月別アーカイブ: 2023年9月

国内スマホのブランドFCNTの事業はLenovoが継承することが決定したことでほっと一息

元は富士通のブランドだったarrowsスマホやドコモなど大手キャリアの「らくらくスマホ」を出していて、それなりに国内でのニーズはあったと思われるFCNTが業績が悪く、2023年5月30日に東京地方裁判所に民事再生を申請したことがニュースになっていました。実のところ、現在の私の母親のスマホもarrows Weにしていたので今後そのサポートがどうなってしまうのかと思っていたのですが、この件に動きがありました。

私にとってはIBMのパソコン事業を継承しただけでなく、日本で作られたノートパソコンとしてはキーボードがしっかりしていて、私がMacからウィンドウズに変えて本格的なモバイルコンピューティングを行なうきっかけとなったThinkPadシリーズの販売も引き継いだLenovoがFCNTの再建に名乗りを上げたということです。

Lenovoからのコメント(ニュースソース)によると、スマホの日本市場におけるLenovoの位置を考え、現在のモトローラブランドとFCNTブランド(arrowsなど)を合わせた製品を投入して、大手キャリアでも販売するような事を考えているようです。私自身スマホ選びでは、モトローラのスマホは安くて良いなと思っていても、おサイフケータイなど、日本独自の機能を搭載していないと使いづらいということがあったので敬遠していたのですが、新たなLenovoによる日本向けのスマホが楽しみになってきました。

これはあくまで私の想像でしかないのですが、過去にIBMがLenovoに業務を移管することがわかった時、これで国産のThinkPadは終わるんだろうなと考えていたのですが、今では日本国内でパソコンを作っていますし、今もきちんとThinkPadシリーズは作られ続けています。そうした営業姿勢がスマホでも行なわれるということになると、arrowsはともかく、らくらくスマホについても継続的にLenovoから販売されるのではないかという気がします。今後、今よりさらにスマホを使えることの大切さが社会生活をしていく中で高まってくることが予想されるので、特にらくらくスマホはLenovoでも国内向けに出して欲しいです。

私はどちらかと言えば、高額なスマホを長く使うよりも、安いスマホを色々購入して使い分けることを良しとしているので、今までは中華メーカーが主でしたが、他の有力な選択肢も出てきたことで、低価格スマホのラインナップもさらに面白いものになってくるでしょう。Lenovoには、スマホと連動するスマートウォッチなども日本の状況に合ったものをセットで出してくれるようだと、それはそれで面白くなってくるかなと感じています。今後のLenovoの動きには期待して、その動きを見守っていき、次にスマホを変更する時には機種変の候補の中に入っていることを希望したいですね。


まだ暑さが続いている時期だからこそ急に気温が下がった時に備えることも必要になる

先日、ホームセンターを訪れたのですが、ちょっと前までは防災用品を前面に押し出した展示をしていたのですが、昨日こちらは真夏日になった暑さが続く日常なのにも関わらず、この状況にはそぐわないと思われる各種暖房機具が展示されるようになっていました。いつの間にか扇風機やスポットクーラーの展示は無くなっていて、処分価格で購入する機会を逃してしまいました。

ただ、朝夕日が出る前と沈んだ後はかなり涼しくなっているので、暑さがなくなるととたんに寒くなるということはわかっています。そんなわけで、世間がまだ日中は暑いという話題をしているうちに、秋から冬に向けての用意をしておくことも必要になってくるだろうと思います。

車で移動するような場合、車の中で過ごす場合には上着などは全国的にも必要としない地域は今でも多いかも知れませんが、今の状況でもいったん車の外に夜や早朝に出た場合には冷えるので、やはり羽織る上着を持って外に出られるように準備し、外に出る時には実際に着ていくことは大事です。

というのも、トラブルというのはいつ起こるかわからないもので、例えば深夜や早朝にトイレなどで車の外に出たところ、インキー(キーとじ込み)をしてしまった場合、車内では大丈夫だったという理由でTシャツ一枚の姿でずっと外に居なければならなくなるようなケースも考えておかないと、救援が来るまでの間はかなり寒い思いをしなければなりません。

あと、基本的なところとして、今の季節であれば上着とともにスマホは常に外に出る時にも持って出るようにしないと、何らかのトラブルに遭遇しても外と連絡を取ることができなくなります。私の場合はネックストラップで常にスマホは持ち出しています。

また、家の中でも急に部屋の中が寒くなった場合に備えることも忘れないようにしましょう。自宅には電気がなくても使える石油ストーブがありますが、いざという時にすぐに灯油を買いに行くことはできないので、本当に寒い時にすぐに使える暖房器具を用意しておくことも大事だと思います。自宅では夏冬兼用のこたつをちゃぶ台代わりに使っているので、灯油を買いに行く時間がないまま天候が急に変わってしまった場合、こたつを付けて上着を着るような事で何とかその場を凌ぐことはできます。

今年は、ようやくソーラー発電で手持ちのポータブル電源をその日のうちに充電する目処が付いたので、早朝の出勤する前の少しの時間であれば、小さく消費電力も少ない電気ストーブを導入して、手足ぐらいは温めてから出掛けるようにすることも考えています。昨年はそうした事を石油ストーブを付けて行なっていたのですが、その代わりをポータブル電源に繋いだ電気ストーブで賄えるなら、石油ストーブはリビングで主に使えるようになります。

