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車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

18キッパーも影響を受ける? JR東日本の終電繰上げ

新型コロナウィルスの影響でかなりの減益になった企業の中に鉄道会社があります。新幹線は5月のゴールデンウィークに、過去には考えられないほど利用者が減りました。先日の四連休ではかなり回復してきたものの、まだ数年単位で今のような状況が続くということになると、利用者が減れば電車の本数を減らすというのが企業としての対策になることはわかります。

今回はJR東日本の話ですが、2021年春にある恒例のダイヤ改正において、東京から100キロ圏内にある在来線の終電を30分程度繰り上げることを発表しました。東京を中心とした静岡を含む関東圏の通勤圏において多くの人がこのダイヤ改正の発表を受けてどうするのかというのは今後色んなところで話が出てくるでしょう。ただ、世の中全体が夜ふかしをして仕事や勤務後の飲食などをすることを良しとしない流れがあるので、今回のJR東日本のダイヤ改正が人々の生活パターンを変えていく可能性もありだと思います。

私自身は東京近郊で仕事ということは今のところないですが、一つ問題があるとしたら、こうした「終電の繰上げ」が他のJR会社や私鉄にも波及することで、学生の休み期間に販売される「青春18きっぷ」を利用しての旅行のスケジュールにも影響が出てくるだろうと思います。

午前0時から翌日の午前0時を超えて最初に停車した駅まで普通列車が一日乗り放題となる青春18きっぷは格安で全国を鉄道で移動できるきっぷとして学生以外の層にも人気がありますが、来年春からは東京だけでなく他の地域でも終電が一律繰上げということが予想されるので、もしかしたら当日ぎりぎりで列車に乗れなくなり、22時から23時台に到着した駅でその日は終了というような事になりそうな気がします。

そうは言っても、新型コロナウィルスの影響が無くなれば元に戻るのでは? という風に考える方もいるかも知れませんが、もし深夜まで出掛けるような生活スタイルが変わり、企業は通勤をしないで済む在宅ワークが主流になり、残業も減らされるようになれば、深夜に列車が走らないことが普通になる社会に変わってしまう可能性もあります。さすがに深夜バスは残ると思うので、18きっぷと深夜バスを組み合わせた旅のスタイルに変わっていくかも知れませんが、18きっぷだけで安く旅をしたいという場合は、無茶なスケジューリングはできなくなりそうなので、18きっぷを使う人も減るかも知れませんし、JRの方もこの騒動を利用して青春18きっぷそのものを無くしてしまうのでは? という最悪のシナリオも想像することができてしまいます。

実際は来年春のダイヤ改正の内容が重要なので、さすがに最近は紙の時刻表を買わなくなった私も、ダイヤ改正号を買ってその内容を分析し、今後自分の旅のパターンをどうするのか考えることになりそうです。一部においては密にならないように、普通列車でも全席指定の列車および普通列車のグリーン車連結が増えてくれれば、事前にその席を押さえることができれば、今より快適に18きっぷの旅をすることができるようになるかも知れませんし、実際のダイヤを見て改めて今後の旅については考えたいですね。

最近の18きっぷはシニア層の利用が多いですが、元々は学生の貧乏旅行用のきっぷなので、旅行に行きたい若年層の気持ちを折ることが無いよう、我慢する部分は多いものの安価に国内を移動できる手段として18きっぷは残して欲しいと切に願います。私自身は、もし18きっぷがなくなったとしても、車を使って車中泊の旅をすればいいのですが、そうした車を利用しての旅をする前に、鉄道(普通列車でも)を使っての車を使ってはなかなかできない長距離移動のできる状況を感じて欲しいですね。パッケージツアーとは違う楽しさや大変さがあるからこそ、飛行機や新幹線の有難さも感じますし、旅の中でどこにお金を投入するかということも考えられるようになるのではないでしょうか。

鉄道利用者の中で18きっぷを使いまくる人は少数派であることは仕方ないことではありますが、まさかこういうところまで変わってきてしまうのかと思いました。まだまだ社会が変わることによって、今まで当り前にあるものだと思ったものが消えていくことがあるかも知れません。そんな事も考えながら自分はどうしていくのかを考えなければいけない時代になってきたということなのでしょう。


