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GXP1620というIP電話で050plusを使う設定は先人のデータを利用させてもらうことで可能に

先日のブログに書きました通り、050番号を使うIP電話の「050plus」を専用のIP電話に紐づけて自宅の固定電話のようにして使うことにしました。機種は色々ありましたが、日本語の取扱い説明書がネットで入手でき、050plusの設定の仕方がネットで参照しやすかったGXP1620というIP電話をAmazonで購入しました。

早速届きましたが、この箱には1620/1625とあり、GXP1625というモデルもあります。二つの機種の違いは、ACアダプターを使わなくても対応するルータとLAN接続するだけで電源を供給される統合PoE内蔵かそうではないかという点で、自宅のルータはPoEには対応していなかったので、ACアダプターで電源を取る1620を選びました。

同じ会社からGPX1610という多少安いモデルもありますが、ディフプレイに照明が無いので、やはり普通の電話のように見やすい照明付きの液晶の方が使いやすいだろうということでこの機種に決めました。PRIME会員のお急ぎ便だと1日で届くのはありがたかったです。

箱を開けると電話機本体に取り付け用のスタンド(ジャック類が本体裏にあるので平置きが難しいため)、そして当然モジュラージャックは受話機とつながる部分のみで、基本はLANケーブルだけで通信を行なうようになっています。
設定については、私があれこれ説明するよりも、以下のリンクを見ていただければ一目瞭然ですので、そのリンクを紹介するにとどめます。リンク通り設定を行なえば普通につながるようになります。

https://denwa.dev/GrandstreamGXP1625NTT050plus.pug

ただsip情報の取り方については各サイトで解説があるものの、上記サイトではすぐにデータを取れないので、以下のサイトなどを参照して、自分のIDやパスワードのデータを取得して下さい。

https://cps.saloon.jp/037

その他に私がやった設定は、「設定」→「設定」→「LCDディスプレイ」から、バックライトの明るさ: 待ち受けを「0」にすると、待ち受け時にはバックライトの照明が消えるようになります。また、「連絡先」→「ローカル電話帳」から本体に電話帳を読み込ませることができるので、必要な場合は連絡先と電話番号を追加しておくといいでしょう。

この設定だけでかかってきた電話番号をディスプレイに表示することができ、電話帳に氏名を登録しておけば、漢字での表記もできるようになります。日本の電話と比べるとディスプレイや文字の大きさは小さいものの、きちんと出る前にどこから掛かってきたか、追加料金無しで利用できるので、光回線を申し込む時に「ひかり電話」を申し込まなくても十分だと思えました。

これで、普通の電話のようにIP電話機からダイヤルして電話をすることも、登録していた電話帳を呼び出して電話をすることもできるようになります。050plusの料金は、対固定電話(含NTT契約の0570番号)、携帯電話への通話料とも携帯電話から掛けるよりも安く通話できるようになりますので、自宅からどこかへ電話する時には極力こちらから掛けてもらい、スマホからは外に出掛けている時か、LINE電話が使えるような場合に限定すれば、恐らく相当の電話料金の圧縮ができるのではないかと思います。

こちらの場合、各種「かけ放題」「定額料金」のオプション料金を払うよりも、実際に通話を行なう機会が減っていることもあるので、特に固定電話に3分8.8円(全国統一料金)というのはかなり掛ける場合に余裕ができるだろうと思います。対携帯電話への料金も1分17.6円なので、さすがに30秒以内だとスマホから掛けた方が安くなる場合はあるものの、自宅内からだったらIP電話を使ってもらった方がすっきりしますね。

さらに良いと思ったことは、自宅に固定された電話というメリットです。人によっては携帯電話に掛けることは、運転中だったりすると悪いと思ってなかなか掛けずらかったりしますが、携帯電話番号とともに、このIP電話番号を自宅の電話番号として知り合いだとか企業からのコールバック用に使えば、家にいる時だけ出ることができるので、掛ける方も気を使わずに済むのではないかと思います。

電話機本体に留守番電話機能が無いのは残念ですが、こちらに掛けて出なければ携帯電話番号に掛けてもらっても良いでしょうし、例えば出前の注文とか病院に薬を取りに行くような場合の連絡に使うだけなので、必要十分な機能ではないかと思います。もし留守番電電話を使いたい場合には、スマホにインストールした050plusアプリの方から留守番電話を設定すると、無料で利用することができます。050から始まるコールセンターに電話を掛けてメッセージを無料で再生することもできますし、録音されたメッセージを添付ファイルにして指定したメールアドレスに送ることもできます。自宅で電話が取れない場合はこちらが何もしなくても録音したメッセージをスマホで確認できるわけで、電話機本体に留守番電話機能が入っているものより、かえって便利だったりします。

さらに、この電話機には最大500件の連絡先が登録できるので、お仕事に使い得意先の電話を登録しておいてその名前を見て(非通知や知らない番号でないか)取りたいような場合には、こうしたIP電話を選ぶ方が良いでしょう。付き合いが少なくなった私の親でも電話帳に登録する人の数はそれなりに多いので、少なくとも友人から来た電話とそうでないものだけは分けて表示できるこの電話の機能に満足しています。

