旅行・交通関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

車の旅だけにこだわらず、旅全般の面白いにゅーすがありましたらこちらで報告します。

旅先でのコインロッカー使用における新たなトラブル事例からその対策を考える

ネットニュースの一つで、X(旧ツイッター)に投稿されたカギを使わないタイプのコインロッカー(スマートロッカー)のトラブル事例について紹介されていました。投稿主は、大阪駅に設置されていたスマートロッカーから寝台列車に乗るために荷物を出そうとしたところ、スマホアプリを利用してキャッシュレスで開閉できるはずが「通信障害」で利用できず、時間が午前0時を回っていてコールセンターの受付も終了していて、乗る列車も待ってはくれなかったのでその時点での回収を諦め、翌日連絡して追加料金などがかからず荷物は先方が負担して送ってもらったとのことでした。

改めて考えてみると、スマホアプリで管理でき、トラブルがあってもアプリ内から対応が可能なスマートロッカーは、今回のような不幸な通信障害が起こったとしても、通信が復旧したりメールでの連絡手段が用意されているなら、そこまでびっくりするような事はないのかも知れません。ただ、貴重品やスマホ本体をロッカーに入れてしまって取り出せないままその場を離れざるを得なくなってしまうような事になると大変だろうなと思います。

翻って自分の旅先での行動で、コインロッカーを使う場合、貴重品はロッカーに入れず、もちろん財布やスマホは体から離さずに持って、衣類や旅行用具の入った大きなカバンを預けることはあります。また、お土産をたくさん買ってしまった場合もお土産だけ預けることはありました。

松尾芭蕉も「旅の具多きは道さはりなり」という言葉を残していますが、できれば旅行用品一式をバックパックにまとめ、基本的にコインロッカーを使わなくても済むような出で立ちを目指すことがまずは大切ではないかと思います。ただ、お土産を買いまくるような事になると、さすがにその後の行動に影響しますので、コインロッカーを使うこともあるでしょう。

今回の場合はカギもなく、硬貨も使わないスマートロッカーでのトラブルであり、スマホのアプリ内に利用情報が残っているのですぐに連絡ができたのでしょうが、カギのあるロッカーの場合、自分の過失でそのカギを失くしてしまう可能性はあります。特に知らない土地でのトラブルは、最悪の場合どこに入れたのかすら忘れてしまう(カギがなくなれば番号もわからなくなるので)かも知れません。

自分の住むテリトリーにあるロッカーであれば、一度離れてもそれほど時間を掛けずに戻ってこられるので良いかも知れませんが、旅行でめったに戻って来られない場所でこそ単なるトラブルが大トラブルになるかも知れないので、それなりに心掛けておいた方が良い場合もあるでしょう。

特に、電車移動で一度その場を離れるとおいそれとは戻って来られない場所でロッカーを使う場合は、カギのあるなしに関わらず入れたロッカー自体と、ロッカーと同じ場所にある注意書き(連絡先がある場合はそちらも)が入るように事前にスマホで写真を撮っておくことで、いざという時にはその写真を頼りに電話をしてトラブルを直接訴えたり、番号を伝えることもできます。今回の内容を書くきっかけとなったスマートロッカーの場合、液晶画面に「通信障害」と出た場合はその状況についても写真で記録しておくと、後で添付メールとして送ることでスムーズにトラブルの内容をわかってもらえるので、トラブル自体の写真を撮っておくことも大切だと思います。

あと、駅などではロッカーではなく荷物預かり所を使う手もあります。調べると、ヤマト運輸の営業所でも手荷物預かりサービスを有料で行なっている(営業時間終了までに取りに行くことが必要)ので、空きのコインロッカーがなく時間が合うならロッカーのトラブルとは無縁のそうしたサービスをあえて使うという手段もあります。

旅のトラブルはできれば起こって欲しくないものですが、事前にこうした情報を頭の中に入れておけば、いざという時にも早期解決できる可能性もあります。特に年末年始は出掛ける方も多くなると思いますので、そんな事も頭に入れながら利用してみてはいかがでしょうか。

政府補助で多少は安くなったガソリン代はこのままさらに下がってくれるのか?