ライフスタイルの変化に応じた生活の基盤が大切

ここのところ、いわゆるユーチューブチャンネルを持っていてキャンプ動画を上げるような人がテレビにも進出しているのを見掛けます。キャンプのブームというのは、私の知り合いでも今までアウトドア旅など全くしなかった人まで人からキャンプ道具を借りてキャンプに行くという話を聞いて、そこまで広がっているのかと思ってしまいました。

最近になってキャンプの話がテレビで出てくるのは、やはりレジャーでも人とは離れ、区画で分けられているキャンプ場での過ごし方が時代に合っていて、そうした行動に憧れる人もそれなりにいるからでしょう。そんな中、ユーチューブチャンネルを開いてチャンネル登録やアクセスを稼ぎたい(そうすることによって収益が発生するので)という方は、他の人との差別化を図るため、普通のキャンプ場では周りの迷惑になる(危険な事という意味だけではなく、撮影して周辺の人が映り込んでしまうことでトラブルになることもあるかも知れませんし)事をやったり、自由に自分の伝えたい事を発信するために、自分名義の山を買うという方も少なからずいるのですね(^^;)。

こうした傾向は、タレントでキャンプ動画も人気のヒロシさんの行動そのものですが、彼の山を購入した理由というのは人気商売だけに、ふらりとソロキャンプに行くこと自体大変だ(顔バレだけでなく絡まれる可能性もあります)という点がありますが、山を持ったら持ったで大変だということはわかっていても今後自分の山をどうするのか? という点についてはなかなか難しい問題が生まれてくるだろうと思います。

まず、ヒロシさんの山を買って最初の動画を見させていただきましたが、とにかく雑草を刈ってキャンプできるスペースを確保すること自体が大きな仕事でした。さらに、キャンプ場のように常に土地の管理ができるならいいですが、先ごろまでは東京都内在住の場合に、いくら車でも県外に出掛けるというのは推奨されていませんでした。長い期間山へ行かないでそのままにしておくと、また雑草が生えてくるので本来はこまめな手入れが必要なのですが、ヒロシさんをはじめ東京でメインの仕事を持っている方が毎週山を訪れることが今後もずっとできるのか? そこまでやる覚悟があって山を購入したのか? ということもつい考えてしまうのです。

確かに、今後テレワークで全ての仕事ができるようになれば、山の土地に掘っ立て小屋を建てて、ぽつんと一軒家で田舎暮らしをしながら好きなキャンプをするようにできるかも知れませんが、今ある住居や友人と離れて新しい生活の拠点を作るということまで腹をくくるのは大変ではないかと私は思います。とりあえず、そうした生活に興味がある方は、今買えるからと言って、安易に山を買うことを考えるよりも、夏の間はキャンプをせず、広いキャンプ場をほぼ専有できて虫も出てこない秋から冬にかけてのソロキャンプを楽しんでからでも遅くないのではないかと思うのですが。

自活できる田舎生活というのは、自由であることとの厳しさや、田舎特有の人間関係とも向き合わなければならず、私自身はそこまでの覚悟がないのでとりあえず拠点としての住まいを確保した上で、その日常から離れた車中泊やキャンプを楽しむことを模索しています。家やマンションならいらなくなったら買い手が付くかも知れませんが、山を売りたくなった時にもはやキャンプのブームが去ってしまっていたらどうなるでしょうか。おせっかいかも知れませんが、自分にとっての重荷にならないように、その時の気分で山を買うようなことは避けた方がいいのではないかと、ここのところの山購入の話がテレビなどで出るたびに思ってしまいます。


2020年シルバーウィーク人出のその後は?

