旅行・交通関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

原付バイクのナビアプリについて

先日、テレビで自動車専用の高速道路上をママチャリらしき物体が(^^;)道路を逆走してくる動画を見る機会があり、「なぜ自転車が高速道路に乗り、さらに逆走するのか?」ということを考えてしまいました。逆走がブームということもなければ、車がビュンビュン対向して走ってくるところを走るというのは、正常な精神の持ち主なら明らかにおかしいと思うのでしょうが、テレビのコメンテーターがその原因として考えられる事の一つとして、スマホのカーナビアプリが普及するあまりに歩行者や自転車用のナビでなく、車用のナビ画面を使ってスマホを見ながら移動しているうちに気が付いたら高速道路に乗っていたということもあるとのこと。

そういえば、過去に歩行者が高速道路に入り込んでしまうことが注目された時があったのですが、その時も、料金所のない高速道路の出口からスマホの画面を見ながら周りを見ずに入ってしまうことで高速道路に入ったことに気付かずにしばらく歩いてしまうことがあるという話を聞いたことがありました。果たして今もそんな状況があるのかはわかりませんが、カーナビをスマホアプリで実現することが当り前になると、そんな事が出てくるのかという気はします。

個人的に思うのは、首都圏を中心に車に乗らない人が増えている中で、大きな駐車場がなくても気軽に利用できる原付バイク(今後出てくるであろう電動バイクを含む)あたりがもう少し普及しても良さそうだということがあります。それこそピザ配達用の屋根が付いたものを選べば、少々の雨でも使えそうですが、あのタイプのバイクは車並みに高額になるのがネックではありますが(^^;)。

その際、やはりあった方がいいのがバイクにカーナビがセットされていることですが、これはスマホを利用してバイクにセットするホルダーさえ設置すれば、車と同じようにスタート前にセットすればいいわけです。しかし、車と原付は制限速度だけでなく大きな交差点では二段階右折になったり、一部の自動車専用道路には入れないなどの違いがあります。

残念なのは徒歩や自転車には無料で使えるナビゲーションアプリがあり、事前にそうしたアプリや専用の設定を利用すれば歩いて高速道路に入ったり逆走することはなくなると思うのですが、原付には無料ではナビゲーションアプリがないということです。有料でもきちんとしたナビが使いたいという場合には「NAVITIMEツーリングサポーター」をインストールし、ご利用のバイクの排気量を入力すると、その排気量に応じたナビゲーションがされるという優れものになっているので、現状で原付バイクで遠出をするのに使うアプリということではこれ一択のような気がします。

しかし、もう少し原付を含むバイクを売りたい気がメーカーにあるのなら、メーカー主導で原付や125cc以下のバイク用ナビアプリを作ってくれた方が一人で近くに行く用途であれば車でなく原付や電動バイクで代用するようなライフスタイルの変化につながってくるように思えるのですが。

もしどこかの観光地で、周辺に車を置くスペースを用意し自家用車を観光地内に入れず、その代わりに電動自転車や電動バイクを使えるようにし、各観光地に充電スタンド付きの駐輪場所を整備して時間貸ししてくれるようなシステムがあれば、限られた時間の中で観光地を早回りしたいような場合は電動自転車よりも電動バイクにし、それをナビゲーションアプリでモデルコースを回るようにすれば、自己責任にはなりますがスマートに観光地を回りながら、途中で面白い所を見付ける楽しみも増えます。

バイクという乗り物自体が今後は利用者が少なくなっていくような傾向があるので、なかなか企業も投資しないような感じですが、私が現在持っているガソリンエンジンで走る原付でさえハイブリッド車くらいの燃費で市内走行できることを考えると、今後は折りたたんで袋に入れることで公共交通機関で運べるペダル付き電動バイクを作る和歌山県のglafitという会社にヤマハ発動機が1億円の資金を入れて業務提携したというニュースがありました。glafitでは現在販売しているモデルからの派生したモデルを2020年春に出す予定だということで、個人的には日常の足としてだけではなく車中泊旅のお供にできるのではないかという期待があります。できればそれくらいまでに無料で使える実用的な原付用のナビアプリが登場して欲しいものであります。

・glafitのホームページ
https://glafit.com/product/glafit-bike/


逆走に気付いた後の対応こそが問題だ

一昨日になりますが新東名の浜松周辺で80代の男性が運転する軽自動車が高速道路を逆走する騒ぎがありました。そうした報道はしばしばありますが、今回このブログで改めて紹介しようと思ったのは、逆走した車が恐らく中日本高速道路会社の職員によって止められる所を車の中からビデオ撮影していた動画がツイッターから拡散してテレビニュースでも放送されたことにあります。恐らく、このブログを読んだ方にも見た方はいらっしゃるでしょう。見ていない方のために、そのツイッターのリンクを貼らせていただきたいと思います。

