旅行・交通関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

バス電車など公共交通機関のみを利用する「非自動車」生活を十分に感じた一日

昨日、車検のため懇意にさせていただいている整備工場に車を置いてきました。いつもかなり無理を言ってもらって車検費用を安くしてもらっている関係もあり、代車については用意してもらうことをせずに、帰りは公共交通機関を使って自宅まで帰ってきました。

これは本当にたまたまなのですが、私の住む静岡市でバスと鉄道の営業をしている静岡鉄道では「COOL CHOICE 2022 in しずおか」というイベントを昨日行なっていて、静岡市内を走っているほとんどの地域のバス路線と、新静岡駅から新清水駅を結ぶ鉄道の利用料金を無料にすることによって、車を使わずに公共交通機関を利用してほしいという一日だけの企画をやっていました。そのおかげで整備工場から車を使わずともお金を掛けずに帰ってくることができました。

車や自転車など、自分の好きな時にすぐに乗って使える交通手段しか地元では使っていなかった身からすると、単にお出掛け先から帰るだけなのですが、それなりにストレスが溜まってしまいます。工場から出て、もよりのバス停に着いた時に、次のバスまでの待ち時間がおよそ20分もありましたので、何もせずに待つということに慣れていない身としては、なかなか大変でした。常に公共交通機関を使っている方であれば、それなりに待ち時間の過ごし方をわかっていると思うのですが、逆に今後は自動車の運転ができなくなる(免許証返納などで)事について、将来は考えなければならないとなると、やはり自家用車のない生活というものをシミュレーションすることができた今回の体験はあって良かったと思います。

ちなみに、工場から自宅に帰るまでには一旦静岡駅までバスで行き、そこから自宅近にあるバス停に向かうバスに乗り換える必要があるのですが、ちなみにいつも使っているバスは、静岡駅に着いてから乗り場に行ったらこちらも約20分待ちになっていました。ただ、自宅近くまで行くバスというのはもう一路線あって、乗り場は全く違うのですが、そちらの方に行ったら丁度バスが来ていたので、待ち時間なく駅からのバスに乗って帰って来ることができました。

今回は、工場での車検に対しての打ち合わせをしたので、最初から帰りの時間について調べていなかったのですが、今後移動方法に主にバスを使うようになった場合、スマホのアプリを便利に使うことで、常に最新の時刻表を使って現在いる場所からバス停までの距離(徒歩で何分かかるかということも含めて)と、次のバスが来るまでの時間をきちんと調べることができれば、最初からそんなもんかと思うことでしょう。

ただ、行きは車で15分で着いた道のりを、徒歩とバスの乗り継ぎだと約1時間と、自分の思い通りに行かない状況は変えようもないので、まだまだ車を手放さずに車で自由きままに色んな所へ行くような事は続けたいですね。


ランドセル商戦のチキンレースから抜けたい人にモンベルの通学バックは朗報となるか

経済的な不安のある中で小さなお子さんを育てている方の悩みの一つというのは、特に小学校にあがる時に必要な準備にかかるお金ではないかと思います。すでに、商戦が始まっているのかも知れませんが、お子さんが通学に背負っていく「ランドセル」をどうするのか? ということが大きな問題になることがあります。

使用する児童の祖父母が買ってくれるということは良くありますが、小学校の6年間使い続けても壊れないようにそれなりの耐久性が要求されることもあって、ランドセルの価格がどんどん高くなっていっています。安いところでもイオングループやニトリのスタンダードタイプでも3万円くらいからとなっていて、親の懐にはかなり堪えるご家庭もあるのではないでしょうか。

こうしたランドセルの高額化により、ランドセルを買えない子がいて、その子がいじめの標的になるのも困りますし、そんな事を考えると、全国の児童養護施設にペンネーム「伊達直人」なる人物が匿名の寄付をするのに、新品のランドセルを送った話というのも思い出されます。今もそうかも知れませんが、児童養護施設では児童が小学校へ入学するたびに新品のランドセルを与えることができないため、他の児童が使い終わったランドセルを使って学校に行くような事があり、それが普通に新品のランドセルを買って登校している児童との差になることを悲しみ、ランドセルを送る運動が盛り上がったように記憶しています。

ただ、そもそも論ですが、果たして何も入れていない状態でもそれなりに重いランドセルを、まだ成長途中の小学校一年生の児童に背負わせること自体が大変ですし、ランドセルでなく他の素材で丈夫に作られた(6年間使えないと困る人もいるので)、通学バッグを代替に使うようにしても良いのではないかという意見もあります。

そうした軽くて丈夫な素材でランドセルに代わるバッグを作っているところは全国にあると思うのですが、そこで出てくるのが「非ランドセルの通学バッグ」を学校が認めなかったり、ランドセル以外の通学バッグを持って来る児童に対するいじめなどの問題が起こらないかということもあると思います。しかし、こうした話は本当に非合理的で個人的には好きではありません。

