旅行・交通関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

JRの発表がなかなか行なわれなかった2024年夏の青春18きっぷについて

ここ数日のJRに関するニュースと言うと、新幹線路線のテストをしながら走行する「ドクターイエロー」の運行を止めるというのが一番で、コスト削減のためなのかと思っていました(今後は普通の新幹線を使って今と同じような事はできるようです)。

こうしたJRの動きは、私が良く使わせていただいている季節のきっぷ「青春18きっぷ」にも影を落としていました。今までは年ごとに季節ごとの発売日についてのアナウンスがあって、利用するものからすると、毎年売られるのが当り前という感覚があったのですが、今年(2024年)の夏の発売についてのアナウンスがなかなかされず、もしかしたら青春18きっぷもドクターイエローと同じようにひっそりとなくなってしまうのかという心配をしていました。

例年は7月10日から発売され、同20日から9月10日まで有効なものが売られるのですが、今年は発売日から一ヶ月を切った状況の中で、例年と同じく販売されることがようやく発表されまして、個人的にはほっとしています。料金は5回分がセットになって12,050円で、一回あたり2,410円でJRの普通列車が一日乗り放題になります。今年は北陸新幹線の福井県への乗り入れによって、18きっぷで行くことが難しくなった場所も増えましたが、それでも普通列車が走っているエリアはそれなりにあるので、勝手気ままに出掛ける旅をとりあえず今夏も行なえます。

18きっぷを使わない人にとっては、そもそも興味がないという方もいるかも知れませんが、このところ生活にかかる費用が軒並み上がっている中、お金はないけど体力だけはあるという人にとっては安く帰省ができたり、旅に出られたりと、このきっぷが出た当初のコンセプトに合った人たちの利用がなされて欲しいと切に思います。今の社会状況を考えると10代の学生ではなかなか豪華な旅はできないと思いますが、その世代に「旅の楽しみ」というのを今の時期に理解できれば、年を経るにしたがって観光地にお金を落とすような旅を楽しむ消費者として、JRだけではなく他の事業者や観光業全般に関わる人にとっても好影響を与えるのではないかと思います。

私自身の場合について考えてみても、自分の車で出掛けたり、船や飛行機を使ったりするなど、18きっぷの旅しかしないということでもありません。ただ、学生時代は移動費を極端に切り詰めた、体力的にも苦しい旅行を行なってきたことで、今に至っても旅行に対しての意欲は衰えていません。さすがに新型コロナの時には出たくても出られないような状況にはなりましたが、騒動が収まってまた出掛けようと思えています。

もしかしたら、JRとしては今回の2024年夏の18きっぷの発売について、止めようかどうしようかという考えはあったのかも知れません。乗り放題というのは、ネットの使い放題と同じく、使えば使うほど利益が上がらないということにもなってしまうので、経費削減という点から言うと、今年は大丈夫かも知れませんが来年はどうなるのか東海道新幹線を走らせているJR東海にとってはリニア工事にお金を掛ける決断をした場合、一気になくなってしまう危険性は今後も有ると思っています。

そんなわけで、今回の発売アナウンスにより、この夏に18きっぷが使えることが確定したので、個人的には多くの人に普通列車の旅の面白さを感じて欲しいものです。


事前に予定が決まっているならJRの乗車券など窓口での購入が必要な場合は事前入手を

過去のニュースで見たことで気になっていたことに、JRの駅の「みどりの窓口」が減っているという事があります。私の場合のJRの最寄り駅はJR静岡駅なので、窓口が全くなくなるということはないのですが、それでも最近になって利用していた窓口の一つが閉鎖されました。

というのも、駅構内にあった「JR東海ツアーズ」の静岡支店が撤退したので、JR東海ツアーズの中にあった窓口も同時になくなり、2つの受付カウンターが利用者から見ると無くなってしまったのです。

