カテゴリー別アーカイブ: 車中泊のための道具考

車中泊をするためには必ず使うものから、あったら便利なものまで様々なグッズについて紹介していきます。

外でお茶する環境を作る その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ

外出先でお茶を楽しみ、さらに茶ガラのような後始末にこまるゴミも出さないようにするための一つの方法として、私自身は自宅で使っている茶葉をそのまま持ち出して、飲みたい時に飲みたい分だけ粉に挽いて冷・温どちらのお茶も楽しめる「お茶ミル」を導入することにしました。店頭で購入するのか通販で購入するのかも含め色々迷いましたが結局今持っているコーヒーミルと同じところが作っている「ポーレックス お茶ミルII(2)」を入手することにしました。

形状はコーヒー用のミルと全く同じで色だけが黒(コーヒー用)と緑(緑茶用)で違うくらいですが、中味の刃がセラミックスでもドリル式ではなく、同じ大きさの石を合わせて擦るような石臼式になっていまして、商品名からわかる通り、従来品より細かく茶葉を粉末にできるようになっています。ただ、あくまで手動式のミルなので大量の茶葉を一気に粉にするのには適していません。あくまでいただく直前に少量の茶葉を挽き、その時に飲む分だけを粉にするためのものと割り切って購入しました。

購入の決め手になったのは、そのサイズがコーヒーミルと同じで、さらにハンドルも同じ方式の着脱式ということで、同じバッグに入れて使い分けるなら、ハンドルはどちらか1つだけを用意すればいいので、その分のスペースを節約できることでした。何と言っても私の持っているお茶セット用のバックはパンパンなので、何とかこれなら一つのバッグにコーヒーミルとお茶ミルをまとめて放り込むことができるのではないかと思って一気に決めてしまいました。

実際にバッグに入れてみて、ちゃんとジッパーが閉まるかやってみました。実際にセットしてみると、相方ともハンドルが付いていれば収納は無理でしたが、何とか2つのミルを入れた状態でバッグを閉じることができました。最初にお茶セットを作ろうと思った時にはまさかこんな風にコーヒーと緑茶の両方を挽くミルを買い揃えるとは思っていませんでしたが、ただこうした用意があれば、外でのコーヒーだけでなくお茶も十分楽しむことができます。

実際に茶葉を粉末にして飲む場合、急須で淹れる場合と比べて一杯分の茶葉の量は少なくて済みます。茶葉用の入れ物として、今まで粉末茶を入れていたナルゲンの60mlボトルでは日常的に持ち運ぶ量としては多い気がしたので、それより容量が半分の30mlのボトルに入れてみたのですが、重さで言うと約15g入ります。ミルで粉にすると一杯分が約1g程度で十分飲めるので、ちょっとした長期旅行でもこのボトルで十分間に合うくらいの茶葉の量になると思います。入れ物のサイズは60mlから30mlのボトルになったのでその分のスペースは少なくなったのも幸いでした。

実際に飲む前の作業として、一人前の茶葉の量を計ることが必要になりますが、ナルゲンボトルのフタに茶葉を入れると、フタにいっぱいの状態で約2g(キッチンスケールで計りました)になったので、目分量でナルゲンボトルのフタ半分くらいにすればだいたい1gくらいになります。恐らくコーヒーと同じで飲んでも2人分の茶葉をミルで挽くぐらいが最大だと思いますので、お茶ミルとの組み合わせではナルゲンボトルだけで大丈夫そうです。

実際に1gの茶葉を挽くためには60回くらい回さなければならないと説明書には書かれていますが、日帰りの旅などではこのミルで飲むのと予想される分の茶葉を挽いて別の容器に移したものだけ持って行くという方法もとれます。ただ、茶葉として持って行けばあえて粉末にしなくても、コーヒー用に持っているペーパーフィルターを使ってお茶を飲むこともできますし、ナルゲンボトルに茶葉を入れて持ち運びながら、お湯だけではなくペットボトルの水に溶かしていただくことも可能です。

緑茶が手元で粉に出来ればコーヒーと比べるとはるかに活用できそうな所が多いだろうと思いますし、粉茶にしてしまえば水にも溶けますので、かなり応用範囲がコーヒー豆と比べて広いような感じです。旅先で購入したソフトクリームやアイスクリームに粉末茶を掛けたり、焼酎の水割りに粉末茶を混ぜて緑茶ハイにしたりなど、単にお茶として飲むだけでない活用法もあります。挽き具合を最大にすれば、かなりパウダー状に近く引けますので、これからどう使おうかと考えるのが楽しみです。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ


外でお茶する環境を作る その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために

最近、旅行先でおいしいコーヒーを飲むために揃えたセットを毎日自宅で使っています。というのも、安くコーヒー豆を調達できるメドが立ったので、常に最高の味というものはあえて求めず、電子レンジで加熱した牛乳と合わせてカフェオレにして朝食時に毎日コーヒーを頂くようになったので、お茶セットの中に入れたポータブルのコーヒーミルは毎日フル回転しています。

ただ、先日列車で出掛けた際には出先でコーヒーを豆から挽いていただくことはできませんでした。コーヒー豆を挽いてドリップして飲むということになると時間と場所の選択が必要で、なかなか電車での移動の場合は周りに人もいるということになると、多くの手間を掛ければ掛けるほど注目も集まってしまいますし、なかなかゆったり楽しむのも難しいというのが正直なところです。

