月別アーカイブ: 2022年12月

2022年最後のごあいさつ~マンパワーで助けられている今の社会について

昨日更新しましたスマートバンドは、ネットショップで注文した次の日にはもう自宅で受け取ることができました。本体の設定も同期も済み、基本的には前のスマートバンドでできることを新しいものでできるようになりました。前よりも画面が大きく表示できる文字のサイズも大きくなったので、さらに実用的にスマホ無しでメッセージを受け取ることができるようになり、結果的には「災い転じて福となす」という感じになったような気もします。

2022年の最後の最後になって、今年一番のアクシデントを起こしてしまった今年の私ですが、自分で早めに注文したとは言え、翌日に注文した品物が届く今の日本の物流を担っている方々に感謝の意を示したいと思います。普段はそこまで早く届かなくても大丈夫なものがほとんどであるのですが、毎日使っていてそれに依存しているようなものが急に無くなってしまうと、本当に生活のペースがおかしくなってしまいます。スマートバンドが届くまでは腕には代替の腕時計も付けなかったのですが、それでも時間が気になると、つい腕を上げて時間を確認しようとしてしまう自分がいて、喪失感はかなりありました。そうした喪失感を一気に埋めてくれたのは、ネット通販のシステムということになりますね。

ただ、色々と考えるに物流の現場で働く人の労働状況を考えると、常に翌日配達でなくても良いとも思います。今回のようなすぐに欲しい場合については追加料金を出すような事で対応してくれれば、それで十分なのではないかとも思えます。実際の労働現場ではどのようになっているかはわからないものの、午前中から夜間までの時間指定によってどうしてもトータルの労働時間は増えるでしょうから、来年は多少不便になったとしてもその状況については冷静に対応したいと思っています。

そんな風に考えるほど、値上げが続く中でも暮らし向きが向上しそうな気配のない日本の社会では、今置かれた自身の状況をどう捉えるかが大事になるような気がしてなりません。同じ状況であっても必要以上に悲観的な考えを持つのか、そんな中でも色々と工夫しながら楽観的な見通しを立てるのかでかなり生活も変わってくるだろうと思います。

このブログでは、色々と考えながら大きな経済的な負担をしなくてもそれなりに楽しむことができる方法について、車中泊ということをキーワードにしながら来年も更新をしていきたいと思います。悪いことがあっても災い転じて福が訪れるような知恵を今後も出していければと思っています。本年も読んでいただきありがとうございました。来年もまたどうぞよろしくお願いします。


その危険性に気付いていながらもすぐに改善しなかった結果スマートバンドを落としてしまいました

腕時計の代わりにスマートバンドを便利に使っていた(Xiaomi MY Band6)のですが、昨日気付いたら常に付けていた左腕からその姿が消えてしまっていました。

これは、購入時に付いていたバンドが、単に穴のところに差すだけの構造になっていることから、重い物を持ったり不自然に手首に力がかかると簡単に外れてしまうのです。価格的には6千円ぐらいで買っているので、アップルウォッチを落としたのとは違ってそこまで懐には響かないものの、やはり一気にこれまで使っていたものが無くなってしまうのはショッキングなものです。

個人的にはこれで、その前に使っていた腕時計に戻そうかとも思ったのですが、やはりスマホと連動して電話が掛かってくるのを知らせてくれたり、LINEやメールなどの着信をスマートバンド上から確認できるというのは本当に便利で、さらにアラームを掛けておくとバイブレーションで知らせてくれるので、大きな音を鳴らさないで起きたい時や電車の乗り越し防止用にも実に有効なのです。

落としたところを全く見当も付けられないですし、たまたま後継機が出てから時間が経ったことで売値も安くなってきているということもあったので、あわててMY Band7を注文しました。新しいものは、文字が常時表示可能で、画面も大きくなるなど、かなり進化しているのと横目で見ながら羨ましいと思っていたのですが、災い転じてということで新しい機種にしてしまえと思い切ったのですが、今回のような失敗をしないために、別のアクセサリーを買い足しました。