駅のみどりの窓口は健在ではありますが、使おうと思った時に最近はいつでも混雑していて、なかなか自分の番が来るまでに時間がかかるということはあります。私が利用するのほ以前はJR東海とJR東日本にまたがる普通列車のグリーン車が連結された車両に始発から乗るために、「沼津から宇都宮」「沼津から高崎」というように連続する行程で使える紙の普通列車用グリーン券を買うことが多かったのですが、現在は紙の切符はモバイルSuicaを使う場合と比べてほぼ割高になるような感じになっています。ですから、今後は同行者にもモバイルSuicaを入れてもらって、電子決済で使ってもらおうと思っているのですが、どうにもうまく行かない場合や、どうしても沼津からグリーン車に乗りたい時には使うこともありえます。

また、券売機で売っていない距離の乗車券(普通列車利用)を使う場合も窓口を使うのですが、どちらの場合も、乗車時間から間があるようなタイミングで窓口に行ったとしても、そこでの混雑度や、前に並んでいる人の状況によっては、最悪電車の時刻に間に合わなくなってしまう可能性もあります。私などは事前にきちんと調べた上で購入のための紙に記入して、すぐに発券手続きをしてもらえるようにして並んでいるのですが、世の中には色んな人がいて、目的地は決まっていて後はノープランだったり、相談しているうちに色々と思い出して話が終わらなくなってしまうようなケースもあるので、列に並ぶ中では常に最悪の状況を考えていかないと、旅に出る前から大きなトラブルとなってしまうかも知れません。

そうした状況を打開するには、基本ですが当日出発前に買わないということが一番ではあります。事前に出発日時がわかっている場合は、乗車券やグリーン券を購入する場合に当日から有効なのではなく出発日から有効にしてもらうようにすれば、当日は窓口によらずに改札に直行できます。車で移動することが少なくないので、その場合にはあえて最寄りのJR静岡駅では買わず、車が駐車できる駅に行って購入することもあります。ただ、最近は自転車で出掛けることも多く、1時間以内だったら駅が用意した一時利用の駐輪場を利用することができるので、できるだけ都合を付けて前日までに購入するようにした方が良いかも知れないと思っています。

最近は、以前JR東海ツアーズで直接販売していた「ぷらっとこだまエコノミープラン」もネットを使って直接購入し、券売機にて発券という形になっていますし、まだ新幹線回数券のバラ売りが金券ショップであるうちは、そこまで窓口で直接購入することはないとは思うのですが、全てがスマホで済むようになる世の中が来るまでは、どうしても窓口を使う予定がある場合には事前の対策は今後も必要になってくると思います。

逆に急に決まった移動の場合には、鉄道ではなく高速バスに利用を振り替えるような事も、当日のスケジュールの中で出発時間をずらせない場合には考えた方が良いかなとも思ったりします。私自身は勝手気ままに思い立った時に出掛ける旅も好きなのですが、窓口が少なくなったことで、考え方を変えなければならないことも出てきてしまいます。できることならスマホでどんなチケットも買えるようになってくれれば良いのですが、QRコードで利用できる改札が全国で使えるようになれば、スマホにチケットのQRコードを表示して窓口の代わりに必要な切符をチケットレスでスマホから購入できるようになると良いですね。


富士山の登山が事前予約制になるのは世の中の流れだと思えるか思えないか

先週行なわれた「静岡ホビーショー」は、一般入場可能な日程に訪れるためには、事前予約の手続きが必要でした。これは混雑緩和のための方法ですが、今年はかなり早いうちに定員を超えるくらいの申し込みがあり、当日いきなり行っても入場することはできませんでした。過去には、とにかく自宅から会場までが近いので、自転車で会場に気ままに行って入ることもできたのですが、もはやイベントが広く知れ渡ることにより、国内だけでなく海外から訪れる人もいるので、行きたい場合にはやはり事前予約をしてQRコードを入手する必要があるくらいに変わってしまったということになります。

同様のことが、富士登山についても起こってきていて、先日のニュースでは山梨県の富士吉田口から頂上を名指す場合、一日4,000人までは事前予約で入山料などをスマホによる決済(クレジットカード・QR決済)で行なうことでゲートを通ることのできるリストバンドを受け取ることができるようになるそうです。