ちなみに、現状の自宅のネット環境は無線の楽天モバイル回線なのですが、それでも十分な使い勝手があります。ただ、さらに安定して使う場合には光通信など有線を利用した方が良いかも知れませんが、極端な話、有線LANアダプターを付けられるモバイルルーターと一緒に持ち出せば、車で遠征した先でも自宅の電話を持って移動することができるようになります。これは、携帯電話通信を使って家の電話を利用するサービスの場合、自宅から持ち出しての利用はできないようになっていますので、その点も良いですね。キャンピングカーに設置すれば、全国どこへ行っても同じ番号を使ってあたかも家の固定電話のように利用できます。

というわけで、以前紹介した通称「マンゴールーター」とスマホ・モバイルルーターとを組み合わせても良さそうだと思い、スマホとマンゴールーターをつなぎ、USBテザリングをしてマンゴールーターからGPX1620をLAN接続して通話できるかどうか試してみました。

マンゴールーターはWi-Fiでの接続も可能なので、写真のセットだけでも設定は可能になります。また、スマホの通信速度は電話に使うだけなら200~300kbpsでも十分通話はできますので、高速通信できるSIMをこの電話のために使う必要はありません。さすがにこのセットを持って出ることはないと思いますが、停電してかろうじてモバイル通信が止まっていない場合、通常の電話でないIP電話はそこまで混雑することもないと思いますし、実は優秀な災害時の通信手段になるのではないか? とすら思いました。利用にはACアダプターを差すコンセントが有るポータブル電源は必要になりますが、長期間自宅から離れても、自宅電話と告知した番号を移動先でそのまま使えるなど、色々と応用の効きそうな電話であることは間違いないと思います。

現在のメタル回線の電話もIP電話化されるとは言え、基本料金の方は現状と変わらないようです。通話料金は全国一律料金になるようですが、ちょっとした設定さえできれば、基本料は10分の1(OCNモバイルONEとセット契約の場合)で、留守番電話も無料で利用できるなど、多少苦労してでもやる価値はあるのではないかと思います。固定電話を解約したものの何かと不便さを感じておられる方の参考になればいいのですが。


KDDIとSoftBank相互接続の「副回線サービス」を利用すべき人とそうではない人の差は

KDDIがSoftBankとともに昨年の大規模障害の対策として発表していた、SoftBank回線の副回線サービスについて(その逆もあり)、その内容がわかってきました。月額429円(税込み)で、au回線の場合はauとUQ mobileの音声プランを利用している人、SoftBank回線の場合はLINEMO・Ymobileは対象外とのことなのでSoftBank回線を利用している人が対象で、別回線をSIMカードやeSIM(SoftBankの場合)で提供するサービスです。新たな電話番号が与えられ、au・SoftBank回線が使えない場合の通話およびデータ通信を代替可能ですが、電話番号は手動で切り替えが必要なので、現在デュアルSIMを活用している人には今さら感があるかも知れません。なお、KDDIとSoftBankの提供するサービスの内容についての報道がこちらで入手したものについては断片的であるため、多少実際にサービスされる内容と違う点があるかも知れませんので、その点は最初にお断りしておきます。

月間のデータ容量はどちらも500MBで通信速度は最大300kbpsで、500MBを使い切った後は最大128kbpsまで制限されます。その際、テザリングでの利用は不可(KDDIの場合)ということです。通話料は大手キャリアと同じ30秒22円、SMS送信料金(国内)は一通あたり3.3円と、普通のau・SoftBank回線と同じです。この月額429円を月々の安心料としたい方は、契約しても良いですが、大規模な障害時だけ使うというのはもったいなくもあるかも知れません。

こうなると基本的にはiPhoneであれば標準でSIMスロットに加えてeSIMも同時利用できるので使えますが、Androidスマホの場合には2回線が使えないものや、eSIMが使えないものもあるので、その点にも注意が必要です。現在問題なく使っているスマホをいきなり機種変更するのもなかなか大変ですし。どうしても予備回線がほしい方については、どうせならeSIMを含んで2回線を使うことのできるSIMフリーのスマホに機種変更可能なら、少し自分で設定をすることによって更に便利な道というものが出てきます。

具体的に言うと、mineoの「マイそくスーパーライト」のdocomo回線を契約すると、月々の料金は250円になり、いざという時にau・SoftBank回線より利用エリアが広いと言われている回線が予備になります。通話料はそのままだと30秒22円ですが、専用アプリを使って発信する「mineoでんわ」に申し込むと(利用料は無料)、ほぼ通話料半額の30秒10円で利用できます。

データ通信については、メールしか使い道がない最大32kbpsですが、先日新たに「24時間データ使い放題オプション」が一回につき198円で利用できるようになりました。au・SoftBankのメイン回線が全く使えなくなっても、復旧までの時間が24時間を超えるようなことは大きな災害でもなければ考えにくいので、データ通信に使える回線を維持するための料金も安く、通話料も安く、回線も安心のdocomo回線(選んだ場合)で、さらにはデータ通信も制限されずに使えるmineoのマイそくスーパーライトを副回線にした方が、メリットは大きいでしょう。

ポイントは、全てキャリアに任せる方が手間はかかりませんが料金の負担は増え、逆に自分で設定などをこまめにできるなら、キャリア任せの方法よりも安くて便利な方法があるという事ですね。キャリア任せの方法は、自分で手続きができない人のためには必要で、今回の内容もauとSoftBankの協議の中で生まれた、ユーザーに利益になる仕組みであることに変わりありません。ただ、こうして私のようなブログにアクセスし、より安く便利な方法について考えているような人であれば、自分で手続きをした方が良いということですね。

