月別アーカイブ: 2019年1月

高速道路と一般道を利用し分けてみて

昨日は、用事があって静岡から伊東市まで出掛けてきました。朝出発してお昼に用事を済ませ、そこからはフリーでした。朝は何かと忙しいため、出られる時間も決まってしまうため行きはカーナビの設定で高速道路と有料道路を目いっぱい使っても早く着くようにし、帰りはあまり遅くなると翌日に響きますが、それほど急ぐ道でもないので一般道優先のコースを取りました。

最近のスマホのカーナビでは、目的地を入れて経路を出したら、目的地までの到着時間の目安を表示してくれるようになっていて、さすがに一般道優先の設定では約束の時間までに到着できないことがわかったため、多少早くても高速道路を使う設定にしたのですが、東名高速から伊豆縦貫自動車道へと続く道というのはかなりスムーズに進み、ほぼ時間通りに目的地まで到着できました。

さらに、高速道路の場合はサービスエリアの存在が実に有り難いもので、最初は30分前に到着するペースで進んでいたので、沼津のインターチェンジで降りる直前にある愛鷹パーキングエリアで一旦休憩し、早く食べられるカレーを食堂で注文して食べてから行っても十分間に合いました(^^;)。

これは、時間的にもお昼の混む時間を外しているということと、サービスエリアも大きな富士川ではなくこじんまりとしていて頼むとすぐに出てくることをあらかじめ予想しての行動でした。本当はがっつりと焼肉定食などを食べたかったのですが、そこは我慢してカレーを頼んだのですが、予想通り缶詰のカレーの味で(^^;)、これならすぐに食べられるなと改めて思ったものです。

沼津から伊豆へ行くために、修善寺まで普通車で200円かかる2箇所の有料区間を通りましたが、どちらも現金での支払いのみで、小銭を用意していないとスムーズに通れないので、その点は注意が必要ですが、伊豆高原にある目的地に静岡市内から約2時間でたどり着けたのは、最近ほとんど通ったことのない道でしたがカーナビアプリ様々でした。

帰りは、せっかく伊東までやってきたので、ブログをお読みの方が車で行けるような場所へ立ち寄った後に帰りましたが、だいたい午後2時半くらいに出発して、自宅に着いたのは午後5時半過ぎと、行きより一時間余分にかかりました。これは、帰りは夕方になってしまったので一般道の混雑にあったのですが、それ以上に困ったのは長時間運転していて休む場所がないということでした。

たまたま帰りのカーナビアプリが設定したルートが伊豆にある道の駅をことごとく外してしまったので、途中休憩を取るにはどこかお店に寄るしかありませんでした。かなり進んだところには富士の道の駅はあったものの、下りの方には何もないので、あえてそこに停めて体を休めようとは思わず、一気に走ってきてしまったものの、気軽に休む場所がないというのはやはりきついものです。最近ではいわゆる「ドライブイン」が無くなってしまい、自宅へのルートをあえて外して道の駅に立ち寄るしか仕方ないところがあります。こうした大変さがあっての無料ルートというところがあるのですが、今回はかなり堪えました(^^;)。

こうなってくると、単に時間があるからと一般道優先の設定をしないで、のんびり高速道路のサービスエリアで休憩をしながら帰ってくるという方がいいのかなとも思ったりします。これはケースバイケースかも知れませんが、今回はずっと一人での運転だったので無理をしてしまいましたが、誰かを乗せていたら恐らく違うルートを選んでいたでしょう。

また、最近の道の駅というのは長距離ドライブの休憩場所というより、その存在自体が観光の目的地化していることもあり、せっかく道の駅を見付けても車が一杯で駐車場に入れないような状況もあったりします。まさにそんな道の駅が、今回伊東市内で国道135号線沿いにある無料駐車場が完備している「伊東マリンタウン」だったのですが、その様子については稿を改めます。


新東名の最高速度実験は次の段階へ

このブログで以前に紹介したことがありましたが、東海道を高速道路で結ぶ2本のうち、新しくできた新東名高速道路の新静岡~森掛川インターチェンジ(上下道約50km)において、2019年3月1日午前10時から、一部区間における乗用車・軽乗用車・バス・125CC以上の二輪車における(大型トラックは対象外)最高速度を現在の110km/hから120km/hに上げる実験が行なわれることが発表されました。交通渋滞や事故との関連性を見るため、試行開始から1年以上かけて走行データなどを分析する予定だということです。

この区間は3車線の区間が全体の6割あるそうで、東名高速道路との分散化が行なわれていることから、最高速度を110km/hに上げてもそこまで影響が出なかったということらしく、今回はさらに最高速度を上げてみるということですが、机上の空論で結果を出すのではなく、実際にやってみることは必要だと思います。そういう意味で、今回の決断は決して無謀ではなく有効なチャレンジではないかと個人的には考えます。

