月別アーカイブ: 2022年6月

非LINE系の人とのやり取りが楽になる?ソフトバンク系MVNOでの「+メッセージ」解禁

2022年6月の終わりになって、ようやく待ちに待ったニュースが飛び込んできました。ガラケーの頃には電話番号に直接メールを送るSMSを利用してメッセージをやり取りすることが多かったように記憶してしますが、電子メールやSNSのメッセージ機能を使っていわゆるデータ通信機能によるメッセージのやり取りをする人が増える中で、ようやく電話番号に直接メッセージを送る機能もデータ通信の仕組みを使ってできるようになりました。それが、「+メッセージ」というアプリをインストールして行なうメッセージ交換です。

この方法ですと、相手も同じ「+メッセージ」アプリを利用している場合、SMSで国内一通3円かかっていた送信料がかからず、LINEのようにスタンプを送ったりグループを作ってその中でのメッセージのやり取りができるようになります。そしてこの「+メッセージ」ではLINEのID交換のようなことをしなくても、発信する電話番号自体にメッセージを送るだけなので、電話番号さえわかっていれば、いつでも気軽にやり取りができるということになるのです。

ただ、サービス開始当初は大手三社(ドコモ・au・ソフトバンク)の回線を使っている人の中でしかメッセージをやり取りすることができなかったので、いわゆるMVNOや大手のサブブランドを使っている人にとっては蚊帳の外だったわけですが、ドコモおよびauがサブブランドやMVNOに向けてすでに「+メッセージ」の利用ができるようになっており、残すはソフトバンク系のサブブランドおよびMVNO利用者だけが取り残されてきました。大手三社のうちサブブランドである「LINEMO」「Y!モバイル」という二大ブランドを持っているソフトバンクとしては、何でもっと早く開放してくれないのかと思う方もいたと思います。

逆に言うと「LINEMO」「Y!モバイル」で「+メッセージ」が使えるようになったことで、安くて実店鋪のあるY!mobileでスマホ生活を始めたような人が知り合いにいる人にとってはかなりの朗報です。もしソフトバンク系MVNOを含む回線を使っている人が、何かあると電話番号に直接SMSを使ってメールを送ってくる人がいた場合、まずは「+メッセージ」アプリをインストールして、メッセージの利用ができるように誘導してあげることをおすすめします。一度設定してしまえば、しばらくは音信不通でも、何か用事があるだとか、大きな災害が起こった時だとか、スマホの料金を掛けずに(「+メッセージ」の文字チャットの場合はデータ通信が低速規制されても使い勝手はほとんど変わらないレベルで利用できるのではないかと思います)連絡をすることが可能です。LINE電話のようなことは仕様上できないのですが、ボイスメッセージという形で音声をファイルとしてメッセージにして送ることはできますので、通話定額にしていない人から送る場合には、いい連絡手段だと思います。

個人的には、今のところ私の使い方では通話定額は必要ないと思っているのですが(データ通信利用でほとんどのことができるので)、逆にデータ通信をうまく使えないという方にとっては、データ定額よりも通話定額のオプションを使ってわからない事があればどんどん電話をして人に聞くのもありだと思っています。「+メッセージ」アプリというのは、通話定額と通話定額でない人を繋ぐアプリだと私は思っていて、たまたま掛かってきた電話に出られなかったものの、こちらから掛けると電話代がかさみそうな(定額オプションを契約していない場合)時には、コールバックより「+メッセージ」を使ったボイスメッセージで返すということでも問題ないと思います。ただその際は、返すメッセージの中にこちらから掛けられない事についての言い訳はしておくと良いと思います(^^;)。

ともあれ、国内で「楽天モバイル」以外のキャリアとなら、「+メッセージ」アプリを使ってのやり取りが可能になったことは喜ばしいことです。ただ、「+メッセージ」が使えないことが楽天モバイルの弱点になるとは思いませんが、こうしたサービスは国内どのキャリアも使えるようになれば、それはそれに越したことはないと思いますので、こちらの方は、楽天モバイルと他社との関係の中で、今後に何とか相互乗り入れを実現して欲しいと思っています。

大型の専門店が入ったテナントを回ってみてわかった価格と性能とのバランス

昨日はあまりに暑いので、しばらく専門店が多数入った建物の中をうろうろしていました。日が照っていて日中で一番暑い時間帯をそちらで過ごすことで、単に涼しくなったというだけではなく、中に売っているものを冷静に比較して見られただけでなく、たまたま見付けたものを買って帰ってくることができました。というわけで、今回は私の見たお店による違いという事から書いていきたいと思います。