こうした「事前予約」のシステムだと、急に思い付いたり、急に思いがけない休みができた場合に、もしその日の事前予約が定員に達していたら、富士山に登りたいと思ってもできないということになってしまいます。ただ、登山というのは常にトレーニングをしている人ならまだしも、普通の人が登るためにはそれ相応の準備期間が必要になるわけで、そうした準備の一環としての事前予約をするというのはそこまで悪い手ではないような気がします。

まだ、静岡県側の登山口ではどのような形にするかはまだはっきりしないので、弾丸登山を目指す人は静岡側から入るケースも今年は増えるのかなと思いますが、これ以上人が押し寄せて渋滞になるとその魅力も半減してしまうと思うので、個人的には事前予約である程度入山者をコントロールできるようになれば良いのではと思います。

富士登山に限らず、旅行をスムーズに楽しむためにはネットを使ってスマホを媒介した事前予約をすることが大切になってくるというのはもはや時の流れです。ただ、スマホを持っていない人が富士登山をしたい場合には、山小屋を予約すれば五合目のゲートを通れるようですし、必ずしもスマホが必須ではないというところもあります。山小屋に泊まらないで、半袖半ズボン、サンダル履きで突発的に山頂を目指すような人を、山の事故を防ぐという観点で通さないようにすることも大事なので、ネットを通じての事前予約をすることによって、スマホに表示された重要事項を守れないなら通さないというような事もできると思います。

かく言う私も、もうすぐ旅行に行くようにしているのですが、当日の行動を考える上でどうしても使えないと困るものについては事前予約しました。具体的には飛行機に確実に乗るために空港近くの駐車場を予約したり、現地に着いてからのレンタカーの確保は当日だともし自分の希望する車種が取れないとその分手間がかかるので、そこだけはきっちりと予約しました。反面、施設への入場予約というようなものについては、予定は変わる可能性があるので、そこまでは行なっていません。皆さんもうまくバランスを取りながら、必要な予約はきっちりと事前にしておくことをおすすめします。


テレビの人気旅番組が色々な理由で立ち行かなくなっていっている現状を憂う

毎朝、テレビを見る順番のルーティーンになっていた、NHKBSの「にっぽん縦断こころ旅」の、2024年春の旅がロケ中止になることが発表されました。今回の旅では、私の住む静岡県も通られるということで、どこのどんな風景を訪れるのか楽しみにしていたのですが、中止の理由を聞いて納得しました。

番組の顔である俳優の火野正平さんの腰痛が悪化し、今ままでかたくなに使ってこなかった電動アシスト機能のあるロードレーサーを導入しても目的地まで自転車で行けなくなったのが理由だそうです。思えば、この手のNHKBSの番組は、全国を網羅するJRの最長片道切符の旅を俳優の関口知宏さんが行ない、その後JRの全線乗車に行き着いたことで鉄道シリーズは終了し、次に「街道てくてく旅」として期間を決めて毎朝生中継という鉄道シリーズのパターンを引き継いだ旅シリーズへと続きました。

それも全国を網羅した中で始まったのが、生中継がなく途中のショートカット(鉄道やバス、フェリー、時には軽トラックに乗せてもらうことも)も許可した、以前からの番組と比較してかなりゆるい規則でスタートしました。当時は目的地まではしっかり自転車で走れという厳格な視聴者もいたかも知れませんが、そうした批判をかわすのに火野正平さんというキャスティングは絶妙で、皆で頑張らなくてもできるところだけ自転車でという番組のコンセプトもあり、10年以上続く長寿番組となりました。

ただ、番組が長く続くということは、今回トラブルとなった火野正平さんだけでなく、同行するディレクターの顔ぶれも変わらないため、普通のテレビ番組とは違って体力に自信がないと旅の計画が達成できないような事になってしまいかねないため、今後続けるのも大変だと思います。視聴者として見たいという想いがある方が多いのは十分に理解できますが、まずは腰をしっかり治してからこの番組がどうなるのかということについての結果が出てくることになると思います。

今回の中止は残念ですが、国内旅のテレビ番組について、現在は曲がり角に来ているということも確かです。テレビ東京のバス旅は、もはや路線バスではなくコミュニティバスや歩きに依存する番組になってしまっていて、これからは日本の物流問題と同じく、運転手が確保できないので需要があってもバス路線が維持できないという状況がもうすぐそこまで来ています。