それは、換えバンドの中でもバックル式になっていてシリコンがぶち切れることはあってもそこまで簡単には外れないタイプのバンドを同時に注文しました。具体的にはカシオのデジタルウォッチ(Gショックなど)に付いているバンドと同じ構造です。このタイプのベルトであれば、決して無茶な力を加えても、一気に外れて知らないうちに落ちてしまうことは今までなかったので、ここはまず落とさないということを主眼に置いて、多少トータルの出費はあるものの安全に使えるような対策を取りました。

このように、大きな失敗をしないときちんとした対策が取れないというのは我ながら情けないと思います。私と同じように一度でも購入時に付いているバンドが脱落した経験をしている方は、換えバンドをすぐに手配した方が良いと思います。すでに年も押し詰まっていますが、旅先で大切なスマートバンドを落としてしまったら、本当にやり切れないことになってしまうと思います。

新しいスマートバンドの使い勝手は年明けにでもレポートしたいと思いますが、やはり今まで当り前にあったものを自らの粗相で無くしてしまうと、かなりへこんでしまいます。皆様も私のようにならないように十分ご注意の程を。


未だに紙の文化として残る「スーパーのチラシ」を別の方法で確認するには?

すでに年末年始に備えて買い出しをし終わった方も多いとは思うのですが、こちらの方ではまだこれからといったところです。今年の年末から来年の年始にかけて、近くのお店の営業については昔のように全部閉まっているということはないので、足りなくないものがあったらその都度買い出しに行けば良いと思いますが、来年のお正月も感染症の不安と天候面での不安もあるので、我が家は相変わらず自宅でお正月を過ごしつつ、天気の具合を見ながら改めてお出掛けをしようと考えています。

となると、できるだけお正月には買い物に出ないように年内に買い出しに行くということになるのですが、ちょっと困ることがあります。というのも、最近になって新聞を取るのを止めてしまったので、買い出しをする場合の有力な情報源になるスーパーのちらしが入らなくなってしまっていたのでした。

ただ、最近ではスマホで近所のスーパーなどのチラシを見ることができるアプリがあったり、ネットからアクセスして印刷することもできるようになっています。ただ、スーパーに限らずチラシの大きさはかなりサイズが大きいので、A4などの大きさの紙に印刷すると通常見るチラシと比べると文字の大きさがかなり小さくなってしまうという問題があります。

そこで、紙に出力せず、かといってスマホの中だけで見るのではないチラシの閲覧方法として、家庭の中でも一番大きな画面を持つ「テレビ」を利用することを個人的には推奨したいと思います。大きなパソコン用のモニターを持っている方もいるとは思いますが、テレビの場合は小さくても32インチですし、40インチ以上が普通です。自宅ではテレビにAmazon Fire Stick TVを接続することで大画面で動画配信などを見られるようにしているのですが、Fire Stick TVの中には専用のウェブブラウザがインストールされているので、見たいお店のホームページでチラシ情報が公開されていれば、テレビの大きな画面で折込で配布されるチラシを見ながら家族みんなで確認することができます。

今回の買い出した近所でない場所へ足を伸ばそうかとも考えているので、もしそちらの方にも特売チラシがあれば、事前に比較しながら場所場所で買うものを考えながら無駄のない買い出しができるようになるでしょう。せっかくの大画面を地上波・BS放送を見るだけではもったいないと思いますので、あまりに多くのチラシの中で必要なお店のチラシが見付からないという方も、ぜひテレビをインターネットにつないでのチラシ閲覧をお試し下さい。


ソロ主体のコーヒーセットで組み合わせるとドリップケトルの代わりになるものとは?

