車中泊のための道具考」カテゴリーアーカイブ

車中泊をするためには必ず使うものから、あったら便利なものまで様々なグッズについて紹介していきます。

テンマクデザインのモノポールインナーテント(メッシュ)を買い足したのは……

Amazonを定点観測していたら、先月購入してその組み立ての簡単さと安さに満足してたテンマクデザインのモノポールインナーテントのうち、色が黒で全体がメッシュになっているタイプのものに10%オフのクーポンが付いていて、4千円弱で買えるようになっていました。一部だけメッシュで白色のインナーテントで十分かなとは思ったのですが、ちょっと考えることがあって、メッシュタイプもつい購入してしまいました。

テンマクデザイン モノポールインナーテント メッシュ

まだ現物は到着していないのですが、大きさなどは全く同じで、違うのは全面メッシュであることだけなので、手持ちのコットの上に乗せて使うには全く問題がないことがわかっています。基本的には室内や車中泊で使うことを考えているので、先行購入した全面メッシュでないタイプのもの一つあれば十分であるとも言えるのですが、実は一つ全面メッシュであることのポイントがあるのです。

夏はメッシュの方が涼しいとは言うものの、メッシュが細かければ風もなかなか通らないので、夏にそこまで涼しくはならないというのは実際のところだと思います。今回購入した理由は、ズバリ流星を見たいと思った時に役立つものであるという事があるのです。

メッシュで外から丸見えになるということは、テントの中から外の様子が見えるということになります。毎年、夏の流星群と言えばペルセウス座流星群があり、暗い所で見ると全天で1分に約一つほどの流星が見られます。ただ、流星観測に関しては様々な問題があります。

まず、空全体を見渡した上でじっと流星の出現を待つ場合、立って首を曲げて待つとほぼ確実に首が痛くなります。できれば流星観測の基本姿勢は地面に寝っ転がって見る方が体に優しいだけでなく広い視野で多くの流星を見ることができます。

ただ、特に夏に流星観測を行なう場合には大きな問題があります。周りに建物や灯りのない場所というのは自然が豊かなところであり、どうしても「虫」の問題が出てきます。虫除けスプレーを用意していても、耳の周りで羽音をたてられるとそれだけでビクッとしてしまう方も少なくないのではないでしょうか。蚊取り線香やUSB電源で使える電気式のリキッドタイプの蚊取り装置もありますが、風などがあるとなかなか周辺全てのカバーできないという事もあります。

そこで、このメッシュのテントの中で観測を行なうようにすれば、自立している蚊帳の中にいるのと一緒なので、少々見にくいところもありますが、虫の影響を避けながら安心して流星を見ることができます。虫の影響が少ない冬でも、メッシュとは言えテントの中に入れば多少暖かくはなると思うので、空の見える場所にテントを設営し、流星群を心ゆくまで楽しめます。

今回たまたまクーポンで通常時では少し安い非メッシュのものよりも安く買えたのはラッキーでした。私の使い方ではそこまで使い込むことなく、使ってもコットの上に載せるようにして使うので、底面の傷みもそこまではなく、長く使えるかなと思っています。唯一の懸念である、グラスファイバー製のポールが破損した場合も、基本的に同じサイズの製品が2つあるので、最悪二つのタイプのテントを使い分けることもできます。ともあれ、これからの季節は部屋で昼寝をする場合にはこちらの方が涼しいと思うので、窓際に置いて使おうかなと思っています。


今年になって購入したコットにテンマクデザインのモノポールインナーテントを載せてみた

先日購入した、雨除けのフライシートを省略することで安く売られているテンマクデザインの「モノポールインナーテント」を展開してみました。元々は、屋根やタープなどで雨をしのいだり、モノポールテントのような、床がないテントの中に設営することで、手軽なキャンプに使うことを意図したテントなのですが、私の使い方というのはちょっと違います。

車の中にフラットなスペースが作れたらその中で設営して使ったり、冬に室内で設営して暖房費の節約を計る手段になります。また、災害時においてプライバシーを確保するために使うことができます。ただ、完全に外から見えなくするためには、ブルーシートのようなものでも良いので、テントの上に掛けたりする必要は出てきます。

今回、自宅で使うことを想定して、以前から用意して必要に応じて使っている「コット」と合わせてみることを試しました。室内であればインナーテントを濡らす恐れはないので、気軽に使えます。室内なので風の影響もないので、そのまま設営したテントをコットの上に載せるだけです。

このような感じでコットの上に載せて利用すると、マット類の用意も必要ありません。枕と寝袋(真夏の場合はメッシュにしてタオルケットでも良い)を別に用意すれば良いでしょう。車中泊の場合最初から組み上げて出発すれば、眠たくなったらすぐにテントの中に入ることで、すぐ寝られる状態になります。軽ワゴンでも十分な寝心地を得られますが、事前に写真の状態のものを設営して、その寝心地を確かめるためにインナーテントの中で実際に寝てから車中泊用にすることをおすすめします。