今月に入って電気料金は下がってきているというニュースがありましたが、それも今の政府の補助があっての話なので、そうした補助はいつまでも期待できないと思っています。それでも、こちらの方は雲のない冬なので、日中は日が入りますしソーラー発電ができるというのは大きいですね。また、裸になってもなお暑い夏と違って、着込んだり湯たんぽを併用すれば、エネルギーを使わないでも何とか凌ぐことはできます。また、部屋の空気が冷たくなるような状況で寝る場合、もし持っているなら部屋の中にテントを張ってその中に布団を敷いて寝るというのも、暖房器具を使わずに外からの冷気を防ぐ方法としては利にかなっています。

また車中泊でも自宅でも、そうして寝るだけでは暖かくならないから、少ない消費電力で暖かく寝ることのできる電気毛布をポータブル電源につなげて使うというのも考える余地があるでしょう。電気毛布はタイマー付きのものの方が、時間を指定して切ることができるので、寝床を十分温めた状態で布団に入り、寝入ったぐらいで電気を切れば、ポータブル電源の容量も節約できるので、災害時や車中泊をする場合の暖房機具としてもおすすめできます。

今後は、今持っているポータブル電源を介して使える暖房器具にはどういうものがあるか? という事を考えながら、コンセントからの電気の使用料はそこまで増やさずに、ポータブル電源の有効活用を考えていきたいと思います。


太陽光で水を温めてお茶を飲む分くらいの量を作る日常的にも使える仕組みを実践してみました

先日のブログで紹介した、ペットボトルを太陽光で温めて利用できる仕組みを実際に作ってみました。たまたま自宅に捨てずに置いてあった発泡スチロールの箱を使い、これも通販で購入した箱をつぶしたダンボールをくり抜いて発泡スチロールの箱に合う蓋を作りました。

あとは、発泡スチロールの内部にアルミホイルを敷き詰め、蓋の穴の部分にはラップを張ってテープで止めて完成させました。中に入っているのは水を入れるためのペットボトル(1Lと500mlの2本)で、これには熱を吸収しやすくするため、全面に黒色の布テープを巻いてあります。

たまたま昨日が休みだったので、朝日が当たるくらいの時間になったらベランダにその箱を出し、ラップの面に日が当たるようにしてしばらく放置します。中は一応温室のようになっていて、熱も発泡スチロールになっているので、蓋の面は熱くても発泡スチロールの方は熱くならず、それなりにペットボトルは熱くなっているようです。お昼くらいになって中のペットボトルに触ってみると、ペットボトル表面はかなり熱くなっていて注ぐとわずかに湯気が立ちました。ただ、温度は計ったわけではないですが60℃までは行っていない感じで40~50℃といったところでしょうか。

とりあえず、真空断熱ボトルに保存し、夕方になったら多少ぬるいもののそれなりに温かい水をガスで沸かすような感じの流れになりますが、災害時の事を考えるととても心強い準備にはなると思います。さすがにこの装置に放置し続けたとしてもカップラーメンを作るには温度が足りませんが、ちょっとぬるめのお茶くらいだったらそのまま飲めるくらいではあります。ただ、同じ太陽からの光で発電するソーラーパネルで作った電気をポータブル電源に充電しておけば、電気ポットで沸騰させるためのエネルギーは少なくても良くなりますし、沸騰したお湯は真空断熱ボトルに入れておけば、お茶を飲むくらいなら1日くらいは温かさを保つことができます。

災害時の天候によって左右されるものの、こちらは単に日に当てて熱を受けるだけなので、ソーラーパネルのように影が入っても問題なく熱くなりますし、今の時期はあまり恩恵はないですが、水が冷たくなる真冬の時期であれば、ある程度水の温度を上げることができるだけでもありがたいものです。
基本的には災害用という感じのものではありますが、休みの日のお昼用のお茶を飲むような場合には、これで自分が飲む分だけ水を温めて、少しぬるいお茶を飲むだけなら全くエネルギーを使わなくて済むというのは、実に有難いですね。同じような装置は主に家にあるものを使って簡単に作ることができますので、興味のある方はぜひ試してみてください。


駅弁の温度管理がずさんだったことで食中毒が起こったのかも知れない中で冷蔵庫の必要性を考える

八戸の老舗の駅弁店が全国で食中毒を出したことが大きなニュースになっていますが、私の住む静岡でも毎週どこかのスーパーで客寄せのための「駅弁大会」が行なわれています。食中毒が起きた時は3連休ということで、全国の催事で名物弁当を揃えるために多くの発注が問題の駅弁店にも入っていたそうで、新たな業者に一部ご飯の炊飯を依頼していたという話も入ってきています。

いつも利用していない(?)業者にお願いしたことで、お店で守ってきた炊きあがりから一定の温度まで冷ますことや、運搬に冷蔵庫やクーラーボックスを使って一定の温度を守り、もし設定した温度より高くなってしまった場合は提供を止めるといった食品についての安全性を考えたマニュアルがないがしろになっていた可能性があります。ニュースでは、炊いたお米を納入する際、冷蔵庫ではなくエアコンを効かせた車にそのまま入れて運んでいた? というようなちょっと信じられないような話が出てきてしまっています。そうなると、納入されたお米を使って弁当を作っている時にはお米が痛んでいた可能性についても今後出てくるかも知れません。

