月別アーカイブ: 2019年10月

3G終了とともにフィーチャーフォンは終わらない

先日「ドコモがガラケーとiモードのサービスを終了する」という見出しのニュースが流れてきました。この内容に誤りというものは全くないのですが、ここで言う「ガラケー」の定義は何か? ということについてしっかり認識しておかないと、自分の身近な人が本来は使いたくないのにスマートフォンに機種変更して、その操作の難しさにあえぐような未来が見えてくるようで、何ともいやな気分がするのです。

まず、ガラケーと言うのは「ガラパゴス携帯」の略で、世界の流れとしては特別に携帯電話用のインターネット接続を利用しなくてもインターネットに接続できるにも関わらず、日本国内のみで主流になった、ドコモや他の大手キャリアは自ら作ったインターネットサービス及び情報提供サービス(有料)に引き込むための仕組みであるiモードをはじめとした携帯インターネット接続サービスを搭載したフィーチャーフォン(テンキーの付いた音声通話で利用することを主目的にした通信端末)です。

「ガラケー」と「フィーチャーフォン」というのはイコールではなく、現在ガラケーのように売られている折りたたみ式の昔のガラケーを彷彿とさせる端末というのは「ガラケー」ではなく、「フィーチャーフォン」です。ですから、ガラケーが終わるとしても通話専用に使えるような昔ながらの携末というものは今後も売られると思いますので、これで世の中にはスマートフォンだけになってしまうということはありません。この点ははっきりと伝えるようにしないといけないと思うので、マスコミの方々には表面的な情報を出すだけでなく、しっかりとその内容について伝えるべきだと思うのですが。

私自身もスマートフォンを使っているのでその便利さはわかりますし、キャッシュレス決済を使うためにはネットに接続することも必要なので、フィーチャーフォンよりスマホという考え方もわからないではありません。しかしネットをずっと見ていれば電池も早くなくなります。仕事や用事でどうしても通話を中心にした使い方をしたいという人にとっては、スマートフォンよりもフィーチャーフォンを通話専用として持っていた方が便利で、さらに連絡は音声通話とショートメールで十分だという人にとっては、スマートフォンよりもフィーチャーフォン利用の方が便利で、さらに料金的にも安く使えるということは今も変わっていません。

今回のドコモの発表ではガラケーと3G(ドコモでは「FOMA」と言った)、およびiモードの終了が2026年3月ということになりましたが、それは固定電話のメタル回線が終了しADSLが終了するより後の事で、まだあと6年ちょっともあります。今、古いガラケーを使っている人がいたとしても、現在月千円以内の安いプランでインターネット接続なしのものを利用している場合、スマホに変えると必ず今より毎月の利用額が高くなりますので、そのまま使い、必要に応じて電池を交換するのがおすすめです(スマホの場合は電池交換ができない機種が多い)。もし交換電池の用意がなく、新機種の変更を勧められた時でも、スマホにはしないで通話契約だけで当分は安心して利用できる現在主流の通信サービスである4Gで使えるフィーチャーフォンはどのキャリアでも用意されているので、そちらの方を選びましょう。たとえ通話のみでインターネット契約なしでも契約は可能で(現に私はネットなしで契約しています)、それでも電話番号へ直接文字を送信する「ショートメール」は使えますので、心配することはありません。

今現在でもそうですが、大手キャリアはシニア層をフィーチャーフォンからスマートフォンへ移行させようと躍起になっている気がしますが、それならなぜ、MVNOではできている月3GBくらいのデータ通信料金を通話料+1,000円くらいにできないのでしょうか。スマートフォンに使われている基本ソフトであるAndroidで動いているフィーチャーフォンなら、画面が小さい分必要なところでしかデータ通信を使いませんし(つまり利用するデータ量がスマホに比べて少ない)、電子マネーを利用するためのチャージに使うくらいなら、いわゆる「らくらくフォン(フィーチャーフォン)」を使っている人にとっては一番安いデータプランでも十分です。MVNOがやれているのですから、月3千円くらいで通話もネットも十分に使えるプランの出現を期待します。逆に言うと今はそんなプランはないので、そこまで待つのが個人的にはいいと思います。

未来の日本の高齢化社会の中、年金だけでは立ち行かない人が増える中で、これから通信費にかける家計の割合を増やすような方向に独占企業の方から持って行くというのは、下手をすると大きな社会問題にもなり得ます。個人的には高速でなくてもいいので中の下あたりの速度で動画くらいはストレスなく安く見られるようになって欲しいという気持ちはありますが、データ通信は使わない人は全く使わないので、いくら利益が減っているからと言ってもお金のないシニア層からお金をしぼり取るような事はせず、いわゆるヘビーユーザーからお金を取る仕組みの方をちゃんと考えて欲しいものだと思うのですが。


