車中泊のための道具考」カテゴリーアーカイブ

車中泊をするためには必ず使うものから、あったら便利なものまで様々なグッズについて紹介していきます。

キャンドゥで取扱いが開始された330円アルコールストーブが引き起こす問題とは

ソロキャンプのための装備が日々充実している100円ショップの中で、ついにアルコール燃料を使用するバーナー(アルコールストーブ)がキャンドゥの300円商品(税込330)として販売され、ネット上ではかなり盛り上がっています。

そのストーブはトランギアと同じように芯はなく、中にアルコール燃料を入れて揮発してくるアルコールに点火して燃焼させるタイプのもので、用法を守って使えば格安のソロキャンプ用の装備の一つになりますが、早速購入して使った人の中には「キャンドゥのアルコールストーブが爆発した」という話が出てきています。

普通の100円ショップで売られているものだからと言っても、直接火を扱う商品であるだけに燃料用アルコールの性質および、アルコールを燃料に使って火を扱うことのできるアルコールストーブを安全に使いこなすにはある程度のノウハウが必要であり、説明書きを読まないで火傷をしたり火が他のものに燃え移って火事になってしまったとして、製造・販売側に文句を言うのは違う気がします。そうは言っても、クレームが100円ショップの方に行ってしまうことは今後起こり得ることで、それが商品の販売自体に影響を及ぼさないかどうか心配ではあります。

私は、ネット作家の方が作った市販されていないアルコールストーブを使っていますが、その仕組みは中に入っているセラミックフェルトにアルコール燃料を吸わせて燃焼する仕組みなのですが、液体アルコールが爆発で飛び散って手に付き火傷したりする恐れはないものの、液体であるアルコール燃料をストーブの中に入れ、そこに火を付ける場合、入れる燃料が少ないと空気とストーブ内部で気化したアルコール分が結び付き、爆発的に燃える事は十分に考えられます。キャンドゥのアルコールストーブの場合は液体がそのまま入っているのでたとえ小さな爆発でも熱くなったアルコール燃料が外に飛び散るような事は普通に起きる可能性はあります。飛び散った燃料が手に付いたら火傷するかも知れず、周りに燃えやすいものがあればそこに引火するかも知れず、さらに言うとアルコール燃料をこぼしてしまった場合にストーブが爆発すると、一気に周辺に火が燃え上がる可能性もあります。

キャンドゥのアルコールストーブの場合、容量が80mlで、安全に使うには燃料をその3分の2(約55mlくらい)は入れないと、容器内に存在する空気と反応して爆発を起こしやすくなり、さらにアルコール燃料が空気との反応するのはアルコールを入れてすぐにより爆発しやすくなるそうなので、しばらく待ってから点火することも大事です。

さらに、点火するために火花を飛ばすタイプの器具を使う場合は、アルコールストーブの外側にも火花が飛ぶので、外部に火花といっしょに引火する可能性も出てきますので、点火するにはチャッカマンのような点火部分と手が離れているライターを使う方がいいでしょう。どうしても火花を出す器具を使う場合は屋外およびアルコールストーブの周りに燃えそうなものを置かず、万が一アルコール燃料をこぼした場合には場所を移動するなどの配慮も必要になるでしょう。

かつてのニュースで、着火剤の代わりにアルコール燃料を焚き火に掛けて爆発事故を起こしたケースがあったように記憶していますが、同じような理由でアルコールストーブの燃焼が収まってすぐに燃料を注入したりする事でも大きな音を立てて爆発を起こす危険があります。当り前ですが、直に火を扱う事は危険な事であり、便利に使うためには細心の注意を必要とします。特にアルコール燃料は燃えやすいので、その取扱いには十分に注意しなければなりません。今後の100円ショップがキャンドゥに続いて各社がアルコールストーブを出すかはわかりませんが、正しい利用方法を守って使用することを徹底することはぜひお守り下さい。


本格的なメスティン沼に突入か キザキの硬質アルマイト加工 メスティンH KO-G010を注文

いつもは冷静に買い物をしているつもりでも、今回はさすがにそれほど高くない買い物とは言え、本当に買って良かったのか? と自問自答する買い物になってしまいました。

というのも、先日のブログで紹介した中国産ながら国内メーカーのキザキが出しているトランギアのメスティンと同じサイズで、本体にアルマイト加工がされてある上、バリ取りの必要もなく、一合のお米と水の目盛りまで付いているメスティンを買ったばかりなのですが、今回はその上位機種とも言える同じメスティン(購入金額は税込2,200円)を注文してしまったのでした(^^;)。