寒い季節です。家でも外でも、こんな時には暖かい飲み物が欲しくなりますが、特に外では入れる容器を考えないとあっという間に温かい飲み物が冷めてしまうような状況も考えられます。

私が作ったコーヒーセットは以前のブログでも紹介しましたが、火に掛けられるマグカップとは別に、普通に飲むためのカップは、サーモスの真空断熱カップを選んでいます。お店へ行くと取手のあるマグカップ状のものが売れ筋のような感じではありますが、真空断熱カップなら熱い飲み物を入れても外に熱を伝えないため、あえて取手のない湯呑のような形のペアカップを使っています。

今回はこのカップにぴったり合うという噂の、スノーピークから出ているダブルウォール300ml用のシリコン蓋を追加購入しました。

実際に付けてみると、写真のようにぴったりとはまります。特に外で飲む際には蓋があった方が冷めにくいだけでなく、呑み口と空気穴以外からは飲み物は漏れてきませんので、安心して飲めるようになります。

これだけなら大したことはないのですが、実はこの蓋を使って外でコーヒーを淹れる際に便利に使うことができるのではないか? と思ったのです。ちなみに、カップの方がペアで1,400円と、スノーピークの真空断熱でないダブルウォールカップよりもかなり安いのですが、この蓋自体が600円弱と、カップと比べてちょっと高いかな(100円ショップの簡易蓋で代用できるのでは?)とも思ったのですが、今回購入してかなり満足しましたので、その内容をここで改めて紹介させていただこうかと思った次第です。

この蓋をはめると何が便利なのかと言うと、中にお湯を入れて呑み口や空気穴からコーヒーポットのように細くお湯を出すことができ、特に空気穴の方から出すと、先日購入したばかりのドリップケトルまでは行かないものの、外で簡易的に使うなら十分ではないかと思えるクオリティなのです。

この写真を見ていただければわかると思うのですが、細く少な目にお湯を注ぐことがこの蓋を付けることで可能になります。本来はドリップケトルまで持ち出したいところですが、状況によっては荷物を減らして持っていくようなこともあると思います。そんな時でもコーヒーのクオリティを下げることなく、美味しいコーヒーを外でもいただけ、さらに2つのカップを使ってコーヒーを淹れれば(一つのカップで受けてもう一つでドリップする)、外でもお湯を冷ますことなく、極力温かさをキープして一連のドリップが完了します。

というわけで、ペアカップに蓋と、ハイテック茶こしを用意し、別にドリップスタンドを用意してあとはミニマムの湯沸かしセットだけあれば、そこそこの味のコーヒーを外でもいただける環境が整いました。当然、道具は専用のものの方が良いわけですが、野外コーヒーのミニマム化を考えておられる方の参考になればと思います。


メーカー純正の二段ベッドキットを付けたスズキエブリイワゴンとは?

自動車メーカーのスズキは2023年1月に千葉・幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2023」の出展概要を発表したことがニュースになっています。
その中でも興味深いのは「エブリイワゴン」の純正用品装着車で、スズキ純正の二段ベッドキットです。後部のフラットなスペースを上下で二分割するような足の長いベッドにマットを装着し、二段ベッドの上を作ります。ただそのままでは二階部分に上がれないので、助手席を倒した上にもマットを敷くことで上段に上がるためのステップとするような構造になっているようです。具体的なイメージは、期間限定になるとは思いますが、ニュースサイトにリンクを貼っていますので、以下のサイトからご確認下さい。

スズキ軽「どこでも車中泊仕様」集結!? 4人全員が足を伸ばせる「2段ベッド仕様車」も! 東京オートサロン2023に登場

他の装備としては後部ドアを開けても虫が入ってこないような網状のシートや、後部自体に着替えスペースを作るような車体と一体化したタープも純正で出るようですが、価格との兼ね合いでオプションを付けるかどうかは決めることになると思います。ただ初めて車中泊をと考えている人向けの車中泊用車として考えるならば、メーカーが純正で二段ベッドキットを用意してくれるというのは有難いですね。

二段ベッドということで、主に二人での車中泊旅行を想定していると思うのですが、元々軽ワゴンの空間というのには限りがあり、それこそ多くの人がその空間をどう使うかということを考えながらレイアウトを考えてきたろうと思います。大人二人で利用する場合、手持ちの小荷物は寝床の横にでも置けるとは思いますが、場合によっては荷物が車内に収まらない場合も出てくるでしょう(最初から就寝することを考えた場合)。その時には荷物を収納するためにルーフキャリアを別に設置するような事も必要になるでしょう。

