旅行・交通関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

高齢者用免許はどういう形で決着するか

正直を言うと、私には実際良くわからないのです。というのも、テレビで連日ニュースとして報じられる高齢者が運転する車が引き起こす事故のニュースが流される中、政府も高齢者用の免許を作るなどということを発表し、話し合いに入るそうですが、果たしていつぐらいから高齢者の運転する事故が増えてきたのか、そのデータをテレビでニュースを見ている人が知らない中での議論というのは正確性を欠くような気がするので、本当にのっぴきならないほど高齢者の運転が危ない傾向にあるのか、それとも急に増えてきたのではなく昔から相当数あったのかを明らかにしてから高齢者用の免許について話を進めていただきたいと思うのです。

ニュースによると、現在考えられている高齢者用免許更新の条件とは、自動ブレーキの付いた車に乗るということと、アクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ装置を付けることなのだそうです。ちなみに、自動ブレーキは後付けは難しく、元々自動ブレーキの付いていない車に乗っている人にとっては車の買い換えが必要になるそうです。アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置の方は後付けが可能なのだそうですが、費用がだいたい5万円くらいかかるのだそうです。その年令がまだ迫っていない人でも、次から車を買い換える場合にはそんな事も考えて車の選ぶことが大切ではないかと思いますが、山間部の農家では古い軽トラをずっと自分の足として使っている方も多いのではないかと思います。最新の軽トラでは自動ブレーキが付いたタイプの軽トラも出ていますが、現在は軽トラが人気になっていて中古でもなかなか値が下がらず、自動ブレーキが付いたものだと新車に買い替える必要が出てきてしまいます。

先日、金融庁が出した文書で、100才まで生きると公的年金では生活費が足りず、貯蓄が2000万円も必要になることもあるという事がセンセーショナルに発表されたことでマスコミや野党は政府批判の論調になっていますが、その文書で出ているモデルケースは厚生年金をもらっている65才のご夫妻について計算しているので、厚生年金のない農家の方はどうなるのか? という風に考えると、とても75才を過ぎた時に新車に乗り換えることは難しくなる人もいると思われます。今のところ高齢者用免許発行のための条件は強制ではないということなのですが、本当に事故を減らすためにはそこまで強制的に厳しい条件を付けなければ、事故を無くすことにはつながらないように思います。

しかし、そうした正論が今後議論に乗ってきて、条件を満たさない場合に高齢者に真摯に免許の返納を求めたりすることがエスカレートすると、それこそテレビの人気番組「ポツンと一軒家」に出てくるような人たちはその場所で生活することが難しくなり、山を降りる人が増え、山から人がいなくなるような事も起こってしまうでしょう。

たまたま朝、テレビ朝日の「モーニングショー」を見ていたら、三重県の松阪市の駅前周辺の商店街の歩道を見回り、私有地と歩道との境界をはさんでお店や家の私物(看板やのぼり、プランターなど)を見付けたら「法律違反だから片付けろ」と強引にお店の中にいる人に注意をする90才近い男性の行動についての話題を報道していました。この話題が他の「迷惑おじさん・おばさん」と違う点は、注意する過程で看板を蹴飛ばしたり、のぼりの旗を切ってしまうというような犯罪行為があるものの、「点字ブロック上に物を置かない」とか「歩行者の邪魔になるような看板は仕舞え」という主張自体は間違いではなく、コメンテーターも「商店街」「警察」「行政」が話し合って解決するしかないという結論になっていました。今回紹介した高齢者専用免許の実施についても、法律を変えて75才以上になったら免許更新をする事を難しくしたら自然と高齢者の事故は減ることはわかっているのですが、一律で厳しく扱うことで、高齢者の中で相当の反感を買うだろうなという心配があります。

「正論」というものは誰もが逆らえないものではあるのですが、例外のない規則というものもないだろうと思うので、高齢者用の免許を作ったことで、都市部でない過疎の村が閉鎖されることが当り前になるようなやり方ではないうまい着地点を探して、今後の話し合いをしていただきたいと思います。


無人運転車でも乗務員を置く必要性はあるか?

「逆走」というのは自動車だけの話だと思っていたら、何と案内軌条式による新交通システム (AGT) である「横浜シーサイドライン」という自動運転の公共交通機関の端にある「新杉田駅」で逆走事故が起こってしまいました。

この路線は全路線において運転手が乗車しない「自動運転」の車両でした。道路上を走る自動車でなく、軌道上を走る車両なら、普通に考えると事故など起こるはずもなく、事故がないということが日本が世界に誇る事として今まで声高に語られてきたことです。しかし、不幸にも事故は起こってしまったのです。

事故の顛末は、新杉田駅から金沢八景駅方面に発車しようとした車両が、進行方向とは逆である車止めのある方に急に動き出し、その際のスピードは時速20km/hを超えていたという話が出てきています。このスピードはそれほど出ていないと思われるかも知れませんが、報道では事故時乗っていた乗客50人以上はいたということですが、その中の14人がけがをし、そのうち6人が骨折などの重傷という、命にかかわる乗客はなかったもののかなりのダメージを受けた人がいることがわかります。

同じ速度でぶつかったとしても自動車が普通に走っている中で衝突するような場合は、乗っている人は車外の状況がわかればぶつかる前に身がまえるだけの時間の余裕があればそこまで大きな怪我にはならないと思います。ただ今回の場合は、いきなり逆方向に車両が動き出し、何が何だかわからないうちにあっという間に衝突ということですから身がまえる時間がなく、大きな力がかかったためにこんな事故になったということも言えるでしょう。今回は自動車ではなく新交通システムということで違いはありますが、まさか自動制御された運転が間違うとは乗客は思っていなかったはずで、こうした事は自動車の自動運転車で起こった場合も、自分で運転していれば大きな怪我にはならなかったケースでも、自動運転だからと安心しきったために大きな怪我をする可能性があるということを考えざるを得なくなりました。ですから、今後完全な自動運転のシステムが乗った車が市販された場合、ぶつかった時の衝撃を和らげる仕組みが今以上に必要になるような気がします。

