カテゴリー別アーカイブ: 旅行・交通関連ニュース

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

車旅とレンタサイクルのベストマッチングとは

コンビニチェーンの大手「セブン-イレブン・ジャパン」は、全国の主要エリアの店舗において自転車シェアリングサービスを行なうことを発表しました。その第一歩として、すでに11月21日から埼玉県さいたま市の店舗でスタートしていまして、2018年中には全国の1000店舗で5000台のレンタルサイクルのサービス開始を目指すとのことです。

このように、全国規模で同じサービスが気軽に利用できるということになると、特に公共交通機関を使って移動している場合、観光地などをきめこまやかに回りたいと思っているような場合には便利そうに思えます。

ただ、大きな都市の中で元々自転車が多い地域の場合はそもそも自転車を商店街や観光地周辺に置く場所がないことがないところも問題になっているので、さらに地元のローカルルールを知らない観光客、特に海外からの観光客が地元民とトラブルになるような可能性も考えられます。もしシェアサイクルやレンタサイクルのサービスを地域の協力を得て行なう場合は、観光地周辺ならコンビニのない場所にもレンタサイクル専用の自転車置き場をきちんと確保してから始めないといろんな問題が出てくるように感じます。

もし、きめ細やかに様々な場所に自転車を置いたり返したりできるスペースが確保できるならば、同じ返却スペースの中に現在使用中で乗り出し不可の自転車と利用終了ですぐに利用可な自転車を混在させても一目でわかるような工夫が必要になるかも知れませんが、一台の自転車でずっと市内観光もでき、歩くのがしんどい時だけ限られた区間の移動に使うのも可能になるので、観光客には便利に使えるのではないでしょうか。

そういう意味でも、大きな都市ならいたるところにあるコンビニエンスストアの一部のスペースを使って自転車を借りたり返したりできるというシステムは、どのくらいの範囲に広がるかによっては観光客にとっては便利に使える可能性があります。ただ、こうしたシステムが一般化することはすなわち、観光客と地元民との自転車の取り合いにつながることも考えられるわけで、最初の内容からするとセブン-イレブンで一店舗ごとに置かれる自転車は5台程度と少ないので、今後の利用状況がどうなるのかということは後追いのニュースで出てきたら注目して見ていきたいと思っています。

あとこれは、個人的な希望のような話になってしまいますが、車を使っての旅と公共交通機関をつなぐ手段としてシェアサイクルの仕組みが活用できないかなと思うことがあるので、その点について書きます。

車での旅というのは公共交通機関による旅と比べると時間にも空間にも制約を受けにくいというメリットがある反面、渋滞するとどうにもならなかったり、道の狭い都市に乗り入れると駐車場を探すのも大変ですし、車で観光地を複数移動するということになると、それぞれに駐車場に停めなければならず、駐車場代もかさむなど悪い点もあります。

そこで車での旅のいい部分を生かし、悪い部分を最少限に抑えるため「パーク・アンド・ライド」という考え方があります。安く駐車できる郊外の一日駐車場に車を長い時間停めておき、観光地などへの移動は別の交通手段を使うというものです。私自身も京都へ車で行く時には、浜大津駅の駐車場に停め、京都への乗車券を購入することで駐車場の料金が当日限りの一日券が500円で利用できるのでほとんどこのルートを使っています。

駐車場と駅は隣接しているのでスムーズに電車に乗り継ぐことができるので便利なのですが、もしもっと安い駐車場が郊外にあり、その駐車場から最寄り駅や近くのバス停まで使えるシェアサイクルが用意されていて、駅で乗り捨てが可能であるなら、天気の具合にもよりますが駐車場が多少駅から離れていても駐車料金が安ければ(レンタサイクルの往復利用料込みで)、「駐車」→「自転車で駅(バス停)まで」→「駅から目的地へ」という流れが作れます。

こうしたシステムを実現する場合、駐車場に自転車を置くことは簡単だと思いますが、最寄り駅やバス停に乗り捨て&乗り出し(駐車場まで)に返却システムを搭載した駐輪スペースの設置が必要になり、特に設備の面でお金がかかるということにもなるでしょう。そういう意味でも、最初に紹介したセブン-イレブンのシェアサイクルのビジネスが成功するかどうかで、他社も追随する可能性があれば、時間貸し駐車場を展開する企業とコンビニがコラボして駅前(バス停)から効外駐車場のルートが構築できる可能性も開けてくるのではないかと思っています。

現状では、それこそ自分で折りたたみ自転車を車に積んで持って行き、常に自転車を持ち運んで観光という手段しか取れないのですが、この部分が社会的なインフラでできるようになれば、さらに車で出掛けようと思う人も増えるのではないでしょうか。


続報のないテレビ・ネット報道への不満

月曜から土曜までの朝8時から8時15分という時間は、NHKの朝ドラが放送されている時間で、民放はそうした状況を把握する中で動画のショッキングなニュースを投入するような事が多いのではないかと思います。そうした動画のニュースは海外の動画サイトから持ってきたようなものが多いのですが、先日このブログにも関係ありそうな衝撃的な動画がテレビで放送されたのを見ました。

これは、後で詳しく調べようとしても第一報しか見付けることができなかったのですが、11月13日(月)の午後3時頃、長野県伊那市の国道152号の杖突峠付近でキャンピングカーが燃えているとの一報が運転手から入り、約1時間ほどで火は消えたもののキャンピングカーは全焼したということで、燃えさかるキャンピングカーの動画がテレビで紹介されたのです。全て焼やし尽くして何も残らないような壮絶な火事になったことはインターネットに掲載された写真からもわかりました。事故が起きた場所から推測するに、キャンピングカーは過去にこのブログでも紹介したことのある高遠城の紅葉を見に行った帰りなのかも知れません。

こういう時は必ず、何か続報がありましたらお知らせしますとは言うのですが、この衝撃的な光景を見て一番思うことである、炎上の原因は何かということについての続報については知ることが今までできていません。キャンピングカーに乗っていたご夫妻2人は早く車から逃げ出して無事だったとのことですが、炎上当初のインタビューでも火事の原因についての言及はなく、走っていて燃えだしたのか(この場合は車自体の不具合が疑われます)、峠で止まって調理中に起きた事故だったのか(この場合はキャンピングカー自体の不具合ではなく、コンロを車内で倒してしまったなど、調理機具を扱う人間側に原因があった可能性もあります)、このくらいは現場で運転者や同乗者にインタビューすることでだいたいの原因について取材できなかったのかと思われます。

よく、車中泊をする場合に、「車内で調理をするのは大丈夫か?」とか「車内でカセットガスを使ったストーブを使うのはいいのか?」というような疑問を持ち、車中泊の道具を揃える場合にどうしようか迷うことがあるかと思いますが、もし今回の火災がキャンピングカーの車内で調理中に起こったものだとしたら、乗用車などではさらにキャンプ用のコンロを倒して車が燃えてしまうリスクが高くなりますので、車内での使用について考え直さなければはらなくなるでしょうし、何もしていないのに燃え出したのだとしたら、そのキャンピングカーは自作なのか業者におまかせで作ってもらったものなのかというところまで検証し、改めて車内で調理しても安全な装備であったのかまで考えてみる必要も出てくるでしょう。

