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ラグビーワールドカップ観戦記 その3 悪天候だから見られた僅差の試合

今回のチケットはカテゴリー的には最安の席ということもあり、正面ではなくゴール裏に位置していました。私の席から撮ったスタジアム全景の写真はこんな感じになります。

ゴールの真裏ではなく、攻撃側から見ると左サイドに寄ったところではありますが、ゴールラインを巡る攻防は正面というより左右のサイドアタックからということになるともし席から正面のところで攻防が行なわれればかなりその様子がわかる席ではあります。さらにコンバージョンキックとペナルティーキックが入ったかどうかというのはしっかり見られます。また、手前のゴールラインぎりぎりのところでのラインアウトは迫力があり、少し遠いとは言え写真でも記録できるくらいで十分楽しめました。

また、正面が大画面のモニターになっているのでスローでのプレーの再生や、点数の確認も見やすいですし、5千円という料金を考えると十分な席だと思いました。試合の方は予選リーグでなかなか調子の上がらないものの順調に勝ってすでにベスト8入りを決めていたオーストラリアに対し、ここまで1勝のみで予選敗退が決まっていたものの、フォワード戦を挑むジョージアがどこまで善戦するかという点にありました。前のエコパスタジアムのスコットランド対ロシア戦はスコットランドの強さばかりが際立ったのですが、今回は雨で状況は良くないこともあり、どんな事が起こるかわからない中でジョージアの善戦を期待したのですが、前半からジョージアのビックタックルが出るたびに場内には歓声が上がり、試合を十分に楽しむことができました。席は前半オーストラリアの方が攻めてくる方向にあったのでどんどん点を取るのかと思いきや、前半はオーストラリアが1トライしかできず、10対3という僅差だったということもあり、後半に向けての期待も出てきました。

さらにこの試合は、ずっと雨が降り続いていたことから全体的ボールをファンブルして落とすなど、ミスの多い展開になったため、地力に勝るオーストラリアの攻撃をジョージアがどう凌ぐかという興味で見ていたのですが、ジョージアが攻勢になっても肝心な所でボールを落とすミスを連発する中、後半になってオーストラリアが先にトライを取り、もはやジョージアもこれまでかと思ったところ、何とそれに奮起したのかジョージアの選手がこちらの見ている前で、その目前に飛び込むように、オーストラリアのディフェンスを振り切ってトライを取ったのには興奮しました。恐らくこの試合一番の歓声が上がったのがこの瞬間だったのではないかと思います。

ただ、試合開始からずっとオーストラリアに攻められて防戦一方だったジョージアの善戦もここまでで、地力に勝るオーストラリアがその後立て続けに2トライを決め、終わってみればトータル4トライでのボーナスポイントを獲得しての勝利ということで、実力通りの結果になったということですが、だからこそ日本チームがこうした強豪チームの一角であるアイルランドを同じエコパスタジアムで破り、スコットランドにも勝利しベスト8に進んだ事の凄さというものをひしひしと感じることになったということもあります。

少なくとも、両チームのトライを正面から見られたということはこの試合を選んで見に行って良かった点です。天候が雨でなかったら地力に勝るオーストラリアの一方的な試合になっていたかも知れませんし、雨で大変だったということとセットで記憶に残る試合でした。


ラグビーワールドカップ観戦記 その2 荷物チェックから観客席へ

愛野駅からエコパスタジアムまでは徒歩で15分から20分ぐらいかかります。一部の階段に動く歩道が付いているものの、雨が降る中ではいくら歩いても着かないという気分になるから不思議です。晴れていればスタジアムで行なわれる試合を表示している大きなパネルの前で記念撮影しようとも思うかも知れませんが、歩いているうちに足元が濡れてくるし、とにかく早くスタジアムに入って落ち着きたいと思う中ではそういうことは私自身は無理でした(^^;)。

そのまま歩くと「Gate1」にたどり着きました。こちらのゲートは愛野駅から来る場合の入場ゲートで、掛川駅からシャトルバスやタクシーを使ってやってくる人が使う「Gate2」もあるのですが、行きはそちらのゲートは使いませんでした。そこから、入場する前に通らなければならないのが荷物チェックです。

荷物チェックの下準備として持ってきたバッグを開けた状態で入ってくれということだったのでそうしたいのはやまやまなものの、雨がバッグの中に入ってきて濡れるのがいやなので、ギリギリまでバッグを開けた状態のままレインコートの中に隠して進みます。チェックする際にこちらで一応中味を申告し、一番心配していた水の入った水筒についても実際にボトルを開けて一口飲むことでそのまま持ち込むことができました。周辺にはその場所で没収されたと思われる多数のペットボトル飲料があったので、事前にナルゲンボトルを購入してまで水を持ち込んだ甲斐があるというものです。