ただ、今後の事を考えると心配なのは、今回の事故の原因がこの文章を書いている事故から2日後も良くわかっておらず、しばらくは代行バスによる輸送を続けたもののバスに乗れない人が続出したことで、まさかの有人運転による再開を決めたのだそうで、この辺も時代に逆行しているのか、日本の社会自体に不安要素が出てきたのかが気になります。こうしたニュースとは関係なく、他の公共交通機関や自動車の自動運転の研究は進んでいて、事故のために研究が中止されることもないとは思いますが、まずは今回の事故原因の究明を行なっていただき、同じように暴走する恐れがないかきちんと検証していただきたいものです。

その原因について語られる中で、ちょっと気になったのは一部の報道の中で、担当者の言葉として「電車を止める方法はあるが、逆走するという概念がそもそもなく、この事象は初めてなので止めるのは難しかった」と話していたということです。人間ならありえない逆走でも緊急ブレーキを踏んで車止めにぶつかる寸前に止めることもできたのかも知れませんが、そもそも逆走という概念がシーサイドラインの自動運転のシステムでは考えられていなかったということなら、運転手は無理でも誰か乗務員を置いて非常時の対応を考えることも必要だったのではないかとも考えられます。さらに、乗務員が乗っていない車内で関東大震災級の大きな地震が起こった場合、緊急停止した後で誰がドアを開けて避難誘導は誰がするのかという根本的なところも気になります。

緊急時には列車の運行を監視している別のところから遠隔操作およびスピーカーからの指示を出し、駅に待機している職員が駆けつけるようなことが決まっていたとしても、肝心の電気が切れてしまっていたらそれまでです。新交通システムを含めた鉄道に乗る時、船や飛行機のようにあらかじめ非常口の確認やもしもの時についてのレクチャーはないまま乗客は車内に乗り込むわけですから、公共交通機関であくまで無人運転をする場合、他の乗務員を置くか置かないかということもきちんと検証していただきたいと思います。


歩行者でも「重過失致死容疑」になるかもしれない「信号無視」

これは私の住む静岡県での話ですが、全国的にも同じような危険があるということで紹介させていただこうと思って書きます。2019年の1月16日、午後11時45分ごろ、静岡市の繁華街にある国道手前の交差点において歩行者とバイクが衝突する事故があったのですが、その状況はどうやら歩行者の方に信号無視の疑いがあったようなのです(事後のニュースで複数の目撃者がいたとの報告があります)。

この事故で歩行者の方も首の骨を折る重傷を負ったとのことですが、相手のバイクに乗っていた人が死亡してしまっているということで、警察はこの歩行者を「重過失致死容疑」で書類送検し、これがニュースになったということです(バイクの運転者も「自動車運転処罰法違反(過失傷害)」の疑いで容疑者死亡のまま書類送検される見込みだということです)。

夜の12時前ということで、場所も静岡市内の繁華街に近い場所であるということなので、法律に触れることではあるものの、このような行動は少なからぬ人が経験したり、同じような事をやっている人を見たりしているのではないかと思います。今回の事故で歩行者の人がお酒を飲んでいたのかということはわかりませんが、お酒を飲んでいなくても全く車が通らない道なら信号無視をしてしまいがちだという方は、今回のニュースをもっと深刻に考える必要があるかも知れません。

今回の事故ではバイクの側から見ると、青信号で普通に走っていたら急に歩行者が出てきて、もし歩行者の信号無視がなければ何もなかったのではないかという事にもなるわけで、歩行者の行動がかなり厳しく見られるのも仕方ないのではないかという気もします。ニュースでの事故状況の説明では、歩行者側が赤信号を無視して交差点を渡ってきたので、青信号で普通に走って来たバイクは、急に前方に人が現われたことに驚き、バランスを失って転倒し命まで失くしてしまったということになるので、夜中の信号無視だからと軽く考えることもできないでしょう。

最近は自転車にも保険を付けて自転車運転時の過失について厳しい処分も考えられる時代になってきましたが、自転車を降りて道路を歩くだけで交通事故の責任を問われる時代になってきたということは、頭の片隅にでも入れておかないと、被害者だと思ったらそうでなくなる事例というのもこれからは出てくるのではないかと思います。

というのも、現在は多くの車にドライブレコーダーが搭載され、自動車保険を売る損害保険会社でも加入者にドライブレコーダーを貸して事故の際のデータをしっかりと取ることで今まであまり確認もせずに払っていた保険金を少しでも減らそうと努力しています。レコーダーには信号の色やお互いのスピードも記録されていますから、もし歩行者が横断することを禁止されている広い道路を急に横切ってきて車にぶつかったり、今回のように明らかな信号無視で交差点に入ってきたような場合は、重過失で書類送検されるだけでなく、具体的な事故の過失割合についても自動車側からの補償金が引かれての支払いになる可能性も、もはや現実的なものになってきました。明らかに歩行者側から当たりに来たような感じになっていたら、大きな怪我をしても十分な補償が受けられなくなる可能性すらあるのではないかと思います。

