カテゴリー別アーカイブ: 車中泊のための道具考

車中泊をするためには必ず使うものから、あったら便利なものまで様々なグッズについて紹介していきます。

郵便会社の良くなった点

このブログでは、「インターネット万能説」というのがあるのかはわかりませんが、外でも自宅と同じようなネット環境を整備することによって旅先での生活も便利になるという考えのもとで書いているとこるが多くあります。しかしその中でいかんともしがたいのが、物そのものを送ったり送られたりするためには昔からあるアナログ的な仕組みです。

メールやSNSで送ってもその中味を見てくれない方もいますし、せっかくスマホを持っていてもスマホの画面から電話に出たり通話を終了する方法がわからないということで、かかってきた電話に出ない人もいたりするのです(^^;)。そんな人はむしろガラケーからスマホに機種変更をしない方がいいのにと思うのですが、どうしても連絡が取れない場合はやはり手紙やハガキに頼るしかないというのも正直なところなのです。

このブログでは民営化された郵便会社について、今までは「ゆうゆう窓口」の24時間営業の中止や、地方局の統合などどちらかと言えば悪いことの方を取り上げてきた気がしますが、先日郵便局に行ってある意味民営化しなければできないようなサービスが行なわれていることを知りました。そういう風に気付くことは前からあったのですが、あえてここで紹介するようなことはなかったのでそのままにしていたのですが、今回はそれらをまとめて紹介しようと思います。

まず、郵便会社のサービスというのは全国一律のサービスであるので、昔から局にあるATMを使う場合は利用手数料が時間によって無料だったり、送金する料金が安かったりしました。またちょっとした物を送る場合に、とにかく閉まるように入れれば送れる「レターパック(旧エクスパック)」のシリーズは今でも旅先から何かを送る際には便利です(種類によっては厚さが決まっているものもあります)。というのも、競合する宅配業者の場合は営業所を探してそこから荷物を出さなければなりませんが、郵便の場合は無人でも出せるポストの存在が大きいです。あらかじめ「プラス」と「ライト」という複数の種類の「レターパック」を用意しておいて、プラスなら4キロまで厚さ制限なし、ライトなら重さは4キロまでで厚さに3センチまでという制限があるという区分があるだけです。

お土産を送ってもいいし、長期の旅行で着なくなった衣類を詰め込んで送るのにも全国一律料金でポストから送れるというのはかなり利用者側にメリットがあると思います。

過去には福山通運が「パーセルパック」専用封筒に入れて送れるサービスを郵便局より安く行なっていたので利用していたのですが、いつの間にか一般利用者の取扱いはNGとなってしまったので、今後どのようになっていくかはわかりませんが、車中泊旅のお伴として車の中に二種類のレターパックを忍ばせておくのもいいのではないかとすら思います。

今回郵便局に行って封筒に貼るための切手を10枚単位で購入しようと窓口にお願いしたところ、普通の切手とともに「シール切手」を紹介されました。考えてみると、出す郵便物によってはこうした初めからシールになっている切手というのは便利です。今回の用途も、すでに手紙には封をしてあり、あとは切手を貼るだけにしておいたものに使おうと思ったからで、全て同一金額ということもあり間違えて違う額面の切手を貼る可能性もなかったので素直にシール切手を購入して局内でシールを貼っていたらあっという間に終了しました。

もちろん、シールだと間違えて貼った時に「ハガロン」をつけて剥がすという手段は使えなさそうですし、様々な郵便物を送るのでなければシール切手は大変便利です。今回たまたま発売されたばかりの「天体シリーズ第一集」の切手も購入し、恐らく出した人にも気に入ってもらえたのではないかと思います。
こうした気軽に手紙を出すために使うと便利なシール切手がここまで簡単に買えるようになったのにはやはり民営化になって風通しが良くなったことと関係あるでしょうし、また民営化してすぐ窓口でレターセットを販売するようになったのは官営の歴史が続く中ではできなかったことだろうと思いました。

と、こんな事を書くのも、まだ郵政民営化前の郵便局を訪れた時に遭遇したあるハプニングを見たことが根底にあります。というのも、今でいうシニア世代のクレーマーらしき男の人が窓口の若い男性職員と押し問答をしている中に私が局内に入ったのですが、その男の客の要求というのは当時の郵便局ではできない対応だったのです。

つまり、ここは郵便局なのだから切手を貼る封筒があってしかるべきだと主張していたのですが、当時はまだ郵便局で売っていいものと悪いものがあった時代だったので、職員の男性は、郵便局では封筒は売っていませんので、文房具店かスーパー・コンビニでお買い求め下さいと何回も諭すように対応している中で、クレーマー男性は職員の方を殴り、捨て台詞を残して帰って行ってしまったのです。その時には別に警察を呼ぶこともなく、それ以上は局側も事を荒立てるような感じではなかったのですが、なぜ当時の郵便局ではレターセットを売ってはいけないのか? というような疑問は現場では当然出ていただろうと思います。

最近の郵便局では業者が入って実演販売をしているところもあり、自分で写真を切手にしてもらうなど様々なサービスが行なわれ、局内に自動販売機が設置されたりして冷水機のみしかなかった昔とはかなり変わってきたなと思うことがありますが、近くの郵便局の敷居というのは銀行や運送会社と比べればかなり低いままだという印象があるのが郵便局の強みだと思います。

今後電子マネーの普及とともにその営業状況にも変化はやってくるとは思いますが、直接やってきてくれる人との対応において、現場からの要望というのはきちんと吸い上げてさらなる進化を望みたいと個人的には思っています。ちなみに、シール切手とレターセットの同一パックがあれば便利だなと思って調べたらすでに「My旅切手レターセット」というものがあり、その土地から手紙を書いてすぐ出せるようになっていました。これが観光地の出張所にでも置いてあれば、旅先で撮った写真をコンビニでプリントして、コンビニ内にあるポストに投函して送るなんてこともできます。電子メールだけでなく手書きの手紙というものにも魅力を感じている人を取り込めるいいアイデアだと思います。民営化になったことで今後も宅配業者との競争が続いて大変なところはあるでしょうが、旅人のオアシス的な所は残して、全国どこでも利用できるというところは変わらないでいて欲しいと思っています。