コーヒーのセットを作る前には、お湯とともに日本茶の緑茶を持って行って飲んでいたのですが、コーヒーを豆から挽いて淹れるよりは手間は掛からないものの、基本的には茶ガラが出ますし、飲むまでは手軽だとしても、後片付けに苦労しそうなのでなかなか緑茶も楽しめなくなってきたというのが現状です。

ただ、今後の電車の旅では白湯だけではなくしっかりとした味の緑茶も飲みたいということで、ボトルにお湯を入れていった場合の緑茶の楽しみ方について改めて考えてみることにしました。

まず、茶葉を持って行く場合コンパクトな急須代わりとして様々なボトルが存在します。すでに現行商品からは外れていますが、過去に登山用品グッズのメーカーであるモンベルが金網の茶こしが内蔵されている「ステンレスサーモボトル」を販売していました。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-c378.html

上のリンクはこのブログの引越前の旧サイトですが、今でも持っていて便利に使えることは使えるのですが、一回飲んだ後の掃除が大変なので、車での旅ならいいかも知れませんが、電車での旅だとちょっと後の事を考えるとお茶を飲むのを躊躇してしまいます。他の製品でいえば、現在でも静岡県内で販売されているところもある「茶こし付きティーポットボトル」がありますが、このボトルは保温ができないのでボトルというよりも細長い急須といった感じのものです。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-650c.html

夏の時期なら、本体の筒に茶葉を入れてそのままペットボトルにセットできるアイデア商品「chattea(チャッティー)」を用意して出掛ければ、冷たい天然水のペットボトルを購入し、このチャッティーをセットしてしばらく待ち、水出しの冷茶を飲むということにすればチャッティーの中の茶葉はペットボトルと一緒に処理できますし、ボトルの事前用意もいりませんからなかなかスマートにかさばらず旅先でお茶を楽しむことができるようになるでしょう。以下のリンクは初めてこの商品を見付けた時のものですが、最近では静岡駅の売店でも見掛けたことがあるので、現在でも入手は可能だと思います。冷茶として旅先で気軽に緑茶を楽しむならこれがベストバイという感じかも知れませんね。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-1c8f.html

ただ、熱いお茶が後片付けの心配なく飲みたいということになると、茶葉そのものでなくティーバックに入った緑茶や、茶葉そのものを入れて抽出する紙パック(いわゆるお茶パック)は100円ショップでも売っていますので、茶葉とお茶パックをセットにして持ち、ボトルにお湯を持って行けばここまで紹介していたボトル類を持っていかなくても十分なのです(^^;)。その場で茶葉をお茶パックに入れるのが大変なら自宅から持って行く時にお茶パックの中に茶葉を入れたものを複数作って持って行き、もし使わなかったら茶葉を戻せばいいのでかなり合理的です。

ただ、その場合も使用済のお茶パックをどこかに捨てる手間は残るので、お茶は飲みたくてもゴミを出さないためには次の手を考えなくてはなりません。

ということで、現在の私が使っているのは茶葉ではなくかなり細かく粉砕された「粉末茶」として売られているものを購入し、それを滅多なことでは漏れないナルゲンボトルに移し換えて必要な時にお湯や水に溶かして飲むという手段です。写真のナルゲンボトルは60mlのものですが、粉末茶として一杯飲む場合の量はそれほど多くないので、茶ガラが出ず便利ではあるのですが、なかなか全て飲み切るには時間がかかり、そのうちに粉末茶自体が傷んでこないかという別の心配も出てきてしまいます。

そこで、お茶パックと茶葉のように自宅で飲んでいる茶葉をそのまま使うことで粉末茶を作ることのできる「お茶ミル」と茶葉をお茶セットの中に入れてみようかという野望が出てきました(^^;)。これなら、飲まなかった茶葉は帰宅後に戻せばいいですし、別に購入するものは初回だけお茶ミル分の出費だけで良いので、今後の事を考えつつこれから良さそうなものを物色してみることにしたいと思います。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ


防災用電池式ランタンに求めたい「耐久性」とは?

日常的に家の照明を使っているとなかなか懐中電灯すらも使う機会はないかと思いますが、あえて一般的な海中電動でなく、机の上にでも置けば部屋全体を照らすことのできるランタンを非常用として持出袋の中に入れている人はあまり感じないかも知れませんが、自宅では電気の付かない所で夜に使うために、常に電池式ランタンを使えるようにしています。しかし、残念なことにその中の一つが先日壊れました。

壊れたのは発光部ではありません。昔の電池を入れて使うランタンというのは豆電球や蛍光灯を使っていたということもあり、電池を何回か入れ替えていると球や蛍光管が切れてしまって使えなくなり、交換がめんどくさくなって使わなくなってしまうということがあったのですが電球や蛍光灯からLEDに変わったことで飛躍的に性能が上がりました。

普通に使っていて球切れが起こることがほとんどなくなった代わりに、電池を入れるフタの部分がことごとくプラスチック製ということで割れたりして壊れてしまうというもので、全く同じランタンではないのですが、これで2件目の発生となってしまいました。こういう壊れ方が続くと、LED自体は全く問題がなくても使えなくなってしまうので、正直なところ悔しくなってしまうのです。この辺は車に長く乗っていてエンジンや電装品などメイン部品ではなく、プラスチック製のダッシュボードのレバーや部品が壊れたことで車を手離さなければならなくなった時のような感じです。

