カテゴリー別アーカイブ: 旅行・交通関連ニュース

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

東名・新東名の通行止は今冬から大雪警報発表時にも

2018年は台風の当たり年でしたが、例年と違ったことが、実際に台風が通ったりして雨や風の基準を超えてから区間運休にするのではなく、台風の進路予測が出て、ほぼ確実に台風が通るということがはっきりした段階で、新幹線や在来線はまだ台風の影響が出ていない状態で運休になってしまいました。この措置については賛否両論があったと思いますが、特に例年通り、台風が来るまでは電車が動いているだろうと思って駅に来た人にとってはその場で立ち往生になってしまったので現地でホテルを探さないといけなくなったり、駅まで来て旅行を中止しなくてはならなくなったりと大変な事もあったように思います。

ただ、こうした措置を取ったことでの大きな混乱までは起こらなかったことも確かなわけで、こうした「気象警報が出た場合の交通機関」のあり方については、車での移動であっても考えておかなければならないでしょう。というのも、中日本高速道路がこの冬から、東名高速や新東名のような高速道路本線において、大雪が予想される中で道路状況に応じて区間通行止めにするのではなく、まだ気象による影響が出ないうちに一定の区間を通行止めにする運用をすることを発表したのです。

この事前通行止めによって、雪による事故が起こる前に高速道路から車を出してしまえるので、大雪になっても除雪を主に考えながら作業する事ができるようになります。そのため、事故と大雪のために立ち往生して長時間多くの車が高速道路上で動けなくなるようなケースが減ることや、通行止めを解除できるタイミングが早くなることが考えられますが、その代わり出先から帰ろうとしてもまだ雪が降っていなかったり小降りの状態でも通行止めで進めなくなるという可能性が出てくるわけです。

基本的には大雪の恐れがあると思われる際にはテレビやインターネットを利用して天気予報を確認するだけではなく、利用する予定の高速道路の運行状況がどうなっていて、今後の天気の変化によって途中で進めなくなったり帰れなくなったりする可能性もあることを考えなければならなくなります。できればそうした天気の時には公共交通機関でも車でも外出を控える方がいいということなのですが、急に台風や大雪に巻き込まれることもあるでしょう。そのために何を準備すればいいのかということも平行して考えていく必要があるということになるのかも知れません。

真冬の雪の中では車の中は相当冷えますので、通行止めでこれ以上進めなくなったら何が何でも車中泊というのではなく、素直にホテルを探すのがベストだと思います。どうにもならずに車中泊のために寝具を用意する場合は厳冬期用のシュラフにしないと、とても寝られないのではないかと思います。恐らく今後の通行止めが発表されるタイミングはこれで早くなることが予想されるので、常に早めの行動を心掛けることによって近くのホテルに車で向かえないということも避けられると思います。

宿泊場所の予約方法はネットから空室のあるホテルに予約を入れるか、もしネットがつながらないような場合は観光協会や直接宿にかけまくるような形になるでしょう。これは宿探しの鉄則ですが、宿の前に来ていても電話で空室の確認をしてから行くのと直接フロントに行って空室の有無を聞くのとでは違いが出ると言われています。個人的には切羽詰まった状況を訴えるなら直接電話を入れて話をし、もし地域のホテル・旅館のどこにも空室がないと言われても寝袋持参で大広間を使わせてもらうことはできないかとか、車中泊のための場所だけでも提供してくれないかとかという交渉もやるだけやってみることが自分の身を守ることにもなるでしょう。

冬の車旅に雪というのは風情はあるものの、大雪で猛吹雪になってしまっては風情も何もあったものではありません。改めて今年から鉄道だけでなく高速道路においても早めの通行止めがあるということを肝に銘じて、予定があったとしても旅行そのものを中止したり、どうしても出掛けなくてはならなくなった中で立ち往生してしまうという最悪のケースというものを考えながら準備およびその場での対応を一通りシミュレーションした上で出掛けるようにしましょう。


東京オリンピックでの「サマータイム」導入は断念の模様

最近の政治の世界では自民党の思惑がそのまま政策として決定されてしまう傾向があるので、細かなことでもその後はどうなったのか? という「ニュースのその後」を追っていかないと、いつの間にか知らないことが決まっていて、その準備もできないままになってしまうということもあるかも知れないので、今回改めて東京オリンピックの時期に時間を前にずらす「サマータイム導入」についての続報からいろいろ考えてみます。

まず、今回のニュースソースは自由民主党が正式にサマータイムの導入を断念するということを11月21日に正式に発表したということにあります。その結果を受けて、東京オリンピックでのマラソン競技において、今までは午前7時とされていたスタート時間を繰り上げて午前6時頃にした方がいいのではないかという話も出てきているようです。今後、焦点はサマータイムではなくマラソンや競歩のスタート時間の前倒しに向かってくることが予想されますが、個人的にはサマータイムが日本で実施されることが無くなってほっとしたというのが正直なところです。

サマータイムが導入されると、オリンピックの年だけではなく何年かは続くと思われますので、特に切り替わる時の対応に難しさがあります。例えば、午前7時前くらいに起きて午前9時からの始業時間に合わせている人がいたとしたら、サマータイムに切り替わる直前には一気に2時間前後の時間が失なわれますので、普段午前0時くらいに床についていた方がそのペースで起きていてしまうと、サマータイムで遡る時間だけ寝不足になるでしょう。