2020年9月の4連休は、前月の旧盆の時に里帰りできない人が今回のお休みで里帰りをしたり、レジャーのために出掛けたりした人が増えたようで、かなりの混雑が全国で発生していたようです。

さらに、車(かなりのレンタカーを含む)を使っての移動を選択した人が増えたようで、久し振りに高速道路が30キロから40キロ渋滞するニュースに遭遇しました。恐らく、電車と比べて家族以外との接触が少ないのが車での移動だと思っている方が多いのだと思いますが、高速道路のパーキングエリアも混雑しているところが増え、観光バスの姿も多く見えるにつけ、休憩時の感染予防が大切だと思います。どちらにしても混雑だけは新型コロナ発生前の状態に近づいてきたんだなあということは感じています。

私自身はこの4連休は、毎年のお墓参りに行くくらいですが、それも同じ地域にあるのでできるだけ時間をずらしてお参りし、その際の食事もお店でいただくのではなく、事前にお弁当を予約して自宅に帰って食べるというような形で、連休は終わってしまいそうです(^^)。

お出掛けということでは、この連休の人出を見越して、連休前の平日の空き時間に有名な観光スポットを訪れたりして、密にならないように個人的には気を遣っていました。ただ世間の認識というのはそこまで神経質になるほどではないという感じであるような気がしてならず、今後の状況がどうなるのかということを改めて見ながら、自分なりに自粛を解除するのか、この生活をさらに続けるのかの判断をしていこうと思っています。

具体的には、今回の4連休で全国のかなりの観光地や交通の要所で密の状態ができましたので、その際感染した場合、潜伏期間が数日から10日前後という風に考えると、9月末から10月初めくらいまでの全国の感染者の数に注目したいと思います。

感染が疑われる人に対しての検査が十分でないという批判も聞かれますが、現状と10日後ではほとんど検査体制の変化はないだろうと思いますので、今回の連休に多くの人が出掛けたことで感染者が劇的に増えるのか、そうでなく今までと同じくらいの数字で推移するのかによって、今後の行動について考えるところが出てきます。

どちらにしても密になるような場所へ行き、不特定多数の人が集まるような場所には行かないようにしますが、今まで外出を迷っていたケースであえて出掛けられるかどうかの判断が甘くなるかも知れません。ただし、インフルエンザの流行があるような季節になるとまた状況は変わってくることになるでしょう。政府はインフルエンザの予防接種について、高齢者の方々を優先することを呼び掛けていますが、私の場合は集団で予防接種をすることが以前から決定していたので、そうした影響を受けることなく、インフルエンザにも備えられそうです。

こうした私の考えや行動が正しいのか? ということははっきりとは言えませんが、何しろ新型コロナにしろインフルエンザにしても実際にかかってしまったら周辺にかなり迷惑を掛けることだけは確かなので、今後もあくまで慎重に行動をしていくことになると思います。さらに休み明けには日本に台風が接近するということなので、そちらのケアの方もしていきたいと思っています。


状況の流れにまかせるだけでは地盤沈下が起こるだけ

一昨日には2つの四国についてのニュースが目に入ってきました。一つは、徳島県で唯一営業を続けていた百貨店のそごうか撤退し、徳島県からデパートが無くなってしまうということ。そしてもう一つのニュースはJR四国が経営難から減便と運賃の値上げを検討しているというニュースでした。

どちらも、新型コロナウイルスの影響により売上が減ってしまい、地方経済の中でもなかなか人が訪れにくくなる中で、地理的には不利と言わざるを得ない四国で起こっているのが象徴的です。

一部にはリモートワークの一般化によって、東京ではなくあえて遠く離れた地域に引っ越して新たな生活を始めるという方もいるようですが、その先でかえって日々の生活にかかるコストが上がるということになると、せっかく形作られた東京一局集中の流れからの脱却もままならなくなります。

地域的には鉄道では北海道・四国・九州あたりがJRの会社としては厳しいと言われていて、逆に首都圏の路線や、何といっても東京と大阪を結ぶ東海道新幹線を持つJR東海との格差はかなりあるのではないでしょうか。

ちなみに私はJR東海管内の静岡県に住んでいるのですが、実は静岡県内のJR東海管内の新幹線は「のぞみ」が停まらず、在来線も私鉄との競合がないのでグリーン車連結や新快速の普通列車はありません。今問題になっているリニアモーターカーの問題についても、当然大井川水系の水の問題が根本的な原因ではあるのですが、JR東海が主にサービスの面において静岡県内で目立った事をやってこなかったことも遠因ではないかと思います。