このような電池式のLEDランタンをずっと非常用持出袋の中に入れておき、いざという時に使わなければならなくなった場合というのを考えてみると、大きな災害直後というのはどうしても精神的に興奮しているような状態になってしまいがちです。当然急に使うようになった場面というのは昼間ではなく夜で、さらに袋の中に何があるかもわからないようで焦っている時である可能性が高いでしょう。そんな時に何とか電池を見付けたとしてもうまく電池がセットできなくて強引に電池を入れようとしてフタとかみ合わせの部分を壊してしまう可能性もないとは言えないと思うのです。

個人的には多少あらっぽく扱っても壊れないよう、電池を入れるフタと本体のかみ合わせについては金属のものであった方がいいような気がするのですが、コストの問題なのかわかりませんが、なかなかそうした電池式ランタンにはめぐり合いません。

ちなみに、今持っているものの中では、GENTOSのSOL-144S(単四4本)のランタンの電池ブタは、溝と溝を合わせてセットするまでは大変なのですが、一度その溝に入ればフタを固定させるために回す距離というのは極めて短く、8分の1回転くらいしかしないので、何回転もさせてきっちりフタを閉じる方式の古いGENTOSのランタンと比べると、プラスチック製の電池フタに与える力は少なくて済みそうです。ただ、溝に入らないからと強引に入らないままに回してしまうと壊れる可能性はあります。

このタイプのランタンとしては、単三電池6本を使うタイプのEX-136Sもあり、どのくらいの範囲を照らすかによって使い分けるのが望ましいですが、個人的にはせっかくLEDの高寿命な特性を生かすためにも、LEDが壊れる前に電池ブタが壊れて使えなくなってしまうようなことのないような製品が出てくることを希望します。

また、違う方向のアプローチとして耐久性のありそうなマグライトやお手軽なヘッドライトに白いレジ袋などをかぶせてランタン代わりに使うという方法です。特にヘッドライトはまっ暗な中でランタンの電池を入れるためにも必要なところもありますので、ランタンとは別に用意しておくといいでしょう。

マグライトは金属製の部品を使っていることが多いので、気に入ったものを長く使っている方もいるかと思いますが、それなら日常的にバッグの中に入れて持ち運ぶようにしてもいいでしよう。あくまで問題になるのは使いたい時に問題なく使えるかどうかという点にあります。できれば袋の中に入れっぱなしにしないで、たまには電池を入れて正常に点灯するかどうかは確認されることをおすすめします。

ヘッドライトは私の持っているものはほとんどプラスチックの安い作りですが、一個千円~二千円くらいで購入できるので、家族分のヘッドライトを用意しておき、その中の一つをランタンのように使うようにすれば、同時に全てのヘッドライトが使えないということは考えられないので、ヘッドライトをまとめて非常用持出袋に入れる場合は、電池を入れずにヘッドライトをまとめて白色のビニール袋に入れておけば、災害時にはライトだけでなくこのビニール袋も光を拡散させてヘッドライトをランタンのように使うことができます。

ただ、ビニール袋をかぶせてランタンのように懐中電灯を使うより、上記で紹介した据え置き型の電池式ランタンというのは本当に便利なものなので、二つ目の手段というのは用意してあった電池式ランタンが全て壊れてしまった場合のプランBとして考えておいた方がいいと思います。

ランタンというとキャンプや災害用にしか使わないイメージもありますが、夜中に起きてちょっと部屋の中を確認したい時とか、トイレに行くような場合、照明を付けて部屋を完全に明るくするよりも、暖色系のLEDが使われているランタンを枕元に置き、そのランタンを持って移動するようにした方が、一気に目が冴えてしまうことなく寝床に戻っても再び眠りに付きやすいような気もしますので、日々ランタンを枕元に置くような生活パターンも考え、さらに壊してしまう可能性を考えて複数持ち(予備の品)しつつ、同時に耐久性のある製品を探してみるのもいいのではないかと思います。個人的にもまだ完全に満足できる製品には出会っていないというのが正直なところですので、定期的に電池式ランタンについてはアンテナを張っておこうと思っています。


日東紅茶 フルーツ薫るサングリア スティック

外出先でいつでもお茶が楽しめるように作ったセットの中にいれている、スティックタイプの水やお湯で溶かして飲む飲料「塩とライチ」は夏の水分補給には随分役に立っていて、まだまだいただく機会があると思い、追加の分を購入してきました。その際、スーパーの陳列棚にならんで併売されていたのが同じ日東紅茶が販売する「フルーツ薫るサングリア」です。

普通サングリアと言うと、赤ワインに新鮮なフルーツを合わせるカクテルです。飲み残したワインとお好きなフルーツで自分で作って頂いている方もいるかと思いますが(ネットにはさまざまなレシピが紹介されているようです)、基本的にアルコールの入る飲料は車を運転する場合にはご法度なので、今回紹介するようなノンアルコールの粉末というのは、飲料を割る液体によってアルコール飲料もノンアルコール飲料も自在に作ることができるので(本製品に赤ワインを入れて飲みやすくするのもアリです)、なかなか貴重ではないかと思います。

普通に飲む場合は水やお湯で割ることになるのですが、この種の飲み物の場合、沸騰したてのお湯ではなく、ちょっと熱めのお湯でも十分に楽しめるので、コーヒーを淹れるにはちょっと冷めてしまった真空断熱ボトルに入ったお湯を活用するのにもおすすめになります。もちろん出先で購入した冷えたミネラルウォーターや、純粋な炭酸水で割っても美味しくいただけます。常温の水でも個人的には飲めるとは思うのですが、より美味しくいただくためには様々な状態の水やお湯で試してみるのもいいかもしれません。