同じテレビ東京の人気旅番組、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でも、ロケ中における特に夜間にまで大勢の人が集まることによって、ロケ自体を快く思っていない地元住民からのクレームが出ているという報道が今になって出てきています。それでも、テレビ局の方で事前のロケハンを行なうことで人が集まる前にホテルに入れるような段取りをするとか、警備のためのお金を出して人員整理や周辺住民への説明を行なうなどの行動を取るような事は、予算的な面で難しいのではないかと思います。そうなると、今人気絶頂の番組であっても、いつロケ中止になって放送もできなくなってしまうか危うくなってきていると思います。

そもそも、テレビの人気者がいきなり日常の中で現われるような状況になれば、特に人口がそれほど多くなく、イベントも開催されないような地域であれば、多くの人が集まることは避けられないでしょう。そうなると、日本では人気者でもそれを認知する人が少ない海外でロケをするか、きっちりとアポイントを取った限りなく「ガチ」ではない番組へと変えていくしか無くなってしまうのではないかとも思ってしまいます。

いわゆる「行きあたりばったり」な旅というのは無責任と思われる方も多いと思います。ただ、事前に取材確認をし、承認した場所しか訪れないのであれば、地域のレストランやお土産などは、全てテレビ番組が決めた恣意的なものになってしまいます。こうした番組を旅番組として見ず、単なるバラエティとして楽しむような形に変容してしまうのは、私が期待する旅の情報取りとしては使えなくなるので、そこはさみしいですね。

遅かれ早かれ、同じような抗議の声が増えれば、番組終了か内容の変容を受け入れるかということになってしまうと思います。そうなると、テレビを旅情報の入手方法として活用するような事はなくなり、決まりきった旅行情報にうんざりしている方は、個人で自分の旅を動画にして上げているユーチューバーからの情報に依存するか、それとも全く情報を入れないで自分の目だけで確かめに行くか、そんな未来が見え隠れします。

これからの国内旅行は、国内移動をしている人だけでなく、海外からやってくる観光客の方々ともご一緒しなければならないので、ガイドブックに頼った旅というのはやりにくくなってくるような気がします。そんな中でも、ゆったりのんびりと旅を楽しめるようなやり方を自分で考えていくことも大事にこれからはなっていくでしょう。まずは今回紹介したようなテレビ番組がどうなっていくのかということも気にしながら新しい旅の手段について考えていこうと思っています。


伊豆・河津町にある「天城荘」火災からの現状をテレビ番組で確認することに

テレビ東京の「ガイアの夜明け」で2023年の元日に火事を起こして営業ができなくなった伊豆・河津の有名な温泉旅館である「天城荘」のその後を取材したプログラムが放送されました。最悪、お風呂の営業だけに切り替えてしまう可能性もあるのではないかと思っていたのですが、運営会社はあくまで天城荘の再建にこだわり、進んでいく様子をリポートしています。

再建のテーマとして考えられていたのは、河津町で行なわれてる河津桜まつりに頼るのではなく、コロナ明けで増えてくる海外からの旅行者にPRをすることだったそうです。このブログでは火事が起きた直後に天城荘に泊まる予定だった親戚の事を書かせていただきましたが、宿からの発信がない状態でも、海外からの観光客が利用しやすい環境にあったのがこの天城荘でした。

実は身近なところに影響を受けた人がいた河津・天城荘の火事について

海外でのスパリゾートと言えば、男女混浴で水着着用が当り前ですが、日本の温泉旅館は混浴でも水着禁止というところも多く、普通は男女別の浴場になっています。そんな中で、天城荘の滝を見ながら入ることができる露天風呂は、基本的には水着を付けての入浴ということになっているので、男女のグループで安心して利用できるということで、天城荘の宿泊を親戚一同が申し込んでいた事実について紹介しました。

今やまた多くの海外からの旅行客が日本に入っているので、番組では海外に向けての発信力を持つフランス人YouTuberを河津町に迎え発信したものの、再オープンの目標にしていた2024年の河津桜まつり開幕の2月1日には間に合わなかったというところで番組は終了しました。この結果には、円安による資材の高騰や人手不足の影響が多いにあり、今のところ今夏の再オープンを目指しているそうです。