ニュースによると新東名のネオパーサ浜松(サービスエリア)を東京方面へ進むはずが本線への入口を間違えて約15km逆走したということです。それだけ長く走っていれば、多くの車が警察への通報をしたことが想像されます。ビデオでは、恐らく逆走してくるという情報を受けた高速道路会社の巡回車の誘導に従って高速道路を走っていた車が走行車線および追い越し車線を塞ぐ状態で止まっている中、逆走車が入ってくる直前から始まりました。そうした中、逆走してくる車からは全ての車線が対向してくる車で埋まっているのを感じ取ったのか、高速道路会社の職員に誘導されたのか、今回逆走してきた車が高速道路の路肩に避けてきたのですが、その後さらにびっくりする動きをしたのでした。

普通は逆走をしていることを意識していなくても、前に全く進めずに高速道路の職員から停止を求められればまずは止まって気持ちを静め、さらにキーを渡して車の向きを変えて安全に今来た道を戻るようになるかと思ったのですが、一昨日の事例ではそれでもなお逆走して路肩を進もうとしたばかりでなく、車を止めるために前に立った高速道路会社の職員にも構わずに進もうとしていました。見ようによっては前に立つ人に車をぶつけようとしたと見られてもしょうがない状況が動画になって残っていたのでした。

その後、何とか職員の方が車を止めて運転席のドアを開け、そこでようやく車が停止したことになるのですが、そこまでしてなぜ車を逆走させなければならないのか。そもそも逆走という意識はあったのかというところが気になります。その点について地元のテレビニュースでは車を運転していた80代男性が逆走をしていた認識はあったという恐らく警察からの発表が伝えられました。このコメントは警察からのものだと思うので、取り調べを受ける中でつい言ってしまった可能性も0ではなく、本当はどうだったのかという点についてはもしかしたら違うこともあるかも知れませんが、何せ15kmも逆走したのですから、走っているうちにある程度の違和感に気付いたので、全く逆走している認識が全くなかったとも言えないでしょう。

特に、今回のビデオで撮影された職員に止まれと指示されているにも関わらずそのまま逆走を続けようとしたということは、そこにあるのは自分が高速本線に入ることを間違えたのに、それ自体を何とかなかったことにして次の出口でしれっと出ようと考えてしまったことが少しはあったのではないかと思うのです。幸いなことに今回の逆走で事故にはなりませんでしたが、逆走をした時点で警察に通報されていますし、急ぐ車も多い中で交通を止めて安全を確保されているわけですから「ただで済む」わけがありません。それでも、自分の犯した過ちに正当に向き合わず、何とか手先口先でなかったことにしようとする人間の弱さに起因する現象だったのではないかと私は思います。

今の世の中は、今回の報道で動画が出てしまったように、あらゆることが監視され、通報される社会であると言えます。もし旅先で何かまずい失敗をしてしまった場合、なかったことにしようとして逃げるというのは、もしそれが動画に残されておりネットに拡散されてしまったら、ケースによってはその方の仕事や学業にも影響を与える可能性があります。さらに、「あおり運転」の実状を紹介するビデオが車に搭載されたドライブレコーダーで録画したものであることを考えると、今後ますます「逃げ得」というのはあり得なくなると考えておいた方がいいような気がします。失敗はしないに越したことはないですが、ツイッターで炎上する以上に車での悪行は多くの人の心象を悪くしますので、車のハンドルを握るということはそれほど重大な事だということを考えて出掛けるようにお互いにしたいものです。


大手企業の不正は利用者の倫理の欠如を生む

テレビや新聞ではなかなか伝わってこないニュースをネットで見たりすると、なぜ伝えられないのかと不思議に思うことがあります。今年に入って大きく報道されている「レオパレス21」の手抜き建築がわかり、物件のオーナーと居住者を巻き込んだ騒動に発展し、ある意味以前からあった事が溜まりに溜まって爆発したことでニュースになりお互いに大きなダメージを受けているのを見ると、なぜもっと早いうちから問題にしなかったのかと思います。同じようなオーナーへの家賃保証、一括借上を行なっている業者についても、しっかりと調べて同じような事が起きる前に問題にしておいてもらいたいと思います。