まず、出向いたのは全国に店舗を展開しているLOFTでした。なかなか近所のお店で見ない雑貨が置かれているので、久しぶりにどんな品揃えになっているのかと思いながら店内を回っていたのですが、そこで気になったのが「バターマスター」とロフトがコラボしたという以下のリンクの商品です(商品の取り扱いが終了しましたらリンクを切る予定です)。

https://loft.omni7.jp/detail/4973307596988

プラスチックカップが4個重ねて収納できる容器は、1L入るピッチャーとしても利用でき、さらにそのピッチャーには200mlごとに目盛りが付いています。これ一つあると、家族や親しい友人とのお出掛けであれば(少人数)、紙コップを用意しなくても使ったものから下の方に収納していけば、お茶やお水を分けていただくことができ便利です。ただ、この商品についてはキャラクターのイラストが付かず、さらにピッチャーの蓋の部分の色の違いを除けば、以下の写真のものと全く同じものだと思われます。

写真の商品はLOFTで購入したものでなく、同じ建物内にあるダイソーの200円商品(220円)「JUG & CUP SET」でした。ロフトでの商品の価格は1,400円とかなりの開きがありますが、よほどバターマスターのファンでなければ、ダイソーのものを購入した方が全く同じ使い勝手を堪能できるでしょう。今回はまさか同じ建物の中でこんなに価格差があるものが売られているとは思わなかったのですが、改めて情報収集の必要性を感じる出来事でした。

さらに別の場所には無印良品が入っていたのですが、そこで気になったのは写真の左にある200ml用の「ステンレス保温保冷ボトル」でした。右は同じ200mlのタイガー魔法瓶の「夢重力ボトル」のつや消しシルバーのボトルですが、細かく比較してしまうと呑み口の口当たりや内部のコーティング、表面の仕上げ方などタイガー魔法瓶の製品の方が優れているのですが、無印良品のボトルもタイガーのものと比較するとその安っぽさや内部の仕上げに差が目立つものの、現在私はこの手の200mlボトルをお茶や珈琲を淹れる際の一杯分のお湯の量を計るボトルとして活用しようと思っているので、普段持ち歩いて飲むのはタイガーの方が良くても、何しろ価格が990円とタイガーの製品の半分以上にもなるということで、今回このボトルを購入して持ち出し用の珈琲セットの中に加えることにしました。

この容量200mlのボトルは、一般的な温かい飲み物の一人前(180ml)を計るのにぴったりなので、粉の珈琲を抽出する場合、二人前ならこのボトル二杯分というように分けて入れたり、スティックコーヒーの場合、このボトルの中にスティックコーヒーの中味を入れて蓋をしてシャカシャカ振ることで、マドラーを使わずに珈琲を一人前ずつ作ることができます。アイスコーヒーの場合も氷を入れて振ればいいと思いますが、氷を入れて振る場合は使用が推奨されないような事もあると思いますので、その点は自己責任でお試し下さい。このように、用途が「保温・保冷して保存する」のではなく、単に定量のお湯やお水を計るためだったり、一人前の中味を混ぜるためだけに持つのであれば、あえてタイガーの水筒ではなく無印良品のもので十分なわけです。

今回は様々なテナントの入るビルを回ることで、今の自分にとってどんな商品を購入して使うのが必要十分なのかということがわかったような気がします。逆に言うと、他のお店を探す前に必要以上に価格が高い商品を先に購入してしまうと、その後の気分もどんよりしてしまうかも知れませんので、買い物をする場合には一通り見てから購入するのが良いと思います。

「タイガー」「サーモス」と発売になった炭酸用真空断熱ボトルの次は「ニトリ」だった

昨日、私の住む東海地方でも梅雨が明けましたが、外から体を冷やすだけでなく、冷たい飲み物をいただきながら体の中から冷やすことも必要になってくるのではないでしょうか。そうした需要を見越して、2022年の真空断熱ボトルは「炭酸飲料を持ち運べる」というキーワードのもと、ずっと炭酸飲料を入れていても爆発しないような工夫されたボトルがまずタイガー魔法瓶から出て、次にサーモスからも登場しました。