なお、一旦mineoに契約をして不満があれば解約金などはかからずにすぐ解約可能ですし、同じような安いプランのある日本通信へ番号そのままで移行することも可能です。ただし、mineoにはネットで拾ってくれば3,300円の初期登録手数料が無料になる特典を使えるので、同じdocomo回線を使いたいなら、まずはmineoを試してみて、不満があるようなら(日本通信の月290円プランは1GBの高速データ付き、1GB追加料金は220円、通話は専用アプリを使わなくても30秒11円)、日本通信に移っても良いのではないでしょうか。どちらにしても、大きな通信障害がなければ使わなくて済む事には間違いないので、基本的な使い方さえ把握していれば、いざという時に慌てずに済みます。

なお、2015年以降に発売されたiPhoneを使っているユーザーの場合(2回線同時利用可のもの)、SIMロックを解除できればdocomo回線のSIMカードを入れても利用可能になるので、今回のKDDI・SoftBankの発表に興味を持ったiPhoneユーザーの方は、これまでの契約はそのままにMVNOと追加契約することで非常用のdocomo回線を持つ道を模索するのも有りでしょう。大手キャリアのAndroid端末の中には対応周波数の関係で、docomo回線を十分に活用できない端末もありますので、その点はご注意下さい。


IP電話を固定電話化させるためには専用電話機を用意するか専用アダプターに既存の電話を使うか

まだ光回線を利用するには時間がかかりますが、利用するルーターは同じものなので、改めて色々な自宅の環境改善をはかる中、前回紹介した主でスマホで利用するためのIP電話「050plus」を家の固定電話として使えるような形での試行錯誤をしています。

実は、こうした考えになったのは、過去に無料で使えるIP電話を固定電話化して使うために、普通の電話に接続して使うためのIP電話アダプターを持っていたのです。050plusのアカウントが取れたことで、改めて自宅に置く唯一の固定電話として、さらにナビダイヤルを安く利用できるという、主にスマホを使いこなせない親対策ということで、できればリビングに中味はIP電話の家電話を置こうと計画しました。

とりあえず、手持ちの古い電話機とアダプタを繋ぎ、パソコンから色々設定をいじってみたのですが、すでにアダプタの方がメーカーからは生産が中止されているためか、うまく設定を通らず、外の電話から電話すると「お掛けになった電話はシステムに接続されていないためかかりません」という無情なメッセージを食らうことになってしまいました。

そこで改めて、現行品のIP電話アダプターをネットで検索して見ていたら、単体で使える専用IP電話がほとんど同じような価格で購入できることを知りました。そもそも電話機というものは進化の止まったハードということもあり、かなり古くても現行品で安くなっているものもありました。現在所有している古いアダプタは昔の製品なので、もはやファームのアップデートも止まっているようなので、もし設定に成功しても今後長く使うためには不安要素が付きまといます。

さらに、IP電話アダプターを接続した電話機は、設定によってナンバーディスプレイも利用できるようになり、ほとんど固定電話と変わらない使い勝手で利用できる半面、ナンバーディスプレイを利用するためには電源の確保が必要になり、現状ではコンセントをアダプターとともに2つ使うことになります。それが、IP電話機の場合は電話機自体でIP電話が使えるようになっているので、コンセントは一つで済み、配線もLANケーブルをルーターにつなぐだけなので、モジュラージャックも使わずにすっきりと使えます。

また、現在の固定電話機というのは子機に機能が集中している感じで、親機だけだと電話帳が10件しか登録できないようなものがほとんどでした。本体だけでも数百件電話帳登録が可能なIP電話の方が、親機単体で使うなら便利そうです。

ただ、そもそも050plusをスマホアプリ以外の方法で使うことは提供する側も想定外の使い方になるので、回線の仕様変更などでいきなり使えなくなってしまっても文句を言うことはできないというところはあります。もしどうしようもなかったら、安いWi-Fiタブレットにアプリを入れて、受話機型のイヤホンマイクをつなげて疑似固定電話として使うこともできなくもないので、まあ使えるうちは固定電話として使いたいと思っているのですが。改めてIP電話機を入手したところで、改めて登録をして、その状況をレポートさせていただければと思います。


OCNモバイルONEを既に契約されている場合に「050plus」に加入される場合の注意

光回線の方は特典のあるサイト経由で申し込んだのですが、その場合きちんと支払い先の登録をしないと特典自体が無効になってしまうということで、早速支払い方法の登録を行ないました。私は価格com経由で「おてがる光」に申し込み、工事費などの負担及び12ヶ月は500円引きという特典をゲットしましたが、NTTの工事は来月末まで待たなければならないので、まだ楽天モバイル回線で頑張らなくてはなりません。

今回は、楽天モバイルを解約後に固定電話化して使おうと思ってIP電話の「050plus」を契約するために色々調べてみました。他にもう少し安い会社はあるものの、現在の企業問い合わせの流れはどうしても0570から始まる電話にシフトしつつあります。私個人はそうした番号に電話する気はないものの、家族の中には細かい事情を知らないまま0570番号に掛けて、翌月以降にかなり高額な電話代にびっくりしてしまうケースも無いとは言えません。