LCC時代の万が一に備える旅行グッズ

先日、成田空港から上海へ行く航空便が、上海の天気が雪で着陸ができないため欠航になったところ、すでに出国審査を済ませていた中国国籍を持っている人達とLCCスタッフの間で騒動になったというニュースが有りました。

中国語のできるスタッフが案内したのではないということが原因かとも思えますが、これだけの騒ぎになったのは欠航が決まった時点で飛行機には乗れないわけなので、LCCスタッフがまだ出入国審査の窓口が開いている間にいったん日本への入国審査を受けないと、空港内にある待合所や深夜まで営業しているお店を利用できなくなるので、とにかく戻って日本への入国審査を受けてくれとお願いしたことがうまく伝わらず、お店も何もないロビーの中で飛行機にも乗れず、かといってお店のあるエリアにも進めなくなってしまったことから集団でのストレスが爆発し、ついには警察が出動するくらいの騒ぎになってしまいました。

当初この事件は中国の側から日本で受けたひどい仕打ちだとして公開されたものが出回ったということなのですが、よくよく内容を聞くとLCCの自社都合での欠航ではなくあくまでも到着先の上海での雪という会社ではどうしようもない天候不順が原因なので、そこまでLCC側の対応が非難されるのはおかしいと、中国のメディアの方でも意見が挙がっているようです。

こうしたトラブルは、もし中国語が話せないスタッフしかいなかったとしても、その国の言葉で書いたチラシを配って現状を伝えるなど、LCC側にとっての対応の余地が残ったので今後の改善を望みます。ただ日本人であっても飛行機が欠航した場合の対処についてあまりに無知だと、大手航空会社と違って安い代わりにサービスを削っているLCCのビジネスライクな対応にカチンと来てしまって今回のケースと同じように大声で騒ぎ出すような人が出てくる可能性もあります。人間生きている以上、公の場所でも頭に来ることがあるでしょうが、今回のような場合は事前に欠航する可能性は天気予報を確認すればわかっていたこともあり、さらに自社に責任のない欠航の時にどのような対応をLCCがするかということをわかっていれば、そもそも怒りの感情以前に、多くの飛行機に乗れない人のための対応を行なわなければならないということで、できるだけ自分の分は早くに交渉を済ませようと私なら思います。

私自身はJALの航空券が付いた旅行会社のパッケージツアーで欠航ではないですが札幌からの便が振り替えになり、代替機を使ったために羽田に着いた時刻がかなり遅れたことがありました。その際の航空会社の対応は、まず新千歳では代替機を待つ間の迷惑料的な売店で使える金券の支給があったので、羽田に着いた後に利用しようと思っていた夜行の電車の切符を示しながら、とりあえず先に自分の状況を話しておきました。

他の乗客がこの対応に気付いて金券を貰おうと列を作っている時には軽食とお茶くらいをいただいていました。その後、そのまま代替機に乗り無事に羽田に着いたのですが、その時にはすでに時刻は深夜になっていましたので当然ながらその先の交通機関は使えません。東京近郊に住んでいる方には、さすがLCCではなく大手のJALということで、タクシーを使った料金を後で精算するということで、その書類をもらうためにまた多くの人が列を作っていたのですが、私は元より自宅まで帰ることは不可能なので、たまたま羽田空港に隣接するホテルを取ってもらい、翌朝そのまま自宅まで帰りました。

ただこれはきちんと正規の料金を払った上での対応なので、LCCの場合はここまでの対応は難しい場合もあるでしょう。いろんな航空会社の口コミを見ると、別便に振り返ることができて飛ぶのは翌日以降になる可能性がある場合、ホテルが確保できないほど多くの利用客に影響が出るようなら、空港のロビーを開放したり24時間利用できる空港ならあえて空港内で夜を明かすような状況も考えておいた方がいいということは言えます。

お金を出してビジネスやファーストクラスを使っている方なら全て航空会社持ちで何とかしてもらえると思いますが、LCCのバーゲンセールでかなり安くチケットを取った身ではそこまでのサービスを求めて騒いだら今回の中国上海行きの乗客と同じようなことになってしまいかねません。

そんなわけで、今後私がLCCを利用する場合には車中泊にも役に立つ「どこでもそこそこ快適に寝られるセット」を荷物の中に入れて持って行くというのが本当のいざという時に役立ちそうです。まずは空港の床にそのまま寝て体を壊さないための「マット」が必需品になります。マットと言っても、キャンプ用の大きくかさばる銀まっとや、よくバックパッカーがザックにくくりつけているパタパタ折りたたむことができるZ-Liteのようなマットでもかなり目立ちます。荷物の隅に忍ばしておけるという点では、空気を入れて膨らますタイプのマットでも、空気を自分で入れることなく自然に膨らむインフレータブルマットと呼ばれるものでコンパクトに持ち運びできるものがおすすめです。ただ、寝る前にはマットに穴が開かないように小さなピンなどマットに穴を開ける恐れのあるものがないかを十分に調べた上で設置しましょう。キャンプの時に地面に直接敷く場合よりも空港のフロアはパンクの心配は少ないと思います。私が持っているのはイスカの「コンフィライトマットレス165」の前のモデルですが、もしサイズが気にならないのならもう少し長い180の方が頭を含む全体を乗せられるので、個人的には長い方が良かったかなと思っています。

枕についてはバッグで代用できるとして、夏ならそのまま寝てもいいのですが、汗がマットに付いてしまって不衛生になるので、私はトラベルシーツを常備しています。元々はかつてのユースホステルにあった袋状になっていて人間は中に入って寝るように作られていて、特に海外旅行先でとてもホテルのベッドに直接寝たくない場合に重宝するのですが、空港内がそれほど寒くないくらいの季節なら、これ一つでダウンを着込めば何とかなるような気がします。