このサングリアの特徴としては、袋裏の記載によると「おいしく鉄分補給」「ビタミンCたっぷり」ということだそうです。おいしいからといって飲みすぎると糖分の取りすぎになってしまいそうですが、私の場合はコーヒーやお茶を飲み飽きた場合の気分転換だったり、熱々のお湯の入手が難しい場合に冷水や炭酸水で割っても美味しい飲み物として、夏の塩分補給に有効なおなじ日東紅茶の「塩とライチ」とともに常備し、出かける際にも持って行くことになるでしょう。

また、同じように日東紅茶が出しているスティックタイプの飲料として、山梨産の桃の果汁が入っているという、「厳選果汁のとろける白桃」や「南国果実とココナッツ」というスティックタイプの飲料も販売されています。ぶどうの味が苦手な方や小さなお子様にも飲ませたいなら、これらのものも購入候補にするのもいいかもしれません。個人的には今あるものを飲み切った後に試してみたいと思いますが、毎日飲むようなものではないので、ここでは商品名だけの紹介に留めさせて頂きたいと思います。

個人的にはこうした粉末タイプの清涼飲料の素というのは年中安定して購入でき、さらにもっとバリエーションがあってもいいと思っています。今まではホットレモンとかショウガ飲料のようなものがスーパーの店頭で目立っていましたが、水かお湯があれば用意する粉末を変えるだけで様々な飲み物がいただけるなら、ボトルには冷水かお湯を入れていくだけで良くなるので、旅先でボトルを洗う心配をしなくても済みます。

ジュースをそのままボトルに入れて持ち運ぶ場合、入れるものによっては破裂したり中身が傷んだりする可能性もあるので、あまりジュースをボトルに入れて長時間持ち運びたくはありません。お茶やコーヒーを直接ボトルに入れて持ち運ぶ場合も、匂いがパッキンに染み付いたりするので個人的には元々好まなかったのですが、コーヒーやお茶をはじめ、このような清涼飲料系の飲み物も水やお湯に溶かして飲めるようにして持ち運べるということになると、ボトル自体の維持費もかからなくなるでしょう。

というわけで、シーズンごとに新しいものが出てきたらそれらも試しつつ、コーヒーが基本のお茶セットに合う究極の飲み物を探すことは続けていきたいと思っています。


一杯あたりの価格が安い! 業務スーパーの「ラグジュアリッチ モカブレンド」

ここでしばらく、どこでも豆から挽いたコーヒーを飲むために始めた道具集めをしていたこともあって、毎日コーヒーを飲む生活をするようになりました。ただ、コーヒーだけでなく日本茶も毎日飲んでいるので、やはり気になるのが毎日コーヒーを飲むコストということになります。

いろんな情報をネットで集めながら、何が安くてそこそこ飲めるか(美味しいというところまで期待するのはおこがましいと思っているため)という点で調べてみたところ、まず出てきたのはAmazonで購入できるコーヒー豆の安売りを行なっている澤井珈琲というところのブレンドコーヒー福袋というもので、500gのパックが4つで2017年8月2日現在、税込価格が2,570円となっています。2kgというのは結構多いですが、一杯あたり10gとして計算すると、税込の価格でも一杯当たり12.85円と、以前BROOKSが盛んにコマーシャルを行なっていたことで覚えていた、一杯あたり19円より安くなります。

ただ、さすがに2kgというコーヒーを一気に買うのは気が引けましたし、もし口に合わない味だったら200杯を我慢して飲まなければなりません。ということで、あくまで自分の行動範囲の中で購入しやすく、なおかつ安いもので評判のいいコーヒー豆というものがないかと調べて浮かんできたのが今回紹介する「業務スーパー」の店頭で販売されているコーヒー豆でした。

業務スーパーで売られているコーヒー豆は、私が訪れたお店では3種類あり、パッケージの色で分けることができます。焙煎が強い方から「黒」(アイスコーヒー用)「白」「赤」となっています。ネットでの評判は「白」パッケージの「ラグジュアリッチコーヒー」の方が良いようでしたが、苦味は今回紹介する「赤」パッケージの「ラグジュアリッチ モカブレンド」の方が少ないように感じましたので、家族の中では苦味を好まない人がいるということから「赤」パッケージを購入しました。

ちなみに、写真のパッケージは400g入っていて税込みでも427円という安さです。単純計算して一杯あたりのコストは約10.7円と澤井珈琲の福袋をしのぐ安さになっていますが、問題は毎日飲んでも大丈夫な味なのかということでしょう。

このコーヒーを飲む前に飲んでいたのは、地元のコーヒー屋さんで半額セールがあったことで購入した本来は100g600円の豆でしたが、まず残念ながらコーヒーの醸し出す香りという点では全く違いました。地元のコーヒー屋さんは焙煎してすぐに飲んでいるということもあるかも知れませんが、容器を開けてぱっと香りが広がるようなところまでは無理のようです。実際の豆はこんな感じで少し小さめです。

実際に飲んでみたところ、苦味は「白」より少ないとは言ってもそこそこの苦味は感じられました。ただ、この苦味も中途半端と「白」パッケージを好む方が言われるのではないかと思えるくらいのもので、それは逆に苦味が嫌いな人にとっては飲みやすくなっている(あくまで他の豆との比較の問題ですが)のではないかと思われます。

私自身がコーヒーの味のことをとやかく言える人間ではないとわかってはいますが、確かにこの豆では熱い牛乳と混ぜてカフェオレにするにはちょっとという感じがしますし、そのまま飲むという点においては、安さの割には全く飲めないような事もないですし、何かのセールで普段高い豆が安く買えるような時以外に飲むコーヒーとしては十分ではないかという結論に達しました。