自動集中ロックは便利だが……

車で避難をする中で、急に周辺が増水してきたことでそのまま車の中で身動きが取れなくなる状況というのは、実際に自分が遭遇したらかなりのパニックになるように思います。前回のエントリーで説明した事前に用意したグッズを使って命の危険から逃れるためのステップはだいたい以下の通りになるかと思いますが、この一連の動作をスムーズにできるかどうかというのが問題ではあります。

1 ドアロックをしている場合は解除する
2 シートベルトを外し必要があればライフジャケットやヘルメットを付ける
3 シートベルトが外れない場合、シートベルトを切る
4 自分の力でドアが開けられるならそのまま開けて脱出
5 ドアが開かない場合専用ハンマーで窓を叩き割る
6 飛び散ったガラスに注意しながら外に出て、安全な所に避難する。

これだけの手順を事前に考えてみましたが、実際に現場に立ち合ってみないとわからない事が多いので、いざという時にしっかりと脱出までできるのかどうかというのは正直わからないということはあります。こうして文字にして手段をおさらいしてみると、窓を叩き割るのはハンマーのある場所をわかっていれば手に取って叩くだけなので、勢いでもどうにかなりそうですが、シートベルトを切るためにはカッターが必要なので、できれば脱出用のハンマーにシートベルトを切るカッターが付いているものを選び、その使い方についても理解しておくことが大事です。

あと、もう一つの問題は、「車の自動ロック」です。私の車には付いていないのですが、昔からある車でもドアを閉めて一定の速度で走行することによって自動的にロックするような仕組みになっている車もあります。これは、あおり運転の被害に遭い、急停車させられて相手がこちらに歩いてきて強引にドアを開けようとした場合や、お子さんがドアをいじっていて走行中に中から開けてしまって転落する危険を防止するためには有効ですが、今回のような車が水没の危機にあるような場合には、そのままにしていると車の電気系統がいかれてしまうとロック解除ができなくなってしまい、ロックがかかっていなければ簡単にドアを開けて外に出られるところが、中からドアが開かないことでパニックになり、事前に考えていた手順をこなせないまま車から脱出できないというような事も起こり得ます。

私の車の場合は自動的にロックされないので、外から人や動物が車のドアを開けようと迫ってきた場合、手動により集中ロックを動かして外から開けられないようにロックをする必要はあります。逆に自動ロックがかかる車に乗っている場合には、車が冠水した道に入ったら、まずは手動でロックを解除するように心掛けておけば、車の周りに水が迫ってくる前だったらドアを開けて脱出することができます。

どちらにしても、最後に脱出するのか車の中に留まるのかの判断をするのは人間です。雨は雨でもひどい雷雨の場合は、車の中にいた方が雷の直撃を受けることはないので、車の中に留まった方が安全だと言えます。雷が鳴り続けている中で避難しなければならないような場合は、いつでも車外に逃げられる状況を作りながら車内で雷を待つしかないでしょうが、それも車が流されてしまうような事になったら変わってきますので、あくまで冷静に行動することが大切でしょう。


車中死を防ぐために「ライフジャケット」常備を考えてみては

過去のブログで車を運転する際の腰の負担の軽減に利用できるだけでなく、いざという時にはライフジャケットとして使えるモンベルの災害用品「浮くっしょん」について紹介したことがありました。詳しい内容については、リンクを貼っていますので、改めてご覧いただければと思います。

https://syachu.net/monbel-ukussyon

これからの車でのお出掛けのことを考える中で、先日の台風21号の影響を受けた千葉県での大雨による人的な被害のニュースというのは大変衝撃を受けることになりました。その際のお亡くなりになった人の多くは家にいて土砂崩れで犠牲になった人よりも、車で移動中に水にのまれてお亡くなりになった、いわゆる「車中死」方の方が多かったのです。

今回の雨では川が決壊するなどして一気に道路に水が溢れ、車内に水が侵入する中で外からの水圧でドアを開けることも難しい中、そのまま水にのまれてしまったことが想像され、とても痛ましい事だと思います。お亡くなりになった方にはご冥福を祈らずにはいられないのですが、ではどうするのか? ということを考えることも必要だと思います。

基本的には大雨で冠水する中では車での避難は極力控え、できるだけ高い所に逃げることが大切だろうと思うのですが、自宅周辺で地理を知っている場合ならそうするにしても、車で旅行中に知らない場所で大雨に巻き込まれてしまったとしたら、気付いたら周辺が冠水していたというケースも想定しておくべきだろうと思いました。

一応、今までもつい低い場所で車が立ち往生し、大人の力でも中から車のドアが開けられないような場合に備え、中から車のドアを叩いて割れる「脱出用ハンマー」を運転席と助手席の両方に常備し、その中で座席のところに通常はクッションとして使いながらもいざという時にライフジャケットとして使える「浮くっしょん」を付けているのですが、もしこの状態で今回のような急な雨にやられて脱出不可能になった場合、まずはカバーから浮くっしょんを出して正しい方法で体に装着した後、必要なら車の窓を割ってでも車から脱出し、車の屋根に乗ったり他に高い所があればそこまで移動しつつ逃げる方法を考えるようにできると思います。

