためのシステムや機械の改良を続けていますので、将来的には自動改札のない無人駅が存在しなくなれば、個人的にはキセル乗車のための努力をすること自体が無駄で自分の立場を危うくするものでしかないと認識すべきでしょう。

急にこんな事を書こうと思ったのは、先日のニュースで一人ではなくかなり大規模な集団でキセル乗車を行なっていたとして20代の男性を逮捕したというニュースがあったからです。これは、ネットによるコミュニケーションが普通に利用できる現代ならではの方法ですが、遠方から特定のアーティストのコンサートに来る場合に、コンサート会場の最寄りに住んでいる同じアーティストのファンとネットで連絡を取り、駅のホームでその駅の入場券を受け取ることにより、見事に中ヌケのようにして途中の経路分の交通費をまるまる払わないように「キセル乗車」を成立させていたということです。

しかし、一人で改札を通るのに複数の入場券を自動改札に通していたとしたら、かなり不自然な行為だと思われても仕方ないでしょう。そうしたことで駅員からマークされ、入場券のやり取りの現場を抑えられた可能性もありますし、本人は見付かっていないと思っていても、目視だけでなく監視カメラで見られている可能性もあります。もし行為そのものを見られていなかったとしても、同時に通した入場券そのもののデータが不正使用の証拠になってしまう場合もあるかも知れません。

逮捕された人が入っているお互いに不正乗車を行なったり手助けしたファンのグループは数百人と言われ、今回逮捕された人自身も4年間で約150回繰り返していたということなのですが、なぜこんな事がわかるのだろうと改めて考えなくても、キセル乗車のための打ち合わせをメールやSNSで行なっているとしたらそのデータを解析することによって発見は可能です。今回逮捕された人のスマホを没収し過去にさかのぼっての犯罪行為らしきやり取りを見付け、駅に設置している監視カメラの映像などと照合しながら証拠固めをされた件数が150件だったとしたら、捜査する方々の執念が感じられるとともに、今後数百人いるという不正乗車やキセル乗車を行なった方々はことごとく摘発されることが予想されます。

今回摘発のあったアイドルグループに関連するケースでなくても、心当たりのある方は早めに自首されることをおすすめしますが、こういった事が報道されることで感じることがあります。それは、不正を行なう側が最初の成功体験に味をしめ、回数や規模がエスカレートしていくという今までそうした行動とは無縁であった人や若年層の人たちにありがちな楽観的な考えです。

最初に書きましたように、自動改札を通した入場券や乗車券については、きちんと記録が残るため、入場と出場の時間が不可解な感じでかかっている場合には、自動改札から出ようとしても止められます。私自身の話で恐縮ですが、東京に出掛けた時にかなり時間を持て余すことがわかって出掛けたことがあったので、不正乗車でないJRの規則に則った「大回り乗車旅行」を行なったことがあります。これは、山手線上で隣の駅まで行くのに初乗り運賃の切符を買い、反対方向へ進みつつ同じ駅を通らず、さらに途中下車もしないで一筆書きの経路で進み、隣の駅をゴールにするというものです(大都市の近郊区間ではこうした大回りでの利用が禁止されていません)。最近ではいわゆる「エキナカ」の商業設備が充実していますので、食事もおみやげもすべて改札を通った駅構内で済ますことができるので、以前と比べると大回りの旅も楽になったと思います。

問題なのは大回り旅行を終えて目的地の駅から出る時です。本来なら5分も掛からないで到着できる隣の駅に着くまでに数時間かかっているわけですから(そのため自動改札を通れず、有人改札を通る必要があります)、有人改札の駅員さんもそのまま出ようとしても「ちょっと待って」と言うしかないでしょう。

そうした不信感を払拭するために、このような大回り旅行を考えたら、どのような経路でどの駅を通ってここまで来たかという行程表を作っておき、車内で検札があった時にはきっぷと一緒に見せたり、最後に有人改札を抜ける時に駅員さんにその行程表を見せながらこれまで通ってきた経路の説明をして、不正乗車ではないことを確認してもらって出る必要があるのです。このように全く問題のない乗り方であってもその行為をしっかりと説明できないと不正乗車をしたことにもされかねない事もありますので、どれだけ鉄道会社が不正乗車対策をされているかという事はおわかりいただけるかと思います。

今回のキセル騒動はそれなりに乗車券の仕組みについて熟知した人も関与していて、巧みに切符に自動改札を通さないことで摘発された場合の抜け穴を作っている可能性もありますが、今回はこれだけ関与した人数が多いので、SNSなどのデータを解析されることで自分はキセル乗車はしていないとされても、人のキセル乗車を幇助した罪を受けることも十分考えられます。顔と名前が報道されることでの影響もありますが、不正乗車した料金の3倍の金額を鉄道会社に支払わねければならないペナルティも課せられるわけで、一時は交通費が安く済んだと思っていても結果的に高く付くことに今回のケースではなっています。

私自身はいろんな可能性を考え、新幹線・在来線(青春18切符の時期など)・長距離バス・自動車というような感じで交通手段を変える事を考えますが、若くて何事にもめげない体力があり、アイドルのグッズにお金を掛けすぎて交通費がないというなら、安易に不正乗車をしようと思うのでなく、もっと現実的に同じ地域にいるか、コンサートに参加するために居住地を通る予定のネットで知り合った仲間に車を出してもらい、定員まで人を乗せて行くことでガソリン代と高速代を人数分で割り、エコノミークラス症候群に気を付けながら車中泊ありの車での格安移動を試みた方がよっぽどいいのではないかと思うのですが。

昔から不正乗車を巧みにしながら出掛けている人はいましたし、今後もなくなることはないでしょうが、すぐには発覚しなくても過去にさかのぼって罪に問われるのが現代の恐ろしさであり、相当割りに合わない不正乗車やキセル乗車であることを十分に自覚していただきたいと改めて思います。