静岡県内に住む者のグチはこのくらいにして(^^;)、JR東海とJR北海道・四国・九州は国鉄の分割民営化で新たにできた会社ですが、地理的条件でいくら経営努力をしてもなかなか利益を上げるのは難しい地域と、黙っていても利用者が安定している地域とでは同じように考えるのは無理がありますし、このまま自然の流れでJR四国が減便や値上げをし、さらに赤字路線を廃止ということになってきた場合、地方経済への影響は計り知れません。地方で生活ができなくなれば首都圏に移ってくれば良いという風にも言えない中、地方の最低限のインフラだけは維持するようにしないと、新型コロナウイルス騒動が終わっても、今までは首都圏からの観光客を受け入れていた観光地がゴーストタウンになってしまったり、交通費が高くなることで国内旅行を避けられることでさらなる窮地に追い込まれるようなあまり良くない未来にもつながってしまうかも知れません。

もちろん、GOTOキャンペーンも客足の途絶えた地方の観光地を救う政策には違いありませんが、地方全体の生活を守るために、いわゆる創意工夫ではどうにもならない事についてどのように克服していくのかということについても考えていかないと本当に地方は沈没してしまうのではないかと、今回の四国についてのニュースを見て感じました。せめて交通インフラだけでも新たな技術で何とかできるように考えていって欲しいものです。


説明書を読まずに使えても使用上の注意は把握すべき

広島県福山市で起こったという、トラックの爆発事故は運転者および搭乗者の方に大きな怪我がなかったということで(運転者一名が軽いやけどだけで済んだそう)、ここでは笑い話のように書くことができますが、それでもトラックのフロントガラスが飛び散ったり、落雷のように大きな音を出したことで周辺の車や人々には大きな迷惑を掛けたことは事実です。ここで、その事故を笑い話そのものとして茶化すのはいけないかと思いますが、今回の爆発までに至る状況というのは、まさにお笑いコントや、ナンセンスなアメリカのギャグアニメにあるような設定そのものであったことは確かでしょう。

その事故は2020年8月19日の午後4時20分頃、まだ外の気温は相当高いだろうと思われる時刻に発生しました。信号待ちをしているトラックの車内はまずい事になっていたようですが、事前のあまりの暑さに、運転手は市販の皮膚にかける冷却スプレーを車内で使用していたようです。状況から見ると車内の窓を閉め切って、エアコンを使っていても冷却スプレーが必要なくらいの車内の状況であったことは間違いないでしょう。

普通なら何てことない状況で、同じように車内の暑さを和らげるために冷却スプレーを使う人は多くいると思います。テレビニュースでは車内の換気をせずに冷却スプレーを使うことの是非について問うようなスタンスのものが私が見た中では多かったようです。しかし、今回の事故はある意味特別な事情が絡んできます。

最初にお笑いコントや、ナンセンスなアメリカのギャグアニメのような事故だと書きましたが、車内にスプレーを撒き散らし多少体のほてりを抑えることに成功し、ほっと一息付いて信号で停まった時に悠々とタバコを取り出し(電子タバコではありませんでした)、そのタバコに火を付けようとしてドカンということですから、普通にこの経緯を見ると古いコントの台本のようにしか思えなかったわけです。

逆に考えると、今回の運転手は20代だったということで、冷却スプレーに限らず一般的なスプレー缶には可燃性ガスが多く使われていることを知らなかったり、その種のガスが充満した中で悠々とタバコを一服しようとして大爆発を起こしてしまうコントもアニメも見たことがなかったのか? という風にも思ってしまいます。

個人的にもコントやアニメが社会生活に役立つようなものだとは思っていませんが、その中で繰り広げられるバカバカしい行為に大笑いしながら、無茶をしたら本当にコントやアニメのようになってしまって、作り物のコントやアニメと違って、自分の命が無くなってしまうなど本当に洒落にならなくなることくらいはわかった上で、番組を楽しんでいました。今回のドライバーがどのような危機意識を持って冷却スプレーを使っていたのかはわかりませんが、少なくともタバコを吸うためにライターを持ち歩いているなら、引火して爆発するようなものを扱う場合にはそれなりの注意をすべきですし、同じような危険因子として、アルコールが入った消毒液を車内に置きっぱなしにした場合、もしライターの火が容器に引火した場合、今回のような軽い状況では済まないくらいに燃え広がる危険性があります。