コンロが倒れたり、カセットコンロのようなものでも簡単にテーブルから落ちないようなストッパーが付いているだけでも火器転倒や落下が原因の火災を防ぐことができますし、お気に入りのキャンプ用品があるなら、その用品専用の安全な調理台を作るなどの対策も出てくると思います。それでなくても車というのは大きなガソリン・軽油タンクが付いているため、車内で火が出てもすぐに消せる消火器を常備しているかということも問題になってくるかも知れません。

ここまで書いていてまだ原因がわからないまま書かざるを得ないのは本当に残念なのですが、火事という結果だけがあり、その原因についてこれまで続報を出してくれないマスコミは、やはりもう十分だと思えるような話題を延々と長い時間に報道する暇があったら、少なくとも第一報を自社で出したニュースについては、続報をサイトにリンクをはる形で載せてくれるとか、まだ警察から何の発表がないとしたら発表の際に改めて記事を発信してくれるとか、何らかのアフターフォローをこの件についてもそうですが、別の事件報道でも関連すると思われる方のために是非お願いしたいと思います。単なるインパクトを視聴者に持ってもらうために動画を使うなら、海外のニュースだけにしてもらいたいとも思ったりするのです。

(2017.11.24追記)

この記事を書いてから定期的に地元のマスコミのニュースサイトを見ながらその原因が書かれているニュースはないだろうかと思いましたが、その後個人のブログの中で、事故当初の報道として警察によると走行中に出火」という文字を見付けました。

普通にこの情報を捉えると、車の走行中に調理などを行なわないと思えますので、車自体の整備不良を疑うべきなのかも知れませんが、サブバッテリーを使って電化製品を走行中も使い続けている場合に、コードから出火ということも考えられますので、基本的には走行中には炊飯や湯沸かしを避けることを徹底し、その上で定期的な車自体の定期点検を欠かさないように気を付けるというのがまずは大切でしょう。

さらに車内で調理が可能な車であるため消火器を用意したり、いざという時にはすぐに水が掛けられるように消火用の水についても車内に置いておくこともキャンピングカーの装備を考える場合は大切ではないかと思います。

家電製品の使用については乗用車でもやってしまう場合があるかも知れません。火事以外にも走行中に家電製品を利用することについてのリスクについてもこの機会に改めて紹介しておきます。よくある車のシガーソケットを利用した湯沸かしポットや炊飯器は、お湯が湧いたりごはんが炊き上がるまでに時間がかかるのでアイドリングをしながら1時間近く待てずに走らせながら使うことも経験ある方がいるかも知れませんが、利用中に事故を起こしたら、車内に沸騰しつつあるお湯や熱々のお米をばらまくことになるので、特にお子さんと一緒に移動している場合はアイドリング禁止場所以外に停めて行なうように心掛けた方が良さそうです。


マナー違反の動画の中に映し出される中国の国内事情

現在の日本の車でのマナーについて、道の駅や高速道路の駐車スペースに車を止めるだけでなく、空きスペースにテーブルや椅子を出して休んだり、コンロまで出してバーベキューをやるという行為は現在はマナー違反という認識があると思います。過去、そうした評価が固まる前には、実際にやるだけでなくブログやSNSに写真をアップするような人もいて、そうした行為が不謹慎だと非難を受けるケースが増え、テレビなどでもそんな行為をたしなめるような感じで特集されるようになって、今ではそこまで傍若無人に振る舞う人もいなくなったように思います。

しかし、たまたま昨日テレビで見た中国の高速道路の様子を見たら、国民性の違いなのか、あまりにも早くインフラが整いすぎて国民の間でマナーという観念が育っていないのかはわかりませんが、日本国内でマナーが最悪だと思われる人よりもマナーが悪いだろうと思われるケースが続出していました。

定年後にやることがないからと、わざわざ高速道路に歩いて入り、橋の上から釣りをしているおじさんがいたり、日本と比べるとサービスエリアが少ないということで、普通に流れている車道の路肩に車を停め、家族揃ってバーベキューを路肩にテーブルを出してやっている人がいたりと(改めて調べると中国中央テレビ(CCTV)のニュース番組の流用で、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州の高速道路での話だとわかりました)、さすがにそんな人たちは地元の警察に検挙されて罰金を払っていたのですが、中国がこれから世界に対して大国としてふるまっていくためには、このような公衆におけるマナーを徹底しないとまずいですね。路肩の一番端で止まっていたとしても事故になる可能性は高く、マナー違反をしている人が事故の原因となれば、外国人観光客の移動手段として高速道路を使いたくないという事にもなりかねません。こういうところは世界共通で変えていかなければならないところだなと思います。

ただ、他の動画も見ていると中国の高速道路の渋滞事情というのはことのほかひどいようで、事故処理や天候不良の場合の誘導が具体的にどうなっているかはわかりませんが、一度止まったら5時間6時間全く動かないのは普通だそうで、そこにもうひとつの問題が隠れています。

日本の場合、昨日も東北道で午前7時半ごろにトラックのタイヤがパンクしたことによる渋滞の中で、それから約2時間後の午前9時40分から約20分の間に、東北自動車道・下り線の大衡ICと鶴巣PAの間で、あわせて11台が絡む4件の追突事故が相次ぐというようなひどい状況になっていたようですが、お昼のテレビニュースを見た限りでは少しずつではありますが車は動いていて、迅速に事故処理および車の誘導が行なわれていると思うのですが、少なくとも早めの現場急行と誘導処理がなければ、長時間出口のない高速道路では全く動かなくなることは明らかです。

最初話題にしたテレビの話に戻りますが、番組ではもうひとつの高速道路上でのとんでもない行為として、渋滞にはまって全く動かなくなったドライバー向けにプロパンガスと中華鍋を持ち込んで作りたての炒飯を売っているおじさんや、歩いて高速道路に入り込んで桃を売るおばさん、さらに高速道路を走行中の車の中から外に出て、ダンスを踊る集団や縄跳びをする女の子を面白おかしく中国のニュースとして報道していたものの、このような渋滞で数時間全く動かなくなる事が常態化しているなら、物を売って儲けようと思う人が出てくるのは仕方ないところでもあるかも知れません。もちろんそうした行為を容認するわけではありませんが、全く止まったままの状態でドライバーが放置されていることが常態化していることで、物売りの類が入ってきてしまうということは今の中国では防ぐことはできないのではないかと思います。

高速道路上でダンスや縄跳びをする人についても同じような事が言えるかも知れません。全く動かず、いつになったら動くかがわからない車の中で下手をすると5時間以上同じ姿勢をキープしながら乗り続けることは、エコノミークラス症候群による血栓で命の危険があることは日本国内なら常識であり、車から降りて適度な運動をすることは、むしろおすすめされるべき行動でしょう。