もし、私の会社で出勤する場合のバッグの形状が決められていて、会社が指定するものかその決められた規定に沿ったものでないと通勤に使えないとしたら、まずその会社はバッグを作っている企業と癒着が疑われるブラック企業と言われてしまうでしょう。わざわざお金を使う必要のないところにお金を掛けさせ、家計を圧迫するような事はこれから無くなって欲しいと思いつつ、先日入ってきたニュースをお知らせします。

登山用品やキャンプグッズ、さらにトラベルグッズや普段遣いのウェア、バックなども作って人気の「モンベル」は、数年前から富山県立山町から依頼を受けて、町内の児童の通学用にランドセルに代わる通学バッグを作り、町は児童に提供していたそうです。確か以前にテレビで、5・6年生は夏に立山に登るという行事もあるということで、モンベルとの関係もそれなりにあったのでしょうが、モンベルが6年間通学で使えるだけのバッグを提供しているというのは実に羨ましくもありました。

そのモンベルが作ったランドセル代替の通学バッグが2022年12月から全国で発売されるというのです。しかもその価格が14,850円というリーズナブルなもので、安いランドセルの半額という衝撃的な価格です。興味ある方はネットで調べるとどんなものかがわかると思いますが、個人的には大人が通勤に使ったり、旅行用のバッグとして使うのにも良さそうなものに仕上がっているのではと思います。

現在の小学校でもタブレットを学習に使うので、小型パソコンやタブレットを入れて持ち運んでも中味を守るような仕組みになっていると思いますし、さらにそのサイズが飛行機の手荷物として持ち込めるサイズであれば言うことありません。モンベルではぜひ児童向けだけでない大人向けの通学バッグを販売してもらい、それが売れれば児童専用のバッグの方の価格をさらに下げるとかできるようなら(1万5千円でも支出するのは大変なご家庭はたくさんあると思います)、そうしたやり方もご一考いただけるといいなと思いますね。ともあれ、通学バッグがもし近所のモンベルショップに展示されるようなことがあれば、ぜひその質感を確かめてみたいと思っています。


JRの乗車券にQRコードが使えるようになると旅の状況も変わっていくのか

先日のニュースで、JR東日本の首都圏以外の一部の駅においてSuicaのような交通系ICカードではなく、QRコードを読み込ますことで乗車が可能になる改札機を設置する予定がある(2024年春ごろ)いう話が出ていました。現在、交通系のICカードは各JRの会社ごとに違う名前のものが出ていますが、私はSuicaを利用していて、中部地方の近距離の移動にはICカードを使っているものの、ICカードを利用するための設備の維持ということを考えると、地方へ行けば行くほど、乗降客が少ない駅にICカードが使える改札を付けるだけの負担は意味がないことが理解できます。

私は、飛行機は使っていないものの、高速バスを利用する際にはQRコードを発行して乗車時に運転手さんに出したQRコードを読み取ってもらって乗車する(料金はクレジットカード決済)というような乗り方をしています。予約の際に座席の位置まで決められて、予約日が一定期間より前の場合には早割の適用も有り、さらに自宅にいながらにして乗車券の購入が済んでしまうというメリットを、無人駅を含む鉄道でも使えるようになると、特に地方の人からすると便利だと思います。

私の場合は(高速バスの場合)一応QRコードを自宅のプリンターから打ち出しておいて、それを読み取ってもらうようにしていますが、もちろんスマホの画面に同じQRコードを出すようにしても乗車可能です。ただ、スマホの画面を出すのにまごまごしたり、画面を出そうと思った時にスマホの電池切れになったり、何かと現地でのトラブルも考えられるので、紙も出しています。恐らく電車でQRコード利用ができるようになっても、スマホだけでなく紙のチケットとして用意するかも知れません。どんなスマホでもQR決済は使えるので、普通に考えてもこの方法は、今後主流になってくるのではないかと感じています。

個人的に鉄道の切符を買って乗車する場合に現状で困るのは、近距離の切符ではなく、いわゆる券売機で買えないくらいの距離の切符を購入する際、切符売り場に列が出来ているような場合、乗りたい電車の時間ぎりぎりに駅に行くと、切符を買うのに待たされて電車に間に合わない可能性があるということです。私の場合は静岡から東京へあえて普通列車で行く場合、本当に急いでいる場合には最短の切符を購入して入場して車内か降車駅での精算をするようになるかと思いますが、降車時の精算機の前にもけっこうな行列が出来ていることもあるので、最初からQRコードをかざすだけで乗り降りが問題なくできるようなシステムになるのは、単にJR側の問題だけではなく、利用者の立場としても悪いことではないように思います。すぐにIC乗車用の改札を用意できない首都圏の有人駅の場合でも、有人改札に行きQRコードを読み取ってもらうことで乗り降りは可能になると思うので、その場合は専用端末を置けば安易に導入は可能なのではと思いますし。