個人的にはこの2つに空気を入れてふくらませる枕があれば十分かなという気がします。このトラベルシーツには枕を入れるためのポケットが付いているので、枕も汚すことなく旅行から帰ったらシーツだけを洗濯すればいいわけです。もし毛布が借りられるならこの上に掛ければいいので、そのくらいのわがままは航空会社に言ってみるのもいいのではないでしょうか。それでも寒い時のために、ポンチョのような小さくまとまる雨具を用意しておき、それを着た上でシーツの中に入り込めば、少なくとも航空会社が用意する簡易寝袋やマットより快適に夜を過ごせるかも知れません。

飛行機を使っての旅の場合、常に飛行機が飛ばなくなるトラブルはありますし、電車で移動中にも雪で立ち往生して車内泊をせざるを得ないこともあります。そんな時のための用心として、さらに大きな災害が起こって帰宅困難になった場合に備えて、このようないざという時にどこでも寝られるセットというのはあると本当に安心することができますのでLCCを使って全国を飛び回ろうと思っている方は、大手と比べてサービスが少ない場合に備えておくというのも一つの考え方ではないかと思うのですが。


星の観望・撮影はYouTubeと活用とマット・寝袋の用意を

昨日、全く内容とは関係ない「おまけ」として皆既月食の写真をアップしましたが、撮影に使ったのはズームのあるコンパクトカメラでした。ただ、最初は手持ちで月を撮ろうとしたのですが予想通りブレまくりで画面の中央に月を入れることすらできませんでした。何とか写真らしい形になったのは、デジカメを大き目の三脚に固定して、シャッターについてもワイヤードリモコンでシャッターを切り、できるだけカメラが動かないように気を付けました。

今回は皆既月食の暗い月であっても何とかファインダーの中に入ったので、普通にオートフォーカスで自動的に月の模様にピントを合わせましたが、星座の並びを撮影する場合はもっとシビアな撮影が必要になります。

星はもっと高性能のカメラでないと点に写らないので、安いカメラの場合はできるだけ広角側の明るいF値にして、数秒間という風にシャッタースピードを長くし、多少星が流れているように撮るのが一般的ですが、それにもきちんとカメラを固定する必要があります。

私が今使っている大型のカメラ用三脚はかなり前に購入したものですが、今回もカメラを使った後には双眼鏡を三脚に据え付け、直接自分の目で細かい月の模様を真近に見ることもできました。昨日はちょうど皆既月食が終わった時間くらいに雲が出てきたということもあり、観測自体も雲で見えないと諦められたということで、天気的にはラッキーだったと思います。

今回は車で出掛けないで家のベランダで見たのですが、そうした状況を確認したりしてかなり役に立ったのがウェザーニュース社のYouTubeチャンネルにおけるライブ配信でした。当初はもしかしたら自宅からは見えないだろうと思っていたため、せめて中継だけでもと思っていたのですが、YouTube中継はハワイと北海道、そして東京スカイツリーからあり、私はYouTubeを映したテレビの画面で月が欠ける「食」の度合いを確かめてから外に出ていました。

テレビでも赤い月の姿が見えましたが、テレビと実物との差を見られたのも良かったですし、さらに状況の変化は逐一専門家が語ってくれますので、まさに自宅に居ながらにして天文台に見に行ったかのような感じになりました。ただ、テレビを使っての天体現象を見る場合、一年のうちでも定期的に行なわれる「流星群観望」の方がネットと実際の星空とのコラボレーションが強力になります。

というのも、流星群とは言っても一時間に60個も出れば多いくらいで、それでも全天の中で一分間に一個ペースになりますので、一人で一つの方向だけを見ていても、反対方向や自分の視野からは見えない所で流星が飛んでしまった場合にそれをカウントすることもできません。ただ、ほぼリアルタイムで流星が流れたことを教えてくれるウェザーニュースの番組を見ながら観測すると、全く出なければそんなもんだと諦めが付きますし、テレビやパソコン、タブレットの画面でも夜空の中でどちらの方向に多く飛んでいるということがわかりますし、テレビで流星が出現し続けて盛り上がっているのを確認した上で外に見に行くというような事もできます。

また、YouTubeは最低画質にしてブラウザから見れば、いわゆるMVNOの低速でも何とか見られる可能性があるので、観測場所にスマホでもブラウザでも帯同させて番組の音を聴きながら自分は夜空を見続けることで、番組と実際の星空がコラボしているような感じにできます。

なお、流星を見るには車中泊のために用意しているグッズがそのまま役に立ちます。立って天空を見ながら粘ると首を痛めますので、できれば視野が広いところで回りの光害の影響がないところを見付けたら、キャンプ用のマットや組み立て式のコットを地面の上に設置し、さらに寝袋の中に入って寝ながら観測するというのが正しい流星の見方になります。

また、観測が長時間にわたる時には事前に用意するなりした熱湯で温かい飲み物やカップ麺などで腹ごしらえをするのもいいと思います。

しかし、空の澄み切った冬というのは星はきれいですが深夜から早朝にかけて気温がマイナス十数度くらいにまで下がる可能性がありますので、寝袋は冬用にしていても途中で寝てしまわないように気を付けましょう(^^;)。また、カメラを使ったりすることが多いなら、寝袋は中に入った状態でも動くことができるモンベルの「スーパースパイラルストレッチシステム」のものがおすすめです。車に入れて運ぶだけなら高価なダウンでなく化繊のバロウバッグで十分です。極寒の中で使うなら「#0」か「#1」が一つあると、自宅でも寝袋の中に入った状態で上に羽毛布団を掛けて使うことができたり、それこそ自宅のベランダで天体観測をする時の強い味方になりますので、特に寒い地方にお住まいの方は一つ用意しておくと何かと便利です。