ただ、当然ながらお弁当を作って出した責任というものは弁当業者の方にあります。ニュースでは業者からお米を納入した際に、その温度をきちんと調べたような事はなかったようなので、その点についてはきちんとしていかなったわけで、今後は外部に委託した場合は、お願いした温度管理や運搬方法がきちんと守られているかどうかをいちいち調べる必要があります。

それにしても、冷蔵庫やクーラーボックスを使わずに車のエアコンだけで納品するような事はちょっと考えられないので、その点は請負業者の方にも考えるべきところはあるでしょう。これは私が車中泊旅行をした際の話ですが、地元の名産を持ち帰る場合、常温で運べるものは良いのですが、生もので冷蔵が必要なものを持って帰りたい事があります。

その中で覚えているのは、和歌山・高野山のごま豆腐は日持ちがしないので賞味期限が当日中と言われたのですが、その時にはスーパーで購入した板氷を切らさないようにして自宅まで運び、その日の夕食でいただきました。また、石川・金沢を訪れた時にはいわゆる「金沢カレー」の有名店である「チャンピオンカレー」で持ち帰りのカレールーを買いましたが、これも冷蔵が必要なパッケージになっていたので、とにかくクーラーボックスに入れた氷が溶けないように気を付けながら冷蔵の状態で何とか自宅までたどり着き、いわゆる「チルド」状態にして友人におすそわけした記憶があります。当然ながら、車のエアコンに当てていれば大丈夫だとはその時には思わず、もしクーラーボックスを持って行っていなかったら購入して持ち帰ることを断念していたと思います。本来は、クーラーボックスの中に温度計を入れて確認すべきでしょう。今後は、車載できシガーソケットに繋げば使えるミニ冷蔵庫を利用することも考えないと、特に夏の時期の生ものの運搬は難しいと考えるべきだと思わざるを得ません。

今回の騒動は、その場へ行かなくても近所のデパートやスーパーに行けば、全国名物駅弁が買えるという意味では便利だと思っていた状況が根こそぎ変わってしまう危険性をはらんでいます。ただ、今回食中毒を起こした駅弁店においても、きちんと温度管理をしていれば、今までは食中毒を起こしてはいないわけで、信頼を取り戻す手だてはあります。

今後は、自社の責任において委託業者に決めたマニュアルを遵守させるようにし、もし基準から外れた時には出荷しないなど、まずは食中毒という最悪の結果を出さないような営業努力が全国の駅弁業者には必要になっていくのではないでしょうか。今年はいつもの年よりも暑い印象で、その暑さも9月の下旬まで気温が上がったことも食中毒の発生した要因になったとは思いますが、一定の安全基準が今回守られていないのではという疑問が出てきたので、まずはその問題をきちんと解決して、私たちが安心して全国駅弁を買って食べられるように努力をして欲しいものです。


太陽光を使ったもう一つのエネルギー活用法で災害時にポータブル電源の消費を抑えるためのステップ

今年もようやく朝夕涼しくなってきたと感じていますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。ただ、季節は地球温暖化になっても巡ってくるもので、もう少ししたら日の光が恋しいような寒い季節になってきます。

そのために、冬場に活躍してもらいたいソーラーパネルから充電したポータブル電源をできるだけ長く使えるようにするため、今からそのための方法について考えています。といっても、話はそんなに難しいものではありません。これは日常生活というよりも、車中泊で出掛けた場合とか、災害でずっと停電し、ガスも使えなくなったような状況を想定し、できる限り太陽光からのエネルギーを使っていろんな事をするための手段の一つです。

ソーラーパネルで電気を発生させてポータブル電源にためるという一連の行為は、実はかなりエネルギーロスが発生します。100Wのパネルを使ってもその数字が常に出るわけではないですし、さらに内蔵の電池にためるのにも熱が発生することでロスが出るわけです。そうしてためた電気を何に使うかというと、スマホの充電や様々な家庭用の電気製品を使うのですが、その中でも火を使わないで調理できる電気調理器の利用を考える中、私の持っているポータブル電源では瞬間でお湯が湧く電気ケトルや、IH調理器を全開で使うようなことはできないという現実があります。

今考えているのは、200Wからせいぜい400Wくらいまであれば動作する調理用の家電を使うことですが、当然ながら出力が弱いので、お湯を沸かすだけでも相当な時間がかかってしまいます。以前持っていた230Wの消費電力があるサンヨーのトラベルポットで500mlの水から湯沸かしした際は、水の温度にもよりますが12~15分くらい過去のブログのログを見るとかかっていたようです。

どちらにしても、ポータブル電源を使って湯沸かしをする場合、せいぜい300Wくらいの機器を使って湯沸かしすることになると思うので、今持っている250Wh前後のポータブル電源で湯沸かしをした場合、500mlの水を沸かすだけで4分の1以上の電力を使ってしまうことになります。それをいくらかでも早く沸かせるように考えたのが、ソーラーパネルを使わない太陽を使っての水の温度を上げる方法です。

https://hbol.jp/pc/61267/

たまたま上のリンクのページで見た、ペットボトルに黒のガムテープを巻き、アルミホイルを内張りした発泡スチロールに入れて、適当なダンボールを発泡スチロールに合わせて作った蓋の部分から光が入るように大きな穴を開けて、そこをラップをピンと張り、熱のこもるビニールハウスのようにした断熱性のある発泡スチロールの箱に入れて日の光に当て、ペットボトルの中に入れた水の温度を上げるというアイデアは、お金もかからない秀逸なものだと思います。