さらに、長い間同じ生活パターンを繰り返してきた人の場合、一年に2回もそのパターンを崩すというのは、健康な生活を送る上で心配になりますし、さらに寝不足が重大な事故を引き起こす可能性のあるにも関わらず、明るいうちはできるだけ仕事をさせようとすると過剰労働も心配されるプロのドライバーにとっては相当辛い状況になってしまったのではないでしょうか。

実のところ、レジャーで車を使ってサマータイム中に旅をすることを想定しても、なかなか運転する人にとっては大変になるという気がします。東京において、夏至の日の日の入り時間は今の時間の午後7時くらいということですが、これでサマータイムになり2時間時間がずれてしまったら、その際の日の入りは午後9時(2018年の場合)ということになります。また2018年の夏至の日の日の出は午前4時25分ということですので、昼の長さは14時間ちょっとになり、長距離を走らせてなるべく遠くへ行きたい場合にはこの時間をまるまる使えるということにはなりますが、その分運転手の疲労は相当なものになるでしょう。

夜の9時なのにまだ明るいとハンドルを握っていて、たとえ遊びだとしても確実にドライバーの体力は消耗します。その分事故も増える可能性があります。車中泊でも周辺が暗くならないと寝られないというような方は、旅行中の睡眠時間も短くなってしまうかも知れません。そして、そんな体が披露した状態で目的地に到着し、その場所が川や海だとしたら、無理に泳いで水の事故の被害者になったりするかも知れないのです。

心配し過ぎと言われればそれまでですが、過去に私自身も一人だったり人を乗せて自分一人で運転を続ける中で、それが仕事でなくても時間に追われて進もうとする傾向はありました。夏はなかなか昼寝といっても車内では暑くて難しいですし、現状ですらも厳しいのにもし今後サマータイム導入となったら、極力夏のロングドライブは控えようかなと思っていました。今回の自民党の決定はしごくまっとうな決定だと思いますが、サマータイム導入検討ということがあたかもそのまま決定しそうなくらいに進んでいってしまいそうな状況というのは大変恐いですね。今後も様々なニュースの中で自分の生活や車を使ってのレジャーに直接関わるようなものがあれば、ここで積極的に紹介させていただこうと思っています。


冬の車旅にはスタッドレスタイヤでもチェーンの用意が必要に?

2018年は11月になってもまだ雪の便りが聞こえてこないほど暖かい日が続いているものの、やはり年明けから2月くらいまでは大雪に注意が必要になるでしょう。例年真冬の国道で立ち往生する車がいることで考えられないような渋滞の列が続き、全く車が動かないような事態になるニュースが報道される中、政府の今後の「チェーン規制」に関する意味合いを変えていく方針が示されました。

今までは「チェーン規制」と言っても、スタッドレスタイヤを履いているというような滑り止め対策がされた装備があれば通行できましたが、国内でも過去に何度も立ち往生が発生している場所や、5%以上の峠道で立ち往生が発生しているという状況を考え、そうした場所ではスタッドレスタイヤの上からタイヤチェーンをはめていないと通行できず、チェーンを付けないで走行すると罰金や懲役刑のある道路を設定するというものです。まずはしっかりとしたチェーン着脱所が整備されている道路から適用されるようですが、そうなると冬の車中泊の旅にも少なからず影響が出てくるように思います。

冬の東北や北陸に行くのに夏タイヤのみで行くというのは論外ですが、スタッドレスに履き替えて出発した場合でも、今回の方針が法律によって明文化されるようになると、出掛ける場所によってはチェーンを巻いていない車では通ることができず、目的地にたどり着けなくなる可能性も出てきたわけです。

もちろん、規制を行なうことによってしっかりと対策してきている車が立ち往生なく通行できる可能性が上がるわけですから(気象状況等の不特定要素により今後立ち往生が出ないということは言えませんが)、特にお仕事として冬の高速道や国道を走らなければならないトラックドライバーの方には朗報ではあると思います。さらに、今までの立ち往生の原因になったのは大型車両が多く、今までスタッドレスだけで冬の道路を走らされていたドライバーにとっても、スタッドレスにチェーンを巻いていて動けなくなるくらいの雪が降るような状況なら荷物の遅延も仕方ないと納得していただける材料にはなるでしょう。

もし、今回のチェーン規制によって全国ニュースになるような高速道や国道での長時間にわたる立ち往生が目に見えて減るということになれば、出掛けた先で全くタイヤチェーンを使わないようでも、冬のドライブにはスタッドレスを付けた上でどこかにタイヤチェーンを忍ばせておけるスペースを作り、さらにチェーン交換のための用具およびチェーンを外した後に車内が濡れないようなケースの工夫も考えて一式を持っていくのが必須になるということになるでしょう。今回の方針を受けてカー用品店でもタイヤチェーンの販売に力を入れることになると思いますので、この冬の車旅を予定されている方はタイヤの履き替えだけでなくタイヤチェーン関連製品についても考えておくといいでしょう。