なぜそんな事をしたかと言うと、今回購入したメスティンは、本体の加工に単なるアルマイト加工ではなく、色も黒みを帯びた硬質アルマイト加工をしてあり、より安心に使えるようになっています。これでトランギアのメスティンに、ダイソーのメスティン(小型)を合わせると、4つのメスティンが揃ってしまうということになり、「同じものを何個も買って」という非難を普通に見た人から受けそうな感じになってしまいます。ちなみに、本体サイズや内容については先日購入した普通のアルマイト加工をされたもの(購入金額は税込1,650円)と同じですので、興味のある方は以下のリンクを参照してみて下さい。

改めてメスティンを中心としたミニマムクッカーセットを組むにあたり本家でないメスティンを選んだわけ

今回ついポチってしまったのは、ネット上ではいわゆる定価販売をしている所ではAmazonを含めて送料別になっていたり、メルカリなどでは多少プレミア価格が付いて売られていたのです。しかしたまたまヨドバシカメラの通販で(石井スポーツの取扱い?)送料無料で定価で買える在庫が復活していたため、今後もキャンプブームは続くと考えると、なかなか定価では買えないのでは? という風に考えてしまいました。

またヨドバシはAmazonと比べるとポイントが10%付くので、いわゆる消費税分がポイント還元されるので、どこか別のところを我慢すれば、物はずっと使えますし、そんなことで無理やり自分を納得させながら、ソロキャンプグッズをまた増やしてしまいました(^^;)。

現在、小さくまとめるソロクッカーセットを作っているのですが、小さく一つに持って行くものをまとめる場合、シェラカップのようなものは便利ではあるものの本体が丸いことと、ハンドルが突き出てしまうことで、なかなか外で食べるための食器というものを考える際、常に持ち歩くわけにはいかないということがありました。

その点、メスティンは中にキッチングッズだけでなく、その形状から日々使う道具を入れて持ち運ぶことができるので、小物ケース代わりに常備できます。さらに通常サイズのメスティンの中にはダイソーのメスティンを入れてマトリョーシカのようにスタッキングできるので、限られたスペースの中で、クッカーと食器を同時に持ち歩くことも可能です。そういう意味ではメスティンは複数あっても全てをクッカーとして使わずに食器としても使え、網などのオプションも同じ大きさなら使い回しができますので、今後は同じキザキから出ている保温用ケースやまな板などのオプションを購入して、お出掛けの際に持ち出すメスティンと、常時持ち出しで外出時に災害に遭遇した際に使うことを考えるセットと分けることもできます。

今回注文した硬貨アルマイト加工のメスティンは、常備用のセットにすることにする予定ですが、それは通常加工のアルマイトと比べると本体が固くて汚れも落ちやすいのではないか? と思われるからです。実際のところ、持っていて満足するだけの品ではないかと思われるとは思いますが、今のところ持ち出しサイズの関係から他の中華メスティンやラージメスティンには行かない予定です(^^)。ただこんな風に買い足してしまうと、更なるメスティン沼にはまるかも知れず、そこは自制したいところなのですが。


乾電池式シェーバーのベストバイだったフィリップスのシリーズの廃盤と利用者の対策

私がずっと使っていて、多くの皆さんにおすすめしたいものが、生産中止になっているのを発見したのは最近のことでした。というのも、かつては替刃よりも本体を買い替えた方が安いくらいの低価格(だいたい二千円弱)で全国の家電量販店で購入でき、電源が単三電池2本で動き、音も静かでコツをつかめばかなりキレイに剃れるフィリップスの乾電池式シェーバーのPQ209/17の価格がネットで倍以上の価格になっているのを発見したのです。

こういう時には何かあると思っていたら、メーカーが生産中止にしていたというのがわかったというわけです。私自身は前のモデルのHQ130を使い続けているのですが、まだ刃が欠けたわけではないのですが、下の写真のように替刃のカバーが外れてしまったのです。

メーカーでは毎日使用すれば約2年で替刃交換を推奨していますが、私自身はそんなにヒゲが濃くはないので、恐らくその期間の倍以上は使えていて、本体自体のモーターにも全く問題はありません。今までは替刃を購入するより安く替えられる本体交換で購入することを続けていたのですが、今回はさすがに本体の価格が上がっていることから、別の乾電池式モデルを探すか、替刃を買うべきかの判断を迫られることになりました。

ちなみに、乾電池式モデルでアルカリ電池の使用が推奨されているものの、充電式のエネループでも私の場合は問題なく剃ることができるため、ランニングコストも掛からず、旅行の際も充電する必要がない(充電済のエネループと交換するだけで良い)というのが大きなポイントで、そのあまりの使い易さにフィリップスが乾電池シェーバーの生産中止を決めたことを察知するのが遅れてしまったことが悔やまれます。