その後、ハーフタイムの時に無料で利用できるという「給水所」というものを探したのですが、トイレと売店はあったものの、給水所はついに見付けることはできませんでしたので、今回事前情報により水を持ち込めたのは本当に良かったです。

そこを通りぬけるとチケットのチェックがありますが、スタッフがQRコードを読み込める端末を持っていまして、実際のチケット以外にも印刷されたQRコードを機械で読み込んでチェックを行なっていました。

いわゆるチケットの「もぎり」はなく、そのまま通ってきたのですが、今考えると貴重なチケットを雨晒しにするならパソコンのプリンターで印刷したものを別に用意してくれば良かったと思いつつも、私が使っているプリンターは染料インクを使ったプリンターなので紙が水に濡れると肝心なQRコードが滲んでしまって読み取り不能になる可能性があったのでそういう手の込んだことをしないで結果オーライだったということになるかと思います。

今だから書けるのですが、今回のように実際のチケットでなく自分で印刷したQRコードで入場のチェックをするようなイベントに行く時は、特に印刷したものが水に弱い染料インクを使っている場合は出力したものを改めてコピーし、念のため複数枚用意して出掛けた方が、例えばバッグごと中味が濡れてしまったとしても何とか機械に読み込んで認識させることはできると思います。今回私の場合はチケットも何とか無事で、スムーズに入場することができましたが、最悪の場合チケットを買ってあってもすぐには入場できず、改めてスマホから購入証拠の画面を出すまでに時間がかかったりすることもあるかと思うので、この点については事前にしっかりと準備しておくことが必要だとしみじみ思いました。

そうしてようやくスタジアムの中に入り、あとは自分に割り振られた席へ行くだけなのですが、写真にあるようにスタジアムの周りを歩きながら、チケットに書かれたゲートから入場し、無事に自分の席に到達することができたのでした。

チケットに印字された場所は、2段ある観客席の下段の一番上で、しかもコンクリートの柱がちょうど背もたれになっている場所でした。まわりは私と同じようにしてチケットを購入した日本の人がほとんどでしたが、なぜか一人だけ顔をジョージアの国旗でペインティングした男性が一人ジョージアの応援で盛り上がっていました(^^)。写真のように真上はすっぽりと上の席に覆われているので雨が吹き込んでくる心配は全くなく、今までうっとうしかったレインコートを脱いで、観戦の準備は整いました。

これは結果論ですが、席が雨の心配がなかったことは救いでした。もちろん、雨でビショビショになっても選手に近いところで応援できることを良いと思う方も多数いらっしゃるとは思いますが、基本的にはにわかラグビーファンである身としては、これからラグビーを見たくなる経験をするには最適な場所であったのではないかと思えました。


ラグビーワールドカップ観戦記 その1 愛野駅は雨だった

東京オリンピックの前年に開かれるラグビーワールドカップは、開催まで目前に迫っていてもそこまで日本国内は盛り上がらず、開催される地域によっては本大会のチケットもかなり余っていました。首都圏に近い静岡県のエコパスタジアムで開催される予選プール四試合のうち、日本対アイルランド戦を除いた三試合のチケットは直前の申し込みでも購入することができました。

それと比べてチケットの争奪戦が厳しかった2002年のFIFAワールドカップでは相当苦労しないとチケットが取れず、さらに一番格下のカテゴリーチケットでも7千円しましたが、ラグビーの場合はカテゴリーによっては大人料金が3千円なんてチケットが残っており、そこで俄然にわかでも行こうという気がしてきました。

ただ、普通に仕事をしているとどうしても試合開始時間が遅い方が助かるので、エコパスタジアム最終戦となる10月11日(金)の「オーストラリアVSジョージア」の試合のチケットを5千円(紙のチケットを発券して発送してもらう場合手数料込みでは5,500円)で購入し、来たる試合に備えました。
いよいよ試合の日が近くなるとともにやってきたのが、この大会の状況をも変えてしまった台風19号で、実際は10月12日から13日にかけて日本列島に上陸したのですが、ちょうど試合の行なわれる夕方になって雨が降り出してきてしまったのでした。

大会の公式ホームページを見て、通常の傘を差しての観戦は不可ということと、持ち込み荷物としては折りたたみ傘は大丈夫ということがわかったので観戦用にレインコートを用意し(席の状況によっては屋根のない場所の席ということもあり得るため)、用意した水筒に水を入れ、軽食を購入して現地に乗り込もうと静岡駅発の東海道線普通列車に乗り込みました。