これだと、日頃はこういうことを全くやっていなくても、箱だけを作っておけば、いざという時に備蓄した水のペットボトルを再利用する形で箱に入れて日なたに置いておけば、日が出ていさえすれば冬でもそこそこ暖かいお湯を得られます。そのまま使うのもありですが、こうした仕組みで温度を上げた水を改めてポータブル電源で動く小出力の電気コンロであたためれば、当然水が沸騰するまでの時間が短縮され、ポータブル電源に残る電力は多くなります。毎日最高の状態で日が当たるわけではありませんが、日が出た時にこの箱に入れ、さらに電気コンロにかけて沸騰させたら、別に用意した保温性能の高い真空断熱ボトルに入れておけば、昼に沸かしたお湯はその日のうちならばカップ麺を作るくらいの温度を保つことができます。発泡スチロールはスーパーへ行けば手に入りますし、他の材料についても100円ショップで購入できます。

太陽をエネルギーに変える場合、熱をそのまま利用できるならその方が効率良く使えるわけで、地域によっては冬はずっと曇っているような場所もあるとは思いますが、天気が良く晴れている地方の方であれば、こうした太陽の利用の仕方もあります。ちなみに、車中泊の旅をしている場合には、爆発に気を付けながら車内にペットボトルを置いて水を温めることができる日差しがあれば、ある程度温度が上がった状態でペットボトルの水をコンロに移して沸騰させ、それを真空断熱ボトルに入れておくような事は簡単にできるだろうと思います。そこまで温度が高くならなくても、冬の時期は外にペットボトルやポリタンクに放置するとどんどん水温が下がってしまうので、コンロで沸騰させなくても日に当てて多少温かくなったペットボトルの中の水を真空断熱ボトルに入れておくだけでも、その後のポータブル電源の消費を少なくすることができるでしょう。

さすがにお風呂のお湯を太陽光で作るにはかなりの投資が必要ですが、いざという時に太陽の力を借りながら少ないエネルギーでお湯を沸かすことのできる環境を作るだけなら誰でもできそうなので、すぐに作らなくても材料だけでも揃えておくのも良いでしょう。この冬は、水道から出た水とこのシステムで一旦温めた水とでどのくらい差が出るのか試してみるのも良いかなと思っています。


ヤマト運輸が小型荷物の配達を委託していた3万人との契約を2024年度末までに完全終了で起こる影響

以前アナウンスされていた、配達状況を見ることができるものの宅配便のように時間指定はできず、基本は郵便受けに投函される小型の荷物について、ヤマト運輸は専門に雇っていた約3万人いた委託配達員との契約を2024年度末までに終了することが正式に決定したようです。その後の対応は、ネコポスやメール便などの荷物は日本郵便に委託されるということです。

確かに電子メールやSNSの一般化とともに、郵便物は減少し続けている中で日本郵政としては業績アップが見込め、ヤマト運輸としては、事業の整理を行なうことができるということで双方にとってメリットのある決定なのかも知れませんが、利用者の方から見ると、サービスレベルがどうなるか不透明な点が多すぎます。

私のところで言うと、こちらから出すのではなくメルカリで受け取る場合にネコポスが対象になっていることが結構在るのですが、自宅の郵便受けは書類関係は普通に入るのですが、厚みのある荷物は入らないため配達員の方が直接手渡しをしてくれる場合が多いのですが、問題なのは宅急便のように時間指定ができないので、今のままだとずっと家にいないと早く受け取ることができない状況が増えるということです。これは、配達をされている側としても、わざわざ対面で渡さなければならないとなると仕事量が増えますし、不在の場合には再配達が必要なので、新たに委託を受けた日本郵便の側としても大変なことは容易に類推することができます。

個人的には、先日時間指定をして配達を待っていた荷物を、急用で少し家を空けた時に配達に来られたようで、無念の再配達になってしまいました。ネットショッピングで注文した時にはほとんど家で待っていられる環境であっても、イレギュラーな場面というものは訪れるので、配達する人の労力を軽減するために、いよいよ自宅でも宅配ボックスを設置することも考えないとも思えます。宅配便の場合は高額な品物の場合、他人に荷物を取られてしまうと大きな損害になりますが、郵便受けに入らないからと自宅訪問してもらうのはやはり心苦しいですし、時間指定ができず、いつ配達されるのかわらならい、小さ目の荷物については「置き配」でも大丈夫かな? と思います。

今回の変更でヤマト運輸に出されたものを含む荷物を不在時にも受け取る方法について調べていたら、「OKKIPA」という専用の宅配ボックスなら、事前に郵便局に届け(依頼書)を出さなくても利用可能とのことです。小さく折りたたんで設置できるため、他人への邪魔になりません(集合住宅の場合は大きな宅配ボックスは通行の邪魔になる可能性もあります)。とりあえず、これを第一候補として、自宅に邪魔なならずに置くことのできる宅配ボックスについて、他社製品についても調べ、来年4月までには何らかの答えを出すつもりです。


もはや山を買うよりも全国の激安物件を買ってそこを拠点にして楽しむという生き方もありなのか

全国で空き家が社会問題になっています。人の手が入らないと庭には雑草が生えまくり、家自体もボロボロになってそのままでは住めないしメンテナンスが必要になるということで、お金を掛けたくないという場合、嘘みたいな安値で売られているという状況もあるようです。たまたま私がテレビのニュースで見た平屋のぼろぼろの物件は1円で売りに出ていたということです。