冬の車中泊行には荷物の中に加えたい山岳用ショベル

昨日、録画しておいたテレビ番組を見ている中で、なかなか面白そうなものがあったのでメモ的に紹介させていただこうかと思います。私が持っているというわけではないので、その点は割り引いてお読みいただければ幸いです。

今年の4月から、「グレートトラバース(NHK BSプレミアム)」という番組で日本百名山と日本二百名山を歩きとカヌーで(島に渡ったり海峡を渡る場合にカヌーを使って人力のみで移動する)一筆書きの全登頂を2回に分けて達成したアドベンチャーレーサーの田中陽希氏が今度は今年から2年間をかけて、これまで登ってきた200の山に、さらに三百名山として選定されている山を加えて日本全国300の山の一筆書き登頂を名指すというテレビ連動の企画を実行に移すのだそうで、先日はその演習を兼ねて冬山の訓練ということで北海道の大雪山系の縦走を行なう様子を追い掛けていたドキュメンタリーを見たのですが、そこで面白いと思ったものが、冬山でテント泊をする際に雪をブロック状に切り出して雪の壁を作ったり、穴を掘ってビバークするための軽くて丈夫な山岳用のショベルでした。

柄の部分が短くなるとかさばらなくなり、アルミならそれほど重くならず、よくあるスチールを使ったショベルのように重くなく、雪かきに利用していることの多いプラスチック式のショベルのように何かの拍子に折れたり壊れたりする危険性が減ります。番組では具体的な製品名までは出ませんでしたが、田中陽希氏が冬山用に用意したショベルは以下のリンクのものだと思われます。

山岳用ショベルについて紹介されていたサイトも読んでみたのですが、いざという時のために車に乗せておくなら、このようなものでも十分だとの解説がありました。

2つのショベルの違いは、「肩」にあり、最初に紹介したものは足を入れて掘りやすくなっているのですが、雪をブロック状に掘り出して積み上げやすいということがあるようです。ただ、車が雪につっこんで周りの雪をどけるという用途ならそこにこだわらなくてもいいと思いますし、ザックの外側にくくりつける場合に形状がカーブしているので収まりやすいデザインになっています。もちろん、他のメーカーでも山岳用のショベルの製品を出しているので、実際に登山用品のお店へ行ってその重さや使い勝手を試してみることが大切だと思います。

私自身としては山岳用というよりもいざという時の利用について考えてしまうので、軽くて丈夫で車の中に入れっ放しにしておけるものであれば、もし今後冬に車で出掛けるような事になれば一本は用意して車の中に入れておきたいと思いますが、今のところすぐに買うべきものではないので、もう少しいろんな種類を見て将来的には一本車載用に手に入れたいとは思っています。
これからの季節、雪のある場所へ車中泊で出掛ける場合はやはりどんなものでも一本あった方がいいと思いますし、なかなか雪のない地方で暮らしていると思い付かない必要な道具というものはまだまだあるんだなと今回の事で思いました。


クロッツ やわらか湯たんぽ 持ち出し・備蓄用途に

年内に申し込むか年明けにずれるかでお得度が変わってしまう「ふるさと納税」ですが、欲しい製品があった場合は直接購入せずに自治体への寄付を行ない、この自治体が提供している返礼品という形でゲットするという手もあります。

今回、そういったやり方で手に入れたのが、大分県国東市の返礼品であり、地元企業の出しているユニークな製品「やわらか湯たんぽ」でした。この湯たんぽの素材はウェットスーツの生地で作られており、空気を抜けば丸めるようにして小さく折りたたむことができ、さらにお湯を入れた状態でもそのまま手で持つことができます。さすがに汚れが気になる場合にはタオルなどを巻いて使った方がいいとは思いますが、普段使いだけでなく車に常備しておいていざという時に使ったり、旅行用のバッグにしのばせて持って行く事も簡単なので、なかなか面白いものだと思います。

写真は1万円の寄付をした人に送ってもらえる「特大」サイズのもので、2.5リットルの容量があります。だいたい大き目のヤカンを使えば一回で満タンになります。付属のじょうごはキャップを回して外れないように固定できるので、お湯を入れるのも簡単です。

この湯たんぽの特徴として自在に形が変わるので、椅子に置いて腰の部分を温めるのにも使えますし、こたつの中に入れて使えばこたつに電気を入れなくてもそれなりの温かさを維持できます。

ちなみに、メーカーのネットショップではこの特大サイズは税込で6千円+送料くらいで売られていまして、1万円寄付しても地方税を払っていればその分、自分の住んでいる自治体からの税金がかからないように申請することも可能なので、あまり負担感がなく気軽に興味深いグッズを試しながら使うことができるという点で、「ふるさと納税」の制度を賢く使うことはおすすめではないかと思います。

今回の返礼品にはありませんでしたが、メーカーのホームページを見ていると、さらに興味深い商品が紹介されていました。今回紹介した湯たんぽは円筒形でペットボトルのような注ぎ口にじょうごをセットしてお湯を入れるのですが、ウェットスーツの素材というのは熱いお湯だけではなく冷たい水でもいいので、夏用の製品も出ています。

こちらの製品は水の入り口が大きく、中に入れるための氷を作るための道具もセットされています。使っている生地は同じなので、中味をお湯にして湯たんぽとしても使えるというメーカーの説明もありますので、夏はコンビニで氷を買って氷枕として使い、冬は沸かしたお湯を入れて湯たんぼとして使うこともできるということで、車中泊の旅のお伴にするならば、こちらの方が個人的には欲しかったのですが返礼品のリストにはありませんでしたので(^^;)、うまい商売だと思います。