個人的にはこの二段ベッドキットを搭載する場合には、あえて上段に一人で寝るようにして、下段を荷物置き場にすれば、かなり余裕を持って車中泊できそうな気もするのですが、それでも下段が単なる荷物置き場になるだけでは? という感じもしなくもありません。

個人的には下段と上段を互い違いにして、落下防止のフレームを上段に付ける図で下段の高さを確保し、下段は底上げしたコットを置いたり、ベッドの下に収納が可能なようにすれば、下段のベッドをソファーのように使うようにして非就寝時のスペースを確保できるような気もします。

ただどちらにしても、新車として納車してすぐ車中泊旅に出掛けられる環境をメーカーが用意してくれるのはなかなか嬉しいですね。現在、NTV「有吉ゼミ」の八王子リフォームのコーナーを見ながら書いているのですが、全てDIYで車中泊用の車を作るということと対局にあるこうした選択肢が他のメーカーでも普通になってくるとなおよさそうです。


冬の停電に備え「石油ストーブ」と「灯油ランタン」のセットを用意する選択

2022年のクリスマス寒波は、日本海側を中心にかなりの降雪量を記録し、倒木による断線の影響もあるのかかなりの地域で停電になってしまっているようです。普段電気に頼り切って生活している私たちは、停電が続くととたんに不便な生活を強いられることになります。

今回の寒波での、私の住む地域での被害はないものの、2022年には台風とともに降った大雨の影響で、地域の電力を担う送電線が地すべりで一気に流れてしまったことにより(この原因も山奥で起こったことにより、なぜ停電したのかしばらくはわかりませんでした)、一部地域で深夜から当日夕方くらいまで停電が続くこととなりました。

私の自宅では停電はしませんでしたが、災害を伝える非常用ラジオのアナウンスで、ラジオ局のある地域と職場が同じだったため、もしかしたら職場も停電しているかも? と思って最低限の明かりの用意をして出掛けたのですが、まさに職場全体が停電していていつも使っているエレベーターが動かず、さらにはパソコンが動かないので、全く仕事にならないだけでなく、一部の場所でかなり大規模な雨もりが起こり、その対応に動くことになりました。その際、移動するにも「明かり」は必要不可欠で、その時自分は頭に付けるヘッドランプを付けて作業をし、友人にキーライトを貸して場所を移動するのに使ってもらいました。

どちらの明かりも電池を使う明かりなのですが、その日のうちにこちらの停電は解消しましたので、電池で全く問題なかったと言えると思います。しかしこのクリスマス寒波の停電はかなり長い期間にわたって停電しているようなので、電池を使う明かりだけだといつまで持つのかという不安が出てきます。天候に影響される太陽電池からの充電も、この冬の天候ではうまくいかないでしょうし、手回し充電で長時間の明かりを確保するのも大変だと思います。

テレビで停電しているご家庭にテレビカメラが入っているのを見ると、停電対策の石油ストーブとローソクの組み合わせを使っているところが結構多かったのですが、もし灯油の備蓄をそれなりにして冬の寒さに備えているのなら、非常用の明かりとしては、石油ストーブと同じ灯油を燃料とする「灯油ランタン」を用意しておくというのも一つの方法ではないかと思います。

基本的には灯油をランプに入れて、芯を灯油に浸してしばらく待って点火すれば、ほのかな暖かさとともに安定して風にも強い明かりを得ることができます。まさに現在はキャンプブームということで、ホームセンターにも置いてあります。

芯は消耗品になりますが、最近では100円ショップでも替芯が売られていたりしますので、それほど費用を掛けることなく、非常時の明かりを確保できます。石油ストーブは自宅にあるもので十分なので、冬の暖房に灯油を使っているご家庭は、非常用の明かりとして灯油ランタンを買っておくのも良いかと思います。具体的な製品として国内メーカーで価格も2千円台と比較的買いやすいものということで、以下の二種類のものを紹介しておきます。