ただこのニュースを聞いていて思うのが、全国20箇所においてこのチェーン規制が2018年の12月には施行されるという、かなりタイミング的には早く動き出そうとしていることです。特に知らないでスタッドレスタイヤのまま当該道路を通行して(今まで通りスタッドレスタイヤだけでチェーン規制を受けないと誤解して)罰金というケースが出てこないか心配になるとともに、雪が積もった道を走ることが冬には当り前という地域の方は、チェーン脱着の手間がかかることで気が重くなる方もいるのではないでしょうか。さらに費用の点でもタイヤチェーンは消耗品で価格も安くないので、これもタイヤメーカーが大雪の道路でも立ち往生しないタイヤを新たに出した場合、チェーンを付けなくても良くなるケースはないのかということも気になります。

特にいちいちチェーンを外に出て付けたり外したりするのには大なり小なり手間がかかりますし、体調がすぐれない状態で雪の降る前に出ての作業が出来ない人や高齢者は、外でチェーンを付けるのがおっくうで車での外出ができなくなるのではないかという懸念も生じます。個人的には、特に普通は雪が降らないような場所に住んでいる人が、夏タイヤ(ノーマルタイヤ)のみで立ち往生の原因になってしまった場合はかなり悪質なので行政処分も仕方ないかなとは思いますが、スタッドレスタイヤの場合もノーマルタイヤと同じく一律で法令に違反とされるのはちょっと厳しいようにも思えます。

現在、国土交通省ではこの件に関するパブリックコメントを募集しています。特に雪の中でも毎日車を使う方々の現場の声を伝えることで、ある程度細かな内容にも影響を及ぼすことが考えられますので、自分なりのご意見がある方はコメントを出してみてはいかがでしょうか。ただ期間が2018年11月15日から11月28日までと時間が限られていて、以上の内容が実行されるのが同年12月からとかなりのタイトスケジュールになっていますので、早めの対応がおすすめです。詳しい内容については以下のPDFファイルをご参照下さい。

http://www.mlit.go.jp/common/001261404.pdf


新東名での最高速度引き上げ実験の結果から見えてきたもの

過去にこのブログで紹介しましたが、東京から名古屋を結ぶ高速道路として従来の東名高速道路と並行する形で整備された新東名高速道路(第二東名)の一部区間(新静岡―森掛川インターチェンジ(IC)間)の最高速度を110km/hに上げる実験が行なわれています。先日の地元のニュースで最高速を変更したことによる影響はどうだったのか、事故件数についての発表がありました。

最高速度引き上げが行なわれたのは昨年の11月からで、静岡県警がその間に覆面パトカーを増やしたり、ヘリコプターによる空からの取締を行ないつつ様子を見ていたそうですが、静岡県警の発表によると、ここまでの1年間に発生した人身事故は前年同期より約4割少ない26件だったそうです。また物損事故は21件増の201件で、事故全体ではそこまで最高速度引き上げがあったから増えたということもなさそうです。

これは、法律で決められた最高速度はあるものの、今まででも走行車線から追い越し車線に移って追い抜きをする際の速度が若干上がることがあり、全ての車が常に100km/h以下の速度で走っているわけではないということと、今のところ最高速度を110km/hに上げたとしても深刻な影響は出ていないということがわかったということになります。

この結果を受ける形で、静岡県警は新東名の最高速度110km/hの実験を続けるようで、さらに120km/hを最高速度にしても大丈夫なのかということについても検討されるということです。さすがに、先日YouTubeに動画をアップロードして問題になった自車両で300km/hを出すことが違法にならないような、ドイツのアウトバーンのような「速度無制限」にはしないでしょう。ただ、今後120km/hぐらいまで高速道路の最高速が伸びると、常にスピードメーターが100km/hオーバーの状態で走行を続けることができるので、だいたい一時間に100kmというペースで対象区間が走れます。そうなると、渋滞や事故さえなければ目的地までの所要時間が軽減されることになります。

しかしながら、現状ではあくまで新東名の一部区間のみの実験であるので、その区間を越えたところで110km/hを出していると取締の対象となってしまいますので、実験が行なわれている区間を確認の上、スピードを上げるようにしましょう。

ちなみに、私自身が対象区間を走った感想として、できたての高速道路ということもあるのかも知れませんが、110km/h近くまでスピードを上げても車内で感じる振動も少なく、本当にそこまでの速度が出ているかという風に思ってしまうくらい快適に走ることができますが、いい気になってアクセルを踏みすぎると速度超過になってしまいますのでその点は注意が必要です。そして、目的地までの所要時間をそこまで早くということがない場合、ガソリンを節約するためには80km/h前後での走行が経験上は結果か良く、私の1300ccのフィットの場合、余裕で20km/L以上の数字(車自体の燃費表示の値ですが)を叩き出しますので、そんな事も考えながら高速道路でどのくらいのスピードを出して通行するかを考えてみるのもいいと思います。


地方在住者には嬉しい高速バスの乗り継ぎ実験

国土交通省関東地方整備局が2018年10月26日(金)、圏央道を活用した「高速バスの乗継ぎ社会実験」のプレ実験を11月23日(金・祝)から7日間行うというニュースが入ってきました。こうした高速バスの乗り継ぎについては、九州では盛んだそうですが、関東で行なわれるのは初めてだということです。具体的には、長野~新宿バスタ間を走る高速バスと、群馬(前橋・高崎)~成田空港便の高速バスを、関越道高坂SAで乗り継ぐことで、長野~成田空港間の所要時間を短縮するということなのですが、かなり画期的なシステムなので、長野市在住の方が成田空港に行くと仮定して説明します。