ただ、商品についてのレビューを見るとまれに縫製が甘い品が混じっている可能性もあるので、購入後全く使わないということはしないで、とにかく購入してからすぐ使ってみて水漏れがしないかだけは確認しておくことをおすすめします。購入後すぐなら不良品ということで交換対応もできると思いますが、そのまま1年以上保管していて急に使った時に水漏れが起きた場合、メーカーの方ではこの製品が不良品なのかユーザーの保管方法が悪かったのかの判断が付かなくなりますので、最悪一回使ってそれ以降使えない状態になってしまうことも有りえます。レビューで水もれについての悪評が書かれている内容も読ませていただきましたが、どちらにしてもこうした中に水やお湯を入れて使う製品については、きちんと性能を発揮するかどうかはユーザーの方で使ってみて判断する必要がありますので、その点は十分に考えて災害時のもしものために使おうと考えておられる方も、この冬や夏に継続して使ってみて、普通に使っているのに水もれが出た場合に文句を言うべきだろうと思います。

普通に売られている湯たんぽをそのまま使ったり、アウトドア用の非保温ボトルを湯たんぽ代わりに使うという事も一つの方法ではありますが、その場合、普通の湯たんぽと同じようにボトル自体が固いので、腰に当ててそのまま寝入ってしまったらかえって腰に悪かったりもします。しかしこの湯たんぽの場合はクッションのように体に合わせて密着するので、状況によって使い分けることでかなり車中泊の際の車内を快適にしてくれるのではないかと思います。


ポカリスエット イオンウォーター パウダー(180ml)スティックタイプ

ようやく自分のスタイルに合ったスポーツ飲料のパックが出てきたなというのが第一印象です。基本的に、マイボトルを持ち出して外で飲み物をいただく場合、ボトルの中にお茶を含む色付き味付きの飲み物を入れておくとボトル本体および内部のパッキンが時間の経過とともに変化し、その変化によって黒ズミなど洗ってもなかなか落ちない汚れの原因になることがあります。

私の場合はボトルの中味は極力お水か白湯にし、お茶を飲む時にはその都度茶葉を挽いたり淹れたり、コーヒーならドリップしていただくようにしているのですが、夏場だけでなく暖房の効いた部屋や車内で長時間過ごしている場合も汗をかくので、一杯飲みきりのスポーツドリンクのパックが出てくれないかとずっと切望していたのです。今までは夏に大きなボトルに入れるための1L用やせいぜい500mlのパッケージがあるだけでした。

粉というのはどうしてもこぼれるものですから、大きなパッケージを小分けして使うようにするとこぼした時に大変ですし、いったん開封した場合の保存がどうなるのかと考えるとなかなか大きなパッケージを買って使おうとは思わず、今までは一杯飲み切り用のパッケージがあった日東紅茶「塩とライチ」という粉末ジュースの素を用意していたのですが、今後はこちらのパッケージになるかと思います。

一杯分が180mlと少なめではありますが、糖分の取り過ぎを心配される場合は、推奨の水の量より倍くらいまで希釈した方がいいという方もいらっしゃるので、私が持っているものの中では大きめのカップにこのスティックパウダーを溶かし、250mlから300mlくらいに薄めればそれなりに飲み応えもありますし、好みに応じて水の量を調節できるので味見しながら自分に合った水の量を決めるというのもいいと思います。

さらに、自分で使うかどうかわからないような場合でも、旅行先で脱水症状を起こしている人に出くわした場合、周辺にだれも経口補水液やスポーツドリンクを持ち合わせている人がいなかったような場合でも、水さえあればそうした方に飲ませて症状の改善が図れるケースも有るのではないかというところもありますので、自分では飲まないなと思っていても、お茶セットやバッグの中に複数入れておくだけでも何かあった時の助けになるのではないかと思います。

たまたまこのエントリーを書いている時に、ロック歌手の内田裕也さんがホテルの部屋で脱水症状で倒れたというニュースがありました。冬の時期であっても暖房が効き過ぎた状態の中で長時間過ごしていると、内田さんのように体の自由が効かないくらいの症状になってしまう可能性があります。人によっては喉の渇きを覚えないまま脱水症状が進んでいくことも大人の場合はあるようなので、人のためとは言いながら自分のためにも用意しておいてはいかがでしょうか。

こうしたパウダー飲料のメリットは、ボトルの中に入れるのは水かお湯をとりあえず入れておけばいいのでボトルの衛生状態を心配する必要がないということと、旅先で購入する場合もスーパーに行けばかなり安く購入することができる水をとりあえず買っておけば良いということがあると思います。炭酸飲料についてはさすがに売っているものを買った方がいいと思いますが、そうでなければ年間を通して安心していただける、定番のスポーツドリンクとしてこのスティックパウダーは持った上で旅に出ようかなと今は思っています。

今後もこの種のパウダー系のドリンクについては開拓していく予定ですが、私の場合はあくまでもお茶とコーヒーを基本とする中で、カップに入れて溶かせばすぐに飲めるという利便性と、味に変化を求めたい場合にその自分の嗜好に応えてくれるものをという点に重点を置いて探していきたいと思っています。


明治乳業「おいしい牛乳」のキャップは持ち出してこそ真価を発揮

すでにテレビコマーシャルで最近放送しているのでご存知の方もいるかも知れませんが、明治乳業の「おいしい牛乳」のパッケージに変化があり、昨日たまたま目に付いたので購入して帰って来ました。

写真のように、従来の牛乳パックのように手で強引に開けるタイプのものでなく、プラスチックの回して開け閉めするタイプのフタが付いています。容型が1000mlから900mlに減っているのに価格は据え置きだとか、リサイクルに出す際にはこのフタの部分を取り外す必要があり、新たにフタの処理が必要というディメリットはあるものの、牛乳パックを開けるのが苦手という人には有難い形状になっています。