この際、ライフジャケットを装着することによって水にのまれても体自体が沈むことを防ぐことはできると思います。大きな災害では瓦礫などにぶつかってしまう危険はありますが、そこまで考えるなら、頭を守る「ヘルメット」の用意も必要になってきます。今後はそうした脱出の際に役に立つグッズを車内に常備しておくことの重要性を感じ、すぐに車に用意することがいざという時に自分と家族の命を守ることにもつながるでしょう。

物自体はホームセンターで揃えられると思いますが、ライフジャケットは釣具屋さんに行けば子供用のものも用意されていますので、安いものをまとめて購入したいなら釣具屋さんで相談して家族の人数分購入し、車の中でもすぐに取り出せるところに置いておきましょう。この用意があれば、車旅の途中で川遊びをしようということになった場合でも、家族全員がライフジャケットを着た状態になるので、もし何かの拍子で川に流されてしまったとしても助かる可能性は上がってくるのではないかと思います。こうした用意をする人が増えることで、今回起きたような悲劇が少なくなることを願いたいですね。


MVNOの通話料も大手キャリア並みになるのか

ちょっと前のニュースになりますが、政府が携帯電話事業者についてデータ通信料だけでなく通話料についても大手のプランを格安SIMでも利用できるよう「時間制限のない定額プランを導入できるよう基準を策定するための検討を始める」という話が官房長官から出たというニュースに期待しています。

格安SIM業者でも電話番号の前に特定の番号を付ければ5分ないし10分の定額通話ができるのですが、私が今ガラケーで契約しているドコモなどの大手キャリアの場合、そうした事をしなくても0570から始まるナビダイヤルなどの番号以外なら24時間通話無制限で利用できます。

友人同士ならSkypeでもLINE通話でもやればいいのですが、普通に電話をしたいケースは色々あります。そこまで長電話をすることはないとは言え、緊急時にその内容をじっくり説明して助けを求めたり、旅先で宿泊先や道路情報などを直に聞きたいような場合、こちらから掛けた通話が定額で済むというのは生活している中での安心感に繋がります。さらに、企業や役所への問い合わせをしてたらい回しにされても、通話料を気にする必要がないというのは実に心強いということで、何かイレギュラーな事が自分の身の回りで起こった時のために、電話を通話無制限プランにしておくことは単なる毎月の無駄ではないと私は思っています。

もし格安SIM業者でも「通話無制限」の利用がスマホでできたとしたら、それに付けるデータプランは最安で+1000円くらいで済むようなイメージでしょう。しかも、業者によっては高速と低速をアプリで切り替えることができ、毎月のデータ量は3GBくらいまで利用できるということになるでしょうから、いざという時だけ高速にして利用するようにすれば、それこそ2台持ちにしなくても現在の大手キャリアと比べて圧倒的に安くできます。

希望的には通話無制限と最低限のデータプランとの合計が3千円台で実現できるなら、今使っているガラケーをおサイフケータイの付いたスマホに機種変更するということも視野に入ってきます。そうなった場合、今の格安SIM業者が行なっているスマホの割引販売がどうなるかという問題も出てきますが、たとえスマホの割引販売が無くなったとしても、あくまで今あるプランの良し悪しでユーザーがどの業者にするかの判断できるような環境になった方がいいように思います。

こうした発言がきっかけとなっていつまでに変化が起きるかということになるでしょうが、一つ考えられるのは固定電話のIP化へのスケジュールがあるので、それと一緒に何とかならないかと思うのですが。携帯電話でない固定電話については、2024年からIP電話になるということで、ADSLサービスも終了するということになり、通話料もそれまでの距離別から全国一律料金になるということですが、その頃にスマホの通話料がどうなっているのかということですね。

私の家の場合ですが、2019年現在、インターネットにADSLを契約して利用している関係から固定電話を一回線引いてはいるものの、過去に電話帳に載っていた番号というのは常に営業だか詐欺だかわからない電話が入るもののナンバーディスプレイサービスに入っていないので、誰からの電話かわからないまま出ていやな気分になるような事は今でもあります。いっそのこと固定電話を止めてしまった方がそうしたストレスは無くなるのですが、その時には自宅から繋ぐネット回線を光回線にすべきなのか、モバイル回線を固定のように使うのか今だに結論は出せていません。

もはやすでに個別に携帯電話を持って活動することが当り前になった今、いつでも通話料を気にせずに個人同士が電話でつながる方向へ向いてくれるなら家庭用の固定電話はなくなってもいいと個人的には思いますし、逆に大規模な停電が起こった場合光回線を使った固定電話がつながらない中で携帯電話の方が基地局が動いているうちは連絡可能になるような事も起こってくるかも知れません。そういう意味で、早く通話料についても格安SIMと大手キャリアとの調整が進み、通話とデータ通信のバランスが良く安いプランがどこかの通信会社から出てくることを期待したいと思います。