2025年11月27日から、年末のガソリン暫定税率廃止に向けて補助金が増えるため、街中のガソリンスタンドの価格表示がちょっと下がったような気がします。私の場合、普段遣いで乗っている分については月一回の給油で何とかまかなえているので、昨日いつものガソリンスタンド(出光)で給油してきました。

皆さんがいつもどのくらいのレートで入れているのかわかりませんが、今回の給油では一気に下がった印象があります。私は出光で作ったクレジットカードで決済して、さらにアプリクーポンで使えるものがあれば使うという形で入れているのですが、先日は通常時1Lあたり3円引きのクーポンだったのが4円引というクーポンを使えたので、クレジット会員向けのレギュラーガソリン価格が154円/Lで、クーポン使用で150円/Lとなりました。その前は160円台後半というのが当り前の価格だったので、確かに安くなっています。

さらに、出光のスタンドではネットショッピングで使っている楽天ポイントを1ポイント1円で使えるので、月末にたまったポイントをガソリン代に全て注ぎ込むことができるので、実際の負担額はもう少し下がります。ポイントをためるためには何でもやるという感じではないのですが、それなりにポイ活をするとポイントはたまっていき、その分を常に使わなければならないガソリンで使うので、それなりに家計の役には立っているという感じではあります。先月は、ブログでも紹介した紅葉狩りに出掛けた際のガソリン代がポイント分で出たくらいの計算になります。

今後の予定として12月11日にさらに補助を出して、補助金の合計が暫定税率の25円/Lと同じになり、年末31日に暫定税率が廃止されるので、まだ車のガソリンに余裕がある方は、11日まで待ち、さらにスタンドの価格表示を確認した上で給油するのが一番お得になりますが、私の場合は毎月月末にスタンドに行くということで料金を平準化していることもあり、多少のお得感には目をつぶっています。

ただこれで、全国どこへ行ってもガソリン代が下がるので、いわゆる公共交通機関を利用して移動するよりも自家用車での移動の方にお得感が出てきます。何せ、鉄道・バス・タクシーというのは最初から目的地までの価格が決まってしまいますが、車の場合は自分で高速道路に乗らない選択をしたり、混み合う場所までは直接車を乗り入れず、駐車料金の安いところに停めた上で電車移動してトータルの出費を抑えるような事もできるので、今後暫定税率の代わりの新税が出て来なければ、しばらくは安いガソリン代で車で出掛ける算段を立てる機会の方が多くなるのではないかと思っています。

ここのところの、中国からの観光客の減少が言われていますが、今のところの感じでいくと、政府主導のキャンペーンで安く国内旅行ができるような予算の使い方は以前のようにはされない感じもあります。ただ、前回の時もそうでしたが、安く行ける(宿泊料の補助)があったとしても、旅先では色々お金もかかりますし、補助が出るから行くというのではなく、あくまで自分の好きなところに予算の範囲で収まるように行くというのが基本になるだろうと思います。

当然、どうしても毎月車を使わなければいけない人にとってはこのガソリン代値下げは有難いものです。ただ、今後の状況によってまた色々変わる可能性もあるので、給油の前にはスタンドの価格表示をきちんと確認して、高値で給油することのないように気を付けましょう。

JR東海道線の不通の理由を見ていくと改めて大変だとわかったトンネルの維持・管理

昨日は静岡県内を走るJR東海道線が始発から動かず、動いたのは午後からということになりました。JRだけでなく私鉄も乗り入れている首都圏と比べると地方路線というのはJRに頼って会社や学校に行っている人も少なくなく、路線バスを乗り継いで不通区間を移動するのは単に大変ということだけでなく、物理的に多くの人数を一度に輸送できないので、かなりの影響が出てきます。

なぜ、半日も運行ができなかったのかというと、元々電車が動かなかった理由は、昨日未明に回送列車のパンタグラフから火花が飛び、その原因を見付けることができなかったからです。昨日夜のニュースで、ようやくその原因についての報道がありました。用宗~焼津間の石部トンネル内にある「漏水防止板」が剥がれ、それが回送列車のパンタグラフと接触して火花が散ったということがわかりました。