コットとインナーテントの購入額は、二つ合わせても1万円かかっていません。海外からの旅行客とホテルの取り合いになる中で、人気観光地ではビジネスホテルの利用料が上昇する傾向にある中で、同じお金を使うなら現地で美味しいものをたらふく食べたいと思うなら、仮眠しながら移動するこうしたスタイルというのは十分にありだと思います。

以前にも書きましたが、車の中でインナーテントの中に入って寝る前提であれば、あえてキャンピングカーでなくても、コットが置けるフラットなスペースを出せる車であれば、とにかく車の中を快適な寝床として使うことができます。軽ワゴンで一人旅というのも良いですし、普通車のワゴンタイプであれば、テントとコットのセットを複数並べて置くことも余裕でできるので、キャンピングカーでなくても十分車中泊できるだろうと思います。

先日まで定価が5,060円だったものが、Amazonで22%引きの3,960円で売られていることを知って購入したのですが、Amazonの場合価格が短い期間で上下しますので、これを読んで製品リンクにある価格が上がってしまっていたら、しばらく商品をウォッチ対象にすることをおすすめします。

これを書いているのは4月から5月の時期で、元々はこのテントより価格が安かったはずのオールメッシュの「モノポールインナーテント メッシュ」の方が高くなってしまっています。これは、これから暑くなる中で需要が見込めるためなのかとも思いますが、車中泊に使う場合はメッシュのテントにしても暑いことは暑いので、扇風機やクーラーの設置を考えれば、あえてメッシュタイプよりもこのタイプを選んだ方が使える範囲が広く便利ではないかと思います。


キャンプでなく車中泊での快適な寝床を求めるならフライシートなしのインナーテントを

Amazonのお気に入りに色々と気になる商品を入れて、その価格変動を観察しています。で、今の時期そうして観察していた中の一つの商品、テンマクデザインの「モノポールインナーテント(スタンダードタイプ)」が今までより千円以上安く販売されていたので、今すぐに使うかどうかわからないながらも注文してしまいました。元々、税込でも5,060円とそれほど高くないのですが、今回は値下げをしたのかセールなのかは不明ですが、Amazon以外の他の販売店やサイトでも3,960円という、かなりお手ごろな価格になっています。Amazonの販売ページへのリンクはこちらです。

この製品は、普通のテントにはあるフライシートを省略することで安い価格で出しているのですが、屋外で使う場合にはタープや大きなテントの中に入れて使うことを想定している一人用のテントです。

組み上げれば自立するので、ちょっとした屋外での休憩時に使うということも十分できます。私は、このテントは今のところ屋外で使う事については考えていないのですが、それでも購入したのは、当然安いということもあるのですが、車中泊派においても実に便利に使える可能性があると思ったからです。

例えば、車中泊用に使うシチュエーションとしては、軽バンなどの車内にフラットスペースを作ることのできる車で運転席から後ろの座席を畳んでフラットな空間を作った場合、普通は外から覗かれないように窓にカーテンを付けたりする必要がありますが、これならフラットな空間に設置するだけでテント内の様子まで外からはわからないので、旅先でレンタカーの軽バンを借りてそこで車中泊をするようなこともできてしまいます。

また、夏には窓を全開にして風を通したい場合でも、今までは車の窓に網戸を付けるような手間がかかりましたが、テントの中は蚊帳のようなスペースになっているので、暑さを凌ぎ虫も避けられます。

逆に冬は、車の中でもそうですが、自宅においてもあえてテントを設営し、テントの上から毛布を掛けることで、テントの中と部屋(車中泊の場合は車の中のスペース)との温度は多少変わってくることが期待できます。室内用のテントというものも売っていますが、これだけ安いものもないので、この価格のうちにぜひともキープしておきたかったというところです。

また、一人用の小さなテントなので、室内でも車内でも、先にコットを設営してその上に乗せて使うことによって、直に床にマットを敷いて寝るよりも快適度が増すことも期待できます。商品レビューではテントの底の部分が薄くて破れそうということなので、今後はグランドシート類の用意が必要かも知れませんが、極端な話厚めのブルーシートを折りたたんでも良いと思います。まあ、そうしたものについても、ウォッチングしながら安くなった時にでも買えば良いので、継続して欲しい商品をリストアップすることで、一番安い価格で買える状況を作れるのは良いですね。

同じテンマクデザインのモノポールインナーテントにはさらに薄いメッシュタイプもありますが、それだと風は通るかも知れませんが、暑いときは暑いですし、やはり外から見えにくいということも大切なポイントだと思うので、今回紹介したスタンダードタイプが安い今が買い時ではないかと思います。


日常生活でも旅行でも便利な「風呂敷」を割引していた無印良品でゲット

旅行へ出掛ける時にあると便利なグッズを色々と物色している中、昨日近所の無印良品へ行ってきました。ポリカーボネイトのスーツケースは大中小と結構揃っていますが、お値段の方もなかなか普通のお値段で、購入するなら無印の製品と他社を比較するような感じが良いのではないかと思いながら見ていたところ、とあるグッズが何と70%オフで売られていたので、それだけ買って帰ることに。

商品名は「たためる風呂敷」で、再生ポリエステルでできた73センチ四方の布切れではあるのですが、実は様々な用途で使えます。注目すべきは水に強いポリエステル生地であることです。ちょっとしたポーチやショルダーバッグの防水用に全体に巻くことで水濡れを防ぐようなこともできますし、芝生などで敷物としても使えます。