ただ、気になるのは大型トラックの最高速度が80km/hに据え置かれるため、その影響が出ないかということと、乗用車が80km/hくらいの速度で走っていた際に「あおり運転」を行なうような車が出ないかということが気になると言えば気になります。

静岡県警察では、巡回するパトカーやヘリコプターの数を増やし、今以上にあおり運転や速度超過、追い越し車線をずっと走り続ける通行帯違反について厳しく取り締まることをアナウンスしています。こうした取締も功を奏しているのか、今まで最高速を上げても人身事故が前年度と比べても四割減ったというデータもあるため、今回の試行でどうなっていくのか気になるところです。

前にも書きましたが、私自身が新東名の静岡県の区間を走った経験からすると、抵抗なく走れる道路のおかげかも知れませんが、110km/hに上げても車がスムーズに進み、ぶれてくることがないので気が付くと制限速度をオーバーしそうになるということが何回かありました。エンジンの回転は少なくてもスピードが出ることから、無理に速度を上げないでエンジンの回転数を意識して走っている中で速度が120km/h付近まで上がってくる状況なら、車の燃費に影響を与える状況も少なくなるのではないかと思います。

こうした事があるので、速度を落としてゆっくりマイペースで走りたい場合や、大型トラックで走る場合には東名高速道路を走るようにし、平均速度を100km/h前後に保ちたい場合には新東名に入るようにすれば、結構スムーズにどちらの道路でも走ることができる気がします。個人的にはこうした試行に水を差すような故意による無謀運転をする輩が出て来ないで欲しいですし、日本にはもっと速度100km/h以上を出すことのできる高速道路が増えればいいと思っているので、今回の実験がうまく行くことで、新東名の最高速が今回実験されるルート以外にも広がるといいなと思っています。


インフルエンザの治癒証明書は存在するのか

今シーズン、インフルエンザにかかって仕事を休まざるを得なくなった私ですが、苦労したのは発熱して休んでいる時もそうでしたが、「本人が治ったと思っていもいつまで休まなければならないか」という事です。この事については、実に様々な考え方があり、その中で大変困ってしまう要求をされる事があります。それが「インフルエンザの治癒証明書の提出」というキーワードです。

ちなみに、ここで問題にしているのは主に仕事をしている人がインフルエンザにかかってしまった場合のことです。学校や保育園・幼稚園の場合には集団感染を防ぐために学級閉鎖・学校閉鎖があり、さらに地域によっては「治癒証明書」「登校許可証明書」を地元の医師会との打ち合わせで発行するような仕組みがあることはあります。ただ、学校以外ではそうした仕組みはなく、逆にお医者さんの側からも果たしてインフルエンザが治っているのか(つまり、他の人にインフルエンザをうつしてしまう危険性はないのか)という客観的な証明は難しいというところがあるのです。

私の場合、熱が出た日に受診した際、鼻の穴に綿棒を入れられてインフルエンザにかかっているかどうかの抗体検査を受けましたが、この検査でインフルエンザにかかっていてもウィルスが検出されない可能性もあるので、直ったからもう一度抗体検査をして、インフルエンザウィルスが検出されなかったから全て大丈夫だということではないと検査そのものに意味はないと言われました。

では、どうして再び出勤できたかというと、職場の担当者に休んでいる時の状況を説明してその判断を仰ぐことで、いつから出勤と言われた日から出たということになります。これは、医師にも言われたのですが、あくまで職場の管理をする担当の人の判断に任せるしかないというのが正直なところのようです。もっとも、それでは何を根拠にインフルエンザが快方に向かうのかということを合理的に説明しにくいということがあります。そこで、学生や児童・幼児についてのガイドラインとして定められている基準を利用するという事があります。それは、こんな内容になっています。

・「学校保健安全法 施行規則第19条」
出席停止の期間の基準は、感染症の種類に従い次の通りとする。
インフルエンザ(鳥インフルエンザ(H5N1)及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)にあっては、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで。

ここで問題になるのが「発症した後5日」と「解熱した後2日」というのがどのくらいになるのかということです。ここでいう「発症後」も「解熱後」も発症および解熱した日の翌日から数えるということになるようです。例えば、火曜日に発症した場合、翌日の水曜日から数え、5日後というのは日曜日になり、翌日の月曜日には復帰できる可能性があります。ただ注意したいのは、もう一つの条件の「解熱後」ということです。