ここのところ日の出が早くなり、こちらでも午前5時くらいには十分明るくなってきています。早朝から出掛けると言うよりも終電を逃して朝まで飲んでなんて時の方がこれからは危険ではないかと思います。くれぐれも自分から事故を引き込むような無茶な歩き方をしたり、お酒で判断力が鈍っている中でスピードを出して走ってくる車に気付かずに交差点に飛び出したり信号無視をするような事はぜひ自分の理性で抑え、自分自身を守る術についてきちんと考えておくことも大切なのではないでしょうか。


運転中の視野を広げることの大切さ

昨日のテレビのトップニュースは事故のニュースで、滋賀県大津市の琵琶湖に面した丁字路で、2台の車がからむ事故が起き、そのうち一台の車が保育園の子どもと保育士が信号待ちをしていた歩道の列に突っ込んで大きな被害が出たという事故について報じられていました。

事故の一報が入った段階では、また高齢な運転者がブレーキとアクセルを踏み間違えたのかと思ったのですが、実際に事故現場からの中継を見たり、事故直後の写真を見るなどしてわかったのが、この事故が信号機のある丁字路で起き、その内容は実際にはどこでも起こり得る「直進車と右折車との出会い頭での衝突事故」であったということがわかってきました。

今回直接歩行者の列に突っ込んだのは直進してきた軽乗用車ですが、あくまで2台の車同士の事故として考えた場合、一般的な過失割合というのは右折車の方に多くあり、割合は8割と右折車の方が悪いという風な解釈となります。2台の運転手はどちらも逮捕されたそうですが、もし信号待ちの人がいなかった場合には右折車の運転手に多くの賠償義務が出てくるわけです。詳しいことはわかりませんが、今回の事故の原因を作ったのは主に右折車が無理に直進車が迫っている中で右折を開始したか、直進する車のじゃまになるような場所で止まっていた可能性を考えなければならないでしょう。

しかし、今回の事故がここまで大きく報道された理由というのは車同士の事故ということでは収まらず、今回の事故については何の過失も責任もない、単に信号を渡って琵琶湖方面に遊びに行こうとした保育士と園児が犠牲になってしまったことにあります。

ここで考えたいことは、車同士の事故では過失割合を基にしてその損害をお金に代えて補償するしかないのですが、事故は起こしても今回のような悲劇を起こさないようにドライバーの観点から何かできないかということになるでしょう。右折車の責任については過失割合が多い分、当然追求されると思いますが、ここからは直進車について、それ以外の被害が出ないようにできなかったかという風に考えてみたいと思います。

まず、直進車は果たして道路の制限速度を守っていたのかどうか、さらに交差点に入る前に右折しようとする相手車を見付けた後、衝突する以前にハンドルを切って相手車を避けようとしたのかしなかったのか。この辺が鍵になってくるように思えます。報道ではそれほど相方の車のスピードは出ていなかったという見解が報道されていましたが、自分が直進車を運転していると仮定すると、前方に交差点に進入して右折しようとしている車があり、自分が通り過ぎるまで待ってくれるのか先に曲がろうとするのかの判断をしなければなりませんが、それと同時に確認したいのが相手車だけに視線を集中しないで交差点周辺まで視野を広げることが大切だと思います。

よく、何も視野を妨げるものがない田んぼの中の信号のない交差点で、多くの事故が起きる魔の交差点があるという話がありますが、これは走りながら前方の一点を注視するだけでは、同じようなスピードで交差点に入ってくる車の確認が遅れ、交差点の直前で急に車が出てくるように見えてぶつかってしまう可能性が増えることも事故の一因だと言われています。

車によっては車の前方にあるピラー(柱)が死角となり、運転しながら左右にわたっての視野を広げていないと、死角に入る前の左右から交差点に向かって進んでくる車の発見が遅れることもあるようです。信号も何もない交差点に向かってくる車はどちらもスピードを上げていたりしますので、かなり遠くにいると思っていても自分が交差点に入る時にはすぐ近くまで来ている可能性があり、事故の危険性が増すと言われています。

今回の事故は田んぼの交差点での事故とは違いますが、直進車の運転手がもし視野を広く取って、右折車をハンドルで避けるのではなく減速や停止の方向で運転操作をしていたら、また早めに信号待ちをしている保育園児たちに気付き、反対方向にハンドルを切っていたら(まだ今回の事故がハンドル操作が原因と特定されているわけではないため直接の原因と言うところまでは言えませんが)、少なくとも信号待ちの人の列に車が突っ込むようなことはなかったかも知れません。

最近の高齢者が運転する事故については、加齢による判断力欠如や誤操作が問題になりますが、そこまで高齢ではなくても年令により周辺の様子を注意しながら走行できる視野が狭くなるところでも深刻な事故を起こす可能性は上がるということはあります。また、加齢が原因でなくても、人によっては一点注視で周辺を見ないというようなことは、若いドライバーでもついやってしまいそうな事でもあります。

こうして考えると改めて車に乗るということは、運転を誤って人の列に突っ込んでしまった場合には凶器にもなり得るため、大きな責任が付いて回るということを理解し、いわゆる「予測運転」「広範囲の目視による周辺を確認しながらの運転」を意識することで、自らが加害者になるような事故はある程度は防げるのではないかと思うところがあります。交通事故での悲劇を減らすためにも、多くのドライバーには実際の事故報道を深刻に受け取めつつその事故から何らかの教訓を引き出して注意することが増々今後は大事になってくるのではないでしょうか。私達が再び悲惨な事故のニュースを聞かないで済むために、ドライバー一人一人が深刻にこの問題について考える姿勢を持っていきたいものですね。