日本の中国に対する報道の中には画面のインパクトを優先するものも多く、このケースでもダンスや縄跳びをするような人まで「民度が低い」と非難するのは少々酷ではないかと思えてしまいます。日本でも大雪でチェーンの用意のない車が立ち往生し、全く動くことができなくなったような場合には車の外に出て手足を伸ばしたり、トイレを借りるために近くに停まっているキャンピングカーまで出向いたりということは普通に起こることですので、中国だからだめだという事にはならないような気もするのです。

人々のマナーというものが問題を引き起こすことは十分に可能性があるので、最初に紹介したような高速道路の路肩にテーブルと椅子を出して食事をするような事はいかに中国でもやめて欲しいですし、安易に渋滞時を狙った物売りを物理的にシャットアウトするのではなく、事故処理と誘導をきっちりやって、現場でチャーハンを作って売るなんて行為が成立しないように前も後ろも全く動かないというような状況を頻繁に起こさないことが大切だということになると思いますが、こういう方向でニュース報道をすると、中国国内では内政批判ということになってしまうかも知れず、そうした方向での報道になっていないのではないかと思うと、何かやるせない気分になってしまいます。

(2017.11.4 追記)

今回こちらで書いた文章の中に、

「トイレを借りるために近くに停まっているキャンピングカーまで出向いたりということは普通に起こることですので」

という記述をしましたが、これは実際に長時間雪の影響で全く車が動かなくなった日本の高速道路で起こった立ち往生の際、流れたニュース映像を見て、そんなやり取りがあったという話を自分が覚えていた事を基にして書かせていただいたものです。

恐らく現在同じようにかなり長時間の立ち往生の状況が起きたら同じように立ち往生の列に停まっているキャンピングカーを見付けた人の中には、どうしてもトイレを貸して欲しいとキャンピングカーの持ち主にお願いするような事は起こると思います。しかし、キャンピングカー内にトイレを設置している方の立場としては、あくまで非常用として旅の間でも全く使わないようにしている方もいたり、他人に本来のポータブルトイレの利用方法を知らないまま内部で溶けないものを一緒に流されたりすることを恐れて利用をさせないケースもあります。

もちろん、家族で大切に使っているものを、いくら困っているとはいっても他人に使わせる事自体NGだと考えている方もいて、それは普通の事だと思います。ただ、私が見たような立ち往生の現場の映像を見た人の中には、緊急時であれば頼み込んでキャンピングカーのトイレを使わせてもらってもいいのではないかという誤った認識が広がってしまう危険性があります。今回の記述についてはこの点についての配慮がなく、多くのキャンピングカーのオーナーからすると大変困る記述をしてしまったかも知れないという点で不完全な部分がありました。ここで改めておわびさせていただきます。

今後、日本でも車が立ち往生した時や災害時において、キャンピングカーにトイレを借りることは仕方ないという考えがエスカレートすると、これからもし同様の事が起きて逆ギレするような形でトイレを使わせろというような状況も起こるかも知れません。そうした行為は間違いなくマナー違反であり、あくまで相手から利用を促されたような場合でなければ使わない方がいいでしょうし、紙などは流さないなどの使い方についても知っておくべきでしょう。

特に立ち往生が出る可能性のある天候の中で車で出掛ける場合は、自ら使うことも見越して簡易トイレの用意をしてから出掛けることか大事だと思います。


新税の「出国税」から自動車関係の税金についても考える

今回紹介するような新たな税金の仕組みについての話は、ぜひ選挙を行なう前に多くの人にわかるように発表して欲しかったものですが、私が昨日見たニュースによると、海外から日本にやってくる人や、日本人でも海外へ出国する人に対して航空運賃などに上のせするなどして「出国税」として一回千円の徴収を目指し、政府は2017年末にまとめる2018年度税制改正大綱に盛り込み、19年度の開始を目指すとのことです。

たかが千円だから、そう海外旅行に出掛ける人数に関しては影響がないだろうとは言われているものの、今までぎりぎりの値段でツアーを提供してきた業者からすれば、この税金が導入ということになれば、今まで価格を抑えるために頑張ってきたタガが外れて、一気にツアー料金の値上げという方向につながってくるかも知れません。

どちらにしても、初期の消費税が出てきた時のように、業者の方がこの「出国税」を肩代わりするような事はないと思います。そうなると純粋に海外旅行に行く場合、少なくとも出掛ける人数×1,000円が今までより余分にかかるようになるということは十分理解しなくてはならないでしょう。

一回ごとの料金は少ないとは言え、仕事などで頻繁に出入国を繰り返しているような場合も、トータルの出費で考えるとなかなか大変な事になってしまいそうな感じもしますし、今後どんな影響が出てくるのかはこれから色んなところでシミュレートされるて明らかになるところもあると思います。

個人的には国内旅行中心に楽しんでいることもあり、この話題にはあまり関係ないということはあるのですが、例えば船で出国する場合は取るのかということと、船で出るにしても寄港地で下船しなければどうなるのかなど、細かい内容についての発表があった時点で対策を考えることになるでしょうが、もう一つ気になることがあります。

この「出国税」は日本の観光振興のためだけに使われるのか、観光以外の事にも使われるものなのかどうかが気になりますが、税金として取る以上、日本の財政を健全化するために使うべきという意見もありますし、そうなると日本人から徴収する分はともかく、海外からやってくる観光客から日本の借金を返すために使われる可能性も出てくるわけです。そもそも観光振興を目的とした環境整備のためということなら、国土交通省の予算を確保するだけでも十分ではないかという意見も一部にはあるようですし、今回「出国税」として増税した分が使う必要もないのに「予算を使い切る」という目的でそれほど必要ではないようなところで使われるのではないかという懸念も出てくるわけです。

この辺は、他の税金でも同じような事が言えるわけですが、特に私も含めて自動車を所有している人が自動車関係の税金(自動車取得税・重量税・自動車税・ガソリン税など)を払っていながらその使い道についてはあまり知らないということも、問題になっているのではないでしょうか。

以下のリンクには自動車の税金について、ユーザーの立場として意見を提起しているJAFのページです。こうした疑問について、先日の選挙でも全く論議の対象にならなかったのは残念でしたが、今後「出国税」を徴収する流れが出てきた場合には、合わせて自動車関連の税金についても、多くの人たちを巻き込むような形で議論を行なっていただきたいものです。

http://www.jaf.or.jp/profile/report/youbou/jaf_tax/

今回の「出国税」の話についても、政府は取りやすい所から取るなあというのが正直な感想であるのですが、そうなると今後注目されるのが、携帯電話の回線について税金を今後取るのではないかという懸念が生まれてきます。個人的にはかなりの回線を保有していますので(^^;)、そうなったらどうしても必要な回線については契約を続けるものの、趣味で持っているような回線は解約してしまうかも知れません。今後の政府はどういった形で税金を取るのかはわかりませんが、そんな動きについても見ながら変化があればここで紹介させていただきたいと思っています。