となると、過去にも書いたことですが次にいつ象印から炭酸飲料用真空断熱ボトルが出るのかということで色々調べていたのですが、何と象印を差し置いて保温ボトルとしては国内最強の真空断熱ボトルを出している「ニトリ」から、炭酸用(保冷のみ)真空断熱ボトルの発表がありました。

ニトリのラインアップは2種類で、容量は370ml(2,490円)と530ml(2,990円)という、ペットボトルの炭酸飲料の移し替えを主目的に考えている方にとっての製品であることに注意しましょう。量り売りのビールを入れてキャンプに持っていくような大容量の製品はありませんので、そうしたニーズのある方はタイガー魔法瓶から出ているものを検討されるのが良いと思いますが、何しろニトリの製品は安いですし、個人的には容量の少ない370mlは他の会社が出していないサイズであるということと、500~600mlの炭酸飲料を外で購入し、先にこのボトルに入れて残ったものをその場で飲んでペットボトルを処分し、残りを時間を掛けて冷たいまま飲むような人には合っていますね。もう一方の530mlは500mlペットボトルの中味がそのまま入りますので、活用の仕方はそれなりにあるでしょう。参考までにニトリの公式ページへのリンクをはっておきますので、キーワード「ステンレス炭酸用ボトル」で検索してその内容をご確認下さい。

https://www.nitori-net.jp/

ちなみに、ニトリのボトルについては、ボトル内部が振動などにより加圧された場合に圧力を抜く場合、30分に一回程度、ボトル上部にある減圧レバーを手動で動かして内圧を調整する必要があるようです。

この手の製品を購入するか迷う場合は、特にこのニトリの製品がペットボトルの中味を移すことに最適化された容量ではないかということを考えると、あえて高額で使った後の手入れの煩雑さということを考えると、ダイソーでも税込770円で売っているペットボトルを入れることで熱が逃げにくくなり、ペットボトル内部の温度上昇を緩やかにする「ペットボトルホルダー」を使った方が良い場合もあります。比較的早めに500mlのペットボトルを飲み終えるような方はホルダー利用の方が個人的には良いと思いますし、多少飲んだらしばらくは飲まないものの、再度飲む時にはしっかり炭酸感が残って欲しいという方にとってはこうした専用ボトルへの移し替えの方が便利だと思います。今回は、ニトリが出したことにより、サイズ展開も増えて自分の好みの量に応じたボトルを買いやすくなったように思います。最後に、容量と価格の一覧(価格はニトリは店頭価格、他はアマゾンの執筆当時の価格)をまとめてみることにしました。購入を考えている方は参考にしてみて下さい。

(容量少)
・ニトリ ステンレス炭酸用ボトル 370ml(2,490円)
・サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 500ml(3,080円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 500ml(5,250円)
・ニトリ ステンレス炭酸用ボトル 530ml(2,990円)
・サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 750ml(3,599円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 800ml(5,909円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 1,200ml(6,364円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 1,500ml(6,818円)
(容量大)

こうしてみると、大容量ならタイガー一択、中容量ではサーモスもあり、小容量ではニトリが唯一という感じでバランスが取れてきたのではないかと思えます。中容量の炭酸飲料はペットボトル持ち運びでペットボトルクーラーを利用するなら、両極端なニトリとタイガーの製品を用途によって使い分けるのは十分ありです。車で家族分の炭酸の飲み物を持ち運ぶ場合は、タイガーの1,500mlに大容量ペットボトルの中味を移し替えて持っていったり空になったら追加したりして、カップで飲むようにした方が経済的かつクーラーボックスを必要としないので、限られた車のスペースを有効活用できます。今回のニトリの製品の販売を機会にして、こうしたボトルは必要か? というところから考えてみることをおすすめします。

ドライバーが直結する問題は政治でしか解決できない事もあるので意思表示は必要

2022年7月10日に投票となる参議院選挙の運動期間の真っ只中であります。選挙期間中はいつもの事ながら、「なぜ選挙へ行かなければならないのか?」ということをテーマに、特に新たに選挙権を取得した人たちにインタビューしたニュース番組などが流されています。