静岡駅を出発したのは、試合開始19時15分までに十分余裕を持って17時過ぎの電車に乗りましたが、首都圏並みの大混雑ではなかったものの学生や帰宅のための人と一緒になり、かなり混み合っていました。ただ、そうして日常の足として利用している人は徐々に降りていったので、たまたま空いた席に座ることができ、エコパスタジアムの最寄り駅である愛野駅に着いたのですが、そこで待っていたのはかなり強い勢いで降る雨でした。

試合を見に行く人は静岡駅からだけでなく、特に藤枝駅から乗ってきた人もいて、愛野駅に着いた時にはもうかなりの人が乗っていました。ホームから出口まで歩くのも写真の通り一苦労でしたが、そこでのアナウンスは帰りのために臨時乗車券売場を設けてあるので先に帰りのきっぷを買ってから行ってくれというアナウンスと、駅の外は雨が降っていて、外ではレインコートを着る場所がないので人の列から外れてレインコートを着てから出てくれというアナウンスでした。静岡駅ではそこまで降ってはいなかったのに、予報通り降られてしまっていたのでここは仕方なく外に出るための階段の手前でレインコートを着て外に出ましたが、結構な雨でこんな状態で試合になるのかと思いつつ、スタジアムに向かって進んで行きます。

駅前には大きなラグビーボールのモニュメントが飾られていて、本来ならば周辺におもてなしゾーンがあるのですが、大雨になったためかほとんど人はたまっていなくて、駅を出た人はほぼ一直線に会場に向かっていきます。この時点で試合開始から1時間少々ということでまだ余裕ではあったものの、とにかく脇目もふらずにスタジアムに向かうことになりました。(その2へつづく)


テレビに久々に出た「車中泊の旅」

先週はラグビーワールドカップから台風の被害まで、様々な事が起こって何をこのブログで書くべきかということを考える中で、昨日ちょうどラグビーワールドカップをエコパスタジアムに見に行っていた時間にBS-TBSで放送されていた「走る別荘!車中泊の旅~秋の信州と能登半島スペシャル~」(2019年10月11日21時から放送)を録画で見させていただきました。

何の因果かとも思いますが、番組で紹介されていたスポットが千曲川流域であったため、紹介されたお店も営業がままならないような所もあるようで、改めて放送時とタイムラグを持って見てしまうと違った感想が見えてきます。大雨になった場合の車中泊場所についても、キャンプ場だからといっても避難勧告が出たら早目に移動する必要というのも感じました。それでもやはり、現状で車中泊をテーマに番組を放送するというのはありがたいことですし、番組の内容からその感想について書いてみたいと思います。

基本的にタレントの方々が運転して車中泊をするという流れには違いないのですが、出演者は魔娑斗さんとロバートの馬場さんという、車中泊への向き合い方が違う人選でした。魔裟斗さんは奥さんとお子さんを連れて、特にお子さんに車中泊の旅で何を見せたいかというところがコンセプトで(実際は下見というスタンスの一人旅)、富山から石川県羽咋市にある「千里浜なぎさドライブウェイ」で夕日を見たいという最終目的地を決める中で、お子さんにも楽しめるイルカウォッチングや栗拾い、かき小屋での生牡蠣を食したり、まあ普通の車中泊旅という感じでした。

対する馬場さんのコンセプトは、さすが料理大好き芸人で売っているだけあって、一通りの調理器具を用意して軽井沢から出発し、新潟の小谷村まで、現在台風の被害を受けている千曲川を通りながら地元産の食材を調理しながら進むというものです。番組での時間の掛け方は、やはりというか馬場さんの方に重きが置かれたというのは仕方のないところでしょう。直売所や道の駅、地元のスーパーで食材を入手し、泊まる場所だけでなく車のハッチを開けて車外調理ができる場所を探しながら進みます。

車はどちらもキャンピングカーをレンタルしたもので、魔裟斗さんは普通車のシートアレンジでフルフラットになるもの、馬場さんは軽四輪の同じくキャンピングカーを使いましたが、どちらも電源が取れたりシンクはあるものの、基本はシートアレンジでフルフラットを作り、馬場さんは空気を入れて使う車中泊用マットをシートの上に敷いて使っていました。どちらも、そこまで車中泊用のキャンピングカーには見えない車でした。

そして、肝心の車中泊場所ですが、番組では道の駅やサービスエリアで駐車場の利用についてマナー違反のような行為が一部の人によって行なわれている状況を説明し、基本的には「車中泊のできるキャンプ場」や車中泊のために整備され電源も使える「RVパーク」の利用を推奨していました。ただ、このRVパークについてもちろん空いていればその日の宿に使えるわけですが、事前予約が必要な場合があったり、基本的にはRVパークは電源が用意された車中泊施設ということだけなので、車の外での調理は禁止されています。もちろん、番組を作るなりゆきで管理者の許可があれば可能なところはあると思いますが、今回の番組を見て料理をしながら車中泊をしたいという場合は現状ではRVパークよりも「車中泊可能なキャンプ場」の利用をおすすめします。