今までは、長野から成田空港へ直通のバスがないということが前提になります。現在は長野から新宿のバスタまで行き、そこから成田空港行きのバスに乗り換えるということになっていました。東京に住んでいる人にとっては便利ですが、長野から成田空港へ行くのにわざわざ渋滞が起こりそうな新宿まで入り、さらに新宿から成田空港まで出発するわけですから、時刻表通りに行かないこともあるでしょうし、それが時間のない時だったら肝心の飛行機に乗り遅れることになってしまいますので、かなり早く出発する必要が出てくるかも知れません。

しかし、圏央道から都心に入らずに成田空港に抜けられるようなら、都心に入ることでの渋滞を避けることができる可能性が高まります。これは実験の結果を待つことになるでしょうが、想定では所要時間を最大約1時間短縮できるのではないかという期待がされています。もちろん何か都心で大きな事故があって首都高速がストップしてしまったような場合はさらに、圏央道乗り継ぎをした方が早く着くようになるわけです。

すでに自分の車を使っての旅の場合には、圏央道を利用することによって私の住む静岡から東北や新潟方面に出掛ける場合、東名高速道路を終点まで行って首都高速道路を通って東北道や関越道に入ることなく都心の渋滞を回避することができるようになりました。まだカーナビもない時代には、紙の地図を頼りに運転する中で都心を抜けるまでに2~3時間かかってしまうことも実際にあったのですが、今は相当楽に旅ができるようになりました。同じような事が高速バスでもできるようになると、なかなか長距離バスでの豊富なルート設定ができない静岡のような地方都市からの出発でも、静岡~新潟とか静岡~盛岡・青森なんていう行程も静岡から圏央道にあるサービスエリアまでの路線が整備されるようになれば、東京のバスタ利用と同じように多くの高速路線バスを選ぶことができるようになるかも知れません。

これは、静岡発だけでなく様々な地方都市と圏央道にあるサービスエリアが繋がれば、サービスエリア自体がハブターミナルになってそこから新潟・東北だけでなく他の地方への接続も良くなり、今よりさらに便利に地方都市から長距離バスを使えるようになるかも知れません。

ただ、そのような事になると今回の実験で利用される関越道高坂SAの広さには限りがあり、一度に多くのバスが乗り入れることができない可能性も出てくるので、今回の実験がうまくいったら、将来的には新たなハブターミナルを作ってでもそこを介して東京に行くか、東京を通らないで別の地方に行くようにできるとかなり旅の手段として高速バスが昼行便を中心に活用できるのではないかという期待も高まります。今回の実験の結果が、さらに広範囲の地方都市発の高速バスも入っていけるようになるといいのですが。


京都でも厳しい路線バスの維持

地方の公共交通機関というのは、利用者が減少するに従って採算が取れなくなり、赤字が出ても住民のために路線を残すことにバス会社も頭が痛いところだと思うのですが、今回京都の人や観光客の方々の足として使われている「市バス」について、今後における状況が気になる発表がありました。実は私も知らなかったのですが、現在の京都を走る「市バス」は全て京都市のバスと運転手で賄われれているわけではなく、市バス全818台のうち半分に当たる406台の運行管理を民間6社に委託しているという状態で運営されています。

今回発表があったのは市バスの約1割のバスを運行している京阪バスが2019年度をもって市バスの運転から撤退するという事で、他の私鉄についても追随する可能性があるということでした。背景には、バスの運転手の不足ということがあるらしく、京阪バスでは新路線を運行することによって市バスの方に運転手や整備士を回せなくなったというのが直接の撤退の原因なのだそうです。

もし今回の京阪バスの撤退がきっかけとなって、他に委託している私鉄が市バスの運転および整備から離れてしまうと、改めて京都市がバス事業の運営を全て行なうということになってしまいます。今の京都というのは少し前から比べるととてつもなく海外から日本にやってくる観光客が多く、人気の清水寺へ向かうバスなどは京都駅から長蛇の列になっていて、地元の人もなかなか乗れなかったり、清水寺より手前の三十三間堂では降りられない仕末です。バスは地下鉄と違ってきめ細やかに京都の街を回っているものの、今は一年を通してやってくる観光客に振り回されているような状態です。正直言って私自身も、もはやバスだけで京都市内を観光しようとは思わなっているのですが、こんな状況の中で京都の市バスは大丈夫なのかということも気になります。

どちらにしても京都市は2020年度という年になり、東京オリンピックを見に来て、そのついでにどっと京都にもやってくると思われる多くの海外からのお客様をさばききれるだけのバスの運行ができるだけの運転手と整備士を揃えることができるのかということが率直に言って気になります。今後も京都市はバスの運転手に私鉄からの委託することで人員を充足することができるのか、はたまた公務員として新たにバス関係の職員を雇い入れることになるのかはわかりませんが、今後市バスの業務をされる場合には将来への不安を消すような待遇を出していかないと、なかなか運転手が集まらないのではないかという気もするのですが。