以前のニュースで、その石部トンネル内で冠水が発生し、信号の誤作動が起きたりしたことでダイヤ通りに運行できなくなったというような事を聞いてはいたのですが、今回の運休の直接の原因である「漏水防止板」の設置と関係あるのか、その辺がはっきりしないと今後も長時間の不通とまでは行かないまでも、また近辺に大雨が降った後に不安定な運行になってしまうのではないかという不安が募ります。

それにしても、私の住む静岡では全国の非難の的になったリニアモーターカーの工事の問題がありましたが、トンネルからの水が出てくるということになると、本当に大変な事になるという事を感じました。個人的な感想で言えば、トンネルが完成してしまえばそこまで水が出ることも無いのでは? とも思えたのですが、今回の石部トンネルの内部についてのニュースを調べてみると、必ずしもそういうことではなく、大雨の後には水が出ているみたいなので、今回のような事故が起こることも考えて、きめ細やかな管理が必要な事が改めてわかりました。

となると、JR東海道線のトンネルより、より水がじゃんじゃん流れてきそうな、南アルプスを通す長い長いトンネルは、無事に出来たとしてもその維持管理は本当に大変ではないかと思います。まだできていないうちからこんなことを書くのもどうかと思いますが、リニアモーターカーが南アルプスのトンネルの中で停まってしまったらどうなってしまうの? と心配になりました。

悪質な中抜きは宿泊予約サイトでもあるようなので宿に直接アクセスしての予約をオススメ

海外のある宿泊予約サイトについて、何やら良くなさそうな話がネット経由で伝わってきました。私が見たのは、とある有名な宿の公式のXによる発信を紹介したニュースサイトですが、内容はメンテナンスのための休館日にサイト経由で予約したという人がやってきたり、別のホテルでは契約している予約サイトから転売された形で問題のサイトから予約したケースでのトラブルが多く起こっているそうです。

その他にも、全館禁煙なのに喫煙可能の部屋で予約したという人が現われたり、予約した料金だと一泊夕食のみ提供のはずが、問題サイトでは一泊朝夕食付きで予約したことになっていたり、さらには公式サイトではありえない金額で利用者が一泊分の料金を払っていたりと、普通の仕事とは思えない杜撰なケースが多く見受けられます。

問題なのは、例えば予約時に宿泊予約をした人が日程を間違えた(例えば土~日曜の週末に予約を入れたはずが日~月曜という形での間違った予約になってしまった)という事ではなく、予約自体は利用者からすると間違えての予約ではなく、取り継いだ予約サイトの方で何らかの問題が頻発しているとしか思えない状況になっているということです。

私の場合は、大手でも宿が直接運営しているわけでない大手の宿泊予約サイトは使っていません。セール時にはもう損をする以外にないくらい安く宿泊できるような状況もあるわけですが、そうした価格で売るということは、通常時の部屋の価格差は誰かが負担することになります。良い宿泊施設が場合によっては数千円で取れるようなセールというものには、セールで安くなる日程で泊まりに行けないこともあってあまり個人的には関心がなく、あくまで宿の方で出しているようなプラン以外では利用はしていません。

普通にホテルや旅館を予約する場合、もし宿の方でホームページを持っていれば、そこから予約するのが一番安く確実に宿泊予約ができる方法であることは間違いありません。さらに、最近ではLINEで連携してキャンペーン情報を直接届けてくれるケースもあります。今年はそうした宿のキャンペーンを利用して、元々最安の料金ではあったのですが、LINEでフォローしている人に出る宿泊クーポンを使うことで、さらに安く宿泊を利用することができました。

もちろん、大手のサイトの場合ポイント還元で「実質」いくらという感じで安く利用することが可能かも知れませんが、元々設定されている宿泊料は公式ページの料金と比べると手数料分が上乗せされていればそれだけで多少高くなってしまうので、公式と比べて果たして実質的にもお得であるのかは、予約する前にちゃんと確認はすべきでしょう。