今回はさらにそうしたテレビなどで報道されない企業の不祥事として「京王観光」によるJR乗車料金不正についての話題を先日になって初めて知ったので、その事について書かせていただきたいと思います。最近ではほとんど旅行代理店を使わずに自分でネット予約をして宿も交通手段も手配しているのですが、唯一旅行代理店に頼んでいるのは新幹線こだまを使った日帰り旅の「ぷらっとこだま」くらいなので、具体的に旅行会社がどういう不正をやっていたのかはわからないところがあるものの、団体旅行ツアーにおけるJRの乗車券を人数分発券せず、実際に参加した人数との差額を会社の利益にしていたという話があるのです。ここには、JRと旅行代理店が持ちつ持たれつで、実際に利用する人数の勘定をいちいち確認しないことを逆手に取った不正ということが言えるのではないでしょうか。

ただそれは、JRと旅行会社との問題で、同じように通常の料金を払っている利用者にとってはそんな不正が通るなら運賃を値下げしろという話になってしまうでしょう。両者の間には現場で問題にできればしたくないので、いい加減に人数を数えないでもツアー客を乗車させてしまっていたのかも知れませんが、もしこうした行為が京王観光だけではなく他の旅行代理店でも行なわれていたとしたら大変です。京王観光の場合、10年で2億円という被害額だそうなので、JRが改めて全ての旅行代理店に内部調査を依頼して同様のケースが出てきたら、いったいいくら本来入るはずだった運賃が払われていないことになるのでしょう。

こうしたことが大きく報道されるようになると、利用者の中には、「不正が当り前なら、自分もばれなければ不正をやってもいいだろう」と思って実行する人が出やしないかと心配になります。過去のブログで私が居合わせた電車の車内で行なわれていたかも知れない不正疑惑について書かせていただいたことがありますが、検札が来たら払うつもりで乗車していても、もしそのまま検札に会わずにグリーン車や特急列車に乗れてしまったとしたら、改札から出る前に精算をせずにそのまま抜けてしまおうと思う人が増えるかも知れません(通常は、車内で検札が来ない場合でも駅員に申請し正規の運賃を払うことが必要になります)。

こういう状態をモラルハザード(倫理の欠如)と言い、「赤信号皆で渡れば怖くない」というかつての漫才のネタのように、明らかに不正なことが当たり前のように行なわれる社会になってしまう可能性もこれからの日本で起こらないとも言えません。鉄道会社の出している様々なフリーきっぷや鉄道規則を研究し、正規の料金で安く乗ることについては問題ありませんが、ネット自体も不正のやり方を共有することに使われる可能性があり、日本社会のモラルの崩壊につながっていく可能性もあります。

まずは、旅行会社においても、今回問題となったJRの運賃だけでなく様々な名目で水増し請求がされているのかどうか、また宿や観光施設にきちんと約束した料金を入れているのかどうかなど、企業としてのモラルが疑われないようにきちんと業務全体において検証し、その結果をきちんと紹介してもらう必要があると思います。実際に安いツアーであっても、宿には正規の宿泊金額よりかなり安い金額しか払われないような事があれば、ツアー先のサービスの低下を生むかも知れませんし、利用者も旅行企画を立ててもらうことでのメリットもあるわけですから、その分はしっかりツアー料金に上のせしても大丈夫な状況というものを作っていく必要があるでしょう。それは、まさに先日紹介したばかりのQBハウスの値上げと同じような事であり、消費者は値上がり分の理由がわかれば納得して払う人もいるわけですから、いつまでも古い体質を引きずらないで欲しいと思います。


中部横断自動車道が3月10日に静岡県内開通

静岡県に住んでいて、山梨や長野方面に出掛けることが多い身としては待ちに待ったニュースが入ってきました。静岡県静岡市清水の新東名新清水インターから山梨県の双葉ジャンクションまでを結ぶ「中部横断自動車道」は長らく静岡県内での工事が続いていましたが、ようやく2019年3月10日に新東名の新清水ジャンクションから山梨県の富沢インターまでの20.7kmと山梨県内の下部温泉早川インターから六郷インターまでの8.4kmが開通することになりました。これで残るは2019年夏ごろに開通予定に変わった富沢インターから南部インター間6.7kmと、2019年度中に開通予定の南部インターから下部温泉早川インターまでの区間が未開通ですが、来年の今ごろまでには現状では工事が終わる予定になり、そこまでで完全に新東名から中央自動車道に行けるようになります。

これまでは、新東名高速道路の新清水インターから出ると国道52号線に出て、そこから身延・甲府方面に行けるようになったものの一般道を走る距離が長く、ちょうど山梨県に入る直前の国道52号線はかなり大きなカーブが連続する区間があるので、人によってはなかなか運転がしずらく行きずらさを感じているケースもあったのではないかと思います。それが今回の一部区間開通によってまだ工事区間が残っているとは言えかなり山梨・長野方面に行きやすくなるのではないかと期待しています。