CPU能力の低いモバイルパソコンの出発前の設定について

昨日は自宅でなく外出先からブログを書こうと思って出掛ける時には持って出ているASUAのTransBook T90chiを出して使おうとしたら、つい外での設定を忘れてドツボにはまってしまいました(^^;)。

出先のテーブルで、現在も台風の影響で公衆Wi-Fiの利用料が無料になっていたことから、ついパソコンを起動してすぐネットに繋いでしまったのですが、たまたまパソコンの更新の状態に入ってしまったらしく(持ち出す前にどうやら更新ファイルはダウンロードされていたらしい)、作業をしようとファイルを開こうとしても貧弱なCPUのため全くクリックしても反応しなくなり、そこで再起動をかけてしまったのが運のツキでした。

動作的にはその後にシステムが更新される流れになり(^^;)、写真のように全面青色の画面になって延々と「コンピューターの電源を切らないでください状態」が30分以上続いてしまったので、もはや作業をするどころではなくなってしまいました。幸い、このパソコンはスマホやタブレットを充電するのと同じモバイルバッテリーでの充電が可能だということと、そのまま全ての更新が終わるまでの時間があったので何とか途中で中断するという最悪な結果を迎えることなく外でシステムの更新が完了したのですが、結局外では何もできないまま帰ってきてしまいました。

何の設定もしないでネットに接続したモバイル環境で作業を続けるためにはシステム更新をバックグラウンドで行なっていても作業できるくらいのCPUパワーのあるパソコンを使えばいいのですが、さすがに手持ちで一番持ち運びしやすいTransBook T90chiの仕様でもあるので、今後旅行に行くような場合は、やっておかなければならない設定が必要だということで、今回はあくまで私の備忘録的な話になりますが、同様にモバイルパソコンを持って出掛けられる方がいたら参考にしていただければ幸いです(Windows10 Ver1903以降の機能ですので、これから説明することを実行する前にこのアップデートは済ませておきましょう)。

Windowsキーを押すと出てくるメニューで「設定」を選ぶと「Windowsの設定」の画面が出てきますが、その中から右下にある「更新とセキュリティ」を選ぶと「WindowsUpdate」の項目が出てきます。何もいじっていない場合、すぐ下に「更新を七日間停止」というところをクリックすると、7日間以内の旅行なら自動的に7日間は更新されなくなるというわけです。設定をすればこの日数は変えることができますので、必要に応じて変えてもいいですが、旅行から帰ったら更新停止を解除すればいいわけです。

特に自宅ではWi-Fiで常時接続で使っている場合、今回の私のケースのように、いざ使おうと思った状態で全く作業にならないということは起こり得るので、出先でのパソコンを使った作業をされる頻度が多い方は、この設定でまずは更新をストップさせてからパソコンを使うようにすればいいわけです。

特に旅行でパソコンを使って作業するような環境を考えると、隙間の時間を使ってさっとブログを更新したいとか、そこそこ切羽詰まっているようなことに私の場合はなっていることが多いです。そんな中で今回紹介したようなシステムの更新が起きてしまったら、もはや強制的に電源を切るしかなく、そこでのマシントラブルが心配になります。旅先でそんな事になるなら、多少はセキュリティの更新を後回しにしても、更新を停止する方が心の安定が保てるような感じがします。とりあえずは外出してそこでパソコンを使用することがわかっている場合には、更新を停止する設定にして出掛けるようにしたいと思います。


車内はとりあえず「温かい飲み物」モードに

暑かった季節もようやく終わりを告げたようで、このような天候の中でこそ思い切りスポーツをするのに適していて、今までの日本の「体育の日」が前回の東京オリンピックの開幕日である10月10日だったことを実感できます。このことを改めて考えてみると、1964年の東京オリンピックを招致した時でもさすがに当時の日本の夏でも世界最高レベルのスポーツ競技会を行なうのは無理だという頭があったんだろうと思いますね。ちなみに、1964年7月末から8月初めにかけての東京の最高気温は32度から33度という現在の基準からしても相当暑い日々が続いているので、もしその日程でオリンピックが行なわれていたら、それはそれで大変なことになっただろうと思います。

多少肌寒いような天気に落ち着いてきたことによって、夏の間に持ち歩いていたマイボトルの状況も変化してきました。夏の暑い時期にはとにかく火照った体を冷やすためにキンキンに冷やした麦茶を持ち出していましたが、今ではそこまで冷やさなくてもちょっと汗をかいたときに補給できるくらいの常温の水を持って出れば十分という感じになっています。逆に、寒くなれば常温の水でも冷たく感じてしまうので、沸かしたお湯を保温ボトルに入れて持っていき、お茶やコーヒーを出先でいただく方がいいぐらいになってきました。