これは、薬を飲んでも飲まなくても高かった熱が下がった日の翌日から連続して平熱になった場合の日数を数えます。同じく火曜日に発症・発熱し、水曜日に熱が下がった場合には木曜日から数えて金曜日までということになります。
以上の事柄が絶対ではないのですが、大切なのは発症したらこまめに体温を測り、いつから熱が下がったのか、そしてその熱は下がったまま安定しているのかはっきりと報告できることだと思います。そのため、安いものでもきちんと測れる体温計は必ず用意しておきたいですし、家から出られなくてもこまめに職場の担当者と連絡を取り合いつつ、再び出勤可能になる日の設定を話し合って決めてもらうようにすれば、後から問題を起こさずに職場に復帰できるようになるのではないでしょうか。

私の場合、再出勤した際に同僚に「本当に大丈夫なのか」ということをしきりに聞かれたのですが、あくまで学校の基準に則って出勤日を決定し、それは自分個人の判断ではなく、職場との意志疎通があったことを説明することで、スムーズに合流できました。いい加減な印象を周辺に与えてしまうと疑心暗鬼になって自分の立場も危うくなってしまうかも知れませんので、正式な証明は難しくても自分の周りの人も安心させられるような行動を取ることが大切です。もちろん復帰したとは言え、100%インフルエンザが直ったということは言えないので、マスクはきちんと付けて出勤・仕事をし、うがいと丁寧な手洗いを欠かさずにすることで、感染を防ぐ行動を示すことも大切になるでしょう。

とにかく、自分がかかってみないとここまで色々と考えることはなかったですが、いざ自分がかかってしまった場合には、ここまで説明したことを考えて復帰の道の考えていかないと、いつまでも復帰できないようなことも起こるかも知れませんので、皆さんもいざという時に備えてみてください。


LINEモバイル ソフトバンク回線の低速回線状況

先日ふと気付いたら、今月から利用を開始したLINEモバイルのソフトバンク回線に付いてきた1GBの高速クーポンを使い切ってしまっていました(^^;)。恐らくWi-Fiにつないでいるつもりで色々やってしまった結果だと思うのですが、ほとんど意識して高速通信を行なってこなかったので、たまたま昨日外でアプリをダウンロードしようとしてそのあまりの遅さに、これは高速クーポンを使い切ってしまったかも知れないと思ったのでした。

ただ、そうした状況というのもあったらあったで必要な情報を取れるもので、今回気になったのはLINEモバイルのソフトバンク回線で、低速になってしまった場合、正直どのくらいのスピードが出ているのかということです。

基本的には、MVNOの低速というのは最大でも200kbpsくらいになると言われていますが、会社によってはかなりの違いがあります。ドコモ回線では低速でも200kbpsをオーバーするスピードが出ると言われるところにOCNモバイルONEがあり、auではUQモバイルの一部のプランでは低速回線の設定自体が300kbps以上になっていたり、大手キャリアと関係のあるMVNOでは速度に優遇があるのではないかという話があります。

その点で言うと、LINEモバイルはソフトバンクモバイルと提携しており、ソフトバンク回線で高速クーポンを使い切った場合にどのくらいのスピードが出るのか? という興味は常々持っていたのですが、はからずも高速クーポンを使い切ってしまったことから、今回実際にスピードを測ることができました。

実際にアプリの「SpeedTest」を利用して測定したダウンロード速度はだいたい140kbps~190kbpsというところでおせじにも早くはありませんでした(^^;)。ただ、外でダウンロードしたアプリについては遅いながらも途中で止まることなくきちんと最後までアプリをダウンロードしてインストールまでできました。また、YouTubeの動画については最低画質で見るならぎりぎり見られるくらいのレベルになっているので、中の上といった感じでしょうか(^^;)。

このくらい使えるなら、早めに高速クーポンを使い切ったとしても、音楽やネットラジオ聴取用に十分使えるレベルになっています。そうは言っても過信は禁物で、サクサクはネットを見られないくらいのスピードであることは言えると思いますので、利用には注意が必要になるでしょう。

ちなみに、LINEモバイルの仕組みというのは先述のOCNモバイルONEやUQモバイルと違って、特定のアプリを使う分には高速クーポンが減らないことがあり、用途を限定することで少ない高速クーポンでも残しながら使うことができる半面、低速回線への自由な切り替えはできないため、今回のように高速クーポンをまるまる使い切ってしまわない限りは低速回線のスピードを測ることはできないという不自由さも合わせ持っています。どちらの方式がいいのかというのは議論があるかと思いますが、高速クーポンを使い切っても私の契約しているLINEモバイルのデータプランの場合、LINEについては高速通信で利用ができるので、コミュニケーションを主目的に使い、他の利用は低速で我慢できるなら十分使えるSIMであるということは言えると思います。


無料のキャンプ場は今後存続できるのか

一般の方が「キャンプ」と言えば夏中心に出掛けることが多いのではないかと思うのですが、最近はキャンプが一般化するとともに冬でもキャンプをする方々も少なからず存在するようです。ただ、夏に比べると冬のキャンプ場というのは人が少なく監視の目も緩いことから、夏とは違う問題が発生することもあるようです。