ドライブレコーダーにあわてて飛び付く前に

最近テレビを見ていると、商魂たくましいと言うか高速道路上でのあおり運転と路上での暴行の話から発展して「ドライブレコーダーが売れている」という経済のニュースにいつの間にか変わってしまっています。それはそれでいいのですが、単にドライブレコーダーといっても様々な種類があり、ニーズによって何を買ったらいいのかという事も違ってくると思います。

私自身は自動車保険会社から月々の支払いで借りているという形でドライブレコーダーを付けています。ドライブレコーダー本体と車両の登録情報が連動しており、さらに本体にはSIMカードによる通信をサポートしていて、大きな衝撃があった場合は自動的に事故センターにつながって事故前後の動画がデータ転送され、音声通話機能により担当の人と本体に話し掛けるようにして事故状況について報告できるようになっています。ドライブレコーダーとしての性能は並かと思いますが、私自身はこんなきっかけが無ければ今までドライブレコーダーは付けていないと思います。

このような前面に一つというタイプのドライブレコーダーで十分だと思えればそれでいいでしょうが、多くの事を心配する場合にはそれでは足りないこともあることは知っておいた方がいいでしょう。紹介した通り私の付けているドライブレコーダーは前面のみで後ろから煽られた場合にその様子を記録できず、録画については常時録画で古いものは上画きされていくので保存したい分については本体に差さっているmicroSDカードをパソコンを介してコピーする必要がありますし、さらには本体の電源の関係からかエンジンを止めて駐車中の録画については対応していません。

私のように自動的にLTEで通知されるドライブレコーダーでなくても良く、さらなる危険な様子を録画したいと思っている方は、前後の状況を録画できる2つのドライブレコーダーがセットになった製品や、本体のみでの長時間起動も可能なモデルなら、走行時のトラブルだけでなく駐車中のいたずらや当て逃げの証拠も押さえることができます。何を危険と感じるかということや、実際にどんな危機感を感じているかで求める製品は変わってくるということもあるわけです。

最初に紹介したようなどんなドライブレコーダーでも売れてしまうような状況では、なかなかそうした機能の差があることも店頭で説明を受けることも難しいと思いますので、個人的には少し落ち着いて在庫も安定供給になった時に使って安心なものを購入するのが個人的にはおすすめです。

そうは言っても、毎日自動車に乗るような場合、すぐにでも基本的な性能を持つドライブレコーダーが欲しいと思う場合もあるでしょう。しかしその場合もいきなりお金を掛けずにドライブレコーダーを設置する方法があります。車にスマートフォンを固定するフォルダーと、車のシガーソケットからUSB出力を得られるアダプタ、そしてスマホを繋ぐケーブルを揃えれば、今使っているスマホをドライブレコーダーの代わりにすることができます。

ただ、事故を記録するドライブレコーダーとしてスマホを転用するために一つ大事なのは、スマホ内に「加速度センサー」が付いているとアプリの種類によっては事故により大きな衝撃を受ける前後10秒間というような、事故の時だけその情報を記録するような機能を使えるようになります。車で走っている時に常に録画する目的だったり、手動で必要な時だけに録画する目的ならば加速度センサーが付いているスマホでなくても大丈夫です。求める用途とスマホの機能によってアプリの使える機能が変わってくることは押さえておきましょう。

また、大型の外付けバッテリーをスマホを外から見えないようにしてつなぎ(外から見えるとスマホそのものを車上荒らしに狙われる危険があります)、夜間の撮影は厳しいと思いますが行楽地での当て逃げやいたずら防止用に使わなくなったスマホを監視カメラのように利用する手もあります。新車に買い替えたばかりで少しの傷でも人に付けられたくないという方は、考えてもいい手段ではないかと思います。

夜間の盗難やいたずらに備えるためには、レコーダーは別に長時間録画できるので問題ないのですが、明かりのない夜間にいたずらする相手をしっかりと捉えられるような高性能の赤外線カメラを搭載するドライブレコーダーや、カメラを外付けしてそのカメラをドライブレコーダーとしても併用するような方法もあります。特に夜から未明にかけて自分の車にいたずらされて困っている方については、そうした機能があった方が、犯行の瞬間をばっちり捉えることもできると思いますので、小型カメラをモバイルバッテリーに繋いで車内に置き、外の様子を録画できるようなセットをすることでも対応は可能かと思います。暗所に強いとされるドライブレコーダーを購入しても、その写りが満足できるものかということはなかなかわかりずらいので、ネットで調べてきちんとした暗所での撮影のレビューのあるものを確認した上で考える方がいいでしょう。

そんなわけで、ドライブレコーダーを必要とするニーズには様々な場合があるので、少なくともその場の勢いだけで説明も聞かずに何のドライブレコーダーでもいいからと買うものではないと思います。話は元に戻ってしまうようですが、まずは手持ちのスマホをドライブレコーダーとして活用する方法を試してみて、それで足りなければ専用の製品という風に考えてもいいのではないかと個人的には思います。


スマホカーナビは使用前に設定内容の確認を

先日このブログに書かせていただいた、高速道路や自動車専用道路上に降りてしまうことの危険性についての話がありました。今回たまたま見た新聞に、走行中の車から降りてしまう危険ではなく、徒歩や自転車、原付などが高速道路や自動車専用道路に入ってしまう事故についてのニュースがありました。昨年度には何と3678件もあり、その割合は5割が歩行者で、原付が約3割、残りが自転車の2割だということです。5年前の統計よりも約4割も増えているという事が国土交通省により指摘されているのだそうですが、このニユースはそれだけではありません。

普通に考えて原付はともかく、歩いていたり自転車に乗っていたりして、わざわざそんな場所に迷い込むのかと思う方がほとんどだろうと思います。間違えて入り込むにしても、高速道路を逆走するような高齢者が中心だろうとも思えますが、その記事によると50才以上のケースが5年前と比べると約1.3倍増えていて、50才以下の場合を見ると、同じ5年前と比べると何と約2.2倍増えているとのことで、決して高齢者とは言えない人や若年層でもそこそこ高速道路や自動車専用道路に入ってしまうケースがあるのだとか。年代別で言うと一番多いのが何と20代で、多い順に70代・60代・10代・30代となっています。なぜ20代や10代が30代より多いのか、その大きな要因として記事で名差しされていたのが、「スマホのカーナビアプリ」だというのです。

記事の中では無料で提供されるカーナビアプリが主にやり玉に挙がっていましたが、これから説明する内容については、有料のカーナビアプリでも十分起こり得ることですので注意が必要です。記事では主に徒歩や自転車での利用に限定して書いてありましたが、普通にカーナビアプリを利用される場合、スマホの方で自動的に利用する交通手段を選んでくれるわけではありません。