そこで、日本国内であれば「050plus」というIP電話からであれば、最安の通話料金で0570番号に電話できるので、家計を守る防衛手段としての一面もあります。このサービスの月額は330円ですが、実はMVNOの「OCNモバイルONE」に加入していて、支払いを同時に行なうと基本料金が半額の165円になる割引があるのです。現在私の加入しているOCNモバイルONEのプランは、月550円の一番安いプランになるのですが、それでもこの割引が適用でき、今後は715円が月ごとに引き落としになります。ちなみに、この550円プランは電話番号を利用した音声通話でも10分の無料通話があり、高速データ容量は月500MBなものの、翌月まで高速データの繰り越しが可能なので、日常的にほとんど通話にしか使わなければ、いざという時には1GBの高速データを使うことができるようになります。日本通信の290円やmineoの250円と比べれば高いですが、家族でIP電話を共用しようとした場合は、トータルで考えると格安の両社とも何とか勝負になるかなとも思います。

このように、同時に利用する事によって安くなるOCNモバイルONEと050plusですが問題は、OCNのマイページから申し込もうとしたのですが、ネットからの契約ができない状態になっていたのです。その代わり、まさかの契約はフリーダイヤルに電話してオペレーターと話すことが基本になっていたことでした。ですので、一昨日の夜に調べていて、翌日の昨日にならないと手続きができないことがわかり、改めて昨日電話してみました。

電話先ではNから始まるお客様番号なども聞かれるので、あらかじめOCNのマイページを開いた状態で電話するのが良いでしょう。本人確認のあと、私は電話で全ての申込みをすることを選んだので、結構長めのレクチャーを受けました。ですので、時間に余裕がない場合はこの電話をすることはおすすめできません。また、電話にてサービスに使う050から始まる電話番号を口頭で通知されますので、メモ用紙にペンで忘れないように電話番号を書いておくようにしないと、その後の手続きに支障を来すかも知れません。

電話を切ってしばらくすると、OCNモバイルONEを契約したときにもらったOCNメールの方に仮パスワードの入ったメールが届くので、普段OCNメールを使っていない方はきちんとOCNメールを受信できるように準備することも必要です。通常はスマホに専用アプリを導入すると思いますので、そこに電話番号と仮パスワードを入れてログインし、改めて正式なパスワードを作ることになります。そうして晴れて半額で050plusが使えるようになるわけです。

今回改めて電話で全ての内容をやり取りするというのは、最近ほとんど行なってこなかったのでなかなか大変でした。ちなみに、後日書面で契約内容についての書類が届くそうですが、これだけ大変だと最初から一緒に加入してしまうのもありかも知れませんね。


光回線の契約は何とか大丈夫そうだったものの開通までにはまだ長い道のりが

前回書きました光回線の申込みについて、昨日その結果が電話で来ました。すでに自宅の建物がマンションタイプの光回線に対応することはわかっていたのですが、改めて光回線を引くことに問題はなさそうだということがわかりまずは一安心でした。ただ、当初思っていたような直接の工事はなくモデムには既にあるモジュラージャックを利用しての「VDSL方式」で、改めて自宅に入っての工事はないものだとばかり思っていたのですが、話によると実際にNTTの方が自宅にやってきて立ち合いのもと工事をするようになるという事になりました。

申し込む前には一応、建物までは光回線が入っていることはわかっているのですが、恐らく元々自分の部屋のところまで回線が来ていないので改めてモジュラージャックでモデムに繋がるような線を引くだけなのか、モデムをつなぐ別の光コンセントやLAN端子がつながるような装備を取り付ける工事になるのかは電話だけではわかりませんでした。局内工事だけで済むのであれば開通も早くできただろうと思うのですが、そんなわけでNTTの工事の順番を待たなければならないので、2023年3月下旬に申し込んで、結果工事日は4月末から5月ということになり、開通予定はまさかの申し込んでから一ヶ月ということになってしまいそうです。

ただ、個人的に気にしていたのは、楽天モバイルの場合、解約すると即使えなくなってしまうので、月初めに開通ということになると、それほど使っていなくても月980円からの料金が発生してしまうので、来月は最後の楽天モバイルによるインターネット接続を堪能した上で、来月末に楽天モバイルは解約する予定にしようかと思っています。

実際のところ、今住んでいる部屋の以前の状況というものがわかっていないので(過去の住人が光回線を引いていたのかどうか?)、今回の工事がどのようなものになるのかはわかりませんが、一回きちんと工事をしておけば、別の業者に契約を切り替える場合にはすぐに移転開通できると思いますし、たまたま申し込んだ時期が転入転出が多い時期だったのがこんな結果になってしまった原因だったということですね。地域や場所によって違うとは思いますが、実際に工事が来ましたらその様子などは改めて報告させていただきたいと思います。


ついに楽天モバイルの固定回線利用を諦めることにした理由と新たに選んだ自宅インターネット回線

昨日になって、楽天モバイルの契約ユーザーに対する特典として、2023年4月1日から「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」と「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」を始めることを発表しました。