将来的に中部横断自動車道が全線開通した場合、西から来た人が東京都心を通らないで関越方面や東北方面に行きたいと思う場合、「中部横断自動車道」→「中央自動車道」→「圏央道」という形で経由すれば都心を通るよりもスムーズに抜けることができます。もとより、来年の東京オリンピックを見込んで関係ない車両が東京都心に入ってくることを避ける目的で整備されているところもあるのでしょうから、現在でも一般道を経由することに抵抗がなければ来月の一部開通時には清水から新東名に入り、そこから中部横断自動車道に入るルートで進むというのも一つのルートとして考えてもいいのではないかと思います。いつも使っている立場からすると、この道路がメジャーになって混雑はしてほしくないのですが(^^;)、恐らく東京オリンピックの時期には通らざるを得ない状況になってしまうと思うので、早めにこのルートを知っておくだけでもいざという時に役に立つこともあると思います。

というのも、東名の清水インター以東の区間は昔も今も交通の難所と呼ばれる「薩た峠」で、台風の時に波が大きくなるとそれだけで通行止になってしまいます。そうした天候の変化を早めに捉えると、単に新東名を東京方面に進むだけではなく、中部横断自動車道から中央自動車道に入るというパターンも選ぶことができるようになるでしょう。目的地がどこかによって使えないケースもあるとは思いますが、3月10日を境に使い勝手が相当違ってきますので、山梨や長野を目的地とする車の旅をする場合は、気に留めておくのもいいのではないでしょうか。


新東名の最高速度実験は次の段階へ

このブログで以前に紹介したことがありましたが、東海道を高速道路で結ぶ2本のうち、新しくできた新東名高速道路の新静岡~森掛川インターチェンジ(上下道約50km)において、2019年3月1日午前10時から、一部区間における乗用車・軽乗用車・バス・125CC以上の二輪車における(大型トラックは対象外)最高速度を現在の110km/hから120km/hに上げる実験が行なわれることが発表されました。交通渋滞や事故との関連性を見るため、試行開始から1年以上かけて走行データなどを分析する予定だということです。

この区間は3車線の区間が全体の6割あるそうで、東名高速道路との分散化が行なわれていることから、最高速度を110km/hに上げてもそこまで影響が出なかったということらしく、今回はさらに最高速度を上げてみるということですが、机上の空論で結果を出すのではなく、実際にやってみることは必要だと思います。そういう意味で、今回の決断は決して無謀ではなく有効なチャレンジではないかと個人的には考えます。

ただ、気になるのは大型トラックの最高速度が80km/hに据え置かれるため、その影響が出ないかということと、乗用車が80km/hくらいの速度で走っていた際に「あおり運転」を行なうような車が出ないかということが気になると言えば気になります。

静岡県警察では、巡回するパトカーやヘリコプターの数を増やし、今以上にあおり運転や速度超過、追い越し車線をずっと走り続ける通行帯違反について厳しく取り締まることをアナウンスしています。こうした取締も功を奏しているのか、今まで最高速を上げても人身事故が前年度と比べても四割減ったというデータもあるため、今回の試行でどうなっていくのか気になるところです。

前にも書きましたが、私自身が新東名の静岡県の区間を走った経験からすると、抵抗なく走れる道路のおかげかも知れませんが、110km/hに上げても車がスムーズに進み、ぶれてくることがないので気が付くと制限速度をオーバーしそうになるということが何回かありました。エンジンの回転は少なくてもスピードが出ることから、無理に速度を上げないでエンジンの回転数を意識して走っている中で速度が120km/h付近まで上がってくる状況なら、車の燃費に影響を与える状況も少なくなるのではないかと思います。

こうした事があるので、速度を落としてゆっくりマイペースで走りたい場合や、大型トラックで走る場合には東名高速道路を走るようにし、平均速度を100km/h前後に保ちたい場合には新東名に入るようにすれば、結構スムーズにどちらの道路でも走ることができる気がします。個人的にはこうした試行に水を差すような故意による無謀運転をする輩が出て来ないで欲しいですし、日本にはもっと速度100km/h以上を出すことのできる高速道路が増えればいいと思っているので、今回の実験がうまく行くことで、新東名の最高速が今回実験されるルート以外にも広がるといいなと思っています。


無料のキャンプ場は今後存続できるのか

一般の方が「キャンプ」と言えば夏中心に出掛けることが多いのではないかと思うのですが、最近はキャンプが一般化するとともに冬でもキャンプをする方々も少なからず存在するようです。ただ、夏に比べると冬のキャンプ場というのは人が少なく監視の目も緩いことから、夏とは違う問題が発生することもあるようです。