ボトルとそれに入れるものというのは、個人の好みで違ってはくるでしょうが暑い時には毎日同じボトルに麦茶を入れて持っていったものですが、同じようにボトルを用意した方はおわかりかと思いますが、水でない麦茶やお茶でもかなりボトルに汚れがついてしまいます。改めて思ったのですが、ボトルによってはパッキンや飲み口の洗えない部分の汚れが激しく、気にする方ならその部分だけでも1シーズンで交換した方がいいというところがあります。さらに言うと、パッキンやフタという部品が売り切れになっていたり新品の方が部品合計の金額より安く売っていたりすると、エコなマイボトルと言いながら一定期間で買い替える方が金銭的には良いということになってしまうので、何かもったいないなと感じてしまいます。

そういう意味からおすすめしたいのが、先日購入した「ナルゲンボトル」の利用で、このボトルはパッキンを使用していないながらも漏れなく締まり、きれいに洗った後には匂いが残りませんので、味の付いた飲み物を入れて直飲みするならこのボトルを利用すれば一シーズン毎の買い替えは必要ないでしょう。ただ、分厚いながらもプラスチックボトルには違いないので今の季節はいいですが、真夏には最初冷たくてもだんだんぬるくなっていきます。

ナルゲンボトルは飲み物を入れたまま凍らせることができるので水分の膨張に注意しながら(氷は水の1.1倍になるため少なめに入れること)フタを外した状態で冷凍庫で凍らせた麦茶なりお茶なりを持って行く方法があります。このやり方だとボトルを保冷剤代わりにできるので、小さめのソフトクーラーに複数のボトルを入れて持っていくというのもいいでしょう。しかし凍らせたボトル単体だと持ち出してすぐ飲めないので、そういう場合には凍らせずに冷蔵室で液体のまま冷やしたものを少し大き目のボトルカバー(一応保冷機能があるものが望ましい)に保冷剤を入れたのと一緒に持って行ったりするというパターンも有りでしょう。

気軽に飲みたい人にはちょっとめんどくさいような、それなりの工夫が必要にはなりますが、どちらにしても真夏であれば水の消費量も多いと思います。そんな状況下ではボトルの中味がぬるくなる前に飲み切れるかと思いますので、何とか夏の季節でも冷たい飲み物を飲むことができるでしょう。そもそも「ナルゲンボトル」の存在をご存知ない方は、先日紹介したナルゲンボトルの詳細について過去に書いたものがあるので、そちらの方も合わせてごらん下さい。

ナルゲン(nalgene)Kitchen広口0.5Lボトル

逆に冬はナルゲンボトルに入れると時間が経てば経つほど常温での保管になりますので(そうした特性を利用してタオルを巻いたりフリースの袋に入れて湯たんぽとしても使えるのですが)、熱いお湯を使って飲み物をという場合には普通のカップ付きのステンレスボトルに飲み物を入れて持参する形でいいと思います。ただ、直接お茶やコーヒーをボトルに入れて飲んでいるとパッキンに匂いが移って気になる人は気になると思います。私の場合にはボトルには熱湯のみを入れて、別にカップと粉末でお湯に溶かして飲むタイプのものを併用するように心掛けています。大容量のステンレスボトルにお湯を入れていくと、早朝に入れていってもお昼にカップ麺やスープをいただくことも可能になりますので、事前に準備ができればお湯を入れて持っていくことになるでしょう。

ただ、そうは言ってもそこまでの用意せずに出発してしまうこともあります。私の車の中も季節の変化を受けて、飲み物のための装備を更新しました。以前に購入していたステンレスの2重になったカップをドリンクホルダーに2つ入れました。こちらについてもその存在をご存じない方は、過去に紹介したブログのエントリーがあります。この商品はこれを書いている2019年10月現在には品切れになってしまっているようですが、同じような製品は今後も出てくると思いますので、参考ということにはなりますが、以下の内容についてもリンクを貼っておきます。

パール金属「真空コンビニカップ」は旅行にも災害対策にも有利

これ自身に飲み物を注いで飲んでもいいのですが、車の中なので飲んだ後でつい車の中で放置してしまって汚れたままになってしまうということにも気を付けなければなりません。写真のカップの中にはカップに熱い飲み物を入れた場合に多少持ち易くなるように考えられた紙製のカバーを入れていて、紙のカップを入れただけの時よりも多少温かさが長持ちしないかと考えてのことです。

上のリンクをご覧いただくと良くわかると思いますが、よくコンビニで提供されているレギュラータイプの紙コップにピッタリ合うようなサイズになっていまして、コンビニで熱いコーヒーを買い、揺れてもこぼれないようにフタをして車内に持ち込みこのカップに入れると、熱が外に伝わらずに飲物自体が冷めにくくなるという特徴があります。コンビニコーヒーはカップ自体が熱くなってしまうということで、手を温めながら飲もうとすればその分早く冷めてしまうというところがありますが、車内で飲むならそこまで体が冷えることもないと思いますので、このカップ兼ホルダーに入れたままこれからの季節は車内で楽しもうと思ってます。