ネットの反応を見ると、キャップについての評判はそれほどよくなく、容量が減ったことに関しても不満が出ていて、「実質的な値上げのためでは?」という評価が多いようです。そこで、ここでは特に旅に持ち出す事についてのメリットにも光を当てようと思います。車で出掛けて出先で牛乳を飲みたい場合もあると思いますが、基本的には一人用のパックでも、2人分以上の500ml、1000ml前後あるパックでも、紙パックを開けるか直接ストローを差して飲むかということになるので、旅先で牛乳を飲みたい場合は、一人用のパックを購入してその都度飲み切るというのが今までの基本だったように思います。

しかし、この「おいしい牛乳」の場合は、一回開けてもしっかりとキャップが閉まるので、何かの拍子にひっくり返っても中味がこぼれないので、クーラーボックスに入れて持ち出して、飲みたい時に飲むことが安心してできるようになりました。

さらに、これは特に強調しておきたいことですが、旅先ではなかなか自分の手を雑菌の影響がないくらいきちんと手洗いをすることができない場合もあります。大人だけならその点は十分注意できますが、子供が大人の知らないうちに牛乳を飲もうとして、手に付いた雑菌が牛乳パックに付いてしまい、そこから雑菌がパックの中で繁殖してしまう恐れがあるので、従来のような手で直接紙パックを開けるタイプの大容量の牛乳パックをたとえクーラーボックスで保存できるとしても持って行きたくないなあと思っていました。

しかし、今回の回して密封する新キャップが採用になったことで、キャップに雑菌が付いたとしても中味にまでは及ぶことがなく、十分に冷やしたクーラーボックスの中に入れて持ち運ぶようにすれば、一人で出掛ける時にも大きめの牛乳パックを持って行き、そのまま飲んでもよし、湯煎してホットミルクにしたり、さらにはコーヒーと合わせてカフェオレとして楽しんだりもできるようになります。

もちろん、家庭内で飲むだけなら従来の手で開ける方式のパックでもいいとは思います。しかし、先述の通り出先だけでなく家庭内においても、お子さんがいて牛乳が好きな子の場合、親が知らないところで帰宅してから手も洗わずに雑菌が付いたままの手でパックのフタを開けて飲むことを繰り返していると、これからの寒くなる季節なら問題ないかも知れませんが、気温が上がる時期にも同じような事をやることで、家族の体に影響が出てくる可能性だってあります。もちろんこの種の危険はお子さんだけに原因があるわけではなく、道理のわかった大人であっても、常に食品に直に手を触れる前に必ず手洗いをする人ばかりではない事も確かです。特に牛乳というのは痛みやすいと言われているので、できるだけ雑菌が入らないように飲んでいただきたいと思うのです。

そんな事は考え過ぎであると思われる方も少なくはないと思いますが、前日紹介した料理研究家の土井善晴さんの、食品の鮮度を落とさないために雑菌を繁殖させない取り組みについて考えられた料理のレシピを一昨日じっくり読ませてもらったことで、私自身の考えも変わりつつあります。

改めて書かせていただくと、家庭と同じように牛乳パックを開ける前に常に自分の手から雑菌を減少させるための丁寧な手洗いが可能でないかも知れない「車内のクーラーボックス」の中に入れる牛乳パックについては、今回紹介する「おいしい牛乳」のようなキャップのあるタイプの紙パックの方がおすすめだと考えます。これは、注ぎ口から雑菌が入る可能性が少ないということに尽きます。さらに、当然キャップに直接口を付けて飲むのではなく(口の中の雑菌が悪さをするので)、カップに注ぐ形でその都度いただくようにするのがいいでしょう。カップを洗えないような状況には、紙コップを合わせて用意して持って行くのが旅先で体調を壊さないためには必要な準備になると思います。


外でお茶する環境を作る その11 市販のティーポットの「フタ」を活用する

今回、さらにお茶セットを進化させようと思ったのは、買い物中にたまたま訪れた「無印良品」のフタ付きタンブラーのフタを見たからです。ステンレスのカップのようなタンブラーに付いていたのは、カップの中に収まるような黒いフタで、スノーピークがダブルチタンマグ用に用意している内フタのようなものですが、無印良品の場合は単なるフタとしての役割だけでなく、一部がスライドして注いだりストローが入るようになっているので、こうしたフタを自分の持っているコーヒーサーバーとしても使いたいと思っているカップにジャストフィットするなら欲しいと思ったのでした。

モンベルのチタンカップ600は普通の丸型カップなので、注き口がないためコーヒーを中に溜めて他のカップに注ごうと思った場合に下手をすると盛大にこぼしてしまう恐れがあります。野外で使うなら多少こぼしても大丈夫ということもあるのですが、せっかく美味しく淹れたコーヒーを大量にこぼすのは勿体無いですし、丸型のカップでも安全にコーヒーを他のカップに移すためには、このようなフタがあれば大変便利になります。そこで、まずはモンベルのカップを持って無印良品の店舗までサイズの確認に出掛けてみました。

カタログ上の口径はどちらも同じ8cmだったのですが、大変残念ながらぴったりとははまらず、カップの口径の方がほんの少し大きいという結果になりました。もっとも、フタの方が大きくて入らなければどうにもなりませんが、フタの方がわずかに小さいだけなら上から置けばしっかり外からのホコリをシャットアウトできますし、ストローを入れて飲むような場合も問題ありません。ただ、フタを付けたまま中の飲み物を注ぐような場合は、注ぎながらフタが落ちないように手で支えていないとフタと一緒に中の飲み物も一気にぶちまけてしまうので注意が必要です。恐らくこのフタを使ったらコーヒーを注ごうとして中味をぶちまけてしまう私の将来の姿が予想できたので(^^;)、今回はこのフタを流用することは諦めました。

話はそれでおしまいになるはずだったのですが、無印良品のフタを見付けた時点で、これは十分にお茶セットの中に入れられると思っていた分落胆が激しく、出掛けたショッピングセンターの他の売り場も回りつつ、何でもいいから口径8cmのモンベルチタンカップにしっかりとハマるフタはないものかと探してみたのですが、そこで奇跡的にしっかりはまったフタがあったのです。