ただ、調べたところこの乾電池シリーズの専用替刃の型番は「HQ56/51」というもので、1パッケージに3つの替刃が入っており、普通フィリップスのシェーバーは替刃を3つ使うものが主流なのですが、乾電池式のものは2つで済むため、このパッケージを2つ購入しておけば、合計6つで3回の替刃交換が可能です。これを書いている現在、ネット上の最安値は1パッケージ2千円くらいなので、2パッケージ購入代金を3で割ると、一回ごとの替刃交換にかかる費用は1,300円ちょっとと、逆に現在は替刃のセットを購入する方が安くなっています。

とりあえず、今の刃はまだ刃こぼれしていないので継続して使いながらも、替刃はゲットし、今後しばらくは電気シェーバーのメンテナンスに心を砕かなくても良くなるようにしておこうかなと思っています。

現在主流の充電式シェーバーはその性能には驚愕するものの、私にとってはオーバースペックで(髭の濃い人には高性能の電気シェーバーも必須ではありますが)、本体モーターが大丈夫でも電池消耗により定期的な買い替えが必要になります。また、災害時に身だしなみを整えたい場合にも、支援物資として入手可能な乾電池が使えるシェーバーは、あっても全然困らないわけで、改めて廃盤になったことは残念ですが、少なくとも私は本体がぶっ壊れるまでは使い続けたいので、今後は本体を壊さないように気を付けながら使おうと思っています。

企業論理としては売上を増やし利益を上げてこその仕事であるとわかってはいるものの、安定した電源を確保できない地域は今も世界の中では存在します。CO2排出を減らすために、小さなソーラーパネルからでも充電でき単価も安いエネループのような乾電池形状の充電池を利用できる家電製品を作ることは、むしろ時流に乗っているのではと思うのですが、今後の状況も見ながら個人的にも大量にエネルギー消費をしない生活を目指す一環として、今のシェーバーを使い続ける方向で考えます。


車中泊に向かない車こそ利用価値が高い? Yogiboの「Traybo2.0(トレイボー2.0)」

車中泊のための装備において、買いたいと思ってもなかなか思い切ることのできないものにビーズクッションのYogibo(ヨギボー)があります。最大サイズの「ヨギボーマックス」を購入し、自分の車にそれなりの広さの平面空間を作ることができれば、日中はソファーとして使えます。もしうまくフラットな面が作れないような車であっても、シートアレンジで前後の座席を一体化(フルフラット化)できれば、そこにYogiboを敷いて寝れば体への影響は少なくなるようにセットすることもできそうです。

ただ、ビーズクッションは使っているうちにヘタってきますし、そういうものに私などは大金をつぎ込むにはつい躊躇してしまいます。ただ、安くても面白そうな製品はYogiboにも存在します。先日のゴールデンウィークに自宅に遊びに来た親戚の子が持っていたのが、Yogiboの中でもそれほど高いものではないのに使い勝手が良さそうな「Traybo2.0(トレイボー2.0)」というビーズクッション付きのテーブルでした。

表面は竹でできていて、タブレットを入れて使えるような穴が開いています。手前の出っ張りは物を落とさないようなストッパーで、両面テープで好きな所に貼って固定することができるようです。その子はテイクアウトしてきたお弁当を食べるのにわざわざこのトレイボーの上に載せて、自分の膝の上でご飯を食べていたのですが、足りない食卓の代わりになるだけではなく、長時間のドライブでの車内活動には便利なのではないかと思います。

本体の反対側にはこのくらいのビーズクッションが付いており、部屋の中で使っても良いですが、助手席や後部座席でお弁当を食べたり、パソコンやタブレットを使った作業をやるような場合には、これ一つあるだけでかなり便利になりそうです。ただ、運転席で使うにはハンドルが邪魔になるので、一人旅で使う場合は移動が必要でしょうが。

Yogiboには小さなビーズクッション自体にタブレットをセットする「Tablo(タブロー)」という製品もあり、こちらの方はタブレットを膝の上に置いて利用するためのものなのですが、私の場合はタブレットの他にパソコンも使うので、購入するならこのトレイボーの方になるかと思います。トレイボーの価格は7千円弱とYogiboの大きなクッションを買うと思えばそこまで高くありませんし、今後に向けて購入を検討したい製品の一つではあります。

ただ一つ心配な点は、座っての作業が快適になることで、座ったままでの姿勢を長く続けると、本格的なエコノミークラス症候群になりはしないのだろうかという気もするのですね。ただ、どうしても車の中で食事をしなければならないような場合、同乗者がいれば同乗者にトレイボーを使ってもらい、お弁当は助手席に二人分を乗せてもらうようにすれば、弁当も飲み物も結構安定しますし、必要に応じて使う分にはいいかなと思います。