グーグルアプリの場合、「車」「公共交通機関」「徒歩」の大きく三つに分かれていますが、車でのナビ結果というのは、特に設定をしない限り早く着くことを優先するので、近い所でも高速道路に乗るルートを案内してしまいます。歩行者や自転車が高速道路に進入してしまう理由の大きなものはそうした交通機関ごとの設定の間違いによるものが多いと思うのですが、記事では何と「徒歩」や「自転車」でのナビを選んでも通行が禁止されている高速道路に誘導された例があったといいます。記事ではこのような動作をするアプリが何なのかの記載はありませんでしたが、国土交通省では当該のナビアプリを出している業者には徒歩・自転車モードで高速道路に誤誘導しないように改善を求めたそうですが、この件については更に調べたところ、自分がよく利用している自動車専用道路でもよく誤誘導が起きているようです。

高速道路を使わないで一般道を走行する場合、ありがたいのが信号のないバイパスの存在です。私が住む静岡市から西へ行く場合、国道一号線の「藤枝バイパス」に入り、そこから「島田・金谷バイパス」「掛川バイパス」(この間は一般道でつながっているので歩行者・自転車の通行可能)「袋井バイパス」「磐田バイパス」と、元々有料の自動車専用道路であった所と無料であった区間が混在するバイパスを経由して静岡県内をほぼノンストップで現在は通行料金がかからず走ることができるのですが(償還期間が終了したため)、実は各バイパスについては自動車しか通行できない所と、原付でも入ることのできる区間があります。この辺は実に複雑で、現在は県道となっている国道のバイパスと並走している旧国道一号線にどのように入っていけばいいかということも、通り慣れていないと良くわからないというのが正直なところです。

私自身も125cc以下の二輪車通行禁止の看板は良く見るのですが、場所によってはツーリングの自転車や歩行者が入っているケースがあり、果たしてどこが歩行者・自転車の通行ができないのかという問いに対して即答できない状況であることは確かです。一部ネットの記載によると大井川を渡る「島田・金谷バイパス」は歩行者・自転者進入禁止なのにも関わらず、多くのスマホのナビアプリで徒歩ルートでナビをしていてもバイパス方面に誤誘導されるケースがかなりあるという話が出ていました。これはさすがに詳しく調べないでアプリに反映させてしまった業者に非があると思うので、このルートを含め、日本国内で徒歩・自転車でのナビを表示した場合に通行禁止区間を通らず、安全に走ることのできるルートを表示してくれるアプリであって欲しいと願わずにはいられません。

ただ、これはあくまでも例外的で複雑な区間であるので、先述のように徒歩や自転車なのに自動車用のナビを設定して使ったとしたら、道路を通る際に「一般道のみ」に設定していたとしてもバイパスのような自動車専用道を通るようにナビされてしまう可能性は高いと言えるでしょう。まずは、ナビ機能を使う前にきちんと設定することが大切であるということとともに、いくらナビが案内を出したとしてもその内容を過剰に信頼しないことも頭の中に入れておいた方がいいと思います。

車でカーナビアプリを使っている時に、もし徒歩ナビモードで起動してしまったら進入禁止の所も平気で通るようにナビをしてきますし、きちんと車用のナビにしていたとしても、自分の車ではかなり通りにくい細い道や山道を案内されてしまうケースもまだ多くあります。無料のナビだからしょうがないとも言えますが、不安を感じたらナビでなく自分の信じる安全そうな道を選んで進み、その都度ナビの進路計算をし直してもらい、大きな道を中心に進むことも大切です。

過去には大雨で高速道路も止まっている中、東海地方から関西に遊びに行こうとしていた人が、大変危険な鈴鹿峠越えの山道をナビの案内に従って進み大きな事故にあったという悲しいケースも有りました。最近のナビでもまだ周辺の天候情報と連動させて「案内不能」という結果を出すような機能はないと思います。単に「高速不使用」「一般道優先」として案内されたルートを辿って行けば問題なく目的地に着くかというと、当日の天候や道路状況によって変わってくるので、ナビだけでなく刻一刻と変わる道路情報も収集しながら進むようにしないと命の危険まで出てきます。

さらに、原付を含む排気量125cc以下のバイクに乗っている方については、一部の自動車専用道路と高速道路では通行そのものが禁止されていますので、旅行で遠距離を走るような場合に安易にスマホのカーナビアプリを使うと通行禁止の区間に入ってしまう可能性はかなり高くなってしまいます。基本は自分の目で125cc以下の二輪車通行禁止の交通標識を確認して進むのがいいと思います。どうしてもナビアプリが使いたいなら、自転車用に作られた設定で使うことを徹底するか、自転車専用のカーナビアプリを使うという手もあります。ただしこの場合も自動車専用道路の判定が危うい場合もあるかも知れませんので、目の前の標識を確認して、降りなければならない所をしっかり確認するようにしましょう。

毎日ずっとスマホを手元に置いている人は多いでしょうが、いくらスマホの扱いに慣れている人であっても、自動車と徒歩・自転車・原付の利用が混在している方は、ちょっとした拍子に違う設定でナビアプリを使ってしまうということは完全に起こらないとは言えません。だからこそ、スマホに一番慣れ親しんでいる20代にカーナビアプリを使って誤進入してしまうのだろうと思います。間違えてしまうことは仕方ない部分もあるわけですが、大事なのは悲惨な事故につながらないように、何らかの違和感をナビの画面と周辺の景色を見て感じた場合は、あらゆる可能性を疑ってみることではないでしょうか。そのためには、今お使いのカーナビアプリにはどんな機能があって、設定の変更によって何ができるのかということを身を持って試してみることが重要です。スマホはあくまで生活を便利にしてくれる「道具」に過ぎないのですから、そういった意識を持ってスマホと付き合ってみるのもいいのではないかと思います。


高速道路上で車道に降りるのはどれほど危険か

先日このブログでも紹介した東名高速下りで、故意に進路を遮って後方のワゴン車を停車させ、あろうことか自ら車道に降りて後ろの車に因縁を付けている際中に後ろから来たトラックに追突された死亡事故について、直接事故を起こさなかった前方にいた乗用者の運転手が逮捕されました。報道されてからあまりにも早い逮捕で、そちらの方にもびっくりしたのですが、それだけ大きな関心を世間では集めていたということになるのでしょう。

このニュースが大きく報道されることになって、高速・一般道に限らずたまたま鉢合わせした運転者同士がいざこざになった時、あまりに理不尽な行為をすれば逮捕されて刑務所行きもありうるという事を多くの人に知らせてくれました。今後は駐車スペースでのいざこざがあったりしてもその続きを道路上に持ち越す事は止めて欲しいですし、高速道路の車道上で車を停めて降りる事の危険性を多くの人に感じてもらえればいいと思っています。ただ、ニュースを見ない人もいるでしょうし、見ても自分と関係ないと思っている人も少なからずいそうで、なかなかすぐに状況が変わるとも思えません。ということで、車を使って旅をしていて、あおられたり嫌がらせを受けたりした場合にどうすればいいのかという点についてここでは考えてみます。