正論が通用しない世界の恐ろしさを実感させてくれた茅ヶ崎市の事件

茅ヶ崎市在住の会社員の男性が、いきなり訪ねてきた男に殺されてしまうという大変ショッキングな事件が起こりました。事件は急転回し、犯人が警察に出頭したことで事件の全容が明らかになってきましたが、その内容については色々と考えさせられることが多いものでした。

今回被害にあった男性は、副業として不動産投資をしており、神奈川県から遠く離れた大阪でオーナーをしていた賃貸マンションに住んでいたというのが今回の犯人だったのです。家賃4万円を数年に渡って滞納し、被害男性は裁判を起こして犯人男性をマンションから退去させたのですが、その事を逆恨みしての犯行ということのようです。

このように書くと、犯人男性の行動には全く理がなく、実に理不尽に被害に遭ってしまったように思います。社会生活を送る中では、契約を違えれば最終的には強制的に追い出されるのは当り前だと思います。しかし、そうした常識が通用しない人間がいるのもこの社会であるということもあるのです。

不動産投資はいわゆる不労所得で、うまくやればこの被害男性も定年退職した後も安定した収入を得ることができたでしょう。というか、そういった考えのもとで計画的に新たな副業として事業を起こしたのだろうと思いますが、全てが全て、うまく回るわけではありません。トラブルというのは自分が悪くなくても起こってきてしまうもので、自分にとって理不尽だと思うようなトラブルに巻き込まれた場合にどうするのかということも考えてしまいます。

多くの人が自分だけではどうにもならないトラブルを抱え込んで生きているのではないかと思いますが、一気に物事を進めることの是非について、きちんとシミュレーションして、不安な点が残るうちは実行しないとか、そうした行動が結局のところ自分の身を守るということはあるでしょう。特に今の世の中は匿名でネット上でつぶやくこともできるので、ストレスをネットで発散しようと試みる方もいるかも知れませんが、そうした発言をしたことによってさらに大きなトラブルになってしまう事もあるかも知れません。心より叫びたいような事があったら、ネットではなく人がいないような場所まで出掛けて自分の声で叫ぶくらいの方がいいのかも知れませんね。


NHKに対する様々なご意見はおありでしょうが「NHK+」のありがたさ

テレビ文化が衰退していると言われている中、NHKの受信料を払いたくないがためにテレビを止め、代わりにチューナーのないモニターだけを購入し、インターネット配信の動画やインターネットテレビだけで済ましてしまうような方も少数派ではなくなってきています。

そんな中、既存のテレビ局でもインターネットを利用した見逃し配信が充実しつつあり、民放の「TVer」とNHKの「NHK+」は結構利用していますが、今回はそのうち「NHK+」についてのお話です。

「TVer」の方は基本的に毎週放送している番組の中で、見逃していたり地方の違いで見られない番組を見るというような感じですが、NHK+の方はちょっと違うような感じがします。もちろん、連続ドラマや定番のバラエティ、ドキュメンタリーなど見ている番組が見られなかった場合にTVerと同じように利用することもあるのですが、NHK+の場合は単発の番組や貴重な再放送が平日の深夜に突然放送されることがあります。多くの場合は放送に気付いた時にはもう放送が終わっていて、録画することもできずに諦めるしかなかったのですが、NHK+で見逃し配信を利用することで、見たかった番組を見逃すこともなくなりました。

昨日は、本放送がされていることすら知らなかった過去の「銀河テレビ小説」の「まんが道青春篇」(藤子不二雄さんの自伝をドラマ化・本編は東京での生活が中心)を見ることができました。上京前のシリーズはたまたま放送前に情報をキャッチし、深夜の放送ではリアルタイム視聴はきつかったので、録画したものを見ることができたのですが、今回は全くそうした情報をキャッチすることができず、以前なら後から放送されたことを知っても諦めるしかなかったでしょう。