「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」は試合が行われる日に1日1試合、「NBA Rakuten」が厳選した試合を配信で見ることができ、「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」は2023年のパ・リーグ主催のプロ野球公式戦(一軍戦)を見ることができるようになるそうです。特にパ・リーグの試合が無料で見られるようになるというのは、今までSoftBankがヤフープレミアム会員対象に行なっていたサービスが無料から有料になったため、昨年と同じように配信でパ・リーグの試合を見たいという方で、楽天モバイルを使っている方にとっては朗報です。私自身も現在はそうした恩恵に預かることができる環境にあるのですが、今年に入ってBS設備を使えるようにしたため、無料で見られるNPBの試合が増えたこともあり、こうした特典をそこまで有難がることはなくなりました。

実は、楽天のホームルーターが出た時からずっと考えていたのですが、ここに来てついに思い切って楽天モバイル回線の固定化を止め、自宅用の回線を改めて契約する決心を付けたのです。そうは言っても光回線やらWiMAXやら、実に色々な回線があり、その中でも微妙に料金が違ったり割引が付いたりということでさんざん考えたのですが、最近自宅のテレビサーバーにモバイル回線を使って外からアクセスする機会が増え、その不安定なつながり方は外からのアクセス先である自宅で使っている、外で使っているのと同じモバイル回線である楽天モバイル自宅回線として固定化することに原因があるのではないかと思っていたので、少なくとももう少し安定して使える回線をということで、同じようなWiMAXには行かず、有線の光回線を選ぶことにしました。

現在、私はいわゆる集合住宅(それなりに古い)住まいで、調べたところ自宅に引く光回線と比べて割安なマンションタイプの契約を選ぶことができ、実際にNTT西日本のホームページから自宅の住所を入力して調べたところ、一応今住んでいるところの建物までは光回線が来ているということで、工事があるとしても内部工事で済むものの、データの取り込み口は昔のモジュラージャックしかないのでVDSL方式となり、この場合最大でもスピードは100Mbpsが限度なのですが、現在の楽天モバイルのスピードが50Mbps以下なので、回線自体が安定し、安ければとりあえず試してみてもいいかなというのが、光回線をあえて選ぶ理由です。

ちなみに、光回線はキャッシュバックの額がすごいところも多いですが、私自身はそうしたキャッシュバックに踊らされず、あくまで月々の利用料が安くていつでも解約できる(違約金がかからない)ところを中心に調べていましたが、そうなると出てくる答えは「おてがる光」マンションタイプしかないのですね。

ちなみに料金は、税込月額3,608円で、Ipv6オプションが別途税込165円かかるので、トータルで3,773円になるのですが、価格com経由で申し込むと、一年間毎月500円引きになり、初期登録手数料や工事費も実質無料で契約できるので、私の場合1年間は3,273円とほとんど楽天モバイル(月額3,278円)とほぼ同じくらいの価格で利用可能です。もし時間帯によって極端に遅くなるような回線であれば、改めて楽天モバイル回線に戻しても良いと考えるとかなり気が楽で、この月3,773円という価格は、かつてADSLを契約していた時の固定電話とADSL契約を合わせた金額くらいなので、WiMAXなどにするよりはやはり光回線の方がいいでしょうという流れで仮の申し込みをしてしまいました。

先日楽天モバイルを固定して使うため、WiMAXでも使えるauのホームルーターを購入してしまいましたが、これはこれで、今後光回線のバックアップ用として楽天モバイルのSIMだけでなく、mineo契約のdocomo回線や、povo2.0のSIMカードを入れて緊急避難的に使うこともできます。特にmineoのSIMはいざという時に備えて夜間は高速無制限、それ以外の場合でも高速データ容量をほぼ無制限に貯めておけるオプションを契約済なので、いざという時にはmineoSIMで代替できるのではと思っています。そうなると、モバイルWi-Fiよりもホームルーターに入れて使うので、一時期使わなくても無駄になるということもないでしょう。まだ最終的に光回線をすぐに引けるのかは回答待ちですが、今年4月からは自宅を光回線にして、改めて外でモバイル回線を使っての自宅テレビサーバーに安定して接続できるか試してみたいと思いますね。


日本通信「合理的シンプル290プラン」とmineo「マイそくスーパーライト」が合う人合わない人

現在、スマホを家に置いたまま電話しかしない私の母親用の回線として日本通信の「合理的シンプル290プラン」を契約しています。これ以上安く上がるプランはないだろうと思っていたら、最近はmineoの「マイそくスーパーライト」の月額250円に、オプションで「10分通話パック」(月額110円)を付けて月額360円で回せば、月10分までは通話料がかからず、もし無料通話分が余ったら翌月に繰り越せるという、ちょっと電話をする機会があるパターンでは最強ではないかと思えるプランがサービスをスタートしています。

そこで、改めて現在加入している日本通信のプランよりも、mineoのプランの方が良いのではないか? という風に考えたわけです。ただ、何も考えずに乗り換えてしまって、後で元に戻そうと思ったら大変なので、改めて両プランの内容を復習してみることにします。

まず、日本通信「合理的シンプル290プラン」は、docomo回線のみで通話料は標準の電話アプリから利用しても30秒11円と、大手キャリアの半額で通話できます。音声通話オプションについては、かけ放題にするとプラス1600円(計1,890円)、月70分まで無料通話が付けると(繰り越しなし)プラス700円(計990円)となります。ただ、音声オプションを付けずに契約していても月の請求額が千円を超えることはないので、あえて音声オプションは付けていません。