大きさを11インチのChromebookと比べてみるとこれだけ余裕があり、エコバッグの代わりとしても使えます。袋と違って、包む素材に密着して縛れるので、エコバッグとは別に持っていると日常生活の中でも旅の時にでも便利に使える場面は出てくるはずです。

ただ、店頭でディスカウントされているということは、それだけ人気がないことの裏返しでもあるわけで、このまま販売終了になってしまうのは大変残念です。

安くなっているので、色違いの風呂敷を複数用意して旅行の際の服を分けて入れたり、未使用と使用済で風呂敷の色を分けて使うようなことも当然考えられます。メッシュの入れ物と違って中味は外から確認はできませんが、単純な構造(というか布一枚なので)でそもそも壊れるという概念がありません。多くのバッグはファスナーが壊れたら終わりですが、そうしたこともないので、バッグの中に入れる小物を入れるために、まだ在庫が残っているうちに色違いを買い足すのも有りかな? という風にも思います。

というわけで、今回紹介した無印良品の風呂敷は商品としてダメだからディスカウントされて売られているというわけではないと思うので、もし近所のお店で安くなった風呂敷を見付けたら、今は使う予定がなくても複数ゲットしておくことをおすすめします。


キャンプでなくても一枚持っていたい「キャンプ用マット」の非キャンプ時の使い方

ここのところ脳内で旅行のシミュレーションを行なっています。最近になって職場では身近で働いていた方がコロナ感染するといったことも起こり、多くの人が集まるところに出掛けることで自分がかかってしまったらと思うとちょっと躊躇するところはありますが、人が行かないような場所に目的地を決めたり、密になりにくいような交通手段を選ぶなどすれば、今後は色々なところに行けそうです。

とは言ってもそうそう長い休みは取れないので、週末の2日の休みを活用することになるとすると、仕事終わりの夕方から夜に掛けて出発し、最も長く旅行を続けるためには、週明けの月曜朝に戻ってそのまま仕事に行くような事でもしない限り、私の場合はそれぐらいしか時間が取れません。そんなこともあり、自分の都合で出掛けられて、帰りの時間も調整可能な車中泊の旅を行なっていたのですが、それでも、車で行ける場所には限りがあります。

限られた日数で、遠くまで出掛けるためには、当然ながら車から交通手段を変える必要があります。私が車中泊を始めた頃と比べて圧倒的に変わっているのが、飛行機に格安な料金で移動可能なLCCが運行していることでしょう。以前の大手国内航空でもセールにうまくハマると、通常料金と比べてもかなり安く東京から北海道・沖縄へ行くことができましたが、LCCは通常期でも安い上、セールで購入することができれば、今まで18切符で大変な思いをして移動したのが嘘のように、あっという間に目的地へ安く行くことができます。

ただ、LCCの利用は地元の空港からは飛んでいなくて、安く色んなところに行こうと思ったら、私の場合はまずは成田空港にたどり着くことが必要になります。料金の面からも、また時間を有効に活用する面からも、できれば成田発の始発に乗りたいところなのですが、さすがに首都圏在住でないと、朝になってから家に出てもとうてい間に合いません。

そこで、仕事終わりの搭乗前日に成田空港に前乗りし、仮眠を取りながら始発を出発ロビーで待つということも安く、しかも時間を有効に使うためには必要になってくるのです。

空港ロビーでの仮眠というのは、ただなかなか厳しいものです。ロビーにはベンチがありますが、ベンチは座るものなのでそこで強引に寝ようとしても、体には良いことはありません。

かといってロビーにテントを張るようなことは保安上の理由から不可能です。ロビーの床に直に寝っ転がるのも大変なので、そこで持って行きたいのが、コンパクトに畳んで持って行ける「キャンプ用マット」なのです。これは、車中泊をする場合の用意として、過去には色々なものを買ってみたのですが、今回以前買った様々なマットを出してみたのですが、空気を入れて膨らますタイプの「エアーマット」「インフレータブルマット」の類は、長く置いておくと弁の部分が経年劣化してしまい、私の持っているものはことごとく見るも無惨な事になってしまいました。それでも、ウレタンの入った「インフレータブルマット」は多少マシですが、それでもかなり使うような人でないと、使わないうちに劣化してしまう可能性があります。

その点、インフレータブルマットと同時期に購入した「Zライトソル」はそれなりに使った時期もあり、その後ずっと使わず車の中に入れっぱなしにした時期もありましたが、現在でも全く問題なく使えています。折りたたんでもそれなりにかさばりはしますが、コットを持ち出すより軽く、バックバックの横にくくりつければ、それほどじゃまにならずに旅行用具を一つにまとめられるので、あとは小さなシュラフでもバックパックに入れて出掛けるようにすれば、空港ロビーでの仮眠であれば問題なくでき、体も翌日痛くならずに済みそうです。