ニュースによると、現在の券売機で発売されている切符は裏面が黒い、磁気により内容を判別するものですが、これも磁気を使わずにQRコードが印刷された切符に変更することで、切符の磁気を解析する読み取り部のメンテナンスが必要なくなるため、切符のQRコードを読み取らせて改札を通る方式にすることで、さらなる経費削減を目指すという事もあるようです。

今後は、スマホがあれば手元で乗車券を購入し、読み込みまで一連の作業として行なうようになれば、地方の人が使う場合はあえてSuicaを使わなくても、QRコード決済で済んでしまうようになるのではないでしょうか。遠方への旅行の際には、自宅のパソコン・スマホからの予約および発券(プリンターからでも可)や、コンビニのマルチコピー機からの事前出券で、駅で切符を買う手間なく電車に乗れるようにもなるのではないでしょうか。できれば、高速バスと同じように、早割の仕組みや利用状況による割引の仕組みを整えて欲しいものです。


東名高速道路駒門PA上り線施設営業終了の原因となった施設の老朽化は全国で起こる?

ここのところ連日、寂しいニュースが続きます。アントニオ猪木さんの訃報についても思うところはあるのですが、今回は日本の高速道路の最古のPA施設と言われている東名高速道路の駒門PAの営業終了のニュースについて紹介します。

駒門PAは御殿場JCTの南側にあり、反対側の下りは一般道からも入ることのできる、コンビニの入った施設が新たにオープンしているものの、上りの方はリニューアルもされずにずっと変わりなかったのですが、2022年10月10日19時30分をもって営業を終了するというアナウンスが突然入ってきました。あまりに突然のことでびっくりしたのですが、終了の原因には建物の老朽化ということがあるのだということで多少は納得できるものの、その範囲を全国に広げた場合大きな問題が生じるのではないかと思います。

今後の駒門PA上りについては、トイレの提供や駒門PA上下の名物として多くの車が訪れる「駒門の水」を蛇口から給水することについては続けていくということなので、東京方面に走りつつ、キャンプや車中泊用の飲料水を汲みたいために駒門PAに入ることは問題ないのでその点は安心しています。しかし、飲食ができなくなるということになると、その影響は大きいのではないかと思います。

恐らく駒門PA上りのような施設は今後も全国の高速道路で増えるのではないかと思います。最近では旅行の経由地ではなく、その場に行くことが目的となるような大きなパーキングエリアが増えてきていますが、全ての休憩場所がそうではなく、駒門PAのように、ひっそりと営業を終えるところも増えていくのではないかと思うのです。

今後、駒門PA上りではキッチンカーを入れて飲食の営業を行なうというような話は出ているので、日中の利用には問題ないとしてもキッチンカーが営業を終了した後はどうにもならない状況になってしまいます。そういう状況が駒門だけでなく、全国の小規模で集客が見込めない古いPAに波及するような事になると、高速道路に乗り続けていると満足な食事も食べられなくなる区間が出てくるかも知れません。

現在、高速道路を利用している方のほとんどはETCを使っていますが、例えば私が心配するような「食事施設のない高速道路区間」に限って、途中のインターやPAに作られたスマートインターから時間制限付きの「一時退出」を認めてくれるような仕組みというものができれば、夜間営業しているスーパー・コンビニや外食のできる飲食店で食事をして高速道路に戻っても、出発したインターからの料金がリセットされないようにすることで、お金を掛けて高速道路会社がいわゆる「儲からないPA施設」を作らなくても良くなります。

乗り降り自由なサービスということでは、高速道路の周遊券のような「高速道路周遊パス」があります。現在でも周遊区間内では決められた日数の中で何度でもインターからの乗り降りが自由に利用できるので、せめてPA自体がない区間や、今回指摘させていただいたようなトイレと自販機しかないようなPAしかない区間については、乗り降り自由のサービスは今後出てきてもいいと思うのですが。


現在の日本国内のマスク使用の状況は海外から見てどう思われるのか

イギリスのエリザベス女王の葬儀が終わりましたが、大変多くの人が沿道に押しかけ、国全体で故人を偲んでいることをしみじみと認識させてもらったような気がします。元々今回の葬儀は長い時間を掛けて計画されたものであることもあり、見ている側がより印象的に思えるような仕組みになっていたのかも知れませんが、今回、イギリスから送られてくる映像を見ると、沿道に集まった多くの人々は、ぱっと見てもほとんどマスクをしていないことがわかりました。