現在、滝を見ながら入ることのできる、映画テルマエ・ロマエのロケにも使われた露天風呂自体は利用できるようです。公式ホームページによると、水曜日は定休日(お風呂の見学は可能)で営業時間は午前10時から16時半まで(最終受付は16時)ということです。公式ページでは今後の再建の予定および、実際に再オープンが決まった場合の予約などもできるようになるということなので、こちらからもリンクを貼らせていただきます。

https://www.amagisou.jp/


2024年5月からサービスが始まるJR東日本のネットバンクのスタートに地域格差を感じる

私が住んでいるのはJRで言うと東海と東日本が両方乗り入れるほど東西に広い静岡県ですが、主に使うのはJR東海の路線になります。ただ、交通系ICカードはJR東日本のSuicaとモバイルSuicaをスマホに入れています。Suicaでも地元を走るバスに乗ることができますし、東に出掛ける場合、普通列車のグリーン券を使うには、Suicaグリーン券を使うことで紙のグリーン券を使うより安くなりますので、東京方面に動く場合にはやはり必要な部分もあるからです。

そんなJR東日本ですが、2024年5月からネットバンク事業(JRE BANK)に参入するというニュースを聞きました。基本的には楽天銀行のシステムを使うようですが、楽天銀行の口座を持っていても口座は作れるようです。楽天銀行の場合は、最低10万円を口座に預けておくことによって、全国のコンビニでの入出金が無料でできるようになりますが(ポイントによって回数制限あり)、JRE BANKでは最低50万円のお金を口座に置いておくことによって、様々なJR東日本とそれに関連する施設を使う場合の優遇措置が受けられるということで、そうした使わないでおける資金が多ければ多いほど、お得に旅ができるようになっています。

個人的には年4回無料でSuicaグリーン券が使えるというのは、青春18切符と合わせて使うと、長距離利用での料金が上がった中でも、一回1,000円分を4回使って4,000円の節約になれば、預金利息とは別に50万円の0.8%分の現金が実質還元されるということになります。Suicaグリーン券をそもそも使わない人には意味がありませんので、JR東日本のエリアからかなり離れている人にも意味はなさそうに見えますが、18切符シーズンには必ず鉄道に乗って移動をされる方であれば、Suicaグリーン券は西から来た場合、熱海駅から利用可能ですので、今後普通列車の連結が予定されている首都圏から中央線で山梨の大月方面へ行かれる場合にも、普通席でなくグリーン席でゆったりと旅ができるというのは良いですね。

また、JR東日本管内の片道4割引のチケットが年2回支給されるとか、駅の専用ATMの利用手数料がかからないとか、JR東日本管内に住んでいて、電車に乗られる方にはメリットがいっぱいです。他のメリットについては、「JRE BANK」をキーワードにしてネット検索されればすぐにその内容がわかると思います。

ただ、私のように住んでいるところが別のJR会社の場合、特典を受けるためにはJR東日本管内の駅まで行かないとメリットを享受できないということがあります。本来、国内であればどこに住んでいても同じようにサービスが受けられることが理想ではありますが、このような地域格差があるのは残念です。まあ、そういう意味で言うと、同じ静岡県でもJR東日本管内に最寄り駅があったり、ちょっと移動すれば熱海駅まで行ける地理的条件を作りやすいので、個人的には口座開設も考えてみたいですね。


2024年3月乗車分から「ぷらっとこだま」は完全チケットレスになりEX会員登録必須に

今後、交通乗車券のチケットレス化はどんどん進んでいき、スマホを持っていないとどうにもならない状況がすぐそこに来ています。リーズナブルに東海道新幹線を使いたいと思う人に必須なのが「ぷらっとこだま」という東海道新幹線こだま号の指定席とドリンクチケットがセットになった旅行企画商品なのですが、この3月乗車分(2月1日から予約開始)から完全にチケットレス化されるということで、その概要についてお伝えするとともに、購入する場合に必要なものについて紹介します。