日本の路線バスと言えば、先日神奈川県の路線バスで大きな事故が起こり、乗客の中で命を落とす方が出てしまったニュースがありました。そのケースでは運転手の方は「睡眠時無呼吸症候群」の治療を受けていたということでした。この「睡眠時無呼吸症候群」というのは睡眠中に太り過ぎが原因で呼吸が止まってしまい、そのために眠りが浅くなるという病気です。眠りが浅いということは、昼間に猛烈な睡魔に襲われる可能性があるわけですが、もし運転中に猛烈な睡魔に襲われたらと考えれば今回の事故はなかったでしょう(事故の時には運転手が睡魔によって意識がなかったと考えられるため)。せめて自動ブレーキの付いたバスであれば安全にその場で停止できたかも知れませんが、治療を行なっている人間を現役として雇わざるを得ないというのも、現在のバス業界の苦悩が感じられます。

今後の京都市においても、バス自体に安全装置の入った新車に徐々に変えていく必要があるでしょうし、それは京都市だけに限らず全国の地方都市を走るバスについても言えます。そうなると新車に替える経費がかかりますが、それだけでなく安全を守るためのセンサーについてきちんとした整備が必要になりますので、全体的にバスを持って運行するだけでも今までよりも経費がかさんできます。果たしてそうした設備投資及び人材の確保が経営を黒字にした上でできていくのかというのが今後の路線バスがどう変化していくかということを考える上では大切なことになってくるような気がします。

今のままでは全国をつないでいた路線バスによる経路が途中で切れてしまうようなこともどんどん起こってきてしまうので、自分の車で出掛けられる方は十分に睡眠と休憩を取りながら自分のペースで日本各地を巡るしかなくなってくる状況も出てくるかも知れないように思えます。私の場合は、本当に眠くなったら車の中にコット(キャンプ用のベッド)を敷いて手足を伸ばして仮眠を取れる環境を維持していますが、日中のドライブでも急激な睡魔に襲われることがあった方は、お昼寝のための車中泊の環境を整えて秋の紅葉を訪ねるドライブに出ることをおすすめします。


年に一回「暴動」が日本で起きるようになると

テレビのニュースでは過去にはいわゆる「面白ニュース」的な扱いになっていると思われた東京渋谷のセンター街における「ハロウィン」においての騒ぎは近年になって規模が大きくなるとともに、今後の展望として大きな問題をはらんでいるのではないかと個人的には思っています。かつて、日本にサッカーのワールドカップがやってきた2002年、海外から試合の結果とは関係なく暴力を伴って騒ぐ特定の人物をマークして日本に入国させない「フーリガン対策」を行なった時、さすがに日本ではそんな事をする人は出ないだろうと思ったのですが、現在の状況を見るとハロウィンをはじめ大きなスポーツの国際試合の後などで渋谷を始めとする場所に繰り出して騒動を起こしたりして問題になることがごく普通になった感じがあります。

それでも今までは、十数年振りにプロ野球で日本一になったプロ野球チームの地元などで暴動まがいの盛り上がりが起こるようなことはあっても、恒例化するところまでは発展しなかったように思います。久しぶりの「おらがチーム」の優勝が暴動にまで発展するのは、過去に長く辛酸を嘗めた時期が続き、そうした時から溜め込んだエネルギーが爆発するような事があったように思います。もちろんそうした暴動も許されるものではありませんが、被害を受けた側も盛り上がっていれば不問にされるような認識もあったと考えられます。それが、一体何に対して感情が爆発するのかわからず、今までの日本での常識が揺らぐほどの暴動になってしまったのが、近年の騒ぎもそうですが今年のハロウィンを控えた週末の渋谷での出来事だったと思います。

今回の渋谷では軽トラックの荷台に乗り込んで盛り上がっている群衆がいたので運転手が車から降りて警察へ連絡をしたところ、実際に荷台に乗っていたのか周りにいただけの人なのかはわかりませんが軽トラックを横転させ、その上に乗って騒いでいた人が出たという事らしいですが、その時の事を撮影した動画を見ても誰が首謀者なのか、そもそも首謀者がいて起こされた行為だったのかもわかりません。この辺は群集心理の恐ろしさという風にも言えそうですが、これから毎年このような騒ぎが発生するのではないかと思うと、喧嘩や痴漢行為も頻発しているということですので、参加する人も付近まで出掛ける予定のある人も、十分な対策を取る必要があります。

個人的に気になったのが軽トラのその後なのですが、かなり酷いダメージを受けた軽自動車は自動車保険に十分入っていたとしても車両保険の中の保険金が支払われない場合の「戦争、内乱、暴動などの異常な事態によって生じた損害」に抵触する可能性があります。さらに上で説明した通り、誰が首謀者で誰が実行犯か特定しにくい状況の中では、自車の損害を弁償させることも極めて難しくなると考えられます。

軽トラは仕事がらみで現地へ入ったのかハロウィン目的で入ったのかはわかりませんが、今後は歩行者が入り乱れてどんなきっかけで暴動に発展するかわからないような場所へは車で乗り付けない注意が必要になってくるのではないかと思います。車で旅行中に今回のようなハロウィンではなくても人がとにかく集まっていて殺気立っている所があったら、早いうちにその場から立ち去るか、どうしても何が起きているか確かめたいと思っても、車が被害を受けないようなある程度離れた場所に車を停めてから様子を見に行くようにするのが今後の事を考えると無難なのではないかと思います。