普通に考えると、誰かがババを引いて管理作業や税金の負担をしたくないための安値だと思うのですが、そうした物件を買いまくっている人もいるそうで、自分のライフスタイルに合う場所に安い価格で売りに出ていたとしたら、私自身もちょっと購入を考えてしまうかも知れませんね。

そもそも、今までの日本では土地の値段が高いため、中古住宅でもそれなりの負担を覚悟しなければなりませんでした。引っ越しをした時、色々と全国の物件を探してみたのですが、その時にも格安物件というものはありました。観光地のリゾートマンションは格安で買えても毎月の管理費がかなり高いのであまり旨味はない感じでした。温泉地の別荘でも格安物件はありましたが、これも温泉が引かれていることによって、温泉を引くための毎月の負担がばかにならず、買ってから後のことを考えると、あまり良い選択肢ではない気がしました。しかし、何もしなければ毎月の請求のない物件であればどうでしょう。ボロボロの家でも一戸建てであれば、自分で片付けをして平屋であればホームセンターで材料を買って自分で細々と直しながらその場所で暮らすようにすれば、コストは自分で納得した分だけ自分が払うだけで済み、あとは税金がかかるだけです。

少し前に同じような格安物件でも山を買って草刈りをして、自分専用のキャンプ場にするという人が増えましたが、これも常にその場に出掛けて管理をしないと大変です。人が来ないような所だと不法投棄の置き場所にされる可能性もあります。それよりも、広めの庭のあるところを手に入れることができれば、季節ごとに草刈りなどの作業はあるものの、家なので電気も水道も通っているというのは大きいですね。

現在私は自宅でポータブル電源を使ってソーラーパネルから充電して使っていますが、痛切に思うことは、物理的なパネル設置面の少なさです。現在、ガラスコーティングされたソーラーパネルは安く手に入れることができるようになっていますが、それなりに多くのソーラーパネルを設置できる日当り良好の土地付きの物件が手に入るなら、ポータブル電源ではなくもっと大容量のリン酸鉄電池とインバーターを組み合わせて、庭に設置したソーラーパネルで発電した相当量の電気をためて使うことは可能でしょう。地面に直接設置できれば、数にもよりますが個人でのメンテナンスも可能でしょうし、室内に引き込んだ電気は、スイッチの切り替えでいざという時にはすでに引いている電気を使えるようにできれば、少なくとも生活で困ることはないでしょう。そうなると、時間を掛けてボロボロの家の住める状態にできるなら、光熱費をほとんど掛けない暮らしを実現できる可能性も出てきます。

もし今住んでいるところから車ですぐに行けるような場所に土地付き家を格安で買えるなら、あえてそこに住所を移して住まないでも良いわけです。車中泊を趣味にしているなら、それこそ家のリフォームは最少限にして(トイレやお風呂・キッチンなど)車中泊やテント泊を気が向いた時にしにいく場所にするのも面白いでしょうし、逆にその場所を拠点にして(郵便物や荷物などの受け取り場所としてもあり)、車中泊の旅にどんどん出掛けるようなライフスタイルも有りかも知れません。

現在は、所有者がわからないために買いたい人がいても買えない物件が増えている事があり、それが空き家問題をさらに複雑にしているところもあるそうなのですが、恐らく空き屋を活用したいニーズは今後も増えてきると思うので、これについては行政の方で何とか解決できるような方法を考えて欲しいものです。


店から高級腕時計を強奪するような事件を無くしていくためにはスマートウォッチの便利さを啓発すべき?

裏バイトで募集を受けて白昼堂々街中にある貴金属店から宝石や高級腕時計を盗むというような事件がここのところ連続して起こっていますが、いちばん捕まる可能性が高い実行役というのは行動を防犯カメラでマークされるので、その場から逃走はできても身元を把握され、逆に捕まらない事で全国に指名手配されてしまうような事も起こっています。もし盗品が指示役(の一歩手前?)の手に渡ってしまったら、そこから足が付かないように海外に持ち出されて売られてしまうのかも知れません。ネットで募集をかけて集まってくる「兵隊」はいざという時には雇用主から助けてもらうことはできないという事例がこれだけ溜まっているのに、同じような犯罪が無くならないわけは、法外な「バイト代」を出せる盗品ビジネスの仕組みにあるのではないかと思います。

盗んできて、極端な話宝石なら石だけを売ったり、金だったら溶かしてインゴットにして売るようにすれば、前歴というものは残らないので、金や宝石に希少価値がある以上、国内ではなく海外に持ち出して売るならば、同じように狙われるのは仕方ないのかも知れませんが、今回のお題は「高級時計」の価値は今後も維持されるのか? ということについて考えてみたいと思います。

電池を使わず、ゼンマイで動く機械式時計というのは、愛好者も多く芸能人などもステータスシンボルとして腕にはめているのはよく見ます。同じように、高級ブランドの腕時計を持ちたいというニーズがある限りは、新品で買えなかったりすると中古の価格の方が上がってしまったりするのですが、こうした流れに一石を投じているのがアップルウォッチに代表されるスマートウォッチやスマートバンドではないかと思います。