ただ、そうは言っても普段あまり目にしない食材をおみやげにもって帰るだけでなく、現地で調理しながら車中泊の旅をするというのは面白いですね。馬場さんのキャンピングカーは車内ではなかなか本格的な調理が難しい軽四輪だったということもありますが、車内で完結する調理ならRVパークでも可能ですし、電源が取れれば電子レンジでの時短調理もできるでしょうし、今後の展開が楽しみにはなります。

こうした番組を見ていていつも思うのは、番組には台本があるので、車中泊場所を探してさまようことはないのですが、番組内で「好きな時に好きな所へ」という車中泊の魅力を言うなら、RVパークやキャンプ場を事前に予約して、さらに始めから行かなければならない目的地があるというのは十分にセットされた旅であり、勝手気ままではないわけです。個人的にはどうも、その辺がもどかしいという気がします。

ただ、今後の自動車の燃料がガソリンから電気へと変化していくなら、コンセント設備が完備した観光駐車場も出てくるのではないでしょうか。長時間車を駐車する場合には電気代プラスアルファの料金を取る代わりに、十分に走行できる分の充電ができる(車中での長期休憩や仮眠を行うことができる)駐場所一般的になれば、車で出掛ければ宿が全く取れないような時期でもそうした駐車場に車を停めながら車中泊をすることが普通になっていくのではないでしょうか。マナー云々の話はどんな時代にも出てくるとは思いますが、充電用の駐車場所は有料での利用が基本となると思いますので、そこまでひどい事をすることはないと思います。我が国の車社会の未来が、車中泊にも優しい状況になってくれることを期待したいですね。


無印良品の「MUJI BOOKS」取扱い店舗でコーヒータイム

先日、ラグビーワールドカップを観戦するため静岡駅から移動するのに少し時間があったため、お茶でもしようと思ったのですが、そこまでゆっくりする時間もないため前から一度行ってみたかった静岡駅から歩いてすぐの「静岡パルコ」7階にある「無印良品」の中にある「MUJI BOOKS」に行ってきました。
全国の「MUJI BOOKS」に全てあるのかはわかりませんが、「MUJI BOOKS」のコーナーは恐らく売り物の展示を兼ねていると思うのですが席が用意されており、座りながら絵本や無印良品独自の本を「座り読み」できるようになっています。それと同時に用意されているのは、個人的にはコンビニでコーヒーを頼む時にはおなじみのコーヒーメーカーが用意されているのです。

コンビニのものと違う点は(静岡パルコ内だけかも知れません)、備え付けの紙コップを入れた後で100円玉一枚をマシンに入れることによって、「ブレンド」と「カフェインレス」のホットコーヒーをいただけるということです。コンビニのように大きさを選んだり、アイスコーヒーやカフェオレをいただくことはできないものの、肌寒い季節の中でいただくものとしては十分でした。

店内はこんな風に本棚の正面に座席が置いてあり、小テーブルもあるので100円でありながら本格的なコーヒーを落ち着いた雰囲気の店内で楽しむことができます。電車などで旅行をする際、静岡駅で小一時間の待ち合わせが日中にある時などは、大変便利に使えますし、無印良品に置いてある品物自体が旅行用品や衣類を多く扱っているため、買い忘れた品や今後の旅行で便利に使えそうなものをついでに購入していくのにも便利です。

今回紹介した店内でコーヒーが楽しめるスペースは、恐らく「MUJI BOOKS」を取り扱っているお店ではないかと思われます。全てのお店を確かめてみたわけでないので、コーヒーマシンを置いていないお店があるかも知れないのですが、今回は備忘録という意味も兼ねて無印良品のホームページに記載の「MUJI BOOKS」取扱い店舗一覧を紹介させていただきます。基本的にこうしたサービスがあることを知らない人が多ければ、かなりの穴場として活用できると思いますので、もし皆様の身近に該当の店舗があるようでしたら、ぜひ一度利用してみることをおすすめします。

(2019年10月現在 無印良品のホームページにある「MUJI BOOKS」取扱い店舗一覧)

シエスタハコダテ/仙台ロフト/イーアスつくば/大宮マルイ/エルミこうのす/イオンモール木更津/柏ステーションモール/渋谷西武/上野マルイ/アトレ恵比寿/錦糸町パルコ/銀座/新百合丘オーパ/野々市明倫通り/イオンモール松本/浜松遠鉄百貨店/静岡パルコ/近鉄あべのハルカス/グランフロント大阪/リノアス八尾/イオンモール堺北花田/イオンモールKYOTO/近鉄四日市/岡山ロッツ/アリオ倉敷/広島パルコ/イオンモール福岡伊都/MUJIキャナルシティ博多/COCOSA熊本下通