無料キャンプ場や天文台がある兵庫県猪名川町の公共施設「大野(おおや)アルプスランド」が今月から、キャンプ場を一時閉鎖したことがニュースになっています。ゴミを散らかしたり植物を柵を切ってまで取っていったり、近年ではそれまでの常識では考えられない状況が起こっているのだそうです。

キャンプを題材にしたテレビ番組が放送され、最近では「グランピング」なるキャンプとは少々違うスタイルでの宿泊が紹介されています。さらに冬のキャンプを楽しむライフスタイルがユーチューブで紹介されるなどする中、一番大事な「ゴミの持ち帰り」や、「来た時よりも美しく」という心構えを持たない人が無料で人もいないから何をやってもいいと勘違いするような事例が多く出てくれば、シーズンオフには閉鎖というのも仕方ない気がします。

これは、現代の社会においては今後も当然のように起こる現象であると言えます。インターネットが一般化する前には、車中泊でもキャンプでも仲間うちの「秘密の場所」であったり、「無料で使える穴場のキャンプ場」をごく少ない人たちで共有していた例もあったように思いますが、今では一度ネットに掲載されてしまえばそこは穴場ではなくなり、スマホで検索した人がこぞって押し寄せることでシーズンオフには閉鎖という流れになるのもやむ無しということになってしまうでしょう。

なかには、インターネットで情報を公開することについて苦言を呈する方もいるかも知れませんが、これは日本で個人のインターネットでの発信を何の前科もなければ禁止することはできないですし、一度アップされた内容を消そうとしても、個人情報に関わるものでもなければ消してもらうことも難しく、もしサーバーの意向で消してもらったとしてもキャッシュが残ってしまうということもありますので、それが良い悪いということとは関係なく、もはやネットで穴場のキャンプ場や車中泊場所を語ること自体がタブーになってしまったという風に考えなければしょうがないと言えます。

では、今まで便利に使わせてもらっていた「穴場」を持っていた人が、今回のような一部のマナーの悪い人たちの行動により、今までのように使えなくなってしまった人はどうすればいいのでしょうか。最初に紹介したように、現在のような真冬であってもキャンプ用品を用意してキャンプに出掛ける人が増えるという状況の変化があるわけですから、いわゆる荒らされたキャンプ場というのは今後も人が押しかけ、さらに荒れる可能性があるので、新たなキャンプ地であり車中泊地を発掘するしかありません。

ただ、無料キャンプ場については今では簡単にネットで検索できてしまうために、今まだ荒らされていないところでも、いつ標的になりシーズンオフ閉鎖への道をたどる可能性は今後については多くなっていくのではないかと思われます。荒らしを避けるためには管理人が常駐するキャンプ場の利用を行なうか、個人の所有する土地を使わせてもらうとか、誰でも利用することが難しい場所に移行するしかないような気がします。

では、今後「無料キャンプ場」はどうなってしまうのかということになってくると思いますが、現在の無料キャンプ場がその管理者の善意に基づいて存在していたことを考えると、その存在が知られたものから潰されていくような形になればなるほど、使える無料キャンプ場というものが冬季閉鎖というような形で使えなくなるか、有料化への流れになってくるのではないかと思います。

もっとも、無料キャンプ場というのは最初に紹介したようなキャンプ場荒らしに遭遇した場合、管理者がいないことでかなり危険な目に遭う可能性もありますので、キャンプ上級者でもなければ、シーズンオフの利用というのは十分気を付けて利用すべきだと思います。車中泊での利用も同様なことが言えるでしょう。テントの中よりも車の中の方が安全であることは確かですが、身の危険を感じるくらいのマナーの悪い人達と遭遇した場合にはとっととその場から立ち去ることも選択肢としては考えておいた方がいいでしょう。


スマホなどの忘れ物を未然に防止する仕組み

先日、再放送のテレビ東京系「Youは何しに日本へ?」を見ていたら、日本へやってきた短期間の間に2つあったスマホを両方とも失くしてしまった旅行者の男性が出てきました。かわいそうだと思うと同時に、そういう人は首からスマホをストラップに付けて掛けるようなことでもしないと失くす癖というのはなくならないだろうと思ったりしました。

私の身近でも、少し前にスマホを置き忘れてしまったことに後で気付いて大変な事になったというケースが有りました。その時には仲間うちでの飲み会があり、ビルの1階にある店舗を貸し切りにして一次会をやったのですが、そこから二次会の会場に行く途中に、メンバーの一人がスマホがないと言い出したのです(^^;)。