まず、チケットレスの利用については交通系ICカードやQRコードで乗車するようになり、今までの店頭でのクーポン受取りや、券売機から受け取るのとは違ってスマホのみで申し込み利用することになります。そして、利用にはJRグループのエクスプレス予約(年会費1,100円)か年会費無料の「EXスマート」会員に登録する必要があるとのことです。当然ながら、JR各社が提供している交通系ICカードを持っていればタッチアンドゴーで改札を抜けられるので、以前のように出られる改札口が限られるということもなくなります。

申込み期限は前日までというところは変わりませんが、予約は24時間可能で、前日の23時30分までと利用できる時間は伸びました。また、今まではドリンクチケットはその日に利用できなくても乗車日から1ヶ月間利用できたのですが、ドリンクチケット自体も紙から電子クーポンによるものに変わったため、その有効期間は乗車日当日のみということになっているので、その日のうちに引き換えないとその分が無駄になってしまうので注意しましょう。

個人的には、スマホで予約をしてそのままモバイルSuicaを使ってチケットを購入し、当日は改札にタッチして普通に新幹線に乗れてしまうので便利になったという感じはしますが、家族の分をまとめて発券するような事ができなくなるので、ほとんどこういった作業のできない家族に変わって、EX会員の登録からはじめてモバイルSuicaの取得、専用サイトからの予約までやってあげることが必要になるでしょう。住んでいる場所によっては、私たちのようにほとんど日常的にSuica自体を使うことがないような場合にはめんどくさいと感じる人もいるかも知れませんね。

ただ、全てお膳立てをして改札に向かえば、スマホを改札にタッチするだけで利用できるので、普段電車すら使わない人でも、改めてタッチ決済の便利さを感じられるようになると思います。今後、まずは自分でオールチケットレスでの使い勝手を試しつつ、多少は時間がかかっても快適に旅ができる新幹線こだま号の旅を家族で楽しめるように旅の計画を立ててみたいです。


公共交通機関で遠出する際のリスクを考えた時に優秀なはずの新幹線が止まるとは

大きな災害や大雨、大雪の影響で交通機関が止まるということは良くあることです。昔はそうしたことは無かったですが、今では翌日に天候の急変が予想される場合には計画的に運休措置を取るようになったことで、過去と比べてもそこまで多くの人が立ち往生して困るということは少なくなったかと思いますが、それでも急に突発的な事が起こった場合にはどうしようもありません。

そうした天災のうち、やはり地震は事前に予想ができないという点で、起きた時に公共交通機関に乗っていた場合には諦めるしかないのかなという感じがします。ただ、本当に困るのが天災でも天候不良でもなく交通機関が動かないというケースです。

昨日、JR東日本の東北・北陸・上越新幹線が停電のため動かなくなりました。過去にも停電で新幹線が停まったことはありましたが、復旧までにかなり時間がかかり、今回もJRの方では相当復旧まで時間がかかることがアナウンスされており、途中で停車した車両では乗客を外に出して歩いて避難させるようなことも行なわれているようですが、近場での移動ではなく長距離の移動の途中で停止ということになった場合、本当に大変だろうと思います。

電車に乗っていた人だけでなく、これから乗ろうと思っている人にとっても突然の停電による運休というのはかなりショックだったと思います。出発前の関東(東京近辺を想定)で足止めをされた方については、いかんせん最近の東京付近のホテルは満室が多く、部屋があっても海外旅行客との競争で、通常の価格よりかなり高い価格に設定された部屋に泊まらなくてはならない人も出てくるかと思います。

足止めをされた方にとってはまさに泣きっ面に蜂という感じもありますが、やはり基本的には早めにホテルに入って休む決断をし、通常の価格で泊まれるビジネスホテルを抑える方向で行動し、どうしても高いものしかない場合にはカプセルホテルやサウナへ、さらには個室利用可能なネットカフェの宿泊も考えるべきでしょう。女性専用のエリアがあるところは今もほとんどなので、いざという時のために各種宿泊施設について暇な時にでも、調べておく事をおすすめします。