ファイブゼロジャパン(00000JAPAN)についての覚え書き

一昨日から昨日にかけて、台風19号が伊豆半島から首都圏を通過し、広い範囲で被害が起きています。時間が経過するにしたがって新たな被害が報告されるというような事も起こっています。皆様のお住まいの場所は大丈夫だったでしょうか。全国規模で停電が頻発していますが、過去の台風でも停電は台風の通り風を中心に増大し、携帯電話の電波が圏外で繋がらないという所もかなり出ました。

今回の台風の影響を考え、高速通信の一つとして大手通信キャリアらが提供している有料のWi-Fiサービスを、誰でも難しい手続きなしに使えるようにした「ファイブゼロジャパン(00000JAPAN)」が開放されました。

具体的な使い方については、主に大手3キャリアが提供しているWi-Fiサービスを災害用に使うので、スマホなどのWi-Fi設定の画面から災害用統一SSID「00000JAPAN」を検出することができたら、そのまま「接続」を選ぶとインターネットに接続できます。接続した状況でメールやSNSによる発信、さらにはAbemaTVなどの動画によるニュース速報を連続して見ることができるようになります。今回の台風の場合はYou Tubeでライブ中継をしている「ウェザーニュース」を見るということも可能になります。

ただ、このサービスを利用する場合の注意点も色々あります。今回はそうした内容をここで明らかにしつつ、利用できる状況であれば便利に使えるようにということを考えて書いていきます。

まず、この「ファイブゼロジャパン」は誰でも簡単に使えるようにするため、パスワードの入力をしなくても接続できてしまう形にしているのですが、逆に言うと悪意を持った人によってハッキングされ、通信内容を傍受されるだけでなくその中味を抜き取られてしまう危険性があります。友人・知人に連絡するにしても簡単なやり取りにとどめ、ネットバンキングやネットショッピング(特にクレジットカードの内容を入力するような場合)に使うことは控えましよう。どうしても使いたいと思ったら、携帯電話の電波が復旧するまで待った方が賢明だと思います。

さらに、悪い奴というのはいるもので、今回のように災害時に開放されるファイブゼロジャパンのようなアクセスポイントを偽装し、情報がだだもれの悪意あるアクセスポイントに誘い込むような輩もいるのです。スマホのアクセスポイントを検索するとファイブゼロジャパンのアクセスポイントは「00000JAPAN」という風に表示されるのですが、「000000JAPAN」(0の数が一つ多い)、「00000JAPON」(JAPANでなくJAPON)など、きちんと確認しないとつい間違えて偽物のSSIDを選んでしまうトラップを仕掛ける人もいることを考えないと自分のセキュリテイは守れません。

このエントリーの題名をあえてカタカナで「ファイブゼロジャパン」としたのは、いざという時にこのサービスを使う場合、きちんと「数字の「0」が5つあるか」「JAPANという綴りに間違いはないか」という事をしっかり確認してから接続していただきたいと思ったからです。

しばらくは大手キャリアがWi-Fiサービスを展開しているところで無料での利用は可能ですが、もしSSIDをスマホやタブレットで検索して複数のそれらしいSSIDが検出された場合は十分注意して利用することを忘れないでいただきたいと思います。災害時に使えて便利なサービスですが、連日書かせていただいているように、こうした状況を使って人のものをかすめ取ろうとする悪い輩がいることも確かなので、正しい知識を入手した上でその危険性も理解した上で使われるのがいいのではないでしょうか。


災害の恐れのある時に人を騙そうとする悪い奴ら

2019年の台風19号の勢力は大きいまま日本列島を直撃しましたが、自分の周辺を含めかなりの被害が出ているところも出てきているようです。皆様の地元は大丈夫でしょうか。テレビやラジオでも同じような事が連呼されていますが、基本的には動かず、命を守ることを第一に行動して下さい。直接台風の影響がない方については、台風の通り道に住む友人・知人を心配される方も多いと思いますが、今回はそうした連絡手段の中で、メールに関するあまり良くない話をしたいと思います。

今回は私自身も当事者だったのでこの状況で連絡を取り合うようなことはしなかったのですが、実際の状況がわからない場合は心配になります。遠方にいる身としては、相手の行動を縛ってしまう電話よりもメールやLINEによるメッセージで連絡された方も多いでしょう。自分自身も一部の方からそうした連絡が入っていたので、他にも連絡がないか気にしていたところ、「平気?」という題名の一通のメールが届きました。以下にそのメールの内容を紹介します。

(ここから引用)

忙しいですか?
手が空いたときで大丈夫なのでラインください!