キャンプ趣味の方でしたら消毒用のアルコールだけではなく燃料用のアルコールは更に危ないですし、液体燃料で言うとホワイトガソリンやガソリン携行缶に燃料を入れっぱなしにして放置するなんてことは止めた方がいいです。特にガソリンは爆発的に燃えるので、自分だけではなく周辺にいる人にも大きな被害を与えてしまいます。物語ならどんな大規模な爆発をしても人的な被害は出ないように脚本を書けますが、現実は違います。火を日常的に使うなら、せめてスプレー缶の表示や説明書を読み、使用上の注意を把握した上で使用しないと、また同じような笑えない事故が起こる可能性もありますので、十分にご注意下さい。


キャンピングカーの運転は普通車とは違う

昨日、静岡県の沼津~函南方式から熱海へと至る県道で、大きな事故があったというニュースが地元で報道されました。この道路には、熱海へ向かう時に峠を超えると、半端ではないくらいの急カーブが続く下りの坂道が続き、ところどころにブレーキが焼き付いた場合に使う緊急停車のための設備(脇道にそれてそのまま突っ込むようにして停めるためのもの)があります。エンジンブレーキを使用してスピードを落として下るのがセオリーですが、普通車を運転していても危険を感じるくらいの坂道です。

事故の詳しい原因はわかりませんが、今回事故を起こしたのは大型のキャンピングカーだったということで、恐らく現在の新型コロナウィルス感染症が蔓延している中でできるだけ人と会わずに観光を楽しみたいと思った方が利用されていたのだろうと思います。テレビニュースで出た車は大型で、レンタカーではなかったのでそれなりに使われているとは思うのですが、それでもキャンピングカーを運転するのはたまにしかということになると、思わぬところで普通車との違いを感じることはあると思います。

事故は下りの道で標識にぶつかってそのまま横転し、乗っていたご夫妻の一人が亡くなるという結果になってしまい本当に残念ですが、この事故が私たちに教えてくれる点についても今回の報道を受けて考えておかなくてはいけないと思います。

最近は特に、場所を入力すると勝手に目的地までカーナビが案内をしてくれ、スマホのアプリも進化を続けていて、私自身もスマホのカーナビアプリに頼ってしまうところがあります。しかし今回事故があった函南町から熱海市へと抜ける県道というのは、過去にも大型トラックが事故に遭うなど、下りでのスピードの出過ぎによる大きな事故が頻発する道路です。こうした道路情報を事前に入手するにはカーナビだけに頼っていてはだめで、すでにカーナビに駆逐されつつある「道路地図」の有効性についても考えておくのがいいのかも知れません。

過去のブログで書いたことがありましたが、四輪の車でも二輪用に作られた「ツーリングマップル」は、細かな道路・観光の情報が吹き出し形式で多く掲載されており、観光に役立つだけではなく通行していて危険があり、注意して走行したい場所の確認にも使えるように思います。もちろん、事前にインターネットで情報を収集する際にも観光情報だけでなく、おおまかな目的地までの道路状況や、走行注意の場所については頭に入れた上で出発し、特に今回のようなある程度長い距離にわたって傾斜のきつい坂とカーブが続くような場所では、後ろからのプレッシャーを感じても安全に走行できる速度で走ることを心掛けるようにしたいものです。

今後も新型コロナウイルスによる自粛が続く中、レンタルのキャンピングカーを使って家族で出掛けるような事を考えている方もいるでしょう。そういう方々は、キャンピングカーでどう楽しもうかと考えることもいいですが、普段の自分の車とキャンピングカーの運転の違いについて十分に認識し、安全に走行できるように十分注意し、走行予定の道路についてもその注意点を認識の上お出掛けになることをおすすめします。


火を使うことの怖さを知らないでキャンプに行く人達

私が引っ越しをしたところは都市ガスが通っているので、調理にはガステーブルを使っているのですが、ガスを使っている時には必ず換気扇を回すようにしています。一応最新のガステーブルを購入したので安全装置も付いていて、さらにガス漏れ警報器も付けてガスを原因とした火災及び中毒事故を起こさないように細心の注意をしています。