ただ、それでも今回のケースでも全く新幹線が動かなくなった場合には近くの駅などへの移動をサポートはしてくれるようですが、将来的にリニアが開通したらどうなってしまうのか、本気で心配になりました。乗る予定の方が運休になっているような状態であれば、東京や大阪でだったら何とか運転再開まで何とかなると思います。ところが、乗車中に突然停電によって途中で停まってしまった場合、新幹線とは比べものにならない状況に追い込まれる可能性があります。

リニアは駅の数も少なく、経路にはほとんど何もないような場所で、車内から降りて避難するような事になると、避難できる場所まで行くのにどのくらい時間がかかるのでしょう。今の時期の南アルプスの山岳地帯でしたら、救助に来る事自体が大変で、防寒着の用意をしていない乗客がいた場合、その過酷さは想像もできません。長期停電でまっ暗ななかでリニアが動かず、車内でお腹が空いたり気分が悪くなった場合に何とかできるのでしょうか。外から助けが来ても、リニア自体が鉄道の軌道ではないので、避難できる場所までの移動はどうなるのか、実際にこのような新幹線に影響を与える停電というのは起こっているので、リニアでは起こらないという事もないと思うので、その点はちょっと考えてしまいますね。


最新の安性装置の付いた車でも重大な人身事故は普通に起きてしまうのか?

タクシーの運転手の数が少ない事が問題になっている中、昨日朝のテレビニュースを見ていたら20代の運転手の人が運転するタクシーが東京都港区で自転車に乗った高校生と人身事故を起こし、被害者は報道時には意識不明の重体というニュースを見ました。被害を受けた方の意識が戻ることをお祈りしながら、一つの疑問が浮かんできましたのでここに書かせていただきたいと思います。

現在のタクシーは昔のそれと違って、東京の複雑な道であってもその道を全て覚えることなく、カーナビに目的地を入力すれば運転をアシストできる点から、そこまでタクシー運転手の負担は少なくなっています。恐らく今回事故を起こされた運転手の方も、そうした状況があるからこそ、運転手として働いていたのではないかと思います。

さらに、昔と違う点というのは、カーナビだけでなく様々な安性に関わるアシスト機能が車に付いたことです。レーンからのはみ出しを検知したり、衝突するかも知れない状況では自動ブレーキが起動して事故を回避したり、私たちはテレビコマーシャルなどでもそうした素晴らしい機能の付いた新車の性能を見ています。

今回、テレビでは事故を起こした車両が出ていましたが、車名はすぐにはわかりませんでしたが、車に付いていた会社名のロゴから、その会社が採用しているタクシー用車両がニュースで出ていたものと同じだと思い、その車種が個人的にではありますが特定できました。その車種とは、トヨタがタクシー用として作っていると思われるその名も「JPN TAXI」という車ではないかと思われます。

車名がわかれば、その車の安全性能についてもネット上で追っていくことができます。トヨタのホームページで調べると、この車には当然ながら、数々の安全装置が付いています。今回の事故との関連で言うと、衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)やペダル踏み間違い時加速抑制装置など安全運転を支援する装置を搭載しているということです。

運転手は現場で逮捕されたとニュースでは報じられていましたが、ここで一つの疑問が生じます。ニュースでは、高校生が横断歩道を渡っていてタクシーにはねられたという事なのですが、その際に衝突被害軽減ブレーキは効かなかったのか、効いていても相手が意識不明になるほどの衝撃だったのか、その辺が良くわかりません。

タクシー運転手が信号無視をしてかなりのスピードで交差点に侵入するような状況であれば、急ブレーキがかかってもなかなか車を安全に停止させることは難しいので、当然過失運転の責任が問われるわけですが、タクシー運転手は十分に休養をしてハンドルを握っていると思うので、「なぜ安全装置付きの車で重大な人身事故が起こったのか」という点について、しっかり解明をお願いしたいと個人的には思います。

これから、有人から無人へと車の運転はシフトされていくと思いますが、もし安全装置が働かなかったということになると、現在自動運転車を開発されている方々にとっても大きな問題であるとも言えます。と同時に、今後もしタクシーが自動運転になったとして、今回のような歩行者・自転車との重大な人身事故を未然に防ぐためにはどうすれば良いのか、それをきちんとクリアしてもらわないと大変ですし、その前段階の課題もあります。