そんな特集の中で「選挙に行って一票を投じても意味がないから行かない」という意見を述べる人がいて、それを見た少なくない人たちがケシカランと思っているような構図が浮かぶのですが、そんな報道が繰り返されるたびに思うことがあります。あるマスコミ報道では、選挙の公示日に投票後の勢力はこうなるという、投票する側としては投票する意欲を削ぐだけでしかないのに、なぜそんな報道をするのかと思ってしまいます。それでいて、投票に行かない人間はケシカランなんて、投票に行かない理由がマスコミの報道の仕方にあるかも知れないと思わないのでしょうか。もう少し投票することで世の中が変わるかも知れないという、それが幻想であっても投票が終わるまでは安易な結論を勝手に報道で出すようなことを止めることが投票率を上げるのではないかと思いますね。

さて、ここからは話をドライバーに絞って自分ではどうしようもない、政治によってしか変えようのない事柄について考えてみようと思います。車というものは結構政治とは密接に関係していて、車を動かすガソリンの価格自体も政治と密接な関係があります。現在のガソリン価格は大手卸売への補助金によって抑えられていると言いますが、それ以前に、ガソリン税を含んだガソリン代に消費税がかかるという二重課税の問題が指摘されていて、それは政治でしか解決できないものです。

さらに、自動車を購入してから乗り続けるまて、自動車税・重量税・取得税など定期的な負担にドライバーは文句も言わずに税金を払い続けています。軽自動車と、それほど排気量や大きさの変わらない普通小型自動車との税金の格差はかなりありますが、それも政治の問題です。

さらに、今後の自動車を考えた時、メーカー及び国土交通省では「脱ガソリン車」として、「電気自動車」「水素自動車」「ハイブリッド車」「バイオディーゼル車」などの中で、どれを主流として考えているのかというのも、個人がいくら希望を出したとしてもどうなるものでもありません。本格的に次世代自動車普及に向けて舵を切るようになった場合、現在古いガソリン車に乗っている私としては、今の車を手放さざるを得ないようにさらなる自動車関連(ガソリン代を含む)の税金を更に負担させられるのかというのが気になります。

こうした点については、政党によって意見は違うので、少なくとも自分なりの意見がある場合には、今の自分の考えに一番近い政党や候補者に投票をした方がいいでしょう。現在の報道では経済政策が中心で、なかなか自動車関連の話は出てきませんが、各政党ではその辺についてもきちんと説明しているか、お茶を濁しているかは自分で調べることができます。今回の選挙は自分の意見を世の中に出すチャンスでもありますので、興味のある方は一度ネットを利用してきちんと調べた上で投票するようにしたいものですね。

熱中症対策のグッズとしてダイソーで売っていたクールタオルを試す

日本の内陸部を中心に、6月の時点から最高気温が上がり、群馬県伊勢崎市では40℃を超えたというかなりびっくりなニュースが入ってきました。昨日は私の住む静岡でもかなり日差しが強く、お出掛けから帰ってきたらとてもエアコンを付けなければいられないほど部屋の温度が上がっていたので、昼過ぎからずっとエアコンを付けていました。

電気代がかかるとは言え、エアコンを付けることで暑さから逃れられるなら付けるべきだと思いますが、問題なのは外に出た時や室内であっても換気のため冷房が効きづらいような場所で過ごさなければならないような場合ではないかと思います。

周りではUSB充電で比較的長時間使えるような肩掛けの扇風機を使っている人もいますが、その効果は理解しているものの、どこまで使えるかというのが個人的には懐疑的で、とりあえず私の熱中症対策その1として、水に濡らして絞って振ることでひんやりするというクールタオルを首に巻くことで何とか涼しさを味わおうととにかく試してみました。

普通のタオルを水に濡らして首に巻く場合、強く絞ってしまうと最初は多少涼しいものの、時間の経過とともにすぐにぬるくなってしまうので、汗を拭くための乾いたタオルを持っていたのですが、クールタオルを濡らして絞って振ると、そこまで水でベトッとはしません。ただ、シャツの内側にタオルの端を入れてしまうと、じわじわと中から濡れてきてしまうので、うまく首に巻くようにしておくと、首筋だけを冷やすことはできます。

ただ当然時間の経過とともに最初の冷たさが失なわれてくるわけですが、その場合には直接首に当たっていない箇所が首に巻き付くように巻き直すことで改めて水に濡らさなくても冷たさは持続します。何回か縦に折り返しておけば(私はニ回折り返して巻いています)、その冷たく感じる回数は増やすことができるでしょう。