私の場合は、以前購入した「Zライトソル」を持っていたので、あえてそれ以外のマットを使うことはありませんが、同じ構造のマットはダイソーでも売っています。Zライトソルと比べるとペラペラで、耐久性にも疑問がありますが、ダイソーの折りたたみマットは税込550円で収納袋付きになっていて、その収納袋にはZライトソルもキレイに入ります。ダイソーのマットの方が畳んだ時の長さが少し長いため、取り回しは多少悪いとは思いますが、いざとなったら登場時に持ち込めないと言われても諦めが付くので、一つ持っておいて損はないだろうと思います。

もちろん、車中泊用としてシートを倒して仮眠せざるを得ない時にも、このマットは役に立ちます。一枚ではちょっと凸凹が気になるなら、二枚購入して二枚重ねで使うということも可能ですので、LCCの始発待ちを考えておられる方は、こうしたマットを旅のお供にすることも考えてみましょう。

日常的に使いながら災害用として使えるアルコールストーブを中心にしたセットを改めて考える

前回(前日)の内容を読まれた方も読まれない方も、いざという時に役に立つと思われる、アルコール燃料を使った、自分なりにまとめたセットについて今回は紹介します。アルコール燃料は安く、少ない容量でも使え、煤も出ないので燃料の扱い方に気を付ければ、便利に使えるようになります。こちらの写真にあるものがそれですので順に説明していきます。

まず、アルコール燃料を燃やす「アルコールストーブ」ですが、様々な種類がある中で私がおすすめしたいのが、日本製で定番のエバニュー・チタンアルコールストーブEBY254です。シンプルな道具ですが3千円くらいして、他のメーカーでは安いものも出ているのですが、これをおすすめする理由はストーブの上に直に乗せて調理することが可能だということです。

このアルコールストーブのレビューの中には、「火力は強いが燃費が悪い」というものがありますが、それは直乗せをせずに使う場合で、アルコール燃料を入れて火を付けてから、本燃焼するまで40秒くらい待ってからキャンプ用のクッカーを乗せると、下段からの火だけが使えるようになるので、実に燃費が良い弱火になります。

直乗せするクッカーは、それこそ大き目のシングルマグカップ(100円ショップにも売っています)でも良いですし、こうしたミニマムセットの定番であるスノーピークのチタンシングルマグ450という選択もあるのですが、今使っているのは小型のクッカーです。大き目の取っ手が付いているので安全に取り扱え、マグカップをクッカー代わりにするためには蓋が必要なのですが、当然フタも付いていて、さらにお湯を注ぐ時に便利な切込みが付いているモンベルの「アルパインクッカー9ディープ」が写真のクッカーです。

アルミ製で熱伝導が良いので、炊飯もこなす小型のキャンプ用鍋です。価格は2千円強で、これらを揃えるだけで5千円オーバーになってしまいますが、この2つのセットだけで、あとはご家庭にある金属のバットを持ってきてそこにアルコールストーブを置き、その上にクッカーを乗せるだけで調理が可能になるので、五徳を別に用意する必要がありません。

アルパインクッカー9は容量の400ccと200ccのところに目盛りが付いていて、計量カップを必要としませんが、個人的な感想を言うとこのクッカーの目盛りは若干多目に計量できるようなので、沸騰したお湯を真空断熱ボトルに入れておきたい場合、400mlの容量のボトルでは私の場合溢れてしまいました。できれば、別にお米の一合も量れる計量カップをスタッキングすると良いでしょう。

話を戻しますが、エバニューのチタンアルコールストーブは、使い終わった後にアルコール燃料が余った場合、燃料を回収して再度使えます。このストーブには30mlと60mlのところに目盛りが付いているのですが、今回のセットの場合には30mlよりちょっと下くらいまで燃料を入れて使い、沸騰したら上からフタのできるようなキャンプ用のステンレス製のシングルカップ(写真のものは250mlのステンレスカップ)を被せて消火したら、燃料を回収します。それには主にコスメ用として売っているシリンジ(注射器)を使うと、シリンジには目盛りが打ってあるので、効率的に燃料を回収できるだけでなく、自動炊飯にも使えます。

一般的に一合のご飯を炊く場合、アルコール燃料が20mlあれば良いと言われています(二合の場合は30ml)。つまり、シリンジからアルコール燃料を計量しながら定量分をアルコールストーブに移せば、火が付いたアルコールストーブにクッカーを乗せれば、火が消えるまでそのままにしておけばきちんとご飯が炊けるのです。そのため、100円ショップへ行き、シリンジの他にアルコールを入れておけそうな容器、キャンプ用のシングルカップ、お米の計量カップ(金属製が便利)や安全に火を付けられるライターなどを買い込めば、いざという時だけでなくレジャーでも使えるセットが完成します。

クッカーについては四角いメスティンでも代用可ですが、災害時には複数のメスティンを使って一人分ずつお米を炊き、そのまま器として使うのが良いのではないでしょうか。今回の組み合わせは基本湯沸かし用に考えたものです。このクッカーならお湯が湧いた後に安全にお湯を保温ボトルに移すにはこれがアルコールストーブ直乗せには都合が良いです。

