外でお茶する環境を作る その11 市販のティーポットの「フタ」を活用する

今回、さらにお茶セットを進化させようと思ったのは、買い物中にたまたま訪れた「無印良品」のフタ付きタンブラーのフタを見たからです。ステンレスのカップのようなタンブラーに付いていたのは、カップの中に収まるような黒いフタで、スノーピークがダブルチタンマグ用に用意している内フタのようなものですが、無印良品の場合は単なるフタとしての役割だけでなく、一部がスライドして注いだりストローが入るようになっているので、こうしたフタを自分の持っているコーヒーサーバーとしても使いたいと思っているカップにジャストフィットするなら欲しいと思ったのでした。

モンベルのチタンカップ600は普通の丸型カップなので、注き口がないためコーヒーを中に溜めて他のカップに注ごうと思った場合に下手をすると盛大にこぼしてしまう恐れがあります。野外で使うなら多少こぼしても大丈夫ということもあるのですが、せっかく美味しく淹れたコーヒーを大量にこぼすのは勿体無いですし、丸型のカップでも安全にコーヒーを他のカップに移すためには、このようなフタがあれば大変便利になります。そこで、まずはモンベルのカップを持って無印良品の店舗までサイズの確認に出掛けてみました。

カタログ上の口径はどちらも同じ8cmだったのですが、大変残念ながらぴったりとははまらず、カップの口径の方がほんの少し大きいという結果になりました。もっとも、フタの方が大きくて入らなければどうにもなりませんが、フタの方がわずかに小さいだけなら上から置けばしっかり外からのホコリをシャットアウトできますし、ストローを入れて飲むような場合も問題ありません。ただ、フタを付けたまま中の飲み物を注ぐような場合は、注ぎながらフタが落ちないように手で支えていないとフタと一緒に中の飲み物も一気にぶちまけてしまうので注意が必要です。恐らくこのフタを使ったらコーヒーを注ごうとして中味をぶちまけてしまう私の将来の姿が予想できたので(^^;)、今回はこのフタを流用することは諦めました。

話はそれでおしまいになるはずだったのですが、無印良品のフタを見付けた時点で、これは十分にお茶セットの中に入れられると思っていた分落胆が激しく、出掛けたショッピングセンターの他の売り場も回りつつ、何でもいいから口径8cmのモンベルチタンカップにしっかりとハマるフタはないものかと探してみたのですが、そこで奇跡的にしっかりはまったフタがあったのです。

それが、写真のハリオの出している紅茶用のポット、「ジャンピング リーフポットJPP-50W」という型番のガラスポットです。丸くなっているのは紅茶の葉がはねることで味が良くなるようになっているとのことですが、リーフポットということもあり、茶葉が出てこないように、フタに茶こしが付いているのも特徴になっています。

このフタを力を入れて押し込むようにセットすれば簡単には外れませんので、これは単にコーヒーを安全に分けるだけに役に立つだけでなく、モンベルチタンカップの中にお茶の葉を入れてポットのように使うこともできるのではないかと思うと、すぐ商品を手に入れてしまいました(^^)。ちなみに、ハリオでは部品だけでの販売もしていて、このフタ単体の価格は520円なのですが、送料が500円と高いため、通販で注文する場合も部品単体で注文するよりも、製品自体を注文した方がいい場合もあります。

ちなみに、今回のフタの流用によって余る形になるポット部分は、家でコーヒーを溜めて注ぐためには便利なので、普通に使おうと思っています。今まではマグカップに直接ドリップしていたので、ぼやぼやしているとマグカップからコーヒーが溢れて来る危険があったので、今回の購入はかなり自宅と出先でお茶・コーヒーをいただくには便利になりそうです。

さて、問題はこのフタをカップに装着し、本当に問題なくお茶やコーヒーを注げるのかということだと思います。実際にこのフタを付けて湯のみに注いでみたところ、見事にこぼれることなく注ぐことができました。まさに素晴らしいの一言です。さらに、先述の通りこのフタにはもう一つの特徴があってそれがこのお茶セットの利用範囲を広げてくれる可能性が出てきました。

フタの内部に付いている「茶こし」は取り外して洗えるようになっています。コーヒーやお湯を注ぐ場合は茶こしは外して使う方洗浄の手間を考えるとおすすめですが、茶こしを付けた状態でモンベルのカップに緑茶や紅茶の葉(リーフ)を入れてフタをし、しばらく待ってからカップに注ぐようにすれば、このカップが簡易的な急須やリーフポットとしても使うことができるようになるのです。実際のところリーフポットとして使うと使用後の茶こしの後始末が大変ではありますが、最少限の用意で葉からのお茶も楽しめるようになるとは、このお茶セットを作ろうと思った時には考えていず、いわば嬉しい誤算でした。それほど大きくないこのセットで豆から挽いたコーヒーと、茶葉を挽いた粉末茶の形で楽しめるだけでなく、茶葉から淹れる日本茶・ウーロン茶・紅茶についてもお湯さえあれば楽しめるようになったということで、いわば究極のお茶セットとして仕上がったのではないかと自負しています。

最後に、もう一つだけ確かめておきたかったことがあります。ここでも紹介したモンベルのチタンカップ600と同じくらいの口径を持つマグカップとしては、容量は少なくなりますが450mlのモンベル「チタンシングルマグ450」があります。今回紹介したフタをこのカップ(現在売られているタイプより一つ前のもの)にも付けてみたところ、モンベルのカップより気持ちゆるい感じはありますが、こちらのカップでもしっかりと外れないような装着が可能で、小分けして注いだ時にも問題なく飲み物を分けることができました。

私の使っているお茶セットは大体2人~3人前のお茶を外でもいただけるように作りましたが、純粋に一人用のセットを作るなら、「チタンシングルマグ450」をポットに使い、空いたスペースにポケットストーブや燃料に風防を追加すれば、お湯を自分で沸かしてお茶をすることのできるかなり実践的なセットになるのではないかと思います。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ
その10 バッグに入り切らないものは入れ替える
その11 市販のティーポットの「フタ」を活用する


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