まず、長距離を車で移動する場合、今回の高速道路上の事故の悲惨さを見た場合、高速を走るよりも一般道を走った方が危険が少ないのではないかと思う方もいるかも知れません。ただ、今回の東名下りの事故のように、時間はかかるにしても当時者の車だけではなく事故が起こった時に現場を通り抜けていたり、反対方向からすれ違っていた車があった場合、NシステムやETCを利用して高速道路を通過した記録が残っているので、そうした記録を解析した上で目撃情報やドライブレコーダーの映像を出し、逮捕まで至ったことが想像されます。このような対応は高速道路だからできる事でもあります。

また一般道を逃げた場合、大通りから一本も二本も細い道に追い詰められて停止させられると、人気もなく通報するにもどこだかわからないということで、相手のなすがままになってしまう危険もあります。さらに通報したとしても一般道の方が逃げる道は無限にあるので、はっきりとした証拠を押さえていなければそのまま逃げられてしまう可能性も高いです。そのような状況を避けるためには、一般道よりも高速道を使うようにした方が通報もしやすいですし、相手の逃げ道もつぶせる点で有利です。しかし、その中で気を付けたいのが、高速道路上で停止することによる危険です。

もし明らかに集団暴走している車に囲まれてしまったような場合は、身動きが取れない状況で高速道上で停まってしまう可能性がありますが、その場合でも今回のような追い越し車線ではなく、主に走行車線を走り、逃げる場合も右には行かず左側に避けるような形で路肩のガードレール寄りに進み、進めるなら出口や休憩施設などの高速道路会社の職員のいるところで停まるようにします。ただ、それが無理でどうしようもなければ路肩のできるだけ左側で停まりましょう。その際、同乗者も含め決してシートベルトは外さないで全てのドアのロックもそのままにしておきましょう。

走行中の車に追突されて一番恐いのは、その衝撃で車外に放り出される事による二次災害です。今回の事故でも車の中にとどまっていたお子さん二人は命が助かりました。そして余裕があれば距離表示のキロポストの数字を覚えておき、車内から110番して位置情報を伝え、とにかく車の中で救援を待ちましょう。電話をそのままつないでおけば、その内容は録音されていますので、実際に暴力を受けた場合、後々の証拠にもなります。

相手の車が一台で尋常ではない感じで煽られ続けてしまった場合は、同じように左側の走行車線をゆっくり進みとりあえず110番してそのまま止まる事なく走り続けるようにした方がいいでしょう。警察が対応してくれることになれば、その指示に従って走行するようにしましょう。

今回の事故がどうしても高速道路上で止まらないといけなかったのかどうかはわかりませんが、そういった事を考えると、多少無理をしても止まらないで走り続けることが安全を確保することにつながることはわかるでしょう。場合によってはゆっくり走ることによって同じ速度で走り続けられなくなってそのままいなくなってくれるかも知れないので、高速道路の最低速度についての知識も持っておいた方がいいでしょう。

高速道路上で最低速度の表示がある場合はその速度まで落としても違反にはなりませんし、何の標識もない場合は基本的には50km/hが最低速度です。もし登坂車線がある道なら、この車線は大型トレーラーが必死になって坂をノロノロ登っていく車線なので、さらに速度を落としても違反にはなりません。もし登坂車線をノロノロ走っている状態で真後ろをぴったり付いて来る車があったとしても慌てずにスピードをキープして警察の指示を仰ぎましょう。相手が付いてくる時間が長ければ長いほど、警察車両が現場に来てくれる可能性が高まります。

なお、高速道路の車道に停まってしまう事の危険については、政府広報オンラインのページに詳しい記載があります。一度しっかり読んでおくことをおすすめしておきます。

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/5.html

実際問題、高速道路上で故障した場合にはどうしても車道で停まらなければならないわけで、その場合は上記の内容の通り、車道に立つのではなくガードレールの外の道路外に出て周辺の状況を見ながら救援を待つことが良いとされています。私自身高速道路を走っている時、まれにではありますが高速道路の路肩に車が停まっているのを見る場合がありますが、走行車線にまで人が出て来ない限りはそんなに危なくないのではとも思えます。しかし、実際に高速道路上で起こった事故では、救援に来たJAFの職員が巻き込まれた死亡事故もあるということで、決して高速道路に止まることを甘く考えてはいけません。

現在のJAFが高速道路に停まった状態で救援に行く場合、一台で来るのではなく2台でやってきます。一台目が救援作業を行ない、二台目は後方から車が来る場合に危険を作業している人に知らせるための警戒のみを行なう役割を担っているのみです。ということは、それだけ高速道路で作業することには大変な危険を伴うということで、素人が救援になかなか来ないからとスペアタイアの交換くらいならという事でも決してやってはいけない事だということは少なくとも知っておいていただきたいです。

さらに、もし路肩に緊急避難的に車を停めたような場合でも、その車道で渋滞が起こった時には別の危険も生じます。渋滞した時に必ずいるのが空いている路肩に入って渋滞する車を抜かしていく車です。もし路肩上に故障車が停まっているだけでなく、人が路肩に降りて作業をしていたら、路肩を抜けようとした車の行き先はどこにもなく、そのまま突っ込まれる可能性は高くなります。かなり頻繁に車の往来がある高速道路ですが本当にちょっとした事で(先頭の車が少しスピードを落としただけでも)渋滞になってしまう可能性がありますので、何とか走れるならできるだけ出口でも休憩施設でも、バス停まででも走り、安全が確保できる所でないと停まらないように考えることも必要かなとも思います。


逃げれば更に状況は悪くなるという教訓

東京・渋谷のスクランブル交差点に信号無視で入り込んだ黒いワゴン車が逃げたというニュースは監視カメラの映像付きで日本全国の多くの人の目に晒されました。警察は運転者の特定を行なっていたようですが、警察によって逮捕される前に運転者本人が警察に自首してきたという事がまたニュースになりました。

運転者は52才というおせじにも若者とは言えない年代の方で、当時免許不携帯であったため、免許取り消しになると免停になって仕事ができなくなると思って逃げてしまったという話が警察から運転者の話として公表されています。

今回は実際のニュースから紹介していますが、渋谷のスクランブル交差点を人が渡っている中で飛び込んで、よく一人も怪我人が出なかったなと思えるほどで、恐らく今回のケースでも、冷静に考えればあくまで逃げようとするよりも自分から罪を認めて出頭した方がいいと判断してのものでしょう。だとしたらなぜ交差点に突入する前にその考えに至らなかったのかと多くの方は思うでしょう。私はその運転者ではないので本当のところはわかりませんが、厳しい事を言わせていただければ、ハンドルを握り車を運転する者としてこうした事は誰にでも起こりうるので、運転をするにあたっては常にこうしたケースについてその対処法を考えておくべきではなかったかと思われます。
以前のブログで、車に乗るための免許を取得した時点で、最悪の場合刑事事件の犯人として刑務所に入る可能性(運転者の過失による死亡事故のような場合)もあることを指摘しておりますが、それ以外にも数々の交通法規を遵守するという前提に基づいて運転をしているということもありますので、その点についても改めて確認しておきましょう。