翻って日本では、野外ではマスクを外すことが推奨されているとは言え、室内では皆がマスク着用を励行しています。そして、昨日のニュースでは国内の宿泊施設を利用する際、あえてマスクを着用しないで宿泊しようとした人の宿泊を宿側が断ることができる法律(旅館法の改正)を作る動きが具体化していて、こうした方向で宿を運営しようとする人たちの考えについてわかる部分はあるものの、海外からの旅行客にはこうした宿側の苦悩は理解されないだろうなと思います。

そもそも、新型コロナ以前の日本国内でのマスクの状況というのは、秋から冬にかけてインフルエンザが流行しないように、室内で接する場合にはマスクを付けるような事は自分の職場ではしていました。その頃は、自分でマスクを用意しなくても職場に置いてあるマスク(不織布マスク)を一枚取って、仕事の間に付けるようなことは普通にしていました。

さらに、年明けになって春先までは、日本国内では花粉症の患者が多いため、花粉を取り込まないために外出時には常にマスクを付けてガードすることがもはや普通になっていたと思います。花粉の種類によって発症する時期も違うため、けっこう長い間、外出していると常にマスクを付けている人はコロナ前でもよく見ましたし、半ばマスクを強要するようになった現在においても、そこまで大きな騒動になっていないのは、このようにコロナ以前から外出時にマスクを付けるという風習が日本に根付きつつあったからなのではないかと思います。

ただ、その当時のマスクをする理由の違いは、以前はあくまで自分の身を守るために自分の意志で付けていたのに対し、コロナ以降には自分のためもありますが、他人にうつすことがないようにという積極的な理由が入ってきました。宿泊施設におけるマスク非着用者の排除というのも、そこまで徹底しないともし自分の宿から多数の患者が出た場合の責任問題に発展することを恐れているからではないかと思います。マスクをしていれば感染症まん延が防げるのか? という海外から来た旅行客の疑問に対して有無を言わさず、マスクをしていなければ宿泊させないという事例が今後起きれば、その場での状況はどうあれ(マスクを着用していない以外にもクレーマー的な言動があったなど)、問題か大きくなると最終的には国際問題にまで発展しかねません。

一方で、政府は海外からの観光旅行客を呼び込むような政策を推進していますが、そうしたところの矛盾は海外からの旅行客には理解することはできず、結果観光客と対峙しなければならない現場の方々に責任を委ねることになりはしないかと心配になります。

個人的には、もし今の予定のまま日本でも国葬が行なわれ、その様子が全世界に発信された場合、恐らく国内の参加者のほとんどはマスクを付け、献花をしに来る一般の方々もマスクを付けたまま来るようになると思うので、その光景を海外ではどう受け取られてしまうのか、もしかしたら「異様で行きたくない国」に今の日本がなってしまうのではという心配が拭えません。私の心配が取り越し苦労に終わることを祈りたいですが、日本国内でのマスクの普及については、積極的に海外に向けて発信し、理解を得ることも必要になるのではと思わずにはいられません。


大阪~埼玉間の夜行バスが京都で運転を打ち切った事に関して旅行者が考えるべきこと

この文章を書いている2022年9月は台風シーズンで、台風が日本にやってくる前に鉄道などが計画運休を行なうような事も考えられる中、事前に計画した旅行が台無しになる可能性が高くなります。

そんな中、私はネットの騒動を先に知ったのですが、大阪を出発して京都を経由して、最終的には埼玉県まで行く夜行バスが、車内エアコンの故障という、いわば運行側の都合によって京都で運転を中止し、深夜の京都駅に乗客を降ろしたまま運転手が立ち去ったということについてバス会社がけしからんという流れで盛り上がっているのを知りました。先日いわば後追いでテレビ局がこのニュースを報道していたのですが、格安な夜行バスなだけに、目的地までへの運賃とともに、直後のホテル代まで含めた金銭負担をバス会社に保証させるというのは、かなりの経営負担になり、そんな補償のやり方が定着してしまったら、中小のバス会社は夜行バスの営業から撤退してしまうのではないかと思ったりしました。

ちなみに、この会社の大阪(梅田)から埼玉(大宮)までの片道料金は5,800円から7,000円(四列シートで車内装備により料金が違う)と、新幹線と比べると格安です。今回の運行中止によるバス会社の対応策として出してきた条件は、京都駅までの運賃返還及び、京都から東京までの新幹線代として後日15,000円を振り込むというものでした。

ちなみに、新幹線の京都~東京は自由席で13,970円です。京都発6時14分の「のぞみ200号」に乗ると8時23分に東京に着きます。東京で夜行バスを降りた場合と比べると2時間くらい到着が遅れることになり、翌日に仕事や学校がある人であれば、ぎりぎり間に合わなくなることも予想されます。