@********(この部分がIDになっていました)

アットマーク忘れずに検索してね!
連絡待ってます♪

(引用ここまで)

たまたまこのメールが台風襲来の時に来たのかも知れませんが、題名の「平気?」という付け方を考えると、これは明らかに大きな災害の際に友人知人らでやり取りされるメールでの連絡を利用して自社の詐欺サイトに引き込もうとするメッセージの第一段階だと考えられます。現状ではメールでなくLINEでのやり取りをするケースが多いので、メールの内容にあまり不審を抱かずにLINEを送ってしまう人もいるかも知れませんが、恐らくこのIDに連絡を取ると別サイトに誘導されてアダルトサイト(出会い系?)の利用料を請求されるであろうことは目に見えています。

今回、このメールを公開しようと思ったのは、この内容が巧みに人の不安な心につけ込んで、お金を取ろうとしていることがわかるからです。当然、請求があったとしてもお金は決して払ってはいけません。警察に相談し、断固たる対応をすることをおすすめします。ただいったん相手につけこまれてしまうと解決までのやり取りが面倒なので、腹は立つかも知れませんが基本的には無視するのがいいでしょう。

それにしても、世の中には様々な犯罪がありますが今回のようなメールを広範囲で出すなんてことは、法律云々以前に人道的に許されることではないでしょう。台風に限らず様々な事がらで心が弱っている時こそ、このような人の心理を巧みについて金品をだまし取ろうとして近寄ってくる人やメールには気を付けましょう。


道の駅富士リニューアルオープンについて

今年に入って時間があったので、原付バイクに乗って国道一号線をひた走り(一部旧道です)道の駅富士まで行ったことがありました。この道の駅は静岡県で一番最初にオープンしたと言われる老舗の道の駅なのですが、元々は国道一号線バイパスで富士川を渡るには有料だったのですが、工事のためのお金を償還したために料金所のあったところに作られたというのが始まりで、東名高速のサービスエリアに同居している「富士川楽座」とは別のところにある道の駅であることに注意して下さい。

私が原付で道の駅富士に着いた時、知らないこととは言え何とリニューアル工事をしていてトイレ以外の施設は使うことができなかったという嘘のような結末が待ち受けていたのですが、そうしてリニューアル工事をしていたものがようやく終わるということが、昨日の地元紙に紹介されていました。

リニューアルオープンの日程は2019年12月21日とまだ日がありますが、運営を現在の「富士川楽座」が行なっているところがやるということで、様々な特徴を出そうとしているようです。中でも気になったのは、上りのメイン施設では土産物屋さんとレストランの他に、赤ちゃん用の紙おむつやミルクを扱うそうです(紙おむつは自販機でも取扱うそうです)。富士市は現在も多くの紙を作る工場が並ぶ街なので、そうした地域の特徴を出していくというのは面白いですね。下りの方ではお蕎麦屋さんが入って営業するそうですが、やはりこの道の駅富士がちゃんと営業してくれるようになることを聞いてほっとしました。

車でのんびりと日本中を回るような方は、高速道路をひた走るというよりも無料で通行できる国道を走る方が多くなると思います。ただ、静岡県の国道一号線の道の駅ということになると、西から「潮見坂(湖西市)」「掛川(掛川市)」「宇津ノ谷峠(静岡市)」とかなり間が空いてしまってその次に来るのが「富士」になります(国道一号線沿いはこの4つのみ)。幹線道路を通りながらトイレ休憩に寄るというだけでなく、その土地の名物を買ったり食べたりということができる道の駅はきちんと整備されて欲しいですし、今までは静岡市の西にある道の駅宇津ノ谷峠からはかなり長い間国道一号線沿いの道の駅が無かったので、このリニューアルオープンのお知らせは素直に嬉しいです。

ただ、道の駅自体は駐車場も空いていますし、トイレや自販機での販売、さらにレストラン休業中の対応で週末にはキッチンカーが入って軽食を売ることもありますので、ちょっとしたリフレッシュには十分使えます。私が原付で行った時には、実はリニューアルオープン前のお土産物の並んだコーナーに、うなぎパイのバッタ物と思える「かば焼きパイ」があったのですが、これが継続して売られるのかどうかはちょっとわかりません(^^;)。その時は話の種にうなぎパイと2種類買って持って行こうかと思っていたのですが、道の駅富士で扱っているのかどうか確認できないままだったので、個人的にはお土産物屋さんで何を扱うのか? というのも楽しみにしたいと思います。