今回この文章を書くにあたり、実際に体に当ててみて使いやすいだろうと思いましたが、今の状況では難しいかも知れませんが、お近くのショップで実際に使い勝手を試してみることも大事だろうと思います。まだ車で遠出ができないので、今のコロナ関連の自粛関連がなくなった後にでも出掛けてみるのもいいのではないでしょうか。


ダイソーメスティンの可能性をさらに広げる「純正オプション」のメスティン専用網

ダイソーで現在は普通に買えるようになっている税込550円のメスティンは、その安さのメリットはあるにしても、一合炊く場合にはちょっと容器に余裕がなく(500ml)、派手な吹きこぼれを覚悟しなければならいので、一合のご飯を炊くためには通常サイズの750mlのものを使うことにしています。

ただ、このメスティンも0.7~0.8合くらいを測って炊けばいいのですが、ちょっとめんどくさいというのが正直なところです。それでも、現在は常時携帯するモバイルバッテリーやUSBケーブルをまとめたものを入れるケースとして持っているのですが、最近になって単なるケースとしてではなく改めて調理器具に戻してくれるような魅力的なオプションがダイソーから追加で販売されるようになったという話を聞きました。それが「メスティン専用網」です。

トランギアのメスティン用としては、すでにジャストフィットする足の高い網が販売されていて、網の下まで水を入れ、網の上に食材を乗せて火を付けると、食材を蒸すことができるということで、私自身も網単体でアマゾンから購入しました。ただその場合、アマゾンでは単体の注文ができず、合わせ購入でしか買えないというものでした(単体価格が200円台と安いこともあります)。

しかし、このダイソーメスティン用の専用網は、他の会社がかなり売れたダイソーメスティンの大きさに合わせて作ったのではなく、メスティンを売っている横にそのまま「メスティンは別売」とパッケージに表示して売っている純正オプションで、価格は税込110円です。お店にあってすでにダイソーメスティンを持っているなら買って損はないと思います。

さらに、本体はかなりしっかりしていて、本体を支える足が両端にある形になっているため、向きを反対にしてメスティンの中に入れれば、ほとんどかさばらずに他のものを入れることもできます。実際、私のダイソーメスティンの中には結構一杯に詰め込んでいたのですが、底にこの専用網を入れてから物を入れても何とか中味を収納させることができました。

今回の購入を受けて、ダイソーメスティンはトランギアのメスティンの中に丸々入るので、常時持ち出すものの中味にトランギアのメスティンを加えることにし、ご飯はトランギアのメスティンで炊き、おかずは蒸し物を含めてダイソーメスティンで行なうようにすると、かなり調理のバリエーションが広がります。常時持つということは、出掛ける度にわざわざ持ち出すものではなく、緊急的に使う必要に迫られて使うことも想定しているのですが、過去のブログで紹介したクッキングペーパーを使った「メスティン折り」はトランギア・ダイソーの大きさ別に備えておくことで、緊急時であっても洗い物を最少限に抑えつつの利用が可能になります。

今回紹介した専用網で、ダイソーメスティンが蒸し器になるということは、肉まんやシュウマイ、ソーセージのようなものや、ジャガイモやブロッコリーを蒸し調理していただけることになります。網の方にもクッキングペーパーを乗せておけば、食材が網にくっつかず、本体も汚れずに食事ができます。レトルトカレーの両方を一度にメスティン一台で作って食べるというのものいいですが、たった一枚の網でここまで可能性が広がるというのは何かワクワクします。

今回は毎日持ち出すものの中にこのセットを入れていくことで、例えば車で出掛けて、全く予期せぬ事情で車が前にも後ろにも進めない立ち往生になったような場合、手持ちのものだけで湯わかしや炊飯、各種調理ができるというのは、水や食料を現地調達できれば(雪を溶かして沸かすということも含め)、かなり使えるという感じがします。私の場合はメスティンの他にポケットストーブと小型アルコールストーブも一緒に持っているので、今後は安全に燃料を運ぶことのできる、アルコール燃料用容器を物色しようかと思っています。


これぞ100円ショップの企画と感心した「シェラカップ リッド(フタ)」

100円ショップがキャンプ用品に力を入れてくれたことで、今までニッチな製品を結構高い値段で買っていたことを思うといい時代になったとしみじみと感じています。もっとも、今までの状況は、キャンプ用品自体がそこまで大量に売れるものではないということで、あくまでもキャンプや野外調理が好きなマニア向けに作られていたものが多く、そのため必ずしも必要ではないものの、旅のお供に加えたいというようなものは、多少高くても作ってくれるところで注文して手に入れていたというような状況でした。