「桔梗信玄餅」の桔梗屋でまさかの「つめ放題」ができた理由

リニア見学センターでの体験終了後、時間は15時を過ぎていましたが、そこから中央自動車道に乗って行けば、甲府市の手前にある「桔梗信玄餅」で有名な桔梗屋さんの工場に30分くらいで着くことがわかりました。営業時間はネットで調べたら16時半までということだったので、すぐに車に乗り込み、中央道から桔梗屋工場を目指すことにしました。

過去にもこのブログで紹介させていただいたことがありましたが、テレビなどで紹介される際に必ず出てくるのが、ほとんど賞味期限のない「桔梗信玄餅」をビニール袋に詰め放題で220円(消費税込)という破格の企画です。以前訪れた際にはゴールデンウィークだったためか、早朝6時から整理券が配られ、当日の予定分が無くなれば一部のバスツアーなど団体客以外はできない(つまり、飛び込みでつめ放題を行なうことは不可能に近い?)という頭がありましたが、それはそれとして工場隣接のアウトレットショップで買い物ができればという軽い気持ちで何とか16時前に工場に到着しました。

お店に入る前に「工場見学入口」という扉を見たら、見学のための入場は16時までいいということだったので、とにかく中に入って桔梗信玄餅や信玄棒というお菓子を作っているところを見学しました。中央道がスムーズに進んだために何とか間に合って本当に良かったです。

一通り回って時間はもはや16時を過ぎていて、営業終了の16時半が迫っていましたが、構内の駐車場には大型バスが2台ほど停まっており、つめ放題のお客さんもかなりいました。その時は恐らくバスツアー参加者限定の詰め放題が行なわれていると思ったのですが、よく見るとお店の方が「今日はまだ詰め放題できますよ」と言ってお客さんを呼び込んでいる声が聞こえて我が耳を疑いました。すると、入口のところにこんな掲示がされていたのです。

作り過ぎたため在庫があるうちは整理券がなくても詰め放題を実施する日もあるのだということを今回初めて知りました。もしかしたら作ったものの台風の被害によって営業できない卸先が出てきたのかなとも思いますが、写真のような掲示物が用意されているところからみると、工場の稼働状況によっては詰め放題に突然行っても可能という日もあるようだということがわかり、そのまま素通りして帰らなくて良かったとしみじみ思いました(^^)。

今回私自身は詰め放題には参加せず、同行者が私の分まで詰めてくれましたが(一人平均10個くらいということで、私もやってしまうと当日まで限定の賞味期限という桔梗信玄餅を食べ切れなくなるため(^^;))、時間がかかった割には平均と同じくらいまでしか詰めることができなかったようです。もうすぐ閉店というような時間でしたが、写真のように最後まで大勢のお客さんがつめ放題に挑戦していました。

ちなみに、利用する場合にはお金は後払いで、詰め終わり結んだ後にレジで袋が破れていないか判定され、破れていた場合はもう一度やり直しになるそうです。どちらにしても220円で小学生でも詰め込めるという10個入れることができれば、それでも一個22円で食べられることになり大変お得です(ちなみに、箱入10個入りの価格は1,711円です)。今回の私が遭遇したように、たまたま行ったその日が工場で桔梗信玄餅を作り過ぎた日かも知れませんので、近くを観光で通った方も、念のため立ち寄ってみるということもいいかと思います。ちなみに私の翌朝の朝食は桔梗信玄餅となってしまいましたが(^^;)、車中泊の旅の中ではあればあったでけっこう食べてしまい、一食分の食費が浮くということもあるので、やはり詰め放題はできるならやっても面白いのではないかと思います。


山梨県都留市の「リニア見学センター」は走行実験の確認が大切

前々回紹介した中部横断自動車道を一部利用して出掛けたのが、今何かと話題のリニアモーターカーの実用化についての研究をし、その原理や将来への展望を見せる山梨県都留市にある「リニア見学センター」でした。

静岡を出発するのが午前10時過ぎとそれほど早くなかったのですが、行きは中部横断自動車道ではなく新東名の新富士インターから朝霧高原を抜け、中央自動車道の河口湖インターから都留インターまでと高速を降りて入ってという行程でも2時間くらいで見学センターに着きました。

館内はリニア実験線に面しており、一階から三階まであるどのフロアからでも実験中のリニアモーターカーの走行の様子を見ることができます。通過する際は事前に館内放送でその旨の報告があるので、見のがすことはありません。ただ、二階のテラスに出た方が晴れた日はガラスの反射もなく撮影するにはいいでしょう。雨の日などは逆に三階まで上がって上から見降ろすような形で見るのがいいかと思います。