それが、写真のハリオの出している紅茶用のポット、「ジャンピング リーフポットJPP-50W」という型番のガラスポットです。丸くなっているのは紅茶の葉がはねることで味が良くなるようになっているとのことですが、リーフポットということもあり、茶葉が出てこないように、フタに茶こしが付いているのも特徴になっています。

このフタを力を入れて押し込むようにセットすれば簡単には外れませんので、これは単にコーヒーを安全に分けるだけに役に立つだけでなく、モンベルチタンカップの中にお茶の葉を入れてポットのように使うこともできるのではないかと思うと、すぐ商品を手に入れてしまいました(^^)。ちなみに、ハリオでは部品だけでの販売もしていて、このフタ単体の価格は520円なのですが、送料が500円と高いため、通販で注文する場合も部品単体で注文するよりも、製品自体を注文した方がいい場合もあります。

ちなみに、今回のフタの流用によって余る形になるポット部分は、家でコーヒーを溜めて注ぐためには便利なので、普通に使おうと思っています。今まではマグカップに直接ドリップしていたので、ぼやぼやしているとマグカップからコーヒーが溢れて来る危険があったので、今回の購入はかなり自宅と出先でお茶・コーヒーをいただくには便利になりそうです。

さて、問題はこのフタをカップに装着し、本当に問題なくお茶やコーヒーを注げるのかということだと思います。実際にこのフタを付けて湯のみに注いでみたところ、見事にこぼれることなく注ぐことができました。まさに素晴らしいの一言です。さらに、先述の通りこのフタにはもう一つの特徴があってそれがこのお茶セットの利用範囲を広げてくれる可能性が出てきました。

フタの内部に付いている「茶こし」は取り外して洗えるようになっています。コーヒーやお湯を注ぐ場合は茶こしは外して使う方洗浄の手間を考えるとおすすめですが、茶こしを付けた状態でモンベルのカップに緑茶や紅茶の葉(リーフ)を入れてフタをし、しばらく待ってからカップに注ぐようにすれば、このカップが簡易的な急須やリーフポットとしても使うことができるようになるのです。実際のところリーフポットとして使うと使用後の茶こしの後始末が大変ではありますが、最少限の用意で葉からのお茶も楽しめるようになるとは、このお茶セットを作ろうと思った時には考えていず、いわば嬉しい誤算でした。それほど大きくないこのセットで豆から挽いたコーヒーと、茶葉を挽いた粉末茶の形で楽しめるだけでなく、茶葉から淹れる日本茶・ウーロン茶・紅茶についてもお湯さえあれば楽しめるようになったということで、いわば究極のお茶セットとして仕上がったのではないかと自負しています。

最後に、もう一つだけ確かめておきたかったことがあります。ここでも紹介したモンベルのチタンカップ600と同じくらいの口径を持つマグカップとしては、容量は少なくなりますが450mlのモンベル「チタンシングルマグ450」があります。今回紹介したフタをこのカップ(現在売られているタイプより一つ前のもの)にも付けてみたところ、モンベルのカップより気持ちゆるい感じはありますが、こちらのカップでもしっかりと外れないような装着が可能で、小分けして注いだ時にも問題なく飲み物を分けることができました。

私の使っているお茶セットは大体2人~3人前のお茶を外でもいただけるように作りましたが、純粋に一人用のセットを作るなら、「チタンシングルマグ450」をポットに使い、空いたスペースにポケットストーブや燃料に風防を追加すれば、お湯を自分で沸かしてお茶をすることのできるかなり実践的なセットになるのではないかと思います。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ
その10 バッグに入り切らないものは入れ替える
その11 市販のティーポットの「フタ」を活用する


外でお茶する環境を作る その10 バッグに入り切らないものは入れ替える

自分なりのお茶用のセットも前回終了でこれ以上変わりようがないかなと思っていたのですが、実際にいつも飲んでいるお茶を粉末状にして飲む機会が増える中、一つの考えが出てきました。

現状でお茶セットの中に入れているカップ類は、メインがスノーピークの「チタンシングルマグ300ml」なのですが、その他というとコーヒーサーバーの代用として用意し、シングルマグがきれいにスタッキングできるモンベルの細長いカップ「チタンカップ600ml」の2つしかありません。基本的に大は小を兼ねるとは言いますが、さすがに熱いお茶を500mlも一気に飲むことはありませんし、できればもう一つ、手頃な大きさのカップがあればと思うようになりました。

実は、「チタンシングルマグ300ml」の内部にピッタリとスタッキングできるものとして、同じシリーズの「チタンシングルマグ220ml」があるのです。写真のような3つのカップが大きいカップの中に小さいカップを入れるような方法で全て収納できるのですが、現状のままではこのカップが収納バッグからはみ立してしまう問題をかかえているのです。

現在コーヒー豆を入れているナルゲンの250mlボトルは匂いも漏らさないほど密封できて、計量スプーンと一緒に入れられるので気に入って使っているのですが、チタンシングルマグ300ml単体の内部に入れる場合はスムーズに収まるのですが、300mlの内部に220mlのシングルマグを入れた状態だと写真のように微妙な大きさの差があるのでうまく入らないのです。ほんの数ミリでもどちらかのサイズが大きかったり小さかったりしたら言うことなかったのですが、このままだとコーヒー豆を取るかマグカップを取るかの二択になってしまいます。

今までこのセットでコーヒーやお茶をいただいてきて、必ずしも多くのコーヒー豆がなくても大丈夫ということがわかってきたので、今回はコーヒー豆を入れるケースを変更することにしました。もちろん状況によってはマグカップを我慢する選択肢も出てきますが、ここは利用実体に沿った道具にしようということで、用意したのが125mlと容量が半分になった同じナルゲンの角型のボトルです。