JTBの「相談料金」は他の業種も追随するか

旅行代理店というのは私自身は事前に調べたチケットを購入するためにしか最近は使いませんが、学生の頃に初めて北海道に旅行に行った時には大変お世話になりました。当時はまだLCCなんて安い飛行機はありませんでしたが、当時のユースホステル協会が企画した商品で、ユースホステルの5泊分の宿泊券と羽田~千歳間の往復航空券がセットになったものがあり、それを使って夏休みに旅行に行ったのです。

ただ、道内の交通費は全く入っていなかったので電車やバスを使って主に道東を回るためにフリープランの一般周遊券を作るために旅行代理店に相談に行き、そこで立てたプランを説明しつつ日程に合わせた移動手段で周遊券を作ってもらいました。現在では周遊券自体がなくなってしまったため、今となってはいい経験になったと思っています。

その後の旅行ではフリーきっぷを使ったり、宿泊については直接宿に連絡をして取ったり(インターネット普及前)していたので、旅の何から何まで聞くということはしたことはありませんが、最近になってネット社会というものの問題が顕著に現われてきたことにより、旅行代理店の中でも最大手のJTBにおいて今までの常識が通用しない変化が出てきてしまいました。

まだ全ての店舗ではないのですが、一部のJTBの店舗において、旅行の相談を受けたものの実際に同じお店でお金を払って旅行の契約を行なわない場合、旅行相談についての相談料を取るということを掲示した店舗があるというのです。相談から10日以内に申し込めば、相談料は旅行代に充てられるものの、11日経っても購入なしの場合、それまでに相談した時間により、国内旅行は30分2,000円(税抜)、海外旅行は30分5,000円(税抜)の相談料金を取るという事がテレビニュースでは出ていましたが、これはJTBの問題と言うよりもお店を利用する人に問題があり、お店がそれなりの損害を被っているということが背景にあるのではないかと個人的な見解としては考えられるような気がします。

どういう事かというと、全く何も知らない所から具体的な旅行の場所と交通手段・宿の情報を聞き出したり見積もりを出してもらい、相談を受けたJTBでは契約せず、その見積もりをJTBが提示する金額より安く提供できないかと他の旅行代理店に持って行って交渉したり、ネットの予約サイトを使って同じ内容でも安く上げてしまおうとしてJTBでの相談を利用しようとする人が実際にいたのであろうことは想像できます。

JTBからすると、旅行内容や宿の提案をするのはそうした提案を理解してもらった上で購入してもらうことで手数料を受け取るビジテスモデルがあるからで、無料で相談を受ける事だけで終わってしまうなら、それこそ従業員の給料も払うことはできないということになるでしょう。あくまで購入することを前提にした相談だから今まで相談には料金を取っていなかったのに、今までは止むない理由で旅行を中止するような場合くらいで済んでいたものが、今は「他に安いところがあればそちらで手配する」というような利用者が普通に出てくるようになった今、その可能性が高いと思われる利用者についてはきちんと報酬をいただくと強い態度に出たわけで、いつまでも無料のものは無料と思って無茶な利用の仕方をした結果だという風に感じることもできるでしょう。

ただ、ネットでの意見を見る中では、以前このブログで書かせていただいた企業サービスの「改悪」という感じで捉えている方もいるように思います。また、携帯電話キャリアの代理店での相談に来るインターネットが使えないシニア層のお客さんに対する批判(一から相談するので待ち時間がかかる原因になる)という観点で批判をされる方もいましたが、今回の相談料が普通にJTBで旅行のための料金を払うつもりで来ている人がした相談から今後も取ることがなければ「改悪」とは違うと思いますし、ネットの使える使えないは個人差があるので、ネットが使える人に向けたお店での新たな対応をJTBに考えてもらうことは今後の課題でもあると思いますが、今回の話とはちょっと別の問題として考えなければならないことだろうと思います。

この問題はJTBや他の旅行代理店だけの話ではなく、他の業種でもビジネスとして相談を受けたり情報の提供を行なっているところについては、今後は相談だけでも相応の料金を請求されることは今後も出てくるかも知れません。例えば最近お店を出して直接契約することができる格安SIMの業者も増えてきましたが、そこで説明を聞くだけ聞いてお店では契約せず、ネット上のキャンペーンやAmazonなどで格安で購入した事務手数料がセットになった加入用パックから加入しようと試みるような人が多く出てくると、さすがにお店の方は家賃も払えずに撤退するような最悪の状況にもなりかねないわけですから、お店で加入せずにそのまま帰ろうとするお客さんについては、契約についての説明自体を有料にするようなところも出てくる可能性は無いとは言えません。

今の風潮としてインターネット万能というような感じで、地元の商店は単なるショーケースのように使って買い物はAmazonや楽天のみという方も少なくないのではないでしょうか。この方式は確かに安く物が買えていいですが、皆が全部そうした方式で物を購入するようになれば地元の商店はたちいかなくなり、さらに日本全国を走る物流業者への負担は増すばかりで、地方の疲弊にもつながりかねません。今回のJTBの措置に対して批判的な意見を持つ方もいるかも知れませんが、自分だけがいいとこ取りをするような事もあまり度を過ぎるとそうした特典自体が無くなってしまう未来が待っていることもあるということを考えて利用すべきではないかと思います。


日本でネット規制は実施されるか?