それにしても、日本の風習にはなかったお祭りを利用して大いに仲間うちで盛り上がろうとするのは日本独自の面白さでもあったと個人的には思っているのですが、それが暴動にまで発展してしまうというのは、今の日本が相当なストレスを抱え込んだ社会になってしまったのではないかということを考えさせられます。

今後こうした流れをそのままにしておくと、恐らく2年後の東京オリンピック時の東京は更に凄いことになるかも知れません。ただ恐らくオリンピック時だけは日本の警察が威信をかけて抑え込むでしょうが、そうなったらそうなったで、正面から機動隊と喧嘩することを目的にした一部の集団がまぎれ込んでしまうなどの最悪のケースも考えられるだけに、オリンピック開催中の夜の東京では人の集まるところには立ち寄らないようにするなども配慮が必要な状況になってきたのではないかと思っています。


事故をきっかけにして考えたいこと

先日青森県で起きた交通事故は、色々な事故報道がある中でもかなりひどい内容でした。報道によると、かなりお酒を飲んで、さらに人を同乗させた状態で一般道を130km/hで走ったとされる車の運転手は前を走っていた車に衝突したはずみで反対車線にはみ出し、対向車線を走っていた車と二度目の衝突をし、何と2台の車に乗っていた各々2名ずつの運転者と同乗者の命を奪ってしまったのでした。

ここで改めて指摘しておきたいことは、今回の事故では事故を起こした車に乗っていたのは運転者の他に2人いましたが、この車に乗っていた人間については命を落とすところまでは行っていません。気になってニュース原稿をチェックしたところ、最初に追突されたのは「軽乗用車」で、反対車線を走っていた車も「軽乗用車」でした。ちなみに、事故を起こした車は「乗用車」で、軽自動車ではありません。

何を言いたいかというと、今の日本では軽自動車について税金も保険も安く、維持費が安くなるということで売上高が今も伸びているという事実があります。それは実に賢明な選択であると思いますが、自分の過去に関係なく事故の被害に遭って、ひどい運転者に意見を述べることもできなくなってしまうというこの重い事実をもっと多くの人が考えるべきだと思うのです。

なぜ日本では多くの人が軽自動車にするのかというのは、自動車を所有することに関する維持費を少なくしたいと願う人が多いからなのですが、今回の事故についてもし1,500cc未満の乗用車の税金および維持費がこの日本で軽自動車寄りに安かったとしたら、死亡事故になっていただろうかということを考えてみたくもなります。もちろん、単純に車の大きさの違いだけの問題ではないことは十分承知していますが、普通車と比べると軽自動車の方が大きく損傷するのではないかという疑問があるのです。

現在の軽自動車の規格でも十分に剛性が普通車並にあるならいいのですが、もし普通車と軽自動車とは車の剛性に違いがあるなら、「事故を起こさない車」であると同時に、「ぶつけられても中の人間を守る車」に乗りたいと切に思います。今の税制では1,000ccから1,300ccクラスの車でも税金は結構軽自動車と比べると高いわけで、その点をメーカーや役所はどう考えているのか、本当にこんな理不尽な話はないだけに、本気で日本の小型車を軽自動車からリッターカーから1,300ccクラスの車に乗っても維持費がそれほど変わらないように税制を変えていくような制度改革を考えていただいてもいいのではないかと思うのです。

今回の事故報道でさらに考えてしまったのは、運転者が「酒を飲んではいたが正常な運転ができていた」という証言をしているという報道があることです。これは自分の運転に対する「過信」そのものですが、実はこの言葉に今だに止まらない飲酒運転事故の原因があるわけです。今回の事故の大きな原因と考えられることは、制限速度が50km/hの道路で130km/hという80km/hオーバーというスピードの出し過ぎにあるわけですが、普通なら自分の運転技術でカバーできるくらいのスピードに留めるわけで、さらに同乗者が2人いるというならその人達の安全にも責任があることも考えなければなりません。

それが、前方の軽乗用車を認識した時には安全に止まることもできないスピードを出していたのに自分の運転が正常だったと言えてしまうとしたら、これはアルコールを体に入れたことによるアルコール中毒とも言える「心の病気」の状態になっていると考えるべきです。これは車の運転が伴わない場合でも同じです。さらに今の世の中は自動車だけでなく自転車でも飲酒運転は禁止されていますが、今だに自転車で飲み会に出掛けて帰りは自転車を引くことなくそのまま乗って帰ろうとする人も程度の差こそあれ、飲酒運転で大きな迷惑を掛ける可能性があると考えましょう。

今回の事故の場合、改正された道路交通法によって、運転者がお酒を飲んでいるとわかってその人の運転する車に同乗した場合にも責任を問われます。今回のケースでも厳しく扱われると思いますが、お酒を良く飲まれる方はまず自分が加害者にならないため、多少面倒でも公共交通機関や代行運転を使って飲んだ後はハンドルを握らないような意識改革をするとともに、自分が飲酒運転を行なっている人の巻き添えになって被害を受けないような防衛手段についても考えることが大切です。夜に用事もないのに出歩かないということもそうですし、普段乗る車を選ぶ際にも考えることは出てくるでしょう。こうした流れが一時のことに終わるのではなく、継続した話し合いの中で交通事故による犠牲者をいかに出さないかについて多くの人を巻き込んでいくことが望まれます。