ちなみに、今回購入したダイソーのクールタオルは一枚の生地のものだと税込110円ですが、今回購入したものは2枚の生地を張り合わせた220円のもので、こちらの方だと表側で使った後に裏側の生地を首に密着させるようなこともでき、さらに長時間使い続けることができます。ただ、私の場合はちょっとしたトイレタイムのついでにクールタオルを水に浸し直すことができるので、110円のものを使いながらこまめに水に浸けるような使い方の方が涼しくなるかなという感じです。ただ、野外でなかなかおいそれと水につけ直すことができない場合には、裏表で生地が違うものや、ボトルとセットになっている(ボトルに水を入れておけば野外で水につけ直すことができる)ものを利用するのも良いと思います。ダイソーではボトルに入っているものも200円で購入できるので、試行錯誤しながら種類の違うクールタオルの枚数を増やしていくのも良いのではないかと思います。

一つ残念なのは、生地の関係で洗濯機による洗濯ではなく手洗いが推奨されているので、自分でいちいち洗わなければいけなくなるところです。ただそれも、普通のタオルと比べれば十分涼しく過ごすための手間であり、涼しくするには電気も動力も必要ない方法なので、私はとりあえずこの方法と氷を入れたボトルでの水分補給を主に行ない、使えるところでは扇子を使って自ら風を起こして涼を取るような事を実践していこうと思います。

ワークマンの三つ折り式「耐熱アルミテーブル」980円はアウトドアに必要十分か

昨日は、この夏の暑さに備え、手首に付けて汗を拭うためのリストバンド(ショート2個入りで299円)を買いに行ったのですが、店頭に何やらキャンプものらしい袋に入ったグッズが置いてあったので見てみたら、購入しようかどうか迷っていた折りたたみ式の小型金属テーブルで、しかも価格が980円とかなりのお手頃価格だったので、一緒に買って帰ってきてしまいました。

折りたたみのテーブルには色々な折りたたみ方法がありますが、このテーブルは三つ折り方式なので、折りたたむと多少厚みはあるものの長さは二つ折りと比べて短いので、横にしてバックパックに入れることもできます。重量は390グラムで、収納時のサイズは121mm×214mmで、厚さは約27mmです。

開くとこのようになっていて、足を出せば完成になりますが、かなりしっかりしている印象です。耐重量は10kgとかなりあるので、コーヒーセットを地べたに直接置かずにセット一式このテーブル上に置いて利用できるのはありがたいですね。ちなみに、使用時の天板サイズは352mm×214mmです。

完成したテーブルですが、手持ちの2in1タブレットを置き、このテーブル上で作業することも可能な感じなので、出先の郊外で作業したい時、ちょっとテーブルの高さが足りないような場合にも使えそうです。もちろん、耐熱なので、アルコールストーブやガスバーナーを使った調理・湯沸かしをこのテーブル上で行なうことを主目的にするのですが、通販でもなく店頭でこのようなリーズナブルで普通に使えそうなテーブルが置かれているというのは正直驚きです。

私が訪れたワークマンに置かれていたいわゆる「キャンプグッズ」のほとんどはワークマンの独自ブランドでなく他社製品だったのですが、このキャンピングテーブルは目立つところにかなりの数置いてあり、すぐに品切れになる可能性は少なそうなので、ちょっとした外出先でのテーブルを物色されている方は、まずは店頭に置かれているものを開いて確認してみることもできますので、まずはお店で実際に触ってみることをおすすめしたいですね。

ラジオで聴く地元の情報は現地に滞在していると錯覚させるだけの力がある

昨日は沖縄の「慰霊の日」でした。ニュースで記念式典の様子を見た方もいるかも知れませんが、改めて第二次世界大戦で国内が戦場になった場所(空襲などは除く)は沖縄であり、そこで何が起こったのかは現代でも全てが明らかになっているわけではありません。

たまたま昨日は自宅にいながらradikoのプレミアムサービス(有料)を利用し、沖縄の民放ラジオ局を午後からしばらく聴いていたのですが、普段はその気候同様あっけらかんとして明るいラジオパーソナリティが直接内戦を経験した方にインタビューに行き、その様子を語ってもらうような取り組みがあったりして、沖縄の方にとっては6月23日という日は特別な日なのだという感じがしました。沖縄に滞在していなくても、疑似体験できるのは、ラジオ放送を聞き流しているからなのかも知れません。

現在、このように日本全国どこにいても日本国中のラジオ放送がインターネットで聴けるようになっていますが、古くから感度の良いラジオを買って全国の放送を聴こうと努力していた時を考えると、信じられないほどいい環境になっています。