その一つがシェラカップ用のフタです。シェラカップは、一般的には取っ手付きのカップとして使われることが多いと思いますが、ソロのキャンプではシェラカップ自体を火にかけて調理する場合があります。特にシェラカップに0.5合くらいの米を入れ、炊飯をする場合には普通のクッカーのように専用のフタが用意されているわけではありません。お金を掛けたくない場合はアルミホイルでフタをするような方法もあるものの、上に重しを乗せておいしいご飯を0.5合でも炊きたい場合には、口径がシェラカップより少し大き目の丸い鉄板を欲してしまうのです。

100円ショップのセリア専売品だと思われる「シェラカップ リッド」はステンレス製のシェラカップのフタで、当然ながら税込110円で購入することができます。この写真だと、ちょっとペラペラなのでは? と思ってしまうような見てくれなのですが、実際に触ってみると結構しっかりしていて、きちんとパッキングしていけば曲がってしまうようなことはないと思います。

ちなみに、写真右のものはかなり昔に購入したFGSのチタン製のシェラカップのフタなのですが、チタン製ということもあって1,000円オーバーしました。購入する際にもネット販売で実物を見ないまま購入しました。実際2つを比べてみて機能的には左のセリアのステンレス製でもほとんど機能的には変わらず、シェラカップのフタとしての用途だけでなくお皿やまな板の代わりにもなります。まあ、まな板の代わりとして使うにはロゴの部分が邪魔かも知れませんが、いわゆるメスティンにスタッキングできる木のまな板よりコンパクトに持ち運べ、金属製なのでお手入れも簡単です。

ミニマム調理キットの中に入れれば、フタとしてではなく、この上にポケットストーブを載せてトレイ代わりにも使え、直接ポケットストーブを持たずに移動させることができます。まさに、キャンプブームの恩恵を受けるような形で全国で安価にソロキャンプ用のグッズが購入できる状況に感謝するしかないですね(^^)。

逆にここまで100円ショップがソロキャンプグッズに力を入れる背景は、単なる家庭用品と違って今まで高価なものであったとしても、材料費その他を考え、大量の注文をかければ110円で十分売れるものであれば、キャンプグッズの方が目立ち、その分手に取ってくれる人が増えるだけでなく、今まで100円ショップを利用したことのない客層も取り込めるというメリットが有ると思います。ここまで100円ショップがキャンプ用品に力を入れていなかった時でも、カトラリーや容器を揃えるために100円ショップのものを流用することも少なくありませんでしたが、現在はもう、主に100円ショップでソロキャンプ用のグッズを揃え、どうしても無いものだけを別に購入することでコスト削減を図ることができるようになりました。

私はまだ入手していないものの、シェラカップ自体も100円ショップチェーンのキャンドウで550円で売っているという話もあります。個人的には血まなこになって100円ショップを回るのではなく、今回もたまたまショッピングセンターに入っているセリアの店頭でシェラカップのフタを見付けたので購入しただけで、無理をしないで自分に必要なものだけを今後も100円ショップで手に入れたいと思っています。この製品については、まだシェラカップを持っていなくても、今後シェラカップが欲しいと思ったら、セットでフタがあれば便利ですので、持っておくといいと思いますよ(^^)。


ポケットストーブに収納可能なアルコールストーブ 入手はCreemaかヤフオクで

調理のために必要な「火」をどうするかによって、持って行くものは違ってきます。ソロキャンプブームは「焚き火」の魅力もあり、薪や木炭などを使っての焚き火調理をしたい方も多いかと思いますが、焚き火は火起こしが大変ですし、燃え残りや炭の後片付けもあるので時間があれば行なっても良いと思うものの、小型化を追求し、極力ゴミの持ち帰りを避けたいということになるとアルコールストーブに落ち着くのではないかと思います。

ただ、ゴトクとして最小のポケットストーブを使う場合、トランギアなど市販のアルコールストーブの多くはポケットストーブとセットではトランギアの大きさゆえセットでの使用は無理でしょう。よって多くの人はメスティンとポケットストーブを使って自動炊飯を行なう場合には固形燃料を利用するケースが多いようです。しかし、エスビットの固形燃料は煤が付きますし、アルコールを染み込ませた固形燃料でも燃えカスは残ります。

さらにアルコール系の固型燃料は購入したものの長期間使用しないと痩せてしまい、購入時の性能を出せないという問題点もあります。アルコール燃料の場合はきちんと容器に入れて保管しておけば、使いたい時に使えるということもあるので、何とかポケットストーブとセットで使えるアルコールストーブはないのか? と思ってネットで探していて見付けたのが、今使っているアルコールストーブです。