夜行バスが車の事故ではない、車内冷房の故障という事で運転中止になるということはめったにあるものではありませんが、かなり正確に運行する新幹線と比べるとバスの場合は渋滞に遭遇した場合にはむしろ新幹線の始発に乗って行った方が早く東京に着くような事も有りえます。だから、新幹線と比べると半額という運賃で成り立つのだろうと思いますが、今回のようなトラブルが起きる可能性は0ではないので、帰ってそのまま会社や学校に行くような計画を立てるのはあまりおすすめしません。

ちなみに、翌日を休みにしてあれば翌日夕方くらいまでに目的地に着ければ良くなるので、今回のバス会社から支払われる15,000円を以下のように使うことで、騒ぎの原因の一つとなっていた「現地までの交通費とは別に京都でのホテル代を支払え」という条件もクリアできていた可能性があります。

もし私が翌日休みで京都駅に深夜に降ろされた場合、東京までの新幹線代を15,000円出してくれる目処が付いた時点で、翌日の朝に出発する昼行便の京都~東京行の高速バスをネット予約します。JRバスの便を調べたら午前9時10分京都発、東京着17時7分のバスが4,700円と5,800円の席がありましたので(最安の3,500円という席もありますが、恐らくその時点では売り切れていると思うのでこの金額での試算はいたしません)。最高額の5,800円の席が取れれば、残りはホテル代として9,200円まで充当できます。

運が良く5~6千円のビジネスホテルが取れれば、到着時間は遅れるものの、深夜2時くらいから朝8時くらいまで(現場では深夜1時過ぎまで騒ぎになっていたそうなので)は寝られ、当面の自己負担は出るものの後から全額回収してお釣りが出るので、高速バスの休憩中の昼食代や、うまく行けばお土産代まで自己負担なしということになっていくでしょう。

また、バス会社の方で提案したと言われるインターネットカフェの利用であれば(今後の事を考えるとバス会社は運転を中止した最寄り駅から近いネットカフェのリストを本社から送ってもらい、それを印刷して乗客に手渡しすることも対策の一つになるのではないかと思います)、ナイトパックを使えば2~3千円で鍵のかかる個室が使え、シャワーも利用可能だと思いますので、ビジネスホテルよりは居心地が悪いものの、深夜2時から新幹線の始発のある6時くらいまでは何とかやり過ごせます。最近ではインターネットカフェもスマホから個室の予約ができたりしますので、もはやバスの運行が中止になることがわかった時点でそうした予約を入れ、そこからバス会社の対応を聞き、その内容に沿って、いつまでも抗議をするのでなくとっとと次の行動を取るというのが安旅を行なう場合の基本だと私は思います。

もちろん、相手に全く誠意が感じられず、チケット購入時に確認した事項すら行なわない悪質な業者であることもあるでしょう。ただその場合でも、現場でどのような提案がなされ、一連の行動がわかった時点できちんとその証拠を固めた上、一旦はその条件に沿って自分の帰りの心配をしなければなりません。抗議をするのは自宅に帰った後でもいいわけで、ゴネることが逆効果になったりすることもありますので、その点には注意して欲しいと思います。

新幹線がストップすればそれがニュースになりなぜ予定通りに帰ってこないのか理解が得られやすく、JRでは車内を開放してくれて「列車ホテル」のように使え、夜食や朝食を出してくれたり、特急料金を払い戻ししてくれます。また大手航空会社であれば、自然現象ではなく自社都合による欠航・遅延であれば、自宅までのタクシー代や翌日までのホテル代(私が経験したトラブルでは北海道から何とか代替機が飛び、羽田に代替機が到着したのが終電が終わった後だったので、羽田空港内にあるホテルを取ってもらえました)を負担してくれる場合は確かにあります。しかし、決して大手ではないバス会社であれば、運行中止をした分の運賃は負担してくれても、本来の目的地までへの費用までは出してくれない場合も十分に考えられます。LCCなどの航空会社も、代替便の手配すらしてくれず航空券の払い戻しのみで対応させられることが普通です。航空機の場合は、一部の「国内旅行傷害保険」のオプションで宿代(代替交通費は不可)を実際に支払った場合に宿泊代を保証するプランがあるので、そうしたオプションを含めた旅行保険への事前加入というのも必要になる方もいらっしゃるでしょう。

いちいち自分で全てやりたくない場合は、パックツアーの利用や、やはりしっかりと乗客のその後を考えてくれる、大手の交通機関を選択し、格安旅を考えるなら先行割などで、あくまで大手路線から選び、格安業者は考えないようにすべきでしょう。トラブル対応のために高めの運賃を払っているという側面もあるのです。逆に安い運賃や宿泊を基本にする旅を計画する場合には、常にトラブルが起こった時にどうするかということを考えておくことが大事になります。今回紹介したように、今の時代はスマホを使ってトラブルになっている状況の中でも次の行動のための予約をすることができるので、トラブルを後から笑い話として語ることができるくらいの気持ちでいることが、旅を楽しむためには必要なのではないかと個人的には思うのですが。