なお、メスティンではなくこのクッカーで炊飯をする場合、水を多く入れると吹きこぼれるお湯が注ぎ口から一気に出てくる危険があります。それは「赤子泣いてもフタ取るな」という炊飯時にはフタを開けるのが悪いという常識があるからです。ただ、フタがカタカタ言い出したら、このセオリーは無視してフタを外し、かき混ぜながら焦げ付かないようにすれば、ちゃんと美味しいお米が炊けます。同じようなやり方は、100円ショップで売っている大き目のステンレスシングルマグで炊飯をする時にも使えるやり方です。基本的には一定時間は水に浸してから火にかけることが大事なので、そうした事は災害時にやるのではなく、レジャーで持って行った先で試しながら行なうのが良いと思います。

と、ここまで書いてきましたが、最後に一番大事な点について言及しておきます。今回紹介したセットはしまったまま災害時だけ使おうとすると、その使い慣れなさで火災や火傷など、大きな問題を起こす可能性があります。ただ、使い慣れていれば間違いをすることはなくなるので、日常のコーヒーを飲む湯沸かしに使ったり、キャンプで一人用のご飯を炊きながらその扱いに慣れることができるような方に向いています。アルコール燃料は使い方を誤ると大きな火が上がり爆発的に燃えることもあります。便利な道具ではありますが、慎重に日々扱いながら非常時に備えましょう。

エバニュー チタンアルコールストーブEBY254


電車移動や行列必須のイベント用の椅子はできるだけ場所を取らず余分な部品がないものの方が良い

先日購入したワークマンの背もたれ付き折りたたみ椅子は、狭い自宅にお客さんが来た時の客用椅子としてかなり便利なことがわかりました。常に出している必要はなく、折りたたんで収納袋に入れるとバックパックに余裕を持って入るので、今現在は少し大きめのバックバックに、これも先日紹介した折りたたみコットと、簡易寝袋としても使えるシーツと一緒に入れています。いざという時はそのバックバックを担いで行けば、二畳くらいのスペースがあれば、どこでも生活空間になります。将来的にはコンパクトになるテントかツェルトなどを加えることで、バックパック一個でどこでもプライバシーも確保できるような装備にしたいとは思っていますが、今回は別の椅子の話をさせていただきたいと思います。

電車を使っての旅行の場合、問題なく乗り継ぎができれば良いのですが、トラブルや利用者集中などでホームで長いこと待たされるということも普通にあります。そんな場合、多くの人がいる中で地ベタに直接座ることなく体を休めるための椅子ということを考えると、置いた時の専有面積はどうしても背もたれ付き折りたたみ椅子というのは大きくなってしまいます。イベントや花火大会などゆったりと座って見るためにはこうした椅子は適してはいるものの、ちょっと出して狭い空間内でも他の人の邪魔にならずに座るということになると、別の観点から椅子探しをする必要が出てくるのです。

そんなわけで、小さくて軽くて、さらに簡単に組み立てられてかさばらない、背もたれがない椅子というものを探していたのですが、当初はロゴスのワンタッチで折りたたむことができ、フレームがジュラルミンで丈夫な「キュービックチェア」の購入を考えたのですが、座面がおよそ20センチとかなり小さいのがネックでした。耐荷重目安が120キロもあるので、体の小さな人であればベストな選択ではあるのですが、今回はネットでのレビューを参考にしながら、別の組み立て椅子をチョイスしました。

収納状態のパッケージはスマホと比較してもかなり小さいことがおわかりでしょうか。32cm×10cmのサイズで、全体の重さは520gと、背もたれ椅子と比べたら、その座り心地は劣るものの、これだけ小さく済むというのだけでも私には魅力です。

そして、椅子を組み立てたのがこれです。フレームを組み立てた後、座面をはめ込むという背もたれ椅子と同じ組み立て方をするもので、フレームはジュラルミンではありませんが比較的しっかりしたアルミニウム合金で、座面も約30センチ四方あるので、私でも何とか体を預けて座ってもそこまで大変ではありません。耐荷重の目安は100キロとなっていますが、これも必要十分で、設置にそこまでスペースを取らずに座ることができます。

また、この製品の特徴は座面の布にマジックテープとポケットが付いており、片付ける際には足を折りたたんだものをポケットに入れ、座面の布を巻きマジックテープで止めることで、座面が収納袋の代わりになっています。これは特に旅先で組んだり片付ける時に、収納袋を失くす心配のない、良いアイデアではないかと思います。重さも仕舞寸法も問題なく、これであれば例えばバックパックと折りたたみ椅子が一緒になった製品を買うよりも、かなり実用的に使える椅子になると思います。

また、背もたれ付き椅子と組み合わせてこの椅子を足載せにしたり、耐荷重が100キロあるので荷物置き用として使ったりもできます。組む場合にはちょっとしたコツが必要ですが、布を伸ばしながらフレームをセットする際には、4つの穴のうち2つにバックルが付いていて、最初フレームをバックルの無いところに差した上で、バックルを持って布を引っ張りながらフレームを穴に差し込むようにすると、それほど力を入れることなく組み上げることができます。耐久性がどうかという点はありますが、私は今回アマゾンで2,000円弱で買えたので、布が破損した場合には追加購入をしながら余ったフレームはスタンドや、上に板を置いてテーブルとして使うのも有りだと思います。