その辺の事は旅行代理店を利用すれば当然の事ですが、昔のように何から何まで代理店に旅の予約を任せるような事をせずに、自分が直接宿とのやり取りをすることが当り前になっているので、そのような予約の仕方に違和感を持つ方も少なくなってきているのではないかと思います。

宿と直接やり取りをすることで、ネット上でも予約が完結すれば、宿の方のシステム上でも部屋がその分少なくなり、宿泊条件に宿側と予約をした側との齟齬も基本的にはないはずです。よく、インターネットでの予約がない時代でも、宿の前まで来ていても電話でその宿に電話して、そこで宿泊できるかの交渉をした方が直接フロントで交渉する方が良いと言われたことがあります。

今の時代、自前の予約サイトを用意している宿がほとんどだとは思いますが、ネット上にホームページを持っていない宿に泊まろうとする場合には、安易に外部の予約サイトを利用するよりも、まずは宿に直接電話するくらいの事はした方が、直接宿の人とコンタクトが取れ、細かな要望を聞いてもらえたり、現地を訪れる際の有益な情報が得られるというメリットはあると思います。今の時代、ネット上の手続きやメールだけで済んでしまうことも多いですが、電話についても通話の定額プランは充実していますので、そういった場合にこそスマホでの通話定額プランが役に立つような気もします。

あと、宿に電話をすることについて考えておきたいことが一つあります。例えば新幹線が急に天候の変化で動かなくなってしまって、駅で長いこと待たされたあげく、他の交通機関での移動という選択も含めて当日中に移動するのが不可能になった場合、当然その場所(降りた最寄り駅)周辺で一晩の宿を探すことになります。普通は、ネットで公式ページから部屋の空きがあるか調べるのが普通ですが、もしどのホテルも満室だった場合、素直に諦めてしまうでしょうか。個人的に旅のトラブルで大切なのは「最後まで決して諦めない」事ではないかと思います。

私なら、ネット上で全て満室であったとしても、あえてそのホテルに電話をしてみて、もしホテル側が非常時に備えて隠し部屋のような部屋を用意してないかどうか、切実に訴えてみます。もしそれでもどうにもならないようなら、インターネットカフェで個室があればそこを予約するか、無ければ椅子席で電車が動くまで滞在できるような場所(ネットカフェでも24時間営業の店舗でも)を探すような順番で動くと思います。

トラブルで長時間うろうろしている中では、一刻も早く足を伸ばして、さらには外から干渉されないような空間でゆっくり休みたいと思うでしょう。そんな災害などのトラブルの中で宿泊予約を取るためには、直接宿と連絡を取ることが何よりも大事で、いざという時にはネットが全滅でも電話を使ってでも先方と話をしてみることをおすすめしておきます。

車中泊を回避して体を休めたい場合に便利(?)なネットカフェの仕組みを理解しよう

海外からの旅行客の影響か、ビジネスホテルの料金も上がる中で車中泊を選択する方もいるかと思います。ご夫婦や家族で車中泊をする場合には、それなりに大きな車を選び、家族全員が手足を伸ばして寝られるようにすれば、その日の宿を考えずに体を休めることができますが、一人で車旅をする場合には他の選択肢もあるかと思います。

さらに、シートをリクライニングさせるぐらいで体を伸ばして休むことができない車を乗っている方は、一日だけならまだ我慢もできるでしょうが、連日狭い車の中で車中泊をするような「修行」はエコノミークラス症候群で最悪の場合命にも関わることがあります。どんな場所でも良いので、体を休ませることのできる施設を利用する方が良いと思います。

テントを持って行ってキャンプ場というパターンも十分ありですが、今回は地方にも多く駐車場も完備している、恐らく郊外型のカラオケ店の居抜きが多いと思われる「ネットカフェ」の中、今回は私の地元にも店舗の多い全国チェーン「快活クラブ」の利用について調べてみました。他のネットカフェでも同じような利用はできると思います。

このネットカフェは、24時間営業していてパソコンをはじめとする様々な時間を過ごす設備があり、パソコンでなくても漫画も常備されており、昔は終電を逃した際の始発までの時間を持たせるために利用させていただいていました。となると主に大都市の駅近でお店を探すことが多かったのですが、今回紹介する快活クラブは地方にも駐車場付き(無料)の店舗があるので、そうしたお店を旅先で見付けて体を休めるために立ち寄ることもありという気がします。無料で使えるシャワーもありますし、Web予約が可能な鍵付きの個室が休憩に利用する場合にはベストです。