モバイル運用が当り前になった社会を支える電池の進化

2019年のノーベル化学賞は、吉野彰氏のリチウムイオン電池についての研究に与えられることになりました。毎年のように候補に挙がっているという点では、もはやいつノーベル賞になるかということが注目されていたようなところがありましたが、人間というのは寿命もありますし突然の事故ということもあります。ご本人が研究を行なっていた企業に関わっている中で受賞できたことは、ご本人にとっても企業にとっても大いなる喜びだったのではないでしょうか。吉野氏の開発した技術をパソコンやスマホのモバイル運用で活用させていただいている身として、心より祝福の言葉を送らせていただきたいと思います。

私が初めてパソコンを購入したのは外に持ち出さないデスクトップパソコンでしたが、二台目のパソコンとして私が選んだのは、当時はまだ大きくて重かったノートパソコンでした。その電池は当時はまだリチウムイオン電池がなかったので、大きくて重いわりに長時間使えなかったので予備電池を用意しなければならなかったニッケル水素電池がノートパソコン用の電池でした。

デジタルカメラもまだ単三のアルカリ電池を使って電池を使いすてる機種が主だった時代で、これもニッケル水素電池の単三型の充電池を使うことで使いすての利用からは脱却できたものの、当時のニッケル水素電池は長期間の保存をしていると放電してしまうので、常に充電状態を把握しておかないと、新しく充電した電池を入れたのにすぐ電源が落ちて全く使えないような旅先での悲劇も経験したことがあります。また、電池の特性上アルカリ電池では1.5Vある電圧が1.2Vしか出ないため、動作が不安定になることもあったのかも知れません。

こうした不便さを一気に解消したのがリチウムイオン電池で、小型化と大容量化(高電圧化も)、継ぎ足し充電ができる(ニッケル水素電池は昔は継ぎ足し充電をするとメモリー効果で本来の容量よりも利用できる時間が少なくなる問題をかかえていたのです)というメリットは、モバイルでの電子機器の利用を便利にしてくれました。

さらに、スマホの薄型化にも電池の進化は一役買い、さらにモバイルバッテリーの一般化がなっていく中て、様々な電子機器をモバイルバッテリーで充電することができるようになったことで、旅行の時だけでなく、災害に備えるという点でも生活を変えてくれました。

車中泊用に以前購入したポータブルバッテリーは、車のバッテリーと同じ鉛蓄電池を使っていたものを当初は使っていたので大きく重く、充電するにも時間がかかっていたのですが、先日購入したACコンセントのあるポータブルバッテリーはリチウムイオン電池搭載で小さく軽くなり、さらにソーラーパネルからの充電も可能なので、もしこの文章を書いている時点で日本に接近している台風で自宅が長期停電になったとしても、台風が通り過ぎて晴れればその日の夜に使う電気を自分で発電して貯めて使うことができるという、ちょっと前なら考えられないような便利な事になっています。

現状でもう少しお金を掛ければ家全体の電気をまかなうくらいの容量のあるリチウムイオン電池を設置し、自宅の屋根にソーラーパネルを付けることで何もしなくても太陽から自分の家で使う電気を供給することもできるようになりました。電気自動車に備えられた電池で自宅での生活をまかなうシステムもすでにできていますし、こうした状況は吉野氏が今回評価を受けた研究によってなされたことだということを改めて考えると、やはりもっと早くノーベル賞を受賞しても良かったのではないかなと思います。

将来的にはさらに大容量で、充電も早く爆発の危険のないスーパーキャパシタや全固体電池など、現代の研究者がしのぎを削って新たな電池の開発に邁進されていますが、今回の吉野氏の受賞はこうした次世代の電池を研究されている方にとっても励みになるでしょう。

電池の進化というのは世界のエネルギー問題を劇的に解決する可能性を秘めています。太陽光や風力など自然の力を使った発電がいまいち日本で普及しないのは、発電した電力をためておくことができないため、常に発電所を動かし、さらに遠くに送電することでの発電ロスをも考えた上で運転をしているためどうしても安定して動かすことのできる火力発電や原子力発電に依存してしまうところがあるように思います。

もし大容量の電力を貯められる新たな電池が開発されれば、家庭で使うくらいの電力なら十分にまかなえるくらいになるでしょうし、電池自体をコンテナに積んで運ぶことで、日中の晴れ間しか発電できない太陽光発電でも、パネルで発電した電気を少ないロスのみで利用することができるようになるのではないでしょうか。

これから電気自動車が普及していくかは、リチウムイオン電池の次の電池が担っているとも言えます。現在地道な研究を続けている方々には、こちらからは応援するしかできませんが、今来ている台風の生む原因とも考えられる地球温暖化を止めるためにも、新たな電池の開発を心からお願いしたいと思います。