また、データ通信は月1GBまで基本料金で使えますが、今後高速クーポンを使い切ったら月末までデータ通信を使えなくなる恐れがありますので、現実的に足りなくなったら1GBごと220円で追加することができます。これも、ほとんどデータ通信は使わないのですが、LINE電話が外からかかってくるような状況を考えると、やはり高速通信はあった方が良いかな? という感じもします。

そして、mineoの「マイそくスーパーライト」は、標準アプリから電話をすると30秒22円と、日本通信の倍になりますが、申込みの上専用の「mineoでんわ」アプリから発信すれば、30秒11円で通話できます。回線はdocomo・au・SoftBankの中から選べます。音声オプションは、全て専用アプリ不要になり10分かけ放題が月550円、かけ放題が1,210円、月10分までの通話が無料で使わない分は翌月に繰越可能な10分通話パックが月110円となっています。ちなみに、10分かけ放題の超過分は30秒11円の請求なのでそれなりに安いですが、「10分通話パック」を申し込むと、専用アプリを使って30秒11円で通話できる「mineoでんわ」のサービスは利用できなくなるので、月10分超の電話料金は日本通信の倍になってしまいます。

また、データ通信は一日中最大32kbpsとメールくらいしかできないくらいの速度ですが、追加で一回198円出すと24時間使い放題のオプションがあります。
ここまで見ていくと、こまめに自分の通話を管理でき、月10分も電話しないような人であれば、「マイそくスーパーライト」の方が安くなり、さらにスマホにこちらの回線だけでなくデータ専用回線の別回線、例えばiiJmioのeSIM2GBプランなら月440円ですから、通話とデータ通信をそれなりに使えて月額690円(マイそくスーパーライトのみの場合)、月の無料通話10分を付けても月額800円で通話・データ通信までそれなりにできるセットが完成します。

ただ、月10分以上に通話時間が伸びてしまうと「10分通話パック」が足かせになって、通話料がかさんでしまいますので、その点を自制できるかが鍵になるような気がします。

ちなみに、「マイそくスーパーライト」にIIJmioのeSIM 2GBプランをセットにすると月2GBになりますが、同じ条件を日本通信のプランだけで行なおうとすると、マイページからデータ通信量を最大2GBにしておくと、データを使わなければ基本料の290円プラス通話料、データを使ってしまった時だと510円(基本料290円に1GB220円が加わる)プラス通話料となり、トータルで考えるとmineoよりも日本通信のプラン一つだけの方が安くなるケースもあります。

このように考えると、私の母親の場合は、いちいち通話時間を考えて発信することはないので計算して通話代を安く上げることができず、使わない時には全く使わないので、日本通信のプランをこのまま続けた方が安上りになるという結論に達しました。

とりあえず自宅からの発信で、お互いにLINEのお友だち状態になっている親類・友人には極力LINE電話を使ってもらうようにすれば、自宅インターネットは使い放題なので、自然と毎月の通話料金を下げることができるようになると楽観的に考えていますが、なかなか難しいものです。

それでも、通話料込みで月250円・290円から使えるわけですから、私のようにスマホを電話にしか使わない家族がいる場合には、その使い方によってどちらかのプランに変えてみるのもいいかも知れません。なお、これら2つのプランについては、初期登録料金の3,300円はどうしても掛かってしまいますので、その分を回収できるまで使うことも考えておくといいでしょう。


スポーツイベントと外出が重なった場合の数々のモバイル回線利用で体感する方法について

先日WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が日本チームの優勝で幕を閉じました。野球好きではない人にとってはずっとテレビでWBCに関わる内容だらけだったことについて言いたい事は十分にあるのではないかと思います。

私自身は実戦はともかく、大きな試合をテレビ観戦するのは普通にやるのですが、それでも世の中の流れをわざわざストップさせなくても、興味ある人だけが見られるようにする方法はいくらでもあると思います。例えば、中継やその後の結果による特別番組についてはメインチャンネルではなくサブチャンネルの方で放送し、通常番組をメインチャンネルで放送したり、インターネット配信でこれでもかというばかりに流したりするなど、コンテンツに興味のある人がすぐにアクセスできるような流れを作ることで、急に番組の放送予定が変わってしまって憤慨するような事はなくなります。昔はともかく、今はそんなやり方もできるわけですから、スポンサーの問題はあるにせよ、午前中にやった試合を急遽夜のゴールデンタイムで再放送するような事はしない方が良いのでは? もしどうしても放送したければサブチャンネルで画質は我慢してもらうなり、動画配信の見逃し配信を活用してもらうなりのやり方も考えた方が良いのではないかと思ったりもします。

ちなみに、私自身もWBCの準決勝と決勝は、仕事がらみでまるまる見ることはできませんでした。そんな中、車で外に出ている時はリアルタイムで動画を見るなどしましたが、さすがに仕事中はそういうことはできない雰囲気だったので、トイレタイムだけスマホで速報画面から得点経過を見るくらいしかできませんでした。

そんな中、そこまで行動を拘束されない移動中に役に立ったのは動画でなく耳だけで聴く「radiko」からの中継でした。といっても地域によってはラジオでの生中継がない地域もあったと思いますが、私の場合は有料のradikoプレミアムに加入中だったので、東京をキーステーションにするニッポン放送の中継をエリアまたぎで聞いていたのですが、イヤホンから聞いていたこともあり、それなりに球場の臨場感もわかったので、スマホからアマゾンプライムの特典として生中継されたものよりも、スムーズに入ってきて、逐次その内容を把握することもできました。