その時にはすでに二次会の会場付近まで移動してきてしまったのですが、一応最初のお店に電話してスマホの忘れ物がなかったか確認してもらったのですがそのようなものはないとの返答で、改めて来た道を戻ってその人が取った行動から立ち寄った場所を全て探すかというところまで考えたのですが、この時に役立ったのがスマホのアプリでした。

これはiPhoneにもAndroidスマホにもありますが、「端末を探す」というアプリを起動して、その人がスマホに登録しているIDとパスワードを入力すれば、本体の電源が入っていてGPSが起動していれば、地図が開いてどこにスマホがあるかということがわかります。その時は何とかスマホをなくした人が自分のIDとパスワードを覚えていたので、別の参加者のスマホから地図を表示してスマホの現在地を特定することができました。結局、あったのは一次回のお店のあるビルのトイレの中でした。つい個室にスマホを置いたままトイレを離れてしまう人は少なくなく、実は大きな問題になっています。

ここまで大きな前置きになってしまいましたが、同じような忘れ物は高速道路のサービスエリアのトイレでも過去6年間で毎年2万件以上の忘れ物の問い合わせがあるということです。忘れ物がその持ち主に帰ってくればいいですが、そうではない場合も多いでしょうから、いかに個室のトイレに忘れそうになった荷物を気付かせるかということが大事になっているとも言えるでしょう。

そこで、中日本高速道路では人や物のシルエットからトイレ個室内の「異変」を捉える人工知能搭載の「アウトラインセンサー」を2019年度から順次導入する計画だということです。具体的には、個室に入ったまま全く動きがないとか、人は個室から出ているのに入る前には無かったものが残されているような場合に音声で知らせたり、管理者に異常が起こったことを通知するような仕組みなのだそうです。

トイレに入ってよくやりがちなのが、入った正面にあるスペースにスマホや財布などの小さな荷物を置き、用を済ませて置いたことを忘れてそのまま荷物が視界に入ることなく出てしまう(荷物は座っている背中側にあるので意識していないと忘れる?)ことでしょう。そこで、大きな音で忘れ物の存在を気付かせてくれる仕組みがあれば、かなりの忘れ物が未然になくなるのではないかと思えます。

ただ、やはり身の回りの品を管理するのはあくまでも自分なので、どこかに置くにしてもドア側のフックに袋に入れた荷物を掛けるとかした方がいいでしょうし、常にモバイル端末は2つ以上持ち、どちらかが無くなってしまったら、すぐに「スマホを探す」アプリを使ってどこに忘れたのか位置の確認をした上でその場所の管理者に電話をするなどして荷物を確保した上で取りに行くなど、自分でもできる「失くさない」ための方法だけでなく「探して見つける」方法についても考えておくことが大切です。

そして、そもそも論になりますが、トイレとスマホというと、手が滑って便器の中に落としてしまって壊してしまうという最悪の事態も考えられます。そんな事に思い当たることのあるそそっかしい人は、一番最初に書いたようにストラップを首から下げて持ち歩くということも考えた方がいいのかも知れません。


人気観光地での混雑を避ける工夫

私自身年に一回は行っている京都における市バスの状況がかなり深刻なことになっているようです。ここ数年で市バスを利用する人について、変化が出ているのはわかっていたのですが。

元々京都市内を走る「市バス」について、以前は一日券が500円だったので便利に使わせていただいていました。

少し前には時期を問わず修学旅行らしい中学生や高校生がバスを利用したりしていたのですが、今ではそうした人達に変わっていつ行っても海外からの観光客の方々が増えてしまい、市バスを使っての京都をくまなく観光というような事ができなくなっているようです。本来は、京都にお住まいの方が日々の足として使われるように整備されたのでろうかと思うのですが、地元の方々が利用しずらい状況になってきてしまっているのが、心苦しくもあります。

見ていて思うのが、海外の旅行者が自分の身一つだけでなく、大きな旅行カバンと一緒に乗り込んでくるのがさらに状況を悪くしているということです。この件については、荷物の預かり場合を告知して斡旋したりすることは行なわれていたようですが、自分の荷物を手元に置いておくことで安心できるという人もいるのではないかと思いつつ、最近のニュースではこうした傾向に歯止めを掛けるために、ある程度の大きな荷物については別に料金を取った方がいいのではという意見が出ていることが明らかになっています。