ただ、気を付けなければならないのは、ネットカフェは宿泊業ではないので、普通にビジネスホテルやカプセルホテルに泊まるのとは違ったルールが存在します。その一つが「ネットカフェ側が提供する食材は個室で食べることができない」ということです。

ネットカフェでは基本料金だけでフリードリンクや、ソフトクリームなどを飲食可能な場所で食べることができ、さらにお金を出して食事を出してもらうことができます。本来なら人に見られない個室で食べたり飲んだりしたいところですが、その辺は宿泊施設でないため、制限があるのです。

しかしながら、多くのネットカフェでは一旦受付をすると出入り自由で、コンビニやファーストフードなどで買った飲食物をネットカフェ内に持ち込むことができます。個室に持ち込むことはネットカフェ提供の食料ではできませんが、ネットカフェとは関係のない所で利用者が購入したものであれば、個室内の飲食は可能というルールもあります。まさに娯楽・休憩施設と宿泊施設とのグレーゾーンで営業しているという感じですね。

実際に旅行中の宿代わりとして使う場合には、事前に食事をしてから入館するか、食事は外でテイクアウトして個室で食べつつ、ネットカフェが提供する飲み物などを飲む時だけは部屋を出て所定の場所でいただくようにするという利用の仕方が良いでしょう。

もっとも、ネットカフェの料金の仕組みは日毎の料金ではなく、時間に対して上がっていくようになっています。限られた時間の中で体を休めるということを考えると、「ナイトパック料金」が設定されている場合にはその時間内に出られるようにネットカフェでの時間の過ごし方を考え、シャワーで汗を流して仮眠を取ることに重きを置いて過ごし、フリードリンクだから、ネット使い放題だからといって体を休めることを第一に考えて利用することが大事だと思います。

ただ、今後の海外からの観光客の動向によって、ネットカフェのサービス形態も変わってくる可能性は十分にあります。料金も高くなるかも知れませんし、他の宿泊方法と比べてメリットが少なくなってくる可能性もありますので、その点は最新の情報を旅行前にきちんと確認してからお出掛けになることをおすすめします。

豪華客船を寄港させることも大事だが静岡・清水港に国内長距離フェリーターミナルは実現可能か?

私の地元、静岡県のローカルニュースでは、日本にやってくる豪華客船の清水港寄港に静岡市が呼び掛けを行ない、海外からやってくる豪華客船を清水港に寄港してもらい、そこでのイベントや、オプショナルツアーで静岡周辺の観光地を回ってもらうという活動に熱心なことがニュースで報道されています。

それはそれで良いのですが、地元民からしたら大きな豪華客船を港へ行って見て、お見送りをして終わりなわけで、何のための港なのか? ということも最近感じています。清水港から乗れるフェリーは、清水から西伊豆土肥を結ぶ「駿河湾フェリー」や清水港の遊覧船、さらに三保まで運行している水上バスといった感じになっています。

最近になって長距離フェリーの旅も良いなと思っているのですが、現在は長距離フェリーの旅をするためには県内から乗れる船はないので、東京・横須賀・大阪南港・神戸港あたりまでまずは移動する必要が出てきてしまいます。同じ東海地方でも名古屋であれば名古屋港から仙台経由苫小牧行きのフェリーがあるのですが、これだけ豪華客船が寄港してくれるのなら、地元の人たちも豪華客船とまで言わなくても、長距離フェリーが乗れるように名古屋港発のフェリーや横須賀港から門司港行きあたりのフェリーが清水港に寄港してくれればと思わざるを得ません。

もちろん、寄港するとなるとそれなりに人が乗ってくれないと困りますし、すでに日本各地を回る豪華客船の方が寄港地を増やすというのはそれだけ船の旅の魅力を増すことにもなりますし、街のにぎわいにも貢献するという面があるのでしょう。