このようなキャンプ用品というのは、結構日常的に使えるものが多いので、登山やキャンプはやらないという人でも注目してみると、普通のホームセンターに置いてあるものとは一味違った使い勝手を感じることができるでしょう。

HADUKIアウトドアチェア


MoonLenceの折りたたみコットを購入してより機動性のある旅のパックを作る

このブログでは、かなり前から折りたたみ式のキャンプベッドである「コット」について紹介していました。今は売っていませんが、かなりしっかりと設置して使えるロータイプのコットを主に使っており、「ボイジャーコット」を車載して車の中で組み上げることで、現在の普通車でもきちんと設置していざという時は普通車での車中泊でもエコノミークラス症候群になるような恐れを極力減らし、ゆったりと手足を伸ばして寝られる環境を作っています。

ただ、手持ちのコットは折りたたんでもかなり仕舞寸法が大き目で、車の中に入れて運ぶなら良いのですが、交共交通機関を使っての移動には、そもそも持って出掛けようとは思いません。昔はバックパッカーが良くやっていた「駅寝」というまさに野宿じみたことをやっている人もありましたが、今ではなかなかそんな人はいないものの、状況によっては災害時以外でもフラットな床があればコットを設置して仮眠を取るような状況は色々と考えられます。

具体的には、LCCで早朝便を利用する場合、前日のホテル代を出さずに深夜でも開放されているロビーにコットを設置すれば、それなりに楽な姿勢で仮眠を取ることができます。また、最近は減ってきましたがフェリーのエコノミーで雑魚寝用のフラットな船室に設置すれば、毛布などは船のものを借りながら、ただ床に寝るよりは快適に過ごすこともできます。

もちろん、災害対策という面でも優秀で、手持ちのバックパックに収まるくらいのコットを手に入れようと考えていたのですがようやく購入できたのが、MoonLenceというメーカーが出した5本足のコットです。

まず、収納袋に入れた形ではこのくらいの大きさになります。隣にあるのは日常使いも旅にも持っていくことのある32Lのバックパックなのですが、何とこのバックパックの中に折りたたんだコット一式が入ってしまうのです。収納袋を入れた重さも2キロちょっととそれほど持ち運びに負担にはなりません。

バックパックの中にはパソコンを入れるためのスペースもあるので、パソコンを入れた上でコットを差し込み、残りの空間にシュラフとしても使えるスリーピングシーツも一緒に入ります。単なる電車での旅には必要ないものの、旅で何が起こるかわらなないような気ままな旅だったり、飛行機やフェリーを利用しての旅であれば、このコットは持って行って休みたくなったらコットを組み立てて休むというのも面白いかなと思います。

実際に組み上げたのが上の写真です。布の両側にパイプを通したら、組み立てた足を付けていくのですが、多少コツは要りますが、パイプを多少しならせるように力を入れてはめ込めば、私の場合はそこまで苦労せずに組み立てることができました。もっと簡単に組み立てられるものも同メーカーから出てはいますが、それだと仕舞寸法や重量の点で私の求めるものとは合わないという感じでしたので、今以上に組み立てに慣れていけば、そんなにトラブルは起こらないかと思います。

ちなみに、メーカーがうたう耐重量は160kgあるので、かなり体格の良い人でも利用できるし、利用させられるというのも良い点だと思います。この種のコットは毎日使うものではないので、そこまで耐久性を持たなくても私は大丈夫ではありますが、いざ使うという場合にはちゃんと使えるようなメンテナンスはこれからもしていきたいと思っています。

Moon Lence アウトドアベッド


アイリスオーヤマのクーラーボックスVITC-40 その2 使用保冷剤と保冷力

単にレジャー用として使うのも良いと思う、アイリスオーヤマの6面真空のクーラーボックスですが、ここでは自宅に置き続けることで小型冷蔵庫の代わりに使うため、保冷時間がどのくらい継続するのか、自分なりに調べてみることにしました。

まずは、アイリスオーヤマのホームページに保冷力の実験の様子があるので、まずはそこから紹介していきましょう。実験には2つあるので、箇条書きにして紹介します。

・実験1
外気温20~30℃で容量比40%(約16kg)の氷が完全に溶けるまで約13.3日
・実験2
外気温40℃で容量比20%(約8kg)の氷が完全に溶けるまで約55時間

クーラーボックス本体にも「55時間」の文字が貼ってあり、このクーラーボックスの性能を説明するためのてっとり早いデータが、実験2の方のデータになるわけです。ただ、このクーラーボックスを冷蔵庫の冷蔵室代わりに使おうと思った場合、大量の氷を使うのは、水抜き穴が無いこのクーラーボックスは実用的ではありません。私の場合は、10Lと容量は小さい、ポータブル電源で動く冷蔵冷凍庫で凍らせられる分の保冷剤しか用意できないので、それでも実用的に長く保冷できるような保冷剤の質と量について色々と試行錯誤をしてみました。