この2種類のアルコールストーブの構造は同じものですが、ケースの大きさによって一度に投入できるアルコールの量が変わります。どちらも厚さは18ミリでポケットストーブに収納したまま持ち運べるので、今では持っているトランギアの真鍮製アルコールバーナーや、エバニューのチタンアルコールストーブを使わなくなってしまいました。

このアルコールストーブは個人の方が製作されたものをネット上で販売しているもので、これを書いている現在は、手作りのグッズを売ることのできるサービスである「Creema」と、ネットオークションの老舗ヤフーオークションで購入することができます(直接のリンクは控えますが、「薄さ18ミリ アルコールストーブ」でネット検索すれば見付けられると思います)。写真左の丸い小さい方が「TYPE: G」、右の四角い灰皿ケース(鉄スズメッキ)流用のものが「TYPE: H」です。TYPE: Hの方にはフタがあり、アルコールを40ml少々まで入れられます。TYPE: Gはフタがなく、アルミ製のため傷やヘコミが付きやすいですが、アルコールは30ml少々入れられ、小さいものではあるものの必要十分の調理ができます。ちなみに、室温20℃の状況でのアルコールの量と燃焼時間の関係は以下の通りです。

20ml → 約 15分
25ml → 約 17分
30ml → 約 22分
40ml → 約 35分(TYPE:Hのみ)

私自身自動炊飯をこのアルコールストーブで行ないましたが、20mlで一合、30mlで二合の自動炊飯が可能です(室温20℃前後で風の影響がない場合)。アルコール燃料は安いものでは500mlのものが300円前後で購入できますので、一回の炊飯にかかるコストは相当に低いです。

なお、これらのアルコールストーブの内部にはセラミックフェルトが入っており、アルコールを染み込ませて燃やしても、フェルトは十分に熱に耐えるのでスチールウールやカーボンフェルトを入れたアルコールストーブと比べて中味が痩せる影響は最少限に抑えられ、大事に使えばかなりの回数を買った当時の状態で使えるという長所もあります。

自動炊飯など、燃焼時間をアルコールの量で決めるため、きちんとアルコール容量を計るには、計量カップより便利なものがあります。化粧品を小分けするために100円ショップで売られている注射器を流用するのが無難だと思います。ダイソーでもセリアでも最大20ml分を計ることのできる注射器(実際は針ではなく長い金属性の管が付いているので保管ボトルから容易にアルコールを移せます)が売られているので、セットで使えばかなり厳密に燃焼時間をコントロールできます。アルコールストーブへの注入もそのままできるので、注入時に燃料をこぼすような事もありません。

このアルコールストーブを使い始めてしまうと、私の場合ですがガスはもとより固形燃料すら使う機会がなくなってしまいました。大きい方のTYPE: Hなら最大量注入で30分以上燃焼するので、料理の幅も広がります。固形燃料を複数持って行くならTYPE: Gのストーブを2つ持って行って燃料が切れた時点で別のストーブに入れ替れば、長時間の煮込みも可能です。火力の調節はできませんが、燃料を複数のストーブで共通化できるというのは小さくて扱いやすいからこその特徴です。

購入サイトでは30ml入るアルコールボトルがセットになっていたり、複数個がまとまったセットになっている形で売られていますが、ボトルはあればあったで便利なので、これからアルコールストーブを使い始めたいと思われる人にはボトルとのセットを購入して、ポケットストーブと風防、メスティンと合わせてみるのがおすすめです。


クッキングシートをメスティン大に折る「メスティン折」は災害時にも有効

週末に改めて100円ショップに立ち寄って、色々なものを仕入れてきたのですが、とりあえず買いに行ったのはフライパンや鍋に敷いて使う「クッキングシート」でした。このシートはまさに魔法のシートで、うまく使えば野外調理での洗い物をかなり減らすことができます。

今回は、このクッキングシートを小型飯盒の「メスティン」に使う方法として
確立されている「メスティン折」をするために購入しました。ちゃんとしたクッキングシートが110円(税込)で買えるというのは、単なるコストだけでないメリットがあります。

こちらの写真にメスティンとともに写っている台紙は、すでにPDF化されてフリーで利用できるクッキングシートをメスティン大に折るための台紙です。図面のPDFファイルは以下のリンクより入手できますので、メスティンを持っている方はぜひともダウンロードして折ってみることをおすすめします。

https://note.seethestars.jp/n/nfd5995fa263e

実を言うと、私は最初こうしてメスティンにすっぽり入る内袋を作り、金属の当たりがあっても内部を傷つけないようにと思っていたのですが、このメスティン折は使ってこそ意味があります。上記リンクとは違う方のブログで、メスティン折をした内袋をセットした状態でお米を入れてご飯を炊き、さらに蓋の上にレトルトカレーを乗せることでご飯が炊きあがる時にはカレーも温まっているという調理方法を実践されている方がいまして、その方は内袋に直接カレーを入れて食べたものの、何とかカレーがあふれることなく食べ終わることができ、結果としてメスティン内部を改めて洗う必要がなくなったことを紹介していました。