アップルウォッチは個人的には数年しか使わないのに高いと思いますが、ステータスとして数百万円の腕時計を今まで複数買っていた人からすると、むしろバージョンアップの時に乗り換えを続けたとしても、コスト的には微々たるものでしょう。それでいて、スマートウォッチでできることは多く、ちょっとスマホを持たずに出掛けてしまっととしても、電話を掛けたり受けたりできるものもありますし、単体でIC乗車券や電子マネーの決済端末としても使えるだけの利便性を持っています。

私の常に付けているスマートウォッチには通信機能や決済機能はありませんが、スマホと常時Bluetoothで破せしていれば、メッセージを見るだけでなく、着信があると震えて知らせてくれるので、常にサイレントモードにしてスマホを使っている私としては、付けていれば自分のところに掛かってくる電話を決して逃さないアイテムとして、無くてはならないものになっています。

実のところ、昔は友人が機械式時計好きだったのに感化されて、機械式時計を数本揃えて悦に入っていた時期もありました。そののち、正確な時間がわかるならGショックのタフソーラー付きの電波時計で十分だとデジタル感満載の時計を普段使いしていたこともありましたが、今ではそうした時計を全く使わなくなりました。時間は常にネットにつながっているスマホと連動しているので正確ですし、自分の健康状態もわかるような機能がスマートウォッチには付いていますので、付けると体の事を気にしながら生活できるようにもなりました。

と、私が書くまでもなく、最近はテレビに出ているような人の手を見ると、多くの人がスマートウォッチ・スマートバンドを使っている人が増えたように感じ、これは良い傾向ではないかと思います。機械式時計では有名なロレックスというのは、単に持って使ったとしても定期的なメンテナンスにお金がかかり、数年に一度は分解してオーバーホールすることで長年の使用に耐えうるところがあります。反対に、アップルウォッチは定期検診に出す前に新しいアプリが動かなくなってしまえば、まだ普通に動いていても新しいものに買い替えることになり、古いものには一般的には価値は出ません(試作機とかアップル社の歴史を示すようなものは高くなるにしても、そんなものが一般消費者の元に回ってくることはほぼないでしょう)。

最近では普通にスマートウォッチを付けていても違和感を感じることはないと思います。一時は携帯電話やスマホを人々が持つようになって腕時計自体を付けなくなったという事もありましたが、他ならぬアップルウォッチが、腕時計をする習慣を改めて人々に示したというような事になっています。単なる見栄のために高級時計を何本も買うよりも、アップルウォッチの最新型を出たタイミングで変えていく方がよっぽど便利でおしゃれだと思う人が増えれば、高級時計は趣味の範疇で集めている人のところに集まるようになり、莫迦みたいな高値で取り引きされることもなくなるのではと思うのですが。

そうして、お金は持っていても高級時計でなくスマートウォッチを使うような人が更に増えていけば、全体として価格も下がるでしょうし、庶民でも十分に使えて性能も良いモデルも出てくるのではないかと思います。個人的には、今のスマートバンド(1万円弱で購入可能)でも十分決済機能を搭載することはできると思うので、早くそうした機能が搭載されたものが出てもらえば、かなり世の中は代わると思います。今はそこそこモバイルSuicaなどが普及しているので、電車に乗る場合にはきっぷを券売機で買うための行列とかは減っていると思いますが、例えば駐車料金などの支払いで直に現金やクレジットカードを通すような精算機はなかなか使うのが難しい人がいるようで、ちょっと人がおしよせるとたちまち大行列になってしまいます。それが腕にはめたスマートウォッチをかざすだけで支払いできるような事になれば、行列にならないとは言いませんが、支払いのための混雑緩和には役に立つと思います。

来年あたりは、高級腕時計を盗んでも高くても買う人が限られるよう、もっと安いスマートバンドの方でも色々できる事が増え、さらに多くの人に腕時計の本命として普及して欲しいなと思う今日このごろです。


BLUETIIのEB3Aというポータブル電源は最初の一台ではなく二台目以降に入手するのがおすすめ?

先日のポータブル電源の購入報告からあまり日が経ちませんが、早くも2台目のポータブル電源を購入してしまいました。以前購入したEcoFlowのRiver2とほぼ同し容量で価格も2万円ちょっとと共通点も多いBLUETIIのEB3Aというものです(左側のベージュのものがEB3Aで隣がRiver2)。

そもそも、自宅では大型のポータブル電源を買うだけの余裕もなければ、それをソーラーパネルで充電することは難しく、100Wくらいのソーラーパネルで5時間くらいあれば満充電できてしまう250Wh前後の容量のポータブル電源は私の使い方に合っているのですが、今回は全く同じものを2つだと芸がないということと、River2がソーラーパネルからの入力について110Wが限度ということで、せっかくある100Wと120Wのソーラーパネルをつないで使っても意味がないケースがある(日が差してよく発電する時でも上限が110W)ので、同じソーラーパネルからの入力が200Wまであり、せっかくの高出力を充電時間の軽減に生かせるEB3Aを追加で手に入れたわけです。

多くのサイトやユーチューブ、そして実際に車中泊でポータブル電源を使っている人にはEB3Aのユーザーが多いのか、目立つユーチューバーにメーカーが製品を使わせてのレビューも結構あるので、中には「最初の一台にぴったり」という風なキャッチフレーズで紹介しているのも目にしました。しかし、このポータブル電源のクセのある仕様や、付属品について見ていくと、どちらかというとこれは車で言うとファミリーカーでなく、使い方を考えながら使う人にとって良い結果をもたらす軽自動車のような存在ではないかと思います。価格は安いですが、それなりに使えるようにするためには追加の投資が必要になるという点もクセのある軽自動車という例えには合っているような気がします。