ただ、それでも定期航路が清水港にあれば、もしフェリーのりば付近にサッカースタジアムができれば(これはあくまで希望で本当にできるかどうかはその土地を持つ企業と静岡市との話し合いがうまく行くことが条件)、清水エスパルスがJ1リーグにとどまれるかということも条件になってくるものの、スタジアムへ直行できる交通手段としてのニーズは出てくるだろうと思います。

静岡市ではもしスタジアムの建設ができることになったら、そこにはスタジアムだけでなく先日完成した長崎のスタジアムシティのように商業施設を併設するような構想はあるようです。まあ、このスタジアム予定地はJR清水駅から徒歩でも楽に行けるので、スタジアムへの集客は船の出入りを想定していないかも知れませんが、個人的にはそうしたプロジェクトの中に長距離フェリーターミナルを付けてくれないかなと密かに期待しています。

2025年4月に起こったETCの利用不可に関し「料金徴収せず」と中日本高速道路が発表

まだ記憶に新しい、中日本高速道路および周辺地域におけるETCレーンの突然の閉鎖による交通ストップのニュースですが、昨日になってドライバーからするとありがたい報告がありました。

トラブル時に有人ゲートで支払いができなかったり、出口渋滞を解消するためにゲートを開けたことにより、後日ユーザー側から支払うとされた利用者が実際に使った分の高速料金について、当初のアナウンスのようにユーザー側が支払う必要について料金の徴収をしないことを発表しました。すでに支払いの手続きをしたドライバーに対しては、ETCマイレージやクオカードによって支払った分を戻すことになるようです。

つまり、高速道路会社も鉄道会社と同じように、利用者に全く落ち度のないミスによってETCが使えなくなっただけでなく、本来早く到着するために高速道路に乗るのに、お金だけかかって一般道よりも到着に時間がかかるような場合、料金を取らない(返金処理も含めて)という事に決めたということです。

ただ、一つ鉄道会社と違うのは支払った料金の返し方です。鉄道会社は現金またはクレジットカードへの払い戻しで鉄道会社の責任で遅れた場合の特急料金を返すと思います。しかし、今回の場合多くの場合がクレジットカードによる支払いがされていると思いますので、なぜ普通にクレジットカードへの返金処理ができないのか疑問に思います。

ということは、今回のトラブルで支払先の紙をもらった場合に、すぐに処理した人よりも、様子見をしてすぐに払わないでいた人の方が状況によってはなかなか使わない(普段車を使わなかったり、クオカードを使わない人もいるので)もので返金されても不満が出るかも知れません。

はっきり言って、高速道路会社は今回の発表でまた後で問題になっていきそうな対応をしてしまったようにも感じます。今回のことで、とりあえず発表があったとしてもすぐには対応しない方が良い場合があるということを学ばせていただきました。もしこうしたトラブルに遭遇した場合、従順に現場で相手の言うことに従うのではなく、今回のケースについても今後の後追い報道をきちんとフォローしておき、自分のところにトラブルが降り掛かってきた際にはきちんと主張できるところは主張するようにしたいものです。

静岡県中部と東部で分かれた新しい「富士山満喫きっぷ」は指定席券売機でも買えるので暇つぶしにも最適か?

JR東海は静岡県の東部と中部をまたいで様々な乗り物に乗ることができるものの、ちょっと中途半端な感じで料金分使い切れない感じがしていた「富士山満喫きっぷ」をリニューアルすると発表しました。今までは大人3,120円でしたが、新しいきっぷは中部(金谷~富士~芝川など)と東部(富士~熱海、沼津~駿河小山、三島~修善寺など)のエリアに分かれそれぞれが一日乗り放題で大人2,200円と使いやすくなりました。2025年5月30日から従来のきっぷと入れ替えで使えるようになるそうです。

今までの富士山満喫きっぷで使えていた駿河湾フェリー(清水~土肥)は中部エリアの方で使え、さらに日本平から久能山東照宮へのロープウェイも乗り放題になっています。東部エリアでは三津シーパラダイスまでのバスや、富士駅から岳南鉄道も乗れます。