個人の味の感じ方には幅があり、とても飲めないと感じる方もいるかも知れませんが、少なくとも作りおきや出がらしのコーヒーではなく、飲みたい時に豆から挽いて飲めるという点では十分メリットがあります。ただ、豆から挽くということで手間はかかりますので、コーヒーの選択としては一杯ずつ売られているドリップバックのコーヒーやインスタントコーヒーの方が手間を掛けずにお湯だけあればすぐに飲めるという点では優れている部分もあるので、外出先でいただくお手軽なコーヒーという事では一つに絞ることも難しいでしょう。

それでも、いちいち外でも豆をコーヒミルで挽いてフィルターを通すという手間も含んで楽しみたいという方には、これだけの安さなら頻繁に飲めますし、お近くに「業務スーパー」の店舗がある方なら、ご自身のお好みに応じて「黒」「白」「赤」のパックの豆からまずは一つ試してみるのもいいかも知れません。


スターバックス「ディカフェ ハウスブレンド」

先日まで、旅先だけでなくどこでもコーヒーが飲めるようにお茶セットを作ったのですが、もっぱら自宅でコーヒーを飲むのにも使っています。普段は緑茶を飲むことが多い家族の中でも割と好評なのですが、残念なことにカフェインにかなり敏感な家族が一人いて、夕方前くらいにコーヒーを飲んでもその日は寝られなくなってしまうのです。

コーヒーにはカフェインが入っているのは当り前で、だからこそ旅先で運転している中での眠気覚ましに飲みたい時もあるのですが、車中泊が前提の旅の場合はちょっと状況が変わってきます。無理にコーヒーや眠気覚ましの薬を飲んで運転を続けるよりも15分程度の仮眠を取った方が体には良いですし、大きな眠気をコーヒーなどで追いやったとしても、いざ車の中で寝ようと思った時にそのコーヒーのおかげで目がさえて眠れなくなったとしたら、旅全体にも影響が出てくるかも知れません。

そんなわけで、今回夜に気分転換で飲んでも寝られなくなることのない「カフェインレス」のコーヒーについて、豆のまま全国どこでも手に入るものということで探してみました。高速道路を使って動いている方ならかなりの場所で見付けることができるのがコーヒーチェーンとしてのスターバックスですが、ここは単にお店でコーヒーをいただくだけの場所ではなく、いろんな種類の豆も販売されています。その中にあるのがカフェインレスコーヒーの「ディカフェ ハウスブレンド」です。

パッケージにある「DECAF」というのがカフェインレスの証です。250グラムで1,240円(税抜価格)と少々高めですが、お湯さえ用意すればいつでも挽き立てのコーヒーをカフェインレスでいただけるということで、毎日車中泊しながらでもしっかり寝たいと思っている方にとっては有難いものです。

豆は普通のものよりも炒ってあって黒く、風味が落ちることを製法でカバーしているのではないかという感じですが、とにかく味はどんなものなのか、飲んで試してみました。

やはり豆が黒い分、苦味は強いと家族には言われましたが(ブラックのまま飲んだ場合)、こうした苦みというか芳ばしさが好きならむしろ好まれる味ではないかと思いました。人によってはブラックでそのまま飲むのは大変でも、ミルクや砂糖を入れて飲む分には普通のコーヒーと変わらなくなる感じもするので、車中泊の持ち出し用途としても、夜に眠れない心配をしないでコーヒーを飲みたいという方も美味しくいただける一品ではないかと思います。

コーヒーを豆から購入している方にとってはスターバックスの豆というのはそこまで好んで購入するものではないかとは思いますが、旅先で入手することを考えた場合、それこそ高速道路のサービスエリアにも店舗を備えているケースも多いですし、普通のコーヒー豆を買うもよし、私のようにあえてカフェインレスのディカフェを指名買いするのもいいでしょう。

基本ディカフェを旅には持ち歩くというのも旅のスタイルとしては意外と有りかも知れません。カフェイン入りの普通のコーヒーが飲みたければそれこそコンビニのドリップコーヒーや缶コーヒーでもいくらでもあるわけですから、同行者にカフェインに過剰に反応してしまう人がいたり、妊娠中の女性がいる場合、そして夜はぐっすり寝たいと思っている方は今回紹介したようなカフェインレスのディカフェを持参するというのも一つの方法でしょう。


外でお茶する環境を作る その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ

ここまで、個人的にちょっと思い付いた事だけで始まったお茶セットの全容を紹介することができました。当初はコーヒーだけでも十分と考えていたのですが、お茶やその他の飲み物、さらにお湯を使わず旅先でも簡単に購入できる冷水を使ってのメニューも作れるようなセットになりました。

最初に紹介したお弁当を保冷・保温するための小さなバッグの中にこれまで紹介したグッズを全て収納することができましたが、中味を詰め込んだためにちょっと膨らんでいるのがわかるかと思います。それでも、お湯を除いて全てのものをこのバッグに収めるミッションは達成できたので、十分に満足しています。

そして、中に詰まっているものを全て出してみました。状況に応じてこのセットを持って行けば、どこでもコーヒーやお茶、水分・塩分補給の飲みものもいただけますし、私自身はコーヒーは基本ブラックなのですが、お茶の相手が砂糖やミルクを使いたい時に備えて、一回ずつの使い切りのパックも入れています。コーヒーは家族内でもいただくので、家庭用に購入したミルクが切れそうになったらお茶セットのものを先に使い、その際新たに購入したものと入れ替えるようにすればいざ外で飲もうと思った時でもミルクの賞味期限が切れているということもなくいただけるようになっています。