私自身、様々な交通標語がある中で、心にしみたというか今でもその言葉が心に残っているものがあります。その標語とは、

「ハンドルで逃げるな まず停まれ」

というものです。これは、交通に関することだけでなく、生活の中でも実に役立つ標語です。何でも一瞬の判断でその場から逃げるのではなく行動や考えをストップさせて冷静に考えることで、それ以上悪くなることはないという教えを含んでいるように感じます。ごくまれな例外として今までは電車内での痴漢を疑われた時にはさすがに逃げた方がいいのではないかと昨今の騒動をニュースなどで見ながら思ったこともありましたが、最近は考え方を改めました。ちょっと本筋から外れますが、その事についてちょっとここで紹介させていただきたいと思います。

もし、自分自身で全く痴漢を疑われた相手に接触した事はないと言い切れる場合には、まずは犯行自体を否認することはもちろんですが、スマホの中に会話全体を録音できるアプリを入れておき、ここからの会話については記録させてもらうことの了承を取った上で両手を相手だけでなく回りの人に見えるように上げた上で駅員や警察官が来たら自分の手に本当に相手の衣類片が付いているかどうか、正式に調査を依頼するようにします。同時に、回りに目撃者がいれば連絡先を聞いておいたり、もしいない場合でも、近くにいる人にその場での出来事について後で語ってもらえる人がいるようならその方の連絡先を聞いておくこともやっておいた方がいいでしょう。その結果、現場での相手の申告内容と自分の手に付着している物質がぴったり合ってしまえば逮捕起訴もやむを得ませんが、もし相手の供述に合うような結果が出なかったとしたら、調査結果だけでなくその場の録音や現場に居合わせた人の証言を合わせて、それこそやっていないことの証明として使うこともできるのではないかと思います。

その場から走って逃げるような事をすると、逃げた時点で犯行を認めたと相手に認識されかねませんし、線路に下りたりフェンスを乗り越えたりして逃げると別の犯罪行為に問われてしまいます。騒ぎが大きくなれば格好のニュースネタにもなるので、やはり痴漢行為を疑われた時でも冷静に対応することが大事だと思います。

話を元に戻しますが、今回例示させていただいた渋谷スクランブル交差点での信号無視暴走事件でも、免許不携帯だけでパニックになったのかはわかりませんが、点数の関係で今回の事で合わせ技的に免停になってしまうと思い、もし免停になったら今後の請け負った仕事ができなくなる(自首された運転者は建設業の方なので)事を恐れたからつい逃げてしまったのではないかということが想像されます。

もし、免停になって仕事が行なえなくなった場合、仕事自体を廃業しなければならないほど切羽詰っていたのかどうかという問題もあります。何とか代わりの業者にお願いして仕事に穴を開けることなく対応可能だったのか、冷静に考えればここまで運転者が追い込まれることもなかったのではないかと考えることもできます。もし、自分に懇意にしている工務店の方がいて、依頼していた作業があり時間をやりくりして立ち合いの都合を付けていたとしても、その方が免停になって来られないというなら、それは同じ車を運転する者として仕方がないなという風に思います。その際に大事なのは、代替の業者を紹介してもらうにしても、免停期間が終わってから改めてお願いするにしても、早めに連絡をして状況を説明することが大事なのではないでしょうか。

中には免停になるような運転をしている人とは今後付き合いたくないと切られるような状況もあるかも知れませんが、起こしてしまった原因が運転者にある以上、そうした非難というものは甘んじて受けなければならないでしょう。むしろ今回のような全国的なニュースになってしまったことで、運転者へ向けられた目はさらに厳しくなり、その信頼を回復するためにはさらなる努力が必要になるでしょう。そういう意味では今回の事件の中で、命を落としたり怪我をした方がいなかったということは不幸中の幸いだと思うので、事件を起こした運転者の方には大いに反省してもらい、信頼を回復するよう努力をしてほしいと願っています。

そんな悪い方悪い方に向かってしまわないためにも、「ハンドルで逃げるな まず停まれ」という言葉が改めて心にしみてきます。多くの方が日々の生活を余裕のない状況で過ごしているとは思いますが、事故や違反などを起こしてしまった場合は、起こした事実を無かったことにできないかと考えるよりも、まずはその先の事を考え、必要ならば他人に相談して「逃げる」以外の選択肢を見付けることができればと思います。


新東名の制限速度変更と道路凍結の問題

過去のブログでその概要を紹介したこともありましたが、ついに2017年11月1日から、新東名の新静岡インターチェンジから西方向にある森掛川インターチェンジとの間の上下50キロの区間について、制限速度を今までの100km/hから110km/hに試験的に上げることが発表されました。今後さらに実験を重ねる中で、道路を作った時に想定している制限速度の120km/hで走行できることを目指すということです。

新東名は利用する機会も多いので、どんな感じの道路なのかということは自分でも一応把握しているつもりです。というのも並走している東名高速道路と比べると直線が多く、舗装の仕方などの違いもあったり、常に渋滞とは無縁な感じで車が流れているということもあるのかも知れません。東名高速では以前乗っていた軽自動車でも、今乗っている1300ccの普通車でも100km/h近くで走っている車の前に出るためには意識してアクセルを踏まなければいけなかったのですが、新東名の場合には気を付けないと意識しないでいても制限速度の100km/hを超えてしまう勢いで車が転がるように走ってしまうので、開通して乗り始めた時からスピードメーターの数値には気を付けていました。

まだ実験開始までは一ヶ月ありますが、実験が開始されればとりあえずは区間が限られているということはあるものの、多くの車が知らないうちに速度が上がってしまい、スピード違反に問われるような恐れが少なくなったと言えるのではないでしょうか。

新東名については、このまま120km/hが最高速度で走ることができるようになっても良くなるようになってもいいと思うのですが、一つ心配な事があります。春から秋の間には関係ない話ですが、冬の期間というのは東名高速と比べると新東名というのは同じ静岡県内でも北側の山の方面に道を通したことでトンネルが多く、さらに高架や長い橋脚が多いということから、スビードを他の季節のように制限速度を上げた状態のままで夜間や早朝に通り抜ける場合には注意が必要になることでしょう。

2017年にも2月に、今回の制限速度が上がった区間ではありませんが、御殿場インター付近を走行していたトラックがバスなどにぶつかる多くの車が関係する玉突き事故があり、降雪の影響で道路が凍結していたことから、前にも後ろにも身動きが取れなくなりました。その後、沼津と御殿場の間9kmにわたる区間が動かなくなり、身動きが取れない状況になったことがありました。

その時には東名高速でも通行止めがあったくらい降雪の影響もあったようですが、雪が降らなくても放射冷却の影響によってトンネルから出たところがすぐに橋脚になっているようなところは、東名高速より山側を通っている新東名の方が凍結する危険があると言えましょう。もし本当にトンネルの出口が凍結していた場合、下手をすると100km/h以上のスピードで凍結している道路に入ってしまう恐れがあります。