無料キャンプ場や天文台がある兵庫県猪名川町の公共施設「大野(おおや)アルプスランド」が今月から、キャンプ場を一時閉鎖したことがニュースになっています。ゴミを散らかしたり植物を柵を切ってまで取っていったり、近年ではそれまでの常識では考えられない状況が起こっているのだそうです。

キャンプを題材にしたテレビ番組が放送され、最近では「グランピング」なるキャンプとは少々違うスタイルでの宿泊が紹介されています。さらに冬のキャンプを楽しむライフスタイルがユーチューブで紹介されるなどする中、一番大事な「ゴミの持ち帰り」や、「来た時よりも美しく」という心構えを持たない人が無料で人もいないから何をやってもいいと勘違いするような事例が多く出てくれば、シーズンオフには閉鎖というのも仕方ない気がします。

これは、現代の社会においては今後も当然のように起こる現象であると言えます。インターネットが一般化する前には、車中泊でもキャンプでも仲間うちの「秘密の場所」であったり、「無料で使える穴場のキャンプ場」をごく少ない人たちで共有していた例もあったように思いますが、今では一度ネットに掲載されてしまえばそこは穴場ではなくなり、スマホで検索した人がこぞって押し寄せることでシーズンオフには閉鎖という流れになるのもやむ無しということになってしまうでしょう。

なかには、インターネットで情報を公開することについて苦言を呈する方もいるかも知れませんが、これは日本で個人のインターネットでの発信を何の前科もなければ禁止することはできないですし、一度アップされた内容を消そうとしても、個人情報に関わるものでもなければ消してもらうことも難しく、もしサーバーの意向で消してもらったとしてもキャッシュが残ってしまうということもありますので、それが良い悪いということとは関係なく、もはやネットで穴場のキャンプ場や車中泊場所を語ること自体がタブーになってしまったという風に考えなければしょうがないと言えます。

では、今まで便利に使わせてもらっていた「穴場」を持っていた人が、今回のような一部のマナーの悪い人たちの行動により、今までのように使えなくなってしまった人はどうすればいいのでしょうか。最初に紹介したように、現在のような真冬であってもキャンプ用品を用意してキャンプに出掛ける人が増えるという状況の変化があるわけですから、いわゆる荒らされたキャンプ場というのは今後も人が押しかけ、さらに荒れる可能性があるので、新たなキャンプ地であり車中泊地を発掘するしかありません。

ただ、無料キャンプ場については今では簡単にネットで検索できてしまうために、今まだ荒らされていないところでも、いつ標的になりシーズンオフ閉鎖への道をたどる可能性は今後については多くなっていくのではないかと思われます。荒らしを避けるためには管理人が常駐するキャンプ場の利用を行なうか、個人の所有する土地を使わせてもらうとか、誰でも利用することが難しい場所に移行するしかないような気がします。

では、今後「無料キャンプ場」はどうなってしまうのかということになってくると思いますが、現在の無料キャンプ場がその管理者の善意に基づいて存在していたことを考えると、その存在が知られたものから潰されていくような形になればなるほど、使える無料キャンプ場というものが冬季閉鎖というような形で使えなくなるか、有料化への流れになってくるのではないかと思います。

もっとも、無料キャンプ場というのは最初に紹介したようなキャンプ場荒らしに遭遇した場合、管理者がいないことでかなり危険な目に遭う可能性もありますので、キャンプ上級者でもなければ、シーズンオフの利用というのは十分気を付けて利用すべきだと思います。車中泊での利用も同様なことが言えるでしょう。テントの中よりも車の中の方が安全であることは確かですが、身の危険を感じるくらいのマナーの悪い人達と遭遇した場合にはとっととその場から立ち去ることも選択肢としては考えておいた方がいいでしょう。


ガソリンが静電気で引火した事故のてんまつ

先日、静岡県裾野市のセルフ式ガソリンスタンドで、小型バイクに給油した男性が、静電気からバイクに出火したことが全国規模のニュースになってしまいました。基本的には静電気を放電するように給油する前に専用のシートにタッチする必要が言われています。ただ、この話には続きがあって、この男性の静電気放電をしなかったこと以外にも過失らしき話が出てきています。そこで、改めてガソリン給油の危険性について考えてみたいと思います。

地元のテレビニュースによると、何と火事を起こした男性のバイクは給注口が壊れていたそうで、そのため、給油タンクの油量計が取り付けられている金属板のねじをはずした穴から給油を日常的にしていたとのことです。そのため、普通に給油口からガソリンを入れる場合でもあふれる状況は有り得るのに、今回問題になった給油についても、バイクだけでなく床も動画では燃え上がっているように見えたのは、それくらいガソリンをこぼしていたのではないかという可能性が疑われます。