私の住んでいる静岡県は北にも南にも距離的には遠いのですが、AMラジオ中心に国内の地方局を主に聞こうと思うと、昼でも場所を選べば東京の放送は何とか聞こえるものの、遠方の放送局を聞くのはまず無理でした。ただ夜になるとAM局の電波が夜になると発生する電離層にぶつかって遠くまで届くようになるのですが、同時に起こってくるのが日本国外からのAM周波数を使った放送局の混信でした。

具体的には、韓国・北朝鮮・中国・台湾・ロシア(当時はソ連)などが自国民に向けてだけではなく、日本国内へも自国の主張を届けようと、日本国内では考えられない出力で電波を送信してきます。そのため、昼間は何とか聞こえていたニッポン放送が北京放送に消されてしまうとか、良くそんなことはありました。

そんな状況なので、静岡県にいて沖縄のラジオ局を受信するというのは昼も夜も不可能と言っても良かったと思います。個人的には沖縄民謡が好きだったので当時の琉球放送の長寿番組「民謡で今日拝なびら」が国内向け短波放送のラジオNIKKEIでその日の夕方放送分がその日の夜にネットされることを聞きつけ、古い短波の聞けるラジオを引っぱリ出し、その時間だけでも沖縄の民謡に癒やされたことは良い思い出なのですが、ネットのおかげで月々の支払いはかかるものの、沖縄だけでなく出力が小さ過ぎて大きなアンテナを繋いでもほとんど聞こえないような全国のラジオがスマホ一台あればいつでもイヤホンで聞きながら移動できるようになったのは、本当にすごいことなのです。

今後、今までなかなか行けない場所へ行く旅行を計画されている方がいましたら、出発のしばらく前から、その地方のAM局の朝~夕方の地元情報満載のラジオ番組を聞きながらあたかもすでに現地に来ているような感じにするのも面白いのではないかと思います。旅行日が週末であれば、事前に地元民だけが知る週末情報を入手することも可能ですし、その内容によって現地での行動を変えてみるのもいいかも知れません。

また、お金を出してまでradikoのプレミアム会員にはなりたくないという方には、動画配信のYou Tubeなどで番組内で流している楽曲を除いた(著作権の関係で)おしゃべりを生配信しているような番組もありますので、そうした生配信を見ながら聞いていれば、ラジオを楽しむように動画配信を楽しめると思います。まずは自分の興味ある地域の放送局のホームページから確認してみましょう。

キャンプの食事や災害時の備蓄としてだけではない「お米を鍋で炊く」方法を覚えよう

日常生活全般にかかる食料について、値上の季節が近づく中で、今のところそこまで値上げの影響を受けないものもあります。最近は糖質を避けるために敬遠されがちではありますが、我が家での主食はずっとお米なのですが、このお米こそが国内で多くの量が生産されていることもあり、価格の影響を今後も受けにくいと言われています。

お米の価格は銘柄によりピンからキリまでありますが、我が家では北海道のゆめぴりかを好んで食べていますが、だいたい5kgで二千円強といったところですが、手に入らない場合は他の銘柄にも手を出しますが、1,500円くらいのお米でもおいしくいただけます。

ちなみに、5kgは約33.3合なので、三人家族なら10食分くらいになるでしょうか。一人だと一合は多いという方もいるかも知れませんが、男性の方なら一食分と考えると、お昼は外で食べるとしても朝二合炊いて残りを冷凍するようにすれば、20日分くらいは食べられる量です。自炊はしなくてもお米だけは自宅で炊く生活をしていれば、食費はそれだけでも節約できるのではないかと思います。

今回こんなことを書くのは、様々なキャンプめしを紹介するサイトや動画がアップされているものの、やはりお手軽なのがメスティンやキャンプ用の鍋を使って米を炊くことが何しろ簡単であるということです。

この写真は、先日衝動的に立ち寄ったモンベルストアで購入してしまった「モンベルアルパインクッカー9ディープ」(アルミ製)とアルコールストーブを使って「自動炊飯」をした際の出来上がりの写真です。一合が上手に炊けるこのコッフェルは目盛りが400mlまであり、お湯を細かく注ぐことができる口が切ってあるので、出先で何か調理しようと思った時にはコンパクトに纏まっていながらヤカンと飯盒の代わりになるということで購入しました。