このような安全装置のない火を扱うキャンプでは、さらなる注意が必要になります。テントに火が引火したらあっという間に燃えてしまいますし、テント内では十分な換気をしないと一酸化炭素中毒を起こす危険性があります。今回、北海道でお盆にキャンプをしに来た家族が閉じられたタープ内で炭を使っていたようで、一酸化炭素中毒になってしまったということです。一酸化炭素発生を知らせる警報機がなくテントやタープ内で炭を使っていた事が仇となったようですが、果たしてこの家族はそこまで危機意識があったのかどうかは想像するしかありません。

新型コロナウイルスが全国で発生する中、家族で出掛けても感染する可能性が少ないものとして、区画を空けてテントを張り、家族だけで過ごすアウトドアレジャーのキャンプが人気になっていて、さらにテレビでもお笑い芸人のヒロシさんや、バイキングの西村さんらのソロキャンプでの焚き火調理をして食事する動画が人気になっています。動画では十分に慣れたキャンパーであるヒロシさんや西村さんが行なっているので、あえて火や一酸化炭素中毒への注意は動画内ではなされていないのですが、その辺は基本のキとしてキャンプに行くなら知っておかなければいけないことでした。

車中泊の車内でも換気をしないまま火を使うと、当然一酸化炭素中毒の危険も出てきます。さらに、焚き火でも風が強い時にはテントの近くで行なうと、飛び火によってテントが燃えてしまう危険があります。今後、電気自動車が普通に使えるようになれば、味気ないと言われるかも知れませんが、電子レンジやIH調理器、電気ケトルなどで調理をするようにすれば中毒の危険なく安全に車中泊旅においても車内調理ができるようになるでしょうが、道の駅で車内調理をしていて事故にならないように、基本的には安易に車内で火を使わないというのがセオリーです。

キャンプ場であっても自分だけでなく他の利用者に迷惑を掛けないように、後片付けまで含めてきちんとやることができるかどうかが大事です。先述のヒロシさんや西村さんもその辺の事はきっちりやられているからこそ、多くの人に支持されているのであり、にわかでキャンプをする場合にはまずキャンプのいろはからきっちりとネットで調べるなどして、十分に対策を考えてかや出掛けないと、思わぬ悲劇を生んでしまうかも知れません。私自身も他人事だと思わず、火を扱う場合には細心の注意をしようと改めて思いました。


香港だけの問題ではない「香港国家安全維持法」

香港国家安全維持法が成立した時から香港のあり方そのものが変わってしまったように思います。先日のニュースで、香港紙「リンゴ日報」創業者の黎智英(ジミー・ライ)元会長や日本のテレビ番組にもしばしば出演し、流暢な日本語で香港の現状を訴えた民主活動家、周庭(英語名アグネス・チョウ)氏がともに香港国家安全維持法に違反したとして逮捕されたのですが、この香港国家安全維持法という法律は実は私たち日本人にとっても関わりが出てくるかも知れない法律なのです。

どういうことかというと、この法律の第38条には次のような記述があります。「香港特別行政区の永住民の身分を備えない人が香港特別行政区で香港特別行政区に対し、本法に規定する犯罪を実施した場合は本法を適用する」つまり、日本で中国共産党の香港政策に対して否定的な意見を述べたり、ネットにアップした場合、もしそうした発言や発信を当局にマークされてしまった場合、香港に旅行に出掛けた場合、現地で逮捕される可能性があるのです。

私もここでは、上記ニュースについてはその事実のみを伝えるだけに留めているのですが、こうした内容を書いて発表すること自体が法律違反だと解釈される可能性も0ではありません。まあ、私自身は中国当局にマークされるような人物ではないのでそこまで心配することもないのかも知れませんが、もし今後香港に出掛ける機会があったとして、たまたま民主化運動をしている人とコミュニケーションをとったり(当然、旅行者と現地の人という形になると思うので、相手がどんな思想を持っているか知る由もありません)、中国当局が広げてもらいたくない瞬間をカメラに収めたりした瞬間をとがめられれば、日本国内での行動に問題がなくても香港で拘束され、日本に帰ってこられない可能性が出てくるでしょう。