新幹線が止まることを想定した事前対策

先日新幹線を使って往復東京まで行ってきたばかりだったのですが、その東京駅では10月19日に姫路で起こった人身事故の影響で山陽新幹線だけでなく東海道新幹線も止まってしまったということになり、一部では終電が終わってしまった後に大きな駅に着いた人のために翌朝までホームに止めてある新幹線の座席を開放する「列車ホテル」も提供される事態になったようです。

報道では新幹線と人が接触というような軽い表現になっていますが、単なる「接触」レベルならこれだけ長い時間新幹線が動かなくなるということになはりません。今回は特急料金の払い戻しや、運休による運賃払い戻しも発生するわけですから、JRの損害もかなりのものになるでしょうし、何より正確なダイヤを信じてギリギリまで列車の運行状況について調べていなかった人は最初は何が起こったかわからず、さらに運行情報についてもすぐには入手することができずにどうすればいいのかわからなくなってしまった方が多くいたようでした。今後同様な形での新幹線ストップが簡単に行なわれないように、きちんと何が起こったか人々に伝え、厳しく列車に対する妨害行為を紹介していくことも必要だと思うのですが。

実際、こんな事が起きてしまうと、地震や台風、集中豪雨のように一切の前兆が感じられない中で起こるので、事前に旅行を中止するなどの手の施しようがありません。ただしそれはそれとして、この種のトラブルが起こった場合の基本的な手続きの内容を知っていないと、当然の権利として払い戻される料金の払い戻しが受けられない場合も出てきます。というのも、料金の払い戻しについては、駅員さんの方からやってくれるのではなく、乗客の方が自ら遅延の証明をした上で窓口で払戻し手続きを行なう必要があるからです。

新幹線が目的地に2時間以上遅れて到着すると、特急料金の払戻し対象になります(その際の運賃やグリーン料金は払戻しの対象にはなりません)。そうなった場合、自分の乗った新幹線が遅れたという証明を受けなければなりません。目的地に着いたらその駅の精算所か有人改札で(自動改札でも可能な場合もあり)、特急券があればその特急券に遅延を証明する印を打ってもらえば、後日その特急券を出して料金の払い戻しを受けることができます。

なお、普通の特急券が出ない「ぷらっとこだま」のような旅行クーポンの場合でも、列車の経路が記されたクーポンに遅延証明の手続きをしてもらえば、後日窓口やJR東海ツアーズに連絡を取れば一部料金が払い戻されるそうです。ただし、ぷらっとこだまは切符ではなくあくまでクーポン券としての扱いですので、払戻金額は普通の切符より少なくなる可能性はありますし、目的の列車が運休した場合は旅行中止の扱いになり、払い戻しはできるものの他の列車への振替はできなくなりますので、そうしたリスクについて改めて考えた上でぷらっとこだまは使われるべきだと思います。大雨の中出掛けるなど頻繁に状況が変わりそうな中で旅行を中止することなく出掛けることを強行する場合は、自由席の回数券を購入した方が席が埋まっていたとしても、目的の列車の前後の新幹線には乗れますので、乗りたい列車が運休になっても時間を置いて新幹線の運転が再開されるような場合は有利に働きます。

乗り込んだ後に新幹線が止まってしまった場合、やはり自由席に余裕があればいいですが、デッキで立ったまま長時間過ごすというのは大変です。この点では発車時間ぎりぎりまで用事があるような場合は、ちゃんと指定席をキープしておく方がいいでしょう。その際の新幹線の車両と座席の選び方として、N700系の新幹線の窓側にはコンセントが設置されているので、その席を狙うのがセオリーです。もし運悪く長時間新幹線が動かなくなってしまった場合でも、安定した電源があるかないかではネットやスマホのワンセグを使っての情報収集の仕方も変わってきます。もし余裕があれば、コンセントを増やすソケットや複数口のUSB出力のあるアダプターを持っていれば隣の席の人にも安定した電源を提供することができるので有難がられると思います。ただそのためには、自分でコンセントを自由に使える窓側の席を確保することが大事になります。

また、新幹線の中でのWi-Fiにも注目しておきましょう。東海道新幹線のサービスは一回30分以内という制限はあるものの、一日に何回でも利用できる無料サービスが新幹線で使える場合があるので、あえてモバイル通信を使うのではなくWi-Fiの方でネット接続をして自分の高速クーポンを使うことなくネットを車内で利用できるようになります。あとは細かいことになりますが、水分補給のためのボトル飲料は買った上で乗り込む方がいいでしょうし、もし当日の夕食や翌日の朝食を買いたいと思っている場合は、新幹線を降りた後ではなく乗る前に買っておけば、いざという時の食事にもなりますので荷物にはなりますが、乗る前の買い物がおすすめです。

そうして、何とか目的地なり自宅まで帰り着ければいいですが、状況によっては新幹線を乗り換えてそれ以降に進めなくなってしまう場合も考えられます。そんな時にJRが用意することになる「列車ホテル」についての対策もあります。列車ホテルと言っても単に普通の新幹線を座席を開放しているだけですが、人より早く車内に入ることができればシートも良く毛布の用意もあるグリーン席を利用することもできるようですので、その日に「列車ホテル」が用意されるというアナウンスを聞き、あえて新幹線の中での車中泊を決断された場合は、できれば走ってでもグリーン席を目指すことをおすすめします。ですから、車内アナウンスや駅の構内放送などを積極的に取りに行き、始発までの時間をできるだけ快適に過ごせるように新幹線の目的地に着いた後にはどうすればいいのかということも想定しておくのがいいでしょう。