台風への対策とともに考えておきたい不気味な地震の兆候

当初、日本列島に上陸するといっても、西日本が直撃という感じだった2019年の台風19号は、10月9日現在10月12日から13日あたりにかけて、静岡県から関東地方に上陸する可能性が高くなってきました。台風の動きは予報通りにはいかないとしても、台風という災害はその規模とスピードを解析することにより、現状では日本の関西・四国・東海・関東という広い範囲で大きな被害を地域に残しながら進むような感じなので、台風に対する対策というものを考えておく必要があります。

今回の台風は勢力が強く、風もかなり強い状態で上陸する可能性が高いということで、もし先日の台風で大きな被害が起きた場所が再度その風を受けてしまうような事になったら本当に大変ですし、そうでなくても私の住む場所を含むどこかが台風による大きな被害を受けることは間違いないと思うので、各々が最悪の状況になることを考えながら、準備をすることが大事だと思います。

基本的には野外に風で飛びそうなものを放置しない(重ければ重いほど風の勢いで飛べば無防備な人を直撃して人的・物的被害を生み出す恐れがあります)ということがまず第一ですが、あと大事なのは、余分な下準備をして生命を危険にさらさないということです。

雪国の方なら十分おわかりのことだと思いますが、屋根に上って作業をする場合は、十分に安全を確保してから行なわないと、命綱もない中で高所から転落したらかなり危険です。それほど高くない場所での作業でも、インターネットで調べるとまさかと思うような状況でさえ、転落して命を落とした事例があるのです。

例えば、高さ約60cmの脚立に乗って作業をしていて、仰向けに転落したことで死亡事故につながったこともあるそうです(その際、ヘルメットや保安帽の着用はなかったそうです)。台風に備えて窓に板を打ち付けるために脚立に登って作業をするような事もあるかとは思いますが、バランスを崩したりそれこそ強い風にあおられることで仰向けにひっくり返るような事は無いとは言えません。さらに中高年の方々の場合は、自分の頭の中では転倒や転落を避けることはたやすいと思っていても、体が付いていかずに自分の意志とは違った転び方をすることで体にダメージが出てしまうこともあります。できれば脚立を使った作業は補助してくれる家族などがいる時に、ヘルメットを着用の上行なうようにしましょう。

そして、屋根が飛ばされてしまってはどうしようもありませんが、現実に起こりそうなのが停電です。特にオール電化の家では調理すらもできなくなってしまいます。通信については基地局は補助バッテリーがあるのですぐ切れるわけではありませんが、せめて明かりとテレビ・ラジオの情報の入手(テレビはスマホのワンセグが利用できます)ができるくらい、モバイルバッテリーの充電や電池(エネループなどの充電池含む)の用意をしておくことは基本ですが、さらに飲料水のストックをした上で簡単に調理ができるカセットコンロの用意などをしておきましょう。

食事は冷凍食品よりもお湯があれば食べられるインスタント食品や、米を炊いて缶詰を食べるような方向で考えた方がいいでしょう。お米は常に電気炊飯器で炊いている方も、カセットコンロを使い鍋で炊く方法を解説しているキャンプを楽しむ人のページもありますので、事前にそうした鍋での炊飯の仕方をプリントアウトして用意しておくというのも立派な災害対策の一つだと言えるでしょう。

そんな風に、台風の脅威を前にして生命の危険を避けるためには無駄な外出をしないで物資を整えた家の中から出ないということでほとんどの方は大丈夫だと思うのですが、昨日ちょっと気になることがありました。それは、東京23区で震度3を記録した直下型の地震が起きたことです。

日本で地震と言うと、東日本大震災の震源となる三陸沖や、東南海大地震の太平洋プレートが揺れる地震、さらには熊本や北海道で起こった地震の事が思い出されます。しかし、過去の日本では首都圏の直下が震源となった「関東大震災」がありました。現在でも首都圏を震源とする直下型地震は起こるのか? という話はあり、政府は東京都、茨城県、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県を含む南関東地域のどこかを震源として起こるマグニチュード7クラスの大規模地震が『30年以内に70%』の確率で起こるのではないかという風に警鐘を鳴らしています。

昨日の夕方に起きた地震はマグニチュード3.5の震度3ということで大規模ではないものの、ラグビーワールドカップ開催中に起こったものだけに、それほど大きな地震でなくても海外からのお客さんが驚いてパニックになったらどうするのかというようなことも頭をよぎります。ラグビーの台風対策は、場所を台風の影響のないスタジアムに移して無観客試合というものがあるそうですが、今年と来年はイベント開催時に地震が起こったらどうするのかということも考えておかないとまずいような気がしてなりません。