まだ事件の全貌が伝わってきているわけではありませんが、スリランカ国内での連続している自爆テロと思われる爆発事件は誰が何の目的でやっているのかニュースではそれほど伝わってこないまま時間が経過していて、さらにそこで再び爆発が起こり被害も増えていくという何か今までの事件とは違った様相を見せてきています。

とにかく、原因がわからなければ対策も取れませんし、日本で同じような事が起きたらどうなってしまうのかというのはその場になってみないとわからない部分があります。当然、大きな事件が日本で発生したとしたら、誰が何の目的でやったのかという事についてマスコミの報道以外にも、ネット発のSNSからのデマなのか本当なのかわからないような状況になってしまうのではないかという危惧は、普段の生活の中であまり感じることはないのですが、実際に起こったニュースに触れる中でそんな事も改めて思い出すところです。

今回のスリランカ政府の、この事件を受けての国内でのFacebookなどのソーシャルメディアについて、その利用を一時的に停止する措置を取ったことが注目を集めています。日本でも地震があった直後に様々なデマがネット上で流れ、そのデマを真に受けた人がいたことがニュースになったりしました。今回のスリランカの事件では、それこそ国民の生命が危機にさらされている中、どの勢力がどんな目的で事件を起こしたかという公式なアナウンスが出て多くの国民が納得できないと、どうしても疑心暗鬼になって、日頃仲の悪い勢力同士が罪のなすりつけ合いをしたり、一方的なデマがネットで拡散されたらと思うとこの決断をするまでには当然議論されたのだろうとは思いますが、ネットを切れば切ったで別の拡散方法でデマは国民の中に広まる可能性があります。

過去の日本では大正時代に起きたあの関東大震災後のデマによって、震災の影響による被害だけでなく、人間関係の不信からいわゆる「誤爆」による暴力による被害もあったと言います。当時はもちろんネットなんてものはなく、デマを検証する手段を民衆は持っていなかったので被害がひどくなったという見解もあります。もしスリランカ政府がネットの封じ込めに成功した場合には、極めて極端な思想を持つ一部の人が仕掛けたネットを発信源とするデマに多くの人が踊らされることはなくなるでしょう。しかし、そのデマが口コミで広がった場合、情報が間違いであるということも公的な情報だけでは(特に今回のスリランカ政府は国民が発言することのできるソーシャルメディアを潰したことで、国民の感情の中には「何か隠している」と疑念を持つ人も少なくないでしょう)完全なる火消しは難しいのではないかと思います。そして、少ない人が騒いだだけでもそれがきっかけになった大きな暴動に発展する可能性もあるわけです。今後のスリランカの情勢については冷静に見なければいけませんが、今度のゴールデンウィークにスリランカに行こうと思っている方は、今後のニュースの様子を見つつ、旅の出発に関しては慎重にした方がいいでしょう。

翻って、私達の住む日本では大きな国民生活に直結する事件や災害が広範囲で連続で起きた場合、スリランカと同じようにネットが規制されることはあるのでしょうか。もし規制が行なわれた場合、Facebookを様々な知り合いとの連絡に使っている場合にはその通信が遮断され、特に遠方にいる友人の安否がわからなくなるというような、不具合が全国で起こってくるかも知れません。

スリランカの場合、元々スリランカからの分離独立を主張する勢力と内戦が繰り広げられ、停戦後は安全な国というイメージがあったものの、今回の事件勃発で国内での争いが再燃したり、暴動が起こる危険があると政府が考えたからこその処置だと思います。しかしもし日本でネットが規制されたら、日本ではなかなか起きないと思われる暴動が、ネット規制きっかけで発生したりする危険があるのではないか? と私は思っています。今の日本ではそれだけスマホによる通信に依存している人は多いですし、日常的にラジオを持ち歩くなどして何かあった時にネット以外から情報を入手しようとする人も少ないのではないかと思います。そんな中で、唯一の情報入力手段だと多くの人が思い込んでいるネットでのコミュニケーションが遮断されたとしたら、それが社会に対しての反発につながっていく可能性もあると思っているのです。

今の日本では2020年の東京オリンピックに対してポジティブな方向でしか報道がされていませんが、全世界から東京が注目されることで、今回のスリランカと同じとは思いませんが、単にその場で騒ぎを起こしてやろうと思う輩から綿密に計画の上で世界を驚かそうとする組織まで、華やかなイベントの裏では何が起こるかわかりません。もちろん何も起こらないに越したことはありませんが、何かあれば多くの人はスマホからの情報収集に躍起になるでしょう。

ただ自分としては、もしかしたらそんな時に国のネットが何とかなった場合でも慌てずに正しい情報を入手できるような方法を考えておくことが大切ではないかと思いますね。スマホを使うならワンセグの放送や文字情報から最新の情報を得ようとしてもいいでしょうし、安否確認についてはソーシャルネットサービスが使えない場合に災害用伝言ダイヤル(設置された場合)やショートメール(SMS)での代用プランを考えておくとか、ネットが通じる場合にはGoogleの提供している「パーソンファインダー」サービスが使えるURLをあらかじめブックマークしておくことをおすすめします。

https://www.google.org/personfinder/japan/

このパーソンファインダーでは自分の安否情報だけでなく、他の人の安否情報も名前もしくは携帯電話番号を登録することによって広くデータを検索させることができます。多くの人の名前をこのサイトに登録することにより、人を探している人がいれば、いずれそこで入力した情報にたどり着く可能性が高いサービスです。


高速バスに急に乗れない理由は様々

名古屋駅から大阪駅に向かう高速バスにおいて(名古屋20時30分発→大阪23時30分着)、名古屋から乗り遅れた40代から50代くらいの男性の乗客とおぼしき人物がバスの前に立ちはだかり出発バス停から100メートル位行った道路上でバスを止め、運転手が警察に通報するとその場から逃げるという事件が起こったというニュースが有りました。その様子は動画で撮影されていてYou Tubeでもアップされ、すでに乗って出発していた運転手および乗客にとってはちょっとした恐怖体験ではなかったのかと思います。