ちなみに、このクーラーボックスを購入する前に使っていた底面のみ真空パネルを使った容量半分の20Lのクーラーボックスには、6℃で凍るためクーラーボックス内の温度を6℃以下にキープすれば交換する必要のない「冷気まもるくん」という特殊な保冷剤(1個550g)を3個、約5時間で0℃で固まるレギュラータイプの保冷剤500gを4個に350gを1個の合計8個の保冷剤(容量の合計は4kg)と容量比20%の保冷剤を入れたところ、15~20時間は6℃以下をキープすることができました。ただ、それだけの保冷剤を入れると、肝心の食材が入らないだけでなく、連続して使って丸一日は持たないので、保冷剤の交換時期に悩んでいました。

今回、倍の40Lの容量がありますが、小型冷蔵冷凍庫で凍らせることのできる保冷剤の数には限りがあるので、今回新たに「冷気まもるくん」を3個増やし合計6個にし、0℃の保冷剤500gのもの(ダイソーで一個110円で購入)を6個にして、保冷剤の容量は6.3kg容量比を約15.8%にして、0℃の保冷剤6個のみを交換することで、クーラーボックス内が5℃に到達するまでの時間を計ってみました。実験は1月に行なったので、室温は約20℃と低いので、夏には改めて時間を計り直す必要はあるかと思います。クーラーボックス内は事前に保冷剤で冷やしておき、「冷気まもるくん」が固まる6℃弱の状態で固まった500gの保冷剤6個を入れ替えて実験をスタートさせました。

入替直後には庫内は1℃台に下がり、そこから一定の温度をキープしながらゆるやかに室温は上がっていきます。ちなみに、庫内温度はBluethoothでスマホと連動した温度計を使っているので、クーラーボックスの開閉は中のものを取り出す時だけで最少限に抑えています(全く開閉しないのではありません)。

当初は、24時間は5℃以下をキープして欲しいと、少々このクーラーボックスの性能を考えていたのですが、24時間を悠々と超え、最終的には45時間を経快したところで5.1℃になり、そこで保冷剤の交換をしました。その時にはすでに保冷剤は溶けてしまっていましたが、十分に冷たさは保っていました。実験開始時の6℃くらいになるまで庫内を冷やせば、恐らく丸二日間は保冷剤の交換をしないで済むとは思います。

ただ、この話には続きがあって、実験終了後に入れ換えた保冷剤で再度計ってみたところ(庫内温度約5℃からスタート)、スタート時の室温の違いによってさらに保冷力が伸び、保冷剤入れ替え当初の室温は氷点下に到達しそこからゆるやかに温度が上がっていき、前回交換時の庫内温度5℃に達するのにかかった時間は、前回の実験以上である約49時間に到達しました(その後すぐに5℃に到達しました)。条件が少し変わっただけで丸二日以上5℃以下の庫内温度をキープできたことになります。たった1℃の差ではありますが、こうした形でローテーションできれば、あとは真夏の室内でのデータと合わせても、少なくとも丸一日以上はキープは可能だと思うので、一年中サブ冷蔵庫としてこのクーラーボックスを使えるようになるでしょう。

今回のポイントは、容量比を増やしているのに交換する保冷剤の数を少なくするため、6℃以下で固まるタイプの保冷剤を利用したことだろうと思います。今では入手は難しいとは思いますが、効率よく冷蔵庫のサブとして使うなら、ぜひ手に入れておきたいところです。

もしクーラーボックスを氷点下まで下げたい場合には、固まるまで18~24時間もかかる「氷点下パック」(緑色の液体になっている場合が多い)を使う必要がありますが、これだけの保冷力があると、長時間かけて保冷剤を凍らせている間もかなり長い時間室内は氷点下をキープさせることは可能でしょうから、災害時でもミニ冷蔵冷凍庫を稼働し続ければ、このクーラーボックスを冷凍庫としても使える可能性が出てきます。ただその場合は、40Lも容量が必要ないと思うので、容量半分の20Lのものをミニ冷凍庫として使うのも有りでしょう。

私の場合は、このクーラーボックスは冷蔵庫として使えれば良いと思っているので、実際に長期停電になった場合は、凍った保冷剤に交換したら冷蔵庫の電源を切り、その間は別の用途にポータブル電源を使いながら充電も行ない、1日半くらい経ったところで改めて保冷剤を冷やし始めれば、恐らく庫内温度が5~6℃になる前に保冷剤を凍らせることは可能だと思います。

実験の結果、本格的にこのクーラーボックスをサブの冷蔵室として使うことができることがわかったので、今年の夏はかなり生活が変わるかなという感じがします。当然同じことは大きなポータブル冷蔵冷凍庫を用意してもできるのですが、災害対策も兼ねられ、小容量のポータブル電源でも十分使えるという小回りの良さという点では、この組み合わせは絶妙だろうと思います。もちろん、このセットを車中泊をするための車に仕込めば、ポータブル電源の充電は走行充電で2時間も走れば空のポータブル電源も満タンにできるので、特に電源回りの設備を用意していなくても、シガーソケットからポータブル電源の充電を行なうだけで、長期間の車中泊旅行に使えるようになります。旅先では食材を買えば氷をもらうこともできるので、さらにポータブル冷蔵庫の負担は下がるでしょう。