ガソリンは常温でも簡単に気化するので、そこに静電気が発生すれば簡単に火が付いてしまいます。幸い店員が気付いて消火したことにより、バイクの一部が燃えただけで怪我もなかったということは良いと思いますが、明らかに整備不良のバイクに日常的に給油していた男性はその責任を問われる可能性があります。

私自身も原付バイクを利用することが多いので、セルフスタンドで給油することは良くあるのですが、自動車の場合は自動停止するくらいまで給油すれば十分なのでめったにガソリンがこぼれることはありませんが、バイクの場合はタンクの容量が少なく、一回の給油で長く走りたいと思ったら、できるだけぎりぎりまでガソリンを給油したいと思う方は少なくないでしょう。給油レバーを全開にせず、給注口の中を見ながらゆっくり注げばまずこぼれることはないだろうとは思いますが、それでもちょっと気を抜くとこぼれてしまうこともあります。そうなるとやはり給注口付近から静電気で発火してしまうリスクは拭えないので、給油口を開ける前にきちんと自分の体にたまった静電気を放出させるため、静電気放電シートを1秒間は触ることが大切だと言うことです。

今回の火事騒ぎでは、単なる地方のセルフスタンドでの出来事であったものの、安全対策のために24時間カメラで録画されていることから、ネットをやっていない人でもその様子をさらされてしまう可能性が十分にあることを実証してくれたように思います。そんなことも考えながら細心の注意を払った上で給油を行ないましょう。

その他のセルフスタンドでの給油時の注意点として、給油しながらスマホを使わないという事が言われています。これは、通信を行なうことにより電磁波の影響で気化したガソリンに引火して火事になる可能性が0ではないということと、スマホの画面を注視しながら給油すると注意力が散漫になり、普通ガソリンをこぼしそうにないような場面でもこぼしてしまう危険性があるからなのではないかと言われています。最近ではセルフスタンドでの給油が当り前になってきたような部分はありますが、やはり劇物であるガソリンを扱うことには違いないので、自分がニュースの主人公にならないように、気を付けて給油するようにしたいものです。


スマホなどの忘れ物を未然に防止する仕組み

先日、再放送のテレビ東京系「Youは何しに日本へ?」を見ていたら、日本へやってきた短期間の間に2つあったスマホを両方とも失くしてしまった旅行者の男性が出てきました。かわいそうだと思うと同時に、そういう人は首からスマホをストラップに付けて掛けるようなことでもしないと失くす癖というのはなくならないだろうと思ったりしました。

私の身近でも、少し前にスマホを置き忘れてしまったことに後で気付いて大変な事になったというケースが有りました。その時には仲間うちでの飲み会があり、ビルの1階にある店舗を貸し切りにして一次会をやったのですが、そこから二次会の会場に行く途中に、メンバーの一人がスマホがないと言い出したのです(^^;)。

その時にはすでに二次会の会場付近まで移動してきてしまったのですが、一応最初のお店に電話してスマホの忘れ物がなかったか確認してもらったのですがそのようなものはないとの返答で、改めて来た道を戻ってその人が取った行動から立ち寄った場所を全て探すかというところまで考えたのですが、この時に役立ったのがスマホのアプリでした。

これはiPhoneにもAndroidスマホにもありますが、「端末を探す」というアプリを起動して、その人がスマホに登録しているIDとパスワードを入力すれば、本体の電源が入っていてGPSが起動していれば、地図が開いてどこにスマホがあるかということがわかります。その時は何とかスマホをなくした人が自分のIDとパスワードを覚えていたので、別の参加者のスマホから地図を表示してスマホの現在地を特定することができました。結局、あったのは一次回のお店のあるビルのトイレの中でした。つい個室にスマホを置いたままトイレを離れてしまう人は少なくなく、実は大きな問題になっています。

ここまで大きな前置きになってしまいましたが、同じような忘れ物は高速道路のサービスエリアのトイレでも過去6年間で毎年2万件以上の忘れ物の問い合わせがあるということです。忘れ物がその持ち主に帰ってくればいいですが、そうではない場合も多いでしょうから、いかに個室のトイレに忘れそうになった荷物を気付かせるかということが大事になっているとも言えるでしょう。

そこで、中日本高速道路では人や物のシルエットからトイレ個室内の「異変」を捉える人工知能搭載の「アウトラインセンサー」を2019年度から順次導入する計画だということです。具体的には、個室に入ったまま全く動きがないとか、人は個室から出ているのに入る前には無かったものが残されているような場合に音声で知らせたり、管理者に異常が起こったことを通知するような仕組みなのだそうです。