もちろん、グリーン車とは言っても飛行機のビジネスやファーストのように寝るために作られたものではないので、正直体への負担はあります。列車ホテルは無料ということはあるものの、できれば手足を伸ばして寝たいと思ったら新幹線が止まる最寄り駅から行けるビジネスホテルをネットから直接予約するという方法もあります。

こうしてみると、新幹線は早くて快適な乗り物ではあるものの、何かトラブルに巻き込まれた場合には、自分の意志とは関係ないところでその対策を考えなければならない所があり、そこが自動車を使った旅とは違うところです。個人的には、これだけの多くの事を考えなければならないなら、行きがかり上どうしても車中泊になってしまう場合を除き、できるだけ「列車ホテル」を使わなくても済むように情報収集を行うことを考えるようになると思います。


マイバッグは車中泊旅行の必需品になるか

現在、新たな「プラスチックゴミ減量」の流れが様々なところから起こってきています。最初に槍玉に上がったのはプラスチックストローで、これについては紙やパスタのストローで代用するという話が挙がっています。まあそれだけ海に流れて魚が食べることによる汚染が深刻になってきているということなのですが、そこで本気でプラスチックゴミを劇的に少なくすることを考えた場合、やはりペットボトルを何とかしなければならないと思うのですが、なかなか現実にはそちらの方面には行きません。

そんな中で、新たな流れとして日本のコンビニ大手「セブンイレブン」でもついにレジ袋を有料化するという話が出ていることがニュースになっているそうで、他のコンビニチェーンもその動きに追随する流れになりそうな話になってきているのだそうです。

そうなると、個人的には車での旅行で利用することの多いコンビニに入る時でも有料化された袋を使いたくない場合にはマイバッグ(買い物袋)を持参という流れにする方がお店のレジ袋を有料化するという意図にも沿うことになりそうです。

今までコンビニがレジ袋を有料化しなかったのは、先発で有料のレジ袋を実施したチェーンがあっても、他のチェーンがあえてレジ袋を無料で提供し続けたら、特に多くのお店が隣接する激戦地帯において、レジ袋有料のチェーンにやってくるお客さんが減るのでは? という疑心暗鬼が蔓延していたからかとも思えます。

しかし今回のプラスチックゴミ減量への取り組みというのは、そうしたコンビニチェーン同士の売り上げ競争という次元では語られることではなく、今後ラグビーのワールドカップや東京オリンピックの開催で多くの海外からの観戦客がやってくる中で、企業がいかにプラスチックゴミの減少に取り組んでいるかということを世界にアピールすることにもつながるので、もう少ししたら今のコンビニ大手は全てレジ袋を有料化することはかなり可能性が高いのではないかと思っています。

今後、本格的にコンビニの袋が有料になることが実際に起こった場合に備えて、100円ショップでも売っているマイバッグを数枚車の中に入れておけば、規模は少ないにしてもいちいち立ち寄った先のコンビニで袋を購入することもやっておけばいいと思います。その際、今後のコンビニ利用を考えた上で、サイズの違うものを複数そろえておくということで一層便利になると思われます。
というのも、コンビニでマイバッグを利用する場合にはスーパーのように何でもまとめて放り込むという利用のし方とは違い、人数分のお弁当とおにぎり、ペットボトルやおでんというようなある程度決まったものを入れるので、普通のマイバッグとともに保温・保冷のできるバッグがあれば、おでんやお弁当を温めたまま持ち運ぶことができる分、今のレジ袋よりも便利になるかも知れません。

今後、コンビニの方でもおでんやコーヒーをジャストフィットで入れられ、こぼれにくいような保温・保冷機能付きのマイバッグを作るかも知れませんが、そういう意味ではコンビニのお弁当がちょうど入るくらいの安いクーラーボックスを置いておくというのもいいかも知れません。底に保冷剤の代わりになる凍らせたペットボトルを置き、その上にお弁当やおにぎりなど夏の時期にいたんだりすると困る食べ物を入れて運ぶとか、今まではもらった袋から出して入れ直すこともなく、直接レジで商品を入れてもらえるようにもなる可能性もあります。ただ、そのようにマイバッグを持参するお客さんが多くなったら、それはそれでレジ周りの混雑が多くなるような気もするので、人員の確保が今後コンビニでは要求されそうな気がして、それができないコンビニはどうなるのか、そんなことも気になります。

最初に書いた通り、プラスチックゴミを本格的に無くすためにはレジ袋の有料化も必要でしょうが、やはりペットボトルの数を減らすことが一番の対策でいることは疑いようがないでしょう。もし今後、スーパーやコンビニでも炭酸系を除く飲み物を「量り売り」(イメージ的には専用ボトルに自動的に詰めることができるスーパーの水のような感じ)するシステムと専用ボトルが一般的になれば、それこそ劇的に日本国内のプラスチックゴミは減ると思います。今私が使っているナルゲンボトルは洗うのも簡単ですし、匂いも付きにくいので、そうした量り売り用のボトルとしてナルゲンもどきのボトルが一般化すれば個人的にも嬉しいので、今後の日本社会のプラスチックゴミ減量の取り組みには注目していきたいと思います。