私の場合、毎日ではありませんがアプリの「NHK+」を開いてこれまでどんな番組が放送されていたのかはチェックするようにしているのですが、今回はそうした行動が功を奏した格好です。見逃し配信を利用するためには受信契約をしてログインすることが必要なのですが、個人的には受信料を払うならとことんコンテンツを利用しまくるという感じで考えているので、今後も貴重な番組アーカイブを追加料金なしで利用するために、少なくとも一週間に一度のチェックは欠かさないようにしたいと思っています(見逃し配信は基本的には一週間までなので)。


自転用を運転する場合のリスクと全ての場合の「努力義務」になったヘルメット

地方や都市に関わらず、一台あると便利なのが自転車の存在です。私は以前に原付と自転車を両方使っていましたが、ツーリングなどで遠出をしなければ、市内を回るなら自転車でも何とかなるレベルではあります。これは地域の違いでもあったと思います。私の住む静岡市近郊は土地の高低差はあるものの、急な坂というのはそこまでない場所だったので、中・高校生はほとんど自転車で通学するような場所でした。

ただ現在は、電動自転車が普及してきたことでかなり勾配のきつい坂の上に家があっても、こまめにバッテリーを充電することができればわざわざ税金や燃料代を払って原付に乗らなくても、日常的な通勤・買い物なら自転車だけでそれほど困りません。大きな買い物やまとめ買いをする場合には自家用車がないときつい場合もありますし、今後125ccくらいまでのバイクを原付免許で乗れるようになれば状況は変わるかも知れませんが、それでもほとんどの人は自転車に乗る機会がここのところの物価高の影響もあって増えていくのではないかと思います。

そんな中、2023年4月から全ての人に努力義務ということで、自転車に乗る際にヘルメットをかぶる方針が決定したというニュースが入ってきました。私自身は現在自転車(ママチャリ)に乗る際にヘルメットは付けていませんが、もう一台輪行可能な自転車を持っているので、それ用にヘルメットは持っているので、ママチャリにヘルメットということになるのかどうか、とりあえずはその動向を見極めようと思っています。

今回のような努力義務が出来た背景には、やはり自転車(特にロードバイクや電動自転車)に乗る人が増え、さらに原付のような厳しい取り締まりがないということで、かなり無茶な運転が増える中、死亡事故も増えてきてしまったということがあると思います。すでに自転車用の保険については、単に自身の怪我をカバーするものだけでなく、自分が加害者になった場合の賠償責任の保険が、自動車保険と同じように保険会社の方で示談交渉のサービスが付くものが出てきたりしています。

まずは、今家族で自転車に乗っているご家庭であれば、自動車の保険に付けるような自転車の保険もありますので、示談交渉付きの賠償保険に入ることを強くおすすめします。なぜなら、従来の「示談交渉無し」の賠償保険の場合、相手との話し合いを自分で直接行なわなければならなくなるからです。自動車保険の場合、事故を起こしたら相手との複雑な交渉は保険会社の方がやってくれるので、仕事や学校を休んで相手との交渉をするようなこともなく、日常生活を続けながら事故の解決に向かうことができます。それと同じことを可能にする自転車単体の保険もあるので、対人・対物・自身の怪我(傷害)の3つのセットされた保険に入ることで、もし事故を起こしたとしても、その後の手続きが楽になりますので、自分や家族の生活を守るためにもまずは保険にということをまずはおすすめしておきます。

そして今回の「ヘルメット」ですが、自転車を運転していて様々な要因でバランスをくずして恐い思いをした方であれば、転倒時に頭を直接道路にぶつけた場合の自分のダメージがかなり強いであろうことは想像ができるのではないかと思います。現在、私が乗っているママチャリは非電動のもので、ほとんどスピードも出ないので、ゆっくり走っているうちはヘルメットは必要ないかなと思っていたのですが、そんな中でも急に飛び出してきた自動車や自転車にぶつけられたりした場合に頭に大きな損傷を負ったら、保険で金銭的な補償はあったにしても、普通に生活ができなくなる可能性もあります。その場合、やはり必要なのは今のような自転車用のヘルメットだけでなく、ママチャリと合わせてもそれほど違和感のなく安い(ヘルメットは消耗品なので定期的に買い換える必要があるので)ヘルメットが出てくれば、とりあえずは今持っているヘルメットを使いつつも、次に使うものとして個人的にはそうした新しいヘルメットを着用して自転車に乗ろうかと思っています。