山登りをする方にとっては水は貴重で、できれば洗い物はしないで済ませたいところがありますが、この方法を使うと軽く本体を拭くことはあっても、食事の後片付けについてはメスティン折した内袋をゴミとして処理するだけで、これ自体は丸めれば小さく軽く扱えるので、帰ってからゴミに出せば良いだけなので、クッカーがテフロン加工になっているよりもメリットがあるのではないかと思います。

翻って考えてみると、同じように水を少しずつ使わなければならないような状況は、まさに災害があった後に断水が起こった場合があります。災害時の食器洗いを回避する方法としてラップをお皿に巻いて食事をし、終わったらラップのみを捨てるというものがありますが、このメスティン折の場合、メスティンが調理器具と食器を兼ねますので、例えば人数分のメスティンがあり、それに対して事前にクッキングペーパーをメスティン折しておけば、災害時には食事の時に使っても洗わなくて済みます。

さらに、メスティン折した内袋は、写真のように内部に畳んでしまうことができますので、暇な時にでも予備のメスティンをいっぱいにするように折り進めていけば、それ自体が災害準備として役に立つのではないかと思います。

さらに、メスティンとクッキングシートの関係については、蓋の部分に合うような大きさに切るだけで、写真のように蓋にぴったりはまります。たまたまセリアで見付けた税込110円のクッカークリップを使えば、フライパンのように使えます。目玉焼きやウィンナーを焼いてもシートを捨てるだけなので、こちらも野外用兼災害対策用として用意していてもいいでしょうね。

結局のところ、多くの人がこのメスティンを使いこなしていて、大きさが共通だからということで様々な便利な使い方が出てきているわけです。外出の時や災害用にちょっとした調理をしたいという方は、やはり多くの人が使っているものの方が様々な新たな使い方を試せるという事もありますので、今後の新たな使い方を試す人にも期待しつつ、ソロメインのクッカーとして使っていくのもいいと思います。


ポケットストーブ専用の風防を導入 KM Global Worksの専用風防の使い勝手は

限られたスペースの中にソロ用調理グッズを収めるためには、あらゆる方向からの検討が大切だと思います。前回紹介したクッカーのメスティン一本化もそうですが、最小の火器とゴトクを考える場合、多くの方が導入されているであろうエスビットのポケットストーブおよび、おびただしい数の模倣品を軸に、燃料を固形燃料にするのがセオリーだと思います。

私の場合、そのセオリーから外れますが、たまたまネットを徘徊していてポケットストーブの中にすっぽり収まり、さらに一合の炊飯なら20mlのアルコール燃料で自動炊飯できるハンドメイドのアルコールストーブを使っています。この場合、長期にわたって燃料を保管していても固形燃料のように縮むこともなくゴミも出ません。ただこうしたアルコールストーブでも、固形燃料でも外でポケットストーブを使う場合には風の影響を受けるので、風対策としての風防が必須アイテムとなります。

先日まではこうしたミニマムセットに合わせる形で、複数の羽を広げるようにしてポケットストーブの回りを囲み、外からの風をシャットアウトする小型のウィンドスクリーンをソロセットに導入していたのですが、今回購入した風防は単なる鉄の板にしか見えないかも知れませんが、何とポケットストーブの側面にはめ込むことで直方体を作るようにして中に入れた熱源を風から守るという仕組みです。

この風防は広島県福山市のKM Global Worksという会社出していて、国内の工場で作られたものらしく、ネットでも日本製であることをうたっていました。何しろ、私が今使っているのは本家のエスビット製のポケットストーブではなく、恐らく中国製と思われる模造品なので、ぴったりはまるのか心配でしたが、模造品と言っても大きさは本家とそっくりなので風防もぴったりはまることを確認できました。

このように、長い側面の部分にぴたっとはまり、全体が風を通さないような形になります。この上にメスティンを乗せれば、強風の時には私自身が風が吹いてくる方向に座ることで、アルコールストーブの火力には影響は出ないのではないかと思われます。