まず、出力について、River2がACポートから基本では300Wまでの家電を使えるようになっています。スマホアプリから設定を変えると、最大450Wまでの家電を電力を落として使うことができるようになりますが、その範囲は広くありません。しかし、EB3Aは基本では何と600Wまでの家電が使え、スマホアプリから設定すると、何と1200Wまでの家電を使うことができるようになっています。電子レンジやIH調理器もそのまま使えるようになりますが、600Wを超える家電については、ワット数を落としながら使えるようにするので、調理にかかる時間は通常時よりも長くなります。

こうした説明を聞くと、EB3Aはすごいと思うかも知れませんが、ちなみに600Wの家電を使い続けた場合、容量が268Whしなかいので、100%の状態からでも連続して1時間持ちません。DCからACに変換する場合のロスもありますので、場合によっては30~40分くらい使って空になってしまうということも十分ありえます。ですから普通は、最大の出力でもそこそこ使えるように、容量が多いのが普通なのですが、EB3Aの場合は容量と出力の関係がかなりアンバランスになっています。自宅で使うならすぐコンセントから充電できますし、充電しながら使えたりしますので便利ですが、車中泊やキャンプにこれ一台を持っていくような場合、きちんと使う家電の電力を計算し、表示からあとどのくらい使えるのかを見ながら使わないと、肝心な時に使えないということも起きてきます。

キャンプや車中泊の場合、コンセント付きのサイトや途中でコンセントを借りるということが難しければ、自分で何とかするということになります。小容量のポータブル電源はその小容量さゆえ、走行充電やソーラー充電で満充電にするまでの時間が少なくて済むというメリットがあります。私自身は、もし自分で出掛ける場合にはどちらか一方を使っている時には走行かソーラーパネルからの充電を行ない、使っている方のポータブル電源が空になった時にもう一つのポータブル電源が満充電になるような運用を目指しているので、早いうちに2つ購入したのですが、それについてEB3Aにはもう一つの問題があります。

EB3Aの付属品は説明書の他に、ACコンセントからの充電に使う汎用のケーブルの他は、ソーラーパネルを充電するためのケーブルが一本付くだけです。そのケーブルはカチッとはまるMC4のコネクターなのですが、私が使っている3つの折りたたみ式のソーラーパネルだとどれもMC4は使っていないので、そのままでは使えません。たまたま、以前に購入したポータブル電源に付いていたMC4を5521メスに変換するコネクターがあったので、それで何とか手持ちのソーラーパネルからの充電はできましたが、もし同時にソーラーパネルを用意してもそのままでは接続できない可能性があるので、その際は追加投資が必要になってしまいます。

小容量のポータブル電源は、ソーラー発電をしなくても(雨などで発電できない場合も多い)、車で移動するなら車のシガーソケットから時間を掛けずに充電できるというのも良い点だと思っています。車から出る電力は、だいたい100Wくらいですが、連続1時間走行を続けられるなら100Whの電気を貯めることができます。River2もEB3Aも250Whくらいの容量なので、だいたい2時間半走れば満充電になるので、ソーラーパネルは忘れても(持っていなくても)、車のシガーソケットから充電できるケーブルがあるかないかで、キャンプや車中泊での利便性はかなり上がります。

日中走って夜に使うならば、日中のうちに十分満充電になります。しかし、River2にはカーチャージャー用のケーブルは購入時の付属品として付いてくるのですが、EB3Aには付いてきません。別売のケーブルを発注することになるわけですが(コネクターの種類が違うのでRiver2のものを流用もできません)、私の場合は同じ古いポータブル電源の付属品として5521コネクターで充電可能なシガーソケットケーブルが付いてきたので、これをEB3Aのソーラー発電用のケーブルと、MC4を5521メスに変換するケーブルで、追加料金なしに車内充電をすることも可能になりました。EB3Aに付いてきたソーラー充電用のケーブルは長いので、運転席からかなり後ろまで離して置けるため、私の場合は結果オーライですが、全く無ければ買うしかないので、結果的にRver2と比べると家のコンセントだけでなくすぐ車でも充電できるのと比べると、初心者にはそれなりにハードルが高いのではないかと思います。

ただ、高出力の家電をちょっと使いたい時には使え、容量がすぐに空になってももう一台のポータブル電用とローテーションしながら使い、本体も走行充電やソーラー充電ができる環境を作れるなら、500Whクラスのポータブル電源を一台購入するよりも、River2とEB3Aをセットで使うようにすればかなり便利です。うまく使いこなすためには、EB3Aを走行充電するためのケーブル及び、両方のポータブル電源を充電できるソーラーパネル(100Wクラスのものが使いやすい)と、ソーラーパネルとポータブル電源を接続できるケーブル(まずは購入したソーラーパネルの付属品で何とかならないか試してみましょう)を用意すれば、ソロのお出掛けで困ることは無いのではと思います。

もちろん、家のコンセントから充電して満充電になったポータブル電源を持っていき、スマホの充電などを中心に使うくらいなら道中の充電は必要ないと思いますが、EB3Aならデフォルトで600W出せますので、車内湯沸かしやちょっとした調理までこなすことは不可能ではありません。それ用の家電を別途用意する必要は当然ありますが、そうした費用を掛けて使うという意味では、やはり初心者向けではないのではないかと思います。