車を運転中横断歩道上で道を譲られても進入せずに道を譲った方が良い理由

ここ数日のニュースの中で、自動車を運転していてよく感じることについての問題提起をするようなニュースがあると、つい反応してしまいます。今ではほとんどの車にドライブレコーダーが付いていて、テレビやネットの動画として見られるので、ニュースソースの事柄について、図や口、文章で説明するだけでなく、実際の現場で何が起きていたのかということを理解しながら考えることができるので、より自分の事として考えやすくなっている傾向になっています。

今回取り上げたいのは、横断歩道上にいる歩行者の通行を自動車が妨害した場合に「歩行者妨害」という違反で行政処分を受ける事についての話です。普通車でこの違反を犯し、警察官に指摘されると反則金9,000円、点数2点の減点になる地味にドライバーにとっては痛い違反行為です。ちなみに、自動車だけでなく原付のようなバイクでも摘発されると反則金の額は変わりますが(二輪は7,000円、原付で6,000円)、点数は2点のまま変わりません。

今回のニュースは、運転者にとっては「あるある」ではないかと思うのですが、駅のロータリーらしいところにある横断歩道において、渡り始めたものの車の存在に気付き、歩みを止めて手まねきで車を先に行かそうとした男性の行動を見てから横断歩道に侵入し通行した車がその直後に警察官に交通違反キップを切られたことに対し、「歩行者の意志で止まって手まねきをしているため通行妨害には当たらないのでは?」としてドライブレコーダーの映像を公開したものがニュースで取り上げられていたということになります。

この事例は、今後裁判にかかってくると思うのですが、反則金の額を考えると、このドライバーはそれ以上に納得がいっていないのだなあと思うのですが、こうした自動車と歩行者との関係については、どうしても「歩行者保護」の名目のもと、車やバイクを運転している方が違反で摘発されてしまうことが多いのではないかと思うので、このブログ的にはこの事例で違反を取り消されるかという点については一旦置いておいて、いかにしてこうしたトラブルを防ぐかという観点で考えてみたいと思います。

同じような事例として、自分が右折しようと待っていたところ、パッシングなどで正面の車や二輪車に同じように道を譲られるような場合があると思います。ただ、そうした意志に応える形で、その交差点を抜けようとしたところ、横断歩道を渡っていた歩行者や自転車がいるのに気付くのが遅れ、道を譲ってもらったがために事故を起こしたり、それこそ歩行者妨害の違反に問われるような事も起こる可能性は高くなります。

これはあくまで個人的な見解ですが、私が同じように手招きで「先に行ってくれ」というようなジェスチャーをされたとしても、その歩行者が横断歩道を歩いたり、横断歩道上にいれば、法律的には車は停まらなければなりません。その事を歩行者の方が知らない場合も考えられるので、こちらからジェスチャーをして道を譲るか、それでも同じように道を譲られようとした場合、窓を開けて正直に「車は歩行者が横断歩道にいると進んだら反則切符を切られるのでお先にどうぞ」というような声掛けをするしかないかなと思います。その事でもし揉めて(歩行者だけでなく後ろから来る車のドライバーとのトラブルも考えられます)しまったとしても、その事自体は反則金や点数とは関係ありませんし、ドライバーの側としては歩行者に対して弱いものの、自分が違反になる事についてはしっかりと主張して理解を求めるべきだと思います。

逆に自分が歩行者の場合は、もし車がなかなか横断歩道のある道を通ることができずにもたもたしていた場合は、横断歩道に決して足を踏み入れない状態で、できれば渡りたいと思っていても渡ろうとする意志を車に悟らせないようにするでしょうね(^^;)。自分のせいでドライバーに違反切符を献上させるような真似は、同じドライバーとして決してしたくないので、横断歩道を渡りたいと思っていても、近くの車の動きに気を配り、逆に車が横断歩道の前で止まっているならさっさと渡ってしまうこともドライバーのためになりますので、曖昧なゼスチャーでドライバーを結果的に陥れることのないように気を付けたいと思います。


まさに浦島太郎の世界だった東名高速道路日本坂PA上り線のリニューアル

このブログでは度々紹介していた、東名高速道路の日本坂PA上り内にある、焼津のお魚を楽しめる「焼津さかな工房」について、新型コロナで全く出掛けることができず、ようやく先日になって買い物の帰りに訪れてみたのですが、まさかの「焼津さかな工房」および、今まで広い焼津の海産物を売っていたスペースを使って新たなテナントに変わっていることにちょっとショックを受けています。

写真のように、2022年1月から豚丼メインで養老乃瀧が運営する「豚肉専門 高速特急トントン」と、全国チェーンのカレー専門店「100時間カレー」が同じスペースで営業をしています。座席も多くなり、肉やカレー好きな人には確かに良いとは思いますが、新鮮な焼津のトロカツオのお刺身や、マグロを使ってのステーキやカツも定食のメニューにあった「焼津さかな工房」が消滅したのは正直言って悲しいですね。