さらに、ポケットストーブは角度を付けることでシェラカップなどもそのまま乗せて調理することができるのですが、この風防はその点も考えて作られているので、写真のように角度を付けてもぴったりとはまったままになっています。
このように見ていくと、最小の構成でも最大の効果を挙げることが期待できる製品になっていることがおわかりだと思います。私が購入した金額は880円(税込)と決して安くはありませんが(Amazonの他楽天やヤフーショッピングに出品されている模様ですが、品切の場合もあります)、荷物を減らして最大の効果を上げるためには高くはないように思います。今回の導入で、かなりバッグの中がすっきりして、小物はほとんどメスティンに入れることですっきりさせることができました。今後は実戦で炊飯などを試しつつ、風防としての能力も試しながら、さらに持ち出して様々な調理に使えるような組み合わせを模索していきたいと思っています。


改めてメスティンを中心としたミニマムクッカーセットを組むにあたり本家でないメスティンを選んだわけ

エスビットのポケットストーブもどき(本家エスビットではないメーカー不明の同型の折りたたみ小型ストーブ)に入る小型アルコールストーブを使って、できるだけ少ないグッズを使っての湯沸かしや炊飯にはまっています。そんな中で以前作った小さなお弁当バックに入るだけのミニマムクッカーセットにはユニフレームの角型クッカー小を入れていたのですが、角型小クッカーは正方形で、思いの他カトラリーなどの小物が中にが入らないので、やはりミニマム用途には長方形のメスティンの方がいいのかなという風に考えるようになりました。

本家メスティンはすでに持っていて、その使い勝手の良さは十分に承知しているものの、使いやすさという点ではバリを取ったり、シーズニングが必要という面倒くささも併せ持っています。アルミが体に良くないという話もあり、同じアルミ製でもアルマイト加工されたユニフレームの角型クッカーを使っていたのですが、考えてみればトランギアのメスティンのサイズでアルマイト加工されていてバリ取りの必要もなく、さらにできれば炊飯に便利な(計量カップが必要ない)目盛り付きのメスティンがあればいいのにと思ってネットを探してみたら、その条件に合ったメスティンもどきがありました。それが「キザキ 野営道具 メスティン 飯盒 KO-G006」という型番のものです。

パッケージもなかなかそれらしい雰囲気を醸し出していて、登山用品のお店でも取扱いがあるようで(私自身はネット通販で購入しました)、Amazonで来てみなければわからないメスティンもどきを注文するよりも安心感があります。この製品は通常のアルマイト加工のものですが、実は硬質アルマイト加工で全体が黒い新製品もありまして、見てくれも本家メスティンとは違うものを目指したい場合は価格は高くなりますが、そちらを選んでも良いのではないでしょうか。

このメスティンのスペックを本家と比べたところ、サイズと容量が本家とほとんど変わらないので、本家用に購入した蒸し器代わりに使うための網(網の手前まで水を入れて火にかけると蒸し器としても使える)がそのまま入り、ダイソーメスティンを中に入れて持ち歩くことも可能です。アルマイト加工されていてバリ取りの必要もなく、本体内部には米一合用の米と水の目安となる目盛りが付いている事が改めての購入の決め手となりました。ただ実際に届いてみると、昔の弁当箱と同じような感じで(^^;)、変に昔帰りしたような感じがあります。

改めて考えてみると、数あるキャンプ用クッカーの中で一つのクッカーで済ませたいソロキャンプ用のものという事を考えると、どうしてもメスティンに向かってしまうということですね。今回購入したメスティンもどきは、写真のように水加減だけではなくお米の一合も計ることができる目盛りが付いているというのが大きなポイントです。

一般的に通常サイズのメスティンの場合、蓋いっぱいにお米を入れればだいたい一合くらいになりますが、このメスティンの蓋で計ると、だいたい蓋に一杯くらい(すりきり一杯より少ない)が家で計っている一合の量になります。実際にそうして計った米をメスティンに入れてみると若干目盛りより下に来るのですが、この感じを覚えておけば、まず炊飯に失敗することもないでしょう。何よりきちんとしたスケールがあると安心できますし、別にお米用の計量カップを荷物に加えなくても良くなります。別のセットと合わせて使う場合も、このメスティンで炊飯しなくても計量だけして別の鍋でご飯を炊くようにする(つまりメスティンそのものを計量カップとして使う)こともできます。

専用のライスクッカーとしては三合まで炊けるユニフレームのものを持ってはいますが、ソロ利用ではとり回しにくくなりますので、一合専用のライスクッカー・鍋・ケトル(網を使えば蒸し器としても)として使い回せるメスティンの中でこの製品を選んだのは正解だったのではないかと思います。

今後はこのメスティンを中心にソロ調理キットを入れ替える予定です。メスティンで湯沸かしをした後にボトルに移すのはある程度経験がないと大量に沸かしたお湯をこぼしてしまう可能性があるのですが、何しろ家での時間はたっぷりあるのでそのシミュレーションは繰り返しながら、ケトルとしても使えるようにしていきたいと思っています。