正直言って今までのきっぷだと範囲が広すぎてかなり無理をしても全てのエリアを回ることは不可能ではないかと思って使っていなかったのですが、明確にエリアが分かれたことで、静岡駅が最寄りの自分としては、一日まるまるやる事がないような日に使うのも有りかなと思う感じのきっぷになりました。

中部エリアの場合、静岡駅からバスに乗って日本平のロープウェイ乗り場まで行き、そこから国宝の久能山東照宮を参詣して来た道を戻り、清水駅から先日紹介したばかりの江尻埠頭から出ている駿河湾フェリーに乗って土肥港まで海上クルーズを楽しみ、土肥港から徒歩15分で行ける土肥金山で現在瀑上がり中の金塊を見て、帰りにフェリー乗り場の隣りにあるリニューアルされた河岸の市で食事をして帰ってくるような旅の交通費が2,200円で済んでしまうということになります。

東部エリアの場合、静岡から富士までの電車は別料金(往復1,080円)になりますが、富士から熱海まで行き、温泉を楽しんでから三島経由で修善寺を観光、さらに沼津からは沼津港までバス移動して食事・観光を楽しみ、お好みで三津シーパラダイスに行くか御殿場方面まで足を伸ばすなどして時間をつぶした後、富士まで戻ってそこから工場夜景で有名な岳南鉄道からの車窓を楽しんで帰るような日帰り旅が可能になります。

県外から来る場合、東からだと熱海まで、西からだと金谷までのきっぷを買ってそこから富士山満喫きっぷを使うのが良いですが、県内で一泊できるようだったら中部エリア・東部エリアどちらの出発点にもなる富士駅周辺にホテルを取って一日目と二日目で使うエリアを変えれば、かなり中味の濃い観光がこのきっぷで回るだけでもできるのではないでしょうか。

私自身は、さすがに真夏には徒歩移動が大変なので利用は控えると思いますが、多少歩けるような気候になったら、単に暇つぶしということでもこのきっぷを使って色々エリア内を移動しまくるのも楽しいのでは? と思ったりもします。地元民からすると日帰りで回ることで宿泊費がかかりませんし、一人で色々な交通手段を使いながらぼーっとするだけでも面白いと思います。JRは乗り放題きっぷを止めるという傾向があるため、このニュースを最初に聞いた時にはまた改悪か? とも思ったのですが、意外と使えそうな内容なので、また気が向いて暇を持て余した時にはこのきっぷを使っての日帰り旅のレポートでも書こうと思っています。

東北新幹線の走行中に連結が外れる事故は今の社会全体に向けた警鐘かも知れない

JR東日本は、分割民営化された結果できた会社です。郵便局や日本たばこ産業、NTTと同じようにそれまでは公的な事業として行なわれていたものを順次民営化していく中でできた会社の一つです。歴史を紐解くと、明治の殖産興業でできた官営の産業を民営化することで社会が活性化していったこともあるわけですが、民営化してより成長する産業とそうでないものの差というものを感じることも最近はします。

民営化された会社は利益を上げないと存続していけないので、事業の目的として安全について出しておくことはあっても、やはりどうやって利益を出していくかに向いてしまうということは仕方のないことです。と同時に、お金を使うばかりで儲けにならない部分はカットしないと利益を出すことについては大きなマイナス材料になってしまうので、現場は苦渋の選択をしてもカットしなければいけない部分があります。

JR東日本だけでなく、全国で展開する鉄道事業は、当初は公共交通を全国に巡らすことを目的に始まったものの、そのうち「儲かる」線線と儲からないどころか続けるだけで赤字を垂れ流す「赤字ローカル線」とに分かれるようになり、少しでも儲けにならない路線を維持するために、駅の無人駅化が進んだり、先日から流れているように駅から時計を撤去したり、乗り放題のフリーきっぷを順次廃止したり、人が対応する「みどりの窓口」を減らしたりするような事をしないと、事業がやっていけないくらいまで追い込まれてしまっているように思えます。