そんなわけで、現在比較的大きめのポータブル冷蔵冷凍庫の購入を考えている方がいたら、「ミニ冷蔵冷凍庫」と「高性能クーラーボックス」の組み合わせの可能性についても考えてみると良いでしょう。自宅で停電が続いた場合や、キャンプ場で逗留するような場合でも、日照時間が比較的あるような場所であったり、日常的に日照の多い地域にお住まいの方であれば、100Wクラスのソーラーパネル一つでも、200Whのポータブル電源は4~5時間で満充電できるような計算を立てられます。物を冷やすための電気の使用量を抑えられれば他の方にも電気を使えますし、クーラーボックス自体は電気は使いませんので、どこかで氷を調達することだけでも使えるので、災害時での使いやすさもあります。皆様の車中泊グッズ購入のための参考になれば幸いです。

アイリスオーヤマ VITC-40


アイリスオーヤマのクーラーボックスVITC-40 その1 概要と購入目的について

今回紹介するものは、商品のニーズからすると、今はそれほど需要がないかと思われがちな「クーラーボックス」ですが、逆に考えると夏と比べるとそこまで今ニーズがないことで、昨年の真夏より約1万円ほど安く購入できました。狙うのは、かなり大きいものの保冷効果としては最高と言われる発泡ウレタンの外側に、高い保温・保冷性を持つ真空断熱ボトルと同じ真空パネルが全ての面(6面真空)入ったもので、アイリスオーヤマでレジャー用として発売された40Lの容量のあるVITC-40を2万円強という価格で購入しました。

実際に届いたら、かなりの大きさと存在感にびっくりしました。ちなみにですが、私の使い方としては外に持ち出すというよりも、自宅に据え置いて冷蔵庫の冷蔵室の容量を拡張させるために使うので、この製品の弱点と言われる、一人で持ち運びしやすいハンドルが付いていないことや、氷を大量に入れて使いにくい水抜き穴が付いていないなどの点はあまり気になりませんでした。後述しますが、先日購入したミニ冷蔵冷凍庫で凍らせたハードタイプの保冷剤を入れ替えながら使うことを想定しているためです。

天板はかなりフラットで、しかも真空パネルが入っているのでちょっと押しても凹むことはありません。耐荷重は100kgということなので、椅子代わりにもなりますが、テーブルとして使い、外で使う場合には水が流れやすい形状になっているので、この上で調理することもしやすいのではないかと思います。

プラスチックの本体ですが、ロックする部品は金具になっていて、かなりしっかりとロックすることができます。ただ、蓋を落としただけでもそれなりに密封されている印象で、素早く開け閉めすれば冷気をのがさないと思います。蓋の裏に保冷剤を挟むことができる網が最初から付けられており、私の場合は550gの保冷剤を2つ入れて、上から冷気を下に向けて出せるような形にしています。

本体には2Lのペットボトルを立てて入れることができるようになっています。ただ、保冷剤を上の網に入れてしまうと蓋が閉まらなくなってしまうので、微妙に蓋が閉まるように、写真のように保冷剤の置く位置を工夫しています。今までは自宅にある冷蔵庫に食材を入れてしまうとそれだけでいっぱいになってしまうので、飲み物や嗜好品を中心に入れてオールシーズン活躍してほしいと思っています。

というのも、これも今使っている冷蔵庫の冷凍庫では入らない保冷剤を固まらせるために購入したミニ冷蔵冷凍庫とセットにして使うことで、固まらせた保冷剤をローテーションすることで、常にクーラーボックス内の温度を冷蔵庫の冷蔵室並の温度に長時間キープさせることを目的にこのセットを導入したような所があります。

さらに、ミニ冷蔵冷凍庫の電源を直接コンセントに繋がず、一旦ポータブル電源をコンセントにつなぎ、変換ロスのないシガーソケットから冷蔵庫につないでいます。最近のポータブル電源には簡易的なUPS(無停電電源装置)機能が付いていて、コンセントから入った電気をそのままDC出力から出力して冷蔵庫を動かすことができるだけでなく、いざ停電した場合には瞬時にポータブル電源からの電力供給に切り替わるので、いきなり停電になってもポータブル電源の容量までは冷蔵庫を動かし続けることができるのです。ちなみに、私の購入したポータブル冷凍冷蔵庫の消費電力は最大でも約30Wで、200Whちょっとしかない小さなポータブル電源でも連続6~7時間くらいは利用できる可能性が高いです。

停電からの復旧が早ければ意識することなく冷蔵庫を使い続けられるわけですが、ミニ冷蔵冷凍庫で凍らせた保冷剤でどのくらいこのクーラーボックスの庫内温度を低温に保つことができるかによって、ポータブル電源を別の用途で使える可能性も出てくるわけです。そういうわけで、ここまではクーラーボックスの概要と自分がこのクーラーボックスを使ってやろうとしている事について簡単に説明しました。長くなるので今回はここまでとし、次回(翌日の更新)では実際に自分の用意した環境でどれくらいの保冷能力があるのかということを実際に調べてみましたので、その結果について報告します。

アイリスオーヤマ VITC-40