トイレに入ってよくやりがちなのが、入った正面にあるスペースにスマホや財布などの小さな荷物を置き、用を済ませて置いたことを忘れてそのまま荷物が視界に入ることなく出てしまう(荷物は座っている背中側にあるので意識していないと忘れる?)ことでしょう。そこで、大きな音で忘れ物の存在を気付かせてくれる仕組みがあれば、かなりの忘れ物が未然になくなるのではないかと思えます。

ただ、やはり身の回りの品を管理するのはあくまでも自分なので、どこかに置くにしてもドア側のフックに袋に入れた荷物を掛けるとかした方がいいでしょうし、常にモバイル端末は2つ以上持ち、どちらかが無くなってしまったら、すぐに「スマホを探す」アプリを使ってどこに忘れたのか位置の確認をした上でその場所の管理者に電話をするなどして荷物を確保した上で取りに行くなど、自分でもできる「失くさない」ための方法だけでなく「探して見つける」方法についても考えておくことが大切です。

そして、そもそも論になりますが、トイレとスマホというと、手が滑って便器の中に落としてしまって壊してしまうという最悪の事態も考えられます。そんな事に思い当たることのあるそそっかしい人は、一番最初に書いたようにストラップを首から下げて持ち歩くということも考えた方がいいのかも知れません。


少額でも悪質な行動にはご注意

大手コンビニチェーンにはどこでも置かれているセルフ式コーヒーサーバーですが、先日のニュースで100円を出して普通のコーヒーを買ったのに、150円のカフェラテをコーヒーサーバーからだまし取ったということで逮捕された人がいたことがニュースになりました。「たった50円で逮捕」という事を大ゲサだと思う人もいるかも知れませんが、薄利多売で事業を展開している中、同じような事をする人が全国で出てきたら、事業自体も危うくなることは想像できます。ただ、なぜ今回逮捕までされたのか、そもそも「押し間違い」でコーヒーを出すつもりでカフェラテを出したと抗弁すれば、差額の支払いを行なうことで逮捕まで行かないのではないかとも思えます。

ニュースを詳しく見たところ、逮捕されたのは本人が「わざとカフェラテのボタンを押した」ということを自供したからだということでした。この人はいつも100円しか払わないのに何回かカフェラテを出していた「前科」があり、店側が要注意人物としてマークしていたところに店の常連客がその行為を指摘したことで、押し間違いだと抗弁しても店側が聞き入れず、過去に行なった不正行為についても追求していったのではないかと思われます(当然、過去に行なった行動のビデオは録っていたでしょう)。さらに、カップを受け取った人がコーヒーサーバーでどの種類の飲み物のどのサイズを出しているかというのは、店側の方で逐一チェックすることは可能だということで、不正な行為は店側に筒抜けになっているということです。

このように、世の中にはちょっとならいいだろうと思ってわずかな額の不正行為をする人がいます。まさにそんな人と先日出食わしたのではないかと思うことがありました。少しあやふやな言い方になりますが、実際に本当に不正だったのかはわからないのですが、行動自体はかなりグレーな集団と東京から沼津へ向かう東海道線の中で会ったので、個人的な推測を含めて、決しておすすめしない普通列車のグリーン料金を安く上げるための不正行為なのでは? と疑われる事例を紹介させていただきたいと思います。

私自身は東京から沼津までの普通列車のグリーン券を購入し、静岡まで帰る途中だったのですが、その集団はまず若い男性2人が東京か品川あたりから乗り込んできました。その時には多くの利用客がいたのであまり気にならなかったのですが、その列車は途中の駅で切り離しを行ない、終点の沼津まで行く車両は少なくなります。当然その間、列車は停車しているのですが、その際に2人は頻繁に車外に出て仲間らしき人達と話をしているようでしたが、次の駅からもう2人の男性が合流し、座席を向い合わせにして大声で話をするようになりました。

結局その人たちは終点の沼津まで乗っていたのですが、ふと座席の上を見るとグリーン料金を払っていると緑色に光るはずのランプが全て赤色になっていました。これはあくまでも私の想像ですが、先に2人がグリーン券(短距離)の料金を払って乗り込み、検札が一度通ったことを確認した上で友人達を呼び込み、そこからは先に乗っていた2人が本来沼津まで乗るために払わなければならないグリーン料金の差額を払わずに乗越し、さらに後から乗ってきた人は全くグリーン料金を支払わずに沼津までグリーン車に乗り続けたということになります。