今回はお茶セットを作ろうと思った時からこのようなグッズを用意して一つのセットにしようと思ってやってきました。そうでなく、行き当たりばったりの思い付きでやっていくと、全てあるものの中でやろうということにはならず、無駄なものを買ってしまいがちになります。限られたスペースの中でぎりぎりバッグの中に入るものは何なのかという風にして、今後も揃えたものの中で代替できるようなものがあれば入れ替えつつさらに便利なセットにしていきたいという気持ちはあります。

今までは非常食ということは考えても、飲み物を飲むだけのセットというものをあえて作らなくても自動販売機やコンビニで調達したり、すぐに飲めないものでもボトルの中に入れてお茶やコーヒーを運べばいいと思っていたのですが、これからは改めてポットの中にお湯を入れて持ち運ぶ中で自分の好きな飲み物をいただく手法をいつでも使えるようになったので、旅先での行動に更に幅が出たような気もします。

以前飲未物の運搬やペットボトルに入った飲み物の移し替え用として真空断熱ボトルを複数持ち運んでいた頃、果実の匂いの付いた水というものを購入し、ボトルの中に入れて冷たいまま持ち運んだのですが、飲んでいる時は良かったのですが飲み切った後にはその匂いがボトルに付いてしまってその後に水を入れても何かその果実の匂いがボトルの中に付いてしまって困った経験がありました。特に旅先では状況によってはボトルの中味を洗うことができないことが普通ですから、基本的にボトルの中味はお湯か純粋な水を移して入れるだけにして、味の付いた飲み物を飲みたい場合はカップに移した水に何かを混ぜる方が、カップが汚れた場合にはティッシュなどでの処理もしやすいですし、ボトル自体の劣化も防げて長持ちするようになるのではないかとも考えました。

さらに、旅先で使いやすいということは、もし普通の日常生活が大きな災害でできなくなってしまうような場合でも、普通に楽しめるということです。特に自宅と会社を往復するような日常であるなら、最悪ボトルを持って歩かなくてもお湯の入手が可能な状況も普通に考えられます。バッグの中にこのセットを入れておけば、最近ではウォーターサーバーから冷水やお湯を利用できるところもあるので、用意したもので好きな時に好きな飲み物をいただき、消費した分を自分で補充していけばこれからの水分補給が必要な時期にも役に立つでしょう。さらに、緊急避難的にキャンプ用のコンロやカセットコンロの使用についても限定的に許可される状況があるなら、水さえ入手できればどこでもすぐにお茶やコーヒーが楽しめるようになります。

こうしたティーブレークの時間というものは、特に普通の生活ができない時にこそ大切になるのではないかと思います。パニックになりそうな気分を落ち着け、好きな飲み物をみんなで飲みながら話をするだけでも心が和らぐものです。今回私が用意したものは、とりあえずどんな種類の飲み物でもいただけるように作りましたが、そこまでのものにせず、単に自分のお気に入りのインスタントパッケージを持ち歩くだけでもいいわけですので、自分自身のお茶セットを作る場合の参考にしていただければ幸いです。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ


外でお茶する環境を作る その6 豆を挽く二人用コーヒーセット

コーヒーを淹れられるセットの中に入れるものの紹介としては最後になりましたが、改めてコーヒーをドリップしていただくためのサーバー代わりにするものや、カップ、そして風味を損なわないようなコーヒー豆を入れておくための入れ物についても紹介することにしましょう。

一連のグッズについては、持ち運ぶためのバックの容量に限りがあるために、できる限りきれいにスタッキングでまとまる組合せを考え、現状では足りない一部の品を購入することにしました。まず、サーバー代わりのカップについて、利用するモンベルのドリッパーを使うには直径11cm以上のクッカーが推奨されているのですが、そのサイズのクッカーではバックに入り切れないので、手持ちのカップの中で使えそうなものということで、モンベルのチタンカップ600をまずは選びました。

このカップは直径8センチ高さ12センチ、容量は600mlということで、よく使う二人用のコーヒーを作るために必要なお湯を入れておく真空断熱ボトルの容量が500mlなので、全てドリップしてもこぼれることはない余裕があります。モンベルのドリッパーも何とかセットはできましたので、転倒に注意しながら自己責任で使うことにします。

私が過去にこのモンベルのチタンカップを購入したわけは、実はこのカップの口径はスノーピークのチタンシングルマグ450と同じなので、同社のチタンシングルマグ300とのスタッキングが可能だということがありました。ですから、コーヒーサーバーの代わりにモンベルのカップを使い、そこから分けて飲むためにもう一つのスノーピークのマグカップが使えることになります。チタンシングルマグ300の300mlというサイズは一人前のコーヒーを飲むには最適ですし、他の飲み物の一人前分が入るサイズとしても十分です。

ここまででサーバーとカップが用意できたわけですが、さらに必要になるのは肝心のコーヒー豆を入れる入れ物です。ただ幸いにも2つのカップをスタッキングすれば、まだカップの中には余裕があるので、さらにチタンシングルマグ300にスタッキングできるものを加えればいいわけです。

そこで購入したのが「ナルゲンKitchenジャー250ml 91266」というキッチン用の細長いボトルでした。ナルゲンのボトルは、コーヒー豆の匂いを外に漏らさないくらいの密閉力がパッキン無しで実現できまして、このボトルにコーヒー豆を入れるとコーヒーの香りもきっちり遮断されます。