このニュースを考える上で、問題になることは複数あって、「バス停以外では乗客の乗降はできない」という事が主に論評では取り上げられ過ぎているように思います。田舎でなくてもバス停に走って、もはやバス停を出ようとするバスを呼び止めるような光景は私ですら見たことがありますが、場合によってはバスは停まって走ってくる乗客を乗せるところも見た事があります。一部の方はそうした「温情」をバス会社側が出してあげてもいいのではないか? という風に考える人もいるようではありました。しかし、最初に書いたようにこのバスは「路線バス」ではなく、さらに「名古屋発20時30分発」ということで、このバスに乗り遅れたとしても、他のバスや在来線・新幹線を使って大阪に行く手段が確保された中での話だということを忘れてはいけないでしょう。

もし深夜バスでこのバスに乗れずに深夜の名古屋駅で行き場がなくなるような状況だったら変わっていたかも知れませんが、そうではないわけですから法令で規定されたバス停以外での停車が禁止されている理由で走り去ってしまっても文句は言えません。少々のお金をケチらないで現金がなければクレジットカードで在来線や新幹線の乗車券を購入し、別の方法で大阪へ行くべき状況であると言えるでしょう。もっと言うと、このバスに乗っている人の中には自宅は大阪駅近くではなく、そこから改めて在来線や私鉄の最終電車に間に合わせようと定時運行を願っていた人もいる可能性があるということです。たった5分前後の遅れでも、次の電車にそのせいで乗れずに終電を逃し当日帰りが不可能になった場合、単なる威力業務妨害だけにはとどまらない賠償義務が出るかも知れません。

さらに、高速バスの場合は路線バスと決定的に違うことがあります。というのも、週末に東京まで出掛ける予定にしているのですが、18切符のシーズンは終了しているのでできるだけ安く静岡から東京まで往復するために何の交通手段を選んだかというと静岡駅と東京駅を結ぶ高速バスで、過去に何回もその路線は利用していることから、だいたいの乗車の仕組みは知っているので、その流れから言うと発車後の路上から高速バスに乗ることは難しいと言わざるを得ません。

あくまで私の経験した乗り方をここでは紹介しますが、バスが出発時間に近づいて乗客が集まってくると運転手さんがお客さんを集めるような形で、乗車券(Web乗車券を含む)の確認作業を行ないます。路線バスのようにどの席にでも座ることができ、立っての乗車が認められるバスではなく、高速道路を走るということできちんと席が決まっていてシートベルトをすることが求められるバスの事なので、事前にチケットを購入していて(事前に料金を払っているか)、どの席に座るかまでを運転手さんがいちいちチェックしてから乗り込むようになっています。詳しくはわかりませんが、もしその際の座席の状況はバス会社とオンラインで共有されているとしたら、一名欠員と登録して出発したバスで、出発してから改めて「キャンセル扱い」の席の設定を変えて乗車するように変えることはシステム上からも無理な場合があるのではないかと思うのです。特に運転中の運転手にその作業を強要させる事は運転しながらスマホの操作をする事とほとんど同じでしょうから、ワンマンバスの場合は物理的に不可能なのではないかと思われるのです。

繰り返して書きますが、これが全席指定でなく立ったままでの乗車も大丈夫な路線バスであるならそこまでしないと思いますが、全ての座席の管理が安全な運行のために義務付けられている以上、こういった場合のゴネ得というのは無いと考えた方がいいような気がします。と同時に「高速バス」「夜行(非深夜)バス」「全席座席指定」というキーワードを抜かして説明すると、そのニュースを受け取る人の間には間違った考えが入ってくることにもなりかねません。ニュースを伝えたり解説したりする方にもこうしたバス会社の事情というものを理解して利用を促すようにしないと同じような事件がまた出てきてしまうような気がしてなりません。

ここを読んでいる方が全席指定の高速バスを利用する場合には、出発ぎりぎりではなく少し前には乗車口に到着し、乗り遅れた場合にはバスの運転手に直接言うのではなく、チケットを購入したターミナルやバス会社に直接電話をしてその後の対応をお願いするなどの配慮を持って高速バスの利用をした方がいいのではないかと思うのです。


高速道路のパーキングエリアで駐車スペース予約は浸透するか

NEXCO中日本は東名高速の下り線に新設する豊橋PAにおいて、「駐車場予約システム」の社会実験を4月12日(金)13時から開始すると発表しました。これだけ読むとどういう事なのかと思われるかも知れませんが、この実験は特大車や大型車など主にトラックやバスのような営業車の利用を想定しています。

さらに、予約を行なうためには車にETC2.0の車載器を搭載している必要があり、専用駐車場への入場管理を行なうそうです。今後こうしたサービスが一般車にも広がる可能性があるとしたら、従来のETC搭載機では新たなサービスを受けられなくなることが予想されます(以前このブログで紹介した一定時間内なら高速道路を出て給油や食事をして戻っても通しの料金で精算される実験がありました)。現在、車の買い替えを考えている方や、新たにETCを付けようと考えられている方は、こうした動向を考えた上で決めることをおすすめします。

当面は無料で実験は行なわれるものの、今後は有料化も視野に入れた考えではあるようです。先に大型車で実験が行なわれるのは、政府の出している「働き方改革」と関係があるということがあると思います。

普通の労働でもそうですが、あまり長い間連続して働かせたり、残業を長時間連続で強要したりすることは、昔は当り前であっても現代では適当ではありません。さらに、長距離ドライバーに長時間の運転を強要することは、事故の可能性も高まるのでトラックの積荷やバスの乗客を安全に定刻に届けられなくなるだけでなく、会社としての信用も失いかねません。