もっとも、彼らが改札から出る時に駅員に正確にどの区間グリーン車に乗ったと申告して正規の料金を支払ったかもしれませんし、もし検札が来たら正直に払うかも知れないので、この行為が即アウトではないというところはあります。ただ、ネットなどを見ていると、検札が何回も回ってこないことを利用して、自分の目的地から少し手前までしかグリーン券を買わないで乗り続ける輩の存在が疑われる事例が紹介されているページもありますし、そうした「検札の穴」をうまくついて節約したと思っている方もいるかも知れません。

しかし、最初に紹介したコンビニの例のように、たった一度の出来心ではそこまで厳しくは対処しないかも知れませんが、今では電車内でも監視カメラがあって録画されているので、私の遭遇した人達も将来的には摘発されて逮捕され、格好のニュース種としてさらされる可能性は十分あると言えるのではないでしょうか。

ちなみに、私が利用した東海道線のグリーン料金は、最高でも平日980円、土休日780円の追加料金でグリーン車を利用できます(事前購入の場合)。たった千円をけちって今後鉄道会社から摘発され得るリスクを負うことは、あまりにも割に合わない行動ではないかと思うのですが。このブログを読んでいる方々は、交通費を節約するならあくまで規則に則った方法で行なっていただきたいと思いますし、このブログでは決して人から後ろ指を差されることのない交通費節約や通常よりお得になる情報について、今後も紹介させていただきたいと思っております。


ラジオ録音はパソコンに移行しているが

本日の朝、NHKラジオ第一の10時台「すっぴん!」では、ジャンルの垣根を超えて活躍しているマルチリード奏者の梅津和時さんが出演されるとの話を聞きました。昨年のブログで書かせていただいたジャズピアニストの佐山雅弘さんがお亡くなりになってから、その翌日に訃報が飛び込んできた、梅津さんとともにバンド活動やロックバンドのRCサクセションのサポートメンバーとしても活躍された片山広明さんが急逝されたとの報道があり、本日の放送はその追悼の意味も込めて行なうということです。

もともと、私の車中泊趣味というのは東京の中央線沿い西荻窪にあるライブハウス「アケタの店」のマスターでご自身もジャズピアニストである明田川荘之さんが全国をライブツアーで回るのに、お金がない事からご自身の車で車中泊をしつつ、全国の温泉に入りながら回ったという話を聞いて自分も全国いろんな所を回ってみたいと思って始めたというところもあります。その当時には「アケタの店」には梅津さんと片山さんの所属する「どくとる梅津Band」(のちにDUBと改名)もよくお出になっていて、間近に素晴らしい演奏が生で聞けることに感動し、地方から何回も通ったものでした。

片山さんは実に茶目っ気のある方で音も自由奔放で、さらに大きなガタイをしているのでRCサクセションのステージでもかなり目立ち、ファンの方なら良く知っていると思います。ただ、無類の酒飲みで私が聞いた話ではとある友人のお見舞いに病院に行ったら、顔色がおかしいと見とがめられ、自分が即入院になってしまうような事があったそうです。ミュージシャンとお酒というのは切っても切れないものだとは思うのですが、体調を崩した原因がお酒にあったとしたらと思うと大変残念です。

そうした個人的にも思い入れのあるミュージシャンのセッションというのは、やはり聞いておきたいところなのですが、平日の朝ということですとなかなかラジオを聞くということはできません。できればビデオのように予約して録音しておくことができればいいのですが、最近ではあまりラジオをタイマー録音するなんて話題はなく、確か少し前に内蔵のメモリにタイマー録音できるラジオやICレコーダーがそれなりに売れていたということはありました。

しかし、最近にいたってはそうした高性能の録音機能付ラジオというものを電気店で見掛けることも少なくなりました。私の持っているラジオは高性能とは言っても災害用などに特化したものが多く、シンプルで壊れにくい反面、多機能ではありません。逆に多機能だと一つの機能が使えなくなってしまうと製品としての魅力も無くなってしまうというところもあります。

そこで、改めて色々調べてみたところ、やはりというかWindowsのフリーソフトでradikoやらじる★らじるの仕組みを利用してインターネットラジオをタイマー録音できるものがあることがわかりました。それが「radikool」というソフトです(リンク切れなので以下のリンクを解除しました)。

https://www.radikool.com/

昔はAndroidスマホやタブレットでタイマー録音できるアプリもあったのですが、このソフトでも番組表をクリックするだけで録音予約が完了し、録音ファイルをOneDriveやDropboxの指定したファイルに置いておくことができるので、スマホでもクラウドアプリを入れておけば、内容をダウンロードしてすぐにスマホで録音した番組を聞くことができるようになります。