こうしたことが実際に行なわれるとすると、現場ではかなりのトラブルの元になるのではないかと思うのですが、例えばバスの一日券をさらに値上げする一方で、地下鉄の一日券の価格を据え置くだけでも、海外からの利用者の流れを地下鉄に誘導できる可能性があります。バスはどうしても渋滞がありますし、ある程度駅から歩くようにすることができれば、鉄道利用の方が時間も読めますし観光の際には便利になっていくのではないかと思います。

もし、バスを利用するなら京都の場合には事前に定期観光バスを予約して、座席を確保した上で自分の行きたい場所を回ってくれるコースを選ぶ方がストレスを感じることなく京都観光ができるのではないかとも思ったりします。

https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/Web/Default.aspx

リンク先は、京都の観光バスの予約サイトですが、最近はネットから直接予約できるので、当日乗り場まで何とかたどり着けば、後は移動と観光・食事までセットになったコースを堪能できます。私が京都へ行くには様々なパターンを使いますが、車で近くまで行って車は京都まで入らずに「パークアンドライド」で利用する場合、帰りも車を運転したり車中泊を入れての旅という運転手にはきつい行程でも、現地観光についてはあれこれ考える必要がないというのはいい組み合わせだと思います。何しろ、車で行けば大きな荷物をわざわざ観光するのに持っていく必要もないわけですし。

今後、京都をはじめとする国内で人気の観光地については、海外からのお客様が増えるとともに、今までの観光の常識が通用しなくなることが考えられます。それについては今回紹介したような定期観光バスを利用したり、そもそも観光する時間をずらして人がいない早朝を狙って観光するとかの工夫が必要になってくるのではないかと思います。そうした行程を決めるにあたって、現地入りの時間を自分でコントロールすることができる、自分の車での現地付近までの移動ということも鍵になってくるのではないでしょうか。


東名・新東名の通行止は今冬から大雪警報発表時にも

2018年は台風の当たり年でしたが、例年と違ったことが、実際に台風が通ったりして雨や風の基準を超えてから区間運休にするのではなく、台風の進路予測が出て、ほぼ確実に台風が通るということがはっきりした段階で、新幹線や在来線はまだ台風の影響が出ていない状態で運休になってしまいました。この措置については賛否両論があったと思いますが、特に例年通り、台風が来るまでは電車が動いているだろうと思って駅に来た人にとってはその場で立ち往生になってしまったので現地でホテルを探さないといけなくなったり、駅まで来て旅行を中止しなくてはならなくなったりと大変な事もあったように思います。

ただ、こうした措置を取ったことでの大きな混乱までは起こらなかったことも確かなわけで、こうした「気象警報が出た場合の交通機関」のあり方については、車での移動であっても考えておかなければならないでしょう。というのも、中日本高速道路がこの冬から、東名高速や新東名のような高速道路本線において、大雪が予想される中で道路状況に応じて区間通行止めにするのではなく、まだ気象による影響が出ないうちに一定の区間を通行止めにする運用をすることを発表したのです。

この事前通行止めによって、雪による事故が起こる前に高速道路から車を出してしまえるので、大雪になっても除雪を主に考えながら作業する事ができるようになります。そのため、事故と大雪のために立ち往生して長時間多くの車が高速道路上で動けなくなるようなケースが減ることや、通行止めを解除できるタイミングが早くなることが考えられますが、その代わり出先から帰ろうとしてもまだ雪が降っていなかったり小降りの状態でも通行止めで進めなくなるという可能性が出てくるわけです。

基本的には大雪の恐れがあると思われる際にはテレビやインターネットを利用して天気予報を確認するだけではなく、利用する予定の高速道路の運行状況がどうなっていて、今後の天気の変化によって途中で進めなくなったり帰れなくなったりする可能性もあることを考えなければならなくなります。できればそうした天気の時には公共交通機関でも車でも外出を控える方がいいということなのですが、急に台風や大雪に巻き込まれることもあるでしょう。そのために何を準備すればいいのかということも平行して考えていく必要があるということになるのかも知れません。

真冬の雪の中では車の中は相当冷えますので、通行止めでこれ以上進めなくなったら何が何でも車中泊というのではなく、素直にホテルを探すのがベストだと思います。どうにもならずに車中泊のために寝具を用意する場合は厳冬期用のシュラフにしないと、とても寝られないのではないかと思います。恐らく今後の通行止めが発表されるタイミングはこれで早くなることが予想されるので、常に早めの行動を心掛けることによって近くのホテルに車で向かえないということも避けられると思います。