また、今回逮捕を逃れた大物の民主活動家が日本国内に逃れた場合、彼らの支援をした人々や、イベントに参加したような程度の「支援」でもしっかり把握されてしまうと、もはや香港に行くこと自体がリスクになってしまう可能性さえあります。

昔から日本と中国というのは仲が悪いところはあっても、個人的にはしっかりとした絆でつながっていたケースも見受けられます。それは中国革命の父と呼ばれる孫文も日本に亡命し、日本人の支援者のもとで生活をしていた時期があります。当時の清朝政府にとっては孫文は今回逮捕された人以上に重要な人物であったわけで、今回のケースと同じようなところもあります。そんな中、あえてリスクを犯して香港の民主化運動を支持したり支援したりするか、あくまで香港への観光を安全にするために、一切香港の動向に眼をつぶるのか、難しい選択になるでしょう。

個人のレベルでは、例えば香港に出張して仕事をしなければいけない人は、中国当局の批判というのは仕事を放棄することを意味します。様々な状況を考える中で、簡単に中国のやっている事は許せないとは言えない状況もある中で、どう中国と付き合っていくのか、難しい判断が続きそうです。中国や香港に入る可能性のある方は、どうか十分に注意をすることをおすすめします。


新東名浜松いなさJCT~御殿場JCTは120km/hで走れるか

警察庁は2020年7月22日、新東名高速道路などの一部区間で、最高速度を法定の時速100キロから120キロに引き上げることができるよう、近く交通規制の基準を改正する方針を決めたことがニュースになっています。今まで試験的に高速道路の一部区域の最高速度を上げることが行なわれてきましたが、そうした候補地の一つが静岡県を横断する新東名高速道路の浜松いなさJCT~御殿場JCT間のエリアです。

「JCT」とはジャンクションと読み、この二つのジャンクションと、静岡市清水の清水JCTでは東名と新東名を行き来することができます。東名との併走区間でもあり、もし新東名の静岡県内区域について最高速120km/hが実現できれば、新東名が東名より所要時間がかからずに合法的に走れ、安全にゆっくり行きたいか高速で進みたいかをジャンクションで東名か新東名かという風に選ぶことができるようになります。

新東名はできてからずっと移動に使っていますので、東名と比べると車がガタつきなく安定して走ることができるように感じ、たとえ最高速が120km/hになっても、そこまでのスピードで走っているとは感じないくらいになっています。もちろん制限速度を超えての走行はご法度ですが、最高速度が120km/hになったからといってそこまで飛ばすような感じにはならないのではないかと思います。

今のところ、候補とされていて報道されているところは以下の通りです。

(1)東北自動車道花巻南IC―盛岡南IC
(2)常磐自動車道柏IC―水戸IC
(3)東北自動車道浦和IC―佐野スマートIC
(4)東関東自動車道千葉北IC―成田JCT
(5)静岡県の新東名高速道路御殿場JCT―浜松いなさJCT

これら候補の中では、やはり新東名の静岡県横断区間の最高速度upにはインパクトがありますし、関東から中部~関西への往復に利用する場合、一番ドライバー泣かせと言われる静岡県横断の負担をいくらかか解消できるのではないかという気がします。

逆に、静岡県内をゆっくり走りたい場合には東名に流れればいいわけで、静岡県内の観光関係者にとっては、いかに新東名でなく東名を走ってもらうように魅力的な東名を作っていくかが大事になってくるのではないでしょうか。

GoToトラベルのキャンペーンが始まったとはいえ、レジャーでお出掛けする人はそこまで増えないとは思うのですが、今後観光で生きていくためには、こうした様々な状況を利用してお客さんを呼び込むようなことを今から考えておいた方がいいだろうと思います。個人的には、まずその地域周辺に住んでいる人に向けてサービスを提供し、そこで手ごたえを掴んでから、その後にある全国移動の解禁後について考えていくべきだろうと思います。