いつ実験運転をするかというのは公式のホームページ上において前の週くらいまでには発表があるので、できれば実験運転のある日に出掛けた方がより楽しめます。館内にもまるでリニアモーターカーに乗車しているように揺れや音を体感できるシアターがありますが、新幹線と同じようにリニアモーターカーが通過する際の振動はやはり実際に体感した方がその早さというものを直に感じることができます。

館内にはその他に超電導の仕組みを解説員の方が説明し、冷やした磁石を実際にレールに見立てたコースで動かすデモンストレーションがあったり、実際のリニアモーターカーを展示し、その中に入ることのできるコーナー、さらにとてもゆっくりしたスピードながらちゃんと浮上して走るミニリニア乗車体験コーナーなど小さなお子さんも楽しめる設備がそろっています。

でもやはり、どんな展示を見ていても館内放送でリニアモーターカーが通過するということが発表されると、すぐに人々は実験線の見える位置まで移動して直に見ようとしたり、カメラを構えたりと動くリニアの動向に注目することになります。

撮影のコツは、やはりスマホやデジカメの「連写機能」を使うことでしょう。当然シャッタースピードを決めることができるデジカメの方が良い写真を撮ることができるでしょうが、私の持っているスマホでも大きな振動を感じた瞬間に(この時点でまだリニアは来ていない)連写ボタンを押しで待っていれば、何とか通過する先頭車両をとらえることができます。

実験は一回だけではなくかなり頻繁に行なわれるので、今回は連写、次は動画で、さらに階数を変えてシャッターチャンスを狙うということも可能です。現在のリニアモーターカーは私の住んでいる静岡県とJR東海との話し合いがこじれていて予定通りの開通ができるかは微妙な状況ですが、そうした争いとは別にリニアモーターカーの技術を見て楽しむこともあっていいと思います。

ただ、ここで一つ改めて書いておきますが、実験を見ることは運転日にはできるものの、実際にリニアモーターカーに乗車する体験については、別にJRの方が出す日程に合わせて申し込み、かなり高い倍率での抽選に当選する必要があります。ふっと出掛けてすぐに乗るということはできませんので(^^;)、あれに乗りたいとお子さんに泣かれる前に、しっかりとそういう場所であるという説明をしておくことが必要になるでしょう。

今回実際に出掛けてみて、そこまでリニアモーターカーについての興味はなかったのですが、もしまた体験乗車の応募があったらダメ元で応募したくなりました。何せ普段の生活の中では体験することができない地上での(厳密に言うと地上ではないかも知れませんが)500km/hを体感できることはなかなかないことですし、機会があれば次回は体験乗車会で訪れてみたいですね(^^)。


テントでなく仕切りの付いた「仮眠場所」を日常的に作る試みについて

ネットニュースで神戸大学の保田ゼミの方々が開発した組み立て式の仮眠利用を想定した簡易個室「きゃみん」が、大学や企業など様々な場所に設置して、どのくらい利用されるかという実験が行なわれ、それなりのニーズがあるという話を読みました。同じ個室ということで言えば、JR東日本が駅構内に時間貸しで利用できるミニオフィス「ステーションブース」がすでに運用をスタートさせていますが、ここは普通にデスクと椅子が設置された仕事部屋で、ファミレスやカフェにWi-Fiとコンセントが設置されているのとは違い、他の人の動きを気にすることなくちょっとした隙間の時間を作って利用できるようになっています。

ただこちらの「きゃみん」の方は、単に仮眠施設としての利用でなく、勉強や作業のために使ったりもできるようになっているそうです。試験的に神姫バス明石営業所の仮眠室に設置された「きゃみん」は木製で、カプセルホテルのユニットと比べれば設置費用も抑えられていて、単なる段ボールベッドと仕切りのあるようなものではないので、バスの運転手が仮眠に便利に使えるのだそうで、やはり個室の効果というものはあるように感じます。

今後、どのような形でこうした「個室」を売りにしたビジネスが発展していくのかはわかりませんが、最近のニュースではどの建物にもある個室である「トイレ」を長い時間選挙して食事をするという「便所飯」の問題を解決するためにも、仮眠も取れれば食事もでき、パソコンを使った作業もできるような個室スペースをまとめて設置することは大変重要になってくるのではないかと思います。

そして、これはあくまで私の個人的な考えではありますが、そうした「個室的なスペース」を作るということについては、日常的なニーズがあるなら、いざという時にはそうした設備を災害時にも活用できるようにすべきです。つまり、ここで言う「きゃみん」の一つの形態の中でも移動が大変なものではなく、「組立て・ばらしが簡単」「パーティションで分けるのではなく上からも見られない完全個室である」「同じ面積でも多くの個数を設置可能」「大量生産により一個あたりの価格を下げる」ことができるなら、今現在でも多くの人が大変な思いをしている避難所での生活について、すぐさま設置及び避難してきた人への対応が可能になります。