アルミ製なので全体に熱が回ることから、こんな風に適当にやっても失敗しないで一人用のご飯にありつくことができます。ちなみに、一合のお米を自動炊飯(アルコールストーブに火を付けて火が消えたらタオルで包んで蒸したあといただく、火加減の調整が必要ない炊飯方法)するためのアルコールの量は、私の持っているアルコールストーブの場合、だいたい今季節で20mlといったところです。薬局に行くと、安いところでは税込330円で500mlのアルコール燃料が買えるので、一合の自動炊飯なら、燃料代は一回分で約13円というところです。

個人的にはそこまで節約生活をしている感じではなく、単に持っている道具を使って一人分のご飯を効率的に炊くということを突き詰めているだけなのですが、お米中心の食生活にしておくと、何も考えなくても急にライフラインがストップした場合でも、水とアルコール燃料を常備しておけば、残りのお米があれば一合ずつでも炊いて温かいごはんを頂くことができるようになります。別に缶詰でも余分に買っておけば、災害時の食事としても十分ですし、コストもかかりません。

また、少食であったり炊きすぎた場合でも密封容器に入れて冷凍しておけば、いつでも電子レンジを使って食べたい時に食べることができる「冷凍食品」として日々の食生活を支えてくれるのがお米ではないかと思います。今後の小麦製品値上げという状況を悲観するのではなく、日本では昔から食べられてきたお米というものを見直すきっかけになってくれればいいなと思う次第です。

2022年夏は「節電ポイント」導入で最初から対象外の人や無理をする人が出る可能性も

昨日のニュースで、首相が「電気料金については、消費者向けに幅広く利用できるポイントを付与する制度を作る」とし、家庭での電気使用(節約した)量に応じてポイント還元をする考えを明らかにしました。果たしてどんなものになるのかわからないながらも、ニュースを詳しく報じているサイトなどを見ていたら、2022年7月から大手の電力会社が「節電ポイント」なるものを始めるという話があるのがわかりました。

先行して節電ポイントの取引みを始めている電力会社では、スマートフォンアプリの通知機能を使って、電力の逼迫が予想される際にアプリにその旨を通知し、実際のピーク時の使用量に応じてポイントが付くようなものなのだそうです。現在私が加入している電力会社でも毎月の利用料金だけでなくアンケートに答えるとポイントがたまり、そのポイントを電気料金に充当できる会員サービスを行なっていますが、個人的にはこうした節電ポイントについても、電気料金の支払いに使えるだけで十分だとは思うのですが、大事な事は、こうしたサービスはポイント会員になるために申請して、パソコンの場合はネットから会員サイトへの登録、スマホの場合はアプリの導入が必要になるということです。

このあたりはマイナンバーカードを作って様々な登録をすることによるマイナポイントのプレゼントとかぶるところがあるのですが、今後政府が国民に何かを与えるような政策を行なう場合は、パソコンやスマホを使っての登録や申込みが必須になるということだけは確かなようです。個人的には電力会社の方で電力消費のピーク時に明らかに電力消費を抑えている契約者については、その分の電気料金を値引くシステムが(非ポイント会員限定のサービスだとしても)必要ではないかと思えます。

すでにスマートフォンの扱いに慣れていて、ゲーム気分でポイントを貯められるなら、私も現在行なっている「ポイ活」につながる部分があり、そこまで悲惨な感じはしないものの、やはり普通に使っていたものを我慢するというのは全て良い事ではないと思います。しかし、今後は節電すると汎用ポイントに変わるということになると、逆に無理に節電をしようとして人々の生活に影響が出るのではないかと、そんなことも気になったりしますね。

2022年の夏も相当に暑くなるようですし、恐らく自宅に居る間じゅうずっとエアコンを付け続けていないととても生活できないような状況になることも考えられます。もしそんな時に「節電のお願い」がアプリ通知から届いたらどうすればいいのでしょう。私の場合は、自宅にいる必要がなく、感染症問題について、外に出ても大丈夫な状況であれば、クーラーの効いた外の施設に逃げるような事を考えますが、そうでなければエアコンを付けたままで家の電力を使わない方法(エアコンの設定温度を上げた状態で扇風機を回すなど)を考えますが、もしそれで我慢できない場合には節電は諦めます。どのくらい「節電ポイント」がもらえるのかわかりませんが、それで体調を崩したり、生命の危険が出るようでは本末転倒です。