小容量のポータブル電源をいかに活用するかというのは、それなりにスキルを上げる必要がありますが、ネットで色々なことを調べるだけでも、低出力の家電で湯沸かしをするような事もやっている人もいますし、ちなみに私が以前紹介したパナソニックのミニクッカーは1.5合までのお米が炊けて、消費電力は200WなのでRiver2でもちゃんと動きます。最初は出先でのスマホ充電くらいにしながら、なるべく電力消費の少ないものを動かすような方向で考えていくと、旅先での充電と合わせて相当車中泊の快適度が変わっていきます。私の考えですが、大容量で高額なポータブル電源を一つ購入するよりも、旅先でもきちんと充電できる小容量のものを複数持っていき、その小容量ポータブル電源で使える家電を色々と考えていく方がコストを掛けずに(他のものにコストを掛けられるわけです)、キャンプや車中泊のグレードを上げられるのでおすすめだと思います。


Amazonの複雑怪奇な販売ルートについて理解しておかないともしかしたら騙されることもあるかも

ちょっと前からネット上で話題になっている話として、国外のそれなりに有名な宿泊予約サイトを利用して、国内のサイトでは予約不能だった宿を予約できたのは良いのですが、実際に当日その宿に住所を頼りに向かったところ、その場所に予約した宿はなく、更地だったり古いアパートがあるだけだったという人がいるという事があります。どちらにしても、他で予約できないのに、一つのサイトで簡単に予約できるというのがまずは怪しいと思わないと、当日に困るだけでなく事前に決済してしまった場合はお金を騙し取られることにもなるので、改めてネット上での取引には気を付けたいものです。

宿泊の場合は、基本的には大手旅行代理店のサイト(楽天トラベルやじゃらんのようなサイトも含む)から予約するよりも、基本的には宿の公式ページから直接予約した方が最安値を示してくれますし、何より騙されることがありません。最近は複数の宿泊予約サイトを比較して最安値を示してくれるサイトもあるものの、今回のようなニュースを聞いてしまうと、やはり信頼できるところから(ガイドブックや現地での看板などでURLが書かれていればその情報は信頼できるでしょう)宿の公式サイトを入手し、そこから予約するのか、直接宿に電話してみるのが基本だと思います。

インターネット上の世界では、宿泊予約だけでなくAmazonで何か買おうとした時にも戸惑うことがあります。型番で検索を掛けて絞り込んだつもりが、全く同じ製品が違う販売チャネルで売られていることが結構あるのです。それは主に、最近私が探していて実際に購入したミニPCやポータブル電源を選ぶ場合でも複数の購入窓口が出てきたことがあります。

そんな時、まず確認したいのが、メーカーの公式ショップであるか、メーカーから仕入れた業者のショップであるかというところです。販売元のリンクが公式ショップにされている場合は、その内容を改めて確認しますが、先日などは同じ商品なのに、公式ショップの販売ページが2つあるものがありました。これは果たしてどういうことか、ちょっとわからないのですが、さらに詳しく見ていくと、一つはプライム特典対応で送料無料だけでなく翌日配達のオプションが付いていたのですが、もう一方の商品は同じく送料無料ではあるものの、発送時期がプライム会員対応ではなく、注文してからもしばらく時間がかかるようになっていました。

もちろん、公式ストアの方で独自に送るからそうなっているということも考えられますが、プライム会員特典を使っての発送を希望する方は、プライムマークが付いているところから購入すれば、もし代理店などの出品だとしても、事前にアマゾンの倉庫にある商品が送られてくるので、アマゾン自体が仕入れをして売っている可能性もありますが、注文しても品物が送られて来ないということは無いので、複数の出品があって困った場合には、私はプライムマークのある方から注文するようにしています。それでトラブルが起きてもアマゾンは初期不良対応の返金処理も行なっていただけるので、その点では安心できます。

また、私のパソコンには怪しいサイト(特に同じ商品でもセール特価よりさらに安い価格で売っているようなお店のサイト)にアクセスしようとすると、すぐにサイトを表示せずに警告を出してくれるような機能拡張をインストールしています。何でも値上げの時代に、少しでも安いものを買いたいというのは人情ではあるのですが、アマゾンの場合はそれだけではなく、マーケットプレイスからの購入でトラブルになるケースもあります。そうした事が心配であったり、もはやAmazonのどこから買うべきかわからなくなった場合は、公式のショップがお店を出している楽天やヤフーショッピング、大手家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど)の送料が無料で利用できるショップの方を利用するとか、様々な方法があります。家電量販店の場合は、実店舗での受け取りが可能な場合もありますので、そうして受け取るのが送料もかからずに安心できるなら、そうした買い方を選ぶこともできます。

Amazonや旅行サイトに限らず、インターネットの世界というのは黙って画面上のボタンをクリックしてしまうと、その行為に責任が出てくるわけなので、絶えずネットがらみの詐欺の手口というものを知っておき、さらに色気を出して通常よりだいぶ安いものについては疑うような気持ちでネットを利用することが大事ではないかと思います。私自身もですが、ここを読んでいる皆さんもそうした悪どいサイトに騙されないように余裕を持ってお互いにネット利用をしたいものです。