宿泊場所の予約方法はネットから空室のあるホテルに予約を入れるか、もしネットがつながらないような場合は観光協会や直接宿にかけまくるような形になるでしょう。これは宿探しの鉄則ですが、宿の前に来ていても電話で空室の確認をしてから行くのと直接フロントに行って空室の有無を聞くのとでは違いが出ると言われています。個人的には切羽詰まった状況を訴えるなら直接電話を入れて話をし、もし地域のホテル・旅館のどこにも空室がないと言われても寝袋持参で大広間を使わせてもらうことはできないかとか、車中泊のための場所だけでも提供してくれないかとかという交渉もやるだけやってみることが自分の身を守ることにもなるでしょう。

冬の車旅に雪というのは風情はあるものの、大雪で猛吹雪になってしまっては風情も何もあったものではありません。改めて今年から鉄道だけでなく高速道路においても早めの通行止めがあるということを肝に銘じて、予定があったとしても旅行そのものを中止したり、どうしても出掛けなくてはならなくなった中で立ち往生してしまうという最悪のケースというものを考えながら準備およびその場での対応を一通りシミュレーションした上で出掛けるようにしましょう。


東京オリンピックでの「サマータイム」導入は断念の模様

最近の政治の世界では自民党の思惑がそのまま政策として決定されてしまう傾向があるので、細かなことでもその後はどうなったのか? という「ニュースのその後」を追っていかないと、いつの間にか知らないことが決まっていて、その準備もできないままになってしまうということもあるかも知れないので、今回改めて東京オリンピックの時期に時間を前にずらす「サマータイム導入」についての続報からいろいろ考えてみます。

まず、今回のニュースソースは自由民主党が正式にサマータイムの導入を断念するということを11月21日に正式に発表したということにあります。その結果を受けて、東京オリンピックでのマラソン競技において、今までは午前7時とされていたスタート時間を繰り上げて午前6時頃にした方がいいのではないかという話も出てきているようです。今後、焦点はサマータイムではなくマラソンや競歩のスタート時間の前倒しに向かってくることが予想されますが、個人的にはサマータイムが日本で実施されることが無くなってほっとしたというのが正直なところです。

サマータイムが導入されると、オリンピックの年だけではなく何年かは続くと思われますので、特に切り替わる時の対応に難しさがあります。例えば、午前7時前くらいに起きて午前9時からの始業時間に合わせている人がいたとしたら、サマータイムに切り替わる直前には一気に2時間前後の時間が失なわれますので、普段午前0時くらいに床についていた方がそのペースで起きていてしまうと、サマータイムで遡る時間だけ寝不足になるでしょう。

さらに、長い間同じ生活パターンを繰り返してきた人の場合、一年に2回もそのパターンを崩すというのは、健康な生活を送る上で心配になりますし、さらに寝不足が重大な事故を引き起こす可能性のあるにも関わらず、明るいうちはできるだけ仕事をさせようとすると過剰労働も心配されるプロのドライバーにとっては相当辛い状況になってしまったのではないでしょうか。

実のところ、レジャーで車を使ってサマータイム中に旅をすることを想定しても、なかなか運転する人にとっては大変になるという気がします。東京において、夏至の日の日の入り時間は今の時間の午後7時くらいということですが、これでサマータイムになり2時間時間がずれてしまったら、その際の日の入りは午後9時(2018年の場合)ということになります。また2018年の夏至の日の日の出は午前4時25分ということですので、昼の長さは14時間ちょっとになり、長距離を走らせてなるべく遠くへ行きたい場合にはこの時間をまるまる使えるということにはなりますが、その分運転手の疲労は相当なものになるでしょう。

夜の9時なのにまだ明るいとハンドルを握っていて、たとえ遊びだとしても確実にドライバーの体力は消耗します。その分事故も増える可能性があります。車中泊でも周辺が暗くならないと寝られないというような方は、旅行中の睡眠時間も短くなってしまうかも知れません。そして、そんな体が披露した状態で目的地に到着し、その場所が川や海だとしたら、無理に泳いで水の事故の被害者になったりするかも知れないのです。

心配し過ぎと言われればそれまでですが、過去に私自身も一人だったり人を乗せて自分一人で運転を続ける中で、それが仕事でなくても時間に追われて進もうとする傾向はありました。夏はなかなか昼寝といっても車内では暑くて難しいですし、現状ですらも厳しいのにもし今後サマータイム導入となったら、極力夏のロングドライブは控えようかなと思っていました。今回の自民党の決定はしごくまっとうな決定だと思いますが、サマータイム導入検討ということがあたかもそのまま決定しそうなくらいに進んでいってしまいそうな状況というのは大変恐いですね。今後も様々なニュースの中で自分の生活や車を使ってのレジャーに直接関わるようなものがあれば、ここで積極的に紹介させていただこうと思っています。