ただ、多くの車が行き交う高速道路では、会社の指令でサービスエリアやパーキングエリアで休憩を取ろうとしても、駐車スペースが全て埋まっていたり、一般車両が大型車両スペースに侵入してきて平然と停めているような事もあり、休憩エリアでトイレや仮眠をしたくても、停めるところがなく仕方なくそのまま走らざるを得ない状況や、危険を承知で路肩に車を停めて休憩・時間待ちをするという状況は全国いたるところであります。

今回の実験では予約の受付期間は利用の2週間前から予約日時の5時間前までで、予約可能時間は最大24時間までということで、あくまで貨物車の仮眠・休憩に使うということになりそうです。実験が行なわれる場所は中部の豊橋ということで、定期便のある大手にとってはとても便利になると思われますが、もし多くの新しく作られるサービスエリア・パーキングエリアの駐車場が拡張され、大型車両の予約が多くの場所でできるようになったとしても、今の状況は劇的に変わるとは言えないでしょう。それは、特に個人事業主については上記の「働き方改革」の手法が取れないからです。

大手コンビニで働くアルバイトについては最低賃金の規定もありますし、連続しての勤務・一定の時間を超える残業について無茶な働かせ方はできないように保護されていますが、その反面、労働者ではない店のオーナーがオーバーワークになっていて、その対策がなかなかできないというのはまさにこの問題と同じような感じがします。個人で荷物や人を運ぶ仕事を大手から請け負って行なっているようなケースでは、会社から雇われているわけではないので、大手との競争に勝って仕事を得るためには深夜割引の始まる・終わる時間ギリギリで高速道路に乗るか降りるかすることで経費を抑える必要もあるので、どうしても多くのトラックが高速道路の入口やパーキングに殺到し、休憩できずに困るところがあります。また、約束した時間通りに運ぶため、もし大きな事故で渋滞が起こるなど不測の事態が起こった場合には、いくら推奨されていると言っても途中で休みながら進むわけにはいかない状況というのも場合によってはあるでしょう。

そんな場合でも多くの人を確保できる大手の会社なら仕事を分けることで何とかできることもあります。今回の実験の恩恵を受けるのは正にそうした大手の会社ではないかと思うのです。こうした大手は優遇され、中小・個人にしわ寄せが来る傾向はトラック・バスを運用する企業だけの問題ではありませんが、特にこうした業界は仕事上のミスがすなわち大きな事故につながり、人命が危うくなるばかりでなく日本の交通網の一部をストップさせてしまうリスクもはらんでいます。ですから、大手や中小、個人に限らずに仕事で荷物や人を運ぶという仕事を行なうについて、少なくともどうしても停まって休みたい時に休める環境を作ることが大切です。今回の実験はいわゆる「ハード面」での対策ですが、それだけでは不十分であり、日本の社会の仕組みにもつながる「ソフト面」の改革(高速道路の料金改革やそもそものドライバー全般における働き方規定の徹底など)を全ての営業車において実施させるような政治的な決断事がないと、今の状況はそう簡単には変わっていかないのではないでしょうか。


原付バイクのナビアプリについて

先日、テレビで自動車専用の高速道路上をママチャリらしき物体が(^^;)道路を逆走してくる動画を見る機会があり、「なぜ自転車が高速道路に乗り、さらに逆走するのか?」ということを考えてしまいました。逆走がブームということもなければ、車がビュンビュン対向して走ってくるところを走るというのは、正常な精神の持ち主なら明らかにおかしいと思うのでしょうが、テレビのコメンテーターがその原因として考えられる事の一つとして、スマホのカーナビアプリが普及するあまりに歩行者や自転車用のナビでなく、車用のナビ画面を使ってスマホを見ながら移動しているうちに気が付いたら高速道路に乗っていたということもあるとのこと。

そういえば、過去に歩行者が高速道路に入り込んでしまうことが注目された時があったのですが、その時も、料金所のない高速道路の出口からスマホの画面を見ながら周りを見ずに入ってしまうことで高速道路に入ったことに気付かずにしばらく歩いてしまうことがあるという話を聞いたことがありました。果たして今もそんな状況があるのかはわかりませんが、カーナビをスマホアプリで実現することが当り前になると、そんな事が出てくるのかという気はします。

個人的に思うのは、首都圏を中心に車に乗らない人が増えている中で、大きな駐車場がなくても気軽に利用できる原付バイク(今後出てくるであろう電動バイクを含む)あたりがもう少し普及しても良さそうだということがあります。それこそピザ配達用の屋根が付いたものを選べば、少々の雨でも使えそうですが、あのタイプのバイクは車並みに高額になるのがネックではありますが(^^;)。

その際、やはりあった方がいいのがバイクにカーナビがセットされていることですが、これはスマホを利用してバイクにセットするホルダーさえ設置すれば、車と同じようにスタート前にセットすればいいわけです。しかし、車と原付は制限速度だけでなく大きな交差点では二段階右折になったり、一部の自動車専用道路には入れないなどの違いがあります。

残念なのは徒歩や自転車には無料で使えるナビゲーションアプリがあり、事前にそうしたアプリや専用の設定を利用すれば歩いて高速道路に入ったり逆走することはなくなると思うのですが、原付には無料ではナビゲーションアプリがないということです。有料でもきちんとしたナビが使いたいという場合には「NAVITIMEツーリングサポーター」をインストールし、ご利用のバイクの排気量を入力すると、その排気量に応じたナビゲーションがされるという優れものになっているので、現状で原付バイクで遠出をするのに使うアプリということではこれ一択のような気がします。

しかし、もう少し原付を含むバイクを売りたい気がメーカーにあるのなら、メーカー主導で原付や125cc以下のバイク用ナビアプリを作ってくれた方が一人で近くに行く用途であれば車でなく原付や電動バイクで代用するようなライフスタイルの変化につながってくるように思えるのですが。