さらにすっぽりスノーピークのチタンシングルマグ300の中にケースの底が入るというのがわかり、すぐに新たに購入してしまいました。コーヒーの量的には70グラム分くらいの豆しか入りませんが、きちんとコーヒー用の計量カップも一緒に入りますので、コーヒ豆専用のケースとしては必要十分の使い心地だと思います。このケースが旅先で空になり、出先で豆を購入する場合は100グラムずつ購入し、このケースに入らない分から先に飲んでしまうようにするのがいいでしょう。

さらにその状態でチタンカップ600にスタッキングすると多少頭は出るものの、問題なく2つのカップと1つのボトルが一体化して収納できることがわかりました。はっきり言ってこうしてカップとコーヒー豆を収納することができたので、ここまで説明してきたお茶セットを小さくまとめようと考えたわけです。

ここまで紹介したものや、コーヒー用の砂糖とミルクのセットを加えても、何とか小さなバックから飛び出すことなく全てが収納できるのですから改めて日本の登山者用の道具というのは優秀だなと感じることになりました。

このセットでは持って行くボトルの大きさにもよりますが、500mlのボトルとセットにすれば二人用のお茶・コーヒーのセットとしては本当に十分です。夏の時期ならお湯が無くなったとしても、スーパーやコンビニでミネラルウォーターを購入しボトルに入れておけば、他に持って行くインスタントの飲み物にもよりますが、コールドドリンクとして楽しむこともできるようになります。

私の場合は当初から自分の持っている道具をうまくまとめて持って行こうという目算があったのですが、もしすでに私と同じようにすでにカップや登山用のクッカーを持っている方は、今持っている道具の中で工夫してみて、必要なものは購入するにしても、それほどコストを掛けることなく作ることができるのではないかと思っています。うまくやれば、私のセットよりもさらに使いやすいものができると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ


外でお茶する環境を作る その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?

お湯をボトルで用意した上でコーヒーをその都度ドリップしていただくのに、コーヒーを粉の状態で持ち歩くのか、豆で持ち歩いて飲む都度コーヒーミルで挽いてからドリップするのかによって準備する器具も違ってくることになります。

出発前に用意したお湯の分だけコーヒーを持って行くだけだったり、現地で使う分だけ購入するつもりで出発するなら豆を挽いた粉の形で持ち歩き、ドリッパーとフィルターの他にはコーヒーを入れるための容器だけでいいのですが、心配なのは味がどのくらいで劣化するのかということでしょう。

細かく言えば、コーヒー豆を焙煎した状態からすでに劣化が始まるのだそうですが、コーヒー豆を焙煎して新鮮な状態は1週間、粉に挽くと3日間で新鮮さは失われるという話をネット上で仕入れたのですが(当然ながら賞味期限とは別の話です)、本当においしくコーヒーをいただこうとすると、できるだけ早く飲み切りたいと思えます。

となると、2泊から3泊ぐらいの旅行で挽いた粉を全て飲み切るくらいなら粉にした状態のものも持って行くのもありだと思いますが、私が一般的に一度に購入することが多い200g単位で購入した粉は、一杯10グラムの場合は20杯もあるわけで、さすがに旅行中の消費は難しいと思えます。粉と比べると豆のまま保管した方が風味が保たれるなら、必要に応じて少量の豆のまま持ち歩くことを考えた方がいいのではないかと個人的には思います。出先で直接購入する場合の豆の量は一人か二人で飲むなら100gぐらいで十分ではないでしょうか。

私の場合は日常の食事の後では緑茶を飲むことが多いので、コーヒーのストックが多すぎるとかなり余らせてしまう可能性があるので、豆は主に冷凍庫で保存し、必要に応じて持ち出すか旅行に出た先でコーヒー豆を少量購入し、余った豆もできるだけ早めに消費するような感じで考えるのが無難だろうと思います。逆にそう考えると必ずしも高額な高級品を購入するよりも、お店のおすすめの安いブレンドで十分なような気もします。

そうなるとお茶セットの中にコーヒーミルを加える必要が出てくるのですが、どこへでも持ち出せるコーヒーミルとしてお勧めなのは、私よりはるか前から多くの人が山でコーヒーを楽しむのに使っているポーレックスの「コーヒーミル ミニ」がバックに収まるサイズとしては適当でした。その大きさが特徴なのですが、やはり便利なのはハンドルを取り外して収納に邪魔にならないところです。この大きさで、一回に20グラムの豆を処理できます。もちろん、挽き方も自由に調整できます。

ハンドルは取り外したら写真のように側面にセットし、邪魔にならずにまとめることができます。これに100円ショップで売っているシリコン製の鍋敷きを巻くことで、他の物と当たって傷つくことを防ごうと思って一緒にしています。

さらにこのコーヒーミルの中は金属製の刃ではなくセラミックのもので、豆に金属臭を付けず、簡単に分解ができます。複数の種類の豆や、カフェインレスのコーヒー豆を挽き分ける場合には、神経質かも知れませんが、分解してミルの中に残ったコーヒーの粉や、コーヒーの色の付いた部品のところを歯ブラシなどを使って丁寧にこすれば、刃がセラミックであることもあってかなり清潔に使えます。

写真の中に写っていますが、過去に災害用にと用意したケース付きの歯ブラシの一本を清掃用に下ろしましたが、いい感じでバッグに詰められ、出先でも役に立ちます。以前から使っているコーヒーミルではそう頻繁に手入れをすることはなかったのですが、このコーヒーミルは小さい分まめに掃除ができ、毎回より美味しいコーヒーをいただく上で、なかなか良くできているという感じがします。