昨日は、日本海側の雪もすごかったようですが冬の冷たい雨もかなりこたえます。そんな時にも頭を濡らさず、シールドで顔にかかる雨もガードできるヘルメットは自転車通勤・通学の際の体調保全のためにも、冬にはありがたいものになるのではないかと思います。今後の自転車用ヘルメットのライナップが、今回の決定により充実することを期待しています。


電子マネーに移行しつつある支払い利用の中でのコンビニATMの利用形態の変化

昨日、いわゆる処方箋薬局で薬をもらってきたのですが、明らかに後期高齢者の方が、そのお店で電子マネーでの支払いを受け付けていることを把握した後、PayPayでの支払いをしている光景をたまたま目にし、これは本当に世間でも現金から電子マネーの利用に移行しつつあるなと感じることになりました。

まだ電子マネーでの給与支払いまでに踏み込む企業は多くはないと思いますが、日常生活の中で自分の銀行口座から無料でチャージができる電子マネーを使っていれば、いちいち足りない分を銀行に行って現金で出してくる必要もなくなります。実は最近になって気付いたのですが、私の使っている銀行のうちの一つ(地方銀行)が、今まではコンビニのセブンイレブンに設置してあるセブン銀行のATMからの入出金の手数料が無料だったのですが、来年(2023年)からセブン銀行や他のコンビニに置いてあるATMの手続きに一律一回220円(税込)の手数料を取ることになったことを知りました。一昔前ならこれは銀行の横暴だと憤慨する人が多かったのではないかと思いますが、他行のATMを使わせてもらっていれば当然手数料を銀行の方も払わなければならないわけで、逆によく今まで手数料無料でやっていたなと思う方が強かったりします。

私自身は昔から全国の色々なところを旅行する際、もし手持ちの現金が無くなった場合に備え、都市銀行や地方銀行、信用金庫のような自分の住む地域内では手数料無料なものの、県をまたぐと支店がないような時に備え、郵便局の口座(現在のゆうちょ銀行)を旅用の口座として使っていたのですが、最近はコンビニATMの出現で、ゆうちょ銀行だけに頼らず、ネット銀行のように一定の要件を満たせば、コンビニATMから所定の回数だけ無料で入出金ができる複数の口座を用意し、さらに今までは無料で入出金ができた銀行も合わせてそれぞれ便利に使ってきていました。

コンビニATMについては、実店鋪のないネット銀行などでは現状の条件を急に厳しくすることもないと思うので、もしそれこそ全く電子マネーが使えない地域で買い物をしなくてはならない場合に備えるなら、旅行用にゆうちょ銀行(すでにコンビニATM利用では手数料がかかるものの、比較的全国にまんべんなくATMがあるのでやはりあると便利)とともにネット銀行の口座を予備的に作っておき、必要に応じて予備口座の方に現金を移してから出掛けるような対策を打てば、それほど慌てることもないのかなという気もします。ネット銀行でのコンビニATMの利用の場合、時間や休日とは関係なく利用可能なので、本当にいざ現金が必要な時のために持つといった感じでしょうか。

あと、これは当り前のことですが、旅先で電子決済をスマホからしようとして、電池切れを起こしたらQRコード決済のものは使えなくなるので、モバイルバッテリーは複数用意して持っていき、非常時の電話と電子マネー決済は最低限できるようにするというのが大切かなと思ったりします。

逆に今後のコンビニATMの使い方ですが、ネット口座の引出し用とともに、口座ではなく電子マネーのチャージに使うという形で活用することができます。クレジットカードを登録しないで交通系の電子マネーにチャージするには、今のところセブン銀行ATMを使って現金チャージが使いやすいので、状況によってそうした事にも使いながら、急に仕様変更になっても慌てないで今後も様々な決済方法を使っていきたいと考えています。