もしどこかの観光地で、周辺に車を置くスペースを用意し自家用車を観光地内に入れず、その代わりに電動自転車や電動バイクを使えるようにし、各観光地に充電スタンド付きの駐輪場所を整備して時間貸ししてくれるようなシステムがあれば、限られた時間の中で観光地を早回りしたいような場合は電動自転車よりも電動バイクにし、それをナビゲーションアプリでモデルコースを回るようにすれば、自己責任にはなりますがスマートに観光地を回りながら、途中で面白い所を見付ける楽しみも増えます。

バイクという乗り物自体が今後は利用者が少なくなっていくような傾向があるので、なかなか企業も投資しないような感じですが、私が現在持っているガソリンエンジンで走る原付でさえハイブリッド車くらいの燃費で市内走行できることを考えると、今後は折りたたんで袋に入れることで公共交通機関で運べるペダル付き電動バイクを作る和歌山県のglafitという会社にヤマハ発動機が1億円の資金を入れて業務提携したというニュースがありました。glafitでは現在販売しているモデルからの派生したモデルを2020年春に出す予定だということで、個人的には日常の足としてだけではなく車中泊旅のお供にできるのではないかという期待があります。できればそれくらいまでに無料で使える実用的な原付用のナビアプリが登場して欲しいものであります。

・glafitのホームページ
https://glafit.com/product/glafit-bike/


逆走に気付いた後の対応こそが問題だ

一昨日になりますが新東名の浜松周辺で80代の男性が運転する軽自動車が高速道路を逆走する騒ぎがありました。そうした報道はしばしばありますが、今回このブログで改めて紹介しようと思ったのは、逆走した車が恐らく中日本高速道路会社の職員によって止められる所を車の中からビデオ撮影していた動画がツイッターから拡散してテレビニュースでも放送されたことにあります。恐らく、このブログを読んだ方にも見た方はいらっしゃるでしょう。見ていない方のために、そのツイッターのリンクを貼らせていただきたいと思います。

https://twitter.com/Cob_Rin/status/1096273166555435008

ニュースによると新東名のネオパーサ浜松(サービスエリア)を東京方面へ進むはずが本線への入口を間違えて約15km逆走したということです。それだけ長く走っていれば、多くの車が警察への通報をしたことが想像されます。ビデオでは、恐らく逆走してくるという情報を受けた高速道路会社の巡回車の誘導に従って高速道路を走っていた車が走行車線および追い越し車線を塞ぐ状態で止まっている中、逆走車が入ってくる直前から始まりました。そうした中、逆走してくる車からは全ての車線が対向してくる車で埋まっているのを感じ取ったのか、高速道路会社の職員に誘導されたのか、今回逆走してきた車が高速道路の路肩に避けてきたのですが、その後さらにびっくりする動きをしたのでした。

普通は逆走をしていることを意識していなくても、前に全く進めずに高速道路の職員から停止を求められればまずは止まって気持ちを静め、さらにキーを渡して車の向きを変えて安全に今来た道を戻るようになるかと思ったのですが、一昨日の事例ではそれでもなお逆走して路肩を進もうとしたばかりでなく、車を止めるために前に立った高速道路会社の職員にも構わずに進もうとしていました。見ようによっては前に立つ人に車をぶつけようとしたと見られてもしょうがない状況が動画になって残っていたのでした。

その後、何とか職員の方が車を止めて運転席のドアを開け、そこでようやく車が停止したことになるのですが、そこまでしてなぜ車を逆走させなければならないのか。そもそも逆走という意識はあったのかというところが気になります。その点について地元のテレビニュースでは車を運転していた80代男性が逆走をしていた認識はあったという恐らく警察からの発表が伝えられました。このコメントは警察からのものだと思うので、取り調べを受ける中でつい言ってしまった可能性も0ではなく、本当はどうだったのかという点についてはもしかしたら違うこともあるかも知れませんが、何せ15kmも逆走したのですから、走っているうちにある程度の違和感に気付いたので、全く逆走している認識が全くなかったとも言えないでしょう。

特に、今回のビデオで撮影された職員に止まれと指示されているにも関わらずそのまま逆走を続けようとしたということは、そこにあるのは自分が高速本線に入ることを間違えたのに、それ自体を何とかなかったことにして次の出口でしれっと出ようと考えてしまったことが少しはあったのではないかと思うのです。幸いなことに今回の逆走で事故にはなりませんでしたが、逆走をした時点で警察に通報されていますし、急ぐ車も多い中で交通を止めて安全を確保されているわけですから「ただで済む」わけがありません。それでも、自分の犯した過ちに正当に向き合わず、何とか手先口先でなかったことにしようとする人間の弱さに起因する現象だったのではないかと私は思います。

今の世の中は、今回の報道で動画が出てしまったように、あらゆることが監視され、通報される社会であると言えます。もし旅先で何かまずい失敗をしてしまった場合、なかったことにしようとして逃げるというのは、もしそれが動画に残されておりネットに拡散されてしまったら、ケースによってはその方の仕事や学業にも影響を与える可能性があります。さらに、「あおり運転」の実状を紹介するビデオが車に搭載されたドライブレコーダーで録画したものであることを考えると、今後ますます「逃げ得」というのはあり得なくなると考えておいた方がいいような気がします。失敗はしないに越したことはないですが、ツイッターで炎上する以上に車での悪行は多くの人の心象を悪くしますので、車のハンドルを握るということはそれほど重大な事だということを考えて出掛けるようにお互いにしたいものです。