恐らく新東名ではかなり高いところも通るので、車が落ちないような対策は十分取られているとは思うのですが、あまりにスピードがつきすぎて観光バスやトレーラーの屋根に乗り上げる形でジャンプするような形になるなど不運な偶然が重なったら、フェンスを乗り越えて相当高いところから地上に向かって真っ逆さまに落ちてしまうような事も全く起きないとは言えないでしょう。過去には季節こそ7月ではありますが、雨により路面が濡れている夜に、東名から新東名に入ることのできる清水ジャンクションの道路がループする部分でトラックが地上に落下してしまったという事故も起こっていますので、そんな事も頭の片隅にでも入れながら運転されることをおすすめします。

さらに、地理的条件で特に県外から通行する方に注意していただきたいことがあります。今回の速度制限が110km/hになった静岡市周辺というのは冬の間でも雪が積もることはほとんどなく、静岡市内だけを回っている車であれば冬の期間であっても夏用のタイヤをそのまま使い、チェーンも携行しない車がほとんどです。冬用の装備をしっかり準備していたとしても、一台でも冬の凍結路やアイスバーンを舐めて夏用タイヤのままで入ってきた車によって多くの車が立ち往生するような影響を受けるのは2月の事故で明らかになりましたので、これからやってくる秋から冬の間についてはたとえ制限速度が上がったとしても、道路が凍結することが考えられる深夜から早朝はあえてサービスエリアなどで休んで走らないようにするか、制限速度から遅くなったとしても安全に自分の車を制御できるくらいのスピードで安全運転を心掛けることが必要になってきます。

もし、どうしても冬の深夜から早朝に静岡県内を抜けたいと思う場合には、新東名ではなく東名高速の方に移って走った方が休憩場所も多いですし、スマートインターもあるのでもし休憩中に事故が起きて高速道路が閉鎖になるような事があっても、直接一般道に出られる可能性もあります。自分の責任でなく立ち往生の車の中で開通を待つことは本当に大変だと思いますので、これからの季節は雪の予報がなくても最低気温の情報を仕入れるなどして凍結による事故や通行止めのとばっちりを受けないように注意していただきたいと思います。


ETC2.0に車載器を変更する前に押さえておきたいメリット

またまた自動車の制度についての話になりますが、先日このブログで、高速道路上で極端にSA PAが少ない場所について、休憩場所がなかったりガソリンスタンドが無く不便になる状況を解消するために実験的にETC2.0を付けている車に限り、指定された道の駅が近くにあるインターから降りても一時間以内に高速道路に戻れば、途中下車をせず高速道路に乗り続けた場合の通行料のままでいいという仕組みを社会実験としてテストしていることを紹介しました。

先日のニュースではこの実験をする道の駅を増やし、全国で17ヶ所の道の駅でも高速道路からの乗り降りが追加料金なく可能になるようにするという事になったということで、テレビのニュースでも紹介されていました。

報道の様子を見ていると、自由に降りられるインターが増えることで、高速道路から直接道の駅へ行けることで便利になるというようなコメントをコメンテーターの方が行なっていたように思いますが、実はこのニュース、実際に利用する際に注意しないと余分に通行料を払わなければならなくなる「落とし穴」があります。単にこのニュースを読んだり聞いたりしただけの方は、すでに自分の車に装着されているETCでもこの実験で自由に道の駅に降りられると誤解しそうですが、必ずしもそうではありません。多くの車に付いているサービス開始当初からのETC車載器のバージョンとは互換性のない「ETC2.0」が使える車載器に付け替えないと上記の実験に参加することはできないのです。

たまたま私の見たニュースでは、こうした機種の違いによって実験に参加できる人とできない人がいる事について、詳しい説明がないまま報道が終わってしまいました。全てのETC車載器が対象でないということをまずはしっかり報道しないと、かなりの誤解を視聴者に与えてしまうことになります。個人的には近くに実験しているインターと道の駅があれば別ですが、車を替えるタイミングでなく高速道路と道の駅を行き来するためにETC車載器を代えたいと思う場合には、実験段階で変えるよりも正式な制度として運用されるようになってからでも遅くはないと思います。ちなみに、今回新たに実験場所として追加されるのは以下の17ヶ所になります。

・東北自動車道 九戸インターと道の駅「おりつめ」
・東北自動車道 村田インターと道の駅「村田」
・常磐自動車道 猪苗代磐梯高原インターと道の駅「猪苗代」
・首都圏中央連絡自動車道 五霞インターと道の駅「ごか」
・富津館山道路 鋸南保田インターと道の駅「保田小学校」
・中部横断自動車道 白根インターと道の駅「しらね」
・北陸自動車道 親不知インターと道の駅「親不知ピアパーク」
・舞鶴若狭自動車道 小浜インターと道の駅「若狭おばま」
・名神高速道路 栗東インターと道の駅「アグリの郷栗東」
・舞鶴若狭自動車道 春日インターと道の駅「丹波おばあちゃんの里」
・米子自動車道 江府インターと道の駅「奥大山」
・中国自動車道 千代田インターと道の駅「舞ロードIC千代田」
・中国自動車道 戸河内インターと道の駅「来夢とごうち」
・中国自動車道 六日市インターと道の駅「むいかいち温泉」
・高知自動車道 新宮インターと道の駅「霧の森」
・九州自動車道 えびのインターと道の駅「えびの」
・長崎自動車道 東そのぎインターと道の駅「彼杵の荘」

さらに、現在実験が行なわれている3箇所を加えると全国で20箇所になります。その3箇所は以下の通りです。

・関越自動車道 高崎玉村スマートインターと道の駅「玉村宿」
・新東名高速道路 新城インターと道の駅「もっくる新城」
・山陽自動車道 徳山西インターと道の駅「ソレーネ周南」

今のところ私の住む場所の近くにはないのですが、長距離の車旅に出掛けた場合、こうした実験が行なわれていることを知っていれば、ずっと車のハンドルを握り続けて疲れがピークになりながらも休憩できないような場合の大きな助けになるでしょう。本格的に実施となればさらに多くのインターと道の駅との行き来が出来るようになるでしょうからかなり魅力的になる気もします。

しかし個人的に言わせてもらうと温泉を併設した道の駅を使う場合は時間制限をもう少し増やして欲しいとか、細かい改善点もあるように思います。そのような利用者の声を聞きながら、多くのインターと道の駅との間での行き来できる状況が本格運用されるようになったら、私自身も車載器の載せ替えを検討するとともに、道の駅周辺の状況についても事前にリサーチしておき、早回り観光みたいなこともやってやれないことはないので、車での遠出が楽しみになります。国や高速道路会社が現状で高速道路無料化の政策や、国内のドライバーに対する乗り降り自由パスを出す気がないなら、せめてこうしたところで利便性を上げていただきたいと思うのですが。