現在売られているものの中では、部屋に明かりが付いていても気にならず、外からの冷気を防ぐこともできると考えると、室内に設置する室内用テントが最適ではあるのですが、個室を作るという観点からもう少し使い勝手のよいものが作れるのではないかと思ったりもします。

さらに車中泊目的というところも追加することができるのならば、普通車や軽自動車のワンボックスカーの後部座席をたたんだ時の荷台部分くらいのスペースにでも設置できる個室スペースができるなら、もはやキャンピングカーを購入しなくても車の中でしっかりとした就寝スペースを作ることができるようになります。車中泊用に安い車を流用することもできますし、普段は車中泊の難しい車に乗っていたり、そもそも車を使わないような方であってもレンタカーで軽ワンボックスカーを借りれば、それで車の中が簡単に宿泊施設になります。レンタカー会社も「車中泊セット」としてセットで貸し出すこともでき、ビジネスチャンスが広がるのではないでしょうか。

今回の内容を書くために、室内用のテントや段ボールベッド、防災用のパーティションの商品を色々と調べてみましたが、段ボールベッドでも一個当たりの価格は1万円以上するケースも有り、なかなか個人が気軽に購入することは難しいと感じざるを得ませんでした。また、室内用のテントは床がないものが普通で(マットレスやベッドの上に設置するものとして考えられているようです)、就寝専用としては有りかも知れませんが、元々冬の寒さ対策に作られたものらしいので、夏に使うと相当テントの中は暑いようなので、購入するなら注意が必要でしょう。できれば夏用の替えメッシュが用意されたセットなら、車中泊用としてオールシーズンで利用できるのですが。

とにかく、今回の台風の影響で避難をしてくる人に対する環境が未だ昔のままの、公民館や体育館に毛布が配られるだけというような感じであることはすぐにでも是正されるべきだと思います。まずは日常的にニーズがあると思われる個室に対し、多くの人々の理解が進む中で、災害時には容易に流用が可能な仮眠スペースの設置が広がることを期待します。


中部横断自動車道の富沢IC~南部IC間が11月17日に開通

先週末に静岡から山梨県を回る日帰りドライブを決行しました。幸いにして先の台風で大きな被害を受けているところは、今回回ったところにはありませんでしたが、出掛けた日には天候にも恵まれ、少なくとも車を降りて移動している時には雨に降られることはありませんでした。

山梨県に向かう道路というと、中央自動車動が台風19号の影響から小仏トンネルの付近でのり面が崩れた影響で長らく通行止が続き、しばらくは東京から山梨への車での行き方に不便がありましたが、それも開通したことで今後は秋の観光シーズンに向かって観光も盛り上がっていくのではないかと思っています。ただ今回のような通行止が起きると迂回路の整備が急務だと思うのですが、その一つが今回紹介する「中部横断自動車道」の整備なのだろうと思います。

現在の中部横断自動車道は、東名・新東名の清水ジャンクションから直結するようになり今回も便利に利用できました。ルート的には国道52号線と並走するようなルートで、身延から下部温泉を通って甲府に至るルートの中でまだ開通していないルートがあるのでその部分は下道を走るということになります。

今回新たに11月17日の15時から富沢ICから南部ICまで開通することになり、南部IC~身延山IC~下部温泉早川IC間の約13.2kmを除く部分がつながるようになります。よく国道52号線を走る方にとっては「道の駅とみざわ」から「道の駅なんぶ」の間が新たに開通すると書いた方がよくわかるかも知れません。

今回の開通区間は国の直轄区間ということもあり、今回新規開通する部分の通行は当面無料になるという報道がありました。すでに開通している中でも下部温泉早川IC~六郷ICまでの区間も無料で通行できるため、下道専門でドライブしている方も新たな道を利用することができます。どちらにしても現在の中部横断自動車道には途中に休憩できる施設はないため、今回の開通があった後には「道の駅なんぶ」で食事や買い物、トイレ休憩を済ますことになると思います。

さて、残りの区間ですが、予定では2020年中の全線開通ということが言われています。しかし今回日本にやってきた台風のような大きな災害が再びやってきて、その計画が変更されることもあるかも知れませんが、近い将来には高速道路を降りないで山梨から長野まで静岡から行けるということになると、それなりのメリットも出てきます。

今回の台風で大きな被害を受けた長野県の千曲川流域は多くの観光客が訪れる場所ですし、現地のいちはやい復興を願うとともに、ある程度観光客を受け入れる体制が整ったら、中部横断自動車道を使って出掛けることで、現地の賑わいにもつながってくるでしょう。今回のように大きな被害を出す台風が日本各地に影響を与える中、多くの現地へ向かうルートが確保されることというものも大事になってくることでしょうし、もし中央自動車道が使えなくなった場合でも、いったん富士や清水まで出てから北上するルートの一つで、しかも高速道路だけで結ばれるという中部横断自動車道が、早期に全線開通することを願っています。