こうした事は、私自身かなり前からやっていて、お正月に電車での長距離移動をしている時に、NHKのラジオアプリを使うと、新年の箱根駅伝の中継を行なっているので、ワンセグだと通る場所によって見えなくなってしまう携帯電話のテレビ機能を使って見るよりも、安定してその内容を把握しながら移動することができました。

ラジオの配信を聞く場合にはそれほど容量を必要としないので、必ずしも多くない高速クーポンしかない場合でも利用しやすいこともありますし、いわゆるサブブランドの低速時の最大1Mbpsでは余裕で、月3GBプランの低速最大300kbpsでも途切れることなくラジオを聞き続けることができます。テレビと同時にラジオ中継もあるスポーツイベントというのはそれこそオリンピック級のものなので、その時に出掛けなくなってしまうこと自体が好きな人にとっては不幸ではありますが、スポーツ観戦の一つの方法として覚えておくといいと思います。

ラジオ放送について、もう一つ書かせていただくと、特にJリーグで贔屓のチームがあるものの、DAZNの高い利用料は毎月は出したくないような場合、Jリーグの試合は地域密着という理念があるため、地元のラジオ局で生中継していないか確認の上、全国のラジオ放送が聞けるradikoプレミアムで利用するのも一つの手ではないかと思います。昨年2チームあったJ1のチームがJ2に降格したことで、なかなかBSでの試合中継がないJ2や、その下のJ3についても、御当地チームがホームで試合をする場合には地元のラジオ局が中継を行なっていることがあります。

具体的には私の住む静岡市をホームタウンとする清水エスパルスは、2023年4月1日に第7節でヴァンフォーレ甲府と甲府市で試合があるのですが、この試合は地元のAM局であるYBS山梨放送で中継があります。動画ではリアルタイムに見られなくても、試合の様子は耳からの情報だけでも十分にわかり、さらには全国どこにいてもradikoプレミアムに入っていれば聞けます。

また、全国のコミュティFMで試合の模様が生中継されることもありますが、その場合にはスマホアプリで聴けるものや、直接局のホームページからリンクされている先を辿って行くものなど様々ですが、Jリーグの場合には直近の放送日程は中継する放送局名ともに出ています。特にコミュニティFMの場合には聴取に料金がかからないことがほとんどなので、興味のあるスポーツ中継を自宅や移動中にも聞きたいと思ったら、そうしたネット配信情報をチェックすることで、「ネットで文字情報だけしか試合経過がわからない」というストレスから開放されるでしょう。

特に、最後に紹介した地域のコミュニティFMのスマホ聴取(データ配信)の方法については、災害時の情報源としても有効です。ちなみに、自宅にある警報級の災害情報が発生したらラジオの電源が入る市から購入した防災ラジオは、私の住む地域をエリアとするコミュニティFMの電波を受信するような設定になっているので、もし自宅から遠く離れている時に大きな災害が起こった時に、現在自宅はどうなっているのかという点について情報が入ってくる可能性もあります。テレビに比べると軽視されがちなラジオではありますが、いざという時に活用できるような体勢だけは取っておいてもいいのではないでしょうか。


音通通話に関係する新たなサービスと終了するサービスから音声通話の未来を考える

NTT東日本と西日本は、昨今の凶暴化する「アポ電」による強盗傷害事件の発生と関係あるのだろうと思いますが、ついに70才以上の人がいる世帯の固定電話契約について、2023年5月から、かかってきた番号を電話で表示することができる「ナンバーディスプレイ」のサービスや、番号を通知せずに掛けてきた電話をつながない「ナンバーリクエスト」のサービスを無料で提供することを発表しました。また、特殊詐欺の被害に遭遇していたり、今後かかる可能性を感じるような電話を受けて不安な人がいた場合、電話番号変更にかかる費用も無料になるように変わるようです。

現在使っている固定電話にも、ナンバーディスプレイが無料で利用できるようになれば、電話機に付いた迷惑電話対策の機能が使えるようになりますし、知らない番号から掛かってきた場合には電話には出ず、改めてその番号を調べてから電話を掛け直すというような事が携帯電話と同じようにできます。また、家族との話し合いで、よく掛かってくる家族や友人、お店などの電話番号を電話機に登録しておき、番号ではなく登録した名前で着信表示された時だけ出るようなことも、毎月の料金を考えることなく行なえるようになりますので、お宅に70才以上の人がいる方は、まずNTTの方に連絡してナンバーディスプレイを無料で使えるようにしてもらうようにすることをおすすめしますね。

それと同時に入ってきたニュースが、LINEが提供している通常の電話番号のある電話に、LINEアプリから直接電話を掛けることができる「LINE OUT」のサービスを2023年5月31日で終了するという話です。一応LINE OUTでは電話番号認証されている番号を、固定電話にアプリ設定で表示することはできるのですが、ガラケーやスマホのような携帯回線への電話については「通知不可能」「非通知設定」と表示されます。これはLINE OUTでは厳密に言って必ずしもLINEの入っているスマホに割り当てられている番号でない可能性もあるので、仕方のないことなのですが、今後はこうした「通知されない音声通話」については利用されなくなる感じが、今回のLINE OUT終了のアナウンスを聞き、感じてしまったというところです。