以前から報道されているように、タクシー運転手の労働力不足を補うものとして、2024年4月から「ライドシェア」のシステムが一部地域で解禁されます。「ライドシェア」とは、一般のドライバーが自家用車を使って有償で旅客を運ぶ仕組みですが、ドライバーの所有する車の安全性能というのはまちまちで、常に正確に動作するのかの点検を定期的に行なえても今回のような事故が起こる場合には、本職のタクシードライバーと同じように、たとえ別に仕事を持っているような方でも、きちんと乗車前には一定時間の休息が必要になってくると思います。そうした勤務管理はどうするのかとか、大きな事故が起こってから検討されるのでは遅すぎます。


2023年の年末から年始に掛けてある交通機関でストライキが行なわれているのを知っていますか?

もはや年末年始のテレビ編制になり、ニュースも細切れのようにしか見ることができませんが、この時期には年末年始の交通機関の混雑情報で、駅や空港からの映像が流れています。新幹線はのぞみが全席指定に今の期間なっているので、事前にチケットを入手できなかった人たちが自由席のある「ひかり」に乗る様子が放送されていました。しかし、こうしたニュース項目には個人的に不満な点があります。それが、現在行なわれていて(12月22日から)2024年の1月7日と、年末年始をわざわざ指定してのストライキが、とある航空会社で行なわれていることが報じられていないことなのです。

その航空会社とはLCCの中でも大手の「ジェットスター」です。乗務員の時間外勤務手当の計算方法に間違いがあり、本来支払われるべき賃金の未払い分があるとして、労働組合と会社が話し合いを行なってきましたが会社側が支払わず、ストライキは現在でも決行されています。

そのため、12月29日は15便が欠航したそうですが、ジェットスターのホームページには欠航した便に登場予定だった人に対して、自社の他の便への振替だけでなく、利用者がご自身で他社便や地上交通機関に振り替えた場合にその費用を負担(タクシーは除く)するという告知が掲載されていました。個人的に思うのは、交渉が決裂した場合、これから一週間以上も欠航する便が増えることが予想されるのに、利用者にはお金を出すのに自社の社員には今のところ残業代を払う気がないという、働く人にとってはよろしくないと思える対応ではないか? と感じられます。

LCCにとっては多くの集客が見込める今の時期にストライキを行なうというのは、それだけ従業員が大変な想いをしていることの裏返しでもあり、賃金のアップを要請している政府の見解とも違ってしまっています。今まで、LCCの中ではジェットスターはそれほど悪くない印象だったのですが、話し合いの結果とは言え、年末年始にストライキを起こさせてしまった事について、この会社で働くにはなかなか大変ではないかと思うと同時に、自分が用意したチケットの便が欠航になってしまった事を考えると、利用自体躊躇してしまうことにもなってしまいます。

さらなる問題は、テレビニュース(29日)でこうしたニュースは報じられずに、年末年始に飛行機を使わない人にはこの事がほとんど知られていないという事実です。大きく報道されれば困るのは会社側ですが、もしかしたらマスコミが会社の方に忖度をしてニュースにしないのか? というような事も思ってしまいます。前回書いた高島屋のケーキの話は毎日報道していて、ジェットスターは報じないというのはやはりおかしいと思います。ケーキについてはおよそ注文した3000個のうち800個ぐらいの事で、国内で実際に崩れたケーキが届いた人がいるとしても損害はそれだけですが、事前にジェットスターによる帰省便を確保したものの、ストライキの状況を知らないでいきなり取った便が欠航になるのと、そのダメージを比べればジェットスターの方が大きいと私は思います。2023年も押し詰まってこのような事が起こり、それが意外と世間に広まっていないというのは、やはり今後の私たちの生活を考えると、必ずしも良い方には向かっていないのではないかと思ってしまいます。

個人的にはテレビなどのマスコミに頼らず、多くのメディアから情報を仕入れ、今何が起こっているかということを自主的に入手することを心がけるということが大事だろうと思います。そんなわけで、今後のジェットスターが社員との交渉をどうしていくかということにも気に掛けながら年始に掛けて情報を追っていこうと思っています。