元々、焼津港に近い日本坂PAは大きなSAやハイウェイオアシスのような施設に人が集まる中で、通り過ぎられてしまう宿命があったように思います。お昼時に行ってもスムーズに座ることができるという点は、裏を返せば集客が通常期間でも厳しいということも言えたかも知れません。そうした状況の中で新型コロナの流行によって県またぎの移動が自粛される中、経営が厳しくなってしまったという事は想像できるのですが。

それでも、多くの交通機関では「通過するだけの県」という認識をする人も多い、静岡県としては、車の移動中のちょっとした休憩時間であっても、その地域の名物の中で最高のものを提供する場所でサービスエリアはあってほしいのですが、それ以上に経済的な効率の方を向かざるを得ない今の社会の状況が恨めしくもあります。

高速道路を利用される方は、上りならもう少し走って富士川SA(道の駅富士川楽座が併設)まで行って食べれば良いのではと思う人もいるかも知れませんが、やはり焼津港と田子の浦港とは同じ静岡県であっても違いますし、最近は漁協のカツオ横流し事件でかなり印象が悪くなったものの、やはり焼津へ行ったらカツオやサバを高速道路を降りなくてもしっかり食べられるような場所はあって欲しかったですし、それが地方のSAPAの魅力なのではないかと思います。

こうなってくると、全国にあまたある地のものを売っている古めのSAPAも、売上げが思うように上がらなければ、その地域とは関係ないような新しいテナントに入れ替わり、結果として旅行に出掛けても通過するだけではその土地の名物は食べられなくなるような状況が来てしまうんだろうなと思います。

こうしたことは、私が思ったところで変わることはないでしょうが、最初に書いた通り多くの静岡県を通過するだけの人たちは、その土地ではどんな食べ物が美味しいのか、そんなことは全くわからないままただ通過されてしまうだけになってしまうでしょう。地元民であれば代替施設については色々と考えられますが、そうでなく私自身が遠方に車で出掛けた時にはそうした名物があることも知らずに通過になってしまうのは何か残念な気がします。


2022年3月のJRダイヤ改正で「みどりの窓口」サービスが縮小される背景と今後への展望

いまだに国内を移動することが一部では自粛されている関係で、鉄道や飛行機などの公共交通機関を持つ会社の減益が止まりません。その影響だけではないとは思いますが、今月から改正されるJRのダイヤ改正では多くの列車の廃止によって鉄道旅行の自由度に影響が出る(ネットでは18きっぷを使って東京からの始発乗り継ぎで九州には到達不可能になるなど)という話が出ています。

それに加え、多くの駅では有人で対応する「みどりの窓口」が廃止される駅がかなり出るそうで、その代替措置としてよく金融機関にあるビデオ通話を使ってオペレーターとやり取りする設備や、指定席券売機を設置したりするところもありますが、全てのそうしたサービスを止めてしまうところもあるようで、駅まで出掛けて行ってきっぷを事前に購入してから乗車していた人の中には大変な思いをする人も出てくるのではないかと思います。

私自身はそうした変化も、もはや銀行の支店すら無くなっていく時代であるので驚きはしませんが、そうした変化をするのであれば、飛行機のように寝台列車の予約を含めて全てのきっぷを簡単な登録をした上でスマホ上でチケットレス決済ができるようになってくれればいいと思うのですが、その辺はまだJRは中途半端であるような気がするのが残念です。

といっても、実際にきっぷを買うところがなくなれば、国民のほとんどに普及する勢いのスマホ(QR決済・おサイフケータイ)を使ってチケットレスで使えるようにはなっていくと思いますので、JRには「みどりの窓口」を廃止するスピードぐらいで、全国で使えるネットを利用した予約・購入のシステムを整えていただきたいと思いますね。

私の最寄り駅である静岡駅ではすぐにそうした窓口の廃止はないようです。さらに、JRの東海道新幹線を安く利用するためには駅構内で営業している「JR東海ツアーズ」の「ぷらっとこだまエコノミープラン」、また山陽新幹線では関西・中国~九州間の新幹線を安く利用できる日本旅行の「バリ得プラン」という「ぷらっとこだまエコノミープラン」のようなプランがあるのですが、ぷらっとこだまエコノミープランの方は店頭で申し込み、受け取りもできますが、「バリ得プラン」はネット予約限定になるものの、チケットは今後増えてくると思われる駅の指定席券売機で受け取ることができるようになっているようです(ぷらっとこだまエコノミープランでもネット予約してJR東海の指定席券売機で受取可能)。それだと、事前にきっぷを持っていなくても、例えば私の場合、ぷらっとこだまとバリ特プランを使って新幹線を新大阪で乗り継いでも良いですし、夜行バスを使って早朝に大阪までたどり着いたら、事前に予約していた新幹線の切符は大阪の指定席券売機で受け取りそのまま博多や鹿児島方面へ格安で行けるようになり、全て自宅から予約が済んでしまいます(高速バスもネットで全て予約が完結するように今はなっています)。