生活が大変だと思っている家庭の多くは、すでに節電についても何らかの対策のもとに無駄な電気消費量を抑えるような努力はしていると思います。となると、今回の「節電ポイント」で一番得をするのは、今まで無頓着に電気を使っていた、現在の電気料金値上げにも家計への影響のないご家庭なのではないかという気もしますが、ポイ活の経験から、塵も積もれば山となり、ポイントが貯まればそれなりに使うことのできる分がたまっていくというのも事実であるので、「節電ポイント」の詳細がわかりましたら、その対策についても具体的に考えていこうと思っています。

知らなければ近くにあってもわからないお店の情報は地方テレビ局が頼りになる

TVerによって首都圏の地上波テレビの番組が、見逃し配信だけではなく夜のゴールデンタイムには同時配信で見られるようになっている今、地方の民放テレビ局に存在意義はあるのか? という声も聞こえてきそうですが、私自身は結構ネット配信と地上波のテレビ放送を見分けるようにしています。

というのも、これだけ外に出る機会を2年間も減らしてきた中、私の住んでいる地域にどんなお店があり、あるお店は営業を止めているかも知れず、新たに開店したお店がどこにあるのかというような情報は、毎日の夕方に民放各局で全国どの地域でもニュースワイド番組があると思うのですが、そこでの情報が今まで頼りであるようなところがあったのです。

今回こんな事を書こうと思ったのは、たまたま夕方の静岡県内ローカルの情報ワイド番組を見ていて、個人的に大好きだったものの通販以外では現在購入できず、デパートの物産展でも最近ほとんどお目にかからない、小ぶりの牛乳瓶に入った「ふらの牛乳プリン」にそっくりなプリンが出てきたのです。

番組の説明では、「ふらの牛乳プリン」を販売している北海道の富良野町にある「フラノデリス」で働いた後、静岡県の御殿場市にプリンを中心にしたお菓子のお店、その名も「スルガデリス」を開店した方が、静岡県の「あさぎり牛乳」を使ったプリンを出張販売で2022年6月末まで静岡鉄道の新静岡駅と直結している新静岡セノバ地下で売られているということだったので、すぐに買いに行きました。フラノデリスでも、このお店でも直接行かなければバラでの購入は難しく、複数本のセットをまとめて注文することになってしまうため、車でも自転車でも簡単に行ける場所でバラ売りをしているのは、以前から牛乳瓶に入った柔らかですするように食べられるプリンが好きな私としては今行くしかないと思ったわけです。

ちなみに、御殿場のお店は御殿場プレミアムアウトレットの近くにあるそうなので、私と同じように「ふらの牛乳プリン」のファンの方は、一度試してみるのもいいと思いますが、2020年に開店していたということですが、こうした情報がなければ、今だに牛乳瓶に入った独特な食感のプリンは北海道から取り寄せないと食べられないとずっと思ってしまっていたと思います。

そういう意味でも、地元に特化した情報を流してくれる、民放テレビのワイド番組の内容というのは、その殆どが知っていることだったりしても、いつ自分の知らない事が出てくるかわからないという事もあるので、侮れないということを改めて肝に銘じることになりました。容量は90mlと少ないので、人によっては物足りなさを感じるかも知れません。一応スマホと並べて写真を撮りましたので、ご参考まで。

また、この「フジノデリス」について、先日アルゴリズムが変わったことで評価点が落ちたことによる損害賠償を命じる判決の出た「食べログ」でその点数を見てみたら、2022年6月20日現在で「3.09」と決して高いとは言えない点数でした。ただ、口コミを見てみると、フラノデリスの味をつないでいることを知らずにコメントした人も見受けられました。

ちなみに、本家フラノデリスの食べログの点数とは「3.69」とかなりの開きがありますが、この点差がそのまま味の差なのか? という事も考えてみたくなります。今回紹介したお店はあくまで私のお気に入りということだけなので、人によっては柔らかいプリンよりも昔ながらの固いものの方が良いと思っている方にとっては評価は下がるかも知れません。大事なのは、テレビやネットなどから色々な情報を頭に入れながら、自分にとって良いものは何か? と考えることではないかと思います。最後にお店へのリンクを貼らせていただきます。万人に受けるかどうかはわかりませんが、ふらの牛乳プリンが美味しいと思う方は、実際に出掛けてみられるのも良いのではないでしょうか。

・フジノデリス

https://fujinodelice.com/