何よりコーヒーが好きな人は、粉で買ったコーヒーをすぐにドリップするよりも、いったん豆を粉にする行為自体が好きな人もいるでしょう。豆を挽く時には一気にコーヒーの香りが広がりますし、これからコーヒーを飲もうという感情がだんだん盛り上がっていくようです。今回改めてこのコーヒーミルを使ってみて、国産の丁寧に作られている物の良さを改めて感じることができました。

荷物を少なくするためにはコーヒーは粉にしたものを持ち歩けば、バックの空き容量は増えてその分入れられるものも増えるわけですが、単に荷物が減ったから良かったとならない不思議な魅力がこのコーヒーミルにはありました。今後も末永くお茶セットを使い続けるためには、実に欠かせないグッズになりそうです。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ


外でお茶する環境を作る その4 コンビニコーヒーの限界

不定期に続けていますお茶セットについての話ですが、もう少し続けていきます。ここからは、多くの人が野外で飲みたいと思って考えることが多いと思われる「コーヒー」について考えたいと思います。以前このブログで紹介したUCCコーヒーのカップコーヒーなら紙コップにコーヒー・ミルク・砂糖・マドラーが揃ったパッケージになっているので、後はお湯だけを用意すればいいものが全国のスーパーやコンビニで簡単に購入できるので事から用意しなくてもいいと思う方もいるでしょう。もう少し下準備ができるというなら、さらにカップ付きのボトルや気に入ったカップおよびインスタントコーヒーを容器に入れて持って行けば、様々なインスタントコーヒーをその都度作って飲むことができます。ただ、インスタントの風味では満足できない人がいることも確かです。

そんな人々の嗜好にマッチするようなサービスが全国のコンビニエンスストアではすでに始まっているのはご存知の通りです。お客が注文してからカップをもらい、マシンが自動的にコーヒー豆をドリップして一杯ずつ煎れてくれる機械が普及し、ホットだけでなくアイスコーヒーもドリップした美味しいコーヒーがその場でいただけるようになったのです。

こうしたシステムを利用して、コンビニ回りだけではなく通常はカップに入れて早めにいただくのが基本のコーヒーを、あえて保温・保冷できるボトルやタンブラーに移し換えて飲むという方法もあります。ただこれはすぐに飲めないような場合にはおすすめできません。

というのも、お茶にしろコーヒーにしろ時間の経過とともに淹れたての味とかなり変わってしまうからで、私が紙コップから移し替えるのは自宅まで車で運んで飲むような場合や、電車のホームで購入したものを移し換えて、乗った電車内で周りに迷惑を掛けないようにいただくためであったりします。栓がありしっかり閉めればひっくり返しても中味をぶちまける心配はないので、電車に乗る場合は紙コップのままでなくフタの閉まるボトルに移し換えるようにしています。また、数人でコーヒーを買ったもののコンビニで飲みたくない場合には、いったん大きめのボトルにまとめてコーヒーを紙コップから移し、なるべく時間を掛けないでみんなでコーヒーが飲めそうな場所に到着したら、ボトルから改めてコンビニでもらった紙コップに分けて早めにいただくという、よくあるコーヒーの出前のような感じで使うようなケースもあるでしょう。

ただし、そうして補充したコーヒーを1時間以上そのままにするならばその場で紙コップのまま飲み切ってしまう方がましでしょう。味は明らかに悪くなりますし、酸化したコーヒーを飲むというのも体に良くなさそうなので、なかなか飲む場所が決まらないような場合には、お湯だけ用意して飲みたい時にその都度自分でドリップして飲む方がボトルも汚すことなく、常に淹れたてのコーヒーが飲めるということで、用意するのが小さく折りたためるコーヒードリッパーの存在です。

この点ではやはり2~4杯用と大きさとしては十分なモンベルの「O.D.コンパクトドリッパー2」を外すことはできないでしょう。折りたたむことで、バックの中に入れたか入れないかわからなくなるほど小さくたたむことができる布製のドリッパーです。ただしこのままでは自立しないので、お箸を左右に通して固定する必要があります。たまたま昔、ダイソーが出していた金属性の組み立て箸を取っておいたので、木の箸と比べると重く安定し、さらに専用の袋も付いているので、ドリッパーの袋の中に一緒に入れています。

本体だけでもコーヒーの粉を入れてドリップできますが、後片付けの事を考えると、ペーパーフィルターとの併用がおすすめです。実際にコンパクトドリッパーと組み立て式のお箸をセッティングすると安定感も増し、十分に使えるドリッパーとして外出先でも使うことのできる、お茶セットを作る上ではこのドリッパー以外のものは利用を考えられません。後は出てくるコーヒーを受ける容器とカップさえあればあとはコーヒーを持って行くだけです。ただその時にどんな状態でコーヒーを持って行くのか悩むところなのですが、その点については次回に詳しく考えます。

※外でお茶する環境を作るにあたり、一通りのセットが出来上がるまでの試行錯誤について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その0 究極の「お茶セット」を目指して
その1 お湯の用意について
その2 コーヒーと茶葉は両立するか?
その3 コーヒーお茶以外の飲み物
その4 コンビニコーヒーの限界
その5 ドリップコーヒーは豆か粉か?
その6 豆を挽く二人用コーヒーセット
その7 まとめ・どこでもお茶できる事の大切さ
その8 外出先で緑茶を簡単に飲むために
その9 ポーレックス お茶ミルIIを選んだわけ