番号通知ということで言うと、今までSIMを入れないでも他のSIMのデータ通信やWi-Fiの環境があれば割り当てられた番号で電話番号の通知ができていた楽天モバイルのRakuten Linkを使った発信について、「非通知」の表示で着信されるようになってしまいました。通話無制限が売りの楽天モバイルですが、このままこの機能を通知ができるように使おうと思った場合には最安で980円出して回線を増やすような形にして、SIMカードと一緒の運用をするようになってしまいます。ただ、今後世の中は自分の電話番号を通知して掛けることが普通になってくると考えると、今まで便利に使っていたRakuten Linkからの電話もちょっと使えなくなってしまうかなという気もしてきます。

私の場合、楽天のSIMカードはホームルーターに入れて使っているので、かなりイレギュラーな使い方ではあるのですが、それなら050番号でIP電話を使うというパターンもありかな? と思ったりします。というのも、現状で0570から始まる電話を一番安く利用するには、050PlusというNTTコミュニケーションズのIP電話からが一番安くなり、さらに企業に伝える電話番号と普通に家族や友人などと連絡を取り合う電話番号を分けておけば、それこそ「かけ放題」をわざわざ契約しなくても大丈夫ではないかと思ったりします。友人との長電話にはLINE電話(LINE OUTではありません)を利用すればデータ通信量の範囲で追加料金はかかりませんし、誰から掛かってきたかもわかるので安心して電話に出ることもできます。

そういう意味では、mineoの月額250円の「スーパーライト」は音声通話用の回線としてかなり面白くなるのではないかという気がします。もし一般の電話や携帯電話に少しは電話する場合にはオプションの「10分通話パック」(月額110円)を契約して月360円で回しつつ、0570番号には掛けられませんが、月額110円の利用料がかかるものの、mineoの回線で契約する場合には無料通話が110円ある「LaLaCall」を加えても月額470円で無料通話のある2つの番号を使える電話が完成します。

さらに、これも入ってきたばかりのニュースですが、mineoでは「マイそく」契約の回線で利用することのできるデータ通信についてのオプション「24時間データ使い放題」を現在の一回330円から198円に値下げすることを発表しています。基本的には月500円以下で通話専用に使い、データ通信用のSIMは別に用意するとして、いざという時に無制限で使いたいシチュエーションにも使えるこのmineoのスーパーライトは十分に有りではないかという気もします。

また、今後固定電話がIP化されるにともなって、固定電話同士への電話について、距離とは関係なく3分8.5円(税抜)になるということですが、例えば無料通話の付いたプランや、固定および携帯電話への通話が定額になるようなプランもあって良いと思います。データ通信と比べると地味ではありますが、今後の音声通話の動向にも注目していきたいですね。


高速道路周遊パスが季節販売から通年販売で更に平日利用での特典キャンペーンも

先日紹介したテレビ東京の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」では、2023年2月上旬に(出川さんの誕生日の直前という風に紹介されていたことから)静岡から山梨方面に出掛けた様子を紹介していたことを先日のブログで紹介しましたが、すでに雪は路肩に見えるだけで、恐らく現状ではノーマルタイヤでも十分に行って帰って来られるようになっているのではないかと思います。

となると、本格的に車に乗り、さらには高速道路を利用した旅をしたいと思う方も少なくないと思いますが、そんな人たちに嬉しいニュースが入ってきました。今まで、期間限定の販売だったものの通常料金よりかなり安く利用することができ、さらには周遊区間であれば乗り降り自由という「高速道路周遊パス」の通年販売が決定したというのです。

この「高速道路周遊パス」には色々種類があって、出発場所から周遊区間までの料金がセットになっているものと、周遊区間のみを利用できるものがあり、利用できる日数(2日間や3日間)、さらに普通車か軽自動車かによって料金が違っています。これらの周遊パスは発券がされるものではなく、使っているETCに紐づけされて後から利用料金が引き落としになるような仕組みになっています。

周遊パスには単体のものの他、観光施設の利用料金がセットされたものや、宿泊料金がセットされたものもあります。本来車での旅は自由なものですが、別々に予約をするのが面倒な場合には料金を比較しながら選ぶのも面白いかも知れません。

高速道路周遊パスは全国で販売されていますが、今までは高速道路会社がそれぞれ紹介していたのですが、今回改めて全国全てのプランを検索できるサイトがオープンしています。実際に出掛ける際に以下のサイトから自分の旅程にはまるプランを申し込んだ上で利用することができるようになります。

https://www.driveplaza.com/special/drivepass/

申し込みには会員登録および利用するためのETCカードが必要になりますが、ETCカードはどの車でも利用できるため、周遊したい現地までは電車やバスなど他の交通機関で行き、現地でレンタカーを借りてその車に装備されているETC機器にカードを差し込んで使うような事もできます。そうなると、かなり旅の自由度も上がるだけでなく、車を持っていなくても利用可能になるわけで、特に一人でなく家族で出掛ける時にはこうしたものを利用しての旅を考えていくのも良いのではないかと思います。これからはようやくみんなが旅に出られるような事になってきているので、上記サイトを利用してみるのも良いのではないでしょうか。現在、利用が集中する土日祝日がからむ日程でなく、平日利用の場合にはETCのマイレージポイントが多くたまる(高速道路周遊パスの販売価格の15%のETCマイレージサービスのポイントを追加付与)キャンペーンが行なわれているようですので、そういったものにも注目してみて下さい。