他の地域でも、安全に最高速120km/hになれば、単純に移動時間の節約になりますし、経済的にも良い影響が出てくるだろうと思いますが、早急になんとかなるとは思わずに、徐々に社会の仕組みを戻していくようなアプローチでないと、さらに新型コロナウィルス感染が広まっていくだけだと思います。ただ、どうしても用があって県をまたいだ移動をしなければならない時には、公共交通機関はできるだけ使いたくないので、なるべく人と会わないようにするため、車での移動という選択になると思うので、目的地へ行くまでの行程に今後最高速が120km/hになるルートがあれば、余裕を持って目的地に向かうために利用するようになるかも知れません。


中部横断自動車道の全線開通は2021年になる模様

新型コロナウィルスの感染者が全国で出ることによって、県をまたいでの移動が自粛される中、着々と工事が進んでいた静岡県静岡市清水から山梨長野を経由して新潟まで抜ける高速道路「中部横断自動車道」ですが、ここにきて最後に残った区間の2020年中の開通が翌年に延期される旨の発表がありました。

といっても、現在でも東名・新東名の清水ジャンクションからそのまま中部横断自動車道に入り、県境をまたいで山梨県の南部IC(近くに道の駅なんぶがある)まで通っていて、工事中の区間である南部ICから下部温泉早川ICまでの未開通部分は2021年夏ごろ(ということはもしオリンピック中止にならなかったらその頃?)まで開通延期ということだそうです。

その理由としては、地盤が想定より悪く、工事の見直しが必要になったとのこと。今回の長雨でもかなりの降水量があったところでは土砂崩れの被害が頻発しているので、やはり通行の安全ということを優先しての判断となったようです。

ただ、私自身もこのニュースを聞いて、すぐに開通しても利用して県またぎの旅行をするかというと、まだうかつに動けないなあという感じがあるので、工事に関係されている方も感染症に十分気を付けて工事を進めてもらい、ある程度感染症の危険が和らいだ時くらいに開通してくれた方がいいのではないかと思います。

山の中の高速道路といえば、岐阜県の高山や下呂温泉、白川郷、郡上八幡を通る東海北陸自動車道では、今回の大雨の被害で国道が通れなくなっている箇所があるため、郡上八幡IC―飛騨清見IC―美濃加茂IC間を無料開放しており、もしもの災害時に交通網を守る役目を果たすこともあります。中部横断自動車道もかなりの山の中を通るため、もしもの時に強い道路として完成して欲しいというところは、特に地元の方からすると思うところなのではないでしょうか。

現状でもある程度状況が落ち着いてきたら、自宅から高速を乗り継いで南部ICで降り、下部温泉とは反対の方面に向かった集落の先にある「奈良田温泉」あたりでいつかゆっくりできればと思っているので、開通を急かさずに待ち、あまり急ぎ過ぎないようにしたいと思っています。

ところで、静岡県内の工事といえば、リニアモーターカーの南アルプス大井川水系のトンネル工事の問題がありますが、東京と名古屋、大阪を結ぶ大動脈の整備が大事なのか、静岡と言えばお茶というほどの大きな産業を続けるために必要な「水」の方が大事なのか、白黒付けなければならないでしょうが、もしリニアモーターカーの路線で大規模な土砂崩れが発生して立ち往生したらどうなるのかという想定はされているのか、ということも今回のニュースを聞いて気になったところです。

気になったのでJR東海のホームページを見たところ、「ブレーキの性能について」「停電時の対策」「地震への対策」「火災への対策」「避難誘導」「避難訓練」についての項目はあったものの、もし南アルプスの中のトンネルや地上部分で土砂崩れが起きたらどうするのかなど、水害対策についての対策および、人が入ることも難しい場所に停まってしまって身動きが取れなくなった場合、どうやって乗客と乗務員を助けるのか? という視点での対策は見当たりませんでした。今後、工事をやっていく中で道路は整備されるとは思うのですが、その道路が土砂崩れで通れなくなる可能性もあります。これだけ毎年同じような水災が起こってしまうと、地震ではなく長雨による土砂災害対策はあるのか? という方が個人的には心配になってしまいます。どの工事も安全に気を付け、災害に強いものを作っていただきたいですね。