今まではインスタントコーヒーを入れるのに使ってきたので、中の匂いはあまり気にならないので、この中にコーヒー豆を入れてみましたが、入る豆の量は40~50gと言った感じで、外で楽しめるのは5杯分くらいということです。もしこれ以上飲みたい場合は別にケースに入れた豆を持って行ってもいいですし、基本的にカップを増やしても実際にコーヒーを淹れて飲む状況に変化はありませんので、しばらくはこのままで行くことにしました。

これで、バッグの中に入っているものだけでも最大3人分のカップを確保することができるようになりました。最初は、バッグの取っ手のところにカラビナを付けて、小さなマグカップのハンドルをカラビナに付けて持ち運ぼうかなとも考えたのですが、やはりはみ出すこと自体美しくないですし、旅行の際に持ち歩く場合にも余分なものがあるとじゃまになったりカップが変形してしまうこともあります。ですから、今後のお茶セットを進化させていく中で、新しいものを導入したいような場合は、今までバッグの中に入れていたものの中でそれほど必要がなかったり、他のもので代替が効くものは持ち歩かないように、とにかくバツグ一式に全てが入るようにしていくことだけは守っていきたいと思っています。

実は、今回はカップを増やすという事以上に画期的な状況に今のお茶セットを変えるためのトライをしているのですが、さらに長くなる可能性がありますので(^^;)、ここで稿を分けさせていただきたいと思います。一応次回でマルチに使えるお茶セットの完全を見ると思いますので、どうぞお楽しみに。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ
その10 バッグに入り切らないものは入れ替える
その11 市販のティーポットの「フタ」を活用する


外でお茶する環境を作る その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ

外出先でお茶を楽しみ、さらに茶ガラのような後始末にこまるゴミも出さないようにするための一つの方法として、私自身は自宅で使っている茶葉をそのまま持ち出して、飲みたい時に飲みたい分だけ粉に挽いて冷・温どちらのお茶も楽しめる「お茶ミル」を導入することにしました。店頭で購入するのか通販で購入するのかも含め色々迷いましたが結局今持っているコーヒーミルと同じところが作っている「ポーレックス お茶ミルII(2)」を入手することにしました。

形状はコーヒー用のミルと全く同じで色だけが黒(コーヒー用)と緑(緑茶用)で違うくらいですが、中味の刃がセラミックスでもドリル式ではなく、同じ大きさの石を合わせて擦るような石臼式になっていまして、商品名からわかる通り、従来品より細かく茶葉を粉末にできるようになっています。ただ、あくまで手動式のミルなので大量の茶葉を一気に粉にするのには適していません。あくまでいただく直前に少量の茶葉を挽き、その時に飲む分だけを粉にするためのものと割り切って購入しました。

購入の決め手になったのは、そのサイズがコーヒーミルと同じで、さらにハンドルも同じ方式の着脱式ということで、同じバッグに入れて使い分けるなら、ハンドルはどちらか1つだけを用意すればいいので、その分のスペースを節約できることでした。何と言っても私の持っているお茶セット用のバックはパンパンなので、何とかこれなら一つのバッグにコーヒーミルとお茶ミルをまとめて放り込むことができるのではないかと思って一気に決めてしまいました。

実際にバッグに入れてみて、ちゃんとジッパーが閉まるかやってみました。実際にセットしてみると、相方ともハンドルが付いていれば収納は無理でしたが、何とか2つのミルを入れた状態でバッグを閉じることができました。最初にお茶セットを作ろうと思った時にはまさかこんな風にコーヒーと緑茶の両方を挽くミルを買い揃えるとは思っていませんでしたが、ただこうした用意があれば、外でのコーヒーだけでなくお茶も十分楽しむことができます。

実際に茶葉を粉末にして飲む場合、急須で淹れる場合と比べて一杯分の茶葉の量は少なくて済みます。茶葉用の入れ物として、今まで粉末茶を入れていたナルゲンの60mlボトルでは日常的に持ち運ぶ量としては多い気がしたので、それより容量が半分の30mlのボトルに入れてみたのですが、重さで言うと約15g入ります。ミルで粉にすると一杯分が約1g程度で十分飲めるので、ちょっとした長期旅行でもこのボトルで十分間に合うくらいの茶葉の量になると思います。入れ物のサイズは60mlから30mlのボトルになったのでその分のスペースは少なくなったのも幸いでした。

実際に飲む前の作業として、一人前の茶葉の量を計ることが必要になりますが、ナルゲンボトルのフタに茶葉を入れると、フタにいっぱいの状態で約2g(キッチンスケールで計りました)になったので、目分量でナルゲンボトルのフタ半分くらいにすればだいたい1gくらいになります。恐らくコーヒーと同じで飲んでも2人分の茶葉をミルで挽くぐらいが最大だと思いますので、お茶ミルとの組み合わせではナルゲンボトルだけで大丈夫そうです。

実際に1gの茶葉を挽くためには60回くらい回さなければならないと説明書には書かれていますが、日帰りの旅などではこのミルで飲むのと予想される分の茶葉を挽いて別の容器に移したものだけ持って行くという方法もとれます。ただ、茶葉として持って行けばあえて粉末にしなくても、コーヒー用に持っているペーパーフィルターを使ってお茶を飲むこともできますし、ナルゲンボトルに茶葉を入れて持ち運びながら、お湯だけではなくペットボトルの水に溶かしていただくことも可能です。

緑茶が手元で粉に出来ればコーヒーと比べるとはるかに活用できそうな所が多いだろうと思いますし、粉茶にしてしまえば水にも溶けますので、かなり応用範囲がコーヒー豆と比べて広いような感じです。旅先で購入したソフトクリームやアイスクリームに粉末茶を掛けたり、焼酎の水割りに粉末茶を混ぜて緑茶ハイにしたりなど、単にお茶として飲むだけでない活用法もあります。挽き具合を最大にすれば、かなりパウダー状に近く引けますので、これからどう使おうかと考えるのが楽しみです。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ
その10 バッグに入り切らないものは入れ替える
その11 市販のティーポットの「フタ」を活用する