今後は、このように自宅からだけでなくスマホを使って、JR各社の垣根なく、全国どこからでも予約、チケット発券(チケットレスでの乗車を含む)ができるようなシステムをスマホ上から使いこなせるようになっていけばいいのになと思います。すでにネット上で予約から利用までの流れが完結している他の充実した交通手段と比較しながら(上記の夜行バス+新幹線の組合せなど)利用者は賢く色々なプランを利用していくと思うので、今後のJRがどう変わっていくかということをシビアに見ていこうかなと思います。


軽自動車の「白ナンバー」はしばらく混乱を生むか? なぜ白ナンバーにしたのか

かつてのラグビーワールドカップや東京オリンピックが日本で開催される事に合わせ、なぜか日本の軽自動車用に記念ナンバーの交付が行なわれました(現在は終了しています)。レインボー柄などあったように思いますが、画期的だと思ったのが、普通黄色地に黒文字(普通車)、黒地に黄色文字(営業車)というように、ナンバープレートの色を見ればその車が普通車なのか軽自動車かがわかったのですか、ここまでかなりの数交付されたであろう白ナンバーの軽自動車は、かつての軽ナンバーのようにサイズの違いもなく、ぱっと見ても知識のない人にとっては、実は軽自動車であっても普通車と見なされてしまうことは今後ともあると思います。

政府が一時的にせよこうしたナンバーを交付したのは、以前はあった高速道路での速度制限の違い(軽自動車はかつて最高時速が80km/hだったのですが、現在は普通車と同じ100km/hで変わりません)が撤廃され、高速道路や多くの有料道路でETCによる料金徴収が当り前になったことから、目視で普通車と軽自動車とを意識して区別する必要性が一部なくなったことがその理由だと言われていますが、まだ今の日本では普通車と軽自動車を区別する場所があります。

それは、ETCの導入されていない有料道路で、なおかつ無人ではなく有人の料金所において、軽自動車と担当者が認識しないと、軽自動車のユーザーは知らずに普通車用の料金を払わされてしまう可能性があるということになります。すでに白ナンバーの軽自動車を所有しているユーザーは、細かいことかも知れませんが、有人の料金所では自分の車は軽自動車で、ちゃんと軽自動車用の料金を適用されているかどうかの確認が今後も必要になってくるでしょう。

また、日本の時間貸し駐車場はそれほど広いスペースが確保できない所があるので、軽自動車専用の駐車場や、普通車と軽自動車用のスペースが混在しているような駐車場も結構あります。私の場合は普通車と言っても小型車なので、サイズが大きくなった現代の軽自動車と同じくらいの大きさで、空いていたらつい軽自動車用のスペースに停めたいという衝動に駆られるのですが、さすがにそれを見とがめられて文句を言われるのも嫌なので、停車スペースの指示にはきちんと従っています。しかし、白ナンバーの軽自動車のユーザーは、車が軽自動車なので問題なく停められると思って軽自動車用の駐車スペースに停めたところ、その車を普通車と勘違いした人から咎められるような「被害」を受ける可能性も出てくるのではないでしょうか。

こうした事は、白ナンバー付きの軽自動車ユーザーに全く責任はなく、まさに制度的に軽自動車に普通車と誤解される白ナンバーを交付してしまったことによって起こる事だと思うので、こうしたトラブルを避けたいと思っている方は、軽自動車だけれど、誤解を受けるような場所に停めるのを躊躇することも出てくるのではないかと思います。

今後、多くのイベント(大阪の万博ではどうなるか?)が開催されるたびに白ナンバーを交付するならまだいいものの、今後軽自動車に白ナンバーを交付しないということになると、かつて政府が軽自動車に白ナンバーを交付したいきさつを知っている人が年を経るごとに少なくなり、誤解を受ける場面も増えてくるのではないかと思います。

今後、中古車で白ナンバー付きの軽自動車を見ることもあるかも知れませんが、購入する前に、軽自動車に見られない事の功罪についても十分に考えた上で白ナンバーのまま購入するかどうかの判断を考えた方がいいような気がします。ちなみに、購入時やその後に白ナンバーから黄色ナンバーに戻すこともできますが、その場合は番号が変わってしまいます。白ナンバーの番号が気に入っている場合には希望番号を申請するという手もありますが、いざ軽自動車を購入ということになったらナンバーに関する意志表示を早めにしておくのがおすすめでしょう。