私の現在のパソコンの中には、Windowsが搭載されたタブレットもあるので、そのタブレットの方で予約を行ない、今後はラジオ録音を主にそのタブレットでして、必要に応じて聞こうかなとも考えていますが、アプリやソフトもフリーで手に入り、安いWindowsタブレットだったら1万円以下でも入手可能な状況を考えると、なかなか高性能であっても録音機能付ラジオは売れなくなってしまうのかなと感じます。何しろ、インターネットが安定して使える場所なら、ラジオではモノラルの放送でも、きれいなステレオ音質で聞けますし、月額料金を払って全国の民放が楽しめるradikoプレミアムに入れば、全国の放送を録音し放題になります。昔は高い高性能ラジオに大きなアンテナを繋いで、遠くの放送局を雑音混じりに受信し、さらにその番組をカセットテープで録音していたことを考えると、「インターネットが高性能ラジオを殺した」という状況がすでに生まれています。

もっとも、高性能ラジオが全て無駄だとは個人的には思っていません。もし停電したらインターネットも使えなくなりますので、情報はラジオが主になりますが、ひどい災害で首都圏のラジオ局が電波を出せないような状況になったとしたら、頼りになるのは昼間でも遠方の高出力の放送局を受信可能な高性能ラジオであると言えます。個人的にはICF-EX5MK2がおすすめだと思うのですが、最近はネットを見てもかなりプレミアが付いてしまっています。基本的に1万円台で買えなければ、他のホームラジオで十分だと思いますが、つくづく災害用ラジオとしてのICF-B100をソニーが製造中止にしたことが残念です。

過去に書いたICF-B100のエントリーについて、一応リンクを貼っておきます。もしフリーマーケットや中古品を扱うお店のジャンク品の中にこのラジオを見付けたら、ぜひ手に取ってみて下いね(^^)。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/sony-icf-b100-e.html


人気観光地での混雑を避ける工夫

私自身年に一回は行っている京都における市バスの状況がかなり深刻なことになっているようです。ここ数年で市バスを利用する人について、変化が出ているのはわかっていたのですが。

元々京都市内を走る「市バス」について、以前は一日券が500円だったので便利に使わせていただいていました。

少し前には時期を問わず修学旅行らしい中学生や高校生がバスを利用したりしていたのですが、今ではそうした人達に変わっていつ行っても海外からの観光客の方々が増えてしまい、市バスを使っての京都をくまなく観光というような事ができなくなっているようです。本来は、京都にお住まいの方が日々の足として使われるように整備されたのでろうかと思うのですが、地元の方々が利用しずらい状況になってきてしまっているのが、心苦しくもあります。

見ていて思うのが、海外の旅行者が自分の身一つだけでなく、大きな旅行カバンと一緒に乗り込んでくるのがさらに状況を悪くしているということです。この件については、荷物の預かり場合を告知して斡旋したりすることは行なわれていたようですが、自分の荷物を手元に置いておくことで安心できるという人もいるのではないかと思いつつ、最近のニュースではこうした傾向に歯止めを掛けるために、ある程度の大きな荷物については別に料金を取った方がいいのではという意見が出ていることが明らかになっています。

こうしたことが実際に行なわれるとすると、現場ではかなりのトラブルの元になるのではないかと思うのですが、例えばバスの一日券をさらに値上げする一方で、地下鉄の一日券の価格を据え置くだけでも、海外からの利用者の流れを地下鉄に誘導できる可能性があります。バスはどうしても渋滞がありますし、ある程度駅から歩くようにすることができれば、鉄道利用の方が時間も読めますし観光の際には便利になっていくのではないかと思います。

もし、バスを利用するなら京都の場合には事前に定期観光バスを予約して、座席を確保した上で自分の行きたい場所を回ってくれるコースを選ぶ方がストレスを感じることなく京都観光ができるのではないかとも思ったりします。

https://resv.kyototeikikanko.gr.jp/Teikan/Web/Default.aspx

リンク先は、京都の観光バスの予約サイトですが、最近はネットから直接予約できるので、当日乗り場まで何とかたどり着けば、後は移動と観光・食事までセットになったコースを堪能できます。私が京都へ行くには様々なパターンを使いますが、車で近くまで行って車は京都まで入らずに「パークアンドライド」で利用する場合、帰りも車を運転したり車中泊を入れての旅という運転手にはきつい行程でも、現地観光についてはあれこれ考える必要がないというのはいい組み合わせだと思います。何しろ、車で行けば大きな荷物をわざわざ観光するのに持っていく必要もないわけですし。

今後、京都をはじめとする国内で人気の観光地については、海外からのお客様が増えるとともに、今までの観光の常識が通用しなくなることが考えられます。それについては今回紹介したような定期観光バスを利用したり、そもそも観光する時間をずらして人がいない早朝を狙って観光するとかの工夫が必要になってくるのではないかと思います。そうした行程を決めるにあたって、現地入りの時間を自分でコントロールすることができる、自分の車での現地付近までの移動ということも鍵になってくるのではないでしょうか。