それと同時に、非鉄道の事業で収益を上げることも行なうことで、本業である鉄道事業に回せる人がそちらに回ってしまうのでは? と思うところもあります。ただ、他の民営化した事業と違い、鉄道事業は現場でのミスが大きな事故につながり、それによって乗客や乗務員の命にも関わる大きな事故も起こり得るという点があるので、人員不足だからと言って、少ない人数で今までやってきた仕事を振り分けることでの不安感を個人的には感じていました。

今回の東北新幹線における、走行中に連結が外れてしまった事故は、たまたま人命が失なわれる事故にならなかったと私は思っています。それくらい衝撃的な内容でした。JR東日本の新幹線は、東北・山形・秋田新幹線は連結運行をすることで、始発から乗り換えをすることなく、途中で連結を外すことでそれぞれの目的地(青森・山形・秋田)へストレスなく乗客を運ぶことができていました。現状では連結をしての運行を中止しているため、山形・秋田方面へ向かう人は途中駅での乗り替えが必要になるなど、一気に昔の状況に逆戻りになってしまっています。

と同時に、長野・上越・北陸の各新幹線を利用している方も、ダイヤの変更を強いられるなどかなりいつもの移動とは違ってきていると思うのですが、そうした「いつもと違う」状況は重大な事故を引き起こす原因になるかも知れません。

個人的には少なくとも、公共交通機関として今後も営業を続けていくためには、大きな事故につながるような事にならないようにきちんと人員を配置し、事故予防にもなる体制を整えるための費用についてはきちんと出せるような仕組みを考えることが今後は大事になっているのではないかと思っています。現在、政治の世界では高校の学費無料化の議論が盛んですが、多くの人が利用する公共交通機関(私鉄含む)を安全に運行する状況を維持するための費用を企業の自助努力だけではどうにもならなくなった場合には、その部分だけでも支援することが必要になってくるのではないでしょうか。

それと同時に、今もまだある赤字ローカル線の走る地域においては、鉄道を止める代わりに無人運転で走るバス(マイクロバス)の実現を急ぐなど、JR各社の負担を減らしつつも保線や安全対策をないがしろにならないようなやり方をしながらどうしても公共交通の利用が必要な人のために事業を続けていって欲しいと思っています。現場の方々が疲弊してしまう事がないような将来に向かっての解決策をぜひJR各社の方々にはお願いしたいところです。

高知駅前観光の高速バスでモニター運行される「ソメイユプロフォン」とは何か?

高知で観光バスの事業を行なっている「高知駅前観光」では、2025年3月から試験的に新たな高速バスで東京~高知のモニター運行を行なうことを発表しました。料金は片道7300円(東京~高知間)ということですが、このバスは今までどの夜行バスでも実現できなかった座席を変形させることで、フルフラットで足を伸ばして寝られる座席を高知県内の企業とコラボして作った特別なバスなのだということです。

ソメイユプロフォン・高知駅前観光

上記リンクの「ソメイユプロフォン」とは、フランス語で「熟睡」を意味するということで、まるでかつての寝台列車のように就寝時にフルフラットのベッドスペースへと変身させられる座席を用意したバスということなのだそうです。

政府の安全基準もクリアし、落下や飛び出し防止のためのガードを用意し、二点式のシートベルトと組み合わせることによって何とか運行にこぎつけたということです。

こうした仕組みは特許を取得し、希望する他社にもこの仕組みを売っていくとのことですが、まずは自社運行でどのくらいのニーズがあり、実際に乗車した場合の乗り心地というのも普及には関わってくるとは思います。ただ、鉄道の夜行寝台が壊滅的に無くなっている中、気軽に乗れて、しかも一応一人一台のベッドを作ってそこで休みながら移動できるということになれば、高知の方々の利用とともに、東京の方が高知に旅行に行く場合の交通機関について大きな選択肢となり得るのではないかと思います。

私の場合は、いったん東京まで行ってから使うしかないので、すぐに使うというわけには行きませんが、今後の動向次第では他の会社のバスがソメイユプロフォンを採用したバスに変わる可能性もあります。仕組み的には個室を作るのではなく、座席を変形させるだけなので、通常のバスの座席を取り外して変えるという手間だけなので、大都市から地方への夜行バス路線にこうした装備の付いたバスが運行するようになれば、かなり選択の余地が増えるので期待したいです。